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徳島県 阿南市

平成15年 9月定例会 09月05日−01号




平成15年 9月定例会 − 09月05日−01号







平成15年 9月定例会



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 │            平 成 15 年               │

 │        阿南市議会9月定例会会議録(第11号)         │

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 阿南市告示第45号



  平成15年9月阿南市議会定例会を次のとおり招集する。



   平成15年8月29日



                         阿南市長 野 村   靖



 1.招集の日  平成15年9月5日



 1.招集の場所 阿南市議場



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      平成15年9月5日(金曜日)午前10時 1分 開会



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議事日程(第1号)

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3

 第1号議案 阿南市ポイ捨て等防止に関する条例の制定について

 第2号議案 阿南市文化振興審議会設置条例の制定について

 第3号議案 平成15年度阿南市一般会計補正予算(第4号)について

 第4号議案 平成15年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について

 第5号議案 平成15年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計補正予算(第1号)について

 第6号議案 平成15年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について

 第7号議案 平成14年度阿南市水道事業会計決算の認定について

 第8号議案 平成14年度阿南市土地造成事業会計決算の認定について

 第9号議案 市道の路線の廃止について

 第10号議案 市道の路線の認定について

 第11号議案 市道の路線の変更について

 第12号議案 字の区域の変更について

 第13号議案 加茂谷財産区管理委員の選任について

 第14号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうちポンプ設備工事の請負契約の締結について

 第15号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうち電気設備工事の請負契約の締結について

 第16号議案 阿南南部学校給食センター建設工事の請負契約の締結について

 第17号議案 牟岐線阿南駅構内自由通路新設工事の協定の一部を変更することについて

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承認第1号 平成15年度阿南市一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認について

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 報告第1号 阿南市土地開発公社の経営状況等の報告について

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 本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 第1号議案から第17号議案

     承認第1号

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出席議員(26名)

  1番  山  崎  雅  史 議員

  2番  神  原  照  夫 議員

  3番  横  田  守  弘 議員

  4番  日  下  公  明 議員

  5番  林     孝  一 議員

  6番  島  尾  重  機 議員

  7番  住  友  利  広 議員

  8番  久  米  良  久 議員

  9番  松  原  良  明 議員

 10番  仁  木  一  郎 議員

 11番  野  村     栄 議員

 12番  奥  田     勇 議員

 13番  鶴  羽  良  輔 議員

 14番  折  野     博 議員

 16番  嶋  尾  秀  昭 議員

 17番  松  橋  リ ツ 子 議員

 18番  小  島  正  行 議員

 19番  山  下  久  義 議員

 21番  保  岡  正  広 議員

 22番  近  藤  治  郎 議員

 23番  秋  本  喜 久 雄 議員

 24番  吉  積  明  徳 議員

 25番  岩  佐  博  文 議員

 26番  片  山  敬  史 議員

 27番  野  中  邦  男 議員

 28番  兼  竹  安  秀 議員

   +++++++++++++

欠席議員(1名)

 15番  荒  谷  み ど り 議員

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説明のため出席した者の職氏名

 市長       野 村   靖

 助役       芝 山 日出高

 助役       稲 原 和 男

 収入役      森 本 豊 實

 教育委員長    清 水   智

 教育長      大 川 勝 定

 代表監査委員   石 澤 三 朗

 総務部長     米 沢 敏 信

 企画財政部長   橋 本 昭 雄

 市民環境部長   山 田 俊 典

 保健福祉部長   陶 久 泰 臣

 産業部長     松 村 輝 雄

 水道部長     片 山   啓

 理事       大 澤 敏 之

 理事       大 上 善 巳

 教育次長     重 村 英 幸

 理事       谷 口   勇

 秘書広報室長   東 條 盛 彦

 財政課長     惠 来 和 男

 監査事務局長   原   静 子

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議会事務局出席職員氏名

 事務局長     田 上 敏 幸

 事務局次長    眞 本 靜 生

 次長補佐     佐々木 宏 伸

 議事係長     坂 東 孝 代

 調査係長     山 脇 雅 彦

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○議長(野中邦男議員) おはようございます。

 本日は多数御出席を賜りまして開会の運びとなりましたことに対し、厚くお礼を申し上げる次第でございます。

 まず、本日の議事日程から御報告申し上げます。

 日程第1、会議録署名議員の指名。日程第2、会期の決定。日程第3、第1号議案から第17号議案及び承認第1号の計18件に対する提案理由の説明。

 以上であります。

 なお、本日の会議に欠席の通知のありましたのは15番荒谷議員、遅刻の通知のありましたのは10番仁木議員。

 以上であります。

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○議長(野中邦男議員) ただいまから平成15年阿南市議会9月定例会を開会いたします。

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○議長(野中邦男議員) これより本日の会議を開きます。

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○議長(野中邦男議員) この際、諸般の報告をいたします。

