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山口県 長門市

平成 21年 6月定例会(第2回) 06月23日−03号




平成 21年 6月定例会(第2回) − 06月23日−03号









平成 21年 6月定例会(第2回)


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平成21年 6月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第3日)
                             平成21年6月23日(火曜日)
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議事日程(第3号)
                      平成21年6月23日(火) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(20名)
1番 重村 法弘君       2番 重廣 正美君
3番 三村 建治君       4番 長尾  実君
5番 先野 正宏君       6番 山根 勇治君
7番 武田 新二君       8番 三輪  徹君
9番 岡?  巧君       10番 大下 和政君
11番 谷川 雅之君       12番 阿波 昌子君
13番 林  哲也君       14番 大草 博輝君
15番 田村 哲郎君       16番 新谷  勇君
17番 金? 修三君       18番 岡野 正基君
19番 今津  一正       20番 松永 亘弘君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局  長 西岡 隆雄君       次  長 橋本 和則君
次長補佐 平川慎太郎君       係  長 宮本 啓治君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 南野 京右君  教育長 ………………… 江原 健二君
企画総務部長 ………… 山口 雅道君  市民福祉部長 ………… 宍村 龍夫君
経済振興部長 ………… 繁澤 裕司君  建設部長 ……………… 山本 正人君
会計管理者 …………… 岩崎 伸広君  教育次長 ……………… 藤野 義久君
消防本部消防長 ……… 大林 育美君  三隅支所長 …………… 山田 保則君
日置支所長 …………… 中尾  努君  油谷支所長 …………… 南野  新君
企画政策課長 ………… 松尾  要君  秘書広報課長 ………… 檜垣 正男君
総務課長 ……………… 永井 武司君  財政課長 ……………… 磯部 則行君
税務課長 ……………… 河野 広行君  国体推進課長 ………… 上田 達男君
市民課長 ……………… 山中志津子君  生活環境課長 ………… 荒川 孝治君
高齢障害課長 ………… 仲野 修史君  地域福祉課長 ………… 中原 康博君
健康増進課長 ………… 中野 義三君  商工観光課長 ………… 重原 敏男君
農林課長 ……………… 浴田 和拓君  水産課長 ……………… 高橋 憲幸君
都市建設課長 ………… 津室  猛君  下水道課長 …………… 金子 憲司君
水道課長 ……………… 上田 哲也君  教育総務課長 ………… 石田 哲也君
学校教育課長 ………… 芝田 秀樹君                    
生涯学習スポーツ振興課長 ……………………………………………… 坂倉 誠治君
選挙管理委員長 ……… 平田  隆君  選管事務局長 ………… 五十嵐 徹君
農委事務局長 ………… 上野 博美君                    


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午前9時30分開議



○議長(松永亘弘君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(松永亘弘君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、岡?巧君及び大下和政君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(松永亘弘君) 日程第2、これより昨日に続き一般質問を行います。

 順次質問を許可します。先野正宏君。

〔5番 先野正宏君登壇〕



◆5番(先野正宏君) 皆さんおはようございます。公明党の先野でございます。朝早くより傍聴の皆様、御苦労さまでございます。通告どおり質問致しますので、新市長の明快なる御答弁をよろしくお願い致します。

 まず、被災者支援システムの利活用について。

 阪神大震災発生直後、被害の大きかった西宮市では、住所や生年月日といった市民局の住民情報や、健康福祉局が持つ被災状況の情報など、複数部署にまたがる被災者情報を照らし合わせながら、手作業で被災者証明書の発行を行い、窓口には長蛇の列ができたそうであります。

 こうした中、これではほかの復興業務が滞る上、貸付金の二重払いなどミスが多くなると考え、情報システム担当の職員らが2日後にシステムづくりに取りかかり、住民情報と被災情報をコンピューターに入力して被災者データベースを作成し、2カ月足らずで被災者支援システムを稼動させ、それまで7時間かかっていた被災者証明書発行が1時間で済むようになり、その後の生活支援金の貸付状況の把握にも役立ったということであります。

 そこで、総務省の外郭団体である地方自治情報センターが実施している地方公共団体業務用プログラムライブラリーには、この程兵庫県西宮市が開発した被災者支援システムが第1号として登録されました。これによって、全国の地方公共団体が無償で同システムを簡単に入手でき、災害時の緊急対応の際の利活用が可能になりました。

 しかしながら、総務省がシステムの本格的な普及促進を目的に、本年1月に「被災者支援プログラム」CD−ROMを全国の自治体に配付したにもかかわらず、導入の申請があったのは3月末時点で118団体にとどまっています。既にシステムを稼動している自治体と合わせても、被災者支援プログラムを導入している自治体は全体の1割にも満たない状況です。

 6,434人の命が失われた阪神淡路大震災から14年、その間国内では大規模地震が相次ぎ、大雨や大雪の被害も絶えません。災害発生時における行政のすばやい対応が、復旧・復興には不可欠であり、被災時に被災者の名前、住所などの基本情報や被害状況、避難先、被災者証明書の発行などを総合的に管理する被災者支援システムを平時のうちに構築しておくことが重要であると思います。市は、被災者支援システムの導入をしているのか、していないのであれば今後導入する予定はあるのかお伺いします。

 壇上での質問は以上でありますが、次の質問からは質問席のほうからさせて頂きます。

〔5番 先野正宏君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) おはようございます。それでは、先野議員の被災者支援システムの利活用についての御質問にお答え申し上げます。

 日本は、地震列島とも言われるように、内陸型地震が数多く発生し海溝型地震も発生しております。過去10年を見ましても、平成13年3月安芸灘を震源とする地震、平成16年10月新潟県中越地震、平成17年3月の福岡県西方沖地震、平成19年3月の能登半島沖地震、同年7月の新潟県上中越沖地震、平成20年6月の岩手・宮城内陸地震など、人的・物的被害を伴う大地震が発生しております。また、台風や大雨洪水による被害も毎年発生しております。

 さて、議員御案内の被災者支援システムは、こうした地震や台風などの災害発生時に災害を受けた被災者に対する被災者証明や家屋罹災証明の発行、義援金及び生活支援物資の給付管理など、地方自治体が行う被災者への支援を電算上においてシステム化して対応しようとするものであります。

 このシステムは、平成7年の阪神淡路大震災を経験した兵庫県西宮市の情報システム担当職員が開発したもので、被災地ならではと思われるアイデアが豊富に盛り込まれております。このシステムは、当時震災で苦しんだ西宮市の救済、復旧、復興において大きな力を発揮したとも聞いております。総務省もこのシステムに注目し、本年1月各自治体に対し、このシステムのプログラムCD−ROMを配付したところであり、本市でも受け取っております。

 また、財団法人地方自治情報センターにおいても、このシステムの最新バージョンが登録され、システム導入に向けたサポートセンターも開設されております。災害時には確かに非常に有効なシステムである思われますが、長門市においては現在このシステムの導入はしておりません。財団法人地方自治情報センターでは、このシステムのテスト導入ができるようになっております。各種機能を実際に体験できるようになっておりますので、本市も早速テスト導入し、被災者支援システムで構築されている各機能を体験し、システム導入の研究を行って参りたいと考えております。

 なお、導入した自治体が少ない背景には、常にシステムデータの更新が必要なこと、またいざという時に使うことができるように、このシステムに日々なれておく学習を重ねておく人材が必要なことなどが課題になっているのではないかと推測します。しかし、実際に体験してみなければ分からない点も多くありますので、まずはシステムのデモを行っていきたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) デモ申請してみたいというような、テスト導入してみるというような話だったと思います。この長門で問題点がないかということで、前もって市の担当の課長さんのほうに私は話をさせて頂きまして、問題点として3点程言われたんです。日々更新しなくてはいけないと、電算人員の確保と、データサーバーの場所の確保に予算が要るというような話を課長さんから聞きました。向こうの西宮市の担当のほうに電話をして、遠くなんで行くわけにいきませので聞きました。日常の業務と最新の情報の登録は要るということで言われましたが、電算人員は1人いれば大丈夫だていうことで言われました。データーサーバーの場所の確保、これについては最近のパソコンであればデータの確保は十分にできるから、パソコン1台あれば大丈夫だということで確認を致しました。

 それと、予算についてなんですが、民間の企業に頼むと四、五十万円かかるだろうと。情報課の職員がいれば、サーバーのセットアップソフトていうのもただなんで、すぐに自分達でやれば無償でできるというような話もされておりました。分からない点は、ほとんど全てがサポートセンターで充実ていうか、聞けばほとんど教えてあげられるということで、市のほうに是非やってほしいということも言われたんですが。その後ぐらいですか、3日、2日、議会が始まる4日ぐらい前にうちのほうに電話があって、長門もデモのほうをやるような話でうちのほうに電話があったって僕のほうに電話があったんです。前もって、今の市長の答弁のほうも大体見当はついたんですが、市長今言うたように何も問題が、このサーバーについて問題がない、今言うた全部ほとんど問題がないということですが、導入について是非考えて災害の復旧のためしてほしいんですが、いかがでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) いつものように、先野議員らしい先取りした(笑声)御提案でございます。今お話をお聞きしましたら、予算もそんなに四、五十万円、民間に出して。また、当局でやればそんなに金もかからないということでございますので、関係各課と一度協議してみて導入のほうに努力してみたいと思っております。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 導入されるということで、大変助かります。被災者、こういうのが役立つような災害は起きてほしくはないんですけど、最後に市長にちょっと要望が1点だけあるんです。災害にもちろん絡めた話でございますが、災害や事故に遭ったときに、今施政方針演説の中にも書いてありましたけど、長門下関間の全線の早期事業着手に向けた取り組みを強力に推進して参りたいというようなお話が出ております。

 俵山の小原の頂上から大寧寺のバス停の辺までは、電波が、携帯電話がまだ通じないとこが、あそこの区間だけは通じないんです。是非それも、電話局ていうたら、電話局に要望を通るようにしてほしいんです。電話が通じる用にです。なけんと、もし何かその、今言うた道、この関係で道ができた時にでも、何か災害がそのとき起こったときに大変困る事態が起こりえる可能性がありますので、是非その携帯のほうの、要望としてということでよろしくお願いしたいと思います。備えあれば憂いなしということなんで、このシステムの導入について是非よろしくお願い致します。

 次に参ります。産業振興による地域活性化について。市長は、施政方針の中で刷新という言葉を上げ、悪いところは取り除いて全く新しくすると述べられていますが、産業振興の何を変え、地域活性化をしていくのかがはっきりと見えません。具体的な内容も、施政方針の中には書いてありますが、前市長と何がどう変わるのか、明確な部分が分かりません。市長の目指す産業振興による地域活性化とは何かをお尋ね致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 自席から答弁申し上げます。産業振興による地域活性化についての御質問でございますが、目指すポイントは何かとのお尋ねでございますが、今ある閉塞感を刷新し、長門市を明るく活気のあるまちにすることにあると考えております。

 そこで、地域活性化の実現に向けての方策としましては、民間の委員で構成するながと地域再生戦略会議を設置し、行政の枠にとらわれない斬新な感覚で、幅広く意見を求めたいと考えております。そして、戦略会議で示された意見を参考に、民間サイドから見ても効果が期待できるプロジェクトを立ち上げたいと思っております。もちろん、意見を求めるだけではなく民間と行政が一緒になったプロジェクトを効果的に進める必要があります。プロジェクトを完全にやり遂げるには、部門間の調整や細々とした業務を担当し、仕上げをする実務家が欠かせません。

 その役割は、市職員が担うべきものと思っておりますが、頼るべき予算が少ない中では、長門市はどうすればよくなるか、民間と行政が一体となって真剣に考える地域風土を醸成することが、地域活性化への課題と思っております。産業振興による地域活性化に向けた当面の方策は、以上のとおり考えておりますが、具体的に何を変え、何をするかについては、個々のプロジェクトを立ち上げる段階で御説明したいと思っております。

 以上で答弁を終わります。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 立ち上げるときに、個々のプロジェクトを立ち上げて色々考えていくというような答弁だったと思います。大体施政方針の中に書いてあるとおりていうか、そういう答弁じゃなかったかなと思うんですが、まあまあそれはええとして次にいきたいと思います。

 ふるさとまつりがあります。これ、地域活性化の大事な材料の1つと私は思うんですが、市長はどう思われてますでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。もちろん私も、ふるさとまつりは自治体にとってはビッグイベントでございますので、地域の活性化にも役立つものと思っております。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) そう捉えているていうことで市長も言われましたんで、それを踏まえて話をさせて頂きます。

 まず、今回焼き鳥のことについてお聞きを致しますが、今年は全国やきとり連絡協議会との共催により「全国やきとリンピックin長門」をながとふるさとまつりにあわせて開催し、全国からのお客様に焼き鳥のまち長門を体験して頂くと施政方針には書いてありました。今までやってきた、今までやっておられた焼き鳥屋さんです。それについては今回入らないということをお聞きしたんですが、それでは地域の活性化にならないと私は思いますがどう思われてますでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。全国やきとリンピックin長門につきましては、現在実行委員会が立ち上がっておりまして、そちらで検討されておるところでございますが、今聞き及ぶところによりますと、議員さんおっしゃいましたように過去に参加した焼き鳥横丁と申しますか、その焼き鳥店全員があそこへまた集結するというようには聞いておりません。しかしながら、まだ実行委員会の段階でございますので、また私ども行政のほうの要望もその中に取り入れることができようかと思っております。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) よう分からん答弁やったんやけど、いうことは焼き鳥屋を少し入れるていうことを考えるということでいいんですか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) 企画を実行委員会にお願いをしておりますので、その中に行政としての要望が入れることができるかどうか、また実行委員会のほうの結論によると思いますが、そのお願いをしてみたいということでございます。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) あの、焼き鳥ていうのは今市長も述べられました。地域活性化の大事な一つであるていうふうに述べられました。ていうことは、やっぱり焼き鳥でこれは、長門はかなり有名になったていうことを市長さん今言われたわけです。ということは、地域活性化の1つの材料として、やはり大事なこの地域の長門の焼き鳥というのを中に入れてやるのがぼくは筋ではないかというふうに思うんです。是非、この長門の焼き鳥屋さんも入れてほしいてやっぱり僕は切実に思いますので、市長さんどうかよろしくお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。私も、実は今先野議員さんからこのやきとリンピックin長門ですか、それには地元の焼き鳥屋さんが参加しないということを聞きまして驚いておるわけです。実行委員会の検討内容については、何も私報告受けてませんが、検討委員会があることも私知りませんでした。認識不足でしたけど。もう市長になりました以上は、検討委員会のことも報告受けて、おっしゃるように地元の業者がそれに参加できないていうのはこれはおかしい話であって、その辺は私も強く要望して参ります。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 強く要望するていうすごい、ありましたのでこれについてはもうやめますけども、これもちょっと焼き鳥屋の方が言われとったんです。本当に焼き鳥のまちを活性化させる気があるのなら、のぼりぐらいつけてほしいと。今まだのぼりがないんです日本一の。焼き鳥日本一の日本一が、そういうのぼりもつけてほしいていうふうに言われたんです。今回、市長さんすぐ変わられたんで、すぐやってくれてやから僕は言うちょくよとこういうに言うてしもうたんです。市長さんどうですか、ひとつのぼりつけてほしいんですがどうですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。(「ちょっと先に」と呼ぶ者あり)繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。今、やきとリンピック実行委員会では開催に向けて様々な企画をしておるわけでございますが、その中で市が補助金を出していくわけでございますが、その予算の執行におきまして焼き鳥日本一の旗をたくさんつくるようにしております。それを、そのイベント後に市内の店舗に配付する、或いはお店の近くにそれを掲揚する、そういうふうなことができようかと思っております。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 係長級の職員にでも、ヒアリングの意味でていう話が施政方針の中にありました。是非焼き鳥も食べに行って、地域の活性化の意見も是非聞いてほしいと思うんです。昔はよく市の職員さんも、強制的じゃないんやけど食い行けて言われんですけど、昔はよう聞きよっちゃったと。今ちょっと、何でか知らんけど余り来ちゃなくなったよって、こういう声があるんです。(発言する者あり)いや、だから地域活性化のためにも是非、やっぱり職員さんも食べに行って、そういうヒアリングも大事な部分だと思います。是非よろしく、これについてはお願いします。

 施政方針の中に(発言する者あり)商工業の振興については体験・滞在・反復型の観光地づくりについて、隣接する自治体との広域連携を一層推進し、観光客が再び訪れる観光地を目指し、観光協会などの地元関係団体と連携し、交流人口の増加を図っていくという、書いてあります。その中で、今やっていこうとしている何か対策というのがあるかどうか、お聞きします。



○議長(松永亘弘君) 重原商工観光課長。



◎商工観光課長(重原敏男君) お答えします。現在、長州路トライアングルチケットというのを5月から実行しております。下関市の海響館、長門市の金子みすゞ記念館、美祢市の秋芳洞を相互に訪れて頂こうというチケットでございます。これは、下関市、美祢市、長門市の相互協定、観光協定に基づくものでありまして、現在5月分としまして海響館で27枚、秋芳洞で24枚、金子みすゞ記念で3枚程5月中に出ております。

 以上です。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 長門路とかこの長州トライアングルチケットの話とか、毎日新聞にも色々書いてありました。これは、3市がやってどこかに泊まるからていう、宿泊代や食事代、土産代などの効果を狙ったものだというふうに書いてありましたけど、これも今からのことで、本当にうまくいくかどうかていうのははっきり分かりません。産業の掘り起こしで何が一番大事なのかていうことでございますが、私は商業が栄えるていうことだと思うんです。商売がもうかれば雇用が生まれます。雇用が生まれれば地域が活性化すると。それがうまくいかないから皆さん悩んでいらっしゃるわけです。

 俵山も40年昔ですか、僕が10歳とか9歳ぐらいのあたりのときには、すごくげたの音がうるさくて、僕俵山温泉なんで、湯町なんで、寝れないんですそれこそうるさくて。カラオケもうるさい、反対に多いのがうるさいような気がして、反対のこと言いよるみたいやけど、せっかくこの地域が活性化する方法ていうのを何か見つけていかなくては、今からの産業乗り切れないと私は思うんです。

