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山口県 山陽小野田市

平成 20年 6月定例会(第2回) 06月17日−04号




平成 20年 6月定例会(第2回) − 06月17日−04号









平成 20年 6月定例会(第2回)


平成20年
山陽小野田市議会(第2回定例会)会議録
平成20年6月17日     午前10時00分 開議


 
 議員定数 (27名)
 現員数     (27名)
 出席議員 (26名)
     議 長  川 村 博 通 君
     副議長  佐井木 勝 治 君
     議 員  伊 藤   武 君
     議 員  伊 藤   實 君
     議 員  岩 本 信 子 君
     議 員  衛 藤 弘 光 君
     議 員  江 本 郁 夫 君
     議 員  大 空 軍 治 君
     議 員  岡 田   事 君
     議 員  小 野   泰 君
     議 員  尾 山 信 義 君
     議 員  河 野 朋 子 君
     議 員  河 村 雅 伸 君
     議 員  佐 村 征三郎 君
     議 員  ? 松 秀 樹 君
     議 員  千々松 武 博 君
     議 員  津 野 啓 子 君
     議 員  中 島 好 人 君
     議 員  中 元   稔 君
     議 員  二 歩 材 臣 君
     議 員  福 田 勝 政 君
     議 員  正 村 昌 三 君
     議 員  三 浦 英 統 君
     議 員  山 田 伸 幸 君
     議 員  好 川 桂 司 君
     議 員  吉 永 美 子 君

 欠席議員 ( 1名)
     議 員  硯 谷 篤 史 君

事務局職員出席者
 局長       原 川 清 樹 君
 次長       沼 口   宏 君
 主査兼議事係長  石 田   隆 君
 主査兼庶務調査係長西 田   実 君
 主査       玉 田 拓 男 君
 書記       大 井 康 司 君
 
説明のため出席した者
 市長       白 井 博 文 君
 市長公室長    山 縣   始 君
 総務部長     金 光 康 資 君
 総務部次長    杉 本 克 彦 君
 企画政策部長   野 田 武 廣 君
 企画政策部次長  市 村 雄二郎 君
 市民福祉部長   大 田 博 美 君
 市民福祉部次長  野 村 美智雄 君
 環境経済部長   横 田 信 夫 君
 環境経済部次長  河 崎 平 男 君
 建設部長     福 重   亨 君
 建設部次長    道 永 芳 美 君
 監理室長     西 村 勝 正 君
 山陽総合事務所長 藤 本 賢 揮 君
 教育長      江 澤 正 思 君
 教育部長     加 藤 佳 雄 君
 病院事業管理者  河 合 伸 也 君
 病院局次長    安 田 克 己 君
 水道局副局長   野 村 啓 治 君
 消防長      山 根 雅 敏 君
 監査委員     白 川 英 夫 君

本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 一般質問


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午前10時開会

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○議長(川村博通君) おはようございます。ただいまの出席議員数は26名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。

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△日程第1会議録署名議員の指名

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○議長(川村博通君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において岡田議員、小野議員を指名いたします。

 本日の欠席通告者を申し上げます。硯谷議員、病気療養中のため欠席。

 以上、報告を終わります。

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△日程第2一般質問

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○議長(川村博通君) 日程第2、一般質問を行います。

 一般質問の要領については、前日同様に行い、本日は発言者を4名予定しておりますので、議事運営に御協力をお願いいたします。

 それでは、ただいまから一般質問を行います。9番、山田議員、御登壇願います。山田議員。

(山田伸幸君登壇)



◆議員(山田伸幸君) おはようございます。市民の命と暮らしを守り、お年寄りが安心して暮らせるまちづくり、未来を担う子どもたちの健やかな成長のために頑張っている「日本共産党」の山田伸幸です。

 初めの質問は、山陽市民病院の診療休止に伴う影響についてです。

 存続を願う多くの市民の声を振り切るように、3月で山陽市民病院の診療が打ち切られました。今後は、民間への売却となりますが、具体的な計画が示されておらず、厚狭地区から内科の入院施設がなくなり、休日夜間診療体制も確立されないままであるために、地域での暮らしに対して不安の声が聞かれております。山陽市民病院の保有ベット160床はどうなったのか、診療引き継ぎはどうなったのか、山陽市民病院の廃止の手続がされていませんので、復活することもあり得るのでしょうか。

 次に、患者さんのその後についてです。

 山陽市民病院に入院しておられた患者の家族の話を伺いましたが、入院されていた方は転院後、熱が下がらなくなり、しばらくして亡くなられたそうです。市の責任として、退院を迫ったわけですから、その後のことは知らないというわけにはまいりません。話を伺った以外の方のその後が気になります。市長、せめてお見舞いに行かれたらどうでしょうか。

 次に、山陽地区では高齢化が進む中、休日夜間の診療機関の必要性が高まっており、山陽市民病院閉鎖後の地域医療体制について検討しているということでしたが、検討状況についてお答えください。

 次に、救急の問題についてです。

 資料1にあるように、山陽地区での搬送時間が多くかかっています。当番医がいても受け入れてもらえないということが大きな問題となっています。受け入れてくれる病院を探すというシステムでは、医師不足の中、難しい状況です。そこで、医師会に協力していただいて、労災病院など、比較的施設の整った病院に当番医が複数詰めて待機する救急センターのような仕組みはできないでしょうか。

 次に、公立施設の民営化についてお聞きしますが、公民館については、昨日の衛藤議員への答弁がありましたので質問を省きます。

 次に、保育園の民営化についてです。

 既に乳児保育園の民営化に着手されましたが、市民が我が子を安心して預けられる保育が保障されるのか、その体制についてお答えください。

 次に、政府が目指す保育の方式は、介護保険のような措置制度から現金給付方式、完全民営化の導入です。介護保険が始まって既に8年目ですが、現在の介護保険制度は、国民にとって「保険あって介護なし」と言われるような状況で、政府が負担を減らし、国民に負担を押しつけただけではないでしょうか。資料には在宅サービスの利用が制限されている状況をあらわしております。介護保険の現状の問題点についてお答えください。

 次の質問は、市立学校の耐震化についてです。

 学校の耐震化の問題では、中国・四川大地震で学校が倒壊し、多くの子どもたちが犠牲になり、心が痛みました。

 文部科学省は、これまで繰り返し耐震化の促進を求めてきましたが、当市は、耐震2次診断の優先度を発表しただけで、地域の不安にこたえていません。補助金も増額されました。急いで危険校舎から耐震化工事に取り組むべきではないでしょうか。

 次に、地震発生の想定についてです。

 教育長は、5月23日のTBSテレビの全国放送の中で、厚陽中の問題に関して、「命という面における緊急性は、この数年の間にはないだろう」と発言されておりましたが、どういう科学的根拠に基づいた発言だったのでしょうか。

 次の質問は、物品購入や委託契約、臨時職員の労働条件についてです。

 今年度より、市と業者との間で、入札による単価契約が導入されました。この方式により競争が激しくなり、ある業者からは、「市役所まで来るガソリン代が出ない」という声が聞かれました。そのあおりは、業者の経営圧迫、労働者の労働条件の悪化とつながっております。今回の単価契約、委託契約を市長は安ければいいと考えているのでしょうか。

 次に、臨時職員の労働条件についてです。

 賃金は、山口県の最低賃金ぎりぎりですが、業務内容は、正規職員と変わらない仕事量となっています。特に、小野田地区の4つの公民館では、館長職を地元から雇用したために不慣れな人が多く、臨時職員へのしわ寄せが激しくなり、休みも満足にとれない状況です。市長は、このような労働条件でよいと考えておられるのでしょうか。

 最後の質問は、竜王山のヒメボタルについてです。

 ことしの竜王山は、オートキャンプ場の協力により照明が落とされ、私が観察を始めてから、初めてと思われるほどヒメボタルの発生が見られました。ヒメボタルは、ゲンジボタルほど各地で見られるものではなく、確認されているのは県内でわずかに4カ所のみです。このヒメボタルについて、山陽小野田市の誇る自然遺産という認識を持っておられるでしょうか。

 最後に、ヒメボタルの天然記念物の指定についてですが、現在、市には天然記念物に指定されているものはありません。この質問は、2001年12月、2002年6月と2回にわたって質問をしてまいりました。その際、検討を約束しておられますが、その後の検討についてお聞きをいたします。

 この場での質問は以上です。

(山田伸幸君降壇)



○議長(川村博通君) 執行部の答弁を求めます。河合病院事業管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) おはようございます。まず、山田議員さんには、いつも病院に対しまして、関心を持って励ましてもらっていますことに大変感謝しております。今回も励ましのお言葉と解釈しているところであります。

 思い起こせば、ちょうど昨年のこの6月議会で、山田議員さんの御発言、御質問に端を発して病院の統合が現実となりまして、私自身、感慨ひとしおであります。

 本日の御質問に対しましては、簡潔に回答するようにとのことですので、できるだけ簡潔にさせていただきますが、もし内容が不備でありますれば、追加質問をしていただければ、率直に答えさせていただきます。

 まず、最初の病院は廃止されたかということですが、廃止されるためには廃止条例が必要ですので、当然、廃止された状態ではないということは十分御承知で、これまでの推移として、両病院が統合して、現在、山陽小野田市民病院となって4月1日からスタートしていて、そして、山陽市民病院の方は今、休止状態にあるということは御承知のことと思います。

 で、休止と廃止との大きな違いは、病床数の有無の話でありまして、移譲が決定しましても、病床数の移転の件のことが県の方で承認されない限りは、移譲先の施設が病床を持てなくなりますので、そうなると住民の方が最も困ることになります。住民の方に御負担をかけないようにということで、今、休止をしながら移譲の話を進めているところであります。

 しかし、この休止期間は1年という限度が決まっていますので、できるだけその話を急がなければならないんですけれども、ただ、いろいろな問題点がありまして、山陽市民病院には、もう数十年前からのいろいろな課題を抱えていまして、そのあたりも整理しながら前に向かって進まなければならないということで、非常に今難渋しながら、この1年間で何とかめどをつけながら、できるだけ早い時点で、この議会に提案させてもらおうというふうに思っているところです。

 それで、第2点目の入院患者さんの件ですけれども、これも御指摘のとおりのこともありました。転院される際には、入院患者さん、または、御家族の方の御要望をお伺いした上で、先方の施設と連絡をとって、そして、転院時には主治医が必要な医療情報を転院先に提供をしています。転院していただく際には、職員が一緒に先方までお送りいたしました。

 昨年10月以降の転院先は、市内及び宇部市の病院と福祉施設が主な転院先ですが、さらに、それより遠いところもあったことも事実です。外来患者さんにつきましては、患者さんの希望を聞きながら、主治医、担当医がその施設への紹介状を作成しております。紹介する際には、詳細な記録を添付して、先方の治療方針にお任せするということが慣習でして、追跡して患者さんの動向を調査するというようなことは一般には全くいたしません。しかしながら、山陽市民病院には、慢性期から終末期の患者さんがたくさんいらっしゃいましたので、いろいろなことはあり得るということで、その点につきまして、私たちは、この3月まで非常に心を砕いたところであります。しかしながら、それにもかかわらず、やはり、いろいろ悲しいこともあったことは承知しておりまして、そのことに対しましては、大変心を痛めております。

 3番目の地域医療体制の話なんですが、これは、昨年10月17日から地域医療体制検討委員会といいますか、とりあえずの提供させてもらうほうからの議論を現在進めているところであります。といいますのも、勤務医の人数も決して多いわけではありませんので、勤務医だけで賄うことができませんので、開業の先生にもぜひ参加してもらわないと、この地域医療全体は守れないということもありますので、ここは市内の3つの公立病院と、そして消防と、そして市民福祉部と病院局とが今のところ話し合っているところであります。

 確かに、医師会が2つありますので、少しその話、そこの調整で少し長引いていますが、そうは言っても、この3月までは、比較的順調に進んできたと思っていますが、4月以降、ちょっとこちらの市の方の担当者が全くかわりましたので、現在は少しおくれぎみではあるんですけれども、今は、マグマを溜めている状態で、一気にこれから進んでいくものであろうというふうに思って期待しているところであります。

 休日につきましては、今、3病院を含めて、開業の先生も含めて輪番制で担当していますので、その制度は、そのまま置いておいて、今、検討していますのは、平日夜間の診療をどういうふうにして開業の先生に取り組んでもらえるかというところを検討しているところで、大分結論に近づきつつあるところで、今後、ある程度提供者側が何とかなるということになりますれば、今後は、市民の方も含めて一緒に相談していきたいというふうに思っているところであります。

 最後の救急搬送の件なんですが、これは非常に、確かに、まだまだ深刻な話でありまして、いろいろな例があると思います。おおむね順調にいっているとは思っていますけれども、いろいろな個別の例においては、やはり、順調でないケースがあることは十分承知しております。それは、当直医が専門外であったり、あるいは、緊急の手術で、あるいは、満床で、もう既にベットがあいていないという状況などによって、救急車が必ずしもすぐには受け入れることができないということもあろうというふうに思っています。

 今後、病院の方も考えるべき問題はたくさんあるんですけれども、できますれば、やはり、市民の方にも、夜間の際には必ずしも専門医でなくとも許していただければありがたいと思っていまして、常に専門医でないといけないという体制であるということになれば、その専門医に大変負担がかかっていって、そのことのために過労になっていって病院をやめていくという例が全国的には多いですので、やはり、この救急という問題は、病院と消防だけではなくして、市民も含めて一緒に考えていく問題ではないかというふうに思っているところであります。

 最後の救急センターの話です。救急センターは、私も非常に夢としてはよく見ます。しかし、目が覚めてみますと、「人・物・金」も不足している状況でありますし、今の日本の医療費削減政策の中で、この市民病院も労災病院もそのほかの病院も、ちょっとかなりの傾斜地に立って地盤が緩いところにあるので、ちょっとした刺激で一気に崩壊するということも決して架空の話ではないというふうに思っています。

 ですから、余り今の時点では急激な刺激はできないんではないかということで、今は、やはり皆が一緒になって、どういうふうに上手に耐えていくかという時期ではないかというふうに思っていることですので、どうぞそのあたりを踏まえて御了解いただければありがたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 以上です。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) それでは、公立施設の民営化と介護保険制度が示した民営化の影響についてということでございまして、まず、保育園の民営化について答弁をさせていただきたいと思います。

 公立保育園の民営化に当たりましては、事業者の選定、職員体制、保育の引き継ぎ等、子どもたちや保護者への配慮を第一に考え、事業者については、市内の保育園運営経験のある社会福祉法人に限定いたしまして、民間活力の導入により延長保育など特別保育による保育サービスの充実など、柔軟的かつ効率的な保育園運営が図れるよう配慮してまいりました。

 引受法人の選定に当たりましても、選考基準の中で「地域に密着した法人であるか」、「日常的な保護者とのコミュニケーションや保護者とのかかわりを持つ姿勢があるか」など10項目(30詳細項目)について、提出された事業計画や現在の保育園の運営状況から選考委員の方に選考いただきました。また、職員に対する就業規則、給与規程の提出も義務づけ、審査の対象といたしました。

 公立保育園を民営化いたしますが、保育園としてのサービスは変わりなく提供することができますので、サービス面でのデメリットはないと考えております。実際、今ある私立保育園は、立派に運営されております。

 社会福祉法人による私立保育園の運営につきましては、社会福祉事業を行う当該施設の経費以外に充てることができませんので、会社が運営する保育園のように効率性のみの運営とは異なるものでございます。

 続きまして、介護保険制度にあらわれている現金給付方式の問題点についてということで、ちょっと大変難しい質問でございますが、平成12年4月に介護保険制度が開始されました。措置費から介護保険制度ということで、在宅サービスを中心にサービス利用者が急速に拡大するなど、介護保険制度は、老後の安心を支える仕組みとして定着してまいりました。

 ただ、議員さんの資料の中でもございますように、第3期計画の中で介護保険制度の介護予防給付という制度が取り入れられまして、12年当初は、国の全体の給付費が3兆円ぐらいから始まりまして、ずんずんふえてまいりまして、7兆円ぐらいまで介護給付費が上がってきたということがあります。その中で、第3期計画の中で介護予防というのが取り入れられまして、その中で、この資料の中で訪問介護という落ちがちょっとひどいわけでございますが、この制度の中で、できるだけADLを保っていただくということで、生活介護については、手伝うというような形で、今までは限度額の範囲内で使っておられたんですけど、それが給付費が月額給付ということで変わりましたので、その辺のところでちょっと件数が減ってきたのではないかなというふうに考えております。

 制度的には、介護保険の利用に対して低所得者の利用が抑制されているのではないかということでございますが、介護サービスの利用は、要介護に応じたサービスの1割負担が原則となっておりまして、これは措置から介護保険制度に変わった時点で、措置の場合は、低所得者につきましては、ゼロということもありましたが、介護保険制度が始まりましたら1割負担ということが制度化されているわけなんですが、この低所得者の対策といたしましては、さまざまな低所得者の対策が施されておりまして、サービスの利用に配慮されたものということになっております。

 以上でございます。



◎教育部長(加藤佳雄君) おはようございます。それでは、3番目の市立学校の耐震化についてということで2点御質問をいただいております。御回答申し上げます。

 まず、1点目の耐震化工事の実施について、今後の市の耐震計画について伺いたいということでございます。

 本年3月に「山陽小野田市立学校施設耐震化推進計画」を策定いたしましたので、まずはこれに基づき計画的に耐震化を推進してまいりたいと考えております。この計画の期間は、平成21年度から32年度の12年間を目標としており、平成21年度から耐震診断及び耐震診断設計などを継続的に行い、平成23年度から工事に着手する予定といたしております。

 幸いなことに、国において市町村の財政負担を軽減し、倒壊等の危険性の高い公立学校施設の早急な耐震化を図るため、補助率を引き上げる動きが出ております。国から具体的な通知はまだ届いておりませんが、学校施設の耐震化は関係各課と協議しながら最善を尽くしてまいりたいと考えております。

 それから、2点目の地震発生の想定についてであります。

 本市における今世紀前半にも起こり得ると想定されている大規模地震に、東海から四国にかけた太平洋沿岸を震源域とする東南海・南海地震があります。この震度による想定最大震度は6強以上とされており、これによる本市の想定震度は、一部地域で5弱となると内閣府編の「平成19年版防災白書」に示されております。

 また、「山陽小野田市防災計画」によると、山口県内である活断層であることが確実とされている断層に県東部の岩国断層帯と西部の菊川断層帯があります。これらを震源とする地震発生の時期の予想は、それぞれ約6000年後、約2000年から9500年後と想定されており、菊川断層による地震想定震度は5弱から6弱となっております。

 このほか、隣接する宇部市に活断層と推定される断層はありますが、概要がわかっておらず、今月2日に公表された「山口県地震被害想定調査」でも発生の想定時期については公表されていないため、今後の県等による調査が待たれております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 山縣市長公室長。



◎市長公室長(山縣始君) おはようございます。それでは、事務用品の単価契約につきましての御質問をいただきましたのでお答え申し上げます。

 公共施設で使用する事務用品の一部につきまして、今年度購入分から単価契約を行っております。これは、全庁的に使用するスタンダードな事務用品について、規格を統一することで、ぜいたく品や無用な購入を排除し、かつ、品目ごとに1年間の購入先を決定することで、少しでも購入単価を抑え、物件費の縮減を図ることを目的といたしております。

 御質問にあります民間業者への影響につきましては、商品の仕入れ価格等については知るよしのないところであり、どれぐらいの利益となっているかは承知いたしておりませんが、市としましては、手順として、広報とホームページにて事前説明会の開催を告知し、市内の事務用品取扱店に直接連絡をとって参加をお願いし、事前説明会を開催しております。

 説明会では、単価契約の趣旨を説明し、意見交換する中で、お互いの共通理解を得られた後、参加いただき、適正な見積書を提出していただいたと理解いたしております。その際に、業者の方から出された要望につきましては、配達の負担軽減を目的とした市の逓送便の活用や電話応対の負担を少なくしようとすることから、ファクスによる注文希望も出たわけでありますが、市として協力できるところは協力するというスタンスで了解いたしました。

 実施した結果として、確かに購入単価は従来より低下していることから、事業者の皆様の利益率も低下しているものと推察いたしておりますが、従来から県を初め、他市も積極的に行っている経費縮減策であり、このような財政状況のもと、地元経済の発展を願いつつ、広く各方面の御理解をいただきたいと思っております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) それでは、私の方から臨時職員の労働条件についてお答えいたします。

 議員さん御指摘のとおり、県内の他市に比較いたしまして、本市の事務職の臨時職員の賃金は最も低いレベルにあります。同じ賃金であるのが県下で2市ございますが、これは、合併前の旧市町のときから、この賃金の額が低位であったということ、それからまた、現在の本市の大変厳しい財政状況もありまして、そのまま踏襲しておるというのが実情であります。昨年10月に最低賃金の改正がなされましたために、従来の5,200円から現行の5,300円に引き上げられたところであります。

 ちなみに、保育士とか保健師など、国家資格等を有する場合や現業職等につきましては、人材確保の観点から、賃金日額を増額しておるところであります。

 臨時職員の方々には、それぞれの職場で日々懸命に頑張っていただいておるところでありますが、職責につきましては、正規職員と臨時職員とでは当然異なり、同じ責任を負わせておるという考えはございません。職場の職責は一義的にその職場の管理職が担っていると考えているところであります。

