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山口県 長門市

平成 21年 6月定例会(第2回) 06月22日−02号




平成 21年 6月定例会(第2回) − 06月22日−02号









平成 21年 6月定例会(第2回)


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平成21年 6月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第2日)
                             平成21年6月22日(月曜日)
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議事日程(第2号)
                      平成21年6月22日(月) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(20名)
1番 重村 法弘君       2番 重廣 正美君
3番 三村 建治君       4番 長尾  実君
5番 先野 正宏君       6番 山根 勇治君
7番 武田 新二君       8番 三輪  徹君
9番 岡?  巧君       10番 大下 和政君
11番 谷川 雅之君       12番 阿波 昌子君
13番 林  哲也君       14番 大草 博輝君
15番 田村 哲郎君       16番 新谷  勇君
17番 金? 修三君       18番 岡野 正基君
19番 今津  一正       20番 松永 亘弘君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局  長 西岡 隆雄君       次  長 橋本 和則君
次長補佐 平川慎太郎君       係  長 宮本 啓治君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 南野 京右君  教育長 ………………… 江原 健二君
企画総務部長 ………… 山口 雅道君  市民福祉部長 ………… 宍村 龍夫君
経済振興部長 ………… 繁澤 裕司君  建設部長 ……………… 山本 正人君
会計管理者 …………… 岩崎 伸広君  教育次長 ……………… 藤野 義久君
消防本部消防長 ……… 大林 育美君  三隅支所長 …………… 山田 保則君
日置支所長 …………… 中尾  努君  油谷支所長 …………… 南野  新君
企画政策課長 ………… 松尾  要君  秘書広報課長 ………… 檜垣 正男君
総務課長 ……………… 永井 武司君  財政課長 ……………… 磯部 則行君
税務課長 ……………… 河野 広行君  国体推進課長 ………… 上田 達男君
市民課長 ……………… 山中志津子君  生活環境課長 ………… 荒川 孝治君
高齢障害課長 ………… 仲野 修史君  地域福祉課長 ………… 中原 康博君
健康増進課長 ………… 中野 義三君  商工観光課長 ………… 重原 敏男君
農林課長 ……………… 浴田 和拓君  水産課長 ……………… 高橋 憲幸君
都市建設課長 ………… 津室  猛君  下水道課長 …………… 金子 憲司君
水道課長 ……………… 上田 哲也君  教育総務課長 ………… 石田 哲也君
学校教育課長 ………… 芝田 秀樹君                    
生涯学習スポーツ振興課長 ……………………………………………… 坂倉 誠治君
選挙管理委員長 ……… 平田  隆君  選管事務局長 ………… 五十嵐 徹君
農委事務局長 ………… 上野 博美君                    


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午前9時30分開議



○議長(松永亘弘君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(松永亘弘君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、武田新二君及び三輪徹君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(松永亘弘君) 日程第2、一般質問を行います。

 順次質問を許可します。長尾実君。

〔4番 長尾 実君登壇〕



◆4番(長尾実君) 皆さん、おはようございます。油谷の長尾でございます。改選後初の一般質問となります。

 質問に入る前に、一言ごあいさつをさせて頂きます。

 去る4月に行われました議会議員選挙におきまして、皆様の温かい御支援と御支持を頂きまして、当選の栄に浴し、身の引き締まる思いでございます。ここに改めて感謝を申し上げ、今後とも皆様の信頼と期待に添えるよう活動に取り組んで参ります。よろしくお願い致します。

 それでは、質問に入りますが、私はこの一般質問として、4月に行われました市議会議員選挙における開票事務について問うものであります。

 特に、得票数の中間発表について、これまで経験したことのない不手際極まりないことがありまして、一体どうしたことかと思われてなりません。こうしたことは、今後の選挙の際にもかかわることであり、また行政に対する不信、市役所に対する信頼の失墜にも繋がることであります。

 これらのことから、選挙管理委員会は今回の開票事務についてどう総括されたか、尋ねるものであります。

 以後は、発言席から行います。

〔4番 長尾 実君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 平田選挙管理委員会委員長。

〔選挙管理委員長 平田 隆君登壇〕



◎選挙管理委員長(平田隆君) 皆さん、おはようございます。長門選挙管理委員会委員長の平田と申します。長尾議員さんの答弁に入ります前に、今回の長門市議会議員一般選挙における開票事務に当たり、中間発表において不手際があり、関係各位に御迷惑をおかけ致しましたことにつきまして、深くお詫び申し上げます。

 今後は、この度の選挙の総括に基づき、的確な選挙事務の遂行に努めて参る所存でございます。

 選挙の総括につきましては、事務局長が御説明申し上げます。

 以上でございます。

〔選挙管理委員長 平田 隆君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 五十嵐選挙管理委員会事務局長。



◎選管事務局長(五十嵐徹君) おはようございます。それでは、長尾議員さんの選挙における開票事務についての御質問にお答え申し上げます。

 平成21年4月12日に執行された長門市議会議員一般選挙の開票事務について、選挙管理委員会はどう総括されたかとのお尋ねでございますが、長門市議会議員一般選挙は、長門市長選挙との同時選挙で執行しており、開票事務に当たりましては、まず市長選挙の開票から始め、次に市議会議員一般選挙の開票を行っております。

 開票事務は106名の職員等を12の係に振り分けて、それぞれの班長のもと、開票に当たったところでございます。

 最近の開票作業は、正確さとあわせて迅速さが求められております。作業手順、作業内容の点検を行い、自署式投票用紙分類機を使用しての選別作業を実施し、開票時間短縮を図ったところでございます。

 しかしながら、今回開票作業時間の短縮はできたものの、第1回目の中間発表において、偏った票の流れの中、的確な票数の把握ができないまま発表する不手際がございました。関係各位に多大なる御迷惑をおかけしましたことに対し、先程委員長がお詫び申しましたが、私からも深くお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。

 今後の改善策と致しまして、まず開票に当たっては、一部地区の投票が偏ることのないように、投票用紙を選別する開披台上でよく混合致します。

 2点目と致しまして、より正確性を期すために、投票用紙分類機で仕分けした候補者毎の票数を把握し、第1得票計算係の票数とチェックを行うことにより、票の流れを確認して参ります。

 3点目と致しまして、各係間の連携をよりよくするために、職員配置等を再検討して参ります。

 更に、事務従事者に対し今回の反省を踏まえ、開票事務マニュアル等による開票事務作業の徹底を図ります。

 今後開票事務に当たりましては、これらの改善策を実施し、正確でかつ迅速な開票事務の遂行に努めたいと考えておるとこでございます。

 以上で、1回目の答弁を終わります。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) ただ今の答弁では大変謙虚であり、また今後の改善策も示されて、十分慎重に期すということでございますが、今回の選挙、これは最も身近な選挙でありまして、投票率も、確か約84%ぐらいの投票率であったかと思います。

 というのは、100人のうち84人がこの選挙に参加されたということで、それだけ関心の高い選挙と、出来事であろうかと思います。こうした状況でありますし、また先程言いましたように、身近な選挙ということで、大変有権者についても関心が高く、この当落の行方を見守るということになろうかと思います。だから、特にこの選挙というものについては、慎重の上にも慎重、またどういうことが1つのポイントになるかと十分注意しながら、もちろん投票事務もそうであります。開票でもそうでありますが、行わなければならないと思っております。

 私がこうして質問に立ったのは、前回4年前のやはりこの市議選のことであります。やはり同じ中間発表の中で、途中で得票数が減るというような、今まで経験のない前代未聞のことがありまして、また期せずして同じ私でございまして、この件があり、一体これはどうしたことかと、ここは一度きちっとこうした場で選管の考えを正しておきたいという思いで、今回質問に立たせて頂いたものでございます。

 また、今後のことも、選挙というのは国政レベル、或いは県のレベル、また身近なこの市長、市議選、これもこれからもあるわけでございますので、選管の委員長もひとつ御出席を願って、またお考えも聞かせて頂けたらと思っております。

 そこで、どうしても1点程改めてお聞きしたいと思いますが、先程この中間発表については、事務局長のほうから答弁がありましたが、地区に偏った開票ということで、開票、投票函の開きということがありましたけど、こういうことは一般的にはそういうことがないように混ぜて出して、混ぜてからやるものと思っているわけでございますが、それで特に1回目の投票ということで、普通なら1回目ですから、投票率確かあれ50%でしたか、1回目の。そういう場合は不確定要素が多いから、票を一律にあわせるというのが一般のやり方ではなかろうかというふうに思っておるわけですが、この点についてどうしてそういうことが起きたのか、改めてもう一度説明を願いたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 五十嵐選挙管理委員会事務局長。



◎選管事務局長(五十嵐徹君) お答え申し上げます。

 今長尾議員さんが言われましたように、第1回目の中間発表、これは票数を揃えて行うということがこれまでも行われてきておったわけでございます。今回なぜそのようなことができなかったのかという御指摘だろうと思います。

 今回、10時50分時点で中間発表の票数を集計したわけでございますけれども、そのときにこういう状況が判明しまして、その場ですぐに何ていいますか、票を探されたわけでございますけれども、見当たらず中間発表の時間も迫っておるという、そういう中で的確な判断ができなかったと。この点は、大変申し訳なく思っておるとこでございます。

 先程も言いましたように、今後はあらゆる方法をとりまして、票の流れを的確に掴んでいきまして、このようなことが起こらないように十分注意を払っていきたいというふうに考えておるとこでございます。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) くどいようでございますけれども、票がよく分からなかったというような今の言い回しですけれども、大体今50票を一束にするわけですか。(「100」と呼ぶ者あり)100票ですか。そうした場合、1束ぐらいというならいいんですけど、確か3束、100票ぐらいになるとかなり厚さがあって、また分からないというようなことは、その点がどうも不思議でなりません。

 特に選管の当時の従事者は、各部の各課からそれぞれ職員が出て、それぞれの作業をするわけでございますが、どうもそういうのが緊張感がないというんですか、だからそういう場合は、事務局長はきちんとしたリーダーシップをとって、票がええか、漏れがないかとか、その点を十分注意しなきゃいけんと思いますよ。

 特に第1回目の発表ですから、第1回目にあれだけの差がつけば、もう決まりですよ、本当は。当然そう思います。そういうことをもっと一般の従事者、職員もしっかりその点を真剣にやってもらわないと、たまたまその選管の事務やから、夜遅くまであると、何となくだれたようなやり方であったろうかと私考えられますよ。その点も今度は十分注意をしてもらいたいと思います。

 今日はせっかくの選管の委員長もおいででございます。若干ちょっとお聞きしたいと思いますが、大体この中間発表の意義、その役割というのは、選管の平田委員長も旧油谷町時代からずっと選管で、選管のベテランといいますか、事務職員はぐるぐるかわるけど、大ベテランでありますから、その中間発表の意義とか、役割とかどういうふうにお考えですか。ちょっとお聞きします。



○議長(松永亘弘君) 平田選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員長(平田隆君) お答えします。

 中間発表というのは、やはり皆さん市民に一時も早くその状況を知らせたいというのが真意でございます。この度は、なんか迅速、迅速いうことで上から圧力がかかってきたわけでございます。それで、その迅速ということで、結局正確さが失われたんではないかと私は思っております。

 しかし、その票がやはり何ていいますか、300、400か行方不明になったというのは、私今考えてもさっぱり理解できないわけでございます。だから、神懸り的と言ってはおかしいんですが、長尾議員さんに前回と今度の2回ということは、何か神様がいたずらしたんではないかというような考えを持ってるわけでございます。

 それは言い逃れで誠に申し訳ございませんが、これをこんな言い逃れでは済みませんので、もう一遍改めて体制というものを建て直しまして、結局各係に班長がおりますので、その班長の役目をもっと厳しく何か力を与えるのか、指導力を与えるのか、そういう権限を与えて、班長さんをなんか見てると、皆と一緒の仕事をしてるような状態なんでございます。じゃからそれはやめて、班長さんですから、その票の流れとか偏りとかを是正するように、班長さんの務めを改めて示して、理解してもらいたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 平田委員長。議長からの指名を受けてから回答してください。まだ最初ですから、お慣れになっていらっしゃらないかもしれません。

 長尾実君。



◆4番(長尾実君) どうも今の委員長も、なんか神懸り的なものとか、神から見放された、神のいたずらとか、そういうことで片付けてもろうちゃ私は困るんですよ。

 そして、上からの圧力っちゃどういうことですか。選管は独自にきちんとしたあれですよ。独立されたもんですよ。上からの圧力っちゃどういうことですか、お聞きします。



○議長(松永亘弘君) ちょっと待ってください。今長尾議員の質問が、平田委員長への質問ですね。



◆4番(長尾実君) そうそう。



○議長(松永亘弘君) ですから、局長、お待ちください。平田選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員長(平田隆君) お答え致します。

 これ圧力と言って悪いんですが、なんですか、中央選管から迅速、迅速いうのを建前にして、とにかく一時も早く選管事務を終了して、何か経費の節約というような何か指示があったわけですよ、国から。そして、それにこだわることはないと思いますが、全体的にそういうなんですか、全国的にそういう流れがございまして、やはり私らもその事務完了に一時も早くしまして、経費の節約ということにちょっと重点を置き過ぎたのではないかと反省しております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) 特に選管の委員長も任期が4年間であります。これからまた今の国政もあるし県政もある。また、4年後には身近な選挙もあるということで、今回のそれともう一点が、よく聞いたのが、ほっちゃテレビの得票数の数字がほとんど見えない。そして、局長の発表する声も聞き取りづらいと。そして、なんか女の子が読み間違えたとか、なんか色々とあったんじゃないですか。

 あのこともちょっと私は、それは確認はしてないんですけど、特にそういう数字の読みづらいのと、発言の声が小さくて聞き取りにくいとか、色々問題点を私もよく聞いております。その点、局長は後からまたちょっと聞きたいことがあるんですけど、委員長はその点もだいしょ耳に入っておりますか。そういうことが耳に入っておるかどうかということです。



○議長(松永亘弘君) 平田選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員長(平田隆君) いいえ、私は聞いておりません。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) それでは、ちょっと局長のほうにお聞きしたいんですが、開票については、これは公職選挙法でも色々法で定められた部分もあるわけでございますが、一連の作業については内規とか、或いはマニュアルとか、当然つくっておられると思いますけど、その点はきちっとつくっておられるかどうかと、それともう一つ、ほっちゃテレビとある程度の大事なところについては、リハーサルといいますか、その点の打ち合わせは十分にされていたものかどうか、その点をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 五十嵐選挙管理委員会事務局長。



◎選管事務局長(五十嵐徹君) お答え申し上げます。

 選挙に当たりましては、投票事務マニュアルと開票事務マニュアルの2つをつくっておりまして、投票に当たる職員、開票事務に当たる職員、別々で打ち合わせといいますか、説明会を開催をしておるとこでございます。

 それから、先程のほっちゃテレビの件でございますけれども、一応ほっちゃテレビの担当の者と事前に打ち合わせはしております。ただ、カメラ等を使ってのリハーサルのようなものはしておりません。当日の私の音声が入らなかったという話は、私も聞いております。

 ただ、これはほっちゃテレビのほうのマイクをあわせもって当日発表しておれば、放送で流れておったようでございますけれども、私は会場に放送しますといいますか、会場内に発表するマイクのみで使用したものですから、当日ほっちゃテレビのほうに音声が入らなかったというふうに聞いておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) 今後市政も新しく南野市長が今後舵を取られるわけでございます。行政に対するやっぱり信用、信頼というのは、これは欠かせないことであります。特に、これからの施政方針でも市長がおっしゃっております行政改革の懇話会、或いは戦略会議、或いは行政の経営会議と、これから新たな刷新に向けて行政運営をされるということであります。こうしたこれらのことを推進する上でも、やはり市役所に対する信頼がなくてはならないというふうに思っています。

 特に、財源が厳しい中でありますし、市民の要望も皆中々聞けない状況、そういう中だからこそ、そういう一般の皆さんの、職員の皆さん方の行政に対する信頼というのは、避けては通れないということでございます。

 今日はせっかく委員長がおいででありますので、もう一点だけちょっとお聞かせ願いたい、現在の立場をお聞かせ願いと思いますが、選挙管理委員会の委員の皆さんは、非常勤の行政委員の中でも農業委員、教育委員とあわせて主要な委員として、数はようけあるんですよ、ほかの委員がたくさん。主要な委員さんとして位置付けられております。よって、そういう待遇面についても、ほとんどの委員なりそういう非常勤の方については日当制でございますが、月額報酬として位置付けられておることでもあるわけでございます。それだけ職員も責任があろうかと思いますが、その点について委員長、お答えを願いたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 平田選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員長(平田隆君) お答え致します。

 私選挙管理委員会の委員長というような委員の重大性ですか、責任性ですか、これは十分にわきまえておるつもりでございます。

 まず、私は今度委員長になりまして、やはりまとめていかねばならないということで、次の3つを考えております。

 結局、選挙管理委員会というのは、市民のための選挙管理委員会であること。そしてまた、市民に信頼される選挙管理委員会であること。また、市民から愛される選挙管理委員会であること。この3つをモットーにして、皆をまとめて一致団結して頑張って参ります。よろしくお願い致します。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) 平田委員長は、4年前の前回にも確か委員長の職務代理者という役職、今回についても、同じく委員長の職務代理者という役職。そういう上に立って、今回委員長になられたということで、特に前回も今回もあなたがかかわっておられるから、だからこうしてここで出席を願って、こういうことについて聞くわけでございますが、しっかりと今度からそういうことを十分に……。名誉職じゃないんですから、これは。やってもらいたいと思っております。

 それで、局長にちょっとお尋ねを致したいと思いますが、あなたは選管の事務局長として、要は管理職として職務を全部取り仕切る相当の職務責任を持っておられるということで、この行政に対する信頼、当然これは一般職員よりも重くあるはずでございますが、その点についてあなたはどう思っておられるか、お聞きしたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 五十嵐選挙管理委員会事務局長。



◎選管事務局長(五十嵐徹君) お答え申し上げます。

 やはり事務局長は、この投開票の平田委員長に次いで事務を取り締まる上では、最高責任者だと思っております。今回、このような不手際が起こったことも、私が的確な判断をしておれば防げたことだと、大変責任を重く受けとめておるとこでございます。

 これらの総括を致しまして、今後こういうことが二度と起こらないように、正確さを期していくということが私に課せられた大きな責任、課題だろうというふうに思っております。

 この度の総括をきちんとして、今後の選挙にそれを実施していきたいというふうに考えておるとこでございます。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) これでちょっと最後にしたいと思いますが、最後に、これは市長さんには事前答弁者として通告をしておりませんけど、答えられれば答えて頂きたいと思います。

 合併後のこれまでの4年間、さまざまな不祥事がありました。合併後間もなく、特別職へのボーナスの払い過ぎ、職員の飲酒運転による事故、公用車で出張中のパチンコ店への乗りつけて、そのまま遊行もしておるということ。また、保育料の算定誤りのその後の処理のまずさによるトラブル、その他公用車での度重なる損害事故など、何かこの4年間、──市長さんも当時議長さんとして度々執行部の方が陳謝されたこと記憶にあろうかと思いますが、何かそういう職員の気の緩み、緊張感のなさ、物事に対する真摯さ、何か欠けていたのじゃないかと思われて、私はこうして見るとき、ほんとつくづく思うわけであります。

 もちろん、一生懸命仕事をしている職員もおられることは十分承知をしているところであります。

 こうした状況の中、この度新たに就任されました南野市長さんは、日ごろから職員の意識改革を言われております。私もよく聞いております。特に、職員は直接行政執行にかかわる第一線におられる方々でありまして、特にその職員の意識の持ち方、これによって随分また行政も変わってくるのではないかというふうに私は思っておるわけでございます。市長の考えを改めて職員の皆さんに浸透させ、行政運営に取り組んで頂きたいと思っております。市長の思いを聞かせて頂き、一般質問を終わりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 自席からお答え致します。

 今回の──いや、今回、前回もそうですけど、長尾議員の開票の中間発表の過失、あってはならないことであります。候補者というのは、市会議員の選挙であろうが、市長選挙であろうが、自分の全てを投げ打って選挙に挑むわけですから、その結果が間違って報告されたっていうのは、先程の選管の委員長ではございませんが、神のいたずらと、誠にけしからん答弁でした。そんなことで片付ける話じゃございません。やはり何かの間違いがあったに違いございません。これにつきましては、今後二度とこのような間違いがないように指導して参ります。

