議事ロックス -地方議会議事録検索-


山口県 長門市

平成 18年 9月定例会(第3回) 09月11日−02号




平成 18年 9月定例会(第3回) − 09月11日−02号









平成 18年 9月定例会(第3回)


───────────────────────────────────────────
平成18年 9月(定例)長 門 市 議 会 会 議 録(第2日)
                             平成18年9月11日(月曜日)
───────────────────────────────────────────
議事日程(第2号)
                      平成18年9月11日(月) 午前9時30分開議
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
──────────────────────────────
本日の会議に付した事件
 日程第1 会議録署名議員の指名
 日程第2 一般質問
──────────────────────────────
出席議員(30名)
1番 長尾  実君       2番 先野 正宏君
3番 山根 勇治君       4番 武田 新二君
5番 三輪  徹君       6番 吉村  通君
7番 岡?  巧君       8番 大下 和政君
9番 谷川 雅之君       10番 原田 勝敏君
11番 阿波 昌子君       12番 野村 正夫君
13番 林  克好君       14番 木下 重之君
15番 中野 明彦君       16番 林  哲也君
17番 大草 博輝君       18番 宮野 修治君
19番 田村 哲郎君       20番 新谷  勇君
21番 中野 博文君       22番 中村邦四郎君
23番 金? 修三君       24番 南野 勇治君
25番 佐藤 和夫君       26番 松永 亘弘君
27番 岡野 正基君       28番 今津 一正君
29番 西岡 晴美君       30番 南野 京右君
──────────────────────────────
欠席議員(なし)
──────────────────────────────
欠  員(なし)
──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
局長 松田 吉彦君  次長 板谷 雅行君  係長 平川慎太郎君
書記 杉村 紀子君                      
──────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 …………………… 松林 正俊君  助役 …………………… 藤田 芳久君
収入役 ………………… 松木 英之君  教育長 ………………… 大嶋 泰夫君
企画総務部長 ………… 岡本 守正君  市民福祉部長 ………… 伊藤 和夫君
経済建設部長 ………… 渡辺 重範君  三隅総合支所長 ……… 河村 英夫君
日置総合支所長 ……… 西岡 隆雄君  油谷総合支所長 ……… 長尾 正昭君
消防本部消防長 ……… 宗重 宏和君  教育次長 ……………… 大和  保君
企画振興課長 ………… 久永 喜幸君  秘書広報課長 ………… 山本 正人君
総務課長 ……………… 藤野 義久君  財政課長 ……………… 今津 洋二君
税務課長 ……………… 山口 雅道君  監理課長 ……………… 山田 利夫君
市民課長 ……………… 五十嵐 徹君  生活環境課長 ………… 藤永 信雄君
高齢障害課長 ………… 宮崎 節子君  地域福祉課長 ………… 大中 義雄君
健康増進課長 ………… 三戸 幸子君  商工観光課長 ………… 岩崎 伸広君
農林課長 ……………… 三村 建治君  水産課長 ……………… 落志  定君
建設課長 ……………… 河添 歳弘君  都市計画課長 ………… 山田 昇平君
下水道課長 …………… 宮田恵二郎君  会計課長 ……………… 又野  豊君
水道課長 ……………… 鐘崎 英二君  教委総務課長 ………… 宮本 正澄君
教委学校教育課長 …… 中原ヤナエ君  教委社会教育課長 …… 高橋 憲幸君
教委体育課長 ………… 竹林 英雄君  監査委員 ……………… 今浦 丈志君
監査事務局長 ………… 吉岡  敏君  選管事務局長 ………… 萩谷 周成君
農委事務局長 ………… 吉見 繁夫君                    
──────────────────────────────


午前9時30分開議



○議長(南野京右君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。

────────────・────・────────────



△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(南野京右君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、阿波昌子さん及び野村正夫君を指名します。

────────────・────・────────────



△日程第2.一般質問



○議長(南野京右君) 日程第2、一般質問を行います。

 順次質問を許可します。大草博輝君。

〔17番 大草博輝君登壇〕



◆17番(大草博輝君) おはようございます。9月定例議会一般質問の初日、最初に登壇をさせて頂きました大草博輝でございます。

 さて、合併をして1年半近くになるわけでございますが、市政には様々な課題、難題が山積しております。現在、本市は、合併後の変革期、調整期にあります。

 こうした中、松林市長は、「改革と再生」をキャッチフレーズに市政運営に当たられていますが、昨今の市政運営を見てみますと、山積する問題に十分に対応できていないのではないかと私は思います。市民の方々からも、それぞれの事案について不満の声や不信の声が寄せられ、私も議員の一人として大変苦慮しているところでございます。

 本日は、このような中、2つの行政課題について質問をさせて頂きます。

 最初に、地方自治法の一部改正について質問を致します。

 国におきましては、本年5月、第164回国会におきまして、地方分権の推進に資するとともに地方公共団体の組織及び運営の合理化を図るため、地方制度調査会の答申にのっとり、副知事及び助役制度並びに出納長及び収入役制度の見直しなど諸般の改正を行いました。

 この法改正の施行は平成19年4月1日からとなっていますが、本市において、助役、収入役を副市長に改めることになりますが、今後の対応についてお尋ね致します。

 なお、本定例会初日に、松木収入役から収入役をこの9月末でもって退任をされるということにつきまして、了解の上でお話をさせて頂きます。

〔17番 大草博輝君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) おはようございます。

 それでは、大草議員の御質問にお答え申し上げます。

 地方自治法の一部改正についてのお尋ねでございますが、今回の地方自治法の改正では、長を支えるトップマネジメント体制の見直しとして、助役制度及び収入役制度の見直しが行われ、助役制度におきましては、助役にかえて副市長を置く、また、収入役制度は、これを廃止し、補助機関である職員のうちから長が命じる会計管理者を置くこととされたところでございます。

 これの施行日は平成19年4月1日となっておりますが、附則において、助役については、法の施行の際に助役である者は改正の規定に基づく副市長として選任されたものとみなす、また、収入役については、任期中に限り、従前の例により在職するものとするとの経過措置が設けられております。

 しかしながら、収入役につきましては、本定例会初日に御報告を致しましたとおり、9月30日をもって退任されることとなりましたので、10月1日から平成19年3月末日までの6カ月間は、収入役を置かず、職務代理者でもって引き続き会計事務の適正な執行を確保して参りたいと考えておるところであります。

 ちなみに、県内の状況を申し上げますと、本年8月現在、助役にかえて、呼称として副市長を使用している市は、下関市の1市であります。また、収入役を置いていないところは、近隣の萩市、美祢市を含め6市で、町では6町となっております。

 今回の収入役退任に伴い、10月1日から収入役は空席と致しますが、今後とも引き続いて効率的な行政運営を目指しながら、改革にも取り組んで参りたいと考えておるところであります。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 大草君。



◆17番(大草博輝君) この今月末でもって松木収入役が自らお辞めになるということのお話を聞かせて頂いて、まずもって、大変こういういわゆる御決断をされたことにつきまして敬意を表するものでございます。

 私はこの問題につきまして、私は、まずこのいわゆる収入役という一つの制度が国においてもなくなったと、他の市町村でも、早くからもう廃止をするという地方自治体がたくさんございます。2006年の4月現在、産経新聞によりますと、全国の地方自治体で助役廃止が25自治体、収入役は576市町村あると、正に地方のスリム化を執行部自らが進めているということが、もう全国のその中で様子を見れば十分分かるわけでございますけれども、その中で1点ほどまずお聞きしますけれども、松木収入役がお辞めになって、今度は会計課長がその会計担当、会計の事務をとられるということでございますけれども、これにつきまして、まず収入役にお尋ねを致しますけれども、いわゆる収入役という一つの制度が、ポストがなくなっていくわけですけれども、機能するというふうなお気持ちと言いますか、そのあたりは十分とれるのかどうか。従前は、ずっと長い間、収入役という一つの制度があって、会計処理をその責任者としてされておったわけですけれども、そのあたりいかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 松木収入役。



◎収入役(松木英之君) 職務代理者につきましては、法律で収入役が欠けたときにはこれこれの者を職務代理者とするというふうなことを決めておく必要がありましたので、私の場合は会計課長が職務代理をするということで、決まりどおりであります。

 それから、昨年合併後、少しこの間が3カ月の間空いたわけですけれども、そのときにも、今のこの度予定しております会計課長が職務代理ということで少しやってくれておりますので、法律上も、それから実際上も十分やって頂けるものというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) この長門市収入役の補助組織に関する規則の中でも、そういう職務代理者というものが既に置かれておって、事あるときには、その会計課長が担当をされて、その事務処理をするということのお話がされております。ということは、本来、いわゆるこの問題を私が提起したときに、私、2つの問題があると思うんですね。

 一つは、今、行財政改革を進めていく中で、認識として、今の執行部、特に特別職という市長、助役、収入役、もう一人教育長もおられますけれども、そうした中で、今の先程申し上げたように、助役を廃止する、若しくは収入役を廃止するということが、もう多くの地方自治体でもう随分前からやっている。ところが、本市は、新市が合併しても収入役を置いてきたという一つの経緯がございますけれども、私は、大変失礼でございますけれども、昨年の人事案件のときには反対をさせて頂きました。そういうもう理由は持っておりましたから、それはそのようになればいいというふうな気持ちでおりましたけれども。残念ながら提案されましたので、私は否決をさせて頂きましたけれども。市長、私、この問題で特に考えなきゃいけないのは、まずその行財政改革を今の中でどう進めていくのかということが一番大きな私は課題だと思うんですよ。

 今、財政が厳しいということを事ある毎に私どもは、またたくさん聞くし、市民の方も恐らくたくさん聞かれている。市長もおっしゃる。執行部の方もおっしゃる中で、じゃ市長自らどう行財政改革が、あなたが所管すると言いますか、例えば市長部局なり、御自身としての行財政改革というふうに取り組んでいくのかという点について、市長、どういうふうにお考えですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 平素から申し上げておりますように、行財政改革の中では、やはり組織を見直していくというのは、まず当初念頭に置きながらやっておりますし、また進めていきたいと思います。

 また、今申されました収入役、合併当初からというお話もございましたけれども、実を言いますと、この組織につきましては、私ども合併協議会におきまして、新市のスタート時のあり方等は既に協議をしてきたわけであります。そんな中で、当面、助役、収入役を置きながら、合併後にはいろいろ見直していくというような形であったと思います。

 そんな中で、今回の法の改正等の流れの中では当然考えられることでありまして、合併当初、特に私どもは、他市に多々例がありますように、特別顧問、あるいは参与というような特別職を残しておりません。そういったこともありまして、当面、助役、収入役を置きながらやっていくという形と同時に、財務会計システムの構築がやっぱり最大の一つの合併当初の大きな課題でございました。そういった構築も含めまして、私は、収入役さんは必要であるという認識を持ってスタートさせて頂きました。

 それと今回の法改正と、そして一通りある程度、合併後のそういったシステム等も構築がある程度形としてできてきたということも含めましての、今回の収入役さんの辞任の御決意でございまして、その裏には、既にもう来年度から施行される法の存在、そしてやはり御自身も、そういった収入役のあり方を自ら辞することによって、その組織改革の少しでも意識の中で残していきたいということの御意思を十分に感じたもんですから、私は今回このお話をお受けした次第でございまして、もちろんこれには、これからも組織については、やはり行財政改革の中での組織のあり方を十分に念頭に置いて、市長さんもやっていってくださいよという収入役さんの御意思であろうと思いますので、私どももこのことを、引き続きこれをしっかりと受けとめて、組織改革等にも当たっていきたいと、このように思っておるところであります。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 今日、今、朝、資料を頂きました。全国市倒産危険度ランキング、この長門市は、全国で90番目に位置しているそうでございます。これは週刊ダイヤモンドが出した記事でございますけれども、県内でたった一つのいわば財政が非常に──先般、北海道の夕張市が倒産と言いますか、民間でいうところの倒産をしたわけですけれども、私、このあたりを市長が今、私先程、市長としてどういうふうないわゆる行革をしていくのかということを今ちょっとお聞きしたんですけれども、例えば全国で、私どももいろんな地方自治体を視察の中で行かせて頂きますけれども、例えば兵庫県の三木市ですか、そこなんかは公用車を売却すると、もう公用車は乗らなくて、市長自らが運転すると。

 私は三隅の出身でありますけれども、三隅の町長は、それぞれ上京するときにはお一人で行かれて、自分のマイカーで行かれて、そして忙しいからもう宿泊することがなく、そのまま日帰りで帰ってくるということもされておりましたと思うんですよ。

 市長として、だから市長として具体的にその御自分の行革をする上で、行財政改革をする上で、どういうふうな節減と言いますか、ことをお考えなのか、このあたりを示していかないと、今回ちょっと議案にも出ておりましたけれども、職員の山口県内の旅費の削減と言いますか、これもなくしていくということのお話が出ていましたけど、またこれは私どもの委員会で十分審議をしていきますけれども、やっぱり市長として、まずトップとして、そのあたりの姿勢を示していかないと、これは中々職員の方にもですね。お前たちは減せよと、俺はそのままでいくよということになると、中々これは士気が上がるものではないと私は考えますけれども、いかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まず、只今そのダイヤモンド社のお話、私もその資料を見ておりますが、それによりますと、経常収支比率が前年度、平成16年度決算で皆打ってあるわけでございます。当然私どもも、この数字で何とか、集中改革プランも含めまして、まずは財政改革、経常収支比率もあれしておりましたけれども、また、それは94.何%、16年度決算の数字でしてありますけれども、年々これは、特に合併時というのは、私は少しはその辺は膨れ上がるものだと思っておりましたけれども、17年度決算におきましては、もう既に御承知のように、経常収支比率におきましては88.台になっております。

 その数字は、そういう意味ではある程度年々動くものではないかなということで思っておりますけれども、十分に、ほかにやはり留保財源のいろんなこと、或いは基金のことを見れば、決して私たちは厳しい状況にあることは変わっておりませんので、その数字につきましては厳しく真摯に受けとめて、行財政改革を進めていきたいと思っておるところであります。

 それと、私個人という、そのどういう姿勢でと、私自身は、やはり当然のように、平素の交際費も含めまして、いろんなところでは財政状況に合わせた形でやっていくように努力を致しております。もちろん公用車を頻発に使うわけではございませんけれども、しかし、やはり空港まで行くのに、果たして自分の車で行っていいのかどうかも含めまして、もしそれが他市でそういうふうな、事故のこともございますので、これが普通になれば、私どももそれはそのようにしていかなきゃいけないのかなとは思っておりますけれども、当面やはり上京するにおいても、職務をすることが先決でございまして、私、いつもかつも秘書を連れて行っておるわけではございませんけれども、用件についてはやはり秘書を同行する場合が多ございますけれども、これも考えていくつもりでもおります。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) やっぱり歯切れがひとつ悪いんですね。市長の答弁を聞いてですね。やはりもうこういう状況の中で、私もこの3月に、3月定例議会の中で財政問題について少し御認識を質した中で、16年度は合併前だからこうだったという話ではなくて、17年度はやはり、そのいろんな数値を私はここでパネルを持って話をしたように、悪くなっているわけですよ。全体的にやはりですね。それをやはりどう感じ、いわゆるどう財政認識を持って改善するか。その中で、今トップとして、どういうふうな市長の経費節減策があるのかということを今お尋ねした中で、やはり私、もう少し市長として具体的なものを出していかないと、市民の中でもやっぱり納得できないものが私は出てくるんじゃないかなと、そのことを今日は十分お話をさせて頂いて、このあたりを来年度の中で生かして頂きたいなというふうに思います。

 それと、この問題でもう一点あるというふうに私は考えますけれども、先程お話ししましたように、いろんな問題が今山積しているというふうに先程お話ししました。例えば、これ長門時事を今日は一つ例にとってお話をさせて頂きますけれども、7月14日の長門時事、公用バスを利用規制というこの記事ですね。それから、7月21日、ごみ問題という記事が出ていますね。それから、これは最近の話、先週ですか、9月8日、路線バスの問題、こういう問題が今出ておって、私も、最初のいわゆる公用バスの問題につきましては、担当課の方にいろいろ7月からお話をさせて頂いています。

 ところが、うまくそのいろんな回答が頂けないと、なぜそういうことをちゃんと協議されていながら、いわゆるその2ケ月もたって物事が進んでいかないのか。今、担当課に言わせれば、今その関係の所管の者と協議していますから、9月は定例議会がありますから、中々その議論できませんから、また10月にやりますからと、今は調査研究の段階ですというお話もされておりましたけれども、この問題については、また状況を見ながら、一般質問するかどうかについてはまた検討したいと思っていますけれども、一つ一つこういう問題を見てみると、なぜこれほど問題が、ちゃんとそのいわゆる状況認識されて、そしてどういう対策を、どういう課題を、どういう問題点を部内の中で話をされているのかということがうまく進んでないなということで、私、こう担当課長と話してみて、そういうふうに感じるわけですけれども、市長は、そういうふうなことをこういう記事を見て感じられませんか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まずは、やはり御意見を検討委員会でお聞きしていく段階だと思います。もちろん、このことにつきましては、各合併前の1市3町でもそれぞれにやはり赤字を抱えて、そして補てんをしてきているわけでございますので、路線の維持のための補助金体制というのはどのように削減したらいいかというのは、それぞれお考えになっていたところでございます。これを一つに合わせて、どのような形がいいのかと、いろんなシミュレーションが書けるわけでございますけれども、まずは御意見をお聞きしてという段階で今まではあったと思います。

 これからは、いわゆるどういう方法が考えられ、どういう路線に考えられるのかというのを一つ一つ今までの中での整理をして、執行部の方からある程度パターンをお示ししていく必要があろうと思っておりますし、その作業を今やっているところでありまして、私は急ぐべきでございますけれども、ただいたずらに経費だけでカットができないのも生活路線の保持でございます。既定路線というものをある程度保持しながら、かつ新たなやはりニーズにこたえていき、かつどのような形でその有効的な財源でやっていけるか、或いはどのような仕組みで、委託も含めましてどのような方法がいいのか、やはり簡単に結論の出ない、全てがやはり公共路線、過疎地域でございますので、そこらはやはり決して早急な形でやるのがベストとは私は思っておりません。

 ただ、もうそんなに悠長に構えてやっていく限界と言いますか、その辺は超えてきておりますので、急いでその辺をやっていかなければならないというふうに認識を致しております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) そして、これは長門市経営改革プラン、これは素案なんですけど、本市が目指す自治体経営、目標、狙いですね。その中で、経営感覚とスピード感のある市政運営をするという、経営感覚とスピード感ある市政運営を実現するためにはというふうなお話が出ています。正に、そのスピード感なんですよ。やはり小さなまちというのは、やっぱりそういう中にもスピード感を持って、市民のいろんなサービスに対して的確に問題把握してこたえていかなきゃいけない。そういうことが、こういう記事から見ると十分対応できていない。

 先程申し上げたように、今の公用バスの件も中々物事が進まないと、問題はもう分かってるでしょうと、こちらから申し上げたいんですけど、そのことについては今日触れませんよ。別に触れるつもりもありませんけれども、なぜこれほどスピード感がないのかと、物事のその状況判断、それから問題に対するそういう協議のあり方というものを私はあえて提案させて頂いておるのに、物事は進んでいかない。僕はどこか、岡本部長のところでとまっておるんかなと非常に不審に思うんですよ。

 この辺はもう置きますけれども、もっともっと、いろんなこういう問題が山積するんではなくて、やはりそれぞれちゃんと、昨日よりも今日ちゃんと協議が進んでいくという話がないと、市民にとってはこれは全部不利益被る話なわけですから、どういうことが良くて、どういうこといけないのかということを、もっと市としてちゃんと方針を的確に出していく必要が私はあるんじゃないかなということを感じます。

 そのことが、やっぱり今回のこのいわゆる地方自治法の一部改正の中で、収入役がおられなくなる。そして今、市長がおられて、そして助役が今度は副市長になられる。それでいいんですけれども、十分それで機能するかどうかということはやはり不安になるわけですよ。これ程までに、そういう意味での物事が、いろんな意味で問題処理ができないというふうになれば、やっぱりこれは、私は考えなきゃいけないというふうなことを痛切に、今回この問題をいわゆる質問させて頂いて感じるわけですけれども、これは十分市長の中で、各課のいろんな抱えている様々な課題があろうと思いますけれども、しっかり担当課に聞かれて、そのあたりを聞かれる必要が僕はあるんじゃないかと、そうしないと、こういう問題は中々解決されないと、何が問題なのかということを私は、ちゃんと市長自ら、若しくは今度副市長になられる助役はしっかりと、市長の補佐役でありますから、是非しっかり補佐しながら、やっぱりこの問題について的確に処理してくださいよ。助役、どうですか。