 臨時職員の採用につきましては、どの職種もすべてハローワークに求人広告を掲載し、応募があった中から人事課長が面接を行って採用しているところであります。賃金日額が低いという理由で応募者が全くないというのであれば、増額の検討も必要かと思いますが、現在のところ、応募者は常に複数あるところであります。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 福重建設部長。



◎建設部長(福重亨君) それでは、5点目の竜王山のヒメボタルの保護について、まず、1番目の竜王山のヒメボタルに対する認識について御回答申し上げます。

 最初に一言お礼を申したいと思います。山田議員さんにおかれましては、ヒメボタルにつきまして、毎年発生の前から一日も欠かすことなく、毎日の御熱心な観察と、その的確な情報を広く提供していただいておりますことに対しまして、公園を管理しております者としまして厚く感謝を申し上げます。

 さて、竜王山のヒメボタルにつきましては、ヒメボタルの生態に詳しい兵庫県立「人と自然の博物館」の八木先生からも、「竜王山は山ろくから山頂にかけてヒメボタルが広範囲、高密度に分布している大産地である。このような生息状況は、全国的に見てもまれなものである」と御指摘をいただいていますように、非常に貴重なものであると認識いたしております。特に、ことしは、例年にまして多く発生したようで、これが単発的なものなのか増加傾向にあるものかは、継続して経過を見ていく必要がありますが、いずれにいたしても、その保全には十分配慮をしてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) おはようございます。ヒメボタルを天然記念物に指定してはどうかというお尋ねでございます。

 ヒメボタルは、一般にゲンジボタルに比べ生息地は少なく、より自然環境に敏感な種であると考えております。竜王山の広い範囲にわたって観察されるヒメボタルは、山陽小野田市の宝の一つであると考えております。

 天然記念物の指定についてですが、天然記念物は、文化財保護法で規定されておりますが、史跡、名勝とともに文化財のうち記念物と位置づけられており、対象物を指定して保護するという、そういう思想を持っているように考えております。

 しかし、ヒメボタルは、竜王山の自然と一体となっており、全体として考えたほうがいいのではないかと思っておりますし、また、その竜王山も山陽小野田市の環境の中で存在していると考えております。

 現在、竜王山公園になっておりますし、現時点では、天然記念物の指定は考えておりません。しかし、環境教育とともにヒメボタルについての全体的な啓発、教育が必要ではないかと考えておりますので、できることから検討したいと考えております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 山陽市民病院から転院した患者に市長が見舞いをしたらどうかという御提案で、結論的には、うかつにも気がつきませんでした。

 山陽市民病院は、かねて御承知のとおり、老朽化がひどくて、病院機能がもうこれ以上維持できないということで、2つの市民病院を一つに統合しました。現在休止の状態にあります。病院機能が維持できない、老朽化がひどい、転院してほしいというのは、もっぱら市の都合です。市の都合にいろいろ協力してくださった患者、入院患者のお一人お一人、市長としてお見舞いをすべきは当然だったんじゃなかったのかと、指摘されて気がつきました。この議会が一段落しましたら早速取り組みます。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) ぜひそのようにお願いをしたいと思います。

 私は、本当に転院を迫られて、泣く泣く転院をされた方の御家族の話を聞きまして、これは市の責任が大きいというふうに感じておりました。その方は、転院がお母様が亡くなられた原因とはおっしゃいませんでしたけども、市としての誠意が必要であるというふうに考えたために市長にお願いをしたものであります。

 まず、救急搬送についてです。お手元の資料1を見ていただきますと、これは、山陽消防署、小野田消防署、埴生出張所のそれぞれで、ことしの1月1日から5月31日まで、本当は、30分以上ということで求めましたので、膨大な資料の中から40分以上を書き出したものです。これを見ますと、40分以上がこの5カ月間で小野田消防署で66回、山陽消防署で79回、埴生出張所で44回と、非常に多いです。これをさらに50分以上にまとめますと、山陽地区での時間のかかりようが非常にひどいということも明らかです。

 河合事業管理者にお聞きしたいんですが、今現在のこの搬送時間というのは、急病になられた方の命や健康という面から考えて、どのように考えられるかお答えください。



○議長(川村博通君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) この調査はよく調べられて、私も初めて見せてもらって、こんなにあるんですかというのが率直なところですけど、やはり、40分かかるということになりますと、かなり多方面に行っておられます。市内だけでなくして、山大であったり、東岐波の旧静和荘でしょうけれども、そういうところ、あるいは山陽病院も含めて、岡病院となると、これは小郡も入っていますし、いろんなところは当然こうなるのかなというふうに思ってますんですが、ただ、これは時間だけでは決められない、もうちょっとこれは情報がわからないのは、この内容といいますか、程度にもよるんじゃないかと思っていますし、また、その専門領域がどうであったかというようなことで、先ほども少し申し上げましたけど、やはり、時間外の場合は、ちょっと専門医に余りこだわってもらわなくとも、とりあえず、許していただけるということがあれば医療側も非常にありがたい、受け入れることにはやぶさかでもないんですけれども、やはり、専門医でないということで、非常にそこにプレッシャーが掛っていますので、そのあたりは、これは救急の問題ではない、消防の問題ではないと思っています。やはり、市民の方と病院とが、もう少し一体感を持っていかなければ、この問題は難しいんではないかなというふうに思っています。

 もちろん、病院も反省する余地はありますけれども、やはり、市民の方も少し病院の事情の方も考慮していただかないと、結局、病院を崩壊させる道をとることになりかねないということも御承知おきいただければありがたいと思っています。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) この問題では、私の近所でも、やはり、市内ではありますが、受け入れ先がなくて30分以上も救急車がとまったままということもありましたので、ぜひとも休日、特に、夜間の医療体制の充実のために今後も努力していただきたいということをお願いいたしまして、この問題を終わります。

 次に、ヒメボタルの件なんですが、鑑賞のルールが非常に確立されていないという問題があります。

 私も5月10日から6月14日まで、毎晩参りましたが、懐中電灯をホタルに向けて照らすとか、飛んでいるホタルを捕まえて握り締めて殺してしまう。手の中を見ると10頭ぐらいいるというような状況もありました。それとか、ホタルを見にくるのに蚊とり線香を腰にぶら下げて来られた方もいらっしゃいまして、何とか鑑賞の際のルールづくり、啓発、こういったものが必要だと思うんですが、その点について、福重部長いかがでしょうか。



○議長(川村博通君) 福重建設部長。



◎建設部長(福重亨君) 確かに蚊とり線香をつけたりライトをつけたりされる方もいらっしゃいます。このあたりは、ちょっとルールもつくらなきゃいけないかなというふうには思っているんですけれども、今、ホタルの観察会といいますか、市内に3つぐらいあると思うんです。本山と赤崎と、それと山田議員がやっておられる会と。そのあたり、全体の皆さんの調整もちょっとしていかないといけんなというふうに思っています。その中で、ルールをつくっていけたらいいかなというふうには思っています。一応、そういうので、1回そういう会を集めて、皆さん集まっていただいて──代表者の方でいいと思うんですけども、その辺をちょっと検討してみたいと思います。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 竜王山に行って見られるとわかるんですが、そういう観察会抜きに、もうたくさんの人が見えています。特に、金曜日、土曜日、日曜日などはたくさんの人が来られて、ルールなしという状況もありますので、ぜひとも急いで、そういう団体だけでなくて、一般客が来られても守られるようにしていただきたい。

 それともう一点、ことしは、オートキャンプ場が明かりを落としていただきました。私がヒメボタルの観察を始めてことしで8年目になるんですが、オートキャンプ場の上で天の川のように流れる、そういうヒメボタルを観察するときもありまして非常に感動したんですが、しかし、車が通るたびに、たくさんのヒメボタルが路上に落ちている。近づいてみると、もう虫の息ということもありました。

 以前から求めていることなんですが、ぜひ発生する期間、せっかく車どめも準備してあるわけですから、これをぜひ活用していただけないかなと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(川村博通君) 福重部長。



◎建設部長(福重亨君) 山田議員さんが言われるのは、多分、交通どめですね、そのあたりと思うんですけども、これも今先ほど言いました3つの会といいますか、そのあたりもそういう三者の会議を持って、そのあたりを決めたらいいかなというふうに思っています。

 で、竜王山は、ヒメボタルだけではなく、夜景を見られる方もいらっしゃいます。それと弱者といいますか、お年寄りの方とか、そういった方で、例えば、下でとめた場合、歩いていくのに困難な方もいらっしゃるのではないかなというふうには思っています。そのあたりも検討していかなければならないかなというふうには思っております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) いつもかつもそうしなさいと言っているわけではなくて、本当10日間、ぜひお願いしたいと思います。

 教育長、ヒメボタルを昨年、ことしと続けて来られたようですが、教育長は、ヒメボタルを見られてどのように感じておられますか。



○議長(川村博通君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) ゲンジボタルが里の蛍であるなら、ヒメボタルは、森のホタルであるというふうな印象を受けております。真っ暗な闇の中に非常に鋭く点滅する蛍ということで、非常に幻想的な風景が竜王山という近いところで体験することができると考えております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 私も毎日登りまして、毎日私のつくっておりますブログの中で紹介をして、それを見られて山口とか、ことしは、大分からもお客さんが見えられて御案内をさせていただきましたが、せっかくそういう各地から来られますので、そういった方々が安心して鑑賞できるようなルールづくり、システムづくりを急いでしていただきたいということを申しまして次に行きたいと思います。

 耐震化の問題です。学校の耐震化が低いことが問題となったときに、すぐには建てかえはできないけれどソフト的対応をするというふうな発言をされておりましたが、どのようなソフト的対応、特に、耐震化に向けてされたのかお答えください。



○議長(川村博通君) 加藤教育部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) ソフト的な対応といたしましては、マニュアルづくりをして、そういった地震が発生したときには、どのような対応をとるかということを、これは全学校その対応をとるようにということでございますが、特に、厚陽地区において、そういった啓発をしたところであります。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 厚陽の方とお伺いした内容がちょっと違うんです。火災、侵入者、地震については、そういったマニュアルに沿った避難訓練をせよということだったけど、地震について、特に、耐震化の問題でとりたててしていないというふうな話を聞きました。ちょっと話が違ってるんじゃないかなと思います。

 それから、次に想定の問題についてです。先ほど、山口県地震被害想定調査報告書のことを述べられました。この中に山陽小野田市で地震を引き起こす可能性のある断層として、菊川断層、厚狭東方断層、宇部東部断層という記述があります。これらは、それぞれ見ていきますと、山陽小野田市の地震想定では、震度6弱ということが明確に書かれておりますが、この6弱というのは、建物が倒壊する震度とされております。こういった報告書が出されて、先ほど、聞きますと計画は平成23年ごろから着手ということなんですが、余りにもちょっと緩い対応ではないでしょうか。



○議長(川村博通君) 加藤部長、マイクを用いてください。



◎教育部長(加藤佳雄君) はい。この計画につきましては、先ほど申しましたように、「山陽小野田市立学校施設耐震化推進計画」を策定したわけであります。先ほど、申しましたように、21年度から耐震の診断に入って、23年度から実施するという予定にいたしておりますが、これは、若干国の、いわゆる支援もあるようですから、前倒しができればなと、こういう期待は持っておるところでございます。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 地震発生予測の問題では、予測は、全く当てにならないというのが、さきに起きた、14日に起きた岩手・宮城内陸地震だったと思います。

 この地震を発生させた活断層の活動度について、政府の中に地震調査委員会というのがありまして、その中で書かれているんです。これがその資料なんですが、その中に予測地図というのがあります。予測地図の中を拾っていきますと、これは、今回、地震を発生させた地域の地図が出ておるんですが、発生場所は、非常に低い0.1%から3%程度、これをとらえて政府の地震調査委員会では、地震が30年以内に発生する確率はほぼゼロ%というふうにしていたんです。ところが今回の大地震です。

 日本は、全国どこでもマグニチュード7クラスの地震が起きると想定をして、震災対策を進めることが重要であると思うんですが、そういった観点からしても、今の非常に危険な数値の出ている校舎を放置していくのは、当市として余りにもちょっと怠慢であるんじゃないかと思うんですが、その点についていかがでしょうか。



○議長(川村博通君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 御指摘の点については、重々認識はいたしております。

 しかしながら、今後において各学校の耐震化推進については、推進計画に沿って実施してまいりたいと、このように考えております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) これは想像ですが、恐らくこの6月議会、全国各地で行われておりますが、どこでもこの耐震化計画を急げということが言われていると思います。

 ということで、全国の予算を見ると非常に限られた予算で、先ほど、法律は通ったと言いましたが、残念ながら予算の補正がされておりませんので、増額がおくれております。ということは、全国の奪い合いになるのではないかなと思うんですが、そこで資料3をごらんになってください。

 これは、公立学校の施設整備費について県から取り寄せた資料です。平成17年度から19年度にかけて、今回、一番急がれると思われる厚陽中学校のことでいいますと、面積は、恐らく平成17年度補正予算にある柳井市の柳井小とか、阿武中のこの1,320m2、ここに該当すると思うんですが、ここの事業費を見ますと柳井小で2億2,000万円、阿武中で1億4,600万円、それぞれ、補助率が3分の1となっておりますが、今回の法改正でこれが2分の1に拡大をしております。ということは、柳井小レベルの改築、改築といいますか、これは建てかえですが、しても市の持ち出しは、1億円程度ということになります。

 これがどうして急いでできないかということなんですが、もともとあった計画が6億とか8億とか、そういう計画が非常に市として足かせになっていたんではないかと、急いでこういった資料も取り寄せて、耐震化への計画を前倒しでもやる必要があると思うんですがいかがでしょうか。



○議長(川村博通君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 何度も申し上げますが、推進化計画に沿って今後推進していきたいと、このように考えております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 部長の答弁はそれっきりだと思うんですが、市長にお伺いしたんです。

 学校の設置者は、教育委員会ではなくて市長です。ですが、この資料を見られていかがですか、3月議会のときには、市長は、「中学校、小学校、公民館を一体にした建設も選択肢の1つであるんじゃないか」というふうな発言をされておりますが、この実績から見ると2億程度、市の負担も1億程度で済むんじゃないかと思うんですが、その点についてお考えをお聞かせください。



○議長(川村博通君) 答弁を求めます。白井市長。



◎市長(白井博文君) 全体的に昭和56年度に新しく変わった耐震基準によりますと、現在の小学校、中学校で、その基準を満たしてるのが、まだ半分ちょっとしかないというふうな状況です。まだまだ全部の校舎についての耐震調査、そして、できるだけ早期の耐震化に向けた工事が必要なこともう重々よくわかってます。何とかせいということは、それはだれしもそういいます、私もそう思っています。しかし、そのためには国の補助だけでは足りません。財源が必要です。その財源をどうするのかと、その点について知恵を貸してほしいんです。こんなふうな財源が実際あるじゃないかと、一緒にみんなで考えようよと、それをまず子どもたちの安全、安心な校舎づくりに充てようじゃないかというふうなことで、議会の方も提案していただければ、私たちも一生懸命検討さしていただきます。

 今、1年間に返済、償還といいますが、1億を返済しますと、実質公債比率が0.2上がります。10億償還しますと実質公債比率が2%上がります。現状の実質公債比率が幾らかということは御承知のとおりです。

(「21」と呼ぶ者あり)

 それは単年度です。実質公債比率というのは、過去3年平均して、そして昨年度は24.5でした。

 ですから、何とかやらなくちゃいけないというのは、その通りなんですけれども、しかし、その財源の手当をどうするかという、そちらもあわせて一緒に知恵を貸してほしいというふうに思います。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) それでは財源について提案します。

 オートの積立金があるじゃないですか。9億円あるはずです。あれを使われたらどうでしょうか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 山陽オートは、昨年から民間に包括委託することによって、黒字経営ができるようになりました。御指摘のとおり今基金が9億、約10億近くまでたまってきております。これを何とか市の財政、あれこれ非常に無理をしておりますから、何とか使いたいということで、とりあえず山陽市民病院の休止に伴う10億近いお金をどう捻出するかと、そのために国の方にお願いにいきました。

 山陽オートは、経済産業省の所管です。その経済産業省と各オートレース場との中間に日動振という中間の機関があります。その日動振というところが全国6カ所、これ6場といいますが、6カ所あるオートレース場を取り締まっています。そこに売り上げの約25%近くのものを上納金といいますか、そこに納付することによってギャンブルの違法性を免除してもらうという公営ギャンブルの特殊性です。残り75%は、売上金のうち75%については、必ず配当金として車券を買った人に還元するようにと、こういうふうな仕組みになっております。

 で、先ほどの約10億です。何とか使いたいんです。だから知恵を貸してほしいんです。しかし、経済産業省、日動振、何度もお願いに行ったけれども、「現に、山陽オートは赤字じゃないか」と、「不良債務をたくさん抱えながら、それを他に流用することは許さない」と、「その余裕があるなら、まず、不良債務を帳消しにしてほしい。」言われてみると理屈はそのとおりです。しかし、理屈はそうであっても非常事態です。しかし、どうしても説得することができない状態で今日に至っております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 先ほどの市長の答弁の中で25%と言われましたが、これは市の取り分です。それの中から給与だとか、いろんな経費を使われて、そのうちの一部が公営企業金融公庫などに負担金として出されたり、あるいは、3億円程度ですか、日動振への交付金、福祉施設だとか、機械工業の発展だとか、そういうことに使われるというのは重々承知しておりますが、25%もとられるということはないと思いますので、その点について答弁の訂正をお願いしたいと思います。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 売上金の75%は、車券を買った人たちに還元すると、そういう仕組みになってます。残り25%は、日動振への納付金も含めて、諸経費すべてに充当されます。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) この間の厚陽中学校を巡るいろいろなさまざまな問題点、統合などの動きもありましたし、適正規模・適正配置の委員会も1年かけて行われました。その結果、最終的には地元の意向に沿っていくということが、教育委員会の結果として得られたと思うんですが、そういった中にあってもこの地元の皆さん方の意向に沿うというふうなことが、市長できないんでしょうか。

 せっかく、先ほど今、「財源を示せ」と言われましたので、私は示しました。で、これから毎年1億1,000万円は、最低オートの上がりがあるわけですから、それをせめて使う。私は、オートの存廃についてもいつかはやりたいと思ってるんですが、とりあえず今は、赤字を解消するまではというふうに、辛抱しようと思っているんですが、子どもたちが危険にさらされているのをいつまでも放置するわけにはいきません。しかも必要とされる財源は、1億程度ということも明らかじゃないですか、これがどうして使えないのか、その点について再度答弁をお願いします。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 山陽オートの支払わなくちゃいけない債務、不良債務といわれるものも含めてですが、全部で20数億あります。そのうち約10億近くたまってきたということなんです。それを何とか有効活用しようと、何回かでかけていってお願いしたのは、山陽市民病院の後始末に流用したいということでしたけれども、今度は、学校の耐震化に向けて何とか使わせてもらえないかと、今度は、角度を変えてまた日参というほどにはいきませんけれども、何度もお願いしてみたいと考えます。

 その財源をどこから出すかはともかくとして、小学校、中学校、あるいは、幼稚園、保育園、そうした子どもたちが出入りする、子どもたちが多くの時間をそこで過ごす、その施設の安全性、その安全性を確保する必要性、その認識は、議員の認識よりももっともっと強いものを私は持ってるつもりです。しかし、これまでの過去の経緯をふまえて、現在、山陽小野田市がどういう財政状況にあるかということも議員も理解してほしいというふうに思います。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) その点でいえば、これまでも繰り返し指摘をしました、例えば、市道談合道久保線です。それとか、石炭線の改良工事、これも決してあそこまで過大な公共投資は要らないということも指摘をされましたが、市長はそれを実行されたわけです。それの負担が1億以上あったやないですか。

 今回、「財源を示せ」と言われましたので、オートの基金についてこれを活用するということを提案をしたわけです。

 次にまいりたいと思います。

 物品購入の件なんですが、中小業者を競い合わせる入札をされたわけですが、その結果として働いておられる労働者において、非常な労働強化が明らかになってきました。これはA社ですが、賃金はこれまでと変わりませんでしたが、夏のそうめん代と冬のもち代がカットされました。B社では、これは時給700円ということでしたが、勤務時間が7時半から14時までの6時間半ですが、このうち、「1時間半は休憩しなさい」ということで、5時間分、日当にして3,500円、しかも今まで労務に使われている人数が、当初4人であったものが昨年3人になり、ことしは、ついに2人になって、2人でその労務にあたられると。当然、通勤手当はないですし、社会保険もなしという労働条件、C社では、「売り上げ予測が1年間で3割減るだろう」というふうに言われましたし、営業時間をこれまでの9時ということから、10時に繰り下げて、しかも労働者が1名減らされておりました。D社では、先ほど言いましたが、市役所に来るまでのガソリン代が赤字、まさに市の行った入札の結果、官製ワーキングプアと思われるような自体が生まれているわけですが、こういった市内の中小業者に負担を過大に負わせるというふうに考えられないでしょうか。