 まず、議長会関係会議についての報告書をお手元に御配付いたしましたので、御了承をお願いいたします。

 次に、お手元に御配付のとおり、市長から第1号議案から第17号議案及び承認第1号の計18件と地方自治法の規定による報告1件が提出されておりますので、御了承をお願いいたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

 これより本日の日程に入ります。

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○議長(野中邦男議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により24番吉積議員、25番岩佐議員を指名いたします。

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○議長(野中邦男議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 本件につきましては、去る8月29日に議会運営委員会を開いて協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。

 兼竹議会運営委員長。

   〔兼竹議員登壇〕



◆議会運営委員長(兼竹安秀議員) おはようございます。

 議長の御指名がございましたので、議会運営委員会の結果について御報告申し上げます。

 本委員会は去る8月29日に会議を開き、今期定例会の会期日程について協議をいたしました。

 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございまして、まず日程から申し上げますと、本日開会し、6日から9日までは議案調査のため休会とし、10日及び11日に一般質問を行い、12日は一般質問及び議案質疑を予定いたしております。そして、13日から23日までを再び休会とし、この間に各常任委員会で付託案件の審査を行っていただき、9月24日に採決、閉会を予定いたしております。

 以上、20日間の会期を予定いたしておりますので、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告といたします。



○議長(野中邦男議員) お諮りいたします。

 ただいま兼竹委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から24日までの20日間とし、6日から9日まで及び13日から23日までは休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野中邦男議員) 御異議なしと認めます。

 よって、さよう決しました。

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○議長(野中邦男議員) 日程第3 第1号議案から第17号議案及び承認第1号の計18件を一括して議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 野村市長。

   〔野村市長登壇〕



◎市長(野村靖) おはようございます。

 本日、平成15年阿南市議会9月定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては何かと御多用の中御出席をいただき、まことにありがとうございます。

 平素は市政の各般にわたり御支援、御協力を賜っておりますことに対しまして厚くお礼申し上げます。

 まず最初に、去る7月19日の局地的な集中豪雨と8月8日の台風10号によりまして被害を受けられました方々に対しまして、改めまして心からお見舞い申し上げますとともに、被害の状況につきまして御報告いたしたいと存じます。

 集中豪雨によります被害の状況につきましては、さきの市議会第1回臨時会で中間報告させていただきましたが、最終的な被害としましては福井、椿地区を中心に倒壊家屋1棟、床上浸水60棟、床下浸水232棟、田畑の冠水109.3ヘクタールに及んでおります。

 また、公共施設につきましては、市道損壊40カ所、河川損壊74カ所、農業施設の損壊26カ所のほか、椿小学校など3施設が床上浸水による体育用具、畳等が被害を受けたところであります。

 市民生活への影響を最小限度にとどめるため、早急な復旧工事を行う必要があることから、8月4日付で災害復旧関連経費としましての補正予算につきまして専決処分をしたところであります。今議会に御報告し、御承認を賜りたく存じますので、御理解を賜りたいと存じます。

 なお、市道平松蒲生田線の通行不能により蒲生田地区の皆さん方に対しまして、7月22日から行っておりました代替海上輸送につきましては、8月4日で打ち切ることができました。

 また、船瀬温泉保養センターにつきましても通行が不可能となったため、やむを得ず休館しておりましたが、今月2日から開館し、業務を開始しております。

 今後は市道を初め、公共施設の災害復旧事業を速やかに進めて、御不便を解消してまいりたいと考えております。

 次に、去る8月8日夜半に室戸市付近に上陸し、徳島県を通過しました台風10号につきましては、大型で速度が遅かったため長期間にわたって厳しい風雨に見舞われました。

 8日午前11時40分には災害対策本部を設置するとともに、12公民館と大潟、椿泊分館に職員を配置し、自主避難される方々の受け入れ体制を整えるなどの対応をしたところであります。

 なお、台風10号による被害の状況につきましては、加茂谷地区を中心に床上浸水3棟、床下浸水45棟のほか、市道損壊11カ所、河川損壊11カ所、農業施設損壊3カ所、田畑の冠水約190ヘクタール、幼稚園、小・中学校おきましては窓ガラスの破損、雨漏り、倒木などの被害が発生し、今議会に災害復旧関連経費としての補正予算をお願いいたした次第であります。

 また、このたびの台風は那賀川上流域におきまして大雨が降ったため、那賀川下流域で急激に増水し、一時古庄水位観測所で危険水位である6.5メートルを超える状況となり、流域の消防団に対しまして警戒のため出動要請をしたほか、上中町では那賀川からの漏水が発見され、直ちに国土交通省那賀川河川事務所と地元消防団が連携のもと、水防工法を実施した結果、被害の拡大を未然に防止することができました。

 これから本格的な台風シーズンを迎えるわけでありますが、今後とも各種災害の未然防止のため、迅速かつ適切な対応に心がけるなど、災害対策に万全を期してまいりたいと考えております。

