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山口県 長門市

平成 17年 第2回定例会(6月) 07月11日−05号




平成 17年 第2回定例会(6月) − 07月11日−05号









平成 17年 第2回定例会(6月)


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平成17年 6月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第5日)
                             平成17年7月11日(月曜日)
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議事日程(第5号)
                      平成17年7月11日(月) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議案第2号 長門市総合計画審議会条例
      議案第3号 長門市男女共同参画審議会条例
      議案第4号 長門市重度障害者福祉手当条例
      議案第5号 長門市ポイ捨て等防止条例
      議案第6号 長門市小作料協議会条例
      議案第7号 長門市農業振興協議会条例
      議案第8号 長門市都市計画審議会条例
      議案第9号 長門市青少年問題協議会設置条例
      議案第10号 長門市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
      議案第11号 長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例
      議案第12号 長門市使用料徴収条例の一部を改正する条例
      議案第13号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例
      議案第14号 長門市体育館条例の一部を改正する条例
      議案第15号 長門市火災予防条例の一部を改正する条例
      議案第16号 長門市市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例
      議案第17号 長門市消防団の設置等に関する条例を廃止する条例
      議案第18号 長門市過疎地域自立促進計画の策定について
      議案第19号 長門市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部を改正する規約について
      議案第21号 平成17年度長門市一般会計予算
      議案第22号 平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計予算
      議案第23号 平成17年度長門市公共下水道事業特別会計予算
      議案第24号 平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計予算
      議案第25号 平成17年度長門市老人保健事業特別会計予算
      議案第26号 平成17年度長門市漁業集落排水事業特別会計予算
      議案第27号 平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計予算
      議案第28号 平成17年度長門市介護保険事業特別会計予算
      議案第29号 平成17年度長門市電気通信事業特別会計予算
      議案第30号 平成17年度長門市水道事業会計予算
 日程第3 意見書案第1号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書
 日程第4 意見書案第2号 地方議会制度の充実強化に関する意見書
 日程第5 意見書案第3号 市民生活を支える道路整備の推進を求める意見書
 日程第6 議会が推薦する農業委員の選任
 日程第7 議会だより特別委員会の設置
 日程第8 議会だより特別委員会委員の選任
 日程第9 議会だより特別委員会委員長及び副委員長の互選結果
 日程第10 議員派遣について
 追加日程第11 意見書案第4号 長門市内の県立高校の再編統合計画案の撤回を求める意見書
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議案第2号 長門市総合計画審議会条例
      議案第3号 長門市男女共同参画審議会条例
      議案第4号 長門市重度障害者福祉手当条例
      議案第5号 長門市ポイ捨て等防止条例
      議案第6号 長門市小作料協議会条例
      議案第7号 長門市農業振興協議会条例
      議案第8号 長門市都市計画審議会条例
      議案第9号 長門市青少年問題協議会設置条例
      議案第10号 長門市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例
      議案第11号 長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例
      議案第12号 長門市使用料徴収条例の一部を改正する条例
      議案第13号 長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例
      議案第14号 長門市体育館条例の一部を改正する条例
      議案第15号 長門市火災予防条例の一部を改正する条例
      議案第16号 長門市市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例
      議案第17号 長門市消防団の設置等に関する条例を廃止する条例
      議案第18号 長門市過疎地域自立促進計画の策定について
      議案第19号 長門市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部を改正する規約について
      議案第21号 平成17年度長門市一般会計予算
      議案第22号 平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計予算
      議案第23号 平成17年度長門市公共下水道事業特別会計予算
      議案第24号 平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計予算
      議案第25号 平成17年度長門市老人保健事業特別会計予算
      議案第26号 平成17年度長門市漁業集落排水事業特別会計予算
      議案第27号 平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計予算
      議案第28号 平成17年度長門市介護保険事業特別会計予算
      議案第29号 平成17年度長門市電気通信事業特別会計予算
      議案第30号 平成17年度長門市水道事業会計予算
 日程第3 意見書案第1号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書
 日程第4 意見書案第2号 地方議会制度の充実強化に関する意見書
 日程第5 意見書案第3号 市民生活を支える道路整備の推進を求める意見書
 日程第6 議会が推薦する農業委員の選任
 日程第7 議会だより特別委員会の設置
 日程第8 議会だより特別委員会委員の選任
 日程第9 議会だより特別委員会委員長及び副委員長の互選結果
 日程第10 議員派遣について
 追加日程第11 意見書案第4号 長門市内の県立高校の再編統合計画案の撤回を求める意見書
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出席議員(30名)
1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君
3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君
5番 三輪  徹君       6番 吉村  通君
7番 岡?  巧君       8番 大下 和政君
9番 谷川 雅之君       10番 原田 勝敏君
11番 阿波 昌子君       12番 野村 正夫君
13番 林  克好君       14番 木下 重之君
15番 中野 明彦君       16番 林  哲也君
17番 大草 博輝君       18番 宮野 修治君
19番 田村 哲郎君       20番 新谷  勇君
21番 中野 博文君       22番 中村邦四郎君
23番 金? 修三君       24番 南野 勇治君
25番 佐藤 和夫君       26番 松永 亘弘君
27番 岡野 正基君       28番 今津 一正君
29番 西岡 晴美君       30番 南野 京右君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局長 松田 吉彦君  次長 板谷 雅行君  係長 緒方 栄作君
書記 津田  彰君  書記 小野 幸恵君           
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説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 松林 正俊君  教育長 ………………… 大嶋 泰夫君
企画総務部長 ………… 岡本 守正君  市民福祉部長 ………… 伊藤 和夫君
経済建設部長 ………… 渡辺 重範君  三隅総合支所長 ……… 河村 英夫君
日置総合支所長 ……… 西岡 隆雄君  油谷総合支所長 ……… 長尾 正昭君
教育次長 ……………… 大和  保君  消防本部総務課長 …… 廣田 敏明君
企画振興課長 ………… 久永 喜幸君  総務課長 ……………… 宮本 正澄君
財政課長 ……………… 高橋 一敏君  会計課長 ……………… 又野  豊君
水道課長 ……………… 鐘崎 英二君  監査委員 ……………… 今浦 丈志君
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午前9時30分開議



○議長(南野京右君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定によって、林克好君及び木下重之君を指名します。

 議案の審議に入ります前に、松林市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) おはようございます。それでは、議長のお許しを頂きましたので発言をさせて頂きます。

 この度、私の期末手当の支給に当たり、算定方法に不適正な取り扱いがありました。このことで、市民の皆様に行政に対する不信感を抱かせる結果を生じましたこと、ここに議員を初め市民の皆様に深くおわびを申し上げます。

 今回の問題を教訓にして、今後このようなことのないように、気を引き締めて、職員一丸となって市政業務に当っていきたいと考えております。何とぞ議員並びに市民の皆様の御理解をお願いを申し上げる次第であります。

〔市長 松林正俊君降壇〕

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△日程第2.議案第2号〜議案第19号・議案第21号〜議案第30号



○議長(南野京右君) 日程第2、議案の一括上程を行います。議案第2号から議案第19号及び議案第21号から議案第30号までを一括議題とします。

 これより各常任委員会における審査の経過及び結果について、委員長から報告を求めます。

 最初に、文教厚生常任委員長、中村邦四郎君。

〔文教厚生常任委員長 中村邦四郎君登壇〕



◎文教厚生常任委員長(中村邦四郎君) おはようございます。文教厚生常任委員会は、本会議から付託されました議案9件につきまして、過ぐる6月27日に現地審査を行い、6月29日には説明員として助役、収入役、教育長及び関係部課長らの出席を求め議案の審査を行いましたので、これより文教厚生委員会を代表致しまして審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。

 まず最初に、議案第4号「長門市重度障害者福祉手当条例」についてでございますが、執行部の補足説明では、合併事務事業の調整において、旧1市3町にあった福祉手当支給制度を廃止し、新市において新たな制度として創設するとの方針が決定されておりましたので、年金支給年齢に達していない障害児や所得税非課税世帯に属する在宅の重度障害者を主な対象として、新たな制度として条例が制定されるものでありますとの説明がございました。

 対象となる20歳未満の障害児及び在宅の重度障害者で支給の対象となる人数について質疑があり、重度心身障害者福祉手当は、20歳未満が56人、20歳以上は重度の方が667人、軽度の方が549人との答弁がありました。

 次に、旧市町との格差や福祉手当の額の引き下げ理由について、執行部からは、山口県下の平均を参考に市の財政事情を考慮して、将来的にもある程度持続可能な制度にしたいとの答弁がございました。

 また、福祉手当は申請主義であるため、対象者が制度を利用し難いとか、あるいは利用の窓口が分からないという人たちの対策をどうするかとの質疑に対して、執行部からは、広報やケーブルテレビ等を活用して周知したいとの答弁がありました。

 そのほか、合併時の話し合いで、サービスは高い方に、負担は低い方に合わせるとの基本的なスタンスとの整合性についてはどのようになっているかとの質疑に対して、執行部からは、福祉対策の経費については、毎年放っておいても伸びていくため、福祉予算全体の中でサービスを拡充する方向でトータル的に考えていきたいとの答弁がございました。

 質疑を終わり、討論を行いましたが、意見もないので採決致しました結果、賛成多数で議案第4号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第5号「長門市ポイ捨て等防止条例」について御報告致します。

 執行部の補足説明によりますと、ポイ捨て防止や飼い犬のふん害防止については、旧長門市では平成12年12月議会において、議員提案により長門市ポイ捨て等防止条例を制定し、また旧日置町では要綱で、旧三隅町及び旧油谷町においては条例や要綱の制定はありませんでしたが、ポイ捨て等防止などの啓発事業やごみの回収事業に取り組んでおられたところでございます。

 合併協議の事務事業の調整におきましては、旧長門市の条例を新市の条例とするとされておりましたが、専決による条例制定は、旧3町の住民の皆さんに義務を課すことになることから、合併時の専決処分による条例制定は見送られました。条例の中に罰則規定を盛り込むことも見送られ、旧長門市の条例に一部文言修正を加えて提案されています。旧長門市条例では一斉清掃の日が設定されていましたが、本条例では地域の実情に即した日にというふうになっております。

 委員からは、条例公布後の取り組みについて質疑があり、執行部から、広報や立て看板による意識の啓発や高揚、犬の狂犬病予防接種時にリーフレットの配付、希望者へは犬のふんの回収器を渡すなどの取り組みをすると答弁がございました。

 また、山林へのごみの不法投棄問題など、全市を挙げて環境美化への取り組みなどいろいろと話が出ましたが、執行部からは、保健所によるパトロールもあるが、ボランティア団体の育成支援も行っていきたい。特に本市は観光を目玉としており、商工、水産、観光、社会教育や学校教育などとともに連携して、全体で協議をしながら進めていきたいとの答弁がございました。

