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徳島県 鳴門市

平成 7年  9月定例会(第3回) 09月26日−03号




平成 7年  9月定例会(第3回) − 09月26日−03号







平成 7年  9月定例会(第3回)



          平成七年 鳴門市議会会議録 (第十六号)

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            平成七年九月二十六日(会期十六日中第六日目)

              議 事 日 程 第 三 号

第一 市政に対する一般質問

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 本日の会議に付した事件

日程第一 市政に対する一般質問

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            出  席  議  員(三十名)

  議長  矢  野  善  治  君

  一番  近  藤  龍  彦  君     二番  梅  野  健  寿  君

  三番  勘  川  一  三  君     四番  田  渕     豊  君

  五番  橋  本  国  勝  君     六番  坂  東  成  光  君

  七番  秦  野     卓  君     八番  野  田  粋  之  君

  九番  柿  本     公  君     十番  横  井  茂  樹  君

 十一番  池  田  正  恵  君    十二番  福  島  慧  雄  君

 十三番  平  岡  朔  郎  君    十四番  大  石  謙  一  君

 十五番  明  野  尚  文  君    十六番  牧  野     豊  君

 十七番  藤  田  茂  男  君    十八番  泉     善  治  君

 十九番  三  津  良  裕  君    二十番  佐  藤  絹  子  君

二十一番  分  部  嘉  憲  君   二十二番  明  村  春  夫  君

二十三番  工  藤  武  重  君   二十四番  川  上     守  君

二十五番  田  中  寛  昭  君   二十六番  松  下     保  君

二十七番  山  本     秀  君   二十八番  中  西  久  雄  君

二十九番  林     栄  一  君

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            説明のため出席した者

  市長      山 本 幸 男 君   第一助役    長 野 好 晴 君

  収入役     鎌 田 善 雄 君   理事      青 木 義 幸 君

  理事市民福祉部長事務取扱        総務部長    二 木 俊 幸 君

          松 岡 正 次 君

  企画開発部長  播 磨 啓 示 君   環境衛生部長  平 岡 敏 宏 君

  経済部長    播 磨 繁 夫 君   建設部長    宮 崎 義 範 君

  水道部長    坂 本 廣 次 君   運輸部長    三 井 隆 夫 君

  消防長     辻   潤 一 君

  総務部

  秘書広報課長  細 川 並 久 君   総務課長    小 川 紘 生 君

  教育長     脇 谷   功 君   教育次長    元 木 義 時 君

  監査事務局長  竹 下   清 君   選管委事務局長 武 市 輝 雄 君

  農委事務局長  阿 部 睦 子 君

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            議会事務局職員出席者

  事務局長    中 川 正 幸     次長      美 保 英 世

  主査兼議事係長 川 上 昭 憲     書記      満 壽 良 史

  書記      西 上 昭 二

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     午前 十時     開議



○副議長(近藤龍彦君) 連日御参集御苦労でございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。

 朗読は省略いたします。

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△日程第一 市政に対する一般質問



○副議長(近藤龍彦君) 日程第一、市政に対する一般質問を続行いたします。

 通告の順序に従って質問を許可いたします。

 一、市長の政治姿勢について

 二、教育行政について

             十三番 平岡朔郎君

     〔十三番 平岡朔郎君登壇〕



◆十三番(平岡朔郎君) おはようございます。

 私は、ただいまから市長の政治姿勢について、教育行政について、お伺いを市長並びに理事者にいたしたいと思うわけでございます。

 その前に、鳴門市姉妹都市親善使節団、市長におかれましては初めて姉妹都市リューネに参りまして、私徳島新聞の四日間にわたる記事を読んだわけでございますが、市長がリューネに参りまして塩の歴史、まちに繁栄をもたらす、偶然でございますけれども、そういうふうに塩のまちとして昔よく栄えたまちでございます。それから、三日目にはクアハウスの問題が大きく取り上げられ、市長もつぶさに研究したことと思います。また、今後当然鳴門市が取り組まなければならない、しかも市長の百社云々、そういう企業立地の問題が大きく報道されておりました。市長がリューネでいかに活躍をしたか、目の当たりに見るような気がするわけでございます。昔から、ヨーロッパヘ明治元勲いとか、そういう時代からずつと渡っておるんでございますけれども、洋行ということは、昔そういう偉い人が諸外国に行ってくると洋行帰りと、そういう話が、あるんでございますけれども、我が鳴門市長、頭脳明晰、非常にすばらしい市長がそういうやっぱし海外に勉強する機会を求めて百聞は一見にしかず、その洋行帰りの市長にひとつ本日は質問を展開していきたいと思うわけでございますので、よろしくひとつ御答弁をいただいたら幸いかと思います。

 それでは、始めさしていただきます。

 さて、前座は楽しそうに言えるんでございますけれども、鳴門市の現状をとらえてみますと、そんな悠長なもんじゃないんです。そういう意味で、きょうは私の持論でございます。もう何回、何十回やっておるんでございますけれども、新しい市長に第三次鳴門市総合基本計画の中に入っております、鳴門駅周辺地区の再開発の促進でございます。これは矢野前市長時代からもう毎回これ取り上げ、矢野前市長も相当力を入れたんでございますけれども、なかなか進みません。いろんな悪条件が展開されておりまして、進んでおりませんけれども、南地区の協議会、それから鳴門のまちづくりにあなたの声をというように、鳴門駅周辺地区まちづくり協議会、一応結成されて活動をしておるようでございます。そこらについて促進の中に基本計画のこの書類をもらったんでございますけれども、もう時間がかかりますので読むのはやめますけれども、ここにそういうふうに出ております。その現在のこれはどういうふうに進展をしつつあるのか、まずお聞かせを願って再問に移っていきたいと思うわけでございます。

 その次が問題の大型小売店の進出でございます。これはこういう計画が出てまいりましたそのときに大きく新聞が取り上げたのを、前回私質問したことがあるんです。その趣旨は、「鳴門駅前再開発の影響、商業拠点分散のおそれ、計画の練り直しも」、これは新聞記事でございますけれども、こういうふうに前の出店するという話が出たときに、こういうふうに大きく載って、この問題について私はお聞きしたことがあるんです。その後、しばらくなりを静めておりましたけれども、過日四月か五月でございますけれども、大きく今度は取り上げられてまいりました。「マルナカ新鳴門店、売り場半減、五千七百平米、大店審答申、地元は出店に反発」、大きく出ておりますので、もし私がこの議会でこれをそのまま様子もわからんとやると具合悪いんで、実は商工会議所の堀専務に参りまして、「あの新聞記事は間違いないんですか」と、「あのとおりですか」というふうにお伺いしていろいろお話はお聞きしました。それで、堀専務が言うには「あのとおりでございます」と、「いろいろ抵抗も反対もございます」と、「しかし、押し切ってきたような次第で、詳細はここに書いてあるとおりでございます」というお話をお聞きしましたので、あえてこの問題を取り上げて、鳴門駅再開発とやはりこのマルナカのスーパーの進出は非常に微妙なものがなかろうかと思うわけでございますので、これについてどのような経過をたどっておるのか、ひとつこれは部長にお伺いをいたしたいと思う次第でございます。

 その次がもうストレートで、児童館の増設ということを取り上げてみました。これは、現在市内には留守家族の幼児、児童対策のために、児童館が市街地部を中心とし、六施設が整備され、二十三名の職員が配置されておる。現在幼稚園児の午後保育対策として運用されている。今後一部の老朽化の進む施設の改築を含め、本来の児童館機能の体制づくりを行い、子供と老人との触れ合い事業、自然との触れ合い事業を実施し、地域開放を図っていく必要があるんではなかろうかというふうに、児童福祉の部で行政がこういうふうに書いてあります。

 そういう時点に立って、私は実は地元四議員と瀬戸地区自治振興会役員の懇談会が一年に四回、非常に有意義な会にこの間もなったんでございますけれども、そういうふうにやはり議会議員と地元市民との触れ合いを私らも分部君が入ってまいりまして四名になりました。瀬戸町出身の瀬戸町の議員は、地元の市民と混然一体となって鳴門市の発展、瀬戸町の発展、そういうふうな趣旨から頑張っていこうという話が実はできたんです。

 そういうことで、第一段として「何をやるんな、ほな一番先に」と、こうくるんです。だから、私は梅野君と相談して言ったんです。「やはり今非常に地区住民としては共稼ぎが多い。そういう意味においては、やはり児童館なんかの誘致を図って、町民のために便宜を図るベきでないか。まず、四議員がそれを取り上げるのが一番妥当でなかろうか」と、「ほんならお前がやれ」と、「お前はあそこに土地があるでないか」といというのは区画整理事業のときに、私は理事長をして十年間ぐらいやったわけで、そういう意味であそこの土地が明神の集会所、越浦北集会所、それから南側の方が富田製薬、その中間に私が再三矢野市長時代からいろいろミニ交通公園、その他いろいろなことを提案したんでございますけれども、面積が少ない、やあ何が少ないということで実はできておらんのです。そういう有効な土地があるわけなんです。だから、「おお、そりゃあそこへやろう、そこへお願いしていかんかあ」ということが実は四議員で決まりまして、私が代表してこの問題を取り上げて市長にお伺いをしておるわけでございます。御賢明なる市長の児童福祉に対する温かい御理解もよく存じております。ひとっこの問題につきまして、できましたら市長の答弁をいただきたいと思うわけでございます。

 二番目は、教育行政でございます。

 今世間を騒がしておる、騒がすといったら語弊があるんですが、社会問題になっておりますいじめでございます。これも過日の新聞に、「県内いじめ急増、深刻化」という記事が大きく載っており、いろいろ件数なんかも出ております。そして、市の広報では、一月号に大きくトップに取り上げて市民に啓蒙しておるわけなんです。いじめをなくそう。この問題は、たしか教育長に、一年か一年半ぐらい前でございます。私もこのいじめ問題から始まって不登校生徒の問題、質問をさせていただいたわけなんです。しかし、そのときは社会的にまだ世間がここまで大きくこの問題に関心を持っとらんと、これは私の解釈なんです。だから、鳴門市におきましても、割方数が少なかった。しかし、最近になってこういう問題が大きく取り上げられてまいりますと、出るわ出るわ、しかもおまけがついて、教員の不祥事、もうずるずるずるずる出てきよる。いかに教育界が乱れておるかということも一因でございますけれども、このいじめの問題を壇上でやらなくしてだれがやるということで、あえてこの問題を取り上げて教育長にお伺いをするわけでございます。

 まず、いじめの実態、これはもう悪質化の、ここに書いてございます、傾向、どんどんこう悪質になっておる。どのようになっておるんか、そこらを教育長に詳しくひとつお話を聞きまして、再問をしていきたいと思うわけでございます。

 そして、一枚まくると、非行でございます。いじめが大きく発展していって少年非行にこうなっていくんだと思いますけれども、いじめと非行とはちょっと違うんで、あえてこれを項目を分けて非行についてもお伺いをしておるわけでございます。

 鳴門市におきましても、警察とタイアツプして主催が青少年育成鳴門市民会議、鳴門市、鳴門市教育委員会、鳴門市警察署、鳴門市社会福祉協議会、これだけが十六回の「防ごう少年非行、市民総ぐるみで運動決起大会」、これは七月二十八日ですか、福祉センターで大勢の人が寄りまして、そういう啓蒙運動というか、大会を開いております。そういうふうに、官民一体となってこの問題に大きく取り組んでおるわけでございます。

 質問事項としては、不良行為の現状というのが大きく、これ広報では取り上げられております。そういうことで、まずこれも現状を教育長にお聞きをして、でけたら再問をさしていただきたいと思うわけでございます。

 以上で私の質問を終わります。返答によりまして再問をさせていただいたらと思っております。よろしくお願いをいたします。

     〔企画開発部長 播磨啓示君登壇〕



◎企画開発部長(播磨啓示君) 私の方から鳴門駅周辺地区の再開発について、再開発推進協議会及びまちづくり協議会の活動状況と現在の進捗状況はという件につきまして御答弁を申し上げたいと思います。

 御承知のとおり、鳴門駅周辺地区の再開発につきましては、再開発ビルの建設は地権者を中心とした鳴門駅南地区再開発推進協議会が、また道路の延伸などの関連公共施設は鳴門市が、このように民間と行政がそれぞれ役割分担をしながら事業を進めております。さらに、行政と民間が一致協力して進めていく必要から、官民で構成する鳴門駅周辺地区まちづくり協議会を設置し、相互の連携と調整を図りながら事業を進めております。

 御質問のありました鳴門駅周辺地区の再開発事業について、推進組織の活動状況を含めた現在の進捗状況についてお答えをいたします。

 まず、鳴門駅南地区の再開発ビルの建設につきましては、組合施行の第一種市街地再開発事業の事業化を目指し、昨年度から再開発事業に不可欠な核テナントの誘致活動として、全国約二百社に誘致文書を発送するなど、誘致活動を展開してまいりました。その回答内容を分析いたしますと、大手量販店の回答は非常に厳しい内容でありました。このため、協議会ではこれまで再開発計画で示された商業を核とした施設内容では実現の可能性は厳しい状況であることを認識しまして、今年度は核テナントの誘致活動を展開しながら、地元主導の再開発事業の可能性の検討を含めた再開発計画の見直しと、その実現に向けての活動についても進めていくことにいたしております。

 次に、関連公共施設の整備についてでありますが、市道斎田鳴門駅線の延伸・シンボルロード化、駅前広場の再整備については、平成五年度に作成したシンボルロードの基本設計と駅前広場の詳細設計をもとに、建設省をはじめとする関係機関の協力を精力的に進めているところであります。

 また、JR鳴門駅の移転につきましては、新駅舎及びプラットホーム等の関連施設の基本設計を作成し、JR四国との協議を進めております。本市といたしましては、再開発ビルが非常に厳しい状況でありますので、できれば関連公共施設の整備を先行して進めていきたいと考えており、その方策についてもさらに検討をしていきたいと考えております。

 鳴門駅周辺まちづくり協議会では、これまで鳴門駅周辺地区のまちづくりの推進方策について検討を重ね、特に昨年度は再開発計画のパンフレツトと市街地整備と再開発へのアンケート調査報告を作製し、市民に配布するなど、事業を進めてきました。現在はこのような状況になっておりますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔経済部長 播磨繁夫君登壇〕



◎経済部長(播磨繁夫君) 大型小売店の進出について、マルナカ新鳴門店の経過ということでございますので、私の方からお答えさせていただきます。

 マルナカ新鳴門店につきましては、平成五年十一月に大型小売店舗法、いわゆる大店法でございますけれども、これに基づき申請が提出されました。当時の計画、売り場面積は一万一千二百四十二平方メートルでありました。地元商店から出店に対する強い反発があり、大型小売店舗審議会の答申が注目されたのでございます。したがいまして、消費者の利便性と周辺商業への影響、さらには地元の駅前再開発も考慮して判断したと、そういうことで申請売り場面積を四九・三%削減し、五千七百平方メートルでの出店が認められたのでございます。当初の計画概要では、商圏人口、大体八キロ以内でございますけれども、これを七万四千五百十四人と想定し、医療品、食料品、家庭用品等を主たる取り扱い商品として、年間約五十億円の売り上げを見込み、開店予定は平成七年末となっておりました。しかしながら、駐車場スペース等の関係から、構造上の計画変更が必要となり、一時工事が中断されておりました。開店時期については、来春になると伺っております。

 以上でございます。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 質問の順番に従って登場するのは三番目でございますが、先ほど特に児童館につきましてということで、私に御指名いただきましたので。

 児童館につきましては、幼稚園児、小学校一年、二年生を対象に放課後児童の育成指導等、健全育成活動の場として健全な遊びを通して児童の集団及び個別指導を実施いたしており、現在福祉事務所で所管いたしております児童館は五カ所で、学童九十六名、幼児二百六名、合計三百二名の児童の健全育成に努めております。児童館につきましては、国の緊急保育対策等五カ年事業においても、小学校低学年の児童が学校週休二日制の普及進展などにより、昼間保護者が不在等の理由で放課後児童クラブの必要な児童の施設として整備が急がれています。国においても、放課後児童クラブの必要な児童のすべてが利用できる水準まで確保するとの方向が示されており、次代を担う児童が健やかに生まれ育つ環境づくりから、今日地域における児童の健全育成の拠点として必要であると考えており、市街地以外での地域の児童館の増設につきましては、今後十分調査検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。

