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山口県 長門市

平成 20年 6月定例会(第2回) 06月10日−03号




平成 20年 6月定例会(第2回) − 06月10日−03号









平成 20年 6月定例会(第2回)


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平成20年 6月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第3日)
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議事日程(第3号)
                      平成20年6月10日(火) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(26名)
1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君
3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君
5番 三輪  徹君       7番 岡?  巧君
8番 大下 和政君       9番 谷川 雅之君
10番 原田 勝敏君       11番 阿波 昌子君
12番 野村 正夫君       13番 林  克好君
15番 中野 明彦君       16番 林  哲也君
18番 宮野 修治君       19番 田村 哲郎君
20番 新谷  勇君       21番 中野 博文君
22番 中村邦四郎君       23番 金? 修三君
24番 南野 勇治君       25番 佐藤 和夫君
26番 松永 亘弘君       27番 岡野 正基君
28番 今津 一正君       30番 南野 京右君
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欠席議員(3名)
14番 木下 重之君       17番 大草 博輝君
29番 西岡 晴美君                
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欠  員(1名)
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事務局出席職員職氏名
局  長 西岡 隆雄君       次  長 橋本 和則君
次長補佐 平川慎太郎君       書  記 杉村 紀子君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 松林 正俊君  副市長 ………………… 藤田 芳久君
教育長 ………………… 大嶋 泰夫君  企画総務部長 ………… 岡本 守正君
市民福祉部長 ………… 久永 喜幸君  経済振興部長 ………… 岩崎 伸広君
建設部長 ……………… 本山 義雄君  会計管理者 …………… 藤野 義久君
教育次長 ……………… 大和  保君  消防本部消防長 ……… 廣田 敏明君
三隅総合支所長 ……… 繁澤 裕司君  日置総合支所長 ……… 宮本 正澄君
油谷総合支所長 ……… 山本 正人君  企画政策課長 ………… 仲野 修史君
秘書広報課長 ………… 重原 敏男君  総務課長 ……………… 山口 雅道君
財政課長 ……………… 松尾  要君  税務課長 ……………… 河野 広行君
国体推進課長 ………… 上田 達男君  市民課長 ……………… 中野 義三君
生活環境課長 ………… 中尾  努君  高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君
地域福祉課長 ………… 西本 一恵君  健康増進課長 ………… 三戸 幸子君
商工観光課長 ………… 宍村 龍夫君  農林課長 ……………… 浴田 和拓君
水産課長 ……………… 高橋 憲幸君  都市建設課長 ………… 林  了夫君
下水道課長 …………… 南野  新君  水道課長 ……………… 山田 保則君
教育総務課長 ………… 熊野 和雄君  学校教育課長 ………… 松浦 正彦君
生涯学習スポーツ振興課長 ……………………………………………… 坂倉 誠治君
選管事務局長 ………… 五十嵐 徹君  監査委員 ……………… 今浦 丈志君
監査事務局長 ………… 又野  豊君  農委事務局長 ………… 萩谷 周成君
総務課長補佐 ………… 永井 武司君                    


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午前9時30分開議



○議長(南野京右君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、新谷勇君及び中野博文君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(南野京右君) 日程第2、これより昨日に続き一般質問を行います。

 岡?巧君。

〔7番 岡? 巧君登壇〕



◆7番(岡?巧君) おはようございます。2日目のトップバッターの岡?巧でございます。今日は3月の定例議会に続いて、学校給食問題を含めた学校給食施設改築について、再び給食問題を取り上げながら質問をしてみたいと思います。

 先程述べましたように、3月定例議会で学校給食について、給食を食べる児童・生徒の立場に立って、課題と施設コスト、教育について、市長に尋ねてます。

 再度、学校給食施設改築についてお尋ねしたいと思います。

 1点目は、施設建設について、保護者との協議は行われたかということです。このことは3月定例議会で議論を深め、よりよい選択肢を見つける方法はないかと尋ねています。その後どうなったかを尋ねるものでございます。

 2番目の教育としての食育、この問題は、昨日の田村議員や武田議員並びに金?議員との答弁と重複するので、発言席からの再質問からしたいと思っております。

 3番目の予算計上されてる学校給食施設改築事業が最良の選択か、この3点について市長にお尋ねします。1回目の質問は終わり、2回目から発言席にて行います。よろしくお願いします。

〔7番 岡? 巧君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) おはようございます。それでは、岡?議員の学校給食施設改築についての御質問にお答え申し上げます。

 1点目の施設建設に係る保護者との協議についてのお尋ねでございますが、学校給食施設の建設方針は、昨年3月の議員全員協議会において議員の皆様に説明をしたところであり、この方針に変更はございません。

 今後、学校給食の運営方針を平成21年度までに策定する過程において、給食費の負担金或いは献立等様々な課題を関係者と協議をしながら、よりよい学校給食の運営を目指していきたいと考えております。

 保護者に対しましては、説明をする機会を捉えて理解を求めていきたいと考えております。

 2点目の教育としての食育についてのお尋ねでございますが、平成18年3月に策定をされました食育推進基本計画を受けて、本市でも各学校で食育の充実について様々な取り組みを続けて参りました。

 小学校では給食時間を通じてマナーアップ教室を開催して、箸の持ち方或いは食事のマナーについて子供達への指導を行っております。また、多くの学校で食生活アンケートを実施して、家庭と連携をしながら食生活の改善、向上を図っております。参観日には親子クッキングや健康ウオークラリーなど、食について考える機会も設けておるところであります。授業においては、家庭科や保健の時間の中で、栄養の特徴や献立について学んでおり、栄養士や食生活改善推進委員の皆さんなどの指導を受けながら、調理実習も行っております。

 このように各学校では、さまざまな教育活動の中で食育が推進をされております。また、いずれの学校も食に関する指導の全体計画を作成致しまして、児童・生徒の発達段階に応じた継続的な指導を行っております。

 先日、議員の皆様にお配りを致しました、長門市学校給食運営方針の第一次試案の中にもお示しをしておりますが、食に関します6つの指導目標であります。食事の重要性、心身の健康、食品を選択する能力、感謝の心、社会性、食文化につきまして、新しい学校給食施設も活用しながら、各学校の実態に応じた食育の取り組みを展開して参ります。

 次に、3点目の学校給食施設改築事業は最良の選択かというお尋ねでございますが、児童・生徒数の減少から、小規模校の自校方式はもちろんのこと、センター方式の場合であっても1食当たりの経費は増加をし、効率的な運営ができない状況にあります。当然、施設数が多ければ維持費は多く必要となり、本市の厳しい財政状況下では現状の施設形態を維持することは大変困難な状況にあります。反面、老朽化した施設の整備は喫緊の課題であります。

 更に、学校施設の耐震化を進めるための改築、耐震補強に係る経費は膨大でありまして、本市の財政状況を考慮致しますと学校給食施設の整備は効率的でなければならないと考えておるところであります。

 以上のことから、平成30年度の食数を見据えた2,400食規模の学校給食センター建設事業に係る基本実施設計等の補正予算を本議会に上程をしているところでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 再質問に入ります。

 3月定例議会後、学校給食センター計画について3案、つまり3,000食の規模の1センター。今回提案されてます2,400食規模のセンターと深川中学校給食室、日置学校給食センターを段階的に併用した場合。3点目として、現行施設利用、自校方式10施設、センター方式3施設。この3案の資料を頂きました。

 その際、全員協議会のときに、多分三輪議員から提案があったと思うんですけど、保護者へのアンケート調査をやって頂きたいという提案があったと。これをどのように今までの間に扱われたかお尋ねしたいと思います。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 保護者への理解をとるための方策をどのようにしたかと、アンケート等のお話でございますが、私どもとしましては、まずは市民の代表であります議員の皆様方の御意見を尊重。その意見を聞きながら、それから先程市長も述べましたが、機会を捉えて保護者説明をしていきたいという基本的なスタンスは変わりありません。と申しますのも、3月定例議会に今回計上しております給食センター施設をなぜ上げなかったかという御指摘もありましたが、その際にも申しましたが、やはり文教厚生常任委員会でまだ審議中であるので、3月議会は見送って6月議会で計上させて頂きたいという思いも、議員の皆様方の意見を尊重するという基本的なスタンスを持っておりますので、そういう今、先程申しました、先に議会の皆様方の御意見を聞き、それから機会を捉えて保護者の皆さんに説明をしていく。こういう考えでおります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ということは、議会の理解を求めるということは、今回本6月定例議会に上程されています。それの議決後ということですか、どうですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 一応説明については議決後というふうには捉えておりませんが、と申しますのも、保護者の説明については機会を捉えてということで、先般5月の中旬に、長門市中学校PTA連合会の前期の役員会といいますか、会議が持たれました。その席に案内を頂きましたのでPTAの会長さん、副会長である母親代表さん、更に各学校長、その中で詳しく説明を致しました。以上であります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 学校給食施設の問題で6月5日付で長門市小学校PTA連合会会長名で教育委員会あてへの要望書。ここにありますけどこの要望書ちょっと読みますと

 要望書、平素は長門市内小学校の教育のために御尽力を賜り、深く感謝申し上げます。さて、市内の小学校の給食施設の整備に伴い、学校給食センターの建設が計画され、基本設計の予算案が議会に提出されるようですが、以前に当会の代表も参加して協議が行われた学校給食施設検討委員会の答申とは内容が異なっていると聞いています。また答申から時間も経過し、現在の保護者には詳しい内容が伝わっていません。食育の重要性が叫ばれる現代、児童・生徒にとって毎日の給食は大切な問題であり、内容が理解できないまま、方針が決定されることに不安を覚える保護者も少なくありません。つきましては児童・生徒の保護者への説明会を、早急に開催して頂きますよう要望します。時間的な余裕もなく恐縮ですが、地区をまとめての開催など工夫して頂き、ぜひ実現するよう重ねてお願い申し上げます。平成20年6月5日、長門市教育委員会様、長門市PTA連合会会長大田哲巳

さんって読むんですか。この要望書が出されていると思います。

 この中に、「時間的な余裕もなく恐縮ですが」っていうのは、多分その議決の後では、もう保護者との協議会、説明会をしても、元に戻るということはないんじゃないかという危機感からです。だろうと思っています。

 だから私は、できるだけ早くこの対応をして頂きたい。

 また、中学校は説明幾らかされたと思いますけど、その辺のところの理解度はどうなっているか知りませんけど、この辺について教育長、どう思われますか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) まず、中学校の方は5月のときに説明を致しまして、ある程度理解がとれたということで私は捉えております。それを受けて、中学校はできたが小学校がまだだということで、いつあるかなという思いで予定を調べておりましたら、今月の議会が終わった明くる日の27日にその会議がございました。

 そこで、その当時、代表の方が直接来られまして、今申されました内容的なものを言われ、対応についてしてほしいという要望を頂きました。その後、今度は小学校のPTAの連合会長さんもその文書、今度は正式な文書を持って来られました。

 ところが、当初は、中学校と一緒に小・中でやったらどうかというお話もありましたが、中学校の方に聞きますと「もうその必要はない」という中学校の方のお話でしたので、じゃあ27日に、今あるのでその辺をそこでしっかりと説明をさしてもらおうという思いを持ちました。

 と申しますのも、どちらを先に、どちらを優先するかと、保護者の意見を聞いて、それに議会の方に私の方から言うのがベターなのか、先に先般の全員協議会でも資料を提供し説明を申し上げましたが、先に議会の議員の皆様の理解を求めて、それから後で十分であろうという判断のもとに、今、しかも議会最中ですから中々時間的な余裕もないのも事実でございますが、保護者の両方──議会中にしっかりとした方針を聞くのがいいのか、先に議員の皆様の意見を聞き保護者に説明するのがいいのかという選択をしたときに、最初申しました議会の説明を聞いた後でというふうに事務局として考え、そのような方向を今とっておるということであります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 先程PTAの連合会の要望書を読みましたが、食育の実践の場である学校給食がどのような方式になるのか、児童・生徒の保護者はとても関心が深く、これは見過ごすことのできない問題でありましょう。

 この認識のもとの私は要望書として思っております。この要望書の対応に対して、市長、どのように思われていますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 私も先程お答えの中で申し上げましたように、基本的にはセンター方式という形を行政の財政面或いは効率面、何よりも安心・安全な食の提供、そして子供達への食育の充実、こういったいろんな観点から、基本的に給食センター、1センター方式で現有施設の幾つかを使うという2,400食のセンター化建設の今案を出させて頂いております。

 従いまして、教育長が申しましたように、もちろん父兄や市民の皆様にも色々な御意見もございましょうが、基本的にこのセンター方式をとってる自治体、或いは学校施設を運営する自治体は多くございます。そういったセンター方式のよさをしっかりとお伝えしながら、そして機会あるごとにそういったことを理解をして頂きながら進めていくのが私どもの基本的な姿勢というふうに思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) この学校給食施設改築問題は、要望書に書かれてますように学校給食施設検討委員会、この答申に反した施設方針が示されたと、私はこれが一番の原因だろうと思ってます。

 だから、私は議員として、教育における食育の重要性、そしてその実践の場が学校給食、このことを鑑み、再度保護者と行政との協議が必要だと。この見地から、3月定例議会後小・中学校のPTA会長へ、現状の課題、で今どのようにこの問題が推移してるか等の情報を提供して、PTAの意見、考えが聞きたいと提案してきました。

 今、この小学校PTA連合会長名で要望書が提出されています。教育長は今の答弁では、この議会終了後にしたいと。これでは児童・生徒の父兄は納得しますか。議会で例えば、この案に賛成っていう議決がなされて、建設計画が進み出して説明会受けても、そりゃあはっきり言ったら後出しじゃんけんみたいなもんですよ。そういうのは私は行政のとる立場じゃない。このように思います。

 それで、今本当にうれしく思ったっていうのは、この今6月定例に要望書が間に合うたっていうことです。私は幾らか聞いてたらこれは無理かなあと思ってました。反応的にいうたら、例えばPTA総会、最初の総会が5月の初めとか中ごろに行われるということになると、それで色々会議をされて、この問題を取り扱うというのはもう不可能かなと思ってましたが、小P連の方達に話したときに、何とかこの要望書を出そうということで間に合わしてくれました。

 だから、今やっと行政、議会、保護者とが、この問題を議論する場が、同じ問題を共有することができたと、こういう認識をしております。

 だから、できるだけ議会中、もしそれができないんならですよ、この問題は私は凍結するべきだと思う。どうですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) それでは逆にお尋ねしますが、保護者の意見が賛成なら賛成ということに固まったときには、議会の意見が反対であっても保護者の意見を尊重されてそのようにされるのか。そこをちょっとお聞きしたいと思います。(笑声)



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 私らがあなた方に答弁する立場にない。(笑声)はっきり言うて。(「そうだ」と呼ぶ者あり)この議会っていうのは私らがあなた方の意見を聞くとこです。何で私が答弁せんにゃいけんのですか。(発言する者あり)



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) そのようになりますので、中々こちらの思いも伝えられません。

 従いまして、先程最初から言っておりますように、まずは議員の皆さんのお考えをしっかりと聞いて、しかる後に今度は保護者の方に説明をというふうに申し上げております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) この議論は、私はほとんど執行部の方ではもう1センターありきという考えでもう凝りかたまってるっていうんですか、がちがちで余裕はない。

 ということで、私はできるだけそうじゃなくて、もう少し保護者との協議を深められて、もっとよい選択、1センター──後で色々このセンターの問題についてはまた提案しますけど。ていうことを思っております。これはこれでちょっと置きます。

 2問目に入ります。これは昨日も言われたことなんですけど、平成17年に食育基本法が施行され、ここでの食育は、知育・体育・徳育の基礎と位置づけされてます。「子供たちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い、豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となる」とあります。食育の中心教材、実践の場として学校給食があります。

 その役割はおいしく安全な給食であること、また、1食分の食事内容としてふさわしく、生きた教材として活用できるものを提供することで、子供達に望ましい食習慣の定着を図っていく。

 このことから、私は今から学校給食を中心とした様々な問題について質問します。

 今回、先日配付されました長門市学校給食運営方針、これを頂きましたけど、これについて3問ほど質問します。

 第1問は、学校給食の運営方針4つの柱というのがありまして、その1つに安全・安心な学校給食。この中にこう書かれてます。「子どもの『食』は家庭が基本です。行財政的側面から行政が提供する学校給食の運営方針では、保護者が満足できない部分があるかもしれませんが、家庭における『食』の充実により、学校給食で提供できない部分を補っていくことが大切です。」とこう書かれております。

 一方、昨年9月の定例議会の一般質問、阿波さんの質問に、教育長は、これは抜粋なんですけど、「今はほとんどのお母さんが外に働きに出ておられる。中々そのあたりが難しいということもありまして、戦後の食事状況から学校給食ということが提唱され、今日に至っておるわけですが、三度の食事もまともにとれるのは、各自治体によっては、学校給食しかないというようなところもあります。本市でも、朝食を抜いてきておる子供の調査をしますと、中には朝、食べようと思っても親が用意をしていないという家庭もあります。そういうことも考えて、学校給食の大切さは十分心得ております」こう述べられております。

 いいですか。資料では、「家庭における『食』の充実により、学校給食で提供できない部分を補っていくことが大切だ。」とこう書かれておるわけです。一方では、教育長は、「食べてこない子供がいる。そういうことも考え給食の大切さは十分心得ている。」と、どうもちぐはぐな気がしますけど、教育長、どうですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) そのことは、子供の食に関することについては学校給食だけでやれるはずがない。やはり学校も家庭も、そして地域社会も一体となって子供の食について関心を持ち、子供の成長をいかに育成していくかということが問われるので、学校給食ではこういうことをやっていますよ。しかし、家庭ももう少し子供の食に対して関心を持って頂きたい。こういう両者が相まって、初めて子供にとっての望ましい食事が私は提供できると、このように捉えておりますので、そういった答弁をしたとこのように思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 今の質問を続けます。いいですか。子供の食は家庭が基本。これは否定しません。全くそのとおりであると思います。

 しかし、「行財政的側面から行政が提供する学校給食の運営方針では、保護者が満足できない部分があるかもしれませんが、家庭における『食』の充実により、学校給食で提供できない部分を補っていくことが大切だ」と。これは、この説明には私は全く賛成できない。なぜかというと、行政が学校給食を提供するのだから文句を言わずに食べなさいと、こういうことも読み取れるわけです。この書き方では。

 それで──いや、まだ。学校給食は、家庭で満足に食事をしてない子、つまり朝食抜きの子や偏った食事をする子供達への私は補完的な要素が多分にあると思う。つまり学校給食だけでも栄養、カロリー等考えた食事を与えたいと。これは学校給食の大きな役割の一つだろうと思う。これはこういうことを、今言われたみたいに、学校で満足にできない部分は家庭でというようなことは、学校給食というその制度のもとでは、できるだけそうではなくて、家庭でちゃんとした食事が与えられない子供には、学校給食だけでもという気がないと、気っていうんですか、そういう役目があると思ってます。

 ところが、そうじゃないという表現の仕方になってます。市長、その辺どう思われますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 表現はそうでないようにとっておりますし、今言われた補完し合うということでちぐはぐではないと私は読みます。言われたように補完すべきであり、そして家庭の食事も大事にし、そして学校給食も大事にし、そこをうまく噛み合わせていくのがこれからの食育の一部でもあろうというふうに思いますが、違いますか。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) この問題をやっても──やってもやないけど、私は今私の意見を言ってて、市長はそういう考えなんでそりゃもう多分中々交わらないと思いますが、次に移って、またこの資料のことでまたお尋ねしますが、資料に、「新学校給食センターは、運営委員会・献立作成委員会・食材納入選定委員会を組織して学校給食全体を統括する機能を持ち、小中学校長会や学校保健委員会等と連携し学校給食の安全・安心の仕組みづくりを推進します」とあります。

 今回、この新給食センターの議案が今上程されてます。まだ表決もされておりません。でも、この内容によるとあたかも新センターができたと、ありきという表現になっております。私は腑に落ちないこともありますが、それはそれとして、今この3委員会、運営委員会、献立作成委員会、食材納入選定委員会、こういうの今ありますか、どうですか。



○議長(南野京右君) 松浦学校教育課長。



◎学校教育課長(松浦正彦君) おはようございます。それでは今の各種運営委員会のお話でございますが、給食運営委員会は今組織的にはございます。ただ、これがまだうまく機能していないというのがひとつでございます。

 それから、献立作成委員会、それから食材納入選定委員会等については、学校給食センターを立ち上げていくさなか、或いはそのことを見込みながら、今から委員会を立ち上げて機能させていくという流れに考えております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 学校給食、今大変問題になっております。だから、そういう案があれば、早急にその新給食センターが立ち上がらなくても、つくって私は当然だろうと思っています。それが新センターとかなんとかできなければできないというのは、これは行政が後手後手に回っていると。そういう案があるんなら、つくられた時点で、明日からでもって極端な言い方しますけど実行にされたらいいです。どうですかそれは。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 合併致しまして、それぞれ旧1市3町が運営形態の違う形で、または給食費の単価もそれぞれ違う形で新市になりまして、そうしたものが調整ができないまま新市になったという状況の中で、やはりこのことは均一化できるものは均一化し、仕組みづくりも統一できるものは統一すべきということで、議員御指摘のように、一日も早くそういう作業をすべきであったということは当然の御指摘だろうというふうに思っております。

