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徳島県 鳴門市

平成13年  3月定例会(第1回) 03月08日−04号




平成13年  3月定例会(第1回) − 03月08日−04号







平成13年  3月定例会(第1回)



          平成十三年 鳴門市議会会議録 (第四号)



平成十三年三月八日(会期二十二日中第七日目)

  議事日程第四号

第一 市政に対する一般質問

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 本日の会議に付した事件

日程第一 市政に対する一般質問

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  出  席  議  員 (二十八名)

      議  長  斎  藤  達  郎  君

      一  番  横  井  茂  樹  君

      二  番  泉     善  治  君

      三  番  中  西  久  雄  君

      四  番  林     栄  一  君

      五  番  牧  野     豊  君

      六  番  松  下     保  君

      七  番  山  本     秀  君

      八  番  分  部  嘉  憲  君

      九  番  柿  本     公  君

      十  番  勘  川  一  三  君

      十一 番  佐  藤  絹  子  君

      十二 番  田  渕     豊  君

      十三 番  板  東  一  岳  君

      十四 番  平  岡  朔  郎  君

      十五 番  秦  野     卓  君

      十六 番  明  野  尚  文  君

      十七 番  坂  東  成  光  君

      十八 番  梅  野  健  寿  君

      十九 番  池  田  正  恵  君

      二十 番  橋  本  国  勝  君

      二十一番  工  藤  武  重  君

      二十二番  近  藤  龍  彦  君

      二十三番  田  中  寛  昭  君

      二十四番  野  田  粋  之  君

      二十五番  藤  田  茂  男  君

      二十六番  森     恒  吉  君

      二十七番  矢  野  善  治  君

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 説明のため出席した者

  市長        亀  井  俊  明  君

  第一助役      細  川  並  久  君

  第二助役      牧  田     久  君

  収入役       川  上  喜 一 郎  君

  総務部長      市  川  義  博  君

  企画調整部長    小  倉  眞  穗  君

  環境衛生部長    谷  崎     徹  君

  経済部長      塚  本  重  史  君

  建設部長      古  林  庸  策  君

  競艇部長      田  口  喜  久  君

  水道部長      中  谷     宏  君

  運輸部長      泉     良  一  君

  消防長       潮  崎  焜  及  君

  福祉事務所長    矢  野  正  夫  君

  総務部

   総務課長     福  居  達  夫  君

  企画調整部

   秘書企画課長   喜  多     哲  君

  教育長       森  本  繁  一  君

  監査事務局参事事務局長事務取扱

            京  野  雅  彦  君

  選管委事務局長   岡  田  信  之  君

  農委事務局参事事務局長事務取扱

            吉  田     功  君

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 議会事務局職員出席者

  事務局長      江   川   勝   幸

  次長        田   淵       功

  議事係長      福   有   慎   二

  資料係長      滝   川   勝   正

  書記        森       真   弓

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     午前 十時     開議



○議長(斎藤達郎君) 連日の御参集御苦労でございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

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△日程第一 市政に対する一般質問



○議長(斎藤達郎君) 日程第一、市政に対する一般質問を続行いたします。

 通告の順序に従って質問を許可いたします。

 まず、

一、高速鳴門バス停留所周辺整備事業について

             十一番 佐藤絹子君

     〔十一番 佐藤絹子君登壇〕



◆十一番(佐藤絹子君) おはようございます。

 通告に従いまして質問を行いたいと思います。

 まず、高速バス停周辺の整備状況と今後の運用についてでありますが、私どもの会派の代表質問において、登坂用のスロープカーを設置し、それにかかわる工事をし、また現在の北側の駐車場においてはこれらの管理運営を行う管理棟を建て、また別の広域観光テーマルートの形成事業による事業の中で、トイレ、また休憩所を設置する。一方、速やかな対応が迫られております南側の駐車場におきましては、第三セクターによりまして鳴門市観光コンベンションが投資をして有料駐車場を計画中であるとのことが示されましたが、皆さん御案内のとおり、この事柄につきましては二度目という上程でありまして、理事者におかれましては、この否決されました中身、それを全部クリアした上での前途洋々たる推進事業であるのか。どのようにとらえられておるのか。

 また、これらの整備に当たりましては、あそこをまだ流動的なもろもろの要素があるので、整備するに当たりましては、一停留所としてそれに対応した整備を図るべきでないかというたしか議会の意向であったと思いますが、何をもってこのたび、交通バリアフリー法、また日本新生緊急基盤整備事業、それに広域観光テーマルート事業費をあそこに集結したのか、お伺いいたしたいと思います。

 また、これらの設備の機能、またこれの管理、それにかかわる費用を事細やかにお聞かせください。

 もう一つの駐車場の件でありますが、地元周辺の方においては多大な御迷惑をかけておって、だれもがあれを整備をする必要があるということは否めないところでありますが、このたび第三セクターにおきましてスムーズな整備をするということであって、これができましたら確かに駐車場が確保できるという方と、今はもうあらゆるところから、何といっても無料であんな便利なとこはないということもあって無造作に置かれておることが迷惑をかけておるところでございますが、この投資は需要に応じた投資をすればいいんでありますが、幸か不幸かあのあたりには道路もあり、果ては広大な競艇場の駐車場がありますが、この駐車場の運営をスムーズにするためには、これらの心ないと言うたら語弊があると思いますが、これらの方の対策についてどのように競艇部なりが取り組まれておるのか。

 また、第三セクターというものは長所あり、短所ありまして、思わぬ黒字、また思わぬ赤字ができた場合に市としての取り組みをどのように考えられておられるんか、関係御当局の御所見なりをお伺いいたしたいと思います。

 以上、答弁によりまして再問いたしたいと思います。

     〔企画調整部長 小倉眞穗君登壇〕



◎企画調整部長(小倉眞穗君) 佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。

 まず、以前に出されたものをすべてクリアしてのことかという御質問にお答えいたしたいと思いますが、この御質問については、さきの明野議員さんにも御答弁申し上げましたとおり、否決後の、平成十二年でございますが、民間の研究センターによりまして調査した結果、高齢者の利用者が一五%あると、坂道対策の要望も強いものがあったと、そういうようなことから、あそこへバリアフリーを取り入れました坂道対策、さらに利便性等を考えまして今回のスロープカーの案を再提案させていただいたものでございます。

 それから、現在混雑しておるっていいますか、マイケル等があるああいうところへ観光テーマルートをどうして持ってきたのかというような御質問であろうかと思いますが、まず鳴門高速バス周辺の整備につきましては、地域住民の方々や利用者の方々から、坂道、さらには駐車場、トイレ、休憩所などについての対策が数多く寄せられておるところでございまして、マイケル等の商業集積やバス停などの交通の中心となる本地域においては、もともと人の流動が多く、そのための混雑やさまざまな問題が生じておりました。地元の方々からこうした問題の解消についての御要望もありまして、県の施策など、すなわち観光テーマルート形成事業でございますが、活用いたしまして、この地域の周辺にも配慮した総合的な施設整備を行うことによりまして、これらの問題の解消、混雑の解消をするとともに、本事業も本事業の目的に含まれていると理解しているところでございます。

 それから、競艇場の方への流れ込みというようなことの御質問もあったかと思いますが、その件につきましては当然競艇部の方でも御検討をいただいております。ただいま進入禁止の門扉であるとか立て看板あたりで検討をいただくなど、競艇場駐車場への流入する防止の対策についても検討しております。

 それから、地域の混雑解消につきましては、ただいま地域の方々や関係機関と設立を予定しております事業を進めております、仮称でございますが、高速鳴門バス停周辺環境整備懇話会というものの中で協議しながら対応を図っていきたいと思っております。違法駐車等につきましては、警察の御協力などもいただいていきたいと思います。そのようなことでございますので、御了解をいただけたらと思います。

 失礼いたしました。費用のことを申し上げるのを忘れておりました。申しわけございません。今後、そのような施設を管理していくという上の費用でございますが、このたびその費用につきまして大きく分けますと、地下通路部分の取り合いです、スロープカー、管理棟、トイレ、休憩施設、有料駐車場の整備でございますけども、これらの施設の管理運営のための経費としては、施設の維持費と管理運営費に大別できると思います。まず、維持費でございますが、スロープカー、管理棟、トイレなど、その機能を最大限に利用した場合の直接的な経費といたしましては約四百万円程度と試算しております。それと、施設を管理する上からの人件費に係ることなんですが、人数としましては、二十時間あのあたりを利用することになると思いますので、最低四人は必要かと考えておりまして、この人件費につきましてはできるだけ少ない経費で行えるように、第三セクターである株式会社の方と協議を行っておるところでございますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔経済部長 塚本重史君登壇〕



◎経済部長(塚本重史君) 佐藤議員さんの御質問は、第三セクターの赤字の懸念はないかとの御質問かと存じますが、御心配の件はごもっともでございますが、この鳴門市観光コンベンション株式会社の経営が赤字になりませんように、万全の経営努力を行うよう指導、協力をしてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

     〔十一番 佐藤絹子君登壇〕



◆十一番(佐藤絹子君) ただいま御答弁いただいたわけでありますが、何かしらん打ち上げた割には中身を正々堂々と説明してくれない。要は、佐藤議員、スロープカーというもんはこういうもんですよと。あれは何人乗って、今歩いていきよう人、また家族の者に送ってもらいよう人、タクシーで行きよう人、いろいろあるけれども、あれができた場合にはこないこないするとか、すべての方に便利であるということが聞きたいんです、私は。これからの答弁でしていただきたいと思います。

 そして、経済部長の赤字が出んように指導する。日本全国、最初事業するときはみんなそない思とんです。それが全部莫大な赤字になって行われとんです。市長はどのようにとらえられておるかわかりませんが、今まさに鳴門丸が赤字の団体となるということで、使用料とかそんなのを上げるという議案が上程されております中、そういったアンバランス的な発想でもって、何であの坂道だけに理解を示して、他のことについて前向きな態度をとらないのか。もう一度、企画調整部長さん、このスロープカーについてこう運行していきたいということをお示し願いたいと思います。

 市長、今の経済部長が指導していく、これは議会用語ですか。もう今まで、これで私で四人目ぐらいと思いますので、今後からは市長、市長が答弁に立ってください。

 以上、最初の質問の補足として御答弁を願いたいと思います。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 第三セクターによります駐車場経営の収支見通しについてでございますが、現在あの周辺のバス停を利用しております車の台数が大体三百台に余っておる、駐車場の台数が、そんなふうにだいたい調査がなされております。その中で、いろいろな御意見がございまして、有料でもいいからきちっと車を管理をしてほしいという強い御意見もございます。

 したがいまして、第三セクターの運営につきましては、駐車場経営ということが第三セクターの主たる業務でございまして、スロープカーの管理も含めまして、今後民間の知恵をかりて効率的な運営を図ってまいりたいというふうに考えておりますが、第三セクターが運営をいたしますのは駐車場経営ということでございます。現在の利用状況、そして今後の横断道の開通状況を勘案をいたしますとき、現在の利用台数が大きく減少するという予測は持っておりませんし、将来ともその台数が、大体現在のところ第三セクターが設置をする駐車場の台数は百六十台前後予定をいたしておるようでございます。

