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徳島県 阿南市

平成16年12月定例会 12月10日−03号




平成16年12月定例会 − 12月10日−03号







平成16年12月定例会



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 │            平 成 16 年               │

 │        阿南市議会12月定例会会議録(第18号)         │

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      平成16年12月10日(金曜日)午前10時 1分 開議



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議事日程(第3号)

第1 市政に対する一般質問

第2 承認第1号

   第1号議案から第17号議案

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 本日の会議に付した事件

日程第1 市政に対する一般質問

日程第2 承認第1号

     第1号議案から第17号議案

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出席議員(26名)

  1番  佐 々 木  志 滿 子 議員

  2番  久  米  良  久 議員

  3番  神  原  照  夫 議員

  4番  横  田  守  弘 議員

  5番  日  下  公  明 議員

  6番  林     孝  一 議員

  7番  住  友  利  広 議員

  8番  松  原  良  明 議員

  9番  山  崎  雅  史 議員

 10番  奥  田     勇 議員

 11番  鶴  羽  良  輔 議員

 12番  島  尾  重  機 議員

 13番  折  野     博 議員

 14番  荒  谷  み ど り 議員

 15番  嶋  尾  秀  昭 議員

 16番  松  橋  リ ツ 子 議員

 17番  小  島  正  行 議員

 18番  野  村     栄 議員

 19番  仁  木  一  郎 議員

 20番  保  岡  正  広 議員

 21番  野  中  邦  男 議員

 22番  近  藤  治  郎 議員

 23番  秋  本  喜 久 雄 議員

 25番  山  下  久  義 議員

 26番  片  山  敬  史 議員

 27番  兼  竹  安  秀 議員

   +++++++++++++

欠席議員(1名)

 24番  吉  積  明  徳 議員

   ─────────────

説明のため出席した者の職氏名

 市長       岩 浅 嘉 仁

 助役       亀 尾 貞 男

 助役       島 田 泰 子

 収入役      谷 口   勇

 教育委員長    岡 部 禎 宏

 教育長      田 上 勝 義

 代表監査委員   石 澤 三 朗

 企画総務部長   橋 本 昭 雄

 市民環境部長   大 津 愛 博

 保健福祉部長   田 上 敏 幸

 産業部長     甘 利 英 夫

 建設部長     岡 田   肇

 水道部長     上 田 武 義

 理事       大 澤 敏 之

 理事       大 上 善 巳

 教育次長     重 村 英 幸

 理事       玉 木   昇

 理事       陶 久 泰 臣

 体育振興監    米 沢 敏 信

 企画総務部副部長 田 上 重 男

 企画総務部参事  喜 田   潤

 企画総務部参事  篠 野   哲

 企画総務部参事  黒 田   実

 秘書広報課長   眞 本 靜 生

 財政課長     惠 来 和 男

 消防防災室長   豊 田 弘 之

 市民環境部主幹  松 本 秀 行

 環境保全課長   待 田 泰 信

 福祉事務所長   石 岡   護

 保健福祉部参事  原 田 包 義

 保健福祉部参事  武 田 育 展

 ながいき課長   豊 内 照 子

 産業部参事    寺 澤 雅 喜

 産業部参事    春 山 隆 廣

 産業部参事    黒 川 勝 典

 建設部参事    服 部 常 悦

 土木課長     満 石 正 規

 業務課長     東 條 盛 彦

 学校教育課長   広 瀬   守

 文化振興課長   広 井 正 明

 人権教育課長   西 田   修

   ─────────────

議会事務局出席職員氏名

 事務局長     米 田 佑 壽

 事務局次長    廣 瀬 春 幸

 次長補佐     佐々木 宏 伸

 議事係長     坂 東 孝 代

 調査係長     青 木 芳 幸

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○議長(山下久義議員) おはようございます。

 開議に先立ちまして、まず本日の議事日程を御報告申し上げます。

 日程第1、市政に対する一般質問。日程第2、承認第1号及び第1号議案から第17号議案までの計18件に対する質疑、委員会付託。

 以上であります。

 なお、本日の会議に欠席の通知のありましたのは、24番吉積議員。

 以上であります。

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○議長(山下久義議員) これより本日の会議を開きます。

 直ちに本日の日程に入ります。

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○議長(山下久義議員) 日程第1 市政に対する一般質問を昨日に継続して行います。

 2番 久米良久議員。

   〔久米議員登壇〕



◆2番(久米良久議員) おはようございます。

 議長から発言の許可をいただきましたので、市政に対する一般質問をさせていただきます。

 まず、ボランティアセンター設置に関してお伺いをいたします。

 6月議会におきまして、ボランティアセンターの設置並びにボランティアコーディネーターの必要性、またNPOと行政の連携や協働関係の重要性について申し上げ、その実現を要望させていただきました。非常に前向きな答弁をいただいておりましたが、今般市長所信の中でも、実施に向けての提案がなされております。まずもって御高配にお礼を申し上げる次第でございます。

 来春4月からのスタートになると理解をいたしておりますが、ボランティアセンターの開設にあわせて、あらゆる分野で活動している多くのボランティア団体の活動支援や情報の整理あるいは災害時におけるボランティアの受け入れや派遣など、ボランティア全体を体系的に整理、統括するボランティアコーディネーターの配置もあわせて願うものでありますが、御所見をお伺いいたします。

 また、NPOと行政の連携・協働が地域の再生あるいは新しいまちづくりのかぎを握るものでありまして、NPOの設立や運営について行政が積極的に支援する姿勢が、これからのまちづくりにおいては大変重要な視点であると考えます。

 そうしたことからも、NPO支援の窓口を設けていただきたいわけでございますが、ボランティアセンター内に併設される予定はあるのでしょうか、あわせてお伺いいたします。

 次に、職員駐車場使用料徴収についてお尋ねをいたします。

 6月議会におきまして、市長から提出されました「阿南市職員駐車場使用料徴収条例」(案)が承認され、7月1日から施行されることになっておりましたが、いまだに実施されていないと聞いております。委員会審議の中におきましても、「公平性の観点からも慎重にすべき」との指摘もありました。職員組合等との調整もあろうかと思いますが、現状では市役所本庁職員の通勤車両が対象であると認識いたしております。市民の方からも「ぜひ確認してほしい」との声がございますので、その実情をお聞かせください。あわせて、市長の御見解をお尋ねいたします。

 次に、全国的に取り組みの広がりを見せております「学校敷地内全面禁煙」についてお尋ねをいたします。

 喫煙者の私といたしましては、少々お尋ねをしにくい内容でございますけれども、教育現場の問題でございますので、確認の意味であえて質問をさせていただきます。

 この件につきましては、和歌山県が先進地でございまして、平成14年4月から全公立学校で実施されております。

 徳島県におきましては、平成17年4月から県立学校、平成18年4月からは全公立学校におきまして「学校敷地内全面禁煙」、ノースモーキングエリア化が実施されると聞いております。そこで、実施決定に至るまでの経緯と教育委員会の御所見をお聞かせください。

 また、教職員の間での喫煙者の割合や喫煙室の有無など、学校現場における現況と実施に向けての取り組みについて、さらには運動会、体育祭、また社会体育などの利用に関して、保護者や地域への啓蒙はどうするのか。また、内容周知に関しての看板等の設置については、教育委員会で統一した取り組みが必要であると考えます。それぞれお伺いをいたします。

 次に、平成19年度に徳島県で国民文化祭が開催されます。阿南市におきましても、何種目かの部門で実施されると思いますけれども、阿南市を全国にアピールする絶好の機会でもございます。積極的な取り組みを望むものであります。計画あるいは予定がありましたら、お聞かせをいただきたいと思います。

 最後になりますが、日本じゅうを震撼させるような残虐な事件が毎日のように報道されております。そして、その事件の被害者の多くがいたいけな幼児や子供たちでございます。また、時にはその加害者が青少年であることも悲しい事実でもあります。殺伐とした社会の中で、日本人の心が砂漠化してきているのでしょうか。その要因についてはいろいろな観点から論じられておりますが、対策ができないまま悪化の一途でございます。

 阿南市におきましても、大事には至っていないまでも、小さな目は至るところで顔を出しているようでございます。「子供は地域で育て、地域で子供を守る」、この大事なことが日本の国からなくなっていっているような気がいたします。

 また、幼い子を持つ親自身が、地域で支え合うという社会の経験を余り持たなくなっています。少子化が進む中で、兄弟の関係を持たない子供も増えております。そうした中、保護者会から人権のまちづくりのための子供会活動に関する陳情が、市長、教育長に出されていると聞いております。

 次の世代を担い、未来の日本をつくる心豊かでたくましい子供を社会全体ではぐくむ必要があります。そのためには、子供たちの基本的人権が完全に保障される地域社会でのシステムが必要ではないでしょうか。地域社会が心豊かな青少年をはぐくみ、人間性豊かな人づくりが醸成されるために、将来を見据えた政策と行政の積極的な支援が求められていると考えますが、御所見をお伺いいたします。

 以上、第1問を終わらさせていただきます。御答弁によりまして、再問をさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 久米議員にお答えをいたします。

 私からは国民文化祭について答弁をいたしたいと思います。

 「第22回国民文化祭・徳島2007」が平成19年度に徳島県で開催されることになっております。これは、全国各地でふだん行われている文化活動を全国的な規模で発表し、共演し、交流することを目的に、昭和61年から開催されている我が国有数の文化の祭典でございます。

 県におきましては、本年国民文化祭準備室を設置し、8月には国民文化祭徳島県実行委員会を設立するなど、「第22回国民文化祭・徳島2007」に向けての取り組みが始まっております。

 県実行委員会といたしましては、開会式、オープニングフェスティバルを含め40事業を予定し、各市町村において最低1事業の実施を希望しております。本市といたしましても、演劇部門や音楽部門等で開催希望事業を提出しており、来年度早々には県実行委員会から各市町村が開催する事業の決定があるものと考えております。

 今後におきましては、県の動向に歩調を合わせるとともに、関係機関や団体等との連携を図りながら、平成19年度の開催に向け取り組んでまいりたいと考えております。阿南の文化の発展のために大きなインパクトのあるイベントになると考えております。積極的に取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(山下久義議員) 田上教育長。

   〔田上教育長登壇〕



◎教育長(田上勝義) 久米議員さん御質問の学校敷地内の全面禁煙について御答弁申し上げます。

 県教育委員会は、平成15年8月「禁煙対策検討会議」を立ち上げ、17年4月から県立学校で、18年4月から全公立学校で学校敷地内禁煙を実施する旨、本年6月に市教育長あてに通知がございました。阿南市教育委員会といたしましても、その趣旨に賛同しております。

 阿南市内の小・中学校につきましては、校長会で学校敷地内禁煙についての検討を重ねております。現在把握している市内小・中学校教職員の禁煙者数は、小学校で29名、中学校30名で、全体の12.4%となっております。

 現在、市内で敷地内禁煙を実施しているのは、小学校1校、中学校1校で、換気施設のない分煙室を設置している小・中学校が27校中5校、その他は分煙コーナーを設けています。また、来校者への協力要請を行っている学校は、小学校7校、中学校2校となっております。

 保護者や地域への啓発でございますが、運動会で携帯用灰皿を配布し、喫煙者に喫煙マナーを促す取り組みも行われており、今後もさまざまな方法で啓発してまいりたいと考えております。看板等での周知は、今後学校長と相談し検討していきたいと考えております。

 世界的にも社会意識が禁煙の方向に進んでいる中、教育委員会といたしましても、学校敷地内禁煙の方向で取り組んでまいりたいと考えております。ちなみに、私は吸いません。

 続いて、子供会活動についての、将来を見据えた施策と行政の支援についてでありますが、市内の5つの中学校区の保護者の方から、「人権のまちづくりのための子ども会活動に関する陳情」を受けました。

 近年の子供たちを取り巻く環境は激変し、少子化や近隣との触れ合いの減少で、生活体験が不足し、豊かな成長・発達に必要な人と人とのかかわりの中で、支え合いながら成長する経験が十分に持てなくなっている現状があります。このような環境の変化は、表に出た問題行動や事件だけでなく、その内面にも多大な影響を与えています。

 そうした中、子供たちの成長を地域で見守り、お互いの人権を尊重し、豊かな人間関係の再構築のための事業が必要であると認識しております。

 現在、市内の地域によっては高校生が小・中学生のリーダーとなって存在感を感じ、生き生きと活動しているところもあります。そういった年齢を超えた縦のつながりや人とのコミュニケーション能力が十分はぐくまれることが大切であると考えております。

 こうしたことから、今後の子供の育成に関する事業は、御質問のように親がつながり、地域で子供をともに育て、生きる力の育成と人権意識の高揚を目指すことで、子供たちの豊かな成長を図ることを目的として、地域に根差した子ども会活動の充実を目指し、現在具体的な実施に向けて、新事業として財政的措置も含めて検討しております。

 以上でございます。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 久米議員さん御質問の職員駐車場使用料徴収についての御質問に御答弁を申し上げます。

 まずもって、6月議会において条例の御承認をいただいておきながら、徴収がおくれましたことにつきまして、深くおわびを申し上げます。

 利用者との話し合いも終わりまして、市役所本庁舎に勤務する職員につきましては、駐車場使用料を平成17年1月分より徴収することとなっております。現在、給与プログラムの変更や職員からの駐車場利用承認申請書の提出を求めておるところでございます。今後、条例等の持つ意義を十分認識し、欠くことのないよう対処してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁とさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 田上保健福祉部長。

   〔田上保健福祉部長登壇〕



◎保健福祉部長(田上敏幸) 久米議員さん御質問のボランティアセンターにつきまして御答弁を申し上げます。

 (仮称)駅前会館に設置を計画しております(仮称)ボランティアセンター拠点づくりにつきましては、現在阿南市社会福祉協議会におきまして、ボランティア推進センターが設置されており、社会福祉協議会職員がボランティアコーディネーターを兼ねていることから、その活用も考えているところでございます。

 しかしながら、今後多様な形態のボランティア活動の拡大に対応するためには、議員さん御指摘のように人的配置も必要と考えているところでございます。

 また、(仮称)ボランティアセンターが設置されますと、NPO法人等の支援窓口、各種ボランティア団体の総合的な窓口としても対応できるものと考えているところでございます。御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 答弁の訂正があります。

 田上教育長。

   〔田上教育長登壇〕



◎教育長(田上勝義) 先ほどの久米議員さんの学校敷地内の全面禁煙についての御答弁の中で、現在把握している小・中の教職員の「禁煙者数」と申しましたけれども、「喫煙者数」でございます。おわびをして、訂正をさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 2番 久米良久議員。

   〔久米議員登壇〕



◆2番(久米良久議員) それぞれ御答弁をいただきました。

 まずもって、ボランティアセンターのボランティアコーディネーターの件でございますけども、いきなり専門職の配置ということは非常に難しいかと思いますけれども、御答弁のありましたように、社協の職員が兼務することのないように、ぜひNPO支援窓口ともあわせて前向きなお取り組みを要望いたしておきます。

 また、子ども会活動についてですが、今文部科学省で「子どもの居場所づくり事業」が進められております。子ども会では、中学生、高校生がジュニアリーダーとして活動し、小学校の子供たちの面倒を見るなどしながら成長してまいります。そして、その子ども会が彼らの居場所になっていきつつございます。そうした形を望むものでありますが、また兄弟の関係を持たない子供たちにとりましては、異年齢の集団での体験は非常に貴重なものでございまして、保護者にとりましても子供を通してコミュニティーの中でお互いが支え合うなど、地域の連帯が築かれてまいり、新しいまちづくりにつながるものと考えております。ぜひ阿南市独自のスタイルを築いていただきますよう望んでおります。

 2点ほど再問をさせていただきますが、まず学校敷地内禁煙についてございますけども、たばこは嗜好品でございまして、喫煙されている教職員に「たばこを吸うのをやめろ」と言うのはいささか、なかなか難しいところがございます。

 何よりもまずやるべきことは、現場の先生方に、また職員の方々に禁煙についての理解を深めていただくことだろうかと思います。また、それができていなければ、学校敷地内全面禁煙という形でございますので、簡易の灰皿等を渡したところで、それは吸うことでございますので、そのあたりのへ理屈になろうかと思いますけれども、現場では非常にいろんな議論があるようでございます。

 また、地域の方々におかれましても、運動会に行って、今までたばこを吸っていたのに、突然吸ってしまうと、それをだれが注意して回るのか。何かそのあたりがやぶ蛇になるのではないかなというような、余り意味のない質問でございますけれども、教育委員会としてぜひそのあたりを、学校長を通して先生方と相談されるとされておりますけれども、ぜひきちっとした御説明が必要ではないかと思いますので、その点について少しだけお聞かせをいただきたいと思います。

 最後に、条例についてでございますので、駐車場の件について少し再問をさせていただきたいと思います。

 いろいろ実施できなかった理由はあろうかと思いますし、理解しないわけでもないのですが、条例について設置された時点で、駐車場利用に関する申請書等の様式も定められているわけでございます。条例を定めて即実施しようというのであれば、そうした調整はまず事前に済ませておくべきではないでしょうか。

 問題は附則の「7月1日から施行する」の部分であろうかと思います。答弁をお聞きしますと、その時点でもこうした結果の予測はできるはずでございますし、実施に至るまでの準備期間がまずもって必要であったのではないでしょうか。準備期間を置いて、来年1月1日から施行するというものであるべきではなかったのかと思います。

