議事ロックス -地方議会議事録検索-


山口県 長門市

平成 18年 12月定例会(第4回) 12月20日−06号




平成 18年 12月定例会(第4回) − 12月20日−06号









平成 18年 12月定例会(第4回)


───────────────────────────────────────────
平成18年 12月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第6日)
                              平成18年12月20日(水曜日)
───────────────────────────────────────────
議事日程(第6号)
                      平成18年12月20日(水) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議案第1号 平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)
      議案第2号 平成18年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第3号 平成18年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第4号 平成18年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第5号 平成18年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第6号 平成18年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第7号 平成18年度長門市電気通信事業特別会計補正予算(第2号)
      議案第8号 平成18年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)
      議案第9号 長門市副市長の定数を定める条例
      議案第10号 長門市部課設置条例等の一部を改正する条例
      議案第11号 長門市行政手続条例の一部を改正する条例
      議案第12号 長門市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例
      議案第13号 長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例
      議案第14号 長門市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条例
      議案第15号 長門市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例
      議案第16号 長門市長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
      議案第17号 長門市税条例等の一部を改正する条例
      議案第18号 長門市総合計画基本構想の策定について
      議案第19号 伊上海浜公園オートキャンプ場の指定管理者の指定について
      議案第20号 市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)
      議案第21号 滝坂辺地に係る総合整備計画の変更について
      議案第22号 平成18年度津黄漁港地域漁港整備工事の請負契約の一部を変更することについて
      議案第24号 元気な地域づくり交付金事業の施行について
      議案第25号 山口県後期高齢者医療広域連合の設立について
 日程第3 意見書案第1号 「法テラス」の更なる体制整備・充実を求める意見書
 日程第4 決議案第1号 市道湊中央2号線整備計画について
──────────────────────────────
本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 議案第1号 平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)
      議案第2号 平成18年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第3号 平成18年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第4号 平成18年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第5号 平成18年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第6号 平成18年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
      議案第7号 平成18年度長門市電気通信事業特別会計補正予算(第2号)
      議案第8号 平成18年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)
      議案第9号 長門市副市長の定数を定める条例
      議案第10号 長門市部課設置条例等の一部を改正する条例
      議案第11号 長門市行政手続条例の一部を改正する条例
      議案第12号 長門市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例
      議案第13号 長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例
      議案第14号 長門市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条例
      議案第15号 長門市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例
      議案第16号 長門市長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
      議案第17号 長門市税条例等の一部を改正する条例
      議案第18号 長門市総合計画基本構想の策定について
      議案第19号 伊上海浜公園オートキャンプ場の指定管理者の指定について
      議案第20号 市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)
      議案第21号 滝坂辺地に係る総合整備計画の変更について
      議案第22号 平成18年度津黄漁港地域漁港整備工事の請負契約の一部を変更することについて
      議案第24号 元気な地域づくり交付金事業の施行について
      議案第25号 山口県後期高齢者医療広域連合の設立について
 日程第3 意見書案第1号 「法テラス」の更なる体制整備・充実を求める意見書
 日程第4 決議案第1号 市道湊中央2号線整備計画について
──────────────────────────────
出席議員(29名)
1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君
3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君
5番 三輪  徹君       6番 吉村  通君
7番 岡?  巧君       8番 大下 和政君
10番 原田 勝敏君       11番 阿波 昌子君
12番 野村 正夫君       13番 林  克好君
14番 木下 重之君       15番 中野 明彦君
16番 林  哲也君       17番 大草 博輝君
18番 宮野 修治君       19番 田村 哲郎君
20番 新谷  勇君       21番 中野 博文君
22番 中村邦四郎君       23番 金? 修三君
24番 南野 勇治君       25番 佐藤 和夫君
26番 松永 亘弘君       27番 岡野 正基君
28番 今津 一正君       29番 西岡 晴美君
30番 南野 京右君                
──────────────────────────────
欠席議員(1名)
9番 谷川 雅之君                
──────────────────────────────
欠  員(なし)
──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
局長 松田 吉彦君  次長 板谷 雅行君  係長 平川慎太郎君
係長 緒方 栄作君  書記 杉村 紀子君           
──────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 松林 正俊君  助役 …………………… 藤田 芳久君
教育長 ………………… 大嶋 泰夫君  企画総務部長 ………… 岡本 守正君
市民福祉部長 ………… 伊藤 和夫君  経済建設部長 ………… 渡辺 重範君
三隅総合支所長 ……… 河村 英夫君  日置総合支所長 ……… 西岡 隆雄君
油谷総合支所長 ……… 長尾 正昭君  消防本部消防長 ……… 宗重 宏和君
教育次長 ……………… 大和  保君  企画振興課長 ………… 久永 喜幸君
秘書広報課長 ………… 山本 正人君  総務課長 ……………… 藤野 義久君
財政課長 ……………… 今津 洋二君  税務課長 ……………… 山口 雅道君
監理課長 ……………… 山田 利夫君  市民課長 ……………… 五十嵐 徹君
生活環境課長 ………… 藤永 信雄君  高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君
地域福祉課長 ………… 大中 義雄君  健康増進課長 ………… 三戸 幸子君
商工観光課長 ………… 岩崎 伸広君  農林課長 ……………… 三村 建治君
水産課長 ……………… 落志  定君  建設課長 ……………… 河添 歳弘君
都市計画課長 ………… 山田 昇平君  下水道課長 …………… 宮田恵二郎君
会計課長 ……………… 又野  豊君  水道課長 ……………… 鐘崎 英二君
教委総務課長 ………… 宮本 正澄君  教委学校教育課長 …… 中原ヤナエ君
教委社会教育課長 …… 高橋 憲幸君  教委体育課長 ………… 竹林 英雄君
監査委員 ……………… 今浦 丈志君  監査事務局長 ………… 吉岡  敏君
──────────────────────────────


午前10時10分開議



○議長(南野京右君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。

────────────・────・────────────

日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、松永亘弘君及び山根勇治君を指名します。

 この際、先野正宏君よりお手元に配付のとおり、過ぐる6日の一般質問での発言を訂正したいとの申し出がありました。議長において申し出のとおり許可しましたので、御報告します。

 次に、過ぐる6日の先野正宏君の一般質問について、教育長から答弁を補足したいとの申し出がありますので、発言を許可します。大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) おはようございます。それでは、12月6日、先野議員の一般質問において、「一部の子供をターゲットにした教師のいじめで、子供が不登校になった」という発言がありました。このことは極めて重大な発言であり、教育委員会としても緊急に調査を行いましたが、そのような事実はありません。このことをまず報告を致します。

 また、この事案について、「その後の学校側の管理職の対応から、保護者が怒って教育委員会に怒鳴り込んでいった」という発言がありましたが、教育委員会に怒鳴り込んだという事実はなく、学校への抗議であったことを確認をしました。

 子供の教育には、温かく包み込む母性と、厳しく指導し鍛える父性の両面が必要です。特に生活習慣や学習習慣を身につけさせる過程において、子供をより良く成長させるためには、よい行いはほめ、よくない行いは叱ることが必要です。今回は、その指導の過程の中で、一部の子供がプレッシャーを感じ、一時期登校を渋り、保護者が心配して学校と話し合いが持たれたという事案はありました。

 こうしたときこそ、保護者の思いと指導に当たる教師の思いとのずれについて、十分に話し合うことが大切であり、管理職には問題の把握と対応について、強いリーダーシップの発揮が求められます。特に、話し合いが持たれるまでの初期対応のあり方は、今回のように後々不信感につながることが多く、十分な対応について指示をしておるとこであります。

 また、教育委員会としては、現在取り組んでおります子供や保護者の日々の相談窓口の明確化と、あらゆる相談に応じる長門市教育支援センターの活用、更には学校と教育委員会の情報の共有化と、サポート体制の強化を一層推進していきたいと考えております。以上であります。

────────────・────・────────────

日程第2.議案第1号〜議案第22号・議案第24号及び議案第25号



○議長(南野京右君) 日程第2、これより議案第1号から議案第22号、議案第24号及び議案第25号を一括議題とします。

 各常任委員会における審査の経過並びに結果について、各委員長の報告を求めます。総務常任委員長、大草博輝君。

〔総務常任委員長 大草博輝君登壇〕



◎総務常任委員長(大草博輝君) おはようございます。総務常任委員会委員長の大草博輝でございます。総務常任委員会は、本会議より付託を受けました議案12件につきまして、過ぐる12月8日に、説明員として助役及び関係部課長などの出席を求め、議案の審査を行いました。

 その審査の経過と結果につきまして、総務常任委員会を代表して次のとおり報告致します。

 初めに、議案第1号「平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)」の第1条歳入歳出予算の本委員会の所管に属する関係の款項について審査を行いました。

 主な質疑について申し上げますと、歳出予算では、第2款「総務費」の第1項「総務管理費」のケーブルテレビ放送費におけるデジタル放送の進捗状況について質疑があり、現在NHK2波、民放3波の県内波については、山口スーパーネットワークを利用して、萩ケーブルテレビの受信点と選出装置を経由し、10月1日から本放送をしている。県外波、特に九州波2波については、全国的に県外波のような区域外の電波を再送信することは、著作権などを理由に業界の抵抗があるが、再送信の同意に向け今後もねばり強く協議をしていきたいとの説明がありました。

 更に、2011年4月以降の完全にデジタル放送に移行した場合の放送について質疑があり、現時点で放送局の出力が変わらない限り、長門市全域で地上デジタル放送の九州波、区域外波は受信できないであろうと予測しているとのことでありました。また、油谷地域のケーブルテレビの工事進捗状況並びに加入率についての質疑では、工事は順調に進んでいるが、電柱の共架等の折衝に不測の日数を要したため、20日程度工期が延長することを考えている。更に、加入率については、10月31日までの加入促進期間を設け、各自治会に周知徹底したことから、加入状況は82.5%であり、来年4月1日の供用開始に向け準備を進めているとの説明がありました。

 第2項「徴税費」では、時間外勤務手当の増額理由について質疑があり、執行部より確定申告、臨戸徴収等に伴う必要経費を計上したとの説明がありました。また、税の徴収率を上げるため、督促状などの様式を工夫すべきではないかとの意見があり、サッカーにちなみイエローカード、レッドカードなど、催告書の色を変え、徴収率を上げている自治体もあるが、先進地の様々な事例を研究し、検討したいとのことでありました。

 更に、確定申告時における職員体制についての質疑では、本庁職員中心にそれぞれ申告会場で昨年の体制を維持していきたい。また、総合支所においては、支所職員の応援で対応するとの説明がありました。

 次に、燃料費の契約について質疑があり、財政課で単価契約を結ぶものと、各担当部署で市内の業者を対象に入札するものがあるが、原油価格事情もあり、刻々と単価が変化しており、その都度交渉しているとのことでありました。

 歳入予算については質疑もなく、第1条歳入歳出予算の審査を終了致しました。

 続いて、第2条地方債の補正については質疑もなく、議案第1号に対する質疑を終了し、討論はなく、本案について採決したところ、賛成多数で本委員会の所管に属する関係の款項及び事項については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第7号「平成18年度長門市電気通信事業特別会計補正予算(第2号)」については、さしたる質疑、討論はなく、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第9号「長門市副市長の定数を定める条例」についてであります。

 主な質疑について申し上げますと、自治法の一部改正により、平成19年度より助役から副市長にかわるが、副市長はどのような権限があるかとの質疑があり、市長から委任された業務については、副市長が権限を持って執行することとなるが、どのような業務を副市長に委任するかということについては、今後市長において具体的に検討がされることとなるとの説明がありました。

 議案第9号に対する質疑を終了し、討論はなく、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第10号「長門市部課設置条例等の一部を改正する条例」についてであります。

 執行部より補足説明として、平成20年4月から、総合支所方式から本庁方式へ移行することを見据え、平成19年4月からの組織改編について関係条例を改正するものであり、現在の財政課と監理課の統合、経済建設部を経済振興部と建設部に分割し、建設課と都市計画課を統合、水道課を建設部の所管とする。また、総合支所については、総合支所長は総務課長を兼務する部次長級配置とし、企画総務部の所管とする。更に、経済課と施設課を統合し、8部・3部次長・35課体制となるとのことでありました。

 主な質疑について申し上げますと、組織改革が進み職員は減少するが、サービスは低下させないということに無理があるのではないか。また、市民にも痛みを伴うとの啓発が必要ではないかとの質疑に、市民との協働により地域づくりに取り組むとともに、市広報等を通じ啓発を行っていきたいとのことでありました。

 また、各総合支所の事務量と人員の適正配置に問題があるのではないか。合併してまだ2年弱であるが、今なぜ組織改編するのか。改編するに当たり、現状の検証がされたかとの質疑がありました。これに対し、事務量を考慮しながら配置しているが、定員管理の適正化のため、組織の見直しを行い、財政健全化を図り、住民福祉を継続的に維持するため、今組織改編に取り組まなければならない。また、周辺地域の危機管理については、本庁と総合支所との連携を更に強化し、特に旧3町出身の本庁勤務の職員は、それぞれの地域で応援要員として対応するよう指示しているとの説明がありました。

 更に、総合支所は条例の規定によって設置されているが、総合支所の中の課の設置についてはどのようになるかとの質疑では、総合支所の課設置については規則で規定しており、住民サービス等に直接関係することから、今回議員全員協議会等で説明し、意見等も拝聴したところである。今後組織改編についての見通しについては、今後4年間で50人、10年間で100人程度の職員を削減することとなるが、業務の民間委託などの検討もあり、現時点で将来の組織のあり方は、予想しがたいとのことでありました。また、総合支所方式から本庁方式への組織改編は、一部合併後に指摘される地域主義を克服することに効果があるのではないかとの質疑に対し、職員の人事交流が進み、事業のノウハウなどを共有することができ、職員の一体感が醸成できるものと考えているとのことでありました。

 議案第10号に対する質疑を終了し、討論では、一議員より組織改編は理解できるが、職員削減に伴う事業の洗い直しができていないとの理由で、賛否を保留するとの意思表示がありました。ほかに討論はなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第11号「長門市行政手続条例の一部を改正する条例」、議案第12号「長門市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例」、議案第14号「長門市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条例」、議案第15号「長門市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例」、議案第16号「長門市長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」及び議案第17号「長門市税条例等の一部を改正する条例」の6議案については、質疑、討論はなく、それぞれ採決したところ、議案第11号、議案第12号、議案第14号、議案第15号、議案第16号及び議案第17号の6議案は、いずれも賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第18号「長門市総合計画基本構想の策定について」であります。総合計画については、過ぐる7日に説明員として市長、助役及び関係部課長の出席を求め、総務、文教厚生、経済、建設の4常任委員会の連合審査会を行い、更に8日の総務常任委員会でも審査を行いました。

 まず、連合審査会について申し上げます。最初に補足説明として、この総合計画基本構想は平成19年度から28年度まで、10年間のまちづくり計画であり、将来像を「豊饒の海と大地に抱かれた、活力ある健康保養のま◎ち」とし、みんなの笑顔行き交う、未来(ゆめ)のまちの実現を目指し、新しいまちを創造していくとの説明でした。総合計画を推進するためには、改革と再生への挑戦に民間的な経営理念を取り入れ、財政計画、行政改革大綱と連携して、行政評価を行いながら効率的な行政運営を目指し、政策の選択と集中により将来像の実現を図るとの説明がありました。

 主な質疑について申し上げますと、計画策定までの取り組み状況について、また総合計画の実現性について質疑があり、3,000人の市民アンケート、更に若い市民40人で組織した共同ワークショップなど様々な審議会、協議会で審議したこと、実現性については、市民、行政が共同で取り組み、数値化できる項目の目標を示すことで、まちづくりの意欲を高めていくとの説明がありました。また、総合計画には目標人口が設定されていないことについての質疑では、本来計画に目標人口を設定をするが、今回は各施策の5年後の目標を設定することにより、人口の減少に歯止めをかけ、あわせて政策の具体的な目標指標と行政評価による検証を毎年行い、着実な実現を目指すとの説明でした。更に、市長は「今後10年間、人口は4万人を切らない」との発言があるが、この発言との整合性について質疑があり、施策展開により4万人を割ることがないよう取り組むとのことでありました。

 次に、この計画の長門らしさ、また長門市の将来都市像と戦略プロジェクトとの整合性とその実現性についての質疑では、長門らしさは温泉五名湯として、健康保養のまちをイメージしたもので、「豊饒の海と大地に抱かれた、活力ある健康保養のまち」の戦略としては、グリーン・ツーリズム、ブルー・ツーリズムを初め、食産業や6次産業の創出により地域資源を生かしながら、将来像を実現するとのことでありました。

 次に、委員会審査について申し上げます。

 主な質疑では、将来都市像を「活力ある健康保養のまち」とした理由について、また「豊饒の海」との表現は多くの市民が理解しがたいのではないか、更に、都市のイメージとしてもインパクトがないのではないかとの質疑に対し、都市像を「活力ある健康保養のまち」とした理由は、健康保養資源を利活用し、安らぎと快適感を享受できるまちを目指していること、また「豊饒の海」の表現については、合併前の新市将来構想策定委員会でも随分議論された経緯もあり、これを尊重すべきと判断したとのことでありました。ネーミングについては、独自性もあるものと判断したこと、また、まちづくり懇談会やパブリックコメントなどで市民の方々から意見を聞いたとのことでありました。

 次に、6次産業が意味するものは何かとの問いに、1次、2次、3次産業の産業間の連携を促進することが、新しい産業の創生につながるとの説明がありました。また、戦略プロジェクトに資源循環、景観保全とあり、棚田の保全がうたわれているが、施策展開に疑問を持つとの質疑では、高齢化が進み、棚田の荒廃が心配されるが、担当課において棚田保全条例に基づく具体策が検討されており、今後現状維持が図られるんではないかとのことでありました。

 次に、こうした計画策定については厳しい財政状況でもあり、手づくりすべきではないかとの質疑があり、専門家の応援が必要なため委託したが、今後の計画については検討してみたいとのことでありました。

