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徳島県 阿南市

平成13年12月定例会 12月07日−01号




平成13年12月定例会 − 12月07日−01号







平成13年12月定例会



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 │            平 成 13 年               │

 │        阿南市議会12月定例会会議録(第17号)         │

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                              阿南市告示第73号



 平成13年阿南市議会12月定例会を次のとおり招集する。



                            平成13年11月30日



                           阿南市長 野 村   靖



 1.招集の日  平成13年12月7日



 1.招集の場所 阿南市議場



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      平成13年12月7日(金曜日)午前10時 1分 開会



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議事日程(第1号)

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3

 議案第1号 阿南市高速バス専用駐車場の設置及び管理に関する条例について

 議案第2号 阿南市個人情報保護条例について

 議案第3号 阿南市人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例について

 議案第4号 阿南市予防接種実費徴収条例の一部を改正する条例について

 議案第5号 平成13年度阿南市一般会計補正予算(第3号)について

 議案第6号 平成13年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について

 議案第7号 平成12年度阿南市一般会計歳入歳出決算認定について

 議案第8号 平成12年度阿南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第9号 平成12年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第10号 平成12年度阿南市伊島診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第11号 平成12年度阿南市加茂谷財産区運営事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第12号 平成12年度阿南市伊島財産区運営事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第13号 平成12年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第14号 平成12年度阿南市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第15号 平成12年度阿南市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第16号 平成12年度阿南市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について

 議案第17号 字の区域の変更について

 議案第18号 字の区域の変更について

 議案第19号 土地改良事業の施行について

 議案第20号 財産の取得について

 議案第21号 牟岐線阿南駅構内自由通路新設工事の協定の締結について

 議案第22号 阿南スポーツ公園(子ども広場)建設工事の請負契約の一部を変更することについて

 議案第23号 富岡雨水1号支線築造工事の請負契約の一部を変更することについて

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 報告第1号 民事訴訟の提起及び和解の専決処分の報告について

 報告第2号 損害賠償額の決定の専決処分の報告について

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 本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 議案第1号から議案第23号

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出席議員(28名)

  1番  山  崎  雅  史 議員

  2番  神  原  照  夫 議員

  3番  横  田  守  弘 議員

  4番  日  下  公  明 議員

  5番  住  友  利  広 議員

  6番  林     孝  一 議員

  7番  久  米  良  久 議員

  8番  松  原  良  明 議員

  9番  島  尾  重  機 議員

 10番  達  田  良  子 議員

 11番  野  村     栄 議員

 12番  奥  田     勇 議員

 13番  鶴  羽  良  輔 議員

 14番  嶋  尾  秀  昭 議員

 15番  折  野     博 議員

 16番  松  橋  リ ツ 子 議員

 17番  荒  谷  み ど り 議員

 18番  小  島  正  行 議員

 19番  山  下  久  義 議員

 20番  保  岡  正  広 議員

 21番  近  藤  治  郎 議員

 22番  秋  本  喜 久 雄 議員

 23番  吉  積  明  徳 議員

 24番  片  山  敬  史 議員

 25番  仁  木  一  郎 議員

 26番  岩  佐  博  文 議員

 27番  野  中  邦  男 議員

 28番  兼  竹  安  秀 議員

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長       野 村   靖

 助役       片 山 正 晴

 助役       藤 井   格

 収入役      平 尾 全 弘

 教育委員長    井 上 惠 一

 教育長      大 川 勝 定

 代表監査委員   清 崎   薫

 総務部長     田 中 敏 彦

 企画部長     芝 山 日出高

 市民環境部長   山 田 俊 典

 保健部長     橋 本 昭 雄

 福祉部長     中 田 哲 二

 産業部長     稲 原 和 男

 建設部長     立 石 孝 則

 水道部長     布 川 敏 雄

 理事       佐 藤 清次郎

 理事       高 島 彰 洋

 理事       井 口 正 量

 理事       松 村 輝 雄

 教育次長     森 本 豊 實

 秘書広報課長   米 沢 敏 信

 財政課長     陶 久 泰 臣

 監査事務局長   鵜 殿 幸 世

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議会事務局出席職員氏名

 事務局長     勝 瀬   孝

 事務局次長    小 出 勝 美

 事務局主幹    眞 本 靜 生

 議事調査係長   越久村 仁 司

 書記       山 脇 雅 彦

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○議長(岩佐博文議員) ただいまから平成13年阿南市議会12月定例会を開会をいたします。

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○議長(岩佐博文議員) これより本日の会議を開きます。

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○議長(岩佐博文議員) この際、諸般の報告をいたします。

