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徳島県 鳴門市

平成12年  9月定例会(第3回) 09月22日−04号




平成12年  9月定例会(第3回) − 09月22日−04号







平成12年  9月定例会(第3回)



          平成十二年 鳴門市議会会議録 (第十八号)



平成十二年九月二十二日(会期十六日中第五日目)

  議事日程第四号

第一 市政に対する一般質問

第二 議案第九十八号 平成十二年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)

   議案第九十九号 平成十二年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)

   議案第 百 号 平成十二年度鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第二号)

   議案第百一 号 平成十二年度鳴門市介護保険事業特別会計補正予算(第一号)

   議案第百二 号 平成十二年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)

   議案第百三 号 平成十二年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)

   議案第百四 号 平成十二年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)

   議案第百五 号 平成十二年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)

   議案第百六 号 平成十二年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)

   議案第百七 号 鳴門市職員恩給条例等の一部改正について

   議案第百八 号 鳴門市行政手続条例の一部改正について

   議案第百九 号 鳴門市納税貯蓄組合補助条例の廃止について

   議案第百十 号 鳴門市公民館条例の一部改正について

   議案第百十一号 財産の取得について

   議案第百十二号 議会の議決を経た事項の変更について

   議案第百十三号 水稲無事戻し金の交付について

     質疑  委員会付託

第三 陳情第三十 号 産業廃棄物焼却炉設置反対の陳情書

   陳情第三十一号 産業廃棄物焼却炉設置に対する陳情書

   請願第三十二号 新大麻学校給食センターの建設についての請願書

     委員会付託

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 本日の会議に付した事件

日程第一 市政に対する一般質問

日程第二 議案第九十八号から議案第百十三号まで

      質疑  委員会付託

日程第三 陳情第三十号、陳情第三十一号、請願第三十二号

      委員会付託

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  出  席  議  員 (二十七名)

      議  長  斎  藤  達  郎  君

      一  番  横  井  茂  樹  君

      二  番  泉     善  治  君

      三  番  中  西  久  雄  君

      四  番  林     栄  一  君

      五  番  牧  野     豊  君

      六  番  松  下     保  君

      七  番  山  本     秀  君

      八  番  分  部  嘉  憲  君

      九  番  柿  本     公  君

      十  番  勘  川  一  三  君

      十一 番  佐  藤  絹  子  君

      十二 番  田  渕     豊  君

      十三 番  板  東  一  岳  君

      十四 番  平  岡  朔  郎  君

      十五 番  秦  野     卓  君

      十六 番  明  野  尚  文  君

      十七 番  坂  東  成  光  君

      十八 番  梅  野  健  寿  君

      十九 番  池  田  正  恵  君

      二十 番  橋  本  国  勝  君

      二十一番  工  藤  武  重  君

      二十二番  近  藤  龍  彦  君

      二十四番  野  田  粋  之  君

      二十五番  藤  田  茂  男  君

      二十六番  森     恒  吉  君

      二十七番  矢  野  善  治  君

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  欠  席  議  員 (一名)

      二十三番  田  中  寛  昭  君

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 説明のため出席した者

  市長        亀  井  俊  明  君

  第一助役      細  川  並  久  君

  第二助役      牧  田     久  君

  総務部長      市  川  義  博  君

  企画調整部長    小  倉  眞  穗  君

  市民福祉部長    三  谷  一  昭  君

  環境衛生部長    谷  崎     徹  君

  経済部長      塚  本  重  史  君

  競艇部長      田  口  喜  久  君

  水道部長      中  谷     宏  君

  運輸部長      泉     良  一  君

  消防長       潮  崎  焜  及  君

  福祉事務所長    矢  野  正  夫  君

  総務部

   総務課長     福  居  達  夫  君

  企画調整部

   秘書企画課長   喜  多     哲  君

  教育長       山  口     敏  君

  教育次長      森  本  繁  一  君

  監査事務局参事事務局長事務取扱

            京  野  雅  彦  君

  選管委事務局長   岡  田  信  之  君

  農委事務局次長   西  川  幸  雄  君

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 議会事務局職員出席者

  事務局長      江   川   勝   幸

  次長        田   淵       功

  議事係長      福   有   慎   二

  資料係長      滝   川   勝   正

  書記        森       真   弓

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     午前 十時     開議



○議長(斎藤達郎君) 連日の御参集御苦労さまでございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

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△日程第一 市政に対する一般質問



○議長(斎藤達郎君) 日程第一、市政に対する一般質問を続行いたします。

 通告の順序に従って質問を許可いたします。

 まず、

一、福祉行政について

             二十番 橋本国勝君

     〔二十番 橋本国勝君登壇〕



◆二十番(橋本国勝君) 皆さんおはようございます。

 議長のお許しをいただきましたので、質問を行います。

 九月に入り、連日鳴門市政に対する新聞報道が行われ、明るく希望の持てることのない現在の鳴門市の市政の状況に、失望と不安を抱いている市民が多いのではないかと推察いたします。ここにその記事がございます。

 九月二日「鳴門競艇初の累積赤字転落か」、九月五日「鳴門の工業団地ソフトノミックス分譲いまだめど立たず」、九月十三日「鳴門市ごみ処理費十億円突破」、九月十七日「財政悪化に苦しむ鳴門市二、三年後破綻の危機」、そして九月十八日に議会が開会される前に、総務部長から発表されました鳴門市の長期財政収支見通しが九月十九日の新聞に大きく報道され、二〇〇四年度、すなわち平成十六年度にも、鳴門市の財政は破綻、再建団体転落の危機迫ると出ております。いろいろ予測の条件があるにしても、具体的な数値を並べての収支予測であります。現実味があります。

 今までにも行政改革の議論をする上において、長期的な展望計画見通しが示されない限り、行革の取り組みに緊迫感が欠け、市民、職員に対する説明において協力、同意が得られない、絵にかいたもちになることを再三申し上げてきましたが、今回初めて長期財政収支予測ができたこと自体は評価をいたしますが、遅過ぎた感がいたします。

 ただ、今後はこの長期財政収支予測に基づいて、どれだけ具体策が打ち出されるかにかかっていると思います。今議会が始まって、早速一昨日は我が政友21の野田議員の質問に対し、観光バス縮小、廃止の検討を打ち出されました。また、昨日は同じく政21の佐藤議員のごみ行政の質問に対し、ごみの有料化の検討を打ち出されました。内容的にはまだまだこれから議論をして、市民の負担を最小限度にする検討をこれから進めていかなければなりません。

 今の状況では、小手先だけの行政改革や意識改革だけではこの難局を乗り切ることはできません。それぞれの具体策の実行によって、明るい方向に向けての数値をどれだけ上積み捻出することができるかにかかっています。議会としても、この収支予測を今後の議論のたたき台にすべきだと思います。

