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徳島県 阿南市

平成16年 6月定例会 06月07日−01号




平成16年 6月定例会 − 06月07日−01号







平成16年 6月定例会



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 │            平 成 16 年               │

 │        阿南市議会6月定例会会議録(第6号)         │

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 阿南市告示第25号



  平成16年6月阿南市議会定例会を次のとおり招集する。



   平成16年5月31日



                         阿南市長 岩 浅 嘉 仁



 1.招集の日  平成16年6月7日



 1.招集の場所 阿南市議場



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      平成16年6月7日(月曜日)午前10時 1分 開会



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議事日程(第1号)

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3

 承認第1号 阿南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について

 承認第2号 阿南市税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について

 承認第3号 阿南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認について

 承認第4号 平成15年度阿南市一般会計補正予算(第8号)に係る専決処分の承認について

 第1号議案 阿南市職員駐車場使用料徴収条例の制定について

 第2号議案 阿南市上水道事業分担金徴収条例の一部改正について

 第3号議案 阿南市手数料条例の一部改正について

 第4号議案 阿南市学校給食審議会設置条例の一部改正について

 第5号議案 阿南市学校給食センター設置条例の一部改正について

 第6号議案 阿南市公金預金の保護に関する条例の一部改正について

 第7号議案 阿南市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について

 第8号議案 平成16年度阿南市老人保健特別会計補正予算(第1号)について

 第9号議案 土地改良事業の変更について

 第10号議案 新たに生じた土地の確認及び字の設定について

 第11号議案 徳島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び徳島県市町村総合事務組合規約の変更について

 第12号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうち土木工事の請負契約の変更請負契約について

 第13号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうち機械設備工事(第2分割)の請負契約の締結について

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 報告第1号 平成15年度阿南市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について

 報告第2号 平成15年度阿南市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について

 報告第3号 平成15年度阿南市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について

 報告第4号 平成15年度阿南市水道事業会計継続費繰越計算書の報告について

第4 阿南市農業委員会委員の推薦

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 本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第13号議案

日程第4 阿南市農業委員会委員の推薦

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出席議員(27名)

  1番  佐 々 木  志 滿 子 議員

  2番  久  米  良  久 議員

  3番  神  原  照  夫 議員

  4番  横  田  守  弘 議員

  5番  日  下  公  明 議員

  6番  林     孝  一 議員

  7番  住  友  利  広 議員

  8番  松  原  良  明 議員

  9番  荒  谷  み ど り 議員

 10番  山  崎  雅  史 議員

 11番  野  村     栄 議員

 12番  奥  田     勇 議員

 13番  鶴  羽  良  輔 議員

 14番  島  尾  重  機 議員

 15番  折  野     博 議員

 16番  嶋  尾  秀  昭 議員

 17番  松  橋  リ ツ 子 議員

 18番  小  島  正  行 議員

 19番  仁  木  一  郎 議員

 20番  保  岡  正  広 議員

 21番  野  中  邦  男 議員

 22番  近  藤  治  郎 議員

 23番  秋  本  喜 久 雄 議員

 24番  吉  積  明  徳 議員

 25番  岩  佐  博  文 議員

 26番  山  下  久  義 議員

 27番  片  山  敬  史 議員

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欠席議員(1名)

 28番  兼  竹  安  秀 議員

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説明のため出席した者の職氏名

 市長       岩 浅 嘉 仁

 助役       亀 尾 貞 男

 助役       島 田 泰 子

 収入役      谷 口   勇

 教育委員長    清 水   智

 教育長      大 川 勝 定

 代表監査委員   石 澤 三 朗

 企画総務部長   橋 本 昭 雄

 市民環境部長   大 津 愛 博

 保健福祉部長   田 上 敏 幸

 産業部長     甘 利 英 夫

 建設部長     岡 田   肇

 水道部長     上 田 武 義

 理事       大 澤 敏 之

 理事       大 上 善 巳

 教育次長     重 村 英 幸

 理事       玉 木   昇

 理事       陶 久 泰 臣

 体育振興監    米 沢 敏 信

 秘書広報課長   眞 本 靜 生

 財政課長     惠 来 和 男

   ─────────────

議会事務局出席職員氏名

 事務局長     米 田 佑 壽

 事務局次長    廣 瀬 春 幸

 次長補佐     佐々木 宏 伸

 議事係長     坂 東 孝 代

 調査係長     青 木 芳 幸

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   〔※開 会 前〕



○議長(片山敬史議員) おはようございます。

 本日は多数御出席を賜りまして開会の運びとなりましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 まず、本日の議事日程から御報告を申し上げます。

 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第13号議案までの計17件に対する提案理由の説明。日程第4、阿南市農業委員会委員の推薦。

 以上であります。

 なお、本日の会議に欠席の通知のありましたのは、28番兼竹議員。

 以上であります。

 開会に先立ちまして、去る4月27日に松山市で開催されました第66回四国市議会議長会定期総会並びに5月25日に東京で開催されました第80回全国市議会議長会定期総会において、永年勤続表彰を受けられました議員さんに対し、表彰状の伝達を行いたいと思います。

 局長がお名前を申し上げますので、代表の方は演壇までお越しくださるようお願いいたします。



◎議会事務局長(米田佑壽) 四国市議会議長会より、12年勤続特別表彰として仁木議員さん、3年正・副議長勤続一般表彰として野中議員さん、8年勤続一般表彰として小島議員さん、同じく荒谷議員さん。全国市議会議長会から、30年勤続特別表彰として兼竹議員さん、同じく近藤議員さん、4年正・副議長勤続一般表彰として兼竹議員さん、15年勤続一般表彰として山下議員さん、10年勤続一般表彰として野村議員さん、同じく片山議長さん。

 以上の議員さんがそれぞれ表彰を受けられております。

 受賞議員さんを代表いたしまして、近藤議員さんに議長さんから表彰状の伝達をお願いいたします。

 近藤議員さん、どうぞ演壇までお越しください。

   〔近藤議員登壇〕

    〔議長 表彰状朗読〕 (拍手)



○議長(片山敬史議員) 以上で表彰状の伝達を終わりましたが、なお、他の表彰されました議員さんの表彰状につきましては、後ほどお渡しいたしたいと存じます。御了承をお願いいたします。

