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徳島県 阿南市

平成16年 9月定例会 09月03日−01号




平成16年 9月定例会 − 09月03日−01号







平成16年 9月定例会



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 │            平 成 16 年               │

 │        阿南市議会9月定例会会議録(第11号)         │

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 阿南市告示第43号



  平成16年9月阿南市議会定例会を次のとおり招集する。



   平成16年8月27日



                         阿南市長 岩 浅 嘉 仁



 1.招集の日  平成16年9月3日



 1.招集の場所 阿南市議場



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      平成16年9月3日(金曜日)午前10時    開会



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議事日程(第1号)

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3

 第1号議案 公営住宅西方団地4−2号棟建設工事のうち建築工事の請負契約の締結について

 第2号議案 阿南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について

 第3号議案 神崎製紙興和会基金条例の廃止について

 第4号議案 平成16年度阿南市一般会計補正予算(第1号)について

 第5号議案 平成16年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について

 第6号議案 平成16年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計補正予算(第1号)について

 第7号議案 平成16年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について

 第8号議案 平成15年度阿南市水道事業会計決算の認定について

 第9号議案 平成15年度阿南市土地造成事業会計決算の認定について

 第10号議案 公の施設の区域外設置について

 第11号議案 市道の路線の廃止について

 第12号議案 市道の路線の認定について

 第13号議案 市道の路線の変更について

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 報告第1号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告について

 報告第2号 阿南市土地開発公社の経営状況の報告について

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 本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 第1号議案から第13号議案

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出席議員(26名)

  1番  佐 々 木  志 滿 子 議員

  2番  久  米  良  久 議員

  3番  神  原  照  夫 議員

  4番  横  田  守  弘 議員

  5番  日  下  公  明 議員

  6番  林     孝  一 議員

  7番  住  友  利  広 議員

  8番  松  原  良  明 議員

  9番  荒  谷  み ど り 議員

 10番  山  崎  雅  史 議員

 11番  野  村     栄 議員

 12番  奥  田     勇 議員

 13番  鶴  羽  良  輔 議員

 14番  島  尾  重  機 議員

 15番  折  野     博 議員

 16番  嶋  尾  秀  昭 議員

 17番  松  橋  リ ツ 子 議員

 18番  小  島  正  行 議員

 19番  仁  木  一  郎 議員

 20番  保  岡  正  広 議員

 21番  野  中  邦  男 議員

 22番  近  藤  治  郎 議員

 23番  秋  本  喜 久 雄 議員

 26番  山  下  久  義 議員

 27番  片  山  敬  史 議員

 28番  兼  竹  安  秀 議員

   +++++++++++++

欠席議員(2名)

 24番  吉  積  明  徳 議員

 25番  岩  佐  博  文 議員

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説明のため出席した者の職氏名

 市長       岩 浅 嘉 仁

 助役       亀 尾 貞 男

 助役       島 田 泰 子

 収入役      谷 口   勇

 教育委員長    岡 部 禎 宏

 教育長      田 上 勝 義

 代表監査委員   石 澤 三 朗

 企画総務部長   橋 本 昭 雄

 市民環境部長   大 津 愛 博

 保健福祉部長   田 上 敏 幸

 産業部長     甘 利 英 夫

 建設部長     岡 田   肇

 水道部長     上 田 武 義

 理事       大 澤 敏 之

 理事       大 上 善 巳

 教育次長     重 村 英 幸

 理事       玉 木   昇

 理事       陶 久 泰 臣

 体育振興監    米 沢 敏 信

 秘書広報課長   眞 本 靜 生

 財政課長     惠 来 和 男

 監査事務局長   遠 藤   績

   ─────────────

議会事務局出席職員氏名

 事務局長     米 田 佑 壽

 事務局次長    廣 瀬 春 幸

 次長補佐     佐々木 宏 伸

 議事係長     坂 東 孝 代

 調査係長     青 木 芳 幸

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○議長(片山敬史議員) おはようございます。

 本日は多数御出席を賜りまして開会の運びとなりましたことに対しまして、厚く御礼申し上げる次第でございます。

 まず、本日の議事日程から御報告申し上げます。

 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、第1号議案から第13号議案の計13件に対する提案理由の説明。

 以上であります。

 なお、本日の会議に欠席の通知のありましたのは、24番吉積議員、25番岩佐議員。

 以上であります。

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○議長(片山敬史議員) ただいまから平成16年阿南市議会9月定例会を開会いたします。

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○議長(片山敬史議員) これより本日の会議を開きます。

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○議長(片山敬史議員) この際、諸般の報告をいたします。

 まず、議長会関係会議についての報告書をお手元に御配付いたしましたので、御了承をお願いいたします。

 次に、お手元に御配付のとおり、市長から第1号議案から第13号議案の計13件と地方自治法の規定による報告2件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

 これより本日の日程に入ります。

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○議長(片山敬史議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により7番住友議員、8番松原議員を指名いたします。

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○議長(片山敬史議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 本件につきましては、去る8月27日に議会運営委員会を開いて協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。

 山下議会運営委員長。

   〔山下議員登壇〕



◆議会運営委員長(山下久義議員) おはようございます。

 議長の御指名がございましたので、議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る8月27日に会議を開き、今期定例会の会期日程について協議いたしました。

 その結果につきましては、さきに御通知をいたしましたとおりでございまして、まず日程から申し上げますと、本日開会し、4日から7日までは議案調査のため休会とし、8日、9日に一般質問を行い、10日は一般質問及び議案質疑を予定いたしております。そして、11日から20日までを再び休会とし、この間に各常任委員会で付託案件の審査を行っていただき、9月21日に採決、閉会を予定いたしております。

