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徳島県 徳島市

平成22年第 3回定例会−09月06日-12号




平成22年第 3回定例会

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│    平 成                          │
│    22年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │
│                                 │
│              第 12 号              │
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 平成22年9月6日(月曜日)午前10時開議
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   議 事 日 程(第2号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 議案第61号から議案第69号まで
   議案第76号・議案第77号
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   本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員指名について
日程第2 議案第61号から議案第69号まで
     議案第76号・議案第77号
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   出 席 議 員(34名)
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  佐々木 健 三 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  井 上   武 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
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   説明のため出席した者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  本 田 利 広 君
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 岩 崎 啓 二 君
総務部長   榊     勇 君 │ 財政部長
市民環境部長 上 野 見 親 君 │ 兼理事    梶 原 照 平 君
保健福祉部長           │ 経済部長   尾 池 修 二 君
兼理事    多 田 昭 弘 君 │ 都市整備部長 敷 島   徹 君
土木部長   磯 部 洋 一 君 │ 危機管理監  地 紙   満 君
消防局長   瀬 川 安 則 君 │ 水道局長   久 米 好 雄 君
交通局長   ? 村 信 一 君 │ 病院事業
病院局長   後藤田   勲 君 │ 管理者    露 口   勝 君
教育長    石 井   博 君 │ 選挙管理委員
監査委員   橋 本 省 二 君 │ 会事務局長  湊   浩一郎 君
監査事務局長 学 谷 一 郎 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   矢 部 和 道 君
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   議会事務局職員出席者
 事務局長    松 田 平 和 │ 次長兼庶務課長 箕 浦   豊
 議事調査課長  林   哲 也 │ 庶務課長補佐  角 元 京 子
 議事調査課長補         │ 議事係長    宮 本 和 明
 佐       西 名   武 │ 調査係長    吉 本   毅
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○議長(西條正道君)これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、配布いたしてあるとおりであります。
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○議長(西條正道君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、11番岡 孝治君、28番梯 富子君のお二人を指名いたします。
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○議長(西條正道君)次に、日程第2を議題といたします。
 これより質疑及び質問に入ります。
 通告により、順次発言を許します。13番村上 稔君。
           〔13番 村上 稔君登壇〕
◆13番(村上稔君)皆さん、おはようございます。市民ネットワークを代表しまして質問をしてまいります。
 まず、このたびの補正予算に、新町橋を新たに8,000万円をかけてLEDで装飾をするという補正予算が出てまいりましたが、この件について質問をしてまいります。
 まず、この財政難の折になぜ、これは来年の春までということみたいですけれども、こういう急な事業として、8,000万円という巨費を投じてこの事業を提案されたのか、その意図について市長にお聞きしたいと思います。
 私も美術は好きで、今開催されております瀬戸内国際芸術祭も2回出向いてまいりました。特に先週の日曜日には男木島へ行ってまいりましたが、島の風情とアートがマッチして本当にすばらしいものになっておりました。行き帰りのフェリーも床までびっしり座っているというふうな状態で、立ったままでした。5時間ぐらいかけてゆっくりと島を見て回ったんですけれども、その多くの作品が1年から2年がかり、島の人たちとのゆったりとした共同作業の中ででき上がったということで、島のおじいちゃん、おばあちゃんも実に誇りにしているということが、その生き生きとした表情から感じられました。
 そんな様子を見てきまして、私は徳島市がこれからLEDのアートで売り出したいんだという方向性自体は悪くないのではないかなと思っております。そして、イメージづくりには長い時間がかかりますので、そんなすぐに効果を求めるものではないというふうなこともわかっております。ただ、今回の市長の8,000万円、LEDで新町橋を装飾するという御提案は余りにも唐突で、多分多くの市民の皆さんも戸惑いを感じていらっしゃるのではないかなと思っております。しかも来年のはな・はる・フェスタに間に合わすというふうに聞いておりますけれども、今議会で予算が決まったとしても、これから選定委員会をつくってアーチストを推薦してもらって、そしてコンペというふうなことも聞いておりますけれども、そういうスケジュールをこなしますと、制作期間はごく短い期間での突貫工事というふうなことになりはしないかなと思います。果たしてそれだけ慌ててつくった作品でよいものができるのかどうなのかということも心配をしてしまいますけれども、今後のスケジュールも含めて、なぜ今回慌ててこういう予算を出されたのか、これからどういう手続で進められていこうとしているのか、まずお聞きをしたいと思います。
 そして、今回8,000万円という予算が出ましたけれども、市民的感覚でいきますと、まずもって高いなと。新町橋をLEDで飾るだけに8,000万円もするんかなというふうなのがまずもって市民の感覚ではないかなと思いますけれども、この8,000万円という予算、金額がどういう根拠に基づいて出されたものなのか、既にあります両国橋、ふれあい橋の整備費等との比較も含めてお示しをいただければと思います。
 次に、ツイッターの活用について、質問をしたいと思います。
 佐賀県武雄市で9月1日から、市長を初め全事務職員390人によるツイッターの使用が始まりまして、大きな話題を集めております。また、先週のNHKの「クローズアップ現代」でも取り上げられ、ここに来て一気に大流行になっているわけですが、経済産業省のホームページによりますと、全国で既に61の行政団体、うち28の市でツイッターによる情報発信、市民参加の手続などが始まっているようであります。「クローズアップ現代」でも解説されておりましたが、ツイッターはその情報伝達のスピード、一瞬で多くの人に伝える伝播力、そしてほぼゼロコストという既存のメディアと比べて圧倒的な優位性を持ったソーシャルネットワークサービスとして、コミュニケーションやビジネス、行政サービスなどで注目を集めております。
 そんな中で、徳島市としても行政の透明化や活性化、市民参加など、さらにはコスト削減のためにもぜひ今後ツイッターを活用すべきだと考えますが、いかがでしょうか。ツイッターを既に活用されている自治体の地図を見てみれば、今のところはなぜか東北とか関東、東日本あたりから押し寄せてきているようですけれども、今徳島市が始めれば、四国四県県庁所在地では一番乗りということになりますので、市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。
 そして、さきに私はこのたびの徳島市の駅前への図書館移転ということに関しまして、ツイッターを利用してパブリックコメントということで募集をいたしました。ツイッターによるパブコメということで、私が勝手にツイパコというふうに名づけて募集したんですけれども、これによって14人の方から19件の意見が寄せられました。担当理事さんには既に読んでいただいたと思うんですけれども、実に建設的なすばらしい意見ばかりが集まりました。中には全国的に活躍されている書評家の方なども含まれていて、かなりレベルの高い意見が集まったと思います。
 これを当初市側、副市長さんでしたけれども、この内容が市民の意見かどうかわからないということで、これはパブコメとしては扱えないというふうなことで突っぱねられましたけれども、結局は、私がツイッターを使って集めた私の意見であるという、やや禅問答のような解釈で、最終的には受け付けていただいたんですけれども、本来このパブリックコメントというのは市民参加条例によっているわけですけれども、パブリックコメントのルールというのは提出者が市内在住ということで、そのパブリックコメントの意見の内容には制限はないはずであります。別にツイッターじゃなくても、テレビでこう言っていたとか本にこう書いてあったというふうなことであっても、こういうふうに徳島市の図書館はすべきじゃないかと、徳島市民が責任を持って住所を書いて提出をすれば、意見の内容は自由なはずであります。どのような出典であっても、提出者がちゃんと市民であれば、それは受け付けられるというはずであります。
 そこでこの際、ちょっと視点が変わりますけれども、今市がやっているパブリックコメント全般において、その意見の内容によって受け付けたり受け付けなかったりというふうなことがあるのかないのか、確認をさせていただきたいと思います。
 御答弁いただきまして、再問をしてまいります。
          〔経済部長 尾池修二君登壇〕
◎経済部長(尾池修二君)LEDによる景観整備についての御質問に御答弁申し上げます。
 本市が誇る美しい水と緑にLEDによる光の要素を加え、他都市にはない新たな魅力を持つ「水都・とくしま」を創造、発信するため、LEDが魅せるまち・とくしま事業を推進し、橋梁の景観整備を実施するとともに、本年4月に徳島LEDアートフェスティバル2010を開催したものでございます。このアートフェスティバルのメーン会場でありました新町川水際公園に接する橋梁のうち、両国橋とふれあい橋にはLEDとアートの融合による景観整備を施しており、これらにつきましてはアート作品としてフェスティバル終了後も継続して展示しております。新町川水際公園に接する橋梁のうち、残る新町橋については、徳島駅から阿波おどり会館、眉山に至る本市の中心市街地にあるメーンストリートの中間に位置するシンボル的な橋梁であると認識しております。したがいまして、今後も継続してLEDが魅せるまち・とくしま事業を推進することにより、本市の将来像である「心おどる水都・とくしま」を全国に発信する上で、新町橋の景観整備を行うことが欠かせないものであると考えております。また、今回のLEDアートフェスティバルにおいて両国橋やふれあい橋の評価が高く、一方、景観整備が施されていない新町橋への要望が多くの関係者から寄せられ、本市もこの声にこたえるため、新町橋への景観整備を来年春に開催するイベントに合わせて整備することになった次第でございます。
 次に、8,000万円という事業費についてでございます。約4,000万円の事業費を要した両国橋や約2,000万円の事業費を要したふれあい橋と比べて、新町橋は橋梁の規模が大きく、橋の底面や橋の下のスペースの部分も活用が可能なこと、また、新町橋は老朽化しているため強度調査などが必要であることが事業費が大きくなった一因でございます。LEDによる景観整備事業はアート作品でもあり、通常の事業における見積書や設計書に基づく事業費の算出方法とは異なると認識しております。この事業費は、既に整備した両国橋やふれあい橋における実績や専門家らの意見を参考にしながら算出したものであり、新町橋の現況調査も含め、新たに設置するLEDを活用したアート作品の制作に伴う材料費、加工費、設置費、土木工事費やコンピューター制御に要する経費などを含めたものでございます。いずれにいたしましても、本市の将来像である「心おどる水都・とくしま」を全国に発信する上での重要性や位置づけを考慮して、今回LEDによる景観整備を新町橋において実施するための経費でございます。