 前置きが長くなりましたが、私は前々から質問をしたり提案をしております地区のコミュニティ組織、自治振興会を中心とする婦人会、老人会など、いろいろな組織がありますが、この活動の充実また活性化について、亀井市政となり、改めて質問を行います。

 さきにも申しましたように、現在の厳しい財政事情、多様化した行政環境のニーズの中で、地区のコミュニティ組織の果たす役割が非常に重要となってきました。特にこれから具体的に取り組んでいこうとする行政改革においては、地区住民の自治意識を高めるためのコミュニティ活動の推進や、住民参加の地方自治を展望する上から、地区のコミュニティ組織の活動を一層発展させることが、今後の地方自治のあり方を考える非常に重要な課題であります。

 鳴門市は既にプラネット21の中でコミュニティ組織を支援する考え方を明らかにしております。しかし、その取り組み状況を見る限り、具体的な支援が余りなされておらず、また活動の状況も地区地区でまちまちであります。前向きに取り組んでいる地区とそうでない地区があり、その活動状況、実績において差が出ているのが現状であります。一例を挙げれば、市民の皆様にお願いをしてありますごみの分別協力や資源ごみの回収状況において、自治振興会の組織活動の充実しているところとそうでない地区に実績で差が出ていることは皆さんも御承知のとおりであります。

 そういう状況を踏まえて、これから一部の地区だけでなく、鳴門市全体の自治振興会を初めコミュニティ組織の活動が充実し、活性化するためにどのような取り組みがなされるのか、現状を示し、そのお考えをお伺いいたします。御答弁によって再問をいたします。

     〔市民福祉部長 三谷一昭君登壇〕



◎市民福祉部長(三谷一昭君) 橋本議員の自治振興会の活動の充実について御答弁を申し上げます。

 鳴門市における地域のコミュニティ活動の推進組織といたしまして、現在鳴門市自治振興連合会を構成している市内十四地区の自治振興会が、安全、福祉、環境、文化、体育等の専門部会を設置しまして、地域の特色を生かしながら自主的に運営を進めています。

 鳴門市では、組織の運営や活動に必要な経費の一部を補助するとともに、リーダー養成のための講習会、研修会を開くなど、側面的支援を行っています。自治振興会運営補助金につきましては、現在全体補助金四百四十万円を各地区自治振興会の世帯数を基準に助成いたしておりますが、連合会役員会並びに地区自治振興会会長会においても今後の自治振興会のあり方とあわせまして、補助金の配分の見直しについても重要課題として上がっております。現在、そのあり方について協議をしている段階でございます。毎月開催されています自治振興連合会役員会の会議の中では、現在の運営補助金の見直しや、運営補助金とは別に地域のコミュニティ活動を活性化するための事業別補助金の新設、また自治振興会活動を十分機能させるための活動拠点の確立、さらに各自治振興会事務局体制の充実強化が、今後の自治振興会活動をステップアップしていくための重要な課題として挙げられております。

 本年四月に地方分権一括推進法が施行されまして、本格的な地方分権時代に入り、住民参加の地方自治、市民と行政の協働社会の実現が時代の要請でもあり、そのためにもコミュニティ活動の推進は重要な柱の一つと考えています。市といたしましても、コミュニティ活動の推進及びコミュニティ施設の整備は重要施策の一つとして位置づけておりますので、今後とも鳴門市自治振興連合会並びに地区自治振興会会長会と十分協議をするとともに、関係する部局とも調整を図りながら、コミュニティ活動の充実に向けて努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。

     〔二十番 橋本国勝君登壇〕



◆二十番(橋本国勝君) 御答弁をいただきましたので、再問を行います。

 市民福祉部長から、自治振興会の活動状況と自治振興会の課題について役員間で議論中の動きが挙げられました。私も自治振興会に携わる者として、それぞれの課題を提起している一人であります。行政として、今はまだ聞き置く程度で、今後そのあり方を協議している段階との答弁がなされました。

 私はこの時期にあえてなぜこのコミュニティ活動、特にこの自治振興会の活動の充実を取り上げたかと申しますと、さきにも申しましたように、これから本格的な行政改革を推進する上において、皆さんにこれからの市民サービスの受け皿の一つとして、自治振興会の役割が非常に重要となることを認識していただきたいためであります。それはどういうことかと申しますと、一例を挙げますと、既にごみの分別や資源ごみの回収では地域にお世話になっております。雑草の除去や衛生面でも地域の協力が必要であります。総務部においては納税の推進や集会所の維持管理など、また教育委員会では公民館の運営や学校と地域の交流の事業、消防では地域の防災体制、各、土木などそのほか大方の部署が地域のコミュニティ組織と深いつながりがあります。

 そこで、これから具体的な自治振興会の充実策を提案いたしますが、今後の行革推進の検討段階に参考にしていただければと、そんな思いであります。市長には改めて今後のコミュニティ組織の活動の支援、自治振興会の充実に取り組む見解をその後お伺いをいたします。ただ、私も提案をしながら補助金をふやせとか、人を置けとか、あるいは場所をつくれとか、行革に矛盾する提案をするようですが、その実行による効果は大変大きいということをお含みいただきたいと思います。

 提案の一点目は、自治振興会の運営についてであります。その中で運営補助金について、答弁にもありましたが、現在運営補助金は全体で四百四十万円計上され、これを十四地区に分配されております。分配方法は世帯数と定額によって決められ、大きい地区、大津町では二千八百八十五世帯に四十四万五千円、川東地区では四十二万円であり、小さいところでは鳴門東地区の六百五十七世帯に十九万七千円、北灘地区で二十二万一千円となっております。我が鳴門西地区の例をとって恐縮ですが、百六十六世帯に対し三十二万円であり、一世帯当たり約二百円の補助金であります。これで地域のコミュニティを任されているのですから、何ができますか。

 そして、その活動はと申しますと、部長の答弁にもありましたように、地域の安全、福祉、環境衛生、文化、体育と、大体五つの部会の活動によって地域の特色を生かすようにと言われていますが、余りにも少額の事業費しか予算計上できない、予算が組めない状況であります。これでは地区住民が主体となった本格的なコミュニティ活動は望めませんし、当然自治振興会として十分な活動ができず、ボランティア中心の活動となっているのが現状であります。

 我が地区の一例で挙げますれば、地区内で不法投棄された粗大ごみをボランティアで回収をしたことがありました。二トン車で四台分を回収しましたが、それを処分する経費がなく、結局一回だけということで県と市とボランティアで経費を捻出し、処分をいたしました。また、町を美しくするためのごみゼロをまだ地区内で行っておりますが、皆さんにジュース一本も出すことができません。そのほかにも健康づくりのための運動会やスポーツ大会、住民参加の文化行事など、地区内のコミュニティ活動を活発にする施策はいろいろあろうかと思いますが、今はボランティアが主体で行っておりますので、その規模に限度があります。

