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山口県 長門市

平成 20年 3月定例会(第1回) 03月04日−02号




平成 20年 3月定例会(第1回) − 03月04日−02号









平成 20年 3月定例会(第1回)


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平成20年 3月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第2日)
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議事日程(第2号)
                      平成20年3月4日(火) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(29名)
1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君
3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君
5番 三輪  徹君       7番 岡?  巧君
8番 大下 和政君       9番 谷川 雅之君
10番 原田 勝敏君       11番 阿波 昌子君
12番 野村 正夫君       13番 林  克好君
14番 木下 重之君       15番 中野 明彦君
16番 林  哲也君       17番 大草 博輝君
18番 宮野 修治君       19番 田村 哲郎君
20番 新谷  勇君       21番 中野 博文君
22番 中村邦四郎君       23番 金? 修三君
24番 南野 勇治君       25番 佐藤 和夫君
26番 松永 亘弘君       27番 岡野 正基君
28番 今津 一正君       29番 西岡 晴美君
30番 南野 京右君                
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欠席議員(1名)
6番 吉村  通君                
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局  長 西岡 隆雄君       次  長 板谷 雅行君
係  長 緒方 栄作君       書  記 三戸 紀絵君
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説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 松林 正俊君  副市長 ………………… 藤田 芳久君
教育長 ………………… 大嶋 泰夫君  企画総務部長 ………… 岡本 守正君
市民福祉部長 ………… 久永 喜幸君  経済振興部長 ………… 渡辺 重範君
建設部長 ……………… 鐘崎 英二君  会計管理者 …………… 河村 英夫君
教育次長 ……………… 大和  保君  消防本部消防長 ……… 廣田 敏明君
三隅総合支所長 ……… 繁澤 裕司君  日置総合支所長 ……… 宮本 正澄君
油谷総合支所長 ……… 山本 正人君  企画振興課長 ………… 山口 雅道君
秘書広報課長 ………… 重原 敏男君  総務課長 ……………… 藤野 義久君
財政課長 ……………… 今津 洋二君  税務課長 ……………… 中尾  努君
市民課長 ……………… 五十嵐 徹君  生活環境課長 ………… 大中 義雄君
高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君  地域福祉課長 ………… 西本 一恵君
健康増進課長 ………… 三戸 幸子君  商工観光課長 ………… 岩崎 伸広君
農林課長 ……………… 林  了夫君  水産課長 ……………… 山田 昇平君
都市建設課長 ………… 河添 歳弘君  下水道課長 …………… 本山 義雄君
水道課長 ……………… 山田 保則君  教育総務課長 ………… 熊野 和雄君
学校教育課長 ………… 松浦 正彦君  社会教育課長 ………… 高橋 憲幸君
体育課長 ……………… 浴田 和拓君  選管事務局長 ………… 萩谷 周成君
監査委員 ……………… 今浦 丈志君  監査事務局長 ………… 又野  豊君
農委事務局長 ………… 吉見 繁夫君                    


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午前9時30分開議



○議長(南野京右君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、今津一正君及び先野正宏君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(南野京右君) 日程第2、一般質問を行います。

 順次発言を許可します。大草博輝君。

〔17番 大草博輝君登壇〕



◆17番(大草博輝君) 皆さんおはようございます。大草博輝でございます。平成20年度3月定例会が2月28日に開会を致しました。開会の日には3名の議員さんが入院されておりましたけども、今日お二人の同僚議員さんが退院をされて、また同じようにこうして議員活動ができるっていうことにつきまして心よりお喜び申し上げますし、また、大変頼もしく思っているとこでございます。もう一人まだ吉村議員さん御欠席で、入院でございますけども、一日も早くお元気になられることを願っております。

 本市の将来像は活力ある健康保養の町でございます。市民一人一人がいつも健康で活力ある暮らしができるよう、私ども議員はその先頭に立ってまちづくりを推進しなければなりません。お互いに健康管理を怠らないように、残された任期を一生懸命努めたいというふうに考えております。

 いま一つ、本題に入ります前にお話をさせて頂きます。

 3月の1日、市内のある県立高校の卒業式に出席をさせて頂きました。校長先生や来賓のごあいさつ以上に、生徒の方のごあいさつが心温まる、心に訴える、心に残る生のメッセージでございました。この学校に限らず、この3月は、あちらこちらですてきな話がされるのかなというふうなことをちょっと思いますと大変うれしく思います。

 私ども地方議員は一政治家でありますけども、政治家は言葉が命でございます。児童・生徒に恥じないよう心に訴える議論を、本日も心がけて参りたいというふうに考えております。

 それでは、通告致しました2つの項目につきまして質問を致します。

 最初に、市政運営についてであります。平成17年3月に合併して3年が経過致しました。改革と再生を掲げ、松林市政は平成20年度が本予算を組む最終年度であります。3年間で様々な取り組みがあり、20年度はこの4年間の成果、効果が年度末には問われることになります。まず、3年間の改革と再生の成果、また20年度の取り組みについてどのようにお考えなのかお尋ねを致します。

〔17番 大草博輝君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) おはようございます。それでは、大草議員の市政運営についての御質問にお答え申し上げます。

 まず、1点目の改革と再生の成果と20年度の取り組みについてのお尋ねでございますが、施政方針でも申し上げましたとおり、国、地方を通じた財政状況の悪化などを背景に、新市誕生後の本市財政も依然として厳しい状況が続いております。こうした状況下におきまして、市民の一体感の醸成と、また地域の均衡ある発展に配慮しながら、健全な財政運営と効率的な行政運営を実現するために、平成18年3月、改革と再生への挑戦という経営理念を導入致しました長門市経営改革プランを策定し、平成18年度から平成21年度までの4年間を期間とする実施計画、いわゆる集中改革プランに基づいて、歳入の確保、歳出の見直し、財政状況の分析と開示、定員管理の適正化、組織機構の見直し、人材育成システムの確立など、11の改革項目につきまして、積極的に取り組みながら新市の基礎・基盤づくりを進めてきたところであります。

 これまでの主な取り組みを申し上げますと、定員管理の適正化につきましては、組織機構改編や事務事業の見直しなどにより、平成21年度までの4年間で50人、8.2%の削減目標に対しまして、平成20年度を含みますこの3年間で49人、8.0%の削減予定をしているところでございます。ちなみに、職員削減に伴う平成18年度から3年間にわたる累積人件費削減効果は、約8億5,000万円となっておるところであります。

 次に、組織機構の見直しにつきましては、平成19年度を起点に致しました組織機構改編3年計画に基づいて、住民福祉の視点のもとに、簡素で効率的な組織体制づくりを目指し、中間年となります平成20年度においては総合支所方式を本庁方式に移行するなど、計画に沿った着実な改編に取り組んでいるところでもあります。また、人材育成システムの確立につきましては、市職員としてあるべき姿を示した人材育成基本方針を策定し、職員提案制度の見直しなどとともに、平成19年4月からは人事評価システムの導入を目指して試行を行っております。更に財政健全化に向けた取り組みとして、中期財政見通しを策定して、身の丈に合った財政規模に取り組んだ結果、新年度予算規模を前年度比5.9%減の194億円に縮減を致すとともに、効率的な行政運営の仕組みづくりとして、行政評価システムの導入なども行ったところでございます。

 次に、4年目となります平成20年度の取り組みについてでございますが、定員管理の適正化では徹底した事務事業の見直しや組織のスリム化を行うことにより、引き続き計画的な削減を行って参ります。また、民間に任せた方が効率的効果的に業務執行ができるものにつきましては、民間に任せるということを基本としましたアウトソーシングの推進に取り組んで参りたいと考えております。今後とも改革のスピードを緩めることなく長門市経営改革プランの改革項目を着実に推進をし、なお一層の改革と再生に取り組んで参りたいと考えておるところであります。

 次に、2点目の20年度の行財政運営における選択と集中とは何かというお尋ねでございますが、まず一つは、6次産業づくりの推進であります。平成18年度から重点施策として取り組んで参りましたが、3年目を迎えるに当たり推進体制や職員体制の充実を図る中で、6次産業の振興を確固たるものにして参りたいと考えております。施政方針で申し上げましたが、関連施設整備への支援を初め、新たな商品開発やブランド化の展開、ツーリズム事業の推進など、1次、2次、3次の着実な産業連携を図ることで、具体的な展開へとステップアップをして参りたいと考えております。

 2つ目は、財政健全化の取り組みであります。合併後の旧市町からの継続事業が進捗を見ており、平成20年度は事業の規模が縮小する年度に当たります。しかしながら、平成21年度以降、学校施設やごみ処理施設の建設などを予定を致しており、こうした大型事業を確実に推進するには、当該年度だけではなく将来を見据えた財政運営が必要となって参ります。

 本市の財政運営におきましては、依存財源であります地方交付税や地方債が大きなウエートを占めておりますが、これまでも三位一体改革による国庫補助負担金や地方交付税などの減額に耐える財政運営を行ってきております。合併特例債や過疎債といった有利な起債を活用することで、一時的に多くの事業を実施することは可能でありますが、その結果、後年度への負担を増大させることとなり、財政運営が硬直化する原因となって参りますので、計画的な地方債の借り入れが必要となってきます。

 平成20年度予算の編成においては、限られた財源をいかに重点的かつ効率的に活用するかという視点で選択と集中を進めたところであります。これからも将来において持続可能な財政運営を見据え、優先順位を絞り込んで、適切に事業の展開をしていきたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 2つ目の項目につきましても、今、私の方で登壇してお話をすべきとこでありましたけども、20年度の行財政運営の選択と集中内容についてお話頂きましてありがとうございました。

 大体、この20年度の施政方針の中に大体の私の質問した内容が出ておるわけですけども、改めてこの3年間、この20年度に向かうに当たって、もう一回振り返ってどうだったのかなという点について、私なりに少し検証してみたいなあというふうに思うんですけども、特に今、この3年間の中で取り組みの中で、改革と再生ということでのいろんな取り組みをお話されましたけども、市長として特に改革と言われた一番の、これはやったなというふうなものというのは一体何なんでしょうか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 私は新市発足とともに、やはり新市建設計画を遂行していく上では、何よりも将来を見据えた財政基盤が必要であると強い認識のもとにスタート致しております。

 従いまして、やはり財政状況を見れば財政基盤の確立が何よりも先決であると。しかもやはり懸案の事項をこれから10年の間に残しております。それをしっかりと実行していく上でも、中期的な、まず財政基盤をしっかりと見据えた上でつくっていくと。これは私どもがその意識を持って取り組んだと同時に、三位一体の改革も国では非常に強く押し進めてこられました。同じくしながら、結果としては交付税の削減等のやはり厳しい財政に耐えていくことによって改革が進められた。そういった側面も含めて、やはり財政状況を強化するための改革はできたということをまず1点に上げたいと思います。そしてそれに取り組むことによって、行政運営をしていく上での職員の意識の持ち方も非常に変わってきた。と同時に、そういったものも私はこの3年間で市民の皆様方にもやはり財政状況というのを、しっかりと市の財政を認識しながら理解をして、そしていろんなことに一緒になって取り組もうという協働の精神の気持ちも相当に芽ばえてきているんではないかというふうに認識を致しております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) まず、とりあえず一番大事なのが健全な財政基盤の確立だというお話でありましたけども、この平成17年──前の、いわゆる合併前と合併後のいろんなことを考えてみますと、財政基盤がそれぞれ弱いから4つのまちが一つになろうということになりましたけども、こうして実際3年間きて、それなりの──今この3年間やってきたのはいわば構造的な改革をやってきたということだと思うんです。

財政基盤の何よりの確立というのは、もういわゆる行政、行革をしないと中々やってこれないという一つの流れがありましたけども、今ちょうど山口新聞あたりで合併しなかった町の──今いろんな紙面で、今日もちょうど出ておりましたけれども、改めて合併した町と合併しなかった町という一つの、色々な、常に対比しながら私も振り返って、今後のいわゆる市政運営をどうすべきなのかという点を考えたとき、合併しなかった町が、県内にもちょうど2市6町ですかあったわけですけども、その中で例えば防府市、それから特に田布施、平生、それから阿武あたりが同じような、他の市もそうでしょう、町もそうですけども、同じようにやっぱり行革をどんどん継続してやっておるんです。その次は恐らく合併した町以上に早いスピードでやってきたのかもしれませんね。実際恐らくそういう形でやったのが各それぞれの紙面の中にも出ておりましたけども、合併した町と合併しなかった町の取り組みっていうのは、基本的には全く変わらなかったということです。というふうに思いますけども。市長、どうでしょうか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 合併した町、しなかった町にもそれぞれの差があると思いますけれども、基本的に改革については同じ認識でやってきたと思います。ただ、合併しない町の方はいろんな特典面──特例債とか或いは、過疎債は別でございますけれども、そういったことの事業を最初からやはり合併を目指さないということで、相当現状認識を強く持たれた。そして、合併しないという決断に至ったのが、恐らく我々が合併して新市を発足する二、三年、数年前からであろうと思います。

 従いまして、具体的な改革着手に向かわれたのは早かったんではなかろうかということも一つ言えると思います。それと同時に、合併をした町は、私どももそうであったんですけれども、やはり旧市町村からの懸案事項というものをそのまま新市に抱え込んだ事業もございます。そういったものは取捨選択はしてないわけでして、そこらあたりでやはりそのまま事業を継続──先程申し上げましたように、ある程度の進捗をここで見たっていうのが今年度のやはり予算編成に、規模にもあらわれてると申しましたけれども、やはりここ3年間はそれぞれケーブルテレビの事業や或いはそういった道路改良事業とか、そういったものをやはりやってきております。

それと同時に、やはりいろんな人員、定数管理につきましても、合併しない町は合併する──もうそれ以前からそういった早く定数管理についても計画をお持ちになってた。そういった意味では改革効果というのは早く出ているのかなと。そういった意味では三位一体の改革に対しても、私どもが客観的に見て耐えられてるところは、合併しない町の方が少し耐えられてるのかなというふうな、うらやましい気持ちを持った面もあるのは事実でございます。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) まさにこの平成の大合併が全国でざっとやる中で1,800の市町村に再編されていったわけでありますけども、私はやっぱり基本的にこの改革という中での流れは、これはいわゆる国から県から押しつけられてするもんじゃなくて、基本的には合併という一つの要素は別にしても、常にその改革というのは、いわゆる状態としてなけんにゃいけない。それは、常に行政サイドだけじゃなくて、市民も同じような危機感を持ってやらないとうまくいきませんよということだと思うんです。

その中でずっとこうお話を見ていると、やっぱり合併しなかった町の方々の、確かにいろんな方々の全ての言葉が市民の中に出ているわけではありませんけども、逆に埋もれなくてよかったなという。例えばその防府市の中のコメントには、他の市町村に埋もれてしまわなくてよかったと、自分達のことをしっかりと自分達でちゃんと意思決定をできて、そしてそれをやれたということについて、やっぱりある一定のいわゆる自信といいますか、そういう思いでの誇りを持っておられて、町づくりに更に取り組んでいく。このことはやっぱり平成の大合併で私どもが何よりも教訓として感じておかなけりゃあ──ちゃんと目の内にとどめておかなけりゃあいけないと。

よく一般市民の方から、「なんか次の合併があるとするならば、そりゃあ下関と、今下関と仲ええからやるんじゃないか」っていうふうな話も一部にされる方もいらっしゃるんですけども、基本的にまちをつくるということについて、財政が厳しいからどうだということの話だけじゃなくて、基本的なものを、私どもがやっぱり何を大事に思ってこれからまちづくりに取り組まなきゃあいけないかっていうことは、これは市長だけじゃなくって行政サイドも、それから議会も、それから一般市民の方々も含めて、まちづくりというのは基本的に情勢に変化じゃなくて、私どもがどうこれから行革なり、これからのまちづくりに取り組んでいくかということの常にスタンスが問われていくんだという私は認識を、この3年間の中でいろんな物事が全体的に、国の全体の流れを含めて動いていく中で私はそういう印象を持ちました。

 今、先程の話の中で、改革によって例えば市長、何が今この3年間の中で再生されたのかという点についてはいかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まずは、先程も申しましたように財政健全化、これはある程度目安がついたと思っております。それから、やはり組織についても定数管理については進んでいってるというふうにも思っております。

 それから、やはり市民の一体感の醸成も、各総合支所と本庁との兼ね合いから見ましても進んできているというふうにも思っておるところであります。これも全ては集中と改革というそのプランの中でお示しをしてきておりますし、また、これからは民営化、特にアウトソーシングも含めましたいろんな指定管理者制度の導入とかも積極的にやりながら、財政状況をよりスリム化していくと。何よりも合併の効果というのは一番には財政の効率化であろうとも思っております。そういったものをしっかり出すことが何よりも改革が目に見えてくることだというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 財政、それから一つは定数管理、それから、更には市民の一体感というお話がありましたけども、財政もこの3年を見てみますと、先の12月の中でもお話ありましたけども、18年度の決算、いわゆる資料から見ますと17年、18年、これ19年も恐らく実質単年度収支は赤字、3期連続赤字で来てます。そうするとやっぱり財政の健全化ということが、一方では確かに少しずつではありますけども進んでますけども、やはり依然としてその財政厳しいということはこれ言えると思うんです。

 それから、定数管理については、これ今ちょうど団塊の世代がちょうど退職されるという中で、もうこの3年間の中で49人でしたか退職されるということ。これもいわば自然的な発生的な一つの要素がある。

 それから、そのあたりがちょっと考えてみますと、特段いわゆる改革をしたその効果としてはまだまだまだ見えてないというふうに私はちょっと思うんですけど。市長、その辺はどうですか。実際に市政運営をやっておられて、特に20年度お話は出てますけども、中々その財政健全化、それから今の定数については、特別な改革ということではなくて、それはあるけども自然的に流れてきた流れだと私は思うんです。これは改革っていうのちょっと違うんじゃないかなあと私は思うんですけど。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 改革の定義としては、私はやはり今あるものをこういうふうに変えたいという手段として、やはりいろんなことを検証し、そしてそこに新しく、或いは改善をしたいというものについてメスを入れたり、或いはその数値を目標立ててその目標に向かうと。行政の改革というのは現実的には私はそうであろうと思っております。

 従いまして、やはり予算編成或いは財政規模、またそれぞれの各種の縮減が今までは主な作業になっておりますけれども、それも縮減して、事業がそこで破綻をしてしまえば何もなりませんから、やはり効果的な縮減、或いは縮減しても十分に効果が発揮できるものということでやるのがやはり具体的な改革の作業であろうと思っております。

そういう意味では着実に私は職員、或いはまたある面で市民の皆さんも補助金等々については御理解頂きながら全体の長門市、全体のこれからの台所をどうしていくかっていうことについては、御理解がある程度頂いてきたと思っておりますし、そういう意味では中々自主財源というのに限界がある我々は、交付税との兼ね合いはどこまでやっていいのかというところには、中々行き着くところはございませんけれども、ある程度国の示しておりますいろんな財政基準比率、こういったものも考えれば、この3年間で随分と財政状況は、この目的はやはり中期・長期に見て、この向こう5年、向こう10年、どのような私達に必要な事業があるか、それを実行していくにはどういった財政状況でそれを移行していくかということが大事でありまして、その見据えた形の財政基盤は私は何とか目安が立ってきたというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) そういう少し中・長期的な目安が立ってきたという点については、少し財政の健全化されつつありますから、一定の評価はこれはしなければなりませんけども、先にお話ししちゃった特に市民の中での理解、また一体感という、先程ちょっとお話ありましたけども、このあたりが特に今一番私どもが市民のいろんな方の御意見を聞く、またはいろんな方々のいろんな団体なり活動を見ておると、どうしてもそこに一体感、もしくは──ある新聞に出ておりましたけども、じり貧というひとつの、この長門市、今なんか元気がないという声はやはりあちらこちらでやっぱり聞くわけです。それは今の構造改革、単なる構造改革だけの話なのか、そうじゃなくて、これから長門市がどういうふうに変わっていくのかというところが中々見えてこないという、もう一つの不安材料としてあるのかなということを、今言ったような一体感、要するにそれぞれの地域が本当にお互いに手をつないでなんか頑張ってるねっていうふうなところが、中々市長がおっしゃるように──おっしゃるほどの一体感が中々見えてこないというのがちょうど私、そのあたりはどういうふうにお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) やはり何十年と自治体を異にしてやってきた歴史がありますし、また、同地域で比較的自然景観も似た、風土も似た、とはいえやはり本当の一体感っていうのは私はこういった合併をした後というのは、かなりの年数一体感の醸成っていうのは時間をかけながらしっかりと醸成していくものだと思っております。ただ、一体感の醸成が後ろ向きになってるかというようなことで申しますと、私は徐々にその辺は、行政も努力をしておりますし、市民の皆さんにもだんだんこれは時間ということだけではなくて、一緒になってまちづくりをやっていくんだというのは、色々な私どもが発信してる協働のまちづくりとかそういったことへの認識を深めて頂くことによって進んできてるというふうに認識を致しておりますし、まだまだこれから、これはどこまで行ったらということでなくて、かなり長いスパンをかけての私達の取り組むべき課題であり、そして持続しながら努力をしていく話であろうというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 当然3年程度、もしくは4年程度で中々一体感というのは形成できないというのは、一方でやっぱり10年ぐらいかかるんだというようなことは、合併前から、一つの地域が一緒になるとどうしてもかかるんだというようなことは分かるわけですけども、やはりひとつのじり貧というその言葉の思いの中には、やっぱり僕はいま一つ景気の問題も含めてなのかもしれませんけども、やっぱりなんか経済を潤うようなひとつのムードづくり、今度は6次産業っていう話になってくるわけですけども、そういうところにやっぱりどうしても、今の、いま一つ単なる6次産業っていう話だけではありませんけれども、そこら辺にやっぱりどうも市長のリーダーシップというのがいま一つ見えてこないっていうか、はっきりされてないんじゃないかなというようなことをどうしても感じるわけです。

20年度も色々な6次産業にということの話はされてますけども、いま一つ私どもがちょっと市長のリーダーシップちゅうのは一体本当にどうなんだろうという話の中で、ちょっとまた今度20年度の具体的な取り組みについての話の中で、施政方針の中でも、身の丈にあった財政規模という話の中で、6次産業の推進という話が出てますけども、今6次産業推進室の方でそれぞれ頑張っておられますけど、今年もいわば、今イカを確保する。またはいわゆるグリーンツーリズムなりブルーツーリズムなりを取り組んでいくという話の中でありますけども、もう一つこの6次産業の中でこれはという、市全体として取り組むっていうひとつの取り組みというムードづくり、これは何かないんですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程からじり貧という、感じで言やあ景況感というのも大きな要素かなというふうに捉えながら、6次産業というひとつの、私達が一次産業を主流とする産業の中でしっかり捉えて、これここを起爆剤にしながら産業の再生復活を図っていこうというのがまず6次産業を唱えてきた経緯であります。それを、具体的に6次産業というものはどういうものかと、中々市民の皆さんにも分かりにくいという話は私自身も今まで聞いてきたところであります。しかしながら、6次産業的にものを捉えて連携をして、そして観光なら観光を復活させていく、水産なら水産を復興させていくと、或いは農業の売れる農産品づくりをしていくということにつきましては、だんだん皆さんが模索をしながら、かつ市のそういった政策がこうであるから、やはりこれを6次産業としながらやっていこうじゃないかという気運は私は徐々に出つつあるというふうに認識しております。

 従いまして、いま一つインパクトのある、これが6次産業でこれをやりますよというのは、実は私も今行政として取り組んでいくべきものを、もうちょっと分かりやすくということを今考えているところでもございまして、それを今年度あたりはしっかりとしたものにしていきたいと。これが窓口がツーリズムであったり、或いはまた水産業であったり農林業であったりと。或いは観光そのものの拠点からの発信であったりということにはそれぞれあると思いますけれども、それを見えるものを明確な形で、これが6次産業で、そしてこれに対しまして市の──市というか行政として、或いは市としての予算もしっかりと、予算も含めました協力体制をとっていく、一体となってやっていくというものを、もっともっと明確にしていきたいという気持ちは強く持っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 是非、市長がもうひとつ市民の方々に分かりやすく6次産業伝えたいという思い、以前も6次産業については具体的に少し一般質問も致しましたからあえて申し上げませんけども、やはりそのあたりがやっぱり一番市民の方がとっつきにくい。要するに市長が分からない。もう一つ説明するだけのものがしっかりないとやっぱり市民の方は分かりづらいわけです。そのことを考えたときにやっぱり──議会の中でも今、6次産業を検討するというふうな会議もできてますけども、このあたりはもう3年もたって、もう「こうです」というメニューがどん、どん、どんと出てこないと、まさにもう市民はやっぱり「6次産業って何。」ちゅうて話になってくるわけです。その辺をやっぱりちゃんとどう伝えるのか、どうメッセージとしてそれつくるのかというような、もう結果として、幾つかの取り組みは確かにそれに近いものがありますけども、そのあたりはもう少し出されないと恐らく20年度の結果として出にくいだろうなと、私は思うんです。