     〔教育長 脇谷 功君登壇〕



◎教育長(脇谷功君) いじめ問題についてお答え申し上げます。

 議員御指摘のように、いじめは重大な人権侵害につながり、児童・生徒の心身の健全な発達に重大な影響を及ぼし、不登校や自殺等の問題行動を起こすおそれのある深刻な問題であると思います。しかも、いじめにつきましては、どの学校でも起こり得るものであり、すべての子供にかかわる問題であるというふうに思うところでございます。

 いじめの実態はどのようになっているかというふうなことで、本年度四、五、六月の実態を調査いたしました。この三カ月で小学校で五校、五件発生をいたしております。現在、現時点におきましては、この件につきましてすべて解消しておるというふうに報告を受けておるところでございます。中学校におきましては、二校で二件の報告がございまして、このことにつきましても解消しておるというふうに報告を受けておるところでございます。

 なお、いじめの形態につきましては、広報にも出させていただいておりますように、まず冷やかし、からかい、仲間外れが多く、なお暴力と重なっているものも含まれておる状態でございました。

 次に、少年非行の実態と不良行為の現状についての御質問でございますが、前段お話がございましたように、二十一世紀を担う青少年が心身ともに健やかにたくましく心豊かな人間に成長することは、市民すべての願いでもあり、私ども大人の責務でもあると考えておるわけでございます。社会情勢の急激な変動や科学技術の急速な進展等により、家庭や青少年を取り巻く生活環境は大きく変化し、経済成長による物質的な豊かさが人間形成の上で重大な影響を与えておるところでございます。

 不良行為の具体的な数字につきまして、平成六年度の青少年センターによる補導総数は百八十三人で、そのうち最も多いのは喫煙で九十八人でございます。次いで怠学の二十六人、不健全娯楽の二十三人、不良交友の十八人の順となっておるところでございます。

 なお、一番多い喫煙につきまして、喫煙の場所は男女ともカラオケボックス、公園など。次に、怠学では書店等が多く、続いて不健全娯楽の中身はパチンコ等でございます。

 なお、学職別では、高校生が大半を占めて、次いで中学生の順となっておるところでございます。年齢別では、十七歳がピークで十六歳、十八歳の順で多くなっておるところでございます。

     〔十三番 平岡朔郎君登壇〕



◆十三番(平岡朔郎君) 再問をいたします。

 駅前周辺地区の再開発の問題でございますけれども、今部長よりるる述べられたわけでございますけれども、その項目に従って何点かの御見解を今度市長にひとつお伺いをしたらと思うわけでございます。

 いよいよ明石海峡大橋もあと二年、三年切ったんですか、その辺になってまいりました。鳴門市というところは随分その中心地、そういうのがもうずんずんずんずん移動して、どこがどんなんか、前の議会でも私が一回言いましたように、大道で歩いておって、「ちょっとちょっと」と、「鳴門市で繁華街はどこですか」と、私は大道の一番賑わしいとこにおると思うたんです。しかも、そういうように観光客は聞くわけなんです。そして、「駅はどこですか」と、なかなか駅の居場所がわからんわけでございます。そういう意味で、この明石海峡大橋、これの実現の暁には、鳴門市もこれは好むと好まざるとにかかわらず、人が寄ってくるんです。来るはずです。通行、今が七、八千ですか、大鳴門橋。それが明石海峡大橋が完成すると、最初は四万と言よったのが建設省も次第次第に数を落としてきて、三万切るようなことは言よんでございますけれども、それにしても鳴門市始まって以来のやはり車、人、そういう実態が現実に我々の目の前にあらわれてくると思うんです。

 そういう意味におきまして、私は絶えず団体のときにも、全国から来るんだから何とか駅前を整備できんのかということで随分駅前の再開発にハッパをかけたわけでございますけれども、なかなか思うように進まずに、一向に国体、平成五年度開催のときには、お茶を濁したわけでございますけれども、今度は明石海峡大橋実現の暁には、少しは鳴門市の顔として駅前の再開発が一部でも何か市が取り組まなければならないことがあるのでなかろうかと思っております。

 そういう意味で、市長、少々そういう意味では推進をしていく気があるのかないのか、もうイエスかノーかで結構でございますんで、もう単刀直入にずばりとお伺いをいたす次第でございます。これは、鳴門の顔です。

 その次に、マルナカの問題、売り場を半減して五千七百平米メートル、これにしても鳴門としては随分大きなスーパーになると思うんてす。そういう意味で、せっかく鳴門市が駅前再開発で商店街の結集、そういうことを図っておる。しかしながら、ここにこういう店が意欲を持って鳴門市の五十億といいますと、かなりな売り上げになってくるわけなんです。そういう意味で、これがどんどんどんどんそういうことで四国で二十、もっとあるんか、五十ぐらいあるんですか、四国で。そういう中で二番目か三番目ぐらいの大きさ、マルナカの店舗の中では大きい店になると思うんです。そういう意味で、ここでやはりそういうふうに、消費者はそういう店ができると非常に助かるわけなんです。特に、岡崎橋ができて、あっちの人なんかはどんどん来ると思うんです。それは非常に喜んで、関係ない人は非常に喜んでくると思うんです。しかしながら、やはりいろいろ事業を推進していく上においては、やはりこういう問題は慎重に考えて対策を早く講じて進まなければ、やはり駅前再開発がおじゃんになってしまうんでなかろうかという市民の心配が、ここにこういう意見として出ておるわけなんです。

 だから、今後やっぱり商業者、地権者、駅前のそういう人のいろいろのいろいろの意見を聞いて、市長、善処する判断をやはりしなければならない。そういう方々の考え方をよく聞いて、いろいろ対策も必要でなかろうかと思うわけでございます。これも市長のひとつ御見解をいただいたらと思うわけでございます。

 洋行帰りの市長にいろいろぶしつけな質問ばかりやっとんでございますが、市長にいい返事といったらおかしいんですが、一応児童福祉、市長はやる気だと、私は判断をしております。この問題を私が一般質問するって、そういうことが漏れたときに、漏れたんだと思うんですが、はや二、三人の女の方から、「平岡さん、そらええこっちゃ、そういうことをやっぱりやってくれるんが市会議員じゃあ」というような意見も聞いたんです。宣伝ではないんですけど、やはりそういうふうに、やはり待っとんです、当事者は。これにこたえていくのがやっぱし人情ある福祉に物すごう理解のある山本市長の真骨頂が出てくるんでないかと、私は思うわけでございます。

 さあ、その次はいじめです。

 これもうなるべく短めにせないかんので。これは非常に大きな問題なんです。というのは、この間の自由新報に「いじめ一掃へ」、自民党の国会議員が出しとる月報なんです。「いじめ一掃、児童・生徒の自殺」、もう他人事ではない。そして、細かく、「昨年の愛知県西尾市立東部中学校の大河内清輝君がいじめにより自殺したのを契機に、いじめ問題が再び大きく社会問題としてクローズアップされた。早速自由民主党は、直ちに文教部会と文教制度調査会の合同会議を開き、対応策を協議した。事態を重視した文部省は、いじめ対策緊急会議を設置、三月にはいじめの一定限度を超えた場合、いじめた児童・生徒には学校の教育法の出席停止の措置をとるなど、厳しい対応を要するという緊急報告書もまとめた」というのが大きく私はいただいた新聞で読んだんでございますけれども、遅きに失した感じはするんです。だけど、国会がやはりこういうふうに真剣に取り上げてきた。これはいかにいじめが全国に蔓延しておるか。前回質問したときには、こういう大きく出ておらなんだので、少々控え目な発表になったんで少なかった。しかし、今度は真剣に皆さん全員が取り上げてきた関係上、非常に全国に蔓延をしておる。国会もこういう問題を大きく取り上げてる。教育長のひとつ御見解をお伺いし、この問題は終わりたいと思うわけでございます。よろしくお願いをいたします。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) ただいま平岡議員の御質問にイエスかノーかというんでよろしいというあれでございますけれども、まずマルナカのことからいきますと、マルナカ鳴門店の出店は、店舗面積が削減されたとはいえ、ジャスコ鳴門店の店舗面積に匹敵する規模を有し、再開発事業への影響は大きいと思われます。さらに、マルナカの出店場所から半径一・五キロメートルの範囲には、既存の大型店、商店街の大部分が含まれており、消費動向の分散化傾向はさらに拍車をかけるものと思われます。中でも、地盤沈下をしつつある中心商店街への影響は特に大きいと考えられます。

 御承知のとおり、鳴門駅周辺地区の再開発は、商工会議所が作成した商業近代化実施計画の中で、鳴門の顔づくりと中心商業地の再生を目的として提言されたものであります。再開発ビルの建設はその中核施設として位置づけられており、今後見直しについても検討を進める予定ですが、地域の活性化を第一義に検討していきたいと考えております。

 今後、明石海峡大橋をはじめとする高速交通体系の整備によって生活圏はさらに広がり、そのまち、都心に魅力がなければ、鳴門は全くの通過都市となります。都心とは、その都市の顔であり、市民の交流の中心地であります。現在進めております中心市街地の再整備は、将来の鳴門にとって重要かつ緊急の課題であり、今後とも積極的に進めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。

     〔教育長 脇谷 功君登壇〕



◎教育長(脇谷功君) いじめ問題についての教育長の見解はというふうなことでございますけれども、まず鳴門市のいじめにつきましての対応というふうなことは、前段御答弁申し上げましたように、いじめはどの子供にも起こり得る可能性があり、どの学校でも起こり得るという前提のもとに対応をしておるところでございます。特に、いじめのサインを見抜く力を教師や保護者が身につけ、いじめを見逃さず早期発見できるようにすることと、また教師と子供との信頼関係を深め、いじめの傍観者をなくし、仲間意識を育てることも大切であると考えております。

 次に、各家庭や学校におきまして、子供の生活態度や学校内の実態を十分把握し、いじめ情報を早急にキャッチするとともに、学校と保護者及び関係機関でいじめ情報の交換をし、またこの解決に向けての広報活動に努めることが大切であると考え、実施をしておるところでございます。具体的に、学校、家庭、地域、教育委員会の取り組みについて御報告を申し上げます。

 まず、学校では各小・中学校のいじめ問題は、年間を通していじめの早期発見、あるいは実態調査、またいじめ問題についての力量、認識を深めるために、校内研修、個々の子供の理解のための情報交換やいじめの実際の事例研修、学級での観察、PTAから情報を得るための連携活動として、電話連絡、家庭訪問、個別懇談等を行い、相互の信頼関係を高めておるところでございます。

 さらに、中学校におきましては、学年集会や生徒会でいじめを見て見ぬふりや無関心をしないように、学年や生徒会で話し合いをし、深めておるところでございます。

 次に、家庭におきましては、いじめ問題の背景に思いやり、や他者の痛みのわかる心、弱い者を助ける勇気、正義感、遵法精神等、こういうふうなことの欠落が指摘されておるところでございますが、このような観点から、家庭教育の重要性の再認識を図るよう呼びかけ、また家庭で何でも率直に語り合える深い信頼関係で結ばれた子供たちにとつて、真の心の居場所となる家庭づくりについて、PTAとか学校を通じての内容で御指導をいただいておるところでございます。

 地域の取り組みにつきましては、ボランテイア活動や地域活動へ親子で積極的なかかわりを進め、保護者同士の連携や情報交換からいじめ問題の理解を図っておるところでございます。

 教育委員会の取り組みといたしましては、市内のすべての学校訪間を実施し、教職員を挙げた実効性のある計画、指導体制を確立するように指導をいたしておるところでございます。

 また、いじめ調査も年間を通して回数をふやし、また校長会、教頭会等において的確な対応をするよう指導を しておるところでございます。

 本年鳴門一中にスクールカウンセラーの研究指定をいたしまして、いじめ等についての数少ない臨床心理士を張りつけたところでございます。この臨床心理士によって、専門的に助言を受け、職員研修や相談活動に取り組んでいけるような体制づくりをいたしたところでございます。

 また、五月に引き続きまして、六月にも市内六中学校、二十四名の生徒代表による第二回いじめ等について考える代表者会議を設定いたしました。ともかく家庭、地域、学校、役割分担を確認して連携を密にするネットワークづくりを図り、いじめは絶対許さないとの信念と鋭い人権感覚のもと、いじめ問題を解決していく生き生きとした学級、学校、地域づくりに努めてまいりたいと思います。

     〔十三番 平岡朔郎君登壇〕



◆十三番(平岡朔郎君) 鳴門駅周辺地区の再開発でございますが、関係部長、市長から御答弁をいただきました。一応了解をいたす次第でございます。

 ただ、申し上げたいことは、「この鳴門のまちづくりにあなたの声を」という書物をいただいておるんで、それを読みますと、「あなたの声を」というんで、その声をひとつ二、三、読み上げまして、この項は終わりたいと思います。

 「広報で鳴門駅周辺地区の再開発計画の進捗状況を載せられたらどうでしょうか。一般市民には、どのように進んでいるのか全くわからないと思います」、まことに至極当然な、出ております。

 それから、「鳴門市とほぼ同規模の他の都市、駅前の整備された、を視察参考しながら、鳴門独自のイメージを与えるような駅前をつくってはどうか」と、こういう市民の声でございますが、私も同感でございまして、実は「削除」いただいておる個人研修、大方この都市の駅前を見てまいっておるような次第でございまして、大体六万から七万ぐらいの都市にしますと、鳴門の駅前は少々貧弱でなかろうかというのを絶えず痛感をしております。たまたまこういう市民の声が出ておりますんで、参考のため発表させていただきました。

 それと大事なことは、こういうんが出とんです。「官、行政の強力な指導に、民、商店街が進んで協力できるように会議所、まちづくり協議会が中心となって推進してほしい」、そのとおりやんりょんですけれども、アンバランスが目立ってなかなか進まないというのが実情でなかろうかと思いますので、ちょっと加えて申し上げておきます。

 それから、「一カ所でもできるだけ早く開発できるよう進めていただきたい」、これもそのとおりでございます。賢明なる山本市長、洋行帰りでいろいろな地点を御視察なさったと思うんですが、やはりどこの国へ行っても、どのまちへ行っても、やはり駅前っていうのはその国、そのまちの顔でございます。そういう意味におきまして、山本独自の駅前再開発をやはり進めるようお願いを申し上げまして、この項は終わりたいと思います。

 それから、大型小売店の進出でございますが、これもこういう問題が出ておりますので、申し上げまして、終わりとしたいと思います。

 「マルナカは地元意見が予想外の厳しさだけに、出店が認められほっとした」と、今後の鳴門の商業発展ヘ地元商店主らと協力したい」と、そういうふうに結んどんでございます。これも非常に競争相手の店としては大変なことなんですが、事実は事実としてやはりマルナカは鳴門市に進出をしてまいりますと、今後の成り行きを見守っていきたいと思うわけでございます。

 それから、児童館の増設でございますけれども、これは市長の誠意ある答弁をいただきまして満足いたしております。今後ともひとつよろしくお願いしますと、これまた陳情になるので、これはぜひ善処方、よろしくお願いを申し上げます。

 さて、いじめの問題でございますけれども、これも終りたいんでございますが、教育長、子供を中心にした教育、実効性のある教職員研修、きめの細かい指導、県はやっぱり六項目をやはりこういう提言書をまとめてやね、坂本、県の教育長に提言したと。これは恐らく鳴門の方へも回ってきとると思うんですが、やはりこういう指導のやっぱり本旨を一生懸命、その指導書をよく徹底をして、教職員の方々にいじめの根絶へ全力を上げてひとつ取り組んでいただきたいということを要望いたしまして終わります。

 それから最後に、こういうやっぱり一般の人の意見が出とんです。これも参考になると思いますので、最後に教育長に聞いていただきたいと思うんです。

 「いじめ問題に危機感を持って、このところ陰湿ないじめが原因による子供の自殺が後を絶たない」、子供の自殺ですよ。「最愛の子供を亡くした親の心情を思うと心が痛む。いじめ解消のため、ビジネスとして請け負う会社まであらわれた。ある調査機関によると、全国で表面に出たいじめの件数は減っているのに、不登校児童がふえているという。いじめ問題が陰湿化し、根深く進行していることの証拠であり、ここまできたかの感を受ける。今最も憂慮すべきことは、他人のことは無関心を装い、不正に対しても見て見ぬふりをする大人社会の風潮が、子供の世界まで蔓延していることだ。さらに、いじめがこれだけ深刻な社会問題になっているのに、政治家や有識者と言われる人たちがどれだけの危機感を持って受けとめているかが問題でなかろうか」と、耳の痛い話でございますけれども。「今こそ親たちが、我が子にしつかりと物事の是非や我慢することの大切さとともに、弱い者いじめの行為がどれほど卑劣なことかを教えないと、将来の日本に大変な悔いを残すことになると思う」という投書が載っておりました。参考になると思いますので、読み上げまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(近藤龍彦君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

