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徳島県 徳島市

平成22年第 4回定例会−12月13日-20号




平成22年第 4回定例会

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│    平 成                          │
│    22年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │
│                                 │
│              第 20 号              │
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 平成22年12月13日(月曜日)午前11時30分開議
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   議 事 日 程(第5号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 議案第110号 上告の提起及び上告受理の申立てについて
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   本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員指名について
日程第2 議案第110号
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   出 席 議 員(34名)
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  佐々木 健 三 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  井 上   武 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
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   説明のため出席した者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  本 田 利 広 君
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 岩 崎 啓 二 君
総務部長   榊     勇 君 │ 財政部長
市民環境部長 上 野 見 親 君 │ 兼理事    梶 原 照 平 君
保健福祉部長           │ 経済部長   尾 池 修 二 君
兼理事    多 田 昭 弘 君 │ 都市整備部長 敷 島   徹 君
土木部長   磯 部 洋 一 君 │ 危機管理監  地 紙   満 君
消防局長   瀬 川 安 則 君 │ 水道局長   久 米 好 雄 君
交通局長   ? 村 信 一 君 │ 病院事業
病院局長   後藤田   勲 君 │ 管理者    露 口   勝 君
教育長    石 井   博 君 │ 選挙管理委員
監査委員   橋 本 省 二 君 │ 会事務局長  湊   浩一郎 君
監査事務局長 学 谷 一 郎 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   矢 部 和 道 君
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   議会事務局職員出席者
 事務局長    松 田 平 和 │ 次長兼庶務課長 箕 浦   豊
 議事調査課長  林   哲 也 │ 庶務課長補佐  角 元 京 子
 議事調査課長補         │ 議事係長    宮 本 和 明
 佐       西 名   武 │ 調査係長    吉 本   毅
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○議長(西條正道君)これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配布いたしてあるとおりであります。
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○議長(西條正道君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、10番佐々木健三君、33番折目信也君のお二人を指名いたします。
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○議長(西條正道君)次に、日程第2、議案第110号を議題といたします。
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○議長(西條正道君)本案については、本日追加提出された案件でありますので、提出者の説明を求めます。
 〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)ただいま上程されました議案について、御説明をいたします。
 御提出いたしました議案は、上告の提起及び上告受理の申し立てを行うものでございます。
 その概要についてでございますが、本市が昭和51年ごろから約2年間におきまして、活用していた丈六町の廃棄物最終処分場用地に隣接する土地に埋設されていた廃棄物は、本市が埋設したものであるとして、土地所有者から廃棄物の除去などを求める訴訟が提起されたものでございます。
 本市といたしましては、最終処分場用地に隣接する土地に廃棄物の埋立処分を行った経過はなく、第1審では廃棄物の種類が異なること、本市の最終処分場用地と隣接する土地の埋立工法が異なることなど、本市の主張が認められましたが、控訴審におきましては、本市が当時の土地所有者と合意の上、廃棄物を埋設したことを認定し、さらには、隣接する土地に埋設された廃棄物の除去などを言い渡す判決が出されました。
 この控訴審判決では、本市の主張が認められておらず、判決内容にも食い違いがあることから、さらに上級審の判断を求めるものでございます。
 よろしく御審議いただき、御可決いただきますようお願いいたします。
○議長(西條正道君)以上で提出者の説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑の通告がありますので、通告者の発言を許します。25番広瀬和範君。
           〔25番 広瀬和範君登壇〕
◆25番(広瀬和範君)上告の提起及び上告受理の申立てについて、質問をしたいと思います。
 丈六町長尾の廃棄物除去等請求控訴事件でございますが、まず、事件の概要をお聞かせください。
