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山口県 柳井市

平成 20年 第3回定例会(9月) 09月09日−02号




平成 20年 第3回定例会(9月) − 09月09日−02号









平成 20年 第3回定例会(9月)


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平成20年 第 3 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第2日)
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議事日程
                              平成20年9月9日 午前10時00分開議
    日程第1 会議録署名議員の指名
    日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
    日程第1 会議録署名議員の指名
    日程第2 一般質問
         東 泰雄議員
          1 河内山市長の4期をふり返って
           (1)就任当初の改革派市長としての意気込みと現在の政治姿勢について
              多選問題や開かれた市長室について、また、市長の所信であった経営感覚ある市政、市民に開かれた市政、公平・公正・公開の行政について
           (2)市長に対する市民の期待度は。
           (3)5期目をめざすのか。
          2 学校耐震化について
           (1)地震防災対策特別措置法の一部改正により、国の補助率が引き上げられた。危険校舎の耐震補強工事や改築工事を早急に実施すべきである。
          3 国保問題について
           (1)高すぎる国保税についての基本的認識は。
           (2)短期被保険者証、資格証明書の発行状況と保険税減免の状況について
         君国泰照議員
          1 河内山市長の去就について
           (1)来年、任期満了。多選批判や対立候補不在、又首長として最後の総仕上げとして5選を目指すか。今期をもって勇退か、市長の去就を問う。
          2 おいでませ山口国体について
           (1)第66回国体の受け入れ体制と県民・市民運動について。2011年開催を目途に、より柳井らしさの創出、地域の活性化を図り、環境、緑化、美化、観光、特産品、柳井ブランド等の振興をする絶好のチャンスであるが、市の考えを問う。
         藤里克享議員
          1 岩国・柳井間、柳井・玖珂間の高規格道路の進捗状況
           (1)見通しについて
          2 県道柳井・玖珂線改良について
           (1)馬皿・伊陸(大ノ口)間をトンネル化したら如何
          3 農業振興について
           (1)食料自給率についての市としての対応
           (2)30年以前に実施した畦畔事業も耐用年数も経過し、大型トラクターによりクラックが入り漏水が多く見られております。また、年々高齢化が進んでおり農作業の安全のための畦畔拡幅に対して、コンクリート等の原材料の支給についての支援は如何。
           (3)小規模稲作経営農家における農業機械の負担を軽減させるため、市の対応は如何に。
           (4)ほ場の大区画化が困難な中山間地域等において、農業従事者の減少に対応し、基盤整備事業の対応は。
           (5)中山間地域直接支払い制度について、取り組みのない地域についての市の対応は如何。
          4 商店街の活性化のための車の駐車について
           (1)商店街の道路の活用は如何
         三島好雄議員
          1 河内山市政4期15年を総括する
           (1)実現できた公約
           (2)実現できなかった公約
           (3)過去の問題点とその経緯
           (4)政治家としての市長に望むこと
         藤坂元啓議員
          1 ケーブルテレビの普及について
           (1)ケーブルテレビの普及に対する今後の施策について
           (2)普及に対しての案内(相談)窓口はお考えか。
           (3)第2期、第3期工事について
          2 学校再編に伴う教育指針について
           (1)5年、10年後の教育目標について
           (2)体験学習、体験教育について、いかにお考えか。
          3 米軍再編に伴う艦載機の移転について
           (1)移転に伴う騒音対策について
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出席議員(22名)
1番 田中 晴美          2番 三島 好雄
3番 松野 利夫          4番 上田代根子
5番 光野恵美子          6番 東  泰雄
7番 山本 達也          8番 坂ノ井 徳
9番 川? 孝昭          10番 藤里 克享
11番 藤坂 元啓          12番 藤沢 宏司
13番 賀原 基和          15番 河北 洋子
16番 鬼武 利之          17番 石丸 東海
18番 松本 周一          19番 松本 哲男
20番 荒川 貴志          21番 君国 泰照
22番 杉村 英子          23番 中次 俊郎
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欠席議員(1名)
14番 河村 真弓                  
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 中原純一郎          次長 稲田 富生
書記 石岡 雅朗                  
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説明のため出席した者の職氏名
市長            河内山哲朗      副市長           上田 順二
教育長           高井 孝則      会計管理者         沖永 佳則
地域再生担当部長      林  幹男      地域福祉担当部長      中村 栄司
総務部長          吉山 健一      建設部長          重本 昭平
経済部長          大井 清教      市民福祉部長        園田  隆
水道部長          川田 邦生      教育次長          貞末 正博
総務課長          松尾 孝則      経営企画課長        山中 孝之
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午前10時00分開議



◎事務局長(中原純一郎) ご起立願います。ご礼。ご着席願います。



○議長(賀原基和)  これより、本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(賀原基和)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、君国議員、杉村議員の両名を指名いたします。

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△日程第2.一般質問



○議長(賀原基和)  日程第2、昨日に続いて、一般質問を行います。最初の質問者、東議員。

〔東 泰雄登壇〕



◆議員(東泰雄) おはようございます。共産党の東泰雄でございますが、私は、大きく3点にわたって通告しております。順次、質問したいと思います。

 まず最初は、「河内山市長の4期を振り返って」という質問であります。この点につきましては、3番目に、「5期目を目指すのか」と書いているのですが、もう、これは、昨日の山本議員への答弁で、ほぼ答えが出ております。その点で、ちょっと順番を変えまして、河内山市長への質問の3点のうち、3番目から質問します。

 5期目を目指すのかと。これについては、昨日の山本議員への市長の答弁で、いろいろと、長々とお述べになりました。そして最後に、「いろいろ課題はあるが、最善を尽くしたい」とおっしゃいましたし、また「もう1度、柳井市が掲げている課題と格闘してみたい」と、このような表現がございました。

 このご答弁で、市長は、次に、来年3月、立候補される、その意思があるというふうに、私は理解いたしました。それで、昨日は、テレビ局も各社が来ておりまして、夕方6時15分ぐらいからですか、ローカル番組が放映されますけれども、一生懸命、その時間帯になって、テレビのチャンネルを次々に変えながら、要するに、ローカル3局を変えていたのですが、私が見たのはKRYのテレビニュースだけでしたが、KRYも「出馬に意欲」というふうな表現だったと思います。

 そして、今朝の朝日新聞によると、「立候補を表明」と、これは、断定的に書いております。そして、中国新聞は「5選に意欲」と、このように報道がされていました。だから、私の認識と変わらず、多分、お出になるのだろうというふうに思いましたけれども、昨日のご答弁では、臭いはしたのですが、出るか出ないかということは、明言されませんでしたので、その辺を、あえて確認したいと思います。

 お答えだけで結構ですから、昨日のような長い説明は、不要でございます。つまり、出るとか、出ないとか、考慮中とか、どのような選択肢があるかわかりませんが、簡単に、お答え願えたらと思います。

 そして、1点目のほうに戻ります。「就任当初の改革派市長としての意気込みと現在の政治姿勢について」と題しました。その中で、多選問題とか、いろいろ書いておりますが、まず、多選問題について、お伺いいたします。

 山本議員の質問の時にも、平成5年当時、白地市長の長期市政に対して、市長がいろいろとおっしゃっていたというふうに質問されました。私も、そのような記憶があるのですが、ちょっと具体的に、私は記憶が残っておりません。昨日の山本議員へのご答弁は、多選問題について、現在ではどう思っていると、そのような現在の感想をお述べになったというふうに、私は聞いたのですが、いわゆる平成5年当時、市長自身、どのようにおっしゃっていたのか、記憶が戻れば、お答えいただけたらと思います。

 私も、市長の就任当初、既に議員でありましたので、若い市長が誕生した。そして、当時、平成のクリントンとか、いろいろとマスコミでも騒がれまして、私も、正直言いまして、期待しておりました。

 その点で、一番最初の立候補前の市長のリーフレットですか、水色の背景に市長が写っておられますが、あれを、私は保存しておりましたが、つい最近、処分いたしました。そのほか、最初は、いろいろな新聞に談話とかが載っておりまして、あれも、かなり切り抜きをしていたのですが、もう、これも古くなりましたので、処分してしまいました。

 今となっては、この質問をするにあたっては、処分しないで残しておけばよかったなと思うのですが、手遅れであります。いずれにせよ、その当時、具体的に、市長は多選問題について、どのようにおっしゃっていたのか、その辺りをお尋ねしたいと思います。

 その次に、通告要旨にも書いておりますが、「開かれた市長室」と、私は書きました。これの意味は、どういうことかと言いますと、就任当初、市長は、市長室を1階に下ろすのだというふうなことをおっしゃっていました。それで、私も「なかなか、やるな」というふうに感じたのですが、結局、この問題は、1階のどこに置くのかとか、部屋を仕切るには、また金がかかると、そういうことで断念されたように思いますけれども、これは、私は、やむを得なかったかなと思うのですが、確かに、その当時は「なかなか若い氏、頑張るな」というふうな感想を持っておりました。これについては、答弁は結構でございます。

 その次に書きました、一番最初の3月議会での市長の所信表明、私は、これは大変新鮮な感じで、受けとめました。その中で、所信表明の3つの所信といいますか、1つは、経営感覚ある市政、次に、市民に開かれた市政、そして、公平・公正・公開と、このような政治信条で頑張るのだという市長の決意が、リアルに伺えたわけですけれども、ただ、最近になって、私は、これが、果たして、今、どうなっているのかなという感じがします。

 経営感覚ある市政、これは確かに、そのとおりであります。そして、時間のコストも削減するのだとおっしゃいまして、非常に感銘を受けたわけですけれども、ただ、経営感覚ある市政と言えば、今は、もう金がないから、何もできないのだというふうに、市民の皆さんは受け取っておられるのではないかと思います。それは、起債を起こして、借金でいろいろな事業をやればいいというものではない。それは、私は、わかるのですけれども、しかしながら、やはり、今の財政問題、それが全面に出て、市民の要求がなかなか通らなくなっている。そういうふうな状況ではないかなというふうに感じています。

 だから、その辺で、一番最初の経営感覚あるというのは、何となく見えるような気がするのですけれども、その次の、市民に開かれた市政とか、公平・公正・公開、この辺りは、私は、よく目に見えないわけです。その辺りで、初当選当時のその所信、3つの方針が今でも実行されているか。その点については、どのようにお考えでしょうか。お尋ねをしたいと思います。

 そして、2番目、「市長に対する市民の期待度は」と掲げました。これは、大変ご無礼な質問だと思いながら、通告するまで、この項目を削除しようかどうかと、いろいろ思っていたのですが、やっぱり、バランス的には3つの質問があったほうがよいということで、2番目の「市長に対する市民の期待度」を掲げました。これについて、市長自身、自分では、どのように判断しておられるのか、お答えいただければと思います。

 次に、まいります。大きな2点目、学校耐震化について、お尋ねいたします。

 先の6月、国会で、地震防災対策特別措置法の一部改正がございました。中身は、構造耐震指標Is値、Is値というものを説明せよと言われても、私も難しいのですが、いつぞや、教育委員会が耐震診断の結果を発表しておられます。

 ここに、Is値というものが出てくるのですが、そのIs値が0.3未満の公立の小学校や中学校など、このような、いわゆる危険校舎といいますか、そのような校舎、学校に対して、耐震補強工事の国庫補助率を、今までは2分の1だったそうでありますが、これを3分の2に引き上げた。さらには改築工事、これについての国庫補助率は、今までは3分の1でありましたけれども、2分の1に引き上げたと。つまり、地方自治体にとっては、財政的には、かなり楽になるわけです。

 もちろん、この自主財源というか、現金があればいいのですが、ない場合でも起債を起こしても、それについては交付税措置があると。だから、総体的には、新聞記事をどこかにやってしまいましたが、全体工事費の10%か20%で済むのではないかな、何か、そのような記事だったと思いますが、いずれにせよ、安上がりに、市の負担、持ち出しは余りなく、耐震補強工事や改築工事ができる。こういうふうな法改正でございました。だから、この機会に、ぜひ補強工事や改築工事を、私は、急ぐべきではないかというふうに思います。

 それで、先ほどの教育委員会の耐震診断の結果ですが、Is値0.3未満というのは、柳北小学校とか、余田小学校とか、いろいろあります。それで、ちょっと私は、よくわからないのですが、ここで、こういう質問をしてはいけないかと思うのですが、いわゆるIs値といっても、X軸方向、Y軸方向で、それぞれ強度が違うのです。つまり、こういうふうな横長の校舎が、大体であります。だから、地震がこの方向にくれば、比較的強いですね。この長いほうから、横から押されたら、ぐしゃっといく。こういうことで、X軸方向、Y軸方向があるのですが、大体、Y軸方向のほうが強くなっております。

 だから、このIs値0.3未満については、国のほうが補助率を上げるというのは、X軸、Y軸ともに0.3未満なのか、ちょっとその辺りは、私は詳しく調べておりませんが、もし、わかれば、お教えいただきたいと思います。その点で、いずれにせよ、この国庫補助率が引き上がったことを機会に、ぜひ、急いでいただきたいというふうに思います。

 その点で、昨日の河北議員の質問に対する教育長の答弁で、いわゆる、モルタルが落ちたり、その修理の時に、教育長は、児童・生徒の安全が最優先されるべきというふうにおっしゃいました。

 それで、急遽、夏休みに、一気に工事を進められたというふうにおっしゃいましたけれども、ただ、私は、本当に児童・生徒の安全ということであれば、モルタルが落ちるよりは、地震で校舎が潰れるほうが、はるかに危険なのですね。だから、その点でも、この補強工事等を、ぜひ、やっていただきたいと思います。以上が、学校問題です。

 3点目の国民健康保険の問題について、お尋ねをいたします。

 国民健康保険法第1条には、「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と、このように謳ってあります。文面上は、非常に素晴らしいわけであります。しかしながら、実態が伴っていないというふうに思います。

 例えば、今の第1条の中に、「国保事業の健全な運営と、そのために国は責務を果たすのだ」というふうに書かれてあるわけですけれども、実際としては、療養給付費などへの国の補助金を、次から次へと減額している。そういう状況で、結局、国の補助が減るがために、保険税を上げざるを得ない。したがって、高い保険料となって、払うに払えないと。こういう事態が、今、起こっているのではないかと思います。

 同じく、今の第1条の中に、「社会保障及び国民保健の向上に寄与する」とありますが、これも、今はどんなことが行われているかと言うと、滞納者に対しては、短期保険証とか、資格証明書を発行して、特に、資格証明書というのは、病院に行っても、普通なら3割負担のところを、10割、全額負担しなければならない。そうすると、保険税が払えないのに、病院にも行けるかということで、結局、手遅れになって死亡する。こういう事例も、全国で、かなり報告されております。

 このように、国は補助金を減らし、高い保険料となって、払えなくなったら保険証を取り上げる。これが、私は実態ではないかと思うのです。この点で、今の国保制度について、基本的にはどのように認識しておられるか、お尋ねいたします。

 そして、その2点目ですが、現在、短期保険証あるいは資格証明書は、どの程度発行されているのか、その発行状況をお尋ねします。そして、保険税の減免制度がございます。これなどが本当に活用されていれば、滞納にも結びつかなくて済むのではないかと思うのですが、この減免がどのように活用されているか、この点について、お尋ねをいたします。

 以上、3点にわたって質問いたしましたけれども、ご答弁によりましては、再質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

〔東 泰雄降壇〕



○議長(賀原基和)  市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) ご答弁申し上げます。

 まず最初に、来年の選挙に出るのかどうかということを、端的に答えなさいというお尋ねがございました。

 これは、昨日、申し上げたとおりでございまして、様々な問題が柳井市にありますから、それを、今までの経験とか、あるいは、取り組んできた自分の市長としての15年というものを、市民のお役に立てることがあるのなら、頑張ってみたいと、こういうことを申し上げたところでございまして、出馬をする、あるいは、立候補するということについて、いろいろな方とご相談をしてみたいと、こういうことを申し上げたとおりでございまして、それ以上のことで、ございません。新聞各紙が、いろいろと見出しに書かれているとおりの内容だというふうに、ご理解いただければと思います。

 それから、私が最初に選挙をした時に、この、いわゆる多選の問題について、どういうことを言ったか、あるいは、どういうことを文章にしたか。これは、東議員もよく覚えていないとおっしゃるので、私が申し上げたことや、あるいは、当時の柳井市民の方の雰囲気ということを、私は、自分が選挙に出たので、よく覚えておりますので、そのことを申し上げたいと思いますが、確かに、「20年間、白地前市長さんがお務めになったのは長い」ということは、申し上げたことはあると思います。

 「長いから、よくない」ということまでは、余り申し上げた機会がございません。何を具体的に言ったかと言いますと、20年間、言ってみれば、20歳になる人は、生まれた時から20年間、市長選挙で投票の機会がなかったというのは、これは、やっぱり、非常によろしくないのではないかということを申し上げたことは、たびたび、ございます。

 これは、自分自身も幾度か、幾度かというか、選挙もやり、無投票の機会もありましたけれども、これが、やっぱり、当時は平成5年に至るまで、昭和48年、白地前市長さんが、当時は非常に激しい選挙戦で市長に当選をされて以降、20年間、市長選挙がなかったわけですね。そのことに対する市民の多くの方々は、やぱり、選挙で通る通らないは、わからないけれども、選挙で市長というものを選んだり、選挙を通じて、柳井市の、今風に言うと、公約、マニフェストというものが明らかになるのが大事ではないかという声は、非常に、いろいろなところでありました。

 私を応援してくださった方々も、今から申し上げますと、うそのような話に聞こえるかもしれませんが、まあ、通ることはないだろうけれども、20年間、選挙がなかったということで、新風を吹き込んで、柳井市の将来のビジョンについて思うところを語るというのは、それだけでも非常に意味があるし、1回で無理であっても、たびたび挑戦するだけの価値はあるのではないかということを言われたことは、たくさんございます。

 これは、当時の柳井市民の方の率直なご意見であり、感想ではないかというふうに思っております。したがって、私は、20年間というのは長いということは申し上げましたけれども、それだけが非常に、当時の柳井市政の大きな課題ということではないということを、最初の選挙に出ました時に、申し上げたと思います。

 具体的には、いろいろと言いましたけれども、今、それを申し上げる時間はございませんが、とにかく異質なもの、ずっと長い間、同じような人で、同じような人たちで、ずっと市政を運営していくということは、やはり、何らかのよろしくないこともあるだろうと。新風を吹き込んだり、異質なものが、この挑戦をすることによって、柳井市のためになることがあるのではないかということを申し上げたことは、これは、たびたび、ございます。

 その辺で、多選の問題というものを直接的に余り言った覚えはないわけですけれども、あえて言うならば、20年間、選挙もなく、同じ方がおやりになるというのは、いろいろなところで、やっぱり、弊害もあるのではないかということは、申し上げたと思います。

 多選の問題だけが、当時の柳井市政の大きな問題だということは、なかったと思います。それ以外にも、幾つかのいろいろな課題、問題が、市政上の問題は、当時、あったと思います。これは、私よりも、東議員のほうがお詳しいのではないかというふうに思います。当時から、もう既に議席を持っておられた方は、数少なくなりましたけれども、その方々のほうが、お詳しいのではないかというふうに思っております。

 それから、私が、最初に市長になりました時に、経営感覚、それから、開かれた市政、公平・公正・公開、これは、確かに申し上げましたし、今なお、そのことは、堅持しているつもりでございます。

 経営感覚については、東議員さんが、財政問題だけの点に、ある意味では焦点を当てているのではないかというふうに、ご指摘になりましたけれども、決して、そうではございません。とにかく、市政、いわゆる、税金を使ってやる仕事と言えども、これは、とにかく、時代の変化とか、社会環境の変化というものに乗り遅れないように、あるいは逆に、そういうふうに社会の環境が変化をしつつあっても、市政の目指すところというものを見失わないように、何のために行政はやっているのかと。これは、就任直後ではありませんけれども、何年か経ちまして、いわゆる、ある民間のシンクタンクの協力も得まして、言ってみれば、行政の評価というものを、自己評価をする仕組みを取り入れました。

 この中で、一番大事にしている言葉は、これも、市の多くの職員が、何のためにこの仕事をやっているかという、いわゆる、やることに意味があるのではなくて、どういう成果をもたらすために、どういう意図でこれをやっているのだということを、いつもこれを自問自答してやっていきませんと、予算を組んで事業を実施するということ自体が目的になってしまうわけです。

 下水道事業を行うということは、もちろん、事業を行うということは非常に大事なことなのですけれども、下水道事業を行うことによって、何をもたらすかなのです。これは、もちろん、市民の快適な生活をもたらすということもありますけれども、下水道事業を行うことによって、我々の環境ですね、公有水面の水質を、とにかく、よくしていく。このことが、やっぱり、非常に大事な目的なのだということに着目をすれば、これは今日、まさに日本全国で行われておりますけれども、公共下水道事業以外でも、いろいろ手法を駆使して、公有水面、いわゆる、みんなの共通の水部分というものを、環境をよくしていくということについて、手法は幾らでもあると。だから、公共下水道を行うということが目的ではなくて、何のためにやっているのかということを見失わないことが、最も経営をする上で大事だと。もちろん、最少の資金、最少の人員で、最大の効果を上げるために、工夫に工夫を重ねるということは、経営感覚の中で大事なことです。

 そして、東議員さんもお話しになりましたけれども、行政の一番悪いところは、当時、市長になった時から、時間のコスト意識というものが、非常に薄いところがあります。これは、もう、今や、中央省庁も含めて、かなり変わってまいりましたけれども、1年後に結論を出すのか、半年後に結論を出すのか、1箇月後に結論を出すのか、これで、言ってみれば、大違いですね。

 そのことについては、就任当初から、かなり、職員の人たちにお願いをして、自分自身もそのかわり、そう言う以上は、翌日にどんなに忙しくても、決裁の書類は持ち越さない。あるいは、課題についての答えを求められた時に、遅い結論の出し方は、しないようにしよう。問題の先送りは、しないようにというふうに固く決意して、今日も、それは実践をしております。

 そういうふうに、時間をかけることによって市民に迷惑をかけたり、あるいは、事業者に迷惑をかけることは、未だに、たくさんあります。そのことが、なくなることはないかもしれませんが、なるべく、そういうことは少なくしようという意味では、経営感覚のあふれる、そういう市政というものは、今なお、挑戦すべきことは、たくさんありますけれども、実践をしているというふうに、ご理解をいただきたいと思います。

 それから、「開かれた」ということで言いますと、これは、市長自身が「開かれた」というだけでは足らないのですね。市民と役所の距離間というものが、16年前、15年前は、かなり遠かったような気がします。敷居が高かったと  。今は、私も、そういうふうに実行、実践する、開かれた市政を実践しようと思っていますが、これは、いろいろな、まだ100点満点ではありませんけれども、市の職員の意識と行動を変えていくということで言いますと、幾つかの事業分野では、ワークショップとか、あるいは、市民と協働してやるというのが、言ってみれば、当然のごとく行われるようになったという分野は、たくさんあります。

 全てが全て、そうはなっていませんが、何年か前に、非常に、私は、これは、市の職員の人にも申し上げたことがありますけれども、広島市と柳井市で職員の相互派遣をやって、研修をやってもらったことがあります、1年間  。その時に、広島市の職員の人が、1年間勤めあげて帰る時に、2つほど感想を言われて、1つは、先ほどの時間コストとも関係するのですけれども、非常に、柳井市は市長をはじめ、いわゆるミドル、トップというところに、情報伝達が早い。これは、広島市のように大組織ではないということで、非常にストレートに、いろいろな情報が上がっていくということは、いいのではないかという感想を述べられました。

 これは、今でも、特に、悪い情報ほど早く伝えてくれということを言っていますから、実行が100%できているということは、ないかもしれませんが、繰り返し、繰り返し、お願いしております。

 それから、もう1つ、その広島市の職員から言われたことは、「非常に、何をやるにしても、市民とともにということが多いということは、非常にいいと思います」と。これは、時間的にも比較しなければなりませんが、他のところとも比較しなければなりません。そういう意味では、開かれている部分というものは、非常に開かれているのではないかと思います。