 議案第18号に対する質疑を終わり、討論はなく、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 最後に、議案第21号「滝坂辺地に係る総合整備計画の変更について」は質疑、討論もなく、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上が本委員会の審査の経過と結果でございます。これをもって総務常任委員会の報告を終わります。

〔総務常任委員長 大草博輝君降壇〕



○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、総務常任委員長に対する質疑を終わります。

 文教厚生常任委員長、中村邦四郎。

〔文教厚生常任委員長 中村邦四郎君登壇〕



◎文教厚生常任委員長(中村邦四郎君) おはようございます。文教厚生委員会の中村でございます。文教厚生委員会は、本会議から付託されました議案5件について、過ぐる12月11日に、説明員として助役、教育長及び関係部課長の出席を求め、議案の審査を行いました。これより文教厚生常任委員会を代表しまして、審査の経過及び結果について御報告致します。

 初めに、議案第1号「平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)」を議題として、本委員会の所管に属する関係の款項について審査を行いました。

 第3款「民生費」では、補足説明として社会福祉費の知的障害者福祉費の中で、扶助費の施設訓練等支援費の減額は、障害者自立支援法の完全施行に伴い、9月末日をもって支援費としての支出が終わったこと、また、障害福祉サービス費については、新サービス体系への移行状況を勘案して予算の組替えを行ったこと、児童福祉費の児童措置費では、扶助費の児童手当について法改正に伴い支給対象が拡大されたことや、所得制限が緩和されたこと等により、不足見込み額を追加計上している等の説明がありました。

 主な質疑について申し上げますと、社会福祉費の老人医療費で、後期高齢者医療広域連合負担金を計上しているが、そもそも何がどう変わるのかとの質問に対して、これまでの老人保健制度が廃止され、75歳以上の方が独立した保険制度に加入することになり、保険料も払うことになるとのことで、今までは被扶養者として保険料を払っていなかった方も払うことになる。がしかし、2年間は軽減措置がなされるとのことでありました。

 児童福祉費の母子福祉費では、委員からの常用雇用転換奨励金給付事業が減額になっているが、周知徹底が図られたかとの質問に対し、事業所に対する啓発活動はしていないとの答弁に、各委員から事業への取り組み姿勢について質問が出ました。これに対して執行部からは、御指摘のとおり国の新しい制度も、長門市独自の施策についても、周知徹底するような方法を考えるように取り組んでいこうと思っていますとの答弁がありました。

 次に、第4款「衛生費」では、保健衛生費の健康診査等委託料で、1,140万円の減額について尋ねたところ、各種健康診査受診者の当初の見込みを下回ったことにより委託料の減額をしたが、受診実績は前年並みであったとの説明でした。

 最後に、歳入については補足説明、質疑もなく、意見もないので採決しましたところ、賛成多数で議案第1号の本委員会の所管に属する関係の款項については、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第2号「平成18年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題とし、審査を行いました。質疑、討論もなく採決しましたところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第6号「平成18年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」を議題としましたが、補足説明、質疑もなく、討論もないので採決しましたところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第13号「長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例」を議題としました。

 最初に執行部から、各総合支所の教育事務所を廃止し公民館とするに当たって、日置農村環境改善センターの名称を現行のままとするか、公民館に改めるか協議した結果、建設当時の事情等の経緯もあり、当面はセンターの名称を使用することとなったので、センター長の報酬及び費用弁償を定めるため、本条例の改正が必要になったとの補足説明がありました。

 委員からは、公民館長が嘱託職員になることに関連して、職員体制や指揮系統について質問があり、社会教育の教育施設としての位置づけは同じなので、当面教育事務所長が嘱託の公民館長になる以外は変更はなく、今までの事業のあり方にも大きな変化はないとのことでした。

 質疑を終わり、討論もないので採決しました結果、賛成多数で議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 最後に、議案第25号「山口県後期高齢者医療広域連合の設立について」では、執行部からの補足説明として、国の医療制度改革に伴い、都道府県単位で全ての市町村が加入する広域連合を設立するに当たり、地方自治法上、規約を定めることについて議決を得る必要があるとのことでした。

 委員からは、広域連合の議会議員の定数に関して、構成自治体の関与が薄まるのではないかとの質問に対し、市長会や議長会からの代表も選出されるので、ある程度は地域の事情等も反映されていくとの答弁でした。また、医療費の高騰によって、際限なく保険料が上がるのではないかとの質問には、そういう懸念はあるが、広域連合では保健事業を行う中で、十分に医療費の抑制にも努めていかれると思うし、国保の方でもそのような努力はしたいとのことでした。

 質疑を終わり、討論では、高齢者に負担を押しつける制度は容認できないとの反対意見がありましたが、採決しましたところ、議案第25号については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 以上が、本委員会に付託されました議案の審査の経過と結果であります。以上をもって文教厚生常任委員会の御報告を終わります。

〔文教厚生常任委員長 中村邦四郎君降壇〕



○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、文教厚生常任委員長に対する質疑を終わります。

 経済常任委員長、佐藤和夫君。

〔経済常任委員長 佐藤和夫君登壇〕



◎経済常任委員長(佐藤和夫君) おはようございます。経済委員会は、本会議より付託を受けました議案6件について、過ぐる12月12日に説明員として助役及び関係部課長等の出席を求め審査を行いました。その審査の経過並びに結果につきまして、経済常任委員会を代表致しまして次のとおり報告致します。

 最初に、議案第1号「平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)」を議題とし、本委員会の所管に属する関係の款項について審査を行いました。

 初めに執行部から第6款「農林水産業費」の農業振興費における強い農業づくり交付金事業の概要について、この事業は総事業費1億6,000万円で、国が8,000万円、JA長門大津が8,000万円の負担で、日置地区における低温ラック式倉庫の隣に、稲の箱苗4万箱がつくれる育苗センターと資材倉庫を建設する事業であること。また、市の実質負担は無く、公費分は全額国から県・市を通じて出ること。事業実施時期は、本来は19年度に国の広域連携等産地競争力強化支援事業を予定していたが、18年度に同じく国の強い農業づくり交付金事業に余裕ができたので、この事業に乗り換えたこと。更に、事業実施に当たっての条件として、地域水田農業再構築推進事業で、この度JA長門大津が大豆生産省力化のための大豆用コンバイン購入費用600万円のうち、360万円を補助することが必要となるため、油谷地区の農事組合法人河原の農機具格納庫等への補助の精算とあわせて、266万4,000円を予算計上していることなどの補足説明がありました。

 これに対して委員から、主要事業説明書に水稲の苗を低コストで農家に提供と書いてあるが、幾らを目標としているのかとの問いに、現在JA長門大津には、日置と三隅に直営の育苗センターと長門地域に委託の育苗をしているが、これを統合して長門市の全作付面積の10.8%の苗である4万箱を生産するもので、価格は現在685円ぐらいであるのが、試算では666円ぐらいになる予定であり、現在価格を上回るようなことはない。また、大豆用のコンバインの購入によって大豆の生産コストを低減する予定であるとの説明がありました。

 委員から、費用対効果の検証について毎年きちんと行い、目標をクリアできるようにしてほしいとの要望がありました。

 更に、本事業に関連して、1カ所に大きい施設をつくるより生産団体の育成や集団化を推進した方がいいのではないか、小さい農家は育苗も刈り取りも委託するので、この面からも地域の集団化を推進した方が良いのではないか、或いは水稲だけでなく、スイカやメロンなどの特産品の苗を扱うのもどうかとの指摘に対し、執行部から、作付面積が小さく、稲作の苗をつくらない農家が多数である。これらの農家に苗を供給するので、大きな営農組織とは競合しないとの認識であること。また、JAも農業法人化に対し前向きな姿勢に変わり、安定的に水稲の苗を供給することで、そうした組織の下支えも図れるとのこと。スイカやナスビについては、日置の育苗センターで行う予定であるとの説明がありました。また、大豆に関しても、現在国の政策において麦・大豆をターゲットとして、品目横断的経営安定化の施策が行われており、これに沿って大豆コンバイン購入費補助に取り組むものであるとのことでありました。

 その他農業振興費では、有害鳥獣被害防止対策事業費補助金の減額で、具体的理由及び今後の方針について尋ねたところ、日置地区で防護柵の延長が当初予定1万1,000メートルから8,650メートル程になったこと、19年度も大規模な被害防止柵については、従来どおり要望を募っていきたいとのことでありました。

 次に、農地費では、工事請負費3,774万5,000円の減額理由を尋ねたところ、主要事業説明書のとおり、事業実施年度の変更や他の高率補助の事業への組替えで、減額にはなっているが、何らかの形で来年度に事業実施できる体制になっているとのことでありました。これに関して、各事業の減額内容についての詳細な資料が配付されました。

 次に、水産業費では、水産業振興費における長門地域栽培漁業事業化促進費負担金の減額と、漁港建設費における漁港施設整備工事減額について尋ねたところ、長門地域栽培漁業事業化促進費負担金では、長門地域栽培漁業推進協議会が行うクルマエビの放流事業で、仙崎湾と油谷湾にそれぞれ170キログラム、20万尾を放流した実績により減額するものであること。また、漁港施設整備工事については、大浦漁港において平成13年度から21年度、総額15億7,700万円の計画で現在実施しており、18年度は物揚げ場の埋め立て整備に使用する土を購入する予定であったが、立石漁港の浚渫土を利用するため、購入する必要がなくなったものであるとの説明がありました。

 これに対して委員から、立石漁港の浚渫土は漂砂と言われる貝殻砂であり、とても軽く、風で飛びやすいと思われるので、注意をお願いしたいとの指摘がありましたが、表面を良質土で覆う計画であるので心配ないとの答弁でありました。

 次に、第7款「商工費」では、観光施設費の燃料費についての質疑で、日置交流センター、三隅ふれあいセンターで油代が高騰したため補正するとの答弁がありました。

 質疑を終了し、討論もなく、議案第1号の本委員会関係の款項について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 続いて、議案第4号「平成18年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)」の審査では、湯本地区の源泉配湯事業の進捗状況と今後の見通しについて質疑が出され、執行部から本事業は本年度と来年度の2カ年事業で、配湯管埋設に伴う県河川課との占用協議もこの11月に終わり、配湯管布設替え工事4工区のうち、ホテル西京前の1工区を12月末頃に入札する予定で、その他は1月頃から入札を行い、何とか今年度内に全工区を終わりたい。また、来年度は新貯湯槽や配湯センターの整備を予定しているとの説明がありました。

 更に、源泉配湯についての地元旅館との交渉に関して、市の方針として既に決定している事項であることから、早急に最終的な詰めの協議を行うよう強い指摘がありました。

 その他、さしたる質疑もなく、討論もなく、採決したところ、議案第4号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第19号「伊上海浜公園オートキャンプ場の指定管理者の指定について」の審査では、指定管理の効果について質疑が出され、年間約50万円の経費削減ができるとの認識が示されました。質疑も終わり、討論もなく、採決したところ、賛成多数で議案第19号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に、議案第22号「平成18年度津黄漁港地域漁港整備工事の請負契約の一部を変更することについて」の審査では、工事完了後の津黄漁港での工事の必要性について質疑が出され、現在の事業は平成14年度から21年度までの計画で、防波堤の改良と新設工事を行っており、これらが完成すると、このような大きな工事は無くなるとの認識が示されました。

 質疑を終わり、討論もなく、採決したところ、賛成多数で議案第22号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 最後に、議案第24号「元気な地域づくり交付金事業の施行について」の審査では、事業内容の農業基盤整備の具体的内容について尋ねたところ、危険ため池の改修工事で、早期着工の地元要望があり、単県事業から高率補助の元気な地域づくり交付金事業に乗り換え施行するもので、負担は地元が2%、市が18%、県が25%、国が55%となっているとの説明がありました。

 質疑を終わり、討論もなく、採決したところ、賛成多数で議案第24号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 以上が、本委員会に付託された議案の審査の経過と結果でございます。

 これをもちまして、経済常任委員会の報告を終わります。

〔経済常任委員長 佐藤和夫君降壇〕



○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。5分後に会議を再開します。

午前10時55分休憩

………………………………………………………………………………

午前11時03分分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(「議長」と呼ぶ者あり)佐藤和夫君。



◎経済常任委員長(佐藤和夫君) 大変失礼しました。先程の委員長報告の中で、議案第5号「平成18年度農業◎集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」についての審査の報告が漏れておりましたので、報告致します。

 本案については、質疑、討論もなく、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上で報告を終わります。



○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、経済常任委員長に対する質疑を終わります。

 建設常任委員長、大下和政君。

〔建設常任委員長 大下和政君登壇〕



◎建設常任委員長(大下和政君) 皆さんおはようございます。今日はまた傍聴者の皆さんも御苦労様でございます。

 それでは、建設常任委員会は本議会において付託を受けました議案第4件の審査及び所管事務調査について、過ぐる12月13日に説明員として助役及び関係部課長等の出席を求め、議案等の審査を行いました。その審査の経過及び結果につきまして建設常任委員会を代表して審査順に報告致します。

 最初に、議案第1号「平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)」のうち、本委員会に関係する款項の主な質疑について申し上げます。

 まず委員より、歳出予算では第8款「土木費」の中の第5項「都市計画費」の中で、長門市総合公園整備工事に関して、事業の進捗状況について質疑があり、執行部より昭和62年から平成19年度までの事業で、総事業費は31億1,000万円、来年度はエントランス広場及び案内板の設置工事等を予定しているとの説明がありました。

 歳入予算については、さしたる質疑はなく、議案第1号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で本委員会の所管に属する関係の款項については、原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第3号「平成18年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてであります。最初に執行部から、今回の4,695万円の減額は、国庫補助金の減額に伴うものとの補足説明がありました。

 委員より、大きな減額だが、工事全体としては希望どおりできるのかとの質疑があり、処理場施設の電気設備分が当初国の内示を受けられなかったが、追加内示を5,410万円受けており、機械設備の入札余剰金が約6,000万円出たことで、それを充当し、当初計画より事業量的には増えるようになるとの説明がありました。

 次に、委員より耐震診断委託料959万円について質疑があり、東深川浄化センターの建築物・構造物について国の指導の下に耐震性能の評価を行うとともに、今後の下水道施設の耐震化対策の基本計画策定のために行うもので、財源としては入札余剰金を充てるとの説明がありました。

 そのほか、さしたる質疑もないので、議案第3号に対する質疑、討論を終了し、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第8号「平成18年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)」についてであります。最初に執行部から、今回の補正は資本的収支にかかわるもので、収入の主なものについては、分担金として油谷中央の農業集落排水事業にかかわる補償費を、工事の進捗状況に応じた算定替えにより6,967万円減額、支出については、大河内川ダムの事業費減に伴う建設改良費4,893万円の減額との補足説明がありました。

 委員からは、大河内川ダム建設事業の進捗状況について質疑があり、執行部から平成2年からスタートし、平成23年竣工予定の事業で、用地交渉等に時間がかかり、堤体工事などの予定が遅れている。来年あたりには事業費の増加並びに竣工年度の延伸について、県から具体的な数字の提示があるかもしれないとの説明がありました。

 そのほかにさしたる質疑もなく、議案第8号に対する質疑、討論を終了し、本案について採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 次に、議案第20号「市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)」であります。本案については質疑もなく、質疑、討論を終了し、採決したところ、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定致しました。

 引き続き、本委員会の所管事務調査、「市道湊中央2号線の整備計画について」を議題として、執行部より補足説明を求め、質疑を行いました。同路線の整備計画は、4メートルの車線の両側に0.5メートルの路肩をとり、1.25メートルの歩道を設置したいとの説明がありました。

 委員からは、湊中央2号線については、住民から一方通行と対面通行の両方の要望が出ている。執行部は住民の意向である対面通行で道路整備を行うとしているが、何をもって住民の意向としたのかとの質疑があり、執行部から平成17年12月20日の湊中央区臨時総会で、双方向での整備を望むと決定されている。臨時総会の出席は少なかったが、委任状が多数提出されており、成立要件を満たしている。その後、3月3日には地元住民を集めて現地説明会を開催し、参加者が少なかったので4日間をかけて、夜、整備案の意見聴取をしている。その中で、両側1.25メートルの歩道でよいとする意見が多かった。また、地元住民に対する市としての説明は、きちんと行ってきたと思っているとの説明がありました。

 委員からは、車道が4メートル未満の場合は、補助対象事業とならないのか。また、4メートル未満の道路は一方通行にしなければならないのかとの質疑があり、執行部からは仮に道路構造令に従わない道路整備をした場合、補助対象外になるとは一概には言えないと思う。また、車道が4メートル以下でも、約35メートルおきに待避所を設ければ対面通行は可能で、4メートル未満の市道でも対面通行のところは多くあるが、市道として新規に整備する場合は、道路構造令に従い、車道4メートルの確保が必要となるとの説明がありました。

 委員からは、湊中央2号線に広い歩道を求める陳情が市民2,000人以上から、また道路沿線住民47名からも陳情が出ているが、これをどのように考えているか。計画の変更の余地はあるのかとの質疑があり、執行部からは署名が出ているのは承知しているが、湊中央2号線の整備は、生活道として利用されている地元の総会で決定された対面通行の意思を尊重したい。計画については変更の余地はないとの説明がありました。

 質疑を終えた後、暫時休憩を行い、会議を再開しました。委員より、お手元に配付のとおり決議案が提出され、これに対する質疑、討論を行い、採決したところ、全会一致で原案のとおり決議致しました。

 以上が本委員会に付託された議案並びに所管事務調査の審査の経過と結果であります。

 これをもって建設常任委員会の報告を終わります。どうもありがとうございました。

〔建設常任委員長 大下和政君降壇〕



○議長(南野京右君) これより委員長報告に対する質疑を行います。御質疑はありませんか。ありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、建設常任委員長に対する質疑を終わります。

 以上で、各委員長の報告は終わりました。

 これより順次討論及び表決を行います。

 議案第1号「平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する各委員長の報告は可決です。各委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

 議案第2号「平成18年度長門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

 議案第3号「平成18年度長門市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

 議案第4号「平成18年度長門市湯本温泉事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

 議案第5号「平成18年度長門市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。

 議案第6号「平成18年度長門市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

 議案第7号「平成18年度長門市電気通信事業特別会計補正予算(第2号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 議案第8号「平成18年度長門市水道事業会計補正予算(第2号)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