 次に、今後の手続と進め方についてでございます。LEDによる景観整備事業につきましては、昨年度実施いたしました両国橋、ふれあい橋と同様に、外部の専門家などで構成された選定委員会により、芸術家及びそのアート作品を選定してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
         〔企画政策局長 岩崎啓二君登壇〕
◎企画政策局長(岩崎啓二君)ツイッターの活用についての御質問に御答弁申し上げます。
 本市では広報事業といたしまして、広報とくしまや徳島市政だよりの発行、またテレビ広報、マイシティとくしまやケーブルテレビの徳島市NOWの放送、ホームページの開設などさまざまな媒体を活用し、実施しているところでございます。御質問のツイッターの活用を検討すべきではないかについてでございますが、ツイッターはインターネット上で不特定多数の人に向けてごく短い文を発信したり、また他の人の文を読んだりすることができるサービスで、メールなどと並んだ新たなコミュニケーションツール、そして利用者がだれでもリアルタイムの情報を伝えられるメディアの一つとなっており、多くの著名人や企業などが独自のツイッターを開設し、情報発信やコミュニケーションツールとして活用されております。自治体におきましても、独自のツイッターを開設し、活用しているところも出てきており、経済産業省がまとめております自治体のツイッター利用状況によりますと、現在全国で28市9町村、合計37市町村が開設しているようでございます。
 本市としてツイッターをどのように活用するかにつきましては、新たな情報発信のツールとして、またリアルタイムな情報収集ツールとしてどのような活用が可能であるのか等、メリット、デメリット等も含め、他都市の活用の状況なども参考にしながら今後研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
           〔総務部長 榊 勇君登壇〕
◎総務部長(榊勇君)パブリックコメントについての御質問に御答弁申し上げます。
 パブリックコメント手続につきましては、徳島市市民参加基本条例第2条第1号に規定する市の区域内に住所を有する者、市の区域内に存する事務所または事業所を有する個人などの市民が、同条第11条の所要の手続に基づき、意見を提出する者の氏名、住所等を明らかにして行うものとしております。このパブリックコメントの手続を経て提出された意見が市民の意見であれば、意見の内容にかかわらず、パブリックコメント手続の意見として取り扱うこととしております。
 以上でございます。
          〔13番 村上 稔君登壇〕
◆13番(村上稔君)御答弁をいただきました。まず、新町橋LEDについてですけれども、ちょっと両方の質問がダブって申しわけないんですけれども、これについても私は先日から、ツイッターを利用しましていろんな意見を集めてみました。1週間ほどで43件の御意見をいただきました。ちょっと紹介をさせていただきたいと思います。ツイッターというのはタイムラインということで、パソコンとかスマートフォンに意見がずらっと並んでくるんですけれども、それをそのままプリントアウトしてきました。幾つか御意見を紹介させていただきたいと思います。
 まず、LEDで電飾反対です。ライトアップや街灯なら賛成。昼間はきっと汚く見えるに違いないと思います、次の人は、現在ふれあい橋とかもきれいですし、景観はよくなると思います。しかし、8,000万円かけて観光スポットとしての魅力が集まるかどうかは少々疑問です、次、私はLEDの原価を知っているので何とも言いにくいですが、根拠がない8,000万円ならどんぶり勘定と言われても仕方がないかもしれません、次、8,000万円ですか。費用対効果をシミュレーションされて採算が合うのか気になるところですね、次、今の徳島市にそんな財政的余裕があるのという気がします、次、町が繁栄し、地元が潤うものであれば8,000万円は安い。どんどんやるべきというような声もあります。次、徳島のシンボル、自慢できるものにしていくべき。市役所よくやったというようなのもあります。その次に、8,000万円高いでしょう。この不況下、平均年収300万円前後でみんな疲弊しています。まずそこの感覚が市民と乖離していますというふうな厳しい意見もあります。新町橋をLEDで飾ってどういう効果をねらっているのか、なぜ新町橋を飾るのかが根本的にわからない、やるなら明石海峡大橋みたいにやれればな。もう少し戦略があれば支持ができるんだけれどという意見、新町橋がLEDで飾られるのはとても喜ばしいことです。今後、そのすてきな景観をボードウオークの有効活用とつなげられる方策を期待しております、新町橋をLEDで飾るのは、純粋に県外向けの話題にもなる点ではよいと思うんですが、そこに見に来た人をどう地域の活性化につなげるのかまでの構想はあるんでしょうか、施工業者さんぐらいは県内の企業を使ってほしいと思います、住民がいっちょかみできる工夫をしていただきたいです。地域で達成感を味わえるようなものにならないでしょうかねということでたくさん意見が来ておりまして、一部を紹介させていただきました。
 全体を見ると、どちらかというとやはり8,000万円というインパクトから、割合的には批判的な意見が多いというふうな気がします。ここはやはりもう少し、先ほど御答弁いただきましたけれども、説得力のある御説明が必要なのではないかなと思います。今回の事業に関して市長さんがどのようなビジョン、戦略を持っておられるのか、この本会議はテレビで中継もされておりますので、私だけではなくて、ぜひ市長さんに市民に対して存分にこのLED、8,000万円にかける思いを語っていただければなと思います。
 また、市民が納得いくものにするためには、やはり市民参加のプロセスが不可欠ではないかなと思います。例えばこのアーチストの選定のコンペをオープンにするとか、何らかの市民参加の手続が必要ではないかなと思いますが、その辺のお考えをお聞かせください。
 次に、8,000万円の根拠についてですが、いろいろと説明をしていただいたんですけれども、ちょっとよくわからないと言わざるを得ません。今回はアート作品だから、通常の見積もりや設計に基づく事業費の算出方法とは異なるんだというふうにおっしゃっておりましたけれども、その後で作品の制作に伴う材料費、加工費、設置費、土木工事費、コンピューター制御の経費から算出したというふうにおっしゃってるんですけれども、ちょっとよく意味がわかりません。そして、心おどる水都のための重要性を考えると、これは必要なんだということなんですけれども、その重要性はよしとするんですが、それがなぜ8,000万円になったのか、その根拠にはやはり市民への説得性がなければならないと思うんですけれども、先ほどの御説明ではちょっとよくわかりません。もう少し納得のできる説明をしていただければと思います。例えば8,000万円という金額が、世界の第一線の一流のアーチストを呼べる金額なんですよとか、日本では第一線の人を呼べるんですよとか、この8,000万円というのがどういう規模の、どれだけ例えば観光客の方を呼べるようなそういうインパクトのある作品になるのか、もしくは8,000万円では割とどこにでもあるようなものしかできないのか、その辺をちょっとイメージしたいと思うんですけれども、先ほどの御説明ではちょっとよくわからないので、もう少し納得のいく御説明をいただければと思います。
 ツイッターに関する御答弁をいただきました。今後、他都市を研究していくんだということなんですけれども、研究しているうちに終わってしまうということになればいけないので、きょうはちょっと私なりの研究を少し申し上げると、他都市では例えばこういうふうな使い方をしているようであります。幾つか使っている市のつぶやきを御紹介してみたいと思います。
 加西市、市役所業務の包括委託について市民説明会を開催します。8月29日開催、成人式を君たちの手で。運営スタッフ募集ということも入っています。和光市、市民参加のあり方について議論する市民懇談会を開催します。ぜひ御参加ください。9月11日14時から、キッズクッキング参加者募集。詳しくは広報わこうホームページで、こんなことをつぶやいているところもあります。岩手県ですけれども、ヤマブドウはとってもすごいんです。通常のブドウに比べてポリフェノール8倍、鉄分3倍、ビタミン3倍、ビタミンC4倍。アンチエイジング、美容効果期待されます。岩手県はヤマブドウ生産量日本一ですというような、こういう宣伝をしているところもありますね。小樽市、小樽市建設部入札結果8月分、防護さく設置工事一般入札246万円、こういう実務的なこともつぶやいています。平成22年3月定例会議会日程なんていうことも出てますけれども、もう少し、八戸市、新成人代表者と市長の懇談会参加者を募集、最近暑い暑いというツイートばかりで申しわけありません。そんな中、気象庁発表の最高気温35.4度を記録したきょうの八戸市ですが、これは9月の新記録だそうですなんていう、内容的には余り意味はないんですけれども、そんなふうなこともつぶやいています。こんなふうな活用の仕方を各自治体がされてきているようであります。
 このツイッターというのは、ややこしそうですけれども、実は使い方は簡単で、市長さんが今の私の例を聞いて、これはツイッターを始めたいなというふうにもし思いましたら、この後帰って昼休みにパソコンをあけて、5分後にはもうツイッターを始められるというぐらい簡単なものなんです。市長が市長室に帰って、市長室なう、なうというのは今ここにいるよということなんですけれども、市長室なう。ツイッター始めましたというふうにつぶやいたら、多分二、三日で市長でしたら1,000人ぐらいの市民がわっと、フォロワーという形で市長の意見を聞けるようになるんですけれども、そういうことがすぐに可能になる、そういう道具です。そういう場所で市長の、今回LEDについても質問していますけれども、LED、実はこういうふうに考えているみたいな市長のお考えというのを常に24時間発信できるというわけであります。
 ツイッターは、オバマ大統領や原口総務大臣、蓮舫さん初め政権担当を担われている多くの政治家の方もこれを使ってどんどん情報発信されていますけれども、市長さん御自身はいかがでしょうか。職員さんに対する刺激としてもですし、市役所活性化の特効薬になるかと思いますけれども、市長御自身の御見解をお聞きしておきたいと思います。
 それと、ツイッターを利用したパブリックコメントに関してですけれども、その意見の内容に関しては、提出者が徳島市民であれば内容は自由であるということで確認をすることができましたので、今後もテーマによってはツイッターによるパブリックコメントの募集、ツイパコ実施をさせていただきたいと思いますので、その節にはよろしくお願いをしたいと思います。
 幾つかお尋ねしたことに御答弁をお願いいたします。
          〔経済部長 尾池修二君登壇〕
◎経済部長(尾池修二君)LEDによる景観整備についての御再問に御答弁申し上げます。
 LEDによる景観整備事業につきましては、先ほど御答弁いたしましたように、外部の専門家などで構成された選定委員会により、芸術家及びそのアート作品を選定してまいりたいと考えております。芸術家及びそのアート作品の選考過程において、透明性を図ることについての重要性は認識しておりますが、今回の選考の対象が企業ではなくプロの芸術家であり、芸術家である個人の権利利益にも配慮しながら慎重に検討し、進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)お答え申し上げます。まず、LEDによる景観整備の御質問についてでございます。
 御承知のとおり、徳島市は四国一の大河吉野川とその支流が育てた三角州に発達した城下町でございまして、大小138の河川が市内を縦横に流れ、市内の面積の13%を眉山が覆う緑もあふれる豊かな町でございます。こうした本市の特色を生かしたまちづくりを進めるため、ひょうたん島水と緑のネットワーク構想を策定いたしまして、川沿いの遊歩道の整備や護岸整備、市内の中心部を約30分かけて周遊船でめぐるひょうたん島クルーズの運航などを実施し、水都としての魅力をこれまで発信をしてまいりました。一方で本市が持続的な発展を遂げていくためには、ますます激化する地域間競争に打ち勝っていくことが求められておりまして、他の都市にはない独自の魅力をこれから創造していくことが必要だと思っております。
 こうした中で着目したのがLEDでございまして、このため、平成19年度に策定いたしました第4次徳島市総合計画のリーディング・プロジェクトにおきましても、LEDを新たな地域資源として積極的に活用した光に彩られた水都の創造を新たに掲げ、まちづくりを進めてまいりました。この一つの集大成がLEDアートフェスティバルであり、両国橋とふれあい橋の景観整備でございます。今後さらに本市のこの水辺空間の魅力を高めるため、シンボルゾーンに位置する新町橋の景観整備を行うということは、本市の魅力を全国はもちろん世界にも発信するチャンスになると考えております。そのためにはやはりすぐれた芸術家を選定し、市民の皆様が整備をしてよかったと誇りに思っていただけるような芸術作品としてまいる所存でございます。
 続きまして、ツイッターの活用でございますが、市民の皆様と情報を共有するために広報活動は重要でございまして、広報紙、広報番組などを初めとしてさまざまな媒体を活用し、情報提供を行う必要があると認識をいたしております。徳島市におけるツイッターの活用につきましては、ただいま、まだまだ賛否につきまして議論があるところでもございますので、先ほど担当局長がお答えいたしましたように、今後研究をしてまいりたいと思っております。私自身のツイッターの活用につきましては、御提言として承っておきたいと思います。