 まず、議長会関係についての報告書をお手元に配付をいたしましたので、御了承をお願いを申し上げます。

 次に、お手元に御配付のとおり、市長から議案第1号から議案第23号までの計23件と地方自治法の規定による報告2件が提出されておりますので、御了承をお願いをいたします。

 以上で諸般の報告を終わりまして、本日の日程に入ります。

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○議長(岩佐博文議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により3番横田議員、4番日下議員を指名をいたします。

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○議長(岩佐博文議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 今期定例会は本日開会し、8日から11日までは議案調査のため休会とし、12日に一般質問を行い、13日に一般質問及び議案質疑を予定をし、14日から20日までを再び休会とし、この間に各委員会審査、21日に採決、閉会とする15日間を予定をいたしております。

 ただいま御報告申し上げました今期定例会の日程、本日から21日までの15日間とし、8日から11日まで及び14日から20日までは休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

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○議長(岩佐博文議員) 日程第3 議案第1号から議案第23号までの計23件を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 野村市長。

   〔野村市長登壇〕



◎市長(野村靖) おはようございます。

 本日、平成13年阿南市議会12月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては何かと御多用の中にもかかわりませず御出席をいただき、まことにありがとうございます。

 本定例会は、去る11月18日に執行されました市議会議員一般選挙後、初の定例会でありますので、提出議案の御説明に先立ち、私の政治姿勢と市政の重要課題等について御報告申し上げ、議員各位を初め市民皆さん方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 今議会は、私にとりまして4期目の折り返し点でありますが、私の市政に対する取り組み姿勢、また政治理念につきましてその大綱を申し述べたいと存じます。

 まず、阿南市政は常に阿南市民が主役であり、阿南市は市民を中心に考えるという大前提であります。自由と人権を尊重し、民主主義の理念と地方自治の本旨に基づき、一党一派に偏することなく、常に市民の方々とともに歩み、市政推進の政治信条として「先見」「決断」「実行」を掲げさせていただいております。これまで各種施策を遂行する上では、誠心誠意を尽くし、安心で安定な信頼と活気のある市政を推進してまいりました。この考え方につきましては、市長に就任させていただいてから私の不変の信念でございまして、肝に銘じて市政の執行に取り組んでおるところであります。

 さて、現在の国際情勢は、米国中枢同時多発テロと、その後の対テロ戦争により混沌とした情勢であります。国際経済の牽引者である米国では、炭疸菌等に端を発した第2のテロにより、混迷の度合いを深めております。

 国においては、閉塞した我が国に明るい将来を取り戻すため「新世紀維新」とも言うべき改革の断行を国民に約束し、「聖域なき構造改革」に取り組んでおります。日本経済は世界的な経済変動の荒波の真っただ中にあり、世界同時不況の懸念が強まる中で、基盤の弱い日本経済は先行きが見えない苦境に立たされております。戦後長く続いた経済発展の中では経験したことのないデフレなど新しい形の経済現象に直面しており、完全失業率も増加の傾向にあり、経済・財政構造改革は避けて通れない状況であります。

 私は、変化を受け入れ、積極的、主体的に新しい時代に挑戦する信念こそ、阿南市を前進させる力であると確信いたし、この変革の時代を本市改革の時期としてとらえ、着実に市政の遂行に取り組んでまいりたいと考えております。

 このような動向の中で、本市のまちづくりの指針であります第4次阿南市総合計画「活力あふれ、豊かな心でふれあう阿南」を基本として、幅広い市民皆さんの御理解と御協力をいただきながら、市民生活や地域経済活動に点検と反省を加え、阿南市に「住んでよかった」「いつまでも住んでいたい」「いつかは住んでみたい」と言われるようなまちづくりに引き続き努めてまいりますので、議員各位の御理解と御支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 続きまして、当面する市政の重要な課題について御報告申し上げます。

 まず、阿南発大阪行きの高速バスにつきましては、去る10月27日に第1便が都市間交流の夢と希望を乗せて出発いたしました。当路線の運行につきましては、高速交通ネットワークから取り残された阿南市を初めとする県南地域待望の路線であり、高速バス導入を計画して以来約2年半、精力的に取り組んでまいったところであります。この間、バス事業者や関係行政機関を初めとして関係各位の深い御理解と御協力に対し、心から感謝をいたしております。阿南から関西圏への高速バスの直通便は、本市が県南の中核都市として広域的な交流の拠点形成を促進し、地域の活性化を図っていく上で重要な役割を担っていくものと考えており、産業・経済の発展や地域間交流にさらに拍車がかかるものと期待をいたしております。利用の促進につきましては、引き続き努力してまいりたいと考えております。

 次に、新しく市民の憩いの場、交流の場づくりを目指して、去る7月26日にオープンしました船瀬温泉保養施設につきましては、地元住民の方々の御理解と御協力によりまして市民の方々はもちろんのこと、四国各県から、遠くは明石、神戸など、近畿圏の方々にも御利用いただいております。

