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徳島県 鳴門市

平成12年  9月定例会(第3回) 09月18日−01号




平成12年  9月定例会(第3回) − 09月18日−01号







平成12年  9月定例会(第3回)



          平成十二年 鳴門市議会会議録 (第十五号)



鳴門市告示第八十三号

 平成十二年鳴門市議会第三回定例会を次のとおり招集する。

 平成十二年九月十一日

                        鳴門市長   亀 井 俊 明

一 期   日  平成十二年九月十八日

二 場   所  鳴門市議会議場

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平成十二年九月十八日(会期十六日中第一日目)

  議事日程第一号

 諸般の報告

 諸般の報告

第一 会議録署名議員の指名について

第二 会期の決定について

第三 報告第 六 号 鳴門市土地開発公社の経営状況について

     報  告

第四 議案第九十三号 平成十一年度鳴門市農業共済事業会計決算の認定について

   議案第九十四号 平成十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について

   議案第九十五号 平成十一年度鳴門市病院事業会計決算の認定について

   議案第九十六号 平成十一年度鳴門市水道事業会計決算の認定について

   議案第九十七号 平成十一年度鳴門市運輸事業会計決算の認定について

   議案第九十八号 平成十二年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)

   議案第九十九号 平成十二年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)

   議案第 百 号 平成十二年度鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第二号)

   議案第百一 号 平成十二年度鳴門市介護保険事業特別会計補正予算(第一号)

   議案第百二 号 平成十二年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)

   議案第百三 号 平成十二年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)

   議案第百四 号 平成十二年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)

   議案第百五 号 平成十二年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)

   議案第百六 号 平成十二年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)