 質疑を終わり討論を行いましたが、意見もないので採決した結果、議案第5号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第9号「長門市青少年問題協議会設置条例」について御報告致します。

 委員からは、青少年を取り巻く環境が、都市部、農村部を問わず深刻化している中で、本条例は健全育成協議会ではなく、問題ありきを前提とした問題協議会なのかとの質疑があり、執行部からは、地方青少年問題協議会法という法律に基づく関係機関による健全育成のための協議会であるとの答弁がございました。

 質疑を終わり討論を行いましたが、意見もないので採決した結果、議案第9号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第13号「長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例」についてでございますが、本案につきましては執行部の補足説明もなく、特に質疑もありませんでした。これは、新市の条例において、端数計算に関する条項及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴い所要の改正を行うものであります。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第14号「長門市体育館条例の一部を改正する条例」について御報告致します。

 この条例は、管理委託しているながと総合体育館の併設施設である県の文化施設、山口県民芸術文化ホールながと、通称ルネッサながとについて、指定管理者制度を導入するための条例改正案が県議会で6月の定例会に提案されていることから、これにあわせて本条例について所要の改正を行うものであります。

 委員から、公共スポーツ施設を誰が担い、運営していくのか、仮に株式会社に委託した場合は、市民の利益よりも株主の利益が優先されるのではないか、市民の利益を優先するための歯止めは持っているのかとの質疑がありました。

 また、体育館は公の施設であるから、住民の福祉を増進する目的をもって、その利用に供するための施設であり、住民が公の施設を利用することを拒んだり、不当な差別的取り扱いがあってはならないとの質疑がありました。

 これに対して、教育委員会が使用する場合は今までどおりの体育館条例の形を生かしていきたいので、仕様書の中にも入れていくとの見解が述べられるとともに、公の施設である体育館については、自治法の規定が守られなかったら指定管理者の資格がないとの教育長の気持ちも述べられ、質疑を終わりました。

 討論を行いましたが、意見もないので、本案について採決した結果、議案第14号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第21号「平成17年度長門市一般会計予算」について、本委員会関係部分について審査を行いましたので御報告申し上げます。

 「第2款総務費」では、地域福祉計画策定はどのような形で策定される計画なのかとの質疑に対して、旧長門市では100人委員会を通じてやってきたが、今後はモデル地区を選定して地域懇談会を開催したり、地域の事情を酌み取って、また庁舎内にプロジェクトチームをつくって、教育委員会サイドの協力も得ながら、2年間で策定したいとの答弁がございました。

 「第3款の民生費」の中の敬老祝金について、支給方法を尋ねたところ、旧1市3町では長寿を祝福することを目的に実施されておりましたが、支給対象者や金額等に差異があったため、合併協議において旧日置町が実施されていた80歳以上の一律支給を廃止し、新市において節目年齢支給を基本に調整を行うものとされていたこと。新市においては、市の単独事業で一般財源負担が大きいこともあって、事業のスクラップ・アンド・ビルドは避けられない。慶祝行事としてはほかにも敬老会の開催などあるし、国の三位一体改革の中で、財務省なども敬老祝金は地方の無駄遣いではないかと指摘しており、見直しの動きが広がってきていること。更に近年、平均寿命が大幅に延びており、一律支給の個人への給付はこの際見直し、88歳と100歳の節目支給としたことの説明がございました。

 敬老祝金の予算は、9月1日現在で市内に在住される88歳200人分、100歳7人分が計上されていますが、委員からは、誕生日到来後9月の支給日までにお亡くなりになっては、もらえる人ともらえない人が出るので、9月1日を基準日とせず、誕生日支給に改めてはどうかとの指摘があり、執行部からは要綱の中でよく検討したいとの答弁がありました。

 そのほかの質疑では、水中運動教室開催の委託先はどこかに対して、俵山病院と長門スイミングスクールに委託しているとの答弁がございました。

 成年後見制度利用支援費については、判断能力がない方たちが、介護保険サービスとか、障害者福祉サービスを利用するための後見のための補佐人を務める制度で、市が実施主体となって行う事業であるとの説明がありました。

 更に、市から社会福祉協議会に運営費補助金が5,215万7,000円が計上されているが、市から理事に入っているかとの質疑に対して、地域福祉課長が理事になっているとの答弁がございました。

 次に、同じく民生費の中の児童福祉費では、少子社会での新市の子育て支援関係に質疑が集中し、多子世帯に対する保育料軽減事業や各保育園の開園時間、保育園の給食センターとのかかわりの中での職員の配置などについて活発な質疑が行われました。

 西深川保育園と向陽保育園を統合して新しい保育園が建設されますが、新しい保育園はどのように充実するのかとの質疑に対して、これまで両保育園では0歳児保育や一時保育、延長保育もなかったので、このような機能、更には子育て支援センターもつくり、三隅保育園と同程度のサービスにしたい。これからは保護者が自由に保育園を選べる時代だから、それに対応できる施設としたいとの答弁がございました。

 委員からは、現地視察の際、仙崎のみすゞ保育園を視察し、民間の保育園も非常に充実しており、効率や職員配置など全体的なプロジェクトについて今後どのように計画していくのかとの質疑があり、執行部からは、今すぐプロジェクトはできていないが十分検討したいとの答弁がございました。

 続いて、三隅地区の旧豊原保育所と旧中央保育所の解体工事費2,293万9,000円について、解体後の跡地の所管をどうするのかとの質疑があり、執行部からは、まだ決まっていないので、当分の間は市民福祉部が跡地を所管するとの答弁がございました。

 「第4款衛生費」では、長門地区の市営火葬場での斎場使用時間について、民間とのサービスに差がないかとの質疑に対して、葬儀の時間に合わせて柔軟に対処しているとの答弁がございました。

 清掃費では、ごみ収集委託料の予算1億8,975万7,000円について随意契約となっており、数字の積算根拠について、もっと透明性、公開度を高めていくべきとの質疑があり、執行部からは、ごみの収集量に応じて原価計算を行い、それに必要な人件費や車両経費などをもとに積算しているとの答弁がありました。

 次に、産業廃棄物最終処分場の施設整備工事について、委員会で惣佐ケ浴の処分場について現地視察を行った折、あと何年もつかとの質問がありました。執行部からは、今後10年間は大丈夫で、将来的には追加工事的なことも考える必要があるとの説明がありました。

 次に、「第10款教育費」について御報告致します。主な質疑は次のとおりでございます。スクールバスに関する質疑では、油谷事務所で4台分の委託料を計上しており、郷土史製作委託料は、旧油谷町分の平成3年度以降の油谷町史を編さんする経費との説明がありました。

 心の教室相談員に関する質疑では、報酬は市の予算で俵山中学校と三隅中学校に配置、これとは別に県事業で、スクールカウンセラーは深川中学校、日置中学校、三隅中学校があるとの説明がございました。

 次に、昭和56年3月以前に建築された校舎、屋内運動場いわゆる体育館です、の耐震診断委託料についての質疑では、平成15年、16年、17年の3年間で小学校の校舎、体育館の耐震診断を実施するもので、本年度は向陽小学校の体育館、深川小学校の体育館、大畑小学校の校舎と体育館及び明倫小学校校舎と体育館の4校を実施して、一応市内の小学校の1次診断は終了するとの説明がありました。

 次に、外国語指導助手報酬1,500万円についての質疑では、現在ALT4名が、市内の中学校すべてと要請のあった小学校に行くようにしており、学校数や授業時間についてバランスをとっているとの説明がございました。

 楽しい学び舎づくりで多人数学級への補助事業について質疑があり、各小中学校に補助教員を配置する予算1,279万4,000円について、教員10名分のものであるとの説明がございました。

 次に、学校給食施設整備検討委員会についての質疑では、この検討委員会の人数は、学識経験者4人、学校関係者6人、PTA関係8人、それに公募委員2人、計20人の委員構成を予定しており、公募委員は7月1日の広報で募集するとの説明がありました。

 以上で質疑を終わり討論を行いましたところ、反対意見が1人ありました。続いて採決した結果、議案第21号の本委員会関係の款項については賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第22号「長門市国民健康保険事業特別会計予算」について御報告致します。

 最初に、保険料の算出の制度が変わったので、平準化割合の応能割と応益割を示してほしいとの質疑があり、市民課長から、告示した応能割が51.39%で、そのうち所得割が43.00%、資産割が8.39%、応益割が48.61%で、そのうち均等割が30.96%、平等割17.65%との答弁がございました。

 次に、軽減世帯について、7割軽減が3,471世帯で全体の40.8%、5割軽減が440世帯で5.18%、2割軽減が885世帯で10.41%となっており、軽減世帯が長門市全世帯の56.43%と、半分以上に及んでいるとの説明がありました。

 委員会では、滞納世帯に対する状況なり、あるいはそれに対する対策として軽減世帯がかなり増えておるが、所得あるいは資産のない方も一律に国保の負担が大幅に増えている。その滞納世帯の徴収率向上のため対策を立てているのも良いが、現実に本当に支払い能力がない、減免規定にも入らない、なおかつ保険料が引き上がっている世帯があり、滞納が増えている。保険料が上がって、ますます国保の財政が悪化するという悪循環が起きているとのやりとりがございました。

 執行部からは、2年先の平成19年までに前期高齢者が伸び続ける状況にあり、本年度は料率を上げることによって予算が組めたものの、今後も医療費の伸びなどが予想されるので、制度の抜本的な改革がなされない限り、市単独で国保制度を守っていくことは大変に厳しいものがあるとの説明がありました。

 質疑を終わり討論を行いましたところ、国保の抜本的な対策について納得できないという反対意見がありました。採決した結果、議案第22号については賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第25号「平成17年度長門市老人保健事業特別会計予算」について御報告致します。

 本案については、質疑、討論もないので採決したところ、議案第25号は賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第28号「平成17年度長門市介護保険事業特別会計予算」について御報告致します。

 委員会では、予算に計上されている滞納繰越分173万6,000円について、滞納者数と給付制限についての質問があり、執行部から、滞納者数は17年3月末で235名で、罰則規定の対象になった方はいないとの答弁がございました。介護保険料の滞納は、特別徴収から普通徴収へ、つまり2号被保険者から1号被保険者に移行する65歳時点での切り替え時の納め忘れによる一時的なものとのことでございました。

 認定審査会について質疑しましたところ、新市では審査会を1合議体5人編成で7合議体で行っており、構成員は福祉関係2名、保健関係2名、医療1名との説明がありました。

 質疑を終わり討論を行いましたが、意見もないので、採決した結果、議案第28号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上が本委員会における審査の経過及び結果でございます。以上をもちまして文教厚生常任委員会の報告を終わります。

〔文教厚生常任委員長 中村邦四郎君降壇〕



○議長(南野京右君) これより文教厚生常任委員会の委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、文教厚生常任委員長に対する質疑を終わります。