 入浴者数につきましては、11月末現在で約4万人余りとなっており、開館日の1日平均入浴者数につきましては、当初の計画を相当数上回る人々に御利用をいただいております。

 特に、健康福祉ぶろにつきましては、設備として県内では初めてでありまして、障害者や介助人の方々、あるいは家族単位で入浴を希望される方々に好評をいただいております。

 また、大浴場を御利用いただいた方々からは、他の温泉や保養センターにはないロケーションであり、ゆったりと入浴でき、心身ともに保養できたとの感想をいただいております。

 このようなことから、船瀬温泉保養センターにつきましては、市民を初め関係者から長期にわたり親しまれるような運営をしてまいりたいと考えております。

 なお、アクセス道路であります県道蒲生田・福井線につきましては、土地関係者の同意が得られ、近く現地測量に取りかかると伺っており、市といたしましても早期に改良工事に着手できるよう県ともども努力してまいりたいと考えております。

 次に、阿南駅橋上化事業につきましては、阿南駅周辺整備事業の一環として行うもので、鉄道により分断された東西の市街地を結ぶ自由通路を建設するものであります。現在、阿南駅東側におきましては、商工業振興センターの建設を初め、阪神方面への高速バスの運行が開始され、アクセス道路の整備など、着実に進捗を見ておるところでありますが、一方では自動車、自転車、歩行者等が集中し、交通の混雑が懸念されております。また、西側におきましても、朝夕のピーク時には通勤、通学者、送迎車両、自転車等で常に混雑しており、特に交通弱者にとりまして危険な状況下となっております。

 こうしたことから、阿南駅への円滑なアプローチ、高齢者等に配慮したエレベーターやエスカレーターによるバリアフリー化、公共機関の利便性の向上を盛り込んだ西口駅前広場の整備など、交通結節機能を改善するため、駅舎の橋上化を図り、当該自由通路を建設するものであります。当事業につきましては、一部国の補助による都市計画街路事業として採択されており、駅西口から商工業振興センター2階に通ずる延長140メートルの自由通路を設けるものであります。現在、JR四国と事業に関する仮工事協定を締結しており、御承認をいただきたく今議会に提案しているところであります。当事業により中心市街地の活性化が図られ、本市が県南の中核拠点として振興発展に寄与するものと考えております。

 次に、国営那賀川農地防災事業につきましては、本年3月に受益農家約93%の同意を得て、那賀川統合堰の建設位置変更に伴う変更計画が確定したことに伴いまして、幹線水路工事等に必要な準備工事として、去る8月に工事用道路の発注がなされております。引き続き、今月の中旬には、上大野町において那賀川幹線導水路の工事発注を行うと伺っております。

 国営那賀川農地防災事業が計画変更を得経て着実に前進が図られていることに対し、今日までの関係各位の御尽力に敬意と感謝を表する次第であります。

 今後は、関係土地改良区、関係市町等とも協力し、本事業の推進に努力してまいりたいと考えております。

 次に、橘湾石炭火力発電所の動向につきましては、関係各位の御理解と御支援のもと、四国電力株式会社が平成12年6月に、電源開発株式会社1号機が同年7月に、また同2号機が同年12月に営業運転を開始し、今日まで円滑に稼働してまいりました。

 このたび、四国電力株式会社から第1回目の定期検査を平成14年1月から3月まで実施する旨の報告がありました。続いて、電源開発株式会社1号機が平成14年3月から6月まで、また同2号機が平成14年11月から平成15年2月までそれぞれ定期検査を実施する予定と伺っております。今後とも安全性の確保を基本として、なお一層環境の保全に万全を期するとともに、地場産業の振興などの協調が図られる地域共生型発電所として発展されるよう努めてまいりたいと考えております。

 次に、公共下水道事業につきましては、富岡市街地の浸水被害を解消するため、雨水対策を優先して行っており、現在、雨水管渠工事の発注はすべて終え、工事は順調に進捗いたしております。雨水幹線工事の第1、2工区につきましては既に完成し、第3工区につきましても今月中に完成の予定であり、市役所から西池田に至る幹線管渠の布設を終えるところであります。

 雨水1号支線工事につきましては、去る11月1日にトノ町から滝の下地区までの推進工事が完了し、現在、人孔設置等附帯工事を施工しておるところであります。

 また、雨水2号支線工事につきましても、11月23日より本格的に推進工事を開始しており、両工事とも年度内完成を予定しております。

 富岡ポンプ場建設につきましては、去る9月25日にスポーツセンター解体工事の発注を行い、現在、解体工事を施工中であり、平成14年度からポンプ場の建設に取りかかる予定であります。