 また、他の職員の不祥事が続いて参りました。先日も田村議員から「交通事故が多いんじゃないか」そのような話があって、また交通事故も起こっております。もうこれからは、私はもう全面に出て、声を大にして叫ばなきゃいかんかなと思っております。

 しかし、長尾議員もおっしゃったように、先日広島県の庄原市の方がここにお見えになって、市民課で戸籍謄本とられたときに、後で私に報告がございましたが、「これ程窓口が親切で優しい、こんな窓口は初めてだ」と、「市長さんほめてあげてください」と、そういう話もございました。やはり懸命に働いている職員もおるわけでございます。今後御指摘のように、不祥事が頻繁に起こらないように、厳しく指導して参りたいと思ってます。今回はどうも大変御迷惑かけました。



○議長(松永亘弘君) 長尾実君。



◆4番(長尾実君) 今市長さんより色々のことで、今後のことについても十分されるということでありまして、今後またひとつ十分に市政のよりよい運営を願うものでございます。

 以上で、一般質問を終わります。

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○議長(松永亘弘君) この際、暫時休憩致します。休憩時間は10分と致します。

午前10時05分休憩

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午前10時16分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 新谷勇君。

〔16番 新谷 勇君登壇〕



◆16番(新谷勇君) おはようございます。議席番号16番の旧長門通出身の新谷でございます。今回2番目の質問席に立つわけでございますけれど、市長は平成17年3月に1市3町が合併致しまして、新生長門市になって4年目となり、この4月の第2回選挙において2期目の市長として市政刷新を掲げて就任されました。当選おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり)(笑声)議員生活並びに議長経験も長いので、行政システムについては十分御理解されており、これまでは行政運営を監視する側でございましたが、これからは事業を執行する側の最高責任者となられたわけでございます。今後の長門市の活性化に大いに期待致すものでございます。

 それでは、通告致しております1問目でございますけれど、当長門市は8割が山で2割が平地、北側半分は日本海に面しております。そうした中、所信表明で第1次産業の農林水産業を重点に、地域産業の振興を図ることを掲げておられます。このことについて4つの内容についてお聞き致します。

 1は、農業と申しましても、米作、稲作、畜産、養鶏等色々あるわけでございますが、具体的に何を振興させられるかお聞きします。

 2つに、この5月の人事異動で各支所に農業担当職員を配置されましたが、新聞紙上で出ておりましたが、この任務と役割についてお伺い致します。

 3に、当市は農業と同じように水産業も重要な基幹産業でございます。その現状をどのように捉えておられ、将来どうしたらよいとお考えであるかについてお聞かせ頂きたいと思います。

 4つ目に、現在既に埋立てが完了し、建替えが計画されております仙崎新市場と直販施設のことについて、どのような対応をされるのかについてお伺い致します。

 壇上からは以上でございますが、以下、2回目からは質問席から発言させて頂きます。

〔16番 新谷 勇君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) おはようございます。

 それでは、新谷議員の1次産業の振興についての御質問にお答え申し上げます。

 1点目の農業振興を図る具体的な方策についてお尋ねでございますが、御案内のとおり、農業を取り巻く状況は厳しく、生産物価格の低迷に加え、生産資材の高騰、労働力不足等により経営環境は悪化し、今後も更に厳しい経営状況が予想されます。

 このような中ではありますが、本市にとっては第1次産業の振興こそが地域経済の活性化に繋がる重要な施策であると認識しております。

 農業について申しますと、本市の農業は従事者の高齢化が進み、耕作放棄地の拡大、農業所得の減少が問題となっております。農業振興を図るためには、担い手不足の解消、後継者の育成が重要になります。このための具体的な方策として、米作においては担い手育成の一環として、集落営農の組織化・法人化に対する支援にJAや県農林事務所とも連携しながら努めて参りたいと思います。

 また、中山間地域等直接支払制度による支援や、経営安定化策として穂垂米、棚田米等の契約米、いわゆる結びつき米の推進等、特徴ある米づくりにも努めて参りたいと思います。

 畑作においては、計画的な生産出荷ができる産地育成を推進し、需要の拡大に即した生産技術の導入や、効率的な生産体制の整備を図ることが必要であると思います。

 本市は、イチゴ、スイカ、長門ゆずきち等の生産地として消費者に広く浸透してきております。

 そこで、市場の更なる需要の拡大に対応した産地育成に向け、やまぐちの多彩な園芸産地育成事業等を活用し、園芸農家はもとより、新規就農者への支援にも努めて参りたいと思います。

 畜産においては、本市は県下でも有数の肉用牛、養豚、ブロイラーの生産地であります。特に、肉用牛においては、優れた繁殖雌牛の導入貸付を実施し、生産拡大及び品質向上による産地化に取り組むとともに、畜産基盤再編総合整備事業に取り組み、自給飼料の生産基盤と肉用牛飼養基盤を連携させ、規模拡大・複合経営の推進を行い、地域の活性化を図って参りたいと思います。

 一方、養鶏では焼き鳥日本一の名にふさわしく、深川養鶏が新商品「長州黒かしわ」の開発を進めておられ、来月から販売開始の運びとなっているところであり、ブランド化に期待を持っております。

 また、近年家畜伝染病に対する防疫体制の強化、環境汚染防止の徹底を図るため、畜牛施設、養豚施設、ブロイラー施設への薬剤散布に要する補助等、畜産環境保全対策にも努めて参りたいと思います。

 2点目の各支所の農業担当職員の任務と役割についてのお尋ねでございますが、この度、新たに各支所に農業振興担当の職員を配置しました。この農業振興担当は、各支所において農業振興の窓口相談員として農家の御相談等に対応する役目を担うこととしております。相談事項については、各支所、本庁はもとより、県農林事務所、JAと連携し、情報の共有化を行い、課題解決に向け速やかに対応して参りたいと考えております。

 このように、農業振興担当は、各地区の窓口として地域の情報収集と実情に即した指導・助言等も行って参ります。また、この相談業務で得られた情報は、地域のニーズに合った情報として次の支援施策への反映に繋げて参ります。

 3点目の水産業の現状認識と将来振興策についてのお尋ねでございますが、御案内のとおり、水産業を取り巻く情勢は、水産資源の減少に始まり、担い手の減少、魚価の低迷など、かつてない厳しい現状であり、水産業者の悲鳴が聞こえて参ります。こうした現状の中で、私は仙崎ブランドの復活を水産業振興のテーマに掲げ、仙崎市場で水揚げされる新鮮な魚介類、そして湊市場に上がった魚を原材料とした水産加工品のそれぞれの付加価値を高め、所得の向上に繋がる仙崎ブランドの確立を目指したいと思います。

 かつて仙崎漁協は、全国に先駆け養殖事業を漁協の直営事業として営み、ブリやタイを出荷し、単一漁協として全国有数の収益を上げ、仙崎産のブランドを全国に発信しました。水産加工品においても蒲鉾、チリメンなどについては広島、岡山、北九州を初め京阪神まで広く名産として知られ、現在も高い評価を受けております。私はこうした仙崎ブランドをトップセールスマンとして積極的に売り込んで参りたいと思っております。そのために魚まつりやふるさとまつりのイベントを通し、知名度の向上や需要拡大を図り、新たな販路の開拓も視野に入れながら、水産関係団体と連携した取り組みを推進したいと思います。

 また、漁業生産の安定と豊かな漁場づくりを推進するため、種苗放流事業や藻場再生事業に取り組み、漁家経営の安定化と担い手を確保するため後継者の育成と新規就業者の育成にも努め、将来の本市の水産業の振興を図って参りたいと考えております。

 4点目の仙崎の新市場建設と直販施設の対応についてのお尋ねでございますが、昨年、平成23年度建設に向けた県漁協の意向が示されたことから、山口県漁協本店と長門統括支店の間で具体的な協議が進められ、新市場は、事業費は約10億円、荷捌所の規模につきましては縦150メートル、幅24メートル、面積3,600平方メートルの鉄筋コンクリート造り平屋建てが予定されています。また、付帯施設につきましては、フォークリフト7台、ローラーコンベア5台、高圧洗浄機1台等の設置が予定されております。今後は事業実施体である県漁協の理事会での正式な機関決定を受けて、国に対して水産物流通機能高度化対策事業の実施申請と予算要求が行われるものとお聞きしております。

 また、仙崎新市場建設に伴う水産物の直販施設につきましては、仙崎新市場建設の推進母体である長門市地域水産総合衛生管理対策等協議会の中で提案され、その考え方については平成19年度に萩水産事務所の指導により、中小企業等協同組合法による食品協同組合を設立して、その組合が事業主体となって建設と運営を行う形で検討することとなりました。

 これを受けて市の商工観光課がその推進役となり、昨年12月に関係団体のトップ会談を行い、御意見を伺いました。しかしながら、具体策には至りませんでした。食品協同組合を設立し、そこに建設と運営を任せることが理想的ではありますが、何分多額の出資金を伴う問題であります。また、失敗した事例も少なくありません。こうしたことから、私は当面、多額な経費を要しない既存施設を利用した朝市形式の直売施設を考えてみたいと思っております。朝市形式の直売を実施してみて、直接自分の目によって顧客のニーズを確認しながら、どんなところであれば運営可能なのかを研究していきたいと思っております。

 以上、1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 今回、市長初めてということで、19日に施政方針を出しておられまして、その内容に即した御答弁ということになっているわけでございますけれど、通告しておりますので順番に具体的な内容について少し質問させて頂きたいと思います。まず、農業のことでございますが、昨年から集落営農法人化ということで色々と当市もそれを振興しておりますし、現在、各地で法人化が進んでおるわけでございますが、この辺の法人化の進み具合について具体的にどの程度進んでいるかということについてお伺い致します。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 農業法人の設立実績と今後の設立の目標ということでございますが、今日まで市全体で11の法人が設立され活動致しております。地区別には、三隅地区で5法人、長門地区で2法人、日置地区で2法人、油谷地区で2法人となっております。計11の法人でございます。

 また、今後の設立の目標でございますが、平成22年度末までに15の法人、現在まで11でございますので更に4法人、平成24年度末までには17法人、いわゆるもう6法人の追加設立を目標としておるところでございます。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) これは、国の方針の中で振興させておられるわけでございますけれど、いわゆる後継者がおらないと、荒廃地をなくそうという方針のもとに、地域全体で農業に取り組むということの中でやっておられるわけでございますが、今日この質問を出すに際しては、本来、農業を全部振興する、先程からずっと市長から説明頂いておりますが、全て振興するというのはそれこそ難しい話でございますから、どこか特化してといいますか、米作、それから畑作、何かを中心によそに負けんだけの具体的なことをやるということを一番期待しておったわけでございますけど、差し当たり順番に御質問申し上げたいと思います。

 米作については、そういった法人化の中で荒廃地をなくそうという話でございますから、それなりの振興をさせて頂けると思っておりますが、もう少しお聞きしたいのは、現在、米で穂垂米と色々と出ておりますが、長門で一番、他地区に比べて自信がある種類といったら何になるわけでございますか。そのあたり。それと生産量。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 まず、米作の生産量でございますが、農協の取りまとめた販売実績から致しますと、20年の実績が3,393トン、そして21年度の計画は4,800トンを目指しているところでございます。

 その中で、この地域と致しまして、御存じのとおり日置にあれだけの倉庫をつくったわけでございますが、その倉庫の中で品質管理がされ、どんどん今お米が出ていっている状態でございまして、もうこの時期にかなりの量が出ているようでございます。

 その中でも、結びつき米という、これは農協を通した話にはなっておりませんが、例えば俵山産の、先程から申します穂垂米、或いは油谷地区の棚田米、そのような、黙っていても消費者のほうからそれを求めてくるようなものがございまして、そうした味について、或いはブランド化したといいますか、この辺のお米の売れ行きが大変好評を博しているところでございます。従いまして、これら結びつき米等をこれからもどんどん奨励をしていくつもりでおります。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 日置のラック型貯蔵庫につきましては、皆さんよく御存じのとおりでございますけれど、ただ今結びつき米ということが出て参りましたが、長門全体の結びつき米の生産量というのは何%ぐらいですか。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答え致します。

 結びつき米のそれぞれ品目がございますけれども、確たる数値は今持ち合わせはございませんけれども、段々とブランド化をして、量は増やしていくという取り組みではございます。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) これは経済建設委員会でまたしっかりようやらせて頂きます、小さい話は。

 要はブランド化という表現の中で、何をブランド化するかというのが僕は一番聞きたかったんです、こういう品種についても。イチゴにしてもそうですけれど、畑作にしても、よそに勝る、よそに誇れるという部分で特化して振興せんと、全てという話じゃ勝てんということなんです。

 このあたりのことについて、経済振興部長、畑作、農作について何を中心に今後しっかり力を入れていくということに御答弁頂きたい。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 ただ今、JAにおきまして色々販売をしている作物がございますが、特に共選・共販をしておりますような作目につきましては、それぞれ農協JAのほうで生産部会ができておるわけでございます。その中でも、この地域にとりまして、米、大豆につきましては、これは法人の中でも取り組みがどんどんされているわけでございますが、今、畑作の中でイチゴ、ネギ、スイカ、ナス、キャベツ、ビワ、メロン、トマト、ハナッコリー、ゆずきち、シロオクラ等々ございます。これらを奨励していくことになるわけでございますが、先程から申し上げます11の法人ができ上がっております。それプラス集落営農集団が14、15ございます。その集落内でまだ法人化してない組織でございますが、その方達の、今法人をつくったからといって将来の経営が約束されているわけではございません。その中でいかに複合経営でその法人を経営していくかということになるわけでございますが、ただ今申し上げましたような、この地域で実績のある品種を奨励していくと同時に、また新たな作物も研究していかなくてはならないと思っております。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 今部長が言われましたけれど、これは今までにある話です。今までにある話の中で今回、市長が1次産業を中心に振興していくということを申されている中で、今までのあること以外に新たに、こういうことについてよそに負けんだけやりますよという部分がどこかということを僕は言いたいわけでございます。農業分野は余り専門ではございませんし、後の方がまだ同じような目的で質問されるようでございますので、後のほうに任せたいと思います。

 実は、順番からいきますと畜産でございます。かなり牛に力を入れて、もう10年以上になるわけでございますけれど、これは非常にここ最近では儲かる農業といいますか、いう形の中で取り組まれる方も多いし、若い人もかなり取り組んでおられるですね。この辺を是非振興して頂きたいという思いがしているわけですが、目標としまして先程から部長が言われておりますように、今現在の飼育頭数と将来目標について少しお伺いしたいと。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答えを致します。

 牛につきましては、長門市におきましては県内有数の地域でございまして、肥育牛につきましては、今平成21年度計画で申しますと460頭、それから子牛につきましては818頭、これを計画と致しまして目指しているところでございます。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 目標は非常に高い数字のように聞こえますけれど、実際に担い手がおらにゃこれも難しい話になるわけでございまして、そのあたりが一番懸念されるところですが、この肥牛のブランド化を色々と進めた中で、長門のブランドはかなり全国的にももうある程度は、県内では特に名が通っているわけです。ただ、これがいつも言われるのが地産地消といいますか、育てるけれど長門では食べられないという現象というか、そういうことがかなり言われておるわけですが、このことについて今後お考えがあればお伺いしたいと思いますが。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答え致します。

 おっしゃるように、中々地元産の牛肉は市民の口に入らないということは以前から聞いておりますけれども、それ程地元産の牛肉が高価という評価もされているところでございます。

 今、JA、Aコープさんにおかれまして年間幾らかの頭数を大阪市場から逆に持ってきて、それを市民の方に提供するといったような取り組みも頂いておりますし、今後はそういった長門産の牛肉も湯本あたりのホテル、旅館に食として提供していって、地元からこういったブランド化をつくり上げていくというような取り組みも致しております。御理解を頂けたらと思います。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 今課長が言われたのをそのまんましっかり実行して頂きたいというのが趣旨でございます。ホテルあたりも現在では、それこそ地産地消ではございませんが、肉、野菜、そして魚についても、できるだけ地元を使いたいという気持ちで経営されておりますし、またそれが観光宣伝にもなるし、お客さんはそれを食べに来るという形があるわけでして、そのあたりをしっかりやって頂くことが地域活性化と循環社会といいますか、そういうことに繋がるということを申し上げておきます。

 あとまた畜産の方はまたそれなりの具体的な話をされるでしょうから、次にいきたいと思います。担当職員のことでございますけれど、5月の臨時で新たに担当職員を置かれたということでございますが、先程から答弁の中で、相談窓口で農業者の方と直接地域の意見を吸収して反映したいという御答弁でございましたけれど、各支所3支所あるわけでございますが、今回、3支所に置かれたわけでございますが、これを中央、本庁でそういったのを統括する部署というのはどこを考えておられるかについてお伺いします。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答えを致します。

 今の農業振興担当でございますけれども、御案内のように各支所3カ所それぞれ配置しております。本庁につきましては、農政畜産が担当とすることで、全ての農政畜産の職員が携わるということで理解して頂けたらというふうに思います。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 先程市長が申されました、農業の問題についての相談窓口という話でございますが、これまでのシステムから致しますと、JAの各支所なりにそういう窓口があるわけです。営農といいますか、普及といいますか。その辺との関係についてはどう違うのかについてお伺いします。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 今まで、それぞれの窓口で違った指導、違った御案内をしておったこともあろうかと思います。その辺で、今回からは市の窓口、そして農協の窓口、更には県農林部の窓口、それぞれが同じような指導ができるように、その辺の一体性を持たせて今後取り組んでいこうと思っております。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) ただ今の答弁で少し理解できたわけでございますけれど、逆に言えば、今までそういったシステムになってなかったということも考えられるわけです。そういったことについてはちょっとおかしいじゃないかという思いがするわけでございますけれど、いずれに致しましても今回そういう形で、目に見える形で農業振興に取り組みたいというお考えについては、しっかりやって頂きたいと思います。

 できれば、今の農業法人化とかいう話も、支所で手続ができるようにできれば地域住民の方、特に非常に楽になるといいますか、目に見える形がとれるんじゃないか。そのあたりについてはどこまで考えておられますか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 おっしゃるとおり、支所でその事務が完結するように、或いは先程から申し上げます、どの窓口に行っても指導・助言ができるというようにしたいと思っております。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 分かりました。それが本来の目的であろうと私も思っております。連携プレーがないとやっぱり、行政システムの中で今の法人化とか地産地消とか、ブランド化という話が、やはりみんなが力を合わせん限りは1つの目標に向かっていくエネルギーがないんです。その辺を是非今後の取り組みの方向性としてやって頂きたいと思います。

 次に、3番の問題に移りたいと思いますが、農業と同じように、市長、水産業にも、3次産業やら重点を置きたいというお話の中で、このことについて少しお伺いしますが、確かに仙崎ブランド、是非私もやって頂きたい1つでございますけれど、少し小さいところからお聞きしますが、仙崎ブランドで今、3年前ですか、仙崎イカのブランド化ということを振興されておりますが、現在までの様子といいますか、実績と対応について少しお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 高橋水産課長。



◎水産課長(高橋憲幸君) 新谷議員御存じのように、平成18年度からイカブランド推進協議会を立ち上げまして、活イカの観光体験ツアー、或いは昨年度あたりから活イカ水槽の設置に対する助成事業等に取り組んで参りました。かなり知名度も、魚まつりやふるさとまつりを通して色々3カ年やって参りましたので、数字的なものは、今予定をされております長門市の食育推進計画がございますが、そのアンケートが昨年度実施をされておりました。その中で、二十歳以上の1,700人を対象として916人の回答、回収率53.9%でございましたけれども、その調査におきましては、実に81.2%という数字を示しております。仙崎イカのブランド名を知っていると、食べたことがあるという数字でございます。

 市外からの知名度につきましては、特別な物差しを今持っておりませんので何とも言えませんけれども、今後につきましては、現在、市内8店舗の活イカの料理が食べられる店が今年度からオープン致しておりますので、そうした店舗のほうから報告を受けて、その需要の傾向を掴んでいきたいというふうに思っておるところでございます。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) ちょっと時間があるので、ブランド化というのは非常に時間がかかる、労力がかかるわけでございますけれど、1番は仙崎イカのブランドをもう3年、4年ぐらいになるわけですが、一般市民から見て、ブランド化が成功しているのか否かということについては、感触的にはどのように捉えておられますか。