 ただ、現実問題、食材の購入の仕組みもそれぞれの学校で、またはそのセンターで違っております。その納入業者さんとの長いおつき合いのこともございます。そうしたことを調整をするにも、それは現実に中々難しい。

 従いまして、若干年数はかかりましたけども、この今日センターの建設という状況になる。いわゆる市がそういう方針を持ちましたので、これが建設される年度を目標に、これから様々な関係者の方々の御意見を聞きながら、この運営方針を一次試案、二次試案、三次試案として正式な方針をつくっていくということで、すぐできればいいんでしょうが、やはり様々な御意見があろうと思いますし、お立場もあるわけですから、やはりこれも2年ぐらい十分かかるというふうに私は思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) よくわかりますが、例えばこの新給食センターが凍結或いはもう少し遅らそうと。もっとこう三者、結局行政・議会・保護者の協議を終えてっていうようなことになると、これもそしたら遅れるわけです。そうやないでしょう。こういう、やられたら結局ある程度調整をされて、できるときから、センターができようとできまいとやられると。そして、一体的に、納入でも今ばらばらでしょうけど、それで単価がまちまちと言われますけど、運営委員会に諮って「こういうやり方も色々やられておるけど」という、調整とかいうのができるわけですよ。じゃけえ一刻も早く立ち上げて頂きたいと思います。これいいです、これで。もうそれお願いしておきます。

 それと、もう一つ、この資料から最後の質問をしますけど、食材供給システムということで、「『長門市地場産学校給食・食育推進協議会』を活用し、生産者との契約栽培について研究・協議を行います。食材納入業者との定期的な協議をとおして、公正で公平な発注・納入の仕組みづくりを構築します。」とありますが、この長門市地場産学校給食・食育推進協議会、こういうのはどこ──どこにっちゃああれですけど、現実にあるわけです。どうですか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 県の日置農林事務所が所管されております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) いや、それはわかる──それはそうかもわかりませんけども、この教育委員会かどっかの、長門の行政の中にそういう組織があるかということをお尋ねしておるんですけど。どうです。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) だから、県の農林事務所がこうした協議会を組織されておられて、様々な関係機関、団体が構成員としてメンバーに入っておると、その一員として教育委員会からも関係者が出席をさせて頂いておるということでございます。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) そういうことになりますと担当の課っていうのはどこになりますか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) だから、所管は日置の農林事務所、ほいで農林課は農林課の関係職員が参加をしておりますし、教育委員会は教育委員会の関係職員が参加をしておると。市の行政の中にその所管というのはございません。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ということになりますと、行政、例えば農林課とか教育委員会、また色々あるかもわかりませんが、ばらばらで、ばらばらか統一かようわかりませんが行かれておって、市としての統一的なその施策が打てるんですか。その辺をちょっとお尋ねします。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 市の施策というよりも県は県として、やはりそうした食育を進めるために、生産者も消費をする私達も共通認識の中で、この辺の地場産食材の普及、促進というテーマからこういう協議会を設定されておるわけですから、食材の供給もやはり様々な関係者の合意形成がないとできないわけでございます。私どもだけで契約栽培というようなテーマを追求してもそれは中々難しい。

 ただ、県でこういうふうな協議会ができておるわけですから、それの指導、協力を仰ぎながら、学校給食としての地場産食材の使用率の向上のためには、やはり契約栽培というようなものも選択肢の一つ、検討課題の一つというふうに思っておりますから、そういうことを研究、協議をしていきたいという考えでございます。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) ちょっと補足説明しますが、岡?議員が言われるのは、市内、いわゆる市の組織として教育委員会になろうと思いますが、地元の食材納入業者さんを集めた、市独自のそういう促進協議会的なものを立ち上げたらどうかという御指摘ではなかったかと思いますが、違いましょうか。



◆7番(岡?巧君) いや、それを含めてしてください。



◎教育長(大嶋泰夫君) 含めて。はい。そこを含めて、今次長も言いましたが、関係団体、関係機関としっかり調整しながら前向きに、やはり納入業者さん或いは地元産が十分達成できるような努力はこれはしていくことが大事だと、このように捉えております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) この問題はあんまり突っ込みますと地産地消という問題に行き着こうかと思います。明日松永議員が多分地産地消について論戦を交わされるだろうと思っていますので、それに期待したいと思います。

 続いて、今度は別の見地から。食農教育について。教育長、どう思われます。食農教育。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 食農教育というのは、これは教育委員会でいえば学校教育、学校給食になろうと思います。

 しかし、社会教育もありますので、やはり昨日も申しましたが、食農教育の前に食の問題というのが私は大きくあろうと思います。その問題の中で食育をどのように進めていくかということに行き着くだろうと思っております。そして、その食育を学校給食の中でどのように補完していくかということになろうと思いますので、まずは国全体がこの食糧自給率を含めながら、どのようにして日本の食を担保していくかという大きな私は問題であろうと、このように捉えております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ちょっと私が調べたことを申しますと、食農教育──食農ということは、例えば学校農園での野菜づくりを通して農業に親しみを持つと。

 それとか、地域の農家の方々との協働作業による野菜づくりによる体験学習。或いはともに育て、収穫の喜びを共有して頂くと。

 それとか、自分達でつくった野菜だから──これは結果みたいなるんですけど──好き嫌いのあるピーマンやニンジン等が給食に出されても、一緒に食べるから残さずに食べると。

 それとか、給食時に協働作業に来て野菜づくりを教わった、何々さんのつくったナスビとキュウリが料理されてますという放送、これは生産者への感謝の気持ちと。こういうのをやるっていうのが食農教育ということを言われてます。

 それで、この食農教育というのは、このような取り組みの中で学校と地域とのコミュニティが形成され、食育はもちろんのこと地域を巻き込んだ学校教育と、こういうものができる。私はそう思っております。だから、食農教育というのもその大事な一つの要素だろうと思いますが、教育長、どう思われますか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 御指摘のように、大変大事な教育の一環であるという認識は持っております。

 しかし、ただそれだけが教育ではございませんので、あらゆる機会を捉えて、今それぞれ各学校が立ち上げております学校支援ボランティア制度。地域の方の御協力を得て子供の教育に携わって頂きたいとお願いをしておりますし、また学校からも、地域の行事等に積極的に参加をする中でお互いが共有し合う。

 例えば、それぞれの地域でのお祭りへの参加等もございますし、また学校で給食等にお年寄りをお招きして一緒に食事をとるというふうなことで、学校としては地域の方に帰属意識を持って頂きたい。いわゆる自分達の学校、自分達の子供、自分達の孫がという形で自分も何かの形で参加できないかと。

 だから、学習でもいわゆる教科学習、学習面或いは環境整備面或いは防犯面、自分がやれるのは、協力できるのはどういうのがあるかということで登録をして頂いて、今学校に協力をして頂いておるということで、社会総がかりで教育に当たるということはまさにそのことであろうと思いますし、今その中で学校給食でも食農の教育についても、御指摘のように一分野でそういうことを、子供だけでできませんし教員だけでもできません。その野菜づくり等のノウハウ等も地域の方々の御指導を頂きながらやるということも非常に大事であろうというふうに捉えております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ちょっと幾らか問題が広がったような気がしますが、先程私が言いました食農教育の取り組みです。こういうことが今学校農園を──3月の質問でもしましたが、学校農園を持たれているところが何校かありますが、そういうところではこういう食農教育というのが、地域を挙げて巻き込んだ農園、学校農園での野菜づくりを初めとした、色々な体験なり共同作業なり収穫の喜び、色々ありますが、それらが今度は新しい1センターの給食センターになったとき、果たしてそういう取り組みが可能かどうか。その辺についてどう思われますか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 単独調理方式、いわゆる単独、学校での──単独施設での調理方式ならば、御指摘のようにそこの学校で、その季節にとれる、例えばサツマイモとかということについてはそのときには提供できるとこのように思います。しかしながら、センターになれば範囲が広がりますので、また食数も大きくなりますから、そういう面では若干機会が少なくなるであろう。これは事実であります。

 しかし、だからといって、あまねくそれを手を下さないで見ておくということも、これは食育からしても私は適当でない。従って、劣るけれども、知恵を出しながら、自校方式に近い方式を模索していく。そのための協議会等も色々と立ち上げていく必要があろうとこのように思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 何か困難なような気もしますが、それはそれとして、今金子みすゞの詩に「みんな違ってみんないい」との一節があります。

 本市の学校給食施設も、1センターにとらわれず、みんな違ってみんないい、こういう方式というのもまた私は議論を深める必要があると思いますが、市長、どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 食農のことは私も今、聞きながら思っておりました。例えばそういった学校行事等、学校の独自の栽培した物等は、例えばセンターの一部を特別に調理室にしてそこでやるっていう方法もできなくもありません。また、それを取り組んでいるところもあるようでございます。私は、これは取り組み次第によっては十分に生かせてくると思っております。

 それと、そういった意味ではセンターがここがっていうよりも、基本的には子供達を育てる上では、みんな違ってみんないいという長所を出しながら、広く、給食もそうですけど、ほかの分野でそういう子供達を育てるということは大切でありますし、私もそういった教育の現場であるように努めていきたいというふうにも思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 思いがけず時間がかかってますけど、第3問の方に入りたいと思います。

 先般、議員仲間、大草議員、先野議員、中野明彦議員、林哲也議員、それと私です。周南市、防府市の学校給食センターを視察しました。

 それで周南は、市内の学校給食センターを1カ所に集約して1万3,000食の大規模学校給食センター、この計画でした。ところが、この大規模学校給食センター反対の現市長が当選されまして、今は食育、地産地消がより可能な小規模センター、12カ所に分散と計画が変更され、今その方向で研究中ということでした。

 特に、私達が行ったときには、5月でしたので6月が選挙ということで、もっと詳しいその内容っていうのは聞きたかったのですけどそういうことが望めませんでした。

 市長。この大規模を訴えられた現職──訴えたときは現職なんですけど、選挙のときに大規模を訴えられた市長が負けられて、今のような12カ所分散ということで研究、計画が進められようとしてますが、どういう御感想をお持ちですか。どうぞ。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程から色々と申し上げておりますように、基本的には教育委員会の方針も十分に長いこと議論して、そして、基本的にはもう既に旧3町はセンター方式がありましたもんですから、だから、センターということで位置付けを受けております。

 センター方式を、基本的には複数にするのか1センターにするのか、現有施設を有効にと、そういったものは十分に答申を大切にしながら、ここまで計画を来ておると私は認識しております。

 そして、その規模によりますけれども、私どもはこれから、現時点で3,000食、減っていくわけですけれども、そういった2,400食から3,000食前後、こういったのが大規模な、またつくろうとしてる2,400食が大規模なのかというと、私は決してそうは思っておりません。

 従いまして、適当な1センター方式でやれる規模ということで、そして効率性を考えて、そして安全管理も十分に成り立つということで、私どもはこの1センター方式を今打ち出させております。

 他市の大規模センターが1センターがどのぐらいの規模か、規模にもよりますでしょうけど、私どもの1センター方式の打ち出させている計画でおきましては、十分にこれは規模としていろんなことが実行できると、実施をできるという判断のもとで計画を出させて頂いております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ちょっとこれを、これは数字遊びと言われるかもしれませんが、今計画されてます2,400食。10年後には例えば長門市の人口が3万5,000となりますと、今最初に周南市で計画された15万で1万3,000食。これに人口的比率で当てはめると大体、周南で換算すれば1万300食。人口でいえば。

 だから、私は言っとるわけです。1センター、長門でやられる1センターが2,400食といえども、人口の多いとこと比べればそういうぐらいの規模になるわけです。

 だから、1センターよりは複数センターていう考えが持たれないかということを今まで、そりゃあもちろん財政もありますが、再三指摘してることはそこなんです。果たしてこの長門市です。本当に1センターが、市の形態色々あります。市の形態、いいですか、地理的に言えばタコの足のように、向津具、俵山、通とあるわけです。それらをひっくるめて1センター。果たしてそれが本当に長門市の給食センターとしてふさわしいかということです。

 例えば俵山で大雪があって、行こうにも渋滞で給食が遅れるというようなことは多々あることです。俵山に関しては。それとか事故のこともありましょう。

 だから、そういうことを考えたときに、果たして本当に本市にとって1センターがええかっていうことです。市長、どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 今お並べ頂いたことも十分に検討し、そういうことが起こらない、また安心・安全で、そしてまだ温もりがしっかりとしてる、そういう運搬距離も含めて、色々な形で協議をして、そしてこれならば自信を持って子供達に安心・安全な食も提供できる。そして、多少そういったトラブルが起こったとしても、何とかこれはいろんな形でカバーをできると、そういう前提のもとでこの計画をやっておるわけであります。

 従いまして、今のことも十分に念頭に入れて、そしてそういうことをクリアできるという確信のもとにやって計画を出しておるわけであります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 一つ提案したいと思います。今、向津具小、俵山小、通小、この3校は、私は存続、学校を残して、しかも自校方式の給食で残すと、そういうやり方がいいんじゃないかと思ってます。

 それで、行政としてこの地域に独自の少子化対策。例えば若い夫婦を対象とした安い公営住宅を建ててあげるとか、或いは一定条件のもとの定住促進交付金。まだほかに色々、今私には特別に思いつきませんが、英知を絞ってやっぱり施策は打つべきだろうと思う。それじゃないと、学校がなくなれば若者は住みません。過疎になりつつ──村がもう早急に過疎になっていくでしょう。

 それともう一つは、今この今定例会で俵山公民館の指定管理者の指定が議案に上程されてます。これは可決されるでしょう。それで私は、俵山小学校給食施設を改築して、公民館活動の一環として、学校給食を指定管理制度のもとで運営されたらと。そしたらこれを地域挙げての試みとして企画されたらと思っております。そうすれば特色ある地域づくり、地域活性化、こういうことが幾らか、幾らかっていうよりもっともっとなるんじゃないかと。

 それで、こういう取り組みが成功すれば、向津具地区或いは通地区にも応用できるんじゃないかと思いますが、市長、いかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程から申し上げますように、1センター方式の御理解を求めながらやっていくということを申し上げております。色々な今、個人的な御意見をお聞き致しましたけど、これとてやはり、それをもし俎上に上げたとしても、私達は今この1センター方式を選んだと思います。

 そういったことを是非とも御理解いただいて、そして市民の皆様にも、私も御理解を頂こうというふうに思っておりますので、御理解のほど賜りたいと思います。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 最後にします。先程読みました要望書に対する行政の対応、或いは食育における学校給食での──地産地消はちょっと言ってないので何ともいえませんが、食農教育、学校給食施設改築、先程周南の例を挙げましたが──等々、まだ行政、議会、保護者との間で私は十分議論が尽くされてると思っていません。

 特に来年4月には市長、議員ともに選挙です。この問題は選挙後に改めて俎上に乗せるということで凍結されては。こう思っております。ほいで市長も、これを提案されても私は責任が持てんのじゃないかと思ってますが、その辺どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 提案しても責任が持てないというのが私はよく分からん。責任もかぶるつもりで一生懸命、今までも責任を持ってやって参りました。以上でございます。



◆7番(岡?巧君) 終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午前10時36分休憩

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午前10時46分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を続行します。谷川雅之君。(「谷川さん。また20分で」と呼ぶ者あり)(笑声)

〔9番谷川雅之 君登壇〕



◆9番(谷川雅之君) どなたもこんにちは。谷川でございます。本日は、この議場も何かと蒸し暑いような感じが致しますが、しばらくの間おつき合いを頂きたいと思います。

 私は、観光振興の取り組みについて質問致しますので御回答のほどよろしくお願いを申し上げます。

 我が長門市が市町村合併をして、早いもので4年目を迎えておるわけでございますが、合併については市民の多くの方々が大変な期待を寄せられて、そして合併が進んでいったと思っております。

 しかしながら、合併後、市民の皆さんから合併して本当によかったなあというような言葉は残念ながら聞くことができておりません。新聞報道などでは、全国の農村では、心の空洞化が起きていると言われております。「何をやっても駄目」とあきらめムードが漂い、自分の生活しているところを自慢する人や誇りを持った人が本当に少なくなったような思いでございます。

 また、少子高齢化が進み、あと何年この地域は持つのだろうか、いうところもたくさんあるように思えます。市町村や農協などの合併によりまして、組織による集団的な力が消えてしまい、一次産業の衰退、公共事業の激減、何よりも学校の統廃合によりまして、子供達の声が聞かれなくなったことであります。少子高齢化社会の現実に、田舎は間違いなく消えていくと言われております。

 これに対しまして、国は、合併後の検証さえしようとしておりません。

 このような中で今長門市が自慢できること、誇りを持って言えることは何であろうかと色々考えてみますと、波及効果の大きい観光面ではなかろうかと思うのであります。そもそも観光とは、多くの人は物見遊山という幅広い楽しみを目的とする旅行を言っておるようでありますが、最近、観光の分野でよく耳にするのは産業観光についてであります。何かこれからを予測させるキーワードとして、地域の産業に注目することが大変重要であると思うのであります。地域固有の産業を、まず知ることとともに、その産業を振興させて、旅行者にそのすばらしさを体験させ、味わってもらうことこそが最も大切なことではないでしょうか。旅行者にとって長門で体験したことが本当にすばらしいと、すばらしい思い出となれば、二度三度と訪れてくれるとともに、長門に住んでみたいと思う人も増えてくるのではないかと考えます。これこそが観光まちづくりだと思いますが、市長のお考えをお尋ね致します。

 2つ目に、市長が平成20年度の施政方針の中で述べられました、体験・滞在・反復型の観光づくりの推進でありますが、この観光の振興策についてはすばらしい施策と私は思うのでありますが、ただ、この振興策が「絵に描いた餅」にならないようにお願いしたいものであります。

 具体的な取り組みについては、当然のこと、市民の協力を得ることが不可欠であることは言うまでもありません。そこで、この振興策の推進についてお尋ねを致します。

 3つ目は、平成23年に山口国体の一部競技種目がこの長門市で開催されますことは、既に皆様御案内のとおりであります。国体となれば選手及び役員、または一般応援者などが全国各地からやって参りますが、学生から社会人まで年齢層も幅広く、選手も役員も一旦競技を離れれば一人の人間であり、また広い意味での旅行者であります。この人達に長門の現状をその目でしっかりと見て頂き、長門市が率直に評価されるよい機会であります。この旅で感動を味わい、楽しい思い出をつくり、そのことを通じて山口大好き人間となってほしいものであります。

 リピーター或いは長門市情報の歩く広告塔となってもらうためには、国体は絶好のチャンスであり、その一方で市民の力も試されているのであります。どんなにすばらしい演出のスローガンであっても、会場の外に出ればそのことが根づいているかどうか、そのような意義があるのかないのか、幾らお題目を唱えても実践されなければ意味がないと思うからであります。

 以上、長々と申し上げましたが、市長の御所見をお伺いし、1回目の質問は終わります。

〔9番 谷川雅之君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、谷川議員の観光振興の取り組みについてお答えを申し上げます。

 1点目の観光のまちづくりについてのお尋ねでございますが、本市は恵まれた自然と心豊かな人々により育まれました歴史や或いは伝統文化、また産業など、観光資源となる素材が豊富にあり、地域の特性を持った5つの温泉地や、或いは北長門海岸国定公園に指定をされております、日本海を臨む美しい海岸線も有しております。また、文化資源として、金子みすゞ、香月泰男などの「こころを伝える」文化も有しており、こうした資源を活用した観光のまち長門市を発信をしているところでもあります。

 近年、旅行ニーズが多様化を致しておりまして、旅行スタイルも団体旅行から家族旅行、或いは小グループの旅行へと変化を致しております。また、これまでの見る旅行から体験・交流といった人との触れ合いを求める方向に変わってもきており、こうしたニーズに対応するため、観光産業と体験・交流を組み合わせた新しい観光プランを提案することが必要であると考えております。

 こうした状況のもとで平成16年度からは、俵山地区でグリーンツーリズムにいち早く取り組み、都市と農村との交流を展開致しており、県内でも有数な体験交流のできる地域となっております。こうした取り組みは、旧青海島小学校の活用や、通地区におけます鯨文化を通した体験・交流の取り組みへと波及もして参りました。

 その成果の一つとして、本年11月に、東京都立高校2校の生徒約500名が地域の人との体験・交流を目的とした修学旅行で本市に来ることにもなっております。この受け入れ先として、1校については青海島地区で、もう1校につきましては市全域で受け入れることと致しております。修学旅行に参加された生徒の皆さんが、この体験・交流を通して、長門市を第二のふるさととして感じて頂いて、再び長門市を訪れて頂けるよう取り組んで参りたいと思っております。

 今後ともツーリズム推進事業を活用した、各地域でのこうした取り組みを積極的に推進をしたいと考えておるところであります。

 次に、2点目の体験、滞在、反復型の観光地づくりの推進状況についてでございますが、旅行ニーズが多様化をしております中で、退職を致した団塊の世代の方々は、ゆっくり旅行を楽しむ滞在型志向が強い傾向にございます。こうしたニーズに応えられる観光資源と致しまして、本市には温泉や自然、また花めぐりといった、心いやせるものもございます。

 昨年7月に、下関市と連携して運行を開始致しました観光列車「みすゞ潮彩」も、のんびりとした旅行企画ができる観光資源であると捉えられておりまして、これらを組み合わせた旅行プランの提案もしていかなければならないと思いますし、既にこういった旅行企画もございます。