 そうした中におきまして、赤字になるという考え方は現在全く懸念がございませんし、その運営につきましても、民間の考え方で人件費をできるだけ少なくしていく、それから省力化を図るということが計画をされておるようでございますので、赤字の懸念はほぼないだろうというふうに考えております。

     〔企画調整部長 小倉眞穗君登壇〕



◎企画調整部長(小倉眞穗君) 佐藤議員さんのスロープカーがなぜ必要なのかという御質問に御答弁さしていただきます前に、ただいま市長さんが最初三百台というようなお話、御説明いたしましたが、一応あの周辺にとめておる車というように御理解をいただけたらと思います。

 なぜ必要なのかということでございますけども、あそこへスロープカーを整備するというようなことは、あの坂道対策として強い要望がございますことは議員さんも御案内のとおりでございます。現在、鳴門高速バスの回転場といたしましては、迎えの車が長時間駐車しておりまして、時間帯によりましては上へ上がった車が回転できずに坂道をバックでおりられているというようなこともございます。それを見ますと、歩行者との接触事故等が危惧されているところでございます。そういうふうな高齢者とか障害者、その人たちのあの坂を利用する環境整備と相まちまして、スロープカーをすることでそういう解消ができるのではないかと考えております。

 それと、施設の概要についてもう少し詳しくということでございますのが、簡単に申し上げますと、このたび計画しております事業につきましては、地下通路部分の取り合い、山頂部ですね、上がったところのとりあえずおりしなのあの階段の撤去をするということと、スロープカーが延長が約百八十メーター、定員としまして二十人乗りでございます。速度ですけども、分速で約百六十メーター。それと、周辺部のなんとしまして、市道の一部つけかえ、これは第三セクターで行います駐車場の整備の絡みもございまして市道をつけかえを行います。それから、回転場、タクシーの待機場、さらに一般送迎車の待機場、回転場ということでございます。それから、管理棟でございまして、この中には待合室、案内ブース、事務室を整備したいと思ってます。それから、トイレ、休憩所、これは公衆用トイレでございまして、一般の方の使用も可能となっております。それからもう一つ、有料駐車場は観光コンベンションの方で整備が計画されております。これらあたりをひっくるめましてあのあたりで総合的に整備を行いたいと、こういうふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。

     〔十一番 佐藤絹子君登壇〕



◆十一番(佐藤絹子君) どうしたわけか答弁が出るにつれて何かあっちを向いた答弁でありまして、余りあれですが、理事者におかれましては、これはなるほどあの坂道を歩いたり車に乗っていかれる方に聞いたら、ほらきついって言いますわ。きついとね。しかしながら、理事者におかれましては、まああったんにはこしたことない設備だけれども、今の時代にほんなんまでせえでも、お互いに重たい荷物を持っとったら持ってあげたり、また家族の助けでしていただいたりしたらということで、ぜひともスロープカーにおいては必要だという声ばっかりではないことを確認いたしておりますか。これ理事者の方におかれましては、議員は三遍の登壇しかないので、小出しにいきよったらそのうち佐藤議員が登壇しないだろうということで……。

 そういうわけで、あなたたちはずうっとバリアフリー、高齢者、障害者と言われておりますが、どうして私が、あそこに延べ四十万人の利用者の中で、そのうちの二八%が鳴門市民で、そのうちの、市外の方もおいでると思いますが、一五%が高齢者の方に属するという話でありますが、何でそればっかりにとらわれて、市の財政とか、もうちょっと時期を見て、市営の駐車場にしてもあっておかしくないんです。赤字は当然ないだろう、黒字の傾向はあるというんであれば、もうちょっと市の土地を活用して、もうけを第一の目標とせずに、市民または鳴門市に訪れてくれる方の市営の駐車場があってもおかしくないと思うんです。それらあたりを考えたことがあるのかないのか。ただ第三セクターにお願いしとけば何とか手間も省けていいだろうというんでは市民が納得しないんです。ただし、これは私も駐車場の件につきましては、何も整備をすなと言うんではありません。一日も早い整備を願っておる者の一人でありますので、御理解いただきたいと思います。

 要するに、あそこのスロープカーにおいては、あったんにこしたことはないけれども、まだまだ辛抱してもうても許してもらえるのではないかという市民もあることは事実なんであります。いや、それは乗ってる方はこれは楽な方がいいですよ。楽な方がいいですけれども、果たして税金をつぎ込んで、今維持管理費が四百万円ぐらい要ると、その上に人件費が要ると。また、いつそれが故障して買いかえないかんとかがあるかもわからんと。そういうことでおきまして、市民は、えっ今鳴門市にスロープカーが必要だろうかという声、私としてはイエスともノーとも今のとこ言いませんが、市民の声にほういうことがあるということを十分に御認識いただきたいと思います。

 最初の登壇いたしましたところの質問の答弁がちょっと不足しておりますので、あれがでけたら、今まで市民の大方がバスで送ってもうたりしよったんが、あの上、行ったんでは混雑を招く危険性があるということで、ぴしゃっとアウトすると理解してもいいんですか。そういうことも市民にいろいろ御理解いただけるようなことを調整したわけでしょうか。とにもかくにもこれは総務委員会が、今までの代表質問、また市民の声、また利用者の声を反映して委員会で検討されると思うんでありますが、理事者として確固たる態度で臨まないと、また二の舞を踏むことになって大変なことが起きます。きのう、進むも地獄、退くも地獄というお話が出ておりましたが、そんなものではございません。真剣な考え、見通し、態度をもって事に当たっていただかないと、何億円もする設備投資をして、それが悔いの残るようなものであってはなりませんので、急がなくてももうちょっと熟慮してという方法もありますので、御理解いただいて、市民にこうなってよかったなあと言われるような施設であると市長は確信しておられるのか。さきほどは第三セクターの赤字は心配ないという話でありましたが、さっき前途洋々たる推進事業ということにおきまして必要性で答弁されましたので、もう一度、登壇願って市長の意気込みをお伺いいたしたいと思います。

 残念ながらこれで三遍の登壇となりましたので、総務委員会の皆様方におかれましては、市民の立場、市政の立場に立って十分に慎重審議されることと思いますので、これで私の全質問を終わりたいと思います。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 佐藤議員の再問にお答えをいたします。

 まず、御家族の方々が送迎される場合の利便性ということでございますが、これは申されるまでもなく、現在のバスの回転場では迎えの車が長時間駐車をいたしておりますし、時間帯によりましては回転ができないということで坂道をバックでおりられておられる方もございまして、歩行者との接触事故が心配をされておるところでございます。幾度となく申し上げておりますように、スロープカーが設置をされますと利用者の方々はスロープカーを御利用いただけるということでございますし、送迎車両の駐停車につきましては、このたび整備をいたします回転場、停車場においてそうしたお待ちをいただけるというふうに考えておるわけでございます。現在、二百人に余る車、バスが停車をいたしておるわけでございますが、早朝、深夜におきましては子供さんや若い女性を含みまして非常に心配をされておられる保護者の方々も多いことだと思います。

 いよいよことしの三月末には横断道が板野まで開通をいたしますし、来年度の早い時期には鳴門─板野間横断道が開通をするわけでございます。鳴門市は、申すまでもなく、自然に恵まれ、文化遺産にも恵まれ、農産物にも恵まれておるすばらしい資源を有した町でございますし、今後、高齢者時代、そうした時代を迎えてまいりまして心の豊かさを迎えてまいりますときに、やはり鳴門市が現在持っておりますこうした資源を有効に活用していくこと、そしてにぎわいのある町をつくることこそが鳴門市の発展に大きく結びついてくるというふうに考えておるわけでございます。にぎわう町にすることによりまして、鳴門市の活性化を図り、市税の増収も図られてくるのではないか、こうした思いがあるわけでございまして、いよいよ四国の玄関口として、本州と四国の結節点としての鳴門市が今後、この大きなチャンスを逃さないで飛躍の機会をつかみたい、こうした強い思いを持っておるわけでございます。

 その財源につきましても、幾度となく申し上げておりますように、有利な事業が平成十二年、十三年度、二カ年しかない時限的な日本新生緊急基盤整備事業ということを活用するという願ってもない事業が提示がされたわけでございまして、こうした九五%の起債、五〇%の交付税措置というふうなことも活用もいたしますし、広域の県の事業もあわせお願いをするというふうなことで、市の単独の経費というものは事業費に比べまして非常に少なくなってきておるものでございます。

 広域交流時代を迎えまして、鳴門市がこれから厳しい時代を迎えていくわけでございますが、そうした中におきまして、取捨選択しながら、未来に発展性のあるものについては挑戦をしていきたい、こんなふうに思うわけでございます。経費節減をする中で、何を節減をし、何に投資をしていくか、こうした問題は非常に議論があることと思いますが、その中におきまして、やはり鳴門市のためになると信ずる事業については勇気を持って推進をしていきたい、こんなふうにも思うわけでございます。

 御指摘のように、収支の見通しにつきましては、やってみなきゃわからんという問題はあるわけでございますが、やはり利用者の皆さん方、申し上げましたように現在の状況では雑然としておるところがあるわけでございます。鳴門の玄関口としてのたたずまいを整然としたもにしていきたい。にぎわいのあるまちづくりということは当然私どもが願っておるわけでございますが、そのにぎわいが雑然としておるのか、整然としておるのか、こうしたことも鳴門市を愛する私どもにとりましては整然としたまちづくりを目指したい、こうした思いもあるわけでございまして、今後にぎわいのあるまちづくりを進めていく上で必要欠くべからざる施策であるというふうに思っておるわけでございます。どうか議員の皆さん方におかれましては、御理解を賜りますようにお願い申し上げる次第でございます。



○議長(斎藤達郎君) 小休いたします。

     午前 十時三十四分 休憩

     午前 十時三十五分 開議

     〔副議長 横井茂樹君 議長席に着席〕



○副議長(横井茂樹君) 再開いたします。

 次に、

一、介護保険について

二、情報技術について

三、ごみ行政について

             十五番 秦野 卓君

     〔十五番 秦野 卓君登壇〕



◆十五番(秦野卓君) ただいま議長より登壇の許可を得ましたので、ただいまから新生二十一世紀の私の初めての一般質問を行います。

 亀井市長におかれましては、市長就任早いもので丸二年を迎えようとしております。思い起こせば約二年前の今ごろは、市長選挙で町の中は大変な熱気に包まれておりました。当時の亀井候補は、政治家として若さとりりしさと行動力を大いにアピールし、二人の現職県議とともに市民に夢を与える演説をし市民の心を酔わせ、六万五千人の市民は、県・市協調、公正と対話、情報公開を公約に掲げた亀井候補を第七代鳴門市長に選んだのであります。

