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徳島県 鳴門市

平成11年  6月定例会(第2回) 06月25日−05号




平成11年  6月定例会(第2回) − 06月25日−05号







平成11年  6月定例会(第2回)



          平成十一年 鳴門市議会会議録 (第十三号)



平成十一年六月二十五日(会期十五日中第十五日目)

  議事日程第五号

 諸般の報告

第一 議案第六十六号 鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について

   議案第六十七号 鳴門市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について

   議案第六十八号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

   議案第六十九号 鳴門市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定について

   議案第七十 号 鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償条例の一部改正について

   議案第七十一号 工事請負契約の締結について(鳴門市高島団地B棟新築工事のうち建築工事)

   議案第七十二号 市道路線の認定、変更及び廃止について

   議案第七十三号 新たに生じた土地の確認について

   議案第七十四号 字の区域の変更について

   請願第 二 号 新ガイドライン関連法への協力拒否と廃止を求める請願書

   陳情第 三 号 地方分権の推進と自治体財政確立のための地方税財源改革を求める陳情

   陳情第 四 号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める陳情

   請願第 五 号 鳴門興発(株)中谷地区残土処理場計画中止についての請願

     委員長報告  質疑  討論  採決

第二 決議案第 一 号 地方分権一括法案の早期成立を求める決議

     提案理由説明  質疑  討論  採決

第三 決議案第 二 号 大麻町板東字中谷地区残土処理場計画に関する要望決議

     提案理由説明  質疑  討論  採決

第四 意 第 四 号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項等の早期改正を求める意見書

     提案理由説明  質疑  討論  採決

第五 同意第 七 号 収入役の選任について

     提案理由説明  質疑  討論  採決

第六 常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続審査及び調査について

    ──────────────────────────────────

 本日の会議に付した事件

 諸般の報告

日程第一 議案第六十六号から議案第七十四号、請願第二号、陳情第三号、陳情第四号、請願第五号

      委員長報告  質疑  討論  採決

日程第二 決議案第 一 号 地方分権一括法案の早期成立を求める決議

      提案理由説明  質疑  討論  採決

日程第三 決議案第 二 号 大麻町板東字中谷地区残土処理場計画に関する要望決議

      提案理由説明  質疑  討論  採決

日程第四 意 第 四 号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項等の早期改正を求める意見書

      提案理由説明  質疑  討論  採決

日程第五 同意第 七 号 収入役の選任について

      提案理由説明  質疑  討論  採決

日程第六 常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続審査及び調査について

    ──────────────────────────────────

  出  席  議  員 (二十七名)

      議  長  勘  川  一  三  君

      一  番  田  中  寛  昭  君

      二  番  柿  本     公  君

      三  番  斎  藤  達  郎  君

      四  番  田  渕     豊  君

      五  番  板  東  一  岳  君

      六  番  平  岡  朔  郎  君

      八  番  坂  東  成  光  君

      九  番  秦  野     卓  君

      十  番  明  野  尚  文  君

      十一 番  梅  野  健  寿  君

      十二 番  池  田  正  恵  君

      十三 番  橋  本  国  勝  君

      十四 番  佐  藤  絹  子  君

      十五 番  工  藤  武  重  君

      十六 番  近  藤  龍  彦  君

      十七 番  野  田  粋  之  君

      十八 番  藤  田  茂  男  君

      十九 番  森     恒  吉  君

      二十 番  矢  野  善  治  君

      二十一番  泉     善  治  君

      二十二番  中  西  久  雄  君

      二十三番  林     栄  一  君

      二十四番  牧  野     豊  君

      二十五番  松  下     保  君

      二十六番  山  本     秀  君

      二十七番  分  部  嘉  憲  君

    ──────────────────────────────────

  欠  席  議  員 (一名)

