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徳島県 徳島市

平成21年第 1回定例会−03月05日-01号




平成21年第 1回定例会

┌─────────────────────────────────┐
│    平 成                          │
│    21年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │
│                                 │
│              第 1 号              │
└─────────────────────────────────┘
                        徳島市告示第18号
 平成21年第1回徳島市議会定例会を次のとおり招集する。
       平成21年2月26日
          徳 島 市 長   原   秀 樹
 1 と き   平成21年3月5日午前10時
 2 ところ   徳島市議会議事堂
   ─────────────────────────────
  平成21年3月5日(木曜日)午前10時3分開会
   ─────────────────────────────
   議 事 日 程(第1号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 会期決定について
第3 議案第 1号 平成21年度徳島市一般会計予算
   議案第 2号 平成21年度徳島市国民健康保険事業特別会計予算
   議案第 3号 平成21年度徳島市老人保健医療事業特別会計予算
   議案第 4号 平成21年度徳島市食肉センター事業特別会計予算
   議案第 5号 平成21年度徳島市下水道事業特別会計予算
   議案第 6号 平成21年度徳島市奨学事業特別会計予算
   議案第 7号 平成21年度徳島市土地取得事業特別会計予算
   議案第 8号 平成21年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
   議案第 9号 平成21年度徳島市介護保険事業特別会計予算
   議案第10号 平成21年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計予算
   議案第11号 平成21年度徳島市職員給与等支払特別会計予算
   議案第12号 平成21年度徳島市中央卸売市場事業会計予算
   議案第13号 平成21年度徳島市商業観光施設事業会計予算
   議案第14号 平成21年度徳島市土地造成事業会計予算
   議案第15号 平成21年度徳島市水道事業会計予算
   議案第16号 平成21年度徳島市旅客自動車運送事業会計予算
   議案第17号 平成21年度徳島市市民病院事業会計予算
   議案第18号 平成20年度徳島市一般会計補正予算(第4号)
   議案第19号 平成20年度徳島市職員給与等支払特別会計補正予算 (第1号)
   議案第20号 平成20年度徳島市一般会計補正予算(第5号)
   議案第21号 平成20年度徳島市老人保健医療事業特別会計補正予算(第4号)
   議案第22号 平成20年度徳島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第23号 平成20年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第24号 平成20年度徳島市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第25号 平成20年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第26号 平成20年度徳島市市民病院事業会計補正予算(第2号)議案第27号 事務分掌組織条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第28号 徳島市個人情報保護条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第29号 徳島市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第30号 徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第31号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第32号 職員の退職手当に関する条例及び教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第33号 徳島市手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第34号 徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第35号 徳島市介護保険条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第36号 徳島市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を定めるについて