 鳴門市のかじ取りを任されて丸二年を迎えようとしております。現在、鳴門市は、財政問題やごみ問題を初めさまざまな難問を抱えております。財政問題につきましては、財源のかなめである競艇事業が赤字転落の危機に直面しており、亀井市長の切り札である牧田第二助役の手腕に大いに期待するものであります。

 しかし、市民生活の中で一番深刻な問題は、やはり何といってもごみ問題であります。特に、ことしはごみ有料化を打ち出しているだけに、市民には大変深刻な問題であります。また、既存施設につきましても、里浦最終処分場の問題、木津衛生センターの操業及び周辺対策等、今後の鳴門市を左右する重要な問題が山積し、特に衛生センターの操業につきましては、木津地区住民の皆さんと真剣に話し合いしなければならない大事なときに、公務とはいえドイツへ十日間も訪問されて、本当に大丈夫なのかと心配いたしております。市長がドイツへ訪問されている間、日本ではいろいろな出来事がありました。ハワイ島では宇和島水産高等学校の実習船えひめ丸とアメリカ原子力潜水艦グリーンビルの事故で、えひめ丸の乗船員の九名もの方が行方不明のままであり、事故当時の森総理の対応責任が問われております。他人事とは思わず、トップに立つ人間はいつも緊張感が必要ではないでしょうか。どのようなときでも世間の批判を受けないような行動をとらなければなりません。確かに第九も大事かもしれませんが、ごみ問題にもっと真剣に取り組んでいただきたいと思います。

 ごみ問題については後ほどゆっくり質問させていただきまして、通告に従って質問に入ります。

 まず一点目に介護保険について、二点目に情報通信技術、ITの推進について、三点目にごみ問題について、以上三点について質問をいたします。

 まず、ごみ問題についての答弁は、市長もしくは第一助役よりお願いいたします。

 それではまず、一点目の介護保険制度についてお伺いをいたします。

 高齢化の進展により、介護を要する高齢者が急激に増加し、重大な社会問題となった介護問題を深刻な国民的課題としてとらえ、介護の社会化を軸とする介護保険制度がスタートしてからはや一年がたとうとしております。介護保険制度の導入により、介護保険の支援事業者やサービスの事業者並びに老人保健施設や介護療養型の医療機関、特別養護老人ホーム、ケアプランの作成に当たる介護支援専門員、担当されている市職員の方は大変御苦労なされたことと想像いたします。制度導入が機構的にスムーズにできたのは、市民を初め皆様の御協力と努力によるものだと思っております。

 言うまでもなく、介護保険制度の目的は、介護を要する方がそれぞれの能力に応じて自立した日常生活を営むことのできるよう、必要な保険サービス及び福祉サービスに係る給付を行い、国民の保健医療の向上と福祉の増進を図ることであります。介護保険制度の導入により、介護サービスがこれまでの行政からの一方的な措置から、利用される方が自由にサービスや提供事業者を選ぶことのできる契約へと大きく転換いたしました。しかし、現実には、利用者が注文をつけて事業者の心証を害してしまうと何かあったとき面倒を見てもらえないのではないかという不安感から、介護の現場ではお世話する、されるといった関係ができ、サービスの提供者と利用者の間には一定の力関係が生じております。私はこれまで、せっかく介護保険制度が導入されても、利用される方の意見が反映されなければよいものにならないものでないかと危惧しております。

 今回、鳴門市が介護サービスを受けられる方の意見を代弁し、事業者との橋渡しをする介護相談員派遣事業に取り組んでおられるとお伺いいたしました。これはどういった事業なのか。また、他の市町村の取り組み状況についてお教え願いたいと思います。

 次に、情報通信技術の推進についてお伺いをいたします。

 昨年十月、政府は、日本新生のための新発展政策を打ち出しました。これは、景気の自律的回復軌道の確立と多様な知恵の時代にふさわしい未来型社会への出発の二つを目的とするもので、今、次の新発展政策の一つとしてIT革命の推進を上げております。そのためには、施設の充実、利用技能の普及、そして情報の中身の増強、同時並行的に飛躍的拡大発展させ、それぞれ緊急の課題に対応した施策を講じることになっております。

 施設の整備としては、地域においては、行政庁舎等を幅広く超高速ネットワークで結ぶ地域イントラネット基盤整備事業、公民館、図書館等におけるパソコン等のIT学習環境の整備等を通じて、全国に十数万台のネットワーク端末から成る地域情報ネットワーク等を整備し、講習インターネット拠点の設備等を推進することとなっております。利用技能の普及について、IT及びIT社会をめぐる状況が急激に変化していることから、IT基礎技能のできる限り早期の普及を図るため、地方公共団体が地域の実情に応じて、学校、公民館、図書館、地方公共団体の庁舎等を利用して行うIT基礎技能講習において国民の自発的な参加、地方公共団体の創意工夫、機動的で円滑な講習の供給等により、約五百五十万人程度の者が受講できるよう、政府としても特例的に事業の円滑な実施に向けて支援を行うとなっております。国から地方公共団体に対し、情報通信技術講習推進特例交付金が交付されると伺っております。この交付金を受けて、鳴門市におきましても来年度からIT講習事業が実施されるとのことですが、どのような内容になるのかお伺いをいたします。

 次に、ごみ行政についてお伺いをいたします。

 まず、ごみの有料化についてでありますが、この問題につきましては、私は昨年の九月議会でも取り上げましたが、再度質問をいたします。

 このごみの有料化の目的は何か。市民に対して、これだけふえ続けているごみについて、分別、減量を推進してもらうためだと思うのですが、どのような形で有料化にするのですか。

 大きく分けて可燃物と不燃物を収集していますが、その両方を同時に有料にするのですか。もしくはどちらか一つを先に有料化に踏み切るのですか。何かほかの方法を検討しているのですか、お伺いをいたします。

 次に、時期についての質問ですが、まず有料化はことしのいつから実施をする予定なのですか。見通しをきちんと決める必要があります。一部の市民には、有料になる前に今の間に出さないといけないという気持ちがあると思います。有料化の実施により、市民の間には多少なりとも混乱を生じる可能性がありますので、各地区の町内会や自治振興会、また婦人会にも協力をお願いする必要があるのではないでしょうか。行政が後手後手に回らず、市民のために先手先手で仕事をすれば余裕のあるよりよい市民サービスを提供できることと思いますので、市民の心の準備等のためにも有料化の実施時期をお伺いいたします。

 次に、環境専門プロジェクトチーム編成についてお伺いをいたします。

 聞くところでは、担当職員は体にかなり無理をして心身とも疲れて、将来の自分の健康に自信の持てない人たちが少なくないとも伺っております。担当職員は日常の勤務に追われて、地元へ集中して仕事ができる状態ではないと思います。担当者が胸を張って希望を持って仕事をしなければ、この事業は大変難しいことではないでしょうか。市長、また助役が先頭に立って旗を振らなければ先が見えてこないと思いますが、そのためにも環境専門プロジェクトチームを一日も早く編成すべきと思いますが、この件について私は特別委員会で何度も申し上げてあります。理事者側は今までのままで大丈夫という答えですが、職員の数をどんどん削減した今、ごみ行政担当職員数はかなり不足していることは確かであります。そんなことでよりよい市民サービスができるはずがないと思います。忙しい職場、必要な職場にはそれなりの人員を配置する必要があります。きちんと体制を整えて、心にある程度余裕がなければごみ問題は解決いたしません。

 そこで、きちんとした体制を整えて専門のプロジェクトチームを編成する考えがあるのかどうかお伺いをいたします。

 次に、既存施設についてお伺いをいたします。

 まず、木津中山にあります焼却場についての質問ですが、この木津焼却場問題につきましても、徳島新聞に連日大きく報道されて市民の間にも日増しに関心が高まっております。特に、二月八日、九日、十二日の徳島新聞の一面に「扉を開く 浪費型経済の果てに」と題して、NO.#、♭、♪の三回にわたり「焼却炉と暮らす町」ということで掲載された記事について、たくさんの市民の方々は関心を持って読み、ごみ問題の深刻さに心を痛め、行政に対して一層不信感を高めたことでしょう。職員も市民も心をして考えなければならないときに、市長はリフレッシュ休暇なるものをとって十日間ものんびりとドイツへ歌を歌いに行き、随分心をリフレッシュされたことと思いますので、この緊急を要する木津の問題を解決できるかが亀井市長に課された大きな問題でしょう。昭和四十二年以来居座っている現在の施設ですが、操業時期が三月末までと定めた覚書を交わしていますが、何か住民の方々と円満な話し合いがつく明るいめどがつく予定はあるのか、亀井市長の腕の見せどころでしょう。ドイツへ行き英気も随分養われていると思いますので、我々議員も市長より協力を求められれば大いに協力はいたします。

 そこで質問ですが、一日に市内より集まる可燃ごみ約五十トンから七十トンを、この耐用年数も随分過ぎている焼却炉で処理しているわけですが、いつ停止するかわかりません。もし不幸にも炉が修繕不能になれば、六万五千人の市民生活はたちまちパニック状態になることが予想されます。万が一そういう事態になれば、市長、あなたはどういう責任をとるのかお伺いいたします。

 次に、里浦処分場についての質問をいたします。

 里浦処分場につきましては、今回で私三回目の質問となります。昨年六月末をもって閉鎖されました里浦処分場ですが、いよいよ来年、平成十四年七月二十四日をもってごみを撤去するよう地元と覚書を交わしております。

 そこで、里浦処分場のごみは約束どおり撤去できるのかどうか、お伺いいたします。

 以上、答弁によって再問をいたします。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 秦野議員の御質問にお答えを申し上げます。

 ごみ行政についてでございますが、まずごみの有料化についてでございます。

 これまでにごみ減量のための取り組みといたしまして、分別と資源化により、資源回収団体によるもの、容器包装リサイクル法施行に基づくペットボトルと瓶の分別回収、さらに生ごみの自家処理をすることがございました。また、ごみ問題を啓発することで、一般の意識が変わってくることで成果が出てきた部分もございます。しかし、清掃業務は新たなシステムと多くのサービスが必要となる中で、受益者負担をお願いをしなければならない、こうした厳しい現実もあるわけでございます。

 お尋ねの有料化の目的につきましては、より一層の減量であり、方法は、資源化対象物以外の燃やせるごみ、燃やせないごみが対象でございます。指定袋を定めて、有料で購入していただくことを考えておるところでございます。

 実施時期につきましては、外部の方を交えました減量等推進審議会におはかりをいたしまして、議会に上程したいと考えております。平成十三年度中には実施をしたいと考えておりますので、お願いを申し上げたいと思います。

 プロジェクトチームの編成についてでございます。

 鳴門市・藍住町環境施設組合という一部事務組合が組織されておりまして、議会、事務局、監査という体制で職員が現在二十六名おります。事務局には二十名がおりまして、専任は藍住町からの出向者二名、残りの十八名が鳴門市の職員で、兼務でございます。浦代におきます新ごみ処理施設建設につきましては、地元関係住民の皆さん方の御理解をいただくために、環境衛生部で一丸となって私どもともどもに取り組んでおるところでございます。しかしながら、鳴門市の職員におきましては兼務ということでございますから、集中的に取り組む時期も来たということで、検討してまいりたいと考えております。