      七  番  横  井  茂  樹  君

    ──────────────────────────────────

 説明のため出席した者

  市長        亀  井  俊  明  君

  第一助役      鎌  田  善  雄  君

  政策監       泉     祐  自  君

  総務部長      小  川  紘  生  君

  企画開発部長    市  川  義  博  君

  市民福祉部長    岡  田     功  君

  環境衛生部長    細  川  並  久  君

  経済部長      森  田     澄  君

  建設部長      宮  崎  義  範  君

  競艇部長      吉  成  英  治  君

  水道部長      川  上  喜 一 郎  君

  運輸部長      古  林  庸  策  君

  消防長       大  島  良  信  君

  総務部

   秘書人事課長   廣  川  多  門  君

   総務課長     福  居  達  夫  君

  教育長       山  口     敏  君

  教育次長      竹  下     清  君

  監査事務局参事事務局長事務取扱

            京  野  雅  彦  君

  選管委事務局長   東  田  充  雄  君

  農委事務局長    喜  多     哲  君

    ──────────────────────────────────

 議会事務局職員出席者

  事務局長      江   川   勝   幸

  次長        川   上   昭   憲

  主査兼議事係長   田   淵       功

  庶務係長      福   有   慎   二

  資料係長      西   上   昭   二

  書記        豊   田   佳   江

    ──────────────────────────────────







     午前 十時     開議



○議長(勘川一三君) お忙しいところ御参集御苦労でございます。

 これより本日の会議を開きます。

 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。

 まず、平岡朔郎君外五名から地方分権一括法案の早期成立を求める決議並びに大麻町板東字中谷地区残土処理場計画に関する要望決議が、また坂東成光君外六名から聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項等の早期改正を求める意見書が提出されております。また、中西久雄君より発言取り消しの申し出がありました。また、市長からお手元へ配付のとおり、追加議案の提出通知がありました。

 諸般の報告は、以上のとおりであります。

 これより本日の日程に入ります。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

 まず、発言取り消しについて、おはかりいたします。

 中西久雄君から六月十七日の会議における発言の中「議会運営委員会でも、定数二名削減を提案いたしましたが、「     削除     」の中の「     削除     」を取り消したい旨の申し出がありました。

 この取り消しを許可することに御異議あませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって、中西久雄君からの発言の取り消し申し出を許可することに決定いたしました。

    ──────────────────────────────────



△日程第一 議案第六十六号 鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について

      議案第六十七号 鳴門市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について

      議案第六十八号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

      議案第六十九号 鳴門市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定について

      議案第七十 号 鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償条例の一部改正について

      議案第七十一号 工事請負契約の締結について(鳴門市高島団地B棟新築工事のうち建築工事)

      議案第七十二号 市道路線の認定、変更及び廃止について

      議案第七十三号 新たに生じた土地の確認について

      議案第七十四号 字の区域の変更について

      請願第 二 号 新ガイドライン関連法への協力拒否と廃止を求める請願書

      陳情第 三 号 地方分権の推進と自治体財政確立のための地方税財源改革を求める陳情

      陳情第 四 号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める陳情

      請願第 五 号 鳴門興発(株)中谷地区残土処理場計画中止についての請願



○議長(勘川一三君) 日程第一、議案第六十六号から議案第七十四号までの九議案及び請願、陳情四件を一括議題といたします。

 本件については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際委員長の報告を求めます。

 まず、総務委員長から報告を求めます。

     〔六番 平岡朔郎君登壇〕



◆六番(平岡朔郎君) おはようございます。

 総務委員長報告を申し上げます。

 今期定例会において、当委員会に付託なりました議案は、議案第六十六号鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について外二議案及び請願、陳情四件であります。

 去る六月十八日委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、三議案はいずれも原案どおり可決すべきであると決しました。