 続きまして、提出議案の説明に先立ち、所信の一端、また当面する市政の重要課題につきまして御報告申し上げ、議員各位並びに市民皆さん方の御理解を賜りたいと存じます。

 まず、今議会は私にとりまして今任期の最後の定例会となりました。顧みますと、昭和62年12月、市民多数の方々の温かい御支援を賜り、市長の重責をお与えいただきましてから、本市の発展と市民の幸せを念頭に誠心誠意、全身全霊を傾けて各種施策を推進してまいったところであります。

 私はこの4期16年間、阿南市のまちづくりは、「市民と行政の合作品」との思いのもと、その責任を担うリーダーとして「先見・決断・実行」を政治信条の基本に掲げ、安全で安定、安心のできる市政を目指してひたすら努力を重ねてまいりました。

 この結果、新たな活力を生む基盤となる橘湾石炭火力発電所を初め、大潟新浜、辰巳地域への企業誘致、またソフト事業を進める上での拠点となる「ひまわり会館」、「文化会館」、「商工業振興センター」、「スポーツ総合センター」、「船瀬温泉」、「阿南西部公園」などの建設、さらには生活環境施設である「阿南クリーンセンター(ごみ焼却場)」、「クリーンピュアあなん(し尿処理施設)」、「阿南リサイクルセンター」などを完成させるとともに、社会教育施設等の整備も図ってまいったところであります。

 そして、市制施行節目の記念事業として30周年、35周年、40周年、45周年の記念式典を実施し、多年にわたり市勢発展に御功績いただいた方々を顕彰するなど、意義深く厳粛に節目の年を祝うことができました。

 また、現在は阿南駅橋上化の建設を初め、公共下水道事業、桑野川河川改修事業、那賀川地区国営総合農地防災事業などを進めておるところであります。

 ふるさと阿南市が21世紀に発展、飛躍するための基盤となるさまざまな社会資本の整備に取り組むことができました。

 一方では、3期目を「ソフト事業元年」と位置づけ、「人権教育のための国連10年阿南市行動計画」を初め、「阿南市環境基本計画」や「阿南市女性総合計画」を策定し、明るく住みよい阿南市づくりに取り組んでまいりました。

 また、阿南市劇団「夢創」を創設するなど、市民文化の創造に取り組むとともに、子供さんから高齢者の方までの市民の心の潤いや優しい社会実現のための各種施策を展開してまいったところであります。

 皆様の温かい御支援を背に受け、懸命に走り続け、過去を振り返るいとまのない16年間でありましたが、今振り返ってみますと、「夢と輝きを持った阿南市」躍進の土台を築いてきた16年間でありました。

 しかしながら、今日の我が国は長引く景気の低迷などにより閉塞感に陥り、また私ども地方自治体を取り巻く状況につきましても、地方分権により業務も増大し、市役所の果たす役割はますます重要になってきており、しかも国と地方の税財源改革、すなわち三位一体改革により地方の自立と個性が求められ、地方のことは地方で責任を持って取り組んでまいらなければならない、まさに地方の時代を迎えようとしており、時代は大きく変わろうとしております。

 私はこうした時代の潮流や今後4年間の体力等も考え、熟慮に熟慮を重ねた結果、今任期をもって市政担当の責務を終える決意をいたした次第であります。

 昭和27年、旧福井村役場に奉職以来、橘町、阿南市へと変遷がありましたが、実に半世紀以上にわたって生まれ育ち、愛してやまないふるさとの行政の第一線に携わることができ、非常に感慨深いものがあります。

 ここに市長として私をはぐくみ、育てていただきました元副総理後藤田正晴先生、県議会議長故糸林寛行先生を初め、市議会議員並びに郷土愛に燃える市民の皆さんの多年にわたる御指導、御支援に対しまして、謹んで敬意と感謝の誠を捧げ、心より厚くお礼を申し上げます。

 今後におきましては、変革の時代に対応できるフレッシュな感覚をお持ちで、しかも阿南市政に精通された方に市政を担当していただければと考えておるところであります。

 なお、残任期間におきましては残されたエネルギーを結集し、市政の発展充実、市民の幸せのために最大限の努力をもって完全燃焼をいたす所存でおりますので、なお一層の御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、阿南市の限りない発展をお祈りいたします。

 続きまして、市政の重要課題について御報告申し上げます。

 まず、阿南駅周辺整備事業につきましては、阿南駅を中心とした交流の拠点づくりとして昨年に着手以降、橋上駅舎、自由通路新築工事は計画どおり進行しており、本年11月に供用開始の予定であります。今後の工程につきましては、今月に連絡通路と商工業振興センターの接続工事、仕上げ工事、仮設材の撤去及び設備機器の取りつけ工事を終え、10月には設備機器の調整試運転等が行われることになっております。

 また、駅前広場工事につきましては、仮設駅舎を撤去後に工事に着手し、平成16年3月の完成を予定しております。

 今後におきましても、引き続き阿南第一踏切の拡幅事業に取り組み、県南の中核都市にふさわしい経済、商業の中心的な拠点となるまちづくりを目指した整備を推進してまいりたいと考えております。

