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徳島県 鳴門市

平成 7年 12月定例会(第4回) 12月13日−04号




平成 7年 12月定例会(第4回) − 12月13日−04号







平成 7年 12月定例会(第4回)



          平成七年 鳴門市議会会議録 (第二十二号)

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            平成七年十二月十三日(会期十五日中第七日目)

              議 事 日 程 第 四 号

第一 市政に対する一般質問

第二 議案第 百八 号 政治倫理の確立のための鳴門市長の資産等の公開に関する条例

   議案第 百九 号 鳴門市税賦課徴収条例の一部を改正する条例

   議案第 百十 号 松茂町、北島町、藍住町及び板野町に鳴門市モーターボート競走場を貸与することについて

   議案第 百十一号 工事委託に関する細目協定の締結について

     質疑  委員会付託

第三 請願・陳情書の処理

     委員会付託

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             本日の会議に付した事件

日程第一 市政に対する一般質問

日程第二 議案第百八号から議案第百十一号まで

     質疑  委員会付託

日程第三 請願・陳情書の処理

     委員会付託

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            出  席  議  員(二十九名)

  議長  矢  野  善  治  君

  一番  近  藤  龍  彦  君     二番  梅  野  健  寿  君

  三番  勘  川  一  三  君     四番  田  渕     豊  君

  五番  橋  本  国  勝  君     六番  坂  東  成  光  君

  七番  秦  野     卓  君     八番  野  田  粋  之  君

  九番  柿  本     公  君     十番  横  井  茂  樹  君

 十一番  池  田  正  恵  君    十二番  福  島  慧  雄  君

 十三番  平  岡  朔  郎  君    十四番  大  石  謙  一  君

 十五番  明  野  尚  文  君    十六番  牧  野     豊  君

 十七番  藤  田  茂  男  君    十八番  泉     善  治  君

 十九番  三  津  良  裕  君    二十番  佐  藤  絹  子  君

二十一番  分  部  嘉  憲  君   二十三番  工  藤  武  重  君

二十四番  川  上     守  君   二十五番  田  中  寛  昭  君

二十六番  松  下     保  君   二十七番  山  本     秀  君

二十八番  中  西  久  雄  君   二十九番  林     栄  一  君

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            欠  席  議  員(一名)

二十二番  明  村  春  夫  君

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            説明のため出席した者

  市長      山 本 幸 男 君   第一助役    長 野 好 晴 君

  収入役     鎌 田 善 雄 君   理事      青 木 義 幸 君

  理事市民福祉部長事務取扱        総務部長    二 木 俊 幸 君

          松 岡 正 次 君

  企画開発部長  播 磨 啓 示 君   環境衛生部長  平 岡 敏 宏 君

  経済部長    播 磨 繁 夫 君   建設部長    宮 崎 義 範 君

  競艇部長    引 田 正 男 君   水道部長    坂 本 廣 次 君

  運輸部長    三 井 隆 夫 君   消防長     辻   潤 一 君

  総務部

  秘書広報課長  細 川 並 久 君   総務課長    小 川 紘 生 君

  教育長     脇 谷   功 君   教育次長    元 木 義 時 君

  監査事務局長  竹 下   清 君   選管委事務局長 武 市 輝 雄 君

  農委事務局長  阿 部 睦 子 君

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            議会事務局職員出席者

  事務局長    中 川 正 幸     次長      美 保 英 世

  主査兼議事係長 川 上 昭 憲     書記      満 壽 良 史

  書記      西 上 昭 二

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     午前 十時  一分 開議



○議長(矢野善治君) 連日ご参集御苦労でございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

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△日程第一 市政に対する一般質問



○議長(矢野善治君) 日程第一、市政に対する一般質問を行います。

 通告の順序に従って質問を許可いたします。

一、教育行政について

二、市営住宅の施設管理について

             十一番 池田正恵君

     〔十一番 池田正恵君登壇〕



◆十一番(池田正恵君) 皆さんおはようございます。

 十一番、池田正恵でございます。ただいま議長より登壇の許可を賜りましたので、通告に従い質問をさせていただきます。

 まず、いじめの問題についてでございますが、昨年の十一月、愛知県西尾市の大河内清輝君が衝撃的な遺書を残してみずからの命を絶ってから、はや一年が経過しました。二度とこのような事件があってはならないとのことで、国も、県も、市町村もこの問題に真剣に取り組んでいると思いますが、本年に入り、その死をむだにしないという願いにもかかわらず、二月には茨城県の中学二年の男子生徒がいじめられたとの遺書を残して自殺したのをはじめ、四月には福岡県、奈良県で、また五月には長崎県、六月には大阪府、十一月には新潟県、また十二月に入りましてからは千葉県で、いじめを苦にとうとい命を絶っております。また、お隣の徳島市におきましては、十一日の新聞で大きく報道されておりましたが、女子中学生が集団暴行を受け、顔などに二週間のけがを負うという事件がありました。もうこれはよそごとはありません。本当に鳴門市でもあり得ることと思いますが、本市において、このような事件があるのかないのか、お聞かせください。

 また、県教育センターのまとめによりますと、いじめ、非行が急増していると発表されておりましたが、鳴門市では昨年と比較しましてふえる傾向にあるのかどうか、この点もお聞かせいただきたいと思います。

 また、いじめ、不登校などの問題に対処するために、スクールカウンセラーを配置されており、きのうもお話が出ておりましたが、鳴門市では第一中学校でカウンセリングが行われ、よい結果が出ているとのことですが、現在は一中一枚だけでございますが、その他の学校にもぜひこのカウンセリングを設けてほしいというような要望がその他の学校からあるのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。

 次に、仮称ではございますが、中学生議会のことについて質問させていただきます。

 最近、全国的にも子供議会の開催が行われてきております。鳴門市は、二十一世紀を展望した第三次総合計画を発表しており、鳴門市の将来都市像を「海峡交流都市 鳴門」、「人が集まるまち、文化のかおる ふれあいのまち」と定められております。また、我がふるさと鳴門が豊かで住みよい、美しいまち、人に誇れるまち、人に語れるまちにと、市長も表明されました。本当に豊かで住みよい、美しいまち、人が集まるまち、文化のかおる ふれあいのまちを実現するためには、鳴門市として多くの課題があると思います。これからの鳴門市を背負っていく若い人たちの考え方、鳴門市はこうあってほしいとか、こうあるべきだと思う発言の場として議場を開放し、中学生のメンバーで代表者を決め、質問していただく。また、その質問に対して、市長はじめ理事者の皆さん方に答弁をしていただく。このことを通し、鳴門市の現状や将来に対してどうあるべきか、強い関心を持ってもらうよい機会として、また大人の見えない部分を提言として伺ってみるためにも、中学生を対象にした中学生議会を開催してみてはと思いますが、この件はいかがでしょうか、お伺いいたします。

 次に、住宅行政についてお伺いします。

 市営住宅の管理と遊具施設の管理について質問をさせていただきます。

 まず、市営住宅の管理についてでございますが、鳴門市が建設し管理している住宅が三十五団地、千七十二戸と伺っておりますが、これら多数の市営住宅の管理状況はどのようになっているのでしょうか。特に、老朽化しているためか、空き家のままになっている住宅が見受けられますが、現状と将来どのようにされるのか、その方針をお尋ねいたします。

 次に、遊具施設の管理についてですが、比較的に規模の大きな団地には遊具を備えた広場がありますが、これらの管理はどのようにされているのでしょうか。壊れていたり、ペンキがはげて大変見苦しい遊具も見受けられます。ブランコなどの遊具につきましては、壊れていると、幼児にとっては大変危険であると思いますが、どのように対処されているのでしょうかお伺いいたします。

 以上、御答弁よろしくお願いいたします。答弁により再問させていただきます。

     〔教育長 脇谷 功君登壇〕



◎教育長(脇谷功君) 池田議員の御質問にお答えを申し上げます。

 いじめ問題、そういうふうな数についての御質問でございました。

 なお、前段徳島市における子供の集団暴力事件というふうなことにつきましては、私どもの方は早速に各現場で状況を聞きましたんですが、そういう状態については報告は上がってきておりません。

 それから、いじめ問題の調査でございますが、昨年、本議会で指摘され、いじめ問題の調査の回数をふやしましたので、前年度比較の内容がちょっと変わってくるかもわかりませんが、本年度四月から九月までで、小学校が五校、五件、中学校が三校、三件、計八件でございます。これを前年に比較しますと、前年は四月から十二月までの統計でございますので、期間的な統計では整合することではないんですけれども、前年度は小学校が七校、十二名、中学校が三校、十二名でございました。

 次に、スクールカウンセラーのことでございますが、このことについて市内の要望はあるのかないのかというふうなことでございますが、要望は恐らくあるだろうと思います。そのことについては聞いておりません。と申しますのは、この臨床心理士の導入というのは、文部省が先導試行的にやりました内容で、徳島県に三校導入された内容の一校を鳴門一中にいただいてきたという経緯があって、なかなかこのスクールカウンセラーの導入というふうなことにつきましては、今実験的な試みでございます。私どもは、全国の教育長会等々でこの導入をというのを強く要望した経緯があるわけでございます。ようやっと各県に三名ぐらいという状態でございますので、なかなかそこら辺の内容が各学校に行き渡るにはかなりの時間がかかるというふうに思うところでございます。

 次に、中学生議会の開催についての御提案でございますが、私たちは平和で安定した豊かな生活を送りたいという願いを持っております。しかし、現実には大気や水質の汚濁、騒音、廃棄物処理等のことや人口の高齢化など、多くの社会問題があるわけでございますが、このような私たちの身近な諸問題の解決は、御指摘のとおり、政治の課題の一つでもあり、中学校社会科の公民分野において、政治の仕組みと働きということで、議会政治について学習することになっておるところでございます。議員御提案の中学生議会の開催につきましては、教育委員会としても重要なことであると認識しておりますが、現場の声を聞き、関係者の意見を聞きまして検討いたしまして、取り組みをいたしたいというふうに思います。

     〔建設部長 宮崎義範君登壇〕



◎建設部長(宮崎義範君) 市営住宅の施設管理について、私の方から御答弁をさせていただきます。

 まず、一点目の市営住宅の管理についてでございますが、市営住宅は御質問のように、現在市が保有している市営住宅は三十五団地の一千七十二戸の多数に上っております。明け渡しのあった住宅につきましては、基本的に畳、電気、水回り等の設備を補修した上で、二カ月に一度公募し、抽せんの上、当選された人のうち人居基準を満たした方については入居措置をいたしております。

 ただし、木造住宅のうち、建築後相当の年月を経て老朽化が進み、補修を行っても入居していただくことが不適当なものにつきましては、国の基準に従い、管理計画を策定し、国の許可を得て用途廃止対象住宅となっております団地につきましては、明け渡しがあった場合でも入居募集をいたしておりません。

