議事ロックス -地方議会議事録検索-


徳島県 阿南市

平成18年 3月定例会 03月01日−01号




平成18年 3月定例会 − 03月01日−01号







平成18年 3月定例会



 ┌───────────────────────────────────┐

 │            平 成 18 年               │

 │        阿南市議会3月定例会会議録(第2号)         │

 └───────────────────────────────────┘

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 阿南市告示第8号



  平成18年3月阿南市議会定例会を次のとおり招集する。



   平成18年2月22日



                         阿南市長 岩 浅 嘉 仁



 1.招集の日  平成18年3月1日



 1.招集の場所 阿南市議場



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



      平成18年3月1日(水曜日)午前10時 1分 開会



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



議事日程(第1号)

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3

 第1号議案 阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会の廃止について

 第2号議案 字の名称の変更について

 第3号議案 阿南市羽ノ浦農業集落排水処理施設条例の制定について

 第4号議案 阿南市春日野地域下水道条例の制定について

 第5号議案 阿南市パストラルゆたか野団地生活排水処理施設条例の制定について

 第6号議案 阿南市児童館条例の制定について

 第7号議案 阿南市羽ノ浦地域交流センター条例の制定について

 第8号議案 阿南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について

 第9号議案 阿南市火災予防条例の制定について

 第10号議案 阿南市消防手数料条例の制定について

 第11号議案 阿南市認可地縁団体印鑑条例の制定について

 第12号議案 阿南市水道事業那賀川地区の水道施設有効対策基金条例の制定について

 第13号議案 阿南市公共用施設維持基金条例の制定について

 第14号議案 阿南市消防施設等整備充実基金条例の制定について

 第15号議案 阿南市土地造成事業の設置等に関する条例の廃止について

 第16号議案 阿南市法定外公共物管理条例の一部改正について

 第17号議案 阿南市水道事業条例の一部改正について

 第18号議案 阿南市伊島地区コミュニティ・プラントの設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第19号議案 阿南市国民健康保険税条例の一部改正について

 第20号議案 阿南市介護保険条例の一部改正について

 第21号議案 阿南市立学校設置条例の一部改正について

 第22号議案 阿南市市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第23号議案 阿南市情報公開条例等の一部改正について

 第24号議案 阿南市特別会計条例の一部改正について

 第25号議案 阿南市土地開発基金の設置及び管理に関する条例の一部改正について

 第26号議案 阿南市公金預金の保護に関する条例の一部改正について

 第27号議案 阿南市コミュニティセンター条例の一部改正について

 第28号議案 阿南市表彰条例の一部改正について

 第29号議案 阿南市職員定数条例の一部改正について

 第30号議案 阿南市職員の定年等に関する条例の一部改正について

 第31号議案 阿南市の委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

 第32号議案 阿南市職員の給与に関する条例の一部改正について

 第33号議案 阿南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について

 第34号議案 平成17年度阿南市一般会計補正予算(第6号)について

 第35号議案 平成17年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について

 第36号議案 平成17年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)について

 第37号議案 平成17年度阿南市老人保健特別会計補正予算(第2号)について

 第38号議案 平成17年度阿南市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について

 第39号議案 平成17年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について

 第40号議案 平成17年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計予算について

 第41号議案 平成17年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算について

 第42号議案 平成17年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算について

 第43号議案 平成17年度阿南市水道事業会計補正予算(第3号)について

 第44号議案 平成18年度阿南市一般会計予算について

 第45号議案 平成18年度阿南市国民健康保険事業特別会計予算について

 第46号議案 平成18年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計予算について

 第47号議案 平成18年度阿南市伊島診療所事業特別会計予算について

 第48号議案 平成18年度阿南市加茂谷財産区運営事業特別会計予算について

 第49号議案 平成18年度阿南市伊島財産区運営事業特別会計予算について

 第50号議案 平成18年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について

 第51号議案 平成18年度阿南市老人保健特別会計予算について

 第52号議案 平成18年度阿南市公共下水道事業特別会計予算について

 第53号議案 平成18年度阿南市介護保険事業特別会計予算について

 第54号議案 平成18年度阿南市伊島地区生活排水処理事業特別会計予算について

 第55号議案 平成18年度阿南市学校給食事業特別会計予算について

 第56号議案 平成18年度阿南市奨学資金貸付事業特別会計予算について

 第57号議案 平成18年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計予算について

 第58号議案 平成18年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算について

 第59号議案 平成18年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算について

 第60号議案 平成18年度阿南市水道事業会計予算について

 第61号議案 阿南市土地開発公社定款の一部変更について

 第62号議案 補償金返還等請求に係る訴えの提起について

 第63号議案 あ石トノ町汚水管渠築造工事の請負契約の締結について

  …………………………………………

 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告について

 報告第2号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について

 報告第3号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について

 報告第4号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について

 報告第5号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について

 報告第6号 阿南市土地開発公社の経営状況の報告について

   ─────────────

 本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 第1号議案から第63号議案

     報告第1号から報告第6号

   +++++++++++++

出席議員(25名)

  1番  井  坂  重  廣 議員

  2番  阪  井  保  晴 議員

  3番  藤  本     圭 議員

  4番  清  原  裕  登 議員

  5番  神  原  照  夫 議員

  6番  表  原  憲  明 議員

  7番  小 久 見  菊  男 議員

  8番  住  友  利  広 議員

 10番  奥  田     勇 議員

 11番  日  下  公  明 議員

 12番  横  田  守  弘 議員

 13番  林     孝  一 議員

 14番  山  崎  雅  史 議員

 15番  久  米  良  久 議員

 16番  島  尾  重  機 議員

 17番  嶋  尾  秀  昭 議員

 18番  鶴  羽  良  輔 議員

 19番  保  岡  正  広 議員

 20番  仁  木  一  郎 議員

 21番  秋  本  喜 久 雄 議員

 22番  折  野     博 議員

 23番  野  村     栄 議員

 24番  荒  谷  み ど り 議員

 25番  小  島  正  行 議員

 26番  山  下  久  義 議員

   +++++++++++++

欠席議員(1名)

  9番  佐 々 木  志 滿 子 議員

   ─────────────

説明のため出席した者の職氏名

 市長       岩 浅 嘉 仁

 助役       亀 尾 貞 男

 助役       島 田 泰 子

 収入役      谷 口   勇

 教育委員長    岡 部 禎 宏

 教育長      田 上 勝 義

 代表監査委員   岩 浅 英二郎

 企画総務部長   甘 利 英 夫

 市民環境部長   喜 田   潤

 保健福祉部長   田 上 敏 幸

 産業部長     大 上 善 巳

 建設部長     岡 田   肇

 水道部長     上 田 武 義

 理事       森 長   稔

 理事       陶 久 泰 臣

 理事       玉 木   昇

 理事       重 村 英 幸

 理事       前 川 二 郎

 教育次長     黒 川 勝 典

 理事       米 沢 敏 信

 秘書広報課長   眞 本 靜 生

 財政課長     惠 来 和 男

   ─────────────

議会事務局出席職員氏名

 事務局長     米 田 佑 壽

 事務局参事    原 田 包 義

 次長補佐     佐々木 宏 伸

 議事係長     坂 東 孝 代

 調査係長     青 木 芳 幸

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) おはようございます。

 本日は多数の御出席を賜りまして開会の運びとなりましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 まず、本日の議事日程を御報告申し上げます。

 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、第1号議案から第63号議案まで計63件に対する提案理由の説明。

