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徳島県 鳴門市

平成12年  3月定例会(第1回) 03月07日−03号




平成12年  3月定例会(第1回) − 03月07日−03号







平成12年  3月定例会(第1回)



          平成十二年 鳴門市議会会議録 (第四号)



平成十二年三月七日(会期二十三日中第六日目)

  議事日程第三号

第一 市政に対する一般質問

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 本日の会議に付した事件

日程第一 市政に対する一般質問

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  出  席  議  員 (二十八名)

      議  長  勘  川  一  三  君

      一  番  田  中  寛  昭  君

      二  番  柿  本     公  君

      三  番  斎  藤  達  郎  君

      四  番  田  渕     豊  君

      五  番  板  東  一  岳  君

      六  番  平  岡  朔  郎  君

      七  番  横  井  茂  樹  君

      八  番  坂  東  成  光  君

      九  番  秦  野     卓  君

      十  番  明  野  尚  文  君

      十一 番  梅  野  健  寿  君

      十二 番  池  田  正  恵  君

      十三 番  橋  本  国  勝  君

      十四 番  佐  藤  絹  子  君

      十五 番  工  藤  武  重  君

      十六 番  近  藤  龍  彦  君

      十七 番  野  田  粋  之  君

      十八 番  藤  田  茂  男  君

      十九 番  森     恒  吉  君

      二十 番  矢  野  善  治  君

      二十一番  泉     善  治  君

      二十二番  中  西  久  雄  君

      二十三番  林     栄  一  君

      二十四番  牧  野     豊  君

      二十五番  松  下     保  君

      二十六番  山  本     秀  君

      二十七番  分  部  嘉  憲  君

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 説明のため出席した者

  市長        亀  井  俊  明  君

  第一助役      鎌  田  善  雄  君

  収入役       杉  口  源 二 郎  君

  総務部長      小  川  紘  生  君

  企画開発部長    市  川  義  博  君

  市民福祉部長    岡  田     功  君

  環境衛生部長    細  川  並  久  君

  経済部長      森  田     澄  君

  建設部長      宮  崎  義  範  君

  競艇部長      吉  成  英  治  君

  水道部長      川  上  喜 一 郎  君

  運輸部長      古  林  庸  策  君

  消防長       大  島  良  信  君

  総務部

   秘書人事課長   廣  川  多  門  君

   総務課長     福  居  達  夫  君

  教育長       山  口     敏  君

  教育次長      竹  下     清  君

  監査事務局参事事務局長事務取扱

            京  野  雅  彦  君

  選管委事務局長   東  田  充  雄  君

  農委事務局長    喜  多     哲  君

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 議会事務局職員出席者

  事務局長      江   川   勝   幸

  次長        川   上   昭   憲

  主査兼議事係長   田   淵       功

  庶務係長      福   有   慎   二

  資料係長      西   上   昭   二

  書記        豊   田   佳   江

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     午前 十時     開議



○議長(勘川一三君) 皆さんおはようございます。

 連日御参集御苦労でございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

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△日程第一 市政に対する一般質問



○議長(勘川一三君) 日程第一、市政に対する一般質問を続行いたします。

 通告の順序に従いまして質問を許可いたします。

 まず、

一、鳴門市地域情報化計画について

二、ごみ処理計画について

三、介護保険制度について

             十四番 佐藤絹子君

     〔十四番 佐藤絹子君登壇〕



◆十四番(佐藤絹子君) おはようございます。

 通告に従い質問を行いたいと思います。

 最初に、ケーブルテレビの整備についてでありますが、第三セクターによるケーブルテレビの双方向伝送路施設の整備も順調に進み、新たに北灘町と鳴門町の一部で視聴が可能になったとのこと、中でも当初予算において広報番組を制作し、市民チャンネルで行政情報の放送に活用するとのことですが、具体的にお示しください。

 なお、市民の皆さんにという観点からケーブルテレビ網は市内のすべての地域において整備されるものなのか。また、ケーブルテレビの加入金等がもう少し安ければいいのに高いのではないかという声や、加入したくとも経済的に困難な立場の方々もあるとのことです。この方たちに対し何らかの支援等を考えられているのかお伺いいたします。

 次に、事業系ごみの処理についてでありますが、今日のごみ行政の重要課題の一つでもあります事業系ごみの減量化についてでありますが、このことについてはさきの議会にも質問をし、生ごみについては、衛生センターへ持ち込まれる生ごみの発生もとの事業所に対し、減量に向けての対応策として何か考えておられるのか。事業所にも大型処理機を導入するような動きはとの質問に、各事業所には文書等で直接、減量・資源化をお願いしているが、効果はあらわれてない点もあり、今後一層の啓発に努めるということでしたが、県外搬出という厳しいごみ行政の中、十二年度における事業系ごみ減量化の取り組み等について、また容器包装類のごみ捨てにあっては消費者個人個人ではどうしようもない部分があります。政府においても循環型社会の構築に向かっているようですが、本市においても早い取り組みが大切だと思いますが、御所見と手だてなりをお伺いいたします。

 次に、生ごみ処理機についてでありますが、本市であっせんや無料配付されて使用しているものとして、コンポスト、ワンダーボックス、EM処理器の上に新しい取り組みとして電気式生ごみ処理器も千五百台の申し込みがあり、購入された方々からは、使ってみて生ごみがすぐ処理できて便利だ、においがない、プランターの堆肥に使っているなどなどの、大変好評であるということで、十二年度当初予算においても千台分の補助金が計上されておりますが、この電気式でなしに少人数用の家庭に適した酵素による生ごみ処理機の導入を希望されているとのことですが、これらの導入の方向にあるのかお伺いいたします。

 次に、介護保険制度の実施に向けての人員配置についてでありますが、現在介護保険課の介護認定係と給付係において四月の実施に向けて実務をされておるところですが、何分申請者の方々のケース・バイ・ケースの上に作業の複雑な段階的な手順に加え、電話による再確認や介護を希望する方々の問い合わせの一件の電話にも、御高齢の方々ともあって十分に対応させていただくには長時間に及ぶというのも一つの現象で、三月までは広報活動員として国費の五人の応援隊こそあれ、もともとの絶対数が不足しているように見受けられますが、関係御当局の御所見と四月からの体制、対応についてお伺いいたします。

 以上、御答弁によりまして再問いたします。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 佐藤議員の御質問のうち介護保険制度の実施に向けての人員配置についてお答えを申し上げたいと思います。

 介護給付が始まるが現在の人員配置で対応できるかということでございますが、組織機構につきましては、課や係の統廃合によりまして職員総数削減を基調に組織機構の簡素化、効率化を進めているところでございます。

 一方、少子高齢化社会の到来、高度情報化、地方分権の推進など新たな行政課題に対しましては柔軟に対応できる組織体制を確立してまいりたいと考えているところでございます。御質問の介護保険制度導入に伴います職員配置につきましては、今後も見込まれます介護認定に対する需要や業務量等を的確に把握し、適切な職員配置を行ってまいりたいと考えておるところでございます。

     〔企画開発部長 市川義博君登壇〕



◎企画開発部長(市川義博君) 佐藤議員からのケーブルテレビの整備につきましての幾つかの御質問にお答えいたしたいと思います。

 現在、第三セクターでございますテレビ鳴門が事業主体となり、平成十一年度から国、県、市の補助を受けケーブルテレビ網の施設整備を進めているところでございます。鳴門町や北灘町の西側などが今年度新しく整備され、十三年度までにケーブルテレビ網が市内全域に整備できるよう事業を進めていく計画でございます。

 投資効率でございますとか、企業としての採算性の問題などで、計画年度内に施設整備をすることが難しい地域がございますが、情報格差の是正や公平性の観点から、この事業から生ずる利益を市民が等しく受ける機会を確保することが必要であると考えておりまして、国の補助事業の活用などにより可能な限り市内全域にケーブルテレビ網が整備できるよう検討していきたいと考えております。

 なお、経済的な理由等によりまして加入の御意思があっても加入できない社会的弱者に対し、市の施策として加入金や利用料の面で支援措置を講じることは、現在のところ残念ながら想定しておりませんが、医療や福祉分野でのケーブルテレビ施設の活用を初め情報格差の是正や公平性、福祉的な観点から何らかの支援措置を講ずることは将来的な課題であると受けとめております。

 市の財政事情も非常に厳しいことから、国や県に財政的支援が受けられるよう要望するなどして、より多くの市民がこの事業で豊かで便利な生活を享受できるよう努めてまいりたいと考えております。

 それから、ケーブルテレビの加入金につきましては、県内の他の事業者と比べましても高いものではなく、適正な料金が設定されているものと考えております。ケーブルテレビ事業は、多大な設備投資が必要な事業でございまして、良好な経営状態を維持していくためには加入者の皆様に適正な御負担を求める必要があると考えております。このケーブルテレビを通じて来年度から放送することにしている市の広報番組は、行事やイベントなどのお知らせを文字映像と音声で放送したり、鳴門市であったさまざまな出来事を動画映像で紹介する番組などで構成する予定でございます。この広報番組がテレビの特性であります臨場感や即時性を生かした、市民にとって魅力的な番組となるよう育てていきたいと考えております。

 以上でございます。

     〔環境衛生部長 細川並久君登壇〕



◎環境衛生部長(細川並久君) ただいま佐藤議員のごみ処理計画についての御質問に対しまして、御答弁申し上げたいと思います。

 まず、ごみ処理計画の中の事業系ごみの処理についてでございますけれども、事業系のごみ減量の取り組みにつきましては、昨日田渕議員の御質問にも御答弁申し上げましたとおりでございますが、文書等で減量、資源化をお願いしております。しかしながら、議員御指摘ございましたように、事業所から排出されているごみはふえる傾向にございまして、今後は分別の徹底など、さらに粘り強く指導を行うとともに、ごみ減量化に向けたモデル事業所の設置や商店街単位とか、同業種の事業所、組合的な単位でのグループ化を図ることによりまして、ごみ減量意識の高揚はもちろん減量や資源化が図られますよう啓発に努めてまいりたいと思います。

 また、生ごみの問題でございますけれども、四〇%を超える生ごみ対策につきましては、御指摘のとおり事業所系のごみが課題となっておりまして、商工経済団体にも呼びかけまして、減量について啓発推進をしてまいりたいと考えております。

 容器類の減量などへ取り組みにつきましては、本市が加盟いたしております東部清掃行政連絡協議会や全国都市清掃会議を通じまして、製造業者や国に要望してまいりたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