 また、以前にも申しましたが、これから在宅高齢者を地域で支援する給食サービスなども、非常に重要な施策であります。婦人会などが中心で、ボランティア活動でできないこともないのですが、やはり材料費の捻出など工夫が必要で、回数を重ねることは非常に難しい問題であります。

 このように、前向きに取り組む意欲のある地区に対し、事業費の不足が生じ、何もしない、何もできない地区では補助金の有効活用ができていないのが実情であります。

 自治振興会連合会では、ことしから鳴門市全体のハマボウ祭りやコスモス祭りの支援に取り組んでおりますが、これとて経費面で大きな支援ができず、ただボランティアを頼りに実施しているのが現状であります。

 このような、地域であるいは鳴門市全体でコミュニティ活動としての特定な事業に対する事業費の枠をつくり、これを使えるような予算計上ができないのか、検討を提案しておきます。

 また運営面で、これからの自治振興会の役目は、地域の窓口となって、今まで個人や議員からそれぞれに出ておりました行政サービス、道路の舗装やカーブミラー、ガードレール、街灯の設置など、いろいろと要望は個々に出ておりましたものを、地区内、すなわち自治振興会で協議をし、その必要性などから優先順位を決めるなどして、行政に対し自治振興会が交渉する。もちろん、議員もその事情はわかっていなければなりませんが、そんな行政システムをつくらなければ、今までのように何でもできるような財政事情ではありません。

 そこで、行政と地区が協議をして、行政が全部できない部分は、例えば今都市計画課が行っているような公園の維持管理を地元に業務委託をするとか、地域のボランティアに最少の経費でお願いをする、住民参加の地方自治の体制をつくらなければなりません。既に、先ほども申しましたように資源ごみ回収団体の育成なども今行っている一つの事例ではないかと思います。

 また、このたび鳴門西地区ではこの春から子育て支援の児童クラブを地域の運営委員会方式で行っております。今後は、高齢者福祉にしても児童福祉にしても、あるいは教育委員会にも、特に地区と関係の深い部署はそのあたりのことを念頭に置いていただき、行革推進のために何もかも切り捨てる、何もかもできないということでなく、うまく表現はできませんが、それぞれ有効に活用できる方法を模索していただきたいと思います。

 二点目には、各自治振興会に事務局を担当する専任スタッフを配置するということであります。

 これにつきましては、プラネット21の中でコミュニティ推進体制の強化ということで、各地区に専従者を配置することが施策としてうたわれております。現在は地区の事務局については公民館や出張所のあるところでは、館長や所長に個人的にお願いをしている状況であり、お願いした人によっては職務規程に入っていないので断られた地区もあると聞いております。また、会長自身がほとんどの事務を行っている地区もあると聞いております。

 先ほど申しましたように、多様化した住民のニーズにこたえるためには、やはり行政としてコミュニティ活動を支援するためには専任のスタッフを配置したり、またそれができないのであれば、館長、所長に職務としてコミュニティスタッフの肩書をつくったり、またそういうこともできない地区ではボランティアとして意欲のある人に協力を求め、最低限度の手当の支給を考慮してでも専任スタッフを置くべきであります。私は仕事の内容からすればそれだけの値打ちは十分あると思います。

 今回のごみ問題にいたしましても、地域に職員が立哨されておりますが、地区内でもよく守られているところ、そうでないところの実情の把握がないままの試みであります。地区に専任者、職員が一番いいのですが、地区内の事情を調査し、分別の悪いところには徹底した指導を地区の推進員とともにすることができますし、また今回納税貯蓄組合条例の廃止が出ておりますが、今後の納税推進スタッフの一員として、その専任者が地区内の窓口となることも可能であります。

 現在、行革において出張所の統廃合が打ち出されて検討に入っているようですが、これもまだ具体的な方策は示されておりません。専任スタッフを置くことによって出張所が廃止されることがあっても、行政サービスの低下を防ぐことが可能であります。このような人を一人配置することによって、その効果は莫大なものであると私は思います。

 三点目としまして、コミュニティ活動を推進する上で重要な活動の拠点の確保であります。徳島市では、地区の広さや財政規模の大きさの違いはあるにせよ、各地区にはコミュニティセンターが設置されております。本市には六地区に出張所と中学校区に主たる公民館その他集会所が活動の拠点となっているようです。いずれの場所でも結構です。地区によって適当なところにコミュニティセンターという自治振興会活動の拠点を設け、充実すべきであります。現在も公民館に、出張所に自治振興会の看板が掲げられていますが、看板だけでなく、先ほど申しました専任スタッフがいる場所を設け、地区内の住民による住民意識を高めるための拠点を設けることが自治振興会事業の充実、あるいは活性化の大きな柱と考えます。それは、ひいてはこれから行おうとする行革の受け皿として、地区住民参加のまちづくりに自治振興会が中心となって本格的に取り組めるのではないかと考えるものであります。

 以上、三点について提案をいたしましたが、そのほかにもさきの議会において、納税貯蓄組合に対する補助金の廃止に伴い、この補助金が今まで各地区のコミュニティ活動に大きく貢献していたことを申し上げました。そして、今後交付されなくなった完納補助金約六千万円の一部がこれからのコミュニティ活動に関する経費として生かされるよう要望いたしましたが、この点についても市長のお考えをお伺いいたします。

 以上、長々と自治振興会の充実を図るための課題と、行革推進のための大きな役割を述べましたが、市長の自治振興会、コミュニティ組織、自治振興会の充実・活性化に対する見解をお伺いして、最後の締めくくりを行います。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 橋本議員の再問にお答え申し上げます。

 議員御指摘のとおり、今後鳴門市が行政改革を進めていくに当たりまして、行政への住民参加や地域の活性化を進めることにつきまして、自治振興会が果たす役割は非常に大きなものがあるということにつきましては、私も同じ思いでございます。先ほど部長より御答弁申し上げましたように、市といたしましては組織の運営や活動に必要な経費面での補助をいたしておりますが、今後活動を支えるリーダーの養成に力を注ぎますとともに、研修会や交流会等を通じまして住民の皆さん方の自治意識の醸成に努めるとともに、自治振興会の充実を図ってまいりたいと考えておるところでございます。

 次に、減額補正することといたしております市税完納補助金等を自治振興会活動など地域活性化のための支援に使う考えはとの御質問でございます。現行の市税完納補助金等につきましては、提案理由説明の中でも申し上げましたとおり、納税貯蓄組合法の規定に基づきますと、支出することが適当でないと判断されましたことから、今回減額補正をすることといたした次第でございます。この補助金が地域活動に役立っておりましたことは十分承知いたしておりますが、厳しい財政状況のもとでございます。自治振興会活動等への支援につきましては、今後主旨や目的など制度的な面からも十分精査し、改めて検討いたしたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