 さらに、その対応策といたしまして、これからの高齢化社会への対応を含め、それらにふさわしい設備を備えた時代の要請に即応する住宅といたしまして、去る第三回定例会におきましてお認めをいただきました高島団地建設等新たな住宅の建築計画を進めているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、遊具施設の管理についてでございますが、現在、団地内に遊具等が設置されている団地は三団地ございまして、職員が管理上必要に応じて団地に出向いたときに点検等を行っているほか、団地の住民の方からの通報等により状況を確認した上で、修繕等の対処を行うとともに、それでも使用にたえないと思われるものにつきましては、撤去等できる限り事故につながらないように適切に対処いたしております。今後ともこの方針に沿って維持管理を行ってまいりたいと存じますので、御理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。

     〔十一番 池田正恵君登壇〕



◆十一番(池田正恵君) ただいま御答弁いただきましたが再問に入らせていただきます。暴行事件とか、またいじめに対して教育委員会も真剣に取り組んでいただいてるようでございますが、今は、現在はないということでございます。引き続きこのような事件がないようにしっかり取り組んでいただきたいと思いますし、またこのような事件があった場合には、速やかに御報告いただきたいことを要望いたしまして、この件は終わらせていただきます。

 また、カウンセリングのことについてでございますが、いろんないじめとか不登校とかいろんなことが起こる中で、もう当然私は各学校からも、恐らくこういった配置をしてほしいという要望はたくさんあるんでないだろうかと、私もこのように感じております。ところが、きのうもお話しございましたが、カウンセラーというのは、全国に三千九百名しかいないということで、徳島県では三名ということでございます。人数が少ないので、もうなかなか各学校に配置というためには、もうかなりの時間もかかりますし、そういった専門の先生が少ないので、もうこれ以上、この枠の中ではどうすることもできないと思うんですが、各学校でいろいろ工夫していただき、また考えていただいて、そういった免許はないにしても、カウンセリングのような勉強して、本当に生徒の対処に当たりたいなという先生方も、もう中にはいらっしゃるんでないかと思いますので、そういった先生方をしっかり学校の中でも登用していただきまして、とにかく子供たちが心の悩み、また心の傷を相談をして、一日も早くそういった心の痛みが解決できるような方向をとっていただきたいということを要望させていただきまして、この件に関しましても終わらせていただきます。

 次に、中学生議会のことについてでございます。

 先ほど教育長の方からは、非常に前向きな答弁をいただきました。とにかく今、先ほども申し上げましたが、全国的に子供議会の開催が行われておりまして、私が聞くところによりますと、大変好評を博しております。私が耳にしたこと、また聞いたこと、見たこと、現場は見てないんですけれども、見たことに対しましてちょっと紹介をさせていただきます。

 こういった議会が静岡県の焼津市では中学生議会、あるいはまた奈良県の斑鳩町、宮城県の松島町におきましては小学生を対象にいたしました子供模擬議会が開催されまして、本当に大人顔負けのもう鋭い質問や要望が出されて、好評を博したと伺っております。

 その質問の一例でございますけれども、内容の一つでございます、「弱い立場にあるひとり暮らしの老人や障害者の人たちの地震対策をしているのですか。」また、「地震が起きたときに、すぐに動けるのが中学生と思います。しかし、現実問題として何をすればいいのかわかりません。市は私たちに何をしてもらいたいのですか。」また、ごみ問題に関しまして、「ごみ問題を通して市民のモラルの向上についてどのようにお考えですか」とか、また「障害を持った人たちのために道路を整備してほしい」とか、このようにもう本当に大人顔負けの意見や質問が出ております。

 また、県内におきましては、徳島市が過去に市内の中学校からの生徒代表四十名による子供模擬議会が市議会議場で開催されました。この議場の各議員席の名札も、中学生の議員の名札に変更され、会期の決定から一般質問、決議など、私たちがこの議場で行うのと同じように議事が進行される中で、中学生の一日議員が一般質問に立ちまして、市長はじめ理事者の方々と論戦を繰り広げたと伺っております。そしてまた、この子供議会に参加した中学生の代表の方々が感想を述べておりますけれども、このような感想を述べられております。「このような議会の一日体験ができて、自分たちの日ごろの不満なところを発表できてとてもうれしいです」、これは中学二年生の男子です。また、中学二年生の女子生徒の感想ですけれども、「私と同じ学年、または一つ年下の人が集まっても、こんなにも見方、考え方が違うものかと感心しました。そして、そのような意見に対して、市長さんをはじめ、市の関係者の方々と真剣に考え、討論できたことをありがたく思っております」。また、これは男子生徒ですが、「徳鳥を担う市民の一人として、十年先、二十年先の徳鳥市が非常に楽しみになってきました」。また、これも中学二年生の男子生徒ですが、「子供議会に参加できてよかったという満足感に満ちあふれています。これをひとつきっかけにして、僕の政治家になりたいという大きな夢の実現に向けて、学業にさらに一層力を入れて頑張っていきたい。市議会議場を本当に僕の仕事の場にできたらいいのになと思って仕方がありません」。また、「徳鳥市発展のためにも、議会で議論したことをこの場だけで終わりにするのではなく、これからどんどん役立てていただきたい。そうすれば、子供議会を行ったことにより一層の価値が出てくるのではないか」と、このようなすばらしい感想を述べております。また中には、「市長と握手がしたかった」とか、「いすの座り心地がよかった」とか、このような素朴な感想を述ベている中学生もおりました。

 山本市長は、人材育成に対しまして、次代を担う子供たちに夢と希望を与えることが教育であり、この視点から学校教育では、郷土愛をはぐくみ、地元で活躍する人材を育てるよう考えていきたいと述べられております。子供たちに市政の意欲を持たせるということは、郷土愛をはぐくみ、地元で活躍する人材育成にもつながっていくのではないかと考えますが、市長、この件に対してはいかがでしょうか、お伺いいたします。

 続きまして、住宅の管理について、先ほど部長さんの方からお話しございました。用途廃止の対象となっております住宅の状況はよくわかりましたが、明け渡しをして空き家となっている老朽住宅につきましては、具体的にどのように対処されるのですか。また、住宅団地内の除草などはどのように対処されているのか、お伺いいたします。

 また、遊具の管理についてでございますが、危険等により、速やかに撤去されているということでございます。また、撤去いたしました遊具につきましては、早急に新たに設置していただけるよう強く要望いたしまして、この件は了といたします。

 以上、御答弁をいただき、最後の締めくくりをさせていただきます。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) ただいまの池田議員の子供議会のことについて、前向きに取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。

     〔建設部長 宮崎義範君登壇〕



◎建設部長(宮崎義範君) 再問にお答えしたいと思います。

 用途廃止の対象となっている団地において、全戸入居者がいなくなった場合につきましては、管理契約に基づき、相当規模の団地につきましては、地域を勘案しながら、必要に応じ新たに中高層住宅の建設を計画するとともに、それ以外の小規模団地につきましては、取り壊しをする方針でございます。

 また、御指摘の除草等につきましては、住環境の保全と安全性の確保の面からも大事なことは申すまでもございません。しかし、何分にも多くの団地を抱えておりますことと、入居者におかれましても、自分たちの生活の拠点として愛着を持っていただくという観点から、入居者相互に協力し合い、良好な住環境を保持していくことを念頭に、除草及び花を植えるなど御協力をいただいているところでございます。

     〔十一番 池田正恵君登壇〕



◆十一番(池田正恵君) それぞれ前向きな御答弁をいただきましてありがとうございました。

 それでは、最後の締めくくりに入らせていただきます。

 いじめの問題は、もう大変難しいですが、教育の現場も、家庭も、地域社会も、一丸となって取り組んでいかなければなりません。私も、子を持つ母親の一人でございますが、私たち母親もいじめの問題が起きますと、教育の現場にばかり目を向けがちですが、教育の現場に目を向けることも大事ですが、教育の現場に目を向けるとともに、常に家庭を見詰め、夫や子供が疲れをいやせる家庭なのか、また家族で何でも話し合える家庭なのか、常に意識を持って生活していくことがいじめ防止に、またいじめ根絶に向かっての大きな役割の一つであると確信しております。

 また、教育の現場におきましては、もう常にいじめを隠そう隠そうとする傾向があります。識者の方がいじめのことに対しまして、外国のある国と日本の違いを話されておりました。ある国では、いじめは必ずあるんだとの前提のもとで、この問題に取り組んでいるが、日本はいじめはないというところからスタートしている。だから、いじめが起こっても隠そう隠そうとする。いじめはあるんだとの認識のもとで取り組んでいかなければならないとのお話でした。こうした日本の風潮の中で、鳴門市ではいじめの対応につきまして、教育長はいじめはどの子供にもあり得る可能性があり、どの学校でも起こり得るという考えのもとで対応しておりますと述べられております。これは大変評価されることだと思います。これはこれからもいじめがあるんだとの考えのもとで取り組んでいただきますとともに、子供たちが安心して有意義な学校生活が送れる環境づくりを強く要望するものでございます。

 また、中学生議会につきまして、先ほど市長さんからも前向きな御答弁いただきましたが、学校の先生方、また市長はじめ理事者の皆様方、また議員の皆様方にも大変な御協力をいただかなければならないと思いますが、二十一世紀を担う中学生の皆様に、議会や行政を身近なものとしていただくためにも、ぜひ実現させていただきたいと強く要望するものでございます。

 また、市営住宅の管理につきましては、住みよい住環境を形成するとともに、枯れ草などによる火災の心配や美観を損なわないためにも大変大事なことだと考えます。適切な対処を強く要望いたしまして、私の全質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

             二十番 佐藤絹子君

     〔二十番 佐藤絹子君登壇〕



◆二十番(佐藤絹子君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、質問を行いたいと思います。

 各種施策の進捗状況についてでありますが、私より前の第三次鳴門市総合計画、ごみ問題等の質問に対しての御答弁は、検討中であるとに尽きたように感じておりますが、私なりに質問を進めてまいりたいと思います。

 そこでまず、見直しの対象となっております新市営球場についてでありますが、現在、見直しが行われているとのことですが、具体的にどのような見直しを行っているのか、どこまで進捗しているのか、お伺いいたします。

 次に、ごみ問題でありますが、私が第三回定例会において、新しいごみ最終処分場について質問いたしました以降の動きを具体的にお示しください。

 次に、市民が大いに期待し、市長も掲げられておりますところの多目的温泉保養施設についても、具体的作業の進捗状況と展望なりをお伺いいたします。御答弁によりまして再問いたします。

     〔企画開発部長 播磨啓示君登壇〕



◎企画開発部長(播磨啓示君) 佐藤議員の御質問に御答弁申し上げたいと思います。

 新市営球場の建設につきましては、多角的に見直しを進めることといたしております。市民に親しまれ、広く活用していただける施設の整備ができないか、そのような観点から検討をいたしておりますので、しばらく御猶予をお願いいたしたいと思います。

 見直しを進めていく一方で、進入道路及び関連道路、水路の整備等につきましては、早期の完成を目指しまして実施していくことにいたしておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 佐藤議員の各種施策の進捗状況についてのうち、私の方より、ごみ最終処分場とリサイクルセンターについての進捗状況についてお答えを申し上げたいと思います。

 まず、最終処分場についてでございますが、現在、立地に当たっての諸条件、つまり国の指導要綱に基づきます関係法令の検討、関係当局の御指導を得ているところでございます。議会をはじめ、市民の皆様方には大変御心配をおかけいたしておりますが、いましばらくお時間をいただきたいと思います。