 議案第9号「長門市副市長の定数を定める条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

 議案第10号「長門市部課設置条例等の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。 まず、通告者から順に行います。林哲也君。

〔16番 林 哲也君登壇〕



◆16番(林哲也君) 皆さんお疲れさまです。「日本共産党」の林哲也でございます。私は、只今議題となっております議案第10号「長門市部課設置条例等の一部を改正する条例」について、反対の立場から討論に参加するものであります。

 本条例は、財政課と監理課との統合、経済建設部の分割、建設課と都市計画課の統合並びに水道課の建設部への所管がえ及び本庁への移転に伴う改正であります。

 改正案では、所管する業務の多い経済建設部を分割したり、年間約1,000万円の賃貸料を払いNTTビルに入居している水道課の本庁への移転等、事務の効率化や厳しい財政事情を考慮すれば、一定の理解は得られる内容となっております。しかし、全体的に見れば、これは組織機構改編計画の具体化への第一歩であり、平成20年4月から現行の総合支所方式から本庁方式へ移行する前段と位置づけた上で、来年4月からの組織改編について関係条例を改正するものとなっていることであります。

 市長は、一般質問の答弁の中で、「この本庁方式に移行する理由として、本庁と総合支所間での連携不足や、地域間の垣根払拭の難しさなど、組織機構に係る諸課題の解消に向け、事務の効率化、組織の統一性とともに、市全体のバランス調整や厳しい財政状況の中で、優先事業の選定など効果的な事務及び事業の展開を行い、最少の経費で最大の効果を上げる行政効率の高い行政運営を目指すもの」と述べております。そして、この議案を審査した総務委員会の議論の中で、岡本企画総務部長は、「今回9部から8部、また課の数も減すという部分は、やはり当面その4年間で50人の職員の削減、10年間で100人の削減を図るためには、まず課の統廃合をすることによって、部課長のポストを減らして、まずそのあたりの人数の削減を図っていこうという考え方のもとに、今回御提案を申し上げているところ」と述べていることも明らかのように、職員を削減するということが条例改正の一番の理由となっていることであります。

 つまり、今回の条例改正は、総合支所の廃止に道を開き、その廃止の目的が職員削減にあるということであります。総合支所の廃止について言えば、市長はこの議会の一般質問の答弁の中で、「合併後3年で本庁方式に移行し、総合支所から支所になることに対しまして、周辺地域の住民サービスの低下への懸念などとともに、合併協定事項の総合支所方式の見直しということで、様々な意見があることは十分承知しております」と述べております。

 合併協議会では、新市としての一体感が図られるまでの一定期間は、住民サービスの継続や激変緩和という観点から、総合支所方式が採用された経緯があるのであります。つまり、合併すると役所が遠くなって、住民サービスが低下するという不安を解消するために、総合支所方式が採用されているのであります。

 市長は、「将来にわたり行政が受け持つ住民福祉の向上を確実にしていくためにも、またこれからの時代にふさわしいまちづくりの基盤を形成していくためにも、この時期に組織機構のあり方を考え、市民の皆さんの理解と協力を得ながら実行していくことが、今日選択すべき方法であり、行政改革に取り組む姿勢だと考えている」とも述べておりますけれども、周辺地域の住民サービスの低下への懸念があることを認めながら、一方で住民福祉の向上を言うのは、明らかに矛盾しているのであります。

 合併協議会では、新市の組織は当分の間、本庁、総合支所及び出張所とする。ただし、本庁、総合支所及び出張所の役割や職員配置等については、必要に応じて順次見直していくものとするとうたわれていたのは、皆さん御承知のとおりであります。合併協議会の調整方針である組織を必要に応じて見直すというのは、これまでの本庁の役割や、その組織の責任を明確にしたり、総合支所の権限拡大と業務の簡潔性が十分なされているのかどうかを検討するという意味であります。こうした検証を通じてこそ、合併してむしろこれまで以上に行政が身近になったと思って頂けるような取り組みになるのであります。こうした取り組みを抜きにして、問答無用で総合支所を廃止するのは、住民の理解は到底得られるものではないと確信するものであります。

 次に、職員削減についてであります。今、全国の市町村で経費節減のための民間委託、職員削減がすさまじい勢いで進んでおります。公務員の削減は、結局国民、市民に大きなマイナスとして降りかかるのであります。市が予算を浮かし、その結果市民サービスが悪くなり、民間企業は少ない人数で公と同じ仕事、同じ成果を上げることを求められ、そこで働く労働者は不安定な低賃金にならざるを得ないのであります。

 この議案の説明の中でも、職員削減と引き換えに、公務公共サービスを民間活力の名で民間委託や指定管理者制度等に振り分けると言いますけれども、市役所さえ経費節減できればいいのかという疑問が出てくるのは当然であります。では、実際民間委託や指定管理者制度が経費的に安くなっているのかと言えば、これもまた大きな疑問であります。

 例えば、ルネッサながとは指定管理者制度に移行しておりますが、5年間の管理委託経費は約5億7,600万円、県と合わせると約8億円であります。しかも、その費用は過去3年間の費用から算出した額を、そのまま今後5年間分に計算しているだけであります。これのどこが経費節減になっているのか、事実が証明しているのであります。また、9月議会の一般質問で議論があったごみの収集運搬業務にしても同様であります。

以前、自民党の宣伝カーが、「民が血を流しているときに、公務員だけが血を流さないでいいのでしょうか」と、ヒステリックに叫びながら通り過ぎて行った光景が思い出されますが、これは彼らが民に血を流させる政治を推し進めておきながら、それを覆い隠すために、意図的に住民と公務員を対立させるものであります。このように、国と一体に悪政を進めるのか、住民の暮らしと地域を守る防波堤の役割を果たすのか、これまで以上に問われております。職員削減と引き換えに、官から民へで公務公共性は守れるのか。今こそまじめな検討が求められているのであります。

 職員体制は効率的であるべきことは言うまでもありません。しかし、職員体制を考える場合、何よりも住民福祉の増進という自治体本来の目的達成に主眼を置くべきであります。そういった議論がほとんどない中で、ただ数値目標を掲げて職員削減と言っても、説得力が無いばかりか、住民サービスの低下につながることへの不安を覚えるわけであります。そして、職員の人件費というのは、住民サービスを行うための投資的、政策的経費という視点を忘れてはならないのであります。職員の数が多いのではなく、職員の残業、時間外勤務手当こそ多いのであって、これこそ縮小すべきであります。そして、職員に有給休暇を完全取得させ、ワークシェアリングにより雇用創出を図るべきだと考えるものであります。これこそが本当の意味での行政改革になるものであります。

 最後に、今年度末で退職される職員は36人と聞いております。そのうち、定年退職は22人でありますが、様々な事情があるにしても、それ以外の職員がなぜ自らやめていくのか、このことを真剣に考えるべきであります。これまで市民のために頑張り、誇りと情熱をもって職務に専念された職員がやめていくのは、組織の中に、そしてこのまちの将来に対し希望とやる気を失わせる何かがあるのではないか。組織の土台が知らず知らずのうちに崩れかかっているのではないかと危惧するものであります。職員削減の陰で、こうした問題も看過できないということを申し上げておきます。

 以上、総合支所の廃止に道を開き、職員削減により市民サービス低下につながる議案第10号「長門市部課設置条例等の一部を改正する条例」についての反対討論と致します。御清聴ありがとうございました。

〔16番 林 哲也君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。長尾実君。

〔1番 長尾 実君登壇〕



◆1番(長尾実君) 皆さんお疲れでございます。長尾でございます。私は、提案されております議案第10号「長門市部課設置条例等の一部を改正する条例」について、賛成の立場から発言するものでございます。

 今回提案されております組織改編の大きくは、経済建設部を分割し、経済振興部と建設部にそれぞれ独立した部とするものであります。このことについては、私は昨年の9月議会定例会における一般質問において述べております。執行部に質したのは、本市は合併直後の自治体であり、一挙に行政区域も大幅に広がっております。特に、事業部門については、これからの長門市を築く上で重要な部署でもあります。1つの部としては、余りに大きな組織となり、旧1市3町の多種多様な事業を抱えている状況で、その行政運営に支障が出かねないのではないか。これらのことから、業務内容も異なる経済部門と建設部門を分割すべきである旨を質しております。

 御承知のように、本市は基幹産業であります農業、水産業の振興を図り、観光立市を目指しております。1次産業の現在置かれている厳しい状況は、御承知のとおりであります。また、経済については、地域の活力、活性化に欠かせない商工観光の振興は更に推進しなければなりません。更に建設部門も、財政状況が厳しいながらも、過疎地における住環境整備は事業選択を十分図りながら、これを進めなければなりません。このような状況に置かれている本長門市でございます。

 また、特に平成20年度より、組織機構も行財政改革の観点から、総合支所方式から本庁方式に移行する方針が執行部から示されております。これの可否の課題はあるものの、これへの移行となると、有効でスムーズな組織運営をする上で、分割は避けて通れない状況であります。業務が異なる経済建設部門をそれぞれ独立させ、適正な規模で確固たる体制のもと、行政に当たるべきであります。

 以上、私はこれまでの発言と今後のあり方を鑑み、今回提案されております原案に賛成する立場から、討論と致すものであります。議員皆さんの御賛同をよろしくお願いを申し上げます。

〔1番 長尾 実君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

 議案第11号「長門市行政手続条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

 議案第12号「長門市交通安全対策会議条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 議案第13号「長門市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。

 議案第14号「長門市特別職報酬等審議会条例等の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。

 議案第15号「長門市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。

 議案第16号「長門市長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。

 議案第17号「長門市税条例等の一部を改正する条例」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

 議案第18号「長門市総合計画基本構想の策定について」、本案について討論を行います。まず、通告者から順に行います。中野明彦君。

〔15番 中野明彦君登壇〕



◆15番(中野明彦君) 皆さん、お疲れ様でございます。私は議案第18号「長門市総合計画基本構想の策定について」に反対の立場から討論に参加致します。

 この作成過程におきまして、担当の職員の皆さんが市民アンケートの実施、ワークショップの開催、パブリックコメントの集約などに非常に努められたことは、高く評価しております。

ただし、そのことと我々議員が政策としてこの議案の中身に賛成するかどうかは、別の問題であります。今後10年間の市政の指標となるこの基本構想を、政治的な視点からどう評価するかを我々は考えなければなりません。この基本構想こそ、10年後の長門市の目指す姿をあらわすものであるためです。仮に、納得できないと思いながらも可決してしまうと、それは執行部の責任ではなく、今度は議会の責任となります。

 政策の面から考えた場合、これまでに松林市長が本会議で表明された、10年後も人口4万人を維持するよう頑張っていくという目標に対しての、はっきりとした政策が見えていないことは、この基本構想の大きな欠点であり、賛成できない理由の1点目です。

 2点目として、「豊饒の海と大地に抱かれた、活力ある健康保養のまち」という将来都市像は分かりにくく、その戦略プロジェクトに産業交流戦略を掲げていることが、更に分かりにくさを増長しています。執行部の説明では色々な理由を述べられ、巡り巡れば健康は産業に行き着くとのことでしたが、そもそも基本構想とは、巡り巡って考えなければならないものではなく、最も基本的なことをイメージできるものでなければなりません。この点においても、賛成できないのであります。

 3点目に、財政的な裏づけのある構想であるかどうかという点です。この基本構想を作成されるのと並行して作成された中期財政見通しをもとに考えれば、極めて実現性の低いものとなっています。財政的な裏づけのない構想は、絵空事との批判を受けても反論できるものではありません。

 そして最後に、長門市の独自性が弱く、長門市らしさが出ていないという点が問題です。今回の作成に当たっては、コンサルタント業者に委託し、協議されたとのことですが、現在は全国の多くの自治体が同じような問題を抱えており、コンサルタント業者に委託すれば、どうしても同じような内容のものが出来上がってしまいます。その中に、いかに長門市らしさを打ち出せるかが、この基本構想作成という仕事の最大のポイントであり、そこに全ての力を注いでもおかしくはなかったと考えています。そのような長門市らしい将来都市像を打ち出してこそ、基本構想と言えるのではないでしょうか。この点から見ても、賛成できないのであります。

 実は、私は作成される基本構想に大きな期待と関心を寄せていた一人です。今指摘をしたような内容を包括したものが出来上がってくると大きな期待を持っていただけに、残念でなりません。

 これらのことから、私は議案第18号に対し反対させて頂きます。議員各位の御理解をお願いし、私の討論と致します。御清聴ありがとうございました。

〔15番 中野明彦君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。

 議案第19号「伊上海浜公園オートキャンプ場の指定管理者の指定について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。

 議案第20号「市の区域内の字の区域の変更について(三隅地区地籍調査事業)」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。

 議案第21号「滝坂辺地に係る総合整備計画の変更について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

 議案第22号「平成18年度津黄漁港地域漁港整備工事の請負契約の一部を変更することについて」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

 議案第24号「元気な地域づくり交付金事業の施行について」、本案について討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって議案第24号は原案のとおり可決されました。

 議案第25号「山口県後期高齢者医療広域連合の設立について」、本案について討論を行います。

 まず通告者から順に行います。林哲也君。

〔16番 林 哲也君登壇〕



◆16番(林哲也君) 皆さん、お疲れ様です。「日本共産党」の林哲也でございます。

 私は提案されております議案第25号「山口県後期高齢者医療広域連合の設立について」に反対の立場から引き続き討論に参加するものであります。

 後期高齢者医療制度は、75歳以上の後期高齢者を国民健康保険や組合健保から脱退させ、後期高齢者だけの独立保険をつくるというものであります。これにより、家族に扶養されている人を含め全ての後期高齢者の保険料は、年金月額1万5,000円以上であれば、年金天引きで徴収されることになるのであります。この制度は、都道府県単位の広域連合で運営され、保険料も都道府県ごとに異なるものですが、全国平均額は激変緩和措置を折り込んだとしても、年間6万円程度と見込まれております。

 つまり、多くの高齢者が、介護保険料とあわせて毎月約1万円を年金から天引きされるというものであります。この金額は、今でも生活に苦しむ高齢者を更に痛めつけるものであります。しかも、年金が少なく保険料が天引き対象にならない人が保険料を滞納した場合、国保と同じように、短期証や資格証明書が発行されるというものであります。従来、後期高齢者は、障害者や被爆者などと同様、短期証、資格証を発行してはならないとされていたのであります。医療保障なしで生きていけない弱者から保険証を取り上げる。ここにも、この制度の情け容赦のなさがあらわれているのであります。

 またこの制度では、現役世代と後期高齢者は診療報酬も別建てとなるため、後期高齢者の治療や入院の報酬を引き下げ、医療内容を切り縮める高齢者差別医療が、公然と行えるようになるのであります。これまで財界は、現役世代と高齢者が同じ保険に加入し、各保険者が労使折半の拠出金を出し合って、高齢者医療を支える現行制度に異議を唱え、高齢者医療を現役世代の保険から分離せよと度々要求しております。この制度は企業負担を軽減したい、財界の要求に応えたものになっていることであります。

 更に後期高齢者医療制度の下では、後期高齢者の医療費が増える度に、保険料の値上げか、医療内容の切り下げかという、どちらをとっても痛みしかない選択を後期高齢者が迫られることになるのであります。また後期高齢者は年々増加するため、それに伴って給付が増え、2年毎の見直しで保険料は繰り返しの値上げということになり、高齢者を果てしない負担増が直撃するのであります。

 広域連合は、保険料額の設定など基本的な運営を行い、市町村は、保険料の徴収、納付、各種届出、受付などの事務を行うとされております。広域連合は県単位で設置されることから、住民がその運営に参加できる仕組みが遠のき、声が届きにくいという重大な問題点があります。一番身近で、実態をつかめる市議会が関与できにくくなる大変な矛盾であります。収入の実態に即した保険料を算定できるかどうかさえも不明のまま、この広域連合を設置させることは、到底容認できないのであります。

 よって、これ以上の高齢者いじめはやめるべきとの理由から、議案第25号「山口県後期高齢者医療広域連合の設立について」反対するものであります。

 なお私は広域連合への設立負担金が盛り込まれた議案第1号「平成18年度長門市一般会計補正予算(第3号)」並びに議案第26号「山口県市町総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更」に対し、反対の意思を示しておりますが、議案第25号の意見と同様の趣旨であることを申し上げて討論を終わります。

〔16番 林 哲也君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案に対する委員長の報告は可決です。委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

 この際、暫時休憩します。午後の会議は1時に会議を再開します。

午前11時55分休憩

………………………………………………………………………………

午後1時00分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

────────────・────・────────────

日程第3.意見書案第1号



○議長(南野京右君) 日程第3、意見書案第1号「「法テラス」の更なる体制整備・充実を求める意見書」を議題とします。

 本案について提出者の説明を求めます。先野正宏君。

〔2番 先野正宏君登壇〕



◆2番(先野正宏君) 皆さん、お疲れのところ、しばらく時間を頂きたいと思います。意見書を提出しました「公明党」の先野です。

 意見書案第1号「「法テラス」の更なる体制整備・充実を求める意見書」について提案理由の説明を申し上げます。

 政府の司法制度改革の一環として、法律サービスをより身近に受けられるようにするため、総合法律支援法が2年前に施行されました。同法に基づき、日本司法支援センター、愛称「法テラス」が設立され、10月2日、全国で一斉に業務を開始しました。

 法律が立派な権利を定めても、その権利を実現するための司法制度が整っていなければ、権利は「絵に描いた餅」となります。また幾ら司法制度が整っていても利用しやすい工夫が施されていなければ、それはしょせん「お上」の存在であり、国民には近寄りがたいものであるだけです。

 新しい司法と国民の間を取り持つ総合窓口である「法テラス」は、国民が法律トラブルにあったときの解決のための道案内をしてくれ、日常生活の中で、金銭貸借トラブルや、交通事故、また遺産相続などの法律問題に直面しても、「法テラス」のコールセンターは全国から電話相談を受け付け、適切な情報を無料、通話料は必要で提供することとなります。