     〔二十番 橋本国勝君登壇〕



◆二十番(橋本国勝君) それでは、最後の登壇となりましたので、締めくくりを行います。

 市長のコミュニティ組織、自治振興会の充実に対する見解をお伺いし、自治振興会の運営に携わる者の一人として期待を持って今後の充実対策の協議に臨みたいと思います。

 さて、市長は先般発表されました長期収支見通しの新聞発表のコメントの中で、次のように述べられております。

 当選後、競艇スタンド建設などの大規模事業を中止したことで、再建団体転落までの時間が稼げた。残された期間で職員の意識改革、行政改革を着実に進めるとともに、競艇事業の再建に取り組み、何としてでも転落を阻止したいと述べられ、今議会でもその決意のほどを表明されております。長期財政収支見通しについての質問は次の機会といたしますが、内容的には目的外の基金を取り崩すなど消極的で、まだまだ取り組み姿勢の甘い部分が見受けられます。

 いずれにいたしましても、遅まきながら今回鳴門市の長期財政収支見通しができました。今まで危機感に実感が伴わなかったので、議会も含め、市役所全体に安易なムードが流れておりました。市川部長が言うように、我々自身にとって現状で安易に推移することに対する戒めであるとともに、早急な改革への契機とする、そうありたく、そうしなければ大変なことになります。今後は市長初め、議会職員も再建団体になったつもりでこれからの行革の推進を初め、今起こっておりますごみ問題を初めとする行政課題に取り組まなければなりません。そして、それらの方向を早く示し、十二月の来年度予算の編成に反映されるようなものを、先取りをしてでも行えるようなものにしなければなりません。今さらに大きな行政ミスを起こすようでは、再建団体転落を早める命取りとなります。

 財政再建団体になれば、鉛筆一本の購入も自由になりません。当然、組織体系や事業内容の見直しなど、徹底した合理化が求められます。市長や議員も責務が制限されるそうです。もちろん、住民サービスは確実に低下して、何もできなくなります。そうならないための五年間という期間が長いのか短いのか、その判断は結果でしかあらわれません。理事者を初め、議会、市民が一体となった取り組みの展開あるのみであります。

 暗い鳴門行政ではありますが、何とか明るい話題をと申しますと、鳴門市から出ているオリンピック選手の金メダル獲得のニュースが入るのを待つのが唯一の楽しみであります。

 質問というより提案が主となりましたが、いずれにしても、市長、進むも地獄、退くも地獄の中で、あえて進んで活路を開こうではありませんか。そんな心境で、今後の市長の的確な行政手腕を期待し、私の質問を終わります。



○議長(斎藤達郎君) 小休いたします。

     午前 十時三十四分 休憩

     午前 十時三十四分 開議

     〔副議長 横井茂樹君 議長席に着席〕



○副議長(横井茂樹君) 再開いたします。

 次に、

一、ソフトノミックスパーク事業について

二、ごみ問題について

             十五番 秦野 卓君

     〔十五番 秦野 卓君登壇〕



◆十五番(秦野卓君) ただいま議長より登壇の許可を得ましたので、質問に入ります。

 このたびの質問も、私がいよいよ最後となりました。今議会の質問者も、我が鳴友会で始まり、鳴友会で締めるということになりました。

 それでは、市長を初め理事者の皆様方には、連日御答弁で心身とも大変疲れていることとは思いますが、親切丁寧な御答弁をいただけるように、私も市民の代弁者として、また私を応援していただいている方々のためにも、現在鳴門市の抱えている問題や市民が行政に対し疑問に思っていること等を単刀直入に質問をいたします。私もこの壇上に登り、論議を交える場所として議員としての晴れのひな壇であり、正々堂々と胸を張って質問できることに対して、大変誇りに思っております。一たん壇上に登れば真剣勝負として質問をいたします。私自身の質問内容に意を尽くしませんが、そこは賢明な理事者の御判断をお願いいたします。市長を初め理事者の方々には、ケーブルテレビを見ている方々にもわかりやすく、懇切丁寧な答弁をお願いいたします。

 まず、それでは一問目の質問に入ります。

 まずなるとソフトノミックスパーク事業についてであります。現在木津中山に完成を見ましたなるとソフトノミックスパーク事業でございますが、先般の新聞にもこのように大きく報道されております。「鳴門市の工業団地ソフトノミックス完成一年余り 分譲いまだめど立たず 市膨らむ金利に苦慮 期待のジャストシステム社が誤算 早急に他企業誘致へ」と載っております。

 報道によりますと、現時点では鳴門市土地開発公社が所有しており、完成から一年余りたった現在、造成に使った金融機関からの借入金の利息は二億七千四百万円に膨れ上がっているにもかかわらず、分譲のめどがいまだ立っていないことですが、これには間違いございませんか。

 また、市長はこの新聞の中で、ことし四月に東京で誘致を予定していたジャストシステム社の浮川社長と会われたということですが、どのようなお話をされたのか、お教え願います。

 次に、ごみ問題について質問をいたします。

 昨年七月にごみ非常事態宣言が出され、我が川東地区と鳴門西地区がモデル地区に指定されました。指定された両地区では住民の方々の御協力により、ごみの減量化に大きな効果がありました。しかし、鳴門市全体を見渡してみますと、地区によりかなりの格差があったようにとも伺っております。

 そこで、非常事態宣言を出されて一年余りになりますが、どのような効果があったのか、今後も継続していくのか、またあわせて非常事態宣言の目的は何なのか、そして行政として具体的な施策内容についてお教え願いたいと思います。

 次に、既存処理施設の対応についてお伺いをいたします。里浦処分場についてであります。

 里浦処分場については、私前回も質問いたしましたが、再度質問をいたします。

 里浦処分場は、ことし六月末をもって閉鎖されたことは周知のとおりであります。先月末、この処分場の近くの方から、処分場の方から気持ちの悪いにおいの風が吹いてきて気分が悪い、何とかならないか、胸がむかむかして吐き気を起こしそうだ、いらいらすると連絡がありました。早速行って調べてみますと、処分場のごみをダンプカーで移動したことであります。積んでいたごみを三日間かけて約百メーター離れた場所に穴を掘って埋め直しました。近くには里浦小学校や幼稚園があることから、休み期間中にとの配慮だったようですが、近くの住民に何ら知らせる方法はなかったのか、非常に残念であります。

 この悪臭は、撫養の中心部まで流れたとも聞いております。また、里浦小学校の児童は、夏でも窓もあけられずに、暑い教室の中で勉強しております。炊事場とて同じことです。暑くとも窓をあけることのできない、こんな悪い環境の中で子供たちは勉学に励んでおります。

 そこで、前回も要望いたしましたが、ごみ処分場周辺の方の健康診断、健康チェックはきちんとできているのか。また、子供たちに里浦小学校の各教室にクーラーを設置されるおつもりはないのか、お伺いいたします。