 また、即実施できなかったというのであれば、まず9月議会でその部分の訂正をされるか、あるいは報告をされるべきであったのではないでしょうか。設置された条例が履行されないということがあってはならないと思います。

 条例が施行されて6カ月間使用料が徴収されなかったというのは事実でございます。現在、横見駐車場で約330台が利用されていると聞いております。それで計算いたしますと、この6カ月間の使用料徴収予定額が198万円になります。この数字に関しての質問についてはいたしませんけれども、普通に考えて大きな数字ではないかと思います。

 こうした問題が市民の市政不信を招き、市税の徴収業務等について職員が努力されておりますけども、そういった面においても悪影響が出るのではないかと心配をいたすところでございます。

 まず、市民の不信を払拭するためにも、ぜひ納得できる説明が必要であると考えますが、その点について改めて市長の御見解をお伺いいたします。

 以上、再問を終わります。



○議長(山下久義議員) 議事の都合により小休いたします。

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    休憩 午前10時28分

    再開 午前10時28分

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○議長(山下久義議員) 再開いたします。

 この際、10分間休憩をいたします。

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    休憩 午前10時29分

    再開 午前10時40分

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○議長(山下久義議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 田上教育長。

   〔田上教育長登壇〕



◎教育長(田上勝義) 御再問に御答弁申し上げます。

 学校の禁煙につきましては、目の前に子供がおりますから、非常に大事な課題となります。学校で子供たちに教育をするように、まずしっかりと理解した上で行動に移していくことが大切だと思っています。

 さらに、議員さん御指摘のように、市町村立学校の場合は、県立学校と違いまして、地域の密着度が非常に高いために、学校に出入りしていただく地域の方々の啓発が最大の課題であると心得ております。今後とも校長会やPTAとしっかりと連携した上で、啓発あるいは禁煙推進に取り組んでまいりたいと思います。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 久米議員さん御再問の職員駐車場使用料の関係について御答弁を申し上げます。

 準備期間また9月議会への報告等につきましては、議員さんの御指摘のとおりでございます。公平性の観点、また条例の持つ意義等を十分認識し反省しているところでございますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御再問に対する御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 2番 久米良久議員。

   〔久米議員登壇〕



◆2番(久米良久議員) それぞれ再問についての答弁をいただきまして、ありがとうございました。よく理解をさせていただきます。

 ぜひ、条例設置者であります市長からの御答弁をいただきたかったわけでございますけれども、この件について、また議会でもいろいろと議論がございます。所管の委員会でまた詳細については市長の御見解もいただきたいと思いますので、その件について、委員会でもう少し審議をできればと思っておりますので、議員諸氏の皆さん方におかれましても、ぜひ、この問題だけではございません。要するに条例という形で認識をいたしておりますので、そのあたりをお願いをしたいと思います。

 以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(山下久義議員) 21番 野中邦男議員。

   〔野中議員登壇〕



◆21番(野中邦男議員) 議長の許可をいただきましたので、市民会議を代表して質問をしてまいりたいと思います。

 阿南市外二町衛生組合の所管にかかわる津乃峰町西分の最終処分場の件でございますけれども、9月議会で市長は、地権者に一日も早くお返しできるようにしたいということでございましたけれども、その後地権者に返却するためにどのような計画を立て取り組んでおられるのか。また、いつごろ地権者に用地を返還できるのか、その点をまずお伺いをしておきます。

 次に、昨日来3人の議員が質問をされましたので、多少質問の方向が変わるかと思いますけれども、お許しを願いたいと思います。

 福井町久保野に計画をされております産業廃棄物の処分場の件について、昨日小島議員の質問に答えて、市長は最後まで闘うということを、決意をここで述べられました。その意味についてお伺いしたいと思います。最後まで闘うというのは、裁判で最後まで闘うというのか、あらゆる方策を講じて産業廃棄物の建設を阻止するために最後まで闘うのか、その点まずお伺いをいたします。

 次に、小松島にありますDVD、AMCこの誘致についてお伺いしたいと思います。

 6月議会と9月議会の御答弁はほぼ同じであります。6月議会とこの12月議会の、きのうの答弁は同じであったと思います。企業は内陸部の用地を要望しているということでありますけれども、その内陸部の用地の買収依頼が正式にあったのか、その点をお伺いして私の第1問を終わります。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 野中議員さんに御答弁を申し上げます。

 まず最初に、DVDの関連について御答弁をいたしたいと思います。

 この内陸部というのは、当初昨年の段階から企業側が希望いたしております。その中で、企業立地というデリケートな問題もございますので、具体的には披瀝はできませんけれども、企業の関係者が頭に描いておる候補地、あるいは私自身がこういう土地もどうであろうかという土地もございます。今現在は3候補地ほどおぼろげでございますが考えております。

 それからもう一つは、御承知のとおり全国の各自治体の企業の誘致策というのが非常にたくましく活発になってきております。兵庫県では分譲一辺倒の産業団地を賃貸、いわゆるリース制度に変えるという傾向が出てきておりますし、また神戸市ではポートアイランドの第2期工事、これが10年間土地の無償提供という制度を設けまして、医療関連の企業の誘致に成功いたしておると。ですから、土地の提供につきましても、さまざまな方法というものが考えられますし、全国の自治体の中でその知恵の出し合いといいますか、そういう競い合いというものが起きてきておるわけでございます。そういうさまざまな観点から総合的に勘案をしたいと、そういうふうに考えております。



○議長(山下久義議員) 上田水道部長。

   〔上田水道部長登壇〕



◎水道部長(上田武義) 水道部に関係する部分につきまして御答弁申し上げます。

 係争中の福井町産業廃棄物最終処分場についての今後の方針につきましては、これまでにも申し上げてきましたように、建設阻止に向けて最後まで闘ってまいる姿勢には変わりはございませんので、引き続き議員各位の御理解と御支援を賜りますようお願いいたします。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 小休いたします。

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    休憩 午前10時51分

    再開 午前10時52分

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○議長(山下久義議員) 再開します。

 上田水道部長。

   〔上田水道部長登壇〕



◎水道部長(上田武義) 再度御答弁を申し上げます。

 先ほども申し上げましたように、建設阻止に向けて最後まで闘ってまいる姿勢に変わりはございませんので、引き続いての議員各位の御理解と御支援を賜りますようお願いいたします。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 大上理事。

   〔大上理事登壇〕



◎理事(大上善巳) 西分処分場につきましては、管理者みずから津乃峰町協議会の役員さんや処分場の地権者と意見交換を行っております。

 今後、適正な閉鎖に向けた取り組みを行うため、年度内に同処分場の「ごみ質分析及び水質検査業務」を委託発注することとしており、その検査結果を精査し、新年度におきまして矢板等による止水工事等必要な措置を検討することといたしております。

 地権者の方には、それらの対策が終了した時点でお返しいたしたいと考えておりますので、御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 21番 野中邦男議員。

   〔野中議員登壇〕



◆21番(野中邦男議員) 再問をいたします。

 市長の50にわたる公約の中の一つに、「迅速な意思決定で効率的な事業執行と庁内分権による時間と経費のむだを省きます」という公約があります。

 津乃峰町西分の処分場は使われなくなってからはや数年経過し、やっと今地権者に返還するための手続が始まろうとしております。地権者に返還するためには、できるだけ早くやるためには、先ほど大上理事が言いましたように、年内にあらゆる調査を済ませ、来年度には工事着手、少なくとも再来年には返還できる状況に持っていくのが市長の公約の一つではなかろうかと思いますけれども、来年度に工事を完成させ、再来年度に返還する意思がおありかどうか。あそこは遮水溝もやらなければならないだろうし、地下十何メートルまで矢板を打たないと、何が出てくるかわからない状況であります。それと、現在ある水処理施設はあってなきがもので、飾りだけ、機能ゼロの水処理施設。どうですか、地権者を安心させるために再来年の年度末にはお返しするためにあらゆる努力をするということは述べられませんか、ひとつその点をお伺いしておきます。

 それと、福井町の産業廃棄物最終処分場の件でございますけれども、水道部長の答弁は非常にあやふやな答弁です。最後まで闘うという意味は、僕が聞いたように、あらゆる方策を講じて進出を阻止するのか、ただ裁判をして裁判で負けたらいい、勝てばいい、最高裁まで行って勝てばいい、負けたらいい、その程度の認識の取り組みなのかどうかという大きな違いがあります。

 皆さんも記憶にあると思いますけれども、福井でクリーンセンター建設に阿南市が取り組んだときに、地元には反対、賛成はございました。しかし、阿南市はやると言ったらやるという姿勢で、職員を大動員かけて反対をけ散らしながら建設をした。今度はその反対です。

 今回、請願が出てきておりますけれども、請願の提出者は福井町だけじゃなく、阿南市全域に広がりを見せております。大野から長生、かつてはごみ問題で泣かされた地域からも、阿南市の緑を守り、水を守れと。福井町で産業廃棄物の進出を許したら、阿南市全体が産業廃棄物処分場になってしまうと。こういう危険性を持っているからこそ、各地域の協議会、自治会の団体の長が連名で提出をしていると思うんです。阿南市に本気でこの産廃をとめるというのであれば、何をしなければならないか。闘いというのは、裁判で法廷闘争する方法、それともう一つは地元で現場で闘う方法。

 今、福井町民は現場で闘っているんです。ところが、ここ一、二年の間、いろんなうわさが流れている。推進署名を集めるために1人3万円出したとか、5,000円出したとか。竹床材の企業をつくると言って、見に行こうじゃないかと。連れていくと途中から産廃業者の役員がその車に乗り込んできて、最終処分場を見せる。そして、そのバスの借り上げはどうなったかと言ったら、どうも参加者は払っていない。うわさによると産廃業者からいただいてきたお金で視察に連れていく。

 議会と阿南市全体が反対運動に取り組んでいる。この中で条件闘争、もし負けたら条件闘争というのは、これは分派活動であり、反対運動を切り崩す企業の常套手段であります。こういう手先に乗せられてはいけません。特に、福井は助役の出身地域でもあります。市長も少なからず関係があるところであります。クリーンセンターを建設するという、あのときの姿があるのであれば、本当にこれをとめるというのであれば、市長、助役みずから、阿南市の福井町民に働きかけて、「企業の甘いささやきに乗ってはいかん」、「期成同盟会と一致団結して現場でスクラムを組んでくれ」と回るのが当たり前でしょう。それしましたか、あなた方。まずそういう取り組みをするかどうか、岩浅市長、亀尾助役に決意をお伺いします。

 次に、DVDでありますけれども、これも市長の公約です。DVD、デジタル多用途ディスク製造のAMC、小松島市田野町井上隆夫社長の工場を来年中に阿南市内に誘致。100人規模の雇用を創出します。これ断定しているのです。来年中とはことしの12月です。こういう公約を発表してるんですから、その当時市長は相当突っ込んだ話し合いをされていることと思います。そうしないと、こんな断定的な公約は出せないはずです。市長、12月末までに正式に発表できますか、あなたの公約守れますか、まずお伺いします。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 野中議員の再問にお答えいたします。

 まず、DVDにつきましては、昨日の議会で荒谷議員さんに御答弁を申し上げました。連絡も密にいたしております。東京でも関係者にもお会いしておりますし、ただ時間的に年内に立地の発表ができるかというところまでは、今は行っておりません。ただ、立地の交渉はずっと継続をいたしておりますし、来年の春に企業体の動き、余り表に出せないわけでございますけども、ですから企業誘致というのは非常にデリケートというのは、私がその企業のいろんなことにつきまして言及することはできません。企業体の動向もございまして、立地の交渉は継続をいたしておるということでございます。

 それから、津乃峰の西分の処分場でございますが、先般確かに市長室に関係者の皆さんお見えになっていただきまして、御陳情をいただきました。

 私は就任して1年でございますけども、その場でも率直に申し上げました。どうしてこういう問題が長年にわたって放置されておったんだろうというのが、1年を経過した市長職として率直な感想でございます。それを地元の方にも申し上げた次第でございます。

 先ほど大上理事の方から答弁をいたしましたように、議会の要望も受けまして年度内に同処分場の「ごみ質分析及び水質検査業務」を委託発注することとしており、その検査結果を精査し、新年度におきまして矢板等による止水工事と必要な処置を検討すると。できるだけ速やかに早くこの作業を進めていきたいと思っておる次第でございます。

 さらに、昨日からたくさんの議員さんの御質問をいただいております産業廃棄物の最終処分場でございますけども、昨日の私の答弁の中に、その熱意は十分入っておると思いますが、市民の生活を守っていくというのは市長の最大の責務であると考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(山下久義議員) 亀尾助役。

   〔亀尾助役登壇〕



◎助役(亀尾貞男) 野中議員さんの産業廃棄物に関します御再問に御答弁を申し上げたいと存じます。

 先ほど水道部長からも御答弁を申し上げておりますように、建設阻止に向けてと、最後まで闘うという意味につきましては、議員さん御指摘のように、裁判の方法、その他現地における実力行使の方法、具体的には申しませんが、こういう方法もあろうかと思いますが、それらを総括的に含んでおるというように私は理解をいたしております。

 現在は裁判中でございますので、その結果を当面は見てみると。そして、結果によっては、議会議員さん方とも十分相談をさせていただいて、今申しましたような方法も含めて建設阻止に向けて最後まで闘うという趣旨でございます。

 それと、この「水道水源保護条例」につきましては、条例をつくった時分の私担当をしておりまして、当時三重県の久居市へも数回お邪魔をして研究をしてきた経緯もございまして、最初からのかかわりもございますので、私自身もこの問題につきましてはしっかりと取り組んでまいりたいというように考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。



○議長(山下久義議員) 21番 野中邦男議員。

   〔野中議員登壇〕



◆21番(野中邦男議員) 再々問をいたします。

 まず、福井町の産業廃棄物処分場の件でございますけれども、市長は、市長に立候補したときの公開質問状にこのように答えられております。「阿南市には山間地が多く、市内各地で水源が危険にさらされる危険性をはらんでいますので、当然全市的な問題としてとらえています」。さらに、「市民の健康と安全を守ることが市長の使命です」、先ほど御答弁あったとおりです。「引き続き水道水源保護条例を掲げ、市民の安全を願い闘う姿勢を貫くべきです」と、こう書いてあるんです。ここに僕はちょっと弱いという点、先ほどからしつこく聞いておるんですけども、「水道水源保護条例」を掲げと。阿南市のすばらしい自然と水と緑を守るために闘い抜くというんであれば、非常に強い闘いができる。ただ、「水道水源保護条例」だけでは本当の強さではない。だからこそ、先ほどからしつこく聞いているんです。

 多分、何人かの方は御存じだろうと思いますけれども、地権者と福井環境開発株式会社、土地を借りる人です。この間のいろんな問題がありまして、地権者から福井環境開発株式会社に対して、あなたの会社は信頼に値する会社ではないという内容証明つきの文書が出ています。6億円で借りると言って契約を結んでいますけれども、その契約の中身を履行しようとしない会社のようであります。だからこそ信頼に値しないという文書が地権者から会社へ突きつけられております。こういう状況を十分市が把握しているのであれば、闘いの方法は数限りなくあります。

 しかし、闘いの原点は現場でなければなりません。反対運動をつぶしたり陽動作戦で分裂させるような動きには、市を挙げて取り組まなければならないのが本来の姿でないか。全市的な問題であれば、当然のことであります。クリーンセンターを建設するときは、職員を挙げて推進に取り組んだんですよ。これは今阿南市の最大の問題になろうとしているんです。市長も言っているように、阿南市は山間地が多い。1カ所許してしまうと次から次へと産業廃棄物処分場が建設される。

 今、阿南市の不法投棄かどうかわかりませんけれども、何カ所かあります。裁判とか警察を通じて抑えたがゆえにそれもとまっているわけです。現場での闘いがいかに大切かということは、亀尾助役みずから知っているでしょ。あなたは先頭に立って推進し、反対している人を毎晩毎晩家へ訪ねて説得した方ですから。なぜ今回はそれをやらないのですか。期成同盟会から声がかかれば、現地に飛び込んでいきますか。あなたの地元ですよ。本当に反対をするのであれば、それをして当たり前のことですよ。よもや裏でややこしい動きをしているはずはないと思います、地元の方ですから。福井町全体をまとめ、さらに阿南市全体をまとめて阿南市の意思を内外に示すのは市長の役目であります。強い決意を聞きたいと思います。

 次に、DVDのことでありますけども、私も多少相手の会社グループのことを知っております。だから、なかなか本音で答弁できないのでありましょうけれども、「交渉は継続している」とおっしゃいますけれども、市長の公約は「来年中に阿南市に誘致」と断定しているんです。それがまだ交渉中、用地交渉の依頼もない。ならば、公約に掲げ、記者会見したと思いますけれども、企業誘致、当時の新聞にも載ったと思いますけれども、どこまで何を話されたのか。ことしじゅうに建設すると言うのであれば、既に用地の買収等は終わっていなければならない。ということは、当時には既にもう具体的にはなければならないはずです。先ほど言ったように条例の改正もやらなければならないということです。これは、6月議会の質問で答弁されております。ところが、その条例改正もいまだにできていない。それらは3月には出てくるんですか、お答えください。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 再々問につきまして、まず福井町の産廃の問題でございますが、先ほど1年前の私の選挙の際の文言を披瀝をしていただきました。実は、その私の文言は、この建設反対期成同盟会の方に十分お話を伺いまして、それをもとに私は自分の言葉で自分の文書で書いたつもりでございます。