 先程、市長が最初のときに答弁言われて、色んな皆さんの意見を聞いて活性化に繋げていくということも大事な一つの部分だと思います。だけど、何か仕掛けをしなくてはそれも活性化には結びつかないわけであります。隣のまちはホタル祭りがあります。ちょっと聞いたら、豊田のホタル祭りは6月6日から14日までで、19年20年合わせて4万人ぐらい観光客がっていうか、色んな方が来られるそうで、今年は更にまた多くなっているだろうと。統計とってないから今年は分からんていう話でしたけども、ホタル祭り開催で宿泊客増加にかなり繋がっているという話をされてたんです。

 ちょっと1つ市長にお尋ねしたいんですが、市長は長門に合った活性化対策というのは何だと思われますか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。活性化対策、やはり私はこのまちは第1次産業が栄えなきゃ駄目だと。いわゆる第1次産業に従事される方々の所得を上げていくことが、この地域の活性化の大きな要因になろうかと思います。

 御案内のように、国の補正予算、今回経済対策の補正予算でございますが、長門市に約6億8,000万円参るわけでございますが、これの使途についても長門市に金が落ちるような事業に配分しました。やはり、今このまちは経済もう完全に疲弊しております。だから、当面は行政にあっては、公共事業は全てこのまちでやるんだと、そしてこのまちに金を落とすんだと、それはまた税金何々はね返って自治体に返って来るわけです。とにかく公共事業は外へ出すなと、そのことを私声を大にして担当課長並びにスタッフに言っています。そのために厳しい規制も設けております。例えば公共事業を落札して、その事業の下請けを、しかも他市の業者に出すていうことはあってはならないよと。その理由については私が判断する、理由を書かせます今度は。とにかく、今ここにセクト主義になっても長門市から金を出さないようなことも考えなきゃいけない思ってます。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 公共事業は長門市でやると。昨日は、三輪さんのときにも言われたと思います。1,000万円のプレミアム商品券のこと言うてええかどうか分からんけど、その話もちょっとされました。三輪さんが言うたように、今マイナス100億円商売が落ち込んでるというような話もされたと思います。僕は、俵山温泉だからていうわけじゃないんですけど、第一に温泉の活性化をしてほしいんです。

 せっかくある、今5名湯、これを最大限に利用したまちづくりというのを是非やってほしいんです。色んなことをやられています。湯本ではゆかたまつりとかバレンタインのLOVE花火など、集客を見込める、夜泊まれるような方法で、夜の部分でやられてます。夜の関係を。

 私も俵山温泉に、市長も御存じのように住んでおりますが、この宿泊客の誘致対策これが一番大事な部分ではないかと私は思うわけです。今、旅行スタイルが団体旅行から小旅行へと、家族旅行とかに変わってますんで、そういう部分でかなり客は少なくなったのかなていう部分もあるわけなんですが、昔は本当にじっとしているだけで温泉に入る客がものすごく増えてました。しかしながら、今はしっかりとしたアクションを起こさなくてはまちに客を呼べない状況に、そういう状況に今なってます。日帰りと宿泊の実人数、年間の実人数を調べたんですけど、18年が湯本が47万9,343人、19年が47万1,982人、20年が46万7,983人、俵山が15万9,248人、19年が16万9,052人、20年度が16万7,168人とかなり少なく今、どんどんどんどん少なくなってきてます。

 まず、市長、俵山や湯本のこの集客数の増加、これをやっぱりやってほしいていう思いが僕はものすごくあるんです。近くていうことはないけど黒川温泉、多分市長も行政視察か何かで行かれたことがあるんじゃないかなとは思うんですが、そこがすごく今全国で有名になって集客数が増えているまちということで有名になっております。その仕掛けというのが、爆発的なヒットの一大要因として、口コミとインターネットていうことなんです。上げられると。露天風呂全て、旅館を露天風呂にかえたと。それと、入湯手形ていうのをつくって6カ月間有効期間があって、もう1回来れるような方式にしたと。

 それと、看板の設置。これも分かりやすい看板の設置です。これも客数の増加の一つだというて言われてました。県とまちが毎年500万円ずつ出し合って、木を植えることによりまち全体が癒しの空間を形成したと。温泉ていうのはやっぱ癒しの部分がありますので、そういう部分を形成したていうことも要素の一つだということで。私行ってないんですが、湯本の観光協会の方とちょっとお話をして、色んな話を聞かせて頂いたんですが、勉強させて頂いたんですが、俵山の温泉や看板も中々これ分かりにくいていう話がよく出るんです。俵山で言えば、私のところにでも俵山温泉どこじゃろうかて、よう下町に迷うて入られるんです。湯本温泉にしても、湯本温泉の看板や足湯があります。あれ、近くにも河川公園の看板、近くに行ったらあるんです。見に行かれたら分かると思いますけど。そういう分かりやすい看板ていうのが、とにかく観光地なのにないんです。それが、僕はちょっと不思議に思うんです。かなり不思議に思います。是非、これ市長に看板の設置とそれと宿泊客の誘致対策として、温泉と市の連携、これもしっかりやってほしいんですけど、どうですか市長。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。看板については、今度の臨時議会でやる経済対策の中に500万円を2件、合わせて1,000万円計上致しております。それから、いわゆるおっしゃるように観光対策、私もその辺を一番考えております。俵山温泉、湯本温泉、市内には5カ所の温泉があるわけですけど、これはもう全国的に今温泉街は大変厳しい状況に追い込まれておりますが、何とか地元のこの温泉にお客さんが来て頂くように私も色んな機会を捉えて、もちろん行政のスタッフもやはり売り込みをやるぐらい、これからはそういう姿勢でもってこの問題の解決のために努力させようと思ってますし、私もとにかく長門の地元の物産もそうですが、この地元の温泉、或いは豊かな自然に恵まれた本市ですから、これをもっともっと広く紹介しなきゃいけないていうことで、先日も矢崎先生がお見えになったときに、実はみすゞさんのいわゆる没後80年が来年と聞いておりますんで、それにあわせて毎日新聞と大丸と一緒になって全国へ、東京、京都、大阪、福岡とみすゞ展を開催されます。私は、矢崎さんに、これに長門の物産展、或いは長門を紹介する物を、イベントていいますかあわせてやって頂けるように、毎日新聞或いは大丸さんにお願いしてくれんかとこの前もお願いを致したところでございます。

 とにかく、やはり九州だけじゃなくて東京、大阪、大都会に対して情報発信をしていくことが肝要かと思います。観光問題については、やはり全力で取り組んで参りたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 全力で取り組んでいきたいていう、こう強い答弁を頂きました。お客が増えれば、入湯税がもちろん増えるということで、是非客数を増やしてほしいと思います。湯本の、済いません入湯税の話なんですが、18年が4,657万1,898円、19年が4,815万9,900円、20年度が4,464万5,700円、入湯税もかなりやっぱり減ってます。あわせて、やっぱり今言いました入湯税が増えれば財源、重要な市の財源にもなります。是非、これまちを活性化させる本当に大事な材料なので、今強い答弁を頂きましたがよろしくお願い致します。

 これも、一つの案なんでございますが、地元の商工会議所や商工会と長門市が連携して、特産品のパンフレットをつくって日本中で頼めるようにしていくという。もちろん、長門のこのお酒とか青海島とかあります。仙崎蒲鉾、藤光蒲鉾、長州どり、長門和牛、俵山の豆腐や、これはあれ何ですけどマラ地酒とか、三猿まんじゅう、こういうのも観光用の特産品として、結婚式の引き出物のかわりにしたり、どこでも頼めるように考えていく、これ長門市版特産品カタログ、こういうのつくったらどうかなて私は思うんですがどうですか市長。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 実はもう御紹介したと思いますが、私の名刺には蒲鉾とそれから地鶏、ゆずきち、それから仙崎のイカ、鯛、武田議員さんちりめんも入れてくれて言われたんですけど(笑声)ちりめんまで入らなかったんですけど、ひとつそれを私はもう出張の度にみんな配ってます。この前東京行ったときも、もう50枚ぐらい。やはり、長門市にはたくさん、おっしゃったようにかくれた名品がございます。そういったものを広く紹介することには私も賛成でございますので、考えて参りたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 考えて参りたいということで、これ前もって私商工会議所に事務局を通して事前に聞いてもらったんです。現在、県の補助金が150万円程出ると、こういうホームぺージを立ち上げるのに。特産品の紹介をしようと考えているそうでございます。前段階として、商工会、水産関係者、農協の方々を交えた委員会で協議したいと思っているということで言われました。

 カタログ作成となると、費用の関係上県の補助では難しいため考えていないていうことで言われたんです。しかし、市の協力が得られれば、カタログ作成もやぶさかではないというふうに言われましたので、是非このカタログの作成のほうもよろしくお願い致したいと思います。これ、ほかの市でもやってる市があります。愛知県岡崎市で160万円でカタログをつくれたそうなんですけど、予算はへづるとこは市長やっぱへづって頂いて、やっぱり活性化に何かこう大事なものができるというならやってほしいんです。そういうとこに金をかけて私はやってほしい、そういうふうに思います。

 市長がかわって、職員も議員も今、今後どのように市がなっていくかていう不安がかなりあると思うんです。職員の中には、市長が今何をしたいんだろうか、よく分からんのうとかいう職員も中には、色々僕職員のところに行って色んな話を聞きますので、そういうふうな話をされている方もいらっしゃいます。指示がないから一番不安だという声が一番多いかったです。僕はやっぱり、市長さんにリーダーシップを今からとって頂いて、この市をどうかしてよくするんだていうふうに言われて新市長になられたわけです。やはり、そこの充実というのをしっかりリーダーシップをとってやって頂きたいていうふうに思いますが、市長のどうか意見をお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。私も、この長門市がかつての活力を取り戻すために、粉骨砕身努力していくことで市長選に手を挙げたわけでございますので、何とか力の限りこの地域のために頑張ってもらうと。また、そのためには、まだ就任早々ですからこれから職員とも膝を交えて、このままでは長門市は潰れるぞと、危機感を抱いてくれと、そのためには何をする、何をしたらいいか、そういったことまで話していきたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 先野正宏君。



◆5番(先野正宏君) 今、市長の強い意志を私頂きました。よくこれも、僕しょっちゅう歩くんでよく聞くんですが、住民の方が言われてました。新市長さんどうなんじゃろうか、本当にようやってくれてんじゃろうか、こういう声をよく聞くんです。皆さん、新市長に対するすごく期待感があるわけで、それを是非充実をして地域活性化に繋げる対策をよろしくお願い致しまして質問終わります。

 以上です。

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○議長(松永亘弘君) この際、暫時休憩致します。休憩時間は10分と致します。

午前10時14分休憩

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午前10時25分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。三村建治君。

〔3番 三村建治君登壇〕



◆3番(三村建治君) 私は、後畑出身の3番議員の三村建治です。すぐる4月12日の議員選挙におきまして議席を授からせて頂きまして、大変御支援頂きまして、心から皆さんにこの場をお借り致しまして、厚くお礼を申し上げるものでございます。

 昨日は、干天の慈雨と申しますか、大変恵まれました、或いは待ち遠しい雨が降りまして、農家の皆さん、とりわけ油谷、日置の農家の皆さんには一安心をされた方がおられると思いますけれど、干ばつはこれで解消したわけではございません。私もひとつ雨が降ることを願っておる一人でございます。

 私は、中古の新人でございますけれど、私のスローガンであります、市民が主役、主役の市民がはつらつと働けるステージ、或いは市民のいこいの場、或いはまた市民の活動の場をつくることを目標にしておりますから、これからも頑張っていく覚悟でございます。

 それと、南野市長には、私は改革、或いはまた規制緩和という考え方で、この選挙の中で色々発言してきましたけれど、私より一ランク上の刷新を掲げて、市長はこの市長選挙に臨んでおられます。私よりちょっと一つ上の考え方でございますけれど、私の考え方とかなり似たところもありますし、私はこの南野政権を全面的に支えていこうというふうに考えておる一人でございます。

 それでは、私の一般質問の、油谷、日置地区で計画推進されております風力発電に対する市の対応について、市が事業主体ではないので、計画全般について答えられない部分もあると思いますが、今まで私の周辺で起きている事柄、或いはまたJ─POWERとの交渉等内容について、市民の皆さんに報告をしながら認識を深めて頂きたいと思います。

 まず初めに、昨年の4月頃に、雨乞山の山頂付近でエンジン音がするから、これは何じゃろうか、木の搬出をするんじゃなかろうかというふうに思って心当たりの人に聞いておりますと、誰もそういう人が出入りする兆候がないので、誰もそういうふうなことを聞いたことがない、日置の雨乞でため池の工事がしてあるからその音ではないかという程度の話でございましたけど、山頂で何が起きているのか、或いはまたどういうことが起きているのかということが、一切、地域の住民、私達の地域の人には誰も分からない状況でありました。  その後、6月の22日に風力発電の計画を東後畑地区に説明するという会が持たれまして、そのときには地質調査も終わりに近づいて、もう一カ所、支度をさせてほしいという程度の話でありましたし、全体計画としては2,000キロワットの風力発電を19基程設定をするというようなお話でございました。

 そのときに説明はされたのではありますけれど、一向に地域への以前の取り組み、或いはまたそうした今から地元に対してそうした説明をするかというような問題もほとんどされないで、自分達の建設計画に対する考え方だけでありましたので、私達も既存の風車、とりわけ妙見山、或いは北松尾の騒音問題が地域の皆さんに決して良好な評判でなかったということから、自治会では東後畑の稜線に5基程建設するということであったので、生活に影響があるということから建設をしない方がよいという決定をして、中畑自治会とも協調し、市に一考してほしいということで、今年の2月に市長と議長に建設計画反対の陳情書を提出をしてきたのが、今までの現状でございます。

 選挙の期間中、活動中にも多くの人から、三村さん、なんで建設計画に反対するんか、なんですかって言われることを再々聞いてきたんですけれど、風車はエコ施設で電気は生活に絶対必要なものだからと言われるのが、その人達の主張でございます。

 それで、私は、5つの反対理由を申し上げる、或いはまたそういった問題を取り上げて説明をしております。

 まず初めに騒音問題です。騒音については色んな風車がありますから、地域の皆さんには分かっている問題でありますし、また騒音が今まで再々やかましいということで、或いはまた二、三の人がそうした素性を市に改善するように申し入れておりますけれど、一向にそうしたものが改善されないまんまが現在に至っておるという問題です。

 それと、低周波、電磁波という被害が先進の風車を建設された地域では、頭痛或いはまた耳鳴り或いは野鳥の被害があるというふうに言われております。

 それと、地下水の枯渇現象がおきるということから、山林の私達の雨乞山の稜線は宇津賀地区の方には山林の幅が大体200メートルか250メートルの山ですけど、その中に道路部分としてほぼ20メートルの幅の伐採がされるということから、山林の1割を超えるダム開発は既に計画をされております。

 こうしたダム開発が私達のその山頂部分でされると、必ず地下水に影響があるということから、私はその地下水が今回、今干ばつというふうに言いましたけれど、そうした水の影響に多大に影響するということから、地下水の枯渇に問題があって、農作業がかなり停滞する、或いはまたできなくなるいうふうに反対をしております。

 それと、景観破壊が今から起きるであろうというふうに思っております。雨乞山系は300メートルの高さの山でございますけれども、その上にほぼ100メートルの高さの風車が立っていることから、今まで棚田で、あそこで米米フォーラム、或いはまた漁火等の写真家が、たくさんの方が出入りをされておりますけれど、そうした面、或いはまた多い日には50台ぐらいのカメラマン、カメラが座りまして、人の出入りとしては100人程度の者がそこにいつも滞在をされておられるように、やっぱり観光としてもかなり大きな役割を担っておりますし、そうした地域にそうした騒音、或いはまた低周波というような被害が想定されるようなものが立ってくると、せっかくのその観光的に来地をされる方が少なくなるような現象が起きるんじゃなかろうかということで、先程も長門市は観光で生きていくというような市長のお考え方もありますように、やはりかなりの影響が出るんじゃなかろうか、或いはまたそうした恐れがあるものが、現に今その長門市に必要であるかどうかということを思っております。

 それと、今の白滝に空中都市が起きております。現在、白滝には20基の風車が立って、警告灯がかなりちかちかしておりますから、あそこに行かれた方は、或いはこっちの宇津賀、或いは向津具の方は南側を見れば分かるように、かなりそうした景観の破壊が起きておりますから、それをいかに捉えていくかということで、私は景観の破壊になるんじゃなかろうかというふうに思います。

 これとエコの推進ということで、エコは消費者がこれは私は行うものであるということから、節約精神がなければエコはできないというふうにも思っております。

 以上のような理論から、市長の今までの対応と今後の考え方、或いはまた回答を頂いて、以後は発言席からさせて頂きます。

〔3番 三村建治君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) それでは、三村議員の風力発電に対する市の対応についての御質問にお答え申し上げます。

 国が定めたエネルギー政策基本法に基づくエネルギー基本計画において、地方公共団体は基本法に示された基本方針に則り、エネルギーの需給に関し国の施策に準じて施策を講ずるとともに、その区域の実情に応じた施策を策定・実施すると規定されております。

 また、地球温暖化対策の推進に関する法律においては、地方公共団体は温室効果ガスの排出の抑制等のための施策を推進するとともに、区域の事業者または住民が温室効果ガスの排出の抑制等に関して行う活動の推進を図るため、情報の提供その他の措置を講ずるよう努めることとされています。

 長門市総合計画の戦略プロジェクトの一つ、資源環境プロジェクトでは、風力発電を初めとする地域新エネルギーの活用を推進し、環境保全意識の高い地域社会を構築しますとの方向を示しております。

 さて現在、油谷、日置地区で計画されている風力発電につきましては、電源開発株式会社が1基2,000キロワット、19基の設置が予定されているものです。これまでの市の対応としましては、平成20年2月に電源開発株式会社から風力発電の設置について協力依頼があり、これに対し、市としては計画に協力する旨の回答を行っております。