   議案第37号 徳島市商業観光施設事業条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第38号 阿波おどり会館条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第39号 徳島市民病院事業条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第40号 工事請負契約の締結について
   議案第41号 市道路線の廃止について
   議案第42号 市道路線の認定について
   議案第43号 訴訟の提起について
   議案第44号 徳島市土地開発公社定款変更について
   報告第 1号 専決処分の報告について
   報告第 2号 専決処分の報告について
   報告第 3号 専決処分の報告について
   報告第 4号 専決処分の報告について
   報告第 5号 専決処分の報告について
   報告第 6号 専決処分の報告について
   報告第 7号 専決処分の報告について
   報告第 8号 専決処分の報告について
   報告第 9号 専決処分の報告について
   報告第10号 専決処分の報告について
   報告第11号 専決処分の報告について
   報告第12号 専決処分の報告について
   報告第13号 専決処分の報告について
   報告第14号 専決処分の報告について
   提    出 平成21年度の公社等の事業計画の提出について
   ─────────────────────────────
   本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員指名について
日程第2 会期決定について
日程第3 議案第1号から議案第44号まで
     報告第1号から報告第14号まで
     提出 平成21年度の公社等の事業計画の提出について
   ─────────────────────────────
   出 席 議 員(34名)
   1番  土 井 昭 一 君 │  2番  梶 原 一 哉 君
   3番  小 林 和 夫 君 │  4番  岸 本 和 代 君
   5番  吉 本 八 恵 君 │  6番  西 林 幹 展 君
   7番  美 馬 秀 夫 君 │  8番  三 木   明 君
   9番  隅 倉 純 爾 君 │ 10番  井 上   武 君
  11番  岡   孝 治 君 │ 12番  久次米 尚 武 君
  13番  村 上   稔 君 │ 14番  開     寛 君
  15番  中 川 秀 美 君 │ 16番  岡 南   均 君
  17番  笠 井 国 利 君 │ 18番  西 條 正 道 君
  19番  小 林 淳 治 君 │ 20番  佐々木 健 三 君
  21番  須 見 矩 明 君 │ 22番  武 知 浩 之 君
  23番  小 林 康 伸 君 │ 24番  宮 内 春 雄 君
  25番  広 瀬 和 範 君 │ 26番  塀 本 信 之 君
  27番  加 戸   悟 君 │ 28番  梯   富 子 君
  29番  中 野 一 雄 君 │ 30番  河 野 みどり 君
  31番  山 口 悦 寛 君 │ 32番  赤 川 健 治 君
  33番  折 目 信 也 君 │ 34番  森 井 嘉 一 君
   ─────────────────────────────
   説明のため出席した者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長兼
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 本 田 利 広 君
総務部長   岩 崎 啓 二 君 │ 財政部長
市民環境部長 工 藤 俊 郎 君 │ 兼理事    志 賀 真 幸 君
保健福祉部長           │ 経済部長   ? 村 信 一 君
兼理事    川久保   博 君 │ 開発部長   日 下 正 義 君
土木部長   敷 島   徹 君 │ 消防局長   瀬 川 安 則 君
水道局長   中 島 政四郎 君 │ 交通局長   祖 川 信 明 君
病院事業             │ 病院局長   榊     勇 君
管理者    湊     省 君 │ 教育長    大 栗 敏 治 君
選挙管理委員           │ 監査事務局長 大久保 義 昭 君
会事務局長  富 田 芳 久 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   柳 本   強 君
  ─────────────────────────────
   議会事務局職員出席者