 先ほどから、そして昨日から再々にわたって申し上げておりますように、市長の責務というのは、市民の生活の安全、命を守ることでございます。それを先ほどから申し上げておるところでございます。御理解をいただきたいと思います。

 また、DVDの会社でございますが、実は企業体の変動という言い方をいたしましたが、どこまでしゃべっていいのか今実は一部上場を目指しておるという話もございまして、来春ぐらいを目途にしておるということも仄聞をいたしております。そういう状況で、既存の土地で実は目途をつけておる土地もあるわけです。すぐに工場に使えるような土地とか、さまざまなケースがございますので、それを総合的に勘案をしているということを先ほどから申し上げておりますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(山下久義議員) 小休いたします。

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    休憩 午前11時15分

    再開 午前11時15分

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○議長(山下久義議員) 再開いたします。

 亀尾助役。

   〔亀尾助役登壇〕



◎助役(亀尾貞男) 再々問に御答弁を申し上げます。

 反対期成同盟会の方々とも十分相談をしていただきながら、議会とも相談をして、私自身はしっかりと対応してまいりたいというように考えております。



○議長(山下久義議員) 19番 仁木一郎議員。

   〔仁木議員登壇〕



◆19番(仁木一郎議員) ただいま議長の御指名をいただきましたので、通告に従いまして質問と提言をしてまいりたいと思います。

 まず、合併問題についてでございますが、合併は今さら申すまでもなく、市民の幸せと市の発展につながらなくてはなりません。

 本市におきましては、「自然、文化、心ともにふれあう活動都市“阿南”」を基本理念として、平成18年3月末までに合併をするということで進んでおります。合併問題に関しましてはたくさん質問内容もありますが、きょうは特に羽ノ浦町・那賀川町、2町庁舎の今後の活用方法についてお伺いをいたします。

 合併後の2町の庁舎を阿南市那賀川庁舎、阿南市羽ノ浦庁舎として、例えば水道部、教育委員会等を各庁舎に分散するなど、編入合併とは言いながらも、各町がともに発展するためにその配慮が必要だと考えますが、理事者の御所見をお伺いいたします。

 次いで、岡川改修工事であります。

 このたびの岡川両岸に堤防をつくることについてでありますが、地元有力者の御協力を得まして、地権者90人余りの同意を取りつけることができたとのことであります。

 この堤防工事には、既に40年近くの歳月を費やしております。この際、早期に着工し、住民の期待にこたえてほしいということであります。そして、これにつきまして2点お伺いいたします。

 1番目は、工事の着工はいつになるのか、今後のスケジュールをということでありましたが、昨日の嶋尾議員さんへの答弁で、測量済みとか、あるいは着工は来年に行うこと等々説明がありましたが、完成時期はうたっておりません。私は完成時期も含めまして、今後のスケジュールを改めてお尋ねをいたします。

 2点目でございますが、堤防の小段に市道をとの件でございます。青写真によりますと、川の幅20メートル、堤防幅20メートルと聞き及んでおりますが、南北それぞれの堤防の小段に4メートル幅以上の市道をつくり、交通の便を図ってほしいということであります。理事者の御所見をお伺いいたします。

 次いで、国際交流、国内交流、いわば姉妹都市でございますが、その取り組みにつきまして質問をいたしたいと思います。

 この問題につきましては、今まで何回となくこの議場でお尋ねをいたしました。今まで上がってきたところでは、外国ではアメリカ、オーストラリア、中国等、あるいはまた国内では九州の島原市とか長野県の阿南町の名が上がっておりましたが、いまだ実を結んでいません。新市誕生を契機に、国内外との交流について積極的に取り組み、花を咲かせてほしいと思いますが、理事者の御所見をお伺いいたします。

 次いで、教育文化行政についてお尋ねをいたします。

 まず1番目は、老朽化施設を改善して託児・託老施設として活用してはということであります。

 新市まちづくり計画、子育て支援コーナーにおいては、幼・保一元化の検討、施設の統合を視野に入れた老朽化施設の改善について提示されておりました。幼・保一元化の検討につきましては、これはやむを得ないと思っております。しかしながら、施設の統合は適切ではないと私は考えるものであります。現在、老人憩いの家等は旧町村単位で1つずつは持っておりますけれども、グラウンドつきというところは少ないと思うものであります。

 そこで、統合や廃校にしようとする施設が生じたら、その近くのお年寄りのたまり場が生じましたら、その施設を改良いたしまして、近くのお年寄りのたまり場や井戸端会議の場として活用をしていただきまして、午後2時ごろになりますと、小学校の子供たちが授業を終わりまして下校をすることになります。子供たちが家に帰りましても、おじいちゃん、おばあちゃんが待っていてくれるお家もありますけれども、ないお家もありまして、ただテレビの番とかに終わるところがあります。そういった子供たちが喜んで「ただいま」と言って帰ってくれる、帰ってこれる、そんな施設に改良をしてはと思うものであります。老朽化した施設を耐震性を加えて改善をし、私はそれを子供たちあるいはお年寄りが寄り合う場所を託児、託老所と呼んでおります。

 今、各旧町村単位で学童保育、学童クラブがございます。これは保護者負担、おおむね6,000円ぐらいから1万円ぐらい出しておりまして、あとは市、県の補助をいただいて10人までの児童の場合は1人の先生、いわば指導者ですね、20人ぐらいになりましたら2人の先生がつきますけれども、それはなかなか毎月6,000円も、あるいはまた1万円も負担となりますと、どの家庭もというわけにはまいりません。そういった経済的に余り恵まれていない家庭のためにも、場所を提供し、おじいちゃんとあるいはおばあちゃん、そしてまた子供たちが十分接して、お互いの力をお互いの元気を与え合って過ごす場所になればと思います。そうすることが優しい人づくりの場、あるいはまたお年寄りにとりましては、生涯現役の場となり、施設の有効につながると思うところであります。

 次に、美術館、博物館建設についてお尋ねをいたします。

 阿南市文化のレベル向上、あるいは心の時代に即応できる施設として博物館建設は非常に大切であります。

 美術館、博物館は埋蔵文化財、歴史、民俗、芸術関係の資料や作品を常設展示、保管の場として大切であります。特に児童・生徒の総合学習の場として、また学校5日制に伴う校外学習の場としても非常に有効であると考えられますが、これらの施設の建設について理事者の見解をお伺いいたします。

 ことしの夏、私はしまなみ海道にあります島の「平山郁夫美術館」に行ってまいりました。この島は平山郁夫の生まれた島でありまして、生家や少年時代に遊んだ山々や漁村の小さな路地までもが、平山郁夫の作品と同じぐらいにいとおしく、すてきに思いまして散策してまいりました。

 本市におきましても、世界的に有名な吹田文明画伯が誕生しております。本市に「吹田文明美術館」を建設するからと言えば、吹田氏はきっと喜んで受けてくれるものと思います。挑戦する岩浅市長としてぜひとも近々会っていただいて、その実現に向けて頑張ってほしいと思います。御所見をお伺いいたします。

 次に、牛岐城趾公園の活性化についてお伺いをいたします。

 牛岐城趾は富岡町賀島氏が昭和15年秋に地元傍示から西田永一氏が町長になった記念に無償で市に、当時は町でございますけれども、寄附されたものであります。当時の富岡町議会としては、賀島氏の意向を受け、町民憩いの場として受理したと聞いております。以来40年近い歳月が流れ、地元商店街の活性化の核となるよう、地元の呼びかけ、申し出を受けまして、牛岐城のとりでの復元、まだ史実に基づいて東京大学の地震観測所もあったとの記録もありましたものですから、その復元等を要望したところであります。

 そんな期待を受けまして、平成11年に「電源地域産業再配置促進費補助金事業」として約2億円をかけて建設した牛岐城でございます。当初は補助事業のため、地元企業の紹介やその製品が展示されておりました。あれから5年の枠がとれまして、いよいよ地元の思いどおりに利用できるようになったはずであります。

 私は、今どのように市民に愛される場所に変わっているか楽しみにしまして、この質問をするに当たりまして先日登ってまいりました。ちょうど昼間でありましたけれども、だれ一人として見学や観光客はおりませんでした。館内は閉ざされまして、「見学される方は下の駐車場の方に申し出てください」という案内文が入り口に張ってあるのみでございました。

 私は、ガラス越しに中をのぞき込みますと、段ボールの箱や資材が乱雑に散らばっているだけでございました。せっかくつくった建物、約2億円もかけて、その中には阿南市の貴重な市税1億円余りも入っておりますけれども、この建物があのような状態では非常にもったいないと、市民に申しわけないという気持ちをいたしたところであります。

 今、理事者は牛岐城趾公園に心を込めて、魂を入れなければならないと思います。理事者はこの公園の活性化に向けて、今後どのような方法を考えているのか、見解を示してください。

 先日参った折には、若者がさきの突風によります被害で発光ダイオードのイルミネーションが損壊しておりまして直しておられました。そういった若者が一生懸命頑張っているという、その演出をして頑張っている姿、その姿に感動いたしました。その姿を割り引いてでもあの状態では寂しいございます。理事者の強い決意を伺いまして、第1問といたします。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 仁木議員さんにお答えを申し上げます。

 まず、私からは国際交流、国内交流の取り組みについて御答弁申し上げたいと思います。

 御指摘のとおり、国際交流は異文化との交流によって、地域住民の国際認識と理解を促し、国際社会の中における地域アイデンティティーの確立により、国際的な視野で地域産業や経済の振興を図ることができます。また、国内交流につきましても、地域の活性化につながるなど、有意義なものであることは十分認識をいたしております。

 しかし、地方を取り巻く財政状況は依然厳しく、姉妹提携を結んでいる他の自治体におきましても、財政難で交流事業費は近年減少傾向にあり、形だけとなっている姉妹都市が増えております。

 例えば、東京都でございますと、世界11都市と姉妹提携をいたしておりますが、2000年度から予算をつけておりません。東京の場合は向こうからおいでていただけるというケースもあると思うんですけども、そういう例を挙げますと、各自治体が下関でしたら6つか7つやっておると思いますけども、外国との姉妹都市の交流に非常に苦慮しておるというのが現在の状況でございます。一度姉妹提携を結びますと、相手があることなのでやめたくてもやめれないと、そういうことも都市の自治体の苦悩として漏れ伝わってきておるところでございます。

 こうした中、本市は那賀川町・羽ノ浦町との合併を重要課題として全力で取り組んでいるところであり、それぞれの住民の方々の御理解をいただきながら、新しい阿南市の誕生を目指しておるところでございます。新市の中でいろいろ議論をしていきたいと思います。

 昨日、松原議員さんから鳥取県の米子市、広島県の呉市、そして阿南市で防災連携をしてはどうかと、私も積極的な御答弁をさせていただきました。こういうことも一つのきずなを深める要素になると思いますし、年明けには高知県の安芸市と阿南地域高規格道路あるいは野球交流という形でパートナーシティーの連携を図っていくということで、安芸の松本市長と話し合いを進めております。そういう足元からまず交流の礎を築いていくと、こういうのが今時代の要請ではなかろうかと考えておるところでございます。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 仁木議員さん御質問の那賀川町及び羽ノ浦町の庁舎の活用方法につきまして御答弁を申し上げます。

 現在、合併協議会の協定項目、事務組織及び機構の取り扱いの一部として提案を予定し、2町との協議を行っているところでございますが、市といたしましては、庁舎に支所としての機能を持たすために2町の住民への窓口サービスの低下を招かない程度の組織及び地域振興を担う組織の設置を考えております。

 合併後におきましては、2町の区域を新市の一部として発展に配慮することは当然のことと考え、またその発展は市全体の発展に寄与するものと思っております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 田上保健福祉部長。

   〔田上保健福祉部長登壇〕



◎保健福祉部長(田上敏幸) 仁木議員さんの御質問の老朽化施設の託児・託老施設としての活用について御答弁申し上げます。

 本市の公立保育所では、大半の施設で築後30年近くが経過しており、老朽化が著しく、適正かつ良好な保育環境を提供するためには、施設の改築・大規模改修等は避けて通れない課題となっておりますことから、統廃合を視野に入れた中で対処してまいりたいと考えております。また、幼・保一元化の推進のため、子育て支援のための総合施設化を進める国の動向もございます。

 今後、こうした施策を行う中で、空き施設が生じた場合には、地域全体で子育てを支援する拠点や高齢者と児童との交流活動の場などを含め有効利用について検討してまいる所存でありますので、御理解いただきたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 岡田建設部長。

   〔岡田建設部長登壇〕



◎建設部長(岡田肇) 岡川堤防工事について御答弁申し上げます。

 岡川堤防改修工事の取り組みにつきましては、関係者の皆様方のたゆまない御努力によりまして、文化橋から国道55号線、清水橋の間の用地も約9割が取得できまして、来年度より文化橋上流から順次工事に着手すると伺っておりますが、その完成目途につきましては、過去のたび重なる洪水はんらんによりまして、地籍混乱地が残っていたこと等によりまして、用地取得が9割という状況で明らかにされておりません。

 県におきましても厳しい予算状況と考えますが、市といたしましては、早期完成を目指し、県に強く要望してまいりたいと考えております。

 現在における北岸、南岸の周辺市道は狭小でありますが、市民生活に最も密着した道路であり、既存市道の改良を最優先すべきであると考えております。

 堤防小段の新設市道につきましては、全長が約2キロメートルとなり、投資的経費が多額になりますので、現時点では事業化することは困難と思われますので、堤防天端を利用した散策の道として、安らぎのある道に整備するよう働きかけをしてまいりたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 重村教育次長。

   〔重村教育次長登壇〕



◎教育次長(重村英幸) 仁木議員さんの教育委員会に関係する御質問について、順次御答弁を申し上げます。

 まず、美術館、博物館の建設についてでございますが、貴重な文化財、歴史・民俗資料や芸術作品等の展示、保管は本市の文化芸術の振興発展に寄与するとともに、小・中学校の総合学習や生涯学習の場としての活用が期待されるものであると考えております。

 今後、現在展示あるいは保存している作品や資料の整理に努めるとともに、既存のふるさと館や牛岐城趾館等類似施設の利活用及び調整等について、専門家の意見や関係団体と協議しながら研究、検討してまいりたいと考えております。

 次に、牛岐城趾公園の活性化についてでございますが、牛岐城趾公園は富岡町の城山と呼ばれている一帯に産業展示館の建設とあわせ、市民の憩いの場として整備され、城山の発掘出土品や文化・歴史資料また市内の児童の作品等の展示を行ってまいりました。

 平成14年以降、町の活性化を目指した新たな活用策の一つとして、阿南工業高等専門学校等の御協力を得て、阿南青年会議所や富岡商店街の青年部による発光ダイオードを使ったクリスマスイルミネーションを実施するなど、光のまち阿南を市内外にアピールするイベントも行われてまいりました。本年も11月27日からイルミネーションが点灯され、市民の憩いの場、安らぎの場となっております。市といたしましても、引き続きこれらの事業を支援してまいりたいと考えております。

 また、牛岐城趾公園並びに牛岐城趾館の利活用、運営方法等について、地元商店街協同組合や関係機関等の御意見をいただきながら、見直し、検討を行ってまいりたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 19番 仁木一郎議員。

   〔仁木議員登壇〕



◆19番(仁木一郎議員) それぞれ御答弁をいただきました。私はもう少し大きな期待をいたしておりましたけれども、余りいいお答えをいただけなかったのが多かったように思っております。

 まず、老朽施設の改善を起こして、託児・託老施設に活用してはということでございますけれども、私が申し上げたいのは、保育所、幼稚園あるいは小学校、中学校を建設した当時のことを思ってほしいと思います。その当時は、多分その町の村の一番中心地といいましょうか、みんなが寄ってきやすい場所につくったと思います。今車社会になりまして、全くそういった手狭なところじゃなくって、大きな場所があったら統廃合して、そこへ車で送っていくというようなことだから統廃合してということになったと思います。それも時代の趨勢で仕方ないといえば仕方ないけれども、私はここで考えなければならないことは、車で子供たちを大きな施設に送っていくということは、その子供たちを自分の宝物のようにして愛しているお年寄り、おじいちゃんとかおばあちゃんの楽しみといいましょうか、生きがいというものを奪ってしまうんじゃないかと危惧いたしております。

 私は、田んぼいっぱい水を張って、稲が植わっているあぜ道あるいは農道を、おばあちゃんが乳母車をついて、小さい子供を乳母車に乗せて、そして大きい子を手に引いて、800メートルか1キロぐらいの間を幼稚園、保育所に送っていく姿を見るにつけまして、ああいいなと、このような中で幼児教育、子供の優しい教育ができているのだなと、感動を覚えながら私は眺めておりました。そういったことがなくなるということは非常に残念であります。お年寄りの生きがいを取ってしまうんじゃないかと思います。ですから、古いものは全く壊さなければなりませんけれども、これから地震の対策とか津波、あるいはまた洪水の避難場所とかありますので、ぜひとも民家の近くの施設はかさ上げをして、洪水の避難場所あるいはログハウス等、木造の非常に強化なものに建てかえて、地震の避難場所等に使用していただき、そしてお年寄りがたくさん三々五々やって来て、昔話をしたりあるいは自分の趣味を磨いているところに子供たちが帰ってくる。そういう中で夕方まで子供たちが、そこでおじいちゃん、おばあちゃんと遊んでいく。いわば、地域の子供はみんな地域の宝物だと。うちの子とかよその子関係なくみんなが育て合う、そういう場所になればいいと思いまして、提言をいたしたところであります。もし、心の隅にそんなことをひらめくならば、再度合併を機に検討を重ねていただきたい、そのように思います。