 以上です。
          〔13番 村上 稔君登壇〕
◆13番(村上稔君)御答弁いただきました。ツイッターに関しては、市長、賛否の議論があるなんてことをおっしゃいましたけれども、行政がそれを使う賛否の議論、余り今のところ聞いたことはないんですけれども、どうかなというふうに思います。これは何に関してもそうなんですけれども、やはり今回のツイッターの使用ということに関しても、徳島市、消極的な感じがいたします。これまでいろんなことを見てきて、我が市は大体何につけても他都市がやり始めなければやらないというふうなことが常なんですけれども、それでは最初の御答弁にもありましたけれども、これからの地域間競争の時代には浮かび上がることができないんじゃないかなと思います。ぜひ市長にはツイッター、これを使い始めていただいて、ツイッターのいいところというのは自分が、大体市長も政治家ですから、政治家というのは、えてしてやはり自分の周辺の声ばかりが聞こえてしまう、耳に入るというようなところがあるんですけれども、このツイッターの魅力というのは、そういう自分の周辺じゃないところの各コミュニティーの人たちがどんなふうなことを日々考えられているのか、そういうふうなことがこのつぶやきということを通じてわかってくると、感じられるというふうなことが最大の政治家にとってのメリットではないかなと思います。そういう道具としてこれは本当に、市長というお立場の中で市民全体の意見を吸い上げていく、そんなふうな道具としては、これは最高に使える道具だと思いますので、ぜひ市長にはこれから帰って市長室でパソコンを開いて、ツイッターどんなんかいなとのぞいていただければと、そして始められることを期待したいと思います。
 そして、新町橋のLEDに関しての市長の御答弁あったんですけれども、先ほどの御答弁では全体の計画の中でこういうことだと述べられましたけれども、やはり私個人としては、これから徳島市の観光も含めて、もっと戦略的にやっていくというふうなことが必要なのではないかなと思います。先ほどの市長の御答弁では、まだ市民は納得できないんじゃないかなと思います。
 市民参加の手続に関しても、これは業者ということではなくて芸術家を選定するということで、何かちょっと公開制にはなじまないような、そんな御答弁だったんですけれども、僕はそれは違うと思うんですよね。例えばヨーロッパとかでしたら、徳島市のデザイナーがドイツのヨットフェスティバルのコンペで優勝したというニュースも過去にありましたけれども、これは市民みんなが集まって、そのコンペ作品に対してこういうとこがいい、ああいうとこがいい、これは悪いということでみんなが議論をして、そして最終的に絞り込んで1人のアーチスト、ドイツのヨットフェスティバルですけれども徳島から出たデザイナーさんを選ばれたということがあって、そして選ばれた以上はその後の遺恨は残さないというか、みんなでそれを歓迎して町を盛り上げていくということで、芸術家さんを選ぶんやから公開とか市民参加はちょっとなじまないんだというふうな話であったと思うんですけれども、それは僕は違うんじゃないかと。むしろ逆手にとって、今回どういう作品が、どういうLEDアートが新町橋に選ばれていくのかということ、透明性を高めて、みんなが納得できる、最終的に気に入らん人もおるかもしれないけれども、こんだけみんなの意見を集めて選んだんやから納得できるというふうなプロセスが必要だと思いますし、そういうふうにして初めてこの8,000万円というのが、これからの徳島の観光戦略として生きてくるんではないかなと思います。
 本当に昨今閉塞感の漂う今現在ですから、みんな明るい話題を望んでいると思います。この今回のLEDアートがみんなが期待できる明るい事業になるのか、それとも何だかよくわからない、知らないうちにできていたと、無駄だというふうな陰口がたたかれるようなそんな事業になるのか、それはやはり市長さんの説得のあるこれからの御説明と、市民が受け入れられるか、納得できるかというプロセスにかかっているのではないかと思います。これ、スケジュール的にもそんなゆっくりとした事業ではないんですけれども、私自身はきょうの市長さん、部長さんの御答弁では、まだ現段階では賛否については決めかねるというふうに思いますので、これは引き続き、産業交通委員会の中で議論をさせていただきたいと思います。ぜひその辺のお考え、御説明をさらに煮詰めて、また委員会の中でも討論したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上で質問を終わります。御清聴ありがとうございました。
○議長(西條正道君)次は、32番赤川健治君。
 〔32番 赤川健治君登壇〕
◆32番(赤川健治君)新政会を代表して質問をさせていただきますけれども、新政会復活後初めての代表質問でございます上に、私もしばらく登壇をしておりませんでしたので、いささか緊張いたしております。質問につきましては、市長の政治姿勢ただ1点についてのみでございますので、明確な御答弁をいただけますようお願いをいたします。
 まず、時流への認識について市長の御見解をいただく前に、私の感じているところ、また、ある団体が本年5月に会員にアンケートを求めたものについて書かれていた内容の幾つか、さらには友人から本年いただいた暑中見舞い中にありました今日の風潮に対する所感を、それぞれ意を一にする立場で御紹介をしておきたいと思います。
 政権交代につきましては、小泉ええじゃないかの大騒ぎの後に誕生した安倍内閣時代に年金資料のずさんな管理実態が発覚し、政権への批判の高まりが当時の参議院を逆転させ、その後、年度内に1人残さず調べ上げ、1円たりとも漏らさず支払うという、できもしない公約をしたことで無能ぶりまで露呈してしまい、これが自・公が政権から遠のかざるを得なくなった端緒になったんだろうというふうに私は思っています。このころから始まる民主党ええじゃないかに、その後誕生する福田内閣、麻生内閣もこれに抗し得る有効な手だてが講じられず、結局のところ、ええじゃないかに押し切られる形で政権交代が起きてしまったというのが正直なところではないかと私は考えています。
 次に、アンケートの中に見られた、なるほどと感心させられたもの4点について紹介をいたします。その一つは、耳ざわりのよい政策を羅列し、実現できなかったからといって別に悪びれる様子もなく、説明に窮すれば、まともなことを言っていたのでは何も変わらない、どこが悪いのか、小泉もそうであったではないかと言い放って開き直ったり、公約どおりコンクリートから人へということで間違いなくやっているので何の問題もないではないかと煙に巻いて批判をかわす政治手法は、青少年の学びや育ちに与える影響少なからず、問題なしとはしない。また、政権交代を目指す手法として許容されるのかどうかも甚だ疑問だ。こんなことを政権政党がやっていると、物事をまじめに考え、まじめに努力する人間などどこにもいなくなる。衣食住足りて礼節を知らずと言われている今日の日本人を、さらにわけのわからない人間にしてしまいかねない手法を、政権を手にした政党がどこまで続けるのか。
 その二つは、本四連絡道の上限額3,000円をめぐり、当時の国家戦略担当大臣が問題だとして街頭演説をしても問題にならず、本四道のみが割高になる新料金は容認できないという声を上げる人の大半が、結果的には逆に割高になる新料金や、もともと原則無料であったこととの関係を容認するととられかねない意味合いを含んでいるということへの認識が薄いのではないか。
 その三つは、アメリカではイエローモンキー、ヨーロッパではエイリアンと言われてきた日本人。指導力は欠くが、まだましかで誕生した鳩山内閣総理大臣。政権交代を実現させた国民を代表してこのことを世界じゅうに実証してどないするんだ。
 その四つは、大阪府の橋下知事のことを言っているんだと思いますけれども、自治体の長がローカル政党を立ち上げ、現職議員を入党させたり、自治体議員選挙で多くの議員を誕生させようとしているが、国政絡みで新党が次々と旗上げされているどさくさに紛れて何をやっているのか。地方政治が二元代表制であることとの関係で言うなら、極めてお行儀の悪いことをやっているのだが、そんなことはお構いなし。有権者も有権者で、国政で起こっていることと同様のことが地方でも起こっているという程度にしかとらえていないばかりか、逆に称賛したり期待したりする声もある。制度との関係ではいかがなものかとだれもが言わない社会になってしまったのかと疑問を呈したものであります。
 最後に、本年いただいた暑中見舞い中の一節を紹介します。お茶の子さいさい的雰囲気で広げた大ぶろしきとも言うべきマニフェスト選挙で起こした政権交代に続く参議院選挙は、言われていたとおりの結果でした。選挙結果は別として、問題なのは人であろうと言葉であろうと、役割を担わせておいて目的さえ遂げれば使い捨てるというやり方です。マニフェストを掲げてする選挙以外は選挙でない的雰囲気を広げておいて、耳ざわりのよいことを羅列したマニフェストで政権交代さえ達成してしまえば、後は口にすることなくほおかぶりという風潮がまかり通っているということです。日本や日本人を誤解している唯一の国民、日本人という現実が抱える、国・地方合わせて900兆円超の借金という現実、一方、お上は正しく誤りはないと長年信じてきた国民。戦後60年を過ぎて法治国家とは決して思えない、信用ならない、まれに見る超自己責任国家であったということが年金の管理実態で明らかになったにもかかわらず、いまだに依存体質から抜け出せていない。危機的状況にあることを認めつつも、何とかするためにはうそも方便、はったりも政治手法の一つとして割り切っているからこそ、特段悪びれる様子もなく堂々としているのでしょうが、役者でなければ政治家は務まらないというのもいかがなものかと思います。
 以上でありますが、いずれも言い得て妙と意を一にしているところでございます。時流に対する市長としての忌憚なき御意見をお聞かせいただきたいというふうに思います。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)赤川議員の御質問にお答え申し上げます。
 新政権後の時流に対する認識についてということでございますけれども、なかなか難しい御質問でございますが、ちょうど1年前の総選挙におきまして、国民の選択として民主党を中心とする新政権が誕生いたしました。選挙時の民主党のマニフェストには、子ども手当の支給や高速道路の原則無料化、ガソリン税の暫定税率廃止など国民受けをする政策が多数掲げられておりまして、こういった政策につきまして国民の多くが期待を寄せ、その期待を背景に1年間政権運営が行われてまいりました。しかしながら、現在、この政策を実現するためには国の財源が当初の見込みどおりにならなかったことから、必ずしもマニフェストに掲げた政策が予定どおりに展開されていないと認識をいたしております。こうした現在の状況によって、地方への影響や、また国民の政治に対する信頼が損なわれるなどについて多くの国民が今懸念しておる、そういった声が聞こえておるというのが現在の状況ではなかろうかと認識いたしております。
          〔32番 赤川健治君登壇〕
◆32番(赤川健治君)御答弁をいただきましたが、予想どおり、認識をされていることと懸念する声の存在事実を述べるにとどまったこととを峻別されての答弁でありました。質問の趣旨は、単に行政事務遂行とのかかわりのみでお尋ねをしたわけではございませんので、質問したことに対する十分な答弁になっていないというふうに申し上げておきます。本来ならば質問続行不可能、こういうことで言えないこともない側面大いにありという答弁ではありましたが、立場との関係では現時点ぎりぎりなのでしょう。極めて残念ではありますが、この点につきましては今後に残すこととし、質問を続行することといたします。
 そこで、時流に対する認識を踏まえての市政運営と、市民に求める理解と協力についてお尋ねをいたしますが、現政権成立の過程や、現政権下でやるということはやれないこともやらないことも含んでいるとか、やると言ってやれない責任ややらない責任はやると言った側にあるのか、やると思って信じた側にあるのか、やると言ったのだからといってできないことをやれと言っているのはやれと求めること自体に無理があり、間違っているのではないかとか、とにかくわけがわからない状況は、間違いなく現政権の成立過程や政権交代を通じて現政権の中心をなしている民主党がつくり出したものと認識しているところでありますが、この際この件とは切り離し、初問で答弁いただいた認識に基づき、現政権の進める諸施策遂行との関係中心に絞っていただいて結構ですので、見解を求めます。なお、もともと分別ある善良な市民しか存在しないということではないというのが世の常である上に、申し上げた状況がこうあり、市政運営なかんずく市民対応にあっても従前以上に困難度が増すことが想定されますから、この点に関しましては次の登壇で提起をさせていただくことといたします。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)赤川議員の再問にお答え申し上げます。
