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山口県 山陽小野田市

平成 19年 9月定例会(第3回) 09月05日−03号




平成 19年 9月定例会(第3回) − 09月05日−03号









平成 19年 9月定例会(第3回)


平成19年
山陽小野田市議会(第3回定例会)会議録
平成19年9月5日     午前10時00分 開議

 議員定数 (27名)
 現員数     (27名)
 出席議員 (27名)
     議 長  大 空 軍 治 君
     副議長  硯 谷 篤 史 君
     議 員  伊 藤   武 君
     議 員  伊 藤   實 君
     議 員  岩 本 信 子 君
     議 員  衛 藤 弘 光 君
     議 員  江 本 郁 夫 君
     議 員  岡 田   事 君
     議 員  小 野   泰 君
     議 員  尾 山 信 義 君
     議 員  河 野 朋 子 君
     議 員  川 村 博 通 君
     議 員  河 村 雅 伸 君
     議 員  佐井木 勝 治 君
     議 員  佐 村 征三郎 君
     議 員  ? 松 秀 樹 君
     議 員  千々松 武 博 君
     議 員  津 野 啓 子 君
     議 員  中 島 好 人 君
     議 員  中 元   稔 君
     議 員  二 歩 材 臣 君
     議 員  福 田 勝 政 君
     議 員  正 村 昌 三 君
     議 員  三 浦 英 統 君
     議 員  山 田 伸 幸 君
     議 員  好 川 桂 司 君
     議 員  吉 永 美 子 君

 欠席議員 ( 0名)

事務局職員出席者
 局     長  原 川 清 樹 君
 次     長  川 上 賢 誠 君
 主査兼議事係長  清 水   保 君
 調 査 係 長  西 田   実 君
 主     任  玉 田 拓 男 君
 書     記  大 井 康 司 君
 
説明のため出席した者
 市     長  白 井 博 文 君
 副  市  長  篠 原 宣 行 君
 総 務 部 長  笹 木 慶 之 君
 総務部次長    高 畑 義 行 君
 企画政策部長   野 田 武 廣 君
 企画政策部次長  市 村 雄二郎 君
 市民福祉部長   松 野 清 和 君
 市民福祉部次長  大 田 博 美 君
 市民福祉部次長  筑 紫 謙 治 君
 環境経済部長   横 田 信 夫 君
 環境経済部次長  河 崎 平 男 君
 建設部長     福 重   亨 君
 建設部次長    西 村   明 君
 市長公室長    山 縣   始 君
 監理室長     西 村 勝 正 君
 債権特別対策室長 藤 村 雅 明 君
 山陽総合事務所長 藤 本 賢 揮 君
 公営競技事務所長 大 田 康 博 君
 教育長      江 澤 正 思 君
 教育部長     加 藤 佳 雄 君
 病院事業管理者  河 合 伸 也 君
 病院局次長    山 根 雅 敏 君
 水道事業管理者  野 村 宗 司 君
 消防長      中 里 裕 典 君
 監査委員     白 川 英 夫 君
 監査委員事務局長 野 村 美智雄 君

本日の会議に付した事件
日程第1 会議録署名議員の指名
日程第2 一般質問


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午前10時開会

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○議長(大空軍治君) おはようございます。ただいまの出席議員数は27名で、会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 ここで執行部より発言の申し出がありましたので、これを許可します。野田企画政策部長。



◎企画政策部長(野田武廣君) おはようございます。先日、正村議員さんの一般質問中、基本計画の中でございますが、市の審議会委員における女性委員の割合が、御指摘のとおり、私どもの記載漏れによりまして「30%」となっておりました。早速「30%以上」に訂正させていただきますので、御了解をお願いいたします。御迷惑をおかけいたしました。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。

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△日程第1会議録署名議員の指名

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○議長(大空軍治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第8条の規定により、議長において岩本議員、衛藤議員を指名いたします。

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△日程第2一般質問

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○議長(大空軍治君) 日程第2、一般質問を行います。

 一般質問の要領については、前日同様に行い、本日は発言者を4名予定していますので、議事運営に御協力をお願いいたします。

 それでは、ただいまから一般質問を行います。5番、吉永議員、御登壇願います。吉永議員。

(吉永美子君登壇)



◆議員(吉永美子君) 皆様、おはようございます。私は、「公明党」の吉永美子でございます。

 さて、最近うれしいニュースが二つありました。一つは、8月15日発行の市の広報に載っておりました消防本部の職員、市山陽介さんの快挙です。彼は、8月22日に行われた消防救助技術指導会の全国大会において、ロープブリッジ渡過競技におきまして堂々7位に入るというすばらしい成績を残しました。

 そして、もう一つのニュースは、「救急の日」の翌日であります9月10日に、公共施設7カ所が新たにAED救急ステーションに認定されるというものでございます。これで市内のAED救急ステーションは、事業所と合わせて15カ所となり、まさに県内トップとなります。安心・安全なまちづくりに取り組んでいただき、関係者の皆様には心から感謝を申し上げます。

 AED救急ステーションをさらに拡充していくためには、AEDの設置がまず不可欠でございますので、市長部局にあられましては、年次的に設置を進めていただきますようお願いを申し上げます。全国7位の快挙にしろ、AED救急ステーションの推進にしろ、目に見えないところでの並々ならぬ陰の努力があってのたまものでございます。

 庶民の文豪・山本周五郎のエピソードにこんなお話があります。山本周五郎がある日、知人と歩いていたときのことです。周五郎は、「これを見たまえ」と、山すそを巻いている長い歳月を経た石垣を指し示したと言います。そして、石垣を黙々と築いた人々に思いをはせ、知人に語りました。「こんな石垣はどこにでもあると君は思うだろう。だが、名利を求めない縁の下の力持ちたちの努力によってこの世の中が維持されていることがむしろ多いのだ。私は、石垣を見るのが好きだ。」大変含蓄のあるエピソードであり、まさに今回の二つのニュースにも通じるものがございます。これからも市民の生命を守るべく、尊き金の汗をかく戦いをお願い申し上げまして、今回は6点にわたって質問あるいは提案をさせていただきます。

 1点目は、環境教育についてでございます。今や環境問題は、世界の大きな課題としてとらえられ、市の展望を語るとき絶対に外すことのできない重要なものでございます。また、市民の生活と直結した問題であり、市民の強い協力なしでは進まない課題でもございます。

 そういう点からも、1つ目として、市民に対する環境教育をどう進めておられるのか、お聞きいたします。

 そして2つ目には、小中学校や幼稚園の教育施設におきまして、「緑のカーテン」の設置についてお考えをお聞きいたします。この「緑のカーテン」につきましては、さきの6月議会におきましても取り上げさせていただきましたが、そのときには公共施設への設置についてお考えをお聞きいたしました。今回は、日本の未来を背負う子どもたちへの環境学習に視点を置いてお聞きいたします。

 2点目は、特産物や観光地のアピールについてでございます。

 1つ目は、アピールの取り組み状況をお聞きいたします。本市のホームページを開きますと、観光情報のコーナーの中に特産品情報を製作中のようで、一定の努力の跡が見られますので、前向きな答弁を期待しながらお聞きいたします。

 そして2つ目には、山陽オート場が本場開催されるときを活用してアピールをしてはどうかと提言させていただきますが、お考えはいかがでしょうか。

 3点目は、音楽の活用についてでございます。御存じのように、庁舎内は節電のため、昼休みには薄暗くなっております。市民サービスと職員のリフレッシュのため、昼休み等に心地よい音楽を流してはどうかとの提案でございます。

 合併前の旧山陽町では、提案を取り上げていただき、一時期庁舎内で有線を流していただいておりました。休憩時間と稼業時間との区別がはっきりしますし、何と言っても、音楽には、音楽療法という言葉があるくらい大きな力があることは皆様御承知のとおりでございます。

 4点目は、「アドボカシー制度」の導入についてでございます。

 先月、翔友会と公明党の議員で視察に行かせていただきました。その視察先の東京都稲城市の取り組みに「アドボカシー制度」の導入がございます。「アドボカシー」とは、権利擁護や支援活動、代弁活動、政策提言のことでございます。病院や学校の現場で不安や不満、疑問などがあっても、言いづらかったり解決できない状況を打破し、信頼性を高めるという点では、この制度は大きな力になると私は確信いたします。

 本市にあっては苦渋の選択ながら、山陽市民病院が閉院の方向に動きつつある中、入院されている患者の皆様やその家族、また本病院の医師を主治医としておられる外来患者の皆様の不安は計り知れないものがございます。ぜひ市民病院に「アドボカシー制度」を導入していただき、患者の思いを酌む活動を行っていただきたいと心から切望するものでございます。

 また、学校にあっては、児童生徒の人権を守るため、子どもの人権オンブズマン制度の導入を以前提案させていただきましたが、市がより取り組みやすい制度として学校に「アドボカシー制度」の導入を提案させていただくものでございます。

 5点目は、読書の推進についてでございます。この点は、一般質問で何度か取り上げさせていただきました。公明党の推進によりまして制定されました子ども読書活動推進法には、4月23日を「子ども読書の日」としております。

 また、文化芸術振興基本法より派生いたしました「文字・活字文化振興法」では、10月27日を「文字・活字文化の日」としております。私は、昨年の3月議会におきまして、この「子ども読書の日」と「文字・活字文化の日」の取り組みについてお尋ねいたしました。その際の御回答の中に、読書活動を推進していく部門として、中央図書館に子どもの読書推進室、現実には読書推進班となっておりますが、「読書推進室を来年度より設ける予定にしている」との教育長の回答がございました。読書活動推進の取り組みがどのように進んできたのか。また、「子ども読書の日」や「文字・活字文化の日」の浸透をどこまで図ってこられたのか。期待をしながら、今回は来月に迫りました10月27日の行事予定についてお聞きいたします。

 先日のテレビ番組で、子どもの読書時間は、世界30カ国中ワースト1位であると報道されていました。その読書時間は何と2.5分だというのです。とても言葉にあらわせないほどショックを受けました。子どもたちの活字離れは深刻なものがございます。だからこそ、以前から取り上げさせていただいております学校での朝の読書はとても大切な取り組みであると実感いたしました。「文字・活字文化の日」を意識した取り組みを期待しておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 最後に6点目は、防災についてでございます。皆様御存じのとおり、今月1日は「防災の日」であり、この日を中心として防災の行事が全国で行われております。本市にあっても、7日に防災訓練が行われますが、多くの市民が参加されますことを願っております。

 そこで、お尋ねいたします。

 1つ目に、自主防災組織づくりについてでございます。いざ災害に遭ったときに、行政ができることにも限りがあります。現に大災害が起きたときには、地域の住民の力で多くの命が救われております。地域力を高め、そして自力で命を守りづらい要援護者を支援する点からも、自主防災組織づくりを進めることは大変大切なことでございます。それゆえ、この点につきましては何度か取り上げさせていただきました。

 2年前の10月議会でお聞きしましたときには、61の自治会で自主防災組織が立ち上がっているとの御回答でございました。現在は63とお聞きしておりまして、2年近くたった現在も余り進んでいない状況にございます。

 昨年策定された地域防災計画の中にもございますように、市は、災害対策基本法に基づいて自主防災組織の設置・育成を推進していかなければなりません。自主防災組織率を向上させるための取り組みについてお聞かせください。

 2つ目には、避難勧告が出たときの市民の対応についてでございますが、その実態についてどのように認識され、対策を考えておられるのか、お尋ねいたします。

 そして3つ目には、本市にはまだゼロと聞いております防災士の育成についてでございます。自主防災組織づくりを推進するためにも、私は、防災士を誕生させることは大切だと思っております。その観点から防災士の育成についてお考えをお聞きいたします。

 最後に、4つ目には、災害時には必要不可欠となります事業所との防災協力や連携について、その実態と促進についてのお考えをお聞きいたします。

 以上6点が今回の内容でございます。明快かつ前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。

(吉永美子君降壇)



○議長(大空軍治君) 執行部の答弁を求めますが、答弁については、できるだけ質問順にお願いをいたします。横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) おはようございます。それでは、議員さんから御質問をいただきました観光教育についてのお答えをさせていただきます。

 市民への環境教育をどういうふうにしているかということでございますが、まず市全体の環境教育といたしましては、環境フェスタがあるわけでございます。これは、平成5年に制定をされました「環境基本法」、これにおきまして6月5日が「環境の日」と定められまして、国とか地方公共団体におきまして各種の催しを実施することから、市におきましても始めたものでございます。

 本市におきましては、平日にこの行事を開催をすることが難しいということから、毎年6月の第1日曜日を「環境フェスタの日」として行事を開催をしております。

 それから、「環境の保全のための意欲の増進及び環境教育の推進に関する法律」、これが平成15年に制定をされまして、同法の第6条の中で、「各地方公共団体の地域の自然的・社会的条件に応じた施策を策定をし、及び実施するように努めるものとする」というのがあります。

 しかし、本市におきましては、この法律の制定以前から、「親と子の水辺の教室」とか、あるいは「ダム湖と里山の環境体験学習」、これなどの環境学習を実施をしているところでございます。

 さらに、今、出前講座のメニューといたしましては、「地球温暖化防止について」、それから「ごみの分別・減量化について」、これなどを加えておりまして、実績もふえつつあるわけでございます。簡単に申しますと、これが現在の本市の環境教育の基本でございます。

 それから次に、特産物や観光地のアピールについてどうしているかということでございます。ちょっとこれについて申し上げます。

 観光のアピールのために、現在観光協会と連携をしながら、市内観光地の看板の整備とか、あるいは観光地の紹介等を目的とした山陽道のウオーキング、これは観光協会と連携をして11月過ぎに実施をしておるわけでございますが、こういった事業の展開とか、あるいは観光パンフレットの配布、これなどを行っているところでございます。

 新たな取り組みを一つ申し上げますと、平成20年夏にJRグループが山口県を観光地として集中的にPRするというキャンペーンが予定をされております。当市におきましても、市内の観光地や特産物の情報発信を行いたいというふうに、そういうことを予定をしておるとこでございます。これは県が中心になってやっておるわけでございますが、産業観光の推進協議会というのが組織されまして、私もこの中の一員として入っておるわけでございますが、このキャンペーンを活用し、また県や宇部市とか美祢市、こういうところと連携をしながら、産業遺産とか産業製品、これなどを新たな環境資源として活用していくという、これは新しい環境の産業観光というふうに言うわけでございますが、これの推進に取り組んでいるところでございます。

 その他、市の広報におきまして、8月1日号から毎月1回ほど山陽小野田市の名所を御紹介をしておりますし、また議員さんがおっしゃいました、市のホームページの観光の分野の改善も今検討をしておるところでございます。

 それから、山陽オートでアピールをしたらどうかということでございます。これは現在、観光ポスターや観光パンフレットを設置をしてPRを行っているところでございますが、今後のことにつきましては、今議員さんがおっしゃいましたことにつきましては、市だけでできるわけではございませんので、関係機関、関係団体と十分話をしながら具体的な検討を行っていきたいというふうに思っておるところでございます。

 私の方からはお答えを申し上げました。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) おはようございます。環境教育の学校、幼稚園、保育園についての御質問でございます。

 学校現場におきましては、環境教育としましては、以前より環境基本法等に基づきまして、各小中学校で「環境教育全体計画」を策定し、環境教育年間計画に沿って環境についての学習と実践に取り組んでおります。

 授業では、学年に応じて総合学習の時間を始め、各教科においても環境に関連する単元で環境についての学習を進め、実践活動としましては、例えば、「一校一善運動」としましては、これ市内全小中で行っておりますが、これではボランティアタイムを利用した環境美化活動、アルミ缶の回収活動あるいは地域と一体となってのクリーン作戦、蛍の放流・飼育、またはEM泥だんごによるヘドロ対策といったことがなされておりますし、さらに、またこれも本市独自の特徴であります心ときめき教室、これも全小中で行っておりますが、それでは稲作体験、この稲作体験は、種まきから田植え、稲刈り、脱穀、すべて経験するものでございます。芋づくり、バードウオッチングとか野菜づくりとか、それからリサイクルを利用して小物をつくるとか、いろいろな環境問題に対する実践を、そういう授業での理屈っていいますか、それとあわせてそういった実践活動をしているわけでございます。

 公立幼稚園におきましても、幼稚園教育におきまして節約の大切さを教える一方で、花壇づくりや野菜づくり、園内外の清掃あるいは保護者を交えた公園清掃などを通じ、情操面での取り組みを実践しております。

 市教委といたしましては、今後とも各学校、幼稚園が環境教育につきまして学習し、実践していくことを支援していきたいと考えております。

 「緑のカーテン」のつきましては、参与の方がお答えいたします。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) それでは、2点目の教育施設において「緑のカーテン」の設置の考え方ということでお答えを申し上げます。

 最近、「ヘチマ」や「ゴーヤ」など、つる性の植物を窓の外にはわせることで、夏の強い日差しを和らげ、室温の上昇を抑える自然のカーテン、「緑のカーテン」が注目を集めております。連日のように続く酷暑の対策として、また地球温暖化抑止にも効果があるといわれ、教育委員会としても、子どもたちの健康管理に意を配る上で関心を寄せているところであります。

 夏になると、窓辺にかける「よしず」をよく見かけますが、「よしず」は、日差しを和らげるものの、そのもの自体は暑くなる一方で、御提案の「緑のカーテン」は、日が当たると、葉の気孔から水分蒸散作用により葉の表面の温度が下り、葉の間から涼しい風が流れ込むという植物の営みの恩恵を受けた、人にやさしいカーテンであります。成長して生い茂ると、室内外の温度差が10度以上にもなるといわれており、設置、運用費用もエアコンに比べればわずかというすぐれもののようでありますし、子どもたちにとっても過ごしやすくなるだけでなく、理科や環境分野の勉強の題材、ひいては収穫物を給食の食材として活用できるものもありますので、一石三鳥にもなる可能性のあるこの取り組みをぜひ実施してまいりたいと考えております。

 それから、読書について質問をいただいておりますが、これは順番でまた後ほどお答えをさせていただきます。



○議長(大空軍治君) 大田次長。



◎市民福祉部次長(大田博美君) それでは、環境教育についての(1)の市民の環境教育のうちの保育園の取り組みでございます。

 保育園の取り組みについてでございますが、平成18年度から公立保育園では園内の清掃委託を廃止しております。保育士及び園児で実施し、自分たちの汚したところは自分たちで清掃するという環境教育の実践に努めておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 執行部、どなたですか。高畑次長。



◎総務部次長(高畑義行君) それでは、私の方から3番目の昼休み等における音楽の活用について御回答申し上げます。

 市民サービスの向上を図るために、昼休みに各職場において当番を決め、業務を実施いたしております。このため、関係各課に来庁されている方に対して、音楽を流すことが事務を執行する上において支障がないか、市民の立場としてどうだろうか、また休憩中の職員に対してリフレッシュにつながるかどうかについて確認をいたしました。

 職員に対しましては、おおむね賛成の意見でございましたけれども、中には市民の皆様には多様な用務で来庁されておられます。中には難しい話をしなければならないような場合もあり、音楽を流すことについて否定的なところもありました。

 また、音楽に対しては、嗜好は個人個人で皆違うものがありまして、選曲についての難しさと、そういったケースを指摘された場合もありました。

 このため、昼休みに音楽を流すことにつきましては、市民の皆様への接遇の観点と職員のリフレッシュの観点から、今後検討してまいりたいというふうに考えております。

 続きまして、6番の防災について御回答申し上げます。

 (1)の自主防災組織率向上のための取り組みでございます。大規模災害時の防災活動につきましては、防災関係者はもとより、地域住民等の防災活動の重要性が指摘されております。先ほど議員がおっしゃいましたように、本市には、現在342の自治会のうち63の自治会で自主防災組織が結成されております。組織率に直しまして29.6%ということでございます。

 総務といたしましても、各自治会からそういった御相談があったときには、地域に参りまして自主防災組織をつくり上げるための支援をいたしております。なお、本年4月から現在まで1件の要望がございましたので、これに対して対応いたしているとこでございます。

 この自主防災組織が災害時に効果的に機能するためには、本来全自治会への自主防災組織、これが一番理想でございますけれども、そういったことを踏まえて、今後組織率向上に向けて取り組んでまいりたいと思います。

 既に結成されている自主防災組織に対して、防災訓練の実施とか支援することをもって組織の育成を図ってまいりたいというふうに考えております。

 次に、災害時におきます要援護者の支援体制でございます。自治会、消防、警察等の関係機関や関係団体との連携、協力をし、円滑に救助活動を実施することといたしております。

 自治会への具体的な取り組みといたしましては、本年2月、自主防災組織の取り組みについてお願いの文書と防災マニュアルを送付いたしております。また、8月8日には、市民館文化ホールにおきまして防災講演会を開催いたしております。先ほどありましたように、9月7日には津布田小学校で開催いたします総合防災訓練の参加について御案内をいたしているところでございます。

 さらに、山陽小野田市社会福祉協議会におかれましては、6月から7月にかけて市内の11カ所におきまして、自治会長、民生委員、福祉委員の交流会を開催され、災害に際して一人も犠牲者を出さないことを目的として、従来のネットワークを発展させた地域見守りネットワークの構築に向けた取り組みが行われております。

 行政といたしましても、こうした動きと連動しながら、災害に強いまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 (2)の避難勧告に対する市民の皆様の実態と認識についてでございます。

 台風の接近時など、早目に自主避難の呼びかけを行い、市民の皆さんの安全性確保に努めております。さらに、被害が予測される場合の避難勧告または避難指示を発令することとなります。その発令基準は、災害地域防災計画に規定されておりますが、さまざまな気象データやそのデータによるシミュレーション結果に加え、地域の特性、過去の災害履歴等を考慮しながら、災害警戒本部または災害対策本部におきまして慎重に協議し、決定いたしております。

 しかしながら、実際に避難勧告を出しましても、住民の避難行動に結びついていないという状況がありますが、早期からの自主避難の大切さを広報するなど、取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 (3)の防災士の育成等についてでございますけれども、迅速かつ的確な災害対策を行うことができるかどうかは、人材の資質に係るところが大きいというふうに言われております。このため、市の防災担当職員の人材育成はもちろん、地域の関係団体、ボランティア組織のリーダーの育成、研修の充実等が必要であると考えております。

 御指摘の防災士につきましては、日本防災士機構が定めたカリキュラムを履修し、試験に合格した方を指しますけれども、この育成につきましても、防災に対する一定の知識を持ち、地域での防災活動を平時から取り組み、災害時にあっては、公的な組織やボランティアとも共同して活動する人材であると考えております。

 今後その対応につきましては、民生委員、福祉員との役割、機能分担等について調整も必要になってくるのではないかと考えておりますので、それらを踏まえまして研究してまいりたいと考えております。

 最後に、災害時における事業所との防災協力や連携の促進についてであります。

 現在、市と総合応援協定を結んでおります機関は、医師会、市内の郵便局、FMきらら、建設業協同組合でございます。また、消防本部が主体として協定を結んでおります事業所といたしましては、西部石油、日産化学があります。今後ともこのような事業所と連携を密にしながら、防災力の向上に努めてまいりたいと考えております。

 なお、近隣自治体の相互応援協定は、県が結んでおります他都道府県との相互応援協定や中国・四国、九州各県、全国知事会との相互応援協定となりますので、大規模災害時には県との連絡を密にする中で対応していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) 前後して申しわけございませんが、4番の「アドボカシー制度」の学校への導入についての御質問でございます。

 学校は、保護者や地域との連携のもとに、特色ある開かれた学校づくりや信頼される学校づくりに日々努力しながら学校運営を展開しております。

 また、各学校におきましては、学校とPTAが綿密な連携のもと、知、徳、体のバランスのとれたたくましい山陽小野田っ子の育成に全力で取り組んでいるところでございます。

 しかし、児童生徒の指導上の問題や学級経営や教師の対応等、保護者からの苦情等もないわけではございません。その都度、管理職や担任等が対応に当たり、地域や保護者に理解を求めながら、円滑な学校運営を展開していると同時に、市教委といたしましても、学校教育課や心の支援室が窓口となって、学校と連携をとりながらさまざまな問題に対して迅速に対応しているところでございます。