             二十一番 分部嘉憲君

     〔二十一番 分部嘉憲君登壇〕



◆二十一番(分部嘉憲君) 議長より登壇の許可をいただきましたので、市長の政治姿勢について、一般質問を行います。二回目の登壇で、まだまだ勉強不足でございますが、頑張りたいと思います。

 初めに、複合型産業団地についてお伺いいたします。

 本会冒頭、市長の市政方針の中で、本市の二十年後、三十年後の都市づくりを展望する上で、その根幹をなすものは何と申しましても企業の育成をはじめとする産業基盤の整備であり、その第一歩は、まず生活基盤となる働く場の確保と各企業の活性化であり、地元企業の育成こそが本市の発展に欠くことのできない重要課題であると表明されました。

 そこで、市長の公約であります「百人以上の雇用力のある地元企業を百社育てる」について、本心からの熱意が伝わってくるわけでございますが、地場産業振興ビジョンの策定の上で欠くことのできない企業団地の一つの瀬戸町明神の採石場の跡地で、東洋建設株式会社が開発しております複合型産業団地についてお伺いいたします。

 さきの第二回定例会で、私の質問で分譲開始は平成九年ごろになると御答弁をいただきましたが、現在県に開発許可の申請中と伺っておりますが、その後の進捗状況はどのようになっているのか、またこの複合産業団地に対する地元企業の関心度と動向についてあわせてお伺いいたします。

 なお、市長は東洋建設との折衝でどれぐらいの面積と分譲価格を想定しておられるのか、今後どのような方針で地場産業育成の基礎づくりに取り組み、推進していくのか、あわせてお伺いいたします。次に、都市計画道路と関連市道についてお伺いいたします。

 市長は、時代の潮流に乗りおくれることなく、一歩先んじた二十一世紀を見据えた現実化によって、「あすの鳴門市を創造し、美しいまち、人に誇れる、人に語れるまち鳴門」を目指し積極的に取り組んでいくとのお考えですが、産業、観光及び生活活動に直接影響のある道路で、計画決定を受けている都市計画道路の未整備箇所がありますので、お伺いいたします。

 私の地元のことですが、瀬戸町明神地区で未完成箇所が二カ所ございます。一カ所は、明神の集落を東西に走る市道下本城海岸線の十六メートル道路が、西側で県道瀬戸撫養線─旧の国道十一号線ですが、の接続道路であり、あと一カ所はその十六メートル道路が途中で交差する市道大津橋日出線の明神から日出湾に抜ける道路であります。

 以上、ニカ所の都市計画道路は、地域住民長年の懸案事項であり、地元住民は早期実現を強く要望しておるところであります。今後の計画及び見通しについてお伺いいたします。

 次に、大津橋日出線未完成道路にかわる関連市道の明神日出線の馬越峠の拡幅についてでございます。

 この峠は、乗用車一台分の幅員しかなく、両サイドは岩石が今にも崩れんばかりに接近して切り立っており、いつ岩石が落下して事故を起こしてもおかしくない危険この上ない状況であります。万一事故あるときは行政の責任は免れないところであり、地域住民は危険な箇所を毎日生活道路として使用しております。至急に道路の拡幅工事施工を強く要望いたします。

 以上、市長の所見をお伺いいたします。

     〔企画開発部長 播磨啓示君登壇〕



◎企画開発部長(播磨啓示君) ただいまの御質問の明神複合産業団地の進捗状況につきまして、私の方から御答弁を申し上げたいと思います。

 東洋建設株式会社によります複合型産業団地につきましては、東洋建設が瀬戸町明神で土石の採取を行っておりました採石場跡地の活用ということで計画されました。去る平成六年十一月二十五日、徳島県土地利用指導要綱によります開発協議書が提出され、同十二月十六日、鳴門市の意見を付して県に進達いたしました。その結果、徳島県土地利用対策会議の議を経て、平成七年一月二十七日付にて、徳島県土地利用指導要綱によります承認がされております。その後、平成七年三月に、都市計画法によります開発行為許可申請が行われ、既に徳島県開発審査会の議を経ており、現在市街化調整区域における工業用地としての位置づけをすべく関係法令に基づく要件の整備を行っており、これらの整備を経た後、開発が許可されると聞いておりますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔経済部長 播磨繁夫君登壇〕



◎経済部長(播磨繁夫君) それでは、私の方から地元企業の関心度と動向について、続きまして市として東洋建設との折衝でどれぐらいの面積と分譲単価を想定しているのか、この二点についてお答えしたいと思います。

 この複合型産業団地に対する地元企業の関心度と動向についてでございますが、平成六年十二月に、市内の製造業を中心に二百九十三企業を対象として実施した地場企業進出希望調査、この結果によりますと、複合型団地にぜひ進出したい、その企業が六企業、約三万一千二十平方メートル、状況を見て進出したい、これが八企業、一万九千八百平方メートル、合計十四企業で五万八百二十平方メートルの進出希望がございます。

 次に、その折衝でございますけれども、東洋建設との折衝で、市としてはどれぐらいの面積と分譲単価を想定しているのかという御質問でございますが、まだ開発許可がおりていない状況でございますので、開発エリア及び関連工事等も確定していないために、まだその具体的な折衝は行っておりません。現在市内の企業を訪問して行政への要望、あるいは意見等の聞き取り調査を行っており、その調査結果を踏まえて、企業懇談会の意見を集約した上で、市として具体的に東洋建設と折衝していきたいと、このように考えておりますので、いましばらく時間を猶予していただきたいと存じます。御理解いただきたいと思います。

 以上です。

     〔建設部長 宮崎義範君登壇〕



◎建設部長(宮崎義範君) 二点目の都市計画道路と関連市道について私の方からお答えいたします。

 都市計画道路の下本城海岸線につきましては、組合施行の明神土地区画整理事業により、そのほとんどが完成しておりますが、残念ながら県道瀬戸撫養線、旧の国道十一号線でございますが、取り合い部分が用地交渉の難航のため接続できず、現在に至っております。もう延長は二十メーターほどですが、土地の相続関係でおくれております。今後用地交渉だけ始末すれば早急に着工したいと考えております。

 また、都市計画道路大津橋日出線の明神から日出湾に至る延長千メーターの未整備区間でございますけれども、トンネル工事等がございまして、非常に多額な費用を必要とします。そういうことで、早期実現は困難であると思われます。したがいまして、現時点においては、市道明神日出線の改良整備するのがベターであると考えております。

 次に、明神日出線でございますが、明神日出線は小海日出地区と市内を結ぶ重要な生活道路でありますが、幅員は狭く、通行に支障を来しているのが現状であります。地元より強い要望がありまして、昭和五十九年度より六十一年度にかけて、国庫補助事業として明神側より四百メーターの改良工事をいたしております。しかしながら、先ほども御指摘のありました馬越峠を含め山間部は切り土量が非常に多く、処分場等の関係で未施工となっております。しかし、近年車両の大型化、交通量の増大等により、早急な整備が望まれております。が、これもかなりの費用を要しますので、国庫補助事業といたしまして採択されるように、県及び国と協議をいたしてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔二十一番 分部嘉憲君登壇〕



◆二十一番(分部嘉憲君) ただいま御答弁をいただきましたが、市長に御答弁をお願いしておりましたが、担当部長の方から御答弁いただきました。

 私が期待した御答弁がいただけなかったように思います。続いて質問をいたしたいところでございますけれども、詳細については所属委員会において審査いたしたいと思いますので、再問はせず、要望のみで締めくくらせていただきます。

 二十一世紀に向かって生活環境は大きく変化しようとしております。明石海峡大橋の開通で、近畿圏と陸続きになったとき、社会環境の変化によるプラス効果が本市にどれだけ期待できて定着するのか、地域特性を考慮しながら行政主導で施策を計画的に進められていますが、常に主役は市民であることを忘れることなく、執行していただくよう要望いたします。

 御答弁いただきました複合型産業団地につきましては、条件つきながら地元企業が十四社も進出する希望があるとのことですから、地場産業育成のチャンスでございます。先ほどの中長期的な観点に立って、適正な地場産業対策と振興策を推進することですから、進出企業の要望を踏まえ、開発業者との折衝に当たっていただきたい。

 まだ具体的な折衝をしていないということでございますけれども、先日県の担当課及び開発業者に確認いたしましたところ、近々に開発許可がおりるであろうとのことでした。当市に係る分譲価格などの早期発表を要望しておきます。

 次に、都市計画未整備道路の市道下本城海岸線と県道瀬戸撫養線の接続道路でございますが、用地買収が未解決であることは承知しておりますが、早期実現のために行政側も汗をかいていただいて、地権者が納得のいく誠意のある対応を要望いたします。

 次に、市道大津橋日出線の明神から日出湾に至る道路でございますが、これは了といたします。

 次に、ただいまの市道大津橋日出線に関連した市道明神日出線の整備でございますが、馬越峠の通行者は瀬戸町の住民のほか、鳴門カントリークラブ利用者と従業員、また企業関連車両と従業員及び釣り人、観光客等、非常に車両の交通量が多く、通学路でもあります。先ほどの答弁では、御指摘の市道明神日出線の整備をすることがベターであるとのことですが、地元住民は早急に行政で策定していただき、ベターでなくベストを尽くしていただきたいと要望があります。

 ことし四月一日現在、市道は二千三百三十四路線、総延長五十六万六千五百三十一・一メートルで、舗装率は八七・七七%となっておりますが、本市、は海岸線が多く、また山地に囲まれ、急傾斜地では岩石、土砂災害発生の危険性が高いところがほかにも多いと思われます。記憶に新しいところですが、ちょうど五年前の十月に、北灘町鳥ケ丸の国道十一号線において、落石が観光バスに直撃して、死者三名、負傷者十一名という痛ましい大惨事が起こりました。市長の適切な御指導と御配慮を要望いたします。

 最後に、国内はもとより、世界じゅうから鳴門市に住みたいと移住者が殺到するようなまちづくりに、市長には頑張っていただきたいと思います。私は、山本効果を大いに期待しております。

 以上で終わります。御清聴ありがとうございました。



○副議長(近藤龍彦君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

             二十二番 明村春夫君

     〔二十二番 明村春夫君登壇〕



◆二十二番(明村春夫君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い順を追って質問をいたしたいと存じます。市長はじめ関係理事者におかれましては、親切で簡明な御答弁をお願いをいたします。

 まず、鳴門市地域防災対策についてでありますが、震災に対する質問は昨日同僚議員が徳島市の例を挙げ詳しく質問し、るる述べられましたので、中には重複する部分は避けたいと思いますが、私は私なりに具体的で一般論について質問を行ってまいりたいと思いますので、よろしく御了承賜りたいと存じます。

 去る一月十七日に発生した阪神大震災により、全国的にほとんどの自治体が新しい教訓と情報、あるいはそれぞれの報道により新しく震災に対する見直しと認識を新たに対応を考えるようになったことも事実であります。今まで常に火災、あるいは水防に対する防災計画とその準備はほぼできていたのが現状であります。中でも、震災に対する防災計画が同じように欠けていたのではなかろうかと、こんな思いがいたすわけでございます。これは今度の阪神大震災により、その被害の恐ろしさと大地震の未経験の我々は、その一人一人が地震に対する考え型や心構え、防災準備等が大きく変わってきたのも事実であろうと思います。

 私も、鳴門市地域防災計画並びに水防計画について見直すとともに、鳴門市の防災計画はどうなのかと考えさせられ、平成六年度の防災計画を検討し、中でも地震計画の想定が内容的に机上論にすぎない部分等もあり、思うことは昔から災害は忘れたときにやってくる。そして、昔から恐ろしいものは地震、雷、火事、おやじ、こういうことでございますが、地震はその第一位に数えられ、台風や火災のように時期的に起こるものでなく、突発的で災害の規模等も不測のものであり、予告も予報もなく襲ってくるわけなんであります。したがって、これに伴い防災も非常に困難であり、これに対応するために今度の補正で震災用貯水槽に六千五百万円、小型動カポンプ付水槽車購入費三千五百万円、かゆ一千食分と乾パン四千食を保存する非常用食糧費百二十七万円が補正計上されております。これも阪神大震災の教訓の結果であろうと思われるが、この水及び食糧の五千食が何を基準に割り出されたものなのか、また常識的に鳴門市の人口に比例してどうであろうか、また常にどんな場所やどんな位置に保存されるのか、お伺いいたしたいと思います。

 次に、例年刊行されている鳴門市地域防災計画が時期的にもいまだ刊行されていないのはなぜなのか。きのうの答弁の中で、震災編を刊行する計画のようだが、いつごろこれが刊行されるのか、また現在避難場所として百八十三カ所が指定されている。この避難場所の安全点検と見直しをどうするのか。

 次に、災害を想定して防災の日、九月一日に総合防災訓練が一万千四百八十名が参加して実施されたが、その中で救助訓練、あるいは避難訓練もともに実施されたのか、この訓練での成果と反省をお伺いをいたします。

 次に、市庁舎の改築についてでありますが、私は視察等の目的で他市を訪れる機会が再三ありますが、そのときによくその庁舎をはじめ、特に議場等を、そしてその市民の動きや流れ等によく注意し、そのサービスや利便さや建物の構造等について、私なりに考えてみるわけでありますが、我が鳴門市の庁舎や議場、委員会室等について、比較対象をしてみますと、私ども鳴門市においては、非常に分庁舎が多く点在している形状であり、教育委員会をはじめ水道部といった状態、また本庁舎近くには経済棟、共済会館並びに旧国体事務局があり、したがってこのような現状を踏まえ、私なりに素人考えではありますが、次のようなことを想像をしてみました。

 市民会館、経済棟を取り壊し、その跡地に高層化した本庁を改築し、議場並びに分散している事務部局を統合してはどうだろうか。こういうことによって非常に便利になるのではなかろうかと。また、本庁舎は昭和三十八年四月一日に竣工、市民会館は同じく昭和三十六年、経済棟は昭和三十七年と、それぞれ竣工をしていずれも三十二、三年が経過をいたしております。

 なお、庁舎改築の目的で、鳴門市庁舎整備基金条例が平成二年三月十二日に制定され、その積立金が平成五年までに六億円、さらに平成六年に一億円積み立てられ、平成七年にはこの利子一千五百四十六万円が加えられ、合計現在では七億千五百四十六万円ということであります。私の調査では、以上のようになっておりますが、来るべき明石海峡大橋の開通、さらには市制五十周年を節目とし、四国の東玄関と位置づけられる、そして多くの人が訪れるであろう観光と文化のまち、そして鳴門市の顔である庁舎にふさわしい近代的で麗しい庁舎の改築を望むものであります。現在の厳しい鳴門市の財政事情、あるいは諸情勢から勘案して、新庁舎改築が難しいというようなことであれば、せめて議会棟だけでも改築できないだろうか。市長の英知と大英断、さらには政治手腕に御期待をするとともに、将来の御計画、あるいは御所見をお伺いするものであります。

 次に、明神小学校運動場の拡張についてでありますが、この問題については、私も過去一般質問した経緯もあります。現在小学校南側の市営住宅の跡地を現在の運動場に統合、拡張することに計画決定され、既に耐用年数の過ぎた住宅であり、入居者の皆さんの深い御理解と御協力により、大半の方々が移住、あるいは転居されておるのが現状であります。したがって、あと何戸の方が今なお入居されているのか、その現状とその方々との立ち退き交渉はどうなっているのか、そしてまた全戸の方が転居される時期等についての見通し、さらにまた造成工事についていつごろ着手できるのか、着手する計画があるのか、お伺いをするものであります。

 御答弁によりまして再問いたしたいと思います。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) ただいまの明村議員の御質問の中で、庁舎の改築についてお答えさせていただきます。

 市庁舎の改築問題でございますが、御承知のように現在の庁舎は昭和三十八年に建築され、三十年を経過しております。部分的に老朽化も進み、また増築や分庁舎……

     〔「小休」と言う者あり〕



○副議長(近藤龍彦君) 小休いたします。

     午前十一時三十五分 休憩

     午後 一時  七分 開議

     〔議長 矢野善治君 議長席に着席〕



○議長(矢野善治君) 再開いたします。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 市庁舎の改築についてお答えさせていただきます。