 事務局長    椎 野 誠 一 │ 次長      箕 浦   豊
 庶務課長    中 川 隆 行 │ 議事調査課長  林   哲 也
 議事調査課長補         │ 議事係長    大 村   聡
 佐       西 名   武 │ 主事      岸 本 幸 郎
   ─────────────────────────────
○議長(隅倉純爾君)ただいまから、平成21年第1回徳島市議会定例会を開会いたします。
 市長より招集のあいさつがあります。
           〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)本日、ここに平成21年第1回徳島市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位の御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 今定例会には、平成21年度の各会計の予算議案など、44件の議案を御提出いたしております。よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げまして招集のごあいさつといたします。
○議長(隅倉純爾君)これより、本日の会議を開きます。
 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。
 まず、監査委員から、昨年12月及び本年1月並びに2月に実施した例月現金出納検査及び監査の結果について、議長あて報告書が提出されておりますので、御報告いたしておきます。
 次に、地方自治法第121条の規定により、本定例会に出席を求めた者の職氏名及び本日の議事日程を事務局長に報告させます。
            〔議会事務局長報告〕
   ─────────────────────────────
   説明のため出席を求めた者の職氏名
市長     原   秀 樹 君 │ 第一副市長兼
第二副市長  佐 藤 吉 則 君 │ 企画政策局長 本 田 利 広 君
総務部長   岩 崎 啓 二 君 │ 財政部長
市民環境部長 工 藤 俊 郎 君 │ 兼理事    志 賀 真 幸 君
保健福祉部長           │ 経済部長   ? 村 信 一 君
兼理事    川久保   博 君 │ 開発部長   日 下 正 義 君
土木部長   敷 島   徹 君 │ 消防局長   瀬 川 安 則 君
水道局長   中 島 政四郎 君 │ 交通局長   祖 川 信 明 君
病院事業             │ 病院局長   榊     勇 君
管理者    湊     省 君 │ 教育長    大 栗 敏 治 君
選挙管理委員           │ 監査事務局長 大久保 義 昭 君
会事務局長  富 田 芳 久 君 │ 農業委員会
                 │ 事務局長   柳 本   強 君
   ─────────────────────────────
         議  事  日  程  (第1号)
第1 会議録署名議員指名について
第2 会期決定について
第3 議案第 1号 平成21年度徳島市一般会計予算
   議案第 2号 平成21年度徳島市国民健康保険事業特別会計予算
   議案第 3号 平成21年度徳島市老人保健医療事業特別会計予算
   議案第 4号 平成21年度徳島市食肉センター事業特別会計予算
   議案第 5号 平成21年度徳島市下水道事業特別会計予算
   議案第 6号 平成21年度徳島市奨学事業特別会計予算
   議案第 7号 平成21年度徳島市土地取得事業特別会計予算
   議案第 8号 平成21年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算
   議案第 9号 平成21年度徳島市介護保険事業特別会計予算
   議案第10号 平成21年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計予算
   議案第11号 平成21年度徳島市職員給与等支払特別会計予算
   議案第12号 平成21年度徳島市中央卸売市場事業会計予算
   議案第13号 平成21年度徳島市商業観光施設事業会計予算
   議案第14号 平成21年度徳島市土地造成事業会計予算
   議案第15号 平成21年度徳島市水道事業会計予算
   議案第16号 平成21年度徳島市旅客自動車運送事業会計予算
   議案第17号 平成21年度徳島市市民病院事業会計予算
   議案第18号 平成20年度徳島市一般会計補正予算(第4号)
   議案第19号 平成20年度徳島市職員給与等支払特別会計補正予算 (第1号)
   議案第20号 平成20年度徳島市一般会計補正予算(第5号)
   議案第21号 平成20年度徳島市老人保健医療事業特別会計補正予算(第4号)
   議案第22号 平成20年度徳島市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第23号 平成20年度徳島市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)