 同年3月には市議会全員協議会において御説明させて頂き、地元住民の皆さんに対する説明会を6月から7月にかけて12日間、19自治会で開催しております。

 9月には市議会経済委員会において、経過及び推進状況について御報告し、10月には2回目の地元説明会を開催しております。

 また、今年1月には電源開発株式会社が施工し、稼働しております阿蘇にしはらウインドファームへの視察が実施され、これに職員が同行しております。

 更に1月から2月にかけて3回目の地元説明会を開催しております。1回目の地元説明会では、騒音や低周波音、電波障害、湧水などについて御意見が出され、電源開発株式会社が行う調査を待って、次の説明会で明らかにすることになりました。

 2回目以降の説明会では騒音測定データ等についての説明を受け、自治会毎に問題点の絞り込みやその解決方法について、今後協議して参ります。

 なお、環境影響調査については、電源開発株式会社が自主的に実施されたものでありますが、近日中に調査結果を公表される運びになっております。

 更に、今月から4回目の地元説明会を開催することとしており、併せて6月28日には2回目となります阿蘇にしはらウインドファームへの視察が行われる予定です。

 電力の安定供給と地球温暖化防止対策につきましては、最初に申し上げたとおり、地方自治体としても積極的に取り組むことが必要であり、風力発電の建設もその一つではありますが、この推進に当たっては市民の皆様の安心・安全を確保することが大前提であると思います。

 今後も市民の立場に立って不安の解消に努めるとともに、地域住民の皆様の御理解を得ながら取り組んで参りたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 今市長が申されましたように、今地域の理解を得ながら進めていくというお考えのようですけれど、私は今まで市が副市長、或いはまた部長、或いはまた課長がJ─POWERと一緒に同席をしながら、地元の説明会に出席をされる、或いはまたそのことに対して市が事業主体があるならばそうした取り組みも必要であろうと思いますけれど、そのあたりの考え方の延長線上に第三セクター等の考え方があるのかないのか。あるんならやはりそういった考え方も必要であろうと思いますけれど、一端の個人企業がこうした問題に取り組むのに市を挙げてそうした対応をする必要があるのかどうか。そのあたりについて市長のお考えを聞きたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 まず、最初にお断り申し上げておきますが、第三セクターということは一切ございません。今日まで市の職員が地元の皆様と話し合いの中でJ─POWERに同行したということに対する三村議員の不信感と言いますか、市に対する不信があるやに伺えますが、私も当時のことにつきましては詳しく分かりませんが、私は恐らくJ─POWERに同行したというよりは、やはり市としても地域の方々がお集りになっておって、やはり業者の方がおられると、そこにオブザーバー的な存在でその会合の話し合いの内容について把握する必要があるから、役所から出かけていったのではなかろうかと拝察するものでございます。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) それでは、今のような同行、或いはまた事情聴取というふうにちょっと捉えるならば、それも一つの方法とは思いますけれど、やはり1企業として捉えてこの風力発電の建設計画を進めておられるのであれば、同行は必要でないと思いますけれども、市を挙げて、或いはまた先程も昨年の2月に建設に賛同すると議会が、或いはまた市が改造したいのであれば、私はそのときに何で地元に対して、或いはまたその自治会長、或いはまたその地域のあらゆるチャンネルと使いながら、そういった動向をしなかったのか、そこ。

 それともう一点、市有林のボーリング調査は必ずされておると思いますから、そうした調査に対する同意について、市はするときに何でそうした問題がありながら、或いはまたそうした問題を無視しながらやってきたかということなんです。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 市と致しましては、市民の皆さん、地域の皆さんが色々御不安をいだいていらっしゃいます。その御不安を取り除くべく電源開発は様々な方法を今講じようとしております。

 その中で、今申されますボーリング調査につきまして、このことは今最近では1週間前でございますか、東後畑に説明に参らせて頂きました。

 また、3日前でございますか、先週の土曜日でございますが、野田北地域へその不安を取り除くべくその会合に出席をさせて頂きました。その折にボーリング調査を地元の了解なしに入ったことのお詫びを電源開発が皆様に申し上げていらっしゃいました。そこら辺の皆様方の御不安を取り除くべく電源開発がやる行為が地元へ徹底されない中で、電源開発が急いでやったものと思われますが、大変不首尾があったなという感じで、私も受けとめておりました。

 しかしながら、電源開発とすれば、向こう1年間の中で是非地元の皆様に御理解を頂きたいという中で、皆様の御不安を取り除く、そのことがただ今5点程申されました全てをその皆様に御理解を頂くという中で進めております関係上、そういう不首尾が生じたものと思っております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 再度、もう一遍聞きますけれど、市有林の同意をJ─POWERに出されておると思いますが、そのときに何でその地域の今までの風車に対する考え方が、北松尾、或いは妙見山の風車に対して地域の皆さんがあれ程不安を持って、或いはまた自信を持って対応しておったのが分からなかったかと私は思うんですよ。

 それがなかったらこれ程ぼたんのかけ違いもないし、事前にこれ程その色々な対応をする人もなかったと思いますけれど、それで再度その市有林に対してどうした考え方でゴーサインを出したのかということと、その既設の風車の総意に対して、市長は住民の皆さんが騒音、或いはまたそうした風車に対する苦情があるというのを御承知か、御答弁をお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 市有林に対する立ち入りについては、私も前任者時代でございますので、その経過については特別に聞いておりません。

 それと、今おっしゃった、いわゆる旧油谷町のときに既に建設された風力発電、それがいかにその地域住民に影響をもたらしているか、そういった調査も前任者のときのことでございますが、私は当然それはなされておるものと理解しておりました。

 それでよろしゅうございましょうか。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) それでは、まあ今済んでしまったことですから、私は市長では色々難しいと思いますけど、それで私は今、多分北松尾の風力発電所は第三セクターであると思っておりますけど、そこは間違いないですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。それは間違いございません。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) それでは、北松尾の第三セクターですから、これ一応総会等でいけば役員ということになります。そこで、今までその北松尾の住民の皆さんがあの風車の音がやかましいと言われる中で色々市に苦情が、或いはまたそうした話が入っていると思いますけれど、その総会に出席して、そうした内容を聞きたいということがあるかどうかというのをお聞きしたいと思いますが、それをお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 すぐる日、総会を開かれました。御案内頂きましたけど、私は別件で出張致しましたのでその総会には出席しておりませんが、商工観光課長は出席致しておりますので、今、参りますので、答弁させます。



○議長(松永亘弘君) 重原商工観光課長。



◎商工観光課長(重原敏男君) お答えします。

 先日の油谷風力発電の総会、株主総会におきましては、騒音被害等の報告はございませんでした。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 私が今言うのは、そうした今まで北松尾の風車に対して地域におられる方がかなり苦情を言っているはずなんですよ。だから、総会も平成15年に建設されておりますから、四、五回総会があります。そうした総会というか、そうした役員会等に出席をする場がありながら、そうした苦情があると、或いはまた改善計画がそこに提案されないと、それはどういうことかということなんですよ。

 いかに住民を無視しながら市が責任を放棄して、なおかつその上でまだ風車を建てたいというようなお考えでこうした事業を進めるから大きな間違いが起きるんですよ。

 だから、役員会であるようなそのトップの席におりながら、これが言えないというような第三セクターやったら私は解散して頂いて、何ちゅうか、今の建物の、風車の徹底的な建て直し等もして頂くことが一番いいんじゃなかろうかというふうに、第三セクターだから強くそのあたりを、今までも要求してもらわないけませんけれど、新たに今回、課長の話にありましたような話がなかったんじゃなくて、市が出さない、いけん問題じゃないですか、この問題は。ちょっと話がなかったということは、いかに私達がその騒音問題と言いながら、市は今まで全部無視なんですよ。じゃあないですか。お願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 私は、既存の今の風力発電による色んな騒音等々があり、付近にお住まいの皆様方に御迷惑がかかっておるということは知りませんでした。また、役員会なり総会の御案内があるかと思いますし、またそういったことは何も役員会や総会で申し上げるまでもなく、また関係者とその旨、伝えまして、その解決に努力してくれるようにお願いをしたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 北松尾の風車に対しては第三セクターということで、市がかかわることができます。今、妙見山のこの風車に対しては、丸紅さんが今、J─POWERを買収されたということでありますけれど、それに対して今までもうそうした地域から苦情がありながら、ほとんど無視されておるんですよ。それで今のこの風車を始めようとするけれど、さっき言うたように、地元には説明がない。

 だから、この風力発電そのものに私は今言うように、このエコであって、それでCO2対策にもいい、或いはまた自然エネルギーが使われる、色々表面的には明らかにそれは今の環境対策にはかなっておるというふうに言われますけれど、地域の住民の皆さんのその風車に対する不安、或いはまたそういった苦情、或いはまた地域におられる方のその生存権、或いは生活権までも市は全部無視しちょうるんですよ。それに対して今からまたその風車をつくりたいから協力してください。或いはまたその協力をする中でも、今、市が市有林のボーリングの調査を許可しながら地元には説明をしない、これは一体どうなっているんですか、この長門のシステムは。

 私も今まで在職しておったんですけれど分かりませんけれど、けれどこの不信感を持つような市政がされておるとは、私は思ってなかったんですけれど、現実これは何かということなんですが、ここまでその地域の住民を無視しながら政策をされるということに対しては、地域の多分同意はとれないと思いますし、また今後もそうしたその対応についてもしっかりまあして頂きたいというふうに今思っております。

 それで、今後の考え方ですけれど、今度は市長の考え方できちんと話をして頂かなければならんと思いますけれど、今までどおりのように、先程、部長以下、いっしょに今までどおりされるのかどうかということを再度市長なりに回答をお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 もちろん申すまでもなく風力発電はエコ対策と言いますか、そして市にとっても経済効果はあることは私も認めます。しかし、地元住民のあれだけの反対があって、やはり行政としてはやはり地域住民の声を大切にしていきたいなと思っています。

 そして、今までの行政がどのようなかかわり合いがあったか、私もまだよくその辺は把握はしておりませんが、やはり業者と行政とやはり一線を画して、行政は行政としての役割を果たしていきたい。

 例えば、先程申し上げましたように、地域と業者との話し合い等にはやはり地域住民の皆さんの声も把握しなければいけませんので、市からもオブザーバーで参加することもあるかと思いますが、この推進に当たって、風力発電の推進に当たって業者のお手伝いをするようなことはさせません。その辺は御理解頂きたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 一応、私も市が事業主体でないんであれば、市長が今言われたように、情報のアンテナ程度にして頂きたい。それで、今から建設可能かどうかというのは別なんですけど、そうした風車を建設される中で、市長は施政方針の中にも風車を市長は環境、この3ページ、4ページにちょっとありますように、「自然と人が安らぐ安全なまち」ということを一つ捉えておられますけれども、そうした自分の考え方とこの今進めようとする風車が本当に共存できるのかどうか、環境を一旦破ったときにもとにもどるかもどらないかなんですよ。今、皆さんが観光、或いはまたそういった散策をされておるのは、人のぬくもりのあるような地域、或いはまたそうしたその人がつくった景観でないと、今の人は見に来ないんですよ。自然にできたものは1回見たら終わりますけれど、やはり今あるそうした癒しを求めておられるような、或いは先程の先野議員も色々温泉で交流人口を増やすということを一つ捉えていくんであれば、周辺がいかにそうした人が呼び込めるかということがないと、いかに何ぼ考えても温泉だけに来る人もおらないし、それで湯本に泊まるだけの人もおらないんですよ。やはり周辺を見ながら、或いは金子みすゞ館のように、やはり先人の偉大さを見たいために人が来るだけであって、それがあるからこそその観光の地域は潤う、特に私も彩波さんが毎日マイクロバスや中型バスで必ずあそこの東後畑の展望台のところに来られます。こういうふうに、やはり何かを求めて来られる人はそういうふうな地域にやっぱり泊まりながら見たいんですよ。それじゃから、観光が成り立つわけであって、そこの原点が市長の考え方とそうすると今の風車は共存できるかどうか。それを市長なりの考え方なので整理して頂きたい、それの発言をお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 今おっしゃるように、ただ温泉に浸るということじゃなくて、やはりその地域の豊かな自然に浸ることも、これ一つの大きな観光の要素でございます。

 先日、安倍先生ともお話をする中で、油谷の棚田とツアーというか、油谷の棚田と温泉とか、或いは青海島と温泉とかそういったそのひとつの仕掛けをしていくところにまた観光客も呼び込めるなという話も致しました。

 私も何も風力発電、何が何でも設置するということではなくて、やはり地域の住民の方が駄目だというものは、これは誰が何たってやれるわけはないわけですから、やはり地域の住民の皆様の御意向というものを尊重しながら、この風力発電についてやはり地域第一、それが私の考えでございます。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 市長の考え方は分かりましたけれど、私もやはり地域については長門市の市民の皆さんが観光を主体としたその長門市の私はまちと思っておりますし、またそれを目的のための環境整備のためにこの7月の12日には海の日として海岸清掃等を仕組んでおります。

 そういうふうに、それも只の浜で下関と長門市の交流列車も停まってあそこらの景観を楽しんで、列車の中からおられます。

 こういうふうに、自然を一度そうした形の風車が実際にJ─POWERの皆さんは交流人口を増やすというておりますけれど、現実油谷の中で今5件ありますけれども、あそこに行ってみたときに、北松尾なんかでもほとんど人の足跡、通った足跡というのはほとんど見受けないんですよ。

 やはりただ景観の中に見るえかもしれませんけれど、そうしたものがやはり今から長門として本当に必要なかどうかということと、もう一つは、夜は何ちゅうか、風車の鉄柱そのものに航空の標識の警告灯がつくんですよ。それを見られたときに、向津具の人、宇津賀の人については、前側から見たら、先程も言うたように分かります。けど今度は長門のこの西側、この長門のこの庁舎から西側を見たときに、西に空中都市が出現するんですよ。それを今から、それがひとつの名勝になるかどうか。それを想像してみて頂きたい。

 一度市長、一遍中畑、或いは向津具の方から南側を見たら分かりますけど、かなりちかちかしています。それはかなり長門市のまちよりも明るいかもしれませんけれど、そうした景観ができています。それを、よしとするかどうかていうことを私は非常に、そうした中で本当に長門に来た人がそうした夜景を求めて来るような人はおらないと思いますから、その辺でそれと重ねて御一考をお願いしたいということです。

 それと、市長のエコに対する考え方について、私はエコというのは、CO2削減を主体とした今回の1990年度対比6%削減のCO2対策が主流になるわけでございますけれど、本当にこのエコを担うものは何かということなんで、どこがするんかということに対して市長の所感をお願いしたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) やっぱりエコ対策ていうのは、やはり自治体もそうですけど我々個人が、国民一人一人がそれ対して考えを改めていくことが肝要じゃないかと、私はその程度しか思ってないんですが。



○議長(松永亘弘君) 三村建治君。



◆3番(三村建治君) 私も、全くそういう考え方です。だから、私は現在色々エコ対策考えられておりますけれど、消費者が、市民が、個人がCO2対策の削減をしようという意思がなかったら、電気が必要だ、或いはまたエネルギーが必要だと。へんなら今のように、湯水のように使えば必ずCO2は増えます。けれど、今からしてはいけないのは、CO2を削減せないけないということに対してせにゃいけないのは、今よりも生活レベルが低下するということなんです。それを、今からCO2削減を6%するということは、そうした生活、節約倹約をしてこないとCO2対策にならない。

 ならば、私はそうしたように、最終的にはJ−POWERが今回の風力発電、ひいては国が今から300万キロワットのエコエネルギーをつくると言うております。けど、今現在150万キロワット、もう150万キロワットの風力発電、或いはまたほかのエネルギー、或いはまたほかの太陽熱を使っていかにゃいけませんけれど、そうしたものを個人が設置するのであればそれはええんですけれど、もしJ−POWERがこういうふうなことをしてしまうと必ずこれはエコエネルギーというのはコストの高いエネルギーですから、これは必ず消費者に、或いはまた電気料として必ず返ってくるということを認識するならば、やはりこうした大きな発電施設をつくるよりも私は個人が1キロワット、或いはまた自分の屋根の上に太陽光の光発電のように1キロワット程度の発電施設をつくったほうが、いかに今からエコの対策になるか。そして、またそれがいかに景気浮揚対策になるかということを考えるならば、そうしたものを推進して頂けたらというふうに思ってるわけですけれど、改めてそうした市長が言われるような考え方であるならば、私は一つの提言として今から、今回の景気浮揚策の中でも6億8,000万円の事業費が来ますけれど、そうした事業費の一環の中でも個人エネルギーの対応の枠ができるならば、そうした対応をして頂きたい。

 或いはまた、森林の保護に全力を挙げて次世代に残すCO2吸収源の整備にも充てて頂きたいということを申し上げまして、私の今回の一般質問を終わりたいと思います。また、色々な問題点があるならば、再度また色々な面でお聞かせ願いたいと思います。今日はどうもありがとうございました。

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○議長(松永亘弘君) この際暫時休憩します。10分間の休憩でございます。

午前11時14分休憩

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午前11時24分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 阿波昌子さん。

〔12番 阿波昌子君登壇〕



◆12番(阿波昌子君) 皆様、こんにちは。私は、日置に住んでおります阿波昌子と申します。皆様方の温かい御支援により、再度市会議員に送り出して頂きまして本当にありがとうございました。皆様の御期待に沿えるように頑張りたいと思います。よろしくお願い致します。(笑声)ごめんなさい。それで、済いません。私は、2問質問したいと思います。

 1点目、長門市は、御存じのとおり県内でも高齢化が進んだ地域でございます。長門市報、先月の6月1日現在で人口は4万192人で、高齢化率は33.2%です。だから、65歳以上が1万3,000人いることになります。将来的には、更に高齢化が進むと予想されております。その中で、一人暮らしの高齢者が増えていると言われております。これからは、地域での助け合い、支え合いがますます必要になると思います。そこで、高齢者世帯への取り組みについてお尋ね致します。1点目、現状の対応について、2点目、今後の取り組みについてお尋ね致します。2点目の地域審議会については、質問席からさせて頂きます。いずれも市長さんにお尋ね致しますので、よろしくお願い致します。