 以上、19日間の会期を予定いたしておりますので、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。



○議長(片山敬史議員) お諮りいたします。

 ただいま山下委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から21日までの19日間とし、4日から7日まで及び11日から20日までは休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(片山敬史議員) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

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○議長(片山敬史議員) 日程第3 第1号議案から第13号議案の計13件を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 本日、平成16年9月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中にもかかわりませず御参会いただきまして、まことにありがとうございます。

 平素は、市政全般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 まず最初に、8月30日の台風16号によりまして被害を受けられました方々に対しまして、心からお見舞いを申し上げますとともに、被害状況につきまして御報告申し上げたいと存じます。

 8月30日朝、鹿児島県に上陸し、九州地方から日本列島を縦断しました台風16号につきましては、大型で速度が遅かったため、本県におきましても長時間にわたって激しい風雨に見舞われました。

 本市における被害の詳細につきましては現在調査中でありますが、橘地区におきまして床下浸水1棟、中野島地区並びに橘地区におきまして5世帯6人の方が自主避難されております。

 また、このたびの台風は、徳島市内で観測史上2番目となる最大瞬間風速54.1メートルを記録するとともに、阿南消防組合でも午後8時に51.8メートルを計測するなど、強風を伴ったために、本市におきましても、一部の地域において停電や転倒及び割れたガラスによって女性2名が負傷されております。このほか、老人憩いの家、老人ルーム、住民センター等におきましては、屋根の一部損壊、テレビアンテナの倒壊、ガラス破損などの被害のほかに、カーブミラー、防犯灯の倒壊、倒木等、強風による被害が数多く発生いたしました。

 これから本格的な台風のシーズンを迎えるわけでございますが、今後とも各種災害に迅速かつ適切な対応を心がけるなど、災害対策に万全を期してまいりたいと存じます。

 続きまして、提出議案の説明に先立ちまして、当面する市政の重要な課題につきまして御報告申し上げ、議員各位を初め、市民皆様の御理解を賜りたいと存じます。

 まず、合併に関する取り組みにつきまして、その概要を申し上げたいと存じます。

 那賀川・羽ノ浦両町との合併につきましては、阿南市発展の骨格形成の意味を持ちますと同時に、この地域の未来を支えるものであり、全力を挙げて進めていかなければならないと考えております。

 したがいまして、合併への問題提起に当たりましては、「広報あなん」への掲載、新聞への折り込み、パンフレットの作成等、情報提供に努めるとともに、座談会やミニ座談会を開催するなど、精力的に取り組んでまいったところであります。

 特に、7月20日から8月6日にかけまして、二十以上の全市民を対象者として実施いたしました「合併についてのアンケート調査」の結果につきましては、4万5,851通発送いたしまして、1万9,446人の方々に御回答いただき、回答率は42.41%でありました。アンケート調査の結果につきましては、「阿南市・那賀川町・羽ノ浦町が合併することについて、あなたはどう考えますか」との質問に、「合併に賛成」「どちらかといえば合併に賛成」が合わせて45.9%、「合併協議会で協議を行って決める」が22.0%、「どちらかといえば合併に反対」「合併に反対」が合わせて29.5%、「その他」「無回答・重複回答など」が合わせて2.7%の御意見でありました。

 1市2町合わせての数値を申し上げますと、回答率は47.20%であり、「合併に賛成」「どちらかといえば合併に賛成」が48.2%、「合併協議会で協議を行って決める」が20.5%、「どちらかといえば合併に反対」「合併に反対」が28.7%、「その他」「無回答・重複回答など」が2.6%でありました。

 こうしたアンケート調査の結果から、市民の皆様は合併について前向きであり、合併協議会を設立することに賛成であるとの結論を出していただいたと理解をいたしております。

 こうした市民の皆様の御意向を踏まえまして、私は阿南市・那賀川町・羽ノ浦町合併協議会の設置議案を提出させていただきたいと考えておるところでございますが、現在、委員定数につきまして両町と最終協議をいたしておるところでございますので、後日提案させていただきたいと考えております。御了承を賜りたいと存じます。

 なお、今議会におきまして御承認をいただくことができましたならば、9月27日に合併協議会設置記念式典を開催し、10月1日には第1回の合併協議会を開催させていただきたいと考えております。今後、時間的な制約もございますので、直ちに新市建設計画の素案作成事務に着手させていただき、市民の皆様に街の現況に対する認識と、期待する合併後の新阿南市のあるべき姿について調査を行う、いわゆる住民意向調査の実施につきまして、御了解を賜りたいと存じます。

 以上、合併問題における当面する主要な事項につきまして申し上げましたが、これらの推進につきましては、全職員一丸となって、全力で取り組んでまいらなければ達成することができないものと存じますので、議員各位を初め、市民の皆様方の深い御理解と御賛同を賜りますよう、心からお願い申し上げる次第でございます。

 次に、年明け以来、新聞紙上等で報道されております一連の不祥事に関しましては、一日も早い信頼回復と実効ある再発防止策を講じることが急務でありますことから、去る7月15日付の声明文で市政に臨む決意を表明いたしましたとおり、引き続き綱紀並びに服務規律の確保について注意を喚起するとともに、9月1日には、公務員の行動規範を中心とした倫理研修を実施したところであります。