 また、六月末をもって満杯になり閉鎖されている最終処分場につきましては、前回の一般質問に対する答弁として、ごみで満杯となれば、適正閉鎖するとありました。適正閉鎖はいつになりますか。また、平成十四年に地元との約束で既存のごみ約四十五万トンを片づける約束ですが、果たせるのかどうかあわせてお願いいたします。

 さらに、この里浦処分場にかわり計画されている最終処分場でありますが、現在鳴門市土地開発公社が所有している土地を鳴門市が引き取るのはいつで、今後どのように事業を進めていかれるおつもりなのか、お答え願いたいと存じます。

 以上について御答弁いただき、再問をさせていただきます。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 秦野議員の御質問のうち、ソフトノミックスパーク事業の今後の見通しについて御答弁を申し上げます。

 去る四月に株式会社ジャストシステム浮川社長に直接お会いをいたしました。浮川社長との会談におきましては、私からはこれまでの経緯を含めまして、当団地の完成をいたしましたことを御説明申し上げました上で、この団地への進出を要請をいたしました。浮川社長からは経済不況によりますジャストシステム社の業績の改善に取り組んでいくことと同時に、鳴門市への立地を断念するものではないということでございました。経営改善の暁には、できるだけ早い時期に当団地への進出を要請をいたした次第でございます。

     〔経済部長 塚本重史君登壇〕



◎経済部長(塚本重史君) 秦野議員さんの御質問にお答えをいたします。

 借入金の利息につきましては、開会日に本議会で御報告を申し上げましたように、平成十一年度末現在で二億七千四百万円となっております。

 以上でございます。

     〔環境衛生部長 谷崎 徹君登壇〕



◎環境衛生部長(谷崎徹君) 御質問のうち、ごみ非常事態宣言後の効果、あるいは減量したことに対しての効果はどのようになっているかということでございますので、お答え申し上げたいと思います。

 昨年七月に里浦処分場の満杯が近いこと、短期間に新処分場を確保することが困難だったために、ついにごみ非常事態宣言を出さざるを得ず、市民の皆様にさらなる分別、減量の御協力をお願いしてまいりました。

 そして、その後につきましては市民の皆様方の中に強い危機意識が生まれ、市のごみ減量施策の理解が進んだものと思われます。資源物五品目をリサイクルする回収団体が百六十団体から百七十八団体へ増加し、回収量も約二千トンから二千五百トンへ増加いたしました。

 また、生ごみ処理機を購入する補助事業を拡大いたしましたところ、当初予定いたしておりました千五百基の枠が即座にオーバーいたしまして、したがって今年もさらに一千基を用意し、現在八百七十六基の申請があります。これは排出時のリサイクルと生ごみの自家処理による排出減量であるというふうに受けとめております。

 また、ごみ減量のモデル地区を川東地区と鳴門西地区に設けて、両地区の減量目標として、資源ごみ回収団体への加入率を一〇〇%に、また生ごみは処理容器等を利用して堆肥にし、ごみとして出さないなどの対策をお願いしてまいりました。各地区の皆さんの熱心なお取り組みによりまして、現在ではこれらの目標はほぼ達成できたと考えております。ごみ問題に対する意識が高まり、ごみ減量に対する連携が芽生えたことによりまして、目標の達成を実現できたことは大きな成果と言えると思っております。

 これらは本年のごみ出しマナー向上運動へと受け継がれ、より広範なボランティア活動となり、職員自身の分別、減量意識を高めておりますし、地域の皆様と連帯して取り組みが進められており、現在一カ月が過ぎようといたしております。さらに、現場の衛生センターでは缶の単独収集を市内全域に拡大し、不燃物から資源化リサイクルを増大いたしております。

 また、啓発面では、自治振興組織、町内会へ出向いての減量分別の説明会の開催依頼の要請が頻繁に入っておりまして、住民の関心も非常に高くなってきているものと考えられます。

 次に、里浦の処分場の諸問題でございますが、まず第一点に、適正閉鎖に向けての里浦処分場をどのようにするのかという御質問でございますが、安定型の埋立地につきましては、県の環境センター等の指導を受けながら適正閉鎖に向けて十一月より表面を遮水シートで覆いまして、雨水の浸透を防ぐ工法をとりたいと考えておりますし、また矢板のないところにつきましては、鋼矢板を打設いたしまして、汚水などの流出を防ぐ工法を採用し、整備をいたしたいというふうに考えております。

 それから、悪臭や浄化対策としまして、EM技術を導入して悪臭の削減、放流水の水質浄化を図るとともに、引き続いての水質検査を継続してまいりたいと思っております。

 それから、先般の異常な臭気がしたという御指摘でございますが、これにつきましては、約三日間にかけまして処分場の表面を不陸整正するための作業をいたしました。そのときにユンボで一部動かしたわけでございますが、既に堆肥化が進んでおりまして、生ごみの、あるいは植物性残渣の発酵が進んでいたということで、地域の住民の方々に非常に不快な思いをいたさせました。これにつきましては、風向き等も計算する中でその整地作業にかかったわけでございますが、当日の天気等で異常な臭気を発生したようでございまして、御迷惑をおかけしたことにつきましてはおわび申し上げたいと思っております。

 それから、埋め立てられている四十万トンの不燃ごみにつきましては、地元とは平成十四年までにということでのお約束はいたしておりますが、現状では処分場が確保できるまでの間、維持管理に努めてまいりたいというふうに考えておりますし、地域住民への健康診断、あるいは小学校へのクーラー設置等々も、今後につきましては適正閉鎖に向けてにおいのしないような状態をつくっていく、覆土で表土を覆って雨水対策をするということでございますので、それらの状況も見ながら地元の対策協議会とも十分お話し合いをしながら対応してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。

     〔十五番 秦野 卓君登壇〕



◆十五番(秦野卓君) それでは、再問に入ります。

 先ほどなるとソフトノミックスパーク事業について、市長からいろいろお話を聞きました。浮川社長も鳴門へ進出する気があるのであれば、大変期待の持てる明るいことではないでしょうか。市民はそのお話を信じて、期待をいたしております。

 鳴門も非常に厳しい現状であります。また、この不況の中、ジャストシステム社の進出は、難しいことは、これ造成中のころから容易に予想できたはずであります。景気低迷の中、どこの工業団地でも分譲が進んでいないようでありますが、今後どう取り組んでいかれるのかお伺いいたします。

 また、先般この土地に関して、市民の方よりある相談を受け、早速現地へ飛んでいきました。通常は出入り口をパイプで閉鎖して、一般の車は入れないようにしてありますが、ごみの収集車が出入りをしておりました。確認すると、入り口からは見えない一番奥の区画に、大きなクレーンでごみの袋を積んでいるではありませんか。この区画の入り口に、一般廃棄物積みかえ保管施設という看板が出ておりました。この土地は土地開発公社所有とのことですが、いつこのような施設として使用することを理事会にはかり許可されたのでしょうか。土地開発公社の理事長は助役であります。助役の判断でこのようなことをやっているのか、市民は疑問を持っていることと思います。しかし、このことについてまことに残念でありますが、議会では土地開発公社に対し、何も質問ができないことになっております。そういうことで、この件についてはこれで置きます。