○議長(松永亘弘君) 高橋水産課長。



◎水産課長(高橋憲幸君) 一番気になるところでもあろうかと思いますけれども、市の水産物の需要拡大協議会におきましては、19年度に7魚種と申しますか、今後ブランド化をしていこうという7魚種を、アジ、イワシ、イサキ、メダイ、それからケンサキイカ、アワビ、サザエというふうに7魚種を決めておられまして、その中から、当面はイカ、ケンサキイカを仙崎イカと命名をしてこの3カ年やってきたわけでございます。

 私はいつも思いますのは、呼子のイカだって、関サバ、関アジだって、ブランド化を目指すっていうことは簡単なことではないというふうに自分では捉えております。それ相当の年数もかかるでありましょうし経費だってかかるであろうというふうに理解をしております。先程申し上げましたように、知名度は市内においては80%を超えておりますし、今後の市外或いは県外に向けてのブランド化というものを時間をかけて、また経費をかけて宣伝をしていきたいというふうに捉えております。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) これ以上言うてもしようがありませんのであれなんですが、ただ、原料がないんですね、このイカについては。よう御存じのように。それこそ市長も市場の関係で仕事をしておられますからようお分かりのように、近年特に季節感が変わった中で、いつもとれるときにイカがないと。観光客の需要があるときにイカがないというこの現象が非常に激しいんです。それで、ブランド化、どんどん宣伝してどんどん生産があればブランド化もみやすい、流通もみやすい。これを取り組まれてから3年、4年ですが、一番タイミング的に非常に悪いタイミングで何かこう取り組まれたような感じがするわけでございまして、今後、しっかりまだまだという気が私はしておるわけですが、ブランド化を取り組む最初の段階でこんな難問、難題といいますか、非常にきつい、簡単にはいかんよということをクリアしていかんと、次に、例えば先程言われましたイサキとかアジとか言われましたけれど、そういうことにも、最初がうまくいかにゃ後のエネルギーが出てきませんから、この辺は是非ちょっと関係者の方に、絶対どうでも成功させるんだという気持ちで対応して頂かんと無駄になるということを申し上げておきます。

 次に、水産振興の問題でございますけれど、この北浦の沿岸、特に長門地域については沿岸漁業が多いわけです。沿岸でとれる漁業、そういった中で、イカは一番ポピュラーな魚種でございますが、磯の資源の問題もあるわけでして、そのあたり、まず放流事業、年間二、三千万円かかけてやっておられるわけですが、これまでの放流事業の総括といいますか、簡単にちょっと申し述べて頂きたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 高橋水産課長。



◎水産課長(高橋憲幸君) 放流事業の件でございますけれども、県の栽培公社事業と、それから漁協が実施をしております放流事業がございます。20年度の実績で申し上げますと、栽培公社事業、広域パイロット事業と致しまして、回遊資源でありますマダイの稚魚33万尾、ヒラメの稚魚12万2,000尾、地域パイロット事業と致しまして定着資源であります車エビの稚魚6万4,000尾、カサゴ2万尾をそれぞれ油谷湾と深川湾、仙崎湾に放流を致しております。事業費につきましては、マダイ、ヒラメの中間育成費に224万円、車エビ、カサゴの稚魚購入費に333万円を要しているところでございます。

 それから、漁協の放流事業でございますけれども、それぞれ仙崎支店、大浦支店、通、野波瀬、立石、津黄、黄波戸、掛渕、久津、大浦で現在アワビとマコガレイとアカウニ、カサゴの4種類の放流事業が実施をされておるところでございます。経費につきましては、年間の総トータルの事業と致しまして約1,200万円の経費がかかっております。このうちの半額を行政が助成をしているという状況でございます。

 しかしながら、一番大切なところは、こうした経費をかけて放流をしたけれども、じゃその後の成果はどうなのかということであろうかと思います。各支店内で一番放流をされておりますのはアワビでございますけれども、現在の私の資料では、色々探してみましたけれども、放流後の追跡調査というものが、アワビの分につきましてはございますが、それを若干報告をさせて頂きます。

 ただ申し上げましたように、漁協の放流事業として各支店で一番多く取り組みをされておるアワビにつきまして、少し古い話になりますけれども、油谷の俵島の築磯漁場、45メートル四角の約2,000平米でございますが、そこで大浦漁協とそれから水産研究センターのメガイアワビの追跡調査が合同で行われております。平成9年の3月に3センチサイズのメガイアワビを7,000個を投入をされておりまして、3年3カ月後の平成12年の6月にライン調査を行い683個の放流アワビが確認をされております。率に換算すれば1割弱の9.8%となるわけでございます。しかし、またその調査エリア外、或いは離れた天然礁におきましても放流アワビがかなり確認をされております。ですから、実際の生存率というものは1割を超えて、かなりの生存率が推測をされるわけでございます。

 アワビは成長するまで、天敵でありますタコやカニに食べられることもございますけれども、3年も致しますと、いわゆる10センチ前後の漁獲サイズに成長致しまして、一応商品となってくるわけでございます。この調査結果を参考にして、調査エリア外で確認をされております放流アワビというものを、例えば仮に3%上積みをして生存率を13%と仮定をした場合でございますが、そうした場合に、現在の市場相場の単価というものは約1個900円というふうにお聞きをしておりますので、これを掛けてやりますと売り上げ相当額というものは81万9,000円ぐらいになるわけでございまして、逆に稚貝の購入費、これが1個約90円と聞いておりますので、それに7,000個を掛けてやりますと63万円、従って、放流3年後に放流個数の生存率というものが1割を超えておれば一応採算はとれるというふうな計算になろうかと思います。

 これはあくまで机上計算でございますので、その年の気象条件、色々要素があろうかと思いますけど、仙崎市場に水揚げをされております天然アワビの漁獲量というものは特段大きな落ち込みはございませんので、放流効果、経済効果があったというふうに私ども認識をしております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) もうちょっと簡単に答弁して頂きたいんじゃけどなあ。特にアワビの放流事業を取り上げたのは、放流費用対効果ということの中でちょっと捉えたわけでございますが、今課長が申されますように、アワビは放流事業をしっかりやっておられるし、それなりに生産量が低下はしておるけれど、急激な低下は見られないといいますか、ある程度その生産量を維持できるということの中でいうと、イカの後に是非このアワビのブランド化、つまりホテルあたりは、生きたアワビを是非使いたいという希望があるです。それこそ踊り焼といいますか、そういった中で地産地消と、そしてこれはそれこそ市が力を入れて取り組んでおる事業の1つでございますから、是非これをやって頂ければ、アワビを食べによそから来るという話になろうかと思うんです。これを是非力を入れて頂きたい。

 ただ、そういった中で気になるのが磯焼け。とにかく何ぼ放流しても食べるものがない、磯焼けで。このことは鉄炭だんごの話でいつかお話申し上げましたけれど、温暖化、それこそ昨日の朝日新聞ですか、クリオカメガイというんですか、福岡で見つかったと。これ南方系の話です。どんどん温暖化する中で、とにかく磯焼け現象が起こった中で、とにかく海草が磯焼けで食べるものがない。アワビも住む場所がない。その辺も是非今年度から事業を組んでおられますが、水産振興の中で是非、市長はこんな話をしたらすぐよく分かる話でありましょうし、やって頂きたいと思います。

 時間の関係で、次の市場建設と直販施設の質問について参りたいと思います。

 先程答弁の中で、今年度が事業決定して、それから23年度の建設というお話でございますけれど、もう既に埋め立てからしますと5年ぐらい経過しとるんですか。そういった中で、それこそ今の埋め立てはこのままじゃ邪魔になってしようがないようなことになって、もうどうでも何とかしてくれという漁業者のこともございましょうし、市場を建設し、直販施設を建てることによって仙崎漁港を含めた長門市全体の波及効果ということを目指しておるわけでございますけれど、一番不安なのは、この23年建設ということで、24年オープンですか。この計画で本当にいくかどうかということが一番懸念しているわけですが、このあたりについては見通しはいかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 実は私も心配を致しております。どうも系統機関において瀬戸内側の支店長といいますか、統括支店長が今の長門統括支店の経営内容について疑問があると。そういったことで、中々賛成して頂けないということは私は聞いておりますが、実はこの建設につきまして、いわゆる県漁協の田中組合長と岡野専務のところに、地元の市長としてあいさつに行ってくれないかという要請がございましたので、その旨田中組合長にお伝えしましたら、「いや、実は私のほうが行く予定にしてるので」ということで、先週の金曜日ですか、岡野専務を同伴してお見えになりました。

 その席で、今申し上げたように瀬戸内のある特定の支店長でしょうけど、反対の立場を主張しておられると、もうしばらく待ってほしいと。何とか説得して、県漁協としても全会一致で仙崎市場の建設をやるのだと、そういう組合長のお言葉でございました。

 7月の初旬に、県漁協の臨時の理事会が開催されて、そこで決定するのではないかと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 市長自ら具体的な御答弁を頂いたわけでございますが、皆さん非常に関心を持っておられるし、今市長が言われた7月上旬に理事会で決定すれば、それから県にいくという形になるんであろうと思うんですけどね、理事会が建設で決定されない場合には、また延期という形もあるんじゃなかろうかと思うんですが、要はこの長門統括支店だけでは、もうあねえこねえできない段階に入っておるということの理解でええんですか。その辺はいかがですか。

 だから、県漁協が決めたら予定どおりいくんじゃということなんです。その辺いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 新谷議員おっしゃるとおりです。県漁協のほうで系統機関でオーケーのサインが出れば、もうそれで国のヒアリングが始まりますし、建設に向けて事業は展開できると思います。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 何とか計画どおりいきたいという思いと、裏腹に負担金がどうなるかということを非常に組合、業者の方は気にしておるとこなんですが、先程市長答弁の中で、約市場建設が10億円ですか、10億円ということでございますが、これまでの形からいうならば国が半分、あと県、市、地元と半分という話でございますけれど、このあたりはこのままいきますとどの程度の負担が組合に下がるかということについちゃ、分かりますか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) まだ具体的には分かっておりませんが、要するに国が50%負担することは、これはもう分かっております。御承知のように、萩の新市場は国が30%でしたから、今回のほうは条件が非常にいいということでございます。あと県、市の負担はまだはっきりして参りません。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 大体の予想はつくわけでございますけれど、漁業振興、水産振興を是非力を入れるということの中で、是非この振興と負担軽減、組合員の負担軽減についてお願い申し上げたいと思います。

 それで、次に朝市といいますか、直販施設の問題でございますけれど、先程の答弁の中で直販施設については、朝市形式を考えておるということでございます。今までの前市長の話でしたら、早う言やあ施設建設というのが前提にあったようなイメージを持っておるわけでございますが、朝市形式というのは、施設建設については今考えておらんということなんでしょうか、そのあたりいかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 新谷議員も御承知のように、あの直販施設というものは、やはりその中でもちろん経営母体もそうですけど、その中で誰が中心となるかと。いわゆるマネージャー、マネージャー次第なんです。萩はリクルートから人材をもってきて、いいマネージャーがお見えになったので、一応成功の道を歩んでおりますけど、新谷議員と私も議員のとき一緒に防府の潮彩市場に行きました。あの潮彩市場も、萩のいわゆるしーまーとを参考にして建設した潮彩市場ですけど、あそこのマネージャーはJTBから引き抜いてきて、マネージャーということでした。

 ところが、潮彩市場は最近経営が厳しくなっておると伺っております。中々この種のは誰が経営母体となって、誰が中心になってやるかが一番肝要かと思いますので、その辺が全く今見えてきませんし、当面は輪島市のあの朝市のような形式もいいんじゃなかろうかなと思っておりますし、それとショップ青海島との関係もございます。その辺もまだまだ整理できてない状況でございますので、いましばらくこの直販施設については、考慮する中でまだ実際に着手するのは、見合わせていったほうがいいんじゃないかなと思います。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 今市長が申されましたように、やることはみやすいけど、経営が一番至難の業でございまして、これ維持継続ということがなけりゃ、もう倒産、潰れるということになるんですよ。

 これまでも朝市につきましては、何回かやっておられます。そういった中で、再度そういう朝市形式から始めるということについて、今市長申されましたように、その運営母体がどこなのかということが非常に気になるんですが、その辺もしお考えがあればお聞かせください。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 運営母体が肝心なんですけど、どこが、漁協がなるのか、或いは仲買組合がやるのか、またこれを第三セクターでやるのか、その辺が全く誰も手を上げていらっしゃらないので、その辺を一番心配しておるわけです。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 実情は分かりますから、余り細かいお話は致しませんが、いずれにしても市場建設にあわせて直販施設という話が長年通っておる中で、是非この振興策も図って頂きたいという思いがしておるわけですが、ただ魚、原材料がどんどん減るという中で、非常にこれで手をつけて厳しい問題が起こるなどというのが予想されまして、私もどんな形式が一番いいかということについては、はっきりした考え方を持っておるわけではございません。ただ、このことが非常に地域経済の活性化にも役立つし、仙崎地域全体の交流人口アップといいますか、観光にも振興の一助となるわけでございますんで、前向きな形で取り組んで頂きたいと思います。

 それじゃ、ちょっと時間がございませんもので、2番目の質問に移ります。

 地域振興策についてでございますが、市長は去る19日の施政方針の中で、第1次長門市総合計画の基本構想に基づいて地域活性化を図ると述べておられますが、具体的に方策について3項目に分けてお伺い致します。

 合併後、周辺地域は過疎化が進行しているが、その対策はいかがでしょうか。

 それから、2番目に公共事業と交流人口の増大が地域活性化に不可欠と思っておりますが、その将来展望についてお伺い致します。

 それから、3番目に、これまで6次産業推進室で取り組んでこられた事業は、今後継続されると聞いておりますが、その担当部署とその職員の配置についてお伺い致します。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) それでは、自席からお答え致します。

 新谷議員の地域振興策についての答弁でございますが、1点目の合併後、周辺地域過疎化が進行しているが、その対策はとのお尋ねでございますが、過疎化につきましては、人口の減少が主たる要因と考えられますが、同じ周辺部であっても、その実情は異なるものがあると思っております。

 そこで、4地区の地域審議会で意見を求めるなど、各地区での合併検証を行い、市の周辺部が衰退しない方策を検討し、それに基づいて各地区の実情にあった対策を推進したいと考えております。

 2点目の公共事業と交流人口増大が地域活性化に不可欠と思うが、その将来展望はとのお尋ねでございますが、公共事業につきましては、市の財政が厳しいことから、十分な予算措置ができない状況にありますが、当面は今回の国の補正予算による経済対策を活用し、地域活性化に取り組みたいと考えております。

 また、合併後も人口が減少する中で、地域活性化に取り組むには議員御案内のとおり、交流人口の増大が不可欠であります。そこで、従来の観光旅行と異なり、体験型・交流型の要素を取り入れた新しいタイプの旅行といえる地域資源を活用したニューツーリズムに取り組むことで、地域活性化を図りたいと考えております。

 そのため、市内のツーリズム団体の活動が促進されるよう、これまでと同様に支援をして参ります。

 3点目の6次産業推進室で取り組んできた事業は、今後継続されるのか。されるのであれば、その担当部署はとのお尋ねでございますが、私は6次産業を否定するものではなく、これまでの成果は評価すべきものと思っております。しかしながら、6次産業という言葉が分かりにくいという意見を踏まえ、その主要な活動の実態に即して、一部機構の改編を行ったものであります。

 まず、地域づくりを目的としたツーリズム推進事業については、企画政策課が所管致します。また地域資源を活用した長門やきとり情報発信事業、地域ブランドの成長・発展にかかわる地域団体商標登録支援事業、産業連携による商品開発支援事業などは、経済振興部の商工観光課、農林課及び水産課がそれぞれ所管致します。

 なお、ツーリズム事業の成果の一つと言える交流・体験を目的とした修学旅行の誘致や、子ども農山漁村交流プロジェクトについては、企画政策課が窓口となり、関連する各課と連携をとりながら支援して参ります。

 以上で答弁を終わります。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 今市長申されましたように、過疎化の進行という中で、周辺部は少し不安があるわけでございまして、特にこの過疎化の進行を助長するのが学校統廃合問題もあります。今日は時間がございませんから、そのあたりは少しだけお伺いしたいんですが、市長かわられて学校の統廃合問題、油谷、通、俵山も大畑も、──大畑は大体実行に移してますが、このままの形で進行されるのかどうかということについて、ちょっとお伺いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 学校の統廃合の課題ですが、一応前教育長からの申し送り事項といいますか、御承知のように、来年の3月31日をもって大畑小学校の閉校、それから伊上小学校の閉校、向津具中学校の閉校と、そういった申し送り事項がございました。

 それにつきまして、過ぐる日、大畑小学校の関係者の方々と協議をする中で、円満に統合の問題については解決致しましたが、伊上小学校、向津具中学校につきましては、確認について一度出向いて行って、地元の方ともお話をしなければいけないかなと思ってます。

 ただ、教育委員会からの「もう決定だ」ということを聞いておりますが、中々地元ではまだ反対の火がくすぶっておるようにも感じられます。近々出向いて参ろうと思います。

 それから、今のその後の通中学校、俵山中学校については、これは平成23年の閉校の予定になっております。そういう教育長からの伝達でございました。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) ちょっと二、三気になりだしたな。先程の地域振興の中で、この統廃合問題は大きな問題です。それこそ萩市の例ですか、島ですが、統廃合になったんで子供だけを本土にやるわけにいかんので、親と一緒に本土へ移ったという事例もあるわけです。

 だから、そういう意味からいいますと、この学校の統廃合というのは、もう人口を過疎化させる大きな要因であるということからして、地元ではそれなりにこのまま進行させて頂くと、これはもう将来それこそ限界集落に近うなるという思いが非常に不安がっておりますので、これも市長、今後しっかりと住民の意見を聞いて対応して頂きたいと思います。

 それで、公共事業と交流人口の増大のお話でございますが、一つお伺いしたのは、山陰自動車道の関係といいますか、長門俵山道路の国の直轄事業化というお話で、施政方針も出ておりますが、具体的にはこの事業については、来年度から調査に入るのか、今年度からもう調査に入られるのかという、そのあたりについて分かればお願いします。



○議長(松永亘弘君) 山本建設部長。



◎建設部長(山本正人君) お答えします。

 議員御承知のとおり、ことし平成21年3月13日に長門俵山道路が国の直轄事業で事業化されたということをマスコミでも報道されたところでございます。

 平成20年度事業からの事業化でございますので、やっぱり繰越事業も含めまして、今年の3月から調査・測量が開始されているところでございます。

 以上です。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 明るいニュースでありますし、今後この何百億円といいますか、そういった事業にもなろうかと思いますんで、しっかりやって頂きたいということでございますが、これがあれですか、この道路が山陰自動車道の一部になるということについてはいかがですか。直轄事業、今までの方向性と違うのは、山陰自動車道の一部っていう話の中で、別の形で直轄事業という情報になっておるんですが、この辺については分かればちょっと御答弁頂きたい。



○議長(松永亘弘君) 山本建設部長。



◎建設部長(山本正人君) お答えします。

 現在は、国道491号線の一部改良という計画になっております。これが、このルートが将来の山陰自動車道のルートとも繋がっていくというふうに理解しております。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) この問題はもうええです。

 6次産業室の統廃合問題の中で、先程市長が申されましたニューツーリズムについては企画政策課、それで、商工連携事業については観光課ですか、いうお話です。この辺のすみ分けというか、この分担についてがよく理解できんのですが、それと市長が施政方針の中で農商工連携という言葉を使っておられますけれど、水産が抜けておるんですよ、ここへ。「農商」でなしに、「農水産」という言葉を是非使ってほしいんです。(笑声)このあたりを、もう時間ございません。この答弁をお伺いしたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) どうも済みません。いやいや、そのとおりです。はい、分かりました。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) この今まで6次産業でやってこられたのを、2つに分けるという話でございますけれど、そのあたりをもうちょっと具体的に、さっき交流人口、高校生とかの交流人口の受け入れのことについては企画政策課と。それで、今農商工連携については観光課という話でございますけれど、各地域にそれこそ末端といいますか、受け入れ体制については、早う言えばそれを合同って一緒になった形で受け入れておるというのが実情じゃなかろうかと思うんです。観光を兼ねたその交流人口、体験事業という形になるんですが、その辺のすみ分けができるのかっていうことについては、どうお考えなんですか。



