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山口県 柳井市

平成 19年 第4回定例会(12月) 12月11日−03号




平成 19年 第4回定例会(12月) − 12月11日−03号









平成 19年 第4回定例会(12月)


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平成19年 第 4 回 柳 井 市 議 会 定 例 会 会 議 録(第3日)
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議事日程
                              平成19年12月11日 午前10時00分開議
    日程第1 会議録署名議員の指名
    日程第2 一般質問
    日程第3 議案上程審議(委員会付託)
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本日の会議に付した事件
    日程第1 会議録署名議員の指名
    日程第2 一般質問
         河北洋子議員
          1 心と身体を育む教育の推進
           (1)食生活の改善と学校給食の充実
            ?家庭での食生活改善のために
            ?子ども自身の食への関心向上のために
            ?学校給食の充実
          2 河川の環境改善
             県内でもワースト2に入る土穂石川の水質改善について
           (1)流域の下水道整備の予定
           (2)当該地域に「浄化槽市町村整備推進事業」の導入を
           (3)生活排水対策担当課の一元化を
           (4)市民への啓発と協働でカブトガニが蘇る川へ
         君国泰照議員
          1 人口増加推進プロジェクトについて
           (1)人口増において柳井市行政の姿勢は守りである。攻めの姿勢が弱いが人口減から増への重点施策をする必要がある。出生率向上、転入増・転出減、住みやすい、住みたくなる街づくりの諸施策をプロジェクトとして体系化し、組織を挙げて取り組む打開策をすべきであるが市長の見解を問う。
          2 環境施策の展開における環境美化及びリーディングプロジェクトについて
           (1)河川、公園、緑地、街路と街路樹、公共施設や市内の工場、各企業の環境美化について
           (2)環境施策の方向の行動指針の具現化と推進、行動実践について
          3 競争激化とオーバーストアーの現状と郊外大型店と進出企業、既存する大・中企業や出店業者に対する地域ガイドラインの策定について
           (1)1,000?以上の郊外出店への抑制と規制について
              柳井市に進出する各企業、大型店に対し、地元はもちろん、柳井市、市民のために街づくりに協力を要請するガイドラインの策定が必要であるが、どのように考えているかを問う。
    日程第3 議案上程審議(委員会付託)
      (1)議案第92号 柳井市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について
      (2)議案第93号 平成19年度柳井市一般会計補正予算(第3号)
      (3)議案第94号 平成19年度柳井市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
      (4)議案第95号 平成19年度柳井市平郡診療所事業特別会計補正予算(第3号)
      (5)議案第96号 平成19年度柳井市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
      (6)議案第97号 平成19年度柳井市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
      (7)議案第98号 平成19年度柳井市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
      (8)議案第99号 平成19年度柳井市水道事業会計補正予算(第2号)
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出席議員(21名)
1番 中次 俊郎          2番 三島 好雄
3番 松野 利夫          4番 上田代根子
5番 光野恵美子          6番 東  泰雄
7番 山本 達也          8番 坂ノ井 徳
9番 川? 孝昭          10番 田中 晴美
11番 藤里 克享          12番 藤坂 元啓
13番 藤沢 宏司          14番 賀原 基和
16番 河北 洋子          17番 鬼武 利之
18番 石丸 東海          20番 松本 哲男
21番 荒川 貴志          22番 君国 泰照
23番 杉村 英子                  
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欠席議員(2名)
15番 河村 真弓          19番 松本 周一
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 中原純一郎          次長 稲田 富生
書記 米川 辰夫                  
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説明のため出席した者の職氏名
市長            河内山哲朗      副市長           上田 順二
教育長           高井 孝則      会計管理者         沖永 佳則
企画部長          林  幹男      総務部長          吉山 健一
建設部長          重本 昭平      経済部長          大井 清教
市民部長          園田  隆      健康福祉部長        中村 栄司
大畠総合支所長       弘重 邦雄      水道部長          川田 邦生
教育次長          中村 正明      総務課長          松尾 孝則
財政課長          山中 孝之                         
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午前10時00分開議



◎事務局長(中原純一郎) ご起立願います。ご礼。ご着席願います。



○議長(松本哲男)  これより、本日の会議を開きます。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(松本哲男)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第74条の規定により、議長において、山本議員、坂ノ井議員の両名を指名いたします。

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△日程第2.一般質問



○議長(松本哲男)  日程第2、昨日に続いて、一般質問を行います。最初の質問者、河北議員。

〔河北洋子登壇〕



◆議員(河北洋子) おはようございます。今日は、雨が昨夜、降りまして、しっとりした天気で、今年は雨が少なくて、水不足ということもありますけれども、今日は、何だか、こう落ち着いた気持ちで、一般質問に入りたいと思います。どうか、よろしくお願いいたします。

 私は、議席をいただきまして約9年になりますけれども、後援会リーフレットには、「明日の命を大切にする女性の視点を市政に」というフレーズを使わせていただいております。これは、最初の後援会活動を始める時に、支援者の人たちと考えたものなのですけれども、この命というものは、人間の命であり、また、動物・植物の命、山や河などの自然の命、そして、地球の命でもあると、そういう認識でおります。

 けれども、最近の社会の状況を見ますと、いかに「明日、生かされているべき命」が、こういうものが、理不尽に奪われていることかと、大変、心を痛めるところでございます。

 人間の命に関しましても、交通事故であったり、家族間の虐待、親が子を、子が親を手にかけ、また、むしゃくしゃしたからといって、通り魔的な殺人事件、そしてまた、自殺という、自分の命をないがしろにする、また、そういうふうに追い込まれざるを得ないような、そういった社会の状況、そして、格差社会の中で、「おにぎりが食べたい」という、そういうことを書き残して、ひとり静かにこの世を去らなければならないという、そういった社会の状況があります。

 こういった世の中を、子どもたちの手に手渡すということは、本当にいたたまれない。少しでも、心豊かに暮らせる社会というものを子どもたちに手渡していきたい。そういう思いは、皆さん、一緒ではないかと思います。今日は、その命を守るという観点から、ご質問をいたしたいと思います。

 最初に、子どもたちの命を支える食事についてです。

 先日、ある人が、こんな情報をくださいました。長野県上田市の教育長・大塚貢さんの体験、実践についてです。

 大塚さんが、まだ中学校の校長だった頃に、その学校では、教室にたばこの吸い殻が散乱し、廊下をバイクが走っていたほど荒れた学校だったのだそうです。生徒数が1,100人のうち、不登校生徒は60人を超えていたそうです。

 ある日の朝礼で、その非行少年たちが次々と倒れて、また一方、その子どもたちの球技大会の日の弁当は、コンビニ弁当という状況もわかりました。大塚校長先生は、「かわいそうに。普段、ろくなものを食べていないに違いない」と、給食改善に乗り出されて、ご飯、具沢山のみそ汁、焼き魚などの和食の献立を徹底して、毎日、手のひらのくぼみ一杯の小魚を食べさせたそうです。

 これをしただけで、学校は驚くほど落ち着きを見せたそうで、この校長先生が教育長さんになられると、全校に完全ご飯給食を実現したのだそうです。そして、今や、この真田地区の小・中学校は非行ゼロということで、学力面でも、全国学力テストの結果は、多くの教科で、圧倒的多数が全国平均より高い点をとっているのだそうです。

 「バランスのとれた食事は、心と体を育み、その土台があって、初めて、揺るぎない学力が身につく」と、大塚氏は語っています。現代は、簡単にスーパーやコンビニなどで食品が買え、共働きの家庭が多くなっていることや核家族化も要因となりまして、食生活の乱れが顕著になっています。先日も、若い女性の骨量──骨の量ですね、減少の報道も耳にしています。

 カルシウムや亜鉛の十分な摂取は、キレにくい子に育つとも言われております。昨日の一般質問でも、東議員が取り上げられましたように、日本の子どもの学力低下、そして、体力低下ということも指摘されておりますけれども、子どもたちの食生活の改善というものは、今、真剣に取り組むべき課題ではないかと思います。

 そこで、お伺いいたしますが、1点目に、家庭での食生活改善のために、市として、学校として、何ができるのか。2点目に、子ども自身が食への関心を向上させるために、現在、どのような働きかけがなされているのか。3点目に、学校給食の充実について、柳井市教育委員会として、どのような方針を持っていらっしゃるのか、お伺いいたします。

 次の大きな項目では、川の命、川に生きる魚や動物の命というものを、考えたいと思います。

 先日、12月2日に、土穂石川周辺で、清掃活動と音楽ライブを組み合わせた「環境美化と音楽の集い」が行われました。長年、ごみ拾いなど環境美化活動をしてくださっている柳美実践クラブとダンデライオンの呼びかけで行われ、余田、新庄、土穂石、伊保庄地区の周辺自治会や年金受給者協会が共催したもので、約200人の参加者がありました。

 ここにおられる議員さんも数名参加されましたけれども、私も、自治会の皆さんと一緒に、草刈りやごみ拾いなどをさせていただきましたけれども、道路や土手、川の中まで入っての清掃活動で、周辺は大変きれいになりました。

 この催しの発端となったのが、周防大島町の兄妹デュオ・マウンテンマウスが小田小学校を訪問した際に、6年生の子どもさんが「土穂石川は今、こんなに汚れているけど、昔はシジミやカブトガニがいたんだって。カブトガニが生きられるようなきれいに川にしたいね」と言った言葉がきっかけで、マウンテンマウスのマーシーによって、土穂石川を題材にした「キラキラ土穂石川」という曲ができ上がりました。

 現在、皆様の机上にも配付させていただいておりまして、歌詞を見ていただいたら、おわかりになると思いますけれども、この曲の「キラキラ、サラサラ、きれいな土穂石川」というフレーズには、本当に、今はほど遠い土穂石川の状況でございます。これを一刻も早く解消し、子どもたちが願う「カブトガニも住める川」にする努力を、大人が見せていきたいものだと思いますけれども、この件に関して、ご質問をいたします。

 1点目の質問ですけれども、土穂石川の水質は、県内ではワースト2に数えられ、この原因は、家庭からの雑排水が大きな原因とされています。上流では、余田地区の農業集落排水、そして、新庄では特定環境保全下水道が整備されておりますけれども、中流域では、その排水処理が手つかずの状態です。この地域の下水道整備というものは、いつごろ完備されるのか、お伺いいたします。

 2点目に、下水道の進捗状況からいいまして、当地区というのは、大変、まだまだ、早急な整備というものが困難というふうに伺っておりますけれども、県内ワースト2という汚名を、このままにしておいてよいのか。水質改善というものを、どう進めていかれる方針なのか、お伺いいたします。

 近年、国も、費用対効果の面から、排水処理事業の見直しを進めています。今年10月に厚生水道常任委員会で視察に行きました愛媛県八幡浜市の例を、今、机上に配付しております。ここでも、下水道整備の認可区域の整備を見直し、市町村が合併浄化槽を設置・管理する「浄化槽市町村整備推進事業」に転換しております。この方法で浄化槽を整備していけば、早く排水処理が進み、費用対効果の面でも、安くできるメリットがあるということでした。

 水質の悪化している、この土穂石川中流域では、この方法で排水処理を進めるのが適当ではないかと考えますが、いかがお考えでしょうか。

 3点目は、生活排水対策担当課についてですが、国においても、下水道、農業集落排水、合併浄化槽など、各地域に合った方法で整備するよう、通達が出されております。全国各地で、事業の見直しも多くなっていますが、担当課がそれぞれの省庁に対応した縦割りでは、市全体の処理実態が見えにくく、総合的な検討ができないことなどから、排水処理施設整備の担当課を1つにまとめる自治体が増えております。