○議長(南野京右君) 藤田助役。



◎助役(藤田芳久君) 今御指摘ございましたように、これから収入役も廃止になります。そして、助役という立場が副市長ということになって、今までの助役としての事務事業等はかなり拡大するんではなかろうかというふうに思っております。その辺は十分に認識をして、長の支えとなるように頑張っていきたい。また、庁舎内のいろんなことにつきましては積極的に意見を聞き、また、そうしたスピード感の持てるような対応をしていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 是非期待をしながら待っております。

 それでは、次の問題に参ります。ごみ減量・ごみ処理について質問致します。

 今年度末、「一般廃棄物処理基本計画」策定に向け、長門市ごみ減量等推進協議会で協議されておりますが、ごみ減量・ごみ処理における問題点についての認識をお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) ごみ減量・ごみ処理についての認識でございますが、まず本市におけますごみ処理の現状を申し上げますと、平成17年度のごみの総排出量は約1万9,600トンとなっております。この数量は、近年ほぼ横ばいとなっておるところでございます。

 この内訳ですが、可燃ごみが約1万4,400トン、不燃ごみが約600トン、粗大ごみが約600トン、そして資源ごみが約4,000トンであります。種類別の増減では、不燃ごみは減少しておりますものの、可燃ごみ、粗大ごみは横ばい、そして資源ごみは増加致しております。

 家庭ごみ等の収集・運搬につきましては、長門地区、日置地区及び油谷地区は業者委託、三隅地区は直営で行い、いずれの地区もステーション方式により回収を致しておりますが、地区により収集回数に一部差異がございます。

 その処理につきましては、清掃工場、リサイクルセンターなどにおいて、焼却処理及び資源化を行っております。また、焼却灰も、セメント原料となるものは再利用し、リサイクルの推進に努めておるところでございます。

 次に、施設状況を申し上げますと、ごみの適正処理のために、これまでにリサイクルセンター、粗大ごみ処理施設、最終処分場と順次整備を行って参りました。焼却施設につきましては、昭和56年から運用開始して、既に建設後25年を経過致しておりまして、定期的な補修を行いつつ、適正な運用管理に努めているところでございます。

 ごみ減量・ごみ処理における問題点でございますが、本市におきますごみの総排出量は、3Rの推進による削減が求められているにもかかわらず、横ばいとなっております。その主たる要因につきましては、不燃ごみの減少に比べ、可燃ごみに減少傾向が見られないことでございます。

 ごみの排出量の削減には、行政を初め、市民、事業者が物を大切に無駄をなくするなど、日常的にごみの減量に取り組むことが必要でございまして、広報紙などを通じまして啓発活動や助成事業の推進、こういったことをやっており、またこれからも必要であると思っております。

 また、可燃ごみの分析調査の結果によりますと、排出ごみ中にプラスチックなどの資源化が可能なものも多く含まれておりまして、プラスチックや紙製容器などの分別収集への取り組みが今後の課題となってこようかと思います。分別収集への取り組みは、市民、事業者の皆様方の御理解、御協力にあわせ、リサイクルセンターの拡張・整備を必要とするとともに、収集運搬経費の増加等も伴いますことから、環境問題への対応を考慮しながら、財政面からの検討も必要になってこようかと思います。

 また、焼却施設の老朽化に伴います施設更新も大きな課題でございます。新しい施設に向けての取り組みが必要となってきておるわけでございますが、合併後の新市におけます廃棄物の適正処理を進めていくため、ごみ等の適正処理を推進する指針と致しまして、廃棄物処理法に基づく「長門市一般廃棄物処理基本計画」を本年度策定致すことに致しております。

 この基本計画に市民の皆様方の御意見を反映するため、7月に「長門市ごみ減量等推進協議会」を立ち上げたところでありまして、この年度内に4回の会議を予定致しておるところであります。

 生活環境の保全、資源の有効利用の観点から、ごみの3Rの推進による循環型社会の構築に向け、基本計画を指針として今後取り組んでいきたいと、このように考えておるところでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 今、ごみ減量に関する、またはごみ収集に関するお話を聞かせて頂きました。

 そこで、先程ちょっとお話ししましたこの7月21日付の長門時事、私は別に長門時事からお金をもらっているわけじゃなくて、ちょっとこういう記事が出ておりましたので、あえて御紹介をさせて頂きますけれども、この記事、当然市長はご覧になっていますよね。内容は、なっていますよね。助役もなっていますよね。

 この記事を見て、行政課題というのは何かということを簡潔におっしゃって頂けますか。この記事について、行政課題というのは何だと。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 行政課題は、その記事にかかわらず、やはり住民サービスを的確に、そしてやはり財源を確保できる状況の中でしっかりとやっていくと、恒常的にやっていくということでありましょうか。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 私、一言で言うならば、市長、正にこうだと思うんですよ。要するに、サービスは高く、負担は低く。この記事は正にそのことを言ってるわけですよ、簡単に言えば。このことの認識がない限り、このごみ問題についての長門市ごみ減量等推進協議会がございますけれども、このもとに話が進まないと、問題解決できないんですよ。

 そういう認識は、今どうもそのはっきりしなかったんですけれども、この認識についてはいかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 当然そのとおりですし、それを目指していきたいと思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) ならば、非常に話は速く進むわけですけれども、サービスは高く、要するに負担は低くする。これは、このごみ問題の話だけじゃなくて、これは全国の地方自治体が今、最小の経費で最大の効果を上げる。次に、最小の経費というのは、これはいわば税金ですよね、税金。税金をいかに低くして、そして市民サービスを高めていくか。これを今、全国の地方自治体が、大きなところも、小さな町も、すべての町がこれに向けて取り組んでいる。これ地方自治体だけじゃなくて、民間企業もそうなんですよ。

 これをいかに──民間の場合は、今度は利潤を上げていくという話になりますからちょっと違いますけれども、地方自治体の場合は、これをいかに進めていくかということなんですけれども、ところが、今問題となっているのが、収集回数の問題、この今の長門市ごみ減量等推進協議会がございますけれども、可燃ごみ──先程この可燃ごみが減少してないんだというお話をちょっとされていましたですね、認識として──その中で、他の地区は、要するに長門、日置、油谷の地区は可燃ごみが週2回あると、三隅については3回あると、これは今までのいわば慣例と言いますか、流れできたということになりますけれども、これを調整する。例えば、その3回を2回にする、若しくは粗大ごみ、これも全部合わせていくと、若しくはこの資源ごみ、それぞれありますけれども、これも長門が2回ありますけれども、日置、油谷も全部1回にするのか2回にするのかという話になってくるというふうに思うんですよ。こういう認識について、サービスは高く、負担は低くという話になりますけれども、実際どうでしょう。

 可燃ごみにちょっと絞ってお話しさせて頂きますと、可燃ごみは、この数字で見るように、市全体では636、これはグラムです、これ。長門市一般廃棄物処理基本計画の中間報告からこれは抜粋したものです。昨年つくりましたね、これ。それから出たものですけれども、長門市が757、日置が510、油谷が487、三隅が463と、収集回数が他の地区よりも1回多いのに、三隅の場合はごみの量が少ないと。中で、今正にこの話の中で、可燃ごみについては他の地区に合わせましょうと、要するに三隅も週3回やったのが2回にしたらどうかという話になっていますよね。正に、これは三隅地区からすればサービスの低下ということになるわけですけれども、そういう小さな地域の話をしているわけじゃなくて、全体として、どういう市民サービスの方針を持って、こういうごみ減量対策について当たっていくのかということについて、方針をお伺いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 今おっしゃる形と言いますか、サービスは高く、負担は低く、当然全てのサービスもそのようにしていきたいと日々念頭に置きながらやっているわけでございますけれども、ごみ問題につきましては、やはり住民と一緒になって、環境問題という大きい観点からも、ごみを出さないことから含めましてやはり取り組むべき話でございます。

 それと同時に、やはり非常にこのコストも高くつくわけでございます。その辺の負担割合につきましても常に意識をしながら調整していくのも、このごみの問題であろうと思います。先程から申しましたように、焼却炉を含む清掃工場も、やはり更新時期を控えております。

 そんなことを考えながらやっておるわけでございますが、民間委託をするということは、ある面では行政コストを下げていくという目的もございます。それが現状の数字では、直営でやっておられる三隅町と比べて高いということが議員の御指摘だろうと思いますけれども、これにつきましても、じゃ直営の形が、きちっとしたいわゆる職員体制での直営でやるのと、また臨時職員等々でやるのと、いろんな形、そして全て搬送運搬に当たりましても、ごみの清掃車のやはり維持管理、あるいは減価償却、こういった経費等もいろいろと違ってくるわけでございます。そういったものも含めてやはり考えれば、必ずしも今の状況下に大きな差があるのかということは言えない部分もあると思います。

 そういうことも含めて、全体にやはり1市の市の中で共通したサービスで、かつより良いごみに対する行政が行えるサービス、そして市民がそれ等に参加をして頂いて、ごみの減量政策を進めていくということが、どのような形で行われるべきが一番いいかというのを実は今この長門市一般廃棄物処理基本計画の中でやっているわけでございまして、今、その御指摘のように、そのことが決まったわけでもないし、そういう御意見がいろいろ出ながら、現状認識をしながら、これから詰めていく話になろうと思います。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 今、そのごみ減量等推進協議会のお話は、もちろん私どもがとやかく言う話ではありませんけれども、ただ、慎重に私どももやっぱりこのいわゆる協議会がどういうふうな経緯で協議されているのかについては非常に関心があります。私はちょっと1回、2回目と資料を頂きました。その中で、このいわば年間スケジュール、これはいわゆる先程お話があったように、4回ほど協議をすると、来年の2月には4回の、そのいわゆる最後の協議が行われるという話ですけれども、この協議事項の内容を見てみますと、全くそのごみ減量──一応分別収集という話も出ておりますけれども、負担は低くという話には中々進んでいないんじゃないですか。ここですよ、問題は。ここをしっかりやらなきゃいけないわけですよ、今。

 サービスは、恐らく──そりゃいいですよ。そりゃ全部その地域に、今度合併したんだから同じように、可燃ごみも資源ごみも同じ数字にやりますよと、同じ回数でいきますよと、大いに結構です、それでも。じゃ、そのときに負担はどうなるのかという話をしなきゃいけないわけでしょう。

 ところが、1回目、2回目の協議の中でどんな方針が出たかと言ったら、収集運搬、収集回数統一方針について、その中で申し上げますと、燃えるごみ、資源ごみの収集回数等市民サービスの平準化を図る。これしか出ていないんですよ。これしか出てない。それを何かこう協議されたと、一応理解され、もういわゆる委員の方に理解を求めていくという話になった。これは一体どうなったんか。

 更に申し上げますと、先程今市長から経費の問題が出ました。確かに、三隅地区は今直営方式です。県内でも、私いろいろこう担当課のお話を聞きますと、直営方式と民間委託があると、そりゃあってもいいと思うんですよ。また、特にそのごみ業務というのは非常に特殊な業務でありますから、そういう今までのいきさつからすれば、従来の業者にお願いしてきたということもあって、これを中々一概には否定できない。これは十分理解できます。もちろん民間の業者を育成することも大事なことだと私も考えます。

 ただ、問題は、今の負担を低くするという点につきまして調べてみますと、平成17年度の実績です、これ。それぞれの人口割にすると、収集業務委託、三隅地区が直営、全体でいくと、長門が人口割でいくと1人が5,948円、3,641円、そして三隅が1,483円、圧倒的に低いと、要するに、ごみ収集経費は、人口割にすると当然世帯割も低くなります。

 このことを考えたときに、負担は低くという話は一体どこに行くのかと、そのことを今のごみ減量等推進協議会でしっかり議論しなきゃいけないのに、全くテーマになっていない。これは一体なぜですか。どなたか、市長がお分かりでなかったら、どなたか、担当課長いますか、今日は。



○議長(南野京右君) 伊藤市民福祉部長。



◎市民福祉部長(伊藤和夫君) お答えを申し上げます。

 この度のごみの収集回数の統一化、平準化と言いますのは、これは合併協議の中で先送りされておった課題でございます。そういったことで私ども、この課題もまず片付けていかなければいけないと、そうした中で、確かに今議員さんが言われたように、三隅のコストは現時点大変低い状況にございます。この低い状況がこの先ずっと続けられるかと、この差が人件費部分がほとんどであります。それで、今、三隅の収集に当たっておられる方はもうお年寄りの方で、果たして今度行うときに、もうその方がおやめになったとき、それ以降もずっとそういうコストでいけるかどうかと、そういったこともございます。

 そういったことで、コスト面も、私どもは全く無視しておるわけではございません。もし三隅の方のこれを委託に切り替えたらどの程度になっていくんかということも、将来的には積算をして、検討していく必要がある。ただ、回数を今一気に合わせますと、三隅の方のステーションが少ないという問題もございます。それで、ステーションをもう少し増やすっていう、これも大きな負担が住民の皆さん方にもかかってこようかと思います。それと、そういった経費の積算がまだできていないということもございますが、一応大きな流れと致しましては、プラごみのリサイクル、これを私どもは目指しております。そうしたときに、このプラごみの回収をする時点もあわせまして、この回数の統一をできないかと、こういうことも検討を今始めていこうかなと、このように考えておるところでございまして、全くコストを無視しておるというわけではございません。

 ただ、臨時職員を地方公務員法上でこういう形でずっと引っ張っておくのがいいかどうかということも、人事行政の面からもやはりちょっと問題があるんではないかなと、そういうことも話は聞いております。

 そういった様々なことを考えまして、来年、再来年というようなスパンではなく、今のプラごみの収集とあわせて、どうかサービスの平準化ができないかと、そういった方向性を今探っておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 今、経費の問題をお聞きしてるんですよね。だから、もう今からその話については、またその更に細かいことは、どうぞその今の協議会の中でやってください。

 今大事なことは、今お話があったように、17年度実績の中で、確かにその臨時職員を使っている。でも、使っていって、やはり実績的には経費を落としているわけですよ。その経費を落とすということは、税金の持ち込みを少なくしたということでしょう。基本的にはそうですよ。その中でどう考えていくかということを行政は考えないといけないんですよ。そのことを忘れたら、何でもかんでもじゃ民間委託してしまえと、ちょっとまた後程その話もしますけれども、なるわけですよ。

 いいですか。今お話ししましたように、三隅の1年間の17年度実績は925万6,000円です。長門が1億3,750万3,000円です。人口で割ると、5,948円、3,641円、4,620円、1,483円というふうに申し上げましたように、仮に三隅の今を、三隅を1とすると、今の経費を1とすると、日置地区でこの経費、もしこれを民間委託した場合、2.5倍になります。民間委託したらですよ。今のまま民間委託を、三隅地区のごみ収集を民間委託したら2.5倍になります。もう値段と言いますか、金額言わなくても分かりますよね。2.5倍ですから1,300万円程度かかるわけですよ。今、925万6,000円でできたものが、民間委託した場合には1,300万円かかると、仮に来年度からすれば1,300万円、つまり1,000万円から上のお金を市から持ち出さなきゃいけないと、油谷地区でいけば3倍、長門地区でいけば、この方式で計算でいくと4倍かかるんですよ。要するに、三隅地区の1,000万円弱のごみ収集経費が、長門地区のそういうごみ収集経費の値でいくと4,000万円かかるわけですよ。4,000万円から上かかるわけですよ。これでもいいのかという話なんですよ。

 そういうふうに、私どもは、こういう経費に対しても危機感を持ってなきゃいけないということです。だから、別に私は、民間委託したらいいとかいけないという手の話じゃないんですよ。絶対そこは間違えないでくださいよ。

 じゃ、高齢化している今の三隅地区の臨時職員の方がもしいなくなったらどうするのかと、若しくは他の地区でもそうですよね。これは民間委託していますけれども、今いかに負担を低くするかということが行政の最大の命題ですよ。これをしなくて、担当課長いますね、この話を協議会の中でやっていますか。



○議長(南野京右君) 藤永生活環境課長。



◎生活環境課長(藤永信雄君) おはようございます。生活環境課の藤永と申しますが、よろしくお願い申し上げます。

 今、議員さんの御質問でございますが、現在のところでは、そこまでは進んでおりません。

 先程議員さんの方もおっしゃっておりましたが、4回を計画しております。

 まず、第1回目につきましては、現状の御説明、現状に対しまする課題、そういうことを御協議頂きました。それで長門時事が──先程議員さんが宣伝するわけじゃないとおっしゃっておりましたが、記事が出まして、そういう形の中で、それは例えば現状がありまして、それに対する課題がどうですよという御説明の中で、現状でいわゆる各地区の収集回数について出て参りました。これの後に課題があって、その課題でどうして方策を立てようかという話の中で、現状に委員さんの方で話が返ってきたという点もございます。

 それで、第2回目の協議会を8月末に開催致しまして、この段階で、いわゆるごみの処理の協議会につきましては、まず第一に減量するにはどうしたらよろしいかということ、それと、その減量するためにどういう取り組みがあるかと、これは先程部長の方も言っております、申しておりましたが、プラスチックの分別収集に取り組むこともあるだろうと、そしてその後に、そういうことに伴いまして収集回収についても平準化が必要ではなかろうかということになっております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 三隅地区という話をすると、余り他の地区の方にとっては、非常にこいつは不謹慎だなというふうに思われては大変困るわけですけれども、やはりそれぞれの地域にあるいいノウハウは私は学ぶべきだと思うんですよ。それで、油谷地区のこのことについてはとってもいいよと、長門地区のこのことについてはとってもいいよということについては、どんどんそういういいノウハウを新しい長門市に生かせばいい話ですよ。何も平準化する。何について平準化するんですか、じゃ。全くその平準化する理由がないでしょう。ないわけですよ、この今の協議の流れから見ればですね。

 いいですか。例えば、三隅地区でやっていた一つの資源ごみの出し方の話を、これ長い歴史の中でやってきたんですけれども、三隅地区は、地元の役員さんが、それぞれ資源ごみの出し方についての指導をずっと長年やってきた。それによって、ステーションについては自治会ごとに1カ所決めてしましたけど、ステーションの数も差異があります。結構です、あっても、もうしようがないんです。そういう中で、自治会ごとに1カ所のステーションで、そしてみんなそこに持って行って、収集回数は当然少なくなりますよ。たくさん回らんで済むんですから、朝から晩まで回らんで済むんですから、職員の方は大変かもしれませんけれども、そういう意味でのいわば教育をする、ごみ減量に対する徹底をする、そういうことも非常に大事なことなんですよ。そのことをなぜ生かさないかということを、なぜそのことを協議会の中でできないのかということを私今話をしているんです。分かりますね、課長。いや、別に答弁はいいです。

 その中で、先程経費の問題が出ましたけれども、今回、昨年もそうですけれども、長門市一般廃棄物処理基本計画を民間委託されておりますよね。そして、今年も、また本年度も予算でこの基本計画づくりを民間のコンサルに委託されています。これで、この2カ年で830万円でしたか、確か経費を、こういう基本計画書をつくる──これはちょっとコピーしたものですけれども、つくるに当たって830万円の金を注ぎ込んでいる。

 これ担当課長、ちょっとせっかくおられますから、これ民間のコンサルにこれを委託されたわけですけれども、これ御自分では難しいですかね。



○議長(南野京右君) 藤永生活環境課長。



◎生活環境課長(藤永信雄君) 今議員さんがお問いになりました民間で委託しておると、これが市の方で直営でできないかということでございますが、平成6年度に、過去の前回の計画書の作成につきましては、平成6年度を長門市が委託してやっております。また、ほかの3町につきましては平成7年度に同じく委託しております。

 今回、合併に伴いまして、諸条件が変わりましたので、その変動について新しい新市の計画をつくるものでございますが、これにつきましては大変専門的なことが多く、中々自分のところではやれないというのが現状でございます。そういう形の中で、専門の業者の方へ委託をかけております。

 ただ、その中で、ちょっと蛇足でございますが、問い合わせたところ、県内で1市ほど、近年そういう計画を自分のところでしているということを聞いております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) そうですね。近年、1カ所やっていますよね。柳井市、そうなんですね。柳井市は、これ昨年、いわゆる取り組まれているんですね。この平成18年3月に、これ自分たちでつくられたんです、これ。今、専門的な知識がなければできないというふうに言われていましたけれども、この担当の職員の方は全く知識ないんですよ。ここの課に行かれて、課におられたのは長い期間おられていますけれども、この担当になられて初めて行って、市長からつくれと言われたと。

 市長、830万円、これ私もずっと県庁に行って、担当課に行って、他の市町村のいろんな基本計画書を見せて頂きました。遜色ないんです。そんなに専門的な──僕は長門の分のこれコピーした分ですけれども、これ見ても、そんな複雑な、いわゆる資料分析と言いますか、必要ないんですよ。この柳井市程度の、大変御無礼じゃけれども、柳井市がつくられたような、これで十分ごみ減量に関する方針がちゃんとつくられる。なぜこれが柳井市の職員にできて、長門市の職員できないのか。