 次に、リサイクルセンターでございますが、ごみの減量には分別を図り、資源化をしていかなければなりません。

 そこで、調査費をお願いをいたし、本市の適正な規模、施設、内容等につきまして、種々検討を進めている段階でございますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

     〔理事市民福祉部長 松岡正次君登壇〕



◎理事市民福祉部長(松岡正次君) 多目的温泉保養施設についてお尋ねでございますので、私の方から御答弁をさせていただきます。

 健康増進のための保養施設につきましては、近隣の事例の視察も含めまして、資料の収集を行っておるところでございます。先般、当市の姉妹都市親善使節団が訪問いたしました保養施設の先進地であり、国際親善姉妹都市リューネブルク市のフアオル・ハーバー行政長官から、当市の保養施設建設に関しまして、建設、維持、運営に当たってのすぐれたノウハウについて、全面的に御協力くださるとの申し入れも受けておりまして、貴重な資料の提供もいただいておるところでございます。この資料もあわせまして調査研究し、今後、準備が整い次第、保養施設の基本案を作成し、市民の方々の意見をより多く求め、市民皆さんの御要望に沿った基本構想をできるだけ早い時期に提示いたしたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔二十番 佐藤絹子君登壇〕



◆二十番(佐藤絹子君) 再問いたします。

 企画開発部長から新市営球場のことについて御答弁をいただきましたが、先ほど部長がおっしやつたとおり、市長御就任以来、新市営球場は大問題、狭いところに球場をつくつてどうなるか、もっと大きくできないのか、見直したい。また、新市営球場建設については、軟式野球、ソフトボールを中心とした運動公園に対し、年齢を問わずにだれもが日常的に手軽に健康づくりの運動も行える施設の整備の必要性があり、市民の多様な要望を的確に把握するため、鳴門市体育協会加盟競技団体をはじめ、地元関係者及び各体育施設利用者などの市民の多様な要望にこたえて、よりよい施設を提供するための見直しをするとのことであります。市長、これらのことは事業の着工に至っていない構想の段階に言うべきことであつて、しかも見直し見直しの市長であるにもかかわらず、明確な答弁をせず、いまだ全容を示さない。その見直しの成案はいつまでに作成したら、今まで球場を利用されていた方々、これからされる方の要望にこたえられるのか、御所見をお伺いいたします。

 このことは六月議会において、ソフトボール協会会長の先輩の平岡議員さんが、この新市営球場が二年以上かかると、本当にもう協会がつぶれてしまうんですということでした。市長、球場は球場として完成し、山本市長のだれもが日常的に云々というべき施設は、カキが子を負うたようなものではなしに──海におるカキです──別の場所につくつてはどうですか。今の山本市長の取り組みが、鳴門市にとって一番よい方法とお考えなのか、それともここで言う見直しとは、間違っていたら申しわけないですけれども、ここに野球場をつくらない、別の施設を検討するということですか。そう理解してもよろしいですか、お伺いいたします。

 次に、ごみ最終処分場については、前段申し上げましたとおり、九月の第三回定例会においては、手続上の複雑な事務的作業を進めている。また、その手続上の作業のもととなる明確な候補地は市長として持っておられるのかと質問に、研究中であると。これまた、しばらく時間をいただきたいということでありました。これは市長、当選以来、夢の島構想、第二回の六月議会では、自信たっぷりの御答弁であって、次の九月議会には、「ちょっとしばらく待ってくれ」、今またしばらくじゃの長期じゃの言うて、ちょっと納得いかん答弁であって、国とか、これ難しいんです、市長ねえ。難しいところをほうっといて、もうちょっと考えないかんところを没にして、これは市長が責任を持ってごみ最終処分場、また鳴門市のごみ行政を前向きに進めていくことなので、私がとやかく言っても仕方ありませんが、もう一つリサイクルセンター、市長は鳴門の最終処分場の里浦の今の処分場のことを踏まえて、強く減容化、減量化を訴えてるにもかかわらず、取り組みの遅いのと違いますか。市長は、いつも大きな笑い声で、こうやっとりますけれども、その笑い声が聞こえる間は、ごみは前向きにいっきょんじゃなあと私なりに認識いたしたいと思います。これ幾ら私が質問しても、市長は肝っ玉が太いのか、まああない言ようけんど、ちゃんとごみは進んじょんじゃという自信があるのか、わかりませんが、またほんで坂東議員も次にこのことについて質問をされますので、置いておきたいと思います。いや、これは私が何ぼ言うても、答えが同じやけんねえ、市長。

 まあ言うことがあつたら御答弁ください。

 多目的温泉保養施設のことでありますが、市長が就任以来、これまた鳴門市民の本当に悲願の長い夢でございました。それを前向きに、またドイツのリューネブルク市、姉妹都市のノウハウまでいただいて、これからの市民が長生きの時代に安らぎと憩いのすばらしい保養施設が一日も早くできることを努めていただくよう強く要望して、このことも丁といたしたいと思います。御答弁によりまして再問いたします。

     〔市長 山本幸男若登壇〕



◎市長(山本幸男君) 佐藤議員の御質問について、まず第一の市営球場のことでございますが、従来は野球、ソフトボールを中心とした施設内容で、これも多角的に見直しを進めることとして、市民に親しまれ、広く活用していただける施設にできないかどうかを探っているところでございまして、今すぐに結論が出せない状況でありますので、競技団体及び市民の皆さんに御迷惑をおかけしているところでございますが、いましばらく時間をいただきたいと思います。

 次に、ごみの問題でございますが、もうしばらく時間をいただきとうございますので、もうそこまで来ておりますので、微妙な問題でございますので、しばらくの。

 それから、次の温泉施設でございますが、ただいま担当部長の方から御説明ありましたように、資料はもう相当そろうてきております。したがいまして、もう少し突っ込んだ内容になってから、一応こういうものでございますというのを発表したいという、その段階まで来ておりますので、これもしばらくお時間をよろしくお願いいたします。

     〔二十番 佐藤絹子君登壇〕



◆二十番(佐藤絹子君) 私の再問に、やっぱり同じ御答弁があるわけでございますが、ふろのことは市民の多くが言うんです。あれは絶対市長するだろうと言うてあるから、やってください。

 新市営球場のことも、しばらくじゃの長期やの、これも待ってくれというので、待ちます。前の質問の中で、あと三年四カ月、四年の任期の間に八年分せえ、十年分せえという激励と期待がありましたので、心して取りかかってほしいと思います。

 また、常に市長は、市民の立場に立って物事を判断し、考え、計画実行する。それも全力投球でと申されております。それとて市長の市政、大切な担い手であります職員の十二分な働きがなくては成り立ちません。この方々の意欲的な創意工夫と持てる力が十分発揮されることが不可欠。どのような厳しい進言があっても、市長がええことやったら、「そりゃええことじゃな、はっはっは、それはでけんことじゃな、はっはっは」と言うて、ちゃんと意見を聞いてくれると思いますので、理事者の皆さんも思うこと、言わなければいけないことがあったら、どんどん進言していただきたいと思います。

 また、今は市長就任以来、市民の立場に立って見直しをするということであるので、趣旨はよくわかりますが、見直し見直しで職員はじめ理事者の方々は余分な緊張感を持っておるんではないかと、五十歳の私、子育てしとる最中の者には感じるんでありますが、市長、職員の皆さんには常に温かい思いやりと心配りをして、一層の市勢発展と市民福社のために取り組んでいただきたいと思います。これで私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

             六番 坂東成光君

     〔六番 坂東成光君登壇〕



◆六番(坂東成光君) 私は、市長の政治姿勢について、要旨としまして一般廃棄物処理について、三定でもやりましたが、二番目に大津町大代の土地開発について、この二点について御質問をしていきたいと思っております。

 まず、市長、鳴門市のごみの現在の状況です。一体ごみがどのぐらいあつて、最終処分場にどのぐらい搬入されているのか、そういったことと、里浦処分場がどのぐらいのごみを投入し終わると、いっぱい、になってしまうのか、もうほうれなくなってしまうのかその二点について、市長御自身が、職員は数字は知ってると思います。市長御自身がどの程度まで認識をされているのか、そのことについてまず第一点お聞きしたいと思います。

 それから、二つ目の大津町大代の土地開発に入りたいと思います。

 前回私が議会運営ということが十二分に把握できてなかったんで、「私権にかかわりますのでお答えできません」のたった一言で、前回の質問は片づけられたというか終わってしまったんで、もう一度大津町大代のレンコン畑、現在市長が既にもう売買済ませてるんかもしれませんが、市長がお持ちになっていた大津町大代戎野の土地について質問していきたいと。

 まず一番目に、現在大津町を含む近隣町村に対して、同、県、鳴門市もそうですが、いろいろな事業が行われております。それらをやはり職員でなく、市長はどの程度御存じなのか。なぜそこにそういつた事業をやっているのか、なぜその事業がそこで行われているのか、市長自身がどのようにとらえているのか、お聞きしたいと思います。

 大津町大代のようなところを市長出身が利益のために開発したとなると、後に多くの利権屋が「私もここの田んぼを開発するわ」と、「私はここの田んぼを開発するわ」と、どんどんどんどん来た場合、市が一たん五ヘクタール以上の開発を許可したとなったら、後々の人が市長が自分の土地だったらいけとうのに、わしらの土地がどうしてあかんのなということで、大津町だけでなく鳴門市全体の濫開発が起こって、もし虫食い状態になったとき、市長が言ようように活力のある、魅力が、本当にそういった農業ができるのかどうか。また、市長の所有するというか、開発しようとしている用地の周辺まで国営農地防災事業ということで、西の方からどんどんどんどん水路をこしらえてきとんです。今市長の所持している土地より少し西側まで今年度、平成七年度の事業としてきております。地下水路が引かれてきてるわけです。これが今市長が開発しようとしているところが開発されて、もし一般の手に移った場合、農家じゃないところに手に移った場合、この事業は、まさか住宅はもう既に建ってるのに掘り返して水路を埋めるわけにいかんと思う。それがどのようになっていくのか。

 それから、これらに対して、あらゆる意味で助成金が出たり、負担金が出たりしてると思うんですけど、田んぼが減ることによってのそういった負担金、助成金の問題だとか、コースが変わることによっての予算が当然変わってきますので、そういったものがどういうふうに市長がとらえているのか。言っときます、選挙前の、一年前のサンカラーの社長であれば、私権であったり、質問に答える必要はないんですが、今は少なくとも鳴門市の市長です。鳴門六万五千の市民の運命を預かる位置に立ってる山本市長が、当然そのことに十二分なお答えをいただきたいと。答弁によりまして再問に入りたいと思います。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 坂東議員の第一問について、私はどの程度存じておるかということでございますが、二年余りと私は理解しております。

 次に、大津町の件でございますが、事業は国営吉野川下流域農地防災事業、県営地盤沈下対策事業、県営大津東部地区緊急畑地帯総合整備事業等がございますことを存じております。

 さらに、ただいまの坂東議員の御指摘のありましたとこについては、私自身は鳴門市を発展さすためには、生産性の高いものにしなければならないという信念でございますので、坂東議員と見解を不相いたしておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