 この件に関しては、3月議会でもお伺いしたところなのですけれども、その後、調べましたところ、山口県内でも13市中6市が、下水道部または生活環境部、どちらかにまとめております。

 3月議会でのお答えは、市長と総務部長から、「行財政改革の観点から、より効率的な運営を考えて、検討いたします」と、このようなお答えであったと思います。集中改革プランで、組織・機構の見直しも上がっておりますけれども、その後、どのようなご検討がされているのか、お伺いいたします。

 4点目に、市民への啓発と協働についてです。生活排水は、各家庭で、過剰な汚れを流さないよう気をつけてもらうことで、かなり低減できると言われております。排水処理施設の整備がなかなか進捗しない状況であっても、こういった啓発や地域での取り組みで、河川浄化が進んだところもございます。

 市として、市民への啓発と地域住民との協力、協働をどう進めていかれるのか。冒頭にご紹介いたしました、皆さんの清掃活動につきましても、主催者の皆さんは、「これから、もっともっとやりますよ」と、おっしゃっておられました。このような活動に、市として、どう関わっていかれるのか、お伺いいたします。

 以上で、第1回のご質問といたしますが、また、再質問もさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

〔河北洋子降壇〕



○議長(松本哲男)  教育長。



◎教育長(高井孝則) 食生活の改善と学校給食の充実の1点目であります、家庭での食生活改善について、ご答弁申し上げます。

 子どもたちが健やかに成長していくためには、適切な運動、調和のとれた食事、そして、十分な睡眠が必要であることは、言うまでもありません。子どもが、こうした基本的生活習慣を身につけていくためには、家庭の果たすべき役割は、大変大きなものがございます。

 議員さんがご指摘のとおり、食生活の乱れは、学校現場においても大変気になるところであり、とても大きな課題であります。食事など、基本的生活習慣の乱れに起因した子どもたちをめぐる問題は、個々の家庭の問題として見過ごすのではなく、社会全体の問題として取り組むべき重要な課題であると思っております。

 食生活については、平成17年7月に食育基本法が施行され、全国的に食育の重要性が高まっているところでございます。文部科学省では、様々な団体の賛同を得て、「早寝・早起き・朝ごはん」の国民的な運動を展開中でございます。

 今年4月、全国で一斉に実施されました学力・学習状況調査において、柳井市の児童・生徒の生活習慣に関する結果によりますと、「早寝早起きをしている子」や「朝食を毎回食べている」等の項目で、全国や県の平均を上回っていることがわかりました。

 しかしながら、本市におきましても、児童・生徒の学習意欲、あるいは、体力・気力の低下の一因となっている食の乱れの問題は存在しておりますし、教育委員会といたしましても、食育推進の重要性も十分に認識しておりますので、家庭における食生活の改善に向けて、学校をしっかりと支援してまいりたいと考えております。

 具体的には、市内全小学校に「早寝・早起き・朝ごはん」ののぼり旗を立てたり、学校だよりや保健だよりを通じて、食の重要性を保護者に啓発したりして、子どもの好ましい食習慣を形成するために、我々大人がよい見本を示すことが重要であることの啓発活動を行っているところでございます。

 今年度の柳井小学校における食育に関する取り組みの一端を紹介いたしますと、PTAが主催して、野菜ソムリエを招いての講演会や野菜の試食会、また、食生活改善推進委員さんをお招きして、親子クッキング教室等が開催されました。

 このように、市内各校におきましては、規模や実態に応じて、様々な計画がされているところでございます。家庭での食生活改善に向け、地域や家庭と連携・協力しながら、努力を続けてまいりたいと考えております。

 2点目の、子ども自身の食への関心向上について、ご答弁を申し上げます。

 現在の子どもたちが抱える食に関する問題点として、朝ごはんを食べない、あるいは、食べさせてもらえない、偏食がひどい、過食である、逆に、ダイエットにより、やせ過ぎている、孤食である等が挙げられています。

 ものの豊かな時代になり、食べ物がちまたにあふれている現在、子どもたちは、いつでも、どこでも、誰でも、何でも食べられるという環境の中で、生活をしております。自分の好きなものを、いつでも食べられるという状況から、栄養バランスを崩したり、生活習慣病予備群が生まれたりしているのも、事実でございます。物があっても、そこに教育がプラスされていなければ、正しい食生活は期待できません。

 そのような状況の中、平成18年度に、学校教育法の一部を改正する法律が成立し、本年4月より、栄養教諭制度が始まりました。栄養教諭には、学校給食を生きた教材として活用しながら、学校全体で食育を推進していく上での、中核的な役割を担うことが期待されています。

 本市におきましても、今年度から遠崎小学校に栄養教諭を配置し、旧大畠4校を巡回してもらっていただいております。実際に教壇に立ち、子どもたちにバランスのよい食べ方や、旬の食べ物・食材にまつわる話などをしてもらって、児童・生徒の食への関心を高めていただいております。

 旧柳井市におきましては、学校栄養職員が、全ての小・中学校を学期に1回ずつ巡回訪問し、子どもとともに給食を食べ、食事の大切さについて、啓発しているところでございます。

 いずれにいたしましても、河北議員さんのご指摘のとおり、子どもの心の安定と健やかな身体の成長のため、また、心の空腹から生じる非行を未然に防ぐためにも、教育委員会といたしましても、食育を大切に考えていきたいと思っているところでございます。今後とも、教育現場である学校を拠点として、最も教育効果の上がる子どもたちを対象として、自らの食生活のあり方を考えることのできる児童・生徒の育成を、図ってまいりたいと考えております。

 3点目の、学校給食の充実について、ご答弁を申し上げます。

 給食センターでは、学校給食の充実を図るため、献立委員会での意見交換や児童・生徒へのアンケートを実施し、嗜好の調査等を行っております。最近行った「給食のおかずで好きなもの」というアンケート調査では、揚げギョウザ、肉じゃが、ハンバーグ等、家庭でもよく食べているものが上位を占めております。センターでは、この結果を踏まえて、これからの給食の参考にさせていただき、栄養バランスのとれた、安心・安全でおいしい給食づくりに努めてまいりたいと思っております。

 センターの給食は、1週間のうち、月曜日、水曜日、金曜日の3日が米飯給食、そして、火曜日、木曜日がパン給食となっており、パン給食の日は、洋風や中華のおかずが多くなっております。米飯給食の日の献立には、子どもの好きなカレーもありますが、和風のおかずが中心になっております。ご飯の日には、できるだけ地場産物を使用し、季節感のある給食や、昔から伝わる郷土料理、あるいは、行事食を取り入れていきたいと思っております。

 センターでは、地産地消を進めながら、子どもたちに旬の食べ物のおいしさを、子どもたち自身の舌で味わって、感じてもらうように、学校給食を充実してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(松本哲男)  建設部長。



◎建設部長(重本昭平) 河川の環境改善について、1点目の流域の下水道整備予定について、お答えさせていただいたらと思います。

 土穂石川の現況でございますが、流路延長6.3キロメートル、流域面積14.6平方キロメートルの2級河川となっております。また、土穂石川の水質基準に関しましては、新庄の八幡橋下流が水質環境基準のB類型、また、八幡橋上流が同A類型に指定されておりまして、八幡橋及び田布路木橋において、山口県によります水質測定が続けられておるところでございます。

 近年では、田布路木橋におきまして、平成13年度までは環境基準を満足できない状況でございましたが、平成14年度に環境基準値を下回り、以後、ほぼ満足しておる状況でございます。八幡橋におきましては、環境基準値を満足できていないものの、平成7年度をピークに、順調に下降傾向を示しておるところでございます。

 この、下降傾向になっております要因といたしましては、流域内での特定環境保全公共下水道事業の進捗率56.3%──これは、事業費ベースでございますが、実施済みとなっております。また、余田地区におきます農業集落排水事業が完了していることによりまして、土穂石川の水質改善に効果があらわれているところでございます。

 ご質問の、流域の下水道整備の予定でございますが、特定環境保全公共下水道事業におきましては、今後とも、認可区域の事業進捗に努力をしてまいりたいと考えております。また、公共下水道事業につきましては、土穂石川右岸側の土穂石、西土穂石、西向地等の地区におきましては、全体の計画区域に入っておりますが、認可区域には入っておりません。事業認可を得て、事業着手までには、相当の年数を要するものと思われます。以上でございます。



○議長(松本哲男)  市民部長。



◎市民部長(園田隆) 私のほうからは、河川の環境改善につきまして、2の項目、4の項目に関して、答弁をさせていただきたいと思います。

 土穂石川流域におきましては、一部の地域におきまして公共下水道事業、それから、余田地区におきましては農業集落排水事業、その他の地域では浄化槽設置補助事業により、経済的な生活排水処理対策を行っております。

 平成17年度における当流域内の生活排水処理率は、トータルで言えば、46%となっております。上流域の余田地域では、農業集落排水事業等の整備によりまして、83%の処理率となっております。今後は、下流域の新庄地域で展開しております下水道認可区域内での整備が進むことが期待されております。

 当流域におきます生活排水の浄化につきましては、これまでの手法であります農業集落排水事業や公共下水道事業のような面的整備事業を中心とした対応が、最も効果的であるとは考えておりますが、これを補完する形で浄化槽の設置整備事業を実施することで、十分その目的が達成をされ、必ずしも浄化槽市町村整備事業が適当であるとは、考えておりません。

 そのため、下水道の認可区域以外では、これまでの公平性の観点からも、今までも、いたしてきましたように、個人が設置する際に、市がその費用の一部を補助する方向で対応してまいりたいと考えております。

 それから、市民への啓発に関してでございますけれども、「美しい自然、環境と調和するまち」を目指して策定した柳井市環境基本計画の中でも、リーディングプロジェクトの1つとして、生活排水対策の推進を位置づけております。柱となるのは、今、申しましたように、下水道や浄化槽などのハード事業ではございますが、ソフト事業といたしまして、生活排水浄化に関する普及啓発活動、あるいは、小学生を対象とした水辺の教室などを実施いたしております。具体的には、排水浄化の手引きや排水浄化用品などを自治会を通じて配布し、水質浄化のための実践活動を続けていただいております。

 柳井市は、県の健康福祉センターが事務局をつとめております3つの水系協議会に加盟しておりまして、この協議会事務局のご協力もいただきながら、啓発活動を実施しております。環境セミナーなどの講演会へも、各水系の民間委嘱委員も含め、協議会のメンバーを中心に、参加していただいております。

 一方、水辺の教室は、小学生の皆さんに、水生生物を採取して種類や数を調べてもらい、自分の住む町の河川の清浄度を体感していただこうという催しです。排水浄化に加え、環境学習や環境教育の面でも重要な事業だと考えておりまして、今後も継続して実施していく予定でございます。以上でございます。



○議長(松本哲男)  総務課長。



◎総務課長(松尾孝則) それでは、3の生活排水対策の担当課の一元化をということについて、お答えいたします。

 この一元化というお尋ねですが、今年の3月議会でもお答えしておりますように、組織体制につきましては、常に行財政改革の観点から、より効率的な運営を考えております。

 また、その後、どういうお考えかということでございますが、県内の状況を調査しますと、平成19年度の合併処理浄化槽の担当課は、5市において下水道関係課が担当しております。また、町においては、1町が上下水道課で担当しております。残り8市並びにその他の町につきましては、環境部門の課が担当しておるのが現状でございます。

