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山口県 長門市

平成 19年 9月定例会(第3回) 09月11日−03号




平成 19年 9月定例会(第3回) − 09月11日−03号









平成 19年 9月定例会(第3回)


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平成19年 9月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第3日)
                             平成19年9月11日(火曜日)
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議事日程(第3号)
                      平成19年9月11日(火) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
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出席議員(30名)
1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君
3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君
5番 三輪  徹君       6番 吉村  通君
7番 岡?  巧君       8番 大下 和政君
9番 谷川 雅之君       10番 原田 勝敏君
11番 阿波 昌子君       12番 野村 正夫君
13番 林  克好君       14番 木下 重之君
15番 中野 明彦君       16番 林  哲也君
17番 大草 博輝君       18番 宮野 修治君
19番 田村 哲郎君       20番 新谷  勇君
21番 中野 博文君       22番 中村邦四郎君
23番 金? 修三君       24番 南野 勇治君
25番 佐藤 和夫君       26番 松永 亘弘君
27番 岡野 正基君       28番 今津 一正君
29番 西岡 晴美君       30番 南野 京右君
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欠席議員(なし)
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欠  員(なし)
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事務局出席職員職氏名
局  長 西岡 隆雄君       次  長 板谷 雅行君
次長補佐 平川慎太郎君       係  長 緒方 栄作君
書  記 杉村 紀子君                  
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説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 松林 正俊君  副市長 ………………… 藤田 芳久君
教育長 ………………… 大嶋 泰夫君  企画総務部長 ………… 岡本 守正君
市民福祉部長 ………… 久永 喜幸君  経済振興部長 ………… 渡辺 重範君
建設部長 ……………… 鐘崎 英二君  会計管理者 …………… 河村 英夫君
教育次長 ……………… 大和  保君  消防本部消防長 ……… 廣田 敏明君
三隅総合支所長 ……… 繁澤 裕司君  日置総合支所長 ……… 宮本 正澄君
油谷総合支所長 ……… 山本 正人君  企画振興課長 ………… 山口 雅道君
秘書広報課長 ………… 重原 敏男君  総務課長 ……………… 藤野 義久君
財政課長 ……………… 今津 洋二君  税務課長 ……………… 中尾  努君
市民課長 ……………… 五十嵐 徹君  生活環境課長 ………… 大中 義雄君
高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君  地域福祉課長 ………… 西本 一恵君
健康増進課長 ………… 三戸 幸子君  商工観光課長 ………… 岩崎 伸広君
農林課長 ……………… 林  了夫君  水産課長 ……………… 山田 昇平君
都市建設課長 ………… 河添 歳弘君  下水道課長 …………… 本山 義雄君
水道課長 ……………… 山田 保則君  教育総務課長 ………… 熊野 和雄君
学校教育課長 ………… 松浦 正彦君  社会教育課長 ………… 高橋 憲幸君
体育課長 ……………… 浴田 和拓君  選管事務局長 ………… 萩谷 周成君
監査委員 ……………… 今浦 丈志君  監査事務局長 ………… 又野  豊君
農委事務局長 ………… 吉見 繁夫君                    
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午前9時30分開議



○議長(南野京右君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。

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△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、三輪徹君及び吉村通君を指名します。

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△日程第2.一般質問



○議長(南野京右君) 日程第2、これより昨日に続き一般質問を行います。

 順次質問を許可します。阿波昌子さん。

〔11番 阿波昌子君登壇〕



◆11番(阿波昌子君) 皆さんおはようございます。私は、2日目のトップバッターとして質問させて頂きます。

 今日は、学校給食について市長さん、教育長さんにお伺い致しますので、どうぞよろしくお願い致します。

 今年の3月12日に、議員全員協議会において学校給食施設整備に関する件で市長さんから説明がありました。それから半年経ちました。この度、土質調査費でも計上されているのかなと思って期待しておりましたけれど、見当たりません。その後どうなっているのか、学校給食施設整備の方針について、また施設整備の進捗状況及び今後の計画についてと、続いて学校給食費の納付状況はどうか。滞納があるとすれば、その対策はどうするのかなどについてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。

〔11番 阿波昌子君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) おはようございます。それでは、阿波議員の学校給食についての御質問にお答え申し上げます。

 まず、1点目の学校給食施設整備の方針についてのお尋ねでございますが、過ぐる3月12日に開催を致しました議員全員協議会におきまして、「センター方式でかつ1センターの整備が望ましい」との方針を報告申し上げたところであります。

 この整備方針の根拠としましては、児童生徒数の大幅な減少が見通される中、小中学校の統廃合等も考慮し、かつ建設費やランニングコストといった財政面、食材の一括発注によります地場産食材の利用促進等を総合的に検討し、判断したものであります。

 次に、2点目の施設整備の進捗状況及び今後の計画についてのお尋ねでございますが、平成20年度において基本・実施設計、平成21年度にセンター建設工事、平成22年9月から供用開始というスケジュールを予定致しております。県、国との協議を行うには、建設用地を決定する必要がありますので、庁内関係課長等で構成をします建設検討委員会を設置をし、遅くとも年内に建設用地を選定できますよう準備を進めているところであります。

 3点目、4点目につきましては、教育長から答弁をさせます。

 以上で、私の1回目の答弁は終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) それでは、この場から失礼を致します。

 3点目の給食費の納付状況についてのお尋ねでありますが、平成18年度分学校給食費の滞納は、平成19年5月31日現在で、市内小中学校合わせて24万4,656円でありましたが、8月末現在では16万3,415円となっているとこであります。

 次に、4点目の滞納対策についてのお尋ねでありますが、学校給食費の負担については、学校給食法の規定により、食材費等は保護者が負担することと定められております。教育委員会と致しましては、学校との連携を十分に図りながら、電話や家庭訪問等により納付のお願いをしておるとこであります。以上で答弁を終わります。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) まず1点目、学校教育施設整備の方針と、それから2番目の進捗状況と今後の計画については、一緒になると思いますのでよろしくお願いします。

 それでは、まず教育長さんにお尋ねでございますけれど、平成17年度に学校給食施設整備の方針について、検討委員会に諮問されておりますが、そのメンバー、活動とか内容とか話し合われたこととか、そういうふうな経緯についてお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) ちょっと今メンバー等につきましては、今調べさせております。その当時の検討委員会の委員が18名でありまして、参与3人の答申で、複数センターでということですが、当面の整備として現状の給食施設で整備を進めると、これが1点目でございます。

 そして、将来的な整備としては、児童生徒数の減少や学校の統廃合を考慮し、複数箇所のセンターが望ましい。その後、そのうちこの答申について教育委員会で協議を致しました検討協議会での協議は、今後行政が抱えている財政課題が論議されておらず、関係者の希望、或いは意見が語られており、長門市の学校施設全体のあるべき姿を総合的な視点から論議したというのは言いがたいというふうなお話も承っております。

 そこで、教育委員会事務局においては、市長部局を含めた庁内組織の施設整備検討協議会を設け、意見集約を行った結果、複数センターでは個々に用地造成や施設建設費が必要となり、ランニングコストを含め割高になるため、財政負担が大きくなる。2点目として、別途深川小学校及び油谷小学校の改築計画等もあり、学校施設整備予算は膨大なものになるため、複数センターを早期に整備することは、予算確保の面からも困難である。そして3点目に、地産地消の推進、食材納入業者及び単価等の公平性、透明性を高める必要がある。こういった理由から、1センターでの整備が望ましいとの結論に至り、平成18年7月24日付で報告書を教育委員会に提出されました。

 これらの集約結果に基づいて、教育委員会で総合的な検討協議を行い、同年8月24日に、まず1点目で現在の学校給食施設の有効活用を基本にしつつ、現施設の安全基準の向上に努める。これが1点目でございます。2点目には、将来的に地域バランスに考慮した学校給食センターの整備を進めること等を主な内容とした具申書を、市長に対して提出を致したところであります。

 その後、数回の市長協議を重ねて、1センターでの整備の方向で計画を進めることとなりましたので、今年3月12日、全員協議会で御説明を申し上げたものであります。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) おはようございます。御質問にお答えします。

 長門市学校給食施設整備検討委員会のメンバー構成のお尋ねでございますが、学識経験者4名、学校関係者6名、保護者代表8名、計18名の委員構成でございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) メンバーとか内容とか、どうもありがとうございました。

 それで、初めに検討委員会を設けられて、また協議会というのを立ち上げられたのはどなたの発案ですか。教育長さんですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 最初の検討委員会の会議の中では、財政面が語られておりませんでした。教育面だけで中々事が進みにくいわけですので、検討委員会の方針としても、複数施設が望ましいという前に、現在の施設を有効活用しながら、将来的には複数施設が望ましいという答申を受けておりますが、財政面、それから先程申しましたような少子化、統廃合等を検討する中で、今答申を頂きました複数センターということは非常に困難であろうという判断を致しまして、庁内の組織体制をお願いしたというところでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それでは、初めの検討委員会は財政面が話し合われなかったということですけれど、それで教育長さんは複数からワンセンターということで納得できますか。将来の子供達を担う給食です。今、知も体育も徳も、それは食事が基本であるから、食生活の充実というふうなものを今国は打ち出しております。食育基本法というのもできて、それを進めていこうという段階で、もうちょっと子供達のことを考えて強く押されなかったものかなと思いますが、いかがですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 議員が言われることよく分かりますが、本来食というのは、これは親が賄うものだと私は思っております。三度の食事は、やはり家庭でしっかりとるということが一番望ましい。

 先般の私、人権フェスティバルで講師をお願いしたサザエさんのマスオの声優で有名な増岡弘さんという方の講演の中で、全国でも──これは山形県の中学校でしたが、そこの校長さんの発案で、うちの学校は給食はやめます。全員弁当を持たすということで英断をされ、かなり論議を呼んだようですが、しっかりと説明をして全員が弁当で、給食をやめておるという自治体もありますが、やはり何と言っても親のつくった三度の食事、これが一番私は育ちでは大事だと、このように捉えております。

 しかしながら、とは言いましても、今はほとんどのお母さんが外に働きに出ておられる。中々そのあたりが難しいということもありまして、戦後の食事状況から学校給食ということが提唱され、今日に至っておるわけですが、三度の食事もまともにとれるのは、各自治体によっては、学校給食しかないというようなところもあります。

 本市でも、朝食を抜いてきておる子供の調査をしますと、中には朝、食べようと思っても、親が用意をしていないという家庭もあります。そういうことも考えて、給食の大切さは十分心得ておりますが、一番学校給食で私は望ましいのは、学校給食をつくるとなると、自校方式が一番私はいいと、このように思います。

 しかしながら、O─157の発生から、完全にそういった安心・安全の給食を提供するのは、各学校、旧市内は自校方式でやっておりますが、それをクリアするためには、膨大なお金がかかります。そして、尚且つまた、今複数センターということを考えますと、1センターでそういった安全、安心をクリアするに要するお金、これも膨大なお金がかかりますが、更にそれを学校給食、自校給食、共同調理方式、或いは複数センターとなると、膨大な予算がかかるということで、1センターで止むを得ないなと。

 しかしながら、その1センターということになると、どうしても配送時間ということが、もうついて回ります。いかに短時間で学校に温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに配送できるかということにかかりますので、今現在そういった場所の選定等、検討中でございます。

 議員の言われることはよく私も承知をしておりますが、中々現状ではそれが非常に難しいということであります。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 色々なことを私も弁当がいいとか思うこともありますけれど、今そういうふうな状況にはないというふうなことも分かります。

 それで、そうすれば検討委員会の答申というものは、全然受け入れられてないということになりますよね。そしたら、その委員の方が、「初めからもうワンセンターで決まってたんじゃないか、そんな検討委員会する必要はなかったんじゃないか」と、こうおっしゃるんです。その点はいかがですか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 検討委員会を開催する前に、1センターありきということであったかということにつきましては、そういうことはございません。検討委員会において、広く関係者の御意見をお聞きをするというスタンスで臨んだわけでございます。

 結論がそういう答申という形になりましたけども、教育委員会としては市内の給食施設を、学校の施設の一部と捉えた中での全体の学校施設のあり方等も、非常に関係があるわけでございますので、施設整備をするに当たっては、具体的な方針を持ち合わせていなかったので、17年度においてどうあるべきがいいかということの意見をお聞きするという、白紙のスタンスで望んだというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 17年度に4回ぐらい検討委員会なさってます。そういうふうなことで、その結果の答申されたものを、またそれじゃ教育長さんを中心に財政面も含めて考えて、市長さんの方へ具申されたということになりますか。

 その内容は、ワンセンターでというふうなことを教育長さんがもう申されたわけですか、市長さんへ。どうぞ、じゃ。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 答申を受けまして、教育委員会でその答申の取り扱いについて協議をする中で、先程の教育長の答弁等にもございましたが、財政的な観点が語られていない、不十分であるということで、そういう施設整備が財政的に耐えられるものかどうかと、こういう観点から、市長部局も含めて関係課長等で構成する検討協議会を開いて、その辺の観点を十分に協議をして、教育委員会に報告をしてくれと、そういうものを十分教育委員会としての方針を確定する上での資料を求められたということで、私が協議会の会長ということで、その協議会の協議を重ねまして、教育委員会に協議会としての整備方針について意見集約をしたということでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) この前の全員協議会に配られた資料によりますと、最終的には教育委員会から市長に意見を具申されたということです。

 その具申の中身については、現在の学校給食施設の有効活用を基本として、今ある施設の安全基準の向上に努めつつ、センター化の推進を図ることと、2点目は、検討委員会の答申の民意は尊重すべきものであり、地域のバランスに配慮した複数センターの整備を図ることというふうに、具申の中身はここで複数のセンターというふうになっておりますが、今の説明ではワンセンターということになりますか。どういうふうに変わったんでしょうか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 事務方とすれば財政的なこと等を協議した結果、1センターが望ましいという方針を出しました。それを受けて、教育委員会では検討委員会の答申並びに検討協議会の方針、これらを総合的に協議をされました。そうした中で、やはり教育委員会とすれば、検討委員会の民意を無視するというスタンスには中々立つことは無理だと、こういうようなお考えの中で、具申書に書かれてあります、今議員さんが2点ほど申されましたが、そうした内容で市長の方に具申書を渡されたと。

 ただ、その具申書を渡されるにおいて、書面ではここに書かれておりませんが、教育委員会としての、市において財政的な面で1センターということになってもそれは止むを得ないと、こういう当時の教育委員長さんのお言葉を添えて、具申書が手渡されたわけでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) ああ、そうなんですか。こういうふうな具申の中身というふうなものは、きちんと書いてありながら、そういうふうな書面では書かれないことが言い渡された。ここでもう教育委員会で1センターというふうなことを、それじゃもう認めてるというふうなことになるんです。はいはい、分かりました。

 それでは、市長さんはその学校給食施設検討委員会の答申が出るが、これを最大限尊重したいというふうに17年の12月の定例会で述べられています。それで、ワンセンターの設備方針というふうになったのはどうしてですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程来から教育委員会サイドのやりとり、それから私どもとの協議の推移が説明なされたと思います。その中で、答申では2センターという教育委員の皆さんの協議会では出ておりますけれども、センター方式でやるという一応の大意と言いますか、そういったものを頂きながら、私どもとしては、やはりセンター方式の中で2センターと1センターの選択を考えた場合に複数センターは、この生徒数の規模、それから私達の持つ搬送範囲の面積、距離、時間、そういったものと、もちろんランニングコストを含めました経費の問題、こういったことから致しまして、私どもとしては1センターで整備をしたいという思いに、やはり結論が参ります。

 その辺も含めまして教育委員会と協議をしながら、やはり1センター方式で、将来的にはこの方がいろんな意味で望ましいだろうという経緯と、最終的な結果になったわけでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうにワンセンターでというふうなことになったということですけれど、それではこの18年度の資料によりますと、現在3,000人の生徒がおりますので3,000食つくっているんですが、それがもう5年先には2,500人、10年先には700、800減りますので、2,200から2,300人になるだろうというふうになっておりますが、それ以降の児童生徒数の想定した場合は、どんどん減るんじゃないかなというふうなまだ感じが致します。

 それで、何年先を見越して、何食を目的につくるセンターなんでしょうか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 一応建設年度を21年度としておりますので、建設年度の食数で調理能力を根拠にしないとできませんので、将来的に減っていく部分で、鍋や釜を少しずつ小さくするというわけにも参りません。そうした意味で10年後の食数が700から800食減るという見込みはございますが、建設年度の食数で整備をするというのは、これは当然のことだろうというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 21年度の生徒数っていうことでした。21年度の生徒数はちょっと向こうへ置いてきましたが、ちょっと分かりませんけれど、何人になるんですか。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) お答えします。

 全員協議会での資料に基づけば、21年度は児童生徒数2,656というふうになっております。それに職員数の給食も当然加わってくるところであります。だから、大体職員数が350名程度でございますので、21年度におきましては、大体3,000食程度かなというふうに思います。

 それと、国の安全安心な交付金事業で、当然この給食センターの建設事業を行いますので、それは建設年度の児童生徒数が基準となります。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今約3,000人になりますから3,000食になります。3,000食になるような大きなセンターを今1つつくって、そりゃ色々な財政面からは、色々なコストを考えられまして安いと見られておりますけれど、そんな大きなセンターをつくって、あともう10年先には1,000人ぐらい減るんですかね。1,000人近く減るわけです。そしたら、あと1,000人分はがらがらで、大きな建物の中に2,000人分の食事をつくればいいのに、1,000人はがらがらっていうふうなことになれば、過剰整備になるんではないかな。

 ワンセンターだからそういうふうになるんじゃないでしょうか。その点あと空いたときにはどうされますか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 3,000食のセンターをつくって、何年先に2,000食ぐらいになるというお話ですが、そういうこともあるかもしれません。今の進行状況では。

 しかし、今当面の課題として、小学校の校舎建築が目の前にあります。深川小学校、油谷小学校。特に深川小学校は、今自校方式でやっております。その校舎建築に、更にセンター化をやめたときには、学校自校方式の給食施設、しかも国の基準にあった安全安心な施設を備えたものをつくらなきゃなりません。

 更にまた、やめたときは老朽しております三隅、或いは油谷、このあたりの施設の整備、これも安心安全基準をクリアするためには、膨大なお金がかかります。更にまだ、それぞれ古くなっておる自校方式の給食施設、それも全部基準にあうように整備をしていかなきゃなりません。

 そういったことを考えますと、私は1センターで、しかも安心安全が十分図られ、地産地消が可能になるセンター、そして1施設で将来的には児童生徒数の減少を見たときに十分であろうと、このような判断を致しております。



○議長(南野京右君) 次長はいいですか。大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 3,000食程度のセンターが現在長門市にはございませんので、非常に大きいセンターというふうなイメージがお持ちになるかもしれませんが、いわゆるマンモスセンターというのは1万食を超えるような大規模なものを言うのであって、3,000食から5,000食というのは、学校給食センターとすれば別に大きい規模ではございません。オール電化で働きやすい環境等をする上においても、3,000食程度の給食センターは、ごく標準的なセンター整備だと、こういうふうに御理解頂ければというふうに思っております。

 それから、生徒数が減るのは、センターであっても分かれても、皆減るのは減るわけでございまして、そういう意味からの過剰投資とか、そういう部分には中々難しいと。私どもがやはり東から西の方に考えた場合でも、どの形で細かくした場合にはどうなるかというようなことも色々試算しておるわけですが、やはり特に西側の方については、そういう児童生徒数の減少も非常に厳しいと、大きいというような中から、センターのバランスというものも非常に取りにくいというような現実もございまして、様々な角度から検討した結果、1という結論を見たわけでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 最新施設整備をしたからといっても、食中毒が絶対に起きないということはないわけです。万一起きたときは、被害が莫大大きくなります。小さいところで──それが全部もし食中毒でも起こったら、それが原因が解明されるまでストップというふうなことにもなりかねません。それが何日になるか、何週間になるか分かりませんけれども、センターがストップとなれば給食ができなくなる。

 そうした場合、もし複数であったら、それを補うことができるし、被害も小さくて済むんだなと私は思うんです。だから、複数の方がいいんじゃないかなと思います。それはいかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 事故というものは100%ないということは、人間がやることでございますから、それは断言はできません。ただ、人的な問題も、研修等含めて、日常管理の中でそういうものが起こらないように、当然やっていく必要はあるわけでございますが、その施設整備面において、やはり現在の文科省、厚労省の安全衛生基準をクリアした施設整備をするというのは、これは設置者の当然の責務であるというふうにも思いますし、リスクが大きいか、小さいかという問題は、確かに検討委員会の中でも、そうしたことが栄養士さん等の意見からも出ておりますが、それはストップする場合は、その間は当然弁当になっていくということになるわけでございますが、それが規模が大きいとか小さいかという考え方というのはあるにしても、そういうものはないという想定のもとで、施設整備はやっていく必要があろうかというふうに思います。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そんなときは弁当だというふうなことは、もうみやすいことでございますけれど、できるだけいい給食センターができたら、そこで給食を与えてやるのが理想じゃないかと私は思っております。