○議長(松永亘弘君) 松尾企画政策課長。



◎企画政策課長(松尾要君) 議員さんの御質問にお答え致します。

 まず、農商工連携でございますけども、これは農林水産省と経済産業省が共同して行うものでございまして、商品に農林水産業者の方と商工業者の方、それぞれの事業の高付加価値の商品であるとか、サービスを生み出すという形のものでございます。ですから、これには水産業者も当然含まれております。

 それから、ニューツーリズムでございますけれども、これにつきましては観光庁が出してる考え方でございまして、これは議員御存じのグリーンツーリズム、それから自然環境や歴史文化を対象としたエコツーリズム、それから長期滞在型の観光、こういったものを含めてニューツーリズムと呼んでいます。これらは従来の旅行商品とまた違った地域との独自性を持った事業ということで、ちょっと使い方を変えておるところでございます。

 これまでの事業で、先程おっしゃいましたツーリズム推進の関係の事業、それから廃校の関係、それから修学旅行の受け入れ、こういったものを地元の方々の協力を頂いてやっているところで、交流人口にも大変効果があるものと思います。

 ただ、今後これを商品化していく場合、旅行者の方との繋がりとか、そういった仕組みとか、こういったものは今後今地元でやって頂いている経験の蓄積とか、そういったものも関係してこようと思いますので、それを踏まえてこれから取り組みを進めて参りたいというふうに思っております。



○議長(松永亘弘君) 新谷勇君。



◆16番(新谷勇君) 時間がございませんので最後にしますが、今言われたことについて、さっきも言いましたように、これまで取り組んでおった地域が、いわゆる不安を感じとるんです。市の担当がどこなのか、そして今まで観光の交流人口ということについては、同じ要素の中で実績を保っておるということについて、今後ちょっとそういう部署が違ってきたということについては、少し不安を感じておりますので、その辺の組み合わせといいますか、そして連携といいますか、是非やって頂きたいと、ずっとやって頂きたいということを申し上げまして、終わりたいと思います。終わります。



○議長(松永亘弘君) 予定の質問者の質問が終わりました。

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○議長(松永亘弘君) 時間が少々ございますが、ここで暫時休憩致したいと思います。午後の質問は、午後1時から開始致します。

午前11時33分休憩

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午後1時00分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開催致します。

 三輪徹君。

〔8番 三輪 徹君登壇〕



◆8番(三輪徹君) 三輪徹です。通告に従い質問致しますので、御答弁よろしくお願い致します。

 さて、地域の経済の衰退は目を覆うばかりであり、商工業者の悲鳴も聞こえてくると南野市長は言われています。そんな長門市経済をどうにかしなければならないというのが、市長選の論点の1つでもありました。

 そこで、商工業の振興について現状認識のもとに、その対策はどのようになされるのかお伺いを致します。

〔8番 三輪 徹君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) それでは、三輪議員の商工業の振興についての御質問にお答え申し上げます。

 御案内のとおり、昨年9月の金融危機の勃発で、世界の金融市場は混乱を極め、その影響は我が国の実体経済にも及んでいます。先に国が発表したGDP、国内総生産の速報値によりますと、本年1月から3月期の実質成長率は、年率換算でマイナス14.2ポイントであり、また本年3月の完全失業率は5.0%、完全失業者数は346万人となっております。

 本市の地域経済も、全国的な景気の落ち込みと同様に低迷しており、平成20年度の法人市民税の決算見込額は、前年比19.5%の大幅減となっております。また、山口県経営金融課によれば、昨年度における本市の負債総額1,000万円以上の企業倒産件数は5件で、大変厳しい状況にあります。

 国は、業況の悪化した中小企業の資金繰りを円滑にするため、昨年10月31日から緊急保証制度を創設しました。この要件を満たしているか否かの確認は、市が行っておりますが、従前のセーフティネット保証制度の昨年4月から10月までの7カ月が、月平均の受付3件程度であったものが、昨年11月から本年5月までの7カ月間においては、月平均20件を超えております。このことからも、地場産業の経営状況が大変厳しいことが推測されます。

 さて、商工業振興への対策でありますが、施政方針で私は市政の刷新のための対応策の1つとして、産業振興による地域活性化を申し上げました。この方策について議論し、提言を頂くため、「ながと地域再生戦略会議」を立ち上げることとしております。この戦略会議で出された意見を参考にしていきたいと思っております。

 なお、地場産業に対する融資による支援を引き続き行うこととしております。

 また、現在商工事業者と農業者が連携して新商品を生産・販売するなど、農商工連携や地域ブランド化の取り組みにも支援して参ります。

 更に、地域における産業振興には人材が不可欠であります。県内における成功事例として有名な阿東町「船方農場グループ」、萩市「道の駅萩しーまーと」及び宇部市「株式会社山口茶業」などは、それぞれに核となる人材がおられ、地域と一体となった取り組みにより、大きな波及効果をもたらしています。本市固有の自然・人的・文化的資源をより一層活用し、こうした実践可能な人材育成に繋げていきたいと考えております。

 商工業を初めとする地域産業の振興のため、まずは行政と商工会議所や商工会、そして民間事業者の皆さんが本音で活発な議論を交わす場を設け、知恵を出し合い、活性化の糸口を見出していきたいと考えております。

 以上で、1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 今の御答弁、それと所信表明を読んだり聞いておりますと、長門地域のこの経済の落ち込みが、あたかも昨年来のエネルギー、原材料価格の高騰、またリーマンショックに端を発した世界同時不況が原因であるかのように受け取れますが、実際はそんなもんではないんです。それが原因ではないと。

 それで、5年おきに山口県の商業統計が出ております。これで年間の売り上げ、商店数、従業員数、売り場面積等の推移をちょっと調べましたから、この数字を市長よく頭に入れておってほしいんですが、当然平成9年、平成12年については、1市3町を合計して数字を出しております。

 平成9年におきましては、商店数が633件、従業員数が2,517名、年間販売額が375億4,200万円、売り場面積が5万2,706平米。平成15年におきましては、商店数が585件、従業員数が2,902名、販売額が377億5,900万円、売り場面積が5万577平米。平成19年度は、商店数が495件、従業員数が2,194名、年間販売額276億3,700万円、売り場面積が5万4,643平米という数字が出ております。

 10年前に比べて、年間の販売額がマイナス100億円です。これをしっかりと頭にたたき込んで、商業振興策を市としては出して頂きたい。売り場面積は増えております。市外からドラッグストア等が郊外に進出をしておりますから、売り場面積は増えておりますが、売り上げ額においては、10年前と比べて100億円マイナス。これは、市内にある2つのショッピングセンターにとっては、大変これはもう──ショッピングセンターだけではございませんが、死活問題です。

 それで、行政としてやはり商業地域振興券等の発行等も、経済刺激対策等でありますが、これは一時的な施策であるわけです。やはりこの数字をしっかり頭に入れて、長期な視野にわたった対策が求められると思いますが、市長どうでしょう。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 今、三輪議員のデータによると、もう10年間で100億円の売り上げが落ち込んでいるということで、私も市長に就任以来、これは公共事業に限ってのことですが、とにかく長門市から公共事業に関しては、もう長門市でやれるものは必ず長門市でやって、長門市に金を落とすこと、市外に出すなと、そのことを強く言ってます。

 例えば、長門市の業者が落札して、例えば1億円の事業にしても、市外の業者に出せば8,000万円、9,000万円の金が市外に流れると。だから、まず公共事業から私は絶対長門市に、長門市でやれなかったら別ですけど、長門市でやれるものについては、長門市の業者にやって頂くと、金を落として頂く。

 そして一方、今回国の経済対策でまた改めて臨時議会で御審議願いますけど、商工会議所にそのときに御提案申し上げるんですが、1,000万円のプレミアを補助していく。商工会議所は1億1,000万円ですか、なんかの商品券か何かを発行されると思うんですが、とにかく積極的にやはり今地域間の競争の時代ですから、もう本当にこれセクト主義じゃいけませんけど、多分長門市に金が落ちることを考えて参ります。

 またこれから「ながと経営戦略会議」等、色んな論議をして頂いて、活性化のためにとにかく頑張っていきたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 次に私が言おうとしておったことを、先に市長に言われてしまいましたが、商工会議所等の金融についての相談内容というのは、新規の借入件数より長期借入金の返済計画の相談及び事業の整理等の相談がこの19年度は大変多かったそうです。やはり多くの小規模事業者が、借入金の返済に困窮している状況にあるわけです。

 それで、今公共事業のことを言われましたが、やはり今市内の商工業者が一番望んでいるのは、市の発注する事業においては、とにかく地元にさせてくれ。市長今言われました。地元を優先するということが、まず絶対の大前提でございます。

 それで、安かろう、高かろうということで、安ければ市外の業者が落とすと。別に市内の業者が少し高かったからって、市内の業者が仕事したって、そんなに文句を言う市民っていうのは、ほとんどおらんと思いますよ。

 それで、ちょっとお聞きしたいんですけど、市内の業者でできない特殊技術っていうのはあると思いますが、これは例えばどういったものがありますか。今思い浮かぶだけで結構ですから。



○議長(松永亘弘君) 磯部財政課長。



◎財政課長(磯部則行君) お答え致します。

 公共工事につきましては、法面の補強工事を市内の業者ではできないというように聞いております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) それで、例えば入札のとき、今長門市ではそれぞれ細々と1つの件数について、じゃあ本体ここ、電気はここ、例えば設備はここというふうに分けて入札をされておると思いますが、これは一本に元請け絞ってやったほうが、より効率的な仕事もできるんじゃないでしょうか。

 例えば、建物を建てると。足場をひとつ組むにも、じゃあ元請けが足場を組んで、じゃあ自分は抜けて次に電気業者がやったときにまた足場を組むと。大変効率的じゃないですよね。やはり効率を図るためにも、やはり元請けに一本に細々と入札分けないでも、一本に業者を絞ってやられたほうが、より効果が上がるのではないかというふうな私は思うんですが、どうですか。



○議長(松永亘弘君) どなたが返答されますか。山本建設部長。



◎建設部長(山本正人君) お答えします。

 これまでは市内業者に入札の機会をたくさん与えるということで、大きい事業費の伴う工事等におきましても、なるべくそれを分割して市内業者に入札参加して頂けるような施策をとってきておるところでございます。

 以上です。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 市長が市内の業者を優先するということをはっきりこの場でおっしゃいましたので、少しは安心したところでございますが、それで今市長戦略会議等云々と言われました。やはり商工業、もちろん商工業ったら観光も入ります。観光ももう長期低迷です。それで、長期的な視野に立ってしっかり腰を据えて、その振興に当たらせるためには、やはり商工と観光とを分けて、専任の課長のもと専任のスタッフで当たらせたほうが、より効果が上がるのではないかと私は思うんですが、その考えはどうでしょう。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 私も三輪議員と全く考えは一緒です。新年度では考えたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 次に、ちょっと観光のことを触れます。所信表明においては、「隣接する自治体と連携を一層推進し、観光客が再び訪れる観光地を目指すとともに、観光協会など民間団体との連携をし、交流人口の拡大を図っていく」というふうに書いてあります。もちろん、文章にすればこのようなことしか書けないんでしょうが、これは今までさんざん言われてきたことでございます。にもかかわらず、これは中々成果があらわれない。

 じゃあ、どうしたらいいかと。やはり民間はもちろんですが、私は行政を挙げてやはり地道な営業活動をするしかないんじゃないかと思うんです。今市長さんは、出張された折にトップセールスをして、長門市の特産品を書いた名刺を配って、長門市のPRをして帰ってこられると。これを全職員、また議員も同じ名刺を持たせて、出張するときには、とにかく長門市のPRをしてこいと、これが一番地道な活動かもしれませんが、やはり長門市は市長を初め職員、また議員までもが一生懸命観光のPRをして歩くなと、いつかはこの努力がむくわれるときが来るんじゃないかと思うんですが、市長どうですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 実は、土曜日と日曜日、大津高校の東京支部の同窓会、また日置農高の東京支部の同窓会に出席して参りまして、私、今地元が誇る物産、名刺にちょっと漫画チックに書いてますけど、それを30枚持っていったんです。それで、一方では長門市長南野京右と書いた名刺も20枚ありますか。最初はそのほうを皆配っておったんです。途中でそれ、またそれがなくなったから、いわゆる三輪議員がおっしゃった長門市の物産を漫画チックに書いた名刺を配りました。後から、みんな、「それをくれ、それをくれ」って、中にはだから2枚名刺を、必ず渡すときに、「今度はあなたがこれを宣伝してくださいよ」ということをお願いしています。

 やはりたかが名刺1枚ですけど、そういうことでまた長門市の地元の名産が世に紹介されれば、それもよしかなと思っています。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) それで、当然市長はそうされますけど、やはり全職員、大変出張に行く機会が多々あると思います。やはり全職員も少しでも長門市に、観光というのはやっぱり長門市の顔ですから、長門市に一人でも来て頂くように、やはり出た折には一生懸命名刺を配って、PRして帰ってくると。やはり同じ出張にしてもまた一つ、また一石二鳥の効果が上がると思いますので、是非やって頂きたいと思います。

 それでもう一つ、今観光は長門市の顔というふうに言いました。それで、観光地としての環境整備を当然、これは行政としてはやっていかなければならない。そこで、部長、課長のところにはやはり市民から、また色んなところから情報が上がってくるはずです。この上がってきた情報を部長、課長のところでとめないで、直ちに市長のところへ上げないと、この対応が遅れることで取り返しのつかん場合も出てくるわけです。

 例えば、今仙崎の記念館の入り口のところを今建物を壊しています。あそこの入り口が広がったらみすゞ記念館への出入り口も大変広うございますし、またバスの駐車における交通事故の問題等も若干緩和されると思います。このことについては、地元としては早くから出張所なり通じて、総務課、商工観光課のほうへ、どうにか市で買ってくれというふうにお願いしているはずです。ところが、これが市長の耳には伝わってない。やはりこういう大事な情報──大事な情報か情報でないかと判断するのは市長ですから、やはり直ちにトップに上げるようにして頂きたいと思いますが、市長、やはりパイプを詰まらせんようにしてください。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 いわゆる公民館の前、今、名前は何ちゅうたかな、(「満寿美屋さん」と呼ぶ者あり)満寿美屋さんの建物が崩されて、更地になって、もう前々からみすゞ館に行かれる方の、あの前にバスがとまって、地域住民も迷惑しているし、何とか駐車場の確保という話もありました。

 先日、三輪議員さんからその話を聞きまして、この話は前からもう担当課には話してありますよということでございまして、私に報告がございませんでしたが、これからはそういった地域の要望等々、担当課にお話があった場合には必ず私のところに上げるように指導して参ります。大変御迷惑をかけました。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) ありがとうございました。

 それで、商工業の振興につきましては、とにかく商工会議所、商工会等、今まで以上に連携を深められ、民間のお知恵を拝借しながら、これについては対応をしていって頂きたいと思います。

 次にいきます。2点目の問題ですが、新教育長におかれましては、長門市の教育をどのようにしたいのか、教育長の所信をお伺い致します。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) それでは、自席から教育行政についての御質問にお答え申し上げます。

 本市では、第1次長門市総合計画の中で「個性豊かに人が輝くまち」づくりを第4の基本目標として掲げ、教育の充実を主要な施策としているところです。21世紀に入り、さらなるグローバル化の進展とともに、新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化などの活動の基盤となる社会となり、それに対応できる人材が求められているところです。また、市民一人一人が身近な地域社会の課題の解決に主体的に参画し、地域社会の発展に貢献しようとする意識や態度を身につけることもますます重要になってきているところです。

 そこで、市民が、ふるさとである長門を教育資源として積極的に活用し、お互いに学ぶ喜びと生きがいを感じる教育環境をつくり出すとともに、明るく元気いっぱいな子供達を育むために、次の4つを目標として取り組んで参りたいと考えています。

 1つ目は、「就学前教育の充実」であります。小学校入学児童が安心して学校生活を送り、落ちついて学習に取り組めるよう、小学校へのなめらかな移行と接続のために、地域福祉課内の子ども未来室と協力しながら、これまで以上に幼稚園・保育園と小学校との連携を図り、就学前教育と家庭教育力の向上に向けた地域・家庭教育の推進に取り組んで参ります。

 2つ目は、「学校教育」の充実であります。平成20年度から、未来を拓く学校教育の推進を──あすをというふうにそこは振っておりますけれども──学校教育の推進を基本方針として知・徳・体のバランスのとれた生きる力の育成を図っているところです。これまでも市内の学校では、ふるさと長門の教育資源を生かした特色ある学校づくりや登下校の見守り活動など様々な活動を通して学校、地域が密接に連携を図りながら大きな教育効果を上げております。こうした他の地域にも誇れる本市のすばらしい教育的な素地や人材の基盤を生かし、それぞれを更に制度的な側面で強化するとともに、地域の活性化にも役立てていくことが次世代を担う子供達の教育に大変有効と考えているところです。

 こうしたことから、本年度は地域と協働するコミュニティ・スクールの指定校を増やすとともに、小・中学校のなめらかな接続と生きる力の育成を目指した小中一貫教育に向けた取り組みも進めて参ります。同時に、こうしたことを実効性のあるものにするために、教員・指導者の資質の向上にも取り組んで参ります。

 また、安全で安心な教育施設環境の整備にも努めるとともに、学校適正配置方針により計画的な統廃合を進め、教育環境の適正化と学校運営の効率化を目指して参ります。

 3つ目は、「生涯学習・スポーツの推進」であります。人づくりはまちづくりを基本に、地域における生涯学習・スポーツの拠点施設での活動の推進体制を整備するとともに、家庭教育の支援や子供の居場所づくりの確保にも努めて参ります。また、市民が生涯にわたってスポーツに親しみながら健康づくりが進められるよう、スポーツの推進と参加の促進、あわせて指導者の育成にも努めて参ります。とりわけ2年後に控えています山口国体の成功に向け、スポーツボランティア組織の育成にも引き続き取り組んで参ります。

 そして、4つ目は「伝統文化の保存・継承」であります。本市にある国指定の赤崎神社楽棧敷など80カ所の指定文化財や約120カ所の未指定文化財の維持管理・保存に努めるとともに、ながと歴史民俗資料室を市民の学習や研修の場として広く公開し、来館者の増加を図って参ります。

 このように、教育委員会としては、大嶋前教育長が取り組まれてきた教育行政施策を継承しながら、今後、児童生徒や保護者、市民の皆様の御提言や御意見をしっかり聞きながら、これまでのよさは継続し、改めるべきところは積極的に工夫・改善を図り、公正かつ適正な教育行政の執行に努めたいと考えます。

 また、現在、国を挙げて進められている教育改革や山積する教育課題にも前向きに取り組み、市民の皆さんや子供達を教育活動の中心に据え、積極的に教育行政を推進する所存であります。

 以上、答弁を終わります。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 今、4つの基本方針を言われましたが、まず学校教育についてお伺いしますが、昨年12月の議会で私が、また3月議会で田村議員も質問されておりましたが、学力の向上、保証というのについてはどうされるんですか。コミュニティ・スクールで学力の向上、保証ができるんですか。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) 学力の向上につきましては、非常に重要なことであるというふうに認識しております。これまでの取り組まれてきている教育を、当面は私も即それを変えるというふうな考えはございません。よさがたくさんあるというふうに認識しておりますので、コミュニティ・スクールのこと、それから小中の連携のこと、しっかり勉強して、その辺のところを取り組んでいきたいと思いますけれども、これらにつきましても学力向上に繋がるように最善の努力をしていきたいというふうに考えております。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) それで、学力の向上ということで、昨年12月議会で私が質問したことの答弁の中で「小学校では県平均より下である。中学校になると13市の中でもトップクラスである」というふうにお聞きしております。この小学校と中学校のこの差というのはどこにあるというふうに分析されていますか、教育委員会。



○議長(松永亘弘君) 芝田学校教育課長。



◎学校教育課長(芝田秀樹君) お答え致します。

 長門市教育委員会の分析によりますと、小学校の算数が若干の点が低いというお話でありますが、この中学校がよくて小学校が悪いというあたりは、これも推測の域を脱しませんが、中学校はやはり大きな、一つの受験という大きな子供の目指す目的がしっかりしているんではないか。その点、小学校は若干のそういう大きな目標が小学校にはないからではないかという分析もあります。