○議長(川村博通君) 山縣室長。



◎市長公室長(山縣始君) 今、特別そういった商店さんの方に利益の低下を仰いでるということではございませんで、中国経済等における国内企業の低迷とか、あるいは、物価高に影響される年金受給者など、必ずしもこのたびの商店、事務用品を取り扱う商店だけが特別な利益低下によって不利益をこうむっているわけではないというふうに考えております。

 自由競争のもと、機会均等ということにはなったけども、その分利益幅が小さくなったということは認めざるを得ないと考えております。

 それで、地方自治法における一般競争入札の方の観点からしますと、物品の購入を含めまして、やはり、契約は一般競争入札が基本なんです。その中にあって地元経済の発展を願いまして、地元商店の方に見積もり依頼をしたと、いわゆる随意契約の一種である見積もり合わせということをいたしたわけですが、そういった地元商店の方だけに声をかけていったということは、やはり、一種一般競争入札を避けた、これは地元への配慮であろうというふうに考えております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) もともと文房具やいろんな事務用品というのは、利益幅が非常に小さいです。私ももともとある文房具屋に勤めておりましたので、どの程度の価格か知っております。今回、単価表を見せていただきましたけど、もう私が知ってる限りの仕入れ価格と変わらない、せいぜい1円か2円上乗せです。こういうことが行われたんです。競争入札をさせれば、民主的なルールがなければ当然こういうふうなことになるであろうというふうなことは予想されるんじゃないでしょうか。

 今回の物品契約方式あるいは、委託契約について最低制限価格も設けないやり方で、先ほど言ったように官製ワーキングプアが引き起こされてるという実態について、しっかりとつかんでいく必要があると思いますが、このように利益を削ってまで応札をされていくようなやり方、商工サイドとして、このようなやり方が市内中小業者の健全な経営の継続性の確保、中小業者の育成、あるいは、働いておられる労働者の皆さんの福利厚生に問題はないと考えておられるでしょうか。



○議長(川村博通君) 横田環境経済部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 今、議員さんからお聞きをいたしまして、理解できるところもありますけれども、理解できないところもあると、こういうことでございます。

 具体的な内容は別にいたしまして、私どもは、確かに商工を担当しております。経済を担当しておりますので、公平な場で市内の業者の方々が発展していくということは大事なことでありますし、それを目的にしとるわけでございます。

 ただ、同時に市におきましては限られた予算を競争原理の中で有効に使っていくという大事な役目も持っておるわけでございます。そういう中で商工業の発展という言葉においてすべてを優遇するということ、そういうことについての優遇するということについては、私は難しいのではないかというふうに思っております。

 例えばではありますが、入札をして、その入札率が高いと、少し低くなればその低くなった分だけ他の業者に他の事業ができる、あるいは、他の業者が参加することができると、こういうふうなこともよく言われます。事務用品の見積もり分におきましても、なにも、他の市の業者をどんどん入れてやっておるわけではありません。公平な場で市内の業者を参加をしていただきまして、入札をしておるわけでございますから、見積もりをしておるわけでございますから、これからいろんな面で協議をしていくことがあるかもわかりませんが、私はこの内容については、いいのではないかというふうに思っております。

 もし、このやり方を崩して優遇するということになりますと、これはどのように公平を保っていくのかということで非常に難しい内容ではないか、ゆがんだ形になるのではないかというふうに今御質問を受けまして考えております。

 以上であります。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) それが市内の中小業者を育成していく商工労働関係を束ねる方の発言とは到底思えないと、私は思うんです。

 市長にお伺いをしたいんですが、先ほど言ったような労働者への異常な低賃金、過密労働という実態が広がってるという実態について、どのように感じられますでしょうか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) とりあえず市の購入する備品の購入が、各部署でばらばらに業者から随意契約という形で購入していたと、それを全体的に経費削減のためにも、束ねて競争入札を実施したらどうかと、ずっと懸案事項として出ておりました。恐らく、議会からも指摘されたことがあるんじゃなかったかと思います。

 ただ、そのあおりを受けて、その業者、事業所で働く従業員の皆さんの待遇の劣化に連動してるという御指摘については胸が痛みます。どこをどうすれば市の経費削減と、そして、そういう事業所で働く従業員の皆さん方のなんとかまともな待遇を受ける、そういう両立が可能になるのか、そのあたり私たちも少し考えていきたい、検討したいというふうに考えます。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) ぜひとも検討いただきたいと思います。

 それから、臨時職員の件について最後にお伺いしますが、当市でもケアマネジャー、お手元に臨時職員給与比較というのを出しておりますが、これにはケアマネというのが出ておりません。これを見ていきますとやっぱり、山陽小野田市のケアマネージャー、非常に仕事が多いんです。なぜ、多くなったかといえば、今まで民間で受けてこられたケアマネージャーさんたちが、余りにも過酷で、しかも低賃金ということで、仕事を離してどんどん市に回してくる。その結果、市の方でケアマネージャーを臨時職員で雇用してやっていくということが広がっていったわけなんですが、同じような仕事をしている例として、長門市の例を調査をしてみましたら、長門市では、時給が1,500円ということでした。日当にする1万2,000円になろうかと思いますが、山陽小野田市では、現在7,500円だったと思います。やはり、非常に過酷な労働の割に、非常に恵まれない、そういう状況について市民福祉部長どのように考えておられるでしょうか。



○議長(川村博通君) 大田部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 確かにケアマネの臨時職員の賃金というのはちょっと低いかなというふうには考えておりますが、全体的なもので見まして、山陽小野田市は、先ほど、総務部長も申し上げましたが、全体的な面から見まして低いところにあると、中では……

(「簡潔に御答弁ください」と呼ぶ者あり)

 7,500円はよろしいんでは、山陽小野田市の今の状況の中では最大限の努力をしておられるんじゃないかなというふうには考えております。



○議長(川村博通君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) さらなる市政の発展を願いまして、以上で私の質問を終わります。



○議長(川村博通君) 以上で、山田議員の質問を終わります。

………………………………



○議長(川村博通君) 次に、10番、佐村議員、御登壇願います。佐村議員。

(佐村征三郎君登壇)



◆議員(佐村征三郎君) おはようございます。それでは、一般質問を始めさせていただきます。

 質問の要旨については、既に執行部に説明しておりますので、簡潔、明快にお答えをお願いします。

 1番目は、都市計画税問題についてです。

 まず、市長に本市の都市計画税の現状について4点ほどお尋ねします。率直な御意見をお聞かせください。

 第1点として、私は、市税は、市民負担の中で最も重いものだと認識していますが、市長はどうですか。

 第2点目として、旧小野田市の白地の地域は、都市計画税条例の本則では課税されない地域ですが、合併時の取り決めで現在も課税されています。私は、これは非常に不公平だと思いますが、市長はどう思われますか。

 第3点として、合併時の取り決めでは、この特例は当分の間、一般的には3年から5年といわれますが、当分の間とされています。したがって、私は、旧小野田市の白地の地域の課税は暫定的な処置であると認識していますが、市長はどう思われますか。

 第4点目として、3月議会の一般質問で、この「合併時の特例を解消するための作業がほとんど行われていなかった。」そう回答がありました。その状況を市長はどう思われますか。

 次に、この都市計画税問題の市民への周知についてです。旧小野田市の白地の地域が本来は課税されないことを知っておられない市民の方がおられます。また、知っておられる方でも、旧小野田市のどの地域までかを御存じない方がおられます。市民負担の根幹をなす税の情報、市民の関心は極めて高いものがあります。このような重要な情報を、広報等で市民に知らせたことはありますか。知らせていない場合、どういう理由で知らせなかったのかお聞きします。

 最後に、今後の方針についてです。さきに発表された財政計画では、平成21年度からこの不公平が解消される方針でした。ところが3月の一般質問では、平成21年度は、目標にトーンダウンしています。旧小野田市の白地の地域の課税廃止はいつになる予定ですか。

 大きい2番目、児童手当に係る損害賠償についてです。まず、損害賠償に至る経緯についてです。そもそもこの問題はいつ発生し、市はいつこの問題を知ったのですか。また、この問題を損害賠償という形で解決しなければならなかった理由はどういうものですか。

 次に、責任の所在についてです。損害賠償という判断をされたわけですが、これは市に非があったことを認めたということです。市長は、この問題に対して、どのような責任をとられるつもりですか。

 最後に、同様事例に対する今後の対応についてです。今回、市の判断は1つの前例をつくることになります。今後、児童手当に限らず、同様の事案があったときには、今回同様の対応をされるものですか、また、同様の対応をされる場合、市が知らない事案であるかもしれません。市民への周知は当然必要と思いますが、広報等で周知を図られますか。

 3番目は、職員人事についてです。まず、職制の違いについてです。本市の職制に同格と待遇、課長と技監、主幹、課長補佐と主査、係長と主任といったものがあります。どのような違いがあるのですか。

 次に、職制の逆転についてです。組織上、部長、部次長、課長が課長の下に位置づけられているケースが多く見受けられます。職制の高いものを、低いものの下に異動をさせる理由はどういうものですか。

 最後に、職員の能力の活用について、市長は、職員の能力を判断した上で昇格をさせていると思います。職員の給与体系を職制に応じて決められています。それぞれの職制に見合うポストに異動させてこそ、職員の能力が活用でき、また給与に見合う活躍も期待できると思います。

 以上、3点について壇上よりの質問を終わりますんで、明確な回答をお願いいたします。

(佐村征三郎君降壇)



○議長(川村博通君) 執行部の答弁を求めます。金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) それでは私の方から都市計画税と人事制度について御回答申し上げます。

 都市計画税の現状に対する考え方として4点の御質問をいただきました。

 1点目の市税は、市民負担で最も重いと思うがという御質問でございます。まず、市税は、都市計画税のほかに市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、入湯税があります。20年度一般会計予算の歳入総額に占める市税の構成比は44.1%に達しており、そのうち都市計画税は2.8%であります。

 このように市税は、市行政の根幹をなす極めて重要な自主財源であると考えております。さまざまな公共サービスを市民の皆様に提供するための財源となるものですから、地方税法に基づきまして、条例を定め、市民の皆様に負担をお願いしておるところであります。それゆえに公正公平な課税に努めなければならないと考えておるところであります。

 2番目の白地の地域は課税されない地域なんだけど、現在も課税されていて不公平ではないかという御質問でございますが、御案内のとおり合併協議の中で都市計画税につきまして、旧山陽町の例で調整するということが原則になっておりますが、新市移行後も当分の間は従前どおりの課税とし、都市計画や都市計画事業の状況を勘案して調整するということになっております。

 したがいまして、旧小野田市街地におきましては、現在も農業振興地域内の農用地以外の土地、家屋についても課税がなされておるところであります。しかしながら、議員さんの御指摘からありましたように、公平性の観点からできるだけ早い時期に均衡のとれた課税をすべきであると考えておるところであります。

 このため平成18年11月に、市長を委員長とする「都市計画税等検討委員会」を設置いたしまして、課税の範囲等の見直しに関する調査、検討を行ってきたところであります。

 3点目の白地地域の課税は、暫定的措置ではないかという御指摘でございますが、先ほどお答えいたしましたように、当分の間ということでございますので、議員さんの言われるとおり暫定的な措置であります。したがいまして、現在これの解消に向けて努力をいたしておるところであります。

 4点目の条例本則に戻す作業がほとんど行われていないということでございますが、これも先ほどお答えいたしましたように、「都市計画税等検討委員会」を設置し、調査・検討を行いました。その結果といたしまして、「21年度を第1目標年度として、不均衡となっている課税の解消に努める」という方向が出されました。したがいまして、現在、未特定家屋の特定化作業等を進めておるところであります。

 いずれにいたしましても、できるだけ早く都市計画税の不均衡是正を図ってまいりたいと考えておるところであります。

 2番目の市民への周知についてということでございますけれども、合併協議の結果として、各戸配付いたしました「合併協議会だより」、これでお知らせしておりますし、市のホームページ等でも都市計画税の内容についてこういう状況であるということはお知らせしておるところであります。

 また、毎年4月から5月の2カ月間、縦覧期間というのがございますが、窓口で固定資産税や都市計画税の御質問にお答えし、このあたりのことも御質問される方もたくさんおられますので、説明しておるところであります。

 なお、今後都市計画税の均一課税実現に一定のめどが立った時点では、事前に広報等で周知に努めてまいる所存であります。

 3番目の今後の方針といたしましては、現在、小野田地区の都市計画税の不均衡課税を解消するために、たくさんの作業を進めております。平成21年度を目標年次にして、実施するように鋭意努力しておるところであります。

 次に、3番目の職員人事の関係でございますけれども、まず第1に職制の違いでございます。「同格」と「待遇」でありますが、従来は「同格」というのは、過去においてそのポストの経験を有した場合に発令しておりました。また、「待遇」につきましては、給与面でそのポストの処遇をするということで使い分けておりました。

 しかしながら、旧小野田市と旧山陽町の職制の違い、例えば、旧山陽町の方では課長補佐という職はございませんでした。そういうことや昇格年齢の違い等がありまして、新市の職制等にアンバランスが生じていたというのも事実でございます。これを平成19年度、20年度にかけて「待遇」をなくし、「同格」に一本化してまいりました。

 同じく、従来から「課長」、「課長補佐」、「係長」は決裁権限のあるポスト、それから、「技監・主幹」、「主査」、「主任」は給与面での処遇ポストでありましたけれども、今お話いたしましたように、現在は「待遇」と「同格」の差をなくしましたので、決裁権の有無は別にいたしまして、現時点ではほぼ同様の立場であると考えておるところであります。

 このことによりまして、「主査」から「課長」へ、「主任」から「課長補佐」へ昇格することも特例ではなくなり、特に旧山陽町職員の管理職ポストへの適材登用が可能となってきたところであります。

 しかしながら、これからは大量の職員が退職をする中で、「大課大係」、大きな課で大きな係という意味でございますが、そういう原則でスリム的な機構、職制改革を進めていかなければならないと考えております。

 したがいまして、「主幹」、「主査」、「主任」というポストは廃止するという方向で、次第に減少させていかなければならないのではなかろうかと考えておるところであります。

 2番目の職制の逆転でございます。合併してもう3年が経過いたしましたけれども、依然としてポスト以上に管理職数、職員数が多いというのが状況であります。過去においても部長ポストを経験したものが、市民館長あるいは、文化会館長、図書館長、南支所長に異動したケースもございます。また、合併後、新市になりましても、そのようなポストに部長職あるいは、次長職を配置してきた経緯もございます。

 現状では、社会教育課の管轄であります社会教育施設に部長や次長級の職員を、また、市民福祉部の管轄であります南支所や埴生支所に次長級の職員を配置しておる実態もあります。配置された職場には過去からの経緯、また、職務の重要性という観点、あるいは、また、退職や大量退職時代における人材登用という将来的な面も含めて、人事異動を行っており、事務専決規程に基づく決裁権限が役職名により決まっております関係で、議員さんの御指摘のとおりの逆転現象が生じることもありますけれども、現時点ではやむを得ないものであると考えておるところであります。

 職員能力の活用でございますけれども、職員は一般的に「ゼネラリスト」と「スペシャリスト」に大きく分けられると思います。人事考課の観点から申し上げますと、課長以上のポストは「ゼネラリスト」であると考えております。議員さん御指摘のとおり職員の能力を活用し、給与に見合う活躍を期待することは、私も同様に考えておりますし、特に管理職はそれぞれの職場において職制の自覚をもって、与えられた職務に精励していただけるものと考えております。「ゼネラリスト」は、広い分野の知識や能力、識見を持っている人でありますので、どのような職場に異動しても、これまで培ってこられた経験、実力を遺憾なく発揮していただけるものと期待しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) それでは、2番目の児童手当に係る損害賠償について、損害に至る経緯と3番目の今後の方針について、私の方から答弁さしていただきます。

 今回の損害賠償に至る経緯についてでございますが、原因発生の時期は、市民の方が平成17年11月14日、転入手続を山陽総合事務所で行った際、窓口職員が児童手当の手続変更の説明をしなかったため、本人の申請手続が行われず、約2年間にわたり児童手当が未受給となりました。

 未受給が判明いたしましたのは、本年1月にその方の第2子が誕生され、児童手当の手続をされた際、第1子の児童手当が転入時から未受給となっていたことが判明いたしました。

 損害賠償に至りましたのは、児童手当法では作為義務、説明義務が法令によって具体的に記載されてはおりませんが、条理上、物事の筋道として説明義務が公務員には生じると介されております。しかしながら、条理上説明義務が公務員に生じる場合があったとしても、公務員による不作為のすべてが賠償につながるわけではございません。

 そこで市長室において、面接、事実確認を行い、この方が児童手当を受給できなかったのは、転入時の職員の対応が不適切であったためであり、市民に有利な情報を提供をすることは、市職員の務めで、それを怠ったことが原因であり、説明を受けておけば十分申請に至るであろうと考えられ、受給要件を満たしているのでございますので、不作為と損害の因果関係を肯定せざるを得ないというように考えたわけでございます。

 続きまして、同様の事例に対する今後の対応ということでございますが、申請主義による手続きのおくれは年間に数件発生しております。しかしながら、職員による不作為のすべてが賠償につながるとは考えておりません。国家賠償請求が肯定されるには、違法性のほかに故意過失、因果関係が認められなければならないと考えておりますので、個別の案件ごとに慎重に判断することとなると考えております。

 なお、賠償請求につきましての広報等での周知は現在のところ考えておりません。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 児童手当は、第1子は、1カ月5,000円となっております。26カ月分です。合計13万円になります。転入住民の職員の指導、あるいは助言、対応に不適切なものがあったということで、市はその26カ月分について償いをすべきであるというふうに決めました。その後、全員協議会の席でも御報告しました。

 もうそれから大分たちますから、その後の報告はまだ受けておりませんが、「現金を持参して、先方のこの児童手当の支給を受ける受給権者のもとに市長のかわりに出向いて、そしておわびをしてくるように」というふうに指示を出しております。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長が答弁されましたので、まず、じゃあ2番目から質問をやりたいと思います。

 今の経過のことについて、ちょっとよくわかりませんが、平成17年11月14日の転入時のときに申請するのを忘れたと、発覚したと。それはそのことをいつ御存じになったわけですか。その人が市役所に来て話されたんですか。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 先ほども申し上げましたが、第2子の出生届を市民課の方に出されて、そのときに「児童手当の方がありますので、児童福祉課の方に行ってください」ということで、私どもの方に来られました。その時点で、第1子の申請がなされていないということがわかったわけでございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) ということは、今年の1月に2子の申請したときに、1子のものがわかったと。それを市役所が受けたと。そのときにその方は2子も同じように申請されたということですか。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 2子はそのときに直ちにされまして、そのときに一緒に1子の分もされたということです。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) ですから、26カ月のうちの、1月の時点で申請されたから、そのあとの3カ月はないわけですよね。そういうことで解釈していいわけですね。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 1月に申請されましたので、2月分から適用ということになりますので、2月から払うということになります。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長にお尋ねしますが、そのときに市はなぜ賠償をしなかったんですか。1月の時点でわかったわけですから。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 質問の趣旨がいま一つわかりかねます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) じゃあよく聞いておってください。

 要するに、今、はっきりわかったのは、この1月に第2子が生まれたから児童手当の申請に来たと。そして、前の第1子が今まで2年間空白であったと。だから、1子も2子も同時に申請して、その以後はもらい始めたという。

 ところが、その1月の前の分を結局は2年もらっていなかったと。それが空白になったんですよね、そのことを市長が知ったのはいつですか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 第2子の出生届の際に、第2子の児童手当の手続をして帰ったんです。その際に市の職員から、「あら、第1子の請求は出てないけどどうしてですか」という質問があったそうです。当然、本人としては、宇部市から引っ越してきて、改めて請求し直さなくちゃいけないとは考えていませんでした。そんなことは知らない人が大半です。転入時の職員のそういう助言指導がなかったんです。ですから、そのとき怒ったんですよ。怒ったけれども、「請求主義ですから」ということで突っぱねられたそうです。

 その後、2年数カ月たって、私が山陽の渡場の先のところの自治会館で「対話の日」というのを開いたときに、「山陽小野田市は、余りにも冷た過ぎやしませんか」ということを知人の方が発言されました。「どういうことですか」と聞いたところ、今のそういうふうなことをおっしゃるんです。しかし、事実関係を確認してみないとわかりません。その受給権者に市長室の方に来ていただいた。市長室には、市民福祉部長とか担当の課長などにも同席してもらったわけです。話を聞いて、これはやっぱり、第2子の児童手当の申請の際に、本人が知っておれば、当然、第1子についても転入の際に児童手当の請求の手続をとったはずだと。それをとらなくて26カ月分、5,000円掛ける26カ月分、言ってみれば、児童手当がもらえなかったというのは市民の権利の侵害です。その点について、市の職員、受付の職員には落ち度はなかったのかと、こういう問題になりました。