 御指摘の「アドボカシー制度」の導入でございますが、相談員を学校内に設置して審査会等を開き、さまざまな問題に対して権利擁護や代弁活動をしている自治体もあるようですが、学校との信頼関係を前提とした開かれた学校づくりを押し進めている中、各学校の学校経営方針等を学校評価も踏まえながら、保護者や地域としっかり話し合いをし、理解を求めていくことが大切であると考えております。御指摘の制度の導入については考えておりません。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 病院の「アドボカシー制度」の導入についての御質問なんですけれども、病院においてアドボケイトするということは、病院では必須の要件であります。

 ただ、アドボケイトないしアドボカシーという言葉そのものがまだ十分普及していません。精神障害施設で少し言い始めたというところで、まだ一般的な言葉になっていませんので、今では総合相談窓口とか総合支援窓口とかいうふうな表現をしているところが多いというふうに思っています。

 本市民病院では、院内の御意見箱であるとか、あるいは入院患者さんや退院後の相談などに2年前からメディカルソーシャルワーカーを設置していますし、医事課も相談窓口としております。また、このたび聴覚障害者に対して格別の配慮をすることにしております。また、そのほか院内ボランティアの方々からもいろいろな御意見を伺いながら運営しているところであります。

 ただ、このアドボカシー精神というのは非常に重要ですので、この制度の名称はともかくながら、その精神につきましては、今後ともさらに推進してまいりたいというふうに思っているところです。

 なお、ちょっと視点と内容が異なりますが、今病院では一部の心ない患者さんの異様な権利意識とか、あるいは無理難題な申し出や医療従事者に対する暴言、ハラスメントの応対ということに苦慮難渋しておりますことを御承知おきいただければ幸いと存じます。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) それでは、5番目の読書の推進についてということで、「文字・活字文化の日」の取り組みについてお尋ねがございました。学校と図書館についてお答えを申し上げます。

 学校では、「文字・活字文化振興法」では、学校教育において言語力の涵養が十分図られるように明記されていることから、本市におきましては、全校的に「読み聞かせ」や「朝読書」の時間を設けるなどして、子どもの発達段階に応じた読書に親しむ機会の充実を図っております。

 また、モジュール学習における音読と漢字学習を通して、言語についての基礎・基本を身につけるとともに、読書の楽しさを体得し、自主的に読書活動に取り組む態度を育成するなど、年間を通して継続的に言語力の涵養に努めておるところであります。

 したがいまして、「文字・活字文化の日」に係る特別な取り組みは予定いたしておりませんが、同時期に開催される学習発表会や文化祭といった文化的行事において、各学校の特色を生かしながら文字・活字文化に親しむ取り組みを行っていきたいと考えております。

 図書館では、「文字・活字文化の日」、読書週間におきましては、これに関するポスターの掲示あるいは本の展示を行い、読書の啓発に努めていきたいと考えております。また、本を大事にする気持ちを市民の皆さんにより一層持ってもらうため、読書週間にあわせ11月に壊れた本の展示を行う予定といたしております。

 以上であります。



○議長(大空軍治君) 答弁漏れはございませんね。吉永議員。



◆議員(吉永美子君) では、再質問させていただきます。

 まず、1点目の環境教育についてでございますが、市民への環境教育という中で、さまざまな取り組みをしておられるのは感じておりますし、また環境フェスタ、6月の議会のときにも言いましたけど、環境フェスタといった取り組みでされておられることは大変評価をしております。

 ただ、具体的な取り組みとしてされるべきではないかということで、まず提言させていただきますが。例えば、一つは、東京都の板橋区に私は個人的に視察に行かせていただきまして、板橋区では、事業所や区民が取り組みやすいやり方として、「板橋エコアクション」というものを取り組んでおられます。これは認定費用が無料ということでございまして、認定審査会を通りますと、区長が認定書を交付していくという、企業にとりましては信用度を高める、また区民にとりましては、やはりやりがいのある、きちっと評価していただくという形のものでございまして、先日紹介しましたので、ホームページでとられているかと思いますが、こういった形の大変わかりやすい、例えば、これは事業所版、ステップ?、ステップ?という形で、そしてまた、家庭版ということでステップ?、ステップ?ということで、大変わかりやすい取り組みをして、具体的な提言をしておられるわけでございますが、こういったエコアクション的な取り組みができないかどうか、まず1点目、お聞きいたします。



○議長(大空軍治君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 先日、県の方から地球温暖化対策地域協議会、これを市の中で設けてほしいということの要請がありまして、これは19年度か20年度ごろにつくっていかなきゃならんというふうには思っているところでありますが。

 議員さんがおっしゃいましたエコアクションマニュアル、これも当然のことながら大事なことだというふうに思っておりますが。実は山口県が「地球と仲良しアクション21」という、こういう認定制度をつくっておりまして、これが似ているところが非常に多いということであります。

 今、私が申しました地球温暖化の対策地域協議会、県とこれから連携をしながらやっていかなきゃならんところもありますので、当面これをつくる予定はありません。やはり県が今やっておりますので、これに参加をして県の施策に協力するという、そういう対応でやっていきたいというふうに思っております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) では、県と協力をしてということで、その施策に協力をしていくということですね。しばらく状況を見ておきたいと思います。

 では、次に、私どものこの山陽小野田市の条例についてでございますが、環境に対しましては、基本的に環境保全条例ということになっておりまして、岐阜市におきましては、環境施策の基本となる三つの法律をもとに具体化をされました。総合的な環境基本条例を立てておられまして、この中で私が特に感じますのは、役割分担という中で市民の役割、事業所の役割、環境保全団体の役割、市の責務ということで、この中でも環境教育、意識の啓発、こういったことが取り上げられておられまして、今の環境保全条例だけではない総合的な環境基本法、循環型社会形成推進基本法、環境教育推進法、この三つ、これを基本とした総合的な条例を制定をして、市民への投げかけ、また事業所への投げかけを具体的に進める、そういった取り組みをぜひすべきではないかと提言させていただきたいのですが、総合環境条例についての考え方をお示しください。



○議長(大空軍治君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 今の環境基本条例についての制定のお考えでありますが、今、私も調べてみますと、山口県の中では五つほど市がもう定めておるわけでございます。これからこの条例を定めていくということは、私も必要だというふうに思っておりますけれども、これをもう少し掘り下げてみますと、この条例を定めるということは、環境基本計画というものを定めなければならないというふうになっておりまして、この計画を定めるときの他市の状況を見てみますと、費用のことを申し上げることは大変心苦しいところもありますけれども、これをつくるには、やはり1,000万ぐらいの費用がかかるということが言われておるわけでございまして、この5年ごとの見直しも当然あるわけでございます。必要であるというふうには思っておりますけれども、現時点で市として財政的な余地はないわけでございます。

 そこで、ここ数年は環境を守るための具体的な行動を実施をすることで実績を積み上げていきたい。具体的に申し上げますと、今、地球温暖化対策地域協議会というのをつくるということを申し上げました。今ごみの収集等についての整備をしておるところでございますが、これがきちんと終わりましたならば、今度は市民とのお約束のマイバッグ運動などを進めていきたい。これをこの中に含めていきたいというふうに考えておるわけでございます。こういう今、条例ができなくても、何とか毎年こういう環境についての取り組みを進め、市民の皆様方から、「ああ、この山陽小野田市はよく頑張っているな」というふうな思いをしていただくような実績を積み上げる中でやっていきたいと、ここ数年はそういう対応をしていきたいというふうに思いますけれども、そういう実績を積み上げる中で環境基本条例とか、あるいは環境基本計画につなげていきたいと、そういうふうに思っております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) それでは、お金のかからないところでちょっとお聞きいたしますが、山陽小野田市におきまして、環境都市宣言というものについてのお考えをお聞かせください。



○議長(大空軍治君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 環境都市宣言につきましては、県内ではまだされておりません。私もこのことについては、議員さんと一緒に勉強をしていきたいというふうには思っておりますが、やはり私といたしましては、やはりこの環境都市宣言をするということは、環境基本条例、それから環境基本計画をつくってこの山陽小野田市の環境をどうしていくのかという、それぞれの役割分担を含めてきちっと明記をして、そして市民にお知らせをする中で宣言をするというのが流れではないかなというふうに思っているところでございます。

 いずれにしても、今後の重要な問題でありますので、議員さんのお考えもお聞きをしたいと、こういうふうに思っているところであります。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) 条例の制定につきましては、ぜひ進めていただきたいと思っております。例えば、名称をちょっとはっきり、違っているかもしれませんが、安心・安全のまちづくり条例でしたか、条例をつくり、そして今、渡場の先のところに「何とか宣言のまち」ということで出ておりますですよね。そういったふうにアピールをしておられるわけですから、思いが強ければ、こういった宣言をして、特に旧小野田は環境にはとっても取り組んできた市だとも聞いておりますので、宣言をして取り組みを強めていく、具体的にされていくということですから、都市宣言に向けた行動をぜひ行っていただきたいと思います。

 1点目につきまして、あとは学校の方でございますが、大変前向きなお答えをいただきましたので、この点につきましては、再質問は避けさせていただきますが、教育委員会もよく御存じのように、今、須恵小学校で4年2組でと聞いておりますが、理科で「生き物の1年」ということで、ヒョウタン、ヘチマをされて取り組んでおられる。やはりそこで感じる子どもたちの心の感動、そういったこと、大きな本当に環境教育、環境学習になると思いますので、ぜひこういった須恵小学校のような取り組みをほかの小学校にも投げかけていただき、また幼稚園におきましても、幼稚園で取り組みをしておられるところも、他県だったと思いますが、ございますし、そういった本当に心のやわらかいときに実感として子どもたちに環境というものを感じていただく、そういった取り組みをぜひお願いいたします。

 これで1点目を終わります。続いてよろしいですか。

(「どうぞ」と呼ぶ者あり)

 済みません。次に、特産物、観光地のアピールということでございますが、私がここで申し上げたいところは、当然オートを活用したというところが焦点でございますけれども、これちょっと確認をしておきたいところがございますが、まず、最近のビッグレースにおいてのオートの入場者数が1点、そしてまた、他県からの来場者状況、そして3点目は他場の取り組み、この三つについてお聞かせください。



○議長(大空軍治君) 大田公営競技事務所長。



◎公営競技事務所長(大田康博君) 今3点ほど御質問がございましたが、まず第1点目、山陽場以外での特産物や観光地のアピールを行ったところ、それから第2点目としまして、山陽オートのG1開催時における入場者数ですか、それから第3点目としまして、入場者の地区別人員集計はどうなっているかということでございます。この3点についてお答えしたいと思います。

 まず、第1点目でございますが、船橋場、浜松場で過去地域観光や物産展を行っております。船橋オートレース場におきましては、平成18年の4月26日から30日までの5日間開催されましたSGオールスター時に千葉県内地域観光や物産展を行っております。また、浜松オートレース場内におきましては、平成11年11月1日から5日までの5日間開催されましたSG日本選手権オートレース時に浜松グルメ及び浜松物産展を行っております。

 それから、2点目でございますが、直近のG1プレミアムカップですか、これは平成19年3月21日から25日までの5日間開催されておりますが、1日平均の入場者数は2,955人、5日間合計で1万4,773人の入場者がございました。

 また、G1平成チャンピオンカップ、これは平成19年5月26日から30日までの5日間開催されておりますが、1日平均の入場者数は2,756人、5日間合計1万3,628人の入場者がございました。

 それから、最後に入場者の月別人員集計でございますが、これにつきましては、データはございません。したがいまして、現在山陽場で行っているeスマート会員、これはキャッシュレス投票でございます。要するに、その券をもちまして券を買ったり、それから払戻し等を受けたりするということでございますが、この会員の地区別集計はございますので、これをもって分析してみたいと思います。

 現在のeスマート会員は、全体で1,715人ございます。入会者は、県別で申し上げますと、山口県が1,373人、約80%、続きまして福岡県が212人、12.4%となっております。また、県内のeスマート会員は、全体で1,373人あります。内訳につきましては、宇部市が465人、33.9%、それから山陽小野田市が301人、21.9%、それから下関が264人、19.2%が突出しております。続きまして近郷の萩市が60人、これ4.4%、それから長門市が58人、4.2%、それから美祢市が55人、4%になっています。したがいまして、これらが入場者の地区別人員の集計の参考になろうかと思います。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) 今お話ありましたように、G1レースにおきましては、1日平均にしますと約3,000人近い方が来られているということになります。そういったオートをぜひ使っていただいて、観光地または特産物のアピールをしていただきたいというふうに思っておりますが、この他県からも来ておられる実態を考えて、また山陽小野田市、また山口県の特産物をアピールする効果についてお考えをお聞かせください。



○議長(大空軍治君) 執行部はどなたが答えられますか。大田事務所長。



◎公営競技事務所長(大田康博君) 効果といいますか、要するに、山陽場であれば、観光地や特産物の山陽小野田市のアピールができると。また、その入場者が券を買っていただきますので、そういった相乗効果が生まれるというふうに考えております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) 今のお答えを受けまして、ぜひ来年3月、ビッグレースが行われるようでございますが、こういったところでまず市内の特産物また観光地のアピールということを考えていただけないでしょうか、横田部長お答えをく◎ださい。(笑声)



○議長(大空軍治君) 横田経済部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 私が先ほどこのオートレースでの観光地・特産物の推進につきましては申し上げました。市だけで検討をして進めるわけにはいけませんのが、関係団体と十分協議しながらやっていきたいということをお答えをいたしました。これは議員さんがおっしゃいますとおり、いろんなところを通じまして観光あるいは特産物を知らせていくというのは必要でありますから、前向きに検討をしていきたいというふうには思っております。



○議長(大空軍治君) 市長、答弁。白井市長。



◎市長(白井博文君) 少し補充します。日本トーターに包括的民間委託をしてから約半年たちました。少し施行者側と、それから実際に委託を受けて山陽オートの経営を行っている側との協議、これをたまにする必要があるんじゃないかという認識のもとに、1年に2回程度を考えました。先日、その第1回目を開きました。日本トーターの側は、東京から常務取締役とか、あるいは九州の社長とか、現場の数名が出席しました。こちらは私以下環境経済部長、そして現場の大田所長以下数名、その中で「入場者数が期待していたほど伸びていない」という事実が指摘されました。入場者数が伸びていないということは、結局売り上げがそれほど伸びていないということなんです。もっともっと伸びる可能性、これを努力して追求すべきじゃないかと。そのためには、あそこは本場開催以外に他場の車券を扱っています。1年のうち約300日近くはいつも店があいているという状態なんですね。たくさんの人に来てもらいたいと。ついてはということで、これは先方の方からの希望でしたが、複合施設のような形、場所としては、あそこの広いオート場の中の一角かもしれません。あわせて駐車場の一部を利用するのかもしれません。この山陽小野田市の特産物、名産品、その他、地元の物について、そうした商店の協力は得られないかというふうな申し出がありました。早速二つの商工会議所等に山陽オートの職員が付き添って行ってその趣旨を説明し、出店者を募集し、近い時期にそうした山陽オートでのオート事業の展開とあわせて、そうしたことも期待されております。

 あわせて、ほかにも注文がありました。食堂についても、これまでのようなイメージだと、要するに、入場者のアップに結びつかないと。デートしている若い夫婦が、オートはともかくとして、「あそこのレストランすてきだから、お昼はあそこに行きましょうか」と、そのぐらいのものが何とかできないかというふうな市の側、施行者の側への希望、注文もありました。

 そんな意見交換をし合いながら、山陽オート事業のさらなる進展のために、施行者と、そして日本トーターとの協力関係を維持・発展させていきたいというふうに思っています。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) ぜひいい方向に行くように、トーターさんとしっかり協議をしていただきたいと思います。オートの活用については、今後期待しておりますので、よろしくお願いいたします。

 関連して1点お聞きいたしますが、このたび10月28日に行われます、江汐公園で行われます山陽小野田市民まつり、ここにおきまして、観光地や特産物のアピールにつきまして考えをお聞きいたします。



○議長(大空軍治君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 今この市民まつりにつきましては、山陽小野田の商工会議所の青年部と小野田青年会議所で組織をしております市民まつりのプロジェクト委員会、ここにおきまして観光の特産物のPRコーナーをつくろうかと、設置しようかという企画があるようでございます。

 今後そういう関係者の方々と協議をしながら、実現に向けて努力をしていきたいというふうに思っております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) ぜひ実現に向けてよろしくお願いいたします。

 以上で2点目は終わります。

 3点目に入りますが、音楽の活用についてでございます。先ほど御報告がありましたように、職員の皆様につきましては、おおむね賛成ということでございましたが、私がやはり職員の皆様がリフレッシュをして、「また午後頑張ろう」という思いで仕事をしていただくことは、市民にはね返ってくるという思いで言わせていただいております。

 そこで、確認なんですが、当然本庁2階も昼休みは暗くなっておりますけれども、男性の職員の皆様の休憩所の実態でございますが、休憩所というものが特にないように思いますし、現実には机のところ、いすに座られて休憩をとられている実態があるんではないかと私は思っておりますが、この喫煙室に今なっておりますこういったところが、結局は休憩所としては現実にはきちっと使われていないという実態がございますが、この男性職員の休憩所につきましての考えを簡単にお聞かせください。



○議長(大空軍治君) 高畑次長。



◎総務部次長(高畑義行君) 男性職員の休憩所でございますけれども、現実的には、職員さまざまなところで休憩をとっております。囲碁・将棋を楽しむ者、また今は暑い時期でございますけれども、暑い時期でウオーキングといいますか、外を散歩するということはないと思いますけれども、時期になりましたらウオーキングをされる方ということで、個人個人でそれぞれ休憩をとっておるというふうに認識いたしております。

 休憩所につきましては、具体的に部屋としてそういったスペース的な余裕もないということで御理解いただければというふうに考えております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) では、6月の一般質問にちょっと絡んできますけれども、喫煙室を喫煙室ではなく、たばこを吸わない人も受動喫煙をしないように、休憩所としてあの部屋を使っていただくように、あわせて要望しておきます。

 4点目に入ります。「アドボカシー制度」の導入ということで、学校につきましては、開かれた学校を目指すということで、私自身もこの学校の「アドボカシー制度」につきましては、先ほど壇上で申し上げました子どもの人権オンブズマン制度、これをより市が取り組みやすい形として提案させていただいたつもりでございます。この点につきましては、これからの状況を見ながら、私もまた提案をさせていただきますので、一応学校はこのたび省きます。

 病院につきましてですが、2点お聞きいたします。

 ソーシャルワーカーについて言われましたけれども、現実には山陽市民病院にはソーシャルワーカーは以前はおりました。しかしながら、今はいないのではないでしょうか、その実態についてお聞かせください。

 それともう一点は、いろんな患者さんがおられて、ちょっとなかなかいろんなことを言われるということがありましたけれども、だからこそ、第三者機関でございますこのアドボカシー相談員を置いて、このアドボカシー相談員は稲城市の場合には、元看護師を置いておられて、本当に現職の看護師ではありませんので、本当に公平な立場でアドバイスもしていただけるので、そこで回答が出ることも多々あると思います。そして、その回答が出せないときに審査の申し出をアドボカシー審査会にかけるわけでございますので、そういった事例があれば、なおさら市民病院にアドボカシー相談室を置いてアドボカシー相談員を配置する、こういった取り組みは本当に大切じゃないかと思いますが、今の2点お聞かせください。



○議長(大空軍治君) 河合病院管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) ありがとうございました。市民病院に確かに現在はメディカルソーシャルワーカーの方はいらっしゃいません。

 ただし、連携する担当も昨年までは専属がいましたんですが、現在は兼務として連携担当の方を決めております。先ほど御発言いただきましたように、患者さんに対しては非常に懇切に対応していくつもりであります。必ずしもその担当者だけの話ではありませんので、すべての職員がアドボケイトするという精神が必要であると思っています。

 2点目で、確かにおっしゃるとおりなので、アドボカシー相談室、そういう点では非常にいいんですが、なかなか一般の方はまだちょっとアドボカシーという言葉にまだ理解してもらいにくいんじゃないか、何のことか、せっかく開いたもののとかいうことになりかねないんじゃないかというふうに思っています。そのインターネットも見せてもらいました。私は見ましたんですが、まだまだ全国の病院でさほど広く普及しているようにはありませんので、ちょっとそのあたりの推移を見ながら検討させていただければというふうに思っています。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) 例えば、最近取り入れられたのが、アドボカシーを取り入れました石川県の加賀市の加賀市民病院に、アドボカシーという言葉ではなくて、医療安全相談室というものを出されました。このアドボカシーを取り入れた相談室でございますので、こういった石川県の加賀市民病院、こういったところをぜひ検討ちゅうか、考えていただけたらと思います。

 それから、山中温泉医療センターというところがありますが、ここにおきましては、神奈川県だと思いますが、アドボカシーを取り入れた患者支援室というものが6月1日から設置されたようでございますので、アドボカシーという言葉を入れなくても、より市民にわかりやすいような形で取り入れることはできるのではないかと思いますので、ぜひアドボカシーを取り入れた相談室の設置を要望をしておきます。

 次に5点目、読書の推進でございますが、先ほど図書館で破損本展示、これは何遍も何遍も本会議でも言い、また個別でも言い、やっとオーケーが出たということで、私は大変うれしく思っております。図書館においては、本当にきれいにして子どもたちに読ませたいという思いは重々わかりますけど、あえて破れた本を展示し、大事にしなきゃいけない、そういったことを訴えることはとても大事ですので、今後の取り組みを本当に期待いたします。ありがとうございます。

 それから、この10月27日を意識した取り組みということで、なぜこの「10月27日」ということが言葉に出てこないのか。例えば、この子ども読書活動推進計画、こういった中にもやはりそういった位置づけ、せっかく何々の日とできたものを、位置づけをきちっとしていただきたいというふうに思っております。例えば、先ほど横田部長からお話がありました環境フェスタ、これは「環境の日」を考えて、「環境の日」にあわせて環境フェスタをされておられる。そしてまた、「防災の日」を考えて今度訓練を行う。こういった「日」というのは、何も意味もなく設置されたわけではありませんので、こういった日にちをきちっと意識した形、どこかできちっと出すということをしていただきたいと本当に心から思いますが、お考えをお聞かせください。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 御指摘のとおり、読書週間の最初の日が「文字・活字文化の日」となっておるかと聞いております。

 市といたしましては、先ほどお答えいたしましたように、学校の方としては、平素からそういった読書の楽しさを体得させるというようなことで、「文字・活字の文化の日」というものを特に意識していないようでございますが、今御指摘のとおり、そういった「何々の日」というようなことというのを認識することは必要であろうかと思いますので、今後そういった区切り区切りに啓発をしてまいりたいと考えております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) 先ほど図書館におきまして、ポスターや本の展示ということを言われましたが、今本当に活字離れが懸念されていると、そういった実態を、いわゆるグラフとかをあらわしたりして活字離れが本当に進んでいるこの実態を親とかにも実感をしていただく、そういった取り組みを図書館でぜひしていただきたいと思いますので、今後の取り組みに期待をいたしまして、またこの点につきましては質問をすることもあるかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 ただ、今回は破損本の展示ということで大きく前進をしたと思いますので、この点は感謝申し上げます。

 それから最後、防災についてでございますが、私が以前御質問させていただきましたときに、災害時の要支援マニュアル、この点を松山市を例に挙げまして提言させていただきましたときに、そのときのお答えとして、関係課を加えて協議して作成をしてまいりたいと、こういうふうな御回答が入っておりますが、いわゆる災害弱者でございます災害時要援護者支援マニュアル、この策定についてお考えをお聞かせください。