 今のこの時流に対する認識を踏まえた上での市政運営ということでございますけれども、申すまでもなく、徳島市は市民に一番身近な基礎的自治体として、市民生活の安定に努めているところでございます。国の政策が大きく転換することとなれば、当然市政運営はそれに応じた対応を余儀なくされ、市民生活にも影響を及ぼすことになってまいります。例えば子ども手当でございますが、マニフェストでは平成22年度は半額支給、平成23年度以降は全額支給とされておりました。これを受けて、全国市長会でも平成21年度に、子ども手当の創設につきましては自治体の意見を十分に反映させて、経費は全額国庫負担とするように要請をしておりました。しかしながら、地方自治体との協議もなく、子ども手当の一部を地方が負担することとなり、国に対して抗議をすることとなりました。こういった経緯にもかかわりませず、平成23年度予算の概算要求は、仮置きとはいえ、地方に対して十分な協議もないまま平成22年度の予算負担のルールを当てはめて、地方負担を含む概算要求が現在なされております。さらに地域主権の確立、これは民主党の1丁目1番地ということで、地方六団体からも強く要請しておりました、国と地方の協議の場の法制化などを柱とする地域主権関連3法案、これはいまだ継続審議中となっております。またそのほかにも、ひもつき補助金の廃止と一括交付金化や高速道路の無料化問題、温室効果ガス削減目標、これらにつきましても市民生活や地域経済に多大な影響を及ぼすこととなりまして、当然ながら本市市政の運営にも影響してくるものと考えております。しかし、どのような状況下におきましても、市民の皆さんがこの町に住んでよかったと思えるような幸せを実感できるまちづくり、これを実現する姿勢に変わりはなく、私も全力で市政運営に取り組んでまいる所存でございます。
 政策転換などによります市民に求める理解と協力についてでございますけれども、今後こういったマニフェストに掲げた政策が大きく転換される場合には、もちろん国において地方公共団体や国民の皆さんに丁寧に説明をしていく必要があると考えておりまして、市としても市民に対しまして的確な情報の提供を行い、市民の皆さんの協力と理解を求めて、市民生活に支障を来さぬよう努めることになると思っております。
 以上でございます。
          〔32番 赤川健治君登壇〕
◆32番(赤川健治君)御答弁いただきましたことにつきましては、とりあえずお聞きをいたしておきます。
 最後に、市民との窓口対応を中心に、このようであらねばならない、またはこのようにあるべきだということを若干申し上げてまとめとしたいと思います。
 社会学的に申せば、原理としての不正が存在しないまれに見る民族社会であることが、披露申し上げたアンケートにあった、欧米人をして言わしめるイエローモンキーとかエイリアンにつながっているのでしょうが、このことは今回別に置いて、いずれにしてもこれまで社会秩序を維持する法も道徳も備えた社会が構成され、曲がりなりにも市民生活が円滑に営まれてきていたことは事実であります。法は実効あらしめるための社会力、特に国家権力が強要することで存在の意味合いが生じるわけでありますから、そのこととの関係においては、権力は常に正しくあらねばならないというのが絶対の条件であります。にもかかわらずこの政権を目指す民主党が、政権交代を目指し、あるいはなし遂げる一連の営みの中で、できもしないことをいとも簡単にできるかのように見せかけてする手法を講じたことであります。このことが、目的こそが重要なのであって手段は何でもありという風潮を生んでしまい、これが市民の間に蔓延する中での市政運営、とりわけ市民との窓口対応にも困難性が増すであろうことを申し上げたところであります。そういう前提で、この際問い直してみるべきという立場で、以下申し上げてみたいというふうに思います。
 一つとしては、言うまでもなく何事も公正・公平、不偏不党、腹をくくって基本に徹して対応する必要があると考えます。このことに関して申せば、フロントとバックヤードに温度差があってはならないと考えています。
 二つとしては、担当者で対応の違いがあってはならないということです。特に同一事業と知らずに複数の担当者が結果としてかかわってしまったときなどにあっては、対応が違えば混乱が生じますし、不信感にもつながります。
 三つとしては、対応に当たっては目的と手段、態度と行為、これまでと今後のように対応する行政側が問題点を整理し、準備万端整えておいて対応に万全を期す必要があります。まず最初に、目的の正しさを理由に手順を踏まずに手続もそこそこに、やってしまえばこちらのものという政権交代のようなやり方は絶対に認めてはならないということです。こういうやり方をする人たちは、やってしまっているのなら仕方がないで済ますと、申しわけないとか助かったとかありがたいとは大概思わない人たちで、やった者勝ち的やり方が通用したことを逆に誇らしく周辺に自慢するタイプが多く、こういうルール無視のやり方が蔓延することになります。また、目的の正しさにあっても、本人や一部の方が正しいと思っているにすぎない場合が相当あると考えています。さらに、心の準備も含め、常に準備を整えておく必要があることで申し上げますと、結果として行為について指摘をしたことが表現との関係で態度を否定されたと勘違いされ、怒りを買い、謝らざるを得ない事態になれば、どちらが悪いのか結局わからなくなってしまい、相手を勘違いさせる結果になりかねません。また、整理をしてかからないと、これまでのやり方に対しけじめをつけていただくための協議が今後の進め方の協議と勘違いされ、結果として二度手間、三度手間になったりするということもございます。そのほかもろもろあろうと思いますが、以上申し上げましたことは必ず実践していただけるものと確信をいたします。
 最後に、今回の質問を通じて申し上げたかったことは、政権交代については意味があったものというふうに認識をいたしておりますけれども、講じた手段が余りにも悪く、今にして思えばマニフェストは単なるツールでしかなかった。政権がそういう手法を講じ成立したこととの関係で、何でもありの風潮が市民の間に蔓延をしたという負の部分を認識しての市政運営や市民対応でなければならないということを考えれば、気合いを十分合わせておくことが必要不可欠というふうに思い、質問をさせていただいたというのが本旨でございます。
 以上申し上げ、新政会を代表しての質問を終了させていただきます。御清聴ありがとうございました。
○議長(西條正道君)議事の都合により小休いたします。
 午前11時1分 小休
   ─────────────────────────────
             午後1時2分 再開
○副議長(岡南均君)小休前に引き続き会議を開きます。
 小休前の議事を継続いたします。次は、25番広瀬和範君。
           〔25番 広瀬和範君登壇〕
◆25番(広瀬和範君)朋友会を代表いたしまして代表質問をしてまいりたいと思います。
 まず最初に、まちづくりについてでございますけれども、徳島市のまちづくりにつきましては、これまで新町西地区市街地再開発事業や市立図書館の移転問題などさまざまな視点から質問をしてまいりましたが、鉄道高架事業に伴う中心部のまちづくり計画の公表を受けまして、関連するまちづくりについて、幾つかお尋ねをしてまいります。
 まちづくりには長い年月と多大な費用が必要となります。現在の徳島市は非常に厳しい財政状況のもと、市長が先頭に立ち、行財政の健全化に取り組み、一定の成果を上げてきたことに対して評価をしている一人でございますが、しかしながら、ますます悪化する経済情勢の中、当分の間はさらに厳しい財政運営を継続していく必要があり、限られた予算の中でさらなる選別・選択を行い、まちづくりの事業を推進していただきたいと思います。私は常々、市長は市民に夢を与えていく必要があると考えております。厳しい時代だからこそ、将来への希望と発展につながる徳島市のまちづくりに対し、夢を市民に語りかけていくことも必要であろうかと思います。
 徳島駅周辺は、県都徳島市の顔として政治、経済、文化の中枢であり、さらに鉄道及び高速バスや路線バスの交通結節点となっており、さまざまな面から本市のまちづくりを牽引していく拠点でもあります。また、鉄道高架事業が計画される中心部は、県庁、市役所、警察署などの官公庁や文化センター、市立体育館などの文化教育施設を初め、商業業務施設が集積をしております。前回の6月議会で、鉄道高架事業に伴う徳島駅周辺のまちづくり計画の素案が示されておりますが、それによりますと、徳島駅前広場の再整備や徳島公園を南北に貫く阿波おどりロードの整備、また徳島駅西側の花畑踏切から新たに整備をする北口広場を経て駅の東側を通り、国道192号線の立体交差を結ぶ東西道路を新設する計画となっているようであります。また、鉄道高架事業の中では国道192号線の立体交差部分の改良も計画されており、新設する東西道路や現在の立体交差の中央部分で平面交差とすることにより、徳島駅周辺の交通対策の整備ができるだけでなく、避難や救援活動が容易になるとともに、徳島駅を中心とした南北及び東西の大きな都市軸が整備されることにより、新たな魅力ある徳島市の創出につながっていくものであるとのことでございます。しかしながら、鉄道高架ができ、まちづくりが完成するには、これから20年近い期間が必要であるとも言われております。そこで、本市の大きなまちづくりプロジェクトである鉄道高架事業と関連する徳島駅周辺のまちづくりのうち、鉄道高架事業のミニ連立について、また立体交差の渋滞緩和対策についてお聞きをいたします。
 県においては、国との比較設計事前協議の中で、鉄道高架の本体部分の高さについて、工事費削減の観点からミニ連立の採用について検討していると聞いております。本来、鉄道高架の目的は、交通の円滑化と踏切事故の解消に加え、防災機能の強化や救急活動の迅速化であり、そのような観点から考えますと、一般車両が通行する道路は、はしご車などの大型緊急車両が通行できるようにしておくことがぜひとも必要であると考えますが、県のミニ連立の検討状況と徳島市の今後の対応についてお答えください。
 次に、現在の192号線の立体交差付近では、慢性的に渋滞が発生している現状であります。長く続く車の列に加え、立体交差部分では車線幅が狭く、無理やりに片側2車の通行となっておりますが、高さの関係から大型車は道路の中央部を通る必要があり、また路側帯もなく、車の横をすり抜けていくオートバイ等の二輪車の走行に肝を冷やしたドライバーも私だけではないと思います。朝夕のラッシュ時に、救急車や消防車などの緊急車両の通行に支障を来している状況であり、立ち往生となれば消火活動におくれを招き、救命救急の出動では1分1秒が人命にかかわる問題でもあり、取り返しのつかない事態になりかねません。徳島駅南側の元町交差点から徳島本町交差点を経由し、東へマリンピア沖洲まで続く都市計画道路元町沖洲線は、近年整備がほぼ完了しておりますが、市内の中心部の幹線道の中ではこの192号線の立体交差部分だけが整備されずに取り残されております。このような状態が長く続くことは、今後発生が予想されている東南海・南海地震における緊急輸送路の確保も危ぶまれる状況であり、道路整備の管理者が国であり、上にはJR牟岐線の橋梁があることから、徳島市が独自で整備を行うことは非常に難しいものと考えております。しかしながら、国道192号線の立体交差点の整備が20年先の鉄道高架事業等の完成を待たなければ何も整備ができないという現状では、余りにも対応が遅過ぎると考えます。20年も待たずに早期に行える渋滞解消に向けて、車道の拡幅などの整備について対策を考えていくべきではないでしょうか。徳島市としての今後の対応やお考えをお聞きいたします。
 次に、市立図書館の移転拡充事業について、お尋ねをいたします。
 この事業につきましては、我が朋友会では会派を挙げてその実現を求めてまいった経緯もあり、事業の経過には大いに注目をいたしております。昨年来、アミコビルへの移転案の発表からスタートし、シビックセンター等も含めた事業計画の素案のもとに、市民会議やパブリックコメントの手続を経て、この事業の計画がだんだん固まってきたものと認識をしております。そして、今秋からは施設の詳細な設計業務に着手していくということで、いよいよ事業が本格的に動き出そうとしております。
 さて、このようなこれまでの経過の中で、私が特に関心を持って見てきたことがあります。それは今日の図書館という公共施設に対して期待されている機能に関することであります。一昔前でありますと、図書館といえば本や雑誌を蔵書として備えて貸し出しするという業務が中心の施設でありました。しかし、社会環境の変化や利用者のニーズが多様化する中で、今日の図書館に求められる機能は著しく拡大、多様化をしております。今回市民会議を経てまとめられた事業計画書などにも書かれておりますが、今日では単に利用者から求められた資料の提供を行うだけでなく、図書館の側から市民への情報発信、あるいは図書館と関連施設を利用した市民の情報発信の場の提供なども求められる時代となっております。今回の計画も、そのような多様な機能を充足するために、シビックセンターその他との相互利用を視野に入れた総合的な文化施設整備事業となっているものと理解をしております。また、このような事業を既存ビルを利用して行うというのも本市でこれまで余り例のない注目すべきことでありますが、それ以上に、このような多機能施設の整備は、単なる図書を利用するだけでなく、多種多様な目的を持った人の集まる場の創出を意味し、ひいては周辺の商業施設なども巻き込んで、駅前一帯の人の動きや町の表情さえ変えていく可能性を持っているということに大きな関心を持っております。このようなことから、私は今後、施設の設計や業務運営の計画に当たっては、図書館機能だけにとどまらず、このような新しい人の活動について、その対応や規模、さらにさまざまな波及効果等も十分想定した上で進められてもらいたいものと考えております。
 そこでお伺いいたしますが、今後、詳細な設計業務等に着手するに際し、この事業の実現により思い描く図書館像とそのさまざまな面での役割について、理事者の考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、LEDアートフェスティバルについて、お尋ねをいたします。