 で、いろいろ検討した結果、私は落ち度があったとこう判断しました。それで、26カ月分については、損害賠償ということでお支払いしますと、そういうふうな──100万円以下ですから、一応、議会と市長との間の権限の分配で、市長にその判断、その処分を決める権限があるとされておりますので、その条例の規定に基づいて市長が損害賠償を決めました。そのことを全員協議会でも報告しております。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 今、不思議でしようがなかったんですが、要するに、誰が不祥事を起こしたかという。当然、不祥事を起こした、要するに、損害賠償を支払うような行為を起こした職員ですよね。それには事情を聞かれたんでしょうね。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 市民福祉部の方で調査しました。「転入届は、山陽総合事務所で、した」と、こういう本人の説明でしたから、当時、山陽総合事務所に勤務していた、特に、窓口担当の職員の特定について調査をさせました。しかし、特定できなかったんです。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 不思議ですね。特定できないで、その人が説明しなかったって、どういうふうにしてわかるんですか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 窓口担当の職員は、AさんかBさんかCさんか、それはわかりません。何十人もいるわけではありませんから、数人のうちの誰かです。しかし、対応した職員が適切な指導を助言しなかったと、こういうことです。「新しく入ってきた転入の際には、児童手当は、再請求が必要ですよ」と。「新しく請求書を出さないと山陽小野田市では、すなわち、引越し先では、児童手当はもらえませんよ」と、一言指導があれば、5,000円いただけるんですもん、誰だって請求の手続はとります。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 僕が言うのが理解できませんか。今、私は、誰が説明しなかったかということです。それがない限り、片一方は、説明したと言う、片一方は、説明を受けてないと。わからんでしょう、今の市長の答弁じゃ。誰が説明しなかったんですか。

(「特定できなかったと答えておられるじゃないですか。」と呼ぶ者あり)



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) この特定といいますか、そのときは、まだ説明といいますか、転入のときに、はっきり今のように「市民便利帳」というのを出して、ページを開いて、このような手続をしてくださいというような特定がなされておりませんでしたので、その辺のところは、私の方は、そのときの担当の係長の方に確認いたしましたら、その辺のところがはっきりいたしませんので、言わなかった可能性もありますということだったんです。

 ただ、本人の方に確認をとりましたら、本人さんは、「説明を受けていない」ということを、「当然、私が説明を受けていたら申請は行います」ということを言われましたので、その辺のところで確定したということでございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) そうしますと、本人の言い分を聞いたと。大変、市長は心が大きいですね。

 そこで、この参考資料で私が出していますが、市長は、山陽小野田の広報を見ておられますよね。それをこの人については、1月までに4回にわたってそれぞれ掲載されております。児童手当の申請とかね。その広報で知らしている件については、どういうふうに考えますか、市としては。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) そのときの話の中でも、広報についての話がございました。「広報で私どもの方は知らせていますよ」ということを申し上げましたが、一番最初の分は、資料の2005年の5月、これは転入しておられませんでした。

 その辺のところで、その広報がすべての方が読まれている──私どもの方は読まれていると考えているんですけど、その辺のところで、本人さんからは、「見ないということもあるんですよ」ということを言われました。ということで、「一言、私の方にも教えてもらえたら」ということを申されましたので、その辺のところで、受付の職員が一言、発言するのに、そんなに時間的な負担がかかるものではないというように感じたわけでございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) ちょっと区分しますと、児童手当というのは、国の制度で法律ですよね、国のね。それで、申請主義を国はとっているわけですよね。ですから、当然、告示するのは国が一番主なはずですよね。要するに、市町村は、ただ、窓口になっちょるだけいね。周知徹底させるのは、国の責任で、しかも法律ですから、私は知らなかったと、それはかなり難しい点があるだろうと思うんですよ。そういうふうに言ってもいいわけですか。私は、法律を知らなかったから、だめでしたと。知らないからまたやってもいいですよということになるわけですかね、市長。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 少し細かい法律議論になります。ちょっと余り長くかからないように少し説明します、簡潔に。

 かつて「法の不知は害する」、法を知らないということは損をしても仕方ありませんよと。「法の不知は害する」と、こういう法格言がありました。国は法律をつくって官報で公告します。それでもって一応、国民に対しては、法律の内容は全部伝えたものとみなすと。市の条例も同じような考え方があります。しかし、それが変わってきたんです。そんなことは通用しないと。どんな制度をつくったのか、どんな条例の中身なのか、もっともっと国民や市民にわかるようにきちんと説明した上で国民の権利を保障せよと、国民に義務を履行してもらえと、そんなふうに変わってきたんです。大きく大きく変わってきました。ですから、現在は「法の不知は害する」というのは、かつて昔の法格言であると。法学部の学生は、皆そんなふうに習っております。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) ここは裁判所ではありませんから、そのほうがセーフかアウトかという話はする必要ないと思う。ただ、ここは、要するに法の趣旨を守っていくというのが行政の一番大きな問題だろうと思うんです。

 そこで、これを例えば、6月15日、市が出されています。それで何て書いてあるかというと、「児童手当現況届の提出」って、「6月分以後の手当を受けることはできません」て、これ提出しなきゃ。全文読みましょうか。「現在児童手当を受けている人は、児童の養育状況を確認するための現況届を必ず提出してください。現況届の提出がないと、6月分以降の手当を受けることができません」、市の広報でうたわれて、それを読まなかったら、市のほうは読まんほうはしようがない。読んじゃないけど、やっぱり賠償責任があるというふうに考えるわけですね。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 結論的にはそのとおりです。何度も広報に努めていますが、なかなか多くの市民に理解してもらうということは非常に至難の技です。

 例えば、去年6月1日から住民税の改正がありました。これは国が定めたものです。市が勝手に決めたわけじゃありません。しかし、その前後、税務課に電話が殺到しました。電話だけじゃありません。たくさんの多くの方からの苦情も来ました。そんなことと同じことです。一つ一つ、特に本件で私が重視したのは、転入届がありました。その転入届は、若夫婦と2歳の子ども3名なんです。児童手当というのは、住所地が変われば、新しいところで再請求──新しく請求し直さないと児童手当を受け取ることができないんです。であれば、家族構成からして、この2歳の子ども、「児童手当の請求をしてくださいよ」と、一言言えば、それで済むことなんです。どうしてそんな親切なことができないのか。せめてその程度のことがどうしてできないのかと情けなく思いました。

 しかし、その後、市民課は変わりました。現在は、転入者については、チェックリストというのがありまして、それを本人に示します。「あなたの場合は、これとこれに該当します」、一つずつチェックします。それを渡します。ですから、その後、検討改善されまして、現状では、この2年前のような情けない、そうした市長としては申しわけない、そういう事態はもう生じないというふうに制度が改善されております。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長、転入されるということは、当然、転出される市があるわけです。そこの方に問い合わされましたか。要するに、「転入するときにはどういう手続をしてくださいよ」ということを。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 自治体によって違うと思います。親切な自治体もあればそうじゃない自治体もあると思います。恐らく、その当時の山陽総合事務所から転出届、よそに転出した人、山陽総合事務所ではそういう説明がないまま、恐らく、他の自治体に引っ越したんじゃないかと思います。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 今、僕が質問をしたのは、転入してきたですよね、転出したときの市町村に問い合わせられましたかと聞いたんです。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 照会はしておりません。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) そうですか。それで、この資料を市長にも渡していますね。ちょっと読み上げましょうか。「転出される方へ」、「児童手当を受給されている方──これは要するに旧市でね、こども福祉課に消滅届をお出しください」と、そこはね。ところが次の欄に、新しく行ったところには「新たに申請してください。1月1日現在の住所登録されていた市区町村発行の所得証明書が必要です」と、同じやつに書いてあるんです。

 僕は、そこの市町村に行ってきました。で、課長以下3人の人が出られて親切に話をしてくださいました。「ちゃんとこういう書類を持って本人に説明した」と。向こうは、そう言っておられるんですよ。その点、どういうふうに考えられますかね、市長は。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 一般的には、こういう書類があっても全部について几帳面に目を通すかどうか、個人差が随分あります。先ほどの都市計画税について、総務部長も説明しましたが、議員の御質問に対しては、既に各戸配付した合併協議会だよりできちんと書いてありますと……



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 今の質問に答えてくださいよ。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) にもかかわらず繰り返し質問をされているわけですから、そういう実情にあるということを言いたいんです。そして、本件の場合も、仮にAさんとしましょう。そのAさんが宇部市を転出する際に、宇部市の市民課で説明を受けていれば、こちらの方で間違いなく手続はとられていたと思うんです。両方の過失、両方の職員の、そういう対応の不適切さといいますか、言ってみれば市民に対する親切のなさです。そういうものの相乗効果として被害者が発生したと、こういうことなんです。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) どうも私の言うことがわかりにくいらしいですね。

 わざわざ書いてね、消滅手続をしたということは本人がそこでしているんですよ。今「宇部市」と言われましたよね、宇部市で。横に書いてある。「新たに申請ください」って。読まんちゅうわけにいかんでしょう、説明されちょるんじゃから。

 それで、これはもう市長が「損害賠償を払った」と今言われたんだから。ところが、今からがこれが問題なんです。このことは、議会で今、市長とやり取りで議事録に残りますね、当然。そこでね、要するに、申請主義ですから、国のやっている。いろんな事項があります。それについて、今さっき係の部長も言っていましたけど、そういう問題で来られる人がおると。その人たちにもちゃんと、特に、市長は、公平な人ですから、来られた人皆に公平に対応して──今、市長言われましたね、市長室で総務部長、市民福祉部長、児童福祉課長、その中で事情を聞いて、自分が市長の責任で専決事項にするかどうか私が判断しますと。それで、そういうときには、その事例をちゃんと議事録に残しておられますか、議事録に。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 先ほど申し上げましたように、このような案件については、1件ずつ慎重に審議して、今後は慎重に審議していくということです。今回につきましては、議事録として残してはおりません。関係部長と、それと関係課長、それと市長との間、それと関係者との間の話の中で一たん帰っていただきまして、あとは、市長のほうの判断ということに任せたわけでございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長は、先ほどから好川議員、山田議員、「財政が困難なときで苦しい」と、そういうふうに言っておられます。しかし、大変、市長は心の広い方で、そういうふうに市民が手続を忘れたときには苦しい財政の中でも支払うと。当然、1人の人間だけに支払うというのは不公平なわけですから、今からそういうふうに窓口に行ってもめたときには、市長は、市長室に呼んで、自分で専決事項としてやっていかれるんですか、その点どうですか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 原則は、請求主義です。請求認定主義といいますか、請求主義です。あるいは、申請主義という言い方でもいいです。これは、例外的な救済措置です。例外的な救済措置、そうたくさんあるとは思いませんけれども、そういう訴えが市民からあれば、担当の部長なり、私のところに来てもらうなり、慎重に対応したいと、親切に対応したいと、そう考えております。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 私が今言いよるのは、市長は、市長室に呼んで、その人の意見を聞いて、自分が専決したんでしょう。今度起きたことは、今までたくさん窓口で起ってるんですよ、僕も知っている。皆、「申請主義でだめですよ」と言われる。この人も、1月の時点では、窓口で却下されているんじゃないですか、問題は。ところが市長の「対話の日」で、今、市長が言われるように、友達の人が「児童手当をもらってない」という話があったと、そしたら、市長は、即座に言われたわけですね、「反省する」と。関係を踏まえさかのぼって精算すると。過去の扶養手当の裁判について照会したり、やって、自分で判断すると。それなら、何で今までそういう問題が起きたときに市長室に呼んでやっちゃないんですか。全然おかしい、公平な神様と思っていましたけどね、僕は市長を。だから今度からそういう事件が起きたら、すべて市長室に呼んで、市長が専決事項、市長しかおらんのじゃから、専決事項でやられますか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 私の市長室にはたくさんの人が来られます。競合して長く待たせることもあるので「予約をしてください」というふうにお願いをしています。たくさんの人の来られる、その中には要望もあれば苦情もあるし、こうした侵害された権利の回復を求めて来られる方もいます。これまでも幾つも例がありました。しかし、「損害賠償して責任をとるべきだ」と私が判断したのは今回がたまたま初めてでした。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) これは物すごい大事なことなんです。県の方にも問い合わせてみたんです。そしたら、県の方の言い分は、「日本全国で初めてです」ってね、こういう例は。

 そこで市長、これ児童手当法に当たると、要するに過去をさかのぼるのは2年ですよね、法律的には。それで、このたびは26カ月ですよね、それは、やっぱり損害賠償やから、もう無制限に損害賠償金を支払うということですか。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 損害の期間を換算して、その額について補償をするということでございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 児童手当法の23条をちょっと読み上げましょうか。いいですか、「児童手当の支給を受ける権利及び拠出金その他この法律の規定による徴収金を徴収し、又はその還付を受ける権利は、二年を経過したときは、時効によって消滅する」とある、児童手当法に。これは法律だから、誰が読んでも一緒の解釈をするだろうと思うんです。で、このたびは26カ月と、市長の英断ですよね。だから、山陽小野田市では、僕は大変いいことだと思うんですよ。今から困った人のあれを皆引き受けて、やっぱり、国の制度だけど山陽小野田市が払っていくと。大変な英断ですよね。だから、これはもう他市にもだんだん広がっていくだろうと思うんですよ。やっぱり、そういう点では、白井市長は、永久に名前が残るだろうと思いますし、だからそういう意味では、ここで約束をしてほしいのは、この関係を告知して、そして皆が平等にここへ来られて、そして審査して、本人の言い分を聞いて、それでこのたび、はっきりしたのは、窓口の人が誰も特定できんと、だけど、市長の判断で言うたであろうということで弁償するわけですか。今度からそういうことをやってもらいたいと思うんですが、どうですか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 先ほども申し上げましたけど、賠償等を求めて市長室に来られる市民はたくさんいます。私は、外部の人と会うときは、原則、関係職員を立ち会わせるということにしております。それは、話を聞いたことを、もう一回担当の職員に伝えてという手間を省きたいということもありますし、透明性を確保したいという気持ちもあります。これまで結構あったんです。それはもう、この3年間、数えてみると10本の指にはおさまらない程度いろいろあります。大口もあります。大口で市に対する、言ってみれば不当要求のような類も結構あります。そういうのも市長室でお会いします。

 ですから、別に閉鎖的に締め切って、「だれそれさんにはもうお会いしません」と、そんなことはありません。ただし、議員であっても、混雑しますから、「一応、予約をお願いしたい」と言ったところ、ある議員さんは怒りましたけど、どなたでもお会いします。



○議長(川村博通君) 佐村議員、休憩に入りますので。

 佐村議員の質問中ではありますが、ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので……佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) もうちょっと5分ぐらいさせてくれんかな、これで終わるから、この問題は。もうあと1回でいい。



○議長(川村博通君) じゃあ、あと1回だけで。(笑声)佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 最後に、この問題については、今言うように広報で知らせ、そして、その経過をどういうふうな、「対話の日」に会って、そして、市長室に行って市長が専決処分をしたと、そういうことを明らかにして市民に訴えてもらいたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。いいでしょうね。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 原則に対する例外的な救済ですから、そんなことをあれこれ広報紙に載せるというふうな、そんな考えは全くありません。



○議長(川村博通君) 佐村議員の質問中ではありますが、ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。

 では、休憩いたします。

────────────

午後0時00分休憩

午後1時00分再開

────────────



○議長(川村博通君) これより午後の会議を開きます。

 午前中に引き続き一般質問を続行いたします。佐村議員、質問を続けてください。佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 途中でしたので、一応、結論的なことだけをお聞きしたいと思います。

 市長は、この賠償問題にしては、要するに山陽小野田市の血税ですよね、それを市長はやっぱり申請をしなかった。国の方だけど、山陽小野田市がそれを弁償すると、それで時効も過ぎておっても、その時効分を見ると。それで申請してきた相手、今、市長は、「宇部市に手落ちがあったんじゃないか」という話もされましたので、そういうことも確認をして、山陽小野田市が全部責任を負うのかどうなのか。もう貴重な公金ですから、その点の確認をしていただきたいと思います。

 それと、やっぱり、市長が言われる公平の問題ですから、どうかこういう事件が余りないように、そして、この事件を広報で知らせて、皆に共通の認識の上に立ってやってもらいたいと思いますが、その点どうでしょうか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) ほとんどが午前中お答えしたとおりです。ただ一つ質問がなかったのでお答してなかったんですが、今また繰り返されたので、ちょっと誤解がありますから。その「2年」というのは児童手当の支給権、あるいは、児童手当を誤って支給をしたから還付をしてほしいという還付請求権についての時効は2年。不法行為の時効は3年です。そのほかは、午前中にお答えしたとおりです。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) この問題はこれで終わりたいと思います。これは、法律の問題ですから、不服があれば裁判所に提訴をしてやればいいわけですから、ここの議場でそういう問題については当たる必要はないと思います。

 それでは一番目の質問に返ります。先ほど総務部長から回答がありましたが、私は、市長に話してもらいたいと思ったんでちょっとお聞きします。市税は、市民負担の中で最も重いものだと私は認識している。その点、市長はどうなんでしょうか。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) 先ほどもお答えいたしましたように、税は、46%だったですか、主要な財源でございますし、市民にとっても一番関心のある収入源であろうというふうに考えているところであります。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長は聞こえんかったんですかね。「市長にお答えしてください」と。市長は、先ほどのお話にも専決権も、重大な権限を持っておってんですから。税については、最も重いと考えますか、市長、どうですか。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) お答えを分担するために、きょう、これだけそろえております。今は、総務部長が税務課の所管を総括している部長ですので、総務部長の回答が適切じゃないかと、これは、当然、市長としての判断について聞きたいという、そういう不可欠なものについては、私の方で選択します。その上でお答えします。今の御質問は、もう総務部長は十分できます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 今、総務部長は私の率直な質問に答えていませんよね。いろいろ税があっていろいろ、最も重いですかって聞きよる。だけど、総務部長は、ほかのことを言うちょる。で、今、手を挙げられそうですけど、総務部長、そのことは市長の言葉として、とっていいわけですね。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) 収入の中では、最も重要な収入でもありますし、市民にとっても一番重要な感覚で、自分たちが負担する税でございますので、そのように理解していいと思います。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) それでは、2点目として、旧小野田市の白地の地域は、本則ではとるようになっていませんよね。そもそも大体白地はとっちゃいけんのです。それで、市長が就任当時からとられたし、僕も何回かこういうふうに発言しているが、いまだもってとっとると。例えば、債権特別対策室など──市長、こっち向いちょったほうがいいですよ。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 今打ち合わせしてます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) それなら、ちょっと消してください。打ち合わせだそうです。──打ち合わせすみましたか。



○議長(川村博通君) 質問を続けてください。佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) はい。債権特別対策室を設けて、徴収するときには、かなり厳しいというか、ぴしゃっとしてやっているんですけど、納める人には、実に緩やかですが、その点、公平感というのはあるんでしょうか。市長にお聞きします。



○議長(川村博通君) 答弁を求めます。金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) 今、不公平税制になっておりますので、できるだけ早い期間、先ほどもお話いたしましたように、21年度を第1の目標年度として不公平税制を是正するように一生懸命今作業をしているところであります。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長は、高い給料で一番いいところにおってんじゃけど、市長に聞いてもあれですか、回答ないですか。

 それでね、市長、要するに、市長が就任して以後、この3年間ずっと本則ではとらんというふうになっちょる。ずっと納めている。それでは、市長、ここで聞きたいんじゃけど、どこが白地になっているか、その地域の名前を言ってください。当然、市長御存じでしょう。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) 今、旧小野田市域でございますけれども、今、その地域全体は、都市計画区域になっております。この中で、農業振興地域の中の農用地については、とらないことになっております。そのほか白地としては木戸刈屋等がございます。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 木戸刈屋だけですか。北の方の有帆や石井手地域なんかもかかるんじゃないです、高泊も一部。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) 現在の白地でございますか。

(「うん、そう。」と呼ぶ者あり)

 はい。いろいろ──いろいろというか、これは、都市計画課の方で聞いていただいたのが一番はっきりすると思いますけれども、数カ所あると私は理解しているところであります。



○議長(川村博通君) 福重部長。

(「いいっちゃ。こっちが質問をするんやから、いいっちゃ。」と呼ぶ者あり)

 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 今、総務部長が言われたのは市長の言葉として受け取ります。

 ただ、やっぱそれぞれ本当に納めている人で、知っていない人がたくさんおると思うんよ。そういう人には、ちゃんと知らせてあげんにゃいけん。だから今、刈屋地域の人とか、有帆とか石井手のほうもかかっちょるわけ。そういう人は、本来、税金を納めんでもよかったんじゃけど、白井市長がいまだもって実施されんわけ。だからそういうときに、市長は、市民との「対話の日」がありますよね。それで、広報にも「市長から市民のみなさんへ」というのがあるじゃないですか。そういうのに限定して、ちゃんと説明される意思はありませんか。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) 先ほどもお話いたしましたように、今この作業に向けて懸命に努力をしているところでございます。一定の方向が見えてきた時点では、広報に努めてまいりたいと考えているところであります。

 今現在は、当分の間、こういう状態で処理いたしますということ等については、先ほどもお話いたしましたように、合併協議の広報紙、あるいは、現在のホームページ等でお知らせをしているところであります。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 僕の調べたところでは、旧小野田市が43.04km2、それで、実際に用途地域の面積は22.46km2、ちょっと半分いね、約。それは中に農振地域もあるわけよ。だから全部とは言わんけど、すごく不公平に税を納めているわけ。それで今、総務部長の言葉は、市長の言葉と思うけど、市長はそういう不公平な勘定をして平気でおられるんですか。やっぱり、一時も早く、それで、もし、それが本格的に決まったら、今まで払ってもらったものを返すというような意思はありませんか。