○議長(大空軍治君) 高畑次長。



◎総務部次長(高畑義行君) 災害弱者を救済するためのマニュアルにつきましては、現在のところ実際作成はいたしておりません。

 ただ、実際に被害等が起こった場合には、関係各課と連絡を密にしながら対応してまいりたいというふうに考えております。

 また、先ほどありましたマニュアル化につきましては、他市の状況といいますか、他の状況を勘案しながら検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) それでは、お隣の宇部市、ことしの4月に制定をされました宇部市避難所運営マニュアル、こういった避難所関係のマニュアルはあると思うんですけれども、避難勧告等を発令・伝達マニュアル、そしてまた、今申し上げております宇部市災害時要援護者支援マニュアルというのをつくっておられまして、ここに要援護の方々が登録をできるようになっております。こういった要援護登録申請書というものがありまして、今、先ほど申し上げました自主防災組織づくりが、頑張っておられるのはわかっておりますが、なかなか進まない中にあって、こういった要援護者を登録をしていただいて支援をする、そういったマニュアルの策定は絶対に必要だと思いますが、その点もう一度確認をしておきます。



○議長(大空軍治君) 高畑次長。



◎総務部次長(高畑義行君) 議員がおっしゃいましたように自主防災組織と、その中に関係者の皆さん方が地域にある自主防災組織ということで、地域におられる災害弱者といいますか、要援護者を的確に把握されるというふうに考えております。この自主防災組織の育成と要援護者の登録制度につきましては、あわせて検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(大空軍治君) 吉永議員。



◆議員(吉永美子君) 自主防災組織の組織率が30%を切っている中でございますので、あとの70%の方々はどうするのかという点がございます。ぜひ要援護者の支援マニュアルを早急につくっていただきたい、作成をしていきたいという昨年の12月の議会のときに御回答をいただいておりますので、ぜひ策定をしていただきますように強く要望いたします。

 そして、この点、それで私がちょっと思っておりますが、最後でございますが、この地域防災計画の中に事業所の役割、こういった事業所との協定ですかね、そういったことがきちっとのっていないのではないかという点、事業所が本当に大きな役割をしていただける、そういったこと、そしてまた、防災リーダーが必要であり、育成をしていきたいということがこの地域防災計画の中には入っておりますので、防災リーダーをつくるためにも、防災士をぜひ育成をしていただきたい、そういう思いを強く申し上げまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(大空軍治君) 以上で、吉永議員の質問を終わります。

………………………………



○議長(大空軍治君) 次に、6番、伊藤實議員、御登壇願います。伊藤議員。

(伊藤 實君登壇)



◆議員(伊藤實君) 3世代の住めるまちづくり実現に向けて、日々邁進をしております伊藤實でございます。

 今回の一般質問におきましては、総合計画につきまして多くの議員の皆様方から質問が出ております。そうした中、重複した点も多々あるかと思いますけど、私の総合計画に対する視点から質問をさせていただきたいと思います。

 合併して2年ということで、ちょうど私が初めての一般質問でこの壇上から自分のまちづくりに対する思い等を述べました。そうした中で、今の議会の質問とか、いろいろそれぞれの委員会とかの議論の中には、合併当時の負の遺産とか、そのような話題から建設的な意見に変わってきたように感じております。

 そうした中で、今回の総合計画というような大きな議題といいますか、すごくこの山陽小野田市にとって初めてのまちづくりの計画でございます。大変重要な基本計画ではないかというふうに認識をしている次第でございます。

 そうした中で、「まちづくりは人づくりから」ということで、私自身も商工会議所の青年部時代を通じまして、新幹線の厚狭駅設置の実現に向け、さらには「ホタルまつり」や、埴生で開催をされております本年で10回目を迎えますけど、「夢花火」等携わってまいりました。それはまちづくりの手段として活動してきたわけです。今回の総合計画の中で、私もこの基本計画を読みましたけど、この中での山陽小野田市にとってのこれといったもの、そのようなものは何かということを後ほど聞いてみたいというふうに考えているわけです。

 そうした中でこのまちづくりをするには、先ほど申しました「人」が最も重要だというふうに認識をしておりますし、そうした中で人一人では何も実現できません。そうした中で合併当時の、壇上でも申しましたけど、旧山陽町では2万3,000人の人口、旧小野田市では4万数千人ですか、の人口ということで、今6万7,000人になったわけです。それぞれにすばらしい人材がおられます。そのような人材を結集することによって、この新市・山陽小野田市の将来に向けてのビジョンをいろいろ試行錯誤しながら手段・手法を考え、議論をすべきだというふうに思っております。

 そうした中で、先ほど話が出ました新市の祭りにつきましても、両商工会議所の青年部、青年会議所等が中心となってするというふうな格好で、旧山陽とか旧小野田とかという枠組みではなくて、山陽小野田市としてそれぞれお互いの人的ネットワークを連携しながら結集することによって着実に進化しているんではないかというふうに考えております。

 そうした中で、今回通告書に従いまして、この総合計画の中でまちづくりの基本目標ということが掲げられております。

 第1点目として、暮らしの安心・安全を守るまちづくり、2点目に、市民が主役のまちづくり、3点目に、うるおいのある快適なまちづくり、4点目に、にぎわいと活力に満ちたまちづくり、5点目に、人が輝く心豊かなまちづくりというふうにのっているわけです。

 そうした中で教育行政の具体的な取り組みにつきまして、そして医療、福祉の具体的な取り組みにつきまして、さらには商工業の具体的な取り組みはということで、それと、これも何度も一般質問等でもしているわけですけど、行財政評価の具体的な取り組みについてお聞きしたいと思います。

 それと、この「人」という中で行政と市民との連携、協働ということにつきまして、現状と今後の課題について壇上より質問をさせていただきたいと思います。執行部の簡潔な答弁をお願いをしたいと思います。

 以上です。

(伊藤 實君降壇)



○議長(大空軍治君) 執行部の答弁を求めます。野田企画部長。



◎企画政策部長(野田武廣君) それでは、私の方から大きな1番の山陽小野田市総合計画の取り組みについてということで、企画の方の考え方として回答させていただきます。

 新市の総合計画は、現在市議会定例会に上程いたしました基本構想と、4月に素案を公表し、市民意見公募を図りました基本計画、戦略プロジェクトを作成しております。総合計画の中の重点的な取り組みといたしましては、戦略プロジェクトとして、市民アンケートや地域懇談会の中から抽出いたしました「安全・安心の『住み良さ』を実現する」、「ひとを基本としたまちづくりを実践する」、「まちの活力を創造する」、「地域資源を活かす」という四つのまちづくりの視点を踏まえ、「生活創造戦略」、「市民創造戦略」、「活力創造戦略」の3本の柱を位置づけ、それに基づき分野横断的に取り組むプロジェクトをまちづくり市民会議からの提言も取り込みながら七つのプロジェクトに掲げております。

 このプロジェクトをもとに、国の頑張る地方応援プログラムにも応募するなど、これらを重点的な取り組みと位置づけて事業を進めてまいりたいと考えております。

 ここでとめた方がいいんですか。



○議長(大空軍治君) はい、次は加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) それでは、総合計画の具体的な取り組みの中で教育行政についてお答えを申し上げます。

 教育行政につきましては、総合計画の基本目標の一つである「人が輝く心豊かなまちづくり」の中でうたっておりますとおり、市民一人一人が生涯にわたってその資質・能力の向上や自己の充実を図る生涯学習の実践が求められており、特にみずから学ぶ力や豊かな人間性をはぐくむために、幼児教育や学校教育を充実させ、さらなる教育環境の充実を図ってまいりたいと考えております。また、家庭・学校・地域が一体となった取り組みや青少年の健全育成、芸術・文化やスポーツの振興を推進してまいりたいと考えております。

 具体的には、1、意欲ある人づくり、2、家庭や地域社会の教育力の向上、3、多彩な芸術・文化とスポーツの振興を掲げる中で、特に青少年の健全育成につきましては、義務教育の充実を中心としながら、学校と地域、家庭が連携、協力して一体となって教育を進めることが大切ですので、それぞれの役割を明確にしながら、それを十分果たすとともに、相互に連携を取り合い、相乗効果を高めていくよう努めてまいります。

 また、学校の統廃合を含めた学校規模・配置の適正化につきましては、今後、市立学校適正規模・適正配置に関する基本方針を策定することにいたしており、さまざまな困難が伴うかもしれませんが、よりよい教育の場の提供を目指し、協力して推進できるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) それでは、医療、福祉の具体的な取り組みの中で、地域医療をどう考えているかということと、市民病院の具体的な取り組みということについて、そこに絞ってお答え申し上げます。

 市民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりを推進するためには、地域医療の充実は欠かせることはできません。このため市民病院では、良質な医療提供や救急医療などを充実させて地域の中核病院としての役割を担ってまいりたいと考えています。

 ただ、昨今の医療は高度化・専門化しておりまして、地域医療は市民病院単独でできるものではありません。地域の医師会や医療機関、保健や福祉の関係機関とも連携して、地域が一体となって取り組む必要があるものと考えています。

 現在、県は、県域単位で考えていますので、県の医療計画との整合性等も踏まえて地域医療を考えていく必要があるというふうに考えているとこです。総合計画における市民病院の具体的な取り組みは、主なものとしては、経営健全化の推進と新病院の建設推進であります。

 まず、経営健全化の推進につきましては、両院とも厳しい経営状況の中ですが、今後ともできるだけの努力を傾注してまいります。

 ただ、現在の国の医療政策が次第に厳しく改変されていますので、前途はさらに厳しくなることが予測されるところであります。

 山陽小野田市民病院につきましては、建物、設備の老朽化とともに、多額の不良債務を抱えていますので、施設・設備の保守もままならず、病院機能という観点から安全の確保が難しくなりつつあります。

 そこで、「新病院建設構想検討委員会」において、新病院の建設を前提として、速やかに山陽小野田市民病院の統合が望ましいとの中間答申がほぼ取りまとまりそうな段階であります。

 今後、正式に中間答申が出ますれば、その後、病院局と市としての最終判断がなされるものと思いますが、当然実施する場合には、本件は議会議決が必要となります。

 もう一つの新病院の建設推進については、両病院とも建物、設備が老朽化して、既に小野田市民病院は築後約27年経過していまして、山陽市民病院は築後38年を経過していますんですが、去る7月30日に新病院建設構想検討委員会を立ち上げまして、今後議論が深まるものというふうに思っています。大変本件は非常に重要な案件でありますので、検討委員会の推移を見ながら、慎重かつ積極的に進めてまいりたいというふうに思っているとこです。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) それでは、総合計画の具体的な取り組みの中で今後の商工業の振興についての取り組みを聞くという内容の御質問でございます。

 まず、商工業の発展のことから申し上げたいと思いますが、これからの10年でございますが、やはりこの商業振興を進めていくためには基本があるわけでございまして、一つは、両商工会議所とこれまで以上に連携を深めて、いろんな御意見を聞いていくということが大切だというふうに思っております。

 もう一つは、商工会の組合等、商工関係団体との意見交換を十分に踏まえていくと。これは後で申し上げますが、企業との関係も同じでありまして、やはりその場で働いておられます商工団体との意見交換を踏まえていくということが大事だろうというふうに思っております。積極的な情報収集に努めることが大切だというふうに思っております。

 具体的なことについて少し申し上げておきますが、融資制度の周知徹底とか、あるいはこの10年間の中での空き店舗の有効利用とか、あるいは既存商店街の活動とか提案を積極的に支援をしながら商店街の振興に努めるということ、あるいは起業家支援センターというのがあります。起業家を支援するために、起業家支援センターというのを今運営をしておりますけれども、これの運営支援を行っていくとか、こういうふうな具体的な行動をこれからもしていくということになるわけでございます。

 昨日も私が申し上げましたが、御承知のとおり、昨年まちづくり三法というのがありましたけども、改正をされました。どちらかといいますと、これまでは郊外に人が集まるというのがまちであるというふうな感じでありましたが、そうではなくって、この改正というのは、郊外へ人が拡散するということを防ぐというような改正でございます。これから10年間いろんな面でそういう変化もあるというふうに思いますけれども、市民が商店街を楽しくゆっくり歩いて暮らしていけるという、そういうふうな商業振興を目指していきたいなというふうに思っているところでございます。

 それから、工業振興について申し上げますが、これはやはり地域経済の活性化とか、あるいは新たな雇用の場の創出等を目的としまして、企業誘致に取り組むことが第一であるというふうに思っております。全体といたしましては、三つほど企業団地がありますけれども、まだ37%ということで、小野田・楠企業団地につきましてはまだ売れていないという状況でありますので、これらに取り組むということが一番大事だというふうに思っております。

 具体的な施策といたしましては、誘致活動におきましては、広報活動の充実等による情報発信の取り組みをしていくこと、あるいは山口県とか関係機関とのネットワークを強化をしていくこと、また優遇制度の充実などに取り組んでいくと、こういうことをこれからこの10年間の中でやっていくということでございます。

 また、本市の経済を支えていただいております既存企業につきましては、今後も引き続き公と民との信頼関係に努めて、企業訪問を絶えず行っていくということでございます。昨年もかなりの企業を回りました。ことしも今かなりの企業を回っておるわけでございますが、これを引き続きやりながら、企業のニーズとか雇用状況あるいは新たな企業展開、こういうものもお聞きする、また設備投資をどうするかということを的確にお話をしながらとらえていく。内発促進等を行政といたしましてもできる限りの支援に努めていきたいというふうに思っております。

 それから、既存企業との情報交換に今努めていきながら、やはり新産業とか新事業、こういうものの創出支援にも努めていきたいというふうに思っております。

 以上であります。



○議長(大空軍治君) 野田部長。



◎企画政策部長(野田武廣君) それでは、行財政評価の取り組みについてお答えを申し上げます。

 「山陽小野田市行政改革大綱策定本部」の下部組織であります「山陽小野田市行政改革大綱策定専門部会」の計画・評価作成部会におきまして、評価シートを用いた行財政評価に今現在取り組んでおるところでございます。

 この評価シートは、山陽小野田市第1次総合計画の基本計画に位置づけられる施策体系に基づき、記入・評価するものでございます。シートは、「政策評価シート」と「事務事業評価シート」から構成されております。基本計画に基づく施策について評価を行いますが、施策にぶら下がる事務事業を「事務事業評価シート」にて評価した結果を受け、総合的に施策評価を行います。

 評価に当たっての基本的な流れといたしましては、施策及び事務事業の目的を明示し、成果とコストの指標を設定し、それに基づき成果とコストそれぞれの評価を行い、これらを踏まえて総合的に今後の方針を設定してまいります。

 現在進行中の段階でありますが、他市の評価制度も十分検討し、改善を加えていき、山陽小野田市における新しい行財政評価システムが早期に機能するように努力してまいります。

 続きまして、2の行政と市民との連携、協働についてでございますが、現在、本市で登録制で実施しておりますボランティアは、小野田市民病院の病院ボランティア、学校教育課の学習支援ボランティア、社会教育課のボランティア人材バンク、環境課のきれいにするっちゃ山陽小野田、文化会館の文化会館実行委員会、または10月からは心の支援室の心の支援員サポーターが活動を始めるということになっている予定でございます。

 ほかには、市の社会福祉協議会のボランティア登録がございます。これら人材ボランティア制度は、担当部署がそれぞれ募集・運営を行っております。市民活動推進課では、市民からのボランティアの申し込みに対し、希望をお伺いし、それぞれの人材バンクや趣旨に沿う市民活動団体の紹介をしておるところでございます。各課とも現行どおりの実施を希望しておりますので、総括的な登録ボランティア、人材バンクの創設につきましては、引き続き検討課題にさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、今総合計画の基本計画ですか、そうした中でこの計画策定に当たっての山陽小野田市の魅力、これというものは何ですか。



○議長(大空軍治君) 野田部長。



◎企画政策部長(野田武廣君) いろいろ市民アンケート、または市民まちづくり協議会ですか、その中でいろいろな意見が出ておりますが、やっぱり自然と触れ合うまちづくりができる、またコミュニティが盛んである。それに、大変合併して市の面積がふえておりますが、比較的コンパクトなまちではないか。それに、輸送関係を言いますと、高速道路がある、新幹線の駅がある、隣の市に行けば空港がございますので、大変高速交通にも恵まれた土地じゃないかというふうな意見が出ております。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 総合計画を見ても、文章というか、すごくもっともなことであって、それはわかるんですけど、今から実施計画等、それぞれの部署での具体的なことが出てくると思うんですけど、実際市民の方にとって、これを見たときに、「山陽小野田市はどういうまちなんだ」、「10年後どうなんだ」というところがなかなか見えにくい。

 やはり今言われた交通アクセスに関しては、県内っていいますか、全国的にも僕はいいところじゃないかというふうに思っていますし、やっぱり山陽小野田市の目玉というか、こうっていうものをやっぱりつくっていく必要があるんではないかというふうに考えます。

 そうした中で、今10年ということなんですけど、実際にまちをつくるのは10年ではできないと思いますし、20年、30年、新幹線の新山口駅にしても、やっぱり20年、30年かかってようやくまちらしくなった状況で、本当にこの10年の短いスパンで考えるというのはすごく難しいことだと思うんですよ。

 しかしながら、やっぱり行政の役割としては、やっぱりある程度長期的な視野、今は10年ですけど、やっぱりその先を読む力といいますか、そういうことも僕は必要ではないかと。それと連動していかないと、10年単位でこのまちづくりの全体のハード面、ソフト面にしても、なかなかこれを構築するのは難しいというふうに考えています。

 だから、そういう意味合いでいくと、やっぱり今は、現時点ではこのような抽象的な表現しかできないかもしれませんけど、実際にはやっぱり山陽小野田はこういうまちなんですと。先日も、人口推計の話も出ましたけど、実際には10年後には6万2,000人というか、そこまで減るところを6万4,000にしたいと。

 だから、そこにしても、魅力あるまちづくりをして逆にふやすぐらいのやっぱり思い、やっぱりそのまちづくりに山陽小野田市が合併して初めての総合計画であるからこそ、やっぱり今言う、市民との協働、そして僕は感動が必要ではないかと思うんですよ。市の思いだけでもまちづくりはできませんし、市民の協力も必要不可欠です。

 そうした中で協働することによって、そしてベクトルを一つにして将来の山陽小野田市をいいまちにしようと、その目標に向かう何かこの目玉をやっぱりつくる必要があるんではないかというふうに考えています。そして、それぞれが感動するということです。その感動するということは、適当にしたら僕は感動しないと思います。

 だからこそ、その目的に向かって市民も行政も議会もみんながそれぞれ知恵を出し合いながらつくるというようなところを、もっと今後実施計画の中では具体的にやっぱり提案をしてもらいたいというふうに考えています。

 先日、埼玉県の方にちょっと表敬訪問、ちょっとPTAの方で行ったんですけど、ちょうど埼玉県知事に表敬訪問をしたときに、県知事室に埼玉県内の市のいろんな資料が張ってあるんです、ざっと。それで、県知事が言われるには、これは市長さんとか来られたときに、今までの、要するに、税金の納付、いろんな公共下水とか、いろんなのが張ってあったんですよ。「これを見ればわかる」と。その市長さんがどこまでそのまちづくりをやっているかどうか、ああ、なるほどなと。やっぱりそうやって目がすぐそういうような格好で、県知事すらそうやって見ているわけですよ。「ああ、なるほどやっぱりいろんな手法があるな」と。やっぱり今の時点っていうんではなくて、やっぱりさっきの評価もですけど、今まではこうだった、ちょっとでも上がっているのと下がっているのと、一目瞭然にやっぱりその辺の目でわかるようなことということもすごく大事じゃないかと思うんですよね。

 だから、そういう面で参考になりましたし、上尾市に行きましたら、市長の名刺が花火です。花火の自慢をされるわけですよ。それで、こっちも負けんと埴生の花火の自慢をしましたけど、「こうこう」でちゅうことでしたんですけどね、やっぱりあっ、ここは花火なんだなっていうふうなあるわけです。それと浦和市ですよね、浦和に行ったらサッカーですよ、アントラーズですよ、もう。市役所へ行ったらアントラーズです。

(「レッズです。」と呼ぶ者あり)

 あっ、レッズ。(笑声)アントラーズじゃなかった、レッズですよ。だから、やっぱりそういうふうに、ああ、ここはやっぱりサッカーというようなね。そういうようなイメージというのは、僕はすごく大事ではないかと思うんですよ。

 だから、そういうような意味合いでいくと、やっぱり山陽小野田にもそういうものをつくる。やっぱりそれぞれ発想、市民なり、みんながやっぱり知恵を出し合いながら、こういうようなまちをつくろうというようなことを何とかこの総合計画の中に、また実施計画の中でもいろいろとまた取り組んでいくことによって、市民もやっぱり参画しようと。やっぱりそういうようなことでないと、さっきも説明ありましたボランティアに登録しているとか、そういうのでは僕はまちづくりはできないと思うんです。やっぱり市民も一生懸命になる。行政もそれにサポーターするというような、やっぱり協働というような感覚ではないと、なかなかこのまちづくりはできないというふうに考えています。

 それで、今、人口と総合計画の方は、今具体的に言っても何なんで、それでは、いいですか、ちょっともう連続していきます。

(「はい。」と呼ぶ者あり)

 まず、商工業の方からちょっと再質問をさせていただきますけど、今言われるように、企業にしても、商工業にしても、横田部長が言われるように、いろいろとコミュニケーションをとる、それはすごく大事だというふうに思っています。

 そうした中でなかなか、これも商工会議所、私も会員ですけど、なかなかその商工会議所に出入りする、頻繁にですね、出入りする人としない人でやっぱり情報の温度差があるわけなんですよ。だから、商工会議所自体もいろいろと情報発信もしているんですけど、なかなかそこまで情報の入らない人もおられますし、業種によって会議所に再々行く人と、やっぱりそういう面もありますし。

 だから、いろいろと今度商工会議所の会議所だよりとかでも情報も発信していると思うんですけど、逆にやっぱりそういうような商工業者とかの情報交換をするんだったら、商工会議所は、別にまた行政の方も、こういうようなまちづくりのやり方がありますよとか、いろいろ積極的にされるということなんで、それを期待をしています。

 それと、今、情報というか、こういうのは今あれなんですけど、今バイパスが近々開通しますよね。今、埴生におきましては、バイパスが開通して2号線の流れが全く変わっているわけです。それと同時に、厚狭の方も今度2号線の流れが変わると思います。そうした場合に、今度2号線、今の厚狭に関する2号線なんですけど、丸喜のとこから丸久までのとこでもいいんですけど、そうしたとこでも、今度は生活道的な通行量といいますか、そのようなことになると、今度まち自体がいろいろとまた変わる可能性もあるわけですよ。そうしたときに、いろいろと今の商店街なんかでも、いろいろと駅前商店街とか、いろいろひな祭りをやったり、いろんなことをやっていますけど、さらにいろんなまた創意工夫というか、情報提供とか、そういうこともしてもらいたいと思いますし、そのような交通の流れによっての影響等につきまして、何かございますか。



○議長(大空軍治君) 横田部長。



◎環境経済部長(横田信夫君) 私は、今、交通の流れについての御回答は用意しておりませんが、この10年間、1年1年いろんな変化があるだろうというふうに思っております。

 その中で私がお答えをいたしましたのは、やはり既存の商店街に十分お話をしながら進めていくということが基本だというふうに思っておりますので、それを私はお答えにさせていただきたいというふうに思っております。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 急な質問であれしょうけど、実際にそういうようなことで、小月もそうだと思うんです、バイパスが変わって。全然変わっていますから。やっぱりそれによって逆にまちがよくなる場合と衰退する場合と、いろいろございます。

