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徳島県 徳島市

平成22年第 1回定例会−03月08日-01号




平成22年第 1回定例会

┌─────────────────────────────────┐
│    平 成                          │
│    22年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │
│                                 │
│              第 1 号              │
└─────────────────────────────────┘
                        徳島市告示第13号
 平成22年第1回徳島市議会定例会を次のとおり招集する。
       平成22年3月1日
          徳 島 市 長   原   秀 樹
 1 と き   平成22年3月8日午前10時
 2 ところ   徳島市議会議事堂
   ─────────────────────────────
  平成22年3月8日(月曜日)午前10時1分開会
   ─────────────────────────────
   議 事 日 程(第1号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 会期決定について
第3 議案第 1号 平成22年度徳島市一般会計予算
   議案第 2号 平成22年度徳島市国民健康保険事業特別会計予算
   議案第 3号 平成22年度徳島市老人保健医療事業特別会計予算
   議案第 4号 平成22年度徳島市食肉センター事業特別会計予算
   議案第 5号 平成22年度徳島市下水道事業特別会計予算
   議案第 6号 平成22年度徳島市奨学事業特別会計予算
   議案第 7号 平成22年度徳島市土地取得事業特別会計予算
   議案第 8号 平成22年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
   議案第 9号 平成22年度徳島市介護保険事業特別会計予算
   議案第10号 平成22年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計予算
   議案第11号 平成22年度徳島市職員給与等支払特別会計予算
   議案第12号 平成22年度徳島市中央卸売市場事業会計予算
   議案第13号 平成22年度徳島市商業観光施設事業会計予算
   議案第14号 平成22年度徳島市土地造成事業会計予算
   議案第15号 平成22年度徳島市水道事業会計予算
   議案第16号 平成22年度徳島市旅客自動車運送事業会計予算
   議案第17号 平成22年度徳島市市民病院事業会計予算
   議案第18号 平成21年度徳島市一般会計補正予算(第7号)
   議案第19号 平成21年度徳島市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第20号 平成21年度徳島市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
   議案第21号 平成21年度徳島市奨学事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第22号 平成21年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第23号 平成21年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第24号 平成21年度徳島市旅客自動車運送事業会計補正予算(第1号)
   議案第25号 平成21年度徳島市市民病院事業会計補正予算(第4号)
   議案第26号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第27号 徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第28号 徳島市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第29号 徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第30号 徳島市手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第31号 徳島市市民活力開発センター条例及び徳島市勤労者福祉施設条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第32号 徳島市生涯福祉センター条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第33号 児童福祉法の規定に基づく保育の実施に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第34号 徳島市立保育所条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第35号 徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第36号 徳島市商業観光施設事業条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第37号 徳島市学校医,学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第38号 徳島市立幼稚園条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第39号 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第40号 市道路線の廃止について