 ただ、小学校の教師は、点数を最大の目的としているわけではありませんで、目に見えにくい思考力とか判断力をも今基礎とすべき学力を培おうと今努力しております。今年度どのように結果が出るか分かりませんが、これまでのまずさをしっかり反省して、指導に取り組んでいるところでございます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) それで、教育委員会と致しましては、小学校、──中学校はあれでしょうけど、小学校の学力のレベルをどの程度まで持っていきたいというふうな目標を持っていらっしゃいますか。中学校もそうですけど。



○議長(松永亘弘君) 芝田学校教育課長。



◎学校教育課長(芝田秀樹君) お答え致します。

 色々考え方もございますけれども、当面、県の平均はクリアしたいなというふうに今思っているところでございます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) じゃ、そのためにはどうされるんですか。12月議会、3月議会でも私や田村議員が言いましたように、教師の多忙ということが指摘されています。学校の先生が忙し過ぎるんじゃないのか。提出物がやれ多いとか、私も現職の教師に色々聞きました。まず何が一番あれかと、まず家庭の教育力が低い部分を一生懸命学校の先生が、特に躾に関して学校でサポートしていかにゃいけん。これが一番大変だと。それに加え、また提出物がもうほんとに多い。この2つ、もう大変だというふうに現場の学校の先生、何人か言ってらっしゃいました。

 やはり、まずこの教師の負担軽減、これをして、とにかく子供と接する、教師本来の勉強を教えることに専念してよと。これをしなければ、やはり県の平均に持っていきますとか言われても中々難しいんじゃないですか。去年、2回も議員が質問していますが、新年度になって教師の多忙ということに対しては何か対策を立てられましたか。



○議長(松永亘弘君) 芝田学校教育課長。



◎学校教育課長(芝田秀樹君) この話は、かなり前から、教師の多忙ということは問題になっております。県の提出依頼、それから市の提出依頼、これも年々増えているのは確かでございますが、この辺を市独自の調査はできるだけ控えるとともに、これまでの資料とあわせながら、減されるところは今減していこうと。そしてまた会議も見直して、市が招集する会議も減されるところは減していこうと。今、1つ程減した会議もございます。

 現場におきましては、今、授業時数が新学習指導要領の実施に伴って増えておりますけれども、この学校独自の色んな生活時程の工夫をしまして、僅かな時間ですが、教師同士が研修ができる工夫を各学校でやっているところでございます。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) とにかく教師の負担は減るということで、今研修と言われましたが、勉強を教えることに対して、やはり教師としても研修する時間が増えるわけですね。だから、減します減しますというふうに口で言うのは簡単ですが、実際に、もう具体的に数値目標でも決めて、もう長門市の教育委員会ではもう教師には提出物等は余り出す必要ないとか、とにかくそういうふうに教師の負担を軽減して頂きたい。

 何回も同じことを言いますが、夜遅くまで職員室の電気がついています。省エネの面から考えてももったいない話ですので、早く帰らせてあげてください。

 それで、さっきもう一つ教育長が言われましたが、就学前の教育の充実です。子供の教育もですけど、就学前の未就学児を持つ親の教育です。親が子供に躾ができてないからその躾も学校の先生がせにゃいけん。せめて「お願いします」「ありがとう」「ごめんなさい」ぐらいはしっかり学校に上がる前に子供に教えていって頂きたいと思います。やはりこの未就学児を持つ親の教育というのを、どうにか、例えば公民館等のお力をかりるなりされてやって頂きたいと思いますが、教育長いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) お答え申し上げます。

 ただ今の三輪議員さんから御指摘を頂いていることにつきましては、十分検討して参りたいと思います。

 それから、学力向上につきましては、学校だけで何とかしようというのも難しゅうございますけれども、家庭や地域或いは行政のほうも今御指摘頂いた面を十分配慮しながら、十分教材研究をして授業に当たれるように努めていきたいというふうに考えますので。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) それと、コミュニティ・スクールです。このコミュニティ・スクールというのは、これは教師の負担を増やすだけじゃないんですか。ただでさえ忙しい先生が、またコミュニティ・スクールをやることによって更に負担が増えると、そういうことが懸念されますが、それは大丈夫なんですか。コミュニティ・スクールを、指定校を増やすとおっしゃいましたが。



○議長(松永亘弘君) 芝田学校教育課長。



◎学校教育課長(芝田秀樹君) お答え致します。

 コミュニティ・スクールの制度は、あくまでも信頼される学校づくりと期待される学校づくりを一層進めていこうという目的でつくられている制度でございます。多少、最初は立ち上げに労力がいるかもしれません。ただ、これは地域と学校と保護者が一体となって教育を進める制度でございます。初めは大変な労力が要るんではないかなと思いますが、これが軌道に乗っていけば、お互いの知恵を協働しながら学校をつくっていくわけですから、きっと今以上のまた効果も上げながら、教師も多少のゆとりが出てくるのではないかな、実践校から考えて推察するんですが、そのような期待を持っております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) コミュニティ・スクールにつきましては、これは例えば都会の地域の連携意識が薄いようなところであってはこういうコミュニティ・スクールをつくられても結構かもしれませんが、この地域というのは、とにかく地域の絆がすごい深いところでございますから、あえてコミュニティ・スクールをつくって先生の負担まで増やしてやられる必要が果たしてあるのかなという、私はこれに対しては大変疑問に思うんですが、是非指定校を増やす云々の前に、もう一度このコミュニティ・スクールについて、新教育長のほうからもう一度検討をし直して、対策をして頂きたいと思います。

 それと、とにかく教師を雑用から解き放ち授業に専念させるというのが今全国的に言われています。色んな人が言います。そしてその教育環境を一刻も早く整えて頂きたいと、これについては強く要望しておきます。

 次にいきます。生涯学習ということ、スポーツ推進ということで、今、公民館の指定管理の問題がございます。地域の受け入れ体制が整うまでは強制しないということでございましたが、現在もこの認識で間違いはありませんか。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) 今御指摘のとおりの形で、無理をしないで進めるということで考えています。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) ということは、地域の受け入れ体制が整わなければ、整うまで待とうということですね。でいいですね。

 それで、じゃ、この指定管理のことについて、地域への説明ということは、説明はどのようになされたのか。きちんと、例えば自治会なら自治会長の会議とかに出られて公民館の指定管理ができるようになりました。どうぞ協力してくださいとか、受け入れ体制を整えるようにやってくださいとかということは教育委員会のほうから説明はされたんですか。



○議長(松永亘弘君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) お答えします。

 地域への説明はやっておりません。公民館長等の集まりの中で去年、一昨年からですか、言っておるんですが、公民館の中に公民館等を利用されます自主運営組織を立ち上げて、まずそのほうからスタートして出発をするということでお話をしまして、今年の5月に全ての公民館に自主企画運営委員会ができました。これを中心にそういった話を進めるということで、公民館長の中ではお話をしているところです。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) ということは指定管理に向けて誰がどのようにするのかというのは公民館長が主体になってこれをやるということですか。



○議長(松永亘弘君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) 公民館長が主体ということではございませんが、今うちの体制の中で誰が主体となってやるかということは、教育委員会の中で進めていくということになるんじゃないかなと思っています。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) そういう答えでしたら、これは公民館の指定管理というのは恐らく今俵山公民館がやられていますが、中々できないでしょうね。はい、よく分かりました。

 じゃ、次にいきますけど、今、学校の再編計画等が出ておるんですが、適正配置ということで色々小学校、中学校と統廃合を考えていらっしゃいます。それで、今私どもの仙崎地区におきまして、昔から言われておったわけです。地域間の何か昔からの感情のもつれもあったんかもしれませんが、目の前に学校がありながらあえてバスに乗って遠くの学校へ通学される、これ私どもから見たら、これ程歯がゆいことはないんです。なぜ目の前に学校があるのに来てくれないんだろう。相手の立場になったらまた違う意見もあるかもしれませんけれども、やはり校区の線引きというのは学校再編を機会に新たにきちっとしておくべきじゃないんでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) それじゃ、お答えを致します。

 現在は、御存じのとおり学校の適正化配置方針という形の中では、今あります校区のもとでの学校、これをベースに適正化を進めていく。それは、御承知のとおり、1つはやはり耐震化というものも絡みますし、子供の少子化ということで学校教育の環境整備、その点も含めて判断していくということで、現在は校区の線引きを改めてという形については検討していません。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 今私が言ったことは、昔から言われておることなんですけど、これはもうあえて手をつけないということですか。教育委員会としたら。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 今お話をしましたように、現在ではそれぞれの学校の児童・生徒数等を勘案し、そしてまた今後の見通しでプラスして学校の耐震化という形で考えておりますので、1つの例としては、御承知のとおり田屋地区においては現在、仙崎、それから深川、両方の自由区という形がとられておりますけれども、今のところ、例えば通と仙崎、仙崎と深川という形の中で枠組みで線引きをし直すという考え方ではないということで、恐れ入りますけどお答えとさせて頂きます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) じゃこの問題はもう、将来いつか仙崎小学校と深川小学校、仙中、深川中が一緒にならん限りはこの問題というのはもう解決はしないということですね。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 将来的にどういうふうに今の子供さん、児童・生徒の動きになるかというのは確かにあろうかと思います。ただ、これにつきましてはやはりその地域におきまして、そうした教育環境というものの考え方等の中で、今後どうあるべきかということもやっぱり検討される、そして教育委員会と一緒にやっぱりそれを検討していくということがやはり今考える方向性ではないかなという思いでおります。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 次にいきます。高校の再編についてお伺いします。

 長門地域にある県立高校の再編整備について、案というのをもらいました。これは教育長、読まれていますね。これを見て、あめばっかり並べ立てて、何かに似ていると思いませんか。市町村合併。キャンパス方式と言われますが、いいですか、総合支所が支所になり、支所がやがて出張所になり、そして何もなくなったと、こういうふうになりゃしませんか。いいですか。

 県の教育委員会の職員というのは自分の与えられた職務について大変忠実にやっていらっしゃっています。しかし、彼らというのは長門市民でもないし、彼らの子供さんやお孫さんが再編された高校に通うもんではないんです。二、三年すれば異動になって、ほかの部署へ行ってしまう。現在の立場が変わるだけです。

 長門市内で義務教育を受ける児童・生徒に対して責任のあるのは長門市教育委員会なんです。その子供達が市内の中学校を卒業したらどこへ進めばいいのか、その進路指導をするのは中学校の先生です。ただ役人が自分達のメンツのためだけにつくった、海のものとも山のものとも分からん高校に責任を持って子供達を送り出すことができますか。教育関係者程反対の意見が多いですよ、このことに対して。

 だから、私はこの県教委の出したものだからということでただ追認するんではなく、長門市教育委員会で、あなた方は教育のプロなんですから、プロの目でしっかりとこれを検討し、長門市内で義務教育を終えた子供達が進学するに十分ふさわしい高校であるのか否か、これを検討して私達に示してください。それで、責任のある市教委が示されたものというのは市民や保護者が賛成か反対か判断する最大の判断材料になりますよ。どうですか、市の教育委員会でもうこれについてしっかり検討してみてはどうですか。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) 自席から三輪議員さんの御質問にお答え致します。

 現在、長門市にあります3つの高校、大津高等学校、日置農業高等学校、水産高等学校は、それぞれに特色ある教育課程を展開しているすばらしい学校であるというふうに思っております。長門地域を担う人材を育成するために、地域にとっても大切な高校であります。これからも子供達の多様な進路希望に対応して、生徒一人一人の夢の実現が図れるよう、魅力ある学校づくりをして頂きたいと思っております。

 一方、10年、15年後の長門地域における中学校卒業者数の減少状況を考えると、3つの高校をそのままの状態で維持することはとても困難であり、入学生徒数の減少で子供達の教育活動にも支障を来すことが十分考えられます。

 このようなことから、県立高校の再編の問題は避けては通れない課題であり、この時期にこのことを含めて検討協議することは必要であるかというふうに考えます。

 私としては、長門市内の幼・小・中学校の保護者や多くの市民の皆様から御意見をしっかりお聞きし、様々な意見を県教委に伝えて参りたいと考えております。そのような中で、長門地域の子供達にとって一番よい形での高校再編が進められることを強く願うものであります。

 以上です。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 今の教育長の御答弁は、私は県の教育委員会がここに来て答弁しているようなものです。全く言われることは一緒じゃないですか。だから、市民、保護者の意見をしっかり聞き、県の教育委員会にそれを伝えますじゃないんです。あなた方は義務教育を受ける子供達にとって、子供達に対して責任があるんですよ。その子供達が進む学校なんですから、ほんとにこの再編計画がその子供達が進む学校に対してふさわしいかどうかというのをあなた方がまず考えて市民に知らせるべきじゃないんですか。違いますか、私の言う言葉が。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) お答えします。

 今の三輪議員さんの御指摘でございますけど、私としましては、幼稚園から保育園、小学校、或いは中学校の保護者の皆さんの意見をそんなにまだ聞く時間もなく、検討を色々進めるという状況にもないわけでございまして、その辺のところはしっかり今からお聞きして、動きはもっと早く動けのことになるかもしれませんけれども、十分とその辺のことは県のほうに申し伝えていきたいというふうに今考えております。

 中々色んなことがうまく展開するかどうか分かりませんし、また、どういうふうな形で県のほうが動いてくるかも分かりません。そういうふうなことは十分考えながら、議員の皆様方からも意見をしっかり頂きながら、また市の教育委員会としましてもできる限りの色んなことを考えて今後対応していきたいというふうに考えております。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) ただ県へのメッセンジャーだけじゃつまらんですよ。この再編計画を見て、あめばっかり並べていいことしか書いてない。これを教育の素人である保護者や市民が聞いて、おお、これはすばらしいと思うんじゃないですか、これ。だから甘い言葉には裏があるとか言うじゃなですか。そういうところをあなた方はプロですよ、教育の。素人の我々には分からないことがあるんですから、あなた方の目でしっかり検討されて、あなた方が、ああこれはいいですよ。これはもう長門市内で義務教育を終えた子供が進むのにほんとにこれはふさわしい学校だから、市民の皆さん、これは賛成すべきじゃないですかと言われたら市民も賛成するんじゃないですか。

 ただ聞きました、市民の意見を聞きました。それを教育委員会に伝えますよじゃ駄目ですよ。遠慮することないじゃないですか、県の教育委員会に。あなた達教育のプロの目から見て、これをしっかり検討して、まず市民にそれを示してください。そしたらそれがほんとの市民の賛成・反対のこれは大きな判断材料になりますよ、これ。同じこと何回も言いますけど。

 いいですか。あなた方は義務教育を受ける子供達に対して責任があるんですから。中学校の先生が進路指導するんでしょう。高校の先生が来て、うちの学校に来なさい、こうしなさいって勧誘して歩くんじゃないでしょうが。だから、いや義務教育だけの責任で高等教育に行く段階には私は関係ありませんじゃ駄目ですよ。ちゃんとこれについてはやってください。教育長。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) 今、御指摘を頂いたことにつきましてしっかり受けとめて、可能な限りの対応をしていきたいというように考えます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 何回も聞きますよ、これ。ちゃんと出してもらえるまで。

 それで、まず教育委員会というのは、やはり今まで説明の仕方というのが下手だと思うんです。説明責任というのが。例えば今回、給食センターの問題が出ておりますが、去年の6月に私はここで反対しました。なぜかというたら、保護者への説明を果たしてないから。まず保護者への説明を果たした上でもう一度これを議案出したらどうですかって私は言ったはずです。

 じゃその後、去年の6月から今まで、この給食センターのことについて保護者に説明をされましたか。されてないでしょうが、何も。いいですか。保護者の中には、未だに給食センターというたら長門市の民間企業のことで、給食がないようなって今度は弁当になるんてねって言うて人おるんですよ、まだ。なしてこういうこと言うかって、全て教育委員会の説明不足じゃないんですか。

 だから、私はたまたま議員やから知ってる。あんた方も市の職員、教育委員会の職員やから給食センターのこと十分分かっている。ただ、あなた方や我々は分かっていても、一般市民は知らない。ましてや保護者は知らない人が多いんですから、やはりきちんと、何にしてもそうです。説明責任を果たしてください。給食センターしかり、公民館の指定管理しかり。どうですか、教育長。



○議長(松永亘弘君) 江原教育長。



◎教育長(江原健二君) お答えを申し上げます。

 御指摘を頂いた件につきまして、これまで色々十分説明責任が果たせていないというふうな御指摘につきましては、反省せんにゃいけんというふうに思っております。今後につきましては、あらゆる機会を捉えまして、その辺のところの説明をしっかりしていきたいというふうに考えます。



○議長(松永亘弘君) 三輪徹君。



◆8番(三輪徹君) 新教育長には、十分期待をするところが大のところがございますので、どうぞ教育委員会におかれましてはますます御精進頂きまして、市民に分かりやすい教育行政をやって頂きたいと強く念願致しまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。

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○議長(松永亘弘君) この際、暫時休憩致します。休憩時間は10分と致します。

午後2時00分休憩

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午後2時10分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を再開致します。

 重村法弘君。

〔1番 重村法弘君登壇〕



◆1番(重村法弘君) 皆様、こんにちは。お疲れさまでございます。この4月の選挙にて議員の20名の1人として選んで頂きました新人の重村法弘でございます。どうかよろしくお願い致します。

 議員にならせて頂きまして2カ月、ただ今、日々猛勉強の真っ最中でございます。本日も先輩議員の質問、それから執行部の皆様の御答弁ということで、ほんとに全てが勉強という状況でございます。今の現在の私にとりまして一般質問に立たせて頂くに当たり、質問させて頂くことは、非常に分野的に限りがございます。しかしながら、議員にならせて頂きました以上、そのときに自分なりに質問したい、こういう思いを定例議会では必ず質問をして参りたいという思いでおります。

 先程の新谷議員と重複する質問等も多々出てくるかというふうに思いますが、御勘弁を願いまして、通告どおり質問さして頂きます。

 地域経済の振興について、第1次産業、農業の振興について、畜産の振興、それから、畜産市場の職員の派遣について、後継者、担い手、新規就農者の支援について、また6次産業の推進室が新市長によりまして、登庁されてすぐ廃止という状況がございましたが、その廃止に伴う業務の分担について、また今年度の予算、かなり新規事業も6次産業のほうには組まれているようでございますが、そのあたりについて質問さして頂きたいと思います。

 以下の質問は発言席にて行わして頂きます。よろしくお願いします。

〔1番 重村法弘君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) それでは、重村議員の地域経済の振興についての御質問にお答え申し上げます。

 1点目の第1次産業振興についてのお尋ねでございますが、本市の地域経済は、第1次産業を中心にそれに関連した第2次産業、第3次産業による地域経済が成り立っており、第1次産業を活性化することが地域経済の振興にとって重要な礎と考えております。

 この第1次産業の一つであります農業は、担い手の育成・確保や需要に即した産地育成が重要な課題となっております。中でも、本市では県内有数の畜産地域として長年、規模拡大、品質向上等の推進に努めてきております。

 現在、肉用牛の増頭に向け、市有繁殖雌牛の導入貸付や堆肥の還元、稲わら交換を条件として施設整備事業への一部助成等も実施しており、低コストで安定的な畜産物供給体制の確立を図るため、生産性の高い経営体群を育成し、畜産主産地の再編整備を行う畜産基盤再編総合整備事業に取り組んでおります。

 また、養豚、養鶏の生産も盛んな地域であり、家畜防疫には特に監視を強め、疾病低減への取り組み、防疫体制の強化に向けた安心・安全な畜産物の生産に努めて参ります。

 更に、農地利活用の一環として山口型放牧や飼料作物の栽培等の推進にあわせ、家畜の排泄物を農産物の肥料として活用し、農地に還元かける循環型農業を推進し、耕畜連携による取り組みを強化し地域の農業振興に努めて参ります。

 次に、畜産市場への職員の派遣についてのお尋ねでございますが、市職員を現在、畜産市場へ赴かせております。その職務は市有繁殖雌牛の導入、市有牛産子、いわゆる返納牛の確認及び市場調査であります。市場は年間8回開催され、その度毎に山口市にあります山口中央家畜市場に出向き、市場価格や需要状況、更に他地区を含め、畜産農家からの情報収集を行い、市場で人気の高い好まれる子牛を調査することにより、優良牛の育成に役立てております。

