議事ロックス -地方議会議事録検索-


徳島県 徳島市

平成22年第 4回定例会−12月16日-21号




平成22年第 4回定例会

┌─────────────────────────────────┐
│    平 成                          │
│    22年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │
│                                 │
│              第 21 号              │
└─────────────────────────────────┘
平成22年12月16日(木曜日)午前10時44分開議
   ─────────────────────────────
   議 事 日 程(第6号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 議案第70号から議案第75号まで
   (平成21年度各企業会計決算の認定について)
第3 議案第78号から議案第88号まで
   (平成21年度一般・各特別会計決算の認定について)
第4 議案第89号から議案第102号まで
   請願第5号
第5 議案第111号 平成22年度徳島市一般会計補正予算(第5号)
第6 議案第112号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
   議案第113号 公平委員会委員の選任について
第7 議員提出議案第 7号 地域医療と国立病院の充実を求める意見書提出について
   議員提出議案第 8号 大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療介護の実現を求める意見書提出について
   議員提出議案第 9号 公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書提出について
第8 議員提出議案第10号 切れ目ない中小企業支援及び金融支援策を求める意見書提出について
第9 閉会中の継続審査及び調査について
   ─────────────────────────────
   本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員指名について
日程第2 議案第70号から議案第75号まで
日程第3 議案第78号から議案第88号まで
日程第4 議案第89号から議案第102号まで
     請願第5号
日程第5 議案第111号
日程第6 議案第112号・議案第113号
日程第7 議員提出議案第7号から第9号まで
日程第8 議員提出議案第10号
日程第9 閉会中の継続審査及び調査について
   ─────────────────────────────
   出 席 議 員(34名)
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  佐々木 健 三 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  井 上   武 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
   ─────────────────────────────
   説明のため出席した者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  本 田 利 広 君
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 岩 崎 啓 二 君
総務部長   榊     勇 君 │ 財政部長
市民環境部長 上 野 見 親 君 │ 兼理事    梶 原 照 平 君
保健福祉部長           │ 経済部長   尾 池 修 二 君
兼理事    多 田 昭 弘 君 │ 都市整備部長 敷 島   徹 君
土木部長   磯 部 洋 一 君 │ 危機管理監  地 紙   満 君
消防局長   瀬 川 安 則 君 │ 水道局長   久 米 好 雄 君
交通局長   ? 村 信 一 君 │ 病院事業
病院局長   後藤田   勲 君 │ 管理者    露 口   勝 君
教育長    石 井   博 君 │ 選挙管理委員
監査委員   橋 本 省 二 君 │ 会事務局長  湊   浩一郎 君
監査事務局長 学 谷 一 郎 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   矢 部 和 道 君
   ─────────────────────────────
   議会事務局職員出席者
 事務局長    松 田 平 和 │ 次長兼庶務課長 箕 浦   豊
 議事調査課長  林   哲 也 │ 庶務課長補佐  角 元 京 子
 議事調査課長補         │ 議事係長    宮 本 和 明
 佐       西 名   武 │ 調査係長    吉 本   毅
   ─────────────────────────────
○議長(西條正道君)これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配布いたしてあるとおりであります。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、10番佐々木健三君、33番折目信也君のお二人を指名いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第2、議案第70号から議案第75号までの平成21年度徳島市各企業会計決算の認定についてを議題といたします。
 本案については、さきの第3回定例会において、決算審査特別委員会に付託し、閉会中の継続審査に付してある案件でありますので、この際、委員長の報告を求めます。決算審査特別委員長9番隅倉純爾君。
            〔9番 隅倉純爾君登壇〕
◆9番(隅倉純爾君)決算審査特別委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
 さきの9月定例会において、当委員会に付託され継続審査となっておりました、議案第70号から議案第75号までの平成21年度各企業会計決算の認定については、去る10月6日から8日までの3日間にわたり委員会を開き、慎重に審査を行いました。
 審査に当たっては、決算審査特別委員会の前年度の指摘事項に対する措置状況及び平成21年度の決算概要について、それぞれ関係理事者から報告を受けるとともに、関係資料を参考に審査いたしました。
 その結果、議案第70号から議案第75号までの平成21年度各企業会計決算の認定については、いずれも全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。
 以下、審査の過程において各委員からありました意見・要望等について申し上げます。