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○議長(片山敬史議員) ただいまから平成16年阿南市議会6月定例会を開会いたします。

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○議長(片山敬史議員) これより本日の会議を開きます。

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○議長(片山敬史議員) この際、諸般の報告をいたします。

 まず、議長会関係会議についての報告書をお手元に御配付いたしましたので、御了承をお願いいたします。

 次に、お手元に御配付のとおり、市長から承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第13号議案までの計17件と地方自治法の規定による報告4件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

 これより本日の日程に入ります。

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○議長(片山敬史議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により3番神原議員、4番横田議員を指名いたします。

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○議長(片山敬史議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 本件につきましては、去る5月31日に議会運営委員会を開いて協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。

 山下議会運営委員長。

   〔山下議員登壇〕



◆議会運営委員長(山下久義議員) おはようございます。

 議長の御指名がございましたので、議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る5月31日に会議を開き、今期定例会の会期日程について協議をいたしました。

 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、まず日程から申し上げますと、本日開会し、8日から13日までは議案調査のため休会とし、14日に一般質問を行い、15日は一般質問及び議案質疑を予定いたしております。そして、16日から22日までを再び休会とし、この間に各常任委員会で付託案件の審査を行っていただき、6月23日に採決、閉会を予定いたしております。

 以上、17日間の会期を予定しておりますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。



○議長(片山敬史議員) お諮りいたします。

 ただいま山下委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から23日までの17日間とし、8日から13日まで及び16日から22日までは休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(片山敬史議員) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

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○議長(片山敬史議員) 日程第3 承認第1号から承認第4号及び第1号議案から第13号議案までの計17件を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 岩浅市長。

   〔岩浅市長登壇〕



◎市長(岩浅嘉仁) 本日、平成16年6月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中にもかかわりませず御参会いただきましてまことにありがとうございます。

 平素は、市政全般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しまして、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 まず初めに、去る4月27日に開催されました第66回四国市議会議長会定期総会におきまして、野中邦男議員さんが正・副議長に3年以上在職、仁木一郎議員さんが議員在職12年以上、小島正行議員さん、荒谷みどり議員さんが議員在職8年以上の永年議員表彰を御受賞されました。

 また、5月25日に開催されました全国市議会議長会第80回定期総会におきまして、兼竹安秀議員さんが正・副議長に4年以上在職、また兼竹安秀議員さん、近藤治郎議員さんが議員在職30年以上、山下久義議員さんが議員在職15年以上、野村栄議員さん、片山敬史議員さんが議員在職10年以上の永年議員表彰をそれぞれ御受賞されました。

 受賞されました議員さんには、日々変転する社会経済情勢の中で、献身的に市政の伸展と住民福祉の向上に御尽力されました、その御功績をおたたえ申し上げますとともに、永年にわたる御労苦に対し、衷心より敬意と感謝を申し上げる次第であります。

 今後におかれましても、健康に十分御留意いただき、活力ある阿南市の創造のため、なお一層の御活躍をいただき、市政の推進に引き続き御指導、御支援を賜りますようお願いを申し上げまして、お祝いの言葉にかえさせていただきます。

 続きまして、提出議案の説明に先立ちまして、市政に取り組む所信の一端、また当面する市政の重要な課題につきまして御報告申し上げ、議員各位を初め市民皆様の御理解を賜りたいと存じます。

 さて、私が市政を担当して約半年が経過しようとしておりますが、振り返ってみますと、「主役は6万市民」を合い言葉に市民一人一人がその人らしく生きることができる阿南市づくりを目指し、わかりやすい情報公開、ガラス張りの行政、自立心のある政治、公平・公正にして偏りのない市政を市政推進の柱に据え、その具体的施策をどう展開していくべきかについて東奔西走しながら模索してまいりました。

 幸いにもこの間、議員の皆様方を初め多くの市民の皆様方に接し、御意見や御提言をいただく中で、私が掲げた新しいまちづくりの方針が、少しずつではありますが着実に広がりつつあるのではないかと手ごたえを感じているところであります。

 さらに、選挙の際に市民の皆さんにお約束をした公約の実現並びに市民の声を市政に反映させるために全力で取り組んでまいりました。

 これまでに、市長報酬の削減、女性助役の誕生、職員採用に関する見直し、乳幼児医療費無料化の小学生までの引き上げ、子育て支援としてのファミリーサポートセンターの設置等の公約の実現のほか、わかりやすい市役所づくりの一環として、課名及び親しみやすい窓口構造への変更などにも取り組んでまいりました。

 このほか、阿南消防組合西出張所の新設を初め現在進めております公約事項も多々ございますが、今後の市政の推進に当たりましては、常に市民の立場に立った市政、市民の手によって進められる市民のための政治という民主主義の基本姿勢を堅持しつつ、知恵と工夫を凝らし、市民が阿南市に住んでよかったと、そしていつまでも住み続けたいと思う魅力あるまちづくりの実現こそが市政を預かる私に課せられた責務であると認識を新たにいたしております。

 さて、御案内のように、我が国の社会経済情勢は依然として厳しい状況の中にあり、混沌とした中から新たな転換を模索いたしております。

 国、地方を通じた財政の危機的状況、地方税財政制度の根幹にかかわる三位一体改革を初めとした構造改革や地方分権の推進など、私たち地方を取り巻く環境は目まぐるしく変化いたしております。

 一方で、生活様式や価値観の変化等を背景に市民ニーズは確実に多極化、高度化しており、行政に求められる役割も大きく変わろうとしているところであります。こうした大きな転換期を迎え、これからの時代は自治体としての力量が試され、自治体間に競争と格差が生まれる時代であると存じます。

 このような中、本市におきましても、地域経済の低迷と雇用情勢の悪化、少子・高齢化の急速な進行、市町村合併問題など大きな行政課題に直面しており、引き続き社会経済情勢に的確に対応した施策を実施するとともに、少子・高齢化社会に向けた取り組み並びに地方分権社会の構築など、阿南市の将来をしっかり見据えた着実なまちづくりが求められております。

 私は、こうした不透明な時代を、未来を切り開く絶好の機会としてとらえ、地域が持つ輝かしい歴史とすぐれた特性を生かし、従来の考え方にとらわれない柔軟な発想と行動力を持って、地域独自の魅力と活力を高めてまいりたいと考えております。その原動力となるのは、豊かな創造力を持ち、さまざまな可能性に挑戦する市民一人一人の知恵と力であります。市民の皆様とともに力を合わせ、郷土阿南市のまちづくりに取り組んでまいりたいと存じますので、議員各位並びに市民の皆様方の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。