〔12番 阿波昌子君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) 阿波議員の高齢者世帯への取り組みについての御質問にお答え申し上げます。我が国は、平成19年に、世界でも類を見ないスピードをもって65歳以上の人口の総人口に占める割合が21%以上の超高齢社会となっております。国においては、平成12年4月に高齢者に対する将来の安定的な社会保障制度を確立するための介護保険制度を創設しました。これにより、市町村の高齢者福祉サービスが介護給付や介護予防を主とした介護保険制度と、従来からの高齢者に対する福祉施策である老人福祉事業の2つに大別することができることとなりました。

 本市におきましても、介護保険制度や各種老人福祉事業の円滑なる実施に向け、本年3月に第4次長門市高齢者健康福祉計画を策定したところであり、高齢者の誰もが地域において心豊かに安心して暮らせるよう様々な施策を展開しております。具体的には、介護や支援を必要とされる方に対しては、介護保険制度により調理や掃除、通院介助などの支援を受けるホームヘルプサービス、入浴や食事の提供などを受けるデイサービスを実施しております。また、自宅での介護が困難な方に対しては、特別養護老人ホームや老人保健施設などの施設サービスなど、必要性に応じたサービスの提供を行っております。更に、要介護者を介護されている御家族の方を対象に、適切な介護知識や技術を習得して頂くための家族介護教室の開催なども行っています。

 一方、お元気な方々に対しては、介護状態とならないよう筋力向上を図るための教室や、認知症予防教室などを地域に出向いて開催しております。また、高齢者の一人暮らしや高齢者のみの世帯に対しては、安心して毎日を過ごして頂くために緊急通報装置を設置し、定期的な安否確認を行う事業や食事を提供する事業など、高齢者の方はもとより離れてお住まいの御親族の方々にも安心して頂ける事業を行っています。更に、地域における施策としましては、自治会単位で高齢者が集会所などに集い、楽しく過ごすいきいきサロンのお世話をされるリーダーを養成する事業、或いは老人クラブ活動事業への支援なども行っています。また、本年度新たな取り組みとして、国のモデル事業の採択を受け、高齢化率の高い宇津賀地区や向津具地区などにおいて、暮らしにおける実態調査やサポート体制の確立などを主とした安心生活創造事業に取り組むこととしております。

 いずれに致しましても、市としましては、平成19年3月に策定した第1次長門市総合計画の基本目標の1つである生きがいと笑顔があふれるまちづくりに向け、高齢障害課内に設置した高齢者の総合相談窓口としての地域包括支援センターを中核として、高齢者個人の状態に応じ、きめ細やかなサービスを充実させるとともに、高齢者自身の持てる力を発揮し、また地域での支え合い、助け合いのもとで高齢者が住みやすいまちづくりを行って参りたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) 色々とよく分かりましたが、市長さんが所信表明の中で政策方針、特に高齢化率の高い宇津賀地区及び向津具地区について、一人暮らしの高齢者世帯等の日常生活における利便性の確保とか、見守り隊を組織的に展開する事業にも取り組んでいくとありますけど、今ちょっとおっしゃいましたけども、具体的にはどのようなことを考えていらっしゃるのか、今から調査するておっしゃいますが、そういうふうな見通しとか方向性とかいうふうなものがありましたらお尋ねします。



○議長(松永亘弘君) 中原地域福祉課長。



◎地域福祉課長(中原康博君) 地域福祉課長の中原でございます。先般、ちょっとごあいさつの際に私所用で欠席をしておりました。今後ともひとつよろしくお願いしたいと思います。

 ただ今の御質問の向津具、宇津賀地区における高齢者世帯に対する支援ということでございますが、この2月に国のほうから地域福祉の推進市町村の指定ということで、希望する市町村は手を挙げろということが実はございました。その中で、特に安心生活創造事業といういわゆる一定のエリアの中で、非常に高齢化率の高い、しかも独居の方が多いというようなところにつきまして、いわゆる見守り或いは買い物の支援というようなことを組織的にやるんだと、これは地域のほうで、もちろん地域の中での御協力はもちろんでございますけども、いわゆるシステムとして組織的にそういうことに取り組むということについて、国のほうが全国でモデル的に50カ所の地域について補助を出すということがございまして、それについてうちのほうも、いわゆる宇津賀、向津具地区につきましては高齢化率が、実はほとんどの自治会のほうが40%を超えております。そのうち約半数は50%を超えております。

 そういうこともありまして、何とかこれを何とかしなきゃいけないというふうに考えておったところ、社会福祉協議会のほうからもこれについてある程度取り組んでいきたいという御提案ございましたので、うちのほうとしましては国のほうに手を挙げましてこの事業に取り組むというふうにしたわけでございます。内容としましては、先程言いましたように見守りであるとか買い物支援であるとかいうことですが、その前段でやはりそういうことがどの程度必要であるかというニーズ把握も必要でございます。

 一応、この予算につきましては、9月議会に補正予算を計上させて頂くというふうに予定をしております。実際に動き出しますのは、10月以降ということになりますけども、一応この事業が向こう3年間ということになっておりますので、今年を手始めに向こう3年間この地域を対象にまずニーズ把握、マップづくりでございます。それから次に、実際にそういう見守り、これはヘルパーを利用した見守り体制でございます。それと、この事業でもう1つ言われておるのが、こういう事業をいわゆる全面的に公費でやるのではなく、ある程度地域の自分達のポケットから幾らかの資金を出し合って、こういう事業を将来的にも続けていくということに結びつけるための第4のポケットというような言い方で自主財源を出してくるというような、それもこの事業の中で検討するということも言われております。いずれにしましても、9月議会に上程をしまして10月以降にこの事業に具体的に取りかかりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) 高齢化率が40%とか、一部は50%を超えるとこもあるんです。そういうふうな中の方でも元気な方と、それからいよいよ出て行く、中々出ていかれないていう方もいらっしゃると思います。それで、サロンていうふうなものが各地区で立ち上げられたとこが結構あるんですけど、この辺はいかがでございますか。この地区において。



○議長(松永亘弘君) 仲野高齢障害課長。



◎高齢障害課長(仲野修史君) 市内におきまして、地域介護予防活動支援事業の一環と致しまして、地域においての高齢者の閉じこもり予防対策の一つでございます。とかく、年を重ねられ高齢となりますと、地域の方々との交流も疎遠になるということでございます。こうした観点から、本市におきましても現在サロンの数が長門地区で20会場、それから三隅、日置、油谷で各15会場、計65会場のサロンが現に存在をしております。こういったサロン、中身的にはいわゆるコミュニケーションをとったり、或いはカラオケを楽しんだり、はたまた介護予防であるとか健康に関する講座、教室を開催したりということで、御家庭への閉じこもりそのものを予防する一策として市としても業務委託に取り組んでおるところでございます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) そういうふうないきいきサロンなんかが立ち上げられているとおっしゃいましたけど、今その向津具とか宇津賀とかそういうふうな地域はもうできているんですか。今、65会場あるておっしゃいましたけれど、あとできてないような地域ていうのがありますか。これは、月に1回ぐらい大体普通行われるので、お年寄りの方がとっても喜んでそこへ参加されるんです。行かれる方は行かれるけど、中々出ていかれない方が多いようです。

 それで、行かれる方は女性が結構多いんです。ほで、私は古市でもありますから、うちにも高齢者おりますからそこへ行ったらと言ってから私は押し出したんです。そしたら、行ってみたら男性一人じゃったって帰ってきますから、まあようもててよかったねとか言っておりましたけど、そういうふうに結構男性の方が出られるのが少ないかなとか思うんですけど、そういうふうなこと。出られない方をどういうふうに出していくていうふうな方法があるか、またそういうふうなサロンがあるところはまだいいんです。行こうと思えば行けますし、それからさっきおっしゃいましたようにデイサービスもあるし、その人の状態に応じて入所もできるしサロンもあるしと。それから、老人クラブでもあるからこうやって出ていらっしゃる方本当すばらしいと思うんです。そういうふうに、どんどん出ていけばいいけど、谷間にいらっしゃるサロンもなけんにゃデイサービスにも余り該当しないとか、デイサービスの該当条件はまた後聞きたいと思いますけど、それにも行かれないとかそういうふうな方が結構いらっしゃるんじゃないかと思いますが、その点いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 仲野高齢障害課長。



◎高齢障害課長(仲野修史君) まず、油谷地域でございます。先程申し上げましたように、15会場ございます。宇津賀地区、津黄そういったところにも存在はしております。ただ、15カ所でございますので、油谷地域といっても広うございますので、先程阿波議員おっしゃいましたようにいわゆる御自宅から遠く距離離れた場所で開催をされるというようなこともあろうかと思っております。

 それから、男性の参加が少ないということでございますけれども、これ中々妙薬がございません。ただ、どの場面、どの場合でも同様でございましょうけれども、男性女性それぞれ社会には両性しかないわけでございます。先般、制定をさせて頂きました男女共同参画推進条例というのがございます。家庭や地域におきましても、それぞれの性が尊重し合うことが大事だというふうに思っております。そういう意味におきましても、一方の方がちょっとした心遣い、心がけ、そういったものをして頂くことによって参画の動機づけになるかなとも思っておるところでもございます。

 それからもう一つ、参加しやすい環境づくりていうような観点だと思いますけれども、先程も申し上げましたように、御自宅から遠い場所でのサロンの開設等もどうしてもあろうかと思っております。こういった距離の問題、それからまたサロンを運営するに当たってのリーダー要請の問題、それから運営そのものの課題、こういったものを考えられるわけでございます。

 市と致しましても、そういったいわゆる生きがいを持って集まって頂くその時間帯を楽しく過ごして頂く、いわゆる御家庭で閉じこもりを予防する対策ということで、私どもは各種開催しております介護予防教室であるとか、或いは出前講座、更にはころばん塾、ほっちゃテレビでもおなじみでございますけれども、ころばん体操等そういった事業を展開する中で、そういった機会を通じまして地域の方々とコミュニケーションを図る中で高齢者の皆様方が参加をしやすい環境づくり、こういったことで諸々の解決課題に向けた御支援をして参りたいというふうにも思っておるところでございます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) サロンとかそういうふうな、サロンなんかに出かけるとき、またサロンが年に1回ぐらいちょっと桜見に行こうとか、どこかの会場と合流してサロンやってみようとかというふうなことがあるときに、車がないておっしゃるんです。それで、社協にあいてる車があるからそれを借りたらどうですかて私は去年まで言ってあげてそれを使うようにしてらっしゃったら、今年は今度は何、車は貸すけど運転手は自分達で雇っていらっしゃいとこういうふうにおっしゃったっていうんです。

 それで、大変困ってるけどどねえかならんか、自分達の車で連れていけばいいけどもしも事故でも起こったときはどうもしようがないからできないかっておっしゃるんですけど、そういうふうなことを、何か市のあいてる車、例えばスクールバス、何遍も言われますけどスクールバスがよくあいているのであれを使うことはどうしてもできんかと言われるんです。そういうふうな車の便が一つ必要だということ、まずそのことについて市長さんいかがですか。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) お答え致します。公用車の利用につきましては、今あくまでも公務に使用するという前提で運用を行っておりますので、中々色んな御要望がございますがこたえられないこともございます。その辺で御理解を頂けたらと思っております。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) 御理解を頂けたらていうことは、結局市の車は全然使えないというふうに理解すればいいんですね。そうしたら、もう社協に頼むか自分達で車を借りるかせんにゃできないということで、なるんですか。その辺がちょっと、何遍も言われますから、どこか貸して、借りてあげればいいけどお金がないからとかおっしゃいますから、私もちょっともう1回聞いてみようと思って何遍も聞くんです。

 それで、社協なら今そういうふうにおっしゃったから、社協でシルバーの方を雇って運転を去年まではしてたけどそれはできんようなったっておっしゃるから、運転手を雇わにゃいけんと言うんです。シルバーから雇うんですか。それでもいいから、ほいじゃ市がそういうふうにしてあげてくださいて言えばやってもらえるんじゃないかと思いますから、どうにか車を年に1回ぐらいサロンに貸してあげられたら私はいいと思うんですけど、そんなことはできませんか。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) 何度も申し上げますけど、公用車の使用につきましては公務第一というふうに今現在は運用してるとこでございます。その辺につきまして、事業の展開の方法でそういう部分が可能なのかどうか、ちょっと研究をしてみたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) それじゃ、車のほうはそれまでとしまして、今宇津賀のほうの利便性ていう言葉が出ておりました。車です。利便性の確保、日常生活における利便性の確保というふうなもので、路線バスよりほかの、そこまで出るまでのことを考えられているんかと思いますけど、私はこの前阿知須へ行ったときに、お年寄りがぱっと五、六人乗ってこられてそして阿知須の温泉に行くと。そしたら、楽しそうに話をして、帰りでしたけど楽しいですねって言ったら、温泉も安いしこのバスは山口市内はどこまで乗っても100円で行けるんですよっておっしゃるんです。100円で行けるって。そしたら、まあいいですね、だから週に何回かこの温泉に来るって、それが楽しみだって言ってらっしゃいましたけど、生き生きしてて私らありがたいってすごく市に感謝してるておっしゃいましたから、ああこれはすごいことだなと思って帰って聞いたら、結構そういうふうなバスは各市にあるのよっておっしゃいますから、それは路線バスの補助です。そういうふうなこともあります。

 長門市はどういうふうにされる気かなと思います。今から計画立てるておっしゃいましたけど、そういうふうなこともありますし、それから違う県ですけれど路線が走らないところへ小型のバスをぐっと走らせると。それは、病院とかお医者とか公民館とか支所とか学校にもとまるって。だから、それは路線バスが走らないところをずっと回っていくと。そういうふうなものをやってらっしゃる県もあるんです。それから、タクシー券とかいうふうな案も出ておりますけど、市長さんどういうふうなことが、不便なところへ住んでらっしゃる方の使いやすい便利のいい足にかわる方法というふうなものはどういうふうにお考えですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。私も色々と選挙のさなか、そういった僻地の高齢者の方からそういった話ももう何人の方からも聞いております。路線バスとの兼ね合いもございますので、私も福祉バスと申しますかそういった方々に対する交通の、何て言いますか便を与えることについて、これから検討に入りたいと思っております。できるだけそういった方々の足が確保できるように、頑張ってみたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) それじゃあれですけど、その件はあれですが、ちょっと次に関連があるんですけど、特定健診というふうなものが高齢者、特定健康診査というのが封書で送られてきました。それは、40から74歳までの全てが対象ですと。

 それからもう1つは、今65歳から74歳までの人ですか、には75歳以上の人には今度は健康診査というふうなものの封書が送ってきまして、その中に基本チェックの調査表があるんです。基本チェックという調査が入っておりまして、それを記入して保健センターとか支所とか出張所とか色んなとこがありますけど、そこまで持ってきてください、出してください、早く出してくださいというふうな基本調査が入ってます。皆さん配られたんじゃないかと思いますけれど、そういうふうなもので元気な人は自分でぱぱぱっとこれを見て、そしてさっさっさっと書いて持っていける人はいいんですけど、そういうふうな不便なとこへ住んでらっしゃる方なんかはどうして持って行かれるんかなあと私は不安に思うんです。

 まず、この書類を見たときにたくさん色々なことが書いて、これが読めるかなとか、目が悪い人も、段々薄くなってらっしゃる方もあるのに、これが見えるかな、読めるだろうかというふうな心配と、それからそういうふうな基本調査を持っていかんにゃいけんと思ったらどういうふうなほうで行かれるんじゃろうかというふうなことを私は思うんです。だから、そういうふうなときに市としてどんな手だてをしてあげたら高齢者の方に負担をかけずに済むかなというふうに思ったんです。どういうふうに考えてらっしゃいますか。



○議長(松永亘弘君) 仲野高齢障害課長。



◎高齢障害課長(仲野修史君) 今般、基本チェックリストていうのを同封をさせて頂いて、約9,000通ぐらいを発送させて頂きました。この基本チェックリストの提出ということにつきましては、介護保険法に基づきます生活機能評価ということを行う上で、全ての方を対象ということではございませんけれども、日常生活に関して幾つかの項目にチェックを頂いて、このチェックを頂いた項目をもとにしまして心身の機能低下の可能性があるかないかというのを判断をさせて頂くために送付をさせて、御提出を頂くようにしたものでございます。しかしながら、議員御指摘のように提出先そのものが本庁或いは支所、出張所の窓口までお持ち頂けますかていうようなこと、更にはまた、今般同封をさせて頂きましたのが後期高齢健診とあわせての送付でございましたので、非常に高齢者の方々にとりましても分かりづらい文書発送となったところだと今反省をしておるところでもございます。

 今般の基本チェックリストの提出につきましても、私どもが開催を致しております各種講座、それから先程お話が出ましたサロン、こういった折にも回収をさせて頂きたいということで呼びかけはさせて頂きましたけれども、総じて高齢者の方々、対象者の方々に御負担をかけたということで、今後につきましてはより分かりやすい文書発送に心がけていきたいというふうに思っておるところでございます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) そういうふうに、今後高齢者の方に負担をかけないようにお願いしておきたいと思います。

 それから、サロンがまだ立ち上がっていないところは、市がやっぱり少しきっかけをつくる、働きかけてつくってあげれば、まだのところもできればその周りの方の高齢者もそこへ出て行かれて、月に一遍でもそういうふうなサロンで皆様とお話をなさったり楽しむ時間が持てると思いますので、できてないところにはそういうふうにきっかけを、働きかけてあげられたらいと思います。やっぱり、サロンていうのはお世話をなさる方が一生懸命やってらっしゃる、一生懸命やってあげようていうふうな方がいらっしゃらないと中々続かないので難しいとは思いますけど、そういうふうなリーダーの養成も含まれているようでございますので、その点もよろしくお願い致します。