 それは、3つ目の公平・公正・公開の、公開の部分でも同じだと思います。柳井市では、とにかく、情報公開はもちろんのことなのですけれども、条例の名前につけておりますとおりに、これは、単に情報公開をする、見せてくれということだけではなくて、「柳井市が持っているものは、市民のものだ」という精神に基づいて、情報公開も積極的に行っていこうというつもりで、今日も、運用も含めてやっておりますが、これは、関係する方々は、おわかりをいただいていると思いますが、市民全体から見ましても、開かれた行政だけではなくて、説明責任ということは、条例の中に「説明責任」というものを入れているのは珍しいと思いますので、そのつもりで、公開は行っていきたいと思います。

 公正・公平というのは、これは、時として、そうでないことがあることを百も承知で申し上げますが、とにかく、どんな組織であり、どんな人間であり、100点満点、100%と正しいということは、あり得ませんけれども、先ほど言いましたように、もし間違った事項があれば、早急に是正ができるような、そういう復元力を持った市政をやりたいと。

 もちろん、それは、議会でもご叱声をいただいたような、たくさんの、とは言いませんけれども、幾つかの不祥事は、ございました。このことについては、私自身も反省をしておりますけれども、とにかく、そのことを風化させるのではなくて、2度と起こさないというつもりで、どうやったら、より公平性が保てるか、公正さが保てるかと。このことは、これからも、日々、努力をしていきたいと思いますし、決して、そういうことを隠し立てをしない、あるいは、情報を途絶させないというつもりで、これも組織の問題でありますので、引き続き、努力をしていかなければならないと考えているところでございまして、就任当初に申し上げたことは、実践もし、かなりのレベルまでいっていることもあるというふうに、ご理解をいただきたいと思います。

 もう、やってしまえば、当然になっているようなこともたくさんありますので、私としては、その当然のところから、なお、もう1歩も、2歩も前に行けるようには、しなければいけないと思いますが、そういうふうに、認識をいたしております。

 それから、「市民からの期待度は」ということが、これが、一番難しいと思います。私もよく、私のところで日頃から接している方というのは、仲がいいですから、褒めていただくというよりは、普通の感覚を持った方は、問題提起のほうが多いので、それだけを聞きますと、本当に、まだまだ、こんな課題もある、こんないけないところもあると思いながら、市政の運営をいたして思いますが、そういうことを言えば、何らかの、まだ、改革、改善も、やってくれるのではないかと思っておられるうちは、まだ、見捨てられていないのではないかと思います。

 これは、よくわかりません。本当に、市民全員の方に聞いたわけではありません。しかしながら、こうこうこういう部分では、もっと頑張れとか、こういうものは、正すべきは正すべきではないかとか、いろいろなことをご指摘を、まだ、いただいていることが、たくさんありますので、そのことは、自分に、それは、やりなさいとか、努力をしなさいとか、あるいは、実行しなさいという市民の声だというふうに思っております。それは、期待というものなのか、ご叱声なのか、それは、よくわかりません。

 ローマの時代から、民の声は天の声──これは、民の声は絶対的だという意味合いの解釈もあるようですが、民の声は天の声と同じぐらい聞きづらい、聞き取るのが難しいことなので、よほど頑張って聞かないと、聞けませんよという意味合いだそうですから、私も、そういうふうに、耳をそばだててといいますか、単なる提言だとか、いろいろな文章でいただくような要望書だとかということも、もちろん、そうですが、世間話のようなものについても、やはり、耳をそばだてていかなければならないなと思っております。

 そのことを、肝には命じておりますが、職員のそれぞれが、そういうつもりで市政を運営していってくれること、そういうことに協力をしてくれることが大事だと思いますので、今、柳井市では、叱られたことも、それから、いろいろな課題があることも、市民の声をこういうふうに聞き取りましたということは、全部、可能な限り、ペーパーで報告をしてもらうようにいたしております。

 これは、全部集まっているという自信も、まだ、ございませんが、そういう厳しいご意見も含めてというか、厳しいご意見は、特に重点的にトップの耳に入るように、市の職員にも協力を願っているところでございます。

 引き続き、そういう意味では、期待度かどうか、わかりませんが、そういう努力をしてまいりたいと考えているところでございます。ほかの質問に対しましては、参与のほうから、答弁をさせていただきます。

〔市長降壇〕



○議長(賀原基和)  教育長。



◎教育長(高井孝則) 学校の耐震化について、ご答弁を申し上げます。

 平成14年7月、全国都道府県別の耐震診断実施率を文部科学省が発表いたしました。この中で、山口県の実施率は1.6%で、沖縄県に次いで低い実施率であることの報道がなされております。

 発表の後、山口県教育委員会から、平成15年度から3年間の、対象建物の全ての耐震第1次診断を実施するよう、指示が出されました。柳井市では、他市町に先駆けて、平成15年度当初に、対象校舎の全ての耐震診断とコンクリートのコア抜きを行ったところでございます。その結果として、校舎の状況は、診断前に予想した以上に悪く、補強も困難と診断される校舎が多いという結果になりました。

 この耐震診断等の結果を踏まえるとともに、今後の児童・生徒数の推移、予想等から判断して、一足早く、柳井市立小中学校整備計画を平成15年10月に策定し、子どもたちの安全を確保するため、計画的に耐震補強、改築及び統廃合を実施してきたところでございます。

 その後、旧柳井市及び旧大畠町の合併に伴い、平成18年9月に、新たな小中学校整備計画を策定し、今日まで、計画の推進に取り組んできたところでございます。

 こうした中、公立の小・中学校の校舎等の地震に対する安全性を確保することの必要性に鑑み、学校施設の耐震化に対する国の支援措置を拡充し、耐震化を促進するため、先ほど、議員さんが申し述べられましたが、本年6月、議員ご案内のとおり、耐震防災対策特別措置法の一部改正が施行されました。

 ご質問の、補強工事及び改築工事を早急に実施すべきであるとのご指摘でございますが、現在の財政状況の厳しい中、将来にわたっての財源の確保ができるのかという課題があります。

 地方交付税による財源措置につきましても、交付税制度が、平成16年度に見直しがされた中で、将来にわたって担保される財源なのかという課題もございます。また、国庫補助率は、かさ上げされましたが、現状では、耐震化事業にかかる補助基準の単価と実勢単価とが、かけ離れているのが現状であります。

 一方、少子化に伴い、本市の学校は、児童・生徒の著しい減少により、そのほとんどの学校が、小規模校となっております。こうした小規模校は、教育本来の目的である協調性や連帯性、社会性を育成する上で、大きな支障を及ぼす恐れがあると考えております。柳井市といたしましては、柳井市立小中学校整備計画に基づきまして、学校施設の統廃合、また、学校施設の整備を推進してまいる所存であります。

 現行の学校教育施設等整備事業債及び財源対策債では、起債充当率90%、あわせて、元利償還金の70%について、普通交付税の基準財政需要額に算入されることとなっております。

 現在、柳井市の学校施設の耐震化率は62.5%でありまして、柳井市立小中学校整備計画に基づき、学校施設の統廃合等を行うことにより、平成26年度までには、この率が90.7%となる予定になっております。

 なお、先ほど、ご質問がありましたように、Is値は、X軸、Y軸の両方なのか、あるいは、一方なのかということでございますが、この数値につきましては、低いほうをとるということになっております。

 ちなみに、0.3以下の柳井市の状況でございますが、7棟ございまして、柳井南中学校の校舎、それから、便所棟、それから、余田小学校の校舎、新庄小学校の校舎、鳴門小学校の屋内体育館──これは、改修の予定を立てております。そして、日積小学校の校舎、大畠中学校の校舎と、7棟が該当しております。

 以上のようなことを考えますと、柳井市といたしましては、先ほど申し上げましたように、柳井市立小中学校整備計画に基づきまして、学校施設の統廃合、あるいは、学校施設の整備を、緊急に推進していく必要があろうかというふうに思っております。

 これからも、説明会を開催するなど、努力をしていく所存であり、粘り強く、保護者及び地域住民の方々のご理解を得ていく方向で、取り組んでまいりたいというふうに思っております。議員各位におかれましても、どうか、以上のようなことをご理解いただきまして、よろしくご協力のほど、お願いいたします。以上でございます。



○議長(賀原基和)  市民福祉部長。



◎市民福祉部長(園田隆) 私のほうからは、国保問題について、回答させていただきます。

 1点目でございますが、国保税は、国民健康保険制度を運営していく上で、根幹をなすものでございます。平成20年度の国保税につきましては、制度運営を維持していくための税額改正に加え、平成20年度4月からの後期高齢者医療制度の創設に伴う新たな高齢者支援金分が加わったものになっております。そういったことで、19年度より国保税額の負担は増えております。

 しかしながら、この国保税の医療保険分につきまして見てみますと、1人当たりの保険税の額では、改正前の19年度は、県下13市の中で最も低い部類に位置しておりましたが、20年度の改正により、若干、上位に移りました。しかし、それでも、県下13市の中では、中位に位置しております。

 国民健康保険は、医療給付費等の支出に見合う国保税等の収入があって、成り立つ制度であります。制度を維持、運営していくために必要な国保税収入を図るために、改正を行ったものでありますので、ご理解いただきたいと思います。

 2点目の短期被保険者証、資格証明書の発行状況でございます。この6月末に開催いたしました判定委員会の結果の状況で申し上げますと、短期被保険者証の交付は、216所帯、400人で、うち18歳未満が、82人おります。資格証明書の交付につきましては、124世帯、185人で、うち18歳未満は、30人でございます。そういう状況になっております。また、保険税の減免申請の状況につきましては、平成20年度は、現在まで3件で、金額は2万5,600円の減免を行っております。以上でございます。



○議長(賀原基和)  東議員。



◆議員(東泰雄) ありがとうございました。公約では、あと3分で終わらなければいけません。ちょっと、そういうわけにはいきませんので、申し訳ないのですが、ちょっと、おつき合いをいただきたいと思います。

 最初の、1点目の河内山市長の件ですが、これは、これ以上、私も言うことはないのですが、言えば、また答弁が長くなりますので、やめますが、1つだけ、指摘しておきたいと思います。

 これまでも、一般質問で、私は、市長に対して言わせてもらったかと思うのですが、開かれた行政とか、いろいろ言われますけれども、やっぱり、市民の声を本当に聞いているのかというのが、疑問なのですよ。

 例えば、昨日の議案で、都市計画税にしたって、私は知らなかったのですが、今まで、新庄の地域でも都市計画税の区域に入っているけれども、実際は、課税していなかったと。それを、今回、外したついでに、正直に言ったら、新庄の全域の山林・農用地ですか、それ以外は、都市計画税を来年度から賦課するというふうな動きだというふうに聞いたのですが、こういうことこそ、やっぱり、市民に事前に説明をして、先ほどから、説明責任とか、情報公開とか、おっしゃいましたけれども、やっぱり、これが大事だと思うのですね。やっぱり、そのことをせずして、口では良いこと言っておられるのが実態ではないかというふうに思えてならないのです。いつぞや、上意下達の行政ということを言わせていただきましたが、何となく、最近、そのようなことを感じています。

 そのほか、先ほどの学校統合についても、昨日の田中議員の質問の時も、結局、大畠では、住民の理解が得られていないというのが実態だと思うのですね。だけども、方針は変えない。これは、柳北小学校も一緒ですね。あれだけ、PTAの皆さんが、柳北小学校の場合は、適正規模であると。それから、これからも、児童が、そんなに激減することはない。あの柳北地域は、宅地も、まだまだ開発されていますので、これから、児童が増えていく可能性は、あるわけなのですね。

 だから、そういうふうに、市民が本当に切実に願っていることについても、もう、計画があるから駄目だと。早く言えば、言うことを聞けというふうな政治ではないかと思うのです。だから、これについては、今までも聞いたことでありますので、もう、ご答弁は結構ですが、やはり、今後、改めていただきたいと申しました。こう言ったが、多分、改まらないだろうとすれば、市長さんは交代すべきではないかということも、言葉に言いにくいことでありましたが、あえて、言いました。1点目は、それで終わります。ぜひ、今後、市長さんが、この場でおっしゃったことと、実践が統一できるように、ぜひ、ご協力をお願いしたいと思います。

 2点目です。結局、教育長の答弁は、一言で言えば、やる気がないということでしょう。だから、私は、先ほども、質問の時に言いましたが、児童・生徒の安全が第1だ、最優先だと言いながら、潰れるかもしれない校舎に、いつまでも放置しておくのかと。それで、結局は、柳北について言いますけれども、PTAが諦めるのを待つと、兵糧攻めのようなやり方は、決してよろしくないと、私は思うのですが、その辺りは、いかがでございますか。



○議長(賀原基和)  教育長。



◎教育長(高井孝則) 先ほど、申し上げましたように、柳北小学校は、一応、耐震で、0.3以下の数値が出ておりますし、そういう問題もありまして、私どもは、この計画に沿って、現在できた柳井小学校のほうに、できるだけ早く、子どもたちの安全等を考えて、移行できないだろうかということを説明してまいりました。

 いろいろな地域の方の思い、それから、子どもたちの今置かれている現状等々を考えますと、すぐに手が打てる対策として、一番いい、ベターな方法は何だろうかというふうに考えますと、私どもが、ずっと主張してまいりました方法しか見当たらないということで、その辺のご理解をお願いしたく、いろいろと話を進めているところでございますが、残念ながら、今は、そのご理解に至っておりません。

 柳井市の全体の、これからの教育のあり方等々を、やっぱり、考えて、それから、財政的な面も、確かにございます。そういうことで、やはり、どうしたらいいのだろうかということで、同じテーブルについて、考えていくという方向については、これから、皆さん方にも、また再度、お願いしていきたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(賀原基和)  東議員。



◆議員(東泰雄) 教育長が、柳井に来られる前に、ここに来られる前にできた計画ですから、もう、大変お気の毒だと、正直に言って、思っています。それは、「今までのは、見直します」などと、言える立場ではないでしょうから  。それを、無理にでもお願いしたいのですが、先ほど、教育長が、平成14年7月、耐震診断の実施率が、あの当時、下から2番目とおっしゃいましたが、この新聞は、既に耐震化した、その割合がどうかといったら、診断率ではないのです。耐震化率です。

 これは、いつ時点ですか、07年4月現在といったら、去年ですね。山口県は、長崎県に次いで下から2番目です。つまり、山口県は、全国47都道府県のうち、危険校舎が余りにも多いのですね。だから、これについては、柳井もお金がない、それは、ほかの市もお金がないかもしれないが、やっぱり、こういうふうな県下の状況なら、やっぱり、県知事も当選されたばかりで、最後を締めくくると言っておられるのだから、県のほうも少しは協力をするように、県下13市が力を合わせて呼びかけるといいますか、そして、1日も早く、安全な環境で児童が勉強できると、そういうふうにしていかなければならないと思うのですね。その辺は、もう、これ以上、統合計画を見直す気があるか、ないかとは、聞きません。だから、その辺では、県のほうにも要請してほしいと思うのです。

 それと、もう1つ、当面、柳北に限りますが、先ほどのX軸、Y軸で、大変、柳北小学校は厳しい状況なのですが、これは、柳北小学校の学校要覧で、今年度のものをもらったのですが、柳北小学校は3階建てで、1階に1年生と6年生がおりまして、なかよしのクラスが2クラスと、そして、職員室なのです。

 だから、すぐ直せないのなら、多分、柳北小学校が地震でめげるといったら、1階からめげると思うのです、私は、ぐしゃっと  。とすれば、危険な1階に居る児童らを、2階、3階に上げることは、どうだろうかと。2階には保健室、図書室という、教室と同じぐらいのスペースの部屋があります。

 それで、3階には、パソコンルームと音楽室、これも、普通教室よりは、ちょっと広いようですが、その教室を移動すれば、児童の教室を高いところに上げれば、万が一、地震が来ても、押し潰される危険性は、少しは回避されるのではないかなと、これは、私の思いつきです。

 だから、今、直せないのなら、どうすれば現状で安全が確保できるか、これは、ほかの学校も、一応、こういう要覧は、皆、いただいてはおるのですが、ちょっと、ほかの学校は、あまりイメージが湧きませんので  。だから、ああいうふうにやれば、それぞれ、先ほど7校でしたか、Is値が0.3以下の、いわゆる危険校舎が  、こういうところでも、そういう配置替えだけでも、危険は回避できるのではないかと思いました。ぜひ、ご検討をお願いします。

 いよいよ、公約違反になりました。15分残して、やめる予定でしたが、もう、やめます。市民福祉部長、短期証は18歳未満が82人、そして、資格証が30人ということですが、これは、人権問題だと思うのですよ。

 いつぞやの新聞に、中国か朝日か忘れたのですが、かなり大きな記事で、「児童・生徒の命が危ない」という記事がありました。一生懸命に探したのですが、ちょっと、切り抜きができませんでしたから、ここで、お示しができないのですが、余りにも無慈悲ではないかと思います。ぜひ、改善をお願いして、公約が守れませんでしたが、私の質問を終わります。よろしくお願いします。



○議長(賀原基和)  以上で、東議員の一般質問を終わります。

                              



○議長(賀原基和)  11時10分まで、休憩といたします。

午前10時53分休憩

                              

午前11時10分再開



○議長(賀原基和)  休憩を閉じて、一般質問を続けます。次の質問者、君国議員。

〔君国泰照登壇〕



◆議員(君国泰照) 自民党の君国泰照でございます。非常に今、自民党は、時の党になっておりまして、今日もテレビを見ておりますと、テレビのトップが、北の湖理事長の辞任の問題、そしてまた、小沢氏の3選、また、三笠フーズですか、あってはならないこと、許し難きこと、国民を馬鹿にしている。こういうふうな社長や会社は、即刻、日本の国から、なくなってもらいたい。儲けのために、人命に被害があるのをわかりながら、こういうふうなのは、もう、日本人ではないです。

 そしてまた、教育界では、あってはならない大分県の教育委員会の、本当に、子どもたちに、どう説明していいか、わからない。全く、こういうふうな不祥事ばかり、続いております。

 自民党も、昨日までは7名ということでございますが、いろいろニュースや新聞を見ますと、2名減られて、今、5名ということで、いよいよ熱い戦いが、華々しくやられるのではないかと思うわけでございます。

 やはり、国のトップ、蛇の頭がしっかりしないと、尾っぽも、あっちに行ったり、こっちに行ったりなのです。日本の国が、こうなったのは、やはり、政治家の、また、官僚の、本当の長年の惰性や腐敗や堕落ではないかと思っております。しかし、また、新しい日本を、地方自治の柳井から、また立ち上げ、また国や、そして県のほうも、本来の日本の国とは何かと、そういうことを見つめ直す時が来ているのではないかと思うわけでございます。

 何故、こういうふうに、ちょっと余談が長くなるかと言いますと、昨日は、山本議員の質問で、大体95%言われまして、今日、残りは、また、東さんが言われまして、ガスが抜けたとは、よく言ったものですね。

 それで、今日、ここに来まして、あれでも、何か言うことはないかと思って、資料を見ようかと思ったら、資料の中に、昨日の原稿がない。5分前に帰ってみますと、昨日の原稿は、全部、ジグソーパズルになっておりまして、今日は、原稿がないわけでございますが、持ち前の、この資料だけで、まとめさせていただくわけでございます。

 昨日の中で、大体、市長の去就についてということは、ほぼ、お聞きをしたわけでございます。しかし、私はB型でございますが、市長は、血液型は何型か、わかりません。私のやり方と市長の考え方、「あんたとは意見が違う」ということが、最近は、はやっているわけでございます。

 もし、私が市長だったら、「今期は、今のところ、考えおりますが、こうこうこうで、こういうふうな目的で、次の5選をやりますから、どうぞ、よろしくお願いします」という答えが、大体、どこの市長さんも、あるわけでございますが、市長は、市長のパターンがございまして、前回の、ちょうど9月定例議会の時でも、市長の去就ということをお聞きしまして、その時は、岩国の市長がこうなった時には、国会議員がこうなるであろう。そうなった時には、補欠選挙があるであろう。

 その時には、山口県2区では、どなたがよかろうという、自分で勝手な思いで、その時には、私は、河内山市長が衆議院に出ていただくのが1番と思っておりましたし、そのストーリーも、途中から消えたわけでございます。やはり、その思いというのは、我々が選んで、ここまで4期までやってこられた市長でございます。

 最初の時は、私は、今の県会議員を推しました。先ほどの話の中で、「河内山さんは若いし、政経塾におられたのだが、これは、本当に大丈夫なのか。これに、柳井市を任せていいのだろうか」という思いがございました。しかし、わずかな差で、河内山市長が市長になったら、推すのは、長谷川氏を推したが、若い市長を推したなら、志や自分たちが思っている思いは、今の市長と一緒である。

 そうしたら、一生懸命、応援させていただこう。一般質問の節々には、時どきは、頭をたたいたり、足を引っ張ったり、要らないことを言って気分を害したことも、多々、多々あるのではないかと思いますが、失礼のほどは、わかっておりますが、やはり、鬼子母神というものがおりまして、かわいい子どもが、膿が出たから、すぐに包帯を巻くようでは大物にならない。やっぱり、少々泣いても、とげを抜く、それが、本当の母性愛ではなかろうかと思います。いつも辛口、辛口を言うのは、一生懸命に頑張ってやってほしいという、その現れでございますので、その意をお酌み取り願いたいと思うわけでございます。

 そして、来年、任期満了。多選批判や対立候補不在──多選批判ということでございましたが、私も、今回をもちまして、この5期で、市会議員を辞めるという気持ちでおりましたが、やはり、もう1度、やらなければいけない。このままでは、まだ、死んでも死にきれない。もうちょっと、花が咲かない。夢というものは、夜開くのではない。昼開いて、一般質問でやって、言ったことが有言実行で開いて、市民に喜ばれる。

 私が、終生、柳井は、どのような町にしたい。私が好きな本の中には、「花神」というものがありました。大村益次郎の言葉でございますが、花神とは、枯れた木や花に花を咲かす。私は、枯れてはおりませんが、枯れつつある、特に商店街、そして町、農業や漁業を活性化して、柳井に住んでよかったという、そういうふうな町づくりを何とかやりたい。

 今、志半ばでございますが、もう少し、一生懸命、河内山市長とやってみたい。そして、また、6期で何か目指しているところがあるのではなかろうか。そういうふうな、私は、邪な気持ちは、全く思っておりません。

 市民の声を声として、市民の声を、行政に行き、そして、予算やいろいろな仕事で、市民の方に納得してもらう仕事や、納得してもらう、喜んでもらう、溝や道路や生活環境がよくなる。それが、議員冥利でございます。私は、議員になって、間もなく20年になりますが、本当によかったと思います。

 9月になりました。9月は、非常に、私は思い出があるのです。6箇月入院をいたしまして、早く議会に帰って来たい、帰って来たい。何とか早く、一般質問に立ちたい、議場に戻りたいという一心で、医者の言うことを振り切りました。うちの家内も、「あなた、そのように松葉杖をついて、やせ衰えて、人の前に出てはいけないよ。半年ぐらいは家で養生して、元気になってから出なさい」と。私は、一刻も早く議会に出たいということで、松葉杖をついて、ここに来て、皆さんの前で、「また、やらせていただきます」ということを言いました。

 今でも、議会の中にも、そしてまた、職員の中にも、いろいろと心身ともに障害や、そして、体が不自由な方もいらっしゃいますが、使命として、一生懸命、粉骨砕身やる。そういうふうな姿を、私も自らがやらなければならないという気持ちでございまして、いろいろ、市長も、多選批判はあると思いますが、それはそれとして、あの時は、先ほど、おっしゃいましたが、そういうふうな過程もあったが、もう、市民の間から、「市長は、長い長い」という方が非常に多い。もう、私が言わずとも、市長の耳には、いろいろなところから、「もう、いいのではない。いいのではない」という声があると思いますが、やはり、もう、私も議員が少し長いかな  。しかし、これだけ一生懸命、頑張られて、また、最後の一踏ん張りをする必要があるのではないか。