 まず、中央卸売市場事業会計について申し上げます。
 当年度は、前年度と比較して取扱数量で464トン、0.3%、取扱金額で42億4,715万円、9.4%と、ともに減少する中、経営成績では事業収益4億8,527万5,000円に対し、事業費用は5億2,013万8,000円となり、3,486万3,000円の純損失を計上し、4年連続の赤字決算となっております。
 このような厳しい経営環境の中ではありますが、財務指標上、自己資本比率が改善されていることや流動比率が健全な状況にあること、及び企業債が減少傾向にあることは一定の評価に値するものであります。
 しかし一方で、現在の経営状況で推移すると、これまで赤字決算で生じた欠損金の補てんをしてきた利益積立金が2年ほどで枯渇することが心配される状況であることから、今後の収支見通しについて質問がありましたが、短期間においては若干の赤字が想定されるものの、平成25年度以降は黒字に転換する見通しである旨の答弁を受け、収支計画の作成とこの実行方を要望いたしました。
 また、昨今、消費者の食への関心が高まる中、中央卸売市場の本来の目的である食の安全・安心への取り組み等に万全を期すよう意見がありました。
 また、市場業務の必要性から、職員の勤務形態を変動せざるを得ない場合もありますが、このような場合は規則改正を行うなど適切に対応するよう意見がありました。
 また、親子見学会の開催などにより、中央卸売市場に対する市民の関心の醸成にも努めているところでありますが、なお一層の活性化に向けて、情報発信のあり方について検討するよう意見がありました。
 次に、商業観光施設事業会計について申し上げます。
 索道事業については、当年度の延べ輸送人員数は19万4,478人で、1日平均では569人となっており、映画「眉山」等の影響で大幅に増加した平成19年度以降、順調に推移しておりますが、当年度はアニメ素材を活用したイベントなどの効果により、さらに前年度に比べ1万7,079人、1日平均では72人増加しております。
 駐車場事業については、当年度の年間利用台数は61万4,384台で、1日平均では1,683台、前年度と比較して年間で1,593台、0.3%の減となっており、この要因は紺屋町地下駐車場の減少によるものとなっております。
 経営成績では、指定管理者からの固定納付金が前年度に比べ減少したものの、駅舎修繕等に伴う他会計補助金による収益があったことにより、総収益は前年度より834万1,000円増の2億4,535万4,000円となり、総費用も前年度より38万7,000円増の2億2,796万1,000円で、結果として当年度は1,739万3,000円の純利益を生じております。
 一方、不良債務は、前年度に比べて8,437万4,000円減少したものの、14億7,190万1,000円と依然多額であり、資金の余裕度を測る流動比率は1.9%と、理想とされる200%以上とは相当乖離した状況にあります。
 このような中、当年度は、国からの緊急経済対策の一環としての交付金を活用したロープのかけかえや駅舎の改装が実施されておりますが、今後も利用者の安全性と快適性を確保するため、施設の修繕については計画的に実施していくよう意見がありました。
 また、索道事業は、歴史的背景から駐車場事業と一体となって、商業及び観光振興の一翼を担う会計として今日まで運営されてきておりますが、現状は、阿波おどり会館と同じ指定管理者により一体的な管理運営がなされており、現状に見合うような会計のあり方について検討するよう意見がありました。
 また、駐車場事業においては、特に紺屋町駐車場の利用台数が毎年減少していることから、利用増に向けて、指定管理者と協議しながら対応するよう意見がありました。
 次に、土地造成事業会計について申し上げます。
 当事業は、産業の振興、地域住民の雇用機会の拡大など、魅力ある職場の創出を目的としてハイテクランド徳島の整備を行い、県内外の企業誘致を促進していますが、一昨年来の景気悪化により企業の設備投資環境は依然として厳しい状況であり、残りわずか0.4ヘクタールとなっております未契約地の減少には至っておらず、今後の展望も非常に厳しいものとなっております。
 このような中、これまでの事業方針にとらわれず、市内の企業にも目を向けた誘致・訪問活動に取り組むことや、企業の便益施設への売却なども検討するよう意見がありました。
 また一方で、当事業は平成6年度から分譲を開始しておりますが、所期の目的はほぼ達成され、既に精算段階にあるとして、事業会計のあり方を検討するよう意見がありました。
 次に、水道事業会計について申し上げます。
 当年度は、総収益42億6,155万4,000円に対し、総費用43億8,380万1,000円で、当年度は8年ぶりに1億2,224万7,000円の純損失を生じておりますが、前年度からの繰越利益剰余金により補てんしたため、当年度未処分利益剰余金は2億8,622万8,000円となっております。
 水道事業を取り巻く環境は、節水機器の普及、使用者の節水意識の浸透や少子化による給水人口の減少により、給水収益の確保がますます困難なものとなっております。また、当年度末で完了した第4期拡張事業を初めとする建設改良事業により増加した減価償却費や、当年度末残高が275億3,864万3,000円に達している企業債の償還が、今後、当会計の経営を圧迫する要因として挙げられております。
 さらに、東南海・南海地震に備えた水道施設の耐震化が喫緊の課題となる中、当年度において膨大な経費を要する徳島市水道施設耐震化計画が策定されておりますが、このことが経営に与える影響は非常に大きいものとなることが想定されております。
 このように非常に厳しい経営環境の中ではありますが、水道事業は都市機能の根幹をなすライフラインであることから、耐震化事業の実施に当たっては、業務の効率化に努めながら推進することはもとより、市としてもできる限り支援していくよう意見がありました。
 また、従前から指摘されている鉛管の布設がえについては、早期の解消に向けた更新計画の策定や補助制度の創設などを検討するよう意見がありました。
 次に、旅客自動車運送事業会計について申し上げます。
 当年度は、総収益11億1,997万9,000円に対し、総費用が11億8,666万3,000円となり、10年ぶりに6,668万4,000円の純損失が生じており、その結果、累積欠損金は1億5,720万9,000円となっております。これは、経営改善計画が平成20年度に終了したことにより、当年度においては、当該計画に基づく不良債務解消補助金等の繰り入れがなくなったことが大きく影響しており、やむを得ない面もありますが、今後、すべてが赤字路線という中で営業収益をもって経営改善を行っていくのは極めて厳しい状況にあります。
 このような中、当年度に、市長部局に地域交通課が新設され、本市の公共交通のあり方とその実現に向けた徳島市地域公共交通総合連携計画が策定されております。