 次に、国際交流、国内交流であります。

 市長さんから答弁がありました。新聞等を読んでおりましたら、市長さんが言うとおりのことが書いてありました。全く今はそのような余分なお金がないということも書いてありました。

 しかしながら、これはその一時期の、10年間ぐらいのスパンの話でありまして、長い子供の将来を見据えた場合に、小さいときから文化に接して視野を広げる。「国際舞台で活躍できる人間の育成」、こういう意味からも国際交流また違った国内の場所で楽しい夏休みや冬休みを過ごすというのも、広い視野で子供の教育、人間づくりに役立つと思うものであります。さらなる理事者の取り組みを期待いたしたいと思います。

 そこで、私はこの問題につきましては、国際交流に非常に関心のある職員あるいは公募いたしまして、こういうことをやりたいから、公募してくれたら国際交流の研究員に委嘱するということで、希望者があれば、今後に控えて今から検討していく必要もあろうかと思うものであります。

 次に、羽ノ浦町・那賀川町、両庁舎の活用について答弁をいただきました。6月に合併特別委員会が行政視察いたしました成田市、つくば市の合併後の庁舎の活用について見ました。編入合併といえども、編入合併する側が大きな視野に立って、大きな心で編入される小さな自治体に配慮して受け入れする、この姿勢は非常に大事だと、こう学んだのは、一緒に行きました合併特別委員会の議員の皆さん、そしてまた理事者の皆さんもそう感じたはずでございます。

 成田市の例を見ますと、下総町そしてまた大栄町との編入合併を進めており、2町庁舎の扱いについては、成田市役所の支所とし、住民サービスの低下とならないよう市民の窓口業務に係る課は残して業務を行う。下総町の職員数は約100人でございました。大栄町の職員は約140人でありました。そのおおむね半数ぐらいを各支所に配置するとのことでありました。

 つくば市は、平成14年11月1日に茎崎町と編入合併をいたしまして、新生つくば市となった市であります。

 つくば市の旧庁舎の扱いは、今日までに合併した各町をすべて庁舎として扱っております。例えば、「つくば市茎崎庁舎」、「つくば市春日庁舎」、「つくば市豊里庁舎」として各課が時代を先読みし、人間と自然と科学の調和のとれた魅力あふれるまちづくりを進め、国際科学技術都市を目指して頑張っておりました。本市も先進地に見習い、大きな観点から再検討を願うものであります。

 岡川改修工事でありますけれども、先ほど答弁がありまして、堤防の上はすべて芝生張りで、犬でも連れて散策したらちょういいという答弁でありまして、市道は考えてないということでありました。

 有志の皆さんの中から仄聞いたしましたところによりますと、小段には2メートルの通行に要する通行道、そして排水溝1メートル50、約3メートル50を小段に、市道というと4メートル以上になるというように聞いております。私は3メートル50では将来を見越した場合、余りベターではないと思います。どうか市は県に、あるいはまた国に大きく向かって4メートルにしなさいと、あるいはまた私たちも4メートルの拡幅の費用を市は出すという思いで、道の拡張にぜひとも取り組んでほしい。

 青写真があるならば、もう少しその小段に対する市道の拡幅、いわば4メートル以上の道をつけ加えていただきたいと思うところであります。

 今、堤防工事とあわせて造成しておりますけれども、いつの日か阿南への高速道路、高規格道路として、セッティングできる日も近いと思うものであります。

 道は未来への扉を開くものであります。理事者の先を見た御判断を強く求めるものであります。

 次に、牛岐城趾公園の再開発、活用についてであります。

 教育次長さんのお話は、クリスマスのときには発光ダイオード、イルミネーションによりまして市民に見てもらうということで、あの場所は一年じゅうでなく、冬場だけに輝く牛岐城という答弁しかなかったように思うのであります。私は、あの場所が一年じゅう市民に愛される場所でなければならないと思います。

 私が最初、今から何年か前に市長さんに何度となくあの場所の城址の復元についてお願いをしたときは、あの石段を登れば、上に赤い毛せんがいすにありまして、そこにお抹茶とか、あるいは着物を着たお嬢さんが待っていてくれて、そしてまた城内のあの館の中に行きましたら、城の歴史とか、あるいは阿南市の南海道地震の悲惨な写真のパネルを張っているとか、中へ入りましたら歴史の勉強とか、今までの阿南市の姿がわかる、そんな館になっておればいいという思いで提言したところであります。

 そして、階段には若者が楽器を持って楽団とか若者のたまり場になってもいいと思うところであります。

 また、駐車場には四季折々の祭り、春はサクラのときには出店を呼んで、あるいはまた町の商店街の皆さんが出店をしていただいて、訪ねてきた方々に多く阿南市の特産物あるいは阿南市の作品を見てもらうようになれば、非常にうれしいと思ったところであります。

 私はこの施設を活性化するには、先ほど次長さんが言われましたけれども、運営委員会のような中に地元の商店街の代表の方だけでなく、小学校の皆さん、中学校の皆さん、そしてまた教職員の皆さんにも加わっていただき、あるいはまた阿南市文化協会の皆さんにも加わっていただきまして、あの場所の運営方法を検討し、1年間のスケジュールを阿南広報等何かに掲載いたしまして、もっと市民にアピールする必要があろうと思うところであります。

 あの場所には、「春のサクラは浮亀の城の花も若木の枝に咲く」という句碑がこの前、6月13日に建立されました。これは阿南市文化協会の皆さんがつくってくれた石碑でありますけれども、昭和11年の春に来町された詩人野口雨情の作品であります。そういった場所として格調高く形成されております。

 どうか理事者の皆さん、牛岐城周辺をもう少しドレスアップして、市民に愛される場所として再生していただくよう願うものでございます。

 次に、美術館、博物館建設につきまして、私はこれはもっと期待できる答弁をいただけると確信しておったところでありますけれども、感触といたしまして博物館のみの建設は少し遠のいたなという思いでございました。

 岩浅市長は、「東によいものがあると聞けば、すぐ東に飛んでいき、西に参考になるものがあると聞けば、すぐに西の方に飛んでいき、直ちに実行に移す人、行動の人」と信じております。新市誕生の目玉商品といわれる生涯学習センターの中に、あるいはそのエリアの中に博物館建設は考えられないかと再度お願いするものでございます。

 終わりに当たりまして、新市において「自然、文化、心ともにふれあう活動都市“阿南”」という基本理念のもと、地域の均衡のある発展に留意しつつ、地域、福祉、教育、文化活動を促進して、市民参画によるまちづくりができますよう、市民と一体となって市民とともに歩んでいくことを確認いたしまして、私のすべての質問を終わります。



○議長(山下久義議員) 昼食のため休憩をいたします。

 午後は1時から再開をいたします。

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    休憩 午前11時58分

    再開 午後 1時 1分

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○議長(山下久義議員) 午前に引き続き会議を開きます。

 10番 奥田 勇議員。

   〔奥田議員登壇〕



◆10番(奥田勇議員) 公明党の奥田でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い市政に関する一般質問をさせていただきます。

 ことしも早いものであと数日となりました。猿年でございますが、非常に大変な1年でございました。きのうから市長に対してこの1年間どうであったかというような質問がございましたけれども、私は市長に聞くつもりはございません。大変だったということで、ことし6月から12月、今までにかけまして本当に災害の多い年でございました。来年、とり年は少なくともそのようなことがないように願う次第でございます。

 個人的な話ではございますけれども、来年とり年は私のえとの年でございまして、多分いい年になると思っております。48でございます。60ではございませんので。

 それはさておき、本当に台風が何度も重なりまして、私どもの加茂谷地域におきましても大変な1年でございました。洪水による災害がないと思えば、暴風による災害等、本当に12月に入っても災害の被害に悩まされているのが現状でございます。

 私も台風が来るたびに、何度もその現場の中に入らせていただきまして、お見舞いを申し上げました。一番被害が多かったのが台風23号、10月20日の台風でございました。明くる日21日に私は各加茂谷地域を回らせていただいておりましたけれども、本当に床下、床上の被害に遭われた方がたくさんおりまして、一軒一軒ごあいさつをさせていただきました。

 その中で、ある1台の車が私を追い越したかと思いますと、バックして返ってきました。その車の窓から顔をのぞかせたのが岩浅市長さんでございました。さきのだれかの話ではございませんけれども、東へ西へとお見舞いに回っているということでごあいさつがありました。やはり、市長さんも現場を見ながら行政の指揮をとっていただいているということで感心したところでございます。

 特に、床上浸水をされた方のおうちは大変でございます。畳を何層も積み上げて処理をされ、出されているおうちですとか、さまざまなごみ処理をされておりました。若い方がいらっしゃる家はいいですけれども、高齢者だけのお宅はとても大変そうでございました。親戚の方が手伝いに来られて、その床上した、被害に遭われたさまざまなごみを出しておりました。21日の昼過ぎにごみを収集に来てくれるという連絡がございまして、私もその情報をお見舞いしながら伝えさせていただいたわけでございます。

 この台風23号のときのごみの処理は、明くる日の昼からでございましたので、阿南市外二町衛生組合から車を出していただきすぐに処理をしていただいたわけでございまして、非常にその処理に対しては私は心から感謝を申し上げたいと思うところでございますけれども、そのように大変な被害、戸別戸別にとっても本当にもう被害に遭われた本人は、「もうほんまに情けない」という思いでいっぱいであると言われておられました。

 そこで、その防災対策についての質問でございますけれども、まず一番問題になるのが、田畑や人家まで非常に被害が多く広がっておるわけでございますけれども、それに対しての警戒の情報をやはり住民に知らせなければならない、広報しなければならないという観点から、特に加茂谷地域ですけれども、河川の管理者の責務や、またダム管理者の責務だけでなく、本市自体もその責務は大きいと思います。本市として、この洪水による警戒情報の広報についてどのように理解されているのかお伺いをしたいと思います。

 次に、先ほども申し上げましたごみの処理でございますが、今回は比較的迅速に、また継続的に長期間ごみの処理をしていただいておるわけでございますが、本市としてはどのような対応をされたのか、具体的な取り組みを教えていただきたいと思います。

 また、その都度その都度と洪水があるたびだけに対応するのではなく、災害、防災対策などの計画に入れなければならないと考えておりますけれども、その所見をお伺いしたいと思います。

 3つ目の防災対策についてでございますが、私が現場を回ってきて、その被害状況を災害対策本部に連絡したいとき、電話で連絡するわけでございますけれども、電話がつながらなかったり対応の担当の方がいなかったり、迅速になかなか情報が伝わらないように私は感じておったわけでございますが、これをメールで送受信して、現場の被害状況の写真とか文書をメールでやりとりしていただけたら市も情報を早く迅速に得られて、現場の対応ができるのではないかと思うんですけれども、そのようなメールで送受信ができる体制をとれないかどうか、お考えを示していただきたいと思います。

 また、市のホームページ、災害に対する啓発活動のためのホームページではなくて、リアルタイムにその被害状況を情報公開できる、そのような体制もつくっていただけたら、早く行政だけでなく民間の人々また地域の人々が、その災害に対応できやすくなるのではないかと考えるのでございますけれども、御所見をお伺いしたいと思います。

 2番目に子供の安全についてでございます。

 先日、地元の新聞に「下校時の安全確保、9割が困難」と書かれた記事が報道されました。各学校には既に「危機管理マニュアル」が作成されておるというのは何度も議会の中で御答弁を聞いておるわけでございますが、特に今までは池田小学校の例から、侵入者に対する「危険マニュアル」というのは、中心的に侵入者に対する対策を考えていたわけでございますが、つい昨今、奈良市の少女の誘拐、殺害の事件から、下校時のときの対応策が今中心に考えられていると伺っております。

 これについて、私はどうしてもなかなか学校がその下校時の安全を確保できない。子供さんが下校する場合は、登校する場合には集団登校ができますけれども、授業のカリキュラムといいますか、時間差があってそろってなかなか下校はできない。先生方もそれほど多くいないという状況が多いと思います。そういうときに、やはり中心になるのが、子供がまず自分自身で自分の身を守るということであると私は考えます。

 以前、3月議会でもキャップ、CAPということについて質問させていただいたわけでございますが、児童、子供が自分自身ではっきり嫌と言ったり、逃げるという動作、また変な誘いがあったときに相談できると、自分自身で自分を守るということがなければ、なかなかこの厳しい時代は乗り切れないと考えます。早期に、この「キャッププログラム」の導入を私はしていただきたいと考えますけれども、御所見をお伺いをしたいと思います。

 関連しまして、それに加えて、携帯の防犯ベルの貸与または配布についてでございますけれども、やはり自分自身で守るためには、自分で大声を出して「助けて」と言わなければならないけれども、なかなか声が出せない子供さんですとか、また声を出す状況でない場合もあるかと思います。そのときのために、やはり防犯ベルの携帯をさせてあげたいと思うわけでございますが、これについても御所見をお伺いしたいと思います。

 また、学校だけ頼りの子供の安全というのは難しいと思います。家庭や地域の警察とか、さまざまな機関と連携した継続的な子供の安全管理をつくっていかなければならないと考えますけれども、これについてどのように考えられているかお伺いしたいと思います。

 3つ目、保健行政についてでございます。

 市長さんが言われております、来年3月に「健康ふれあいフェスティバル」のことを計画されているとお伺いしておりますけれども、来年3月の「健康ふれあいフェスティバル」の計画はどのようになっておりますか、お伺いいたします。

 また、来年3月だけでなく、継続的な取り組みをされていくつもりだとお伺いをしております。どのように計画的に取り組まれていかれるのか、あわせてお伺いをいたします。

 続きまして、保健行政の中の介護予防についてでございますけれども、介護予防については本市でいろんな支援や取り組みをされておるわけでございますけれども、私なりにちょっと介護予防ということで考えてみました。

 非常に元気な方と一緒に交流しながら、さまざまな健康管理だけでなしに、またただ単なる施設へ行って交流をするとかという、またヘルパーさんに来てもらうという取り組みでなしに、自分自身でやはり目的感を持って作業をする。また元気な方と一緒に生活をすることが大事であると考えます。

 そこで、労働によって対価を見出すシステムというのを考えてみました。公共用地や、また公園の一部を農園として開放していただき、またその公共用地や公園に即売所といいますか、無人販売所を設置していただければ、その高齢者の方がその公園で農作物をつくったり花をつくったりして、それをまた販売して、本当に人間の生きる姿というのを取り戻すのではないかと考えます。これについて御所見をお伺いしたいと思います。

 最後のその他としまして、指定管理者制度についてでございますが、平成15年の地方自治法一部改正により、公の施設管理に関する指定管理者制度が創設されました。地方自治体は改正法施行から3年以内に、直営または外郭団体などに委託管理していた施設について、直営か指定管理者制度を導入するかを決めなければならないということでございますが、現在公の施設の管理者運営を委託している施設について、今後その施設がどうあるべきかを検討するとともに、3年以内に指定管理者制度を導入する必要があると考えますが、どのような対応を考えておられるかお伺いしたいと思います。

 その他の2つ目としまして、自治体のホームページのバリアフリーの取り組みについてでございます。

 インターネットが社会のインフラとして定着しつつある一方で、さまざまな課題が生じております。その中の一つとして、情報を持つ者と持たない者との格差があります。現在では高齢者や障害者も含むすべての人に情報が扱えるように、ホームページのバリアフリー化が行政においては必須の課題となっております。情報全体のバリアフリー化が急務の課題となっております。

 総務省では、2003年8月にウェブページのアクセスシビリティー、障害者や高齢者など心身の障害に制約のある方でも、ウェブで提供されている情報に問題なく簡単にアクセスし利用できるということを点検するツールを都道府県と市町村に配布し、推進を図っているようでございます。本市では、この取り組みはどうされているのか、お伺いをいたしたいと思います。

 以上で私の質問の第1問とさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 奥田議員にお答えを申し上げます。

 答弁の前に、御質問の中で先般の水害後の二町衛生組合の迅速な対応につきまして、お褒めの言葉をいただきまして、本当にありがとうございます。感謝を申し上げます。

 御答弁を申し上げます。

 健康づくりのイベントに関する答弁でございますが、このイベントは「第1回あなん健康まつり」と名づけまして諸準備を進めております。

 健康を保持し増進することは、幸福な日常生活を営むための基礎的な条件となっております。そのことから、乳幼児から高齢者までのすべての市民に共通する願いになっていると考えております。

 健康づくり活動の水準は、近年の医学の進歩や公衆衛生の進展などによりまして着実に向上をいたしておりますが、その一方では、肥満や糖尿病などの生活習慣病の増加が課題となっております。市民の一人一人が健康な生活を続けていくためには、栄養・運動・休養のすべての面で健康的な生活習慣を身につけることがますます大切になっていると考えております。

 また、地域ぐるみの自主的な健康づくりの活動は、市民の一人一人が健康に関する関心をさらに深めて、健康づくりの活動を身近に楽しく体験することから始まると考えております。

 以上のような観点を踏まえまして、来年3月13日の日曜日に開催予定しております「第1回あなん健康まつり」につきましては、身近で楽しく体験するという考え方に加えて、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層の市民を対象にするという考え方を大切にしたいと考えております。そのため、親・子・孫の3世帯が集い、交流を深め合いながら健康づくりの活動を身近に楽しく体験できる「あなん健康まつり」を目指しまして、事業の内容に工夫を凝らしていきたいと考えております。