 次に、このソフトノミックスパークの土地の使用目的を何に基づいて変更したのか、また県の担当部署とどのような協議をされたのか。また、ソフトノミックスパーク事業では、県の補助金を受けております。ごみ処理施設として使用する場合、問題はないのか。また、この土地を鳴門市へいつ引き取る予定か。また、県へ引き取ってもらう予定はあるのか、あわせて御答弁をお願いいたします。

 次に、非常事態宣言について、宣言後も里浦処分場では産業廃棄物業者の事業系の不燃ごみを処理し、それが処分場の満杯を早め、その処理に当たり業者が搬入量を過少申告したとも言われております。市民に負担を持ち要りながら、企業に甘い行政姿勢はおかしくないのか。また、非常事態宣言が出された後も、ごみの分別ができていないところが少なくないのが実情のようであります。

 そしてごみ出しについてでありますが、このたび職員が実施をしてごみ出しチェックを行っておりますが、職員は自分の本来の仕事に支障が出ていないのか、またごみ出しチェックの効果はどうですか。また、予定どおり十月末まで続けるのか、また市民の間でうわさされている来年四月よりのごみ有料化が進んでいるとのことですが、きょうの徳島新聞の朝刊に大きな活字で「鳴門市ごみ収集有料化へ」ということが、この中で方法や時期など検討と大きく報道されておりました。

 既に県内では小松島市など、二十一市町村二組合が有料化していると新聞では載っております。二十三ものところで有料化が実施しているのかと軽い気持ちで受け取るか、何もそんなところまでまねするのはおかしいと行政に疑問を持つか、それは市民の方の考え方はさまざまでしょう。でも、はっきり、なぜ鳴門市が今になり有料化に踏み切ったのかと言えることであります。それは、ごみを自前で処分するより、業者の手により県外へ莫大な金額で依存しているということであります。そんな原因ではないでしょうか。里浦処分場が満杯になることもわかりながら、その後の処分場も探すことさえせず、一年と六カ月が過ぎ、そのツケが市民に有料を押しつけております。

 市長、あなたはごみ行政に対する姿勢の一つとして申し上げます。先般ある地元の代表の方五人が、市長にごみに対することで陳情に参りました。私も同席した中で、来年三月まで市長は待ってほしいと答えました。陳情団の方より、来年三月まで待ったらめどが立つのかと突っ込まれると、あなたは正直言ってめどはないと白状いたしました。それには、市の助役以下、幹部五人も同席をいたしておりました。そんな無責任な姿勢で、本当に有料化になれば大変であります。老朽化が進み、いつストップするかしれん木津の焼却場がもしストップでもすれば、すべて産廃業者の手をかりて県外へ持ち出すことでしょう。足元を見られ、値段はどんどんつり上げられることでしょう。

 市民の方の中には、十月一日より既に六十五歳以上の方が介護保険料の半分の千七百円、また認定された方はその一割が支払い、一年後の来年十月一日からは全額の三千五百円にプラス認定料の一割は負担されることでしょう。市民にとっては、ごみ有料化は死活問題です。特に、国民年金で生活をしている方は、安心して生活はできません。

 ごみ有料化になると、いつかだれしも心の準備が必要であります。行政にしても、審議会またごみ検討委員会の手続もあるでしょう。でも、市民の心の準備、また地域や町内でもいろいろ取り組む方法もあります。不法投棄され、環境のよい美しいまちづくりを目指すためにも、行政が後手後手に回れば、市民より一層の不信が高まるでしょう。そこで、本当にうわさのごみ有料化は来年四月から実施するのかどうか、お伺いいたします。

 次に、里浦処分場周辺住民の健康チェックと里浦小学校のクーラーの件については、これは本当に健康が害をされれば大変なことになりますので、必ず早急に行政の手落ちとならないように、健康診断、健康チェックは必ずしてあげてください。また、子供にいつまでも環境の悪いところでなしに、できるだけ環境のいいとこで勉強さすように、クーラーの方も各教室につけてあげてください。この件については重ねて要望といたします。

 次に、里浦処分場の件ですが、以前私の質問の中で、満杯になれば適正閉鎖するということでありましたが、先ほど答弁いただきましたが、これは非常に難しい問題であります。多少矛盾はするところはありますが、私個人としては地元里浦の方々には大変御迷惑をかけているため、計画性を持って定期的に搬入させてあげれないものかと思うのであります。

 産廃業者の事業系のごみをとめればまだ少し余裕はないのか。地元の同意があれば、まだ次の処分場が決定するまで多少は搬入できるはずだが、地元民のためよく相談して、双方が納得できる施策をとるよう、これも要望いたします。

 次に、問題の約四十五万トンもの不燃物の片づけの件でありますが、もし県外へ搬出するとすれば、一トン三万円で計算して、百三十五億円にもなります。県外へ運び出すか、それとも市内で埋め立てるか、大変な事態であります。市長の一刻も早い決断が必要であります。市長、あなたを応援している地元里浦の人たちのため期待を裏切らず、平成十四年には約束どおり片づけられることを要望いたします。

 また、新しい処分場の件でございますが、理事者から正しい現状の説明ができていないのではないでしょうか。例えば、取得した土地の広さや買収価格の問題、用地面積五十四・八平方メートルは処分場の面積として決して広い面積ではございません。私もいろいろと勉強してまいり、中央、県、他市の現状も見聞しております。この面積の倍以上も、決して広いほどではありません。環境基準が毎年厳しくなりました現在、土地の確保は大変難しくなっております。よくぞこれだけの土地が取得できたものだと感謝すべきであります。

 また、価格につきましても坪平均一万一千四百円、さきに取得しているソフトノミックス用地の取得価格、取得年数も大分違ってはおりますが、坪平均六万二百四十円、多少の立地条件の違いはありますが、双方とも大半が山林であります。これらのことについて誤解を招くような説明をしているのではないでしょうか。本当にやる気があるのなら、地道に努力と誠意が必要であります。一日も早く用地を引き取り事業を推進するよう、これも要望いたします。

 以上、御答弁によって再問をいたします。

     〔経済部長 塚本重史君登壇〕



◎経済部長(塚本重史君) 県の補助金を受けました工業団地へのごみの仮置きは目的外使用で、問題はないのかという秦野議員さんの再問にお答えをいたします。

 なるとソフトノミックスパーク造成事業につきましては、鳴門市におきます就労機会の増大や経済の活性化、ひいては県益の増大へと導くものでございまして、市が全力を挙げて取り組むべきものと考えております。