   議案第24号 平成20年度徳島市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第25号 平成20年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
   議案第26号 平成20年度徳島市市民病院事業会計補正予算(第2 号)
   議案第27号 事務分掌組織条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第28号 徳島市個人情報保護条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第29号 徳島市職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第30号 徳島市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第31号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第32号 職員の退職手当に関する条例及び教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第33号 徳島市手数料条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第34号 徳島市国民健康保険条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第35号 徳島市介護保険条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第36号 徳島市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を定めるについて
   議案第37号 徳島市商業観光施設事業条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第38号 阿波おどり会館条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第39号 徳島市民病院事業条例の一部を改正する条例を定めるについて
   議案第40号 工事請負契約の締結について
   議案第41号 市道路線の廃止について
   議案第42号 市道路線の認定について
   議案第43号 訴訟の提起について
   議案第44号 徳島市土地開発公社定款変更について
   報告第 1号 専決処分の報告について
   報告第 2号 専決処分の報告について
   報告第 3号 専決処分の報告について
   報告第 4号 専決処分の報告について
   報告第 5号 専決処分の報告について
   報告第 6号 専決処分の報告について
   報告第 7号 専決処分の報告について
   報告第 8号 専決処分の報告について
   報告第 9号 専決処分の報告について
   報告第10号 専決処分の報告について
   報告第11号 専決処分の報告について
   報告第12号 専決処分の報告について
   報告第13号 専決処分の報告について
   報告第14号 専決処分の報告について
   提    出 平成21年度の公社等の事業計画の提出について
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(隅倉純爾君)それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、17番笠井国利君、24番宮内春雄君のお二人を指名いたします。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(隅倉純爾君)次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。
 今期定例会の会期は、本日から3月19日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)御異議なしと認めます。よって会期は、本日から3月19日までの15日間と決定いたしました。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○議長(隅倉純爾君)次に、日程第3を議題といたします。
 ─────────────────────────────

○議長(隅倉純爾君)提出者の説明を求めます。
 〔市長 原 秀樹君登壇〕
◎市長(原秀樹君)平成21年第1回徳島市議会定例会に臨み、ただいま上程されました議案の説明に先立ち、これからの市政運営に取り組む私の所信を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 私は、伝統ある徳島市の市長という大役を昨年4月に再度お任せいただきまして以来、本市の発展のため、「元気とくしま」、「安心とくしま」、そして「信頼とくしま」の実現に向け、職員とともに懸命に取り組んでまいりました。