 以上であります。

 なお、本日の会議に欠席の通知がありましたのは、9番佐々木議員。

 以上であります。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) ただいまから平成18年阿南市議会3月定例会を開会いたします。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) これより本日の会議を開きます。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) この際、諸般の報告をいたします。

 まず、議長会関係会議についての報告書をお手元に御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。

 次に、お手元に御配付のとおり、市長から、第1号議案から第63号議案までの計63件と地方自治法の規定による報告6件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

 それでは、これより本日の日程に入ります。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、1番井坂議員、2番阪井議員。

 以上であります。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 本件につきましては、去る2月22日に議会運営委員会を開いて協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。

 嶋尾議会運営委員長。

   〔嶋尾議員登壇〕



◆議会運営委員長(嶋尾秀昭議員) 議長の御指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る2月22日に会議を開き、今期定例会の会期日程について協議をいたしました。

 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、まず日程から申し上げますと、本日開会し、2日から6日までは議案調査のため休会とし、7日、8日に一般質問を行い、9日は一般質問及び議案質疑を予定いたしております。そして、10日から16日までを再び休会とし、この間に各常任委員会で付託案件の審議を行っていただき、3月17日に採決、閉会を予定いたしております。

 以上、17日間の会期を予定しておりますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。



○議長(山下久義議員) お諮りいたします。

 ただいま嶋尾秀昭委員長から御報告がありましたとおり、今期の定例会は本日から17日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山下久義議員) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) 日程第3 第1号議案から第63号議案まで計63件を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) おはようございます。

 本日、平成18年3月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては御多忙の中にもかかわりませず御参会をいただき、まことにありがとうございます。

 平素は、市政全般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 次に、平成18年度予算を初めとする提出議案の説明に先立ち、市政に取り組む所信の一端を申し述べ、議員各位を初め市民皆様の御理解と御支援を賜りたいと存じます。

 本年もはや3月を迎えましたが、昨年の夏は渇水災害により、那賀川水系における農・工業被害は約70億円に上る被害をこうむったわけでございますが、昨年12月からの寒波に伴う大雪は日本海側を初めとして断続的に降り続き、全国23カ所で最大積雪の記録を更新するとともに、雪害による死者数も戦後2番目に達し、気象庁も「平成18年豪雪」と命名するなど人々の生命や財産を脅かす自然災害が相次いでおります。ここ数年、毎年こうした異常気象の影響と思われる自然災害を受けている本市にとりましても、ことしこそこうした災害のないことを祈るばかりであります。

 さて、我が国の経済は物価は依然としてデフレ状況にありますが、世界経済が着実に回復する中、地域によってばらつきがあるものの緩やかな回復が続くと見込まれております。

 先日、政府が発表した2月の月例経済報告におきましても、失業率の低下などの雇用情勢の改善に加え、生産や輸出面を中心に堅調に推移していることから、これまでの「緩やかに回復している」から「回復している」との基調判断を上方修正するなど景気が本格的に回復しているとの判断が示されております。

 こうした中、地方におきましては大きな改革の憂いの中で激しく揺れ動いております。急速に進む少子・高齢化問題を初め、地球温暖化やアスベスト対策、さらには児童や高齢者に対する虐待問題など社会全体で取り組まなければならない大きな問題が顕在化しております。

 また、構造改革という流れの中で国と地方、行政と民間の関係や役割分担が大きく見直されるとともに三位一体の改革も最終年度を迎え、国も平成18年度予算を構造改革の総仕上げに向けた重要な予算と位置づけ、三位一体改革の確実な実施や地方歳出の徹底的な見直しを行うとしており、地方自治体の行財政環境は一層厳しさを増すものと思われます。

 このようなときこそ行政と市民の皆さんが一体となってともに知恵を出し合い、ともに汗をかいていく努力を続けていくならば、よい結果はおのずと生まれてくるものと確信いたしております。

 ことしは阿南市、那賀川町、羽ノ浦町が合併し新「阿南市」が誕生する記念すべき年であり、私にとりましても平成15年12月に市長という重責を与えられて以来2年3カ月が経過しようとしておりますが、任期の後半を迎える重要な節目の年でもございます。

 私は就任以来、市民が主役の行政の実現を目指して、市民の声を行政に反映すべく全力で取り組んでまいりました。

 今後におきましても、こうした私の政治姿勢を堅持し、これまで進めてまいりました諸施策の充実はもとより、厳しい社会情勢に的確に対応した新たな施策にも積極的に取り組み、市民福祉の向上と新「阿南市」のさらなる発展を目指してまいる決意でございますので、議員各位並びに市民の皆様方の御支援と御協力を賜りますよう心からお願い申し上げる次第でございます。

 次に、平成18年度を迎えるに当たりまして、市政を推進する基本的な考え方を申し上げたいと存じます。

 私は本市の21世紀初頭のまちづくりの指針であります「第4次阿南市総合計画後期基本計画」の理念に沿って、急速な少子・高齢化への対応、消防防災体制の充実、衛生環境行政の充実、地域情報化の推進を図ることや生活関連道路、住宅、公共下水道、農林漁業の振興、教育施設等の社会基盤の整備、特に防犯防災対策、子育て支援など生活環境に係るものを優先し、安全で安心な市民本位のまちづくりを推進することを念頭に、平成18年度の本市の当初予算につきましては、那賀川町、羽ノ浦町との合併による激変緩和に配慮しつつ、またその効果を生かすべく優先順位の選択と重点化・効率化を図ってまいったところであります。

 こうした観点に立ち、平成18年度の本市の重点施策といたしましては、1点目に、子育て支援対策として乳幼児医療費の助成、子供センター、保育所の整備、放課後児童対策の充実、病後時保育、育児支援家庭訪問、集いの広場など安心して子育てできる環境づくりの推進。

 2点目に、地域防災計画の作成、自主防災組織結成とその活動支援、災害時用備蓄医薬品の確保、防災用衛星携帯電話及び大型化学消防ポンプ自動車の購入、木造住宅耐震診断の支援及び耐震改修助成並びに桑野川引堤事業と連携した防災体制の充実。

 3点目に、校舎、プールの建設など教育施設の充実、人権ふれあい子供会活動、小学校からの英語教育推進、科学センターでの体験型理科学習授業及び防犯対策として小学生に防犯ベルを購入、学校安全対策として、中学校新入生にヘルメット購入補助など安全で良好な教育生涯学習環境の提供。

 4点目に、介護保険料の負担軽減、救急用自動体外式除細動器の設置、ひとり暮らし高齢者家族支援、介護支援、高齢者福祉・障害者福祉施策及び保険医療施策の充実。

 5点目に、道路、都市計画街路等の安全で便利な道路網・道路環境の整備、市営住宅ストック総合活用計画の見直し等住宅などの生活関連基盤及び農林漁業生産基盤の整備促進。

 6点目に、「光のまち阿南」をキーワードとしたまちづくりを展開し、魅力ある商店街の形成・活性化を推進するなど商工業、観光の振興。

 7点目に、公共下水道事業の推進、小型合併処理浄化槽の設置、「ポイ捨て等防止に関する条例」の遵守など環境施策の充実。

 8点目に、合併に伴う戸籍総合システムの統合、財務会計や人事給与に関するシステム導入、公民館ホームページの充実など地域情報化とIT行政の推進。

 9点目に、安心できる農業生産、工業生産を継続するための渇水対策、水資源の獲得・充実等河川機能の向上・強化に対する取り組み。

 10点目に、老朽化への対応や防災拠点機能の強化、「集いの場所」としての市役所づくり、総合的な市民サービスの向上に、向け市庁舎の建てかえを進めるための庁舎建設基金への積み増し等といたしたところであります。