 市庁舎の改築問題でございますが、御承知のように現在の庁舎は昭和三十八年に建築され、三十年を経過しており、部分的に老朽化も進み、または増築や分庁舎などにより分散し、市民の皆様をはじめ何かと不使をおかけしておるのは重々承知いたしておるところでございますが、御質問のとおり、市民サービスの利使性に富んだ、あるいは四国の東の玄関口としてふさわしい市庁舎にした方がよいという考え方を持ってはございますが、建築には多額な資金を要することでございまして、これからの保健福祉、教育、産業育成、ごみをはじめとしての環境行政等々、必要な財政事情等考え合わせますと、将来市庁舎を何年ごろを目標にと、どういうふうにするかということが言えないのが実情でございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

     〔消防長 辻 潤一君登壇〕



◎消防長(辻潤一君) 私の方からは、鳴門市地域防災対策について御答弁を申し上げたいと思います。

 まず、一点目の非常食の基準、さらには保管場所についてでございますけれども、それにつきましては皆様も御承知のとおり、一月十七日の兵庫県南部地震の教訓を踏まえ、人的被害想定をさしていただきました。神戸市の避難者比率十五・一%、これを五月三十一日現在の鳴門市の人口に当てはめまして積算をいたしたところでございます。

 なお、その上に親戚、あるいは近隣等々の援助、そういったものを勘案いたしまして、五千食という設定をさしていただきましたけれども、提案説明の中で市長が申し上げましたように、この備蓄食品につきましては、今後についても検討をしてまいりたいと、このように考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 二点目の防災計画作成がおくれとるんではなかろうかなと、こういう御質問でございました。これにつきましては、前段申し上げておりますとおり、国の中央防災会議におきましては、新防災基本計画が去る七月十八日に決定いたしました。さらには、徳島県の地域防災計画が今策定中でございまして、今年度末までに作成される予定となっております。そういったことで、国、県、市と統一的な計画を作成しなければならないという認識のもとに、基本計画、さらには県の方の御指導も得ながら暫定的に震災対策編を作製いたしました。今後、徳島県地域防災計画が策定されましたそれらを踏まえて、さらには防災アセスを踏まえながら、鳴門市の地域防災計画を見直してまいりたいと、このように考えております。

 三間目といたしまして、避難所の見直しでございますけれども、これも山本議員の御質問にもお答え申し上げましたように、従来の防災計画の避難所は風水害の一時避難場所として、市内小・中・高等学校、公共施設、百八十三カ所を指定してまいりましたが、今回の見直しにより震災に対応する避難所として、鉄骨以上の建築物に限定し、市内六十九カ所を指定いたしました。また、震災時の一時避難場所といたしまして、市内小・中・高等学校グラウンド及び公園の三十二カ所を指定さしていただきました。

 次に、四点目の市全体の防災訓練を全市的になぜやらないのかというような御趣旨でなかったかと思います。これにつきましては、鳴門市地域防災計画では、防災計画が十分活用され、的確に遂行できるよう関係機関と協力して、地上訓練、動員配置訓練、通信情報伝達訓練、避難訓練、救急救助訓練、総合防災訓練を実は鳴門市の地域防災計画の中で実施することとなっております。ただ、訓練を実施する場合、訓練場所等により実施しにくい面がありますので、区域外訓練、いわゆる訓練場所と以外に御協力、御参加を得て全市的な総合防災訓練を今後とも推進してまいりたいと、このように考えております。

 なお、参考までに、鳴門市総合防災訓練につきましては、九月一日、参加者、会場内五百八十二人、会場外一万一千四百八十人、計一万二千六十二人の参加を得ました。また、通信訓練につきましては、九月一日、全県下的に実施をいたしました。

 救急救助訓練につきましては、九月九日の救急の日に競艇場において、参加者百六名をもって救急訓練を行いました。

 火災消火訓練につきましては、年二回、消防本部と消防団合同の訓練を毎年実施いたしておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。

     〔教育次長 元木義時君登壇〕



◎教育次長(元木義時君) それでは、私の方から明神小学校運動場の拡張につきまして御答弁を申し上げたいと思います。

 明神小学校運動場の拡張につきましては、これまでも申し上げましたように、運動場の隣にあります市営住宅明神団地の敷地を拡張の予定地といたしており、現在建設部管理課並びに入居者等関係皆様方の御理解と御協力をいただき、鋭意入居者の転居、明け渡しを進めていただいております。現在拡張予定地には、二世帯の入居者を残すのみとなっているところでございます。

 議員さんの御質問では、移転完了についての時期の見通し、それから着手はいつごろとなるのかというような御質問でございましたが、今のところ着手等につきましてはっきり申し上げる段でございませんけれども、残る二世帯につきましても、転居についておおむね御理解をいただいているところでございますので、今後とも関係皆さん方の御協力をいただき、一日も早く予定地内の転居、明け渡しが完了し、念願の用地拡張が実現できますよう、関係部と連携を密にしてなお一層の努力をしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしく御理解のほどを賜りたいと思います。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、福祉行政について

二、教育行政について

三、環境行政について

             十一番 池田正恵君

     〔十一番 池田正恵君登壇〕



◆十一番(池田正恵君) 十一番池田正恵でございます。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問をさせていただきます。

 議員活動をさしていただくようになりましてから五カ月になろうとしております。この間地域の皆様よりごみ問題に関することとか、教育、福祉に関すること、また道路の問題に関すること等々の市民相談を受けました。その都度その都度諸先輩議員の皆様方に懇切丁寧に教えていただきながら、一つ一つ取り組んでまいりました。現場の声を市政に届けるパイプ役として、また市民の皆様の代弁者として、今回はその市民相談をもとにして質問をさしていただきます。まだまだ勉強不足でございますので、広い視野、大きな展望に立っての質問ができませんので、身近なところの問題を中心に、福祉、教育、環境についての質問をさせていただきます。

 まず、高齢者の福祉についてでございますが、総務庁が発表いたしました統計調査によりますと、敬老の日の十五日現在で六十五歳以上の高齢者の推計人口は一千八百二十一万人、過去最高となり、総人口の一四・五%の割合を占めているとの発表がされておりました。

 鳴門市におきましても、四月一日現在で六十五歳以上のお年寄りは一万一千七百二十三人、全人口の一七・九%を占め、全国平均を上回っております。お年寄りの方々に安心して楽しく生活をしていただくためにも、さらなる福祉の充実を目指し、取り組んでいかなければならないのではないでしょうか。

 私は、お年寄りの方々とよく話をします。話の中で、一番多く尋ねられること、それは温泉のことです。「鳴門にふろはいつできるんで。早ようできたらええのにな」と、よく言われます。広報「なると」の六月号に、市長の市政方針が掲載されておりました。「高齢者に生きがいとくつろぎを」との中で、「くつろぎの温泉建設、郷上のために長年働いてこられたのですから、くつろぎの一時を過ごせるようなクアハウス、多目的温泉保養施設のようなものの建設を考えてみたいと思います」と紹介されておりました。ところが、「温泉保養施設のようなものの建設を考えてみたいと思います」と言われておりますのに、皆さん方は「温泉を建設します」と受けとめておられます。それと同時に、また大変楽しみにもしておられます。この件に関しまして、今現在どのようなところまで計画が進んでいるのか、また完成予定はいつごろを目標にしているのか、決まっておりましたら教えていただきたいと思います。

 次に、老人福祉センターのことについて質問さしていただきます。

 老人福祉センターには、ぶら下がり健康機、ベルトマッサージ、ヘルストロンの健康器具をはじめ、囲碁や将棋の道具があり、お年寄りの方々の憩いの場となっているようでございます。センターで囲碁や将棋を指すことを日課にしているおじいさん、あるいはまたあの人、この人と顔を合わせ話をしていくうちに、大勢の人と友達になれたと喜んでいるおばあさん、疲れたときや話し合いの合間に健康器具を使用し、心と体をリフレツシュさせているお年寄りの方々、本当に老人福祉センターは高齢者の方々にとって憩いの場であり、社交の場であり、またくつろぎの場となっているようでございます。しかし、中には「囲碁や将棋のほかにも、玉突きとか卓球台とかカラオケなんかがあつたらもっともっと楽しいし、センターに来るお年寄りもふえるのに」との意見を持っている人も多々ございます。特にカラオケは毎月一回愛好会のメンバーが集い、楽しい一時を過ごしているようでございます。少ないときでも三十人から四十人、多いときには七十数名以上のメンバーがそろうようでございます。ところが老人福祉センターにはカラオケがないそうです。その都度その都度中心者の人が自分の家のカラオケを自転車の荷台に積んで遠いところから運んできているという実情でございます。本当にこう雨の日なんかは大変じゃないかなと思います。新しく温泉保養施設が完成の折には、いろいろな設備も、当然整っていると思いますが、それを待つにはまだ年月がかかります。今たちまち七十数名の愛好家がいます。カラオケは今の時代のものですし、お年寄りの方々の大きな楽しみの一つでもあります。何とか市の方で福祉センターの方にカラオケの設備がしてあげられないものかと思いますので、御意見をお聞かせいただきたいと思います。

 次、二点目の教育行政について質問さしていただきます。

 いじめの問題につきましては、先ほど平岡議員の方から実態とかるる質問がございまして、それに教育長の方から御返答がございました。私の知りたい内容の御返答も出ておりましたので、重複する分に関しましては省略さしていただきます。その中で一点ですが、いじめのホットラインのことについてお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 電話相談室の件につきましてですが、だれにも相談できない生徒について、電話相談として教育委員会に設置しております、またいじめホットラインカード、小・中学生の児童・生徒全員に配布しておりますと、このような前回の定例議会でございましたが、このようなカードを提示していただきまして、教育長の方から答弁をしていただきました。

 ところが、私もこれもらいまして見てみましたら、市でなくして県が中心になっていじめホットラインを行っているようでございますが、この件に関しまして、県の方でホットラインを受け付けた場合に、鳴門市からどれぐらいの利用件数があるのか、あるいはまた県でなくして鳴門市でも独特の相談室が必要でないかと思いますので、この件に関しまして御答弁、お願いいたします。

 次に、第九のことについてでございます。

 私がここで言うまでもありませんが、鳴門は第九初演の地でございまして、毎年全国の友を迎え、大イベントが行われております。特に第九は、市民の歌としても本当に若い人からお年寄りの方々に至るまで、多くの人々が歌えるということは大変すばらしいことと思います。現在第九の会員は千二百名いらっしゃるそうですが、鳴門市在住のメンバーは、そのうちの七〇%だそうです。このたびの議会の冒頭で、市長の議案説明がありましたが、その中で第九に関してのお話がありました。「第九はブラスバンド編成においてもその演奏を可能とし、小・中学生をはじめ、だれもが親しみ、気軽に歌うことのできる第九にするため」云々とのことでございます。特に小・中学校の時代から第九になれ親しむということは、大変すばらしいことと思いますし、鳴門ならではのことではないでしょうか。それだけに学校生活の中で、例えば特別活動の時間を利用し、ふるさと学習の中で第九を歌いながら、その歴史を学び、さらには平和教育を行っていく、このようにしていけば一石二鳥でないでしょうか。この件に関しまして、第九を学校の中に取り入れていくということに関しまして御答弁をお聞かせいただきたいと思います。

 次、三点目の環境行政の中のフロンガスの回収について質問さしていただきます。

 フロンは、地球のオゾン層を破壊するということで大きな環境問題になっております。フロンガスは現在世界的にも全廃の方向に進んでおり、特に冷蔵庫やエアコンの冷房装置に使用されております。また、整髪料等の入ったスプレーの中にも一部フロンが含まれているというものもありますが、鳴門市でのフロンの回収状況について教えていただきたいと思います。

 以上三点、福祉行政について、教育行政について、環境行政についての御答弁、よろしくお願い申し上げます。答弁により再問さしていただきます。

     〔助役 長野好晴君登壇〕



◎助役(長野好晴君) 私の方から福祉行政について答弁さしていただきます。

 まず、第一点の高齢者福祉についての老人福祉センターヘのカラオケセツトの関係でございますけども、人生八十年の時代と言われる中で、高齢者の皆さんが健康で生きがいを持ち、安心して暮らせる地域社会を築くことは、緊急かつ重要な課題でございます。また、生活水準の向上や自由時間の増加等によりまして、長い高齢期を豊かで充実した生活を送るためには、高齢者自身が学び、参加し、遊ぶなどを通じて、社会参加や仲間づくりを促進することも必要であると考えております。そのようなことから、高齢者の生きがい対策の一方策といたしまして、ちぎり絵教室や大谷焼き教室など、趣味の教室として現在十一教室が老人福祉センターや老人趣味の作業室、公民館で開かれております。

 御質問の歌謡教室につきましては、一カ月に一回老人福祉センターで開催されまして、多いときには七十名程度の皆さんの参加があり、有志の方が開催の都度カラオケの道具一式を持ち込んで開催しておられるとお聞きしております。これらの趣味の教室につきましては、高齢者の生きがい対策の重要な柱といたしまして、今後とも発展的に運営していただきたいと考えておりますし、できる限り多数の皆様方に御参加いただくためにも、参加者の皆さん方にできるだけ御負担のかからないように配慮いたしたいと考えております。御指摘のございました件につきましては、できる限り早期に御要望におこたえできますよう検討いたしますので、よろしくお願いいたします。

 また、二点目の保養施設、いわゆるクアハウスの建設の関係でございますけども、高齢者が世代間交流の場として、また保養施設としての関係でございまして、どのようなのをいつごろ、またどのような規模で、またどのような場所に建設するかについて現在検討いたしておるところでございますので、いましばらく時間をいただきたいと思います。

 また、囲碁とか玉突きなども御質問いただきましたけど、あわせてその場で検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

     〔教育長 脇谷 功君登壇〕



◎教育長(脇谷功君) いじめのことについて、子供や保護者、教職員が悩みを安心して気軽に相談できる体制や環境の整備充実を図るというふうなことにつきましては、前の議会に池田議員さんから御指摘を受けたところでございます。そのときにいじめホットラインのカードの内容について御紹介を申し上げましたんですけれども、御指摘のとおり、この内容につきましては県の内容がほとんどでございました。と申しますのは、ホットラインを受け聞きする指導員の絡みの中で、そのような形でいたしたわけでございます。それ以後、私どもはこの相談窓口、その活動内容を積極的に広報活動を行う必要があると考えまして、朝問題に出ました広報「なると」で、「悩み事を一人で悩まず相談を」というふうなことで、鳴門市の電話を広報したところでございます。

 なお、この広報についての電話は何件かというふうなことでございますが、六件でございます。相談活動につきましては、来所とかいろいろな内容で四月から七月までに二十三回ありますが、御質問の電話のことにつきましては六件でございます。

 次に、第九演奏会のことについての御質問にお答えを申し上げます。

 平成六年度鳴門市小学校連合音楽会において、板東小学校の金管バンドが第九を見事に演奏いたしたところでございますが、難しい曲ではございますが、編曲により小学生、中学生それぞれの段階に応じた演奏ができると思うところでございます。

 なお、正規の授業に取り入れることは非常に教育教科課程の内容から時間的に無理でございますが、クラブ活動や学校行事等の中で第九を聞いたり歌ったり、さらには演奏したりすることを通し、第九に親しむ機会をふやし、広めてまいりたいと思っております。

 なお、社会教育活動の中で、ボーイスカウト、ガールスカウトはこの第九を取り入れた、歌曲を取り入れた内容で毎回使っておるようでございます。ともかく第九発祥の地として、子供たちにそのすばらしい文化を誇りにし、郷土を愛する心を育ててまいりたいと考えておるところでございます。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 池田議員の環境行政について、私の方から御答弁申し上げます。

 御質問は、フロンガスの回収についてでございますが、現在地球環境でオゾン層を破壊し、その結果人類の健康を害し、かつ動植物に著しい影響を与えるフロン対策は緊急を要する重要な問題として議員御指摘のとおりでございます。このフロンは、冷蔵庫、エアコン、スプレー缶などに広く使われておるのが現状でございます。

 本市におきましては、環境保護の立場から、昨年十二月衛生センターにフロンガス回収装置を購入いたしまして、八月末現在で八十三台の使用済み冷蔵庫からフロンを回収いたしておるところでございます。しかし、スプレー缶からの回収は、現在本市の所持しております回収装置では不可能でございまして、今後これらのスプレー缶のフロンの対策につきましては、研究検討してまいりたいと存じますので、よろしく御理解のほど賜りたいと思います。

     〔十一番 池田正恵君登壇〕



◆十一番(池田正恵君) ただいま御答弁いただきましたので、再問に入らしていただきたいと思います。

 高齢者の福祉につきましては、本当に前向きな、もうお年寄りの方々が聞いたらどんなに喜ぶだろうかと、笑顔が浮かんでくるような御答弁をいただきましたので、本当にこう一日も早く実現していただけますようにお願いして、この問題は終わらせていただきます。