 それでは、次のことに移りますけれど、日置の建設用地です。日置の用地のことについて、ちょっと御説明して頂けたらと思いますけど、どうなりましたか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 施設を整備する場合において、一番重要な基本的なものが、そこの場所、用地がどうかということだろうというふうに思っております。

 検討委員会の中でもっともな周辺部の保護者の方等から出た意見として、配送時間が現在でも30分程度かかる部分が、更に距離が遠くなることによっての不安と言いますか、そういうふうな問題点が出ておりました。

 そうしたこと等を考えるならば、市内の学校を地図で落として、それを円にした場合のちょうど中心点が日置地区になるということから、その配送時間の問題が重要な問題だという捉え方の中で、なるべくそういう不安感を解消するためには、学校までの配送ルートを、周辺の学校については直送のルートを設定等することで、40分以内の配送が十分に可能であるというようなこと、その辺を考えれば、日置地区は有力な候補地であるという思いの中で、日置地区にある市が所有しておる土地について、検討をしてきたということでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 検討した結果、そこに決まりますか。どうでしょうか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 予定をしておりました用地につきましては、下水並びに上水も来ておりました。敷地のすぐへりまで来ておりましたので、10点満点中の何点かというのは別にしましても、適地であろうという思いの中で、議員さん初めにありましたボーリングというお話がございましたが、できればこの9月議会にそうした調査費等を計上して、建設に支障なしというような結論を得た上で、早目に県、国の協議をして、考えております21年度の建設が確実にできるように、準備を進めていきたいという思いでおったわけでございますが、具体的に検討し始めますと、基本的に農業集落排水事業で整備したものに、工場の排水が流入できるかどうかというような根本的な問題等からぶつかり始めまして、様々な問題を消去法で色々協議検討したわけでございますが、用地取得費は割かし基金で抱えておりますので、これの買い戻しですから、そう多額な用地費にはならないわけですが、下水をつなぐに当たっての処理能力の関係から、その処理場に流入させるだけの管を引くだけで5,000万円とか、水道の上水の浄水池の能力が非常に低いということで、給食センターの水を供給するには周辺への影響が大きいというようなこと等出まして、これはやはり市内全体をもう一度見渡した中で、適地を総合的に検討する必要があると。

 調査費を──ボーリング調査をして、だめだったからということで予算を流すというか、無駄にするより以上に、これは一からもう一回白紙の状態で検討する必要があるというふうな考え方で、一応現時点では日置地区も候補地ではございますが、一応白紙という形で今考えております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうに一応候補地として上がったんだけれど、今おっしゃるには、上水道、下水道の整備が追いつかないと言いますか、処理能力がないというふうなことが弱点になっているようですけれど、はじめから何千食というふうな水が出るようなところを、給食センターを予定しておれば、そういうふうな処理場もつくったと思いますけども、大体住民を基本につくっておりますから、そんな余分な汚水とかいうふうなものは、中々処理できないんだろうと思います。

 それから、上水道であれば、不足があるかもしれませんけど、受水槽というふうなものを設置して、夜水をためて、それを使うというふうなこともできるそうです。そういうふうなことも御存じとは思いますけれど、そういうふうなことを考えれば水道はどうにかなっても、下水がひけないな。日置なんかであれば、そういうふうなので難しいだろうと思います。

 そんな余裕があるところがほかにあるかどうか。今までもちゃんとできてるところは、そんな給食の汚水を流したほかの民間の業者が来て、ここに会社でも建てたいというたときには、またそこに引き込まんにゃいけんようなことになれば、その点はどうでしょうか。どこかそういうふうな候補地がありますか、ほかに。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) こういうふうな大型進出を整備する場合には、それの専門家に依頼をして、委託費を計上して、そういうふうな作業をしていけば、そういうことも十分分かってくるわけでございますが、そういうことなくして私達職員においてその辺をチェックをし、やっていこうということで、もう少し早く関係課のそれぞれの専門性を結集して、候補地の選定作業に着手すれば、もう少し早い段階で、今今日ではひょっとしたら用地の決定ができておったかもしれませんが、その辺の各課の専門性をもって、自前で適地の決定作業を、これから建設検討委員会を開催をしてやるということでございますので、御理解を頂けたらというふうに思います。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それでは、今の21年度に建設で、22年9月から供用開始というふうなスケジュールの予定ということになっております。さっき言われましたとおり。そしたら、今あるセンター、給食センターを全部取り壊すことになるんです。今現在使っていらっしゃる。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) センターができましたら、当然配送の車で配送するわけでございます。その車に適したバリアフリーの受け入れ施設等も必要になります。だから、壊すというよりも改造して、給食施設の受け入れ施設として活用していくということになろうかというふうに思います。

 2学期、9月からっていうのは、そうした改造の工事も必要となって参りますし、センターでの2学期中の調理訓練、そうした作業等も当然必要になってくると思いますので、9月からということを想定をしておるとこでございま◎す。(「いいですか」と呼ぶ者あり)三隅、油谷の現センターの取り壊しということではなくって、長門地区にあ◎る各学校の給食施設というふうに。(「はい、全部です。全部を含めて」と呼ぶ者あり) はい。だから、三隅と油谷については、これは活用というよりも、これを解体をして跡地をどうするかという問題は残るというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) だからそういうふうな、22年9月には供用開始をするから、そういうふうな今給食施設は全部結局なくなって、調理するところはなくなるということです。私は8月の終わりから長門市の給食施設をもう全部見せて頂きましたけれど、センター方式が三隅と油谷と日置、それから親子方式っていうんですか、俵山小中が親子方式になってます。そして、あと自校方式ですか。そういうふうなものが8校ありましたけれど、それを見て回った中で、確かに老朽化してるところもあります。古いとこありまして、これは大丈夫かなと思ってますけれど、中がきちんと整理されて、ああ、本当すごいなと思うほど、もう器具でもピカピカ磨いてあるし、衛生管理が行き届いているなっていうふうな面は感じました。

 それで、まだ新しいとこなんかって言ったら、まだ東から言うたら通小とか、それから仙中、深川中、大畑、神田、日置の給食センターなどは、まだまだこれは11年から12年、大体そのくらい、10年代ぐらいの施設ですから、まだまだ新しくて使えるんです。もったいないなって、深川中なんか器具なんか見たら、これ大体耐用年数が10年だから、10年でこれ皆何カ所かやりかえて頂いたんですよって、ピカピカのそういうふうな器具類、施設なんかもあるんです。そういうのも整備されたのに全部壊して、今度はそれを持って、センターに持って行くっちゅうことはないんでしょう。どうですか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 議員のおっしゃるように、使えるものは使うということは、非常に大切なことだというのは、私どもも十分承知をしております。それを、今あるものを流用ができるかどうかと、これは専門業者等の処理能力、機器の老朽度、そういうものを勘案して、使用するかしないかということは、今後の課題になるというふうに思います。

 古いとこでも、機器については年次的に更新をしておりますから、使えるものもたくさんございます。流用ができるかどうかという検討も含めて、そうした備品については、私どもが今考えておりますのは、ネットオークション等で競売をしていくと、こういうような作業をしていく必要はあるだろうというふうに──使わないものについては、そういうことでくずにするというふうな考え方じゃなしに、そうしたことも課題だというふうな認識でおります。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 先程地産地消というふうなこともおっしゃっておりましたけれど、昨日議員の質問で答えられまして、地産地消の割合がおっしゃられましたけれど、給食センターになったら、今小さい給食施設では、その地域の産物を持って来てもらう、朝。そしたら、その小さなところは、結構そこの小売業者が、そこの小さいとこの市場で買って持って来てくださるから、結構地産地消はやってるとおっしゃるんです。ほとんど地産でやってるよという施設もあります。

 だから、それが大きな給食センターになると、今度はここの市場じゃ3,000食とか何食と言われたって、そんなに一遍にできないから、今度は大きい市場に行くんじゃないかっていうふうな懸念をされている方もいらっしゃいますが、その点はいかがですか。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 現状において、例えばお米、これらは県産の、山口県が推奨している「はるる」という銘柄のお米を、県学校給食会から受け入れております。私どもはセンターができれば、当然長門市のおいしいお米を学校給食に供したいということで、そうしたお米も含めて、契約栽培ということをきちんとしていく必要があるというふうに思います。

 地産地消が進むかどうかというのは、よりセンターできちんとした運営組織のもと、食材の購入の透明性等を高めた中で、総合的に判断していく問題であろうかというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうにおっしゃいますけど、米はそうなるかもしれません。それから、野菜も契約栽培とかおっしゃいますけど、前からおっしゃることなんです。随分前からそんな言葉を私は聞いていますけど、中々難しいんじゃないでしょうか。そういうふうなことをきちんと進めて頂いて、給食に使うというふうなことになれば、つくられる方も本当に助かるんじゃないかなとは思います。

 それから、今地元の商店と言いますか、そういうふうな人達が給食センターに納められている、小売業者の方が結構いらっしゃる、この地域に。そういうふうなことが、今度は大きくなれば無くなるんじゃないか。そうしたら、そういうふうな小売り業者はどうなるのかな。大体この辺から商業の衰退になるんじゃないかなというふうにも感じます。

 小さいところでは、お魚でも明日は100人なら100人、200人なら200人と言ったら、切り身をきちんと切ってくださいました、お魚でも。そしたら、同じぐらいの大きさにきちんと切ってもらえるから、新しいお魚を持って来てフライにしたりなんかすることはできるんですって。ところが、今度は3,000となると、そういうふうな切り身は朝間に合わないから、どうしても冷凍食品を使うようになるというふうなことです。大きくなれば、冷凍食品なんかがどんどん入ってきて、そういうふうな新鮮なものは中々使えないというふうなこともおっしゃいます。だから、献立の内容の、給食の内容の低下にはつながるだろうというふうにはおっしゃってます。

 今のように自由にそこで、学校でとれた野菜を使ったりとか、ナスを使ったり、キュウリを使ったりというふうなことができて、顔の見える、また近くで匂いもかぐことができる、そういうふうな食材を使うことはできないし、調理もできなくなるなっていうふうなことをおっしゃる方もいらっしゃいます。

 そういうふうな商業の衰退について、市長さんいかがでございましょう。どうお考えでございますか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 基本的に地場産を使うということと、一括購入をしていくっていうこととがどこまで成り立っていくかっていう問題もあるでしょう。そういった問題も含めて、やはり材料搬入の方法、そういったものをやっぱりしっかりやっていって、地元産をしっかり使うということになろうと思います。

 もちろん、その辺は十分に配慮して、やはり大量の、それぞれ個別でやったのが一緒になれば、当然量は増えていくわけですけど、それでかつしっかりとした仕入れができる、また従来の小売業者さんともうまくやっていける仕組みっていうのは、当然これを移行していく上では、考慮はされるべきだとは思っております。

 いずれにしても、地元品を使うということは、ひいていえば地元品にかかわるいろんな生産者、そして小売業者さん等が、十分にその地元産品が消費されることによって成り立っていく、地元経済に反映していくということが前提で地産地消が唱えられておるわけですから、当然そういったことは考慮に入れながら、色々な方法を組み立てていくということになると認識致しております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それでは、給食費の未納のことについてお伺い致します。

 先程答弁がありましたけれど、今8月末で16万3,415円の未納があるということです。口座振替になったのは◎今年でしたか。18年度ですか。(「19年度」と呼ぶ者あり)今年、19年度ですか。はい。19年度から口座振替になったようですが、それまでの状況とどう変わりましたか。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) お答え致します。

 17年度はゼロでございます。御案内のとおり、18年度においては口座振替方式と現金集金方式と二通りございまして、本年4月から原則口座振替方式になりました。

 参考までに、18年の1学期末の未納額が7万6,000円、19年の本年の1学期末の未納額が37万3,450円でございます。前年比で申しますと、29万7,450円増になっておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 案外口座振替になると、入れてたつもりが足りなかったというふうなこともありまして、また煩雑になって事務方の方も大変だと思います。17年度はゼロだったということ、やっぱり給食費を子供に渡して集めるからよく集まるもんで、口座振替ってそういうふうになりますが、それじゃその未納の分はどういうふうになさっておりますか。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) 先程教育長から申し上げたように、電話、或いは家庭訪問等の督促を行っております。それにつきましては、学校と教育委員会と連携をして、なるべく納めて頂くように夜間徴収等も行っておるところでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうにして一生懸命努力していらっしゃることは分かりますけど、そうしてもまだ入らないときの金額は、誰がどういうふうに払っていらっしゃるかっていうことをお尋ねしたんですけれど。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) 今時点では金額は徴収可能でございますので、そういうことがならないように努力を致したいと思います。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうにならいいけれど、どうしてもお金が入らないでしょ。今でも1学期の末でも。そのお金を、じゃあ誰が立て替えていらっしゃるか。材料費だから、全部の生徒から材料をちょっと減してみるとか、皆が負担するっていうことはないんでしょう。それをお尋ねしてるんです。



○議長(南野京右君) 熊野教育総務課長。



◎教育総務課長(熊野和雄君) 今公会計でございますから、滞納は滞納として残りますので、その未納額がいわ◎ゆる給食の食材費に影響するということはございません。(発言する者あり)未納額が食材費の方に影響するということはございません。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) だから、影響することはないけれど、何人分まで、例えば100円なら100円の材料費を払います、一人ずつ。そうしたら、誰かが──10人払わんにゃ、それだけ足りません。その足りないのは誰が出しているんですかっていうことを聞いてるんです。



○議長(南野京右君) 大和教育次長。



◎教育次長(大和保君) 公会計というふうに申し上げました。いわゆる歳入は全て歳入予算で上げて、歳出は歳出予算で上げるという形になりますので、歳入不足が生じた分は未納となり、滞納となり、それは将来的にそのまま残ることになれば、広く市民全体が損失を被るということになりますので、いわゆる税金とかそういうものと全く同じでございます、取り扱いについては。

 そうならないように、毎月の落ちておりませんよと、こういうお知らせについては、月初めに学校から子供さんを通じて保護者の方にお知らせをする努力はしておりますし、それができない場合には督促状等も出しておりますし、それで2カ月、3カ月と入らない場合には、学校長さん等とも十分連携をして、未納の解消に今努めておるとこでございます。

 ただ、中々全国的にも厳しいという新聞報道でもございますように、これについては非常に苦慮しておる現状でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) もう時間がなくなりましたから、最後にしたいと思いますけれど、学校給食は学校教育の一環であるというふうなこと、まず長門市の学校給食はどうありたいかということを考えて、それをもとに施設整備をしてほしいと思います。

 私は単独校とセンターとか、混在してもより実態にあった給食をすることの方が大切ではないかなと思ってます。周南市なんかであれば、一応ワンセンターって決めたのを、また若いお母さんとか保護者が反対活動をなさって、それをとりやめてまた元に戻ったっていうふうなこともありますが、そんなことはもうないでしょうか。

 もとに戻るって言うか、もうちょっと複数のセンターにするとか、用地が決まらないんだったら、もう少し分けて上水道、下水道も十分使えるように分ければ、割に簡単なんじゃないかな。経費ばかりのことを考えないで、子供達のことです。将来を担う子供達ですので、そういうふうなことを考えて、もうちょっと進めてほしいなというふうに考えております。

 単に給食を提供すればよいというふうな考えではなくて、将来を担う子供達がよりよい方法で提供すべきではないかなと思います。多くの予算を使ってつくる給食センターでございますので、よりよい方法でやってほしいと願って、私の質問を終わります。ありがとうございました。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は15分間とします。

午前10時34分休憩

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午前10時50分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を続行します。

 岡?巧君。

〔7番 岡? 巧君登壇〕



◆7番(岡?巧君) おはようございます。岡?巧です。朝晩めっきり涼しくなり、過ごしよい今日この頃ですが、各地域では稲刈りも始まり、いよいよ実りの秋突入という感じがします。

 2番バッターとして次の2問を通告してます。1問は人事評価システムについて、2問は地域審議会についてであります。

 1問目の人事評価システムについては、具体的に1、どのような方針、方法で導入されるのか。2、評価結果をどのように反映するのかについて尋ねます。

 まず、1問目の人事評価システムについて、市の経営改革プラン、いわゆる集中改革プランに成果指向に転換する行政運営の仕組みづくりがあります。その一つに人材育成システムの確立があり、人事管理制度の整備で人事評価システムの導入がうたわれております。説明では、集中改革プランを実現するには、職員の意識改革が必要で重要であり、職員を育成する新たな人事評価システムを構築するとあります。

 私は、3月の定例議会一般質問で、人事評価システム導入について質問してます。市長の答弁に、主幹、課長、部長クラスについては、このシステムを4月から導入するとあります。

 人事評価システムは、基本的には職員が職員を評価する。そのため、公共性、公正性の担保、評価基準、評価対象、評価方法、これらの公開性、客観性、透明性等を確保しなければなりません。

 また、業務遂行に当たって、迅速かつ的確な対応とともに、明るく親切丁寧であるか等評価するに当たり、様々な困難性を内蔵してます。研究を重ね、試行錯誤する中で、できるだけ短期間に市独自の特色ある人事評価システム構築に努力して頂きたい。このシステムは、更なる組織改革につながり、明るく活力ある組織へと再生する起爆剤になると確信してやみません。

 また、このシステムが導入され、半年も経過してません。今は研究、試行錯誤の段階ではと推察します。中間報告という形で、次の2点を尋ねます。

 1点目は、どのような方針、方法で導入されるのか。2点目は、評価結果をどのように反映するのか、市長の答弁を求めます。

〔7番 岡? 巧君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、岡?議員の人事評価システムについての御質問にお答え申し上げます。

 1点目のどのような方針、方法で導入されているのか。また、2点目の評価結果をどのように反映するのかにつきましては、関連がございますので、一括してお答えを致します。

 まず、この人事評価システムの位置づけでありますが、御案内のとおり、平成18年3月に策定した集中改革プランにおきまして、重点課題の一つに「成果志向に転換する行政運営の仕組みづくり」を、その中の改革項目として「人材育成システムの確立」を掲げております。

 この人材育成システムの確立には、4つの実施項目として長門市人材育成基本方針の策定、職員研修制度の充実、職員提案制度の活用とともに、人事管理制度の整備を掲げております。この人事管理制度の事業内容としましては、経営改革を実施するに当たり、職員の意識改革が必要であり、職員一人一人が住民や組織から信頼され、成果を残せる職員に成長することを目指し、新たな人事評価システムを構築するもので、本年4月から試行的に導入しているところであります。

 この人事評価システム試行の目的としましては、多様な住民ニーズに対応できる意欲のある人材の育成を目指し、活用可能でかつ実効ある人事評価システム構築を図る中で、人事評価に係る検討課題を確認をし、今後の作業の参考資料を得るとともに、人事評価に対する共通認識を高めることと致しております。

 試行期間は4月から9月までの6カ月間、評価対象者は課長及び主幹であります。評価の方法は、当人による自己評価に加え、上司である部次長や部長等が評価を行うとともに、評価の公平性の観点から、調整者という名称で副市長が最終評価を行うこととしております。

 評価内容は、能力、意識、態度、業績評価の4つの評価で構成をしておりますが、業績評価につきましては、目標管理方式により評価することとしております。

 なお、最終評価となる調整者による評価内容は、公平性、納得性、信頼性確保の観点から、当人に対し開示することとしております。

 このシステムは、公平性や客観性、透明性の確保とともに、評価する人、評価される人、それぞれの理解や信頼が得られてこそ、初めて効果的な運用が可能になると考えております。その意味において、よりよいシステム構築に向けた参考資料づくりも含み、4月から試行として管理職を対象に実施しているものであり、11月にはアンケートを実施するなど意見集約を図りながら、確かな人事評価システムの構築に向けて検討を重ねていきたいと考えております。

 こうした試行期間であることも踏まえ、今回の評価結果を給与等に反映することは予定を致しておりません。いずれに致しましても、従来の年功序列的な人事から、能力や実績を重視した人事制度に移行するためにも、新たな人事評価システムを構築し、職員の意識改革が高まる組織風土の醸成を目指しますとともに、成果に対する適切な評価制度を定着させる中で、人材の育成、適材適所の人材の登用の活用など、組織の活性化を図って参りたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 関連性がありますので、1問と2問は行ったり来たりすると思いますが、最初の方針の柱、私はこの方針の柱は、この最初の壇上での質問でも言っておりますが、職員の意識改革と人材育成、これが一番のテーマでなかろうかとは思っております。

 ただ、その意識改革と人材育成と言いましても、その適材適所の配置、これがうまくいってこないと、能力が十分に発揮できない。それと、その方針の柱に、市民の目線に立った業務遂行ということも盛り込む必要があるんじゃなかろうかと思いますが、市長、その辺はいかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 当然、市役所の行政業務を遂行するに当たり、まず言われました議員の御指摘のこと、適材適所、そして人材育成、意識改革、全てやはり必要なことでございます。その向上を目指して、そしてそのためにも評価をするシステムをつくりながら向上を目指すということが、この人事評価システムであろうと認識しております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) それで、今試行錯誤の段階で、どのような人事評価システム、成熟された人事評価システムというのができるかどうか、非常に興味を持っておりますが、ただ一番大事な点は、私は公開性と客観性だろうと。もちろん透明性、それらも皆含めるんですけど、どのようにあなたを──今この度は課長、主幹クラスと言われましたから、いわゆる幹部職員なんですけど──どのように、その人達の評価の公正性もですけど、客観性を、どのような見方で、またこういうふうな評価をしたっていうことを明らかにするということが、私は評価された側にとっても納得のいくものになるんではなかろうかと思っていますが、その辺のところの公開性なり客観性なり、透明度とかいうのは、どのような形になるんでしょうか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) それではお答えを致します。