 これらの施策を積極的に推進し、市民本位のまちづくりを基本姿勢として「より豊かで住みやすく、住んでよかったと思っていただける夢と希望にあふれる阿南市」の実現を目指して全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。

 しかしながら、本格的な地方分権時代を迎え、「究極の行政改革」といわれる合併の実現に向け取り組んでまいりましたが、国の財政状況の著しい悪化に伴い行財政の効率化を目指す観点から、国庫補助負担金の廃止・縮減による一般財源化、地方交付税総額の抑制、税源移譲を含む税源配分の見直しから成る三位一体の改革が進められており、地方財政を取り巻く環境は一層厳しい状況が見込まれることから、極めて慎重な財政運営を迫られることが予測されます。

 こうしたことから、平成18年度当初予算につきましては、平成17年度から法人市民税等が減少傾向にあり、また新「阿南市」では旧「阿南市」分の普通交付税が数年間見込めず、さらに高齢化の急速な進行に伴う扶助費などの増加、地方分権の推進による新たな事務事業の増加等が見込まれることから、自主財源の確保と効率的な事務処理や事業の執行により、限られた財源の重点的かつ効率的な配分によって財政の健全化を堅持し、効率・効果的な財政運営を推進することを基本として、一部の繰出金等を除き通年予算を編成いたしたところであります。

 次に、平成17年度の一般会計の収支見通しにつきましては、急速な少子・高齢化社会への対応、防災対策の充実、環境との調和、地域情報化の推進を図ることや生活関連道路、住宅、公共下水道、農林漁業の振興、教育施設等の社会基盤を整備するなど、特に社会環境に係るものを優先し、限られた財源の中で効率・効果的な配分を行い、諸施策の進捗に努めてまいりました。

 また、合併に伴い、那賀川町・羽ノ浦町並びに一部事務組合より承継する事務事業に係る経費につきましても調整を図り、補正予算を編成いたしたところであります。

 歳入面では、平成16年度をピークに橘湾石炭火力発電所の固定資産税や法人、市民税が減少傾向にあるものの普通交付税は不交付、歳出面では、各種事業費のうち物件費、扶助費、繰出金等がやや増額になっております。

 なお、投資的事業のうち用地関係業務並びに国、県等への関係機関との調整などから、約7億7,670万円の事業費について繰り越しせざるを得ない状態になっております。

 収支の見通しにつきましては、これら繰り越しに伴う留保財源や住宅新築資金等貸付事業の繰上充用が必要でありますが、市税等歳入の確保を図ることにより、普通会計におきましては収支の均衡は保持できるものと予測いたしております。

 続きまして、市財政の現状並びに当面する市政の課題につきまして、その概要を申し上げたいと存じます。

 まず、那賀川町及び羽ノ浦町との合併について御報告申し上げます。

 那賀川、羽ノ浦両町との合併につきましては、一昨年2月の合併研究会の設立以来約2年間、本市議会におきましても熱心に御議論いただいてまいりました。

 また、一昨日の2月27日には第12回合併協議会を開催し、すべての協議項目について御承認をいただくとともに、事務レベルで調整してまいりました事務事業につきましても御報告を終えたところであります。本市議会から御推薦いただいております合併協議会委員はもとよりすべての議会議員の方々に対しまして、衷心より感謝の意を表したいと存じます。

 合併まで残すところあとわずかとなってまいりましたが、阿南市民はもとより両町の皆様が心新たに合併の日を迎え、新「阿南市」がスムーズにスタートできますように万全を期してまいりたいと考えております。

 さて、合併に関連する今後のスケジュールにつきましては、3月20日の合併当日には午前8時から市役所玄関前におきまして、議員各位並びに市幹部職員出席のもと、新「阿南市役所」の開庁式をとり行うことといたしております。

 また、合併後阿南市の支所となります現那賀川町役場及び羽ノ浦町役場におきましては、那賀川支所が午前9時半から、羽ノ浦支所が午前10時半からそれぞれ庁舎玄関前におきまして開所式を行うことといたしております。

 さらに、翌21日には新「阿南市」を広く内外に披露し新しい門出を祝うため、総務大臣代理並びに飯泉徳島県知事、国会議員を初め関係機関、関係団体の方々約600名をお招きし、阿南市文化会館におきまして合併記念式典を開催することといたしております。

 本市は昭和33年の市制施行以来、先人のたゆまぬ努力や市民の皆様の深い御理解により着実な歩みを続けてまいりました。

 また、今回合併する那賀川、羽ノ浦両町とは古くから生活圏、経済圏で強い結びつきを持っております。とりわけ両町は、昨年実施した国勢調査では本県でも数少ない人口が増加した自治体であり、合併後は県都徳島市に次ぐ県下2番目の人口規模の都市となります。

 さらに、今回の両町との合併は平成の大合併において県内では市が関係する唯一の合併であることから、新「阿南市」はまさしく県南部の中核的存在として、また国、県が推進する「戦略的合併」の範となるべく各方面からも期待されているところであります。

 幸い来年度、平成18年度は両町との合併後の実質的な初年度でありますとともに、さきの12月定例会でも御報告申し上げました「第4次阿南市総合計画後期基本計画」のスタートの年でもあります。

 今後は両町を併合することにより、新市の速やかな一体化を促進するとともに、これまで両町がはぐくんできた歴史や伝統文化を貴重な財産として引き継ぎ、本市の将来像であります「活力あふれ 豊かな心で触れあう阿南」づくりを推進し、この合併に寄せられた市民の皆様の期待にこたえてまいりたいと考えておりますので、議員各位並びに市民の皆様方のさらなる御支援、御協力をお願い申し上げる次第であります。

 次に、行財政改革の推進につきましては、「阿南市行財政改革推進大綱」に基づき、市民サービスの向上と行政運営の効率化・スリム化を目指し、取り組みを進めてまいりました。

 このたび、「究極の行政改革」と言われる合併が実現し、新たな行政体制が整備されるに伴い、平成18年度におきまして行財政改革推進大綱の見直しを行うとともに、数値目標等を明記した集中改革プランを策定し、新「阿南市」として地方分権時代にふさわしい自立した自治体経営の確立に向け、さらに強力な取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 次に、新市の発足を目前に控え、合併協定に基づく事務事業の細部にわたる調整も大詰めの段階となっておりますが、平成18年は新「阿南市」誕生の年であり、行政運営の根幹となる措置機構の編成に当たりましては、市域の拡大や人口の増加及び一部事務組合の吸収に伴う関連事務部門の機構配置などその規模にふさわしいものとする必要があります。

 また一方、合併に伴う住民サービスの急激な変化や事務の混乱を招くことのないよう事務執行体制の整備に万全を期し、新市への円滑な移行を図ることは極めて重要な課題であると考えております。

 こうしたことを踏まえ、まず3月20日の合併時には現市民環境部に那賀川、羽ノ浦両支所を配置し、旧町においての管理部門、施策の総合調整機能を本庁事務とするとともに、新たに環境管理部、消防本部を市の機構に加え、移行期における住民サービスの質と機能の維持・確保に努めることといたしております。