 次の生ごみ処理機についての件でございますけれども、昨年十一月一日より市民の皆様方に生ごみの減量、堆肥化を進めていただくべく電気式生ごみ処理機の購入について補助をいたしておりますけれども、本年も議員のお話の中にございましたように、十二年度当初予算でも千台分の補助として三千万円を計上いたしております。電気式生ごみ処理機以外でもEM菌を使った処理容器やコンポスト等の対策も以前からやっておりますけれども、引き続いて行ってまいりたいと考えております。

 これら以外にも議員の御提案のございました酵素の働きで手軽に生ごみ減量ができ、少人数の御家庭でも生ごみを簡単に堆肥化できる容器があることは存じておりますけれども、現在現品を研究中でございまして、今後検討してまいりたいと考えております。御理解いただきたいと思います。

     〔十四番 佐藤絹子君登壇〕



◆十四番(佐藤絹子君) ただいまそれぞれに御答弁いただいたわけでありますが、まず情報化時代におけるケーブルテレビの整備網については、十三年度全市内に行き渡るように事業を進めておるが、どんな面で支障があるのかは具体的にありませんでしたが、無理なところもあるが今以上に国とか県とかの補助を受けて公平性の立場から進めていきたいということなので、見守っていきたいと思います。

 それについては加入金が高い。何十年か前の共同テレビアンテナの取り入れのときのような、今の高齢化のときでない生産性の高いときは皆時代の波に乗ってそれぞれに加入したところでありますが、今のこの不況の時代に、寂しい話ですが、あと何年か利用できるかわからんのに、今そのお金がないということでございますが、高いという声において何をする事業においても投資的経費はかさばると、それに対して受益者負担はやむを得ない、他の市町村とも照らし合わせてみて決して高いお金ではないということなので、なるべく安くしていただけるように市民として念願しておるものであります。

 また、先ほども申しましたように、低所得者、社会的弱者の方に対して何か支援をする必要があるのではないかという質問に、今のところは考えていないがこれらを活用することにおいて、そういうことも生じてくるという御答弁で、その折には考えたいということなので、福祉面からも何か本当にあったらいいのにということにおいて、支援策なりをとっていただきたいと思います。

 次に、広報番組を制作するということでありましたが、それの内容についてもう少し、どこで、どないして番組を制作して、いつから放送開始で、チャンネルはどないされるのか、その点だけをお聞きしたいと思います。

 次に、生ごみ、事業系のごみについてでありますが、きのうの答弁と同じで、なかなかすぐに事が進んだら、うまいこといくということは難しいんでありますが、啓発ということなのですが、先ほどの答弁の中には啓発も大事だけれども、それ以上に事業所ごとのグループをつくって、より検討していただいて減量に取り組むということでありますが、きのうはごみストップというような話もありましたが、これ仮に衛生センターへ持ち込んでいる料金を上げるというたら、これはこんなにもうごみ処理にお金を使わなくても、もうちょっと資源化とか、製造のときに注意したらごみが減るんではないかと、我々の鳴門市において新しい処分場や焼却場ばっかりではないと、市民が一人一人が減量に努めることが大事であるという意識も生まれてくると思いますので、環境衛生部長を中心に事業系のごみの減量に一層努めていただきたいと思います。

 次に、生ごみ処理機についてでありますが、電気式とかいろんなことにおいて、先ほども言いましたように鳴門市にもひとり住まいの方が多いんであります。六万円も七万円も電気代かけてせいでも、今までと違った酵素においてちゃんとできるやつがあるので、あれを取り入れていただきたいという声があるんで質問もし、窓口に相談してあるんですが、ただいま検討中であるということなので、よう検討して市民の意向に沿っていただきたいと思います。

 続きまして、介護保険制度の人員配置についてでありますが、きのうの介護保険制度の実施に向けての答弁の中に、鳴門市においては六十五歳以上の人が一万三千九百人おって、今度の介護認定審査に二千二百一人おって、今までそれらの作業の流れをして、認定審査会を八十回開いて千七百人を審査済みで、あと五百人のことを認定審査会にかけるという話でありますが、これ、市長は来年度に向かって組織を再編したり、課を、係を減少したりするという話ですが、今の数が適正かというたら、それは理事者は適正であると答えるに違いありませんが、どう見ても休日もあれ勤務しとんです。ほんで、今はあれ、国費の方は介護制度について市民の多くの皆さんに知っていただくために広報活動員として派遣されておるんですが、どのように現況を把握されておるんかわかりませんが、市長本当に今の議会だけで考えてるという答えでなしに、ふやしてくださいよ。

 これ年々、どんな職場に、業務においても高齢福祉が盛んになったら高齢化の課が物すごく仕事量がふえて、もう職員のゆとりがない、ゆとりがなくなってくるんです。そしたら、他の市民の方においてサービスの低下につながるおそれもあるので、心して市長さん取り組んでください。もし四月からふえることがなかったら、私はまた六月議会で、市長どういうことなということでまた申し上げたいと思います。

 ケーブルテレビの市民チャンネルについてお答え願いたいと思います。

     〔企画開発部長 市川義博君登壇〕



◎企画開発部長(市川義博君) 佐藤議員の再問に御答弁申し上げます。

 広報番組の具体的な制作の方法とその広報番組の開始の時期についてという御質問でございます。

 広報番組を制作するに当たりまして、本年度庁内に各部を代表する職員によりまして横断的組織でございます広報番組検討委員会を設置いたしました。その中で番組の内容や制作方法について検討を進めてまいってきております。その結果、制作方法につきましては、より少ない費用でより大きな効果を上げる方法として、情報提供の中身の問題とか、企画を市が担当いたしまして、編集や撮影など専門的な分野についてはテレビ鳴門に制作委託をお願いすることといたしております。

 なお、広報番組の開始時期につきましては、本年四月から、議員御指摘のように市民チャンネルの中で放映するということで、現在各所管課において事務作業を進めておるとこでございます。

 以上でございます。

     〔十四番 佐藤絹子君登壇〕



◆十四番(佐藤絹子君) ただいま四月から放映されます市民チャンネルのことについて説明がありましたので、うちはまだケーブルテレビとやいうもんは利用いたしておりませんので、また市民の多くの方々の声や、また私も隣へ行って一緒に見せていただきたいと思います。了といたします。もうそれはそれでおいときます。

 市長、今にこにこしておりますが、私はきのう思いましたよ。このたび部長さんが定年前にやめられる。それは鳴門市の財政から見て後進に道を譲ったと理解しておりますが、幾ら市長さんが部長さんや課長さんや職員の教育しても、それを聞き入れる、相談を投げかけるような市長でなかったら、市長さんの思いどおりには進まれんと思いますので、市長はやっぱり鳴門市民のお父さんですから、赤ちゃんから子供まで、上に立つもんがしっかり決断してやっていただきたいと思います。これで私の質問を終わりたいと思います。御清聴ありがとうございました。



○議長(勘川一三君) 次に、

一、水産事業について

二、子育て支援事業について

             十八番 藤田茂男君

     〔十八番 藤田茂男君登壇〕



◆十八番(藤田茂男君) 議長より登壇のお許しをいだきましたので、通告に従い水産事業について、子育て支援事業について質問してまいりたいと思います。

 まず、質問前に、ちょっと質問とはそれますけれども、先般ワールドカップ、サッカーのワールドカップキャンプ地誘致に向けて実行委員会の結成が行われました。これについて市民、市長さん初め市民挙げて誘致の目的を達成していただきたいと思います。また、そういった大きなキャンプ地誘致と相まって、またいろいろ大学とか実業団とか、サッカーそしてまた野球とか、いろいろそういったスポーツ面において、この鳴門市は徳島県の総合運動公園もあり、非常にすばらしいキャンプ地と思っておりますので、そういった大学とか実業団に向けてのやっぱりキャンプ地というイメージで今後取り組んでいただけたら、鳴門市に人が集まる町、人が集まっていただける町ということで非常に活気づいてくると考えておりますので、そういったキャンプ地誘致に向けての施策も今後いろいろと考えていっていただきたいと思います。

 少し質問にずれましたけれども、それでは通告に従って質問をしてまいりたいと思います。

 まず、水産事業についてでありますが、去る一月二十六日の新聞で、「鳴門名産である灰干しわかめの生産が、良質灰の確保が困難になるため灰干しわかめ消滅の危機」と報じられました。それというのも一月十五日、焼却炉の排出基準が定められ、従来の焼却能力を一時間二百トン以上から五十トン以上の小型施設にまで広げた。これに伴って灰干しわかめに伴う草木灰を製造している小型焼却炉もほとんどが規制対象になった。排出基準を満たすためには高温焼却が不可欠で、これまでどおりの灰干しに適した灰の量的確保が困難な状況になってしまったということです。

 皆さんも御存じのように、灰干しわかめは百五十年前から続いた鳴門の伝統産業で、ブランドとしての誇り、付加価値の高い灰干しわかめです。生わかめの風味や色を損なわない保存加工法で、わかめのうまみ、歯ごたえ、香りを閉じ込めた灰干しは消費者並びに料理店からも高く評価され、現在も高値で取引されています。これまでより安全性の高い灰ということで、鳴門市内四漁協、里浦、鳴門町、新鳴門、室撫佐が出資をしてつくる四漁連などが県内外から年間約八百トン余りの灰を購入し、生産者に供給しています。市内にわかめ生産者は三百六十戸、そのうちの約半数の百九十戸が灰干しに携わり生計を立てています。私もその中の一人でございます。

 こんないいものがどうしてつくれないんでしょうか。伝統の灰干しわかめは、全国でも三陸とか、いろいろ日本全国至るところでわかめはつくられております。しかしながら、灰干しわかめというのは鳴門だけでしかつくられておりません。鳴門わかめというのは、鳴門から兵庫県の一部が鳴門わかめということで灰干しわかめがつくられております。鳴門わかめたるゆえんは、灰干しわかめがあるからこそ。それがなくなれば三陸などほかの産地と競争するのに非常に厳しいところがあります。本市の伝統産業である灰干しわかめを守る方法がないのか、守る方法を考えられないのか質問いたします。答弁によりまして再問いたします。

 次に、子育て支援事業についてでありますが、幼稚園の午後保育について、市内の幼稚園では現在昼間保護者のいない家庭の幼児に対して午後預かり保育を積極的に進められており、市民のニーズに合った施策が行われていることに対して一定の評価をいたしております。

 そこで、お尋ねをいたします。

 今後とも午後預かり保育について整備されていかれると思いますが、幼稚園年長組の卒園後の支援について、年長組の幼児は卒園後家庭教育の範囲となり、行政支援されておりません。卒園後三月十八日から四月十日までの約二十日間、働く女性、お母さんが安心できるよう行政支援が必要であると考えます。教育委員会としてどのような計画の下に進められるのか。

 また、今日市内八園において午後保育が実施されていますが、地区によって本年度は定員をオーバーする幼稚園があるようですが、指導員、先生を増員する考えはないのかお伺いいたします。