 今後は、当計画に基づき、交通局が運行する公営企業路線と市長部局に移行する移行予定路線に分類されますが、交通局と市長部局が連携して公共交通の活性化と再生に取り組むとともに、経営の効率化を図るため、徳島市バス事業の在り方検討委員会の答申を十分尊重し、路線の再編や民間バス等との競合路線の調整に早急に取り組むよう意見がありました。
 また、公共交通機関として、市民の足を守るという社会的使命を果たすことはもとより、安全性と利便性を確保するために、車齢の高くなった車両の更新やノンステップバスのさらなる導入に努めるよう意見がありました。
 次に、市民病院事業会計について申し上げます。
 当年度は、総収益85億3,039万6,000円に対し、総費用が91億8,068万5,000円と上回り、6億5,028万9,000円の純損失を生じており、累積欠損金は前年度と比較して7.8%増加し、89億5,618万6,000円となっております。
 また、不良債務は、前年度より2億2,395万2,000円増加して2億9,706万4,000円まで膨らんでおります。
 このように厳しい経営状況ではありますが、当年度において、日本医療機能評価機構の認定基準を達成したことや地域がん診療連携拠点病院に指定されたことは、病院レベルの向上に向けた取り組みとして大いに評価できるものであります。また、当年度策定された徳島市民病院改革プランに基づき急性期医療を充実させ、地域の医療機関との機能分担を積極的に推進した結果、新入院患者数の増加、平均在院日数の短縮などにより、医業収益の向上が図れたことなども、一定評価に値するものであります。
 今後においても医業収益の増には期待するところではありますが、新病院建設に係る企業債の償還や減価償却費が経営を圧迫し、今後も厳しい状況が続くと予想されるため、より一層の収益拡大とさらなる経費節減を行い、増大する不良債務の解消と累積欠損金の抑制に努めるよう意見がありました。
 また一方で、患者に安全で良質な医療を提供するため、さらにはこのことが経営にも資するといった観点から、医師の確保や高度専門医療を担う職員の養成などにさらに努めるよう意見がありました。
 また、患者サービスの向上に向けて、外来の待ち時間表示の改良や市バスの乗り入れについて検討を行うよう意見があったほか、入院室料について検討を求める意見や病院給食における地産地消のさらなる推進などを求める意見もありました。
 以上、審査の概要と各会計における意見・要望等申し上げましたが、各企業においては、長引く景気の低迷や社会環境の変化の中、非常に厳しい経営を強いられております。独立採算制のもと各企業がそれぞれの企業の設置目的を全うできれば望ましいことではありますが、公共の福祉の増進等に支障を来すことがないよう、設置者である市として、各企業会計の状況に応じ、新たな支援・応援を検討するよう意見がありました。
 最後に、各企業管理者においては、ただいま申し上げました意見等について十分検討し、今後の経営に反映されることを要望して、決算審査特別委員長の報告といたします。
○議長(西條正道君)以上で委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。議案第70号から議案第75号までの以上6件について、一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも認定であります。
 お諮りいたします。本案については、いずれも委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第3、議案第78号から議案第88号までの平成21年度徳島市一般及び各特別会計決算の認定についてを議題といたします。
 本案については、さきの第3回定例会において、決算審査特別委員会に付託し、閉会中の継続審査に付してある案件でありますので、この際、委員長の報告を求めます。決算審査特別委員長10番佐々木健三君。
           〔10番 佐々木健三君登壇〕
◆10番(佐々木健三君)決算審査特別委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
 さきの9月定例会において、当委員会に付託され継続審査となっておりました議案第78号から議案第88号までの平成21年度徳島市一般会計決算の認定及び各特別会計決算の認定については、去る10月26日から29日までの4日間、委員会を開き慎重に審査をいたしました。
 審査に当たっては、決算審査特別委員会の前年度指摘事項に対する措置状況及び平成21年度の決算概要について、それぞれ関係理事者から報告を受けるとともに、関係資料を参考に審査いたしました。
 その結果、議案第78号平成21年度徳島市一般会計決算の認定について、議案第79号平成21年度徳島市国民健康保険事業特別会計決算の認定について、議案第82号平成21年度徳島市下水道事業特別会計決算の認定について及び議案第87号平成21年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計決算の認定については、一委員から認定できないとの態度表明がありましたが、採決の結果、いずれも賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。
 また、議案第80号、議案第81号、議案第83号から議案第86号まで、及び議案第88号の各特別会計決算の認定については、いずれも全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。
 以下、審査の過程において、各委員から意見・要望等があった点について申し上げます。
 当年度における一般会計の決算状況は、単年度収支が2億8,593万4,000円の赤字となり、単年度収支から財政調整基金の取り崩しや積み立て等を除いた実質単年度収支は5億6,619万2,000円の赤字となっており、収入未済額も前年度に比較して6.1%、2億6,712万円増加し、46億1,243万8,000円と多額となっております。
 さらに、弾力性の指標となる経常収支比率は93.6%と依然として高い数値となっており、前年度より0.2ポイント悪化して、さらに財政構造の硬直化が進んでおります。
 このように、当年度は国の地方財政対策により、地方交付税は増加したものの、景気後退の本格的な影響を受け、法人市民税が大幅に減少するなど、非常に厳しい財政環境のもとでの財政運営となりましたが、第1期行財政健全化計画の集中取り組み期間の最終年度として、財源確保の計画数値を上回るなど、一定の成果があらわれてきていることは評価できるものであります。
 一方、財政分析指標が示すように、楽観視できない財政状況に変わりはないとして、さらなる財政基盤の強化に向け、財政構造の転換などを図るよう意見がありました。
 また、現在、本市は徳島滞納整理機構へ参画し、一定の成果が得られている状況でありますが、財源確保と負担の公平性の観点から、なお一層の収入未済額の縮減に向けた取り組みを強化するよう意見がありました。
 また、当年度の不用額が27億円余りとなっていることについて、前年度の当委員会でも指摘のあったように、綿密な事業費見積もりに基づく予算要求に努めるとともに、効率的な予算執行に努めるよう意見がありました。