 下水道課が担当している市を見ますと、ほとんどが、人口が10万人から20万人の大きな市であり、柳井市と同規模の市においては、環境部門が担当しており、組織の規模からして、このほうが効率的であるのではないかと推測できます。

 今後につきましても、議員のご意見も参考にしながら、行財政改革の観点から、また、住民サービスを念頭に置き、適切で効率的な組織・機構の見直しを行ってまいりたいと考えております。以上です。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) どうも、ご答弁ありがとうございました。

 それで、最初に食育の件に関して、お伺いしたいと思うのですけれども  。今年から栄養教諭が配置されて、活躍していただいているということで、大変ありがたく思っているわけなのですが、私も、食の問題については、いろいろと関心があって、あちこち視察などにも行かせていただいているのですが、今治市ですね。今治市の例があるのですけれども、こちらは、かなり昔から、食の問題についてやっておりまして、1988年に市議会で「食料の安全性と安定供給態勢を確立する都市宣言」というものを可決して、その後、地産地消の学校給食を、ずっと進めていらっしゃるということなのですね。

 ここに視察に行きました時に、お伺いしたことがあるのですけれども、子どもたちが、学校給食で、こういう地産地消であるとか、食育を受けて育った子どもたちが、大きくなって、どういうふうな食生活をしているかという、アンケートを行っているわけですね。

 ここで、26歳をグループ分けしまして、小学校3年生当時に、どういった学校給食を食べているか、その子たちが、今、どういう食に対する意識というものを持っているかということを調べたところ、やはり、学校給食で、本当に食を大事にするものを食べていた子どもたちというのは、大人になってから、やっぱり、物を購入する時にも、本当に添加物はどうかとか、地元でとれたものであるかとか、また、本当に栄養についてはどうなのかとか、そういうことについて、かなり意識を持って購入しているという、そういった実態があったり、自分で手づくりをするとか、そういった実際に行動しているとか、そういうふうな関係があって、やっぱり、小さい子どもの時に、きちんとした食事をとるということが、大きくなってからの食生活にかなり影響しているということを裏づけていると、そういったことがございました。

 そこで、ちょっと、ショックなことも聞きましたけれども、そこの指導されている方がおっしゃるのには、「親を変えるのは、もうちょっと無理なのです」というふうなことをおっしゃるのですよ。「大人になってから変えるのは無理だから、今、子どもたちが、自分自身でバランスのいい食事を、自分の手でつくれるような指導をしているのだ」というふうなこともおっしゃっていました。

 ここでは、「おうちで手軽に学校給食」というレシピもつくって、各家庭にも配る。まあ、家庭でもつくってくださいよという、そういう投げかけもしておりましたけれども、その辺で、子どもたちの調理実習ですね。その辺については、学校でどのような対応が、なされておりますでしょうか。



○議長(松本哲男)  教育長。



◎教育長(高井孝則) ただいま、ありましたように、学校の教育の中に、先ほど申し述べましたように、この食育という考えが入ってまいりまして、確かに、親の世代についての指導は、非常に、食に関しては難しい面があると。やっぱり、今の子どもたちの時から、きちんとした食に対する習慣、あるいは、食の大切さ、考え方等を指導してまいりたいということが、やはり、栄養教諭の配置につながってきたというふうに思っております。

 これは、食育基本法の前文を読みますと、食を通して、生きる力を育むのだということをうたっております。子どもたちが、それまでの栄養補給という食育の考えから、これからは地域に目を向けて、地域の食文化や、あるいは、暮らしの知恵、伝わってきたそういう文化等もしっかり学びながら、生活の自立、あるいは、心の自立、社会の自立に向かって意欲を高めていきたいというのが、この食育の大きなねらいでございます。

 やはり、生まれ育った地域に誇りが持てて、そして、次の世代にバトンタッチしていくというのは、子どもたちだけではなくて、やっぱり、私たち大人の責任でもあると思うのですが、現在、各校の実態に応じまして、食推協の方々とか、随分、柳井市におきましては、学校支援ボランティア活動というものがございますので、これを通して入っていただいて、子どもたちと一緒に調理をして学んでいくという場面が、たくさん展開されております。

 やはり、栄養教諭につきましても、非常に重要な役割を持っておりますので、これから教育委員会としても、人事の面で、県教委の職員ではありますけれども、県に強く要望してまいりたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) 栄養教諭さんの大変重要な役割というものを、本当に思うわけなのですけれども、今年、会派で視察に行きました倉敷市では、学校栄養職員さんが68人もいらっしゃるというふうに聞きました。これは、国の基準が半分ぐらいの配置で、あと半分は、市費で対応されているということですね。

 まあ、倉敷は大変大きな町ですから、そういうこともできるのかなと思いますけれども、学校栄養職員さんとか栄養教諭の方が、今、大変ご活躍されているということで安心しているのですけれども、この辺で、食育ボランティアさんも学校ボランティアさんも随分活躍して、学校に入っていらっしゃるということも、これも、先ほどからのご答弁で、よくわかるのですけれども、その辺の、栄養職員さん、栄養教諭さんとの連携ですね、そういったものが、ぜひ、有効的にできていけばいいなあというふうに、私も思っております。

 それで、先ほど、学校給食のことについて、ご答弁がありましたけれども、やはり、私も家庭でずっとご飯をつくっておりますけれども、やはり、日本人の体にあった食生活というものは、本当に大事だなというふうに思うわけなのですね。3人の子どもがおりましても、1人の子は、どうしても野菜を食べない子だったけれども、口まで持っていっても、なかなか食べなかったですけれども、大人になって、最近は、本当、煮物が食べたいとか、ひじきが食べたいとか、そういうふうに言いますので、やはりその辺で、和食というものの大事さを、ぜひ学校給食の中でも、特に入れていただきたいなと思うのですが、学校給食の中で、もう少し強化というか、それは、いかがでしょうか。



○議長(松本哲男)  教育長。



◎教育長(高井孝則) できるだけ、地産地消のこともありますし、柳井の周辺でできたものをたくさん子どもたちに提供するように、今後、やっていきたいというふうに思っておりますけれども、データによりますと、この1学期、2学期の県の、山口県でできたものをどれぐらい使っているかというと、31.7%使っているという情報をいただいております。年々、増えてきているということでございます。

 それから、柳井市についても、以前に議会の中でありましたように、平成18年度は10%ぐらいですけれども、年々、増えていくというか、そういう方向で考えてまいりたいと思っております。

 やはり、この食育の教育で、一番大事なのは、自分の住む地域でどういうものが採れて、そして、そこで働いている人たちが、そういう食文化について伝統を守って、どれだけ努力してきているのかというところにも目を向けるという大きな意義がありますので、その辺はまた、学校給食を通して、今のようなことも考えながら、地産地消を広げていきたいというふうに思っております。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) ありがとうございます。私が、この質問をするということで、君国議員さんから、いい資料をもらったわけですけれども、南国市ですね、高知県の南国市では、市と市民が一体となって食育推進を目指す「食育のまちづくり条例」というものを制定しております。いろいろな、今、食育の推進という関心が高まっておりますので、その辺について、こういった例も、だんだん出てきているようでございますけれども、その辺について、市長さん、いかがお考えでしょうか。



○議長(松本哲男)  市長。



◎市長(河内山哲朗) よく承知していませんので、よく勉強させていただきます。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) ぜひ、市を挙げて、市民の健康のために、食生活の向上ということで取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、2点目の問題、土穂石川周辺の環境整備ということで、市長さんに、マウンテンマウスの歌ですね、それと、先日行なわれた環境美化と音楽の集いについてのご感想を、ちょっとお伺いしたいのですけれども  。



○議長(松本哲男)  市長。



◎市長(河内山哲朗) 従来から、市内で、清掃のためにボランティア活動をやっておられる方は、各地域にいろいろとおられます。いずれも、本当にこつこつと、どちらかといったら、地味にやっておられる方がたくさんおられます。

 今回、取り組まれました柳美実践クラブの方々は、地道な活動を今まで続けてこられたということに加えて、何とか、自分たちとは違う世代の方々、特に若い世代の方々にも、そういう活動に加わってほしいという気持ちがあって、それで、音楽とこのお掃除の集いというものを、組み合わせをされたというふうに伺っております。非常にいい活動に、今までご縁のなかった方々、年代層、そういう人たちが新たに加わる可能性があるということでは、非常にいいアイディアだというふうに思っております。

 そのグループだけを評価するというわけではございませんが、多様な方々が、それぞれ地域で実践をされているということが、柳井市内全域で非常にごみが少ない、あるいは、ポイ捨てが非常に少ないという、いい水準を保つのに非常に貢献をいただいておりますので、心から敬意を表しておるところでございます。これからも、そういう方々が1人でも増えれば、柳井市も、よりきれいになっていくというふうに考えているところでございます。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) 私も、本当にこの活動は、子どもたちの願いを、マウンテンマウスの若者が酌み取って歌をつくり、その歌を媒介に、それを本当に実現させてやりたいという大人が、本当にそれに応えて、また、活動が広がっているということで、大変大きな意義があるかと思うのですね。それで、この問題を、私は取り上げたのですが、先ほどの建設部長のお答えでは、この土穂石川の中流域の下水道計画というものが、相当な年数がかかるというふうなお答えでございましたけれども、それは10年先なのでしょうか、20年先なのでしょうか。その辺を、具体的にお願いいたします。



○議長(松本哲男)  建設部長。



◎建設部長(重本昭平) 現在、ご案内のとおり、公共下水道整備事業につきましては、事業認可をとっておる区間を、現在も数箇所、整備をしております。これらにつきましては、優先順位をつけまして、整備をする箇所がまだありますので、今後の年数といいますものは、まだ決まっておりませんけど、計画箇所の効率的な箇所から整備をし、今のところも、その間に取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、事業年度については、控えさせていただきたいと思います。以上でございます。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) 10年先、20年先が、どうかなあというふうに聞きましても、言えないということですが、相当、もうこれは、それ以上にかかるのではないかというふうに思うのですけれども、やはり、公共下水道というものは、大変なお金がかかるということで聞いておりますし、柳井市でも赤字決算になっておりますね。

 これも、光市とか下松市の例では、光も下松も、65%とか73%とかという公共下水道の普及率になっておりますけれども、一般会計からの繰入金というものが、光市では12億円、これは1年間でです。そして、下松市では4億7,000万円というふうに、大変また、かなりの普及率になっても、かなりの金額を一般会計から繰り入れていかなければやっていけないということで、やりようによっては、随分な財政負担になるということは、容易に想像できますものですから、やはり、いろいろな方法というものを、費用対効果の面で考えていかなければいけないのではないかなということで、私は今回、この八幡浜市の資料を、皆さんに見ていただきたいなと思いました。

 これは、厚生水道常任委員会で視察に行きましたけれども、ここは、公共下水道の事業認可の区域も変更をして、そこまでやって、この浄化槽市町村整備推進事業に切り替えたというところでございます。市町村整備事業では、下水道事業債が使えると。そして、元利償還金の50%は交付税措置があるという、そういった有利な部分があります。そして、公共下水道は、大変、先ほども言われたように、大変、年月がかかるというけれども、合併浄化槽では早急に設置できて、早く効果があらわれるという大きなメリットもございますので、ぜひ、この辺りも、せっかく委員会としても、こういうものを勉強してまいりましたので、また、いろいろな意味で、執行部のほうでも役立てていただきたいと思います。