 次に、いじめのホットラインのカードのことにつきまして、今教育長の方から回答をしていただきました。私もこのカード非常に持つのに便利なんですけれども、教育長からさきの定例議会で、このカードの御説明をいただきまして、すぐにこう知り合いの方にこのようなカードがあるかないか、ずっと聞いてまいりました。中にはすぐ出てきた方もいらっしやるんですけれども、「もうどこへつまいこんだんかいな、ほんなんがあったんかいな」というようなお方もいらっしやいます。非常にこのカードは持ち運びに便利で、持っておればいざというときには間に合うんですけれども、なかなか大切なものとしてしまい込んでしまいますと、物が小さいものでございますので、もうなかなかしまい込んだらわからないというお母さん方もいらっしゃいます。そういうんでは、もういざとなっては間に合わないと思うんです。電話がしたいなと思うときに、電話番号がすぐに目のつくところにあるということになれば、すぐ電話をかけて本当に問題が起こったときにも対処できるんでないかと思うんです。

 これは私の考えですけれども、これと同じカードと同じ内容を学校の廊下とか、あるいはまた教室の中のよく見えるところに張っておいていただいたら、子供さんが困ったときとか、何かと思うときに、その番号を見てすぐこう対処ができるんでないかなと思うんです。せっかくの相談センターの電話番号でございますので、やっぱり公によく見えるところにしていただきましたら、子供さんにとっても常にこういうことがあるっていうことを意識の中に入れていただきますと、何らかの形に、いじめ問題とか悪い非行に関することにいたしましても、ストップがかかるんでないかなと、このように私は感じております。そういうところから、学校の方でよく目につくところに、また参観日なんかでも父兄が行きましたときにでも、こうすぐにわかるっていうような感じにしておいていただけましたら、すぐに役立つんでないかと思いますので、この件に関しましても御検討をお願いしたいと思います。

 次に、第九のことでございますが、本当に勉強の中で、教科の中でというたら難しいということは私も重々わかっております。わかっているつもりでございます。とにかくクラブ活動とかその他のあいている時間だけでも利用していただきまして、もう本当に第九といえば鳴門、鳴門といえば第九と言われるぐらい、非常にレベルの高い音楽でございますので、本当に小学生から中学生に至るまで、これも本当に何でもが吸収しやすい時期に、もうしっかりと歌い込んで、歌い込むと同時に、その歴史を学び、またそこから平和に対する思いや、また平和に対する勉強なんかがしっかりやっていけましたら、子供さんにとりましても大きなプラスになるんではないかと思いますので、この件に関しましても今後よろしくお願い申し上げます。

 次に、フロンガスのことにつきまして、スプレー缶の処置につきましては検討中ということでございました。私ども公明の党員で昨年スプレー缶の回収をいたしまして、約百本余り集まりましたんですが、その中でフロンガス使用というのを見てみましたら、十数本ございました。これは缶だけ集めてそういう意識がなければ百本の中に十数本というのが混ざったままで、ほかのスプレー缶と一緒に焼却場に行ったと思うんですが、このフロンガスも先ほど申し上げましたとおり、非常にこうオゾン層の破壊ということで、本当にスプレー缶には少量しか入ってございませんが、それがやはりちりも積もれば山となるということわざのとおり、たくさん集まってまいりましたら、フロンの含有もふえてまいります。そういうところから、市民の皆様にもフロンは危険だということを知っていただくために、私は使用済みになった乾電池を捨てるときにはきちっとした乾電池用の袋を町内会から毎年いただいております。このように、フロンに関しても、ビニールに例えばフロンと書きまして、各家庭に配っていただきましたら、たとえ一本のスプレー缶であっても、皆さん方がそれぞれ意識をしてこのスプレー缶にはフロンが入っているかどうかというのを調べてから処分するようになると思いますので、ビニール袋を乾電池の袋と同様に各家庭に配っていただけたらと、このように思いますが、この件に関しましていかがでしょうか、御答弁をお願いします。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 池田議員さんの再問にお答え申し上げたいと思います。

 少量といいながらスプレー缶に残るフロンガスの重要性につきましては、私どもも十分認識しているところでございます。その対応につきましては、御提案がございましたように、さきに乾電池の回収袋ということでございますので、それを踏まえまして今後十分部内で検討してまいりたいと思いますので、御理解のほど賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。

     〔教育長 脇谷 功君登壇〕



◎教育長(脇谷功君) いじめホットラインの電話番号についての学校の廊下、教室への掲示というふうなことの御提案、まことに結構なことと思います。現場の各先生方にそのようなことについてのお話、相談し、前向きに取り組んでまいりたいと思います。

 なお、第九のことにつきましては、御指摘のとおりでございますので、小さいときから親しみ郷上の第九というふうなことで育てていきたいと思います。

     〔十一番 池田正恵君登壇〕



◆十一番(池田正恵君) ただいま理事者の方より懇切丁寧に、また前向きな御答弁をいただきまして大変ありがたく思っております。一日も早く実現していただけますようにお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

             五番 橋本国勝君

     〔五番 橋本国勝君登壇〕



◆五番(橋本国勝君) 議長のお許しを得ましたので、通告に従い質問をいたします。

 まずはじめに、防災対策についてお伺いをいたしますが、この件につきましては昨日も明村議員と質問が重複するということでいろいろと御指導をいただきまして、論旨を変えるということで昨晩いろいろ考えてまいっておつたんですけれども、先ほど明村議員がああいう状態になりまして大変動揺しております。質問で不備がございましたらお許しを願います。

 未曾有の震災被害をもたらしました阪神・淡路大震災から八カ月が過ぎ、報道で知る限り復旧作業は着々と進んでいるように思われます。私の住む鳴門町高島も、今回の地震で密集地で多くの被害を受け、大変な目に遭いましたが、一部壊れた家や半壊の家の修復も終え、また三十数軒に上る古い家の壊れた家の取り壊しも終え、あちこちに震災による空き地が点在し、むなしさを感じます。昔から、災難の先振れはない、あるいは災害は忘れたころにやってくる、備えあれば憂いなしなど、ことわざがあるように、我々は常日ごろから災害に対する心がけと備えを怠ってはならないと思います。我々の会派みらいでは、全員で八月二十八日に日帰りで神戸を訪れ、兵庫県庁で職員による被害の状況、また復旧の状況などの説明をお聞きしました。また、神戸に住んでおられ、今回の震災に遭われた鳴門市撫養町出身の播磨さんという方の御好意で、ワゴン車に乗せていただき、報道をされてない隅々までつぶさに案内をしてもらい、その状況を見てまいりました。

 災害の傷跡はあちこちで見受けられ、想像を絶するものが多々ありました。その中で、今でも特に心に残っていることは、狭い仮設住宅に入居者の御好意で部屋の中に入らせていただき、たった二間しかない部屋の一室に五人家族のうちの奥さんと二人の子供さんの遺影が飾られているのには思わず手を合わせ、涙を流さずにはおられませんでした。改めて震災の恐ろしさとむごさを痛烈に感じ、可能な限りの防災対策は常同ごろから行わなければならない、事故や被害が起こってからでは遅過ぎるとつくづく思いました。そして、日常生活の中でも、危険箇所や事故発生を未然に防ぐ心配りをしなければならないと感じつつ帰ってまいりました。

 今、全国の自治体で地域防災計画が見直され、国の中央防災会議では七月十八日付で新計画を作成されました。新しく作成された防災基本計画では、阪神・淡路大震災の教訓を生かし、全国の地域防災計画の見直しの指針となるようつくられたと聞いております。

 そこでお尋ねをいたしますが、震災から八カ月を経た現在、鳴門市においてことしの第一回定例市議会の震災に対する質疑や、その後に開かれたと思われます鳴門市の防災会議の議論を踏まえて、どのように地域防災計画を見直し、補正予算に組み入れたかを改めてお聞かせください。さきの質問と重複する部分があろうと思いますが、簡潔によろしくお願いをいたします。

 次に、鳴門市の環境行政について、今回は特にまちの美化について二点ばかりお伺いをいたします。

 市長は、先日の議案説明の中で、これからのまちづくりの指針として「美しいまち、人に誇れる、人に語れるまち 鳴門」を目指すと、美しいまちづくりをまず最初に上げておられます。観光のまち鳴門としては、当然のことであります。確かに、鳴門の中心街は国体開催の前後には花いっぱい運動をはじめ、行政が中心となりボランテイアの皆さんの御協力で大変美しくなった面もございました。国体後はみどりの事務所なるユニークな窓口もつくり、まちの美化対策の一環として対応されているようですが、まだまだいろいろ問題があるように思われます。そこで、まずまちの美化として目につく街路樹や公園、緑地の管理は現在どのように行われているのかをお聞きいたします。

 次に、鳴門の美観を損ねているものといいますと、空き地等に放置されております雑草の処理がありますので、この件についてお伺いをいたします。

 鳴門市には塩田の埋め立てによってつくられた宅地の空き地等に相変わらず雑草が生い茂り、火災は後を絶たず、見通しがきかないための交通事故やごみの不法投棄、また最近では蚊やハチなどの害虫の発生がひどく、ハチに刺されて亡くなった人も出ております。この雑草の処理に関しましては、小森前議員が平成六年第三回定例会において質問をされておりますが、当時の質疑応答で、市は青草の場合は指導勧告する方法がない。枯れ草の場合は、消防法で火災を未然に防ぐための防火思想の普及並びに広報活動を通じて市民に火の用心を心がけるよう積極的に呼びかけるとの回答がありましたが、草刈りに対する効果があったようには思えません。

 また、別の議員の質問に対し、鳴門市では平成五年十月八日に環境宣言をしておりますので、国の環境保全基本法にのっとり草刈り等の草の問題にも対応したい旨の発言がありましたが、現在までにどのように雑車についてPR及び指導してきたのか、お聞かせを願います。

 また、草刈り条例制定についても質疑応答があり、既に徳島市、阿南市のほか近辺の北島町、藍住町、松茂町などで条例がつくられているにもかかわらず、鳴門市がなぜできないのか、明確にお答えをお願いいたします。以上、御答弁によって再問をいたします。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 橋本議員の防災対策についてお答えいたします。

 鳴門市地域防災計画の見直しにつきましては、開会日の議案説明において御説明申し上げましたように、鳴門市地域防災計画とは別途に震災対策編を策定し、当面の対応とすることにいたしております。

 なお、鳴門市地域防災計画につきましては、このたび防災アセスメントをニカ年で実施することにいたしておりますので、その結果等を参考にし、見直しを実施いたしたいと考えております。

 また、今補正予算におきましては、撫養第一公園における震災対策用として百トンの貯水槽の設置、五千食の非常用食糧の備蓄、消防小型動カポンプつき水槽車十トンの配備、牛屋島北島線の牛屋島橋における耐震対策、県下一斉に実施することになっております防災アセスメント等について予算措置を講じたところでありますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔建設部長 宮崎義範君登壇〕



◎建設部長(宮崎義範君) 私の方から街路樹、公園、緑地等の管理についてお答えいたします。

 主要市道における街路樹につきましては、平成六年度より除草は年二回、剪定は年一回、業者に業務委託をして行っておるところでございます。

 主要なる都市公園の除草につきましては、地元各種団体との契約によって行っております。

 なお、樹木等の剪定につきましては、時期が十月ごろより行うのが適切でありますので、本年度につきましては業務委託にかけるべく、ただいま作業を進めておるところでございます。

 なお、各地に存在します緑地の除草につきましては適宜行っておりますので、御理解を賜りたいと思います。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 橋本議員の環境行政、草刈り条例について私の方から答弁させていただきます。御案内のとおり、空き地に雑草が放置され、清潔な生活環境が阻害されていることは議員御指摘のとおりでございます。御質問の草刈り条例でございますが、制定につきましては今までいろいろとあらゆる角度から検討いたしてまいりましたが、その対応につきましては占有者に対する指導、勧告にとどまり、強制的な罰則規定を盛り込んだ条例の制定をすることはできないところでございます。

 また、草刈り、除草のPR、指導等でございますが、広報を通じまして、また電話または個人あての依頼文書等によりましてお願いいたしておるところでございますが、まだ十分に占有者の御理解、御協力をいただけず、雑草等が放置されているのが現状でございます。今後も占有者に対しましては積極的に働きかけていきたいと考えておりますので、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。

     〔五番 橋本国勝君登壇〕



◆五番(橋本国勝君) 再問をいたします。

 防災対策については、前段の議員との質疑の部分で重複する部分があろうとは思いますが、その中の一部を改めてお伺いをいたします。

 まず、先ほど述べられました対策や補正予算の組み込みは、鳴門市防災会議や各部署でいろいろ議論をされて決められたことと思いますが、その議論の中で、例えば備蓄食糧五千食、この件につきましては先ほどの明村議員の質問に対しお答えをいただきましたが、そのほかの食料品あるいは医療品や毛布、日用品、医薬品などの備蓄はどうあるべきか。あるいはまた、震災対策用の貯水、百トンのものを第一公園に設置するということでありますが、この件に関して百トンというのがどういう基準、基準と申しますか、そういう考え方で考えられたのか。あるいは、この貯水槽、鳴門市のそのほかの地域の関連、どういうものを将来どこにつくらなければならないとか、いろいろ議論があったと思うんですが、その議論の経過がお話しできるものがあればお話をいただきたい。

 それから、また市長の議案説明、阪神・淡路大震災を教訓とした地域防災計画の見直しで先般、震災対策編を策定したというお話をいただきましたが、その内容の中で特に鳴門市の防災組織というものがあると思うのですが、その組織がどういうものになっておるのか、災害、地震、台風、火災、いろんな災害があると思うんですが、それが発生した場合に、どういう手順でその組織が動くのか、お聞かせを願います。

 例えば、一昨日の台風のときなども、警報が出ておるんですけれども、私などああいう島ですので、いろんな地域の情勢を把握するのに、一体どういうような動きをすればよいのか、どこへ聞きに行けばいいのかというようなものが、市の方の組織と地域と一体になったものが何かあるのかということで、そのあたり今までの鳴門市の防災組織の動き方というものをお教え願いたい。

 それから、三点目といたしまして、公共施設の安全性というものについて現在どのように把握しておるのかをお聞かせ願います。

 特に、鳴門市の中枢機能を有する市役所庁舎、これにつきましても先ほど明村議員の方から施設の面でいろいろ御質問がありましたようですが、私はこれの安全性についてどのように把握しておるのか。

 また、多くの人が集まり、鳴門市の大きな収入源でもあります競艇場、施設に問題が取りざたされております、この件につきまして。

 それから、もう一つ学校、これについては本日の新聞 報道で県議会でも取り上げられておりましたが、学校においては文部省がことし六月に全国の教育委員会に指示があった新耐震基準以前の校舎について耐震診断を行い、さらに古い七十一年の旧基準の校舎は速やかに補強工事をするということに対する、その対応はどのようになっておるのか。

 一つの例を挙げますと、鳴門中学校などは耐震診断を行い、補強工事の必要があるのではないでしょうか。鳴門中学校のPTAの方にお聞きしたんですが、窓ガラスなどはまだまだ非常に大きなものを使い、少し大きな風や台風でガラスが割れることがよくあると、子供が下におればと思うと、ぞっとするというようなお話を聞いております。そういうことで学校全般を含めて、その耐震診断をどのようにされるのか。

 最後に、市の決めた避難場所の見直しでありますが、この件については先ほどの明村議員の指摘にもありましたが、市内百八十三カ所の避難所の見直しをお考えということで細々とお聞きをいたしました。集会所について、私もさきの第二回の定例会で避難所として三ツ石の集会所が危ない、貧弱なということで改築をお願いしておりましたが、今回の見直しで地震に対して集会所がどうあるべきかということも含め検討されておるようですが、集会所のようなものは人が集まるところですから、この機会に改めて何らかの改築を要望しておきます。

 また、避難場所としまして海に面した地域、あるいは山に面した地域と、地域地域によって、また地震あるいは台風、いろんな災害の種類によって事情が違ってまいりますので、その点を考慮して広く国や県、あるいは一般の企業などの施設も含めて見直しを考えていただきたいと思います。