     〔六番 坂東成光君登壇〕



◆六番(坂東成光君) 市長は、最終処分場、ごみの全体量がどうだとかちゆうところはなかったんですけど、とりあえず里浦の最終処分場はあと二年だという認識を持っておられるので、それで質問を続けたいと思います。

 まず、これはある新聞でありますが、その中から抜粋さしてもらいます。山本市長は、就任の記者会見でも、括弧として書いてあるんですけど、板東に建設を括弧という形ですけど、記者会見でも「しません」と明言し、海面埋め立て構想を打ち出したが、早くも行方を懸念する声が出始めている。これは平成七年五月四日付の新聞です。移転計画は、板東地区の山中に三十五・六ヘクタールの用地を市が購入した昭和五十七年にさかのぼる。当時計画が周知されていなかったため住民が反対、棚上げ状態となった。しかし、十年以上が経過し、この間、市がかなりのエネルギーを費やして啓発活動を続け、ようやく住民の理解を得られ始めたところだった。昨年には処分場問題を考える意見交換会も開かれ、あとは条件闘争とさえ言われていたと。しかも、市は処分場移転に伴う環境影響調査を板東地区で実施したばかりであると、このように書かれております。とあるように、鳴門の最終処分場に対して、やっと暗やみの中に光が差してきたように思えたやさき、市長、あなたは大麻にごみを捨てませんと。海面を埋め立てます。私も、最終的にはごみは海面に行くべきだと思っております。山やにほうるもんでないと思ってます、最終的にですよ。その一言で、それまでの多くの先輩議員があの大麻に、まだ現在現職でおられる議員の中にも、大麻にごみを持ってきてもらうために地元町民に対して、ごみはどうしようもないんだと、どっかが受けなならんのだと、それがたまたま大麻地区だったんだと、皆さん辛抱してくれということで、日夜走り回った議員も、今現在の現職議員の中にもおるやにも聞いております。そういった議員とか、職員ももちろん環境関係に係った、今までの歴代の部長、課長、係長、もちろん末端職員に至るまでですけど、その人らがやってきた努力も、一瞬にして消し去ったわけです。それが次の候補地を市長が持っているのならば、それまた山の中より海の方がいいと思うんですけど。

 それから、たとえ数年といえど、鳴門市から二万二千軒、約ですよね、約二万二千軒の家庭のごみが家の中に、少なくとも家の中に置くのか玄関に出すのか、どっか暗やみに紛れてどっかの川にほうるのかわからないですけど、そのごみが最終処分場ができておればそこに捨てれたはずのごみが、最終処分場ができてないことによってとまったごみがあふれるわけです。そのために少しでも大麻のごみ処理場が完全にでき上がるまで、その間、少しでもほうれる場所をこしらえようということで、里浦の最終処分場の中に、二年しかもたないと言われる最終処分場の中に中間処理施設、つまり燃えるもの、燃えないもの、ガラスとか資源として使えるもの、そういったものを一〇〇%、最終的に一〇〇%までできるかどうかは技術的に問題があるとしましても、一応一〇〇%のけて、整理して延命を図ろうと。確かにこれをやることによって数年しか、今言った、市長が先ほどお答えがあった二年と言われた処理場が数年しか確かに延びません。しかし、数年延びれば、二年プラス数年あれば、これから次へ行こうというときにかかれたんでないかと思うんですけど、とりあえずそういった施設も、もちろん議員の中にも、あの処分場に数年しかもたん処分場に数億円もの金をかけるのは非常にむだなことだと。かけるのだったら、何十年もごみが捨てれる処分場に、そういった中間処理施設をこしらえるのがいいと。あんなところにこっしゃえるんはむだだという議員も確かにいます。私もそう思います。五年、十年と言わずに百年、千年ほうれるところがあるんなら、そこにこしらえれば、その施設が老朽化するまで十二分に使えます、その場所で。現実問題として、里浦処分場にこしらえてなかったら、あと二年したら、鳴門市のごみは、家庭から出るごみは集めて回ることができなくなってしまう。それもやはり市長の一言、見直しっていう一言です、何か中間処理施設が工事っていうんですか、工事はまだかかってなかったんですけど、中止になってるっていうんか、見直しやけん、中止ではないんですね。小休止ですか、してると。これ処分場の地権者が数名いますわね。あくまでこれは私はうわさ、風聞なので本人の前へ行って「おまはん、こんなん言うたんで」というような話はやってないんですが、その処分場をつくろうとする処理場の建つ敷地の地権者の中に、「もう鳴門はええかげんなとこやと。きのうまで土地を貸してくれ、売ってくれ言よってきたのに、もうまた見直すけんちょっと待ってくれと、こんなこと言うてくると。もう鳴門に対して土地やもう売りたくない」というような話も聞きます。

 そこで、市長、今までの矢野カラーを払拭して、市長自身のプランを抱えて、市長自身の政策をやっていこうということも、そら市長にとっていいことやし、今までのなれ合い的なもんから脱皮するのを私も大いに賛成しております。しかし、他の施設、きのうは塩業資料館の話が出てました。先ほども佐藤議員からも施設の問題が出てました。そういった他の施設と違って、ごみの処分場に関しては、市民にとったら、一日おくれても大変な問題が起こると。そういう自覚をぜひ持っとってほしいんだと。

 それから市長は、私は処分場が頭の中にあると、構想があるんだと。もしあるのならば、それはありがたい話です。たった二年で処分場ができるんだったら、私としても市民に対して、市会議員は怠けとうとか、そういう言われ方言われんでええけん、そらありがたい話です。今の市長はよう頑張っとると。矢野が八年かけてどうもならなんだやつを今の市長はたった一年ちょいでやってしもうたと。大いに私も自慢できるし、私も議員としてやっとります。

 しかし、ごみ処分場がいかにめんどいかということを考えたときに、ほんこないだですか、私も特別委員会として、環境対策という委員会の中で視察に行ったある市なんですけど、ちょうど鳴門市に例えるならば、視察に行った場所がもっと山の中だったんですけど、鳴門市に例えれば、松茂町とかどっかほかの町ですね、他の町から地元対策事業、つまり道路をきれいにしてくれるとか環境周辺整備してくれるとか学校施設に対して予算をくれるとか、そういった地場対策事業をやってくれるんだったら、私の町へごみを捨てにきてくださいという話をもらったと。非常にうらやましい話だったんですけど、鳴門もぜひそんなん言うてくれる市ができないかと思うんですけど、そういう話があったわけですよ。私の町へ構いませんほうってくださいと。ただし、地場対策事業を何かやってくださいよということで、それですぐに県、国の許可をクリアしに行ったわけですよの地元対策に対する話し合いちゆうんがなしに、いきなりもう国、県に行って話し合いを持ったと。当然ややこしいところはないわけですよ。ただ行政との書類上の整備ですか、それの折衝だけだったと思うんですけど、これでも四年かかっております。許可が出て、許可が出るというより、許可が出て工事にかかってっていうんですけど、工事が完了して、ごみが搬入できる、ごみが搬人できるんに四年かかっております。これが今のごみの現状です。

 鳴門の場合、周りは確かに海ですから、周り海っていうより、北側と東側ですか、が海やから、そりゃ確かに海上投棄ちゅうことはある意味で海がいっぱいあります。しかし、鳴門の場合は、鳴門の海岸線すべてが瀬戸内海国立公園で、ごみはおろか土砂一つ埋めるにしても、十年ぐらいの歳月がかかっております。内ノ海で今埋め立てしてますね、県の事業で。あれにしても十年近くかかって、やっと埋め立てにかかってます。それも工事の途中にちょっとしたミスなのかどうかわからないんですけどありまして、工事が数力月とまりました。事ほどさように海上埋め立てっていうんが、非常に難しいと。まして漁業補償問題ちゅうたら十年、二十年かかります。同じ議員の中で、漁師をなさってる方が、「うん、何億円もくれるんだったら、粟津の沖でもかんまんでよ」って、そういう話も冗談ですけどやってますが、そら何十億円も予算出せば、補償出せば、一軒にですよ、そらまあ可能だろうと思うんですけど、そうじゃなしに普通の鳴門市がやっていけるだけのレベルでやろう思うたら、とてもじゃないけどなかなか話ができないと。

 そこで、市長は先ほどの、もう少しなんだと、一年もかからないような感じのことを佐藤議員にお答えしますということで、もう二年以内にできるような、何か私案があるような御答弁だったんで、もちろんどこそこへ行きますや言うたら、それこそパニックが起こりますので、どこへ行くっていうことまで言えとは言いません。そんなことしたら、できる話もできんようになるけん。せめて今環境部の人間をどうこういうような形で行かしてるんだと。いや、私自身が今数人の地権者と会って話し合いしてるんだと、そういうことを本当にあと数年でできるっていうような形の中のもんがあるのならば、せめてそのぐらいの内容を、具体的な場所は必要ありません。こういうところをやるつもりで今おるんだと、わしが今毎晩行っきょんやというような形でお答え願いたいと。それがごみの方です。

 それから、土地の問題なんですけど、大津町の、開発の問題なんですけど、私がこのことでもうちょっと現場も歩いてみなんだら、質問するんにもちょっとインパクトが弱いし、十二分に市民にも納得してもらえんかなということで、調査したわけです。いろいろ調査しておったら、今大津町では、この土地のことに関してはタブーになっとんですよ、大津町大代村ですか、村を間違ってたら申しわけないんですけどの大代ではこのことはタブーになっとんです。これゆゆしき問題やと思うんですよ。もし開発に対して反対と言うたら、賛成業者からつつかれるんですよ。ほんで、反対しますと言うたら、賛成業者から、賛成しますちゅうたら、反対業者から。今大代の周辺の農民の間では、こと開発の問題については皆が口つむんどんです。しわあっとこそこそと話はできてでも、三人寄ったら人中ちゅうけど、話するような状態になっとらんのですよ。触れまい触れまいと。これ後でちょっと言いますけど、これ木頭村細川内ダムの問題で、ダムの建設賛成、反対だということで、村が今真っ二つに割れてますよね。いいですか、親類上のおつき合いをしてきた隣近所の人がダムをつくるつくらないで、あの人間とは物も言いたくないと。場合によったら、「           削除           」ええですか。木頭村細川内の問題じゃないんですよ。この問題が、ええですか、あしたの鳴門で起こる可能性はあるんですよ。それが業者ならいいです。現在の市長が農民同士が争わやならん、そんなような状態にしてしまっとうということに対して、ただ単に市長は開発がどうたら、これは議員として目つぶっとうわけにいかんのですよ。やっぱり鳴門六万五千は仲よくしとってほしいんですよ。

 細川内の場合、国が持ってきた事業です、ダムをつくるっていうことで。ほたら、このことをダムをこしらえることによって、電力ですね、発電、それから水源の権保、洪水の調整、地元はもちろん地元以外の地域に対して、大いなる利益があるわけですよ。ところが、鳴門の場合は、市長と土地の持ち主だけの利益なんですよ。そんでけんかさっしょんですよ。けんかになりそうなんですよ。その辺を考えてほしいと。普通市長っていうんは、そういった市民が混乱するとかどうとかいった場合、指導する立場であるんですよ。それを市長本人が指導するどころか反対の混乱を大津町に起こしとんですよ。もちろん土地を開発しようと思ったときは、市長が市長でなく、ただ単にある会社の社長だったということですので、それは結構です。企業が会社の利益を得るために土地転がしをしようがどうしょうが、それは自由です。少なくとも今現在は市長だということで、理解してほしいっていうんか、ちょっと認識してほしいと考えとんです。