 次に、当面する市政の重要な課題につきまして御報告申し上げたいと存じます。

 まず、合併に関する取り組みにつきましては、主役はあくまでも市民であり議会議員の皆様方であると考えております。したがいまして、合併への問題提起に当たりましては、積極的な情報の公開を行うとともに、皆様方から御意見をお伺いする座談会を精力的に開催してまいったところであります。特に、5月16日の加茂谷公民館を皮切りに昨夜の富岡公民館まで12地域で開催いたしました合併問題座談会には、延べ参加人数1,342名、内訳といたしましては男性979人、女性363人の多数の市民に御参加いただきました。

 座談会の中で、私が市民の皆様に特に訴えました点を要約して申し上げますと、阿南市、那賀川・羽ノ浦両町は、今までごみの問題、また消防の問題で長年苦労をともにして、それぞれ成果を上げてまいりましたこと。また、今回の1市2町の合併は、四国の東海岸全域をリードする徳島の中核的都市を築く第一歩であり、長年にわたって交流が多い那賀川・羽ノ浦両町が最も自然な形の合併であると考えていること。現在、阿南市における人口減少の問題、また少子・高齢化社会への対応を考えたとき、1市2町が一体となることで人口の定着、地域活力の維持が可能となり、活力と魅力にあふれた新しい自治体をつくり上げることができると信じていること。さらに、地方分権社会の進展によって単に大きな自治体をつくり上げるのではなく、20年、30年先の時代に十分対応できる、足腰の強い力のある自治体をつくり上げなければならない時期が到来していると考えていること。徳島市を中心とする合併の動向を念頭に置く必要があること。ただ単に合併ありきではなく、可能な限り情報を公開し、市民の皆様の賢明な御判断を仰ぎたいこと等について訴えてまいったところであります。

 座談会での代表的な御意見・御質問といたしましては、「財政状況の悪い那賀川・羽ノ浦両町との合併は阿南市にとって不利になるのではないか」「なぜそんなに急いで合併しなければならないのか」「中心部だけが発展し、過疎化が進むのではないか」「細部まできめ細かなサービスが行き渡らないのではないか」「議員数、職員数はどうなるのか」「介護保険料、住民税、固定資産税などの税金、負担金は上がらないのか」「判断材料としてのメリット・デメリットをもっと出してほしい」「丹生谷地域との那賀川水系合併も考えてほしい」「旧那賀郡内の合併であり、抵抗感がない」「これまでもごみ、消防業務など一部事務組合を形成してやってきたのだから、1市2町の枠組みの合併は賛成である」「合併は避けて通れない問題だ」等が主な意見でございました。

 次に、職員による聞き取りという方法で実施いたしました「合併問題の関心度調査」の結果につきましては、合計1,190人の方々に御協力をいただきました。

 「阿南市・那賀川町・羽ノ浦町が合併することをどう思いますか」との質問に、「合併すべきである」「どちらかというと合併すべきである」が合わせて25.5%、「合併協議会の中で十分協議してほしい」が18.7%、「合併するべきでない」「どちらかというと合併すべきでない」が合わせて23.9%、「まだわからない」が31.0%との御意見でありました。

 今後におきましても、広報、新聞折り込み、パンフレット、ミニ座談会等で市民への情報提供に努めてまいりたいと考えているところであります。

 今後の日程につきましては、7月20日から8月6日にかけまして、20歳以上の全市民を対象者とした合併問題アンケート調査を実施いたします。その結果を総合的に判断して、合併協議会設置議案をことし9月議会に提案させていただきたいと考えているところでございますので、議員皆様方の温かい御支援、御協力をお願い申し上げます。

 次に、防災関係につきましては、今後30年以内に40%、50年以内に80%の確率で発生すると言われ、テレビや新聞等で報道されております東南海・南海地震に対応するため、従来、係でありました消防防災業務を室に格上げし、職員の増員を行うなど、本年4月より体制の強化を図ったところであります。

 「東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」に基づき、昨年12月、県下全域の市町村が東南海・南海地震防災対策推進地域の指定を受けたところであり、また本年3月31日には国の中央防災会議より、各市町村が定める推進計画及び特定の民間事業者等が定める対策計画の基本となるべき事項を定めた「東南海・南海地震防災対策推進基本計画」が示されましたので、本市におきましても地震防災体制の推進を図るべく、現在「阿南市地域防災計画」の見直しを行っているところであります。

 災害はいつ起きるかわかりません。「備えあれば憂いなし」とのことわざにもありますように、大規模災害が発生し生活物資の確保が困難となったとき、生活物資の供給確保を行うため、本年4月、とくしま生協との間で物資供給の協定を取り交わしたところであり、今後も積極的に災害に備えた体制づくりを行ってまいりたいと考えております。

 また、昨年度より国立阿南工業高等専門学校との間で、次期南海地震に対する防災対策の一環として橘湾沿岸域における津波防災対策に関する研究を行っておりますが、地震及び津波による被害想定を早急に行い、早い時期に避難場所等を明示したハザードマップを作成いたしたいと考えております。

 また、地震のみならず近年の異常気象に伴い、那賀川水系におきまして大規模な水害も予想されますので、今年度中に洪水ハザードマップを作成し、関係住民の方々に配布いたしたいと考えております。

 大規模災害時におきましては、防災関係機関は総力を挙げて防災活動に取り組みますが、発生直後は関係機関のみの活動では十分な対処ができないことも予想されますことから、災害を最小限にとどめるためには地域における自主的な防災活動が不可欠であります。

 先月27日に、橘町自主防災会が住民参加のもと避難訓練、炊き出し訓練等の防災訓練を行ったところでありますが、市といたしましても、自主防災組織の設立につきましては重要な課題と認識いたしており、今後も引き続き自主防災組織の設立に向けて必要性を啓発し結成率を高めるとともに、結成後の活動につきましてもできる限りの支援をしてまいりたいと考えております。