 また、撫養地区の児童館では先進的な取り組みとして幼稚園児の午後預かり保育を行ってきていますが、撫養地区においても幼稚園における午後預かり保育を行う考えはないのかお伺いします。

 保護者の願いとしては、幼稚園で引き続いて保育をしていただくことを願っている保護者の方々が多いようでありますので、こうした願いを受けとめていただければと考えますが、教育委員会としてのお考えをお伺いいたします。

 次に、現在撫養地区の児童館においては、働いておられる保護者の方々によるお取り組みによって、今日の幼稚園児の午後預かり保育や小学生の低学年児童の学童保育が進められるようになり、今日まで児童館において放課後児童の健全育成事業が積極的に進められておることに感謝いたしております。

 こうした状況にあって、平成十一年四月から鳴門市放課後児童健全育成事業実施要綱が設けられ、運営委員会方式による児童クラブの運営が行われるように取り組みが進められているようでありますが、現在進められております鳴門市の児童館での放課後児童の健全育成にかかわる児童の保育環境が、運営委員会方式になることによって低下することのないようしなければなりません。運営委員会に委託して児童クラブの運営を行うために、運営委員会に対しては十分な対応ができているのか、いささか心配をするものであります。その点についての具体的な対応策をお聞かせ願いたい。

 今日の消費社会にあっての子育てに当たっては、保護者はもちろんのこと、行政、学校、地域が緊密な連帯を図りながら、児童の健全育成に努めることは大きな意義があり、こうした取り組みを具体的に進めるために児童クラブ運営委員会が設置され、市としては、この児童クラブ運営委員会に運営を委託されることは十分理解できるのではありますが、今まで以上に児童の保育環境や保護者の経済的負担、放課後児童指導員の資質等に問題は生じないか、いろいろと懸念を感じているものであります。

 現在、板東児童クラブが十一年から運営委員会方式で、また今年鳴門西児童クラブが発足、さらに明神、里浦が準備を進めています。準備の段階で開設場所、指導員の確保が一番の問題です。学校の空き教室を利用するのが最も最適と思いますが、放課後児童の健全育成を図る上から、市として十分な対応を考えられておられるのではないかと思いますので、市としての考えをお伺いいたします。

 最近の動きとして、全国的には長年進めてきている運営委員会方式を見直し、直接自治体が設置運営するようになってきているところもあり、なぜこうした状況が起こってきているのかも含めて御検討されておられると思いますので、あわせて市としての考えをお伺いいたします。

 御答弁によりまして再問いたします。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 藤田議員の御質問のうちわかめ加工についての御質問にお答えをいたしたいと思います。

 伝統産業である灰干しわかめを守る方法についてということでございます。

 御承知のように本市の名産でございます灰干しわかめは、百五十年前から続いた伝統産業でございまして、生わかめの風味や色を損なわない保存加工として、市場、消費者からも高く評価をされておるところでございます。本市といたしましても、伝統ある特産物を何とか残す方法はないものかと関係者の方々ともどもにいろいろ摸索をいたしてまいりました。新しい加工技術の開発という課題もあるわけでございますが、議員御指摘のとおり今後良質の自然木灰が将来にわたって確保できる可能性がなくなることが懸念されることから、当面これまで行ってまいりました灰干し加工を湯通し塩蔵加工に自主的転換を図るよう、県水産課の指導のもとに進めてきたところでございます。

 なお、転換に際しましては、多額の設備投資が必要でございますので、県と歩調を合わせながら、これが円滑に転換できるよう補助金、利子補給等の支援を行うことといたしておりますので、御理解を賜るようにお願いを申し上げます。

     〔教育次長 竹下 清君登壇〕



◎教育次長(竹下清君) 藤田議員の御質問のうち幼稚園の午後保育について、私の方からお答えをいたしたいと思います。

 現在、幼稚園の午後保育は市内の八幼稚園において実施しております。年度末については、年少児は三月二十七日まで、年長児は卒園式の前日まで行っております。年度初めにつきましては、原則として年長児は始業式当日から、年少児は給食開始日から行っておりますが、年長児については保護者と園との協議により四月二日から受け入れている場合もあります。

 御指摘のように卒園式後、小学校入学式までの年長児についてどのような方法や施設で保育を行うかは一つの課題であると思いますが、さきに申し上げましたように、三月二十七日までは年少児の午後保育を実施しておりますので、そこに卒園後の幼児も受け入れることは可能であり、今後検討してまいりたいと思います。この場合、四月一日からは小学生となりますので、学童保育館などの施設が近くにあれば三月二十七日から三十一日までの四日間が残ることになりますが、この四日間につきましては、年度末の事務処理を初め大掃除やワックスがけなど幼児がいないときにしかできない業務を集中して行うべき日数や、四月一日以降の学期に向けての諸準備を進めるための日数等を考慮した場合、どうしても必要なものであり、御理解いただきたいと存じます。

 次に、教員の増員についてでありますが、現在午後保育は臨時教員二名が当たっております。これは幼児数を四十名以内と想定した人数であります。しかしながら、午後保育の要件を満たす幼児が四十名を著しく超過するような場合には、目が行き届かないことによる事故の発生などが予想されますので、このようなときには増員の方向についても検討してまいりたいと存じます。

 また、児童館が近隣にある場合の幼児の午後保育のあり方につきましては、来年度幼稚園と保育所の今後のあり方を調査研究する予定でございますので、その中で午後保育も含めて検討してまいりたいと存じます。

     〔市民福祉部長 岡田 功君登壇〕



◎市民福祉部長(岡田功君) 私の方から放課後児童健全育成事業のうち児童クラブの活動拠点としての学校の空き教室の利用についてと、児童クラブを公設公営で実施できないかという二点について御答弁を申し上げます。

 本市におきましても近年の核家族化や女性の社会進出などにより、昼間家庭に保護者のいない放課後児童に対する保育の要望が高まっております。このため市といたしましても放課後児童対策は重要施策の一つであると考えております。平成十一年四月より鳴門市放課後児童健全育成事業実施要綱を策定し、その推進に努めているところでございます。

 議員御指摘のように、児童クラブ専用室の設置場所についてでございますが、学校の空き教室、集会所等地域の社会資源を活用する場合には地域の住民の方々に御理解をいただくとともに、教育委員会を初め関係各課と十分協議しながら児童クラブの設置を推進したいと考えております。

 次に、児童クラブの運営を公設公営にできないかとの御質問についてでございますが、本市におきましても都市化の進行は地域の人々のつながりを希薄化させ、子育て家庭が孤立する傾向にあります。未来を担う大切な子供たちの健全育成のあり方につきましては、これまでのような行政主導による子育て支援だけでなく、地域住民の皆さんの御参加によります子育て支援体制をつくる必要があると考えております。

 このため児童クラブの運営に当たりましては、保護者の方々はもちろんのこと地域における児童の健全育成にかかわっておられる方々を中心に児童クラブ運営委員会を組織していただき、児童クラブの運営に参画していただきたいと考えております。

 また、既存の児童館における放課後児童対策事業につきましても、地域の方々に御協力をいただきながら運営委員会方式を取り入れてまいりたいと考えております。

 なお、運営委員会方式による児童クラブの設置に当たりましては、保護者、地域の方々に御理解いただけるような説明会等を開催し、積極的に取り組んでいただけるよう配慮してまいりたいと考えております。今後、運営委員会方式によります児童クラブの活動が保護者、地域、学校、行政のつながりを深め、子供たちの健全育成を図る活動として定着するように取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。

     〔十八番 藤田茂男君登壇〕



◆十八番(藤田茂男君) それぞれ御答弁をいただきましたので、再問または締めくくりをしたいと思います。

 先ほど市長さんからも灰の確保が困難となり、灰干しから塩蔵転換を余儀なくされた生産者にとって、県、市の新たな加工設備に必要な助成や借入金の利子補給支援をしていただくということで、生産者にとりましては非常にありがたく思っております。

 しかしながら、現在の漁業生産者は、後継者不足もあって比較的高年齢の漁業者が多いため、今さら設備を調えるのに多額の出費までしてとても転換はできないと、加工せずにそのまま出荷する現送出荷の生産者もいます。この人たちにとって年間収入は今までの五分の一にもならない。また、五月からの仕事がなくなってしまう。灰干しだと保管が一年もしくは二年きくので、高齢の方でも年間を通して仕事ができるのにとぼやく生産者も多いようです。

 また、湯通し塩蔵にしても、先般食料タイムスの記事から、昨年全国のわかめの在庫が発表されました。三陸わかめ、これは岩手県、宮城県、一万八千トン、鳴門わかめ、徳島県、兵庫県の一部ですけれども六千トン、その他八千トン、国内産合計三万二千トン。それに韓国輸入が二万八千トン、中国輸入が六万トン、合計八万八千トン。国内概算合計十二万トン在庫があるようです。かつて、三陸わかめは七万トン以上も生産があったが、昨年、岩手県、宮城県両県合わせて五万トン、三割前後も減っております。それなのに在庫が一万八千トンもある。また、三陸と並んで主産地であるこの鳴門わかめも、昨年一万五千二百トン生産されました。前年に比べて、これも少なかったものの荷もたれぎみであります。明石大橋、瀬戸大橋が開通し観光客がふえ、観光土産でよく出ましたが、食品ルートなどで輸入品との競合で苦戦を強いられたことが一番の原因のようです。

 ここで私の考えるのは、輸入品が鳴門にもたくさん入っております。そういった輸入品に対して原産地名を商品の裏に書くのですけれども、非常に小さく原産地中国、原産地韓国と書かれてあります。表は鳴門わかめです。裏を見れば原産地中国、原産地韓国、そのように書かれてあります。こういった商標の問題が今後鳴門わかめの生き残りにも非常にかかわってくると思いますので、そういった点も県、市あわせて考えていただきたいと思います。

 また、先ほど在庫が十二万トン残っているということを言いましたけれども、こういった状態の中で灰干しわかめから湯通し塩蔵に転換をしても果たして販売できるのか、非常に厳しい状況になります。

 鳴門わかめは前段述べたように、うまさ、肉厚、歯ごたえ、香りはどこの産地にも負けません。三月、今が海から刈り取り、取り入れの最盛期です。今でなければ灰干しにかわる代替加工技術の開発はできません。県、市、関係者を交え早急に特産物の維持発展に取り組んでいただけるよう強く要望いたします。

 また、代替加工技術、これまでの灰干しの技法を残す開発に対して支援、助成ができないか、この件、質問いたします。

 今後、鳴門わかめが他産地に負けないために、鳴門わかめのよさ、うまみを県、市、生産者、販売業者挙げて今まで以上にPRに力を入れていただけるよう強く要望して、この水産事業についての質問を終わりたいと思います。