 また同時に、今日のこうした事態を踏まえ、市民の負託にこたえられる市職員として、何が不足し、何をすべきかにつきまして、ともに考え行動するため、7月23日の企画総務部を皮切りに、9回に分け、幹部職員あるいは新規採用職員との対話集会を重ね、現状分析と共通理解を深めてまいりました。

 今後、これらを通して浮き彫りになりましたさまざまな課題に点検、改善を加え、組織体制の再構築に努めてまいりたいと考えております。

 次に、消防防災につきましては、四国西部を直撃し、北上いたしました台風10号に伴う活発な雨雲の影響で、7月31日から8月2日にかけて、本県は西日本で最もひどい豪雨に見舞われました。

 降り始めからの総雨量は、神山町の旭丸において1,243ミリに達するなど、4日間の総雨量は7月の月間平均降水量の3倍に相当し、8月1日の日降水量588ミリは、8月の月間平均降水量448.3ミリを超え、1979年(昭和54年)5月の観測開始以来、最高を記録したところであります。

 この豪雨によりまして、上那賀町及び木沢村では、家屋の全半壊9棟、道路の寸断、山腹崩壊、行方不明者を2名出すなど、甚大な被害をこうむっております。

 本市におきましては、幸いにも被害は軽微でありましたので、8月3日に王子製紙富岡工場から提供されたトイレットペーパー、ティッシュペーパー、本市備蓄の消毒剤及び見舞金を、また6日には、愛媛県今治市社会福祉協議会から提供されたタオル等を救援物資として被災町村に送るなど、いち早く支援活動を行ったところであります。

 また、徳島県市町村消防相互応援協定に基づき、阿南消防組合は、上那賀町、木沢村の救急体制強化のため、救急車1台と要員3名で組織した救急隊を8月4日から10日にかけ、現地に派遣したところであります。私といたしましては、上那賀町、木沢村のさらなる復旧に向け、両町村の意向を聞きながら、今後もできる限りの支援を行ってまいりたいと考えております。

 また、この災害に際し、常備消防を持たない両町村におきましては、地域密着性、要員動員力及び即時対応力の特性をも持って地域の安全を確保している消防団の役割は、大変大きなものがありました。

 消防団は常に災害に備え、日々の訓練等に励んでいるところでありますが、その訓練成果の発表の場として、2年に1回、消防団員としての迅速な行動や規律を競う消防操法大会を開催いたしております。

 本年6月27日に開催いたしました阿南市消防操法大会におきまして、ポンプ車の部で見能林分団第5班が、小型ポンプの部では加茂谷分団第6班と新野分団第3班がそれぞれ優秀な成績をおさめ、阿南市代表として7月18日に開催されました県大会に出場いたしました。県大会におきましても、ポンプ車の部で見能林分団第5班が、小型ポンプの部で新野分団第3班が優勝し、阿南市消防団の技術力の高さ、優秀さを示していただいたところであります。

 なお、新野分団第3班は、11月8日に横浜国際総合競技場で開催されます全国大会に徳島県代表として出場することになりました。全国大会におきましても、本県代表として、日々の訓練の成果を十分に発揮され、好成績をおさめられますことを御期待申し上げる次第であります。

 消防団は、地域の安全を守るため、消火活動はもとより、平常時の啓発活動など幅広い分野で地域防災のかなめとして重要な役割を果たしておりますので、今後装備品の充実を図るなど、消防団の一層の強化に努めてまいりたいと考えております。

 また、近い将来高い確率で発生が予想されております東南海・南海地震に対応するため、本年3月31日に国の中央防災会議より示されました東南海・南海地震防災対策推進基本計画に基づき、6月11日に阿南市防災会議を開催し、「阿南市地域防災計画(震災対策編)」の見直しを行ったところであります。

 今後、この計画に基づき、本市防災体制を充実、強化することが急務であり、その中でも防災訓練は、被害の軽減を図る上で大変重要なことから、去る7月13日に伊島町において、伊島地区自主防災会とともに防災訓練を行ったところであります。自主防災組織を中心に、消防団、婦人会、伊島小・中学校の児童・生徒、日本赤十字社、NTT四国、県消防防災航空隊等約100名の参加のもと、避難誘導訓練、消火訓練、炊き出し訓練、防災ヘリ受け入れ訓練等を行いました。

 また、今月19日には、那賀川、羽ノ浦両町及び消防組合と合同で、広域的な防災訓練を予定いたしております。この合同防災訓練は、会場を阿南、那賀川、羽ノ浦の3カ所に分けて開催され、中大野町の那賀川河川敷に設けます阿南会場におきましては、避難誘導、初期消火訓練に加え、電話回線切断時の応急復旧訓練、電柱倒壊や電線の断線で壊滅状態の配電線路応急復旧訓練、倒壊した建物からの救出訓練、複数の消防車両による遠距離中継消火訓練、災害時の物資供給協定締結団体との物資供給訓練等、多数の関係機関参加のもと、総合的な防災訓練を実施することにいたしております。

 今後も積極的にこのような防災訓練を実施し、災害対応能力の向上と市民の防災意識高揚に努めてまいりたいと考えております。

 次に、橘地区防災公園につきましては、徳島県では、東南海・南海地震時の死者ゼロを目指す「とくしま−0(ゼロ)作戦」を平成15年度末より展開いたしております。

 特に、海岸沿いの地域におきましては、津波による大きな被害が想定され、避難場所等の整備は必要不可欠なものと位置づけをされております。

 このようなことから、橘町西浦地区におきまして、四国初の「特定利用斜面保全事業」に取り組むこととし、徳島県が実施する急傾斜地崩壊対策工事と本市が実施する防災公園整備工事との整合により、造成敷地を避難場所として整備し、土砂災害の未然防止と津波避難場所の創出を一体的に図っていこうとするものであります。