 次に、国道55号阿南バイパス道路につきましては、小松島市大林町から福井町までの延長21キロメートルの一般国道であり、交通の利便性や生活環境の向上はもとより、経済発展の可能性を広げるなどさまざまな波及効果が期待されております。

 平成5年8月には小松島市大林町から西路見町までの延長9キロメートルが開通し、このことにより平成6年に分譲を開始した辰巳工業団地に各企業の進出が相次ぎ、本市の産業の活性化に多大な効果を上げました。

 また、平成12年11月には津乃峰町長浜までの延長14.3キロメートルが開通し、さらに本年7月には県道津乃峰・筒崎線から以南の約500メートルが部分供用されました。

 新しい区間が順次開通されることにより交通渋滞が緩和され、安全と安心の確保、県南の活性化と多様な発展が期待されるものであります。

 現在、国土交通省においては供用区間の4車線化及び橘トンネルの掘削、また津乃峰町での用地協議など、南進に向け鋭意取り組んでおります。本市としましても、阿南道路の全線開通に向けて国土交通省ともども引き続き努力してまいりたいと考えております。

 次に、桑野川の治水整備につきましては、国土交通省直轄管理区間の宝田、長生地区の右岸側で平成11年度から実施しております「桑野川災害復旧等関連緊急事業」が概成し、長生地区の一部において本年度の完成に向けた工事が実施されておるところであります。

 また、昨年4月に新規採択されました左岸川での「桑野川床上浸水対策特別緊急事業」につきましては、本年4月から用地等の買収交渉に入り、宝田、本庄地区では約4割の方の契約調印を済ませております。契約調印ができていない方々には用地説明会や個別説明を継続しており、関係皆さん方のなお一層の御理解、御協力をいただきながら、引き続き安心して生活できる川づくりを推進してまいる所存であります。

 次に、公共下水道事業につきましては雨水対策を優先し、現在富岡雨水ポンプ場の建設を行っているところであります。昨年10月に発注しました雨水ポンプ場建設工事のうち、土木工事につきましては地下連続壁工法による土どめ壁工事が本年3月末に完了し、引き続き杭打ち工事、吐き出し水槽の設置を行い、今月から高段・低段ポンプ槽の掘削工事に着手いたしたところであります。今後、駆体工事を経て、平成16年3月末には土木工事を終える予定であります。

 また、口径1,500ミリメートルのポンプ2台の製作につきましても、昨年の12月に発注し、鋳型の作製等を終え、ポンプ及び原動機を製作中であります。

 本年度は電気設備工事と残るポンプ設備工事の発注を予定し、去る8月18日に指名競争入札に付しましたので、今議会で議決をお願いいたした次第であります。

 さらにポンプ場の排水樋門設置工事につきましては、工事が河川区域内であることや堤防開削が伴うことから、去る7月国土交通省へ工事の委託申請を行い、同月22日付で契約を済ましたところであります。国土交通省の今後の予定としましては、今月入札を行い、10月から本格的な工事を開始すると伺っております。

 去る7月19日に集中豪雨により、富岡町におきましても床下浸水や国道等の冠水で通行どめになるなどの浸水被害が発生したことから、今後ともポンプ場建設計画にロスを生じないよう効率的な発注に努め、平成17年秋までに供用が開始できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 また、汚水対策につきましては、昨年スポーツ総合センター付近から市道領家学原線までの約1,390メートルにおきまして、汚水幹線の築造工事を施工し、本年3月末に完成したところであります。今後、滝ノ下から小山までの国道55線下に順次汚水幹線管渠を敷設する予定でありますが、ルートの中でJR牟岐線の踏切部横断があるため、現在関係機関と協議を進めているところであり、平成16年度には工事発注ができますよう取り組んでまいる所存であります。

 次に、市営住宅西方団地の建設につきましては、老朽化対策等の改善を平成10年度から取り組み、現在第5期工事としまして4の1号棟16戸の建設を平成16年3月末の完成を目指し進めておるところであります。今後の計画としましては、第6期工事として4の2号棟20戸を建設のために諸準備をしており、平成17年度までに105戸の建設を完了する予定であります。

 次に、「阿南市高齢者向け優良賃貸住宅供給促進事業」につきましては、平成13年4月に「高齢者の居住の安定確保に関する法律」が公布され、本市におきましても本年度から高齢者に暮らしやすい住環境の整備のためのこの事業に取り組んでまいる所存であります。

 この事業は民間の土地所有者等による賃貸住宅経営を誘導しつつ、高齢者に低廉でバリアフリー化された優良な住宅を提供しようとする方に、国、県、市が整備に要する費用や家賃の一定部分について補助をしようとするものであります。