 この開発に対しての助成ができないかという答弁はいただきます。

 次に、幼稚園の午後保育についてでありますが、先ほど教育委員会の答弁で、卒園後入学式までの支援についても考えていただけるようであります。また先生、指導員の増員も考えていただけるようであります。しかし、それでもまだ四日間の空白があるようでございます。確かに園児がいないときにワックスがけとか、そういったもろもろの仕事はあると思いますけれども、働くお母さん方にしてはこの四日間でも非常に厳しいものがあるのです。今後、その四日間も考えていただくことを強く要望して、この件も了といたしたいと思います。

 次に、学童保育についてでありますが、先般全国学童保育連絡協議会会長さんでいらっしゃいます片山さんが徳島県を訪れ、講演されました。その中で問題点を指摘していました。これはきのうの徳島新聞の記事なんですけれども、片山さんの言うには、学童保育は各小学校ごとに必要であると考えるが、小学校区に対する設置率が七割を超えているのは東京、大阪、埼玉の三都府県だけ。徳島県はわずか一八・八%で、全国のワーストテンに入っている。ここ数年の傾向として、学童保育は市部だけでなく郡部にもふえつつあるが、東京都でさえ一小学校に一学童保育は達成できていない。全国的には小学校の四割程度にとどまり、急増しているとはいえ、まだまだ親のニーズにはこたえ切れていないというふうに片山さんがおっしゃっております。

 そこで、問題点は補助金が安過ぎるので多くの学童保育は運営を維持するのに困っている。その分保護者の保育料負担が高くなり、バザーなどで資金を調達している学童保育もある。さらに、幾ら公営でも非常勤という身分の指導員がふえるなど、指導員の労働条件が向上しないので退職者が後を絶たない。これでは学童保育の実践の中身が蓄積されず、社会的な評価がおくれるという悪循環になってしまっている。指導員の仕事の内容とその重要性について、十分な理解が得られていないのが問題点だというふうに片山さんは語っております。学童保育への社会の認知度はかなり高まってきたが、行政は箱物だけをつくって責任を果たしたと考えているようだ。これはどこの行政でもあると思います。子供たちが集団の中で心地よく過ごして帰っていき、指導員が安心して働き、親もまた安心して預けられる学童保育づくりを進めていかなければならないと述べております。

 本当にこのように準備段階で保護者の皆さんと学校、地域で運営委員会をつくるのは簡単にできるのですが、その後が問題です。行政がもっと力を入れていただけるよう、指導員とか、場所、これは本当に保護者の方と地域の皆さんとでいろいろ摸索はするのですけれども、先ほども述べたように学校の空き教室があれば空き教室を利用する、そしてまた学校敷地内での児童クラブの運営が一番望ましいと思いますので、その点考えていただきまして、スムーズな学童保育が続けられていけるよう強く要望して、今後学童保育、児童クラブ運営また開設に関しては教育委員会、児童福祉課一緒になって進めていただきたいことを強く要望して私の質問を終わります。

 先ほど言ったわかめの代替加工の開発に対しての助成ができないかという御答弁だけいただきまして、私の全質問を終わりたいと思います。

     〔経済部長 森田 澄君登壇〕



◎経済部長(森田澄君) 藤田議員の再問に御答弁申し上げます。

 わかめの代替加工技術の開発に対する支援につきましては、本市の名産を守り、維持発展させるためにも県工業技術センターでの技術支援を初め早期の代替加工技術の開発と支援について、県に対して強く働きかけてまいりたいと存じておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(勘川一三君) 次に、

一、保険行政について

二、四国横断自動車道について

三、税務行政について

             二番 柿本 公君

     〔二番 柿本 公君登壇〕



◆二番(柿本公君) 議長のお許しをいただきましたので、順序に従って質問をしていきたいと思います。

 まず件名一、保険行政について、二番目に四国横断自動車道について、三番目に税務行政について、順次質問を行います。

 まず、国民の生活水準の向上、医学や医療技術の進歩も相まって、我が国の平均寿命は著しく伸長し、世界に例を見ないスピードで高齢化が進行しております。介護の必要とする高齢者の発生率は加齢に伴い上昇するものであり、高齢化の進行に伴い介護を必要とする高齢者も急増し、介護の問題は国民のだれにでも起こり得る問題となってきております。

 また、介護の問題は高齢化の進展のみならず、その他のさまざまな要因と関連しておりまして、核家族化、少子化、女性の社会進出などにより家族の介護機能は低下してきているにもかかわず、家族介護に依存している現状は依然として残っております。社会的にも大きな問題として提起されております。

 こうした現況の中で、老後の最大の不安要因となっている介護を社会全体で支え、従来老人福祉の措置で行っていたものと老人医療に混在していた社会的入院を切り離し、利用者の自由意思によるサービスの選択ができるよう、平成十二年四月から介護保険制度が施行されます。

 そこで、鳴門市においても昨年十月から介護認定申請の受け付けを開始しているが、去る二月二十四日の徳島新聞の記事によれば、徳島市は申請が一時期に集中するのを防ぐために年齢などで受け付け期間を設けているが、期間を過ぎての駆け込み申請が相次いでいるという。鳴門市の申請状況をお伺いいたしたいと思います。

 次に、申請受け付け後、訪問調査による八十五項目の調査結果と調査員の特記事項及びかかりつけ医の意見書の情報を加味し、認定審査会が介護サービスの必要を決定されます。

 介護サービスの必要度の判定は客観的で公平な判定を行うためコンピューターによる一次判定と、それを原案にして保険、医療、福祉の専門家で構成された介護認定審査会で要介護状態とは認められないが社会的支援を要する状態、いわゆる要支援状態また要介護一、生活の一部について部分的介護を要する状態から日常生活を遂行する状態が著しく低下しており、生活全般にわたって全面的な介護が必要とされております。要介護五までの六段階が決定されるが、認定状況について作業が順調に進んでいるのかお伺いをいたします。

 また、自立と判定された申請者や現在デイサービスなどを利用しているお年寄りに対して、寝たきりの予防とともに高齢者の自立した生活の確保や引きこもり予防などのため、鳴門市でデイサービスが受けられるのか、また現在利用者の個人負担は五百円程度であるが、利用料の個人負担はどれぐらいになるのか、あわせてお伺いをいたします。

 次に、介護保険サービスについてお尋ねをいたします。

 介護保険のサービスには、家庭での生活を支援する在宅サービスと施設に入所してサービスを受ける施設サービスがありますが、鳴門市では従来施設については基盤整備ができていると聞いております。介護保険制度に移行する施設として、特別養護老人ホームが指定介護老人福祉施設、老人保健施設が介護老人保健施設、療養型病床群が指定介護療養型医療施設となり、施設サービスを行うようになりますが、各施設ごとの現況と利用見込みについてお伺いをいたします。

 次に、在宅福祉サービスの中心的サービスとして訪問介護、いわゆるホームヘルパーのサービス提供体制の確保はできているのか。また、現在の在宅型の訪問介護サービスの提供が中心でありますが、サービス利用者の需要に柔軟に対応できるような巡回型の二十四時間サービスの提供体制の確保はできているのか、お伺いいたします。

 次に、平成十二年に介護保険制度が導入されることに伴い、国民健康保険税を国民健康保険料へと移行する予定と聞いております。保険料に移行した後は徴収権が二年間に短縮され、また二号被保険者分の介護保険料も上乗せになり、保険料が高くなることが予想されます。そこで、今後は迅速かつ有効な徴収方法や滞納者を出さないような対策が求められてくるのではないでしょうか。国民健康保険財政の健全化を図るための大きな要因であります保険料の財源確保のために、市民の理解を得ながら、どのような徴収方法や徴収体制で徴収率向上に向けた対策を立てておられるのかお伺いいたします。

 また、滞納者については、資格証明書の発行や給付の差し止めなど厳しい処分も法律で定められているようですが、各家庭の状況など勘案する中で、不公平のない厳格な滞納者対策に取り組み、滞納者が出ないようにするためにどのような対策を考えておられるのかお伺いをいたします。

 御答弁により再問をいたします。

 それでは次に、四国横断自動車道について質問をいたしたいと思います。

 平成十年四月に明石海峡大橋が完成し、神戸・淡路・鳴門自動車道が開通して本州と陸路で結ばれたことによって、我が鳴門市が四国の玄関口として、関西圏との経済、文化の交流拠点として大いに飛躍、発展することが期待されましたが、まだその効果があらわれているようには思われません。この三月十一日には四国縦貫自動車道の池田・川之江間の完成により徳島自動車道が全通し、四国の四県都がX字型に高速道路で結ばれることになってまいりました。これにより四国縦貫道はほぼ全線開通することになりますが、先ほどの神戸・淡路・鳴門自動車道との連結されます四国横断自動車道については、まだ全通するに至っておりません。この横断道が完成し、縦貫道と神戸・淡路・鳴門自動車道に連結されることによって初めて高速交通体系が確立され、四国と本州との結節点として本市の躍進が期待されるものと思われます。

 そこで、質問に入りたいと思いますが、いま一度四国横断自動車道の全体の概要についてお聞きいたしたいと思います。

 また、聞くところによりますと、最近横断道のうち小松島・鳴門線について、地元説明会が開かれ、測量も始まったようでございますが、その現状と、あわせて現在施工されております鳴門・津田間についても再度概要についてお聞かせいただきたいと思います。

 次に、鳴門・津田間の本線部分の進捗状況について質問いたします。

 先ほども申し上げましたように、縦貫道はほぼ完成し、この鳴門・津田間が神戸・淡路・鳴門自動車道と連結されますと、ますますその効果は絶大なるものが期待されます。平成六年度より市内各地区において対策協議会が設立され、日本道路公団、徳島県、鳴門市と設計協議が進められ、既にすべての対策協議会との設計協議の調印並びに地権者会での用地の団体交渉は妥結したと聞いておりますが、その後の本線部分の進捗状況についてお答えいただきたいと思います。

 次に、周辺対策事業について質問をいたしたいと思います。

 周辺対策事業については、設計協議の段階で各対策協議会と公団、県、市が約束を取り交わした事業でもございますが、地元の市民にとってはぜひとも実施してもらいたい。生活にもかかわる重要な事業ばかりを地元要望として出されていることと思います。現時点でどのように周辺対策事業が進んでいるのか、またどのように実施していく予定なのかお聞かせをいただきたいと思います。

 次に、税務行政についてでございますが、鳴門市はかってない財政危機に陥っており、平成十二年度一般会計の当初予算は超緊縮型の予算となっておりますので、財政運営の基本となる市税収入の確保についての取り組みについてお伺いするものであります。