 この間、議員各位並びに市民の皆様から賜りました並々ならぬ御支援、御協力に対し、深く感謝の意を表するとともに、厚くお礼申し上げる次第でございます。
 さて、市政を取り巻く環境に目を移しますと、世界は100年に一度とも言われる経済危機の真っただ中にあり、我が国においても輸出の減少等により昨年10月から12月までの3カ月間の実質GDP・国内総生産は、年率換算で前期比12.7%減少し、第1次石油危機以来の急激な落ち込みとなったと報じられております。本市におきましても、今後、その影響が市民生活に及んでまいるのではないかと危惧されるところでございます。
 私は、安全で安心な市民生活を確保することが、まずもって地方自治体トップとしての使命であるという考えのもと、この影響を最小限に食いとめるべく、国の進める緊急経済対策への適切な対応とともに、予算執行の前倒しなどにより、総需要の拡大、雇用の創出に取り組んでまいる所存でございます。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計によれば、2035年における人口は、2005年との比較で、国内全体では13.4%減少するとされております。また、本市の人口は16.9%の減少が予測されており、徳島県内総人口の減少率23.2%ほどではないものの、大幅な人口減が予測されております。
 一方で、東京都の人口は、若干ながら増加すると見込まれており、このままでは、地方から大都市への人口移動は今後も進むものと考えられます。地方においては、今まさに、人口の定着に向けた施策、すなわち、市民が安心して子供を産み、育て、そして働き、人生を楽しむ、そのための施策をトータルに進めることが求められております。
 このような中、国においても、国と地方の関係、地方自治体のあり方に関する大きな変革についての検討が進められております。
 まず、地方分権改革推進委員会は、昨年の12月、事務事業の執行に際し、地方自治体、特に市町村に、より高い自由度を認めるべきであるとする第2次勧告を行っております。これは、地方における自治立法権の確立などを主な内容としており、本格的な地方分権時代の到来を告げるものと高く評価するものであります。
 さらに、中央集権型国家から分権型国家への移行を目指す道州制ビジョン懇談会では、当初の想定より実現の時期を早めようとする動きがあるなど、活発な議論が行われておりますし、また、現在の市町村の枠組みの中で、おおむね5万人以上の中心市と周辺市町村との協力体制を強化し、地方に住みたい人が地方に住み続けることができることを目指した定住自立圏構想につきましても、内閣を挙げて推進されようとしております。
 40万人規模の中核市構想を目指す本市といたしましては、徳島東部地域市町村長懇話会におきまして、周辺11市町村とともに、これらの動向を的確にとらえ、徳島東部地域のあり方の検討を進めてまいることといたしております。
 このような本市を取り巻く状況の中、明年度におきましては、元気、安心、信頼の三つの基本理念に基づき、第4次徳島市総合計画のリーディング・プロジェクトに掲げる事務事業等を着実に進めることにより、持続的な発展を続ける拠点都市となるための基盤整備、他の都市にはない独自の魅力の創造、将来の徳島を担う子供たちの確かな学力、豊かな心、健やかな体の育成、市民活動を担う人材の育成、すべての市民が安心して暮らせる社会の形成、東南海・南海地震への的確な対応、地球温暖化の防止や水の輝きの再生、市民参加や市民との協働の推進等に取り組んでまいります。
 また、明年度は、平成17年の財政危機宣言以来、市を挙げて取り組んでまいりました行財政健全化集中取り組み期間の最終年度となります。これまでの取り組みでは計画以上の成果を上げておりますが、これに慢心することなく、最終年度におきましても全力で取り組んでまいります。
 なお、この行財政健全化の取り組みは、第4次総合計画でもお示ししているとおり、今後とも継続的に推進していくことが重要でございます。平成22年度以降の取り組みにつきましても、明年度に具体的な検討を行ってまいります。
 それでは、平成21年度当初予算案の概要につきまして、地方を取り巻く財政環境等とともに、御説明いたします。
 さきに申し上げましたように、昨年の金融危機に端を発した景気の後退は、世界レベルで急速に進んでおり、地方自治体にとりましても、今後、その影響はさらに深刻化していくものと思われます。
 平成21年度の地方財政計画におきましても、「基本方針2006」等に沿って、歳出全般にわたり、計画的な抑制を図る一方で、景気後退等に伴い地方税収入が急激に落ち込み、大幅な財源不足が見込まれることから、安定的な財政運営に必要な地方交付税及び一般財源の総額を確保するとともに、地方の実情に応じた対策が講じられるよう、地方一般歳出の規模は前年度に比べ0.7%の増となっております。
 こうした状況を踏まえ、本市の平成21年度当初予算につきましては、地方財政計画と同様、市税収入は減少するものの、地方交付税や地方の財源確保に伴う臨時財政対策債が増加することから、主要一般財源収入は、前年度並みを確保できる見込みとなっております。