 次に、近い将来高い確率で発生すると言われております南海地震に備えての津波避難訓練につきましては、去る8月24日に大潟町におきまして町民の皆さんを初め、市職員、阿南消防組合、地元消防団、阿南警察署など関係機関団体約400名が参加して実施されました。「午前8時55分、南海トラフにおきましてマグニチュード8.4の地震が発生、徳島県南部で震度6弱を観測し、徳島県沿岸に大津波警報が発表されました。」との想定のもと、防災行政無線によって地域住民に避難勧告を行うことから始まり、樋門、陸閘の閉鎖、避難誘導、指定避難場所での避難者人数の確認等の訓練の後、町民グラウンドにおきましてバケツリレーによる初期消火訓練、炊き出し訓練、起震車による地震体験などが行われました。

 こうした地域ぐるみの訓練を常日ごろから繰り返し実施することにより、大規模災害発生時の人的被害を最小限にとどめることが可能となることから、今後におきまして各地域で避難訓練を行ってまいりたいと考えております。

 また、「広報あなん」等を通じ、地域の防災活動を効果的に行うための組織として自主防災組織の設立を呼びかけてまいりました結果、去る8月24日に大潟町で5組織、会員数278世帯、同月25日に橘町全域で1組織、会員数1,321世帯の合わせまして6組織の自主防災会が設立されたところであります。このほか、数カ所で設立の準備が進められており、本市としましても引き続き自主防災組織の設立に向けまして積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御支援を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、農業関係につきましては、平成15年産の水稲は6月中旬からの低温や日照不足で生育状況が遅れ、その後の天候回復が期待されていたやさきに台風10号が追加し、冠水や倒伏等の被害が発生しております。大冷害に見舞われた平成5年以来の不作となっており、全国的にも生育遅れの状況となっておることから、品質低下はもとより予想収穫量についても減収は避けられないものと考えております。

 また、自主流通米価格形成センターで実施された平成15年産自主流通米の第1回入札取引による徳島産の落札価格は、60キログラム当たり前年同期比20.6%高の1万9,233円となっております。精米表示の監視強化の影響や天候不順による当年産の不作観測等から、価格が上昇したものと考えております。

 次に、男女共同参画社会づくりの推進につきましては、男女が互いに人権を尊重し、性別にとらわれることなく、その個性と能力を十分に発揮することのできる社会の実現を目指して、平成10年4月策定の阿南市女性総合計画「あなんひまわりプラン」に基づき、さまざまな施策を実施しているところであります。

 しかしながら、市民の意識改革や社会状況の変化に合わせた、しかも地域の特性に合った適切な施策を進めていくためには、そのベースとなる条例制定の必要性を感じております。現在、条例制定に向け、その準備段階として資料収集等、調査・研究を進めており、今後市民の皆さんや関係団体の御意見もいただきながら、早い時期に条例制定ができますよう努めてまいりたいと考えております。

 次に、環境問題につきましては、近年空き缶やたばこのポイ捨てなどによる散乱ごみ問題が全国的にも大きな関心事となっております。本市におきましても、沿道、河川等への投棄は後を絶たず、住民の良好な生活環境及び環境美化が損なわれております。こうしたことから、不法投棄防止に向けた広報活動や啓発活動に取り組みながら、地域住民の皆さん方の御協力をいただき、清掃活動も積極的に推進してまいりましたが、残念ながら投棄ごみは減っていないのが現状であります。

 しかしながら、市民のよりよい環境を保持しようとする機運は徐々に熟成されつつあり、各地域においての各種ボランティア活動としてあらわれているところであります。

 本市ではポイ捨て等を規制し、市民の良識に訴え、モラル、マナーの向上を図るとともに、環境美化の促進及び美観の保護に努めてまいりたいと考え、今議会に「阿南市ポイ捨て等防止に関する条例案」を提出いたした次第であります。

 次に、第16回全国健康福祉祭徳島大会「剣道交流大会」の取り組み状況につきましては、10月19、20日の開催までに残すところ45日となってまいりました。

 全国都道府県、政令指定都市から参加する59チームも決定したことから、試合の組み合わせや開催プログラムを作成するとともに、大会役員につきましても先般関係の方々に委嘱いたしたところであります。

 本大会は2日間で選手並びに関係者合わせまして2,000人規模となる見込みであり、それに対応できる会場の設営を計画しております。

 大会運営に当たる実施本部並びに競技本部におきましては、順次係員等を中心に細部にわたり検討協議を進めておるところでありますが、今月末には実行委員会総会を開催し、最終検討を行うなど、本番に向けて万全を期してまいりたいと考えております。

 次に、子育て支援施策の推進につきましては、去る7月16日に公布されました少子化対策を強化するための「次世代育成支援対策推進法」に基づき、地方公共団体や事業主に10年間の集中的、計画的な取り組みを推進するための行動計画を策定するよう義務づけられたところであります。

 国、地方公共団体、企業がともに連携を図りながら少子化対策を実施していくための行動計画は、5年を1期としており、本年度中にサービスの量的、質的ニーズを把握し、事業量推計を行った上で、平成16年度中に策定して、平成17年度から施行しようと定められております。