   議案第百七 号 鳴門市職員恩給条例等の一部改正について

   議案第百八 号 鳴門市行政手続条例の一部改正について

   議案第百九 号 鳴門市納税貯蓄組合補助条例の廃止について

   議案第百十 号 鳴門市公民館条例の一部改正について

   議案第百十一号 財産の取得について

   議案第百十二号 議会の議決を経た事項の変更について

   議案第百十三号 水稲無事戻し金の交付について

     提案理由説明



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平成十二年第三回定例会

  地方自治法第百二十一条に基づく説明員一覧表



 通知者名  職名       氏名



 市長    第一助役     細 川 並 久 君

       第二助役     牧 田   久 君

       収入役      川 上 喜一郎 君

       総務部長     市 川 義 博 君

       企画調整部長   小 倉 眞 穗 君

       市民福祉部長   三 谷 一 昭 君

       環境衛生部長   谷 崎   徹 君

       経済部長     塚 本 重 史 君

       建設部長     古 林 庸 策 君

       競艇部長     田 口 喜 久 君

       水道部長     中 谷   宏 君

       運輸部長     泉   良 一 君

       消防長      潮 崎 焜 及 君

       福祉事務所長   矢 野 正 夫 君

       環境衛生部副部長環境担当

                佐 藤 重 明 君

       環境衛生部副部長衛生センター担当兼衛生センター所長

                東 田 充 雄 君

       競艇部副部長   松 下 將 勝 君

       総務部

        総務課長    福 居 達 夫 君

        人事課長    板 東 久 男 君

        広報広聴課長  廣 川 多 門 君

        税務課長    石 川 博 敏 君

        企画官     平 野 悦 男 君

       企画調整部

        秘書企画課長  喜 多   哲 君

        情報政策課長  鯉 渕   勝 君

        文化振興課長  中 村 誠 司 君

       市民福祉部

        市民課長    濱 口   仁 君

        生活振興課長  市 橋 正 成 君

        保険課長    藤 田   博 君

        同和対策課長  正 木   智 君

        解放センター所長田 村 邦 夫 君

        高齢障害福祉課長浜 野 敏 男 君

        児童福祉課長  古 林 真 弓 君

       環境衛生部

        環境課長    松 前 敏 夫 君

        衛生センター管理課長

                前 野 憲 治 君

        衛生センター業務課長

                亘     博 君

       経済部

        商工観光課長  横 川 俊 彦 君

        農林水産課長  岡 部 晃 資 君

        耕地課長    福 田 尊 志 君

       建設部

        管理課長    黒 田 聰 身 君

        土木課長    三 木   勉 君

        都市計画課長  長 浜   宏 君

       競艇部

        管理課長    西 谷   茂 君

        企画推進課長  岩 田 健 治 君

        業務課長    泉   和 久 君

        警備課長    芦 尾 輝 征 君

       会計課

        会計課長    桑 島 和 子 君

       水道部

        業務課長    矢 野 満 夫 君

        施設課長    小 林   修 君

       運輸部

        運輸課長    川 上 昭 憲 君

       消防本部

        消防総務課長  島 田 正 幸 君

        予防課長    宮 崎   明 君

        警防課長    米 田 栄 治 君

        消防署長    田 村 瑞 穂 君

 教育委員長 教育長      山 口   敏 君

       教育次長     森 本 繁 一 君

       教育委員会

        教育総務課長  浜 川 博 満 君

        学校教育課長  仁 木 直 喜 君

        生涯学習課長  鍋 島 健 治 君

        同和教育課長  岩 瀬   肇 君

        体育保健課長  寺 井   晋 君

        図書館長    北 野 隆 一 君

 監査委員  監査事務局参事事務局長事務取扱

                京 野 雅 彦 君

 選挙管理委員長

       選管委事務局長  岡 田 信 之 君

 農業委員会会長

       農委事務局次長  西 川 幸 雄 君



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 本日の会議に付した事件

 諸般の報告

日程第一 会議録署名議員の指名について

日程第二 会期の決定について

日程第三 報告第六号

      報  告

日程第四 議案第九十三号から議案第百十三号まで

      提案理由説明

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  出  席  議  員 (二十七名)

      議  長  斎  藤  達  郎  君

      一  番  横  井  茂  樹  君

      二  番  泉     善  治  君

      三  番  中  西  久  雄  君

      四  番  林     栄  一  君

      五  番  牧  野     豊  君

      六  番  松  下     保  君

      七  番  山  本     秀  君

      八  番  分  部  嘉  憲  君

      九  番  柿  本     公  君

      十  番  勘  川  一  三  君

      十一 番  佐  藤  絹  子  君

      十二 番  田  渕     豊  君

      十三 番  板  東  一  岳  君

      十四 番  平  岡  朔  郎  君

      十五 番  秦  野     卓  君

      十六 番  明  野  尚  文  君

      十七 番  坂  東  成  光  君

      十八 番  梅  野  健  寿  君

      十九 番  池  田  正  恵  君

      二十 番  橋  本  国  勝  君

      二十一番  工  藤  武  重  君

      二十二番  近  藤  龍  彦  君

      二十四番  野  田  粋  之  君

      二十五番  藤  田  茂  男  君

      二十六番  森     恒  吉  君

      二十七番  矢  野  善  治  君

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  欠  席  議  員 (一名)

      二十三番  田  中  寛  昭  君

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 説明のため出席した者

  市長        亀  井  俊  明  君

  第一助役      細  川  並  久  君

  第二助役      牧  田     久  君

  収入役       川  上  喜 一 郎  君

  総務部長      市  川  義  博  君

  企画調整部長    小  倉  眞  穗  君

  市民福祉部長    三  谷  一  昭  君

  環境衛生部長    谷  崎     徹  君

  経済部長      塚  本  重  史  君

  建設部長      古  林  庸  策  君

  競艇部長      田  口  喜  久  君

  水道部長      中  谷     宏  君

  運輸部長      泉     良  一  君

  消防長       潮  崎  焜  及  君

  福祉事務所長    矢  野  正  夫  君

  総務部

   総務課長     福  居  達  夫  君

  企画調整部

   秘書企画課長   喜  多     哲  君

  教育長       山  口     敏  君

  教育次長      森  本  繁  一  君

  監査事務局参事事務局長事務取扱

            京  野  雅  彦  君

  選管委事務局長   岡  田  信  之  君

  農委事務局次長   西  川  幸  雄  君

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 議会事務局職員出席者

  事務局長      江   川   勝   幸

  次長        田   淵       功

  議事係長      福   有   慎   二

  資料係長      滝   川   勝   正

  書記        森       真   弓

    ──────────────────────────────────







     午前 九時四十八分 開会



○議長(斎藤達郎君) これより平成十二年第三回定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。

 まず、議長会関係会議の概要を御報告申し上げます。

 去る六月二十九日、全国競艇主催地議会協議会第九十五回定期総会が静岡県雄踏町で開催されました。平成十一年度の事務事業、競艇事業の報告に引き続き、平成十二年度の重要施策事項及び予算並びに役員の選任についてを協議し、決定してまいりました。