 一人暮らしであろうと二人暮らしであろうと、高齢者の誰もが心豊かに安心して暮らせるような対策を講じてほしいと思います。高齢化率が高いと言われるまちだからこそ、お年寄りに優しいまち長門と言われるように、またPRもできるようにまちづくりに取り組んでほしいと思います。この件はこれで終わります。よろしくお願いします。

 続いて、地域審議会についてお尋ね致します。旧1市3町毎に設置された新市建設計画などについて協議する地域審議会が、平成21年5月25日から長門、三隅、日置、油谷の各地区で開かれており、市長も出席され地元住民と活発に意見交換されたと聞いております。その審議会について、各地区毎の内容と問題点、またどのように市政に反映されるのか、今後の方針について市長にお伺い致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) それでは、地域審議会についての御質問にお答え申し上げます。

 1点目の、各地区毎の内容と問題点についてのお尋ねでございますが、本年度の地域審議会は5月25日から28日までの間に4地区でそれぞれ開催され、私は全ての地域審議会に出席し、委員の御発言をお聞きしました。その主な内容と課題を、地区毎に御説明申し上げます。

 まず、日置地区審議会では、公共残土処理場の跡地利用による地域活性化についての御意見がありました。これについては、市全体の公営住宅の整備に関する課題があります。また、第1次産業や第2次産業の活性化についての御意見がありました。このことについては、第3次産業も含めた形での産業振興による地域活性化が課題と考えております。

 次に、長門地域審議会では、農商工連携の具体的な提案がなされ、その実行に当たっては解決しなければならない市場や物流の問題が示されました。また、学校耐震化の進捗、仙崎新市場の支援、給食センターに関する御意見があり、現時点での状況をそれぞれ御説明申し上げました。なお、給食センターについては地産地消が課題と考えております。

 また、油谷地域審議会では、市道、農道の整備、河川浚渫及び下水道整備に関する御意見があり、新市建設計画の進捗が課題となっております。また、支所機能の縮小に伴う対策、まちおこしによる地域活性化、学校耐震化などについての御意見が出されました。組織機構の見直しや地域活性化の方策が課題と考えております。

 そして、三隅地域審議会では、道路整備、香月泰男美術館のリニューアル事業、組織統合による空き家施設、失礼しました。空き施設、支所の権限と財源などについての御意見がありました。合併による空き施設の活用、支所機能の充実といった施設の統合や組織機構の見直しが課題と考えております。

 2点目のどのように市政に反映させるのかとのお尋ねでございますが、御意見には各地区での限定的な課題と新市としての行政運営にかかわる課題があると思っております。そうした課題の整理を行いながら、すぐにでも対応が可能なものはできるだけスピーディーな対応に努め、行政運営については行政経営会議を活用しながらリーダーシップを発揮して参りたいと思っております。

 3点目の今後の方針についてのお尋ねでございますが、今後の市政運営が合併してよかったと思って頂けるように、それぞれの地域審議会での議論や各地区を想う委員の皆様の御意見から、合併後の課題をくみ取って参りたいと考えております。

 以上で答弁終わります。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) 各地区で意見がたくさん出たところと、割に少なかったところとこういうふうなところの違いがあったようでございますけど、今出た意見は今からすぐできるものと、また市長さんが立ち上げられる審議会がありますか、そういうふうな、懇話会とかそれから戦略会議などに上げられて取り入れていくというふうなことを聞きましたので分かりました。

 それで、色んなところの問題があるんですけれど、市長さん今そういうふうに立ち上げられる会議です。懇話会とか戦略会議とかいうふうなものを立ち上げられますが、地域審議会が何か形骸化してるのではないかというふうな意見も出ておりました。そういうふうなことなんですけど、やはり審議会は審議会で機能を高めながら進めていくというふうなお考えか、こっちのほうは今、市長さんが立ち上げられたところと一緒にしていくというふうなお考えかその辺はどうですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。この地域審議会は、合併の際に合併後新市計画等がどのように展開していくのかそれを見守るための会でございして、10年間は設置しなきゃいけないと、合併後10年間。

 当然地域審議会は地域審議会の役割があると思ってますので、私はこれはこれで今後も続けて参りたいと思ってますし、これから立ち上げる行財政改革のためのプロジェクトチームとか経済振興の産業振興のための戦略会議とかそれとは一緒に考えてはおりません。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) 各地区から出た意見の中を見ますと、やはり人口が段々減っていって周辺地区がさびれるんじゃないかというふうな不安が多いようなんですよね、段々人が減っていくと、寂しいよというふうな意見が受け取れるんですけれど、それ人口を増やすために、ちょっと一つ例を挙げますと、日置地区ですよね、日置地区で今、あそこの前に給食センターが建とうかといったところの土地が保育園のすぐ南側にあるんですけど、だっと残土処理場で随分もう広くなって埋め立てられておりますね。そういうふうなところを、前にはマスタープランという、日置のときにマスタープランができまして、もう既にもういいんかなと思って、一人住まいのところの住宅、その上には2人、3人の複数の住めるようなおうち、またこっちは4人とか色んな住宅の計画は建てていらっしゃったんです。それは駄目になったわけですよね。

 ですけれど、そこの土地というのは、皆さんが住宅としてとってもいい環境だと言われるんです。そこ今の亀山団地とか上城の住宅に住んでいらっしゃる方があそこの土地を分けて欲しいと言われますから、何人か私聞きましたから、そうねって言うてから前の市長にはお願いはしていたんですけど、あそこの土地というのは住みよいし市役所も近いし保育園も近い学校もそう、駅もバスもあるし、とても便利がよくてその川のすぐ向こうには狩宿というところがあるんですけど、そこにはたくさんの人がどんどんどんどん移ってきて住まわれるんですよね、家を建てて。

 そういうふうな環境ですから、あそこは住宅地にはとってもいいから、公営住宅はもちろん建てないって決まっておりますので、そこを分譲住宅地として分けてあげられたらどうかなと思うんですよね。

 そしたら、今土木業者も建築業者も仕事がないとおっしゃってますから、地元の、長門市のそういうふうな方々によって建ててあげるような条件もつけるとか、市のあれですからね、そういうふうなこともできるかと思いますけれど、そこを住宅の分譲地として分けられる、また進めていく、そういうふうな考えはありますかどうでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 山本建設部長。



◎建設部長(山本正人君) お答えします。

 日置の残土処理場の活用につきましては、旧日置町時代にも計画がありましたけれども、現在残土処理を受け入れるための少量の可能性がありますので、平成21年度中は公共残土処理場として活用する計画であります。

 今年度でほぼその役目を終えますことから、用地の活用につきましては今後検討して参りたいと思います。

 その際、需要の動向も見極めながら、人口定住促進にかかわる分譲住宅用地の検討もしていきたいというふうに思っております。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。今、部長から説明がありましたが、補足説明をさせて頂きます。

 私まだ場所は確認を致しておりませんが、大体想像はつきますけど、そういった希望もたくさんあるというお話でございますので、今、部長申しましたように、これから阿波議員さんおっしゃった方向で検討を進めて参りますし、あの河川公園をこの前お話が出まして、合わせて検討していきたいなと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) ありがとうございます。それで、今21年度までが残土処理場として使うということでございますけれど、そういうふうにそこに住みたいという方がいらっしゃるんだから是非分けてあげてもらえるような方向で進んでほしいと思います。

 下水道も水道ももう県道のすぐそばですから、もうすぐ入るようになっておりますし、本当住みよいところがいい住宅の環境だと思いますので、そこはそういうふうにしてほしいと思いますし、今市長さんがおっしゃいましたように、そこに河川公園をつくろうということは、大分こうおっしゃってたようですけど、荒地ですよね、今泥がいっぱい積んであるのに、そこに河川公園だけをつくっても住宅ができてどっかで遊びたいなというふうに思われないとそこの河川公園をつくっても中々遠くからこう遊びにくるというふうなこともないかと思います。合わせてまた考えて頂ければと思います。

 それで、河川公園のことなんですけど、三隅の審議会で出たのは、河川公園をつくったり、それからダムのへりに公園をつくったり、美術館の周りとか、色々たくさん公園をつくるんだけど、維持管理にとっても苦慮しているというふうな審議会での意見が出ておりますよね。なるほどそうだなと思います。それで、つくってくれくれとは言うんですけど、維持管理に関しては、自分達がみんなが使うから草刈りでもしようというのは中々難しいようでして、ときがたてば荒れ放題になっているケースがほとんどであると、市の人はそういうふうに苦慮しているというふうなことを聞きますと、できだては本当いいんだなと、私も今、長門からこう来るときにあの橋を見ながら、橋の下、河川公園があるでしょう、長門市の河川公園、きれいな、今まだまだ新しいからきれいだけど、大分草がはえたり、土手に草がはえたりすれば、県道とか市道であっても草がはえてるよと、住民の方は文句を言われる方もいらっしゃるんですよね。河川公園になったらそういうふうに中々きれいにしておくというふうなことは難しいかなというふうに今、感じております。

 ですけど、どんどんそこが使われるようになれば、草も中々はえにくくなりますので、まず私は日置の方なんかの思いはまず分譲地にしてほしいなというふうな方が多いんじゃないかなと思います。そういうふうな方向でまた考えて頂けたらと思います。

 日置は日置ですけれど、日置はそういうふうな土地もありますけど、日置に似たようなまだ市有地、市の土地とかいうふうなもので、まだほかの地域でもここは住宅にふさわしいな、ここだったら住宅が建てられるなとか思われる土地もあるんじゃないかと思いますけど、その点いかがですかね。



○議長(松永亘弘君) 山本建設部長。



◎建設部長(山本正人君) お答えします。

 現在、日置の残土処理場の用地は合計で2万2,670平米ございます。今、阿波議員がおっしゃってましたように、ここを分譲住宅用地として全て造成してその需要があるかどうかということも検討しなくてはなりません。

 今の段階では、私個人の考えでは、少しずつの区画の分譲という計画も必要ではないかなというふうに思ってます。

 それ以外の地域の需要につきましては、その後どういった地域がそういったその人口定住促進のための分譲用地にできるものかというものは、その後検討していきたいというふうに思っております。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) それでは、この地域審議会も任期がありまして、4年間ですかね、できまして4年間ありましたけど、その時期に迫っておるように聞いております。

 個人的に誰がよい悪いというのではないのですけれど、絶対そういうふうなことはお間違いないようにお願いしますが、私はちょっと任期についてお尋ねしたいと思います。

 ただ、この審議会、この地域審議会だけではないんですが、長門市には付属機関というのが30余りとか準付属機関が40余りあると聞いておりますけど、そういうふうな多くの審議会とか協議会とか委員会などありますけど、委員の任期は大体1年とか2年とか4年とか色々あるんですよね。

 そういうふうになっておりますが、その委員の任期、再任、そういうふうなことについて市長さんはいかがお考えですかね。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 おっしゃったように、色々の市が関係した団体もございます。事実、市の職員のOBがそういった団体に派遣されて長なりを勤めております。兼ねてから、私議員の当時から議員間ではそのことについて、あるやはり一定のラインは引いて、或いは定年退職し、そこで勤めて5年なら5年の勤務を終えたらもうやめて頂くと、新しい人とかわって頂くと、そういう声をたくさん議員の皆さん話しておられました。私もまだ就任早々でございますが、もう5年も10年も勤めておられる方もありますし、ここは一度見直しをして、やはり市として何かの基準を定めておればそれに照らし合わせて新旧交代ということになるわけでございます。

 それは近々そういったことも決めておきたいと思いますし、地域審議会も4年の任期と、いや2年を任期としております。それで既に4年間おやりになった方もあるわけでございますので、できるだけ地域の、またかわった御意見もお聞きする意味で、メンバーの交代も必要かなと思っておりますので、各支所長さんとも相談しまして、もう任期が来てますので、地域審議会については任期が来ていますので、十分新しいエネルギーが導入されますように考えていきたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 阿波昌子さん。



◆12番(阿波昌子君) 私も市長さんと同じでございます。職員の中には委員の人が辞めると言わないと次の人ができないからやってもらっているんだというふうに言われておりましたが、今まではそうだったかも知れませんけれど、やっぱり市長さんが刷新というふうな言葉を掲げて、今からの市政を引っ張っていこうとされております。やっぱり色んな方の意見を取り入れるというふうなことは、やはり必要だと思いますので、その点よろしくお願い致します。

 審議会の皆様は御多忙の中、出席されて多くの貴重な御意見を述べられております。できるだけそういう意見を市政に反映できる取り組みをお願いして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

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○議長(松永亘弘君) この際、暫時休憩を致します。午後の会議は1時20分から開会と致します。御苦労さまでした。

午後0時15分休憩

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午後1時19分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 武田新二君。

〔7番 武田新二君登壇〕



◆7番(武田新二君) こんにちは。三隅の武田でございます。傍聴の皆様、大変お疲れでしょうが、あとしばらくおつき合いをください。

 さて、今回、私は大きく2問を通告しております。1問目が香月泰男美術館について、2番目が公契約条例についてであります。それでは、質問通告書に従いまして、1問目から質問をして参ります。

 昨年、香月泰男美術館運営協議会が前市長に答申を出しております。この答申に対する市の対応をお伺いを致します。

 以後の質問は発言席から致します。どうかよろしくお願い致します。

〔7番 武田新二君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) それでは、武田議員の香月泰男美術館についての御質問にお答え申し上げます。

 香月泰男美術館運営協議会の答申に対する市の対応についてのお尋ねでございますが、平成20年8月29日付の答申では、今後の美術館の運営と生誕100年に向けた取り組みの2項目について審議されたものをお示し頂いております。

 1点目の、今後の美術館の運営に関する答申を受け、現在、市が対応したいと考えているものとしては、施設が平成5年に開館して以来、16年を経過していることや、平成23年には香月画伯の生誕100年を控えていることから、美術館としての機能を充実させる施設の改修を行いたいと考えております。

 具体的には展示室の壁面のしみや汚れ、ゆがみなどが目立ち始めていることから、館内の内装を新しくして参ります。

 次に、既存の収蔵庫が手狭な状況にあることから、空調設備の更新と合わせて現在の機械室を第2収蔵庫として改修することで、収蔵庫のスペースを約2倍に拡張して参ります。

 また、セキュリティ機能の向上対策として、館内の監視カメラや警報システムの機能の充実を図って参ります。

 次に、館内の自然光と証明の最適な環境づくりの整備につきましては、香月画伯の作品を末永く後世に残す観点から、より適した照明機器に変更したいと考えております。また、来館者へのサービスの向上対策として、トイレの改修なども行って参ります。

 次に、道路案内標識の設置につきましては、昨年高規格道路三隅・萩間が一部開通したことで、美術館までの進路が不明瞭となったことから、来館者にとって分かりやすい案内看板や道路標識を検討して参ります。

 2点目の生誕100年に向けた取り組みにつきましては、香月泰男生誕100年記念事業準備委員会の開催に係る経費を補正予算に計上し、本年度から取り組みを推進して参ります。

 いずれに致しましても、香月泰男美術館運営協議会の答申に対し、厳しい市の財政状況ではございますが、できるだけの取り組みを行って参ります。

 今回のリニューアルを契機として、近代日本の洋画界を代表する香月画伯の功績を後世に伝える魅力ある美術館となるよう、運営面においても職員とともに努力をして参りたいと思っております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 今の市長の答弁では、まずリニューアル優先、そして生誕100年に向けて準備を進めるということでした。で、今言われた中で、今の美術館、で生誕100年の記念行事のときには、私は是非県立美術館が貯蔵している絵ですよね、いい絵がある。それを1点でも2点でも展示してほしい。ところが、今のままでは中々難しい。そういうところで、この質問をしようかと思ったんですけれども、今の答弁でほとんどお答えになりました。

 で、今後、今の美術館が全国的にも香月泰男美術館という本人の名前が載っていますよね。その香月泰男美術館として、今後、リニューアル以外に最優先で取り組まなければならないこと、これは一体どういうことだと、ほかに、リニューアル以外に。もし考えがございましたらお伺い致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 まだ実は今日のこの本会議場でまだ報告はできませんけど、一応、県も何か考えているやに聞いております。その程度に今日は答弁勘弁してください。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 分かりました。そう言われると、次の質問はできませんから、是非生誕100年祭、丁度国体があるときですよね。それで、長門市はラグビー、空手、自転車、そしてシーカヤックがあります。それで、香月さんが生まれたのが10月25日、1911年ですよね、明治44年かな。で、丁度国体の時期と重なりますので、是非この香月生誕100年祭を合わせて下関美術館、そして県立美術館と連携して、是非100年行事をして頂きたいと、このことについてはまた何回か質問するかもしれませんので、そのときにはまたよろしくお願い致します。

 で、1点目は余りにも簡単ですけれども、これで終わります。

 それでは、引き続いて、香月美術館について質問をすごく期待された方はごめんなさい。

 それでは、2点目の、公契約条例について御質問致します。

 全国的に国際労働機関(ILO)の94号条約、即ち「公契約における労働条項に関する条約」の趣旨を踏まえた公契約条例の制定化の動きがあります。公契約条例を制定することに対する市の見解をお伺い致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 自席からお答え致します。それでは、公契約条例についての御質問にお答え申し上げます。

 御案内のとおり、公契約条例とは地方公共団体が発注する公共工事及び委託業務等、これらに従事する労働者の賃金、労働時間や労働条件が適正に確保され、このことにより工事及び業務等の品質が確保されることを目的とする条例のことであります。

 この公契約条例のもととなるのが、1949年、昭和24年、国際労働機関で採択された公契約における労働条項に関する条約であります。しかし、国は現在のところ、この条約を批准しておりません。多くの地方議会が国に対しこの条約に基づく公契約法制定に向けた要請をされております。

 当長門市議会においても法整備を求めて平成18年6月30日付で公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保を求める意見書を国に提出されておられます。

 また、国会においても、平成12年11月の公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律の成立時に附帯決議として、元請企業等と下請企業の契約関係の適正化、透明化や建設労働者の賃金労働条件の確保等を強く求めています。しかし、公契約法の制定には至っておりません。