 もし仮に、市長、これもし自分たちでつくれば、830万円、若しくはそういう金が浮くわけですよ。もし、これは5年に1回、また見直すようになりますよね。そうですね。もし、場合によっては5年に1度の見直し必要になるかもしれません。そのときには、市長、自分たちで、職員でつくるということについてはいかがですか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) もし間違っていたら、また訂正させますけれども、先程から申し上げますように、私◎たちの課題としましては、やはり清掃工場の施設更新がございます。それと、やはり(「そういうことを聞い◎ていないです、今」と呼ぶ者あり)いや、計画でしょう。(「これつくれますかという話をしています」と呼ぶ者あり)だから、そういった現況の中で、いわゆる自前では難しいという判断をして、今回コンサルに委託をするということでありますけれども、当然更新という形になれば、またやはり自前でやっていく必要はあろうと思います。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 自前でつくるということですね。それで間違いないですね。

 担当課のその柳井市の職員の方にお聞きしますと、そういう日々のそういういわゆるデータ蓄積があれば、ちょっと統計上──特にその将来計画を今から、これ今確か長門市もその民間委託するときに、民間コンサルに出したときに、将来計画を立てるときに、そういう将来計画の数値を出すのが非常に専門的な知識が要る。それはでも本市にもありますけれども、統計課の職員が手伝ってすればできるっていうんです、これ。やってください是非、800万円浮くんですから。こういうことも一つ一つ、経費を削減するにはどうすればいいかということをやらなきゃだめですよ、ちゃんと。

 いいですか。是非、もし5年後に見直すときにはやってくださいよ、自分たちで。そういうノウハウがまた次に生きるんですよ。こういうことに一生懸命取り組んで大変やったと職員の方はおっしゃっていましたよ。いや、正直言って、一般業務があって、これをつくるのには大変苦労しましたけれども、正に地方が、今私たちが財政難で、やらなきゃいけないことは、こういう汗をかくことが大事なんですよ。それをやってくださいと私は言ってるわけです。

 それからもう一点、今、他の長門地区、日置地区、油谷地区では民間委託していますよね、ごみ収集に関しては、そうですよね。その中で、先般担当課にお聞きしましたら、年額の方式で、原価方式で年間、来年度はこのぐらいの予算でごみ収集をお願いしますという話をするという話だよね。担当課長、そうですね。これでどういう算出基準を設けたかと、こうお話を聞きますと、市の職員の33歳が基準ですということでしたね。これが33歳というのはなぜですか。



○議長(南野京右君) 藤永生活環境課長。



◎生活環境課長(藤永信雄君) 失礼します。ちょっと先に返りまして、先程議員さんの方で800万円ですか、という御質問でございましたが、17年度、18年度当初予算的にはその程度だったかも、ちょっと私資料を持っておりませんけど、実質的には700万円弱で済んでおります。一つ補足と言いますか、させて頂きます。

 それと、33歳というのは、いわゆる委託と言うか、その原価計算を計算する場合に、そこの従業員でございます従業員の年齢構成等もございます。そういう形の中で、例えば50代の人もおられるだろうし、二十代の方もおられます。そういうことで、先程議員さんがおっしゃいました年齢を当てはめております。

 ただ、ちょっと補足をさせて頂きますと、それに対しまして、原価計算に基づきますものに対して諸般のことを考慮致しまして、それの90%程度ということでなっておりますので、例えば33歳の給与が幾らとしましても、実質的に委託料を計算する場合は、それの90%ということで原価の計算を致しております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 33歳は、いわゆる今の民間委託されている、その今の方々、要するに従業員の方々の平均値ということなんですか。それで間違いないんですよね。33歳であると、今、本市の職員のを先般私ちょっと調べたら、長門市の今の33歳の年齢でいくと、大卒で27万9,400円だそうです。これを一つ基準にしながら、90%でいくというお話なんでしょうけれども、これなぜ公務員の給与をその基準にされたのか、この点についてはどういう理由があるんですか。



○議長(南野京右君) 藤永生活環境課長。



◎生活環境課長(藤永信雄君) 今の御質問に対するお答えでございますが、一応ごみの収集につきましては、市の地方事務と申しますか、市が実質的にやる事務でございます。そういう形の中で、先程議員さんもおっしゃっておりましたが、県下におきましても、直営のところも多数ございますし、委託しているところもございます。そういう中で、市の直営ですると致しましたら、そういう形の中のことで、そういう年齢段階ですね、そういう段階を適用致しております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 市の業務だから、市の公務員の給与を算出基準にしたと。これ民間に委託して、市の公務員の給与ということになるわけですか、これは。何のためのその民間委託なんですか。おかしいでしょう、やっぱり。

 私、調べたんですよ。今、萩の求人の中で33歳──ちょっとこれ幅があるんですけど、25歳から34歳という一つの幅があるんですけれども、いろんな業種がちょっと一応職種別にあるんですけれども、その平均値をとると18万2,000円なんですよ。今の27万9,000円と、いわゆる28万円ですよね、10万円から差がある。これで、もし仮に、その民間の企業が10年、15年というふうな形でその勤務された場合には、これの1割から2割プラスすればいいだろうというふうな社会保険労務士の方のお話でございました。

 おかしいでしょう。やっぱり基本的に考えて、こういうことの算出基準というのはお持ちでなかったんですか。もう答えとして分かりますけれども、こういうことについて頭としてはなかったんですかね。こういう民間企業、民間委託するわけですから、そういう話がなけんにゃいけんでしょう。7万円から10万円の差があるわけですよ。おかしいですよね、やっぱり。

 そのことからも含めて、民間委託なのか直営なのかということの中でも、明らかに不合理な話がいっぱいあるわけでしょう。更に、合理化しなきゃいけないという話もあるわけでしょう。もっと研究してくださいよ。

 市長、こういうことを含めて、やはり市民これでは納得できないですよ。話を元に戻しますけれども、サービスは高く、負担は低く、このごみ減量に関するまず負担は低くということについて、1点だけでいいんですけれども、負担は低くすることについての当面方針でいくのかどうか、その1点だけちょっとお願いします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) もちろん負担を低くというのをやはり追い求めることが行政の務めであろうと思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) じゃ、次に行きます。サービスは高く、問題はこのサービスなんです。今、いろんな差異があると、担当部長も、恐らく課長も、このサービスをどういうふうに合わせるかということが、ただその1点だけにですね、要するに横並びする。横並びする。そんな話じゃないんですよ。どういうごみ収集、可燃ごみを減らしていく中でどういうサービスを維持するのか、そういう方針をちゃんと持ってくださいって私は思うんですよ。

 この点について、ちょっと担当課長、せっかくですから、今からこのごみ減量対策協議会を進めていく中で、是非そういうサービスの話、どういう方針でいくんですか、もう一回お聞きします。



○議長(南野京右君) 藤永生活環境課長。



◎生活環境課長(藤永信雄君) サービス、いわゆる回数につながることではないかと考えております。先程と重なるかもしれませんけれども、一応ごみの排出抑制をして、その中でまた分別収集を進める。そういう形の中で、例えば先程議員さんおっしゃいましたが、3回とか2回とかいうのが土俵の上に上がって参っておりますが、それにつきましては、例えば分別収集をしておる可燃ごみの中から、また更に分別を進める。そういうことの中で、その可燃ごみの中に占める新たに分別するものの割合が、例えば30%、例えば40%という容量、または重量ベースでいけば少なくなりますが、そういうことになれば、今まで3回可燃がやっておった中で、それが例えば一つの例として、3回やっておった中で、可燃を2回にして、可燃のうちから出るまた資源的なものを1回充てると、そういう形の方法等もあると思います。そういうことにつきまして、今後協議会の中でもまた御論議を進めて頂きたい。

 また、一番最初に部長の方から申し上げましたが、合併の協議の中で、環境の対策のことでございますが、ごみ処理につきましては、ごみの収集回数、排出方法及び収集体制につきましては当分の間現行のとおり行い、随時調整するとなっております。そういうことにおきまして、今回一般廃棄物処理基本計画を策定する中におきまして、そういうこともあわせて御協議させて頂いたらと思っております。



○議長(南野京右君) 大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 民間コンサルに、そういう基本計画書をいわば丸投げしてる状態でしょう。方針について明確な話は、今、私残念ながら、はっきり言うて、その分からないですよ。簡潔にもう少しおっしゃってください。

 大事な点、部長、当面、今市長は負担は低くしますよという話だった。この方針でいくというのは、もうこれは明言されましたから、この方針でいくんですよ。その中でサービスを、いかに経費を抑えながらサービスを調整するかという点が一つの話になるかもしれませんけれども、このことについて、今の負担を低くということが大原則ですから、今のごみ減量対策協議会の中でもそういうことの協議、協議会の中ではそういう是非御議論されるように、担当課によく指示をお願い致します。いいでしょうか。

 時間がもう参りましたので、最後にしたいと思いますけれども、市長、私先程の質問もありましたけれども、今年の3月の市長との一般質問の中で、市長はこういうふうに答弁されているんですよ。「私も時々、市民の方から、前例踏襲主義で変化を嫌う、あるいはコスト意識が乏しい、危機意識が少ないなどの公務員像を耳にすることがございますが、そのことについても、私も含めて率直に反省しなければならないことと思っております」と、「この度の行政改革におきましては、行政運営の仕組みを変えていくと同時に、職員の意識を変えていくことも重要なことになります」というふうにおっしゃっています。

 そこに話がちゃんといかないと、いろんな協議会の中で、全く何か上っ面だけを調整して合わせるという話だけになるわけですよ。これじゃ、市民は、負担は高くして、サービスは落ちてしまったじゃないかという話になるわけですよ。いいですか。三隅地区の話を今私はしとるんじゃないんですよ。4万2,000人の市民の全体の話を今しているわけですよ。そのことをなぜ担当課の職員が分からないのか。

 いろんな問題が、先程申し上げましたように、路線バスの問題、公用バスの問題ありますけれども、スピード感を持って、こういうことにしっかりと、これが基本的な理念でしょう。難しいことはないんですよ。このことについてちゃんと各事業がどう展開するのか、どう長門市としてできるのかということを協議すればいい話でしょう。本末転倒ですよ。今までのこの協議の内容を見たら、ただただ上っ面を合わせるという話でしょう。違うんですよ、これでは。

 是非そのことを最後に申し上げまして、私の9月定例議会の一般質問を終わりたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

………………………………………………………………………………



○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。10分休憩後に会議を再開します。

午前10時47分休憩

………………………………………………………………………………

午前10時58分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先程の大草議員の一般質問の中で、一部訂正の申し出がありましたので、許可します。大草博輝君。



◆17番(大草博輝君) 先程私の一般質問の中で、三隅の町長が公用車は使わず、私用車で出張し、東京へも日帰り出張していたと申し上げましたが、これは植木元町長さんの時代にそのようにされていたことがあるという事例を申し上げたものでございます。発言を訂正させて頂きます。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。

〔5番 三輪 徹君登壇〕



◆5番(三輪徹君) おはようございます。三輪徹です。

 最初に、秋篠宮家におかれましては、第3子の御誕生誠におめでとうございます。一国民として、心よりお喜びを申し上げます。親王殿下のお健やかな御成長と皇室御一家の末永い御繁栄をお祈り申し上げます。

 それでは、通告に従い質問致しますので、御答弁よろしくお願い致します。

 図書館運営、特に移動図書館についてでありますが、このことにつきましては、合併前の長門市議会で同様の質問をしていますが、合併後どのようになったのか、お尋ねするものであります。

 市立図書館は、17年度図書館年報を見ると、分館、移動図書館を含めた貸出人数は6万1,701名、貸出図書24万1,332冊と、市民に大変親しまれる存在であるということは数字の上でも明らかであります。ただ単に本を貸し出すだけの図書館でなく、様々な事業を通して、少しでも市民の身近な存在としてあり続けるよう努力を重ねられる館長を初め図書館職員はもちろん、教育長、次長、主管課に改めて敬意を表するものであります。

 さて、移動図書館は、図書館に中々足を運べない遠隔地のお年寄り、子供たちに夢を運ぶものとしてなくてはならない存在であり、特に本年4月からは旧3町でも巡回サービスを始め、7月末現在では1万3,643冊と、既に昨年度1年間の貸出数1万5,403冊に並ぼうかという盛況ぶりです。これも一つの合併効果のあらわれと思われます。

 しかしながら、現車両は、既に製造後14年を経過した老朽化した車両であり、積載図書も1,200冊と少なく、いつまでも広範囲な地区を賄えるものではありません。そこで、現車両の更新、また新たな車両の購入について、どのようにお考えなのか、お伺い致します。

 なお、2点目の教育問題、高校再編整備計画につきましては、質問席より質問致します。

〔5番 三輪 徹君降壇〕



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。

〔教育長 大嶋泰夫君登壇〕



◎教育長(大嶋泰夫君) それでは、三輪議員の御質問にお答え申し上げます。

 移動図書館の運行についてのお尋ねでございますが、御案内のとおり、移動図書館の運行は、図書館に足を運べない遠隔地の方々が身近なところで本が借りられる車による巡回サービス事業であり、合併前の長門市において、平成14年10月から事業を開始したものであります。この事業の実施により、特に園児及び児童の利用が増加したことは、子供の活字離れが問題視されている昨今、大変喜ばしいことと思っております。

 この巡回サービス事業については、合併後、三隅地区、日置地区そして油谷地区の方々からも事業実施の要望の声が多く寄せられました。このため、今年4月から、従来の北コースと南コースの2コースに三隅地区を加えるとともに、新たに日置、油谷地区を対象とした1コースを追加し、市内3コースとし、再スタートを切ったところであります。巡回ステーションは全体で28カ所を設定し、図書館司書など3名体制で、各コースそれぞれ月2回の巡回を行っております。

 移動図書館における今年の4月から8月までの5カ月間の利用状況は、新たに三隅、日置、油谷地区への巡回を加えたことから、貸出数は約1万4,000冊、利用人数も5,300人と前年に比べ大幅な伸びを見せ、今年の年間総貸出数は倍増の3万冊以上が見込まれ、年間利用者も倍増の1万人を超える勢いで、大変好評を博しておる状況であります。

 さて、現在使用しておる移動図書館車「ぐるブック号」でございますが、ワンボックスタイプのワゴン車を改造したもので、平成14年に国際ソロプチミスト萩から国際ソロプチミスト長門を経由して車両を譲り受けたもので、その時点で既に10年を経過しており、初年度登録から今年で15年目に入り、老朽化が目立っております。8月に車検を受け、整備を致したところでありますが、積載図書1,200冊と乗務員3名の総重量は1トンを超える重さのため、パワー不足であり、悪天候の際や坂道、或いは幅員の狭い道路の走行に不安を抱えております。

 教育委員会としても、こうした地域のニーズや車の運転の不安解消のために、ぐるブック号の早期更新につきまして鋭意努力をして参りたいと思っております。移動図書館は、需要度の高い事業と認識をしておりますので、今後も、園児、児童はもちろん、保健福祉施設等に入居されておられる高齢者の方々の利用も考慮し、巡回ステーション設置場所につきましても検討を加え、図書館に足を運べない遠隔地の方々への貸出サービスに努めて参りたいと思っております。

〔教育長 大嶋泰夫君降壇〕



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 今、教育長の御答弁の中で、移動図書館車に対して非常に重要に思っておるという御答弁でございまして、更新についても早期更新について鋭意努力していきたいという御答弁でございました。今年度の数字を見ましても、いかに移動図書館車を待ちわびていらっしゃる方が多いかということは、数字を見ても如実にあらわれていると思います。

 それで、その16年12月議会で同様の質問をしたわけですが、そのとき教育長は、当然エリアが広がってくるので、今の体制では無理です、どうしても1台必要になってこようかということで、2台体制かなというような御答弁があったわけですが、この新しい車両を入れられた場合、現在の車両も使われて2台体制でいかれるのか、それとも新しい車両1台だけでいかれるのか、この辺はいかがでございましょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 新しい車両購入後の件とあわせて、現在の老朽化が進んでおります現車両との運行計画でございますが、新しい車両となりますと、市内全体を2つに、2台体制となりますと、当然1台はかなりニーズに応えられる大型の車両ということも予想されますが、図書館に足を運べない遠隔地の方々のことを考えますと、私は、大きい車両では、幅員が狭く、或いは走行も困難でありますので、現ワンボックスカータイプの車両の方がよりベターであろうかと、このように思っております。

 従いまして、そのときは、そのように2台体制も考えられるかと、このように申しましたが、現状を見ますと、やはり遠隔地の方々のニーズに応えるということから、1台体制で検討して、どうしてもそのニーズに応えられないというときには、また2台体制も検討していかなきゃならないかなと、このように今思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 2台体制にしますと、職員の増員問題、また蔵書等の関係もございまして、中々難しい面があると思いますが、この老朽化した車両が今もし故障をしてしまえば、本当に待っている方が本を読めないと、この活字離れが叫ばれる世の中において、非常に子供たちも待っているわけですから、何とか新しい車を早期に導入して運行して頂きたいと思います。

 それで、現在、車庫の件でございますけど、現在市役所に置いてあるわけですが、やはり機動性等を考えますと、図書館に車庫を持っていった方がより便利になるのではないかと思うんです。今、あの東側に自転車置き場がございますが、これを西側に移設すれば、そのスペースに十分移動図書館車は置けるスペースができますので、是非車庫につきましても御検討を頂けたらと思うんですが、教育長、いかがでございましょうか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 議員御指摘のように、車庫が今離れておりますので、中々、いろいろその図書を積載する等、或いは職員体制等で便利とは申せません。できることならば、図書館のすぐそばの今御指摘のように自転車置き場等のところを考えながら車庫を新設するのが一番いいかと、このように思ってはおります。これも含めて検討させて頂きたいと、このように思います。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) この移動図書館車の更新等につきましては、非常に前向きなお答えを頂きましたので、この点につきましては以上にとどめたいと思います。早期更新ということでございますので、来年の予算には是非反映して頂くよう、教育委員会からも是非市長の方に十分申し入れをして頂きたいと思います。

 加えて、車庫についても、機動性を考え、車庫の移動ということも一緒に御検討を頂いて、新しい移動図書館を導入して頂きたいと思います。

 次に行きます。続きまして、教育問題について伺います。

 大津高校と水産高校の再編整備計画についてでありますが、このことにつきましては、昨年9月議会にて阿波議員が市長に質問されていますので、私は教育長に同様の質問を致します。

 さて、昨年7月に公表されました県立高校再編整備計画案は、我々を驚愕させ、長門市に激震が起こりました。これに対し、我々長門市議会は、昨年7月11日に長門市内の県立高校の再編整備計画案の撤回を求める意見書を全会一致で可決し、県教育長に提出致しました。しかしながら、残念なことに、市民の代表である長門市議会全会一致の声は届かず、昨年9月に正式に発表された県立高校再編整備計画では、大津高校と水産高校の再編統合を19年度から21年度の期間に推進していくことを明らかにしています。

 特色ある学校づくりを推進し、選択肢の広い教育の推進や活力ある教育活動の展開、多様な人格と触れ合うことによる豊かな人間性や社会性の育成など、高校教育の質を高めていくためには、望ましい学校規模の確保を目指し、再編整備を進めていくことが必要ですと、再編の必要性を県教育委員会はうたっていますが、市民の間では、これから高校に進学する子供たち、保護者にとっては進路選択にかかわる重要な問題であり、多様なニーズを持つ子供たちの進路選択の幅がより一層狭まる等反対意見が相次ぎ、三隅地区では幼稚園、保育所、小中学校の保護者から約1,400名の反対署名、水産高校同窓会では約5,900名の反対署名、大津高校同窓会では1万3,000名を超す反対署名が集まり、県教育委員会に提出、またはこれから提出されようとしています。

 このように、このことについては多くの市民が反対の意思表示をしています。にもかかわらず、県教育委員会は、今はスケジュールに沿って進めている状況ではないとしながらも、変更するつもりはないと述べています。教育委員会では、どのような見解をお持ちですか、お伺い致します。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 本席から答弁させて頂きます。

 大津高校と水産高校の再編統合計画についてのお尋ねでございますが、昨年の9月定例会の一般質問で、阿波議員がこの計画について質問をされました。そのとき、市長は、「計画については県においても今後慎重に検討して頂きたいと考えている」と答弁をされております。

 さて、教育委員会の見解を問うとのお尋ねでありますが、これまでも答弁をしておりますが、市の教育委員会は、県立学校のことについてコメントする立場ではありません。従って、高校の再編統合計画について、市教育委員会としての見解を申し上げることはできないことを重ねて御理解頂けたらと、このように思います。

 しかしながら、高校教育については、議員御案内のとおり、地域の子供たちの将来にかかわる重大な問題でありますので、今後、県教育委員会の動向もしっかり把握しながら、市教育委員会としても、この問題について議論をしていくことは必要なことだと考えております。以上であります。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 県立高校についてはコメントする立場ではないという教育委員会の立場も分からなくはありませんが、当然義務教育を預かるものとして、高校に進む者は義務教育を終えた中学生が進むものですから、その進路指導、進路選択については、教育委員会は重大な責任を負っていると思うんですよ。