 次に、七月十八日、全国公営交通事業都市議長会実行委員会が東京都で開催されました。事務報告の後、平成十二年度事業計画書及び公営交通事業に関する要望並びに実行運動の方法についてを協議し、決定してまいりました。

 次に、九月二十四日、第百二十一回徳島県市議会議長会定期総会が小松島市で開催されました。会務報告に続き、四国市議会議長会理事会への提出議題及び関係会議の開催予定についてを協議し、決定してまいりました。

 以上が会議の概要であります。

 関係資料は事務局に保管いたしておりますので、必要に応じごらんいただきたいと思います。

 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の提出通知がありました。

 次に、市長及び各委員長等から地方自治法第百二十一条の規定に基づく説明員として、出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付いたしております。

 次に、監査委員から六月、七月及び八月分の例月出納検査の報告がありましたので、配付いたしております。

 諸般の報告は以上のとおりであります。

 これより本日の日程に入ります。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

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△日程第一 会議録署名議員の指名について



○議長(斎藤達郎君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第八十一条の規定により、

          二  番 泉 善治君

          二十七番 矢野善治君

を指名いたします。

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△日程第二 会期の決定について



○議長(斎藤達郎君) 日程第二、会期の決定についてを議題といたします。

 おはかりいたします。

 今期定例会は、本日より十月三日までの十六日間といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって会期は、本日より十月三日までの十六日間と決定いたしました。

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△日程第三 報告第六号 鳴門市土地開発公社の経営状況について



○議長(斎藤達郎君) 日程第三、報告第六号鳴門市土地開発公社の経営状況についての報告を求めます。

     〔総務部長 市川義博君登壇〕



◎総務部長(市川義博君) ただいま上程なりました鳴門市土地開発公社の経営状況につきまして、御報告を申し上げます。

 先日、鳴門市土地開発公社から決算書類等の提出がございましたので、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定により関係書類を提出し、御報告をいたすものでございます。

 お手元の資料の平成十一年度鳴門市土地開発公社決算書をごらんください。

 まず、平成十一年度の事業報告でございますが、同年度の事業計画に基づき、なるとソフトノミックスパーク事業用地につきましては、平成九年度から引き続き実施している造成工事を行い、また廃棄物処理施設ほか関連整備事業用地につきましては、用地取得に係る物件移転補償を行っております。

 平成十一年度決算の内容でありますが、収益的収支においては受取利息による収入として三千六百十円に対し、販売費及び一般管理費による支出として五十八万四千四十一円となっており、五十八万四百三十一円の経常損失が生じております。

 一方、資本的収支におきましては、前年度からの繰り越しを含む長期借入金五億一千五十一万六千三百十四円の収入に対し、公有地取得事業費及び長期借入金償還金、合わせて五億一千五十一万六千三百十四円の支出となっております。

 次に、平成十二年度鳴門市土地開発公社予算及び附属書類をごらんください。

 平成十二年度の事業計画でございますが、なるとソフトノミックスパーク事業の管理業務並びに廃棄物処理施設ほか関連整備事業の土地取得及び管理業務を行うことといたしております。

 これに伴う当年度予算につきましては、収益的収支におきましては収入として事業外収益で、受取利息四千円を見込んでおり、支出としては販売費及び一般管理費百九十万円、予備費十万円を予定いたしております。

 一方、資本的収支におきましては、収入として長期借入金一億二千八百六十万九千円を、また支出として公有地取得事業費九百五十万円及び長期借入金償還金一億一千九百十万九千円を見込んでおります。