 市長の答弁にもございましたが、まず評価をされる者、例えば今回、課長、主幹でありますが、これにつきましては、その当人には最終的な調整者からということで、最終評価につきましては、本人の要求に基づいて、どういう結果として評価をされているということについては、開示をするというふうなことを考えております。

 それから、客観性ということで申しますと、その評価項目等につきましては、評価をする側、そしてされる側、両者ともしっかり理解をし合うということに努めるという考え方でおります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) それと、次はちょっと方法ですけど、先程言われました、この度対象が主幹、課長ということで、部次長に部長等が評価するということなんですけど、結局システム的には、上役っちゃおかしいですけど、上の方が下を評価する。または、今そういうことを説明されましたけど、その下の方が上の方を評価すると、こういうことも考えられると思いますが、その辺はいかがですか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) 今試行という形で、この新たな人事評価システムに取り組みを始めたということで、9月が終わりまして色々10月以降アンケートを取りながら内容についての精査をするという段階であります。まずは評価する側の部長、部次長、それから調整者という副市長、そうした人達もしっかり評価するという意味の内容について、学ぶ、それなりに理解をして頂くということが大切というふうに思っております。

 その意味におきましては、このシステムをしっかり活用するということを考えていきたいと思いますので、今から先それが一定の成果として具体的に、より確立した時点で、今後そうした部下が上司を評価していくということについても検討する時期が来るんではないかというふうに思ってはおります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) それと、前の私の一般質問でも、人事評価システムについてお尋ねしておりますが、私は結局課長及び主幹、もちろん部長も含めて、部次長も含めて、副市長また市長なりがその課題を与えて、特に今この評価されてる方、評価対象になってる方は幹部職員なので、市政、或いは施策に対する論文、課題を与えて論文形式で、私はこのような考えを持ってるというようなことを、その自分の部下とか、張り出すとかいうような方法が、その幹部と言うんですか、主幹、課長並びに部長、下を教育するっちゅうんですか、その辺の責務があって、どういう考えでこの課を云々とかいうことが必要じゃないかと思うんですけど、その辺のやり方というのは、市長どうですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 管理職員の育成も含めた色々な能力評価、副市長や私や、いわゆる幹部が、行政執行の最高責任者がどのように評価をし、また管理をしているのかという御質問であろうと思いますけど、これは平素、やはり管理職になりますと、それぞれの政策につきましては、日々色々な課題提言をやっておりますし、そんな中で当然それなりの論旨、いわゆる目的、それから趣旨、事業のそういったものを常に取りまとめる業務を日々やっております。

 そんな中で、今言われた政策提言能力も含めまして、色々なそれぞれの管理職員の持つ能力というのは、比較的平素伺い知れる機会は多ゆうございます。総合的にそんな中で、私どもは適材適所を考えて組織を運営しているというふうにしておるつもりでございます。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ただ私がそういう質問をしたというのは、時々、これは言葉がちょっと過ぎますけど、この課長のもとでは仕事をしたくないというようなことも聞くわけです。結局、部下から尊敬されない課長とか主幹とか、それはもってのほかっておかしいんですけど、だからその面を含めて、私はこういう──例えばそりゃ部課長と市長さんとかいうのは、政策的な色々な会議か何かであれば分かっておられましょうけど、例えば課長と部下がその政策的なことでやるっていうようなことは、私はあるんかないんか知りませんけど、多分やってなかろうと思っております。

 だから、その意味でも、そういう方をはっきりと課員に、自分のどういう気持ちで課を引っ張るとか、政策を実行していくとか、業務を遂行するとかいうことを知らしめるためにも、そういう文章か何かででも張るということは、私は大事なことだろうと。

 特に、これから行革に入って少ない職員で多くの業務を多分こなさなくてはならない、そういう時期に突入してるということを思っております。だから、その辺のところをやられ、課長のそのやる気って言うんですか、意志がその職員に十分伝わればもっともっと全体が活性化し、すばらしい組織ができ上がると、こういうふうに思っておりますので、その辺のところを充実をするようなシステムづくりというのは、市長いかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 私先程申し述べ忘れましたけれども、もう既にレポート等で色々とやりとりすることはやっておりますので、その詳細を総務課長から説明をさせます。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) それでは、今のレポートという言葉でお話しございましたが、現在やっておりますこの試行の中での内容になりますが、御説明致します。

 4つの大きな評価項目を設けておりますし、その各4つの中には、3つずつの具体的な項目で、計12項目ございます。その中の4つの大きな項目の1つに、業績評価というのを入れております。この業績評価をやはり適正に行うということは、年間を通してのどういう計画で、どういう仕事をしようとするのかということをはっきりやはり把握するということで、その業績評価につながるということから、課長、主幹──今回については、この課長、主幹につきましては目標管理方式を入れておりまして、具体的な業務の目標内容、それから達成の水準、達成をするための取り組みの内容、スケジュールの管理、そして難易度というものを、評価シートというふうに言っておりますが、そうしたものに言葉という形でしっかり記入をして、評価者──課長で言いますと部長の方になりますが、提出をしておりまして、10月初旬には、その各項目の達成状況と自己評価を加えた業績評価シートという形で完成をするということに致しております。

 なお、この課長、主幹が4月に目標管理としての業績のシートを出しておりますが、この前段階におきましては、議員さんも御指摘ございましたが、係長を核と致しまして、各係ごとに業務目標設定をそれぞれやりながら、それを課長に出し、課長はそれを課としてどういう大きな項目として取り組むという形で絞り込むかということをしながら、それを集約し、部長等への評価者に出したということであります。

 その意味では、御指摘のレポートというものが、この業績の評価のシートに当たるんではないかなという捉え方をしております。以上です。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) その評価方法を今伺いましたけど、これは公開って言うんですか、誰でも見ることができますか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) 先程申しましたように、結果については本人には開示を致します。そのほかの評価項目等につきましては、現在試行の段階で、9月に終わりまして11月の、先程言いましたが、アンケート等でそれぞれ意見集約をした後、見直しを含めて検証していく予定に致しておりますので、現時点では試行中でもあり、公表ということは考えておりません。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) そしたら、そのできたそういうシステムが、今は主幹、課長ですか、それがいつ全職員を対象とした人事評価システムになるのか分かりませんけど、その時点ではいかがですか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) 全職員に確立をした人事評価システムという形になった場合においては、想定でありますが、その場合においては内容をまとめた上で、ある程度皆さんを含めて、その評価システムを概要という形で皆さんにお伝えするということは、考えられるんじゃないかなというふうには思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 評価結果の結果の反映です。今回は昇進、賞与、その他報酬には反映しないということなんですけど、最終的にちゃんとできたときには、色々昇進とか報酬賞与への反映というのは、当然考えられておられると思いますが、いかがですか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) 試行がやはりまだ続かざるを得ない、確かなものにするという意味で、まだちょっと時間がかかるというふうな思いでおります。

 ただ、御質問の、全ての職員にこれが適用された場合、その任用、そして給与等への反映はっていうことにつきましては、やはり組合というのとも話し合いもありますし、そこにつきましては、他市の状況もしっかり見極めながら、一定の反映ということについても考えていくということになろうかなというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 考えているって言うよりは、そういう評価をしたら、結局任用、或いは報酬、賞与に反映されないような評価をされたら、評価の高い人と低い人が同じ給料で、そりゃひょっとしてそういうことになりますと、何のために人事評価っていうのをやるのかということにつながりかねません。

 だから、他市とかじゃなくて、長門は長門のやり方で、こういう人事評価のもとに任用、報酬、賞与に反映していくというような、その強いリーダーシップって言うんですか。そういうのを発揮されないと、何のためなんか。本当評価してもらう人がかえって迷惑だよと、本当のところ。だから、その辺をしっかりと対応して頂きたいと思います。どうですか、答弁。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 今議員さんがおっしゃったとおり、この人事評価システムがきちんと確立をされた段階におきましては、最終的にはやはり給与、人事面に反映をさせるということは、最終目標であろうかというふうに認識を致しておりますので、確立された段階では、その反映は当然のことだろうというふうに認識を致しております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) この人事評価システムの最後の質問になりますが、現在、主幹、課長が対象で、導入への試行錯誤がされてます。できるだけ短時間に、熟成度の高いシステムを構築されて、全職員の導入に努力をして頂きたいと。

 また、全職員を対象とした人事評価システムの導入というのは、いつ頃完成され、そういう完成された人事評価システムを導入する時期を、大体どのぐらいの時期を目標としておられるか。最後の質問としたいと思います。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 議員さんが今どの時期に最終的に確立できるかという御質問であったわけでございますけれども、今年度初めてこの制度を導入をして、現在試行でやっておるわけでございます。

 現在は主幹、課長クラスを対象に実施を致しておりますけれども、この結果を検証する中で、段階的に補佐、係長、或いは全職員を対象に、段階的に実施をしていきたいというふうな考え方でおるわけでございますけれども、現時点で何年度頃に最終的な目標を立てておるということは、中々申し上げにくいところでございます。できるだけ早い時期にそうしたこの人事評価システムが確立できるように、早い時期に実施できるように取り組みをしていきたいというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 最後の質問にしようと思いましたけど、できるだけ早くっていうのは、例えば3年後とか5年後とか、その目安があると思いますけど、こういう人事評価制度を導入するということを決意されたら短時間にされんと、何とも主幹とか課長、今年はやられて試験的にやり、来年からその下の課長補佐、係長とか、それで、へたら次の年には下に落ちてちゃんとできるかと。

 そうなると3年後とかいうことになりますけど、その辺のある程度の目途を立てられて、遅くとも何年までには導入したいということが、そういうことをちょっとおっしゃる必要があろうかと思うんですけど、その辺はやっぱり言いにくいですか。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) やはりこれは評価する側、される側がきちんとこの制度を理解をして、お互いのやはり信頼性が確立をされないと、いくら私どもが旗を振って、その制度を導入をすると言いましても、職員の皆さんの理解が得られないと確立ができないわけでありますから、その辺はできるだけ早い時期に考えたいということで、御理解を頂きたいというふうに思います。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) その時期については、できるだけ短時間によろしくお願いします。

 それでは、2問目の地域審議会について尋ねます。

 地域審議会は、合併に伴う地域行政の拡大により、住民と行政との距離が遠くなる、或いは地域住民の意見が市の施策に反映されにくくなる等の心配に対して、合併後も住民の声を施策に反映し、きめ細やかな行政サービスを行っていく、そのために地域の実情に応じた施策の展開に対する意見表明の方法として設けられ、合併前の市町の区域を単位として設置する市の附属機関ということが書かれております。

 それで、設置期間は10年間で、役割として1、新市建設計画の変更、2、新市建設計画の執行状況、3、新市の基本構想の作成及び変更、4、その他市長が必要と認める事項、この4つの事項について市長の諮問に応えて審議し、答申します。また、審議会が必要と認める事項について審議し、市長に意見具申ができるとも書かれてます。

 それで、構成は1、公共的団体等を代表する者、2、自治会長その他自治会を代表する者、3、学識経験者、4、公募による者、以上の方々15名以内の委員で構成され、任期は2年で再任は妨げないとなってます。1期目の委員は、各地域とも公共的団体等を代表する者と、自治会長その他自治会を代表する者の委員で8名、また学識経験者と公募による委員で7名、計15名で構成されてます。

 委員の構成の後者、つまり学識経験者と公募の委員は、長門地域と三隅地域が学識経験者4名で公募が3名、油谷地域と日置地域が学識経験者6名と公募1名です。学識経験者の中で、旧合併協議会委員の方は、長門地域はいらっしゃいません。三隅地域は学識経験者4名中3名が、油谷地域は学識経験者6名中3名が、日置地域は学識経験者6名中5名の方が委員になられてます。

 学識経験者の中に、長門地域は旧合併協議会委員が一人も参加されてない。これは不思議なことで、異様な感じさえします。合併の中心地となる、このことの反映なのかなとも思っています。それに反し、三隅、油谷、日置の各地域は、学識経験者の中のその方の割合は、先程述べましたように、三隅地域は4名中3名、油谷地域は6名中3名、日置地域は6名中5名と、それぞれ高い割合になってます。地域審議会の設置目的、役割を鑑み、3地域では旧合併協議会に委員として参加された方を重視し、選出された結果だと見てとれると思います。

 地域審議会に対する私の個人的な見解は、合併に伴い、地域間の格差是正のため、各地区の実情に応じた施策展開に対する意見表明の方法として設置されたと認識しています。

 私は一議員として、市行政全般にわたっての政策や事業提言、公平公正な行政執行がなされているか等について心血を注ぎたい、こういうふうに思っております。しかし、地域をなおざりにする気は毛頭ありません。合併後は10年間地域審議会があります。地域のことはできるだけ地域審議会にお任せし、議論を深めて頂きたい。しかし、地域の「いざ」というときには、全力を挙げ議員生命を賭して問題解決に当たる用意があります。

 今、1期目を終え、退任される委員の方々には、審議会での真摯な審議に心から敬意と感謝の念を払うとともに、これからも地域のために助言や提言をして頂けたらと思います。再任の委員の方には、さらなる活躍を期待しています。

 さて、通告に従い、次の2点を質問します。

 1点目は、1期目を終え、どのように感じられておられるか。2点目は、2期目の取り組みについて、市長の答弁を求めます。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、地域審議会についての御質問にお答え申し上げます。

 地域審議会は、1市3町が合併するに当たり、行政区域が拡大をし、地域住民の意見が反映されにくくなるとの懸念から、合併後も住民の声を施策に反映させるため、「市町村の合併の特例に関する法律」に基づき設置をされたもので、本市においては4つの地域審議会を平成17年8月に立ち上げたところであります。

 さて、地域審議会1期目を終えての感想についてでございますが、平成17年8月に発足して以降、この2年間にそれぞれ6回から8回開催をされたところであります。答申を頂きました第1次長門市総合計画案を初め、新市建設計画の執行状況に関する事項の審議など、幅広く合併後の長門市におけるまちづくりについて、貴重な御意見、御要望を頂き、各地域審議会ごとの報告を市政運営の参考とさせて頂いているところであります。

 去る7月末において、委員の任期2年が満了になりましたことから、委員の公募を含め、2期目の地域審議会委員の選出を行い、8月下旬の各審議会において委嘱状交付を致したところであります。

 私も地域審議会での意見交換会に出席を致しましたが、旧委員の皆様方同様、新しい委員さんの長門市のまちづくりに寄せる熱い思いを肌で感じ取ったところでございます。引き続きそれぞれの地域の行政課題を初めとするまちづくりについて、各委員の皆様方からの御意見、御提言を行政運営の参考として参りたいと考えておるところでございます。

 また、1期目の委員をお務め頂いた皆様方に、この場をお借りしまして心から感謝と御礼も申し上げたいと思います。以上で答弁を終わります。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 各地の審議会の1年目を振り返りますと、今市長さんが言われましたように、大体6回から8回。具体的に言いますと、長門が6回、三隅・日置が7回、油谷地区は8回開催されています。そして、先程も市長の答弁にありましたように、第4回審議会で長門市総合計画基本構想について諮問され、答申も出されております。

 その地域審議会によったら、それ色々あるんですけど、意見具申というのがありまして、三隅地区、油谷地区で各1回、日置地区が2回、長門地区は具申もありません。それと市長は、この1期目の審議会に出席されて、意見交換をされたのが第7回目の三隅地域の審議会、それと第4回の日置地域の審議会に出席されてます。

 それで、ちょっとお尋ねなんですけど、その意見具申されたことと、2回の出席をされてその感想をちょっとお尋ねしたいと思います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 色々と地域審議会、まず出席したときには、どうしてもやはりこちらの諮問すること以外に地域のお持ちになってる課題、或いは日々審議会の委員さんがお感じになってること、そういったことのやりとりでございますので、そういった意味では、地域によっては意見の出等の差もありますけども、比較的話し合いができたという感想を持っております。

 それと、具申につきましては、やはりそれぞれの、あれ答申だけでなく、具申も来ておりますが、その都度やはり具申に対しましては、真摯に私どもも受けとめますというお答えで具申を頂いたというふうに記憶を致しております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) 次に、私は日置の地域審議会委員の再選について、ちょっと理解できない点があるので質問したいと思います。

 いずれの審議会も、最後の審議会でもう再選ですね、任期満了に伴いますから、できたら継続して頂きたいとかいうのを油谷、三隅、これはそういうことを最後に総合支所長ですか、言われております。これは議事録に残ってますけど。それで、日置の場合はそれがないわけですよ。

 それはそれとして、ここに今回地域審議会をちょっと一般質問するに当たって、議事録を頂きました。それで、全部で400何ページあるんですけど、それで見ますと、どこが何ページとかじゃないんですけど、見ますと、日置の審議会というのは大体4分の1ぐらいです。この全部の議事録の。4分の1ぐらい色々審議されてるわけですよ。

 私は、地域のために活発な意見を交わされ、真摯な審議の結果、これが地域の熱い思いの結晶ではなかろうかと思っております。このことに対して、日置地域審議会の委員に対し高く評価したい。そして、称えたいと思っております。それでまた、このことが地域の活性化につながり、ひいては全体の活性化に発展するのだというふうにも考えております。

 ここなんですけど、日置総合支所長は4月に着任され、最後の審議会には、来られて5月にありましたから、出席されてます。会議の経過とかいうのは、ここにこの会議録とか、部下の助言とか色々報告とかで、今までの経過とかいうのは理解されたと思うんですが、実際に今まで会議に出られて、1回しか出ておられないから、その内容とか会議の流れ、雰囲気というのが、十分な認識が得られるには時間が足らなかったと思うんですけど、そこでちょっと支所長に尋ねますけど、再任の要請をしなかった理由は何ですか。お尋ねします。



○議長(南野京右君) 宮本日置総合支所長。



◎日置総合支所長(宮本正澄君) それではお答え致します。

 まず、再任を要請しなかった理由ということなんですけど、その前に私この4月に日置の方に来まして、日置の地域審議会、それまで6回開催されておったわけなんですけど、当然その議事録を全て読まさせて頂きました。大体会議の雰囲気なりは、その時点で把握してるつもりです。

 そういうふうなことに基づきまして、実はこの再任につきましては、私がかわりまして5月22日に1期目の委員さんで第7回目の地域審議会を開催しております。その中で、当然任期が7月で終わるということで、会議の中で今いらっしゃる委員さんにつきましては、今回の審議会が最後になりますので、一応審議会の委員さんとしての任務は、1期についてはこれで終わりですよと。2期以降につきましては、先程議員さんもおっしゃられましたが、地域審議会の委員の構成は公共団体等の委員さん、自治会の代表、学識経験者、公募委員さんということですので、ある程度公共団体等の委員さんや自治会の代表は、当然そういう団体から推薦を頂いてということで、残るのは学識経験者だろうというふうに思っております。

 それで、今回2期目の委員の選出に、人選に当たりましては、まず事務局と致しましては、これまでの1期目の審議会を踏まえまして、より広い分野からの委員さんの選出が第一点と、それと女性委員の比率を高めようという、こういう思いで人選に当たって参りました。

 それで、要請をなぜしなかったかということなんですけど、これは最後の審議会の中で一応そういう基本的な考え方を申して、人選の作業につきましては、事務局の方でさせて頂きますということを申し上げましたので、一応あえてそれぞれの委員さんの方に再任のお願いという形には至っておりません。もちろん、中には再任された委員さんにつきましては、お願いに行ったところであります。以上です。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) この問題はあんまり突っ込みたくないんですけど、一般に委員としてお願いする場合は、もちろん面と向かって対面でお願いする。或いは──電話というよりも対面がほとんどでしょうね。お願いするというのが基本であろうと思います。

 それで、その任期が切れてやめるときには、お願いに行ったらお礼に上がる。お礼っちゃおかしいですけど、感謝の意を対面でお話しするとかいうのが、ごく当たり前のことだろうと私は考えております。それが、その日置の場合には、任期満了に伴う感謝とか労をねぎらうというのは、ただ封書のみで「ありがとうございました」と。電話とか対面でやられておらないんです。それで、ある委員の方に伺いましたら、先程見せましたけど、これだけの地域のために意見を言われてるんです。「使い捨てられた」と、はっきり言うて。それで、やるせない、だから。本当に甚だ配慮の欠けたやり方ですよ、こういうやり方は。

 市長、この辺についてちょっと見解をお尋ねしたいと思います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 私は先程から申します地域審議会は、やはり一つの合併に関する項目をこれから10年のスパンでまちづくり、どのように反映していくかということを審議をする、頂く、非常に重たい会でございますので、私どもが勝手にこうして使い捨ててという、そういうような軽いものではございません。やはり地域の方が色々ちゃんとされて、そして、どこの地域もやはりかなりの量の御審議、御意見を頂いてございます。そういった意味では、私にはちょっと議員のおっしゃる真意が理解ができないわけでございます。