 もう、今6次産業と一つ大きな目玉がありますけども、私は市全体として考えたときに、この長門市が今後どういう形で生き残っていくのか、今のじり貧なり活力、経済の活性化、要するに経済の再生と言ってもいいかもしれません。そういったときにその再生を考えていくどの視点なのかという点を、もう一回は僕は洗い直してみる必要があるんじゃないか。そうしないと単眼的に、要するに一つのものだけに集中してしまうということ。経済全体、その地域全体の流れっていうか大きな器を僕は忘れてしまってしまうんではないかなっていう思いがするんで、僕は一回やっぱりちゃんと経済再生に向けた、本市が経済再生することによってじり貧から脱却する。それから、市がやっぱりみんなが潤っていくといいますか、そういう中でのやっぱり何か目標を持ってやっていくということを、その辺のことをちゃんと僕は目標がある程度はっきりないと、中々これから今の、6次産業はもちろんそれでもいいんですけども、全体をもっと、私もう一回洗い直してみる必要があるんじゃないかっていう思い。その点に対し、市長いかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) これは、民間と行政との経済がどのようなかかわり方をしていくかという問題にもつながってきますけれども、地域の経済をやはり行政が捉えるという立場では今議員御指摘のように、いわゆる6次産業という捉えやすい視点、全てをそうやって捉えれば、これからはそういったふうに捉えてこれるというふうなことは見えるんですが、現実に今ある企業或いは水産加工業も含めましたいろんな企業、こういった企業で成り立っている地域の経済活性をどうしていくかというのは当然のこと、やはり商工会議所とか連携をとりながら、そういった景気動向っていうのは必ず基点基点の経済白書にも出て参りますけれども、そういった動向を踏まえながら私はやる必要があると思っております。もちろん常に商工観光課も含めまして商工経済担当部門におきましては、常にその念頭に置きながら、かつ新しい形、私達の独自の形として、先程から言われる経済の起爆剤となっていくための一つの捉え方として6次産業。これはブランド化とかツーリズムといった、私は現実もうこれ自体が形として出てきてる問題と、独自産業の形として捉えております。

 従いまして、それをどのように予算づけしながらどのように支援していくかという明確な形も、今年度予算も含めてやっていくということで考えておるところであります。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) やっぱり私は、その辺が今の6次産業の取り組みと、それから経済、いわゆるこの本市の置かれたその特性を、もちろんそのあたりが一つのポイントになってくるわけですけども、やはり全体としてこの長門をどういうふうに経済として再生していくのかという点は、やっぱり今の行政内部にもあります政策調整会議とかありますけども、そのあたりじゃなくてもう少し民間の方々のいろんな声、実際この6次産業でも年に確か1回、今の各種団体、商工会議所とか商工会とか農協とか漁協とかっていう団体の方々が集まってお話をされるっていうようなことは聞いてますけども、これは年に1回です。確かやられてるのは。その程度ですよね。本当にそのあたりが本当に起動するためには、本当の生の声といいますかそういう声をしっかり、私はもう一回どうなのかなっていう点を、やっぱり僕は拾う必要があるんじゃないかなあっていうのをちょっと感じるわけです。

その点は置いときますけども、いま一つ、この12月の広報の中に、これ財政運営の仕組みの改善という項目でちょっと中にありますけども、いろんな政策、事業調整会議をいわゆる市長のもとに意思決定をサポートするという機能がありますけども、事業量の確保の観点のためには国県の支出金の確保をするというふうな話があります。このあたりがちょっとこう、私はある、県の幹部の方とちょっとお会いしたときに、「大草委員長、おたくの市長は余り県に来ちゃあないよ。」と。私は県に日参することがいいとは必ずしも思いませんけども、ただ、やっぱり財政的に非常に弱い状態の中で、それからこういう非常に切り詰めた物事をしていく中で、ここはもういろんな意味で国、県の補助金をしっかり獲得しなきゃあいけないという思いがありますけども、「おたくの市長さんやっぱりもっと県に来て色々……」。県もたくさんメニュー持ってますから……。「よその市長、今週何回来ちゃったよ」と、「おたくの市長さん中々来んねえ」と、「これどうなんかなねえ」という話を実は私は直接そういう幹部の方とお話をしたときに、もう少しそういう意味での有利なといいますか、補助事業を、今の本市が取り組む中でのその事業をするためにも、有利な何かメニューを探して、そして宮崎県の東国原知事じゃあありませんけど、やっぱりトップセールスをするという言葉です。これ特に今の本市にとっては私大事な点だと思うんですけども、いかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 決して県に行ってないわけでありませんけれども、平均的なことよりも事業、これはやはり県の事業と国の事業といったときには、集中的にやはり私も参っております。そういったそれぞれの事業今上げることは致しませんけれども、やはり県があり国がありという事業の場合は、両方しっかりと通しながらやってきております。当然、今御指摘のように、有利な起債或いは有利な補助事業にしていくということは、私どもはどんな事業でも常々それを念頭に置いてやってきております。そして、必要なときはそれを、たとえ県であり国でありとも、その競争の中で、少しでも私どもに有利な事業となるように要望、陳情をやっているのも申し添えさせて頂きたいと思います。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 是非そのあたりでやっぱり色々なとこにトップセールスするという点が、やっぱり行政内部の中でのいろんな気運を高めていくことになりましょうし、そしてそれがひいては長門市民全体のそういう意味でのある種潤う部分になってくるわけですから、この辺は是非トップセールスを市長にはして頂きたいなというふうに思います。

 では、次は香月泰男美術館につきまして質問をしたいというふうに思います。

 香月泰男美術館の自立した運営とリニューアル構想の方針について簡潔にお尋ねを致します。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、2つ目の御質問、香月泰男美術館についての御質問に本席からお答えを申し上げます。

 まず、香月泰男美術館は、我が国の戦後の洋画界を代表する画家、香月泰男画伯を後世に顕彰をするとともに、地域の方々や全国から訪れられるファンの文化活動、創作活動を支援するための拠点施設でございます。平成5年10月の開館以来、これまで多くの入館者を迎えて、文化・芸術のみならず観光面からも地域に寄与している施設でもあります。

 しかし、入館者数は近年減少傾向にありまして、美術館の運営の面におきましても改善すべき課題がございます。このうち学芸員につきましては、平成18年度から学芸員資格を有する職員を配置したところでありますが、今後の美術館の企画運営につきましては、先に設置を致しております香月泰男美術館運営協議会におきまして、各委員の専門的な意見をお聞きしながら入館者の増加を初めとする企画、運営の強化を図って参りたいと考えております。また、開館後15年が経過をして、収蔵庫も手狭になっており、また、空調設備なども老朽化をしてきております。長門市総合計画の実施計画におきましても、美術館の増改築等の工事を盛り込んでおりますから、美術館のリニューアルについて今後検討して参りたいと思います。

 更に、山口県で国民体育大会が開催される平成23年には、画伯の生誕100年を迎えることになります。記念イベントの実施などについても実行委員会の設置など含めまして具体化をして参りたいと考えておるところでございます。今後も香月芸術顕彰しながら、引き続き地域に密着した親しみのある美術館となるよう努めて参る所存であります。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) これは私、平成18年度の3月の定例議会にも、ちょうど一つは財政問題と、そして一つはこの美術館問題、ちょうど2年前にお話を致しましたし、もう、その中でいろんな話も実は美術館については、島根県にあります石正美術館のお話も含めてさして頂きましたので、あの中にもうほとんど私の思いというのは入ってますけども、今日改めてお伺いしたのは、この運営協議会を立ち上げられたと、そしてこの中で香月美術館をリニューアルするというお話でありますけども、市長、合併してどっか、合併後に市長としてどこか美術館お訪ねになったことありますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 視察として行ったことはどこもございませんけれども、個人として今ちょっと思い出そうとしてるんですが……。



◆17番(大草博輝君) いや、なければいいですよ。



◎市長(松林正俊君) いえ、それなりに行ったんではないかと思いますけれども、今ちょっと記憶にありませんからないんでしょう。はい。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 記憶になかったものは恐らく、私が推測するにつけ恐らく特に関心を持って行かれたのがどうも薄かったのかなあというふうな、なんか推測致しますけども、やっぱり私……、市長、公務でもプライベートでも結構なんですけど、やっぱり我が市に美術館が、合併して、旧長門市にはなかったんですけども、合併後もう美術館を抱えたまちになったわけです。もう美術館を抱えたまちは市長としてどんな美術館を、うちは今あるけどもどんな美術館にしたいんだという思いが市長の中にないといけないです。

今あるけども、これはこれで終わりなんじゃあなくて将来的に、さっき中・長期の財政見通しも今話、今議論しましたよ。やっぱりこの美術館もそうでしょうしもちろんいろんな各施設もそうです。その中で将来この美術館をどうしていきたいんだと、そういうやっぱりものがないと、それはやっぱりある程度自分でたくさん回っていかないと分からないです。これは私どももかつて三隅にそういう美術館があったから、私どもも関心を持って、各いろんな全国の市町村に行ったらなんかちょっと美術館に覗いてみたいっていう思いがして、その中でプライベートであろうと公務であろうと、何箇所か行きましたけども、そのことがはっきり自分の中で描いたものがないと、これからリニューアルしようという。リフォームなのかリニューアルなのかという点が、単なる修理をするのかという話になるんですけども、第1回目のいわゆる運営協議会が開かれたときに、市長からそういうひとつの、こういう美術館にしたいという思いがない、伝わっていかないと運営協議会の委員さんは、どこまでじゃあ私どもは議論すればいいのかっていう話になります。この点についてどうでしょう。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) この3年間本当に記憶に、中々多忙であれなんです。私も全然美術館行かなくは、なくもないんです。それぞれいろんな個展のとき、或いは特別展のときは行けるところは行ったりもしてきております。過去には。で、私なりにこの香月泰男美術館を捉えさせて頂いておりますのは、香月泰男画伯の作品は、大きく言ってシベリアシリーズで一番集約されてきていると思います。このシベリアシリーズは県立美術館に収蔵されておりまして、そこで展示を、常設も含めてやっぱり特別展なんかで展示をされております。

 香月美術館は、香月画伯がシベリアシリーズ以外の、やはり家族とともに過ごされた、或いはこの方がはるかに長い年月でありますけれども、自分の、「私の地球」と呼ばれる三隅で創作活動を続けられた、その生活、そしてシベリアの苦しい体験を逆に希望のようにして、望んでいた戦後のその平和の家庭の中の生活を享受しながら創作活動を続けられた。当然シベリアをやはりいつも思いながらであったろうと思いますけど、それとは見た目で半面全く違った明るい画風の絵も、そういったいわゆるシベリアシリーズ以外の作品が多く香月美術館には収蔵、展示をされております。これは私は、香月美術館が出発の時点で、ひとつの香月美術館のこれからのあり方、運営も含めての存在の理念というのはお持ちであったろうと思っております。それはやはりシベリアシリーズを、或いは大作を見た中では得られないもう一つの香月画伯の生き方と、そして或いは本当の姿ではないのかなと思われる空気を香月美術館ではしっかりと伝え、そういった美術館のやはり当初の運営も目的みたいな強い意思が私はあるんではないかというふうに思っております。これはもちろん香月作品をほとんどお持ちになっております香月家とも色々な考え方のあれはあると思いますけども、私自身もそのような──画伯の御家族もそのようなお気持ちが強いんでないかなというふうに感じてきております。それと何よりも平成5年の開館から10何年、つい2年前に退任をされました坂倉館長さんもそういう御理念であったと。私はいろんなところでお聞きしながら私なりに捉えております。

 従いまして、私は香月美術館はまさにこれから市民の財産として、そして小さいけれども輝く、宝石のように輝きを放つ、そして香月さんの考え、生き方、そして香月の世界、香月画伯の世界がやはり来る人にしっかりと捉えられる。人間香月泰男画伯として捉えられる世界をあそこはつくっていく。その大きな拠点であろうというふうに捉えてきております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 香月、シベリアシリーズの香月でありますし、今美術館にあるあの作品もまさに香月、両方香月なんです。だから、それはそれぞれのやっぱり特性なりそういうふうな一つの出し方をすればいい。これについては全く異論はないんですけども、私今市長おっしゃったように、香月画伯をいかに今後輝かせるかということの今話の中で、そこです。いかに今ある作品をただ置くという話だけじゃなくて、展示するというだけじゃなくて、これを更に美術館としてこういう作品を含めて、どうこれから今の美術館を香月カラーといいますか、そういうものも含めた形でいろんな市民を含めて、対外的に広めていくっていうか、PRするのか、もしくは美術館としての使命を果たしていくのかという点が、まさにそこが私は一番大事な点だと思うんです。

 ところが、今のところで、ただ作品を展示した、皆さん来られました、よかったですというだけじゃあ、私これじゃあ市長がおっしゃった、運営協議会の中でおっしゃった、充実した運営ということに果たしてなるのかどうか。私2年前にも申し上げましたけども、やはりそれは運営協議会の委員の方々も御指摘もあったというふうに聞いておりますけども、やはりしとらんと。学芸員と、一応今の資格持った方いらっしゃいますけども、私はあの方も一所懸命やっておられるけども、基本的にもっとちゃんとした一つの今の香月芸術を継承する、それからちゃんといろんな意味で作品というものを色々ちゃんと保管、管理、それからいろんな意味で、やっぱ学芸としての活動ができる方がちゃんといらっしゃらないと、なんかどうもお聞きしますと月に1回ですか県美の方に研修に行かれるというふうに聞いてますけども、それはそれで大いに結構なことですけども、やっぱりちゃんと、あの方の上にちゃんと全体を仕切る、いわゆる──館長はいわば今の行政職から来てきますからあれでしょうけども、やっぱり学芸としてのちゃんとその機能を持ったそういうふうな方が、それをもとに彼女がいろんなやっぱりノウハウを、いろんな意味で繰り返していく、復習する。もしくは更に学習していくということがないと、絶対充実した運営はこれからも今後もできないわけですよ。単なる作品がありました、たくさん人が来られましたというだけで終わってします。

 だから、本当にリニューアルをしよう、もしくは2011年に向けた香月生誕の100年を本当にちゃんとして迎えようと思うならば、そういう方をちゃんと置いてやっていく。そのもとにいろんな今の運営委員の方々がいろんな意見を寄せていくということにしないと、とてもじゃない誰がそれを受けるのか。じゃあ市長がそれちゃんと今ちょっとこのお話しした中で、しっかりそのことを聞いた中で美術館運営ができるのかどうかっていうのについては、やはり恐らく不明なわけでしょう。やっぱりどなたかそのことをちゃんとレイアウトして、そしていろんなこれからの中・長期的に見て、この香月芸術を世に更に、これから更に広めていくのかという点がやっぱり私、今の市の中に見てて、中々これは厳しい状況にあるというふうに見てます。3年後の香月生誕100年なんてとてもじゃない向かないと、向けられないと。

 ちょうど先般、地方紙に出ておりましたけども、萩焼のいわば300年祭ですか、あのあたりも聞いてて大変残念だなと私は思うんですよ。やっぱりそこの中で、ひとつのキーパーソンになる方がおられなくなると、あれほどやっぱり難しいのかなというふうな思いもしますけども、やっぱりそこ辺を市長がちゃんと、この美術館、この萩焼作品でも、これを更に次につながっていく人を市長がやっぱりリードする。さっきもちょっと言いましたけどもリーダーシップとっていかないと誰もできませんよ実際に。そんな生誕100年祭なんてとてもじゃないできませんよ。よそのもう恐らく県美も下美も全部恐らく今からもう構想練ってると思いますよ。でも、今からもう始めていかなきゃあいけない。

ちょうどリニューアルするならば、そのことを市長が、前から申し上げますけども、学芸員はもう一応1人おるからいいんだという話じゃあなくて、本当にここの市を代表する金子みすゞとその双璧で、今の文化を代表する一つの、もう一つ一方の芸術を代表する香月芸術なんですから。そのためには何をすべきなのかということは市長がもう決断しなきゃあいけないときですよ。と私は思いますけどもいかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 香月美術館に持つイメージは、私は議員と余り、多分今のお話聞いて変わらないと思います。で、来た、見た、帰ったでなくて、私は過去は、やはりそうじゃない。香月美術館のあの世界の中でいろんなものを感じて帰ったという声もたくさん聞いております。それは前の館長の、或いは三隅町で開館されたここまでの10何年という中で、しっかりと染みついた香月美術館の理念と雰囲気はあると思います。これをこれから大事にしながら、かつやはり私達がまた大切にする香月芸術をどのようにあそこで発信していくか。それをしっかりとしていくのがこれからの私達の務めであるというふうに思ってますし、香月芸術は私は既にもう評価は高いものがあると思います。私達が色々語らなくても、香月画伯の作品は十分に多くの人達に理解をされ評価をされ、そしていろんな方が見る。そんな中で、あの三隅の香月美術館に行ったときに感じられることはまた格別のものがあるというふうにも私は聞いております。

そういったものも含めてこれからどうしたらいいのかと。その中の一つに、人は何よりも大切です。私は施設よりも、特にあの現状の香月美術館、これから目指す、議員も今言われた香月美術館を、施設よりもやはり人と気持ちとして美術館の持つ考え方であろうと思います。それには人は不可欠でありますし、そういった意味では何も学芸員をもうこれから育てない、或いは使わないと言ってるわけではありません。それも含めて充実をした学芸員と、そして私達がこれからやはり末永く私達が運営でき、かつ愛して頂ける香月美術館のリニューアルをどうしたらいいのか、いうのを今計画或いは検討委員会で色々話を頂いている。十分に間に合うと思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) ちょっと予定しました時間過ぎましたけども、いわゆる発展していくということがこれから大事なんです。基本的な考えというのがそんなに出てないというのは、それでも結構なんでしょうけども、やはり市長が考えられた、先程冒頭で聞きましたけども、市長がこんな美術館にしたいという思いがはっきりないと、私その絵、こういう美術館にしたいというそのビジョンがはっきりとあればそれ以下にはならない。逆に言えばそれ以上にもならない。だからこそ私は市長が美術館を、冒頭に聞いたように、どっか行ってこんな美術館にしたいな、こんな美術館にしたいなっていう思いがどっか芽生えてきたのかなと私は2年たって改めてこう聞いた中で、余りこう香月美術館に参考になるようなその美術館には残念ながら行かれなかったのかなと。どっか行かれたかもしれませんけども。そのあたりがやっぱりそれ以下にもならないけども、市長が思われたその以上にもならないわけですよ。

 だから、しっかりと美術館はこうあるべきだと、こういうふうな美術館を俺は市長のときには考えてやっていくんだ。そのためにもこういう人材が必要なんだということがないと、やっぱり恐らく、その辺の認識が恐らく随分違うんだ、僕はその辺の認識、認識違うんだなあと思うんです。

 だから、単なる置いてということじゃあなくて、より市民の方にたくさん美術館に来てもらう。更に言えば多分遠くからもたくさん来てもらうというためにはどうすべきなのか。そして生誕100年を向かえるためにはどうあるべきなのか。一人の人が欠けたらもうできなくなってしまうというふうなことではなくて、ちゃんとそういう意味でのそういう本当に今の香月芸術をあの美術館で守っていく、そして更に、いろんな意味での香月作品を含めた芸術活動があそこから生まれてくるようなひとつの施設目的に持っていかないと、とてもじゃないです。生誕100年で何かこう……。この長門市から新しいものが新しい美術が新しい芸術が、要するに情報発信できるかといったら私は中々厳しいなあと。ただただリニューアルするための方針まで、いわば丸投げするような形になること自体が、私はもう市長としてやっぱりちゃんと、こういう美術館を私は目指していきたいんだということをちゃんとおっしゃらないと絶対それ以上にならない。ということを今日4年たって改めて市長と議論をして、やっぱりそのことを感じました。

 やはりそのことが一番、ちょっと今日は非常に寂しいなあと、私議論してて思った1つのことですけども、やはりもう少し、今から市長として一応任期は1年もうあるわけですから、是非公務でもいいしプライベートでもいいですからたくさん、そういう大型の美術館は中々難しいでしょうけども、できたらそういうふうな中・小、もしくは各いろんな地方公共団体が持っているような施設も、いわゆる個人の民間でもいいでしょうけど、美術館にいかれていろんな、俺はこういう美術館にしたらいいなっていうのを是非たくさん回ってください。回らないと実際に自分で絵が描けません。というふうに思いますがいかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 美術館のことは回ることはともかくとして、私は香月美術館は、いわゆる特別展をやる美術館でなくって、常に香月さんの、香月画伯の世界をそこでしっかりと伝える美術館であると思っております。従いまして、中々どこの美術館がどうだろうということで、これからも見てきますけれども、私なりにいろんな美術館を行って、これを香月さんにというよりも、むしろあの香月さんがずっと言っていた私の世界、私の地球という中でのあのたたずまい。これは何よりも私は、あれを設計なさった香月さんの御家族が一番、その生き方も含めて御存じだったろうと思います。そういったものの集約されたものであるという認識からすれば、ある形は私はあそこにあると思います。

 従いまして、私達がこれからやっていくことにつきましては、先程のリニューアルの中ではある程度私もイメージをちゃんと持っております。どのようなものを展示できどのようなものをというイメージも持っております。しかし、それも含めて専門家の御意見を聞きながら、そしてやり取りしながら、私はこの香月生誕100年につけては、私達の長門市と香月画伯と、ということがしっかりと発信できるような、そういうものにしていきたいと思っておるところであります。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) じゃあ最後にします。恐らくやっぱり市長は、今の美術館のひとつの──私が今日今こう議論して思ったことは、今の美術館を従来どおりのようなひとつの、一部会館のリフォームも含めてあるのかなあというふうなことちょっと思いましたけど、これからのいわば市が出す、特に金子みすゞと香月泰男というのが、本市の中では特に文化、芸術の中では最大の目玉と言いますか、一番大事な部分です。だから、私はそこら辺がやっぱり今の市長としての中で、基本的な考え方をもうちょっと持って頂かないと、恐らくどれだけの──運営委員さんからどんな話が出てくるか分かりませんけども、じゃあいろんな話が出たときに、それを全部じゃあ市としてできるのかどうか。今度はそういうことも出てきます。だからその辺は私は、非常にやっぱりもう少し御研究をして頂いて、特に人の問題も含めてたくさんまずこの1年間で回ってください。美術館を。そうしないとまた恐らくこれ議論、多分、恐らくやっても同じように堂々巡りするだろうなあというふうに私は思いますので、是非そのこともあわせて申し上げまして私の一般質問を終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午前10時43分休憩

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午前10時52分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 林克好君。

〔13番 林 克好君登壇〕



◆13番(林克好君) おはようございます。林克好でございます。一般質問に入ります前に一言私の出来事を聞いて頂きたいと思います。

 私の出身地である向津具地区において、数カ月前に大変残念なことに私の大先輩がおれおれ詐欺に遭い大きな被害を受けました。事件後、時間が過ぎて相談が私にありまして、色々お話をしたんですが、どうすることもできずに慰めの言葉を言うしかありませんでした。

 以前、おれおれ詐欺については、この地区においても銀行員の方々やまた農協の職員が未然に防止したことを報道では知っていましたが、まさか私の身近でこんなことが起こるとは思っておりませんでした。町議時代から市会議員の今まで、いろんなことに、地域の問題に対して真剣に努力して参りましたが、このような問題、特に高齢世帯、独居老人世帯について、自分のこれまでの行動の弱さ、また配慮のなさに気づかされ、大変反省をさせられました。もっと自分が地域から信頼されておればこのような事件が防げたんではないかと自分では思っております。議員としての責任を感じ、今後は二度とこのようなことが起こらないように、行政職員の皆さんの御協力または御指導頂きながら、こういった犯罪の防止を議員の一人として立ち向かっていきたいなというふうに心に決めました。