 次に、衛生費について申し上げます。
 葬斎場における火葬時の待合室については、スペースが限られており、混雑するといった事例が見受けられることから、利用者の利便性や混雑緩和を図るため、式場を待合室に活用するといった柔軟な対応も検討するよう意見がありました。
 次に、農林水産業費について申し上げます。
 徳島の名産であるすだちについては、販路が限られているため、一定量以上の消費が見込めず、生産農家の意欲を欠くことにつながっているとして、今後、JAや生産者団体などとタイアップしたPR活動などを行うとともに、全国的な販路拡大につながる取り組みも検討するよう意見がありました。
 次に、商工費について申し上げます。
 徳島LEDアートフェスティバル2010の開催に合わせて実施した景観整備に続く、新町橋のLEDを活用した景観整備については、現下の厳しい経済状況の中、地域経済の活性化と地元企業を育成するために、地元業者への優先発注に努めるよう意見がありました。
 また、中心市街地の空き店舗を活用して、子育て支援のための施設「すきっぷ」を設置し、商店街の活性化につなげる商店街ほっとスペース事業が民間の施設を借り上げ実施されておりますが、賃借料の減額について協議するよう意見がありました。
 次に、土木費について申し上げます。
 まず、市営住宅使用料の収入未済額が6億円を超える金額となっておりますが、受益者負担の公平性の観点から、滞納が長期化しないよう、現在も取り組んでいる民事調停の申し立てなどの滞納対策を早期の段階から講じるとともに、収入未済額の縮減に向けたなお一層の取り組みを求める意見がありました。
 また、市営住宅の耐震化については、速やかに耐震診断を実施するなど、早期の耐震改修の実施に向けた取り組みに努めるよう意見がありました。
 次に、消防費について申し上げます。
 不慮の事故や急病者等への救命対策のため、AEDの使用を含めた応急手当が受けられるよう、一定の条件を満たす事業所等をまちかど救急ステーションとして指定し対応しておりますが、休日や夜間でも24時間対応できるよう、コンビニにもAED設置の働きかけを行うよう意見がありました。
 次に、教育費について申し上げます。
 現在、万年山墓所において、保存修復工事が行われておりますが、工事期間中は地区住民へできる限り配慮を行うとともに、案内板の設置や案内ボランティアの育成など、関係部局と連携し、国指定の史跡としてふさわしい環境整備に努めるよう意見がありました。
 次に、特別会計決算について申し上げます。
 まず、国民健康保険事業特別会計についてであります。
 当年度は、保険料改定等により保険料が増加したことや老人保健制度の廃止により老人保健拠出金が大幅に減少したことなどにより、歳入歳出差引額及び実質収支は9億5,694万4,000円の黒字となっており、前年度からの繰越金1億7,396万7,000円を差し引いた実質単年度収支は7億8,297万7,000円の黒字となっております。
 しかし、前期高齢者交付金や後期高齢者支援金の精算がなされれば、実質的な収支はほぼゼロになると見込まれており、今後の医療費の増嵩や各種の支援金・納付金の上昇などから、依然として厳しい財政状況が続いております。
 また、収入未済額は、前年度に比べて1億9,458万4,000円増の22億5,543万1,000円、不納欠損額も2,950万円増の6億515万9,000円といずれも増加しております。
 さらに、当年度の収納率は、平成20年度以降の医療制度改正の影響等により、83.01%と低下し、国の普通調整交付金が減額される基準値である90%を大きく割り込んでおります。
 当面、景気の回復は見込めず、収納率の大幅な向上が期待できない中で、この交付金の減額をできるだけ縮減するための方策を検討するよう意見がありました。
 次に、食肉センター事業特別会計についてであります。
 当事業は、当年度より指定管理者制度を導入し、利用料金等は指定管理者の収入となり、管理経費として指定管理料が支払われておりますが、当年度の決算状況は、歳入総額1億199万円に対し、歳出総額は8億3,611万9,000円となり、歳入歳出差引額及び実質収支は、前年度と同額の7億3,412万9,000円の赤字となっております。
 このような中、財政健全化法に基づく経営健全化計画を策定し、通常の繰入金に加え、平成22年度から累積赤字を解消するための繰入金を平成25年度末まで毎年追加して繰り入れることとしております。しかし、現在まで、慢性的な赤字で推移し、処理頭数も毎年減少傾向にあり、利用料金の増収も期待できない状況の中、今後の経営状況によっては、市が行う事業としてふさわしい事業であるのかどうか十分検討を行うとともに、引き続き県に対して補助金増額などの支援を要請するよう意見がありました。
 以上、4日間の審査の概要を申し上げましたが、各委員からの意見・要望等については、それぞれ関係部局において十分検討し、善処するよう要望いたしましたことを申し添え、決算審査特別委員長の報告といたします。
○議長(西條正道君)以上で委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。29番中野一雄君。
           〔29番 中野一雄君登壇〕
◆29番(中野一雄君)ただいま報告のありました平成21年度一般会計及び各特別会計の委員長報告に対して反対討論を行います。日本共産党議員団を代表しての討論です。
 一般会計決算について、認定できない理由を申し上げます。
 後期高齢者医療制度に関係する一般会計の広域連合負担金及びその医療事業会計についてでありますが、私たちはこの医療制度は、高齢者の医療抑制、保険料負担の問題、扶養義務者から切り離す問題等々、高齢者にとって最悪の制度であり、即刻廃止すべきものと要求をしてきました。廃止を主張していた民主党の政権になっても、廃止を先送りしたばかりか、今度は70歳から75歳の人たちの負担をふやす制度などが検討されているようですが、日本社会の発展を支えてきた高齢者が安心して医療を受けられる制度に抜本的に改めるべきであります。
 次に、徳島東部広域農道に関する部分についてでありますが、無駄な事業であり、中止をすべきだというふうに主張してまいりました。この農道は、改めて言いますが、徳島市八多町を起点に、佐那河内村、勝浦町、上勝町を結ぶ農林産物の流通運搬の幹線農道をつくるとして計画、工事がされてきたものでありますが、そもそも中津峰山系の中腹、標高数百メートルを縦走するこのルートが全く無意味なものであり、仮に全線開通したとしても、その目的のために利用するなどあり得ないものであります。平成22年度以降、本市区間では新たに本線の工事はやらないと聞いていますが、現在、本市区間で地域の農道として使えるように、途切れている部分だけ道路幅員など規格を落として工事をしているようですが、全体として事業を終結すべきであります。