 特に、本年7月から9月までの3カ月間実施をされます、おいでませ山口デスティネーションキャンペーンは、観光客誘致の絶好の機会でありまして、観光列車「みすゞ潮彩」を活用したイベントなども企画をしたり、多くの方がこの列車を利用して長門市を訪れて頂くことも期待を致しております。

 体験型の旅行につきましては、旅行者のニーズは本物の体験を求めておられます。地域の皆さんが日ごろやられていることは、地域の皆さんにとっては平凡なことかもしれませんが、旅行者にとりましては非常に目新しいことであるわけです。こうしたことの体験を旅行者とともにすることが大切であります。本市では俵山地区におきまして、米づくりオーナー制度やそば打ち体験など、地域の皆さんが先生となって交流が実施もされております。

 こうした取り組みは、また来てみたい、友達を連れてきてみたい、連れてきたいなどリピーターの確保にも繋がっております。このような体験交流を継続的に実施をするためには、地域の皆様方にとって楽しいものでもなくてはなりません。そのためには人づくりや地域の御理解が欠かせないものと考えております。市と致しまして、今後とも、先程申し上げましたツーリズム推進事業を展開し、農漁村の地域づくりと組み合わせました体験・滞在・反復型の観光地づくりを進めていきたいと考えております。

 次に、3点目の国体参加者への取り組みについてのお尋ねでございますが、山口国体は、3年後の2011年、平成23年の10月上旬に、正式競技37競技、デモンストレーションとしてのスポーツ行事18種目、公開競技としての高校野球1競技が県内各地で開催をされる予定となっております。

 本市の正式競技は、俵山多目的交流広場でラグビーフットボール少年の部が、また長門総合体育館で空手道が開催をされます。また、美祢市が発着地点となっております自転車競技ロード種目におきまして、三隅地区の国道、県道がコースの一部として取り入れられてもおります。更に、デモンストレーションと致しまして、伊上海浜公園YYビーチ350でシーカヤックが開催をされることにもなっております。

 国民体育大会は、広く国民の間にスポーツを普及し、国民の健康増進と体力の向上を図り、あわせて地方スポーツの振興と地方文化の発展に寄与する目的で開催をされます国内最大のスポーツの祭典であります。選手・役員等競技参加者だけでなく、その応援者など多くの人々が山口県を訪れるため、県民総参加で国体を支えて、各地特有のおもてなしで大会を盛り上げていく必要がございます。

 本市で開催されます4競技には、選手、役員や応援団など、全国から多くの国体参加者が見込まれ、おもてなしの心を持ってお迎えを致したいと思います。

 国体は長門市のよさをアピールする絶好の機会でありまして、各開催会場に設ける観光PRコーナーや、或いは地元特産品の販売により、本市の持つ豊かな自然や歴史、文化など、多彩な魅力を国体参加者にアピールをしていきたいと考えております。

 本年3月に、現在の国体準備委員会を国体実行委員会へ改編をする予定でありますので、今後、実行委員会で御意見やアイデアをお聞きし、市民の皆さんと一緒になってきめ細かい取り組みを行って参りたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。谷川君、どうぞ。(笑声)



◆9番(谷川雅之君) それでは、少し具体的な質問をしたいと思います。

 ただ今青海島についての説明がございましたが、実は私、一番最初に青海島や千畳敷についてお尋ねをしようかなというふうに思っておったわけでございますが、まず、青海島についてでございますが、市長の答弁では修学旅行を受け入れることとなったということでございますが、この修学旅行を受け入れる経緯と申しましょうか、そういうことについてもしよければお話し頂けたらと思います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) その前に、私先程答弁の中で、国体準備委員会でございますが、3月にと言ったようでございます。8月に立ち上げる予定しておりますんで。

 詳細、もし補足があれば後ほど担当が致しますけれども、私の認識では、既に最近、旅行エージェントは観光の一つの捉え方として、ツーリズム、特にブルー・グリーンの両ツーリズムに非常に興味を抱いております。これはもう四、五年前からの傾向でありまして、名前をあまり申し上げる──首都圏で観光キャンペーンを数度、旧長門時代でありますが行ったことがございます。その折にもう既に、本社におけます──大手の旅行社の幹部、社長さん初め幹部の皆さんと何度か対談を行いました。色々と本市をPRするためのお話をした折にも、非常にここへ興味があったのが印象的であります。

 都会の高校生も含め学生さんが、地方の農業体験や或いは漁業体験も含めた、或いはそこでの食体験を含めた形での修学旅行が非常にこれから多くなってくるという話を聞いておりまして、当然その後もそういった私どもの観光窓口とエージェントさんの方でやり取りが、旅行社の方でやり取りがございました。そういう中での一つのあらわれというふうにも捉えておりますし、そういうことから、これからはこういった形が増えてくるのではないかなというふうにも思っておるところであります。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) 経緯はよくわかったんでありますが、今度は受け入れてから、受け入れてどんな体験メニューが考えられているんかひとつお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 宍村商工観光課長。



◎商工観光課長(宍村龍夫君) 商工観光課長の宍村でございます。どうぞよろしくお願いします。

 今、修学旅行の体験メニューでございますけれども、来られるのが11月の中旬ということでございます。そういったことで、今青海島につきましては、仙崎地区の方ではちょうどその時期サツマイモ等が収穫できますので、そういった野菜の収穫、それから魚のさばき方を今、旧青海島小学校の調理室等を使ってやるということ。それから、農作業、農業機械の作業体験ということも予定をしております。それから、通地区につきましては波止場での魚釣り、或いは地引き網漁、それから体験航海、それから加工場等がございますのでそういった加工場体験と、そういったものを今予定をしております。

 現在、学校等にそういった体験メニューを送っておるという状況でございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) お聞きしますとすばらしいメニューが用意されておるようでありまして、私非常に安心したところでございますが、要は私一つ、どう言いましょうか、気をつけて頂きたいと言いましょうか、そのことはやはり事故がないようにということが一番ではなかろうかと思うわけであります。

 実は、私の身内にも教職についた人間もおるわけでございまして、修学旅行っていうのはやはり、教員から見ると非常にプレッシャーのかかる行事の一つであるというふうに感じております。何を心配するかっていうと、やっぱり一番は事故。これが一番恐ろしいという状況でございますので、そういうふうな事故ということはまずないとは思うんですけれども、やはりこの事故ということについて、最重点に配慮をして頂きたいと思うところでございます。どうかひとつよろしくお願いします。

 それから、続いて、千畳敷についての取り組みをお尋ねしたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。



○議長(南野京右君) 岩崎経済振興部長。



◎経済振興部長(岩崎伸広君) では、私の方からお答えさして頂きます。

 千畳敷ですが、旧日置町時代からことしで15回目になります汗・汗フェスタが夏行われてございます。

 御承知のとおり、千畳敷は非常に風光明媚なとこで、360度パノラマということで大変多くの観光客がお見えです。また、すぐ千畳敷の下には菅無田公園がございまして、ツツジの時期には大変観光客が多うございまして、花を見るだけではなしに、今後、例えばウオークラリーとつなげてイベント開催するとかやってみたいというふうに思ってます。

 ただ、残念なことには食堂が1軒しかないということでございます。近いうちに、地域の6次産品を、シーズンだけでもいいですから売れるようなシステムづくりを構築しなければというふうに思っておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) ありがとうございました。今、千畳敷ついても非常に頼もしい説明を頂いたわけですが、やはり人が集まるといえば、どうしても食というのはつきまとうもんですから、その辺のことについては最重点にお考え頂いて、みんなが更に訪れるように努力して頂きたいと思います。

 次に、後畑、小田地区の棚田についてお尋ねを致します。

 この棚田については、四季を通してその時々のすばらしい棚田の景観や青い海に沈む夕日、いさり火など、棚田百選にも選ばれた後畑地区の風景は、観光資源として大変活用するに、どう言いましょうか、価値の高いものであるというふうに思いますが、現在、観光資源としての活用方策はどのように考えておられるのかについてお尋ねします。



○議長(南野京右君) 岩崎経済振興部長。



◎経済振興部長(岩崎伸広君) お尋ねの棚田でございますが、棚田百選にも選ばれております。特に、バックに海を背景にしておりますことから、ちょうど今時期イカ釣り船のいさり火等が棚田に映るということで大変多うございます。そういう意味では、御指摘のように観光地としての棚田をどうしていくかということが大事だと思います。

 ただ、これまでも多少ございまして、市の方にも幾らかお伺いしておりますが、地元の方との関係、マナーを含めた、守って頂くということも大事だと思ってます。

 そうしたマナーを守って頂きながら写真撮影等もして頂くということで、これもやはり先程申し上げたように、やっぱりそこに行ったら地元の物が買えるというシステムが大事だろうと思ってます。すぐ近くには立石漁協もございますし、イカ釣り船で釣れたイカも、その場で買えるようなシステムができれば一番いいかなというふうにも考えておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) 実は、今部長説明されたんですけども、私も実はちょっと嫌な話を聞いたわけですね。それは、あれだけの立派な景観を眺められるということで多くの人々が訪れる、そのことは我々は願ってもないことなんですが、一方、地元の人から言うと、余りようけ来てもらいとうないと。それは何を意味しておるかといえば、今説明のあったように色々問題があるわけですが、要は地元の人がやっぱり何か潤うようなことを考えてあげないと、これは長く続かんのじゃないかなあというふうな気がしますが、その辺、今言われたように、とれた魚を直売するとか色々ありましょうが、もう少しこう具体的にどんなことが考えられるのか、分かればお聞きしたいと思いますが。



○議長(南野京右君) 岩崎経済振興部長。



◎経済振興部長(岩崎伸広君) ちょっとはっきりした年度を覚えてませんけど、18年ごろに後畑地区にあずまやや駐車場整備を致しました。このきっかけとなったのは、議員おっしゃるとおり、地元の方とのトラブルを含めてあったわけでございまして、今駐車場が整備されて幾らかそこら辺は緩和されたんではないかというふうに思ってます。

 そうした駐車場の管理も含めて、今後、地元に上手に運営して頂くことで、先程申し上げた地元産品を売ると。私は、このことは年間通じてやるのか、或いは夏休みだけやるのかそのシーズンだけやるのかというのは、それぞれ地区ごとに違っていいと思うんです。だから、最初はやっぱり一番儲かりそうなシーズンにまずやってみるということが大切だろうというふうに思ってます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) 地元の人のためにも、是非ともそのことを推進して頂きたいとお願いをしておきます。

 次に、香月美術館と連携した多様な交流の場づくりが進められてきたように思いますけれども、過ぐる2月の23日に、萩三隅間の高規格道路が開通し、アクセス面では非常によくなったように私は感じております。

 今後、今まで以上に取り組みを拡大する必要があると思うのでありますが、今後どのような取り組みをお考えになっておるのか、できればお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 岩崎経済振興部長。



◎経済振興部長(岩崎伸広君) 御指摘のように、萩とのアクセスがよくなって、県立萩浦上美術館との連携も当然視野に入れなきゃあいけないというふうに思っています。

 そして、その香月泰男美術館につきましては、年間3回ぐらいの企画展をやっておられます。同時に、香月泰男記念館自身が、もちろんその入館者の誘致という意味でツアー会社と協力して入館を促進されております。結果として観光客が増えるという形になってございます。今年1月から3月の間、1泊2日のツアーで4,600人程度が訪れているというふうにお伺いをしております。

 また、これは所管が違いますが、管理するとこが違いますが、平成23年には画伯誕生、生誕100年を迎えられるということで、施設の充実を図るということで、リニューアルが予定をされているとこでございます。

 また、香月だけではなしにルネッサながとも含めて、こうした文化施設を活用しながら観光客の誘致に努めて参りたいというふうに思っています。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) 私だけではなく多くの方も思われることと思うんですけれども、萩三隅間がああいうふうな立派な道で繋がったということは、やはりどう言いましょうか、美術館と連携した取り組みというのは割と難しいというふうに私は思うんですけども、でも難しいといってそれまでにするとやはり観光客が増えないと。

 そういうことでアクセスがよくなったんだということを武器に、何かまた色々なことを考えて頂いて、観光客が増えるようにひとつ努力をして頂きたいと思います。よろしくお願いします。

 次に、案内板についてお尋ねを致します。

 私は、我が長門市では、ほかの観光地に比べて観光用の看板や、或いは案内板、案内標識などが少ないように思うのでありますが、市長はこのことについてどのように感じておられるのか、お聞かせ頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 案内板でございますけれども、要所要所、ポイントには置いてあると認識してるんですが、それが果たして目立つものか見やすいものか、このあたりも検証していかなきゃいけないなと思っております。或いは古くなって、新しい施設が入ってなかったというようなことはないと思いますけれども、やはり常にそういうものも、観光地としてはきめ細かくやっておかなければならない。或いはまた、比較的ちょっと立ち寄られる場所が新たに増えているところもあるかもしれない。或いは駐車場も、広い駐車場では1カ所だけでは足りない場合もあるかもしれない。そういうのをしっかりと検証しながら、案内板についてはまずは窓口、そして受付でございますから──物を言わない。これはしっかりと充実したものにしていく必要があると思っております。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) 今御回答がありましたように、長門市全体の記載された観光案内板というのは、現在車社会でございますので、やはりどうしても重要なと言いましょうか、必要な物でございます。で、これはわからないのかもしれませんが、現時点でどのぐらいの数が、全市が載った案内板がどのぐらい設置されておるか、分かればひとつ教えて頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 宍村商工観光課長。



◎商工観光課長(宍村龍夫君) 様式はばらばらではございますけれども、市内の広範囲な観光ルートが載った案内板というものが現在26カ所ございます。広い範囲でありますので、中々この26カ所で車の方々に見やすいところにあるかどうかっていうのは非常に不明なところもございますが、できるだけ人の立ち寄るようなところには設置をして参ったところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) 私の感覚で、26カ所もあるとは私思っていなかった。市民がそねえ思うぐらいですから、市長の答弁にもありましたように、古い物やまた新設せんにゃいけんところ、そういうところにはひとつ総合的な看板を増設して頂きたいということをお願いしておきます。

 次に、地域の特性を持った、市内の5つの温泉地を含めた温泉地めぐりが下関市と長門市の連携によって実施されているやにお聞き致しますが、このこと自体は私本当にすばらしいことと思っております。実際に実現されているのでしょうかどうでしょうか、ひとつお伺いを致します。



○議長(南野京右君) 宍村商工観光課長。



◎商工観光課長(宍村龍夫君) ただ今お尋ねの下関市と連携した湯めぐりという部分でございますが、これは昨年から実施をしておりまして、名湯五十三次湯めぐりパスポートというものを発行をしております。スタンプラリー方式という形で巡って頂くということになっております。

 今非常に好評であったということで、今年も「湯らり街道湯めぐりパスポート」と、ちょっと名前が変わったんですが、去年までは五十三次ということで53カ所の温泉地でございました。今回は60カ所ということで、長門市内の関係施設は22カ所ということになっております。

 今年からのスタートしたパスポートについては、平成23年の3月までということで、今スタートをしておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) これに参加するその要件、或いは参加状況について、分かればひとつお聞かせ頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 宍村商工観光課長。



◎商工観光課長(宍村龍夫君) お答えを致します。

 要件っていうのは特にはないんですが、旅館であったり、そういったところでその中の温泉を利用するっていう形になっております。で、先程言いました長門市では22施設ということで、五名湯のそれぞれの温泉が全て加入をしてるという状況でございます。

 それから、利用者等についてでありますけれども、昨年で、先程言いましたスタンプラリーという形で昨年は4カ所を巡って頂くということになっておりまして、4,588枚の応募がございました。延べの回られた場所ということでは1万4,427カ所ということです。で、長門市内の施設では4,462カ所回られてるということであります。以上でございます。



○議長(南野京右君) 谷川雅之君。



◆9番(谷川雅之君) すばらしい数の参加者で私驚いたんですが、これもすばらしい企画で実行されておりますし、大いにまたPRをして、長門の五名湯にお入り頂きたいと思いますので、ひとつ御努力をお願いします。

 それから、国体についてでありますが、これについては市長の御答弁では私が考えておった──ほぼ考えておったような御答弁を頂きましたので、あえて細かく質問することは致しませんけれども、国体の実行委員会が立ち上げられるという話でございましたので、この場で十分協議をして頂いて、選手や一般応援者がまた長門市に是非来てみたいと思うような対応をひとつ行って頂きたいというふうに思います。どうかよろしくお願いします。

 これで最後に致しますけれども、私自身は観光面には至って、どう言いましょうか、詳しくございません。しかし、今日の長門市の活力を取り戻すために、波及効果の大きい観光振興について今回は質問さして頂いたわけでございますが、我々も精いっぱい協力して頂きたいと思いますので、市長、活気あふれる観光まちづくりに大いに励んで頂きたいということをお願い致しまして、今回の質問を終わらして頂きます。御回答ありがとうございました。

………………………………………………………………………………



○議長(南野京右君) 中野博文君。

〔21番 中野博文君登壇〕



◆21番(中野博文君) 私が申し出ておりますのは60分でありまして、ちょうど昼になりますけれども、若干下がると思いますがよろしくお願いしたいと思います。(「1時5分で終わる」と呼ぶ者あり)(笑声)

 2点目ほどお願いを申し上げております。

 1点目の社会構造の再生についてということでございますが、これはどういうことかと申しますと、一言で言いますと少子高齢化。ピラミッドのようになっておれば当たり前でございますが、その反対になっておるところの社会構造に問題があるというように思っております。

 少子高齢化で表現されておりますように、我が国の人口問題はまことに深刻なものがございまして、現在夫婦で二人でございます。二人で1.3人ぐらいしか産んでおりません。そして、人口比は1,000人を対象に言っておりますが、これは全国が8.7%という出生率でございます。で、長門市は6.2%というふうになっておりまして、ずっと下でございます。

 このような情勢になっておりまして、現在では年金とか医療制度とかいうような、存続ということに対して問題が起きておるのは皆さん御承知のとおりでございます。

 私どもが子供のときには、フランスではそういうふうになっておるということでございまして、文化が高いとそういうふうになるというふうに教えられてきたわけでございますが、現在ではフランスは回復しつつあるというような報告がございます。これは後ほど執行部の方からその辺の示唆を与えて頂きたいと思いますが、もはや私どもの社会では子供が年寄りを見ていくという美風、こういうものがなくなってきつつあるというふうに解しても間違いないというふうに思うわけでございまして、これは昔の物語であるというふうに思うわけでございます。

 こうした社会構造の変革に対しまして、どういうふうな手を打つかということが最も私どもの現下に課せられた問題であります。これは行政に頼るとか色々な面もございますが、私自身、そして自分達の手でこれを解決しなければ、これが正常なピラミッドの形にはなってこないわけでございますので、住民の力でこれをどうにか盛り上げていかなければならない。これがやはり責務があると思うわけでございます。

 この辺につきまして、しかし、行政としましては、この問題をどういうふうに捉えられておるのか、市長の方からたっぷりこの御意見を承りたいというふうに思うわけでございます。

 まず、1の社会構造の再生につきましてのお尋ねを申し上げて、登壇を──下壇致したいと思うわけでございます。

〔21番 中野博文君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、中野博文議員の社会構造の再生についての御質問にお答えを申し上げます。

 昨今、世界的な穀物価格の高騰或いは食糧不足、それらを原因と致しました暴動が連日報道されております。また一方では、日本の食糧自給率は40%を割り、農村・漁村地域におきましては、近年の急激ともいえます社会・経済情勢の変化の波を受けて、耕作放棄地の増大、或いは森林の荒廃、また深刻な担い手不足など、数多くの課題に直面致しております。

 本市におきましても同様な問題が発生を致しており、ライフスタイルの変化などに起因しまして、少子高齢化が加速をし、冠婚葬祭などの地域共同活動が困難な集落も増え始めております。

 こうした状況下におきまして、市と致しましても安心して子供を産み育てることができ、また子供が心身ともに健やかに成長できる環境の整備や、また地域で安心して暮らしていける地域福祉の充実、更には、若者達が地元で就職をし、自立した生活が営めますよう、儲かる仕組みづくりも柱と致しました6次産業を推進しているところでもございます。

 また、集落機能の維持が困難な集落への対応としまして、これまでの集落の枠組みを越えた新たな地域コミュニティも視野に入れながら、魅力ある地域づくりを目標に、農山漁村地域における少子高齢化や若者の定住に対応するため、様々な施策を展開しているところであります。

 結婚対策につきましては、昨年12月議会で新谷議員の御質問にもお答え申し上げましたが、こうした取り組みについて行政施策として直接的に行うよりも、民間の皆様方の方がより効果的だと思われますが、行政としての支援策について、しっかりと今後検討して参りたいと考えておるところでもございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 他の市町村の状況についてお尋ねをしたいと思いますが、今お話がございました集落機能の低下、或いは結婚問題等あると思いますが、それに行政が──この結婚問題では行政は支援していくというふうに今おっしゃったわけでございますが、他の町村ではこれらの具体的な施策についてどういう手を打っておるのか、調べた事例がありますれば御発表頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 仲野企画政策課長。



◎企画政策課長(仲野修史君) 失礼しました。少子化対策という点からしますと、結婚の対策が最近報道でも報じられて──ニュース等でも報じられてるところでございまして、結婚対策につきましての他市の状況につきましては、萩市さんで本年5月結婚の相談所、相談員を2名だったと思いますけども設置をされておられる状況にあります。