 だから、その辺に関しても、行政の方もしっかりと目を向けていただきたいというふうに思いますので、また実施計画等にもそのような腹案がございましたら、また提案をしてもらえればというふうに思います。

 それと、企業につきましては、ここで前にも言いましたように、企業誘致につきましても、今、先ほど言う、この山陽小野田の魅力だと思うんです。やっぱりこの山陽小野田市、人口が減るようなとこには企業は来ません。やっぱり何か魅力。となると、交通アクセスなり、それこそ先日の水道の話じゃないですけど、工業用水もしっかりあるということであればそうでしょうし、やっぱりそのような魅力というものを出しつつやっぱりしていかないと、なかなか企業も来ないと思いますし、これも前回の一般質問で言いましたように、今の既存企業を大事にやっぱり育てるというか、やっぱりその観点を引き続きしていただければというふうに思います。

 それでは、続きまして、医療関係で、先ほど病院、地域医療のことで新病院云々のこともあったんですけど、実を申しますと、この新病院に関しまして、いろいろとまた新聞紙上等に反映して、新病院をつくるというような話の中で、旧山陽町の市民の方から、「どうなっているんだ」というような、私もですけど、ほかの山陽の議員さんもすごくやっぱり市民の方からいろいろと言われていると思います。

 そうした中で、やっぱりその辺の安心・安全という中の不安ですよね、その間、その経緯というか、これはそれこそ学校の統廃合もそうだと思うんですけど、するに当たってでも、こういうようなことでこう対処しますよというような説明があれば、その不安はないと思うんですけど、その辺につきまして何かございますか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 非常にもっともと思います。不安の解消につきましては、できるだけ対応していくつもりなんですけれど、まだ何しろ決まっていませんので、ちょっと何とも言いにくいといいますか、そのあたりがまだ活発に活動しにくいところなんですけれども、もしそういうことになりますれば、できる限りの市民の説明会も含めて、もちろん広報もそうですけど、何らかの形で説明させてもらおうと思っています。

 委員会等で意識的に新聞報道してもらって、むしろ感謝していますんですけれども、そういう形で市民の方には少しずつそういう方向なのだなということは次第に理解してもらっているんじゃないかと思っています。ただ、それがいいかどうかは別にしても、まだ最終的には決まっていませんので、決まり次第また市長さん等とも相談しながら、できるだけ対応は考えていこうと思っています。不安の解消につきましては、非常にもっともというふうに思っています。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) だから、決定はしていないでも、山陽側からしたら、今、山陽市民病院がなくなると、今、内科関係の入院の民間病院はないですよね。そうした中でやっぱり不安ということをすごく言われるわけですよ。

 そうした中で決定を出される前には、それに対してのこういうふうな対応をしますということを同時にやっぱりしないと、その間、空白が逆に長けりゃもう当然問題がございますし、やっぱりそこの不安を解消できる対策を考え、やっぱりしていかないと、なかなかこれは思うようにいかないと思います。

 やっぱりこの統合ということも一つの手段だと思いますし、その必要性は僕も感じています。だから、それについては、いろいろとまたその辺を市民というか、住民の皆さんの意見も聞きながら、逆にまた専門的な分野の見地から、やっぱりある程度の指導といいますか、それへの意見も僕は出すべきだと思います、行政サイドとしてですね。

 そうした中で、もう一点、救急の搬入についてなんですけど、今、安心・安全という中で、先日も奈良県の妊婦さんが9件ですか、回されて、死産したりということが新聞報道で出ていましたけど、せんだってから僕の知り合いが3人、救急車で運ばれたんですよ。それが3人とも回されたちゅうか、受け入れ病院がないということで、宇部の方の病院に回ったというようなことでした。

 そうしますと、今広域の医療体系ということで、救急車が山大に行ったりするということもすごくわかります。そうした中で、その辺の対応について、やっぱり安心というか、市民からしたらどこに回されるかわからん、それも対応が何軒も回されるというような状況なんですけど、それは解決方法なり対策というのは何かあるんですか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 救急の件は非常に難しいといいますか、何とかしなければならない問題です。

 まず、最初の件なんですが、私、住民の方は非常に賢明であるというふうに思っています。私、山陽で2日診察をしていますので、大体小野田でも診察していますし、大学病院でも診察しています。大体そこの病院に合ったような◎方が来られますし、(笑声)そういう点では、もう住民の方がそこの能力といいますか、どういうあれはよく承知であるなというふうに思っていまして、私、そういう点では非常に賢明で、ああいう新聞報道が出ていく中で、だんだんそういうふうになっていくな。でも、あれはもう外見を見れば、だんだんわかってもらえる話ですし、住民の方はもう暗には承知されとると思っています。

 実際、今回ちょっと私がこういうふうにあれしましたのは、実は決して経営的な問題を優先しているわけではありませんし、確かに山陽では内科系の入院ができないということは事実ですけれども、外科系につきましては3カ所ありますし、扶老会病院もすぐそばにありますし。そういうこともあって、確かに不自由ではあるんですけれども、今やはり私たちが最も考えなければならないのは、患者さんにとって安心・安全を提供するということがむしろ人道的な面で、余りこれは経営的、経済的な問題でとらえるよりも、やはり本当にそこで患者さんの安全が守れるかというところが問われているところじゃないかと思います。

 そのあたりで、この数カ月前までは何とか頑張っていこうとはしていましたんですけれども、どうももうどんどん補修等もして、どこかこれは危ない、犠牲者が早晩出るなというふうな感触ですので、もう急遽やはり犠牲者が出る前に人道的に対応しなければならない。そういう点では、当面やはり安全な場所に避難しておいてもらうというのが重要ではないかというふうに今、私個人としては考えているところです。

 救急体制のことでして、これがまた、この近所は幸い、小野田市民病院もありますし、労災病院もありますし、山大病院が高度救急救命センターになってくれていますので、広域で考えると、奈良県のような事態にはならないというふうに思っていますんですけれども、やはり御本人が希望されるところに行かれるかどうかは、なかなか難しいかもしれない。

 ただ、そういう体制を踏まえて消防とも相談しながら、やはり救急体制といいますか、やはり住民の方の安心・安全を何とかきちんと確立しなければならないということは思っています。それは重々思っていまして、もう少しその辺も詰めながらやっていかなければならないと思っています。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 今の救急の搬送につきましてですけど、実際ちょっと私も素人考えなんですけど、通常救急車の方から「どこそこの病院どうですか」、「受け入れますか」って言うんですか。それとも、事前にどこか大丈夫なのか、その辺というのはどういうふうなシステムになっていますか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) まず、救急隊の方は、どこにかかりつけ医があるかということを聞かれると思うんです。そこからどこに行きたいかという、御本人の希望を優先して、そこがたまたま、今ちょっと当直体制も考えていただきたいんですが、今、当直体制をとるには相当な人数が必要なんです。耳鼻科、眼科の先生も当直体制に入らないと日々の当直はできないというのが実情でして、耳鼻科の先生、ちょっとあれですけど、例えば、耳鼻科の先生の際に、内科の重症のところに回ってもらっても、それはなかなかあれですので、やはりそれはその病院にふさわしい方を救急隊は選別されると思うんです。

 それでは、すべての科を夜まで全部そろえておくかというのは、それはなかなか現実的に不自由でして、現時点でももう勤務医が非常に過重労働で、当直の翌日も丸々勤務しますから、もう30何時間連続勤務ということになりますので、これをこれまでむしろ放置してきた方が今のツケになってきたわけでして、何とか今その体制を考えないと、やはり救急は難しいんじゃないかということで、今、小野田市民病院では少しずつそのあたりを考えながらやっていこうというふうに考えています。

 もう少し救急が安心して対応してもらえるような仕掛け、仕組みを、もう10年前、20年前の方法を踏襲するということはできないというふうに思っています。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 今の救急に関しまして、やっぱりこれも本当安心して救急車に乗れるかどうかという問題ですので、その辺は専門的な見地からやっぱり改革といいますか、そうこともしてもらいたいと思いますし、やっぱり現状というか、医師不足でなかなかということを私も承知しますし、やっぱりその辺は先生方の専門的な見地から本当いい方向へ、不安のないような地域医療の一環ですので、その辺についてよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、教育委員会の方にいきます。

 この総合計画の中でいろいろと実際この教育、いつも毎回するんで、教育長ももう大体私の考えももう熟知されていると思いますし、その辺わかっていらっしゃると思いますけど、この総合計画におけるこの10年間の山陽小野田市の教育についての教育目標は何でしょうか。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 教育長に聞かれたかと思って、ちょっと今済みません。私、先ほど総合計画の中で全体的な教育行政の取り組みということでお答えを申し上げました。この中で、やはり心豊かなまちづくりということで、人ということを議員さんもおっしゃいました。まさにそのとおりであろうかということで、これからの教育行政におきましては、やはり幼児教育あるいは学校教育の充実ということを第一に考えながら進めていければと、このように考えておるところであります。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 私も同感で、人だと思います。山陽小野田の方も学力向上プロジェクト等、いろいろ学力向上の授業もされていますし、その辺について成果なり、その後、今の経過なり、現時点でのその辺がわかれば、ちょっと教えてください。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) 現時点では、誤解していただきたくないのは、このプロジェクトの目的というのは、生活改善といいますか、そういったものの方に重点が置かれているわけで、それをするためには、学校が汗をかかなくてはいけないと、それをお願いするためには、学校が汗をかかなくてはいけないという視点でもって学力向上というふうなものも同時にやるというふうな、そういう考え方でしているわけでございます。

 去年1年間、小学校、そしてことしから中学校もしているわけですが、幾つかの成果がございますが、広報等でも述べたと思いますが、学校の学業面での一番大きいものは、学校でしている、いわゆる短時間集中学習方式っていいますか、モジュール授業と言っていますけど、そういうものの目的というものは、集中力を高めるというふうなことが大きい目的なわけですが、それはある見方をすると、いわゆる学力と、学力というのは、ある面で目先のことでございますけど、それよりは知能という、その学力の土台または心の入れ物となるべき、そういう知能というものに焦点が置かれているわけでございます。

 ですから、それを評価する指標としては、知能指数というものがあるわけですが、その知能指数というものは、全部で全体で平均で9%上がったという、これは3,000人以上の規模では、今までいろんな文献を調べてみましても、過去前例がないような、そういう結果でございます。

 ですから、そういう意味では、学校での先生方は大変努力して汗をかいて、子どもにそういったものを与えたというふうに解釈できるんじゃないかと考えております。そういったことでもって学校側も、また家庭のそういう生活改善というふうなことについて一歩踏み込んでお願いし、多分親御さんたちも、「じゃ、もうちょっと頑張ってみようか」という気になれるんじゃないかと、そういうふうに考えております。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 今、教育長が言われるように、生活改善、すごく大事で、やっぱりそこからしないと。学力重視ではなくて、やっぱり僕が思うのは、やっぱり学習意欲の低下という問題につながるんじゃないかと思うんですよ。学力向上というよりも、勉強しないといけないというか、何のために勉強するのか、その低下がやっぱり僕は全国的にいろいろと今問題視されていることであって、それをはき違えている人も多いんで、やっぱりその辺はしっかりとコミュニケーションをとらないといけないと思います。

 そうした中で学校評価等を今、小・中でされていると思いますけど、その辺についての教育委員会の報告は、学校側からは全学校がされているんですかね。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) 全学校で、そういうふうな評価っていうのは非常に重要な課題でございます。地域の方々、いろんな方々に御意見をいただきながら進めていくという考え方で、それはすべての学校で行っております。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 報告を受けているということですね。

(「はい。」と呼ぶ者あり)

 報告も受けているということですね、それぞれの学校から。

 そうした中で、実際この学校評価につきましては、17年の文科省の調査では、外部評価、内部評価がございますけど、大体30%ぐらいで、3分の1ぐらいしか学校は教育委員会に報告してないんですよね。なぜかというと、やっぱり学校側からいうと、教育委員会がやっぱり人事権とか財政面を握って、どうしても管理監督されているというようなニュアンスか強い。どうしても自分らの内情をぶちまけないというか、やっぱりそういうふうな体質もあるんではないかと。

 そうした中で山陽小野田の場合は全部教育委員会に報告しているということは、やっぱり逆に教育委員会も、その評価をもとにしていろんな施策が考えられるわけで、僕はすごいというか、やっぱり山陽小野田市の教育委員会は評価に値すると思うんですよ。

 やっぱりそうした中でその辺の、いつも教育委員会のことも言っていますけど、実際教育委員会の役割ということがすごく大事だと思います。僕がいつも言うのは、教育委員会会議の方なんですけど。

 だから、そうした中でやっぱりお互いが評価をする中で連携、問題点等を協議をして、よりよい学校づくりをしていただきたいというふうに思います。

 それと、今義務教育、小・中の場合なんですけど、僕もPTAの関係で全国的な話の中でいろいろ聞く中で、義務教育においての格差がすごく問題になっていると思うんですよ。それは市の財政状況によってその教育委員会への予算も全然違うわけですし、教育特区の市とまたいろいろと違いますし、それについて今後、総合計画において、教育特区なり、いろいろコミュニティスクールもございます。いろんな手法なりがあると思うんですけど、その辺の考えは何かございますか。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) まず、議員から今御指摘ありましたように、学校には私立の学校もありますし、公立もあるし、いろいろあるわけでございます。それぞれ教育理念のもとにしているわけですが、公教育がちゃんとしっかりしなければならないことは、もう御指摘のとおりだと思います。

 そして、その公教育において、私は格差といいますか、差があってはいけないというふうなことで、当市では、何をするにしても、全部の学校を対象に進めているわけでございます。そして、その全部の学校が皆情報を共有しながら一つの大きな集合体として進んでいけるように、どこかの学校だけがよくて、どこかの学校はというふうなことにならないように、校長先生方及び各全部の先生方にお願いしながら連携を持って進めていくという格好をお願いして、現在、小学校でも中学校でも一体となって進めているわけでございます。

 そして、今後どういうふうにしていくかというふうなところでございますが、いろいろ検討している中で、現在の施策、今やっていることというのは、法的な縛りがございまして、中学校の方については、研究開発指定校というのを全校するというふうな、ちょっとイレギュラーな格好で、なかなか例のないことなんですが、そういうふうなこと。

 しかし、そういうふうなことがちゃんと継続できるような格好というものをしていかなくてはいけません。教育特区というのもその一つの方法だと思いますが、そういうふうなものを含めて、現在計画を進めているところでございます。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員の質問中でありますが、ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を再開いたしますので、定刻までに御参集をお願いいたします。では、休憩いたします。

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午後0時07分休憩

午後1時00分再開

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○議長(大空軍治君) これより午後の会議を開きます。

 午前中に引き続き一般質問を続行いたします。

 それでは、伊藤議員、質問を続けてください。伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 昼食もとりましたし、また元気になりましたので、(笑声)残り15分、元気はつらつ再質問をさせていただきます。

 先ほど義務教育の課題ということで、意見といいますか、それを申したわけですけど、その中でも中学生におきましては、やっぱり今学力のこともすごく大事だとは思いますけど、中学後期といいますか、その時代は心の教育といいますか、そのようなことがすごく僕は重要ではないかというふうに考えるわけです。

 そうした中で青少年の健全育成に向けた、今度総合計画におけるさらなる取り組み等につきまして何かありましたら、お願いします。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 青少年の健全育成につきましては、総合計画の中では家庭や地域社会の教育力の向上の中でとらえておるところでございます。

 先ほど申しましたように、青少年の健全育成ということになりましたら、やはり家庭、それから学校、社会の協力の中で青少年健全育成をしていきたいということでとらえておるものでございます。

 したがいまして、義務教の中では、やはり学力とかいうものを中心でとらえております。義務教育の施策展開といたしましては、教育内容、方法の充実、それから教育環境の設備、学校給食の充実、学校保健体育の充実、学校安全教育の充実、特別支援教育の推進ということで推進施策を上げておるところでございます。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 今説明があったように、そのようなこともされると思います。

 先ほど病院の関係でも出たように、今言う、学校教育現場におきましては、モンスターペアレンツ、それとかクレーマーとかいうような表現でされているわけですけど、理不尽な要求をする保護者がふえているという問題が、これは全国的にすごく重要視されています。その対策なり現状は山陽小野田市においてはどうでしょうか。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) 理不尽な要求かどうかというものは、また受けとめる側等、いろいろ問題がありますから、それぞれの事案について、それがどうなのかというふうなのは一概には申されないと思います。

 しかし、学校の先生方から上がってくる事例等の中には、昔の考えの先生にとっては、ちょっと理不尽じゃないかというふうなものもやはり存在しているわけです。

 それらに対する対応なんですが、やはり学校の先生方には、子どもまたは親が一種の理不尽な要求っていいますか、そういうふうなものがあった場合、それがおかしいというふうな、これ教育というよりは、どう言ったらいいのかわかりませんが、そういった働きかけもまた必要なわけでございます。それにかかわらないというよりは、そういった働きかけをしながら、そういう要求が子どものためにならないとか、そういう視点、結局は子どものためにも、またそれぞれの方のためにもならないという、そういう視点でもって働きかけをし、指導をしていくというふうな立場で現在対応をしているところでございます。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) このモンスターペアレンツとかの問題は、これは本当今、全国のPTAの方でもいろいろと協議しているわけですけど、実際にこれを学校で解決するのは僕はなかなか難しいんじゃないかというふうに考えています。先日、文科省の方に行って、いろいろとちょっとその辺の話をしたんですけど、文科省は、はっきり言って、東京の視点というか、やっぱり大都会の視点で考える懸念というか、そういうとこがございまして、地方の現場サイドの声を余り知らなかったんで、いろいろと意見交換したんですけど、今山口県の場合は、小中高のPTAの連絡協議会、校長会とのそれを本年3月発足したわけですけど、やっぱり地域ぐるみ、その地域の中の保護者の連携の中でそのようなことを解決しようというような今手法を確立しようとしているわけですけど、やっぱりそのような格好ですべてを学校、先生とかが全部解決しないといけないかというのはどうかなと僕は思っているわけで、そうしたときこそ、それぞれの市役所においても地域においてもいろんな人材がおられるわけですから、そこで知恵を結集するちゅうことも一つの手段じゃないかなというふうに考えます。

 だから、教育委員会の方でそのようなモンスターペアレンツとかに対応するために先生をどうかするとかいうだけではなくて、逆にほかの部署からの応援を仰ぐとか、やっぱりそのような組織をつくるとかいうことも一つの手段ではないかと思います。

 そうした中で、今給食費の未納問題とか保育料の未納問題等も、これもいろいろと問題になっているわけです。そうした中で、せんだっても給食費を払わない保護者が払っている保護者に、「あんたも払いんな」と誘うわけですよ。そして、その保護者が、「そうじゃね」っていう人と、「あんた何を言うんかね、あんた払わんにゃおかしいわね」という。これがなびく保護者がふえているんですよ。

 だから、要は、仲間意識でどんどんそのような格好で、要は、自分の都合というか、そういうようなやっぱり人がふえている。だから、親学という問題も今出ているわけですよ。

 そうした中でまたちょっと聞くんですけど、今保育園とか保育所とかもそうでしょうけど、その方で今みたいなモンスターペアレンツ的な行動される保護者は存在していますか。



○議長(大空軍治君) 大田次長。



◎市民福祉部次長(大田博美君) 具体的には事例としては上がってきておりません。それでも中には台風等で早く帰らせると、父母の責任ということ、教育法の中では「父母、その他の保護者は、子どもの教育について第1次責任を有する」ということになってはおるんですが、早く帰らせると、「責任を市は親の方に押しつけるのか」というような話も聞いております。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) そうした中で、今この総合計画を進めていく中で、やっぱり僕は行政としての、ぶれないっていうか、やっぱりそれは確立すべきだと思うんですよ。やっぱり何をしようにも、いろんな主義主張というか、意見を持たれる人はいろいろとおられると思います。

 そうした中で、行政としてはこういうまちづくりの目的に向かってこうしているんだというような、やっぱり毅然とした対応もする必要がこれからはさらに必要になると思います。それは、それぞれの分野でもそうだと思いますし、実際に今からやる上でいろいろとやっぱり意見のある方もおられますし、そこにはやっぱり根気よく説明することも必要だと思います。

 だから、やっぱり市民にも協働してもらう中に、権利と義務をはき違えている人も少なからずおられるというのは事実じゃないかと思うんですよ。

 そうした中で、僕は、行政としてもやっぱりその辺の毅然とした態度をすると。そうした中で、せんだっての、今税金の未納の方とか、要するに、家賃滞納とか、いろんなことで今専属の部署をつくられていますけど、やっぱりそういうようなことも僕は必要だと思いますし、やっぱりすべての人が市のまちづくりにかかわり、協働することによって将来の山陽小野田市が確立できるんだと思いますんで、やっぱりそのようなことは行政としても、「ノー」は「ノー」、「イエス」は「イエス」と、やっぱりその辺は示していく必要があるんじゃないかと思います。

 行政と同時に、我々市民の代表である議員もそうだと思いますし、やっぱりそのことの議論は時間を惜しまず、やっぱり議論をするということをしていかないと、この総合計画実現に向けては、なかなかいい結果が出ないんじゃないかというふうに思っています。

 そうした中でこの行財政評価ということでいろいろと、先ほど評価システムのことも説明がございました。これは昨年度、一昨年度からいろいろと皆さん、それぞれの議員さんからも質問があった中で、山陽小野田市独自の今手法でされていると思います。それはもう完璧じゃないにしても、一歩一歩進化をしながら、そのシステム、PCサイクルをやっぱり確立していくということがすごく重要だと思いますので、そこを本当に生かしながら、検証しながらこのまちづくりに向けてフルにそのようなことを発揮をしていただきたいというふうに思います。

 一つお願いなんですけど、やっぱり市、僕も今議員になって2年近くなるんですけど、やっぱり今ノートパソコンですよね、皆さん、職場で。いろいろな窓口に行っても、こちらから「済みません」なり、僕だけではなくて、市民の方が「済みません」ではなくて、本来なら市の職員の方から「何か御用ですか」というようなことが僕は絶対に必要じゃないかと思うんですよ。どうもノートパソコンで、「待てよ、これだったら見まあ」じゃないけど、全部が全部とは言いませんけど。でも、やっぱりその中の部署でも、一人はちゃんとそのお客さんというか、市民の方が窓口に来られたときにちゃんと対応するような役割とか、そのような役が今設置されているんですかね。



○議長(大空軍治君) 執行部、どなたが答えられますか。執行部の答弁を求めます。白井市長。



◎市長(白井博文君) 特別にそういう係あるいは役のついている職員がいるとは聞いておりません。

 ただ、伊藤議員が議員としてなられて約2年近く、この2年近くの間に市役所の職員の意識が随分変わってきたというふうに聞きます。今御指摘のパソコンも、パソコンに向かうことによって市民に背中を向けるというふうな配置には決してないというふうに聞いています。パソコンの仕事をしながら市民が来られれば、必ず腰を上げて、起立して市民に応対するというふうな、基本的なそうした意識になってきているというふうに聞きます。

 現在進行中です。パソコンを自分の個人的な用途に使う職員も、まだまだ残念ながらいると聞きます。ここは情報管理室というのがあります。外部に発信する、あるいは外部から情報を得る、そのパソコンのルートは、ルートといいますか、一つ一つの分刻み、秒刻みが情報管理室で全部把握されております。残念な状態にありますけれども、それらも含めて、さらに職員の意識改革を進め、本当の意味で1円1円、すべて公金なんだというふうな意識を持ちながら、市民を大切にする行政に取り組んでいきたいというふうに考えています。



○議長(大空軍治君) 伊藤議員。



◆議員(伊藤實君) 残り1分になりましたんですけど、実際、私の感じたとこはそういうところが今気づきました。さらにその辺の市民とのコミュニケーションというか、やっぱりその市民サービスという部分に関しましては、やっぱりそういうこともすごく、小さなことであり、すごく大事なことだと思いますので。