 また電話相談を受けるオペレーターは、裁判所のOBなどであり、専属弁護士も待機してサポートし、トラブルの種類によって、役所や消費者センター、弁護士会、警察など相談にのってくれる機関や団体を教えてくれます。情報提供以外にも、民事法律扶助、犯罪被害者支援、司法過疎対策、国選弁護関連業務を実施することになっています。

 従来、長門市でも、社会福祉協議会の心配ごと相談、市役所では無料法律相談や、交通事故相談、或いは年金相談が行われていますが、法律トラブルについて、全国的な新しい相談窓口である「法テラス」が充実すれば、トラブルの防止だけでなく、市民サービスの向上にもつながることから意見書を提出するものです。

 では意見書案を読み上げて、提案に代えさせて頂きます。

「法テラス」のさらなる体制整備・充実を求める意見書

 司法制度改革の一環として、法律サービスをより身近に受けられるようにするため、総合法律支援法が2年前に施◎行されました。同法に基づき、日本司法支援センター(愛称・法テラス)が設立され、10月2日、全国で一斉に業務を開始しました。

 法テラスは「身近な司法」実現へ中核となる組織で、情報提供、民事法律扶助、司法過疎対策、犯罪被害者支援、国選弁護の事務などを主な業務としています。業務開始の初日だけで、全国で約2,300件もの相談があり、期待のほどが伺えます。

 今後、法的トラブルの増加も予想されるだけに、法テラスは時代の大きな要請に応える機関です。2005年、2006年に鳥取、茨城県等で、4回の試行を実施した結果からは、相談件数が年間100万から120万件を超えると予測されており、これに対応できるだけの体制整備が望まれます。よって、法テラスの体制をさらに充実させるために下記の項目について、早急に実施するよう強く要望致します。



 一、全国で21人しか配置されていないスタッフ弁護士を早急に大幅増員すること。

 一、司法過疎対策を推進し、いわゆる「ゼロワン地域」を早急に解消すること。

 一、高齢者、障害者などの司法アクセス困難者への配慮として、訪問や出張による相談等を実施すること。

 一、「法テラス」について、特に高齢者、障害者、外国人、若者等に配慮し、きめ細かく周知徹底を図ること。

 一、利用者の利便性を鑑み、「法テラス」は日曜日も業務を行うこと。

 一、メールによる相談サービスを早期に導入すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

   平成18年12月20日

長門市議会

 以上でございます。議員皆様の御賛同をよろしくお願い申し上げます。

〔2番 先野正宏君降壇〕



○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。

 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。

 討論を行います。御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので討論を終わります。

 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立多数です。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決されました。

 お諮りします。只今議決されました意見書案第1号について、字句その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に委任することに決定しました。

 この際、暫時します。

午後1時06分休憩

………………………………………………………………………………

午後2時50分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

────────────・────・────────────

日程第4.決議案第1号



○議長(南野京右君) 日程第4、決議案第1号「市道湊中央2号線整備計画について」を議題とします。

 本案について提出者の説明を求めます。武田新二君。

〔4番 武田新二君登壇〕



◆4番(武田新二君) 武田でございます。今回、決議案第1号「市道湊中央2号線整備計画について」決議案を出しましたので、その提案理由を3点に絞って御説明申し上げます。

 まず1点目、まちづくり交付金事業として申請された長門市都市再生整備計画によると、計画の目標は中心市街地の活性化とし、駅前広場、地区内道路、公園のバリアフリー化、美装化や整備により、人に優しいまちづくりを行い、来外者や、回遊性や増加を図ることで、地域の活性化を図るとしております。そして整備方針は、湊中央2号線については、県道瀬戸下郷線が整備されることから、一方通行規制により、コミュニティ化し、ゆとりのある歩行空間を確保するとなっております。

 しかしながら、今回市の方から提出された案では、この計画立案時に持っていたまちづくりに対する熱意はさめて、計画の目標及び整備方針からも外れ、まちづくり交付金事業によって芽生えた地域再生の芽を摘み取ろうとする恐れがあると判断したからであります。もしこのまま進めば、後日無駄な事業とされ、市民の信頼をそこねるということにつながりかねません。

 2点目、初めは一方通行に反対をされていた人達が、道路をどうしても整備しなくてはならないのなら、当初の計画どおり歩道を広くとって、人に優しい道路を求め始めたということであります。そして署名活動を起こされ、2,000名を超える署名が集りました。湊中央2号線を市の社会財と考えるならば、旧長門市民だけでなく、新たに長門市民となった旧3町からの署名が議会に対して出されたことは、我々委員会の一員としても無視できないことになりました。

 3点目、建設常任委員会では、この路線は歩行者の交通安全と地域の活性化につながるよう、まちづくり交付金事業の趣旨に沿って、将来的な見地で道路整備を進めるべきとの立場から、議会閉会中も継続して地元住民を参考人として意見を聞くなど、慎重に協議を重ねて参りました。その結果、12月13日、建設常任委員会所管事務調査において、歩道幅員を1.75メートル以上確保されたいとの決議が、委員会全員一致で可決されました。委員会の一員として、この結果を私は重く捉えております。

 以上の理由から、湊中央2号線は、この地区を通過する車のサービス道として整備するのではなく、あくまでも安全安心に歩ける、人優先の歩行者空間として整備すべきであることを強く要望して私の決議案について読みます。

市道湊中央2号線整備計画について

 平成18年度市道湊中央2号線道路整備計画については、過ぐる12月13日、建設常任委員会所管事務調査において、歩道幅員を1.75メートル以上確保されたいとの決議が全会一致で可決されたところであります。

 同路線は、歩行者の交通安全と地域の活性化につながるよう、まちづくり交付金事業の趣旨に沿って将来的な見地で道路整備を進めるべきとの立場から、所管する建設常任委員会では、議会閉会中も継続して地元住民を参考人として意見を聴くなど、慎重に協議を重ねられてきました。

 本年10月に供用開始された県道瀬戸下郷線により、交通の流れは大きく変化しつつあり、沿線住民からは、広い歩道を求める要望が日増しに高まりつつあります。

 中心市街地に位置する市道湊中央2号線は、市民のコミュニティ道路として、将来の安全・安心なまちづくりのための整備が不可欠であります。

 よって、市は歩道幅員1.75メートル以上を確保して事業を推進されたい。

 以上、決議する。

   平成18年12月20日

長門市議会

 よろしくお願いを致します。

〔4番 武田新二君降壇〕



○議長(南野京右君) これより質疑を行います。御質疑ありませんか。宮野修治君。



◆18番(宮野修治君) 二、三点、少しちょっとお聞きをしたいと思います。

 先程全員協議会でるるいろんなことが説明があったわけですが、14年に一方通行で、整備をされるということの地元の同意も取られた中で、17年の暮れからにかけて、1車線対面通行ということの湊中央区の総会決議をもって要望が出されたということでございます。

 今の議員の決議案の中には、それから以降、一方通行で1.75メートルの幅がほしいと要望が出されておりますが、この辺、最初の湊中央区の総会の決議についての双方向と言いますか、一車線対面通行、この辺について要望書が出されたことについての重みはどういうふうに感じていらっしゃいますか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) これから皆さん色々私に質疑されると思いますけれども、まず一つお互いの共通認識として、この計画は旧長門市が議会の承認を得てできた計画だと思っております。そのときのまちづくりの目標というものを、今、皆さんが私と同じように共有できるかできないか。このことをまず最初に確かめておきたいと思います。でないと、もし共通したまちづくりに対する目標がなければ、私が幾ら人に優しい道路づくりと言っても、多分理解されないことになりますのでよろしくお願い致します。

 今、要望書が出された重みについてであります。我々も建設委員会の中で、随分このことについて慎重に審議致しました。平成17年12月20日の時点で市の方も、総会が開かれるのならば一方通行についての説明をしたいという、区の方に対して要望を出しております。しかし区の方は、そういう説明は要らないと、来んでもええという話であったようであります。しかし、市も何とか説明をしたいということで、午後8時頃まで、待機しておったようですけれども、とうとう市側の説明をすることはかなわなかったということでありました。

 その後、市の説明を受けずに、総会決議は一体どういう意味があるのかな。一方通行なのか、現状維持なのか。私はそのことについて、誠に申し訳ないけれども、不信感を抱いております。



○議長(南野京右君) 宮野修治君。



◆18番(宮野修治君) 各地域には自治会というものがあり、自治会長さんがその地域の世話をされておるのは実情であります。地域住民の信頼をもって選出された自治会長さんだというふうに、私どもも認識を致しておりますし、当然、地域住民の方々の意見なり、それから要望なりを聞かれる耳を持たれた方が自治会長として、その席におられるというふうに思っております。

 そういう意味では、今、不信感を持たれるというのは遺憾なことでありますけれども、一応、役員の方も当然いらっしゃるわけですし、自治会としての総会を開いて、その旨の要望なりを、望まれることを行政として協議され、伝えられたものというふうに認識は致しております。これが一つだけの例ではなくて、各自治会においても、こういう要望の中で自治会が自治会長をもって不信に思われるというような自治会が、地域の方々にあってはならんことですし、自治会長もその責務をもって任に当たられるというふうに認識せざるを得ないというふうに思います。そういう意味では、私は湊中央区の自治会の中で、総会の中で、色々あったかもしれませんが、出された問題については、その認識を重要視する必要があろうかというふうに思いますし、行政もそれに倣った判断をされたものというふうに思います。

 それからもう1点お聞きしたいのは、これは技術的な問題もありますが、道路構造令というのがございますが、道路の新設、それから開設について、当然法律上引っ掛かってくる問題であろうかというふうに思いますが、この辺、今、1.75メートルというような歩道をとられると、当然、路肩を含めると4メートル、路肩をのけますと車線3メートルの道路になるわけですが、今の双方向でもって通行すると、非常に困難な状況であろうというふうに思っております。今、決議文の中には「一方通行では」という文言は入っておりませんでしたが、この辺についてはどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) それではお答え致します。

 先程も同じまちづくりの熱い気持ちを持っているかということを言いましたけれども、この道路構造令とかいう技術的なことは、私はまちづくりに対しての一つの道具じゃないかと思っております。まちづくりに対する熱い熱意、意気込みがあれば、むしろ道路構造令というような道具にとらわれずに、一方通行という方法もあり得るということを、平成14年の市の説明でも言われておりますし、今回の委員会の席上でも、渡辺経済建設部長がそのようなことを言われております。

 で私は渡辺部長にもお伺いを致しました。今、盛んに道路構造令、道路構造令と言われるが、平成14年当時の道路構造令と、現在の道路構造令とはどう変わったのかと。そういうことを言いましたら、渡辺部長は答えられております。「武田委員さんが言われるのは、この駅前のまちづくりのときに、もうこの道路構造令は生きていたんでないかと。で、そこのところを住民によく説明したのかと。なぜ一方通行のいきなり行政でもって話をしたかということを言われるわけですよね。ですからその当時、まちづくり協議会──これはまちづくり懇談会というようですけれども──説明をする中で、やはり一体的に整備するわけですから、先程もちょっと触れたかと思うんですが、瀬戸下郷が整備されるので、湊中央については、今の2号線については、こうした考えで、一方通行でやられた方が、街としていいんじゃないですかという行政の方から、当然、絵を説明致しました。それはなぜかというと、私どもはやはりその地区の将来、こうあった方がいいんじゃないか」という話をされたわけです。

 ですから、その時点では道路構造令というものは全く市の方の頭になかった。それはなぜかと言うと、あの地域のまちづくりに対する熱い気持ちというものが、私は市の中にあったと思うんです。それが平成の臨時総会の決議を受けて、平成18年の1月13日に、要望書が提出されました。その時点で、もうこの地域、湊中央区をどうしたいんだという熱意と言うか、目標を見失ったんじゃないかと私は判断しました。

 ですから、道路構造令、道路構造令と言われますけれども、市の方があの地区を将来的にはどうしたらいいんだ。当初の計画に戻って、あそこは老人も子供も車いすも利用される人の安心して渡られるコミュニティ道路として計画◎するのが、私は、将来的にはあの地域の活性化につながるのではないかと思っております。(「そうだ」「そういうこと」と呼ぶ者あり)



○議長(南野京右君) 宮野修治君。



◆18番(宮野修治君) 最後になりますが、初めは当然行政の方も、一方通行で、いろんな安全策も図りながら一方通行の方がいいという判断をされて、そういう計画をされたものというふうに思っております。

 ただいかんせん、一方通行にする場合、当然、地元協議なり地元同意なりというものが、行政としては非常に重要な問題であっただろうというふうに思っております。当然、規制をかけるわけですから、そういうことが一つの推進するためには、当然必要な条件になってくる。

 ところが実際上は、昨年の暮れには、地元の色々な協議の中で双方向にしてほしいと、対面車線にしてほしいという要望があったわけです。そうすると、一つの計画変更をせざるを得ない。しかし、先程武田議員が言われたように、行政があそこの地域の開発について、これからの将来的な開発について、希望を失ったというふうに思われるのは、ちょっと早急な判断だろうというふうに思います。当然、行政も一つの大きな将来的な希望を持っていると思います。特にそこの住民の方々、また市民の方々が、今まで長門市の、昔から言えば正明市の大きな商業地であったわけでありますから、当然、将来的にも、これからの子供達にとっても、大きな商業的な活性化につなげたいというふうに思ってらっしゃることは間違いないというふうに思っております。そういう中で、やはり双方向という課題が、総会の中で出てきたというふうに思っています。

 この辺、私はやはり安全上の問題も考慮しながら、当然あそこには、飲食店を中心にした事業所並びに住宅が混在をしておるわけですから、その辺、そんな思いの中で双方向が出てきたと思うんですが、これ、もう一つお聞きをしたいというふうに思いますが。

 現状、委員会の中で聞かれた中で、双方向の1.25メートルをとられた場合、安全策は絶対にとれないとお考えなのか。それとも──今、図面を見ますと、仕切りも中々とってないような状態、仕切りと言いますか、縁石をとってないような状態なんですが。その辺は1.75メートルと1.25メートルとの50センチの差は、非常に大きいというふうに思われるのか。ただ構造令上は、私は、非常に無理な設計になるんではなかろうかと。1.75メートルとられるのは、法令上──法令順守は行政にとっても当然重視しなくちゃならんことだろうというふうに思いますが、この辺は、一方通行なら3メートルでいいんですが、双方向になると車線3メートルでは法令上無理ではないかと思うんですが、この辺はいかが判断なさいますか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) そのことについては、先程もまちづくりに対する熱意のところで述べましたので、何回も申しませんけれども、確かに言われるように、1.75メートル両側とって車道が3メートル、路肩50センチずつとって4メートルということで、非常に中々交通が難しいんじゃないかというお話でしたが、これは私の個人的な考えですが、当然、提出者ですから。私はあそこの道は余り車が通ってほしくないんです、実は。むしろ歩行者のための道路ということでした。ですから、車道が3メートル、路肩4メートルの道路を、お互いが入るような、むしろ進入禁止的な意味を込めた道路になってくると、私個人的に思っております。ですから当然、最後には一方通行という方向になろうかと思いますけれども。

 そしてもう一つ、危ないのではないかと言われますけれども、何も危ないところをスピードを出して車が通っておりません。そして縁石もないから、歩道に乗り上げるのではないかと言われましたけれども、執行部から出されたこの案でも、歩道の高さは余り取ってませんよ、2センチ。同じようなことが言えるんです。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) それでは提出者にお聞きを致します。

 この問題については建設委員会の中で、随分な協議会なり委員会をされて、今日に至っておるわけでございますけども、一つ、まず法的なことについてお聞きをしたいと思うんですけども、当初、市はコミュニティ道路として、このまちづくり交付金事業の趣旨に沿って、これを整備しようという計画をされてたわけですけども、このコミュニティ道路というのは、今のよく言われます道路構造令に引っ掛かるのか、引っ掛からないのか、これについてはいかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 私はそのコミュニティ道路については、余り詳しくありませんけれども、私が議員の中の人に聞くと、コミュニティ道路というのは、道路構造令には引っ掛からないということを聞いております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) コミュニティ道路については法的な制約がないということになると、もし仮に当初の市の計画に沿って今のコミュニティ道路をつくった場合には、では何の法的な制約がないというふうに考えてよろしいんでしょうか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 法的な制約がないということではありません。当然、スピード制限、そういうものは出てくるかと思います。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) これ、委員会審議のそれこそ12月13日の建設常任委員会の中で、当初、市がいわゆるコミュニティ道路としてつくろうとしたものが、市民からの強い要請があって対面通行にしてほしいというふうな要望がこう変わってきて、それを受けてきたわけですけれども、じゃ、対面交通でする場合には、もう絶対今のような車道が4メートル、そして路肩が50、50、そして今の歩道が1メートル25という、これにどうしても道路構造令からするとなるというふうに思うんですけれど、この点についてはいかがでしょう。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) ですから、先程も言いましたように、道路構造令というのはあくまでまちづくりの道具じゃないかと私は思っております。ですから、市がここの湊中央区のこれからのまちづくりはどうあるべきなんだということをしっかり持っておれば、こういう問題にはならなかったと思っております。

 4種4級のこのイメージ図を見て、皆さん方、安全安心に車がすれ違えて、そして歩行者も安心して歩けるような道路になると思われるでしょうか。私はとてもイメージ的には思えないんです。むしろ危険な道路、たとえ対面通行で4メートルの車道を取ったにしても、私はむしろ危険性の増すような道路を1億円もかけてつくっているんじゃないかと。私はそういうふうに判断致します。

 それならむしろ多少の反対があっても、歩道を広くとって、こういうふうなまちづくりにしたいんだからということを、市民の方々に熱意を持って説得されれば、多分私は分かって頂けるものではないかと、そういうふうに思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) それではちょっと今度は少し違った質疑をしたいと思うんですけれども、いろんな協議がずっと、平成14年──以前からもあったかもしれませんけども──ずっとあった中で、これ、特に地元の今の湊中央区の沿線の住民の方々には、非常に大きないろんな意味で利害関係が発生するわけですけども、もちろん地元の方にもいろんな意味での影響というのは出てくるわけですけども、特にあの地域と言いますか、あの道路は、もっと言えば更に言えば、非常に公共性の高いって言いますか、いろんな方が利用されているわけですけども、そういうところについての行政の今までの説明と言いますか、市民の方に意見を聴取するということについてはどうだったんでしょう。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) これ以上、余り行政批判は繰り返したくありませんけれども、行政側としては行政側なりに精一杯努力されたのかもしれませんけれども、それが私どもにとっては、ちょっと物足りないというふうに映っております。