 以上のとおりでございます。

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△日程第四 議案第九十三号 平成十一年度鳴門市農業共済事業会計決算の認定について

      議案第九十四号 平成十一年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について

      議案第九十五号 平成十一年度鳴門市病院事業会計決算の認定について

      議案第九十六号 平成十一年度鳴門市水道事業会計決算の認定について

      議案第九十七号 平成十一年度鳴門市運輸事業会計決算の認定について

      議案第九十八号 平成十二年度鳴門市一般会計補正予算(第一号)

      議案第九十九号 平成十二年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第二号)

      議案第 百 号 平成十二年度鳴門市老人保健事業特別会計補正予算(第二号)

      議案第百一 号 平成十二年度鳴門市介護保険事業特別会計補正予算(第一号)

      議案第百二 号 平成十二年度鳴門市新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)

      議案第百三 号 平成十二年度鳴門市文化会館事業特別会計補正予算(第一号)

      議案第百四 号 平成十二年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第一号)

      議案第百五 号 平成十二年度鳴門市病院事業会計補正予算(第一号)

      議案第百六 号 平成十二年度鳴門市水道事業会計補正予算(第一号)

      議案第百七 号 鳴門市職員恩給条例等の一部改正について

      議案第百八 号 鳴門市行政手続条例の一部改正について

      議案第百九 号 鳴門市納税貯蓄組合補助条例の廃止について

      議案第百十 号 鳴門市公民館条例の一部改正について

      議案第百十一号 財産の取得について

      議案第百十二号 議会の議決を経た事項の変更について

      議案第百十三号 水稲無事戻し金の交付について



○議長(斎藤達郎君) 日程第四、議案第九十三号から議案第百十三号までの二十一議案を一括議題といたします。

 市長の提案理由の説明を求めます。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 本日、第三回定例会を招集いたしましたところ、議員皆様方には、公私何かと御多忙中にもかかわりませず御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。

 今期定例会には、平成十二年度鳴門市一般会計補正予算を初め、重要な議案の御審議をお願いすることといたしておりますが、これら議案の説明に先立ちまして、当面する市政の取り組み等について御説明を申し上げ、議員皆様方の御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。

 初めに、九月十五日からいよいよシドニー・オリンピックが開幕いたしました。女子マラソンには本市出身の市橋有里さんが、女子一万メートルには同じく弘山晴美さんが、また男子マラソンには本市在住の犬伏孝行さんが出場いたします。競技が行われます日時には、大勢の皆様が一同に会して応援できますよう、市民会館に大型スクリーンを設置し、市民挙げて声援を送りたいと考えております。

 三名の方々には、それぞれ持てる力を十分に発揮されまして、思いどおりのすばらしい成果を上げられますよう期待を申し上げております。

 さて、二〇〇〇年代最後の夏は天候にも恵まれ、四国四県の県都を結ぶエックスハイウェーの全線開通など、着々と進む高速交通網の整備によりまして、多くの観光客が本市を訪れました。阿波踊りには三日間で延べ十万六千人、納涼花火大会には約十六万人という大勢の人出でにぎわい、鳴門の熱く燃える夏を楽しんでいただいたのであります。

 また、鳴門公園では、四月に開業されました渦の道が人気を博し、八月十二日から十五日までの四日間で、延べ約四万二千人の人出を記録いたしました。例年この時期には、鳴門公園一帯は車両の渋滞で駐車場までたどり着けず、途中で引き返す人が後を絶ちませんでした。しかし、本年はこの期間中、鳴門観光港からのシャトルバスの運行をすることによりまして、大きな混乱もなく、大勢の観光客を送り込むことができました。利用された観光客の皆さん方を初め、地元周辺の方々からも好評をいただいたところでございます。

 一方、京阪神方面からの玄関口として重要な位置を占めております高速鳴門バス停留所では、ことしも真夏の暑い日差しの中で、観光客を初めとした利用客や、周辺の皆様方から施設の不備に対する厳しい御意見が多く寄せられました。当面、駐車場の整備や照明施設を充実することによりまして、利便性の向上と安全性の確保を図り、周辺の皆様にもできる限り迷惑の及ばない手だてを講じてまいりたいと考えております。そして同時に、抜本的な整備が早期に図られますよう、全体的な整備計画を策定いたしたいと考えております。