 そこで、質問に入ります。

 まず、市長が大津町大代に対して、混乱を起こしているが、そのことをどのようにとらえとんか、知っとんかということです。

 二番目は、市長は農業を守るのでなく、農民を守るという、私だけの答えだけでなくして、あらゆる議員の質問に対して、「私は農業を守るんではありません」と、「農民を守るんです」と、そういうことをよく言っております。きのうも十アール以上の土地を国の政策として十アールですか、数年間違えましたら、ちょっと申しわけないんですが、十アール以上の土地を持った農家を農家として、それ以外は切り捨てするんやと。しかし、私は一アールといえども、鳴門市の場合は一アールといえども、収益を十アールに匹敵するようにして、鳴門の農民は守っていきたいんだということを二日ほど前ですか、代表質問でお答えしよったんですかね、農民を守るっていうことで。しかし、私が言いたいのは、開発をするために田畑を売ってしもうて、田畑を手放した人は、もうこら農民でないんですよ。農民じゃないんですよ。田んぼ持って、畑をやってて農民なんですよ。それどころか、このような開発が行われた場合、もしそこに住宅が建ったとき、日照問題、西側の方、建物の西側にある畑は朝日が当たらんようになって作物が不作になります。それから、何が建つのか、どうするのかがまんでわからないんで、何とも言えないんですけど、もし住宅が建つのであれば、生活雑排水による田畑の汚染ですわ。それから、ごみの飛散、これらによって、隣接する近隣の農民は農業が成り立ちません。農業を守るのでなく、農民をちゅうけど、それやってるん農民です。そこの農民は田んぼができんようになります。これをして、市長はあくまで、「いや、私は農民を守るんだ」と、本当に言えるんかどうか。

 続いて、三番目です。これはこの場合にお答えができるかどうか。これは私権という形になるんで、お答えができるかどうかわからないんですけど、結構ですけど、ちょっと言っときたいんがあるんですけど、大津町小畠育英会ということです。これは個人の持ち物でなく、村有財産だそうです。私も、十二分にやってないんですけど、この村有財産というのは、大雨が降ったり、洪水のときの遊水地帯であったり、作物を守るために、もちろんそこから水を引くっていうことなんですけど、そういうために村が共同で購入してある土地があるわけですよね。それをこれは大津町戎野の二百三十九番の二十二、二百三十九番の二十四が小畠育英会より、ある会社ですね、市長のもといた会社に、平成元年三月十六日売買となっております。こういう購入が果たしていいのか。育英会の中に全員知らないそうですね。数人の役員だけは知っとんやけど、それ以外の人は「ほんなところ売ったんか」と、「わしらの財産でないか」というような話も聞きます。

 それから、平成三年八月十四日付の農地法第二条第一項の規定による許可申請書、その中に市長個人がこれもやっぱり大代戎野の二百三十九の十から十一、十二、十三ですか、相手方の所有者は別として、市長自身が平成三年九月二日、平成三年八月二十九日、三年八月二十九日、やはり三年八月二十九日に売買によって所有しております。

 それから、これは私わからないんですけど、大津大代戎野の二百五十八の一、三百五十八の三、二百五十八の四の沼地をこれも名前は伏せます。Aさんから平成六年八月三十一日贈与ということで、市長が受け取っております。私の言いたいのはこれです。市長は、これらの土地を購入するときに、農作業従事日数ということで、二百日の農作業をやりますということで書いてあるわけですよ。ちょっと私の手に入れた写真を出してもええんかどうかは知らないんですけど、皆本出したり、先輩議員もやってるんで、こういった二百日の耕作をしてるところに草ぼうぼうですわ。草ぼうぼうですわ。これは農地をするとて買うというよりも、何か開発でもしたろうかということで買うたん違うんかいなと。これ五ヘクタール以上の開発をするんは、法的には何ら問題ないわけですわ、農振除外を外して、県の許可を取って、国の許可を取って。五ヘクタール以上やけん、農林大臣かな、その許可があれば、そらだれが開発しようが構いません。ただ今あなた自身が会社の社長じゃなしに、もう既に市長なんですよ。鳴門市六万五手のあらゆる人の生命、財産、将来を守る市長なんですよりその市長として、そういうことをやっていっていいんだろうかということに、お答えください。

 以上、答弁によりまして再問に入りたいと思います。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) ただいまの坂東議員の御質問のまず第一にごみの関係でございますが、私は繰り返し子孫に責任を持った対応をしたいと、このように思っております。それで繰り返し私は板東中谷については、ごみの最終処分場にはしませんと、これは言明しております。先ほど坂東議員は、最終処分場が途中で云々とおっしゃってましたけど、最終処分場というのはあくまでも最終処分場でございますので、私は山には最終処分場はつくりません。

 また、あと二年でできれば摩詞不思議とおっしゃっておりますけど、私は私なりにそれぞれの成算を持ってやっておりますのでそのうち自慢にしていただける市長になると思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 次に、大津町の土地の関係でございますが、先ほど坂東議員のるる御質問の要旨を簡単に私自身理解した範囲で答えさせていただきますと、法が認めておる範囲内で私はすべてまちが発展するようにすべきであると、こう思っておりますので、そのように対応すべきであると思っております。

 それから、私的なことをいろいろ質問の中にございますけど、私ごとについては答えは御遠慮させていただきます。

     〔六番 坂東成光君登壇〕



◆六番(坂東成光君) 今市長がごみの最終処分場の問題でびっくりさしたるということなんで、ぜひ期待しております。もうほたら、市民から「おい、ごみどないなっとんな、ごみどないなっとんな」いうて、散髪しもって言われるんね、非常にしんどいんですわ、はっきり言いますけど。私は今までごみはもうあと何年だということを話してますんで、全部が全部じゃないんですけど。話してますんで、「おい、ごみいけるんか。おい、ごみいけるんか」。今の市長にかわった途端に、「おい、ごみほうりに行くとこやめるや言ようけど、次あるんか」と、言われたときに答えようがないんで、ほらもう二年以内にできるんだったら、万々歳です。それは大いに期待しております。

 ただ市長は、鳴門のビッグプロジエクトである駅前再開発にしても、個人的に私は駅前再開発も一〇〇%賛成ちゅうわけじゃないんですけど、市長の意見に賛成なんですけど、駅前再開発、市営球場の問題ですね、先ほどもありました、それからその跡地の公園化ですね、その他鳴門市が行ってきた事業がいろいろありますよね。それが市長の見直しっていう形で全部とまっとんですよ。最近ちょっと動き出した事業もなきにしもあらずで、何か市長も水面下であらっと思うような仕事をしてることも耳にはするんですが、表向きに私らの耳に入ってくるのは、市長と市長の身内が絡んだ、まあいうたら利益が上がるところの話だけはさっと耳に入ってくるのやけど、なかなか鳴門市六万五千の市民に対する仕事では、私の耳が遠い。耳が遠いんで私聞こえてこんのかもわからんのやけど、ただ最後にちょっと言うときます。ごみの問題です、最後に言うときます。

 先ほど言よったように、二年以内にやるんやと、褒められる市長になるんやと。それができとったら、それで結構です。ただし、できなんだときの問題もあるんで、議員として、これはもう市長及び行政を監視する役目にあるんで言っときます。できなんだけん、あない言よったけん、できる思うとったけんど、できなんだんでは、市民に対して言いわけが立たんけん、ほなけん一言言うときます。もし、ごみの収集が一日たりともとまったら、私たち議員はもちろん職員千二百人の怠慢、市民からそりゃいがりまくられますわ。家の前へ置いたら大や猫が散らかして、冬場ならまだそないにおわんだろうけど、夏場なんかだったら、あのスイカとか何とかの果物のあのにおい、腐ったにおい、これ一日や二日で済まんのですよ、できなかったら。ほれこそ何日もの間、ごみほうっとけって、ほらまあ田舎の方へ行ったら、後ろで座っとう議長も田んぼの中へ埋めたらええんじゃちゅうて言よんやけど、うち田んぼもなけりゃ畑もないし、埋めるほどの庭もないんで、コンクリートをはがさなしゃあないんで、そんな家が町の中は多いんですよ。ほなけん埋めるわけにいかんわけですよ。そんなとき、もちろんしゃあない怒られましょう、私も、市民に、お客さんに。職員も怒られましょう。そのとき市長、どういう責任をとるんかっていうことなんですよ、できなんだときに。ええですか。聞くところによったら、市長は「ああ、あの市長ってな」って、ほら市長の昔からのつき合いしよう人らしい。私は議員になってから、市長が市長としてとおってきてからのおつき合いで、どういう性格の人か知らないんですけど、ほなけんど市長の座を平気で捨てる人だと。ああ気に入らなんだら、ぽーんとやめて、市長やめてまうぞと、言う人もおるわけですよ。それが正しいか間違うとうか、それは知りません。もし、ごみができんいうて、ぽ─んとほうられたら、残った面々らまだ当分議員せんなんので、ちょっとしんどいんで、ほなけん市長、これはできればそんで市長、済んませんって手の一つもたたきましょうやお酒もつぎに行きましょう、飲めへんけどね。ほなけど、できなんだときに市長がどういう責任とるつもりなんか。そのぐらい、もしこのごみができなんだら、わしは切腹したるわというぐらいの勢いがあったらええんやけど、そらせられたら困るんやけど。

 このごみの問題は、できなんだとき困るんですよ、市民が。ほなけん、ただ今の形だったら、市長の頭の中でいけるいける言ようけど、やっぱり極端に言うたら、大麻のどこそこやとか、栗津の沖の、竜宮の磯の沖だとかそういったとこまで具体的に、もちろんそんなこと言うたら、それこそわしゃ話も聞いとらんのに、ほんな話が出るんだったら、反対するちゅうてつぶれてしまいますんで、事業が。言っときます、私は何も事業つぶそう思うて、こうやってしゃべってるん違うんで。事業が成功してくれて、安心してごみのことをもう考えなくてもいいようにしてほしいなと思うとんで、そんなこと言えとは言いませんが、ただ市長は就任してから、この七カ月間、すべてのことに対して、ただ単に今検討中検討中ってやっていっきょんで、不安があるんですわ、皆が。ほなけど、まあできると言よんで、それをとりあえず信ずるということで、ぜひ一日も早い完成を要望しておきます。

 続きまして、市長、先ほど私権ちゅうけん、そこはいいですわ、もう。ただ農民を守るかと、農業を守るかっていう形の中で、ちょっと今ここに、手元に忘れましたんで、余りにも……。今農業基盤ていうんは確かに市長がおっしゃってるように、後継者問題、平均年齢非常に高いですわ。六十以上のお年寄りが農業やってるっていう状態ですわ。