 次に、職員採用につきましては、私は市長就任以来、市民生活優先の観点から市役所をより身近な存在として感じていただくため、事務事業の効率化、人事管理の適正化、さらには行政組織機構の検討、見直しを進めてまいったところであります。

 一方で、今日の地方自治体におきましては、地方分権、市町村合併等、21世紀の新たな枠組みへと移行する転換期を迎えていることから、市民福祉の向上と市勢発展の担い手として使命感と誇りを持って、諸課題への挑戦を試みる資質と創造力を兼ね備えた人材を発掘、確保することにも心がけてまいりました。同時にそのことが、本市が目指す将来像実現のための礎になるものと考えております。

 そうしたことから、本年度の職員採用試験につきましては、刻々と変化する社会情勢の把握、分析に努めるとともに、1市2町の合併協議の推移、団塊の世代の退職状況等にも配慮しながら検討を進めているところであります。

 試験実施日につきましては、能力の高い人材の確保の観点から、さきの3月議会で早期の実施を要望いただきましたことから、本年につきましては9月19日、日曜日に実施し、採用職種、採用人員等の試験概要につきましても早々と決定することとし、有為な人材の確保に努めてまいりたいと考えております。

 また、採用試験実施業務に当たりましては、市議会を初め関係機関の要請に基づき策定いたしました阿南市職員採用規則の規定に従い、厳正に執行してまいる所存であります。

 次に、阿南市男女共同参画推進条例(仮称)案の策定につきましては、男女共同参画社会の実現に向けて阿南市女性総合計画に基づき、これまでもさまざまな取り組みを行ってまいりましたが、今なお性別による固定的役割分担意識などが見られ、真の男女平等の達成には依然として多くの課題が残されております。また、少子・高齢化の進展、高度情報化など社会環境も大きく変化いたしております。

 このことから、男女共同参画を推進する上でのさまざまな課題に対応するため、市民の方々の意見や要望をお聞きしながら、市としての基本的な考え方や施策などを盛り込んだ、これからの取り組みのよりどころとなるよう今後1年をめどに条例づくりを進めてまいりたいと考えております。

 次に、四国の道として整備され、遍路道となっている県道山口鉦打線沿いに大量に不法投棄されたごみの処理問題につきましては、先月16日に阿南癒しの道・美化推進実行委員会主催によります「阿南癒しの道クリーンアップ作戦」が実施されました。この作戦に阿南市も後援し、多数の市職員とともに参加いたしました。当日は、雨模様の中で天候が心配されましたが、阿南市内はもとより遠くは兵庫県から参加されたボランティアの方など約350人の清掃活動により回収されましたごみは、缶、瓶、家電製品、机、廃タイヤなど約70トンに上りました。集めたごみは分別し、缶、瓶、ペットボトルは水洗いの後リサイクルに回しました。おかげをもちまして、作業の後は見違えるようにきれいになりました。

 クリーンアップ作戦に参加されましたボランティアの方々にお礼を申し上げるとともに、クリーンアップ作戦を主催されました福井町協議会、新野町振興会、阿南市ボランティア連絡協議会、徳島共生塾一歩会を初めとするボランティア団体、特別支援をいただきました徳島県産業廃棄物処理協会青年部、また後援されました国、県等の関係機関に敬意を表する次第であります。

 また、こうした活動につきましては、今月12日にも県漁業士会、県漁協青壮年部連合会、阿南市ボランティア連絡協議会の共催により、蒲生田海岸の清掃を通して環境問題を学習することを目的とした「蒲生田岬クリーンアップ作戦」が行われることになっております。こうしたとうとい活動が、ごみ不法投棄防止への原動力となることを期待いたしておるところであります。

 次に、人権啓発につきましては、市民の人権尊重意識の高揚を図るため、明るく楽しい、参加しやすい雰囲気の中で集い、人権について触れ合うイベントとして、毎年人権フェスティバルを開催いたしております。本年度9回目を数えるこの人権フェスティバルは、参加者が人権についてじっくりと考える時間を共有するということで、本市の重要なイベントの一つとして定着しつつあります。先月末、31団体で構成される実行委員会を開き、11月14日の開催に向けて具体的な企画、検討に取りかかったところであります。

 今後におきましても、すべての人の人権が尊重される阿南市づくりを目指し、関係諸機関と密接な連携を図りながら、同和問題を初め女性、子供、高齢者、障害者など、さまざまな人権問題の解決を目指す取り組みを積極的に進めてまいりたいと考えておりますので、なお一層の御支援、御協力をお願いいたします。

 次に、阿南医師会中央病院改築工事につきましては、4月28日に工事請負契約が締結され、第2病棟の改修工事が始まっております。今後におきましては、第2病棟の工事の終了後、第1病棟の解体工事に着手し、8月下旬の解体工事の終了を待って、9月上旬には本体工事に着手し、竣工は平成18年1月末と伺っております。5月26日に医療施設近代化施設整備費補助金の交付申請書の提出があり、受理いたしたところでございまして、現在規則に規定する交付の決定に向けて書類の審査を開始したところであります。国県補助金につきましては、既に交付額の内示を受けております。

 阿南医師会中央病院は、地域が必要とする各領域の医療において基幹的、中心的な役割を担い、高次の医療にも対応し、長期療養の機能もあわせ持つ200床以上の規模の大きな病院として、さらなる充実が期待されております。

 なお、阿南医師会中央病院に対する老人病棟の整備充実や小児科の診療の再開などの市民要望につきましては、引き続き阿南市医師会に働きかけてまいりたいと考えております。

 次に、健康づくり活動の取り組みにつきましては、健康を保持し増進することは幸福な市民生活を営むための基礎的な条件でありますことから、乳幼児から高齢者までのすべての市民に共通する願いとなっております。医学の進歩や公衆衛生の進展などによりまして、健康づくり活動の水準は着実に向上いたしておりますが、一方、高血圧症や糖尿病など生活習慣病の増加が課題になっておりますことから、高齢社会が一段と進む中で疾病の予防はますます大切な取り組みになってまいっております。

 市民の一人一人が健康な生活を続けるために、栄養、運動、休養のすべての面での健康的な生活習慣を確立することが大切になってきていると認識いたしております。そのためには、市民の一人一人が健康に対する関心を深め、健康づくり活動を身近に楽しく体験することから始めなければならないと考えております。