 また、雨水の面整備につきましても早急に検討し、一日でも早く雨水対策工事を終えたいと考えております。

 汚水対策につきましては、汚水幹線の基本設計及び一部実施設計を去る7月2日に発注しており、残る汚水幹線の実施設計も段階的に発注いたしたいと考えております。平成14年度よりスポーツ総合センター側から汚水幹線管渠工事の施工を行うなど、汚水管渠の整備を進め、計画的に取り組んでまいりたいと考えております。

 なお、受益者負担金につきましては、「阿南市公共下水道事業受益者負担金等審議会」で御審議をいただいているところでありますが、数回の審議を重ね、去る11月28日に中間報告をいただきました。平成14年初めからの各地区で中間報告をもとに説明会を開催し、受益者の皆さんに御理解を得るべく、周知啓発に努めてまいりたいと考えております。

 次に、農業関係につきましては、去る9月に国内で初めて牛海綿状脳症が確認され、消費者不安はもとよりのこと、生産者に対しましても大きな打撃を与えたことは周知のとおりで、関係産業への影響が懸念されている状況であります。農林水産省では、厚生労働省とも緊密な連携のもと、牛海綿状脳症に係る検査体制等を確立するとともに、10月18日以降安全な食肉以外については屠畜場から出回らないシステムの構築がなされたところであります。

 こうしたことから、本市の学校給食におきましても、牛海綿状脳症の疑いの段階において、児童・生徒、保護者の不安をしんしゃくし、鶏肉、豚肉等で調理するなど一部献立に工夫を加え、対応してまいったところであります。しかし、牛肉は栄養価にすぐれ、児童・生徒に人気が高い食材であります。全頭検査体制が確立されたことに伴い、安全かつ衛生的な給食の提供は確保できるものと考えられますが、その後、牛海綿状脳症牛が確認されたことに伴い、いましばらくその推移を見守ってまいりたいと考えております。

 次に、肉骨粉処理につきましては、肉骨粉は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」において一般廃棄物として明記され、現在、県において処理等について検討が続けられており、県の動向を見守り、対応してまいりたいと考えております。

 なお、牛海綿状脳症関連緊急対策として各種資金の貸し付け等施策が県において講じられております。今後とも迅速かつ正確な情報の公開はもとより、消費者不安の解消及び生産者保護対策等につきましてなお一層万全の措置を講じていただくよう国・県に要望してまいりたいと考えております。

 次に、個人情報保護の推進につきましては、近年高度情報通信社会の進展に伴い、コンピューターやネットワークを利用して大量の個人情報が処理されており、こうした個人情報の取り扱いは今後さらに拡大していくものと考えられます。本市におきましても、事務または事業を効率的に遂行する手法として個人情報の利用は欠かせないものであります。しかし、電子計算機処理の拡大やオンライン化の発達に伴い、従来のマニュアル処理には見られない課題も指摘されております。

 こうした状況にかんがみ、市といたしましては本年4月から情報公開条例を施行し、市の機関の保有する情報は公開を原則としていることによりまして、これまで以上に個人情報の保護に配慮すべきこと、また、国の個人情報の保護に関する法律案の趣旨に沿ったものであること。さらに個人情報の保護の問題は電子計算機処理された個人情報に限ることなく、マニュアル処理された個人情報も保護の対象とすることなどを考慮いたしまして、個人情報保護条例案を取りまとめました。この条例案を有識者からなる「阿南市個人情報保護推進審議会」に諮問し、3回にわたる調査審議をいただき、先般10月15日に答申をいただきました。

 市としましては、答申の内容を尊重し、個人情報の有用性を配慮しつつ、個人情報は個人の人格尊重の理念のもと慎重に取り扱われるべきものであるとの認識に立って、阿南市個人情報保護条例案を提出いたした次第であります。

 次に、同和問題につきましては、昭和40年の同和対策審議会答申に基づき、昭和44年、同和対策事業特別措置法が施行されてから今日まで、市政の重要施策と位置づけ、各施策を推進してまいりました。

 しかし、「地域改善対策特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」が平成13年度末で期限を迎えることに伴い、特別措置法による対策事業は終了することになるわけでございます。このため、本市の今後の同和行政の基本的方向及び各事業の取り組み等について検討を重ね、一連の取り組みの案を作成し、関係者等との協議も重ねておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 今日までの取り組みによりまして、道路、住宅、下排水路等、一部未整備の事業もありますが、生活環境面では一定の前進が認められる状況であります。しかし、生活実態調査の結果等からも、格差を示す大学進学率や高校進学の内容などの教育の問題、また、保護者の不安定就労など生活実態における課題が残されており、さらに、差別落書きに見られる差別事象など厳しい実態がございます。