 それと、まず元気を出すちゅうことが僕はこのまちには必要だと思いますし、やっぱりそれに向けて我々も努力をしたいと思いますので、この総合計画、今後実施計画等が出ると思いますので、またその際にいろいろとまた質問させていただきたいと思います。

 以上で一般質問を終了します。



○議長(大空軍治君) 以上で、伊藤實議員の質問を終わります。

………………………………



○議長(大空軍治君) 次に、7番、山田議員、御登壇願います。山田議員。

(山田伸幸君登壇)



◆議員(山田伸幸君) だれもが安心して暮らしていけるまちづくりに奮闘している「日本共産党」の山田伸幸です。

 初めの質問は、「新病院建設構想検討委員会」と地域医療についてです。

 7月30日に発足した検討委員会は、8月8日のたった1回の審議で山陽市民病院を事実上廃止することを決めました。しかし、この議論に当事者である山陽市民病院長や患者などは意見を言う場がありませんでした。

 そこで、共産党議員団として、結論を出す前に市民の意見を聞くよう、検討委員会委員長へ申し入れを行いましたが、無視をされ、廃止の結論だけが急がれました。まさにこの検討委員会は、山陽市民病院の廃止ありきで議論が始められ、病院局の説明も廃止のための説明に終始していました。市長は、山陽市民病院の廃止のためにこの検討委員会を立ち上げられたのでしょうか。

 次に、検討委員会の中間答申案として、市民病院の統合という方向が出されましたが、仮に統合されるとしても、これまで山陽市民病院を必要としてきた人たちに、統合とはどういうものであるのか、しっかりとした説明が必要ではないでしょうか。

 次に、検討委員会は、山陽市民病院の廃院について議論はされましたが、山陽地域の地域医療の現状については、残念ながらまともな議論がありませんでした。市長は、山陽市民病院がなくなっても、山陽地域の地域医療については支障がない、このように考えておられるのでしょうか。

 次に、山陽地域では、これまで休日夜間の医療は山陽中央総合病院内にあった休日夜間診療所で対応し、その後の入院につながり、地域の病院として機能を果たしてきましたが、合併以後廃止され、救急に頼らざるを得なくなりました。

 ところが、現在、救急車を呼んでも、なかなか思ったような病院に搬送されないという事態が生まれています。山陽市民病院を廃止するというのであれば、緊急時に対応できるドクターカーの導入をするぐらいの覚悟が必要です。これぐらいをしないと、山陽地域の地域医療は崩壊し、地域で安心して暮らすことができません。市長は、今後山陽地域の地域医療について、どのように責任を持っていこうとしておられるのでしょうか。

 次の質問は、教育委員会のあり方についてです。

 教育委員会会議のあり方について、これまでも議論の進め方や市民に開かれた委員会とすることなどを求めてきましたが、5月の委員会で市立学校適正規模の方針案審議では、市民の意見が検討違いのように議論されています。教育委員会が直接市民と向き合うことが必要となっているのではないでしょうか。

 次に、「市立学校適正規模・適正配置の基本方針」(案)がパブリックコメントにかけられていますが、以前、厚陽地域住民の同意が得られてから行うというふうに聞いておりましたが、突然方針転換された理由についてお答えください。

 次に、厚陽地区では、この基本方針については明確に反対を意思表示しておられますが、この反対意見は、基本方針案にどのように反映されたのでしょうか。

 次に、4月24日に全国一斉学力テストが開催され、市教委も参加されました。共産党議員団は、問題点が多いとの立場から、学力テストに参加されないよう申し入れましたが、聞き入れられませんでした。教育委員会の教育方針として、学力テストに参加された理由、学力テストが子どもたちの学力向上とどう結びついていくと考えておられるのでしょうか。

 次の質問は、介護保険制度の現状についてです。

 昨年、介護保険制度が大幅に見直されました。見直しの結果はどのようにあらわれているのでしょうか。また、介護サービスの提供も、自立を目指したものに変えられましたが、市民に必要なサービスが提供されているのでしょうか。

 次に、鳴り物入りで導入された介護予防事業の現状についてですが、介護度の軽度者の最近の利用状況の推移、お手元に資料1を配付しておりますが、これを見ると、利用が落ち込んでいます。また、資料2は、介護予防事業の利用者数ですが、余りにも悲惨な現状です。今後改善される方向に変わっていくのでしょうか。

 最後の質問は、総合計画と財政計画についてとしておりましたが、財政計画についてのみ質問いたします。今後の市のあり方を決める総合計画に基づく実施計画は、財政上の裏づけが必要です。財政計画をつくる際には、これまでの財政運営を点検し、財政が厳しくなってきた原因を突きとめ、今後の財政計画に反映していく必要があります。

 資料3は、小野田市の過去20年間の経常収支比率と最新の山陽小野田市のデータを比較したものです。これを見ていきますと、財政運営が厳しくなっていった原因は、公債費負担と繰出金負担によるものであることがつかめてきます。公債費をどのように減らしていくのか、適正化に向けて計画が検討されておりますが、繰出金についても検討が必要ではないでしょうか。

 この場での質問は以上です。

(山田伸幸君降壇)



○議長(大空軍治君) 執行部の答弁を求めます。河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) まず、病院の問題からですから、私から答えさせていただきますんですが。

 最初に、まず議員さんには日ごろから病院に対しまして好意的に関心を持ってもらっていることに大変感謝いたしております。できるだけ簡潔に答えたいんですが、ちょっと問題が複雑ですので、少し長くなるかもしれませんけど、御容赦ください。

 まず、「検討委員会」のあり方なんですけど、新病院建設構想検討委員会は、老朽化した両病院の今後を考えて、新病院建設に関すること及び病院事業を運営する上で必要なことを調査・検討する委員会でして、決して山陽市民病院を廃院するということが目的の委員会ではありません。

 ただし、新病院を考えるという、構想するという前提として、山陽市民病院の動向を議論せざるを得ないといいますか、避けることができないということであります。

 もう一点、先ほどちょっと出ましたので、山陽市民病院長の名誉のために申し上げますけれども、これは私が「出席しなくていい」と今回は言ったわけでして、前回の委員会で、現在の山陽市民病院の院長は、少なくともこの2年間は非常に山陽市民病院にとって功労者なんですよね。その功労者に対してどんどん責める風潮というのは非常に望ましくないというふうに思っています。

 ですから、私も今回は院長が責められるかもしれないというふうに考えまして、あえて私が院長にかわって、でも十分よく相談し合いながら、院長に「出席しなくていい」というふうに申し上げた次第であります。

 その後、山陽市民病院を統合するということは、まだ決定されていないんですけれども、私個人の見解として、山陽市民病院は財務経営問題として話題になっていることは事実でして、それは確かに非常に重要ですけれども、私個人としては、むしろ人道的見地から、被害者が出る前に避難的統合をしておくことが優先的課題であるというふうに今では思っています。

 病院は、患者さんに信頼、安心、安らぎを提供する場なんですけれども、今ではその期待に応ずることができにくい状況です。数カ月前までは、私は新病院が完成するまでは、山陽市民病院を何とか保持しようと考えていました。不良債務もたくさんあることは十分承知していましたんですが、それは市長さん等にも相談して、延長させてもらいながらも、何とか病院までは持たせるというつもりでした。

 しかし、この数カ月、毎週のごとく、補修、保全、漏水等がありまして、その修理に追われてきました。これほど病院が老朽化しているということは、私自身全く想定外でした。このままでは近い将来、大きい惨事が出るというふうに推測しています。この数カ月になって、このまま補修で対応するということは、既にもう限界であるというふうに思っていまして、患者さんの信頼を裏切って被害者が出る前に、今間に合ううちに避難してもらっておくことが人道的であって、その意味での統合を早めることが望ましいというふうに思っています。その観点で統合を早めてもらうことを委員会で決定してもらいましたことは、大変適切な判断であったというふうに評価しているところであります。

 山陽地区の地域医療の現状なんですけれども、確かに内科の入院施設は、旧山陽町では山陽市民病院だけですけれども、先ほど申し上げましたように、すぐ隣には扶老会病院もありますし、外科系では、三つの診療所があります。診療所は、今全体として17診療所がありまして、中には非常にきれいで見かけのいいところもたくさんありますし、歯科診療所も12施設あります。決してこれですべていいというわけではありませんけれども、もしそういうことが決定されましたら、今後交通の便とか、いろんなことを配慮しながら、旧山陽の方々にはもう少しその辺を固めていこうと思っていますんですが、まだまだ結論が出ていませんので、ちょっと今具体的には申し上げにくいところであります。

 ドクターカーにつきましては、おっしゃいましたように、非常に有用なんで、確かに夢のようなので、まだ具体的には検討するということには至っていません。これを導入するということになりますと、相当な救急に精通した医師とか看護師あるいはいろいろなことで相当な経費とか、いろんなことがかかるであろうなあということが予測されますし、なかなか今の状況ではすぐには難しいんではないかと思いますので、それにかわる交通網の便利さというようなことを図りながら、できるだけ旧山陽地区の方々の利便性ということは考えていきたいというふうに思っています。大体そういうことでよろしいですか。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 中里消防長。



◎消防長(中里裕典君) 今の病院局の方の若干補足になりますけども、補足と言いますと大変失礼ですが、もう少し内容を、ドクターカーにつきまして詳しく申し上げますと、まずドクターカーを導入いたしますと、ドクターカー1隊を24時間配置すると、こういった体制をつくった場合です、仮にこういった体制をつくった場合には、内科系と外科系の医師各5名、それから救急救命士、看護師を含んだ救急隊員が14名、計24名のスタッフがいないとこれはできないと。と申しますのは、24時間ですから、3交代、3部制になりますので、こういった状況になろうと思います。そういった意味では非常に難しいのかなと、こういう気がいたしております。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) 教育委員会に対しまして四つの御質問でございます。1と4について、私の方から答えさせていただきます。

 この教育委員会制度につきましては、いろいろな議論があるところでございまして、廃止論も含めて、中央の方でも大きな問題となっております。

 ですから、この制度そのものに問題が内包しているというのが現状じゃないかと思いますが、そういった法律的な問題点を含む中で、現場それぞれの市として最善を尽くさなければいけないわけでございます。

 教育委員会会議の開催場所につきましては、さきに御回答申し上げましたとおり、傍聴の状況を見て臨機応変に対応してまいりたいと考えております。

 また、教育委員会のあり方として、教育委員会制度の意義の一つは、御指摘のように、地域住民の多様な意向の反映でございます。これは、この制度の中では仕組みとしてはどういうふうになっているかと言いますと、学識経験が豊かで人格が高潔な、いわゆるレイマンである教育委員を通じて、広く社会の常識や市民のニーズを適切に反映させるという形になっております。それぞれの委員がさまざまな活動をし、広くアンテナを延ばし、得られた情報を議論し、事務局からの情報も検討しながら、教育行政を推進していると理解しております。

 市のホームページや広報、さらには新聞等のメディアも活用しながら教育行政を市民に伝え、またホームページでの私の提案、いろんなところに置いてあります提言箱への提言等の市民の御意見にも耳を傾けながら、市民に御理解いただけるよう努力してまいりたいと考えております。

 4の学力テストへの参加についてでございます。

 本調査の目的でございますが、これは全国的な義務教育の機会均等とその水準の維持、向上の観点から、学力、学習状況を把握、分析することによって教育の結果を検証し、改善を図る。また、教育委員会、学校等が全国的な状況の関係において、みずからの教育及び教育施策の成果と課題を把握し、改善を図ることにその目的がございます。

 本調査により学校や教育委員会が児童生徒の状況を的確に把握し、平素の学習指導や施策を振り返り、本市の児童生徒の現状にかなった指導・改善を行っていくことは必要なことと考えております。

 また、本市の児童生徒が自分のつまずいているところに気づき、同時に、教師側もそれを的確に把握して、早い段階で適切な指導や助言を行うことは、児童生徒の学習に対する自信をつけ、学習意欲の向上にもつながると考えております。

 今後とも、本調査実施につきましては、参加する予定にしております。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) それでは、2番、3番の市立学校適正規模・適正配置の基本方針と住民の意見反映ということでお答えを申し上げます。

 市立学校の適正規模・適正配置に関する基本方針案につきましては、募集期間を9月3日から10月2日までの1月間といたし、このたびパブリックコメントにかけたところであります。

 これまで厚陽地区の方々とは、基本方針案の内容について話し合い、文書でもやり取りしながら調整を行ってきたところでございますが、その内容については反対をされたままでございます。地域が反対をする中でパブリックコメントにかけたのは大きな問題があるという御指摘をいただきましたが、教育委員会といたしましては、逆にパブリックコメントを通じて多方面から市民のお考えや御意見をお聞きしたい。そして、その中で基本方針に反映できるものは反映していくという思いで実施をいたしております。募集締め切り後、いただいた御意見などを教育委員会で吟味しながら、正式な方針を策定してまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(大空軍治君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) パブリックコメントの点についてだけ、ちょっと補充します。

 「地域及び保護者と教育委員会とのパブリックコメントにかけることの合意が整わなければパブリックコメントには付さない」と市長が約束したという、先ほどそういう議員の説明でしたが、それは間違っています。この基本方針についてはお読みになったことはありますか。

(「あります。」と呼ぶ者あり)

 あります。その末尾の方に、この基本方針を実施するに当たっては、教育委員会と地元、保護者と十分協議を尽くされたいという意見が付されております。そのことを面会に来られた地域、保護者の方たちに私が申したんです。パブリックコメントにかけるかどうかは、私の権限です。私が判断します。その前提として、この基本方針の付記意見、この点について十分協議を尽くしてほしいというふうに述べたんです。その席には、教育委員会のみならず、取材のために来られたマスコミも同席しております。

 ですから、議員が直接お聞きになったことじゃないと思いますけれども、先ほど述べられたことは誤った情報に基づくものですから、指摘しておきます。



○議長(大空軍治君) 松野部長。



◎市民福祉部長(松野清和君) それでは、介護保険制度の現状について、要介護者の現状と介護サービスの利用状況についてという御質問に御回答申し上げます。

 平成18年4月の介護保険制度改正により、それまで要介護1であった区分が要支援2と要介護1に細分化されました。区分の基準としては、状態の維持、改善の可能性の高い方が要支援2と判定されます。また、それまで要支援の区分が要支援1となりました。要支援1、2の方については、介護予防サービスとして、運動機能向上、栄養改善や口腔機能向上等の予防を重視したサービスが選択できるようになりました。それまで介護サービスの提供につきましては、民間の居宅支援事業者がケアマネージメントを行っておりましたが、この要支援1、2の方については、市の地域包括支援センターがケアマネージメントを行うようになりました。委託分を含めて、すべてのケースに目を通すことにより、利用者の状態に応じた目標設定とサービス利用の効果などを定期的にチェックしております。

 また、福祉用具の貸与につきましては、要支援1、2と要介護1については、特殊寝台と車いすなどの貸与を原則として除外されましたが、すべての方が一律に除外されてはおりません。一定の条件を満たせば認められることになっております。

 なお、特殊寝台と車いすにつきましては、その条件を満たさない場合においても、医師の医学的な所見に基づいた上で適切な助言者が参加するサービス担当者会議により貸与が相当であると判断される場合は、市に協議書を提出後に認められる場合もあり、福祉用具の貸与サービスの利用をしないと自立生活ができない方については、この制度を活用しているところでございます。

 次に、介護予防事業の現状と今後の対策についてということについて回答を申し上げます。

 平成18年4月に介護保険法が改正されましたが、この中でこれまでの老人保健事業や介護予防、地域支え合い事業が再編され、地域支援事業が創設されました。この事業は、介護保険の要介護、要支援になるおそれのある65歳以上の高齢者の方、これらの高齢者を「特定高齢者」と言いますが、この方々を対象として市が介護予防事業、包括的支援事業等を実施するもので、昨年の4月から基本健診にあわせて実施する生活機能評価等で特定高齢者を把握、選定いたしましたところ、高齢者人口の4%、600人程度を想定しておりましたが、平成18年度末現在で229人の特定高齢者として決定したところでございます。この減の原因とするならば、基本チェックリストによる選定方法が厳し過ぎるのではないかと考えているところでございます。

 その後、国の見直しもあり、今年度につきましては4%の600人を超える見込みでございます。この特定高齢者に対するサービスの提供については、地域包括支援センターが実施する介護予防ケアマネージメントの中で介護予防ケアプランを作成し、本人の同意のもと、介護予防サービスを提供することとなりますので、特定高齢者一人一人を訪問し、介護予防事業等への参加を勧誘いたしましたが、理解を得ることができず、結果といたしまして、通所型介護予防事業として運動機能向上プログラムを1カ所で1回、参加者5人で実施し、また訪問型介護予防事業として栄養改善指導等を1人に対して実施いたしたところでございます。

 今後は、対象者も増加するということも見込まれておりますし、地域包括支援センター、保健センターが共同して特定高齢者の把握に努め、一人でも多くの特定高齢者が介護予防のプログラムに参加できるよう、市内の指定居宅サービス事業者等に通所型介護予防事業の実施を委託し、筋力トレーニング設備を利用したり、プールを使用した水中運動訓練など、サービスの内容の充実に努め、あわせて保健センターによる訪問指導なども積極的に行い、予防重視の高齢者福祉サービスを展開するとともに、高齢者が「元気に楽しく生きがいを持って生活すること」を目指し、包括的・継続的な高齢者施策を実施してまいりたいと思っているとこでございます。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 市村次長。



◎企画政策部次長(市村雄二郎君) 4番目の財政計画の基本方針についてお答え申し上げます。

 現下の極めて厳しい財政状況を乗り切るため、総合計画の基本構想に掲げられております行財政改革により、効率的で健全な行財政基盤づくりを進めるなど、行政改革大綱による行財政改革を基本とした見直しを図り、財政の効率的運営及び自主財源の確保を目指すことを基本方針としております。

 なお、御指摘の繰出金についてでございますが、総額につきまして、17年度が42億4,400万円、18年度が37億4,300万円、19年度が総額で37億9,400万円と減少傾向にはございますが、御指摘のとおり、歳出のうちの大きな比重を占めまして、これに対する財政負担もかなり厳しいものがございます。

 繰出金の減少につきましては、特に財政健全化の大きな要素であるというふうに認識をしておりまして、現在では義務的経費であります人件費、扶助費、公債費、それに繰出金が掲げられるほど重要な、あるいは金額が増加し、あるいは固定的な経費となっております。今後、各課と調整を図る中で、繰出金の縮小に努めた協議をしてまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 答弁漏れはありませんね。山田議員。



◆議員(山田伸幸君) それでは、今の財政計画からちょっと聞きたいと思います。

 資料3を見ていただくと、もう一目瞭然だと思うんですが、経常収支比率が悪化した原因というのが、公債負担と繰出金にあるということですが、この繰出金が急速にずっとふえていったわけですが、その主な理由ということではどういうふうにつかんでおられるでしょうか。



○議長(大空軍治君) 市村次長。



◎企画政策部次長(市村雄二郎君) 繰出金の中で新規に出てまいりましたのが、介護保険制度が平成12年と思っておりますが、その当時から始まりまして、これに対する一般会計の繰出しの義務が生じたということ、それと、あとは高齢化等の影響で医療会計、例えば、国保、老人医療関係の医療費が徐々に膨らんできたということがあろうかと思います。

 下水につきましては、近年、例えば、15年度ですと17億6,300万円の繰出しがございましたが、19年度の予算では12億4,000万程度というふうに、事業費の抑制も含める中で徐々に減少はしてきていると思いますけども、ただ、歳入全体の中あるいは経常一般財源の中に占める繰出金というのは、依然としてかなり高い率に移行しているというふうに考えております。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 歳入の方を見ていきますと、自主財源の比率が減少しているということがわかると思うんですが、特に地方交付税に依存する率が非常に高くなっていっています。その中で今後の計画として、自主財源確保という視点が必要だと思うんですが、その点の検討はどのようになっているでしょうか。



○議長(大空軍治君) 市村次長。



◎企画政策部次長(市村雄二郎君) 自主財源の確保の中で最も重要な部分というのが、一つは収納率の関係があると思います。それにあわせて、使用料、手数料あるいは受益者負担の適正化を図っていくということが大きな要素であるというふうに認識しております。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 税収そのものをふやしていくという視点をぜひとも持っていただきたいんですが。

 それから次に、基金ですね、近年、基金を取り崩したり、基金から借り入れをして何とかかんとかやり繰りをしていったと思うんですが、この基金造成をどのように図っていくか、そういう視点ではどのような検討がされているでしょうか。



○議長(大空軍治君) 市村次長。



◎企画政策部次長(市村雄二郎君) 現在、例えば、財政調整基金で申し上げますと、予算にもございますけども、使える基金が1億2,000万程度しかない。それと、減債基金についても、もうほとんど残っていないということで、最も大事なのは、財政調整基金への一定額の積み上げがこの10年間の間にぜひ必要であるということでございます。他の市町村でございますと、他の市でございますが、10億から20億程度は財調、減債も含めて持っているということがございます。

 したがいまして、この10年間の間に、特に財政調整基金と減債基金の積み立てが必要であるというふうに考えております。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) こういった財政を考えていくときに、財政の担当課だけが汗をかいているというんではだめだと思うんですね。

 そういった観点で私もぜひこの財政に強くなりたいということで、7月の初めに山口市で財政講座というのがありました。これに参加してみて、財政を正確に理解をしていくことが非常に重要であるということを痛感いたしまして、これはぜひとも市全体として、市の主催事業として財政講座を、せめて市の職員であれば財政カードを見てすぐ今の財政状況がぱっと説明できる、それぐらいの力をつけていく必要があろうと思うんですが、そういった財政を市職員のものにしていく、そういうことが必要だと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(大空軍治君) 笹木総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) 私の方から研修の立場でお答え申し上げたいと思います。

 昨年度、この財政危機といいますか、財政状況について研修会を開きました。ある程度の指数の見方は、その中でいろいろ説明があったかと思うんですけれども、今、山田議員おっしゃるように、財政指標を見た中でその指標の示す意味合いが何なのか、それから、それを複合的に見たときに、それがまたさらにどういう意味合いをなすのか、そういったことは市の職員の常識として当然知っておくべきであろうというふうに思います。ですから、これから研修には力を入れたいと思います。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) それでは次に、教育委員会のことで質問します。

 適正規模・適正配置基本方針案を随分見させていただきました。その中の趣旨についてですが、この中で教育条件や教育環境の不均衡などが指摘されるようになり、教育効果への影響が危惧されているというふうになっていますが、今直接的に問題になっている厚陽中学校校区ですね、この中ではこういった問題で悪い影響が出ているような状況が報告されているんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 地元からの報告については、悪い報告ということで聞いておるわけでございません。地元からは、小さいながらそれぞれまとまっておるということで聞いておるところであります。

 しかしながら、この適正規模・適正配置の検討委員会で検討いたしましたことというのは、人数は学級数自体が少ないという、学級の人数が少ないということが問題ではなく、例えば、複数学級いると、そういうようなことでクラスがえができ、それから、そういった中、いわゆる切磋琢磨する人間がおる中での少クラスであるのは理想であるということで話されておりますので、地元がそれぞれ少ないのがいいところであるということも重々わかりますけど、検討委員会でいわゆる検討したというのは、そういったメリット・デメリットも含めた中の一般論として検討しているわけであります。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) それと、学級の人数についてですが、検討委員会の答申では、1学級は35人以下が適正というふうになっておりましたが、基本方針案は40人というふうに変わっていますが、なぜそういうふうに変わってきたのか、その点についてお答えください。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) 40人というのは、いわゆる国の示された指針の中でそれを踏襲したということでございますが、今現状、少人数化の方向には行っておりますので、教育委員会が出しておる基本方針は40名ですけど、35名という方向については、基本方針としても否定するものではございません。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) そしたら、方針案も35人と書けばよかったんじゃないですか。やはりその点ではちょっと矛盾を感じます。