 そうした意味において、市民の自主的な参加による健康づくり活動の第一歩を踏み出す機会とするために、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層の市民を対象にした健康づくり活動のイベントとして、仮称でございますが「健康ふれあいフェスティバル」を来年3月に実施し、平成17年を本市の健康づくり元年と位置づけたいと考えております。

 また、健康ボランティア活動に関して、先進地の長野市と佐久市に本年2月、視察研修として職員を派遣したところであります。佐久市におきましては、昭和46年から保健補導員を育成し、人口約6万8,000人に対し、約430人の保健補導員が市の保健師との連携を図りながら、市民の生活改善など地道な取り組みによりまして健康の保持、増進が図られ、医療費や介護費用の節約などの面におきまして着実な成果が積み重ねられておりました。

 今後、本市におきましても、先進事例を生かしながら健康増進計画の策定過程の中で、市民の自主的な参加による健康ボランティア育成についても十分検討を加え、視察研修を生かしてまいりたいと考えております。

 次に、国営総合農地防災事業(那賀川地区)の進捗状況につきましては、現在、上大野町で施工されております幹線導水路工事につきましては、平成15年度末までに延長368メートルが布設され、進捗率といたしましては着工済みの1期地区の事業費ベースで約17%と伺っております。また、平成16年度の国の予算におきまして、2期地区の着工も認められ、前年比217%増の13億円が予算化されるとともに、国の組織も建設所から独立した事業所へと格上げされております。こうしたことから、今後は2市2町にまたがる広い地域での事業展開により、目定達成がさらに促進されるものと期待いたしておるところであります。

 また、河川協議の進捗状況につきましては、取水量、取水期間、受益面積等について、農林水産省中四国農政局と国土交通省四国地方整備局との間で基本的に了解され、引き続き構造関係等の事項について精力的に協議がなされ、現在最終的な調整を進めていると伺っております。

 次に、工業の振興につきましては、我が国の経済状況は一部景気の回復が見られるものの、市内企業を取り巻く状況は依然として厳しいものがあります。しかしながら、本市の発展のためには工業の振興が重要でありますことから、6月4日に市内の一企業を訪問し、情報交換等を行ったところであります。今後におきましても、順次企業訪問を行い、関係機関の御協力をいただきながら企業発展の支援を行い、雇用の場の創出とともに本市の発展に努めてまいりたいと存じます。

 次に、米政策に伴う新たな水田農業への取り組みにつきましては、今後の水田農業の目指すべき方向と推進方策を明らかにした阿南市水田農業ビジョンによる施策が本年4月からスタートし、需要に即した作物生産や良好な水田環境の保全とともに、売れる米づくりへの取り組みを通して水田農業の持続的発展に期待を寄せているところであります。今後、米の需給動向を見きわめながら、各年度の取り組み内容につきましては、合意形成の状況や改革推進の進捗等に伴い、より高度なものへと発展していくことが望ましいことから、本年度以降、各年度において実施状況の点検や見直しにも配慮してまいりたいと考えております。

 次に、ひかりのまちづくり事業につきましては、昨年の12月に多数の関係者の御支援をいただき、発光ダイオードで富岡中心市街地を飾りつけ、大変好評を得たところであります。本年度におきましては、夏と冬に実施する計画でありますが、夏につきましては、7月中旬から下旬にかけて市役所前特設会場を7色の発光ダイオード50万個で飾りつけるとともに、阿南市観光協会が募集する「ひかりの天使」による観光キャンペーンや各種イベントなどで「ひかりのまち阿南」をPRするとともに、阿南の夏祭りとあわせて「ひかりのまち阿南」を県内外にさらに広くPRし、多数の入り込み客をお迎えできますよう諸準備を進めているところであります。

 次に、ファミリーサポートセンターにつきましては、5月1日に駅前ビルの2階に事務所を設置いたしたところであります。現在は、3人のアドバイザーによりパンフレットの発行、登録会員の募集の業務や先行事例地の調査等を進めております。

 今後のスケジュールといたしましては、7月1日の活動開始に向けて、これらの業務のほか会員への説明会、講習会、研修会、地域リーダーの選定等の諸準備を進め、仕事と育児を両立させて、子供を安心して産み育てることができる環境づくりを推進してまいりたいと存じます。

 次に、乳幼児医療費助成事業につきましては、県内医療機関等関係機関の御協力を得て、7月1日から就学前のすべての乳幼児を対象に、現物給付により医業費の無料化を実施いたします。新たに対象となる1,236名には既に通知を差し上げ、現在申請受付中であり、今月中に受給者証を交付すべく準備を進めているところであります。今後におきましても、子育てしやすい環境の整備等、子育て支援等の充実に努めてまいりたいと考えております。

 次に、5月28日に開通式が行われました「つばき夢トンネル」を含む椿町高岸と香・小杭を結ぶ農道整備につきましては、この事業は椿町民の夢を乗せて平成元年より、徳島県事業により農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業高岸地区として、農産物流通体系の合理化、輸送力の軽減を図ることにより農業経営の安定に貢献することを目的に、香・小杭と高岸地区を最短距離で結ぶ幹線農道として取り組まれてまいりました。

 平成14年度より第3期工事として施工された延長470メートルのうち、トンネル部分371メートルがこのたび完成し、1期、2期工事も含め総延長2,869メートルで地区全体が結ばれたことにより、農業振興と地域住民の生活道として、住みよい地域づくりとともに地域の活性化が図れるものと存じます。

 次に、国道55号阿南バイパス道路、橘トンネルにつきましては、小松島市大林町から福井町までの21キロメートル区間のうち、津乃峰町西分から橘町江ノ浦間のトンネルで全長1,052メートル、車線幅7メートルの2車線道路であり、平成14年3月より工事に着手し、今月19日に貫通式を予定しているところであります。現在、阿南バイパス道路の進捗状況は、供用区間が14.8キロメートルになっております。阿南バイパス道路は、県南の地域活性化と交通渋滞の緩和が図られるものであり、引き続き全線開通に向けて国、県関係機関と努力してまいりたいと考えております。

 次に、公共下水道事業につきましては、平成11年度に着手し、現在富岡雨水ポンプ場の早期完成に向けて鋭意建設工事を進めているところであります。平成14年度にポンプ場土木工事とポンプ製作工事を発注し、平成15年度には残りのポンプ設備工事、電気設備工事、高段ポンプ槽の除じん機等機械設備工事の発注を終え、工事の進捗を図っているところであります。