 今、このまま、市長が4期で辞めたら、柳井市の行政改革は、ある程度できましたが、柳井市のビジョン策定にあるようなまちづくりができるのか、それを継ぐ候補者がいるかどうか。光市では、3名の市会議員が立候補しましたし、萩市でも1名の方が立候補しましたが、柳井市でも、本当を言うと、気骨のある議員から、「よし、私が出よう」ということが、あるやなしや。そしてまた、今は、女性の方、そして、超大物の政治をやった方とか、今から、大きな政治を目指そうという方、再度、もう1回チャレンジしようという方が、私の耳にも、5名ぐらいいらっしゃるわけでございますが、やはり、これは、うわさの中のうわさでございまして、反対ではございません。

 市長は、いろいろと、先ほどから何回も話を聞くのですが、いろいろな方のご意見を聞いて、いろいろな人のお話を聞いて、相談しながら決めたいとおっしゃるが、それは、ちょっと、私は、違うのではないかと思うのです。

 民主党の小沢氏が、口すっぱく言うのは、自民党は、3回続けて国民の信を問うていない。私は、必ず無投票ではなくて、対立候補が出て、市長のマニフェストをつくってもらって、「4期やった。5期は、このようなものをやる」という、ぜひ、対立候補が出て、いろいろと多選批判とか、今までにあったことを、つぶさに発表していただきまして、皆さんに、意のあるところをつかんでいただきたいように思うわけでございます。

 河内山市長の性格というのは、自分が「あれをやった、これをやった」ということは、あまり聞いておりませんし、やったことを手柄に、あまり華々しくやられません。そしてまた、人の悪口を言われないという、非常に立派なところがございまして、34歳という若い時から市長をやられまして、市民の選択は、間違っていなかったなあと。間違うとしたら、この5期目が、花が咲くか咲かないかで、市民の選択が決まるのではないかと思うわけでございます。

 そうした意味で、昨日の答弁の中には、「出馬表明をします」という、強い意欲はございませんでしたが、もし、意欲を示されて、今度、5期目であれば、どのような夢を描いて、まちづくりをしてみたいか、もし、一端があれば、お聞かせを願いたいと思うわけでございます。「いや、まだまだ、言うのは早いよ」という答えが待っているのではないかと思いますが、もし、一端がございましたら、述べていただきたいように思うわけでございます。

 そして、今度、新しい立派な候補が出れば、市長より優る候補がおられれば、私は、その方を応援するかもわからないし、いや、また、市長の考え方が立派だと思えば、市長を一生懸命、柳井市議会も率先して、「一生懸命、議会がついているから、やってくれ」という、この議会──市民の代表者である母体が、「市長、やりなさいということがないと、大きなことができない。今は、金がない、金がない。あれもできない、これもできない。三位一体改革で、本当にぎゅうぎゅうで、本当に5万円、10万円のお金が出ない時期ではないかと思います。

 しかし、その中で、私は非常に感動、素晴らしかったのが、市長も言うが、市民の目から見て、執行部、特に、職員の窓口が変わったなということが、痛切に感じられるわけでございます。というのが、雨が降る日に、住民票を取りに来ました。住民票を取りに来まして、書いておりましたら、女の子が「今日は、雨が降っておりますね。濡れてはいけませんから、この封筒をお使いください」と、この一言です。「はい、どうぞ」ということではなくて、市民のお年寄りが来られても、そういうふうに優しく言われる。

 そしてまた、私などでも、大体、わかっているつもりですが、あっちこっち、窓口のほうをうろうろしておりますと、「何か、お探しですか。何か、お気づきがございますか」と、職員のほうから寄って来てやる。やはり、今からは、年寄りが来られたら、市民のほうから、いろいろ迷っているお年寄りが来られたら、積極的に「何か、お探しですか。ここに行ってください。あなたの言われるところは、ここですよ」と、どの課でも、そういうふうに、市民に温かいおもてなしの心をする。そういうふうなことが芽生えてきたのが、すごいと思ったのです。

 それと、道路工事の件で、ある、うちの自治会の方のところに行きました。「この道路の舗装の仕方が悪いのではないか。このぐらいの薄いのはどうか」とか、いろいろと、ガタガタ言われます。「いや、予算がないのですよ」と、「予算がないのなら、市長や3役の給料が多いのだから、それを減らせ。それを持って来て、ここの道路をつくれ」と言われます。

 そしてまた、私たちは、お客さんが来るたびに「市会議員が多いね。市会議員は、何をしてるのかね。少しは市会議員の首を切って、それで道路に回したらいいのでは」と、そういうふうなことを、町の中で、あちこちで言われるのです。いや、柳井市の市会議員23名が、一生懸命にやっている。給料も上げて、一生懸命、柳井のために頑張ってくれよと、そういうふうな声が聞かれるような議会にしなくてはならないと、思うわけでございます。

 その時に、そこの奥さんが、「暑かろうから」ということで、ジュースを持ってきました。ジュースを持って来て、業者に渡しました。そして、「君国さんも飲みなさい」と言われて、私は、当たり前のことと思って、ジュースを飲みました。そして、市の職員がおりまして、「職員さん、飲みなさい」と渡しますと、「いや、結構です」と。「いや、暑いから飲みなさい」と言っても、「いや、私は仕事で来ております。それは、ジュース1杯でも飲めばいいのだけど、私は、職務上、来ておりますので、飲むことはできません」と、そのように市の職員も、市民からちょっとした──柳井では、贈収贈賄というものは、あまり、ないわけでございますが、ぼつぼつ徹底しているなと  。

 今から、市長も、あと残りわずかだけど、しっかり、市民のほうにも、そういうふうに市民に信頼を受けるような職員になってもらうには、訓示というものは、どんどん出してもらいたいと思いますし、もし、来年、5選を目指されましたら、大きな建物や道路もいいけど、市民から愛される、開かれた市政になるということは、先ほど言われましたが、そういうふうなものをやっていただきたいように、思うわけでございます。

 「今期をもって勇退か」ということがございますが、昨日、今日の話では、勇退は、ないようでございます。市長の去就ということも、いろいろとございましたが、今までの回答で良とするところでございますので、もし、柳井市長として、やるとなれば、スローガン的にどういうふうなことを、思っていらっしゃることがありましたら、お聞かせを願いたいと、思うわけでございます。

 次に、おいでませ国体についてでございます。これも新聞等に、ローカル紙にも載っていましたが、「県の開催の正式決定を受け、設立総会」ということが載っておりまして、設立総会の云々は、答えの中に要りません。設立して、どういうふうな町をつくっていくか。やはり、何でも起爆剤とか、竹にも節目があるように、まちづくりにも、市民の心を1つにするのでも、1つの節が要ると思うのです。

 やはり、国体を起爆剤に、柳井市民で1つとして、何かできること。子どもは子どもたちで、何か、柳井市のビジョンや夢が描けるようなこと。そしてまた、ボランティアで花や緑を植えること、クリーンでごみをなくすること。柳井市の市民が、3万6,000人が総参加で、いろいろなところに、県民運動、また、柳井の市民運動として、やっていただきたいわけでございますが、今からの施策の中で、今から、それは聞かれると思いますが、市のお考えとして、この市民運動や、そういうふうな柳井のふるさとづくり、まちづくりをどのようにしていくか。遠くからお見えになった方に、おもてなしをするか、いかにするか。白壁をどういうふうに、また生かしていくか。または、フラワーランドに来ていただいて、柳井市も花がいっぱい、そういうふうな町を、どのようにつくっていくか。

 観光とか、特産品は、柳井には、まだまだ少ない。これを機会に、特産品の振興をして、柳井市のブランド、米や野菜や魚、ただ、甘露醤油や三角餅だけではないと思います。いろいろなことが、地産地消のものを口にするものが、全て、ブランドになってくるのではなかろうかと思いますが、全て地域の経済活性化や地域振興においては、この「おいでませ山口国体」が契機になるのではなかろうかと思いますが、その辺で、お考えがございましたら、お答えを願いたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。

〔君国泰照降壇〕



○議長(賀原基和)  市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) 私自身のことについて、お尋ねがございました。君国議員さんには、本当に15年間、途中、お休みになったこともありますが、いつも叱咤激励をいただいたり、あるいは、共通の夢みたいなものがありますので、よく鼓舞していただいて、一般質問のたびに、別に、悪感情は持っておりませんので、ご安心をいただきたいと思いますが、いろいろと激励をいただいて、ありがとうございます。

 昨日来、答弁申し上げておりますので、そのことについて、さらに言葉は、つけ加えませんが、私自身が、これから先のことについて、どういうことが基本的なことで大事かということについて、幾つか、申し上げたいと思います。

 1つは、今、柳井市として、合併後の総合計画をつくっていますので、この中に、いろいろと現状認識なり、方向性というものは、記述をしております。それはまた、既にもう、お読みですので、そのことについては詳しく触れませんが、表題で「夢が生まれる」ということを、あえて、この中に入れています。

 夢が生まれるような市をつくらなければいけない、町をつくらなければいけないと。これは、今が非常に、柳井市だけではなくて、日本全体が、少し閉塞状況にあります。とりわけ、例えば、1次産業に従事しておられる方の声を聞きましても、「私の時代は、やれるけれども、もう、次は」というふうに、必ず言われます。あるいは、集落のお世話をされている方が、「自分たちが元気なうちは、祭りもできて、それから、いろいろなこともできるが」と、こうおっしゃいます。

 それから、これは、特に周辺部と言われるところで、「私らの家族が居る間は、何とかなりますが、何とかさんだけ1軒になったら」と、こういうことを言われることがあります。まさに、今、限界集落の問題とか、1次産業の将来の必ず、需要はあるのですが、担い手が生まれてこない。それと同じように、例えば、君国議員さんのずっと関心のテーマである町中を考えましても、例えば、商店主の方が、「自分時代は、何とか赤字というか、負債を出さずに仕事ができたので、いいですが、そろそろ、店をたたもうと思います」と、こういう話が出てきます。

 いずれにしても、産業面でも、それから、コミュニティでも、本当に、全部が全部ではありませんが、非常に夢がなくなったというのが、今の厳しい現実です。これは、そういうものから、決して、私たちは逃げてはいけないということがありまして、この現実というものは、もちろん深刻なので、私が夢を描くということではなくて、そこに住んでおられる人が、まあ言ってみれば、次の時代も、今までとは違うかもしれないけれども、農業は変わった形でも、ある程度維持できるだろうと思えるようなところまで、どうやって、行政と、それから市民と、例えば、農業で言うと、JAとか、土地改良区とか、そういう関係の人たちが、本当に夢が描けるかどうかというのが、ひょっとすると、この1年、2年の、一番切羽詰まった課題ではないかと思っています。

 それだけ、やっぱり、例えば、漁業者の方も、これだけ燃油が上がってきたら、それは本当に、昨日も田中議員がお話しになりましたように、遠くまで魚を獲るような漁業ではなくて、違う漁業のビジョンを考えないことには、これは立ち行かなくなるというか、夢が、まさに描けません。

 それが、商店主の方も農業者の方も、それぞれの産業界の人が、少しでも地域が──まさに、ちょっと元気がなくなったものが、もう1回、再び蘇るのではないかという地域の再生が、何とか、できないだろうかと。これが、総合計画で掲げている、人口減少しましても、高齢化が進んでも、生き残れるまちづくりということの一番大事なテーマであると思います。

 そのことが成り立つようになりますと、今度は、コミュニティというものも、すぐには再生できないかもしれませんが、何とか維持ができるようなことも、展望が開けていく。コミュニティの関係で言うと、まさに、もう1つの柱でいっている地域の福祉ですね、地域福祉をどうやって──行政がということではないですね。地域の住民の人と、地域の、例えば、社会福祉協議会とか、地域のコミュニティ組織と、それと、もちろん、行政も逃げられません。一緒になって、もう1回、地域の助け合いの仕組みを再構築するということができれば、これも、夢、展望が開けないわけではないと思います。

 君国議員、ご存知のとおりですけれども、人間社会というものは、人ですから、人という字は、まさに支え合いなのですね。やっぱり、1人では生きていけないのですね。高知県のある限界集落の話は、よく例に出ますけれども、80歳代のお年寄りと70歳代のお年寄りと、お2人で非常に不便なところに住んでおられた。この80歳の方が亡くなると同時に、その最後まで残っておられた2人のうちの1人も、もう、村を捨てられたと。

 80歳の方と70歳の方は、いずれも後期高齢者ですね。この方が、決して強い立場ではありませんが、弱者と言えども、2人おいでになれば、社会というものは、何とか維持ができる。しかし、1人になったら、もう、これは消えてしまうという、こういう現実というものをよく考えますと、限界集落と言われるように近づいているところを、どうやって、これをゼロにしないようなことができるかと言ったら、この地域の福祉の充実というか、地域の福祉の仕組みづくりというものは、非常に大事だと思います。そういう、どちらかと言うと、かなり危機感を持った形で、柳井市政の運営をしなければならないというのが、これが、夢というものは、いかにも明るい話のようですが、大事なポイントだと思います。

 それから、もう1つは、これは、ちょっと、話は大きくなるのですが、子どもたちが夢が描きにくくなっています。これは、小学校でも、中学校でも、もちろん、これは教育の一環で、今、置かれている人類社会がどういうふうな状況になるかということは、詳しく教育をされます。

 環境学習というものは、当然、やらなければなりません。環境学習というものは大事なのですが、実は、これは日本の限界であり、人類社会の限界なのですが、環境を何とか保持しようとか、環境を何とか守っていこうというところまでは教えられるのですが、環境を、本当に今の科学技術水準で、環境を守りながら、人類社会が飢え死にせずに維持ができるか、あるいは、経済社会が維持できるかと言ったら、これは、エネルギーの限界というものを、繰り返し、繰り返し説明されれば、されるほど、これは、夢を持てと言っても、持てないですね。

 この石油化学文明のみに頼っているというか、石油化学文明の上に完全に乗っかっている今の社会というものを、本当に、これは大きな話ですから、柳井市だけではないのですね。しかし、みんなで一緒になって、次の時代もみんなで努力して頑張れば、この地球というものに、人類が、ある意味では、住み続けることができるという展望、ビジョンのようなものは、これは、地方自治体も国も挙げて、まあ、まさに一言でいうと、脱炭素社会、あるいは、まず、その途中での低炭素社会、こういったものをどうやってやれるかということについて、これは、かなり集中して、みんなで取り組んでいかない限り、子どもたちが、夢が持てません。

 農業も、展望が開けません。今の農業は、かなり石油化学文明に乗っかった農業になっていますから  。砂上楼閣という言葉がありますけれども、まさに日本の社会だけではなくて、人類社会全体が油上楼閣ですね。油という、非常に不確かな上に乗っかっている社会ですから、これを何とかしない限り、いかんともし難い。これは、非常に大きな問題です。

 ですけれども、地方自治体の運営というものは、一方で人口減少、高齢化という日本の現実に、どうやって、これを直視していくか。それから、一方では、環境問題のようなものを足元で、バイオマスの取り組みも、もちろん、その1つです。こういうものについて、本当に、今は経済性、経済原理で成り立たないことも、一緒になって、何とか、これが成り立つような社会ができないだろうかという夢を、これを描いていくということも、これから、実に、日本のそれぞれの自治体が、それぞれにやっていかなければならないですね。

 食物、食べ物の地産地消と同時に、私は、やっぱり、これから大事なことは、エネルギーの、私たちの社会を成り立たしている基盤になっているものの地産地消に近づけていくということが、もし、技術的に可能になるようであれば、これは、何なのか、わかりません。水素なのか、バイオマスなのか、それは、私も科学者でないから、わかりませんけれども、そのようなものを1つ1つ実践をして、農業というものは、こういう形で成り立っていく。漁業は、こういう形で成り立っていく。そして、子どもたちの生活というか、将来は、何とか石油科学文明に頼らないで、最後、ぎりぎりだけれども、9回の裏まで頑張れば 、何とか10回の表もあると。こういうふうな夢が描けないことには、やっぱり、暗い話ばかりになると思います。そういうことが、非常に大事なことではないかと思います。

 そして、これは最後ですが、今度は制度の話ですけれども、やっぱり、分権社会とか、道州制が、なるかならないかは別として、中央省庁の再編、地方行財政体制の再編というものは、必ず、これは、政治の課題になってまいります。自民党もマニフェストの中に書かれるでしょう。民主党も書かれるというか、小沢さんも書かれるでしょう。

 今の中央省庁があって、国の出先機関があって、都道府県があって、基礎自治体があるという今の仕組みは、ある意味では、不経済、非効率なところがたくさんあります。2重行政、3重行政というものは、必ず、なくしていかなければなりません。その中で、やっっぱり、一番大事なことは、基礎自治体がしっかりすることなのですね。ただ、残念ながら、基礎自治体がしっかりしなければならないという説を持っている人は、意外や意外、経済界にも、中央政界にも、実は薄いのです。基礎自治体がしっかりしていかなければならないと、口では、おっしゃるけれども、基礎自治体の何たるかを知っていて、行財政改革のシナリオを書いている人は、意外に少ないということは、本当によくわかります。

 たまたまですけれども、日本自治学会という、権威ある学会があります。神野直彦・東京大学教授が、今、会長ですが、今年の秋に、日本自治学会の年次総会の研究会の冒頭で、山田さんという京都の府知事と私と、それから、神野先生と、それから、西尾勝先生ですね、地方分権改革推進委員会の委員長代理で、東大の教授ですけれども、この4人で、基調報告をすることになりました。

 今、ちょっと、そういう意味で、基礎自治体が、これから、どういう分権社会の中で、何をアピールすべきかということを、原稿を、今、一生懸命、書いているのですが、いろいろと考えれば考えるほど、一番大事な基礎自治体のことを、大事だと、みんなおっしゃるのだけれども、意外や意外、みんな、アピールしていないということが、よくわかります。

 これは、市長の、市長そのものの仕事であると思いますが、加えて、日本のこれから先の地方自治を、もう1回、前進させるためには、頑張らなければいけない局面もあるのではないかと、まあ、いろいろなことがあります。これを、全て、どうやってやるかというのは、まだ、漠然とした話ですけれども、やっぱり、ビジョンを描いて、大目標を描いて、その上に中目標があって、それから、その中に、後に、その上で、今日、何をやるかということがはっきりするということが、やっぱり、経営をする中で一番大事ですから  、大目標で間違ったら、日本全体が間違います。

 柳井市政もそうです。大目標が間違っていたら、日々、どんなに努力しても、やればやるほど、本来の姿から遠ざかることがあります。これは、90年代半ばから行われた日本の経済対策の、今、まさに、見直しが行われていますけれども、あの頃の少し失敗をした大目標とか、大手法が違っておれば、何10兆円、お金をかけても、なかなか日本の経済は、よくならなかったと。あれと同じことが、これから先も、繰り返される可能性が、なきにしもあらずなのですね。

 したがって、やっぱり、現実というものをよく直視して、かなり危機感を持った形ですけれども、みんなが夢を持てるような社会を、まず、小たりとも言えども、柳井市から少しずつ実行、実践をしていくと。それから、市政全体の運営の仕方は、君国議員がお話しになりましたように、私も職員も、それから、議員各位も一緒になって、これは、今よりも、もう少し、今も、かなり高品質だと思いますが、さらに品質を高めていく、この努力は、やっぱり、お互いにしなければならないと思っております。

 いずれにしましても、そういう、非常に難しいけれども、やらなければいけないことは、たくさんある。そういうことを、ひとつ具体的に、いろいろと考えていきたいと思っております。そういうことについて、もし、君国議員がご賛同いただければ、ぜひ、今後とものご支援を、お願い申し上げます。

〔市長降壇〕



○議長(賀原基和)  教育次長。



◎教育次長(貞末正博) それでは、2点目の、おいでませ山口国体について、ご答弁申し上げます。

 国体は、広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力の向上を図り、あわせて、地方におけるスポーツ振興と地方の文化の発展に寄与しながら、国内最大の総合的なスポーツの祭典として開催されます。2011年の山口国体は、昭和38年の開催以来、48年ぶり2回目の開催となります。

 2011年の「おいでませ山口国体」では、正式競技が40競技、公開競技が1競技、それから、デモンストレーションとしてのスポーツの行事という、山口県内からの参加のみの競技でございますが、これが18競技、これらの競技が県内各地で開催されますが、このうち、柳井市では、柳井市体育館において、正式競技の少年男女の卓球、柳井市民球場では、公開競技の高校軟式野球、それから、柳井ウェルネスパークの多目的広場では、デモンストレーションとしてのスポーツ行事のフットサルが開催され、現時点での見込みでは、選手・監督の数が、卓球が男子32チームで合わせて160人、女子が16チームで合わせて96人、高校野球が10チームで合わせて230人、フットサルが約30チームの780人ぐらいで、これらを合わせて1,200人を超える選手・監督が、柳井市を訪れる予定でございます。

 また、これに、各県から競技役員、報道員、視察員、応援者などを含めると、開催期間中には、相当な数の人が柳井市を訪れます。選手には、持てる競技力を十分に発揮していただけるよう、競技会場の整備などを進めていく一方で、国体で柳井市を訪れた多くの人々に、柳井市を訪れたことが、いつまでも心に残る思い出となり、よいお土産になるようにしたいと考えております。

 従来型のスポーツは、「行うスポーツ」や「見るスポーツ」が中心でしたが、今日のスポーツは、これら「行う」「見る」スポーツに加えて、「みんなで支えるスポーツ」という要素が不可欠であります。国体は、選手だけでなく、市民をあげて国体を支えることによって、この国内最大のスポーツの祭典に参加する喜びを、分かち合いたいと考えております。

 この8月22日に、市役所において、関係行政機関、関係競技団体、そのほか交通、医療、宿泊、観光などの各界の団体代表者の方々にご出席をいただき、「おいでませ山口国体柳井実行委員会」を立ち上げております。これから、皆さんのお力添えをいただき、国体に向けての準備を進めてまいりたいと考えております。

 また、この実行委員会において、柳井市を挙げて、国体参加者を歓迎し、おもてなしをしていこうということで、「柳井市歓迎接伴基本計画」を作成し、ご承認をいただいております。具体的には、案内所を設置し、競技場や観光施設、それから、宿泊施設の案内、休憩所や売店を設置して地元特産品の紹介や販売を行う。歓迎看板、垂れ幕等を設置して、開催機運を高めていく所存でございます。

 競技会場や町並みを花で彩り、参加者を温かいおもてなしの心でお迎えするため、市内小・中学校などと連携をし、地域ボランティアや関係団体、やまぐちフラワーランドなどのご協力をいただいて、花いっぱいでお迎えするなど、今後、皆様のご協力をいただきながら、進めていきたいと考えております。以上でございます。



○議長(賀原基和)  君国議員。



◆議員(君国泰照) 今の回答をいただきまして、本当に心がわくわくして、2011年が待ち遠しいように感じるわけでございます。ぜひ、これは、本当に市民一体となって、柳井市の勢力、特色、柳井の本当の市民の心はこうある、そういうふうな結晶を、やっぱり、2011年に向けて、それぞれの、今、言われましたような、いろいろと委員会をつくっていかれると思いますが、また、それぞれにプロジェクトを組みながら、どうすればベターであり、ベストであるか。こういうふうなものを、ぜひ、構築してやっていただきたいように思いますし、また、時あるごとに、今、こういう特産品については、このような考え、まちづくりや、フラワーランドとか、花いっぱいは、どういうふうにするかということでも、もし、詳細や子細がわかれば、お知らせを願いたいように思います。

 議会も挙げて、この国体につきましては、協力していくのではないかと思うわけでございます。二井県知事も「自分も、今度は多選になったけれども、ぜひ、この国体を、ぜひ、やっていきたい」という、最近の表明がありました。ちょうどまた、5選を──まだ、どなたかに、河内山市長に決まったわけではありませんので、対立候補がおられて勝つかもわかりませんが、やられた方には、ぜひ、この国体を契機に、いろいろな分野でやっていただきたい。ただ、漠然とやっておりますと、つい、だぁだぁになってくるのですね。