 こういったことに高齢化社会に入る──特に向津具地区においては超高齢化でございます。そういった中で皆さんのこういった犯罪を防止する抑止力が地域の安全とまた豊かな生活を守るためにも、議員のお一人お一人の力がますます必要になってくると思いますので、御協力をまたよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、一般通告に従いまして申し上げますが、市長は施政方針の中では、「多くの市民の皆様の御理解と御協力の下、まちづくりへの確かな基盤づくり、並びに今後の歩むべき方向性を見出すことができたものと確信するものである。」と述べておられます。

 しかし、私はこの3年──4年目に入りますが、今の長門の市民の感情を考えますに、少し、または多くの相違があるんではないでしょうか。まちづくりの基礎づくりとは一体何でありましょうか。私が思うに合併という意義は、周辺地域の発展なくして合併の意義はないというふうにある首長さんがおっしゃいました。これは合併前の首長さんです。ところがどうでしょう、今の周辺地域。そういった見方から見ますと、果たしてこの合併が成功であるか否かはもう少し時間かかるかもしれませんが、途中経過であれ大変残念だとは思いますが、方向性が見えておりません。このことから、市民も少しの不安にかられているんではないでしょうかというふうに私は懸念してるわけでございます。これらのことを踏まえて、通告しております私の一般質問を行わせて頂きたいと◎思います。壇上では以上でしたから質問席で、発言するよう……。(「発言席で」と呼ぶ者あり)──ごめんなさい。

 1問目は、道路の環境についての今の実情を市長の方からの考え方を質してみたいと思います。

 以上です。

〔13番 林 克好君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、林克好議員の行動の管理計画についての御質問にお答え申し上げます。

 初めに、1点目の市道の維持、管理方針についてのお尋ねでございますが、現在、本市が管理をしております市道は1級、2級、その他のもの合わせまして1,328路線で、実延長は約636キロメートルとなっておるところであります。

この市道の維持管理業務は大きく分けまして、夏場における路肩の草刈り、また冬場におけます除雪作業、及び年間を通じた維持補修となります。このうち草刈り業務につきましては業者委託によるもの、地域住民の御協力によるもの、市の嘱託職員等の直接作業によるものがあります。また、維持補修業務につきましては路面舗装の老朽化による陥没や亀裂の補修、側溝蓋の設置、水路の堆積土砂の排除、安全施設の補修・改善や磨耗した区画線の設置、更に道路上の障害物の処理など多岐にわたっております。

 次に、地域からの維持補修の要望につきましては、職員による現地確認の後に維持管理業務を委託している業者が対応をしているところであります。このうち小規模なものや簡易なものについては、できる限り職員が直接施行をし対応をしているところであります。なお、舗装の全面改修など、維持補修業務の範囲を越えるものにつきましては道路新設改良工事として対応することとなります。

 次に、降雪時の除雪作業につきましては、積雪15センチメートルを目安にしておりますが、地域の状況などを考慮して柔軟な対応をしてきたところでございます。

これら市道の維持管理は、道路機能の存続と利用者の安全を確保するために不可欠なものであり、その重要性は十分認識しているところでございます。このため財政事情の厳しい折ではございますが、道路維持補修工事費の新年度予算につきましては、前年度比で1,200万円を増額を致しまして6,500万円を計上をして、市道の適切な維持管理に努めて参りたいと考えております。

 次に、県道の維持管理に対する市民からの要望の取り扱いについてのお尋ねでございますが、現在市内における山口県長門土木建築事務所が所管をする道路は、国の直轄部分を除く国道191号、316号、491号の3路線、下関長門線等の主要県道の7路線、一般県道の13路線となっておりまして、延長は189.4キロメートルになっております。これらの道路につきましてはパトロール等により点検が行われておりますが、広範囲にわたりますことから市民の皆様から寄せられる情報・要望も重要となっております。

 なお、これらの情報・要望が直接市役所に寄せられる場合もあります。この場合は、速やかに長門土木建築事務所に連絡を致しますとともに、場合によっては市職員の現地確認などを経まして早急な対応をお願い致しているところであります。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 答弁の中で市長が色々と御説明頂きまして、市の道路に対する対策は分かるわけでございますが、私が今日あなたと話し合うについて一言だけ先に申し上げたいのは、あなたは山口新聞にこういった寄稿で、真に必要な道路を整備を進めるために中期計画案を国土交通省が出したと、これにより高速道路網の整備計画の見通しという、こういった問題をかなり、道路は地方の生命線であると大見出しでやっております。まさにそのとおりであると私は思っております。これを国から県、または市に移した場合に、やはり全く同じことが私は言えると思います。そういった中でどうしても私が不可解なのは、この道路整備、または道路維持に対する市の姿勢に、やはりどうしても私が議員として、これまで17年間ぐらいの間ですか、やはりその間に思うには、場当たり的な政策でしかきてない。その辺が私はどうしてもこういった道路事情に対して、現状に対して質問することになるわけです。これがかなりの私は時間を割いてこの道路問題については質問してるはずでございます。

 まず1点に草刈り業務です。道路っていうのは市道に関しますと1級、2級、3級っていうのがあるらしい。1級については今言われたように業者委託、で2級についてもある程度業者か集落地区っていうかそれがやられる。3級に至ってはボランティア的な部分でかなりやられておるところがあると思います。これは地域によっては違うと思いますんで、もし違う点があったら御容赦願いたいと思います。

 私のところでは、恐らく第3線でおいては、かなり前から地区の方達が奉仕で道路維持の管理をされております。しかしながら、未だにあれほど私が燃料を出してくださいとか、定例のあいさつぐらいしてくださいと言っても何の連絡もありません。これがあなたの言う道路は地方の生命線。その生命線を守っている方達に対する行政の態度が、この10年余り、調べて頂いたらすぐ分かることなんですよ。こういった人達に対して、もうかなり高齢です。この方達も。いつまでも続くとは思ってません。いつまでもあの地域の道路、私どもの地域が、いつまでも地域の方達によって守られるとは思いません。もう70代、80の方達が一生懸命になって道路の草刈りとかされるわけです。これをあと10年続くかなと私は懸念します。やっぱり維持管理、市道であれば必ず市が責任を持つからというふうな感じで合併のときに、20か40か分かりませんが旧油谷は駆け込み市道に認定したはずです。そういう経過もあるはずです。これはなぜか。市道であれば管理をして頂けるだろうという思いがあるからです。我々高齢化になる、高齢化になったら道路が守れん、そうしたときに市としての対応をして頂けるんじゃないかと。このような思いで合併時にかなりの市道の認定があった現状であります。

 ところが、現状においても、やはり草刈り業務はまだ、僕は何回も「連絡ありましたか。」って行って聞きますと、「いや、まだないで」と。「じゃあ燃料ぐらいどねえか出すように私はこの議会で言いましょう。」と、それを調べて頂ければ分かるんですよ。だからそういう辺で市長、小さい道路ですから目が落ちるかもしれませんが、その辺のお考えはどうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 基本的に公道管理の責任については、やはりもう私どもが大上段で申し上げてますように、道路は地方の生命線でありますので、行政がやはり守っていく義務はあると思いますし、同時にまだまだ改良が行き届いてないところもたくさんあるわけでありまして、これをしっかりと計画的にやっていくことが新市建設計画の中でも大きな私はウエートを占めた事業と心得ておるところであります。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ちょっと違うんです。おっしゃることはよく分かる。そのとおりだと思うんです。そのとおりなんだから。ただ、私が今質問したのは、そういう方達に行政としての、管理をしてるんなら当たり前なんです。行政としての対応って思いやりの気持ちを出せないんかなって聞いてるだけなんです。その点どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まさに協働そのものでありますから、やはり管理をして頂いて、もちろん御自分達も共用なさっているわけでございますので、そのこととあわせて行政もやはり一緒になって管理をするということでは、お互いにやはり感謝の気持ちがあってしかるべきと思います。



○議長(南野京右君) 鐘崎建設部長。



◎建設部長(鐘崎英二君) 今議員さん御指摘のように、市道の維持管理体制につきましては、合併前の各市町の、何ていいますか現状が継承されたところがございまして、今後のこの平準化するまだ課題として残っております。

 しかしながら、その一番大事なことは、やはり予算的なことが大事になるわけでございますが、先程市長の提案説明がございましたように、平成17年から年々財政が厳しいということで、道路維持補修経費がだんだん削減されてきたわけでございますが、そうは言いましてもやはり市の管理責任ということで、ある程度やっぱりこう最低限の維持管理費は必要だという認識のもとに、平成20年度予算につきましては、昨年の5,300万円から6,500万円というふうに1,200万円上がってきたわけでございますが、こういうものを背景にしながら、やはり今申されましたようなボランティアの問題に対する行政の配慮、或いは1市3町のシステムの平準化、こういうものを取り組んでいく必要があろうかと思っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 今いみじくも部長がおっしゃられましたが、予算が多く見込まれたのは大変ありがたいことです。それをどのように使うかがまた大事なことだと思います。これを今言われるように計画性のある使い方をして頂きたいということは重ねてお願いをしておきます。

 それで、私はこの道路事業については随分と自分なりに、先程も申しましたが行動して参りました。それで市道についてですが、かなり新市建設計画の中に随分と網羅されております。こういった市道の関係ですが、今現状ではどのぐらいの、これは恐らく計画ですからそのような全部するっちゅうことじゃなくて、やっぱり目標持ってこういうものをつくられたと思うんです。これにおいて市道のこれまでの工事過程、これは26年までですか、確か。そういった状況の中で現在20年に入るわけですが、その状況を路線について分かれば──現状の中でこの路線について分かれば、何本ぐらいが工事にかかってるということが分かればお知らせ願いたいと思います。



○議長(南野京右君) 河添都市建設課長。



◎都市建設課長(河添歳弘君) 新市建設計画に登載してあります総合交通対策の推進、道路整備の改良でございますが、市道につきましては21路線が登載をしてございます。そのうち完了につきましては4路線、事業中が6路線、そして未着手が11路線となっております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ありがとうございます。完成が4路線、今工事中が6路線、まだ着工してないのが11路線ということですから、お聞きします。

 市長。あなたはこの工事計画表の中に目を通されてますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 一応過疎債事業として振り分けたりする作業の中で見ております。

 ただ、この市道につきましては、多寡が非常に地域によってございます。それと同時にやはり各旧町、旧市における新市建設計画の中で、やはり市道の改良というのが一番数が多いわけでして、そういうものが皆入っておりますから、そういった中ではやはりこの事業振り分けをした中に、その中でもやはり年次をつけて、いわゆる選択と集中ではないですが優先順位をつけながらやっていくことが必要であるというふうに認識してきております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 私がなぜあなたにそういうこと聞くかといいますと、現状のこの工事完成された部分について私は何らもう申すことはございません。できたわけですから。住民の熱意、また住民の要望が、大きい声があってもできない道路があるんですよ。ところが、果たして本当にこれが必要かなっていう要望がないにもかかわらず、工事にかかろうとする道路があるわけですよ。この辺が、市長、確かに今あなたがおっしゃるように地域格差があるから分からないかもしれません。しかし、私は、あなたが本当にこの道路に対する思いが生命線であるというふうに、こういうふうに出される方ですから、私は今強調──お願いしたいと思うて御指摘をしとるわけです。

 例えば、一例挙げますが、ラポールゆやから岡田ケ浴線っていうのがあります。あれは今年に確か着工するんじゃないかと思いますけど。あれからラポールからみのり道路へ抜ける道なんです。ラポールからみのり道路へ抜けるにはラポールの下に、駐車場の下に行ったら約100メーターぐらいですぐに通られます。大きな2車線できてます。あえて100メーターぐらいもかからんでしょう、あれ。つくるようにしてますいね。私はこういったものが早くできて、なぜ地元陳情してる大浦南方線なんかが進まないのか。工事費もあるでしょう、いろんな問題があるでしょう。例えばできないことを先に例に挙げたらもうものはできないんです。

 私はあえてこのたび勇退する鐘崎部長をほめるわけじゃないですけど、この方は、油谷町時代からかなり豪腕をふるわれて、いろんな問題を解決されてこられました。大変残念に思います。ここで終わるんかなと思うと。あえてほめ殺しするわけじゃないですけど。この長門市に合併しても、水道問題、しっかり解決されました。

 一番大事で、私が強調するのは、この方がいなかったらできなかった道路があるわけですよ。それは地元住民とよく練って、一緒になって、松崎線というのをつくったんです。これは、一番いいモデルケースなんです。私が望みたいのは、行政と住民が一体となったときは何でもできるということなんです。

 あえてもう一度申します。市長、あなたはこの道路を本当に必要と思いますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程、議員自身も御指摘あったように、規模、或いはまた同時にやはり土地収用も含めまして、可能な、できるところという優先順位の中でのそういったものの優先度が自ずと出てきます。そんな中では、必要かつそしてまた今年度の事業着手にふさわしいと判断しての事業と認識しております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 残念ですね。やっぱりあなたは高いところからものを見てる。はっきり申します。おっしゃることは行政のトップとしての答えかもしれないけれど、私はやはり現状認識っていうものがあると思います。

 例えば山陰高速道、なぜ今の時代なんですか。もう既に10何年前からのその構想はありました。もう既に運動しても、本当のことを言えば、安倍総理大臣になったときに道路ができなきゃおかしいんですよ、はっきり言って。それまでの余裕があって、安倍総理大臣が終わられたときから、高速道路の計画出る。時期を逸しとるんじゃないですか。私の申し上げたいのは、政治ちゅうのは、そのときそのときのバランス、またはそのときのタイミング、それによってできることもできる。

 この前、萩三隅間の道路、行って参りました。まあ何と、三隅、三見のあの小学校、中学校の立派なこと。たった100名しかおりませんよ。見たところ、やっぱり文部大臣が出るから、ああなるんかなと自分でも思いました。たった100名の学校にですよ、あんだけのものを設備する。行く行くは、10年後は、三見のところは、あんまり人口はないから、恐らく老人施設か何かする計画みたいです。使えるようにしとるんですよ、ちゃんと。

 やはり、市長、今、言われたように、答弁は全くすばらしいんですけど、何か伝わってこないんですよ。それ、なぜでしょうか。

 やはりこの道路というのは、あなたが今、おっしゃられるように、生命線なんです。ですから分かってほしい。今、言われるように、あなたが管理を怠ってるとか、あなたがしてないと言うんじゃないんですよ。あなたが見てこられて、本当に必要かどうかちゅうぐらいの判断はできるでしょうが。それをあえて、私はあなたの姿勢が間違ってるとか、そういうことは言ってません。ただこの道路行政に対しては、少しお任せ的なところはありませんかということを聞いてるわけですよ。

 例えば例で挙げれば日置のところです。日置の大内山から畑に抜けるこの道路つくります。いいですか。分かりますか。日置の大内山から畑に抜ける道路ありますよ。あれ、1日何台通るか、あなた。7メーター。そうした道路も、無駄とは言いませんよ。順番があるんじゃないかちゅうことを言うんですよ。利用頻度とか、よく県に行ったら、利用頻度とか、いろんなことを言われるんですよ。

 ついでにこの時間かけ、県道に移りますけど、県道の、川尻に入る県道があります。あれなんか、10年以上は放置されてます。これを、おかしな話で、この前、県に行きましたら、「たまたま予算がついたから、林君、今年度で終わるかもしれん。」市長も確か、市長室か何かでおっしゃってます。たまたまついたと。7,000万円の予算がついた。市長が努力されたからついたかなと思ってます。

 それまでは1,000万円ずつ、だから道路ができないでしょう。あの間、川尻の住民の人達は、みんな真っすぐ走れずに、みんな湾曲して帰らんにゃいけん。その間の道路は全然できてないんです。ましてや、皆さん行かれたら分かると思いますけども、長門油谷線という県道があるんですけど、日置までは立派な2車線なんですよ。旧油谷に入ったとたんに1車線になるんです。

 県に幾ら言っても駄目です、僕らが。これは、やはりトップの、先程、大草議員が申し上げましたトップの仕事じゃないかと思います。

 やはり、公平にという言葉を、日常的に使われるんならば、これからは油谷地区、またはそういった津黄とか立石とか、そういった裏の漁村の道路幅、見てください。これを早急に改善していくのが、私は道路の生命線を守る大事な仕事じゃないかと思います。

 その点、市長はどのようにお考えか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 新市建設計画の中で、特に生活環境社会資本。そういったものについては、重点的に行っていく、なおかつこれを平均的に平準化をしていくことに努力するというふうに、私もかねがね申しながらやって参りました。

 そんな中で、やはり道路の整備の平準化、或いは道路の平均化の整備というのは、必要不可欠であると。ことに油谷地域におきます道路整備については、まだまだ大きな課題を抱えていると認識致しております。

 そんな中で、当然、県道につきましても、先程の一つの例もありましたように、やはり長期間にわたっているものは、早く整備をして頂くこと。それからやはり計画でまだ全体計画が出ておりません県道につきましては、全体的に見て頂きながら、やはり県道の体をなす整備にして頂きたいというふうに、陳情も致してきております。

 これも引き続きやりながら、やはり先程言われたように、地域で、2車線から1車線になるとか、やはり地域的な今までの現状もあると思います。その現状をしっかりとやはり地滑り地帯なら地滑り地帯の現状をしっかり把握しながら、少し長いスパンでしっかりと整備をしていくという考え方を、またお願いをしていくつもりであります。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) これから市長がそのようなお考えで、県とも対応して頂き、または市の中でもそういった道路事情に対して、改善を求めていかれるという気持ちだと私は受けとめます。

 しかしながら、私が申し上げたいのは、市長がこれから、この長門地域においての道路事情、そういったものを本来的な姿から自分が見て、やはり一番見聞が早いと思う。時間的なものが大変制約されているから、市長職にありながらそういうものを見るのは大変だと思えば、部長級、または課長級の皆さんが見られて、この計画をどうしようと、そして市長に上申する。その縦の連絡、横の連絡、これがますます重要になるんじゃないかと思います。そういった中で、私は道路行政を進めていって頂きたいなというふうに思っております。

 その点は、縦と横ですけど。その辺の道路行政に対するこれからの市の方向性はどうですか。聞いてみます。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 私も同感で心がけておるつもりです。

 従いまして、やはり「こんにちは市長室」も含めまして、時間があるときには、なるべく、特に現地のそれぞれの地域の道路事情にやはり目を向けて、それぞれの現場を、また時期的には、平常のときと雨が──豪雨があった後、どれだけ違うのか。災害が起きた場所でなくて、そういった全体的なものも、水はけも含めまして、私なりに見たり通ったりしてるつもりであります。

 これも含めて、やはり現場から逐次そういった懸案の道路に対する課題問題は出てきておりますんで、そういったものもしっかりと計画性の中で取り上げて、そして計画実行していきたいと思っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) この20年度の市長の施政方針、何回も読ませて頂きました。

 その中にも、やはり道路整備についても書いてあります。やはり今、この場でおっしゃる言葉が、この1年後に通じるように、私は努力して頂きたいと思います。

 というのは、一般質問というのは、私かなりやりましたが、かなり虚無感にとらわれるときがあるんですよ。やればやるほどあなたと距離が遠くなる。そうしたスタンスにならなきゃしょうがないと。あなたと同調するんであれば何も質問する必要はない。そういうふうに私は思うわけです。考え方が違うから一般質問を少しするわけです。ここは市長違うんじゃないですかと。ところがあなたはそのとおりのことを答えてくれる。

しかしながら現状として、今までこの4年間、この3年間──丸3年間。流れが市道、県道については変わってないんですよ、はっきり言って。ただ新市、この計画については、今、おっしゃったように、4路線はでき上がってます。これからかかるところもあります。

 それを踏まえて市長、もう一度聞きますよ。これ一番大事なことですから。今、皆さん、恐らく「ほっちゃ」で見てると思いますよ。

 私が聞くところによると、市長のとこに、ある地域の人達が陳情に行ってます。これは何ですか。道路の問題で行ってます。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 県道でありますか。



◆13番(林克好君) そうです。



◎市長(松林正俊君) はい来られました。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 私は、それを聞いたときに、ここまで押し迫ったんかと思った。いいですか。その人達がなぜあなたのところに行ったか。どうにもならんわけですよ。あなたは時間がなかなかとれない。しかしながらたまたまとれたからちょっと会いましょうというて言われた。で会ったと。しかしその後の結果がまたその後ですから、それはあなたの努力で今度はどうにかされて頂きたいと思いますが、私が言いたいのは、道路っていうものは、やはり住民の声が、むしろを上げて、殿様のとこに行かんにゃ通じんじゃったら、もうこれ終わりです。

 あなたはどう思っちょるか知らんけど、あなたも一国一城の主ですから、やはり皆さん、市長さんということで態度は違うですよ。市民から見れば、あなたは城の上に、一番おるわけです。それに気安くものが言えないと。ええ例が「こんにちは市長室」でしょう、市長。行って分かるでしょう。あなたの大名行列なんかで、いろんな職員を連れていってやって、平民は1人で座って何か言えますか。僕は言えないと思うんですよ。オープンには。ですから人数が1人とか2人しか入ってこられんのですよ。何回続けられても一緒ですよ、これは。

 ですから今日私が申し上げたいのは、そこまで住民を追い詰められてくる今の現在の市政が、本当に豊かな、またそういうものにつながるのかということが不安なんです。そういった市民、また住民が、団体でものごとを、アクションを起こさない限りは、市が動かないんだということにつながりませんか市長。どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 決してそうではありません。ただ、やはり道路もそうですが、維持管理も含めまして、住民と行政が一緒になって、同じ道路の認識をする、そういったものでもあろうと思います。

 従いまして、県道の油谷線につきまして、御陳情の話だと思いますけれども、ある程度の区間で、今、工事をされております。それ以外の区間について、計画がないと。この辺の不安も含めて、御陳情、御相談に来られたと認識を致しておりますんで、これは県に問いただしながら、かつ計画を全体的にしっかりとしたものにして頂くということでお話をしましょうと。一緒になってこの道路の改良実現に向けてやりましょうという、私は場であったと思っておりますし、またそういう場であれば、お互いの共通認識の上で、道路の実現に向けてよりよい生活道、或いは県道の実現に向けて進められるんじゃないかという認識を致した次第です。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) あなたと私は、同じ年代、50代半ば。あなたは脂が乗りきった市長さん。私は、脂がとれかかった議員。そこで何がそれだけ違うかってのは、パワーなんですよ。あなたが持ってるパワー。私はこの30名のうちの1人なんですよ。

 県にも何回も行きました、はっきり言います。河川課にも行ったり、いろんなところに行きます。私が一議員であるために軽いんですよ、重みが。体重はあなたと余り変わらんです。しかしながら、県に行くと、対応が違うんです。はっきり言います。土木事務所もしかりです。

 その私が、こういった県道とか市道に……、市道は別として、県道については、随分行っております。ここに私の悔しさがあるんです、はっきり言って。市会議員ちゅうのは、これまでの限界の力しかないんかと。

 市長が、大上段に、市長、一緒に行ってもらえませんかと言えるように、やはりまた市長行ってくださいよと言えるように、あなたが門戸を開かない限りは、今、言ったように、地域の住民は全てそういった形をとらなければしょうがなくなるんですよ。個人的に親しい人は「こんにちは市長室」とか、色々市長室に行って、こういうことをお願いするってことはできるかもしれません。

 しかし、議員の1人として私が申し上げますけど、やはり住民の力の弱さ、それを結集したときには強くなる。しかし、今、この地域は高齢化、または若者が育ってきてないんです。そういった将来における若者が定住するためにも──ちょっと聞こえるで。人の話聞くときはさ、そっちで何か私語してもらっても困るんやけどな。後ろ言うのは勝手やけど──まずその辺で、市長、やはり私もあなたも衆議院、国家議員の秘書出身ですから分かると思うんですよ。陳情すれば、やはりいかなる効果が生まれるか。