 豊かな自然と文化を資源とした観光は、本市の発展にとりまして最も重要な要素の一つであります。訪れた観光客の皆さんによい印象を持ってお帰りいただくことが何よりも大切であり、今後とも世界に誇り得る観光地としてふさわしい条件を整えてまいりたいと考えております。

 次に、現在最も緊急を要する課題となっております、ごみ処理問題について申し上げます。

 去る六月十日には、鳴門市・藍住町環境施設組合によりまして、瀬戸地区の皆様に新しい処理施設の建設用地として堂浦字浦代を選定した経緯等について、改めて説明をさせていただく機会を持っていただきました。これまでのさまざまな疑問に文書でお答えいたしたところでございます。まだ相互に見解を一にできる段階にまで至っていないことを実感する場面もございましたが、今後とも地道に地元の皆様と話し合う機会を持っていただきながら、施設の建設につきまして御理解をいただけますよう全力を傾注する所存でございます。

 その後、里浦地区の地元の皆様とのお約束を果たすために、六月三十日をもちまして里浦処分場を閉鎖いたしました。里浦処分場で処理いたしておりました不燃ごみにつきましては、分別をしてできるだけ減量した後、県外へ搬出する予定でおりましたが、分別をする場所の確保に手間取り、現在まだ搬出ができていない状況でございます。

 このため、八月の下旬から市民の皆様にさらなるごみ処理の窮状を御理解いただき、分別の徹底と減量化への御協力をお願いするために、全職員が各地区のごみ集積場所で、市民皆様方とともに分別の徹底を図る活動を展開をいたしております。

 今後は地元の皆様に御理解をいただく最大限の努力をし、早期に県外へ搬出するための分別ができる場所を確保することによりまして、市民皆様方の生活に支障が生じないよう努めてまいる所存でございます。議員各位を初め、関係者の皆様にはさらなる御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げる次第でございます。

 次に、本市の財政の現状と今後の財政収支の見通しについて申し上げます。

 本市の財政は、今日までモーターボート競走事業の収益金を財源の主要な構成要素として、組織・機構を構築し、維持してまいりました。しかし、長引く景気の低迷などによりまして、財政を取り巻く環境は拡大のみを前提にできない時代を迎えております。その根元である市税収入は順調な伸びを期待できない状況となり、加えて近年モーターボート競走事業の売り上げも下降の一途をたどっているのであります。

 一方、歳出では人件費が全体の三〇%を超えるなど、扶助費、公債費を合わせた義務的経費が歳出総額の三分の二近くに達し、さらに硬直化の傾向を強めております。

 そこでこのたび、本市の将来に向けた適切な財政運営を図る上での基礎資料として、長期財政収支見通しを立てて公表することといたしました。この予測から見ることができますのは、将来にわたるさらに厳しい本市財政の姿であります。

 まず、本年度につきましては、市税収入が前年度と比較して減少する見通しであり、モーターボート競走事業の売り上げが低迷しているために、収益金が当初予算どおりに見込めないおそれがございます。この財源の補てんを財政調整基金やその他の留保財源で行わなければならないのでありますが、そのために翌十三年度の収支不足を補うための財政調整基金が十分に確保できない状態となります。

 平成十三年度当初予算では、モーターボート競走事業におきまして売り上げ低迷が続き、その繰入金を見込むことができない場合には、非常に厳しい予算編成を余儀なくされるのであります。

 その後、平成十四年度以降は基金総額が急激に減少いたします。平成十五年度には収支の均衡を保つことが非常に難しい状態となり、平成十六年度には基金が底をつき、収支不足額が急激に大きくなるという現実が明らかになってまいります。