 これらの状況から、今後は一般対策の中で残された課題を的確に把握し、その課題の解決に向けて必要な施策を講じてまいりたいと考えております。特に、教育、啓発活動の推進につきましては、同和問題の固有の経緯等を十分に認識いたしまして、これまでに取り組んでまいりました同和教育、啓発の成果や手法を生かしながら、同和問題を人権問題の重要な柱としてとらえ、基本的人権を尊重していく人権教育、啓発として市民一人ひとりの人権意識の高揚を図ってまいりたいと存じております。

 また、国におきましては、昨年12月に「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」を施行され、国・地方公共団体及び国民の責務や国の人権教育の啓発に関する計画の必要性が明確にされるなど、法的根拠が示されております。

 こうしたことから、市民が同和問題を初め女性・子供・高齢者・障害者などさまざまな人権問題の解決を目指す取り組みを通じて、お互いの人権を尊重する意識を醸成し、「明るく住みよい阿南市づくり」を推進する「阿南市人権教育啓発センター」を開設いたしたいと考えております。この「阿南市人権教育啓発センター」の主な事務及び事業といたしましては、人権問題に係る情報及び資料の収集及び提供、調査及び研究、啓発及び相談並びに関係機関等との連絡調整などであります。

 基本的な考え方といたしましては、「人権教育のための国連10年阿南市行動計画」の趣旨を体して、「阿南市生活実態調査」及び「同和問題意識調査」の分析・考察を十分認識しながら、関係機関等との連携を図り、実効のある諸活動を展開し、人権の世紀と言われております21世紀に市民一人ひとりの人権が尊重される阿南市づくりを目指してまいりたいと考えております。

 次に、「ねんりんピック」につきましては、平成15年10月18日から21日までの日程で、第16回全国健康福祉祭徳島大会「ねんりんピック徳島2003」が県内の市町村を会場に開催されます。本市は、種目大会として剣道会場となることが決まっており、去る10月上旬、第14回広島大会の剣道会場であります廿日市市において競技の運営につき視察するなど、準備を進めているところであります。

 本大会は、高齢者が生きがいを持ち、積極的に社会活動に参加し、地域や世代を越えた幅広い交流を通じて、一人ひとりが自立して生き生きと輝いて暮らすことのできる地域社会づくりの契機とすることを目的として開催されます。

 基本コンセプトとしては、「元気」、「もてなし」を掲げており、参加者が一層「元気」となり、「元気」を持ち帰っていつまでも元気でいられるように、また、すべての世代の一人ひとりが主役となって全国からの参加者を温かく「もてなし」、心が通い合う大会にすることを意味しております。

 来年度にはリハーサル大会の実施を初め、組織体制の整備や歓迎の気運の醸成など、多岐にわたる準備活動がありますが、本大会の成功に向かって精力的に諸準備を進めてまいりたいと存じております。

 次に、介護保険事業の現時点での課題につきましては、現行制度の枠組みを定着させながら平成15年度からの新たな事業計画の策定に向けて基本的な事務を着実に実施することにあると認識しております。10月からは介護保険料の国の軽減対策がなくなりましたので、本来の額を徴収することになりましたが、収納事務は着実に実施できており、現在のところサービス受給者の中に滞納者はございません。

 また、保険給付費の支払い実績については、事業計画の試算値を超えて月平均3億円で推移しております。

 本市では、介護サービスの提供態勢は整っていると判断しておりますが、制度の趣旨普及がさらに浸透するに連れて、サービスの利用希望率は高まっていくものと考えており、今後保険給付費の増額補正等も点検しながら着実な事業運営に取り組んでまいりたいと存じております。

 次に、認定調査の事務につきましては、現在、施設入所者からの申請に対する基本調査は嘱託の調査員で対応しており、在宅者からの申請につきましては基本調査の一部を業務委託しております。公正・公平な基本調査と審査判定を確保することは重要であり、基本調査についての業務委託先の選定基準につきましては、社会福祉法人であって、かつ在宅介護支援センターの機能を有する組織に限定しております。

 今後におきましても、適正な事業運営に向けまして市民要望を認識しながら、全国市長会等を通じて国に対する要請を継続してまいりたいと考えております。

 次に、高齢者のインフルエンザ予防接種につきましては、このたびの第153回通常国会におきまして「予防接種法の一部改正する法律」が可決され、成立し、去る11月7日から施行されました。この改正は、予防接種の対象疾病にインフルエンザを加える等の措置を講じたものであります。