 それと、少人数であれば、どこまでも少人数でいいというふうに考えているんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) この人数的に、いわゆる検討をされたのが、いわゆる複数学級で検討されております。

 したがいまして、35人以上の学級であれば2クラスになる可能性があるわけですけど、いわゆる35人が1クラスとすれば、36人で2クラスということになれば、18人、18人ということになりますので、いわゆる少人数という定義が2で割った18人程度が、いわゆる少人数の限界であるというようなことが検討されております。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 学校規模についてですが、基本方針案では過少規模校、小規模校、適正規模校、大規模校というふうに分類されているんですが、そうしたら、この適正規模校というのは、本当にすばらしい教育がされて、だれもがあこがれを持つような、そういう学校となっているのかという現状なんですが、私の身近にある学校では、残念ながら、そういう状況にはないと思うんですが、教育委員会はそうではないというふうに認識しておられるでしょうか。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) この適正規模ということで、クラス別に過少規模校あるいは小規模校、それから適正規模校、大規模校というふうな分け方をいたしておるわけでございます。これにつきましては、先ほど申し上げましたように、一般論としてのメリット・デメリットを検討しながら、適正なこの規模とはいかなるものかという検討をしておりますので、今個別に、そんなら過少規模校がどうであるか、あるいは過大規模校はどうであるかというようなことで分類をしたものではございません。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 機械的に当てはめると、実情は全然わかっていないということの典型がこの例だと思います。

 それから、子どもの、もしあの地域から学校がなくなった場合、子どもは当然通学距離が延びていくわけですね。そういったときに心配されるのは交通事故ということだと思うんです。

 教育委員会の会議録を読んでいきますと、旧豊北町の滝部中学校の例が出ておりました。私もちょっと調べてみたんですが、あそこでは四つの中学校を一つにしたわけですけど、合併した途端にすぐ交通事故で子どもが死亡事故を起こされているんですよね。やはり長い距離を通学するということは、そういう心配があるんですが、その点については安全が図られるお考えなんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 加藤部長。



◎教育部長(加藤佳雄君) この、いわゆる通学距離については、検討委員会の中でも検討されておるわけでございます。やはり通学においては、小学校の児童あるいは中学校の生徒によって通学の距離というのは延びておりますけど、地元の方が心配されるのも、結局通学によってそういった事故等というのは、これは心配されておるところであります。

 したがいまして、そういうようないろんな再編成ということになりましたら、そういう部分も十分検討しながら、バスを走らせるのかどうかというのは、そのまた次の検討になろうかと思います。中学生においては、今バスということについては、重々考えていかなければ、クラブ活動等、いわゆる時間の問題もありますので、一律にそういうものを採用すればいいとは考えておらんところであります。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 教育長が以前の答弁の中で、「部活動も大変になる」というふうに言われましたが、実際に旧楠町の例では、別にふえているわけではないんですね。滝部中学校の例も聞いても、やはり別に部活動がふえたわけでもないし、逆に確かに旧豊北町ではスクールバスを走らせておられるんですが、部活動をしたい子どもというのは、自転車通学もしくは親が送迎をしているんですね。やはり非常に子どもにも負担ですし、家族についても非常に大きな負担になっているのがこの現状だと思います。

 まちづくりという面でも、厚陽中学校校区の方は非常に心配しておられますが、実際に、例えば、引っ越していこうと、子どもを持っておられる方が引っ越しを考えられた場合は、引っ越し先に学校があるか、病院があるか、身近に買い物できるところがあるかということを心配されておるわけでして、当然これからそういう対象が厚陽中学校校区のときあった場合、もう最初から選択肢から外されてしまうということにもなりますので、やはりこういった通学距離が遠くなるということは、その地域のまちづくりにおいても、それから地域の安全を確保する、地域から子どもがいなくなってしまうということにつながるんだということをよく検討しなくてはいけないというふうに思っています。そういった点で、さまざまな問題点がこの基本方針案にはあるということを指摘をして次にいきたいと思います。

 学力テストなんですが、間もなくテストが返されると思いますが、保護者や学校への通知の扱いはどのようになるんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) これは、国が主導して行っていることですし、国のそういう公開に対する考え方もございますし県の考え方もございます。

 主体は、各単位教育委員会でというふうなことですが、我々もそれをよく協議して決めなくてはいけないというふうに考えております。特に、この公開ていう面では子どもにとって何が必要かていう視点でどこまでするのかというふうなことで、十分慎重に考えていきたいと思います。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) これが、保護者などから公開請求があった場合は、これは公開されるというふうに考えていいんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) そこのところは、まだちゃんとしたお答えを今はできないと思いますが、ただその、そういう学力調査をしたならその子、その親がどういうふうなことなのかていうのを知るということは基本的なことですから、個人的にそれをお知らせするというふうなことは必要じゃないかと思いますが、何かまとめてその学校とか市全体とかそういうふうなことは考えておりません。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 文部省も、そういうことはしたくないというふうに思ってるみたいですが、残念ながらもう既にそういう情報が流れておりまして、東京都ではですねもう、これはもう東京都独自のテストですがもう選択制が導入されて地域から子どもがいなくなったていう実例もありますので、非常に問題のあるテストのやり方だということを指摘しておきたいと思います。

 それから、このテストの目的なんですが、先ほどは、文科省が言ったことを言われたと思うんですが、学力テストの目的について2005年の小泉内閣の骨太の方針の中ではこのように言われております。「競争と選択の導入の観点を重視して今後の教育改革を進める」と、これが目的なんだというふうにはっきり言ってるわけですね。

 今、文科省はそれを一生懸命取り除こうと努力してるようですが、政府の方がもうそういう目的をはっきりと持ってると。実際に、じゃあこのテストが何の目的かというふうに言われたときに、教育長にお聞きしますが、これは学力向上に役に立つテストなんですか。



○議長(大空軍治君) 江澤教育長。



◎教育長(江澤正思君) その子ども子ども、または学校がどういう位置にあるのかということを知るというのが一つ大きな目的でございます。

 例えば、今日本で「学力をどうにかしないといけない」という議論が何年か前から起こってますが、これはその原因は国際学力調査というものからです。そういうもの、じゃあ今までどうだったのかと、そういうふうなことに参加してなかったのか、要するにそういうものに参加しない、またはしなければそういうこと起こらないわけです。

 じゃ、起こらなかった方がよかったのかていうことになりますが、しかし、そういうふうな状況で、もしも参加しなくて何も知らずに今までのままでいいんだというふうなことでこういう議論が起こらなければ、将来日本がいろんな面でマイナスになることも考えられるわけです。

 ですから、こういう調査といいますのは自分のところだけですればいいというふうな種類のものではなくて、自分のところの位置、またはすべきこと、そういうものがわかるような格好のものでなければいけないわけです。そういった意味で、このテストに参加し、そして今何が全国的に見たときに自分の学校は足りないのかとか、またはというふうなことの参考にするために当市では参加してるわけでございます。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) そういった意味で、国語と算数だけに限られたテストというのは、残念ながら一昨年行われた県内テストではテスト学力をつけるための授業が行われているという実態もあります。そういった、本当にこう目的と外れていく、真の学力向上とは何かということが教育委員会の中でもっともっとしっかり議論されるということが必要だと思います。

 そういった意味で、この学力テストに不参加をされた犬山市では、そういう議論をしっかりされた上で不参加を決め、みずからの方向を子どもがみずから学ぶ力をつけていくんだというはっきりした方向を定めて、市費で講師を雇って少人数学級を実現してるというすばらしい実例もありますので、そういったことも検討をしていただきたいということを申し述べて次にいきます。

 病院の問題です。最初に、局長が委員会の冒頭で「3回程度で結論を出してほしい」ということを言われているわけですが、3回程度でこの山陽地域の医療事情、そういったことができるというふうに考えてそういう提案をされたんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) いや、ちょっと「3回程度で結論を出してほしい」と言ったことはちょっと記憶はないんですけど、中間答申に向けて早めにその、山陽市民病院の動向は決めてほしいということは切望しました。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 実際に、この問題が議論されたのは8月8日の1回こっきりですよね。8月8日では、もう既に最初の冒頭の事務局長とそれから病院局長の説明では、もう1時間延々とされましたけど、もう廃止の結論以外にはあり得ないというふうなそういう提案だったと思うんですが、現に先ほど局長も言われましたように、「安全さえ保てないような状況だ」ということを言われて、じゃこれを存続させていこうというふうには絶対ならないと思うんですが、この8日の審議1回こっきりでこういう方針が出されるということについては、それはもう病院局として願っておられた方向なんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) いや、決して1回だけではないので、7月30日の日は先生御欠席でしたんですが、そのときにも「どうするか」ということは議論されて、まずその第2回では山陽市民病院について「集中審議しよう」ということで、先生は集中審議のところだけを聞かれての話しであろうと思うんですよ。

 ですから、その前もやってますし、実はことしの初めから幾つかの学識経験者等とは相談はいたしておりましたんですけれども、今回の委員会とは直接関係ないので、決して1回だけで決めたわけではありません。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 検討委員会では、ほぼ1回で結論を出されたという事実には変わりないと思うんですよ。22日は何をしたかていうと、8日にもうほぼ廃院という方向が出されて、それを事務局に対して原案をつくってほしいということで、22日は今出されているパブリックコメントにかけられている文案についての審議がされただけで、「これについてはいや問題だ」ていうふうな発言、残念ながらなかったですよね、統廃合が統合ていう文字に変わったぐらいで。

 やはり、その前に病院将来構想検討委員会という場がありましたけど、そこでは「存続」という方向が基本的に出されてましたですよね。それが、今回全く議論されてなかった、その点についてはなぜそういうことになったのかお答えください。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) いやあの、ちょっと議員さんのおっしゃることもよく理解できにくいんですが、そうするとその、安全でないのをそのまま維持して患者さんに提供しろということを主張されるわけですか。

(「いいえ」と呼ぶ者あり)

 ちょっとそこの辺がその、むしろ人道的観点からその何か考えたほうがいいんじゃないかというふうに思ってますんですが。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 安全を守られるのは当然なんですよ、だからそういういろいろな、本当に危ない危ないていうことばっか出されて、じゃその中に市民の意見がどういうふうに反映されてるのかということも必要だと思うんです。

 例えば、私たちは将来構想検討委員会の委員長に対して21日に、「22日にもう結論が出そうだ」ということでぜひ市民の意見を聞いてほしいという提案を行ったわけですね。だけど、それは残念ながらそういう報告もありませんでしたし、検討委員会がじゃあ市民と意見交換をしてみようかというふうな話し合いもなかったわけですね。

 だから、その現状のことを言ってるわけじゃないんですよ、そういう道筋が必要だということを言ってるわけですよ。できたら、病院局の方からもですね、じゃあ市民の皆さんにも集まっていただいて、そういう検討をしましょうかという提案があってしかるべきだったと思うんですが、その点についていかがでしょうか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) おっしゃるとおりで、その手続を踏めばよかったんですけれども、私それまで何とか病院を温存させようと自分で思っていましたから、でもやはりこれは無理やと思い始めたのは5月ぐらいからでして、今入院されておられる患者さんを安全に何とかするにはやはり半年はかかると。

 そうすると、やはり早目に決めてもらわないと、直前になって患者さんに「退院してください」とは言えないですよね、もう長年重症で入っておられますから。ですから、そういうためにはやはり少し家族の準備と言いますか、いろいろなことのために少し早目に決めなければならないんではないかというふうに思ってます。

 でも、やはり病院にとって重要なのは、入院しとって安全ではないかというふうに思ってますので、そこをなぜ市民の方に、例えばここに酸素が入っとってここにスプリンクラーがこう入っとってこうなってって、それを説明することも大事なんでしょうけれども、危ないことはそれだけではかえられないというふうに思ってます。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 市の大事な施策の1つとして、市民の安全を守る、健康を守っていくという責務があります。ですから、当然そういう危険な状態であるのならそれを回避するのは市の責任なんです。

 ですから、それは当然急いでされるべき。なぜかというと、今廃止の方向が出されておりますが、現に入院しておられる方もおられますし通院しておられる方もおられる。それから働いておられる方もあるわけで、そういった人に危害が加えられるような建物であってはいけないわけですね。

 ですから、それについては緊急に必要な補修についてはそれはされるべきじゃないんでしょうか。ほかの予算を削ってでもそうしていくことが市の責務だと思うんですが、なぜそういうふうなことが顧みられずに危険だ危険だということがことさらに強調されるのか、そのことの方が私は不思議でたまりません。



○議長(大空軍治君) はい、管理者。

(「それ」と呼ぶ者あり)

 答弁いいですか。



◆議員(山田伸幸君) まだ聞いてません。



○議長(大空軍治君) はい。続けてください。



◆議員(山田伸幸君) 入院患者さんのことについてなんですが、先日私どもが1日の日に住民の方をお誘いして、「どうでしょうか」という意見聴取の場を設けました。その中でやはり、もう本当にこう切実に思っておられる方が来ておられまして、「今ちょうど看病の最中なんだけど、離れられないんだけど、だけどどうしても言いたいことがあって来た」と。「私たちは、今まで医大の方で、宇部の医大の方でお世話になってきたけれど、もう地域、やっと帰ってここで診てもらっている、ぜひともこの病院を残してほしい」というそういう意見、声があったんですね。やはり、そういった住民の切実な声を聞く場が私は必要だったのではないか。

 では、そういった人たちをどうするかていうことをまずして、その後が病院の処遇について検討されるべきだったと思うわけですよ。ですから、そういう場を持つべきだと私は言ってるんです。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) おっしゃることは非常にごもっともですが、もしそれを先にやっとれば今度は「議会軽視」ということでかなり責められてしまうんじゃないか。

(発言する者あり)

 (笑声)それやはりきちんと筋道、委員会をして議会でこう議論してそれを今度はやはり患者さんに伝えていくというのが市立病院としてのあれですから、もし、それをやってよければどんどんやらしてもらいますけど、それは多分許されないというふうに私は判断しましたんですけれども、ただそういう、今議員さんたちが努力されてあの情報の記事も読まさしてもらいました。私も切実にそれは感じてます。

 私も、外来も診察してますし入院患者さんも業務回診してますので、大体どういう状況かはよく理解できてます。で、それだけにかなりここの説得にはゆっくり時間がかかってかなり時間がかかる。それだけに、そちらを短くしなければ、患者さんに説明ないし納得してもらう時間の方を長くとらなければならないんじゃないかというふうに思っている次第です。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 長く時間を取られる間に、患者さんや看病に来ておられる方、職員が事故に遭うということがあってはいけませんですよね。そういった意味で、市長にお伺いしたいんですが、病院の方で予算がなければ市費を投じてでもとりあえず安全を保つことが必要だと思うんですが、そういう余裕はないんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) いろいろお聞きしてまして、建前はもうおっしゃるとおりなんです。否定しません。「なぜ市民の声を聞く手続を先行させなかったのか」と、しかし河合局長が言われました。「病院局の職員と相談しても、議会終わるまで待った方がいい」と。そういうふうに執行部が認識してることをひとつ理解してください。

 それから、「入院患者の安全性に欠ける面があるんじゃないか」と、「何としてもお金つくってまず補修費用に充てろ」と、建前はそのとおりなんです。けさの吉永議員の質問の中で、質問の冒頭に市の職員の活躍の紹介がありました。消防本部の職員が全国大会に行って7位だったんです。ところが、その1人の出張旅費が4万7,000円かかると、補正予算を組みたいと、しかしそのお金が出ないんです。サポーターが1人要ると、2人出張させてます。しかしそのお金が出ないんです。専決処分しようにもお金がないんです。

 その辺の現実をね、しっかりとまず踏まえて、建前はそのとおりなんです。それ何とかしたいんです。しかし、皆さんが1市1町を選択したじゃないですか。そして、こういう苦しい状況になってるでしょう。今それからはい上がろうとして、死に物狂いで頑張ってるんです。病院局長のお考えも、中に入院してる60人の患者、その人たちの安全・安心のために、まず早く希望に沿ってどっか移る引っ越し先はないかと、そんな作業に早く着手したいと。

 現に、病院の中のあちこちの問題箇所をごらんになったでしょう。病院として、もう十分入院患者、外来患者、そしてそこを職場として働く看護師さん、職員の安全な場所としてその機能を維持できてるかどうか、山田議員は十分御存じのはずだと思うんです。市の財政のどっかから出せというなら、どっから出したらいいのか、案を示してください。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 以前、例として「談合道久保線の公共工事をやめろ」ということを言いました。今回、9,600万円の削減上げられましたが、私はあの工事については全く必要のない工事であるというふうに考えております。いまだにその考えは変わりません。そういったむだな工事をやめさえすれば、幾らでもこういったものは捻出できるんではないかなというふうに考えております。

 実際に、病院局長にお聞きしますが、今入院しておられる患者が危険な状況にさらされているんですか。もしそうなら、それを放置しているわけにはいかないと思うんですが、その点についてはいかがですか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 今、その危険の度合いなんですけど、今職員が一生懸命頑張ってこの半年ぐらいは何とか頑張れる範囲ですけれども、もう1年2年ということになるともうこれは限度というところなんです。ですから、もうこのあたりで決めてもらわないと危ないんじゃないかと思う。

 特に、これまで、市長さんああいうふうにもおっしゃいましたんですが、確かにそうなんですけれども、病院は病院の中で収益もありますのでまあまあやり繰りしながらその補修補修はしてきましたんです。これまでの数年間にも、やはり補修補修はずっと何回もやっておられます。

 やっておられますんですが、もうそろそろそれが限界に来て、ある1カ所を直せばすぐ隣がだめになって、特に電気系統になりますと非常に危ないので、この間配電盤を実はあえてこういう時期でも直さざるを得ませんので直しましたんですが、2階の工事をするつもりが3階の人工呼吸器がとまってみたり、ちょっとこう非常にこう、これはやはりもうそろそろ危ないという限界に近いなあ、もうもう半年ぐらいで勘弁してくださいというのが率直なところです。

 もう半年は何とか、できるだけ何とか頑張ってみますけれども、もうこれ以上無理させてもらうのはやはり難しいというふうに思ってますし、そのことは議員さんも決して本意ではないんじゃないかと思ってます。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) それと、地域の方たちの意見の中にですね、自分たちがここに、旧山陽地域、特に厚狭地域ですね、住んでおられる方たちにとってはやはり内科の入院病棟が近くにあるということは非常に重要な位置を占めてるわけですね。

 ある外科に入院しておられる患者が、目が悪くなって「ほかの病院にかからなくてはいけない」ていうふうに言われたというと、その民間の病院の先生は「退院をしてください」、退院を迫られたんですね。公共病院であったら、公立の病院であればそういうことはなかったと思うんですが、民間の病院ちゅうのは自分の病院に都合が悪くなる、複数の医院の受診ていうことはたしか点数が低くなると思いますのでそういったことが起きたのかなというふうに思うんですが、やはりそういったことが平気で言われる、これが民間の病院の宿命だと思います。

 現に、非常に言いにくい話ではありますが、相次いで、それも短期間に病院から追い出されるていう話はよく聞きますですよね。市内の大きな病院がありますが、そこではもう1週間たてば出ていかざるを得ない、そういった人たちを受け入れてきたのが公立病院だったと思うわけですよ。そういった地域医療の核をなす入院施設、今160床あるわけですが、それを丸々手放すということについて山陽地域の人たちがやはり何らかの納得が必要ではないかなと思うわけですよ。

 そういった努力が、残念ながらまず廃止を決めてからそれから説明するというのは、私はこれは逆だというふうに思うんですが、そういった地域の皆さんの心配についてどのようにされようとしてるんでしょうか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 地域の方々の心配とか、入院されておられる方々の心配ということは非常に理解できます。非常にもっともと思ってます。その点では、今議員さんのおっしゃることには疑う余地はないんで全く同感なんですけれども、しかしもし早目にその患者さんに説明しとったら、きょうここでは大変な目に遭っておったんじゃないかと思いますので、これはやはり手続論、市立病院としてのやはり手続論でしょうから、安全の度合にもかかってくると思いますんですが、緊急に安全を要することであれば早急に決めさせてもらうということもあるんですが、半年は何とか、今職員は必死で頑張って何とかみるというところですから、ぜひその辺は御理解いただければと思うんですけれども。

 ただ、ちょっと話がちょっとそれてあれかもしれませんのですが、議員さんの言われることは非常にもっともなんですが、議員さんも山に登られますけど、山も西から見るのと東から見るのと南から見るのとやはり山の形が違って見えますので、議員さんの見える方向からは確かに事実なんですけど、別の方角から見るとまた別の形に見えてくる(笑声)ものなんですね。これは、そういうことを総合的に御勘案いただければありがたいというふうに思います。



○議長(大空軍治君) 山田議員。



◆議員(山田伸幸君) 私は、多くの市民の立場から言っております。市民の立場、視点を欠いて市の事業は行えないと思います。特に、山陽地域の方々の救急事情は先ほど伊藤議員が言いました。私の聞いたことも同じです。

 救急車が来てもなかなか発車しない、なぜかといえば受け入れる病院をまず探すからです。私の聞いた例では、山陽で救急を呼んで小野田市民病院に断られ、労災病院で断られ、宇部の病院で断られ医大で断られ、結局空港近くの病院がようやく受け入れてくれて、1時間もかかったという例があるんですね。

 やはり、そういったときに地域で安心して暮らしていく、その地域の住民の安心を保障していく、やはりそういった意味で先ほどドクターカーのことも言いました。これは、かなり大変な体制が必要であるということは本当にわかるんですが、残念ながら何かあったときに今までだったら休日夜間診療所があったというふうに思うわけですが、そういった機能を果たす場所がないわけですよ。

 救急も、残念ながらそういう頼りになるのかわからないような状況の中でね、地域の住民が安心して暮らせない、これをしっかりと地域の住民が安心して暮らしていけるような体制をつくり上げていくことがこの当市の最大の責務であろうと思います。

 そういった意味で、この検討の中身にぜひとももっともっとたくさんの市民の意見を取り入れられるように、市民の意見を聞くことを提言をいたしまして私の一般質問終わります。



○議長(大空軍治君) 以上で山田議員の質問終わります。

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○議長(大空軍治君) ここで10分間休憩いたします。

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午後2時25分休憩

午後2時35分再開

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○議長(大空軍治君) これより休憩前に引き続き一般質問を続行します。

 次に、8番、尾山議員、御登壇願います。尾山議員。

(尾山信義君登壇)



◆議員(尾山信義君) 本日最後となりましたけれど、働く者の立場に立って市民の目線で物を見る会派「市民クラブ」の尾山でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。

 本日は、6点にわたって質問させていただきたいというふうに思います。

 1点目、地域振興及び活性化についてでございます。この問題に関連する質問は、総合計画を含め3から4回質問を繰り返しております。全国的にも、そのまちの主要玄関口の駅前の開発については力を入れているのは当然のことです。現在、厚狭駅、小野田駅とも、北口と南口の連携がうまくとれていないのが現状です。以前上がっていた橋上駅構想、自由通路等はその後どうなったのでしょうか。JR等関係機関との協議は進んでいるのでしょうか、お答えください。

 厚狭駅、小野田駅の南北を自由に往来ができるようになれば駅前開発などを押し進め、各地域に均衡のとれた利便性が生まれてくるのではないかと考えます。厚狭駅前、小野田駅前に商店街のない町並みは考えられるでしょうか。歴史のある厚狭の駅前商連、小野田駅前商連、セメント町商連などの活性化を改めて見直す必要があるのではないかと考えます。