 こうした事態が生じる原因といたしまして、本市特有の財政構造に問題があることは申し上げるまでもございません。近年の収支決算を見ますと、実質収支は各年度一貫して黒字となっております。しかしながら、この額から基金の増減額としてあらわれる赤字・黒字の要素やモーターボート競走事業会計からの繰入金を控除いたしますと、平成元年度以降は平均して十五億円程度の構造的な収支不足の体質が認められます。モーターボート競走事業会計からの繰入金が継続的に確保できた時代には構造的な収支不足は表面にはあらわれていませんでした。しかし、今日その売り上げが予想以上に低下し、繰入金が途絶えるという事態に至って、一気に表面化することとなったのであります。

 もちろん、こうした状況を放置することは許されないことであり、自主再建のためのあらゆる方策を講じなければなりません。行政改革実施計画の着実な推進は申すまでもなく、さらなる経費の節減や最も重要な人件費の抑制とあわせまして、職員の能力の活用を図るため、人材を養成する施策の推進などに全力を傾注してまいる所存でございます。議員各位を初め、市民皆様方の御理解と御協力をこの上ともよろしくお願い申し上げる次第でございます。

 こうした厳しい状況のもとでの編成となりました平成十二年度一般会計補正予算でありますが、国の公共事業予備費の活用による事業費の追加を初め、緊急の課題であるごみ処理対策に要する経費や、将来の鳴門市にとりまして必要となる事業費のほか、当初予算を補完するための補正を行いました。

 その結果、一般会計における補正額は、歳入歳出それぞれ十二億四千八百万円となり、補正後の予算総額は二百三十二億六千四百万円となっております。

 以下、今回の補正の主なものにつきまして、その概要を御説明申し上げます。

 まず、歳入でありますが、恒久的な減税による市税の減収補てん措置であります地方特例交付金の額がほぼ確定いたしましたので、所要額を補正いたします。また、地方交付税につきましては、普通交付税の決定額を補正いたしました。

 分担金及び負担金は、事業量の増減に伴いまして所要の補正を行いますとともに、使用料及び手数料につきましては実績に基づき補正をいたしております。

 国、県支出金につきましては、国の公共事業予備費の活用による補助金を初め、それぞれ事業量の変更等に伴う補正でございます。

 財産収入では、都市計画事業の代替用地売払収入を計上いたしますほか、繰入金は充当する事業量の増減によりまして、ふるさと活性化基金等からの繰入金を補正いたします。

 繰越金につきましては、平成十一年度決算に基づく補正であります。

 諸収入は、コミュニティ活動に対する自治総合センターからの助成金等につきまして補正をいたしますとともに、市債では県営事業負担金の計上等、それぞれ事業量の増減によりまして所要額を補正いたします。

 次に、歳出について御説明を申し上げます。

 まず、総務費でありますが、情報公開の制度化に向けまして、より適正な文書管理を行うためのファイリングシステムの導入を推進する経費のほか、前段で申し上げました高速鳴門バス停留所の周辺整備に要する経費や、国の公共事業予備費の活用による地域ネットワーク形成促進事業費、さらにはコミュニティ活動補助金等につきまして、それぞれ所要額を補正いたしました。

 また、納税貯蓄組合補助条例に基づく市税完納補助金につきましては、納税貯蓄組合法の規定に沿いますと、現行の補助金を支出することはできないと判断されているところでございます。本市におきましても、種々検討をいたしました結果、平成十二年度分から補助金を廃止することとし、所要の補正をいたしております。

 一方、これまで市税の収納事務につきましては、課税事務と比較いたしまして、電子計算機などによる効率的な事務処理が体系化されていない現状がございました。そこで、滞納管理システムを導入し、滞納整理事務の効率化を図ることによりまして、より積極的に徴収に臨める体制を整備し、収納率の向上に努めたいと考えております。

 このほか、ふるさと活性化基金及び財政調整基金につきまして、交付税措置あるいは地方財政法の規定等に基づき、今後必要となる財源を確保するために積み立てを行っております。

 民生費では、介護保険事業特別会計への繰出金を初め、知的障害者施設「鳴門授産センター」への改築に対する補助金、あるいは子どものまちプランの策定に要する経費や、児童手当費等につきまして、それぞれ所要額を補正いたしております。

 次に衛生費でありますが、市民の皆様から御要望の強い合併処理浄化槽の設置に対する補助金のほか、前段で申し上げました不燃ごみの県外搬出に必要な分別処理に要する経費や、地元周辺の環境整備費等につきまして所要額を補正いたします。