○議長(南野京右君) 今、まだ……、野村議員、いいですか、発言。野村正夫君。



◆12番(野村正夫君) 私も賛成者の一人ですから、補足説明ということで発言さしてもらってよろしいですか。



○議長(南野京右君) いや、質問者の……。



◆12番(野村正夫君) じゃやめます。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 提案者に質疑しますが、その前に、これまで長い時間にわたりまして、建設委員会が調査、審査されたことにまず敬意を表するとともに、署名活動並びにいろんな要望書を出された市民各位にも敬意を表します。

 その中で、ちょっとどうしても分からないことが1点あるんですが、私の中では3つの案があるんです。整理しますと、まずは歩道が1.25メートル、ちょっと狭めの歩道で対面、つまり道路では車道が広い。歩道を広げて1.75メートルの対面、車道が狭い。で、1.75で一方通行。この3つのうちの今回の決議は、2番目に言ったところを決議されているというふうに理解してよろしいんですか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 今回の決議は、1.75で一応、対面ということを想定しております。しかし、将来的には一通を望んでおります。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 私が今まで、私の中で知り得た知識の中では、2番目と3番目というのが、非常に実現が難しい、ハードルがかなりあると。車道が狭まると対面というのが法的にもかなりクリアできない部分があるんじゃないかと。一方通行にすると、周辺住民が納得しない限りは、これまで対面だったものを一方通行にすることは制約があると。つまり2番目と3番目の案が、非常に私の理解の中では、難しい案に思えるんです。

 武田議員がおっしゃるまちづくりに対する熱い思いは私も持ってるつもりなので、それが理解できないことはないんですが、現実問題というのがやっぱり突きつけられますので、その2番目と3番目というのが、かなり難しいんじゃないか。できれば、もう狭いから一方通行で行くと。例えば委員会が結論を出されて、住民がほとんどの方が一方通行で賛成だということであれば、これが一番現実かなとか、色々私の中で現実的なものを探るんですけれども、その点、現実的な問題というの、乗り越えなきゃいけないハードルがあるということについてはどのようにお考えなのかをお尋ねします。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 色々と委員会に対して敬意を頂きましてありがとうございます。

 1.75で一通の方があっさりしているんじゃないかということなんですけれども、先程の全協の中でも色々お話がございました。これは、委員会というか、議会の方から一通ということはできない。地元の要望があってその後できるという話ですので、当面は今のところ、一通で押し通せと言っても、中々現実は難しい。しかし、その前段として、1.75メートルで、難しいのは承知で対面通行して頂きながら、将来的には一方通行へもっていくというのがいいんじゃないかと思っております。



○議長(南野京右君) 林哲也君。



◆16番(林哲也君) 林です。ちょっと提出者に幾つか。質疑が多すぎてちょっとお疲れだとは思うんですけども、ちょっと若干幾つか質問さして頂きます。

 私、この決議案を見まして、非常に提出者もこうかなり悩ましい部分というのがあったと思うんですけれども、非常に分かりにくいというのは否めないと思うんです。つまり、私の認識は、世論が二分されていた。それは非常に分かりやすい分かれ方やったんです、私の認識では。つまり、一方通行に賛成の方で、一方通行じゃだめだと言って対面通行を望む方、言えばこの2つに大きく分かれるわけです。

 しかし、今、武田議員の提案説明って言うか、質疑の答弁を聞いてますと、とりあえず、歩道の幅員は1.75で対面通行、将来的には一方通行もある。またそういう答弁されると、ますます分かりにくいわけです、現実問題として。

 だから建設委員会として──僕はこれを見たときに、建設委員会は一方の意見をかなり傾聴して、一方の意見に沿うような形で僕は出されたと思ったわけです。つまり一方の意見というのは、一方通行を望む方です、歩道を広げて。だからそれに沿ってこの決議案が出されていたと思ってたんですが、それだとまた非常に矛盾があるわけです、この決議案を見ると。

 だからその辺のところでもう少しすっきりした形でできなかったのか。これまた後で質問しますけども、1.75の対面通行っていうのは、さっきの議会全員協議会でも、非常に法的にも、或いは交通安全上でも非常に難しいというのは、これは多分全員の認識になったと思うんです。にもかかわらず提出者が1.75の対面通行にこだわるということは、何がそうさせているんですか。



○議長(南野京右君) 武田新二議員。



◆4番(武田新二君) 三隅の議員に色々質疑して頂きまして(笑い声あり)感謝を致しております。

 私どもが非常に悩ましい委員会、そして協議会を続けて参りました。1.75メートル以上、広い歩道を確保されたいということで、この署名は議会を頼ってこられました。頼ってこられれば、やはり委員会としても、それに当然応えざるを得ない。その中で色々先程の全協の中でもお話がございましたように、1.25メートルの歩道でつくって、そして路肩50センチを何とか歩道として認めて走らせることはできないのかと。色々折衷案を考えました。そして折衷案を出して、執行部の方にも言いましたけれども、ことごとくそれは蹴られました。

 その中で、じゃどうするかということで、委員会としては、多少の無理はあったにしても、1.75メートル以上の歩道を確保すべきじゃないかということで決議を致しました。そうすると、皆さん全員賛成をして頂きました。そういうことであります。



○議長(南野京右君) 林哲也君。



◆16番(林哲也君) まあよく諺に「無理を通せば道理が引っ込む」ということがありますけど、そうならないように僕は願ってるわけですけど、先程も言いましたように、この決議の内容は、要するに歩道を広げてほしいという民意を代弁したような中身になってるわけです。それ、我々考えなければならないのは、双方の意見をどういうふうに政治判断を下すか。それぞれの意見を斟酌して、どういう政治判断を下すか。

 これでいくと、じゃ1.75での対面通行、将来的には一方通行というそのお考えは分かりましたが、将来的な話を今、前に持ってくると、そうすると一方通行に反対されている方の声はどうなるのかっていう話があるわけです。私はもしこれが、この決議のまま議会が、そういう機関意思として上げるとなると、それこそ将来の一方通行、つまり住民間の対立を更に激化させるのではないかと、私は不安があるわけです。

 先程武田議員は、まちづくりに対する熱い思い、私はそれなぜこたえたかというと、去年の9月の青海島小学校の統廃合問題でもうこたえてるんです、もう自分が。民意がどこにあるか。そのときは、政治判断しなきゃいけない。それは大変です、どっちにいっても。こっちを立てれば、あっちが立たず、あっちを立てれば、こっちが立たずで。

 しかし本当に、僕が一番懸念しているのは、何が言いたいかっていうと、こういう決議を上げたら、逆に一方通行をやめてほしいという方の、もっと将来一方通行を目指していると言ってるんだけど、まだそういう方達をかたくなにしていくんじゃないかと。それこそ将来の一方通行に道を閉ざしていくようになりはしないか。この決議を上げることによって、住民間の対立を議会があおるようなことになりはしないかというのは、僕はすごく不安に思ってるわけです。しかも同じ湊中央区の人達ですよ。仲良くしてほしいですよ、こんな道路一つで揉めるだなんて。それぞれ言い分はありますよ。しかし、今、この時点で議会がわざわざその対立に、更に火に油を注ぐようなことになるんじゃないか、こういう懸念を僕は持ってるわけです。どうですか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 私も湊中央区の中の人達が、ごちゃごちゃ揉めるのは余り好ましいとは思いません。ですから区に対して、建設委員会を代表して、委員長と私とがどうか頼むから、もう一度、区の中で説明会、そういうものを開いて頂いて、お互いがよく話し合って何らか満足ができなくても、納得のできる案が出ないかよく話し合ってくれないかと要望を致しました。

 しかし、その要望を受けられて、結局、どうにもならん、今のままでいきますというような結論でしたから、委員会としては、じゃどちらに判断の重きをおくのかというところに追い込まれてしまったと、私はそう思っております。

 そのときに、今後のまちづくりとしてどの立場をとるか。車優先をとるか、人や歩行者の安全をとるかと言ったら、◎先程、林(哲) 君も言いましたように、無理が通れば道理が引っ込むじゃないけれども、私は広い歩行者空間をとることが、これからの長門市のまちづくりの基本になっていくと、こういうふうに思っております。

 今回のこの湊中央2号線の市のやり方においては、今後の長門市のまちづくりの方針を決定的に決めてしまうのじゃないか。そういうふうな考えを持っております。ですから私にとっては、市はできるだけ歩行者に、そして人に優しいまちづくりを長門地区全の人達に見せるためにも、広い歩道をとって頂きたいというのが私の一念であります。



○議長(南野京右君) 林哲也君。



◆16番(林哲也君) じゃこれで終わりにします。済みません、色々聞いて、三隅の議員が。(笑い声あり)

 それで、よく分かりました。私は提出者の歩行者に優しい道路をつくるって言うのは、何も湊中央区のあそこの道路に限ったわけじゃないんです。どこでもそうです、今、全国。車に優しい道路なんてのは高速道路ぐらいで、普通の生活道路はやっぱり歩行者に優しくつくらなければいけないし、そういう維持管理もしなきゃいけないって当然のことであります。殊更湊中央2号を強調する必要はないと私は思います。

 先程中々どちらにつくかということで、随分お悩みになったとは思うんですけども、今回この決議案が、その賛否の行方はまだ、今、賛否の材料を集めてる段階ですから、この質疑を通じて、結果どうなるか分かりませんけど。仮に可決された場合、これは機関意思の決定になります。議会の意思になります。議会の意思というのは、その執行者を法的に拘束するものではありませんけれども、やはり道義的な重みというのを執行者は受け止めなければならないということは、もう議員御承知のとおりだと思います。

 そうなった場合に、執行者がこの議会の重み、議会の機関意思の重みを、どう受け止めるかというのは執行者の判断ですからそれはいいんですけれども、仮に議会が歩道幅1.75で、歩行者に優しい道路をつくってくれと機関意思として上げても、結果として色々さっき言った法令上の問題とか何だかんだという問題で、これがもし実現できなかった場合、私は、この色々な署名を集めて、幅広い歩道に賛成しますっていう方も含めて、大きな失望を生むんじゃないか。ちょっと言葉は悪いかもしれませんけど、できもしないようなことを議会が決議を上げて、結果としてそれは双方の住民を裏切ることにつながるんじゃないかとまた懸念するわけです。

 さっきの色々法的にクリアしなきゃいけない問題等々、色々ありました。そうなると私は、この機関意思の決定を上げるときには、やはりある程度現実性を持った実現可能、しかも執行者も成る程議会のこの意思決定は、当然我々が足らない部分を補ってくれたということで、執行者も考えを新たにしてもらうようなやり方をとらなければ僕はまずいと思ってるわけです。ただ自己満足的に、ああこういう世論があったから、この声を代弁して機関意思で上げました。しかし現実にはできませんでした。済みませんでしたと、これで終わったら、僕は何のための機関意思かと思うわけです。

 だから私が懸念しているのは、さっき言った住民間の対立を含めて、やはりこの議会の今後の責任について、やはりこれを出す以上は実現可能、執行者も納得するような実現可能な中身になってるのかどうかちゅうのが、問い質したかったわけです。

 提出者はその辺、どう思うのか。これ最後に聞いて質疑を終わります。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) そのことについて、随分委員会でも苦労致しました。多分、この提案されたことについては、執行者は満足するでしょう。しかし我々委員会としては、それが満足できないからこういう決議をしたのであって、いたずらに私のこのような行為が住民間を対立させ、ますます混乱するのではないかと言われますけれども、私はそうじゃないと思うんです。むしろ署名を集められた方々に、大きな失望を与えないようなやり方をやって頂ければ、別に問題はないし、対面通行を要望された方もいらっしゃいますけれども、じゃその人達だけの要求を飲んで、片方だけを一方的に狭い歩道で押しつけるというのも、やっぱりこれは署名を集められた方々にとっては満足できない話で、多分100人が100人とも満足できるような道路行政というものはできないと思っております。その中で、自分の考えとして、今後10年、15年先のまちづくりというものは、世代にわたって一つの目標に向かっていくべきものだと思っております。

 それはなぜそういうことを言うかというと、以前、湯布院町のことをやっておりました。あそこは、今はもう随分年配の人達ですけれども、その人達が集って、そこのまちづくりのことについて、徹底的に討論をして目標を掲げました。その人達はその目標に対して、どういうふうな方針を、今度は方法をとればいいかということで、若い女性にターゲットを絞ってやってきたようです。そしてその人達が言うには、自分達の代でできなければ子供の代で、子供の代でできなければ孫の代で、そこまでつながるようなまちづくりの目標を持たないと、いい加減なことをやってたらすぐに潰れますよというようなことを言われました。

 私は今後の長門市は、人に優しいまちづくりというものを子や孫の代まで持ち続けて、それを施策に生かすことが大事なことだと思っております。今は多少無理かもしれないけれども、そこはやはり説得して、納得してもらう以外に方法はないなというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 田村哲郎君。



◆19番(田村哲郎君) 武田議員に三隅以外の議員がお尋ねさして頂きます。

 武田議員さんの熱い思いっていうのは、私もよく知っておりますし、共通するもんがありますけれども、何人かおっしゃいました現実的な問題としてどうなのかということでございます。

 それでお尋ね致しますが、提案者代表として、武田議員さん、この1.75の歩道で、車道部分が路側帯とったら3メートルになると、これはよろしいですね。その3メートルで双方向、いずれは一方通行、これはお三方、提案者、賛成者全ての共通したお思いですか。そしてもう一つ建設委員会の見解というふうに考えていいのか。お3人だけのお考えなのか。その点いかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 多分、この決議案を出す前に、私に賛同して頂いた2人には見て頂いておりますので、同じ考えだと思います。

 建設委員会の中では、委員会で決議をしたときには全員一致しておりました。しかし、じゃ私が、本会議で決議を提案するよと言ったら、1名の方がそこまでせんでも、もう市長が折れてきているんじゃないかということで、反対をされましたので、その方についての考えは私はよく分かりません。



○議長(南野京右君) 田村哲郎君。



◆19番(田村哲郎君) そうしますと、6名の方って言いますか、とりあえず提案者賛成者3人の方っていう形で考えてもいいですけれども、1.75の歩道で、3メートルの車道をとって、双方向。武田議員は安全な道づくり、安心なまちづくりって言われてますけれども、3メートルの道幅で双方向をさせて、それで安全が確保できるとお思いですか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 事故というものは、本人の責任で起こる部分が大だと思います。そういう狭い道へ入って、無理やりでも対面通行しようとする人がいるならば、私はその人の責任の方が大きいんじゃないかと思います。



○議長(南野京右君) 田村哲郎君。



◆19番(田村哲郎君) 失礼しました。武田議員さんは、建設委員会で建設のプロでございましょうから、よくお分かりだと思うんですけれども、道路を設置するのは、道路設置者、道路管理者、ここで言えば行政です。ほかにも色々あるかもしれませんけども。その行政が、事故が起こるような、事故を起こしたのはおまえが悪いというような道路を設置して、それで行政としての安全管理の義務が果たせると、武田議員はお思いなんですか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) どこの世界に事故を起こすような道路をつくるような人がいらっしゃるんでしょうか。高速道路でも事故は起こりますし、対面通行で十分な広い幅を持った道路でも事故は起こります。これはもう避けられないと思います。じゃ、事故を起こしたら、この広い道をつくった道路管理者が悪いというようなことには、私はならないと思います。

 やはりそこは、運転者の責任というものがいつもつきまとってくると思い、そのことを言っております。



○議長(南野京右君) 田村哲郎君。



◆19番(田村哲郎君) その問題はじゃ一遍置きましょう。

 それで、今、武田議員さんは、まちづくりの熱い思いがあれば、法令、道路構造令はそんなに重視せんでもいいんじゃないかというような感じで受け取れた、まあ極端に言えば、まちづくりの思いがあれば法令なんか多少二の次になってもいいんだと、そういう趣旨で受け取ってよろしいんでしょうか、どうなんでしょうか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 先程申しました。まちづくりというもの、明確な目標があれば、道路構造令というような技術的なことは道具であろうということを確かに申しました。

 なぜそれを申したかというと、そのときに、私と渡辺部長の答弁を引用して答えました。



○議長(南野京右君) 田村哲郎君。



◆19番(田村哲郎君) それで、先程、林哲也議員さんの質問の中にもありましたけども、私は2つの意見があって、これがどちらが優劣を競ってるという状況ではないと思ってるんです。

 一つは明確な総会決議という正当な総会会則による手続を経た全体の意思として決定されている。そしてそれに対して、今、一方通行をお願いしている方々は一部の方で、それを私は例えば行政が執行する場合、我々議会が判断する場合、どちらも同じ重きには考えられます。

 私はやはり総会、ちゃんときちっとした自治会の会則に基づいて行われたものが、やはり正当な判断の基準になるべきだと思いますが、武田さんはそうは思いになりませんか。



○議長(南野京右君) 武田新二君。



◆4番(武田新二君) 以前、三隅町で合併をするときに、住民投票をしてくれと言って署名集めが始まりました。そのときに、私は横着にも、このぐらいの署名数で要らんこと言うなと言うたら、大くじをくられましたけれども、やっぱり署名というものはそれだけ大きいものなんです。総会決議も大きいけれども、署名活動で集められた2,000名の声なき声というものも私は大事していきたいと思っております。

 ノイズ、声の大きい人達ばっかりを聞くのではなくて、声の小さい人達の声も聞こうとせずに、どうして人に優し◎い安全なまちづくりができるのか。(「ええこと言うな」と呼ぶ者あり)私、非常に一般質問で申しましたように、市長の改革と再生が本当に実現できるのか心配をしております。