 それで、それを踏まえて、この再編計画をつくられるに当たり、私は当然県の教育委員会から事前に市の教育委員会に意見を聞くということがあるのが当たり前と思うんですけど、そのようなことはあったんですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 意見を直接聞くということはございませんが、こういう方針だという方針説明は受けております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) その方針説明ということは、再編計画案を発表した後、県教委の方が市議会にも説明がありました。また、各地区等説明していますが、恐らくその中の一環としてあったと思うんですが、その説明を聞かれたとき、教育委員の方はどのような意見を出されましたか、県教委に対して。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) まだ、正式には教育委員会として委員の皆様方のこの高校再編統合に対する意見は聞いてはおりません。

 しかしながら、義務教育を預かる立場でありますので、はっきりある程度の形と言いますか、色と言いますか、絵と言いますか、そういったものが出てくれば、子供たちのことが一番大事でございますので、子供たちのことについて不利なことになれば、当然これは市の教育委員会としても意見を申し上げることは私は必要と、このように捉えております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) そこで私と教育長との認識の差があると思いますが、私にしてみれば、一番、この先程言いましたように、子供の進路として一番大事な問題について、教育委員さんが全く無関心なように思えるわけです。それで、今後、教育委員会として議論をしていくということで言われましたですけど、やはり私は、再編計画を聞いて、やはりその直後にでも、教育委員会の中で正式な議題として話し合われるべきではなかったのかというふうに私は今思います。

 それで、次に行きますけど、その教育委員会は、生徒の進路選択、進路指導について重大な責任があるわけですが、各学校では、その進路指導をする場合、どのように子供たちに指導をしていらっしゃるわけですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) どのようにと言われましても、これは、まずは教育委員会、そして学校長、それから学年、このようにおりていくわけですけれども、そしてまた県は、それぞれの県立学校、学校に出向いて説明をしております。保護者、そして3年生の前で、それぞれの学校が、高校のPRと言いますか、方針と言いますか、そういったものを親子の前でしっかりと説明しております。当然、学校は、そのことを受けて、更に深く説明をするということだと思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) やはり子供個人個人に進路指導と言いますか、三者懇談等ありますね。やはりそのとき、先生としては、子供の個性、それと将来の夢、希望、また学力に沿って、高校のどこへ行くかという進路を指導されると……、そうじゃないんですかね、教育長。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) この指導というのが大変難しゅうございまして、私もそういう経験が長くあったんですが、やはり最終的には子供が決めることです。しかしながら、とは申しましても、いろいろそのハードルがありますので、そのハードルにやはり見合った形、こういった指導も当然されますし、保護者の方にも相談しながら、その子供の将来においてどうすることが一番いいかというのを大前提で話を進めております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) やはりそのためには、より選択肢が広い方が子供に対して指導はしやすいわけですよね。◎ですよね、教育長。(「はい」と呼ぶ者あり)

それで、次に行きますけど、市長は、阿波議員の答弁の中で、「将来構想や再編計画の中でも指摘されていますように、生徒のニーズの変化、少子化に伴う生徒の減少は、学校の活力が低下し、生徒が互いに切磋琢磨する機会が少なくなるなどの問題を生じます」と述べておりますが、教育長もそのようにお考えですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) そのように思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) ということは、教育界では、学校の活力をはかる場合、生徒の数だけで判断されるわけ◎ですか。違うんじゃないですか。(「いいですか」と呼ぶ者あり)ちょっと待ってください。

 教育長、昨日、仙崎中学校の運動会、一緒だったですよね。確か今、仙崎中学校は150人ぐらいしかいません。私がいたときより3分の1に減っています。しかしながら、あの運動会を見る限り、生徒は、夏休み期間中から自分たちで実行委員会を立ち上げ、運動会を成功させようと思って一生懸命やっておるわけです。3年生は企画立案し、下級生を引っ張ってこられている。そうした子供が一生懸命やっている姿を見て、とても数が少ないから活力がないというふうなことは言えないと思うんですよ。

 それと、その高校の話に行きますけど、我が家も昨年、受験生がおりましたので受験を体験致しましたが、その受験生というのは、同じ高校、私は大津高校で、160人だけがライバルじゃないわけですよね。全国に何十万人というライバルがおるわけです。それで、自分の将来の目的、夢に沿って、日々、学校の授業、部活、また学校が終われば塾と切磋琢磨しているわけですよね。また、生徒同士でも情報交換等をし、お互いに切磋琢磨しながら、全国何十万人の受験生に打ち勝つ、自分の目的をかなえるために一生懸命頑張っているわけです。これで、何で、こういう子供がおるのに、何で活力がないと言うのか。

 また、今年の大津高同窓会の冊子を見ますと、この現職の校長もこういうふうに言っているんですよ。「私が以前勤めておりましたころは、生徒数は1学年1クラス45名の6クラス、270名、3学年で総勢810名でした。現在は440名です。およそ半減しています。当時は、学校行事の運動会や文化祭、部活動でも、生徒の数で活力が満ち満ちていたように思われます」と、じゃ今は活力がないような言い方なんですよね。現職の校長たるものが、自分の学校の活力がないと、ようこんなことが書けるな。評論家というんならまた別ですよ。

 だから、学校の活力をはかるのは数だけじゃないんじゃないですか。やっぱり生徒の質じゃないんですか、教育長。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 言われるように、活力というのは、子供のいわゆる気持ち、思考、資質だろうと、数だけで活力のあるなしは中々申せませんが、やはり人数が多くなれば、その中でお互いが切磋琢磨できるし、更にまた選択肢も広がっていくということは当然言えると思います。

 従って、例えば教科学習についても、大津高に例をとれば、普通高校ですから進学高校です。そうしますと、進学にやっぱり自分の得意な教科、不得意な教科があろうと思いますが、その教科数も、当然子供たちの数が多くなれば教員の数も多くなります。そうすると教科も増えてくるということで、選択肢が増えると、或いは部活動のことについても選択肢は増えるということを言っておると思いますし、私もそのように捉えております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) どうもその数だけで判断というのは、選択肢が増えると言われましたが、子供たちはその受験に当たり、自分の目的を見つけると、その目的に向かって一生懸命努力をしているわけですよね。学校の教育で賄われんところは塾も行ってるわけです。もうこのことについては学校も公認状態ですよね。そういうふうに、子供は自分自身を切磋琢磨して、いかに目的に近づけるように努力しているわけですから、そういう子供たちがおるのに、活力がないとか、そういう発想自体が今の教育界の間違っている一面ではないかと私は思いますよ。

 それで、次に行きますけど、「学校紹介ガイドブック」というのが、平成13年3月に県教委が出しています。これより新しいのがないかと調べましたところ、これより後が出ていないそうですので、これが一番新しいと思うんですが、その中で、各学校の求める生徒像というのがあるわけです。

 いいですか。大津高では、「みずからの夢の実現を目指して、学習面はもちろんのこと、部活動や学校行事などにも積極的に取り組み、本校の教育方針「文武両道」を推進してくれるバイタリティーあふれる生徒を求める」と書いてあるんです。

 水産高校は、「海に夢とロマンを求めて、海の科学を学び、すばらしい資格や技術を身につけ、21世紀を担う海洋技術者として挑戦できる人、また、海、水産物、船に興味関心があり意欲的に取り組む人、そのような生徒諸君を本校は求めている」と書いてあるわけです。

 このように、学校の目的が全く違うわけなんですよね。それで、学ぶ学科も違うんですよ。普通高校では、全ての高校生が学習する専門教科のほかに専門教育に──失礼しました。普通科では、主として国語、数学、英語等の普通教科の科目を必修または選択により学習します。専門高校は、普通教科の科目のほかに、主として農業、水産、工業、商業、家庭などの専門教科の科目を学習しますと、このように学ぶ学科も全く違うわけなんですよね。この目的が違う高校、または学ぶ学科も違うものを無理やり統合しようという、本当にこれはおかしいと思いますよ。

 それで、またこの地区は、通学区域が山口県では7通学区域になっているわけですね。萩、下関、厚狭、防府、周南、岩国、柳井と、この地域では、分校を除いて、普通科では大津と萩ですよね。下関では7校あるわけです。厚狭学区では5校、防府では九つ、周南では六つ、柳井では四つ、岩国でも四つなんですよね。このように、この地域だけなんですよね、高校を選ぶ選択肢が少ないわけですよ、普通科を。専門の学校については、全県どこからでも受験できるわけなんですよね。

 これは、今は格差社会と言われていますが、その教育の格差というのが、現にこの山口県において、山陽側の人口が多いところとこの山陰の人口の少ないところでこれだけ差をつけるということは、本当に人口の多いところに優しく、少ないところには厳しいと、こう言わざるを得んわけですよね。これをなくそうと思ったら、やはり普通科における5%枠の撤廃と、こういうことも必要と思うんですよ。

 それと、この高校再編整備計画で、ちょっとおかしなことが出てきているわけなんですが、来年度、同じその過疎化に悩む今豊北町にある豊北高校が、19年度はなぜか定員が10名増なわけですよね。これ人口を調べました。この長門市では、現14歳──15歳か、現は411名。昨年度より、昨年度が337名ですから、増えてるわけです。また、豊北町にしても、103名から125名と22名増えてるわけです。しかしながら、来年は93名に減るわけですよね。にもかかわらず、豊北高校だけが10名定員増をしていると、いかに県の教育委員会のこの再編計画がでたらめかということが、これを見ても明白だと思うんですよ。

 ましてや、水産高校とか、全県から生徒を集められるわけですから、やり方次第では幾らでも生徒は集まってくると思うんです。そういった努力もしないで、現場を知らない役人が机の上で数合わせをしただけなんですよ、これ。

 教育長にこれを文句言っても仕方ありませんが、それで教育長、この長門市議会は、いろんな議案にしましても大抵賛成多数です。しかしながら、この撤回を求める意見書については、全会一致で決議したんですよね。それと、先程申しましたように、2万名を超える反対署名が出とるわけです。この重みを教育長はどのようにお考えですか。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 今、議員の御指摘のことはしっかりと受けとめて、県教育委員会の方にお願いをする機会があればしていきたいと、このように思っております。

 まだ、統合すると言いましても、具体的に絵を描いておりません、県の方は。従いまして、こちらの思いで、やあこうだということは言えません。言えませんので、そこらあたり出ました段階で、このことは先程も申しましたが、子供にとって不利になるということがあれば、やはり幾ら県教育委員会、県の県立学校であっても、やはり子供のことを考えれば、義務教育を預かる委員会としても、しっかりとその旨は伝えていくということが必要と思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) 教育長はそのように言われますが、先程言いましたように、新聞報道等によれば、スケジュールに沿って進めている状況ではないとしながらも、変更するつもりもないと、県の教育長ははっきり反対の署名を持っていかれた方に言ってるわけですから、いいですか。何かあったらどうぞ。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) そのことで、まだ、変更するということが、何を指して変更するのかということが分かりません。例えば、水産高校と大津高校が再編の今対象になっておりますね。これをどのような形で再編するのかというのも、まだ見えてきておりませんので、そのあたりのことが意見として中々言いづらい、また、話もできません。

 ということは、よその学校を見れば、萩商業と萩工業、大嶺高校と美祢工業、この例を見ますと、学校を二つでなくして一つにすると、萩工業を萩商工、青嶺でしたか、美祢の今度新しくなる青嶺高校を美祢工業の校舎でやるということで、それぞれ校舎を一つにして、二つの高校を一つにするという形ですが、さあ、この大津高校、水産高校を再編統合するときに、そのようになるのか、そこらあたりの検討もまだこれからではなかろうかと私は思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) その萩商工の話が出ましたですけど、萩商工にしましても、この来年度の定員を見れば、その萩商工の総合ビジネス科というのが30名も定員が減されているわけですよね。この統合すれば、やはりそれにかこつけて定員を減らすという、そういうことも出てくるわけなんです。

 それで、この県教育委員会にちょっといろいろ言いたいわけですけど、せっかくの機会ですからですね。いいですか。二井知事は、二井知事の政治理念は、県民の声をしっかり聞いて、その実現をお手伝いするというのが二井知事の政治理念ですよね。ところが、この県の教育委員会というのは、聞く耳を持たない姿勢ですよね。いいですか。一度決めたものは、いかなる反対があっても撤回しない。

 私も反対署名をして頂くようにいろいろ持って回りましたが、市民の間では、「私は絶対反対だけど、もう決まっちょることやから、署名してもこれは無駄だろう」と、こういう人もおるわけなんですよ。でも、私は言うんですよ、「違いますよ」と。あなた方一人一人の声が大事なんですから、どうぞ反対だったら署名してくださいということで署名をもらいました。

 これは、その自分たちの面子ばかり重んじる姿勢というのが教育委員会にあるんじゃないかと、ちょっと飛躍するかもしれませんが、戦前の日本軍が犯した過ちと一緒なんですよ。いいですか。政府の不拡大方針を無視して、当時の若槻内閣が不拡大と言いながらも、関東軍が暴走して、満州事変が始まったんですよ。それが15年にわたる中国との戦争につながっているわけです。また、ガダルカナルやインパール、あの無謀な作戦についても、軍の面子だけで早期撤退しなかった。このことによって大変悲惨な結果を招いているわけですよね。戦死者のほとんどが餓死者とか、そういう状態の悲惨な結果を招いているわけです。戦後61年たちましたが、教育界には本当に民主主義が育っているのかと、そういうふうに疑わざるを得んです。

 昨日もテレビでありましたように、戦後、「公僕」という言葉がアメリカから伝わってきたと、公衆に奉仕する者、あるべき姿としての公務員を指す、公僕とは辞書にこう書いてあります。しかし、今、その公僕という言葉がもう公務員の間では無くなってしまって、何々してやっちょる、してあげとるというお上意識が公務員の間にあるんじゃないかと。

 だから、地元の市民が、これだけ多数の市民が反対と言っても、全くこの声を聞こうとしない、届いていない。やはりこれは教育界にそういう体質があるんじゃないですか、教育長。上意下達と言いますか、もう上が言ったことには逆らえないと、県が決めたことには市の教育委員会はどんな異論があっても口を挟むことができないと、これじゃおかしいんじゃないですかね。

 いいですか。子供たちが、義務教育を終えた子供たちが高校へ進学するんですから、これはその中学校3年生にとっては大変な問題ですよ、その保護者にとってもですね。これに対して、県が決めたことは、前も言いましたよね、神の声だと。それじゃいかんわけですよ。やはり教育界のそういう古い体質を早く払拭しなければいけないと思いますけど、教育長、どうでしょうかね。



○議長(南野京右君) 大嶋教育長。



◎教育長(大嶋泰夫君) 教育界、いわゆる文部科学省からの流れで申します。やはり教育は法に則って、教育基本法に則ってずっとやっていくわけです。従って、文科省から県の教育委員会、県の教育委員会から市町村の教育委員会という形で、この流れがあります。

 従いまして、神の声も時には聞かなきゃなりませんし、また、そればっかりでいくということも、今は地方自治が進んでおりますので、なくなってきております。それぞれの特徴を出しながらやっていくということで、枠も拡大をされておりますから、以前とはかなり違ってきておると思いますが、先程からの議員の御意見等は十分県の方に上げまして、お話をさせて頂きたいと、このように思います。

 その基本は、先程から申しておりますように、子供のためにということが私は一番と思いますから、子供のためにならないものについてはしっかりと意見を言っていきたいと、このように思っております。



○議長(南野京右君) 三輪徹君。



◆5番(三輪徹君) そうですね。そのとおりだと思います。本当に子供はこの地域の宝なわけなんですから、この子供たちが進路選択のときに迷わないように、本当にこの地域の子供たちのために、やはり教育委員会としてはこれだけの反対の声をしっかり受けとめ、少なくとも教育委員会の中において、このことについて正式に議題に上げて、しっかり議論をして頂きたい。そして、言うべきところは強く県に言って頂きたい。私はそういうふうに、教育長が言われましたが、私も教育長にこれを強く要望致します。よろしいですね、教育長。以上、終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(南野京右君) 林克好君。

〔13番 林 克好君登壇〕



◆13番(林克好君) 3番バッターですけど、時間が余りありません。いつもこういうパターンで、私はくじ運が悪いなといつも思います。しかしながら、与えられた時間もありますので、精いっぱい質問させて頂きたいと思います。

 その前に、先日、長門地域におきましては中学校の体育祭が行われました。私も議員になりまして毎年のごとく案内状が来ますので、一生懸命出席をさせて頂いて、見学をさせて頂きます。その子供の成長を見るに当たり、やはりこういった子供が少なくなっても、成長を見るのは、自分にとっても、また地域の皆さんにとっても物すごく感激があるものだなと、あれだけ幼稚園に入ってよぼよぼ歩いていた子が、中学3年になりますと、まるで競走馬のようにすばらしい走りをする。この成長を見るに当たり、たった10年であのぐらい変わるのに、私とか議会人、また執行部の皆さんは、10年でどのように変わるんでしょうか。とろとろ足が遅くなっているんじゃないかというふうに思います。このように考え、私も、これからも一生懸命、あの中学生の走る姿をあこがれのような形で見て、あのまねはできませんけれど、気持ちだけはサラブレッドのように、議会の中を走っていきたいと思います。改めて気合を入れてきています。

 それについて、大嶋教育長には、昨日は大変御苦労様でした。中々教育長も大変だなと、役職があるから、1人で公用車で運転して参っていました。たまには運転手をつけてきてください。1人で来られると、何か気の毒で、大変申し訳なかったです。でも反対に、やっぱり来て頂けるということは、あの田舎でもうれしかったです。市民にかわりまして厚く御礼申し上げます。

 それでは、通告書に従って、私の思いを述べたいと思います。

 現在、第1次産業、水産業、農林業、これを取り巻く環境は大変厳しいものがあるのは、皆さん御存じのとおりです。行政は毎年毎年、施政方針の中で、第1次産業の振興、それのまたうたい文句を上げますが、何の効果もない。腹痛を起こしとるのに風邪薬をもらうようなもんです。これはなぜかというと、農民、漁民の行政離れが進んでいるということが言えるんです。

 私の前の両隣に市長、教育長を初め幹部の方がいらっしゃいますが、果たして、時化の中で漁をしたことがあるでしょうか。果たして、嵐の中で川の氾濫やいろんなものを守ったことがあるでしょうか。第1次産業の生産者の偉大さは、現場の自分で体験したものの積み重ねをやっているということです。

 それを踏まえて、あえて言うならば、地域では、私は、畜産業、農林業の皆さん方の支援のおかげで、全般的な形でこの議会に出させて頂いております。そういう意味で言うと、この問題については、この30人おる議員の中でも突出した意味での気合が入っていると思います。その辺をよく執行部の方々たちは考えられて、生半可な答弁をすると痛い目に遭うということをよく考えられて言わん◎と、(笑い声あり)答弁によってはかなり厳しい質問をします。

その辺を気合を入れていきたいと思いますので、中には、私の質問に対していろいろな形で逃げられる方もいらっしゃると思います。でも、皆さん、一つの議会の方というふうに思います。片一方、自分の考えが正しいと言うよりは、私は是は是、非は非と認めます。しかし、人の考えが全部違っているんだという考えじゃなくて、根本に、あなた方の土台に何があるか。地域の住民の声があるということを考えてください。あなた方すべてが、我々の考えが間違っている。私も含めてです。地域住民の声が第一番だということを考えて、これから一般質問の質問に入らせて頂きます。

 通告書にあるとおり、第1次産業のこれからの政策、いろんなことについて、市長にお伺いしたいと思います。

 壇上ではこれで終わります。

〔13番 林 克好君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、林克好議員の1次産業に対する振興と対策についての御質問でございますが、お答え申し上げます。

 農業、漁業に対するこれまでの対策と将来の考え方についてのお尋ねでございます。農業、漁業ともに、本市の基幹産業として重要な地位を占めております。しかし、近年、農業、漁業を取り巻く環境は、従事者の高齢化、担い手不足、価格の低迷などから厳しい状況にあるのは御案内のとおりです。更に、漁業におきましては、漁業資源の減少も重なり、また、燃料を初めとする関連資材の高騰などで経営が圧迫される状況となっております。

 農業及び漁業に対するこれまでの本市の対策でございますが、農業におきましては、生産活動や地域活動に取り組む担い手育成が課題となっており、中山間地域直接支払交付金事業、また地域水田農業再構築推進事業を実施致しますとともに、農業支援センターを中心に関係機関と連携をして、集落営農組織や農業生産法人などの組織づくりにも取り組んで参ったところでございます。また、農業振興のための基礎づくりと致しまして、圃場、農道、水路、ため池等のいわゆる生産基盤整備や農業集落排水等の生活環境基盤整備なども実施をして参りました。

 畜産業におきましては、県下で有数の飼養地域であります和牛、養鶏の産地化を推進するために、畜産基盤再編総合整備事業、市有繁殖雌牛貸付事業、畜産環境保全対策事業などを実施し、生産基盤、また施設の整備、飼養数の拡大等に取り組んできたところでございます。