 やっぱりその辺で言うと、市長、この道路行政ちゅうのは、大変難しい、デリケートなもんだと思うんです。だからあなたの1人の力になるため、あなたの長門市という看板を背負ってるわけですから。私の申し上げたいのは、あなたのさじ加減一つで、どんな道路もできるんじゃないかと僕は思うとるんです。

 ですから、この陳情に来らえた方々、今、陳情に出されている大浦南方線の道路にしても困難だと思うんです。しかし、先に断る理由を持ってきたら駄目なんですちゃ。あとでまた質問しますけど、先に断る理由を持ってくるんです、行政は。「困難です」ちゅう言葉。

困難を乗り切るのは行政でしょう。市長、違いますかその辺。道路の問題って、大変困難です。困難を乗り切るのが行政じゃないかと思いますけど、あなたはどうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まさにそのとおりです。

 ただ、現状を、道路は色々あると思います。長年の、積年のものでも中々土地の事情、或いは地域の事情で進まなかったり、或いは地質調査も含めた土質上の問題、そういった問題を抱えておるのも事実です。そういったものは、やはりもう一度そういったものをしっかり検証して乗り切れないかということも含めて、或いは抜本的にどういうふうにしていったら、ベストなのかということも含めて、私はやはりやっていく問題だと思っております。

 それと同時に、やはり市もそうですが、県も、国道はともかく、県道につきましてもやはり県の予算というのもございます。

 そういった中でやはりより現実的に改良し、より早く夢の道路を実現するということに向かっていくには、同じ行政と住民の人は、やっぱり同じ気持ちでやっていくことが大事でしょうから、そこの意思の疎通っていうのはしっかりやりながら、そして行政としてもその努力をし続けるということであろうと思います。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) まず市長、何回も私はこういった質問立って、あなたと対抗というんじゃなくても、やっぱりどうしても向きを一緒に進めたいんです。議会とトップとして、一緒に長門市が、本当に再生、または活力あるまちづくりできるように日々努力をしている。

 私はほかに仕事を持ってません。議会だけです。ほかの仕事をする気はありません。この議会は私の生命線ですから、この議会で発言ができなくなったら私は終わりです。ですから、発言をさして頂いとるわけです。

 私の申し上げたいのは、そういったあなたはものすごい立場にいらっしゃる。その立場を認識されたら、ただその立場を、この施政方針の中にも書いてありますように、伝わってこないというのは残念なんです。これ、4年間一緒に、17年、18年、19年と20年、これ、最後です。市長。来年になったら任期切れですけど。読まして頂きますと、ものすごく当たり前のこと書いてある。だけどあなたの思いが伝わってこない。

 それが何に通じるかって言ったら、この文言読んでもよく分かるんですけど、私は特に道路に関して、ちょっと関係ないことですけど、ちょっと読まして頂きますけど。「個性が輝く文化の創造」。こういったものの中に書いてある。これ読まれたらすぐ分かるんです。

 市長が何が申し上げたいのか、あなた。しかしながらこれは、今まで全部閉じられたことを、今からやりますよちゅうことなんです。今まで閉じられたものが、急にあけられないんですよ、僕から言わすと。これは大ざっぱな意見言ってますから、分からないかも分からん。道路も一緒なんですちゃ。

 例えば、大浦路線、南方路線、これ市長できますか。お聞きします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) これは計画としてはあったとお聞きしておりますけど、今、この何度かこの議会でも質問が出てお答えしたと思いますが、まずは、地滑り地帯であるということで、そこの調査が必要なのかどうかも含めて可能かどうか。

 道路っていうのは、いろんなところからいろんな要望が出て参ります。そういった中では、やはり優先順位をつけ、かつ有効な安全な道路をつくっていかなければならないという観点からは、まだこの実質的な計画をしようという域には行ってないという認識でここまで来ていると思います。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ですから私が申し上げたい。今、認識の中で、誤った認識をされてるから、私、指摘するんですけど。

 この新市計画の中に、ちゃんと横幅7メーター、距離は1,400メーターって書いてあるんです。こういう出てるんです。しかし今のあなたの答えであれば、できるともできないとも分からない。

 そういった言葉じゃなくて、これは、今までの経過ちゅうのがものすごくあるんです。この道路については、やはり用地買収、今、大浦に入る道の手前がものすごい狭いです。あれも用地買収の失敗例なんです。

 用買ちゅうのは、昔からかなり苦労されます、行政が。しかしながら、熱意があれば、津黄ができたように、津黄の海岸道路ができるんです。あれもかなりの用買の反対運動がありました。しかしそのときの町長、または組合長、または住民の人達が一生懸命になって、あの道路ができれば両方がつながるんだということで、今の道路ができ上がってるわけです。

 ところが大浦に入るあの究極に狭いです。あの道路はなぜできない。用買ができなからです。南方線に至っても、もし仮に市長自らこういう計画やりますよと。しかしながら、地元の議員、または地権者の同意が得られないから、大浦の議員3人いました。向津具入れて、4人らしいですけど。その議員に対して、こういうアクションできませんかちゅうたら、何ぼでもしますよ。それでできなきゃもうこれで終わりなんです。

 というのが、私の家の前にある県道、あれが昔、県がやると言ったんです。用地買収もかかった。全てオーケーだった。地滑りだからルートも変更しますと言うてきて、土木事務所が説明した。ところが、1軒の家の反対で、未だにあそこの離合が──来たら分かります、私の家の前──離合が大変難しい。朝の子供を迎えにいくときになったら大騒動してます、毎朝。そういう現状を、私は認識して、また経験してきてるから言うんです。

 道路というのは、市長、または行政の皆さんが力を出さなければできません。議員が、こんだけの議員が束になってかかっていってもできません。あなた1人が、一生懸命日参して、県に行ったらできる道路もできるんです。そこのところを言うんです。やはり市長ちゅうものは大したもんだなと、改めて思います。すごい権力を持っておるんだと。このたびでもあなたは山陰道路の会長か何かに就任されてるらしいから、ぜひともその実現に向かって私らも微力ではございますが、努力していきたいと思いますけど、やはりそういった力を持って、振り回して頂きたいんです。

 全力で、あなたの持ってるパワーで、この新市計画の11の路線が完成できるように、今、4年で、市長、4路線です。1年に1路線です。あと6年しかございません。あなたの任期はあと1年ですから、あと1路線できたら、これであとの10路線はできないちゅうことになるんです。

 じゃ計画は計画で終わるちゅうこと。この新市計画もこれだけのお金をかけて、これだけの立派なものをつくっておる。しかしながら、今の答弁では、南方大浦線1本については、まだ見えないと市長はおっしゃられた。「努力してみましょう。この路線については、あなた方、議員がやはり一緒になって努力しますか」っていうぐらいの答えがほしいわけです、僕は。

 そうすれば、私は何ぼでも吉村議員、今津議員、大下議員と同僚として、大浦の人達に日参して行きます。どうですかと。市長がこうやってやってますよと言いますよ、何ぼでも。それでできなきゃ住民のせいですよ、はっきり言って。住民が要望してないんです。ところが陳情書も出してるはずです。津黄が全く同じ形を選んでいる。残念ながら津黄の議員が、今、いらっしゃらない。でしょう。ですから誰か言ってました。宮崎県がなぜあれだけ高速道路がないかと。議員がいなかったから。

 やはりこういった道路をつくるときは、市長、あなた自らのパワー、これを最大限に出してもらわなきゃできないちゅうことだけは認識して頂きたい。その中であなたが、これはちょっと難しいということを言われたら、もうこれ僕らは先が見えません。

 その点で、もう一度お伺いします。確かに地滑り──これ何回も言われるんです。しかし地滑りちゅうのはこれは問題にならない。今、工法があるから。いろんな問題で。あとはお金の問題なんです。用買の問題。問題は、あなたと地域の連携。さっき言うたように、下との連携。その中で、県道のことは別として、この市道の南方大浦線についての考えをもう一度聞きます。将来について、明るい見通しを持って、私どもが運動していっていいのか。それとも先行きが地滑りで見えない、予算もつけられないと。二者選択のうちのどちらですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 建設計画の中に入れているのを、もう一遍査証しながらやるということは申し上げております。

 それと同時にやはり市道でありますと、私達がやはり起債を起こしながら、色々やっていくわけでございます。将来の財政状況も踏まえながら、優先順位つけとくと。そんな中で進めていきたいと思います。

 ただ、今、計画に上がっている道路は、住民の皆さんから見、また各旧町、旧1市3町のそれぞれの自治体から見ても、必要であると判断された道路であると認識致しております。従いまして、これにつきましては、やはり前向きにしっかりと計画ができる、または計画ができてなければ、計画を起こしていくにはどうしたらいいかということをあわせながら、努力をしていきたいとこのように思っております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ではその辺でよろしくお願いしたいと思います。

 もう1点聞きます。道路についてですが。

 市道改良事業の中に、油谷に大迫南線というのがあります。このたび予算がついています。これ、距離も書いてないし、何も書いてないんです。道路でありながら。恐らくみのりロードにつながる道路だと僕は思っておるんです。関連道路だと。こういった計画というのが、橋とかそれなら分かるんです。距離も書いてない計画っていうのはあるんですか。その道路。



○議長(南野京右君) 鐘崎建設部長。



◎建設部長(鐘崎英二君) お答えします。大迫南線につきましては、旧町の段階で、その路線そのものは今のみのりロードに接続する道路でございますが、それを全部全面改修するというのが果たして必要であるか否か。いろんな角度から検討しまして、そのまだ結論が出てなかったということで、そういう経緯がございまして、この路線のみが計画されておるわけでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 何か身内を責めるようで大変心苦しいんですけど、そういう意味じゃなくて、やはりこういった計画ちゅうのは、完全にここに書いちゃるでしょう。みのりロードとの接続道と書いてあるんですよ、もう。だから別に距離的なものは測れば済むことです。

 しかしながら、そういう予算のつけ方が、僕は違うんじゃないかと言うんです。だからちょこちょこやるのか、それとも全部やってしまうのか。その辺の判断なんです、私の言いたいのは。

というのは、せっかくやるもんなら向こうまで広い道路で続けた方がええんじゃないですかちゅうんです。あそこは特に丸和の間口ですから狭いです。片方はぼんと広うなる、片方は入口がすごい狭い。そういうやはりちょっと住民にとって道路が広くなる、ものすごくいい。だけど、中途半端にちょこっと広うなってもろうても困るんです。

 ですからこういった道路でもやはり最後までやりますよというような、どこでも書いてあります。長さとか、そういうものを親切に書いてあってもええんじゃないです。そしたらこれつながるんだと。これみのりロードまでつながるような計画なんだというふうに思うわけです、こっちも。

 ただ私、これ見た瞬間に、あれ、これ距離も書いてない、どこまでするんやろかと。計画的に、今、部長に苦しい説明をして頂きましたけど、そういうふうなことじゃなくて、やっぱり計画ちゅうものは、のせる限りには、そういう計画性を持って、やっぱり道路事業ちゅうのはやっていかなくちゃいけないと思うんですけどどうですか。



○議長(南野京右君) 鐘崎建設部長。



◎建設部長(鐘崎英二君) 今、まさに議員さん御指摘がございましたように、一番理想とするものは、油谷の市街地と今のみのりロードを結ぶというのは、一番理想でございます。

 しかしながら、そういった幹線的な道路ということになりますと、これが避けて通れませんのが、国道191との交差点部分の問題であります。

 これは、当然、交差点協議ということで、色々と湊中央2号線あたりも議会の皆さんに大変ご心配かけましたが、非常にこう難しい制約ございまして、そういうことになると、立ち退き等、或いは事業費の面におきましても随分大がかりなものになってくるということを踏まえて、総合的に判断しまして、地元等の意向を聞きますと、当面、非常通行に支障を来たす区間のみの改良というお話ございましたんで、その意に沿って今、計画を上げておるところでございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ありがとうございます。今、何にしても、地元の人達が要望して、これだけの距離でいいという御理解を頂いた上での建設ですから、私はあれなりにそれでいいと思いますし、現実にそういう方向性であろうと思います。

 できるならばみのりロードまでつないで頂ければ、地元住民としても大変ありがたいなというふうに思ってますんで、御努力をお願いしたいと思います。

 続きまして、給食センターについての質問でございます。

 かねてより阿波議員、または林哲也議員の質問で、かなり市長さんも答えられておりますし、それなりの答弁もあるかと思いますけど、一つその給食センターのことについてよろしく。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは2点目の質問の給食センターの質問にお答え申し上げます。

 本席からお答えしますが、まず、現在の状況でございますが、現在の食を取り巻く社会状況は、子供の偏った栄養摂取などの食生活の乱れや、生活習慣病の低年齢化に加えまして、近年、食の安全に対します社会的関心が高まっておるなど、大きく変化を致してきております。

 とりわけ学校給食は児童、生徒にとって、バランスのとれた栄養豊かな食事であることはもちろんのこと、正しい食事のあり方や望ましい食習慣をつけるなどの教育的な狙いを持って行っているものでもありまして、食に関する指導の、まさに生きる教材として、大変重要な役割を担っております。

 さて1点目の学校給食施設の現在の施設状況でございますが、調理施設は13施設で、運営は全て直営で行っております。

 調理施設の形態としては、自校方式、親子方式、センター方式がございますが、自校方式で行っているところが通小学校、仙崎小学校、深川小学校、大畑小学校、向陽小学校、俵山小学校、神田小学校、通小学校に、仙崎中学校、そして深川中学校の10施設であります。なお、俵山小学校は俵山中学校と親子方式でやっております。センター方式で行っているところにつきましては、三隅学校給食センター、日置学校給食センター、そして油谷学校給食センターの3施設でございます。

 施設の建設年につきましては、昭和34年建設の仙崎小学校、深川小学校を初め、昭和37年建設の俵山小学校、中学校、昭和41年建設の油谷学校給食センター、昭和46年建設の三隅学校給食センターとなっておりまして、老朽化し、衛生管理上も建てかえを急ぐ施設が多く、施設整備は喫緊の課題となっております。

 次に、2点目の学校給食施設の今後の建設計画についてのお尋ねでありますが、平成18年1月に、長門市学校給食施設整備検討委員会から、給食施設の整備方針についての答申を受けて以来、検討を重ねて参りました。

 中長期的な児童・生徒数の減少や、財政的な効率性及び献立、給食単価の統一などの観点から、昨年3月開催の議員全員協議会におきまして、1センターでの整備方針を説明致し、昨年9月議会及び12月議会におきましても、そのように答弁を致してきたところであります。

 今後のスケジュールと致しましては、平成20年度に基本設計・実施設計を行い、平成21年度におきまして建設工事、平成22年の2学期からの供用開始を予定を致しておるところでございます。

 なお、かねてより公有地有効利用の観点から、検討を進めておりました建設用地につきましては、長門市東深川上郷区にあります旧長寿園跡地に決定をさせて頂いたところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) この問題については、色々と質疑が、以前、先程申しましたように、阿波議員、林(哲)議員の方に答弁をされております。それも読ませて頂きました。

 いろんな答弁の中に、決まっておることは確認します。長寿園の跡地であること、1センターということですね。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) そうでございます。

 1センターでありますけれども、答弁、今まででは3,000食という形で、1センターからスタートということに答弁致しておりますが、これは文教委員会、或いは議員さんを含めましての御意見から、現有施設の有効利用、或いは10年先の生徒数の減少を見込んで、縮小規模の給食センター、1センターでやるという研究ということも出ておりましたので、その課題も含めまして、それも視野に入れて色々やりとりを今、させて頂いていると認識しておりますし、私もそのようにとっております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ほいじゃ、もう一度確認します。当然、私どもに示されたのは、13億円の1センターということであったんですが、今のところ、現状のある既存の施設を使いながら、少しそれに併用していくちゅんか、それも検討してるちゅうことで理解していいですか。

 それで理解さして頂いて質問します。

 私は、特に思うのは、13億円という、この莫大なお金をかけて、今、給食センターがなぜ必要なんかちゅうことは、僕はどうしても理解できないんです。それは今までさんざん、色々と委員会でも──まあ委員会というてもたった1回かな、あったのは。ぐらいで、説明を受けました。教育長からもそれなりの説明を受けました。

 どうしても納得できないんです。一つお聞きします。日置の支所長さん、あなたは知っちょるかな。日置の給食センターは幾らでできてますか。分かります、今。分かりませんか、急に言うても。



○議長(南野京右君) 宮本さん、分かる。宮本日置総合支所長。



◎日置総合支所長(宮本正澄君) ちょっとその辺、はっきり掴んでおりません。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 当然、ちょっといいです。せっかくなんやから。分かる人がおるから。ごめんなさい。今、手が遅かったから。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) お答えします。日置学校給食センターにつきましては、平成4年に改築されておりまして、その当時の建設事業費が7,361万3,000円であります。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ごめんなさいね。日置支所長。あなたは当然、長門から行って分かるわけないんだから。これ質問した僕が悪かったんですけど。

 今、答えて頂きましたように、日置にある給食センター、あれ立派な、行ってみたら分かるんですよ。立派なんです。それ7,000万円でできるんです。これ、僕は想像できないんです。だから7,000万円だったら分かるんです。大体あのぐらいの建物かと。13億円ちゅうものが出てこないんです。

 周南が今、大反対で、市長が代わったとたんに1センター方式やめて──徳山ボート場につくるらしかったんです。徳山ボート場の駐車場に。広いから。考えた方も考えた方ですけど、距離から言うたらどねなるんですか、あの合併した田舎は。それをやっていこうとした市長が辞めて、今、代わったから、分散化まだしようとしよるんです。色々聞いたら、まだ分散化しようとしよる。

 なぜか。僕は御飯、口に入れるものはやはり距離をおいちゃいけんて僕は思う主義なんです。

 ですから、言われることはよく分かる。今までの説明で随分分かります、言われてることは。コスト的なものとか色々なもの。ですからその辺のことは分かるんです。市長、あなたも今、ちょうど成長期にある子供さんが中学校行かれてるはずですから、その子供さんに今日帰って聞いたらどうですか。「おまえどうか」って。「御飯どうか」って。言われたら恐らく「おいしい」って答えるんじゃないですか。これが恐らくセンター方式になって変えたら、「今日は冷たいね」とかなるんやないか。

 ところが、答申の中には設備をよくするから、温もりは温もりでそのまま持っていけるとか、そういうこと書いてある。これは違うんじゃないかな。

 市長、あなたは食育にはかなりあれがあるみたいですけど、どうですか。子供に対して、そういった温もりのある食事ができるか、それとも距離をもってでもええから、45分経って、向津具に置いてもええかと。どっちが正しいと思われます。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 温度は適度に冷めない程度でやるということが基本で計画されておりますし、もちろん温かいものは温かいもの。しかしある程度、やはり温かいものも冷めるわけですから、冷めたものを食べさすんじゃなくて、やはり温もりが少し変わったとしても、温度差があったとしても、十分にそれが保持できる。

 私は、十分に子供達にとっては温かな給食が持っていけると思っておりますし、今、搬送方法もしっかりとした形で、温度を確保できるようになっておりますんで、私は今の時点の計画の中では問題がないという認識を致しております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) これは林哲也君の一般質問かな。12月定例会、その中の最後にすばらしいことが書いてある。「市長の中では見直す考えはない。私の中では見直す考えがいっぱいある。」これが私も一緒なんです。食べ物に対する感覚ちゅうのは、やっぱりみんな個別に違うと思うんです、はっきり言って。

 萩と美祢を参考に勉強に行ったら、萩は当然、三島とか大島とかあります。親子方式になっているんです。当然そうです。どんなことがセンターにしたって、船じゃ運べません。状況があるんです。ですから、あそこは永遠に親子方式の食事しかできないんです。ですから美祢でもかなり親子方式的な管理が、ここに美祢もありますけど。1,600食、これを5つに分けてあると。これをセンターにする予定は余りないです。萩に至っては22。共同調理場とか、単独調理場含めて22。これ当然、一緒にまた合併してますからまたなりませんね、これは。そうすると、やっぱり合併ちゅうことによって、かなりセンターが無理になってくるっていう状況が出てくるんです。距離が広くなるから。

 今まではセンターでても油谷であれば、向津具方面に油谷のプラザから持ってくる。三隅には三隅で各学校に持ってくる。ほんで親子方式を俵山はとるとか、そういうことができてた。合併したら何もかも全部中心に持っていくちゅう考え方が根本にあるんじゃないかと僕は思うんです。

 なぜ長寿園の跡地なんですか。あそこは便利やから。交通の便もええから。ほかにもありませんか。三隅じゃいけないんですか。油谷でも日置でもいけないんですか。日置じゃ何とか排水がどうか難しいとか何とかて、候補地を出しとって、候補地は20何カ所あったです、確か。

 僕は何も、給食センター、長門にないといけんという考え方、持ちませんよ、どこが均等かなと思うたら、日置でもええんじゃないです。下手なこと言うたら向津具の奥があったんです、候補地の中に。僕はうれしかったです。つくってくれんかなと思った、向津具の奥に。だけど、それはあくまでも空論の予定地という中で出した中でありますから、今、この中に書いてありますように、美祢も萩も1センターにもっていくのは、かなり財政的にきついんやないかと僕は思うんです。

 その点、市長、これはあなたのこれから今、財政再建ということ、この学校、26もつくります、出てます。それなんか僕は反対できません。今度、油谷小学校もつくります。これも20億円ぐらいでしょう。

 ほんで今、退職者がどんどん出てます。その退職金入れたらどのくらいの大きさになるんです。想像できんのです。これ退職金ちゅうのはみんなが積み立てて出すわけじゃないでしょう。借金でしょう、はっきり言うたら。この度25人かな。5億円から6億円のあれが毎年出ていきよる。皆借金です。

 13億円の金も借金でしょう、確か。5億円か6億円……、済みません、これ僕よう分からんで説明してほしい。13億円の中の借金になるお金は何ぼですか、じゃ、つくったとして。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) お答えします。

 先程来、林(克)議員から13億円という事業費を言われますが、現在、基本実施設計を行っておりません。現時点で、見積もりに基づいたマックスでの一応数字でございます。だから今後においては、基本実施設計を進める中で、十分絞り込まれていくということであります。

 それと、今、起債がどのくらいかという御質問でありますが、2回目の文教の協議会でお示しした3,000食規模のセンターであれば、事業費が13億6,700万円程度でございます。そのうち、補助金が1億1,252万9,000円でございます。

 そして起債、これは合併特例債を一応計算しております。これが11億4,590万円でございます。なお、この合併特例債につきましては、地方交付税で7割の措置がございます。それで残りの3割がいわゆる一般市民が税金で負担する部分でございます。

 これと一般財源とあわせて、2回目の協議会においてお示ししましたけれども、3,000食の場合のイニシャルコスト、いわゆる市民が最終的に負担する部分が4億8,490万円程度でございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) なぜ私がこういった一般質問で、これ聞くかということは、テレビを見て市民の皆さんが知るんです。この13億円のお金を使ったときに、何億借金ができるんかということを、僕らが知ってもしょうがない。僕らは言葉でいっぱい言うてもしょうがないんです。

 テレビで分かるんです。市民が見てて、ああ13億円だ、4億円か5億円、借金になるんだと。それにはまた合併特例債にしたってもそれ残るんでしょう、少しは。全部がこっちに来るわけじゃないでしょう、いや、向こうに行くわけじゃないでしょう。ですからそれから加えると、一般市民の税金を使わなくても、その合併した借金は、恐らく僕の予想じゃ7億円、8億円になるんじゃないですか、3割持っていっても。半分近くの借金がまた増えるんです。7億円か8億円か。

 そしてまた今言われるように、どんどん退職者が増えてくる。財政的に本当に軌道にのるんですか、いつか。そんな中で、この13億円ちゅうのが本当に難しく考えてるわけでじゃないんですけど、財政的にやっていけるんかなという不安があるんです。

 そりゃ僕は、「裕福な町ですよ、私はなんぼでもいいものをつくりますよ。」「どんどんつくってください」と言う。何か聞くところに、財政が厳しい、厳しいと言われながら、やることはばかっとやられるから受け答えに戸惑う、何て言うの、判断しにくくなる。

 その点、市長、どうですか。あなたの判断でこれは決まるわけですから、そういった大きな借金を改めて出してくること自体に、根拠は、それだけやっぱり大事なもんなんでしょうか。それとも、僕は今、現存であるO─157に対抗するためとか、既存の整備じゃ、もう国の政策に沿っていかれんとかいう、どうしても国からせんにゃいけんということを言われても、国の方針に、何も日本国中が従うことはないんじゃないんですか。