 いずれにしましても、審議会の委員の皆様には、先程も申しましたように、非常に感謝申し上げておりますし、それと同時にやはり御意見は非常に私どもは重いものとして、常々いつも御答申を受けております。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) ここにちょっと、旧審議会と新しい審議会の名簿を持っておりますけど、ちょっと説明しますと、油谷は先程言いましたけど、旧は学識経験者の6人の中の3人が旧法定協議会の委員の方がおられた。それで、新は、今度は学識経験者が幾らか少なくなって3人、そのうちにやっぱり法定協の委員さんが2人残られております。

 それで、次に長門は先程言いましたように、ほとんどの方が、1、2、3、4、5、6、7、8、9、15人のうち9人残られておりまして、ここは最初のときに申しましたように、旧法定協の委員の方がおられません。これもちょっと私も分からないんですけど、どういうわけでそういうふうになったのか分かりませんが、委員の中の構成を見ますとおられません。

 それで、三隅の審議会は先程も言いましたけど、学識経験者は4人のうちの3人がやっぱり旧法定協の委員なんですよ。この新しい2年目は、2期目におきましては、学識経験者、やっぱり6人のうちの3人が入られております。

 それと、今度は日置地区なんですけど、日置地区は先程言いましたように、6人のうち5人の方が旧法定協の委員で、今回は学識経験者が6人のうち1人になってるわけですよ。先程の最初の質問で言っておりますように、この合併に対する危機感があって、この日置、油谷、三隅、特に日置はそういうのが強かったんかも分かりません。6名中5名の方が最初の委員になられております。

 それで、今先程見せましたように、資料も会議録も多く残っております。それが総合支所長というのは、その地区の目線にあったようなやり方、さっきも言いましたけど、その人事評価システムのときに申しましたけど、それが普通であろうと思っておりますけど、なぜこれだけの人を──その新任の人がええとか、立派とか悪いとかいう話をしとるんじゃないですよ。なしてこれほど変える理由が、私は分からない。はっきり言うて。

 そりゃなんぼも言いますように、そりゃ長門の方達が審議会に一人もおられないというのは、前にも言いましたように、そりゃ中心部になるからっていう考えがあるんかなという気もしてますけど、郡部の方は取り残されるんじゃないかということで、初期の初めの頃は──初めと言うんですか、随分その法定協、合併の協議に関して参加された方がおられるわけですよ。当分の間は、そういうので地域というのを代表して物を言われる人を選ぶのが、私は普通って言うんですか、そりゃ私の考えがちょっと違うんかも分かりませんけど、普通のような気がしちょるんですよ。その理由が分かりません。

 さっき言われましたように女性を入れたり、そりゃ構いません、入れられても。なして終わったときに再任とかいうことを言われなかったかが。それで何ですか、手紙一本で首を切られたっちゃおかしいけど、退任された方はですよ、その説明があったら、例えば今回は女性を入れたいと、やって頂きました。そういうことがあればね、喜んでやるっちゅうんですよ。ただ手続の問題だけなんですよ。じゃけ、そういう手続を私はきめ細やかな、それが行政サービスだろうというふうな気がします。この辺のところは、今後十分に気をつけて頂きたい、このように思っております。

 それでは、2期目の取り組みについてをちょっと質問したいと思います。

 先程述べましたように、市長は日置、三隅の各地域審議会で1期目は意見交換の場を1回ずつ持たれてます。それで、その会議って言うんですか、審議会では、委員との胸襟を開いた活発な意見交換の様子が会議録に載ってます。それで、一番思ったことは、地域に出向かれて活発に委員さんと論戦をすることで、地域格差って言うか、色々な面の誤解や不信感っていうのも解けて、市政の理解度が私は随分深まるんじゃないかと。行かれて話しする度にですよ。

 それで、今後2期目には、できるだけ審議会に出席するというふうな気持ちが御ありですか、どうか、市長どうです。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まず、地域審議会ですが、やはり委員の皆様と色々と意志の疎通を図るという意味では、できる限りのそういう機会を設けようと思っております。しかし、審議会はもう一つの大きな役目は、先程から申し上げますように、新市建設計画の進捗、或いはこちらが計画を出した答申、合併後の10年間のまちづくりの基本にかかるものを、色々と答申をして頂く重たい機関でもございます。

 また、それと地域とをどう整合させていくか、或いは地域の受け取りがどうであるかというのも、判断していくのも地域審議会の皆さんの役割でもございます。そういう意味では、やはり中々委員の皆様、まだまだこれからも計画の段階では、調査も自分なりにし、また掴みながら色々と研究もなさる。そして、それを答申する。それがやはり主たる審議会の一つの務めであり、目的でもあります。

 そういうものをやはりすれば、私がいつも行って意見を聞くだけの会じゃないという趣旨からすれば、やはり機会を見てということになろうと思います。先程議員がおっしゃいましたいろんな地域での現状とかを、私が、或いは執行部として掴むという意味では、もう既にいつも申しておりますように、まちづくり懇談会とか、或いは「こんにちは市長室」、そういったものでも、これは委員の皆様も、過去2年間審議会に所属しておられる方も、事によってはこの方がいいだろうということで、まちづくり懇談会にも出、或いは「こんにちは市長室」にもお目見えになっている方もございます。その辺をうまくやりながら、私が地域とつながるというのは、地域審議会のみでなく、いろんなところでもやっておくという気持ちをつけ加えさせて頂きたい。



○議長(南野京右君) 岡?巧君。



◆7番(岡?巧君) その市長の気持ちはよく分かるんですけど、結局この今2回、三隅に1回と日置に1回、1時間ちょっとですかね、おられて意見交換をされた。それで、そのあれは非常にこの議事録を読んでも、色々の委員の思いを市長に伝えられているわけですよ。

 だから、ずっとじゃなくても、例えば何かのとき30分だけでもちょっと行かれて、それで後はもう色々、結局日置なんか特に色々ありました、この議事録読んでみますと。それで、市長がなぜ来んのかとか何とか、色々これ書かれております。だけど、そういうのを市長が行かれて意見交換する中で、すぐそういう不信感とか色々な誤解とか何か、払拭できると思うんですよ。だから、それが30分であれ、ちょっとの時間であれ、おられたら、そりゃそれから後は、審議会の使命であります新市建設計画とか色々ありますけど、それをしっかりやって頂けたらと思うんですよ。

 私はできるだけ出られて、一応審議会の委員というのも市長から委嘱されて、やっぱり地域のためにという気があります。本当のところ、案外地域色が出過ぎてようない、行き過ぎかなという面もありますけど、私はそれが地域審議会の役割だろうと思っております。

 だから、できるだけ参加して頂きたいということと、最後になりますが、新任の委員さんに今の議論の中、配慮の欠いた失礼な言動があったかもしれません、本当のところ。ただ、私はその地域審議会の委員の方のよしあしじゃなくて、どういう地域審議会であってほしいかということが、その基本にあります。それで、今度その過ぎた言葉があるかもしれませんが、お許しを頂きたいと思います。

 それと、次回から本格的な審議会が始まります。委員の皆様には、私は地域のためと、さっき私の一市議、私の個人的な見解を述べました。私は全体的なことをやりたいし、地域審議会10年間っていうのあるから、地域のことはその地域のエゴ丸出しで戦ってくださいと、これがやっぱり地域を良くする手段でありますし、それがひいては全体の底上げになると。それはもう信じて疑わないわけですよ。だから、何かのときはやっぱり私の市会議員として、全力挙げてサポートしたい。

 それと、地域審議会の皆様にちょっとお願いなんですけど、しっかり意見具申をして頂きたい。地域としてはこういう考え方があるということを、市長の方にはっきり伝えて頂けたらということです。それと、今後地域審議会の皆様の活躍を期待して、この質問を終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。午後の会議は午後1時、会議を再開します。

午前11時55分休憩

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午後1時00分開議



○議長(南野京右君) 午前中に引き続き一般質問を続行します。

 三輪徹君。

〔5番 三輪 徹君登壇〕



◆5番(三輪徹君) こんにちは。三輪徹です。通告に従い質問致しますので、ご答弁よろしくお願い致します。

 さて、文部科学省は去る8月30日、学習指導要領改訂の基本的な考え方と、小学校の教育課程の枠組み素案を示しました。「基本的な考え方」で、思考力や判断力、学習意欲、学習や生活の習慣、体力などに問題があると指摘し、「生きる力」を育成するには、実験・観察やレポートの作成、論述などの学習活動を充実させ、思考力や判断力などをより高めることが必要と判断致しました。このため、必要教科の授業を増やし、総合学習や中学の選択教科を減らす方向で年間授業時間の増加を検討する必要があるとしております。

 改訂の「基本的な考え方」は、現行の指導要領が掲げる「生きる力」の育成を引き続き目指すもので、ゆとり教育の理念を残し、達成するための手法として授業時間を増やしたと文科省は説明しています。このように、「生きる力」の育成は、今後も学校教育にとり重要なキーワードであります。

 そこで質問致します。「生きる力」を育成するために、1つ、教育長は生きる力とはどのようなことと捉えておら◎れるのか。2つ、教育委員会は、各学校にどのような指導をしているのか。3つ、学校(校長を初め教師)がどの◎ような取り組みをしているのか。4つ、家庭(父親、母親)はどうあるべきなのか。5つ、地域(公民館等)はどうかかわるべきなのか、以上をお尋ね致します。

〔5番 三輪 徹君降壇〕



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。

〔教育長 大嶋泰夫君登壇〕



◎教育長(大嶋泰夫君) それでは、三輪議員の学校教育についての御質問にお答えします。

 まず、1点目の「生きる力」についてのお尋ねでございますが、生きる力とは豊かな人間性、確かな学力、健康・体力のバランスのとれた総合的な力であり、具体的には自らを律しつつ、他人とともに協調し、他人を思いやる心や、自分で課題を見つけ、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力、更にたくましく生きるための健康や体力が生きる力となります。生きる力は、学校の中だけではなく、家庭、地域環境とのかかわりの中で豊かに育てていくものだと考えています。

 本市においては、こうした生きる力を身につけた子供とは、生き生きと自分らしさが発揮できる子であり、優しさと思いやりの心を持つ子、心と体の健康づくりができる子であると捉え、「思いやり厚く、礼儀正しい元気な子」をスローガンに掲げ、特に金子みすゞの豊かな感性や温かいまなざし、すなわち優しさ、思いやり、ともに生きる共生を基調に、心の教育を柱として、地域に根差した教育機能を高めることを目指し、各学校を支援しているとこであります。

 次に、2点目の教育委員会はどのような指導をしているのかとのお尋ねでございますが、本市学校教育方針として、「夢を育み、生き抜く力を培う」、副題として、「一人一人が輝きあう学校」を目指してリーフレットを作成し、生きて働く力を身につける子供の育成のため、4つの教育活動を掲げております。

 1つ目は、自ら課題を発見し、自ら学び、自ら考える力を育てる教育活動の展開であります。2つ目は、思いやりの心を培う教育活動の展開であり、3つ目はたくましく生き抜く心と体を育てる教育活動の展開。4つ目が、ふるさと長門を愛する心を育てる教育活動の展開の4点を重点課題として捉え、校長会、教頭会、或いは教務主任会など、各種の教職員研修会、或いは学校を計画的に訪問する中で、周知を図っておるとこであります。

 3点目の、学校はどのような取り組みをしているのかとのお尋ねでございますが、各学校では本市教育委員会の示す指針に基づき、各学校の児童・生徒、家庭・地域の実態に応じて、子供達に身につけたい力を明らかにし、工夫した取り組みを行っております。

 事例を述べれば、これからの社会を生き抜くためには、まず心と体が健康であること、そして社会性を身につけ、きちんとした規範意識を持つことが必要と考え、子供達の食習慣、運動・遊び習慣、読書習慣の3つの生活習慣に力点を置き、それを家庭・地域と協力し、一体的な取り組みを行い、教育実践に努めております。

 また、自分の意見や思い、考えをしっかりと持ち、堂々と表現できる子供の育成を願う学校においては、お話会やフリートーキングの時間を設定し、その中で表現力の育成を図っております。

 更に、自ら学び自己実現に取り組む生徒の育成を目指しておる学校では、地域の方々を招いて教員と一緒になって授業を行っております。一例を挙げれば、俳句の愛好者と俳句を吟味しあい、俳句を究めようという学習を計画し、地域の俳句愛好者とともに行った授業では、生徒が生き生きと目を輝かして取り組んだという報告も受けております。いずれにしても、各学校は子供の実態を踏まえ、教育実践の一層の充実を図っております。

 4点目の家庭はどうあるべきか、5点目の地域公民館等はどうあるべきかとのお尋ねでございますが、あわせてお答えを致します。

 子供の生きる力を育成するには、何と言っても家庭が基本であります。家庭の存在なくして、子育ては語れません。昔から「子供は親の背中を見て育つ」と言われておりますように、子供を社会の一員として育てることが、親としての最大の務めであろうと思います。

 先日行われました長門市人権フェスティバル、午前中の答弁でも申しましたが、講師としてお招きをしましたアニメ「サザエさん」のマスオさん役の声優である増岡弘さんは、家庭教育にも造詣の深い先生ですが、御講演の中で、子供が真っすぐに育つためには、まず家族が仲良くすることだとお話をされておられました。

 家庭の円満なくしては、子供にとって家庭が心の居場所にはならず、生きる力を育てることも難しいと思います。大切なことは、家族が相互に信頼しあう姿であると考えます。たとえ幼児であっても、子供は敏感な存在です。親のちょっとした感情の乱れや、表情の変化を見抜く力を備えております。子供にとって一番嬉しいことは、親の愛情に見守られながら生活できることだと思います。親の細かい行動や息づかいまでもが、子供の成長、発達に大きな影響を与える場、これが家庭であると思っております。そして、家庭の中でしかできない親子の対話や、人間的なかかわりを通じて信頼する心、自信、耐える力、他者への思いやり、そうした社会的規範を身につけてほしいと願っております。

 育児や躾を含む幼児期の子育ては、家庭を中心として行われることが多いわけですが、児童・生徒期には、家庭だけでなく学校に任される部分がかなり多くなっているのが事実であります。そのような中で、これまで以上に地域社会が子供の成長にかかっていくことが大切であると考えます。

 子供達は、近所の大人との触れ合いを通した人間関係から多くのことを学び、地域行事に積極的に参加することで心身を鍛えられます。親と教師だけが大人のモデルでは、豊かな子供の成長は望めないかと思います。地域での仲間同士の結びつきや、地域の多様な活動に参加し、そこで認められることが子供の生きる力につながっていくと考えます。

 教育委員会では、「家庭でしつけ、学校で教え、地域で育てる」を合い言葉に、家庭、学校、地域が三位一体となって、ともに育てる教育に取り組んでおり、これからもより一層推進をしていかなければならないと考えています。

 近年、地域の皆さんによるあいさつ運動や、子供達と地域の皆さんがともにつくり上げる地域行事が各地で盛り上がりを見せています。これらの動きに親や学校関係者が更に積極的にかかわることで、地域を核とした三位一体の教育実践となり、地域の教育力が更に高まっていくことと思っています。

 以上で答弁を終わります。

〔教育長 大嶋泰夫君降壇〕



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 昨日、教育長は冒頭のあいさつの中で、8日、9日に行われました市内小中学校の体育祭に議員が出席したことに対してお礼を述べられました。この学校教育において、体育祭というのはどのような位置づけにあるのか、まずお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 学校行事の体育祭の位置づけ、これは入学式、或いは卒業式、それに次ぐ私は大きな行事だと、このように捉えております。

 なぜかと申しますと、運動会はそれぞれ子供が主役であります。授業もそうですが、子供達が企画し運営する、そういう姿がまさに私は学年を解いた活動の中で生きる力が育まれる大きな場であると、このように捉えております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) そこで、ちょっと教育委員会に苦言を呈したいんですが、この大変主要な行事である体育祭に、教育委員たるものが開会式に欠席、また遅刻してもいいものか。もっと職務に責任を持ってやってもらわないと困るんですよ。これは前代未聞のことです、開会式に来られないということは。

 これは、ここでは私は個人の責任について問うものではございませんが、組織としてやっぱり教育委員会とどこかに緩みが生じてるんじゃないんでしょうか。議員研修のときに、前鳥取県知事の片山先生も言われました。教育委員会は形骸化したんではないかと、そういう御発言がございました。やはり二度とこのようなことが起きないように、教育委員の指導、研修のあり方も含め、もう一度組織を見直して頂きたいと思いますが、教育長どうでしょう。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 議員御指摘のとおりで、その点は甘んじて受けたいと思います。二度とこういった大きな行事に、しかも案内を受けておる教育委員会教育委員の出席が一人もないという事態がないように、気を引き締めてこれから運営に当たっていきたい、このように思います。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 教育委員会と言いますのは、次長を含め課長がいらっしゃる事務局ではございません。教育委員会のことでございますので。

 それで、この生きる力に入りたいと思いますが、各学校において生きる力を育成するために、様々な取り組みをされております。今御紹介頂きましたが、この取り組みについて教育委員会としてどのような評価をしていらっしゃい◎ますでしょうか。(「ちょっと、教育委員会何の取り組み」と呼ぶ者あり) 生きる力を各学校において育成するために、様々な取り組みがなされてます。今事例を挙げて発表されました。この事業に対する評価です。



○議長(南野京右君) 松浦学校教育課長。



◎学校教育課長(松浦正彦君) それではお答えを致します。

 教育委員会と致しましては、生きる力を根底にした学校教育活動を展開しておりますが、うちの事業の中で、本市の事業の中で特色ある学校づくりというものを大きく掲げております。その特色ある学校づくりの中で、各学校が工夫を凝らしながら教育活動を展開しております。

 それから、年度の末には報告書もこちらの方に上がって参りますので、その報告書等を見ながら評価をしていくという形を今とっておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 生きる力が指導要領に入りまして、もう四、五年経つわけでございますが、その指導要領を踏まえてそれぞれ今まで取り組んでいらっしゃいましたが、その取り組みについてはどう評価されてますか。現在やってる取り組みじゃなしに。大変その事業をやって、生きる力を達成するために、ある程度目標は達成できたというふうに思ってらっしゃいますか。



○議長(南野京右君) 松浦学校教育課長。



◎学校教育課長(松浦正彦君) 今文部科学省が新しく打ち出しました方向性につきましては、まだ私ども正式にはこうなりますよということは受けておりませんので、中々その方向性については、ちょっと言うことは申し訳ないんですができませんけれども、今までゆとりを初めとした「ゆとり教育」と題したこの学校教育につきましては、大きな成果は得たというふうには思っております。

 ただ、複雑な今の現代社会でございますので、新しいやはり方向性を打ち出しながら、よりよい子供達を成長させていくということについては、当然考えていかなきゃならないというふうに思っております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 補足致しますが、今盛んに教育力の低下、いわゆる親の、或いは地域の、或いは教師の、教育委員会等の事務局も含めた、そういうことが言われておりますが、私は長門市内の学校の教師の教育力、地域の方々の教育力、地域力、これは他市には劣りません。私は自信持って長門市の教育は、すばらしいとまでは言いませんが、もう間違いなくその目的を達成し、子供も元気いっぱい活動をしておるということで、安心を今しております。しかし、それで慢心はしてはならないということは、常々思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) そこで教育長にお伺いしたいわけですが、あえてこの学校の指導要領に、「生きる力を育成」というふうに載せなくてはならなくなった、その生きる力がなくなった背景というのは、教育長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 一言で言うのも大変難しいわけですが、ちょっと分けて整理してみたいと思いますが、まず各家庭、家族の中に目をやりますと、核家族化、少子化、そういった現象が見られます。そして、親に目を当てますと、三世代という世代はほとんどごく僅かしかございません。従いまして、親のやはり子育てということも言えるんじゃないかと、このように思っております。

 そういう世間の環境の変化と言いますか、そういうものから考えまして、昔は祖父母等の話を聞きながら、親も昔からしっかり働いて、子供のために働いておると。その留守はほとんどの家庭が祖父母の指導であったと、こういう家庭でありましたが、核家族等でそういった絆と言いますか、大切な親の働く姿、或いは家庭での親子のあり方、愛情等は昔に比べてかなり劣っているのは事実でございます。

 従いまして、社会教育の分野になりますが、親のこれからの子育て講座等、大変大事であるということで、今考えております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 私はやはり生きる力がなくなった背景というのは、余りにも各家庭、また地域が子供第一主義と言いますか、子供中心に物事を考えだしたから、これで子供の甘えの構造が出てきたんじゃないかと思うんですよ。

 それで、学校教育においても、例えば私はいつも言いますが、運動会でも1等とどべがあっていいわけです。短距離が早い子は運動会ではスターになる。長距離の早い子はマラソン大会。足が遅い子でも、今度は球技大会でスターになるかもしれん。国語がようできるかもしれん、算数がようできるかもしれん。だから、そういう様々な、人間個性があるわけですから、様々な分野で子供の特性をほめてやることが、やはり私は生きる力になると思うんですよ。これを全て平等化しようと、そういう考えが一時あったんじゃないかと思うんですよ。