 主な事業でございますが、阿南消防組合の協力を得まして、耐震車の展示あるいは保育士さんとの手づくりおもちゃ、生活習慣病予防食の試食、お母さんたちのためのリラックス法など、バラエティーに富んだイベントを用意をいたしております。

 さらに、倍償千恵子さんの御講演をいただく予定になっております。倍償さん御自身が乳がんにかかられたという経緯もございまして、大変健康に対して関心の深い方であると伺っております。

 次に、来年度の健康増進の啓発に向けての取り組みでありますが、すべての市民が自主的に健康的な生活習慣を身につけるようになるためには、幅広い年齢層の市民が健康づくりの活動を身近に楽しく体験できるイベントの実施は有意義と考えております。このことから、来年度のイベントの継続について検討してまいりたいと考えております。



○議長(山下久義議員) 田上教育長。

   〔田上教育長登壇〕



◎教育長(田上勝義) 奥田議員さん御質問の子供の安全について御答弁を申し上げます。

 まず、議員さん御指摘の「CAP、キャッププログラム」の導入についてでございますが、本市におきましても、過去に実施した学校もございます。積極的に自分を守る防犯教育の一つとして、学校長とも相談しながら検討をしてまいりたいと思います。

 次に、携帯防犯ベルの貸与・配布についてでございますが、各学校の意向を考慮しながら、子供の緊急時の安全確保の有効な手だてとして、笛などを含めまして検討をしてまいりたいと思います。

 各学校では、子供の安全確保のため、これまでにもPTAによる立哨指導や集団での登下校などを実施してまいりました。今後は学校・家庭・地域社会が連携を一層密にして、教員及び市民にも協力を呼びかけるなどをして、特に登下校の安全確保に向けた体制を強化してまいりたいと考えております。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 奥田議員さん御質問のうち、企画総務部に関係する部分について、順次御答弁を申し上げます。

 河川の洪水による警戒情報の広報についてでありますが、昨日の日下議員さんの御質問にもお答えいたしましたように、長安口ダムの放流につきましては、長安口ダム下流域に県が設置いたしました各警報局より放流量の周知を行っておりますが、通報伝達の確実化、通報内容の充実等を図るため、「長安口ダム放流の通報に関する覚書」を県と締結し、市の防災行政無線からも周知いたしておるところでございます。

 現在、2,000トン放流時、3,000トン放流時、最大放流時に県からの連絡をいただき、その情報を随時防災行政無線を使って関係住民の方に通報しているところでございます。

 川口ダムの放流量につきましては、連絡体制が確立しておらず、連絡をいただいていないのが現状であります。

 市といたしましては、住民の生命、財産を守る観点の上からも情報収集の必要性を痛感しているところであり、県と協議の中で長安口ダムの放流量通報時にあわせ、川口ダムの放流量を連絡していただけるよう、また川口ダムの放流量につきましても、2,000トンを超えてからの各段階での放流量の情報をいただけるよう依頼しているところであります。

 今後におきましては、あらゆる情報の取得に努めるとともに、その分析能力を高め、また避難勧告等適正な情報をお伝えできるよう、伝達方法を検討してまいりたいと考えております。

 次に、メール受信での各地域の被害状況を把握できる体制づくりについてでございますが、災害時における市民からの情報収集といたしましては、現在のところ電話を利用した情報収集体制をとっておりますが、電話での聞き取りだけでは被害状況などの詳細な把握が困難な場合が予想されますので、メールの映像機能を活用するなど、インターネット通信を利用することも非常にすばらしい手法の一つであると考えられます。

 災害時用のメールアドレスを新たにつくり、市民へ周知することによりまして、災害時において各地域の被害状況を市民それぞれの携帯電話、パソコンなどから市へ情報を送信したり、また市側からの情報を受信したりすることが可能となりますので、今後体制づくりも含め検討してまいりたいと考えております。

 次に、市のホームページでの災害情報の情報公開についてでございますが、現在徳島県のホームページにおいては、災害時に県内各市町村から報告された災害情報を災害被害情報として公開しているところであります。

 本市におきましても、本年10月に安全・防災対策として防災情報のホームページを一新いたしましたので、今後このホームページを利用するなどして個人情報等に配慮しながら、災害情報を公開できるよう検討してまいりたいと考えております。

 次に、指定管理者制度についてでありますが、昨年9月地方自治法の一部改正により、公の施設の管理運営について、従来の管理委託制度にかわって指定管理者制度を導入し、これまで直営か政令等で定められている公共的団体に限定していたものを、株式会社などの民間業者にもできるようになりました。

 阿南市では、公共施設の管理につきましては、直営で管理してまいりましたが、施設の設置目的の効果的な達成を前提に指定管理者制度を導入することも選択肢の一つとして検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、自治体ホームページのバリアフリーの取り組みについての御質問でございますが、本市では平成15年度から高齢者や障害者に配慮したホームページのバリアフリー化を進めております。

 現段階ではタイトルやメニューを初め、各ページの大部分をテキスト化しており、高齢者の方々には文字の拡大のできるようにし、読みやすくしたり、また目の不自由な方には読み上げ機能のあるパソコンでタイトルやメニューが耳で聞こえて検索ができ、その内容も聞くことができるよう改良を加えております。

 今後は、奥田議員さんの御指摘のウェブページのバリアフリー化を進め、点検ツールの活用も図りながら、すべての市民の方々に優しいホームページとなるよう努力していきたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 田上保健福祉部長。

   〔田上保健福祉部長登壇〕



◎保健福祉部長(田上敏幸) 奥田議員さんの御質問の介護予防事業につきまして御答弁を申し上げます。

 介護予防事業について、高齢者の交流と活力を生み出す場の提供や労働によって対価を得るシステムを検討してはどうかとの御質問でございますが、高齢者が健康で生きがいを持って生活できる場を提供することは、介護予防の上からも重要なことであると認識をいたしております。

 そして、現在在宅サービスの提供を中心とした日常生活の支援だけでなく、高齢者の生きがいと健康づくりの推進や社会参加の促進も重要な施策としてとらえ、セニアクラブの支援や健康づくり・スポーツ活動への助成及び社会教育施設等を会場として活動の場の提供をしているところでございます。

 また、高齢者が長年の社会生活の中で培ってこられた豊富な経験や知識・技能を生かし、社会の重要な構成員として社会参加され、また対価を得られる場としての「阿南広域シルバー人材センター」の運営等も支援しているところでございます。

 今後におきましても、そうした場を利用され、なお一層の生きがいの充実や交流が図られるよう支援してまいりたいと考えております。

 次に、高齢者の活力を生み出す場として、公共未利用地等の活用ということでございますが、公共用地における継続的な専有につきましては、関係機関等における諸条件や制約があり厳しいと考えておりますが、高齢者の生きがい対策としては公共用地にこだわることなく、それぞれの地域の事情に合った民間地の活用等も一つの方法ではないかと考えますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 大上理事。

   〔大上理事登壇〕



◎理事(大上善巳) 災害ごみの処理状況について御答弁申し上げます。

 本年は相次ぐ台風の上陸により、全国的に大きな人的、物的な災害をこうむりました。

 特に、10月20日に上陸した台風23号は、本市におきましても洪水による被害は甚大であり、極めて多くの災害ごみが発生いたしました。

 衛生組合におきましては、翌21日、木曜日から通常の収集を午前中に切り上げ、午後は水害規模の大きかった加茂谷地区を重点的に災害ごみの収集を実施をいたしました。

 6日間で延べ49台の機械車及びダンプ車を投入して収集しました災害ごみは、可燃ごみ17.5トン、再生ごみ0.5トン、不燃ごみ20.9トン、粗大ごみ16.7トン、缶、瓶、その他0.4トン、計56トンに及びました。

 今後におきましても、その都度災害の状況を判断し、鋭意取り組んでまいりますので、御理解賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 10番 奥田 勇議員。

   〔奥田議員登壇〕



◆10番(奥田勇議員) それぞれ御答弁をいただきました。非常に前向きな御答弁をいただいたものが多かったように思います。

 要望をさせていただきたいと思います。

 先ほどの防災の警戒情報の広報についてでございますけれども、長安口ダムの放流量と川口ダムの放流量の関係でございますけれども、今まで長安口ダムの方はその情報が早く伝わってくる体制は整っているんだけれども、川口ダムは十分でなかったという話でございますが、加茂谷地域では、この長安口ダムの放流量の情報を教えていただくよりも、川口ダムの放流量が大事であるというふうな現場の意見でございます。

 長安口ダムが2,000トンであっても、川口ダムが3,000、4,000トンとなる場合がございますので、その放流量、一番下のダムの放流量によって被害の状況がわかる、それによって対応がしやすいということでございますので、川口ダムの放流量が大事であるという認識で今後対応をお願いしたいと思います。

 それと、長安口ダムと川口ダムとの情報が交差しないように、わかりやすく2つ情報がありますので、どこの情報かというのを明確にしなければ、逆にまた災害も大きくなると思いますので、この辺も明確に間違わないように、混在しないような情報をよろしくお願いしたいと思います。またきのうの答弁の中にもありましたけれども、防災無線がいろいろと問題があるということで、今後ケーブルテレビの活用も考えられておるという答弁でございました。

 これを聞いて、私きのう複雑な気持ちになりました。ケーブルテレビの富岡町周辺とか、下の方の町ではケーブルテレビは、今2社が一生懸命ケーブルテレビ網を設置しておりますけれども、加茂谷地域にはケーブルテレビは部長さんないですね。こういう答弁をいただくと複雑な思いがするわけでございます。

 これはやっぱり行政として、このケーブルテレビ網というのを、将来的に加茂谷地域でもつくっていただけるような支援をしていただけるのかなという期待感もございますので、ぜひそれもあわせて災害と含めて、このケーブルテレビ網を民間が計画されてない地域でも支援をしていただけるような施策も、今後お考えをいただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それと、子供の安全の問題についてでございますが、教育長さんが御答弁いただいたとおり、2003年度は見能林小学校さんですとか津乃峰小学校さん、また神崎の幼稚園さんとかでキャップのワークショップを開かれております。また、ことしも7月に新野小学校さんで「キャッププログラム」をやられていると伺っておりますけれども、徐々に個別個別に学校では実施されているところもあります。

 それで、これもやはり阿南市全体として小・中また幼稚園もあわせ含めて計画をしていただけたらと。個別個別にやってますから、キャップのボランティアの組織さんと一緒に教育委員会も計画的に今後取り組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上、御要望を申し上げまして、私の質問のすべてを終わらせていただきます。



○議長(山下久義議員) 20番 保岡正広議員。

   〔保岡議員登壇〕



◆20番(保岡正広議員) 議長から指名をいただきましたので質問を行います。

 23号台風を初め被災をされた皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。

 阿南市が床上浸水など被災者の皆さんに消毒剤の配布と固定資産税の減免をされた。固定資産税は床上浸水家庭を中心に41世帯、28万6,200円とお聞きをしました。1世帯当たり7,000円。それに伴って国民健康保険の資産割が若干下がった方もあるかと思います。

 しかし、寂しい限りではありませんか。市長さんせっかく被災者の皆さん方のところへ行かれたわけですが、せめて災害の見舞金ぐらいお持ちになって行かれたらいいんじゃないかと思うんですが、残念ながら阿南市にはそういう災害の見舞金制度がないんですね。ぜひつくっていただきたいと思いますが、お考えをお聞かせください。

 今回、23号台風では徳島市、小松島市、鳴門市それから吉野川市、この4市が「被災者生活再建支援法」の適用になります。いずれも床上浸水の世帯が非常に多いということですが、一戸一戸の被災者をとってみますと、徳島市で被災した床上浸水の方も阿南市で被災した床上浸水の方も、これは同じような大変な被害に遭っているわけです。ところが、阿南市はその「被災者生活再建支援法」の適用がない、国の支援は全くないということで、先ほど言ったような阿南市の対応しかできてないわけです。

 しかし、県には「住宅再建支援法」というのがあって、仮に阿南市で1世帯であっても床上浸水をして、その損傷程度が大きければ住宅再建支援が受けられる、こういう制度が県にはあるんです。

 国の「被災者生活再建支援法」で、例えば半壊と認定をする。床上浸水の場合でも、損傷程度が非常に大きければ、半壊認定とかあるいは全壊認定、こういうところまで被害認定がされるそうであります。県の制度は国の制度の認定に伴って損傷程度がどの程度かということが認定された世帯に住宅再建支援がされる。ぜひこの被害認定を、今回床上浸水された世帯に対してきちっと行うべきだと思いますが、それはされておりますか、お聞きをいたしておきたいと思います。

 それから、今回の災害の特徴は、私は台風に伴って局地的な大雨、先ほど来話ありました。長安口ダムでは3,000トンの放流であっても、川口ダムでは5,000トン放流している。つまり、長安口ダムから下、川口のダムまでの間に2,000トンの雨量が集まってきているわけです。川口ダムで5,000トン放流して、その結果、古庄地点では7,000トンと言われております。国土交通省の発表で7,000トンを超える流量があったであろう。つまり、川口から加茂谷中心に、この区間で2,000トンのさらに流量を高めているわけです。

 昨年7月に椿地区でも大きな被害がありました。椿川があふれ出しました。これは福井、椿の地域に局地的に大雨が降った結果であります。私はこういう局地的な大雨に対する対応がこれからは必要でないかと。椿川にしても福井川にしても、あるいは桑野川にしても、そういう局所的な大雨、これに対してどういう対応がとれるのか。今そういう対応がなかなか難しいんでないかと思いますが、ぜひそういう対応がとれるように体制整備をすべきだと思いますが、御意見をお聞かせください。

 次に、災害でも地震対策の問題もあります。地震、津波対策、陸閘についてお聞きをしたいと思います。

 陸閘といったら何だと、私も知りませんでした。堤防に設置されている開閉式の防潮扉です。市内には海岸線沿いたくさんその陸閘がございます。この陸閘の「管理マニュアル」、例えば南海地震が起こった、津波が来るかもしれない、じゃ陸閘をだれが閉めて、いつ閉めるのか、そういった「管理マニュアル」のようなものがあるのかどうかお聞かせをいただきたいと思います。

 5点目に、今阿南市はこの4月から消防防災室をつくっております。この消防防災室の体制を充実強化していく必要があるのではないか。職員数も非常に少なく、消防団の業務もここで皆持っているという状況です。これからの災害に対する対応というのは、非常に重要な課題でありますから、この体制を充実強化すべきだと思いますが、市の考えをお聞かせください。

 合併問題に移ります。

 合併に関する法定協の決定内容、これが市民に十分理解されていると、このようにお考えでしょうか、お聞かせください。

 2番目に、私は法定協の場でも合併特例債を使ってどういう事業をするのか、これは明確にすべきだということを主張してきました。特例債を使った事業はいつの段階で明らかにされるのかお聞かせをいただきたいと思います。

 3点目に、合併後10年間の職員定数、どのようにお考えかお聞かせください。

 次に、土地改良区の問題に移ります。

 東部土地改良区について、正常な運営がされていると市は考えているのかどうか、この点お聞かせください。

 2つ目に、東部土地改良区の圃場整備事業関連の市の支出、これについて私は一時中止をすべきでないかと、こう考えますが、お考えをお聞かせください。

 3点目に、土地改良区の理事長が同じく理事長職をしている東部野菜生産組合、南林にトマトハウスをつくっております。熱源は産業廃棄物の焼却熱が使われているわけですが、周辺住民からは「悪臭がする」とか、あるいは「のどが痛い」、「ダイオキシンは心配ないのか」と、こういった声がたくさん聞かれます。市はどのように対応しているのかお聞かせください。

 その他で1点お聞かせをいただきたいと思います。

 市内で1,000万円以上法人市民税を滞納している法人はありますか、あれば何法人ありますか、お答えください。

 以上で第1問を終わります。



○議長(山下久義議員) 10分間休憩をいたします。

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    休憩 午後 1時53分

    再開 午後 2時 6分

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○議長(山下久義議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 保岡議員にお答え申し上げます。

 私からは災害防災問題に関しまして2点御答弁を申し上げたいと思います。

 ことしは御指摘のとおり台風の発生が異常に多く、11月末までに26個が発生し、日本に上陸した台風は10個を記録したところであり、また四国地方に上陸した台風も6個を数え、各地で多大な被害を発生させました。

 去る10月20日の台風23号におきましても、県下で甚大な被害をもたらしたところでありますが、阿南市におきましても、住家で38世帯が床上浸水をこうむったところでございます。

 災害をこうむった世帯に対する支援として、災害見舞金の制度を設けている市町村は、現在県下で本市を含め33市町村でございますが、そのうち住宅の全壊・半壊などの被害を受けた世帯への災害見舞金の支給を定めている市町村は24市町村であります。さらに、床上浸水の被害を受けた世帯への見舞金の支給を定めている市町村は14町村あり、支給額としましては最低5,000円から最高15万円と町村まちまちの支給額となっております。

 本市におきましては、住宅被害を受けた世帯への災害見舞金の支給につきましては定めておりませんが、災害を受けた世帯への支援は住民の生活安定を図る意味からも必要かと考えますので、他の市町村の支給状況等を参考に検討してまいりたいと考えております。

 次に、御指摘の消防防災室は、本年4月1日防災組織の充実、防災意識の高揚に努め、同時に災害体制の確立を図るため企画政策課に課内室として設置し、この折非常時においては各部の連携を図り、市を挙げて迅速かつ効率的に事に当たるため、各部から課長補佐級各1名、計7名を消防防災室の兼務職員として任命し、組織の充実強化を図ってまいりました。