 去る4月17日から25日までの9日間、新町川水際公園を初めとする一帯で開催されました徳島LEDアートフェスティバル2010について、私も関心がありましたので当日拝見いたしました。そのときに感じたものは、新町川周辺が多くの人たちでにぎわっており、阿波おどり以外では恐らく最高の人出であったのではないかと感じたところであります。両国橋やふれあい橋に施されたアートなど幾つかのアート作品が展示されており、これらが水辺に映し出された空間は、今までの徳島にはなかった風景をつくり上げているという印象を持ったところであります。これは従来徳島市が進めてきた水を生かしたまちづくりに、徳島の地域資源であるLEDの光を加えたことがうまくマッチした結果であると評価をいたしております。
 そこでお尋ねいたしますが、今回のイベントの事務局を担当した徳島市として、今回のLEDアートフェスティバルについてどのような評価があったのか、また、市もどのように評価し、どのような効果があったと認識しているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 次に、農政問題と食肉センターについて、お伺いをいたします。
 口蹄疫問題について、お伺いをいたします。8月27日、宮崎県知事は口蹄疫の終息宣言を行いました。4月20日以降、宮崎県で猛威を振るった家畜伝染病の口蹄疫問題は、発生が確認されてから4カ月を経てようやく終結いたしました。宮崎県では口蹄疫で、県内26市町村のうち5市6町の292農場で感染が発生し、殺処分を前提のワクチン接種対策も含めると、約1,300の農場の牛や豚など約29万頭が殺処分されました。この殺処分された牛や豚約29万頭は、宮崎県内にいた120万頭のほぼ4分の1に当たることから、県の基幹産業である畜産業は甚大な被害を受け、その影響は地域経済にも及ぼすものとなっております。具体的には、今回の口蹄疫問題により、宮崎県の宝と言われている種牛の殺処分も含め、宮崎県での畜産業の経済損失は今後5年間で約1,300億円、また、食肉加工業、商工観光業など他産業への影響は約1,000億円になるとも言われております。このような大きな影響を及ぼした口蹄疫は、畜産経営のあり方や衛生管理、危機管理体制などについて課題を投げかけたものとなりました。終息宣言が出ましたが、二度とこのような感染拡大を起こさないことが最も大事なことではないかと思います。
 さて、口蹄疫の終息宣言が出た宮崎県では、現在、畜産再建や地域振興に向けた取り組みが始まろうとしており、口蹄疫の影響で開催中止となっていた家畜の競り市が8月29日に約4カ月ぶりに再開、約900頭の子牛が出荷され、7カ所の市場も9月末にかけて順次再開されると言われております。復興への道のりはまだまだ遠いと思いますが、畜産再開に向け、新たな一歩を踏み出しております。
 そこでお尋ねいたしますが、今回の口蹄疫問題により、子牛の仕入れ競争が激しくなることが予想されると思いますが、本市の畜産農家の状況や子牛の導入状況、並びに今回の口蹄疫問題を踏まえ、畜産振興に対する本市の取り組みをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、場外券売場問題についてでありますけれども、現在、市内に建設の計画があります場外券売場、ミニボートピアと競輪サテライトについて、お尋ねをいたします。
 まず、ミニボートピアについては、建設が予定されている仲之町1丁目の町内会では賛成の決議がなされたとのことですが、仲之町2丁目など隣接する町内会や商店街組合などからは反対の決議がなされ、市長あてに建設反対の申し入れや反対署名が提出されていると伺っております。また、マリンピア沖洲に建設の計画があります競輪サテライトについては、新聞報道では業者が申請を取り下げたとのことでありますが、この計画についても沖洲地区住民などから反対署名が市長あてに提出されていると伺っております。建設反対の理由として、ミニボートピアに関しては近隣に文教施設や医療施設もあり、教育環境の悪化や交通渋滞、迷惑駐車などの生活環境の悪化、また土地建物の資産価値の低下などを挙げられているようであります。確かにこうした施設が設置されますと、いろいろ懸念すべき影響もあろうと思われますが、違った視点で見ますと、市中心部に一定のにぎわいを創出し、厳しい地域経済に一石を投じるというようなことも考えられると思われます。
 そこでお尋ねをいたしますが、こうしたミニボートピアなどの場外券売場が設置された場合、どのようなメリットがあるか、お答えをいただきたいと思います。
 以上、それぞれ御答弁をいただいて再問をしてまいります。
         〔都市整備部長 敷島 徹君登壇〕
◎都市整備部長(敷島徹君)鉄道高架本体のミニ連立について、また立体交差の渋滞対策についての御質問に御答弁申し上げます。
 ミニ連立の検討状況と徳島市の今後の対応でございますが、県が現在検討中であるミニ連立は、コスト削減の観点から、高架の高さを4.7メートルから3.2メートルに最大1.5メートル下げるという手法であり、高さが3.2メートルになれば、大型トラックや一部のはしご車などの緊急車両が通行することができないこととなります。県は今後、ミニ連立が導入できるか、市内の踏切など29カ所で交通量を調査し、その結果をもとにミニ連立を導入した場合の影響を検討すると聞いております。本市といたしましては、ミニ連立の導入について、議員御指摘の防災機能の強化や救急活動の迅速化という観点から、安全・安心の確保を念頭に県と協議してまいりたいと考えております。
 次に、立体交差の渋滞対策についてでございますが、国道192号線の立体交差付近では慢性的に渋滞が発生しており、議員御指摘のように、緊急車両の通行や災害時の輸送路の確保といった面からも、渋滞解消は重要な課題と認識しております。6月議会で公表いたしました鉄道高架事業に伴う徳島駅周辺のまちづくり計画素案においては、立体交差部分は平面交差として検討しているところでございます。鉄道高架事業は、国、県、市とJR四国が取り組む大プロジェクトであり、その完成には早くとも十七、八年程度の期間が必要となります。事業が完成するまでの立体交差部分の渋滞緩和対策についてでございますが、現在のアンダーパス方式の車道を拡幅するには、JR牟岐線の橋梁をかけかえる必要がございます。また、拡幅には隣接する文化センターや民間建物の移転を初め、国指定となった徳島城址である鷲の門広場が影響を受けるなど多くの課題がございます。このようなことから、鉄道高架事業の進捗状況も踏まえながら、今後、本市として効果的な対策がとれないものか、研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
          〔教育長 石井 博君登壇〕
◎教育長(石井博君)広瀬議員の御質問に御答弁申し上げます。
 設計業務等への着手を控え、事業の実現により思い描く図書館像とさまざまな面での役割についてでございますが、新しい図書館につきましては、これまで事業の構想を検討してこられた徳島市立図書館移転拡充事業計画の策定のための市民会議におきまして、新たな図書館のあり方をあらわす基本的なコンセプトを「人と文化の出会う駅前図書館」といたしました。これは駅前という交通の結節点に位置する図書館が、さまざまな目的を持った人と情報をつなげる役割を担うことで、文化に出会える場所となることを意味しております。御質問にもございましたとおり、今日の図書館は、その提供するサービスの範囲や質が時代とともに大きく拡大し、今後もますます多様化していくことが想定されます。このような時代のニーズにこたえられるサービス提供を十分に行うために、市民会議等で出されました意見を参考としながら、新たな業務運営計画を検討してまいりたいと考えております。また、そのようなサービス提供を可能とする施設と設備につきましても、これから本格化する設計業務の過程で十分検討してまいりたいと考えております。
 さらに、議員御指摘のとおり、図書館本来の機能に加え、その施設の立地が人の活動や周辺地域の町のありようにも影響を与えることが考えられます。1人でも多くの市民に利用いただくことで、図書館を利用した活気の幅も広がり、それがさらなる利用者の拡大、そして駅前一帯の活気につながっていくことになればと期待しているところでございます。教育委員会といたしましては、このような点につきましても関係部局と連携してその効果を検討し、図書館が駅前にできることで、この地区のにぎわいの創出と町の発展といった観点からもプラスの効果が発揮できる図書館となりますよう、施設設計等に当たりましては多面的な検討を踏まえながら進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
          〔経済部長 尾池修二君登壇〕
◎経済部長(尾池修二君)LEDアートフェスティバルと農政問題と食肉センターに関する御質問に、順次御答弁申し上げます。
 まず、LEDアートフェスティバルについてでございますが、本市ではひょうたん島水と緑のネットワーク構想を策定し、水を生かしたまちづくりに取り組んでおりますとともに、これに地域資源であるLEDの光の要素を加え、LEDによる景観整備やアート作品の制作などを実施し、さらなる魅力づくりを図ってまいりました。こうした取り組みの一つの集大成として、本年4月17日から25日までの9日間、新町川水際公園を中心としたひょうたん島周辺において、「LEDが織りなす水と光の交響」をキャッチフレーズに、徳島LEDアートフェスティバル2010を開催いたしました。このLEDアートフェスティバルは、多くの関係者や市民の皆様の積極的な御参加、御支援によりまして、食のイベント、音楽祭やダンスパフォーマンス、フォーラム、ナイトクルーズ船など、趣向を凝らしたさまざまなイベントを実施することができたものと思っております。また、フェスティバル期間中はおおむね好天にも恵まれ、幻想的な水辺空間が当初予想を大きく超える20万人の来場者を魅了し、他都市にはない新しい魅力を持った水都として大きなにぎわいが生まれたことを実感しているところでございます。
 また、アートフェスティバルの評価につきましては、期間中に行った来場者へのアンケート調査において、アートフェスティバルの印象を期待以上、期待どおりと答えた人が73%に上り、今後もこのようなイベントがあれば参加したいと答えた人も同様の数値であるなど、初めてのイベントとしては高い評価をいただいたものと認識しております。今回のフェスティバルでは、著名なアーチスト、公募で選ばれた方やサポーターズクラブの皆様に、多種多彩なLEDアート作品を創作していただきました。特に著名なアーチストが制作した作品でございます、気温の変化や橋の振動などにより光が変化する両国橋や、虹のラクーンを表現したふれあい橋のアート作品については、フェスティバル終了後も継続して展示しております。今後もこうしたフェスティバルで創出された貴重な財産を大切にはぐくみながら、本市の将来像である「心おどる水都・とくしま」の創造と全国への発信に向けて、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、口蹄疫問題についてでございますが、御質問にもございました宮崎県の基幹産業である畜産業に甚大な被害を及ぼした口蹄疫につきましては、先月末に終息宣言が出され、肉用子牛の競り市を皮切りに、これまで閉鎖されていた家畜市場が順次再開されているところでございます。
 御質問の本市の畜産農家の状況でございますが、本年4月現在、牛の飼養戸数及び頭数の状況は、肉用牛については17戸998頭、乳用牛については18戸633頭でございます。次に、子牛の導入状況でございますが、県の調査によりますと、本年4月時点で県下の396農家、飼養頭数約3万5,000頭のうち、10農家において219頭が宮崎県から導入されておりましたが、本市では宮崎県からの導入はございませんでした。本市の子牛の主な導入先でございますが、乳用牛については北海道、肉用牛については東北地方や県内からの導入となっております。
 また、畜産振興に対する本市の取り組みについてでございますが、畜産農家の高齢化や後継者不足、家畜排せつ物の管理適正化や円高による安価な輸入牛肉の影響など、さまざまな要因が畜産農家の経営を圧迫し、本市の畜産農家を取り巻く環境は非常に厳しいところでございますが、本市では国や県の補助事業を活用して飼養管理技術の向上を支援することにより、畜産農家の経営改善や畜産環境の改善に一層努めてまいる所存でございます。
 以上でございます。
         〔企画政策局長 岩崎啓二君登壇〕
◎企画政策局長(岩崎啓二君)ミニボートピアや競輪サテライトなどの場外発売場についての御質問に御答弁申し上げます。
 場外発売場であるミニボートピアは、地域社会と調和がとれ、周辺住民の利便を増進するような施設であることが求められ、設置しようとする者は国土交通大臣の許可を受けることとなっております。また、競輪サテライトについては経済産業大臣の許可を受けることとなっております。このような場外発売場の設置の主なメリットとして考えられますのは、他都市の例を見ますと、当該施設の窓口業務を初め、警備、清掃等多岐にわたって人材を確保する必要がありますことから、新たな地元雇用が期待されます。また、当該施設の売り上げから、地元自治体に対しまして売り上げの0.5%から1%の環境整備費交付金が交付されることとなります。
 以上でございます。
          〔25番 広瀬和範君登壇〕
◆25番(広瀬和範君)それぞれ御答弁をいただきましたので、質問を続けてまいりたいと思います。