 例えで私は常々疑問に思うのは、例えば今年はどうか知りませんが、昨年まで運動会において走力が同じ子同士で走らせておったと。これは何でこうするのか分からんのですよ。これは教育上何の意味があるんですか、これは。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 学校運営については校長に任せておりますので、一々教育長、教育委員会の立場でああしなさい、こうしなさいということは言えませんが、今議員御指摘のように、私は教育の中でも優劣があってしかるべきと思っておりますが、一時、戦後昭和30年代から40年代後半ぐらいまでと言いますか、横並びの教育があったのは事実でございます。しかし、今はそれぞれ各学校では子供の実態、保護者の願い、地域の伝統等を踏まえて、それぞれ私は特色ある学校教育、子供の教育に当たってもらっておると、このように思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) やっぱり学校の中ではそれでは通用するかもしれませんが、いざ子供達が成長して社会に出ると、やはり競争というのが、もう避けては通れない問題でございますので、どうもこれ私は常々疑問があったわけです。

 それと、やはり学校に行って教室に入って、自分達の頃と何か違うなと思って、間違い探しじゃございませんが、何が違うかなと思ったら、教壇がなくなっとるわけです。これについても、なぜ教壇がなくなったのか。また、いつの間にか男の子は制帽がなくなったと。それと、体罰はいけませんが、先生が子供に対して決して手を出さなくなった。果たしてこれで本当に子供達に生きる力をつけさせるために、本当にこれがいいものかどうかという、本当に疑問に思うわけです。

 それと、あと上下関係が薄くなったわけですね。私ども長門市議会のように、上下関係がはっきりしているような(笑声)組織と違いまして、やはり子供達の間では上下関係が希薄になっておる。これやはり私達が子供の頃、近所の子供達と遊ぶ中で、そういうことを学んできました。しかし、今では同級生としか遊びません。テレビゲーム等が中心でございます。やはりこれも教えてやらんにゃいけん。でも、学校でこれを教えるんじゃなしに、学校でも縦割り班とか、いろんなことをやってらっしゃいますけど、やはり学校と家庭と地域と一緒になって、こういう基本的なことを教えてやらんにゃいけんと私は思ったわけです。

 それで、ちょっともう一回聞きますけど、その教壇がなくなったわけ、制帽がなくなったわけ、これはどういうことからこういうことになったんでしょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 私もはっきりした経緯は分かりませんので、推測でしか申せませんが、制帽っていうのは中学校だったと思うんです。今高校にもなくなっておると。今この中学校、高校でいつの間にか制帽がなくなっておる。これはやはり一つは長髪の影響かなと、このように思っております。

 昔我々が現場におるころには、皆こういうのがいいのかどうか分かりませんが、坊主頭でありました。しかしながら、段々長髪ということが全国的に出てきまして、もう子供は、私も指導したことがありますが、帽子をかぶると髪形が崩れるということで、我々の前じゃぱっとやっておりましたが、中々そういうところがあるのかなと、これは時代の流れかなというふうにとらざるを得ません。

 私がある学校にいるときに、保護者が、そこの学校は長髪を禁止しておるので、我が子は広島に転校させるということで転校した事例もありました。これは親御さんが決められることですので、何とも言えませんが、そういう一つの時代の流れ。しかし、大事なものは、これは心として持っておかなきゃならない。

 それから、教壇についても、これはやっぱり私が憶測しますのは、特に校舎の建て方、教室の広さ等もあります。昔の教室は広かったんですが、今は狭くなっております。そういうこともあります。それと安全面もあろうと思います。そういうことで、教壇がいつの間にかなくなり、また、教壇があれば学芸会等でそれも利用されておりましたが、そういったのも困っておることもあったと思います。これも時代の流れかなというふうに私は捉えておるところでございます。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 今、しきりとマスコミ等では、昭和を懐古すると。特に昭和30年代を懐古するということで、先日山口の博物館でも昭和展をやっておりましたが、やはり古きよき日本のいいものがどんどん無くなってきてる、非常に淋しい思いを致します。私も50を過ぎて年とったからこう思うのかもしれませんが、やはりこれだけ生きる力、生きる力と言うんであれば、やはり日本のよき伝統というのをもう一度見直すべきではないかと私は思います。

 それと、まず生きる力を育むためには、開かれた学校づくりを通して、学校と地域社会との風通しをよくすることが不可欠であると言われております。開かれた学校とは、単に学校施設を開放するにとどまらず、学校の関係情報を提供しながら、自らの説明責任に努め、更に地域等外部の意向を学校運営に反映させることを意味しております。

 保護者には、わが子の教育や躾を学校に任せ、自らは知らぬ振りを決め込む者も珍しくなくなっております。また、地域住民には、学校に対して何かにつけ苦情を言う者も少なくありません。これは、学校が長い間家庭や地域と積極的にかかわってこなかった結果でもあります。学校が何を目標に、何に取り組んでいるかを示しながら、家庭や地域に学校への理解と、学校だけの問題でなく、家庭や地域の問題として捉えてくれと、協力を得るように努めなければならないと私は思ってます。

 それで、この説明責任というのを、今学校においてはどのように果たしていらっしゃるでしょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 開かれた特色のある学校づくりということは、今どこの学校でも一生懸命取り組んでおります。これは、まず1点は、私は午前の中でもありましたが、評価になる。いわゆる学校評価、校長評価、教員評価という評価の分がありまして、しっかりと学校の様子を地域の方々、保護者はもちろんですが、お知らせするということが大事であります。

 特に保護者の方は、我が子が学校で一体どんなことをしておるのかな、どんな生活をしてるのかな、どんな授業を受けとるのかなというのが、非常に気掛かりだろうと、このように思っておりますので、学校訪問等で私は口やかましく学校での子供達の様子を地域の、或いは保護者の方々にしっかりとお知らせをしてほしいということをお願いしております。詳しい事例は、後また要れば学校教育課長が申すと思いますが、そういう形でできるだけ説明責任を果たすべく、努力をしてもらっております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) そうです。校長はやっぱり外部に対して、自らの学校経営方針や学校の教育計画を説明することに加え、学校の教育活動の現状と成果を公開することが、やはり求められているわけです。

 やはり今説明責任、学校の情報の公開と言いますと、回覧板で学校通信が回ってくる。私たまたま保護者ですし、議員であるということで、学校に行く機会が多々ありますので、校長先生を初め諸先生方のお名前、お顔は存じておりますが、やはり地域の者にとって、どの人が校長先生なのか、どの人が教頭先生なのかと、これは本当に分からないと思うんです。

 やはり私は以前にも言ったことがあると思うんですが、やはりこの説明を文章だけでなく、校長自らの言葉で地域に出向いて、今学校のこういう問題が起きてる、力を貸してくれと。今年はこういう方針でいくんだということを、自らの言葉で校長がしゃべられるべきではないか。年に1回、年度当初でもよろしゅうございますから、是非そうして頂きたいと私は思うんですが、どうでしょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 私も全く同感でありまして、この夏休み等に地域懇談会、昔で言えば部落出張懇談会というものを是非設けてほしいということで、3年前から、合併当時から学校長にそのお願いをしております。

 中学校は、ほとんどの学校がそれをやっておりますが、小学校の校長さんは、小学生でそういうのが必要なかっていうような、中学校と比べてちょっと温度差のある校長さんもおられますが、やっても中学校と一緒にそれをやるという校長さんもおられます。言われますように、しっかりとその学校の特に最高責任者である校長さんのお考えを、保護者の方、或いは地域の方にしっかり説明して協力を求める、これは私は当然だと思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) それと、学校の校長先生や教職員も、やはり地域行事に積極的に参加して頂く。私ども仙崎地区におきましては、みすゞ七夕まつり、昨年度から学校の校長先生を初め、教員の方も実行委員に入って頂いて、地域の実行委員と一緒にみすゞ七夕まつりをつくっております。こういった事例もございます。

 そうして、地域の方と触れ合うことによって、やはりいろんな地域の方の意見を直に先生方も聞くことができる、大変これはいい機会ではないかと思っております。是非先生方にも積極的に、子供だけでなく行事には参加をして頂きたいと思います。

 それとやはり、今学校だけでは解決できない問題、どうしても地域との連携が必要となってきます。しかし、地域と連携するには、やはり連絡・調整、企画・運営など、連携業務が伴います。連携の具体的内容やその取り組み方法が分からないことから、これによって消極的態度を示す方も中にはいらっしゃいます。やはりそこで、学校と地域の融合の指導的な役割を担うのが公民館ではないかと私は思っております。

 そこで、その公民館の役割は大変私は重要になってくると思うんですが、教育長はどうお考えでしょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) まず、学校教育での地域の教育力の導入というふうなことも言われましたが、そのとおりで私も捉えております。従いまして、まずは地域の行事にしっかりと参加をしなさいということは、子供の方では教職員は伝えておりますが、今御指摘のように、中々教職員が、しかも日曜、祭日に自分が勤めておる地域に出向いて、地域に全員が行くということはちょっと困難でありますので、私は伝えており、或いは校長からも伝えておると思いますが、自分の住んでいる地域の行事に参加してほしいと、こういうふうなことを言っております。

 それから、そうした地域と触れ合うことによって、色々のそのふるさとのよさ等も分かりますし、まず教職員は、自分を地域の人に知ってもらうと、そして、自分も地域の人を知る、そのためには、やっぱり地域行事に参加することは非常に大切であるという指導もしておりますが、やはり労基法の関係等もありまして、中々言えない面もありますが、できるだけ都合をつけて地域に出向いて、地域の方と触れ合ってほしいということは、これは校長さんの方からも言っておると思います。

 それから、地域との連携の窓口は公民館だと言われます。私も同感でございます。やはり地域にとって、或いは地域と学校を結びつけるそのジョイントを、私は公民館に大きな要素があろうかと、このように思っております。そういう形で、学校によっては、非常に連携しておる学校と、そうでないこれからの学校もあるのも事実でございます。

 従いまして、お互いが公民館長さん、或いは校長さん、仙崎などは三校連絡協議会というのがございましたが、そういったものもお願い致しまして、やはりしっかりと地域の、そして地域の中で生きる力を育んで頂く大変いい機会ですので、更に推進をして参りたいと、このように思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) もう私どもの仙崎公民館では、館長を初め3人の体制でございまして、この19年度事業を見ますと、年4回小中学校との共催事業、また1回水産高校との共催事業と、大変学校との共催事業をやられております。まさに学社連携の接着剤として積極的に取り組んでいらっしゃいます。

 それで、昨日からのお話の中で、各公民館に温度差があると教育長は言われました。やはり私は仙崎公民館しか知りませんから、公民館というのはこういうもんだと、本当に忙しいところだなというふうに感じておったわけでございますが、そうではないところもあるということでございました。

 館長会議等色々な会議があると思いますが、やはり同じ長門市民でありますので、温度差をなくすように、また職員もこの旧長門市に比べて旧3町は、公民館職員は多いわけですから、もっと館長を初め──あんまりこれは言うたらいけんから、一生懸命頑張って頂きたいと私は思っております。もし先進地へ行かれるなら、是非仙崎公民館に来て頂いて、しっかりと見て頂きたい。私は思っております。

 それで、一番の問題の家庭教育の再生ということについて、これは大変難しいかもしれませんが、誰がどのようにこの家庭教育の体制に携わればよいか、教育長はどのようにお考えでしょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 非常にこれは難しい問題でありまして、今社会教育課を中心として、まず教育委員会事務局部内では、学校教育課と社会教育課、更にハード面で担当致します教育総務課、或いは体育課、或いは文化財保護室等、皆それぞれ関係ございます。そういうところから、学校教育では、先程申しましたように、教師の資質向上のため、指導力向上のために、担当指導主事がそれぞれ要請訪問を受けたり致しまして、学校に出向き指導力向上のために努力をしております。

 家庭教育につきましては、昨日も申したと思いますが、全学校に家庭教育学級というものを開設をして頂きまして、合併当初は旧市内しかございませんでしたが、全部私も担当課と一緒に回りまして、是非家庭教育学級というものを開設してほしいという趣旨説明等を致しましたところ、翌年は市内全部の学校に家庭教育学級が開設をされました。

 そうしたことは、親御さんの意識改革ということの狙いをもちまして、親がやはり高まらなければ、子供も高まらないということから、まず子育ての中で親育ちということがよく言われますように、親の学習、親学と盛んに言われておりますが、その必要性も十分認識をしておりますし、また担当課もそうした講座等も開いて、保護者の意識を高めておる、こういったとこでございます。中々これが、すぐにというわけにはいきませんが、鋭意今努力をしております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) これ、もちろん学校教育だけで家庭教育の再生は図られるものではございません。社会の背景等ございます。やはり学校と地域がいかに手を携えていくか、地域交流、教育委員会の出先機関であります生涯学習の場である公民館の役割というのは、本当に重要になっております。学校においては、やはりどんどん情報を開示して頂いて、学校内だけで解決できないものは積極的に地域に協力を求めて頂きたい。また、公民館も学校と本当に連絡を密にして頂き、家庭教育等の再生について一生懸命頑張って頂きたいと私は思っております。

 それで最後に、生きる力というのは自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力、自らを律しつつ他人とともに協調し、他人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性、たくましく生きるための健康や体力などを含む実践的な力と言われております。

 冒頭、教育長が言われました金子みすゞさんの詩というものは、やはり生きる力の育成のためには、重要なものですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) まず生きる力、先程申しましたが、大変一言で語れない、非常に多岐にわたっておりますのでなぞれませんが、端的に言えば、子供のあの子は生きる力があるかないかということは、ただ学力だけでは計れません。

 従いまして、今申されました知・徳・体、知育、徳育、体育が備わったそういう子供達が、私は本当の生きる力を備えておるかなと。その中でも特に子供達に欠けておるのが、体力の面であります。その体力も2つありまして、耐える力の耐力、これも非常にすぐにあきたり、きついことは避けるとか、我慢できないとか、そういうことがありますので、それはしっかり強調しようと。

 そのためには、まずは食べることが大事である。昔から言われておりますように、食べて運動して、遊んで、寝る、このことが私は大事だと、このように思いますので、今市内各学校で朝食欠食ゼロ運動を目指そうということで、今取り組んでもらっております結果、ほとんどの学校で朝食欠食児は僅かしかいないと。中には、1週間のうちの5日の中では、月曜日がなかったということも、そういうのはあるかもしれませんが、都会の方と比べまして、朝飯もろくすっぽ食べられない、こういう子供は長門には私は一人もいないと、このように思っております。

 色々この生きる力のことは、非常に大事でありますので、まず朝御飯をしっかり食べて、そしてよく学校に行ったら先生の話を聞いて、そして昼は友達と一緒に仲良く遊んで、家に帰ったら宿題をしてというふうな、「早寝早起き、朝御飯、天気のいいときは外遊び。お家に帰って宿題だ」という合い言葉で、今取り組んでもらっておるところであります。

 学社連携、これをしっかりと押し進めながら、親や地域の方々の力を頂きながら、子供達の健全育成に更に努めて◎参りたい、このように思っております。(「みすゞさんの詩」と呼ぶ者あり)

 申し忘れましたが、みすゞのこと、これは本市では心の教育をもう長年、実際は平成8年度から進めておりますが、本格的に取り組んだのが14年度からでございますが、みすゞさんのあのまなざしに学ぼうということで、先程申しました優しさ、思いやり、そしてともに生きるということを基調に、心の教育、より一層の推進を今図っておるとこであります。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 最後になりますが、その他人を思いやる心、感動する心、やはりみすゞさんが発信されたこの心を思い、多くの人達が訪ねて参ります。特に教科書に載っておりますので、子供達は夏休み、春休みを利用して、仙崎の金子みすゞ館を訪ねて参ります。どうか来られた子供達を失望させることのないよう、金子みすゞ記念館の、長期休業期間には閉館をしないように、私は強く要望致しまして、一般質問を終わります。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間と致します。

午後1時50分休憩

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午後2時00分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 先野正宏君。

〔2番 先野正宏君登壇〕



◆2番(先野正宏君) 皆さんこんにちは。「公明党」の先野でございます。昼からの大変眠たい時間になりましたが、もう少しの間おつき合いをよろしくお願い致します。

 それでは、通告に従いまして2問質問致しますが、市長、教育長の明快な御答弁をよろしくお願い致します。

 まず初めに、長門市の防犯対策について質問します。

 一昔前までは、隣近所とのつき合いが盛んで、近所同士で声をかけ合い、注意することで地域の安心安全は保たれていました。しかし、現在では地域社会への関心や連帯感が希薄となり、地域がもともと持っていた防犯機能が失われつつあります。「安全と水はタダ」と言えなくなった現在、防犯ボランティア活動により、地域社会における住民相互の連帯意識を高めていくことが重要となります。

 防犯活動は、常にこれでよしということはなく、不断の意識づけと継続的な活動が不可欠であります。今も子供や高齢者などを狙った凶悪犯罪が起きていますが、地域の安全は地域で守るため、地域安全安心ステーションモデル事業が平成17年より行われています。

 このモデル事業の対象は、安心・安全活動を実施する自主防犯組織等を有する市町村区と限られています。モデル事業の概要と致しましては、身近な生活空間における安心・安全の確立が喫緊の課題となっている状況を踏まえ、住民パワーを生かした防犯活動等に幅広く対応すべく、公民館等に資機材や情報を集約した安心安全活動の拠点施設を、地域安全安心ステーションと位置づけしています。想定する事業内容は、地域安全情報の提供、防犯講習・防犯訓練等の実施、合同パトロールの実施等を通した防犯パトロールのノウハウの伝授等になっております。

 現在、警察庁では地域安全安心ステーションモデル事業の一環として、実施地区、防犯ボランティア団体の募集をかけており、申し出があった団体には、防犯活動に伴う帽子、腕章、トランシーバー等の無償貸与も準備されております。

 また、ホームページからも活動支援情報が発信されておりますが、こと本市においては、まだまだ周知の不足を感じる次第であります。そこで、改めて行政情報として発信し、防犯活動に取り組みたい団体の支援をしてはどうかと考えるものであります。市長の御所見をお伺いします。

 また、長門市教育委員会も、子供の安全対策については、今までも様々な面から取り組まれておりますが、一層の対応強化はできているのか、お伺い致します。

 壇上での質問は以上でありますが、次の質問からは質問席の方からさせて頂きます。

〔2番 先野正宏君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、先野議員の長門地域の防犯対策についての御質問にお答え申し上げます。

 地域安心安全のまちづくりの1点目、地域安心安全ステーションについてのお尋ねでございますが、最初に本市の防犯の取り組みについて申し上げますと、防犯対策全般に関しましては、長門市防犯対策連合協議会、暴力団対策に関しましては、長門地区暴力追放運動協議会、密航・密漁者対策に関しましては、長門地区沿岸防犯協力会、飲酒運転の防止等交通事故防止に関しましては、今月21日に開催します交通安全のつどいや街頭キャンペーンなどを通じて、情報提供や啓発活動を行いますとともに、ボランティアの皆さんのパトロール活動等への支援にも取り組んでおります。

 また、長門警察署によります巡回パトロールや年末の重点パトロール、各地域での子供の見守り、声かけ運動、市職員によります青色回転灯設置車両での防犯パトロールなどを、警察署を中心に職域防犯組合など関係機関、団体、更には地域住民の皆さんなどの御尽力により実施をしており、おかげをもちまして比較的平穏な状態が保たれているものと考えております。

 本市におきます刑法犯罪発生件数を見ましても、平成18年は282件で、平成14年の576件に比べ約2分の1、294件減少し、4年連続の減少となっております。しかしながら、子供や女性、高齢者などを狙った犯罪は県内共通で多発傾向にあり、引き続き安全安心のまちづくりを目指し、防犯対策に取り組んで参りたいと考えています。

 さて、お尋ねの地域安全安心ステーションでありますが、警察庁が平成17年度から開始した事業で、「犯罪に強い地域社会の再生に向けた地域住民の自主防犯活動に対する支援の充実・強化」を目的に、モデル地区を指定し、防犯ボランティアの活動区域内で安全安心パトロールの出動拠点、地域安全情報の集約・発信拠点、自主的活動の参加拡大の拠点の3つの機能をもった施設を、地域安全安心ステーションと呼び、その整備を進めているものであります。

 今後は有効な活動事例としての情報提供、自主的活動に対する具体的な支援、自主防犯活動効果の啓発などを行い、全国的な取り組みへの展開が予定をされております。ちなみに、平成19年度のモデル地区は、全国で431地区が指定をされ、県内では8市9地区が指定されております。

 現在、本市の防犯ボランティア団体として警察署に登録されている団体は、青少年育成市民会議の各支部など10団体でありますが、このモデル事業の指定は受けておりません。

 平成19年1月に施行しました「犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」におきまして、良好な地域づくりの推進として、地域防犯ボランティアの育成を掲げております。また、総合計画におきましても、明るく健全で安全なまちづくりを行うため、市民ボランティア団体等との連携により、防犯意識の高揚と防犯対策の充実を図ることとしています。

 身近な犯罪から身を守るためにも、地域住民一人一人が防犯意識を高め、支え合い、犯罪者を寄せつけない安全で安心なまちづくりに努めることが大切でありますので、長門警察署を初め、長門市防犯対策連合協議会等関係団体との連携を更に強め、ケーブルテレビや市広報などによる防犯に対する啓発活動など、地域の防犯ボランティア育成の観点からも、積極的に関連情報の提供を行って参りたいと考えております。