 今議会に提出された平成十二年度一般会計の歳入である市税収入は七十九億八千万円で、前年度に比較してわずか百万円の微増となっております。

 私は平成十年度の決算審査の際、一般会計の市税の収入未済額が十二億二千二百二十九万五千円、また国民健康保険事業の特別会計の国民健康保険税の収入未済額が四億九千四百四十四万三千円、合わせて十七億一千六百七十三万八千円となり、市民の公平感が阻害され、市政に及ぼすことが大であると同時に財政運営にも支障を来すので、この収入未済額の滞納整理の促進を強く要望しておいたところであります。

 このようなことから平成十二年度の市税収入は特に減収となるような税制改正もなかったように思うので、徴収努力を反映し、もう少し応分の市税収入予算が計上されるものと期待をいたしておりましたが、前年度並みの額しか計上されておらず、非常に遺憾に思っているところであります。

 そこで、平成十二年度末の市税の収入未済額十二億二千二百二十九万五千円、特別会計の国民健康保険税の収入未済額四億九千四百四十四万三千円のうち、平成十二年一月末現在のそれぞれの収入済額と滞納繰越分の出納閉鎖である三月末までにそれぞれどの程度の収入ができるのか、収入見込額をお聞かせ願います。

 鳴門市は競艇事業からの繰入金があるためかどうか、鳴門市税収入の徴収率は年々低下し、四市の中で最下位にあり、県下五十の市町村の中でも最下位またはそれに近い率で低迷しており、過去三年間の鳴門市と徳島市、小松島市及び阿南市の三市平均の徴収率を比較してみますと、平成十年度鳴門市八六・八%、他の三市については九二・三%、平成九年度鳴門市の場合八七・八%、他の三市については九二・九%、平成八年度鳴門市八八・二%、他の三市は九三・三%となっており、鳴門市は五・一%から五・五%低くなっており、決算審査の際申し上げように仮に他の三市平均の徴収率として計算すると、五億円から六億円近い額の増収となるところであります。

 このように徴収率が低くなっているのは何が原因か私なりに考えてみましたところ、競艇事業からの多額の繰入金があったため市税に対して安易な考え方があったのではなかろうか、理事者と議会ともに税に対する理解がなかったのではなかろうか、また税務課の組織、人員配置に問題がなかったのではなかろうかなど、いろいろな要素が重なってこのような結果になっているのではないかと考えているものであります。

 市政を円滑に維持するためには何をおいても市民に信頼されることが最も大切なことであり、税務行政においても公平な課税と厳正な滞納処理を執行して、納税者に信頼されなければならないと思うものであります。

 このように収入未済額が多いことは、善良な納税者に公平感を阻害することになるので、この際、策定されているかどうか知りませんが、策定されていなければ滞納整理計画といったものを策定し、納税者個々についての滞納の理由を分析し、どのようにすれば効率的に滞納整理ができるのかを十分検討し、納税する意思のない誠実性を欠く者に対しては厳正な滞納処分、すなわち財産の差し押さえを行うとともに延滞金を確実に徴収することや、私が時々聞くのでありますが、国税は延滞すると延滞税が要るが市税は滞納しても延滞金は要らないというようなことを耳にすることがあります。このような風潮を改めるにはかなりのPRと努力が必要でなかろうかと思います。

 その反面、一時に納付できない滞納者に対しては、分割納付させるなど適切な処理を行って、滞納の理由がやむを得ない場合には上司の決裁を得、滞納金を減免するなど適切な税務行政に努めるべきであると考えます。

 次に、不納欠損処分についてでありますが、昨年、平成十年度には市税で三千五百六十三万六千円、国民健康保険税では六千百九十六万五千円不納欠損として処理されておりますが、税はいわば市の貴重な債権であり、これを放棄するようなものでありますので、慎重な取り扱いが必要かと思います。今後は適正な滞納整理に努め、鳴門市の徴収率は非常に低いので、とりあえず他の三市平均の徴収率、最終目標を九五・〇%まで引き上げるよう強く要望するものであります。

 さて、新聞報道によりますと、神奈川県の小田原市においては、市税の滞納を放置しておくことは市民の公平感を阻害することを考慮し、市税を滞納し、かつ納税について著しく誠実を欠く者に対し一定の要件のもとに滞納者名を公表する、市税の滞納に対する特別措置に関する条例案を二月二十二日に議会に提出したようであります。新聞報道によると、この条例案の主な内容は再三の督促に応じなかったり、経済的には納税が可能なのに滞納したりする悪質なケースで氏名の公表に踏み切る前に、学識経験者らで構成する市税滞納審査会に諮問して意見を聞き、滞納者に弁明の機会も与えると。その結果、悪質な事例と認めた場合は広報紙や市の掲示板などに公表するとのようであります。小田原市は人口十九万五千人で、滞納累計で一万二千件、滞納額二十六億円となっており、鳴門市人口六万五千人で滞納額は十二億二千万円であり、鳴門市の滞納額がいかに多いかが推測されるところであります。

 このように公表することは納税者の秘密漏洩を禁じる地方税法や地方公務員法の規定に抵触する可能性があると言われておりますが、それにもかかわらずあえて条例を制定して納税させようとしていることは、かなりの検討の結果であろうかと思う次第であります。全国の各市町村においてもいろいろな収納体制の強化策を策定しているようであり、地方分権時代には創意を凝らした制度が求められるものであります。市長は常に金がなければ知恵を働かせ、知恵がなければ汗をかけと言われておりますので、この際何か滞納整理についての方策を御検討してはどうかと提案するものであります。

 鳴門市の財政運営は現状のようなことから当面の競艇事業からの繰入金にも頼らなければならないが、将来的には市税収入を基本に使用料、手数料の適正と、国や県の補助事業を有効に活用して歳入の確保に努めるとともに、経費の節減に努め、財政の健全化を図るべきだと考えております。

 以上のような質問と要望を申し上げましたが、滞納整理についての基本的な考え方、また近く定期人事異動がありますので、滞納整理を積極的に促進し、市税収入を確保するとともに善良な納税者にこたえるために、税務課に税務経験者または中堅職員の積極性のある職員を増員し、実績を上げた職員にはどんどん昇進させるなどルールをおつくりになってはどうかと、また先ほど申し上げたように特別な滞納整理方法を御検討されるお考えがおありなのか、市長の御所見をお伺いするものであります。

 答弁により再問をいたします。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 柿本議員の御質問にお答えいたします。

 議員の御質問のうち税務行政についての答弁でございますが、本市の財政状況にかんがみ、市税及び国保税の徴収率向上に向けた特別な滞納整理方策を講ずべきではないかという御質問でございます。

 財政運営の基本は、市税を根源とした財源確保を図るべきであるという議員の御指摘はまことに的を射たものと受けとめております。競艇事業からの繰入金の大幅な落ち込みの中、特に負担の公平性の観点からも、私も徴収率の向上が重要な課題であるというふうに受けとめておるところでございます。

 そこで、徴収人員の確保及び人材の養成など徴収体制の強化充実を図る中で、一つの方策として機動的かつ弾力的に対応できる徴収体制といたしまして、徴収嘱託員制度の導入も検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

     〔市民福祉部長 岡田 功君登壇〕



◎市民福祉部長(岡田功君) 私の方から保険行政についてのうち介護保険制度の鳴門市の申請の状況と認定作業の状況について、御答弁を申し上げます。

 鳴門市における要介護認定の申請につきましては、昨日森議員の御質問にも御答弁申し上げましたように、申請件数二千二百一件、このうち約千七百件につきましては判定結果が既に出ております。内訳につきましては、自立と判定されました方の被該当が一七%、要支援、約一一%、要介護一が約一八%、要介護二が約一五%、要介護三が約一四%、要介護四が約一五%、要介護五が一〇%となっております。

 なお、残されました約五百件につきましても三月末までには完了の予定でございます。

 次に、福祉施策のデイサービスについて、鳴門市でデイサービスは受けられないのか、また個人の利用負担につきましてはどの程度なのかということについて御答弁を申し上げます。

 先般にも御説明をいたしましたように、介護保険制度導入後の福祉サービスの観点から、生活支援対策、保健予防対策等に総合的に取り組み、市単独事業として現行のデイサービスを継続いたします。

 次に、個人負担につきましては、介護保険制度における自己負担を考慮し、利用料五百円と食事代五百円の計千円を御負担いただくことといたしております。

 次に、施設サービスを行う各施設ごとの現況と利用見込みについて御答弁を申し上げます。

 施設サービスの現況につきましては、先般の森議員の御質問にもお答えいたしましたとおりでございますが、その利用見込みにつきましては、介護老人福祉施設三カ所二百四十人、介護老人保健施設四カ所二百九十人、介護療養型医療施設九カ所二百二十人の計約七百五十人の入所を見込んでおります。

 次に、在宅福祉サービスのホームヘルプサービスについて御答弁を申し上げたいと思います。あわせて巡回型二十四時間サービスの提供体制について御答弁を申し上げたいと思います。

 ホームヘルプサービスの必要量と供給量につきましては、平成十年度に実施いたしました要介護高齢者の実態調査に基づき厚生省の算定基準により、必要なサービスの見込み量を推計するとともに、平成十年度に県が実施いたしました介護サービス事業参入調査に加え、昨年十一月から十二月にかけまして市が独自に実施いたしました事業者に対する意向調査により、サービスの供給見込み量を推計した結果、供給率は一〇〇%の見込みでございます。

 二十四時間巡回型のホームヘルプサービスの提供体制につきましては、民間活力を導入するなどして必要なサービスの見込み量を確保したいと考えております。

 次に、二点目の国民健康保険料の財源確保について、国民健康保険料の徴収方法や滞納対策の取り組みについて御答弁を申し上げます。

 平成十二年度鳴門市国民健康保険料は介護保険が導入されることにより、被保険者に対する負担が重くなることが予想されております。負担を軽減するため納期を八期から十期に拡大する予定であります。平成十二年度より徴収嘱託員を雇用し、徴収体制の充実を図るなどお互いを助け合うための国保制度を正しく理解いただきながら、被保険者と接触する機会を多く持ち、積極的な納付指導を実施するとともに、口座振替制度の加入促進を図り財源確保に努めてまいりたいと考えております。

 また、滞納者対策につきましては、国民健康保険法により納期限から一年以上国民健康保険料を納付しない場合には、被保険者証にかえて資格証明書を交付するとともに、納期限から一年六カ月以上納付しない場合には保険給付の全部または一部の支払いを差しとめることが義務づけられることになります。負担の公平性の観点からも市といたしても実施に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。

 なお、世帯主が災害を受けたり事業を廃止したなど特別の事情があるときにつきましては、老人保健法の規定による医療等を受けることができる保険者がいる場合等には、世帯主からの届け出によりまして各家庭の実情に応じた滞納者対策を考えてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますよう。