 続きまして、本控訴事件につきまして一番に思うのは、第1審で勝訴しているのに、なぜ控訴審で敗訴してしまったのかということでございます。第1審では第三者が埋めた可能性があり、本市が廃棄物を埋設したと認めることはできないとの判断であったのに対し、控訴審では当時の所有者と合意の上で、市が廃棄物を埋設しているとの判断があったようですが、控訴審で、なぜそのような判断が下されたのか、根拠はどういうことなのか、御答弁をお願いいたします。
 次に、上告理由でありますけれども、今回の判決では、本市が土地所有者の同意を得て廃棄物を埋設したと認定していながら、本市に金銭の支払いと廃棄物の除去を求めているとしていますが、これは具体的には、廃棄物を土地所有者との合意のもと埋設しても、所有者がかわれば、新しい所有者は埋設者に廃棄物の除去を請求できるということですか。もしそうであれば、今回の判決は、本市の他の埋立地のみならず、全国の同様の廃棄物の埋立処分をしている自治体や、民間企業においても、土地所有者との合意による埋設であるのに、金銭を支払う義務が生じることとなり、この判決の影響を受けることになるのではないかと思います。このような判決は確定させるべきではなく、強い気持ちで上告し、再度、勝訴に持っていく必要があります。市としての考えを聞かせてください。
 答弁を受けて再問をしてまいります。
         〔市民環境部長 上野見親君登壇〕
◎市民環境部長(上野見親君)廃棄物除去等請求控訴事件についての御質問に、順次御答弁申し上げます。
 まず、本事件の概要についてでございますが、平成17年5月、控訴人は徳島市丈六町における自己所有地の宅地造成工事中に、地中に埋設された大量の廃棄物を発見し、その土地の南側隣接地が、昭和51年ごろから昭和53年初めごろに、本市の一般廃棄物最終処分地であったことから、その廃棄物も本市が埋設したものであるとして、平成18年12月、本市に対して、廃棄物の撤去工事費、地盤改良費等の損害賠償金6,001万6,100円及び土地所有権に基づき未掘削部分の廃棄物の撤去等を求める訴訟を徳島地方裁判所に提起したものでございます。
 本事件につきましては、第1審では本市の主張が認められ、平成22年2月原告の請求はいずれも棄却されましたが、原告は判決を不服として同年3月高松高等裁判所に控訴していたものでございます。
 しかしながら、控訴審におきまして、平成22年12月9日、本市に対して、控訴人に廃棄物の撤去費用の支払い等を命じる仮執行宣言つきの判決が言い渡されました。
 次に、なぜ、控訴審で逆転されたのかということについてでございますが、本市は第1審から一貫して本件土地への廃棄物埋設はしていないと主張し、その理由として、埋立工法について、市の処分場では廃棄物をかさ上げして埋め立てしてきたこと、本市が掘削機械を使用していないこと、それに対して、本件土地は機械により掘削し、埋め立てされていること等の違いを主張してまいりました。また、廃棄物の種類についても、本件土地には市が収集するごみには含まれない、れんがやガラス片などが混入し、明らかに市の処分場とは異なることを指摘してまいりました。
 ところが、控訴審の判決では、1点目は、本件土地の埋め立てが、市の処分場の事業期間である昭和51年9月から昭和53年初めになされたものであり、他の者が市の職員の目を盗んで行うことは不可能であるということ、2点目は、埋められた廃棄物は、本件土地も市の処分場も同一の種類と認められること、3点目は、第1審で信用性がないと証拠採用されなかった、市のごみ収集車が出入りをしていたという証言が採用されたことなどで、本件土地への廃棄物埋設が徳島市以外にないと判断されました。このことから、判決では、本市が土地所有者の同意を得て廃棄物を埋設したとして、本市の主張を退けております。
 続きまして、土地所有者との合意による埋設でも、土地所有者は埋設者に廃棄物の除去を請求できるのかということですが、一般的に、土地所有者の同意があり廃棄物の埋設がなされたのであれば、所有者がかわっても埋設した廃棄物の撤去義務は生じないと考えます。したがって、今回の判決は非常に不合理であると考えております。
 最後に、今回の判決に対する本市の考えにつきましては、議員御指摘のとおり、今回の判決は本市の他の埋立地のみならず、全国の同様の廃棄物の埋立処分をしている自治体や民間企業においても、非常に大きな影響を受けるものであると考えております。
 本市といたしましては、再度、今までの経緯を精査し、弁護士とも十分協議の上、上級審に臨んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。
           〔25番 広瀬和範君登壇〕
◆25番(広瀬和範君)御答弁をいただきましたので、再問をしてまいりたいと思います。
 今回の高松高裁の判決は、これまでの本市の廃棄物処理行政に対し、その信頼性を揺るがす結果にもなりかねないものであります。仮に、本裁判に敗訴するようなことになれば、廃棄物の埋立地で所有者がかわれば、次々と今回のようなことが出てくるという可能性があり、大変なことになりかねません。
 私は、本市の廃棄物処理行政については、市民も行政も相協力しながら時代時代に応じ、法のもと、適切に対処してきているものと信じております。そのことからも、今回の判決は意外であり、強く上告すべきものと思います。
 市長以下、関係理事者におかれましては、判決結果を十分に分析・精査し、弁護士団の強化等を行うなど、最後まで本市の主張を貫いていただきたいと思いますが、本市の決意をお伺いし、質問を終わります。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)広瀬議員の御再問について、御答弁申し上げます。
 議員御指摘のとおり、本市の廃棄物処理につきましては、これまで、市民各位の協力を得ながら、さまざまな努力や工夫を重ねまして、適正に処理してきたものでございます。
 したがいまして、今回の高松高裁の判決は全く予期せぬ結果であり、まことに遺憾でございます。しかしながら、今回の判決につきましては、先ほど市民環境部長からも御答弁申し上げたように、他の自治体などにも大きな影響を及ぼす問題が内在しているものと考えております。
 本市といたしましては、御意見の趣旨を十分に踏まえまして、関係職員が一丸となり、今後の上告審に臨み、本市の正当性を主張してまいる所存でございますので、御理解をいただけますようよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
○議長(西條正道君)以上で通告による質疑は終わりました。これをもって通告による質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより採決いたします。本案について、原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(西條正道君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案のとおり可とすることに決定いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
            午前11時44分 散会