 次に、新年度の組織体制につきましては、より効率的な事務執行体制の確立を基本としながら、市民部、特定事業部の設置など部課の再編と事務分掌の見直しを行い、教育委員会所管事務の市長部局の一部移管、道路・河川・下水道など特定事業の推進、企業振興部門の配置強化など、市としての当面する諸課題に的確に対応するため、担当部署の改編を行ってまいりたいと考えております。

 なお、合併の効果として期待されます行政運営の効率化につきましても、今後あらゆる角度からの検討を加え、不断に取り組んでまいらなければならない重要な課題であると考えております。

 次に、防災対策につきましては、阪神・淡路大震災から11年目となる去る1月17日、職員の防災に対する意識の高揚と大規模災害発生時の迅速な初動体制の確立を図るため、職員の非常招集訓練を実施したところであります。

 この訓練は、午前7時に本市が震度6弱の地震に見舞われるとともに徳島県に大津波警報が発令されたとの想定で実施したものであり、庁内に災害対策本部を設置するとともに保育士等を除く市内在住の全職員を対象として招集訓練を行ったものであります。

 富岡、中野島、宝田、見能林地区在住の職員は市役所3階委員会室へ、住民センター所在地の職員は支部となる各住民センターへ徒歩または二輪車で参集することとし、あわせて午前7時30分現在の参集職員をもって災害情報を収集するための情報収集班の編成、報告訓練を行ったところであります。

 参集状況といたしましては、予定人員361名のうち勤務中の職員を除き89%に当たる320名の職員が参集したところであり、所要時間は地震発生後最短で3分、最長で55分を要したケースもありました。

 平成14年度には幹部職員を対象とした招集訓練を行っておりますが、今回の訓練は市内在住の全職員を対象とした初めての訓練であり、今後も引き続き訓練を重ね、職員の意識啓発を図るとともに、今後の初動体制づくりに反映してまいりたいと考えております。

 また、災害時における被害を軽減するためには、防災関係機関による体制整備のみならず、地域住民が連携し、地域ぐるみの防災体制を確立することも重要であります。

 特に、大規模災害時には膨大な被災者の発生や、さらには消防を初めとする防災関係機関等も被害を受けることが予想され、また道路や水道などライフラインが寸断されるなど防災活動に支障を来すケースが増大することが予想されます。

 こうした状況の中では、住民が「自分たちのまちは自分たちで守る」という信念のもとに相互に助け合い、組織的に人命救助や初期消火、情報の収集伝達等の自主防災活動を行うことが必要不可欠であり、住民の方々のこうした活動が被害の軽減に大きな役割を果たします。

 自主防災組織の結成につきましては、これまでにも必要性について地元説明会や広報紙への掲載等あらゆる機会をとらえ、市民啓発を積極的に行ってきたところであります。

 現在市内32の地区におきまして、自主防災組織が結成され2,875世帯が加入されておりますが、市全体の世帯数から見れば組織率は14.7%とまだまだ低い状況にありますので、平成18年度におきましても引き続き防災意識向上のための情報提供や啓発等に取り組み、組織率の向上に努めてまいりたいと考えております。

 次に、本年度の介護保険等の一部改正により、平成18年度から20年度までを期間とする「第3期介護保険事業計画」と「高齢者保健福祉計画」の一体的な見直しが義務づけられたところであり、本年度におきましては介護保険事業計画等策定審議会を3回開催し、委員の方々に内容を御審議いただき、先月審議を終えたところであります。

 見直しに当たりましては、現状を把握した上で今後介護予防に重点を置くほか、高齢者が地域で生活が続けられるよう地域支援体制の推進及び高齢者が社会で活躍できる環境づくりを重点施策とし、この計画の基本理念を「高齢者がいきいきと輝き、住みなれた地域社会で暮らし続けられる、ともに支えあう温かい長寿社会」と定めました。

 そして、現況における課題や合併後の高齢者数の伸びを考慮し、3年目の目安となる事業量を見込んでおります。

 今後におきましては、基本理念を達成するために「必要なサービスの提供」、「いきいきとした自己実現を支援」、「住みなれた地域社会で生活していくための支援」の3つの目標を掲げ、地域社会を構成する個人、地域団体、企業、行政等がそれぞれの責任と役割を担い、協働して地域福祉活動に取り組んでいく温かい地域づくりの推進に努めるとともに、必要なサービスの提供が実施できるよう各種施策を推進してまいりたいと考えております。

 なお、本計画に基づく介護保険料につきましては、第2期に引き続き介護給付費の増大を抑制する施策を行うとともに、介護予防事業の実施、合併による住民間の負担調整を図る特別対策等によりまして、改定幅を最小限にとどめたところであります。

 次に、少子化対策としての子育て支援施策の推進につきましては、このたび政府が刊行いたしました少子化社会白書によりますと、我が国の人口は2006年をピークに2007年からは減少に転じると予測されており、少子化による社会的・経済的影響が懸念されていることから、「家庭の役割を大切にし、子供を産み育てることに喜びを感じることができる社会」を構築し、少子化の流れを変えるための施策を強力に推進することが認められております。

 本市におきましては、昨年3月に策定いたしました「阿南市次世代育成支援行動計画」に基づき、さまざまな子育て支援施策を推進し、少子化対策に取り組んでまいりましたが、今回の合併に伴いまして平成18年度中に那賀川町、羽ノ浦町の行動計画を踏まえた上で、新市としての行動計画の策定を行いたいと考えております。

 新「阿南市」におきましても、引き続き少子化対策を重要施策に位置づけ、子育て支援施策の充実や子育て費用の軽減に努める中で、「子育てに優しいまちづくり」に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、見能林児童クラブの活動拠点の整備を図る目的で、昨年8月より見能林小学校敷地内に建設を進めておりました見能林地区子育て支援施設につきましては、このたび完成の運びとなりましたので、来る3月5日に落成式を行い供用を開始いたしたいと考えております。

 次に、「光のまちづくり事業」につきましては、阿南光のまちづくり協議会を中心に関係機関が連携しながら全国各地で事業展開が行われ、特に東京ドームでは昨年11月12日から本年2月14日までの95日間、光マンダラドームを初めとするさまざまなオブジェが展示され、都心におきましても大きな反響を得たところであります。

 また、合併を記念し、3月21日には恒例の活竹祭が開催され、続いて26日までの6日間につきましては「夢と光のまち「ユナイテッド・あなん」誕生祭」の開催が予定されており、多くの市民や市外からの来場者が見込まれております。

 また、「光のまち阿南」にふさわしい観光・交流の情報発信の場としてのステーションプラザの設置や、中心市街地活性化に向けて商店街や牛岐城趾公園のイルミネーションの常設化についても実施しており、これまで以上に交流人口の増加を図ることにより、活性化に結びつけてまいりたいと考えております。

 次に、観光振興につきましては、国土交通省四国運輸局の御支援をいただき、阿南市観光協会が全国都市再生モデル調査を実施し、市外の一般の方々や旅行会社・旅行雑誌社を対象としたモニターツアーを実施いたしました。

 参加者のアンケートから観光客の視線で見た本市の観光についての課題が浮かび上がり、観光資源の活用策やアクセスの整備、情報発信について対応策を検討いたしたところであります。

 今後におきましては、この調査結果を生かし、新「阿南市」の観光資源の新たな活用方法の検討、旅行会社・旅行雑誌社を活用したタイムリーな情報発信や地道な人材育成を続けることによって、集客力アップを図ってまいりたいと考えております。