 というのは、どうして明確なまちづくり目標を掲げたのに、総会決議があって、そして対面通行をするという要望が出た。その時点で随分協議はされたと思います。されたと思いますけれども、本当にこの地域を再生したいんだという熱い思いがあれば、やはり当初、渡辺部長が考えられたように、この地区は一方通行、そのような形で行かれた方がいいですよということを十分説得する必要があったんじゃないかと思っております。

 12月20日に、説明をしようとしたけれども断られた。それずっと放ったらかして待っちょったら――あくる日でもお願いしますって行ってやってくれれば、私どもも納得したかもしれませんけれども、1月13日に要望書が出てあわてて対応練ったというようなところが、私はあるんじゃないかと思います。それから3月の時点まで、建設委員会には一言の相談もなかった。あの時点で──昔のことをもう言っても仕方がないんですけれども──あの時点で「こういう要望が出たが、建設委員会にどうはからいましょうか」と言って相談されれば、もっと違った方向にこの問題は行ってたんじゃなかろうか、そういうふうに思っております。

 そしてもう一つ、私今回のこの問題について、一つの大きな反省点でありますけれども、納得できない予算は通すべきじゃないなと、つくづく思いました。今後これから納得できなければ、すべて減額修正でも出して、私は臨んで◎いきたいと(「そうだ」と呼ぶ者あり)そういう意気込みで思っております。今回、こういう問題は長いこと、1年間やりましたけれども、私にとって随分大きな勉強になったことを、皆さんにお礼申し上げます。



○議長(南野京右君) ほかに御質問ありませんか。(「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり)この際暫時休憩します。15分後に会議を再開します。

午後3時44分休憩

………………………………………………………………………………

午後4時00分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 ほかに御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御質疑もないので、質疑を終わります。

 お諮りします。本案は委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。委員会付託を省略することに決定しました。

 討論を行います。御意見はありませんか。新谷勇君。

〔20番 新谷 勇君登壇〕



◆20番(新谷勇君) 新谷でございます。皆さん、大変長時間にわたりお疲れさんでございますが、しばらく御静聴をお願いします。市道湊中央2号線の整備計画についての決議案に、反対の立場で討論に参加するものでございます。

 私は、今回提案されております、市道湊中央2号線の整備計画についての決議案に反対致すものでございます。提案にありますように、建設委員会での1.75メートル以上を確保して事業を推進されたいとの決議案には賛成致しました。その後の協議会において、執行部側から出された整備イメージ図──先程全協で説明受けられたので、お手元にあると思いますが、執行部側も委員会での要望決議を大変重く受け止められ、現時点で可能な限りの努力をされ、関係住民双方の意見・要望を十分に考慮された最終案であると認識しております。私は、この問題を円滑に解決するにはこれしかないとの判断に至りました。よってこの案を受け入れた段階で、現在提案されている決議案につきましては、提案すべきでないと申し上げた次第でございます。

 元々この問題は先程来から、色々と質疑・論議もあったように、予算審査の過程で、予算は歩道1.75メートル、車道3メートルの一方通行の積算の案でございました。3月議会で、その予算については新しく整備された瀬戸下郷線の開通後、委員会と協議することとなったわけでございますが、この折、委員会から強い要望意見が出まして、山銀側、それからジューソウ側、双方の入り口に歩道が十分確保されていない。この部分の歩道確保が十分されれば、双方向での整備の測試予算を通そうという話になったことは皆さんも承知のことでございます。その結果、測試については予算を通しております。

その後、本年10月に瀬戸下郷線が開通致しましたことから、交通量調査が行われ、11月に建設委員会に説明がなされ、協議が始まったわけでございますが、こうした中で、色々と要望書も上がって参りました。正式に開かれた総会決議と今回の要望意見書の重みは、私は同格であると思っております。色々調査致しましたところ、総会決議はかなり意図的であったとの情報もありますが、一方、先程から出ております2,000名の署名活動の方も、十分な内容説明がなされないままにサインした方の話も聞いております。

 こうした経過を踏まえ、執行部も道路法に基づく道路構造令で定めております道路法上の道路を新設し、または改築する場合における道路の構造の一般技術基準を定めた道路構造令の範疇で、できる限り歩行者の安全確保のため、細かい補助施設等の整備も考えると言っておられ、最大限努力された結果が、最初に説明申し上げました現在執行部側から提案されておる最終案と認識しております。

 そして、今一度、先程来から論議がありますように、決議案どおりの1.75メートルの歩道を双方確保すると、車道は3メートルとなります。3メートルでの車の双方向は無理があります。ということで、一方通行を設定しなくてはなりません。一方通行を設定するためには、午後から論議がありますように公安委員会の指定が必要であり、その際、大多数の沿線住民の同意が要るということでございますので、当決議案を実行致しますと、法を遵守すべき立場の行政に、法を曲げてでも行えということと同じであるというように思います。

 もう1点は、議会としてこのような強い要望を突きつけた場合、問題解決になるかということでございます。当然、このことが疑問視され、我々議会と執行部は住民福祉の向上が最大の目的でありますが、このことがもとで議会と執行部が車の両輪でなくなることも懸念されます。(「あんた言い過ぎじゃないの」と呼ぶ者あり)こうした理由から私は提案されております決議案に反対するものであります。

 どうか議員の皆様方の常識ある判断で切に反対されますように、切にお願い申し上げまして討論を終わります。(「反対者が先にやるそかね」と呼ぶ者あり)

〔20番 新谷 勇君降壇〕



○議長(南野京右君) 反対者が先です。交互ですから、次は賛成者です。御意見ありませんか。松永亘弘君。

〔26番 松永亘弘君登壇〕



◆26番(松永亘弘君) 建設委員会の松永でございます。決議案の提出に賛同した経緯と必要性について、皆さんの御理解並びに賛同頂きたく、賛成を願う立場で陳述をさせて頂きます。

 道路整備における事業計画の策定は、生活上で直接的に影響を受ける地域住民の希望を無視して立案できないことは、周知の事実でございます。従って、今回の中央通りの整備計画も、当然のことながら住民の賛同を得て、まちづくり交付金事業として国に申請がなされたものであります。

 平成15年、当時の市議会への説明には、この事業の趣旨・目的として、「安全な歩行者の空間を確保し、来街者の回遊性を高めるとともに」、或いは「食の横丁と連携した安心して歩ける快適空間の確保」が表題として、殊更、歩行者や来街者が安心して歩ける街づくり、言い換えれば、歩行者に優しい充実した安全な歩道の敷設が強調され、歩道幅を2メートルとし、また通行方法は一方通行として、これが区民の総意であるとして説明されました。

 この一方通行の点については、或いは歩道の敷設については、まちづくりと相関関係がありますので、高齢化率が高く、子供或いは身障者など交通弱者への配慮が特に必要な今日の長門市において、人の安全確保は当然に第一義とするべきであり、またそばには30数億円を費やした立派な県道も新設され、自動車通行の整理的役割は県道にまかせ、中央通りは8億数千万円を予定して、文字通り「人への優しさを実現した安全な街路」により、来街者の増加を図り、まちの活性化を図ろうとする総合計画でありました。こうした希望に満ちたまちづくり計画を、当時の議会も承認したのであります。私も経済建設委員の一人として、この執行部原案を承認致しました。

 ところが今年の3月になって、執行部から、この事業計画の内容変更案が提出されたのであります。内容は昨年の11月頃、突然出現した地域住民の一方通行反対騒動により、当初の計画であった2メートル幅の歩道を1.25メートルに削減して車道を広くとり、一方通行とした計画をやめて、双方通行にし、事態の収拾を図りたいという変更案であります。

 去る3月の定例の予算審議の委員会で、この中央通り道路予算について、審議過程で工事内容への質問がありました。そのとき、歩道の敷設と交差点歩道、また通行方法についても質問があり、議論が長引き予算通過が危ぶまれる事態が起こりました。そこで委員会へ出席されている執行部の関係者の最高責任者である助役から、とりあえず予算だけは通してほしい。通行問題や歩道については後日協議するからとの申し出により、予算だけは承認したという経緯があります。

 それを今日、委員会がさも越権だ、執行権の侵害だと騒がれることは、いかなるものかと考えます。もしこの助役の申し出が信頼できないとすれば、まるで行政のだまし行為とも表されるべきで、今後の予算審議はどのようにすればよいのか疑問に思います。従って建設委員会としては、この道路予算問題については、継続審査としており最終的に結論づけられておらず、今日まで審議が続行しているとの判断だということが、議員各位には御理解頂けたと思います。

 その後、我が委員会は執行部と数度の協議会を開き、善後策を模索して参りました。こうした巨額を要する計画の策定は、地域住民と市当局によって十分に検討がなされたはずのものであり、議会の慎重な審議をも経た結果であることもあわせて考えれば、今日に至って歩行者に重点を置いたまちづくりのための道路を、自動車を優先する道路へ変える案は、申請計画自体の一番の目的であるまちづくりのための道路改良という事業の根幹を覆すものであり、国への虚偽の申請になるのではないかという疑念も生じました。

 もちろん、事業である限り変更も必要となることは否めません。しかし、今回の事業は長さ200メートル程度の道路に、上下水道改修を含めば総予算約1億円が予見される事業であって、端的に言えば、道路1メートルに50万円を使う計算になり、事前にこれまた巨額な経費を費やし、調査、検討を繰り返して企画され、申請し、認可されたものであります。所轄委員としては、慎重が上にも慎重に検討する必要と責任を自覚したのであります。

 他方、地域住民の中に、執行部の1.25メートル歩道案よりも、当初計画された人に優しく安全さを確保できる広い幅の歩道の敷設を求める声が高まりました。御案内のとおり、この一帯は食の街或いは生活道としても、湊中央区民だけでなく、まちづくり事業に関係する近隣地区住民や地区住民以外の利用も盛んですが、これらを利用する者の立場或いは市内各地の住民の関心を集め、「広い安全な歩道の敷設を切望する」と2,300を超える署名陳情が出されました。この陳情によって委員会としても、殊更慎重に十分な検討を要する状況に至ったのであります。

 この度の陳情が、陳情者にとっては緊急な問題であったこと。この陳情は、議会の仕組みを知らない市民が、直接委員会へあてて緊急陳情されたものであることなどから、たとえ議会の申し合わせにないからといって棄却すべきであるのか、それほど冷酷に議会が構えるべきのものか、など等を考えれば、本委員会がこの陳情を陳情として取り扱ったことは責められるべきものではないと考えます。この点についても、どうしてこの陳情を扱うかということについては、慎重に審議した過程がございます。

 私は、議会運営委員会の視察でも、請願であっても陳情であっても、差別せず同等な扱いをしているという市もあることを勉強させて頂きましたが、この度のように、陳情者にとっては緊急かつ日程的にも切羽詰まった案件で、しかも1,500名を超える市民の署名が提出されれば、委員会は無視はできないものと考えます。これは最初に出された署名は1,500を超えており、それ以後、先程申し上げました2,317名ですか、これになったわけですが、第1回目の出願はこういうことでございました。

 10月30日に最終建設委員会が開かれるからと、湊中央区民を10月25日に集め、説明会を行い、しかも「最後の説明会です。何でも言ってください」と、市があいさつをしていながら、「我々老人や子供達には歩道が狭すぎる、広くしてください」との発言に対し、即座にそれはできませんとの返事で退けたと聞きます。それまでも執行部へ幾たびも懇願しても聞き入れられず、本当に弱い立場の者として、必死なこの願いがにべもなく退けられたことへの残念で切実な思いから、議会への陳情が最後の命綱だとして、直接、最後と聞いた委員会へ、開催ぎりぎりの時間に提出されたものであります。このような事情の陳情をルール違反ということを言われる、感じられる方があるかもしれませんけれども、これを委員会としては、棄却するわけにはいかないという結論に至りました。それこそ非難の的と思います。我々は誰のための議会ですか。市民のための議員のはずです。

 先日、テレビで「みのもんたの朝ズバッ!」という番組がありますが、この12月の、僅か数日前だったと思いますが、東京の台東区の行政問題が取り上げられていました。ある公共の工事問題で市民から8,000名の署名が提出され、やっと区議会が動き出した。なぜもっと早く区議会自体が機能しなかったのかという批判の報道でしたが、この台東区の人口は約15万9,000人で、署名は人口の5%弱に当たります。今回当委員会に出願された署名は、当初は1,500名超でしたが、その後次第に増加し、最終的には2,300を超えました。実に市民の約5.47%に当たり、委員会が調査し審議すべき問題に加えたことは適切であったと考えます。

 もしもこの出願を無視したとしたら、議会の機能を、権能を自ら否定することになり、それこそ議員としての見識が問われることになりましょう。また署名の真偽の問題ですが、先程新谷議員からありましたけれども、その個人的な意思を確認するということは不可能であり、通常は困難であります。出された署名をそのまま信用する以外にありません。一方通行という平成14年ですか、ここで出された署名であっても、或いは意思であっても、それを確認する方法はありません。

 さて、我々は懸案事項について、所轄委員として、先の委員長報告にありましたように、解決に向けて執行部との協議会も数回開き、更に委員会での食事会も数回を数え、事の解決に向けて努力を致しました。確かに道路問題は、そこに生活する住民の意思は大切で尊重するべきであります。だからといって市民の5.47%に当たる署名を無関係者扱いにもできません。なぜならこの道路に要する金額は巨額であり、貴重な税金を使うからであります。この税金は市民全体の税金でもあるわけです。それだけに地域はもちろんのこと、周辺に住む多くの人のためにも役立つ道でなければなりません。我々もその点については、十分に慎重な対応と審議を行って参りました。

 この中央通りは僅か200メートルの道ですが、道路単独で8,130万円の予算が計上され、更に上下水道の整備が見込まれますが、これを入れると実に1億円を超えることが予測される事業であります。単純に計算すれば、道幅は僅か7.5メートルですが、長さ1メートルに50万円もかけられる計算になります。1メートルに50万円、これは非常に高い道路改良であります。

 ある市民の声です。「私達には年間二、三万円程度の補助金を金がないから削るというのに、何でそんなに金をかけるのか。」またある人は言います。「家の前の溝や側溝の修繕も予算がないからだめだと言われるのに、なぜ1メートルに50万円もかけるのか。そんなに金があるのなら我々の道を修繕してほしい」とも聞きます。

 しかし、予算は市議会が承認しております。貴重な税金です。しかも、莫大な金額です。1メートルに50万円もかけるのです。それだけにこの度の道路は、慎重に市民全体からも理解され、納得される本当に必要な喜ばれる道路にするべきです。なぜ我々がこの度1.75メートルを決議として求めるのか、これについて述べましょう。

 ここに用意しました図は、これは色は私がつけましたけども、原案は執行部がつくった案です。これが湊中央区に提示されたと。一番上が2車線対面通行現況全幅7メートル50、そこに車道6.5メートル、ここに排水路がありますので6.5メートル、センターラインが引かれてます。これが現況です。次に、1車線対面通行両歩道、1.25メートル、0.5メートル、中に4メートルですが、車道はこの路側をいれて5メートルと書いてあります。そして、そのそばに1.25メートルの歩道、この赤で書いたのは歩道の印です。この色が違うのは路側帯です。これが0.5メートル。それから、三つ目のところにこういうので1車線対面通行片歩道、ここには片一方1.9メートルとってます。ここで0.6メートル、1.3メートルとって1.9メートル、そして、ここ車道5メートルとしておりますが、車が走る本当の車道って、先程もなんだかんだ車道車道言われますが、4メートルと言いますが、実は路肩が50センチずつありますので5メートルになる。これは車道5メートルとして記載されています。これは私が市が地域の住民の方へ渡された書類を拡大したものです。それからもう一つ、第4番目に、1車線一方通行両歩道としている。1.75メートル、0.5メートル、車道4メートルとしてこれが一緒になる。車道が3メートル3メートル言われるが、これなんです。ところが、ここには車道4メートルと書いてある。そして、1.75メートルというこの小さい、これは私が拡大して色をつけたんですけれども、こういう図が出席した区民へ配られたんです。そして、どれがええかということです。

 区民の説明では、この何にもせん、この分が賛成28ですか、反対0、意見保留7として出たということなんです。決してこれがよいと言ったわけじゃない。ところが、今現在は市が進めて行こうとしているのは、この案なんです。我々が今進めようとしたのはこれなんです。全然市の意向に反してるわけじゃないんです。一つの案としてこれは出したんです。だからできないできないということはない。ここに一方通行って書いてあるが、ここを消すということが委員会の先程の云々があったんですが、これを消すことについては、また後程説明致しますが、我々が出した案は、決して市の意思を無視して出しておるんじゃないんです。これなんです、これなんです。いいですか、そこの点は十分御理解頂きたい。区民が要求したのはここなんです。長門市には金もない。新聞によると2年先になったら、もう一切工事はやれない。そんなもったいない金使わんでこれで結構ですということ。そこで27対28対0ですか、こういう案が出た。ところが、いつの間にやらこれが全部の意思だとして今伝えられておるんです。これが事実なんです。これが我々の委員会が調査した結果なんです。

 去る3月から昨日まで本当に我々苦労しました。両方の意見がどういうとこで分かれているか、何が本当に市民が希望されておるのか、区民が希望されておるかについて、私個人もあそこに何回も行きました。市は何回行ったとか言いますけど、我々はこの問題で非常に各自皆、各戸を尋ねて、どうしたのがいいか、どうすりゃ解決するかということを模索したんです。私も4メートルのとこ4回ぐらい行ってあそこの道路皆一々計りました。どうかいな、こうかいなと4回も5回も行ったんです。市の執行部は何回行って現場をやったんでしょう。それはまた別にしますけれども、こういう状況であります。

 元来人の通行には約80センチないし90センチの幅が必要なんです。皆さんお歩きになりますか、1.25メートルの歩道を実際に歩いてみてください。1人しか通れません。この1.25メートルを歩いたら1人しか通れません。ここには家があるんです。両方は家で、野っ原じゃありません。もうこっから七、八十センチは中通らんにゃならん。1.25メートルで歩いたら、これしかないんですから、これ歩いたら対面のときはぶつかるんです。車いすでも使ったら絶対にだめなんです、逃げにゃならん。歩道の1.25メートルを歩かれたことありますか、皆さん。私も時々通りますが、本当に狭いです。どこにあるんでしょう。長門市にあるんです、これは。1.25メートルの歩道が。長門市駅から大津高校に向けての県道にあります。朝、大津高校の登校時には、私が長門市駅に向かって歩きますが、生徒は駅の方から1列で歩いていきます。しかし、対面する人は、歩道の歩行は困難です、できません。よって、車道を通らなきゃならん。或いは反対側の方を通らんにゃならん。こういうことが現実の状況なんです。