 それから、鳴門に関連していうたら、中国産レンコンが入ってきて、非常に暴落しました。阪神大震災の関係もあるんですけど、まあ暴落したと。そういうふうないろいろ弊害があって非常に厳しい状態っていうことは、それは私も把握しております。ほなけど、そんなときに、そんなときやからこそ行政と農業者が一丸となって足腰の強い農業施策をするべきなんですよ。ほなけど、今の市長のやってるのは、開発して自分の土地が売れる農家は別にして、これは大津町大代だけでなしに、大津町大幸とか大津もいろいろありますよね。大津以外に里浦とかもろもろありますよね。私の聞く範囲では、市長は完全な農業切り捨て論として世の中走ってます、うわさが。市長は、農家を守る気ない、開発すると。ええですか。このことは農家が市長を信じられないっていうような施策をぜひ早く改善してもらって、修正してもらつて、本当に市長は農民守ってるんやと、ただこの部分に関しては開発が必要なんだというような誤解のないような発言とか行動とかをとってもらわないと、農業者の中には、「あの市長はどないなっとんや」と、「わしらを殺す気か」と、そういう農民の方が市長、多いんですよ。市長のとこ行ってそんなこと言うたら、市長がいがるんで、怖くてだれも来ないけど、そういう人の方が散髪しよったら多いんですわ。

 一九九二年、都市計画法改正によりということで、市町村マスタープラン、市長、私は国の行政マンでおりましたと、常々自慢してます。京大を出て、私は国家公務員の道を歩いて、そして会社の社長になって、今市長になっとうと。もう非常に輝かしい成績を持っとんやけん、このぐらいのことは御存じだと思うんじゃけど、あえて言うときます。一九九二年の都市計画法改正により、市町村マスタープラン制度ができていると。助役御存じですね、この話。ほうですか。返事がないようなんで、知っとうということにしときましよう。まちづくりの計画に新しい役割が課せられている時代と言える開発促進型の計画や乱開発が人と自然や環境の関係、あるいは人と都市の関係、これらを悪化させ、取り返しのない状態を招いてきたことを反省することによって、そして二十一世紀に向けて、人と自然環境、都市との関係、あるいは都市と農村との関係を和解、あるいは共生へと導くことの大きな力、あるいは仕掛け人としての役割を担わせる開発によって得ることがなかったことが、今国でもわかってきているときですと。つまり開発によって、確かに一時期開発開発というて、それでバブルになったんですけど、開発開発ということによって、確かに潤いました。田中角栄の列島改造論から、個々の資産、地価が上がったんで、各企業体もろもろは資本力を持ちました。それによって世界に躍進できるような国になったことも事実です。一〇〇%開発が悪いとは言いません。ここで言っときます。開発がすべて悪いんじゃないと、私は。しかし、国の方針の中で、開発開発ということによって、乱開発が行われてきたと。国もそう思ってるんですよ、ちょっとやり過ぎたわと。

 次に、最後になるんですけど、地域農業従事者の意見としてっていう形で、何や来とったんやけど、これ周辺の農家の人が言ってるんですわ。何が何でもあの土地を開発するんであったら、市長がっていうんじゃないんです。会社組織にしたそうですね。何か会社組織にして、市長は一線を退いて、ような状態なんですけど、市長の関係するといいましょうか、市長の関係する土地の問題ですね、開発しようとする。それをもし強行に開発するんであれば、国有地等の払い下げ等について徹底的な対抗手段をとると、周りの農家は言よんですよ。私自身も、やっぱり鳴門で一市民なら、一散髪屋であれば、そらどっかで起こっとうことやと、とりあえずうちのお客さん減らなええわということで、笑うて済まされる問題かもしれません。ほなけど、私も市長と同じように、私の場合は非常に数が少ないんですけど、市長は二万数千、私の場合はたった九百二十二なんですけど、市長の数からいったら非常に少ないんですけど、とりあえず三十人の議員の中に入れてもらってるわけですよ。その市民のためにも、私はこの問題を木頭村のようにしたあないんですわ。鳴門市真っ二つにしたあないんです。仲よくしてほしいんです。そういうような時代が来るために、これからもこの問題については監視さしてもらいます。また、機会があれば質問もさしてもらいます。

 そこで、市長は開発っていうことが鳴門市の発展に第一だと。私は反対ですけど、市長は開発が私はいいと思っとると、これはもう見解の相違で平行線やけん仕方ない。だから、市長は開発をやってください。ただし、開発したいのならば、大津町の良田の真ん中にやらなくてもいいんですよ。鳴門ほかにいっぱい土地ありますわ。今、例えば中山にしたら、中山あれ採石を搬出してます、土地ができてきてます。それから、山土を崩していっぱいこしらえてますよね。それから、中心部ちゅうんでないけど、大津町から畑の方から外れたら、あいてる土地いっぱいありますわ、住宅もし建てるのであれば。住宅を建てるのであればですよ。それが大きな工場建てるんだとか、かつて市長が言よった流通センターみたいなもんを建てるっていうんだったら、違うてきますけど、とりあえず住宅建てて、坪三十五万円か四十万円で売ったるちゅうんだったら、ほかにもいっぱいあります。何も市長が開発せえでも土地はあります。市長の言よう開発が本当にいいんだろうかと。もしくは、私が言うような大津町のですよ、ほかのとこじゃないんですよ、今の大津町大代のような畑はそのままがええんか、これは百年後、三百年後、後世の人が「ああ、あのときは坂東偉そうに言よったけど、しょせん市長の言よった方が正しいわ」と言うんか。「やっぱり市長は開発開発言よったけど、あそこは畑で置いとくべきだった」と言うのか。そら後世の人に任せませんか。これはどっちがいいか悪いかは、後世に任せませんか。

 しかし、この場所が開発されることによって、周辺の農家に少なくとも多大な迷惑をかけることだけは事実ですわ。今まで田んぼの横に住宅、もしくは何か普通の工場なんかの場合だったら騒音があるっていう形の中で辛抱します、向こうが。そうじやなしに、住宅を求めて建てた人が来たら、先般も言ってましたね、市長は有機農法がどうとか低農薬を、これ議員が言ったんかな、今ちょっとパニックでわかりませんが、こういった有機農法して、足腰の強い農業を育てると市長、言ったんですよね。そしたら、有機農法ですわ、これから。肥担いで市民の家の横通ったら、心ある人はいがらないですわ。もし住宅開発したら、どんな人が来るかわからないんですわ。「おい、肥や担いで歩くな」怒られますわ。牛や馬のふんや持っていっきょったら、それこそ大変怒りますわ。

 それから、今現在、農業、僕は農家と違うんでわからないんですけど、時々家庭菜園みたいなことするんですけど、農薬の「の」の字もまかなんだら、作物全滅ですわ。こないだも、申しわけないんですけど、里浦の方で農薬をまいたことで大きいに新聞載って、農薬をどうこうという問題がありましたよね。あんなこと追及する気はないんやけど、事ほどさように農薬なんかまくと、その住宅からクレームが来ます。いいですか。有機農法として堆肥を入れ出すと、においもろもろ言われます。農薬とかそういうことすると、目が痛い、口が痛いちゅうてやめさされます。これが私の知る範囲内で田んぼの中に住宅が建ったときの弊害ですわ。

 こんな話も聞いたことがありますわ。これ鳴門市じゃないんですけど、何町か持ってた農家の方が現金収入が欲しいということで、子供さんの結婚とかで現金が欲しかったんでしょうね。田んぼを一部売ったわけですよ、自分の持ってる田んぼの一部を。そして、住宅に販売しました、現金は入りました。そのかわり周辺の自分の畑に農薬をまきに行ったら、農薬まくなと。最近は共稼ぎやってるんで、奥さんは朝洗濯物を干しますと、夕方暗くなるまで帰ってきませんわ。その間に農薬がかかってたら大変なんですよ。農薬がまけなくなった、鳴門市じゃないんですよ。農薬がまけなくなった。農業ができんようになった。確かに現金は入ったと、よかったと。ほなけど農業ができんようになったと、用りの何町もの。泣っきょうって言ってますわ、買い戻したいぐらいだって。そら無理です。これが現状なんですよ。開発は構いません。考えてください、場所を。

 これで私の全質問を終わりたいと思います。どうも御清聴ありがとうございました。

     〔「議長、ちょっと小休」と言う者あり〕



○議長(矢野善治君) 小休いたします。

     午前十一時四十三分 休憩

     午後 一時     開議



○議長(矢野善治君) 再開いたします。

 午前に引き続き一般質問を続行いたします。

一、市長の政治姿勢について

             十四番 大石謙一君

     〔十四番 大石謙一君登壇〕



◆十四番(大石謙一君) もう皆さん最後になって大分お疲れだと思いますけれども、私も疲れてきたんですけんど、こればかりは一生懸命という気持ちでかかっておりますので、どうぞおつき合いの方、よろしくお願いします。

 私は、要旨に従いまして、まず市道の整備を要求する一員であります。と申しますのも、隣の町のこと言うたらおかしいんでございますけれども、やはりいつも通っとる関係上、北島とか松茂の道を通ってみまして、町道の立派さに本当に感銘する次第でございます。やはり道路は最近整備も整い、立派になってはきておりますと思いますけれども、それに引きかえ県道、国道は鳴門市はよそのどこにも負けないぐらい立派なものでございますけれども、市道がもう一つ整備されればという、いつもの生活道路でございますので、その点を踏まえて、理事者に要求する次第でございます。

 私たちが土木課へお願いに行っても、嫌というんでなしに一言言われることは、まず予算が少ないということで、まずもう少し待ってくれということで、何せられるんでございますけれども、一番私たちは選挙の公約の一端として出てきた以上、何とか皆さん方のために道路の整備を急ぐものでございまして、それを通していただきたいと、かように思うわけでございます。

 私たちの家は、都心部から見たら、まず僻地とまではいかないけれども、やっぱり周囲が田んぼばかりで、一番気にかかって悪い道を通るのが嫌になるときもございます。また、そのときに、二、三年かかって舗装していただいたその道を通るときには、やはり皆さん方が喜んでいただいておるという気持ちを持って通ったら、気持ちよく通れるので、この生活道路については本当に見過ごせないものがあると、感ずるものでございます。

 何と申しましても、市長に強く要望いたしたいのでございますが、それは土木課の仕事がおくれとるというんでなしに、予算を増額してほしいのです。財政が苦しいことは十分承知いたしておりますけれども、それは私が思うのは、鳴門市の予算の組み方について、違いがあるのではなかろうかと、かように思うことでございます。

 まず、ちなみに私たち行政視察に行って参考になったことを申し上げますと、まずせんだって議会運営委員が東海市の方へ参ったときに、資料をもろて帰ったんですけど、この資料は、これは鳴門市が発行した資料でないかいなと思うんですけんど、向こうでもろたんかいな、これどうや忘れてしまいましたけんど、この予算のシステム、人口は九万九千、約十万近い市でございます.鳴門市は六万五千、それと東海市の面積が四十三・三六平方キロ、それに対し鳴門市は百三十五・工四平方キロ、これだけ面積が違うにもかかわりませず、土木費が東海市は九十二億六千九百七十四万円、二五・五%を占めております。それに対して鳴門市は、二十九億五千七百十一万四千円、こんだけの違いがどうしてこういうふうになるのかなという私はまだ十分わかりませんが、なぜ三倍も四倍も人口が一・五倍ぐらいのところでございますけれども、それに引きかえ、鳴門市のこの予算が非常に私は低い。やはり先代先代からずっとそういうような予算の組み方になってきとんでございましょうが、それをどないいうても、一発にふやせというても無理と思います。