 また、請願、陳情三件につきましては、お手元へ配付の請願陳情審査結果報告書のとおりであります。

 以下、審査の概要について御報告申し上げます。

 まず、議案第六十六号鳴門市固定資産評価審査委員会条例の一部改正については、地方税法の一部改正により、所要の改正を行うものであり、異議なく原案を了といたしました。

 次に、議案第六十七号鳴門市消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正について及び議案第六十八号鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正については、政令の改正に伴うものであり、これまた異議なく原案を了といたしました。

 以上が当委員会の審査報告であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(勘川一三君) 次に、教育民生委員長より報告を求めます。

     〔八番 坂東成光君登壇〕



◆八番(坂東成光君) 教育民生委員長報告を申し上げます。

 今期定例会で、当委員会に付託なりました案件は、議案第六十九号鳴門市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定について外、議案一件、陳情一件であります。

 当委員会は、去る六月二十一日委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案二件は原案どおり可決すべきと決しました。

 また、陳情につきましては、お手元へ配付の請願陳情審査結果報告書のとおりです。

 以下、審査の概要について御報告申し上げます。

 まず、議案第六十九号鳴門市介護認定審査会の委員の定数等を定める条例の制定については、本年十月から予定されております介護認定手続を行うに当たり、介護認定審査会の委員の定数等を定めるものであり、委員の定数を三十人としております。

 委員より、定数の根拠等について質疑を行い、五から六人の合議体で認定すること及び十月から三月までの期間に予想される申請数等を勘案し、算出したとの答弁を受け、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。

 次に、議案第七十号鳴門市学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償条例の一部改正については、政令の改正に伴い介護補償額の引き上げを行うものであり、異議なく原案どおり可決すべきと決しました。

 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(勘川一三君) 次に、建設運輸委員長より報告を求めます。

     〔十八番 藤田茂男君登壇〕



◆十八番(藤田茂男君) 建設運輸委員長報告を申し上げます。

 今期定例会において、当委員会に付託になりました議案は、議案第七十一号工事請負契約の締結について(鳴門市高島団地B棟新築工事のうち建築工事)外三議案であります。

 去る六月十八日委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、四議案はいずれも原案のとおり可決すべきであると決しました。

 以下、審査の概要について御報告申し上げます。

 まず、議案第七十一号工事請負契約の締結について(鳴門市高島団地B棟新築工事のうち建築工事)でありますが、鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第二条の規定に基づき、地方自治法第九十六条第一項第五号の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 委員会では、建設業界を取り巻く情勢は大変厳しいものがあり、指名審査等については、特に慎重に進められるよう要望し、原案を了といたしました。

 次に、議案第七十二号市道路線の認定、変更及び廃止についてでありますが、開発行為等による認定及び変更並びに路線の重複による廃止を行うに当たり、議会の議決を求めるものであり、委員会では緊縮財政であり、市の財政の負担をできるだけ少なくするよう要望し、原案を了といたしました。

 次に、議案第七十三号新たに生じた土地の確認について、議案第七十四号字の区域の変更についてでありますが、ウチノ海の埋立工事が完了したことに伴い、本市の区域内に新たに生じた土地を確認し、本市の区域に組み込むに当たり、議会の議決を求めるものであり、原案を異議なく了といたしました。

 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(勘川一三君) 以上で各常任委員長の報告を終わります。

 これより質疑に入ります。

 ただいまのところ質疑の通告はありません。

 質疑ありませんか。

     〔「質疑なし」と言う者あり〕

 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 通告がありますので、発言を許可いたします。

     〔四番 田渕 豊君登壇〕



◆四番(田渕豊君) ただいま総務委員長の方からの委員長報告の中で、請願第二号新ガイドライン関連法への協力拒否と廃止を求める請願書について不採択ということでございますので、ただいまから少し時間をいただきまして、反対討論をしたいと思います。