○議長(川村博通君) 金光総務部長。



◎総務部長(金光康資君) ちょっと先ほどからお話しておりますように、不均衡税制を解消するために各種の作業を今一生懸命やっているところでございます。まず、用途地域以外の区域で課税対象になっている土地、建物を課税対象から除外しなければなりません。課税対象地域から除外する作業としては、まず、この用途地域があるわけなんですが、用途地域そのものが、区切ってあるところが地形、地物などで設定されておりますので、これまで1筆ごとに判断することが難しかったわけですけれども、18年度末に地理情報システムGISが完成いたしまして、19年度からこれが使用可能になりましたので、1筆の中にどのように用途地域が設定されているかの判断が容易になったところであります。

 したがいまして、これによりまして、昨年度から登記台帳の整理、家屋ごとの調査票を整理作業を行いまして、用途地域内の内外における1筆の土地を抽出し、その調査対象家屋の決定を行ってまいったところであります。

 家屋特定作業のうち、特定するのにランクがあって、Aランク、Bランク、Cランク、その他に分けておるわけですけれども、Aランク及びBランクは、既に入力が完了しておりますけれども、Cランクにつきましては、それと無地番該当家屋、これが約1,100軒あるわけでございます。先日、この1,100軒の未特定家屋の特定化作業、これを業務委託いたしたところでございます。この後、特定いたしましたら、データの整理等、パソコンへの入力作業、そういうものがあるんですが、今、一生懸命ルーティンワークと並行しながら、この作業を実施しているところでございます。決してこれをほうっておるということではございません。御理解いただきたいと思います。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 今はやってるよね。市長の就任は17年、今、言われたようにやり始めたのは18年、19年で、それで今、総務部長、「市長よく聞いちょってくださいよ、目をつぶちょってやけど」、問題は、その作業をやるのは市の職員ですか、それとも下請けに委託するんですか、どちらですか。



○議長(川村博通君) 金光部長。答弁してください。答弁を求めます。

(「税務課が発注しちょるんよ、それぐらい知っておってよ」と呼ぶ者あり)

 金光部長。



◎総務部長(金光康資君) 民間にお願いするというのは、今の未特定家屋、Cランクと、それから、無地番該当家屋、これが1,100軒ございます。これの作業を専門的にやっていただくのを、業務委託をしておるということで、それ以外のはすべて職員の方でやっておるところであります。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) ですから、やる気があったら業者に委託して出して、速やかにやれるわけいね、このたびでも予算は100万ちょっといね、予算をもっとかけたら当然のごとく早く進捗するし、それをする気がないから予算もかけん、それで黙っとけば、要するに、税がなんぼでも取れるわけ市役所は。僕は、そこまでは言わんが、しかし、公平、公正な市長がやっぱり納税という、税は、一番大事なことなんやから、速やかに、要するに、公平にせんにゃいけんわけいね。それで、債権特別対策室では、この前、市営住宅の話やけど、3カ月待ったなしで請求していくと、白地の人の納税なんていうのは、もう市長が就任して3年2カ月ですか、何らなってないいね、そういうので信じられますか市民が、そういうことを、本気でやりよるということを、市長どねい思いますか。



○議長(川村博通君) 金光部長。



◎総務部長(金光康資君) 先ほどもお答えいたしましたんですが、GIS、地理情報システム、これが18年度の末に完成いたしました。で、使えるのが19年度になってからということでございます。このGISの結果を使わないと、非常にこの作業が難しい状況になりますので、これが使用可能になってから、その整理作業をどんどんどんどん進めておるというのが実情であります。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) あんまり時間がないから、ここら辺で打ち切りますけど、債権特別対策室を設置して、税は取れるところから取ると、しかし、そういう下請けにでも任して出せばできるのに、なかなか出さんと、実に立派なことで。

 それでは、次の3つ目です。今度からあれですから、職制を、要するに減らされるわけですか。今、簡単に言います。部長は、何人おられますか、そしてこの議場に何人出ておられますか。



○議長(川村博通君) 金光部長。



◎総務部長(金光康資君) 今、課長職は、調べてきたんですが、部長職は、今数えておりません、ちょっとすぐ調べてまいりますので。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 調べてきたら終わりますから、いいです。

 ただ、ここに出ておられん部長もおられると思うんです、多分ね。それで市民の方から、市長は、市民の目線で見ておるんであろうけど、市民の方から見ると部長職ちゅうのは手当があるから当然高い給料です。それをせっかく部長に、しかも格上げしちょるのに、その人に有効に働いてもらわんと、そういう理由はなんかあるんですか、市の方で。



○議長(川村博通君) 金光部長。



◎総務部長(金光康資君) 資料がありましたので、部長職が全部で、市長部局、水道局あるいは、病院局を含めまして16名でございます。

 それから、今ですね、先ほどもちょっとお話しいたしましたように、「ゼネラリスト」と「スペシャリスト」というお話をいたしましたけれども、いろんな経験を有しておる、部長職は、それほどの経験を有しておるということの中で、いろんなところで活動していただいておるところでございまして、決して給料に見合う、この議場に出ることだけが給料に見合う仕事というようには考えておらないところで、実際、私もこの3月までは議会にも出ておりませんし、他の部署で働いておりました。一生懸命働いてその職場の重要なものをこなしてきたつもりでおります。

 以上です。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 全く私も今、部長が言われることはよくわかりますし、よく頑張ってこられたと思います、総務部長は。ただ、私が言うのは、要するに、課長が部長を指示するちゅうのは、非常に難しいね。それでいみじくも、市長よく聞いておってくださいよ、部長が経験も知識も豊かなわけいね、その豊でない人が上を使うちゅうのは、やっぱり難しい話いね。それで、そういうのが市長は好きなんやからやって、僕はやるのは反対なんだけど、おかしな話と思ってます。

 それで、僕は、「同格」と「待遇」という言葉を、今一番初めに答えられましたいね、部長が「極力直す」というふうな話をされていました。それで「技監」に「主幹」、それでまだ「主査」、「主任」はなくする方向で考えると、それはそのとおりですか。



○議長(川村博通君) 金光部長。



◎総務部長(金光康資君) 今から大量の退職を控えておりますので、次第にそういう方向に進めてまいりたいというふうに思っておるところであります。

 それから、先ほどもありましたように、決して、課長が部長を指示するという指令系統ではありません。所管があそこにあるというだけで、それと決裁権限の問題、要するに、専決処分規定がそのようになっておりますので、その形がとられておるわけで、決して指示、命令系統の中にそうだということではございませんので、御理解をいただければと思います。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) そう言われますけど、例えば、埴生の公民館、次長ですよね、それで、その人が聞きに来るところは、教育委員会課長いね、そのとおりいね、それなら経験が豊かな人が、要するに、課長に「どうですか」という話、それで決裁するのは、その次長が決裁するんじゃなしに、課長が決裁した後、次長は従わんにゃいけんのやろう、従わんでもいいんですか。



○議長(川村博通君) 金光部長。



◎総務部長(金光康資君) 公民館の場合については、中央公民館というのがございまして、公民館同士の中でいろいろ協議したり、相談するのは、中央公民館が中心になって行っておるところでございます。そういうふうなことの中で、事務の処理をしておるわけでございまして、社会教育課の方と連絡調整は、密にしていかなければなりませんが、公民館の中ではそういう形になっておるということを御理解いただきたいと思います。



○議長(川村博通君) 佐村議員。



◆議員(佐村征三郎君) 市長は、回答されませんでしたけど、市長、きょう一般質問するのは市長の命令でみんな出てきちょるんよ。やっぱり、そういう自覚を少しは持ってもらわんと、山陽小野田市民はかわいそうですよ。

 以上で、質問を終わります。



○議長(川村博通君) 以上で、佐村議員の質問を終わります。

………………………………



○議長(川村博通君) 次に、11番、津野議員、御登壇願います。津野議員。

(津野啓子君登壇)



◆議員(津野啓子君) 津野でございます。女性の声と福祉の心を行政に市民に届けることをモットーとして行動しております。

 通告に従い質問いたしますので、明快な御答弁をお願いいたします。

 まず、1点目、人材育成基本方針についてです。子どもからお年寄りまで安心して住み続けられる、心豊かなまちを目指しての総合計画の推進には、いかに人材を育成し、どう活用するかにかかっております。行政経営の資源は、「人、物、お金、情報」です。これまで以上に市民の要望を的確に把握して、政策立案能力を身につけた職員、市民の目線で協働したまちづくりを進めていく職員を育成するため、職員の資質の向上と意識改革が必要です。そのための人材育成方針と思われますが、検討状況と職員に求めるものが具体的にわかればお知らせください。

 研修に関しましても質問しておりますが、公務員同士の研修ではなく、職場外の民間企業の研修や消防署での研修だけでなく、ごみ収集業務、給食業務など、経験する研修への考えをお聞きします。

 2点目に子育て支援についてです。現在保育園でお母さん、幼児対象の教室が開催されておりますが、先日、山口市吉敷に子育て支援施設「ららら」が開設いたしました。親子が集い、情報交換の場とのことです。つどいの広場事業として、お母さんの居場所づくりは、子育ての相談だけでなく、ストレスを解消することで、子育ての楽しさが体験できるのではないでしょうか。DVの相談もあるかもしれません。児童館、ファミリーサポート事業とも関連いたします。子育て支援としてつどいの広場、お母さんの居場所づくりへの考えをお聞きします。

 次に、父子家庭、母子家庭へのサービス情報提供、サポート支援の状況はどうなっておりますでしょうか。ひとり親家庭として所得や家族構成などで区分けするのではなく、子育て支援としての家事援助、保育サービス等のサービスの支援を考えていくべきと思っております。

 低所得の母子家庭には、児童扶養手当が支給されますが、低所得の父子家庭にはございません。母子家庭のみならず、父子家庭の実態を調査され、市独自の制度の創設は、子育て支援するもののひとつとして考えてほしいと思います。

 次に、少子化対策として長野県の下條村が報道されております。若者定住促進、中学生以下の医療費助成などの事業で出生率が上がったとありますが、市独自の対策をお聞きします。

 3点目として、ひとり暮らしの高齢者への支援です。ひとり暮らしの高齢者の状況をどのように把握されておりますか。その方々に対する支援と対応はどうされておりますか。また、不幸にして孤独死となられた事例の把握はどうされ、その後はどのように対応されておりますか。訪問体制の強化や地域の見守り隊など、ボランティアの協力には今後どのようにお願いされるか対応の考えをお聞きします。

 4点目として、聞こえる広報紙についてですが、このことは、以前から担当課にお願いしておりましたが、障がい者の方への守秘義務があることから、該当の方がわかりにくいのが現実です。視覚障がい者の方や視力の低下した人への広報をテープや点字広報で送ることはできないでしょうか。郵送の場合には、送料は無料となります。また、手渡しでは状況確認もできます。吹き込んでくださるボランティアのグループもあります。広報紙に音読配信のお知らせを載せていただければ可能となります。

 市長から市民の皆さんへのコラムは、市長の声で、広報紙の音読配信の提案に取り組んでいただけないでしょうか。

 5点目として、環境課にエコライフ推進係の設置についてです。機構改革も関係いたしますが、ごみ対策のみでなく、緑のカーテン、雨水タンクなど、地球規模での環境温暖化問題に取り組む係はできないかとの質問です。各地で緑のカーテンに取り組んでおりますが、水の散布はどうなっておりますでしょうか。ランニングコストは計算されましたか、今後は、雨水の活用を考え、今は財政難で難しいでしょうが、市独自に雨水タンク、太陽光発電に助成金が出せるようになればと思っております。

 エコ推進には、環境課のみならず、市全体の課に通じると思いますので、機構改革もあわせて推進係の設置を提案いたします。

 また、以前は、子どもエコクラブがありましたが、子どものころからの環境教育も大切です。状況がわかればお願いいたします。

 最後の質問ですが、市立病院に無料低額診療事業の制度を導入して、病院に相談窓口を開設できませんか。病院にかかることが難しい方は、いろいろな事情があると思います。病院のみならず、福祉課との連携も欠かせません。市民のだれもが必要な診療を受ける機会が制限されることなく、健康な暮らしができるように無料、または低額な料金で治療を受けていただきたいものです。制度的には難しいように聞きますが、考えるべきと思っております。

 以上で、壇上での質問は終わりますが、できることには期限を、できないことには理由をつけていただくようお願いいたします。答弁次第では質問席より再質問させていただきます。

(津野啓子君降壇)



○議長(川村博通君) 執行部の答弁を求めます。杉本総務部次長。



◎総務部次長(杉本克彦君) それでは総務部の方からは、人材育成基本方針について御答弁申し上げます。

 御案内のとおり人材育成基本方針につきましては、平成9年の11月、当時の自治省から「地方自治、新時代における人材育成基本方針策定指針について」という通知が出され、全国の自治体が人材育成について真剣に考えなければならない状況になりました。また、平成16年の地方公務員法の改正によりまして、「研修に関する基本的な方針」の策定が義務づけられ、議員御指摘のように各自治体は「人材育成基本方針」の策定についての動きが活発になってきたところであります。

 昨年の12月議会におきまして、人材育成基本方針はことしの3月末までの策定を目指していると答弁申し上げたところでありますが、人事課においては、この2月末までにほぼ最終案が作成され、3月末に公表する予定でありました。しかしながら、庁舎内で広く意見を聴取し、調整するという趣旨で、庁議に諮ることとなりまして、現在に至っているところであります。時期は未定でありますけれども、成案になり次第、早い時期に公表したいと考えております。

 次に、人材育成についての基本的な考え方についてでありますが、人材育成は、まず「研修」あるいは、「ボランティア」等を通して、何が必要かということを「気づかせる体験」をさせる。それから、次に、先般も申し上げました「自学」と申しまして、みずから学ぶ体験が必要であるという認識をさせることによって、そのことをもって達成感、あるいは、感動に結びつけるというふうに考えております。

 幾ら熱意や能力があっても全体の奉仕者たる公務員、いわゆる公僕として「考え方」がしっかりしていなければ、市民から信頼される職員にはなり得ません。こういう公式の場で申し上げる言葉ではないかもわかりませんが、俗に言います上しか見ることのできないヒラメ職員では、市民どころか職員の信頼も得られないと思われます。

 信頼される組織づくりは、信頼される職員が不可欠であります。市民を裏切らない、自分の価値観より組織の価値観や市民の価値観を優先する考え方を持つ職員こそが、「市民本位」を実践する職員のあるべき姿と考えます。

 さらに御案内のように、本市の市民憲章は、前文を省略いたしますが、1つ、「このまちの未来のために自ら考えます。」1つ、「このまちの未来のために汗を流します」というものです。「そして、このまちを愛します」というふうに後段につながっているものでありますが、本市の人材育成基本方針のコンセプトは、「未来責任」をベースとしております。「未来のために自ら考え、汗を流す」という未来のまちのあるべき姿を目標に、そのための自己責任を果たす職員の育成に努めたいと考えております。

 なお、先ほど壇上からの御質問で、研修の内容についてということがありましたので、その部分だけ詳細にわたって説明をさしていただきますが、研修の内容は5点ほど、今策定予定の基本方針の中では書かれております。

 まず第1点目が、基本研修であります。この研修は、公務員としての基礎的な知識を習得させるために、おおむね20代までに受講させるもの。

 次に、能力開発研修でありますが、基本研修を踏まえて、職員一人一人が積極的に取り組める能力を身につけていくための研修であります。なお、この段階では中堅職員にはOJTといいまして、オンザ・ジョブ・トレーニングの略ですけれども、仕事に関連した研修、職場内の研修あるいは、もう一つOJTとありまして、これはオフを使いますが、職場とは関係のない、先ほど、御指摘のありましたような外部、民間企業等で研修を受ける、実務研修を受けるといった、そういった研修も取り組まさせていただきたい。

 それから、3点目は全体の研修です。これは年代や役職等を問わず、全職員を対象として、例えば、接遇、コンプライアンス、法令遵守といったもの、それから、セクシャルハラスメント、メンタルヘルス、こういったものの受講をさせる。

 4点目が、専門研修でありますが、これは、いわゆる県が主催するものでありまして、市町村アカデミーなどで開催されるテーマ研修にも参加させるということ。

 最後に、派遣研修でありますけれども、山口県や他の団体が実施する派遣研修ということで、県職員や他の自治体職員との人的な交流を深めるという趣旨で、こういった派遣研修も考えております。

 以上であります。



○議長(川村博通君) 野村市民福祉部次長。



◎市民福祉部次長(野村美智雄君) それでは、2点目の子育て支援についてということで、3点御質問をいただいております。

 まず、お母さんの居場所づくりの考えということでございます。本市では、地域の子育て支援の拠点施設として、現在6カ所の「子育て支援センター」を設置いたしております。このセンターは、乳幼児とそのお母さんがいつでも気軽に利用できる地域に開かれた安心・安全な子育ての場所でございます。

 センターでは、育児に関する講演会、子育てサークル、園庭解放、行事への招待など、年間延べ利用者は、多いセンターでは5,000人を超えています。また、専任職員による育児相談にも応じており、市全体で毎年400件程度の育児相談を受けています。

 今後は、市内各地域にセンターが配置できるよう順次増設をし、より一層の利用促進が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 また、市内各保育園や幼稚園、公民館を活用した育児の自主サークルも多数開設をされておりまして、母親同士の交流や育児相談も行われているところでございます。お母さんたちが気軽に利用し、交流できる場として、今後PRをしてまいりたいというふうに考えております。

 2点目の父子家庭、母子家庭へのサービスサポーター支援ということでございます。本市における父子、母子、双方の相談窓口は児童福祉課で担当いたしておるところでございます。

 母子家庭につきましては、経済的支援、就業支援を中心として、国の施策に基づき、母子自立支援員を配置し、母子家庭への自立促進に努めているところでございます。

 一方、父子家庭につきましては、経済的支援もさることながら、子育て支援の必要性も十分に認識をいたしております。現在、実施しておりますのは、子育て短期支援事業のショートステイ、トワイライトステイ、病児ケアハウスの事業などでございます。これは父子家庭も利用は可能でございますし、また、今年度立ち上げる予定にしておりますファミリーサポートセンター、この活動については、効果的な支援策になるのではないかというふうに考えております。

 この点におきましても、今後十分PRを行ってまいりたいというふうに考えております。

 最後に、少子化対策ということでございます。市の子育て支援策といたしましては、保育園、児童クラブの延長保育の実施など、子育て家庭に対する仕事と子育ての両立支援、これが主なものでございます。新たな支援策といたしましては、本年度から着手をいたします「さんようおのだ子育て元気プラン」、この後期計画の策定作業を今から実施するわけでありますが、市民アンケートを実施をいたしまして、市民ニーズを把握するとともに、本年度立ち上げ予定であります庁内組織でございます。「少子化対策推進本部」及び次世代育成支援対策推進協議会において、この事業の見直し等も含め、検討を重ね、後期計画に反映してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) それでは私の方から、ひとり暮らしの高齢者への支援ということで、4点の質問を受けておりますので、それについて御回答差し上げたいと思います。

 ひとり暮らしをされておられる高齢者の実態把握につきましては、市が毎年民生児童委員さんに御協力いただきまして、高齢者保健福祉実態調査を実施して、ひとり暮らし等の高齢者の把握を行っております。

 昨年行った調査では、ひとり暮らし等の高齢者は2,224人で、一昨年と比べ75人の増加となっております。また、この調査では、ひとり暮らしの高齢者の非常時の連絡先や、必要とする福祉サービスの把握を行っており、援護が必要になった場合の連絡に活用するなど、高齢者の支援体制整備に役立てているところでございます。また、地域包括支援センターにおきましては、自治会長、民生児童委員、老人クラブ、地区社協、福祉員など地域で活動されている皆様と連携し、訪問活動や情報収集による実態把握に努めてるところでございます。

 続きまして、不幸にして孤独死となられた方の実態の調査の把握でございますが、個人情報の関係上すべてを把握することは困難な状況にございますが、地域包括支援センター及び社会福祉課が把握した事例は今まで数件ございます。内容は、ホームヘルプサービスやデイサービスなどの福祉サービスを利用されておられた方と、民生員からの情報によるものでございます。

 続きまして、支援策と制度についてでございますが、日常生活上の支援を必要としておられるひとり暮らしの高齢者の皆様に対しましては、ホームヘルプサービスや配食サービス、ボランティアによる「ふれあい型の給食サービス」、老人クラブによる「友愛訪問」を通じて、定期的にひとり暮らしの高齢者のお宅を訪問し、安否確認を行っております。

 また、福祉電話や緊急通報システムの設置により、ひとり暮らしの高齢者の家庭内での事故等に対し、早期に対応できる体制を整えております。そのほか、市内に地域包括支援サブセンターを5カ所設置し、地域での総合相談支援業務を行っております。

 ひとり暮らしの高齢者が住みなれた地域で安心して、その人らしい生活を継続していくことができるよう、さまざまな相談を受け、高齢者の心身の状態や生活の実態、必要な支援等を幅広く把握し、適切な福祉サービスや制度の利用につなげるなどの支援を行っております。