 農林水産業費につきましては、資源循環型畜産確立対策事業といたしまして、肥育牛のし尿の堆肥化を行うために必要な施設整備に対する支援をいたします。また、農業基盤の整備を図るための同和対策耕地事業費や、地盤沈下対策などの県営耕地事業に対する負担金を計上いたしますとともに、水産業費では県営漁港整備事業に対する負担金等につきまして所要額を補正いたしました。

 商工費では、地場産品振興対策事業費といたしまして、わかめの加工及び流通対策のための経費を計上いたしましたほか、観光費におきましては、専門的な立場から鳴門の観光について御助言をいただく観光アドバイザー会議を開催するための経費を計上いたしております。

 このほか、増加する自動車旅行に対応して、一定のテーマのもとにルート設定を行い、必要に応じて施設を整備するなど、周遊・広域観光に資するための基本計画を策定する経費や、観光案内板整備事業費等を計上いたしました。

 土木費では、市民生活の基本である市道の維持補修を行うための経費や、がけ崩れ対策事業費、あるいは街路事業や流域下水道事業等の県営事業に係る負担金などを補正いたします。

 消防費では、非常備消防費といたしまして、消防分団の詰所の整備に要する経費を計上するなど、所要の補正を行いました。

 教育費でありますが、大麻学校給食センターは施設の老朽化によりまして、将来にわたって児童・生徒の健康を守るという立場から緊急に改築する必要が高まっております。そこで、教育施設の整備計画を見直す中で、来年度から改築を行うこととし、必要な実施設計費を計上いたしました。

 諸支出金につきましては、都市計画事業の代替用地として売却を予定いたしております用地につきまして、土地開発基金からの再取得をするための補正であります。

 このほか、議会費、労働費、公債費につきましてもそれぞれ当初予算を補完するための補正を行っております。

 以上が一般会計の概要でございます。

 次に、特別会計及び企業会計の補正予算につきまして、その主なものを御説明申し上げます。

 まず国民健康保険事業特別会計補正予算でありますが、歳入では実績に基づきまして、療養給付費等負担金や財政調整交付金などの国庫支出金を補正いたしました。また、国保連合会からの介護円滑導入給付金及び財政安定化支援事業等に係る一般会計からの繰入金などを補正するとともに、歳入欠陥補てん収入の整理をいたしております。

 一方、歳出では収納率向上特別対策事業費を補正するとともに、納付奨励費として計上いたしております国保料完納補助金につきましては、市税完納補助金と同様に今年度から交付をしないこととし、所要額を減額いたしました。このほか、老人保健拠出金等につきましては、負担率の確定などによりまして、それぞれ所要の補正を行っております。

 老人保健事業特別会計補正予算につきましては、歳入といたしまして、前年度実績に基づく精算額及び今後必要となる医療費の見込み額を勘案することにより、支払基金交付金、国、県支出金、一般会計繰入金等を補正し、歳入欠陥補てん収入を整理いたします。

 歳出につきましては、本年度の医療費見込み額に基づき、医療諸費を補正いたしております。

 介護保険事業特別会計補正予算でありますが、国、県の補助を受け、適正実施指導事業を行うこととし、所要の歳入、歳出を補正いたしました。また、当初の職員配置によりまして不足する職員給与費等を補正するとともに、これらに対する一般会計からの繰入金を補正いたしております。

 新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算では、換地精算業務を行うに当たりまして、必要となる経費及びその財源となる一般会計繰入金等について補正をいたしました。

 文化会館事業特別会計補正予算につきましては、歳入といたしまして前年度決算に基づく繰越金及び一般会計からの繰入金を補正し、歳出では、施設の管理及び自主公演事業の実施に必要な経費等につきまして所要額を補正いたしております。