 発展の兆しどころか、大手スーパー等の進出で商店街の衰退が危ぶまれている今日、玄関先であるそれぞれの駅前周辺開発についてもっと真剣に取り組みを強化しなければならないときではないでしょうか。執行部はどうお考えなのかお尋ねをいたします。

 また、このことは土地区画整理事業との関連性も大きく影響してくるものと思います。この事業は、道路、水路、公園及び上下水道等を一体的に整備し、良質な住宅、宅地を大量に供給することのできる総合的な都市基盤整備事業と認識をしています。

 小野田駅前土地区画整理事業は、西側区域を除いて、東側地区は約40年以上も未整備のまま残された状況にあります。ただ残されているだけであれば問題はないというふうに思いますが、都市計画決定がなされているため都市計画法の第53、54条にある建物の法規制が残り、土地の有効利用、高さ制限に支障を来たし、駅前の活性化に大きな影響を及ぼしています。

 地域からの不満や要望の声も多くあります。駅前周辺市街地を、都市区画として整備促進するためには、現在残されている土地区画整理未整備地区の解消を図ることが先決だと考えます。基本的な人口定住策も含めて、執行部の考えがあればお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 2点目に、障害者福祉支援について。精神障害者のグループホームは、既に私自身過去6回の質問をさせていただいております。その都度の回答は、地域住民の理解を得る施策を展開をしていく、検討する、そういう回答で終始取り扱われておりました。そこでお尋ねをいたします。こういった施策をその後どういった形でどのように取り組まれてきたのかをお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 3点目、同様の質問になろうかというふうに思いますが、割愛のないような回答をよろしくお願いいたします。

 市民病院について、新市山陽小野田市になって2つの市民病院ができました。これまで、地域医療という面で随分議論がなされ、小野田市民病院を急性期医療、山陽市民病院を療養型にといろいろな論議がなされました。

 山陽市民病院の累積赤字が浮き彫りにされる中、赤字解消が困難ということで山陽市民病院の廃院論が出ています。病院事業将来構想検討委員会の委員の方々の御苦労はいかばかりだというふうに思いますが、そして今、新病院建設構想検討委員会という名前との整合性をどうとらえたらよいのでしょうか。山陽市民病院を廃院することで問題は解決するというふうに思っておられるのでしょうか。

 これまでも、小野田と山陽では交付金の基準どおりの繰出額とは異なっていたというふうに思います。このあたりの検証はきちんとなされているのでしょうか。ただ問題がすりかえられているような気がします。

 また、山陽市民病院が廃院となれば、不良債務については小野田市民病院が引き継ぐのか、そうなれば医業収益に対する不良債務の比率が10%以上になり、10%どころでないと思いますが、もしも起債を申請するならば赤字解消計画として財政再建経営健全化計画の提出も必要になり、そうなれば小野田市民病院自体も大変な状況になります。新病院も「夢物語」というふうになってしまいます。それとも、一般会計からの繰出金で精算をするのか、その場合第5次経営健全化計画措置との整合性はどうなるのか、そのあたりの市の考え方についてお聞かせください。

 今一つは、山陽地区の地域医療という面では、地域住民にあり方をどう説明していくのかお尋ねをいたします。このような検討委員会を開催することも必要ですが、市民の意見の反映はどのような手段で行われたのか、市民不在で病院事業を進めていかれるのか。

 最後に、山陽市民病院が財政面のみ強調され廃院の声が高まる中、実際にそうなった場合、今現在60人近い職員がおりますが、この処遇についてはどのようにお考えになっておられるのか。廃院ありきが先走って、こういった議論がおざなりになっているのではないかというふうに思われますが、労働組合との協議も並行に行っていくべきと考えますが、そのあたりは十分対応されているのかお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 4点目、附属機関の委員の選任の仕方について。前段の質問にも関連いたしますが、公募委員について、新病院建設構想検討委員会においても教授、医者、議員、職員、そして市民公募2名という中で、もっと本当に病院をよく利用される一般の方々が多く入られ、また患者等の方々にも関連をしてくると思いますが、こういった方々が多く入られ、本当に市民の声、地域住民の声が反映されるような形をとるべきではないでしょうか。もっと選任の仕方について考える必要があるのではないでしょうか、見解をお聞きしたいというふうに思います。

 いま一つは、情報公開審査会開示決定等についての不服申し立ての審査に当たって、第三者的な立場からの判断を加えて、客観的で合理的な解決を図ることを目的として置かれるものと定義づけられています。今回、情報公開審査会の委員が交代をされましたが、どのような経緯からなのかお尋ねをいたします。

 また、今日情報公開については社会的にも非常に関心の持たれている重要な部分であり、審査会の委員の方々についても非常に重責があるものというふうに考えます。例えば、まちづくり総合計画などに関すれば、当該地域の人数が多い方がいいかもしれません。

 しかし、審議する内容いかんによっては本市にとって利害関係の薄い市外からの学識経験者をふやすとか、委員の数を全体的にふやす等いろいろありますが、そういった検討をなされたのでしょうか、お尋ねをいたします。ちなみに、国の情報公開審査会の委員は9人からなり、迅速に処理するために3委員からなる3合議体で調査審議をするというふうにあります。

 また、情報公開制度にあります不服申し立ての部分での審査委員の学識経験者とはどのような人材を想定されておるのかお尋ねをいたします。また、基準とか他市の状況、例などがあればお聞かせをいただきたいと思います。

 加えて、重責のある審査委員の方々が情報公開制度についての見識を高めるための研修等が行われているのでしょうか。行われていれば、どのような内容のものかお答えをいただきたいというふうに思います。

 5番目、まつば園の運動広場について。まつば園の横に、運動広場というのがありますがこの整備について、先日山陽小野田市消防操法大会等開催されいろんな催しにも利用されている広場ですが、初めにもうグラウンドとして整備された場合にフラット化が十分ではなかった、グラウンドではなかったのかもしれませんが十分ではかったというふうに思います。

 現在でも、けっこうあちこちでこぼこが多く、グラウンドとして利用しにくい面もあります。まつば園の運動会や祭り、その他に利用されておるときにも、もっとフラットに整備をされていれば利用しやすいのではないかというふうに考えます。予算的にも厳しい今日、ボランティアを募ったりリース機械などの使用によって整備拡充することはできないかお尋ねをいたします。

 この問題については、要望があったからというわけではございませんが、私もここ何年か見ておるうちにもっともっとあそこを広く利用することができたらなというふうに考えて提案をさせていただきました。

 6番目に、市内信号機についてでございます。昨年の12月議会でも、「交通施策について」ということでこの信号機について質問させていただきました。改めて、市内交差点の信号機についてお尋ねをいたします。

 皆さんもお感じになられていると思いますが、変則的な信号が数多くあり、矢印のついた信号予測をして、反対車線の信号が黄色から赤に変わろうとするときにも突っ込んでくる車もよく見かけます。このことは前にも申し上げましたが、しかしこういった改良により事故の件数も減少してきたというふうな回答もありました。

 しかしながら、多くの苦情、特に高齢者の方々からですが、実際に私ももう高齢者に近いわけでございますが難しく感じているところでございます。いま一度、実態を検証、見直しをしていただきたいというふうに思い再度質問させていただきました。

 事故が減少したからよいというだけでなく、より交通の流れをよくすることもドライバーに精神的な余裕を与える大事なことではないかというふうに考えます。すぐには無理かもしれません。いろいろ調査検討があるというふうに思いますが、ぜひ検証をし直して、関係機関との協議をしていただきたいというふうに思います。回答は前回と同じようになるのかもしれませんが、執行部の見解をお聞かせをいただきたいというふうに思います。

 以上、壇上からの質問を終わります。同様の質問がございます。ぜひ割愛のないように私の質問にもお答えをいただきたいというふうに思います。

(尾山信義君降壇)



○議長(大空軍治君) 執行部の答弁を求めます。福重部長。



◎建設部長(福重亨君) それでは、1番目の地域振興及び活性化について、2点ほど御質問いただいております。

 まず、1番目の小野田駅の橋上駅構想についてでございますが、小野田駅の橋上駅、これは南北に結ぶ橋上駅構想、これにつきましては市道楴山線道路改良工事、これに伴いましてJR山陽本線の継電器室の移設と連動いたしまして、駅と自由通路一体化しました橋上駅構造にする計画で、JR西日本と協議を進めてまいったとこでございます。

 しかしながら、合併に伴いまして小野田駅、厚狭駅に南北連絡通路の計画があること、また橋上駅化するには高額な費用負担等が発生することから、まず楴山線の道路の改良工事これを先行することでJRと協議を進めております。

 楴山線につきましては、今年度協定を交わしまして締結することで協議を進めておりますが、橋上駅につきましては今基本構想、総合計画を作成しておりますけども、これができまして実施計画、この中で十分な検討をしていきたいというふうに考えております。

 それから、2点目の小野田駅前の土地区画整理事業の経緯と今後の方針でございますが、土地区画整理事業これは議員さん御存じのように、優良な宅地の創造と道路や公園などの公共施設を一体的に整備するというものでございます。まちづくりに非常に有効な整備手法であることから、全国各地でもいろんなとこでこの市街地整備が行われるとこでございます。

 経緯についてでございますが、昭和34年3月に小野田駅前地区の約18.7haの区域につきまして都市計画決定を行っております。このうち、区域の北西部にあたります駅前から西側の部分約8.1haにおきまして、昭和35年9月に都市計画の事業認可を受けまして事業着手しました。昭和41年11月に換地処分を行い、事業が一応完了いたしております。

 その後、平成3年11月にJA高千帆支所の東側ですけども、約0.7haこの区域におきまして小野田日の出土地区画整理事業としまして個人施行、個人の方で区画整理事業の事業認可を受けまして平成5年の2月に完了いたしております。

 また、神社跡地の約0.2haでございますが、これは平成18年の6月、小野田日の出一丁目土地区画整理事業としまして、これも同じく個人施行の区画整理事業の認可を受けまして現在施工中でございます。

 これ以外の区域約9.7ha全体の約51.8%でございますが、これにつきましては土地区画整理事業が完了してないため、御指摘のとおり都市計画法の第53条の規定によりまして「区域内において建築物の建築をしようとする者は県知事、本市の場合は権限委譲によりまして市長のこの許可を得なければならない」というふうになっております。

 そして、同法第54条の許可の基準によりまして、「その建築物が容易に移転しまたは除却することができるものであるならば、建物を許可しなければならない」というふうにされております。

 このような状態は、市といたしましても決して好ましい状態としてるわけではなく、何らかの対応が必要であると以前より調査研究をしてまいりました。基本的には、土地区画整理事業の都市計画決定してる区域は、土地区画整理事業を施行することにより良好な市街地を形成を図るのが原則であります。

 本市の都市核にふさわしい優良な宅地を創造するには、土地区画整理事業が最も有効な手法であるというふうに考えております。そのため、事業の検討を行ってまいったとこでございます。

 しかしながら、計画決定当時と比べまして、戸建ての住宅が建つなど市街化が進んだ現状の中で、事業化するには膨大な市費が必要となるとともに、地元地権者の方々にかかる負担も大きく、理解と協力が得られる整備手法を示すことができないため、事業化のめどが立たず現在に至っております。

 今後の方針でございますが、県内にも本市と同様長期にわたり停滞している土地区画整理事業を抱えている市町があります。いずれも対応に苦慮していることから、昨年度山口県、それから財団法人の山口県土地区画整理協会、それから長期停滞地区を有する市、町の土地区画整理担当課長で「土地区画整理事業見直し研究会」を設置しまして、対応について調査研究をしてまいったとこであります。そして、ことしの7月に「長期停滞土地区画整理事業の見直しに関するガイドライン案」でございますが、これが示されております。

 今後は、今年度と来年度の2カ年の予定で進めております「都市計画マスタープラン」、この策定作業におきまして基本方針の検討を行うとともに、地元関係者との連携のもとガイドラインに基づき必要な作業を進め、よりよい手法を見出し、長年の懸案事項の解消に努めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 松野部長。



◎市民福祉部長(松野清和君) それでは、2番目の障害者支援について回答申し上げます。

 社会参加ができる環境は、障害者の方に対する理解と偏見をなくしていく必要がございます。そのためには、市民の皆さんの御理解、御協力が不可欠でございます。特に、精神障害者の社会参加を促進するために、市民の皆様に対して精神障害の御理解を得られるよう毎年講座を開催しております。

 昨年は、11月に地域で福祉活動を行っている民生委員さんを対象に、精神保健福祉についての正しい知識と情報を普及啓発し、住みよいまちづくりを目的として実施いたしております。

 内容につきましては、精神疾患についての講演を開催し、その後民生委員さんのかかわった事例について検討し、精神疾患についての理解を深めていただいております。今年度も、研修会を実施の予定で現在検討しているところでございます。

 また、保健所を中心といたしました「心のサポーター養成事業」の中で、「うつ病」の講義や10月から4回にわたって行われる家族教室等にも積極的に協力するなど、今後も啓発に努めてまいります。

 なお、今年度「特定非営利活動法人あけぼの会」がグループホームを設立をいたします。予定では、9月に着工いたしまして年内に完成予定でございます。完成いたしましたら、一歩ずつでございますが地域生活移行に向けた自立生活への効果が予想され、精神障害者の方に対する理解が深まるものと期待しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) それでは、3番目の市民病院の件と委員の選任につきまして、私と山根次長とで分担して回答させていただきます。財務につきましては山根次長の方から回答させていただきます。

 まず、「病院事業将来構想検討委員会」は、2つの病院事業の統廃合に関することを検討する委員会でした。その答申は、病院事業の統廃合、機能分担、経営形態などの調査検討及び両病院を統合して1病院の建設要望などの内容でした。

 実は、私はこの委員会には参加してないんですけれども、毎日この答申を持ち歩いてこれを見ながらやらさせてもらっているということです。これに基づきまして、「新病院建設構想検討委員会」を設置したものです。あわせてまた、昨年9月の市議会、「行財政改革検討特別委員会」からも、1市1病院構想の具体化に向けた検討組織の早期立ち上げの提言をいただいております。

 少し飛びまして、「地元説明会」の件なんですけれども、地元説明会につきましては、実は7月から市長さんにお願いしまして山陽地区の「対話の日」には私も参加させてもらいまして、もう既に2回参加しております。

 今後、もしこれが決まりますれば、もう少し積極的にこの近隣の方も含めて説明をしようと思ってますし、もちろん市広報、ホームページ等はどんどん活用しながら広報していこうと思ってますし、まずはやはり先ほどもありましたように、入院患者さんにもきちんと説明しなければならないというふうに思っているところです。

 職員の処遇につきましては、責任を持って対応していきまして、現時点では退職を勧告する予定は全くありません。職員につきましては、昨年からもそうなんですが病院は全員が集まって会議をするということは夜勤の都合上なかなか難しいので、今年度に限って言いますと4月、6月に私は文書で全職員に、山陽市民病院ですけれども、全職員に私の見解を出しましたし、また今回の委員会の前と委員会の後すぐに、委員会の前にはこのような内容を委員会で説明するということをスライドでそのまま説明しましたし、委員会の終了後にはこういう経過であったということも説明しております。もちろん、組合交渉も現在事務交渉が進んでまして、今後とも組合とも誠意を持って対応していこうというふうに思ってます。

 平成18年の12月の定例市議会において、「山陽小野田市執行機関の附属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、「山陽小野田市病院事業将来構想検討委員会を廃止し山陽小野田市新病院建設構想検討委員会」を設置しております。

 これに基づきまして、「新病院建設構想検討委員会規則」を定めた次第でして、その件につきましては先生の御指摘のように、その規則によって委員を選定しまして、今回は市議会からお二人、医療関係者、小野田市、厚狭郡両医師会の会長含めて2人ずつの計4名、そして学識経験者として7名なんですけれども、山大病院の少し若手の10年後の病院を見守ってもらうような、現副病院長と濱野教授に入ってもらってますし、また経済学部の、前の山大の財務担当の坂手教授にも入ってもらってますし、それと前の山口県の医師会長にその全体の、県全体の医師会ということを見てもらってますし、それと税理士の方ということで学識経験者7名というふうにさせてもらってます。7名でなくて6名ですねこれは。それと、公募委員2人ということで、計15名でもって組織してます。いずれも専門性や見識のある方ばかりです。

 これは、まずは今医療行政が大きく変化してますので、病院をつくるのが数年後の話でしょうけれども、できるだけ今後10年20年後30年後ぐらいまでを見据えて、かなり専門的な見地からということも含めて委員を選考させてもらいました次第です。

 この委員会では、素案を作成してもらって、そしてその段階から市民の御意見を拝聴することはまだまだ随分時間がありますし、もちろんこの議会にも提案させてもらうという次第であります。よろしくお願いします。



○議長(大空軍治君) 山根局長。



◎病院局次長(山根雅敏君) それでは、繰入金の検証と不良債務の扱いにつきまして私の方からお答えをさせていただきます。

 まず、繰入金でありますが、これにつきましては小野田市民病院は旧小野田市の時代から繰入れ基準に沿った繰入れがされておりました。繰入れの財源につきましては、交付税と一般財源と言いますか税金等がこれに当たるわけですが、それをもって充てております。

 次に、山陽市民病院につきましては、山陽町の時代は基準どおりの繰入れがなされてなかったというふうに聞いております。しかし、合併直前の平成12年度と13年度にそれぞれ8,000万円と1億3,000万円が特別繰入れがされております。さらに、平成13年度の末で11億6,000万円の不良債務が出たということで、この時点で国の第5次経営健全化計画にのりましてこれの解消に取り組んだと。そして、平成14年から5年間で一般会計の方から7億7,500万円の繰入れをいたしております。この2分の1につきましては、特別交付税で補てんされております。これによりまして、過去繰入れできなかった分ですね、これについては補てんがされたんではないかなというふうに思っておるとこであります。

 さらに、新市になりまして17、18年度と一般会計の方から1億円ずつ追加の特別繰り入れをいたしておるとこであります。これに加えて、これ同じ病院事業会計の中でありますが、小野田市民病院の方から17、18年度にそれぞれ3,000万円ずつ、計6,000万円の繰り入れも山陽市民病院に対していたしております。

 それから、健全化計画の延長といたしまして、19年度、20年度に、さらに1億9,000万ずつ繰り入れるという予定にいたしております。これは、当然一般会計からの一般財源でこの財源は賄うようになっております。

 次に、山陽市民病院が統合されたときに、山陽市民病院の不良債務の扱いでありますが、議員さん御指摘のように、一般的には小野田市民病院が引き継ぐようになるというふうに考えられます。

 もともと、病院事業会計につきましてはこれはもう一本でありますので、今でも一緒になっております。今は、病院が2つありますのでそれぞれで決算て言いますか、それをいたしまして合算した数字を出していますので、別の会計のように見えますが実は病院事業会計としては一本であるということであります。

 ちなみに、18年度の決算の数字でみますと、小野田市民病院につきましては1億6,000万円の内部留保資金があります。それから、山陽市民病院がいわゆる9億400万円の不良債務がありまして、これを合計しますと病院会計全体では7億8,000万円の不良債務となりまして、不良債務比率が18.5%になります。

 仮に、山陽市民病院が統合されたということになりますと、今2つ合わせて不良債務比率が病院事業会計で7億8,000万あります。これを、18年度決算の例えば小野田市民病院だけのいわゆる収益これで割ったものが不良債務比率として出てきます。だから、山陽市民病院に残った不良債務を小野田市民病院がそのまま現時点の数字で引き継いだとすれば、不良債務比率は22.6%ということになります。当然、10%を超えますと起債を起こすには、議員さんが言われますように経営健全化計画をつくるとかいろいろな条件がついてくるようになります。

 ただ、この山陽市民病院の不良債務9億400万円につきましては18年度末の不良債務額でありますので、19年度、20年度で、先ほど言いました第5次経営健全化計画に基づく一般会計からの、2年間にわたって1億9,000万ずつです。この特別繰入れがありますのでこれをもって額の削減を見込んでおりますし、さらにこの不良債務の額が減る方法て言いますかこれがないか、一般会計や他の会計でも協議をしてもみたいなというふうに思っておるとこであります。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 笹木総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) それでは、私の方から情報公開審査会の件とそれからまつば園横の運動広場の件、それから市内の信号機、この3点についてお答え申し上げたいと思います。

 まず最初に、情報公開審査会についての件でございますが、その中で三、四点質問が分かれておりましたのでそれぞれお答え申し上げます。

 まず最初に、委員の交代についてということについてのお尋ねでございましたが、このたびの交代につきましては、情報公開審査会規則に定めてございます任期が2年というものがございます。この任期が満了したことに伴う委員の交代でございます。

 それからその次に、委員の数の問題であるとかあるいは市内、市外というふうなそういったことに対するお尋ねであったと思いますが、現在の情報公開審査会は法律の専門家でございます弁護士の方が1名と、それから法律の専門家といわれる方ではございませんけれども市民感覚を非常に大切にした上で、豊かな職歴や活動実績等から判断して、人格あるいは識見ともに非常にすぐれておられる方、市民の方お二人の3名の委員によって構成されております。法律の専門家の判断と市民の良識のある判断を融合することによりまして、より多角的で深みのある審査会になったと考えております。

 なお、委員の数につきましては、本市の規則上では5人以内というふうに定めておりますけれども、本市の審査会のこれまでの審議状況を見てみましても3人の委員さんでの審議は順調に行われておりまして、そういった経過、そういった実績の中から3名で支障はないというふうに考えておるところでございます。

 それから、次に学識経験者とはどのような人材を想定されているのかのお尋ねであったと思いますが、今申し上げましたように3名の方が、3人選任されておられますけれども、内訳は先ほど申し上げたとおりでございます。

 情報公開に関して、本市の市民を代表して、客観的でそして合理的かつ公正な判断をすることができる方だと考えた上での委員の選任であろうかと思いますが、学識経験者について申し上げますと、必ずしも情報公開について法律の専門家である弁護士の方とか、あるいは大学の教授の方に限定されるべきとは考えておりません。なお、他の多くの自治体におきましても、それぞれ経歴等踏まえながら、人格、識見ともに適任であると認められる方を任命しておられる実情にあろうかと思っております。

 それから、研修についてでございますが、やはりこういう非常勤の特別職、特に審査会の委員さん等におかれて、その方に対して我々執行部の、執行部と言いましても事務局ですから研修をというふうな形での仕向け方というのはなかなか難しゅうございます。

 したがって、私どもは国等から送付を受けました資料であるとかあるいはそれに関係するような資料を入手した場合には、当然委員さん方に関係資料としてお渡ししたりするようにしておりますけれども、いずれにしてもそういう識見豊かな方でございますから、自己研鑽をもって研修しておられるというふうに考えておりますが、先ほど申し上げましたように、適切な方法があるならばそれはまたそれとして今後検討してみたいというふうに考えております。

 それから、次にまつば園横の運動広場の件でございます。これは、委員さん十分御存じの上での御質問かとも思うんですけれども、一応経過等についてもお話した上で御了解を求めたいというふうに思っております。

 お尋ねの土地につきましては、特定の事業目的のため所要の手続を経て昭和55年に、これは旧小野田市におかれまして土地取得特別会計で先行取得されました用地、これは面積が8,070.70m2でございます。事業が具体化しないまま、これ目的があったわけですが、事業が具現化しないまま現在に至っておって、事業実施までの間、管財課所管の普通財産として管理しておるものでございます。

 現在は、市の行事として、先ほどちょっと御説明ございましたが消防団の操法大会のほか、隣接する福祉施設やあるいは地元自治会の各種催し物等の一時的な利用について使用賃貸契約を締結して、そして無償で使用を認めておるということでございますが、あくまでも土地は現状のままとして、それ以外の使用や加工は認めておりません。

 なお、お使いになられるときに管財課の方で必要とする加工といいますか、土地を──まさ土を少し入れたりとかですね、それから多少は削ったりというようなことがあろうかと思いますが、そういったことについては申し出があったことについては了解しておるというふうに伺っております。