 また、宇部市さんにおきましても、昭和39年ごろとお聞きをしておりますけども、婦人問題に関する相談ということで当初始められたようでございますけれども、現在は、福祉施策の総合相談という形で社会福祉協議会に委託をされて、内の一つとして結婚相談をされてる状況にございます。

 また一方で、少子化対策、いわゆる人口定住対策という観点から致しますと、本市でも行っておりますけれども、空き家の登録バンク、空き家をお持ちの所有者の方々に登録をして頂く。一方で、空き家を探しておられる方々にまた登録を頂いて双方を引き合わせるといいますか、そういった御紹介を申し上げるというような事業でございますけれども、そういった空き家登録バンクであるとか、或いは県内他市におきましては、定住対策の一環としまして転入奨励金というような一時金を支給をしているというようなところも散見をされてるところでございます。



◆21番(中野博文君) ちょっと課長さん、ついでに……



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) はい。ただ今ではそのフランスの例が大変、何と申しますか、私どもその辺では後進国と思っておったんですが、今では先進国になっておるやに承っておりますが、もしそういう資料がございましたら、ひとつあわせてお願いしたいと思います。



○議長(南野京右君) 仲野企画政策課長。



◎企画政策課長(仲野修史君) 私自身がフランス行ったことがないもんですし、(笑声)フランスの勉強もあんまりよくしておりませんのでよく存じかねるところもあるんですけれども、資料によりますとフランスの少子化という問題につきましては、1980年代ごろに急速に加速をしたというふうに伝えられております。その当時過去最低で、特殊出生率とよく言っておりますけれども、これが1.65まで下がったというふうに伝えられております。

 フランス政府としましては、そういった対応策としまして、国際連合が定めました標準出生率といいますか2.07まで引き上げたいという目標を掲げまして、各種福祉制度の充実、或いは出産、育児への優遇税制──もちろん手当対策も含めての話でございますけれども、諸々の施策を展開する中で、2006年にはヨーロッパ地域では最高であります2.01まで出生率が上がったというふうに聞いております。

 この福祉政策っていいますか手当対策なんですけれども、いわゆる財政出動をかなりしておりまして、一例としまして、子供が3人4人いらっしゃれば十分その手当だけで生活できるというような状況にあったというふうに伝えられておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) そこで、市長さんにお尋ねしますが、今行政は支援策でということでございましたが、具体的には、結婚相談なんか支援策でいいと思いますけれども、それ以外に行政として優遇策というのがあると思うんです。税の優遇策。或いは2人産むとか3人産むとかいうことになりますと、父兄にも多分なやはり生活上の負担がございますので、そういう優遇措置をとっていくということがまず政治を行う上で大切なことではないかというふうに思うわけですが、その辺はどういうふうにお考えでございますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 議員御承知と思いますが、やはり子育て支援という形の中から医療費或いはまた3子の保育料、いろんな形でそれぞれ自治体、本市におきましてもそれなりに独自の施策を展開も致しております。こういったものを充実しながら限られた財源の中でやっていくというのが、今の日本の自治体の、子育て支援の実態ではなかろうかと思います。これを少しでもより充実した形で持っていくのが私達の、今少子化対策に対します一番目に見えた形での施策というふうに認識を致しております。

 先程フランスの問題、北欧諸国もそうでございますが、よく日本の少子化対策のときに語られる例であります。その場合に、やはり国策としてまずやってきたということと、それとこれに伴う税源の消費税が、やはりそれと同時に進行し、同時進行で上がっていったという事実も側面もあるわけです。そういったやはり、そういった税制優遇っていうのはどうしても財源が伴って参りますので、やはりもっと大きな国策の中でそういったものもなされれば別でございますけれども、今私達ができることは、私達の財政状況の中で、私達の地域の子供達は育てやすい、或いはまた育てやすい環境のもとに産んで頂く、育てて頂くというふうなことをつくっていくことに尽きるんではないかというふうに思っておるところであります。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 優遇施策は国が行うということもそうでございましょうが、身近なとこの市で特に長門市ではそういうことを考えていくということについては、ひとつまたよく御検討頂きたいというふうに思うわけであります。

 御検討っていうのは、出す方向でひとつ検討してみてくださいということでございますが、現在では3子目がいわゆる保育料が要らなくなるというようなことがございますが、これはよく聞くと均等割の人はそうで、税を払う人はそうではないというようなことも言われておりますので、是非その辺は前向きでひとつお願いをしたいと。そして、2人目、3人目をつくるように、しかもそれが経済負担にならないというような形が進むようにひとつお願いしたいというふうに思うわけでございます。

 そのほか、やはり子供を産んで育てたい条件の中には、やはり学校というのが、学校生活が営みやすいということがひとつ条件にあろうと思いますが、それは現在では宇津賀、向津具から学校が消えてなくなるとか、或いは伊上とか通とか俵山とかいうところがなくなるというような面があるわけでございますが、こういった地域はやはり子育てができない──できないということはないでしょうけども、難しい地帯ではどんどん中心部へそれらの年代が移ってくるというようなことが、よその地区ではたくさんあるわけでございます。そういう例がたくさんございますが、これもやはり過疎化に拍車をかけるというようなことになるのではないかと思うわけですが、その点でどのような見解でございますか。市長さん。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 保育園或いは学校、そういった統廃合については、当然そういうことを背中に考えながらやってきておるわけですね。少しでもそのことが少子化或いは地域から子供達の声が消えることのないように、そういったことを十分に考慮しながらかつやってきております。もちろん先程も言われたように、学校そのものがなくなると声が聞こえなくなるということもあります。しかし、それはほかの面で、スクールバスを出すとか、或いは今よりも大きな不便なくですね、子供達が通学、通園できるように施策をしっかりと講じて、そしてそこで生活の根元がある人についてはやはりしっかりと意見を聞きながら、これからも子供達を少しでも産んで育てて、そしてそこの地域での営みをして頂きながら、家庭を築き運営して頂くという形を私達はやはりとっていくべきだというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 言葉としましては適当でないかもわかりませんが、よく限界集落というような言葉を学者では使っておるわけでございますが、そういうことにならないように、今色々側面を配慮しながらやっていくというお考えでございますので、私了解をしたいというふうに思うわけでございますが、限界集落にならないようにひとつ、特に若い層のそういった取り組み、そして家族を守り地域を発展さすという考え方をいつも持って頂きたいというふうに念願するわけでございます。

 そこで、最後に、ちょっとこれ教育長さんでいいでしょうか。私どもは色々子弟を育てたわけでございますが、その子弟はふるさとに残らずに、要するに、言い方を変えれば資本主義に貢献するようによその地区へ移っておるわけで、そういうことの教育がよかったかどうか、おってふるさとをしっかり振興するように取り組めばよかったのかなあと。一抹のひとつ反省をしておるわけでございますけれども、そういうことが今からも続くと。

 大津高の廃校問題が色々──廃校ではありませんが統合問題が色々ございますが、これらも田舎でやっぱり養育をして、そして都会に出すというのがこの地域の風習でございますが、これが7割、8割の者が出ていくわけでございますが、そういった物の考え方、どうかと思うわけでございます。この辺の子供の教育、子弟教育ということについて、どのようにお考えでございますか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 確かに、言われるように、学校教育にとりましても少子化というのは非常に大きな問題でありまして、またまちづくり、人づくりにしても人口はどんどん減っていくということが大きな問題であることは事実でありますが、今学校教育でふるさとを大事にということは、各学校でふるさと学習を中心にふるさとのよさを見直そうということで、一旦はやはり高校を卒業し、実社会に出て働くとこを求めて卒業して就職していくわけですが、やはり将来的にはふるさとに帰ってほしい。そのためにもふるさとのよさをしっかりと学習する。そういう教育を各学校で今一生懸命取り組んでおるところでございます。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 今御答弁ございましたが、なるべく出た者はまた戻ってくるということは、いわゆるそこにまた家族が生まれるわけでございますから、その生まれた家族はそこがやっぱりふるさとになるわけでございますので、中々帰ってはこないと私は思うわけですね。

 ですから、やはりこの土から生まれたものはその土へ帰ると、いわゆるこの長門という風土を愛し、そしてここを盛り立てていくような教育、これをひとつ、また学校現場でもひとつ進めていきたいというふうに思うわけでございます。

 とかく教える方の側から言いますと、そういうふうな教育は公的にはやってないと思うわけでございますけれども、産業の芽を育てればやはり産業に就く人になりましょうけれども、そういう教育が行われなかったらやはりそういう職には就かないようになるというふうに今思うわけでありますが、その辺がちょっと抜けておるところではないかと私は思うわけであります。これはよくひとつまた、それぞれの立場で検討して頂きたいというふうに思うわけであります。いいですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) おっしゃるとおりでございまして、この長門地域にもすばらしい産業等もございます。従いまして、今中学校ではキャリア教育ということで職場体験学習、いわゆる将来自分がどういう職業に就きたいのかという学習を、地域の事業所、企業等タイアップしながら、全市内中学校2年生全員を5日間の体験学習として、キャリア教育という形で取り組んでおるとこでもございますし、小学校はまた生活科の中で、地域のふるさとのよさを見直そうという学習もしております。悲しいかなまだ地域にそういった大きな雇用の場があれば、これはまた違った形態もあるでしょうけれども、今6次産業という形で今取り組んでおります。これからが私はそういう面で視野が開けてくる、このように思っております。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 色々申し上げましたが、社会構造を再生していくということは、やっぱり人間社会の摂理だと私は思うわけでございまして、これがやはり失われておるとこに経済優先の日本の誤りがあるというふうに思うわけでございます。そういうことで、そういうことを基本に据えて、色々な諸施策をひとつ推進をして頂きたいというふうに思うわけであります。

 次に、時間が参りますので移りたいと思いますが、学校施設の整備の考え方についてでございますが、これは色々先程からこの問題はたくさん出て参りました。私は、一応このことを整理して考えてみたいというふうに思っておりますが、給食、学校給食は給食センターにしますよという考え方がひとつもう通っておると思うわけです。今さら弁当とか自校方式とか言うのはおかしいことで、一応センターでやりますよということをおっしゃっておるわけですから、これはこれで結構だと思うわけでありますが、ただ、これは審議会の答申にもありますように、今既設の施設がありますので、これをどうするかということで色々複雑だというふうに思っております。

 そしてまた、私はひとつ、センターを1カ所でやるということを盛んに言っておられますけれども、これもほぼ了承はできておると思いますが、私、ただ、今従業員がおります。そのことがそれぞれの地域から出ておりますので、その方が例えば油谷町で執務をしておるのが、このセンターが中心部になった場合にはそっからいちいち通ってこなきゃならないというようなことが考えられるわけでございますが、そういうこととか、或いは食材が中々冷えるというようなことからいって、1カ所ではちょっと無理やないかというようなことを近いうちに考えておるわけでございますが、色々運営に対する方針から言いましても、現在のところ深川中と今の日置のセンターで当面10年間はやるというようなことが書いてございますが、センターを1カ所にするということはそういう面からちょっと無理やないかというふうに思うわけでありまして、この辺の御見解をひとつ承りたいと思います。

 ですから、1に掲げております問題としましては、温もりが失われないかということが一つございます。

 私どもは先進地へ行きましても45分、コンパスでぐるっと回しまして5キロ、図上で5キロのところをぐるっと回しまして、15分のところ5キロですね。回して大体私ども決めましたということでございますが、2時間じゃなんじゃとんでもないことだというふうに思っておるわけですが、輸送距離は45分でありますというようなことでございましたが、今容器がよくなっておりますのでそれはどうかとも思うわけでございますが、その辺の御見解をひとつただしたいというふうに思います。

 それから、2番目が今申し上げました調理員の関係から2カ所の方がいいことはないかということでございます。

 それから、3番目に──まず、この2つをひとつ。(発言する者あり)皆やりますか。──3番目が、ランチルームが基本設計の中に入っておると思います。ランチルームっていうのは500人おればちょっと1,000平米から上になると思いますが、これは3億円から上になると思います。それほどに必要なかと、ランチルームというのが。ランチルームというのは昼、御飯を召し上がるときだけ入ってくるわけでありますからちょっと無駄ではないかと。これは中学校では三隅中とかあります。日置は両方あります。それぐらいであんまりないんですけれども、この辺をどういうふうにお考えであろうかというふうに思っております。

 それから、4番目に私立幼稚園でございますけれども、私立幼稚園は深川幼稚園とあおい幼稚園がございます。で、三隅では公立幼稚園がございまして給食センターの対象でございますが、これは対象にしてあげることがいいことではないかと。特に幼児の場合には、教育長も就学前教育というようなことを言われたように、当然これは対象にしてあげるべきではなかろうかと、大変喜んでおられるというふうに思うわけでありますが、この辺をどういうふうにお考えか。

 最後に、ちょっとこの申し出をしておりませんけれども、油谷、三隅のセンターは40年から上になっておるわけで、もう大体耐用年数が来ておると思うんですが、これを更に10年間、新センター建築までに置いておくということは問題がありゃあせんかというふうに思うわけで、この辺の御見解をひとつお聞かせ頂きたいと思います。以上でございます。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、私の方からお答え申し上げます。

 学校施設整備の考え方についてという御質問であります。現在、市内の学校給食施設は自校方式が10施設、センター方式3施設で運営しております。老朽化や衛生管理基準に満たない施設が多く、施設整備が喫緊の課題でありました。

 平成18年1月に長門市学校給食施設整備検討委員会から、給食施設整備方針についての答申を受けて、その後検討致した結果、深川中学校及び日置学校給食センター、この2施設を有効活用しながら平成30年度の食数を見据えた2,400食規模の1センターを旧長寿園跡地に建設をすることと致したところであります。本年度に基本・実施設計、平成21年度に建設工事、平成22年9月から供用開始というスケジュールでございます。

 1点目の温もりを失わない距離についてのお尋ねであります。学校給食衛生管理の基準に示されておりますのは、調理後2時間以内に給食ができるようにということでございます。これに沿って計画をしております。温かい物は温かく、また冷たい物は冷たくというのが学校給食をおいしく食べる基本であろうと思います。新しい学校給食施設におきましては魔法瓶の技術を応用し、すぐれた保温・保冷性能を持つ二重食缶や、或いはコンテナを利用して配送することで、温かい物は温かい、冷たい物は冷たい、おいしい給食を提供することが可能と考えます。

 また、2点目の西部と東部の2カ所が適当でないかというお尋ねでありますが、深川小学校及び油谷小学校の改築計画など、耐震化工事の取り組みなどもございまして、学校施設整備予算は膨大なものになります。ここに用地造成或いは施設の建設費を必要とする複数センターを整備することは、ランニングコストを含めて割高ともなります。本市の財政状況下におきましては極めて困難であるということであります。

 そこで、1点目として、中・長期的な児童・生徒数の減少、2点目として、施設の一元化による建設コスト、ランニングコストの縮減、また3点目として、献立及び給食単価の統一、以上の考え方を柱と致しまして、1センターでの整備方針を決めたところでございます。

 なお、この決定に当たっては、当然のことながら配送方法を工夫することによって、配送時間が多少長くなっても、子供達に学校給食をおいしく食べさせることが可能であることがその前提でございます。

 また、3点目の小学校のランチルームは不用ではないかというお尋ねでありますけれども、現在、市内小学校13校のうち5校、中学校8校のうち4校、計9校にランチルームがございます。これらの学校ではランチルームという食事の場と教室という学習活動の場を明確に分けることができるということであります。子供達が食事のためにランチルームに移動することにより、午前中の色々な緊張から解放され気分転換を図ったり、また午後の学習に向けた活力を生み出したりもすることもできます。子供達が生き生きと節度ある学校生活を送っていくためには、これからの食事環境は、授業の場である教室での食事から、食事にふさわしい環境のもとでの食事に変えていくことが望ましいと考えております。

 食事をする本来の場としてのランチルームで、給食を通した食に関する健康教育を行うとともに、異学級・異学年、或いは地域の人達との交流会食を通して豊かな人間性を育む場とすることもできます。

 ランチルームのない学校におきましても、多目的教室や余裕教室の活用を図り、ランチルームとしての機能を少しでも多く持たせて、これを活用していくことが望ましいと考えております。既に一部の学校ではマナーアップ給食と題しまして、一つの教室で異学年給食を実施し、子供達一人一人に食事中のマナーを指導もしておるところであります。

 4点目の私立幼稚園にも適用してはどうかというお尋ねでございますが、現在、本市が計画を致しております学校給食センター建設事業は、学校給食法に基づく学校給食施設整備事業でございます。学校給食とは学校給食の目標を達成するために幼稚園を含まない義務教育諸学校において、その児童、またはその生徒に対し実施をされる給食をいうと学校給食法では定義づけております。

 従いまして、計画中の学校給食施設は幼稚園を含める想定は致していないところであります。以上でございます。



◆21番(中野博文君) さっき余分の分をちょっと申し上げましたが。



◎市長(松林正俊君) はい。



◆21番(中野博文君) 10年間。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 油谷、三隅の学校給食センターを、10年間そのままにしておくのかと、こういうふうなお尋ねだったと思います。

 2,400食の食数には油谷地域、三隅地域の児童・生徒の給食は入っておりますので、新しいセンターの方からそちらの方には配食を致します。従いまして、新センターができた時点で、現在の三隅、油谷のセンターは廃止ということで御理解頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 私、この長門市学校給食運営方針の読み違いかもわかりませんけれども、現在では色々な問題点があるので、当面日置とそれから深川中学校で10年間は新センターができるまでそういうふうに、そこでやるということをここで書いてあるというふうに捉えましたが、それは嘘でございますか。(笑声)



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 若干お受けとめに間違いがあるようでございます。2,400食のセンターで平成30年度には1センターですべて賄うと。ただ、それは平成30年度の児童・生徒数の推移を見ての最大のキャパでございますので、ただ、現行施設の中で有効活用できるものは有効活用しということで、無駄を省くと言いますかもったいないということから、じゃあ2,400の食数にした場合にはどうせ現在の3,200、3,100とずっと下がってくるわけですが、その時点まで賄えない。じゃあどこで賄うかということで一番大きい食数の、また新しいということで日置と深川中学校を有効活用すると。

 ただ、経年により食数が減少して参りますので、10年間使うということではなく、深川中学校は5年ないし6年以内には吸収できる。その吸収できた時点では廃止。段階に廃止をして、日置のセンターは最後の平成30年度には廃止をして、平成30年度には1センターになると、こういう御理解を頂きたいというふうに思います。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 分かりました。それでは、当該の学校のみ当面はそこでやるということで、三隅とか油谷の地区は新しいセンターでつくってやると、こういうことでございますね。はい。

 ところで、私は、そういうことになれば、いわゆる東では深川中学校、西では日置の中学校──中学校ですか。今あるのは。そこでそれぞれ給食活動がやられておりますが、これはどんどん子供が減っていきますが、この二つがあればみんな引き受けてやれるんやないですか。(笑声)その辺はどんな見通しでございますか。(「そのとおり」「そのとおりだ」「そうだ」と呼ぶ者あり)



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◆21番(中野博文君) わかりませんか。



◎教育次長(大和保君) 児童・生徒数の今後の見込み等は、全協の資料等で詳しくお示しをしておるというふうに思います。



◆21番(中野博文君) それはそうですよ。



◎教育次長(大和保君) はい。現在が3,200食を提供しております。全ての施設で。それを深川中学校と日置では800食弱、700幾らだったと思いますが、その調理能力しかございません。当然、二つで賄うということは無理でございます。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 能力がないということなら仕方ないですけど、私はこの深川中学校が仙崎小・中学校、それから三隅小・中学校、十分それ受けて立たれはせんかということで今言っておるわけです。

 それから、西部の方は日置の小・中学校、油谷の小・中学校、十分新センターをつくらなくてももうやっていけやあせんかということで言っておる。そりゃ施設をちょっと改造したぐらいであれば、能力をちょっと上げるぐらいであればできりゃあせんかということで、(発言する者あり)さっきから市長さんが、大変学校施設には銭がかかるということを言われておりますんで、その辺でちょっと感じておりますので。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 有効活用、できるだけ使えれば使ったらどうかと、こういうふうなお考えでの御意見というふうに承ります。

 ただ、御承知のように、学校給食施設の衛生管理基準、これが非常に厳しいものがございます。そうした中で、その基準をクリアできておる学校給食施設は、市内全ての施設1カ所もございません。で、深川中学校も日置の学校給食センターも、見た目には非常に新しい感じが致しますが、そうした文部科学省の基準を満たしていないということで、更なる整備が必要でございますが、スペース的に現施設を基準に満たす施設にするにも、施設面積的に足らないというような現状でございます。

 従いまして、そういう手法でやれるものであれば私どもも苦労は致しません。(笑声)全くそういう対応ではできないということを強く申し上げまして、御理解を頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 中野博文君。



◆21番(中野博文君) 床面積から言いまして、中々それを能力がないんだというようなことで理解をしたいと思いますが、施設が保健所が言うとおりに合ってないというようなことは今まで、それは取り組んできたところが悪いんで、(笑声)そりゃあきちっとやって頂かんにゃあならん。そりゃあ銭がなくてもそれを出してもろうて、そういうことのないように是非やって頂きたいというふうに思うわけでございます。

 それと、これは要望でございます。一応もうこれでやめますが、ランチルームの件でございますが、予算面からいいまして学校施設は大変銭を食うというようなことの御説明ございましたが、ランチルームも色々言いますと、そりゃあないよりあった方がいいでしょうが、それだけ昼間にそこへ入っていって──こりゃあ深川小学校だけでそれだけかかるわけでございますから、大きい予算がかかればやはり考え直してみるということでひとつまたお願いをしたいと思います。これはいいです。