 次に、企業振興及び企業誘致につきましては、昨年の春から夏にかけて那賀川水系長安口ダムの上流において、降水量が少なく深刻な渇水が続き、工業関係、農業関係を含め約70億円に上る被害が発生いたしました。

 流域唯一の多目的ダムである長安口ダムの機能を治水・利水両面で活性化させるとともに、さらに機能向上を図ることが必要であることから、昨年6月24日に発足した那賀川渇水対策協議会では2度にわたり国土交通省、財務省、四国地方整備局、徳島県選出国会議員などに要望活動を実施したところであります。

 このような中、国におきましては、昨年10月に開かれた社会資本整備審議会河川分科会並びに本年1月20日の第1回河川分科会におきまして、那賀川の「河川整備計画基本方針」の策定が審議されたところであります。

 また、1月18日は従来の那賀川利水者会議に国土交通省や徳島県が加わった「那賀川渇水調整協議会」が設立されました。河川管理者と利水者が一堂に会し、渇水時の対策を早期に検討する場が設けられたことにより、生産ラインの停止などの最悪の事態を避けるとともに利水不安の解消と企業振興を図る上において大きな期待をいたしておるところであります。

 また、企業誘致につきましては、新「阿南市」が誕生し、県南部の中心都市としてこれまで以上に若者の雇用の場の確保と定住を促進させる必要から、既存企業の体力強化を推進するとともに、積極的な誘致戦略を講じてまいりたいと考えております。

 特に、誘致企業につきましては、多種多様な企業の誘致を考えており、本市には世界有数のLEDメーカーや工業高等専門学校が存在し、産業の集積の可能性を大きく秘めております。

 また、21世紀の光の源──光源と言われておりますLEDは、木工・機械金属のみならず、農業・水産業の分野など新たな利用の拡大も図られつつあることから、LED産業関連企業の誘致を積極的に進めてまいりたいと考えております。

 次に、伊島から橘湾一帯にかけての豊かな自然や固有の歴史と文化を再発見して調査保存し、地元市民の理解と協力を得ながら現代に生かし、遺産として次代に受け継いでいくという活動が、市民団体「KITT夢物語」によって進められております。名称のKITTは蒲生田、伊島、椿泊、椿の頭文字からとったもので、現在学識経験者、郷土史研究家、地元農漁業者など34名が参加し、昨年夏から10回に及ぶ準備会議や現地視察を重ねております。

 活動の具体的項目といたしましては、この地域の自然と遺跡保護、環境保全、「子供が喜び、若者が集い、老人の憩えるふるさと」の実現、農業・漁業などの産業振興、観光施策の模索などについて6つの専門部会で各施策をまとめ周辺の魅力を全国に発信するとともに、観光客の誘致や遺産として後世に受け継いでいく壮大な構想であります。

 現在、4月の組織設立に向け準備を進めており、賛同する会員を募集いたしておりますが、市といたしましてもできる限りの支援をいたしてまいりたいと考えております。

 次に、農業振興につきましては、「米政策改革大綱」に基づき、平成16年度から「阿南市水田農業ビジョン」の実践を目標として、水田農業の構造改革対策に取り組んでまいりました。

 施策の主軸となります産地づくり交付金につきましては、園芸ランド推進作物の産地拡大を目指した取り組みや、担い手基準を満たした認定農業者に対しての産地づくり交付金の加算措置により水田農業の振興に努めておりますが、いよいよ平成18年度が3カ年対策の最終年度となっており、先般2月9日に開催いたしました阿南市水田農業振興協議会におきましても、認定農業者や集落営農を推進する担い手対策に支援を強化することが決定されたところであります。

 また、昨年3月に閣議決定されました「新たな食料・農業・農村基本計画」におきまして、重要施策として平成19年産から品目横断的経営安定対策を導入することが明記されており、この対策は価格政策から所得政策への転換という平成11年7月に制定された「食料・農業・農村基本法」に示された政策の方向を具体化するものであり、これまで全農家を対象として品目ごとの価格に着目して講じてきた対策を、担い手に対象を絞り経営全体に着目した対策に転換するという、これまでの農政を根本から見直すものであります。

 この品目横断的経営安定対策の導入に伴い、この政策改革の生産調整支援策が見直されることになり、さらに産業政策と地域振興政策を区分して農業施策を体系化する観点から、品目横断的経営安定対策の導入と同時に、農地、水、環境の保全向上対策が新たに導入されることとなっております。

 これらの状況の中で、本市におきましては、引き続き京阪神地域の生鮮食料品供給基地としての役割を担うべく県の徳島ブランド育成事業等を活用し、園芸作物等におきましては適地適作を基本として、栽培面積の拡大や生産性の向上に努めながら産地供給体制の確立に努めてまいりたいと考えております。

 また、水田農業における担い手対策につきましては、県、JA、農業委員会と連携を密にし、担い手となる認定農業者や集落営農組織の育成に向けて支援をしてまいりたいと考えております。

 次に、那賀川地区国営総合農地防災事業につきましては、本年度上大野町では幹線導水路及び関連工事の各1件、中大野町では南岸幹線水路工事を1件、羽ノ浦町では北岸幹線水路工事を1件の合計4件の工事を施工していると伺っております。

 工事の進捗状況につきましては、平成17年度末までに幹線導水路が延長673メートル、幹線水路が南岸側で264メートル、北岸側で153メートルが布設される見込みであり、進捗率といたしましては2期地区も合わせた全体の事業費ベースで約18.3%と伺っております。

 また、平成17年4月に河川協議書が提出されたことから、平成18年度におきましても大規模な予算が閣議決定されたと伺っており、これからはますます広い範囲で工事の実施が予測されますことから、引き続き事業主体であります国を初め、県、関係機関との十分な連携を保ちながら、事業推進に向け地元とも協議を重ねてまいりたいと考えております。

 次に、蒲生田トンネルにつきましては、蒲生田地域の住民の生活道路のみならず、多くの市民の方々に親しまれる観光道路としてまた農業用道路として推進してまいりましたが、延長294メートル、幅員5メートル、側道1メートルのトンネルがこのたび完成いたしました。

 今後は、トンネル両側の取り合い道路の整備工事を18年度に事業実施を図り、地域の皆様の生活道路として一日も早い全線供用開始を目指し、農業生産基盤の農業用道路として、また住みよい地域づくりを図ってまいりたいと考えております。

 次に、県南部健康運動公園の施設整備につきましては、子供から大人まで県民すべてが「気軽に楽しくスポーツを楽しむことができる公園」を目指して徳島県において整備が進められており、昨年3月末に造成工事が完了した旨伺っております。

 その後、昨年末にメーンスタンドの建築工事が発注され、現在その準備が進められております。野球場の施設整備につきましては、市民要望はもちろんのこと、昨年4月に四国アイランドリーグの石毛代表が来庁され、県南部健康運動公園野球場での試合開催への要望とともに、ナイター試合用照明設備などの条件が整えば、「徳島インディゴソックス」のホームタウン候補にしたいとの考え方が示されたところであります。

 私といたしましては、高校野球や四国アイランドリーグなどの公式試合を通じて、野球技術の向上はもとより県南地域の活性化に寄与させるなどの強い思いから、これまで県に対して施設要望を重ねてきたところであります。

 このたび、県より野球場の照明施設について硬式の公式試合が可能となるようグレードアップすることに決定した旨の御報告をいただきましたので、今後におきましては計画どおり平成19年春の供用ができますよう引き続き要望してまいりたいと存じます。