 五月二十四日、自民、自由、公明党によって他国から日本が武力攻撃も何も受けていないのにアメリカの起こした戦争に国土も国民の命までも道具にしようとする戦争法案、ガイドライン関連法案が強行採決されてしまいました。そして、六月十八日、この法律に反対するこの請願が市民の安全と健康を守ることを最大の任務とする市民代表の議員によって、我が担当委員会において不採択にされたこと、私は大きな憤りと悲しみを禁じ得ません。

 私は、この日をしっかりと記憶しておきたいと思います。この請願は、一議員として、また一人の人間としても、その考え方や生き方が問われている重要な問題であると考えます。すなわち戦争協力法の推進の立場に立つのか、それとも地方自治の本旨に立って市民の安全のために行動するのか、そのことが問われている問題であると考えております。

 まず、第一の理由から反対の討論を進めていきたいと思います。

 六月二十三日沖縄では、五十四年前の住民を巻き込んだ地上戦などで犠牲となった二十数万人の戦没者を追悼する行事が各地で取り組まれ、反戦平和の誓いを新たにしておりました。そして、本土においても五十四回目の広島、長崎の日を迎えようとしているわけであります。およそ六十年前、日本が起こした侵略戦争の結果、我が国において三百万人、アジア全体で二千万から三千万人とも言われる住民のとうとい命が奪われました。その深い反省の上に立って、我が国は世界に誇る平和憲法を打ち立て、今日まで戦争のない平和な日々を送ってきたのであります。

 憲法の前文は、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意する」、そして九条には、「国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する」と、このように我々は永久に戦争をしないということを誓ったのであります。しかし、今回のこの周辺事態法案の成立によって、五十四年目にしてこの誓いが打ち破られてしまったのであります。

 私は、この戦争がアメリカの起こした戦争に日本が参加する紛れもない憲法違反の戦争法案であることを過去二回この壇上から前市長に訴えてまいりました。担当委員会においても、自由党小沢党主が、雑誌「政論」において、「この法案がごく大ざっぱに言うと、まさに戦争に参加する話なんです。そんな大事なことを全くいいかげんなうそをついてごまかそうとしているわけだ。その政府・自民党の姿勢に問題がすべてあるのですよ」と、発言している資料も示しました。

 しかし、このような国会でのやりとりの中で、政府はあくまで武力行使、後方地域支援が武力行使と一体にならないから戦争に参加するものでないということを言い続けてまいりました。しかし、これがいかに詭弁であるかは、我が総務委員長の平岡委員長も戦争を体験された方でございますが、委員会において聞きましたが、戦争には前方も後方もないんだ。南方では後方をたたかれることによって戦わずにしてたくさんの日本兵が飢え死にをしたことは皆さんも御承知のとおりであります。

 また、この法律が日米安保賛成派の中からも異議が出されていることは御承知のとおりであります。本県の後藤田正晴氏も、この法案の危惧を新聞で何度か発表しておりました。我が党は、日米安保に反対でありますが、今日まで我が国は日米安保のもとで専守防衛、日本有事のとき、極東に限って紛争が起こったときに米軍と協力して戦争に参加すると、こういうふうになっていたのでありますが、周辺事態法によってアメリカがアジアであれ太平洋地域であれ戦争を起こした戦争に自衛隊が参加をしていくということになりまして、日米安保の枠も大きく飛び越えてしまったわけであります。

 この法律は、このように戦争をしないと決めた憲法のもとで戦争をすることを決めた法律であるわけですから、そもそも憲法のもとで存在が許されない法律であります。たとえ国会の多数決の横暴で成立されたとはいえ、主権者たる国民の意思を問うこともなく憲法を踏みにじって戦争に参加する法律をつくる権限など全くないのでございます。そのようなことから、この法律は請願者の言うように、廃止しかないのであります。

 反対第二の理由は、周辺、事態という、この二つの言葉に全く法的規定がないことであります。いかなる事態を周辺事態というのか、国会で議論されましたが、この肝心かなめの問題について法文では一切規定がない異常な法律となっております。