 安全性とは少し異なるのですが、広報「なると」で市内の避難場所が書かれてありまして、この中で災害からの避難は早目にということで避難場所をこういうふうに書いてあるんですが、先ほどの組織とも関連するんですが、先日も台風のときに、老人の方が避難所に避難をするのはどうしたらいいかというようなお話がありまして、ここを見てみましたら公民館と書いてあるんですけれども、災害からの避難は早目にということで、早目にといいましても、公民館がいつでもすつと入れるわけではございませんので、そのあたりの広報というか、地域と密着した、こういうパンフレットにはそういう細かいことまで書かれておりませんが、そういうものも考えた避難場所というのを考えていただきたい。

 以上、防災に、ついてお伺いをしておきます。

 次に、街路樹、公園、緑地の管理についてお聞かせをいただきました。除草は年二回、剪定は年一回、業者に業務委託を行っているというお答えをいただき、ここ数年、我々鳴門町いろいろと何回もお願いをしておりましたが、なかなかやってもらえない面もありまして、今回こういうふうに決められて管理をされているのを聞き、安堵いたしました。ただ、こういう業務はその内容に応じてはっきりとしたきまりがございませんので、草刈りの時期や、いつまでに、どのくらい期間を置いて、どの程度の草刈りや剪定を行うのか、あるいは木が枯れた場合の処置をどうするのかなど、ケース・バイ・ケースで細々した作業内容が業者に全く任されっ放しになっております。住民からすれば、どうしてあんなことをしているのかというようなこともよく聞きます。業務委託のようなものは、その現場あるいは内容を発注する担当課において再三パトロールをし、美観を損ねるようなことがあれば素早い対応が必要と思いますが、その点をお聞かせ願います。

 次に、雑草の処理でありますが、草刈り条例について、私は今回現状を知るために先日、北島町、松茂町、藍住町の三町の役場を訪れ、担当者にその実情を聞いてまいりました。ここにその三町の資料と、それから依頼文書、北島町の場合ですけれども、一回目はこういうふうにこういう文書で、それでまずだめというたらおかしいんですが、できなかったら次二回目はこういう文書で、あるいは三回目はこういう文書でというような書類、あるいは条例をいただいてまいりました。三町とも昭和五十年から五十一年、既に二十年前にこの条例がつくられて、今なお続けております。当初はいろいろと問題もあり、現在も一〇〇%とはいってないようです。三町とも勧告、指導に対して罰則規定がなくとも効果が上がっておると聞いてまいりました。確かに、職員の皆さんの御苦労はあるようですが、こういう問題は一〇〇%うまくいくものではありません。しかし、所有者に対する勧告、指導、また地区住民の要請による心理的な効果、草を刈らなければ迷惑がかかっているというような効果は十分にあり、刈らない人には再三条例によって要請をすれば、その熱意は所有者に通ずると思います。

 鳴門西地区では、昨年地域の安全を守る会などが中心となり、鳴門町土地区画整理組合の協力によりまして、七百通余りの草刈り依頼状を所有者に出しました。一回だけの依頼状でしたが、その効果はあり、ことしあたりも大分草を刈ってくれる方があるように思われました。このような依頼を継続的に行えば、それなりの効果はあると思います。しかし、この案内状を出す作業は所有者の移動があったり、また市外や遠隔地の方がありまして、費用も一町内の自治会あたりでできるようなものではありません。平成八年には土地区画整理組合も事業を終わりますので、その依頼もできません。条例をつくれば、その条例の中で市当局にその依頼業務をやってもらえるんですが、先ほどの御説明で、もし条例が難しいのであれば、せめてその依頼業務を市でやっていただけないでしょうか、お伺いをいたします。

 以上、御答弁によって再問をいたします。

     〔消防長 辻 潤一君登壇〕



◎消防長(辻潤一君) 再問にお答えいたします。

 まず、お断りを申し上げて、非常に多くの御質問をいただきましたので、どうぞ欠落しておる分がございましたら御指摘をお願い申し上げたい、このように思います。

 まず最初に、百トンの貯水槽の基準というようなお話でございます。これにつきましては、もう既に議員各位も御承知のように、兵庫県南部地震からいいまして、飲料水の最低必要量は一人一日三リットルと言われております。そういったことで、鳴門市におきましてはこの二百トンの貯水槽の設置におきまして、六万五千の一日分は確保できることに相なるわけでございます。

 それから、備蓄品、例えば非常食で五千食で、そのほかの食品はどうかということでございますが、議員からお話がございましたように、まず非常食、水、医薬品、毛布、それから日用品、救急用資機材、こういったことが必要でございます。

 まず、非常食と水につきましては申し上げておりますので省略させていただきますが、医薬品につきましては非常に管理が難しゅうございます。そういったことで、これらにつきましては県の方と協議してどうするのか、今そういつたことで話を進めておるところでございます。

 また、毛布等につきましては、御存じのように日赤の方からの応援もしていただけることになっております。そういったことも含めまして、全般的に今後も検討してまいりたいというふうに思います。

 それから、鳴門市防災計画の組織でどう動くのかというような御質問でなかったかと思います。災害を大きく分けまして、暴風、豪雨、洪水、高潮、地震、津波、その他の災害と、こういうふうに分類されるのでなかろうかなと。先般来、御答弁申し上げておりますように、鳴門市の防災計画につきましては、いわゆる風水害を中心とした防災計画でございました。それを今回、先ほど市長から御答弁申し上げましたように、防災会議におきまして震災編を策定いたしたところでございます。そういったことで、まずそういう形の中で、それじゃ災害が起きた場合にどう動くのかということで、まず論旨が地震と理解いたしまして、これも申し上げましたように初動組織体制といたしましては災害対策警戒本部、これを設置することにいたしております。これはあくまでも対策本部の設置前の組織でございまして、本部長には助役、そして副本部長には収入役を充てまして、それでいわゆる災害本部を設置いたしますと、市長が本部長ということで組織の拡充を図ったところでございます。

 その系統でございますけれども、まず市職員の本部員、これがいわゆる警戒対策本部、こういうことで三分の一、いわゆる一号配備、それから二号配備、三号配備、こういうふうな段階を追いまして、全職員の動員をかけると、こういうシステムになっております。そういったことで連絡等につきましては、先般も御答弁申し上げましたように、通信が途絶えた場合には無線で等々、先ほど御答弁いたしましたので、そういったことで周知を行う。さらには、市民の皆さん方につきましても、いわゆる消防本部、消防団等々を通じまして連絡をいたす、あるいは応急処置を行う、こういうことで防災計画が定められておりまして、それを準用いたしまして、震災編でもそういったことをうたっております。

 次に、公共施設の安全性、こういうことでございますけれども、これにつきましても先ほど市長から答弁申し上げましたように、今議会で補正予算で防災アセス、これをお願いいたしております。今の計画といたしましては、吉野川沿いを東西に分けまして、それで鳴門市につきましては東ということでございますけれども、いわゆる中央構造線、活断層でございますけれども、そういったことで鳴門市の被害状況をくまなく調査想定を行いまして、いわゆる公共施設の安全性、そういったことにつきましても、この被害想定の中でできる限り把握をしたいというようなことで、今後この問題の安全性につきましても公共施設あるいは避難等々の場所につきましても、そういった形の中で対応してまいりたいと、こんなふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。

     〔建設部長 宮崎義範君登壇〕



◎建設部長(宮崎義範君) 再問にお答えいたします。

 先ほど御指摘の業者に任せっ放しというような御指摘がございましたけれども、これは除草、剪定を同時に同一業者に請け負わせたために、議員さんの思うとるような進行がなされなかったという意味と受けとめております。そういうことで、今後は剪定と除草をできるだけ分けまして、施行がスムーズに進められるように検討してまいりたいと考えております。

 なお、枯木等の植えかえにつきましては、現地調査を行いまして、これも植えかえの時期がございますので、適切な時期に対処したいと考えております。

 以上でございます。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 橋本議員の再問にお答えいたしたいと思います。

 再問の趣旨は、空き地等の雑草等の依頼があれば、今後も引き続き土地の占有者にはがき等の通知をしていただけるんかと、そういうことでございます。そう受けとめまして、今日まで空き地の雑草除去の依頼を占有者にいたしましたところ、御理解をいただいた方々には雑草除去をしていただいておりますので、今後も引き続き市民の皆様方からの申し出がございましたら、はがき等を通じまして占有者の除草等の処理を引き続き依頼してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げたいと思います。

     〔教育次長 元木義時君登壇〕



◎教育次長(元木義時君) 橋本議員さんの御質問の中で、防災対策の中で教育施設についての御質問がございました。お話のとおりでございまして、老朽校舎の改造につきましては、教育委員会といたしまして計画的に改造を進めているところでございますが、お話のように文部省の方より通達がございまして、大規模改造を実施する場合には国の補助金を受けることとなりますので、耐震診断が必要というふうなことになっております。御質問にもございました鳴門中学校及び鳴門西小学校につきましても、ここ数年のうちに改造、改築を予定いたしておりますので、その段には今申しましたように耐震診断を受けて、その基準にのっとつた設計というふうなことになりますので、御報告をさせていただきたいと思います。

     〔五番 橋本国勝君登壇〕



◆五番(橋本国勝君) いろいろと細かいお聞きしたい点もございますが、これは委員会の方でさせていただくといたしまして、最後の締めくくりをさせていただきます。

 ただ、その前に一点だけ鳴門市の防災組織についてのお考えでお聞きいたします。

 今回の阪神・淡路大震災では、皆さんも御存じのように隣近所が初期の初動活動に非常に大きな役割を果たしました。地域住民の連帯意識に基づく地域自主防災組織を今考えねばなりません。この鳴門市の防災会議のこのパンフレットの中にも、「わが町をわが手で守る自主防災組織づくり」ということで、「町ぐるみで協力し合って防災活動に当たれば効果的な防災活動が可能になるはずです。わが町、わが手で守るという、この自主防災組織に参加しましょう」というようなことまで書いてあります。こういう組織があるわけです。この組織は平成六年四月一日現在で全国の総世帯数に対する組織されている地域世帯数の割合は四三%と言われ、本県では一七・一%と言われております。今、全国でその組織化が進められているとのことです。鳴門市でも、本年地区自治振興組織がつくられたのを機会に、行政と地区が一体となったきめの細かい防災組織をつくる必要があると思うのです。この点についてだけひとつお聞かせを願います。

 いずれにいたしましても、さきに申しましたように災難に前ぶれはありません。いつ、どのような形で、どのような災難が起こるか予測ができません。また、対策を講じるにいたしましても、予算に限りがあり、非常に難しいことと思います。しかし、今しなければならない最低必要なことは、無理をしてでも対応しなければ被害を大きくし、また被害者を出して悲しむようなことになり、後々悔いを残すことになると思うのです。見直しに際しては、他の自治体を参考にするのも結構ですが、鳴門市の独自性を織り込み、鳴門らしい防災組織の確立や訓練、防災の教育やPRをし、常日ごろからできるだけ多くの住民に周知できるような体制をとり、風水害や地震などの災害に対し臨機応変に動けるような防災体制を考えるよう強く要望いたします。

 また、環境の美化についても、せっかくみどりの事務所ができ、年二回市道の街路樹や公園、緑地の管理を行ってくれますのに、その周りの空き地に雑草が生い茂っていたのでは、その事業が生きてきません。鳴門西地区では、社会福祉協議会において草刈り機を二台購入して、支所で貸し出しを行っております。できるだけ多くの所有者に自主的に草を刈っていただこうという形で、年々その利用度は高まっております。美しいまちづくりは、やはり行政と住民が一体となってこそできるのではないでしょうか。ごみの不法投葉や空き缶のポイ捨てなど、住民自身のモラルの問題もあろうと思いますが、まずできることから気長に始め、モラルの向上にお互いに努力しなければならないと思います。

 もちろん、行政においては管理に費用をかけて行うのですから、いかに効果的に、継続的に鳴門市の美観を保つか研究、工夫してもらわなければならないと思います。管理という業務は非常に多岐にわたり難しいと思いますが、今後とも継続して今以上にまちが美しくなるよう努力していただくよう要望して、私の質問を終わります。

     〔消防長 辻 潤一君登壇〕



◎消防長(辻潤一君) 最後の御質問の中で自治会組織の活用について、こういうお尋ねでございました。議員御指摘のように、今回の兵庫県南部地震では自治会組識の果たした役割は非常に大きいものと認識いたしております。具体的には、バケツリレーによる初期消火で延焼を食いとめた例、また救出活動であるとか、いろいろな面で組織が活動されたことは御承知のとおりでございます。今般の国が策定いたしました新防災基本計画の特徴といたしまして、国民の皆さん方に二ないし三日分の食糧や飲料水の備蓄等もうたわれております。こういったこととあわせまして、各地区の自治会と協力して防災意識の高揚と初期消火の活動を今後とも推進してまいりたいと。鳴門市におきましては、幼・少年・婦人防火クラブ、さらには幼年消防クラブ、少年消防クラブ、こういう組織が組織されておりますけれども、こういったことについても拡充していく方向で今後進めてまいりたいというので御理解をいただきたいと思います。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、徳島空港整備計画とその影響等について

             十七番 藤田茂男君

     〔十七番 藤田茂男君登壇〕



◆十七番(藤田茂男君) 議長の質問のお許しをいただきましたので、質問を進めてまいりたいと思います。

 まず最初に、午前中同僚議員の明村議員の突然の事故で動揺と心配もしておりますけれども、私たち同会派の 明村議員が元気にこの場に帰ってきて、私どもに御指導していただくことを心からお祈りいたしまして、私の質問を進めてまいりたいと思います。

 通告の徳島空港整備計画とその影響についてであります。

 この徳島空港整備計画は、来年度からの国の第七次空港整備五カ年計画の組み入れで、県が滑走路延長に伴う空港周辺整備計画、延長を伴う海面を二百五十ヘクタール埋め立てようとする土地利用計画案をせんだって新聞紙上等で明らかにしたものであります。この計画案には、本市里浦漁協漁業圏も含まれております。計画案を明らかにしたにもかかわらず、関係漁協に何の相談もないのが現実であります。滑走路延長に対しては、調査をしたいから調査をさせてほしいという連絡はありました。しかし、この二百五十ヘクタール埋め立てに関しては一言の連絡も関係漁協にないというのは、もってのほかでございます。ここでお聞きしたいのは、鳴門市にはどのような連絡があったのかということを関係部長にお聞きしたいと思います。

 もしこの計画が実現すれば、徳島市の沖州流通港湾、マリンピア沖洲の埋立面積約百九十ヘクタールですか、それを上回り、県下最大の埋立規模になるわけであります。漁業に与える影響ははかり知れないものがあります。本市、鳴門市では主力は沿岸漁業で、内海性の浅海漁場を持つ播磨灘、また内海性と外洋性をあわせ持つ紀伊水道海域で、多様な漁法で多種の海産物が水揚げされています。また、両海域とも海面養殖業が盛んで、播磨灘ではワカメ養殖、ノリ養殖、そしてハマチ養殖、紀伊水道ではワカメ養殖、コンブ養殖等が盛んに行われております。そこで、この通告にあるように漁業に与える影響についてお聞きします。

 紀伊水道に面した徳島空港、何年だったか、ちょっとど忘れしましたけれども、以前海面に滑走路が延長されました。その滑走路をまだ五百メートル延長する。この空港の北側では、里浦漁協組合員のワカメ養殖の枠、枠といったら養殖をする棚のことなんですけれども、百数軒の家が二百五十余りのワカメの棚を北側で養殖しております。この空港滑走路五百メートルが延長されますと、旧吉野川から流れ出る真水が南の方に、空港側の方へ流れるのでなしに上手、北側の方に、引き潮の場合でも流れるわけです。この真水というのが、ワカメ養殖にとりましてはワカメの成長をとめるだけでなしに、良質のワカメを水揚げすることができません。ワカメにとっては、この真水が天敵であります。里浦漁協組合員九割がワカメ養殖で生計を立て、もしこの計画が実現するようなことがあれば、漁民にとりましても死活問題といっても決して過言ではありません。このことについて本市関係部はどのようなお考えをしているのか、お聞きしたいと思います。

 答弁によりまして、再問したいと思います。

 次に、二点目の流域下水道計画とその関連についてであります。

 私も当初、議員として皆様のお仲間に入れていただくときに、鳴門市には流域下水道がないということをお聞きして、こういった議員に上がってきたときに下水道計画の委員会があるということを聞いて、ああ本当にすばらしい、流域下水道計画を一日も早く実現してもらわなくてはいけない、そのように思いました。しかし、この空港整備計画案の中に流域下水道終末処理場の用地が含まれております。当初、新聞紙上では北側の月見ケ丘海水浴場あたりにこの終末処理場が計画されているという、これは単なるうわさだったのかもしれませんけれども、うわさを耳にしたことがあります。また、これも大変なことだなと私も思いました。現在の計画案では、空港の南側ということで計画案が進んでいるようでございますが、現在の進捗状況はどのようになっているのか、お聞きしたいと思います。