 続きまして、訪問体制の強化、ボランティアの協力要請についてでございますが、今後も地域で活動されてる民生児童委員、自治会長、老人クラブの会員の皆様に御協力をいただき、ひとり暮らし高齢者の見守り活動を展開していくとともに、地域包括支援センターを中心に、関係機関とのネットワークづくりを強化し、個々の高齢者の状況や変化に応じた包括的かつ継続的な支援を実施してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 山縣市長公室長。



◎市長公室長(山縣始君) それでは、4点目の聞こえる広報紙ということで、視覚障がい者や視力の低下した人への広報紙の音読配信をしていると、この事業を広報で広くこのようなサービスがあることを周知してほしいという御要望であります。

 本市では、視覚障がいの1、2級をお持ちの方は、調べによると196人おられます。また、議員御指摘の広報紙の音読配信につきましては、現在ボランティア団体、小野田地区では「あじさいの会」、山陽地区では「おとずれの会」の皆さんの協力を得て広報紙をカセットテープに吹き込んでいただいております。そしてこのカセットテープを毎月対象者17人に配信していただいているほか、日赤病院、小野田老人ホーム、かがやき、あさ紫苑、ケアハウス等に配っていただいております。

 広報紙を使ってカセットテープによる配信のお知らせをしてほしいという御要望につきましては、さまざまな理由で対象者がふえていることも予想されておりますので、今後、広報紙面で情報としてお知らせしてまいりたいと考えております。

 それから、市長コラムを市長自身の声で届けてはどうかという御提案は、有意義なアイディアと思われますので、今後検討させていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(川村博通君) 横田環境経済部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) それでは環境に対しまして2つほど御質問をいただきましたので、お答えをいたします。

 まず、緑のカーテンを設置しても水道水で水やりをするのはもったいないのではないかと、雨水の利用を積極的に進めるために、雨水タンクの設置補助に取り組んだらどうかという御質問でございます。御承知のとおり今、本市におきましては、1月から新しいごみの出し方を実施しておりまして、例えば、環境フェスタとか、ホームページで啓発を行う、また、広報とかチラシとか出前講座、今もこれをやっておりまして、温暖化対策に常に取り組んでいるところでございます。

 御質問にありますように緑のカーテンにつきましては、水やりで水道水を使えば節水に反することになるわけでございます。また、雨水をためることは、打ち水や雑用水としても利用できまして、水資源の有効利用の面でもよい考えであるというふうに思っております。

 私も御質問をいただきまして、雨水の貯留槽についての調べをしてみましたが、この目的は、1つは、大雨などによる河川のはんらんとか、あるいは、住宅への浸水被害の防止とか、3番目には、雨水の有効利用、これなどを進めるために、例えば、ドラム缶1本、これ200L以上でございますが、以上の家庭用雨水貯留槽を設置することのようでございます。確かに、よい考えではあるというふうには思っておりますけれども、県内では、まだこの補助制度を実施しておりません。実施していないからしないということではございませんが、金額的にも私が見ますといろいろと値段が違うようでございまして、少しやはり調べる必要があるというふうに思っております。

 そういうこともありまして、この補助制度につきましては、今後の研究課題とさしていただきたいというふうに思っております。

 それから、もう一つの環境問題に取り組むためにエコライフの推進係を設置してはどうかという御質問でございます。これは、環境課の係につきましては、平成18年度は環境保全係と環境衛生係の2つの係を設置をしておりましたが、20年度から一歩も二歩も循環型社会に近づいていきたいと、いろんな施策も講じてまいりましたので、新たにリサイクル係を設置をしていただきまして、環境保全係、リサイクル係、生活衛生係、この3つにいたしたところでございます。

 御承知のとおり20年度におきましては、業務といたしましては、この環境課の中では、新しいごみの出し方の、今も単位自治会に啓発も行っておりますし、また、出前講座も行っております。それから、ごみ袋の有料化の新しい事務作業も出てまいりました。それから、環境衛生センターの資源ごみとの調整の問題もあります。それから、施設整備の問題もあります。これら幾つもあるわけでございますし、また、地域協議会の業務も出てまいりました。こういうことも出てまいりますので、係の変更につきましては、これからの様子を見ながら人事課とも協議し、実情にあった形で検討してまいりたいというふうに思っておるわけでございます。議員さんのお考えも十分入れながら、検討してまいりたいと、こういうふうに思っております。

 以上であります。



○議長(川村博通君) 河合病院事業管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 無料低額診療事業に関してですが、この件に関しましては、率直に申しまして、恥ずかしいことに私は全く知りませんでした。御指摘をいただきまして、知りまして、議員さんの鋭い御指摘と博識さに心から敬服をしているところです。

 市民病院では、患者さんの相談としては、医事課と地域連携室とが相談に応じてますし、現在は、月2回社会福祉協議会と一緒になって、1階のロビーで「福祉なんでも相談」を行っています。昨年度は、月1回でしたが、約60件の相談がありました。その際にもこの制度のことについては、市民病院が導入してませんから、説明していかなったと思います。

 ただ、今回、この事業について調べてみましたところ、趣旨としては、私は極めて賛成です。賛成ですが、私ももともと医療費、心情として貧しい人であるとか、障がい者であるとか、高齢者から深刻な医療費を徴収するということは決して望ましいこととは思ってません。で、できればそういう方向でいきたいとは思ってますんですが、しかし、なぜ私が知らなかったかとこれまで考えてみますと、いろいろな病院長とか病院の経営者との情報交換の中で、こういう話題は一切出てきませんでした。

 といいますのは、この制度は、すべて病院の持ち出しです、この諸経費は。つまり、今現在、我が国の医療政策では、強烈に医療費削減で、もう病院を存続させるということが精いっぱいですので、まことに心苦しいんですけれども、やはり、貧しい人からも一部負担してもらわないと病院が存続できないというのが実情でして、これを積極的に進めようという話題はこれまでありませんでした。

 そのこともあって私も知らなかったんですが、本当に、全国的に調べて見ましても、この制度を導入してますのは、済生会病院チェーンと、チャリティー系の比較的資金力のある病院で、約300程度で、県内では済生会病院チェーンを含めて4つか5つに限定されていると思います。

 本市の山陽小野田市民病院でも、本当のところ経営的に存続できるかどうか瀬戸際ですので、住民の方々の安心ということを考えれば、存続する方が優先するのかなというふうにも思ってます。自分でも非常に残念には思いますが、今はこういう崇高な心情に頼って病院を崩壊させるということはできないし、ここは非常に悩ましい問題であると私自身思ってまして、今回調べながら本当に悩ましいところでして、今後も研究させていただければと思ってます。

 ただ、生活保護の方々につきましては、医療費は、無料でありますので、それ以外の方が対象になるんでしょうから、もう少し研究して、本当にどれくらいかを試算しながら検討してみたいと思ってます。

 この制度そのものは、本当に、私自身は同感しますし、議員さんの御指摘は肝に銘じておきます。

 以上です。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) 河合先生ありがとうございました。

 私、この無料低額診療事業、「社会福祉法」の中にきちんとうたわれておりますので、今、体力のない市民病院ですが、体力がついた暁には、やはり、この制度を利用して、山陽小野田市の方が安心して、お金がなくても無料で、少しのお金で診療できるということを私はモットーにして、「市民の病院」ということを訴えてもらいたいと思っております。そのときはまたよろしくお願いしますし、今窓口では、「福祉なんでも相談」というのがあると思いますが、これも私がちょっと考えたのは、無料健康相談で、生活相談も入ると思うんです。

 ですから、その中には、病院関係だけじゃなくて、福祉専門の職員さん、ソーシャルワーカーさん、そういう方々に、皆入ってもらって、相談に乗って、どの方法が一番いいか、安全に健康に医療が受けられるかということを考える組織をつくってください。これはお願いいたします。

 次に、エコライフですが、エコライフ推進、先ほど平成20年度は、部を変えてとのことですが、リサイクルには、リデュースなど3つあります。だから、すべてをまとめたエコライフ推進係のお願いです。

 それと、先ほどの抜けておりましたが、子どもエコクラブの状況はどうなっておりますでしょうか。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 実は、通告のときにそのことについては……

(「マイク用いてください」と呼ぶ者あり)

 通告のときにはその質問については、伝えていただいておりませんので、2つの問題だけお答えをいたしました。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) それではエコクラブのことについてお話しいたします。

 以前、合併前は、山陽地区にも小野田地区にも1つずつございました。そして、環境問題を考えておりました。それが合併と同時になくなりました。だから、これはやっぱり環境問題は、子どものときから、環境を考えていくという形でもエコクラブは必要なことです。ですから、それで廃油の問題からありまして、雨水の問題、水の問題もありました。だから、小野田の方のエコクラブの子どもたちは、美祢市の水質までずっと下がって、川を上っていったことを私は記憶しております。

 ですから、これは、エコクラブは、やはり、学校の方で総合授業にも取り組んでいくような形は、これは通告しておりませんでしたので、返事はよろしゅうございますが、子どもエコクラブというものを考えて、環境を考えてください。これは、またお願いします。

 それとエコ推進として何を考えていらっしゃいますでしょうか。エコ推進としては、今からですか。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 緑のカーテン等も当然その中に入ってくると思いますし、先ほど、私が申し上げましたが、地域協議会というのをつくるというふうに申し上げました。今、設置のための準備会をつくっておりまして、そして、この中でどういうふうなことをするのか、当然、エコも入ってまいります。そういう中で、できるだけ早く第2回目の準備会を開いて、そして、総会を開いて、これを進めていこうという考え方を持っております。その中で検討したいというふうに思っております。

 それから、先ほど、子どものことをお話をされましたけれども、本市におきましては、環境フェスタを実施をしておりまして、この中で親子が参加をしていただいて、環境についての御理解をしていただくということをしております。

 それともう一つは、地球に対するこの温暖化の地域協議会、この中でもこの前第1回目の会議で話をしましたのは、マイバック運動というのがあります。これは私が、やはり、全市の中に進めていきたいという考え方を持っておりまして、これをつくるにしても、やっぱり、子どもさんの力もいるしという話をしておりますので、こういうことについても、ぜひ、これから皆さん方と論議をして、子どもさんの力も借りていきたいというふうに思っております。その中で子どもの理解を深めていきたいと、そういうふうに思っております。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) ここで今、マイバック運動が出ましたので、マイバック運動推進としてお店と協同して市独自のポイント制を導入している地域があるんですよ。これは横田部長さんは、完全に知ってらっしゃると思っております。窓口にある環境2008ですかいね。昨年の2007、昨年の2007の山口県の事例で出ていた資料です。そういうものも考えたり、それともう一つは、環境問題、今、自治会長さんに何でもかんでも環境部長さんにお願いしてらっしゃいますが、グリーンリーダー、こういうのも募集されて、私は、グリーンリーダーは、先ほど杉本次長が「ボランティアと研修を通して何を」だとかいろいろありましたが、市の職員さんがグリーンリーダーになってもいいと思うんですよ。皆さん山陽小野田市にお住まいの方でしょう。そしたら地域のことは、わかってるじゃないですか。グリーンリーダーさんになってもいいんじゃないかと私は思っております。そのことも提案いたします。

 エコ推進として2008に環境課ではどのように山口での開催ですか。それにどのようなことで協力されますか。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) どのような形で協力するかということにつきましては、やはり、課の中で、また、部の中で体制を整えてやっていくということになりますから、今、この時点ではお答えをしにくいところであります。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) エコライフは、今回でも環境問題、2人の議員さん、また、出ると思いますが、やはり、エコというものをきちんと見極めて、機構改革の時点だと思うんです。これは、人事課の方とも対応しなくちゃいけませんけども、機構改革をまず考えて、環境を考えていくという形をお願いしたいと思います。

 続きまして、聞こえる広報紙でよろしゅうございますか。

 今まで、私も全部テープを配信しているんです。担当に持って行きましたら、教えて下さらないから持って行かれないんです。「テープをじゃ無料ですから送ります」といっても「名前は教えられません。」ほんと困ってたんですよね。今のように196人のうち1割ですよ。テープをもらっているのが。「あじさい」も「おとずれ」もみんな一生懸命していらっしゃいます。テープですから1回吹き込んだらすぐダビングできますので、お金もかかりませんので、これは早速取り組んでください。

 そして、山陽小野田市には、点字のサークルがあります。今度は、点字で読める図書、これもあわせて考えていただきたいと思っております。広報に点字を打つのは少し難しゅうございます。1枚1枚のことになりますから、ですが図書館の絵本とか、本に点字をするのは簡単でございます。ですから、これも点字グループに、この次の課題として今度は聞こえる広報紙ではなくて、さわる本、図書という形で検討してください。これはお願いしときます。

 次に、ひとり暮らしの高齢者、よろしゅうございますでしょうか。いろいろ聞きまして、ひとり暮らしは、地域の見守りが必要だということがありました。私、2つ提案いたします。そのことに対してお答えをお願いいたします。

 独居老人や障がい者の情報がわかる見守りマップ、地図をつくってください。そして、これは、市でも管理しますが、担当の自治会長さんも把握できるように、ですから、地域の安心・安全のネットワークづくりに地図はコンピュータに入れればできると思います。地図上に高齢者や障がい者、在宅長期療養者などの支援の必要な対象者を情報管理してください。これはひとり暮らしだけじゃなくて、今度みたいに地震があった場合、すぐ活動できます。これを地域やエリアごとに作成し、社協と情報を共有して、もしものときは、即支援体制に入れるという見守りマップです。いかがでございましょうか。

 それともう1つ、地域の高齢者対策に自治会長さん、民生委員さん、老人クラブとありました。しかし、地域に住んでいる子どもたちにもお願いしてはどうですか。これは小学校に関係します。小学校4年生から6年生を対象に子どもヘルパーとして社協と連携して独居老人への声かけ、障がい者への声かけ、手伝いボランティアなどを考えていくべきではないでしょうか。これに関するお答えをお願いいたします。



○議長(川村博通君) 大田部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) まず、最初の障がい者や援助を必要とする方のマップの作成ということでございますが、これはできれば一番幸せなわけでございますが、先ほども申し上げましたように、個人情報の関係もございますので、これは、内輪の中でのマップといいますか、そういう援助を必要とする人たちを上げていくというのは、今、災害のときの要援護者の対策といいますか、その中でのこれも本人さんからの依頼がなければ当然上げることはできませんけど、そういうことがもしあれば、その辺のところは作成していかなきゃいけないなというふうに考えております。

 それから、子どもさんの子どもヘルパー、これ初めてちょっと聞いたんですけど、これは「おもしろいな」という考えでございます。これちょっと教育委員会の方との調整もございますし、また、独居の方たち、回るのは今、民生委員さんにお願いしたり、それから、いろんな福祉委員さんにお願いするんですけど、独居老人さんていいますか、老人の方についても自分の生活というのがありまして、なかなか入り込んでいくのが難しいという情報も得ております。

 その辺のところで、子どもさんだったらどうかなていうのもありますけど、その辺のところはできるかどうかというのは、今からちょっと今後の課題とさしていただく以外にはちょっとないかなというふうに考えております。



○議長(川村博通君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) 独居老人の方とか、施設への訪問等は、現在でも、特に、小学校でいろんな時間に、例えば、総合的な学習、または、1校1善運動、または、生き生き講座でしたか、そういうふうなところを通じてかなりしていると思います。そういった中で、ボランティアの精神、そして、お年寄りを敬う心、そういったものをはぐくんでいるわけでございます。

 それを子どもヘルパーというような一種の、仕事でもないですが、頼んだらいつでもできると、そこに頼んだら子どもがいつでも来る。そういうふうなものは、若干学校教育から考え方として離れているものだと考えておりまして、学校教育としましては、今後とも教育活動の中でそういった老人ホーム等、いろんなところに出向いて、そして、ボランティアの精神、敬老の精神、いろんなものを教育したいと考えております。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) 子どもヘルパー、なんか、ヘルパーさんみたいで給料が出そうな感じですけども、私はこれは仕事じゃなくて、みずから進んで地域のお年寄りのためにやさしさと思いやりを持っていく。敬老精神なんですよ。別に敬老会をしなくていいんですよ。普段からこんなことしちょきゃ。そういうことがありますので、子どもさんに「地域のお年寄りにも優しく声かけて上げてね」て、お年寄りの方って子どもさんが学校に行くときね、絶対「おはようございます」って言ってですよ。黙っているお年寄りは少ないです。そのとき、「おばあちゃん行ってくるよ」とか、「行ってきます」とか、子どもが気やすく対話ができて、「ああ、あのおばあちゃん久しく見ないが、入院したかな」とか、それでもいいんですよ。だから、要は、子どもたちにみずから進んでやさしさと思いやりを持ってお年寄りに接してほしいという教育、なんですかね、社会教育でしょうね、これは。そういう気持で、また、こういう子どもたちができるように教育長さんもいろんな面でアドバイスしてください。よろしくお願いします。

 続きまして、先に人材育成より、まだ、未定でございますので、先に子育て支援にまいります。お母さんの居場所づくり、もう頭の中に幼児期しかないんですよ。お母さんが悩みを持っているのは、幼児期、小学、中学、高校と続くんです。小さい、3、4、5だけやっちょきゃええちゅう問題じゃないんです。保育園も違うんです。これは、市民福祉なんです。ですから、私が言うのは、市民福祉がありますが、本当は、もう機構改革、これも機構改革がいるんです。もう全庁的な取り組みとなるために、県には、子ども未来課があります。山陽小野田市も子ども対象の窓口を一元化して、一元化ですよ。もう福祉の面でもいろんな教育の面も一元化した対応する係をつくってほしいと思います。そこではひとつ女子職員の登用をお願いします。

 私が今、お母さんの居場所づくりのことを言ってるのは、少子化対策なんですよ。保育園に任しゃええちゅうもんじゃないんですよ。お母さんも地域も、そして、先輩のお母さんたちもしなくちゃいけない。私は今、少子化対策としてはファミリーサポート、保育学校、一時託児所、保育ママ制度、これはちょっとまた聞いたことないと、これはフランスにあるんですよね。

 保育園の入所基準の見直し、まずは、「保育に欠ける子」なんていう言葉はのけてもらいたいんですよ。それとミニ児童館、今、児童館が山陽地区にはありません。でも児童館となるような遊休の施設はあります。

 また、ましてやファミリーサポートを10月から立ち上げれば、ファミリーサポートの家庭がミニ児童館となるかもわかりません。そのような考えるプロジェクトを庁内に。これは、議員と行政の共同作業でプロジェクトを組みたいと思います。

 岡田議員さんも少子化のことを言ってらっしゃいました。少子化に何が必要かと、子育ての楽しさもあります。そして、子どもの悩みを相談するところ、いろんなことがあると思うんです。今、お金がなくてもできることから始めましょう。そうだったら放課後の子どもの居場所づくり、中学生も要るんですよ、居場所が。児童公園の遊び場の整備もしましょう。そして、学童保育は、3年生といわず6年生まで延ばしましょう。これはお金の要らない事業です。

 財政が豊かになれば義務教育などの医療費の助成もできます。若者定住の市営住宅もつくれます。コミュニティーセンター、前におっしゃった小・中コミュニティーセンターを一緒にした建物もできます。でも今はお金がなくてできることを考えなくちゃいけないです。そのためのプロジェクトをつくることを市長に要請します。

 それともう1点、市の施設に妊婦や乳幼児連れの方や歩行困難な高齢者の方への駐車区域がありません。身障者のみです。ですから、思いやり駐車区域として、妊婦の方、子連れの方、足の悪い方、体に疾患を持っている方、その方たちがとめれるようなスペースを、市の施設、市庁舎も総合事務所も公民館もそういうのをつくっていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。



○議長(川村博通君) 答弁を求めます。杉本次長。



◎総務部次長(杉本克彦君) すばらしいお考えと思いますので、これはお金のかからないという意味では、積極的に取り組める事業と思っておりますから、早速持ち帰りまして検討さしていただきます。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) ありがとうございます。これはやってる市があるんですよ。現に。今、私、この前から見てますと、赤ちゃん連れの方が住民票を取りにこられるという。ベットカバーをつけましたよね。やはり、ほんと必要ですので、赤ちゃん連れで乳母車を押して入って来る。やっぱり、駐車場は近いところがよろしゅうございますので、もう駐車料金のことはいいませんので、この思いやり駐車区域は、ぜひ考えてください。

 それと、市長、議員と行政共同の少子化対策プロジェクト、今「庁内では考えている」とおっしゃいましたけども、議員も入れてくださいというのはできませんでしょうか。



○議長(川村博通君) 大田部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) まず、庁内の中の組織を立ち上げたと思いますので、その後に、必要があったらぜひともお願いしたいというふうに考えてますのでよろしくお願いします。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) 必要なければ要りませんけれども、私、このファミリーサポートも保育学校、わかりますね。一時託児所、保育ママ、こういうものすべて資料を届けて、再度、9月にまたこれは質問いたしますので、よろしくお願いします。

 それと人材育成、今、3月末のということで、今のところ未定と、何がネックになっているんですか。



○議長(川村博通君) 杉本次長。



◎総務部次長(杉本克彦君) ただいまの御質問のお答えの前に、先ほどお答えしました駐車場の件ですが、身障者用の駐車場のスペースにつきましては、現行、先ほど担当の方から補足がありましたけれども、高齢者、それから、母子等の方に対しては、使用ができるということで、特に、庁舎前の駐車場は。それらにつきましては、周知徹底に努めるようにしたいと思いますので、答弁を修正さしていただきたいと思います。