 次に、福井町久保野地区における産業廃棄物最終処分場建設計画に係る裁判の状況につきましては、去る2月10日の市議会臨時会におきまして「行政処分取消請求控訴事件に係る上告及び上告受理の申立ての提起について」の議決をいただき、同日付で高松高等裁判所に「上告状兼上告受理申立書」を提出いたしました。

 このことに伴い、現在最高裁判所への「上告及び上告受理申立に伴う理由書」を提出するための準備を進めているところであります。

 今後におきましては、弁護団を初め市議会の皆様方とも十分協議をさせていただき、最善を尽くしてまいりたいと考えておりますので、引き続いての御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、義務教育施設の整備につきましては、教育内容の多様化、高度化などの教育環境の変化に対応した施策の整備を図るため、老朽化の状況等を勘案しながら整備を図っているところであります。

 平成18年度事業といたしましては、老朽化しております椿泊小学校の校舎改築を行うとともに、新野東小学校におきましてプール建設を予定しており、今後とも年次計画的に教育施設の充実に努めてまいりたいと存じます。

 次に、幼稚園・小学校の2学期制の実施につきましては、平成17年度より中学校8校におきまして先行実施してまいりました。平成18年度からは合併により新たに那賀川町及び羽ノ浦町の小・中学校も含め、すべての幼稚園・小学校・中学校43校園で実施いたします。

 2学期制が一斉にスタートすることにつきましては、市民の皆様には昨年度に引き続き「広報あなん」の3月号でお知らせするとともに、各園、学校では子供、保護者、地域の関係機関等に対しまして学校行事、PTA行事等あらゆる機会を活用してその内容や意義について説明するとともに、円滑に移行すべく準備・調整等にも努めてまいりました。

 今後におきましても、「子供たちの豊かな心と生きる力をはぐくむ教育」のさらなる推進を図ってまいりたいと考えております。

 次に、子供の通学途上における安全対策につきましては、これまで各学校におきまして集団での登下校、PTA、教職員による立哨指導等に取り組んでまいりました。

 今年度は、全児童への防犯ブザーの配布、各地域への地域安全推進員の腕章やウインドブレーカーの配布のほか公用車に子供を守るパトロールのステッカーを張るなど、学校・家庭・地域が連携して子供の通学途上の安全確保に取り組んでいるところであります。

 こうした中、このたび日本電工株式会社様より1市2町の合併記念として青色回転灯を装備した「青少年防犯パトロール車」を御寄贈いただくことになりました。この車は阿南市青少年健全育成センターに配備し、不審者から子供を守るパトロール活動に活用させていただき、安心と安全なまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、ごみ焼却場の新設につきましては、「第4次阿南市総合計画」に示されております循環型社会形成の推進及び環境保全の徹底に対応した多機能で最新機器を備えた新施設建設に向けて、18年度は建設地用地を確保するとともに基本計画等の作成に取りかかるなど、具体的な取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 また、現施設に係る地元協議会との協定にあります20年という設置期限内に新施設を完成することは困難な見通しとなっておりますことから、完成・稼働開始までの間、現施設の設置機関の延長につきましても地元の皆様の御了解を賜りたいと考えております。

 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明申し上げます。

 今回提出させていただきました案件は、条例案31件、平成17年度補正予算案等10件、平成18年度当初予算案17件、字の名称の変更等4件、工事請負契約の締結案1件の計63件と報告6件であります。ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。

 第1号議案 阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会の廃止につきましては、平成18年3月19日をもって阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会を廃止するに当たり、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 第2号議案 字の名称の変更につきましては、那賀川町及び羽ノ浦町を廃し、その区域を阿南市に編入することに伴い、那賀川町及び羽ノ浦町の「大字」及び「字」の表記の省略など字の名称の変更を行うため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 なお、次案からの説明の中で那賀川町及び羽ノ浦町を廃し、その区域を阿南市に編入することを「合併」と表現いたしますので御了承をお願い申し上げます。

 第3号議案 阿南市羽ノ浦農業集落排水処理施設条例の制定、第4号議案 阿南市春日野地域下水道条例の制定、第5号議案 阿南市パストラルゆたか野団地生活排水処理施設条例の制定、第6号議案 阿南市児童館条例の制定、第7号議案 阿南市羽ノ浦地域交流センター条例の制定の5議案につきましては、合併に伴い、那賀川町または羽ノ浦町の各施設を新たに阿南市の施設として設置し管理するため、条例を制定しようとするものであります。

 第8号議案 阿南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定につきましては、阿南市外二町衛生組合の解散に伴い、同組合において共同処理していた一般廃棄物の収集等の事務を市の事務として定めるため、条例を制定しようとするものであります。

 第9号議案 阿南市火災予防条例の制定、第10号議案 阿南市消防手数料条例の制定の2議案につきましては、阿南市消防組合の解散に伴い、市における消防法の規定に基づく火災予防上必要な事項を定めるとともに、消防法等の規定に基づく消防の事務手数料を定めるため、条例を制定しようとするものであります。

 第11号議案 阿南市認可地縁団体印鑑条例の制定につきましては、認可地縁団体の機関をあらわす印鑑の登録及び証明について必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものであります。

 第12号議案 阿南市水道事業那賀川地区の水道施設有効対策基金条例の制定、第13号議案 阿南市公共用施設維持基金条例の制定の2議案につきましては、合併に伴い、那賀川町または羽ノ浦町の各基金を新たに阿南市の基金として設置し管理するため、条例を制定しようとするものであります。

 第14号議案 阿南市消防施設等整備充実基金条例の制定につきましては、阿南消防組合の解散に伴い、阿南消防組合基金を承継し新たに基金を設置するため、条例を制定しようとするものであります。

 第15号議案 阿南市土地造成事業の設置等に関する条例の廃止につきましては、大潟新浜工業用地の売却に伴い生じた差損金の解消のため、年次計画的に一般会計からの繰り入れ等を行った結果、平成17年度で償還が終了いたします。このことによりまして、土地造成事業の設置及び経営の基本に関する事項を定めた条例を廃止しようとするものであります。

 第16号議案 阿南市法定外公共物管理条例の一部改正につきましては、合併に伴い、羽ノ浦町の法定外公共物の管理について経過措置を設ける必要があるため、条例を改正しようとするものであります。

 第17号議案 阿南市水道事業条例の一部改正につきましては、合併に伴い、那賀川町及び羽ノ浦町の区域を市の水道事業の給水区域に含めるとともに、加入金、水道料金及びメーター使用料の額について経過措置を設けるなど所要の改正を行う必要があるため、条例を改正しようとするものであります。

 第18号議案 阿南市伊島地区コミュニティ・プラントの設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、伊島地区コミュニティ・プラントに係る使用料を阿南市水道事業条例の規定の例により徴収できるよう、条例を改正しようとするものであります。

 第19号議案 阿南市国民健康保険税条例の一部改正につきましては、平成18年度の国民健康保険税の課税について基礎課税額及び介護納付金課税額の税率を改めたく、条例を改正しようとするものであります。

 第20号議案 阿南市介護保険条例の一部改正につきましては、第3期介護保険事業計画に基づき、第1号被保険者に係る保険料率の段階区分を現行の5段階制から6段階制に見直し、平成18年度から平成20年度までの各年度における保険料率を定めるとともに、平成17年度税制改正に伴う保険料激変緩和措置等を講ずるため、条例を改正しようとするものであります。