 また、周辺とは地理的概念ではない、周辺地域も周辺事態なる有事の判定はすべてアメリカの軍事判断に任せる。まさに白紙委任立法であります。国民の命と財産にかかわる重大な問題をすべてアメリカに任せるというのですから、これでは主権国家と言えない情けない法案でございます。

 反対第三の理由は、国連と国際法を無視したアメリカの無法な干渉と先制攻撃の戦争に日本が協力するという問題であります。

 アメリカは、御承知のとおり先日までユーゴへの無差別攻撃を行ってまいりました。また、遠くはベトナム戦争からパナマ、グレナダ、イラク等々、このような無謀な戦争を繰り返してきました。もしアジア太平洋地域でアメリカがこのような戦争を起こしたときに、この法律の成立によって日本はこの戦争に参加していくということになるわけであります。だからこそ、かって大きな被害を与えた中国初めアジア諸国から繰り返して深い危惧と懸念が表明されているのであります。

 このようなことから、今全国の地方自治体では、二百四十以上の批判やこの反対の意見書が提出をされております。また、米軍基地のある十四都道県知事がつくる連絡協議会においても、自治体協力の内容やあるいは手続、期間など何ら規定をされていない。こういうことに対して政府にすべて白紙委任することへの重大な懸念が訴えられているのでございます。

 徳島県においても、圓藤知事が先日の新聞で記者会見において、もし県民の生命や財産にかかわるような問題が起これば、独自の判断で臨みたいということを発表もいたしておりました。

 このように、この法律は紛れもなく市民も自治体もアメリカの起こした戦争に半強制的に協力させられ、市民の生命や財産にも大きな影響を与える恐ろしい法律であります。市民の安全を守ることを第一の使命とする自治体と我々議員が今こそこの法律の廃止と発動を許さない立場を明確にすべきであると考えます。

 防衛庁長官は、この法律成立後、「ガイドライン関連法案の成立は重要な意味を持つものの、実は入り口にすぎない。これからが本番なのだ」と、言っております。「ガイドラインの実効性確保のための残された課題に全力で取り組む」と、言っておりますが、この戦争を発動させるためには、今後幾つもハードルを乗り越えなければなりません。その一つが国民を有無を言わせずに強制的に戦争に協力させる、有事立法の制定があります。ガイドライン関連法案と有事立法は表裏一体のものであります。今、会期を大幅に延長した国会において、盗聴法、日の丸、君が代、憲法調査委員会設置法、そして地方分権一括法案と、すべての法案がガイドライン法案と関連し、有事立法制定に向けた流れとなっていこうとしているのであります。

 以上、反対理由四点を述べ、議員各位の御判断を仰ぐものであります。私たちの日本は、今まさにあの戦争前夜のきな臭いにおいが広がっていくその時代を再び再現しようといたしております。日本共産党は、その時代政党ではただ一党、命がけで戦争に反対を貫いた政党でございます。歴史を繰り返さないために、この問題を徹底して市民の皆さんに知らせ、この法律を発動させない運動と廃止の運動を大きく起こしていきたいと決意を表明し、反対討論を終わります。



○議長(勘川一三君) ほかに討論ありませんか。

     〔「討論なし」と言う者あり〕

 これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第六十六号から議案第七十四号の九議案を一括採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。

 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は、いずれも原案のとおり可決されました。

 次に、請願第二号新ガイドライン関連法への協力拒否と廃止を求める請願書を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は、不採択であります。

 本件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

     〔起立多数〕

 起立多数であります。

 よって本件は、不採択と決しました。

 次に、陳情第三号、陳情第四号、請願第五号の三件を一括採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は、いずれも採択であります。

 本件は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本件は、いずれも採択と決しました。

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△日程第二 決議案第一号 地方分権一括法案の早期成立を求める決議