 これらから歩道での歩行者同士の対面交通者には、少なくとも1.75メートル以上が必要であります、できれば2メートルが望まれます。従って、この2メートルが当初のまちづくりの根幹になってるんです。2メートルの歩道をとって、中に3.5メートルしかない車の通路を、まちづくり交付金事業の申請のときには、この計画で現在もまだ生きているんです。この2メートルというやさしい道路を、今度は1メートル25にしてしまう。いわゆる今までは歩行者重視であったまちづくりの計画を歩行者には関係なしに、道路優先の道路にしようというのが現在の考え方なんです。

 この湊中央区の街路は、正明市地区の高齢者の通院や日常生活の上でも自転車の使用が比較的多いのですが、1.25メートルの歩道では、自転車は車道を通らねばならず、非常に危険でありました。1.75メートルの歩道となれば、歩道の通行が許可されることになります。いいですか、自転車が歩道通行可になるのは、1.5メートル以上です。こういうことは全然考えられてない、今。ただ1.25、1.25、中の自動車がどねえやって通るかということしか考えてない。先程武田議員からも言われました。将来の長門市を考えたときに、本当にこの道路でいいのか。市民が本当に喜んでこの道路を使うのか。こういうことが論外になって、あなた方はただ1メートル25しか考えてない、25しか。ということが執行部に対して私は申し上げたことなんです。

こういう1.75メートルになったら、公安委員会は自転車通行可を立ててくれます。歩道へ通れるんです、押して通ってもいいんです。現在の歩道1.25メートルでは、自転車は歩道を通ることは一切なりません。非常に危険なんです。私が先程申し上げましたように、長門市駅の田屋の丁度大津校前からずっと自転車で通りますけれども、本当に危険な、人がおらんときには歩道を通して頂きます。けれども、自転車は人が1人おったら絶対車道通らんにゃならんのです。この1メートル25の中に自転車で通れっていうても、中々これがまた難しい。こういう状況です。

 また、このまちづくり交付金事業の中には、あの道路から南側、鉄道との間の路線側ですね、線路側にもう1本、◎中央通りと並行した大清水石尺(おおしみずこくじゃく)線という道幅の狭い裏道があります。この道には歩車道の区別のための区画線が新しく引かれました。が、この歩行者用の道幅は、1.75メートルがカラー舗装で識別されていることから見ても、歩行者の安全確保のための道幅としては、少なくとも1.75メートル以上が必要との証でありましょう。

 これらの諸々を考察すれば、新しくリニューアルする道の歩道幅を1.25メートルにわざわざ矮小し削減する案は、車優先の道路となり、この事業の主目的であった「歩行者や来街者が安心して歩けるまちづくり」という本来の趣旨を根底から覆すことになり、大きく逸脱することにもなります。更に今回、長門市長が主催される長門市交通安全対策会議が策定し、議会に提示した第8次長門市交通安全計画には、道路交通環境の整備が重要施策として取り上げられ、少子高齢社会への対応として、特に人優先の安全・安心な歩行空間の整備が最重要と幾度も繰り返して記述され、歩行者空間の確保により、歩行者の安全確保を積極的に推進していくことが重要であると結論づけられております。長門市の行政を担うものの心得としては、一貫性のある施策の施行が当然であって、各部・各課でそれぞれが思い思いの相反する、或いは一貫性のない施策の実施は避けるべきであり、それをチェックし正すのも議会の務めだと言えましょう。

 よって、当委員会は、今日に至るまで幾たびもの協議会を開催し、また、陳情関係者にも出席を求め、問題点の把握を図り、更に地域内での再調整を求めるなど、問題の解決に向け鋭意努力して参りました。その結果判明したことは、片や広い歩道の要求であり、もう一方は一方通行の反対であります。この両者の係争摩擦点は、車の通行可能幅が狭い道は必然的に一方通行とされるとの誤った思い込みによることが判明致しました。この思い込みは誤解であって、たとえ道幅が狭くとも、絶対的に一方通行にしなければならないという法律はないことが分かったのであります。

従って、道の幅と一方通行とは完全に別々な問題であり、切り離して考えることが適当であります。道幅は道路の施行者である市自体で決められますが、一方通行の規制は住民の意思と周囲の道路網の状況を検討し、一方通行が適当であると公安委員会が認めれば規定されるものであると。ここに違いがある。市行政の権限外のことなんです。我々の委員会もこの点について幾たびも色々と研究を致しました。従って、この一方通行云々は、委員会としても市の行政そのものとしても、権限外のことです。住民の意思なんです。住民が熱望しそれを行政に訴え、そして、行政がそういうことならどうかということを公安委員会に申請して、そして、公安委員会が、しかもその周りの道路網を全部審査し、これならよいと言ったときに初めて一方通行になる。市が一方通行にするということはできないんです。

だから、ましてや委員会がこの度の決議案に──先程も色々質問がありました。なぜ一方通行という言葉が書いてないのか、あえてここは書かなかったんです。建設委員会が一方通行について云々することは、我々委員会の機能外、権能外のことであって、それこそ越権行為となるものであります。御理解頂きたい。これらから当委員会は、一方通行については、あえて何らかの言及は致さないことにしたんです。分かりますね。こうした実情から歩道幅を広く確保するとともに、一方通行の規制を削除すれば、相反するように見受けられる両者の主張は満足されることになります。

 丹波篠山の例をちょっと申し上げますが、丹波篠山の街並みを私は旧長門市議会のときに視察に行ってきました。ここは自動車が通行不可能です。禁止なんです。住民であっても不可能。ただし、あそこへ行かれた他からの観光者だけは一方通行で通れます。しかしながら、ここの町はものすごく繁盛している。一方通行か何かがその町の繁盛かどうかということではないんです。市民の考え方、それに対応する町の住民の色々な対策で、これは繁盛するかしないかということが決定されるんです。

 一方通行にしたからもうだめなんだと、対面通行への理由として、湊中央区から陳情されたとして、役員の中の理由でこういうことが書いてある。皆さん御存じですか。三つのことが挙げられておる。一方通行は町が衰退すると、こう書いてあります。利用者の減少が懸念される。利便性が悪い。この三つの理由により一方通行反対ということになっておる。果たしてそうでしょうか。中には仙崎が衰退した、正明市の旧道路のとこが衰退している。これは一方通行が原因だと、こういうふうに思われますが、違います。住民の色々な動態、色々なまちづくりに対する姿勢なんです。

 こういうことによって、今申し上げたことを委員会は全員賛成でもってやりました。先程新谷議員が、委員会の委員でありながら、委員会決議としては賛成した、しかし、ここの本会議にかけることに反対であるという発言がありました。何をか言わんや。賛成討論をされたんです。委員会ではこの決議は賛成だ、わざわざ賛成討論されました。こういうことは私だったらようやりません。賛成討論しといて、ここじゃ反対、先程理由を言われましたけれども、これは、私は感覚として今賛成の方の意味で反対者に対してのことについて申し上げましたけれども、このような経過によって先程武田副委員長より提出された決議に至りました。どうぞ委員会の御理解を頂き、議員全員に採択を了承して頂くように、御賛成頂くように念願致しまして、賛成の陳述を終わります。

〔26番 松永亘弘君降壇〕



○議長(南野京右君) 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長します。

 ほかに御意見ありませんか。林哲也君。

〔16番 林 哲也君登壇〕



◆16番(林哲也君) 皆様お疲れ様です。私より長い討論を私自身が聞いたのは初めてです。(笑い声あり)簡潔に手短に、かつ内容のあるような討論になるようにしたいと思います。

 「日本共産党」の林哲也でございます。私は武田新二君ほか2名から提出された決議案、市道湊中央2号線整備計画について、反対の立場から討論に参加するものであります。

 これまで私は、予算決算の反対討論の中で、財政難を理由に住民への負担増とサービス低下の一方で、まちづくり交付金事業、いわゆる長門市駅前地区開発計画に対し、不要不急の大型公共事業の推進はやめるべきとの立場で発言して参りましたが、これが私の一貫した政治姿勢であり、まずそのことを最初に申し上げておきます。

 市は国のまちづくり交付金事業を活用し、駅前のロータリーや駐輪場の整備、周辺市道の改良、公園整備等を進めており、総事業費約8億円の事業実施期間は、平成16年度から20年度までとなっているものであります。

この中で、県道瀬戸下郷線のつけかえ改良事業に伴う既存路線の市道湊中央2号線道路整備工事は、当初一方通行で計画され、全体計画の柱とも位置づけられていたものであります。同路線は一方通行が計画されておりましたが、昨年12月に地元の湊中央区の臨時総会で、一方通行反対の決議がなされ、今年1月には対面通行での整備を求める要望書を市に提出しております。市はこうした地元の意向を受け入れ、一方通行の計画を変更し、対面通行での整備を求めることにしたのであります。湊中央区では、平成14年11月に同地区の臨時総会が開かれ、市の計画どおり一方通行賛成を決議している経緯もあります。

こうした紆余曲折を経た事業計画ですが、今度は先月15日付けで湊中央区の市民の方から広い歩道に賛成しますという署名とともに、議会に歩道幅1.75メートル以上の歩道を両側に整備してほしいとの陳情書が提出されたのであります。

 今回の決議案もこの陳情書に沿った内容となっておりますが、そもそも一方通行から対面通行へ計画を変更しなければならなかった一番の原因は、平成14年11月の地区説明会の時点で、沿線住民、取り分け利害関係を有する住民に対して、事業実施の同意をとりつけていなかったからであります。このことが今日までこの市道湊中央2号線道路整備工事が混迷を深めた一番の原因であります。

 そのことを踏まえて具体的に議会から付託を受け、関連予算を審議した建設委員会の議論はどうであったのか。議会運営上の問題とあわせて指摘しておかなければならないことがあります。本来議案の審議は地方自治法第109条第3項に、「常任委員会は、その部門に属する当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行い、議案、陳情等を審査する。」と明記しているように、長門市議会では、条例、契約、予算等の議案の審議は委員会に付託し、専門的に議論する委員会中心主義の方法が採用されております。これは議会の議決を経て委員会に付託されるもので、基本的には、その審議の経過や結果については、委員長報告なり委員会記録などを通じて付託案件が議会全体の共通認識になることを予想しているのであります。

 しかし、平成18年度の市道湊中央2号線道路整備工事については、3月の当初予算の委員会審議の中で、市は対面通行で整備するとした上で、道の両サイドに歩道を1.25メートルの幅で設置する計画であるとの説明をしております。建設委員会では3月20日に引き続いて24日の審査で、当該事業の都市計画費の区分についての審査を行っております。執行部は湊中央2号線について、委員会より要望の出た交差点部分についての歩道の設置について、長門警察署、県警察本部交通規制課と協議した結果、道の両側に1.25メートルの歩道を設置するとの説明をしております。これに対して委員より、歩道の幅については、歩行者の安全及びバリアフリー化等を考慮し、歩道の幅1.75メートルを確保してほしいとの意見が出されております。

 問題はここからであります。これは委員会の中で助役が発言したものでありますが、委員会記録のまま紹介したいと思います。「先程、別室におきまして協議会が持たれたわけでございますが、その中で付帯決議案というものをお示しを頂いたところでございます。それにつきましては、今回の予定しておりますまちづくり交付金事業の湊中央2号線の市道整備工事。これにつきましては、県道の供用開始と同時に車の流れも多少変わってくるのではないかと、この辺りの状況を見ながら、また今のバリアフリー化、また歩行者の安全確保に配慮した幅員の確保等も変わってくるというふうに思われます。今の時点では、そのところがまだ不明瞭でございます。よりまして、測試は原案のとおりさせて頂きますけれども、着手に当たりましては、再度委員会の皆様とも協議をしながら考えていきたいというふうに思っております。ですから、時期的には6月の末に県道が供用開始ということでございますので、それから車の流れ等も状況を見ながら、また歩道の1.75メートルの歩道をつけた場合の対面交通と、色々とございますので、内部で十分協議をし、また委員会の皆様方と協議をしながら御報告できるようにというふうに思っております。先程申し上げましたように、測試の方は原案の形で測試をさせて頂きたいというふうに思っております。よろしくお願いします。」というものであります。

 これを受けて建設委員会では、原案のとおり当該事業を含む予算案に賛成しているのであります。つまり、新県道の開通後の交通量などの状況を見て、再度協議することを条件に予算案を承認しているわけであります。しかし、こんな分かりづらい委員会審議はないのであります。しかも付帯決議なるものはどういったものなのか、協議会ですから議会は知るすべもありません。もちろん助役の要約した発言は、委員長報告にもありましたが、付帯決議なるものの中身はただの一度も報告されていないのであります。市は道の両サイドに歩道を1.25メートルの幅で設置する計画であるとの説明をし、結果的に原案のとおり予算が可決されていることから考えると、委員会審議のあり方に問題はなかったのか、もし委員会の総意で歩道の幅を1.75メートルに確保してほしいとの強い気持ちがあれば、仮に本会議で否決されたとしても、新しい県道が供用されるまでの間は、ひとまず関連する予算を減額修正するなどの措置をとるべきではなかったのか。これが委員会審議を通じての私の率直な感想であります。

 その後の委員会も正規の委員会ではなく、断続的に委員会記録もとられない協議会という形で行われており、極めつけは先月下旬に行われた一方通行に賛成・反対の住民を招いた意見聴取も協議会という形で行われていることであります。先の9月定例議会では、委員会の閉会中の所管事務調査の議決が行われているのにもかかわらず、付託案件を審議しているとの自覚があれば、なぜ正規に委員会を招集しなかったのか。本来であれば参考人招致という形もある中で、そうした手続きを経ていないことも疑問の残るところであります。先程申し上げましたように、委員会の審議が議会の付託を受けるというのは、委員会の蓄積した議論によって議会全体の共通認識にする必要からであって、残念ながら建設委員会の議論の持ち方は、この点でも大きく逸脱していると言わざるを得ないのであります。

 即ち、今回の問題は建設委員会の狭い枠内に閉じ込められていたため、議会全体の共通認識が形成されているとは言い難く、にもかかわらず今回の決議案を議会に押しつけるというのは、二重に許されないものであります。今回の決議案は歩道幅員1.75メートル以上確保して事業を推進されたいとの趣旨でありますが、なぜ明確に一方通行にすべきと言わないのか、このような遠回しの表現ではますます混乱するのであります。今回の委員会審議では、新たに整備する道路は、道路構造令に基づいて整備をしたいとの市の説明があったはずであります。つまり道路構造令に基づいて対面通行で整備をするということであります。仮に対面通行として両歩道の幅員を1.75メートルにしたらどうなるのか、冷静に考えれば分かるはずであります。それこそ歩行者の交通安全上重大問題になり、しかも道路を新たに整備するため、道路構造令に違反してまで両歩道の幅員1.75メートルの対面通行などどうしてできるのか、理解できないのであります。

 従って、なぜ明確に一方通行にすべきとの決議案になっていないのか、不思議に思うのは私だけではないと思います。また、仮に両歩道の幅員を1.75メートルの決議案が、この議会で可決され、市がそのことを重く受け止め、これまでの対面通行の計画を取り下げ一方通行の計画に再度切り替えたと仮定します。では、そのことによって、一方通行は実現できるのでしょうか。恐らく公安委員会は一方通行、指定方向外進行禁止規則等は、沿線住民の同意が得られなければ許可しないと思われます。即ち、今回の決議案は、一方通行に反対する住民感情を損なうだけではなく、実現が困難と分かっていながら広い歩道に賛成しますとして賛同した民意をも同時に踏みつけるものであります。これでは議会が住民感情の対立にいたずらに手を貸すことになり、今後のまちづくりにとっても有益であるはずがないのであります。その意味では今回の決議案は、双方の住民の置かれた立場から見ても公平性に欠けており、また住民自治を発展する観点からも有害な役割しか果たさないものであります。

3月の当初予算審議における建設委員会と助役の非公開の協議の中で、今どういう状態になっているのか直視する必要があります。総延長約240メートルの市道湊中央2号線道路整備工事は、今年度から2カ年計画で予定され、総事業費約8,000万円をかけて整備するもので、今年度の当初予算に事業費が計上されているものであります。ところが、平成18年の現在においてまで、今年度に繰り越しをかけた平成17年度の市道湊中央2号線道路整備工事の実施設計は、いまだ手つかずの状態になってるのであります。つまり事業そのものが凍結状態になっているのであります。

即ち、建設委員会がこうした事態を真摯に受け止めれば、そこから導き出される結論は、住民間の感情的対立を回避する上でも妥協点が見出せるまで事業は凍結、或いは後年度に事業を繰り延べることではないでしょうか。決議案を議会に提出するのであれば、そういった決議案こそ提出されるべきであり、それこそが大所高所からの政治判断ではないでしょうか。

 今回の決議案は、以上の理由から賛成することができないということを申し上げて討論と致します。ありがとうございました。

〔16番 林 哲也君降壇〕



○議長(南野京右君) 賛成討論ございますか。林克好君。

〔13番 林 克好君登壇〕



◆13番(林克好君) まず、賛成討論に入る前に、私は私なりの意見を致してみます。

 今日地域社会は激動する経済社会情勢の中で、日々進展し変革しているから議会も行政もこれに的確に対処しなければならない。そのためには議員がただ単に住民の声と心を代表し、代弁するだけの役割に終始するだけではなく、一歩踏み出して常に住民の中に飛び込み、住民と対話を重ね、住民の悩みと声を酌み取りながら議論を重ね、調査研究を進め、住民全体の福祉向上と地域社会の活力のある発展を目指して、ときには住民に訴え、ときには住民を指導して、その実現に積極的に努力することが大事であると、ある教えがあります。私はなぜこの委員会の武田議員が出したものに賛成するかということについて、賛成の立場で述べさせて頂きます。