 市としましては、近年、高齢者がインフルエンザに罹患し、死亡または重症化する事例が全国的に社会問題化していることに対応するため、阿南市医師会の御協力を得て、原則として65歳以上の市民を対象に12月、1月の2カ月間にわたり予防接種を実施する計画であります。なお、この期間内の予防接種に伴い健康被害が生じた場合には、従来の疾病と同じ手続により救済してまいりたいと考えております。

 次に、水道事業につきましては、第3次拡張事業として平成3年度に事業に着手し、水の安定供給を図るため、簡易水道の統合、未給水地域の解消、老朽管の更新などを主な目標として取り組んでおります。昨年の9月には、事業計画の一部変更を行い、計画給水区域及び人口などをさらに拡大しまして、普及率の向上を図っているところであります。

 現在、取り組んでおります市の南部地域の福井町小野地区外5地区、及び椿町船頭ケ谷地区への水道未給水地域解消事業は、国の補助制度を活用しまして事業化を図り、平成13年度末の完成を目標に工事は順調に進捗しております。これに加えて、各家庭への給水管の引き込み工事も並行して進めておりますので、来年度の早い時期には各家庭に安全で安心な飲料水の供給が開始されるものと考えております。

 また、簡易水道の上水道への統合事業では、上水道区域に隣接する5地区のうち、福井・椿地区につきましては統合を終えており、桑野・山口・新野地区の簡易水道につきましても、施設の老朽化と能力的にも不足ぎみであることから、現在、早期完成に向けて鋭意取り組んでいるところであります。

 なお、老朽管の更新事業では、平成12年度末までに約46キロメートル済ませまして、進捗率は66%となっており、この事業につきましても今後精力的に取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、国のIT関連施策に伴うIT講習会事業につきましては、本市では本年6月から12月までの間を3期に分け、市内各公民館等15施設において131講座、受講定数3,250人を計画し、パソコン機器等の使い方、インターネット、電子メール、文書作成などの基礎技能講習を推進いたしました。現在、120講座余りを実施してまいりましたが、受講生の約90%の方から講習内容について好評をいただき、今月20日で計画は終了となります。

 しかし、国・県におきましては、平成13年度内のIT講習会事業の展開につき、高度情報化社会に対応した環境づくりの積極的推進という観点から、県下市町村の調整がされております。

 本市では、第3期までに受講できなかった方々を初め、受講を希望する市民が多いこと等の状況を考慮しまして、平成14年1月から3月までの間に5講座、100人程度の追加講習を開催することとし、現在「広報あなん」12月号で募集しております。今後とも啓発の充実を図り、多くの市民が受講され、講習が円滑に推進できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、消防庁舎建設工事の進捗状況につきましては、先般10月にくい打ち工事を終え、先月から地中ばり等の基礎工事に着手しております。現在の進捗率は約14%でありますが、当初の計画どおり来年度までには3階までの躯体工事を終える予定であります。

 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明申し上げます。

 今回提出いたしました案件は、条例案4件、補正予算案2件、決算認定案10件、その他字の区域の変更など7件の計23議案及び報告2件であります。

 ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。

 議案第1号 阿南市高速バス専用駐車場の設置及び管理に関する条例につきましては、高速バス利用者の利便と阿南駅周辺の道路交通の安全を図るため、高速バス専用駐車場を設置し、秩序ある駐車を促したく、条例を定めようとするものであります。

 議案第2号 阿南市個人情報保護条例につきましては、近年の高度情報通信社会において事務事業を執行する上での個人情報の利用が著しく拡大していることから、個人の保護に値する利益を擁護するために、市で保有する個人情報の適正な取り扱いと本人の個人情報の開示及び訂正等を請求できる権利を保障いたしたく、条例を定めようとするものであります。

 議案第3号 阿南市人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例につきましては、お互いの人権が尊重される「明るく住みよい阿南市づくり」を推進するため、公の施設として阿南市人権教育啓発センターを設置し、適正な管理運営をいたしたく、条例を制定しようとするものであります。

 議案第4号 阿南市予防接種実費徴収条例の一部を改正する条例につきましては、予防接種法の改正により関係条文の整備をいたしたく、条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第5号 平成13年度阿南市一般会計補正予算(第3号)につきましては、国・県補助事業の確定等に伴う事業費の補正、一部事務組合への負担金、特別会計への繰り出し、災害復旧費等のほか、事務事業執行の上での必要額を計上いたしまして、歳入歳出それぞれ6億2,720万円を追加補正し、補正後の予算額を259億5,330万円にしようとするものであります。

 まず、歳入につきましては、市税では1億4,400万円、地方交付税で1億円、分担金及び負担金で3,950万6,000円、国・県支出金で2億641万1,000円、繰入金で1億1,040万円、市債で2,210万円等を合わせまして6億2,720万円を増額計上しようとするものであります。