 国道192号線の立体交差付近での道路拡幅等については、多くの課題があるとのことでありますが、このような状況は一刻も早く解消すべきであり、渋滞解消に向けて関係者の努力が必要であります。そこで市長にお尋ねをいたしますが、国や県に対し、道路拡幅などを含め、渋滞解消に向けた対策を要望するお考えはないでしょうか。
 徳島市中心部のまちづくりについては、交通対策も重要な課題でありますが、もう一つ土地の利用観点からもいろいろありますので、御提案と申しましょうか、考えていることがございます。
 徳島市では昨年度から都市計画マスタープランの策定作業に取りかかっており、本市のまちづくりの将来像についてさまざまな角度から検討が始まっていると思いますが、近い将来に発生が危惧されます東南海・南海地震、皆さん御存じと思いますが、本年1月に政府の地震調査委員会においては、南海地震が30年以内に発生する確率が、これまでの50%から60%程度に引き上げられており、安全・安心なまちづくりについても急がなければならない課題であります。徳島市においては、先日、市立高校の全面改修が完了し、また小・中学校の耐震化についても積極的な取り組みによりほぼ完成した状況であり、苦しい財政状況の中、徳島市の未来を背負っていく子供たちのために先頭に立った市長の手腕は高く評価をしております。
 さて、先日、徳島東警察署の耐震化がおくれていることや、東工業高校跡地への移転計画が新聞に出ておりましたが、私は県内最大の警察署である東警察署が市中心部の繁華街から離れてしまうことは、市民の安全・安心や防犯など治安維持の面からも、問題があるのではないかと考えている一人であります。警察署に限らず、公共施設が市の中心部から離れていくことは、本市のまちづくりの課題の一つである市街地の活性化の面でも好ましくないと思われます。市の中心部で建設されることが望ましいと思う一人であります。そのような考え方で話を進めてみますと、徳島市が所有する旧動物園跡地については、議会でも何度となく質問がありましたが、跡地利用については検討中ということであります。市と県が所有する東工業高校跡地については、今年度中に校舎の解体が終わる予定であるとのことであります。また、旧動物園跡地の北側に隣接する県立聾学校の移転も決まっていると聞いております。本市の中心部や中心部に近い場所で広大な公共用地の未利用地が長期に存在するのは、まちづくりを進める上で決して好ましいことではないでしょう。今後、徳島東警察署だけでなく、施設の耐震化のため、建てかえを計画している公共施設も多いようであります。先般の新聞にも出ておりましたけれども、徳島地方裁判所や徳島検察庁などの庁舎も今後建てかえ計画をしていくと聞いております。徳島市では、市内中心部での国や県の建てかえ計画の意向を早期に確認し、国・県と連携して、市民ニーズにこたえるまちづくりを進める上からも、適正な土地利用を考えていくことが重要であると思われます。
 ここで一つ提案でありますけれども、お示ししておきたいと思います。旧動物園跡地と県立聾学校跡地を県・市が協力をして、一体として新たな土地利用を促進するものであります。旧動物園跡地と県立聾学校跡地の助任川沿いに道路、公園を配置し、ひょうたん島が一周できる回廊を整備する。市内中心部に近く、交通利便もよく、静かな環境である旧動物園跡地と県立聾学校跡地に、裁判所や検察庁など国の機関を移転してもらうということも一つではないかと思われます。国の施設であり、施設ごとに条件や問題があることとは推測いたしますが、将来の徳島市のまちづくりや適正な土地利用を進めるためには、国・県との協力・連携が特に重要であると考えておりますので、市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、図書館について、再問いたします。
 初問でも触れましたが、この事業については現在、市民会議の意見も取り入れて事業計画がまとまり、まだイメージ図の段階ではありますが、各フロアの施設配置が示され、またサービス内容についても、これまでにないさまざまなものが盛り込まれているようであります。そして先日、この事業の計画について市民会議による検討結果が市長へ提言される様子を伝えるテレビニュースの中で、市民会議の委員長の方は次のようなことを述べられておりました。徳島駅や国道192号線から見たときに、図書館内部の楽しさが外ににじみ出ていることが必要であるということであります。この点につきまして私も同じ思いを抱いております。新図書館の事業計画は、既存ビルを活用し、事業費を抑えながら、快適かつ機能的な多様なサービスが提供できる施設の整備を目指すものであり、その点は高く評価をしておりますけれども、惜しむらくは図書館等での活動がアミコビルという建物の内部に閉じ込められ、外側から見ることができません。このために、より多くの市民に利用していただくためには、例えば近くを通行する人々にちょっと立ち寄ってみようという気を起こさせる何かの工夫が必要ではないかと思います。先ほど教育長からは、新図書館の基本コンセプトである「人と文化が出会う駅前図書館」は、さまざまな目的を持った人と情報をつなげることで、文化に出会える場を提供することが新図書館の役割である旨の御答弁をいただきました。私は初問でも申し上げましたとおり、シビックセンターも含め、この総合的な文化施設のありようは、駅前一帯の町の雰囲気にも影響するものだと思います。新施設が駅前周辺の一つの文化的ランドマークとなることで、「人と文化が出会う駅前図書館」という基本コンセプトの実現も可能になり、ひいては駅周辺のにぎわいの増加にも貢献するものと考えておりますので、今後の施設設計等におきましてはこのような点も考え合わせ、工夫をお願いしたいと考えておりますが、理事者はどのようなお考えでしょうか。この点について市長から御答弁をいただきたいと思います。
 次に、LED問題でありますけれども、LEDアートフェスティバルの結果とその認識について御答弁をいただきましたので、再問いたしたいと思います。
 これまでの水と緑を生かしたまちづくりに加え、本市が誇る水の魅力とLEDの光という新たな魅力により、本市の将来像である「心おどる水都・とくしま」を創造していくための一つの大きな手段であり、こうした取り組みは今後も継続していくことこそが重要であると考えます。ただ、継続していくためには、今回のフェスティバルで協働した市民ボランティアやNPOの協力、また地元の大学や高等専門学校との技術面での連携、LED関連事業者との協働、支援が不可欠であると考えます。こうした中で、今後のアートフェスティバルの開催についてどのような方向性を考えており、どのような計画を考えているのか、特に継続のために必要な企業等からの支援、協力に関してどのようなお考えをお持ちなのか、その内容がありましたらお聞かせください。
 次に、市長にお尋ねいたします。市長は提案理由説明におきまして、水の魅力とLEDの光という新たな魅力の可能性を感じたと述べられ、今回の補正予算で新たに新町橋の景観整備も実施するとのことであります。この景観整備も含めて、今後のLEDを生かしたまちづくりについて市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、口蹄疫問題に関係して、畜産振興に対する本市の取り組みについて、御答弁をいただきました。
 宮崎県では口蹄疫の終息宣言を出しましたが、今回の口蹄疫問題が畜産経営の盛んな宮崎県で発生したことから、子牛の供給が減少し、また、牛が成長するまでには二、三年必要とするために出荷数の減少になると思いますが、そのことが食肉センターの屠畜数にも影響しないでしょうか。また、今議会において、昨年度に策定した食肉センター経営健全化計画に基づき、計画どおり1億8,000万円余りを一般会計から繰り出す予算を計上いたしておりますが、今回の口蹄疫問題に伴う屠畜数の減少が、食肉センターの運営に影響が出てこないでしょうか。本市の食肉センターは平成21年度から指定管理者制度を導入し、効率的な管理運営を行っているということでありますが、今回の口蹄疫問題による影響を踏まえ、県内の屠畜場の再編・統合を含めた経営のあり方について検討することが必要ではないかと思いますし、今、まさにピンチをチャンスに変える時期と思いますが、本市のお考えをお聞かせください。
 最後に、場外券売場の件でありますけれども、場外券売場が設置された場合のメリットについて御答弁をいただきましたが、御答弁にありましたように、地元雇用が期待されることや、自治体に環境整備費交付金が交付されるということであります。そのほかにも、ボートレースや競輪、競馬の売上金を財源に公益活動を行っている財団法人日本船舶振興会や財団法人JKA、財団法人JRAなどから、本市など地方自治体に対しても一定の支援をいただいていると理解いたしておりますが、この点について、こうした法人から一般的にどのような支援があるのか、また、本市の状況についてどのようなものがあるのか、わかる範囲でお答えください。
 もう一点は、ミニボートピアの設置については国土交通大臣の許可が必要でありますが、当然に施設が設置される地元の同意など、地元との調整が必要となっていると思いますが、その要件はどのようなものがあるのかお聞かせください。
 それぞれ御答弁をいただいて、まとめてまいりたいと思います。
          〔経済部長 尾池修二君登壇〕
◎経済部長(尾池修二君)LEDアートフェスティバルと食肉センターに関する御再問に、順次御答弁申し上げます。
 まず、LEDアートフェスティバルについてでございますが、今後のアートフェスティバルにつきましては、アート作品の募集、制作に要する時間や人材育成などを考慮するとともに、他都市の芸術祭の事例も参考にした上で、3年に1度の開催としてまいりたいと考えております。したがいまして、次回は徳島LEDアートフェスティバル2013として、「水都・とくしま」のさらなる創造を目指すとともに、芸術、文化の力を結集し、時代に合致した最新のLED技術とアートが出会う芸術祭として、3年後の平成25年度に開催しようとするものでございます。開催時期につきましては、本年と同様に春に開催したいと考えており、はな・はる・フェスタなど他のイベントと同時期に開催したり、阿波おどりと連携するなど、さらに集客力を高める方策についても検討してまいりたいと考えております。今後、徳島LEDアートフェスティバル2013に向け、それまでの平成23年度と平成24年度につきましてもプレイベントなどと位置づけた上で、新町川水際公園を中心としたひょうたん島周辺の水辺空間において、LEDアート作品の展示や市民参加型のイベントなどを継続的に実施してまいりたいと考えております。
 さらに、アートフェスティバルを継続的に実施するためには、市民ボランティアや大学、企業などとの協働体制が欠かせないものであることから、引き続き協力をお願いしてまいります。また、財源につきましても、各方面の協力をいただきながら進めてまいる所存でございます。なお、具体的なイベントの内容などにつきましては、今後、関係者などと協議しながら、LEDアートフェスティバル実行委員会で決定してまいりたいと考えております。
 次に、食肉センターについてでございます。
 今回の口蹄疫問題による食肉センターの運営に対する影響についてでございますが、子牛の導入については、先ほど御答弁させていただいたように、本市では宮崎県からの導入はなく、また、昨年度食肉センターで処理した成牛についても宮崎県からの導入実績はございませんでした。そうしたことから、今回の口蹄疫問題による子牛や成牛の減少が食肉センターの処理頭数に直ちに影響を及ぼすものではございませんが、将来においては影響が出てくる可能性があるものと思われます。また、食肉センターの経営のあり方につきましては、牛の屠畜数が毎年減少傾向にあるといった厳しい状況であることから、今年度、徳島県や関係団体で構成する、仮称ではございますが徳島市食肉センター活性化検討協議会を設置し、食肉センターが県内における畜産振興や地域経済の発展に寄与する重要な施設であるという認識のもと、食肉センターの経営や活性化などについて検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。
         〔企画政策局長 岩崎啓二君登壇〕
◎企画政策局長(岩崎啓二君)場外発売場についての御再問に御答弁申し上げます。
 御質問にございました財団法人日本船舶振興会や財団法人JKAは、社会福祉、教育、文化などの活動も推進しており、ボートレースや競輪の売り上げを財源に、公益活動として、地方自治体などに対しまして福祉車両の配備や青少年育成施設の整備などの支援をされております。本市におきましては、B&G海洋センターの体育館、武道館、プールなどの無償提供、母子保健指導車両の購入補助などの支援をいただいております。そのほか、民間保育所の建設資金の補助なども行われております。
 次に、地元との調整の要件についてでございますが、このミニボートピア設置につきましては、国土交通省の通達によりますと、施設の設置者は許可申請時に、地元との調整を十分行ったことを証する書面を提出することになっており、具体的には当該場外発売場の所在する自治会等の同意と市町村長の同意、及び市町村の議会が反対決議をしていないことの3点となっております。
 以上でございます。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)広瀬議員の御質問に、順次お答えしてまいります。まず、立体交差の渋滞緩和と旧動物園跡地のまちづくりについてでございます。
 立体交差の渋滞緩和でございますが、先ほど都市整備部長も御答弁いたしましたが、現在のアンダーパス方式の車道を拡幅するには多くの課題がございまして、国などへの要望につきましては、鉄道高架事業の進捗状況を踏まえて判断をしてまいりたいと考えております。