◎教育次長(大和保君) いや、ちょっと……。



◆21番(中野博文君) はい。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 少し御理解に、私どもの考え方と若干ずれがあるようでございますので申し上げます。

 今の深川小学校の一つの絵と申しますか、計画的に図でランチルームというものをお示しをしております。これは、全学年が一堂に会するようなことは考えておりません。最大限1学年、最大で120人が利用できるランチルームを、今の絵の中には入れております。この意義については先程市長の御答弁にありましたように、大切なものだというふうに思っております。

 ただ、現状の厳しい財政状況の中、または建設資材等の高騰で、今考えておる事業費でやれるかということは非常に難しさが想定できます。

 そうした中で、教育委員会とすればそうした施設整備をお願いしたいということで、強く、計画の中ではお願いをしていきたいと思いますけども、これがかなうかどうかは非常に厳しい状況にあるということで、今後の基本設計の中でこのことについては検討していくことだというふうに考えております。



◆21番(中野博文君) 以上で終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。午後の会議は午後1時20分、会議を再開します。

午後0時23分休憩

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午後1時20分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き、一般質問を続行します。

 林克好君。

〔13番 林 克好君登壇〕



◆13番(林克好君) お疲れさまです。昼からの一般質問の一番バッターですが、一般質問に入ります前に、突然に亡くなられた同僚の吉村議員に、心より御冥福を申し上げます。

 突然の別れになった吉村議員とは、油谷町議会時代から同郷出身っていうこともあり、心の通じ合い、いろんな意味で議員生活をともにして参りました。戦友として道半ばにして絶たれた吉村議員にとってはどのような思いであったか、言葉にはできないぐらいの悔しさであったろうと私は推察します。その気持ちを心に秘めて、新生林克好としての一般質問をしてみたいと思います。

 通告書には、1問で文化行政について問いたいと思います。

 まず、市長が個性が輝く文化の創造とはということをお聞きしてみたいと思います。壇上ではそのように聞き、2問目から市所有財産について、市有地の有効利用については発言席の方から発言させて頂きたいと思います。

〔13番 林 克好君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、林克好議員の文化行政についての御質問にお答え申し上げます。

 文化とは、私が今さら申し上げるまでもなく、社会情勢がめまぐるしく変動する今日にありまして、人としての心を取り戻す礎ともいうべきものと認識を致しておるところであります。そうした観点から市と致しましても、市民の皆様方に心豊かな日常生活を過ごして頂くためにも、より多くの市民の参加を得ながら、ともに文化を創造して参りたいと考えておるところであります。

 具体的には、金子みすゞ記念館や香月泰男美術館、或いはラポールゆややルネッサながとなどの文化施設におけます文化芸術の活動はもとより、公民館活動の一環であります各種文化団体への支援、また地域におけます伝統文化の保存・継承活動支援、更には萩焼に代表されます芸術活動に対する支援など、子供から高齢者まで個人から団体・地域に至るまで、幅広く豊富な資源を生かした地域文化の創造と振興を図っているところであります。

 昨年度取り組みました一例を申し上げますと、ラポールゆや開館10周年記念事業として、市内の文化活動を行っている子供達が一堂に会し、各々が日ごろの練習、成果を発表しましたこども文化交流祭が開催されたところでもあり、本市の文化活動にも大きく寄与したところでもございます。

 また、昨年度からは北九州市や下関市との共同事業と致して、3歳から中学生までの子供達を対象として、夏休み期間中に文化施設への入館を無料とするこども文化パスポート事業にも取り組んでおります。こうした広域での交流を行うことで文化と観光の連携を、即ち6次産業の推進にも一役を担っているところでもあります。

 更に、平成18年度に行われました国民文化祭や本年度予定されております山口県総合芸術文化祭などにおいて、多くの市民の参画を得ることにより、地域の連帯感の醸成や地域力の発揮につながる側面も有しているところでもあります。

 このように文化の振興は私達の生活に欠くことのできない活動でありますことから、個性が輝く文化を市民の皆様方とともに企画・運営を行い、また情報発信を行うなど、精神的な側面を含めた活力ある健康保養のまちづくりも目指していきたいと考えておるところでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 市長の言われる文化行政の説明は今頂きましたが、私は広く視点を巡らさずに1点に絞ってお答えをお願いしたいと思います。

 文化行政について、個性が輝く文化の創造とはというこの仰々しいお名前の中で、私がいつも思うのは、市長の書かれた19年度、20年度の施政方針の中にこういった文言が全く同一に書かれております。そしてその中にあるのが、歴史資料館に対しての市長の思いが当初から書かれております。その中を繰り返し読まして頂いたときに、果たして現実とどうなのか。これで施政方針って言えるのかっていう私は疑心にかられました。その点でお伺いします。

 今の現状の歴史資料館、この資料館について、市長は20年度の施政方針の中では、連携をとって多くの市民に公開することとすると書いてあります。今現在、この19年度において、多くの市民が果たして歴史資料室、また資料館に対して興味があると思いですか、市長。お伺いしてみます。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まだまだ多くの市民の皆様に歴史資料館という形で今──教育委員会の下に置いてます長門市歴史資料館でございますけれども、まだまだ市民の皆様が総体的に訪れて頂くというまでには至ってないという認識は持っておりますけれども、ただ、資料の展示物がだんだんと整理をされております。必ずしもその場だけではなくて、抽出しながら色々な展示場所も変えて、そして私達の資料を系列的に展示をし、子供達或いはまた大人の皆さんも、或いは郷土の歴史、文化に興味をお持ちの方もたくさんいらっしゃいます。そういう人達が触れて語って頂く場を提供したいとこのように思っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 答弁となるとそのような答えしかできませんが、現実的に19年度に歴史資料室が、我々議員として合併してから3年目ですか──にでき上がったわけですね。その中で、私は常々歴史資料室なるものについては、なぜ合併したのか、なぜこの歴史資料が必要なのかという考え方をずっと持っておりました。それは、反対の意味も踏まえて歴史資料室がなぜ必要なのか、その説明は十分執行部の方から頂きました。

 しかし、合併した瞬間から旧油谷、旧三隅、旧日置というものは取り払われたはずなんです。ところが、私があのときに質問に立ったときに言われた言葉が、旧長門市からのずうっと将来的な思いがあったからつくったんだと言われました。これは私はある意味では、私の討論では皆さんの御理解を頂けませんでしたが、現実的にいうと各旧市町村でそういうものを一つずつつくっていかなければならないんでしょうか。私はそうは思いません。広く、本来的に市長が言われる言葉を返すならば、今、日置の資料館がどのような休業状態にあるか、または油谷がどのような状態にあるか、これを認識して発言をして頂けたら私もわかったと思いますが、市長は19年度には、個性が輝く文化の創造ということで、「1月にオープン致しました『ながと歴史民俗資料室』の展示内容などを充実させ、多くの市民の御利用に応えていきたい」と、このように市長の思いを書いてあります。これはそのとおりだと私は思うんですが、市長の思いと現在の長門市民の感情がずれてるんではないかと私は思うわけです。

 確かに、今言われるように、歴史資料なりまたそういう興味を持つ方は一部の方にはいらっしゃいます。ところが、私が長門市民をずっと歩いて聞いてみますに、あの歴史資料室は入りにくい、駐車場がない、ないない尽くしの3ないで知らない。最後は。

 こういった中で、本当の歴史が広く市民に知れ渡るんでしょうか。私はそうは思いません。まず本気で取り組む姿勢があるならば、市長、やはり現状の日置、油谷。日置に至っては今年度の入館者ゼロです。ずうっと閉まってます。日置の祭りがあるときには300人って書いてあります。これ推測です恐らく。300人きっかり来るわけないんですから。こういうことを平気で書いてある。それも行政のあくまでも曖昧な。本当にこれは民間ですと大変なことです。

 で油谷に行ってみますともう統計とってない。これでどうやって連携をとって、本当の歴史的な資料室のまた発展、それを望むなんですか。私はその辺が理解できないです。

 もう1点お伺いします。だから、その辺について、今市長の答えられた歴史資料室の意味、またそういったものはわかりますが、今後どのようにそれを展開していくかを、あなたの個人のお考えをお聞かせください。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まず、歴史資料館、現在の長門歴史資料館としておるところにつきましても、子供達や或いはあの周辺の人達が見に来られる。或いはまた研究される方は色々深川廃寺のこととかございますので来られてる様子を聞いております。

 ひとつには資料館がそれぞれあったわけですが、これをどこかで見やすくしていかなきゃいけないっていうのが、やはり歴史資料を大事に育てていくとともに、その歴史資料によって、私達の先祖が培ってきたこの地域の歴史や文化をしっかりと教育をしていくという側面があります。まさにこれ、側面よりもこれが主かもしれません。そういった場の提供ということから考えれば、現在どこの資料館も私はふさわしいものではないと認識致しております。そういった意味では、最終的には本市、やはりそういった伝記的な歴史資料が展示をされ、そしてそこで歴史や文化の勉強ができ、或いは私達のまた新しい文化の創造の糧にもなる、そういった資料館は、或いは歴史博物館ともいうべきもの、これは本市に一つあってもしかるべきと思っております。

 そういったときには色々なこれまでの伝統芸能、産業、或いはまた、古式捕鯨も含めたいろんな私達の歴史、産業、そういったもの、或いは古墳の埋蔵物と、いろんなことが考えられるわけです。そういう意味では今のところどこも過去のそれぞれの資料館では手狭な部分がございます。そういったものをこれからやはり計画をしていく必要はあるという認識は持っておりますが、当面の間私どもで、今持っておりますそれぞれの歴史資料というものは整理をして、そして、展示に耐える環境の中でやっていく必要があると思って徐々に整理をさせて頂いておるわけでございます。

 ただ、これはただ展示すればいいわけでなく、歴史資料というのはそこで多くの人が語り合う、或いはまた説明できることが条件であります。そういった意味では整理をできる人員というのも確保できてない現状でありますが、そういったものを整理をしながら、しっかりとした歴史展示物がどちらかといえば1カ所、2カ所でできるような形にしたいという思いは持っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 大変失礼ですけど、市長、先程から資料館資料館って言われますけど、資料室が長門と油谷です。日置が資料館。こういった形で分析して頂くとちょっといいやろうと思う。

 資料室については、今言われるように、最初から旧長門市の方では資料館まで持っていくっていうことを前随分聞きました。ただ、私の申し上げたいのは、今の一般のこれほど景気が低迷し、これほど長門が沈んでいる時期に、こういった歴史、またそういったものに対して関心を持っていらっしゃる市民が何人いらっしゃるでしょうか。私の申し上げたいのは、休館状態、またはそういった中で、まだまだやっていくんだという強い意志は私は尊敬しますけれど、現実をまず直視できないトップとしては私はいかがなものかなというふうに考えております。これはあなたが現実に、そういった市民の声を直接聞かれてるかなと私は思います。

 そういった意味でもう1点お聞きしますけど、歴史資料室なるもの長門にあります。スペースからいうたらかなり狭いです。確かにおっしゃるように。ところが私は、あそこにいつも用事があった場合には見学に行きます。それは私も発言しちょる以上責任がありますから見に行きます。4名から3名かな常駐してらっしゃいます。あの方達ちゅうのは私はどういう仕事をなされてるのかなっていうふうに感じております。

 例えば油谷でも日置でも教育委員会なり、また中央公民館にお留守番の人がいらっしゃいます。その人が、行ったらわざわざ言うてあけて頂いて、1人で展示している場所を見るわけです。長門に行っても、私は五、六回確か行っとるはずです。私があの事務室の中に行かない限りはお話の交換はできません。恐らく皆さんも特別な方、例えばこれで見ますと19年度には9月ごろに小学生以下が──中学生以下が186名、全体で290名ぐらい行ってらっしゃるんです。11月に335名が行ってらっしゃるんです。恐らくこれは学校の教育の関係で行かれたんじゃないかと思います。そのときには説明員がつかれたどうかよくわかりませんが、あれだけの人間が行った場合にあれだけのスペースの中でどうやって見たんかなあというふうに私は思いますけれど、現実的な中で考えますが、あのスタッフを私はもったいないと思うんですが、市長はどのようにお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 現実には2名だったと思いますけれども、そこではただ資料室の展示物の管理だけでなくて、色々と文化資料のそういった物を色々管理を、研究をされている方々の連絡係とかいろんなことを私はやってると認識致しております。

 それと、ルネッサながとの展示室を利用しての資料展というのも過去にもやっておりますし、色々な形で、先程から申しますように、やはり発信できやすいところでも発信していくと。そして資料を、わかりやすい統計的なところで資料展示していくという意味で、そういったことも含めてあそこの資料室の職員はやっておるところでもあります。常時展示をしてるものもあれば、そうでなくって借りてきてる物もございます。そういう管理等も含めてやっておりますのであの体制で。

 ただ、それだけでなくて、先程申しましたように私は郷土文化を研究する会の人達も含めて、相当数長門市全般の発掘、文化も含めました郷土資料に対しての興味をお持ちの方は相当数いらっしゃると思っております。そういった方々の拠点としても認識頂いて使って頂くようにということで、あそこを配置を致しております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 論点っていうのかな、私が求めているのはこれを閉鎖しろっていうんじゃないですよ。閉鎖している状態からどのように活発に利用できるかを今お伺いしちょるわけです。確かに歴史的に関心のある人は向津具でも油谷でも結構いらっしゃいます。

 しかし、そういう人達が本当に公になって一生懸命になってそういうものを、例えば向津具探検隊なるものもありました。戸嶋先生が中心となって古墳を発掘したりいろんなことをしてらっしゃる。そういったものの発表の場、またはそういった場をつくるのが私は行政じゃないかと思うんですよ、はっきり言って。そういうところの自助努力は認めておいて、自分達のつくった資料館について後の成績も見ないで、結果としてどのようになっているか。今おっしゃる答弁で私はそれが全然聞こえて、伝わってきません。それはひとえに何かっていったら、やはり市長自ら、または執行部の皆さん自らがあの資料館に出向いて、ちゃんとしたアドバイスなり何なりを的確に、やっぱり私は申し上げなきゃいけないんじゃないかというふうに思います。それが責任じゃないかと思うんです。

 ていうのがやはり資料室なるもの、ある民間の方で私がずうっと長門の人に聞き歩いているのは、資料室に興味がありますかっていう簡単な問いなんです。そしたら、やはり7割から8割近い人が、「どこにありますか」って言う人が多いです。これが今の私は長門市の行政の一端じゃないかと思うわけですよ。我々、あなた方は理解してる。しかし、市民の皆さんは自分の生活、また今困窮してる生活に毎日日々大変な思いをしながら頑張っていらっしゃる。そういう中で余力を求めるっていったらどこが一番余力が求められますか。今長門で一番活性化されてるのはどこかわかりますか。私が見るに図書館の上の総合公園です。あれ土日行ってみてください。他県ナンバーがどこのナンバーもいっぱいいらっしゃいます。なぜならば、タダ。無料で入れるから。そういう施設を提供していくのが行政の僕は役目だと思います。

 その点でいえば、さっき言われたように歴史資料室も大変必要なもんだと私は思います。しかし、その歴史資料室があなたが言うような発展性がないんです。それが残念でならんから今こうやって質問に立っておるわけです。

 これの今答弁聞いて、昨年もそうでした。19年度に私は、初めて合併してからこのあなたの出したものに対して反対しました。1,400万円から歴史資料館につけてどうするんだと。そのことにあなたが答弁したように、先程もおっしゃったように、歴史は大事なもんだと。そういう意味では確かにおっしゃるとおりだと思います。

 しかし、市民が、やはりあなたの言われたような協働の気持ちで、ああやっぱり長門にこんなもんがあってよかったというふうに言える声がどっから響いてきます。私は聞こえてきません。あなたの耳には、市長さんいいもんつくったでっていう声があるかもしれない。しかし、私の耳にはそれが入ってきません。それが一番残念でならん。

 そして、その現実が日置、あれは確か5,000万円だ。油谷、手づくりで100万円のはずです。この差が何かわかりますか。金をかけても民間で興味がないものは行かないんです。

 日置行ってみてください、立派なものそりゃあ。2階建てで準備室まである。なんか事務室が五、六人座れるようなとこ、部屋がある。こんな物を野ざらしにして、そのまんま私は、朽ちていくのを待つのは行政じゃないと思うから質問しよるんですよ。この日置の歴史資料──今、長門日置歴史資料館ってなってるんかな、確か看板が。変えてますよ。昔は日置町歴史資料館だっただけど。

 だから、市長、もう一度お伺いします。あなたの歴史認識はよくわかっているつもりです。また、深川窯とか色々な、萩焼とか色々なものに対する御理解もあるし、あなたの同級生も大変な先生でいらっしゃるし、その辺の理解はわかるんだけれど、私の申し上げたいのは、長門市だけの歴史資料室だけでは長門市だけの歴史資料室やないんです。いつ合併したんですか。4年前に合併したんでしょう。旧長門市でいくんですかまた。全部今長門市に中心に持って行ってます。それはそれであなたの方針だからいいんだけど、歴史資料館なるもの歴史資料室っていうものは、油谷にも日置にもまた三隅にも、清風館──何ていうか、村田清風の家とか色々あります。ところが村田清風の家なんか行ってみても入場者数何ぼですか。要するに物に金にかけてんじゃなくって、地域が本当に欲してるもの何か。それを的確に掴んでいってそれを皆さん関心を起こさせるのは、さっき市長から言わせますとこういうことをあなたは言ってる。『自らの地域は自らがつくる』という地域づくりにおける協働の理念のもとに、市民自らの発想により、市民が主体となって地域のために活動することが求められており、そのための場や機会をつくることが行政の役割である」とここに書いてある、ちゃんと。場や機会をつくるのが行政の役割であれば、何で市民が無関心なんですか。その場や機会をつくってないんでしょう。

 私の言ってることが論点が外れたら大変申しわけないけれど、私は議会、議員っていうものはやはり執行部側に立つんでなくって、市民側の目に目線に立った視点から物を言いますから、随分とあなた方には耳の痛いことかもしれないけど、これを言わなきゃ私の役目が成り立たんのです。

 ですから、もう一度聞きます。歴史資料室、歴史資料館、この油谷と日置についてはどのようなお考えでいらっしゃいますか。長門はよく分かりました。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程から申し上げておりますように、歴史資料っていうのはまず残す使命、保存していく使命も大きくあります。そういった意味ではしっかりと後世に伝える環境をつくることが肝要と思っております。

 今、人の面、或いはまた旧長門市におきましてはそういった場所がなかったということで、長門民俗資料室というのを主体に置いておりますけど、その中でもそれぞれ今の展示におきましては、日置に置かれておる物も展示として持ってきておると思います。だんだんと整理をしながら、そして3つがどのような形になるかということも含めて、まず人が整理をし、そしてそれぞれの資料室を。三隅におきましては、やはり清風記念館におきまして相当今までにしっかりした展示内容で展示されております。これも含めまして、本市の文化資料の保存と行政がどうあるべきかというのを今からしっかりとやっていく。もちろん興味のある市民の方は私はたくさんいらっしゃると思います。その方々が足を入れにくいという環境であれば、またそれも改善し、またもっともっとそういう機会をつくっていくのも私達の務めであるのは議員の仰せのとおりであります。



○議長(南野京右君) 林克好君。──大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 長門歴史民俗資料室、それと日置、油谷の連携──三隅も含めまして、その御指摘をこれはもう前から頂いております。

 今、長門歴史民俗資料室には担当の職員がいますが、三隅以外はおりません。そういう関係で、前の一般質問のときから、頂いたときから、長門歴史民俗資料室におります職員に、3館と連携をとりながらしっかりと長門の民俗資料、歴史がわかるそういう展示をするようにという指示をしておりますが、中々私の指導力不足で、今議員の御指摘のようなゼロ的なところもあるやに聞いておりますが、もう一度しっかりと職員にそのあたりを指導致しまして、この歴史民俗資料室あたりは、もう1度行くと中々足を運ばれない、そういうものですので、毎日多くの入館者があるということは想定できませんが、やはり何か調べ物があると、学習したい、そういうニーズの人に応えられるような運営を、これはしていく必要が当然市の教育委員会としてもありますので、強く指導をしていきたいと思います。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 教育長の答弁で、少し私も理解しなきゃあいけないなっていうふうに思うことが1点ありました。今言われる、前向きに行政はやっとると、一生懸命やってるんだと。その言葉を信じる中で、もう1点じゃあお聞きします。

 仮に私が思うに、こういったことがいつまでも行政が携わらなきゃあいけないんでしょうか、市長。ある意味であなた方がルネッサを指定管理者をつくったように、いろんな意味で、あなたの言われるようにこの歴史資料に対する関心の多い方いらっしゃるんだとあなたがおっしゃるならば、そういう人達を募って、各地域から。それを基礎にしてその館を守る人達、室を守る人達、それをまた発展していく人達のやはり礎ちゅうか、そういったような基礎をつくってあげる。これも行政の一つの手じゃないですか。この辺はどのようにあなた思いますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まさにそのとおりであります。やはり文化というのは幾ら行政が頑張っても、その文化に薫陶を受けて、そしてそれを長々と研究なさっている方々にはかなうもんではありません。そういう方々がサロン的に集まって頂く雰囲気、そういったものをつくりながら、そして残すべきしっかりと後世に伝えるべき文化資料というもの、或いは埋蔵文化品、こういったものをどうしていくかというのを、今言う民間サイド──民間サイドの中でももうかなりはっきりされてる方々ですが、そういった文化研究に余念のない方々に集まって頂く雰囲気、そしてそのことは実は、御高齢の方が多いそういった層であればこそ、若い人達にもしっかりと受け継いでもらうことが必要でございます。そういう場が設けられればと、そういうことを──私はあの場所に歴史資料室を設けさせて頂いたのは、そして教育委員会と接続した形で考えたのは、そういったことがしやすいであろうということは念頭に置いております。