 今後におきましても、広域的な災害、地震が発生した場合には、国、県、民間関係機関との連携が特に重要であると考えておりますので、従来の風水害対策はもちろんのこと、今後に発生が予想される地震対策をも視野に入れまして、平成17年度には組織の充実に向け見直しを検討してまいりたいと考えております。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 保岡議員さん御質問のうち、企画総務部に関係する部分について、順次御答弁を申し上げます。

 「被災者生活再建支援法」に基づく被害・災害認定作業はどうされているのかとのことでありますが、去る10月20日徳島県を縦断した台風23号は県下で甚大な被害をもたらし、県内4市では床上浸水世帯が災害救助法適用基準を上回るなど、「災害救助法」や「被災者生活再建支援法」の適用を受けたところであります。

 本市におきましては、住家で38世帯が床上浸水をこうむるなどしましたが、法の適用を受けるまでには至っておりません。住宅が全壊または半壊の被害を受けられた世帯で、新たに住宅を建設、購入または補修される方には、県の「住宅再建特別支援制度」の適用が受けられ、床上浸水被害でもその損害割合によって全壊、半壊となり、補修費等に対する支援が受けられるようになっておりますので、本市といたしましても台風10号被害までさかのぼり、床上浸水世帯に対する被害の再調査を行うことといたしました。

 本日、被害を受けられました世帯に対し、再調査の案内通知書を送付したところであり、また12月14日付の「市政だより」にも支援制度の周知記事を記載することといたしております。

 なお、12月13日から12月17日までの間、各世帯を訪問いたしまして、説明及び再調査を行うことといたしております。再調査の結果につきましては、来年1月中旬までに通知することといたしており、一日も早く被害を受けられた方が県制度を利用し、住宅の補修ができるよう取り計らってまいりたいと考えております。

 次に、一部の地域に集中する大雨については、事前の災害対応及び被害情報の把握が困難で、初動態勢のおくれが生じる場合があると思われます。現在、市内に設置しております雨量観測所は気象庁が2カ所、国土交通省が4カ所、県が10カ所の合計16カ所でありますが、テレメーター観測所としては6カ所であります。

 本市におきましては、この雨量観測所の雨量データをインターネットなどの情報網により災害情報として収集を行っております。

 または、市内を流れる河川のうち、那賀川・桑野川流域の河川情報につきましては、県を通じて情報の提供を受けており、福井川流域の河川情報につきましては、県福井ダム事務所から情報の提供を受けておるところでございますが、それだけでは状況把握が困難な地域もございますので、雨量観測所の増設を含め国、県等に要望してまいりたいと考えております。

 さらに、市といたしましても、消防団組織を活用するなど、細部にわたる情報収集体制を構築し、市民へ適切かつ迅速な情報の伝達ができるよう努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、合併に関する法定協の決定内容が市民に十分理解されていると考えるのかとのことでありますが、阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会事務局では、法定協の決定事項を「阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会だより」として毎月1回、阿南広報配布時に市民によりわかりやすく、見やすいような内容形式にて各戸配布をいたしており、現在創刊号と第2号を発行いたしております。

 また、インターネットにおきましては、独自のホームページを開設いたしまして、全国各地から24時間、いつでも法定協議会の内容の確認ができるように、広範囲かつ可能な限り早い段階での情報提供に心がけております。

 また、マスメディアにおきましても、各報道機関の皆様に協議会開催時の情報提供を随時行っておりまして、今後とも協議会の決定内容等十分理解できるような情報提供、広報活動に努めてまいりたいと考えております。

 次に、合併特例債を使った事業はいつ明らかにされるのかとの御質問でございますが、現在合併協議会におきまして、「新市まちづくり計画」を御協議いただいているところでありますが、「まちづくり計画」では新市のマスタープランとしての役割を果たすものであることから、「まちづくり計画」では具体的な事業名は記載いたしておりません。

 具体的な事業につきましては、合併後に平成18年度を初年度とする「第4次阿南市総合計画」の基本計画の後期5カ年計画を策定することといたしており、この基本計画に定めた施策の実施に向けた年度別計画及び施策を推進するための財政計画を内容とする実施計画を策定し、年次計画的に実施することといたしております。

 なお、合併特例債を財源とする事業につきましては、事業の必要性、緊急性等を勘案するとともに、今後の市税収入や起債残高等を見据えながら、毎年度の予算編成時において厳選してまいりたいと考えております。

 次に、合併後10年間の職員の定数をどう考えているのかとのことでありますが、合併により新阿南市となることが予定されております阿南市、羽ノ浦町、那賀川町、阿南市外二町衛生組合、阿南消防組合の平成16年4月1日現在の職員数の合計は1,029名であります。

 一方で、人口10万人規模に対して望ましい職員数は1,000人とした一定の目安が示されているものの、住民要望を背景とした「新市まちづくり計画」の推進に伴う事業量、各年度ごとの退職補充者に伴う新規採用などの必要性、さらには定年前退職者の動向等いろいろな不確定要素が存在することから、現時点で10年間の経年変化を軽々しくお語りすることは差し控えたいと存じますが、新しい枠組みの中で均衡ある郷土の発展を基本としながら、常に良好な市民サービスを安定的、効率的に提供するため、これら不確定要素を精査するとともに、行財政改革、職員適正化計画に取り組む中で確定されるものと考えております。

 次に、滞納企業数の関係でありますが、現在法人市民税で1,000万円以上滞納している企業は1社でございます。

 以上、御答弁とさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 大津市民環境部長。

   〔大津市民環境部長登壇〕



◎市民環境部長(大津愛博) 御質問のうちのハウス栽培の熱源としての産廃焼却施設について、周辺住民から「悪臭がする」、「のどが痛い」、「ダイオキシンの心配はないか」という御質問に御答弁申し上げます。

 ハウスの栽培の熱源を利用しております産業廃棄物焼却炉につきましては、「大気汚染防止法」の規定によりまして、県の届け出が行われております。

 周辺住民から「煙の色が悪い」とか「悪臭がする」などの申し出や通報があれば、速やかに県の関係機関とともに立入調査を行うなど適正な処理の指導を行ってきたところでございます。

 また、この焼却炉につきましては、ダイオキシン対策が講じられた施設として稼働いたしておりまして、ダイオキシンにつきましては適正に処理されているという状況でございます。

 今後におきましては、監視するとともに、市民からの通報や苦情申し出があれば、関係機関と協議しながら立入調査を実施するなど適正な対応を行ってまいりたいと考えております。御理解賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 甘利産業部長。

   〔甘利産業部長登壇〕



◎産業部長(甘利英夫) 保岡議員さん御質問のうち、産業部に係る御質問にお答えいたしたいと思います。

 まず、阿南東部土地改良区は正常な運営がされていると考えているかについてでございますが、阿南東部土地改良区の運営についてでございますが、土地改良区の設立、運営等につきましては、「土地改良法」によって県知事の認可事項となっております。その事業内容等の状況を指導・監督するのも県であると認識いたしております。したがいまして、市といたしましては、土地改良区の運営等に関しましては、県にお願いすることとなりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、阿南東部土地改良区の圃場整備事業関連の市の支出は一時中止すべきでないかとのことでございますが、土地改良区の圃場整備事業関連の市の支出のうち、農業関係の事業につきましては、単年度で精算される事業もございますので、それらにつきましては事業そのものが完了し、確認されたものに対しましては、要綱等に基づきまして支出しなければならないものと考えております。

 また、それ以外の事業につきましても事業の進捗が認められ、または完了が確認されたものにつきましては、支出しなければならないものと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 岡田建設部長。

   〔岡田建設部長登壇〕



◎建設部長(岡田肇) 陸閘の「管理マニュアル」についてお答えをいたします。

 本市には2つの港と7つの漁港があり、そのうち市が管理しているのは大潟漁港、後戸漁港、小杭漁港、さらに曲漁港の4漁港で、その他はすべて県管理となっております。

 平成15年度現在での陸閘数につきましては、市管理の漁港で12カ所、県管理漁港等で239カ所となっております。

 御質問の「管理マニュアル」につきましては、現在のところ県、市いずれも策定をいたしておりませんが、台風などの襲来により高潮・高波等の発生が事前に予想される状況下においては、直営または地域管理により陸閘を閉じる作業を行っております。

 しかしながら、地震・津波など発生が予想できない状況下にあるものについては、瞬時の対応が困難であり、人命尊重等の観点から、基本的には避難行動に移っていただくことが肝要であると考えておりますが、地震災害などからなお一層とうとい生命と財産を守るという観点から不測の事態に備えた地震防災対策を含めた強化が求められております。

 こうしたことから、陸閘等の「管理マニュアル」も含め、関係機関と協議を図りながら、地震・津波からの防護及び円滑な避難路の確保等について検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、土地改良区問題でございます。

 阿南東部土地改良区の圃場整備事業関連の市の支出のうち、土木事業関係につきましては、平成14年3月及び平成16年10月に締結いたしました契約書に基づき支出をしているものであります。

 今後においても、事業の進捗が認められ、または完了が確認されたものに対しては支出をしなければならないものと理解しているものでございます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 20番 保岡正広議員。

   〔保岡議員登壇〕



◆20番(保岡正広議員) 手短に質問いたします。

 全くけしからん話です。1,000万円以上滞納している法人がある。11月に市の職員が一生懸命訪宅徴収をして集まったのが245万円でしたか。1,000万円以上の市民税を滞納してのうのうとされたんでは、私は困る。多分、私が想定をしている法人であろうと思います。

 ことし3月に高松国税局に摘発をされて、申告をされた法人だと思いますが、この法人の役員を兼ねている土地改良区の理事が、阿南市が払うお金、「もっと早く出してくれ」、「先銭でくれ」ということで、9月議会で1億円補正予算を組んだ。先ほどの答弁で10月に契約を交わして支払った。その直後ぐらいだろうと思いますが、改良区の事務局に8,700万円ほど払ってくれと、直売所のお金です、ということがありましたが、これはとまったようであります。

 ことしの2月26日に県が同じように土地改良区に払っている2億6,152万2,696円、県が土地改良区に払いました。そのうち1億9,186万8,291円、約2億円、法人税の支払い、また直売所の一部の建設費用などに約2億円理事会の承認もなしに支出をしていることも明らかになっています。

 土地改良、これからは東部土地改良区の問題を質問します。今までは一般的な話です。

 東部土地改良区に、県がこの11月18日に「土地改良法」132条第1項に基づく報告の徴収を求めました。期限は本日、12月10日までに報告書を出しなさいというものです。6項目の内容ですが、1つ紹介しますと、3番目に「貴土地改良区の農事組合法人見能林農業振興組合、農事組合法人阿南東部農業生産組合及び中林地区農用地利用改善組合に対する支出について、年月日、金額、支出先及び目的を整理した資料を出しなさい」、6項目いろいろとあります。そして、この報告内容は理事会を開いて、理事会の承認を得たもの、そしてその理事会の議事録も添付をして阿南農林事務所長あてに出しなさい。きょうが期限ですが、理事会は開かれていないようであります。

 土地改良区は県の指導のもとにあるので、市としては県にお願いすることにする。私は市として土地改良区の認識、どのように持っているのか、このことをお聞きをしたんです。今後の指導、監督については県の責任でしょう。しかし、市もこの土地改良区にいろんな名目で支出をしているわけです。その土地改良区がどういう運営をされているか、やはりきちっとした認識を市として持つ必要があると思う。そんなことできないようでは、行政能力が私は疑われるのではないかと思います。

 先ほどの答弁で、今後の支出については「完了が確認されたら支出をする」という答弁でありました。圃場整備関連の支出でありますから、完了をするということが確認できたということは、登記がすべて終わったと、こういう状況で支出をするということを確認させていただいてよろしいですか、まずこの点お聞きをしておきたいと思います。

 それから、ダイオキシンの問題ですが、実は県が2000年からダイオキシンの調査をいたしております。河川では県下19カ所、大気は県下で9カ所測定をしておりますが、河川の水質も大気も、実は見能林地区が県下一高い数値になっています。

 例えば、大気は大潟の観測所で行っておりますが、2002年は0.20ピコグラム、2003年は0.24ピコグラム、基準値は1ピコグラムですから基準値を下回っていますが県下一番高い数値。水質は2003年0.88ピコグラム、これは打樋川の天神橋、東部土地改良区があるところです。ここでの測定値が0.88で、基準値1ピコグラムに極めて近い数値です。基準値を上回ったら大変です。こういう状況にあります。市として、この点どのように認識をされているかお聞かせをいただきたいと思います。

 次に、災害防災問題では、災害見舞金制度、これは検討されるということでありましたが、災害はいつ起こるかわかりません。ぜひできれば3月議会で、もうそういう制度をきちっとつくる、こういう方向でお願いをしたいと思います。

 次に、合併の問題ですが、合併情報、わかりやすく見やすいもの、また早期に早い段階で情報提供できるようにインターネットも使ってということであります。

 これは12月1日に発行された協議会だよりです。11月1日の第2回の法定協議会の中身が、この協議会だよりに書かれています。文書を読んでみますと、どういう決定がされたか、ほとんど「阿南市の例により統一する」。それから、「新市に引き継ぐ」、こんな言葉ばっかりです。例えば、税金の納期については阿南市の例により統一する。阿南市民の方はわかるかわかりません。那賀川町、羽ノ浦町でも、一緒に配っています。阿南市の納期どうなっていると言われても、全くわからないのです。そのほかの中身もほぼ一緒です。

 そして、一番裏にホームページから会議の議事録や会議資料を閲覧することができますと書いてくれてあります。例えば、私が法定協議会で1市2町が合併したら介護保険料、今の保険料で統一したら平均幾らになるのですかと質問しました。そのことが委員からこんな意見が出ましたといって書いてくれてあります。1市2町が統一した場合の保険料は幾らになるのか。どうなりますということ、全くわからないわけです。法定協では答弁ありました。議事録を見てみましょう。11月1日の法定協の約4時間の会議録、いまだにホームページに載ってない。40日ですよ。40日してまだ議事録が載ってない。これで何で早い段階で情報提供できるのですか。

 そして、わかりやすく見やすい中身にします。市民の方ほとんどこれ見ても「阿南市の例により統一する」、こんな中身ばっかりです。これで何で住民に正しい情報の提供ができるのか不思議でなりません。ぜひその点はもう質問はいたしませんが、改善をすべきだと思います。

 合併特例債を使ってどんな事業をするのか。予算編成時にというような話でありました。私は合併した場合に、合併特例債を使って有利な起債ですから事業ができます。そのために法期限内の合併を目指しますと言っているのでしょ。ですから、「合併して合併特例債を使ってどういう事業をするのか、やっぱり市民にきちっと明らかにすべきだ」と、こう言ってきました。

 しかし、合併してから後の予算編成時に明らかにします。これでは、市民の皆さんから見たら、全く何もわからないまま行政主導で合併が進められるのではないかと、こういう危惧を持つのは当然であります。

 市長は、今議会の所信表明で「新庁舎の建設も視野に入れる」、こういうことを述べられております。

 そこでお聞きをしますが、新庁舎建設は合併特例債を使うおつもりなのかどうか。また、既に「まちづくり小委員会」では、そういった合併特例債を使う予定も含めて財政計画を議論しています。合併特例債は、全部使えば200億円以上使えると思いますが、どの程度使うおつもりなのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 それから、職員の問題です。私はこの問題、今高校や大学を出られた方が就職難で非常に困る、こういう事態でありますが、合併をしてますます市役所へ入るのは狭き門ということになるだろうと思います。

 この前の「まちづくり小委員会」では、4人退職して1人採用、こういう方向で財政計画を立てているという説明があったと思います。当然、財政計画の人件費については、そういう人員を想定して人件費を組んでいるはずです。今、「不確定な要素がいろいろあるから言えません」と言いました。

 それじゃ、私はお聞きしたいと思うんですが、4人退職があって、1人採用する。こういう形で進めていったら、10年間で単純計算、つまり定年退職でやめていく人4人に1人補充していく、こういう単純計算で、10年間で何人の採用になりますか。その場合、何人職員が減ることになりますか、お聞かせください。

 そして、そういう中で、那賀川町や羽ノ浦町の特別職は吸収合併、編入合併ですから失職です。市長の人事権の問題でありますが、例えば特別理事とか、そういった形で雇い入れるようなお考えをお持ちなのでしょうか、この点もお聞かせをいただきたいと思います。

 以上で再問を終わります。



○議長(山下久義議員) 議事の都合により10分間休憩いたします。

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    休憩 午後 2時40分

    再開 午後 3時 5分

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○議長(山下久義議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 保岡議員さんの合併問題についての御再問に御答弁を申し上げます。

 新庁舎に合併特例債を使うのかとのことでありますが、1市2町が合併いたしますと、現庁舎では老朽化も進み、広さも狭く、かつ耐震性にも問題があり、新庁舎の建築は当然視野に入れなければならないと考えております。この場合、合併特例債の活用も必要ではなかろうかと考えております。

 次に、特例債はどの程度使うのかとのことでありますが、まちづくりのための建設事業分及び振興のための基金造成分の合計合併特例債借入限度額は約254億円でありますが、「新市まちづくり計画」の財政計画では約201億円で、約80%弱を計画いたしております。

 次に、職員数につきましてですが、平成17年4月1日から平成27年3月31日までの間の定年退職者数は320人程度であります。単純計算で4分の1採用をいたしますと、約80人程度の採用であり、10年後の職員数は約789人程度となります。