 次に、経済常任委員長、佐藤和夫君。

〔経済常任委員長 佐藤和夫君登壇〕



◎経済常任委員長(佐藤和夫君) おはようございます。経済常任委員会は、本会議より付託を受けました議案8件について審査するため、過ぐる6月27日に現地審査を行い、6月30日に説明員として助役、収入役及び関係部課長等の出席を求め、議案の審査を行いました。その審査の経過及び結果につきまして、経済常任委員会を代表致しまして次のとおり報告を致します。

 まず初めに、議案第6号「長門市小作料協議会条例」の主な質疑について申し上げますと、現時点で反当たりの小作料や協議会の委員構成についての質疑に対し、小作料の額は上田が1万円、中田が7,000円、下田が5,000円となっているが、通常の相場では大体反当たり米1俵であるとの説明があり、また協議会委員の学識経験を有する者の内容について、農林事務所所長、農林課課長、JA長門大津組合長、共済組合会長であるとの説明がなされました。

 質疑を終了し討論もないので、本案について採決したところ、賛成多数で議案第6号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第7号「長門市農業振興協議会条例」について、執行部より、この条例は旧市町でもそれぞれの協議会が設置されていたが、新市でも農業の振興を図ることを目的として、農業振興地域内の整備、米の生産調整、その他の農業振興に対する重要事項を市長より諮問を受け答申する協議会を設置するものとの補足説明がありました。

 これに対して委員より、振興協議会の主な目的は振興地域の整備計画策定を目標としたものかとの質疑に対し、執行部より、振興計画は17年、18年の2年間で整備計画を作成する予定で、この市の計画を協議会において意見を頂く組織と考えているとの説明がありました。

 更に委員から、協議会の委員会構成について、学識経験者から11人との説明がありましたが、どのような構成か、また食の安全等も含め、委員の中に消費者の声も取り入れる必要があるとの指摘に対し、指導農業士、認定農業者、農事組合法人等の学識者を選定予定に考えており、委員の選定に当たっては担当者で前向きに検討するとの説明がありました。

 質疑を終了し討論もなく、採決を行ったところ、賛成多数で議案第7号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第11号「長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例」の主な質疑について申し上げます。

 最初に執行部より、条例改正の背景として、子供、障害者、高齢者などの交通弱者に配慮した生活バス路線は非常に大事なものと考え、旧市町単費で公共交通事業者であるサンデン、防長、ブルーラインの3事業者に合計8,300万円を支払っているが、この度新市として改めてバス検討委員会を設置するため、委員報酬5,300円を費用弁償として支払うための条例改正であることと、この委員の任期については17年、18年の2年間で検討する考えであるとの説明がありました。

 これに対し、検討委員会の委員の選出方法について質疑があり、公募として地域住民及び利用者を、また指名として関係団体、事業者を加えた15名以内にしたいとの説明がありました。

 質疑を終了し討論もなく、採決したところ、賛成多数で議案第11号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第12号「長門市使用料徴収条例の一部を改正する条例」についての主な質疑を申し上げます。

 質疑の前に執行部より、旧油谷町の阿惣ダムの農業用水使用料1立方メートル当たり2円を条例に追加するものとの補足説明がありました。

 これに対して委員から、2円の金額は妥当か、また利用料を取るのが正しいのかとの問いに、このダムは県営事業の中でつくられたもので、農業用水と飲雑用水の機能を合わせ持ち、地元負担金もなく、農業用水としては干ばつ時のみ放出するものとなっている。また、金額については、旧油谷町で妥当な金額として審議され可決されたものであるとの説明がありました。

 ほかにはさしたる質疑、討論もなく、採決をしたところ、賛成多数で議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第21号「平成17年度長門市一般会計予算」のうち、本委員会に関係する款項の主な質疑について申し上げます。

 まず初めに、「第6款農林水産業費」の農業委員会費について、農業委員会は7月20日より38名でスタートするが、委員の調査業務として法定の農地関係事項や、転用のときの現地調査など農業振興のためには進めなければならないが、委員の減少により1人当たりの地域範囲が拡大されるので、的確な判断ができるよう協力員体制を考えてほしいとの委員からの要望に対して、補助員の設置について検討したいとの説明がありました。

 また農業施設費では、施設管理を委託している主な施設の説明を求めたところ、長門地区の俵山多目的交流広場、農業者トレーニングセンター、農村婦人の家、日置地区の狩音ダム、油谷地区の油谷河原農業研究所等であること、更に工事請負費の内容について、俵山多目的交流広場防風ネット支柱改修に約420万円、年次的に取り組んでいる農業トレーニングセンター屋根防水補修に今年度1,150万円予算計上しているとの説明がありました。

 続いて、農業振興費では、生産調整集落内調整報償費の内容説明を求めたのに対し、これは長門地域と油谷地域で米の生産調整をするための集落内調整や、転作確認などに関しての費用弁償として予算計上したものとの説明がありました。

 更に、委託料において、特産品開発活動調査研究委託料では、三隅地区で農業支援センターを通じた白オクラ、田屋ナス、はなっこりー、Tレッド、エビスカボチャ等の農作物の生産及び利用や販売網の拡大について調査研究委託していること、女性・高齢者魅力発揮事業委託料で、当初、県補助事業でスタートした、三隅地区のハーブ園でハーブの生産管理をする女性グループに対する委託で、現在ボランティアを含めハーブ祭りを開催しているとの説明がありました。

 また、負担金補助及び交付金において、中山間直接支払い制度について、これまでの経過と、これからの取り組みの説明を求めたところ、この事業は5年を1期とし、2期目が本年より始まり、この制度の目的は、耕作不利地の耕作放棄の増加を防止し、中山間地域の保全と経営の安定を図ることで、1期目は交付金を農家に農地の管理者として支給し、総額のうち、三隅地区、日置地区、長門地区については50%、油谷地区では85%を各戸に配分し、3地区では残り50%を、油谷地区では15%を集落で多面的な機能の増進、地域の活動費に使う目的で交付されている。2期目からは集落的な取り組み、交流的な取り組みも可能になり、あるいは共同化、法人化の取り組みなど地元にも指導していきたいとの説明がありました。

 また、有害鳥獣防止対策事業費補助金については、被害が拡大している中、制度の種類と内容を尋ねたところ、補助としては単県の県費補助と単独の市費補助があり、ここに計上されているのは単独の市費補助であることと、また林務所管と農政所管の補助があり、県の補助は集落や集団など比較的広い範囲のもので、市の補助は小規模のものや個人のものなど県費補助で認めてないものに対して行っており、予算の範囲内で対応できない場合は補正予算でお願いしたいとの説明がありました。

 更に、長門地区俵山のグリーンツリーズム事業の内容と、これに対する交付金についての説明を求めたところ、推進戦略事業として地元の発展促進協議会の青年部が取り組んでおり、県から直接30万円と市から30万円、更に地域づくりインターンとして、全国各地から農業体験の受け入れ体制として市から10万円とで、都会の方の田舎体験として、サツマイモの植えつけなどの事業に取り組まれているとの説明を受けました。

 その他、農業支援センター運営補助金500万円の内容説明を求めたのに対し、センターは三隅、日置、油谷地区に設置しており、1センターに150万円程度を計上し、内容については、臨時職員の賃金、運営のための資材費など必要部分についての支援であり、農業の総体的な振興策であるとの説明がありました。

 これに対して委員から、今のやり方の農業支援は本来JAがやるべきで、特別な農業支援とは言えない。将来はこの点の改善を望むとの意見がありました。

 次に、畜産業費の備品購入費で、預託生産牛の1,890万円の内容についての質疑があり、現在、日置、長門、三隅の預託牛と油谷の但馬牛の2つの制度があり、牛の購入価格は70万円を限度とし、返納については、基本的に第2産目の牛を市場で販売し、市場での販売価格が市場の平均を下回る場合は、農家が平均価格との差額を上乗せして返金するとの説明を受けました。

 畜産基盤再編総合整備事業費補助金について、事業内容の説明を求めたのに対し、この制度は、平成16年から19年までで、総事業費4億2,000万円の事業で、草地の造成、畜舎の建設、ふん尿施設の整備、家畜の飼養のための農機具の導入等で7カ所、今年度については1億5,000万円実施する計画となっており、個人負担については、基本施設では受益者が12.5%負担で、農業用施設について機械等建物には20%負担であるとの説明がなされました。

 林業費では、森林整備地域活動支援交付金の内容についての質疑があり、森林の7齢級以下の針葉樹について1ヘクタール当たり1万円が交付され、活動内容は、森林の境界、森林を管理する道の草刈り、または齢木の確認等で、協定締結者に対し交付され、この交付金の補助割合は、国が50、県が25、市が25との説明がありました。

 続いて、松くい虫の予防や防除に関する3つの委託の内容について、計上してある予算のほとんどは日置地区の継続事業であるとの説明に対し、委員の中から、対象地域拡大の要望があれば検討してほしいとの意見がありました。

 水産業費では、ニューフィッシャー確保育成推進事業費補助金の内容についての質疑に対し、平成10年度から県事業で新規就業希望者の募集研修、そして定着までの一貫した支援体制を整備したもので、漁業者の研修の実施、経営開始に必要な漁船、漁具のリース等の事業で、2分の1を県費補助で、実績については、長門地域の通が1件、油谷地域の川尻が2件の計3件であるとの説明を受けました。

 次に、水産業振興費の日本海広域栽培推進事業負担金については、広域パイロット事業で、マダイ、ヒラメ等の放流事業の負担金であること、長門地域栽培漁業事業化促進費負担金は車エビの放流事業の負担金であること、県営山口北地区広域漁業整備事業費負担金は、見島近海で17年度から5カ年をかけて20億円の漁場造成事業の本年負担分であること、またこれに関連して、種苗放流事業費補助金としてアワビ、ウニ、ガザミ、カレイ、車エビ等の種苗費に対する補助、種苗中間育成事業費補助金として、油谷地域のガザミ、車エビ、日置地域のアワビの中間育成に係る経費の補助金があるとの説明を受けました。

 更に、高度衛生管理水産物供給推進事業費補助金については、漁協合併に伴うもので、油谷で鮮魚を運ぶトラック2台を購入するためのものであるとの説明もあったところであります。

 次に「第7款商工費」では、住宅用太陽光発電システム設置補助金の制度について尋ねたところ、市民の新エネルギー導入を支援する目的で、平成14年度から旧日置町で始まった制度を全市に広げていくものであり、限度額は30万円、普通の家庭では大体3キロワットで、1世帯当たり平均的なもので21万円から25万円程度の補助であるとの説明がありました。

 続いて、地域商業活性化支援事業費の内容について尋ねたところ、地域振興券という形で、旧三隅町が平成11年度から、旧日置町は平成15年度から実施をされており、平成17年度は油谷地区で開始とのことで、実績では、三隅地区、日置地区共通で500円券を発行しており、三隅地区が3万枚の合計1,500万円、日置地区は2万枚の1,000万枚で、これに対する補助率は要綱で10%以内としてあるとの説明がありました。