 今改めて御指摘頂きましたが、非常にすばらしいことでありますんで、その方向でもう一遍検討をして、そういう形づくりができるようなことを教育委員会、文化財保護室、そして歴史民俗資料室とあわせてやっていきたいと思います。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) はい。よく分かりました。今の市長の言葉を信じて、これからの日置の資料館または油谷の資料室が、人がやはり、そういった同好の士が集まってきて、こういうものがどうか、ああいうものがどうか、自発的にその地域が守れるような、また歴史が文化つながれるような組織づくりをしていくのが、私は今の市長のお言葉からとれると思いますんで、それを信頼して、この件については質問を控えたいと思います。

 続きまして、その文化という中でも色々広いから、私は中々私に似合わん今日は一般質問してるなと思う。高尚なんでね、ちょっと敷居が高いんですが。柔らかくいかして頂きます。

 市長、油谷のミュージカル御存じですよね。これはラポールゆやで実質もう随分となりますが、このたびで──教育長もたしか見学をなされているように私は見ましたが、オズの魔法使いっていうのやったんですよ。これがすばらしかった。見て感動したです。

 僕はミュージカルとかいうのは僕に似合わん、演歌でもありゃあ行くがなって言いよったら、それが1回見てくれと、どんなものか。見ました。10分で出る僕が最後までおって、最後にはちょっと涙ここで流したら恥ずかしいし、どうしようかなと思ったら、ちょうど隣にいた久永市民福祉部長が、「これ以上のものはないですよ、林さん」って言うから、これは一番ええときに来たんじゃなあちゅうふうに思いましたよ。

 ですから、私の申し上げたいのは、こういった自分発信をして、特にこのこどもミュージカルは伊藤寿真男さんって下関の方、この方が当初からそれについては熱心に子供達を鍛え上げて、今回は34名の入団者がおられるんです。これ退団していきますから、かなり入れかわりが激しいんです。それで、スタッフといえばあそこの父兄の人達とか、その伊藤さんを中心としたボランティアグループなんか衣装なんか皆つくるらしいです。

 私は、一番大事なのはこの自分発信をする、まさしく松林市政の中にいつも書かれている自分発信の文化と創造、これが今油谷にあるんです。そりゃあ太鼓もありますよいっぱい。清風なんか太鼓も一生懸命やっていらっしゃいます。確か太鼓はでも場面を与えられてる。なぜか言うとルネッサで結構やっていらっしゃるんです。5月もやります10月もやります、太鼓。残念なことに油谷の龍神太鼓は大きな太鼓があるけどいまだに打ち手がおらん。これ今副市長に言うたけど民間で募ろうと言ってますから、今度また副市長の下で油谷湾龍神太鼓を再興、また再復活させるように私も努力します。

 その中で、このミュージカルの一番の私が関心しているのは、そうした行政の力も借りずに自分達の努力でいろんな意味で頑張ってらっしゃる。こういった中で、市長、今一番市長が言われた、文化の育たないところに産業も育たないってよく言われます。その中で一過性のイベント、例えば今のルネッサなんかが買い興行ちゅうんかな、買い事業。例えば何か、一流のミュージシャンか何かを買ってきて、それを割り振って与えるっていうのを、買ってもらって。そういう事業を主体としていくのがいいのか、それともそういった中で、今言うように自発的に油谷の方からも出ているような少年少女が自然に育っていく、強くたくましく育っていく、そのどっち側が地域の人達に影響を与えるか、一言お願いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 文化事業としてはその両方が必要であります。私もこの油谷ミュージカルですが、今ちょっと履歴見ましたら、一つだけ見てなくてあとみんな見てます。最初の「サンタの残した忘れ物」から、今6作終わっておりますが、非常にいいミュージカル作品にでき上がっております。何よりも子供達が伸び伸びとやっておる。

 子供達が文化創造にかかわってくるっていうのが一番地域のまちづくりにとってはうれしいことでありまして、まさに先程申しましたように、ここは地域力の一つのバロメーターではなかろうかと思います。

 そういう意味では、ルネッサながとにおきましても、御指摘のいわゆるよそから持ってくる事業だけでなくて創造事業もやってきております。近松実験劇場とか色々また、こういったミュージカルに対しても、それぞれ文化事業として広域的にも過去にはやってきております。そういった中で子供達も参加できるようにもなっております。

 また最近では、先程申しましたように、今年の3月ですか、こども文化交流事業というのをラポールゆやでやりました。これには御承知のように俵山の子ども歌舞伎、或いはまたそれぞれの地区の太鼓やみんな参加しておりました。そういった事業も大いに、私は子供達の文化のかかわりと、そして自信と誇りを持つためにも非常に支援をしていくべきだというふうにも思っております。これからもそういった事業、これから出てくると思います。

 それと、やはり国民文化祭においても、みすゞ通り一帯におきまして、やはりこのこどもミュージカルではないですがそれに近いような形で、通りや或いはお寺の境内で、子供達がそういったファンタジーミュージックみたいなこともやっております。そういったことを経験した子供達は、この自分達がやったことに対して、将来にも自信と誇りを持って生きていけるであろうと思いますので、そういった事業については、これからもどんどん支援をしていきたいというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) なぜ私がこのミュージカルに対して発言をしたかっていうのは、今の御答弁を頂くものじゃなくて、私が申し上げたいのは、油谷ミュージカルっていうのはラポールゆやから発信してるけれど、長門市っていうのを含めたら──昔だったら油谷でいいんですよ。今長門ミュージカルなんですよはっきり言って。そのために私が申し上げたいのは、今あなたがおっしゃったように、随分とルネッサの中でもやってらっしゃる。

 ところが残念なことに、あなた御存じやろうと思うんだけど、ミュージカル、油谷ミュージカルが例えば、ルネッサで講演すると30万円以上かかるんですよ。私が言いたいのはここなんですよ、市長。先程申したように、場や機会をつくるのが行政であれば、あなたは5回も見た、あのミュージカルはすばらしい。じゃあなぜ長門のこの舞台で発表できないのか。その障害があるんです。30万円という大きな経費の障害が。これはルネッサから、指定管理者の方から「来てくださいよ」って言えば安く行ける。貸し館業務ですから向こうもしょうがない。貸してくれって言やあ30万円以上の経費がかかるんですこれ。

 私はその辺を広く見て頂けて、市長あなたは5回もせっかく見て頂けたんなら、この度このメンバー見ますと長門の方も結構いらっしゃるんですよ。油谷だけじゃなくて。今長門方面からも来てます。そういった人達の親御さん、または親族は、やはりお年寄りもいらっしゃるでしょう、近いとこがいい。なるべくなら長門でやったもんなら長門で見たいっていう部分もあるでしょう。それで長門と油谷町の区別するわけじゃないですよ。できれば私は広い場面に子供の機会を与えたい。油谷のラポールゆやばっかりじゃなくて、例えば年に1回ぐらいはルネッサで、大きな劇場の中で、そういった伸び伸びとした演技を発信させたい。これが私の思いなんです。市長のおっしゃるように、現実的に市長がそれほど熱心ならば、そういうこともどうかクリアできるように市長、できませんか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) この事業は、まずラポールゆやを拠点としてやってこられた事業でございます。従いまして、あそこで練習しながらあそこの拠点の一つの目玉として、拠点事業の目玉としてこれまで培われてきたと思います。従いまして、この公演のときは私も行きましたけれども、多く油谷以外の方もしっかりと見に行ってられます。

 それと、過去にはルネッサながとで2度公演があります。現実。これは、多分ルネッサながとのあった事業が、広域事業といういろんなものをお使いになってたかどうかその辺はちょっと詳細あれですけども、やったこともございます。決してできない話ではないと思います。



○議長(南野京右君) 教育長いいですか。教育長、いいですか。はい。──林克好君。



◆13番(林克好君) 今おっしゃったように過去2回やっていらっしゃる。その事実がありながらこの最近できなかったっていうのは何かって僕は聞いたんです。実質の劇団員とかいろんな方達に。そうするとどうしてもそれがクリアできない現実なんだということを聞いたんで、私は今日の一般質問に出さしただけです。今それを力強く、クリアできないことはないと市長がおっしゃれば、私は何も言わずにここで引き下がるしかございませんので、そういったお発言をされたっちゅうことだけは認識して、子供のためにも一生懸命力を出して頂いて、この油谷ミュージカルが長門ミュージカル、またはひいては山口県のミュージカルのナンバーワンになれるように、発信をしているんですから、その発信の場をつぶさんように、市長の御努力で宣伝して頂きたいなというふうに思っております。また、行政のできるだけの応援を心よりお願いしてこの1点は終えて、2点目に行きたいと思います。

 第2点は、市有地の有効利用についてですが、現在私どもの市有地が大変、長門市になって、合併してかなり多く所有されてると思います。それが本当に有効利用されてるか。やはり再生と改革っていうものを掲げた以上は、そういったもんにも手つけて、どんどん重荷になるものについては、やはりこれからもどんどん削減していく方向であると私は思いますが、改めてその中で二、三点聞きたいと思います。

 現状で今、私どものところに油谷の楊貴妃の里って特産品センターがあります。これがかなり油谷時代に大きなお金をかけてるんですよ。いまだ──色々努力をなされてたんだろうと思うんだけど、中々方向性が見出せない。これを今どのように見出すかちょっと教えてください。



○議長(南野京右君) 岩崎経済振興部長。



◎経済振興部長(岩崎伸広君) それでは、油谷の特産品センターについてお答えを致します。

 ちょっと今突然なんで、いつできたとかどういう経過でできたっていうのは省略させて頂きますが、私が過去商工観光課にいたときからでございますが、市長が6次産業の推進を掲げて、その油谷の特産品センターがその拠点にならないかということで、我々商工観光課並びに油谷、当時の総合支所と協議をしながら進めて参りました。地元の商工会、当時まだ合併していませんでしたが、商工会青年部や関係者と色々と協議を重ねてきましたが、中々難しいというのが現状でございまして、総合支所も関係者の皆さんも色々とやってきましたが、これといった方策がないまま今日に至ってるっていうのが現状でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) こういった建物ちゅうのは特殊ですから、中々私は方向性を見出せっていうても、簡単には右へ左へってできないだろうと私も理解します。

 しかし、だからというてこれをずうっと放っておいても、形としてあのままどうなるものかなというふうに私も思いますし、地元の人達もやはりせっかくのあれだけの経費を突き合わせたものを、こんなことを言ってどうかわかりませんけど、行政のお金は自分の金じゃないからあんなもんだろうって言われればそれで済むんですけど、やはりもうちょっと有効に何かできないものかなっていつも思っております。あの前を通るたんびに。

 ただ、みのりロードもできて交通量ががたっと減っとるわけです、現実に。その中で、やはりつくった以上私は責任があると思う。つくったものならば最後まで行政がやっぱりそういったしっかりした指導を市民に与えて、それからやっぱり市民と話し合いながら、どのように持っていくかっていう場をつくっていかなければならないと私は思うんですよ。

 ところが、何でかこの行政が言うのはトップの人達、商工会のトップとか、そういうお歴々と話するんだけど、民間の方をもう少し寄せて、地域の人達もいらっしゃると思うんで、その努力をされたらどうかなというふうに思います。これは私の、ある意味でのこういった難しい特産品の販売センターなるもの、形状からいうてこういう形ですから、かなり特殊なんですよ。ほかにはつくられないような、中国様式ですから。そういった部分ですから使い方もちょっと難しいやろうと思うんです。だけどもこれをじゃあそのままに置いとくかと。2年たって3年たっても置いとくかと、こういうわけにはいかんじゃろうと私は思うんです。

 だから、ある意味でいえばその中でどういうアイデア出すか分からんけど、いろんな方からアイデア募集するのに、何で6次産業の、さっき言われたように基盤づくりをされるんなら、そういった募集をしてみたらどうかというふうに私は提言申し上げます。このことについては。

 これはそういう置きまして、次には私が常々言ってる。もうそろそろ口も疲れてくるんですけど、廃校跡地。これどうかしてほしいんです、本当言って。地域の人達も、必ず僕に会うと、「林君、おまえらどねえかならんのか」とこればっかりなんです。

 ところが、青海島小学校、青海島共和国行くと、ぱっともう地域が走っとるちゅうんです。今度独立何とかせんにゃあいけんのでしょう。なんか金?議員はえらい感謝して、ありがとうありがとうの連呼やったけど、(笑声)私はまだそこまで行ってないからありがとうは言われんけど、やはり市長は自らやっぱりその辺を、あなたも長門市の油谷を含めた市長になられたんなら、これもう6年以上放置されとるんです。

 これで、また川尻保育所が閉園になったでしょ。廃園っていうか。また使い道が分からん。これはちょっと僕は、どういうふうに発言していいかわからない。

 ただ、あなた方が持ってる最後の力なんです。私達議員が発言するしかない場面で、ああいうものを有効に履行できるのはあなた方なんです。私から言わせれば。やっぱりそれを6年も僕は放置されてるちゅうのはちょっといかがなものかなっていうふうに思います。

 難しいっていうのはわかります。しかし、難しい青海島がたった何カ月ですか、1年ぐらいでしょう、あれ。それででき上がるもんなら、これなんか違うんじゃないかなっていうふうに思ってます。

 だから、その点で1点お伺いします。今、川尻保育所と川尻小学校並びに油谷中学校、文洋小学校、宇津賀保育所。これ宇津賀保育所と文洋小学校なんていうのは、ものすごい使用価値があるんです。ものすごいまだ現状がっしりしちょるんです。油谷中学校なんかでも広大な敷地の中に大きな建物がある。

 僕は教育長に言うんだけど、あれへ教育委員会持ってきたらどうかと思うんだけどね。遠いけど。(笑声)あのぐらいやった方が僕はええと思うんだ。広々と。あのわけの分からん狭い教育委員会でやられるよか、伸び伸びとあのグラウンドの前で教育──教育ちゅうのはそういうもんなんですよ。広々としたとこに、あのごそごそ行ったわけの分からんような2階で、教育委員会があること自体僕は間違うちょると思う。まあここは行き過ぎじゃけど。

 その辺で市長、あの辺の、今の私どもが抱えとる油谷の廃校問題。これ真剣な問題なんですよ。これをどうか早急に、立ち上げるなら立ち上げる、やらんのならやらん。この辺の決断してください。じゃないとあなたの任期も来年の4月まででしょう。(笑声)僕らも4月までなんです。(笑声)僕は次出てこれるかどうかも分からん。

 だから、そういった意味で今こういった大きな問題は、あれは今の副市長はそこに座ってらっしゃるけど、文洋にしたって川尻にしたって、その3年前にあれ水洗化したんですよ。3,000──7,000万円ちゅう経費かけて。たった2年で水洗が不要になってしまった。それを有効に使うには、さっき申し上げたように何で6年ももう放置されちょるかっちゅうことが残念でならん。この辺を市長ちょっと、あなたの御意見で、所見でいいですから、どねえか力強く、あと残りの任期で俺がやってしまうんだというぐらいの発言を強くしてください。(笑声)



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まず、実情を皆つかんでおります。庁内プロジェクトでもこれを、それぞれの個別のやり方でどうしたらいいかっちゅうのも協議を重ねてきておりますが、中には地域の6次産業とかといういろんな名目も立つことはございますけども、棚田の保全とかもあわせて協議会の方にお任せしますよっていうところもございます。

 ただ、現実、使える校舎として耐震をやらなきゃあならないのがやはりございます。文洋小学校においても耐震強化。そういう意味では先程出ました宇津賀保育園、これは耐震もしなくても非常に新しくて、こういったもうすぐ使えるところからまず使うってことの方が私は早道じゃないかと思っております。そういう意味では川尻保育園、宇津賀保育園、こういったものを地域のそういった体験交流型の拠点としてどのようにしていくかっちゅうのを、もう一度急いで庁内の協議と、そしてあわせて地域の方々、既に後畑地区におきましては協議会ができておりますんで、文洋小学校の方のどこまで耐震化っていうのを精査しておりませんけど、かなり耐震強化が必要になってくると思います。そしたらちょっと場所を変えていくこともどうだろうかっちゅうことも含めてやり取りをしてみたいと思っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 時間もそろそろ来ましたが、最後になりますが、今耐震化耐震化言われます。確かにそのような国の指導なりのあれも必要でしょうけど、私は四川省で大変な今被害を被っとる。そういった意味で言うと、今日本の国ちゅうのはそういったバラック建ての家じゃなくて、立派な校舎が随分建てられとると思うんですよ、手抜き工事なくて。

 だから、やはりそういった耐震化制度も大変でしょうけれど、現実に青海島小学校なんか見ていったら耐震化制度どうなっちょるんかというような思いをします。ですから、そういうことを言うんでなくて、やはり市長自らが今言われたように、使える物は使うんだ早目に。それを松林市政として出していくというような形で力強く、いつも行っても人がいない、廃校を見るたびに胸が痛む僕の思いを察して頂きまして、今言われたお言葉を頂きながら、今度議会に立つときには金?議員のようにありがとうと言えるように(笑声)頑張らさして頂きたいと思います。よろしくお願いしました。ありがとうございました。(笑声)

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午後2時14分休憩

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午後2時25分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 阿波昌子さん。

〔11番 阿波昌子君登壇〕



◆11番(阿波昌子君) こんにちは。阿波昌子でございます。傍聴席の皆さん、大変お疲れさまでございます。

 それでは、私は、合併後の最初の議会、平成17年6月と平成18年の9月の議会で子育て支援について質問をしておりますが、今回はそれに関連した2点を質問したいと思います。

 1点目は、児童の放課後支援対策について、2点目は、子育て中の家族を支えるファミリーサポートセンターについてです。

 それでは、1点目の児童の放課後支援対策についてですが、現在各地区の小学校の中心校に1カ所児童クラブが設けられております。保護者の方は安心して仕事ができると喜んでいらっしゃいます。また、今年から放課後子ども教室も2校設置され、その地区の方々も感謝されております。

 そこで児童クラブ並びに放課後子ども教室の現状と問題点、及び今後の計画について、市長と教育長にお尋ね致します。

〔11番 阿波昌子君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、阿波議員の、児童の放課後支援対策についての御質問にお答え申し上げます。

 本市では、児童の放課後支援対策と致しまして、児童クラブ事業と放課後子ども教室推進事業、この二つの事業を展開致しております。

 まず、児童クラブ事業でございますが、この事業は児童福祉法に基づいて、仕事等により保護者が昼間家庭にいない世帯の児童を対象に、適切な遊びの場や生活の場を与えて児童の健全な育成を図ろうと致すものでございます。

 本市においては、現在、仙崎、深川、三隅、日置、油谷の5カ所の小学校において児童クラブを開設致しております。対象児童は小学校3年生までと致しておりますが、健全育成上指導を要する児童につきましては、4年生以上の高学年児童であっても受け入れをしているところであります。月曜日から金曜日までの学校の授業終了後及び土曜日に開放致し、更に、夏休み等の長期休業においても月曜日から土曜日までを開設致しております。

 平成19年度は290日の開設となっておりまして、障害児の受け入れにつきましても3カ所の児童クラブで行ったところでもございます。また、定員の範囲内におきまして、夏休みなどの長期休業の間のみの受け入れも行っておるところでもあります。

 さて、利用者の現状でありますけれども、平成19年度の実績でお答え致しますと、定員の合計155人に対し多い月で150人前後、少ない月で120人前後程度の受け入れを行っているところであります。

 なお、児童クラブの新たな開設につきましては、毎年度各小学校保護者に対し留守家庭調査を行っておりますが、今のところ対象となる児童が少ないために考えておりません。

 一方、平成19年度から実施をしております放課後子ども教室推進事業についてでありますが、この事業は子供が犠牲となる凶悪事件の多発や地域の教育力の低下等の指摘を受けて、小学校の余裕教室等を利用致して地域の方々の参画を得て、子供達と一緒に学習やスポーツ、また文化活動や地域住民の皆さんとの交流活動等を実施しようとするものでございます。

 本市におきましても、児童の放課後の安心・安全な居場所対策と致しまして積極的に取り組むこととし、児童クラブの開設のない小学校から順次開設していくという方針のもと、俵山小学校で平成19年4月から、神田小学校で同年9月から取り組んでいるところでございます。対象児童は小学校6年生までで、児童クラブとは異なり、保護者の家庭状況は受け入れ条件にはなっておりません。また、月曜日から金曜日までの学校の授業終了後から午後6時までで、長期休業における開設は致しておりません。

 利用者の現状でございますが、今年度におきましては、俵山小学校では児童21名とスタッフ11名が、神田小学校では児童23名とスタッフ13名がそれぞれ登録をされ、体験活動を中心に様々な活動を行っておられ、年間200日の開設を予定致しております。