 次に、吉野川下流域農地防災事業についてであります。徳島市域では、県営事業が完了し、利用され、何ら水利用の支障はありません。新たに第十堰から取水する必要がなく、このまま事業を続けると、無駄な大型事業の典型になりかねず、将来徳島市の負担金が多額になることが必至であることから、この事業の中止を求めるものであります。
 次に、同盟会という会の会費の問題です。
 まず、紀淡連絡道路実現期成同盟会は平成22年度に既に解散をしておりますので、言うべきことはありませんが、少しは役に立つことがあったんでしょうか。
 次に、第十堰建設期成同盟会については、この会から脱退すべきだと私たちは一貫して主張してきました。それは、可動堰が含まれていたからであります。今年度になって、今後、可動堰化はあり得ないとして、名称を第十堰対策促進期成同盟会と変更したとのことでありますので、今後はその活動内容を見守っていきたいと思います。
 次に、鉄道高架促進費についてであります。JR線と平面交差する主要な道路の混雑状況は、近年非常に緩和され、踏切によって渋滞している状況に遭遇することは極めて少なくなったということは、皆さん感じておられるのではないでしょうか。とりわけ、牟岐線での渋滞は、あったとしてもその先の道路交差点の信号待ちが原因であることがほとんどであります。高架化する必要は全くなくなっていると言えるのであります。決めたことはやめられないとして、時代・社会の変遷を考慮せず強行すれば、後年大きなツケを払わされることになるのは必至です。現在では、事業を進めること自体が事業目的になっているようなこの事業は断念すべきであります。
 次に、新町西地区市街地再開発事業についてでありますが、地元の推進団体であるゴデレッチョ新町西創造会議への補助、平成21年度は486万円ですが、地元負担額ゼロ、全額補助金という補助金の出し方としても大きな問題であります。音・芸ホールを核にした再開発は、西新町付近の商店街の活性化につながらないという声に市長は耳をかさず、計画づくりを地元団体に丸投げするというやり方は、本市の主体性を放棄するものであります。再開発計画の検討内容が最近マスコミでも報道されておりますが、それによりますと、再開発とは名ばかりの計画ではないでしょうか。私は以前から指摘をしてきましたが、その計画は結果的に再開発区域の土地の大半を本市が買収して、そこに音・芸ホールを建設するという、直接買収方式と何ら変わらないものになるのではないでしょうか。このような計画は決して市民の理解を得られるものではありません。市長は、音・芸ホールを西新町にという考え方を撤回して、当初計画に沿って音・芸ホールは動物園跡地に建設すべきであります。
 次は、特別会計について申し上げます。
 国民健康保険事業特別会計についてでありますが、平成21年度は多額の赤字が見込まれるとして、9.4%も保険料の引き上げをした年度であります。先ほど委員長の報告にもありましたが、決算では黒字となりまして、その差は何と11億5,000万円にもなりました。昨年5月末の出納閉鎖を迎えるまでもなく、早い時点に判断すれば、保険料引き上げは中止することが可能でありました。大きな赤字になるから大変だという保険料引き上げの理由が間違いであったことが明らかでありますから、理由なき引き上げであり、加入者の生活実態など全く無視した先取り値上げ以外の何物でもありません。
 次に、下水道事業特別会計の旧吉野川流域下水道についてであります。2市4町で進めている事業ですが、徳島市だけいまだ都市計画決定もされていないのは御承知のとおりであります。徳島市域でのこの事業に着手するのは、北部処理区完了のめどが立ったときということですが、そのめどは全く予測すらつかないというのが現状です。私たちはこの事業から撤退して、合併浄化槽の設置普及を進めるべきであると考えております。
 このほか、一般会計に含まれておるんですが、特別参与につきましては、その必要性もなく、その役割に大きな問題があるということを指摘してきた関係で反対であります。
 以上、一般会計及び各特別会計についての認定できない理由を申し上げました。以上で反対の討論を終わりますが、皆さん方の御賛同をよろしくお願いいたしたいと思います。
○議長(西條正道君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって通告による討論を終結いたします。
 これより順次採決いたします。
 まず、議案第78号、議案第79号、議案第82号及び議案第87号の以上4件について、一括して採決いたします。
   ─────────────────────────────
  このときの出席議員氏名次のとおり
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  佐々木 健 三 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  井 上   武 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
   ─────────────────────────────
○議長(西條正道君)本案に対する委員長報告は、いずれも認定であります。
 お諮りいたします。本案をいずれも委員長報告のとおり認定することに賛成の方は御起立願います。
              〔賛成者起立〕
○議長(西條正道君)起立多数であります。よって本案については、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
 次に、議案第80号、議案第81号、議案第83号から議案第86号まで、及び議案第88号の以上7件について、一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも認定であります。
 お諮りいたします。本案をいずれも委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第4を議題といたします。
 ただいま議題に供しました各議案は、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際、委員長の報告を求めます。
 総務委員長15番中川秀美君。
           〔15番 中川秀美君登壇〕
◆15番(中川秀美君)総務委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月9日に慎重に審査いたしました結果、議案第89号「平成22年度徳島市一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分を初め、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決・同意すべきものと決定いたしました。
 以上で、総務委員長の報告といたします。
○議長(西條正道君)次は、文教厚生委員長22番武知浩之君。
 〔22番 武知浩之君登壇〕