 まず、皆さん方議員は、本当の住民の代表ですか。最近のこの長門市議会を見てますに、各々が本当に自分の足でその地域に入り込み、その地域の声を聞き判断をされたことがありますか。立場に立ちいろんなことを勝手に申し、◎大勢に浴さんば、流れに乗れば自分の立場が確保できる、そのような議員が多いんじゃないですか。(「そうだ」と呼ぶ者あり)私が言いたいのは、この問題がどんなに条例的に困難であろうが、いろんな構造上問題があろうが、第一の根源は何か。一番大事なのは住民の声なんです。私はこれまでの、長門市のこういった都市計画の流れは見えません。なぜかというと、あの優秀な油谷町の議会議員でしたから、これは長門市の議会が持ち込んだ、この新長門市になっても継続したい問題であります。それを新たな建設委員として真摯に受け止め、一生懸命今日まで建設委員会の中で討議して参りました。

 なぜ賛成か、なぜこうなるのか、いいですか、簡単です。執行部がもう少ししっかり住民の声を聞き、また一部の代表の声でなく、いろんな形で一人一人の地区住民の住居に出向かれ、いろんな形で意見を聞く、そういうことをやったことがありますか。私はないと思います。それがこのような今日の問題を提起しとるわけです。私は議会というものは、先程言いましたように、自分の足で現地に行き、自分の目で見て、耳で聞き、話して初めて分かるものがあるんじゃないかと思います。現実に私は当事者である反対の総領の代表のとこに行き色々お話しました。要因は何か、最初のそういった都市計画の具体的な案が、双方に立派に理解できるように説明されれば、こういう問題は起きなか◎った。最初からの出発が間違ってるから、こういう結果になる。(「そうだ」と呼ぶ者あり)それをあえて言うならば、執行部の怠慢でしかない。これをあえて言います。

 私はなぜここまで言うか。私の油谷町でも昔ありました。モデル事業で農村公園、一つ箇所2,000万円、一つは中畑、一つは本郷公園と言って神社のてっぺんです。誰が決めておるんですか。地域住民の声じゃないですよ。執行部が勝手に決めたんです。今じゃその農村公園のてっぺんは荒れ果てて誰も行きません。

 いいですか。問題は先程から言ってますけれども、なぜこの案に賛成なのか。じゃあ、ほかの委員会がこの案を結論を出せるか、やってみてくださいよ。あなた方が総務委員会、文教厚生委員会、経済委員会、それぞれ一生懸命建議をなさるのか、この案をもたれたときにどのような案にするか。

私はあえて言います。先程申したように対立する二つの接点は何か、そこまで言って話をしました。片方では、「私は一方通行だけに反対するんだ。安全な歩道は確かにつくってほしい。お年寄りも安全で、子供も安全で、それが人に優しい道である」というふうにその方は答えた。片や、「お年寄りに広い歩道をつくってほしい」一方通行でなければ絶対いけないのか。「そうは言わない。とにかく人に優しい1.75、広ければ広いほどいい」当初は2メーターですよ、この原案は。先程から何回も堅苦しい条例やら何やら分からん道路構造令言ってます。僕は政治というのは、規則に決まったものじゃないと思う。その声その声って人間色々あるんですよ。ただ問題なのは、その接点をどこに求めていくかが僕は政治と思うんですよ。

 ですから、先程から何回も言いますように、現地に行き当人同士と話し合う、これが初めての解決策になるんです。いつも言ってます。私はこの30人おる議員の中でも、この体でどこまででも行きますよ。どこまででも行って答え求めます。これが僕の政治信条です。1回でも自分が見ないことを言ってません。あなた方は見てきてますか。ただ判断は行政側に重きを置くか民意に重きを置くか、これで本当の政治ができますか。先程から言っているんですよ、議会は数じゃない、私が言いたいのは真実なんですよ。今国会でも県会でも、どこでもそうですよ。偽善やら訳の分からん力で市民の理解できない、国民の理解できない政治がまかり通る。そういう時代なんですよ。

ですから、あえて僕は言いたい。なぜ賛成するのか。当たり前でしょう、簡単ですよ。今長門市が何を求めてるのか、高速道路つくるわけじゃないでしょうが。簡単に住民の安心できる道路と言ったらどうなんですか、広い方がええんじゃないですか。方や1.25じゃなくて1.75の道をつくってくださいという要望。また、それには一方通行と、それは飲めません、一方通行は無理ですと。なぜならば対立する方が対面通行じゃないとどうしても納得できない。これが今湊中央区の現状なんですよ。それじゃ誰がまとめるんですか。本来なら区長、行政側の指導でしょうが、さっき言ったように。違うんですか。私はあくまでもそう思います。これを任命された区長なりその役員は、区長は誰が任命するか住民が任命するか分かりません。その中でやはり区長を指導していくのも行政の僕は力だと思います。

 我々建設委員会、この1年間、私ははっきり言います。武田委員長、大下副委員長も含めてね、(笑い声あり)反対でもええわ、それで一生懸命やって参りました。やはり、そういった諸々の委員会のこれまでの積み重ねを、先程から言ってますけれど、ただ外側から見て言うんだったら簡単ですよ。僕も今度は武田副委員長が言うちゃった、ええ言葉言うちゃった、ええ答弁したと思いますよ。立派な答弁じゃ。やっぱり我々の代表だと思う。

しかしね、それをあえて僕がつけ加えるならば、やはり皆さん住民の立場で考えましょうよ。あなた方は政治的に言えば僕らより数段上かもしれん。反対意見される方も確かにいろんな見識持っていらっしゃる。しかしながら、私と決定的に違うのは、是々非々で臨むということです。ええですか、僕は何も今の市政に反対しとるわけじゃないんで◎す。駄目やから駄目と言うんですよ、えけりゃええと言いますよ。(「そのとおり」と呼ぶ者あり))何も執行部に尻尾を振りまいてええように思われようと思わん。なぜならこの度の調整でも私のところへ電話一本かかってこん。みんなにはかかってきたらしいじゃない。そういうことからして馬鹿にしちょるんじゃろう。なぜ「林君、ちいとそ◎ういうのをほこ先を納めてくれんか」って言うてきてください。多少考えたかもしれん。(笑い声あり)

だから私の言いたいのは、本当の住民の声というのはどこにあるかというのを、建設委員会の考えちょることですよ。ええですか。外の委員会が考えてないちゅうわけじゃない。

 私は青海島小学校のときでも賛成でいったよ、なぜかと言ったら、青海島の父兄に聞きに行ったからなんです。俺は誰からも言われたと、青海島の父兄と話ししたから、その意見に賛同したから賛成討論したんだ。今回なぜ賛成したか、両方の当事者の対立してる当事者と話して、どこなら妥協できるんかというとこまでいっちょるんですよ。じゃ執行部の誰か行ってますか、これ。やっちょるかねちゅうことです。僕は議員として、建設委員会の一員として越権かもしれんけど、そこまでやっちょるんです。それで委員会のみんなに同意を求めた。

一方通行ということは書かんあえて、なぜ書かないか。一方通行に限定した場合には、必ずや反対運動が起きるんですよ。その現実を握って、私は何が言いたいかといったら、武田副委員長さんがおっしゃったように、住民サイドに立った声を大事にしようじゃないかということで1.75の歩道をつくるということです。それなら委員会で一致したんですよ。約1名、どういう考えかしらんけど、分からんようなったけど、それはそれとして、私の求めたいのは本当の住民の声を聞くんであれば、なぜ1.75の歩道じゃいけんのですか。なぜいけんのか。それを教えてください。1.25の歩道をつくって住民が、ああ、ええ歩道ができたって言いますか。俺はそうは思いませんよ。また変な運動が起こっても責任取りませんよ、僕は。僕は一応妥協点で当事者同士で見つめてきたわけですから。だから皆さん方の丁重な判断は委ねますけれど、まあひとつ考えてください。

 1回ぐらいは私も思うんだけど、いつまでも執行部執行部で、遠慮してものを言いよったら議員やないよ。ええこ◎とはええように言わんにゃいけんやろうが、(「ああいう発言は慎んだ方が」と呼ぶ者あり)あんたから言われと◎うないちゃ(笑い声あり)。それは言うとろうが。発言はちゃんと言えや。前で言えや。ここに来て言えや。

私もこういう人間やから、乱暴かもしれん。しかし、議員を10年以上やってきて、論法とかしゃべり方とか、関係ないですよ。俺の言いたいのはハートです。ハートがあれば人に通じる、議会の国会議員でも県会議員の先生でも何で通じんかって、ハートがないからでしょうが。皆二世か三世が国会議員しかなれんじゃないですか。そうでしょうが、考えてみてくださいよ。皆心に当たるところがあらあ。ところが、市会議員クラスは皆一生懸命這い上がってきちょるんじゃ。そうでしょう。これからは自分の意見を持って、正々堂々と言いましょうや。おれはどんな論法が悪かろうが、しゃべり方が悪かろうが、それはあえて市民が今度は批判しますよ。あなた方議員から言われとうない、◎はっきり言って。俺には俺のしゃべり方があるんじゃ。(「日本語じゃね」と呼ぶ者あり)ええ、そういうことなんですよ。

 ですからね、私は今日は自分の副委員長をほめるわけじゃない、立派に私と違うてよう答弁したと思う。ここで感謝します、本当。

 ただ、先程から反対討論してらっしゃるように、じゃあ今度はあなた方が反対の討論をして、運動が起きたときには治められますか。私は治める気持ちがあります。1.75の歩道つくって、対面通行じゃろうが、それで文句があったら私のとこに言って来ます、市民が。それを私は治めきる力がある。ありますか、あなた方に。ええですか、1.25の歩道つくってください、じゃあ。反対運動が起きたときどうしますか、執行部も。責任とれますか。私はあえて責任とると言ってるんですよ、ここで。なぜかて、当事者同士に話しちょるからでしょう。その人達が手を握ったからでしょう。それをあえて議会でここで否決されたら、それなりの私は判断を市民がしてくると思います。私が間違ってるか、あなた方が間違ってるか、その辺の判断はこのテレビを見てる市民が考えるわけです。私はほっちゃテレビには感謝してます。ね、やっぱこうやって意見が堂々と述べられる。うれしい限りです。

 ですから、もう一度繰り返します、議員の皆さん、ここに書いてあるように、議会と議員、僕これ一生懸命何回も何回も言いよる。馬鹿やから何回も言いよる。それでそのうち分かりだす。ああ、最終的にはこれ言葉は難しいけど、何が書いてあるかというのは、市民と一体になるちゅうことなんですよ。議員は市民と一体であれば間違った方向に歩かない。執行部と行ったって間違った方向にばっかりいっちょる。ただそれが言いたいです。

 以上で、賛成の討論を終わります。

〔13番 林 克好君降壇〕



○議長(南野京右君) 反対討論ございますか。田村哲郎君。

〔19番 田村哲郎君登壇〕



◆19番(田村哲郎君) 皆さん、長時間お疲れでございます。5時も回りました。私は提案されております決議案に対し、反対の立場から討論に参加をさせて頂きたいと思います。

 その前に、先程松永委員さんの発言の中で、一方通行を決める権限は行政ではない。これは当然だと思います。行政は一方通行を計画し、そして住民の合意をとりつけ、それを公安委員会に持ち込んで了解を持っていく、こういう作業を行政はやるあれがある。発想をするのはやはり行政の計画とか、そういうもんではなかろうかと思います。その点を申し上げておきます。

 さて、今回の問題で考えなければならないことは、現実に即した対応を考えることではないかと私は思っております。7.5メートルという限られた道路幅の中で、地元自治会の総意である対面通行を基本とした上での歩行者及び車双方の安全な交通を図るための道路整備であるからには、歩道・車道とも目一杯の要求というものは、現実的対応ではないと私は言えると思います。

 先程の全員協議会での説明でもありましたが、現在執行部が想定しております整備案によれば、7.5メートルの道路幅のうち中央部に4メートルの車線を取り双方向として、その両側に0.5メートルの路肩、その両外側に1.25メートルの歩道を整備しようというものであります。この整備案は、瀬戸下郷線の開通に伴う将来の交通量の減少を見込んだ上で改築しようとするものであり、先程から問題になっておりますけれども、道路法第30条及び道路構造令に基づくものであります。先程来、法律に基づくことを軽視するような発言が続いておりますけども、私は論外だと思っております。道路構造令はその目的で、道路を新設し、または改築する場合における等々と、今まで何べんも出てるので省略致しますが、そういう基準を定めるものとあり、この度の整備案もこの道路構造令に規定されるものであります。

 聞くところによれば、建設委員会の中で「3メートル以下の道路で双方向、何ぼでもやっとるやないか」と、「なぜここでできんのか3メートルで」というふうな、協議会ですからはっきり分かりませんけれども、そういうお話を聞きました。道路を新設し、或いは新たに改築する場合、道路設置者或いは道路管理者としての行政は、道路構造令に基づく義務が発生する。現状既にもう使われているものについては、それは適用されない。そのことの違いが分からないのかと思うのは私だけではないのではないでしょうか。

 私は、当該道路は構造令第3条の規定により4種4級に当たり、同令第5条第5項により4種4級の道路の幅員は4メートルとされております。また、同令第8条第2項において、路肩は0.5メートルと規定されております。車道の幅員に関しては、第5条にただし書きがありますが、それに該当するものは今回の事例では当たりません。道路の新設・改築に当たっては、安全性かつ利便性を両立させるために、道路設置・管理者であります行政は、第一に法令に基づいて計画案・整備案を作成する責務があります。当該道路整備案では、法令に正しく準拠されており、何らの問題点もないと判断しております。

 今回武田議員さんより提案されておりますこの決議案では、歩道を1.75メートルにせよということの趣旨でありますが、両側に1.75メートルの歩道をとれば、先程から話が出ておりますが、車道部分は路肩を除いて3メートルしかなく、まず構造令第5条の規定に触れることになると思います。また、車道が3メートルでは、道路設置・管理者からすれば、通行の安全を考えると、また、安全確保の職責上、対面通交を認めることはできないというのは当然であります。先程松永議員さんの方から、法的な根拠はないと、私も法的根拠はないと思います。しかし、道路設置・管理者としての安全確保上の責任は発生致します。それに基づけば、3メートルの対面交通というのは、道路設置者、管理者としては、絶対に認めることはできないと私は思っております。従って、3メートルの車道で双方向ということはナンセンスであります。安全を主張されて決議を出されましたが、3メートルで双方向ということであれば、その結果は危険な道路整備をするということになりかねないということを私は危惧するものであります。3メートルで双方向ができないならば、一方通行しか選択肢はありません。

 しかし、曲折があったとはお聞きしておりますが、地元自治会の最終総意は、対面交通を基本とした道路整備を念願されているとお聞き致しております。1.75メートルの歩道が結果的に一方通行にしかならない点を考えれば、この決議は地元住民の意向と合わないものであり、一方通行は地元自治会の合意がとれず、合意のないものに公安委員会が許可をするとはとても考えられないのであります。先程から署名の点が出ておりますけれども、一方通行の道路整備の点で一番大事なのは、公安委員会の言葉によれば、それに直接利害を持つ地元自治会でございます。地元自治会の意思がどうであるのか、それ以外の署名が幾ら集まっても、それは地元自治会の意向ではありません。地元自治会の意向がどうであるかということが、一番の決定的な要因でございます。確かにここに至るまで、地元自治会では多くの議論や意見、曲折があったと承知しております。しかしながら、最終的意見集約は、自治会会則に則って、総会定足数、議事進行に何らの瑕疵もなかったと私は判断致しております。

 歩道を1.75メートルにするということは、一見住民の安全を配慮されているかに見えますが、法令との整合性、住民自治、現実性の点で問題点が多々あると言わざるを得ません。確かに歩道は広い程よいに越したことはございません。しかし、現実に7.5メートルという道幅の中で、人と車、双方の流れと安全をどう確保するのか、という現実的な観点が欠落しているというふうに思わざるを得ないのであります。

 執行部の想定している整備案での歩道1.25メートルが妥当かどうか、いろんな考え方ができると思います。私はこれまでも述べてきたとおり、第1に、限られた道幅の中で、人と車、双方の通行と安全確保を図るという観点から、この1.25メートルが妥当ではないかと判断しているところであります。第2に、歩行者の安全やお年寄り、障害者の方々に優しい道路づくりには、適切な広さが必要とは思いますけれども、それより大切なことは、譲り合いの気持ちではないでしょうか。新たに整備する道路が、例えば車いすも通れないような歩道であるということでは、全くこれはナンセンスですが、十分な広さでない場合でも、人と自転車、人と車いす、それぞれが離合するときに、お互い譲り合って頂ければと考えるものであります。それこそ交通安全はもちろん、優しいまちづくりにつながるものと思うのであります。提案者や賛同者の口から譲り合いの言葉が一言もなかったということは、私は残念でなりません。第3に、1.25メートルの歩道は、湊中央区のあの道路の歩道の現状から見て、不十分とは言いながら、これまでよりもはるかに安全面で向上するということであります。

 以上、長くなりましたが、提案されております決議案は、現実性もなく地元自治会の総意にも合わないだけではなく、極言すれば、議会議決をもって行政に安全管理上の不備や法令違反を迫るものになりかねないものでないかと危惧するものであります。もしそうであるならば、前代未聞のことであり、長門市議会に汚点を残すことになりかねないと恐れるものであります。議員各位の良識をもちまして、この決議案に反対して頂きますようお願い申しまして、反対意見の表明を終わります。御清聴ありがとうございました。

〔19番 田村哲郎君降壇〕



○議長(南野京右君) ほかに御意見はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御意見もないので、討論を終わります。

 採決します。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

〔賛成者起立〕



○議長(南野京右君) 起立少数です。よって、決議案第1号は否決されました。

────────────・────・────────────



○議長(南野京右君) 以上で、本定例会に付された事件の議事は全て終了しました。

 これをもって平成18年12月長門市議会定例会を閉会致します。御苦労様でした。

午後5時23分閉会

──────────────────────────────

 



   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。


     平成18年12月20日

                議  長  南野 京右

                署名議員  松永 亘弘

                署名議員  山根 勇治