 なお、この土地が運動広場であるとかあるいは公園などの行政財産であるならば、私どもはその行政目的に従いまして適切な整備をすることが当然のことであろうというふうに思いますけれども、先ほど申し上げましたように普通財産として管理してるのでございますので、不特定多数の方が利用できる土地ということにはなっておりません。

 したがって、そういった一連のことをひとつ十分に御理解いただいて、お使いになられるときには今、今の状態では許可を出す形にしておりますので、その都度その目的に沿ったような形での加工等も若干含めながら、上手にお使いいただければというふうに考えております。

 それから、最後になりましたが市内の信号機についてということでございます。これは、昨年の12月議会で尾山議員さんの方から御質問がございまして、私どもの方もそのときも十分調べて御回答申し上げました。

 その後も、やはり交通安全の取り組みであるとかいろんな形で厚狭、それから小野田両署とのかかわりございますので、私ども交通安全については大変いろいろ苦慮してるとこでもございますので話題として出しておりますが、そういったことも踏まえて御回答申し上げます。

 信号機等の交通規制につきましては所管が公安委員会であるため、小野田警察署で信号機に関する渋滞等の状況について確認をいたしました。日の出跨線橋交差点や丸河内交差点の信号機など、市内の信号機制御につきましては幹線を中心とした中での時間を設定をし、双方向の車の流れがスムーズに行くように対策を講じてるとのことでございます。

 また、市民の方からの信号機に関する苦情であるとかあるいは要望等についても、現地における調査等によりまして必要と認められれば設定の調整等を行って渋滞対策もしておるということを伺っております。

 なお、信号機等交通規制の苦情あるいは要望等につきましては、小野田・厚狭両警察署への依頼も私ども随時いたしておりますが、より一層連携を深めまして交通事故のない住みよいまちづくりに努めたいと考えております。

 なお、最後に申し上げますが、いろいろ私も車で通勤しておりますので非常にやはり渋滞に遭うこともございますが、やはり運転者のマナーとルールとエチケットの中で事故を回避していただきたいというふうに思います。

 以上であります。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) それでは、後半の方から再質問させていただきたいと思います。今の信号機についてでございますけれど、これは前にも同じような質問をしたんですけれど、やはり今の、例えば今の小野田駅前の跨線橋のとこまで、丸河内の矢印なんかもそうですけど、やはり時間的なものが少し変わってきておりますけれど、その変わってきた中でやはり運転者がある程度、多少その形式を覚えてくるとそれに順応した運転の仕方をされるとか、「もう変わるころやからどうしてでももう突っ込んでいって入りたい」とかですね、そういった非常に理不尽なやり方で動かれる方もおられますんで、このことについては前にも申しましたけどもう少しやっぱり、所管が公安委員会ということでなかかなやりにくいかもしれませんが、もう一度その辺等よく協議をされてもう少し調査を、もう少し今の停滞状態を調査をされて、私はやはりドライバーに安心感を与えるような信号の変更と言いますか、見やすいというか対応しやすい信号にしていただくように、ぜひそういう機関に働きかけていただきたいなというふうに思いますんで、この点についてはそういうことでよろしくお願いをいたします。

 それから、引き続きまして5番目のまつば園の運動広場についてでございますけれど、これも先ほど申しましたように、私別に要望があったからというわけではないんですけれど、もう何年もずっとあの状態で、いろんなまつば園の行事とかその他の行事で使われておる、今の消防操法大会でも使われておりますけれど、もう少し整備をして、今「普通財産として管財が管理をしておる」ということでございますけれど、もうその辺についてももう少し市民に柔軟な対応で貸し与えてもいいんじゃないかなというふうに思っております。

 ああいって、そのままあの状態で遊んでおるというのは理不尽かもわかりませんが、あの施設、施設と言いますかあの運動場のような形結構広い場所でございますんで、スポーツなんかにも使えるんじゃないかというふうに思いますんで、その辺につきましても別に要望があったというわけではないですけれど、私が見た感覚でそういうふうに思いましたんで、またいろいろな検討をしていただいてぜひ運動広場として利用できるようにお願いをしたいなというふうに思います。

 以上、この2点は要望に終らさせていただきます。

 それで、4番目の、最初に委員の関係についてでございますけれど、病院の方はあとその前がありますんでそちらに一緒にしたいというふうに思いますが、情報公開の審査委員についてでございますけれど、今の御回答をいただいた中では適任であるというふうにとらえてよろしいわけですね。



○議長(大空軍治君) 笹木総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) 先ほどお答え申し上げましたとおり、今までの経験、あるいは識見、人格、いろんな点を含めて適任者であるというふうに思っております。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 適任者であるというのは、どういうふうな適任者であるというふうにおとらえですか。



○議長(大空軍治君) 笹木総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) 当該審査会は情報公開審査会でございます。したがって、情報公開の審査に必要とする、先ほど申し上げた知識、経験あるいは識見、人格、そういったもの等でございます。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) それでは、今回介護給付適正化委員会ていうのが10人で2合議体ということで出されていると思います。通常、委員会というのは6人から8人が適当ではないかというふうに言われておりますけれど、この人数についてはいかがでございましょう。今回、条例では5名以内ということになっておりますけど、あえて3名というのはどうしてなんでございましょうか。



○議長(大空軍治君) 笹木総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) これも先ほど申し上げましたように、やはり適切かつ効果的に、効率的に、きちっとした審査が履行できれば内容は具備しておるというふうに私どもは思っております。

 したがって、5名以下となっておりますけれども、過去の経緯からして3名であれば十分審査が可能であると、こういう、特に支障なく、審査が行われておりますので、また状況によってこの3名の委員では審査がやはり困難であるというふうな状態になればまたこれは市長の方に検討していただきますが、現状では十分適切な審査が行われておるということでございますので、そのように御理解を賜りたいと思います。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) この情報公開の審査員でございますけど、先ほど研修等についてもお尋ねをいたしましたが、この情報公開制度ていうのは大変、やっぱり今社会的にも重要視されておる部分でございますし、この情報公開制度について研修は自分たちで研鑽をしていただくというふうな形でありますけれど、この情報公開制度についてはいろいろ、本当に公開をするべき問題、また非公開の部分というふうないろんな状況があろうかと思いますが、そういった面についてのきちんとした研修をされてからというお考えはございませんか。



○議長(大空軍治君) 総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) もちろん、基本は情報公開審査法ですね、国の法律がございます。それを受けて、それぞれの自治体は条例をもってそれの、どう言いますか管理に当たっておるということでございます。

 したがって、それに関連する文献はいろいろ出ております。図書も出ております。ですから、そういったものを私どもとして必要であれば当然お渡ししてお読みいただくということになろうかと思いますが、それにも及ばない部分もあろうかと思います。

 ですから、法律改正であるとか、あるいは新しい事例が出たとか、そういったものについては当然機会をとらえてお渡しして、御判断の参考にしていただくということはしたいと思っておりますが、これはもちろん私どもも当然のことであって、同じ立場でやはり学ばなくてはならないところがございますので、そういったところを含めて必要なものについてはお渡ししますが、ただ研修会と銘打って、どう言いますか催すような形にはならないのかなというのを先ほど申し上げたわけでございます。

 以上でございます。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) このことについては、やはりその委員の方々に独自でと、独自で研鑽をしていただくという状況、先ほど言いましたけれど何と申しますか今、例えば総合計画とか市のそういう政策如何にかかわるものについては、確かに一般市民の方々というかこの山陽小野田市内の方々が数多く入られる方がいいというふうに思いますけど、いろんな状況の中では市民以外、近隣の市街の方々から本当に市にとって利害関係の少ない、薄い、そういった方々がいわゆる客観的なものの見方で判断ができる、そういった状況で本当は委員を選んでいただくのが私はベターじゃないかなというふうに思いますが、その辺の考え方についてはいかがですか。



○議長(大空軍治君) 笹木総務部長。



◎総務部長(笹木慶之君) これは、一概に住居のことで委員の判断はなかなか難しいんじゃないかなあというふうに思います。議員さんのおっしゃるようなこともあるかもしれませんが、逆にやはり市の内部のことを、いろんなことをいろんな状況のことをきちっと知った上での判断というのも必要なことがあるかもしれません。

 ですから、それよりも先ほど申し上げたように、やはり市民の中にこの情報公開審査会の委員さんとして適任である方がおられるということであるならば、やはり、逆に大変御無理を申すわけでございますが、やはり本当に公平公正な立場の中で、そして、もちろんこれ秘密会でございますから以外には一切公言はできません。

 そういう、大変苦しい立場の中での冷静な判断をしていただける方がおられるわけですから、その方にその審査をゆだねておるということでございます。

 以上であります。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) ぜひ、この情報公開審査委員の方々については、独自の研鑽というよりは執行部、事務局を含めていろんな情報提供もされて、ぜひ本当に客観的に判断をされるようにお願いをいたしまして、この部分については一応置かしていただきたいというふうに思います。そして、今の新病院建設構想検討委員会についてでございますけど、このことについてはいつごろまでをめどにしておられるんでございましょうか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) それが問題でして、ちょっと市の財政とも勘案しながらやっていかなければならないと思ってます。余り早く決めても今医療情勢がどんどん変わっていきますので、やはりそのことを踏まえながら少し考えていかなければならないんじゃないかと。

 ただ、これはいろいろなファクターがありますので、やはり考える時間も十分必要であろうというふうに思ってますが、まだ今のところいつをゴールにするとは決めてません。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) それと関係はないかもしれませんが、先ほどは病院の廃院については早い結論を出さなければいけないというふうに言っておられましたけれど、このそういった結論いかんにかかわることではなくて、今この状況の中でもっと、先ほど言いましたように市民公募、いわゆる患者さんとかそういった病院を今までよく利用されておられる方々とか、特にその地域で利用されておられる方々、こういった方々をやっぱり検討委員会に取り込んでいって幅広く市民の意見を聞くという、そういう今から考え方を変更して市民の公募をもっと募ってみるとか、そういうお考えはございませんか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 確かに、そういう考え方もあると思うんですが、実は私直接は存じないんですが、前の将来構想検討委員会の際にかなりたくさんの方が入っておられて、例えば場所の設定にしてもやはり自分の周りということになったりして、なかなか、結局そこがまとまらなかったような文書になってますので、今回は少しその点を離れて少し冷静にまずやってもらってそれをまた市民の方に見てもらうという観点で、初めから市民の現在の立場だけじゃなくして、やはり新病院つくるとなると20年30年の話ですから、ちょっとそのあたりも踏まえて考えて、現在の方でまず素案を考えてもらうというのが妥当ではないか。その後、いろいろなコメントを聞きながら修正していくという形になるんじゃないかと思ってます。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 今局長の言われることはよくわかるんですが、今回のその公募の中に、今言うようにお一方は今山陽在住ですけれども、もともとは小野田の方だったというふうに思いますけど双方が小野田の方で、山陽地域の方々、いわゆるそういう一般の方々の公募の意見がやはり取り入れられたのが薄くなっておるんじゃないかと思うんですが、その辺についてはどういうふうにお考えですか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) これは、公募しましてその応募の中で、今回かなり高度な判断というと表現があれですけれども、ちょっと客観的な判断というふうなことを重視させてもらいましたのでその中でやらせてもらう、偶然そうなったんですけれども、その選定についてはやはり住所で見ると小野田地区と山陽地区とが1人ずつであったと思ってますんですが。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) けさも、ある方から私の家に電話がかかってきまして、「来年の3月じゅうには退院をしてほしい」というふうな話が出ておるということお聞きしたんです。この事実関係はいかがでございますか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) それは、山陽市民病院の件ですか。

(「そうです。」と呼ぶ者あり)

 いや、まだそこまでは、その可能性があると、先ほど職員に説明しましたので、その可能性はあるとは言ってますんですが、そこまで、それはまだ決定してないという形であれしてますので、その受けとめ方で場合によってはそういうことかもしれないというふうに受けとめられたかもしれないと。少なくとも、現時点では断定的な言い方は言ってません。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) まだ決まったことじゃないんで、どういうふうな形で、私も、本人からの直接じゃなかったんでそういうことを聞かれたので、「事実関係を聞いてほしい」ということで言われましたのでお尋ねをいたしたんですけれど、今そういうふうにやはり、もう決まってないことでありながら患者さんも既に、「3月いっぱいには退院をしてくれ」と言われたというふうに受けとめられる、そういった本当に地域医療としての今の現在時点での安心・安全という面では何かがやっぱりもう欠けてきておるんじゃないかなというふうに思うんですよ。

 そういった意味で、先ほども局長は「まだ決まってもないことやから言っておるわけはない」、「暫定的に」とか何かそういういろんな言葉を使っておられますけれど、現在現実にその今言う市民の方々とか患者の方々は、そういう不満を十分持っておられるわけですよ。

 この辺、先ほどの、今の局長の「病院はもういつ崩れるかわからん」ような言い方もされましたけれど、そういった本当に不安を持ちながら病院におられる方ていうのはずっと今現在進行形なわけですよね。

 そういうことは、ぜひ病院側としても解除していくような体制をとらなければいけないというふうに思いますし、今のこの病院の関係についてちょっとお伺いをいたしますけれど、今回今、先ほどから病院局長、市長含めて今の説明会にということでいろいろ出ておられるということをお聞きしておりますけれど、この辺では住民の意見をどういうふうに聞いて、そして当局側と言いますか局長がどういうふうな市民への説明をされたのか、簡単にお聞かせをいただけませんですか。



○議長(大空軍治君) 河合管理者。



◎病院事業管理者(河合伸也君) まだ、私が「対話の日」の中に参加させてもらったのはまだ2回だけですので当然決まってませんけれども、質問が出たことに対して答えさせてもらっておるということで、これまでは大持地区と平沼田地区でしたので、さほどそのあたりについては深刻な議論にはなってないというのがこれまでの話、私の印象です。私も、もちろんそうなるというようなことは言えてませんので、何となく今病院の状態はこうですよというふうな表現をしているだけで。

 先ほどの件に少しもどりますけど、職員に説明しました際にはかなりそういうことになってますので、あるいはそういうことで伝わっている可能性はあり得ると思うんですが、まだ断定的なことは決して言ってません。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) そういった中でも、今検討委員会が検討されておられるわけですけれど、私も当初は諮問機関であります病院事業将来構想検討委員会というものを随時傍聴しておりましたけれど、その当時の市長は全部出席をしておられまして、山陽市民病院の財政赤字ばかりがクローズアップをされたような状態になってきておりました。

 今、将来構想という本来の姿ちゅうのは見えてきませんが、もうそれに対して今回の新病院建設構想検討委員会というもので山陽市民病院の廃院ありきの進行については、市当局としてこの諮問機関にどういうふうに投げかけをされたのかお伺いをしたいと思います。

 今、この現状で市長がこの諮問機関に投げかけられたその中身と申しますか、私にはその中身が本当に見えてきません。ただ、その財政状況の苦しさを先にアピールをされ、その検討委員会に何を投げかけられたのかというところが見えてきませんが、その辺についてはいかがでございましょうか。



○議長(大空軍治君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 今手元にありませんが、山根さん手元にありますか諮問書。その諮問書には2行あります。2項目。その2項目について、それを読み上げただけです。それ以上の私の意見は全く述べておりません。投げかけ、何もありません。

 ですから、当然のこととして新病院の建設構想の検討委員会ですから、そういう流れでこれから審議が進むものと理解しております。今回の件も中間答申が出ると、というふうに聞いております。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。答弁がありますか。山根次長。



◎病院局次長(山根雅敏君) 諮問した内容につきましては、新病院の建設に関することと、病院事業を運営する上で必要なことを調査検討するということであります。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 当初、病院事業将来構想検討員会、その中で私が傍聴したときには最初の委員の質問の中でいろいろ論議されたときに、市長はたしか「今の財政状況を考えてみてください、こうこうこうですよ」と、私も中身まではきちっと覚えておりませんでしたけれど、そのとき市長は答えられました。

 そういうふうに、市長が常に諮問機関に言って答えられるということは、その諮問機関にもう市長がもう最終答弁をしとるようなことになるんじゃないですか。そういうことを市長がそこの場でその回答みたいな方で申されれば、やはり諮問機関の方々もなかなか検討しにくいう面があるんじゃないかと思うんですよ。今、市長はほかの諮問機関にも全部出席をしておられるわけですか。



○議長(大空軍治君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) 審議会は原則出席です。やむを得ない場合は、途中で欠席します。

 そして、この新病院の建設構想検討委員会、これ審議会ですね。その審議会、前の審議会と今現在審議中の審議会とちょっとごちゃまぜされた質問のように思います。前の審議会も終始立ち会いました。今回も参加、立ち会ってます。立ち会いていいますか、要するに出席しています。前の審議会は、私が事務局として、事務局の代表者として意見を述べました。

 現在の審議会については、出席して皆さんの御意見をお聞きしております。それ以上の私のコメントは何もありません。その審議会の席における私のコメント、私の考えの陳述は何もありません。



○議長(大空軍治君) 河合管理者、ありますか。



◎病院事業管理者(河合伸也君) 確かに、事務局として私たちが出てまして、市長さんは出席していただいてますがこれまで何も御発言はされておられませんので、市長さんの方から指示ということはありませんでした。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 先日、私も傍聴しておりましたけど、市長は発言をされてはおりませんが、市長が諮問機関に投げかけられた、その諮問機関の席に市長がその都度おられるということは、私は決してその機関の方々、いわゆる委員の方々が冷静な討論ができるというふうには考えませんので、「出るな」というわけではございませんがやはり諮問機関に対しては検討しやすい状況をつくっていくのがベターじゃないかなというふうに思っておりますんで、その点につきましてまた検討していただけたらというふうに思います。時間がありませんので次の質問に入らせていただきたいと思います。

 今、もう1つちょっと言い忘れておりましたけれど、今60人からの病院の職員について、やはり全体的に今も私が言っておるように不安をずっと先に与えていくんではなくて、私が言うのは並行して今の現状と、とにかく職員全体にというのもあると思うんですけれど、今現状企業職員になっておってその労働組合というのがあるわけですよね。

 やはり、そこの代表者ともきちんと話をされて、全体的な職員の小野田も含めてですけどやはり安心感を与えてその作業ができる、そういった状況をつくっていただきたいなというふうに思っておりますんで、その点につきましてはよろしくお願いいたします。

 それと、障害者支援のグループホームの関係についてでございますけど、1点だけお尋ねをいたします。これは、今あけぼの会というグループができるということは、これはどちらにできるんでございましょう。



○議長(大空軍治君) 松野部長。



◎市民福祉部長(松野清和君) 旧小野田市内にあります病院の寮をお借りして改築するということで聞いております。病院ですね。

(「どこか」「小野田」と呼ぶ者あり)

 はい。旧小野田市の病院の寮ということなんですけど。

(発言する者あり)



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 済いません。私は何か違う感覚で聞いておったんで、心和園の中とは違うんですか。



○議長(大空軍治君) 松野部長。



◎市民福祉部長(松野清和君) 病院の固有名詞をということでお答えするってことですか。

(「ああ。そういう意味で。」と呼ぶ者あり)

 はい。

(「病院、病院、その今、小野田のと言われたんですか。」と呼ぶ者あり)

 はい。



○議長(大空軍治君) ちょっと、やり取りはやめて。(笑声)

 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 済いません。失礼しました。聞き違いでございまして、このことについては一応園内にということで、やはりもう少し地域に出ていかれる、そういう社会に順応するためのやはり第一歩だろうというふうに思いますが、ぜひもう少し地域社会に出て行けるような体制をこれからも推し進めていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。

 時間も余りなくなりましたけれど、区画整理事業の関係でございますけれど、これまで都市計画法に基づく区画整理、こういった、このことが先ほどから言われるようにもう40年から50年近くたっておると。こういう状況で、これまで何でこのことが解消できなかったんかという反省と言いますか、そういう、何が考えられるというふうに思われますか。



○議長(大空軍治君) 福重部長。



◎建設部長(福重亨君) この事業は、昭和34年に計画決定、41年に事業認可、いや換地が終わっとるわけですけど、40年以上たってるわけですね。それで、どういう理由でちゅうのはちょっと明解な回答はできないんですけども、まず膨大な市費が必要だと。当時もそうだったと思うんですけども、そのような理由が主な理由だろうと思います。

 以上です。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 今、何かこの区画整理の事業に対して、これにかわれるものというのは何か考えられませんですか。



○議長(大空軍治君) 福重部長。



◎建設部長(福重亨君) 区画整理事業にかわる事業ということになると、面的整備ということになると現時点では「まちづくり交付金」しかないと思います。

 駅前は、今の橋上駅もそうなんですけども、橋上駅と今団地の沖中川から県道を挟んだ約4haぐらいあるんですけど、この区域が一番特に今問題になってると思うんですけど、ここの整備をするとすれば東西方向に道路を抜くとか、区画整理をやる場合は最低でも12m以上の道路とか、こういう道路がないと補助金が出ないというのもあるわけです。そうなると、区画整理事業はちょっとなじまないかなと。面的整備をやるとすれば、まちづくり交付金事業こういった整備の手法しかないかなと。

 それと、あと合併特例債等をその後の残りの交付金の起債のとこに合併特例債とかを持ってくるとか、そういった手法ぐらいしか今はないのかなと思います。ただ、今財源的にもかなり厳しいというのもあります。

 それと、今の起債の基準がありますね、そういったリスクもまた上がっていくというのもありますから、なかなか今時点はちょっと難しいかなと。だけど、もう三、四年ぐらいすれば、以降になれば何とかいけるかなというような思いはあります。ただ、今マスタープランの作業をやっておりますので、その中でもいろいろ煮詰めていきたいなというふうには思っております。



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 最後に、市長に1つお聞きをしたいと思いますけれど、今9.7ha全体の51.8%未整備という、こういったことに対しても市の方でも好ましくない状態ということは言われましたけれど、この未整備地区の解消方法については今言われるように都市計画法に基づく廃止をやっぱり進めるべきではないかというふうに、そしてまた新しく事業化を進めるべきではないかというふうに思っておりますが、それがやはり今現在小野田地域の方々に対しても本当に真摯な対応だというふうに思うんですが、市長の考え方はいかがでございましょう。よろしくお願いします。



○議長(大空軍治君) 白井市長。



◎市長(白井博文君) JR小野田駅は、JR厚狭駅と並んで山陽小野田市の顔の1つであると、その御指摘のとおりです。顔はきれいにしたいです。その思いは同じです。

 総合計画の策定がほぼ終わりかけております。この議会にも、基本構想については議案として提出してます。それの、その後の作業として、今建設部長が説明しましたがマスタープランの作業に入ります。もう既に着手しかけております。これが約1年半の予定です。もう少し早く何とかできないかというふうなことで督励しましたけれども、そのぐらい時間がかかると。

 ですから、来年、再来年、再来年の途中には駅前の新しいまちづくりの構想、それがある程度具体化してくるのかなというふうに考えております。もうしばらく待ってください。特に、尾山議員がこの橋上駅の構想について非常に◎執念を持ってらっしゃるていうことはよく知ってます。(笑声)



○議長(大空軍治君) 尾山議員。



◆議員(尾山信義君) 時間もありませんので、ぜひ絵にかいたもちに終わらないようにどうぞよろしくお願いをいたします。

 以上で、一般質問終わらせていただきます。



○議長(大空軍治君) 以上で、尾山議員の質問終わります。



 これをもちまして本日予定いたしました一般質問者の質問はすべて終わりました。明6日は午前10時から本会議を開き、一般質問を行いますので御参集をお願いいたします。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れでございました。

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午後3時46分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。




  平成19年9月5日

   議  長   大 空 軍 治

   署名議員   岩 本 信 子

   署名議員   衛 藤 弘 光