 続いて、後継者・新規就農者への支援についてのお尋ねでございますが、農業従事者の高齢化、後継者不足に加え、農産物の価格の低迷、生産資材の高騰等により農家は厳しい経営状況におかれております。

 一方、金融危機に端を発した急激な景気後退に伴う雇用情勢の悪化に伴い、雇用の受皿として農業に関心が高まってきております。このような状況の中、農業の振興を図るためには、一時的なものではなく、永続性のある営農体制づくりが必要不可欠であり、将来にわたり農業を支える担い手の育成・確保が重要と考えております。

 本市では、担い手の育成・確保のため、農業生産法人・営農組織等に対する支援に努めるとともに、新規就農者に対しては農業経営を開始するに当たり、必要な研修や施設機械器具の整備に要する費用の助成、また就農開始時に必要な資金の借入れに対し、利子補給等の支援を行っているところであります。

 次に、2点目の6次産業推進室の廃止についての御質問にお答え申し上げます。まず、推進室廃止に伴う業務分担についてのお尋ねでございますが、6次産業推進室で行っていた事業については継続して実施しており、基本的にそれまでの担当者が引き続き業務を担当致しております。業務の区分で申し上げれば、ツーリズム団体にかかわる事業については企画政策課で担当し、農商工連携にかかわる事業については、商工観光課、農林課及び水産課が担当しております。

 次に、今年度予算の新規事業等についてのお尋ねでございますが、平成21年度の当初予算説明資料において、新規事業としてお示ししております長門市ツーリズム協会立ち上げ事業及び頑張る地域応援貸付事業については、計画どおり実施致します。しかし、長門市6次産業商品認定事業については、今後の農商工連携の展開を見た上で、商品認定事業を実施するかどうか判断したいと思っております。

 なお、これ以外に国の補助事業として、俵山地区では体験交流プログラムを実施する子ども農山漁村交流プロジェクト対策事業を、大泊、青海、大日比地区や通地区では交流人口の増加を目指す農山漁村地域力発掘支援モデル事業をそれぞれ実施致しております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) 大変ありがとうございました。新谷議員と重複する点も多々多かったかと思いますが、ありがとうございました。

 私も先週、議会初日、金曜日に、南野市長さんのほうから所信表明を聞かして頂きました。また選挙の期間中も公約として1次産業に軸足を置くんだと、もう一回1次産業の振興を図って参るということをお聞きした記憶がございます。

 私も全く同感でございまして、大変たのもしく思いましたし、一緒に何かのお役に立てればというふうに思っている次第でございますが、私の公約もたくさん上げませんでしたが、2つ程。これからの1次産業を再考し、今一度の育成・推進に努めると、それから、新たなる地域の姿、6次産業の推進に努めますということで公約を一生懸命、頭をひねりまして一生懸命努めたいことを書かしてもらったわけでございますが、それでは、若干農業について、農業、農業っていいますけれども、きょうは1次産業の中の農業をちょっと質問させて頂くわけでございますけれども、農業、農業といいますけれども、非常にたくさんの経済活動がございますし、作物等も色々ございます。

 農協から、実際1次産業の農業についてどのくらいの売り上げがあるか、農業の中でも色々あるから、数字をちょっと拾ってみましたんで御紹介をさして頂きます。

 水稲、米、20年度のこれは長門大津農業協働組合で頂いたデータでございますから、例えば、直接販売したとかそういった数字は含まれておりません。米の受入高が7億9,030万円、野菜等が1億7,284万円、果実1,619万円、畜産物10億1,205万円という数字でございます。

 農業といいましても、多分私も勉強とかねて調べに行きましたんで、農業といいますと、ああはいっても水稲が一番、基幹といいますか、一番売り上げが多いんじゃないかというふうに思われている方も多いかと思うんですが、畜産のほうが10億を超えている。米に関しては7億9,000万円、農協さんが言われるには若干まだ倉庫のほうに残っているんで、受け入れた数量が全てこの金額に反映しているわけではないというふうに聞いております。

 この数字のデータをもとに考えますと、本市における畜産というのは水稲も超える売り上げがあると、これはJA長門大津のデータでございますんで、もちろん畜産のほうに養鶏という部分が入っておりません。畜産の占める農業に対する中心的な本当に大基本的な産業になっているということがお分かり頂けます。

 それともう一つ、データばかり言って申しわけないんですが、これも農協のほうから取って参りました。色々な所信表明等で、本市は県内有数の肉用牛の生産地であると、有数のという表現がされておりますけれども、県の中で本市が、本市は畜産が非常に盛んだということはお分かり頂けたかと思うんですが、県にとってそれでは本市はどういう位置づけなのかというのを調べてみました。

 これは牛に関する資料でございますけど、子牛というのがありまして、生後8カ月ぐらいで先程市長のほうからございましたけど、年8回市場があるという子牛を売買する市場ですが、20年度が2,775頭、山口の市場で売買は成立しております。

 そのうちこの管内、JA長門大津、長門市になるわけですから、849頭がそのうち本市から生産された牛であるということでございます。約比率にすると30%、このデータは、どうしても全農関係になりますんで、農協単位でのパーセンテージになって参りますけれども、本市の牛が県内の3割を担っているという現実でございます。

 それから、肥育の牛、お肉になるもう寸前の牛を売り買いするところでございますけど、2,039頭、全農を通じて出荷されましたが、そのうち493頭、実に25%近くがこの長門大津の生産者の方が生産をされて出されてる。この数字というのは一概に直接売買をされる方も中にいらっしゃいます。

 長門大津の中にも農協に頼まずに、直接販路を自分で見つけて販売されるという方がいらっしゃいますんで、この数字というのは若干誤差があるかと思いますけど、実を言うと、本市は県内の有数なじゃなくて、ナンバーワンなんです。ここを是非認識の上で、盛んな地域だという感覚でなくて、ナンバーワンなんだというふうに、まず御理解を頂きたいというのがまずもってのデータでございますが、市長ナンバーワンということについていかがでございますか。できれば気持ち聞かして頂ければと。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 ナンバーワンにまさるものはございません。私も認識不足でしたけど、本当に誇りでございます。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) 済いません。たわいもない質問で立たしてしまいましたけども、中々こういったデータというのは総会等で資料で目にする機会はありますけど、実際比べるということが、私自体も中々ございませんでした。畜産が本当に1次産業の農業の部門においては、非常に基幹、中心的な存在であろうということを改めて認識さして頂いたんですが、この現状を踏まえて、ナンバーワンですけれども、非常に問題点がたくさんございます。

 まず、私が非常に危惧しているのが、最終的には担い手、後継者等の問題になってくるわけですけれども、ここ数年子牛の販売については非常に金額が高かった。言い方は悪いですけど、非常に牛の農家さんは儲かっているんじゃないかというお話もあったかと思いますが、ここ5年間40万円前後、45万円から40万円の後半で推移していた価格が、平成20年度一気に37万3,000円まで落ちております。皆さんも御承知のとおり、餌代が非常に高くなる。それから、こういった価格の低迷ということで、農家さんは非常に思っている以上にここが潮時かということを考えられている方が多数いらっしゃるのではないかなというふうに思うのであります。

 もう一つデータ的に言いますと、本市の牛を飼われている農家の平均年齢、168戸の農家が牛を飼育されておりますけども、67歳、これ油谷です。日置が63歳、三隅64歳、長門65歳ということで、名簿を見ますと、中には農業の従事者の名前をもう息子さんにかえてると、でも実際に牛はおじいちゃん、おばあちゃんが飼われているという方も、私名簿の中を見ると、在職期間中色々ありましたんで分かります。実質の平均年齢は、実際もう70歳近いんじゃないかという現状がございます。

 今までこうやって、本市の畜産経営に本当に御尽力を頂いて、県下ナンバーワンの座を皆さんの力で取ってこられた方達がもう既に、これが限界だというところに迫ってるというところを、是非お分かり頂きたいという部分がございますが、これについて市として、畜産というのは、春、植えて、秋、作物がとれるような事業でございません。やはり3年、3年では短い、5年のスパンで事業をみないと、事業は安定化して参りません。この担い手、新規就農者、早急に取り組まなければ今後の長門大津の牛のナンバーワンの座はなくなるというふうにいえると思うんですが、市長お考えがございましたら聞かして頂ければと思うんですが。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 後継者づくり、畜産業界だけでなく、水産業界等々も後継者に非常に困っておるわけでございまして、それがためには農業もそうですとげ、いかにして収益を上げるかということ、やはり収益が上がれば、俺も思い切ってサラリーマンを辞めて畜産農家になるかと、或いは農業に専念するかということになろうかと思います。やはり収益を上げること、また行政としてもまたその収益が上がるようにお手伝いをしていくと、これに尽きると思います。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) ありがとうございました。全くもってそのとおりだなというふうに思うのでありますが、後継者、それから、新規の方が、例えば、昨年末から色んな雇用不安等があって、大地に根を下ろした仕事に取り組んでみたいという方も私は聞いております。

 こういった後継者、新規の方への支援というのは、今市有牛制度、市が牛を買って、農家さんに貸し付けると、それで子牛を産んで頂いて、経営の基盤のプラスになればということで事業をされておりますけども、これ旧日置町、それから油谷町も町有牛というのがございまして、長門市も畜産のある意味、畜産王国という形でいい事業がそのまま継続されているなあというふうに思うんですが、この中で貸付条件が非常に現場にそぐわない、細かいところは言いませんけれども、市有牛を借りるに当たって、もう5年程一生懸命やってみようかなという方達が高齢化、色んな諸事情があって、貸し付けがもらえない。

 それとか、新規就農者であれ、お1人様1頭じゃないですけど、1頭と限られているようでございます。私はここ辺も本当に子牛を生産して売るまで最低3年、4年かかるわけです。そういうことはそれまでお金という運転資金が回ってこない。一気にある意味増やして、早く経済活動を順調にスタートさして上げたいという観点からいえば、本当に若い新規就農者なんかには2頭貸し付けてもいいんではないか、これはきちんとした協議会があるようでございますんで、そこで優先順位といいますか、希望された農家さんのきちんと判定をして、どなたに貸し付けるか決めるという組織もあるようでございますんで、今年度、なんかに聞きましたら、13頭の枠があって9頭しか今んところ申し込みがないと、申し込みがないんじゃなくて、枠が厳しいから9頭しか出てないというのが私は現状であろうかというふうに思います。

 今年度に予算に関しましては、御無理なことは言いませんが、私も経済委員の常任委員の中におらして頂く以上、是非声を大にして、せっかくのすばらしい事業でございますから、農家さんにとってよりよいシステムに変えていくというふうに思っております。

 それとこれはひとつ聞いてみたいんですが、各支所に後継者とか、新規の方というのは、色んな悩みごとがあったり、色んなささいなことで相談に行かれるという場面が出てくるかと思うんですが、もちろん農協、農林事務所等あるかと思うんですが、支所というのも一つ窓口になられることがあるかと思いますが、農業相談窓口を設置致しましたということで、先程の新谷議員のときも問題でありましたが、はっきり聞かして頂きます。これは人数を増やされた、新たにそこに専門的な方を新たに配置されたということでしょうか。どうでしょうか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 新たな要員が配置されたわけではございませんで、4月時点での現状の人員をよりその地域の地理に詳しい、或いは農家に詳しいそういう方を配置致しまして、農業振興担当ということにしております。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) 私も各支所に出向いて、私は期待としてはお1人増えたのかなという感覚を持って行ったんですが、残念ながら農林課、各支所の中で役がついたと、名刺に一つ役職がつきましたというお答えでございました。

 是非これに関しては窓口を開設したというだけで終わらず、本当にこの窓口をつくって頂いてよかったという支所の充実に是非繋げて頂きたいと思いますし、農家さん側からすると、中々本庁には作業を終えて、着替えて、本庁に来るということが非常に不可能でございます。日置、油谷、三隅といった支所については、できるだけ行きやすい状況の窓口をつくって頂いて、これが本当に名前だけで終わらないように努力をしてほしいというふうに願っております。

 それともう一つ、1点ですが、これも子牛の市場への派遣ということでございますけど、先程市長からの御答弁を頂いて、市場というのは本当に年8回、イベントというと御幣がございますけど、生産農家だけでなく、肥牛農家さん、それから、各支所の農協、多分市の経済担当も参っておるかというふうに思います。

 6月の市場で相談があったんだが、僕の担当の職員がいなかったと、どうもその農家さんは詳しくは聞いておりませんが、相談があったようでございます。是非年8回でございます。スケジュールも年度初めに何月何日とはっきり明記されております。多忙かも知れませんけれども、年8回のことでございますんで、よほどのことがない限り、各担当の方が行って頂いて、そこはデータの収集する場でもあるかもしれませんけど、特に代わられた職員にとっては、農家さんの顔と名前を覚えるいい機会でもございます。話をすることによって、農家さんも担当が誰だということがはっきり分かると思います。是非派遣に関しては御配慮して頂きたいと思いますが、いかがでございますか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) お答え致します。

 議員さんおっしゃるとおりの大変大切な役割が市場でございます。その意味から致しましても、年8回、是非ともそれぞれ支所からも出向いて市場で畜産振興のお話を御相談を承ることのできるような形を取りたいと思っております。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) 大変ありがとうございました。多分これをひょっと見られている農家の皆さん、本当に喜んで頂けたんじゃないかなというふうに思っております。

 それでは、畜産のほうの関係は終わらして頂きまして、6次産業推進室廃止に伴う件について先程御答弁を頂きました。新谷議員の時にもございまして、御回答を、経済振興部の農林課、水産、観光課、それと企画課がそれぞれ分担しますというお伺いでございました。ここ数年6次産業推進室というので、色んな団体、グループ、個人の方が6次産業について色々御相談もあったでしょう。会議もあったでしょう。その方達へ今度引き継ぎは、廃止になりましたけど、この課がやりますという御連絡をきちんとされているかどうか御質問さしてください。連絡をされているかどうか。



○議長(松永亘弘君) 松尾企画政策課長。



◎企画政策課長(松尾要君) 連絡について、文書についての名前の通知は致しておりません。既にもう引き続いて会議をやっておりますので、その中で新旧職員が行ってあいさつはさして頂いております。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) ありがとうございました。私も自分のところの地域のことを言うのはあれですが、俵山に関しましても子供達が、9月にまた100名参ります。たまたま市の職員もおりましたんで、早くに聞くことができましたけども、中には本当に一生懸命自分の地域のことをまちづくりをもう一回考えよう。それから、何か産業になることを一生懸命考えていこうと思われている方がいらっしゃいましたら、6次産業推進室が廃止というのがやはり新聞紙上等で耳にされることが多かったと思いますんで、これでその方達がせっかくやる気が出たところの芽を摘まないで頂きたい、そういう思いがありまして、きちんと御連絡はされてますかという質問をさして頂いたんですが、是非もし御連絡されてない方がありましたら、是非この課が引き継ぎますということは明確に早めに言われたほうがいいんではないかというふうに申し添えておきます。

 それと、課は4つの課に分担して仕事をするということでございましたが、私思うのは、1つは、行政というのはどうしても縦割りの組織でございます。6次産業に関しては色んな絡み合ったケースが出てくるかと思うんですが、各部署のコミュケーションといいますか、連携、これについては全く問題はございませんか。よければお答えを頂きます。



○議長(松永亘弘君) 松尾企画政策課長。



◎企画政策課長(松尾要君) 先程申しましたように、引き続いて会議をやっております。まだ直接連携する事業がまだ始まっておりませんので、その辺の問題が起きるかどうかというのははっきり申し上げられませんけれども、今の段階では今までの担当者がやっておりますし、事務分担についても打ち合わせはやっておりますので、問題なく行われるものというふうに思っております。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) 私も俵山で色んな活動の中に参加をさして頂いておりますけれども、これはこういったグループ、団体というのは平成23年度の国体に向けて、本当に力になって頂けるグループだというふうに私は確信をしております。やはり長門市で色んな競技が開催されますけど、それに関しておもてなし、来て頂いて食の面であるとか、迎えるに当たってそういう方達の力というのは、非常に御尽力を頂けるんではないかというふうに思っておりますので、是非とも課が4つに分かれて非常に分からなくなったと、非常に仕事を持たれながら皆さんやられるわけですから、そこら辺御配慮を是非して頂きたいというふうに思います。

 最後、結局今回中々私も質問というのが分からない部分もございましたけど、グリーンツーリズム、6次産業というのは、私も前議員の方達、ここ1年ぐらいの6次産業に関する質問に関してはたくさん読まして頂きました。

 俵山なんかというのは、一生懸命やっているかたわら、今まちという観点から組織も動き出しております。6次産業というのは目先の経済活動、お金が落ちる、落ちない、それはもちろん大切ですけれども、その地域、地域で自分のところを見直す。よさが発見できる。そういったところからまちづくりの根本に繋がっていく非常に夢のある事業だというふうに思います。

 是非南野市長も「6次産業を否定するわけじゃございません」と言われておりましたんで、これからも是非推進をお願いしたいというふうに思っております。是非来年にでもそういった室、係というものがいるとお思いになったら、6次産業というお名前が嫌いでございましたら、新しい名前で部屋をつくって頂きたいというふうに思いますが、いかがでございます。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答え致します。

 別に6次産業を嫌いになったわけではございませんが、選挙戦を通じて私も色んな方とお話する機会ございまして、6次産業という言葉が市民に理解されなかったと思ってます。最近一時新聞、或いは雑誌等に6次産業という言葉がよく出てました。ところが最近のは、先程来より問題になってます。農商工連携という言葉に変わってきております。広く市民に受け入れなかったといったほうがいいのでしょうか。結果的には6次産業の話になる。これからも第1次産業、第2次産業、或いは第3次産業、お互いに連携した中で6次産業ということになるわけでしょうけど、私は第1次産業、第2次産業、第3次産業と、それぞれ第1、第2、第3と考えて参りたいなと思っております。6次を前面に出すことなく、第1次、第2次、第3次ということを前面に出していきたいなと思っております。



○議長(松永亘弘君) 重村法弘君。



◆1番(重村法弘君) ありがとうございました。私の通告の時間も大体きたようでございますんで、是非本当に6次産業、今言われました農商工連携、それから、ニューツーリズムの部門、本当に新しい部屋、きちんとした統括する部署がいるというぐらい盛んになってほしいというふうに私も願っておりますし、是非後押しのほうを施政のほうとしてはよろしく願いしたいと思います。

 それとつけ加えて、昨年も子供プロジェクトで2校程来ましたが、今年も来ます。是非子供プロジェクトの都会の子供達が遊ぶ姿を、市長よければ1時間なり見に来て頂きたいと、昨年は残念ながら見に来て頂けなかったような記憶がございますんで、市長、お時間を取って頂いて、是非1時間寄って頂きたいというふうに思っております。

 それでは、申しわけございません。以上で質問を終わらして頂きます。ありがとうございました。(拍手)

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○議長(松永亘弘君) この際、暫時休憩致します。休憩時間は10分と致します。

午後2時46分休憩

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午後2時57分開議



○議長(松永亘弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 岡?巧君。

〔9番 岡? 巧君登壇〕



◆9番(岡?巧君) 皆さん、こんにちは。一般質問初日最後の登壇者となりました。日置の岡?巧です。4月の選挙で皆様方の暖かい御支援を賜り議席を得ることができました。心から感謝申し上げます。そして再び市長や執行部と私自身が目で見、耳で聞き、足で調べた市の様々な課題や政策について論戦し、皆様の期待に答えていきたいとこのように思っていますので、よろしくお願いします。

 さて、今回の一般質問は、新市長の所信表明の基本構想について尋ねます。

 初めに、6次産業が栄えるまちでは畜産振興と水産振興について、また個性豊かに人が輝くまちでは、学校給食センター建設について、そしてみんなで創り、自分発信するまちでは、花と緑のまちづくり事業、職員の定員適正化計画について尋ねます。

 壇上では以上です。再質問は質問席にて行います。

〔9番 岡? 巧君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 南野市長。

〔市長 南野京右君登壇〕



◎市長(南野京右君) それでは、岡?議員の所信表明の基本構想についての御質問にお答え申し上げます。

 まず1点目の「6次産業が栄えるまち」についてのお尋ねでございますが、6次産業が栄えるまちについては、新市建設計画の基本目標として、また第1次長門市総合計画の基本計画の一つとして掲げ、今回の所信表明におきましても第2の基本目標としてあげております。しかし、6次産業という言葉が分かりにくいことから、その活動実態に即した形の農商工連携とニューツーリズムに区分し、これらの事業実施計画の中で推進することとしました。