 例えば、今、市長がおっしゃいましたように、夢が描ける。これは、非常に大切ではないかと思いますし、この前、テレビを見ておりましたら、朝日放送の「子どもキッズ」とか何とかというものに、子ども議会があって、子どもたちが、ちびっ子議会を開いて、その中で、一般質問した小学生の子どもが、なかなか自治会や住民が言っても、すぐさまできないことを、子どもたちの純真な声で、すぐに、それをやりましょうと。何十億、何百億のお金ではないそうでございますが、子どもたちが、そのように自分たちの身が危険に思っていた。大人が、思わない、感じないことが、子どもの口から言うと、「それは、ひとつ、実行しようではないか」ということで、実行した行政も立派でございますし、昔、柳井市でも、この中でも1回、2回、私どもが青年会議所の時にも、やった記憶があるわけでございますが  。

 これは、どこの所管になるわけですかね、教育長ですか。教育長、あなたがやれというわけにはいかないのですが、何か柳井市も、こういうふうに、将来の柳井に向けて、子どもたちも夢のある、柳井市をどうしたら、山口県の中で1番住みやすい町になるか、どうすれば明るい町になるか。我々が一般質問をやって、何十年やったという言葉よりも、子どもの話にも、非常に夢があって、こういうふうなアイデアがある、こういうふうな子どもの声があるのかという、その視線があろうかと思いますが、何か、そういうふうなことを、また近日中に、すぐやれとは言いませんが、やっていただきたいと思いますが、教育長のほうから、子どもに、何か夢を与えるということで、何か思いがございましたら、お答えを願いたいと思います。



○議長(賀原基和)  教育長。



◎教育長(高井孝則) 今、先ほどから、市長のほうからもお話がありましたように、全体が、非常に閉塞感で、非常に社会全体が閉塞感に苛まれているというか、夢が、やっぱり、ないということで、特に、教育の世界は、私は、理想を追求する、そういう場だというふうに思っております。

 世の中に出たら、なかなか、理想的なことを追求する場面が厳しい面もありますが、やはり、しっかり、そういう将来のビジョン、日本の将来についても、そうですし、自分の人生の将来についても、そうですが、そういう夢を持って学んでいくと、そういう場であってほしいというふうに思っておりますが、やはり、小・中学校の9年間の中で、特に、中学3年ぐらいになりますと、やはり、政治経済等についても、関心を持ってまいります。

 先ほど、議員さん、おっしゃいましたように、やはり、政治について、柳井市の自分たちの住んでいる地元の将来のあり方について、どういうふうに子どもたちが思っているのか、また、そういう夢を持って頑張っていくような、そういう場が、もし、できれば、考えてみたいというふうに思っております。

 また、日々の授業の中でも、そういう形での授業実践を、先生方に、ぜひ、お願いしてまいりたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(賀原基和)  君国議員。



◆議員(君国泰照) 子どもたちが、生き生きしているか、何か、顔を見たらわかるし、柳井の将来は、子どもたちの姿を見ればわかる。柳井まつりに行ってみまして、柳井のまちの中に、なぜ、これだけの人が来るのか。また、柳井は、若者が少ない少ないといいながら、若者が、かなりの数で、柳井の夜の金魚ちょうちん祭りを見て、本当にうれしく思うわけでございます。

 そうした中に、いろいろと、私の目が、ちょっと白内障か、老眼か、近眼で、わかりませんが、最近の日本人は、何か、髪が黄色くなったのですかね。20歳前後の人が──よその人が来て、柳井は、外人さんが多いのですねと。何かと思ったら、金髪、金髪、すごく多いのですね。年寄りになったら、白いのを黒に染めるのだが、今頃の若い子は、黒いのを金色に染めて、そして、食べたものを捨てたり、もう、町の中をはしゃいだり、ごみを捨てたり、祭りをやった時には、そこの若者の醜態が、よくわかる。

 それが、やっぱり、祭りが終わりまして、祭りの後の一抹の寂しさがあるわけでございますが、祭りが済んで、やれやれ花火を見て、やれやれと、こちらは風呂に入っておりましたが、その後の片づけで、市の職員や、また、ボランティアの方、いろいろな若い方が、町の中のごみを拾ったり、汚れたところはホースで洗い流して、元のような町にしていらっしゃる。ああ、人間でも2種類あって、人に迷惑をかけるのが趣味とか、人にご奉公するのが生きがいとか、やはり、柳井市は、あまり金髪とか、何か、高校生でも、ちょんちょこりんの、何か、見えそうで見えないようなスカートをはいたり、今頃は、いいですね。

 私なんか、好きな人がいたら物も言えなかったが、自転車に2人乗りしたり、手をつないで歩いたり、今頃は自由になったですね。やはり、日本は日本人らしく、大和は大和撫子のように、ぜひ、やってもらいたいわけでございますが、最近の風潮は、アメリカの真似ばっかりして、何か、そういうふうな腐敗したことが流行みたいなので、悲しく思うわけでございますが  。

 やはり、こういうふうなことも、幼児の教育から要ると思いますし、その幼児の教育も、親のしつけや核家族になって、じいちゃん、ばあちゃんからのしつけが、だんだん、なくなっていますが、ぜひ柳井市も──私も、孫には、しょっちゅう、「柳井の歴史とか柳井の言い伝え、食べ物はこうよ、大島と大畠の瀬戸はこうよ、柳井の地名はこうよ」と、いつも言い聞かせておりますが、柳井の小学校でも、いろいろ食育のこととか、郷土の勉強をやっていらっしゃると思います。

 今頃は、うちの孫も、だんだん、ご飯を食べなくなって、パンとか、ああいうものばかり食べるわけでございますが、やっぱり、私どもの子どもの時には、ちゃぶ台にご飯があって、1汁1菜ぐらいしかなかった。ビフテキとか、すき焼きとか、肉とかというものは、滅多にお目にかかることはなかったけど、今頃の子どもの食卓を見ますと、毎日が誕生日であり、盆や正月のような料理がよく並んで、それも、平気で食べ残している。

 食のありがたさというものが、非常にわかりにくい。我々が口やかましく言っても、なかなかできない。そうした時に、何が一番いいかと言いますと、子どもがオクラを持って帰りました。毎日毎日、水をやっては、オクラをちょん切って、私がつくったオクラよ、たった2本でございますが、ちょんちょんとちょん切って、食卓に、孫がつくった野菜、「どう?自分でつくった野菜は、おいしいだろう」「うん、おいしいね」と、「だから、ご飯やらを残してはいけないよ。今度は、ご飯やら、もう、米もつくってごらん」ということを話しました。

 やはり、子どもたちも、そういうふうな農業の体験、日積とか、余田とかは、学習体験でやっておりますが、町中の子どもも、ぜひ、田んぼの中に足を突っ込ませて、夏の暑い時に草取りをやって、米を収穫して、そして、自分たちで、本当をいうと、飯ごうか、釜で炊いたご飯を食べさすというぐらいのことをやらすと、米というものは、これだけ人手がかかって、大変なのだな。米1粒も大事にしないといけないなという気持ちになると思いますし、ぜひ、その学習の中にも、いろいろと、今は時間がなくて、そういうふうなことも、できないかもわかりませんが  。

 柳井は、やはり、市長が申されましたように、1次産業が崩壊している。やはり、その崩壊する中でもつくる喜び、そして、ふるさとにできる喜び、そういうふうなことも、やる必要があると思いますし、子どもたちだけでなく、大人でも田んぼに入っていない方は、本当に田んぼの中に入って、米をつくってみて、本当に、農家の方が、いかに苦労をして米をつくっていらっしゃるか。それが、たった1俵が1万2,000円とか、1万3,000円、これでは、メシは食っていけない。少々高い米でも、地域で支えるという、そういうふうな制度も要るのではないかと思います。

 そういうことで、私はこの前、ビデオを撮っておりましたら、農業の再生で、建設業が野菜づくりに従事したとか、そしてまた、大崎市の鳴子というところでは、米を買い支え──地域の住民が、お百姓さんが、これだけ苦労して、いいササニシキをつくるのに、何故、これだけの安い米で食べられるか。それでは、農家の方がかわいそうだ。もうちょっと、住民が、自分たちの大崎の農民がつくる米は、市民は、もうちょっと高く買おうではないかという、米の買い支えをやっているようでございますし、また、農業にも限界集落がありますが、定年退職者で地域再生、定年で、我々の仲間がどんどん帰っておりますが、10人中8人は、今は何をしていますか?家庭菜園をやって、家で、ナスビや、キュウリや、トマトをつくっておりますよ。

 こういうふうな方が、どんどん、柳井市に、ふるさとの土で、ふるさとのみんなで作って、皆さんで食べる。また、地産地消は、給食センターでも、なかなか、米は賄えても、野菜等が、なかなか賄いにくいところがある。

 これも、ぜひ、プロジェクトをつくって、契約栽培でもして、どういうふうに1つの突破口を開いて、柳井のナスビやキュウリや、とれるものは、せめて給食センターでは、全て持ってくるようなシステムを、つくる必要があるのではないかと思うわけでございます。

 あまり、答弁は求めず、要望ばかりになりますが、昨日は田中晴美議員が、本当にこれは、私の心の同士だなと思いました。大畠を花いっぱいにしたい。大畠に、花がそれぞれ1軒1軒にあると、それが、花と緑と海の大畠の再生になる。

 私は、まだ、スイスとか、ドイツとか、フランスにも、まだ行っておりませんが、近いうちに行ってみたいとは思いますが、それぞれ1軒1軒が、自分の家の中、そして、外にも花を出して、それぞれが花を競い合う。

 これも、今、私はいつも、柳井の門の前線ができた時には、ヨーロッパのような町並みにして、花でおもてなしをして、窓からずっと垂れ下がる花をやったらということで、2軒も3軒も言いますが、なかなかできない。自分がやらないで、人に言ったらいけないので、田中議員も、ぜひ、うちの店を見てください。毎日、私は、200本の花を、30分間かけて、毎日、水をやって、肥やしをやります。やはり、皆さんが「君国さんのところはきれいな」と、私は実行して、こういうふうに窓辺から花を垂らして一堂にずっとやると  。

 スペインには、コルトバというところがあります。200メートルの道に、花がいっぱい咲いている。白い壁に花、それを世界中から見に行く。そして、イギリスのコッツウオルズというのは、世界で1番美しい村と言われております。あそこでは、それぞれ、イングリッシュガーデンをやって、世界中から行っていらっしゃいます。市の職員のOBの方も、定年退職したら、よくコッツウオルズのほうに見に行っていらっしゃいますが、この前、我々が四国に行った時でも、四国の市長さんが、市の職員に、イギリスのコッツウオルズに行って見てきなさいと。

 あれは、何というところでしたかね。善通寺でしたかね、視察に行ったところは  。善通寺は、それで、市長の発案で、東京に行ったら緑がある。善通寺は、山にはあるが、町中にはないではないか。ひとつ、東京のような公園がある潤う町にしようということで、市長の発議で、花と緑のまちづくりということで、今、全国の大賞をとって、1年に1回か2回は、まちづくりのイベントの時には、何万人という方が来ていらっしゃる。

 柳井市でも、公園がきれいだと、ロマンが生まれます。柳井は、公園があると、子どもが来て、悪いことをしておりますが、やっぱり、川があって、緑があって、ベンチがあると、若いカップルが来て、愛を誓います。そういうふうなまちづくりをやると、楽しい夢があると思うのです。ぜひ、こういうふうに都市計画をやるのでも、ただ、道路でなく、そこに住む人や住民から愛されるような町にしてほしい。この南町も、商店街にも、いつも言いますが、一向に実行できませんが、町には、命を与えなければいけません。

 ただ、都市計画で道路はできますが、住民の人が、自分たちの町は、自分たちの道路を守ろうと。そこの道路には、自分たちで花を植えて歓迎しよう。ごみは、自分で拾おう。この町は、こういうふうな名称で、こういうふうなまちづくりをしますよ。通りの名前は何ですよというのが、1丁目の何々通り、都市計画の何々線、これでは、夢も希望もありません。

 ぜひ、建設部長、あなたは意欲的だけど、ぜひ、南町と話をされて、皆さんの市民から、ここの通りは何、ここの通りは何と、やっぱり、歩いて夢があるような、わくわくするような道路をつくってほしいと、これは要望をして、私も、商店街には要望をするつもりでございます。

 そういったことで、私の話ばかりになって申し訳ございませんが、やはり、これから先は、総合計画という立派なものがあります。もし、我々が生きていて、ただ生まれて、市会議員の給料をもらって、「何をしに議会に出たのか。あのおじさんは、市会議員に出て、何を発言したのだろうか。どういうことを言ったのだろう」ではなく、議員は議員としての足跡を残さねばならないと思いますし、そういうことで、市長は市長で、今度は5期目を目指されるわけでございますが、今月の花言葉に、いいものが載っておりました。今月の花言葉というのは、美しく咲いた花は努力の証だそうでございます。

 今、市民からは、市長は、あまり、大きな道路や大きな箱物や、何やかにや、目立つものをやらなかった。今の市長は、何をつくったのか、何をやったのか。今年、あれだけの日照りがあって、おいしい水が飲めた。それは、長谷川県議と市長が一生懸命に頑張られて、二井さんにも印鑑を押してもらいまして、自衛隊が来て水を飲まなくても、冷たいおいしい水が飲めた。

 今度は、大水が来ても、柳井の南町やいろいろなところは、多大な経費を投入して、環境整備のための施設をつくっていただいたり、いろいろなことで、柳井のまちの市民と健康を守る。なかなか、目には見えない。大きなものは見えるが、目立たないところをこつこつと、基盤整備はいたしますが、今度は、花がぼつぼつ咲くのではなかろうかと期待をいたしまして、ぜひ、美しく咲いた花には、努力があります。

 ぜひ、市長のこつこつとした努力を、部長にも、副市長にも、「私が、東京に行って、海外に行っておらないけど、頼むぞ」と、「私が何かあったら、おい、総務部長、私の楯となって頑張れよ。経済は頼む、教育は頼む」で、皆さん、部下を信頼して、しっかり、権限移譲も、そこからやっていただきまして、立派なまち、いずれは、市長を5期やった後は、前回の塞翁が馬、どうなるか、わかりませんが、やはり私は、せっかく、県会議員は立派な人がいらっしゃったら、ぜひ、県会議長になってもらいたいというのが、私ども、議員の願いでございます。

 柳井市から、今度また、総選挙が近いと、民主党の方には大変ご無礼でございますが、やはり、地域再生を担う方に、ぜひ衆議院議員に、ぜひ今回は、なっていただきたいし、市長も柳井の市長に終わらず、また、先のことを言うと、鬼が笑うかもわかりませんが、県知事になるぐらいの、ぜひ、野望や希望を抱いていただいて、道州制の時には、こうあるぐらいの、ぜひ志を持っていただいて、市民や議会も頑張ってほしい。

 市会議員も、我々も新しい議会改革をやって、新しい時代になるような、議会も変革をする、チャレンジをする議会を、この賀原議長のもとに頑張ってみたいと思いますが、長々となりましたが、これをもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(賀原基和)  以上で、君国議員の一般質問を終わります。

                              



○議長(賀原基和)  午後1時まで、休憩といたします。

午後0時11分休憩

                              

午後1時00分再開

〔議長交代〕



○副議長(石丸東海) 休憩を閉じて、会議を再開いたします。

 これより、地方自治法第106条第1項の規定により、副議長の石丸が、議長の職務を行います。

 それでは、一般質問を続けます。次の質問者、藤里議員。

〔藤里克享登壇〕



◆議員(藤里克享) 市政クラブの藤里克享でございます。

 君国議員の大演説の余韻が、未だ、まだ残っていると思いますが、私は、非常に熱くいろいろと語られまして、この夏も暑かったと。また、中国の北京での第29回オリンピックですか、これも、非常に熱いオリンピックであったと思うわけでございます。日本の選手の素晴らしい活躍は、この夏の暑さを吹き飛ばすような大会でございました。その中でも、水泳、あるいは柔道、そして、陸上、レスリングという、素晴らしい成績を残されましたことに、本当に感謝を申し上げているところでございます。

 水泳の北島康介選手は、世界新記録を出されました。そのコーチが、ここの市長の後輩かもわかりませんが、早稲田大学の平井さんという方がおられますが、この方は早稲田大学の水泳部だったのですが、水泳の選手としては、あまりいい成績を残さなかったのですが、コーチとしては、立派な人でございます。彼が、北島選手を見つけ出しまして、今のような選手にしたわけでございます。

 彼の言を借りますと、北島選手は、いっとき、成績が悪かったのですが、いろいろとお世辞を言ったり、おだてたり、うそを言ったりしたら、いい結果につながらないということを、この大会を通じて感じたと言われておりました。この大会で、100メートルの平泳ぎですか、出る時に、「ゆっくりと、勇気を持ってやれ」という言葉を言われたそうです。そうすると、そういう58秒91ですか、そういうような世界新記録が出ました。それから、また、中村礼子さんという背泳ぎの選手がおられますが、この方には、やはり、平井さんがコーチでございますが、「自分に、自信を持ってやれ」と言ったら、銅メダルが取れたと言っておられました。

 そのように、政治の世界も、うそを言ったり、お世辞を言ったり、人におべっかいを使ったりしないようにして、本当のことを言わなければ、いい結果が生まれないと。スポーツの世界も、同じだと思っております。ただ、今回のオリンピックは、大変、勝負にこだわったような感じがございましたが、皆さんもご存知のように、クーベルタン、これは、フランスの学者でございますが、「オリンピックは、参加することに意義がある」と、これは、どなたもみんな、ご存知だと思うわけでございます。

 そして、1番の発祥の地はギリシャでございますが、第1回はアテネで、アテネ、アテネということで、ギリシャは、ずっとやりたいと言っておられましたが、それは、いけないのだ。これは、青年の運動会といいますか、運動会のようなものですから、世界の持ち回りにするほうがいいということを提唱されまして、現在のようになったように聞いております。また、クーベルタンは、ノーベル平和賞に推薦されたわけでございますが、それさえも、断っておられます。そういう方でございまして、非常に謙虚な方でもございます。

 そういうことで、君国議員の大変な熱弁の余韻が、まだ、あるかと思いますが、私は、小さいことから質問したいと思っております。

 今日のこの質問は、市政クラブには藤坂君がおるわけでございますが、彼と、いろいろと精査・議論をいたしまして、統一見解として、質問したいと思っております。

 1番目に、岩国・柳井間、柳井・玖珂間の高規格道路について、質問いたします。

 平成6年、山口県は、本格的な高速交通時代を迎えました。山陽自動車道の全区間開通であります。柳井地域だけは、高速体系から乖離されております。総合的な発展を期するためには、高速交通網を導入することが、最も重要かつ必須条件だと、私は思っております。

 私は、平成7年の9月議会、平成8年の9月議会、平成10年の6月議会等、毎年、議会で1回は、このことについて質問しております。平成12年の8月でございましたか、関係市町で期成同盟会ができております。期成同盟会の総会等には、党派を超えて参加されていると、13年の議会の市長答弁の中で、その点について申されました。月日の経つのは早いものでございまして、13年が経過いたしました。時の流れと世の流れと申しますか、道路問題を論ずることが、非常に厳しい世の中になっております。しかしながら、柳井地域にとりましては、深刻な問題だと、私は思っております。

 そこで、質問いたします。その後の進捗状況を、お聞かせください。

 次に、県道柳井・玖珂線の改良について。この件につきましても、平成7年の議会で、県道柳井・木部線、光・日積線、柳井・玖珂線の改良について、議会で何度か申し上げておるところでございます。県道柳井・木部線につきましては、長野地域の皆さんの協力を得て、完全とまではいきませんけれども、改良されているところであります。また、光・日積線の伊陸地区、松山・丸山間の改良の目安がついております。これからですが、よろしくお願いいたします。これらについては、地域の陳情書等も出ておりまして、地域の方の協力は、もう、問題はないと思うのですが、そういうことでございまして、まだ、できておりませんが、よろしくお願いするものでございます。

 次に、柳井・玖珂線の改良についてでございますが、以前にも、議会で申し上げましたが、再度、申し上げます。馬皿・伊陸大ノ口間を、トンネル化したらと思うのであります。柳井から伊陸までの峠が、地区住民にとって、大きな弊害になっております。

 柳井市と伊陸が、昭和29年に合併いたしました。合併による多くのメリットもありますが、デメリットもあります。馬皿から伊陸へ上がる峠は、デメリットの1つではないかと、私は思っております。トンネル化することによって、利便性は、もちろんですが、総合的にメリットがあると思います。市のご所見を、お聞かせください。

 次に、農業振興について、食糧自給率についての市の対応を、お伺いいたします。

 1960年、昭和35年でございますが、日本の食糧自給率は79%だったものが、今や40%にまで下落してしまいました。日本の食卓の安全保障は大丈夫だろうかという、大きな問題が予想されます。現在のところ、日本の食料は、飽食時代です。しかし、世界は、人口67億人のうち10億人近くが飢餓線にあり、食料の価格をめぐって、暴動まで起こっていると聞いております。

 日本の食糧自給率は、40%から50%に回復を、農水省は目標にしています。2009年度の農林水産予算の概算要求総額は約3兆円と、先月の8月29日でございましたが、決めました。2008年度より13.6%上回るということで、農民の私といたしましても、評価に値するのではないかと思っております。

 予算の内容は、食糧自給率の向上を柱に、国内供給力を強化する総合対策費、それに、新規として水田等有効活用促進対策費、また、耕作放棄地等再生利用緊急対策交付金、そのほか、油、肥料、飼料等の高騰に対する予算要求が入っております。2009年度の農水予算の概算要求は、自給率向上を重点にしたものだと思います。柳井市は、他市に比べたら、自給率は、ちょっといいと思うのでありますが、柳井市としての対応を、お聞かせください。

 それから、30年以前になると思いますが、実施いたしました畦畔事業も、耐用年数も経過して、大型トラクターによるクラックが入り、漏水も多く見られております。また、年々、高齢化が進んでおり、農作業の安全のための畦畔拡幅に対して、コンクリート等、材料の支給についての支援は如何か。平成20年度の農業委員会の要望にもしておるわけでございますが、市の対応をお聞かせください。

 次に、3番の、小規模稲作農家、経営農家における農業機械の負担を軽減させるための対応は如何かということでありまして、農協等による農業機械のリースシステムの整備に取り組むことはできないか。これは、農協のことでございますが、市のほうでお願いするようになると思うのですが、そのようなことはできないか。小規模農家は、農業を維持することが、米の価格の低下により、経営が大変困難になっています。1次産業の就業者が4%になっている現在、支援していく方向を考えなければならないと思っておるわけでございますが、市の対応をお聞かせください。

 4番は、圃場の大区画化が困難な中山間地域等において、農業従事者の減少に対応し、基盤整備事業の対応、農家負担を最小限に抑え、基盤整備事業を実施し、農業従事者を支援することが大切である思うのでございますが、市の対応をお聞かせください。

 次に、中山間地域直接支払制度について、取り組みのない地域についての市の対応について、質問いたします。これは、前回、ちょっと質問したわけでございますが、この件につきましては、大変重要な問題でございまして、今、2期は今年と来年で終了いたしますが、2期取り組み集落が、現在、柳井市では56集落になっています。1期、2期とも、取り組みがない地域がございます。市の行政指導が必要と思います。市は、農業振興対策協議会、農業振興対策協議会地区委員会等で、取り組みについての働きかけを行っておられると聞いておりますが、特に、取り組みのないところは、直接支払いのお金の最も有利な地域ではないかと思っておるわけでございます。

 この中山間地域は、前回も申しましたが、多面的機能、水資源涵養、その他、いろいろな機能があります。自給率向上には、かなり影響があると思います。そういうことで、再度、質問いたします。同じ答弁で、例え、重複しても構いませんから、もう1度、大きな声で、お答えをしていただいたらと思っておるわけでございます。