 この行動計画の策定に当たっては、次代の親づくり、社会全体による支援、すべての子供と家庭への支援といった基本的な視点に立ち、その達成目標、対策の内容と実施時期等について具体的に設定することなど、従来にも増して子育て支援のきめ細かい対応が求められることになっております。

 本市におきましては、これまで国、県等の施策を活用しながら子育て支援施策を進めてまいりましたが、今後も国の新しい少子化施策に準じ、本市の実情に応じた「次世代育成支援地域行動計画」の策定に取り組む中で、子育てしやすい環境の整備を図ってまいりたいと考えております。

 次に、福井町久保野地区における産業廃棄物最終処分場計画に係る裁判の状況につきましては、4回目の口頭弁論が去る7月28日に高松高等裁判所において開かれました。

 本市の主張は、「阿南市水道水源保護条例」が「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に違反していないことの立証申し立てを行い、また申請された施設が極めて不備であり、設置された場合には水道水源を汚染するおそれがあるということを論点としております。「阿南市水道水源保護条例」が平成9年改正前の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に違反するかという論点では、神戸大学大学院法学研究科阿部泰隆教授による意見書の提出についての申し立てを裁判所に行い、次回10月6日の口頭弁論までにこのことに関する準備書面を提出することになったところであります。

 また、裁判終了後、傍聴に訪れた福井町住民の方々への報告会を開き、代理人・各弁護士からの裁判の状況等についての説明及び報告や質疑応答の行われる中で、本市及び地元住民が一層団結、協力し、安全で安心な水道水源を守り、この裁判を勝利しなければならないとの熱い思いと機運が高まりました。

 今後におきましても、勝訴に向けてなお一層の努力をしてまいる所存であります。

 次に、義務教育施設の整備につきましては、園児、児童及び生徒が心身ともに健康で、たくましく育成できる教育環境づくりを目指し、年次計画的に改築等を進めているところであります。

 第4次教育施設整備5カ年計画に基づく新野幼稚園園舎建設事業につきましては、新野保育所に併設して木造平家建て330平方メートルの規模で、本年6月末に着手しており、平成16年1月中旬の完成に向けて工事の進捗を図っておるところであります。

 今後におきましても義務教育施設の工事を計画どおり、順調かつ円滑に推進し、学校及び園教育の発展、充実に寄与できますよう、より一層の努力を傾注してまいりたいと存じます。

 次に、情報教育の推進につきましては、平成13年度の中学校へのコンピューター導入に引き続き、本年8月には小学校19校に286台の教育用コンピューターを導入しました。このコンピューターはインターネットに接続しており、校内にはLANを整備したところであります。こうしたことにより、教師は具体的な画像を通じて、子供たちによりわかる授業が展開でき、子供たちもインターネット等を使った多様な学習が可能となります。

 また、情報機器の使用に当たっては、子供たち一人一人にこれまで以上に情報の真偽が見分けられる確かな判断力と豊かなコミュニケーションのできるしなやかで強い心が要求されます。小・中学校にコンピューターを導入した現在、小・中の一貫した情報教育の取り組みが本格的に始まるわけでありますが、そうしたことから導入したコンピューターの有効な活用とあわせて、これからの情報教育を担う教職員の研修を今後より積極的に進めてまいりたいと存じます。

 次に、阿南南部学校給食センターの建設工事につきましては、去る8月18日に一般競争に付しましたので、今議会に工事請負契約の締結につきまして議決をお願いいたした次第であります。

 施設の概要としましては鉄骨づくり2階建て、延べ床面積1,647.39平方メートルで、完全ドライ方式の採用及び文部科学省による「学校給食衛生管理の基準」等に即した設計により食中毒の発生に対する対策など、安全衛生の管理に徹した施設、設備となっております。

 建設工事につきましては、平成16年7月には完成し、同年8月中に試運転等調整を行った上で、2学期当初から稼働を開始する予定であります。

 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明申し上げます。

 今回提出させていただきました案件は条例案2件、補正予算案4件、決算の認定2件、その他市道路線の認定など9件の計17件及び専決処分の承認案1件並びに報告1件であります。

 ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。

 第1号議案 阿南市ポイ捨て等防止に関する条例につきましては、先ほど申し上げましたようにぽい捨て及び犬のふん害を防止して、快適な生活環境の保全と環境の美化の推進を図るため、条例を制定しようとするものであります。

 第2号議案 阿南市文化振興審議会設置条例につきましては、阿南市文化会館及び阿南市市民会館の効率的な運営を推進するため、それぞれに設置している運営審議会を統合する必要があるので条例を制定しようとするものであります。

 議案第3号 平成15年度阿南市一般会計補正予算(第4号)につきましては、国・県の補助金の内定または変更に伴う事業費の補正、一部事務組合の負担金、財政調整基金への積立金、その他事務事業を執行する上での必要経費を計上したものであり、歳入歳出それぞれ22億2,700万円を追加し、予算総額245億1,470万円にしようとするものであります。