 この放課後子ども教室事業は、学びの場や体験の場の設定など、その運営の全てを地域の方々で組織をしますボランティアスタッフに委ねております。より多くの児童の安心・安全な居場所づくりを目指して、児童クラブのない小学校に放課後子ども教室を開設していきたいと思っておりますが、人材の確保が課題として残ります。今後、地域と連携をとりながら、公民館を中心にその人材の確保や組織づくりを進めていきたいと考えておるところでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 児童クラブと放課後子ども教室というふうな二つが放課後の支援対策としてあるんですけれど、今、目的に関してはそれぞれ市長さんがおっしゃいました。児童クラブ、放課後子ども教室とありますけれど、児童クラブの今、今年の定員はいかがですか。定員と在籍、希望者、それから待機児童がおりましたらその人数を教えてください。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) 地域福祉課、西本でございます。議員さんの質問にお答え致します。

 定員は、先程市長の答弁の中にもございましたが155人で変わっておりません。

 それで、待機児童につきましては、今のところ仙崎の児童クラブにおいて、今年度当初におきまして希望が多うございまして、精査さして頂きまして、家族に何ていいますか、条件として保育に欠ける子という条件でございますので、一応定員オーバーしたところ、6名の定員オーバーまでは受けてはおるんですが、その上更に3人の方については御家族の状況を調べさせていただいて、欠員ができ次第っていうことでお願いをしてるところでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 定員は、それじゃあ去年と同じで155人。20年度もそれでいいわけですね。去年も155人でした。

 それで、定員というのはどういうふうにして決められるんですか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) 学校の事情によりまして、いわゆる空き教室のスペースがございます。その中で児童一人について2平米っていう基準がございますので、それと照らし合わせながら定員の設定をしてるところでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今定員、仙崎であれば、この紙を頂いたんですけれど、定員が25名、深川は45名、三隅が35名、日置が25名、油谷が25名となって155名なんですけれど、三隅は明倫へ浅田から行ってると聞きましたけど、輸送方法というふうなものはどういうふうになさってますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 現在、明倫小学校で開設しております三隅児童クラブについて、明倫小学校から13名、浅田小学校から15名の受け入れをしております。

 それで移送方法でございますが、三隅保育園の園児の移送のバスがございますが、そのバスを利用し、シルバーと委託契約で運んでおる状態でございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今聞きますと明倫小学校の方が13名、浅田小学校が15名って浅田の方が多いんです。でも明倫に行くというふうなことは、やっぱり空き教室がないからですか。──それでいい。はい。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) そのとおりでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それで、保護者の負担というふうなものは、児童クラブと放課後子ども教室との違いを述べてほしいと思います。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 児童クラブの方でございますが、保育料と致しまして月1,500円、おやつ代と致しまして1,500円。ただ、この保育料につきましては、所得に応じて軽減がございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) 失礼します。費用でございますが、放課後子ども教室の方は原則無料でございます。ただし、行事等の内容によってその材料代、例えば粘土細工の遊びとかをしたようなときには粘土代を頂くとか、そんなことが負担になることで、基本的には無料でございます。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) その二つの児童クラブと放課後──ですけれど、指導者というふうなものは名称は指導員でいいですか。片方は。片方は安全管理指導員ですか、安全管理士ですか、それでいいんですか。そういうふうな方のスタッフの今確保が難しいというふうなことをおっしゃってましたけれど、そのときは募集はどういうふうにしてなさるものですか。



○議長(南野京右君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) スタッフの方ですが、放課後子ども教室の方では名前がコーディネーターという立場の人が一人おられます。これは全体的な取りまとめ、それから活動プログラム等の企画、そういったことをされる人でございます。そのほかに子供の安全のための管理ということで、安全管理員がおられます。スタッフはそれだけでございます。

 それで、もう一つは、学習アドバイザーっていうスタッフがあるんですが、これについては今現在はありません。

 それから、スタッフの募集と言いますか育成ですか、これは公民館活動の中で子供さんの父兄の方が主体でやっておられるという状況でございます。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) 児童クラブにつきましては、指導員を置いてますが非常勤の嘱託職員を充てております。保育士の資格を有するとか、それから子育てに関する活動をしてきたとか、今までの経験を有する人を雇い入れて支援をしておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それじゃあ、今のところスタッフはこれで十分なんですね。はい。

 募集は子供達の親とか地域というふうにおっしゃいましたから、それでいいんじゃないかと思います。

 それで、先程は保護者の負担を聞きましたけど、市とか国とか県とかの財政的な負担、補助はどのくらいあるんですか。どちらもよろしくお願いします。



○議長(南野京右君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) 放課後子ども教室の方ですが、これは国の補助金、委託金と県の委託料で3分の1、3分の1で、市の一般財源が3分の1になっております。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) 放課後児童クラブにつきましては、国の補助金につきましては定員によりまして、それから開設の日数によってランクづけされておりまして、標準事業費に対して3分の1の補助、県が3分の1補助してくれますので、実質的に自治体とすれば3分の1でございますが、5つのクラブに対して昨年度2,100万円、19年度でございましたけど、20年度においても2,200万円程度の予算を確保させて頂いておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 2,200万円のだから3分の1が市の持ち出しになるんですね。いいですかそれで。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) 先程申しましたように、正確には国の開設のための標準事業費がございますので、定額に対する3分の1、3分の1の実質3分の1としての1の負担をしておりますので、正確にはこの3分の1以上の負担をしておるということになります。



◆11番(阿波昌子君) はい。分かりました。それで──。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) ごめんなさい。

 それじゃあちょっとまとめまして、それでは児童クラブと放課後教室のいいところと問題点とまとめてちょっと申して頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) お答えします。

 利点としましては、子供達にとっては多様な体験との出会い。遊び、学び、触れ合い、そういったものを通じてのことでございます。それから、異年齢の──1年から6年までが参加しますので異年齢の交流、それから意味のある地域の人々との出会い。それから、今度は地域の大人にとっては、地域の子供を理解する機会がある。それから、新しい人の出会い。これはスタッフ同士といいますか、そういった交流が生まれる。それから、スタッフの学んだことの地域還元、そういったことが挙げられるんじゃないかと思います。

 それから、問題点ですが、開設までのことになるんですが、人材の確保と育成ということで、最近全部職業を持った方が多いということで、平日の指導員の確保が中々難しいといったことが挙げられると思います。それから、活動に関してですけど、活動プランの作成ということで、子供の参加者や学年のバランスを考慮した活動のプログラム、これの作成がなかなか難しい。それから、活動がマンネリ化するということで、これを子供にとって魅力のある企画をどう作成するか。これはアドバイザーさんとかも苦労の多いところやろうと思います。それから、安全管理としまして、子供の安全管理をどの程度まで行うかといったこともひとつ問題にはなってくるんじゃないかと思っております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) 児童クラブでございますが、先程の放課後子ども教室と大きく利点として違いはないと思いますけど、基本的には子供が、親が仕事のために家庭にいないがために、一定の期間生活の場としてそのクラブを利用していくことで子供の健康状態、それから共同生活でもありますので、遊びを通じての自主性であったり、創造性であったり、情操教育に役立つ、そういうことが主な利点であろうかと思います。基本的には家庭とほぼ同じような条件で生活指導を受けることができるということ。保護者が安心して仕事につくことができるということであろうかと思います。

 問題点って特に大きくはないと思いますけど、ただ設置条件の中に定員規定がございまして、最大70人ということで、どうしても学校の空きスペースを利用していかなければならないという現状と、放課後児童クラブにおける国から示されておりますガイドラインに最大の人数の規定もございます。

 そうしたことから、冒頭でも答弁申し上げましたように、家庭事情等を考慮しながら最大限親のニーズに応えていける、適正規模での子供のお預かりをするということを念頭に置いて、毎年度調査をしながら受け入れをしている状況でございますので、これを適正に管理していく、子供の安全・安心に役立てていくっていうことであろうかというふうに思っておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうな放課後子ども教室と児童クラブとの指導者っていうかコーディネーターというか、そういうふうな人達の連携とか話し合いとか研究会とか、そういうふうな機会を持ってらっしゃいますか。また必要でしょうかどうでしょうか。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) お答え申し上げます。

 クラブ間の連携は、やっぱりそれぞれの設置してる環境が、同じ学校といいながらも多少違いがございます。ただ、基本的なことは学校との連携とか保護者との連携、このあたりは共通したものでございますので、必要に応じて地域福祉課の方から指導、助言をしながら円滑な運営ができるように心がけておるところでもございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それでは、今実施されてる学校を発表されましたけど、あと実施されてない学校がほいじゃあ6校ですか、5校になりますかね。そういうふうな学校はどういうふうな計画をお持ちでしょうか。──どっちって、済みません。いいですか、ほいじゃあ。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 課題とすれば、やはり課長申し上げましたように、指導者、スタッフ、この確保ができるかどうか。それと、保護者とのニーズに噛み合うかどうか。現時点では放課後子ども教室推進事業については、小規模の児童クラブが設置されてない学校を順次計画していきたいというふうに考えております。基本的には。

 ただ、具体的に残った学校について、実施していない学校について、そうした具体的なニーズがまだ直接的に私どもに届いていないという状況でございますので、今後そうした声の把握に、学校並びに公民館と連携しながら把握に努めて、そうしたニーズがあれば前向きに検討をしていきたいというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それじゃあ、今未実施の学校が6校になりますか、5校ですか。済みません。まず何校ですか。



○議長(南野京右君) 坂倉生涯学習スポーツ振興課長。



◎生涯学習スポーツ振興課長(坂倉誠治君) 4校になると思います。



◆11番(阿波昌子君) 4校ですか。はい。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうな学校は、やっぱり周辺の地域です。結局小さい学校なんです。

 それで、いっつも希望者は何人いるかって、私が神田を始めてほしいと言ったときに、まだ日置の時代でしたけど、それは3人とか5人ぐらいおらんにゃあ始められませんよっておっしゃったんです。で、ある保護者がもう「とにかく始めてくれ、始めてくれ」っておっしゃいますから、もうどんどん働きかけて、「それじゃああなたは5人ほど集めてよ」って言ったんです。ほんならどねえこねえ集めてもらったから「ほいじゃあしてください」って言ってからもう合併してしまいました──したんですか。

 そしたら、子供プランをやってくださいましたから──19年度からです。さっき20年度言ってごめんなさい。19年度でした。19年度に俵山が始まり、また神田がして頂きました。そしてとっても喜んで、初め4人とか5人とか3人、初め3人っていうのが5人おったんが今はもう10何人でしょう。だから、本当みんな喜んでらっしゃるんです。それは3年以下だったからまた難しかったんです。もう人数が少ないところ、「でもうちの子は働くのに困ってるじゃないか」って言われるんです。

 だから、幾ら小さい学校であろうと働くお母さん、または子供達がいるんですから、その小さいところでも、今あんまり希望がなけんにゃせんとかおっしゃってますけど、希望をよく聞いて、少ない、だから何人って言ったって無理なこともあるんです。だけれど、小さいところ、周辺に住んでいらっしゃるところでも、そんなのしてあげんとだんだん学校は少なくなって、子育てするのが大変じゃからだんだん人口が減っていって、先程の質問にもありましたけれど、そういうふうなところを助けてあげたら私は本当にいいなと思うんです。

 だから、放課後子ども教室っていうのは本当に、今から文部省も──文科省も進めていると思いますので、それを是非小さい学校、周辺の学校にも開いてあげてほしいと思うんです。最後によろしくお願いします。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 先程お答えしましたように、基本的な考え方は未実施の学校は順次開設をするという方向で考えております。

 ただ、やはり先程の問題点の中で、課長答えておりませんが、これは放課後児童クラブも同じことが言えると思いますけども、保護者の責任という問題がやっぱあると思います。事業を実施して、これが行政のサービスということで預けっぱなしになるというようなことの問題点、これは基本的に押さえなくてはいけないことだろうと思いますし、やはり子供の躾という観点からして、行儀が悪い、それをどう躾るか。これも問題とすれば大きい課題かなということを二つ思っております。

 じゃあ、一人、二人そういうふうな対象者がおられたときに、行政がどこまで責任として実施していくかということについては、やはりこれは十分関係者と協議する必要があろうと思いますが、一例として俵山地区の場合は、まず保護者が自分達で当番制で実施をしてこられた。そういう手続を踏んでこの事業の方にシフトしていったということがございます。やはり、まず第一義的に保護者の方の考え方を十分協議して頂いて、その声を学校並びに公民館等としっかりお聞きをして、前向きに検討していくということで対応していきたいと思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 最後って言いましたけど、今のことにまたちょっと共感したこともありますし、ちょっと一言申したいと思うんですけれど、そういうふうな小さい学校で少なかった場合はっておっしゃったけれど、少ない場合は少ないようにどういうふうな手だてをしたらいいかっていうことを私は考えてほしいと思うんです。

 今、児童館が、大畑小学校あります。大畑小学校の方に私は聞いたら、今学校が終わったら児童館に子供は行くと。そこで児童館で遊んでて、上の子が終わったらそれと一緒に帰るって、児童館に預かってもらってるからとっても助かるっておっしゃるんです。そういうふうに保育園を利用したりすることも私は必要じゃないかなと思うんです。そういうふうに小さいところは小さいなりに、どういうふうにしたらいいかっていう手だてを是非考えていってあげてほしいと思います。

 それから、さっき保護者の責任だっておっしゃいます。そりゃあもう本当それが一番だと思います。

 それで、今のこの、私は児童クラブのことについては県下の状況を調べたものがあるんですけど、それを見ますと長門の児童クラブが、この条件を満たしているのは長門が一番だと思うんです。長門の児童クラブが。何かと言いますと、保育料は1,500円っておっしゃいました。1,500円で県下を見ても一番安いんです。1,500円が最低なんです。それで高いとこやったら3,000円とか、おやつだったら3,000円の上に1,500円おやつを取るとか、それから育児時間、見る時間、保育時間を見ますと、長門は8時半から6時ごろまで大体見てんですけど、長期休業中でもそういうふうに6時までちゃんと見られる。そういうふうなよそのところを見ると昼までしか見ないとか、何時までとか、それから延長になった場合はお金を追加しなさいとか、そういうふうなことがずっと条件で全部出てるのがあるんですけど、これを見ますと長門、これ一番いい条件なんです。だからこれに関しては、児童クラブに関しては、これは長門市としてはありがたいなというふうなことを私は感じております。保護者の方もそういうふうに思っていらっしゃるんじゃないかと思いますけど、これは本当にすばらしいことだと思います。

 それで児童クラブ、それから今の、最後の放課後子供プランの方でも、よそのところは土曜日に1回しか見ないとかいうふうなとこがあるんですけど、長門は全部月曜日から授業がある日は見て頂けます。土曜日はありませんけど。

 そういうふうに長門はこの児童クラブ、放課後については、今ある段階のものはすばらしいと私は見ております。今後してないところを是非してあげたい、ほしいという要望してこの件は終わりたいと思います。

 それでは、引き続いてファミリーサポートセンターについてお尋ねしたいと思います。

 これは、最初の議会で先程申しましたけど、ファミリーサポートセンターというふうなものを私が設置して頂きたいというふうな提案をしておりますが、「検討してます、検討してます」っていうふうなことがずっと返っておりました。やっと4年目にして、今年の3月の予算に計上してありましたので私はとっても喜んでおります。

 それで、こういうふうなサポートセンターができるんであれば、今から使いやすいようなサポートセンターにしてほしいと思いますから、それについてお尋ねしたいと思います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) ファミリーサポートセンターについての御質問でございますが、まずファミリーサポートセンターでございますが、平成6年、労働省におきまして創設をされました仕事と家庭両立支援特別援助事業というのがございますが、この中で実施をされてきたところであります。平成15年の児童福祉法の改正によりまして、ここが子育て支援事業の一つとして位置づけられるようにもなりました。

 本市におきましても、長門市総合計画、或いは長門市次世代育成支援行動計画におきましても、ファミリーサポートセンターの事業の取り組みにつきましては掲げておるところでもあります。

 この事業は、地域において育児の援助を受けたい人と、また育児の援助を行うことができる人が会員となりまして、相互に助け合うことにより、仕事と育児が両立できる環境整備をするとともに、児童の健全育成を図ることを目的とするものでございます。この事業で行う主なものと致しましては、保育園の開始前や終了後の子供の預かり、また保護者の病気や急用等の場合の子供の預かり、また冠婚葬祭や買い物、外出の際の子供の預かり等がございます。

 援助を受けたい会員を依頼会員、援助を行う会員を提供会員と呼びますが、子供を預かる場所は原則提供会員の自宅で行うこととなりますので、会員同士の信頼関係がより強く求められます。安心して活動して頂くために、また、安心して依頼して頂くために、会員になると市が保険料負担をするファミリーサポートセンター補償保険に加入をして頂くことになります。

 市では、本年度から、依頼会員と提供会員の連絡、指導、指示を行うアドバイザーを地域福祉課に配置を致しまして、相互援助活動の調整を行う計画であります。

 スケジュールと致しましては、本年秋ごろを目途にこの事業が開始ができますよう準備を進めているところであります。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) このファミリーサポートセンターというのは、市長さんがおっしゃいましたように、預ける人と預かる人とそういうふうな会員を募集して──募ってそういうふうな制度ができるものである。だから安心して活動できて依頼できる会員をということですけれど、そういうふうな会員を登録されるのは大体どのくらいいらっしゃると見込んでいらっしゃいますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 これから募集をかけていくわけでございますが、いわゆる補助要項に乗るためには100人の会員っていうものが必要となりますので、でき得ることならこれを超えるのを目的としております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 100人っていうのはだから、預ける方も預かる方も合わせて100人ですよね。はい。

 それで、今までは県は随分前からですが、100人なかなか集まらないときはできないとかずっとおっしゃってたんですけど、ミニファミリーサポートセンターでもいいですよとか前におっしゃってたのでこの度こういうふうにできたと思うんですけれど、できるだけ多くの人が安心して預けられる、預かるというふうな会員が多くあればいいなあと私も思っております。

 そういうふうな会員ができた場合は大切な子供を預かるんですから、その預かる会員となった場合は、そういうふうな審査というふうなものはありますかどうですか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) 一応、依頼会員の方は特別な基準というものはございません。ただ、年1回、会員同士の交流会に参加を義務づけてるっていうところでございますが、提供会員、預かる方の会員につきましては、市で行う研修会、これ今一応年に3回というふうな最低の基準がございますが、研修会等を全て受講された方っていうふうに基準を設けようとしております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 研修会も年に3回ぐらいあるとおっしゃったので安心しましたけど、研修会なんかもやっぱり必要だなあとか思ってたんです。そういうことです。

 それから、そいじゃあ利用者の負担はどのくらいのことを考えていらっしゃいますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) 今、先進事例などを研究をしておるところではございますが、大体朝の7時から夜の7時までを通常の時間と致しまして、大体1時間600円です。その時間を外れます、いわゆる早朝とか夜の7時以降の深夜にかかる場合は、市によって違いますが大体700円程度。それと土曜、日曜、祝日につきましては700円ていうところが多いかなというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) これ預ける方が預かる方等の協定によってそういうふうに600円とか700円とかいうふうなものをお支払いし、受け取ることになるんですけど、補助というものはどうですか、全然ないものかあるものか、よその市もあわせてよろしくお願いします。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 この単価についての、いわゆる預ける行為に対する補助というものはございませんが、市の方の持ち出しと致しましては、いわゆる会員同士の連絡調整とか揉め事とかに対するアドバイザーです。調整をするアドバイザーを市の方で雇う。

 それと、先程市長の答弁にありましたようにいわゆる保険です。いわゆる事故があったときとかそういうふうな保険について市費の持ち出しっていうふうに考えております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) はい。分かりました。保険とかアドバイザーの人件費とか、そういうふうなものは市から出るというふうなことですね。

 そういうふうに預けたい人、預かりたい人のそういうふうな会員を橋渡しするのがサポートセンター、コーディネーターの役割と思うんですけど、どこに設置されますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 先程市長の答弁の中にございましたが、本年度におきましては地域福祉課の中に設置をしたい、アドバイザーを設置をしたいというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) アドバイザーなんかの募集というふうなものはどういうふうにされますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) 8月ごろを目途に、公募によって募集をかけたいというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうに子育ての方が安心して子供を預けられる、預けて頂く。そうして子供を育てていかれる。そういうふうな安心して子供を産んで育てられる環境づくりというふうなものはやっぱり経済的な支援と育児との仕事が両立できるような体制を整える。また困ったときには地域で支え合うなどの、そういうふうな社会全体で子育てを支えるための環境整備には、やっぱり軌道に乗るまでは行政がこういうふうに積極的にかかわって頂くことが何より大切ではないかと思います。子育て中の方達が利用しやすいような制度にして、是非そういうふうな制度にしてほしいと思いますので、よろしくお願い致します。これで終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午後3時07分休憩

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午後3時17分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 今日の最後の南野勇治君。(笑声)(発言する者あり)

〔24番 南野勇治君登壇〕



◆24番(南野勇治君) 構成員の皆さんお疲れでございます。傍聴席の皆さんお疲れでございます。本日最後でありますので、しばらくの御辛抱をお願いします。

 それでは、通告しました2点につきまして質問を申し上げます。

 今全国では平成の大合併も一段落し、合併特例法の切れた2006年3月末現在では1,822市町村に再編をされております。大合併前、1999年当時の3,232市町村と比べると約4割減のスリム化が実現をしております。