 なお、去る7月の臨時市議会におきまして、都市公園の区域決定及び土地の買い入れに係る御承認をいただきましたことから、現在、用地取得に向けて精力的に取り組んでいるところであります。

 次に、本市におきまして地震防災対策の一環として進めております「木造住宅耐震診断事業」につきましては、平成16年度を初年度として5カ年計画で推進するものであり、本年度は200戸の診断を予定いたしておりますが、8月末時点で56件の申し込みとなっております。受付期間を9月末まで延長いたしたところであります。また、既に診断結果が出ております主な内容を見てみますと、約7割が倒壊のおそれがあるといった判定がなされております。なお、過去の地震災害では、住宅の倒壊等を原因として多数の負傷者が出るほか、道路が閉ざされたり、火災が発生するなど、人的被害とあわせ、地域住民の避難にも重大な支障を及ぼしております。こうしたことから、地震対策の第一歩として、今、住んでいる住宅が安全かどうか、耐震化を図る必要があるのかどうかを判断していただく耐震診断は必要不可欠であり、今後も引き続き本事業の一層の啓発に努めてまいりたいと考えております。

 次に、人権問題につきましては、私は先日、香川県の国立ハンセン病療養所「大島青松園」を訪問し、入所者の方々と交流する機会を得ました。入所者170人のうち、徳島県の出身者は28人とのことでありました。

 入所者すべての方がハンセン病自体は治癒し、退所が可能なわけでありますが、後遺症に加えて平均年齢が77歳と高齢化してきており、長年にわたって社会との交流がないなど、地域社会への復帰が困難な状況とのことでありました。ハンセン病元患者の一日も早い社会復帰ができますよう、偏見や差別をなくすための啓発活動に取り組んでまいらなければならないとの思いを強くした次第であります。

 人権につきましては、これまでも市の重要な施策として取り組んでまいりましたところでございますが、今後におきましても、関係機関及び関係諸団体との連携を図りながら、11月に実施されます人権フェスティバル、さらには各種講座や研修会を通じまして、すべての人の人権が尊重される阿南市づくりを目指し、同和問題を初め、女性、子供、高齢者、障害者など、さまざまな人権問題の解決を目指す取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、なお一層の御支援、御協力をお願い申し上げます。

 次に、阿南医師会中央病院改築工事に伴う医療施設近代化施設整備費補助金交付事業につきましては、現在、第1病棟の解体工事が終了し、補助金交付対象工事であります改築工事が始まっており、竣工は平成18年1月末と伺っております。阿南医師会中央病院からは、補助金交付の申請書の提出がされており、所要の手続が終了し次第、補助金を交付いたしたいと考えております。

 また、阿南医師会中央病院に対する老人病棟の整備、充実や小児科の診療の再開などの市民要望につきましては、引き続き阿南市医師会に要望してまいりたいと考えております。

 このたびの改築工事により、患者の療養環境並びに医療従事者の職場環境及び衛生環境の改善を図ることができると考えており、本市の医療体制の充実確保に大いに期待を寄せているところであります。

 次に、阿南ひまわり会館の施設管理につきましては、本施設が乳幼児等の健康診査事業の会場になっておりますことから、試行的措置として、本年4月から1階部分に限り禁煙といたしたところであります。

 このたび、施設の設置目的に照らし、健康づくりの拠点施設としての位置づけをさらに明確にするため、本年10月1日からは全館を禁煙として管理することにいたしたいと考えております。健康を保持、増進することは、幸福な日常生活を営むための基礎的な条件であり、乳幼児から高齢者に至るまで、すべての市民に共通する願いであると考えております。

 こうしたことから、阿南ひまわり会館を乳幼児から高齢者までの幅広い市民に親しまれ、安心して集える施設にしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 次に、平成16年産水稲につきましては、田植え期以降、気温や日照時間の長い日が続いたことにより、稲の生育が早く、収穫期も平年より早い時期に終了する見込みであります。

 また、作柄につきましては、特に7月の照り込みが長期にわたったため、一部に実の張りが悪く、台風の影響で早期作、普通作ともに冠水や倒伏等による発芽被害、出穂期の稲穂のすれなどの被害も一部に見受けられましたが、おおむね平年並みの生育と考えられます。

 一方、米の価格情勢につきましては、平成15年産米の不作を受けて、自主流通米の指標価格は高騰いたしましたが、本年の年明けから値下がりに転じ、2月から5月の販売は低迷し、卸売業者の流通在庫は6月末で約60万トンとなっており、市場には過剰感が蔓延いたしております。

 また、平成15年度の1人当たりの米消費量は、年間60キログラムを割り込むなど、全体需要量の減少が懸念されております。

 なお、8月早々に全国米穀取引・価格形成センターで実施されました入札取引で初上場した徳島産コシヒカリの落札価格は、60キログラム当たり、前年同期と比べると15%程度安い1万6,337円となっており、米価は大変厳しい状況にあると考えられます。