 本年度の雨水ポンプ場工事といたしましては、低段ポンプ槽の機械設備工事(第2分割)を去る5月31日に一般競争入札に付し、今議会で議決をお願いするものであります。また、残る管理棟、ポンプ棟の建築工事につきましても、今年秋に発注すべく準備を進めており、雨水対策といたしまして、平成17年秋にはポンプ場の供用ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 一方、汚水対策につきましては、平成14年度にスポーツ総合センター西から市道領家学原線までの間において、市道滝ノ下畭線南側歩道下に延長1,390メートルの汚水幹線の敷設を終えております。

 本年度には、旧国道55号線と市道滝ノ下畭線との交差点から富岡西高等学校手前までの間、国道55号線下に延長1,220メートルの汚水幹線管渠の築造を計画いたしております。東側のJR牟岐線阿南第3踏切横断部に係る富岡汚水幹線築造工事(第3工区)の延長420メートルの区間につきましては、四国旅客鉄道株式会社との施工協議を進め、また西側の延長800メートルの区間の富岡汚水幹線築造工事(第4工区)につきましても、第3工区とあわせて今年度に発注いたしたいと考えております。

 今後におきましては、面整備、終末処理場の建設等につきまして、年次的、効率的に事業が進みますよう取り組んでまいる所存でございます。

 次に、福井川床上浸水対策特別緊急事業につきましては、福井川の河口から約1.7キロ付近にかかる市道橋の大原橋から上流の山下橋付近までの延長約1キロメートルの区間を県事業により改修するものであります。

 福井川は、県内でも有数の多雨地域で、洪水による被害も絶えることがなく、住民の治水に対する関心も高いものがあります。平成7年に完成した福井ダムにより、以前のようなはんらんは少なくなったものの、ダム下流の河川改修のおくれから、依然として田畑はもちろんのこと家屋の浸水が後を絶たず、昨年7月19日の梅雨前線による集中豪雨の際には、昭和27年被災以降最大となる浸水被害が発生いたしました。

 こうしたことから、河川改修の早期完成を図るため、短期間で集中投資ができる床上浸水対策特別緊急事業の採択に向け、県とともに本年2月に国土交通省並びに地元選出の国会議員の皆様方に要望いたしたところでございます。その結果、このたび新規採択され、平成16年度を初年度とする5カ年計画で事業が着手されることになり、今年度は本工事に向けた測量調査を行うと伺っております。阿南市といたしましても、当事業が速やかに進むよう県と協力し、一日も早い床上浸水被害の解消に向け取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、公共工事の発注につきましては、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律に基づき、透明性や競争性の確保に努めているところであります。昨年7月1日から、市内業者対象工事の入札につきましては、予定価格の公表と工事成績評定を行い、公共工事の適正な工事成果、品質確保等を図り、業者の施工技術の向上に努めているところであります。

 また、一層の入札の透明性や競争性等を図るため、本年7月1日から市外業者におきましても予定価格の事前公表を実施するとともに、より一層の公共工事の品質確保等を図るとともに一般競争入札の拡大、談合防止等のために工事内訳書の提出を求めるなど、入札システムにつきましても検討してまいりたいと考えております。

 今後におきましても、難易度の高い工事、特殊な工事を除き、可能な限り分離分割発注に意を用い、市内業者の育成という観点から、できるだけ多くの受注機会を創出できるよう努めてまいりたいと考えております。

 次に、水道事業につきましては、平成3年度から第3次拡張事業により幹線配水管の整備、簡易水道の上水道との統合、老朽管の更新及び未普及地域解消事業の推進に努めております。このうち、未普及地域解消事業として平成15年度に着手いたしました椿町香、小杭外5地区の工事につきましては、今年度中の完成及び供用開始ができるよう取り組んでいるところであります。

 また、椿町須屋、高瀬及び平松地区におきましても、今年度、国の補助事業に採択されましたので、関係者との協議、調査、設計業務の発注及び年度内の工事の発注に向けて作業を進めているところでありまして、平成17年度中に完成及び供用開始ができますよう取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、福井町久保野地区における産業廃棄物最終処分場建設計画に係る裁判の状況につきましては、去る5月17日に高松高等裁判所において第8回口頭弁論が開かれました。次回7月26日には第9回口頭弁論が予定されており、これをもって結審され、本年中には判決が出される予定であります。

 このことにつきましては、平成14年市議会9月定例会におきまして、控訴の提起につきまして議決をいただき、同年9月26日高松高裁に控訴して以来、これまで本市水道水源保護条例の有効性及び規制対象事業場と認定した手続の適正、また計画されている施設が水質を汚濁するおそれがあることなどを訴えつつ、地元の方々の御支援をいただきながら裁判に臨んでまいりました。

 今後におきましても、勝訴に向けて最大限の努力をしてまいる所存でありますので、引き続き議員各位の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、阿南南部学校給食センターの建設工事につきましては、昨年9月に着工して以降順調に進捗しており、現在かわらぶきの屋根や外壁等の工事が進み、周辺の環境に調和して非常に落ちついた外観が整いつつあります。5月現在の進捗率は約81%となっており、厨房機器などが設置され始める7月当初の時点には90%を超える見込みであります。

 施設の概要といたしましては、鉄骨造2階建て、延べ床面積1,647.39平方メートルで、完全ドライシステムの採用及び文部科学省による学校給食衛生管理の基準等に即した設計により、食中毒の発生を防止するための構造や作業動線の確保など、安全衛生の管理に徹した最新の施設、設備となっております。工事は7月末に完成し、8月中に試運転、調整を行った上で、2学期当初から稼働を開始する予定であります。

 次に、阿南市スポーツ総合センター「サンアリーナ」の温水プール等の竣工につきましては、本施設の第1期工事は平成12年度に完成をいたしており、このたび第2期工事であります温水プール及びトレーニングルームが完成し、先月21日には施工業者から引き渡しを受け、これで本施設はすべての工事が完了したことになります。

 今後のスケジュールといたしましては、6月28日に落成式を行い、7月1日から本格的にオープンすることにいたしております。本施設は、スポーツの振興と健康増進の拠点施設として、市民の方々の健康及び体力づくりあるいは競技力の向上を目指しており、幼児から高齢者を初め障害者の方々にも御利用いただけるよう可動床やスロープ等の設備も備えております。