 そこで、市長の腹のええところ見せてもろていただくために、十分予算編成について、土木行政の土木費を増額してほしいなと思うんが私の一番の何でございますので、その市長の所見をお伺いいたしましてと思います。

 それと、農業用水の改良でございますけれども、やはりどこへ行ってもきょうびの農業を取り巻く情勢は非常に厳しいものがございます。そこで、私たちがいつも農業用水路の改良に当たりまして、二五%の地元負担がかかっておりますけれども、できますればそれを予算も増額してもらう意味におきましてとともに、地元のために、農家を助けるちゅう気持ちになりまして二五%負担を二〇%に減すことはできるのか否か、ちょっとお聞きしたいと思います。できれば徐々に、一遍に下がるということは予算の都合上、都合思い点があると思いますけれども、徐々に下げてほしい。また、道路整備費は徐々に上げてほしい。これは下げる方は下げて、上げる方は上げて、ちょっと矛盾した話でございましょうけれども、やはり市民を思う気持ちから、ついそういう言葉になってしまうので、何分ともそれを含んでいただきまして、その御返答をお願いいたしたいと思います。答弁によりまして再問に入らせていただきます。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 大石議員の御質問でございますが、先ほど東海市との比較を挙げておりましたが、私は坂出市、それから丸亀市を参考にしまして、明石大橋海峡を結ばれたときにどういうふうな影響なのかということで、今比較検討というか、研究をしておるところでございます。それで、先ほど鳴門市の土木費が三十億円ということ、まあ二十九億円とおっしゃってましたが、三十億円弱であると。それに近い形になっておるのが坂出市でございまして、丸亀市の方はその倍から、それがなぜかと。坂出市は、前に野田議員が若干御発言しておりましたし、それから最初の福鳥議員の財政需要の云々と、丸亀の場合は競艇場を持っておると。非常に四十億円からの一般会計への繰り入れをやっておるというふうな、そういうそれぞれの市によっての差異がございますが、鳴門市といたしましては、先ほど面積、それから道路の面積、市域の広さ、さらに人口が逆のこというと、面積が広いにもかかわらず人口が少ないということは、それだけコストアップといいますか、そういう市民サービスにおける、そういうふうな負担が大きいものでございますけれども、何分財力がないというのが基本的な弱点でございます。それをいかにカバーをするかということが我々のテーマでございますので、それまでにどういうふうなシミュレーションを描くべきであるかというのを検討しておりまして、鋭意できる限り議員の趣旨に沿うように努力したいと、そう思っておりますので、ただ何分東京へ陳情なんか行っておりますと、今一番悪い時期でございまして、国が悪くなれば、地方へ行くのは一年おくれという形になり、民間から国へとタイムラグ、時間のずれがございますけど、そういうことを言っておれませんので、できる限りの努力はしたいと思いますので、そういうことで御理解、お含みおきよろしくお願いいたしたいと思いますので、できるだけの努力はさしていただきます。

 それから、もう一つあったな。

 負担金、これについても、努力をしたいという回答になるんですけど、議員のおっしゃるように、ガット・ウルグアイ・ラウンドちゅうか、それで今日本の農業がずっと何回も出てきとんでございますが、現実には関西国際空港の収支がよくなっておるというのは何のことはない、その分だけ農作物がどんどん外国から入ってきよるというんがその裏返しでございまして、そのために日本の農業の立っておる位置というものがどういうもんであるのかと。もうけさもテレビで減反政策云々と、一方では八十万トンの米を輸入しながら、一方では七十九万ヘクタールの減反をせないけないという、こういう矛盾、こういうのに対して我々がどういうふうに対応するのかと。さらに、我々鳴門市という日本の一部分の地域でございます。そこの特殊性をいかに考慮して、いかにするべきであるかと、そういうふうなもろもろの背景がございますが、今大石議員のおっしゃる地元負担金の軽減について努力したいと思っておりますので、あわせて御理解の方よろしくお願いいたしたいと思っております。

     〔十四番 大石謙一君登壇〕



◆十四番(大石謙一君) ただいま市長さんから前向きな答えいただきましたので、私としてはそれを了といたしますけれども、やはり農民は本当にこれから今特に厳しいときが迫っております。それを思うときに、やはり市民を思うていただく市長さんでございますし、それも私も市民のために尽くせば、自分も本来も満足するのでございますので、市道の整備というものは、やはり人間の性格って妙なもんで、汚いとこへは汚いもん捨てる、きれいに整備ができて整とんができとれば、物をほうる心もおのずと良心がとがめて捨てないようになると思います。空き缶のぽい捨てやそういうふうなものがなくなるような気がいたしますので、どこの道路へ行ってもきれいところにはなかなかほうりにくいもんで、本当にそれを整備していただきましたら、まず市民の生活道路がよくなるということは、市民の心もよくなっていくのではなかろうかと、私はそういう気持ちでもって訴えたのでございますけれども、そういう良心的な本当に前向きな姿勢でお答えいただきましたので、了といたしますけれども、また農業用水の地元負担の件でございますけれども、よくするということよりか、ほなまあすぐに回容は無理だと思いますけれども、できますれば早いうちに二五%の負担の分を二三%にするとか、二〇%にするとか、そういう誠意を持って尽くしていただきたいなと、かように思う次第でございますので、どうかその点を含めまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 やはり、もう道路、よその話ばっかりで悪いんですけんど、こないだ熊谷市も行ったときには、人口は十五万のまちです。ここが道路整備が、土木費が六十何億何ぼで、人口がやっぱり鳴門の倍以上ありますから、倍半あるんかな、二・半、ほなまあ鳴門が二十六億円、ほらやはり、熊谷市の面積が六十何平方キロだったと思うんですけど、鳴門市は百三十五平方キロ、この面積からいっても、やはり山林をようけ抱えとるという点もございますけれども、やはり全面積が広いほど、道路もよけかかるのでなかろうかという気がいたしますので、ぜひとも道路の予算編成のときには、道路整備費、土木費を特にふやしてほしいなといっちょう要求いたしまして、私の質問を終わることにいたします。どうぞよろしくお願いします。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

             七番 秦野 卓君

     〔七番 秦野 卓君登壇〕



◆七番(秦野卓君) 七番秦野卓です。よろしくお願いします。平成七年最後の質問者ということで、市長はじめ理事者、議員各位には本当に長時間で大変お疲れのとこでございますが、もう少しのおつき合いの方よろしくお願いいたします。

 今議会は、清政会の代表質問で始まり、清政会の一般質問で終わるということで、最後のしまいの大トリをこの新人の私がうまく締めくくりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 今回で三回目の質問でございますが、壇上へ上がれば、やはり緊張はいたします。練習だけはきのうたっぷりやってまいりました。何事も「終わりよければすべてよし」というように、私も簡単、明確に御質問させていただきます。市長及び担当理事者の皆様の懇切丁寧な御答弁をいただきますようよろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従い、質問に入ります。

 一、EM菌による生ごみの再活用について。一、「人に誇れるまち 鳴門」について。一、百人雇用百社及び企業誘致について。

 以上、三点について、順を追って質問させていただきます。

 まず初めに、二十一世紀に向かい、地球の環境を守り続ける立場より各家庭から出るごみの問題があります。今話題の有用微生物EM菌による生ごみの再活用ということです。

 現在、鳴門市は年間一万七千トンから一万八千トンとも言われる莫大な量のごみを処理をしております。そのうちの三分の一の約六千トンが生ごみであります。このごみを少しでも減らすことで、年間数千万円もの費用が節約できることでしょう。生ごみ用EM菌で有用発酵させ、有機質堆肥として土に戻し、有機農法として活用することです。ごみ問題については、私は常々非常に興味を持っております。

 御存じかと存じますが、広報なるとで毎月シリーズで「市民とごみ」の欄を読ましてもらっております。その広報なると十月号に、「EM菌で生ごみを自家処理」で紹介されているように、ことし一月から六月までの六カ月間、モニターの主婦五十人に依頼された結果の報告が掲載されております。三十八人より使用結果の報告がありました。三十八人のうちの十四人は、においがあるが、漬物の発酵臭のようで余り気にならない。また、堆肥は野菜や花に用いるとよく成長した。十九人は、嫌なにおいだが、利用してみて好結果で利用の価値があったということです。残り五人は臭いとか容器に不満で拒否の姿勢であったとのことです。私もみずから台所に入って実施をしております。けれども、残念なことにまだ日が浅く、結果の発表までには至っておりません。

 そこで、EM菌を使用している大麻町の知的障害者施設「草の実学園」へ数回行って視察してまいりました。実は昨日も議会が終わってから行ってまいりました。そこで、担当者の案内で調理室で説明を受けました。特に、油を使い、揚げ物をする場所に驚きました。EM菌による生ごみ処理する中で、生ごみから出る抽出液──これ黄色いエキスです──を厨房の床に流すと、油汚れがなくなり、床のコンクリートや下水板の鉄などがぴかぴかになっております。排水溝の会所の汚れがなくなっております。このようにEM菌による生ごみ処理をした結果、目の当たりに見ると、その効果は抜群だと確信し、鳴門市全体に普及すれば、ごみの減量、下水道の浄化、環境浄化に役立つものだと考えております。

 隣の徳島市でも市民に好評で、容器を千から三千個に追加注文したとのことです。鳴門市も市民の皆様方の御理解と御協力をお願いし、EMを使用していただけばと思います。鳴門市は、新年度に向かってどのように対応されるのでしょうか、お考えをお伺いいたします。

 次に、市長のスローガンについてであります。

 市長は、さきの第二回定例会において、鳴門市のすばらしい自然と文化を誇りに、後世まで語り続けることのできる郷土づくりと郷土を愛する心をはぐくみ、美しく豊かで住みよいまちづくりを目指したい。「美しいまち、人に誇れる、人に語れるまち」をまちづくりの指標として、これらのまちづくりを進めたいと申されました。「美しいまち、人に誇れる、人に語れるまち 鳴門」、文字表現すれば、わずか二十文字足らずの短いものですが、この言葉の意味は大変門が広く、奥の深いものだと思います。また、二十一世紀に向かってまちづくりに対する市長の心意気が凝縮されていた言葉だと考えたわけでございます。

 そこで、市長にお尋ね申し上げます。

 「美しいまち、人に誇れ、人に語れるまち」とは、どのような意味があるのでしょうか。

 次に、もう一つ、市長の公約であります百人百社の企業育成についてであります。

 これ佐藤さんの質問の中から、きのう急に中止と言われましたんで、ちょっと私も右往左往しております。施策の進捗状況についてお伺いいたしますということで、次に第二回定例会で、市長は平岡先輩議員の平成同志会代表質問で、企業誘致の交流促進により、地場産業を育成していきたいと御答弁されておりますが、かって夢に見、待ち望んだ大鳴門橋も今では架橋が実現し、淡路島とも陸続きになりました。四国への東の玄関口となった当鳴門市へ、阪神方面からの人や車の流入は、おびただしいものがございます。また、私たち市民が阪神方面に紀行やショッピングも簡単になり、本土とは陸続きの感を強めてまいりました。