 そうしたことから、今後農家の方々が、将来とも持続的経営向上が図られるよう、関係機関と協調を密にしてまいりたいと存じます。

 次に、7月17日から26日にかけて行いました「あなん光のまちづくり」、「阿南の夏まつり」、「光の天使選考」、「マリンフェスティバル」等の夏のイベントにつきましては、多数の関係者の御支援をいただき、天候にも恵まれましたことから、市内外から合わせて約24万7,000人をお迎えし、盛況のうちに終えることができました。特に光のまちづくりにつきましては、あなん光のまちづくり実行委員会を中心に多数のボランティアの方々の御協力をいただき、7色の発光ダイオード50万個を組み合わせたマンダラドーム3基を市役所前に設置し、阿波踊りや花火大会と合わせて「阿南の夏まつり」の協賛事業として実施いたしましたことから、県内外から多数の観光客をお迎えし、大変好評を得るとともに、新聞、テレビ等を通じて「光のまち・阿南」を県内外に広くPRすることができたと考えております。

 なお、冬のイベントにつきましては、橘地区を中心に開催をいたしたいと考えておりますので、引き続き御支援いただきますようお願い申し上げます。

 また、先般NPO法人スペシャルオリンピックス日本理事長細川佳代子氏が市役所に来庁され、来年2月26日から3月5日までの8日間、アジアで初めて長野県で開催される知的障害者のスポーツ大会「スペシャルオリンピックス冬季世界大会」に光ドームの設置依頼があったところであります。

 本大会は、80カ国から、選手、役員、ボランティア合わせて約1万2,000人が集う世界規模の大会であり、こうしたイベントを通して「光のまち・阿南」を全世界にPRしてまいりたいと考えており、このたびの設置依頼につきましても前向きに検討いたしたいと存じます。

 次に、伊島を舞台としたテレビ番組の放映についてであります。

 放映されますのは、タレントの西川きよし、石田 靖、両氏が地域との触れ合いをテーマに、行き当たりばったりの旅を通して日本の夏を伝える「やすし・きよしの夏休み2004」という番組であります。

 番組は、徳島県の海や山、川といった自然を楽しむといった設定で、7月19日から20日にかけてロケが行われ、阿南市を訪れた2人が阿南市内に児童数が4人の伊島小学校があることを知り、早速小学校を訪問し、終業式に飛び入りで出席、児童との触れ合いや島民との交流風景を伝えるものであります。

 夏休みは海外で過ごす人が増える中、日本のよさを思い出してほしいという番組の意図どおり、伊島の自然を多くの方々に知っていただくことができるものと考えております。今月5日、午後1時半から関西テレビで放映されることになっておりますので、ぜひごらんになっていただきたいと存じます。

 次に、テレビドラマの撮影についてであります。

 このたびNPO法人徳島フィルムコミッションのお世話により、日本テレビ系列で放映されております火曜サスペンス劇場の撮影をしていただくことになりました。ドラマ名は、仮題ではありますが「出張弁護士・青山萌子」シリーズ2で、主演に三田佳子さんを起用し、椿泊の家並み、蒲生田岬、船瀬温泉など、市内の観光地をロケ地とした2時間ドラマとお伺いをいたしております。

 今後の予定といたしましては、今月から来月にかけてプロデューサー、脚本家等が下見のため来市した後、11月下旬から12月上旬にかけて約10日間、本番の撮影が阿南で行われ、放映は3から4カ月後に行われるとのことであります。

 こうしたテレビドラマで本市を取り上げていただきますことは、本市を全国的に情報発信する絶好の機会でもございますので、市といたしましても撮影に全面協力してまいりたいと考えておりますので御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、国土交通省都市・地域整備局所管事業として本年4月に創設されました、「まちづくり交付金事業」につきましては、地域の歴史、文化、自然環境等の特性を生かした個性あふれるまちづくりを実施し、全国の都市の再生を効率的に推進することにより、地域住民の生活の質の向上と地域経済、社会の活性化を図ることを目的といたしております。

 本市におきましても、阿南駅周辺地域を中心に都市再生整備計画区域として設定し、平成16年度事業として新規採択を得るべく申請をいたしましたところ、6月18日に採択決定通知をいただきました。

 整備目標といたしましては、平成16年度から平成20年度までの5カ年間とし、阿南駅周辺の交通環境の改善、憩いと交流空間の創出によるにぎわいの再生を図ることを目的として、整備を図りたいと考えております。

 道路事業といたしましては、都市計画街路滝ノ下畭線、阿南第1踏切拡幅改良を含む市道駅前日開野線の整備。公園事業といたしましては、阿南駅前児童公園、阿南公園、牛岐城趾周辺公園の整備。高質空間形成施設事業といたしましては、阿南駅前広場や道路の照明施設整備。地域創造支援事業といたしましては、発光ダイオードによる富岡商店街電飾事業など、各種事業を実施する計画であります。

 なお、平成16年度事業として、阿南第1踏切拡幅改良整備、阿南駅前広場等照明施設整備、阿南駅前児童公園拡張用地買収等を実施することといたしておりまして、その後、逐次各種事業を推進する予定であります。

 これらの事業実施を通じて、道路整備による利便性、安全性の向上、公園整備による憩いの場、交流の場の創出、高質空間形成施設整備や地域創造支援事業による発光ダイオードを使った光のまちの演出など、まちを訪れる人、まちに住む人を増やし、中心市街地のにぎわいの再生、活性化を図るとともに、快適で安心できるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。

 次に、県道蒲生田福井線の八幡橋・浜バイパスの開通につきましては、旧八幡橋は鉄筋コンクリートスラブ橋構造で昭和54年に完成し、地域における主要な橋として利用されておりましたが、昨年7月18日から19日にかけての豪雨により、本市におきましては家屋296棟、河川74カ所、道路54カ所に及ぶ甚大な被害が発生し、旧八幡橋も床版がずれるという被害に遭い、約1年間仮橋での通行を余儀なくされておりました。