 次に、商店街の活性化のための車の駐車について。平成12年に大店法が廃止され、同年、大店立地法が施行されました。これは、中小企業保護政策が終焉したことだと、私は思っております。全国、皆、そうでございますが、シャッター街という言葉が出だしたのも、この法律が施行された時からだと思います。日本の商店街は、大きく様変わりしてしまいました。

 柳井市の商店街も、例外ではありません。6月の議会で、商店街の活性化のための駐車場の確保について、車社会において、駐車場は、なくてはならない施設であると思うが、柳井市は駐車場確保の計画は如何かと質問いたしました。前回は、時間がなく、私の意見を申し上げることができませんでしたので、再度、質問をいたします。「市は、商店街振興のためのいろいろな助成をしておるから、当面、駐車場の増設の計画はない。利用の推移について、見守っていきたいと考えている」というふうなお答えでございました。

 商都柳井を活性化する方策として、無料駐車場の確保は不可欠だと思っております。車社会ですので、大店法が廃止され、柳井市も大型店ができ、車の駐車は自由で無料でございますから、お客は、どうしても大型店に奪われてしまいます。五分五分の五分の勝負は、できません。商店街が疲弊するのは当たり前だと、私は思っております。

 柳井市の商店街の道路は、大変整備されております。道路を駐車場としての工夫は、できないものかと思っておるところでございます。駐車禁止になっていることが、ネックになっているのではないでしょうか。私の提案は、月毎の片側禁止解除という方法です。他市の商店街は、その方法を取っているところもあります。この方法は、商店街の方々の意見が最優先だと思っておるところでございますが、私の商店街に対する率直な感想です。

 この質問は、6月議会の再質問になりますが、前回は経済部でしたが、今回は、道路の問題でございますので、建設部になると思いますが、よろしくお願いいたします。以上で、終わります。また、お答えによりましては、再質問したいと思っております。

〔藤里克享降壇〕



○副議長(石丸東海) 市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) ご答弁申し上げます。最初に、道路問題について、お答えを申し上げます。

 過去においても、藤里議員から、繰り返し、この質問については、お尋ねがございましたので、かなり重複をする部分があるかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。

 岩国・柳井間の道路についてでございますが、現在は、国土交通省によりまして、国道2号岩国・大竹道路、それから、188号の岩国南バイパスの事業が、現状、推進をされております。この3月に、国道188号岩国南バイパスが供用されたところでございます。こうした中、岩国南バイパスの柳井への南進計画の早期着手については、柳井市、岩国市、周防大島町の首長と議長で構成する「岩国・柳井間地域高規格道路建設促進期成同盟会」において、岩国南バイパスと同じ規格での地域高規格道路として、早期に候補路線に指定されるように、国土交通省に対して要望活動を、引き続き、実施していきたいと考えております。現状は、大変厳しいものがございますが、このことについては、従来からの活動を続けてまいります。

 次に、柳井・玖珂間の高規格道路についてでございますが、柳井・大島地区は、ご質問にありましたように、高速交通体系から外れた地域にございまして、高速交通体系へのアクセス強化を図るために、規格の高い道路整備が必要であります。このため、山口県広域道路整備基本計画において、交流促進型の広域道路に位置づけをされまして、環境基礎調査、猛禽類行動圏解析調査等が行われてきたところでございます。今年度においては、地域活性化への効果といった視点から、基礎的な調査等を行うというふうに聞いております。今後も、この道路については、山口県東部高速交通体系整備促進協議会というものがございますので、これを通じまして、柳井・玖珂間の道路の地域高規格道路の候補路線として、早期の指定となるように、関係機関へ、引き続き、要望してまいりたいと考えております。

 それから、もう1点の、馬皿・伊陸間、大ノ口のトンネル化についてでございますが、これも、古くて新しい課題でございます。ずっと、ここにトンネルがあればというのは、旧柳井町、旧伊陸村の合併時以来の永年の課題と言ってもいいと思います。なかなか、できておらないのは、残念なことでございます。これも、1つのルートとして、山口県に検討していただくように、引き続き、要望は続けてまいりたいと考えております。

 ただ、道路全体を取り巻く環境については、ご高承のとおり、昨年来の道路整備の中期計画の問題、それから、道路特定財源の見直しの問題、それから、新たに、必要な道路は着実に整備をするという、これは、閣議決定されていますが、この必要な道路というものの考え方の整理が、これから行われるところでございまして、私どもにも、常に、国交省はヒアリング等も実施されております。

 我々の地域の実情は、やっぱり、我々しか、わかりませんので、きちんとこういうものは、必要な道路は、整備をすべきであるということについては、関係の皆様方にもご協力をいただきながら、整備をしなければならないと考えているところでございます。非常に、財源問題等、まだ、不透明な状況はございますが、努力をしていかなければならないと考えております。

 それから、農業振興について、食料自給率について、市としての対応でございますが、国全体の自給率向上策は、もちろんですが、地域における自給率を高めていくということについては、足元から、できる限りのことをやらなければならない。地産地消の推進ということでございます。今年度、新たに始めた取り組み、あるいは、強化した取り組みとして、後ほど、地域再生担当の部長から、最近の動向について、ご説明申し上げたいと思います。

 その他のことにつきましても、参与から、答弁させていただきます。

〔市長降壇〕



○副議長(石丸東海) 地域再生担当部長。



◎地域再生担当部長(林幹男) 私のほうから、3番目の農業振興について、?の食料自給率についての市としての対応について、ご答弁を申し上げます。

 地域再生担当の取り組みの基本的な考え方といたしましては、柳井市に存在するあらゆる資源を生かして、地域を活性化していくことといたしております。現在、具体的な取り組みの1つとして、学校給食センターにおける地元農産物のさらなる活用に、取り組んでいるところでございます。

 去る、7月11日、地元農産物の活用を推進していくための契機として、JA南すおう及び生産者の方々の協力を得て、市内小中学校の児童生徒に、新鮮な地元の野菜100%を使った給食を食べてもらい、柳井南小学校においては、5、6年生を対象に、給食と柳井の農業のお勉強会を兼ねた「ふるさと給食会」を実施したところでございます。

 現在の学校給食センターにおける地元農産物の活用状況は、米飯給食の日に使う米につきましては、全て柳井産を活用しているものの、副食に使います野菜は1割に満たず、極めて少ないという状況にございます。新鮮で安心・安全な地元野菜を提供できるよう、生産者をはじめ関係団体の協力を得ながら、安定的な供給体制の構築を図ることで、地元野菜の利用率向上を目指しているところでございます。あわせまして、米飯給食の実施回数の増加にも、取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 昔から、4つの里、4つの方位、いわゆる、四里四方や、仏教用語の身土不二の言葉にありますように、その地に生まれたものが、その地の気候、風土、水で育った農産物等を食することが、体に1番よいというふうに言われております。成長期にある児童生徒に、可能な限り、地元の新鮮で生産者の顔の見える安心・安全な農産物を、しっかり食べていただきたいというふうに思っております。取り組みそのものは、小さな1歩ではございますが、こうした積み重ねが、地産地消の推進、食料自給率の向上、柳井市の農業振興、さらには、子どもたちの健やかな成長につながるものというふうに考えております。以上でございます。



○副議長(石丸東海) 経済部長。



◎経済部長(大井清教) 2点目の、コンクリート等の原材料の支給について、お答えをいたします。

 柳井市では、柳井市ここちよい農村づくり支援事業実施要綱を定め、これに係わる原材料支給実施要領により、2戸以上の受益者がいる水路、道路等の農業用共同施設に、改良や舗装、補修用の生コンクリートや2次製品水路等の原材料を支給しておるところでございます。2戸以上の受益者という公益性がある場合であり、受益者が1名の場合、支給の対象とは、なっておりません。従いまして、個人の農地への原材料支給の支援は、難しいというふうに考えております。

 しかしながら、2戸以上の受益者で、1ヘクタール以上の受益地がある場合は、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業という補助事業がございますので、具体的なお考えがございましたら、ご相談をいただけたらというふうに思っております。ただし、要件がございまして、担い手を確保し、良好な農地として継続した農業に、営農に取り組んでいただく必要がございます。

 3点目の、農業機械の負担を軽減させるための対応ということでございます。現在、農政における大きな方針は、効率的かつ安定的な経営が可能な農家、いわゆる、認定農業者と呼ばれる担い手に農地を集積することによって、営農を継続し、それら担い手に対して、重点的に支援をしていくというものでございます。従いまして、農事組合法人等の認定農業者につきましては、農業機械購入費やリース料の一部助成といった事業がございます。

 一方、小規模稲作経営農家、全ての農作業を自前で行う、言い換えれば、個別完結型農家ということになりますが、今日的には、こうした営農形態は、非効率的な営農形態ということになります。特に、個別完結型農家が作業ごとに所有する農業機械については、耕起から田植え、消毒、刈取り、乾燥に至るまで、様々な機械の維持管理をはじめ、実使用時間などを考えても、非効率的な農業となる大きな原因でございます。

 この課題につきましては、昨年度の柳井市農業委員会からのご要望の中にもございましたが、当市は、このような小規模農家が大半を占めているのが現状でございます。こうしたことから、従来より、国の施策に合わせ、非効率的な農業経営を解消すべく、認定農業者等の担い手の育成を重点的に進め、農地の集積を図っているところでございます。

 事実、担い手への農地の集積は、圃場整備実施地区において設立された農事組合法人を中心に、近年、着実に増加しており、今後も、この傾向は続くものと考えておりますと同時に、増加するよう努めてまいりたいと思っております。これにあわせて、小規模農家に対しましても、担い手への農地集積という農政の基本方針をしっかりPRもしながら、農業機械の共同利用が可能となる集落営農の組織化の実現に向けて、支援もしてまいりたいと考えております。

 農業機械の近代化と大型化が進む中で、機械リースの方向性も検討されておりますが、機械の高度化等により、高度なオペレーター技術や故障に対応する体制などが求められるなど、多くの課題もございます。当市にとりまして、小規模農家の対策は、重要な課題であると認識しておりますが、柳井市独自で、農家全体を対象とした薄く広い施策を打ち出すことも難しく、今後とも、国、県の方針に沿った担い手の育成・支援を中心に、農政を進めてまいりたいと考えております。

 4点目の基盤整備事業について、ご答弁を申し上げます。ご承知のとおり、国営での圃場整備事業が可能かどうかの調査を、平成17年度から行っております。整備がなされていない地区で、圃場整備の説明に入り、19年度からは、営農計画についても、説明を行っております。

 換地部会、営農部会が立ち上がった地域では、地元で協議がなされ、区域の範囲を決めるまで進んでいる地区もござます。しかしながら、多種多様な考えがございまして、なかなか、地域がまとまらない地区もございます。まとまった地域につきましては、推進をしてまいりたいと考えおります。

 圃場整備の大区画化が困難な中山間地域の急傾斜地では、大区画の圃場を確保することは困難なことと考えており、2反町、1反町等で整備することもできますが、担い手の確保、農地の集積、事業効果、全員の同意が求められます。また、圃場整備事業は、地元主導で検討して、進める事業でございます。最も大事なことは、地域のみんなで考え、みんなで決めていくことですので、これらを踏まえ、地域の皆様方と相談しながら、圃場整備が可能か否かを判断しながら、対応してまいりたいと考えております。

 最後に、中山間地域等直接支払制度についてでございます。現在の中山間地域等直接支払制度の取り組みにつきまして、まず、説明をさせていただきます。平成19年度におきましては、市内で56集落、延べ1,053名の方が取り組んでおられます。集落協定面積は493.3ヘクタール、交付対象面積は477ヘクタール、交付金額は6,331万8,000円となっております。

 地区別に集計をいたしますと、柳井地区1協定12.4ヘクタール、新庄地区2協定17.3ヘクタール、余田地区5協定37.4ヘクタール、日積地区17協定139.9ヘクタール、伊陸地区18協定196.3ヘクタール、伊保庄地区6協定57ヘクタール、大畠地区7協定33ヘクタールであり、柳井市の北部地域において、市全体の7割近くが実施されております。ご質問にありますように、阿月、平郡地区については、残念ながら、当事業の取り組みがございません。

 柳井市における当事業の推進につきましては、平成12年度の事業開始当初から、柳井市農業振興対策地区委員会、10地区で、委員の方の延べ人数155名の委員会を設置いたしまして、毎年、地区ごとに委員会を開催し、委員さんを通じて、事業の意義や効果、さらには、その必要性などの説明を行ってきたところでございます。

 また、当事業の実施状況につきましては、毎年、広報に掲載し、広く市民に周知を図っているところでございます。中山間地域における農家の取り組み状況を、町中の住民の方々に伝えることも、この事業の目的の1つでもございます。

 平成17年度からの2期制度のスタート時には、高齢化、担い手不足等の理由により、11集落が事業継続を断念されましたが、反面、地区委員会での啓発活動により、新たに2協定が立ち上がったところでございます。

 当事業は、来年度が2期制度の最終年となりますが、国も、3期制度についての検討の準備に入ったように聞いております。県も、国への要望事項を集約するため、市町の担当職員を構成員とするワーキンググループを立ち上げ、検討を始めました。

 取り組みのない阿月、平郡両地区は、担い手農家も少なく、集落協定の立ち上げは、非常に厳しいものがございますが、当事業は、中山間地域の活性化に大きく寄与しているものと認識しておりますので、今後、明らかにされると思いますが、3期制度の内容等を研究しながら、引き続き、地区委員会等を通じて、推進に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。



○副議長(石丸東海) 建設部長。



◎建設部長(重本昭平) 4点目の、商店街の活性化のための車の駐車について、ご答弁をさせていただきます。

 藤里議員ご質問の、道路上に駐車スペースの必要性でございますが、本路線は、柳井市が管理しております柳井駅・門の前線であり、中央通り線のことと思いますが、ご案内のとおり、本路線は、道路の構造・規格上、駐車禁止となっております。

 今回、ご質問がございました、商店街の活性化のための車の駐車につきましては、交通安全面の観点に立って申し上げさせていただくならば、通行に支障を来すものについては、規制するということになろうと思いますが、一方で、利用者側に立てば、利便性がよいほうがいいわけでございまして、両面性があると思っております。

 道路の駐車禁止の規制緩和につきましては、先ほど申しました道路の構造・規格、そして、地元関係者からの要望等に基づきまして検討いたし、関係機関と協議を進めてまいることとなると考えております。参考まででございますが、本年4月に機械化いたしました市営まちなか駐車場、旧商工会議所前駐車場でございますが、これにつきましては、買い物客等の路上駐車を防ぐことも考慮いたしまして、30分以内の駐車は、無料としております。以上でございます。



○副議長(石丸東海) 藤里議員。



◆議員(藤里克享) どうも、ありがとうございました。

 駐車場につきましては、これは、お金が要らないことでございますので、商店街の人も、これは、1つの方法だと思うのです。他市でも、やっているところは、いっぱいありますから、ちょっと、交通に邪魔になるような感じがしますけど、でも、商店街が活性化したほうがいいと思いますから、どうしても大型店のほうに、客が、どうしても奪われますから  。それは、もちろん、大型店へ行ってもいいですよ、お客さんは  。でも、やっぱり、柳井市で昔からやっている商店街が、町がなくなるというのも  。道路はつくったけど、道路をつくったばっかりに、店がなくなったと評判になっておりますから、その辺を考慮しながら、お金が要ることなら、あれですけど、お金が要らないことでございますので、やってほしい。

 商店街の人も、そう思っているのではないかと思いますけど、伊陸の者が言うのも、変な話なのですがね。そういうふうなことが、私の率直な感想です。そういうことで、これは警察との関係もございますので、よろしく市のほうで討議されて、こういうことは、よそは、やっているわけですから、できることから、小さいことからやっていくのが、これは、やっぱり、いろいろな面で、いろいろな効果をあらわすようになると思うのですね。そういうことで、よろしくお願いいたします。

 それから、中山間地域直接支払制度のことでございますが、これは、先ほど言われましたように、阿月とか、平郡では、取り組みをされていないということですが、これが、平郡と、阿月が、1番対象としては分がいいのではないかと思うのですね。急傾斜の多いところだから、交付金も多いと思いますよ。

 そういうことで、農業を全然やっておられないのなら別ですが、これは別に、認定農業とか、いろいろなことは関係ございませんから、括りはございませんから、面積が集積すればいいわけですから、時々、会えばいいわけですから、一緒にやる時には、そういう時にやったら、お金になるわけですから、これは、いい制度ですね。

 3期も、恐らくやるように、国は、やるようになると思いますから、こういうことをやることが、やっぱり、耕作の放棄地とか、草刈り、法面の草刈りとかというものを、解消できると思うのですね。そういうことで、地区の農業をやっておられる方に、市のほうで、行政指導をしてもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それから、圃場整備の大区画化が困難な中山間地域のことでございますが、これは先般でも、国営圃場整備については、非常に不透明であった。そして、難しいのではないかと。私も、いろいろなところを歩いてみますと、放棄地も多いですね、田布施のほうも  。伊陸は、どちらかと言えば、伊陸とか日積は少ないのですけど、平生などは、ほとんどですね、国道筋は、ほとんど、放棄地になっています。平生は、入っていないということで、関係ないのですが、そういうことで、国営ができなかったのではないかと思うのですね。平生の場合は、それが大きな原因だと、私は感じました、歩いてみて  。

 そういうことで、今、何か、皆、括りがありまして、「農水省は、もうちょっと、しっかりしてくれ」と言いたいのです、私は  。大臣は、次から次へと変わるし、本当に、私は憤りを感じているのですよ、本当に、まじめにやっているのだろうかと  。全部、農業が括りをやったら、日本の農業は、圃場整備事業もそうですが、括りを持っているでしょう、担い手でなければ、できないとか  。

 そういうことで、担い手でなければ、できないと。1番初めの圃場整備は、よかったわけですよ、そういう括りがなかったから  。それが、だんだん括りをやって  。やっぱり、農業政策も、やっぱり、農業者は小さい商店と同じで、やっぱり、保護してやらなければ  。ヨーロッパのほうは、全然、もう、違いますから  。ヨーロッパで、1番先進国で低いイギリスでさえ、79%ですからね。日本は、40%でしょう。50%は、ちょっと無理だと思います、今の状況では、私は、今の括りを解かない限り  。

 それには、大臣が、ちゃんとしたの出ないと、駄目ですね。私もこの間、農協へ、若林農林水産大臣の講演を聞きに行きましが、「ああ、これは駄目だ」と思いましたけど  。思いましたよ、本当に  。言おうかと思いましたが、選挙運動に来ておられるから、私も運動しておりますから、言わなかったですよ。言いたかったのです、本当は  。全然、わかっていない、農民の実態が  。まあ、ここで言っても、致し方ございませんが  。

 私は、括りをできるだけ、柳井市だけでも、河内山さんが次もやられるそうですが、どうか、「柳井市は、変わったことをやっているぞ」というような、農業政策をやってもらいたい。括りが多すぎる。担い手でなければできないとか、認定でないとやれないとか、そういう括りをやったばかりに、農民は、専業農家がいなくなったです。

 先ほど申しましたが、第1次産業の割合ですね──第1次産業ですね、農業は  。それも、戦後は40%を過ぎていたわけですよ、戦後は  。45%ぐらいだったと思いますが、今は4%と、10分の1になっていますね。だから、農業も農家も、山口県、そして、柳井市も少ないですね。1万6,000世帯ある中で、農業は450軒で、500軒にも満たないのですね。

 私が農業の質問をしますと、議員の方も「何か、よくわからないようなこと言っているな」と思われるかもわかりませんが、農業を、伊陸とか日積とか、この地方を良くしなければ、柳井の商店街は、よくならないのですよ。昔は、それで、もっていた、お互いによかったのです。そういうことで、大きいところは、本当に柳井市をよくするということで、頑張っていただきたい。

 あまり大きいことをやっても、できないのですよ。しかし、小さいことは、できますから  。お金が、中山間直接支払制度にはあるわけですから、経済部長の大井さんが大いに活躍されまして、また、林さんもおられますけど、地域再生担当ができましたので、小さいことからやっていくと、小さいことが、大きくなるのですよ。輪が、だんだんだんだん大きくなります。「大海の一滴」とかということわざもございますが、そういうことになりますから、ぜひとも、そういうふうにやっていただきたい。

 それから、先ほど、伊保庄の方でございますが、柳井市の伊保庄の27歳の方、伊保庄の方は、皆、知っておられると思いますが、ここで、ご紹介しておきたいと思います。この前、農業新聞を読みましたら、ちょっと出ておりましたので  。斉藤さんという方がおられます、27歳の方が  。この方は、お父さんの後を継がれて、このあいだ、農業委員にもなられたのですが、山口県下で1番最年少の農業委員ということで、農業新聞に紹介がありました。皆さんにも、ここでご披露したいと思っております。

 その方は──済みません、ちょっとお待ちくださいね。繁殖牛ですね、牛を200頭、成牛63頭、子牛40頭、それから、レンタカウシステムですね、テレビなどで見られたと思いますが、草の生えているところに牛を貸し出して、牛に草を食べてもらうという制度ですが、これも、年間20頭ぐらいで、やっておられるそうでございます。

 彼が言っているのは、「農業は、家族経営主体で、農地は、農家自らが活用し、守っていかなければならない。企業の農業参入には、課題が多い」ということを、斉藤さんが言っておられます。私は、全くそのとおりだと思います。もう、農業は、共同では、なかなか難しいのです、昔から  。これは、もう、わかっているのです。歴史が解決しているのですよ、既に  。それをまた、ぶり返しているわけです。

 学校の5日制も、同じですよ。めちゃくちゃに難しいのですよ。あれは、直さなければ駄目なのです。私たちは、昔、5日制をやっていたのですよ、前にも言いました、ここで  。伊陸では、やっていたのですよ、私が中学校の時に、5日制を  。もう、その方は亡くなられましたが、駄目だった。だから、やめたわけです、すぐに  。昔には、教育委員会というものは、ないですから、私が小学校、中学校の頃には  。今は国の政策でやりますが、地域でやっていたわけですよ、昔は、各自治体で、教育の問題についても  。それでも、昔のほうが、むしろ、よかったのですよ。今は、その当時よりも悪くなっています。

 農業政策も、そうでしょう。日本の工業が、がんがんがんがん、輸出が大きくなって、日本の黒字黒字で、向こうは赤字になった。それで、アメリカの圧力で、農産物の自由化とか、米の輸入とかをやれやれと言って、「違反ではないか、あなたの国は」ということでやったでしょう、アメリカは  。そういうことで、今の農業政策があります。しかし、日本は、農業を保護しなければ、もう、農民は、いなくなりますよ、4%しか、いないのだから  。柳井市でも、だんだん、だんだん、いなくなっております。

 そういうことで、柳井市は、政府の交付金とか、いろいろなお金のできる範囲で、うまく工夫して、柳井型といいますか、そういうものをつくっていただきたい。今度は、部長も優秀な方が出られておりますから、あなたが、そういうものを企画されて、やられたらといいと思います。もう、柳井市の職員は、優秀な方がいっぱいおられますから、いろいろなことを、みんなで知恵を出し合ってやれば、素晴らしい柳井になるのではないかと思っております。

 それから、伊陸のトンネルですが、これは、ぜひともやっていただきたい。以前、私が議員になったばかりの頃に、言ったことがあると思うのですよ。これは、絶対なのですよ。そうすると、柳井中学校に合併しましたね。私も、中学校の合併については、ちょっと反対しました、初めの頃は  。「小学校だけになるのか」、「小学校だけは残そう」ということで、当時の教育長はおられませんが、代わられましたが、その当時、言われましたが  。中学校は、私が反対したのは、私が、第1回の中学校の卒業生でございましたから、伊陸の新制中学校の新しい校舎に入った子どもですから、ちょっと、反対したのですよ。