◆22番(武知浩之君)文教厚生委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月10日に慎重に審査いたしました結果、議案第89号「平成22年度徳島市一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分を初め、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決・同意すべきものと決定いたしました。
 また、請願第5号「高すぎる国民健康保険料の引き下げを求める請願」については、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。
 最後に、当委員会委員連名により議員提出議案第7号「地域医療と国立病院の充実を求める意見書」及び議員提出議案第8号「大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療介護の実現を求める意見書」を別途議長あて提出しておりますので、議員各位の御賛同のほど、お願い申し上げまして、文教厚生委員長の報告といたします。
○議長(西條正道君)次は、産業交通委員長1番土井昭一君。
 〔1番 土井昭一君登壇〕
◆1番(土井昭一君)産業交通委員会における審査の経過及び結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月9日に慎重に審査いたしました結果、議案第89号「平成22年度徳島市一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分、及び議案第96号「LEDが魅せるまち・とくしま事業推進基金条例を定めるについて」は、いずれも全会一致をもって、原案を可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審査の過程において、LEDが魅せるまち・とくしま事業推進基金の使途については、商工・観光事業だけに限ることなく、幅広くまちづくりを視野に置いて検討するよう意見がありました。
 最後に、当委員会委員連名により、議員提出議案第9号「公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書」を、また、当委員会委員有志により、議員提出議案第10号「切れ目ない中小企業支援及び金融支援策を求める意見書」を、別途議長あて提出しておりますので、議員各位の御賛同のほど、お願い申し上げまして、産業交通委員長の報告といたします。
○議長(西條正道君)次は、建設委員長7番美馬秀夫君。
 〔7番 美馬秀夫君登壇〕
◆7番(美馬秀夫君)建設委員会における審査の結果について、御報告申し上げます。
 今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月10日に慎重に審査いたしました結果、議案第90号「平成22年度徳島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」を初め、他の当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決・同意すべきものと決定いたしました。
 以上で、建設委員長の報告といたします。
○議長(西條正道君)以上で、各委員長の報告は終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。28番梯 富子君。
           〔28番 梯 富子君登壇〕
◆28番(梯富子君)日本共産党徳島市議団を代表して、請願第5号高すぎる国民健康保険料の引き下げを求める請願について、採択をお願いする立場から討論を行います。
 徳島市の健康保険料は原市長が就任されてすぐ、平成17年度に7%、翌年18年度に4%、そして21年度に9.4%と3回も引き上げられました。全国で最も高い保険料である上に、この6年間に1世帯当たり3万2,000円もの負担増を加入者に強いることになりました。この保険料の負担の重さに耐えかねた人たちが、何とか払える金額に少しでも引き下げてほしいという呼びかけに2万4,000人を超える署名が集まり、議会に請願をしたものであります。
 本会議の議論の中で市長は、保険料負担の重さは理解しているとしながらも、保険料引き下げに一般会計からの繰り入れは困難と答えています。また委員会では副市長が2万4,000を超える署名については重いものと考えていると表明しました。高い保険料の実態を認識していても何の手だても打とうとしない姿勢は許されないのではありませんか。
 特に平成21年度の9.4%もの引き上げは大きな問題があります。保険料引き上げの理由として、平成20年度の決算が9億8,000万円余りの赤字が見込まれるので平成21年度は国保会計が大変な事態になるといって大幅引き上げを強行しました。ところが実際の決算では1億7,000万円余りの黒字となったのであります。その差は何と11億5,000万円にもなります。見込み違いによって必要のない引き上げをしたのではありませんか。この見込み違いは理事者も率直に認めています。見込み違いはもう一つあります。それは1人当たり医療費の伸びを平成21年度は8.5%として予算を立てましたが、決算では3.8%でありました。このために平成21年度決算は9億5,700万円もの黒字となりました。
 さらに、平成22年度は私たちの試算では七、八億円、あるいはそれ以上の黒字決算が想定されます。議論されてきたように1世帯1万円の引き下げに要する金額は3億6,000万円ですから、この黒字分の半分で済むではありませんか。
 理事者は値下げできない理由として、過年度の交付金の超過交付分を平成23年度に返納しなければならない、それが多額に上ると説明していますが、それは黒字隠しとしか思えないものです。仮に還付に必要な金額を信用したとしても、それをすべて国保加入者の責任にすべきものではありません。これこそ、その一部については市の責任において措置すべきものと考えます。
 一般会計からの繰り入れの問題についてでありますが、本会議の答弁で財政支援的な一般会計からの繰り入れはできないが、短期的な赤字補てんの臨時的な措置としては否定しないということですが、これは赤字にしないための繰り入れはできないが、赤字になったら繰り入れはできるというものです。実際、平成20年度、21年度に繰り入れた措置については積極姿勢のように自己評価しているではありませんか。まさに繰り入れするかしないかは難しい基準やルールがあるわけではなく、市長の政策判断でやれるものだということが明らかになりました。上げ過ぎている国保料をある程度引き下げて、仮にそれが原因で後年度赤字が発生した場合、一定の繰り入れを行うかどうかは市長の裁量の範囲であります。