 また、旧動物園跡地のまちづくり計画につきましては、大変貴重な御提言をいただきました。この旧動物園跡地の利用につきましては、現在、県立聾学校の移転計画も進行しておりまして、さまざまな観点から検討を行っているところでございます。今後、国や県所有の施設の建てかえ等の動向にも注視し、関係機関と連携し、まちづくりを進めてまいりたいと考えております。まちづくりには、鉄道、道路、公園、下水道等の都市施設の整備を初め中心市街地の再生と地域の活性化、都市環境の整備や自然環境の保全などさまざまな要素が関連しておりますが、これら各要素との整合性を図りながら、地域の特性を生かした魅力的な都市の実現に向け、創意工夫を持って取り組んでまいりたいと考えております。
 続きまして、図書館についてでございます。市立図書館の移転拡充事業につきましては、駅周辺におけます新たな総合的な文化施設の創出を目指しまして、現在、市民の方々の意見も参考にしつつ準備を進めているところでございます。今回の図書館の計画の大きな特徴の一つは、先ほど教育長からもお話ございましたけれども、基本コンセプトに入っております駅前図書館ということだと考えております。この駅前図書館という言葉には、これまで余り図書館を利用したことがなかった市民も、通勤や通学そしてまた買い物の機会にふと立ち寄ってみることのできる、アクセスのしやすい図書館をつくることで新たな利用者層が生まれまして、市民の図書館や関連施設を利用した活動の幅も広がっていくことに対する期待も込められております。そしてまた、このような期待を現実のものにするためには、やはり御指摘のように、その楽しさや有益性を外に伝えること、また、徒歩や車で周辺を通行する人が外部からこの図書館の存在を認識しまして興味を持ってもらえること、これは大変重要であると思っております。このため、今回の事業を計画するに当たりましては、飲食や携帯電話での通話のできるラウンジの設置や眺望のよい緑化されたテラス、インターネット利用に対応したICT化など新しい機能を導入することによりまして、多くの市民に親しんでいただける図書館を目指し、検討を進めてまいりました。今後の施設設計等におきましては、徳島駅周辺からスムーズに図書館に行き着けるためのフォローアップ調査の結果も踏まえまして、御指摘の点に十分に留意しながら、積極的にこの事業を進めてまいる所存でございます。
 最後に、LEDを生かした景観とまちづくりについてでございます。「水都・とくしま」が誇る水の魅力とLEDの光という新たな魅力を全国に発信するLEDアートフェスティバルの今後につきましては、先ほど経済部長が答弁したとおり、次回は平成25年度に徳島LEDアートフェスティバル2013として開催し、これに向けまして毎年度イベントを実施したいと考えております。なお、本年度、それらのイベントの目玉となるべく、両国橋、ふれあい橋に続きまして、新町橋に対しまして景観整備を行ってまいる所存でございます。その景観整備に当たりましては、著名なアーチストを選定いたしまして、本市の中心部に位置し、そのシンボルとなる橋梁に新たなアート作品を施すものでありまして、「心おどる水都・とくしま」、これを全国に発信し、本市の知名度とイメージを向上させる上で、この新町橋の景観整備は非常に有効なものであると思っております。
 また、このLEDアートフェスティバルのさまざまな取り組みは、産・学・官の連携、産業の育成、企業誘致に至るきっかけになり、さらに市民の文化活動や市民協働による地域のにぎわいづくりなど、さまざまな面での効果が期待されるものであると思っております。こうしたことから、今後におきましても、市民やNPOの皆さん、関連企業などのさらなる御協力をいただきながら、LEDにおける景観整備やアートフェスティバルの継続的実施などによりまして、徳島イコールLEDというブランドイメージを全国のみならず世界に向けて発信するとともに、LEDのさまざまな特徴を生かした環境保全や観光面への活用など、本市のまちづくりの推進に積極的に取り入れてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
          〔25番 広瀬和範君登壇〕
◆25番(広瀬和範君)それぞれ御答弁をいただきましたので、まとめてまいりたいと思います。
 鉄道高架事業は多額の費用を投じる大プロジェクトであり、やり直しは二度ときかない事業であります。ミニ連立の採用によるコスト縮減は限定的であり、本来の目的である防災機能の強化と救急活動の迅速化のためには、安易にミニ連立を採用することのないよう、県との協議の場において強く主張していただくよう要望しておきます。
 次に、立体交差の渋滞対策でございますが、現在の渋滞状況や危険な通行がこのまま20年続くと考えると、何か背筋の寒い思いをするのは私だけではないと思います。多くの課題があることは承知をしておりますけれども、鉄道高架事業の完成を待つというだけでなく、関係機関と連携・協議を行い、早期の渋滞解消に向けた努力をお願いしておきたいと思います。
 旧動物園跡地と県立聾学校跡地への裁判所と検察庁の移転につきましては、突然の話で驚かれたと思いますけれども、これはこんなこともできたらなとの個人的な希望も交えての提案であります。市内中心部での国や県の施設の建てかえ計画については、その意向を早期に把握し、積極的に国・県と連携し、市民ニーズにこたえるまちづくりを進めていっていただくよう要望しておきますし、知事さんもよく最近県・市協調という言葉を多くの場所で発しているようでありますから、これも一つのチャンスではなかろうかと思っております。
 次に、図書館の移転拡充事業につきましては、単なる図書館の移転・拡充にとどまらない、大きな可能性を持った事業であると思っております。もちろんその機能の拡充と高度化による図書館そのものの質の向上は重要でありますが、そのほかにもこの駅前図書館に期待される役割は非常に大きいものがあることは、質問の中でもたびたび申し上げたとおりであります。今回の図書館の整備が、駅周辺における新たな文化・学術・市民活動の拠点施設を創出し、あわせてさまざまな波及効果をも発揮できるものとなりますよう、意欲的に取り組んでいただくことを強く要望しておきたいと思います。
 LED問題につきましては、LEDを生かしたまちづくりについて市長のお考えをお聞きしましたけれども、これまでの取り組みを継続するとともに、事業の拡大についても考えているようなので、これからの取り組みに期待をしたいと思います。特に阿波おどりなどの地域資源と連携するなど、観光面への活用を積極的に行っていくよう要望しておきます。
 畜産行政につきましては、本市の畜産業は飼養農家、飼養頭数ともに年々減少傾向にありますが、安全で良質な生乳や牛肉を消費者に提供できるよう、畜産農家の経営安定や畜産環境の改善・向上が図られるよう、さらに各種施策を推進していただきたいと思います。と言いますのも、最近Uターン現象がよく新聞、テレビで出ておりますけれども、これから農家のほうへUターン現象が、今の経済状況でありますとさらに進むように思われますし、都会の方々が地方の山に入ったというニュースもたくさん入っておりますので、そういう面におきましても、徳島県の農業の形態について、徳島市が十分な発信ができますように御努力をいただきたいと思います。
 また、食肉センターにつきましては、現在は当初からの経営健全化計画を着実に進めるとともに指定管理者制度を有効に活用したいということでありますけれども、やはり先ほども言いましたように、この口蹄疫によりまして、食肉センターの利用が私は必ず減ってくるということを思っておりますので、今後につきましても食肉センターの問題については、県内の屠畜場の再編・統合も視野に入れて検討することを強く要望しておきたいと思います。
 次に、場外券売場の設置についてでありますけれども、いろいろ懸念すべきこともあるということで、地元町内会からの反対決議や反対署名が市長あてに提出されておりますが、一方で新たな雇用が期待されるというメリットもあると思います。またもう一つは、私も徳島市の体協の役員の一人でありますけれども、BG財団のほうから津田の体育館その他もろもろの多くの施設を整備していただき、無償で貸していただいておるという実情もありますし、先般もこの問題についてちょっと調べてみますと、平成20年度と平成21年度につきまして、合計で3,000万円ぐらいのお金が徳島市へ直接・間接的に協会のほうから出ているということもありますので、特にその中身を調べてみますと、スポーツ施設と福祉施設に多くのお金が出ているということを聞いております。そういう中で、その功罪はいろいろありますけれども、デメリットだけでなしにメリットも十分ありますので、市長はこれからのことも総合的に考慮した上で、適切な対応をしていかなければならないということを申し上げたいと思います。
 これで私の代表質問を終わりたいと思います。長時間ありがとうございました。
○副議長(岡南均君)議事の都合により小休いたします。
 午後2時10分 小休
   ─────────────────────────────
            午後2時40分 再開
○議長(西條正道君)小休前に引き続き会議を開きます。
 小休前の議事を継続いたします。次は、17番笠井国利君。
           〔17番 笠井国利君登壇〕
◆17番(笠井国利君)自由民主党徳島市議団の笠井でございます。自由民主党徳島市議団を代表し、本日最後の質問をしてまいります。
 まず初めは、中核市構想と定住自立圏構想についてであります。
 現在、我が国を取り巻く状況は極めて厳しく、少子高齢化社会の到来や物余り現象の時代の中で経済のデフレ状態が続き、一昨年の米国の投資銀行破綻に端を発しました世界的な金融危機にも見舞われ、ようやくことしになって景気にも薄日が差し込んできたやさきに、今日の円高・株安が輸出企業を直撃するなど、国政の混迷とともに先行きに対する国民の不安が高まってきております。また、総人口は今後急速に減少することが見込まれるとともに、急激な少子化や若者を中心とした三大都市圏への人口流出などにより、地方圏の人口は、平成17年から平成47年までの30年間で約1,178万人が減少すると予測をされております。徳島県におきましても、そうした現象は顕在化し、平成17年に81万人あった県内人口が平成22年現在では78万人となり、平成47年には62万人まで減少すると予測されており、中でも生産年齢人口の減少が地域の成長基盤を大きく揺るがすことになると危惧されているところであります。
 こうした人口減少社会にありましても、地方自治体の役割は、今を生きる市民の安全・安心を前提とする幸福な生活の確保に努めていくことでありますが、この先の将来、地域を支える若者たちの定住を促し、希望を持って暮らし続けていける社会を構築していくことが、優先されるべき課題ではないかと考えるものであります。そしてまた、今後の徳島市の将来を考えた場合、地域主権が推進される中で都市の自立化が一層求められていることから、徳島市がこの激しい地域間の生き残り競争の中で存在感を発揮し、これまで以上に都市力の向上を図るための手だてについて考えていく必要があると思うところであります。
 さて、市長による提案理由説明におきまして、徳島市が中心となり、周辺自治体と連携して定住自立圏構想について取り組んでいくことを説明されました。この定住自立圏構想につきましては、これまで議会でも質問されており、集約とネットワークの考え方により、圏域全体が連携して圏域全体の活性化を図っていくものであると理解しておりますが、再度この構想の目的と、これまで徳島東部地域市町村長懇話会において検討されました状況についてお伺いをいたします。
 次に、小学校における外国語活動の取り組みについて、お伺いをいたします。
 ゴールデンウイークや年末年始のテレビニュースを見ておりますと、日本の子供たちの多くが海外旅行をしたり、あるいは海外の子供たちが日本旅行を楽しんでいる姿をよく目にするようになりました。私も東京出張の折にはよく品川プリンスホテルを利用するのでありますが、本当に日本のホテルに宿泊しているのか、錯覚を起こすほど周りは外国人ばかりであります。グローバル社会と言われるようになって久しいわけでありますが、海外では自国語プラス英語を子供たちに教える国がふえていると言われております。そこで、本市におけます小学校の外国語活動についてお伺いをいたします。
 平成20年3月に新学習指導要領が告示され、平成23年度から本格実施されることになりました。今回の学習指導要領の特徴は、児童に生きる力をはぐくむことを目指し、創意工夫を生かした特色のある教育活動を展開する中で、基礎的・基本的な知識及び技能を確実に習得させ、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくむとともに、主体的に学習に取り組む態度を養い、個性を生かす教育の充実に努めることであるとされております。また、今回新たに小学校5学年及び6学年におきまして、外国語活動を取り扱うこととされております。文部科学省によりますと、その目標は外国語を通じて言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現になれ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養うこととされております。
 そこでお伺いをいたします。本市におきましては、平成23年度からの本格実施に向けまして、外国語活動にどのように取り組んでおられるのか。モデル校での取り組みもあるとのことでありますので、その成果についてもあわせてお答えを願います。また、これらの取り組みは他市町村と比べてどのような特徴があり、充実しているのかについてもお答えをお願いいたします。