 それで、市民部長にお伺いするのですが、この土穂石川周辺の合併浄化槽の設置の比率というものは、どのくらいになるのですか。



○議長(松本哲男)  市民部長。



◎市民部長(園田隆) 正確に、きちんとした数字と言えるかどうかはわかりませんけれども、現在、土穂石、田布路木、築出、広瀬、いわゆるこの流域で、合併浄化槽の補助した基数というものは、トータルで言えば、89基です。一応、これは、場所が私のほうで把握ができるもの、平成12年から平成18年までを検索いたしまして、把握ができたもの870基のうちの約1割以上となりますが、89基が、この地域で補助対象として、市のほうが補助しております。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) この間、生活環境課で、柳井市の生活排水処理基本計画というものをもらったのです。10月につくられたばかりのものですけれども、これからの目標年度、平成30年度の計画なのですけれども、この中で、単独浄化槽ですね、トイレだけの水を処理する、そういう単独浄化槽を使っていらっしゃる方が、約6,000人ぐらいいらっしゃるという、そういう状況というものは、今、わかっております。それを、平成30年度には1,236人までに減らして、公共下水であるとか浄化槽であるとか、そのほうに移行させていくという、そういう目標が立っておりますけれども、やっぱり、単独浄化槽いうものを合併浄化槽に転換していくということが、大変、今、大きな課題というふうに、国のほうでも言っております。

 実は、中央環境審議会が、今年の1月に「浄化槽ビジョン」というものを出しているのですが、この中で、単独浄化槽から合併浄化槽へと変換することが、大変、これからは急務であると、そういうふうに、ビジョンで言っております。それから、今年の6月に、環境省の通達で、循環型社会形成交付金交付要領とか、浄化槽設置整備市町村整備推進事業の通達が出ているのですが、これも、単独処理浄化槽の転換というものを、かなり支援するという内容になっております。

 これが今、先ほど私が、市町村整備推進事業のことを申しましたけれども、その市町村整備推進事業の中で、補助対象範囲というものが、今年の6月に出た通達の中にあるわけですが、もちろん、浄化槽本体の工事費用は、今までもあったわけですが、今年になって変わっている点は、単独処理浄化槽の撤去に必要な工事費、これも補助対象となるということが、今年になって変わっております。

 だから、やはり、単独浄化槽というものは、台所であるとか、お風呂の排水処理というものができませんので、その辺をどんどん転換していくということは、国においては、やっていくという大きな推進の項目になっていると思うのですけれども、その辺について、市長、いかがでしょうか。



○議長(松本哲男)  市長。



◎市長(河内山哲朗) 過去に個人として、合併処理浄化槽ではなくて単独浄化槽を自ら設置をされた方が、それは非常にいいことだということで設置をされたわけですから、それを転換するというのは、今のような補助の仕組みをつくるということも含めて、少し転換しやすいように国を挙げてやるということは、これは、非常に理にかなったことだなあと思いながら、今、話を聞きました。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) ぜひ、この辺は、やはり財政的な問題も随分大きいですので、国とか県の動向を踏まえて、ぜひ、ご検討をお願いしたいと思います。

 それで、最後の市民への啓発と協働についてなのですけれども、日曜日の夜に、深夜なのですが、「素敵な宇宙船地球号」という番組があります。これは、環境問題ばかり取り上げている番組なのですが、埼玉県川口市の旧芝川というものが、どぶ川になっていたということで、これを再生していこうというプロジェクトをずっと追って、取材している番組なのですけれども、この中でも、いろいろな河川の水質の浄化に対する方法をとっております。

 その中では、家庭の雑排水を浄化するということで、微生物を使って、愛媛の「えひめAl」というものを家庭で使うというようなことを、住民の皆さんがやられていると。これは、愛媛県工業技術センターで開発したもので、大変、排水対策ということで使われております。

 それから、微生物を使った水質浄化については、EMなどが有名でございますけれども、熊本市の会社が開発した微生物の資材であるとか、大変いろいろなものが、微生物が有効であるということが実際にあっているのですけれども、その辺について、市としては、微生物というものに関し、どういうふうにお考えでしょうか。市長さん、お願いします。



○議長(松本哲男)  市長。



◎市長(河内山哲朗) 私のところにも、いろいろな方がいろいろなご説明に来られまして、先般も、バイオトイレのご説明に来られた方もいらっしゃいます。私は、科学者ではないので、そのメカニズムの全てを承知しているわけではありませんが、まあ、一定量以下の排水であれば、大規模な施設に比べまして初期コストが安いとか、あるいは、ある意味では、自然界の仕組みの中で浄化をされるという意味では、非常に、これから先、持続可能性の高い方法だなとは思っております。

 ただ、よくよく──技術の問題なので、この評価を、客観的に評価をいただいておるようなものから、やっぱり、考えていくべきだなあと。個人の実験をするということであれば、いろいろな方法もとれますが、公共として考えるならば、一定水準の実績とか、成果というものをよく踏まえなければいけないなと思いながら、そういう新しい技術については、これは微生物だけではなくて、いろいろなことがありますから、ある意味では、科学的に合理的なもの、それから、それこそ持続可能性のあるもの、それから、もちろん有害であってはいけませんので、そういう、その仕組み、システムの中では非常に有効であるけれども、対その環境の外の部分に負荷をかけては、また、問題の多いこともありますので、全体として、やっぱり評価しなければいけないということを考えております。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) ありがとうございます。それで、昨日──話は変わるのですが、市長さんはファミリーサポートセンターのクリスマス会に行かれまして、サンタクロースに扮されて、子どもたちにプレゼントを配っておられました。子どもたちのつぶらなひとみというか、小さな手だとか、本当に守ってあげたいなというふうに思うのですが、子どもたちに、市長が1つだけプレゼントを渡すとしたら、何をプレゼントされたいと思われますでしょうか。



○議長(松本哲男)  市長。



◎市長(河内山哲朗) これは、プレゼントではなくて、私は本当に、よく最近、考えるのですが、次の世代の方々には、今、非常にいろいろな意味で行き詰まりをしている、この石油化学文明というものに乗っかった地球文明でない、ちょっと、石油が枯渇しようが、原油が高くなろうが、それは余り地球全体には関係ないというような、そういう何か文明を、次の文明にギアチェンジができるようなことを考えていく人が出てこないと、地球は困るのだがなあと、いつも思っているのですね。

 だから、プレゼントするとするならば、余り悲観的な話ばかりでは駄目なのですが、しかし、地球上に住んでいる人間の営みが、その住んでいる住みかに、ある意味では放火しているようなものですからね。そういう感覚を持ってほしいということを、それは、危機感はあるわけではないですけれども、ぜひ──プレゼントではないですね、ご期待を申し上げたいと思っております。



○議長(松本哲男)  河北議員。



◆議員(河北洋子) もう、私も子どもたちに、次の世代に、私は、自然を残してあげたいというのが1番でございます。この間も、月からの地球の映像というものが、テレビで放送されておりましたけれども、本当に青い地球、水の惑星、この宇宙の中で奇跡の惑星ですね。この青い、自然豊かな地球というものを、ぜひ、子どもたちに、次の世代に手渡していきたい。その1つの試みとして、土穂石川をカブトガニが住める川にしていきたいというふうに思うのですが、ぜひ、関係の皆様のご協力をお願いしたいと思います。以上で、終わります。



○議長(松本哲男)  以上で、河北議員の一般質問を終わります。

                              



○議長(松本哲男)  11時15分まで、休憩といたします。

午前11時02分休憩

                              

午前11時15分再開



○議長(松本哲男)  休憩を閉じて、一般質問を続けます。次の質問者、君国議員。

〔君国泰照登壇〕



◆議員(君国泰照) 師走も近づいてまいりました。言うと、私も、ぼつぼつ63歳になりますと、時間で言えば、夕方の3時から4時頃、人生で言えば、春夏秋冬の晩秋にかかっている。その割には、ちょっと、実りは少のうございましたが、一生懸命にやらせていただきたいと思うわけでございます。

 時間の経つのは、早いものでございます。光陰矢のごとし。去年、一昨年、選挙があったばかりでございますが、その時には、やはり、市民から787票という票をいただきました。その方々に、私は、車で寒い中、車でやる時、公約は「市民の皆様方の声を聞き、市政に反映する」というのが公約でございますので、やはり、一般質問をして、市政に意見を反映するというのが、私の務めでございますし、私は14年前に、神様にも公約したことがあります。

 もう、七転八倒して、苦しみあがき、医者や看護婦さんが手や足を押さえて、ばたばたする。その中から、あと数時間の命の苦しみの中から、うちの家内が言います。「お父ちゃん、私らの家族のことをよろしくと言わなかったね。お父ちゃんの口からは、いつも、柳井のために頑張らにゃいけん、ふるさとのために頑張らにゃいけんと、そんなことばかり言って、お母ちゃん、愛しているよ、大変お世話になりましたという一言もなかったではないか」と。私はその時に、「神様、もうちょっと生かしてください。私は、もう少し命があれば、一生懸命、ふるさとのために頑張ります」という、その公約を掲げ、市議会議員にも公約して、皆さん方の前にたびたびお邪魔をして、一般質問をさせていただいております。その気持ちで、今回も誠心誠意、心を込め、頑張りたいと思います。

 そうしたことで、昨日のテレビでございましたか、宮崎県の県知事の、いつも出ておみえになる知事さんが、流行語大賞をとられた。何かと言いますと、「地方をどげんかせんといかん」という言葉が、大賞になったのです。というのは、地方と都市との格差、金持ちと貧乏人の格差が非常にある。そして、地方の人口がどんどん減り、少子高齢化が続き進み、そして、そのあげく、昨日、一昨日の一般質問にありましたように、町や村、島から人口がどんどん減り、学校の統廃合という問題や、病院や、特に産婦人科や小児科がなくなり、住民の不安が非常に募るわけでございます。

 また、学校は出たけれど、地方に就職する雇用の場がない。そして、働くために──この前から、映画を見まして、「三丁目の夕日」、その時の冒頭は、東北の少年少女が集団列車に乗って、東京に職を求めるところからが始まりでありました。柳井市も、末は博士か大臣かではございませんが、田舎に居って、百姓や商売人の跡を継ぐよりは、中央に行って、官僚になって、ゴルフも200回から行けたり、いろいろとボーナスをもらったり、小遣いをもらえる。そういうふうな立派な悪い官僚になれとは、親は思っておりませんが、ついつい名誉欲、地位欲、財産欲がつきますと、権力集中、上にこびり、下から税金を吸い上げる、毎日のテレビの報道が昨今の状態でございまして、山や田畑が荒れ、商店街はシャッター通りになる。そんなことが、今回の参議院選挙でも、「反乱」という文字に表れてまいりました。

 もう農業は、今の政府には、目を向けておりません。そして、商業者も無為無策でございます。やはり、山が荒れ、田が荒れ、また、漁師さんも跡継ぎがいない。商業者もいない。そういうふうな猫の目行政で、特に、私も自民党に入ったばかりでございますが、自民党に対する風当たりも、非常に強いものがあるわけでございます。

 柳井市も例外でなく、伝統や、文化や、基本構想の「人が輝く・夢が生まれる・瀬戸内のふれあい元気都市」は、非常に立派でございます。これは1つの基本計画として、このようなものが根底にないといけないが、これでは、飯が食えないのです。そのために、生活や将来の基盤である、市民の安定した生活や老後、弱者に対する生活の確立がなければ、人口減少の歯止めにはならないわけでございます。そこで、人口が減少して、生き残れる自治体を目指すことでありますが、座して死を待つより、何とかして、若者の定住や流入、定着を図る。柳井市を寂れたまちにするな、かつての活気を取り戻そう、柳井市をどげんかせんといかんと思うのは、私だけではないと思います。