○議長(勘川一三君) 日程第二、決議案第一号地方分権一括法案の早期成立を求める決議を議題といたします。

 まず、決議案を朗読いたさせます。

     〔事務局長朗読〕



○議長(勘川一三君) 提案理由の説明を求めます。

     〔六番 平岡朔郎君登壇〕



◆六番(平岡朔郎君) 地方分権一括法案の早期成立を求める決議について提案理由を申し上げます。

 政府においては、昨年五月に地方分権推進計画を閣議決定し、関連する法案が三月に国会に上程され、いよいよ地方分権が具体化することとなります。自治体財政の確立は、地方分権時代を迎えるに当たり、少子高齢化対策を初め環境問題、情報化、国際化など、ますます拡大する行政ニーズに対応するために欠くことのできないものであり、現行の国、地方の財政システムの矛盾を解消し、安定した地方税の確保策や自治体の財政負担などの地方財政制度の改革が必要であります。この法案は、限られた期間で多岐にわたる条例、規則の制定、改廃を初め事務権限の移譲に伴う執行体制の整備等を図る必要があることから、法案成立のおくれは地方公共団体の円滑な準備体制の整備に支障を来すおそれがあります。

 そこで、当市議会としては国会に対し、地方分権推進の立場から、早急に地方分権一括法案が成立されるよう、また政府に対し、地方自治体の財政負担について、法施行時までに具体的な措置が的確に講じられるよう強く要望するものであります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(勘川一三君) おはかりいたします。

 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。

 これより決議案第一号を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は、原案のとおり可決されました。

 おはかりいたします。

 ただいま決議案第一号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。

    ──────────────────────────────────



△日程第三 決議案第二号 大麻町板東字中谷地区残土処理場計画に関する要望決議



○議長(勘川一三君) 日程第三、決議案第二号大麻町板東字中谷地区残土処理場計画に関する要望決議を議題といたします。

 まず、決議案を朗読いたさせます。

     〔事務局長朗読〕



○議長(勘川一三君) 提案理由の説明を求めます。

     〔六番 平岡朔郎君登壇〕



◆六番(平岡朔郎君) 大麻町板東字中谷地区残土処理場計画に関する要望決議についての提案理由を申し上げます。

 現在、大麻町板東中谷地区において、開発面積二十五ヘクタールの建設土木工事等の残土処理場の造成が計画されております。この計画地域は、大麻山県立自然公園の上流に隣接しており、自然環境保全のかなめとなる最重要な地域であり、平成元年地元民の反対の声を無視して県が二カ所の産業廃棄物最終処分場の許可を与え、現在も環境汚染物は毎日投棄され続けているのが現状であります。また、平成九年四月には、現在稼働中の残土処理場において、中央広域環境施設組合の排出した焼却灰の不法投棄を許して撤去させる騒ぎを起こし、行政当局を初め地元関係者は、このずさんな管理の対応に追われる日々でありましたことは記憶に新しいところであります。

 そこで、当市議会としては、県に対し、自然保護の立場を堅持し、新設許可申請について軽々と許可を与えないよう、また理事者に対し、開発行為の窓口として環境汚染に対する不安を十分考慮の上、適切な措置がなされることを強く要望するものであります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(勘川一三君) おはかりいたします。

 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。

 これより決議案第二号を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は、原案のとおり可決されました。

 おはかりいたします。

 ただいま決議案第二号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。

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△日程第四 意第四号 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項等の早期改正を求める意見書



○議長(勘川一三君) 日程第四、意第四号聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項等の早期改正を求める意見書を議題といたします。

 まず、意見書案を朗読いたさせます。

     〔事務局長朗読〕



○議長(勘川一三君) 提案理由の説明を求めます。

     〔八番 坂東成光君登壇〕



◆八番(坂東成光君) 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項等の早期改正を求める意見書の提案理由説明を申し上げます。