 僕は、今ある給食センターの設備で十分対応できると思いますが、市長、あなたはもう考える余地がないということですから、これ進めていくわけでしょうけど、やはり今の負担になることを、やはり少し前に考えられるべきじゃないかと、僕は思うんですがその辺どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) この学校給食センターにつきましては、いろんなところで、今までもやりとりをさせて頂いておりますけれども、まずやはりセンター化につきましては、まず学校施設整備と噛み合ってきますし、そんな中では、1センター方式、或いはセンター方式の形でとるということは、センター、学校給食施設のあり方とする検討委員会でもある程度、答申が出てきております。

 その中で、やはり私どもは、経費がかかるんじゃなくて、より経費が、ランニングコストも含めてかからない方法でということをまず念頭において、1センター方式、もしくは今の色々とやってる形のものを出ささせて、センター方式で出ささせて頂いております。

 そしてそれも合併特例債が使える10年の半ばを目安で、学校施設整備が、深川小、油谷小と2つございます。そこの兼ね合いもやはり給食センターをある程度目途をつけておかないと、施設整備の上で、やはり学校施設としての給食センターが必要なのか、そういったことも含めて検討して頂いた結果、センター方式、また私達の規模では、食数では十分に1センターでやれると。それは複数センターよりも1センターの方がはるかにランニングコストも安くつきますし、そして学校施設整備、これから学校給食設備含めて、まだまだこれから耐震も含めまして、色々な改修や、或いは改築計画が出て参ります。

 そういった中ではもうセンター方式の給食で行って、そして先程から出ておりますO─157も含めました安心安全な給食供給体制をつくって、そして新しい学校全体の教育環境をつくっていこうということが、この大きなやはり目的であります。そのように御理解頂きたいと思います。

 それと先程、合併特例債を使ったら7億円とかおっしゃいましたけど、先程、3割でございます。しかも一番安い特例債、一番負担の少ない特例債事業でやれる期間をということで、今、計画を致しておるわけであります。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 幾ら話しても、その中で、私のあなたと歩み寄らんのは、やはり考え方に、根本的にトップとやっぱり一議員の差かな、これは。悲しいけど。

 やはりこの給食センターというものも、3,000食なんていうのは、地産地消ってあなたが言えば言うほどおかしくなるんです。市長、あなた、どんなふうに考えとるかしらんけど、3,000食の材料を、ぽんと仕入れるたら地産地消なんて言わりゃしませんよ、はっきり言うて。どっから入れるんですか、こんなもん。今、ある学校給食、いろんな自校方式でやってられる方は、各地域の小売店から皆とってらっしゃる。これの話も随分、してらっしゃいます。そういう人らも全部切ってしまうんです、はっきり言って。

 信頼関係、今までの積み重ねてきたお互いの信頼関係。特に栄養士に至っては、6人いらっしゃるのが2人になってしまうらしい。この栄養士の人達でも、やはり自分らのプライドかけて、一生懸命、子供らに安全な食を提供してきたでしょう、今まで。

 あなた方もそうでしょう。役場の職員として何十年積み上げてきたでしょう。途中で、私が統合するから要らんよ、おまえ帰れ、おまえ帰れってできますか。市長、あなた、できるんですか、これは。

 職員は、任期満了やから辞めますよと。ちょっと退職早いけど、俺、一、二年前に辞めようと、それで済む。栄養士の人達は、今までこれまで、自分の職に対して、O─157出しちゃいけん、いろんなものを出しちゃいけんということで、かなりシビアに頑張ってこられてるんじゃないんですか、現場は。それを統合するから、「あんた方は辞めなさいよ」ちゅう、できますか、これ。俺はできんなと思う。

 そういうことも踏まえて、1センターにするのは、なぜ私がさっき日置のちょっと質問したかちゅうのは、あれだけの施設が7,000万円でできるんですよ。行ってみたら、皆さん分かるって。日置の、日置小学校と中学校、つくってるんです、2つ。7,000万円でできるもんですよ。26億円をかけて今度深川小学校、つくるでしょう。なぜつくられないの、学校に。

 今までの立派な施設をつくっちゃったらええじゃないですか。ほいたら深川小学校の児童の給食はできるじゃないですか。あとは三隅のセンターをして、何ぼかかりますか。三、四個できるんじゃないですか。

 それを改め、ぐっと寄せ集めて13億円する根拠はどこにありますか。これないと思う。それ、あなたはあると言います。それはあって当然やろ。市長としてあなたはもう考える余地ないという答弁しちょるんだから。

 しかし、最後に聞きます、市長。どうしても今の中の現状で、今、この前から言われてますけども、文教にも言われましたけど、2,400食にして、併用して持っていくという考え方もあると。しかし、議会で、この林(哲)議員に対する答弁の中にも、ちゃんと言ってらっしゃるんです。

 ほんで僕が一番不信に思うのは、給食検討協議会みたいなのつくっちょるでしょう、委員会かな。これの人達が出したのは複数センターで出してます。それはもう財政面を考えてないからだめなんだと。



○議長(南野京右君) 最後ということですからいいです。続行してください。林(克)議員、続行してください。



◆13番(林克好君) そういう考えで、やはり私達はどうしても考え方が直らないということであれば、今、もう中断したんで、私はこれでやめます。答弁は要りません。

 ですからあくまでも今度は委員会での話になると思いますけど、そういうことで質問を終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。午後の会議は1時20分、会議を再開します。

午後0時16分休憩

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午後1時20分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を続行します。

 阿波昌子さん。

〔11番 阿波昌子君登壇〕



◆11番(阿波昌子君) 皆様こんにちは。お昼の昼食後、眠たい時間だと思いますけど、少し時間を頂かさせて頂きます。

 私は近隣自治体との連携について、191号線、萩三隅間の道路が一部開通しましたが、観光、または文化、災害時、相互支援等の多分野での萩市との連携はできないかというふうなことをお尋ねしたいと思います。

 2月23日に、新しく国道191号萩三隅道路、15.2キロのうち、明石から長門三隅間が一部開通しました。自動車専用道路の片道1車線です。工事費は400億円と聞いております。これまで山間部を通る道路は、豪雨による斜面崩壊が多発する区域であり、その度に交通規制がかかることもありました。今回の開通で、長門市役所と萩市役所間が、35分かかっていたものが30分と、約5分短縮されたということもあります。また運転も楽になりました。全線開通は平成22年か23年を目標にしているそうですが、そうなるともっと短時間で、萩に行けると思います。

 そこでお尋ね致します。国道191号、萩三隅間道路が一部開通しましたが、観光、文化、災害時等の多分野での萩との連携はできないか市長さんにお尋ね致します。

 次は、質問席から行います。

〔11番 阿波昌子君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは阿波議員の隣接自治体との連携についてという御質問にお答えを申し上げます。

 御案内のとおり、平成の大合併によりまして、本市は、萩市、美祢市及び下関市の3市と隣接する自治体となりました。

 下関市とは、合併後、首長同士のトップ会談を行う中で、グリーン・ツー・リズムの取り組みや鯨文化の交流、或いは観光の連携としての観光列車「みすゞ潮彩」の実現、また子供文化パスポート事業の取り組み、更には本年1月の災害時の総合応援に関する協定の締結や、共同防災訓練など、多面的に連携強化を図ってきたところでございます。

 一方、萩市との連携についてでございますが、本市と萩市は多くの行政機関の管理地域が共有されるなど、これまでの長い歴史におきましても、また行政や市民生活におきましても、幅広く交流連携が行われてきたところでございます。

 観光面におきましては、2市のみの連携事業ではございませんが、広域連携として、萩市のほか、島根県益田市などの3市4町の行政や観光協会など、関係団体で組織を致しておりますながと路観光連絡協議会により、近県への観光宣伝や情報の発信、或いは会員の研修など、会員相互の連携を深めてきたところでございます。

 また消防防災対策につきましても、山口県内広域消防総合応援協定に、両市とも加わっておりますが、万一の場合には、山陽側よりも隣接する市同士の相互応援、連携が重要となってくるものと考えておるところであります。

 一方、文化につきましても、本市の幕末期の偉人、村田清風翁や萩市の吉田松陰、高杉晋作など、維新史に名を残す県内の先人を顕彰するため、本市初め、9市1町、山口県及びその関係団体で、維新史回廊構想推進協議会が設置をされているところでもあります。

 去る2月23日に、一般国道191号、萩三隅道路が開通しましたことは、御案内のとおりでありますが、この開通により、大雨や土砂崩れによる通行どめなどの不安解消、或いは交通アクセスの時間短縮に限らず、これまで以上に市民生活や産業面において、総合交流が図れるものと期待を致しておるところであります。

 こうした状況のもとで、地域性はもとより、歴史や文化、観光、産業など多方面にわたりかかわりのあります萩市や、また今月21日に合併をされます美祢市との連携につきましては、引き続き多面的かつ広域的な取り組みが可能な連携を深めていきたいと考えておるところでございます。

 以上で、1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 先程、市長さんがおっしゃいましたように、今までに鯨文化による市民の交流とか、みすゞ列車とか、トップ会談とか、そういうふうなこともたくさんおっしゃっております。この度の20年度の施政方針の中にも、下関との関連というふうなものがたくさん載っております。

 それで私はちょっと見たところによりますと、緊急時の一般廃棄物の処理に係る相互援助協定とか、それから油谷湾を中心にした海外の漂流ごみの実態調査とか、それから日置・油谷の地区──これはもとからですけど、し尿処理の大津、長門、豊浦です。そういうふうな浄化組合の件も載っております。それから有害獣被害の対策にも、去年から共同で行っているようですけれども、また今年もやろうというふうなこと。それから長門温泉五名湯、長門と下関のそういうふうな名湯53次などというふうなイベントも開催されるように、たくさんの交流、連携が施政方針の中にも見えます。そういうふうなことで、また20年度から互いの、下関との職員の派遣というふうなことも載っております。

 そういうふうに下関とたくさん交流をなさって、本当にすばらしいことだ、これからもそういうふうにしていってほしいなと思っております。

 ところで、そういうふうにたくさんの交流とか連携が、下関と行われるという構想があるんですけど、最初にお尋ねしておきますが、下関との合併というふうなことについてはどうお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 最初のお話、御質問に合併についてありましたか。(笑声)



◆11番(阿波昌子君) ないです。ないですけど、こういうふうにたくさんのことをしてらっしゃるから、ひょっとしたらそういうふうなお考えでやってらっしゃるんかなというふうなことを感じましたので、それがそういうふうなことがお答えできれば答えてほしいと思います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 今、るる議員が私の施政方針の中にも、或いは予算説明の中にもあったと言われるように、非常に下関市との共通点がたくさんあります。の割に今まで、隣接もしておりませんでしたけれども、下関市とのそういった共同作業や、或いは協定についてはほとんど意識されておらなかったというのも状況であります。

 従いまして、ここ3年間の隣接した間で、色々と、仲介的には旧豊浦郡、或いは特に隣接を致します豊田町、豊浦町という形の中で、豊浦大津浄化組合の存在もあったり、色々なものが存在しておる。協定も必要なこともたくさんあると、そういう中からいろんなものを実践的にやっていくということで出たもので、それだけ逆に言えば共通点があったと。

 でも共通点があったけれども、ここ集中してるのは、その割に連携協定は形として行われなかったという意味でもあろうと思います。そういう意味では、あえて意識をして、首長同士で、下関の市長さんと色々重ねながら進めているわけでございます。

 ただ、合併となりますと、これは私達が1市3町の合併を進めているときも、やはり多少、そういったマスコミでの報道であったこともあるんですけれども、将来的にはどうかということでございます。あくまでも将来的に、そういうものをやはり考えられるけれども、今はそれぞれにちゃんと私達の自前の自治体のことをしっかりして、そして連携をしようということでありまして、距離的なことも含めまして、中々その辺は、ただ政策的な連携連合というのは、これからやはりしていくべきだと。

 小選挙区の選挙も一緒であるということも含めますれば、またもう一つ、やはり下関市さんのほとんどの水資源におきましても、やはり私どもの流域からかかわっております。そういった意味では環境協定とかいろんなものも今までそれなりになされておりますし、そういったものは深まっていくだろうと。

 しかしこれが自治体の合併となると、ちょっとそこは違ってくると。お互いに認識をしながらやっていくことになろうと、私は思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 分かりました。今、近々そういうふうなことはないというふうなことで、連携できるとこはやっていこうとおっしゃっておりました。

 それで下関市の方はそのぐらいにしまして、今度は萩の方に向いてでございますが、この国道191号線が新しくできましたのは、本当、長年の悲願がかなってやっとできた道路でございますので、住民の関心も高くて、この前2月の17日でしたか、ウォークラリーでも多くの方が参加されていました。「とても寒かったけれども、すばらしく眺めがよくて、いい道路ができたね」って感動されておりました。

 私も今までは、急傾斜、急カーブがもう連続して、峠を越えて萩に行っていたために、案外遠く感じていたんですけど、今度はそういうふうに真っすぐな道ができれば、何かこの前、通ってみて、本当急に萩市が近くなったなっていうふうな感じを受けました。

 それで、何か新しいことを生み出そうとするとやっぱり道路は必要だとよく言われますけれど、これが長門市の浮上のきっかけになるのではないだろうかなというふうに思います。住民も萩市との連携や交流を望んでいる方が多いんじゃないかと思いますけど、その点、市長さんいかがでございますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) そのとおりだと思いますし、長門市も旧長門市時代から、或いはもっと言えば隣接するのは、旧三隅町さんが隣接されております。萩市との連携は、それなりにしっかりあったと思います。

 観光ももちろんそういった意味では古くから観光連携とかも致しております。

 鳥獣とかそういうものが今まで語られなかったのは、鳥獣被害のいわゆる領界域が非常に狭いのかなというのも改めて思ったりしますけれども、そういったことも含めて、いろんなことでこれからは出てくるんじゃないかなというふうに思っておりますけど、ことに観光連携につきましては、萩市さんがながと路観光協議会の会長でありますし、私どもは副会長としてずっとその連携のもとに、県内の津和野、益田、萩、長門、それから秋吉といったルートの中で連携してきましたのは、ずっとやってきております。

 これからも先程ちょっと申しましたように、何かと出先機関も萩と供用するところが多ございますし、もともとそういった地域でありますので、道路事情が、アクセスが短くなればなるほどそういったものも深くなっていくとこのように思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 観光面のことが今、出ました。お話ですけれども、萩と津和野というふうなコースを私は目にするんです。津和野を見て、萩を見て帰ろうというふうなコースがよくあるんですけれど、長門市と今おっしゃったけど、私は、その長門と萩との連携というのがよく分かりませんので、こんなコース、同じような城下町を回って帰られるより、城下町は津和野とか萩とかいうふうな同じような感じ受けるんです。

 だからそういうふうに城下町を回ったら、今度はそれは次には長門市に来て頂いて、長門市の海上アルプスですか、そういうふうなものとか、津黄の潮吹もいいし、日置の千畳敷もいいし、それから棚田も美しいし、そういうふうな大自然というふうな美しい自然に触れ合って、そして豊かな温泉に泊まり、生きのいいお魚を頂くというふうなそういうふうなコースを設定できるんじゃないかなというふうな感じがしますけど、そういうふうなことは今までもあるんですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程、ながと路観光連絡協議会とありましたけど、そのルート設定のやはり意識の中での連絡協議会でありまして、本市の観光客、或いは宿泊客の多くは、今、おっしゃったルートで賄われてる部分は、非常に大きゅうございます。

 従いまして、津和野、萩、それから長門、湯本温泉、青海島、或いは湯本温泉、青海島、萩、津和野と、このルートは古くからよく企画商品として設定をされております商品であります。



○議長(南野京右君) 渡辺経済振興部長。



◎経済振興部長(渡辺重範君) 具体的に申しますと、先程市長が言ったコースの中で、広域観光情報パンフレットと致しまして、「ぶらっとながと路」という観光パンフを作成して、今、関係の市町村と一緒に共有して使ってるという状況がございます。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうなことで売り出していらっしゃるということでございますけど、私が思うに文化施設なんかでも、萩なんかっていうのは、割に大きい、県立の美術館です。そして市の博物館とかいうふうな大きな施設がありますけど、長門市でも小ぶりながら、香月美術館とか、みすゞ館とか、村田清風館とかそういうふうな優れた文化や芸術の地域資源がありますので、そういうふうなものも私はもっと何ていうか、村田清風なんかもうちょっと売り出せないかな。あそこの三隅の香月美術館を見たら、すっと行って、すぐみすゞ館に行くような強い印象を受けてるんです。

 そしたら途中に、村田清風という立派な方の記念館があるのに、あれがちょっと道路を通るにしてもちょっと見づらいんです。あそこ看板があるけど、低いし、どこが村田清風館なのかなとこう見て、私達は一生懸命見るからあそこだなというふうなこと分かりますけど、村田清風館何か、まだちょっと看板何かをもうちょっと立派にして、私も去年か一昨年初めて入ったんですけど、こんなにいいものを揃えていらっしゃる、これまたすばらしい村田記念館だな、清風記念館だなと思ったんですけど、これをもうちょっと売り出したらどうなんだろうかなと思いましたが、村田清風記念館については、市長さん、いかがお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 観光の中で、やはり郷土の偉人をしっかりと知って頂く。その顕彰した施設に寄って頂くということで、文化的景観という言葉を含めながらも、観光の中にしっかりと位置づけております。

 その中でも、今、御指摘のように、村田清風記念館の利用率は、やはりほかの香月泰男美術館や金子みすゞ記念館に比べれば低いわけでありますけど、これをどのようにしていくかということの一つで、やはり湯本の旅館何かでお泊まり頂いたときのパンフレットにも、やはり記念館も含めてですけれども、村田清風山荘のたたずまいを何とか、国の史跡でもありますんで、そういった文化史跡という観点から、四季折々の写真をというようなことも、色々と観光協議の中でもやっておりますし、そういったものも含めて、中にはパンフレットに折り込まれてるところもあると思います。

 そういったことで、やはり清風山荘というものも、一つはしっかりとアピールすれば、記念館にもというようなこともあるのかなというような気は致しておりますし、これにつきましては、しっかりと観光の流れの中でどう位置づけていくかというのは、これからも発信の方法も含めてやっていきたいと思います。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 萩にもいいものがあり、また長門にもいいものがありますけど、それによって、観光客を奪い合うというのじゃなくて、いいところがそれぞれあるので、それを引き出して生かして一緒に組み込む。一緒にして、コースをつくり、今までも進めていらっしゃるかもしれませんが、そういうふうにして観光客を増やしたいものだなと思います。

 萩市1つ、長門市1つというんじゃなくて、両方だと行ってみようかなと思われる方も増えるんじゃないかと思います。また行きやすくなるんじゃないかと思いますけれど、その点いかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) ちょっと質問の趣旨が、萩に1つ、長門に1つって、何を御指摘なわけでありますか。



◆11番(阿波昌子君) 1つじゃないですよ。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) いいですか。だから長門もいいものがあるし、萩にもいいものがあるから、長門だけ行きなさい、長門にいいものがあるよ、萩にはいいものがあると別々じゃなくて、一緒に、今までも進めていらっしゃるだろうと思いますけれども、長門と萩を一緒にして、近いからこれを一体、一つの地区と考えて、観光客をどんどん呼び寄せたらいいなというふうなことを考えておりますが、長門ですよ、萩ですよじゃなくて、長門地区、萩地区が一体だというふうに考えたコースを考えるならば、行きやすいんじゃないか。お客さんが、長門と萩地区に行ってみようというふうに考えられるんじゃないですかということをお尋ねしたんです。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) そのとおりでして、今までやはりそれぞれが自分とこだけってやってない、しっかりした連携があってそういった観光形態があったからこそ、萩も長門も観光地として、特に山口県の観光のパターンの一つとして、県外からのお客さんはやはり萩と長門市、ある程度、セットの中で来られる方がございます。それは、そういうことで今まで私達も観光地として成り立ってきたと言っても過言でないと思います。

 だから十分に、今までがそうであったと私は思っております。別々にやったらこんなふうにはなっておりません。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今年ですか、体験型修学旅行が、東京から2校ぐらい来るんですか、高校生が。それで長門で色々な体験学習をして、また萩にも行くというふうな計画なんですが、その辺についてちょっとお尋ねします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) そうであります。やはり萩は学習体験として、歴史の体験学習ができますんで、それは折り込まれておると認識致しておりますし、今まではそういうふうにお聞きを致しております。

 従いまして、いわゆるかつての修学旅行を民泊という形でやっていくという一つのこの地域の修学旅行の形としてつくっていくということが、いわゆる関東の大都市圏のエージェント、或いは修学旅行の関係者から出てきているというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうに萩市との交流にもなりますので、波及効果もあるといいことだと思っております。

 それで今までは下関からは割に連携が多いんですけど、萩ならもう30分で行けるというふうなことで、観光もそういうふうに長門・萩ぐらいで考えられる方が多いように思いますけれど、やっぱり北浦の特色を出そうとするならば、やっぱり萩との連携が、北浦としてはいいんじゃないかなと思いますが、今、下関から長門まで、みすゞ列車が運転されております。

 そういうふうなもの、そしたら長門市と萩、長門市と下関というんじゃなくって、それじゃ弱くなるから、長門市も下関と萩と3つが連携して、今のみすゞ列車何かもテクニックによっては、萩まで行けるんじゃないか、そんなことはお考えになりませんか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 北浦観光っていうよりも、萩、或いは津和野まで含めて一つの歴史の旅の中で、温泉地としての宿泊、或いは青海島ということで長門の存在、先程、ながと路と申しました。もう一方、下関市さんが会長で、観光連携連絡会議がございます。これが長州路観光連絡協議会でございます。会長は下関市さんで、副会長が長門市になります。

 この両方のちょうど中間点で、起点で、湯本温泉、俵山温泉持ってるということで、私どもはある程度、観光地として今まで発展してきたと思っておりますが、その中に特に、今までは北浦、国道191存在の北浦海岸と言ってもいいと思います。そういった海岸線を楽しみながら、旅行という形態が比較的確立されておりませんでした。

 これには、この間にある、何といっても、ここ数年来、多くの観光客が訪れられる角島大橋、角島、この存在もクローズアップされて参りましたし、私どもは1市3町合併して、油谷、或いは日置地区の過去の西に向けた観光資源、この間の観光資源というのも大きく有することになったわけです。

 そういった観光資源をしっかり大切にしようということの発想、特に海岸線をしっかりと楽しんでもらうということの発想で出たことでありますけれども、「みすゞ潮彩」であります。これはやはりみすゞの生誕地ということと、みすゞさんが創作活動を続けた主なところがほとんどで下関であると。その縁ということで、企画されたものであります。

 当然、連携というのは、広がりを持てば持つほど1泊、2泊、3泊と、魅力が出てくるわけでございますんで、当然、そういったことも考えられるわけでございますけれども、この「みすゞ潮彩号」につきましては、西ということで、最初、スタート致しておりますので、今、こういう形で運行されておるわけでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 分かりました。関係のある下関と長門市ということでございますね。

 それで、今年から職員の人事交流っていいますか、先程、職員を下関との交流を考えているっていうことでございますが、ほかの市、隣接する美祢市とか萩市とかいうふうなことはどういうふうにお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) これは今、ほかには考えておりません。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 分かりました。

 それでは次に、道の駅についてでございますけど、この前、明石に国道が開通するために行きましたけど、その明石には今度、道の駅が開設されるようなことを聞きました。

 萩市には、東であれば、田万川ですか、それから中心部としてはしーまーと、そういえば西がほしいなということであったということで、今、明石にこれは市の行政が働きかけて、地域の人にハッパをかけて、そして開設するように、今、計画をしてるんだというふうなことを聞きましたけれど、それで萩には6つぐらいあるんですか、道の駅が。

 長門には1カ所もない。この前もちょっと出たんですけれど、道の駅をつくられるというふうな計画はないものか。明石にできたらそれをまた長門が引き継いで下関までというふうな、途中に、長門市にどこか1カ所なり、何カ所か分かりませんけれど、そういうふうな道の駅をつくられるというふうなお考えはございませんか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 道の駅の建設を考えてはどうかという御質問、過去にもあったように思いますが、これはやはりそういったツー・リズム、或いは旅行、或いはドライブをされる方について、1点に観光拠点だけでなくて、発信拠点だけでなく、物品販売とか色々なものを、地域の特産を感じてもらうということで、色々建てられております。