 最後にあと1点指摘しておきたいと思います。市長もそう思っているのかもしれませんが、徳島市の国保料が最も高いのは医療費が最も高いから仕方がないと思い込んでいる人が多いのではないかということです。ところが実際はそうではありません。代表質問や委員会でも明らかにしましたが、平成21年度の四国4市の1人当たりの医療費と保険料は次のようになっています。1人当たり医療費は徳島市33万2,232円、高松市34万4,963円、松山市31万2,797円、高知市33万2,248円ですが、1人当たり保険料は徳島市9万5,537円、高松市8万1,101円、松山市7万6,379円、高知市8万2,119円となっています。なぜ医療費の一番高い高松市が徳島市より年間保険料が1万4,000円も安いのでしょうか。医療費がほとんど同じの高知市が1万3,400円も安いのでしょうか。理事者の明確な説明がありませんでした。説明できないのではないでしょうか。
 ところで国保会計においても来年度の予算編成作業に入る時期が来ています。市長には市民の願いのこもった署名の重みを十二分に考えて、また、四国一とか全国一高い保険料という汚名を返上する予算計画を立てるよう求めるものでございます。
 議会の皆さんにおかれては、それを後押しするためにも上程されておりますこの請願を採択していただくよう、心よりお願いして討論といたします。
○議長(西條正道君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって通告による討論を終結いたします。
 これより順次採決いたします。
 まず、議案第89号から議案第102号までの以上14件について、一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、議案第99号、議案第100号及び議案第102号については同意、その他のものはいずれも原案可決であります。
 お諮りいたします。本案について、いずれも委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれ
も委員長報告のとおり可決・同意することに決定いたしました。
 次に、請願第5号について採決いたします。
   ─────────────────────────────
  このときの出席議員氏名次のとおり
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  佐々木 健 三 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  井 上   武 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
   ─────────────────────────────
○議長(西條正道君)本請願の委員長報告は不採択であります。
 お諮りいたします。本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。
              〔賛成者起立〕
○議長(西條正道君)起立多数であります。よって本請願については、委員長報告のとおり不採択とすることに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第5、議案第111号についてを議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(西條正道君)本案については、本日追加提出された案件でありますので、提出者の説明を求めます。
 〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)ただいま上程されました議案について、御説明をいたします。
 御提出いたしました議案は、子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの接種事業に係る予算議案であります。本議案はさきの国会におきまして成立いたしました補正予算のうち、疾病対策の推進に係るもので、本市といたしましても、乳幼児を初めとする接種対象の方々に対しまして、早急にこれらの接種費の助成が受けられるよう、所要の補正を行うものでございます。
 よろしく御審議いただき、御可決いただきますようお願いいたします。
○議長(西條正道君)以上で提出者の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議題第111号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。本案については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第6、議案第112号及び議案第113号についてを議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(西條正道君)本案については、本日追加提出された案件でありますので、提出者の説明を求めます。
 〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)ただいま上程されました人事議案について、御説明いたします。
 本案件は、固定資産評価審査委員会委員1名の選任及び公平委員会委員1名の選任について、それぞれ御同意をお願いするものであります。
 まず、固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、任期が満了となります豊永寛二氏を引き続き選任しようとするものでございます。豊永氏は現在、固定資産評価審査委員会委員として御尽力をいただいており、今後ともその高い識見を生かしていただくため選任しようとするものでございます。
 次に、公平委員会委員の選任につきましては、任期が満了となります石原 讓氏を引き続き選任しようとするものでございます。石原氏は現在、公平委員会委員として御尽力いただいており、地方自治の本旨等にも深い理解があり、公平委員会委員として適任であるため選任しようとするものでございます。
 以上、よろしく御審議いただき、御同意くださいますようお願い申し上げます。
○議長(西條正道君)以上で提出者の説明は終わりました。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
 これより採決いたします。議案第112号及び議案第113号について、一括して採決いたします。
 本案については、いずれも原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも原案に同意することに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第7、議員提出議案第7号地域医療と国立病院の充実を求める意見書提出について、議員提出議案第8号大幅増員と夜勤改善で安全安心の医療介護の実現を求める意見書提出について、議員提出議案第9号公共交通機関への支援を含む総合的な交通体系の構築を求める意見書提出についてを議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(西條正道君)お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、成規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規の手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。