 その原因には、我が国における法体系、労働基準法や最低賃金法などの法律、また労働条件の決定の仕組みが異なることなどが上げられます。このため現時点では、国における公契約法の整備がなされていないことから、本市としましては公契約条例の制定までは予定しておりません。

 なお、本市の公共工事等の発注におきましては、適正な単価をもとに設計書を作成し、その設計書をもとに入札を執行し、発注をしているところであります。

 また、500万円以上の公共工事につきましては、発注内容に適合した履行がなされるよう、先月長門市低入札調査制度実施要領を一部改正し、調査基準価格を県に合わせて引き上げるとともに、数値的判断基準を新たに設けております。

 本市が発注する工事等について、こうした取り組みにより適正な単価並びに賃金、労働条件の確保を図っているところであります。

 以上で答弁を終わります。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 今るる公契約条例、そしてそれが国において制定されない理由を述べて頂きました。で、この公契約条例がどうして国際労働機関(ILO)94号条約として制定するにいたったか、ちょっと歴史的な背景を述べてみますと、1949年という時期は第2次世界大戦がもたらした戦争被害がまだ強く残る時期でありました。戦争からの復旧が急がれました。日本におけると同様、世界戦争に参加した国はアメリカを除けば大戦による経済破壊と大量の失業者を抱えておりました。

 だから、民間企業、労働者は文字どおり、需要、仕事に飢えておりました。その状況のもとで公共事業、公共調達は大きな市場でありました。入札に際しては当然多数の応札があり、市場の需給関係は発注者である公的機関に有利である。受注する側はダンピングに陥りやすく、また落札してもインフレ等で採算がとれないケースがあり、こうした場合、事業の不採算等の結果は労働条件低下にしわ寄せされがちでありました。

 そこで、公的機関の側における市場秩序の維持責任、労働者の労働条件・処遇に関する保護、公的機関が破壊的作用を与えるような行動の規制が強く求められた。これが背景にあって、1949年に制定されたわけです。

 で、日本もこういう動きが、先程言いましたようにあるのはあるんですよね。で、この建設現場に働く労働者と言いますか、下請業者も含めてこの労働条件の向上については過去、林議員、そして議長の松永議員も、その当時、質問をされております。

 で、あれから数年経ったわけですよね。その後、もう一度お伺いしますけれども、市として下請契約の適正化、また下請保護と労働条件確保のための取り組みについて必要性、重要性をどのように取り組んでこられたのか。もう一度お伺いします。

 で、この下請保護というのは下請業者だけじゃなくて元請けの建設現場で働く人達も含めてと思って答えて頂ければありがたいです。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) お答えします。

 本市には議員御指摘のような要領等は現在作成を致しておりません。しかしながら、従来より入札条件及び指示事項の中において資材の調達に当たっては市内業者からの購入に努めること、また下請人を必要とする場合は、市内業者の活用に努めること等を命じておりまして、この要請をしているところでございます。

 このことを更に徹底するために入札時に口頭で説明をするとともに、落札者には契約についての遵守事項として下請けについては一括下請けの禁止、契約書面によること、下請人届けの提出等、また下請代金の支払いについても適正に支払いがなされるように文書で指導をすることと致しております。

 これらの指導等を通じてこのような、今御指摘な部分が担保されるものと思っております。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 今のことは昨日の三輪議員、そして今朝の先野議員さんで、市長がとても強い姿勢で臨むと言われました。それで、ほとんど私の質問もそれで終わりなんですけれども、せっかく練習して来ましたので、練習どおり続けさせて頂きますが、長門市の入札制度を変えましたよね。で、その理由としてダンピング入札の排除、或いは下請業者へのしわ寄せの防止とか、適正な工事価格での履行の確保ということになっておりますけれども、どうしてこの入札制度をかえることで、今の諸問題が解決できるとお考えなんでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) お答え致します。

 市内の公共工事の発注につきましては、従来指名競争入札及び公募型の指名競争入札を主体に実施しておりました。しかしながら、社会経済情勢の変化等に対し、これまで以上に入札制度の透明性、競争性及び公平性を確保する必要があるため、工事金額、規模等によって見直しを行っております。

 その内容につきましては、設計金額は1億円以上の工事を対象に市が指示する一定の条件に適合する者は全て入札に参加できる条件付一般競争入札を導入、また設計金額が3,000万円以上の工事のうち、技術的な工夫や誘致の小さい一般的な工事については入札価格のほかに同種の工事経験や技術的な要素を総合的に評価し、落札者を決定する特別簡易型総合評価方式による競争入札を試行的に導入し、入札の適正を図っているところでございます。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 今、1億円とか3,000万円以上という話がありましたけれども、昨年20年度4月1日から21年の3月31日までの入札結果を長門のホームページからちょっと調べてみました。そうしたら、都市建設課、或いは三隅、日置、油谷、経済課が発注する工事でどのあたりが一番多いと思われますか。私が調べたところは、まあ私が調べて100万円以下、250万円以下、500万円以下、そして750万円以下、1,000万円以下とかずっといって、全部チェックしてみたら、250万円以下、これで大体50%占めるんですよね。で、500万円以下を入れると70%以上になるんです。7割の仕事なんですよね。1億円のじゃあ20年度で1億円の仕事というのは2件しかない。これは水産課だけです。20年度がですよ。

 で、3,000万円以上というのは色々と、日置支所が2,500万円から5,000万円の間が1件、油谷支所が2件、商工観光課が2件、下水道課が1件、農林課が1件、よいよ少ないんですよ。入札件数に対してその1億円以上とか。だから、ほとんどの業者にとって余り関係ない話ですよね。と思いませんか、市長。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 おっしゃるとおりでございます。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) だから、私が言いたいのは、むしろ集中している金額が500万円以下に対してじゃあどうなのかという話なんです。で、今日下請けに関してちょっと話をするんですけども、今日の新聞ちょっとコピーしてきました。で、セブンイレブンの問題。で、値引き制限は不当というふうに。

 これなぜいけないかというと、ちょっと読みますよ。消費期限の迫った弁当やおにぎりなどのフライチャイズの加盟店が値引きして売る見切り販売を制限したとして、公正取引委員会は22日、独禁法違反、優越的地位の乱用を認定、コンビニエンスストア最大手のセブンイレブンジャパンに排除措置命令を出した。

 この優越的な立場を利用しての下の方に対する不当圧力はいけないよということを独禁法で決められているんですよね。で、これは確かに1億円とか3,000万円とかいうのは下請けに出されるか出されないか分かりませんけれども、一番多い500万円までの仕事で85%から90%で仕事をしている、それを下請けに回されたときに、優越的な立場を利用しての下請契約、そういうことはないのか。

 で、長門市は下請人届出書を最近やりかえてますよね。私が6月初めに長門市のホームページで下請人届出を見たやつと、昨日見ました、また。そしたらかわっているです。これかえたときの理由というのは。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。これは私の指示によってこれをかえたわけでございます。実は、私も市長に就任しまして、いわゆるその入札制度について色々認識を深めなければならないので色々と勉強して参りました。ところが、現状を今回かえる前の状況ですと、まさに丸投げではないんです、下請けに。確かに責任者は置いているんですよ。しかし、もう自分のところでその仕事を施行する機動性を持ってない会社がどんどん落札して、かつてはいわゆる基準価格が60%まで、基準価格に対しては60%までは認めておりましたので今回80%にしておりますけど、そういったことが余りにも多くありました。しかもその下請業者は市外の方です。市外の方です。当然、私の聞いた範囲ではそういった業者があとその工事を施工する段階で立派な作品をつくってくれない。ある程度、安く落札をして、しかも下請けに出しているから、明らかに工事にも多少なりとも普通の工事よりは質が落ちる。そういったことも聞きましたし、これは絶対この私の言っていることは、とにかくこの公共事業でも下請けの業者も市内の業者なら市内に金が落ちますけど、市外の業者でしたらその落札した業者がある一定のマージンはとってもほとんどが市外に流れている、工事代金が。それをとどめるために厳しいそのいわゆる条件をつけたのが、下請けに出すときの理由、或いは市外の業者に出すときの理由、それを新たに追加することで多少今までと変わってきたと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) ありがとうございます。大変いい措置だと思うんですよね。で、今まで今丸投げではないけれどもという話がありましたけれども、一括下請けちゅうのは、話が出ましたからついでに質問をしますけれども、禁止されてますよね。これ禁止されてますけれども、今市長の話の中で、自ら施工する能力はないとは言いませんけれども、気がないのに商業ブローカー的な会社が受注をして下請けに回すことを禁止しているんです。そういうことがないように。そして、きちんとしたいいものができるようにということ。それと、発注した側の期待を裏切らないということで、一括下請けを禁止しておりますけれども、市長さんが今まで調べてきたと言われましてお伺いするんですけれども、そういう下請け、いわゆる丸投げですよね。丸投げの疑義が生じたときに過去、南野市長になられてからはないと思いますけれども、その過去、調査にはいったことがあるのかどうか。これをお伺いしたい。それとも、そういう疑義は長門市の職員の中では聞いておりませんと言われるのか分かりませんけれども、私は結構聞いているんですよね、そういう疑いがあるような話をです。

 ですから、当然、市の方もそういう情報は入っていると思いますけれども、丸投げ、一括下請禁止に反しているようなこと、そういう話を聞かれたときに、実際に調査に入ったことがあるかどうか、それをお伺いします。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) お答え致します。

 御指摘の一括下請けにつきましては、報告は受けておりません。なお、この一括下請けにつきましては、建設業法第22条第1項で、建設業者は請け負った建設工事をいかなる理由を持ってするかを問わず、一括して他人に請け負わせてはならないとされております。一括下請けに当たるかどうかの判断は元請人は下請工事の施工に自主的に関与をしてないときは、一括下請けに当たるとされております。

 そういう部分から私も聞く中ではそういう報告は受けておりません。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) それでは、過去においてはそういう丸投げみたいなことはなかったと信じてもよろしゅうございますね、はい。

 今の市長が、下請人届出でその中に長門市外に主たる営業所を有する業者を下請人とした場合、理由を書くようになって、先野さんの質問の中で市長は、私が判断すると、そういうところはなるべくペナルティじゃないけれども、若干ハンディを加えるようなことを言われました。

 今、副市長がいらっしゃいませんので、指名審査会、どなたがトップにやってらっしゃるんです。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) 指名審査会の規定によりまして、副会長であります私が今代理を致しております。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) じゃあ部長に、これは注文じゃないですけど、今まで過去、1年でも2年でも指名審査会が2年毎にかえるんですかね、あれは。審査基準。申しわけない。

 長門市指名競争入札参加業者指名基準、これは2年間あるわけです。では、この2年間のうちに今まで発注した工事で外部、市内から市外へ、市外の業者に下請をさした、そういうのを全部チェックして、何割以上は指名審査基準のときにちょっと控えてもらうような、そういう方式というのは考えられるんですか。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) そのような件につきましては、基準の中でどのような方法があるのか研究をしていきたいと思っております。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) そういうことをしないと、たとえ市長が強い姿勢で臨んでも効果はないんじゃないかと思うんです。そう思いません。例えば、この下請人届出を見て市長が、これは長門市外の業者で、その理由がなっちょらんから外せというわけにはいかんでしょ。受注を取り消すわけにはいかないんじゃないです。受注取り消しできますか。どうなんですか。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) 今の御質問につきましては発注基準でございますので、その落札の取り消し等はまた別なものと考えております。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) じゃ、この下請人届出というのは、受注を受けた後に出すわけですか、業者が。業者が出すわけでしょ。

 じゃ、そのときに市長が、これはけしからんなと、この業者は。市内業者を使わずに、市外の業者を使ってあると、これをどうするんだと市長が言われても、発注取り消しができないわけでしょ、今のままでは。だから、次指名に入れるときに、そういう業者に対して、過去何年間かやっぱりわけです、多分。

 受注した何割かで線を決めて、きちんと、私はペナルティーを与えるというわけじゃないですけれども、そのぐらいの強い態度で臨まないと、幾らこういうものをやって、市長が強い態度で市内業者の活用に務めたいとか、市内産を利用したいと言われても、罰則といったらおかしいけれども、そういうものがある程度ないと効果がないと思うんですけれども、市長はその点どうお考えになりますか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 そのとおりなんです。実は、就任しましてからこの入札問題、かなり担当課と、私も大きい声でどなり上げて協議をしました。私は就任してからもある業者が3件落札して、3件とも下請に出しておる、しかも市外の業者。

 自分も、これは何とかならないかと思って、やっぱり議会人時代の仲間でございますから、下関の議長のところに電話にして、あんたのところはどういうふうにしているかと色々お話を伺う中で、下関は、原則として市外の業者に出さないことにしているんだと、そういう話も聞いて。

 下関から資料を送ってもらった、その資料を今新しい、武田議員がおっしゃったように、6月から変わっておるその資料となったわけです。

 これは、やっぱり僕は、部課長に言った中で、やはりおかしいと思わないかと、こういうことがあって、この長門市の経済が疲弊しておる中で、公共事業というのは、この地域にとっては、この小さな自治体にとっては活性化の大きな役目を果たしてくれるんです。その公共事業のお金が、大半が市外に出ていくということは、トップとして許せんと、そういうことをいい続けてきました。

 しかし、結果的には今、議員がおっしゃるように、それだからといってペナルティーをどうのこうのということまでできないわけです。だから、これは市のやる規約か何かを設けて、それで歯止めをかけなきゃいけないかなと今、私自身そういうふうに思っております。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 中々市内業者を積極的に活用しなさいといっても、元請業者のその時々の都合にもよりましょうから、中々難しいところがあるかもしれませんけれども。

 今、市長のほうから何とか規約とか規則とか、そういうものを設けたいということがありました。これに関して、北海道の函館が2001年、つくっておるんです。きちっとしたものを部長名で。それはちょっと違うかもしれませんけれども、この函館市発注工事にかかわる元請下請適正化指導要綱というものをつくっております。

 これは、きちっと市外業者であっても市内業者であっても下請けに出す場合にはきちっと建設業法第19条に従った項目をきちんと書いて書面で交わしなさいよというものなんです。そのときに現場で働く労働者の賃金とか労働条件もしっかりしたものにしておきなさいと、その同じ函館市が土木部長の名で適正な工事の執行を、工事委託の執行上の留意事項というものを書いております。

 これは、今回、私が市からもらったのとほとんど同じこと、余り変わっていないんです。でも、函館市のほうは、かなり長門より強い態度で臨んでいるんです。相当。それはなぜかというと、やっぱり北海道ですから季節労働者が多い、その人達の雇用を最大限に考えるんだと、函館市として。相当強い態度で臨んでいるんですけれども。

 建設部長、お伺いします。この入札及び契約についての遵守事項というのがあります。これは最近新たにつくられたんだろうと思うんですけど、前からありました、これ。

 この中で遵守事項の遵守というのは、守らなければならない事項です。遵守という言葉からすると。それで、公共工事の厳正な入札執行と地元企業の健全な育成のために、下記事項について遵守されたい。守って頂きたいということなんです。

 入札にあたっては厳正な入札執行のため、入札者にあたっては、関係法令を遵守するとともに、疑惑を招くようなことの絶対ないこと。工事の施工にあたっては、請負者は工事用資材の調達にあたり、市内産資材の購入及び市内取扱業者からの購入に努めるとともに、作業員の雇用に際しては倒産企業等の失業者を優先雇用されたい。

 そして、2番目として、やむを得ず下請人により施工される場合は、市内建設業者を優先選定されたい。こういうふうに書いてあります。

 これは分かるんです。前の市長もそういうことを言われた。南野市長も、なるべくなら市内業者。でも、今年も3件あったと今言われました。全然効果はないんです、はっきり言うたら。こういうものがあったにしても。これを効果あるためにするには、どういうふうなことをしたら、どういうふうなことを考えていらっしゃるのかというのが私の質問なんですけれども。

 ただ、守ってくれ、守ってくれだけじゃ余り効果は上がらんのじゃないですか。だから、ペナルティーじゃないけれども、若干指名するときにそういうものを判断して手を加えたらどうかという。

 もう一度聞きます。そういうことはできますか。可能でしょうか。



○議長(松永亘弘君) 誰に聞かれますか。最初に建設部長という指名がありましたから。



◆7番(武田新二君) 建設部長に。



○議長(松永亘弘君) いいですか。山本建設部長。



◎建設部長(山本正人君) お答えします。

 中々難しい問題でございまして、我々は法律に基づいてその業務を遂行しておる立場でございます。建設業法等もそうでございますし、我々は今度、独占禁止法という法律もございます。ですから、中々入札の指名の際のそういったペナルティーというものも、そういった独占禁止法の中に触れる可能性があるということで、慎重に取り扱うべきというふうに考えておりまして。

 武田議員さんがおっしゃるように、地元企業の今、優先的な利用、こういったものは我々常に心がけてはおりますけれども、中々受注した企業への強制的な指導ということは今のところできていない状況でございます。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) そういうことを言われるとちょっと困るんですけど。

 では、今度は元請、下請契約について。この下請人届出を出すときには、下請契約書を出しなさいと、今回からきちっと下請契約書、請書または注文書を含む写しを添付してくださいと、こういうときには、もう一度聞きますけど、きちんと全部調べられるわけです。

 例えば、19条、どういうことが書いてあるか。まず工事の内容があります。工事着手の時期及び工事完成の時期がありますし、それでずっといって価格等の変動若しくは変更に基づく工事の内容の変更とかずっとありまして、労働者のことも書いてありますが、こういうものがきちんと書かれてあるかチェックされるんですか。チェックされるんですよね、当然。それを聞きます。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) お答え致します。

 建設業法第18条では、各々の対等な立場において合意に基づいて公正な契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行しなければならないとされております。その第19条で契約の締結に際しては、工事内容、請負代金の額、工事着手の時期及び完成時期、請負代金の前払金または出来高部分に対する支払いの定めの時期及び方法等、書面で記名押印の上相互に交付しなければならないとされているところでございます。