 次に、歳出予算の主なものといたしましては、総務費では地域活性化事業及び廃止路線代替バス補助金等で3,530万6,000円、民生費では社会福祉事業の扶助費、保育所費などの経費で1億6,518万6,000円、衛生費では阿南市外2町衛生組合負担金、インフルエンザ予防接種等で1億2,299万2,000円、農林水産業費では県単地域農業振興事業、地域営農確立促進対策事業等で6,542万7,000円、土木費では高速バス専用駐車場の機械購入費、旧岩戸橋の撤去費等で4,184万9,000円、教育費では中林分館改築費、IT特別講習事業費などで3,284万1,000円、災害復旧では6,359万9,000円、諸支出金では介護保険特別会計への繰出金として1億円、合わせまして6億2,720万円の増額補正をしようとするものであります。

 議案第6号 平成13年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、施設介護サービスが予測を超えて利用されている状況でありますので、今後の保険給付費の不足見込み額を補正するものでありまして、歳入歳出それぞれ2億3,000万円を追加し、補正後の予算総額を37億200万円にしようとするものであります。

 議案第7号 平成12年度阿南市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第8号 平成12年度阿南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第9号 平成12年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第10号 平成12年度阿南市伊島診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第11号 平成12年度阿南市加茂谷財産区運営事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第12号 平成12年度阿南市伊島財産区運営事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第13号 平成12年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第14号 平成12年度阿南市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第15号 平成12年度阿南市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について及び議案第16号 平成12年度阿南市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての10議案につきましては、いずれも平成12年度に係る各会計の歳入歳出決算の認定でありまして、地方自治法の規定に基づき議会の認定を求めるものであります。

 議案第17号及び議案第18号の字の区域の変更につきましては、いずれも徳島県が行った土地改良事業の完成に伴い、字の区域の変更を要するため、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 議案第19号 土地改良事業の施行につきましては、椿町蒲生田地区において農道整備のため施行する土地改良事業について、土地改良法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 議案第20号 財産の取得につきましては、農村公園整備事業として阿南市日開野町島原605番1外26筆、面積2万5,290平方メートルの土地を1億3,029万円で取得することについて、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 議案第21号 牟岐線阿南駅構内自由通路新設工事の協定の締結につきましては、阿南駅構内自由通路新設工事を四国旅客鉄道株式会社に委託することについて、その内容が工事に該当するため、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 議案第22号 阿南スポーツ公園(こども広場)建設工事の請負契約の一部を変更することにつきましては、大成建設株式会社と請負契約を締結し工事を施工しておりますが、阿南スポーツ公園(こども広場)建設工事において排水路工事の沈砂池及びボックスカルバートの掘削で岩掘削が必要となったことから、契約の一部を変更し、契約金額を787万1,850円増額し、2億7,667万1,850円とすることについて、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 議案第23号 富岡雨水1号支線築造工事の請負契約の一部を変更することにつきましては、西松建設株式会社と請負契約を締結し工事を施工しております富岡雨水1号支線築造工事において、当初用地等の関係から1カ所の雨水取水口を除外して発注しておりましたが、このたび関係者との合意が得られましたので、契約の一部を変更し、契約金額を255万6,750円増額し、4億7,505万6,750円とすることについて、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 報告第1号 民事訴訟の提起及び和解の専決処分の報告につきましては、市営住宅を明け渡す判決が確定しているにもかかわらず、車両を住宅敷地内に放置しているため、住宅敷地内から放置車両を撤去請求する訴訟の提起について専決処分しましたので、議会に報告するものであります。

 報告第2号 損害賠償額の決定の専決処分の報告につきましては、平成13年10月11日、公務中の市有車が阿南市橘町で普通乗用車と接触し、乗用車の右側前後ドアを損傷した事故の損害賠償金の支払いについて相手方と示談書を交わしたため、地方自治法の規定に基づき専決処分をしましたので、議会に報告するものであります。

 なお、公営住宅西方団地2の2号棟建設工事のうち、建築工事の請負契約の締結、平成13年8月の人事院勧告に関連いたします職員の給与関係条例の一部を改正する条例及び給与関係経費の一般会計の補正予算の案件、人権擁護委員の候補者の推薦並びに監査委員の選任についての人事案件等につきましては、後日追加提案させていただくことにしておりますので、御了承賜りたいと存じます。

 以上、提案いたしました議案並びに報告の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いと存じますので、今後の審議を通じまして御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえる次第であります。よろしくお願いいたします。



○議長(岩佐博文議員) 次に、議案第7号から議案第16までの平成12年度各会計決算認定について、監査委員の報告を求めます。

 清崎代表監査委員。

   〔清崎代表監査委員登壇〕



◎代表監査委員(清崎薫) 議長の御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして平成12年度阿南市一般会計及び特別会計の決算書並びに附属書類、各種基金の運用状況について、審査の概要を御報告申し上げます。