 次に、企業会計の補正予算について申し上げます。

 まず、モーターボート競走事業会計補正予算についてでありますが、収益的収支におきまして、予定を上回る臨時従事員の離職者がありましたので、離職せんべつ金の支給に伴う従事員共済会に対する補助金を増額するなど関係経費を補正いたしました。また、地元対策費といたしまして、周辺の皆様にできる限り御迷惑をおかけすることのないよう、高速鳴門バス停留所の駐車場を整備するための所要額を計上いたしております。

 資本的収支につきましては、当初平成十三年度からの連勝単式及び連勝複式同時発売の実施に向けまして、所要の予算を計上いたしておりました。しかし、ファンニーズの多様化は目覚ましく、これにこたえるためにモーターボート競走法施行規則の改正が行われ、新たに三連勝式投票法等の導入を図る必要性が生じてまいりました。そこで、重複する投資を避けるためにも、施設整備計画を見直し、新しい投票方法を早期に導入することとし、必要な投票システムの改修費等を計上いたしました。

 また、本市の競艇事業を運営する上で最も重要な条件の一つが駐車場の確保であります。このたび、借地をいたしております地権者から売却の意向があり、厳しい財政状況下ではありますが、長期にわたり安定的に駐車場を確保するという観点からこの際借地の一部を購入することとし、所要額を計上いたしております。

 病院事業会計補正予算につきましては、収益的収支において前年度実績に伴う過年度損益修正益を計上し、事業の執行に必要な経費等を補正いたしますととともに、資本的収支では実績に伴う他会計負担金及び建設改良費の補正をいたしました。

 水道事業会計補正予算では、資本的収入におきまして四国横断自動車道関連工事に係る移設工事負担金を計上いたしますとともに、資本的支出として、これに伴う送配水管移設工事費等を補正いたしております。

 以上が補正予算の概要でございます。

 次に、条例その他の議案につきまして御説明を申し上げます。

 まず、議案第百七号鳴門市恩給条例等の一部改正につきましては、恩給法等の一部改正に準じ、退職年金及び遺族年金の計算の基礎となります仮定給料年額並びに退職年金、遺族年金に係る最低保障額等の引き上げを行うものでございます。

 議案第百八号鳴門市行政手続条例の一部改正につきましては、民法改正に伴う禁治産制度等の変更に伴い、条例中の字句の改正を行うものであります。

 次に、議案第百九号鳴門市納税貯蓄組合補助条例の廃止であります。前段で申し上げたところでありますが、近年の納税貯蓄組合への補助制度に係る判例等を踏まえ、本市における同組合への補助制度について検討を重ねてまいりました。この結果、現行の市税完納補助金等について支出することができないとの結論に達したことから、条例を廃止するものでございます。

 議案第百十号鳴門市公民館条例の一部改正につきましては、鳴門地区に建設いたしました公民館の名称並びに位置を定めるため、所要の改正を行うものでございます。

 次に、議案第百十一号財産の取得でありますが、高度救命処置用資機材一式を備えました災害対応特殊救急自動車の取得に当たり、地方自治法第九十六条第一項第八号並びに鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第三条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。

 次に、議案第百十二号議会の議決を経た事項の変更についてであります。さきの第二回定例会において可決をいただき、工事を進めております鳴門市立撫養小学校講堂防音工事のうちの建築工事でありますが、当初の設計時より岩盤層が浅いことが判明し、その結果、くい工事におけるくいの長さが短いものでも対応できることとなりました。そこで、当該工事に係る契約金額の変更を行うに当たりまして、議会の議決を求めるものでございます。

 議案第百十三号水稲無事戻し金の交付につきましては、今年度の水稲無事戻し金の交付を行うに当たり、鳴門市農業共済条例第三十六条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。

 また、議案第九十三号から議案第九十七号までの五議案につきましては、地方公営企業法第三十条第四項の規定により、農業共済事業会計など平成十一年度の各企業会計決算について、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものでございます。

 以上のとおりでありますので、よろしく御審議を賜り、原案どおり可決くださいますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(斎藤達郎君) 以上をもって本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 おはかりいたします。

 議事の都合により、明九月十九日は休会といたしたいと思います。

 これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって明九月十九日は休会とすることに決しました。

 次会は九月二十日午前十時から再開いたします。

 本日はこれをもって散会といたします。

     午前 十時二十二分 散会