 今の萩三隅道路につきましては、あの区間、今、萩市さんが計画をされております、萩市側にです。こちらはこれから三隅湯免地域をどういうふうにしていくかということも含めまして、恐らく現状の191号線沿いを、バイパスを含めて走って頂くわけですが、その間、今、アグリ中央もできておりますけど、民間の大きな特産品拠点施設というんですか、もできております。

 そういったところもありますので、これからどんなところで、どう建設するかっていうのは、今、白紙でございますけれども、ただそれから市外を抜けますと、もうすぐ於福にあるわけです。これから考えられるとすれば、今、悲願であります長門下関間、この道路整備に当たりまして、やはりどっか近い長門市の域内でつくっていくということは、これからの計画としては考えられるのかなと。

 いずれにしてもそういう施設が民間も含めてうまく有効利用できるように。これも6次産業につながって参りますので、積極的に取り組んで参りたいと思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今、おっしゃいましたように、6次産業につながるんじゃないかなと、私も思いますので、朝市は朝市で、たくさんやってらっしゃいます。本当に地域の方が一生懸命自分がつくったものを持っていって、売られるということ、本当にすばらしいことだと思います。それはそれで一生懸命やって頂いていいと思います。

 ですけど、長門市が全体のものを、何か1カ所に集めるようなところ、今、市長さんがおっしゃいました下関の方につながったら、そこの辺で考えたらどうかとおっしゃいますけど、そういうふうなことをまたいろんな住民と考えて、ここは有効だなと。また誰もが通るような道路でないと、やっぱりその道の駅も有効に活用できませんし、そういうふうなことを考えて、もしもつくられればどこにつくったんが一番ええかなというふうなことを考えながら、また構想を練って頂きたいと思います。

 そういうふうな道の駅というのは、自動車に乗る者にとっては、そのマップによって、今度はここに道の駅があるよ、今度はここへ寄ろうねとか、トイレ休憩はここの道の駅でしようとか、よく私達利用さして頂くんですけど、そういうふうに道の駅というのも、案外、長門市のPRになると思いますので、それは6次産業につながれば、本当にいいことだと思います。

 そういうふうなことで、今度、ちょっと文化のことについてですけれど、私はよく萩で行われる時代まつりとか、椿まつりとか、萩焼まつりとか、それから市民館でのイベントなどにときどき出ますけれども、今度は道がよくなったら、行きやすくなるんじゃないかなと感じており、うれしく思ってるんですけれども、反対に、萩からこの長門へというふうなことで、長門にはすばらしい「ルネッサながと」という文化施設がありますので、そういうふうなとこへ、今度は萩の方からどんどん来て頂かないといけないんじゃないかな。今でもあそこの友の会っていうのが、60人から70とおっしゃいましたか、そのくらいいらっしゃるそうです。

 道路がよくなることによって、またそういうふうに萩からのお客さんを長門に呼んで来て頂いて、ルネッサとか、ほかの文化施設でも何でもいいですけど、そういうふうなのに参加して頂けたらいいんじゃないかなと思います。

 それでそういうふうなときにはやっぱり出口が、「ルネッサながと」の出口が大変混雑しますので、その方を早く進めてもらいたいと思いますけど、今、どのようになってますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) これも以前、阿波議員の御質問があったと思いますし、そのときにも、計画をお話したその時点とは変わってないと思います。

 ここで新市になっての御質問だったと思います。その折、申し上げましたように、国道に直接つなげるという意味では、JR山陰線をまたぐことになります。そこら辺、技術的にもまた形式的にも難しいということで、現バイパス、或いはそれに見合うところで振り分けができる。一番のポイントは今の出口が、バイパスに直接出るところの信号は1個でございますんで、そこに皆集中すると、それを公園内から、或いは駐車場から出るときに振り分けができる工夫をしながら持って行くと、1つの案として多分申し上げたと思いますけれども、江の川沿いの管理道を、少しバイパス、あちらに抜ける。三隅方面に抜ける。或いはバイパスが近松みすゞ道路がすぐそばにございますんで、そっちに抜けて、湯本、俵山方面もそっちにはかしていく方法ということも考えられます。そういったものを今検討してきておりますけれども、中々用地買収も含めまして、計画的なものがそのまま先に進まないでおります。

 ただ、その阿波議員御質問のときも多分お答えをしたんじゃないかと、国体を控えております。そのことで御質問なさったように記憶しておりますが、国体を控えた折もやはり同じことがいえますんで、何とかその辺で一番現実的な対応の高架をかけたり、架橋をしたりする方法じゃなくてできる方法というのを、今検討致しておるところであります。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そのときの質問で、そういうふうにお答えになったのは存じておりますけど、その後どうなったかな、早くしてほしいなというふうな要望も含めて、それから萩からのお客さんがいらっしゃったときに、この前でも夜なんです。宝塚の演劇がありましたけど、そのときも出るというたら夜暗いのにじっと待っとかんにゃいけんのです。萩からいらっしゃった友達を呼んで、まあ気の毒だねえとか思いながら、早くこれはどうにかならないかなと思うんです。だからたくさんお客呼べば早く出られるような道を今検討されてるとおっしゃいましたけれど、できるだけ早くできるようにお願い致します。

 次に、今度は医療のことについてでございますけど、昨年の12月でしたか、健康増進課の職務分担の中で新しく地域医療に関することが加わりましたというふうにおっしゃいました。これについて市長さんは、行政と医療と県の保健関係をしっかりと調整して、将来医療体系をコーディネートするために設置したと述べられておりますが、それでよろしゅうございますか。



○議長(南野京右君) 阿波議員、質問事項をあらかじめ。



◆11番(阿波昌子君) それでいいですか。続いていいですか。それじゃ。そういうふうなことで医療の関係は市がちゃんと要望ができるんだというふうなことで認識していいんですね。

 それで私の質問でございますけれど、この地域がとにかく山陽と山陰との格差があるというふうなことは歴然としております。医療に関して。それで私はこの前友達と会ったときに、1人はくも膜下出血をしてどうか助かったて、それから、もう1人は脳卒中ですか。それでかかったんだけど、長門病院に行ってもそういうふうな脳外科がないんだって、そしたらそういうふうに「長門、病院で総合病院というのはないのね。大変困ったんよ」というふうなことがありましたので、それで長門市の長門病院はよく回されるのが下関の済生会ですかね。なんですけれど、それからなんですよ。私は萩が近いので、萩と長門の病院が連携して、そういうふうな重症の方でもどうかできるような医療の拠点、体制ができないか。

萩は萩で山口との圏域になっているんです。長門市は下関の連携になっておりますけど、長門までこう行くと、長門から下関までは時間がかかりますから、長門市と萩市とで何か連携して、医療の拠点というふうなものを、しっかりした拠点ができないかな、市長さんの働きかけによって、医療関係と、それから、県と市長さんというふうな連携によって、今医師不足は大変深刻な問題ですから難しいとは思うんですけれど、そういうふうな萩と長門の連携は医療関係でできないものであろうかどうかというふうなことをお尋ねします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 医療体制の充実は今大きなテーマでありますので、従いまして、医療体制の充実という項目で御質問頂ければそれなりにお答え、或いは現在今行われております県の5次の医療計画等も含めた御答弁が、今計画できているだけで、許せる限りはできるのかなあとも思っておりますが、基本的に1次、2次、3次救急医療というのは、ある程度県の方は位置づけを致しております。

 3次救急医療というのは医療施設や医師の数とか、或いは手術技術とか、いろんなところで提議をされているんではないかと思いますけれども、それをちょっと間違ったらあれですので、今声がありましたので、やめましょう。



○議長(南野京右君) 阿波さんの質問事項の中に萩と長門の多分野にわたってのということで、多分野で御容赦ください。



◎市長(松林正俊君) そういうことで3次救急医療をどうしようというのは、ちょっと今山陰同士の自治体でちょっと考えられないのではないかなと、だけど、医療機関も含めていろんな連携はできる話ですから、萩市には市立病院がございますし、またこちらには色々民間の総合病院があります。それぞれお医者さん自体もやりとりをなさっておられるでしょうし、もしいけんならやめましょうか。──これ議長の方で決めて頂かないと、議会の方からは叱られるわ、お答えはしなきゃいけないんではどうしようもないんで。



○議長(南野京右君) 申し上げました。阿波さんの質問事項の中に萩、長門のいろんな文化、観光、その他多分野にわたってのお互いに支援していくことはなかろうかという質問事項でございますので、多分野の中で医療の問題も、詳しくなくて結構ですから、市長の思いを話して頂けばそれで結構と思います。



◎市長(松林正俊君) ということで、お許しを頂きましたのでお話しますが、そういうことで連携というのは、3次でどうのこうのというんじゃない形の連携というのは考えられるというふうにお答えさして頂きます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それは医師不足で分かって、いろんな医療関係等の辺のことも分かって、今大変答弁に困られたと思いますけど、私はとにかく住民が安心してここで暮らせる。具合が悪くなったらすぐ医療関係に行き、またそこから次もし回されんといけないというたときには、すぐ近くでそういうふうに手当てを受けたり入院できたりというふうなことができないかな、萩とであれば30分でできるんだしと思ったから聞いたんです。

 そういうふうに医療関係もできる範囲で、できるだけ住民が安心して暮らせるような体制をとってほしいな、市長さんはそういうふうな今権限があるんじゃないかなと、さっき一番最初に市長にお尋ねしたわけです。

 そういうふうにいろんな分野でこの道を利用して、この地域が活性化し、浮上し、発展していくような政策を考えて頂いたらいいんじゃないかと思います。そういうふうな隣接した市と連携とって、交流をとって、長門市の発展に期待をしてこの1点目の質問を終わります。

 いいんですか。続いて。いいですか。



○議長(南野京右君) 答弁はありますか。何か。



◆11番(阿波昌子君) 何かお話がありますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 医療、具体的な今よく分かりませんけれども、私どもはやはり救急医療のときに、たらい回しはならないように、その万全はこれからしていこうと思います。また、もしそういう事実があったら、私どもにはそれが入っておりませんけれども、むしろそういうことをどのように解決していくかということで、これからの医療体制の充実はつくられていくわけで、その中で連携が解決方法の一つとしてあるならば、それはあれですけれども、それ以前の問題としてこの医療の問題につきましては、御指摘のことがないように地域の医療機関としっかりと話し合いをしながらやっていきたいと思っておりますし、その気持もちょっとお伝えをしておきたいと思います。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) ありがとうございました。よろしくお願い致します。

 それでは、2点目の保育園の統廃合についてお尋ね致します。

 少子高齢化の対策は国民全体の課題であります。本市でも出生者が──1年間に生まれる子供、赤ちゃん。それが平成10年では301人生まれました。平成11年では344人と、大体平成10年の初めのころは300人を超えておりましたけれど、今平成17年では242人、平成18年では259人というふうなことで、大体250人前後と年々少なくなってきております。

 それに伴いまして、入園生も減ってくるのは当然でございますが、本市において現在公立保育園の統廃合が進められておりますけれども、統廃合の状況及び民営化についてどのように考えられておられるかということと、今後の方針についてあわせて市長さんにお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、2点目の保育園の統廃合についての御質問でございますが、本席からお答え申し上げます。

 まず、保育園を中心とする子育て環境の整備につきましては、長門市次世代育成支援行動計画の中で、多様なニーズに即応した保育サービスの充実を推進するために、保育園の統廃合を行うと致し、これを具体化したものと致しまして、平成19年8月には長門市子育て支援計画を策定を致しました。

 急速な少子化が進む中で、保育指針に沿った保育園運営とともに、保護者の多様なニーズにあった保育園を目指すためには、現行の保育園の運営を見直して、統廃合、或いは民営化を含めました検討と計画的な施設整備が必要でございます。

 この計画書では、課題と致しまして、児童の発達から見た集団保育の重要性と、財政健全化から見た効率的な保育園運営、そして利用者のニーズにあった保育園の3つの項目を掲げて、平成19年度から平成28年度までの10年間を計画期間と致しまして、小学校の統廃合との整合性を考慮しながら、保育施設の統廃合の計画を策定を致しております。

 計画期間のうち、前期5年までに統廃合をと位置づけております宇津賀、川尻、伊上、大浦、久津保育園につきましては、保護者の方々への計画の説明とともに、まちづくり懇談会でも地区の皆さんに説明を申し上げたところであります。

 本定例会にも議案を提出しておりますけれども、平成18年度から休園の宇津賀保育園、平成20年度に入園希望申込者が5名でありました川尻保育園につきましては、保護者の皆さんとの話し合いを重ねる中で御理解頂きながら、その後地域説明会で廃園の御了解を頂いたところでもあります。

 また民営化につきましては、長門市子育て支援計画書の中でも、多様化する保育ニーズに柔軟かつ的確に対応するためには、民間活力の活用が効果的であり、経営移譲に向けて今後前提とした検討を掲げてございます。更に平成19年度内での策定を目指しています長門市アウトソーシング推進計画におきましても、検討項目としておるところでもあります。

 平成20年度におきましても引き続き、適正配置計画による統廃合について、地元協議を進めますとともに、民営化に関する基本方針の策定に向けた検討も行っていきたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 民営化については、国が公立保育園の運営費を一般財源化した。平成16年度を契機に、全国での自治体では民営化への取り組みが進められているというふうに聞いております。県内においては、保育園や幼稚園は公立と私立のどちらが多いのか数や割合が分かるならば知らせてほしいと思います。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) お答えを申し上げます。

 県内13市においては保育園の公立、私立の区分のお尋ねであります。ちょっと県の方で持っております資料に郡部が入っておりますけども、全体で315園あるうち、公立が141、私立が174と、若干公立より私立の保育園の方が多い実態が紹介されておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それですか。公立が141、私立が174ということで、私立の方が多くなっておりますが、だんだんそういうふうな傾向に進むと思われますか、どうですか。それは分かりませんか。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) 保育園に対する国の補助が一般財源化されて、それと三位一体改革の中で、市長も申しましたように、財政効率のいい保育園運営を目指さなければいけないということもございます。そういった観点からも、経費面からも、それから、保育のノウハウを集積しておる民間に運営を任せるということも、この近年、県内の他市におきましても、そういうことが計画され実行されておりますので、傾向とすれば民営化はむしろ加速されつつあるというふうに私ども理解しておるところでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 長門市においては、公立と私立の数は正確なところを後お願いします。公立保育園の現在の職員、保育士の状況はどのくらい人数がいらっしゃいますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 長門市における数字でございますが、公立の保育園が11園、私立が1園となっております。それと保育士の数でございますが、20年2月1日現在、これは毎月1日現在の子供の数によって保育士の数字が決まってくるわけなんですが、2月1日現在の数字でございますが、正職員が62名、正規の保育士です。62名。常勤の臨時職員35名、パート職員が23名というふうになっております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 結構パートの方──常勤の臨時とおっしゃったのは、非常勤の臨時というのがいらっしゃいますか。非常勤の臨時。臨時の非常勤、常勤の臨時と、それから、非常勤の臨時というのがいらっしゃいますか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) 非常勤には臨時職員というものはおりません。パートでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) なぜそれを聞いたかといいますと、これはどうにもならないことかも知れませんけど、保育園に行きましたらパートの方が随分多くて、行く度にというのはオーバーですけど、行く度に先生が違うと言われるんです。この人は先生なんかな。また違う方がいらっしゃる。今日自分の子供のことを聞きたいけれど、この人に聞いて分かるんだろうかどうだろうかとか、おっしゃるんです。そんな臨時というものが多いかなと思います。

 そしたらそれを聞いたら、その方は、例えば、日置の保育園に2日行ったら、2日じゃ足らないからあくる日は神田に2日行って、そして油谷の方の保育園に1日行くとか、そういうふうにちゃんと5日ぐらい勤められるのに、くるくるくる変わられるんです。パートとして。そしたら子供にとったり、保護者にとってはコミュニケーションがとりにくいじゃないかておっしゃるんですよね。もう行く度に先生が違ったから、ぱらぱら変わるもんかとおっしゃることと、勤める方の方も、今日は長門市、今日は日置の保育園、明日は神田、明日は油谷町というよりも、5日出るんなら5日を日置なら日置へつけてあげたらいいんじゃないかと思うけど、そういうことはできないんですか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 今議員さんのおっしゃるのはパート職員の件でございます。まず先生が変わるということでございますが、受け持ちは常に正職員といわゆる常勤というふうに私ども申しておりますが、臨時職員、恒常的に雇っております臨時職員とで受け持ちを持たせております。

 それとパート職員につきましては、正職員並びに常勤臨時職員の週休の補充、それと今色々朝早くから夜遅くまで延長保育をやってる園がだんだん増えておりますので、職員の1日の勤務時間、8時間を超える部分です。それを補充するいわゆる時間調整でパート職員が要るわけなんです。だから今議員さんおっしゃった日置で2日、黄波戸で3日、油谷で5日というふうなのは、それだけしか要らないパート、1つの園においては、例えば3日分しかパートが要らない。とはいってもこれ保育士の資格が必要でございますので、1人の人を1園に張りつけるほどのパートの需要はないけれど、その人の勤務が可能であれば黄波戸の保育園においても空いてるときは出て頂く、菱海の方の保育園においても空いてるときは出て頂くというふうな雇用の仕方をしておるところでございます。ただ、パート職員については、月に15日以内というのがございますので、その辺のところもクリアできるように配置を考えているところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) これは日置の保育園に行って聞いたんですけど、課長さんに聞いたときはパートが6人とおっしゃいましたか、5人とおっしゃいましたか、6人とおっしゃいましたか。日置に行ったらパートの方が8人ておっしゃるんです。正職員が5人で臨時が2人とか3人とか、パートが8人もいらっしゃる。だから私はそれを聞いて、パートが8人もいらっしゃるから、保護者にとっては今日は誰、今日は誰って変わられるんです。そういったことがあるんかと思ったから聞いてみたんです。やっぱり勤務時間とか、体制とかによって、どうしてもそれだけ必要だということですね。はい、分かりました。

 それでは、次に参りますけれど、公立の保育園では、サービスには自ずと限界があると聞いたことがありますけれど、例えば、3歳の園児ですけど、3歳以上の園児は保育園に行くのに御飯は出ないでおかずは出るていうんです。御飯だけは自分が持っていかにゃいけんて言われるんです。だからたったちっちゃな一人の食べる御飯を、今ごろ若い人はパンの方が多いんです。パンで済ますところを御飯を持って行かにゃいけんから少しの御飯を炊くんよておっしゃるんです。

だからその御飯を持って行かんようにしてくれんかて言ったら、保育園の先生がおっしゃるのには、「コミュニケーション、親とのスキンシップを図らにゃいけんから御飯ぐらいつくってください」って言われたて言われるんですよね。そしたら保護者は、その御飯を持って行くために炊いたり弁当箱を洗ったり詰めたりする時間があれば、子供ともスキンシップができるのに、その御飯たった1つ小さいのをつくるのがそれほどスキンシップにはあんまり影響がないじゃないかと、反対の方がええじゃないかとおっしゃるんです。親の言い分はそうなんです。まあどっちの言い分もあるんです。

親は親でそういうふうにおっしゃるし、保育園の先生がおっしゃるにはそういうふうにスキンシップであると、親はたったこれだけの御飯は、3未の方には出るんです。全部給食が。それなのに3歳以上になったら小学校は入るまでたった何年間はその御飯を毎日毎日つくって炊かんにゃいけんておっしゃるんですけど、その点は保育園で要望があれば公立でもできるのかどうかお尋ねします。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 給食というのは、基本的に主食については保護者が持参するというふうに国の運営指針ではなっておりますが、ただ、それでは3歳で何で線を引いているのかということかと思いますが、いわゆる1歳、2歳児──未満児というふうに私ども申し上げますが、未満児については主食、副食、朝、昼、晩ていうのがはっきりしっかり摂取ができない状態でございますので、主食も副食も含めまして、1日保育園でおやつの時間というのも2回ございますし、給食単価で最大限利用できる状態で主食も含めて提供しているような現状でございます。

 それで、もしこれを私立幼稚園なんかと同じように、算定基準になっておらない主食も含めて園の方で準備をするというふうになれば、保護者に対して応分の負担も出てくるかなというふうに考えます。ただ、今保護者の今スキンシップていうふうに園長申したということでございますが、子育ての最低限のところもあるかなていうふうに考えます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それでは公立の保育園でも応分の負担をすれば御飯は炊いて頂けるんですか。というふうに今聞きましたけど、それで間違いないですか。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) ただ端的に、個人的に給食費出すから御飯を出してくれというふうなわけにはいかないというふうに考えております。これもやっぱり全体的に、以前御飯を持たせるか持たせないかで、これ旧長門の時代でございますがアンケートを取ったときに、やっぱり給食費は払わないで御飯をもたせた方がいいというような結果も出ております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうないろんなまた人によって違うと思いますけれど、そういうふうに私立の保育園であればもう何も持たさなくても給食費として当然徴収していらっしゃると思いますけれど、そういうふうに何も持って行かんでもいいわけです。それで公立であれば御飯を毎日毎日忙しいのにからどねえたらこねえたら言ってから、持って行かにゃいけんというふうにおっしゃいますから、そこは公立と私立とのちょっと違いもあるかなというふうに思います。

 それで今さっき市長さんの方からアウトソーシングの計画のことをおっしゃいましたけれど、保育園も民営化を計画されているようですね。それで保育園が民営化された場合、公立とどのように、個人負担がまず違いますか。個人負担との違いと、保育園が公立と私立になった場合、私立になった場合どのくらい格差があるか、1つの園に対してでもいいですから。1つの園がどのくらいどうなるものか、差を分かれば教えてください。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 保護者の負担ていうのは、公立であっても私立であっても、保育料は変わりはございません。保育は市長が責任を持って行うということに法でなっておりますので、保護者の負担、保育料は市の方が賦課をして市が徴収するというふうに、民営化したとしてもなります。それと今民営化した場合の費用でございますが、1つの保育園を例にとるんですか。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 1つの保育園、分かるだけ言って頂いていいけれど、全体の保育園が、1つ大きい方からでもいいですけれど、分かれば3つでも何ぼでも言って頂ければ参考になります。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) お答え致します。

 東深川保育園を例にとりまして述べさして頂きますが、これ18年度決算の数字で、当然民営化した場合は18年度の園児の数で比べさして頂きますと、民営にした場合、大体70%ぐらいの経費というふうになります。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今東深川保育園というのは人数が多いですか。一番大きいのは、今三隅でしたか。三隅と、それから、大体中心になっている菱海と、そういうふうに多いとこ、少ないとこ、ほいじゃついでにお願いします。



○議長(南野京右君) 西本地域福祉課長。



◎地域福祉課長(西本一恵君) それでは園児の一番多い三隅保育園でございますが、これも同じように18年度決算数値を用いておりますが、公営であれば1億3,700万円ぐらいでございます。総支出額が。それを民営でした場合は9,400万円、68.64%ぐらいの数字になろうかと思います。

 それと菱海保育園でございますが、公営であれば7,700万円、民営であれば4,300万円ぐらいの数字になろうかと思います。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) ありがとうございます。今聞きましたけど、随分東深川が72%ぐらい、三隅保育園が68%ぐらいですか。菱海が55%、半分近いです。そういうふうに結局少なくて済むということになります。だから民営化にしていこうと進められようとしているわけなんです。はい、分かりました。

 それでこういうふうな今試算出していらっしゃいますけれど、こういうふうなことが出ておるので公募はいつごろからされるものか、手を上げられたらそういうふうな方にすぐ決めるように検討されるものかどうかお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) お答えを致します。

 現在、保育園の民営化も調査研究に入っておりますけど、その前段として、まず適正な規模での保育園運営をするために、統廃合を進めておりますけれど、長門市のアウトソーシング計画の中でも民間の方への運営の委託といいますか、移管を20年度以降、統廃合を進める一方でこれについての経費面、それから、子供の入園実数等調査研究しながら進めていこうとしております。