 木造住宅新築等補助金については、平成15年度から旧三隅町でスタートした制度で、木材利用の促進と関連の建築関係業種の振興を図る目的で、木造住宅の新築、増改築において地元産材5割以上が条件で、限度額40万円と定めているとの説明がありました。

 また、長門商工会議所・商工会補助金2,295万円、この補助金の考え方と中身について尋ねたところ、商工会議所と商工会は根拠法が違っておるとのこともあり比較はできないが、16年度の実績を基本に、長門が495万円、三隅が800万円、日置が450万円、油谷が550万円で組んでいる。また、補助金の窓口は一本化になるよう要望しており、商工会でも19年度に合併するための話し合いが進んでいる。補助金の中身についても運営補助か事業補助かを精査し、次年度に展開していきたいとの説明がありました。

 この中で、商工会議所の組織で、副会頭が空席の状態では機能が発揮されないのではないか。補助金を出す立場として、これを早く改善するよう要望してほしいとの意見があったことを申し添えておきます。

 次に、バス路線運行維持対策事業費補助の1,300万円について、旧長門市の分として理解してよいかとの問いに、旧長門市ではサンデン交通に年間2,600万円で半年間の定額方式をとっているため、前期分の1,300万円を計上したところである。旧3町は実績方式をとっているため、9月末までが実績のベースとなる基準月となるので、3月の補正予算で実績に基づいて補助する方法でいるとのことでした。

 また、市内全域の生活バス路線問題については、バス検討委員会を立ち上げ、年5回から6回の会議を開催し、一定の方向性を出す予定にしており、この中で行政が持っているマイクロバス等も利用方法を検討してみたいとのことでありました。

 続いて観光費において、湯免ふれあいセンター、農村活性化交流センターの経費支出の分が大きいと思うがとの問いに、経費に対する使用料との収支については、経費の中に人件費を含んだ費用の中で少しの黒字ではあるが、大きい修繕等が出てきた場合は苦しい財政になる見込みであるとの説明がありました。

 続いて、「第11款災害復旧費」に入り、過年災の繰越工事の工事費で、補助率94.3%の対象になっているとの補足説明がありました。

 再度、歳出全般にわたる質疑を求めたところ、「第6款農林水産業費」で水産業費の調査委託料5,086万1,000円の内訳について質疑があり、油谷地区の立石観音の防波堤の間から砂が港湾に入る問題についての調査費と、長門地区通の田ノ浦防波堤Bが主たるものであるとの説明がありました。

 また、長門地区湊漁協のイワシの水揚げ場所に砕氷器の設置を要望する意見があり、執行部から、氷の供給については民間業者もありながら、加工用のイワシの水揚げ場所では混雑が生じた場合、鮮度が下がるとの話も聞いており、漁協に施設を設置してもらうよう話し合いを進めていきたいとのことでありました。

 次に、歳入についての質疑に入りましたが、さしたる質疑もなく、討論もないので、議案第21号の本委員会関係の款項について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第24号「平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計予算」を議題とし、歳入歳出を一括して審査を行いました。

 まず、委託料の3,119万2,000円の内容について尋ねたところ、現施設の管理委託料として、主に現在の集中加熱方式から源泉配湯方式に変更するための測量設計委託料2,434万円が大部分を占めているとの説明がありました。

 更に、この配湯方式の変更に至る旧長門市においての経過として、現在の集中加熱配湯方式が源泉を加熱により55度近くまで温度を上げて各ホテルに配湯しているシステムであるが、湯の使用量が減ってきたということと、配湯管の老化による更新の必要があることなどから、昨年度湯本温泉配湯施設整備基本計画を策定し、これに基づき今年度から源泉配湯関連施設の設計業務及び配湯管敷設替え等の工事実施設計業務等について取り組むことにしており、17年度では設計、18年、19年で工事、20年の供用開始という形で進めていきたいとの説明がありました。

 これに対して、一般会計から本特別会計に毎年多額の税金が投入されている。財政再建を一番に、執行部として一丸となって取り組んでほしいとの指摘及び委員から、配湯管の布設については、美観を損なわないように配慮してほしいとの要望がありました。

 質疑が終わり討論もないので、採決したところ、賛成多数で議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第26号「平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計予算」につきましては、質疑、討論もなく、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 最後に、議案第27号「平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計予算」を議題とし、歳入歳出を一括して審査を行いました。

 最初に執行部から、この事業は市内13地区あり、長門地域4地区、三隅地域5地区、日置地域3地区、油谷地域1地区で、現在工事中は渋木、日置北部、油谷中央の3カ所で進んでいる。また歳出では、13地区の維持管理費及び各地区の工事費について予算計上しているとの補足説明がありました。

 主な質疑について申し上げますと、汚泥処分にかかる負担金と委託料について尋ねたところ、委託料については、汚泥を東深川処理場に運搬する委託料で、内訳は、長門地域688万円、三隅地域2,473万4,000円、日置地域1,320万円であること。負担金については、運搬した汚泥を東深川処理場で処理する費用を公共下水道事業特別会計に支払う負担金であるとの説明がありました。

 更に、各地域の汚泥処分の現状について、三隅地域は移動脱水車で脱水処理した後、これを民間業者で農地還元肥料化としていたが、平成14年頃から銅の成分が検出され、肥料法による含有基準値をオーバーしたので、現在は焼却処分しているとのこと。また、日置地域では汚泥を豊浦大津環境浄化組合の衛生センターで処分していること、油谷地域では汚泥をコンポスト化し、植栽木の肥料にする計画であるとの説明がありました。

 これに対して委員から、汚泥の肥料化については地域農業との結びつきが重要であり、コストの問題等を検討して取り組んでほしいとの意見と、工事費の入札においては、可能な限り市内業者を指名するようにとの要望がありました。

 質疑を終了し討論もないので、採決したところ、賛成多数で議案第27号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上が本委員会における審査の経過と結果でございます。これをもって経済常任委員会の報告を終わります。──失礼しました。1カ所言い間違えたところがありますので、訂正をさせて頂きます。

 議案第26号「平成17年度長門市漁業集落排水事業特別会計予算」のところを「農業集落排水事業」と申し上げたようでございますので、ここで訂正させて、おわびを申し上げたいと思います。失礼しました。

〔経済常任委員長 佐藤和夫君降壇〕



○議長(南野京右君) これより経済常任委員会の委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。林哲也君。



◆16番(林哲也君) 林でございます。経済常任委員長に2点ほどちょっと確認したいと思います。

 まず1点目についてなんですが、私たち8日の日に議会全員協議会が開かれ、予算における正誤表というのが配られました。その中で、例えば農林水産業費の財源内訳等を見ますと、一般財源のところでも1億2,330万円も違っておるわけです。このことについては、6月30日の委員会の中で、既にこの正誤表というのは出された上で審議をされたのかどうなのかお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 佐藤委員長。



◎経済常任委員長(佐藤和夫君) 正誤表については、委員会の前に頂いております。質疑の中については、その件についての質疑はありませんでした。



○議長(南野京右君) 林哲也君。



◆16番(林哲也君) これ委員会では、この正誤表というのは出されたわけですね。出された中で審議をされた。はい、分かりました。

 もう一点は、議案第24号についてであります。これもちょっと1点確認なんですけども、平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計予算についてです。測量設計委託料として2,434万円がこれ計上されておりますけれども、これは先程委員長報告でありましたように、現在、集中加熱配湯を源泉配湯にするための測量設計委託料であります。このことについては、昨年の旧長門市議会の12月定例会の補正予算の中で、源泉配湯調査費がこれ提案され、それに基づいて今回の所要の経費が計上されておるものと思います。

 このことに関連しますけれども、これ平成8年に開催された市長の諮問機関である湯本温泉保護開発委員会で源泉配湯にすべきとの答申が出され、平成9年に2,400万円の予算がこれ計上されております。ところが、地元の温泉組合と合意に達せず、予算執行が不能になった、これいわくつきのものであります。それ以後、この問題について両者の間で断続的にこれ議論されていた問題でありますけれども。そこで、今回、このことについて地元関係者との合意がなされているのかどうか、もし執行部からそういう説明があればお答え頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 佐藤委員長。



◎経済常任委員長(佐藤和夫君) 執行部の方からの説明につきましては、一応了解をしたものとして、この計画を進めていくというような説明を頂いております。

 以上です。



○議長(南野京右君) ほかに御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、経済常任委員長に対する質疑を終わります。

 この際、暫時休憩します。

午前10時36分休憩

………………………………………………………………………………

午前10時50分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、建設常任委員長、大下和政君。

〔建設常任委員長 大下和政君登壇〕



◎建設常任委員長(大下和政君) それでは、建設常任委員会は本会議において付託を受けました議案第4件について審査するため、過ぐる6月28日に現地審査を行い、7月1日、説明員として助役、収入役及び関係部課長等の出席を求め議案の審査を行いました。その審査の経過及び結果につきまして、建設常任委員会を代表して次のとおり報告致します。

 議案第8号「長門市都市計画審議会条例」について、主な質疑、意見につきまして申し上げますと、この新市の都市計画審議会委員の中に、旧3町の方が委員になることがあるかという質疑に対し、執行部からは、委員については学識経験者、公共団体等の役員及び職員、市議会議員を考えております。充て職の方もあるので、その職にある方が旧3町の方であれば、その方が委員になる可能性があるとの説明がなされました。

 次に、委員の公募は考えておるかとの質疑に対し、執行部から、この審議会はかなり専門性が求められるので、今のところは公募という形は検討していないとの説明がなされました。

 次に委員から、この審議会は学識経験者もただの充て職にならないよう、納税者の意見を十分に取り入れて、本当に血の通った行政を行ってもらいたい。その点を十分考えてもらいたいとの意見が出されました。

 ほかにさしたる質疑もないので、議案第8号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第21号「平成17年度長門市一般会計予算」のうち、本委員会に関係する款項の主な質疑について申し上げますと、歳入では土木使用料の道路占用料の内訳について、歳出は市道西中村線の事業内容についての質疑がありました。執行部より、この市道西中村線は、旧三隅町で高齢世帯や独居老人世帯が必要とする福祉デイサービス等への通所、緊急車両の進入の問題等、地元の強い要望があり、地域ぐるみで土地の地権者への強い同意の働き掛けもあって、この事業は16年度から一部改良に取り組んだ継続事業で、新市においても本事業に組み入れて頂いたとの説明がなされました。

 これに対し委員より、このような積極的な血の通った行政を進めていってほしいとの意見、また他の委員からは、これからの新市の道路の整備に関して、今まで1市3町の取り組みが違っているが、今後は地域ともよく協議し、土地の提供等、道路整備に当たっては、地域も協力する形で行われることが大事であろうとの意見が出されました。