 地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により提出されました決算書並びに関係書類を去る8月17日より10月16日まで石澤委員、兼竹委員とともに審査をいたしました。

 審査に当たっては、収入役所管の関係書類と照合の結果、計数に誤りがなく、かつ各会計の差し引き残高は、市金庫、関係金融機関における金額に一致し、正確に措置されていることを確認いたしました。

 詳細については、お手元の意見書のとおりでありますが、その概要について御報告を申し上げます。

 一般会計におきましては、歳入総額287億4,401万9,000円、歳出総額276億1,409万7,000円、歳入差し引き額11億2,992万2,000円。翌年度への繰越財源2億1,719万4,000円を差し引いた実質収支額は9億1,272万8,000円の黒字決算となっております。

 歳入は、前年度に比べ5.5%増加、歳出も6.0%増加し、実質収支額は前年度の57.9%増となっております。

 国民健康保険事業会計を初め9つの特別会計の合計歳入総額は150億7,713万5,000円。歳出総額は147億3,055万3,000円、差し引き額3億4,658万2,000円の黒字決算となっております。

 赤字決算は、伊島診療所事業会計484万円及び住宅新築資金等貸付事業会計8,382万8,000円であります。

 財政調整基金を初め26種基金の年度末現在高は38億1,616万円。年度中増減額は8億5,581万9,000円の減少となっております。

 次に、財政構造の弾力性を診断する方法として一般に用いられております諸指標について申し上げます。

 まず、財政力指数についてでありますが、この指数は数値が1に近いほど財政力が強いと見ることができるものであります。なお、平成7年の国勢調査の結果、都市の類型は再編され?=O型都市は本市のみとなりましたので、類似団体としての比較は?−2類型を参考といたしました。平成12年度の本市の指数は0.681で、前年度より0.011ポイント低い指数となっております。なお、類似団体(平成11年度?−2型団体)の比率は0.67となっております。

 次に、経常一般財源比率についてであります。この比率は、数値が100%を超える度合いが高ければ高いほど財源に安定性があり、歳入構造に弾力性があることを示すものであります。平成12年度の本市の比率は105.9%で、前年度に比べて5.0ポイント上昇しております。なお、類似団体の比率は100.4%となっております。

 続いて3点目の、経常収支比率についてであります。この比率は、高いほど財政構造の弾力性が乏しく、100%に近いほど財政硬直化を示すものであります。平成12年度の本市の比率は89.2%で、前年度に比べて3.1ポイント改善されておりますが、類似団体の78.9%より10.3ポイント上回り、財政は硬直化しており、今後の財政運営には慎重な配慮が必要であると存じます。

 続いて4点目の、公債費比率についてであります。この比率は、公債費の一般財源に占める割合を示すものでありまして、財政構造の健全性を見るものであります。平成12年度の本市の比率は13.8%で、前年度に比べて0.5ポイント上昇しております。なお、類似団体の比率は14.8%となっております。

 以上の諸指標を総合的に判断いたしますと、本市の財政状況は極めて厳しい状況に直面しており、起債制限比率及び公債比率が上昇するなど財政構造の硬直化も引き続き進んでおります。その一方で、一部市内企業の増益などにより法人市民税の増収、橘湾石炭火力発電所等による償却資産などの固定資産税の増収に伴い、基準財政収入額が増額となっていることにより、平成13年度は普通地方交付税が不交付となりました。今後、国の地方交付税制度そのものの見直しが検討されようとしており、その動きを注意深く見守る必要があります。

 また、地方分権が現実の歩みを始めている中で、本市における行政をさらに自主的かつ総合的に広く担うことが求められております。その上、総合的な地域福祉の充実等の重要施策課題に係る財政需要がますます増大することが見込まれ、なお多額の長期債残高もあり、財政はますます厳しくなることが予想されます。

 このような厳しい財政状況の中で、阿南市の新しいまちづくりの実現を目指した諸施策を推進するに当たっては、第4次阿南市総合計画に準拠し、事業の優先順位、事業効果、将来の財政負担等を十分検討し、事務事業の徹底的な見直しによる効率的な行政運営を確立するとともに、自主財源の安定的確保による健全財政の堅持を図り、最少の経費で最大の効果を上げる行財政の運営が不可欠であります。

 以上の諸点に留意し、なお一層、市民の福祉の向上に努め、活力と潤いにあふれ、みんなとともに輝く阿南市へと飛躍されることを望む次第であります。

 以上、報告を終わります。

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○議長(岩佐博文議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

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    散会 午前10時59分