 第21号議案 阿南市立学校設置条例の一部改正につきましては、羽浦小学校及び羽浦中学校の「羽浦」という表記について町名の「羽ノ浦」に統一するため、阿南市立羽ノ浦小学校及び阿南市立羽ノ浦中学校に改めたく、条例を改正しようとするものであります。

 第22号議案 阿南市市民会館の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、阿南市市民会館の2階に設けていた会議室を廃止するため、条例を改正しようとするものであります。

 第23号議案 阿南市情報公開条例等の一部改正につきましては、阿南消防組合の解散に伴い、阿南市情報公開条例、阿南市個人情報保護条例及び阿南市行政手続条例の実施機関等に消防長を加える必要がありますので、これらの条例を改正しようとするものであります。

 第24号議案 阿南市特別会計条例の一部改正につきましては、合併に伴い、事業の円滑な運営とその経理の適正を図るため、新たに春日野地域下水道事業会計など3特別会計を設置するため、条例を改正しようとするものであります。

 第25号議案 阿南市土地開発基金の設置及び管理に関する条例の一部改正につきましては、合併に伴い、那賀川町及び羽ノ浦町の土地開発基金を承継し、阿南市土地開発基金の額を増額するため、条例を改正しようとするものであります。

 第26号議案 阿南市公金預金の保護に関する条例の一部改正につきましては、合併に伴い、新たに設置される基金について公金預金を保護する必要があるため、条例を改正しようとするものであります。

 第27号議案 阿南市コミュニティセンター条例の一部改正につきましては、合併に伴い、那賀川町コミュニティーセンターを阿南市コミュニティセンターとして設置するため、条例を改正しようとするものであります。

 第28号議案 阿南市表彰条例の一部改正につきましては、合併に伴い、表彰規程の統一を図る等、所要の改正をしようとするものであります。

 第29号議案 阿南市職員定数条例の一部改正につきましては、合併に伴い、市の各事務部局の職員定数を見直すため、条例を改正しようとするものであります。

 第30号議案 阿南市職員の定年等に関する条例の一部改正、第31号議案 阿南市の委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正、第32号議案 阿南市職員の給与に関する条例の一部改正の3議案につきましては、合併に伴い、職員の定年に係る経過措置及び委員等報酬の支給についての経過措置並びに新たに阿南市の職員となる者に係る給与の支給についての経過措置を設けること等、所要の改正をしようとするものであります。

 第33号議案 阿南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては、合併に伴い、清掃作業及び消防業務に従事する職員に係る特殊勤務手当について新たに規定するため、条例を改正しようとするものであります。

 第34号議案 平成17年度阿南市一般会計補正予算(第6号)につきましては、合併に伴い、承継する事務事業に係る予算の補正並びに県営事業負担金、特別会計の繰出金等を補正するものでありまして、歳入、歳出それぞれ14億4,570万円を追加し、補正後の予算総額を278億4,280万円にしようとするものであります。

 歳入の主なものにつきましては、市税で4億300万円、国・県支出金で3億8,500万円、2町等の決算剰余金で4億2,000万円を追加し、歳出の主なものとしては、県営事業負担金で1億6,000万円、特別会計等の繰出金で5億5,700万円、消防施設等整備基金積立金で1億円、公債費で5億3,300万円等を追加計上し、一部事務組合負担金で2億7,300万円を減額しようとするものであります。

 第35号議案 平成17年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、合併による保険給付費等の増加に伴い、歳入については国庫支出金及び県支出金等を財源に、歳出では保険給付費及び老人保健拠出金等を増額するもので、歳入歳出それぞれ1億3,450万円を追加し、予算総額を49億7,050万円にしようとするものであります。

 第36号議案 平成17年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会補正予算(第2号)につきましては、合併に伴う起債の債務承継に係る公債費を計上するもので、歳入歳出それぞれ455万3,000円を追加し、予算総額を1億7,505万3,000円にしようとするものであります。

 第37号議案 平成17年度阿南市老人保健特別会計補正予算(第2号)につきましては、合併に伴い、那賀川町及び羽ノ浦町の平成18年2月の診療分に係る老人医療給付費等の支払いに対応するため、歳入歳出それぞれ2億70万円を追加し、予算総額を58億6,337万円にしようとするものであります。

 第38号議案 平成17年度阿南市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、合併による起債の債務承継に係る公債費を計上するもので、歳入歳出それぞれ1,141万7,000円を追加し、予算総額を10億1,511万7,000円にしようとするものであります。

 また、汚水管渠築造工事等の完成が翌年度となるため7億8,000万円を平成18年度に繰り越すものであります。

 第39号議案 平成17年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、合併に伴い、那賀川町及び羽ノ浦町の平成18年2月介護サービス利用分に係る保険給付費等の支払いに対応するため、歳入歳出それぞれ1億5,100万円を追加し、予算総額を51億1,400万円にしようとするものであります。

 第40号議案から第42号議案につきましては、合併に伴い承継する事務事業の円滑な運営等を図るため、新たに特別会計を設置したものでありまして、第40号議案 平成17年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計予算につきましては、羽ノ浦町春日野地域の汚水を処理することにより生活環境の保全等を図るという目的で設置した会計であり、歳入では施設使用料を財源に、歳出では施設維持管理費等を計上し、予算総額を274万2,000円としております。

 第41号議案 平成17年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算につきましては、羽ノ浦町の農業集落から発生する汚水を処理して公共用水域等の水質の保全並びに農業集落の生活環境の改善を図るという目的で設置した会計であり、歳入では市債、県支出金等を財源に、歳出では公債費旧羽ノ浦町借入金返済金等を計上し、予算総額を1億8,300万円としております。

 第42号議案 平成17年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、那賀川町パストラルゆたか野団地の生活排水を処理することにより生活環境の保全を図るという目的で設置した会計であり、歳入では施設使用料、一般会計繰入金を財源に、歳出では施設維持管理費、公債費を計上し、予算総額を943万3,000円としております。

 第43号議案 平成17年度阿南市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、合併に伴い、那賀川町及び羽ノ浦町の打ち切り決算額のすべてを補正するもので、水道事業収益を4億577万2,000円増額し14億2,999万3,000円に、水道事業費用を3億4,858万1,000円増額し14億5,064万7,000円にしようとするものであります。

 また、資本的収入は9,647万2,000円増額し10億1,292万4,000円に、資本的支出は3億5,461万2,000円増額し17億415万4,000円にしようとするものであります。

 第44号議案 平成18年度阿南市一般会計予算につきましては、合併による激変緩和に配慮し、生活実感に即した施策の実現に向け、財源の優先的、重点的な配分に意を用い、歳入歳出の予算総額を286億円といたしており、前年度との比較では33%の増とするものであります。

 歳入の主なものにつきましては、市税では法人市民税、固定資産税等で155億6,500万円を見込んでおります。

 また、地方譲与税では、税源移譲に伴う所得譲与税等を考慮し8億8,130万円を計上。

 交付金については、地方消費税及び自動車所得税については、消費の動向などを考慮し、地方特例交付金等と合わせて14億560万円を見込んでおります。

 地方交付税につきましては、普通交付税、特別交付税を合わせて23億8,500万円を見込んでおります。

 国・県支出金につきましては、三位一体改革による廃止・縮減等を考慮するとともに道路住宅など投資的事業、社会福祉事業の補助率等により算出し37億5,527万円を計上。