 次に、河川費の質疑において、三隅地区で行われる県の急傾斜地対策の工事で、久原山は香月泰男画伯のモデルにも数多くなっておるので、景観に配慮が必要ではないかとの意見に対して、執行部より、現在できたものには修正ができないかも知れないが、今後、県土木事務所と十分協議したいとの回答がありました。

 そのほか、河川費の報償費の河川と海岸の割合、単価の統一について、河川改良費の工事請負費の内訳についての質疑がありました。

 次に、都市計画費の質疑において、都市計画審議会の会議回数や内容について質疑があり、執行部より、1年か2年に1回ぐらいで、都市計画の決定や変更についての市長の諮問に対して答申を行うとの説明がなされました。

 それに対して委員が、年に五、六回は集まられて熱心な討議を行われ、その報告をされるのが審議会と思われる。また、委員の公募も必要ではないかという意見が出ました。そのことについて、この審議会は都市計画法に基づいて協議事項がある程度縛られており、市長が諮問をして答申を得るという形での審議会であるし、その点は御理解頂きたいとの説明がなされました。

 次に、住宅費及び災害復旧費については、さしたる質疑もなく、議案第21号の本委員会関係部分の款項に対する質疑及び討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第23号「平成17年度長門市公共下水道事業特別会計予算」についてであります。

 本案についての主な質疑を申し上げますと、委託料の事業計画変更認可業務委託料について、どこの認可業務を行うのかという質疑に対して、執行部より、長門の計画に黄波戸地区を編入するとの説明がなされました。

 それに対し再度、800万円という委託料は高いのではという質疑がありましたが、執行部より、境川地区の下水を黄波戸地区の処理場に流入させるに当たり、処理場について再検討をするための計画変更に必要であると説明がなされました。

 次に、公有財産購入費について、今年度の計画は何かという質疑に対して、白潟地区における施設に伴う土地の購入が予定されているとの説明がなされました。

 次に、私設下水道管理費補助金について、新市において黄波戸地区の適用はあるかとの質疑に対し、執行部より、黄波戸地区についても同様の取り扱いとなるので、もしそういう箇所が出てきたら、この補助制度を実施するとの説明がなされました。

 ほかにさしたる質疑もないので、議案第23号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第30号「平成17年度長門市水道会計予算」についてであります。

 本案に対する主な質疑について申し上げますと、三隅地区の水道の現状に住民からの不満はないのかとの質疑に対して、執行部より、下地区においては渇水期に海水が逆流し、塩分が混じることが最も大きな住民からの不満であるとの説明がなされました。

 更に委員より、津雲方面でも養鶏業者等が多いが、配水管が生島地区ぐらいしか来ておらず、水不足がある程度予想されるのではないかとの質疑がありました。これに対して執行部より、三隅地区については地形的に水道事業にとっては恵まれた状況にあること。また、現在のダム計画及び下地区の浄水場の計画は、あくまでも下地区を中心に考えておるので、総合的な視野で計画をやりかえることは困難であり、一番問題となっているのは下地区の塩害の問題であるとの説明がなされました。

 次に委員から、長門地区の三上山配水池を廃止するという計画について、廃止して仙崎地区の分が長門高校の上の中山配水池の分で賄えるのかという質疑に対し、執行部より、中山配水池の容量だけではカバーできない。それを図るとなれば、中山配水池にそれだけの規模の配水池設置の必要性があると考えますとの説明がなされました。

 そのほかにさしたる質疑もなく、議案第30号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 以上が本委員会における審査の経過と報告であります。これをもって建設常任委員会の報告を終わります。

〔建設常任委員長 大下和政君降壇〕



○議長(南野京右君) これより建設常任委員会の委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、建設常任委員長に対する質疑を終わります。

 次に、総務常任委員長、大草博輝君。

〔総務常任委員長 大草博輝君登壇〕



◎総務常任委員長(大草博輝君) 総務常任委員会委員長の大草博輝でございます。総務常任委員会は、本会議より付託を受けました議案10件につきまして、過ぐる6月28日に現地調査を行い、7月4日、説明員として助役、収入役及び関係部課長などの出席を求め、議案の審査を行いました。その審査の経過及び結果につきまして、総務常任委員会を代表して次のとおり報告致します。

 審査に入る前に、藤田助役、岡本企画総務部長より、市長ボーナス過誤払いについて、その経過の説明と陳謝がありました。

 それでは初めに、議案第2号「長門市総合計画審議会条例」についてでありますが、本条例は、合併後の新長門市の向こう10年間のまちの計画を地方自治法に基づいて策定するものであります。

 主な質疑について申し上げますと、審議会の委員の構成についての質疑では、委員25名のうち7名を公募すること。また、議会議員は審議会に構成されないとのことです。また、計画策定の過程では、多くの市民から的確な提案を受けるため、パブリックコメントを導入すること。更に、この総合計画には都市イメージ戦略を入れるよう指摘がありました。

 議案第2号に対する質疑を終了し、討論はなく本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第3号「長門市男女共同参画審議会条例」についてでありますが、本条例は、男女共同参画社会の形成推進に必要な事項を調査、審議するために、男女共同参画社会基本法に基づき設置するものであります。

 本案につきましては、質疑、討論もないので、採決しましたところ、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第10号「長門市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」についてでありますが、本案につきましては質疑、討論もなく、採決しましたところ、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第15号「長門市火災予防条例の一部を改正する条例」についてでありますが、本条例は国の法改正に伴い所要の改正を行うものであります。

 本案につきましては質疑、討論もないので、採決しましたところ、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第16号「長門市市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例」についてでありますが、本案につきましては質疑、討論もなく、採決しましたところ、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第17号「長門市消防団の設置等に関する条例を廃止する条例」についてでありますが、本案につきましては質疑、討論もなく、採決しましたところ、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第18号「長門市過疎地域自立促進計画の策定について」でありますが、本案は、合併後の新長門市全域が国から過疎地域に指定されたことにより、平成17年度から平成21年度の後期5カ年の長門市過疎地域自立促進計画を過疎地域自立促進特別措置法に基づき速やかに策定するものであります。

 主な質疑について申し上げますと、地球環境対策の取り組みは推進すべきとの点につきましては、公共施設の整備コストを配慮しながら検討したいこと。また、過疎計画と総合計画、新市建設計画との関連については、それぞれの法の規定により計画するものであり、実施計画の段階で見直すこともあるとのことでありました。

 議案第18号に対するその他さしたる質疑及び討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第19号「長門市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部を改正する規約について」でありますが、さしたる質疑及び討論もなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第21号「平成17年度長門市一般会計予算」のうち、本委員会に関する款項の主な質疑について申し上げますと、まず市税、固定資産税、軽自動車税などの多額の滞納の解消については、4人体制の徴収係により、納税者への啓発、滞納整理、また悪質な滞納者には債権の差し押さえなどを検討したいとのことであります。なお、債権の差し押さえには法的な知識や訓練が必要との意見もあり、先進地を参考に取り組むべきとの指摘がありました。

 また、各課に及ぶ各種の税や料を効率的に徴収するために、一元化した徴収体制が必要との認識があり、全庁的な取り組みを目指すとのことであります。

 地方交付税80億4,000万円については、国の地方財政計画で、地方交付税が0.1%増を受けた予算計上をしていること。また、地方交付税、特別交付税は、16年度、1市3町の決算見込み額と同等の金額を計上していることとしています。

 ケーブルテレビ事業については、日置地区の方の負担金と他地区の方の負担金との比較について問いがあり、昨年9月までに申し込みの方について負担金を取らない加入促進の経緯があったとのことでありました。

 都市計画税の課税区域が合併により変更された点については、旧長門市では全地域が課税対象でありましたが、合併を機に、旧長門市一部地域が課税対象から除外されたということでございます。

 また消防に関して、高規格救急自動車の更新については、国の認可を受けた緊急消防援助隊の登録に必要な仕様基準を満たすためと、通常10年を目安に更新しているが、この度は故障が多く8年でするとのことであります。

 次に、庁舎等整備工事については、非常用の発電機設置工事を行い、不測の事態に備えるためとの説明でした。

 長門市総合計画委託料については、本年度基本構想までの資料収集と調査研究のための業者委託分であり、17年度、18年度の2カ年の継続事業とのことであります。

 庁舎管理委託について、宿日直業務の委託料が旧3町の単価に差異があることについての質疑があり、最近になって委託料の単価に差異があることが判明し、すぐに調整がつかないため、18年度から調整するとのことでありました。

 新たに設置された監理課の目的と方針についての問いには、入札制度全般の適正化、透明性を図るとともに、工事の完成検査を一元的に行うこととしています。また、特に談合問題など不正がないように取り組みたいとのことでありました。なお、建設工事などは金額により事前公表や最低価格基準を設けているが、委託料などについては必要があれば検討したいとの説明でありました。

 次に、行政改革大綱の策定を懇話会との位置付けで協議される理由は、行政全般について市民の意見を受けたいとの趣旨で行うもので、17年度中に行革大綱とプランを作成するとしております。また、委員については、3名程度の公募委員を含めて10名程度から改革への提言を願うとの話でした。

 ルネッサながとは指定管理者制度と直営の2つが今後の検討課題であるとの問いには、アリーナとの一体的な管理が望ましいこと、また、行財政効果がそれぞれどの程度あるかをいろいろな角度から検討した上で決定するとの説明でした。

 次に、ケーブルテレビ事業の自主放送番組のあり方が問題となっていることについては、委員から、地域チャンネルとしての目的を今一度考え直すべきとの指摘がありました。また、一部地区で活用されている防災行政無線については、ケーブルテレビの整備状況と加入率を見ながら告知端末への移行を図り、将来的に廃止の方向とのことでありました。

 金子みすゞ記念館の物品販売については、特定の業者との委託契約となっているが、例えば新たに地元業者が参入される場合、誰が、どのような基準で審査されるかとの質疑があり、今日までは、平成15年4月から申し出を受けて、業務委託契約を結び、10%から20%の手数料収入を得ていること。また、みすゞ記念館は公共施設であることから、公平、公正を基本に、地元業者からのお話についての取り扱いは今後検討するとのことでありました。

 次に、「第13款諸支出金」では、退職手当基金積立金の6億7,634万円については、4月分の給料月額の100分の27の12カ月分から当該年度退職者分を除いたものを積み立てたものであり、勧奨などを受け中途退職した職員に支給されるものであること。また、向こう10年間で230名の定年退職者があり、年によっては積み立てた額より退職手当の支払いが多くなる年があり、平成26年では現時点の試算で3億円程度の積み立て残額との説明でありました。