 一方、漁業振興のため、市で管理をします12の漁港の基盤整備につきましては、漁港整備長期計画に基づきまして計画的に事業実施してきたところであります。漁業の振興施策と致しましては、つくり育てる漁業の推進のため、種苗放流や魚礁の設置、また県との協調によります燃料対策及び金融支援、更には魚食普及やニューフィッシャー確保育成事業によります後継者育成対策、そして付加価値の向上のための魚のブランド化についても取り組んでおるところでございます。

 また近年、漂流ごみが大量に沿岸の漁場に堆積をして、これが漁網にかかるなど、漁業生産活動に支障が生じております。本年度を海岸清掃元年と位置付けまして、地域住民やボランティアの皆様の御協力により、市民挙げての海岸清掃活動を実施することができました。これにより、部分的かもしれませんが、環境の悪化を防ぐことができたと感謝しているところであります。市としては、今後も、漁業関係者とも連携をし、地域住民やボランティアの皆様の御協力を得ながら、清掃活動の輪も広げて参りたいと考えております。

 なお、今年、漂流木が日本海を北上する事案が発生しました。海上保安部、県、更には漁業関係者の御協力もあって、250本余りの流木を回収したところであります。今回は、幸いにしてさしたる被害もなく、胸を撫で下ろしたところでございますが、今後の漂流物の拡大を危惧するものでもございます。

 次に、将来の農業、漁業に対する考え方についてでございますが、所得の安定向上、そして後継者の育成が重要であると認識しております。

 農業においては、国の農業政策が転換期を迎え、平成19年度から推進されます品目横断的経営安定対策では、認定農業者、特定農業団体などの担い手を決めて、その上で経営支援を行うということとされております。よって、これまで以上に組織化、担い手づくりを推進し、更なる経営規模の拡大や生産コストの削減が求められることとなります。関係機関と一体となって、これらの課題の克服に努めて参りたいと考えております。

 漁業におきましては、水産資源の回復を図るため、つくり育てる漁業の推進、魚価の安定のため魚に付加価値をつける、いわゆるブランド化の推進とともに、流通対策をも展開していきたいと考えておるところであります。また、鮮魚仲買人との連携による大消費地の情報収集のため、アンテナショップの設置等の研究も必要ではないかと思っておるところでもあります。更に、漁村の健全な発展と快適で魅力ある漁村づくりのために、漁業集落排水事業にも取り組んでいく必要があると認識しております。

 農業、漁業ともに、主要施策に位置付けている6次産業の源となるものでございます。流通、販売とも厳しい状況にありますが、蒲鉾、メザシ等の加工品の展開、地産地消の推進、地域ブランド化、第3次産業との連携等により、所得の安定のもと、後継者の育成ができますよう、第1次産業の振興に取り組んで参りたいと考えておるところでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 今答弁を頂いたわけでございますが、やはり残念なことに、答弁の中に何も将来的な展望、また過去の水産、農業に関する今までの反省、そういったものが私には通じてきません。と言うのは、残念なことに、市長自ら農村、漁村の私は滞在的な期間があんまりないんじゃないかというふうに感じております。どうしてもそれはしようがない。自分の人生の中において、こういう都会である長門市で生活していますと、我々向津具半島は、海と棚田と景色のいい環境で生活しております。そうしますと、どうしても漁民の声、農民の声が間近に聞こえてきます。

 それをあえてこの漁業問題に一点集約してあなたに聞くならば、この度、2005年の8月に山口県漁協が発足しました。これは、山口県漁協の県の方に言わせますと、日本一の大規模な漁協ができたんだというふうに、かなり興奮して、その成果を県の方としても示しておるわけでございますが、それに参加したある漁民のお年寄りの声を聞きますと、浜は大漁だと騒いでいるけれど、海の中では何万のイワシの弔いが始まるだろうという金子みすゞの詩がありますよね。あのことを引き合いに出して、漁民が今どのような現状で苦しんでいるかということを私は述べたんじゃないかなというふうに捉えます。

 今、先程市長が申されたように、燃料の価格、魚価の低迷、いろんな形での魚離れが日本全国で起きています。そういった中で、私は、この度の合併について、いろんな諸問題をこれから抱えてくるんじゃないかというふうに思っておりました。

 そうしたら案の定、新聞報道でもありましたように、山口県漁協山口ながと統括支店においても数々の問題が提示されております。これに役員の方を初め漁民の皆さん、各運営団体の皆さん方も真摯に受けとめて、必死でその復興計画を練られて、協議をされているのは私も聞いております。しかし、この数字というもの、現在に山口ながと統括支店が県の方から指示されている今年の年度の利益基準は2億4,000万円と聞いております。これどんなふうに考えても、どんな関係者に聞いても、恐らく実現不可能だろうと、このような展望の中で、必死で漁民は今の現状を憂いながらも、どうしていいか分からないわけです。役員の皆さん方にその負担を強いて、いろんな役員の努力の中でこれから進んで行こうとするこの山口型漁業振興というのは、私は大変平たんな道のりではないなというふうに思っています。

 その中で、やはり各単一の漁協でも一生懸命信用部門を削って、自分たちだけ生き残るんだというふうに、この近くでは角島漁協があります。もう信用部門を削って、81歳のおじいちゃんが現役で一本釣りをやります。その中で、そういった行き方もある。

 しかし、長門市は、長門市においての漁業組合は、それを含めて全ての団体で一致して、今の県漁協をつくっているわけです。こういう現状を踏まえてみたときに、市としては、どのような協議をその関係団体とされていくのか、またしてきたのかをお聞かせください。



○議長(南野京右君) 落志水産課長。



◎水産課長(落志定君) お答え申し上げます。

 山口ながと統括支店につきましては、繰越欠損金が3億9,500万円、そして先程申し上げられました2億7,000万円につきましては、これから5カ年に経営改善するという数字でございます。

 漁協との協議につきましては、定期的に漁協と協議をしておるところでございますが、この今の繰越欠損金なり今後の経営改善につきましては、1回ほど協議したところでございますが、更に養殖場の跡地問題を含め、今後、漁協と協議して参りたいというふうに今考えておるところでございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 言われてされるんじゃなくて、こういった地域における第1次産業のこれほどの厳しい状況にあることを行政が考えれば、既に1回でなくて、これが単位が10回とか20回ぐらいなければ、本来的な連携のもとにならないんじゃないかというふうに私は思うわけですよ。

 やはり、今地域に何が起こっているか。これは、長門市はやはり今、この油谷、長門市においての、私は特に油谷の人間ですけど、明治維新に匹敵するような変革の時代じゃないかと思っています。私も、合併して本当によかったかなと、本当に一緒になってよかったんじゃろうかと、日々今考えております。しかし、結果が出ません。まだ走っている途中ですから、いずれ私が行き着いて倒れた瞬間に、ああ、これからまだ夢があるなというふうになりたいんで、今頑張っているわけです。

 ところが、残念なことに、私は行政にいつも言うんですけど、先程大草議員が言われたと思うんですけど、スピーディーな仕事、やはり物事というのは、これの時代ですから、昔のお役所仕事ですれば、あさってぐらいに答え出しゃえかろうじゃないかということもあったかもしれません。しかし、現在において、このスピード感がなかったら、私は行政の仕事はやっていけないと思います。

 そういった意味でいうと、こういった事前のこの大変な状況になる前に、もう少し行政と漁協とか農協とか、全部含めたものが一体となって、この長門市を支えていくんだという一体感がないと、どうしてもこういうことは、今言われたように1回の協議で終わるぐらいにしかないと思います。

 参考例でございますが、私も数字は余り詳しくないんですけど、この周辺の田万川町においては、行政が財政厳しい中で支援事業として1年間に1,200万円を5年続けまして、6,000万円という漁協組合に支援をしております。これは、数字が確かかどうか、また確認してください。私もちょっとまだ、自分で調べたわけじゃない。これは、数字は聞いたもんですから、調べたのなら自信を持って言いますけど、須佐町においては3,000万円、萩市においては2,300万円、山陽の厚狭漁協と埴生漁協に総額3,800万円ですか、ぐらいの支援体制を入れちょります。特に、山陽町なんていうのは、御存じのように大変経済が厳しいとこですね、財政的にね。

 それでも、第1次産業の本当の大事さというのを御理解頂いたかどうかは分かりませんが、そういった事業をしているという形で、先に支援をするんじゃなくて、協議していくのに、支援をしていかなきゃいけない時期もあるなというふうに、私は漁業組合の関係者とやはりをお話をするべきときもあるんじゃないかと、それを受け入れる、また聞く、回復努力をしていって、計画も出して、その後に、行政としても、それならば少しのお話の余地がありますよということをお考えかどうか、市長、お答えください。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 御案内のとおり、この数年の漁協をめぐる環境は大きく変わっております、部分合併等を含めてですね。そんな中で、随時、経営体質を強化するという努力をされておるわけでございまして、当然その間、合併前の市町村、自治体としても、この圏域のそれぞれの漁協の体質、体系を見ながら、いろいろと御相談も受けておるわけでございます。

 これから本格的な1県1漁協の中でのこの地域の水産の拠点として、漁協経営をどのようになさっていくかということが今なされておるわけでございますが、実は私どもも、この数字を確たるものとして、これからの再建計画も含めまして、まだ十分な数字を頂いておりません。そういうやりとりをしながら、私たちがどのような形で御援助していくのか、或いはどうやって行政と漁協が、いわゆる圏域の水産の中での漁協体質強化をしていくのか、或いは過去の赤字補てんをどのようにしていかれるのか、そういうものは当然やっていくわけでございますけれども、これは先程申し上げましたように、まだ漁協の方もしっかりした数字の中で私たちにこういった再建計画でいきたいというものをお示しになっておりませんので、そういったものをやりながらやっていくことになろうと思います。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 今のお言葉を私は信用します。私は武士ですから、一度言ったことは絶対翻しません。だから、あなたも私は侍だと思いますので、今のお言葉が、やはり漁民の方々にとって、これからの再建計画を練るに当たって、一生懸命私は取り組んで頂けるもんだというふうに確信しております。それについて、今あなたがおっしゃったように、再考しましょうと、一緒になって考えていきましょうと、そういう行政とやっぱり地域の漁協なり農協なりがそのような姿を見せれば、漁民も少しは安心し、漁業の方に専念できるんじゃないかというふうに思いますので、必ずもうよろしくお願いします。

 2点目に入りますが、これは松林市政の恐らく思いでしょうが、私のところの漁業関係から言うと、ちょっと外れているんですね。というのは、油谷では、一本釣り連合会というのが146戸ありまして、それの漁業協同組合も多かったが、漁民も多かったわけでしょうが、前今津油谷町長の時代でしたか、藤田町長も継続しながら、8万1,000円の補助金を出して参りました。

 ところが、新市になりますと、その補助金はカットされます。これは、そういった方向性でもってカットされたんでしょうけど、そのときに一本釣り組合の方から陳情書が恐らく出ていると思います。それは、いつ頃出て、どのような形で出たかを課長、御説明ください。



○議長(南野京右君) 落志水産課長。



◎水産課長(落志定君) お答え申し上げます。

 油谷の一本釣り連合会の補助金につきましては、合併協議会の水産分科会で検討されておりまして、水産関係団体の補助金については、合併後の取り扱いを検討した結果、活動費の補助はするが、運営費的な補助は行わないということが決められております。

 その後、平成17年12月21日に当連合会から補助金の要望書の提出がありましたが、その後検討致しましたが、同連合会に多額の繰越金があるということと、そして長門市のほかの漁種グループもたくさんあるということ、そして合併協議会での取り決めがあるということから、同連合会だけに出すことは適当ではないということで、同連合会の補助金は見送られたということでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 大変残念ですね。今、課長の話を聞けば聞くほどおかしゅうなってくるんですけど。いいですか、平成17年の12月21日にその要望書が、野波瀬一本釣り組合、油谷連合会で恐らく出されていると思います。課長、これ、今は18年の9月、この間、そういった説明をその一本釣り組合の連合会にされたかどうか、お聞かせください。



○議長(南野京右君) 落志水産課長。



◎水産課長(落志定君) お答え申し上げます。

 要望書が提出されまして、油谷、そしてこれが南と申しますけど、南の連合会、そして北、これが長門、三隅の連合会ですが、会長さんとお会いしましてお話を申し上げたわけでございますが、会計は別、そして活動も別ということで、一緒に活動することはないでしょうかということのお話を申し上げたわけですが、漁場が違うからという御意見でございましたので、当面予算要求はしておりませんでした。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) だから、その答えになると、僕が理解できないというんですよ。漁場が違うから、南と北のその一本釣り組合であるから、予算要求してこられても、中々理解しにくい、難しい、活動的なものがあるから難しいんだよというのは、じゃなぜ一緒に要望書を出すんですか、なぜ一緒に要望書が出てくるんですか。

 ですから、私の言いたいのは、油谷連合会の一方的な思いで要望書を出しているんなら、今あなたの言うたとおりの答えなんですよ。それに、野波瀬の一本釣り組合の要望書出ていませんか。私は出てるように確認しておりますがね。まあそれはいいです。ですから、あなたの答えの中にあるのは、行政的な立場での答えしかないから、私が言うんです。

 これ、品川光義君というのが、今、油谷の川尻の若い方が会長でございます。実はお会いしてお話を聞いたんですよ。まだ1回も行政の方から聞いたことはございませんと、返事を。それがないから、会合を年4回しているものを2回に減らそうという協議をしております。予算上は繰越金があるから、その繰越金でも目減りしてきますから、また会員も高齢ですからどんどん減ってきます。

 そのような現状で、ほかにも他種の団体があるから、それにも補助金を出さんにゃいけんようになるから、じゃほかの漁種の方たちは要望書とか、そういうものを出して、そういうものを陳情してきましたか。ほかにも、油谷の中でもいっぱいありますよ。そんなこと言うんじゃったら、油谷は8漁協もあるんですよ。団体はいっぱいあります。ただ、一本釣り組合というのは、いろんな意味で厳しい状況にもある。また、団体でやるそのいろんな部分での問題点もあるから、そのときに私は行政のトップが判断して8万1,000円の補助金出したんじゃないかというふうに理解しております。

 これは、あえて結果を求めるんじゃなくて、あなたの方がこれをいつまでも放置するんじゃったら、私はいかがなものかと思いますので、今日聞くわけですから、品川光義さんに、近日中でもいいですから、あなたの方から出向いて、実はこういう状況でございますので、これで補助金はカットさせて頂きますというようなお話をするのも行政のお仕事じゃないですか。これを半年以上もですね。話しましたってあなたは言うてるけど、品川さんには話してないんじゃないですか。お会いしたこともないんじゃないですか、ひょっとして。



○議長(南野京右君) 落志水産課長。



◎水産課長(落志定君) お答え申し上げます。

 私がお会いしたのは、前会長さんでございます。従って、品川さんはまだお会いしておりませんので、御指摘のとおり、これから品川さんとお会いして、今後のことをお話ししたいと申し上げます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ありがとうございます。そういう形で、どうかよろしくお願いします。

 引き続きまして、もう一点、私はこれは市長にお伺いしたいんですけど、市長。これは湊支店の役員の方から出た言葉なんですけど、これは真意であるかどうかは分かりません。名前を挙げれっていえば挙げれます。しかし、別にこの大きなところで言うこともないと思いますので。というのが、湊のどういうふうなのか分からんけど、行きがかりは分かりませんけど、沖防波堤とかいうのがあって、それを計画しちょったということが、まことしやかに民間の方に先に流れてしまった。それを期待する漁民もいらっしゃるわけですから、当然ね。それが通に先に事業をするという方向性が出た。それで、その途中、通に行くから、湊の方は継続しとるのか、それとも廃止するのかということが分からずに、噂が全部流れたんじゃろうと、その湊漁協の運営委員会というのがありまして、それがあなたに直にお会いしたいというたときに、あなたは会うことはないと、もうその職員の方が聞いておるから、別に今は会うことはないんだというふうに運営委員の方におっしゃったということを私はお聞きしたんですよ。

 そのとき、私は、いや、そんなことはない、あの人はこんにちは市長室ということまで立って、一般市民のことは聞くんだよと、ましてや漁業者、農業者のことに関しては率先していくタイプじゃから、それはこの一般質問で1回聞いてみますけど、真意のほどはどうか分からないけれど、私の信じている松林市政の中では、対話を重んじる松林市政で、そりゃちょっといかがなものかと思いますので、これ簡単に、ちょっと行きがかり上、そういうことがあったのかないのか、また今後、もし運営委員の方がお会いしたい、お話ししたいということは、話す余地があるのかないかをお聞かせください。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) そのときのいきさつのことは、ちょっとよくあれですが、基本的にはお会いしていきますし、また、どういう、私語の話なのかどうかも知りませんけど、ただ、この問題につきましては、御記憶と思いますけれども、担当のそのときの責任者、総責任者でありました、また旧湊漁協の組合長でもありました野村正夫議員が、ここで一般質問されました。そのやりとりで、相当詳しいことをやりとりしていると思います。そのもし直後であれば、その辺のことがもう結論は出てるというようなことで話をしたのかもしれませんけれども、じゃ会いたいからと言って、いや、会う必要はないというような記憶はございませんし、また、もしそれがあったとしたら、言葉のあやとしてお詫びを申し上げたいし、またこれからは、もしそういうことがあれば、お会いするには決してそうではない。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) ありがとうございます。今、そのように、言葉のあやで、私の方も、聞く方も一方的に聞きますので、誤解があるかもしれません。しかし、会いたいというのは御本人の発言ですから、是非ともそういった寛大な気持ちでお会いして、そういった形の要望なり何なりをお聞きして頂きたいというふうに思います。

 漁業関係はこれぐらいで置きまして、時間も余りありませんけれど、今度は農政についてお聞きしたいと思います。

 特に農政についてですが、私の一番信頼している方たちが畜産に多いわけですから、畜産に対する思い入れはかなりのものを持っています。この第1次産業の畜産においては、特に旧油谷町はそういった畜産関係が、もう水田放牧があり、いろんな意味での転換が来ております。また、そして高齢者、あと10年たてば、恐らくこの畜産関係も変わってくるじゃろうというふうに私は覚悟しております。そういった中で、いろんな意味での私は畜産のことについてお聞きをしたいと思います。

 私は、自分のおこがましい話ですけど、自分の身の回りにあるところをかなり回っております。向津具半島なんていうのは、もう暇がありゃぐるぐる回って、いろんなところで見て回っています。棚田全て、海岸線全て、いろんなところを見ています。どうしてこれがようならんのかなと、どうしてこれがならんのかというふうに見ています。

 その中で、私が1点、自分のふるさとの近くにある三本松、これに注目して、私は今回の一般質問について大いなる行政での答えを頂きたいと思っております。というのは、この三本松が、私の裏の方にある、5ヘクタールという広大な土地があります。これは市有地でございます。前の油谷町の町有地でございましたが、今は市有地になっておりますね。その三本松には、事業で、向津具三本松造林事業ということで、平成3年度にイチョウの木を3,678本植樹したわけですね。植樹ちゅうんかな、あれ、植えたわけです。

 その現状が今どのようになっているか。それを行政が認識して、どのような経過を今後持っていっているのか。それもお聞きしたいし、私は、その土地を有効利用するために、先程市長が申された畜産基盤再生総合整備事業というのに則って、市長、この三本松の土地の有効利用をして頂きたいという思いで、県、総合支所、いろいろ話してきました。

 実は先週の木曜日にも、そういった形で県と生産者8名集めて、三村課長も来て頂いて協議をしました。その席で、三村課長が、放牧は適しているけれど、畜舎を建てるのは市有林野条例の中に規約として建てさせないということで、畜舎は建てさせませんよと言われました。私は、そのときに改めて三村さんに聞いたんだけど、あなたのその発言によって今後問題にならないかって言ったら、条例がそうなっていますから問題ないと三村さんがおっしゃった。そのとおりだったのかもしれません。

 しかし、私もその後、条例を見て参りました。自分なりに、長門市有林野条例というのを見て参りました。そこで大変なことに気づいたんですよ。建物を建ててはいけないということはどこにも書いてありません、これは解釈の問題ですから。ところが、直轄の市有地の市有林については、毎年、市長が管理する義務があるということなんですよ。

 市長、いいですか。この報告は、三本松の植林についてはどのような報告がなされているか、答弁してください。──放牧じゃない、植林、ごめんなさい。



○議長(南野京右君) 三村農林課長。



◎農林課長(三村建治君) 御質問に対して回答致します。

 今言われました三本松の市有林につきましては、総称ということで、耳切(みみきり)と道租塔(どうそとう)、三本松ありますけれど、一括ということで、総称ということで三本松ということでお答えをさせて頂きます。

 一応今三本松の言われたイチョウの木の植えてあるところは、1.2ヘクタールの植栽がしてあります。そのほかの3.5ヘクタールですか、これらについてはクヌギの木が造林してあります。そういうことで、現状の山の形状から言いますと、落葉樹ということもありまして、一応やぶのような状況になっております。