 このたび、復旧されました橋は、橋長23.7メートル、車道幅員6.6メートルの単純充実合成床版橋であり、今後発生が予想されております東南海・南海地震に耐え得る耐震構造となっており、地震発生時におきましては、避難通路、緊急輸送路としても利用できる安全、安心の橋であります。

 また、県道蒲生田福井線の椿町浜地区では、一部の道路幅員が非常に狭く、通行に不便を来しておりましたが、8月の八幡橋・浜バイパスの同時開通により、当該区間の狭隘部が解消され、交通の利便性や住みよい地域づくりに向け、今後一層地域の活性化が図れるものと期待をいたしているところでございます。

 次に、辰巳工業団地への進入路の渋滞緩和対策についてであります。

 現在、辰巳工業団地におきましては、6社が操業しており、従業員数は約2,500名を数え、本市工業振興の中心的役割を果たしております。

 しかしながら、辰巳工業団地はその地理的形状から、進入道路の制約を受けており、朝夕のラッシュ時には55号バイパスの通行量の増加と相まって、車列が那賀川大橋を超えて混雑しており、従業員のみならず、周辺住民の生活環境にも大きな影響を与えております。

 こうしたことから、市といたしましては、辰巳工業団地進入路周辺の交通渋滞の解消に向け、国及び県に対して、バイパスインターの設置及び県道南島富岡港線の2車線化などの緊急対策を要望いたしましたところ、早速、両機関におきまして測量、設計などの作業を開始していただいております。

 今後におきましても、引き続き要望を重ね、交通渋滞の解消に向け努力してまいる所存であります。

 一方、本市といたしましても、ラッシュ時における交通渋滞緩和対策として、工業団地内に県道と幹線市道を接続する産業道路を新設するなどの渋滞緩和対策に取り組むことにいたしております。

 なお、産業道路設置予定箇所につきましては、那賀川町にまたがることから、地方自治法の規定により、公の施設の区域外設置議案を、本議会及び那賀川町議会に対しましても提案させていただいております。

 このように、辰巳工業団地進入路における交通渋滞緩和対策につきましては、国及び県への協力要請とともに、本市といたしましても、企業活動を支援する立地企業振興の観点から、積極的に総合的に推進してまいりたいと考えております。

 次に、福井町久保野地区における産業廃棄物最終処分場建設計画に係る裁判の状況につきましては、去る7月26日の第9回口頭弁論をもって結審となりました。

 当日の裁判は私も傍聴し、裁判終了後に行われました地元住民と市側弁護団との情報交換も参加させていただき、この裁判にかける住民の方々の熱意を直接感じ取ることができました。

 判決につきましては、本年10月下旬から11月上旬までの間で出されるとのことでありますが、これまで市側弁護団とともに、本市の主張が認められますよう最善の努力をしてまいったところでありますので、必ずや勝訴できるものと強く確信いたしております。引き続き、議員各位の格別の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、温水プールにつきましては、去る7月1日のオープン以来、幼児から高齢者の方まで幅広い多くの市民の方々に御利用いただいております。しかしながら7月中は、オープン記念としての入場料の無料化等に伴い、予想以上の利用状況となり、プール、更衣室の混雑等、御利用の方々に多大な御迷惑をおかけいたしましたことを、心からおわび申し上げる次第でございます。

 8月からは、プールの一般開放のほか、水泳についての基礎習得や水中ウオーク及びアクアトレーニングなどの無料講座等も開設いたしており、市民の皆様には、安全で快適に多様な御利用をいただけるものと考えております。今後におきましては、管理・運営のより一層の充実に努め、利用者の皆様の健康の維持、増進が図られますよう努めてまいりたいと存じます。

 また、公約でありますカフェテラスの設置につきましては、去る8月18日より工事に着手いたしておりまして、9月30日に竣工の予定であります。

 当施設の近くには飲食ができる施設がなく、不便をおかけいたしておりましたが、10月からはサンアリーナを御利用いただく方々の憩いの場として、また交流の場として、大いに利用していただければと願っております。なお、営業につきましては、社会福祉団体の方々に運営をお願いしておりまして、障害者の方々の自立のお役に立てればと期待しているところであります。

 次に、子育て支援についてであります。

 21世紀を担う子供たちの生きる力をはぐくむためには、学校、家庭、地域が相互に連携しつつ、家庭や地域社会における教育力を充実させ、社会全体で子供を育てていく施策が重要であると認識いたしております。こうした観点から、本市におきましては、公民館を中心としたさまざまな子供地域体験活動等の促進を初め、子供の自主性、創造性、社会性を涵養することを目的に、第2回子供フェスティバルを夏休み期間を利用して開催を予定いたしておりましたが、台風の影響により、やむなく11月に延期させていただきました。

 このフェスティバルは、阿南工業高等専門学校との連携、協力によりまして、各種学校及び社会教育団体の関係者並びに企業関係者等の熱心なお取り組みをいただき、産・官・学が一体となった運営体制を目指すものであり、子育てボランティアの養成を図るなど、地域の大人の力を結集して子供を育てる環境を整備するものであります。

 今後におきましても、子育てサポーター交流活動や子育て中の保護者を対象とした家庭教育講座の充実など、関係機関との連携協力を図りながら、子育て支援の推進に努めてまいりたいと存じます。