 従いまして、その前に基本的な部分として、民営化としての市としての基本方針を策定する必要もあろうかと思います。その中でどのような選択肢があるのか、それから、運営に関する指針は、基本的には児童福祉法で規定されておりますけども、具体的な内容につきましては、この指針に中ではっきりとうたいながら、しかるべき時期に公募を前提とした募集を行いながら、そして業者選定、それから、具体的なつなぎ保育という直接的な民営化までのスケジュールを立てた上で、順次その年度の業務を遂行していこうというふうに考えておるとこでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) じゃまだまだすぐというわけにはいきませんね。はい、分かりました。

 この地区には幼稚園と保育園とありますけど、幼保の一元化というふうなことよく話されておりますけど、長門市はどういうふうな方向性を持っていらっしゃるか。そのままで民営化する──公募を求められるものか。その辺を。幼稚園と保育園についてお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 久永市民福祉部長。



◎市民福祉部長(久永喜幸君) お答え申し上げます。

 基本的に保育園と幼稚園では性格が違います。一般的に幼保一元化といわれておりますのは、市立で幼稚園、保育園を持っているところが委託されるというケースが多うございますけど、長門市の場合は、市立の幼稚園は1園でございますが、そうでなくて、私どもは市立の保育園と、それから、私立の幼稚園の垣根を取り除くようなつもりで、同じ長門市内の幼児に対して就学前の養護と、それから教育について平準化した行政としての子育て支援ができることを目標として、20年度から新しい組織で私立の幼稚園についてもかかわりを持たせて頂こうかなということで、これから具体的なことについて取り組みを検討していこうかというふうに考えておるところでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 大事な子供達を育てる施設でございますので、よく考えられまして、検討されまして、民営化を含めて多様なニーズに沿った保育内容の実現と効率的な保育園運営を希望して質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午後2時32分休憩

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午後2時48分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を続行します。

 原田勝敏君。

〔10番 原田勝敏君登壇〕



◆10番(原田勝敏君) 皆さん、こんにちは。原田でございます。時間もだいぶ経ちましたけれども、私は常に簡単な話を分かりやすく申し上げますので、短時間おつき合いのほどよろしくお願い致します。

 通告にありますように、土曜・日曜日の市役所の窓口の開庁についてでございます。平日勤務はもちろん、共稼ぎ世帯が、当然現代の世の中でございます。そのうえに好不況にかかわらず、人件費の抑制による勤務時間の延長等もあり、有休もとれず、平日に市役所に行きたくとも行けないという現状の人が多くいます。

 個人情報規制で代理に行ってもらえるケースも限られておりますし、土曜、日曜日も開庁してほしい。特に日常生活に密着した窓口だけでもという声が以前から多く上がっております。開庁時間の延長、時間外での対応もありますが、市民の中にはそれでは不自由分の方々もおります。

 全国各地でも多くの市で実際に土、日に開庁しております。形態は色々でございます。長門市でもこれまでに検討されたとは存じますが、この度の組織改革で総合窓口の強化、ワンストップサービスの充実が意図されております。これにより土、日の開庁もより具体性が出てきたんじゃないかと思っております。

 そこで改めてお伺いするわけでございます。まず、総合窓口、ワンストップサービスの概要について、そしてその平日をいかに土、日の開庁の方に移行するかという段階的な考え方、そして最後に費用対効果について色々と御質問していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

〔10番 原田勝敏君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、原田議員の土曜日、日曜日の市役所の窓口開庁についてという御質問にお答え申し上げます。

 まず、総合窓口、ワンストップサービスの概要についてのお尋ねでございますが、住民にとって利用しやすい自治体窓口という視点で、総合窓口課を初め、時間延長、更には土曜、日曜の開庁、自動交付機の設置など窓口改善の取り組みが各自治体で行われております。

 本市におきましても、本年4月から総合支所方式を本庁方式に改編するに当たりまして、市民の視点に立った望まして窓口という視点から、ワンストップサービスが提供できる仕組みとして、総合支所における市民福祉課と総務課等を統合致しまして、総合窓口課を設置をすることと致したところであります。ワンストップサービスとは、窓口に来られた方を周回させることなく、1カ所で手続きを完了させるものでございます。課としては新しい名称となりますが、住民にとって利用しやすい窓口、分かりやすいシステムにして参りたいと思います。

 さて、この窓口が取り扱う業務でございますが、各保健センターで行う福祉、健康増進関係の業務を除き、従来の市民福祉課の業務及び総務課の業務を全て対応を致すことと致します。また、収納業務につきましても総合窓口課が行うこととなります。

 一方、本庁においては、市民課において現在、住所異動にあわせ、国民健康保険、高齢者の医療の手続きが可能であり、ワンストップに近い対応を行っており、市民窓口アンケートでは好意的な意見が多く寄せられているところでもございます。しかし、庁舎のスペースの問題等から、完全なワンストップを実現するまでには至っておりませんので、できる限り住民が庁舎内を周回することのないよう、また、他課へ案内する場合にも分かりやすいものとなりますよう工夫をしていきたいと考えております。

 次に、窓口開庁のサービス、規模の段階的実施についてのお尋ねでございますが、御案内のように、昨年住所異動の多い3月下旬から4月上旬にかけて、本庁におきまして市民課を中心に平日午後7時まで業務を延長致し、また土曜日1回につきまして、半日の開庁を行って、延べ11日間で80件の利用があったところであります。

 本年においても今月25日から4月4日にかけて、平日による午後7時までの時間延長と今月30日の日曜日、午前中の開庁を本庁において行う予定であります。

 次に、窓口開庁の費用対効果についてのお尋ねでございますが、窓口開庁につきましては、市民の利便性の向上という視点を持ちながらも、財政負担という観点から費用対効果も検証しながら判断していく必要があると考えております。

 県内の状況は、土曜、日曜の開庁は1市で、第1、第3日曜の午後に開庁されております。一方、定期的に平日の窓口延長を行っている自治体は萩市を初め、3市で、住民票の自動交付機を設置をしている市が2市でございます。

 窓口対応は市の顔であり、またその市の評価を決めるといつても過言でないほど重要でございます。このため電話予約による住民票等の時間外交付、平日の窓口延長、休日の開庁等々費用対効果も考慮致しながら、窓口のあり方を常に検討し、市民サービスの向上を図って参りたいと考えておるところでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 原田勝敏君。



◆10番(原田勝敏君) 実は今の総合窓口課は支所でございます。本庁では今の市民福祉関係でございますから、そのあたりでの受付業務をやるわけですが、今現在の、4月1日からでございますけれども、例えば、今の受付業務できまして、座った場合にそこに職員が対応するわけですけれども、例えば、今の市民福祉の住民課だとか、高齢障害課、地域福祉課、これ皆同じ多分窓口で対応されると思うんですが、何と申しますか──以外も色々あるわけですけれども、今の4月1日以降の大体の対応というのはどういうふうな形になっていますか。まずそれからお聞きしたいと思います。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) それではお答えを致します。

 支所におきます総合窓口課については、今市長の答弁にももちろんありまして、議員さんの方も本庁の方をということでありますので、本庁の方ということでよろしいでしょうか。



◆10番(原田勝敏君) はい。



◎総務課長(藤野義久君) 本庁につきましては、今お話ございましたように、1階部分で言いますと、市民課、地域福祉課、高齢障害課、これにつきましては、それぞれの──例えば市民課を例で申しますと、住所の異動の受付を致しまして、国民年金、それから、国民健康保険、高齢者医療の必要な方など、その手続きをカウンターを移動して頂きながら行っているというのが実態であります。同時に、戸籍の届け出につきましても、付随した可能な業務、範囲であわせて行っているとこであります。

 市長の答弁にもございましたが、庁舎スペースの関係がありますので、1カ所全ての事務を1カ所で完了するというワンストップにはなっておりませんが、できる限り総合窓口的な対応を行い、市民本位の窓口となるように改善に取り組んでいきたいというふうに思っております。以上です。



○議長(南野京右君) 原田勝敏君。



◆10番(原田勝敏君) 確かに今の現状はそうだと思います。要するにワンフロアーで幾つの業務がなされるかということは、お客様、要するに市民にとっての一つの期待と申しますか、と思うんです。要するに、市民が動くか、職員が動くかという問題が一つあります。そういう点から一つの案と申しますのが、1つの窓口が──1つといったって何人もいらっしゃるわけですから、ある箇所に窓口業務を設けて、そこに担当の職員が出向くという方法もあると思います。できる限りそういうふうなサービス体制を整えるということは大事じゃないかと思いますので、そのあたりを今後配慮しながら机の配置、或いはその部課の配置等を色々考えて頂けたらと思います。

 先程も今の時間外が3月25日から4月4日まであるわけですが、支所の方はないわけですか。ありますか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) お答え致します。

 昨年も本庁のみで実施をしてデータを含めてやっております。今年につきましても、本庁のみで実施という形で対応するように今しております。



○議長(南野京右君) 原田勝敏君。



◆10番(原田勝敏君) それから今の住民サービスの一環の一つの思いつきでございますけれども、いろんな今の異動したり、或いはいろんな──例えば異動、転入等あるわけですけど、そのときにどれだけのいろんな手続きがいるかということの、そういうふうな手続きの一覧表でもあれば非常に住民は助かると思います。それでもってまず今の状態では動かざるを得ないわけですけれども、動くと。それを今度将来的には皆さんが回って来て頂くというふうな方法でやっていければ余計助かると思います。

 そして今の時間外の延長等につきましても、意外に御存じのない方が多いと思うんです。そのあたりの広報の方法、これから全体についていえることですけれども、色々考えてなくちゃいけないなということもつくづく感じております。

 それから、今のワンストップサービスで僕もうっかりしてたんですけど、この前この度の条例で出てます。ワンストップサービスの郵便局の条例が出てました。あの利用状況、或いは市民の方がどの程度知っていらっしゃるかということをちょっとお聞きしてみたいと思いますけれども。



○議長(南野京右君) 五十嵐市民課長。



◎市民課長(五十嵐徹君) お答え申し上げます。

 郵便局のワンストップサービスの利用状況でございますけども、ただ今ちょっと資料を持ち合わせておりませんので、件数等につきましては、後程御報告さして頂きます。



○議長(南野京右君) 原田勝敏君。



◆10番(原田勝敏君) ああどうもすいません。今のは唐突で。この前条例を見たもんですから、そのあたりでどの程度告知されているかということでお聞きしてみたわけです。

 それから、これから先の平常の勤務につきまして、総合窓口、或いはワンストップサービス的な動きをお聞きしたわけです。ということは、だんだん土、日の開庁してもその範囲内でやっていく。或いはそういうふうな、今でいう総合窓口課的な程度のものでスタートしていって、だんだん拡張していくという方法も考えられますし、やっていくうちにその利用状況もつかめるわけですから、そういうふうなことで色々考えて頂きたいと思います。

 当然職員のいろんな配置の問題も出て参ります。土、日の──これを時間外にやればまた今の人件費等がかかるわけですから、代休制度になると思うんですけれども、そういうふうなやり方だとか、職員配置自身も今の窓口だけじゃなくて、案内業務もいるでしょうし、そしてまた当然機械を動かす、そして清掃、それから、暖房、冷房いろんなことで、先程費用対効果のことも含まれるわけですけども、色々かかるわけです。

 そういうふうなことの職員配置の方も色々考えにゃいけないわけで、或いは労組対策もあるでしょうし、大変だと思いますけれども、そのあたりを色々これからも、できる限り平日の業務を単純化していきながら、それを土、日に拡張できるようなことで進めていって頂きたいと存じておりますけれども、そのあたりはいかがでございますか。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 行政は最大のサービス産業という、よく言われ方致しますけれども、私どもは常にサービスの向上に向けては意識をしながら改善を図っていかなければならないというふうな認識は持っております。

 ただ、議員さんもおっしゃいましたように、平常の業務以外にやる場合には当然経費の増を伴うわけでございます。その経費の増に見合うその辺のサービスがどの程度できるのか、どういうサービスの方法であれば、ある程度費用対効果も考えながらその対応は可能なのか、そうしたものを含めて検討して参りたいというふうに思います。

 またどの範囲を広げていくのか、ただ窓口的な業務のみにとどまるのか、またそれ以上の業務をしなければならないのか、そうしたこと。また、今言われました対組合との問題、またそれぞれ住民票等の関係でいえば、電算システムも入っておりますので、そうした電算システムを動かす場合の業者の常駐対応等という問題等も、いろんな付随した問題がかかわって参りますので、そうしたものを含めてその辺を検討して参りたいというふうに思います。



○議長(南野京右君) 原田勝敏君。



◆10番(原田勝敏君) 確かに費用対効果から言いますと、皆さんよく御存じのように、費用だけ言いますととんでもない話でして、なぜこれを取り上げたかと申し上げますと、例えば、人件費、光熱費、今のシステム、或いはほかの冷暖房の委託管理費だとか、警備とか色々言いますと、かなりの経費になるのは当然よく存じております。

 ただ申し上げたのは、長門市計画プランとは確かに整合性はないわけですけれども、その反面、職員のレベルアップだとか、職員の意識改革、市民との一体感、そういう協同の意識、もう土、日もないんだという市民との一体感です。そういうものの情勢と申しますか、そういうものを含めて費用だけじゃなくて、人的効果が大きいんじゃないかということが、述べている一つの論旨でございまして、そのあたりを色々含んでお聞き頂けたらと思います。

 そういうことで、今急にこういう問題を提議しましても、即やれるとは思いません。これは非常に大きい研究課題であるということを提起しながら、今申し上げているわけでございます。確かに、ここに市役所が開いてても他の役所は閉まってて意味ないじゃないかとか、いろんなマイナス面、或いはそういうこともよく分かるわけですけれども、ただ今の市民との協同から言いますと、何と申しますか、一体感の情勢にはなるとは思います。そういうことで、この度も今の質問につきましては、何と申しますか、これから色々検討して頂きたいという一つの申し上げ方で終わりたいと思います。

 とにかく長門市は本当に人口が少ないわけです。そしてまた産業形態も、費用対効果で言いますと、非常に問題があることはよく存じております。ただ、今言ったように、一体感から言いまして、小さい窓口でもいいから、土曜日でも、日曜日でも開いているんだという一つのそういうふうな安心感、そういうことがあれば、かなりまた市民と職員との交流も増えてくるわけです。更に市役所というのは、長門市一の──サービス企業の一企業でありまして、更に人材なんかもトップがそろっていらっしゃるわけです。トップセールスマンとして、色々頑張って頂きたいという意味を含めまして、この問題を提起致します。

 私も実はサービス業にずっとおりましたけれども、休むこと自身が非常に不安でした。休んでしまうとお客さんが来ないんじゃないかと、色々そういうお得意先もありますと、そういうことが非常に気になってなかなか休めなかったような記憶がございます。それもやはり同じじゃないかと思います。ですから、そういうことで市民との協同する姿勢を増長することが必要ということでこういうお話をしたわけです。

 長門市の基本計画の笑顔あふれる町、みんなでつくるまちの理念そのものでございます。こういうふうなメリットを、人的なメリットを代理するということを頭に置いて頂きまして、今後検討をお願い致しまして質問を終わります。以上です。



○議長(南野京右君) ありがとうございました。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午後3時08分休憩

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午後3時25分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を続行します。

 先程阿波議員の一般質問で、発言の訂正の申し入れがありますので、これを許可します。阿波さん。



◆11番(阿波昌子君) 先程の私の発言の中で長門総合病院に脳外科がないような発言を致しましたが、非常勤で予約制となっておりましたので訂正致します。



○議長(南野京右君) また原田議員の質問に対して、五十嵐市民課長より補足説明を申し上げます。

 発言を許可します。五十嵐市民課長。



◎市民課長(五十嵐徹君) 先程の原田議員さんの郵便局のワンストップサービスの利用状況についての御質問がございましたので お答えを申し上げます。 

 現在長門市では、6局の郵便局でこのワンストップサービスを実施して頂いております。この2月末までの利用件数でございますけれども、211件ございました。このほかに税の証明もございますけれども、税の証明の方は私どもの方で件数をつかんでおりませんので、お許しを頂きたいと思います。以上でございます。



○議長(南野京右君) 岡野正基君。

〔27番 岡野正基君登壇〕



◆27番(岡野正基君) 皆さん大変お疲れと思いますけれども、一般質問の初日の最後でございます。しんがりでございます。おつき合いのほどよろしくお願い申し上げます。

 通告書に従いまして順次質問さして頂きます。

 国は市町村合併を協力に進め、大きな自治体をつくってきた。中心が遠く離れた周辺地区は、ただでさえ置いてきぼりにされてきたのに、大きな自治体になればなるほどそれが顕著になり、やがてはそこに住むことさえ難しい生活環境になることは予想される。油谷の地区の中でも向津具、宇津賀地区は丘陵地に田んぼが点在する典型的な中山間地である。

 近年は特に米価の下落や減反の強化、更には農業就業者の高齢化と後継者不足が進むなど、地域の経済の低迷が続いておるとこであります。こうした地域では、先人の知恵と工夫が施され、昔ながらの農法や独自の土木技術、農村文化が色濃く残っている。しかも田んぼはダムの機能を果たし、土砂の流出を防ぎ、水を浄化するといった環境や国土保全の役割もあるわけであります。

 しかし集落が徐々に衰退していく中で、農地を含めて地域資源の管理を担うことは困難になり、地域力の低下につながっているのではないでしょうか。高齢化が進行するにつれ、耕作放棄地が拡大していくが、再生するための対応策があるのかお尋ねをするものでございます。

 なお、2項目の、限界集落につきましては、この耕作放棄地との関連がありますので、同時進行で質問することがあろうと思いますが、よろしくお願い致します。

〔27番 岡野正基君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、岡野議員の農業振興についての御質問にお答え申し上げます。

 まず、第1点目の耕作放棄地の再生のための対応策についてでございますけれども、本市の基幹産業の農業を取り巻く環境はこれまでにない厳しい状況にもございます。特に、近年の米価の低迷は、農家の経営を圧迫し、農業の後継者不足を招く要因となっております。

 また農業者の高齢化によります農業離れによって、耕作放棄地も拡大をしているところであります。本市の耕作放棄地の実態につきましては、農業センサスの平成12年と17年の数値を比較しましても、123ヘクタールから148ヘクタールとなって、耕作放棄地面積は26ヘクタールの増加となっております。

 統計上の区分における耕作放棄地とは、過去1年以上作物の作付が行われず、今後も作付の予定がない農地のことをさしておりますが、通常荒廃している農地というイメージでも捉えられるかと思います。これらの荒廃農地の発生を防止し、農地を有効利用して農業の振興を図ることは、本市の農業政策を考える上で、最も重要な課題であると認識を致しているところであります。

 本市の農政の柱の一つは担い手政策でございます。農業者の高齢化と後継者不足に対応するために、認定農業者等の担い手、農地を集め、規模拡大とコスト低減を図るとともに、集落ぐるみで営農に取り組む体制づくりを進めることとし、これらに対しまして積極的に支援をしているところであります。具体的には、米の生産調整に対する産地づくり交付金等の担い手、または集落営農に対する優遇措置や営農組織が整備をする倉庫、農機具等に対する支援施策を行っております。このことによって農事組合法人等の生産組織は年々着実に増えてきております。

もう一方の柱が施政方針でも申し上げたとおり、農林水産業における6次産業の推進であります。農村におけるグリーンツーリズムの推進を図り、交流体験事業や生産グループの活動を支援し、農産物に付加価値をつけることによって、地域の活性化につながる取り組みを進めているところであります。

 また県下でも有数な畜産の使用頭数を誇っている本市の特性を生かし、和牛ブランドを確立していくとともに、養鶏、養豚の畜産と耕種農家がお互いに連携をして、飼料や敷きわらと堆肥を交換するなどの循環型農業を推進をしていきたいと考えております。

 本市の耕地面積のうち、約2,000ヘクタールはほ場整備が完了し、生産基盤は概ね確立を致しておりますが、残る農地は中山間地域のうちでも耕作条件の悪い箇所であり、こうした土地にありましては高齢化の進行、後継者問題等々と相まって、荒廃農地化を食い止めることが困難な状況にあることも事実であります。

 このため、市と致しましては、平成20年度の早い段階で長門市耕作放棄地対策協議会を立ち上げる予定に致しており、この協議会において長門市耕作放棄地解消計画を策定をすることと致しておりますので、具体的な対策を検討して、早期に実施したいと考えておるところであります。

 議員お尋ねの油谷地区につきましては、向津具半島に展開する棚田地帯の保全が今後の課題でございますが、この地域には高齢化の進んだ集落が点在をしており、農業の継続が危ぶまれる中で棚田を維持しようとする集落営農もございます。

 油谷地区は地すべり地帯を有しておりますが、棚田の持つ保水力によって耕地の保全が保たれている面もあると思いますので、棚田の保全については、地元の農家の皆さんやNPO法人ゆや棚田景観保存会などと連携を図りながら、油谷地区の農業振興と耕作放棄地の防止に向けて今後とも稲作に限らない多様な対策を模索していきたいと考えているところであります。

 次に、2点目の限界集落の今後の対応策についてのお尋ねでございますが、限界集落とは、65歳以上の高齢者が集落の半数を超え、冠婚葬祭をはじめ、生活道の管理等や社会的共同生活の維持が困難な状況にある集落を概念としたものであります。

 しかし、この用語は当該集落に居住する住民の地域づくり等に向けた意欲を減退させる懸念もあるということから、山口県ではこのような集落を小規模高齢化集落と表現を致しております。その定義は、戸数が19戸以下でかつ65歳以上の人口割合が50%以上の集落と致してます。本市におきましても、限界集落とされる集落が冠婚葬祭を実施できなくなるなど、集落機能維持が困難であるとは一概に言えないことから、限界集落という表現は使わないようにしていきたいという考えであります。

 しかし、限界集落についてのお尋ねでございますので申し上げますと、平成18年度末で限界集落の概念に当たる行政区は14カ所となっております。一般的にはこのような集落は人口減少や高齢化による集落機能の低下によって、災害時の相互扶助機能の低下や買物や通院など日常生活での不便等が大きな問題とされております。

 長門市におけます限界集落とされる行政区は、広く点在をしていますが、農業関係での限界集落として捉えて申しますと、油谷地区の中山間地域に特に集中をしている状況でございます。地方人口の減少は地方から都市部への人口流出と少子化という時代の大きな流れであり、本市においても例外ではなく、人口規模の小さな中山間地域の集落においては、特に顕著にあらわれたものと思っております。

 農業振興の面から申しますと、これまでも中山間地域直接支払い交付金制度への取り組みや、有害鳥獣被害対策への支援や、和牛生産におけます水田放牧への支援などの農業政策を推進することで集落形態を保ってきたところであります。

 しかしながら、人口減少に中々歯どめがかからないのが現状でありますので、今後の対応については、集落の機能が維持できるよう近隣の集落同志で、行政区の枠組みを広げるなどの見直しをも検討していくことも、必要ではないかというふうに考えておるところでもあります。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 岡野正基君。



◆27番(岡野正基君) 長門市の行政としての取り組み方については、概略、今市長が述べられたとおりで理解できるわけでございますが、私がお尋ねするのは、今の枠以外の問題を提起しておるわけでございます。

実を言いまして、私もあんまり無責任なことは言うようでございますけども、もう1年ぐらい前から、私のうちにしょっちゅう電話がかかるんです。こういう電話が。名前も申されんし、全然相手にしなかったわけですが、その人の事情をちょっと簡単に申し上げますと、自分はもちろん──電話された方は高齢者と、息子は長門近郷に勤務しておると、孫は2人ほどおると。ところが息子が言うには、やはり子供の多い学校で子供の教育をさしたいと、だからここを自分がおるところを出たいと。それではそのおじいさんが言われるには、親が言われるには、「田んぼはどうするか」と、「今までさえいやいやつくつておるのが、出てしまったら絶対帰って来んであろう」と、「現実私達の近所にもそういう家が多いと、どうか田んぼを守るような方法はないであろうか」ということで、初めは名前は言われませんし、ところも言われませんから、そういうことが──所在がはっきりしないと私は相手にできませんて言いましたけれども、余り執拗に言われますんで、こういう問題を取り上げて、実は宇津賀で2カ所、向津具で2カ所、自分なりに中ノ森、それから、今の白木、道手、宇津賀は角山から後畑にかけて、自分なりに気ままに詮索をしたと言いますか、体力づくりを兼ねて現況を見て歩いたわけでございますが、まことそれはもう手がつけられないような状態が──特に県道から上は、向津具地区も宇津賀地区も県道から上はほとんど荒れております。