 そういうことになっておりますけれど、イチョウの木の中で全体的にはそんなに、私が見たら、カズラが巻きついてどうにもならんような状態にはなっておるわけではありませんから、今言われたように、採草地、或いは牧野として利用されることについては、市有林野条例の中の22条の1項によりまして、うちの事務的な判断の◎中で利用可能じゃないかというお話を致しました。以上です。(「市長、どうなんですか、市有林野条例についての」と呼ぶ者あり)



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 当然、市有林につきましては、市がそういった植林も含めた管理をする義務があると認識致しております。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 俺、課長、あなたと何も漫才のやりとりしとうないんじゃけど、あなたのやぶになっ◎ているから、私常に言うんだけど、特に耳切の方のあれなんかを見に行きましたか、あなた、行った。(「は◎い」と呼ぶ者あり)いや、返事はええんじゃけど、どうやっていったの。(「今、何ちゅうか」と呼ぶ者あり)いや、ちょっと待って。クヌギの木は何本あるの、じゃ。それが管理ですよ。ええですか。それで、イチョウの木が何本残っているの。それも管理ですよ。

 あなたの言う管理とここでいう市有林野条例って、あなたが大上段にあの農家の人らに言った言葉、大変な問題発言があるよというのはそこなんですよ、ここには。あなた方は役所の職員だから、自分たちが理解しちょる中で行動すれば、それでオーケーだというふうに思っちょる。農家の人らは、条例とか言われたら、もうそれだけびびってしまう。あなたが帰った後に、農家の人が何ちゅうて発言したか。「克ちゃん、畜舎が建てられんのなら、もうこの話は終わりじゃあや」と、ちょっと待ってくれと、せっかくこういう話をもって、畜産経営をもう少しで、8軒の農家が放牧して、いい牛をつくろうとしちょるのに、なぜ行政がそういうことを言うて、全てを消さんにゃいけんかという憤りも感じたけれど、もう一度改めて聞きますよ。

 イチョウの木が何本現在生育して、現状でクヌギの木が何本生育しているか。その辺を管理せずに管理と言えるかどうか、答弁してください。



○議長(南野京右君) 三村農林課長。



◎農林課長(三村建治君) お答えを致します。

 実際に今、植栽本数までは管理は致しておりません。当時、植栽で植えた本数については確認はしておりますけれど、現存──平成3年ですか、植えてからかなりの年数たっておりますから、現在今の生息本数については確認しておりません。以上です。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) だから言うでしょうが、それが行政の言葉の答弁なんだって。もう少し温かみのある答弁をしてくださいよ。分からないなら分からないでいいんだから。

 いいですか。最初に、この町有林施業計画の中の三本松で植えた木が、雄木が2,760本、雌木が918本、雄木は1本300円、雌木は1本1,500円、これによってその総額は220万5,000円、木だけですよ。そして、委託料を出して、その植えるだけで103万円、造成に至っては296万7千円入ってますよね。間違いないでしょう、これ。これ事業計画書ですから、これは役場の方から出てきた書類ですよ。そして、平成3年から平成13年度まで下刈りをしています。補助が8年、単独が4年、しかし、事業費の中には、はてなマークまで書いてある。こんなばかな書類をつくっておって、管理しちょるとか何とか大見得で言ってもらったら困る。

 さっきも言うたように、このお金が220万5,000円も投資した中で、何本残っているかも分からない。まるで仙崎のハマチ漁業と一緒じゃないですか。報告があったじゃないですか。その内容と全然違うじゃないですか。本人も何本残っているか分からない。そういった状況で管理運営がされているといったら、行政がこれほど甘い、人の金で事業してきた、そのつけがこうなっとる。これは市長自ら、これでイチョウの木が見えますから、それで何本か数えられるんやったら、私は何も言いません。それがイチョウの木の今の姿です。やぶの方が成長して、イチョウが何本あるか見えない。

 それを畜産担い手事業で放牧をしたら、草を皆牛が食べるんですよ。1ヘクタール、3頭か4頭入れたら、皆食べてしまうというんですよ。それを聞いたときに、じゃこれを生かそうじゃないかと、イチョウの木が残って、草が全部食べられるんだったら、牛を放牧してしまおうやという意味で、8名からの団体をつくって陳情したわけですよ。それで、待って待って待って、本庁と総合支所が話ができないというから、県と話して、待って、この前、三村課長に来て頂いて、その話をした。

 そこんところで、畜舎は、市有林野条例によれば難しいけれど、何とか検討しましょうというなら、まだ話は分かる。大上段に、これはもう市有林野条例だからだめだと言われた場合に、何を根拠に、何を農産振興と言えるのか、市長、その辺をよう答えてください。──部長じゃない、市長じゃ。部長じゃないっちゃ、市長じゃ、言うたわ、市長って。これ、議長、違うの、僕のが違うちょるの。



○議長(南野京右君) いやいや、そうじゃない。今言いました。松林市長。



◎市長(松林正俊君) あのイチョウ、簡単なと言いますか、報告自体詳しくは、実はこの事業そのものを私はつぶさに知っておりません。今お聞きした中で、いわゆる市長裁量で、市有林の場合はある程度方向性を出すこともできなくはないんじゃないかとは思いますけれども、そういうのも含めまして、これは兼ね合いの問題だろうと思います。いわゆる議員がおっしゃるように、放牧によって雑草等も食べて、管理もしやすくなるということが、結果あらわれれば、その辺はまた。

 また、これちょっと資料を今少しは持っておりますけれども、この中ではかなり、補助事業でかなり前から計画もされておるようでございます。いわゆる国、県の負担率までが出ておりますので、その辺はやはり事業を取り掛かれば、現実実施し実るまでにどう努力するかっていうのは、これは行政の義務でございますので、その辺も含めて、もう一度担当からいろいろ聞きながら、また検討もしていきたいと思いますが、今そこを急に、それができるかできないか、条例上の解釈については、ちょっと私は今答え──あるとすれば、多分市長が許可した場合という項目があるはずでございます。そういったことではないかなというふうには思いますけどね。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 今の解釈で、恐らく正解だと私は思います。

 しかし、残念なことに、市長、私の申し上げたいのは、この僕も市有林を課長のおかげで勉強させてもらうんだけど、市有林野条例の中に第10条、市長は直営林野を年度の実行計画に定めるところにより適正に管理経営するものだと書いてあります、明確にね。これは条例の明文で、もう絶対にこれは守らなきゃいけない。

 ということは、管理運営ということは、報告はないにしても、こういった事業報告というのは必ずせんにゃいけんわけですね。どのようになっているか、現状をですね。当然そうでしょう。これ直営管理ですからね、ここは。違いますか。直営管理でしょう。どこにも渡しちょるわけじゃないでしょう。そうすると、そういった報告がされていない現状、また、どの辺でそこがとまっているか。そして、今あなたがおっしゃったように、この畜産関係の事業をするに当たっても、かなり市長の判断によって左右される。

 しかし、もう一点だけお願いしておきます。もう時間がないんで、皆さんのお腹もすいとるやろうし、私は、畜産というのは、振興振興と言っていますけれども、現有勢力は今68.2歳なんですよ。平均がですよ。もう調べたら、現状維持というのが大半なんですよ。拡大していこうというのは余りないんですよ。三隅においてもそうです。三隅においては、今3軒ぐらいが、もう17軒のうちの3軒ぐらいが、もう私はやめますよという高齢の方がいらっしゃいます。これはもう行政の方の調べで、日置の方でも、後継者の若い方たちが何人かいらっしゃる。油谷に至っては、20代というのがやっとこの前1人出てきましたけど、これはもう飲み会のときには大変な貴重な財産ですから、とにかくやめるなという形でやっていますけれど、こういった現状を踏まえて、こういった振興がある場合には、もう少し皆さんに御理解頂いて、自分たちがしてないのを棚に上げて、生産者に対して厳しいことを言ったって、私は、ちょっと襟を正さんにゃいけんのは行政の方じゃないかと思いますよ。

 これはええ勉強させてもらって、こういった勉強も一つの私は参考になったんで、ありがたいなと思います。ただ、市長がおっしゃったように、これからはそういった判断を踏まえて、よく管理をして頂きたいというふうに思います。

 続きまして、私が見に行ってしまいますのは東津黄の棚田、これは今、11月11日ですか、棚田まつり、いろんな行政の中で、その棚田について、景観を誇って、これから全国に展開していこうということは結構です。道路も広がるし、いろんな施設も良くなる。

 しかし、私はお聞きしたい。棚田開発というのは、棚田100選に選ばれたところだけが棚田開発ですか。棚田というのは、向津具半島全体にありますよ。そこの荒廃していくところに何も手をつけずに、何でもかんでも東後畑の棚田まつりって、私は何かどうにかなっちょるんじゃないかと思うて。農道もできない、水量もままならんところがあって、ところが、写真をようけ撮りにくるから、4,600万円かけてトイレと東屋、とぼけたもんをつくる。そんなことが、行政がそんなとこに手を出して、農民が喜びますか。

 本当の棚田というのは、あんなきれいなとこでやるもんじゃないですよ。山田を見てください。向津具半島の山田を見てくださいよ。もうかなり荒れていますよ。仕方なしに、それで自分の土地を放牧で、どんどん形状が変わってくるんですよ、牛が入ったら。あのきれいな棚田がどんどん崩れてくる。牛というのはかなり重いですから、あれ崩れたら、もう棚田がなくなるんですよ。それを見ても、自分の財産を減らしてでも、農民は苦しんででも、放牧で、牛でいくとすると、棚田放棄が始まるんですよ。放棄した土地は、もう二度と戻りません。

 私の言いたいのは、市長、これ見えますかね。これちょっと分かりにくいんじゃけど、これが棚田の写真ですね、全体のね。棚田100選はこの一部です。この棚田100選が、これをつくるに当たって、どれだけの水路をつくっていますか。立派な水路、農道。ところが、棚田というのは、御存じのように、これだけ下があるわけですよ。ええですか。これだけ下があるの。降った雨は必ず下に流れるんですよ。水路は棚田100選のとこはよくなっているから、どんどん流れます。すごい勢いで流れる。ところが、限界があるから、その水路は切られている。その水路を切られたところからはどのようになるかは皆目、すぐ皆さんは分かりますよね。ばあっとこうして下の方にどんどん行く。

 一番ひどかったのは、ここに私は書いております。この小さな堤と道路がありますが、全部川に流されて、この下の県道に砂利が入りました。これが7月1日の雨です。課長なんかは御存じだと思いますけれども、7月1日、私は川尻、津黄、自分の周り、床下浸水もありましたね。回りました、行政よりか早くね。そしたら、びっくりしたのに、この写真を見てもろうたら分かるんだけど、これが上の棚田、ここから鉄砲水みたいに畑から出てくるわけ、真ん中から水が。市長、僕写真撮っちょるから間違いないよ、これはうそじゃないですから。

 そこのおばあちゃんは何て言ってたか分かりますか。行政は、何でもかんでも自分らの勝手に思うちょることで言うてきてから、私らは何も助けてもらえん。私らは百姓やめいちゅうんじゃろうなって言われます。いや、おばあちゃん、そうじゃないよと、とにかく頑張ってやりんさいやと言うしか僕らはないですよ。

 そして、あのときの風水害の実情が、まだ解決つけていません。やっとこの度予算が出てくるはずでしょう。川尻地区の土砂崩れによって、あの菊本さんという家が今埋まっていますよね。御存じですか、内情を御存じですか。風呂に入れんのですよ。風呂に入れんのを知らんでしょうが。水道管が埋まって、そのままやから、風呂に入れんのですよ、この何カ月間。そういう小さな現状も行政の方が把握せんと、高齢者を抱えたお年寄り等ね。

 私はもう一回聞きたい。あの7月1日の雨によって、大分油谷地区が傷みました。そのときに、経済課、施設課、私も一緒ですけど、全部出ています。市長、これ集中したのは油谷なんですけど、そのときに本課の方の対応はどうやったんか、お聞きかせください。



○議長(南野京右君) 三村農林課長。



◎農林課長(三村建治君) お答えを致します。

 今、本課の方は、長門地区の災害の報告箇所、或いはまたそうした恐れのある箇所の視察を致しました。それで、本館の方と致しましては、そうした報告の各支所から報告のあった案件の中で、重要な大きな災害箇所が農林関係で2件あったわけでございますけれど、その箇所について、本課の方から対応しております。以上です。



○議長(南野京右君) 林克好君。



◆13番(林克好君) 俺はあんまりあなたを責めとうないんやけど、特に思うことは、この議会での答弁が、やっぱり僕らに響いてくるあんまり答弁がないんですよ。やっとる、やっとるという報告はするけれど、じゃ実際どうやったんかと、私は午前中にこれを全部歩いて、午後にこの本課に来ました。皆椅子についていました。机についちょった、その日の午後ね。午前中は動いたんですよね。しかし、現実にその油谷の総合支所なんかは手が足りんで大騒動しよったわけ。

 そのときに本課がどうしたかっていうことは、僕は、本課となぜ総合支所の感覚の差があるかっちゅうことを、そこを言いたいわけですよ。こういった災害のときこそ、全課を挙げて、油谷しかないんですよ、今のこの7月1日の災害の被害は。日置のちょっと2カ所、二位ケ浜のところが崩れて、それは日置の職員で対応できるんです。油谷のときは広いから、7カ所、10カ所近くあったから、やっぱり経済課も全部出て行った。誰もいない。そのときに本課がどういう対応するかって、やっぱり一人か二人──助役さんがちょっとどっか見に行ったという情報は入ったんですよ、そのときにね。

 だから、この考え方でいくと、この棚田100選の、もう一回戻りますが、課長、じゃあなたにも聞きます。棚田100選のこの決壊の道路の今後の改修とか、その私有地の棚田の持ち主の──これは下関のある方の所有ですけど、そこは、じゃあなたは首をかしげるから言うけど、上利さんにじゃ聞いてみなさいよ。もう個人名まで出さんにゃ分からんやろう、あんたらは。その人がわざわざ僕を山の上まで連れて行ってくれたんよ。林さん、この現状を見てくれいと。見に行ったから分かるんじゃないですか、僕は。あそこの田の下のところの泉が崩れて、道路がもうなだれ落ちた、砂利の下になっちょるわけ。見に行ったら分かるよ、今度行ったら。そういう自分の地域さえ見ていないでしょう、はっきり言って。

 それで、机の上で、あと半年しますと、あなたも円滑な退職ができるから、それで後に残すことはないかもしれんけれど、残すものがなかったら、地域のことぐらいちゃんと守ってくださいよ、はっきり言って。棚田だけをつくるのが、あなたの役目じゃないんだよ。あなたは、今度は何か、私も噂じゃ聞いたことがあるけど、農道計画出しとるらしいじゃない。そんなもの、あんた、あそこに大きな農道の計画してどねえするんですか。そんな余裕があったら、ほかのところにまだ農道つくるような余裕を持ちなさいよ。こんなことは言いたくないんじゃけど、余りにもずさんで、余りにも手前勝手やから、このことは言うちょかんにゃいけん。

 あなたも最後には一般市民に戻るんじゃから、この棚田の改修については、もう一回考えてくださいよ。ここの場所を教えちょっちゃあげるから、今後の洪水──大堤の上のここに小さい堤がある。上か水路が落ちてくる。ここが決壊していますから、行ってみてください、道路。これ施設課にも言うてある。怒った、施設課の職員にも随分怒った、若い人の職員。だから、あなたに報告行ってないかもしれん。しかし、あなたのこれは地元じゃあね。ちいたあそういった状況も踏まえて、自分で見て、どのようになっちょるんかぐらい。

 その辺を考えて、市長、お願いします。もう一回最後に御答弁願います。時間も来ましたので。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 棚田につきましたら、御指摘のように、私はやはり全体を見てやるべきと心得てやっていこうと思っております。今まで、中山間地域総合整備事業にも中々当てはまらなかったような、事業が行われずに、生産基盤も一番遅れているのがこの地域であります。と同時に、御指摘のように、国土保全という観点からも、流域下の下の住居、或いは道路等にも、やはり流れが急激なために、こういった水路等の建設は、正に木を見て森を見ずというやり方は一番避けていかなければならない地域でもございます。

 今後、そういったこともしっかり徹底して、計画の中には必ずそういうものを考えながらやっていく必要があると考えておるところであります。



◆13番(林克好君) どうも、最後になりますが、私も議員生活して約10年ちょっとたちますけれど、特に行政にお願いしたいのは、スピードがない、すべてが他人事のように考えているときがある。その辺を職員に徹底して頂いて、これからは、これだけの小さい、人口もどんどん少なくなってくる。子供も少子化、また高齢化、その中で行政が唯一の私はこの地域の活力ある源だというふうに信じております。そのトップは、やはりあるべき姿はトップセールスでないといけないというふうに思います。

 私は、あなたに対して一言だけ言いたいのは、やはりこれから先は、長門市が浮上するのは、あなた一つの手腕にかかっていると思います。議会はそれを援助するしかございません。しかしながら、そういった今の第1次産業の現状さえ把握できていない。それはあなたの責任じゃなくて、その部下である皆さん方のまだ努力が足りないというふうに感じます。いろんな意味で、その地域のことをもう少し実情を踏まえて、今後、議会とも手を携えてやっていけるようにして頂けたらというふうに思います。よろしくお願いします。終わります。

………………………………………………………………………………



○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。午後の会議は、1時40分、会議を再開します。

午後0時46分休憩

………………………………………………………………………………

午後1時40分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 阿波昌子さん。

〔11番 阿波昌子君登壇〕



◆11番(阿波昌子君) こんにちは、阿波昌子でございます。

 私は、この度は温泉を利用した健康づくり事業についてと子育てについてお尋ね致したいと思います。

 まず、一番最初の温泉を利用した健康づくり事業について、高齢者の健康づくりに温泉を利用することもできるが、市としてはどう考えるか、市長さんにお尋ねしたいと思います。

 長門市の高齢化率、65歳以上は17年度現在の統計で30.5%を超えていますが、今後ますます高くなることが予想されます。

 平成12年度に介護保険制度が始まり、介護度に応じた各種サービスが受けられるようになりましたが、高齢者とその家族にとっては、できる限り自立した健康な生活を自宅で送られることこそが望ましいことには違いありません。介護保険法の円滑な実施の観点からも、要介護状態に陥らないようにすることが何より大切なことだと思います。そのために、介護予防が重要視され、行政においても、活動的な85歳を目指して、いろいろな介護予防事業を展開されております。

 高齢者の方がよく温泉に入ってゆっくりしたいと言われるのを聞きます。ありがたいことに長門市は湯本、俵山、湯免、黄波戸、油谷湾にすばらしい温泉があります。この貴重な温泉資源を高齢者の健康づくりに活用した事業を加えてはどうでしょうか。家に閉じこもったり、寝たきりを予防し、健やかで活力のある地域づくりに効果があると思うのですが、市長さんはどのように考えられますか、お伺い致します。

〔11番 阿波昌子君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、阿波議員の御質問にお答え申し上げます。

 温泉を利用した健康づくり事業についてのお尋ねでございますが、急速に進展をしております少子・高齢社会の中で活力ある高齢社会を築いていくためには、高齢者自身が自らの健康状態を把握できるようにするとともに、その健康状態に応じた適切な健康管理が行えるようにすることが大切でございます。適切な健康管理が行えることで、単に寿命が長いことにとどまらず、自分で身の回りのことができる「健康寿命」を構築していくことができるわけでございます。このことは、高齢者の要介護状態の防止にもつながって参ります。

 御案内のとおり、適切な健康管理の手段として温泉を利用する仕組みは、昔から「湯治」と呼ばれる言葉がありますように、日本人の温泉による健康管理は歴史があるものでもございます。温泉は、その成分による身体的な効用と、またその場に集まった人々の語らいの場であるサロン的要素をもあわせ持ってもいます。

 幸いにして、本市には各地区に温泉があり、市が管理をしている施設として三隅地区に湯免ふれあいセンター、湯本地区に湯本公衆浴場、日置地区に日置農村活性化交流センターの3カ所がございます。

 これらを活用した施策として、平成19年度から湯免ふれあいセンターを拠点にした温泉活用プランの実施を企画しておるところであります。温泉入浴指導員、理学療法士、或いは保健師等の専門職を中心に温泉と生涯学習活動や健康講座を組み合わせたり、また周辺の施設鑑賞めぐりプランをプログラムに織り込むなどして、様々な工夫をして参りたいと考えております。この企画は高齢者のグループを対象とすることで、健康づくりグループの育成を目指しますとともに、温泉利用者のグループ育成も図ることになり、温泉の積極的な活用も促して参りたいと考えております。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今、三隅の湯免ふれあいセンターを使ってそういうふうな温泉を利用した健康づくりというふうなことを計画されているということでございます。そのことはとってもいいことだと思います。