 以上、御答弁をいただきまして、再問してまいりたいと思います。
         〔企画政策局長 岩崎啓二君登壇〕
◎企画政策局長(岩崎啓二君)定住自立圏構想の目的と徳島東部地域市町村長懇話会における検討状況について、御答弁を申し上げます。
 まず、定住自立圏構想につきましては、平成20年度に国において創設された新しい制度であり、今後、地方圏から三大都市圏への人口流出に歯どめをかけ、定住化の促進について圏域全体で取り組んでいくことを目的としております。具体的には、中心市の要件に該当する市とその周辺市町村とが一対一の関係によって相互に連携可能な事項について協議し、協定を結んで取り組みを積み重ねることによりまして圏域を形成することで、圏域内の住民が安心・快適に暮らせるよう都市機能を補完し合いながら、中心市のマネジメントにより圏域の活性化を目指していく新たな地域振興策であります。
 次に、徳島東部地域市町村長懇話会における検討状況についてでございますが、この構想に関する専門家などを招いた講演会や説明会などを開催するとともに、先行実施団体等の取り組み状況や、連携の柱となる三つの政策分野である医療や福祉、産業振興などの生活機能の強化に関する分野、インフラ整備や地産地消などの結びつきやネットワークの強化に関する分野、人材育成などの圏域マネジメント能力の強化に関する分野について、関係市町村と想定される連携事項の検討を行ってまいりました。こうした検討を進め、徳島東部地域市町村長懇話会として定住自立圏構想を推進していくことについて合意されたものでございます。
 以上でございます。
          〔教育長 石井 博君登壇〕
◎教育長(石井博君)徳島市における小学校外国語活動の取り組みについての御質問に御答弁申し上げます。
 新しい学習指導要領に基づき、平成23年度から小学校5、6学年に外国語活動の時間として、年間それぞれ35時間が教育課程に位置づけられることになりました。これは小学校段階にふさわしい国際理解やコミュニケーションなどの活動を通じて、コミュニケーションへの積極的な態度を育成するとともに、言葉への自覚を促し、幅広い言語に関する能力や国際感覚の基盤を培うことを目的として実施されるものであります。
 これに基づきまして、本市では新しい学習指導要領の移行期間であります平成21年度から、小学校5、6学年で週1時間、年間35時間の外国語活動を先行実施しております。これによりまして、市内31の小学校が同一歩調で外国語活動を実施することができるため、中学校入学段階で共通の学習基盤が持てるというメリットがございます。
 本市における外国語活動の実施に当たりましては、それぞれの小学校におきまして、学級の実態をよく把握している学級担任が授業計画を立案するとともに、授業は学級担任と外国語活動サポーターがチーム・ティーチングを行っております。この外国語活動サポーターは本市独自の取り組みでございまして、英語を話せる日本人として学級担任を補助する役割を担っております。この取り組みは平成20年度から実施しておりまして、今年度は地域人材37人、学生サポーター10人の計47人を各小学校に派遣しておりますほか、小学校外国語活動の趣旨等について共通理解をし、活動の充実を図るため、研修会も開催いたしております。また、これらの取り組み以外に、ネーティブスピーカーであります外国語指導助手ALTを8人雇用し、各小学校に派遣しております。このALTは外国語活動の時間だけではなく、学校行事や休み時間、給食時間等に広く児童と交流することができておりまして、さまざまな異文化交流の効果が上がっております。なお、外国語活動サポーター及びALTを、各小学校の規模に応じた人数や回数を算出して派遣しておりまして、教育の機会均等を確保した取り組みとしているところでございます。
 次に、モデル校における取り組みについてでございますが、まず新町小学校におきましては、平成8年度に国からの研究指定を受けて以来、総合的な学習の時間を利用して、英会話を生かした国際理解教育を展開してまいりました。また千松小学校では、平成21年度に外国語活動における教材の効果的な活用及び評価のあり方等に関する実践研究校の指定を受けまして、コミュニケーションを楽しむ外国語活動に取り組んでおります。これらのモデル校での成果といたしましては、外国語に親しむことができ、また繰り返し使っている言葉は自然に使えるようになり、児童の喜びや自信につながりました。また、積極的に英語でコミュニケーションを図ろうとする意欲やコミュニケーション能力が向上したとの報告も受けております。
 本市の取り組みが他市に比べて特徴のある点や充実している点といたしましては、先ほど申し上げました外国語活動サポーターの派遣や中学校区別の英語教育小・中学校連絡会の開催、さらに小学校教員を対象とした英会話研修会の開催などが挙げられます。これらによりまして、地域との連携や小・中学校間の連携、また教員の英語運用能力の向上が図られております。
 以上でございます。
          〔17番 笠井国利君登壇〕
◆17番(笠井国利君)それぞれ御答弁をいただきましたので、再問してまいります。
 まず初めは、中核市構想と定住自立圏構想についてでありますが、定住自立圏構想の目的とこれまでの検討状況について御答弁をいただきました。この定住自立圏構想は、四国では高松市や高知市を初め、県内におきましては阿南市が隣接する那賀町と美波町との間で圏域を構成し、中心市宣言を行っているようであります。近年の経済不況などから、地方自治体の行政運営にはさまざまな制約がかかってくるものと思われ、今後、徳島東部地域が大きく発展するために、新たな地域振興策である定住自立圏構想を積極的に進めていただきたいと思います。
 そこで、定住自立圏構想を今後どのように進めていくのか、今後の推進スケジュールについて、お伺いをいたします。さらに、徳島市は四国東部地域をリードする拠点都市として、存在感のある40万人規模の中核市構想を掲げておりますが、この中核市構想に対する市長の思い、また、新たに取り組まれる定住自立圏構想とその中核市構想との関係について、お伺いをいたします。
 次に、外国語活動について、再問をいたします。
 本市におけます小学校外国語活動は、平成23年度からの本格実施に先駆け、各小学校におきまして積極的にされているとのことであります。また、本市独自の取り組みとして外国語活動サポーターを派遣して、より質の高い授業を行うとともに、地域と連携した教育活動の実施に努めておられる点は評価したいと思います。ただし、現在はあくまでも先行実施の段階であり、重要なことは平成23年度からの本格実施におきまして、中学校、高等学校の英語教育につながる効果的な活動を行うことであると考えます。私は学生時代に家庭教師をした経験もありますし、また議員になってからも、特別講師として福島小学校の5年生3クラスの子供たちにパソコンによる米づくりを教えに行ったこともありますが、私の説明をクラスの児童全員が本当に熱心に聞いてくれておりました。教える側に熱意と創意工夫があれば、子供たちも興味を持って楽しみながら吸収してくれるのではないかと思っております。
 そこでお尋ねいたします。現在までの取り組みの成果を踏まえ、平成23年度からの本格実施におきまして、本市はどのように取り組んでいかれるのか、答弁をお願いいたします。
 答弁をいただきまして、まとめていきたいと思います。
          〔教育長 石井 博君登壇〕
◎教育長(石井博君)本市における、平成23年度からの本格実施においての小学校外国語活動の取り組みについての御質問に御答弁申し上げます。
 小学校外国語活動の取り組みにつきましては、平成23年度からの本格実施に向け、小学校教員に対しまして、英語運用能力向上や指導力向上のための研修とともに、教材開発研修や国際理解を目指した研修など実効性のある研修を継続的に計画、実施していくことによりまして、小学校外国語活動の一層の充実を図ってまいりたいと考えております。また、地域と連携しながら外国語活動を円滑に実施するために、学級担任の補助をしていただく外国語活動サポーターの派遣を継続し、さらに充実してまいりたいと考えております。今後とも、学校現場の声を十分反映させながら本市の小学校外国語活動を推進してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
 以上でございます。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)笠井議員の御質問にお答え申し上げます。
 定住自立圏構想における今後のスケジュール、中核市構想に対する思い、また定住自立圏構想と中核市構想との関係についてでございますが、徳島市を含む徳島東部は、海、山、川の豊かな自然の恵みと温暖な気候の中で、穏やかな人々が共通の文化を営みながら暮らしてきた地域であり、これからもこの地で夢と希望を持ちながら暮らし続けていけるという、そういった環境にしたいという思いで、新たな地域振興策であります定住自立圏構想を推進していくものでございます。
 この構想に取り組むための手続といたしましては、9月中に中心市宣言を行い、その後、周辺市町村との連携事項につきまして詳細な協議・調整を進め、国の定住自立圏構想推進要綱に従いまして、周辺市町村との連携事項に関する定住自立圏形成の協定を締結した後、平成23年9月を目途に、具体的な取り組み事項を定める計画でございます定住自立圏共生ビジョンを策定していく予定でございます。
 次に、中核市構想につきましてですけれども、議員御指摘のとおり、近年におけます世界経済を取り巻く環境の激変は、地域の発展基盤を支える地場の企業活動や自治体政策にも深刻な影響を与えております。このような状況下にあって、今後、徳島市が都市の活力や存在感を高めていくためには、やはり圏域全体で大きくまとまっていくことが将来にわたる市民の安定的な暮らしにつながるものと考えておりまして、このことを志向していくことが地域経営をあずかる者に課せられた使命であると認識いたしております。こうした先行きの状況を前提に、徳島市を中心とする中核市構想の実現に至るまでには、これまで以上に周辺市町村との連携を深め、住民同士の交流を活発化し、さまざまな成果を持って圏域全体で大きくまとまっていくことの有効性について、多くの方々に御理解を得るプロセスを踏むことが重要であると考えております。
 最後に、定住自立圏構想と中核市構想との関係についてでございますが、今後、この定住自立圏構想を進めることによりまして、圏域全体でさまざまな住民サービスにおける連携の強化と地域の活性化策への取り組みなどを通じまして、地域住民の理解も一層深まり、中核市構想の実現に至る筋道をつくるための一つのステップになり得るものと考えております。なお、この定住自立圏構想の推進につきましては、今後、中心市であります徳島市がリーダーシップを発揮し、圏域全体の暮らしを支え、魅力を向上させるべく、圏域全体のマネジメントを担っていきたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 以上でございます。
          〔17番 笠井国利君登壇〕
◆17番(笠井国利君)それぞれ御答弁をいただきましたので、まとめてまいりたいと思います。
 まず初めは、中核市構想と定住自立圏構想についてでありますが、これからの成熟社会にあって、徳島市を中心とする圏域全体の発展基盤の確立の必要性とそのための取り組みをお伺いし、一定理解をいたしました。まさにこれからの徳島市並びに徳島東部圏域の将来を展望したとき、企業経営と同様に地域に人材、地域づくりの担い手がいなければ、今後の地域再生や発展は望むことができません。今後、市長には、地域の自立化と持続的な発展を促していくために、産業の振興について重点的に取り組んでいただき、子供たちが地域に愛着を持ちながら成長し、地域で暮らしていける環境整備と、大都市で暮らす意欲のある若者がUターン、Iターンなどで定住・定着して暮らす魅力のある徳島東部の地域づくりに向けまして、しっかりとリーダーシップを発揮され、今後も御自身の信ずる政策を推し進めていただくことを期待いたしております。
 次に、外国語活動についてでありますが、平成23年度から本格実施ということで、取り組みはこれからが本番であります。今年度の各小学校におけます取り組みやモデル校におけます成果を十分検証していただき、来年度からの取り組みに生かしていただきたいと思います。現代社会はインターネットの普及や企業の海外進出の増加などにより、さまざまな分野でグローバル化が進んでおりまして、今以上に日本人が英語などの外国語に触れる機会、また外国語を使わなければならない機会もふえるものと考えます。将来を担う本市の子供たちが、外国語を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができるようになることは、まことに意義深いものがあると考えます。理事者におかれましてはその重要性を十分認識され、外国語活動の推進に努めていただくよう要望し、私の質問を終わります。
○議長(西條正道君)次に、請願の受理について報告いたします。
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○議長(西條正道君)今期定例会において受理いたしました請願は、お手元に配布の請願文書表のとおりであります。
 本請願については、会議規則第122条第1項の規定により、お手元に配布の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 本日は、これにて散会いたします。
            午後3時9分 散会