 また、各種手当の支給については、行政改革大綱など協議検討し、その他人事評価制度の導入も検討するとのことでありました。

 議案第21号について質疑を終了し、討論はなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第29号「平成17年度長門市電気通信事業特別会計予算」の主な質疑について申し上げますと、日置、油谷地区にはIP電話が利用、整備される予定であるが、長門、三隅地区への整備については多額の設備投資が必要なため、今後の財政事情、加入状況を見ながら検討課題とするとのことでございました。

 議案第29号に対する質疑を終了し、討論はなく採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 以上が本委員会における審査の経過と結果でございます。

 これをもって総務常任委員会の報告を終わります。

〔総務常任委員長 大草博輝君降壇〕



○議長(南野京右君) これより総務常任委員会の委員長報告に対する質疑を行います。御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、総務常任委員長に対する質疑を終わります。

 以上で各委員長の報告は終わりました。

 これより、それぞれの議案について順次、討論及び採決を行います。

 議案第2号「長門市総合計画審議会条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

 議案第3号「長門市男女共同参画審議会条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

 議案第4号「長門市重度障害者福祉手当条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手を願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

 議案第5号「長門市ポイ捨て等防止条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。

 議案第6号「長門市小作料協議会条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

 議案第7号「長門市農業振興協議会条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 議案第8号「長門市都市計画審議会条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

 議案第9号「長門市青少年問題協議会設置条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

 議案第10号「長門市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

 議案第11号「長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

 議案第12号「長門市使用料徴収条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 議案第13号「長門市国民健康保険条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。

 議案第14号「長門市体育館条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。

 議案第15号「長門市火災予防条例の一部を改正する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。

 議案第16号「長門市市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。

 議案第17号「長門市消防団の設置等に関する条例を廃止する条例」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

 議案第18号「長門市過疎地域自立促進計画の策定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。

 議案第19号「長門市の特定の事務の郵便局における取扱いに関する規約の一部を改正する規約について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。

 議案第21号「平成17年度長門市一般会計予算」について討論を行います。

 まず、通告者から順に行います。林哲也君。

〔16番 林 哲也君登壇〕



◎16番(林哲也君) お疲れさまです。「日本共産党」の林哲也でございます。私は、提案されております議案第21号「平成17年度長門市一般会計予算」について、反対の立場から討論に参加するものであります。

 この度の予算は、旧長門市、旧大津郡3町が合併して誕生した新市としての最初の本格的な予算であります。言うまでもなく予算は首長の政治姿勢を映す鏡であり、私は提案された予算を市民の視点に立って慎重に検討して参りました。予算の中には、これまでの市民の皆さんの声や願いを反映した施策もあり個別的には評価するものも盛り込まれております。しかし、この予算は、合併協議会の調整結果に基づいて、旧自治体で実施してきた様々な福祉施策を切り捨てた上で編成された住民への負担増とサービス低下の予算になっていることであります。

 例えば、高齢者福祉では、日置や油谷で実施してきた軽度生活援助利用者負担金については、これまで生活保護世帯は無料であったものを有料化、また、三隅、日置、油谷では、利用者負担が無料であった緊急通報システムが月額440円の負担となり、更に、三隅、油谷で実施されてきた寝たきり老人見舞金助成の廃止、また、生活環境では三隅で行われてきた合併浄化槽設置における上乗せ補助の廃止や法定検査料の補助打ち切り。幼児への保健福祉では、三隅独自で行ってきた幼児心臓検診の廃止など、旧町の施策を切り捨てた予算になっているのであります。こうした福祉施策を後退させ、住民への負担増とサービス低下が行われる一方で、長門市駅前地区の開発や港湾建設、県営の大河内川ダム建設への負担金など、不要不急の大型公共事業が促進、後押しされる予算になっております。これらの大型公共投資や地域開発が自民党のスポンサーであるゼネコンのぼろもうけを提供するものであり、市税の減収に見られるように景気回復や地域の活性化につながらないことは長門市の経済状況を見れば明らかであります。

 また、それに関連しますが、例えば、基幹産業である農業政策では、一般質問でも指摘されておりましたように油谷の東後畑地区の棚田保全整備事業などは、トイレや東屋の整備等、棚田保全とは名ばかりで、農家の持続可能な再生産を保障するものではなく、厳しさを増す農家の実態に即した予算にはなっていないのであります。

 更に、私が無駄遣いと指摘した中電跡地の問題では、これからその中に民俗資料展示室が設置されようとしておりますけれども、今後遊休施設が増えることが予想されているにもかかわらず、一つの無駄遣いによって新たな財政支出が引き起こされようとしているのであります。

 また、今回の予算では、私が一般質問でも取り上げた三隅地区の学校給食センー建設が中断される内容となっており、その論戦を通じても市長の答弁は納得できないのであります。

 更に、総括質疑の中で総務部長は、旧首長協議で承認を得た継続中の国庫補助事業を計上したと言っておりますけれども、首長協議で承認を得ているからこそ三隅地区の給食センターは、市長職務執行者が調製した暫定予算に実施設計費まで計上されていたのであります。一体、首長協議で承認を得た事業とは、いつ、誰が、どこで、どのような形で何を承認したのか、また、市長選挙で首長が変わっていた場合の取り扱いはどうなっていたのか、総務部長が本会議で答弁した以上、合併前の首長協議で承認を得た事業について明文化された資料があれば、是非議会に提出して頂きたいと思っております。

 このように無責任極まりない答弁をすること自体、三隅地区の学校給食センター建設中断は不当極まりないものであります。給食センター建設は、旧三隅町では長年の懸案事項であり、地域住民はもちろんのこと、当時の辻野町長を初め事務担当者、また、町議会も平成17年度の建設に向けて努力していたにもかかわらず、それを無視する市長の政治姿勢を厳しく批判しなければなりません。

 市長は、施政方針演説の中で、新市建設計画は旧1市3町の議会を初め住民の皆さんとともに英知を結集し、多くの議論を重ねてつくり上げたものと述べております。三隅地区の学校給食センターは新市建設計画にも明記され、しかも、合併協議会の調整方針にも学校給食については施設を含めて現行のとおり新市に引き継ぐとあり、現状維持をうたった内容であります。今回の予算にある学校給食施設整備検討委員会を立ち上げての見直し方針は、市長自らがそれを踏みにじっているとしか思えないもので、また、国への補助申請を取り下げてまで三隅地区の給食センター建設を中断するというのは、正に前代未聞であります。私との論戦を通じて市長が三隅地区の住民に対し、申し訳ないが全体計画を見直したいので平成17年度の建設を中断したいというおわびの言葉の一つでもあれば大人の答弁として少しは救われますが、おわびの言葉すらなかった市長の政治姿勢を見ていると、この人で本当に合併新市の一体的なまちづくりができるのだろうかと疑問に思ったのは私だけではないと思います。

 新市の将来像は、「豊饒の海と大地に、笑顔行き交う、未来(ゆめ)のまち」と定められておりますが、市民の皆さんに本当の笑顔が行き交うためには、まずもって市長自身がその政治姿勢を改める必要があり、予算案はそのことを雄弁に物語っているのであります。

 最後になりますが、旧3町の皆さんは、今後、今まで以上に大変な不安と危惧を感じております。地域の声が本庁に届くのか、過疎に一層の拍車が掛からないか、現在ある地域の総合支所はどうなるのか、更なる負担増とサービス低下にならないかなどであります。市長として、こうした負担を真摯に受けとめ今後の予算編成に臨むべきであります。これまで述べた理由により市長の政治姿勢が評価できない以上、平成17年度長門市一般会計予算に賛成することはできないのであります。

 また、今回の予算審議においては数字の間違いが数多く指摘され、極めつけは市長の期末手当の過誤払い問題がこの会期中に発覚しましたが、これは執行内部のチェック機能のなさと気の緩みを象徴的にあらわしたものであります。今後はこのようなことがないよう、市長外三役を初め担当部課長は気を引き締めて職務に当たって頂きたいと願っております。

 私は、職員に対しては一切失敗するなとは言いません。市民のためになる、また、市民から喜ばれる事務事業に対しては大胆に挑戦してほしいと願っております。問題にぶつかったときはみんなで知恵を出し合って解決するよう努力を惜しまないことであります。もちろん新しい取り組みには失敗もあれば成功もあります。しかし、大事なことは失敗した場合でもその失敗から今後に生かす前向きな教訓を引き出し、同じ失敗を二度と繰り返さないという決意で発展的に捉えていってほしいと願っております。

 終わりに、「日本共産党」は、名実ともに市民の市政の主人公は市民であるとの立場で、今後とも福祉と暮らしの向上、平和と民主主義を守るために全力を尽くすということを申し上げまして討論と致します。

〔16番 林 哲也君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する各常任委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

 議案第22号「平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計予算」について討論を行います。

 まず、通告者から順に行います。林哲也君。

〔16番 林 哲也君登壇〕



◎16番(林哲也君) 引き続き、「日本共産党」の林哲也でございます。私は提案されております議案第22号「平成17年度長門市国民健康保険事業特別会計予算」について、反対の立場で討論に参加するものであります。

 平成17年度国保会計予算は、国保料が平均で11.96%の大幅な値上げを前提に編成されており、このことによって市民生活は窮地に追い詰められ、市民の暮らしを守る立場から賛成できないのであります。

 更に、来年以降は、老齢者年金控除の廃止、高齢者の住民税非課税措置の廃止、定率減税の段階的廃止など、既に決定された国の相次ぐ税制改悪で所得税増税に加え、それに連動して国保料の連続値上げが予想されているのであります。

 国保の算定は、収入や資産に応じて計算する応能割と一律に加算される応益割を組み合わせて算定されるものですが、合併によって負担の公平化を口実に応能割の比重を大きくする平準化が行われているのであります。国保料は総医療費から必要な保険料を算出するため、医療費が上がれば自動的に保険料が引き上げられる仕組みとなっております。しかし、問題は、初めに総額ありきであるために国保料では応能負担の原則が崩されており、また、所得がなくても応益割により一定の負担が課せられていることであります。

 長門市では、国保加入世帯の1世帯平均の年間所得は150万円程度ですが、それでも1割を超える保険料が課せられ、加入者に多大な負担を強いているのであります。私が所属する文教厚生委員会の予算審議の中で、高過ぎる国保料が収納率の低下を招き、更なる保険料の値上げを招くという最悪のサイクルがつくり出されることを指摘しました。このサイクルを断ち切るためには、まず何よりも国庫負担の増額しかありませんが、国はその矛盾を市町村に押し付けております。更に、国は、市町村が確保すべき収入を確保できなかった場合、ペナルティーとして療養給付費などを減額すると市町村に脅かしを掛けております。

 こうした制裁行政に対し全国市長会は、今年の4月に国民健康保険制度の抜本的改革に関する緊急アピールを発表し、国の責任による国保に対する財政措置の強化を求めているのであります。制度の特性や地域経済の格差を無視した国の政策は本末転倒であります。松林市長も引き続き国に対して国庫負担の拡充を求めて頂きたいと思っております。