 それで、私はこれに参考になるかと思いますので、ちょっと先日、文教厚生常任委員会が7月の中旬に福祉に関する先進的な取り組みをしている秋田県1市と岩手県の3市の行政視察に参りました。そのことをちょっとここで報告させて頂いて、参考にして頂いたらと思いますので、ここで紹介したいと思います。

 私は今まで何回か視察をして参りましたけど、すばらしい施設とか施策など見たり聞いたりしますが、自分の市に帰ってどういうふうに当てはめたらいいかなと思うことがあるんですけど、「帯に短し、たすきに長し」と申しますか、それをすぐ取り入れることは中々難しいことなんでした。ですが、この度岩手県の一関市の温泉を利用した健康づくり、これなら長門市の環境条件と似ているようなもので、無理なく取り組むことができるのではないかなと思います。

 それで、岩手県の一関市というのは17年9月に1市4町2村が合併した新しい市で、うちよりちょっと新しいんですよね。それで、大きい市になりまして、人口は13万ちょっとの市で、県の9.2%を占めている、盛岡市に次いで人口の大きいまちだということです。ここには長門市と同じように温泉に恵まれており、6地区の温泉がありまして、この温泉を利用して、観光はもちろん市民の健康づくりにも役立てているということです。その温泉の利用の方法ですけれど、社会福祉課と国保年金課、それの2つの課がそれぞれの事業を組んでいるんですけど、国保の方は国保に加入している人を国保連の保養施設に2泊3日の宿泊をして、健康づくりについていろいろ話を聞いたり、おふろに入ってるというふうなことですが、これはうちにはちょっとここには国保連の保養施設もありませんから、それはちょっと置いておきます。

 それで、社会福祉課の方でやっている移動介護教室についてちょっとお話をしたいと思います。これは、大体概ね65歳以上のお年寄りで自分で入浴できる人が対象になっているわけですね。それで、介護予防教室は原則として、ここも同じですけど、行政区単位で開催して、それでそこでお世話をなさる方がいろんな民生委員とか、それから保健推進委員ですかね、それから老人クラブの方とか、いろんなお世話をなさる方がいますけど、そういうふうな方をお願いして、取りまとめをしていらっしゃいます。

 温泉の利用に当たっては、市内にある公営だけではなくて、民間の温泉施設の方に、介護予防の計画を話されて、協議をして、こんなことします、こんなことしますというふうにお願いして、それはこうした方が良かろうというふうなことで、了解を得たのが6カ所の施設から協力が得られたということです。

 介護予防教室の各地の集会所、そこから温泉までの送迎は、その施設のバスを出して頂いて送り迎えをするということと、それからお昼御飯、昼食を出して、そして温泉に入って、それからそこで会場を借りて介護予防教室をする。そういうふうな一切の費用は大体1人当たり2,000円から、施設によっては1カ所2,500円というふうなことがあるようですけれど、それは参加者の負担として実施しているということでございます。

 この移動教室は、あるときには市のヘルパー、ホームヘルパーと言いますかね、その方が2名ほど同行して、介護予防にふさわしい講義とか実技とか、お話をなさるというふうなことです。大体土曜日とか日曜日を除いた昼の時間、お客さんが少ない10時半から2時半までを利用する、そういうふうな時間帯で行っているということです。

 それで、もし温泉利用時に事故があった場合、そういうふうな事故とか、それから送り迎え、家を出て帰るまでの間の交通事故なんかを含む、そういうふうな不慮の事故については、傷害保険に加入しているというふうなことでした。

 それで、そういうふうなことをしてどんな効果がありましたかというふうなことをお尋ねしたんですけれど、温泉の利用によって、今まで介護予防に参加しなかった高齢者が、これをきっかけに介護予防教室に参加するようになって参加者が多くなったというふうにおっしゃいました。それから、温泉側のメリットして平日の日帰り利用客の確保ができるので、旅館側としてもいいんじゃないか、それからPRにもなるんではないかというふうなお話でございました。

 そういうふうなことから、温泉をこのように利用するというふうなことは、非常にいいことだと思います。今、市長さんは手始めでございましょうけれど、湯免温泉という公的施設を使ってやるとおっしゃいましたけれど、こういうふうな民間の温泉も利用していってみるというふうなことも考えられるんですけれど、それはいかがでございましょうか。

 それから、今申しました移動介護予防教室というふうな移動した介護予防教室、そういうふうなものをしてはどうだろうかというふうに私は提案したいと思うんですけど、いかがお考えでしょうか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 温泉利用の健康管理、あるいは保険事業、早くから叫ばれておるわけでございますけれども、最近は殊に温泉を持つ観光地も、いわゆる従来型の観光でなく、健康を一つのテーマとした「感幸」、「かん」は感じる感、「こう」は幸せと、こういうふうな言葉を使う人もおりますけれども、いわゆる滞在型、或いはまた体をしっかりと癒やしてくれるような温泉、その健康管理の温泉を観光のメインにしておる、長野県の飯田市なんかはそれで有名なんですけれども、そういったことを、いわゆる従来の温泉を持つ観光地も、そういった形に変えてきております。御承知の熱海も、やはりリゾート型、或いは住宅型の温泉利用というような形で、いわゆる温泉のまちづくりが大きく形態が変わってきてます。

 そんな一つに、やはり私どももこれだけ温泉に恵まれておりますので、かねてから温泉を利用した市民の、或いはまた外から来られる方の保健事業や健康管理により明確に分かる形で発信できればと思っておりました。その中で、市民向けには市の施設によって65歳以上の方達には利用料を安く割り引いてということをやっておりますけれども、これも一つもう一歩踏み込んで、しっかりした指導の下で温泉によるリハビリや、或いは健康管理をより学習的にやっていこうということと、そしてそれを啓発活動にあわせてつなげていくということで、この度三隅の湯免ふれあいセンターが一番やはり全体的にも健康、或いは福祉ゾーンの中にございますので、そういったことをやってみようということで今、計画をしておるわけでございます。

 当然、この民間の浴場施設ということもございますので、当然これがまたさっきも言いましたように、純粋に観光の面から言えば、民間の方もそういった宿泊温泉利用を従来型でない形でいこうという試みは出てくるはずでございます。その辺の絡みもこれからは出てくれば、一緒に連携した形でやっていくということも考えられるんではないのかなと思います。

 それと当然、介護予防を含んでおるわけでございますので、それ以外にも温泉を利用しないような介護予防教室等を出前方式で──現状ちょっと後から補足させますけど、全くやっていないのかどうか──そういう考え方は必要であろうと思います。介護予防教室については、ちょっと現状も含めて担当から説明をさせたいと思います。



○議長(南野京右君) 宮崎高齢障害課長。



◎高齢障害課長(宮崎節子君) それでは今、御指摘ありました介護予防教室という、まず先程議員さんがおっしゃいました温泉を利用してというのは、一つの介護予防教室の一つの手段として温泉を利用させている、活用しているという捉え方をして、介護予防事業を実施してます。

 その介護予防事業の中で、介護予防事業は筋力向上とか水中運動とか認知症の予防、そして転倒予防、そういうふうな大きな枠組みで介護予防事業を実施しておりまして、16年から先程からおっしゃっています温泉を利用したというのを水中の中で機能を高めていく、水中、水圧とか、それから温泉に含まれている成分、そういうのを利用しながら健康づくりの機能を高めていくということで、水中運動としまして俵山病院の温泉、病院に温泉ございますので、そこの機能訓練士さん、またはお医者さん等々と協議致しまして、介護予防教室を委託して受けて頂いております。それが17年度におきましても、72名の方の参加がありまして、とても良かった、具体的に言いますと、今まで道を中々歩きにくかった、ひざが悪くて歩きにくかったのが、専門家の訓練と、そして水を使って温泉を使っての訓練で買い物にも行けるようになったと言って、生活がグレードアップしたというふうな感想も聞いております。

 そういうことで、今から介護予防教室の拡充をしていきたいと思っているところでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 只今の俵山温泉の俵山病院内の温泉プール、それも私は見せて頂きましたけど、ほんといいきちんとした施設になっております。ちゃんとプールの脇を持って歩くような手すりもついておりますし、あれだけの温泉に、普通の水を入れるといったらもう大分お金がかかると思うんですけど、温泉、自然の湯を入れて、そこでやるということはほんといいことだと思います。16年度から始められて、それは11人ぐらいだったんですかね、初めは。17年度は72名の参加があって、今年はどういうふうになっておりますか。



○議長(南野京右君) 宮崎高齢障害課長。



◎高齢障害課長(宮崎節子君) お答え致します。

 実は、今年度も今、俵山病院さんの方に新年度の事業として協議をさせて頂きましたが、今この温泉を利用した訓練というのは、やはり介護予防ですので、それなりの専門家がやっぱりついて、指導をして頂かないと、効果も中々上がらないというところで、その専門家の方の確保というのがとても難しいわけです。と言いますのも、今回ちょっと話が前後しましたけれども、俵山病院さんと協議致しますときに、その機能訓練士の方がちょっと長い休暇をおとりになりまして、病院としてちょっと専門家を配置することがとおっしゃったものですから、今年度は今、温泉の利用は断念致しましたけれども、水中運動としてスイミングプールとか、それとかルネッサの体育館、そういうところを利用させて頂きながら、今の転倒予防教室等は開いておるわけです。

 だから、温泉ではありませんが、それなりの水中の温度、または水流、流れ、そういうのを利用しながらのしっかりした訓練は、今年度も現在続けているところでございます。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それじゃ今、温泉のプールの利用は指導員の方がいらっしゃらないからできないということでございますね。

 それで、温泉の入浴指導員とか、健康づくり指導員というふうな養成のことなんですけれど、温泉の入浴指導員なんかというふうな養成は温泉でできるんでございますか、お尋ね致します。



○議長(南野京右君) 宮崎高齢障害課長。



◎高齢障害課長(宮崎節子君) 今、お尋ねでございます温泉入浴指導員でございますが、この温泉入浴指導員という方は、まず認定をしてする認定方式と言いますか、これは日本健康開発財団というところが、温泉入浴指導員という方を認定しております。それは、それなりの健康学とか温熱生理学、または温泉医学、入浴プログラム指導実習、救命講習、それらのカリキュラムを講習を受けた方が認定を受けていらっしゃるというところで、こういう指導員は、そういう専門のところで認定をされて、現在、長門には3名いらっしゃるというふうに把握しております。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今、そういうふうに認定された資格を持った方が、長門にはたった3名しかいらっしゃらないんですよね。そういうふうな資格をとるようなここで仕組みはできないだろうか、制度はできないんだろうかなというふうに考えるんですよね。温泉がこれだけあって、温泉に私たちはぱっと入るけど、温泉に入る前には何かどういうふうにして入らんにゃいけないのよとか、こんなことを注意して入らんにゃいけんのよという、そういうふうな温泉に入るだけの指導員でもそれだけかかるんですか。理学療法士じゃないですよ。それでもそういうふうに遠くまで行って受けないとできないものなんですかね。それをここへ引き受けて養成するというようなことはできないものでしょうか。市長さん、いかがでございましょうか。



○議長(南野京右君) 宮崎高齢障害課長。



◎高齢障害課長(宮崎節子君) 今、阿波議員さんの専門の温泉に関する指導員を長門ではというふうなことでございますが、専門家を認定する、または専門家を養成するというのは、やはりそれなりの一つの事業所なり企業、またはそういう認定をする方たちを養成する養成所ですか、そういうのもやはり規定があると思います。そういうところの規定がある、早く言えば学校でも学校教育法によって学校はこういうもんであるというのがあると思います。それなりに厚生労働省の方におきましても、そういう専門の認定者としての裏づけをするためには、それを養成するところもやはり認定されておると思いますので、行政がすぐそういう方たちを養成するという立場にはならないと承っております。以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 案外難しいものだと思いますけど、そういうふうな人をできるだけたくさんここで養成して頂いて、たくさんある温泉を十分に利用できるようになったらなと思うんです。それは希望でございますけれど。

 それで、初めに戻りますけれど、温泉を利用した介護教室というのは、今、三隅でもやられると思いますけど、民間も今、入湯者が少なくなってというふうなことも温泉の方で聞いておりますから、是非そういうふうな民間の温泉も利用し、公的な温泉も利用して、介護移動教室をやって私はほしいと思いますが、そのことによって──市長さんが先程湯本の温泉は65歳以上は安くしているから入りに来てが多いというふうにおっしゃいましたけど、案外行かれる人はいつも行かれます。それで行きたいけど、車がないから中々行かれないというふうな方が多いんですよね。だから、そういうふうな人を家からの閉じこもり、それから寝たきりにならないように、倒れてからでは遅いので、手遅れですから、動かれるうちからどんどん出て行って、温泉に入って、それから生き生きとした生活をしてもらえれば、医療費も削減できるんではないかというふうにも思いますので、そういうふうな介護教室、余り難しいことじゃないなと、私は感じてるんですよね。一関市のお話を聞きまして、このくらいなら長門でもできるな、やる気があるんならできるんじゃないかなと思うんですよね。

 だから、もう是非そういうふうなことを考えて検討してみてほしいと思いますけど、いかがでございますか。



○議長(南野京右君) 宮崎高齢障害課長。



◎高齢障害課長(宮崎節子君) お答えします。

 今、議員さんがおっしゃいましたように、本当とても動機づけとしては大切な部分だと思います。まず、気軽に出かけることができて、そして人々と気軽に交流ができ、そして楽しい健康づくりになる、介護予防教室になるという捉え方はとても大事な部分だと思います。

難しい介護学とか、そういうものをこのプログラムの中に組もうとは思っておりません。気軽に参加し、気軽に交流でき、そして閉じこもり予防とかの防止につなげて、要介護状態になるのを防ぐというふうな形に持っていき、最終的には健康ということを、自分の健康は人任せではないですよと、自分で健康意識を上げることによって、自分自身が幸せになっていくというところをしっかり、高齢者の方と、それから指導員で一緒になってその辺を掘り下げていきたいと思っております。

そういうことをすることによって、不必要な受診行動と言いますか、そういう不必要な病院受診行動、そういうのが少しでも減っていけばいいなと思っておりますので、気軽に利用できる温泉を利用しながら、自分の健康づくりというところを意識づけていきたいと、そういうプログラムにしたいと思っております。 以上です。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) そういうふうに温泉を取り入れた介護予防教室というふうなものを考えてほしいと思います。そういうふうな介護予防教室にみんなが参加したいと思うようなメニューであってほしいと思いますので、よろしくお願い致します。

 それでは、続いての質問に入りたいと思います。

 続いては、子育て支援についてということです。新市合併の最初の6月定例会において、私は子育て支援について一般質問致しましたが、その後の変化や状況とか、今後の計画についてもお尋ねしたいと思います。

 まず、学童保育についてでございますけれど、今、預けていらっしゃる方は、とてもよく面倒を見てもらって、本当にありがたいというふうな感謝の言葉をよく聞きます。しかし、周辺部では学童保育がないので、働きに出られるお母さんがとても困っていらっしゃるということも事実でございます。

 私が聞いた話ですけど、あるお母さんがせっぱ詰まって、もうとうとう自分が学校に電話をされたかどうかで、空き教室はないかと尋ねてみたら、「ない」っておっしゃったと言うんですよね。それでどねえか5人ぐらい集まればやってもらえるんじゃないかと思って一生懸命集めて回られたんですけど、大体人数が少ない周辺の学校ですから、それのうちの1年から3年までといったら中々5人集まらない、3人か4人かはもう確実にいるんだけれど、5人は集まらないのよというふうに聞きました。

それでほんと大変困っていらっしゃる、ほんと気の毒だなとか思うんですけれど、そういうふうな働きながら子育てをしていらっしゃるお母さんは、辺地に住めばとても条件が揃わないので不利ですよね。同じ子育てでも中心で子育てをしているお母さんも、それから周辺部に住んでいるお母さんも同じように子供を預けることができるならば本当にいいんではないかと思いますが、そういうふうな周辺部に学童保育をつくって頂けるかどうか、まずお聞きしたいと思います。



◎市長(松林正俊君) まず、つくる、つくらないというよりも、御質問の内容を頂いておりますので、私の方からまず、学童保育に保育園、幼稚園の施設を利用してはどうかという御質問頂いておりますので、まずこの◎ことを私の方からお答えさせて頂いてよろしゅうございますでしょうか。(「はい、どうぞ」と呼ぶ者あり)

 学童保育に保育園や幼稚園の施設を利用してはどうかというお尋ねでございますが、現在、本市では5つの放課後児童クラブがございます。この児童クラブは放課後、家に誰もいない家庭の小学校1年生から3年生までの児童5名以上を設置基準としておりまして、実施場所は児童の安全を考えまして、原則、学校の余裕教室と致しております。

 先月、国は、来年度の総合的な放課後児童対策と致しまして、「放課後子どもプラン」創設の予算概算要求のこの概要についてを発表したところでありますが、これの中で、これまでの放課後児童クラブに加えまして、新たに文部科学省所管によります全ての子供を対象にした安全安心な子供の活動拠点と致しまして、放課後子ども教室推進事業を創設をして、放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的に、或いは連携をして取り組むことによって、原則全ての小学校区におきまして、総合的な放課後対策を図ろうと、このような試みでこの概要を発表しております。

 しかし、これはまだ詳細がその説明についてはございません。本市と致しましても、この国の説明を受けた後、対応を検討していきたいと考えているところであります。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 私も子供全てを対象とした放課後の子供教室を県のこども未来課の課長さんにお聞きしましたけれど、これはまだ今、市長さんがおっしゃったように、詳細が分からないので、来年からすぐというふうなことにはいかないんじゃないかというふうにおっしゃっておりましたが、そのとおりでございましょうか。

 それから、先程質問しましたけれど、幼稚園、保育園の空き教室を使ってそのことはできないかというふうなことを申しましたけれど、今そういうふうに県の方では、まだまだよく国の方針が分からないから来年度から難しいよというふうに課長さんもおっしゃいましたので、それじゃ今も既に困ってらっしゃるお母さん方をどうしてあげたらいいかなと思いますよね。

それで、保育園とか幼稚園の施設を使ったらというふうに考えたんですけれど、今の例えば黄波戸であれば、黄波戸の保育園なんかだったら45名が定員なんですよね。それで21名しか今、子供がいないっておっしゃるんですよね。「そしたら、空き教室がある」というと「うん」っておっしゃいますから、そんなところでもちょっと、四、五人ぐらいならちょっと預かってあげて頂きたいなと思うんですよね。そういうふうに保育園とか幼稚園は使用していって、学童保育をしてるところは県下にもたくさんありますよね。そういうふうに周辺部であれば、どうしても学校が使えないのならば、そういうふうなところを利用して、学童保育、そういうふうな今、文科省が知らしてるそういうふうな政策までのつなぎでもよろしゅうございますが、考えられないものでございましょうか。



○議長(南野京右君) 大中地域福祉課長。



◎地域福祉課長(大中義雄君) 大中でございます。お答えをさせて頂きたいと思います。

 保育園でということでございますが、現在、油谷地区におきましては旧蔵小田保育所を利用致しまして、児童クラブを開催をしておりますが、これは先程言われましたように、学校の空き教室がないということで、たまたま廃園になりました保育所を使ってやっておるわけでございます。

実際に運営されている保育所を使うということになりますと、まず現在いる園児の安全をどういうふうに確保するのか、保育園にそういう場所があるのかどうか、或いは原則、市長申しましたように、学校の空き教室ということを利用するのは、児童の安全性ということでございます。別の施設を使うということは、やはり移送に対してのやっぱり危険性もございます。やはりそういうものを加味致しますと、できるだけ安全なところで実施するのが一番望ましいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それは学校でやって頂けるのが一番ほんといいんですよね。ですけど、それが今、教室がないとかおっしゃるから、それならばそういうふうな子供たちが幼児が少なくなった保育園や幼稚園を利用したらどうかというふうにお尋ねしたわけなんですけれど。

 そしたら、そこの私が今ちょっと丁度黄波戸のことをまたお話しますけれど、そこには小さい自分の子供がまだ保育園に行ってらっしゃるから、そこでやってもらえればほんと一番いいんだがなというお母さんたちもいらっしゃいます。

 だから、そんな施設が学校にあればほんと一番いいんですが、なかった場合はどうするかということ、そこはできないかというふうにお尋ねしたんです。さっきのように旧油谷町であれば、もう廃園になったところがあるから、そこはちゃんと利用して頂いているんですけど、周辺部、今、中央部の人はほんと助かりますよね、真ん中のああいう便利なところに住んでらっしゃる方はいいけれど、までできてない地区はまだたくさんありますよね。たった5つなんですから、小学校の数に比べたらまだまだ少ないんですから、そんなところを利用ができるような制度にしてあげてほしいなと思うんです。無理でしょうか。