   議案第41号 市道路線の認定について
   議案第42号 工事委託基本協定の変更について
   議案第43号 財産の減額譲渡について
   議案第44号 徳島市食肉センター事業特別会計の経営健全化計画について
   報告第 1号 専決処分の報告について
   報告第 2号 専決処分の報告について
   報告第 3号 専決処分の報告について
   報告第 4号 専決処分の報告について
   報告第 5号 専決処分の報告について
   報告第 6号 専決処分の報告について
   報告第 7号 専決処分の報告について
   報告第 8号 専決処分の報告について
   報告第 9号 専決処分の報告について
   報告第10号 専決処分の報告について
   提    出 平成22年度の公社等の事業計画の提出について
   提    出 平成21年度徳島市土地開発公社の事業計画(変更)の提出について
   ─────────────────────────────
   本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員指名について
日程第2 会期決定について
日程第3 議案第1号から議案第44号まで
     報告第1号から報告第10号まで
     提出 平成22年度の公社等の事業計画の提出について
     提出 平成21年度徳島市土地開発公社の事業計画(変更)の提出について
   ─────────────────────────────
   出 席 議 員(34名)
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  井 上   武 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  佐々木 健 三 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
   ─────────────────────────────
   説明のため出席した者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  本 田 利 広 君
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 岩 崎 啓 二 君
総務部長   榊     勇 君 │ 財政部長
市民環境部長 上 野 見 親 君 │ 兼理事    志 賀 真 幸 君
保健福祉部長           │ 経済部長   尾 池 修 二 君
兼理事    川久保   博 君 │ 都市整備部
土木部長   磯 部 洋 一 君 │ 副部長    鈴 江 祥 宏 君
危機管理監  横 山   上 君 │ 消防局長   瀬 川 安 則 君
水道局長   久 米 好 雄 君 │ 交通局長   ? 村 信 一 君
病院事業             │ 病院局長   後藤田   勲 君
管理者    湊     省 君 │ 教育長    石 井   博 君
選挙管理委員           │ 監査事務局長 森 本 雅 俊 君
会事務局長  山 口 義 昭 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   山 村 茂 樹 君
  ─────────────────────────────
   議会事務局職員出席者
 事務局長    松 田 平 和 │ 次長      箕 浦   豊
 庶務課長    中 川 隆 行 │ 議事調査課長  林   哲 也
 議事調査課長補         │ 議事調査課主任
 佐       西 名   武 │ 主査兼調査係長 角 元 京 子
 議事係長    宮 本 和 明 │
   ─────────────────────────────
○議長(佐々木健三君)ただいまから、平成22年第1回徳島市議会定例会を開会いたします。
 市長より招集のあいさつがあります。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)本日、ここに平成22年第1回徳島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位の御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 今定例会には、平成22年度の各会計の予算議案など、44件の議案を御提出いたしております。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして招集のごあいさつといたします。
○議長(佐々木健三君)これより、本日の会議を開きます。
 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。