 しかしながら、議員さんも御承知のとおり、この会議でも一般質問にでもございましたように、本年六月末をもって不燃物ごみ埋立処理をしておりました里浦処分場が閉鎖されることとなり、新処理施設ができるまでの間、これを県外搬出により処理せざるを得なくなりました。

 不燃物ごみの現状は、可燃物並びに資源ごみが約四割程度混入いたしております。県外搬出のためには、廃プラ、鉄、ガラス等々などに区分し、それぞれ県外の中間処理施設において処理しなければなりませんことから、これらの分別作業基地が必要となったものでございます。

 このため、当分の間仮設によりその作業を行わざるを得ず、収集効率の面やごみ計量等から、できるだけ衛生センターに近い場所での立地が必要でございました。

 また、ごみ収集の中止という事態を回避するための緊急避難措置として、仮設での分別作業を進めるしかなく、公有地を中心として全市をくまなく候補地を求めました結果、ソフトノミックスパークを仮作業の候補地として、県関係課と協議、指導を得る中で見通しが立ちましたので、地元町内会にも御説明をし、同意を得たものでございます。

 以上のようなことから、同団地における明年三月末までの緊急避難的処置として、関係諸法令を遵守した上での分別作業を実施することにつきまして、県御当局の御理解をいただいたところでございます。

 また、今後の同団地の販売、企業誘致への影響につきましては、明年三月までの仮置き、仮作業でありますことから、経済部と県企業振興課との協議の中でも多少の影響はやむを得ないとの結論に達しました。その上で、今後この団地の販売促進につきましても、県から全面的に協力していただけるとのお約束をいただいておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、いつ土地開発公社から引き取るのかとの御質問にお答えを申し上げます。

 土地開発公社からの引き取り時期につきましては、現在どのような形でいつ引き取るかについて、関係部課間において協議をいたしておりますので、御理解お願いいたします。

     〔環境衛生部長 谷崎 徹君登壇〕



◎環境衛生部長(谷崎徹君) 里浦処分場の問題についてお答え申し上げます。

 里浦処分場は、昭和六十年七月より不燃ごみの処理施設として開設以来十五年の間に、ごみの移設並びに施設の拡張、あるいは破砕機の導入などにより、延命化に努めてまいりました。約四十万トンの焼却灰、不燃ごみを埋立処分してきたところでありますが、用地の確保も限界となりまして、六月末日をもって閉鎖いたしたところであります。

 議員御指摘のとおり、収集し、里浦処分場へ埋立処理をする時点で分別をして、さらに減量処理するとともに適正管理がなされていたならば、まだ延命は図れたものと考えられますし、今日のような県外搬出処理という非常事態は先送りできたものと思われます。

 これらのことは、今日までの本市が取り組んできたごみ処理に対する甘さがあったことは否めない事実として受けとめなければなりませんし、行政みずからが大いに反省すべきことと認識いたしております。

 次に、今回のごみ出しマナー向上運動での職員の現場で御協力いただく作業をとっていただいておりますが、そのことに関して、職員が職場に一時的におくれて登庁することにつきましては、事前の説明会などで調整ができていたために現在のところ支障なく実施できております。

 また、各ステーションでの職員が分別内容の確認などをすることで住民との間にトラブルがあったとの報告も届いておりません。実施当初は職員や市民からの分別の方法や缶の排出とその回収曜日のことを中心に多くの問い合わせがありまして、市民への浸透がより進んだと判断いたしております。職員からの報告は月末ごとに提出されますので、まだ地域ごとの、あるいは個別のステーションごとの状況は把握できておりませんが、この運動につきましては十月末まで実施することといたしております。今回のボランティア活動は、一部職員を除いてより広範な人々の御協力があり、また地元住民の方々も積極的な御協力をいただく中で取り組んでおりまして、ごみの分別と処理が十分啓発できているというふうに考えております。

 最後に有料化の問題でございますが、本市の有料化に向けての取り組みといたしましては、議員も御承知のとおり、従前は黒の袋で処理いたしておりました。中身が見えない、分別ができていないというようなこともございますし、収集時における危険度等々も考えまして、黒の袋から白の透明袋に移行いたしたのがたしか三年ないし四年前だったと思います。その時点から既にごみの有料化につきましては、市民の団体あるいは審議会等でもう既にごみの有料化に踏み切るべきでないかというような御提案ございました。ただ、本市の場合は黒の袋から、不透明な袋から即有料化に踏み切りますと、市民の皆様が戸惑いますし、不法投棄がふえるというような観点もございまして、とりあえず透明袋から移行さしていただきました。現在、透明な袋で市民の方々に分別を御協力をいただく中で十分な成果を上げておるわけでございますが、まだ先ほどから申しておりますように、不燃ごみの中にも約四〇%の資源物や可燃物があるというような状況がございます。現在のごみ処理にかかる諸経費等も勘案いたす中で、ごみの有料化に踏み切りざるを得ないという流れの中で、我々は有料化に踏み切ろうというような判断をいたしておりますし、現在のところ、先日の佐藤議員さんにお答えしたとおり、他市の状況、有料化の方法等々も現在詰めておる状況でございまして、ごみ減量の審議会等々もおはかりする中で、御意見を十分賜りながらこれの実施に向けて取り組んでまいりたいと思っておりますが、時期的な明言につきましては、今のところ近い時期に実施したいということで御了解願いたいというふうに思います。

     〔十五番 秦野 卓君登壇〕



◆十五番(秦野卓君) それでは、最後の締めといたします。

 先ほど、なるとソフトノミックスパーク事業についてでありますが、担当部長より県の協力をいただいたと、非常に明るい答えであったように思います。しかし、一方ではごみ処理場として利用されており、非常にこれまた矛盾しているように思われます。

 かつて、鳴門市が誘致しようとしているジャストシステム社が徳島市川内町のブレインズパーク徳島に進出する際、産業廃棄物処理場跡という理由で、一時進出をためらったということも伺いいたしております。悪評が広がる前に適切な対応をお願いしたいものであります。私が心配することは、香川県の豊島の二の舞を踏まないかということであります。市民に心配や迷惑をかけないように、市民にガラス張りの行政を強く望みます。

 次に、ごみ非常事態宣言の効果につきましても、いろいろあったようにお伺いいたしました。これも非常に期待をいたしております。でも、これ市職員がごみステーションで市民のごみ出しチェックをしておるが、一部の市民からは何だか食生活まで行政より監視されているようでと苦情もあると聞いております。職員が自分の住んでいるところで、隣の家で出したごみをチェックするということは、職員の方には大変精神的無理があるんではないかと思うのであります。市長も同じ行動をとれば、市民の生の声がよく聞こえると思います。余り無理をせず、長続きができる施策を期待いたしております。