 歳入の主なものでは市税で3億4,000万円、国・県支出金で1億1,060万円、基金繰入金で4億5,960万円、繰越金で6億2,950万円、市債で4億270万円等を追加補正し、歳出の主なものでは一部事務組合負担金で11億円、財政調整基金積立金で4億1,900万円、道路橋梁新設改良事業等で2億620万円、災害復旧費で2,710万円等を追加計上するものであります。

 第4号議案 平成15年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保険給付費等の見直しを行い、歳入では国庫支出金、療養給付費交付金、繰越金を財源に、歳出では保険給付費、老人保健拠出金を増額しようとするもので、歳入歳出それぞれ2億9,950万円を補正し、予算総額を44億9,350万円にしようとするものであります。

 第5号議案 平成15年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入では前年度からの繰越金を財源とし、歳出では基金積立金を増額するものでありまして、歳入歳出それぞれ860万円を補正し、予算総額を8,590万円にしようとするものであります。

 第6号議案 平成15年度阿南市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、保険料及び調整交付金の負担割合の見直しによる財源振替並びに財政安定化基金償還金等を計上するものであります。

 歳入では保険料を減額補正し、国庫支出金、支払基金交付金などを増額し、歳出では財政安定化基金拠出金を主なものとして、歳入歳出それぞれ1億2,300万円を補正し、予算総額を46億9,400万円にしようとするものであります。

 第7号議案 平成14年度阿南市水道事業会計決算の認定及び第8号議案 平成14年度阿南市土地造成事業会計決算の認定につきましては、いずれも平成14年度の企業会計の決算でありまして、地方公営企業法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第9号議案 市道路線の廃止につきましては、大田井中上線ほか8線は道路の起点及び終点の変更に伴い、認定がえの必要が生じましたので、道路法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第10号議案 市道の路線の認定につきましては、谷上線ほか9線は道路の起点、または終点の変更に伴い認定がえの必要が生じたため、阿南駅橋上線は阿南駅橋上通路を新たに認定、また那賀川堤下線ほか4線は地域住民の利用も多く、今後市道として維持管理するのが適当と思われますので、道路法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第11号議案 市道の路線の変更につきましては、井関団地取合線ほか13線は道路の起点、または終点の変更等に伴い認定がえの必要が生じたため、道路法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第12号議案 字の区域の変更につきましては、平成7年5月15日、事業計画が確定された徳島県が行う農地還元資源利用活用事業、新野第2地区樫房工区の完成に伴い字の区域の変更を要するため、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第13号議案 加茂谷財産区管理委員の選任につきましては、管理委員に1名の欠員を生じましたので、その後任として豊田繁氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。

 第14号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうちポンプ設備工事の請負契約の締結、及び第15号議案 富岡雨水ポンプ場建設工事のうち電気設備工事の請負契約の締結につきましては、ポンプ場建設の一連の工事として発注するものであります。

 ポンプ設備工事は口径1,500ミリメートルのポンプ1台、口径800ミリメートルのポンプ1台、口径700ミリメートルのポンプ1台とそれらを補完する機器等の製作、据えつけを行うものであり、また電気設備工事はポンプ場の受変電設備、自家発電設備、運転操作設備、監視制御設備等、大規模な電気設備システムの製作、据えつけを行うものであり、いずれも18カ月程度の工期を要することから、去る8月18日に指名競争入札に付しましたところ、ポンプ設備工事につきましては香川県高松市寿町1丁目1番12号、株式会社酉島製作所高松支店、支店長三辻秀志氏が8億6,100万円で落札し、電気設備工事につきましては香川県高松市番町1丁目6番8号、富士電機株式会社四国支社、支社長三村英明氏が7億1,400万円で落札しましたので、請負契約を締結いたしたく地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 第16号議案 阿南市南部学校給食センター建設工事の請負契約の締結につきましては、昭和44年に建設された阿南南部学校給食センターが老朽化したため、大潟町に移転し新築するものでありまして、去る8月18日に一般競争入札に付しましたところ、代表構成員、高松市寿町1丁目1番12号、前田建設工業株式会社四国支店、構成員、阿南市宝田町出口4番地2、鳳建設株式会社、構成員、阿南市津乃峰町長浜197番地1、株式会社徳島電工舎の3社から成る「前田建設工業・鳳建設・徳島電工舎阿南南部学校給食センター建設工事共同企業体」が5億6,700万円で落札しましたので、請負契約を締結いたしたく、地方自治法の規定に基づく議会の議決を求めるものであります。

 第17号議案 牟岐線阿南駅構内自由通路新設工事の協定の一部を変更することにつきましては、四国旅客鉄道株式会社に施工委託している牟岐線阿南駅構内自由通路新設工事の工事費の減額に伴い、契約金額を1,157万1,000円減額し、5億5,406万4,000円へとすることについて、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 承認第1号 平成15年度阿南市一般会計補正予算(第3号)の専決処分の承認につきましては、去る7月19日の集中豪雨により損壊した河川、市道、農道などの復旧経費を計上するものでありまして、歳入におきましては国・県支出金、市債、繰入金を追加補正し、歳出におきましては災害復旧費、土木費、農林水産業費等を追加計上し、歳入歳出それぞれ3億4,570万円を増額し、予算総額222億8,770万円とすることについて8月4日に専決処分いたしましたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告し、承認をいただくものであります。