 以上でございます。

     〔企画開発部長 市川義博君登壇〕



◎企画開発部長(市川義博君) 四国横断自動車道についての幾つかの御質問にお答えをいたします。

 まず、横断道の概要についてでございますが、四国横断自動車道は国土開発幹線自動車道路網整備の一環として計画され、阿南市を起点とし、二市二町と鳴門市を通過し、香川県高松市等を経て川之江ジャンクションから高知県高知市等を通過して、愛媛県の大洲市を終点とする総延長四百四十三キロメーターの重要幹線道路で、そのうち百三十八・二キロメーターが開通いたしております。

 このうち鳴門・津田間は延長三十六・二キロメーターで、平成三年十二月に整備計画に昇格し、平成五年十一月に施行命令が出され、翌六年五月の事業説明の後、中心線測量に着手し、同年十月に中心ぐいを打設いたしております。市内延長九・三キロメーターの区間で十地区対策協議会の設立を受け、平成七年十一月から公団や県と協力しながら各地区対策協議会及び管理者との設計協議を進めてまいりましたが、平成十年十一月で十地区すべての設計協議を終了いたしております。

 また、設計協議が調印された地区から順次公団と県が地権者会の設立等用地買収に係る一連の作業を進め、平成十一年十月をもってすべての地区用地の団体交渉が成立いたしております。

 次に、小松島・鳴門間につきましては、平成六年十一月に都市計画決定が行われ、平成八年十二月の整備計画、平成十年十二月の施行命令を踏まえ、翌十一年三月に道路公団から県並びに関係市町に事業説明が行われております。その後、事業を円滑に推進することを目的として、平成十一年四月から公団、県及び関係自治体の担当者による四国横断自動車道小松島・鳴門間事業推進連絡調整会議が結成され、事業の推進を図ってまいりました。本市内では大代地区を皮切りに、平成十一年十一月から地元説明会を開始し、市内分はもとより関係市町ともども十二月六日までにすべて終了いたしております。事業及び測量の立ち入りについての地元の了解を踏まえまして、各種測量調査に二月から着手をいたしておりまして、完了予定は平成十二年、ことしの六月の予定でございます。

 なお、この測量調査の成果をもととした設計協議用の図面作成に一年から一年半ほどかかると伺っておりますので、それまでの間に各地区で対策協議会を設立していただくよう働きかけてまいる予定でございます。

 次に、本線の進捗状況についてでございますが、現在公団では鳴門インターチェンジから板野町川端の板野インターチェンジまでの十・五キロメーターを八区間に分け工事を施工いたしております。そのうち本市の区間で平成十一年六月に姫田から大谷までの二千三百六十七メーターの区間で大谷工事が発注されております。その主な内容は、橋梁五カ所、トンネル一カ所、土工延長千六百三十二メーターでございます。また、同年十一月に木津から大代までの六百四十メーターの鳴門インターチェンジ工事が発注され、その主な内容は現在の鳴門インターチェンジのつけかえ工事で、管渠四カ所、切り盛り土工、のり面工等でございます。同じく十一月から大谷から萩原までの千七百四十メーターの大麻東工事が発注され、切り盛り土の土工事が主なものでございます。次に、平成十二年二月から板東から檜までの千三百二十メーターの鳴門パーキングエリア工事が発注されております。工事の主なものは土工事が千二百六十一メーター、板東谷川橋が五十九メーター、管渠工が四カ所でございます。

 二月二十九日現在での県内区間の進捗状況は、用地取得率が七六%、工事発注率は七三%、工事の進捗率は二七%となっております。また、三月末には工事発注率が九〇%となる予定でございまして、現在本市において本格的に工事が行われておりますのは、川端工事と大谷工事でございますが、今後工事発注とあわせてますます進捗するものと考えられております。

 それから、三つ目でございますが、周辺対策につきましてでございます。

 本格的な周辺対策事業につきましては、設計協議が終わりました平成十年度より実施いたしております。基本的な周辺対策事業の進め方といたしまして、まず高速道路本線工事に必要な工事用道路の整備を行い、あわせて高速道路が阿讃山脈の山麓を通過するため、その影響を受けることが予測される水路やため池について、地区住民の安全性の確保という観点から早急に整備すべきものと考えております。

 工事用道路の整備状況につきましては、現在のところ改良予定の路線は六路線でございまして、そのうち四路線が完成あるいは現在施工中でございます。残る二路線についても平成十二年度の早い時期に工事着手ができるよう鋭意取り組んでおります。

 水路及びため池につきましては、各地区の主要な水路とため池の整備を実施しており、その他の事業につきましても地元より御要望の強い事業から着手していきたいと考えております。何と申しましても周辺対策事業の多くが用地を伴うものでございますので、関係者の方々の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 平成十一年度までの鳴門市の施行分で周辺対策事業の進捗率は約一三%程度でございます。財政面で極めて厳しい状況下ではございますが、地元要望の早期実現のため計画的、効率的に事業に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。

     〔総務部長 小川紘生君登壇〕



◎総務部長(小川紘生君) 私の方からは市税及び国保税の滞納状況と収入見込額の見通しについての御質問のうち、滞納繰越額の現状と収入見込額についてお答え申し上げます。

 平成十二年一月末現在の収入済額は市税が一億二千百九十万円、国民健康保険税が千七百四十八万円でございます。また、三月末におきます本年度収入見込額につきましては、市税において一億四千万円以上、国民健康保険税において二千万円以上を予定いたしております。

 次に、滞納整理の基本方針ということについてでございますが、その前に議員の御質問の中で県内他の三市との徴収率の差異についての御指摘がございましたので、若干御説明さしていただきたいと存じます。

 徴収率が低い原因の一つといたしましては、他の三市に比べまして非常に課税額が多い特別土地保有税があると考えております。バブル期において大規模リゾート開発を目的に本市の山林等が売買されましたが、バブル崩壊によりまして開発が中止になりまして多額の特別土地保有税が課税され、さらには景気の低迷によりましてこれらが徴収不能になっている現状がございます。しかしながら、仮に特別土地保有税を除いて徴収率を試算いたしてみましても九〇・〇二%となり、いずれにいたしましても徴収率が低いことに変わりがないのも御指摘のとおり事実でございます。

 御質問の滞納整理の基本方針についてでございますが、次の五点を基本として取り組んでまいりたいと考えております。

 一つ目といたしまして、滞納者の実態、納付状況、折衝経過、処分進行状況等を的確に把握し、具体的な徴収方針を定めて効果的な滞納整理を行うことといたしております。

 二つ目といたしまして、電話、臨戸訪問等によりまして常に滞納者との接触を図り、納税について積極的に働きかけることといたしております。

 三つ目といたしましては、差し押さえ、執行停止、財産調査を要するものをそれぞれに区分し、事務の流れを明確にし、計画的、効率的に処理を行うとともに滞納整理の進行管理を徹底いたしてまいりたいと考えております。

 四つ目といたしましては、高額滞納者、悪質滞納者等には積極的に呼び出し、訪問を行い、納付意思のない者に対しては差し押さえ処分を行う。

 五つ目といたしましては、口座振替依頼書を広報なると四月号で全戸に配布をするなど、口座振替制度を積極的に推進することといたしております。

 以上の方針のもと、ただいま市長の方からも申し上げました徴収嘱託員制度の導入もあわせて検討いたしまして、滞納整理に積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。

     〔二番 柿本 公君登壇〕



◆二番(柿本公君) それぞれ御答弁をいただきましたので、順を追って質問を締めくくりたいと思います。

 まず初めに、介護保険につきましては、申請状況、認定状況ともに順調に進み、施設整備についても国の基準を上回っていることがわかったわけでございます。また、在宅中心的サービスでありますホームヘルプサービスについても、供給率は一〇〇%の見込みで、自立と判定されたデイサービス利用者に対しても現行のデイサービスが継続され、寝たきりの予防や生活支援対策も考えられているとの御答弁をいただきました。また、介護保険スタートまで残された時間は少ないが、各担当課におきましては最善を尽くし、できるだけ円滑にスタートできるよう、さらに介護サービスの給付についても、利用するお年寄りの立場に立って生活の質を高めるようなサービスが確実に提供できるよう、万全を期していただきますよう強く要望をいたしておきます。

 次に、国民健康保険事業は人口の高齢化、医療技術の進歩などにより医療費は毎年ふえ続け、一方では経済不況による影響で苦しい状況であると聞いております。私が思うところによると、国保財政の健全化を図るための重要なポイントは収納率の向上対策をより強化充実させることと思われます。また、十二年度は嘱託徴収員を雇用される予定のようでありますが、職員においても徴収事務に適正な人員を配置し、職員と嘱託徴収員が一体となった徴収体制をつくり上げ、徴収率アップを図っていただくよう強く要望いたしておきたいと思います。

 次に、横断道についてでありますが、さて四国横断自動車道について、概要なり本線の進捗状況また周辺対策事業の進捗状況についてもお答えをいただきましたが、今後とも一日も早い完成を目指して公団、県に働きかけるとともに、周辺対策事業につきましても三者協力して地元住民の要望にこたえるべくなお一層の御努力をお願いいたしまして、この質問は了といたしたいと思います。

 次に、税務行政についてでありますが、ただいまは私の質問、要望事項に対しまして、市長並びに関係部長から誠意のある御答弁をいただき心強く思っておる次第であります。市税収入の確保は非常に重要なことでありますので、早速実現できるようお願い申し上げ、私の質問を全部終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(勘川一三君) 議事の都合により小休いたします。

     午前十一時四十一分 休憩

     午後 一時     開議

     〔副議長 田中寛昭君 議長席に着席〕



○副議長(田中寛昭君) 小休前に引き続き会議を開きます。

 次に、

一、ごみ問題について

二、シドニーオリンピック候補者について

             六番 平岡朔郎君



◆六番(平岡朔郎君) お疲れでございます。

 私はだだいまから、ごみ問題について、シドニーオリンピック候補者について、以上二件にわたりまして市長並びに関係各位に御質問を申し上げたいと思う次第でございます。

 始める前に一言言っておきたいんでございます。一部事務組合と議会との関連についてということで、一部事務組合において処理する事務に対し一般質問できるか。できない、ノーでございます。そういうことでございますので、あからさまに質問、その問題について一〇〇%質問はいたしませんけれども、関連してひっかかってくる問題も多少あると思うんで、それはひとつ適当に御容赦を願いまして、何といったって地元の議員ですから、ごみ問題なくして私の存在はございません。そういうことでございまして、余り力みよったら長続きせんので、ゆっくりいきます。