 また、温水プール等の安全かつ効率的な管理運営を実施するため、先月29日には民間導入方式による管理、運営の企画提案(コンペ)を実施し、業者の選定を行い、7月1日からの管理、運営に万全を期しているところであります。

 周知につきましては、「広報あなん」、「市政だより」及び本市のホームページ等を有効的に活用いたしまして、幅広い市民の方々に御利用いただけるよう周知徹底をいたしてまいりたいと考えております。なお、7月中は、広報及び周知を兼ねまして無料開放を予定いたしております。

 次に、第10回全日本選抜早起き野球大会につきましては、先月22日、23日の両日に阿南市民グラウンドをメーン会場として開催されました。北は北海道ブロック、南は九州ブロックから勝ち抜かれた精鋭チームに地元ひまわりクラブチームを含めた計16チームが阿南の地に集い、熱戦が展開されました。地元ひまわりクラブチームもよく健闘されました。野球には勝敗はつきものでありますが、何よりチーム間の交流を初め選手同士の親交を深めていただき、阿南市を全国にアピールできましたことはまことに意義深いものがあったと、うれしく感じた次第であります。

 また、本市で全国規模の大会が開催されましたことは光栄なことで、関係者並びに選手の皆様のひたむきで熱心なお取り組みにも深い感銘を覚えました。

 全日本早起き野球協会並びに西日本早起き野球協会、そして地元あかつき野球連盟及び阿南市野球関係者連絡協議会の皆様、また今大会に御尽力いただきました大会関係者並びにボランティアの方々に衷心より敬意を表しますとともに、お礼を申し上げる次第であります。

 次に、阿南リサイクルセンターにおける一連の捜査の中で、去る3月10日に阿南市外二町衛生組合事務局次長及び元係長が詐欺の容疑で逮捕され、3月26日に起訴されましたことはまことに残念であります。2人とも公判におきまして無罪を主張しており、今後の裁判の行方を見守りながら、真相が解明されることを待ちたいと考えております。

 今後、かかる不祥事の再発防止のため、事件等調査委員会を設置し、鋭意調査研究を進めているところであります。特に、4月の人事異動におきましては、調査委員会の中間報告の意見を可能な限り尊重し、各施設に決裁権のある職員配置を行ったところであり、公正・公平で透明性の高い事務執行を行ってまいる所存でございます。

 次に、懸案となっております阿南消防組合西出張所建設につきましては、去る5月20日に、日亜化学工業株式会社様から西出張所建設等の資金として3億円という多額の御寄附をいただきました。たび重なる御厚意に対しまして、深く感謝を申し上げる次第でございます。

 今後は、御厚志を生かし、阿南消防組合西出張所の開設に向け諸般の準備を急ぐとともに、用地の購入、庁舎の建設及び高規格救急車、水槽付ポンプ自動車、普通ポンプ自動車等の整備等、御寄附の趣旨を生かして一日も早く開設できるよう取り組んでまいりますとともに、地域の安全と危機管理体制の確立に向け万全を期してまいりたいと存じます。

 次に、去る5月31日に、平成15年度の一般会計及び特別会計の出納閉鎖をいたしましたので、その決算見込みの概要につきまして御報告申し上げます。

 まず、一般会計の歳入につきましては、普通交付税が不交付となっておりますが、税収につきましては、橘湾石炭火力発電所及び一部企業の増益などにより、昨年度以上の実績を確保できる見込みであります。

 一方、歳出につきましては、市民福祉の向上や社会資本整備などの各種事務事業を実施した結果、実質収支は9億7,894万6,000円でありますが、普通会計におきましては、緊急地方道路整備事業などの繰り越しの関係から7億6,670万4,000円の黒字見込みであります。

 次に、特別会計につきましては、平成15年度の実質収支で申し上げますと、国民健康保険事業会計では1億898万8,000円、加茂谷診療所事業会計におきましては258万円の黒字の見込み、伊島診療所事業会計におきましては、国保会計からの繰り入れにより収支の均衡を保つことができました。

 また、住宅新築資金等貸付事業会計におきましては、7,664万8,000円の収支不足の見込みとなっております。

 次に、老人保健会計及び介護保険事業会計におきましては、それぞれ3,000円、8,797万5,000円の黒字見込み、公共下水道事業会計につきましても2,449万7,000円の黒字見込みであります。

 また、加茂谷財産区運営事業会計及び伊島財産区運営事業会計につきましては、それぞれ69万7,000円、155万4,000円の黒字見込みであります。

 次に、伊島地区生活排水処理事業会計及び学校給食事業会計におきましては、699万5,000円、280万4,000円それぞれ黒字見込みであります。

 次に、奨学資金貸付事業会計におきましても2万9,000円の黒字見込みであります。

 以上、各会計の平成15年度の決算状況につきまして申し上げましたが、今後の財政運営につきましては、国の施策が不透明な点もあり、引き続き慎重な配慮が必要と考えております。

 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明を申し上げます。

 今回提出させていただきました案件は、専決処分の承認案4件、条例案7件、補正予算案1件、その他土地改良事業の変更案など5件の計17件及び報告4件であります。

 ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。

 承認第1号 阿南市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認につきましては、平成16年3月26日に非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正されたことに伴い、専決処分により条例の一部を改正し公布いたしましたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告し、承認をいただくものであります。

 承認第2号 阿南市税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認につきましは、地方税法の一部を改正する法律等が平成16年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、阿南市税条例の関係部分を専決処分により改正し公布いたしましたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告し、承認をいただくものであります。

 承認第3号 阿南市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に係る専決処分の承認につきましては、地方税法の一部を改正する法律等が平成16年3月31日に公布、同年4月1日から施行されたことに伴い、専決処分により条例の一部を改正し公布いたしましたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告し、承認をいただくものであります。

 承認第4号 平成15年度阿南市一般会計補正予算(第8号)に係る専決処分の承認につきましては、地方債の確定及び事業の計画変更などに伴い、財源振り替え等の調整を行い、あわせて財政調整基金等への積立金等を計上いたしたものであります。