 まず、監査委員から、昨年12月及び本年1月並びに2月に実施した例月現金出納検査及び監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。
 次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に出席を求めた者の職氏名及び本日の議事日程を事務局長に報告させます。
            〔議会事務局長報告〕
   ─────────────────────────────
   説明のため出席を求めた者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長  本 田 利 広 君
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 岩 崎 啓 二 君
総務部長   榊     勇 君 │ 財政部長
市民環境部長 上 野 見 親 君 │ 兼理事    志 賀 真 幸 君
保健福祉部長           │ 経済部長   尾 池 修 二 君
兼理事    川久保   博 君 │ 都市整備部
土木部長   磯 部 洋 一 君 │ 副部長    鈴 江 祥 宏 君
危機管理監  横 山   上 君 │ 消防局長   瀬 川 安 則 君
水道局長   久 米 好 雄 君 │ 交通局長   ? 村 信 一 君
病院事業             │ 病院局長   後藤田   勲 君
管理者    湊     省 君 │ 教育長    石 井   博 君
選挙管理委員           │ 監査事務局長 森 本 雅 俊 君
会事務局長  山 口 義 昭 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   山 村 茂 樹 君
   ─────────────────────────────
         議  事  日  程  (第1号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 会期決定について
第3 議案第 1号 平成22年度徳島市一般会計予算
   議案第 2号 平成22年度徳島市国民健康保険事業特別会計予算
   議案第 3号 平成22年度徳島市老人保健医療事業特別会計予算
   議案第 4号 平成22年度徳島市食肉センター事業特別会計予算
   議案第 5号 平成22年度徳島市下水道事業特別会計予算
   議案第 6号 平成22年度徳島市奨学事業特別会計予算
   議案第 7号 平成22年度徳島市土地取得事業特別会計予算
   議案第 8号 平成22年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
   議案第 9号 平成22年度徳島市介護保険事業特別会計予算
   議案第10号 平成22年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計予算
   議案第11号 平成22年度徳島市職員給与等支払特別会計予算
   議案第12号 平成22年度徳島市中央卸売市場事業会計予算
   議案第13号 平成22年度徳島市商業観光施設事業会計予算
   議案第14号 平成22年度徳島市土地造成事業会計予算
   議案第15号 平成22年度徳島市水道事業会計予算
   議案第16号 平成22年度徳島市旅客自動車運送事業会計予算
   議案第17号 平成22年度徳島市市民病院事業会計予算
   議案第18号 平成21年度徳島市一般会計補正予算(第7号)
   議案第19号 平成21年度徳島市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第20号 平成21年度徳島市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
   議案第21号 平成21年度徳島市奨学事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第22号 平成21年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第23号 平成21年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第24号 平成21年度徳島市旅客自動車運送事業会計補正予算(第1号)
   議案第25号 平成21年度徳島市市民病院事業会計補正予算(第4号)
   議案第26号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第27号 徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第28号 徳島市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第29号 徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第30号 徳島市手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第31号 徳島市市民活力開発センター条例及び徳島市勤労者福祉施設条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第32号 徳島市生涯福祉センター条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第33号 