 このうち畜産振興については、農商工連携の土台となる農産物の供給体制の確立に向けた事業として取り組むこととしております。現在本市の畜産業は飼料価格の高騰、畜産物価格の低迷等により個々の経営は厳しい状況にあります。

 本市は、肉用牛・養豚・ブロイラーの県内における主要な生産地であることから、各種の生産性向上対策、家畜衛生管理対策等を強化し、経営の安定化に向けた取り組みを進めております。特に肉用牛の振興は、最重要課題として取り組んでおり、畜産基盤再編総合整備事業等を活用し、自給飼料生産に基づく近代的な家畜飼養基盤の整備に取り組むとともに、市有繁殖雌牛の導入貸付による肉用牛の資質向上と生産基盤の強化、更に家畜の排出物を肥料として農地に還元する循環型農業の推進にも取り組んでおります。

 また、近年、安心・安全が叫ばれている中、畜産生産地として家畜伝染病予防・環境汚染防止の徹底を図り、需要ニーズに対応した信頼される畜産物の生産に取り組み、畜産振興に努めて参りたいと思います。

 次に、水産振興については、午前中の新谷議員の答弁と重なる部分があることを御了承願います。私はまずもって仙崎ブランドの復活を水産業振興のテーマに掲げ、仙崎市場で水揚げされる新鮮な魚介類、そして湊市場に揚がった魚を原材料とした水産加工品のそれぞれの付加価値を高め、所得の向上に繋がる仙崎ブランドの確立を目指したいと思います。

 かつて仙崎産の魚介類や水産加工品が全国で名を馳せた時代を思いおこし、本市のトップセールスマンとしてブランド化推進の7魚種や水産加工品5品目を中心として水産物を積極的に売り込んで参りたいと思っております。

 特に、ケンサキイカにつきましては、平成18年度からブランド名も仙崎イカと命名した取り組みが行われておりますが、私は更にこの取り組みを強化して仙崎イカの活き造りが食べられる料理店の普及拡大に努め、これを観光客の集客に繋げて、地域経済浮上のきっかけをつかみたいと思っております。

 また、漁業生産の向上を図る魚礁設置整備事業や種苗放流事業の継続的な取り組みを推進しながら、水産資源の回復に繋がる藻場再生事業を本年度から5カ年事業として取り組んで参ります。

 こうした魚価の向上に繋がるブランドの確立や漁業経営の安定化に資する水産資源の回復に繋がる事業を長期的な視点に立ち、継続的に実施していくことが低迷する水産業の活路を見出すこととなり、農商工連携の推進にも繋がるものと思っております。

 次に、2点目の「個性豊かに人が輝くまち」についてのお尋ねでございますが、本市の学校給食施設は、築後50年を経過した仙崎小学校、深川小学校の給食室を初め、建築後43年の油谷学校給食センター、建築後38年の三隅学校給食センターなど、老朽化とともに、学校給食衛生管理基準に照らし、衛生環境の改善を図らなければならない施設があります。しかしながら、これらの施設を整備、運営するためには、多額の建設費や運営経費が必要となります。

 そこで今日的課題であります食の安全を図り、安全・安心でおいしい学校給食の提供とともに、今後の児童生徒数の減少や中長期的な財政状況及び献立、給食単価の統一などの視点から、2,400食規模の学校給食センターを建設することとしたところであります。当面は深川中学校、日置学校給食センターを段階的に併用しながら、平成30年度には1センターでの運営とすることとしております。

 また、センター化に伴い給食にかかわる人々の活動が見えずらくなるなど、食育推進上の問題については、給食センターに見学通路や会議室を設けるなど、教育研修等のスペースを確保することにより対応できるものと考えております。

 一方、地場産物の利用、地産地消への取り組みについては、新たな食材供給システムの構築に向け、生産者や関係団体等との協議を進めているところであります。現行方式とセンター方式の両論を検討した上で、これらのことを踏まえ、安全・安心でおいしい学校給食を提供するために、本年度において学校給食センター建設に着手し、平成22年9月の供用開始を目指すこととしたところであります。

 この質問については、後程教育長から答弁させます。

 次に、3点目の「みんなで創り、自分発信するまち」についてのお尋ねでございますが、花と緑のまちづくり事業については、現在庁内の関係各課において、それぞれの事業として住民の皆さんとの協働による取り組みを実施しているところであります。しかしながら、ボランティアで協力を頂いている花壇において、散水設備が未設置の箇所もあり、参加者の負担軽減が課題となっております。

 そこで、企画政策課内の市民活動推進室を事務局とした花と緑のまちづくり推進本部を庁内に設置し、関係各課を取りまとめるとともに、市民ボランティア団体の代表者にお集まり頂き、花と緑のまちづくり推進協議会を組織し、市民との協働によるシステムづくりを推進して参ります。この組織において、行政からの支援内容の調整を行い、散水設備などの計画的な設置、市内にある公共的な花壇や地域の花壇を対象とした花壇コンクールを実施したいと考えております。

 このように家庭・地域・職場で無理のない形での取り組みを進め、市民の生活に根付いた運動となることを目指しております。そして花と緑のまちづくりを市民生活に根付かせることができれば、将来的には、花による産業おこしの可能性もあると考えております。

 定員適正化計画については、平成18年3月に策定した定員適正化計画に、数値目標として平成17年4月1日時点の617人を基準として10年間で100人の削減、総職員数の16.2%の削減を示しております。

 また、同月策定した集中改革プランにおいても、平成22年4月1日現在の職員数を562人とし、4年間で50人の削減を示しております。この4年間組織改編を行う中で、団塊の世代の退職者数に比べ職員採用をおさえるなどして、平成21年4月1日現在の職員数は548人であり、50人を上回る64人の人員削減を達成しております。しかし、数値目標を達成しておりますが、これまでの4年間多くの議員から人員適正化について、数値での指摘がありました。例えば、人口が減少したとしても、変動しない数値という視点から、職員1人が住民何人をカバーしているか、或いは人口千人当たりの職員数は何人かなどの指摘であります。また、各自治体の合併後、数年が経過した時点での職員数の変動の推移も把握する必要があろうかと思います。

 こうした状況から、本年度新たに定員適正化計画を見直し、新たな今後10年間の適正な人員の数値を示すこととしております。また、この計画は4年から5年毎に見直し、ローリングしていく必要もあろうかと思っております。なお、当然のことながら、職員削減が目標ではありません。目的は住民サービスを安定的に供給し、かつ住民の満足が得られるようにしていくため、そのための財源確保にあります。

 また、本市のような規模の小さな自治体では、少数精鋭の組織運営が求められます。職員1人1人の能力を最大限に引き出し、活用し、組織力を強化していく必要があります。このような観点から職員の仕事量も把握しながら、人事管理を行っていく必要があると考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 南野京右君降壇〕



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 私は今畜産振興についてお尋ねするんですが、市長は、この所信表明の中でこう述べられてます。「本市は県内有数の肉用牛の生産地であることから、優良な繁殖牛の導入による家畜の資質の向上や畜産基盤の整備による規模拡大を推進する取り組みを進めて参ります」このように述べられています。そして、この施策の1つに、市有繁殖雌牛貸付事業というのがあります。このことについてお尋ねしたいと、畜産振興については、このこと1本について少しお尋ねを致します。

 この取り組みは、畜産農家、或いは新規に畜産を目指す人には大変すぐれた制度であります。そして、またこの制度によって農業の高齢化や棚田の耕作放棄地が進む中で、この事業は棚田保全の一躍を確実に担っております。そして子牛の生産では、先程重村議員も言われましたけど、県下では長門市を知らない人はいないぐらいにもう有名になっております。そこでこの事業の概要を簡潔に説明してください。



○議長(松永亘弘君) 浴田農林課長。



◎農林課長(浴田和拓君) お答えを致します。

 市有牛制度につきましては、以前から御案内のとおりでございまして、簡潔に申し上げますと、まず貸付対象者でございますが、貸付対象者は、要綱を決めておりまして、要綱上、5年後におきまして概ね3頭以上の飼育希望にする計画を有するものということになっております。

 それから、貸付を行った市有牛産子の場合、これは返納牛を除きますけれども、この場合、可能な限り自家保留する計画を有し、その達成が見込まれる農家ということにもなっております。

 この制度につきましては、運営委員会という組織がございまして、ここで常時そういった優先順位、それから、どなたに貸し付けをするというようなこまごましたものを決定していくものでございます。こうした運営委員会でもってその年の貸付者を決定し、貸付けていくという格好になろうかと思います。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 中々分かりにくいので、ちょっと私がまとめてみましたから、こういうことですか。繁殖雌牛を予算内で購入して貸付ける。子牛の第2産子を市場の平均価格以上の金額で清算すると、そして貸付期間内の産子は全て借受人に属すると、こういうことで間違いございませんか。

 そこでこの以前から幾らか再々この問題を指摘しておりますけど、この繁殖雌牛というのは備品ですか。どうですか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) 備品ということで取り扱っております。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 過去、この備品ということで一般質問で論戦をしております。この事業は、先程課長も申してましたように要綱で示されていますが、貸付牛を飼育し、子を産ませ、清算するまでの費用は全て借受人が負担します。例えば、職員に貸与されるノートパソコンがあります。ノートパソコンです。これは備品です。この場合、この職務を遂行するに当たって使用しますが、電気代は職員が払いますか。どうですか。



○議長(松永亘弘君) 繁澤経済振興部長。



◎経済振興部長(繁澤裕司君) 通常払ってないと思っております。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 大体後者が備品という考え方だろうと思ってます。一般的には。この前者の貸付牛、これは施策経費、施策経費なんです。これが備品になり得るかどうかなんです。今まで私がこの雌牛貸付制度のことでずっとやってきましたけど、どうもこれが改良されてない。この度また新市長になられましたので、またいい施策ですから、何とか長続きしてもうけて頂きたい。そしたらこれは後に続く、あの人がこの子牛を育てていい制度で子牛を最初に頂いて、やる気と能力と努力さえすれば、ある程度こうやってこういうふうになっていくというのが、この制度は見えるわけです。

 そこでこの制度の問題点というのが、先程課長が読みましたが、こういうことがあるんです。先程言われました5年に概ね3頭以上の飼育希望にする計画を有すとか、貸付けを行った市有牛産子が雌子牛の場合は限りなく自家保留すると、こういうことは結局規模拡大ということが狙いだろうと思ってます。

 ただ、この計画の欠点は、運用の欠点というのは、貸し付けを受けて、雌が生まれればいいです。雌牛が。聞くところによりますとも最大9頭まで雄牛が出たということもあるんです。したらこれにのらないわけです。この事業に。残せないから。牛を貸し付けられた人が、子を産まして雌牛を残さないと次に申請できないという制度になってるんです。

 先程言いましたように、連続9頭も雄が生まれたら、雄のほうが雌より高いんですけど、残すことができません。そしたらのれないわけです。今みたいに市場の牛の安いときに、先程重村さんも言われましたけど、枠があっても9人と、これはこういうのにはまっとるわけです。お願いして手を上げようにも、その雌牛が借りた貸し付けを受けた牛から雌牛が産まれてない。じゃから要綱ちゅうんですか。条件にのらないから、だからこういうのはもっと弾力に、結局その人達はほかの牛もおるでしょうから、そのかわり市有牛を預かって、この子の雌じゃないといけんのじゃけど、2子も3子も雄が出たと、何とかほかの牛を代わりに置くから、それ認めて頂けないやろうかと、そういうふうな運用をしないと、若い人でやろうと思うても、今度その都度自分で買うかなんかしないとそういう制度にのれないわけです。せっかくいい制度でありながら、その活力ていうんですか、やる気を発揮しにくい制度になってる。

 さっきも言いました。備品、なぜいけないかというと、予算内で70万円ですか。今予算で。以内で買わなきゃいけないと。私が旧日置町時代のときに、日置の預託牛制度というのがありまして、500万円で年間10頭、1頭、50万円です。そのときに40万円か70万円ぐらい開きがありました。それは余りよくないから、公正を期す面から50万円にして、それから上を買いたかったら自分のお金を出すようなシステムに変えなさいというて、変えて頂いたことがあります。

 だからそういうふうにされてやったら、自分の力のある人はいい牛をまた導入するし、まだ力がないからそれをのってやっていくと、そういう制度にされたら、そのやる気も、やる気はないんじゃないですけど、随分違うだろうと思います。運用面で。その辺のところを改良して頂きたいと思いますけど、市長いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 自席からお答え致します。

 今岡?議員指摘されましたいい制度であるけど、まだ問題点が包含しちょると、私も今の後段の話であったいわゆる70万円、もっといい牛があるけど、自分が手出だしをしても買いたいと、しかし70万円ということで出せないということも私ちょっと畜産農家の方から聞いておりますし、やはり制度にはまだまだ本当に畜産農家のための制度かどうか、やはり以前から指摘なさっております。この際、一度見直して、もちろん岡?議員さんが申されたこと等も踏まえてよりいい制度にしていきたいなと私はそう思ってます。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) この畜産の振興については最後にしますけど、この制度をいつも思うんですけど、未来永劫続くわけではありません。例えば、予算を何ぼで、例えば、10年間なら10年間、5年間なら5年間続けますから、その間にしっかり組合とか、色々な団体と協議されてでも、今度は自分達で後継者を、基金など、どういうスタイルがいいか分かりませんが、それは執行部のほうと相談されて、そういうふうなシステムに変えて頂けたら、今度はそれをやっていた金の予算が次に回せるというふうに、一つ一つ事業で育てて頂けたらと思っております。市長、どうです。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 全くそのとおりでございますので、早急に関係者に集まって頂いてよりいい制度にしたいと思っています。お約束します。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 次に移ります。水産振興、この問題は私は基本的には仙崎市場建設と直販施設についてお尋ねしようと思ってました。もう直販施設に関しては新谷議員が色々言われて、市長も真摯に答えられていましたので、ただ、仙崎市場建設、これ先日私の友達から電話がありまして、それは言ったんですけど、どんな状態なんかと言ったら、6月に市長さんと統括支店長に向こうに出向いてお願いに行くということを言われたら、さっき市長さんが言われましたように、来られたということなんですけど、7月の理事会の議決を待つと、ただ、私が一番心配するのは、そのときにでもまた否決されて1年でも遅れるようになることは、もう大打撃を受けるわけです。今でも遅れて、前市長のときに3月の一般質問でリーダーシップの欠如じゃないかと、本市における水産の位置の確認がどういう位置を占めているのかというそういう認識が不足しているんじゃないかというようなことをきつく言いましたけど、全く私もそのような気がします。これでまたもう1年遅れるようなことがあったらほんと大打撃です。市長はその辺どう思われますか。これを最後の質問にしますけど。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 全く私も岡?議員と同じ意見でございます。今朝の質問にもお答えしましたが、内海の統括支店のそれも一支店長が強固に反対しておられるということでございますので、私はその方も存じ上げておりますので、できれば近々、これは市長としてその方にお会いして「何とか賛成してくれと、系統機関で満場一致で仙崎市場の建設を認めてくれ」とお願いに行く気持ちでございます。もうとにかく仙崎の水産業界は低迷しておりますので、新市場の建設をもって、これでまたかつての活力を取り戻してほしいと願っておりますので、その努力は惜しみません。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) リーダーシップをよろしくお願いします。

 次の質問に入ります。学校給食センター建設についてです。市長は所信表明の中で、「食材の供給システムの構築を加速させ、地場産食材を積極的に使用するなど、地産地消を図って参ります」こう述べられております。供給システムの構築、これの進捗状況を尋ねます。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) お答えを致します。

 今年この6月補正で建築予算を計上さして頂いております。そうした意味で今私どもとしましては、議員さん御指摘がありましたように、地産地消を含めました地場産品の利用拡大ということでの取り組みを、急いで進めていくという姿勢でおります。

 御承知のとおり、4月にはセンターの準備室が私ども教育委員会のほうに設置をされ、職員2人、現在体制として整っております。そうしたことから、平行しながらも、そして生産者の皆さん方、また食材の納入されてる業者の皆さん方と関係者の皆さんとしっかり話をして、現在進めていくということでスタートしたというのが今の実情であります。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) この供給システムについては、私は平成20年12月定例、一般質問で、このように述べております。「地産地消を学校給食に提供したい。このことが地産地消へも繋がる」私はこのように今までの市長との学校給食のやり取りでこういうふうに理解しております。

 それで仕組みづくりの答弁は3月5日に1回しております。その平成20年3月、この一般質問をしたのは、平成20年の12月1日です。9カ月が経ってましたけど、何の進展も見られておりません。今次長が答えましたように、センターの準備室が開設したと、なんらどのような形でやるとかそういう話がないんです。

 私は給食センター建設をやられて、市長も所信表明の中でもありましたように、食材の供給システムの構築と地場産業を積極的に利用するといっても、そういうシステムがないんです。この6月、この定例議会で、この建設が議案に挙がって可決されたらGOになって始まるんです。それでもないんです。そういう供給システムが。どうされるんですか。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 今お答えを致しましたように、議員さんが御指摘の部分でいう少し遅れているよということにつきましては、私どもも急いでやっぱりスタートを切るということの思いは持っております。

 今先般の6月の初めも食材の納入されている業者の皆さん方と第1回目の話し合いを、初めてですが持つこともできました。色んな御意見もお聞きし、継続して今後話し合いを進めるということでの確認も致したところであります。少しお時間がまだかかりますが、私どもとしましては、秋から冬にかけましてできるだけ速やかにそうした地産地消の仕組みづくり、そして現在の給食運営委員会は立ち上がっておりますが、今後献立委員会、それから、先程申しました食材調達委員会とそうしたものを組織をしながら、できるだけ早く22年9月、給食センタースタートの予定のこれに向けまして取り組みを進めていくという思いでおります。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) この食材の供給システム、或いは地産地消、これの所管する課は教育委員会なんですか。私はそこがよく分からないんです。農林水産がそういうシステムを持ってるんか。教育委員会はそれにのりたいというんなら分かるんです。教育委員会のほうが主体で、食材の供給システム、地産地消、私はこれはまるで理解に苦しみます。本当に。

 教育委員会ったら教育、社会教育色々含めて、そのために教育委員会というのがあるんです。別にこっちの産業関係のことまでやるんなら、農林水産なんて、そりゃ教育委員会に入ったがいいと思う。はっきりいうて。

 だからそういうのもまだ内部で協議されてるかどうか、それは分かりません。でも私が去年の3月、そういうシステムをつくらにゃいけんと、立ち上げなさいと、こういう施設をつくるなら、そうじゃなくても地産地消を進めるなら、そういうシステムがいるでしょうということで提言してました。ずっと。できてない。

 それで、このセンター計画だけがなして上がってくるかちゅうことです。これはセンター計画ありきで、後のは、できた後に何とかくっつけようとそういう考えなら、多分また何ぼでも先送り、先送りになるでしょう。果たして今の計画では22年の9月に開始です。そのときに幾らかでも本当に市の持ったシステムの食材が入るかどうかなんです。その辺はどうです。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 今申しましたように、そうした体制をつくっていくというのが、今私どもが課せられた大変大きな課題だというふうに認識しております。

 それから、市の内部の連携につきまして一言申し上げます。教育委員会は教育委員会としてやはり給食を考えたときに、昨年6月思案という形で方針をお示しをしていると思いますが、その中でも地域に支えられる学校給食という形で提起を致しております。それを取り組む一つの柱としております。同時に市の内部では、農林課が、例えば第1次産業の部分ていうところの核になりますし、水産課が魚での核になります。

 そうしたとことやはり連携とってこの問題を一歩一歩進めるということで、既に内部の部長同士では話をしておりますし、課長を交えて今から早急にその話を進めると、もう一つは県の日置農林事務所さんの再度からの事業ということについても、農林課、それから、水産課、そしてこの教育委員会と一緒になって今後の地産地消の問題について取り組むということで話を進めておるという段階であります。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) もっと積極的というんじゃないですけど、自分のまちのことですから、それは県の人の知恵も借るということも大事でしょう。それよりは長門市としてどういう食材を子供に与えるか、これはこの度の市長でも言われてます。できるだけ地域の食材50%、或いは100%とか、目標が設定されてます。そういうことを思えば早く立ち上げないと、それは種をまいたら明日収穫できるという代物じゃないんです。長いもので半年もかかるかも分かりません。早急にほんとのところやって頂きたい。よろしくお願いします。