 障害者の社会参加は、障害者のみならず市民すべての願いであります。しかしながら、現在でも医師法や薬剤師法などの医事、薬事関係を中心に、目が見えない者、耳が聞こえない者、または口のきけない者には免許を与えないとする絶対的欠格事由を規定した法令が多く残されています。また、政見放送においても、一部を除き、厚生大臣公認の手話通訳士が偏在していることなどから、その確保が難しく、放送設備も十分に整っていないとの理由で、手話通訳や字幕が導入されていません。

 このように、聴覚障害者の社会参加や憲法で保障された参政権を間接的に阻害する障壁は数多く残っており、国連で提唱された完全参加と平等を図り、障害者が障害のない者と同等に生活し、活動するノーマライゼーションの理念を持って、これらの障壁を取り払うことは行政の責務であると考えます。

 政府におきましては、平成七年十二月に障害者プラン、ノーマライゼーション七カ年戦略を策定し、その推進に努力されているところではありますが、個々の能力や敵性にかかわらず、絶対的欠格事由を規定した現行の法令を放置することはこの理念に反するものであります。

 そこで、本市議会として政府に対し、障害者の社会参加を阻害する法令の改正等を強く求めるため、地方自治法第九十九条第二項の規定により、意見書を提出するものであります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(勘川一三君) おはかりいたします。

 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。

 これより意第四号を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は、原案のとおり可決されました。

 おはかりいたします。

 ただいま意第四号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。

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△日程第五 同意第七号 収入役の選任について



○議長(勘川一三君) 日程第五、同意第七号収入役の選任についてを議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) ただいま上程なりました同意第七号収入役の選任につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 収入役につきましては、五月十七日に前任者の退職以来以後、欠員となっております。このたび、市行政のかなめとなります収入役を新しく選任するに当たりまして、杉口源二郎さんを選任いたしたいと考え、地方自治法第百六十八条第七項の規定に基づきまして、議会の同意を求めるものでございます。

 杉口さんは、昭和三年八月二十六日生まれの七十歳で、現在徳島市城南町三丁目三番一号にお住まいであります。昭和二十年三月に県立旧制海部中学校を御卒業後、昭和二十三年八月に株式会社四国銀行に入行され、同行国府支店、渭東支店、鳴門支店、佐古支店の各支店長を歴任された後、昭和五十四年三月に徳島支店調査役となられ、翌年三月に徳島駅前西地区市街地再開発組合に出向されました。その後、徳島都市開発株式会社の経理部長を経て、平成元年九月にアミコ管理組合の事務局長に就任され、今日に至っております。

 このように、会計事務のみならず、高い御識見をお持ちの上、人格も円満であり、本市の収入役として最適任者であると考えております。

 どうか議員皆様方の満場一致による御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(勘川一三君) おはかりいたします。

 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。

 これより同意第七号を採決いたします。

 本案は、原案に同意することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本案は、原案に同意されました。

 ただいま収入役の選任に同意されました杉口源二郎君よりごあいさつの申し出がありますので、許可いたします。

     〔杉口源二郎君登壇〕



◎収入役(杉口源二郎君) 議長さんのお許しをいただきまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 このたび市長の御推挙をいただきまして、またただいまは議員皆様方の御賛同をいただきまして収入役に選任されることになりました。まことにありがとうございます。私にとりまして身に余る光栄と存ずる次第でございます。議員皆様方に対しまして、重ねて厚く御礼を申し上げます。

 今、日本経済は、かってない不況の中で低迷を続けております。鳴門市におきましても、厳しい財政事情であると承っておりますが、これを乗り越え、躍進しようといたしております。このような重大な時期に収入役としての重責を全うできるかどうか非常に危惧を持っておるところでございますが、誠心誠意鳴門市の発展のために努力する決心でございますので、議員の皆様方には格別の御指導と御鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げまして、簡単粗辞でございますが、御礼のごあいさつとさせていただきます。

 どうもありがとうございました。(拍手)

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△日程第六 常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続審査及び調査について