 この間の新聞に、市長にとっては痛いことありますが、私はあえてこの問題から入っていきたいと思います。と申しますのは、きのうの代表質問、朋友会幹事長分部君、私は会長でございますけれども、順番でそうなっておったんでございます。その分部君が後はよろしく頼むということでございますので、二人前も私はようやらんのんでございますけれども、できる限り残りを頑張っていきたいというつもりでございますので、よろしくひとつお願いを申し上げます。

 まず、これは「読者のひろば」というところに出ておる問題でございます。住民無視した決定に唖然、唖然というのは瀬戸の町民が唖然としたわけです。鳴門市のごみ処理施設が堂浦浦代地区に決定と報じられ、私たち地元住民は唖然としています。昨年四月、大きな信頼を寄せて現市長を選んだ私の選択は間違いだったんでしょうか。昨秋の対話集会では、市長就任以来、もうこれ会があるたびにもう出てくる話でございますが、二回しか瀬戸町に足を運んでいないのは理由がある。もう瀬戸町では絶対せんのじゃというふうにとれる節が数多くあったんです。後で対話集会の状況も説明を申し上げますけれども、今はこの投書の、「読者のひろば」に投稿した問題でございますので、解説は後にしますので、一応読んでみます。「私たちを安心させておきながら、土俵際でどんと押し倒す卑劣きわまりない。予算と時間の比較で決定したことに対し、地元として納得がいきません。ごみは私たち家庭から毎日出ますし、鳴門市のごみ処分場が逼迫している実情も十分わかっておりますが、だからといって「はい、そうですか」というわけにはまいりません」。そのとおりでございます。「私たち、いや子孫にも大きな影響を及ぼす死活問題です。この問題、スタート地点から間違っている問題、途中での大きな障害物、私たちは政治不信に陥っております」。なお、ちょっとわかりにくいので注釈いたしますと、間違っている問題というのは、前の市長の地元住民無視、次の途中での大きな障害物というのは、元市長の私有地のことを指しとるんだと思うんです。「私たちは政治不信に陥っております。だからこそ現市長に大きな期待と信頼を寄せておりました。だまされた感あり。これからどんな説明があるかわかりませんが、地元民の大きな団結の輪は一ミリたりとも緩んでおりません」という、まことに瀬戸の一読者でございますけれども、熱烈たる心情の吐露ということで、これを読みまして三月四日の朝でしたか、私も全く同感だというふうな感じをいたしました。

 そういうことでございまして、まずこれから入っていきたいと思います。

 「鳴門・藍住環境施設組合ごみ施設予定地瀬戸町に」という、大きく出ております。二月の二十九日でございます。それを読んでのただいまの三月四日の投書でございます。もう少しわかりやすく読んでいきますと、「工事費など優位、大麻町と比較、亀井市長が決断」というふうに大きく載っております。そこで、私も思ったんですが、平たく言えば瀬戸町であれだけ山本市長とけんけんがくがくの闘争をしておった堂浦浦代の土地と、急に一たん休止をしておったそこの土地を出してきて、そういうことを要求はしたあれはありますけれども、その新しくできた土地と一挙に同じ器に乗せてどっちがええだろうか。これはもともとそういうところから市長の性格が出とったと私は思うんです。余り努力せずして、もう何か公に頼る。そして、こっち側に決まった。よろしゅう頼む。私はそれが不信感につながったのでないかと、市長、そう思います。

 これはじゃけん、私が終わったらそういうことで一言市長に言ってもらいたいと思うんでございますが、瀬戸町の皆さんの落胆は目を覆いたくなるぐらい、「市長にやられた、市長にやられた」、どなたももうこれ、市長に一杯食わされたという感じがいっぱいでございます。

 だから、今後もし市長が、ここに書いてある地元の方に納得していただけるような誠心誠意努めたい。公害面のでの心配もあるが将来の基準を見せた最高の施設で、今そんなこと言ったって、とてもじゃないけんど瀬戸の人間には入りません。こんな仕打ちをせられ、瀬戸の住民を代表して言っとんですね。こんな仕打ちをせられて後で納得していただくように誠心誠意、誠心誠意ってどんなもんか、私もその言葉の解釈に苦しみます。今までずうっとそういうことが繰り返されとんです。その一つの例を挙げます。

 「鳴門瀬戸のごみ処理施設計画、他地域立地に含み、市長地元対話集会で示唆」、ちょっと言うたということですね、示唆ですから。ちょっと古い話ですが、市長、既に市長はこのときに中学校の体育館に来て、瀬戸の四百人ぐらい寄りましたかな、対話集会で。その中からそれぞれが、市長あんたは候補者のときに、これ選挙にさかのぼるんでございますけれども、候補者のときに「私は必要とあれば週に二回でも三回でも対話に行きます」ということを瀬戸町民の皆さんの前で公言しています。その市長がその後二回ですか、知らん、参ったんでございますけれども、新聞紙上で言わせますと、「就任後ほとんど瀬戸町に来ていない。これをどう受けとめたらいいのか」という記事になっとるんですが、そのとおりです。市長が四月の当選直後に瀬戸町への立地を進めるならば、地元に足しげく通い地元の理解を求めると明言したいきさつを踏まえて、住民は「市長は何回来たんな」というと、市長は四カ月に二回じゃと、後は判断してくれと、これ皆さんどう思いますか、後で判断してくれと、週に二回でも三回でも来ると言よった人が四カ月に二回、いかんのみたらわかるだろうとおまんとこでせえへんのやというふうに我々もとらざるを得ない。私らも、ああこんでちょっと遠のいたなと思った次第でございます。そういうふうにして市長は常に余り労を費やすことなく、口で適当にこうやっておるような傾向が、瀬戸町に「あの市長はやられた」というのが「住民無視した決定に唖然」、この投書になってきたと私は思う次第でございます。

 まだ少々救われるのは、この二つ目に、ごみ処理計画の前進を喜びたいというふうな人もおるんです。そして、その人が、市長にですよ、「これからが大変だと思います。地元の反対の人たちとの話し合いという難問が残っているからです。しかし、誠心誠意毎日でも話し合いに行く熱意をもってすれば、瀬戸地区の皆さんもわかっていただけることと確信しています」。これはよその人やけん、こんなこと言う。こんなこと言ったって、市長に全然、四月に二回か来とらんと、そういうふうな決定を下すような羽目になってきとんじゃけんね。こういうふうによその人はそう思っとんです。

 そういうことでございまして、今後の市長の瀬戸町に対する一たん断を下したんですから、瀬戸町でやるということを下したんですから、今後の市長のどれぐらい汗を流してくれるんだろうというようなことも、ちょっぴりお聞きをして再問に入っていきたいと思うわけでございます。

 新聞紙上に大きく出ておりますように、納得できないとして落胆、この瀬戸の皆さんの心情を察するに余りあるということでございまして、本日登壇をした次第でございますので、ひとつよろしくお酌み取りのほどをいただきまして、御答弁のほどもよろしくお願いをいたします。

 病気してからちょいちょい言いよっても忘れることがあるんで、忘れたことは次の再問のところでまた思いだしてやりたいと思います。

 次は、これは非常におめでたいことでございまして、全然ごみ問題とは関係ございませんけれども、私が三十何年来一生懸命努力いたしましたマラソンが晴れて三名の選手が出場できるかもわからない、非常にうれしい、何とも言えない拍手喝采のシドニーオリンピック候補者について、少しお伺いをいたしたいと思うわけでございます。

 まず、シドニーオリンピックの日程でございますけれども、開会式が九月十五日です。陸上競技が九月二十二日、女子マラソンが弘山さんと市橋さん、大麻の女性が走る女子マラソンは九月二十四日なんです。男子マラソンが一週間おくれて十月一日、しかもこの十月一日のマラソンが走り込んで来て、そして閉会式が行われるというマラソンが終わった時点で閉会式を行うと、まことに粋な取り計らいちゅうか決定というか、そういうふうになっておるそうでございます。

 参加国は二百。このごろいろいろ、それぞれ独立をどんどんしていますんで、昔はオリンピックで私が知った範囲で、なにしたんは五十か六十国ぐらいだったんでございますけれども、今は二百国。だけど、今言ったように一国で余り多く参加せんので、参加選手というのは意外と少なく一万と二百人、これ選手ですけん、参加役員が五千百人という規模のもとにオリンピック・シドニー大会は開催をされることになっております。

 この間の鳴門市特別表彰式、私も一般質問でこれを取り上げて、さしてもらったんでございますが、早速この鳴門市特別表彰式というのが行われまして、平成十一年十一月一日、一が並んだこの日、八月にスペインで行われた世界女子マラソンで銀メダルを獲得した市橋有里選手、同大会女子一万メートルで入賞した弘山晴美選手、まだこの間のマラソンはやっておりませんときでございます。九月のベルリンマラソンで日本最高記録を樹立し二位になった犬伏孝行選手の功績をたたえ、鳴門市特別表彰式が行われた。しかも、この表彰式は犬伏選手は御本人でございます。市橋選手、弘山選手、スケジュールのかげんで家族が御出席をなされました。そこで、ユニークな試みとして、世界の一番を目指しての願いを込めて、一ずくしとなる午前十一時十一分に合わせて、亀井市長がそれぞれに表彰状を手渡したということでございまして、今後この三選手について少しずつ触れていきたいと思う次第でございます。

 ある新聞で、「五輪マラソン代表選手大詰め」、女子の場合は残りは、男子もそうでございますが、残りは二枠、二人。「弘山、山口、一歩リード」というふうに大きく載っております。これはどういうことかと申しますと、市橋選手は世界マラソンで二位になったのでもう決まっとんです。大麻の市橋選手の場合はそういうことで、オリンピック選手として陸連から発表されております。しかし、弘山選手はまだ発表というか、マラソンをやっておらなかった時点のこれ話でございますので、二時間二十二分五十六秒、この間そういう記録が出たんでございますけれども、それがまだ出ておらんときでございますので、ほぼ確実視されておりますけれども、実力があるから、だからその実力を出した時点においては当然オリンピック選手になると、なれるということでございます。そういうことで、この間のマラソン、弘山選手は見事二時間二十二分五十六秒、すばらしい記録で完全に当確の記録を出しております。また、犬伏選手は日本最高記録を出して以来、この間の大会で見事日本人最高の四位に入り、当確に近い線が出ております。

 そういうことで、三選手そろって今まで鳴門市になかった、こんなすばらしい選手の頑張りというか、すばらしい努力によりまして三名のオリンピック選手が誕生しそうであります。

 そこで、市長に今後どのように、このオリンピック候補三選手、どのように考えておるのか、市長にお伺いをしたらと思う次第でございます。

 以上、御答弁をもらいまして、また一番目のごみの問題に返っていきたいと思う次第でございます。御答弁をひとつよろしくお願いを申し上げます。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 平岡議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、議員お尋ねの建設予定地の瀬戸町堂浦地区決断に至る経緯についてでございます。