 これより採決いたします。議員提出議案第7号から議員提出議案第9号までの以上3件について、一括して採決いたします。
 本案については、いずれも原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第8、議員提出議案第10号切れ目ない中小企業支援及び金融支援策を求める意見書提出についてを議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(西條正道君)これより、本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。討論の通告がありますので、通告者の発言を許します。30番河野みどり君。
           〔30番 河野みどり君登壇〕
◆30番(河野みどり君)日本共産党市議団を代表して、議員提出議案第10号の意見書に対する反対理由を討論いたします。
 緊急保証制度及び中小企業金融円滑化法の延長を求める意見書を提出する意義は大きく、意見書の趣旨には大いに賛成するものです。しかし一方で、法人税率引き下げを容認、推進を求める内容にもなっている点は是認できません。
 その理由は、徳島県内では資本金1億円未満の小規模企業が99%を占め、これらは所得800万円までは法人税の軽減税率が適用されます。しかも昨年度は、そのうちの8割以上が赤字法人であることから、法人税の基本税率の引き下げは県内企業への恩恵はほとんどなく、一部大企業のためのものでしかありません。しかも、法人税率を引き下げた場合、内部留保に回すとしている企業が多く、法人税減税は大企業へのばらまきでしかないのです。
 また、成長分野の事業に取り組もうとする中小企業を支援するためとして、産業革新機構の有効活用を求めています。もとより、県内ベンチャー企業への支援を否定するものではありませんが、機構はグローバルレベルでの競争力を持った産業の創出を目的としています。経済産業省の新成長戦略実現アクション100に、世界で戦える企業の創出、海外投資や国際提携に産業革新機構を活用するとあるように、大企業と機構が一体となって、オーストラリアやチリの水事業会社の買収や、海外原発プロジェクトを受注するための国際原子力開発株式会社の設立など、政府の新成長戦略に沿って海外インフラ輸出を進めています。機構の有効活用でリスクマネーの積極的提供を求めることは、国内の産業空洞化を助長することにしかならず、県内企業にとってはメリットよりもデメリットが大きいと考えます。
 さらに、中小企業支援をいうなら、金融支援策では緊急保証制度や金融円滑化法の延長だけではなく、部分保証制度の廃止や緊急保証制度の対象を業種指定から全業種に拡大することなどが必要です。また、金融支援策にとどまらず、経済全体の底上げを図る対策こそ必要です。そのためには、大企業がため込んでいる244兆円にも上る内部留保を国民や中小企業に還元させることこそ必要であって、法人税減税でさらに大企業の内部留保をふやし、一方で所得税の控除見直しで庶民増税は本末転倒だと言わざるを得ません。
 したがいまして、この意見書には賛成できません。
○議長(西條正道君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって通告による討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
   ─────────────────────────────
  このときの出席議員氏名次のとおり
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  佐々木 健 三 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  井 上   武 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
   ─────────────────────────────
○議長(西條正道君)本案を原案のとおり可とすることに賛成の方は御起立願います。
 〔賛成者起立〕
○議長(西條正道君)起立多数であります。よって本案については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)次に、日程第9、閉会中の継続審査及び調査についてを議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(西條正道君)各常任委員長から、お手元に配布のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって各委員長から申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査及び調査とすることに決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(西條正道君)以上で今期定例会に付議された案件は、継続審査に付されたものを除き、いずれも議了いたしました。
 本定例会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、閉会前に市長から閉会のあいさつがあります。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今定例会には、一般会計補正予算議案など25件の議案を御提出申し上げ、議員各位の熱心な御審査を賜った次第でございますが、継続審査をいただいておりました一般会計・各特別会計並びに各公営企業会計の決算認定議案17件を合わせ、全議案につきまして、御可決・御同意いただき厚く御礼を申し上げます。
 議案審議の過程におきまして、御指摘のありました点につきましては、十分に検討を加え、今後の市政運営に反映させてまいりたいと考えております。
 本年も残すところあとわずかとなりました。議員各位におかれましては、健康に十分御留意され、輝かしい新年を迎えられますよう御祈念いたしまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。
○議長(西條正道君)この際、私からも一言ごあいさつ申し上げます。
 今期定例会は、17日間にわたる会期でございましたが、議員各位には連日熱心に御審議をいただき、本日閉会の運びとなり、厚く感謝を申し上げます。
 本年もあと残りわずかとなりましたが、どうか皆様方におかれましては、御健勝にて新年を迎えられますよう御祈念申し上げます。
 それでは、これにて平成22年第4回徳島市議会定例会を閉会いたします。
            午後0時6分 閉会
   ─────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定による署名者

徳島市議会議長

徳島市議会副議長

会議録署名議員

   同