 市債では、投資的事業の財源や臨時財政対策債など16億6,620万円を見込んでおります。

 次に、歳出につきましては、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費で165億4,900万円を計上。

 投資的経費につきましては、29億3,500万円を計上。そのうち普通建設補助事業では道路、街路、公営住宅団地、義務教育施設整備などの建設事業で14億3,100万円。普通建設単独事業では、市道・農業用施設の整備、都市排水路の整備、子供センターの建設など14億9,200万円を計上しております。

 その他の経費として91億1,400万円を計上。そのうち物件費では施設の管理運営経費等で37億9,500万円。維持補修費では道路、橋梁及び施設の補修費等で2億7,600万円。補助費等では民間保育園に対する補助金等で13億2,200万円。貸付金では阿南市土地開発公社の貸付金など12億6,600万円。繰出金では各特別会計の繰出金17億2,300万円。積立金では庁舎建設基金積立金等で7億円を計上いたしております。

 第45号議案 平成18年度阿南市国民健康保険事業特別会計予算につきましては、合併により被保険者数の増加が見込まれることから、予算総額を62億7,300万円とし、前年度当初比で39.4%の増としております。

 歳入につきましては、国民健康保険税17億3,525万9,000円、国庫支出金19億2,070万3,000円、療養給付費交付金15億5,554万1,000円等を計上し、歳出につきましては、保険給付費46億70万円、老人保健拠出金9億7,511万円等を計上しております。

 第46号議案 平成18年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計予算及び第47号議案 平成18年度阿南市伊島診療所事業特別会計予算につきましては、両会計とも診療所の事業運営に必要な年間の経費を計上したもので、加茂谷診療所は7,720万円で前年度当初比では5.6%の減となり、伊島診療所では1,630万円の計上で前年度当初比で1.2%の増としております。

 第48号議案 平成18年度阿南市加茂谷財産区運営事業特別会計予算及び第49号議案 平成18年度阿南市伊島財産区運営事業特別会計予算につきましては、両会計とも前年度の繰越金を財源として財産区の管理運営経費を計上したもので、加茂谷財産区は40万1,000円、伊島財産区は155万8,000円の計上でいずれも前年と同額となっております。

 第50号議案 平成18年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算につきましては、住宅新築資金等貸付金に対する長期債の償還金及び債権確保等に係る法的措置に要する経費等として、予算総額を1億5,500万円とし、前年度当初比では7.7%の減としております。

 第51号議案 平成18年度阿南市老人保健特別会計予算につきましては、合併による医療受給者数の増加及び公費負担割合の段階的な引き上げによる影響等を考慮して、予算総額を80億8,200万円とし、前年度当初費で43.6%の増としております。

 歳入につきましては、支払基金交付金で43億6,304万7,000円、国庫負担金で24億7,809万円等を計上し、歳出につきましては医療諸費で80億8,187万円等を計上しております。

 第52号議案 平成18年度阿南市公共下水道事業特別会計予算につきましては、終末処理場基本設計及び浸水対策工事等を行うものであり、予算総額を5億9,250万円とし、前年度当初比で32.7%減としております。

 第53号議案 平成18年度阿南市介護保険事業特別会計予算につきましては、第3期事業計画に沿った予算編成としたところであり、歳入では国・県支出金で23億3,875万2,000円、支払基金交付金で18億2,466万円、一般会計繰入金では新たに保険料負担調整分を含め9億8,981万8,000円、第1号被保険者の保険料の徴収額は10億264万円を見込んでおります。

 歳出につきましては、保険給付費で58億5,000万円を計上し、予算総額を61億6,000万円とし、前年度当初比で27%の増としております。

 第54号議案 平成18年度阿南市伊島地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、予算総額を653万9,000円とし、前年度当初比で17.1%の減としております。

 第55号議案 平成18年度阿南市学校給食事業特別会計予算につきましては、合併による児童・生徒数の増加を見込み、予算総額を4億2,300万円とし、前年度当初比で48.4%の増としております。

 第56号議案 平成18年度阿南市奨学資金貸付事業特別会計予算につきましては、継続貸付分及び新規貸付予定分を見込み、予算総額を492万8,000円とし、前年度当初比で5.4%の増としております。

 第57号議案 平成18年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計予算につきましては、歳入では施設使用料を財源に、歳出では施設維持基金積立金、施設維持管理費などを計上し、予算総額を3,200万円としております。

 第58号議案 平成18年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計予算につきましては、歳入では市債、県支出金、施設使用料等を財源に、歳出では管路施設工事費、施設維持管理費等を計上し、予算総額を3億1,926万円としております。

 第59号議案 平成18年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計予算につきましては、歳入では施設使用料、一般会計繰入金等を財源に、歳出では施設維持管理費、公債費などを計上し、予算総額を1,910万円としております。

 第60号議案 平成18年度阿南市水道事業会計予算につきましては、水道の給水能力の維持向上と水道事業経営の健全性を確保するため、収入で13億5,772万7,000円を見込み、支出で13億8,548万3,000円を計上しております。

 また、第3次拡張事業に伴う配水管布設工事及び合併に伴う2町の建設改良事業の実施に関する資本的収支については、収入で9億3,856万2,000円、支出で17億1,428万4,000円を計上しております。

 第61号議案 阿南市土地開発公社定款の一部変更につきましては、「公有地の拡大の推進に関する法律施行令」等が改正されたことに伴い、公告の方法、業務の範囲及び資産の事項について定款を変更いたしたく、公有地の拡大の推進に関する法律の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 第62号議案 補償金返還等請求に係る訴えの提起につきましては、市道滝ノ下日開野線道路改良工事に伴う移転物件等に関する補償契約の前払金返還請求に係る訴えの提起について、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 第63号議案 あ石トノ町汚水管渠築造工事の請負契約の締結につきましては、富岡町あ石からトノ町の間において近隣住民生活の影響を低減するため、下水道面整備工事と水道管の布設替え合併施工を行うものであり、2月24日に一般競争入札をしたところ、大豊建設・富岡建設あ石トノ町汚水管渠築造工事共同企業体代表構成員、東京都中央区新川1丁目24番2号、大豊建設株式会社取締役社長内田興太郎、代理人、徳島市中前川町4丁目24番地、大豊建設株式会社徳島営業所所長杉本邦博、構成員、阿南市見能林町上かうや5番地2、富岡建設株式会社代表取締役岡久徳次が1億6,275万円で落札しましたので、請負契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 報告第1号 訴えの提起に係る専決処分の報告につきましては、市営住宅の入居者に対し、家屋の明け渡し等を訴訟手続により履行請求することについて専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により、議会に報告するものであります。

 報告第2号、報告第3号及び報告第4号並びに報告第5号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告につきましては、家屋損傷及び交通事故並びに車両破損事故につき損害賠償額を決定し、相手方と和解するため専決処分をいたしましたので、地方自治法の規定により、議会に報告するものであります。

 報告第6号 阿南市土地開発公社の経営状況の報告につきましては、平成18事業年度の事業計画及び予算について、地方自治法の規定により、議会に報告するものであります。

 なお、人事案件につきましては、後日追加提案をさせていただくことにしておりますので御了承賜りたいと存じます。

 以上、提案いたしました議案並びに報告の概要につきまして御説明を申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして御説明並びに御質問にお答えを申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえる次第でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



○議長(山下久義議員) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 次回は7日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力をよろしくお願いいたします。

   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝

    散会 午前11時 7分