児童福祉法の規定に基づく保育の実施に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第34号 徳島市立保育所条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第35号 徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第36号 徳島市商業観光施設事業条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第37号 徳島市学校医,学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第38号 徳島市立幼稚園条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第39号 企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第40号 市道路線の廃止について
   議案第41号 市道路線の認定について
   議案第42号 工事委託基本協定の変更について
   議案第43号 財産の減額譲渡について
   議案第44号 徳島市食肉センター事業特別会計の経営健全化計画について
   報告第 1号 専決処分の報告について
   報告第 2号 専決処分の報告について
   報告第 3号 専決処分の報告について
   報告第 4号 専決処分の報告について
   報告第 5号 専決処分の報告について
   報告第 6号 専決処分の報告について
   報告第 7号 専決処分の報告について
   報告第 8号 専決処分の報告について
   報告第 9号 専決処分の報告について
   報告第10号 専決処分の報告について
   提    出 平成22年度の公社等の事業計画の提出について
   提    出 平成21年度徳島市土地開発公社の事業計画(変更)の提出について
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(佐々木健三君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、9番隅倉純爾君、31番山口悦寛君のお二人を指名いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(佐々木健三君)次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月23日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木健三君)御異議なしと認めます。よって会期は、本日から3月23日までの16日間と決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(佐々木健三君)次に、日程第3を議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(佐々木健三君)提出者の説明を求めます。
 〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)平成22年第1回徳島市議会定例会に臨み、ただいま上程されました議案の説明に先立ち、これからの市政運営に取り組む私の所信を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 まず、本市を取り巻く諸情勢に目を移しますと、我が国の経済は、一昨年秋以降の景気悪化の深刻な影響を受け、今なお国内に大量の失業者を抱え、一部には回復の兆しがあると報じられるものの、地方、あるいは下請となる中小企業の景況感は、依然として上向いてはおりません。物価の下落が賃金の低下を呼ぶデフレスパイラルからの脱却が大きな課題として立ちはだかっております。
 こうした中、国におきましては、昨年9月の政権交代に伴い、新政権は、「コンクリートから人へ」を合い言葉に、子ども手当や高速道路無料化等に代表されるマニフェストの実現に全力を尽くしてはいるものの、本年度、来年度と国債発行額が税収額を上回るという大きな財源不足の壁に直面しております。景気回復、財政再建、そして持続可能な社会の実現という大きな課題への取り組みをどのような時間軸で実現していくのか、新政権はその明確なロードマップを示すには至っておりません。地方の立場からも、こうした国の施策のあり方について、全国市長会等を通じまして、主張すべきことは引き続き主張してまいる所存でございます。
 しかし一方で、近年の非常に多様化・複雑化した諸問題について、国政での解決に限界があるのも事実と考えております。地域主権とは、言いかえれば、国が解決できない問題について、地方に解決が期待されることを意味するものであり、地域主権の取り組みは、今後、加速度的に進んでいくものと認識しております。しかしながら、私は、このことを決して否定的にとらえてはおりません。むしろ、市長就任以来、こうした大きな流れを前提に、自立した地方政府として、市民の皆様のニーズを正確に把握するとともに、本市の将来ビジョンを着実に実現していくという、まさに地方自治のあるべき姿の実現に向け、緊張感を持って取り組んでまいりました。