 私もときたまそれがために、名前も分かりませんけれども、道ですれ違うときに「どういう事情でこういうふうな形になるんですか。何で田をつくられませんか」と言いますと、結局、「水がない。後継者がおらない。」というふうな意見がかえってきまして、議員生活17年にして初めてこの農業問題と水産の問題を質問するわけでございます。

 それ以外はしたことありません。けれども、そういうことはつぶさにこの油谷町でこういう状況でいいのかと、ましてや油谷地区だけではない。恐らく旧1市2町においてもこういう現状はあるんではなかろうかということで、同僚議員にもお宅の辺はどうですかと、二、三お聞きを致しましたら、どこにもやはりあると、うちの裏の方へ行って、こう高いところに行って見いや、絶対あそこはずるっと駄目やとか、色々、そういうふうな油谷地区に似た状況がやっぱりあるわけでございますが、このまま放置していいのかどうか、今市長が言われましたように、集落ぐるみといいますか、集団経営いいますか、そういうものについてはなるほど手厚い保護がされておるようでございますが、単独で、例えば、向津具の棚田あたりで集落営農ちゅうのは僕はできんのじゃないかと、そういうところの手助けが何かできる方法はないであろうかと、なぜ私がこういうことを言い出すかというと、市長が言われる6次産業にも関係があるわけですが、あの棚田で一番おいしい米ができるところがなぜあれほど放棄せにゃいけんのかと、つくるには大変というのは私も分かります。

 私も学校出て10年ばかり、自分の田んぼがありますから、親父の後をついで百姓したことがありますけど、本当に米の1万二、三千円というのが安いです。つくったもんでないと分かりません。僕は3万円ぐらいにしてもいいと思います。米が高いときかいう人は1回この地に連れて来て農業をさしてみたらええと思う。

 本当に腹立たしい現状でございますけれども、今私は犬の遠吠えじゃございませんけど、大きな声を張り上げてもどうにもなりませんが、今ここでひとつどうかいい施策というものはないであろうかということで注目をしておりましたところ、先般の県知事さんの平成20年度の施政方針の中で、中山間地域等直接支払い制度というのを、多目的な機能を維持するため小規模高齢化集落農業活動支援モデルというモデル事業を提唱されておられたようでございますが、これについては、今この行政の方に、県からの指示か何かあるわけでしょうか。



○議長(南野京右君) 渡辺経済振興部長。



◎経済振興部長(渡辺重範君) それでは、お答え致します。

 今議員が御指摘されたとおりでございまして、小規模高齢化集落農業活動支援モデル事業という事業が、この平成20年度から山口県においては事業費が640万円ということで計上されております。

 このモデル事業の制度を申しますと、先程議員が言われましたように、中山間地域直接支払い制度に取り組んでいる協定施策、市と協定を結ぶことによって中山間直支の交付金が受けられるわけですが、こうした集落が、今度それよりもそういった該当を受けてない地域、そこに行って今度はそういう後継者が少ない、いないとかいうような、水田が保てないというところに出向いて、そこの農道管理、水路管理、そういった保全を行う──水稲面積に対しまして、田については1万円、それから、畑が10アール当たり6,000円の支援がされます。行った先の面積でございます。この前提条件として、先程市長の方が申し上げましたけど、この条件が、戸数が19戸以下で、かつ65歳以上の人口の割合が50%以上、これが一応県の方の定義になっているわけですが、こうした対象について行うということでございます。

 長門市と致しましては、こうした事業が山口県で執り行われるというのが、ちょっと時期が遅かった関係で当初予算には計上しておりません。対応については。しかしながら、地元のそういった中山間直支に取り組んでいるところがそういった──出向いて行ってでも水稲等の保全に加わろうというような意向があるのかどうか、そういった調査をこれから取り組んでいきたいと、できましたら、そういった要望等を全市的に行いまして、それをどうしても当初予算に間に合わなかった関係で補正予算で対応していくということで、今検討しております。

 先程640万円という県の事業費がついてると申しましたけど、これは国の補助が50%、これはもうはっきりしております。県としては一応4分の1、25%分を独自で予算を持ったということで、総事業費から言いますと800万円に対しまして75%、国の50と県の25%ですね。この75%の600万円、これを事業費として予算計上。それから、集落連携促進協議会の運営経費として40万円、これは国庫が100%でございます。この2つで640万円という今当面枠取りをしているということでございますので、市と致しましては、先程申しましたように、早急にそうした該当地域に対しての、あくまでもこれは中山間直支で市と協定を結んでいる集落でないと駄目だというふうになっておりますので、そうした意向調査を行いまして、前向きに取り組みたいということで、できましたら補正対応でも取り組んでいくという考えでおります。以上です。



○議長(南野京右君) 岡野正基君。



◆27番(岡野正基君) いい制度とは思いますけれども、私は申しますところの集落の営農ができないとことか、或いは担い手の生まれないところとかいうところにほとんど日の目を見ることはないという政策であろうと思います。

 私も実は、これは笑い話のような話でございますけれども、恐らくこういうところに行って働いてやろうという人はおられないということで、実は商工会が外国人の労働者の斡旋をしております。油谷地区においても水産業者等々に現在60人ぐらいおられるわけですが、その斡旋をしております。財団法人があるわけです。

こういうJITCOという、これを商工会で色々企業の方々に斡旋をして、もう七、八年になるわけでございますが、その中で活用できないだろうかということで、62種、113作業ということで、農業、漁業、建設業、機械、繊維、食品製造、その他とかいう中で、絶対あると思って話を進めておったところが、林農林課長の方から「岡野さん悪いけど、水稲は対象になりませんよ」と、それから、肥牛も駄目ですよと、和牛も駄目ですよと。そんなことがあるもんかということで、この本を商工会に行って開いてみたらまこと課長が言われたとおりでございまして、唖然としたわけでございますが、どうも腹が癒えんので、その後、広島の事務所、そこに電話をして聞いたら「分かりません」と、そして本所で聞いてくれちゅうから東京へ電話したら、全国農業会議というのがあって、そこがどういう業種について、或いは農業のことについては、農業会議というのが決定をして、農林省に上げるんだと。ところが米、或いは今の畜産がなぜ削除されてその枠の中に入らんのかと聞いたら、それは分かりませんということで、どこへ聞いたら分かるかというような、今の農業会議の事務所に電話して聞きましたら、そこもはっきり分からない。上げるのは上げておるけど、農林省は取り扱わないと、本当か嘘か知りませんけど、もうそれ以上聞くことはできませんから、私はその後方針を変えて、林課長に今日同席して頂いておりますけれども、どうかいい方法はないであろうかということで色々話を進めてきたわけでございますが、中々いい知恵が出ません。

 そこで農協に参りまして組合長に会い、或いは営農の主任に会いまして、なぜおいしい棚田で米をつくらずにつくりやすいところだけつくって、そのおいしい米をなぜ高く売れないかということで、農協にも2回も3回も行って、ちょうどたまたま例の事件がありまして大して突っ込んだ話もできませんでしたけど、今農協の現況を聞いてきました。

 農協そのものもやはり営利団体ですから、儲かるものを主にやって、儲からないものはやらんというのはこれ当然でございましょうが、もう少し何か特色のある農協にしてもらいたいということを僕は行政としても取り組んでいって頂きたいと思うんですが、色々米の倉庫あたりもかなりの補助金も出しておられるようでございますが、そういうことだけで、ただ補助して物をつくったらもう後は知らんということはないと思いますけれども、今まで以上に接点を持って強力に推し進めて頂いて、それこそ地域ブランドを生み出して頂く方法はないであろうかというふうにお願いをしておるわけでございますが、ただ、今農協といえども、俵山の穂垂米ですか、それから、向津具の楊貴妃米という低農薬の米もつくっておるということでございますけども、何せやはり生産量も少ないし、生産者も少ないから思うようにいかないというのが実情でございます。

 そこで農協の内容もずっと調べさして頂きましたが、まだまだ改善して取り組む方法は僕はあると思うんですが、また時間が許せば農協にも参りましてお願いなり、ひとつ農協の意向も聞いてみて、その中にも必ず私は市長が言われる6次産業のものが芽生えてるんじゃなかろうかと、あるんじゃなかろうかというふうに思うわけでございます。

 そういうことで、自分ひとりで中々歩いたり、添削したり色々資料を集めるというのも大変でございますが、自分なりにやってきたつもりでございまして、恐らく今日そのお年よりがテレビを見ておられるがどうか知りませんけれども、どうかひとつ、行政においてもそういうふうな農協と相まって、耕作地が放棄にならないように現状維持でどうかできるようにひとつ努力をしてもらいたいし、行政にも応分の応援をして頂きたいと思うわけでございます。

 それで、例の限界集落とこれ関連があると思いまして、今のこの質問通告書に農業振興の中に入れさしてもらったわけで、本来の今の医療とか、福祉とか、バス路線の問題とか、生活にかかわる問題については、私はなるべく触れまいということで、農業関係の中でこの限界集落のことについて質問してみたいと思うわけでございます。

 私は先程市長が言われましたように、東京の方から資料を取りましたら、市長が言われた限界集落という用語は、報道や一般的には使われておるけれども、公的機関の調査、報告では使われないというふうな一番先にこれが張ってありまして、まことそうかなと思いましたけれども、通常の場合、マスコミであれ、新聞であれ、限界集落というのはもうでかでかと出ておるんで、私はこれは当たり前かと思ってそういうふうなことで申し込んだわけでございます。

 今言いますように、人が減るし、年寄りばかりになると、と同時に、そういうふうな耕作地が放棄されていくと、そういう中で私も限界集落についての──まず人口がどのぐらい、今の限界集落というのは、この油谷地区についてあるんだろうかということで、県庁に電話してみましたら、今日は市長さんがきちっと答えて頂きましたが、県の言い分は、各市町村の企画の方でこれを調査するに当たり、報道はしないという約束で資料を提出を頂いたので言われませんと、数は。こういうんです。言われんて、非公式な何はおかしいじゃないか、不公平じゃないかと言うたら、あなたはどこですかと、長門市ですと、そしたら言われませんちゅうから、限界集落はあるかないかで聞いたら、それはありますと、それだけしか回答がないです。ちょっと私の言いようが悪いかどうか知らんが、やることなすこと皆頭にくるようなことばっかり、申しわけないんですが、全体は422あるそうです。424。

 ただし、市部においても今の徳山とか、周南のあたりについては多少ある。今の424というのは中山間地域の農村モデル課、何とかいうとこ。あそこの調査では今の農業の関係の方の調査で424集落あると。まだ多少増えることはあっても減ることはないということで、長門市についてはあることはあるということでございますので……。ちょっと年齢構成表というのを頂きまして、市長は14カ所と言われましたけど、私が調べたところじゃ15カ所あるんですが。これが全部、今の人口に対してのものか、これは65歳以上の人口比、全体の人口からパーセンテージで50%以上ちゅうのが16自治会あるようでございます。長門市内にもあるようでございますが。

 こういうふうな状況の中で、やっぱりこれも大きな問題になると思うんですが、今さっき市長が言われたように、色々水路の問題とか道路の問題とか草刈りとか、やはり中々やりづらいところはあるようでございます。

 それで、色々資料を調べてみましたら、京都の綾部市ですか、あそこが「水源の里」という条例をつくって、今これに取り組んでおるようでございますが、ここは特殊な手法ではなかろうかと思いますけれども、そこに5年間住めば1カ月5万円の金を補助すると。ただし、誰でもええというわけでなしに、そこに関係のある人で、その集落の色々な一般行事その他、集落を維持する行事に取り組んでもらうということが条件のようでありまして、そういうところもあるし、それから、コミニュティタウンですか、五、六軒の家族のところは新しく住宅を建てて、そこに集落は全員移動させるとか、というふうなところもあるようです。

 いずれに致しましても、この地域もそうは長いことはない、出てくるんじゃなかろうかということを私は懸念するわけでございますが、その辺もぼちぼちひとつ執行部として取り組まれる方法も必要じゃなかろうかと。先程、県が指導する各関係の集落営農とか色々あるところ以外の調査も、これはその方が私は必要ではなかろうかと思うんですが、市長、どうでしょうか、そういう予定はありませんか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まず、本筋の農業政策観点からの、いわゆる耕作放棄地を含めました集落規模の限界、特に中山間地域に見られる現象でありますけれども、御質問の答弁の中でもお答えしましたように、いわゆる営農法人、農事組合法人等々で機械化、或いはそういった効率的な耕作をやっていく、こういった生産組織等をつくってやっていくというのは、ほとんどはほ場整備ができた、いわゆる生産基盤整備が確立してあるところでありまして、そんな中で今御指摘の小規模高齢化集落においては、比較的ほ場整備等の生産基盤整備が非常にしにくいというところもあると思います。

 そんな中で1つは、中山間地の新しい形として、先程御紹介ありましたように、県の新しい──19戸以下の高齢化率50%、そこを違う集落から連携して、耕地、耕作地保全をやっていくということが出されたわけです。

 この前提としまして、限りなく、やっぱり山口県のほとんどを占めております中山間地の農業をどうしていくかということから出ておりまして、実は2年ぐらい前になりますけれども、山口県ではこれを議会条例として中山間地の条例をおつくりになっております。そのときの参考人として、実は私も県議会の委員会に出向いてお話をしたことがあります。

 そういったときの話として、まず、ほ場整備もままならない。そして、いわゆる農業用水・排水等のそういった治水に関しても非常に利便性が薄い。そして、多くのため池を要する。こういった循環的に非常に、やはり生産性と効率性を見た場合に、厳しいところがあるのが中山間地の実は現状であると、こういったことをお話をしたわけですけれども。そんな中で一つ打ち出されたのは、やはり高齢化で、かつて地域でやられたことができなくなった。できなくなったけれども、しっかりと保全しなきゃいけないということで、こういった今条例に則った制度がつくられたと思っております。

 このことをどうしていくかということと、いわゆる生産性が結びつくところをどう結びつけていくか。そして結びついても、さっきからおっしゃったように、棚田の米がどう売れていくか、お米がどう売れていくかということは、流通──これは議員が自らおっしゃいました農協との連携もあると思いますが、そういった、やはりつくった米が売れるシステムとそこをうまく噛み合わせることによって、初めて私どもが提唱している6次産業、そして、本当にこれからやはり中山間地の生産性というものを維持、或いは強化していくことの施策につながっていくというふうに認識を致しております。

 これをどのように展開していくかというのは、やはり私どもに課せられた課題でありますので、きょう御提議頂いてすぐに御即答できないものもたくさんありますけども、この制度の導入或いは制度を活用することも含めまして、今後しっかりと検討していきたいと思っております。

 それから、いわゆる小規模高齢化集落、19戸以下の65歳以上50%以上の集落、こういった集落につきましての対策としては、これと同時に、いわゆる準という、準高齢化、準限界集落というのが、実をいうと55歳以上になる。これは非常に──予備軍にすぐはならないけれども、非常に高くなってきております。

 そういう集落維持も含めてやはり集落形態、それから、先程中山間地の農地保全のための他集落との連携も言われますけれども、冠婚葬祭も含めました、いわゆる生活基盤の方の連携もやはり考えていく必要があるんではないかというふうに思っておりますし、そういったことをこれからやはり研究をしていく必要があるというふうに強く思っておるところでもあります。



○議長(南野京右君) 岡野正基君。



◆27番(岡野正基君) 大変難しい問題とは思いますけれども、やはり地域の者のために、ひとつ声を大にして要望して頂くようにお願いをしたいと思います。

 それから、今の限界集落でございますけれども、私も色々資料を調べてみましたら、そういうことは市長御存じと思うけど、農地も山林にするところ、それから養豚、牛を飼うところ、放牧するところ、それから田として残すところ、そういうふうな色分けをして選別をして、それだけは守ろうというふうな取り組みをしたところもあるようでございますので、また、そういうことは皆さん方の方はプロでございますから、ルートも色々資料もあろうと思いますので、その辺を参考にして、ひとつ取り組んで頂きたいということを要望したいと思います。

 それから、次の地域活性化についてでございますけれども、私は前々からマグロの養殖については関心を持っておったわけでございます。市長も10月の何日ですか、長門時事によりますと、某ホテルで案内を受けられてインタビューがされておるようでございますけれども、私もこれに目をつけたというのが、東の方から──江崎から萩を通りまして、ここを──長門を通って下関まで行くに、アジとかイカとかいう看板は結構見るんですよ。萩のケンサキイカとか、豊北町へ行けばイカの豊北──あれは、漁港は何て言いますか、あそこに大きな看板がかかっておるし、何かインパクトのあるようなものはないであろうかということから、このマグロはどうであろうかと。

 これは一般的に我々がこういうとこで言うべきじゃないかもしれんけど、よそから来られた業者でございますので、行政としても中々やりにくい面もあるのかもしれませんけれども、ただ一つ言えることは、あの資料を見ると、日本海で初めての唯一の養殖場というようなことのイメージからすると、これは案外長門のマグロということで売り出したらいいんじゃないかという、私はもともとが商売をする方の関係で、何か長門市もとにかく収益が上がることがいつも頭からあるわけで、前にも風車をやったこともあるわけですが、1万円でも2万円でも、是非かなうような事業というのはないじゃろうかというのが頭からいつも離れんわけですが。そういう発想からこのマグロということで目をつけて、実際大浦にも行っておりません。先方の方が先程言いましたように、地元の業者ではないということで。

 ただ色々な情報によると、もういよいよ市場に出すようであるというふうな情報も頂いておりまして。市長さん、どういうふうなお考えか知らんけど、そういうふうなことで、多少接点を見られて接近されちゃあどうであろうかなというふうに思うわけでございますが。これも行政としての色々対応の仕方もあろうかと思いますので、あえて強力には申しませんけれども、ただいいんじゃなかろうかという発想から、こういう質問を差し上げたわけでございます。

 うちのところにも若い人が、例の油谷の物産センターがああいう状況になっちょるから、何かええものはなかろうか、なかろうかというような話が、私どもにしょっちゅう酒の席や何やらで相談受けるわけですが、マグロはどうじゃろうかという話もつい最近、二、三日前にしたわけですが、それはええんじゃないかということで、若い者は私と同じで、ちょっといいと言やあ、ぱあっと燃え上がる気質があるわけでございますから、どういうふうになるか、また後日その辺について、ひとつどねえか話し合いをしようじゃないかということで、向こうの方から私相談受けておるわけでございまして、このマグロの問題も、それは事実マグロだけじゃあもちろん駄目でございましょうけど、何か生き残りをかけたものがあるんじゃなかろうかと思いますし、これは市長どうですか、6次産業としての取り扱いにはなりませんか、どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) お答え申し上げます。まず、地域活性化ということでの御質問でございますけれども、まず、このマグロでございますが、我が国のマグロの養殖事業につきましては、約20年前からクロマグロ養殖の研究が始まりまして、これは近畿大学において世界で最初に養殖に成功した。その後は様々な問題点を克服しながらも、徐々に商業ベースに乗って現在に至っていると伺っております。

 近年、国際的な寿司人気にも加え、ダイエットなどの健康志向から世界的にマグロを購入する動きが高まっておりまして、需要に対するマグロの供給が追いつかない状況にあると言われております。一方で、マグロ漁をめぐる世界の情勢は、生態系を保護する動きの中で、海域ごとにマグロの資源管理を目的とした国際条約機関が設置をされるなど、漁獲枠などの規制が強化をされてきておりまして、市場価格の大幅な値上がりの可能性も指摘をされているところでもございます。

 こうした状況の中で、平成14年に民間企業が、当時の大浦漁業協同組合に対して組合員登録を行って区画漁業権を設定され、油谷湾の大浦沖でマグロ養殖業を開始されたことは御案内のとおりであります。

 養殖をされたクロマグロにつきましては、平成18年から年間約500本の出荷が始まり、平成20年からは約1,200本の出荷が予定をされており、軌道に乗れば毎年約3,000本を出荷される計画で、流通先としては、主に九州、広島、関西、東京方面ということでございます。また、このクロマグロの市内におきます出荷につきましては、山口県漁協大浦支店が窓口となり、斡旋販売をしておられます。

 さて、このマグロ養殖者との連携による地域の活性化についてのお尋ねでございますが、昨年、第1回ながとお魚まつりにおきまして、この養殖マグロを利用したマグロの解体ショーやマグロ販売イベントが実施をされておりまして、大変好評を博したところでございます。油谷湾で養殖されたマグロを多くの人に知って頂くことができたと思っています。今後も、地域の祭りやイベントなどの催しなどで大いに利用されていくものと考えております。

 市と致しましては、現在策定中の水産業振興計画の中で重点プロジェクトとして、長門産魚種での6次産業づくりを掲げております。この中で「みすゞを育んだ海 見て、来て、食べて、長門のさかな」をキャッチフレーズに、魚種7種、いわゆるマアジ、イワシ類、イサキ、メダイ、ケンサキイカ、アワビ、サザエをブランド魚種と位置づけて、ポスター、パンフレットなどで県内外でのPR活動の展開を予定をしておりますが、油谷湾のマグロにつきましても、食の魅力の一つとしてアピールするなど、検討をしていきたいと考えておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 岡野正基君。



◆27番(岡野正基君) そういうものにも是非ひとつ取り組んで頂きたいと思います。豊北町の角島がお客さんが多いということで、あれからこっちには、油谷の方にはお客が来ないと、減少しておるというのが現実でございますが、そうしたマグロのようなものでも、ひとつあそこまで来た人がマグロの養殖でも、それこそ大々的に売り出せば、20分ぐらいあったら来るんですから、案外足を伸ばす人もおるんじゃないかというふうな気もするし、それから、マグロそのものが質が大変いいというふうな話も聞いております。

 私、実はそのマグロも含めて水産試験場にもちょっと行ってみました。それで、マグロが実はこうこうですがと言ったら、直接マグロ関係ないから、マグロについての回答は頂けませんでしたけれども、それじゃあ、この界隈で、もと仙崎の漁協でタイの養殖場なんかがあったけれども、その辺で何かいいものはありませんかと聞きましたら、キジハタですか、それをやったらどうかということで、今水産試験場はキジハタに随分取り組んでおるようでございます。

 ただキジハタは今のマグロと違いまして、ちょっと時間がかかるそうです。かといって水産試験場が大きなあれつくるわけにもいかんし、行政がやるわけにもいかんでしょうけれども、これもひとつ漁協との話でやれるものならやってみたらどうであろうか。それは漁協の状況を私よく知りませんから言いたいこと言いますけれども、ただ、なぜそれが難しいかというのが2点ほどあって、キジハタちゅうのはやはり寒いところは嫌うそうですね、水温の低いところが。

 それともう一つは、共食いをするそうです、共食いを。ですから、ある程度太ったら、それこそ雄と雌と分けてやらんと、どうも成長ちゅうか、食べられてしまうと。なぜそういうふうなあれになるかて聞いたら、このキジハタちゅうのはおもしろい魚で性転換をするそうですね、魚が。そういう関係で食い合いをするそうでございまして、その辺では中々飼いにくいかもしれんけど、これは結構ええ金になるんですがなという話でした。

 それで一つ気にかかることは、それじゃあ仙崎湾あたりで、今までタイの養殖をやっておったとこで、海水の透明度はどうですかて聞いたら、「それはもう問題ない」と、「きれいですよ」というふうな回答でございまして、仙崎もあれをひとつ復興してやったらどうであろうかと、これは職員個人の考えであるがということでございましたけれども。中々若い職員さんでございましたが、丁寧に丁重に扱って対応して頂きました。本当ありがたいことだというふうに思っておりますが。

 そういうことで、色々資料も頂きましたし、それから新聞あたり見ても、和歌山ではクエを売り出すというようなことも出たり、最近はとにかく水産業の関係で、魚のPRがすごく多いようでございますので、是非ともひとつ長門も負けんように対応してみられたらどうであろうかということを提案を致しまして、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

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○議長(南野京右君) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定しました。

 次の本会議は、明5日午前9時30分会議を開きます。

 本日はこれで延会します。御苦労さまでした。

午後4時18分延会

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   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。




     平成20年 3月 4日

                議  長  南野 京右

                署名議員  今津 一正

                署名議員  先野 正宏