 既存施設についてでございます。

 既存施設が使用できなくなったときの対応はどうするのかということについてでございますが、御指摘のように、衛生センター、現焼却施設は建設から二十年を経過をいたしておりまして、年々老朽化が顕著となってきておるわけでございます。ここ数年来、補修を重ねながら操業をいたしております。焼却炉が使用できなくなるというような最悪の事態を避けるためにも、一層のごみ減量化を図りますとともに、処理するごみ質の精査や焼却炉の管理面でさらにきめ細かな対応をしていかなければならないと考えておるところでございます。

 また、昨年六月末をもって閉鎖をいたしました里浦最終処分場でございますが、ごみの撤去につきましては平成十四年七月二十四日が期限となっております。しかし、期限内にすべてのごみを撤去処理することは現状では対応できず、当面は適正閉鎖にて対応することとし、地元の皆さん方には一応の理解をいただいておるところでございます。残された埋め立てごみの処理につきましては、今後どのような方策を用いて対処していくのかにつきまして、地元の皆さん方と今後とも十分協議をしてまいりたいと考えておるところでございます。

     〔第一助役 細川並久君登壇〕



◎第一助役(細川並久君) 秦野議員の介護保険についての御質問でございますが、鳴門市において実施している介護相談員派遣事業はどういった事業なのか、また他の市町村の状況を伺いたいと、こういう御質問の趣旨であったかと思います。

 鳴門市では、介護保険制度を円滑に実施するため、介護サービスの質の向上や適正な実施の確保のため、介護相談員派遣事業を実施いたしているところでございます。介護の苦情に至る事態を未然に防ぐとともに、サービス利用者の日常的不満、不安や疑問をお聞きし、きめ細かく対応し事前に改善方法を見出すのが目的でございます。相談員は、派遣を希望する事業者や施設等を訪問いたしまして利用者の相談に乗るだけでなく、事業の管理者や職員と意見交換をして、サービスの改善点や解決方法等の実現を図るため、サービスの利用者とサービス提供事業者との両者間の橋渡し役を行い、サービスの質の向上を図るのが使命でございます。

 昨年十一月に、鳴門市介護保険施設・支援事業者連絡調整会議及び鳴門市医師会研修会等で御説明を申し上げまして、御協力をお願いいたしたところでございまして、賛同を得られまして徳島県では初めて鳴門市だけで実施している事業でございます。現在、介護老人福祉施設二カ所、介護老人保健施設三カ所、介護療養型医療施設一カ所の計六カ所の施設に、ボランティア一名を含む四名の介護相談員が二週間に一回、施設を訪問いたしまして、利用者の相談に当たっているところでございます。また、介護の直通電話を昨年十一月に開設いたしまして、従来の窓口だけでなく、在宅での介護保険の利用に関する相談にも当たっているところでございます。平成十三年度におきましても、鳴門市ではこの事業を継続して発展させ、介護保険のよりよい介護サービスの質の向上を目指してまいりたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。

     〔教育長 森本繁一君登壇〕



◎教育長(森本繁一君) 秦野議員のIT講習会の実施方法等についての御答弁をさしていただきたいと思います。

 鳴門市でのIT講習会の実施方法等につきましては、先日の山本議員の代表質問でお答えいたしましたとおり、公民館を初めといたしました社会教育施設十三カ所を利用し、二十歳以上の方のだれでもが無料で設備してありますノート型パソコン二百十一台を実際に使用して、インターネット等を利用できるまでの基本的な操作技術を習得していただくことを目標として取り組んでいきたいと考えております。

 三月一日に市内各戸に配布いたしました講習会実施に向けてのパンフレットにより、第一回目の受講生募集の作業に取りかかっておるところでございます。

 今後におきましては、各講習会場ごとに設定してあります講習時間帯に申し込みのあった受講生二十名を一グループといたしまして、編成作業を実施いたしましてグループ数を確定した上で、予定した講習会を確実にこなせる専門業者に講習を委託し、適宜実施してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔十五番 秦野 卓君登壇〕



◆十五番(秦野卓君) それぞれ答弁をいただきましたので、再問をいたします。

 まず、介護保険制度についてでありますが、介護相談員派遣事業について助役より説明をいただきましたが、相談員は利用者から日常的な不満、不安や疑問等を聞くとともに、事業者と意見を交換しサービスの質を向上させることとあり、非常にすばらしい取り組みだと思います。この制度は、徳島県下では鳴門市が他の市町村に先駆けて取り組まれたとのことでありますが、他の市町村の模範となるよう、引き続いて積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 ただ、これからの介護保険制度は、介護サービスの質の確保と向上ということも大切でありますが、家族介護を実質的に支援するものでなくてはならないと考えております。少子・高齢化が進み、お年寄りがお年寄りを介護する老老介護がふえております。家族の負担は非常に大きいものがあります。今後は、家庭で家族が安心して介護できるような新しい介護制度が必要になると思います。本市におきましても、お年寄りが安心して生活できるよう、介護相談員派遣事業のようなきめ細かい対策をどんどん実行していかれるようお願いいたしまして、この件については了といたします。

 次に、IT革命の推進についてでありますが、平成十三年度に実施されるIT講習会では、二百十一台のパソコンを購入して三千七百人もの方を対象にする大規模的なものになるということであります。国の情報通信技術二十一世紀計画にも、平成十七年度までにすべての国民が場所を問わず超高速インターネットを自由自在に活用して、自分の望む情報の入手、処理、発信を安全、迅速、確実に行えるインターネットとコンピューティング環境を創造するとありますが、施設の整備に先駆けて多くの市民にITの技能習得の機会を提供することは非常に意義のあることだと思います。また、現在、新しい情報通信機器への関心度は非常に高いものがあります。IT講習の開講を待ちわびている市民の方も多いのではないでしょうか。市民の期待にこたえられる有意義な講習となるよう要望いたします。

 さて、来年度整備されIT講習で使われるパソコンですが、平成十四年度以降どのように活用される御計画なのか、お伺いをいたします。

 次に、ごみ問題について再問をいたします。

 まず、ごみの有料化についてでございますが、その目的についてお伺いをいたしました。ごみの分別、減量を推進するのがその目的であることはよく理解できるのですが、可燃ごみ、不燃ごみ、両方とも有料にするしかないのか、もう一度検討をいただきたいと思います。

 また、その方法についても、市民にできるだけ負担が少なく、かつ最も有効的な方法を十分検討しているのか、再度お伺いいたします。

 次に、環境専門プロジェクトチームの編成について。

 さきほど申し上げたとおり、担当職員はだれが見ても不足し、仕事に無理があることは確かであります。早くこの事業を進めるためには、さきほど申し上げたとおり、環境専門プロジェクトチームを編成することは今一番必要であります。その道のプロを雇うために国へ働きかけ、環境省またはその外部団体や徳島県のシンクタンクへ強くお願いすればいかがですか。市長は、地元と円満に話し合うとおっしゃっておりますが、市長は職務が大変お忙しいんでしょう。地元へ足を運ぶことができないんでしょう。ならば、専門のプロジェクトチームを早くつくり、地元と円満に話し合うことが一番ではないでしょうか。一日も早く施設を完成させるめどをつけなければ、平成十四年十二月から国の環境影響評価法に基づく非常に厳しい法が適用されます。早急に現在の計画書を国へ上げなければ事業は何年もおくれる結果となります。事業を一刻も早く進めるためにも、ぜひプロジェクトチームができることを強く要望し、この件は了といたします。

 次に、既存施設の対応についてでありますが、どちらの問題にいたしましても、これまで臭い物にふたをして行政が問題を先送り先送りしてきた結果でございます。それぞれ地元の方々に御無理を申し上げて、これまで御協力いただいてまいりました。地元の方に納得していただけ、市民の方の不安を取り除く努力をしていただきたいと思います。

 そこで、木津中山の焼却施設につきましては、耐用年数ははるかに過ぎた炉であります。人間で例えますとかなりの高齢者に当たりますが、老体にむちを打って毎日頑張っている焼却炉であります。操作している職員も、また関係のある職員は、いつ停止するかわからない不安に思っておるでしょう。この炉を大切に大切になでなでしながら、また心のうちできょうも無事故障せず一日無事で過ごせることを祈りながら仕事をしていることと思います。こんなことは決して体にはよくないことでしょう。もし故障したり調子が悪くなり煙が上へ上らず地元へ流れたら、地元の方にはこれ以上迷惑かけられず、大変気持ちが重く、神経を使っての仕事だと思います。私も心が痛みます。

 実は、私ごとで大変恐縮ではございますが、私の子供や孫がこの煙の下に当たる木津原地で生活をいたしております。子供や孫がこれ以上環境が悪くならない住みよい木津地区になるよう祈るものであります。だれもが安心して暮らせる町、また担当職員が自信と誇りを持って働ける職場づくりが必要であります。市長、あなたは議場で何回か環境問題の中で大変御立派なことを言っておりました。あなたは鳴門市もISO一四〇〇一を取得すると言っていたことを思い出してください。今の環境の中でISO取得は到底無理ですよ。本当にISO取得を目指す気持ちがあれば、何とか今の木津中山の焼却場及び職員の健康を真剣に考えることが一番の課題だと思います。市長の手腕を大いに期待し、この件は了といたします。

 次に、里浦処分場の件でありますが、現在の処分場の遮水矢板は、沿岸より地下の部分は随分腐食していることと思われます。処分場周辺の水質については法律で厳しく規制されていますが、土壌については規制がございません。行政がしっかり管理していくことが大切であります。周辺の土壌にダイオキシン等がまざると大変な問題になります。家業を継いでいる若い農業後継者が安心して農業に従事しブランド品の鳴門金時や大根を守り続けられるよう、約束事はきちんと守り、期限までに埋め立てているごみを片づけるべきであります。里浦の農家の方々も、亀井市長、あなたを信頼して応援しました。その人々を決して裏切ることのないよう、覚書はきっちり約束を守っていただきたいと思います。

 そこで、里浦処分場について私なりに提案を申し上げたいと思います。里浦処分場のごみは、南北に約三百メーター、東西に約七十メーター、地上より約八十メーター、地下へ約七メーター、投棄した時期より計算して約四十五万トン。十トンダンプカーで何と四万五千台。県外へ搬出をするとすれば、一トン三万円として、掛ける四十五万トンは計算してざっと百三十五億円。鳴門市の平成十三年度の当初予算が二百十七億円。県外搬出は到底無理であります。