 私が、この4年間、政策の一つの柱としてまいりました第1期行財政健全化計画が、本年度で最終年度を迎えます。振り返れば、平成17年当時、そのままの財政運営を続けていけば近い将来確実に財政再建準用団体に陥るという危機的な財政状況を受け、意を決して財政危機宣言を発しました。以来、全庁一丸となって行財政の健全化に取り組み、期間終了まで1カ月を残してはいるものの、目標を上回る成果を達成することがほぼ確実となり、当初想定されました危機的な状況は、当面回避することができたと思っております。私の行財政運営に御理解、御協力を賜りました、議員各位並びに市民の皆様のおかげと、改めて感謝申し上げる次第でございます。
 一方、このような行財政の健全化に取り組みながらも、私のもう一つの政策の柱である第4次総合計画の実現に向け、市民の皆様とともに、市民の皆様が心から幸せを実感できる徳島市づくりに全力で取り組んでまいりました。
 まちづくり、産業振興面におきましては、LEDを活用した景観整備等を順次進めてきており、御承知のとおり、本年4月には、LEDアートフェスティバルを開催する運びとなっております。
 また、本市の次代を担う子供たちの健やかな成長を願い、小・中学校の耐震改修を他の自治体に先駆けてほぼ完了させることができましたし、徳島市立高校の改築につきましても、既に新校舎への引っ越しを完了し、年明け3学期から授業を開始いたしており、新しい校舎に生徒たちの明るい笑顔が広がっていると聞いております。また、全国的にも数少ない取り組みである第3子以降の保育料の無料化につきましても、平成20年度より完全導入に至っております。
 さらには、開かれた市政により市民参加を推進し、市民が主役となるまちづくりを目指した市民参加基本条例を制定したことによりまして、市民サービスの向上に向けた、基盤の整備も整ってきたものと認識しております。
 また、本市をより大きな視点からとらえ、周辺市町村との連携も視野に入れて今後の進むべき道を探ってまいるため、徳島東部地域市町村長懇話会におきましても、精力的に議論を行ってまいりました。本年の夏までに政府により策定される地域主権戦略大綱を十分検証する中で、定住自立圏構想を見据えた具体的な地域振興策等について、さらに検討を進めてまいります。
 このように、非常事態からの脱却を命題としつつも、ただ、殻に閉じこもるのではなく、将来に向けた布石を着実に打つことができたのではないかと思っております。
 明年度からは、心新たに、第2期行財政健全化計画がスタートいたしますが、これは、第4次徳島市総合計画の実効性をより確実なものとするために策定したものであり、徹底した内部管理経費の抑制と事務事業の見直し等に引き続き取り組むとともに、収入の確保・拡大につながる施策の推進を初め、効果的な事業手法の追求など、第1期以上に、より構造的なプラスの循環を目指して、強固な行財政基盤の確立を図ってまいります。そして、その成果の上に財源配分の重点化を行い、「心おどる水都・とくしま」の実現に向け、一層の努力を重ねる所存でございます。
 今後とも、議員各位、市民の皆様の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
 それでは、平成22年度当初予算案等の概要につきまして、御説明いたします。
 平成22年度の地方財政の見通しにつきましては、冒頭にも申し上げましたとおり、依然として厳しい景気情勢のあおりを受けまして、個人所得の減少や企業収益の急激な悪化等による地方税収入の落ち込みなど、財源不足が過去最大の規模に拡大するものと見込まれており、国におきましては、住民生活の安心と安全、地域活力の回復など地方にとって必要なサービスの提供を担保するため、地方交付税の増額など、一定の対策が講じられております。
 こうしたことから、本市の平成22年度当初予算の歳入面では、市税収入の減少を、地方交付税や地方の財源確保に伴う臨時財政対策債が何とか補う形となり、主要一般財源収入は、前年度に比べまして2.3%の増となる見込みでございます。
 また、将来の財政負担にもつながる地方債の発行につきましては、前年度に比べまして21.9%の抑制を図る一方で、歳出面では、現下の景気動向を踏まえまして、厳しい財政状況ではございますが、生活道路や排水施設など身近な公共事業では、当初予算並びに3月補正予算を合わせますと、前年度比4.9%増となる予算額を確保するとともに、投資事業全体におきましても、市立高校改築分を除きますと、前年度以上の事業量を確保いたしております。
 また、平成20年度から知恵と工夫により、少ない経費で大きな効果が期待できる事業、いわゆるゼロ的予算事業に取り組んでおりますが、各部局にも浸透してまいりまして、明年度は45事業にまで拡大し、さまざまな分野で幅広く事業展開していく運びとなっております。
 こうした予算編成のもと、平成22年度におけます基金からの繰り入れは約8億円で、健全化集中取り組み期間初年度の平成18年度と比べますと、約16億円の縮減となり、基金依存度の大幅な低減を図っております。
 この結果、平成22年度当初予算の規模は、一般会計882億6,000万円、特別・企業会計796億1,635万円となっており、前年度の当初予算と比較いたしますと、一般会計では、7億8,000万円、率にして0.9%の増となっております。
 また、特別・企業会計では、北部浄化センターの水処理施設の増設、上水道整備に係る第4期拡張事業及び市民病院の新築工事が完了したことなどによりまして、44億7,017万円、率にして5.3%の減となっております。
 それでは、平成22年度当初予算の主要施策につきまして、本市のまちづくりの三つの基本理念に沿って御説明いたします。
 まず、「元気とくしま」の実現に関してでございますが、一つ目が、魅力ある都市でございます。