 歳入におきましては、市税、地方交付税を増額し、国県支出金、市債では減額の補正をいたし、歳出におきましては諸支出金を増額し、土木費、災害復旧費等については減額して、歳入歳出それぞれ21億7,800万円を増額し、予算総額を286億5,550万円とすることについて3月31日に専決処分しましたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告し、承認をいただくものであります。

 第1号議案 阿南市職員駐車場使用料徴収条例の制定につきましては、職員が利用する駐車場の使用料を定めるため、条例を制定しようとするものであります。

 第2号議案 阿南市上水道事業分担金徴収条例の一部改正につきましては、上水道未整備地域の解消を図る事業の実施に伴い、その事業費の一部として分担金を徴収いたしたく、条例の一部を改正しようとするものであります。

 第3号議案 阿南市手数料条例の一部改正につきましては、船員法関係手数料令が改正されたことに伴い、船員手帳の交付及び書きかえ手数料の額を改定いたしたく、条例の一部を改正しようとするものであります。

 第4号議案 阿南市学校給食審議会設置条例の一部改正につきましては、機構改革に伴い、委員の一部を改めるため、条例を改正しようとするものであります。

 第5号議案 阿南市学校給食センター設置条例の一部改正につきましては、阿南南部学校給食センターの新築移転に伴い、設置場所を変更するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 第6号議案 阿南市公金預金の保護に関する条例の一部改正につきましては、ペイオフ対策として、日亜化学工業河川水質改良基金について預金の保護を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 第7号議案 阿南市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が改正されたことに伴い、退職報償金の支給額を改定いたしたく、条例の一部を改正しようとするものであります。

 第8号議案 平成16年度阿南市老人保健特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成15年度の老人医療給付費等の確定により、概算交付金に生じた過不足を精算するもので、歳入歳出それぞれ1億135万6,000円を追加し、予算の総額を58億3,925万6,000円にしようとするものであります。

 第9号議案 土地改良事業の変更につきましては、富岡東部地区の事業計画について、平成14年9月市議会定例会で議決を受けた内容を一部変更いたしたく、土地改良法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第10号議案 新たに生じた土地の確認及び字の設定につきましては、徳島県が福井町大戸9の2ほか地先で護岸敷、道路用地として公有水面を埋め立てし、これが竣工認可なりましたので、地方自治法の規定により新たに生じた土地を確認し、その土地の区域に画される字を定めるため、議会の議決を求めるものであります。

 第11号議案 徳島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び徳島県市町村総合事務組合規約の変更につきましては、吉野川市が発足することに伴い、規約の関係部分を改正することについて、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第12号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうち土木工事の請負契約の変更請負契約につきましては、間組・森本組・岡田組、富岡雨水ポンプ場建設工事のうち土木工事共同企業体と請負契約を締結し、工事を施工しておりますが、一連の作業工程の施工方法について再検討を行い、工期短縮と経費節減を図るため、契約の一部を変更し、契約金額を7,040万7,750円減額し、11億6,859万2,250円とすることについて、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第13号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうち機械設備工事(第2分割)の請負契約の締結につきましては、第1分割の機械設備工事等に引き続きポンプ場建設の一連工事として発注するものであります。

 今回の機械設備工事は、低段ポンプ槽部の除じん機やコンベヤー等の製作、据えつけを行うものであり、去る5月31日に一般競争入札に付しましたところ、名古屋市瑞穂区須田町2番56号、日本碍子株式会社、代表取締役社長松下雋。代理人、大阪市中央区備後町4丁目1番3号、日本碍子株式会社環境装置営業部大阪営業所、所長中村英二氏が5億4,075万円で落札しましたので、請負契約を締結いたしたく、地方自治法の定めるところに従い議会の議決を求めるものであります。

 報告第1号 平成15年度阿南市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、平成15年度事業として着手いたしました道路橋梁整備事業、団体営農道整備事業などの17事業について、各事業の進捗状況から17億8,128万2,050円を平成16年度に繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 報告第2号 平成15年度阿南市一般会計事故繰越し繰越計算書の報告につきましては、道路橋梁整備事業のうち富岡横見線におきまして、橋梁下部工の断面決定等について河川管理者の国土交通省との協議に時間を要し、年度内の完成が不可能となったため、1,607万750円を事故繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 報告第3号 平成15年度阿南市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告につきましては、平成15年度事業として着手いたしました公共下水道事業について、事業の進捗状況から15億100万円を平成16年度に繰り越しいたしましたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 報告第4号 平成15年度阿南市水道事業会計継続費繰越計算書の報告につきましては、事業完成年度を平成22年度に設定し、事業の推進を図っております第3次拡張事業につきまして、事業の進捗状況から15億4,667万9,515円を平成16年度に逓次繰り越しいたしましたので、地方公営企業法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 なお、任期満了に伴う教育委員会委員の任命、公平委員会委員の選任及び固定資産評価員の選任並びに人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、後日追加提案させていただくことにしておりますので、御了承賜りたいと存じます。

 なお、この機会に、私の国民年金の加入状況につきまして御報告させていただきたいと存じます。

 6月議会を前に、先日、社会保険事務所に照会し精査をいたしましたところ、私が大学を卒業いたしました昭和53年4月から昭和55年1月に厚生年金に加入するまでの1年9カ月の間が国民年金の未加入期間となっておりました。それ以降の県議会議員及び国会議員時代を通じ、現在に至るまでの間、未納はございませんのでここに御報告させていただきます。

 以上、提案いたしました議案並びに報告の概要につきまして御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 何とぞ十分な御審議をいただき、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

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   〔鶴羽副議長、住友議員 除斥・退席〕



○議長(片山敬史議員) 日程第4 阿南市農業委員会委員の推薦を議題といたします。

 本件は、農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定による委員の任期が6月18日をもって満了となりますので、その後任を推薦するものであります。

 議会が推薦する委員は5名とし、推薦の方法は議長の指名といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(片山敬史議員) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

 農業委員会委員には、鶴羽副議長、住友議員、柳島町 川口 寛氏、宝田町 村田敏夫氏、新野町 金久健治氏、以上の5名を推薦いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(片山敬史議員) 御異議なしと認めます。

 よって、以上の5名を推薦することに決しました。

   〔鶴羽副議長、住友議員 入場・着席〕

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○議長(片山敬史議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 次回は14日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力をよろしくお願いいたします。

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    散会 午前11時 1分