(「ありがとうございました。」と呼ぶ者あり)

 それから、人材育成基本方針の公表がおくれている理由ということでありますけれども、実は、「19年度末に公表する」ということで先ほど申し上げましたように、議会答弁申し上げまして公表する予定でありました。

 ただ、答弁の中で申しましたように、「庁舎内で各部署でもう一度、中を精査しよう」と、これは、実は、人事担当部局で独自に作成をして、いろいろな意見を聞く中で作成をしておるわけですけれども、広く各部署の意見を聞き調整をするという意味で庁議にもう一度諮ろうということで、再度決裁を受けるという形になりまして、現在保留になっております。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) 未定とおっしゃらずになるべく早い時期にできますことをお願いしますが、そのときの提案として、人事育成では、公務員教育の徹底、先ほど、公務員らしさがいると思います。それと、民間との人事交流、ガソリンスタンドに行く場合もいいでしょう。サンパークに研修に行くのもいいでしょ。物を積んで上げて、「ありがとうございます。」この精神が一番大事と思います。民間の企業との人事交流、それとコスト教育、何でもすればいいんじゃないんです。費用対効果、緑のカーテンならカーテンを植えばいいんです。水もどんどんあります。しかしね。コストを考えていくということも大事なことです。コスト教育。

 それと政策立案能力、今、議会の方で進んでおりますが、寄附条例、向こうもサポーター制度ができております。そのようにどんどん職員の間から政策立案ができるような形をとってほしいと思います。

 それと先ほども出ましたけども、能力重視の勤務評定と給与の査定、それと機構のスリム化、50人近く要るんですかいね。多過ぎる。部課長を減らす。官ですることはする。民ができることは民に任す。それと適材適所、能力不足や働きの悪い職員の分限処分、これも私も言いたくはないんですけども、市民は、よく見ていらっしゃるんですよ。名前は、言われないけど、「こうこうだった、こうこうだった」ておっしゃるんですよ。今回の「女と男の一行詩」ではございませんけども、適材適所、考えてほしいと思っております。

 以上で終わりますが、私は、たくさんの提案をいたしましたが、守っていただけるものはほとんどないと思います。(笑声)しかし、守っていただけることは、一つのことから始めてほしいと思います。守れない場合は、また9月に再度お願いいたします。



○議長(川村博通君) 大田部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 今、突然の質問だったもんでちょっと失念しておりましたけど、少子化対策推進本部というのを立ち上げますけど、今、議員さん、次世代育成の支援対策推進協議会、この中に、議員さんがもう入っていただいておりますので、その中でさまざまな少子化対策について、協議していただいておりますので、その辺のところを申し添えておきます。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 市広報紙の市長コラム、私が自分の肉声で吹き込みますからよろしくお願いします。



○議長(川村博通君) 津野議員。



◆議員(津野啓子君) 今、先ほど子育て、次世代もありますが、山口の「ららら」もぜひ行ってください。よろしくお願いします。

 以上で終わります。



○議長(川村博通君) 以上で津野議員の質問を終わります。

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○議長(川村博通君) ここで10分間休憩いたします。

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午後2時19分休憩

午後2時29分再開

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○議長(川村博通君) これより休憩前に引き続き一般質問を続行いたします。

 次に、12番、福田議員御登壇願います。福田議員。

(福田勝政君登壇)



◆議員(福田勝政君) 久しぶりの一般質問で非常に緊張しております。今、会派はばらばらになりまして無所属議員で頑張っておりますが、近々、立派な会派を皆さんと考えながらつくろうと思っております無会派の福田でございます。「福田」という名前は、非常にいい名前でございまして、今、総理が福田、そして、岩国の市長が福田と、そして、山口銀行の頭取が福田と、最後には福田議員がおります。中には悪いのがおりまして、新下関駅を焼いたのは、福田九右衛門といううちのおじいさんとちょっと似たところがあるんですけど、人生さまざまでございます。

 そういったわけで、私は、今、9年、議員をやりまして、簡単に感じたことを述べさしていただきます。赤字再建団体になるという前に、「議員と執行部は、両輪だ」と言われますが、非常に古い三輪車とたとえて、三輪車というのは、前にタイヤがあって、後ろに2つあるわけです。荷台があって。そして、その運転手さんは、白井市長さんで、片方が執行部で、片方が議員と、そして荷台には、一般市民も乗っており、それを無事に目的地まで運ぶというのが課題としてそうじゃないかなと僕は思うんですけれど、私が言いたいことは、こういったときは、お互いが立場になって物を考える。例えば、議員は、執行部の立場になり、執行部は、議員の立場になり、また、一般市民は、この際少しは耐える。譲る。我慢していただきたいというのを僕はそう思うわけでございますけど、いつも激しい質疑応答が行われておりますけど、山陽小野田市をよくしようとするあらわれだと私は今思っております。

 それでは、一般質問に入ります。──その前に中国四川地方、そして、また、日本での大地震で、亡くなられた方の御冥福を祈り、また、早く復旧されますことを祈念いたしまして、一般質問に入らせていただきます。

 まず最初に、ワンストップサービスでございますが、これは、同じ質問を去年もしまして、今年は、ぜひ、有帆にできると思っていましたが、残念で外れました。ことしこそは予算化され、有帆郵便局でワンストップサービス、これは、要するに印鑑証明、住民票、戸籍謄本を有帆郵便局で取れるというサービスでございまして、ぜひ、来年は、予算をつけて、来年こそは、ぜひ、有帆の郵便局に、局長にも言っておりますし、「ぜひ、頼む」という確約をとっておりますので、できたらよろしくお願いします。

 今、現状はどのようになっているか、これ市民課になると思いますが、簡単でいいですから、御回答をお願いします。

 次に、硫化水素の自殺の件ですけれど、書き方として僕が悪かったんですが、「自殺の予防について」と書いておりますけど、被害におうたときの対応の仕方ですね。それについて少ししゃべらしていただきます。

 硫化水素自殺の連鎖及び巻き添え、被害の防止対策について質問さしていただきます。「ことし、1月から5月の上旬までの硫化水素自殺は、少なくとも70件以上」と公表されています。入浴剤と洗剤を混ぜて硫化水素を発生させ、簡単につくれると、確実に死ねるなどとインターネットによる書き込み情報を参考にし、日に日に増しているようでございます。

 また、発生された硫化水素のガスは、空気より重いといわれているが、階上の住民が被害に遭ったのもあり、広範囲に広がるため、救助にあたった家族や周辺の住民が部屋から漏れたガスを吸い、二次被害も相次いでいるのであります。

 高知県でのケースでは、5階建ての市営住宅の1室で起きたのが、約90人が不調を訴え、病院で受診し、うち14人が入院となりました。その際、120人が近くの施設に避難しているそうです。このように第三者が被害を受けるというケースが多発しています。それを受け、今、警察庁は、硫化水素情報を配信したインターネット上の書き込みについて有害情報に指定し、プロバイダーやサイトの管理者に削除要請をする制度を始めているそうです。

 また、日本薬剤師会から、大量仕入れする際、用途を確認、また、該当商品を対面販売するなどを呼びかける文書が届き、宇部薬剤師会加盟店では、硫化水素を発生させる入浴剤や洗剤などの該当製品を取り扱う店では、購入者に、レジでは混ぜた際の危険性の説明、そして、挙動不審者には、販売しないという対応策を講じているわけでございます。山陽小野田市では、どのような予防対策が行われているのか詳細をお聞きします。

 次に、駅前ロータリーの土地利用についてでございますが、駅前ロータリーのタクシーの駐車場は、山陽小野田市の土地であります。その使用料をずっと長年にわたりJR西日本に支払っているということです。これはどういう理由でJRに支払っているのか、また、今後、今までどおりでいくのか、山陽小野田市に入るべき金じゃないかと私は思うんですが、それについての質問です。

 4番目に、路面バスの料金についての質問に入らしていただきます。

 前回、他の議員さんがこの件について質問され、同じような質問になろうかと思いますが、お許しを願いたいと思います。楠町と宇部市が合併し、宇部市になり、そのバス料金が75歳以上の楠町の人は、船木から宇部市までが100円、また、山陽小野田市有帆中村の山陽小野田市民は、640円と、この540円の差は、大変な金額であると思います。そもそも、この100円の、一つの狙いは、楠町の75歳の人を宇部市の方へ買物へ誘うという作戦もあったそうです。

 しかし、山陽小野田の方を回れば当たり前の値段640円が取られるそうでございまして、今、山陽地区では、「ねたろう号」とか、「いとね号」を走らしていますが、小野田地区にもそうしたバスを走らせるべきではないでしょうか。大きなバスばかり、お客さんは余り乗ってない。これらの考えは。例えば、小さなバスで市民のサービスを考えれば簡単にできるのではないでしょうか。

 私は、初めは、市の持ち出し金が1億何千万と思っていましたが、特別交付税が80%国から出ているそうです。特に、高齢者に対しては若い人とは違い、病院に行くのも大変なことだと思います。路面バスの質問もちょっとずれておりますが、70歳以上の方の宇部市民との路面バスとでは、不平等ではないかと思うて、この辺はちいと是正はできないもんでしょうか。

 次に、例えば、今、80歳以上の方が免許証を戻した場合に、何かバス利用をする場合、何か特権を上げるような考えはないでしょうか。それから、国からの交付金を有効に使うために、他の市民のように役立つような便利な乗り物を、要するに、「いとね号」とか、そういったバスを小野田地区にも走らしてもらえないでしょうかという質問でございます。

 次に、旧炭鉱の安全性でございます。戦後、山陽小野田市では、石炭球を取るために、ほれほれワンワンじゃないんですが、いたるところに穴を掘ってます。毎年、必ず有帆では、1カ所ないし2カ所穴があき、大きな事故にはなってはいないんですが、去年の8月でしたか、有帆の山陽道の真下、菩提寺に抜ける道に新しい道ができております。そこに、3mぐらいの穴が交差点の手前で大きな穴があいたわけです。もし、車でも通ったら大変なことになってたと思います。

 去年、長崎では、女性の方が高速道路を走っていて突然穴があき死亡され、裁判になり6,000万の支払いの判決があったばかりです。これは、要するに、昔の防空壕の穴、調査をしなかったという理由で6,000万の判決がおりたそうです。

 本市においては、平成8年から鉱害の終了宣言がなされております。その後、いろいろなところで有帆は、湧き水被害やら今のところこれに対する対応は、平成8年以後はどのようになっているか、この質問です。

 それから、次に6番目ですが、これまた去年、おととしですか。一般質問しました有帆駐在所についてと、ぜひお願いします。これなんのことやらさっぱりわかりませんでしたが、要するに、駐在所を残していただきたいということです。去年、おととしでしたか、統合になるということで、1m、横8mの「派出所をなくすな」という横断幕を派出所の前に掲げたんです。そしたら、小野田の署長さんをよく知ってまして、「勝っちゃん、あれ除けてくれ」と、「なんでですか」と、「わしゃ、絶対俺がおる限りはどねぇかするから」ちゅうことで、「お前のためにも、絶対、派出所はのけられん」と、何の意味かわかりませんけど、それで確約を取っておりますが、きのう、おとついですか。派出所の土地を今物色中ということを、きのうですか。聞いたもんで、「話の方は大分進んでいっちょるんだ」との、もうすぐ立ち退きになる。うちの前までいってますんで、きのう、地主さんから電話をいただいたんですけど、その話がどういう話かよくわかりませんけれど、きのう、おとついそういう話を聞きましたんで、これは話が進んでいるなと思っています。

 それだけでこれで質問は終わらしていただきます。

(福田勝政君降壇)



○議長(川村博通君) 執行部の答弁を求めます。大田市民福祉部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) それではワンストップサービスについてお答えさしていただきたいと思います。

 平成13年に「地方公共団体の特定事務の取り扱いに関する法律」が施行されたことに伴いまして、郵便局で戸籍謄本等の交付事務が業務委託できるようになりました。この事業は、本庁及び支所からの距離が遠く、サービスの提供を何らかの交通手段を利用しなければ受けられない地域に対して、市民サービスの向上を図っていくことを目的として事業を進めているところでございます。

 本市におきましては、平成15年6月から本山郵便局、平成18年6月から本通南郵便局で取り扱いを開始しております。御要望されております有帆郵便局周辺地域は、本庁から距離も遠く、地域住民の方の利便性や住民サービスの向上のため、市内全体を考えた中で検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 杉本総務次長。



◎総務部次長(杉本克彦君) それでは、2点目の硫化水素の対応についてでございますが、最近、議員御指摘のとおり、硫化水素の自殺が深刻な社会問題となっております。特に、当事者と関係のない方が巻き添えになるといった痛ましい事故が相次いでおります。自殺の原因につきましては、さまざまであり、一概に予防策を論ずることはできませんけれども、現在ある経済的な支援や精神的な支援策を継続することで自殺予防につながるように期待したいと考えております。

 硫化水素自殺で最も大きな問題は、当事者に近づいた関係のない方が巻き添えになってしまうことだと考えますので、そのようなことが起こらないように、広報などを通して市民の皆様に注意を喚起してまいりたいと思います。

 また、このような事態が発生した場合は、消防本部が初期対応にあたるということになっておりますので、引き続き関連で消防の方から回答を申し上げます。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) それでは、引き続きまして消防本部の方から硫化水素自殺の際における消防本部の対応を中心にお答えをいたしたいと思います。

 昨年来、全国で頻繁に発生して、当市でも数件の類似例があります。この硫化水素を用いた自殺については、警察所管の事件でありますことから、その背景や予防等については、発言を差し控えさしていただいた上で、事件発生時の消防の対応についてお応えさしていただきます。

 消防では、「自殺」のことを「自損行為」と言っています。救急事案として分類・対処しております。マスコミ報道等を受けまして、当初、消防本部では、独自に「硫化水素への対応について」、職員に対して類似事案に対する対応策を検討・周知いたしておりました。

 その後、本年の4月25日付けで消防庁から「硫化水素事案について」の都道府県及び各消防本部宛の通知がなされたことを受けて、改めてその対応の徹底を図ったところであります。具体的には、硫化水素事案の特性から通報者からの特有かつわずかなキーワードを見逃さず、最悪想定を基本として救急隊とあわせて救助隊を出場させております。「出場」というのは「出動」という意味です。これは消防用語で「出場」という表現をいたしておりますので。

 それから、救助隊は、人命救助のための化学防護服やガス感知器、それから、空気呼吸器等を装備しており、硫化水素に限らず、各種の有毒ガス災害に対応する訓練を受けております。

 救助隊員により自損行為をした本人の救出といいますか、それから、関係者及び救助隊の二次災害防止は汚染衣服の確保、そして、周辺住民の避難誘導を行い、場合によっては、消防隊も出場させるなどの対応策をとっております。

 幸いにも昨年度、小野田消防署の救助工作車は、更新さしていただきまして、劣化の激しかった化学防護服等のテロとか、NBC、いわゆる生物化学兵器ですけど、こういう災害の対応資機材の一部を整備することができましたが、連続発生等を視野に入れますと、決して万全とは言い切れないものがあります。

 こうした防護資機材は、非常に高額な上にディスポーザブル、つまり二次汚染防止のための使い捨てといいますか、をせざるを得ないようなものでありますが、消防といたしましては、引き続き計画的な資機材整備と隊員教育訓練等により、市民の安心、安全の確保と推進に努めることといたしております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 福重建設部長。



◎建設部長(福重亨君) それでは3点目の駅前ロータリーの土地使用についてでございます。

 駅前ロータリーのタクシープールについては、使用料をJRに払っているようだが、市有地があるのだから市も使用料を取ってはどうかという御質問でございます。

 駅前ロータリーのタクシープールの使用につきましては、ことしの3月31日までは、当時の乗り入れを行っておりました2社、これは、第一交通、それから、神和タクシーでございますが、これからJRが承認車両料金、それとタクシープールへの駐車料金を徴収していたとこでございます。

 ことしの4月1日からは従来の2社のほか、新たに3社、これは、小野田中央交通、観光タクシー、ブルータクシー、この3社でございます。計5社が駅前に乗り入れるようになり、これに伴いまして、JRは、タクシープールの駐車料金の徴収を行っておりません。取っておりません。今は。当タクシープールの敷地は、約8割が市の所有でございます。残り2割がJRの所有となっております。したがいまして、タクシープール内の市有地の使用料徴収につきましては、可能であるとは考えますが、そのためには、条例の制定などが必要になっております。今後の課題として研究してまいります。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 横田環境経済部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) それでは路線バスの料金について、幾つか御質問いただきましたので、それを加えながら答弁をさしていただきたいと思います。また抜けておりましたら、後でまた御質問いただきたいと思っております。

 まず、本市では、乗合バスを主体といたしました公共交通体系ネットワークが形成をされておりまして、バス路線の料金は、まず、事業者が決定するということになっております。市は、バス事業者に財政的な支援を行うことによりまして市民の足の確保を今まで図ってまいりました。

 しかし、最近のバス利用者の減少とか、燃料単価の上昇等によりまして、現在の体系を維持するということが困難になってきております。一方では、高齢化や合併などによりまして、市民生活の交通ニーズは多様化しておりまして、新しい交通ニーズの構築が今急務となっておるわけでございます。

 このような中、市といたしましては、現在、「生活交通活性化計画」策定の取り組みを行っておりまして、以前も一般質問で申し上げましたが、今年度中の策定を目指しておるところでございます。

 これにつきましては、今、本市のバス路線を含めた公共交通の現状と問題点、それから、市民のニーズを把握をした上で、本市の望ましい交通体系のあり方を検討するという計画でございまして、今、検討中でございます。この中には、議員がおっしゃいましたように、小型のバスもありますし、また、タクシー、こういうものも含めて検討するということになっております。

 私も、ときどき高齢者の方が高速道路を逆送して事故を起こしたとかいうのがあります。これで、運転免許というものを本当に持つ資格があるんかなあというふうなことも思ったりもします。また、これまで頑張っていただきました。私たちにこういう時代をつくっていただきました先輩の方々へ、配慮もすべきではないかということも考えるわけでございますが、今の厳しいこの限られた予算を有効に使うためには、現在は、交通弱者ができるだけ便利に利用できるように、今申し上げました「生活交通活性化計画」、これの策定に全力を注いでいきたいというふうに考えております。

 それから、議員さんがおっしゃいましたが、高齢者のバス優待に伴うバス路線、この特別交付税の問題でございますが、先ほど申されましたが、これについては特別交付税の対象になっておりません。

 そっくりそのまま負担になるということでございます。それと100円を支出するということになりますと、それは、100円ということではなくて、その差額を支給するという、出すということになりますから、額としては大変な額になるわけでございます。恐らく想像以上の額になるというふうに思っております。大事な問題だというふうに思っておりますけれども、今の本市の財政状況等を考えますと、なかなか難しいというふうに思っております。

 現在、「超高齢化社会」というふうに言われておりますが、これがしばらくたちますと、さらに、高齢化が進みまして、バス料金等の中にも核家族とか、あるいは、高齢化が進みますと、その福祉的な要素を検討するということにもなろうかというふうに思っておりますが、議員さんの御質問につきましては、そのときまでの検討課題とさしていただきたいと、いろんな資料も調べながら検討さしていただきたいというふうに思っておりますが、今しばらくは「生活交通活性化計画」、この策定に全力を注ぐということで御理解をいただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(川村博通君) 河崎環境経済部次長。



◎環境経済部次長(河崎平男君) それでは、5番目の旧炭鉱の安全性について、現在の状況についての御質問ですが、御回答申し上げます。

 専門用語で「浅所陥没」、浅い所と書きますが、浅所陥没は、地表から深さ50m以内の石炭採掘跡、坑道等の崩壊が原因で起こる陥没をいいます。陥没が発生した場合の対応は、市が窓口になり、復旧処理機構であります、新エネルギー産業技術総合開発機構と山口県採石協会へ速やかな復旧のお願いをしておるところであります。なお、平成19年度の浅所陥没発生状況は13件となっております。

 先ほど、議員さんからの有帆川の湧水についての御質問でありますが、現在、河川管理者であります宇部建築土木事務所と現地立会を行いまして、原因を含め対応をお願いしているところであります。

 以上です。



○議長(川村博通君) 杉本総務部次長。



◎総務部次長(杉本克彦君) それでは、6点目の有帆駐在所についてですが、その前に4点目で御質問のありました路線バスの料金についての中で、高齢者の運転免許証の自主返納支援事業のことでお尋ねがありましたので、その関連の答弁を先にさしていただきます。

 高齢者の運転免許自主返納支援事業と申しますのは、最近、他市でこの支援事業を立ち上げている団体が多くなってきておりまして、実は、明日の一般質問の中でも他の議員さんからの御質問の中で詳しくお応えする予定でありましたが、通告書の中にそういう内容をちょっと見落としておりました関係で、概要だけ御説明をさしていただきます。

 この事業につきましては、65歳以上の方を対象に、最近、高齢者の交通事故がとみに多くなっているということで、そういう観点から免許証を返された場合にいろいろな支援事業を行っていく。