 なお、本年度においては、6月1日に暴力追放県民大会がルネッサながとで開催されました。また、今月29日には、県沿岸協力会連絡協議会と長門地区沿岸防犯協力会の共催で「沿岸防犯を考える市民のつどい」が、同じくルネッサながとで開催され、市としても後援を致し、市民への啓発に努めているところであります。

 2点目の子供の安全については、教育長から答弁をさせます。

 以上で、1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。

〔教育長 大嶋泰夫君登壇〕



◎教育長(大嶋泰夫君) それでは、先野議員の2点目の子供の安全についての御質問にお答えを致します。

 御存じのように、昨年、一昨年と子供に対する悲惨な事件が全国で次々と発生し、子供の安全を確保する取り組みが全国的に強化されて参りました。市内におきましても、児童に対する不審者からの声かけ事案が発生したことから、市として児童・生徒の登下校時における安全見守り対策を更に強化するため、昨年の1月に「長門市子ども安全対策協議会」を立ち上げ、学校や公民館と連携を図りながら、安全パトロールや声かけ運動を呼び掛けるとともに、乗用車に張りつけるマグネットステッカーや、腕章の配付を行い、地域総ぐるみで子供の安全確保に向けた取り組みを推進してきたところであります。

 また、警察署や市民の皆さんにおきましても、児童・生徒の下校時間にあわせ、パトカーによる見守りの強化や、散歩や買い物時間にあわせた安心安全の取り組みを頂いております。

 一方、各学校に対して市内の小学生全員と中学生の希望者に防犯ブザーの配付を行い、危機回避の指導や学期初めの通学路の点検、安全マップの見直し・点検に努めて頂くと同時に、警察署やスクールガードリーダー、青少年安全サポーターと連携した防犯訓練の実施など、子供の安全確保に力を注いでいるところであります。

 更に、本年度から児童の放課後の安心・安全な居場所対策として、児童クラブが開設されていない学校において、地域のボランティアの力をお借りし、安全で健やかな居場所となる放課後子ども教室推進事業にも取り組んでおるとこでございます。

 また、青少年の健全育成や社会環境の浄化整備を図る活動を目的とする「長門市青少年育成市民会議」の支部活動におきましても、あいさつ運動やボランティア活動、或いは児童・生徒への登下校時における見守り運動や、夏休みにおける夜間パトロール等を実施をし、地域に根差した息の長い活動を展開をして頂いております。

 子供の安心・安全対策につきましては、地域住民の皆さんの御理解と御協力が不可欠でございますので、今後とも議員さんを初め、市民の皆様の温かい御支援をよろしくお願いを致します。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔教育長 大嶋泰夫君降壇〕



○議長(南野京右君) 先野正宏議員。



◆2番(先野正宏君) いろんな防犯活動については、啓発に努めていくっていうことでございました。子供の関係につきましても、いろんな角度でやっているという話であったと思います。

 まず最初に、この警察庁がやっている「安心安全ステーションモデル事業」、これ平成17年から各年度で100地区っていうことで、19年度まで100地区やられているわけです。各都道府県の人口割で何カ所か大体決まっているということでございました。ここはずっとやられとって、山口で17年が5カ所、18年2カ所、19年2カ所、20年も2カ所予定をしているという話でございました。

 長門市も防犯ボランティアとか、団体が今17カ所ございますが、この17カ所について、浅田っ子見守り隊ですか、それとひさどみっ子見守り隊、これは三隅地区、油谷地区が立ち上げたものだろうと思います。こういうふうなところは、やっぱり防犯ボランティアの関係で、中々予算の関係もないっていうふうにお聞きしております。腕章なんかは、それぞれそういう警察等から配られていると思いますが、そういう分がないと思うんですが、その啓発活動と言うか、そういう分をやって頂けないですか。このモデル事業を是非教えてあげて頂きたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) お答えを致します。

 今モデル事業について、そういう既存の防犯ボランティア団体等への情報発信をしてはということでございました。今これにつきましては、しっかりできる情報を提供していきたいというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 市長の答弁の中にもありましたが、市にも長門市青少年育成市民会議とか、長門市子ども安全協議会と、これは教育委員会が立ち上げたもんです。これもマグネットステッカーとか腕章などの費用が出ております。活動はボランティアだということをお伺いしました。

 旧長門市時代からある長門市青少年育成市民会議があるわけです。これらの団体についても、当然の話でありまして、市から補助金が出てるわけでございますが、市でやってる団体についても、ボランティア団体をやっているところも、こういう子供の安全安心ステーションモデル事業というのをやっているところもあるんです。これについてやってみる気はないかということをお伺いします。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) このモデル事業を長門市も導入してはということのお尋ねかと思いますが、先程議員さんの方からお話がございましたように、17年度から警察庁が始められたものでありまして、現在このモデル事業の展開は3年目ということになっております。先進事例等が今から少しずつ、そのモデル事業をやられているとこから報告があるということからも、今から少しずつやはりすそ野が広がって、そしてモデル事業の改善見直しも図られていくのじゃないかというふうにも考えております。

 本市では、市長答弁にもございましたが、防犯ボランティア活動に対しまして、物品の貸し出し等、これは防犯対策連合協議会での対応をしております。また必要であれば、警察署とも相談しながら貸出品等を充実する形で考えたいというふうには思ってはおりますが、犯罪のない安心安全のまちづくりという視点からも、色々モデル事業として出てくる先進事例を参考にさせて頂きながら、警察庁のそのモデル事業の今からの動向等を踏まえて、研究をさせて頂きたいというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 最初の質問で私が言ったことと少し重複しますが、防犯パトロール用品とか、無償貸与ができるということで、防護衣なんかがあるんです。これは警察庁にお聞きしたら、ナイフがささらないと、そういう部分の防護衣なんですね。ほかにも通学警戒活動に役立つ物品ということで、トランジスターメガホンとか誘導機とか、安全協議会と重なる部分もあると思うんですが、そういう検討をまたお願いしたいと思います。

 次に、青色回転灯を装備した防犯パトロール隊について、これ17年の12月議会で私が質問を致しまして、今年の3月に長門市防犯パトロール隊を結成して頂きました。大変ありがたく思っておりますが、防犯に対する市長の強い意志を感じております。

 しかし、結成されて今6カ月でありますが、まだ計画がはっきり出てないっていうことでお聞きしました。資料も担当課に行ってもらってきたんですが、まだまだ何かこう体制自体がはっきり立ってない、6カ月ありますので、今からいろんな部分で体制を立てられる、そういうふうに思うわけでございますが、計画っていうのは何か考えておられるのか、ちょっとお聞きします。



○議長(南野京右君) 藤野総務課長。



◎総務課長(藤野義久君) それじゃお答え致します。

 現在パトロールは、今前後しますが、今長門市役所の防犯パトロールという形で青色回転灯を装着して巡回をしておるわけですが、この現況は、8月末までが本庁は週2回、それから総合支所については随時という形で市内のパトロールを行っております。

 何か計画はないかということにつきましてですが、議員さん言われましたように、今6カ月を迎えております。この9月以降、充実させるという狙いから、犯罪の被害者になりやすい子供さんの安全面も考慮し、小学校付近を回るコースを、本庁は週1回、総合支所は週2回を追加し、実施するように改めたところであります。

 時間等につきましては、今後の教育委員会等の話し合いもあり、今申し上げることできませんが、最も効果的な時間帯となるように、適宜調整を図って参りたいというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 色々考えていらっしゃると思うんですが、せっかくこういう防犯パトロールして頂いたのに、まだ計画がはっきり立っていないということで、もったいないです。Bコース、Cコース、Dコース、Eコースといって、僕も課に行ってもろうて来たんですが、いろんなことが考えられると思うんですが、長門市教育委員会とか、この深川小学校、向陽小学校、時間帯がこれ全てそれぞれ書いてあるんですね。14時なら14時、14時10分ということで、時間帯がかなりやっぱり子供の帰る時間とあわせるには、ちょっと難しいような時間帯になっておると思います。今から検討するということでありますので、あれですが、ちょっと教育長、ひとつお聞きしたいんですが、この今あんまり申し上げられないということを言われましたが、教育長何か連携されて少し考えておられることがあるのか、ちょっとお聞きします。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 青色防犯灯の件ですか。(「違います。連携」と呼ぶ者あり)あ、連携ですか。(「はい」と呼ぶ者あり)これはもう当然しっかりした連携をとりながら、子供の安全をみんなで構築していく必要があるということからも、これは庁舎内だけではなくして、教育委員会と市長部局だけでなくして、関係機関、地域住民の方、総ぐるみでやはり子供の安全を見守っていくと、こういうお願いを私は是非したいと、この◎ように思っております。連携をだからこれはもう。(「時間帯です。時間帯の連携」と呼ぶ者あり)あ、時間帯ですか。これはちょっとまだはっきりどういう時間帯がええっていうのは掴んでおりませんけど、大体どこの小学校も、下校時間は大体決まっておりますし、またスポーツ少年団等もやって遅くなるところもありますし、そこらあたり一律ということは、ちょっとこれから検討していく必要があろうかと思います。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) しっかり検討して頂いて、やっぱり防犯と子供っていうのは、かなり関連性がありますので、是非検討して頂きたいと思います。

 今防犯パトロールのことを言いましたけど、連携されてやってる市が、今市長も答弁の中にありましたが、下関と山口、宇部、萩、防府市、下松市っていうのは、全て防犯パトロールと青色回転灯と一緒に兼ねて、御存じだと思いますが、やっているんです。そういうふうな部分の連携も深めて、是非やって頂きたいと思います。

 次に、今度は子供の見守りということでやらせて頂きますが、各地区に、今も申し上げましたが、子供の見守り隊以外があると思います。それらの活動状況を時間帯の把握をされとってのかというのをお伺いします。



○議長(南野京右君) 高橋社会教育課長。



◎社会教育課長(高橋憲幸君) お答え致します。

 安全見守り隊以外にも、市内の各地で自治会やPTA、或いは老人クラブ等の市民ボランティアの皆さんにより、登下校時間にあわせた子供の安心安全の取り組みを頂いておりまして、大変感謝を致しております。

 こうした市民の皆さんの善意による取り組みの活動次第であるとか、細部にわたる時間帯につきましては、長門市子ども安全対策協議会、或いは長門市青少年市民会議の各支部が、その把握に努めて、今後も関係機関との連携を図りながら、更に充実した子供の安心安全確保の取り組みを推進して参りたいと思います。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) ボランティア団体との活動状況の把握とか、時間帯の把握ができていないと、今も言いましたが、防犯パトロールとの連携もできてないので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、18年6月の定例会でも中野(明)議員さんが言ってらっしゃいました。子供のいる家庭には、不審者が出たらすぐ教育委員会の方から連絡が入ると。僕も子供がいますので、すぐに教育委員会の方からそういうのが入ります。子供のいない家庭には、連絡はいかないよっていうような話をされておったんですが、中野(明)さんがですね。そういうふうな連携も含めて、しっかり市と地域が連携して、防犯ボランティアとも市から連携をとって頂きたいと思っておりますが、不審者情報も「ほっちゃ」などでも対応してほしいと思いますが、いかがですか。



○議長(南野京右君) 高橋社会教育課長。



◎社会教育課長(高橋憲幸君) おっしゃいますように、不審者情報の提供につきましては、児童生徒の登下校の安全対策として、子供さんがいる家庭に各学校から通報されるシステムになっております。また、情報の内容によりましては、子供を不審者から守るために、必要に応じて公民館を初めとする社会教育機関に連絡をとり、安全対策協議会や市民会議の支部組織と連動した取り組みができる体制を整えております。今後更にこうした支部組織と市民ボランティアとの連携を図って、子供の安心安全対策の強化に努めて参りたいと思います。

 それから、ほっちゃテレビによる情報の提供につきましても、必要に応じてその情報の提供に努めて参りたいというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 私子供の安全については、旧長門市時代からですから、4回目にこの質問なるんですが、余りしつこいっていうふうに思わんで、子供の安全については大事な部分なのでお聞きしますが、子供に対する声かけ事案ということで、萩市で2件あって、山口市でもかなり多くの事件がありました。合計15件ぐらい警察庁のホームページに載っていた部分で調べたんですが、気になっちょるんが、やっぱり集団下校のことなんです。

 前も集団下校でやっぱり襲われる率が一番高いっていう話をしたと思うんですが、集団下校について、僕前歩いて帰りよって、9月議会のちょっと前ですから、夏休み前だろうと思うんですが、歩いて帰りよったら、一人で子供が歩いて帰りよるんです。小学校6年生とか5年生、また4年生、3年生、2年生、1年生というのは、時間帯がそれぞれ違います。その帰る時間が集団下校ちゅうのは難しいよっていう話を前されましたが、やっぱり狙われるんが、この下校時に一番狙われるんだっていうふうに私は思います。これについてのどういうふうに今やっておられるのか。そしてまた、事案に遭わんように、事件に遭わんようにどういうふうにされているのか、お伺いします。



○議長(南野京右君) 松浦学校教育課長。



◎学校教育課長(松浦正彦君) お答えを致します。

 集団下校、特に小学校の集団下校につきましては、水曜日にほとんどの学校が実施をしております。ですが、学校によっては毎週であったり、或いは2週間に1回であったりというようなことで、学校やその地域の実情によって実施の回数は異なっております。

 それから、子供達の下校時間帯のことでございますが、学年によってはそれぞれ下校時間帯が違います。従いまして、集団下校ではない日であっても、できるだけ一人にならないように、複数で下校するように、今各学校へはお願いをしているところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) なるべくやっぱり一人で帰らせれば、そういう事件も今ないですけども、起こり得ると思いますので、そういう指導もしっかりしてほしいと思います。

 最後に、防犯モデル事業について、最後に市長もう一回同じ答弁になるかと思いますが、お願いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 先程来から御説明申し上げましたように、長門警察署とも連携をとりながら、そして本市はやはり沿岸もございます。特徴のある防犯対策もあるわけですね。そういったものをやっぱり年々強化を致しております。これは、一つにはやはり民間の情報協力、関係機関と、それと住民の情報協力、これがちゃんととれるというのも、やはり大きな目的でございます。

 そういう意味では、やはりボランティアという形で参加することによって、住民の皆さんがそういった防犯、或いはそういった情報をどういうときにどういう情報が必要なのかと、また知らすべき情報になるのかというようなことも含めて、みんなが自覚しあうことが大切でございます。

 そういった意味では、今の既設のボランティア、或いはそれの固まった協議会、こういったものも、もう一遍しっかりと、より機能的に強化できるような仕組みづくりを考えることと、それと今御指摘の、それと同時に、そういった地域安全安心ステーションですか、そういうステーション的な機能とはどのように噛み合っていくかということも含めて、先程総務課長が申しましたように、研究をしていきたいと。取り入れられれば、我々も積極的にそういったものを取り入れて、防犯体制を強化していきたいと、このように思っております。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 長門市を犯罪のないまちにするため、防犯ボランティアは有効な抑止効果となると思います。長門市では防犯が進んでいるので、悪いことはできないと犯罪者に思わせるのも一つの手段と私は思います。市長の答弁でも申されましたが、長門市総合計画の中にも、防犯意識の高揚と防犯対策の充実を図るとありますので、地域安全安心のまちづくりをお願い致したいと思います。

 次にいきます。次に、多重債務者対策についてお伺いします。

 現在、我が国の消費者金融の利用者は、全国で約1,400万人、少なくとも国民の約9人弱に1人が利用し、そのうち返済困難な多重債務状態に陥っている者は200万人を超えているとも言われており、大変憂慮すべき状態にあります。多重債務による自己破産者は、平成6年の4万人から平成17年には18万人に、また検察庁の統計によれば、平成16年の経済的理由による自殺者は7,900人以上に上り、更にこの多重債務問題がホームレス、離婚、配偶者暴力等を生み出す要因ともなって、深刻な社会問題となっております。

 こうした多重債務問題に対応するため、昨年12月、我が党の強い働き掛けにより、貸金業規制法が改正されました。これは、多重債務の原因となる最高金利の引き下げや、借り過ぎ防止のため、年収の3分の1を超える借り入れを禁止する総量規制の導入などが主な内容であります。この制度改正により、改正法が完全に実施される平成21年頃から、新たな多重債務者の発生は抑制されると大いに期待されています。

 一方、今後の改正法完全実施に向け、既に多重債務者状態に陥っている者に対する対策や、新たな多重債務者の発生を抑制するため、本年4月、国において「多重債務問題改善プログラム」が策定されました。この改善プログラムでは、相談窓口の整備・強化、セーフティネット貸し付けの提供、金融経済教育の強化、ヤミ金撲滅のための取締強化の4つの柱が示されており、今後は国や県、市町、関係団体が一体となって、この改善プログラムを実行に移すことにより、多重債務問題を解決していくことになっています。私は、この対策の鍵となるのは、何よりもまず困っている人が気軽に相談できる体制を整えることだと思っております。

 そこでお伺いします。多重債務者対策の解決のために、早急に本格的な対応が求められるところでありますが、市の対策の現状はどうなっているのか。市民相談室と商工観光課の連携についてお伺いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、多重債務対策についての御質問にお答えを申し上げます。

 まず、1点目の市の対策の現状についてのお尋ねでございますが、先程議員御指摘のように、現在我が国においては、消費者金融の利用者が少なくとも約1,400万人存在をし、そのうちの多重債務状態に陥っている者は200万人を上回るとも言われております。

 国は、この増加をし続ける多重債務者問題に対処するため、昨年の臨時国会において貸金業法を改正し、平成18年12月には多重債務者対策本部を設置、更に本年4月には多重債務問題改善プログラムを策定を致しております。

 このプログラムの中には、地方自治体の役割が示されておりますが、本市のように専門の相談員を持たず、消費生活センターを有しない市では、他の自治体やカウンセリング主体への紹介、誘導を行うこととされております。

 本市におきましては、現在多重債務に関する相談につきましては、市民相談室で受け付けております。昨年度においては、借金に係る相談は15件で、うち約半数の7件が多重債務に係るものでありました。市民相談室では、まずは相談者に安心して話をして頂くことに努め、債務が多額で債務整理によらなければ解決できない場合には、債務整理の方法を説明を致しております。

 具体的な債務整理の手続は、専門的な知識を必要とするため、無料法律相談や長門法律相談センター等の紹介、誘導を行い、問題解決に対応しているところであります。

 次に、2点目の市民相談室と商工観光課との連携についてのお尋ねでございますが、本市では訪問販売等、消費生活に係る相談については、商工観光課商工係が、一方、配偶者暴力、借金、その他困り事等の相談については、市民課市民相談室が対応しております。双方とも市民からの相談を受ける窓口として、重要な役割を担うわけですので、お互いが連携を密にして対応を致しておりますし、今後もそのようにしていきたいと考えておるところでございます。

 以上で答弁を終わります。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 多重債務対策ができることは、市としてやっているというような話でした。窓口についても連携をとってやっているというような話でした。私が山口県の消費者生活センターで聞いた多重債務の相談を受けた件数というのは、平成16年が589件、17年が643件、18年が923件と増え続けている状態であります。長門市では市民相談室、商工観光課でそれぞれ受け付けをやっていると思いますが、16年、17年、18年とちょっと教えてください。



○議長(南野京右君) 五十嵐市民課長。



◎市民課長(五十嵐徹君) お答え申し上げます。

 多重債務者の相談件数でございますけれども、平成16年度商工観光課の方へ相談に行かれた方はございませんでした。市民課の方が5件ほど受け付けております。それから、平成17年度でございますけれども、商工観光課の方では、これも受け付けをしておりません。ゼロ件でございます。市民課の方が9件相談を受け付けております。平成18年度でございますけれども、商工観光課の方で1件受け付けをしております。市民課の方では7件受け付けをしております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 最初に市長の答弁で、市民相談、多重債務対策は、市民相談室だけでやってるんですか。ちょっとそこをお聞きします。



○議長(南野京右君) 五十嵐市民課長。



◎市民課長(五十嵐徹君) お答え申し上げます。

 当然商工観光課の方でもやってるというふうに認識されておる方は、そちらの方にも行かれると思いますけれども、そういったことを御存じない方は、まず市民相談室の方に相談に来られるのではないかと思っております。そうした場合、私どももやはり商工観光課と連携をしながら解決に当たっておるとこでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 今言われたように、多重債務の話は商工観光課でやっているって知っちょる人は商工観光課に行って、市民相談室でしかやってないと思われる方は、そちらに行かれるというような答弁やったと思うんです。僕に市民相談の関係でちょっとこういう話があったんです。多重債務の相談で商工観光課に行って相談を聞いてもらったと。しっかり聞いて対応もかなりよかったと。ですが、周りに職員がいるので、話がしづらかったという、こういう話が僕のとこにあったんですよ。

 今言われたように、件数で言うたら商工観光課は余り件数がありません。思うんは、もう市民相談の方にこの多重債務の話をやっぱり持ってくるとか、部屋をどこか、今商工観光課の方であれば部屋を用意したり、そういう部分についてはどう考えていらっしゃるのか、ちょっとお聞きします。