○議長(勘川一三君) 日程第六、常任委員会及び議会運営委員会閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。

 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。

 おはかりいたします。

 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって本件については、閉会中の継続審査及び調査に付することに決しました。

 以上をもって今期定例会に付議されました事件は継続審査に付されたものを除き、すべて議了いたしました。

 市長からごあいさつがあります。

     〔市長 亀井俊明君登壇〕



◎市長(亀井俊明君) 第二回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る六月十一日から本日までの十五日間、議員皆様方には終始御熱心に御審議を賜りましてまことにありがとうございました。また、提出いたしました各議案につきましても、皆様方の格段の御理解によりまして、すべて原案どおり可決いただきまして重ねて厚くお礼を申し上げます。

 今定例会は、私の今後四年間市政を担当するに当たり、基本施策となる所信の表明を初め議員各位の質問をお受けいたしました。私といたしましては、市勢の発展を願い、精いっぱいの御答弁を申し上げまして、御議論をいただいたつもりでございます。

 代表及び一般質問あるいは委員会審査を通しまして、皆様方から賜りました御意見や御要望等につきましては、真摯に受けとめ、今後の市政執行に十分生かしてまいりたいと考えております。

 今定例会冒頭の所信でも申し上げましたように、本市の現状は行財政改革を初めごみ処理問題など、緊急かつ重要な課題が山積をいたしております。市民の皆様方の視点に立って公正と対話を基本姿勢とし、一つ一つ確実に、着実に解決の方向を見出すことによりまして、二十一世紀の四国の玄関としてふさわしい鳴門のまちづくりを目指してまいります。

 議員各位におかれましては、さらなる御理解と御支援を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。時節柄蒸し暑い日が続いております。議員皆様方におかれましては、御健康に十分御留意の上、ますます御活躍をされますよう祈念申し上げまして、閉会に当たってのあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

     〔議長 勘川一三君登壇〕



○議長(勘川一三君) 平成十一年第二回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 先ほど御選任されました杉口収入役さんには、御就任心からお祝い申し上げます。今後は、鳴門市の重要なかなめとして、市政の執行に格段の御尽力を賜りますよう御期待を申し上げ、お願いをいたしたいと思います。

 さて、議員皆様方におかれましては、去る六月十一日より本日まで十五日間にわたりまして、連日御出席を賜り、人事案件を初め数多くの議案並びに請願等を終始熱心な御審議によりまして、継続審査を除くすべての案件を議了することができました。

 また、会期中、微力な議長のため、いろいろと御心配やら御迷惑をかけましたが、皆様方の終始温かい御指導、御協力を賜り、全日程を終えることができました。心から感謝申し上げる次第であります。

 また、市長初め理事者の皆様方におかれましても、連日御出席の上、御熱心に御説明をいただき、また御答弁をいただきまして、まことにありがとうございました。

 なお、今議会冒頭に市長が所信表明において申されておりますように、今鳴門市は行政改革、ごみ処理問題など、多くの諸問題が山積されております。これらの諸問題に対しましては、市民の視点に立って積極的に取り組んでいただくことを要望いたしますとともに、会期中における一般質問あるいは委員会審査の中におきまして、議員各位から出されました意見、要望につきましては、十分御留意を賜り、今後の市政執行に反映いただきますよう、特にお願いを申し上げる次第であります。

 終わりになりましたが、六月も残すところあとわずかでございます。これからは日一日、一日と暑さが増してまいります。皆様方には、くれぐれもお体に御自愛いただき、ますますの御活躍を御祈念申し上げまして、簡単粗辞でございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。

     〔議長 議長席に着く〕



○議長(勘川一三君) これをもって平成十一年第二回定例会を閉会いたします。

     午前 十時五十四分 閉会

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地方自治法第百二十三条第二項の規定による署名者



  鳴門市議会議長



  鳴門市議会副議長



  会議録署名議員



  会議録署名議員