 本市におきましても契約についての遵守事項の文書で下請については、双方対等の立場で合意に基づいた契約書面によることと致しており、この確認につきましては、下請人届出の提出時に契約書の写しの添付を求めているところでございます。

 また、確認につきましては、この工事を監督する立場の市監督職員が担当をすることになっております。そこで確認をするということになります。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) 今回の質問の趣旨は、まず、下請、元請下請の適正な関係、そして、地元以外の業者を下請に使う場合の元請人の排除というものを狙って質問をしているんですけれども、中々それが難しいということです、法律上。

 しかし、何か手を打たなければいつも不満がたまってしまうんです。私もよく聞くんです。地元を優先せんにゃおかしいやそりゃという話を。でも、それが本当に法律的にとめることができなかったらどうすりゃええかと思って考えるわけです。で、こういう質問をするんですけれども、中々市のほうとしてもそれをお願いするだけで、きちっとした。

 先程市長のほうから、規則というか、要綱みたいなものをつくったにしても、法律的に排除できないとなれば何も手が打てんということです。単なるお願いします。何かいい方法は本当ないかと思うんですけれど、聞いても、中々ないということですので、これ以上聞く気はありませんけれども、是非、やむを得ず下請けに出す場合には、きちんとした書面契約を交わして、労働者が泣かないように、そして、長門市の経済活性化に役に立つような方法を考えて頂きたい。

 そのために、できれば、市長が幾らしかって市内業者の活用に努めるとか言われても関係ないです。そういう歯止めがきかんといえば。何言うか関係ないやというようなもので、どんどん市外へ出されていったときに、下請けに出す場合に、そっちのほうが安うやってくれるとかいう話にでもなったらこれは大変です。地元の下請けで頑張っている業者は。

 下請けが実際前線で頑張るわけでしょ、労働者の人達が。下請けの市内のほうに仕事が来んようになったらますます地域の経済というのは疲弊します。何か是非その知恵を絞って、そういう業者にはペナルティーが与えられるような方法を法に反しない中で考えられないものですか。よく法律というものを勉強して頂きたいと思います。

 私もまた勉強をしますけれども、やっぱり色々聞いて、市内の業者が本当に泣くようなことのないように。毎日遊んでおる人もいらっしゃるんです。新ちゃんお前どねえかしてくれえやとよう言われるんです。やっぱり地元でお前、市がおれらあの税金を使うて発注工事を何でよそへ回さんにゃいけんほかというような話はよく聞く。職員の方も聞かれるんじゃないですか。どうなんですか。部長に聞きましょう。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) そのような指摘がままあることは薄々聞いていますけど、正式にはそういう報告はございませんので。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) それでは、市長に最後に、同じ答えなるかもしれません。市内業者を利用したいとか、最後に、この地域の建設業者の健全な育成、育成と言うと言葉が悪いですけれども、健全な発展のために、もう一度熱意というものをお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 いつか議会で特定の業者に指名が偏って落札度も高いと、そういう指摘がありました。そういったことを私は頭の中に十分認識しておりましたので、市長になって色々と調べていく中で、ある特定の業者は全て下請けに出している。そういったことを初め、色んな矛盾したことを私は最近知ることができました。その都度担当の課長と激論を交わしてきました。

 やはり、私もその際言ったのは、なぜ私が市長になったか、やはりこの地域経済を何とか活力を取り戻すため私は市長になったんだと、そのためには君達も、この公共事業についてもそういう目線で考えてくれないかと、地方小都市は公共事業こそ活性化の大きな役割を果たすわけですから、その公共事業がよそに出ていくということは情けない話です。

 今、お隣の萩市でも、下関市でも、何とか地元でやるんだと、よそに出さないんだと、そういうことをおっしゃっておりますし、これは、やはり何かの歯止めを、例えばそういう市外に出す業者には指名の数を減すとか、その辺のテクニックは幾らでもできるわけですから、そういったことも考えていかなきゃならないと私は思います。

 そして、事業そのものも少ないわけですから、地元の業者が公共事業をとれるように、また、とらせてあげたいのが私の気持ちでございます。

 武田議員からの色々な御指摘もございましたから、そのためにはもっと部長、課長と話して、いい方法を考えて参りたいと思っています。



○議長(松永亘弘君) 武田新二君。



◆7番(武田新二君) ありがとうございました。市長のその思いが本当に通じるように、是非職員の皆さんと話し合って、いい方法を見つけて頂きたいと思います。ありがとうございました。これで、一般質問を終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(松永亘弘君) この際、暫時休憩致します。休憩時間は10分とします。

午後2時12分休憩

………………………………………………………………………………

午後2時22分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 山根勇治君。

〔6番 山根勇治君登壇〕



◆6番(山根勇治君) 本日最後の質問者となりました山根勇治でございます。傍聴席の皆様、長時間にわたり大変お疲れでございます。4月の改選後、最初の質問となりますが、今回は産業振興による地域活性化について質問を致します。

 今日、大変な不況の中で市長は、この地域の閉塞感を払拭するには、第1次産業、第2次産業、第3次産業それぞれに対し行政として何らかの支援をする必要があると述べておられますが、具体的にはどのようなお考えをされておりますか、お尋ねを致します。

 まず最初に、ながと地域再生戦略会議について、2番目としまして農業振興について、3番目としまして、地産地消と物流について順次質問を致します。以後の質問は質問席より行います。

〔6番 山根勇治君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) それでは、山根議員の、産業振興による地域活性化についての御質問にお答え申し上げます。

 1点目の、ながと地域再生戦略会議についてのお尋ねでございますが、私は、施政方針の中で、産業振興による地域活性化の方策について、民間委員による議論、助言を頂くため、ながと地域再生戦略会議を立ち上げる旨を申し上げております。

 この戦略会議は、総合計画の基本構想の中に示されている戦略プロジェクトについて、行政の枠にとらわれない斬新な感覚で幅広い意見を求めようとするものであります。

 基本構想では、計画策定から10年間の取り組みの方向性として、食の産業プロジェクト、体験交流プロジェクト、資源循環プロジェクト及び景観保全プロジェクトの4つの戦略プロジェクトを示しております。この戦略プロジェクトでは、取り組みの方向は示しておりますが、具体的なプロジェクトの内容にまでは触れておりません。

 そこで、戦略会議では、民間と行政との連携ができ、かつその効果も期待できるプロジェクトに係る御意見を賜りたいと思っております。

 また、戦略会議では、委員として企業経営に携わっておられる方や、まちづくりの活動をしておられる方など、特定の分野に限定せず、第1次産業、第2次産業及び第3次産業の各分野からあわせて12人の民間の方々にお集まりを頂き、御意見を出して頂きたいと考えております。

 2点目の農業振興についてのお尋ねでございますが、産業振興による地域活性化には、地域地場産業の育成、地域資源を有効活用した商品の高付加価値化等とともに、これらを支える人材の育成が急務と考えております。農業においても同様であり、農業における人づくりは、多様な担い手の育成に尽きると思います。

 このため、新規就農者への支援、集落営農の組織化、法人化に対する支援等になお一層力を入れて取り組んで参ります。

 また、産地育成の面では、需要にこたえる農産物づくりと致しまして、穂垂米や棚田米等の契約栽培によるお米、いわゆる結びつき米等の特徴ある米づくりの推進、複合経営の推進、計画的に生産出荷できる園芸作物の産地育成等についても様々な角度から取り組んで参ります。

 なお、JA長門大津が建設されました低温ラック倉庫は物流の大きな卸し窓口となっており、卸問屋からも高い評価を得ております。JAと連携して、この倉庫が農業者の所得上昇に繋がるよう工夫していきたいと思っております。

 3点目の地産地消と物流についてのお尋ねでございますが、国の食料・農業・農村基本計画の中では、地産地消について地域で生産されたものを、その地域で消費するだけでなく、こうした活動を通じて生産者と消費者を結びつける取り組みでもあり、お互いの顔が見え、話ができる関係で、地元農水産物等を購入する機会を提供するとともに、地域の農業と関連産業の活性化を図ることと位置づけられています。

 本市では、長門地域地産・地消推進委員会において、市民を初め、県内外の消費者、流通、飲食関係者等に対し、地域の農水産物を身近に感じてもらうために、販売協力店や専門協力店、更にやまぐち食彩店を認定するなどして、地産・地消推進拠点の拡充等に取り組んでおります。

 また、旬の県産農産物の日を設け、関係団体に月1回、県産食材を利用したメニューをつくってもらっています。旬の物を提供する、この基本を柱にすれば、長門地域における地産地消は一層進むものと思われます。

 食の安全・安心がより強く求められている今日、流通販売における食料の安全性と安定供給を推進するため、農商工連携による農産物の供給体制の確立を目指し、生産規模・需要の拡大に向け、各種の地場農産物への理解と関心を深め、地産地消の推進に努めて参ります。

 以上で、答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 今、地域戦略会議についてかなり説明をして頂きました。まず、人数をお尋ねしようと思いましたが、12名だと、こういうお話でございました。

 ただ、ちょっと分かりにくかったところは、例えば第1次産業と第2次産業、第3次産業、また、その他漁協や農協、その他企業等ともあるというふうに今言われたと思うんですが、その12名という中の構成がちょっと分かりにくかったものですから、御説明頂けませんでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 自席からお答えします。

 12名の構成メンバーでございますが、基本として、いわゆる若手の事業者にお願いをしようと思っています。

 今、団体等から委員になって頂ける方は、養鶏組合とか漁協とかございますが、農業につきましては、いわゆる農業を経営しておられる若手の農業経営者、商業につきましても比較的若い経営者の方にメンバーになって頂こうと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 確かにおっしゃるように即効性も大変重要だろうと思います。今すぐにでもやはり効果の出てくるもの、こういったものも大変重要かと思います。しかしながら、将来に向けてしっかりとした方向性をつけることもある面では大事ではないかと思うわけです。

 そこで、中には学識経験者や専門家の参加も必要ではないかと私は思いますが、市長、いかがお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 当然そのプロジェクトチームの作業の段階で、そういった方々の御意見も賜る機会もあるのではなかろうかと思っております。そうでなければいけないと思っています。

 また、ここにある農林事務所さんには積極的にまた農業面についてバックアップをして頂くように。

 また、庁内にあっては若い職員に対してヒアリングをやって頂こうかなと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 例えば農業でいいますと、農家の方は色々と工夫をされたり、色んな努力をされております。しかしながら、流通販売など中々その成果が出てこない部分もあります。そこにやはり焦点を当てなければいけないと思うわけです。

 だから、そういったことについては、この会議ではどこまで突っ込んで議論をされるのか、そのあたりをちょっとお尋ねします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 そのメンバーの中には、やはり全国ネットの販売網を持っておられる方もおられるし、案外農業の話がそのネットワークに乗る可能性もなきにしにあらずと思っています。そういうところも私期待しておるのであります。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、期間としては、先程ちょっとおっしゃったような気もしたんですが、よく聞き取れなかったですけども、この戦略会議は、期間としてはどれぐらいの期間をお考えなのでしょうか。例えば何回か答申があればその時点で終りであるとか、そういった期間についてお尋ねを致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 任期は2年を超えない範囲で私どもでは思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 今おっしゃったように、募集については若い方をということで、大変結構なことだと思いますけども、これは、公募もあろうと思いますが、指名委任といいましょうか、そういった形もあろうかと思いますが、市長の今のお考えとしては、どのようにお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 公募は、これは致しません。メンバーとしては、先程も申し上げたかと思いますが、企業経営及びまちづくりについて御識見を持っておられる方を網羅したいなと思っています。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) そうしますと、会議の進め方としては、産業分野毎に行うのか、それとも全体として進められるのかということが、まずそのことをお尋ね致します。全体として一つの会議体として行われるのでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 それは、あるときには全体で、あるときにはそれぞれの部門別に協議をしていかなければならないのじゃないかと、私はそういうふうに思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) この会議で意見をまとめる際に参考になるように、市の第一線の担当をしている係長級の職員に対して、委員会がヒアリングができるようなど、より効果的で実効性のあるものにしたいと、これは先程おっしゃったわけですけども、そういうことになりますと、ある程度は詳しい部分といいましょうか、専門的な部分にも入り込むと思うわけですけども、そうすると、やはり産業分野毎にも必要ではないかなという気もしますが、そのあたりはいかがでしょうか。

 おっしゃる商工連携という意味は十分分かっておりますが、それも含めてでありますけども、お尋ねします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 当然産業別に審議することも多々あろうかと思いますし、その際に、やはり農業でしたら農林事務所の技術者に来て頂くとか、商業でしたら、やはり商工会議所との連携も考えながら、色んなそういったそれぞれの専門分野のオーソリティーからまた意見も聞くことも多いのではなかろうかと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それと、もう1点なんですけども、市長の今の施政方針の中で、戦略会議では総合計画で示す戦略プロジェクト、これは先程おっしゃったわけですけども、この中には4つのプロジェクトがあるわけです。それも一緒に一つの会議体の中でやられながら答申を出して頂くと、そういう方向ですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) やはり、山根議員おっしゃったように、その方向になるかと思います。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) そうすると、やはり答申の形として、どういう形の答申を市は臨んでおられるのかにもよると思いますけど、やはり、それぞれの産業分野毎の方向性がある程度示されなければ中々分かりにくい部分になってしまうんではないかと思いますが、そのあたりは答申内容等についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 当然そのようにしなきゃいけないと思っています。農業は農業、やはり商業は商業、或いは観光業は観光、それぞれの分野での答申、そして、その農商工の連携した、結果的には6次産業という形になるかもしれませんが、そういった形の成果も答申して頂かなければならないと思っています。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、重ねてお尋ねをするんですけども、産業振興によるこの地域活性化事業、これは何といっても企業、団体、そして市民の皆さんの協力や団結、そして、意欲が最も重要であろうと思いますけども、そのあたりは市長、どのようなお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 もちろん各種団体、市民の皆様方、みんな最大限に協力して頂けなければ成果は出て参りません。山根議員おっしゃるとおりでございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、次の農業振興について質問を致します。昨日からそれぞれの議員から質問がありましたので、多少重複することがあるかもしれませんが、御容赦願います。

 農業政策は非常に多岐にわたり、また、国の政策も変わることが大変多いわけでございますが、基本的には何をどうしようということでしょうか。お尋ねを致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 やはり、私、昨日も申し上げましたが、農家の方の収益をいかにして高めるかに尽きると思います。そのためには何がいいかということをこれから考えていかなきゃならないと思っていますが。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 実は、他市には農業振興地域整備計画というのが策定されている地域もありますが、長門市もこのようなものはありますか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答えします。

 農業振興計画というのはございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 農業振興計画はあるわけです。私も勉強不足で、その資料を知りませんでしたので、実は、農協さんがこういった形の長門大津農協振興計画書という、これは農協さんの立場でおつくりになっている分だと思いますけども、市もそういうものをつくっておられれば、是非また見させて頂いて、研究をさせて頂きたいと思います。

 それでは、昨日からずっと出ている話の中でも共通点なんですが、農業従事者の高齢化や後継者不足、これによって耕作放棄地も出ておりますが、この状態がますます加速すると思いますが、この対策についてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 昨日来お答えしてきておることでございますが、農業が抱えております最重要課題と致しまして、担い手の確保とその育成対策、更には、市長も申し上げておりますが、農業所得の向上、この大きな2点を抱えておると思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 実は、ここでどんな方策をということで私ちょっと思ったんですが、集落営農であるとか耕作法人であるとか、そういうお答えがあるかなと思って実はおったわけですが、これは昨日来の御答弁の中でありましたから、そのように理解をしながら次の質問をするわけですけども。

 例えば、法人化だったり集落営農でありましても、小集落で余りにも高齢化や、または後継者不足が進んでいる地域があるわけですけども、そうした地域については法人化、集落営農化は非常に難しいということもあろうかと思いますが、こういった地域については今後どのようにお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 集落を超えた農業法人、これらというのは市内にも存在するわけでございますが、小さな自治会、その自治会が四つ、五つ集まったような形の中での法人化、これも可能だと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) そうしたことで、集落営農であったり、法人化されるということは担い手不足に対応してそういうことをされることは、地域にとりましては本当に中心になって集落営農、そういったことを進めることは、このことは地域のコミュニティを初め、多くの地域振興に繋がると思います。

 しかしながら、反面では経営責任もあり、かなりの努力が必要だと思います。その法人化、若しくは集落営農について、その進捗状況、これは昨日ありましたけども、経営内容等についてはどのように把握をされておられますでしょうか。お尋ね致します。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 11の農業法人の経営内容を一応ここで御披露をさせて頂きましょうか。(「許せば」と呼ぶ者あり)それでは、農業法人三ケ村でございますが、この三ケ村につきましては、水稲、大豆、白菜、更には農作業の受委託というような経営内容でございます。

 それから、農業法人アグリテック俵山でございますが、これにつきましては水稲、これは結びつき米、穂垂米でございますが、プラス農業作業受託でございます。

 それから、三隅のアグリ中央につきましては、水稲、米ぬか用米、飼料用米、大豆、飼料作物、ゆずきち、タマネギ、農作業受託、更に直売所、加工所、更には多角経営、複合経営の中で繁殖牛の経営も初めておるところでございます。

 それから、三隅の農業法人二条窪でございますが、これにつきましては、水稲、これはエコ米ということでございますが、プラス飼料作物、プラス農作業受託でございます。

 それから、農業法人ファーム上ゲ、これにつきましては水稲プラス大豆という経営でございます。

 それから、農事組合法人あけぼのの里、これにつきましては水稲プラス大豆、そしてタマネギ、更に農作業の受託でございます。

 それから、農業法人中小野里、ここにつきましては水稲プラス大豆、そして飼料作物、更にキャベツ、それと農作業受託でございます。

 それから、日置のアグリサポート大津につきましては、水稲プラス米粉用米、そして大豆、更に農作業受託でございます。

 それから、農事組合法人上岡につきましては、水稲プラス大豆プラス飼料作物という経営でございます。

 それから、油谷の農業法人河原につきましては、水稲、エコ米、この水稲についてはエコ米でございますが、それから米粉用米、そして大豆、飼料作物、更に農作業受託でございます。