 そこで、まだ国内では例がないと思いますが、環境の先進国であるドイツで実施しているとも言われております地下へ埋める方法でございます。地元里浦農協や農家の方々の御理解、御協力を得たところで、現在の処分場に隣接したところで砂地を掘り、手入れ砂を採取し、深さ八メーターから十メーターの穴を掘り完全管理型のプールをつくり、現在のごみを分別してコンベヤーで投入し、上を完全に密閉してその上へ手入れ砂を乗せればもとの畑に復元できると思いますが、問題は海水との関係で、確かに作物の味は影響するとは考えられます。また、埋められた雑ごみから発生する腐敗ガスのメタンガスをシャフト収集し、地下パイプで発電にかえ地元の小学校へ供給することも可能であります。また、里浦の農家では手入れ砂が大変不足しております。一トン当たり三千円余りするとも伺っておりますが、採取した手入れ砂を農家へ供給すればいかがでしょうか。

 一般廃棄物の処理に関する費用は、法律的には各市町村が独自の費用で、すなわち鳴門市では市の単独事業ですべて鳴門市の費用で行うこととなっております。財政難の鳴門市には大変苦しい事業です。そこで、私の提案した適正閉鎖であれば、国より四分の一、県より上限の二億円の補助金がつくとも伺っております。今の苦しい台所事情を考えれば、国や県の補助金のつく事業が有利かと考えますので、鳴門市のトップであります亀井市長の行動力と決断力を期待してこの質問は一応終わりますが、この問題はまた次回再度質問をいたします。

 なお、里浦処分場周辺で生活してる住民の方に対しまして、ダイオキシン等による神経過敏症等の患者が発生しないように、必ず一日も早く健康診断を実施し、あわせて里浦小学校の児童に環境のよい教室で勉学に励まれるようクーラー等の設置を強く要望し、この件は了といたします。

 最後に、情報技術とごみ有料化について二件の御答弁をいただきたい。そして、まとめさせていただきます。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 秦野議員のごみ有料化についての再問にお答えを申し上げます。

 本市の市民一人当たりの排出量は、全国的に見ましてもまだまだ多量でございます。さきほど申し上げましたように、さらなる減量へのお取り組みを願うことと、減量化に対する不公平感の是正などから、可燃、不燃、両方の有料化を考えておるところでございます。

 金額につきましては、既に有料化を実施いたしております県内の先進市町村の実施内容などを参考とさせていただき、決定いたしたいと考えております。

     〔教育長 森本繁一君登壇〕



◎教育長(森本繁一君) 秦野議員の再問でございますが、今回整備を予定している情報機器の今後の活用についてどのように計画しているのかというような御質問であったと思います。

 今回のIT講習会を実施していく中で、受講した市民すべての方がパソコンを使ってインターネットへの操作技術を習得していただくことはもちろんのことでありますが、来年度以降におきましても、可能な限りパソコン等を活用して情報化社会に対応した生涯学習活動を企画、実践し、公民館活動の活性化を図っていかなければならないと考えております。そのためにも、今回の情報通信技術講習推進特例交付金を活用いたしまして、将来的に各地域において習得したパソコン操作技術を指導できるボランティアの養成に力を入れてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔十五番 秦野 卓君登壇〕



◆十五番(秦野卓君) それでは、まとめさしてもらいます。

 情報技術とごみの有料化についてそれぞれ御答弁をいただきましたので、まとめをさしていただきますが、まず情報技術につきましては、ただいま御答弁いただきましたように、整備されたパソコンについて、平成十四年度以降も現代社会に対応した生涯学習を実践し、公民館活動の活性化を図っていかれるとのことであります。日本経済新聞にも掲載されていましたが、全国的に情報通信技術講習は高齢者の方が積極的に参加されているようでございます。教材費のほかは無料な上、平日の講習日が多いことが参加意欲を高めているとの理由だそうです。

 本市においても、平成十一年、十二年度に高齢者いきいきパソコン講座が開催されていますが、皆さん大変熱心に取り組まれ、一人の途中落後者もなかったと伺っております。九〇年代前半に始まったインターネットの急激な発展は、これまでと違った価値観と人間関係を持つ社会を生み出しております。国がIT革命の飛躍的推進を図ろうとしている今、本市におきましても他の市町村におくれることのないよう、積極的な取り組みを強く要望いたしまして、この件は了といたします。

 次に、ごみの有料化につきましては、既に有料化を実施しております県内の先進市町村の実施内容などを参考にして実施するという御答弁だったと思いますが、そこで私は、徳島空港拡張により東部臨海処分場が松茂町沖へ二市十四町の計画が先日松茂町議会で認められました。広さ二十ヘクタールで、平成十八年度より使用できるそうです。そのときまで市民の皆さんに辛抱してもらえれば不燃ごみは今までどおり無料になるのか、行政の努力の方法にかかっておると思います。そのためにも、不燃物に対し、東部臨海処分場で処分できるようになるまで、市民の方々に納得できる説明をしていただき、行政が頑張ってくれることを期待して、これで私の全質問を終わらせていただきます。



○副議長(横井茂樹君) 次に、

一、財政健全化について

二、ごみ処理対策について

三、埋蔵文化財について

             十三番 板東一岳君

     〔十三番 板東一岳君登壇〕



◆十三番(板東一岳君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問を行います。

 質問の順序につきましては、一、財政健全化について、二、ごみ処理対策について、三、埋蔵文化財についてでございます。

 まず、財政健全化について質問いたします。

 今議会平成十三年度の当初予算が発表せられましたが、依然として財政危機状況にあると申しても過言ではございません。このことは、さきの第三回定例会冒頭の全員協議会において、理事者から鳴門市長期財政見通しにつきまして説明がありましたように、鳴門市は今後、特段の財政健全化策をなされない場合は、平成十六年度には決定的な財政不足が発生し、平成十七年度には赤字に陥落し、標準規模の二〇%を超えることになり、いわゆる再建団体に陥る可能性があるとのことであります。理事者みずからありのままの鳴門市長期財政見通しを全員協議会で公表されたのは初めてのことであり、今後我々議員が本市財政健全化を検討する上において、非常に意義深いものであったと思います。

 そして、このたび、新聞報道にもありましたように、長期収支見通しの中で指摘されており、ほぼ長期見通しどおりの財政状況に推移しているようでもございます。率直に申しまして、以前から再建団体への転落に対する漫然とした危機感は持っておりましたが、理事者から改めて財政再建団体となる可能性が示されたことにより、危機感が一層深刻さを増してまいりました。鳴門市民の一人として、また鳴門市会議員の一人として、誇りある我が鳴門市が再建団体に陥ることは耐えがたいものであります。財政健全化の何かよい手だてはないのか、議会として何か手助けはできないものだろうかと私なりに真剣に考えているところでございます。

 そして、平成十三年度当初予算でシーリング制を初めて導入し、歳出について事務事業の見直しを行うとともに、簡素、合理化を行い大幅な経費節減を図っておりますが、歳入においては市税や交付税などの伸びが認められず、また競艇事業からの繰入金も望めない今日、これらにかわる財源確保をどのように見出すか検討する必要があるのではないかと考えます。

 そこで、私は、財源確保の一つとして、市有地財産の活用についてお伺いしたいと思います。

 このことは、行政改革実施計画の平成十三年度実施項目の中に、公有地整理、遊休財産売却としての取り組み事項が上げられております。私は、鳴門市市有地財産に現在何の目的にも利用されていないいわゆる遊休地が相当あるものと考えます。特定目的基金という貯金さえも取り崩されなければならない厳しい財政状況において、市有地の有料貸し付けを行うことや、将来的にも利用する予定のない市有地について、売却することにより財源確保に努めるべきだと思われますが、理事者のお考えをお聞かせいただきたいと存じます。

 また、現在有償で貸し付けしている市有地の状況と、最近売却した市有地の事例があればお教えいただきたいと思います。

 次に、ごみ減量とリサイクルについてお伺いいたします。

 現在、鳴門市可燃ごみ排出量は、平成十一年十二月から一年間におきまして一万八千三百四十一トン排出されております。その内訳は、家庭系ごみ一万二千六百七十トン、事業系ごみ五千六百七十トンで、前年に比べ家庭系ごみは四百七十トン減少しているものの、事業系ごみが二十五トンふえております。この数年の傾向といたしまして、家庭系ごみ年々減少しているのに対し、事業系ごみは増加の傾向を示しております。

 また、昨年六月に里浦処分場が満杯となり、七月には非常事態宣言が出され、さらには焼却灰や不燃ごみの県外搬出を余儀なくされており、ごみ処理を取り巻く状況はますますと厳しさを増しているのが現状であります。

 これからいたしますと、新たな処分場が建設されるまでの間、現在の財政状況を考えたとき、県外搬出に係る費用はできるだけ抑えなくてはならないと思います。幸いにして、家庭系ごみは事業系ごみに比べて年々減少しております。これは、平成十一年度からごみ減量対策の一環として開始されました電気式生ごみ処理機の購入補助金事業によるもので、平成十一年度におきましても八百八十四トンのごみが減量できたと伺っております。また、経費面の積算においても、一トンにつき約四万円かかったとして、現在約二千五百世帯に利用されておりますので、補助金額を差し引いて、さらに耐用年数五年として、五年間で約一億七千五百万円の削減につながるものとなります。また、生ごみ処理機からつくられます堆肥は肥料となり、家庭菜園や農作物の肥やしとして活用されることは大変有意義なことと思います。

 しかしながら、家庭系ごみに比べ事業系ごみは年々増加をしております。この対策として、前回の理事者からの答弁では、現在市内の事業所に対しアンケート調査を実施し、これらを分析により事業系ごみの状況を把握し、ごみの減量に向けての実効性ある施策を打ち出したいとのことでありました。また、飲食店や事業系のごみについて、補助金制度の導入や生ごみを収集して堆肥化するような生ごみ減量化対策についても、今後財政事情を勘案して決定するとのことでありましたが、今のごみ状況を考えたとき、一刻も早くこうした施策が必要でないかと思われます。

 そこで、事業系ごみについて今後どのような対策を考えているのか、お伺いしたいと思います。

 また、生ごみ処理機の普及率は、鳴門市世帯数から見ますと約一割余りであり、減量できたとは申しましても、まだ家庭から出されている生ごみの九割はそのまま排出されているのが現状であります。今後、減量策をどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。

 次に、埋蔵文化財についてお伺いいたします。

 このことについては、昨年七月、大麻町大谷における西山谷二号古墳に続いて大津町大代で見つかった大代古墳と、まさに全国級の古墳が次々と発見されるところでないかと思われます。特に大代古墳については、調査された県内の前方後円墳で最大級、特に発掘された白色凝灰岩でつくられたくりぬき式舟形石棺は、ある教授によりますと、当時の海の王者とも言える豪族が埋葬されたのではとの見方も出ているようであります。また、周辺で発掘された副葬品の中には、銅鏡片のほか、全国的にも最古級の副葬品も含まれていると聞いております。大代古墳については幸運にも、丘陵を削り崩して道路をつくるところを、関係者の御尽力によりまして古墳群の下にトンネル化することとし、発見された古墳は現状のまま現地保存することに決まったようであります。