 市長は、昨日の話の中にも、非常に工場誘致、企業誘致は難しい、オーダーメイドをするという言葉がありました。そして、柳井市の地場産業の育成を図りたいという言葉もあったわけでございます。しかし、地場産業の育成も図りながらも、ありとあらゆる産業や企業等を誘致をする、推進をする。そしてまた、出生率を向上しようではないか。老人の方が、事故や病院に行かれなくて死ぬ、そういうようなことを防ぐことはないのか。そして、よそから転入する、転入増はどうなるか。そのためには、団塊世代のUターン、働く場の拡大、そしてまた、お母さん方が出生や子育てが十分できる、そういうふうな行動体系が要るのではないかと思うのです。

 今からは、自然増や社会増というものは、待っていてはいけないのです。行政も、柳井市の総合計画の具現化のために、いろいろな素晴らしい項目があります。これが全て実現すれば、本当に柳井市は、将来に輝く未来都市になるわけでございますが、しかしながら、行政というのは縦割り行政であります。市役所の組織を挙げて体系化をして、人口増加推進プロジェクトというものを組めないか。

 ただ、それぞれ、健康福祉部はどう、市民部はどう、建設部はどうすると、そういうものではなくて、総体的に、柳井市の人口を増やすためには、どういうふうな施策が要るのか。そういうようなことを、執行部や若手の職員挙げて、横の連携を持って、柳井市は、本当に人口増加をするには、どうすればいいか。今は、自然減であります。せめて横ばいか、多少でも微増するのが、やはり、市民の願いではないかと思いますが、市長の見解を問うところであります。

 2番目の、環境施策の展開における環境美化及びリーディングプロジェクトについてでございますが、今回は、これは質問をするつもりはなかったわけでございますが、ある市民の方から、「君国さん、柳井の環境美化はどうなっているのか。この現状は、どうなっているのか。柳井市の条例はどうか」という問い合わせがありました。特に、柳井市の中でも、先ほどの河北議員の発言の中で、非常に心温まる、環境美化で一生懸命、ふるさとの川、土穂石川をやる。200名の方が来られた。美しい土穂石の歌ができた。ああ、柳井市にはまだ、市民の方に、こういうような真心のある方がいらっしゃる。黙々と、たすきをかけてごみを拾って、街中を歩いていらっしゃる、非常に素晴らしい市民の方もいらっしゃいますが、中には、目の行き届かないところもあるわけでございます。

 そこで、私も現地を視察して、1週間前から、柳井の公園をつぶさに調査し、街路樹や緑地、花壇のあるところを1箇所1箇所、残らずまいりました。文句をつけようかと思いましたけど、残念ながら、柳井の岡ノ上公園やロケット公園、機関車公園、そして、その公園に行くまで、非常に整備をされておりまして、枯れ草もなく、ごみもない非常にきれいな公園でございました。しかし、指摘のあった、みずほ橋の下の緑地は、昔は花壇が非常に整備されておりましたが、これはもう1人、2人の手では、とても手に負えないような、目を覆う惨状でございました。

 それと、柳井市の都市公園で、柳井市の玄関口の顔と思いますが、駅南のそこの公園、そこに行きますと、2〜3週間前には草ぼうぼうで、ごみだらけでございましたが、凍てつく雨の中、今日も1人寂しく軽四に乗りまして、現地に8時頃に行きましたところ、枯れ草もなく、ごみもなく、きれいでございましたが、50周年の記念植樹をした木が4本、5本と、枯れ葉がなくて途中から折れ、根元から折れているものがありました。

 そして、悲しいかな、あそこには、象徴となる夢を運ぶ白馬と少年、その像がありまして、その後ろの荷車が素晴らしい。植栽の木は枯れ、花はドライフラワーになり、ごみが突っ込んであり、ああ、これが、せっかく題材の河内山市長が書に書かれた白馬の像が、ごみだらけ、枯れ草だらけ。悪く言えば、そうなのです。いいほうで見れば、ああ、こういうふうな枯れ草やごみを、少年が荷車に載せて運ぶ姿を映しているのだと思って、逆なりの発想をしたら、柳井市は先見性があるな、少年が荷車にごみを運んでいる。柳井というのは、そういう見方をすればいいのだなと思ったわけでございますが  。そういうふうに、非常に、8時の鐘が鳴り響き、カリヨンの音がキンコンカンと鳴ります、メロディが鳴ります。非常に、朝の光、夕焼け空にはいいわけでございますが、余りにも、都市公園というには、みすぼらしい。

 我々も、自治会では掃除に行きますが、ただ、缶を拾ったり、たばこの吸い殻を拾うわけでございますが、もう少し、美的な感覚というものが要るのではないかと思うのです。よそのほうに行ったら、ああいうふうな公園は、あまりないと思います。ただ、都市計画で予算を立てて、そのままで終わりではなくて、今から、どういうふうに花開き、木々が青葉から枯れ葉になる、そういうふうな過程を市民が楽しむわけでございますが、これは、どのようになっておるかということを、また、お尋ねをしたいものでございます。

 そして、柳井の緑道、駅通りからサンビームに行くところは、非常に花が咲き、そして、街路樹のそばにも草はございませんが、特に、1番ひどいのが、南町でございます。南町の緑道というところは、緑道のふもとには草がぼうぼう、そして、街路にも道路の継ぎ目と継ぎ目に、1メートルぐらいのセイタカアワダチソウやいろいろな草が咲き乱れ、柳井市のメイン道路は、ああ、枯れ草で、おもてなしをするな、また、草を刈るような人間がいらっしゃらないと、非常に寂しい思いがいたしたわけでございます。

 そして、柳井の街路樹も、東条大橋や、そこの通りも、カナダフーの立派なものがありますが、剪定、剪定をして、枯れ葉が落ちる前に、みすぼらしく剪定をされております。ヤナギの木も、東中割、十三割のほうも非常にお粗末です。いろいろなところで、柳井市は、木が大きく育てばいいが、植えても切るという市民の習性があるようでございます。しかし、素晴らしいのは、そこの地下道から市役所に行く間のケヤキは、すごく紅葉し、きれいですし、県の総合庁舎もケヤキが非常に真っ赤に燃えて、柳井市で一番植栽のきれいなところと感じたわけでございますが、柳井市の企業、スーパー、工場などの大きな敷地には、よその国やよその市に行くと、大型店といえども、その周辺には植栽されて、花と緑に囲まれた工場や買い物をする場であるわけでございますが、柳井は儲けに来るだけ、金を儲けて散らかして、公害をまき散らしてやると、そういうふうな売り場にしか、目に映らないわけでございます。

 この前は宇部に行き、そしてまた、副市長と一緒に、バスで山口に行きました。あの山口の紅葉の素晴らしかったこと。そして、萩はイチョウが素晴らしい。そして、徳山、下松、光は、緑と花に囲まれたまちでございます。柳井市は、環境都市計画をつくっておりますが、しかしながら、他市に比べて、全く貧相きわまりない、かけ声ばかりのような感じがいたしますが、今からがスタートだと期待をしておりますが  。

 柳井市長は、このような、市民も一生懸命、環境に立ち上がろう。今からは、公共の緑化、そしてまた、この企業等にも、町中に緑化をするには、どうすればいいのか。柳井市の環境美化については、どのような見解を持っていらっしゃるかをお尋ねしたいと思いますし、先ほどは、河北議員のほうから、いろいろな環境緑化とか美化についても、市民が運動を起こしていらっしゃるということは知っておりますが、それ以外に非協力、また、協力することを知らない、忘れている方々にも、ぜひこの運動で、柳井市挙げての──柳井市は、環境も素晴らしい、白壁も素晴らしい、そういうようなまちづくりをどういうふうにお考えかを、お尋ねするものでございます。

 それと、3番目の、競争激化とオーバーストアの現状でございます。

 もう、皆さん方、もう、見られたと思います。この11月に、柳井の新庄地区に大きなスーパーができました。それは4,312平米でございまして、これを足しますと、柳井市の総売り場面積は8万5,594平米でございます。柳井市の吸引力、商業人口というものは、山口県でトップでございます。そして、その中で、第1種、第2種の大型店が5万1,120平米でございまして、柳井市の大型店の占有率は60%でございます。

 その結果、地元の商店街、特に、亀岡、久保、銀天、サンプラザ──25年前は、そこを基盤として、私も市議会議員に立候補しましたが、今は、191店舗あった商店が、わずか39店舗と激減しておりまして、シャッター通りと言おうかと思っても、シャッターを閉める家すら残っておりません。そして、南北の商店街、北から南へ移られた方も、非常に悲惨な目に遭っております。残るも地獄、出るも地獄。同じ地獄なら、出て地獄を味わおう。その結果、出たが最後、予算や、そして、多大な借り入れをして、舞が舞えずに店を閉めるのは、結局は、南に出た方が討ち死にをされる。残った方は、売れない、売れないで、老齢化して跡継ぎもいない。日曜日、土曜日に行ってください。この惨状、これはまさしく、農家が荒廃し、山が荒れている姿と、全く一緒ではないかと思うのです。

 政府は、このような無為無策で、農業や商業を殺すのか。そういう判断が、この次の選挙にも、まだ続くと思いますし、柳井市におきましても、政府の施策がそうだから、柳井市としては、条例ができません、法令もできません、抑制も非常に難しいという、私の再三再四にわたる質問や、三島議員の大型店出店抑制における質問についても、同じ答えでありますが、今日もまた、同じ問いになろうと思いますが、今、もう全国では、もう、どんどん条例化をしようではないか、もう、どんどん、これ以上の出店は要らない、1,000平米は要らないという声が出てきております。

 柳井市は、他市に前例がないからやらないのではなく、他市にはないけど、柳井市が先駆けてやろうではないか。柳井市を守る、そのためにどのようにやるか。商業者は、もう頑張ろうと思っても、頑張るだけの人間はおりませんが、コンパクトシティを目指してやるためには、どのようなまちづくりが要るのか。市長の確固たる返事を、賜りたいと思っております。

 長くなりましたが、簡単な、小さなことは、結構でございます。本筋だけを述べていただければ、再質問が、山のように待っておりますので、よろしくお願いいたします。

〔君国泰照降壇〕



○議長(松本哲男)  市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) まず、総合計画における人口の問題でありますが、これは、適切な見積もりをすることが、将来の柳井市の様々な施策が、実態に合ったものになるわけでございますので、やっぱり、適切に見積もることが大事だと考えております。過大な人口見積もりをいたしますと、それに伴う様々な行政施策が、過大になってまいります。そういうこともありまして、新しい今の柳井市の総合計画では、人口が減少しても、あるいは、高齢化が進んでも、地域として、生き残ることができるようにするためにはどうしたらいいかということを主眼に、計画をいたしております。これがやはり、守りの姿勢というよりは、適切な姿勢だと考えているところでございます。

 なお、人口動態について申し上げますと、様々な施策の組み合わせによりまして、出生率については、下げどまったというふうに理解をいたしておりますし、河北議員のご質問のありました、例えば、ファミリーサポートセンターのお母さん方、保護者の方々、あるいは、子育て支援事業をやっておられる保護者の方々のお話を聞きましても、近年、非常に子育てをするのに、やりやすい環境が整ってきたということで、プラスの評価もいただいておりますので、この流れは引き続き、多くの関係者の力を得ながら、取り組んでいきたいと考えておりますが、人口の問題というものは、そう簡単な話ではありませんので、プロジェクトを組むといいましても、それは、それぞれの部署が積み上げて、初めて人口の動態が変わってくるというふうに考えております。