 次に、那賀川町及び羽ノ浦町の特別職の身分の取り扱いの件でございますが、法の規定により失職となります。

 以上、御再問に対するお答えとさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 大津市民環境部長。

   〔大津市民環境部長登壇〕



◎市民環境部長(大津愛博) 御再問に御答弁申し上げます。

 大気のダイオキシンにつきましては、年平均値で評価いたします。平成10年が0.11ピコグラム、13年が0.08ピコグラム、平成14年は0.11ピコグラムとなっております。基準値が0.6ピコグラムでございますので、したがいまして生活環境は保全されております。

 水質につきましては、基準値1.0ピコグラムに対しまして0.88ピコグラムと議員さんおっしゃるようになっております。現在基準値近くになっておりますので、市といたしましては注意深く今後の測定数値の推移を見ながら、県とともに検討してまいりたいと、こう考えております。

 以上、御再問の御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 甘利産業部長。

   〔甘利産業部長登壇〕



◎産業部長(甘利英夫) 土地改良に関する御再問にお答えをいたします。

 土地改良の事業完了の確認は関係者の同意が得られ、登記が完了したときを考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 20番 保岡正広議員。

   〔保岡議員登壇〕



◆20番(保岡正広議員) 最後の質問ですが、再問のときに質問を忘れておりました。

 1,000万円以上滞納されている法人、どのように対処をされるのかお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、ダイオキシンですが、大気については平均で評価をするというのは、それで結構です。私は大気は年4回、春、夏、秋、冬、1回当たり7日間の観測をします。そのときの最高値を申し上げました。それでも、平均値でも県下で一番高いです。県下平均の5倍ぐらいでなかったかと思います。そういう状況でありますから、今後注意深く見守るということですので、それはきちっとしていただきたいと思います。

 それから、合併についてですが、私は市長にお聞きをしました。特別職は失職です。これは当然です。しかし、市長の人事権の問題ですから、例えば今御答弁がありましたように、10年間で80人の採用ということになります。消防の職員、4人やめたから1人採用というわけにいかないでしょ。消防の職員はやめられた方きちっと補充していかないと。そういうことから考えますと、一般職の採用というのは非常に枠が狭くなってきます。

 そういう中で、特別職、失職した人を理事に迎えるとかということになれば、ますます一般職の職員の採用が少なくなって、年間に平均して5人や6人の採用。保母さんにしても、施設の統廃合とか、そういうのを加味して少なくなっていくという場合も考えられますが、今でも臨時の方が非常に多い。こういう専門職については、本来やめられた方きちっと採用していかないといけない。

 そういう状況から考えますと、本当にこれからの市政の運営をしていく上でも、職員の皆さん非常に不安もあります。ぜひこの点については、17日の法定協でも議論になるかと思いますが、やはり今後の市政の重要課題であると、このことを私は申し上げておきたいと思います。

 市役所の建設を特例債の対象にしたいという答弁でありました。そのほかにどのような事業、特例債を使って行っていこうと考えているのか。これは「まちづくりの小委員会」の中で市長も述べられておるはずです。ぜひこの場で明らかにしていただきたいと思います。これは部長さんの答弁でなしに、市長さん自身からお願いをします。

 改良区の問題ですが、私はやっぱり市として認識が非常におかしいのでないかということを申しました。なかなか県に対して市が物を言えないのと同じように、市としては言いづらいのかもわかりません。

 しかし、先ほど地権者の同意と登記が完了するまでは今後の支払いを行わないと、これは建設部についてもぜひそういう立場だと思います。産業部、建設部であと1億円余り支払いが残っているかと思いますが、改良区の運営が正常な形に、私は今不正常だと考えています。正常な形になるまで支出は凍結をする。そういう方向でお願いしたいと思います。10月に契約を交わして1億円、特別に契約まいて1億円支払う、こんなやり方は、私は市の行政としては正常じゃない、こういうことを申し上げておきたいと思います。

 以上で私のすべての質問を終わります。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 保岡議員の再々問にお答えを申し上げます。

 私からは合併に関する項目でございますけれども、1市2町に共通するシンボル的事業の実施に当たっての視点ということで、大ぐくりな内容でございますけども、先般の「まちづくりの小委員会」で私が申し上げたことを答弁いたしたいと思いますが、大体大きな項目で4つほどを共通認識として、1市2町の共通認識として持っておりますが、1つは防災、これは防災拠点の整備、市庁舎また支所への防災拠点機能の付加、つけ加えるということです。それから、危機管理面から新しい阿南市の東西を結ぶ道路の整備、そういうことも必要ではないかと思っております。

 2点目は、IT化に関連しまして、市内全域をCATVでカバーするIT化の推進。

 3点目は、環境問題。環境の分野でございますが、公共用水域の水質保全を図るための公共下水道の整備。

 4点目は、教育文化関係でございますけれども、全市民が文化的で創造的な学習をする場としての生涯学習センター、仮称でございますけども、生涯学習センター的な施設の整備、そして子育て支援制度の充実、極めて大まかでございますけども、この4点を「まちづくり小委員会」で発表させていただきました。

 ただ、気をつけなければならないのは、箱物の整備につきましては、後年度負担をできる限り発生させないよう、単体での整備を避けまして、複合施設として整備することが肝要だと思います。例えば、市庁舎の防災拠点機能プラス生涯学習センター機能の付加等いろんな方途が考えられると思いますが、慎重に検討してまいりたいと思っております。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 保岡議員さんの再々問にお答えいたします。

 滞納者に対する市税等の督促、催告、滞納処分等につきましては、地方税法及び国税徴収法等に基づき事務を進めてまいるところでございます。

 以上、再々問に対するお答えといたします。



○議長(山下久義議員) 3番 神原照夫議員。

   〔神原議員登壇〕



◆3番(神原照夫議員) 議長の許可をいただきましたので、一般質問をしてまいります。

 まず、このたびたび重なる台風、大雨災害等で被災された皆様方に対しまして、お見舞いを申し上げたいと思います。

 市長さんには、就任以来1年、持ち前の若さと行動力でもって市政改革また発展に精力的に取り組みをされていることに対しまして敬意を表したいと思います。来年に向けましては、阿南市の行く末を決定づける合併問題、それから行財政改革、それから産業振興等の課題が山積みをされております。

 また、地球の環境変化などによる台風、大雨災害の不安、また地震発生の不安要素、いろいろ感ずるわけでございますけれども、市民密着型の市政に取り組みを願いまして、通告の順序に従いまして進めてまいりたいと思います。

 まず、1番目の市民サービスとしての窓口時間の延長についてでございますけれども、市長さんの公約の一つでありますけれども、所信表明では来年度から年末の窓口延長を実施するとのことであったと思いますけれども、これを年末のみでなく、やはり年間を通して、週に1回とか曜日を定めて窓口時間の延長を実施いただきたいと思っております。

 現在県下市町村では鳴門市、日和佐町、三好郡の各町村、それから羽ノ浦町。最近では小松島市が実施とお聞きをしております。特に、合併協議が行われております羽ノ浦町が現在実施されていること。また、時代の流れからも、阿南市にとりましても、やはり取り組み時期が来ているのじゃないかと考えます。

 現在、税務課で日曜日に税務相談を一部実施されているようでございますけれども、市民生活、保険、年金、税務、子育て支援等、各種証明書、相談や税の未納者対応等、市民の利便性やサービスの向上を図ることが必要と考えますけれども、御所見をお伺いしたいと思います。

 続いて、地震防災対策について伺います。

 避難勧告、住宅耐震診断関連につきましては、省略させていただきます。

 洪水のハザードマップ策定について、それからまた配布について伺います。

 大雨災害時の避難場所や被害程度を示す洪水ハザードマップ策定はいつ完了して、いつ市民に配布されるのかを伺います。

 続いて3番目、国産材、県産材の普及と、これに関連しまして植樹についてを伺います。

 県では、公共施設での耐震化工事に県産材を導入するための実証実験を始めたとのことであります。また、県産材でのガードレールの設置等にも力を入れているようであります。その他、国産材の消費拡大と林業振興についてのある学識会議の会では、紙製の飲料容器の普及を図る。それからまな板、家具などの普及などを促進するよう林野庁長官に提言をしております。本市の市庁舎ロビーでも見受けられまして、スペースは狭いですけれども、安らぎを与えていると感じます。

 特に、市営住宅、市道、公園また四国八十八カ所の歩道ルート等に普及活用することが阿南市のイメージアップにつながると考えますけれども、御所見を伺います。

 次に、植樹についてを伺います。

 地球温暖化や環境保全、また防災対策が議論されておりますけれども、市内の放置竹林対策、また荒廃地等に対しまして、市単独の改植や植林助成制度の創設、または国、県の助成制度がある場合はセットするなど提唱いたしますけれども、御所見を伺います。

 続いて4番目、小・中学校の生徒の下校安全対策についてを伺います。

 本日、奥田議員さんの質問の中で出ましたけれども、「キャッププログラム」とかベル等のことを申されてましたけれども、教育長さんの答弁では、笛などを利用してというようなこともありましたけれども、伺ってまいりたいと思います。

 都道府県教育委員会の約9割が下校時の安全性確保が難しいと答えております。特に低学年と高学年の下校時間が異なり、また校区の広さなどが要因と考えられております。市としてなお下校安全対策についてお伺いします。

 また、当市としては農村地域が非常に多く、特に県道や市道での夜間の防犯灯につきまして、再点検をお願いしたいと考えます。御所見をお伺いしたいと思います。

 続いて5番目、阿南丹生谷地区広域農道の有効活用についてを伺います。

 阿南丹生谷広域農道が計画に沿って事業が進められております。国道55号線また195号線、県道阿南相生線ほか各市道と連結しておりまして、農業流通道路として期待をしております。また、生活道、防災上の迂回道路としても多面的な機能があります。来年2月下旬に鷲敷町と新野町が一部供用される運びとなっております。

 今後、さらなる実効性を高めるために、健康づくり、環境学習、都市部と農村のふれあい交流を進める意味からも、健康マラソン大会やウオーキング、オリエンテーリング、サイクリング等いろいろなイベントを通じて、ふるさと農道としても活用することを提唱いたしますけれども御所見を伺います。

 続いて、最後になりますけれども2点ほど伺います。人事機構について伺います。

 本年度と5年前とを比較した一般職員の職員数と臨時職員数をまずお伺いいたします。一般職員は減少し、臨時職員は増加していると推測されますけれども、お願いしたいと思います。

 そして、その中で臨時職員の対応について、5年前と比較してその対応が現行どおりかまた改善策があるのか、考えておられるのかについてもお聞かせ願いたいと思います。

 次に、来年度に向けての機構改革でありますけれども、市長さんの答弁でございますけれども、先日の議員さんの質問からでございますけれども、消防防災部門また子育て部門、それからまた産業振興のプロジェクトチーム等と言っていたと記憶しておりますけれども、来年度に向けての市民の目線に立った機構の改革をどのように考えておられるのかをお伺いしたいと思います。

 最後になりますけれども、市の観光施策としての意見募集についてでございます。

 市長さんの観光開発の施策として、特区構想を打ち出しておられましたけれども、本年活竹祭や年末イベント等で橘湾を主体に事業を行われ、橘湾をめぐる帆船日本丸のクルージングが予定されております。今回のイベントの企画は私は大変よい企画であると思います。

 そこで、市民を対象にした橘湾を中心とした観光開発についての意見募集を提案いたしますけれども、御所見をお伺いいたしたいと思います。

 以上、短時間でございますけれども、第1問とさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 神原議員にお答えを申し上げます。

 私からは1点でございますが、来年度に向けての人事機構改革についてでございます。

 住民要望が複雑多様化かつ高度化する社会情勢の中で、市としましてはだれもが生きがいを見出せる住みよい市となるような施策を進めているところでございます。そのためには、来年度に向けて市民の目線に立った、すなわち市民の関心は何であるかを常に念頭に置き機構改革を実施していきたいと思います。

 御質問の中で御指摘がございましたように、少子・高齢化対策、防災安全対策さらに企業立地を含む産業振興対策等を念頭に置いております。こうしたことにより、市民には効率的な実効性のある良質な市民サービスが提供できるものと考えております。



○議長(山下久義議員) 田上教育長。

   〔田上教育長登壇〕



◎教育長(田上勝義) 神原議員さん御質問の小・中学校の下校安全対策について御答弁申し上げます。

 県道や市道におきます夜間の防犯灯でございますが、県道につきましては県が管理をしております。市道につきましては、防犯灯として約4,200灯あり、球切れなどの連絡が入り次第随時修理を行っておるところでございます。

 下校時の安全対策につきましては、本市におきましても「登下校時の安全対策マニュアル」の作成、校区での通学区の危険場所を示して注意を喚起する「安全マップ」の作成、誘拐防止教室の実施を含めた安全教育の徹底、子ども110番、安全の家の周知などの指導をいたしております。

 今後も地域の方々の御協力もお願いしながらパトロール等を強化し、警察との連携強化を図って、児童・生徒の通学路の安全を確保してまいりたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 橋本企画総務部長。

   〔橋本企画総務部長登壇〕



◎企画総務部長(橋本昭雄) 神原議員さんの御質問のうち、企画総務部に関係する部分について御答弁を申し上げます。

 市民サービスとしての窓口業務の時間延長につきましては、市民の皆様の利便性の観点から、ぜひとも取り入れるべき市民サービスと考えておりますが、来年1月4日には新しい住基システムと印鑑登録システムが稼働予定となっておりますため、今月の29日、30日に住基ネットシステムの更新作業を行い、またその結果を検証する必要性から、この年度末、年始の導入につきましては困難であると考えております。

 そのため、これらのシステム機器の円滑な稼働状況を見定める一方、通年の取り扱いについても窓口業務に当たっていただく職員の健康面はもとより、勤務条件に配慮しながら検討してまいりたいと考えております。

 次に、洪水ハザードマップ制作の策定についてでありますが、平成13年7月3日に「水防法」が改正施行されたことに伴い、全国の洪水予報河川につきまして集中豪雨や大雨などの河川堤防が決壊した場合の浸水想定区域の指定及び浸水深の公表が義務づけられ、本県におきましては、洪水予報河川として指定されております吉野川、那賀川について国土交通省から浸水想定区域図が公表されました。

 那賀川につきましては、平成14年1月31日に国土交通省から浸水想定区域図が公表され、これに伴い河川流域市町村は「水防法」第10条の5の規定により、浸水想定区域内の避難場所を明示した洪水ハザードマップの作成が義務づけられております。

 本市におきましては、国土交通省の協力によりまして、今年度洪水ハザードマップの作成に取り組んでいるところでありますが、進捗状況といたしましては、現在避難場所の現地調査、避難場所の選定を行い、全体的なレイアウトの検討を行っているところでございます。

 今後、さらには各防災関係機関と避難場所等の協議を行い、平成17年2月末を目途に各種防災情報を満載した洪水ハザードマップを作成したいと考えております。

 また、作成後、洪水ハザードマップを「広報あなん」に折り込むなどの方法によりまして市民へ配布いたしたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、一般職の職員数と臨時職員数は幾らなのか、また臨時職員数の待遇について5年前との比較でありますが、平成16年度と5年前の平成11年度を比較いたしますと、職員数では平成16年度の一般職の職員数は625名、臨時職員は235名であります。平成11年度の一般職の職員数は678名、臨時職員数は170名であります。

 次に、臨時職員の待遇につきましては、日額賃金が5年前と同額でありますが、通勤手当を職員並みに支給し、並びに特別休暇としての忌引休暇を付与いたしました。今後におきましても、他市の状況を踏まえながら、必要に応じて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 甘利産業部長。

   〔甘利産業部長登壇〕



◎産業部長(甘利英夫) 神原議員さん御質問のうち、産業部に係る部分について御答弁を申し上げます。

 まず、国産材、県産材の普及活用についてでございますが、市営住宅、市道、公園、歩道ルート等に県産材を活用することが市のイメージアップになると考えられるがとのことでございますが、現在外材輸入の増加や全体的な木材需要の減少などにより、木材価格の低迷、労賃の増嵩や林業等の従事者の高齢化などを要因とした林業、木材産業の不振が長期間にわたって続いているところでございます。

 こうした中、県は「徳島すぎ」の利用拡大を図るため、林業総合技術センターで共同検査を行い、すぐれた特性を持つことを実証しており、ガードレールのモデル設置や公共施設等の建築について県産材の利用促進を図っております。

 本市におきましても、「林産物循環利用推進事業」を活用し、地域材を利用した木造住宅普及のためのパンフレットを作成し啓発するとともに、本年度は木材を原材料としたベンチを公園や駅などの公共施設に設置するなど、県産材の利用促進を図ってきたところでございます。

 今後、国産材、県産材の利用拡大は、林業や木材産業の振興はもとより、森林整備の促進、CO2の排出抑制などにもつながりますことから、その活用について研究してまいりたいと存じます。

 次に、市単独の改植や植林助成制度の創設、または国、県の助成制度がある場合は、セットして実施してはということでございますが、森林の持つ重要性は地球温暖化、環境保全、防災対策などのさまざまな角度から指摘がされております。その積極的な森林の整備活動を展開していく必要があると認識いたしております。

 こうした中で、国、県においては、戦後間もない昭和21年から「造林補助事業」を継続して実施しております。本年度におきましても、阿南市森林組合が事業主体となりまして、市内5ヘクタールについて杉、ヒノキなどの植林を行っております。

 現在、国においては「造林補助事業」の見直し作業が行われており、その状況を見きわめながら、市といたしましても森林整備に向けまして関係機関と協議しながら検討してまいりたいと考えております。