 このようなことから、考古学上重要な文化財として価値ある遺産であると認められているところでもあり、先祖より残された貴重な鳴門市の文化財として現地で保存し、副葬品を含めた形でより多くの人たちに公開できますよう、また地域の活性化を図っていくためにも、歴史公園などの保存整備を検討してみてもよいのではないかと思いますが、この点についてどのようにお考えているのかお聞きしたいものでございます。

 以上、三点について御答弁お願いいたします。

     〔教育長 森本繁一君登壇〕



◎教育長(森本繁一君) 私の方から、板東議員御質問の大代古墳について御答弁申し上げます。

 今回の大代古墳に関する発掘調査事業及び工法変更、現地保存の協議等につきましては、日本道路公団と徳島県教育委員会との間で進められてまいりました。鳴門市教育委員会といたしましても、徳島県教育委員会にトンネル工法による現地保存について実現できるよう要望いたしてまいりました。大代古墳はすべてが発掘調査されてはおりませんが、現時点の調査結果からも極めて学術的な価値が高いものと伺っております。

 鳴門市教育委員会といたしましても、古墳の重要性を認め、学術的な視点から将来的に活用等を図っていくべきものであると考えております。そのため、保存整備の必要性は十分認識しております。また、昨年十二月に財団法人徳島県埋蔵文化財センターから大代古墳の徳島県指定史跡指定申請書の提出があり、鳴門市教育委員会といたしましても、徳島県の貴重な財産として大切に後世に引き継がれていくのに十分価するものであるという意見書を添えて県に進達しております。

 古墳の活用等につきましては、現在高速道路工事が進行中であることから、所在する土地の公有化の問題や保存整備のあり方、事業主体の問題等が整理されていない段階であり、板東議員御提言も含めまして、今後関係機関との協議の中で大代古墳の保存と整備活用のあり方について県と協議を行ってまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔総務部長 市川義博君登壇〕



◎総務部長(市川義博君) 財政健全化の観点から市有地の有効活用を図るべきでないかという御質問につきまして御答弁を申し上げます。

 議員御指摘のとおり、本市の厳しい財政状況下におきましては、財源確保の手だての一つとして市有地の有効活用を積極的に図ってまいりたいと考えておりまして、平成十三年度の当初予算におきまして土地売り払い収入として一千万円の枠計上をいたしております。市有地の有効活用には、継続性のある有償貸し付けと、一過性ではございますが、売却処分がございます。従来からも有償での貸し付けや、随時売却処分を行っておりまして、それぞれ財源の一部に資することとしてまいりましたが、今後は、行政改革実施計画にも定められておりますように、財源確保の意味から、より積極的に市有地の有効活用を図るべきであると考えております。

 御承知のとおり、市有地には関係部局が管理し行政目的のために使用している行政財産と、総務課が管理いたしております比較的処分可能な財産としての普通財産がございます。しかし、行政財産の中にも既にその目的や機能が消滅しているもの、また普通財産の中にも道路や都市計画街路の代替地として取得しており、さまざまな事情により早急に処分することが困難なものがございます。今後、市有地の積極的な有効活用を図るためには、まず各部署において管理している市有地の調査と整理を行い、本市の財産としての土地について、より正確に把握する必要がございます。現在、市有地の洗い直しに着手をいたしたところでございます。また、売却処分が可能な用地につきましても、境界画定の困難なものや、ケースによりましては測量あるいは分筆を要するものがございまして、売却の前段階として処理すべきことや検討を要するさまざまな課題がございます。市有地の売却処分を行うに当たりましては、こうした課題を解消し、他市等の事例を参考にしながら、適正で効率的な売却処理手順を確立いたしまして対応してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 次に、市有地の有償貸し付けの状況と市有地の売却の実績について申し上げます。

 平成十一年度決算でございますが、財産貸し付け収入といたしましては一千七百六万七千円、これは法務局の庁舎用地あるいは職業安定所庁舎等の土地貸し付け料が主なものでございます。また、土地の売り払い収入といたしましては三千百七十五万七千円でございまして、これは都市計画街路事業の代替用地あるいは四国横断道事業用地として売却したものでございます。

 議員御指摘のように、不用遊休財産の売却に努めるとともに、今後とも財産管理の一環として、普通財産の貸し付けについては、適切な貸し付け先に適正な対価を徴して行ってまいりたいと考えております。

     〔環境衛生部長 谷崎 徹君登壇〕



◎環境衛生部長(谷崎徹君) 議員御質問の事業所系の生ごみの減量方策として生ごみ処理機の補助制度の導入などは考えないのかという点、また一般家庭の生ごみ処理機の普及について今後どのように考えていくのかという御質問にお答え申し上げます。

 事業者の一般廃棄物の処理につきましては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律におきまして、その第三条に事業者の責務というのがうたわれております。その内容は、事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物をみずからの責任において適正に処理しなければならないとあります。また、適正に処理することとあわせ、分別して再利用、再生利用を図ることが求められております。さらに、本年四月より食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律が施行されるようになります。この法律は、略して食品リサイクル法と言われておりますが、食品の売れ残りや食べ残しによるもの、また食品の製造過程において大量に発生する食品廃棄物について、その発生抑制や排出量の減量化を図るとともに、飼料や肥料等の原材料として再生利用するため、食品関連事業者による再生利用等を促進しようとするものであります。

 事業者のごみ排出には以上のような取り組みが求められておりますが、今日の厳しい経済情勢下にあっては、再生利用促進に向けての経費の導入ということに取り組んでいただけないのが現状でございます。事業者みずからが適正に処理するよう、さらに指導、啓発をいたしておりますが、事業者みずからが処理できず市町村の処理施設を利用する場合は、現在有料で処理いたしております。しかし、その処理量と処理にかかわる市の負担を勘案いたしますと、事業所への生ごみ処理機導入補助制度も今後検討してまいらなければならない課題であると思います。

 次に、家庭から出されている生ごみの約九割の今後の減量策をどのように考えてるかについて御答弁を申し上げます。

 一昨年の十月から生ごみ減量のために実施いたしました電気式生ごみ処理機を購入された市民の方々のお取り組みにより、相応の成果が見られております。また、昭和六十三年度から実施いたしておりますコンポスターでの処理や、平成八年度から実施いたしておりますEM密閉容器にての処理は、合わせますと約一万台に近い御利用をいただき、減量化に取り組んでいただいております。

 今後も、財政事情を勘案する中で、さらに生ごみの減量を推進すべく電気式生ごみ処理機の導入を推し進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔十三番 板東一岳君登壇〕



◆十三番(板東一岳君) それでは、それぞれ御答弁をいただきましたので、まとめをいたしたいと思います。

 まず、市有地の有効活用について、財源確保のために市有地の有効活用を積極的に行いたいとの御答弁がありました。また、市有地の有償貸し付けや市有地の売却状況についても御答弁をいただきまして、今後積極的に推移されることでありますので、大いに期待をしておきます。

 冒頭に申し上げましたように、本市財政は未曾有の危機状況になっております。特段の財政健全化の施策を講じないまま移行した場合には再建団体に陥る可能性があります。この危機的状況から脱却するためには、自主的な行政運営を確立しなければなりません。土地が思惑どおりに売却できてもその年だけの収入にしかならず、財政再建の恒常的な効果にはならないかもしれませんが、財政健全化を図り、再建に向けての手だての一つであろうと思います。

 また、市有地については、市民の中にも売却を望んでいる方もたくさんおいでるようで、お聞きしておりますので、今後、公正、適正価格で売却いただくようお願い申し上げたいと思います。

 また、処分することによって毎年固定資産税も見込めると思いますし、さらに市有地の管理、所有者が移り雑草やごみの投棄などによる環境面でも解消されることから、市有地の売却処分についても早急に取り組んでいただけれるよう強く要望いたしまして、この件については了としたいと思います。

 次に、ごみ減量とリサイクルについて、事業系、家庭系ごみの減量対策について御答弁をいただきましたので、まとめさしていただきます。

 事業系生ごみ対策についても、折しもこの四月より食品リサイクル法が施行されることで、当然本市におきましても、大麻学校給食センター、各小中学校、公設市場などにおいて出てくる生ごみリサイクル事業、事業者がみずから処理しなくてはならないように思います。特に、平成十一年度に生ごみ減量化策として小学校へコンポスターが導入されておりますが、これも減量に限りがあるようにと思われます。また、公設市場での生ごみ搬出について、現在市と業者が折半で負担をして処理しておりますが、直接搬入いたしますと老朽化した焼却炉に負担がかかり、これらの経費も考えますと、大型処理機を設置して処理する方が経費の節減につながるものばかりではなく、生ごみのリサイクルにも活用できるように思いますので、検討いただくよう要望しておきます。

 また、事業者が直接搬入されている大量の生ごみを処分するのも焼却炉に負担がかかり、焼却灰や県外搬出に係る経費を考えますと、事業者から何らかの処理経費に見合う補助金を導入してその方法を進めていくことは絶対必要であると思います。さきほど理事者からの答弁も、直接搬入される生ごみの手数料も改正は行うものの、処分経費と差額等を考慮する中で早急に補助金制度を含めた検討を進めていきたいとのことでありますので、事業者に何らかの処理経費に見合う補助金の導入を進めていただきたいと思っております。この補助金導入によりまして、まさに毎年ふえ続けております本市ごみ処理に係る経費削減につながるのではないかと思っています。ぜひとも導入方向で検討していただくよう要望しておきたいと思います。

 次に、家庭系生ごみについても、今年度電気式生ごみ処理機の導入に対する補助金が予定されております。来年度も引き続き導入されますことをお伺いしまして安心をしております。これもさきほど、ごみ処理に係る経費からいたしますと減量されていると実証されておりますので、市民からの要望も十分対応した上でお願いして、この件も了といたします。

 次に、大代古墳につきまして、ただいま理事者から歴史、重要性、また科学的見地から将来的に広く一般公開すべきであると認識されているとの答弁をいただきました。さきほど申し上げましたが、今回発掘された埋蔵施設、副葬品など、前方後円墳を形成する諸条件がそろっており、古墳の形成も規模がはっきりとわかる貴重な出土品と言われております。申すまでもございませんが、文化財というものはつくろうと思ってもすぐにつくれるものではなく、長年の歴史の中で培われたものであり、先祖から我々が伝承し後世に引き継いでいかなければならない大切なものでございます。

 こうした意味からも、今後関係機関と十分協議していただき、地域の活性化策として身近に歴史を感じさせられるような歴史公園などの保存整備を早急に実現していただきますよう要望して、私の質問を終わらしていただきます。



○副議長(横井茂樹君) 議事の都合により小休いたします。

     午前十一時五十四分 休憩

     午後 一時     開議

     〔議長 斎藤達郎君 議長席に着席〕



○議長(斎藤達郎君) 小休前に引き続き会議を開きます。

一、衛生センターについて

二、なるとソフトノミックスパークについて

             二十七番 矢野善治君

     〔二十七番 矢野善治君登壇〕



◆二十七番(矢野善治君) 一般質問最後の登壇になったわけでございます。理事者の方々初め議員の諸公にもお疲れの色が濃いようにうかがえますが、持ち時間ひとつ頑張ってやってみたいと思いますので、格別の御協力をお願いをいたしておきたいと思います。