 また、明年度は行財政健全化集中取り組み期間の最終年度であり、施設管理などの見直しや、あらゆる制度を最大限に活用しながら、歳入の確保と健全化計画の着実な実行に取り組む一方で、心躍る確かな未来のために、次世代を担う子供たちの育成対策や防災対策の強化、市民に密接な道路等の生活基盤の整備など、子育て支援を初めとする市民生活環境の整備を進めるとともに、企業誘致活動の推進やLEDを活用した地域のにぎわいづくり、さらには急激な景気後退に配慮した雇用対策事業など、人・町の活力を創造する施策を中心に財源を重点的に配分いたしました。
 この結果、平成21年度当初予算の規模は、一般会計874億8,000万円、特別・企業会計840億8,652万円となっております。
 前年度の当初予算が骨格的な予算編成であったため、実質的な予算となります、肉づけ後の前年度6月補正後予算と比較いたしますと、一般会計では、34億3,037万円、率にして4.1%の増となっております。これは、予算編成方針に基づき、内部管理経費を抑制しつつも、現下の経済変動の中で、必要な公共投資事業の実施など、市民生活に最も身近な自治体として一定の役割を果たしていくべきとの方針で予算編成に取り組んだことによるものでございます。
 また、特別・企業会計では、58億4,053万円、率にして6.5%の減となっており、その主な要因は、後期高齢者医療制度が施行されたことに伴い、老人保健医療事業の予算が精算措置に係る予算のみとなったこと、上水道整備に係る第4期拡張事業がおおむね完成に近づいてきたこと等によるものでございます。
 それでは、平成21年度当初予算の主要施策につきまして、本市の町づくりの三つの基本理念に沿って御説明いたします。
 まず、「元気とくしま」の実現に関してでございますが、町ににぎわいがあふれ、人々が元気に活動する徳島にするため、三つの都市づくりを推進します。
 一つ目が、魅力ある都市でございます。新たな魅力を持つ「水都・とくしま」の創造を目指して、芸術文化の力を結集し、LED技術とアートが出会う「徳島LEDアートフェスティバル2010」の開催に向けた各種イベントの準備や、その舞台となる新町橋周辺のLEDによる景観整備を行うとともに、本市の水を生かした町づくりを全国にPRするため、「全国水の郷サミット」を本市で開催いたします。
 また、観光客の増加を図るための徳島魅力づくりとして、引き続き、紺屋町での朝市を支援するとともに、映画「眉山」の効果を一過性に終わらせることなく、市民の皆様に眉山のよさを再認識していただくため、本市で公演が予定されている舞台「眉山」への支援活動を実施するほか、さらなる知名度向上を図るため、本市を舞台とするロケの誘致・支援活動を実施するロケーションサービスを推進してまいります。
 さらに、本市の持つ地域資源をさまざまな角度から調査・分析し、産業や技術、製品など、新たなブランドづくりを推進するとともに、地域に根差した農林産物のブランド化を推進するため、健やか新鮮ブランド産地づくり事業による施設の環境整備や、地域特産物を生かした製品の開発、生産及び品質管理、また直売所を活用した販売の強化、優良農地等の有効活用を行い、地域農業の競争力を強化してまいります。
 二つ目が、活力ある都市でございます。本市にとって発展性のある独自の企業誘致を推進するため、今年度、策定いたしました企業誘致推進プランに基づき、人的ネットワークの構築や企業誘致活動を実施するとともに、地域振興に資する民間事業者に対する無利子融資制度である地域総合整備資金貸付金の増額や、コールセンター等の立地促進事業におきまして、雇用奨励金の対象業種の拡大、事業所開設時の改装費用の助成などを行うこととしております。
 また、中心市街地の発展と市民にとって快適な町づくりを進めるため、町中の現況調査・分析を行いながら、今後の発展が見込まれる事業の創出を図る、中心市街地にぎわいサポート事業に取り組むほか、本市における公共交通のあり方の検討や活性化を図るための施策等について協議する法定協議会及び地域公共交通会議の設置、市内の自転車走行環境の整備を推進するため、自転車道ネットワークの構築を進めてまいります。
 なお、新町西地区市街地再開発事業につきましては、本市の発展のために必要不可欠であり、これまで権利者の方々が中心となって進めてこられた再開発事業の灯を消すことなく、引き続き調査・研究を進めてまいりたいと考えております。
 三つ目が、市民が元気な都市でございます。次世代を担う子供たちの育成として、地域の実情を踏まえた本市独自の教育振興基本計画を策定するとともに、平成23年度から必修となる小学校5、6年生に対する外国語活動に先駆けて、英語に堪能な地域ボランティアを担任補助員として派遣し、外国語活動を実施してまいります。
 また、よりよい教育環境を整備するため、老朽化した津田中学校屋内運動場改築に着手するとともに、現在、PFI事業で実施しております、市立高校校舎の整備を進め、平成22年1月からの一部供用開始を目指してまいります。