 御答弁によりまして、再問したいと思います。

     〔企画開発部長 播磨啓示君登壇〕



◎企画開発部長(播磨啓示君) 藤田議員の空港の整備計画について、鳴門市にどのように連絡があったのかという点につきまして御答弁を申し上げたいと思います。

 徳島空港周辺整備計画につきましては、単に空港の拡張のみでなく、地域振興をもあわせ検討するということで、平成六年度より徳島空港周辺整備基本構想調査委員会がスタートし、基本構想について検討され、平成七年度からは徳島空港周辺整備基本計画調査委員会に衣がえをし、現在基本計画策定のため検討が続けられております。

 去る八月三十日には、計画の原案として土地利用計画案が発表され、これをもとにして今後委員会における審議や、下部組織である海浜創造技術委員会での検討結果などを踏まえ、基本計画が策定されます。鳴門市も当委員会に参加しておりまして、本市にかかわる問題につきましては、従来から意見を申し述べてまいりましたが、今後も引き続き申し述べてまいりたいと思っております。

 なお、海浜創造技術委員会においては潮流調査並びに生物、生態系等の調査研究を進めていくとのことでありますので、御理解をいただきたいと思います。

     〔経済部長 播磨繁夫君登壇〕



◎経済部長(播磨繁夫君) それでは、私の方から漁業に与える影響についてお答えいたします。

 徳島空港拡張に伴う漁業に与える影響につきましては、県も現在調査をいたしております。里浦漁協は、ワカメ養殖を主として漁業を営んでおります。今の漁場が狭く、限られた漁場を有効利用し、高品質のワカメ養殖をしているのが現状でございます。

 また、空港拡張による潮流などにより、ワカメ養殖にも与える影響が考えられますので、市としても漁協並びに関係機関と協議しながら、今後あわせてまた区画漁業権についても県に要望してまいりたいと考えております。よろしく御理解のほどお願いしたいと思います。

 以上です。

     〔建設部長 宮崎義範君登壇〕



◎建設部長(宮崎義範君) 流域下水道計画との関連についてお答えいたします。

 御質問のように、流域下水道終末処理場の用地は、原案では滑走路南側に予定されておりますが、決定されたものではなく、今後もさらに委員会における全体計画の中で、他の計画ともどもさらに検討されることになっております。

 なお、進捗状況でございますが、位置決定がなされますと都市計画決定をされますね、位置の。公有水面の埋立申請、それが終わりますと基本計画の決定、それから整備計画、工事の施行という手順でまいりますので進捗率と言われましても。基本になる終末処理場の位置が今まだ決定されておらない状態でございますので、進捗率はゼロと考えられます。

 以上でございます。

     〔十七番 藤田茂男君登壇〕



◆十七番(藤田茂男君) 各関係部長から御答弁をいただきまして、再問をしたいと思います。

 まず、流域下水道の問題でございますが、まだ流域下水道終末処理場の用地が確定していないので、進捗状況と言われてもゼロということでございます。私も現在、担当委員会でおりますので、この流域下水道の問題に関してはこれからいろいろと議論を重ねてまいりたいと思いますので、了としておきたいと思います。

 そして、先ほど経済部長から御答弁がありましたが、関係漁協と県と相談しながら、この漁業影響について進めてまいりたいということでございますが、部長の答弁を聞いておりますと、この空港拡張問題と周辺整備計画には賛成というまでも言ってなかったんですけれども、何か関係漁協に同意を求めたいというふうにとれましたけれども、先ほど私も言ったように、本当にこのように空港が海側につくられますと、部長もおっしゃったように海流が変わり、また旧吉野川からの真水が下手に流れず、上手に流れる。素人が考えれば、播磨灘から紀伊水道にかけて太平洋になだれ込む、あの激流の引き潮がどうして上の方へ向いて流れるのか、そういったふうに思われますけれども、旧吉野川から流れ出る真水は、空港が突き出たばかりか、下手の方へは少なく、上手の方等里浦漁協のワカメ養殖の区画漁業権の方にたくさんの真水が流れ込むわけであります。

 せんだって松茂町の工業団地にある企業が進出してきたときに、水を流すということで里浦漁協組合の方に相談とお願いに来たときであります。そのときおっしゃったのが、先ほど私が説明したことであります。真水はすぐに海に出たら攪乱されて溶けてしまう、そういった間違った認識をしていたわけです。それならば、引き潮のときに船に乗せて現状を見せてやる。そういったことで、その人たちを船に乗せて旧吉野川の真水の流れ方を見せたときに、認識が間違っていた、確かに真水が引き潮の場合でも北の方へ向いて流れている、そういった認識をして御理解をいただいた経緯があります。この問題に関しては、鳴門市が直接施行する問題でございませんので、余り強くは言いませんけれども、この空港周辺で生活している漁民の立場に立って、本市、鳴門市の関係部長も県の方にいろいろと働きかけてほしいと思います。

 そして、せんだってこの周辺整備計画が新聞紙上で発表されたときに、県民二百人を対象に、四国放送ですか、聞き取り調査をした結果、この埋め立てを知っていると答えた人が百十九人、知らないと答えた人が八十一人、その二百人に砂浜をどうしたらよいかという調査を、ちょうど私テレビを見ていて目についたので控えておりました。この二百人は、砂浜を自然のまま残してほしいというのが百四十七人、埋め立てても開発を進めてもいいのではないかというのが四十四人、どちらとも言えない七人、約七割の人が砂浜を自然のまま残してほしいとのことであります。皆さんも御存じのように、鳴門市里浦の大手海岸四キロ、これは非常にすばらしい、昔は大手の砂丘といってすばらしい砂丘があったと聞かされております。その砂浜は、本当に朝日に当たると金色に輝く砂浜と言っても過言ではないぐらいきれいな砂浜でした。また、月見ケ丘も遠浅で海水浴場もあり、その砂浜は同じく金色に輝く砂浜でございます。こういった自然の砂浜を、単にこのような開発によつて埋め立ててしまってもよいのか。この計画では、埋め立てた後、人口海浜がたった十三ヘクタール、四キロにも及ぶ砂浜を埋め立てて、残すのがたった十三ヘクタールの人工海浜、砂浜を残す、こういった、先ほど言いました委員会の中にも、この砂浜を残す、残さないの問題でいろいろ意見が交わされているようでございますが、本当に自然観察公園緑地は人工の自然を観察するものであって、子供たちに間違った自然環境を与える人工海浜、また海の浄化を助ける小動物の配慮が本当になされていない計画だと私は思います。今後、まだまだこの問題は策定段階であって、実現とまではいかないと思いますが、これから私も議員としてこういった問題に対して前向きに、また政治生命をかけてでも、この漁民、そして砂浜を守っていくために頑張ってまいりたいと思います。そこのところを鳴門市長はじめ理事者の皆さんにもおわかりをいただき、この問題に関してもう少し勉強と研究を重ねてもらいたいと思います。強く要望をいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。



○議長(矢野善治君) 十五分間小休いたします。

     午後 二時五十二分 休憩

     午後 三時  八分 開議



○議長(矢野善治君) 再開いたします。

 次に、

一、衛生行政について

             二十番 佐藤絹子君

     〔二十番 佐藤絹子君登壇〕



◆二十番(佐藤絹子君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い質問を行いたいと思いますが、先輩議員であります明村議員さんの突然の出来事に心を痛めておりましたが、ただいまの副議長からのお話をお聞きし、一安心いたしております。明村議員さん、頑張ってください。いっときも早い御回復を待っております。

 それでは、質問に入りたいと思います。

 昨日の代表質問、さらに私に続いてごみ問題について通告がなされておりますので、私は新しいごみ処分場と、生ごみ等の自家処理のより推進方についてお伺いいたします。

 そこで、さきの六月議会において市長の選挙公約の一つであります夢の島建設の質問に対し明確な答弁はなく、将来的長期展望から海面埋め立てがよい、早急に予定地を考えたいとの御答弁であったように思います。その後、今議会の議案説明の中で新しいごみ処分場については現在検討中である。まとまり次第、御相談申し上げ、御理解を得たいということで、今の厳しいごみ問題を考えますと、耳ざわりとしてはほっといたしますが、一体市長、どの段階を御検討中なのか、またいつごろをめどにされておられますのか、いささかそそっかしい質問とは思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、増大するごみ減量対策の一つとして運用されております生ごみ処理器等のことについてお伺いいたします。

 昭和六十二年九月議会において、私、増大するごみの歯どめ対策として一般質問いたしましたところ、研究してみるということで、翌六十三年当初予算で補助金として生ごみ処理器二百個、ドラム缶二百三十本分でスタートし、八年目の今に至っております。昨年の今どき、処理器が三千百三十個でありましたが、その後今日までの普及状況はどのように推移されておりますのか、お伺いいたします。

 また、平成の時代を迎えた近年において有効微生物、EM菌による生ごみ処理が全国的に普及し、我が鳴門市においてもモニターさんの御協力をいただき研究、検討の結果、来年度当初予算でスタートするとのことですが、一日も早く取り入れていただきたい限りであります。

 以上、御答弁によりまして再問いたしたいと思います。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 佐藤議員のただいまの御質問に対する前に、先ほど副議長より明村議員の病状を聞きまして、半分ほっとして安心しておるところでございますけれども、まだ前途多難なようでございますが、回復をお祈りいたしたいと思いますので。

 では、御質問にお答えいたしたいと思います。

 最終処分場の位置選定に当たりましては、長期的展望に立った海面埋め立てがよいと考えておりますが、最終処分場の選定に当たっては地理的条件、財政的問題、技術的問題等を加え、廃棄物の処理及び清掃に関する法律をはじめ、公有水面埋立法等の関係法令の遵守のため十分事前の検討及び関係機関等との調整など多くの作業が必要であります。現在、その事務的作業を進めている過程でありますので、いましばらく時間を必要といたしますので、よろしく御理解いただきたいと思います。

 なお、位置選定に当たりましては、議会をはじめ広く市民の皆様方の御理解、御協力をいただかなければなりません。なお一層の皆様の御理解のほどをお願いしたいと存じます。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 佐藤議員の衛生行政について、生ごみの減量化対策について私の方から御答弁させていただきます。

 本市におきましては、ごみ問題解決のため、ごみ処理改善計画に基づきましてごみの減量を図っているところでございます。既にマスコミ等で御案内のとおり、産業活動から出る産業廃棄物や、日常家庭生活の中から出る一般廃棄物は急速に増大を続け、また質的にも以前に比べ多種多様化してまいっております。その一方で、廃棄物処理施設の確保が全国的に困難となっております。このように近年、ごみ処理を取り巻く状況は極めて深刻なものとなっております。そのため、本市におきましては昭和六十三年度より生ごみ処理容器及びドラム缶焼却器の利用を市民の皆様方にお呼びかけし、七年間で生ごみ処理容器三千三百三十個、ドラム缶焼却器七千八百二十二個を御利用いただき、ごみの減量に御協力をいただいているところでございます。そしてまた、EM菌を活用いたしました生ごみの堆肥化でございますが、生ごみを発酵分解させて有機質堆肥にし、自然農法に活用し、生ごみのリサイクルを図ろうとするものでございますが、市におきましては衛生センターにおきまして本年一月より六カ月間、EM菌活用モニターを五十名の方にお願いをいたしましたが、そのうち三十八名の方より御報告を受け、うち三十三名の方がこの制度を評価して利用する意思を持った内容でございました。今後、生ごみの減量のためEM菌の活用普及と、そのモデル地区の選定等につきまして部内でなお十分検討いたしまして、今後他市の助成制度等を参考にいたします中で、生ごみ減量の一環といたしまして市民の御理解、御協力を得て今後取り入れてまいりたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

     〔二十番 佐藤絹子君登壇〕



◆二十番(佐藤絹子君) 検討されておる、御相談申し上げるということを明らかに議案説明の中で申し述べられておりましたのでお聞きしましたところ、もうちょっと待ってくれということなので、待つより仕方ありませんが、それではその手続上の作業のもととなる明確な候補地は市長、持っておられますのかどうか、再度お聞きしたいと思います。

 ただいま衛生部長の方から生ごみ処理器において現在三千三百三十個、予算の関係だと思われますが、スタート時と同じ年二百個増しの推移であります。一世帯に一個と限っておりませんので、世帯数にすればもっと下がります。また、このコンポストを使わずして、独自の方法でもって自家処理に取り組んでおられる家庭の多いことも承知いたしておりますが、まだまだ取り組める、お願いできる御家庭なりがたくさんあるように私は思っております。どうしてもできない地域、御家庭は別として、実態の把握等を検討されてはどうですか。ごみ減量化の成果に向けては価値あることだと思います。その気になれば手だてはあります。また、やがてEM菌による処理もスタートされますが、これらの成果を上げるには市民の多くの方々に御理解の上、御協力をいただかなくては意味がありません。市民みずからの積極性に尽きることもあろうかと思いますが、それ以上に取り組みの姿勢とPRも言うまでもなく大切であります。それには私たち議員はもとより、身近な立場の者から生ごみ等のごみ出し減量化を実践していくことであります。

 山本市長さん宅では、本年九月より生ごみ処理器を使って自家処理を始められたとお聞きいたしておりますが、市政推進のために部課長さんはじめ、市内でお住まいで自家処理可能なすべての職員さんの御家庭において、何らかの形で自家処理に取り組まれておると思ってよろしいですか。

 また、この自家処理の御家庭への普及度の重要性を考え、より可能な今後の推進策や取り組みが考えられますかどうか。

 もう市長は、ごみの夢の島のことを聞いたら、まあもうちょっと待ってくれ、自信があるようで、ないようで、それじゃどうするんかと言うたら、里浦のごみ最終処分場の延命策を図る。それはどういうことかと言うたら、リサイクルセンターをつくつて、ポリ容器においては減容化とか、そういうものをして延命化、延命化と言っておりますが、市長そんなにごみはたやすいもんではありません。それを言うならばこそ、部課長会議でごみはどうなっとんだと、減量化されておるんかと、そういうことを御検討されておるのかどうか、衛生部長にお尋ねいたしたいと思います。

     〔「小休」と言う者あり〕



○議長(矢野善治君) 小休します。

     午後 三時二十一分 休憩

     午後 三時二十二分 開議



○議長(矢野善治君) 再開いたします。

     〔市長 山本幸男君登壇〕



◎市長(山本幸男君) 佐藤議員の先ほどの御質問でございますが、佐藤議員もごみの御専門家でございますので、よく御理解いただいておりますので、非常に微妙な問題でございますので、なお研究中でありますので、しばらくお時間をいただきたいと、この程度でおさめてもらいたいんでございますけれども、よろしくお願いいたします。

     〔「小休」と言う者あり〕



○議長(矢野善治君) 小休します。

     午後 三時二十二分 休憩

     午後 三時二十二分 開議



○議長(矢野善治君) 再開いたします。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 佐藤議員の再問にお答え申し上げます。

 担当部長は市民に協力を求めるだけでなしに、職員みずからが取り組む姿勢があるかどうか、その決意はあるかということでございます。御案内のとおりでございます。この問題は職員みずからが先頭に立ってやらなければならないことは私自身も自覚しておりますが、議員の皆様方にもなお一層御支援のほどお願い申し上げて、御答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

     〔二十番 佐藤絹子君登壇〕



◆二十番(佐藤絹子君) 市長は、夢の島が幾ら公約とは申せども、長年においてごみ問題について鳴門市として取り組んできた過程があるんです。今にして待ってくれじゃの、相談するだのということでありましたら、私は板東谷川へ持っていいという結論は至っておりません。そして、山にせよ、海にせよ、ごみを捨てるために存在するんではありませんから、決してその方法が一番いいとは考えておりません。ですが、環境アセスメント、今後の参考のためにも、どうしてもっと真剣に保留しておかなかったのか、その責任上、早いところ待ってくれ、いつ来ても待ってくれ、御相談申し上げたいでは市長の公約が薄れてくると思いますので、この点強く要望して、自然保護に通じ、地元の同意が得られてこそ動くものであります。前の市長は、寝ても寝ても、起きても起きても、ごみのことを考えておりました。そういう経過があって、二十数年来のこれは頭の痛い難問題であります。心して十分に取り組んでいただきたいと思います。