 報告第1号 阿南市土地開発公社の経営状況等の報告につきましては、平成14事業年度の土地開発公社の事業報告及び決算並びに平成15事業年度の事業計画補正及び補正予算について、地方自治法の規定により報告するものであります。

 なお、任期満了に伴う人権擁護委員の候補者の推薦につきましては、後日追加提案させていただくことにしておりますので、御了承を賜りたいと存じます。

 以上、提案いたしました議案、承認並びに報告の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえる次第であります。よろしくお願いいたします。



○議長(野中邦男議員) 続いて、平成14年度阿南市水道事業会計及び土地造成事業会計決算について、監査委員の報告を求めます。

 石澤代表監査委員。

   〔石澤代表監査委員登壇〕



◎代表監査委員(石澤三朗) 議長の御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして平成14年度阿南市公営企業会計決算審査の結果について御報告申し上げます。

 地方公営企業法第30条第2項の規定により提出されました水道事業会計、土地造成事業会計の各決算書及び附属書類、関係諸帳簿等について、去る6月25日から7月24日にかけて岩浅委員、奥田委員とともに審査に当たりました。

 審査は阿南市公営企業が地方公営企業法に示された経営の原則に従って運営されているかどうか、また会計は条例規則にのっとり適切に処理されているかどうか、決算諸表は関係法令に準拠し作成されているかどうか、さらにその数値が当年度における財政状態並びに経営成績を的確に表示しているかどうかについて、提出された資料に基づき関係職員の説明を聞きながら慎重に行いました。

 審査の結果、決算書類並びに附属書類は地方公営企業法に定められたところに従い適正に作成され、係数も正確であり、かつその経営成績をおおむね的確に表示しているものと認定した次第であります。

 詳細につきましては、お手元の決算審査意見書のとおりでありますが、その概要を申し上げます。

 水道事業会計におきましては、収入決算額は9億6,439万円で、予算額に対して5,661万円減となっております。主なものは上水道の営業収益減6,061万円であります。

 支出決算額は9億5,247万円で、予算額に対する不用額は6,484万円となっており、主なものは簡易水道の営業費用6,031万円であります。

 消費税を除いた総収益は9億1,965万円で、前年度に比べ812万円増、0.9%増となっております。

 一方、総費用は9億4,292万円で、前年度に比べ522万円増、0.6%増となっております。

 総収益から総費用を差し引いた収支差し引き額は2,327万円の赤字でありますが、その赤字額は前年度に比べ289万円減少しております。

 収支内容の詳細について御説明いたしますと、収益面では給水収益が474万円、受託工事収益が375万円、加入金収益が144万円、他会計補助金が534万円、それぞれ増収になりましたが、その他営業収益と受け取り利息等を合わせまして722万円の減収になったことから、前年度に比べ812万円の増収にとどまっております。

 これに対して、費用面では人件費で422万円、支払い利息で581万円、修繕料と材料費で270万円、委託料で565万円と減少をしたものの、減価償却費が2,056万円も増加したため、前年度に引き続いて大幅な赤字となったものであります。

 平成6年4月に水道料金を改定し、経営の安定化を図ってきましたが、給水収益が伸び悩む反面、減価償却費が増加し、本年度の事業損益は2,327万円の赤字となり、前年度に引き続いて厳しい状況が続いております。

 一方、第3次拡張計画は順調に推移していますが、本年度末企業債未償還残高は72億3,391万円で、前年度末に比べ7億6,335万円増加しております。平成22年度完了予定の第3次拡張事業の遂行には巨額の資金を必要とすることから、将来の経営を圧迫することは明らかであります。

 このような厳しい状況にありますので、水道料金未収分の徴収強化はもとより、拡張工事を含めたあらゆる経費の見直し、削減に取り組み、水道事業の健全経営を維持するよう強く望んでおいた次第であります。

 土地造成事業会計につきましては、大潟新浜工業用地19万2,896平方メートルに7社が立地し、完売となり、既に全社が操業していますが、用地売却による欠損見込み額が40億5,426万円発生し、その解消策として平成17年度までの財政年次別計画による償還計画に準拠して償却が行われてきたところであります。

 前年度は一般会計から2億円を繰り入れして、1億円を借入金の返済に充て、残り1億円を差損金の解消に充当しました。本年度も一般会計から1億5,000万円を繰り入れ、差損金の解消に充当しております。

 その結果、当年度末未処理欠損金は4億5,451万円に減少しておりますが、阿南市財政健全化の視点から、できる限り早期に完済するよう一層の努力を要望した次第であります。

 以上をもちまして報告を終わります。

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○議長(野中邦男議員) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

 次回は10日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力をよろしくお願いいたします。

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    散会 午前11時 1分