 そうした中で国は、更に政府主導による三位一体改革、つまり国が地方に支出する補助金、そして地方への税源の移譲、あわせて地方交付税制度の改革という三つの一体的な改革を行い、国と地方を合わせた借金がほぼ1,000兆円に達するという危機的な財政状況の脱出を図ろうとしております。

 ただ、現状では財政再建が先行し、補助金や地方交付税の大幅削減に税源移譲が追いついていない現状であります。具体的に2003年から2005年度の3年間で全国の補助金の削減が3兆3,500億円であるのに対し、税源移譲は1兆7,300億円にとどまっておるわけであります。

 今後地方においては、合併した後は、政府主導の三位一体改革により、補助金や交付税措置が従来以上に厳しく減額され、また、合併特例債の財政優遇措置の期限が切れた後の財政運営も厳しいことに変わりはなく、先送りばかりの改革に地方の脆弱な財政基盤がいつまで耐えられるかと全国的に懸念をされております。

 そこで、我が長門市も合併して4年目を迎えております。市民の反応もいま一度、期待した合併とはほど遠い新長門市になったとの感じであるのが一般的な感じであります。今思えば松林市政の誕生は、それまでの役所主導、県主導への反発であり、上部追従マンネリ行政の不満でありました。そうした中で市民は、新しい若い松林市政にこの長門市の将来を期待し、掛けてみたいと思ったに違いないと思います。

 前市長との大きな対決軸は、ルネッサながと建設を中心とした箱物行政からの脱却であり、また、市政への市民の参加を中心とした開かれた行政運営の展開でありました。中でもケーブルテレビの導入は、多くの市民からも賛同が得られ期待されているものであります。長門市という田舎町では、このケーブルテレビの導入は、中央との情報格差からの解消に大きな役割を果たしたと言えます。そして、市議会の中継、地域の天気予報、市からのお知らせなどは、放送する側と受ける側、つまり放送局と市民との垣根を取り払ったと言え、これまでに経験したことのない斬新なものであり、当初は画期的なものとして市民に大いに受け入れられたとこであります。

 しかし、ケーブルテレビも導入してから早5年たちました。そしてまた、合併後もほぼ同じ構成内容で管理運営をされているわけであります。

 今、テレビはアナログからデジタルへの移行時期にあり、ケーブルテレビも同様に移行時期にあります。こうした時代の背景を受けながら、市民の生活にとって切っても切り離せない、地域に根ざしたケーブルテレビの管理運営について、デジタル移行後も今までと同様なサービスの維持は継続すべきものと考えますがいかがなものでしょうか。

 更に、地域的に少子化、高齢化の進む地域として、高齢者、低所得者についても何かの緩和措置を講ずるべきと考えますがいかがなものでしょうか。市長の考えをお伺い申し上げます。

 続きまして、学校給食についてお願い致します。(発言する者あり)日本における(発言する者あり)──一括やります。(「南野さん。発言席でやるんです」と呼ぶ者あり)ああ、そう。お願いします。(笑声)(発言する者あり)

〔24番 南野勇治君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、南野勇治議員のCATVデジタル化移行に伴います諸課題についての御質問にお答え申し上げます。

 山口県におきましては、平成18年10月から地上デジタル放送が開始をされたところでありまして、昨年11月には矢ケ浦にデジタル中継局が開局致しましたが、俵山、宇津賀につきましては、来年度以降に中継局が整備をされる予定となっております。

 本市では、県内のデジタル化に合わせまして、山陽側との情報格差を解消するため、また情報の共有化を図り、市民の皆様に同じサービスを提供するため、ケーブルテレビのデジタル放送を進めて参りました。昨年度三隅地区のケーブルテレビの広帯域化事業が完了したことによりまして、本年4月から市内全域でデジタル放送を行い、高画質、高音質で視聴して頂くとともに、BS及びCS放送もデジタル対応と致し、多彩なチャンネルをお楽しみ頂けるようになりました。また、平成23年7月までは同時放送期間と致しまして、デジタル放送、アナログ放送のどちらでも受信することができるように致しております。

 本年5月末のケーブルテレビの加入者は1万3,115件で78.7%の加入率であります。今後もより多くの皆様に視聴して頂くため、加入促進に努めて参りたいと考えております。

 さて、1点目のアナログ期と同様なサービスは可能なのかというお尋ねでございますけれども、平成23年7月以降はアナログ放送が終了致しますので、デジタル放送を視聴するには、その一つの方法として、デジタル対応のテレビを準備する方法があります。この場合、追加の利用料は発生しませんが、チャンネル数は20チャンネルから10チャンネル程度に減少します。これは、現在、アナログ方式で視聴しているBS放送10チャンネルの信号伝送方式がデジタル方式に変わるためであります。いま一つは、ケーブルテレビ専用デジタル受信機のセットトップボックスを利用して頂く方法であります。このセットトップボックスは、デジタルチューナーを内蔵致しており、デジタル放送に対応していない従来のテレビであってもデジタル放送を視聴することが可能になります。この場合、セットトップボックスのレンタル料と致しまして、月額500円が別にかかります。

 なお、このセットトップボックスはテレビ1台につき1台が必要でありまして、複数のテレビをお持ちの方にあっては月額500円掛ける台数分のレンタル料が別にかかりますが、チャンネル数は20チャンネルで変わらないところであります。

 市と致しましては、セットトップボックスを利用され、より高画質、高音質であるデジタル放送をお楽しみ頂くことで、アナログ放送よりも質の高いテレビを提供できると考えておるところであります。

 次に、2点目の低所得者向けのサービスの充実についてのお尋ねでありますけれども、アナログ放送終了時におきます低所得者に対しますサービスにつきましては、今後デジタル放送に係る国の対応や近隣の自治体の動向を注視しながら、必要な場合にはその対策について検討していきたいと考えております。

 なお、現在、ケーブルテレビ利用料は、基本型のほっちゃベーシックが月額1,500円であります。この額は総務省の指導もありまして、採算性や他の事業者の料金を勘案しながら、最低限での料金設定となっております。また、この利用料につきましては、生活保護受給世帯などは全額免除、高齢者世帯などには半額免除を行っておるところでもあります。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) それでは、まず1点目から。前のケーブルテレビの担当の方が、要するに今アナログで見ておりますフジテレビ系の放送局とテレQの関係ですが、4月ごろに向けて放送局にお願いに行く、市長とお願いに行く、4月までに間に合わせると強い口調で私に申されましたが、それらの経過について少しお伺いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 域外波のことであろうと思いますが、そうでございますか。



◆24番(南野勇治君) はい。



◎市長(松林正俊君) 域外波につきましては、今全国的なケーブルテレビ事業者の大きな課題になっております。

 従いまして、デジタル化をして、その送信をキー局が押さえていくという、それはやめてくれとこちらは言う。そのやり取りがございまして、今総務省の大臣裁定まで持ち込まれたりしているのは御承知のとおりだと思います。そういった意味で、県内の局に対しましては私どももう何度も行ってお願いを致しております。これはケーブルテレビ山口県の加盟の、事業者連盟加盟の一員として、そしてまた、その中でも行政が事業主体となってる、経営体となっているところという立場から両面で、今まで色々と御理解を求めていって参ります。だんだんと周囲の状況から含めまして、私は可能性は高くなってきてるのではないかなという認識は致しております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) はい。分かりました。その今の市長の答弁が、去年の今ごろ、担当の方はそういう言い方されました。そして、区域外波でもフジテレビ系とテレQはここに、地元に放送局がないので、それは若干早くできるんではないかというような返事でありました。それについて、私はもうテレビ西日本とテレQだけは4月には開局するんじゃないかというような心づもりでおりましたが、それらについても今のような遅れるということですか。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 今お尋ねのTNCテレビ西日本とテレQにつきましては、昨年の10月、担当者でその2社に参りましてそのお願いを致したところでございます。

 TNCにつきましては、山口県内の地元局の理解があれば同意の参考にすると。それから、テレQにつきましては、山口県内地元局の理解があればいつでも同意するという回答でございました。

 いずれに致しましても、県内各社の同意が得られればという条件つきでありますけれども、可能性はあるというふうに私どもは今理解をしているところでございます。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) 分かりました。それじゃあ、テレビ西日本もテレQも、ここにはそういう放送は、キー局は流れてないが、それ以外の放送局の許可も得てくれっていうことですか。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) やはり県内にあります民間の放送局の対応を、その二つの放送局はやはり見守っておるというのが現在の状況であろうかと思います。県内の民間の3社につきましても、市長或いは副市長がお願いに行っておりますけれども、現在のところ承諾するというふうな回答までに至っていないのが現状でございます。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) 去年の話では、そのキー局がないとこはいくんじゃないかというふうな話でしたから、私はそれだけ、いわゆるそのときの会議でも言いましたけれど、区域外波が見られるからケーブルに入っている人がかなりおるわけです。それが見られないとなると、絵がきれいなだけやなしに、その区域外波が見られるから──フジテレビが全然見られん、この地域が見られんから入っているという人もかなりおると思うって私はそのときに言いましたが、それもそうすると全部遅れるということ。それとも、例えば入っておる九州朝日とかRKB毎日っていうのは──と同じ考えでええわけ。どうですか。テレQは。テレQとテレビ西日本はここにキー局がないが、それとRKB毎日やら九州朝日と同じような考えになるということですか。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 現在の状況では、今そういう回答であったということで私どもは認識を致しております。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) はい。分かりました。上部の法律か何かの兼ね合いがあるからここだけ努力しても無理でしょうが、要するにこれは今言いましたように、非常にそれが見れるっていうので入っておる人がおりますので、是非とも急いで頂きたいと思います。

 それと、次に、先程市長が言われましたように、現在では、現在のアナログでは1,500円でBSが──NHKはのけてBSが皆見られた。で、このデジタルになると見られなくなる。これはアナログとデジタルに移行したら差が出てきますけど、それらについてはどのように考えておられますか。わかる。



○議長(南野京右君) 重原秘書広報課長。



◎秘書広報課長(重原敏男君) お答え致します。

 現在は、アナログであればチャンネル数約20チャンネルをご覧頂いておりますけれども、これがアナログが終了しデジタルだけになりますと、今の予定では、先程御質問にありましたTNCとテレQを含めてですが10チャンネル程度になります。ので、数だけのことを申し上げますと減少致します。

 で、それは23年7月からはデジタル放送となりますので、いわゆる受信の形態が変わってきますので、セットトップボックスがない場合にはBSの10チャンネル分がご覧になれないということです。以上です。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) だから、今アナログ見られる方はわかると思いますが、例えば野球中継にしても、地上波でやらない、BSでします。BSでしたら遅くまでしますが、これらが──BSで今野球中継主にやってますが、それらが今は1,500円だけで見られよった方が今度は見られなくなる。その差ができろうが。それでもいいかって部長聞きよる。やむを得んか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) そのとおりであります。

 従いまして、500円のセットボックス月額っていうのは余分にかかるということでございます。これ現実でございます。はっきり申し上げて。そこだけ高くなるということで。今までどおりで見ますと。そのとおりであります。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) 分かりました。だから、デジタル移行っていうような国の方針で、好むと好まざるにかかわらずそういう差が出てくるがそれをやむを得ないということですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) デジタル化に伴うことでございますので、やむを得ない。セットトップボックスをまず利用して頂くことを念頭に置いてやっていきたいと思います。

 それと、このことによってケーブルテレビ利用が落ちてきては困りますんで、そこらあたりはまだまだ私どもも必死になって、この500円の月額を払って頂く形でより楽しんで頂く方法を充実させるように努力をしていきたいと思います。

 いずれにしましても、自主チャンネルの強化とかいろんなことを、このデジタル化によって、やはりひとつのケーブルテレビも経営の転換期にかかると認識を致しておりますので、まずは利用率が低下しないためにはどうしたらいいかということは私達に一番大きく求められることでありますので、いろんな意味も含めてこれからしっかりと対応して、利用率の落ちない方法で市民の皆さんに提供していける方法を考えていきたいと思います。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) そこで、そこでじゃあ、セットトップボックスを500円取らんでも全部配付したら、デジタルとアナログが平等になるんですが、そういう考えはありませんか。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) このセットトップボックスは1台購入する場合は3万円程度の経費になるわけであります。そういうことから、やはりほっちゃテレビとしましてもレンタルでお借りを頂いて、その対応をして頂きたいというふうな考え方で今セットトップボックスの普及に努めておるところでございます。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) だから、全員は無理にしても、2点目のそういう高齢者とか低所得者については、セットトップボックスを配付するというように強く求めますが、そういう考えがありませんか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) とにかく検討させて頂きます。

 当然今までもアナログ方式の現在の方式で基本料金色々と減免規定を設けておりますので、当然その跳ね上がってくる分の負担がかかるわけですから、どのような形がいいのか、リース期間の短縮とかいろんなこともあります。色々なことを検討していきたいと思います。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 補足をさせて頂きますけれども、やはりケーブルテレビの利用料の1,500円という料金も、他のケーブルテレビの利用料等から考えれば、やはり金額的に一番低い方の額に設定をしておるというふうなこともございますので、それらもあわせて、今市長が答弁申し上げましたけれども、その対応については検討して参りたいと思います。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) デジタルになったから基本料金を上げるっちゅうようなことじゃあ、そりゃあ理由になりません。

 2011年の7月24日って今書いてあります。それ以後はテレビが見られん家庭が出てくるんよ。テレビが見られん家庭が。今のテレビが見られんから。それらの救済はあんた、福祉含めて考えとかんにゃ。

 だから、今の75以上とかそういう人は、ひとり暮らしとか、そういう人はテレビが全然見られんようになるんよ。これもうケーブルだけの話やないんです。全然見られんのやから。そういう世帯が出てくるんじゃから。そういう大きな観点で、ちょっと検討して頂きたいと思います。

 また次、大きな問題で言いますけど、テレビの見られない家庭っていうのは、今どき本当大変なことですから、ひとつ検討をお願いしたいと思います。

 次、給食問題はええ文章書いちょったんですけど、(笑声)読ましてもらわれんからいいんですが。給食問題は今この議会で私言いましたが、教育問題イコール食育問題で、何でもかんでも食育問題で、何て言いますか、はやり、草木もなびくような状況で、全部食育問題で言われていますが、私は通告に書いていますように、ひとつ大きな観点から、議員さんの方で論議して頂きたいなと実は思っておるわけであります。

 教育問題と言いますと今、非常にたくさん問題があるわけです。例えば学校環境を取り巻く情勢は厳しく、学力の低下、いじめ、ゆとり教育の見直し、教員の資質、児童虐待、登下校のセキュリティー問題などが山積みをしておる今状況です。

 このような問題を抱えている中で、私はこの学校給食の問題でも、この種の学校給食センターの建設というようなハード的な問題は、市の財政運営の面からお互いが論議して、その食育の関係は別の次元って言いますか、授業の中とかほかのホームルームかそういう中で論議して、私は切り離すべきと思います。要するに、このようなハード的な問題までも一から論議しますと、非常におかしい方向になるし。

 例えば3町さんは今までセンター方式です。で、旧長門は自校方式で、センターも自校方式も一長一短皆あるわけ。何ぼ論議しても交わることはない。だから、昨日の金?議員みたいに弁当がええっちゅう人もおるし、(笑声)絶対交わることはない。だから、そうなればある程度の首長の判断が、政治生命掛けてする。それに掛けるしかないです。どれがええ、もう議員が皆ええて言ったら意見が30通りあるんです。30通り。だから、それがええか悪いかっちゅうのは最終的には市民が判断するんじゃから。私はそういう論法でせんにゃあ、今から長門市が今、誰やら言いますけど、去年夕張市に行きましたけど、執行部のまずさもありますが監査委員とやっぱ議員も責任があるんじゃから。市の財政運営については。だから、それらを含めて論議せんにゃあ、きれいな論議をしよったらいつの間にか長門市がだめになる。

 具体的に申しますと、田村メモっちゅうの私持っとるんですが、(笑声)この長門市で三位一体の改革で7億円ぐらいの交付税が減額になっておるんです。ほいで、今から先も増えるあれはないんですが、長門市で7億円、今まで入ってきよったもんが入ってこんようなっとるわけ。だから、それらについて論議しなければ、昨日確かどちらか言われましたけど、1センター案が一番ええんじゃと。その理由は、要するに経済的な面と庁舎が古くなっているから、とかなんか言われました。

 私は理由はどねえでもええけど、とにかく今までみたいなきれいごとを言って、食育もしますよ、地産地消もしますよ。で、応えるから皆がこねえなるわけで、(笑声)一つの執行部の案を私どもはこれでいくっていう方針を決めたら一枚岩になって、それでずっといってその結論は市民に任せる。それぐらいの一枚岩になってもらわんにゃあ、絶対この給食問題は解決しないと思いますが、どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、学校給食についてお答えします。

 まず、少しおさらいしますが、現在、市内の学校給食施設、自校方式が10施設、センター方式3施設で運営をしておりまして、調理食数は3,200食であります。これらの給食施設の多くは老朽化が進んでおりまして、築後49年を経過致します深川小学校初め、仙崎小学校、俵山小学校、また油谷学校給食センター、三隅学校給食センターは、老朽化に加えて衛生管理基準を満たしたドライシステムが導入をされていない状況でもあります。施設整備というのは喫緊の課題であるわけです。

 また、今日的課題でもあります行財政改革の視点からも、新たな学校給食施設の建設に当たっては、長期的な視点から、一定期間のランニングコストも含めた総事業費を試算することはもちろんでございますが、その財源対策も重要な視点となります。この施設の建設に当たっては、合併特例債を活用する方針でありまして、期間が限られておりますことから、その計画的な執行が重要となって参ります。

 また、一方で、今後学校施設の耐震化を進めるための改築耐震補強に係る経費も膨大となりますため、学校給食施設の整備につきましても効率化を図る必要があると思っております。

 こうしたことから、市全体の財政収支見通しにおけます大型事業の一つとして、新たな学校給食施設を位置づけて、計画的な取り組みを進めて参りたいと考えているところであります。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) はい。分かりました。6月1日号の広報に市の財政状況が載ってますが、6月1日時点で──テレビに映ってますが、市民の皆さんも申し上げますが、長門市の借金が280億円からある。280億円長門市に借金がある。夕張市が350億円で潰れとるんです、市が。家が差し押さえ、抵当入る──売りに出とるときに、おいしい御飯を食べる前にすることがある、ということです。

 私は、毎月市の広報の──毎月ちゅうより15日号の一番最後に出てますが、去年からずっと見てますが、600人から700人人口が減ってます。5月1日現在で4万846人って出てます。来年の今ごろは4万人を割ってます。長門市の人口が。来年の今ごろは。そういう危機的な状況を、私はやっぱし執行部はきちっと言わんにゃあいけんと思う。何もします、食育もします、地産地消もします、あれもしますって、できるわけないです。合併と同じ。合併でも初めはバラ色のこと言いよったけど、結局総合支所も支所になる。そりゃあ産みの苦しみ、苦しい。私も合併反対しました。二人反対やった。わしともう一人。でも、市民の半分以上、過半数が合併がええて言うたんじゃからそねえに行くしかない。そうでしょう。

 だから、これもやはり市がその方針を決めたら啓発活動をきちっとやって、これでいくんじゃということをせんにゃいけんと思う。

 それがやっぱし執行部もちょっと抜けちょるんが37号議案でもそうです。大体あれが否決されるようなことがあったら責任者は首ですよ。(笑声)はっきり言うて。それぐらい今地方財政が厳しいんじゃから、私もぴしっとそりゃあ、ええもんはええ、悪いもんは悪いって言いますが、提案する方もきちっと性根を持ってやってもらわんにゃあ議員もついていけません。最後に一つ。(笑声)



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 仰せのとおりであります。まさに市の事業と致しましての責任、それと同時に財政状況の中で、やはり知恵を絞りながらここまで持って来るわけでございます。そういう意味ではしっかりと、責任と同時にこれでいくんだという方針をしっかりと示した上でお示しをするっていうことは大変必要なことでございます。諸事業につきましてもそのような心がけを持ってやっていきたいと思います。



○議長(南野京右君) 南野勇治君。



◆24番(南野勇治君) 最後に、朝日新聞の2007年3月5日号の記事を読まして頂きまして、皆さんのそれぞれの決意──私の決意に変えせさせて頂きますが、題が、「地方議員、目指せ監査役」という題が載っています。読んでみます。

 決算書も読めない議員はもう要らない──。北海道夕張市の財政破綻は、住民の要望を伝え役所の仕事を承認するのが主だった地方議員に、変化を迫っている。自分のまちの財政難を知り立候補を決意した人、自治体会計の講座で学ぶ地方議員たち。来る統一地方選でも、財政危機に陥った自治体では再建策などが争点となるとみられる。

 これまでの地方議員は、行政に住民の要望を伝え、政策に反映できれば「手柄」になった。が、平成の大合併、三位一体改革など、自治体を巡る状況が大きく変わったいま、自分で課題を読み解く能力が不可欠だ。財政をはじめ、政策の評価や解説ができない議員は今後、退場を余儀なくされるだろう。すでに危機意識を持った財政基盤の弱い自治体議会などで模索が始まっている。

 退場しないように私も頑張りますのでよろしゅうお願いします。(笑声)

 終わります。(拍手)

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○議長(南野京右君) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって本日はこれで延会することに決定しました。

 次の本会議は、明11日、午前9時30分会議を開きます。

 本日はこれで延会します。御苦労さまでした。

午後3時57分延会

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   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。

     平成20年 6月10日

                議  長  南野 京右

                署名議員  新谷  勇

                署名議員  中野 博文