 でも、私の姉などは、柳井の学校に来ているのです、中学校は  、今の柳高ですが  。小学校6年生から上がっている。彼女たちは、自転車で通っているのですよ。私は、「中学校は、やっぱり、伊陸に置いてくれなければいけない」と言ったら、「何を言うかね、私なんか、もう、柳井に行っていたのよ」ということで、私と意見が違っていたのです、家族の中で、身内の中で  。だから、中学校の分は、「ああ、そうか」ということで、私も、だんだんだんだん鈍って、言わなくなったでしょう、おしまい頃には  。そういうこともあって、「小学校だけは、頼むよ」と言っていたでしょう。

 それで、中学校は、私も高等学校は柳井ですが、自転車で通いました。来る時は、いいのです。早いのですよ、坂道だから  。今のような舗装ではないですよ。しかし、帰りは全部、歩きですよ。すごい時間です。それで、今は、スクールバスというものがあって、非常に幸せているのですが、あれがトンネルがあったら、みんな自転車で来ますよ、近いから  。私の、うちの辺の人は、全部、玖珂のほうへ行きます、買い物は  。5分くらいしたら、玖珂へ行くのだから、インターへ行くのだから、近いですから、平坦な道ですから  。

 これが、あそこにトンネルを掘ったら、幾らかかるか知りませんが、もう、すごく経済効果があると思いますよ。観光の面でも、いろいろな面で、柳井・玖珂線は、1番交通量が多いのです。437号ができても、あのほうは通らないのですよ、車が、あまり  。私も、いろいろ通って見ましたが、みんなに聞きましたら、伊陸の柳井・玖珂線が、1番多いのです。だから、市長、あなたが、やるということでしたら、ぜひとも、トンネルを強力にやってください。私は、それが、お願いでございます。

 それから、先ほどの岩国・柳井間の高規格道路ですね、柳井・玖珂間もそうですが、これも、今頃、言うのは、どうかというような感じになりましたね、もう既に  。こんなことを、何を言っているのかというような感じになりましたね。この当時は、そうではなかったわけです。平井さんも言われているし、二井さんも、初め頃は言われていたのです、本当に  。私も、喜んでいたのですよ。いろいろなお話──平井さんにもお話をしたり、二井さんにもお話をしたりした時も、「藤里さん、やるから、絶対に」と、言われていたわけですよ。しかし、世の中の様子が変わってきましたから、「今、何を道路のことを言っているのか」というようなことになる。特定財源の問題もありまして、これはもう、そういうことで、むしろ、これを言うと、私は、本当に、批判を浴びると思いますよ。

 でも、そうは言っても、やっぱり柳井市は──山口県内には14箇所あるのですか、インターが  。何箇所かわかりませんが、それぐらいあると思うのです。もう、柳井は何にもないところですから  。玖珂には、ある。だから、私は、玖珂と合併したほうがいいと言っていたわけです。玖珂と合併したら、柳井市には、インターがあると言えたわけです。それで、インターがほしかったわけです、実は  。それを言っていたわけです。

 そういうことで、これは期成同盟会ができておりますから、今さら、解散というわけにはいかないでしょうから、これは息の長い──また、世の中が変わって、そのような時代がくれば、また、できることもあるでしょうから、それは別に、旗を降ろさなくてもいいと思いますが、トンネルだけは、よろしくお願いいたします。以上で、終わります。ありがとうございました。



○副議長(石丸東海) 以上で、藤里議員の一般質問終わります。

                              



○副議長(石丸東海) 午後2時5分まで、休憩といたします。

午後1時54分休憩

                              

午後2時05分再開



○副議長(石丸東海) 休憩を閉じて、一般質問を続けます。次の質問者、三島議員。

〔三島好雄登壇〕



◆議員(三島好雄) 皆さん、こんにちは。公明党の三島でございます。

 今回の一般質問は、「河内山市政4期15年を総括する」と題しまして、公約の達成度などを質問する内容となっております。公平な立場で質問いたしますので、市長も、真摯に答弁をしていただきたいと思います。

 話は、まず、今から16年前にさかのぼります。市長が、選挙で当選する前の年であります。その頃、平成4年でございますけれども、中央では金丸事件、柳井市議会では、県知事選挙に絡む2万円事件で、現職の議長が逮捕されるという異常事態が発生し、柳井市民の間には、金権政治に対する「体質的嫌悪感」があったと記憶しております。アメリカでは、クリントン大統領が当選するなど、新しい風が吹きはじめておりました。

 この頃、私は、防長新聞柳井支局長という立場で、プライベートでは、まちおこし集団「ビッグウエーブ」を結成し、様々なイベントを行っておりましたけれども、私が、市長と初めて出会ったのも、この年でございました。市長が、まちおこし集会所に遊びに来られ、友人が四国のかずら橋で買って帰ってきたマムシの燻製を一緒に食べたのを、今でも、よく覚えております。

 翌年の市長選挙は、どう見ても、長谷川さんのほうが有利であり、秋になり、「河内山君は、市長選挙の立候補を取りやめた」といううわさが立ちましたので、市長の選挙参謀のところへ、取材にまいりました。

 商店街の中心者の1人でしたが、取材をしようと思うと、いきなり、「あんたあ、頼むで」と言うのです。余りしつこいので、何を頼むのかと聞くと、駅北の商店街が、柳井まつりで初めて「白壁江戸祭り」を行う。ついては、大道芸でもやってくれないかという依頼でございました。大道芸とは何の接点もありませんでしたが、商店街の人たちが、日光江戸村に視察に行った際、南京玉すだれを購入して帰っていたので、それを私が引き継いだのが、私が大道芸を始めるきっかけとなったことから、この年のことを、よく覚えているわけでございます。この頃、君国議員さんは、中央商店街の理事長、田中議員さんは、大畠商工会の青年部長として、頑張っていらっしゃいました。

 さて、平成5年の年が明けると、柳井の町の雰囲気が、がらっと変わっていました。今まで、選挙の投票に行ったことのない若者が、「僕は、河内山に投票する」と言って、意気揚々と歩いておりました。私の感触では、中心市街地は、ほぼ「河内山一色」でした。市長本人は、発言されておりませんが、新聞や市民の間では、前市長が5期20年務めたことへの多選批判が渦巻いておりました。

 平成4年秋、サンビームやないで「長谷川忠男君を励ます女性のつどい」という会合の取材をいたしましたが、年が変わると、その女性たちは、風のように消えていなくなりました。まるで、マジックでも見ているようでした。「柳井のクリントン」など、目新しいキャッチフレーズも、その当時は新鮮でした。そして、2月の市長選挙で、179票差という大接戦を制し、全国最年少、34歳で市長に初当選をされたわけであります。

 就任後の初議会で、市長は、経営感覚のある市政、市民に開かれた市政、公平で公正、公開の行政というスローガンを打ち出し、公約については──これは、一般質問に答えての答弁でございますが、「公約の実現というものは、非常に大事なことだということは、政治に関係するすべての人間が1番重視しなければならない。いわば、政治を志す人間、政治に携わる人間と有権者との契約のごとき話だと認識している」と、平成5年の6月議会で答弁をされておりますので、まず、通告に従いまして、公約の達成度から、伺ってまいりたいと思います。

 市長は、平成5年12月議会で、市政の大事な課題として、斎場建設、民俗資料館建設、ウエルネスパーク建設、駅北開発、老人ホームなどをあげておられますが、今日に至るまで、もちろん、県事業や継続事業ではありますが、すべて実現をされております。この点は、高く評価してもよいのではないかと考えます。私は、個人的には、この件については、2重丸を差し上げたいと思っております。

 達成できた公約は、質問するまでもありません。最初に言っておきながら、実現できなかった、市長室を1階に、マイカー通勤、すぐやる課の設置、企業誘致・公共事業という4つの公約を、市長は、平成5年の6月議会で言われておりますが、いずれも実現できておりませんが、まず、この件について、市長の見解を伺いたいと思います。その後は、中立の立場で、1問1答で質問をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

〔三島好雄降壇〕



○副議長(石丸東海) 市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) どの点をご指摘になったかということが、ちょっと、さっとお話しになったので、聞き漏らしがあったらいけませんので、幾つかお話があったことについて、申し上げたいと思います。

 できたことは、言わなくていいということですね。3点ほど、ご指摘になりました。これは、かつて、市議会でもご答弁申し上げたことがありますので、当時、おられました方には、ご記憶があると思いますが、例えば、市長室を1階におろす等々のお話は、これは、どういう局面で申し上げたかというと、非常に、三島さんではないのですが、ベテランの新聞記者の方が、私の選挙中に、「新しさというものを、例えば、どんなことで、あなたは表現をするのか」と。これは、まだ、当選する前です。選挙の最中ですけれども、「どういうことをやれば、市政が変わったと、こういうふうに、はっきりわかるのか。例えば、どういうことがあるのか」という話で、いろいろと申し上げました。

 この3つのこと以外にも、いろいろと申し上げて、「例えば、そういうことができたら、かなり変化ができた。あるいは、市民と市政の関係で言うと、かなり親しみが、大きく変わるのではないか」と、こういうことで例示を申し上げて、もちろん、それは、私が発言したことは、まがいもない事実ですので、これは、否定をいたしません。例えば、どんなことがあるかということで、今のようなお話をしたことは、これは、私の発言の内容でございます。

 その後、私は、これは、いい初期段階の授業料というか、勉強だと思いましたけれども、どんなに例示的な話でも、具体的なことを申し上げるということについては、これは、責任を負わなければならないということで、その後は、そういう、どちらかというと、メディアの方々、もちろん、市民の方は、もちろんですが、いろいろとお話をする際も、例えば、どんなことかというような、例示的なことも含めて、かなり公的な立場、公職にある人間は、もちろん、責任を負うということで、これは、ちゃんと真剣にお答えをしたり、お話ししなければならないなと、こういう、いい勉強になった事例の1つでございます。

 それで、今、申し上げました、行政というものを、より市民に親しみのあるもの、開かれたものにする。あるいは、普通の感覚の者が市長をやる、市政をやるという意味合いでは、そういうふうに、市長室が近いところにあったらいい。あるいは、平生、同じように、普通のサラリーマンや普通の仕事をしている人と同じような通勤の仕方をやったほうがいい。それから、もちろん、それ以外にもありますけれども、今、申し上げたようなことを申し上げました。

 それから、市役所の業務というものは、これは、先ほどご答弁申し上げたこととも関係ありますが、物事というものは、市民にとっては、1人1人にとっては小さなことかもしれないけれども、その当事者にとっては大きなことなので、例えば、どんな有力者が言われようと、有力者でなくて普通の方が言われようと、行政というものは、公平に、あまねく利益を享受してもらわなければならない。スピーディーにやらなければならないという意味での、すぐやるような、そういう部署があったほうがいいと、こういうことで申し上げました。

 いずれも、3つ目は、かなり、行政の転換を行うということで、実現を──課をつくらなかったけれども、できるようにしようと努力をしてきましたし、かなり、できたと思っております。1つ目、2つ目については、これは、残念ながら、形で表さなければならないことなので、これは、できませんでした。そういう意味合いでございまして、できなかったことについては、率直に、今なお、15年、16年も前の話になりますが、私としては、忘れられない大きな教訓だと思って、考えておるところでございます。

 企業立地の話とか、それから、いろいろな公共的な仕事の中で言いますと、具体的な事例をお出しになりながら、お話しをすれば、1番いいと思いますが、私は、柳井の身の丈にあった企業立地の進め方としては、今の経済環境も、引き続き、そうでありますけれども、平成5年に、私が市長に就任した時には、かなり、企業は、東京から地方へという流れではなくて、日本国内の事業拠点から、当時は、中国へということは、まだ少なかったかもしれませんけども、アジア諸国へ、当時は、いわゆるASEANの国々、そういうところに、企業の立地が進むことになっておりました。

 今は、中国、ベトナム、さらには、インドなどが非常に多くなりましたけれども、そういうことで言いますと、大きく工業団地というものを構えるということについては、これは議会でも、何度も何度もご指摘がありましたけれども、工業団地計画というものがありましたけれども、これは、そういう経済の見通しと同時に、土地取得の問題や様々な裁判等がありまして、当時、計画されておりました企業団地計画、これは、県と共同事業ですけれども、これは、やめたという経緯があります。

 その中で、今後、どういうふうに柳井市の企業立地や企業の誘致というものを考えるのかというお話があるので、それは、身の丈にあった形で、ニーズに、ちょっと的確に応えられるようなものを、やっていくほうがいいのではないかと。事実、そういう中で、一部、市内の工場再配置も含めて、何点か、企業のニーズをちゃんと聞きながら、柳北方面にも企業立地してもらったものもありますし、それから、南浜方面にも、企業立地したものもございます。

 さらには、例えば、当時としては、かなり議論のあったところですけれども、発電用に入ってくる液化天然ガスというものが、発電用以外に使えるのではないかという、当時としては非常に、今の業界の規制緩和の走りですけれども、そういう流れの中で、柳井に、LNGの加工出荷ができるようなものができないだろうかと。

 これは、当時、議会におられた方々には、よくおわかりなのですけれども、柳井市は、中国電力を誘致しているのであって、そのために一定量の液化天然ガス、LNGが入ってくるのだから、それを他用途に使うというのは、当時からすると、約束違反ではないかというお話もあったのですが、それは、やはり、地域の資源の大きな使い方としましては、非常に大事な使い方でもあるので、企業誘致というものではないけれども、企業立地を進めるという意味では、いいのではないかということで、協定等の見直しも、かなり、これは議会で、ご議論されて、行われたところでございます。

 そのほか、かなわなかった事例も、もちろん、ありますけれども、私としては、少しでも企業の立地が進むようなことが、何らかの隘路、難しい面があるならば、そこのところを、市としてもサポートし、あるいは、一緒になって乗り越えるような協力も、一方でしながら、企業立地については、それは、全部が全部、成功したわけではありませんけれども、自分としては、可能な限りの努力をしてきたつもりでございます。

 これはもう、もちろん、柳井市が経済主体ではありませんから、企業の方々の考え方、あるいは、様々な業界の需要の動向、それから、必要な地域の資源ですね、水なのか土地なのか輸送ルートなのか、様々違いますから、そういうものについては、的確に、土地利用の計画が許す範囲で、私は、引き続き、こういうものは進めていく。それのサポートをしなければならないと思っています。

 これは、地域にとっては、これができたから、終わりということではなくて、企業との関係というものは、永年の課題です。次なる段階というものは、先ほど来、申し上げておりますように、バイオなのかもしれませんし、1次産業を取り巻くような産業なのかもしれませんが、引き続き、企業との関係、あるいは、企業立地、企業誘致、これらについては、その時代時代に合った形で、あるいは、柳井という地勢に合った形で、これは、努力をしていくべき問題だと考えております。

 そのほか、様々な公共的な仕事の中で、できなかったことも、ないわけではありませんけれども、私としては、先ほど、お話がありましたように、県の事業や国の事業、例えば、公共事業で言いますと、私が市長になりました時には、国道188号バイパスというものは、完全に事業は止まっておりました。これを動かし始めるというのは、相当、いろいろな意味で努力が必要でありまして、当時は、今でも思い出しますけれども、賀原議長も地元の議員として、一緒に何度か、当時の建設省、今は国土交通省ですけれども、足を運んでいただいたこともあります。そういう中で、かなりの努力をして、バイパスの工事が、今、まだ、全部は出来上がっておりませんけれども、今年度中には、卸団地付近も、道路の形になっていきつつあると思いますが、そういうことも、やってきたつもりでございます。

 いろいろな、できること、できないこと、市だけの単独でできること、企業と協調しなければならないこと、国や県と一緒になってやらなければいけないこと、たくさんあります。県の事業については、これは何度も、この議会でも、最近の話ですから、ご指摘があったり、お褒めもいただいたこともありますが、ウエルネスパークや、やまぐちフラワーランド等々も、県の事業としては、なかなか、今は、そういう大きな事業はできない時期ですけれども、実施をしてもらったということは、柳井市にとって、よかったのではないかと。

 今後は、そういうものの有効活用と、市民により利用していただきやすくするような、様々な関連方策のようなものも考えながら、せっかく整備した地域資源というもの、投下した資本というものが、市民にとっていい、使い勝手のいいものになるように、努力しなければいけないと考えているところでございます。できなかったことは、もちろん、率直に申し上げたいと思いますが、できたこともあったのではないかというふうに、考えております。

〔市長降壇〕



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) はい、ありがとうございました。予想に反して、長い答弁をいただきました。

 まず、最初の、市長室を1階にするとか、マイカー通勤、すぐやる課の設置等は、市長が言われたように、私も、どなたと話されて、そういう話になったかということも、よく存じております。その当時、私が、ちょっと、むかっときていたのは、今、市長自身がおっしゃいましたように、選挙前に、記者の質問──今、言ったディスカッションというか、ちょっと話をする中で、「例えば、こういうことがありますね」ということで、この3つ、主に、最初の3つが上がってきたと。

 それで、それが実際に、それが選挙前。そして、選挙になってからは、それが大きな公約として、随分、クローズアップをされて、それを信じて投票した市民の方が、「これは、なかなか、新しい発想で頑張るのだな」というふうに思って投票した人が、たくさん、いたのではないかということで、むかっときていたわけですが、でも、今、市長のお話で、教訓になっているということで、勉強になったということでありましたので、これは、これで結構だと思います。

 次に、企業誘致のことは、次の質問で質問しようと思ったことを、先に市長のほうが、答弁をしていただきました。山口県との共同事業で始めておりました、伊陸地区の木部工業団地の事業を断念された理由と経緯について伺いたいというふうに言おうと思ったのですけれども、今、ご答弁をいただきました。県が10億円、市が10億円、合計20億円の巨費を投じて、工業団地を開発をされたいということで  。ただ、なぜ、断念したかについては、当時の議事録等を読んでも、理解はできますので、これは、仕方がないと思います。しかしながら、平成6年の3月議会で、市長が、木部工業団地断念を議会で正式に発表された際に、市長は「新しい産業立地について、全庁的に取り組めるような体制をとってまいります」というふうに、議会で答弁をされておりますが、私が、ずっとその後、見受けますと、全庁的な企業誘致の取り組みというものは、市長が1本釣りで企業を誘致したということはありますけれども、全庁的な、そういう企業誘致の組織は、未だに、ないのではないかというふうに思いますが、この点は、いかがでしょうか。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) 当時、議会でお話しをした内容というのは、当然のことながら、市の当時の幹部職員は、ちゃんと、まじめに受け止めてくれまして、全庁的な組織、組織何々本部というものは、名前はついておりませんが、かなり、こんな可能性があるのではないかとか、あるいは、こういう会社が、柳井ではないのだけれども、興味を持っているという話を聞いたことがあるというような情報集約は、かなり、あの当時、平成6年、7年頃は、まだ、非常に景気の悪い時期、まだ、そんなにその後の、少し景気回復をしたという時期ではありませんけれども、私や、当時の経済部、商工観光部局、そういうところに、かなり、お話が寄せられました。

 その中で、実現に向かって実行ができたのが、例えば、広府興産という会社が、柳北の企業団地に立地をしておりますが、それはそういう、私どもの職員のほうに問い合わせがあった。あるいは、私も、知らないわけではなかったのですけれども、ぜひ、そういう前向きな話として考えたらどうかという話で、非常にスピーディーに情報提供をされたことがきっかけで、そのことで立地が可能になったと、こういう事例はあります。

 あるいは、ちょっと、もう既に触れましたけれども、山口合同ガスのほうの話も、これも、関係筋は非常に広いのですね。環境部局、当然、安全対策もやらなければなりません。それから、もちろん、過去の中国電力が立地をした時点からの経緯、いきさつ、これは、対議会、対市民、対地元自治会、いろいろなものが、全部、複合的に絡み合っていますので、そういったものは全庁的に取り組まないと、もともと、うまくいかないわけです。

 そういう意味では、何々本部というようなものを、設置をしたわけではないのですけれども、柳井市における、そういう企業を誘致、企業を立地していこうという動きについては、柳井市は、もちろん、工業都市ではありませんが、今の話を事例にとりますと、環境部局も含めて、クリアをしなければならない課題については、例えば、消防も含めてですけれども、クリアをしなければならないことについては、シビアに対応するけれども、基本的には、企業立地を少しでも行いやすくなるような、そういう行動体系、ビヘイビア、態度ですね、そういうふうになるように、意識をみんな持ってもらって取り組んだという意味では、全庁的に企業立地がやりやすくなるようなことについては、努力をしてきたつもりでございます。

 もちろん、それは、過去の例と今の例、いろいろとありますので、1つ1つ例示しますと、うまくいかなかったことも含めてですけれども、たくさんの、そういうことがあって、今日、できたことはできた。できなかった部分は、もちろん、いろいろな事情があって、できなかったと。全庁的に取り組んできたことは、事実でございます。



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) 言葉の解釈の問題になりますので、これ以上は、突っ込むと時間がないので、やめにしますが、一昨年、委員会で視察にまいりました安城市、常滑市というのは、今、不交付団体になっておりますが、やはり、当初は、大変、農業だけのまちで、企業誘致──大変、財政的に苦しい状況だったのを、各部の部長がメンバーとなって、企業誘致の組織をつくって、強力に誘致をして、今は、もちろん、トヨタが近いですから、トヨタの大工場が立地をしたということもございました。

 次に、まいります。次は、多選の弊害ということについて、見解を伺いたいと思います。

 松下政経塾では、河内山市長の1つ後輩にあたられると思うのですが、神奈川県の松沢成文知事の論文をもとに、伺いたいと思います。この論文は、少し古いのですが、本質をついていると思いますので、引用しながら、それに沿って、質問をさせていただきたいと思います。「首長」は、ここでは、「市長」と読み替えさせていただきたいと思います。

 市長はヒト・カネ・モノを一手に握る自治体唯一、つまり独任性の機関の最高権力者である。今こそ、その多選禁止を制度として考えなければ、地方自治の進展に著しい障害となりかねないという、前ふりがございまして、川崎市の例を引かれております。

 川崎市では、戦後、3人ぐらいしか市長が変わっていないということで、川崎市では、この2年間に、大麻や覚せい剤所持、闇金融やノミ行為、そして、中央政界をも揺るがすリクルート事件の発端となった元助役の非公開株入手、中堅幹部による病院業務のコンピューター汚職、さらには、選挙直後にも、またもや中堅幹部による財テク汚職、若手職員の住宅侵入や暴力事件・飲酒運転がたて続けに摘発され、市職員による不祥事の発覚は、とどまるところを知らない。

 川崎市において、どうしてこうした不祥事件が発生するのであろうか。もちろん、様々な原因があろうが、新聞では、長期政権がもたらした組織と人事の停滞が大きな原因と指摘していた。20年にもわたる長期政権が庁内にウミを生じ、人事への不満が根強く、市職員の士気の低下がささやかれ、それが政策の遂行にまで影響を与えているようだ。不祥事の多発は、長期政権が必然的にもたらす「たるみ」と「腐敗」と見ることもできようと、こういう内容でございます。

 これは、このようなすごい内容ですが、川崎市の例ではございますが、では、柳井市では、そういうことはなかったかと申しますと、記憶の新しいところから行きますと、まず、伊陸出張所職員の着服の問題、昨年は、平郡航路の職員の使い込み、それと、ちょっと古いですが、広域水道企業団の汚職もございました。それと、消防では、人事の関係での報復で垂れ込みがありまして、仕事中に「かけごと」をやっていたというようなことが、報道をされました。川崎市の例は、特別でございますが、多選と、こういう、たるみと腐敗という兼ね合いについて、市長の見解を伺いたいと思います。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) その都度、全部の事例が、多選が原因で起こっているかどうかということについては、これは、よく検証しないといけないと思いますね。今、事例を上げられた、例えば、川崎市の事例も、私も幾つか、それは、松沢知事の論文も、読んだことがありますので、「そういうことも、あるのか」というふうに読みましたが、それが、必ずしも多選の問題が主としての、主要因なのかどうかということについては、これは、あまり、きちんと検証されたことではないというふうに思います。