 先に申し上げましたように、この4月に、徳島LEDアートフェスティバル2010を開催し、本市の活力となり得るLED関連産業の集積に向け、光に彩られた「水都・とくしま」を全国に発信するとともに、本市のものと都市のイメージを一体的・総合的にプロモーションしていくための「心おどる水都・とくしま」発信プランの策定や、本市の魅力をPRするためのイメージアップキャラクターの公募、選定に向けた取り組みを進めてまいります。
 また、町のにぎわいを創造するため、産学官連携により商店街に大学のサテライト教室を開設するまちなかキャンパス推進事業の実施、新たな観光資源の創出や掘り起こしにより観光客誘致を促進するバスモニターツアーの開催、もてなしの観光地づくりに向けた観光ガイドボランティアの増員を図ってまいります。
 さらに、本市の農林水産物のよさや地場食材の利用拡大を図るため、市内産の食材を使った一品料理コンテストや試食会、食材のPR・販売などを実施する食材展の開催、本市の豊かな自然環境を生かした市民参加による総合的な景観づくりを進めるため、本市独自の景観まちづくり条例の制定に取り組むとともに、市民の皆様の御協力を得て選定いたしました市民遺産を積極的に活用する事業の実施や、国の史跡に指定されました県下最大規模の前方後円墳である渋野丸山古墳の保存や整備に向けた計画の策定、徳島に住む方々に徳島のよさを再認識していただくとともに、多くの方々に徳島の魅力を知っていただくため、読んでおもしろい、読むと徳島に行きたいと思うような冊子づくりにも取り組んでまいります。
 二つ目が、活力ある都市でございます。本市にとって発展性のある独自の企業誘致を推進するため、引き続き、企業誘致推進プランに基づいた人的ネットワークの構築と企業誘致活動の実施や、コールセンター等の立地促進を図るとともに、LEDに関連した事業を起こそうとする中小企業への融資制度の創設や、中小企業の総合的な応援拠点である経済センターの移転改築の支援を行うほか、本市の伝統的な地場産業である木工業界の活性化を図るため、消費者意識の調査や商品の改善、販売戦略の検討などを支援する木工プロモーション事業を実施してまいります。
 また、中心市街地の発展と近年の社会情勢の変化に対応したまちづくりを進めるため、今年度に策定いたしました地域公共交通総合連携計画に基づいた路線バスの移行計画並びにその試験運行計画の策定や、徳島駅発着のバスを一律100円とすることなどにより、中心市街地への集客力アップを検証する「まちに行こうよ」推進事業を実施するとともに、今後10年の本市のまちづくりの指針となる徳島市都市計画基本方針、いわゆるマスタープランにおける将来都市像や全体構想などの策定に取り組むほか、引き続き、新町西地区の地元権利者の方々が中心となって計画している再開発事業を支援してまいります。
 三つ目が、市民が元気な都市でございます。みずからの夢と未来の実現に向かって頑張っている市高生を文武両面から支援するため、各分野の専門家招聘や派遣研修などによって指導に当たる教員のスキルアップを図るとともに、すべての運動部を対象としたトレーナーを配置するほか、新校舎落成記念といたしまして、著名有識者をお呼びして、生徒一人一人が人生の目標を見つけられるような、生徒にとって意義のある講演会を開催いたします。
 また、本年度から、小学校五、六年生を対象に実施しております、外国語活動サポーター派遣事業におきましては、英語に堪能な地域ボランティアを増員し、派遣活動の充実を図るとともに、経済的理由などにより、高等学校及び大学への就学が困難な学生に対する奨学金貸付事業におきまして、より一層の教育の機会均等を図るため、大学生に対する奨学金を拡充いたします。
 教育環境の整備に関しましては、昨年度から着手しております津田中学校屋内運動場の改築を初め、城東小学校屋内運動場の増改築、沖洲及び大松小学校におけます校舎等の建設用地の取得を進めるとともに、多くの市民の皆様に利用いただいております体育施設の安全性と利便性の向上を図るため、市立体育館やB&G海洋センターの改修などを実施するほか、交通アクセスや図書の充実など、幅広い市民ニーズに対応した魅力的な図書館づくりを目指し、現図書館の徳島駅前への移転に向けた検討を進めてまいります。
 なお、現下の雇用情勢を踏まえまして、引き続き、地域における迅速かつ円滑な雇用機会の創出を支援する事業に取り組んでまいります。
 続きまして、「安心とくしま」の実現に関してでございますが、一つ目が、人に優しい都市でございます。
 子育てを取り巻く社会情勢の変化に的確に対応していくため、待機児童の解消や地域子育て支援センターの拡充など保育所の機能強化を目指しまして、国府保育所の増改築、加茂及び佐古保育所の統合、西富田保育所の民間移管等の再編計画を進めてまいります。
 また、本年度に制定いたしました子育て文化創造条例を広く市民の皆様に知っていただくとともに、子育てを社会全体で支援する機運を盛り上げるため、著名な講師による講演会の開催や啓発活動に取り組むとともに、今日の就労形態の多様化などを踏まえ、子育てを側面から支援するため、これまで試行研究してまいりました預かり保育を市立幼稚園26園全園で実施することとしており、これは四国では最大規模の取り組みとなっております。
 さらに、健康づくりへの認識と自覚の高揚を図るため、各種がん検診におけます対象者の拡充や検診期間の延長などを実施するとともに、地域の自殺対策を強化するための普及啓発活動を行うほか、長年放置された危険な廃屋につきまして、四国初となります解体費用への一部助成により、問題解消に向けた取り組みを推進してまいります。