 それは、自然増の話、自然減の話でございますが、一方で、若干、最近は社会増が人口動態で始まっておりまして、これは、柳井市にとりましては、非常に勇気づけられる点でございます。いろいろな諸々の施策、あるいは、もともと住みよい環境等々の話があるのだろうと思いますが、団塊の世代の方々が転入をし始めたという傾向がありますので、これも注視をしてまいりたいと思いますし、そういった方々には、単に、新たに市民になられるというだけではなくて、いろいろな意味で、社会参加もいただけるように、努力をしていきたいと思っております。

 2点目の、環境の問題、美化の話でございますが、君国議員さんのご指摘を聞きながら、誠に悲しくなりました。行政として、様々な施策を展開しております中で、全てが全て、悪い話ではないと思いますけれども、そういうふうに環境の問題があるということは、これは、行政の力で全ての都市公園をきちんと管理するということは、これは、可能な限りの管理はいたしますが、全てにおいて完璧な管理をするということは、なかなか難しい面もございまして、道路といい、公園といい、まず、自分のおうちや自分の会社の玄関周りは、お互いにきれいにしましょうという運動を始める以外には、なかなかこの問題は、解決はしないだろうと、こういうふうに思います。

 そういう意味では、比較的、非常に環境が整っている部分と、そうでない部分と、やっぱり差があると。君国議員も、ご指摘になりましたように、いい部分もあるわけですから、悪い部分をどうやって立て直すか、そういうことを考えなければなりませんが、基本的には、行政が整備をした公園等が荒れていくという状態が、もし、あるとするならば、少し地域の方々にも援助していただきながら、これは環境を整えていく必要があるなと。全て行政が管理するということも不可能な面もありますので、いろいろと考えなければならないと考えているところでございます。

 3点目の問題でございますが、もちろん、柳井市が率先垂範して大規模店を規制するということを、勇気を持って行えないわけではないと思いますが、大事なのは、これはやっぱり、実効性が上がることであります。というのは、具体的には、柳井市民並びに柳井市に入り込みをしていただいている、いわゆる商圏の中で、一体として、これは出店の規制を行いませんと、柳井市だけが出店規制をする、周辺の地域は出店規制をしないということになりますと、柳井のお店で買わないことが、そんなにマイナスではないかもしれませんが、全体としますと、商圏人口を他の地域に奪われるということにもなりかねません。

 それから、そういう意味では、ガイドライン等は、やっぱり、広域的につくっていくということが必須条件ではないかと思います。これは、なかなか足並みが、皆、合わないところもありまして、やはり、なるべく自分の──もともとは柳井に買い物に来ておられたところの地域に大型店ができるということは、なるべく遠くまで行かなくても、自分の近くで、できれば歩いて、自転車で行けるところにショッピングセンターができるということは、その周辺の地域の方々にとってみたらプラスでございますので、そういう、今度は、柳井市内の大型店の問題だけではなくて、周辺地域との大型店の競争という側面もありますので、総合的にこれは判断しないと、実効性が上がらない面があります。

 日本全体の大型店規制、大型店をどういうふうに取り扱うかということについては、本当に頭の痛い問題でございますし、コンパクトなシティ、コンパクトなまちを目指すというのは、これはどこも、一生懸命考えておるところでございますが、コンパクトの外にある世界というものもありますので、そのことと両方、両々相まって、施策がきちんと実効性が上がるようにしなければならないと思います。

 これは、柳井が商業都市であるが故の悩みだと思います。もともと商業都市でなかったところは、こういう悩みは余りなくて、大型店の出店が、なお歓迎をされる地域も、今、なおあるわけですので、そういう意味では、商都であったが故の悩みだと思いますので、その辺は商業者の方々と、それから、周辺のいわゆる商圏人口を抱えておられるところと、総合的に一体として出店規制等ができるかどうか、これは非常に難問でございますが、そういうことを調整しませんと、意味が余りないのではないかというふうに考えております。

 したがって、出店規制をすることに、躊躇しているというわけではありません。出店の規制をして、地域の方々、地域のもともとの商店の方々が生き残りができるということは、地域にとっては非常に大事なことだということは、もう重々承知の上で、今のような答弁を申し上げているということを、ご理解いただきたいと思います。

〔市長降壇〕



○議長(松本哲男)  君国議員。



◆議員(君国泰照) 今の人口増加策でございますが、私だけではないと思います。この議員の中にも、ただ守りで、今言うように、非常に人口減少になっても耐え得るだけの施策は、これは素晴らしいことだと思うのですよ。商売人であれば、出店して、ある程度の利益を稼いで、お客数を増やすこと。しかし、そればかりでは、途中、不景気の時には、ひっくり返りますよ。しかし、横ばいで多少下がっても、これだけの経営や回転や運転ができるような、そういうふうな、経営者で言えば、右肩ばかりでなく、左になっても経営ができるぐらいの根を持っていかなければならない。市長としても、柳井市の人口が、5万人、10万人に上がることは、まずないと思いますが、じりじりじりじりと下がりますが、やっぱり市民の、私どもは人口が増えたらうれしいと思います。人口が下がったら、何か通知表が、3から2になったような気がするわけでございます。

 やはり、自然増を増やしていくためには、やはり子育てとか、いろいろな分野でも、ファミリーサポートセンターとか、いろいろなことをやっていらっしゃいます。非常に素晴らしい。それ以上に、まだ何か、もっともっと出生率を高めるためには、補助金とか、いろいろなものを出すだけでなく、いろいろな手だてがあるのではないかと、そういうふうなアイデアを出してほしい。

 そしてまた、柳井市も病院がない、ないと言っておりましたが、県知事や県議、そしてまた、市長のおかげで、柳井市にも周東病院の小児科が継続でき、また、柳井の北口にも休日夜間の応急診療所ができたということは、非常に高く評価するし、努力はされております。

 そしてまた、団塊の世代のUターン等は、他市では非常に、パソコンで募ったり、手紙を書いたり、いろいろなものでUターン、Iターンをする措置を図るような、役所で戦略を練っておりますし、そしてまた、団塊の世代で帰られた方の働き口や、そしてまた、余暇の利用、環境整備やボランティアに対する協力依頼等のほうも、それぞれの部署でお願いをしていらっしゃるというふうな戦略を、よく聞くわけでございます。

 これは1つの例で、三次市の人口増加策──もう、皆さん方は、よく目に通していらっしゃると思いますが、三次市も人口が減って、毎年500人ずつ減っておりますが、3年間で増加する計画を立てて、そしてまた、企業誘致や中山間の地域の調整にも果敢に打ち込んでいく。そのためには、いろいろなそれぞれの部署、部署、部署で、どういうふうにすれば、この個々の施策がいかに人口増になるか。経済部としては、企業誘致をする。そしてまた、オーダーメイドだけど、いろいろ企業にまいって、企業訪問する。また、企業の中には、柳井市に縁故関係がある、どこどこに出店したい、柳井に店を出したい。そんな時に、民間にも「柳井市に出てこようか」というような企業の進出の情報には報奨金を出すとか、企業誘致を積極的に推進するために、柳井市の中にも企業誘致推進のための本部ぐらいは、つくってもいいのではないかと思います。

 昔、岸田議員が産経の委員長の時には、そういうふうなことで、我々も企業誘致のために、いろいろなところにまいって、助役等もいろいろなところに企業の訪問をし、企業誘致のためのパンフレットもつくっていただいて、空き地、適地をやったと、そのようなことがあるわけであります。

 やはり、企業誘致は難しい。難しくて、そのために造成をして、左前になった市町村もありますが、それが講じて、50人、30人、100人の町工場ができて、それが働く場になり、若い人が居る。そして、お年寄りや、田んぼや、山も一緒に守ることができる。また、嫁さんをもらって、子どもを増やす。そういうふうなことで、人口が田布施とか平生も、余り減少にはなっておりませんが、柳井は、とにかく、学校は出たが行くところがないというのが実情でございます。大学を出た方は、ほとんど、就職するのは市役所か、農協か、県の職員になるぐらい。柳井市には、余り、大手がありません。そしてまた、商業や工業高校に行くと、地元の地場産業に入るところは、ほとんどない。

 そのために、柳井市の所得を見ても、税務課の方はわかりますが、いかに低所得者、200万円以下のワーキングプアな方が多いか。700万円以上の高額の所得者がいかに少ないかというのが、柳井市の財政面においても如実にわかるところでございまして、ぜひ来年度、再来年度、まだ任期がありますが、柳井市も、人口が少なくてもできる体質もあるが、人口減がとまる、増やすことも、ぜひ頭に入れて、市長や、また副市長がトップになって、何とか施策はないか、市民や、住民や、いろいろな方からのアイデアをもらうことも、必要ではないかと思うわけでございます。

 そうした時に、ああ、柳井に住んでよかったな。柳井に来たら、きれいなまちだな。こういうまちになら、住んでみたいと、働いてみたい、そういうふうなまちづくりも、柳井市長を筆頭に、住みやすさの追求をなさって、緑化から、環境から、上水、下水道まで、多大な費用をかけて、今、事業を推進していらっしゃる。その足元を、まず、やっていらっしゃいますが、足元と同時に、そのような若い方が住みやすい、暮らしやすい、年寄りの方も老後に安心して暮らせる、そういうような施策も、要るのではないかと思うわけでございます。

 ぜひ、この件も、議会の皆様も、人口増には関心を持っていらっしゃる議員さんもいらっしゃると思いますが、頑張っていただきたいと思いますし、私も、子育て支援には、いろいろな知恵もいっぱい持っておりますが、時間がございませんので、割愛をさせていただきます。

 そこで、市民の緑化でございます。柳井市の緑化率というものは、どのぐらいになっているのでしょうか。ちょっと、私は知りませんが、よその都市では、25%以上緑化しなさいとか、いろいろなものがありますが、柳井市の現況は、いかがでございましょうか、ちょっと、お尋ねいたします。



○議長(松本哲男)  君国議員。



◆議員(君国泰照) これは、お答えがないようでございますが  。大体、私が、こういうふうな質問をするであろうと思ったら、大抵、今までは、それぞれの担当職員が来て、どういう内容の質問をされますかと  。しかし、今回は全く、そういうようなことは、ございませんでした。私も多少、意地が悪うございまして、よう答えないだろうと思って、こういうことを出したわけではございませんが  。

 やはり、市街地の緑化というものは、非常にいいのですね。それぞれ柳井市も、立派な街路樹や公園もあります。しかし、柳井も、緑化もでございますが、大型店も出っ放しではなくて、あれだけの広い敷地や工場等にも、せめて、花や緑の潤いがあればいいけど、1番、柳井市に協力しないのは──市民は協力して、まだ、庭先や前のほうはやるが、のり面とか自分のところの前の歩道等は、大型店は、ほとんど掃除をしておりません。のり面の草は、ぼうぼうでございますが、1年に1回か2回は草を取り、そして、植栽しましたところも、あるところでは、ヤシの木らしいのが10本、こっちに行くと3本とか、もう少し、柳井のまちに協力してもいいのではないかと思うわけでございます。