 もちろん、多選がもたらす影響というものは、そういう職員の不祥事というよりは、まあ、マンネリズムとか、それから、何ですかね、特定の側近のようなものができて、非常に、何か、公のものを私するというような傾向、そういうものは、もう、多選の弊害として、あるかもしれません。あるいは、主として、多選の禁止をしようではないか、制限をしようではないかというのは、一般市の話でなくて、これは、政令市であるとか、都道府県知事の話が、これは、自民党の党内の議論でも対象で、やっぱり、非常に大きな権力、権限、扱う金額、予算規模、こういうものが、やっぱり、非常に大きいと、どうしても何らかの、そういう不祥事が起こりやすいような温床が生まれる。

 そういうことで、今、言われたことと、多選の問題というものは、直接的に結びつくとは、私は、直接的には思いませんが、多選の弊害が出ないように出ないように、マンネリズムに陥らないように、それから、特定の人たちが徒党を組んで、何か、側近政治が行われるようなことがないように、これは、やっぱり、トップとして、常に意識をしなければならない問題だと思いますし、これは、多くの人たちが、やっぱり、そうならないために、そういう厳しいことをきちんと言ってくれるようなブレインとか、厳しい内容の情報も入るような、そういう開かれた行政をやってく、開かれた市政運営をやっていくということが、1番大事だと思っています。

 いつも、私は、三島さんのような厳しい方がおられるから、これまで、あまり市政が曲がらずに済んできているというふうに、実は、心の中では、少しだけは感謝していることもありまして、今後とも、そういうふうに、感謝の念は忘れずに、やっていかなければいけないと、こう思っているところです。



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) 今、市長が、自ら言われましたけれども、そうならないように意識するために、厳しいブレインが必要であるというふうにおっしゃいましたが、柳井市政で、今、ブレインは、いらっしゃいますか、どうですか。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) どの方がどうだということは、特定的に言うのは、差し控えますけれども、何人も、非常にいろいろなことを、ご意見を言っていただく方は、私は、個人的には、たくさん持っております。



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) それでは、次に行きます。次は、自治体の首長の多くが気をつかうのが、マスコミ対策である。地方などでは、県紙と呼ばれる地方新聞に、よく書いてもらうか、悪く書かれるかで、県民に対する影響、これは、県民・市民に対する影響が大いに異なってくるようだということで、マスコミをはじめ、広報対策に注意を払えば万全ということになるということで、ちょっと、質問するのですが  。

 この論文を読んで思い浮かびましたのが、市長はこれまで、就任以来、ある特定の新聞社に対しては、重要な情報を、私の知る限りでは3回、リークされています、議会の発表前に  。1番新しいところでは、大畠総合支所を出張支所にしたという、つい、この間の出来事です。そのあとは、LNGの出荷加工基地のことも、事前にある新聞に報道されたことによって、議会が大変怒りまして、当時、私が1階のロビーに行きますと、「三島君、これを読んだか」と言われて、「知りませんよ」と、「これは、許せない」ということで、議会では、相当大きな問題になりましたが、結局、何にもなりませんでしたけど  。その前が、最初の学校統合の問題です。これも、議会とかではなく、先に新聞に出たということで、大変、議会の怒りを買ったという記憶がありますが、この件について、見解を伺いたいと思います。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) これは、リークではなくて、それぞれ一生懸命、取材された結果だと思います。そのことについて、こうこうこういう事象があるけれども、確認を求めたり、あるいは、そのことは現にあったのかどうかという、そういう取材は、後にありますけれども、これは、いずれも、取材の結果でございます。

 さらに、言うなれば、そのことが、今のような学校統合の話でも、LNGの話でも、それから、例えば、大畠出張所の問題でも、その後、そういうことが報道されれば、議会よりも先に、議会にお示しするよりも先に、そういうことが記事になれば、どういう結果が出るかということは、私は、百も承知ですから、それは、なるべく、逆に、リークとか何とかというよりも、逆に、止めなければいけない立場ですけれども、報道の自由というか、取材の自由というものがありますから、それは、三島さんのこれまでの仕事が、まさに、そうですけれども、どんなに止められても、それは、報道する側の責任と権限において、それは、やるわけですから、リークをするというよりは、それは、取材の結果として、それは、報道するわけですから  。

 それは、私どもとすれば、そういうふうな綿密な取材とか、いろいろな人に聞き取りをしたり、あるいは、いろいろな筋に、いろいろな確認をしたりする、そういう取材力だとか、あるいは、蓄積する力というか、そういうものの報道陣としての力量を、逆に、三島さんからすると、褒めてあげなければいけないのではないかというふうに思っているぐらいに、やっぱり、報道の力というものは、非常に大きいものがあります。以上でございます。



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) はい。わかりました。私は、ちょっと、見解を異にしています。何故かと言うと、幾ら、仲がいいというのは、別に問題ないし、それは、仲が悪いよりは、いいほうがいいですね。でも、しかし、大事な問題について、やはり、議会の承認を事前に得なければならないようなことについて、それは、例えば、私が新聞記者で、河内山市長のところへ行って、毎晩、酒を飲んでいまして、飲んで、どうにかして、「あの件は、どうですか」と言っても、市長は、やっぱり、お話しにならないと思いますけど  。

 これは、リークした側の倫理感の問題だと、私は思います。だから、私は、この間の大畠の件については、「私は、知りません」と、市長は、おっしゃるかもしれませんが、他のどなたから出るということもないですよ、その情報は  。だから、私は、この件については、市長は反省を、ぜひ、していただきたいなというふうに思っています。

 次に、行きます。次は、先ほど、市長が申されましたけれども、プラス、プラス・イメージですね。いわゆる、市政のいいところ、プラス・イメージは市長に、そして、マイナス・イメージ、悪いことは、副市長とか、その他の職員というように、役割分担が決められ、市長に忠誠を誓う度合いに応じて、ポストを約束するという暗然のルールができ上がり、職員も、身の安泰や立身出世を望むなら、忠臣にならざるを得ないという小細工が公然と、もてあそばれたりする自治体もあるようだ。

 柳井市とは、言っていませんよ。人事の偏向が、評価者の価値観によって、10年も20年も評価され続けることを考えただけでも、ぞっとすると。客観的に人を評価しようとしても、それは、自ずから、限界があることを知らなければならない。まして、どうすれば市長の顔が輝き、どうすれば渋い顔をするかを心得た人々に囲まれて、市長は仕事をしているのであると。政治が知らず知らずのうちに、民主主義の本質から遠ざかっていることに気づかない市長が生まれる素地がある。側近政治が行われ、政治の私物化が進んだり、職員の士気が沈滞して汚職につながったり、ただ、もう、ひたすらに、市長が交代するのを待つという状態が見られたり、「殿、ご乱心」とささやかれるようになっても、簡単には政権が変わらないという状況が、多選によって生み出される傾向は否定できないのであるという、これは、松沢さんの論文なのですけれども、この件について、市長は、どういうふうにお考えになりますか。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) それは、先ほど、そうならないように努力をするのだと、こういうことを申し上げました。



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) それでは、論文は、やめます。

 次に、市民の間から聞こえてきます市長批判に──これは、山本議員も触れられましたが、「河内山市長は、国の役職が多く、柳井市にいることが少ないのではないか。市民のことを、本当に考えているのか」というものがありますが、この点について、伺いたいと思います。

 河内山市長のプロフィールをインターネットで見ますと、内閣総理大臣諮問機関青少年問題審議会委員(14・15期)、山口県市長会会長、国民健康保険中央会理事、全国市長会中国支部長、全国市長会副会長などを歴任、これは、過去ですね。現在は、山口県国民健康保険団体連合会理事長、全国市長会国民健康保険対策特別委員会委員長、厚生労働省社会保障審議会委員、国民健康保険中央会副会長、山口県市町村職員共済組合理事長、内閣府大臣私的懇談会道州制ビジョン懇談会委員、全国市長会相談役、そして、最後に、中国・安徽師範大学客員教授とあります。

 これだけの役職があれば、確かに忙しいでしょう。しかし、市民の目には、「市長は年に1、2回は海外旅行、月に1週間は東京、家に帰れば畑仕事。いったい、柳井市のことはいつ考え、実行するのだろうか」と映っています。もちろん、こうした批判は、どちらかと言えば、感情的で批判的な見方でありますが、市長が中央で活躍していることについては、柳井市の誇りだというふうに思う見方もあります。しかし、最近は、そういう見方の人は、少なくなっているような感じがいたします。

 現在の柳井市には、何か閉塞感、もちろん、国全体にもありますが、特に、柳井市の閉塞感は何だろうかなというふうに、私なりに考えてみました。そして、思い至った結論の1つが、やはり、市長の多選であると考えます。16年前と雰囲気が似ているということは、先ほど、冒頭に申し上げました。白地市長の件ですね。市長は、このような市民の思いについて、どう思われるか、見解を伺いたいと思います。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) これは、三島議員も、よくご存知な上で、ご質問だと思いますが、今、国・地方関係というのは、非常に大きな変動期です。何十年に1回というよりも、ひょっとすると、今後、道州制に移行するようなことを考えましたら、100年に1回ぐらいの大変動期です。

 そういう中で、たまたま、自分の仕事としてやってきたことの結果として、今、そういうふうに思うのですが、例えば、医療制度改革1つをとりましても、地方自治体の中で、地方の首長で、医療保険制度というものを、そんな詳しい人というのは、ほとんどいないのです。したがって、社会保障審議会の委員に、例えば、なりましても、やっぱり、厚生労働省の人が書いた原稿を読むとか、あるいは、市長会の事務局が書いた原稿を読むということであれば、簡単なのですけれども、なかなか、それでは地方のために、なかなか、ならないというのは、これは、午前中の東議員のご質問にも関係しますけれども、国保制度などは、非常に破綻状況に近づいています。

 今回の医療制度改革というものは、地方自治体や国民健康保険サイドから見れば、いい制度改革になったわけです。そして、健保組合や共済組合にとっては、非常につらい制度改革になったわけです。これは、例えば、西濃運輸の健保組合が解散せざるを得ない。中国地方でも、幾つかの健康組合は、解散を余儀なくされる。そういう意味では、自分自身としては、国民健康保険に加入しておられる方々というのは、どちらかと言ったら、所得階層で言うと、低い階層です。それから、今でこそ、ほとんどの医療保険制度では、窓口負担は3割で統一されましたけれども、以前は、給付も違ったわけです。

 そういう意味では、給付と負担の公平性とか、あるいは、給付の負担が、なるべく一元化されることが望ましいという意味では、今回の医療制度改革は、まだ、課題は幾つもありますが、国保対健保ということで言うと、少しは国保サイドに立った医療制度改革が、抜本改革の中では行われたというふうに、評価されている面もあるわけですね。悪い点というものは、いっぱい指摘されるけど、評価するというものは、なかなか、いませんが、それは、社会保障関係者は、みんな、そう言っているのです。

 それは、自慢するわけではないですけれども、やっぱり、きちんと実態と理論・理屈に基づいて、やっぱり、制度改革について、こうあるべきだということを、これは、私だけではないけれども、多くの関係者が努力した結果なのです。そういうことがあって、今日の世の中というか、社会というものは、よりよい方向になるのではないかという、私は確信を持っております。

 これは、柳井市民の方に、もちろん、説明する責任がありますから、こうやって、議会でもお話しを申し上げます。あるいは、道州制についても、放っておいたら、都道府県合併のような道州制が出来上がったり、巨大な出先機関が膨張するような道州制にも、ならざるを得ないかもしれませんが、我々としては、地方自治体の、基礎自治体が中心の地方制度に、この際、変えていったほうが市民の幸せにつながると。ほとんどのことは、市役所に行けば、仕事は完結するという、そういう基礎自治体中心主義の地方制度改革をやるほうがいいのだということは、私が言わなければ、誰も言わないのですよ。

 そういうことからしますと、最終的には、市民のため、あるいは、地方のためになることですけれども、それで、自分としても、可能な限り、時間は有効に活用して、市民の不利益にならないように、これまでも努力をしてきましたけれども、そういうことについては、ご理解をいただきたいと思います。

 それから、家に帰ったら野菜づくりと言われますが、それも、休みの話ですからね。それは、三島さんだって、家に帰ったら大道芸と言われたら、ちょっと、カチンとくるのではないかと思いますが、そういうことではなくて、全体として、市民のため、市政のため、100%、力を発揮しているつもりですから、そのことについては、感情面では、あるでしょうけれども、ぜひ、三島議員のような方は、感情面だけではなくて、全体で、ぜひ、判断・評価をしていただきたいと、そういうふうに感じております。



○副議長(石丸東海) 三島議員。



◆議員(三島好雄) 先ほどの、野菜の件でございますが、柳井南小学校で、先日、取材に行かせていただきまして、それまで、昨年まで、市長は、大根しか、多分、ようつくられなかった思いますが、今年は、随分、いろいろなものを作られているなというふうに、感心をしたわけです、実は、素直に  。にんにくとか、その他もろもろ  。それはそれで、個人としては、素晴らしい趣味だと思うということは、一言、言っておきます。

 それと、先ほど、君国議員さんの質問に答える市長の姿を見まして、これはもう、市長には、もったいないなと。やっぱり、国会議員の品格と知識──私は、これは、ちゃかしているわけでも何でもありませんから、言っておきますけど、風格があるなというふうに思いました。

 それで、市長も覚えていらっしゃるかもしれませんが、今年の初めの頃、市長室に伺いまして、今回、今、来年、出るのか、出ないのかという話で、婉曲に出馬を言われているので、ちょっと、言いにくいところもありますが、私がその時に言ったのは、言ったことは、市長は4期でやめられて、そして、東京に帰られて、私は、できれば、大学の教授か何かになられて、そして、テレビに出られて、向こうで顔をしっかり売っていただいて、私は、国会議員に、ぜひ、なっていただきたいなと。

 それも、やっぱり衆議院ではなくて、衆議院というのは解散がありますから、参議院で6年やって、しっかりと、この場で培われた勉強を、国のために役立てていただければいいなあという話をしたことがあると思いますが、その時は、ちょうど県知事選挙の話があったので、話は、それで、おしまいになったのですが  。もう、出馬表明を婉曲にされておりますので、この件については、これ以上は、言わないようにしたいと思います。ただ、私の気持ちは、今、言ったように、掛け値なく、言わせていただきますと、ぜひ、国会議員になってもらいたいと。そして、国のために働いていただきたいというふうに、これは、要望しておきます。

 そして、最後に、市長が初当選した時と、現在の決定的な違いは何かということで、考えてみました。それは、市政に対する──今も、おありになるでしょうけれども、外に見えない「市政に対する情熱」ではないかというふうに思うわけです。市長は、「情熱は変わらない」とおっしゃるかもしれませんけれども、市民や我々には、なかなか、そう見えない。それで、私は、来年3月の市長選挙についての去就については、伺いませんが、河内山市長は、まだ、現職の市長であるわけでございますから、もう1度、初心に立ち返り、残る任期の間は、柳井市民のために、情熱的な市政運営をお願いしたいと思います。

 最後に、もうちょっと、本当はあるのですが、やめましょうね。最後に、NHKの連続ドラマ「篤姫」が、今、放映されております。その中で、もう、終わりましたけれども、元福岡藩士の平野国臣の詩を、市長に贈りたいと思います。平野さんは、釈月照、これは、大畠の月性ではなくて、月に照らす、釈月照を、鹿児島の西郷隆盛さんのところに送り届けたけれども、薩摩藩の都合で、錦江湾で自殺をしました。まして、西郷さんだけが助かった時に、その時に詠んだ歌と言われております。「我が胸の、燃ゆる思いにくらぶれば、煙は薄し、桜島山」この言葉を市長に贈って、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○副議長(石丸東海) 以上で、三島議員の一般質問を終わります。

                              



○副議長(石丸東海) 午後3時10分まで、休憩といたします。

午後2時56分休憩

                              

午後3時10分再開



○副議長(石丸東海) 休憩を閉じて、一般質問を続けます。次の質問者、藤坂議員。

〔藤坂元啓登壇〕



◆議員(藤坂元啓) 市政クラブの藤坂でございます。通告に従いまして、3点の質問をいたします。

 本日5人目で、最後ということで、大変、皆様方におかれましては、お疲れと思いますが、簡潔明瞭に質問したいと思いますので、再質問のないような答弁をいただきたいと思っております。また、先ほど、藤里議員も申し述べましたが、本日の質問の件につきましては、会派内で精査、議論をいたしまして質問をいたしますことを、ご認識をいただきたいと思っております。

 それでは、まず、1点目のケーブルテレビの普及について、お伺いをいたします。

 柳井市のケーブルテレビは、県内では最後であろうと思いますが、平成15年3月、株式会社周防ケーブルネットが設立されまして、平成18年2月、柳井市が出資をいたしまして、第3セクターといたしまして、本年7月1日に出発いたしました。

 そして、柳井市含む31の企業等の協力を得まして、7月1日に開局をしたわけですが、私は、この開局した時期、そして、この出発点が大変重要であると考えております。

 お聞きいたしますと、現在のケーブルテレビの加入者数は、420件余りと聞いております。第1期工事で、約1万世帯を対象に工事をされており、最低ライン、採算ラインは約23%で、2,300件と聞いております。今ここで、私が思いますに、官と民が協力をいたしまして、この事業推進を図り、本当に協力して、軌道に乗せていくことが、いかに重要であるかと考えておりますが、これに対する今後の施策について、お伺いをいたします。

 次に、普及に対しての、2番目の相談窓口または案内窓口でございますが、この件につきましては、私だけではなくて、皆様方もご一緒だと思いますが、市民の方からの問い合わせで、1番多いのは、今現在のアナログテレビ、そして、2011年7月からのデジタル化、そして、ケーブルテレビ、それにプラスして、今はBS1、BS2など、いろいろとございますが、これらが一緒になりまして、本当に、どうしていいのかわからないというのが、過半数の方のご意見でございます。

 そして、我が家も、そうでございますが、だんだん、テレビも薄型になり、昔のような、大変、奥行きの長いテレビは、だんだん少なくなっておりますし、各家庭においても、テレビを買い替える時期でもあるし、何をどうしていいのか、本当にわからないというのが現状でございます。

 これに対して、市として、どのように親切にPR、情報を提供していくか、そして、市民の方にサービスをしていくかということが、大変、重要な課題になってくるのではなかろうかと思いますが、市長におかれましては、公金を投入しての事業推進でありますので、これについてのお考えを、お聞きしたいと思います。

 3つ目の、第2期・第3期工事についてでありますが、この事業推進については、合併に伴う合併特例債が適用されておるわけでございますが、柳井市においても、大変、他の市町と同じでございますが、大変、財政の厳しい中での事業推進であります。1度に事業云々というのは、大変、無理だとは、わかっておりますが、市長の、最初からモットーとされております公平という立場から、この事業を見られた観点で、次期工事に対する強い決意を、お聞かせいただけたらなと思っておりますので、どうぞ、よろしくお願いをいたします。

 それでは、2番目の、学校再編に伴う教育方針について、お伺いをいたします。

 教育長におかれては、就任されて2年目を迎えられるわけございますが、学校再編に向かって、日々努力をされておられることは、十分承知をしております。教育長の教育の進め方、方針については、何度か、お聞きをしておりますが、私自身、高井カラーというものが、どういうものであるか、私だけかもわかりませんが、未だ、よく、つかめておりません。

 私は、教育というものは、1日1日の積み重ねが、集大成として表われてくるものであると、その人の人間性として表われてくるものであると思っておりますし、1番目といたしましては、学校再編に伴う責任ある回答と、それに伴う、5年後、10年後の柳井市の教育のあり方、目標について、お伺いをいたします。

 2番目の、体験学習、体験教育についてでございます。私は以前、柳井市教育委員会の後援をいただきまして、伊保庄小学校、現在の柳井南小学校でございますが、夏休みを利用いたしまして、2泊3日の「わくわく冒険キャンプ」というものを、6回ほど、皆さん方のお力をお借りいたしまして、実施してまいりました。

 1年で、大体、50人から70人を対象にしていたわけですが、私は、このキャンプを通じまして、現在の子どもたちが、いかに、対外的、または協調性、そして自主性、そういったものに病んでいると言いますか、「病気」の「病」と書いて、病むと言いますが、病んでいるかということを、身をもって体験したわけですが、私は、今からは児童生徒に対して、そういった体験をさす、そして、体験をする教育というものは、大変重要であると考えますが、教育長におかれては、どのようにお考えか、お聞きをしたいと思います。

 3つ目の、米軍再編による米空母艦載機の移転について、それに伴う騒音対策について、お伺いをいたします。

 この移転については、2014年に完了するわけでございますが、ご存知と思いますが、旧大畠町の宮岬という地域がございますが、以前、この地域において、余りにもジェット機の騒音がひどいために、住民の方が、その当時は大畠町でありましたが、大畠町に言われて、平成12年に騒音測定器を設置された経緯がございます。

 私が思いますに、2014年に、約130機になると思いますが、艦載機の移転が完了するわけでございますが、艦載機が移転、そして、それが完了した時点で、この問題を議論するのではなく、来る前に議論するのが、やはり、市民といいますか、住民の方に対しての礼儀であろうと思いますが、いかに、これについてお考えか、お伺いをいたします。以上で終わりますが、先ほども申し上げましたが、再質問のないよう、素晴らしい答弁をお願いいたしまして、終わります。

〔藤坂元啓降壇〕



○副議長(石丸東海) 市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) ケーブルテレビ事業につきまして、お答えを申し上げます。

 言うまでもないことですが、第3セクターと言えども、この事業者が主体となって、まず、経営努力をいただくことが、非常に肝要であると考えております。今、藤坂議員、ご指摘のように、官民が協働して、できる限りの協調、協力、これは、私どもは第3セクターの一員、柳井市は出資者の一員でありますし、過去、多大な投資をして、それを使って、今、ケーブルテレビ事業を行っておられますので、これは、成功を収めてもらわなければなりませんので、これは、可能な限りのご協力は申し上げます。

 それで、今、いろいろな状況を調べますと、もう一段の営業努力をされたほうがいいのではないかというのが、これが、いわゆるユーザーというか、営業を受ける立場の方からの声が、たくさん寄せられております。会社のほうでも、そういうつもりで、いろいろと、今から努力をされるようでございますが、市としても、もちろん、これまで同様に、可能な限りのご協力をしたいと思っております。

 また、今回の補正予算に提案しておりますが、増資もさせていただきますし、例えば、なかなか、ケーブルテレビ事業に理解が得られない方も、おいでになると思いますので、自治会長さん方のお集まりだとか、あるいは、広報紙等の活用で、自治体として、可能な限りのご協力は、引き続き、やらせていただくことを考えております。

 また、ケーブルテレビの加入についても、この議会で、実は、予算も提案しておりますが、今年度、本庁舎の接続、来年度から、出先機関、学校等においても接続する予定でございまして、いろいろな機会で、いろいろな場所で、ケーブルテレビというものを、やっぱり、ちゃんと目に触れるような機会を、市のほうでもつくっていきたいと考えているところでございます。

 それから、今、会社のほうでもお考えの内容としましては、今までの第1期工事内の住宅、事業所など、全てに対して、ポスティングであるとか、新聞折込、個別訪問、それから、加入金半額の開局キャンペーンをされておりますが、これに加えまして、ライトプランにおける──これは、契約をする際のライトプランというものがありますが、このチャンネル数の見直しであるとか、あるいは、会社本体だけではなくて、代理店向けの営業促進キャンペーンを実施する。さらには、小規模な自治会に対しましては、一括加入をするというような、加入者獲得に向けての営業努力を、強化されるというふうに聞いております。

 市のほうも、これまで同様、いろいろなお問い合わせ等々については、所管をしております経営企画課のほうで担当しまして、市民の方にも、直接的なPRというよりも、いろいろな問い合わせや何かが、着実に会社のほうにもつないでいけるように、これは、ご協力を申し上げたいと考えております。