 その詳細につきましては、去る二月二十八日に開催されました鳴門市・藍住町環境施設組合議会におきまして、所信で表明をさせていただいたところでございます。比較検討は財団法人である徳島地域政策研究所に委託をいたしました。整備工事費の比較、収集効率性の比較を主眼におきまして、文献によります環境面も加え総合的判断で大麻町中谷地区に比較をいたしまして、瀬戸町浦代地区が候補地として優位であるとの報告内容でございました。財団法人である徳島地域政策研究所で客観的に検討されたものでございます。私はこの比較検討結果を尊重いたしまして、建設予定地は瀬戸町浦代地区にいたすことを決断したものでございまして、瀬戸地区の皆様方には御理解を賜りたいと存じます。関係皆様方の御理解がいただけますよう最善の努力をいたしたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。

 続きまして、シドニーオリンピック候補につきまして、オリンピック代表選手決定後の支援策についてでございます。

 鳴門市民のみならず国民的関心を呼んでおりますシドニーオリンピックの男女マラソン日本代表が、三月十三日に日本陸連の評議委員会において決定されることは御存じのとおりでございます。御指摘のとおり女子においては既に市橋有里さんが内定済みでございまして、弘山晴美さんも残った選考レースの結果いかんによっては代表に選ばれる可能性は大でございます。男子は犬伏孝行さんが有力視され、幸いにして決定いたしますれば鳴門市関係者から同時に三名の方々がオリンピックのマラソン日本代表という快挙になるわけでございます。また、他の種目におきましても有望視されている鳴門市出身選手がいると聞き及んでおります。私といたしましても大いに期待をいたしておるところでございます。

 代表決定を受け次第、庁舎に横断幕を掲げまして市民挙げてお祝いを申し上げたいと存じます。今後につきましては、関係競技団体や地元関係者の方々とも協議をいたしまして、また広報紙やさまざまな情報媒体を活用いたしまして、全市的な機運の盛り上がりを高めていきたいと考えております。

     〔六番 平岡朔郎君登壇〕



◆六番(平岡朔郎君) 再問をいたしたいと思います。

 市長とは就任以来ずっとこの問題に、ごみの問題に市長といろいろ対決、瀬戸、鳴門市ごみを守る会、いろいろ団体が市長といろいろ対話を交わすべくやったんでございますけれども、なかなかはっきり言って核心に触れられないわけなんです。ここに私陳情書を、何回かの陳情、要望、持っとんでございますけれども、なぜこれができないんだろうか、なぜこういうことに対する、もっと市として取り組んでくれんのかなあと、くれないんかなあというふうに思っております。

 一説を申し上げてみますと、この瀬戸町の建設用地というのは山本前市長が、はっきり申し上げまして、いろいろ個人的なあれがございまして、私も質問の中で市長、前の市長ですよ、市長六万五千の先頭に立った場合に政治家としてどのような一番先に考えを持って、市民と対決をせなきゃいけない、対話しなければいけないということを再三申し上げたことを思い出すわけでございますけれども、倫理という問題が政治家にはございます。やっぱりある程度やっていいことと悪いことぐらいは、偉あになったら偉あになるほどそういうことは重くのしかかってくるはずでございます。そういう意味において何回か山本市長にも、「市長、あなたは倫理の問題をどう感じとんですか」と、「はっきり言って私利私欲のためにやるんではだめですよ」ということを再三申し上げたんでございますけれども、そのときに「倫理は倫理でも私は関係ない。私はとにかくあしこでごみ処分場をつくるんだ」ということで、一蹴のもとにやられたわけでございますけれども。今にして思えば、それがやはりあの人をああいうふうな、市長をおりるということになってきておるような気がいたします。

 やはり政治家というものは、やはりそういう点で誠意を持って、市長も誠意と公正の対話、盛んに市長は言っておりますけれども、少々ここで言わせてもらいますと、どうもそれが浮っつきの感覚がなきにしもあらずでございまして、瀬戸の住民がやはりああいうような投書が起こってくるのは、市長のそういう思いつきばっかりというか、逃げ口上というか、とにかくそういう市長の誠心誠意、私は誠心誠意ちゅう言葉が非常に好きなんですが、市長にはそういうとこが見当たらん、現在の私の感覚では。市長はほかでどんな偉いことに、どんな偉い、市長偉いと思うとんかわからんけれども、事ごみ問題に関しては市長は余りにも逃げ過ぎる。これはやっぱり飛び込んでくる、飛び込んできて住民と対話をして、一番ええ方法を考えていく。もう悪けりゃあっさり断念したって結構です。そういうことをやらにゃいかん。よそがどっかやってくれるとこがあるかもわらん。そういうことで、瀬戸の住民はあなたの誠意そのものに非常に不満なんです。あえて私がここで力説しとんのはそこなんです。そのために寄ってきて、皆聞きに来てくれとんです。そういう意味で、市長の誠心誠意、今後の取り組み方をもう一回皆さんの前で披瀝をしていただきまして、ひとつ市長の誠意のあるところを見せていただきたい。もう誠意がなかったら市長絶対もうそれは世の中成り立たん。もう山本市長がええ例じゃ。そういうことでひとつ……。それみいだ。ああいうことに対しては拍手がなるん。それほど感じとん、皆。もう待ちかねとんじゃ、そういう問題は。

 そういうことでございますので、いろいろこれ工事費とか、いろいろ出ておりますけれども、こういう問題はやはりこれからなんです。市長はやっぱり町民がそういうことで納得せなんだら絶対あかん。だから、私が今ここで感じたんでございますけれども、山本市長はこの間で終わり、今度はあんたが、亀井市長があの時点に初めて立つわけなんです、新しく。だから、あんたはゼロなんです。こんなんするじゃせんじゃ言うたら悲しいな。とにかく亀井市長を皆が信頼するかということがあなたの今後の問題に一番大きなウエートを占めてくるんでなかろうか、私は思うんです。

 そういうことで、ひとつもう一遍、皆さんの前で市長の誠意のある、もう一つつけ加えるとどうも私らにとっては、市長はなるほど演説はうまい、口もうまい、だけど足らんもんがある。それは余りにもひとりよがりがひど過ぎる。そういうことを私は感じまして、あえて老骨にむち打って壇上で言っておる次第でありますので、ひとつよろしく御賢察を願いまして、瀬戸でやらんというのが一番いいんじゃけれども、今さらやるというふうに決まったんじゃから、だから二年反対、三年かかるかわかりませんけれども、市長の態度が変わらん限り住民の態度も変わらんと思う。そういう意味でせっかく大勢の方がおいでてくれとんだから、市長のひとつ誠意ある発言を望みます。

 もう一つつけ加えます。私は、この間の十三日かな、何でも言い大会というのを環境を守る会の前川さんがそういうのをつくって、この間そういう何でも言う会、皆さんにいろいろ聞き、じいっと聞きよったんや。ええこと言う、やっぱりなあ。すばらしい、やっぱり町を思う、家族を思う、いろんな面での人情がしみわたってきとる。だから、私はわからんとことわからんとこがあるんじゃなしに、そういう人が徹底的にやっぱしわかってくると話は対話の段階に入ってくると思う。だけど、それまではだめなん。というのは、前回のやった人が余りにもひどい、もう余りにもひどい。だから、それを解決してくれなければ、瀬戸町の人は本気になってこの問題に取り組むことができんぐらいの怒り心頭に達した感じです。そういうことで、私も怒り半分心頭に達して、ここで汗かいてやっとんでございますけれども、そういうことでございますので、ひとつ御賢察を願いまして、いいも悪いも市長の答弁一つがやっぱりどのようになるか、よう私もわかりませんけれども、いやしくも議場で議員と市長とが討論しとんだけ、議題をやりとりやっとんじゃけん、あでやおろそかにちゃらんぽらんではやれんと思うんです。そういう意味で市長もひとつ真剣に取り組んで今後の対処する方向をひとつ御発表願いまして、この場はおります。

 オリンピックの問題が残っとんでございますけれども、ただいま申し上げましたように日本全国広しといえども三名のオリンピック、しかもマラソン、それが世界的に羽ばたく、こんなめでたいことはございません。ただ少々、ごみとオリンピックを組み合わせたので、多少はがいいとこもあると思いますけれども、私もこれ人生七十幾らです。はっきりは言うたらまずいんで、七十代です。だけど、少々足は弱りましたけれども、非常に口が直ってきたんです。非常にうれしいことなんです。そういう意味で少々足はまずいけれども、しゃべることはやや復活してきようような感じでございますので、何事も言うことがございましたら平岡朔郎にどうぞよろしくお願いを申し上げまして、この壇上、終わります。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 平岡議員の再問にお答えを申し上げます。

 申し上げるまでもなく、ごみ焼却施設建設の問題は一刻の猶予も許されない最大の課題でございます。関係の皆様方の御理解が得られますよう誠心誠意努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。

     〔六番 平岡朔郎君登壇〕



◆六番(平岡朔郎君) 今の、もうこんでやめるつもりでおったんでございますけれども、今の一言気に入らんねん。というのは、一刻の猶予もならんけん犠牲になれということなんです。余り傍聴席言わんようにな。わしゃあとめられるけん。だから、ああいう言い方に対して反発をしたんで、再度ここに立って言うんでございますけれども、誠心誠意ちゅうのはほういうもんでない。そこをひとつ市長に、もう一遍言えちゅうのかわいそうなけん、もうこんでやめますけれども、余り傍聴席とわしとやりとりしよったら、これごついあれなんで、おこられるけんな、ほなけんちょっと黙って聞いてよ。

 そういうことで、市長が今後、四月の一日ですか、何か広報で日程が出てくると。だから、賛成じゃなんじゃ言うんじゃなしに、日程は十分見て、前川環境を守る会会長のもとに、やはりそれをいろいろ吟味をするということで、ひとつ反対なら反対で、ある時点が来るまでは絶対これ賛成がなれんような状態になっとんじゃ、はっきり言うて。それはもうはっきりしとん。余りにも前の人がごじゃになってしもうて、そういうことが解決せん限り我々瀬戸町住民、環境を守る会、そういうのを解決せずして進めようとするところに今度の問題が起こっとんねん。だから、そういう問題も十分把握をして、悪いとこは悪かったということぐらいの釈明があって、取り組んでいってもらいたいと、私個人としてはそういう感じがいたしますので、そういうことを申し上げまして終わりたいと思います。ありがとうございました。



○副議長(田中寛昭君) 本日の一般質問はこれで終わります。

 明三月八日は、午前十時から再開いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 一時四十六分 散会