 そこで、経済部長に、今回は、指名で書いてはおりませんが、あなたの頭の中にはあると思いますが、柳井市の大型店の地域貢献度。先ほど市長は、いろいろとガイドラインをつくっても難しい、抑制も難しいということでありますが、柳井市の大型店を、ずっと私は、つぶさに回りました。そして、ごみ袋を開けて、これらを1軒1軒見て、「おじさん、何故、そこのごみ袋を開けるのか」と  。どこのスーパーにどのぐらいの箱があって、どのぐらいのごみが置いてあるかということをつぶさに調べまして、柳井市のスーパー等は、その辺はよく協力されて、ごみの収集、トレーとか牛乳パック等は市民の方も入れていらっしゃるし、そして、買い物袋も、中には袋をもらわないで、自分でマイ袋を持っていってやっていらっしゃる方も少しずつ見受けられて、柳井市もこの環境が、ぼつぼつ市民に定着したなという感もあります。

 しかし、まちづくりにおいては、あまり寄附もしない、祭りにも来ない。儲けるだけは儲けて、金曜、土曜のチラシを見れば、チラシの公害で、あれだけの山になって出ているのはチラシの影響ですが、行ったかと思ったら、台湾や中国の悪い野菜ばかりではないか。その中で、ガイドラインには、つぶさに書いてありますね。だから、出店する時だけガイドラインで、こうしなさいではなくて、今までの既存の大型店にも、柳井市として毅然たる態度で、市民も柳井市も頑張りますが、企業さんや事業所さんも、もう少し目の前のごみを拾ったり、緑化をやってくれと。そのようなガイドラインというものは、前回も質問いたしましたが、もう、ぼつぼつ、でき上がっているところではないかと思いますが、経済部長の発言を求めます。



○議長(松本哲男)  経済部長。



◎経済部長(大井清教) 大型店の地域貢献というお話であったと思います。今、手元のほうに、第1種の大型店、それから、第2種の大型店の名簿と、柳井でございます祭りに対する協力をしていただいておるかとか、商工会議所の会員になっていただいておるかとか、こういった資料を持っておるわけでございますが、議員さんがおっしゃいますように、全てのところが非協力的というふうにはないのではないかというふうに思っております。全く協力をされないと、商工会議所の会員にもなられないとか、祭り等があっても全く協力をしないとか、そういったところも、中には、ないこともございませんけど、割と比較的に、ご協力いただいておるのではないかなという感じもいたします。

 それから、緑化の話も、先ほど、ございました。先般、開店いたしました大型のスーパーが、大型店がございますが、あそこでは、かつて柳井市のほうも推奨しておりました、ふるさとの森創生事業というものがございまして、市内で5箇所ぐらい実施をしたというふうに思っておりますが、この大型店におきましても、そのグループといいますか、それが、ふるさとの森、宮脇先生のふるさとの森を継承されておられて、ここの店舗で、空いた土地を利用して、そういった緑化というものも実施をされまして、広告で、たしか募集をされて、市民100数十人が参加されて緑化をしたというふうなこともございました。

 また、県におきまして、大規模小売店舗の立地に対するガイドラインというものをつくっております。これにつきましては、山口県下において、大型店の占める割合が50%を超えたということで、大規模店舗、大規模小売店舗においても、ニーズや時代の変化に応じて、やはり、地域貢献というものが必要になってきておるということで、こういうガイドラインを策定したということです。これについては、1,000平米を超える店舗においては、県のほうに対して、この地域貢献の計画、こういったものを出すように求めておりますし、また、既存の大型店についても、6,000平米を超えるものについては、新たに地域貢献を出してくださいというふうなものでやっております。

 宇部市におきまして、県内では宇部市だけで、このガイドラインをつくっておるわけでございますが、これは、既存の店舗の1,000平米から6,000平米までが、県のガイドラインでは地域貢献が空いておるというところで、カバーをしておるわけですが、このガイドラインによって、大型店を抑制できるものではないということについては、議員も、ご承知のとおりでございます。



○議長(松本哲男)  君国議員。



◆議員(君国泰照) 釈迦に説法というのは、よく言ったものでございまして、もう、そのぐらいのことは、もう全て、私は知り尽くして、これだけの資料を持って、他市の事例もやっております。先ほどの商工会議所の資料も、小田さんという人から、もらってきたのではないかと思いますが、私も、それはもらって、どこどこが協力する、しないというのは、皆全て、わかっておるし、ガイドライン等も、山口や宇部やいろいろなところの全部資料を集めて、よそのガイドラインも、こうしておりまして  。

 それで、ガイドラインで締めろというのではないのです。ガイドラインをつくって、1,000平米で、今からつくるところは、イオン等はできるのだから、一目見た時に、こういうような条例が、ガイドラインがあるということは、イオンも、地元に協力しないと出店できないということは、本部でわかっているから、イオンの政策として緑化をしようという、あそこの戦略でやっておるわけでございまして、あそこも見に行きましたら、10本、20本ほど、木は立っておったわけでございます。

 それを言うのではなくて、そういうふうなものを柳井市でつくっていって、柳井市は、こういうふうな目的で環境基本構想をつくって、非常に素晴らしい柳井市の環境や基本計画がある。それについては、また準備しておきますが、ただ、大型店だけに限らず、自治会とか、ほかの事業所にも、こういうふうなガイドラインをつくって、柳井市は、こういうふうな気持ちでつくっておりますので、皆さん方、こういうようなガイドラインをできませんでしょうか、協力できませんでしょうかというような、そういうふうなお願いをしていただきたい。私が部長だったら、「ああ、ええよ。あなたのところは、協力しないのかね。それなら、みんな、市民に言うから」と  。

 これが、この前、景観のウオッチングで、タウンミーティングがありました。萩の観光推進の方がお見えになりまして、大型店のスーパーがけばけばしい、いろいろなものも出す、協力しない。「ええですよ。おたくは、何のために萩で商いをして、おたくは、何のために地元で事業をして、誰が来て、誰が買っているか。萩がやろうとする計画に、あなた方は、環境や、そういうような諸々のまちに対する協力ができないのか」と、これでいいのではないかと思う。「協力しないなら、それでいい。私には、私の出方がある」と、そのすごみのある課長が言われますと、大抵の工場のほうも、また、企業のほうも協力したということもあるようでございますが  。あまり、上からの圧力ではいけませんが、下から盛り上がって、柳井市民が、そのようにごみを拾う、環境の美化に努めると、そういうふうな足元ができつつあるわけでございますから、やはり、目に見えたところは、「先ず隗より始めよ」ということがあります。

 そのことも、ぜひ、大型店の出店規制を知って来たからには、ローマに入ればローマのまちづくりに倣い、郷に入れば郷に従い、柳井市には柳井の風習や慣習や、それに基づいたまちづくりをしてほしいというのがお願いでございまして、それを、今、計画中か、柳井市には、そのような環境美化に対するガイドラインができているか、できていないか、つくりつつあるのかということをお尋ねしているのですが、それは、どうなっておりますか。



○議長(松本哲男)  経済部長。



◎経済部長(大井清教) 環境美化につきましては、柳井市の環境基本計画でございますか、この中にいろいろな、私も中の詳細までは、ちょっと承知しておりませんが  。



◆議員(君国泰照) ガイドラインができているか、できていないのかということを聞いているわけです。



◎経済部長(大井清教) 商店とか、そういったところに対するものをひっくるめて、環境基本計画の中に含まれるのではないかなという感じがいたします。



○議長(松本哲男)  君国議員。



◆議員(君国泰照) 環境基本計画といっても、私も、先に、反省しなければいけません。これをもらって、机の中に入れて、全然、目を通したことがなかった。一般の市民から質問があって、ちょっと待てよということで捜してきて、見ました。非常に立派につくられて、微に入り細に入り、本当に素晴らしいもので、つくられた方、予算をつけてくれた方には、本当に申し訳ないという気持ちで、私は、これを枕元にいつも置いて、これを読みながら、柳井市も美化や、環境や、住みやすいまちづくりをどうしたらいいか。そしてまた、年次ごとに「柳井市の環境」という、このような素晴らしい冊子も出して、つい、ごみの焼却用となっている、原料となっている。これは、柳井市は進んでいるなと。ただ、一生懸命にやっても、私のように、机の下にポイであります。事業所は、これを何も読んでいません。だから、会議所等とも相談をしながら、環境もありますからということで、生活環境課が大型店に言うだけでなく、1つの出店する時のガイドラインとして、ただ環境だけではなくて、いろいろな全てのことにおいて、協力を願うということをお願いしているわけでございますので  。

 再度、あとまだ、任期が2年ありますので、柳井市独自のガイドラインというものをつくっていただきたいように思うわけでございます。それで、こちらを向いたら、建設部長と目があいました。柳井市は、環境といいましても、環境の風情があるわけですね。今、全国でも、景観都市条例というものができておりますが、前回も、考えてみましょうということでございまして、ぼつぼつ、光市のほうが今回申請して、光市でも、この条例について頑張ろうということ。尾道市は、既にできました。柳井市も景観地区の形成とか、そういうふうな景観地区をやって、どこどこを景観指定にして、どのように緑化して、どのようにまちを、環境的に、景観的に素晴らしいものになるかというのが環境条例だと思いますが  。

 それで、どなたかに聞きましたが、「ああ、君国さんが言っている。検討しましょうと言ったから、また、検討しますと、いつか言いますよ。やるとは言っておりません」という言葉が出たとか、出ないとかということも聞いておりますが、今、どのように計画というものは考えていらっしゃるのか。前向きに、本当に取り組むのか、取り組まないのか、お尋ねしたいと思います。



○議長(松本哲男)  建設部長。



◎建設部長(重本昭平) ただいまの君国議員さんのご質問は、景観形成条例の件であろうと思いますが、これについては、3月を目途に、検討中でございます。以上でございます。



○議長(松本哲男)  君国議員。



◆議員(君国泰照) ありがとうございました。だんだん素晴らしい答えも、時々、返ってきます。

 やはり、これも早くやらないと  。今、柳井川の北地区にも、この前の質問でも申しましたように、マンション、いろいろなものが、柳井にはできました。昔は柳井には、あのような10階建て以上のものはないが、私も、今、柳井の環境の視点場ということで、いろいろなところを、稲荷山、そして、岡ノ上公園、ウェルネスパークに行って、視点場を見てまいりまして、岡ノ上公園に行って、ビックリしたわけです。

 あそこで見ますと、湾岸側から見ますと、昔、ケント・ギルバートが、柳井市は第2のふるさとだ、光台寺に上がる山道の、陽が沈む瀬戸内に面したかわら屋根が非常に素晴らしいと、外人ながら、日本のいい点に感銘したと。その前にも、もう柳井には、ツクシのようにぽつぽつぽつと出だしたわけでございますが、それは、南町とか駅前にできるのは結構でございますが、伝建地区とか白壁の風景的に風情を残すところに、今は紫色の建物ができておりますが、赤色とか黄色とかができると、ちょっとあまり思わしくないですね。

 それと、白壁の地区があるのに、にょこっと、また7階、8階、10階の建物ができる時に、住民のほうで、いつぞやも、柳井駅も北側のほうにマンションができる時には、署名運動とか、幕を張って「マンション計画反対」というものがありましたが、ぜひ、そのようなことがないように、そういうような景観地区の決定も、3月までに得ていただきたいように思うわけでございます。

 それと、そこで副市長に、お尋ねいたします。この前、山口に、バスでご一緒いたしました。あの時にバスの中で、車窓からながめる──山口に入った時に、議員さんの口から、声が発せられました。何かと思いますと、素晴らしいケヤキ並木や、そして、カナダフー、いろいろな植樹があって、あそこも──山口に入る道路から公園に至るところは、私は公園に行きますと、ケヤキが非常に素晴らしい。非常に感銘を受けたわけでございます。