 さらに、現下の雇用情勢を踏まえ、地域における求職者や失業者等の迅速かつ円滑な雇用機会創出を支援するため、雇用継続が見込まれる事業や、喫緊の雇用・就業機会を創出する事業に取り組んでまいります。
 続きまして、「安心とくしま」の実現に関してでございますが、市民が健康で安全に暮らすことのできる徳島にするため、三つの都市づくりを推進します。
 一つ目が、人に優しい都市でございます。妊婦の健康保持・増進を初め、安心して子供を産むことができる環境づくりとして、妊婦健康診査事業において、市外での受診も含め、妊娠週数に応じた検診・検査等に係る公費負担回数を5回から14回に拡充するとともに、子育てと就労の両立を支援するため、小学校3年生までの児童が病気または病気回復期で、家庭での育児が困難である場合に児童を預かるデイサービスの実施個所を拡大するほか、障害者等が地域で安心して暮らすことのできる環境づくりを支援するため、生産活動などの機会の提供、社会交流の促進等を実施する地域活動支援センター事業を拡充いたします。
 また、保護者の経済的負担を軽減するため、市内の保育所及び幼稚園における第3子以降の保育料について、認可保育所及び市立幼稚園については、現行の半額減免から無料化に、国・私立幼稚園については、市立保育料を上限とした負担軽減に拡充するとともに、認可外保育所の入所児童の健やかな成長を応援・支援するため、保育用品や児童遊具類、安全対策のための施設改善に対する助成を実施するほか、地域の中核病院として価値ある急性期医療を提供するため、新市民病院の早期全面開院を目指し、引き続き建設を進めてまいります。
 さらに、国の制度改正に伴い、医療保険と介護保険に係る自己負担額の合算が高額となる被保険者に対して、自己負担額の軽減を図るとともに、平成21年度からの第4期運営期間における65歳以上の第1号被保険者の介護保険料につきましては、国の交付金や基金を活用し、6.1%の引き下げを行うこととしており、別途、保険料率の改正及び介護報酬改定に伴う保険料の急激な上昇を抑制するための基金設置に係る条例議案を提出しております。
 国民健康保険事業につきましては、引き続き厳しい運営が続いており、医療費の適正化を初め、これまでの収納率向上対策に加え、戸別訪問が難しいケースについて積極的な徴収活動を実施することにより、事業の健全化を図るとともに、現下の社会情勢を踏まえ、緊急の生活者対策として、一般会計から今年度より大幅な基準外の財政支援を行うことにより、被保険者の負担軽減を図りながらも、9.4%の保険料改定をお願いすることといたしております。
 このほか、だれもが暮らしやすい町づくりを推進するため、本市の公共施設整備のユニバーサルデザイン化を推進する計画の策定や、引き続きJR徳島駅周辺地域のバリアフリー化を進めるとともに、利用者の利便性、安全性を確保するため、高齢者や障害者等が乗降しやすいノンステップバス導入をこれまでの2両増車から7両増車に拡大いたします。
 二つ目が、いざに備える都市でございます。災害時の迅速かつ的確な避難に役立てるため、各種ハザードマップなどを一つにした、総合防災マップの作成に取り組むとともに、災害時における室内での被害を最小限に防ぐため、家具転倒の危険性と防止の必要性に関する広報及び家具転倒防止器具を容易に取りつけることが困難な障害者や高齢者に対して、器具の取りつけ支援を実施してまいります。
 また、子供たちの安全対策を進めるため、計画よりも前倒しで進めております、小・中学校校舎等の耐震補強工事を実施するとともに、幼稚園及び保育所における耐震診断の実施や、民間木造住宅に対する耐震化の促進、災害時の拠点施設となる消防施設の耐震改修を進めるほか、上水道の整備では、第4期拡張事業を初め、水道施設の耐震化等に取り組んでまいります。
 三つ目が、自然に優しい都市でございます。現行の徳島市環境基本計画が平成22年度で満了するため、本市の現況等を踏まえた新たな環境基本計画の策定に取り組むとともに、モデル的にゴーヤ等による緑のカーテンの設置や、市民向けの栽培講座を実施し、地球温暖化対策に有効な緑のカーテンの普及を図ってまいります。
 また、耕作者及び新規就農者による耕作放棄地の復旧活動に対して支援し、耕作放棄地の再生・利用を図ることで、農業の活性化及び緑地空間の保全と創造に努めてまいります。
 さらに、資源ごみの回収や分別収集の徹底、これらに関する啓発活動など、ごみの排出抑制・再利用などによる循環型社会の構築を進めるほか、北部処理区における下水道整備や合併処理浄化槽の設置を推進し、汚水処理人口普及率の向上に努めてまいります。
 最後に、「信頼とくしま」の実現に関してでございますが、市民が町の主役として輝くことのできる徳島にするため、市民とつくる都市、改革する市役所を目指してまいります。
 一つ目の市民とつくる都市についてでございますが、本市の施策を広く市民の皆様に伝えるとともに、自然や伝統文化などの魅力を全国にもPRするため、インターネットを活用した動画配信を実施いたします。
 また、市民参加による協働の町づくりを推進するため、これまでのNPOからの提案に加え、行政からの提案事業に対する募集を実施し、協働事業のより一層の推進を図るとともに、清掃活動を通じて市政に対する市民参加を推進するため、アドプト事業の拡大を図ってまいります。