 次に、先般、椿小学校PTA主催により、世界的なカヌーイストとして著名であり、エッセイストでもあります野田知佑氏を講師に迎え、椿湾の高瀬の浜で「親子カヌー教室」が開催されました。これは、校区の豊かな自然をとうとび、より自然を大切にしながら、親と子の触れ合いを深めることを目的として開催されたものであります。当日は、私も見学させていただきましたが、児童、保護者、関係者、約100名が参加され、自然を満喫しつつ、有意義に教室が開催されておりました。

 また、その際、野田知佑先生からは、高瀬の浜は少し手を入れることにより、国内でも有数のカヌーを体験することのできるすばらしい浜になるとの御指摘をいただいたところであります。

 21世紀は環境と人権の世紀とも言われておりますが、本市にはまだまだ全国に誇ることのできる豊かな自然環境が残っていることに認識を新たにいたしたところでございます。21世紀を担う児童・生徒の健全な育成のため、豊かな自然と共生したこうした活動を積極的に支援してまいりたいと考えております。

 次に、先月20日から、平成16年度全国中学校総合体育大会が関東ブロックにおいて開催されました。本市からは、椿町中学校の男子バレーボール、阿南第一中学校の陸上及び剣道、また、阿南中学校の新体操が出場されました。こうした中、陸上男子800メートルに出場されました阿南第一中学校の谷下駿貴君が徳島県中学校新記録を更新し全国優勝され、また、阿南中学の河野未来さんが新体操で全国8位に入賞を果たされました。また、8月21日から神奈川県伊勢原市で開催されました全国小学生学年別柔道大会小学5年の部に、富岡小学校の山下 祥君が出場されました。出場されました選手の皆さんは、郷土の誇りと期待を胸に、持てる力を十分に発揮され、本市の名前を全国に高める活躍をしていただきました。選手の皆様方には、衷心より敬意とお祝いを申し上げますとともに、今後ますますの御活躍を御期待申し上げる次第であります。

 引き続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして、御説明を申し上げます。

 今回提出させていただきました案件は、条例案2件、補正予算案4件、決算の認定2件、その他公の施設の区域外設置についてなど5件の計13件並びに報告2件であります。

 ただいまから、その概要と提案理由の御説明を申し上げます。

 第1号議案 公営住宅西方団地4−2号棟建設工事のうち建築工事の請負契約の締結につきましては、住宅環境の整備充実を図るため、第6期工事として老朽化した既存住宅9戸を解体し、その跡地に鉄筋コンクリートづくり4階建て20戸、1棟を建設するものであります。去る8月20日に指名競争入札に付しましたところ、阿南市学原町松ノ久保2番地4、葵建設株式会社代表取締役青木 晃が1億3,650万円で落札しましたので、請負契約を締結いたしたく、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 第2号議案 阿南市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正につきましては、市税等に係る徴収事務は全庁体制での取り組みをいたしており、特殊勤務手当制度の趣旨を考慮し、支給対象等を実情に即したものに改めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 第3号議案 神崎製紙興和会基金条例の廃止につきましては、神崎製紙興和会基金をすべて処分して、阿南市スポーツ総合センター温水プール建設事業の財源に充てたため、条例を廃止するとともに、阿南市公金預金の保護等に関する条例の関係規定を整理しようとするものであります。

 第4号議案 平成16年度阿南市一般会計補正予算(第1号)につきましては、国、県の補助金のうち、内定または変更に伴う事業費の補正、一部事務組合の負担金、財政調整基金への積立金、その他事務事業を執行する上での必要経費を計上したものでありまして、歳入歳出それぞれ24億6,120万円を追加し、予算総額を243億4,120万円にしようとするものであります。

 歳入の主なものでは、市税で9億5,560万円、国、県支出金で2億1,940万円、繰越金で9億7,890万円等を追加補正し、歳出の主なものでは、一部事務組合負担金で10億4,000万円、財政調整基金積立金で6億5,200万円、まちづくり交付金事業で8,500万円、合併協議経費で830万円、災害復旧費で630万円等を追加計上するものであります。

 第5号議案 平成16年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保険給付費等の見直しを行い、歳入では国庫支出金、療養給付費交付金、繰越金等を財源に、歳出では保険給付費、老人保健拠出金等を増額しようとするもので、歳入歳出それぞれ4億300万円を補正し、予算総額を46億9,000万円にしようとするものであります。

 第6号議案 平成16年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入では前年度からの繰越金を財源とし、歳出では基金積立金を増額するもので、歳入歳出それぞれ250万円を補正し、予算総額を7,880万円にしようとするものであります。

 第7号議案 平成16年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保険料及び調整交付金の負担割合の見直し等による財源振り替え並びに前年度の支払基金交付金、国、県、市負担額等の確定による精算額を計上するものであります。歳入では保険料を減額補正し、国庫支出金、繰越金などを増額し、歳出では基金積立金、償還金などを主なものとし、歳入歳出それぞれ8,800万円を補正し、予算総額を48億1,900万円にしようとするものであります。