 柳井市にも、ぜひ、ああいうふうなものはつくれないか。うちの子どもが山口の学校に行く時に、「お父ちゃん、山口、嫌だね、あんな田舎」と言っておりましたが、あの風景を見まして、「ああ、美術館がある。モディリアーニの絵が見られる。非常に素晴らしいまち」と、感銘を受けました。やはり、柳井市もまちの中に感動する、感銘を受ける、そういうふうなまちづくりが要ると思いますが、あの植栽や緑を見て、どういうふうに感じられましたか。



○議長(松本哲男)  副市長。



◎副市長(上田順二) 私も、他市を訪ねることにおいて、仙台のケヤキであり、山口の古い歴史の中での都市基盤、街路計画、人々の営み、市町村の規模の違いの中で、それぞれに歴史的なものとして、今があるのだろうと思います。柳井には柳井で、先ほどから、るる出ました、商都としてのまちづくりを営々とやってきたことでもあります。

 そのご質問の点でございますが、それを拝見いたしまして、柳井市としてどうかということは、今現在の街路のあり方、街路樹のあり方、緑化のあり方というものは、これはこれで、柳井の身の丈に沿うた、今現在の姿であろうかと思っております。自然であるとか、緑化であるとか、人々の安らぎであるとかということについては、大小にかかわらず、大事なことだというふうに思っております。以上です。



○議長(松本哲男)  君国議員。



◆議員(君国泰照) ありがとうございました。やはり、柳井の身の丈ということでございました。いい言葉ですね。私は、身の丈ではなくて、いつも自分の実力の120%を出さないと気が済まないタイプでございます。今の緑、また、枯れ葉を見て、非常に、中原中也が生まれたのは、あの緑や山口の枯れ葉を見て、「さやかに風も吹いている  ああ、お前は何をして来たのだ  」という詩が生まれます。やはり、枯れ葉が散ると、枯れ葉散るという歌が生まれる、詩が生まれる。柳井市も、そういうふうな心のゆとりというものは、柳井市のまちづくりが勉強だと思いますし、教養とか品格とか品性とか、まちづくりに対する誇りが持てると思います。そういうような一環で、ぜひ、緑化も心の支えとなり、ああ、ふるさとへ、ふるさとへ  。

 市長は、昨日、いいことを言われましたね。「ちりとてちん」を、今日も朝、テレビで見ました。あの時に、9月でしたか、若狭を捨てて、電車で大阪に向かいます。その時に学校に行ってみれば、カラオケ大会をやっています。カラオケをやりながら、電車が通ります。ああ、ふるさとへ、ふるさとへ。ふるさとへ帰ってみなさい。行っても、ふるさとは、あなたを温かく迎えるのですよ。そのふるさとづくりが柳井、それが柳井に帰りたい。ふるさと納税で、柳井市に税金を納めたい。そういう方が慈善の100万円とか200万円を、柳井市にも寄附をされたり、公園をつくったり、オルゴールとか、銅像などをくださる。だから、ふるさと納税は要るのですよ。

 そういう意味では、環境をぜひ頑張って、環境は環境課だけではなく、それぞれの分野で頑張っていただいて、それも人口増につながるし、私も柳井で生きて、生まれてよかった、そういう人生を送りたいと思います。それが、我が心に花開く人生の誇りということを、私は死ぬ時に、詩として残したいなと。私の誇りは、柳井のまちづくりをやったと  。

 時間があと1分。日曜日に、見てよ、これを見て。これは、うちの孫が、日曜日にロケット公園に行きました。そこで遊ぶ中で、紙があって、糊をもらってきて、枯れ葉で、おじいちゃん、これが柳井の太陽なのよ。ここには、木がいっぱいあるね。この緑の木でハートを書いて、柳井には心が優しい人がおるよ。そして、ここに花がいっぱいよという、こういうふうなものを、「おじいちゃん、これはプレゼント」といってくれました。これは、私の最高の喜びでございます。

 そして、まだ、ワンガリ・マータイさんの「もったいない運動」や、ごみの追求をしたかったわけでございますが、マイ箸運動をやろう、ノーカーをやろう、エレベーターも使わずに、みんなで歩こう、節減しようということで、皆さん、やっていらっしゃいます。私も、今日見て、持ってきて、怒られるかもしれませんが、下駄を持ってきました。これは、私の誇りです。これは、うちのおやじが履いていた下駄なのです。身を体して、下駄も命だ、最後まで、割れるまでやろう。それが、我が家の誇りであり、米1粒残さない、何でも感謝していただこう。贅沢にならない、まして、不平不満を言うなというのが、我が家の家訓でございます。

 ぜひ、柳井市も環境とか、職員自らが率先して環境にも取り組もう。そういう姿勢で、議会も、本音を言うと、「もったいない宣言」という議会決議もしたいわけでございますが、非常に悲しい無情の鐘が鳴り響いておりますが、これをもちまして、私の今回最後の一般質問とさせていただきました。ありがとうございました。



○議長(松本哲男)  以上で、君国議員の一般質問を終わり、今期定例会での一般質問を終了いたします。

 それでは、午後1時まで、休憩といたします。

午後0時16分休憩

                              

午後1時00分再開



○議長(松本哲男)  休憩を閉じて、会議を再開いたします。

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△日程第3.議案上程審議(委員会付託)



○議長(松本哲男)  日程第3、本日提出されました、議案第92号から議案第99号までの議案8件を一括上程し、直ちに議題といたします。

 それでは、ただいま議題となりました全議案について、市長より提案理由の説明を求めます。市長。

〔市長登壇〕



◎市長(河内山哲朗) 本日、追加提案いたしました案件につきまして、ご説明申し上げます。

 議案第92号は、本年8月8日に出されました人事院勧告に準じて、扶養手当、勤勉手当及び給料表の改正について、柳井市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正を行うものであります。

 議案第93号から議案第99号までは、一般会計、特別会計及び水道事業会計に係る人件費に関する補正予算でありまして、人事院勧告に準じた職員の給与改定、人事異動等に伴う経費について、所要の補正を行うものであります。

 議案第93号は、一般会計について1億3,290万8,000円を、議案第94号は、国民健康保険事業について133万4,000円を追加するものであります。

 議案第95号は、平郡診療所事業について55万9,000円を、議案第96号は、公共下水道事業について590万8,000円を、議案第97号は、農業集落排水事業について475万8,000円を減額するものであります。

 議案第98号は、介護保険事業について84万4,000円を追加するものであり、議案第99号は、水道事業会計について、収益的支出137万4,000円を減額するものであります。

 以上、その大要をご説明申し上げましたが、詳細にわたりましては、私及び関係参与からご説明申し上げますので、何とぞ慎重ご審議のほどお願い申し上げます。

〔市長降壇〕



○議長(松本哲男)  以上で、市長の説明を終わります。

 これより、審議に入ります。

 ここで、お諮りいたします。議案第92号から議案第99号までの8件については、関連がありますので、一括して審議を行いたいと思います。これに、ご異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(松本哲男)  ご異議なしと認めます。よって、議案第92号から議案第99号までの8件は、一括して審議を行うことに決定しました。

 それでは、この議案8件について、補足説明があれば、これを求めます。総務部長。



◎総務部長(吉山健一) 補足説明を申し上げます。

 まず、議案第92号について、条文に沿って、ご説明申し上げます。第1条及び第2条は、柳井市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正でございます。

 まず、第1条の改正についてでありますが、第8条第3項及び第9条第3項の改正は、扶養手当の支給月額の改正でございまして、配偶者以外の扶養親族に係る手当の支給月額を6,000円から6,500円に改正し、文言の修正を行うものでございます。

 第19条第2項第1号の改正は、勤勉手当の支給月数の改正でありまして、一般職の職員の平成19年12月期の支給月数を100分の72.5から100分の77.5に改正するものであります。

 別表の改正は、第4条に規定してあります行政職給料表第1表及び医療職給料表を改正するものであります。なお、現業職員の給料につきましては、規則で定めることとなっておりますので、国家公務員の行政職給料表第2表の改正に準じまして、規則改正を行う予定でございます。

 次に、第2条の改正についてであります。第19条第2項第1号の改正は、勤勉手当の改正で、6月期及び12月期の支給月数を100分の75に改正するものであります。

 附則でございますが、施行日を規定するものであり、第1条の施行日は公布の日からとし、適用を平成19年4月1日とし、第2条の施行日は、平成20年4月1日としたものであります。

 なお、このことにつきましては、職員組合と交渉を行い、合意に至っております。

 以上、今回の改正は、人事院勧告等の改定に準じ、本市の給与条例を改正するものであります。以上でございます。

 それでは、補正につきまして、ご説明を申し上げます。別冊となっております平成19年度補正予算書、12月補正追加を、ご参照賜りたいと思います。

 1ページ開けたところで、総括的に説明を申し上げたいと存じます。

 一般会計が、補正額が1億3,290万8,000円、特別会計の国民健康保険事業特別会計が133万4,000円、平郡診療所事業特別会計がマイナスの55万9,000円、公共下水道事業特別会計がマイナスの590万8,000円、農業集落排水事業特別会計がマイナスの475万8,000円、介護保険事業特別会計が84万4,000円となっております。なお、水道事業会計につきましては、82ページから規定しておるところでございます。

 それでは、一般会計につきまして、その概要をご説明申し上げたいと存じます。6ページをご参照いただきたいと存じます。

 6ページが歳入でございまして、基金繰入金では、退職者の退職手当に充当するため、1億1,990万8,000円の財政調整基金繰入金、そして、雑入では、県派遣職員給与負担金700万円と、国道188号線用地先行取得給与負担金600万円、合わせて1,300万円を予定しているところでございます。

 7ページからが歳出の説明でございまして、1ページ開けていただきまして、8ページをお願いいたします。この中で、数字が大きなものがございまして、退職手当で1億4,283万4,000円の補正をさせていただいております。これにつきましては、定年退職者に加えまして、希望退職者並びにその他の退職者につきまして、補正の必要がありますので、同額を補正させていただくものでございます。

 以下につきましては、市長の提案説明にございましたように、人事院勧告並びに県の人事委員会の勧告に沿いまして、その中で補正するもの、プラス、人事異動等によりまして、それぞれの目、節の変更が必要なところがございますので、変更したものでございます。

 以下、先ほど申し上げましたように、特別会計並びに、先ほど申し上げました水道事業会計についても、同じ思想に基づき、補正をさせていただくものでございます。以上で、補足説明とさせていただきます。



○議長(松本哲男)  以上で、補足説明を終わります。

 これら議案8件について、質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(松本哲男)  質疑を終結いたします。

 それでは、これら議案8件は、なお慎重審議を要しますので、議案第92号は、総務文教常任委員会に付託し、議案第93号は、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。また、議案第94号、議案第95号、議案第98号及び議案第99号は、厚生水道常任委員会に付託し、議案第96号及び議案第97号は、建設経済常任委員会に付託いたします。そういうことで、よろしくお願いします。

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○議長(松本哲男)  以上をもちまして、本日の会議を終了し、明日から18日までを休会といたします。最終日は、19日の午前10時から会議を開きますので、その間に、それぞれの委員会に付託いたしました議案等の審査が終了いたしますよう、ご協力をお願いいたします。

 本日は、これをもって、散会いたします。

午後1時10分散会

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      会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




         平成19年12月11日


                     議  長 松本 哲男


                     署名議員 山本 達也


                     署名議員 坂ノ井 徳