○議長(南野京右君) 岩崎商工観光課長。



◎商工観光課長(岩崎伸広君) お答えします。

 確かに議員おっしゃいますように、多重債務については商工観光課にいらっしゃる方は少ないわけですが、その他架空請求など、消費生活にかかわる相談は年々増えてございます。従って、議員申されたように、相談者は、御存じだと思いますが、職場の真ん中のセットで対応してるというような状況であります。

 事前に御連絡を頂ければ部屋も用意できますが、何せ手狭な職場でして、将来的に相談窓口の一本化も含めて、或いはどこかのきちっとした部屋を設けて、気軽に相談できるようにすることの検討もしてみたいというふうに思います。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) それと、人材の問題になるわけですが、いろんな部分でこういう法律相談とか債務問題に関する話というのは、やっぱり中々難しい話でありますので、今無料法律相談を毎月第4水曜日の10時から15時までやっておられます。それの利用も含めて、嘱託職員と言うか、そういう部分の人を雇って頂けないだろうかというふうな提案なんですが、やっぱり職員であれば、その都度1年とか2年で異動したり、長い人は、滅多にいらっしゃらないですけど、10年ぐらい一緒の場所におられる方もいらっしゃると思います。だけど、やっぱり仕事を覚えたらぱっと場所を変わるとかいうことになったら、やっぱり専門の分野でありますので、嘱託職員なんかのこの予定と言うか、そういうふうな検討も考えて頂きたいなと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 渡辺経済振興部長。



◎経済振興部長(渡辺重範君) それではお答え致します。

 今議員御指摘のように、やはりこういった多重債務とかっていうような問題になりますと、やはり専門的な法律知識を要することが主になろうかと思います。この件につきましては、やはり窓口の一本化という、先程課長が申しましたけど、市民にとってもやはり市民課の相談なのか、消費者等になれば商工観光課というようなことで、そういった区分けができるものじゃありませんので、一本化ということも含めまして、また体制につきましては、組織検討委員会等もございますので、これから来年に向けてそういったことも含めて検討して参りたい。

 そして、先程言われました嘱託職員のような形の対応といったことも、やはり含めて検討していく必要もあろうかと思います。ただ、これにつきましては財政的なこともございますので、十分に市民にとって分かりやすい、また相談しやすいということも含めまして、検討して参りたいというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) よその市でこういう多重債務問題というのは、結構やってるとこがあって──ちょっと待ってください。済いません。多重債務対策で110番と庁内連携ということで、宮城県登米市というところで消費生活相談窓口を置いて、試行的に8月19日から10月までの間、毎月第3日曜日、午前9時から午後5時と、毎週月曜日午前9時から午後8時を110番の日と規定して、そして通常の業務時間以外の電話相談にも応じて、地元の弁護士や司法書士と連携して、債務解消を支援していると。また、税金・公共料金の徴収部門や福祉部門の関係各課が加わる連絡調整会議を設置して、多重債務の相談を促すパンフレットを各課に置いて、情報を適宜話し合って問題の把握に努めると。債務整理後は生活再建に向け、生活保護や資金融資を含めた包括的支援を推進すると。で、やっているところもあるんです。

 市長、最後に、こういう今の話を聞かれて、全般的に話を聞かれて、今後債務対策にどういうふうに取り組まれるのか、お伺いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 多重債務者が抱える問題は、多重債務以外も含めてあると思うんです。こういったのを総合的にお聞きしながら相談に乗る、その解決方法を考えていくということが必要ではないかと思っておるところでございます。まず、丁寧に事情を聞いて、そして、解決方法を指導できます専門機関に紹介、或いは誘導する。また、庁内のそれぞれの関係する課が連携して、適切なアドバイスを探し出して、御相談に乗っていくということが必要であります。

 それと、やはり県の方もノウハウをお持ちでございますので、その辺をしっかりと連携しながら、ある面では研修も行かせるということも考えてもいいのかなと思っている。いずれにしましても議員御指摘のように、本市においても多重債務者、決して数字的には、まだまだ少なくないと思っております。そういうやはり対策というのをしっかりととる必要があると、このように窓口の改善も含めまして、思っておるところでございます。



○議長(南野京右君) 先野正宏君。



◆2番(先野正宏君) 多重債務者っていうのは、市に来られる数っていうのは、いまさっきお聞きしたように、余り件数が多くないんです。でも、実質それぞれ議員さん、僕のところにも相談があります。ほかの議員さんのところにも相談があったというようなお話をお聞きします。やっぱりこういう多重債務対策、国がやっちょるからどうのこうのではなくて、やっぱり市ができることは、市長も是非推進してやって頂きたいと思います。質問を終わります。以上です。

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○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。休憩時間は10分間とします。

午後2時53分休憩

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午後3時03分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 林克好君。

〔13番 林 克好君登壇〕



◆13番(林克好君) 皆様お疲れさまです。いよいよ最後でございますが、明日まだ4番バッターと5番バッターが待っておりますので、3番バッターが力一杯最後の締めをしてみたいと思います。

 質問通告書に従い、執行部のお考えをお尋ね致します。真摯な御答弁を期待を致しております。

 通告しております質問事項は、財産管理について。昨年10月に長門市中期財政見通しが発表されてからこの1年、事あるごとに財政が厳しいという言葉が出て参ります。これを解消する方法として、執行部はもちろん我々議会も真剣に考えていくときではないでしょうか。

 私なりにこの浅い知恵をもって考えた方策は、一つとして公有財産の活用が上げられると思います。今回の補正予算に、消防機庫の跡地の売却費が計上されておりますが、このように財産を活用することは、非常に有効な手段であると私は認識しております。

 そこで、1点目として、現在の長門市において土地も含めた財産管理の状況を、公有財産、また土地開発基金、また土地開発公社についてお尋ねを致します。

 更に2点目として、これらの運営をどうするのかもお尋ねして、1回目の質疑とさせて頂きます。以下は質問席から質問をさせて頂きます。

〔13番 林 克好君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、林克好議員の財産管理についての御質問にお答え申し上げます。

 まず、1点目の土地に関する財産の管理状況についてのお尋ねでございますが、市が所有する財産のうち、公有財産の土地につきましては、行政財産と普通財産に区分した上で管理を行っております。行政財産としては、庁舎敷地などの公用財産と、道路や公園などの公共用財産がありますが、それぞれ長門市財務規則に基づき、その財産を所管する各部局等の長及び各課等の長の職にある者が、財産管理者として管理致しております。また、普通財産につきましては、財政課長を財産管理者としております。

 次に、土地開発基金で取得している土地につきましては、旧市町において基金条例を定め、特定の目的のために取得をしたもので、新市で改めて基金を設置したものであります。なお、基金財産の管理につきましては、企画総務部長が所管し、財政課長が担任致しております。

 土地開発公社が管理をしている土地につきましては、後程副市長から答弁をさせて頂きます。

 次に、2点目のこれからの管理運営についてのお尋ねでございますが、公有財産のうち行政財産の土地については、公用または公共用に供するという初期の目的が達成できるよう、適切な管理に努めて参りたいと思っております。

 また、普通財産の土地については、長門市経営改革プランに基づき、具体的な利用計画が見込めない遊休地で、処分が可能なものは、売却手続を進めているところであり、残された土地についても、その方針で進めて参ります。

 続いて、土地開発基金の土地については、長期的な視点から所期の目的を捉え、当面は現状のままで管理していきたいと考えておるとこでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 藤田副市長。



◎副市長(藤田芳久君) それでは、土地開発公社の財産管理について御質問にお答えを申し上げます。

 土地開発公社におきましては、先の6月議会におきまして同公社の経営状況の報告をさせて頂きました。東深川江良地区の県道下関・長門線バイパス沿いに、平成9年度に取得を致しました4,350平方メートルの土地、また平成6年から平成12年にかけまして公社が造成、また売却を致しました通称藤中団地の周辺、法面3,254平方メートルを今有しておるところでございます。

 これからの管理運営につきましては、土地開発公社の立場と致しましては、こうした未利用の用地を抱えていることは、好ましくないというふうに考えております。このことから、その活用方法につきましては、財政状況も勘案しながら、できるだけ早く有効活用ができるように検討もして参りたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 市長並びに副市長の説明では、そのような形でしか私は答弁できないと思いますし、そのとおりであろうと思います。しかしながら、現在私が、この新市になって自分なりに考え、自分なりにまた見てきたこの公有財産、そういったものに対する考えの一端を、市長に聞いてみたいと思います。

 私が公有財産であろうが何であろうが、この種別は別として、私は常に地元の財産を、特に我々の生まれた、また育った地域の財産を一生懸命守っていきたいというふうに思っております。これはなぜならば、やはり我々が生まれ育った地域は、我々の手でないと守れないという気持ちがあるからです。その中には、郷土というものはやはり生まれ育ったものでないと分からない郷愁があるわけですから、それに対する思いは人一倍あるわけです。

 私がなぜここまで申し上げるかと言いますと、私の思いはこの前、昨年ですか、昨年市長にお伺いしたと思います。私のとこには三本松、これ町有地、これが今市有地になっております。このことの管理についてお伺いしました。そのときの市長の答弁が、「当然市有林につきましては、市がそういった植林も含めた管理をする義務があると認識しております」と、はっきりこのように記述されております。しかし、今朝も私は来る前に現地に行って参りました。やはり昨年と何ら変わらない現状。それを見るにつけ、行政って一体何だろうと。市または町、そういったものを含めた財産といったものは何だろうと。もしこれが個人の財産であれば、このように放置してるのかなというふうに私は認識しました。

 私がなぜここまで言うかというと、これはあくまでも補助事業で、イチョウの木を数百本植えた結果であります。5年間は下刈りもされました。しかし、その後放置されております。それが私は残念でならないわけです。やはり市として補助金を使いながらこういった事業をする場合、最後まで私はある程度責任があると思います。

 そういったものの管理がやはりなされないで、このように放置されていることを、市長として、また地域に生きる人間として、どのようなお考えかを市長にお伺いします。どうか、今お持ちの資料で分からないと思えば、課長でも結構です。よろしく御答弁お願いします。



○議長(南野京右君) 渡辺経済振興部長。



◎経済振興部長(渡辺重範君) それでは、林(克)議員の御質問にお答え致します。

 議員の言われるのは、昨年の質問のときに市が責任をもって管理するということが、その後どうなったかということでございますが、御指摘のように、この森林、市有林と言いますか、につきましては、森林施業計画というものがございます。

 この施業計画は5年間で見直しをするわけですが、これが旧1市3町時代からの分として引き継がれてきております。大体16年から20年ということで、5年間が決まっております。この中に、今申されました三本松も含まれておりまして、確か17年ですか、に行うということになっておりました。しかし、財政的な状況で全部この施業を行うということは、できにくいということで、一部できなかったところがございます。

 御存じのように、9月の議会の質問の中で、地元の畜産農家がそういった市有林のところを有効に使いたいと、放牧したいということで、それができないのかという趣旨であったかと思いますが、それでその後県、それから地元等とも協議致しまして、単県事業でそこを行おうということで山口型共同放牧推進事業、これで行おうとしておりました。

 この地元の要望は、三本松地区というのは、字でいいますと耳切、道祖塔、三本松、これを総じて申し上げますけど、その一帯を4.7ヘクですか、を全部使いたいという計画でありましたので、市と致しましても、じゃあそこで三本松のイチョウの木等も含めて管理ができるなというふうに思ってたわけですけど、実質的には耳切の方の部分でしか1.9ヘクですか、という形で縮小されましたので、市のと言いますか、農林課の思いがちょっと違って参りましたので、早急にこの19年度の考え方、管理の仕方ということで、地元に頼ってたところがございますが、それを直しまして、この秋にはもう一度そういった形で検討していこうということで秋から──森林で言いますと、あそこは広葉樹でございますけど、森林管理で申しますと、間伐に当たる除伐、これを一応行うということで今検討してるとこです。

 ただ、全てできるかどうかということも含めまして、更に検討を加えると。しかし、実質的に行っていこうという形で、今取り組む予定にしております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 答えとしては、して頂けるということで受け止めらせて頂きますが、私としては今からの計画というものに対するものの考え方、またこれまでの捉え方について、やはり市としての行政的な動きって言うんですか、少し遅いんじゃないかなという感じがあります。

 と言うのが、御存じのように、いろんな経過があると思います。それで、長門市だけがそういうふうに、一緒になったから分からないとかもあるかと思いますが、私は自分なりに一生懸命こういった地域、またはそういったものの財産価値を見ながら、こういった判断をさせて頂いておるわけですが、最後に今自分の中に思うに、この三本松についても、随分前から言ってました。やっとこうやってこの秋から除伐をするという答えを頂いたように、私はやっぱりそういうものを最初に取り組む姿勢があったならば、私はもう既にできてるんじゃないかと思います。その辺の姿勢を、もう少し市の方に見せて頂きたかったなというふうに思いますし、これからも期待しておりますから、その辺は頑張って頂きたいと。

 そして、三本松を終わらせて頂きまして、次は公有財産にもあります学校なんですけどね、学校、これ閉校した財産。これは一番問題だと思います。今日も旧文洋小に行って参りました。30分ぐらいずっと前にある中庭を見て回って、1年ぐらい経っておるんでしょう。やっぱり草の丈が違う。やっぱりそういうのを見るにつけ、恐らくどうでしょう、1週間に1回ぐらいあそこに窓を開けに行ってるかと言ったら、そうでもないんじゃないかと思います。

 そのまま締め切ったままじゃないかというふうに思いますけど、そういった管理の仕方、財産というものを持っておりながら、やはり放置されてるっていうことが、やはり私は向津具小学校、まだ子供達もいますし、統合を向津具小学校いずれされるんですけど、その中におって、やはり自分がもし文洋小の卒業生であったらば、この現状を見てどのように思うかなというふうに感じた部分もあります。

 そういったものであれば、やはり定期的に、やっぱり3カ月に1回ぐらい、クリーンウォークじゃないけど、海岸清掃じゃないけれど、そういった表舞台が華やかであればあるほど、こういった公有財産の見えない場所、そういったところを──ちょっと嬉しかったのは、まだ文洋小学校の時計が動いちょるんです。正確に時を刻んどるんです。あれが何か問いかけるようで、「俺は生きちょるんじゃぞ」というような感じがしたわけです。ですから、「もう少し管理をしてくれや」というような思いを、学校の校舎の方から頂いたような気がします。

 ですから、私自身も協力を致しますし、今日も文教委員長の吉村委員長に言いましたけど、できれば文教だけでもパフォーマンスじゃないけど、1カ月に1回でもええからやってみようじゃないかというふうに問いかけもしましたし、こういった財産をやっぱり議会、また執行部がお互いが認識しあいながら管理していく、またはそういった執行部の目の届かないところは、議会でも一生懸命見て回るという、お互いが力を合わせながら管理をしていく、またはそういったものを見ていくっていうことを、私は願っておりますが、市長さんどのようにお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 御指摘の文洋小学校については、御承知と思いますが、地元のNPOの皆さんが宿泊も含めた拠点施設にという御要望がかつてございまして、それを計画を検討していく中で、耐震の問題が出て参りました。

 耐震強化、相当な経費をかけないと、そういった拠点施設には使えないという現実にぶち当たりまして、その用途では使うことを、現状ではあきらめている状況でございますが、その後国民文化祭が開催され、私もあそこに参りまして、やはり地域の住民の皆さんが、廃校になったと言えども、いわゆる心の中で非常にあそこの施設を、あの施設を大事にされておるというのも感じた次第です。

 一番やはりいいのは、とにかく当初の目的のように、地元の人に有効に使って頂く、そしてその計画の中で整備をして、そして使えば管理ができるということにつながりますので、そうしていきたいと思っておりますが、今明確にまだ後の使用目的の事業、新たなものは出てきておりません。

 これも含めまして、市内にある統廃合によります廃校されたものの利用促進をどうしていくかということで、現在廃校利用促進プロジェクトを立ち上げております。かなり本格的に今この計画について検討しているさなかでございます。その間、やはり放置すれば放置するほど、使わないと荒れておりますので、議員が御指摘の管理、清掃を含めた管理ですね。そういったことには心掛けていきたいと思います。十分にその辺もしっかりと取り組んでいきたいと思っておるところであります。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 文洋並びに川尻、それに宇津賀の保育所、様々な、我々にはまだ解決しなければならない公有財産があります。しかし、今市長が耐震構造、前は適化法、色々申されます。しかし、どうなんでしょう。本気でやる気であれば、どっかに抜け道が僕はあるんじゃないかと思います。

 僕はそんなに知識豊富ではありませんので、どのように言っていいか分かりませんが、やる気があればやはりできるんじゃないかというふうに思っておりますし、この間大和教育次長さんのところに行きまして、今学校の跡地の利用はどのようになってるんですかって言ったら、今適化法の問題がかなり国の方策として難しくなくなってきたと。利用方法もいろんな利用ができるようになってきてる。それには、基金を集めて応用すれば、何らかの方法ができるというような答えも頂きました。

 しかし、それを我々議会人がやはり適用する技術を、私自身がまだ持っておりません。その辺は執行部の皆さん方がじっくり考えられて、やはり議会と一緒になって、何か議会の中にも随分と知識の豊富な方がいらっしゃいますんで、そういう人達がやっぱりプロジェクトを組んで──前から申し上げますように、議員の半分が市長派、議員の半分が反市長派とかいうような問題じゃないんですよ。一丸となってやらなきゃいけないときがあるんです。これが今なんですよ。これが現在の長門市なんですよ。

 昔だったらいいですよ。「俺はおまえ嫌いじゃから、おまえのやることは嫌いじゃ」ということが言えるんですよ。しかし、これだけ財産、お金がないという市であって、何の目標があるんですか。一緒にならなくてどうやっていけるんですかと私は思うてるんですよ。市長が一人歩きして、自分で思うとおりに動いてたら、議会の方もついて行けない。しかし、議会もばらばらであれば、それこそついて行けない。

 そのような私は少しながら現状を考えて、今あえてここで申し上げますが、市長自ら自分はこうなんだとリーダーシップを発揮されて、松林市政はあと残るところ1年半、この間に長門市をどのように浮上させて見せるぞ、そういう意気込みを含めた将来的な展望が開けるような、そういう発言をして頂きたい。ただ、単なる防護策でなくて、市長やっぱりこれから先はお互い年代も一緒だし、頑張っていこうよというような方策を、少なからず議会に投げ掛けてもらわないと、いつまでも立派な答弁で終わってたら、長門市は浮かび上がることはできないと思います。

 というのは、今言う財産の運営についても、私が1点おかしいなというふうに思うから、提言を申し上げるわけですが、1つだけ私が申し上げたい。こういった財産の管理、または運営についてのまだまだ次に出てきますが、市長はどのように自分が判断し──市長は自ら、これから1年半の間に、この長門市じゅう私は回ってほしい。1回見てほしい、現地を。

 私はあなたに1回言うたことがある。現地を知らずしてものを語るなかれ、見て初めてものが分かる。それには、職員を同行して行かれてもいいと思います。やはりそういったものを見ながら、こういう現状なのかと、これならこういうことをしよう。それでこそやはり市長の判断ができるんじゃないかと私思います。

 見ずして、下の職員の言うことを聞いて、それを鵜呑みにしながらやる行政がいいのか、それともあなたが時間を割いて、やはり現地を見、これから長門市はどうしたらいいのかというような思いをされた方が私はいいと思いますんで、あえてこの財産管理についてかねて申し上げたいと思いますが、市長、どうかあれですか、長門市のあなたは見たことのないような過疎地のところを、1周回って見るような気はありますか。ないですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まずは議員が述べられたように、やはりまず職員も、そして議員の皆様も知恵を出して頂いて、一体となって色々この課題を取り組んでいくという考えは、まさに同感であります。エールを送って頂いたような気持ちでございます。

 そんな中で、先程も申しましたように、クリアできないものとクリアできるもの、いわゆる適化法についてはかなり緩んできた。これも色々と地方からの国に対する陳情、要望等の成果でもありますけれども、そんな中で緩和してきた部分については、やはり取り組む幅も広がってきたと思っております。その辺も含めて、廃校利用促進の中で検討していっております。

 それと、公有財産につきましては、大体のところは自分の目で見てるつもりでございますが、もちろん私が直接見てない部分も、やはり合併して広くなりましたのでございます。それは、御指摘のとおり、私もなるべく何かの折には現地、災害もそうですが、現場を目で確かめるように致しております。公有財産につきましても、もう一度しっかりと回って把握を、自分の目で確かめて把握をしておこうと思います。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ありがとうございます。本人の目で確認され、今の長門市がどのような状況であるかということを確認されれば、やはり今の思いとは違う認識が一歩前に進まるんじゃないかと私は思います。

 そういった中で、大変申しにくいんですが、私は議員としての立場で申し上げます。平成13年といえば、あなたが市長になられたと私は思っておりますが、間違ってたらすいません。そこの前の山口食糧事務所と言うんですか、前の。これを購入されてます。これが恐らく5,000万円近いお金。この使用目的が会議室等、分庁舎として使うというような目的があります。