 それと、ここにこの度、陳情書と要請書というのが出ております。私達ももらってますけど、執行部の方ももらってると思います。これは食材の納入業者、或いは供給業者側から出てる要請書であり、陳情書なんですが、ちょっと市場関係の人からの陳情書、給食センター建設の見直しに関する陳情書というのが出てます。

 これをちょっと読みますと「学校給食について、私ども地元納入業者は常に安心・安全・安価を基本に提供しています。さて、昨年新しい長門市学校給食センター計画では、2,400食規模、1センターで建設予定となっております。しかし、これでは地元業者が納入することが難しく、公会計になれば、入札に参加できなくなることが危惧されます。また市内生産者が出荷し、長門市場で買いつけが困難となり、地産地消の取り組みができなくなります」こういうことを書かれています。それともう1点は農協からです。ちょっと抜粋して読みますと、「長門市では、昨年学校給食の体制が一元化され、集中配食センター方式に切りかえられることが決められました。しかし、私どもはこの方式では食材の調達先は他のものとなり、特に輸入食材の混ざることさえ懸念され、最近特に叫ばれている地産地消の願いからもまた法制化が進んだ児童生徒への食育の考えからも、以前の校区毎の給食施設を持つことのほうが理にかなった方式ではないかと思います」これは要請されてます。農協のほうからです。

 こういうことからすれば、相当に2,400食に対する危機感というんですか。地元がなくなってもう宇部とか大きな市場から取り入れるようになると、だから先程から言いますように、システムを早うつくってくださいと、そしたら幾らかでも理解、私らでも幾らかでもこの面に対しては理解をしたいんですけど、そういうのがない。だから本当に期間じゃないですけど、またもう1回来ますけど、いつ頃その計画書をつくる予定ですか。どうですか。期間を言うてください。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 恐れ入ります。計画書といいますのは、運営方針のことでありますでしょうか。はい。これにつきましては、今21年度を目指して今関係の皆さん方とお話し合いを進める予定に致しております。先程申しましたように、20年6月に思案が出されて議員の皆様方等々とも協議を頂いておるというふうになっております。私どもはこれをいよいよ成案化していくということで、様々な関係者の協議がやはりどうしても必要だということで考えております。

 先程申しましたように、この6月にはそうした市場の買受人組合さんとも第1回目の会合も持たして頂きまして、そん中では確かに今御指摘がありましたような、色んな御意見も出ております。しかしながら、基本的にはそれをお互いに近づけ合いをしながら、いい方向に持っていこうじゃないかということでの御理解は頂いていると、個々の問題は色々ありますので、今後していくという考えでおりますけど、一定の理解は頂いているというふうな思いで今おります。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) ちょっと先程資料を配って頂きました給食センター比較資料というのがあると思います。これは私の所管の委員会なので、ただ平成21年度の今計画されているセンターのお金が約10億円、2,400食、一番右のほうにある防府給食センター、約7億7,000万円で3,500食、これについて教育長、感想。



○議長(松永亘弘君) 教育長という指摘がありましたが、次長でもいいですか。



◆9番(岡?巧君) いいですよ。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) これにつきましては、間違いなくこういう数字で今なっております。防府市さんのほうは最終的に個々それぞれについては非常に内容は精査する必要はあると思ってますが、私はこれを見たときに、2つ、3つ問題点があろうというふうに整理を致しております。一例で申しますと、一番分かりやすい部分ではあろうと思うんですが、防府市の場合は、入札後、むしろ決算額ということで7億6,800万円という数字が上がっております。長門市の場合は平成21年度、予算の段階でありまして9億9,700万円ということで上がっておる。予算と決算という違いがあろうかというふうにはまたひとつ思っております。

 それから、今後色々、例えば、厨房工事を進めていくという中で、具体的に防府市さんの厨房内容と、長門市の厨房内容というようなことはこれは精査ができるというふうに思っております。これにつきましては、今問題があるといいますのは、考え方の違いがあるということであります。

 それともう一点は、平成17年度の建設ということと、この給食センター、防府市さんは平成18年の9月から運用を開始されてると思います。ということは17年度建設をされておるわけですから、実施設計という段階は16年度になろうかなというふうに思っております。長門市の場合には、今実施設計を20年度に実施設計を終えて21年度に建設ということでありますから、約4年間の違いがあるということも数字的には、また色んな捉え方があると思うんですけど、原材料等の違いというのもあろうかなと思ってます。

 そうした面で数字的には今お出し頂いたこのとおりでありますが、見方としては色々な見方ができる数字ではないかなと、ただ1点では、長門市の現在の建築工事ということについては、まだまだ内容については今後入札等で考えられる余地ができるというふうには思っております。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) この問題は私の所管の委員会ですので、これでおきます。私はこの給食センターの問題は、随分執行部に食育から色んな面で、保護者の立場から質問してきております。いよいよこの6月議会に建設経費が計上されてます。私は何点か懸念があります。

 その一つに、計画通りに進むとこのセンターができて、ずっといくと10年後には長門市では小中学校の給食が1カ所でつくられ、児童生徒は同一の食事をするんです。市全体で。それは当たり前です。1カ所しかないんですから。ただこういうのがあります。長門市が誇る金子みすゞ、この歌に、「みんな違ってみんないい」、私はこの精神というのは、教育にとっても随分大切なことであろうと思います。このセンターはそういう精神のかけらもないんです。本当に残念に思ってます。これについての感想ありますか。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) みすゞさんの心は私どもも大事に思っておりますし、色んな思い、そして見方等を含めて「みんな違ってみんないい」ということは大変大事な言葉であり、私どもにも心にしみている言葉であります。

 しかしながら、給食という部分では、一方では給食費というものもかかわって参ります。そうしたことから考えてみますと、一番御存知と思うんですけど、ある一定の量が必要ですし、質も大事でありますし、それから、金額的に材料費を含めて安いと、この3つが揃うということも大事になっております。

 そうした意味では、今後10年間、少子化で人数も減って参りますし、私どもとしましては、そのみすゞさんの心は大事にするという思いでおりますが、給食については同一献立でできるだけ給食費も安くできる。そうした仕組みによる統一単価という形での移行も十分できる方法を選択すべきだというふうに捉えております。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 同一単価ということを言われますけど、単価じゃなくて、同一給食費じゃないですか。(「給食費です。済いません」と呼ぶ者あり)単価は、仕入れによって動きますけど、その給食費は今統一されたんでしょ。違います。いつかやられて二、三十円ぐらい上がって、統一がなったんじゃなかったです。まだなってないですか。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 今御発言がありましたように、この21年1月に給食の単価が上がっております。これは小学校が20円で中学校が30円だというふうに思います。元々の給食の単価が違いますので、現在小学校では245円から250円、中学校では280円から310円の間の開きが現在も残っているということで、今後という思いでお話を致しました。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 誤解してました。その懸念の次のこと、2番目として、大体今給食、この施設の流れというのは、1センターから複数化、または自校方式と、これが主流です。これはどういうことかというと、多分教育現場での食育、この重要性が叫ばれていると、結局大きくすればする程難しい。例えば、地域の農家の方がつくって頂いたものを、今までの小さなとことか何とかだったら、放送でも、例えば、どこそこの誰さんがつくって頂いたものを頂きました。これが今日この給食に入ってますということも放送できるわけです。こういうことは前のときに何回も、前の市長の松林さんのときにこの給食問題に上がりました。安心・安全とか、安価とかなんかやりましたけど、いずれにしても流れは1センターから複数化、或いは自校というのに、なぜこの長門が1センターを選択するのか、私は本当に理解に苦しんでます。

 そして、この計画が本当に児童生徒にとってよりよい選択を与えてるかということです。親が。児童生徒がセンターより自校が言いということはよう言いませんよ。出てきたものは頂きますていうて手を合わして一生懸命食べてます。それをなぜ1センターにしなきゃいけないんですか。もう一度拙速な結論を避けて議論を尽くす必要があると思いますけど、答弁をお願いします。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) 今流れはセンターから自校方式に流れがあるんではないかという御発言であろうと思います。私どもも色々調べる部分で、文科省の学校給食の実施状況というのを調べさして頂きました。

 その中で一番新しいのが19年の5月1日現在の給食状況でありますが、あくまでも学校数の比率にはなりますが、自校方式が1万3,000校余り、大体43%から44%であります。それから、センター方式が1万6,300校余りで、約55%というふうになっております。これを丁度5年前、平成14年ということで比較をして見ますと、自校方式では約7%、約900校余り自校方式は減っております。それから、センター方式は3%、400校余りが増加しております。大変緩やかというふうになります。イコールかゆるやかというふうになろうかと思いますが、私どもは現在の流れは、見方は色々あると思いますが、センター方向へ少し傾きつつあるというふうな捉え方で受け止めておるところであります。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) そしたら見方を変えて、執行部が提案されるさまざまな議案で他市との比較、或いは類似団体を参考にしたというようなことで資料を提出されますか。長門市のように、市に1つのセンターで小中学校の給食を全て賄う自治体があるかどうかお聞きしたいと思います。どうですか。



○議長(松永亘弘君) 藤野教育次長。



◎教育次長(藤野義久君) お答えを致します。

 類似団体と申しますと、人口等、産業規模によって分かれて分類されているという部分で、現在一番新しい類似団体で申しますと、長門市が入っているその分類の中には日本の中では132市が含まれているというふうに思っております。

 このうち全ての市は中々調べられませんが、中国、四国地方が28市、その中に入っております。ちなみに山口県では長門市と同じ分類には、柳井市さんと美祢市さんが入ってらっしゃいます。この中四国の28市を調べるということで見ましたところ、この28市のうち自校方式は4市、自校とセンター方式の併用が8市、それから、親子方式を含む、要するにセンター方式といわれるものが14市、半分50%になっています。このうち14市のうち、今の1センターを採用されてる市は5市ございました。この1センター採用の5市以外で今後1センター化を視野に計画を進めている市がどのぐらいあるかということでは、若干年数には幅がありましたが、本市を含め7市程度が、現在1センター化の方向で検討を含めて計画を進めているというふうに受けとめております。

 なお、後の内容については省略を致します。こうしたことでまだまだ色んな問題がありますが、給食は施設の老朽化というのとどうしても平行して参りますし、少子化の進行具合と平行して参りますので、各132市が一度にどうするということにはもちろんなりませんけども、そうした施設との絡みをしっかり見極めながらそれぞれの市で検討される。その中ではセンター化、それも1センター化というのも一つの動きとして大きくあろうというふうな捉え方を致しております。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) この給食問題については最後にします。これは私の個人的といいますか、思いが随分入っております。今言われましたように、何市かあると、私は多分一つもないじゃろうとこのように思ってました。1センターで2,400食になってますけど、全てをやるということは危機管理のこととか、様々な作業、また食育、それからしたらそれはとてもじゃないというような気がしておりました。

 私はこの建設の評価、審判というのは、10数年後の1センターになったときに、多分下されるでしょう。そのときに、私はこの表決に参加する1議員として本当に残念な気がするわけです。その1センターが決まった場合は。それを凍結して再度見直すということになれば、それの後で、例えば今日三輪議員も言われましたけど、給食のほうで、保護者の意見を聞けと、そういうことをされてない。保護者の意見を聞かれてその総意のもとでやっぱり1センターでいくと、保護者も納得されたということなら、それは納得はするんですけど、とても私の周りの保護者の方達はそういう意見はありません。だからこの建設は一時凍結し、直ちに見直しを含めた議論を再開するように提言したいと思います。市長いかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 センター方式か自校方式か、前市長の時代に論議の結果、センター方式ということで決定したわけでございますが、私も時の議長として議会で採決のいわゆる音頭を取ったわけでございますので、センター方式に賛成多数で決しました。議会制民主主義を考えるときに、議会で決定したことは大変重く受けとめなきゃいけないなと思ってます。それぞれ御意見はありましょう。しかし、ここは先程食材のことが御指摘ございましたが、地産地消、とにかく食材は100%地元から調達すると、そういう強い決意のもとにこのセンター方式、今回の上程してます議案について御賛同を賜りたいと思っております。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 給食センターの問題は置きまして、次の花と緑のまちづくり事業についてお尋ねします。

 さっきの最初の説明にもありましたが、これまで市長は所信表明でこのように言われてます。「これまで庁内の各関係課がそれぞれの立場で花と緑のまちづくり事業に取り組んで参りましたが、今後は企画政策課内の市民活動推進室を中心に推進本部を設置し、市民、ボランティアの皆様に御協力を頂いて推進協議会を組織するなど、市民の皆様と行政との協働によるシステムづくりを推進したい」こう述べられております。

 それで、先程の総括の答弁のときに、散水栓のこととかに言及されてます。散水栓がないとことかあるとことか、それで今主要な、主要ていうたら御幣がありますけど、国道及び県道の花壇で、そういう散水栓がないとかいうようなのを把握されてます。何箇所あるかとか。



○議長(松永亘弘君) 松尾企画政策課長。



◎企画政策課長(松尾要君) 現在まだ統一しておりませんので、全てを把握してはおりません。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) そうすると、いつ頃そういうのを把握して、それから、協議に入るわけでしょうけど、優先順位をつけるなりして、ここは散水栓を早くつけて上げななきゃいけないとか、それと聞きますと、苗の配付は大体もう提供じゃないですけど、県土木から頂いたり、市から頂いたりということで、もう自前のというのは随分なくなった。ほとんどなくなっているように思っております。

 それでこういうのを今1カ所にまとめられましたら、そういう苗とか、肥料、或いは散水栓、それから、ボランティアの方に協力して頂いて、全面的におんぶに抱っことは御無礼ですけど、後の管理はお願いするわけですから、その辺のところがどこの花壇でも同じように扱って頂けるっておかしいけど、同じような条件下でやられる。そういうふうに整理されるのが望ましいんですけど、そういう整理をするまでにどのぐらいの期間、考えられておりますか。まだ分かりません。



○議長(松永亘弘君) 松尾企画政策課長。



◎企画政策課長(松尾要君) 庁内でまとめるのは早急に企画政策課を中心にやりたいとは思っておりますけれども、ボランティアの方々の花と緑のまちづくり協議会というのを設置したいというふうに考えております。

 これを次年度の予算要求時期であります11月までの10月を目途に今そういった協議会を設置してお集まり頂いて、その中で設備がまだのところにつきましては、次年度以降の予算の中で順次検討していく形にはしたいというふうに思っております。

 苗とか、肥料につきましては、現在所管課で事業を主体に取り組んでおりますので、ばらつきがみられます。この点につきましても、その協議会の中で実態を御説明しながら、順次その辺の調整を進めて参りたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 少し小さい問題になりますけど、肥料は私の調べた限りでは、三隅には、三隅の豚のバーク堆肥というのがあるでしょ。豚ふんの。それを使われているそうです。日置の私の黄波戸の方もそれは買われているらしい。自分達の予算で。それと日置にあります後2カ所、2カ所ちゅうんですか、国道のところにありますのと、改善センターのところは、日置に、何ていうんですか、──し尿処理じゃないけど、出たかす、汚泥のあれを肥料化したの使っているそうです。使っているというか、配られるていうんですか。試供品か何かでやって頂きたいと、ただ長門はバーク堆肥が主体みたいなんです。多分、三隅でしょ。チップカス。私がこのときでも少し思ったのは、先程しました畜産の問題でも、何が一番ネックかと聞いたら、ふん尿の処理ちゅうんです。もちろん、労力もそれは家族でやられている方が多いから限界はあるんですけど、結局もう1頭、2頭増やそうにも、要するに堆肥、堆肥の処分に困るというんです。だからそういうことを言われるんでしたら、優先的にそういう花とかのほうにやられたら、うまい具合に循環してということも思いましたので、その辺のところは特にこれからは長門市で発生するそういう豚ふんをバーク化したものや、その鶏ふんのプリペットもあるかも分かりません。それがええかどうかも分かりませんけど、牛ふん、堆肥を使うようにして頂きたい。

 それと、これは最後にしますけど、この道路花壇の整備ということは美しいまち並みづくり、これが目標だろうと思ってます。当面、平成23年の山口国体開催に向けて、まち並みを花いっぱいで、観光客を初めとする訪問客に対しておもてなしの気持ちで歓迎したらとこういうふうに思ってます。だから早急に整備されて早くボランティアの推進協議会を立ち上げられて、できるだけ早く実行に移されたいとこのように思いますけど市長さんのお気持ちを聞きたいと思います。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) 先程最初の答弁でも申し上げましたが、やはりこれも確かに国体に向けての一つの施策でありますが、観光振興とも関連がございますので、そのような方向で花づくり運動も発展していくように努めたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) 最後の質問に入ります。定員適正化計画についてです。私は過去にもこの問題を取り上げ、数値目標の基準を定めて定員適正化に進めたらと質問してます。

 市長もこの所信表明で「合併時の職員数を10年間で100人減少するとしておりましたが、人口規模や産業構造が類似している自治体との比較でさらなる職員数の減少が必要だと考えております。またそこで新たな定員適正化計画を作成したい」このように述べられております。

 私は多いか少ないかというのはよく判断しにくいんですけど、結局市民の方から言われることは、職員の給料が高過ぎると下げたらどうかと、それも必要でしょう。だけど適正な規模になって、それで判断するというのがいいんじゃないかとこのように思ってます。だからこの適正計画については色々質問をしてきております。

 それで私がいつも言ってるのは、人口1,000人当たりに職員数何人というのが分かりやすいだろうと、現に長門市も合併時には4万2,000ありました人口が今21年3月現在では3万9,807人と、このように減少しております。だから職員数も減りましたけど、人口も減ってるわけです。だからそのときのパーセンテイジからすれば、あんまりそう移動してないんです。1000分の14.7から1000分の13.7ぐらい。ほんとやってません。そこでそういう数値目標で、市長も答弁で述べられておりましたけど、はっきりと新たな定員適正化計画をつくられるのであったら、そういうふうにして頂きたいと思いますけどいかがですか。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 御承知のように、三位一体の改革で地方小都市の財政まことに厳しい状況に追い込まれました。合併当初に10年間で100名の職員を削減するということであったのでありますが、今5年目です。7年目で100名に達したいと、更に職員の削減を図っていかなければ長門市の財政も行き着くなと思っております。その数につきましては、これから庁内で色々検討を始めて、またお示ししたいと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) これは議会事務局から取って頂いた資料なんですけど、山口県13市の人口と職員の数というのがあるんです。それで平均というのが分かりますか。どのぐらいが平均になっているか。



○議長(松永亘弘君) 山口企画総務部長。



◎企画総務部長(山口雅道君) お答えします。

 11名程度が平均になろうかなと思ってます。



○議長(松永亘弘君) 岡?巧君。



◆9番(岡?巧君) それで積算しますと、今長門市は3万9,807人で計算しますと438人ぐらいになるわけです。現在は548人、類似団体の柳井市、これは比率にしますと1000分の9.6、うちが1000分の13.8です。だから私がずっと言ってますように、そういうのでやらないと、人口が今度は急激に減った場合は、その100人を減されてその率はそんなに動かんわけで、増えたときには逆に言うたら足せばいいことですから、だからそういう指標を基準にしないと、適正計画といわれても中々うまくないんじゃないかと、このようにも思います。

 それとこの定員適正計画というのは、人事評価制度にもリンクしているんじゃないかと思います。幾らか。結局能力を上げて減ったら住民サービスが疎かになったんじゃこれは何もなりません。だけどそれを減らしても十分今のサービスができるように、そういうのも含めて考えて頂かないと、ただ減せばいいという問題ではないように、その辺のところをしっかり念頭に置かれて、これからの長門市の本当にどういう人数でこの市の行政をやっていくのかということを改めてまた出して頂けたらとこういうふうに思いますけど、市長、最後にひとつよろしくお願いします。



○議長(松永亘弘君) 南野市長。



◎市長(南野京右君) お答えします。

 今岡?議員がおっしゃったように、サービスが低下してもいけません。その辺を十分配慮しながら、定員適正計画を定めて参りたいと思ってます。



◆9番(岡?巧君) 以上で一般質問を終わります。

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○議長(松永亘弘君) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(松永亘弘君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定致しました。次の本会議は明23日、午前9時30分会議を開きます。

 本日はこれで延会致します。

午後4時13分延会

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   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

     平成21年 6月22日

                議  長  松永 亘弘

                署名議員  武田 新二

                署名議員  三輪  徹