 まず最初に、劈頭におきましてえひめ丸の遭難事故に対する議決の決定をいたしたわけでございますが、去る宇和島水産高校の卒業式の場面がNHKに映っておったわけでございますが、校長の式辞の中で生徒を含め九名の海の男の生存を期待しとるという悲壮なあの発言を聞きまして、私万感胸に迫るものを覚えたわけでございます。この事故につきましては、国を挙げて、また国民を挙げて早期善処の解決が望めるように期待をする一人でございます。

 それと、まずお断りをいたしておきますが、たまたま私が提案しております議題につきましては担当委員会という立場におるわけでございます。えてして担当委員会はほかの部署を一般質問するのが慣行のようになっておるわけでございますが、あえてこうした現在の鳴門市の市政の重要課題でございます行財政改革を遂行していくためには、ごみの解決が即、行財政改革につながるものだと確信を持っておるわけでございますので、この点、議員諸公にはひとつ御理解と御協力をお願いを申し上げたいと思う次第でございます。

 さて、議題に入りたいと思いますが、ごみの問題につきましては、本議会におきまして代表質問を含めまして十三名の登壇があるわけでございまして、既に十二名まで済んでおるわけでございますが、さきほど申し上げましたように深刻な問題だという形の流れの中で、私を含めまして過半数の議員さんがこの問題を取り上げられておりますし、初日、二日を通じましていろいろな角度の中でのごみの問題を問題化し、また理事者からは答弁をいただいております。そういうような流れの中で、できるだけ重複を避けまして、特に市長がこのたびの市政方針の中にも一番先にこのごみの問題を取り上げ、なおかつ皆さん方に不信感をいただいた点についての謝罪の一ページが載っておるわけでございます。そういうようなことも含めまして、私なりの見解で進めてまいりたいと思います。理事者におきましては格別懇切丁寧な、そして幸いにもきょうは地元のそれぞれ対策協議会あるいは移転促進期成同盟会の役員の方もお見えのようでございます。これからの地域に対するいろいろな交渉過程の中で、あえて理事者がしやすいように、また協力ができ得る範囲の中での答弁をいただくことを期待するものでございます。

 それでは、本論に入りたいと思います。

 まず、ごみ処理問題でございますが、これはさきほども秦野議員から言われましたが、センター内における操業、そうした現業員につきましては日夜努力をいたされております。それにつきましては涙ぐましいほど、私は近くのもんですから、折やたまではございますが、近い関係でほかの議員さんよりは一番多くやっぱり足をもと入れしております。そういうような形の中での現業に携わっておる職員に対しては、感謝を申し上げるわけでございます。

 過日も、土曜日だったと思いますが、たまたま気象条件が非常に悪うございました。そういうような格好の中での操業、煙が土地をはうような状態の中で、その上に臭みも充満しておったというようなことから、地域の人から電話がございまして早速参ったわけでございますが、そういう現況があったわけでございます。これも、やはりごみの量が減ったとはいいながら、やはり老朽化したかまの寿命を少しでも延ばしていくという配慮の中から、休みにもかかわらずそうした土曜日を利用した形の中でのちりの消化をやっておるわけでございまして、そういう点もあわして私も、ああなかなかやるなあ、ここまで気を使っておるんだなというふうな実感を、目の当たりに見て御苦労なことだなと、こう思っておるわけでございますが、さきほどもいろいろお話がございました。

 御案内のように、この焼却炉につきましてはもう私が今さら申し上げるまでもございません。るる質問あるいは理事者の答弁の中で、非常に何と申しますか、私から見ましてももうあしたにめげてもかんまんような老朽化したかまのように思います。こういうような形の中でのごみ処理がいかに、非常事態宣言をいたしましてからの使用の方法、そしてさきほどもございましたけれども、いつめげるかわからん。場合によったら収集もストップをするんでないかと。そういうような形の中での、あわせて覚書問題が出てくるわけでございます。

 そういうような形の中で、市長は、特に地元対策等につきましては細心の注意を払っておるというようなことも言われておりますけれども、説明の中にもございましたように、地元の対応がおくれおくれになって非常に皆さんに迷惑をかけておるというようなことは申されておるわけでございますが、これらを含めまして、私は一、二、三を一括した形の中での質問を申し上げるわけでございますので、その点ひとつ賢明な市長の御答弁をお願いを申し上げたいと思う次第でございます。

 次に、なるとソフトノミックスパークの問題でございますが、これは商工行政にかかわるんでないかと思います。そういうようなことで質問をやらしていただきたいと思います。

 この問題は、何を申しましても市の財政の確立ということになりますと、やはり税収の問題が基本でございます。たまたま列島改造論にのっとりまして、一応工業団地の造成、またそれによりますところの企業の誘致、そういうようなものが一発に起こりまして、県におきましては櫛木の工業団地、鳴門市におきましてはソフトノミックスパーク、特にこの問題は御案内のジャストシステムを中心にしたその他の企業を誘致するんだというようなことで開発が進められたわけでございまして、現在のこうした経済事情の不況の中で、ややもすれば大きな工場誘致、企業誘致等につきましては大きな過渡期でもあるし、また現実に沿わないような経済事情ではございますが、特に公定歩合の切り下げ等々によりますいろいろな形の中での企業の優位性というものも生まれてきつつあるんでないかというように思います。

 そういうようなことで、このソフトノミックスの問題につきましては以前に、一応現在の時点におきましては二十二、三億円だったと思いますが、そうした公費を積むことによって一日も早いやはり企業誘致、あるいは立地を望んでおる企業を探しましてこれらを有効に利用しなければならないというように感じておるわけなんですが、今後のこの取り組み方等につきまして一応説明をいただき、次の登壇にしたいと思います。よろしく御検討お願いします。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 矢野議員の衛生センターについての御質問にお答えを申し上げたいと思います。

 議員も御承知のとおり、現在の焼却施設は昭和五十六年四月から操業をいたしております。耐用年数を経過いたしておりますことに伴いまして処理能力も低下をいたしております。維持、補修に多額の経費を要しておる現状でございます。

 しかしながら、新しい施設が完成するまでの間、現在の施設を維持管理し、地域住民の皆様方の御理解をいただきながら操業を続けていかなければ、鳴門市のごみ処理が停滞し市民生活が脅かされることとなるわけでございます。補修工事につきましても、焼却炉の停止期間をできるだけ短くし、焼却処理への支障が少なくなる工法で工夫をしながら実施をいたしておるのが現状でございます。

 今後も、維持管理基準に適合いたしますよう対策を図りながら、適正な管理、維持に努めてまいりたいと考えておるところでございます。

 なお、衛生センター周辺の皆さん方の生活環境に及ぼします影響につきまして、地域の皆さん方が安心を持てるような対策はどのようにしているのかということでございます。

 周辺住民の皆様方の環境に関します御不安は十分理解をいたしておるつもりでございます。施設改善につきましても、既に開放型冷却塔を密閉型に改良をいたしました。また、ダイオキシン類の飛散防止を図る工事を実施をいたしたわけでございます。次年度に一酸化炭素濃度を削減するための対策工事を施工する予定でございます。今後とも、焼却施設の構造、維持管理基準に適合した施設でありますよう万全の対策を図り、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。

 住民の皆さん方の御不安に対しましては、十分協議を重ねまして皆さん方の御意向に沿いますよう、周辺地域の住民の健康調査などもろもろの測定結果につきましても早く御提示を申し上げ、安心していただけるよう努めてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 ことし三月末日に迫っております衛生センターの操業の継続更新についてでございます。

 私たちの対応の不十分さからおしかりを受けておりまして、真摯に受けとめさせていただいております。もとより周辺地区の皆さん方の御理解と御協力を得るためには、一日も早く新しい処理施設のめどをつけることが先決でございますので、その実現に向かいまして最大限の努力を続けてきたところでございます。本市のごみ処理の現状を見ますとき、唯一とり得る選択肢としては現有施設の継続更新をお願いする以外にはございません。最悪の事態を招かないよう、周辺住民の皆さん方に対しまして誠心誠意お願いしてまいりますので、何とぞよろしく御理解を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。どうかよろしくお願いをいたします。

     〔経済部長 塚本重史君登壇〕



◎経済部長(塚本重史君) 矢野議員さんの御質問のうち、ジャストシステムのなるとソフトノミックスパークへの進出と、この団地の現況はどのような状況にあるのかということにつきまして御答弁を申し上げます。

 議員御指摘のとおり、ソフトノミックスパークの開発計画は、平成四年ジャストシステムの鳴門市への進出計画が端緒となったのは確かでございます。その後も同社と協議を続けながら事業を進めてまいった経緯がございます。しかしながら、造成工事着工後、同社が株式を上場いたしました直後の平成十年三月に同社創業以来初の赤字決算となり、以降三期連続の経常赤字決算となっております。この時期と相前後いたしまして、進出意欲に若干のニュアンスの変化が見られるようになったと思っております。

 昨年四月に市長が浮川社長とお会いした際の見解は、現今の経済不況による業績悪化の改善に取り組んでいる現在の同社の経営状況から、現在のところ直ちには鳴門への進出する計画はないとのことでありました。その後も私どもが同社幹部と協議を続けておりますが、状況に変化は見られず、同社の業績からいたしまして同様の見解でございます。

 なお、鳴門市としては、当然のことながら今後とも引き続き同社との協議を行ってまいりたいと考えております。

 次に、総事業費の年度末概算も含めましてソフトノミックスパークの概要についててございますが、本年度末におけます企業用地、公共用地、施設建設費及び支払い予定利息も含めました開発事業費が約二十四億六千二百万円との報告を受けております。開発区域面積が八万四千三十六平米、総分譲面積が十区画で三万二千八百九十一平米となっております。区域内道路は幅員九メートルの市道で、延長が八百十五メーターございます。主要な公共施設につきましては、公園が三カ所で約三千平米、上水道は日量百十トンが供給可能となっております。そのほか、防火水槽が四十立方米一基と消火栓四基などが整備されている状況でございます。

 以上でございます。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

     〔二十七番 矢野善治君登壇〕



◆二十七番(矢野善治君) それぞれ市長から御答弁をいただきました。ごみ処理対策につきましては、まだ市長も記憶が新しいと思います。里浦の最終処分場の閉鎖に伴いましてごみ非常事態宣言を行い、できるだけ燃やせるものは燃やす、不燃物はよそへ出さなければならないという窮地に追い込まれたわけでございます。その策といたしまして、批判がございましたけれども、亀井組の所有地の中へ一時借り入れをした。そうした情勢の中で、あの中山地域の人に大変迷惑をかけるような状態になりまして、いろいろ思案し、また協議し、地元の方々の御協力をいただきまして、一部ソフトノミックスの市有地の中で分別収集の余儀なきに至ったわけでございます。こういうようなことが、衛生行政についてどうも市民から見ましたら後手後手に回っておると。とまったらどうするんだ。もう既にとまる前からこういうような形のもの、また考えていかなければならないわけでございます。