 それから、第2期・3期工事でございますが、当初の予定では、第2期工事は新庄、伊保庄、大畠の一部、余田、阿月地域、これが、世帯数が3,786世帯あります。第3期工事では、日積、伊陸、これが、世帯数で1,690世帯を対象として、計画をされております。

 工期については、多少、見直しを検討されているというふうに聞いておりますが、藤坂議員がお話しになりますように、あまねくケーブルテレビの恩恵が、どの地域であっても受けられるようにすることが、非常に大事だと思いますので、これは、会社のほうが、今から、具体的な経営計画を立てられるというふうに考えておりますが、市としては、そういうふうに広がることを、期待をいたしております。

 教育問題については、教育長から、答弁をいたします。

 米軍再編の問題でありますが、平成18年5月に日米両政府が合意しました在日米軍再編の最終報告に、米軍の空母艦載機移転が盛り込まれております。政府は、既に、この実施の方針を閣議決定したところでございますが、この内容、経過については、ご質問のとおりでございます。

 山口県としての認識を申し上げますと、今回の再編について、基地機能の変更により、航空機の騒音、安全性などの面で、基地周辺住民の生活環境が現状より悪化するかどうかを判断基準として物事を判断するというのが、山口県の立場であるようでございます。

 そして、沖合移設後に、再編案が実行された場合に、騒音や安全性の面で、基地周辺住民の生活環境は、地域により差はあるものの、全体としては、現状より悪化するとは言えないという考え方を、今のところ、示されております。これは、ご存知のとおり、かなり沖合いに展開いたしますので、飛行ルートも、かなり変ってきます。

 それで、柳井市の具体的な問題でありますが、今回の米軍再編に伴う米空母艦載機等の移転に伴う飛行ルートからは、これまでどおり、柳井市は外れておりますので、柳井市には、大きな影響は出るとは考えられないというのが、県の見解でございます。

 今般、ご指摘のあった、先月26日から28日の、岩国市街地にかなり激しいジェット機騒音が、岩国の市街地でございまして、苦情も寄せられ、県と岩国市が、騒音の低減についての申し入れを、基地並びに岩国防衛事務所に対して、行っておられます。

 柳井市における、宮岬における、米軍のジェット機騒音に悩まされている実態につきましても、私どもも、十分承知をしておりますし、何かございましたら、このことについては、岩国防衛事務所と緊密に連携をすることとなっております。これは、もう、平成12年以降でございますが、旧大畠町でも、騒音の測定装置を設置しておりまして、現在も継続して、測定を行っております。

 また、岩国市においては、今後、安心・安全対策と関連措置の具体的な事項について、意見をまとめる努力をされておりまして、岩国市をはじめとした関係市町と検討協議を行った上で、具体的に国へ要望協議を行っていくというふうに聞いております。今後、岩国市の動向について、注視をしていきたいと考えております。

 繰り返しになりますけれども、柳井市におきましても、移転に伴う騒音対策として、基地や防衛事務所に対しまして、騒音の実情や騒音対策への要望等、これは、スピーディーに、適切に、対応していきたいと考えております。

〔市長降壇〕



○副議長(石丸東海) 教育長。



◎教育長(高井孝則) 5年、10年後の教育目標について、まず、ご答弁を申し上げます。

 私も、5年、10年後の柳井市の教育ビジョンを持ち、現在の教育を推進していくことは、非常に重要なことであると認識をしております。今後、新しい知識あるいは情報・技術が、政治・経済・文化をはじめ、社会のあらゆる領域での活動の基盤として、飛躍的に重要性を増す知識基盤社会になることが予測されております。

 知識基盤社会の特徴といたしましては、知識には国境がなく、グローバル化が一層進んでまいります。知識は、日進月歩であり、競争と技術革新が絶え間なく生まれてまいります。知識の進展は、その時代の一般的な物の見方の転換を伴うことが多く、幅広い知識と柔軟な思考力に基づく判断が、一層重要になってまいります。また、様々な事業に、性別や年齢を問わず、参画することが促進されていくというふうに考えられます。

 このような時代を担う子どもたちに必要な能力は、知、徳、体のバランスの取れた「生きる力」であると、私は考えております。5年、10年後の柳井市教育は、「生きる力」と、特に、その中でも、人間として社会の中で自立して力強く生きていく力、人間力を規定しておりますけれども、そういう力と、人が人とつながり社会をつくる力、社会力を持った子どもの育成が、大切であると考えているところであります。そのためには、学校だけでなく、学校、家庭、地域社会が相互にスムーズに連携し、それぞれが分担をし、補完し合って、バランスよく教育が機能することが重要であると考えているところでございます。

 皆さん、ご存知のように、今年5月に、柳井市内の全小・中学校が、コミュニティ・スクールとしてスタートいたしました。この制度は、保護者や地域の皆さんが、一定の権限と責任を持って学校運営に参画することにより、そのニーズを迅速かつ的確に学校運営に反映させるとともに、学校、家庭、地域が一体となって、よりよい教育の実現に取り組むことをねらいとするものであります。この制度を充実させ、地域の創意工夫を生かした特色ある学校づくりを推進し、地域全体を活性化したいと考えております。

 「人は人によって磨かれ、人は人の中で育つ」という言葉があります。教育は、相互の信頼関係の上に成り立つものであります。何よりも、信頼される教師のもとで、子どもたちが将来、1人の自立した社会人として生きていける人間を育てることが、最も重要であります。また、子どもに「生きる力」を育むために、今まで、知識を教え込みがちであった教育から、自ら学び、自ら考える教育への質的転換を図る必要があります。

 それらの教育を、直接、担っているのは、教師でございます。教師は、授業で勝負。授業の中で、1人1人の子どもたちの力と心を育てることが、求められております。そのためには、教師の資質の向上、そして、授業力アップを図らなくてはなりません。各学校においては、校長を中心として、教職員1人1人が責任と自覚を持って、日々の教育活動に専念できる、そういう環境整備を、できる限り推進していく覚悟でございます。

 また、子どもたちは、学校で教師からだけ学んでいるのではありません。以前から活躍していただいております学校支援ボランティアの方々や、地域あるいは家庭の方々から、多くのものを学んでおります。今後とも、コミュニティ・スクールの制度を十分に活用しながら、特色ある柳井市の教育の充実を目指して、邁進してまいりたいと考えているところでございます。

 続きまして、体験学習、体験教育について、ご答弁を申し上げます。

 平成20年3月、文部科学省は、小・中学校の学習指導要領を告示いたしました。これは、教育基本法や学校教育法の改正などを踏まえ、「生きる力」を育むという学習指導要領の理念を実現するために、その具体的な手だてを確立する観点から、改訂されたものでございます。

 この改訂の内容を見ますと、その中の「教育内容に関する主な改善事項」の1つとして、藤坂議員さんが述べられていらっしゃいます「体験活動の充実」がございます。子どもたちの社会性や豊かな人間性を育むため、その発達の段階に応じ、集団宿泊学習、これは小学校でございます。職場体験活動、これは中学校でございます。奉仕体験活動や就業体験活動、これは高等学校でございますが、これを重点的に推進するという趣旨のものでございます。

 子どもたちの「生きる力」を育てるものといたましましては、様々な活動がございますが、体験は、子どもたちの成長の糧になるものであり、「生きる力」を育てる基盤になるものであると、私は思っております。自分の身をもって学んだり、身につけている感覚器官を通して、外界の事物・事象を認識したり、外界に働きかけたりすることは、現在の子どもたちにとって必要不可欠で、重要なものでございます。

 体験は、自然的、文化的、社会的、身体的、精神的な側面を持っております。柳井市の各小・中学校の子どもたちは、現在、学校支援ボランティアの方々の活動に支えられながら、様々な体験を積み重ねております。例えば、地域の踊り、しめ縄づくり、田植え、野菜づくり、梅干づくり、点字体験・手話体験・3世代交流童謡教室等々でございます。また、学校の教育課程の中では、海や山の宿泊施設を活用した宿泊体験や職場体験・奉仕体験などがございます。

 これらの体験から、子どもたちは、自然を知り、自然や環境と関わる技術を身につけ、助け合い、また、働くことの意義や尊さを学び、感動や挫折を通して心を鍛え、豊かな感性を自ら育みながら、たくましく成長しているところでございます。

 また、平成19年度の全国学力・学習状況調査の山口県の報告書を見ますと、屋外で遊んだ体験が少ない児童より、その体験が多い児童のほうが、国語や算数の「活用に関する学力」が高いという結果が、報告されております。体験は、このことからも、子どものかけがえのない成長の糧であることがわかります。

 柳井市の教育においては、子どもたちのよりよい成長のために、今後とも、継続的に、体験活動を充実していきたいと思っております。学校支援ボランティアや地域の方々の、どうか、積極的なご協力をよろしくお願いいたしまして、私の答弁を、終わらせていただきます。



○副議長(石丸東海) 藤坂議員。



◆議員(藤坂元啓) 市長にお伺いいたしますが、先ほどの、最初の1の項でございますが、自治会でPRしているということですが、自治会集会でございますか。それと、私が申し上げましたのは、先ほど申し上げまして、いろいろアナログとかデジタルとかケーブルテレビ等が、もう一緒になって、どうしていいのかわからないというのが、大部分の市民の方の現状でございます。

 そのためには、私が言いたかったのは、このいい出足の時期に、住民説明会ぐらいを各箇所で開いて、そして、親切に情報提供してあげるのが、やっぱり、公金、合併交付金といいますか、合併特例債を活用しての事業でもあるし、それが、市民に対するサービスであろうと思いますし、市長は、その辺については、先ほどは、自治会で云々と聞いたのですが、私の聞き違いかもわかりません。その辺の思いを、ちょっと、お願いしたいと思います。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) 会社のほうでも、いろいろとお考えになっているようでして、基本的には、会社が取り組まれることについて、応援できることがあればと思います。特に、かなりの数のところへ、直接的に情報提供をされておりますが、友だち紹介キャンペーンであるとか、それから、先ほど言いましたが、小規模の自治会あたりでは、ぜひお願いして説明もするのでしょうけれども、一括加入をしてもらうとか、それから、個別訪問もされるとか、ケーブルネットの代理店向けの営業促進キャンペーンということで、褒賞金等々をアップするとか、あるいは、株主優待制度をつくりますとか、あるいは、周防ケーブルネットの柱を協力していただいているところに優待するとか、いろいろと手を変え品を変え、販売促進をされると聞いております。

 藤坂議員が言われるように、私自身も、今、いろいろなことの入れ替わりで、ケーブルテレビがあったり、デジタル化があったり、NTTの光があったり、いろいろ、ありとあらゆるものが同時に起こっておりますので、「よくわからない」という話は、よく聞きますし、自分自身も、よくわからない面もあります。

 そういう意味では、どういう説明が一番いいのかということは、これは会社のほうとも、よく相談しなければならないと思いますが、基本的にはやっぱり、代理店という話をしましたが、テレビのことで困っておられる方が、会社とか市役所に、直接、電話されてくるということが、余り少なくないので、電気店さんですとか、そういうところと、もう少し、もう1段階、2段階レベルを上げて、協力関係をつくっていかれるというのが、1番合理的ではないかというふうに思います。

 それが、先ほどの代理店制度等の拡充ということなのだと思いますが、それが1番──何が何台必要で、ケーブルを配線するには、どんな工事が必要であるとか、いろいろと、余り生半可なことを説明会で行うよりは、自分のところは一体全体どうなるのか、何が必要なのかというのは、そういう個別具体的な対応をきちんとできるほうが、加入促進には、つながるのではないかというふうに、普通のこととして、そういうことではないかというふうに考えておりますが、会社のほうで、一生懸命、取り組まれていますから、また、いろいろと協力できることがあれば、やりたいと思っております。



○副議長(石丸東海) 藤坂議員。



◆議員(藤坂元啓) ありがとうございます。地域から要請があれば、市長は行かれなくても、職員の方が行って、親切に、ほぐれた糸を解いてあげるということは、やっぱり、大事と思いますので、どうぞ、よろしくお願いしたいなと思います。

 それと、市民に対して、親切とサービスということで、4階の担当課のところには、パンフレットは置いてあるのですが、そんなに何十万円もは、かからないと思いますので、「ケーブルテレビ相談窓口」ぐらいのものは置いておかれて、それとか、毎週何曜日かに、社会保険庁から説明に来られますが、「ケーブルテレビ相談の窓口は、4階の何々です」というぐらいの立て看板ぐらいは、出していただけたらなと思います。

 そうすることによって、やはり、これは、みんなのテレビですので、ケーブルテレビですので、やっぱり、浸透するように、市も努力していかなければならないと思いますし、その辺は、よろしくお願いしたいなと思いますことと、隣のまちで、大変申し訳ないのですが、光市さんの例です。光市さんは、下松市さんとか熊毛の一部が入って、何とかビジョン──Kビジョンですか、になっているわけですが、やはり、10数年して、ようやく利益配当するまでに至ったという資料は、もらっているのですよ。それになるまでに、やっぱり、その過程において、やはり推進力を、今、つけておかなければならないと思いますし、どうか、よろしくお願いしたいなと思います。

 それと、私は、公金を利用しての事業推進でありますので、公益性というものが求められると思いますが、市長は、これについては、どのようにお考えか、ちょっと、お聞きをしておきたいなと思います。



○副議長(石丸東海) 市長。



◎市長(河内山哲朗) ケーブルテレビ事業というものは、非常に、地元密着というものが、1つの売り物でありますので、公益性ということからすると、市のほうから期待をするのは、市の広報番組等で協力を願うということもありますし、災害時に、いち早く、情報発信ができるとか、あるいは、今後、双方向の様々な取り組みができるようになれば、そういうことを利用して、1人暮らしの方の──昨日、河北議員からもご質問がありましたけれども、緊急時のいろいろな対応だとか、今、全国各地で、健康づくりとか、遠隔健康相談のようなことに使われたりとか、いろいろとありますので、何か、そういうネットワークが、せっかくに高速で広帯域のネットワークなので、そういうものが、経営が安定をする段階では、大いに期待をしたいと考えておりますが  。

 一番急ぐのは、災害時に今、緊急に、いろいろな情報を一斉に市民の方に伝えていくということのツールが、なかなか、雨が降っている時には、スピーカーで放送しても聞こえませんし、それから、NHKをはじめ、公共の放送が1番情報は早いのですけれども、それを、よりきめ細かに、実際問題、柳井の域内で、どんなことが起こっているのかということを、あまり、起こってほしくないのですけれども、そういう災害時だとか非常時には、情報提供ができるようになるということからすると、少し、何らかの画像、それから、音声を含めまして、活用させていただくということであれば、非常に、公益性は高まると思っております。

 放送自体について、中立性を確保してもらわなければいけないとか、いろいろなことはあると思いますが、それ以外にも、今、申し上げたようなものが、公益性として、あるのではないかというふうに考えております。



○副議長(石丸東海) 藤坂議員。



◆議員(藤坂元啓) 公益性については、いろいろあると思いますが、やはり、市が関連します──今日の、この議会録画でも、そうでございますが、消防に関することとか、共通の被害に遭われる、例えば、何と言いますか、何とか詐欺と言いますか、そういうものとか、交通止めとか、共通の話題に対して、そういう公益的に流すということは大変重要に、市の立場として、大いにこれを利用するチャンスが、だんだん増えてくるであろうと思いますし、その辺で、立ち上がったばかりでございますので、柳井市民のみんなのテレビというふうに愛されるぐらい、ひとつ、腰を入れていただいて、よろしくお願いしたいなと思います。ケーブルテレビについては、以上で終わります。

 次に、学校再編に伴うことでございますが、これは、私の経験から、ちょっと言わせていただきますと、私も、3人の子どもがおりまして、下の子が、中学校1年になるかならないかぐらいの時に、ちょうど、平郡島の子どもさんを柳井中学校にということで、それに関わって、今の「海風寮」というものがあるわけでございますが、それに関わった時には、鬼が来たのではないかというぐらい怒られて、それは何とか、強行したというよりは、子どもたちが行きたいからということで、保護者の方には、大変怒られたわけでございますが  。

 それはそれで、無事成功をして、次の年に──今でも、やっておられると思うのですが、地区懇談会というものを、各地区をずっと、柳井中学校校区であれば、その校区が何箇所かに分かれて、地区の悩みとか、生徒に関する悩みとか、懇談会を、担任の先生方と一緒にするわけでございますが、大変、怒られるであろう思って平郡に行きましたら、大変、歓迎をされまして、何故かと、私は、不思議でならなかったので、聞きますと、子どもたちが、すごく生き生きして、すごく喜んだと、そういう事例もあります。

 だから、保護者の言うことも、それは聞かなければいけない。意見として、聞かなければいけないのですが、それは、児童生徒の言うことも、十分把握していただきたいなと思います。

 というのは、8人から10人ぐらいでは、男女で半々ぐらいでございますので、1つのクラブをするにしても、もし、平郡で、それをそのまま複式でやると、何もできないわけですね。卓球ぐらいしか、私は、できないのではないかと思いますが、自分の好きなクラブに入れるし、友だちも、たくさんできたということで、大変喜んで、本当に、うそではないかというほどの、お世話になりましたということを聞きまして、「ああ、よかったな」という、自分も、子どもがおりますので、そういう思いがありましたので、保護者のことばかりではなく、子どものご意見も、やっぱり、尊重して聞いてあげていただきたいなと思います。これは、賛成だから、反対だから、という意味ではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。

 それと、体験学習なのですが、やはり、小学校6年と中学校3年で、9年間あるわけですが、コミュニティのほうに任せられるのもいいのですが、私は、その教育のカリキュラムの中に、いろいろ、私が言いましたのは、キャンプなのですが、キャンプに限らず、今、教育長が言われましたように、いろいろ体験するものは、あるわけでございますので、それをいかに、どのようにして入れて、たくましい柳井っ子を育てるかということは、やっぱり、教育長の双肩にかかっておるであろうと思いますので、どうぞ、よろしくお願いしたいと思います。

 それと、もう1点は、6月議会で、河北議員さんが質問されたのですが、私も、気になってはおるのですが、年々、教育費が減少しております。憂慮すべきこととは思うのですけど、厳しい財政状況の中で、これは、致し方ないという思いもありますが、しかし、明日を担う子どもたちの学費でございますので、削ってほしくないというのが、内心なわけでございます。

 私は、そこで、今回は、図書のことに関しては、質問は出しておりませんが、私は、ある会に属しておりまして、毎年、ある会から、図書を寄附させていただいておるわけですが、やはり、その図書を寄附する人、個人や団体の人に対して、それに報いるためにも、前向きに教育長は考えて、対応していかなければいけないと、私はそのように考えるわけですが、それに関して、教育長は、どのようにお考えでしょうか。



○副議長(石丸東海) 教育長。



◎教育長(高井孝則) 今の読書、最近は、読書離れということが言われておりまして、何度も、この議会でご答弁をさせていただきましたけれども、実は、先ほど、学習指導要領の改訂ということを申しましたが、その中にも、やはり、読書の推進ということで、特に、なぜ読書が大事なのかということは、やはり、言語を通して、言葉が、全ての文化、伝統の源であるということで、言葉をしっかり理解する、あるいは、そういう文章から読み取る力、活用する力といいますけれども、そういうものは、読書が非常に有効であるという結果が出ております。

 ただ、本を揃えることは、もちろん、基本として大事なのですけれども、本を揃えれば、子どもたちが、そういう力を身につけるかということになるわけですが、やはり、子どもたちに添って、読み聞かせを一緒にしてあげるとか、そういう読書に絡んだ活動の中で、子どもたちは、やがて、本を好きになっていくし、やはり、自分から本を読むような力がついてくるというふうに、実は言われております。

 それで、図書を充実していくということは、先ほど申しましたように、大前提ですけれども、やはり、そういう子どもたちに寄り添って、子どもたちに、やっぱり、読書を進めていくような活動が、これからの大きな課題ではないかなというふうに、私は思っております。そういう意味でも、読書を中心とした積極的な活動は、これから、推進してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。



○副議長(石丸東海) 藤坂議員。



◆議員(藤坂元啓) ひとつ、よろしくお願いしたいと思います。と言いますのは、体験学習をさすということも、そして、体験学習をさす場面をつくるということも大事だと思いますし、また、児童生徒が、その図書を通じて学ぶ、そして、その環境をつくるということも、また、同じつくるでも、ちょっと、違うと思うのです。

 だから、そういう2つの「つくる」というものは、大変、私は、教育の面で重要と思いますし、そういう、ただ本を揃えるだけということではなく、本を揃えて、それを読むように施策を講じていくということが、大変、大事であろうと思いますので、どうか、教育費が少しずつ下がる、これは、市長にも言いたいような、言いたいとは思っておるのですが、やっぱり、教育長の胸三寸であろうと私は考えますので、明日を担う子どもたちに、大いに、やっぱり──大いにという言葉は、いけないと思いますが、ある程度は、予算を使っていただきたいなと思います。

 それでは、次の3点目に行きたいと思います。これは、私は、前回、藤里議員が、この件について質問いたしまして、なぜ、これを取り上げたかと言いますと、うちの近くにも、騒音に敏感な方もおられまして、この騒音というものは、山が浴になっている、谷になっているようなところは、大変、音が増幅されるわけでございます。つるっとしているようなところは、音が逃げるわけでございますが、この6月14日から一昨日の9月7日まで、なるべく家に居るようにしまして、ただし3分の1、約30日近くは、やっぱり家に、いろいろな用事で居りませんでした。

 約60日を、家に極力居るようにいたしまして、ジェット機の音というものは、私は岩国生まれですから、よくあの音は、腹に響く音ですから、少々遠くてもわかるのですが、私が、これはこの柳井に領空侵犯しているのではないかという、私の勘なのですが、「ああ、これは、ひどいな」というのが、43回ございます、その間に  。

 それで、43回のうち、11時から1時までが21回で、あとは、4時から5時半までが12回、あと、朝晩が7時から8時までが大体4、5回ずつ、それで40何回になると思うのですが、遅いのは10時ぐらいのも、あるのはあったのですが、ちょっと、遠いのも近いのも、1件ずつぐらい、ございました。

 それで、宮岬というところに行って、たまたま、つけていたら、随分と11時から1時までが多いなということで行ったら、たまたま、それに出くわしたのですが、やっぱり、かなり大きな音でございました。

 それで、そこに住んでおられる方に聞いたら、真っすぐに飛んでくる時には、いいのだけど、右に旋回しますと、大島のほうに旋回すると、排気口が宮岬のほうに向きますので、ものすごい音になるけど、今度は反対に、銭壺山に無線の発信基地があるわけですが、あちらのほうへ行くと、排気口が大島のほうを向くから、あまり音がしないと。しないことはないのですけど、やはり、そういう状況なのです。

 だから、周防大島の議員の方や、岩国の議員の方から、「柳井さん、もっと、貪欲に声を出してください」と、よく言われるのですが、私は、今、下関の林芳正議員さんが防衛相になっておられますので、私は、声を出すには、いいチャンスではないかと思いますし、また、市長、副市長におかれては、市長、副市長でなければ着けない席、出られない会議というものが、たくさんあると思います。

 東部空港の期成同盟会でも、市長が副会長で、岩国の市長さんが会長であろうと思いますが、そういう席でも、どんどん声を出していただいて、やはり、旧大畠町では、そういう騒音対策に関する工事をした経緯がございますので、何もないのでしたら、私は言いませんが、そういった慨世事実がありますので、どんどん貪欲に声を出していただきますことをお願いを申し上げまして、私の一般質問を終わります。どうも、答弁いただきまして、ありがとうございました。



○副議長(石丸東海) 以上で、藤坂議員の一般質問を終わります。

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○副議長(石丸東海) 以上をもちまして、本日の会議を終了し、明日は、午前10時から会議を開き、引き続き、一般質問を行いますので、定刻までに、ご参集をお願いいたします。

 本日は、これをもって、散会いたします。

午後4時06分散会

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      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




         平成20年 9月 9日


                     議  長 賀原 基和


                     副議長  石丸 東海


                     署名議員 君国 泰照


                     署名議員 杉村 英子