 長門市の国保に加入する一般被保険者世帯は、全世帯の5割近くを占め、その多くは高齢者や低所得者、農業や自営業者、零細企業の従業員やその家族で構成されております。今、長引く不況が追い討ちをかけ所得が減る中で保険料が上がり続け、しかも、40歳から64歳の加入者は介護保険分と合わせて過酷な負担となり、滞納世帯の増加が危惧されております。

 更に、滞納には至らなくても国保を無理して払っているため、今度は医療費が心配で医者にもかかれないという事態が現実に引き起こされております。これでは例え病気になっても我慢して病院に行くことをやめて、更に病状が悪化して、結果として医療費の高騰を招くという悪循環に陥ります。この点では国において、早急に国民医療を守る上からも国保制度を抜本的に改善することが求められておりますけれども、保険者である長門市も市民医療を守る立場にしっかり立つことであります。

 長門市の国保会計は、医療費の高騰、国保料の値上げ、滞納世帯の増加という悪循環に陥っておりますが、悪質な滞納世帯は別にしても、資格証明書や短期保険証は実質的には滞納証明書であり、人権侵害と医療機関での受診抑制を引き起こす制裁措置でしかなく、抜本的な解決には結びついていないのが実態であります。

 この悪循環を断ち切るためには、高過ぎる国保料を引き下げ、誰もが払える国保料にすることであります。一般会計から国保会計への繰り入れを行い、払いたくても払えない低所得者のための減免対策の拡充に本腰を入れて取り組むべきであります。減免規定の対象拡大や独自の軽減対策などに大きな力を注ぐべきであり、こうした負担軽減対策は地域の景気対策にとっても有効であります。と、同時に、各地域の協力を得て、より一層保健活動を充実させ、市民の健康に関する意識を高めていくことも重要であります。疾病の早期発見、早期治療は、医療費の高騰を抑え、国保財政の健全化に役立つものであります。そのことを申し上げまして反対討論とさせて頂きます。御清聴ありがとうございました。

〔16番 林 哲也君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

 議案第23号「平成17年度長門市公共下水道事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。

 議案第24号「平成17年度長門市湯本温泉事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。

 議案第25号「平成17年度長門市老人保健事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

 議案第26号「平成17年度長門市漁業集落排水事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。

 議案第27号「平成17年度長門市農業集落排水事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。

 議案第28号「平成17年度長門市介護保険事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。

 議案第29号「平成17年度長門市電気通信事業特別会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。

 議案第30号「平成17年度長門市水道事業会計予算」について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。

 この際、暫時休憩します。午後の会議は1時10分、会議を再開します。

午前11時52分休憩

………………………………………………………………………………

午後1時10分開議



○議長(南野京右君) どうぞ、上着をとられても結構でございますので。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第3.意見書案第1号



○議長(南野京右君) 日程第3、意見書案第1号「地方六団体改革案の早期実現に関する意見書」を議題とします。

 本案について提出者の説明を求めます。大草博輝君。

〔17番 大草博輝君登壇〕



◎17番(大草博輝君) 大草博輝です。意見書案第1号「地方六団体改革案の早期実現に関する意見書」について提案理由の説明を申し上げます。

 昨年8月、地方六団体は、地方分権の理念に沿った三位一体の改革を実現すべく、地方六団体の総意として改革案を小泉内閣総理大臣に提出したところでございます。これを受けて、昨年11月26日、平成17年度及び18年度における三位一体の改革に関する全体像が政府において決定されました。

 しかしながら、この全体像においては、生活保護費負担金及び義務教育費国庫負担金等の事項について、平成17年秋までに結論を得るとされ、なお多くの課題が先送りされ、真の地方分権改革とは言えない状況にあります。

 現在、これらの諸課題解決に向け、中央教育審議会義務教育特別部会等の関係機関において、地方六団体代表者を含めて協議を重ねているところであり、また、政府においては6月中旬、平成18年度政府予算に向けた基本方針となる「骨太方針2005」を策定するところであります。

 この方針に本市としても地方六団体の改革案を踏まえ、概ね3兆円規模の税源移譲を確実に反映させ、実現することを強く求めるため、政府等関係機関に対し意見書を提出しようとするものであります。

 それでは、意見書案を読み上げまして提案に代えさせて頂きます。

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△地方六団体改革案の早期実現に関する意見書(案)

 地方六団体は、「基本方針2004」に基づく政府からの要請により、昨年8月、地方分権の理念に沿った三位一体の改革を実現すべく、地方六団体の総意として、その改革案を小泉内閣総理大臣に提出したところである。

 しかしながら、昨年11月の「三位一体の改革について」の政府・与党合意の税源移譲案は、その移譲額を平成16年度分を含め、概ね3兆円とし、その約8割を明示したものの、残りの約2割については、平成17年度に検討を行い、結論を得るとし、多くの課題が先送りをされ、真の地方分権改革とは言えない状況にある。よって、政府においては、平成5年の衆・参両院による地方分権推進に関する全会一致の国会決議をはじめ、地方分権一括法の施行といった国民の意思を改めて確認し、真の「三位一体の改革」の実現を図るため、残された課題等について地方六団体の提案を十分踏まえ、改革案の実現を強く求めるものである。



 1 地方六団体の改革案を踏まえた概ね3兆円の規模の税源移譲を確実に実現すること。

 2 生活保護費負担金及び義務教育費国庫負担金等の個別事項の最終的な取り扱いは、「国と地方の協議の場」において協議・決定するとともに、国庫負担率の引き下げは絶対に認められないこと。

 3 政府の改革案は、地方六団体の改革案の一部しか実現されておらず、地方六団体の改革案を優先して実施すること。

 4 地方六団体の改革案で示した平成19年度から21年度までの第2期改革案について政府の方針を早期に明示すること。

 5 地方交付税制度については、「基本方針2004」及び「政府・与党合意」に基づき、地方公共団体の財政運営に支障が生じないよう、法定率分の引き上げを含み地方交付税総額を確実に確保するとともに、財源保障機能、財源調整機能を充実強化すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

   平成17年7月11日

長門市議会

………………………………………………………………………………

 議員皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

〔17番 大草博輝君降壇〕



○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。

 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。

 討論を行います。まず、通告者から順に行います。林哲也君。

〔16番 林 哲也君登壇〕



◎16番(林哲也君) お疲れさまです。「日本共産党」の林哲也でございます。私は、提案されております意見書案第1号「地方六団体改革案の早期実現に関する意見書」について、反対の立場で討論に参加するものであります。

 「日本共産党」は、地方六団体が示している改革案については、単純に賛成することはできないのであります。確かに地方財政を守るという観点だけで言えば、改革案の中の個々については様々な異論はあっても、全体として見れば決して消極的なものではありません。その点では地方六団体の改革案については一定の評価をするものであります。

 しかし、今回の地方六団体の改革案は、国が3兆円の税源移譲と合わせて4兆円にのぼる国庫補助負担金の廃止・縮減を政府方針として決め、全国知事会を初めとする地方六団体がその具体化を委ねられたという大きな土俵の中での提案であります。

 そもそも4兆円の国庫補助負担金の廃止・縮減ということ自体、政府が示した大きな土俵そのものに問題があり、様々な矛盾を引き起こしております。国庫補助負担金と一言で言っても、国庫負担金と国庫補助金とは別の性格を持っているものでありますが、国庫補助負担金の約7割は福祉と教育関係で占められております。

 しかも、圧倒的に国が法律で支出を義務付けられている負担金であり、いわゆる国の裁量と言われる補助金は小さな部分であります。国庫負担金の中で特に額の大きなものは、義務教育費の教員給与の半額負担、生活保護費の4分の3、国保の医療費や老人医療費、介護保険の負担増などであります。その多くが憲法の基本的人権の保障や教育権とそれに基づく法律によって国民の権利と国の責任を財政的に保障した制度であります。

 もちろん国庫補助負担金の制度には改善すべき点は少なくないと考えております。地方の裁量を拡充することや手続を簡素化すること、公共事業では無駄な事業に結びつく誘導策や縦割りの弊害をなくすこと。また、国庫補助負担金制度をめぐる政、財界、官の癒着や利権構造を一掃することなどは大きな課題であります。

 しかし、今、強行されようとしているのは、そうした弊害を口実に制度そのものをなくしてしまおうという無謀なものであります。国庫補助負担金の制度そのものが持っている国民の権利や国の責任のあり方を無視し、あるいは後退に追いやり、専ら国の財政危機と地方財政の議論によって強行することに反対するのは当然のことであります。地方財政を守るという点では妥協できるものでも、国民の権利や国の責任の後退を招きかねない改革は、改革の名に値しないのであります。そういう意味では地方六団体の改革案について、この実現を国に迫るという立場に同調できないということを申し上げまして、意見書案第1号についての反対討論とさせて頂きます。

〔16番 林 哲也君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案は原案のとおり賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。

 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第1号について、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に委任することに決定しました。

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△日程第4.意見書案第2号



○議長(南野京右君) 日程第4、意見書案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」を議題とします。

 本案について提出者の説明を求めます。大草博輝君。

〔17番 大草博輝君登壇〕



◎17番(大草博輝君) 大草博輝です。意見書案第2号「地方議会制度の充実強化に関する意見書」について提案理由の説明を申し上げます。

 現在、内閣総理大臣の諮問機関であります第28次地方制度調査会におきまして、「地方議会のあり方」について検討がなされているところであります。

 地方分権の進展に伴って首長の権限が強化される一方で、地方議会の権限は依然として手付かずのままであります。首長の権限が強化され、また、三位一体改革により税財政面における自主性が増すことに伴って、地方議会の監視機能や住民を取り巻く環境変化にいち早く対応できる体制づくりが急務であります。

 本市においても、この度の1市3町の合併に伴い、所管する区域が広範となり、これまで以上に住民を取り巻く環境変化へのいち早い対応や、住民ニーズへの市政への反映が望まれている状況です。

 ついては、地方議会制度の規制緩和、弾力化はもとより、議長の議会召集権を付与することや、委員会にも議案提出権を認めるなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう強く求めるため、政府等関係機関に対し意見書を提出しようとするものであります。

 それでは、意見書案を読み上げまして提案に代えさせて頂きます。

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△地方議会制度の充実強化に関する意見書(案)

 平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以降、地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地方自治にかかる地勢図の変化など、地方議会を取り巻く環境は近時大きく変化してきている。

 また、今日、三位一体の改革などが進められる中で、税財政面での自己決定権が強まれば、それに伴い議会の執行機関に対する監視機能を強化し、自ら住民のための政策を発信していかなければならないのは必然である。

 このような中、二元代表制の下での地方議会の役割は一層その重要性を増していることから、住民自治の代表機関である議会の機能の更なる充実と、その活性化を図ることが強く求められている。一方、各議会においては、自らの議会改革等を積極的に行っているところであるが、これらの環境に対応した議会の機能を十分発揮するためには、解決すべき様々な制度的課題がある。