 その内容としては、1つとしては、免許証が公的な顔写真付の証明書ということから、それにかわる証明書の発行、あるいは、交通機関を奪われるということで公共の交通利用のための、例えば、バスの無料乗車券、都市部では、地下鉄等の共通乗車券等を発行しているようです。いずれにいたしましても、この支援事業につきましては、財政負担が見込まれますので、今後、他市の状況等も見据えながら、財政等と協議する上で検討したいと思っております。

 それから、戻りますけれども、6点目の有帆派出所についての尋ねでありますけれども、本件につきましては、昨年2月の定例市議会におきましてもお答えいたしましたが、その時点から現在に至りますまで、駐在所の存続等についての情報は入っていないところであります。

 有帆地区の県道整備事業が予定されており、一部工事に入っていることは承知をいたしておりますが、道路整備に伴う駐在所の廃止や移転等については、所轄の小野田警察署に確認をいたしましたところ、「現時点では具体的な話は承っておりません」ということでありました。

 御指摘のとおり、地域の安心・安全確保の観点からも今後の動向を十分注視していきたいと思いますけれども、山口県警察におきましても、地域の実情に応じた全県的に警察署を初めとする統廃合を含めた整備が進められているようでありますので、このことも考慮した上で、今後の対応につきましては地域の皆様と御協議申し上げる中で、市としての対応を考えていきたいと考えております。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) それではワンストップサービスについての再質問をさしていただきます。

 今、本山郵便局と本通南郵便局の2カ所、このサービスを行っておりますが、今までの実績と利用される評判はどんなか、もしわかればお願いします。



○議長(川村博通君) 大田部長。



◎市民福祉部長(大田博美君) 本山郵便局と、本通南郵便局の実績でございますが、本山郵便局につきましては、当初2年間につきましては、300を超す件数でございましたが、その後少なくなりまして200ちょっとで推移しているようでございます。それから、本通南郵便局につきましては、大体120件程度で推移しているようでございます。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 本山とセメント町は南部になるわけでございますが、有帆の方は北部でございまして、ぜひ、北部の方に1カ所ことし予算をつけてもろうて、来年ぜひ、ワンストップサービスができますように、これ市民課になると思いますが、よろしくお願い申し上げます。

 では、硫化水素のことについてでございますが、この質問の要項の書き方がちょっと悪かったもんで、「硫化水素の自殺について」、「自殺の予防について」とこう書きましたけど、これちょっと間違いでございまして、硫化水素が起きた場合の予防ですかね。措置を質問しようと思ったんですけど、人間というものは、やはり、私も今64になりまして、だれも死といういろんな問題がありまして、昔は、自殺というたら自分で首を吊るとかあったんですけど、世の中進めば進むほどこういうインターネットで、硫化水素で死ねるといういとも簡単に死ぬというような、インターネットでしてこういうふうになるんですけれど、こういう問題は、どうなんかなあ、つくり方をわざわざインターネットで教えてちゅうのはどうなんですかね。どのように思われますか。(笑声)



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) どのように思われますか。ちょっと回答に困りますけど、インターネットがあって、逆に言うたらそういうのをあおるという危険性は確かにあると思います。私も先ほど言いましたように、こういう事件が起こり初めにインターネットを開いてみたりしたときには、結構あったんですけど、最近開いてみると、そのサイト自体を閉じたようなところもあります。そういう対応もされておると思います。

 それから、命の大事さといいますか、これは幼児というか、そういうころからの教育というか、そういう中で訴えていかないと、こういう事件が起きたからといって、一朝一夕にそういうのを訴えていっても、なかなか心に語りかけるというふうな対応はできないんかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 山陽小野田市では、今までこういう事件が起こった例はあるんですか。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) これにつきましては、先ほど、ちょっと回答の中で言いましたように、当市でも数件の類似例というか、これはあります。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 実は、きょうこれ持って来たんですけど、「混ぜるな危険」て、これは、トイレの漂白剤ですけれど、こういう「混ぜるな危険」と書くと逆に人間の心理からいやあ混ぜたくなるんですよね。(笑声)だから、こういう混ぜちゃ危険なものを売ること自体が僕は問題があるんじゃなかろうかなと思っているんですけど、その点についてどう思いますか。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) 確かにそういうこともあると思います。ちょっと例は余りよくないかもわかりませんけど、秋葉原で起こったああいう大量殺戮ていいますか、ありまして、それを真似てインターネット等への書き込みがあったということで、逆に言うと、そういう注意を喚起することによって、それを助長してしまうということもあるのかなというふうにも思いますが、売る方としては、「取り扱いに注意してください」というのは、当然、表示すべきものと思いますので、そこは、先ほどから言いますように、それをする人の気持の持ち方といいますか、やはり、その辺に問題があるのかなというふうに思います。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 例えば、2階で硫化水素の自殺を図ったと、そうした場合に、例えば、どんな、臭いか何か出るはずと思うんですが、どんな臭いが出るかわかりますか。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) 一般的には、よく火山とか、雲仙とか行くとよくわかると思うんですけど、よく卵の腐った臭いがしますいね。ああいう臭いがするていうふうに聞いております。

 特徴としては、今、言われたように空気より重いと、それから、無色で、それから、水によく解けやすいというのがありまして、むしろ最初にその腐った臭いを感じるといいますか、例えば、嗅覚とか、目の辺から入ってくるんですけど、感じるうちはまだ酸化によって、濃度の低いうちはこの硫化水素自体がチオ硫酸塩とか、硫酸塩になって、それは、一応無害なものになるんですけど、逆に言うと、もう鼻がそういうのを感じなくなるといいますか、濃度が高くなって、感じなくなると逆に言うと、もうそれは無毒化というか、それが血液の中でできないということになって、逆に命を落とすというような事態になりますね。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 例えば、硫化水素を、たくさん余計つくったとする。そうした場合、被害というのはひどくなるわけですか。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) 当然、例えば、缶詰のちょっとした缶でつくるよりもバケツ一杯でつくるとやはり、発生する量自体が大量に発生しますから、二次被害を及ぼす範囲といいますか、これもやはり空気等に乗って流れていくと思いますので、被害は広がる可能性というのは大と思います。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 卵の腐った臭いというのは感じることはないんですが、例えば、変な臭いがしたなと、避難する場合、それはどういうふうな、例えば、風向きとか、上へ上がるとか、空気より重たいといいますから、下じゃなく上へ上がるか、そういった方はどのように。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) 基本は、硫化水素を吸い込まないということが基本でありますので、例えば、その場から立ち去ると、逃げるときに風向きといいますか、これが重大な影響を及ぼすと思います。風上の方に早く避難するというのが基本かなというふうに思います。

 それから、やはり、そういう臭気といいますか、臭いのある例えば、車両とか、それから、部屋とかがあった場合には、扉とかを無意識のうちに開けるといいますか。そういうことをしないで早く119番とか、110番とか、そういうところに連絡していただく方がより安全性を保てるんじゃないかというふうに思います。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 1週間前ですかね。事件が発生して警察がたまたま現場に行ったところ、硫化水素で2人か3人倒れられましたよね。だから、初め自殺を発見した場合は、どうしても110番に連絡すると思うんですけど、警察は、警察の方でそのように対処されると思いますけど、消防署の方は、絶えずそういった今質問しましたけど、ちゃんとした体制で予期しながら行くわけですね。



○議長(川村博通君) 山根消防長。



◎消防長(山根雅敏君) 最初の質問でお答えしましたように、通報者からのそういうわずかなキーワードていいますか、硫化水素が疑われるようなことがあったときには、救急隊以外にも救助隊といいますか、それを出場させて、いわゆる化学防護服といいますか、それとかガス検知器とか、空気呼吸器等、これらを着装して行きます。そういう十分な装備をして初めてその部屋の中に入って行くということを今、消防の職員には指導しておりますし、それをしないと、先ほどから出ておりますような二次災害といいますか、これに遭う可能性がかなり高いというふうに思っております。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 二次災害にならないように、いつもいろんな角度から模索しながら市民のためにいろんな勉強していただきたいと思います。

 次に、駅前ロータリーの土地利用のことでございますが、市の土地なのになぜ、市の方に金が入らんとJR西日本の方に使用料が今までずっと入っていったのか、いつごろからそれがずっと続いていたのか。



○議長(川村博通君) 答弁ください。福重部長。



◎建設部長(福重亨君) 多分、昭和41年、今の区画整理施工の第1次が終わりまして、その当時から、その以前からもJRは、料金を取っていたんだと思うんですけども、ただ市の方は、公共施設といいますか、駅前ということもあって取ってなかったというのもあるんだろうと思うんですよ。ただ、日本全国そうだと思いますけども、ほとんど取ってないとこが多いと思います。一部、最近は取ってるとこもあるようですけども、ただ小野田駅、今できてます厚狭の新幹線駅、ここも今、市の方は取っていません。

 今、先ほどちょっと回答しましたけども、いずれは、時代の流れもあるんですけども、取ってもいいかなと、取ってもほかのとこで取ってるとこを見ますと、平米、平米といいますか、1台当たりが約1,000円ぐらい。1台に月1,000円、その程度取ってます。

 うちの方も参考にちょっと固定資産の方からちょっと計算してみたんですけども、小野田駅前で平成19年の固定資産の路線化、これで計算しますと平米当たりは、3万8,260円、これに1台当たりの使用面積が約11m2として換算しますと、これに使用料月額の土地の価格の1000分の6、これを超えない範囲で市長が定める額と、これは行政財産の用途、または目的外使用の許可ですけども、これを適用しますと、月が約2,500円ぐらいです。これで年間にしますと、約3万ぐらいかなと、1台当たりが大体このぐらいの単価になろうかと思います。

 以上です。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 駅前にタクシー何社か乗り入れてます。従来は、何社かだったんですが、プラス1社、新しく「新規に参入したい」という業者が出まして、それで乗り場とそれと連動する形の今のタクシープールの使用を巡って業界内部でちょっと混乱がありました。行政が指導に入って、その段階で今、福重さんが説明したような、昭和41年に、当時の市が、当時の国鉄に「タクシープールについての管理を委託します」というそういう契約書が入っていることが判明しました。「契約ができてるから返してもらえないんじゃないか」という担当者の説明でしたけど、顧問弁護士じゃありませんが、解釈は、委託というのは、要するに、準委任、委任には法律行為の委任と事実行為の委任とがあります。事実行為の委任のことを準委任といいます。いずれであってもいつでも自由に解約することができると、これが法律上の原則です。国鉄、今は、JRですね。JRに対して、「タクシープールについての管理を解約するから市に返してほしい」という申し入れをした結果、3月31日限りということで返ってきたわけです。その後、今後の利用については利活用については、先ほど彼が「これから検討する」というふうに申し上げたとおりです。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) よくわかりました。金額は少ないんですけど、やはり、条例をつくって、少しでも歳入を出していただきたいと思っております。あちこち聞きますと裁判ざたになっているというところも今あるやに聞いておりますんで、その点よろしくお願い申し上げます。

 次に、路面バスの料金のことですけれど、船木の人と船木の近くの仁保の上、中村、540円の差があるわけですけれど、これは何か協会との話し合いがあってどうしても無理なことでしょういね。



○議長(川村博通君) 答弁願いします。横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 今、議員さんのおっしゃいますことは、これ実行することは無理かというふうな御質問でしょうか。

(「はい。」と呼ぶ者あり)

 私が先ほどお答えを申し上げましたが、今の山陽小野田市の財政状況、これから見ますと、やはり、市内全体を対象としてするということになるわけでございまして、大変な額になりますので、当面は、交通活性化計画、これをつくっていくことに力を注いでいきたいと、研究課題とさしていただきたいということは先ほど申し上げました。

 以上であります。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 山陽小野田市はバス会社も3社、4社入っているわけですけど、バランスのとれた運賃、特に、高齢者の方にはバランスのとれた料金を、協会があると思いますけれど、協会があるわけですね。市とバス業界との話し合いというんですか。年に1回か。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) バスの路線につきましては、市内を走るバスの路線と、市内から市外を走るバス路線とか、そういう路線がありましてそれぞれに対しまして補助の適用があるということになっておりますから、市内だけ走るということではありません。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 今、質問がちょっと外れますけれど、今、シャトルバスですかいね。例の旧山陽市民病院から小野田市民病院に走ってるバスがありますね。病院がバスを借りて、運転手さんも臨時で雇って7往復しておりますね。あのバスというものは、私は、有帆に住んでおりまして病院がないんですが、旧山陽市民病院から工業団地を通って有帆を通って病院に行くちゅう手はできないんですか。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) それはできません。といいますのが、バスには、今、現実に言われましたシャトルバス、それと生活バス路線のバスというのがあります。病院と病院をつなぐバスというのは、まず、そこの場所からそこの場所までしか行かない。そして、途中降りない。そして、料金も無料であるというそういうものが、それを行き帰りすると、ということは、それと路線を変更しないということ。それは、生活バス路線ではないわけでございます。ところが、議員さんのおっしゃいますように、ほかの路線を走るということになりますと、これは生活バス路線ということになりますから、これは国の認可が要ります。それとともに、ほかの事業者も走っておりますので、そのバスの事業者との調整も認可を受けると同時にそれをしなければならないということでありますから、それは無理だというふうに答えをしておきます。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 今、横田部長が言われましたけれど、法律か何かで決まってることと僕は思っておりますけれど、病院から病院はよくわかります。しかし、何かの方法はあるんじゃなかろうかなと僕は思うんですが、完全に無理だ、だめだと、ちょっと考えようとか、そういうのは全然ないんですか。



○議長(川村博通君) 横田部長。マイク通してください。お願いいたします。



◎環境経済部長(横田信夫君) 病院から病院へバスを走らせるという話を聞きましたときに、これをどういうふうなバスで走らせるかということにつきましては、国の方にも話をしておりますし、また、県の方にも協議して、できるだけこの山陽小野田の実態に合わせた形ができないかというふうに努力はいたしました。

 しかしながら、その普通の生活バス路線のバスと、国の認可を受けるバスと、それと今、議員さんがおっしゃいましたシャトルバスとは、明確に違うというふうなことを回答をいただいておりますので、今のような形になったということで御理解をいただきたいと思っております。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) ちょっと聞きますけど、シャトルバスとコミュニティーバスですかね。この違いはどう違うんですか。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) コミュニティーバスは、今、私もすべて知ってるわけじゃございませんが、山陽の中では「ねたろう号」とか、あるいは、「いとね号」とか、そういう地域の中で必要なもので走るバスでございます。これは町が買うて、そして、料金も当然取っておりますけれども、バス会社に委託をして今走っておるということでございます。これは今のシャトルバスとは違います。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) そしたら有帆の大体、二保の上からそういうコミュニティーバスのこまいバスを2便か3便、それも難しいわけですか。病院がないんですよ。前も言いましたように、「風邪を引いたら歯医者に行く」というような感じで、非常に今、病院を今探しておるんですけど、なかなか市立病院まで行くちゅうのがなかなか遠いわけです。そこらの点を少し考えてもらうわけにはいかないものかなと。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 私が先ほど申し上げました。本市におきましては、今、市民の交通ニーズ、市民がどういうふうに考えているか、地域、地域ごとにいろんな考えがあります。それと今の公共交通体系がそのままでいいのかどうかということ、それを総合的に検討するという「地域交通活性化計画」、これを今、策定中でございます。その中には、例えば、小さなバスを走らせるという案もあるかもわかりませんし、また、タクシーを走らせるとか、地域ごとに分けてタクシーを頼むとか、いろんなバス以外にあります。

 そういうものを総合的に検討して計画をつくりたいというふうに思っておりますので、その中で検討していくということになりますけれども、1つ申し上げたいことは、2つ、3つバスを走らせるということになりましたら、このバスを今度は買わなければなりません。それとバスの運転手も要ります。ですから、大変な額になるというふうに思っておりますので、できるだけお金がかからない中で、こういう活性化計画も検討していきたいと、その結論が出ましたら、また議会の方にも御報告しますし、その中で御理解をいただきたいと思っております。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 恐らくバス会社も利益を追求すると思いますけれど、お年寄りのために思うて、そんなにええバスを買わんでも、中古の二、三十万の車で、嘱託でコミュニティーバスとして運動していただきたい。美祢市、それから、旧楠、旧山陽はそういうバスが走ってますいね。旧小野田市は走ってないですね。まだ。できたら山陽小野田市の北部、有帆、中村の方、考えて折衝していただきたい。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 私はこの仕事をしておりますので、いろんな会議に出ます。そのときに出ましたバス路線、バス料金に関することにつきましては、すべてこういう活性化計画の委員会の中に報告はしております。今、議員さんがおっしゃいましたことも今後の計画の中で、反映ができるかできないかわかりませんが、意見として伝えておきたいというふうに思っております。



○議長(川村博通君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 今、生活交通、公共交通ともいいますが、市域全体的な路線の変更等も含めて今検討委員会が作業を進めてます。この7月からだったと思いますが、全市域的に地域の方との意見交換会、案を提供してこんなことを考えてますということで、地域の皆さん方の意見を聞いて回るというそういう作業に入ります。ですから、ぜひ、有帆地区についてもそういう意見交換会に1人でも多くの方に出席していただきたいというふうに思います。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) ちょっと話がずれまずけど、今の労災病院ですね。労災病院のバスの乗り入れがこの10月から始まるそうです。それも区切って、どっか叶松からとか、それとか平原住宅の方から2つ出てますが、それはどのようになってますかね。この秋から労災病院にバスが乗り入れになるそうです。



○議長(川村博通君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 私もそのことは知っておりますけども、詳しい内容は今ここに資料として持っておりません。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 情報は知ってないですか。それはそれとして。高齢化時代が進む中で、我々も皆年をとっていくんですけど、とにかく病院はよう考えてもらいたいと、特に、有帆は病院がないんです。切にお願いしてこの質問は終わらしていただきます。

 次に、炭鉱の問題ですけれど、平成8年にこの事業団が解散したと、そして、新しく「ネド」というこの「新エネルギー開発機構」、それと「山口県採石協会」がそうした事故に対しての修理をすることで決まってるそうです。

 萩森興産という炭鉱がございましたけれど、これは萩森興産の炭鉱は、萩森興産が自分で修理をするというようなことになっとるそうでございますけれど、質問しましたけど、山陽道の下に新しい市道ができてます。まだできて間がないです、山陽道と一緒でそこが、3mか4m、横断歩道の真ん中にぼんと穴があいたんです。早急にそれは窓口が市として、今の新エネルギー開発機構か、それに頼まれてすぐ修理されました。それはいいんですけど、有帆川の土手にひび割れが出て、今、水をせいてますから、水が出るというのはわからん。僕は温泉かなと思うた。そうじゃないんです。金気水がどんどん出てるんです。その土手にひび割れでそれで出てます。真っ黄色な水が、フナなんかが真つ黄になっちょるんです。本当言うて。それちょっとオーバーですけど。それほど金気が出るんです。これがなすくりあいになって、2級河川ですから、これは県土木が補償するようになっとるんですけど、県土木は、腰をなかなか上げないというのを聞いてるんですけど、今コイの放流もすぐ近くでやっちょるわけです。そのまた向こうにはホタルの成育場があるわけでございまして、この点について、いまさっきちょっとあれがありましたけど、もう一度詳しく説明をお願いしたい。



○議長(川村博通君) 河崎次長。



◎環境経済部次長(河崎平男君) 先ほども一部御回答申し上げましたが、有帆川の湧水のことだろうと思っておりますが、河川管理者であります宇部建築土木事務所と現地で立会して、原因を含めて対応を現在お願いしておるところであります。

 以上です。



○議長(川村博通君) 福田議員。



◆議員(福田勝政君) 対応は、去年ぐらいからそれもう言ってるわけですよね。有帆の自治会を通じて、市の方にも連絡が入ってると思いますけれど、なかなか県土木が腰を上げないというようなことを聞いておりますけど、早急に何か水が入って、その土手の反対にまた大きな穴があいたんですよね。市営住宅のど真ん中のこっち、それで何か大水が続き、亀裂が出て、それが土手が切れたら大変なことになるんじゃないかと、何か不気味な感じがするんです。いでをといたときに来て見てもらったらわかると思いますので、早急に宇部土木ですか。管理は。話し合って早急に修理していただきたい。そう思います。

 最後ですけど、派出所の件は、そういう話をチラッと聞いてますんで、恐らくどっかにできると私は今思っています。北部の方は非常にすべてにおいて何かにつけておくれちょるんです。南部は、非常に優遇されてまして、特に、この北部の方、よろしく緑地公園も大変な赤字で、「20年したらきれいな公園にする」という話を聞いてますけど、おくれて、おくれて、おくれまあして、あれもまたいつできるかわかりません。工業団地も売れてませんし、新しくできた市道も穴がぽこぽこあくし、ぜひ今の3つの点、あるいは特に、有帆の件についてはよろしくお願いします。

 これで僕の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(川村博通君) 以上で福田議員の質問を終わります。

 これをもちまして本日予定いたしました一般質問者の質問はすべて終わりました。

 明日18日には午前10時から本会議を開き一般質問を行いますので、御参集をお願いいたします。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。

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午後3時26分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。




  平成20年6月17日

   議  長   川 村 博 通

   署名議員   岡 田   事

   署名議員   小 野   泰