 こういうような形の中でのやはり地元対策というものを含めまして、このたび新聞紙上にも、特に市長がドイツの里帰りの公演につきまして、私は、文化交流の問題でございます、一石二鳥で文化行政というものは成り立つわけでもないわけでございまして、市長が県会議員時代からのいろいろな流れの中でお世話もし、それが一つの政治政策の中での一環として取り上げ、その苦労をされた結果がたまたま里帰り公演というようなことになったわけでございますが、市民はそれは理解しておりません。と申しますのは、三日の出発前に移転促進期成同盟会の役員の方々が通告書を市長の手元へ持参をいたしました。この重要な時期に、私もちょっとある機会がございましたからこのごみの問題は苦言を申し上げました。去る十二月の議会の最終のあいさつの中にも、一年じゅうの締めくくりとしてごみの問題が市長のあいさつの中に入ってないじゃないかと。口ではごみ、ごみと言いながら一つも誠意が見られないような形のものが、場当たり式なものが今日のこうした市長の不信を買っておるゆえんでなかろうかとも思います。何を申しましても市長は常に就任当時から言われております。金がなかったら頭使え、頭使うて足らなんだら汗流せ。市長は、新しい浦代に対する建設に努力をされておるようでございますが、我々議員、あるいは特に私ども木津地域の住民から見た場合、一つも明るい前へ寄ったニュースは聞こえてきません。これが現実でなかろうかと思います。常にやはりそうした対話を続けることが、このたびのこうした新聞に十日間も不在にして、市長の姿勢を疑われるようなことが一般市民にもそうした声として流れておるのは事実でございます。

 このような問題の中で、さきほどもお話がございました現時点における木津地域の施設に対して、やはり私どもが考えておりますように、今日のこうした情勢の中で、十四年度中に前の市長がよそへ行くんだというような覚書も書いておるようでございますが、最悪の場合、またこれが現実の路線として来年度の政府の当初予算に補助金なり申請なりをしていくためには、もう恐らく最悪の場合でもことしの九月末にはそうした基本的な考え方が書類の上に出てこなければ、また五年なり六年なりは木津の現在の施設でお世話にならなければならないというのは火を見るより明らかでございます。

 そうした流れの中で、いかに市長に対する不信をどのように解決し、控えました覚書の更新につきましても、私が申し上げましたように、二月は逃げる、三月は去る。もうこの議会中は市長が動けんような状態でなかろうかと思います。あともう二週間ほどしかないわけでございます。そういうような流れの中、また差し迫った日にちを控えまして、対策協議会あるいは移転促進期成同盟会、これらの会をどのように持って地域住民を説得しようとしておるのか。市長の今後の行動、もはや期間がないわけです。それをどのように汗をかいて地域住民の協力を実質的に得られるように計画がありましたらお示しをお願いしたらと思います。

 また、地元対策等につきましては、平成元年であったと思いますが、この議場で特に木津中山地域を開発する決議がなされております。そうした面をとらえましての今後木津に開発をされようとしております種々の事業については、市長もいろいろお骨折りをいただいておるようでございますが、そういう面を踏まえまして、地元対策、センター問題を絡めたところの市長の姿勢を再度お伺いをいたしておきたいと思います。

 次に、ソフトノミックスの問題でございますが、一応莫大な経費を投入したわけでございますが、現在のこうした不況の時代の中で、企業誘致、あるいはソフトノミックスパークの中での企業というものは、やはり山の中でございます、水を使わない企業だというような一つの厳しい基本的な問題があるようでございます。ジャストシステムを中心にしたソフト面な業者というものが非常に限られるわけでございますが、そこらあたりを加味しながらのこれからの市政の上に立つ財源確保のためには非常に至難であろうかと思います。しかし、それらを克服していかなければならない宿命と責任があるわけでございまして、一日も早いこれらの企業立地を、来やすい、また鳴門へ行てよかったと、また鳴門へ行けばこういうような恩典があるんだというようなことも示しながら、時代にマッチした分譲というものも考え直していかなければならないんでないかと思います。限られました区画の中で入れるっちゅうんでなしに、やはりそうした土地を有効に使い、なおかつ資金面におきましてもいろいろ申されておりますように、これらの事業の取り組み方等の指導もしながら、一日も早いこれらが売却、あるいは貸与と申しますか、そういう方法もあろうかと思います。十分それらを煮詰めた形の中での今後の見通しにつきましてさらなる御答弁をお願いを申し上げておきたいと思います。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 矢野議員の衛生センターに関します再問にお答えを申し上げます。

 おくれております衛生センターの継続更新についてでございます。

 さきほど申し上げましたように、私たちの対応の不十分さから皆さん方からおしかりを受けておりまして、こうした不手際に対しまして、心から真摯にそうしたおしかりを受けとめておるわけでございます。

 衛生センターの問題の根本的な解決は、やはり一日も早く新しい施設の建設のめどをつけること、お約束のように十四年春までに建設のめどをつけることこそが最大の課題であろうというふうに考えておりまして、私自身、表面には出ておりませんが、いろいろな取り組みを続けてまいったわけでございます。具体的な活動が目に見えてこない、そうした御批判もあるわけでございますが、一日も早く町内単位のような身近な範囲の中で事業説明ができますように、今までの経緯の説明ができますように、そうした会が一日も早く開催できますように取り組みをいたしておるところでございます。本当に地域の皆さん方には大変な御心配をおかけをいたしておりまして、私どもといたしましても、地域の皆様方のそうした御厚情に感謝を申し上げますとともに、もうしばらく御理解を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。

 なお、旧来からもいろいろ御協議をさしていただいております地域の活性化策につきましても、引き続きまして関係の皆様方と十分御協議をさせていただきながら、対応してまいりたいと考えておる次第でございます。

 本当に何回も何回もお願いをするわけでございますが、どうか衛生センター関係周辺の皆様方には、私どもの不手際もございますが何とかお認めを賜りまして、私どももそうしたお認めを賜りながら、一日も早く新しいごみ焼却場が建設できますように一生懸命取り組んでまいりたいと思いますので、重ねて心からお願いを申し上げる次第でございます。どうかよろしくお願いをいたします。

     〔経済部長 塚本重史君登壇〕



◎経済部長(塚本重史君) 議員さんの再問に対して御答弁を申し上げます。

 ソフトノミックスパークへの企業誘致につきましては、造成計画当初から、議会での一般質問等を通じまして本市の均衡ある発展を図ることを目的に、基本的には、本市経済の活性化や地元雇用の促進に貢献する企業、公害のない企業、既存の地場企業に好影響を与える企業、地域への経済的波及効果のある企業等々を基本方針に、ジャストシステム社だけではなく、地元企業の移転、市外あるいは県外企業の誘致も進めたいとの趣旨で繰り返しお答えをいたしてまいりました。この方針は今も変わってはおりません。

 議員御指摘のとおり、工業団地としての造成工事が完成いたしました今、現地を視察された企業もございますことから、早急に分譲等を開始し、企業誘致を図るために県の御指導も得ながら、近隣の先進地を視察をいたしましたり資料等を取り寄せるなどの調査結果を参考に、議員の御指摘がありましたような適切な分譲価格、あるいは売却、賃貸借等の処分方法等も含めまして、庁内関係部課と鋭意協議、検討を重ねているところでございます。

 また、ジャストシステムにつきましても、この団地の中核企業として、今後とも誘致実現を目指した取り組みを継続してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

     〔二十七番 矢野善治君登壇〕



◆二十七番(矢野善治君) 最後の登壇となったわけでございます。何か頭の中はくるくるくるくる、あれも言わんなん、これも言わんなんと思とったんですが、回るばっかりでなかなか見つかりません。また、終わりもないようでございますが、一応最後の登壇でございます。努めていきたいと思います。

 市長が、私が聞いておりますと悲壮な趣の中で、たまたま対策協議会なり、また移転促進期成同盟会の皆さん方がおいでておるという関係もあるんか、また私の見方がそう見えるのかわかりませんが、非常に沈痛な気持ちの中での地元に対する今後のいろいろな交渉過程の中で、よろしくお願いするというしか映らんわけでございますが、一応やはりこうした事態を招いたのも、やはり市長自身でございます。一応反省はされておると思いますが、やはりそうした行政の中で、特に劈頭に申し上げましたように、行財政改革、ごみの問題解決なくして成り立たん、こう断言してもいいんでないかと思います。

 御案内のように、分別センターの建設にいたしましても、やはり地元の最終的には衛生センター内で設置がでける、そういうようなことで一安心をした形の中での後々の期限切れの問題が抜かっとったと。言葉は悪いんですが、一安心したというような感じの形の中から、当然覚書に載りますところの三月前、十二月の議会中に何とかこの二団体にこういうような形の中でひとつまたお考えをお願いしますということを言っておればまた道が開けたんでないかと思います。これは後悔先に立たずでございますが、そうした行政そのものが前向きな形の中で、それぞれ関係者が地域住民との接触を重ねていき、何によらず昔の武将が言われております。ホトトギスにちなんで、織田信長は鳴かな殺してしまえ、豊臣秀吉は鳴かぬなら鳴かしてみせるホトトギス、徳川家康は鳴くまで待とうホトトギス、こういうようなことでそれぞれ名将が言っております。今は、行政は待つんではいけません。やはり殺してしまうというぐらいのやはり市長みずからが、例の浦代の問題にいたしましても、もうそれぞれ関係者ではてこに負えません。市長みずからが、言われておりますように汗を流して、今日のこうした緊迫したごみ行政をわしが、市長が足で稼ぐんだという気持ちの中での行動を早速、木津を含めましてそうした組合議会における活動にもひとつそれが木津地域の今後の問題の一つの突破口になるんでないかとも思います。この点、十分御高察をいただきまして、直ちにこの議会が済みましてもあと一週間しか木津の方へ入る時間はございません。もうそこへ来とんです。そういうような形の中で、お願いしますではいけません。朝も晩も日参するというぐらいの意気込みでひとつ行動を起こしていただきますように要望をいたしておきます。

 次に、ソフトノミックスパークの問題でございますが、さきほど御答弁をいただきました。たまたま劈頭に申し上げましたように私の担当委員会でもございます。これらのいろいろな理事者と討論を交わすせっかくの場所を与えていただいております。さきほど申し上げましたように、貸与の問題、分譲の問題、いろいろやはり討議をしなければならない問題が山積されておるように思います。

 そういうようなことで、委員会の審議に、私も委員でございます、十分検討してこれを簡明にいたしたいと、かように思っておりますので、以上をもちまして私の質問を終わらしていただきます。どうもお疲れのところありがとうございました。



○議長(斎藤達郎君) 以上をもって通告による一般質問はすべて終わりました。

 これをもって一般質問を終結いたします。

 明三月九日は午前十時から再開いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 一時四十三分 散会