 二つ目の改革する市役所についてでございますが、市民サービスの向上と事務の効率化を図るため、ゆうちょ銀行利用者に対する口座振替への対応や戸籍情報システムの整備を進めるとともに、引き続き、職員の能力や専門性を主体的に向上させるための職員研修に力を入れてまいります。
 また、平成20年度から取り組んでおります、知恵と工夫により、少ない経費で効果的な事業を実施するゼロ的予算事業につきましても、さまざまな分野で事業の拡大を推進してまいります。
 続きまして、平成20年度の補正予算について、御説明いたします。
 一般会計、特別・企業会計におきまして、事業量の確定や国・県の補助決定等に伴い、所要の措置を行うもののほか、先に申し上げましたように、景気後退への対応として、国が打ち出しております、2次補正予算等を踏まえた緊急経済対策事業に取り組んでまいります。
 具体的には、重要橋りょうの耐震補強事業などの防災強化対策、道路・公園などの市民生活に直結した生活基盤の整備、地域の活性化対策、小・中学校におけるデジタル先端教育の推進などによる次世代育成対策を実施することといたしております。
 また、生活支援対策として、多子世帯における子育ての負担に配慮した子育て応援特別手当の支給や、住民への生活支援、地域の経済対策に資することを目的として給付する定額給付金を予算計上しており、これらの事業につきましては、年度内の給付を開始するべく、速やかに対応してまいりたいと考えております。
 なお、緊急経済対策について一言付言させていただければ、ただいま申し上げた施策を着実に実施していくことはもちろんでございますが、それとともに、本市職員一人一人が、愛してやまないこの徳島を、明るいあしたに向かって牽引していくという強い志を持つことが、非常に重要であると考えております。
 昨日、国会において国の2次補正予算関連法案が成立し、これをもって定額給付金の給付が確実となりました。本市としても、一日も早い給付に向けて全力を尽くしているところですが、本市職員には、ぜひともこれに先駆けて積極的に消費活動を行っていただきたく、私から全職員に対し、その旨のメッセージを発したところでございます。
 もちろん、私自身もその先頭に立ってまいる所存でございます。議員各位におかれましても、御支援、御協力を賜りたいと存じます。
 その他、関連法令の改正に伴い、所要の改正を行う徳島市個人情報保護条例、徳島市手数料条例及び徳島市国民健康保険条例の一部改正などの条例議案のほか、工事請負契約の締結、市道路線の廃止や認定に係る単行議案などを提案いたしております。
 以上、平成21年度当初予算等の概要につきまして、御説明いたしました。
 よろしく御審議いただき、御可決くださいますようお願い申し上げます。
○議長(隅倉純爾君)以上で提出者の説明は終わりました。
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○議長(隅倉純爾君)この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております議案中、緊急経済対策関係の議案であります、議案第18号及び議案第19号については、定額給付金の早期支給等のため、先議の申し出があります。
 よって、本案は先議いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)御異議なしと認めます。よって本案は、先議することに決定いたしました。
 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第18号及び議案第19号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
 これより討論に入ります。討論はありませんか。
           〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)討論なしと認め、討論を終結いたします。
 これより、採決いたします。議案第18号及び議案第19号について、一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり可とすることに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)御異議なしと認めます。よって本案は、いずれも原案のとおり可とすることに決定いたしました。
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○議長(隅倉純爾君)次に、休会についてお諮りいたします。
 明3月6日から3月8日までは、議案精査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(隅倉純爾君)御異議なしと認めます。よって、明3月6日から3月8日までは休会することに決定いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
            午前10時45分 散会