 また、ごみの有料化という件で、担当部長が非常に苦しい心の中で答弁をいただきましたので、これ以上担当部長を苦しめることはいたしませんが、またこの市民の方の理解をどう求めるかということであります。部長ではなく。大義名分はきちんとついているのか、市民は納得しているのか。一度有料化にすれば、もうとめることはできなくなるのであります。よく市民の声を大切にすることを要望します。

 私は先般ごみ施設の建設の先進地視察のため、千葉県松戸市を訪問いたしました。市長も以前に訪問されたとお聞きいたしました。助役さんも行かれたということで、私もどんないいところかと行ってまいりました。確かにいいところです。担当の方から、実に有意義なお話をお伺いすることができました。それは、どうしてもつくらなければならない、そのためには地域住民の協力がなければできないという行政の熱意が住民に正しく理解され、住民側の個々の利益よりも公益を優先しようという高い見識から建設の同意が得られたというものであります。もちろん、簡単に同意が得られるはずがなく、全戸個別訪問を初めとするすさまじい努力の結果にほかにはなりません。どうか、本市の理事者の方も非常に厳しい現状とは存じますが、鳴門市民のため精いっぱいの努力をされますようにお願いいたします。

 そして最後に一言、市民のために、市長以下行政マンが本気で浦代地区に焼却施設を建設する気があるのであれば、何でも正直に地元の方々に話をすることは大切ではないか。市長は公正と対話のスローガンを掲げて当選したのであります。地元の方々と正直な対話をされるよう、都合の悪いことはすぐに首を引っ込めないように、口先だけが商売ではなく、何事も実行することを市民は期待いたしております。男はやはり信念と行動力が一番の魅力であります。

 それで瀬戸町浦代に予定しているごみ焼却施設の土地について、市長は前市長の土地が納得してもらえるまで気長に話し合っているが、私にはこの土地が何ら疑わしいことはないのでないかと思うのであります。まず浦代の土地は、山本幸男氏の父が立岩の自分の土地、旧の塩田に、県営競技場が計画され、公共のために提供したのであります。かわりの土地を浦代へ購入して、子供たちのために残した土地であります。親が子のために思うのは当たり前であります。山本家は二回も公共施設の犠牲になったのであります。行政はこの土地の購入経路ぐらいは知るべきではないでしょうか。

 また、地元民に説明すべきです。反対する方には浦代にかわる代替案はきちんと教えていただきたい。

 まず、鳴門市の地域を考えてみますと、まず撫養町南浜に最初にごみの処理施設、現在木津町を中心に焼却場、火葬場、里浦地区に最終処分場、川東地区では里浦処分場の前に公設市場より約二百メーター離れたところで最終処分場がありました。また、大麻町では里浦処分場の延命策として萩原地区の田んぼに埋め立て、それぞれの地域で分担してまいりました。そういうことを皆さんは御存じでしょうか。もし知らずにいたら、その人たちの人生に傷がつかないかと心配するのであります。

 また、浦代の土地は行政がつくる施設に反対だろうが、私が聞くところによると、この土地は鳴門市が施設を建設予定前は、産業廃棄物業者が前市長山本幸男氏を尋ねて三十億円で世話をするように頼みに来たが、山本氏は山へ産廃を捨てれば海が汚れ、自然環境を破壊し、未来の子供のためにと断ったそうであります。そうすれば、例の右翼団体がやってきたと私は聞いております。私もこの話を聞いて、非常に胸が痛い思いであります。

 ダイオキシンの出ない施設は必ず必要です。財政が乏しいからといって、産廃業者の手にその土地は絶対渡してはなりません。市民の中から、山本さんが瀬戸へ施設をつくると表明すれば、環境が破壊される、子供の健康が害すると反対や右翼団体が連日市内をのろのろ運転で迷惑かけたことは記憶に新しいものであります。市民より、山本さんが瀬戸で施設をつくると言えば、右翼は来たのに、亀井さんが同じことを言っても右翼はなぜ来ないのか、もしかしたらまた右翼が鳴門へ来るのではないかと心配している人もいるのではないでしょうか。山本氏は敗戦の将兵を語らずで、何の愚痴も言わず、逆に市長、あなたは選挙期間中、瀬戸の住民に対して、私が当選すれば瀬戸へはごみ施設は持ってこないと約束したと、何人もの方が証言しているにもかかわらず、あなたは言ったことはないといつまでも言い続けております。本当に施設を建設する気持ちがあるのか。いつまでも県外へ搬出して、産廃業者のもうけに協力すんのか。行政は住民に正しいことを、真実を説明することを強く要望いたします。

 以上をもちまして、私の質問を終わります。

〔傍聴席で発言する者あり〕



○副議長(横井茂樹君) 小休いたします。

     午前十一時三十二分 休憩

     午前十一時三十二分 開議



○副議長(横井茂樹君) 再開いたします。

 以上をもって通告による一般質問はすべて終わりました。

 これをもって一般質問を終結いたします。

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△日程第二 議案第九十八号 平成十二年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)

      議案第九十九号 平成十二年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)

      議案第 百 号 平成十二年度鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第二号)

      議案第百一 号 平成十二年度鳴門市介護保険事業特別会計補正予算(第一号)

      議案第百二 号 平成十二年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)

      議案第百三 号 平成十二年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)

      議案第百四 号 平成十二年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)

      議案第百五 号 平成十二年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)

      議案第百六 号 平成十二年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)

      議案第百七 号 鳴門市職員恩給条例等の一部改正について

      議案第百八 号 鳴門市行政手続条例の一部改正について

      議案第百九 号 鳴門市納税貯蓄組合補助条例の廃止について

      議案第百十 号 鳴門市公民館条例の一部改正について

      議案第百十一号 財産の取得について

      議案第百十二号 議会の議決を経た事項の変更について

      議案第百十三号 水稲無事戻し金の交付について



○副議長(横井茂樹君) 日程第二、議案第九十八号から議案第百十三号までの十六議案を一括議題とし、前会の議事を継続いたします。

 これより質疑に入ります。

 ただいまのところ質疑の通告はありません。

 質疑ありませんか。

     〔「質疑なし」と言う者あり〕

 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております各議案は、会議規則第三十七条第一項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

    ──────────────────────────────────



△日程第三 陳情第三十 号 産業廃棄物焼却炉設置反対の陳情書

      陳情第三十一号 産業廃棄物焼却炉設置に対する陳情書

      請願第三十二号 新大麻学校給食センターの建設についての請願書



○副議長(横井茂樹君) 日程第三、請願、陳情書の処理を議題といたします。

 本件については、会議規則第百三十四条の規定により、お手元へ配付の請願・陳情文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 以上をもって本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 おはかりいたします。

 明九月二十三日から十月二日までの十日間は委員会審査のため休会といたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって明九月二十三日から十月二日までの十日間は休会とすることに決しました。

 次会は十月三日午前十時から再開いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午前十一時三十四分 散会