 次に、阿南丹生谷広域農道の有効活用についてでございますが、平成17年2月末に喜来トンネルと南川トンネルの開通に伴い、阿南市側は農免元信線と接続し、また鷲敷町側は林道中山南川線と接続することとなり、元信トンネルとあわせて一部供用できる運びとなります。

 市といたしましては、阿南丹生谷広域農道の早期の全面開通を目指して、今後も推進していくことといたしておりますが、全線供用後につきましては、鷲敷町、相生町との関係もありますけれども、都市と農村との触れ合いや交流、農産物の流通体系の整備など、広域農道開設の目的に沿って有効に活用できるよう検討してまいりたいと存じます。

 次に、市民を対象に橘湾を中心とした観光開発について意見募集を提案したいがとのことでございますが、橘湾は海の名園としてすばらしい観光スポットが点在しております。これらの美しい自然と魚貝類等を生かした観光は魅力的であると考えておりますが、市内各地で行われている行事や観光イベントにつきましては、観光協会、商工会議所等と連携を図り、御意見を賜りながら進めているところでございます。

 橘町中浦緑地公園で12月23日に開催される活竹祭、23日から26日まで開催される「光マンダラX’mas」では、市内各団体から選出されている実行委員さんより御意見をいただいて準備を進めております。

 御提案のございました市民を対象とした御意見募集につきましては、現在のところ計画をいたしておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 3番 神原照夫議員。

   〔神原議員登壇〕



◆3番(神原照夫議員) それぞれ御答弁ありがとうございました。そこで、再問1つと要望事項を述べたいと思います。

 再問でございますけれども、国産材、県産材の活用方法で、市営住宅の件を伺いましたけれども、やはり今後市民ニーズを考えてみますと、若い人の感覚、こういったことで住宅体系もログハウス的なものも予想されると個人的には思っておりますけれども、今後市営住宅等の建設の予定があるのか、またその場合は活用について県産材、国産材、できれば市産材を願いたいわけでございますけれども、これらについての御所見をお伺いしたいと思います。

 それから、要望事項でございますけれども、市民サービスとしての窓口時間の延長についてでございますけれども、他町村でも行っているわけでございます。こうしたことから、やはり市民密着型ということで、提言ボックス、それからメール等ではこのような要望事項があったかなかったかわかりませんけれども、やはり時代を先取りしたことをすることによって、阿南市は変わったなと、こういったこともございますので、また御検討をしていただきたいと思います。また、所管の委員会でも述べたいと思います。

 それから、人事機構につきましては、来年度の人事機構につきまして御期待を申し上げたいと思います。

 以上申しまして、私のすべての質問を終わります。



○議長(山下久義議員) 岡田建設部長。

   〔岡田建設部長登壇〕



◎建設部長(岡田肇) 国産材、県産材の普及活動について御答弁を申し上げます。

 今後の市営住宅の建設予定につきましては、現在の市営住宅への入居希望や需要面から、「阿南市営住宅ストック総合活用計画」に沿い年次的、計画的に整備していく必要があると考えております。

 また、その建設に際しましての木材の利用につきましては、従来から適切な利用を図ってきているところでございますが、今後におきましても、国産材、県産材の利用拡大につながることから検討を加えてまいりたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 小休します。

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    休憩 午後 3時48分

    再開 午後 3時49分

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○議長(山下久義議員) 再開します。

 この際、10分間休憩いたします。

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    休憩 午後 3時49分

    再開 午後 4時 0分

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○議長(山下久義議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 本日の会議時間は議事の都合のため、あらかじめこれを延長いたします。

 1番 佐々木志滿子議員。

   〔佐々木議員登壇〕



◆1番(佐々木志滿子議員) 議長の許可をいただきましたので、ただいまより質問をさせていただきます。

 まず、環境問題についてであります。

 地球の温暖化が進んでいます。そして、温暖化がもたらす気象への影響もはっきりと実感するようになりました。しかし、効果的な対策はまだないも同然です。

 阿南市で策定されました「環境保全率先行動計画」も、目標の達成や効果は全く疑わしいものであります。

 そこで、実践するための具体策として、徳島県が推進しています「徳島エコカーライフ」、「これはもったいない」という精神を大切にみずからの自動車の使い方を見直そうとするものです。この取り組みを阿南市も徳島県に準じた形で、まず職員と議員から行ってはどうでしょうか。通勤片道6キロメートルの車の往復1台分と0のつく日はノーカーデー、つまり毎月、10日、20日、30日は車での通勤をやめる。これを市役所全体で1年間取り組んだ場合、削減される温暖化ガス量はどれぐらいになりますか、考えと数字を聞かせてください。

 次に、可燃ごみ収集について。

 クリーンセンターには二町衛生組合が持ち込むごみのほかどんなごみが持ち込まれていますか。収集業者数、ごみの量について。また、それらのごみは分別等で問題はないのでしょうか。そして、チェックはどうしていますか。

 また、収集日が祭日の振りかえ休日などで、ことしは月・木曜日収集地域では収集が飛ぶことが多く困っているとお聞きします。徳島市では休日収集が行われておりますが、阿南市も今後対策を考えていくべきではないでしょうか。

 次に、福祉についてです。

 この12月「広報あなん」の表紙でも紹介をされています精神作業者の若草共同作業所、メンバーの時給は75円、月給では平均をすると5,000円ぐらいと伺っています。今後も光マンダラの組み立て作業のような、喜びややりがいにつながる仕事の確保とそして支援は重要と考えています。継続的に支援を行って、仕事の確保を考えてはどうでしょうか。

 次に、サンアリーナにオープンをしたカフェ「わかくさ」ですが、接客が苦手であればここに行けないメンバーも多くいます。そして、ほかの障害者作業所でも取り組んではおりますが、古紙回収などの現在行っている事業への行政としての支援を進めることも資源リサイクルの観点から重要ではないかと考えます。いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。

 そして最後に、12月26日に行われます知的障害者のオリンピックであります「スペシャルオリンピックス」のトーチランが市役所を出発し、橘の中浦緑地に向かっていきます。これはアジアで初めて開かれるオリンピックでありまして、大変意義深いものであると考えます。これに阿南市行政としてどのようにかかわり、支援をしていくのか。支援態勢やスケジュールなどをお聞かせください。

 以上、第1問とさせていただきます。お答えによりましては再問をさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 佐々木議員にお答え申し上げます。

 私からは「スペシャルオリンピックス」トーチランについて答弁を申し上げたいと思います。

 この「スペシャルオリンピックス」というのは、普通のオリンピックとパラリンピック、それに匹敵するオリンピックとして認知をされております。来年の2月26日より長野県におきまして、知的障害のある人々が日常的にスポーツを通して社会参加を目指す国際的なスポーツの祭典として「スペシャルオリンピックス冬季大会」が開催されるわけでございます。

 その記念事業として、12月26日阿南市役所から橘町中浦緑地公園までを18区間に分割して、知的障害のある方をトーチランナーとし、施設や作業所からの障害者の皆様と一般から募集した方が伴走者として、1区間10名程度で約2時間をかけてリレーしていく「スペシャルオリンピックストーチランイン徳島阿南コース」を実施いたします。

 市内の知的障害施設に呼びかけますとともに、一般参加の募集等を実施しました。当日は阿南市から20名程度の職員の支援を予定をしております。これを機に、障害を持った方のスポーツへの普及推進の一助となることと、また多くの市民の沿道での応援を期待するものでございます。

 これは県内の各自治体でも、もう既にトーチランを終了した自治体もございます。阿南市につきましては、数カ月前にこのオリンピックス大会の理事長でございます細川佳代子氏が市役所にお見えになりまして協力依頼がございました。それで、私の方から光マンダラの最終日、12月26日に最終のゴールを中浦緑地として、「スペシャルオリンピックス」のトーチランが到着して、最終日の点灯式をやってはどうかと、こういうことを御提案申し上げまして、この日程になりました。

 また、細川佳代子理事長は26日においでていただきたいと申し上げておったんですが、日程の都合上、12月24日に御来市をいただきまして、会場等も見学をしていただく予定になっております。

 以上、御答弁とさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 大津市民環境部長。

   〔大津市民環境部長登壇〕



◎市民環境部長(大津愛博) 環境問題につきましての御質問に御答弁申し上げます。

 徳島県が提唱している「エコカーライフ」、これは徳島県における地球温暖化物質の発生量の約20%を運輸部門が占めていること。また、運輸部門の地球温暖化物質の増加が、他の産業、一般家庭からの発生量に比較いたしまして顕著であるということから、従来の対策を県の職員が率先して、マイカーの運転をできるだけ減らす運動を始めることで、全体に運動が広がることを期待したものでございます。

 この際、通勤だけでなく、休日の外出も他の交通手段を利用すること、また議員さんおっしゃいましたように、毎月の10日、20日、30日をノーカーデーとして、アイドリングや暖気運転ストップを進めることにしています。

 県は知事部局の職員にことしの10月から運転を初め、来年の1月から県職員全体、市町村や県民に呼びかけ拡大することにいたしております。

 平成14年に「阿南市環境保全率先計画」を策定しておりますが、このさらなる取り組みを図る上でも、議員さんの御提案の県に準じた「エコカーライフ」の取り組みにつきましては、阿南市における勤務形態、職員の通勤手段、公共機関、交通機関等の状況を考慮いたしまして、地球温暖化物質の削減に向けた取り組みを推進してまいらなければならないというように考えております。

 職員が実施した場合でございますけれども、現在通勤手当を支給している職員の車の台数が約561台ございます。これで計算いたしまして、「エコカーライフ」を実施した場合につきましては、温暖化ガス量の削減につきまして申し上げますと、平均往復通勤距離約12キロということで、月3回のノーカーデイを1年間続けた場合、CO2、二酸化炭素でございますけれども、換算で1台当たり約96キログラム、そういうことで合計いたしますと約54トンということになります。

 以上、御答弁いたします。



○議長(山下久義議員) 田上保健福祉部長。

   〔田上保健福祉部長登壇〕



◎保健福祉部長(田上敏幸) 佐々木議員さん御質問の共同作業所の関係する部分につきまして御答弁を申し上げます。

 若草共同作業所の障害を持った方々が光マンダラの組み立て作業に参加しまして2年目になりました。このことにつきましては、阿南那賀地区家族会の方にお話を聞かせてもらったところ、「作業を通して参加者の生き生きとした表情や熱心に取り組む姿がうれしかった」とのことでございました。

 社会における障害者に対する理解が徐々に深まりつつあることを実感するとともに、各自の能力に応じた仕事や活動の重要さを再確認した次第でございます。

 今後におきましても、機会をとらえ、社会参加への取り組み支援を積極的に行ってまいりたいと考えております。

 サンアリーナにありますカフェテラス「わかくさ」は、阿南市といたしまして、障害者の新しい社会参加の支援策の一つであると考えております。

 御指摘のありましたように、段ボールや空き缶の回収の取り組みにも、市民各位の御支援、御協力をいただきながら続いております。

 今後におきましても、資源リサイクルへの取り組みの団体として、多くの市民の方々に知っていただくことが障害者の方々の社会参加への大きな励みになるものと考えておりますとともに、新しく取り組み可能な事業等につきましても、日常的に研究してまいりたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 大上理事。

   〔大上理事登壇〕



◎理事(大上善巳) 阿南クリーンセンターが受け入れているごみについて御答弁を申し上げます。

 クリーンセンターが受け入れているごみは可燃ごみと粗大ごみの2種類でございます。

 衛生組合以外の持ち込み料につきましては、昨年度実績で可燃ごみ2万4,859トン、粗大ごみで1,127トンであり、搬入業者数は6業者でございます。

 チェックの方法につきましては、搬入業者につきましてはパッカー車で搬入したときにチェックを、また個人搬入がございますが、それぞれ持ち込み時にチェックをいたしております。

 振りかえ休日の件でございますが、4月から5月にかけてのゴールデンウイークと年末年始の休日を除きますと、本年度分、月曜日が振りかえ休日になっておりますのは来年の3月21日の1日でございます。なお、衛生組合では祝祭日には収集をしておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 1番 佐々木志滿子議員。

   〔佐々木議員登壇〕



◆1番(佐々木志滿子議員) 答弁をいただきましたので、再問をさせていただきます。

 市長からは、「スペシャルオリンピックス」のトーチランについての考えと取り組み、支援態勢などをお聞かせいただきました。これについてもう少し。

 このたびのトーチランは走るランナーを支援、応援することで知的障害者に対する心のバリアフリーを進める非常に大きなチャンスであると考えています。今まで阿南市では、知的障害を持つ人たちに大きな声援をみんなで送るということが少なかったのではないでしょうか。このトーチランは市民にとって障害者への理解を深める大きなチャンスであると考えます。ランナーの方が出場するに当たっては、保護者の方の理解やそれ以上の思いがあることと思います。

 私としましては、これまで阿南市が取り組んできた人権教育や啓発の観点からも、市行政にとってもまたとないチャンスであると思います。

 トーチランの準備の現在の状況としましては、伴走者のサポーターの応募が少なく、また当日の沿道での応援にも人数的に市民の声援がどれだけあるか、どれだけの人が集まってくれるのか心配があります。

 行政としまして、自発的に各部署で積極的に取り組んでいただきたいと、いやいただきたいと思うというよりも、そうして当然ではないかと思うのですが、そう取り組む必要があると思いますが、いかがでしょうかお尋ねをいたします。

 阿南市の今までの人権教育や啓発、熱心にされてきたその姿勢と観点からというところで繰り返しお尋ねをいたします。

 これが500万人トーチランのチラシでありますが、なかなか部数もつくれないような状況で、サポーターとしましては3種類のTシャツがあるんです。赤と白と黒と。ランナーの方に後ろについて走っていただけたらありがたいなと、ここにおいでる職員の方とか議員の方も一緒に走っていただけたら、みんなで声援を送ったらいいんじゃないかと、とてもいい大会になるなと思うのですが、いかがでしょうか。よい機会だと思います。

 それと次に、可燃ごみの収集についてですが、持ち込み時にチェックをしているということで、どのようにチェックをしてるんでしょうか。この中身、どのようにしているのか教えてください。問題があった場合、どのように業者に対して、例えば指導をしているのか教えてください。

 それと、ことしは祭日で2回収集日が飛んで9日間収集がなかったという日が月・木の地域で2度あります。4月29日と5月3日に収集が飛んで、9日間飛びました。5月6日までありませんでした。9月20日と23日にも月・木で飛んで、9月27日まで収集がありませんでした。暖かい季節ですので生ごみはすぐに腐り大変だったと思います。こういう場合、やっぱり何か対策を考えるべきではないかと思うのですが、今後考えていただきたいと思います。

 それと、0のつく日のノーカーデー、すぐにはできないでしょうが、来年の4月ぐらいからみんなでしませんか。するとかしないとかという答弁がなかったように思うんですが、しないという答弁はしないでください。みんなでしていきませんか。やっぱり実践をしないとだめで、そこら辺を考えてやっていただけたらと思うんですが、その実践に向けての考えをお聞かせ願えたらと思います。

 ごみのチェックとトーチランについて再問をいたします。御答弁をよろしくお願いします。



○議長(山下久義議員) 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) トーチランの再問につきまして答弁をいたします。

 御指摘のように、多くの人たちの応援は障害者やその御家族への励ましにとどまらず、地域社会における障害者の理解を深め、社会参加への支援の輪が広がっていくことにつながるものと認識をいたしております。さらに、実行委員会と連携をして対応してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。



○議長(山下久義議員) 議事の都合により小休します。

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    休憩 午後 4時23分

    再開 午後 4時23分

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○議長(山下久義議員) 再開します。

 大津市民環境部長。

   〔大津市民環境部長登壇〕



◎市民環境部長(大津愛博) 御再問に御答弁申し上げます。

 「エコカーライフ」につきましては、具体的にはやはり自分ができることから取り組んでいくという形のものでございますので、通勤手段それから公共機関等の状況を考慮しながら、それは必要でございますので、そういう形で考慮しながら検討いたしてまいりたいと考えております。

 以上、御答弁といたします。



○議長(山下久義議員) 大上理事。

   〔大上理事登壇〕



◎理事(大上善巳) 搬入業者によります可燃ごみのチェックでございますが、パッカー車がピットに入れました時点で、中央制御室というところから監視をいたしておりますので、十分に異質な物が入っていた場合にはチェックができております。万一、違法な物が入っていた場合には持ち帰りというような措置をしておりますし、過去にもそういったことで処分をしております。

 なお、そうした業者につきましては、次回から抜き打ちによりましてフロアで荷を1回おろさせてチェックをするというようなことで対応してきているというふうに聞いております。

 なお、粗大ごみにつきましては、当然フロアで確認ができますし、個人搬入につきましては、小さな軽トラ等が多いものですから、その場でチェックができているというふうに聞いております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(山下久義議員) 以上で通告による一般質問は終わりました。

 これにて市政に対する一般質問を終結いたします。

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○議長(山下久義議員) 日程第2 承認第1号及び第1号議案から第17号議案までの計18件を一括して議題といたします。

 これに質疑ありませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(山下久義議員) 質疑なしと認めます。

 ただいま議題となっております各件は、お手元に御配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 なお、今期定例会において本日までに受理した請願は6件であります。お手元に配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

 次回は12月21日に会議を開き、審議中の各件について委員長報告、採決を行います。よろしく御協力をお願いいたします。

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    散会 午後 4時28分