 第8号議案 平成15年度阿南市水道事業会計決算の認定及び第9号議案 平成15年度阿南市土地造成事業会計決算の認定につきましては、いずれも平成15年度の企業会計の決算でありまして、地方公営企業法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 第10号議案 公の施設の区域外設置につきましては、辰巳工業団地周辺地域の交通渋滞を緩和させ、あわせて周辺地域住民の一般通行の用に供するため、辰巳工業団地内に通行路施設を設置しようとするものでありますが、当該通行路施設の設置場所が那賀川町に及ぶため、同町と協議することについて、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 第11号議案 市道の路線の廃止につきましては、北田大谷線ほか2線は道路の起点または終点の変更に伴い、認定がえの必要が生じたため、道路法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 第12号議案 市道の路線の認定につきましては、車ノ口西新町線ほか1線は県道の改良に伴い新たに整備されたため、油免寺ノ前線ほか1線は桑野川引堤事業に伴う認定、北田大谷線ほか2線は道路の起点または終点の変更に伴い認定がえの必要が生じたため、東浦線は既存の道路が狭隘かつ拡幅困難であり、市道を新設する必要が生じたため、道路法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 第13号議案 市道の路線の変更につきましては、上荒井南1号線は、桑野川引堤事業による道路の終点の変更に伴い認定がえの必要が生じたため、道路法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 報告第1号 損害賠償の額の決定及び和解に係る専決処分の報告につきましては、構築物破損の事故につき、損害賠償額を決定し、相手方と示談書を交わすため専決処分いたしましたので、議会に報告するものであります。

 報告第2号 阿南市土地開発公社の経営状況の報告につきましては、平成15事業年度の土地開発公社の事業報告及び決算並びに平成16事業年度の事業計画補正及び補正予算について、地方自治法の規定により報告するものであります。

 なお、任期満了等に伴う人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、後日追加提案させていただくことにしておりますので、御了承賜りたいと存じます。

 以上、提案いたしました議案並びに報告の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして、御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 何とぞ十分な御審議をいただきまして、原案どおり御承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明にかえる次第でございます。よろしくお願いいたします。



○議長(片山敬史議員) 続きまして、平成15年度阿南市水道事業会計及び土地造成事業会計決算について、監査委員の報告を求めます。

 石澤代表監査委員。

   〔石澤代表監査委員登壇〕



◎代表監査委員(石澤三朗) 議長の御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして平成15年度阿南市公営企業会計決算審査の結果について御報告申し上げます。

 地方公営企業法第30条第2項の規定により提出されました水道事業会計、土地造成事業会計の各決算書及び附属書類、関係諸帳簿等について、去る6月25日から7月28日にかけて岩浅委員、島尾委員とともに審査に当たりました。

 審査は阿南市公営企業が地方公営企業法に示された経営の原則に従って運営されているかどうか、また会計は条例規則にのっとり適切に処理されているかどうか、決算諸表は関係法令に準拠し作成されているかどうか、さらにその数値が当年度における財政状態並びに経営成績を的確に表示しているかどうかについて、提出された資料に基づき関係職員の説明を聞きながら慎重に行いました。

 審査の結果、決算書類並びに附属書類は、地方公営企業法に定められたところに従い適正に作成され、係数も正確であり、かつその経営成績をおおむね的確に表示しているものと認定した次第であります。

 詳細につきましては、お手元の決算審査意見書のとおりでありますが、その概要を申し上げます。

 水道事業会計におきましては、収入決算額は9億4,997万円で、予算額に対して5,314万円減となっております。主なものは上水道の営業収益減3,765万円であります。

 支出決算額は9億7,540万円で、予算額に対する不用額は2,749万円となっており、その主なものは簡易水道の営業費用3,154万円であります。

 消費税を除いた総収益は9億596万円で、前年度に比べ1,370万円減、1.5%減となっております。

 一方、総費用は9億6,554万円で、前年度に比べ2,262万円増、2.4%増となっております。

 総収益から総費用を差し引いた収支差し引き額は5,958万円の大幅な赤字であり、前年度に比べ3,632万円赤字が増加しております。

 収支内容の詳細について御説明いたしますと、収益面では加入金収益が549万円増収になりましたが、給水収益が1,892万円減収になったこと等により、前年度に比べ1,370万円の減収となりました。

 費用面では、人件費で515万円、材料費で688万円減少したものの、減価償却費が3,795万円も増加したため、前年度に引き続いて大幅な赤字となったものであります。

 平成6年4月に水道料金を改定し、経営の安定を図ってきましたが、事業収益の93%を占める給水収益が伸び悩む反面、事業費用の61%を占める起債償還元利金や減価償却費が著しく増加し、赤字が増大しております。

 その結果、給水原価が供給単価を12%も上回るという異常な事態になっております。なお、類似都市では、給水原価と供給単価はほぼバランスしています。

 平成22年度完成予定の第3次拡張事業の遂行には、まだ多額の費用が必要でありますので、これが将来の経営を一層圧迫することは明らかであります。

 給水人口の伸び悩み、節水意識の定着により、今後供給水量の大幅な伸びが見込めず、給水収益の増加が期待できない状況にありますので、早急に水道料金の改定や経営の効率化等、抜本的な経営基盤の改善を図り、安全でおいしい水の安定供給と、未普及地域の解消に取り組むよう、強く要望しておいた次第であります。

 次に、土地造成事業会計につきましては、大潟新浜工業用地19万2,896平方メートルに7社が立地し、現在全社とも順調に操業しており、当初もくろんだ雇用の確保と市税等の増収が図られております。ちなみに、7社合計の従業員数は388人、うち市内在住者261人、市税等の納入額は約8,600万円となっております。

 本会計では、用地売却による欠損見込み額が40億5,426万円発生し、その解消策として、平成17年度までの財政年次別計画による償還計画に準拠して償却が行われ、本年度も一般会計から1億5,000万円を繰り入れ、差損金の解消に充当いたしております。

 この結果、当年度末未処理欠損金は3億451万円まで減少しておりますが、阿南市財政健全化の視点から、できる限り早期に完済するよう一層の努力を要望した次第であります。

 以上をもちまして報告を終わります。

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○議長(片山敬史議員) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 次回は8日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力をよろしくお願いいたします。

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    散会 午前10時53分