 私は市長、やはりこういった財産こそ一番無駄じゃないかと。その頃は景気がよかったかもしれない、13年は。合併してすぐに財政が厳しいと、我々議会は合併するときに、アメですか、合併したら大きなものができるんだと、市も楽になるんだというふうに言われて、ばかじゃからその気になって、じゃあ合併でええじゃないか、楽しゅうやっていかれるのなら合併しようやというふうになって、三隅の市民、議会が優秀じゃったかどうか分かりませんけど、住民採決にまで三隅はもっていきました。ところが、油谷は何の意見も出ずに合併賛成で、議会においては、選挙しようじゃないかと勇ましく打って出ました。

 ところが、かえって見ますに、今長門のこういった財産の管理の仕方、また購入の仕方にすごい不安を抱くわけです。我々油谷町がもし──旧油谷町ですよ。そういう財産を買って、5,000万円の土地を未だに放置してたら、どういうような町民から苦情が出るか、私考えたら恐ろしいです。これは市長、これはあなたの時代に買ったんだと思うんですけど、未だに僕はあそこをじっと見てますけど、開いたことがない。駐車場を職員が使ってるかどうかよく分かりませんが、そういったものを買って、当時13年度に5,000万円って言えば、今でもやっぱり同じような感覚で言えると思うんです。やはり私は将来的な計画が甘かったんじゃないかと、ある意味ではです。私は今日申し上げたいのは、こういったことの繰り返しが市営住宅にも言えるんじゃないかと。

 私は、この問題をやはり発言するために、1市3町──旧ですよ。全部見て回りました。それなりに古いアパート、住宅はあるんですが、人丸住宅を例に上げますと、かなりもうぼろぼろです。押したら倒れそうな家。しかし、もうそこには安住の地を求めた人達が、もう私はここで死にたいんだと、ここで生きて、最後までここを終の棲家にしたいというような思いで──ここにいらっしゃる副市長は、その当時町長でしたから撤去もできない、いい建て替えもできない、そういう中で判断されて、あのままの現状に置いてあると思います。

 ところが、日置に行きますと上城、亀山っちゅうんですか、あそこの住宅見たら大変です。もう比べ物にならんです。同じ市でありながら、このように差がある。まして長門市はどうかとして私は分かりませんから、まあ回って見てびっくり。通なんかは、私初めてですよ。造船所の前を歩いて行かなきゃ、アパートにたどり着かん。こういう市営住宅が、現在でもあるっちゅうこと自体が信じられません。

 ましてや、その7戸ぐらいある市営アパート、市営住宅の1戸が空いてるんです。空き家になってる。その空き家がもう人が入れんように草ぼうぼうになってるわけ。こういうのは、管理してるところは、経済振興部長ですか、建設部長ですか、その辺でちょっとお考えをお聞きしてみたいと思います。



○議長(南野京右君) 鐘崎建設部長。



◎建設部長(鐘崎英二君) お答え致しますが、確かに今おっしゃいましたように、通地区につきましては、昭和35年、36年に建設されたもので、かなり老朽化しております。従いまして、現在は新たな入居募集ということはとっておりません。

 それと、今議員さんの方から話はございませんが、私の気づきとしましてもう1カ所気になるとこがございますが、それは田屋床の住宅でございます。現在2棟新しいのが建っておりますが、昭和35年代の古いものが1棟残っておりまして、これが非常に管理が悪いと。これが非常に気にしとるとこでございます。

 一般的に住宅の生活環境の管理につきましては、基本的にはこれは入居者のしおりとか、或いは住まいのしおりという中でうたってございますが、入居者同士の話し合いによる管理ということになっております。

 しかしながら、今申しましたように、もう老朽化しまして新たな入居を図らないというところにつきましては、いわゆるその管理が十分でないという状態になっております。これは、当然住宅の管理者である市の責任であろうと認識しておるところでございますので、今の2カ所につきましては、何らかの対応をしていきたいと考えております。以上です。



○議長(南野京右君) 岡本企画総務部長。



◎企画総務部長(岡本守正君) 今議員さんから食糧事務所のお話がありましたので、この取得の経緯についてちょっと御説明をしておきたいと思います。

 この食糧事務所は、昭和44年11月に、市有地であった土地に食糧事務所を、事務所用地として借用したいということで、それからずっと貸し付けをして参りました。そして、平成元年の10月に、国の方で借用地については取得をする方針が出されたので、国の方で買わしてほしいということで、平成元年の10月に一旦農林水産省の方へ売却を致しております。その後、平成10年の3月31日に、長門食糧事務所が萩支所に統合されたことに伴いまして、農林水産省の方から市の方へ取得の意志があるのかどうかというふうな照会がございまして、平成10年の6月頃でしたか、その取得方針が決定をされまして、現実に取得をしたのは、議員さん今おっしゃいましたように、平成13年の2月に土地開発基金で取得を致しております。

 現在も基金で抱えておるわけでございますが、本来であれば、基金で取得した土地は、早い時期に一般会計で買い戻しをし、その利用を図るというのが本来の姿でありますけれども、財政的に余裕がないというふうなことの中で、中々一般会計で買い戻しができないというふうなことで、現在もまだ基金会計で抱えておるわけでございますが、現在この事務所は文書配付の保管場所、或いは倉庫として利用致しておりますけれども、できるだけ早く一般会計で買い戻しをして、きちんとした利用をしたいというふうには考えております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 建設部長の方の板持の件と通の件は、これからの課題として捉えて頂いて、善処するというお答えを頂きまして、頑張って頂きたいなと思います。

 大変財政が厳しい中で、大変だろうと思いますが、市民が見て、やはり不安を覚えるような住宅行政じゃなくて、日置にあります上城、亀山を見て思うような気持ちにならさせて頂きたいなと、これも私は行政のなせる技じゃないかというふうに思っておりますので、どうか御努力をお願いしたいと思います。

 そして、今企画総務部長が申された件については、説明を受ければ受けるほど疑心暗鬼になるんです。やはりなぜ買わなきゃいけないか。取得する義務があるんかって、国から言われて、そのときに財政的なもの、いろんなものを考えた場合には、ノーという言葉も要るんじゃないかと私は思うんですよ。それを活用するがためだったら、もう既に活用されてると思います。

 普通財産に戻して、今言われたようにするんであれば、もうこの5年という月日が、いくら何でも長すぎるんじゃないかというふうにも思いますし、そういった市の住宅並びにそういった財産についても、対応って言いますか、その辺がちょっと鈍いなというふうに私は思わざるを得ないということを申し上げたいと思いますし、これからも早急に頑張って頂いて、そういったものをどんどんなくしていくというふうな今お言葉だというふうに思いますので、どうぞ頑張って頂きたいと思いますし、できるだけの協力は致します。

 次に、色々あるんですよ。長門市は、財産がいっぱいこんだけあるんかと調べたら、尽きないぐらい財産がありますけどね、せっかく今私の好きな河添課長が来られてるんで、聞いてみようと思います。

 県との何て言いますか、折衝──何て言うんですか、何とかロードと今言われたですけど、ちょっと私今名前が出てこないんですけど、滝ノ下の土地があります。昔、野球場を長門市がつくる計画であるというふうに言われて購入されて、そのままになっているという土地があったはずです。広大な土地を私1回建設のときに現地審査で行ったような覚えがあると思います。確か合併したすぐ後と思うんですけど。この滝ノ下のこの広大な土地です。これは一体どのような形になるんですか。あのまんまで放置するんですか。それとも何らかの形で、そういうものを改良していこうというあれがあるんですか。これは河添さん、せっかく来ちょってじゃ◎から、河添さん答えるの。(「分かる範囲でございましたら」と呼ぶ者あり)分かる範囲でいいですよ。



○議長(南野京右君) 河添都市建設課長。



◎都市建設課長(河添歳弘君) この土地につきましては、滝ノ下スポーツ公園予定地というふうに位置づけておりますが、昭和55年の9月に山口県が管理します深川川の河川敷と、その有効利用を図るためにも買受希望による払い下げという調査の依頼がございまして、地理的にも関係がございましたので、利用困難としてきたところでございます。

 しかし、平成元年から実施されました県道下関・長門線の沿線利用となったことから、文化教育施設の最適地として払い下げの用地約1万平米と、隣接の耕地約5万平米の土地利用が検討され、運動公園用地の先行取得をして、平成5年度から平成8年度にかけて用地買収がされたものでございます。

 その後、造成の一環と致しまして、平成6年度から12年度までにつきましては、公共残土処理場として、この間につきましては、残土処理を行ってきたところでございます。

 その間、その後色々検討がなされておるようでございますが、具体的には今のところ都市計画の形の中で、具体的な計画決定をしておりませんが、平成19年度に長門市総合公園の事業が完了致しますことから、公園としての施設や規模を再検討し、集客予測等を行い、最終的な事業計画を取り決め、都市公園としての都市計画決定等についても、また検討していかなきゃならないのかなということで、今具体的な形については、動きとしては出ていないとこでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 私はまだ合併して3年目と言いますか、そういった意味で長門市の事情もよく分かりませんし、どういう経過でそうなるのかなと。前に建設委員会にいたときに、今南側にある道路問題にしても、かなり込み入ってます。こういった計画も何か途中で挫折すると、これが物すごく大きいプロジェクトになってくるから、私が不安なんですけど、やはりこれから先今計画も余り立たないという課長の説明であれば、独自の市長の判断で、市長の力量って言いますか、こうなると。もう政治的な力量です、これははっきり言って。

 ルネッサながとが、かなり地域では負の財産だと言うた議員もいらっしゃいますし、現にここの中にもいらっしゃいますし、私達もルネッサながとってでかいなというふうに──ラポールゆやが私どもにできたときに、ああ大きいのができるから、うちはいいや、いいやというふうに思ってました。ところが、今長門市にルネッサやらラポールゆやが2つある。これはいかなるものか。先を見れば、やはり1つでよかったんじゃないかなというふうに今思うんです。でも、そのときは議員分かりませんから、先が。

 やはり市長、トップっていうのは、情報源というのは無尽蔵に私は来ると思うんですよ。その判断をされて決断をされたら、何らかの形で動くと私は確信しております。ですから、先程も繰り返し申しましたが、エールでも協力でも何でも致しますから、市長が自ら判断をされて、あのままの土地を放っちょかれん。松林市政として何とか我々はあそこに何らかの形をあらわすというふうに、私は思っておるんですが、市長、その辺はあの土地のことについては、難しい状況もあるでしょうが、あなた自身のお考えはどのようにお考えなのか、見せてください。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) この滝ノ下につきましては、まだ野球場をメインとしましたスポーツ公園という位置づけは変わってきておりません。これは、今のルネッサながとを有しますながと総合公園、この総合公園化とともに、やはりスポーツ公園を滝ノ下にという計画で、土地開発基金で取得をし、そして造成事業も行われております。この経緯の中では、計画そのものはまだ変更なされておりません。

 しかるに、先程都市建設課長が申しましたように、計画その利用率、これからの施設のあり方、そういったものをいま一度検討するという段階に来ているという話を致しましたけど、その段階でありますけれども、その計画そのものは、まだスポーツ公園としての想定のもとの、土地開発基金の所有物件であるというふうに変わってないことを申し添えておきます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ここであなたとなんだかんだって言うんじゃなくて、やはりそういったときに認識をされてる中で、私はこういうふうにしたいんだというふうなビジョンね、かなり難しい話だと思いますけど、夢でもええじゃないですか。その辺を私はあなたの言葉を頂きたいなというふうに思うたんですけど、例えばじゃあここにふるさと自然の道公園整備事業用地位置図というのがあります。これ頂いたんですけど、こういうのでも、これいつのときか分からんですけど、これそのまま放置されてます、あの道路ができてから。

 これは県と市と共有してる土地と言われてますけど、市だけで持っちょる土地もかなりここで見ますとあります。これは、名前がふるさと自然の道公園整備事業用地、ふるさと自然公園って書いてあります。ということは、何らかの公園をつくるという予定じゃなかったかなと私推測するわけですが、それであれば、現状ではもうこういう形がないわけです。この現状の形がないわけです。

 だから、私の申し上げたいのは、計画一つ一つを完成するんじゃなくて、やはり物事についての流れがあれば、やはりそこのところで市長は自ら県との折衝もして、これをどのようにしていこうかというようなビジョンが欲しいなというふうに思って、私今この提言するわけですが、こういったものは、もうあそこに舗装したままで放置されるわけですか。公園をつくられるんですか。その辺を1点。



○議長(南野京右君) 藤田副市長。



◎副市長(藤田芳久君) 開発公社の所有しておる土地ということで、先程も答弁を致しました。この土地は先程写真でお示しを頂きましたけれども、面積の4分の3が山林でございます。そして、その手前に狭隘な土地があり、そしてその道に面したところに県の整備をされた、舗装整備をされました県の土地があるわけでございます。これを購入して、当時都市計画の用途地域の第一種低層住宅専用地域内と、ちょっと長いあれですが、その用途地域内であったために、用途の見直し等を要しました。

 更にまた、厳しい財政状況などで、計画が思うように進まなかったということでございますけれども、土地開発公社と致しましても、この土地を何とか早く処理をして頂きたいという思いもありますし、理事会、また政策調整会議等におきましても、協議を重ねておるわけでございますが、中々特別ないい案が出せないというふうに思っておるわけでございます。

 土地開発公社と分けて考えるわけではありませんけれども、できるだけ早く土地も有効活用したいというふうには思っておりますが、今現状としては、そういうちょっとすぐには計画等も見当たらないというのが現状でございます。以上ですが。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) あなたに説明を聞くのは大変酷だなというふうに思いますけど、結果的に私の申し上げたいのは、これをつくられたときが何年であったかっていうことと、今がもうそういうスピード化された時代に、これから計画します、これからやりますって言っても財政厳しいし、いろんな問題で、無駄な質問になるのかもしれないけど、やはり今一番認識しなければいけないのは何なのかということは、不要なものは要らないということです。要点を言うと。そういう重荷になるものは要りませんから、そういうものを徐々に片づけていったらどうですかっていう言い方なんです。簡単に言うと。それが難しければ、そんな財産持つのはどこか国に行って、政治的な手腕で何とかできるんじゃないかと私は思うから、市長に今言っとるわけですけど。

 もう一点私が気になることがありますが、これは都市計画の中にありますけれど、さわやか海岸というのが仙崎にあります。できてます。さわやか海岸の通りに面して市有地が、舗装地って言うんですか何ですか、長い市有地があります。ちょっと僕は詳しくは分からん。あるはずです。これが私が調べたところによると、平成8年に売却をしておる。坪単価が約10万円、1平米3万円ぐらいかな。坪単価が約10万円って、高いか安いかよく分からないけど、田舎にしてみりゃ高いなと思う。しかし、購入率が48%。これが平成8年から動いてない。現在何年ですか。19年ですよ。11年これ放置されておる。こういうことが普通の土地開発業者やったら、考えられんです。私は長門市っちゅうところは、大まかで太っ腹な人が多いんやなっていうふうに思います。これこそ財産でしょう。これこそ半分売って、半分買わないんでしょ。そしたら、聞いたらおもしろいです。担当課の人が言うには、値が高いっちゅう人がおったからって。なら値が高けりゃ負けちゃりゃいいじゃないですか。そうでしょ。

 今からこの財産は市長、放置するつもりですか。買った人はどうなるんですか。その辺ちょっと。



○議長(南野京右君) 鐘崎建設部長。



◎建設部長(鐘崎英二君) 今質問ございました件につきましては、後原海岸線の背後地の払い下げということでございますが、確かに平成8年度に市道の背後地の海岸線の国有財産、いわゆる赤線、国有管理地、こういったものを市が払い下げを受けまして、平成10年から地元の方に売却を進めてきたところでございます。

 確かにおっしゃいますように、全体の筆数が61筆でございますが、現在29筆、進捗率としましては、48%でございます。

 この売却につきましては、基本的にはやっぱりそこに隣接した方を優先的にということで進めておりますが、中々思うようにいかないというのが実情でございます。しかしながら、売れないから単価を下げるということになりますと、やはり以前買われた方との不公平感、これが大きな問題になるだろうということで、行政としましては、極力売却に力を注ぐということでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) これも笑っちゃいけないんですけど、滑稽な話ですよ。私は油谷の議員、今答えたのは油谷のもと建設課長、これで意味が通るかな。通るわけないでしょ、はっきり言うて。部長となられて詳しく、苦しい今答弁をされているんでしょうけど、私の申し上げたいのは、買う買わないっちゅうんじゃないんですよ。行政がどのような努力をしてきたかということなんです、問題は。私が常に述べたいのは、他人任せの仕事をするから、こういう結果じゃないですかっていうことなんです。自分の土地やったら、こんな売り方しますか。絶対しません。行政のやはり舵を握ってらっしゃる、ある意味ではその課の課長、部長、これまで来られた──社会保険庁が今大分有名になってますけど、やはりある意味で怠慢さがあったんじゃないかというふうに私は思います。

 そうじゃないんだ、まだ詳しい事情があるんだと言われても、その辺は分かりません。結果として残っているのは、これ以上売れません。買いません、皆さんも。それなのにまだ市有財産だというこの姿勢が間違ってると僕は言いたいんです。それをどのように執行部がこれからその問題を解決していくかを聞きたいわけであります。鐘崎部長は合併して人丸の方からひょこひょこ出てきた。私も向津具から出てきた。それなのに、長門の土地でこれ理解できるわけないんですよ。

 ですから、私の申し上げたいのは、もう一度原点に戻って、洗えるものは洗って、やはり正すべきところの財産は正して、やはりいくべきじゃないかというふうに市長思うんです。そうしないと、いつまでもあなたの言う負の財産、こういったものが尾を引いて、ひいては長門市の浮上の重荷になるんじゃないかというふうに思う。

 あえて苦言を呈しますが、やはり市長、市長自らの動向によっては、この長門市は私は浮上すると思います。しかし、あなたがやはりこういったものを部下に任せ、いろんなものを部下に任せた限りでは、私は恐らくこの長門市は浮上するきっかけはないと思います。

 ですから、先程申しましたように、できる限りの協力は致します。言ってくれれば、どんな協力でもしますから、お互いが知恵がなければ知恵を借り、行動と勇気を私は十分持っております。しかしながら、私は一番悔しいのは、◎先を見る目がないんです。ただ私が先を見る目があったのは、今の女房だけです。(笑声)これは自慢できます。すばらしい女房です。これは議会を通して皆さんに言うちゃあげる。

 これは本当、これから先やっぱり今一番大事なのは、本当に行政が厳しい思いをして──我々議員はよく一般市民から言われます。「ええね、あんたら。90日出てから500万円かな」。ただなって、俺も議員なろうかって。ほんならおまえなってみいやと思うんですけど、そのような市民の方から見られるんです、議員っていうのは。

 しかしながら、議員も一生懸命考え、一生懸命努力してるとこはしてるんです。ですから、執行部の皆さんがしてないんじゃなくて、努力がもう少し足りないんじゃないかと、そういったことについても、苦言を呈すようですが、やはり前向きに検討していかなければ、この土地は永久に解決できません。そのことをやはり私は危惧するし、これから先の長門市にとって、こういった財産が一番問題になるんじゃないかというふうに思うので、あえて今日一般質問をさせて頂いたわけです。

 もう一、二点ちょっとお尋ねしたいことがあるんですが、余り長い話をしても、皆さん午後は疲れ切ってますから、この4時できっかりやめたいと思います。

 市長、あなたも市長として10年近くこの長門市政を握ってきた方です。これからあなたは、こういったものを含めて、何を目指して行政をこの1年半握っていかれるか、その気持ちを私に、また市民に伝えてみてもらえませんか。

 この財産を、今言った財産を含め、これからの執行に対する自分の決意ですね、やはりそういった物すごい決意があれば、我々も望んで協力し、その援助をしていきたいと思いますので、最後にこういった不良財産とは言いませんけど、困った財産です。これを解決していく気持ちがあるかないかだけをお聞かせください。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 公有財産、処分でき得るものは、今検討の叩き台に上げていると申しておりました。当然、この売却すべき土地が売れないままでいるというのは、もちろん俎上に上がっております。これをどのようにしていくかっていうことは検討中でございますが、今御指摘のように、やはりもっと知恵を絞って──実際には隣地の方がやはりほかの方となってしまうと、実際に困る話なんです。

 だから、やはりこの土地はどういった方に帰属すべきが一番いいのかということも含めて、かつ過去との公平性、これをうまくまとめていくのが、大きな解決の道を開くものと思います。

 御指摘のように、これも含めまして、公有財産の処分だけでなく、やはりしっかりと財政基盤、そしてその組織基盤を設けた上で、新たにまた再利用できるもの、これからこの公有財産を利用して何かまた新しいことができるもの、或いは過去でそのまま止まって財政上進まないもの、こういうものも含めて、私の残された期間、しっかり前が見えるようにしていくのが私の務めだと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆13番(林克好君) 以上で終わります。

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○議長(南野京右君) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定しました。

 次の本会議は、明12日、午前9時30分会議を開きます。

 本日はこれで延会します。御苦労さまでした。

午後4時02分延会

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   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。



     平成19年 9月11日


                議  長  南野 京右


                署名議員  三輪  徹


                署名議員  吉村  通