 こうした課題は、現行の地方自治法が制定後60年経過し、「議会と首長との関係」等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず、ほとんど見直されておらず、議会にかかる制度が実態にそぐわなくなっていることから、議会制度全般にわたる見直しが急務である。

 21世紀における地方自治制度を考えるときに、住民自治の合議体である「議会」が自主性・自律性を発揮してはじめて「地方自治の本旨」は実現するものであり、時代の趨勢に対応した議会改革なくして地方分権改革は完結しないと考える。

 よって国におかれては、現在、第28次地方制度調査会において「議会のあり方」を審議項目として取り上げ、活発な審議が行われているところであるが、地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより、?議長に議会召集権を付議すること、?委員会にも議案提出権を認めること、?議会に附属機関の設置を可能にすることなど、地方議会の権能強化及びその活性化のため、抜本的な制度改正が図られるよう強く求める。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   平成17年7月11日

長門市議会

………………………………………………………………………………

 議員皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

〔17番 大草博輝君降壇〕



○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。

 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。

 討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決されました。

 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第2号について、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に委任することに決定しました。

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△日程第5.意見書案第3号



○議長(南野京右君) 日程第5、意見書案第3号「市民生活を支える道路整備の推進を求める意見書」を議題とします。

 本案について提出者の説明を求めます。大下和政君。

〔8番 大下和政君登壇〕



◎8番(大下和政君) 意見書案第3号「市民生活を支える道路整備の推進を求める意見書」について提案理由の説明を申し上げます。

 国の平成17年度道路予算については、道路特定財源の使途拡大等により、対前年度比が1.0を割り込むなど、道路予算を取り巻く環境は極めて厳しい状況にあります。

 道路は、豊かな市民生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基礎的なインフラであり、特に自動車交通への依存度の高い地方においては、住民生活はもとより、他地域との交流・連携を促進する上で最も重要度の高い基盤となります。

 山口県北部に位置し、少子高齢化の進む本市においても、道路整備は未だ不十分であり、山陰自動車道などの高規格幹線道路を初めとし、国道などの幹線道路や地方道の整備促進は緊急かつ重要な課題となっています。

 ついては、平成18年度予算編成に当たって、このような地域の実情を深く認識され、道路予算の確保に特段の配慮がなされるよう強く求めるため、政府等関係機関に対して意見書を提出しようとするものであります。

 それでは、意見書案を読み上げまして提案に代えさせて頂きます。

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△市民生活を支える道路整備の推進を求める意見書(案)

 道路は、豊かな市民生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基本的なインフラであり、少子・高齢化が進展している中、活力ある地域社会の形成を図るためには、高速道路を含む道路整備はより一層重要となっている。

 特に、公共交通機関の整備が不十分なため、自動車交通へ依存せざるを得ない地方において、人々が安全で安心して快適な生活を送り、自立した個性ある地域づくりを進めるためには、市内はもとより市外との交流・連携を促進する交通ネットワークの整備を進めることが必要不可欠である。

 とりわけ、山口県の北部日本海に面した長門市は、道路整備は未だ不十分であり、山陰自動車道などの高規格幹線道路の早期整備、地域の交流と連携を進める地域高規格道路、国道などの幹線道路や日常生活に密着した地方道及び市道の整備促進、さらには交通安全対策、道路防災対策等、計画的かつ効率的な道路整備の推進が緊急かつ重要な課題となっている。

 そのため、国会におかれては、このような地域の実情に即した道路整備の重要性を深く認識され、平成18年度の予算編成に当たっては、下記の事項について特段の配慮がなされるよう強く要望する。

 1.活力ある地域づくりや都市再生を推進するため、道路整備の促進を図るものとし、「社会資本整備重点計画」に基づき、市民の期待する道路整備を効果的かつ効率的に推進すること。

 1.安心・安全な生活の確保や経済活動の発展を支えるため、地方部の遅れた高速道路の整備を推進し、一日も早い完成に努めるとともに、高速道路の更なる有効活用を図るため、インターチェンジへのアクセス強化、弾力的な料金設定などを進めること。

 1.災害に対して、安全で信頼性の高い道路ネットワークの構築を進めるとともに、橋梁の耐震補強等の対策を推進すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   平成17年7月11日

長門市議会

………………………………………………………………………………

 議員の皆様、御賛同をよろしくお願い申し上げます。

〔8番 大下和政君降壇〕



○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。

 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。

 討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、意見書案第3号は原案のとおり可決されました。

 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第3号について、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に委任することに決定しました。

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△日程第6.議会が推薦する農業委員の選任



○議長(南野京右君) 日程第6、議会が推薦する農業委員の選任を議題とします。

 お諮りします。議会推薦の農業委員は4人とし、議長が指名したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。議会推薦の農業委員は4人とし、議長が指名することに決定しました。

 議会推薦の農業委員に小野明子さん、花岡敬太郎君、藤村勇次君、増野節子さん、以上4人の方を指名したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、議会推薦の農業委員に小野明子さん、花岡敬太郎君、藤村勇次君、増野節子さん、以上4人の方を推薦することに決定しました。

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△日程第7.議会だより特別委員会の設置



○議長(南野京右君) 日程第7、議会だより特別委員会の設置を議題とします。

 お諮りします。議会だよりの発行に必要な事項を調査するため、委員会条例第5条の規定により、お手元に配付の要綱のとおり定数7人の委員をもって構成する長門市議会だより特別委員会を設置したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。議会だよりの発行に必要な事項を調査するため、定数7人の委員をもって構成する長門市議会だより特別委員会を設置することに決定しました。

 お諮りします。調査期限については調査が終了するまでとしたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。調査期限については調査が終了するまでと決定しました。

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△日程第8.議会だより特別委員会委員の選任



○議長(南野京右君) 日程第8、長門市議会だより特別委員会委員の選任についてを議題と致します。

 委員の選任は議長が会議に諮って指名することになっていますので、これより指名させて頂きます。

 長門市議会だより特別委員会委員に阿波昌子さん、木下重之君、先野正宏君、中野明彦君、新谷勇君、林哲也君、山根勇治君、以上7人の方を指名したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、長門市議会だより特別委員会委員は、ただ今指名しましたとおり選任することに決定しました。

 この際、委員会条例第8条第2項の規定によって、長門市議会だより特別委員会の委員長及び副委員長の互選を行って頂くため、委員会の方は第1委員会室にお集まり頂きたいと思います。

 暫時休憩します。

午後1時41分休憩

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午後1時50分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第9.議会だより特別委員会委員長及び副委員長の互選結果



○議長(南野京右君) 日程第9、長門市議会だより特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果を報告します。

 長門市議会だより特別委員会の委員長に新谷勇君、副委員長に中野明彦君、以上のとおりです。

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△日程第10.議員派遣について



○議長(南野京右君) 日程第10、議員派遣についてを議題とします。

 お諮りします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第78条の規定により、お手元に配付のとおり議員派遣したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。お手元に配付のとおり議員派遣することに決定しました。

 お諮りします。議員派遣について、その後の事情により変更が生じた場合は、その決定を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。議員派遣について変更が生じた場合は、その決定を議長に委任することに決定致しました。

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追加日程第11.意見書案第4号



○議長(南野京右君) お諮りします。ただ今松永亘弘外4人から意見書案第4号「長門市内の県立高校の再編統合計画(案)の撤回を求める意見書」が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第11として議題としたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。意見書案第4号を日程に追加し、追加日程第11として議題とすることに決定しました。

 本案について提出者の説明を求めます。松永亘弘君。

〔26番 松永亘弘君登壇〕



◎26番(松永亘弘君) 議会運営委員長の松永でございます。議員各位には既に御案内のとおり、この度山口県教育委員会より県立高校の再編整備計画案が発表されました。その中に当長門市の大津高校と水産高校の統合が企画、提案されております。この両校の統合計画案は、両校の関係者はもちろんのこと、市民にとっても密接、かつ重要な案件だと考えます。

 既に、両校の同窓会その他関係者からも本議会に対して統合案反対の意思表明の要望もなされております。こうした背景から我が長門市議会においても両校の統合案について撤回を求める意見書を提出したいと考えます。

 以下、意見書案を朗読致します。

………………………………………………………………………………



△長門市内の県立高校の再編統合計画案の撤回を求める意見書(案)

 山口県教育委員会は、7月4日「県立高校再編整備計画」(案)を発表しました。この再編計画案には、市内の大津高校と水産高校を再編統合することが盛り込まれ、平成19年度から3カ年計画で実施されようとしています。

 この計画案に対し、行き届いた教育を願う保護者や地域住民から多くの不安や批判の声が上がっています。

 大津高校は、その前身である深川高女が明治36年に開設されて、平成15年度には100周年を迎えました。この間、幾多の俊秀を輩出し、卒業生の総数は1万9,904名を数えます。童謡詩人金子みすゞや画家香月泰男も同校の卒業生で、文武両道の学風が連綿と受け継がれている進学校です。

 また、水産高校は本県唯一の水産高校として県内全域は勿論、県外からも修学する62年の伝統校で、卒業生総数8,015名は、水産業、海運業に限らず、あらゆる分野で活躍しています。水産県「山口」のシンボルとして、また、水産都市「長門」の顔としてかけがえのない特色ある高校です。

 このたび、山口県教育委員会が少子化の進展などを理由に、学風の異なる両校を統合することは、互いの長所を消しあい、特色ある高校教育に水を差すものと断定せざるをえません。

 今日、生徒たちの高校選択の基準は、学力だけでなく、校風、クラブ活動、通学距離など多岐にわたっています。高校再編整備計画は、次世代を育てる重要な県民的課題です。拙速な統合計画は、受験を控えた中学生の進路決定にも大きな不安をもたらすと同時に、長門市民にとって衝撃的な出来事であり、市議会としては断じて看過できません。

 よって、県当局におかれましては、長門市内の県立高校の再編統合計画案を撤回され、現状のまま両校を存続されるよう強く求めます。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

   平成17年7月11日

長門市議会

………………………………………………………………………………

 以上、長門市議会の意見書として県当局へ提出したいと考えますので、議員全員の御賛同を賜りますようお願い致します。

〔26番 松永亘弘君降壇〕



○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。

 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。

 討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。

〔賛成者挙手〕



○議長(南野京右君) 挙手多数です。よって、意見書案第4号は原案のとおり可決されました。

 お諮りします。ただ今議決されました意見書案第4号について、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に委任することに決定しました。

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○議長(南野京右君) 以上で本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。

 平成17年6月長門市議会定例会を閉会致します。御苦労さまでした。

午後2時00分閉会

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   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。


     平成17年 7月11日
              議  長  松林 正俊

              署名議員  林  克好

              署名議員  木下 重之