 そして、環境衛生部長より生ごみ処理等についての前向きな御意見があって、議員の皆さんにも頑張ってほしいということでありますが、私も常々にそう議員さんに聞いておりますし、また職員さんにも私の性質上、ずうずうしく勧めておるわけでございますので、何でも官民挙げてといいますが、職員は市民の方より信頼を得ております。その信頼のもとに実践をしまして、これからのごみは昔の方がしておりました。農家においては掃きだめというものがあって、そこへ埋めたりいろんなことをして、一年に一回は水に流されました。通りの表土を整備を行うために深く穴を掃って、その時代は少量の瓶とか缶であったろうと思いますが、きれいに自家処理して、それで環境保護に努めておりました。とにかくごみを解決しないと、市政が前に向いて動きません。いつまでたっても市長、ごみはどないなったんな、ごみはどないなったんなと質問ばっかりで、本当の市勢発展のための行政になかなか手が届きません。ごみは私がとやかく言っても仕方ありません。市長に執行権があるので、今後に期待してこれで終わりたいと思います。

 御清聴ありがとうございました。



○議長(矢野善治君) 次に、

一、市長の政治姿勢について

二、環境行政について

三、教育行政について

             七番 秦野 卓君

     〔七番 秦野 卓君登壇〕



◆七番(秦野卓君) 七番秦野卓です。ただいま議長より登壇の許しを得ましたので、通告に従い質問させていただきます。

 皆様には大変長時間お疲れのところでございますが、最後になりましたので、私も簡単明確に御質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 前会の六月議会に続き、今回も一般質問の場を与えていただきましたことを感謝いたします。通告に従いまして、一つ、観光行政について、二つ、ごみの減量対策について、三つ、ユースホステルの再利用についての三点につきまして、順を追って質問いたしますので、市長及び担当理事者の皆様方の懇切丁寧な答弁をひとつよろしくお願いいたします。

 でははじめに、観光行政についてでありますが、今まで過去の多くの諸先輩方が質問されておりましたが、私も私なりの思いを質問させていただきます。

 今、鳴門市は年間三百八十四万四千人の観光客が訪れているとのことです。観光客の訪れる時期は、やはり何といっても阿波踊りの期間中でしょう。それらの観光客の方々はほとんど通過型でありますので、これからは滞留型に変えることが必要でないでしょうか。そうすれば、鳴門の経済効果も大いによくなることと思います。このたびの機構改革をされたのを機会に、職員の皆様方が実力を大いに発揮されることを御期待いたしております。

 まず、観光客を呼ぶには、日本人が特有にしている歴史感と、あこがれの誘い、高齢社会を迎えつつ世相の変化による歴史や宗教に関する史実であります。幸いにして、鳴門市は観光客を呼び寄せる資源に恵まれております。創意と工夫次第では、観光効果は十分達成できることではないでしょうか。例えば、鳴門の景観、名所、史実に基づく文化財や旧跡、そして旧街道の遍路道等があります。観光鳴門の資料やパンフレットはかなり出回っていますけれども、訪れた観光客は観光案内板や文化財等の解説板が手軽に、その場ですぐわかるよう手がかりが欲しいものであります。それらの方々の要望にこたえるため努力は必要なものであると思います。そのためには急速な鳴門駅前の整備であります。鳴門駅構内の現状を生かした上での鳴門市特有のシンボル設置であります。例えば、鳴門市の花ハマボウの移殖や、世界の恒久の平和を願うばんどうの鐘の模型、ベートーベンの像の彫刻等の設置にあわせ放送塔を建造し、定時的に第九の演奏、鳴門市の観光ガイド等の録音放送は、駅前周辺を活性化させる方策とはならないでしょうか。特に、国際交流都市鳴門として外国人向けのテレフォンサービス等も考える一つであります。

 鳴門駅前におりてまず目につくことは、客待ちのタクシーの暇そうで、何か活気が欠けているように感じられます。ここらで行政マンによります観光対策も必要ではありませんか。

 機構改革をしたのを機会に、思い切って鳴門市出身者によります民間のプロの観光アドバイザーを公募の上、雇用してタクシー会社等の提供による観光開発等も鳴門市の活性化につながるかと思われます。

 観光のまち鳴門、文化のまち鳴門は標傍されていましたが、視野を広げて夜景の鳴門、早朝の鳴門、休日の鳴門、いろいろな角度から見れば、今まで気のつかなったことが見えてくることでしょう。鳴門駅前に関するシンボルの設置、テレフォンサービスの件、観光民間プロによるアドバイサーの雇用についてどのようにお考えでしょうか、理事者の皆さんに御答弁をお願いいたします。

 次に、ごみの減量対策についてでありますが、いろいろな皆さんがごみについて質問されておりましたが、これも私も私なりにいろいろ考えたところから質問させていただきます。

 私たちが生活していく上にも切り離すことができないのが、やはり皆さんのおっしゃるごみ問題であります。私は、ごみ問題についてこの議場でできる可能性の少ないことを無責任に発言するのではなく、ささやかながらも過去一市民として実践してきたことを踏まえた上で申し述べたいと思います。

 日常目にしている家庭のごみから車のポイ捨てまで考えてみますと、まず何よりも市民一人一人がごみについて意識を改革していただきたいと思います。家庭で出るごみは市に任せばよいということでなく、自分たちの住んでいる家や周辺に落ちているごみは、自分たちで処理をするというしごく簡単なことです。市民の方々にはこのようなことはわかっていることでありながら、実行されないのが現実なのです。以前、鳴門市もドラム缶利用によるごみの焼却等に市民の皆様方の御協力をいただき、ごみの減量に努力されたことは記憶に新しいところでございます。しかしながら、ドラム缶の焼却法には適切な広さの場所が必要で、個人宅全戸というわけにもいきません。できる限り長期的な減量と、多量のごみ焼却法の生み出しが必要であります。そこで、鳴門市で委嘱されている五十数名によるごみ減量推進員の皆様方にお願いをして、それぞれの地域において場所や条件の一致するところで、推進員を含めた住民の方々のごみ焼却をお願いできれば、かなりの量のごみの減量が見込まれないものかと思います。

 また、公園や海岸で出るごみ対策について、ボランティアの方々の御協力で清掃奉仕をしていただいています。その場所場所に集積しておくのではなく、定期的に焼却していただけば、かなりのごみの量が減量できることと思います。かごを置けば、家庭のごみを持ってきてごみ捨て場になり、周辺の住民より文句が出る原因になっているとのことですが、そこで行政側はできるだけ民衆の集まるところにごみ箱を置かないようにする方針だということをお聞きしましたが、それではごみ減量と環境美化対策にはつながらないのではないでしょうか。ごみ箱がなければ、ごみが捨てられず美しくなるとお考えであれば、現実はもっと厳しく、かごがなければどこへでも捨てかねない人々の多い世相ではありませんか。本当にごみ箱を置かなくても美しいまちになるよう指導法や具体的な対策があれば、お聞かせ願いたいと思います。いろいろな方法もありますが、アイデアとしましては人のたくさん集まる汚れている場所にビニール等の袋をところどころにつり下げるのも一つの方法でないでしょうか。二、三日もすればごみがいっぱいになり、それを片づけて次の新しいものをつけるというのも一つの方法でないでしょうか。いろいろな地域でのごみ処理対策についての私見をどのように考えているのか、その点を御答弁をよろしくお願いいたします。

 最後に、ユースホステルの再活用について御質問いたします。

 時代の流れに押し流され、妙見山山頂のユースホステルも現在閉館の状態にあります。昭和三十七年、国より五百万円、県より二百五十万円、市より七百五十万円の補助金を得て昭和三十八年四月一日に開館され、以降二十一年間、全国の若い旅行者や青少年に親しまれてまいりましたが、年月の経過と社会情勢の変化で昭和五十九年四月一日に閉館いたしました。以来、建物はそのままに放置されている状態であります。聞くところによりますと、運輸省の補助ということで六十五年間は壊すことができないとのこと、今の法律でいくと平成三十九年の償還が終わるまで、残り三十年間は現状のままで無用の長物としてそのまま放置することになるわけであります。素人目ですが、外壁を修理すれば、建物はまだまだ利用できる現状のように思われます。経費を必要としますが、学校の週五日制問題、社会行事、健全な青少年の育成の場として活用はできないものでしょうか。私のライフワークでもあります妙見山公園の整備事業の一環として、現存しているユースホステルの一日も早い整備をお願いできればと思います。だれでも気楽に、いつでも利用できるよう高齢者の方で管理人、あるいは指導員として適任者を専任にしていただき、常駐者を配置し、年間利用者計画を立てていけば再利用できると思います。

 ユースの利用も、最近は少し見直されつつあると聞いております。以前は夕食後、皆でゲーム等が義務づけられたり、飲食についても厳しかったそうですが、最近は少しずつ緩和され、個人の自由が見直されていると聞いております。冒頭の観光行政でも若干申し述べましたが、鳴門市の西部大麻地区には国際交流の場や福祉のまちづくり、宗教の史実に基づいた観光地、鳴門が開かれています。そこで、鳴門市の東部に位置する妙見山公園一帯を文化と自然環境のまちとして両立させることが鳴門市民の誇りであります。活性化鳴門の実現に役に立つものと思われます。理事者の皆さんはこのユースを、また民間の方に委託するなり、何かの再利用はあるのでしょうか。現在の建物の再利用と、宝の持ちぐされとならないようにお聞きするものであります。この点を重ねて御答弁よろしくお願いいたします。

 以上によりまして再問いたしますので、よろしくお願いいたします。

     〔経済部長 播磨繁夫君登壇〕



◎経済部長(播磨繁夫君) それでは、秦野議員さんの観光行政について多々申されましたが、御説明させていただきたいと思っております。

 まず、観光案内板あるいは標識、さらにはテレフォンサービス、観光アドバイザーなどでございますけれども、まず鳴門市内における観光案内板及び標識等につきましては、毎年本市におきましても整備をいたしております。これからも引き続いて整備をいたす考えでございますが、一部観光地におきまして道路の案内板等の設置においてはできてないところがあろうかと思います。また、主要幹線を管理する建設省あるいは県にもそういったことにつきましては働きかけをして要望していきたいと考えております。

 さらに、観光客のニーズが多様化しております現在、テレフォンサービス等の情報提供サービスシステムをも検討してまいりたいというふうに思っております。

 それから、観光アドバイザー制度でございますけれども、御提案の趣旨とは少々異なるかもしれませんが、現在首都圏在住の鳴門市出身者に対しまして、ふるさと鳴門の観光メッセンジヤーとして協力を依頼し、さまざまな分野におきまして観光鳴門のPRに努めていただいております。

 また、徳島県の観光協会におきましても、OURメイトというボランテイア制度がありますので、この会には市内の方々も含まれております。したがいまして、観光ボランテイアの派遣を受ける場合、このシステムによって利用していきたい、かようにも思っておるわけでございます。

 さらに、御質問の鳴門駅前の整備でございますけれども、この駅前の整備につきましては、鳴門市の顔ということもございますので、駅前の再開発計画の中でも、あるいは観光客のニーズに対応できるようお申し出をいただきましたハマボウ等でございますけれども、検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようによろしくお願いしたいと思います。

 それから、観光でございますけれども、いろいろとお申し出をいただきましたが、本市の特性を生かしながら今後、自然景観だけでなく、いろいろ官民協力による観光地づくりにこれからも推進してまいりたい、かように思うわけでございます。

 それから、ユースホステルの活用についてでございますけれども、教育行政ということでございますが、当初商工観光課、今は観光課でございますけれども、特に商工観光課で所管いたしておりました関係もございますので、ちょっと若干経過だけを申し上げて答弁させていただきたい、かように思うわけでございますけれども、昭和三十八年、議員さんもおっしゃっておりましたように、四月に青少年に健全で低廉な宿泊施設として建設し、貢献をしてまいったわけでございますけれども、四十八年度の石油ショック、これによりまして社会情勢の変化、あるいは旅行者、利用者、このニーズの変化、加えて施設の老朽化により経営状況が悪化し、昭和五十九年より御承知のように休館いたしております。

 なお、昭和六十一年から教育研究施設として教育委員会に管理をお願いし、より多くの方々に御活用をいただけるよういたしておるところでございますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。

     〔環境衛生部長 平岡敏宏君登壇〕



◎環境衛生部長(平岡敏宏君) 秦野議員の御質問にお答えいたします。

 環境行政、ごみの減量について。その一点は、ごみ問題に対する市民啓発、御協力についてでなかろうかと存じます。緊急を要するごみ問題につきましては、ただ行政のみの取り組みには限度がございます。市民の皆さんの御協力なくしては、その成果を望むべきものはありません。そのため、今日まで家庭での取り組み、すなわちドラム缶焼却器、生ごみ処理器の普及を図り、一定の成果を見ましたが、今後は輪を広げ、地域としての取り組みが大切であるという議員さんのお考えのとおり、まちを美しくしょうとする市民一人一人の意識、そして何よりも市民のリーダーとしての市職員とが一体となって取り組む姿勢、行動がごみ問題解決のために肝要であると考えます。美しいまち、人に誇れるまちづくりの基本は、ごみ問題の解決であるという議員さんの御意見を生かしまして、今後の啓発、ごみの減量、ひいては美しいまちづくりのために取り組んでまいりたいと存じますので、よろしく御理解をいただきたいと存じます。

 次に、二点目といたしまして、地域におけるごみ対策についての御提案でございますが、現在市におきましては、ごみ減量のため昭和六十三年より家庭での減量としてドラム缶焼却器七千八百三十二個、生ごみ処理器三千三百三十個を御利用いただき、市民の皆様のごみ減量に御協力をいただいておるところでございますが、今後は地域といたしまして、まちを美しくするための取り組みをし、ごみ減量に取り組まなければならないと考えております。美しいまちづくりのためには、地域の実態、住民の方々の御協力、また国、県等の諸施策等を十分検討する中で美しいまちづくり、地域づくりのための地域で取り組まれている皆様方の御意見とか御提案を生かす中で前向きに取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。

     〔発言する者あり〕

 失礼しました。答弁漏れがございましたので、補足させていただきます。

 観光地におきましてビニール袋等の御利用をいただいて、なお一層の地域の美化ということで御提案ございましたが、十分今後検討させていただきますので、よろしく御理解いただきたいと思います。

     〔教育長 脇谷 功君登壇〕



◎教育長(脇谷功君) ユースホステルの再活用について、青少年の宿泊訓練及び野外活動についての御質問にお答えいたします。

 前段、経済部長から御説明がございましたように、ユースホステル休業後の昭和六十一年六月から教育研修施設として社会教育関係団体への活用の場として活用しておりました。先般の阪神・淡路大震災によりまして、製塩用具の保管をお願いいたしておりました鳴門塩業株式会社の建物が被害を受けたため取り壊さなければならなくなり、製塩用具を他の場所に移動しなければならない状態になりましたので、たまたま休館状態でありました当該施設で製塩用具の保管をいたしておる現状でございます。したがいまして、現在は一部の団体を除いて旧ユースホステルの使用は許可しておらないところでございます。団体の皆さんには御不自由をおかけしておりますが、塩業資料館が完成するまでしばらくの間御辛抱をお願いいたしたいと考えておりますので、御理解をいただきたいというふうに思うところでございます。

     〔七番 秦野 卓君登壇〕



◆七番(秦野卓君) 担当理事者の皆さんにはいろんな御答弁をいただきまして、ありがとうございます。観光行政について私なりにひとつ提案させていただきます。先ほど私述べました鳴門駅前のタクシーについての件ですが、他県では皆さんよく見られますように、必ずホテルや旅行業者が中心となり、ボランティアの歴史の先生にガイド役を務めていただき半日コース、一日コースと乗客の希望に応じて史跡めぐりなどをする。このことによって生涯学習、高齢化社会の面からガイド役の先生も生きがいを感じられることでしょう。タクシーの乗務員の生活も安定し、観光客に満足を味わってもらえる結果につながることと思います。

 また、ごみの減量についてでございますが、鳴門のまちの美化について、やはり職員一人一人がみずからボランティアに参加してまちを美しくすれば、市民の皆さんと信頼関係も深まり、市民一人一人がごみについて理解し、美化運動に協力してくれるのではないでしょうか。私もぜひ参加します。そうなれば、やがて市長の言われる「人に誇れるまち、人に語れるまち」になることでしょうか。そうなることを期待いたしておきまして、私の質問を終わらせていただきます。どうも御清聴ありがとうございました。



○議長(矢野善治君) 本日の一般質問はこれで終わります。

 明九月二十七日は午前十時から再開いたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 三時五十四分 散会