 しかしながら、文化面、経済面、観光面等からの私たちの市民の日常生活を注視するとき、鳴門市を取り巻く隣接する県、市との格差はないのだろうかと懸念されます。市内の若者は、県外の学校を希望し、就労を県外に求め流出していき、また県外客も駐留型でなく適過型といった傾向で、比喩的に申せば、車は出ていく、排気ガス残る、残る排気ガスしゃくの種のような現状ではないでしょうか。このような現状から考えますことは、鳴門市という地理的な条件から鳴門市へ進出する企業は、明石大橋や大鳴門橋の通行料が余分にかかり、交通量の増加に伴う時間的なロス、製品輸送コストの地理的ハンディを背負っているのが現状の上、どのような企業を誘致するのか、市長の考えをお伺いいたします。

 以上、答弁によって再問いたします。よろしくお願いいたします。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 秦野議員の御質問のうちEM菌については担当部長の方から回答さして、あと「人に誇れるまち」と百人雇用のとこを私の方から。

 私は、さきの第三回定例会におきまして、これからのまちづくりの指標として「美しいまち、人に誇れる、人に語れるまち 鳴門」を目指していることを申し上げました。私は、市政を担うに当たり、鳴門市のすばらしい数多くの歴史や観光資源と世界に誇れる自然に恵まれた本市を子々孫々まですばらしいまちとして語り継げる郷土づくりに取り組まなければならないと考えております。すなわち我々は子や孫から鳴門のまちを預かっているものであります。より以上にすばらしく、子や孫に喜んでもらえるようなまちにして引き継いでいかなければならない重大な責任を担っていると考えております。このまちづくりを進めたとき、とりもなおさず県外からお越しくださる観光客をはじめとする多くの人に誇れることや語ることのできるまちづくりにつながっていくと考えております。

 要約いたしますと、鳴門市民が自分にも他の人にも誇ることができ、住んでよかつたと思っていただけるまち、また県外の人などから行ってみたい、住んでみたいと思っていただけるまち、子供から大人までが自慢することのできる鳴門市づくりを進めていきたいとの思いからのまちづくりの指標であります。

 次に、百人百社の件でございますが、百人百社の企業育成にどのように取り組んでいるかということでございますが、ことしの八月から現在までに市内の事業所のうち、主に従業員が三十名以上の製造業等を営む企業三十一社を訪問いたしまして、企業が抱えている課題や行政への要望、意見等聞き取り調査を行っております。その調査結果の概要を申し上げますと、事業の拡大及び移転のための工業用地や倉庫用地の確保が十二件、人材の確保が七件、リサイクル施設を含む産業廃棄物処理施設の設置が六件、運転資金等資金確保への公的助成が四件、用途地域等都市計画の見直しが三件、道路の拡幅等の基盤整備が三件、そのほかに商品開発への補助、PRの強化など販売開拓への支援、地場企業からの購入促進など市に対する企業の要望を承っております。また、平成十年の明石海峡大橋の完成による本州四国連絡道路神戸・鳴門ルートの全線開通を見据えた物流基地の整備を進めるべきであるとの意見もございました。

 今後はさらに、従業員が三十人以下の企業についての聞き取り調査を行い、企業の生の声に真剣に耳を傾け、企業からいただいた御意見、御要望等を念頭に置きまして、できる限りのバックアップする方針と体制を確立して、地場企業の振興及び育成に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 次に、どんな企業を誘致するかでございますが、市といたしましては、市経済の活性化や地元雇用の促進、地元企業との連携が図れ、技術移転等に貢献できるような優良企業の誘致を関係機関と連絡して積極的に推進していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 私の方から秦野議員さんの御質問のうち、EM菌による生ごみの再活用についてという御質問にお答え申し上げたいと思います。

 近年、市民生活様式の多様化等によりまして、毎年ごみの量はもえ続けております。そのごみの量は、平成六年度は可燃ごみが一万七千五百二トン、不燃ごみ一万一千三百四十一トン、計二万九千五百トンとなっております。特に、可燃ごみの処理につきましては、ごみ質の多様化により焼却が困難となっており、また焼却施設も竣工後、約十四年が経過しておりまして、老朽化による処理能力が低下しております。そして、焼却場周辺の市民の皆様にはいろいろと御迷惑をかけているのが現状でございます。

 市は、ごみ減量対策といたしまして、生ごみ処理容器等による減量を推進してまいりましたが、さらに減量を推進するため、EM菌による生ごみの減量化を新たに計画いたしております。その導入に際しましては、ある一定の土地十平米でございますが、それとにおいが発生しますが、これらの諸条件を御理解の上、御利用いただける方々を対象に、他市町村の導入方法等を参考にしながら、自家処理による有機肥料化と減量化を推進してまいりたいと考えております。よろしく御理解のほど賜りたいと思います。

     〔七番 秦野 卓君登壇〕



◆七番(秦野卓君) 再問いたします。

 EM菌の活用については、新年度から計画されているとのことであり、了とします。

 EM菌は、生ごみの減量に多大な効果があり、抽出液は下水の浄化にも役立っていると言われています。この普及について行政が強力に指導力を発揮され、市民にも理解を求め、推進されるよう要望いたしまして、この件は了といたします。

 次に、市長のスローガンでございますが、御答弁をいただき、何か漠然としないとも感じないわけではございません。私は、人に誇れるまちとは、教育関係ではいじめのない学校、児童・生徒が安心して学べ、遊べ、教師との信頼関係の上成り立つ教育の創造の場でありますし福祉関係では、老人福祉、障害者福祉、社会福祉と多岐にわたり、老若男女がそれぞれ自立していける諸施設の充実・完備であると考えております。環境面では、現存している文化施設を市民の多くの方々に活用しやすく、親しみのある施設とすべき使用料の減損と使用規定等の内容充実があります。このように夢のある希望と生きがい、そして魅力のある鳴門市の創造であると解釈しております。

 そこで、再問の趣旨でありますが、どのようなまちづくりの指標をもとにしたまちづくりであれば、理想とするまちづくりには、市長の強いリーダーシップは言うに及ばず、市長の考えを把握、理解した上で職員のたゆまぬ努力、それとそのまちに住む者の行政への理解と参加、協力なくして推進することはできないのではないでしょうか。

 そこで、お聞きします。

 「美しいまち、人に誇れ、人に語れるまち 鳴門」、この言葉の中身、すなわち言葉に包合されている内容を職員の皆様方はよく理解されているのか.市民の皆様もどの程度まで浸透して理解されているのかの、その点をどうお考えなのか、お尋ねいたします。

 第三番目の百人百社の企業についてでありますが、市長の答弁で、今後さらに三十人以下の企業について聞き取り調査を行って、企業の生の声に真剣に耳を傾けるということで、できる限りのバックアップを図っていくとの確固たる信念がわかりました。この件は了とさしていただきます。

 次に、企業誘致について再問いたしますが、市長の考えておられる企業誘致の概念的なものはわかりましたが、 ただ企業においでおいでと言っても、誘致企業と地場企業の競合、すなわち報酬、賃金の格差ですね、勤務体系、福利厚生の面、雇用関係、すなわち地元企業からの引き抜き、このような点をどのように考えておるのか、市長のお考えをお聞きいたしまして、御答弁により、最後の締めくくりといたしますので、よろしくお願いいたします。

     〔市長 山本幸男君査壇〕



◎市長(山本幸男君) 秦野議員の再問についてお答えさせていただきます。

 まず第一に、まちづくりの指標は、各部各課へ周知徹底しておるかという点でございますが、先ほど歴史的資源や観光資源などに恵まれた本市を子や孫の代まで語り継げる郷土づくりに取り組むことを指標にしていると申し上げましたが、何も歴史的資源のみでなく、人に誇れるまち、人に語れるまちとは、文化、福祉、教育、衛生、産業など市政各般にわたり指標を根底に置いておるものでございます。そのために、さきに策定いたしました第二次鳴門市総合計画の中で位置づけられております重要施策等についても、現在見直すべきものは見直しを進めておりますよう、各部各課への周知はできております。

 また、市民への周知でございますが、広報なると十一月号で大きく見出しで掲載いたしましたように、周知を図っているところでございます。また、今後も機会あるごとに御理解と御協力を呼びかけてまいりたいと思っております。

 次に、地場企業と誘致企業との競合の関係でございますが、あくまでも地場企業の振興を最重点課題と認識して施策を推進していきたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔七番 秦野 卓君登壇〕



◆七番(秦野卓君) それでは、いただいた御答弁をまとめてみますと、スローガンの方で教育、福祉、環境等市政全般にわたって、子や孫の代まで語り続けていける郷土づくりを進めていくということでありますが、このことは私の考えにも相通ずるものがあります。本市の活性化のためには、企業誘致、観光客の誘致など施策の推進が必要であることは申すまでもありません。しかし、まずそこに住む住民が夢と希望を持ち、何の心配もなく、安心して生活のできるまちづくり、鳴門市づくりが最大の課題であります。そのまちづくりが進んでいるとき、鳴門市は真の「美しいまち、人に誇れる、人に語れるまち 鳴門」、それが誕生することでしょう。市長は、先ほど施策等の見直し指示していたことからも、各部各課へ周知できているか、また市民に対しても機会あるごとに周知を図っていきたいと申されましたが、機会あるごとでなく、その機会を積極的につくられて、市民、職員を問わず、周知徹底を図り、市長の掲げたすばらしいスローガンが「仏つくって魂入れず」で終わらないよう、一層の御努力されることを御要望いたしまして、私の質問をすべて終わらさせていただきます。どうも御清聴ありがとうございました。



○議長(矢野善治君) 以上をもって通告による一般質問はすべて終わりました。

 これをもって一般質問を終了いたします。

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△日程第二 議案第百八 号 政治倫理の確立のための鳴門市長の資産等の公開に関する条例

      議案第百九 号 鳴門市税賦課徴収条例の一部を改正する条例

      議案第百十 号 松茂町、北島町、藍住町及び板野町に鳴門市モーターボート競走場を貸与することについて

      議案第百十一号 工事委託に関する細目協定の締結について



○議長(矢野善治君) 日程第二、議案第百八号から議案第百十一号までの四議案を一括議題とし、前会の議事を継続いたします。

 これより質疑に入ります。

 ただいまのところ質疑の通告はありません。

 質疑ありませんか。

     〔「質疑なし」と言う者あり〕

 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております各議案は、会議規則第二十七条第一項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

    ──────────────────────────────────



△日程第三 請願・陳情書の処理



○議長(矢野善治君) 日程第二、請願・陳情書の処理を議題といたします。

 本件については、会議規則第百二十四条の規定により、お手元へ配付の話願・陳情文書表のとおり、それぞれ所皆の常任委員会に付託いたします。

 以上をもって本日の議事日程はすべて議了いたしました。

 おはかりいたします。

 明十二月十四日から十二月二十日までの七日間は委員会審査のため、休会にいたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う者あり〕

 御異議なしと認めます。

 よって明十二月十四日から十二月二十日までの七日間は休会とすることに決しました。

 次会は、十二月二十一日午前十時から再開いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 一時四十五分 散会