 このほか、本市独自の施策ではございませんが、国の制度創設に伴い新たに実施することとなった子ども手当の支給等につきましても、事務の詳細を見きわめながら適切に対応してまいります。
 二つ目が、いざに備える都市でございます。大規模な災害から市民を守るため、民間木造住宅に対する耐震化の促進はもとより、新たにホテルや病院などの大型建築物の耐震診断を助成するなど、民間施設に対する耐震化への支援を一層拡大するとともに、公共施設につきましても、小・中学校の耐震化がおおむね完了してまいりましたので、幼稚園を初め、避難路ともなる橋梁の耐震補強や、児童館、コミュニティセンター、市営住宅などの耐震診断にも着手するほか、上水道施設におきましては、耐震ループ管や重要給水施設の耐震化対策を順次進めてまいります。
 また、災害時の迅速かつ的確な避難に役立てるため、各種ハザードマップなどを一つにした総合防災マップを作成し、市内の全世帯・全事業所に配布するとともに、災害時における室内での被害を最小限に防ぐため、家具転倒防止器具の取りつけが困難な障害者や高齢者に対して、市内全域で取りつけ支援を展開してまいります。
 さらに、大規模災害発生時の情報収集・伝達手段を確保するため、地区の拠点施設となる災害対策連絡所や避難所となる小・中学校などにデジタルMCA無線等を配備するほか、地域の道路網の安全性・信頼性を確保するため、老朽化した本市の重要橋梁の長寿命化対策を講じてまいります。
 三つ目が、自然に優しい都市でございます。エネルギーの使用の合理化に関する法律の改正に伴い、本市設備の省エネ化を推進するため、運転管理や保守・点検の方法を定めた管理標準を作成するとともに、地球温暖化対策として、住宅用太陽光発電と省エネ機器をあわせて導入する場合の助成制度を創設いたします。
 また、老朽化しているごみ焼却施設の状況を踏まえ、今後の施設整備のあり方などについて協議・検討を進めるとともに、北部処理区における下水道の面整備や合併処理浄化槽設置の推進など、快適で衛生的な生活の確保と河川などの公共用水域の水質保全に取り組むほか、引き続き、耕作者及び新規就農者等による農地の復旧活動を支援し、耕作放棄地の再生・利用を図ることで、農業の活性化及び緑地空間の保全と創造に努めてまいります。
 最後に、「信頼とくしま」の実現に関してでございますが、一つ目が、市民とつくる都市でございます。
 さまざまな媒体を活用して市民の皆様との情報共有を図っていくため、本市の施策や観光・イベント情報などのメール配信を実施するとともに、市民の皆様が望む行政サービスを的確に把握し、本市の今後の施策展開に生かすため、市民満足度調査を実施するほか、地域の特性を生かした独自の地域活動を創出するとともに、これからのまちづくりを担う人材育成を支援するため、公募によってモデル地区を選定し、地区で考えたプロジェクトに本市職員も参加することによって協働で企画・実行してまいります。
 二つ目の改革する市役所についてでございますが、本市の将来像「心おどる水都・とくしま」実現のための行財政基盤の強化を図るため、第2期行財政健全化計画の着実な実行に取り組むとともに、地方自治体の果たすべき役割が日々大きくなっていく中で、本市においても、より戦略性の高い政策立案を可能とするため、現状や課題のより専門的な分析や、大学などとの機動的な共同調査・研究を実施できる体制を構築してまいります。
 また、適正かつ円滑な課税・徴収業務を推進するため、法人市民税などの電子申告に係る地方税ポータルシステムの活用や、償却資産における過年度評価システムを開発するほか、滞納された住宅使用料の徴収業務を債権回収事業者などに委託し、徴収率の向上を図るとともに、昨今の職員不祥事を踏まえ、本市職員一丸となって市民の皆様の信頼回復に努めていくため、再発防止に向けた会議を早急に立ち上げてまいります。
 続きまして、平成21年度の補正予算について、御説明いたします。
 一般会計、特別・企業会計におきまして、事業量の確定や国・県の補助決定等に伴い、所要の措置を行うもののほか、このたびの国の2次補正予算等を踏まえ、地元企業の受注機会を確保するため、地域のインフラ整備を進めるための改修や補修などを中心とした経済対策事業に取り組むこととしております。
 また、給与減額措置を継続する徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部改正や、関連法令の改正に伴い、所要の改正を行う職員の育児休業等に関する条例、児童福祉法の規定に基づく保育の実施に関する条例、徳島市手数料条例及び徳島市国民健康保険条例の一部改正などの条例議案のほか、食肉センター事業特別会計におけます経営健全化計画、市道路線の廃止や認定に係る単行議案などを提案いたしております。
 以上、平成22年度当初予算等の概要につきまして、御説明いたしました。
よろしく御審議いただき、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(佐々木健三君)以上で提出者の説明は終わりました。
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○議長(佐々木健三君)次に、休会について、お諮りいたします。
 明3月9日は、議案精査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(佐々木健三君)御異議なしと認めます。よって、明3月9日は休会することに決定いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
            午前10時40分 散会