 もう一つ、最後でございますが、油谷の農業法人泉川では水稲プラス大豆プラスはなっこりープラススイカと農作業受託というような経営内容になっております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、個別には結構ですけども、いわゆる経常利益といいましょうか、利益がやはりある程度は出てこないとという面もあろうかと思います。このあたりは、個別については結構でありますが、どういう状況になっておるか、どのように把握をされておられますか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) ただ今11農業法人の経営内容を申し上げたところでございますが、それぞれの農業法人の20年度の売上高、これにつきましては、一番大きいところでは5,500万円の売り上げ、一番小さいところで500万円の売り上げ、このような売上高になっております。

 このことにつきましては、その法人の構成人員、或いは受委託をした中での作業員、その労働分配がこの中でちゃんとできるかどうか、その辺もございまして、必ずしも売り上げがこれだけの金額あるから所得が上がっておるという言い方はできないかと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、法人のことについては、兼ね合いはあるわけですけども、人づくりということでおっしゃっております。恐らくこれはリーダー養成のことだと思いますけど、この人づくりが大変重要であると述べておられますけども、具体的にはどういうことでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 ただ今申し上げましたそれぞれ法人、その法人の代表者、法人のネットワークづくりも行っておるわけでございまして、法人間の情報交換、それに加えまして、更に研修も重ねることにしております。

 それで、この法人の持つ役割の中には、集落コミュニケーション、このことも重要な一つの役割になっておりまして、その集落の運営と同時に農業の運営、儲かる農業の運営、この辺を兼ね合わせた組織ができ上がってくることによって、その組織内では更に人づくりが進んでいくということで捉えております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、先程の話に戻りますけども、農家の収入を増やすということが地域活性化の最も重要なことであると先程おっしゃいました。私も全くそのとおりだと思いますが、それでは、具体的に収入を増やす、今色々お話もあったかと思いますけども、収入を増やすということはどのようにお考えですか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 とりあえず今、農業法人に限っての色々お話をしておるわけでございますが、その農業法人でも、先程から申し上げますように経営状況が違います。その中に複合経営、或いは多角経営を工夫をして行っておられる、法人も多々あるわけでございますが、その複合経営の中にいかに金になる作物を導入していくか、その金になる作物を推奨、指導することで、よりその組織の所得が上がってくるということで捉えております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 法人で限ったことではなくて、農家全体のそういうことを考えれば、やっぱり販売高を増やすと、こういうことだろうと思うんです。このことについては後程またお話をしますけども、それと、生産コストを抑えていくということが収入に逆に大きく影響をするわけですけども、この生産コストを抑えるということについてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答えを致します。

 生産コストを下げることが農家にとりましてまたプラスになるという要素は大きく影響をするわけでございまして、例えば費用につきましても化学肥料ではなくて、今、畜産農家がたくさんあるわけでございまして、そういった畜産堆肥の使用も視野に入れてそういったコストを削減していくというのも一つの手かと思います。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) おっしゃることもあるかと思いますけど、例えば今の、私ども地域の問題によって法人化になったわけですけども、共同の機械購入であるとか、いわゆる共同を生かす公売の肥料は今、自然の肥料をというお話もありましたけど、色んな方法があるだろうと思うわけです。

 そういったことで、法人等はそういうコストを下げようということでも取り組んでいるところでもあります。

 それから、生産基盤の充実には、例えば長門も既にやっておられますが、中山間直支や農地・水・環境保全事業、こういった補助事業もありますけども、これを大いにやはり活用すべきだと私は思います。この取組状況、また、今後どのように進められるのかお尋ねを致します。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答えを致します。

 今おっしゃるように、所得補償ということで、中山間直支、それから、農地・水等の事業がございます。これは、あくまでも地域全体で地域の環境をよくしていこうということも含まれているところでございます。

 今、中山間直支につきましては、市内で111団体が取り組んでおりまして、これが今年、平成21年度で第2期が終るわけでございまして、22年度からは新たな第3期ということになろうかと思います。

 この内容につきましては、今、私が知り得ている状況によりますと、国・県ともに今からつくり上げていくということで、全く同じようなものではないけれども、なくなりはしないだろうというような情報は得ているところでございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 今、農地・水のほうの説明がなかったわけですけども、これは確か私の見たところでは数が非常に少ないような気もしたんですけども、このあたりはどうですか。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) 今手元にありますけども、ちょっと探します。お答えしますけれども、確かに農地・水のほうは、中山間直支に比べまして幾分まだ取り組みが進んでおりません。

 といいますのも、この事業につきましては直接農家に所得補償とするものではなくて、地域全体で地域の環境を守っていくということでございますので、そういった受け皿といいますか、誰が事務局になって、どういうふうな事務をやっていくということが肝要になってきまして、その人づくりといいますか、そういった人ができていないとこがまだまだたくさんございまして、そういったところが取り組みが遅れているということで、私どもも逐次そういった啓蒙には努めているところでございまして、今後も推進をしていくところでございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、農産物における現在の生産額についてお尋ねを致します。

 畜産を含め、農業全般について、過去10年間と比較して、どの程度変化をしてきておりますでしょうか。詳しい数字は結構です。おおよその比較でよろしゅうございますので、どのようになっているということで。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 少し古い統計ですが、農業センサスの2005年と1995年を比較したものでございますが、まず、米の総生産額でございますが、36億4,500万円であったものが、2005年では23億3,000万円となっております。

 それから、この統計では野菜類が全てまとめてございまして、野菜の一つ一つの品目については比較はできませんが、野菜につきましては1995年に8億6,900万円であったものが、10年後には6億3,000万円まで落ち込んでおります。

 それから、畜産でございますが、まず、養豚につきましては1995年に10億5,500万円であったものが2005年には2億8,000万円まで落ち込んでおります。

 それから、ブロイラーでございますが、1995年が37億7,700万円であったものが、2005年には20億9,000万円まで落ち込んでおります。

 それから、肉用牛でございますが、肉用牛につきましては、1995年が7億5,400万円であったものが2005年には7億8,000万円。肉用牛については伸びてきております。

 あと、個々の野菜につきましては、課長のほうから報告を致します。(「個々は結構です」と呼ぶ者あり)



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 確かに今御答弁頂きましたように、実は私の調べたのは、山口県の統計年鑑で、平成8年と平成18年を比較したわけです。ところが、その数字を見ますと、総額でいきますと、畜産も含めまして農業全般で平成8年が114億円、18年が68億円というふうに減少してきております。単純に比較しますと40%減少しているわけであります。

 先程部長のほうで御答弁ありましたように、肉用牛だけは、私の調べたところによりましても7億円から、更に7億8,000万円とふえております。ほかの産品については全て減少しております。こうした要因には、人口の減少、また、それぞれの価格の変動、経済状況の変更等があって落ち込んだものと思います。

 しかしながら、この数字を見る限りでは、生産能力としては、この地域にはまだ十分にあると私は思うわけですけども、ただし、これが需要に結びつくか、販売に結びつくかという問題は別として、生産能力はあると思いますが、その点いかがお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答えを致します。

 私も全く同様に考えております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、昨日から振興作物といいましょうか、色んなこういう作物、はなっこりーであるとか、色んなものを指定をして振興していきたいと、こういうふうなお話もあったわけですけども、この地域はこの地域の特性があると思うわけです。

 例えば土質であるとか、気象条件であるとか、最近は温暖化で色々気象条件も変わってきておりますけども、そういったことをやはりもう一度調査をしてみたり、やはり研究してみるのも一つの方法ではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答え致します。

 確かにこの地で何がいいかということでございますけれども、今、担い手不足、それから、後継者不足が進む中で、人の手がないわけでございまして、いかに機械化による収穫ができるかということも考えていかなくてはならないかというふうに思います。

 そうしたことで、県の農林事務所等も色んな意見を聞いておりますけれども、この地で今、農林事務所とも話しておりますけれども、何がじゃええんかよということになりますと、4つ程今、長門地域で考えられるというようなことをお聞き致しております。

 一つが大豆でございます。一つがキャベツ、一つがタマネギ、一つがジャガイモと、この4品目が長門地域では最も生産しやすいんではなかろうかというような県の御指導も頂いているところでございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) こうやって生産額を増やしながら収入を増やすということであれば、当然今の需要額以上のものを生産するということになろうかと思います。話は戻るかもしれませんけども、そうすると、やはり新たな販売ルートを開拓をしなければならないと、こういうふうに思うわけですけども、その点、今後どのようにお考えでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答えを致します。

 確かに物はつくっても売れないとなりますと、中々農家にとっても痛し痒しということになります。

 今、JAと、それから県農林事務所、それから、市がどういう役割をしてこういった物流に対して対応をしていくかということを考えますに、JAにおきましては集荷、それから流通、販売先の拡大、もちろん営農指導もして頂いているわけでございます。こういったものがJAさんの役目になろうかというふうに考えております。

 それから、県の農林事務所におかれましては、技術力の向上に対する指導、シンクタンク等の役割もしっかりとして頂かなくてはならないかというふうに思います。

 それから、市の役割でございますけれども、市の役割と致しましては、国の政策、施策にいち早く対応をし、そして、市としての方向づけ、これをきちっと持って、何をどういうふうに生産していくかということを住民にしっかりと啓蒙をしていくと、そして、各種事業がございますけれども、それにしっかりと乗っていくということが肝要かと思います。

 こういったことが一連をして一つの農業の農産物の流通にも繋がるものというふうに思っておりますし、幸いにも本市は1市1組合1農林事務所でございまして、この利をしっかりと生したいというふうに考えておりまして、この三者がより一層連携して今後の農業振興に務めていけたらなというふうに考えております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 農水省でこの度の経済危機対策の補正予算で、大都市への直売の展開や調査について支援をしますと、これは既に皆さんのほうでお調べと思いますけど、これの取り組みは行われますか。今盛んにアンテナショップであるとか大都市への直売、挑戦をされているところもありますが、この点いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 大量の作物をつくり、たくさんのお金をあげるということで進んでいきますならば、地産地消で、この地域内で消化をしていくという考え方だけでは、それがなじまないんじゃなかろうかと思いますが、従って、良質なものが大量にできたときにどう流通さしていくかという考え方の中では、アンテナショップ等も視野に入れながら今後研究を重ねていかなくてはならないと思っております。

 市長もトップセールスの中で、先般も東京へ行かれまして、東京のほうからアンテナショップの話をお持ち帰りになりました。ところが、まだよく研究しておりませんで、そのアンテナショップはまだ、今後の課題として今、研究をしていこうということにしております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、確か2年前だと思いますけど、萩阿武農協さんが中心になって台湾に米を出荷されておりますけども、このことについては御存じですか。

 そのことで私も大変気になりまして、実は昨日電話をして、詳しいとこまでお話はできませんでしたけども、現在もやってるという状況も聞いております。

 当初は、大きな挑戦だなということで私も思っておりました。輸出されて半年間はやはり売れなかったと、非常に厳しい、どうなるだろうかなという報道もありました。ところが、半年ぐらいたちました時点で販売でき出した、売れ出した、好評になり出したということで、県のほうもその支援をしましょうという、こういう報道が実はあったわけです。

 そういうことで、大変な挑戦をされながら、やはり一種の成功だと思いますけども、大きな損失を出すわけにもいきませんけども、こういった挑戦もまた必要ではないかと思います。

 しっかりした調査をしたりすることによって、損失は起きないように、多少の投資は必要かと思いますけども、こういうことも目を向ける必要はあるだろうと思いますし、必ずしも海外に輸出をしてくださいと、しようじゃないかと、そういうわけではありませんけども、いわゆるグローバルなこの時代の中で、やはりこういったことも目を向ける必要があるんではなかろうかと思います。

 やはり、長門市の企業には中国やアジアに向けて営業展開もされているところもありますので、是非またそういったことも参考にして、地域としてその活性化に向けて是非お考えを頂きたいと、このように思いますが、市長、いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 そういったことも今度の経営戦略会議に、海外に工場をお持ちの方も今予定しておりますので、そういった話を農業の方とその方がお話をする中で、じゃ海外もということになるかもしれません。やはりひとつそこでそういった論議もして頂きたいと思っています。

 それから、やはり、先程部長からの御紹介がございましたけど、販売が鍵を握るわけです。生産があっても販売がなければ駄目なんです。だから、この販売ということについて、今日、実はこの会議が終わりますと、一般質問が終わりますと、4時から私、日本セルフサービス株式会社、そこのトップの方かそこのナンバーツーか知りませんけど、お会いすることになっていますが、そういった話を今日はすることにしております。

 とにかく機会を捉えて、広く長門市の農業製品や農産物、或いはたくさんの長門市には物産ございますが、そういったものを紹介していこうと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、少し視点を変えますけども、6月20日、先日の新聞報道がありましたけども、鳥獣被害が山口県下においてかなりあり、当長門地域でも相当被害があります。特に猿による被害は県下でも過去最高の被害となっております。長門地域においても近年、猿の被害が急増しております。今後この被害対策はどのようにお考えでしょうか。

 今回はこの鳥獣被害対策については詳しくは質問しませんが、早速に実態調査及び対策をお願いしたいと思いますが、いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 管内西から東まで猿が出ておる実態というのは聞こえております。また、猿は農作物だけでなく、児童にまで少しちょっかいを出すというようなことが、実態が起きているようにも聞いております。そこで、この実態につきましては農協のほうでも把握しておりまして、今後この対策については検討していかなければならないと思っております。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) それでは、3番目の地産地消についてもう何点か質問を致します。

 まず、本日の山口新聞の掲載、これ市長、ご覧になったと思います。ちょっと二井知事が述べられたことを申し上げてみます。

 ふるさと産業の振興を図るには、食料自給率向上の取り組みのように県内で消費、需要されるものは、できる限り県産品で賄う、いわゆる地消地産の取り組みが重要、今後は農業分野にとどまらず、県内全ての産業分野における受給率向上に向けた取り組みが必要だ。

と述べておられます。

 市長、これについてはいかがお考えですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 最も私も知事さんと同じ考えでございます。給食センターにつきましても100%地元の食材を利用していく、そのような私も考えでおりますし、とにかく地産地消、もっと行政としても強力に推し進めていかなきゃいけないと思っています。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) そこで、農林水産省では、学校給食や病院、または福祉施設など、地元産品が安定的に供給する取り組みなどについて支援をしますという、こういう制度がありますが、これは御利用されるんでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 先の国会で学校給食法の改正がございました。その学校給食法の改正に伴いまして、農林水産省のほうでは学校給食地場農産物利用拡大事業、このような補助事業を出してきておりまして、この補助事業は当面、今ソフト事業でございまして、昨日教育委員会のほうで申し上げたかと思いますが、第1回のそのための会議を終えたところでございます。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) これは農水省のホームページですけども、文科省は米飯学校給食の新たな目標として、週3回以上の地域においては週4回程度の目標設定を促すことを通知とありますが、当長門地域は、米飯給食はどのような状況になっておりますでしょうか。お尋ねします。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 全く申しわけございません。今ちょっと私のほうが資料を持ち合わせておりませんので、改めてお答えをさせて頂きます。済みません。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 私も詳しくは調べておりませんので、答弁に頼ったわけですけども、こういった形で国を挙げて、地域を挙げて、各全国で米飯給食というものを推進をされております。ですから、当地域においても是非このことについてはお考えなり、取り組みについてお考えを頂きたいと、このように思っております。

 実は、昨日も給食センターにかかわる農産品の納入についてということで御質問ありました。その中で、関連がありましてお尋ねをしたいわけですけども、生産者から給食センターに例えば商品が、農産物が納入される場合に、その中間に調整機能を持った組織が私は必要ではないかと、これは前回にも申し上げたところですけども、そのあたりのお考えはあるのかないのか。これはどちらにお尋ねをしたよろしいんでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) お答えを致します。

 生産者からということであります。現在、今、考えて検討を進めていく予定をしておりますのは、献立委員会、そして、食材調達委員会という組織を、仕組みづくりをつくろうというふうにしております。その大元は給食運営委員会ということになります。ですから、そういうものを通して今の生産者の方と、それから、私どもの学校給食の調理する側という形が生まれてくるというふうに今思っております。

 今の段階では、今後様々な方向性で考えていくということが今思っているところであります。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 実は市長にお尋ねしたいんですけど、この地域審議会、質問が色々ありましたけども、この中で御意見があった中で市長が御答弁されているようですけども、市長のお考えはいかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 過ぐる日、今、いわゆる自校方式で、或いはセンター方式で給食を賄っておるわけですけど、そこに納めておられる納入業者の方々に、センター方式になってもなお食材が納入できるように、私は生産者じゃないんですけど、仲買人の代表者の方に一度お集まり頂きました。

 そして、その方々に、とにかく今は食材は地元で100%調達していない、確か50%足らずだったと思いますけども、これからは100%地元で調達すると、そのためにはあなた方が一つの組織をつくって、それに対する食材を提供するだけの力といいますか、能力はありますかとお尋ねしたら、やれると、私どもの手で賄えていけるというお話でございました。

 それ以降については教育委員会のほうで業者の方とお話を進めるようにということで指示をしておきました。



○議長(松永亘弘君) 山根勇治君。



◆6番(山根勇治君) 色々と質問して参りましたが、今後この地産地消を初めとして、あらゆる分野において市民の集落単位、またはブロック単位で地域としての活性化を図ろうとする、こういった機運の醸成が大変重要であろうかと思います。

 各地区地区が元気になれば、長門市全体としても活性化に繋がると思っております。そうしたところに行政もしっかりと今後支援をして頂きたいと思っております。このことをお願いしまして、質問を終わります。

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○議長(松永亘弘君) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(松永亘弘君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定しました。次の本会議は明24日午前9時30分会議を開きます。本日はこれで延会します。

午後3時25分延会

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   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

     平成21年 6月23日

                議  長  松永 亘弘

                署名議員  岡?  巧

                署名議員  大下 和政