○議長(南野京右君) 大中地域福祉課長。



◎地域福祉課長(大中義雄君) お答えを申し上げます。

 現時点では、やはり設置基準5名以上ということを私どもは一つの基本としております。これは私どもは国、県のやはり補助事業を使って児童クラブに取り組んでおるということでございますので、1人でも2人でもというふうなことには、やはり市のお金を使うわけでございますので、やはりそれなりの基準は必要であろうかなというふうに考えております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) それでは、続いてファミリーサポートセンターのことなんですけれど、今ある保育施設では応じきれないときに利用する制度なんですけど、子供を預かりたいという方と預けたいというような会員の組織で、希望者はセンターにそれぞれ会員登録をして条件や要望にあった会員同士を組み合わせて紹介するという仕組みになってるんです。

 市長さんは、私が第1回目に質問申し上げたときに、中身がよく分からないので研究するという御答弁でしたが、その後どのようになっているか、お尋ね致します。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) ファミリーサポートセンターの開設、どのようになっているかということでございますが、ファミリーサポートセンターは、議員御承知のように子育ての援助がほしい方と、子育ての援助ができる方で構成される会員制の組織であると認識致しております。

 従いまして、事前にセンターに会員としての登録をして頂いて、そして援助が必要になったときに、センターが援助のできる方を紹介すると、こういったシステムでございます。ファミリーサポートセンター事業は、会員100人以上が補助対象の条件になっておりますために、現在、本市ではファミリーサポートセンターは開設を致しておりません。

 本地域におきましては、子育てに支援が必要な場合、保護者の方は家族や友人、そして子育てグループ等のネットワークを利用して、お互いに助け合っておられるのが実情でございます。こういった環境を整えていく、やりやすいように環境づくりを整えていくということは、大変大切なことだと思っております。

 ファミリーサポートセンターにつきましては、子育て支援施策の一環として研究はしていきたいと考えておりますが、先程申し上げましたように、その開設、また開設についての準備等は今の段階では致しておらないのが現状でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) 今、ファミリーサポートセンターは100人ぐらいというふうなことをおっしゃいましたけど、ミニファミリーサポートセンターというふうなものを県は認めているようでして、県下で今、市で美祢市と山陽小野田市と長門市の3つの市が、これはまだ設置されてないから進めているというふうなことを申してらっしゃいましたが、だから今年ぐらいはもうできるかなと私は期待をしておりました。

 というのも、先程言いましたように、学童保育も預けられない方がいらっしゃいますし、ファミリーサポートセンターもそういうふうな組織、ほかにもあるんかもしれません、小さい人たちを子育てしていらっしゃる方は、そういうふうなネットワークがあるんでしょうけれど、現在、そういうふうなことを知らなくて入っていらっしゃらない方もいるんですよね。

 だから、ファミリーサポートセンターでちょっと今日学校が早う帰るからそれ行ってみてとか、保育園に迎えに行かんにゃいけんけど、今ちょっと私はここで忙しいから出られないとか、すまんけど、そこまで迎えに行ってというふうなときに、その家族を助けてあげられるのが、このファミリーサポートセンターなんですよね。

 だから、そういうふうなものが何もないんであれば、ほんとに周辺部にいらっしゃる方はほんと気の毒だなと思うんです。それで、是非ミニファミリーでいいですから、ミニファミリーサポートセンターはできるよというのを県がおっしゃいますので、勧めていらっしゃいますので、どうかその点はお酌み取りくださいまして、是非これを組織して頂きたいと思うんですけれど、いかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 大中地域福祉課長。



◎地域福祉課長(大中義雄君) お答えを申し上げます。

 先程市長が答弁を致しましたように、引き続き検討をしていきたいというふうに考えております。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) この前のときも検討とおっしゃいましたし、またこの度も検討と、いつまで検討されることか分かりませんけれど、是非実現に向けて頑張ってほしいと思います。

 何でも同じですけど、先程からも質問がありましたけど、やる気があれば何でもできると思うんですよね、私は。介護教室でもこれやる気があれば、絶対できんことはない、なぜできんのだろうかと私は思います。だから、検討、検討で済まさないで、本当に実行の方に移してほしい時期だと思いますので、よろしくお願い致します。

 それで、最後に保育園の開園時間についても前にお尋ねしましたけど、それはどのようになったか、ちょっとお知らせ願います。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) これも事前に御通告頂いておりますので、まず私の方からお答えをさせて頂きます。

 開園時間の現状でございますけれども、保育園の開園時間につきましては、保育園の保育時間は原則と致しまして、午前8時半から午後5時15分までとなっております。ただし、必要に応じて延長し、また短縮できるとこととなっておるところでございますので、地域の実情や効率的な財政支出等を総合的に判断して設定をしているところであります。

 今年度から黄波戸保育園、日置保育園及び菱海保育園の保護者の皆さんの要望に応えまして、開園時間を早めて、午前7時半からに変更を致したところでございます。保育園は利用者の都合により選択ができるようになっておりますので、子育て支援の観点から、また効率的、効果的な財政運営のためにも、基幹保育園を中心に保育ニーズに対応したサービスの充実に努めていきたいと考えておるところでございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) すみません。今の3カ所ほど7時半から始まったとおっしゃいましたけど、あとの保育園は何時かついでにお知らせ願います。



○議長(南野京右君) 大中地域福祉課長。



◎地域福祉課長(大中義雄君) まず、油谷地区でございますけれど、油谷地区にございます残りの伊上保育園、大浦保育園、久津保育園、川尻保育園につきましては、これまでどおり8時からという開園にしております。その他の保育園につきましては、7時半からというふうにしております。民間のみすゞ保育園は7時からというふうになっております。以上でございます。



○議長(南野京右君) 阿波昌子さん。



◆11番(阿波昌子君) だから、これ見ますと、8時と、それから大体中心部になると思われるところは7時半からなんですよね。そういうふうに開園の時間が違うということなんですよね、同じ保育料で。それで、今まで申してきました学童保育も何も周辺に行くほどこういうふうに子育てが難しくなってるんですよね。

 だから、その点をよく考えて頂いて、何かで救ってあげるというふうなことを考えてほしいと思います。今、保育園でも民間と公営とはこういうふうに違うんですよね。民間であれば一生懸命7時からでも集めて見てあげようというのに、もう公営であれば8時が当然みたいなこと、7時半にしたらもう見てあげるというふうな感じになりまして、何かサービス精神がすごくないように思います。

 だから、こう民間へ民間へというふうな感じになるんですよね、何を考えても何を見ましても。辺地ほどそういうふうな、へき地て言いますかね、へき地、辺ぴなところに住んでいらっしゃる方も同じように子育てができるように、便利な仕組みにしてほしいと思います。今、これはこういうふうに決まりましたけど、ニーズがあれば、7時半にもなるんであれば、アンケートもきちんととって、本当のアンケート──アンケートしましたと、この前いつかおっしゃいましたが、本当にアンケートしましたか、されましたかって私が聞いたんですよね。そしたら、いやそんなことはない、前にもちょっと言いましたかもしれませんけど、御用がある方は申し出てくださいて、黒板にちょんと書いてあるって、そんなんじゃアンケートじゃないですよね。そんな意見の取り方じゃなくて、本当に何が必要かということを是非調べてあげてほしいと思います。

 また、もとに返りますが、学童保育でも、もし学童保育をしたら何人入られますかという調査をしますて係の方がおっしゃったから、私はそんな調査がありましたかって言ったら、そんなのないですよって、そして一時してから学校に入ってからそんなこと聞かれましたって、学校に入ったらもう入るまでに保育園でやってもらわんにゃ次の来年の4月に間に合わないですよね。だから、それぞれみんながもう手配して、仕方がないからおばあちゃんを呼んだり、何か近所の人か誰か知りませんけど頼んで、やっともうそれで小学校に入ったって。

 だから、やっぱりアンケートをするんなら、本当に親切でやろうと思うなら、保育園の時に来年4月に学童保育があれば、そこに入られますかというアンケートをすべきだと思うんですよね。何かしら手遅れで、余り親切さが伝わってこないような気がしますので、その点をどうぞよろしくお願い致します。

 もう大体時間になりましたので、これで終わりたいと思いますけど、何かありましたらよろしくお願いします。



○議長(南野京右君) 大中地域福祉課長。



◎地域福祉課長(大中義雄君) お答えを申し上げます。

 不親切だということでございますけど、私どもは誠心誠意やっておるところでございます。実際に油谷地区の保育園につきましても8時からということでございますけれど、やはり実際は要望を踏まえて私どもはやっておるつもりでございます。実際に来られる方は、もう少し遅いというのが現状でございまして、現時点でそんなに保護者の方に8時から開園をして御迷惑を掛けているということはないというふうに私は認識をしております。

 先程市長が申し上げましたように、財政の効率的なことを総合的に勘案して、保護者の方の希望もということをお答えを致しましたが、全体的な総合的な考え方の中で、そういうふうな開園時間も決めておるわけでございますので、決して周辺部を切り捨てたようなことをやっておるわけではございません。そのことだけは御認識をして頂きたいなというふうに思っております。以上でございます。



◆11番(阿波昌子君) それでは、そういうふうなことでございますが、ちょっといろいろ聞く人によって違うんですよね、やっぱり。だから、それが正しいかどっちが正しいか、いろんな人がいらっしゃると思いますから、またこれからも気をつけて、お互いに意見を聞いて、いい方向に持っていって子育てができるようにしてほしいと思います。私も努力します。

 どうぞよろしくお願いします。ありがとうございました。

………………………………………………………………………………



○議長(南野京右君) この際、暫時休憩します。10分後に会議を再開します。

午後2時30分休憩

………………………………………………………………………………

午後2時40分開議



○議長(南野京右君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 この際、申し上げます。少し議場内が蒸し暑いようでございますので、上着をどうぞお取りになっても結構でございます。

 中野明彦君。

〔15番 中野明彦君登壇〕



◆15番(中野明彦君) 皆さんお疲れさまです。初日最後になりましたが、中野明彦です。通告に従い一般質問をさせて頂きます。

 何度もいつもいつも申し上げることなんですが、執行部と議会は長門市をより良いものにしたいという気持ちは一致しているはずです。その気持ちに基づいて発言致しますので、多少耳が痛いことも発言させて頂きますが、何とぞより良い長門市をつくるために、前向きな答弁をお願いしたいと思います。

 まず、通告しておりますのが、1次産業の振興についてであります。市長は、今年度の大きな目標としまして、6次産業の振興を掲げていらっしゃいます。6次産業は1次産業足す2次産業足す3次産業で6次産業になるわけで、その最も根幹となるのが1次産業であり、その振興を図るということは、常々おっしゃっていらっしゃいます。私自身、農業をしているわけではありませんので、嵐の日に見に行ったことはございませんが、いろんな方に、勉強しに、いろんなお話を聞きに行かせて頂きました。その際、市長は6次産業を推進する1次産業が最も大切であるというふうにおっしゃっているんだが、中々それが現場まで届かないという切実な声を多く耳にして参りました。

 そこで、市長にお尋ね致します。これまで1次産業の振興策を多く取り入れられていらっしゃいますが、それらは本当に功を奏しているのでしょうか。また、現状をどのように認識されていらっしゃるのか、お尋ねし、残りは質問席から発言させて頂きます。

〔15番 中野明彦君降壇〕



○議長(南野京右君) 松林市長。

〔市長 松林正俊君登壇〕



◎市長(松林正俊君) それでは、中野明彦議員の1次産業の振興についての御質問にお答え申し上げます。

 1次産業の振興策に対する現状認識についてのお尋ねでございますが、農業につきましては、継続できる農業を育成するため、集落営農や農業生産法人等の組織づくりに取り組み、一方で振興の基礎づくりと致しまして生活基盤整備、生活環境整備の事業を実施をしてきております。また、本市で推進しております6次産業づくりの一環と致しまして、地産地消、グリーン・ツーリズム推進戦略事業、美しい村づくり支援事業も展開をしているところでございます。これら基盤整備等の振興策につきましては、耕作放棄地の拡大を食い止め、また、担い手農家等への耕作地の利用集積を進めるなどの成果はありますものの、新規就農者、後継者の育成は引き続いての課題でございます。

 次に、漁業につきましては、漁業生産の安定と向上を図るために、栽培漁業の推進、魚食普及事業、流通対策、後継者育成対策、更には漁業用燃油対策や金融支援等を関係機関と一体となって進めてきたところでございます。しかし、魚価の安定や後継者不足を解消するまでには至っていないのが現状であります。

 本年度から地元水産物の付加価値の向上と販路拡大を目指して、魚のブランド化を進めております。中でもケンサキイカのブランド化事業は、県内の主要産地4地区と連携をした3カ年の継続事業でありまして、県内での消費拡大と認知度の向上を図り、将来的には全国に仙崎イカを発信して、その知名度アップを目指しておるところであります。

 本年度は、イカ料理提供店の開拓や料理教室や試食会、また仙崎イカブランド化協議会で決定を致しましたデザインを使ったポスターやのぼりによるPR活動等を行うこととしております。仙崎イカのブランド化は、その端緒についたばかりでございまして、今後その定着、知名度の拡大に向け、まずは県内からその周知を図るための努力を観光分野とも連携を致しながら進めていきたいと考えておるところでございます。

 以上で1回目の答弁を終わります。

〔市長 松林正俊君降壇〕



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 細かい点をもう少しお尋ねしたいところがありますが、先にもう一項目通告しておりますので、そちらをお尋ねして、後また再質問させて頂きます。

 2点目としまして、1次産業の振興、いろいろ振興策打てるわけですけれども、それらの最も基本となることは何だというふうにお考えかをお尋ね致します。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) それでは、次の1次産業の振興について、続いてお答えを申し上げます。

 この1次産業の振興の最も基本となるのは何であるかということでございますが、農業、漁業ともに私は最も基本となるものを一言で言えば、やはり担い手づくり、後継者、人づくりだと考えております。

 本市には、専門性のある高校と致しまして、日置農業高校と水産高校がございますが、卒業生の就職先を見ましても、農業、水産業を就職先として選ぶ生徒の数は、必ずしも多くございません。その要因と致しましては、所得の不安定さ、産業に対する将来への不安というものが主たる要因ではなかろうかと思います。高校3年間で学んだ技能、知識を生かして農業、漁業に就きたいと願う生徒に、それを提供できる土壌、環境づくりができていないのも現状でございます。ここに手を入れていかなければならないというふうにも思っております。

 また、今後団塊の世代を含め、多くの定年退職者が生まれます。これらの方の第2の人生に第1次産業、特に農業は自然との触れ合い、適度な運動という面でもすばらしい職ではないかと考えます。定年退職者に対するアプローチの必要性も感じておるところでございます。これら新規就職者への対策とともに、農業においては特に、平成19年度から品目横断的経営安定対策が推進される状況にあります。この対策では、認定農業者、特定農業団体などの担い手を決めた上で経営支援を行うこととされております。よって、これまで以上に組織化担い手づくりを推進しなければならないと考えます。第2種兼業農家率が高い状況下にありまして、定年退職者を含んだ組織化を一段と進めなければならないと考えておるところであります。

 また、漁業におきましては、後継者の育成、人づくりとともに漁業資源の安定が大切であると思っております。このため漁業資源の回復のための種苗の放流や漁礁の設置を引き続き実施をしていく考えであります。なお、平成21年度に建設予定の仙崎新市場は衛生管理を徹底するためのハサップ対応市場として計画をされております。この施設には、直販施設やレストラン等を一体的に整備をするフィッシャーマンズワーフのような施設が計画をされておりまして、この施設の完成により衛生管理の整った競争力のある拠点市場が整備をされ、適正な魚価の形成、流通の合理化、更には観光と連携することにより、地域の活性化も図られるものと期待も致しております。

 また、仙崎イカのブランド化への取り組みもあわせて進めて参りますので、これらによる魚価の安定も期待をしていきたいと思っておるところでございます。以上でございます。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 1次産業と一言で申し上げましても、農林水産、いろいろ多岐にわたります。きょう午前中、お昼にかかりましたが、林克好議員がそれら一般質問、それから明日予定されています林哲也議員の一般質問も1次産業についてで、多少重複するようになるかと思うんですが、ただ、林哲也議員が明日される一般質問は、水産業を主にされるという通告ですので、私は農業の方を中心にお尋ねしようと思うんですけれども、今年の施政方針で市長は、6次産業づくりの推進という項目において、施政方針、市に全体に次のようにおっしゃってます。「本市の基幹産業であります農林水産業を取り巻く環境は、従事者の高齢化、後継者の不足、価格の低迷など一段と厳しさを増しております。特に、農業におきましては、米政策改革大綱などにより、農業政策が大きく変わってきており、その中で、食の安全と……」こうずっと続いていくわけですけれども、つまり米政策改革大綱、来年度から大きく政策が変わるという、大きな不安を農業従事者の方は抱えていらっしゃるわけですね。ですが、市長は6次産業、特に先程も言いましたが、一番初めに本市の基幹産業であります農林水産業、特に農業とおっしゃってる。そうすると、農業の方々は多くの不安を抱えているけれども、市は真剣に1次産業の振興をしてくれるんだろうと、ある大きな期待があるがゆえに、そうでない場合は非常に落胆の色が隠せない。

 先程も申し上げましたが、本当に市長は1次産業に本気で取り組んでくれるんだろうかという声が出てるのは、実は合併の頃から市長を支えてこられた方々が多く出されてるんですね。この点について市長、どのようにお考えでしょうか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 基本的にやはり1次産業に従事をされてる方は、いわゆる大きな不安をお抱えだろうと思います。これは、やはり全市的に、先程も申しますように、安定した所得が得られないことと、それとやはり米政策大綱にしても、中々具体的にどのように農業従事者に支援策なりが還元されていくのかということが見えにくかったり、いろいろな形があろうと思います。

これらを十分に認識した上で、具体的にそれぞれの地域で農業をというのは、また逆に特色があるものでございますから、その辺をしっかり捉えた農業政策をやっていかなければならないと思っております。その点についての、やはり行政の取り組みがまだ直接、生産者の方に一緒にやっていこうというような空気ができ上がってないのではないかなという認識は致しているところであります。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) まだ一緒にやっていこうというところまでいってないというのですが、急がないと、今日の議論ではありませんが、やる気があれば何でもできると、先程発言があったり、スピーディーでないといけない。こりやっぱりそうだと思うんですよね。今の市長の答弁で私が本当に望んでいたのは、「いや、私は本気で取り組みますよ」というのをばんと出して頂きたかったんですね、私としては。是非、まだ今日、今から議論続きますから、最後は多分そのような御答弁が頂けるんだろうと思うんですが。例えば市長がそうじゃないよ、我々のまちはもう文化を中心にいくんだと、例えば観光をやるんだということであれば、それなりに1次産業が少し難しいかなということがあるかもしれませんが、一応6次産業の基幹となる農林水産業であるとおっしゃってるからには、やはりそこが市民に伝わらないと中々難しいと思うんですね。

 6次産業が栄えるということは、多分市長は、1次も2次も3次も全て栄えるというふうにお考えなんでしょうけれども、中々全部満遍なくというのは今の御時世難しい。1次産業と観光を結びつけるんだということでグリーン・ツーリズムということもよく言われるんですけれども、実際の現場で、グリーン・ツーリズムで現在農業に従事してらっしゃる方々の収入が確保できるのかというと、かなりクエスチョンマークがつくわけですね。

 実際には米政策改革大綱で来年以降、多分、国は農区を中心に、要するに法人化の方向に進んでいくんだろうと思いますが、これは国の政策なんで、ここでとやかく言っても、自民党、公明党の政策を、野党である日本共産党さん、自公の悪政とよく批判されるんですが、これはもう国の政策なんで、我々がここでとやかく言うことじゃないんですが、法人化を目指していこうとする国の政策は国の政策として、長門市はどういうふうにしていくのか。今、担い手をお育てになるという発言でしたが、大変これは非常に抵抗があるかもしれませんが、定年退職されて戻られた方を農業後継者と呼んでいいものかどうかというのは、非常に判断に悩むところなんですね。

 本来は、先程市長がおっしゃったように、農高水高という非常に産業高校がある。近くには水産大学校もある。その辺をきちんと後継者としてもっていけるような政策を市として独自に編み出していく必要があると思うんですけど、そういう方向で市長も考えてらっしゃると思っていいんですかね。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 後継者育成と団塊の世代の話を致しましたけど、これは農業経験のある、あるいは実家がそうであるという形が対象になろうと思いますけども、やはり定期的に後継者をつくっていく、これがじゃあどこでそれが難しいのかということになっておるわけでございますので、やはり施策としてそれを捉えて、そして何をしたらいいかと、これは先程からも申しますように、やはり地域農業という観点から、全体を底上げして、少々の条件を整えることも一つの形としてなるでしょうし、また逆にやはり従事者に対する最初からの突っ込みとして、後継者をつくっていくという積極的な施策も必要ではないかなということにも思ってはおります。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 大まかな概念は分かるんですけれども、具体的に──ちょっと具体的な話を申し上げましょう。

 例えば先程の水産業で、水産業は明日林哲也議員もされるんでしょうが、水産業でケンサキイカを特産にするんだ、でも実際にこれ県のほかの自治体、下関や萩と連携してやるわけですよね。と言いながら、最終的には仙崎イカとしてのブランドをかためるんだという、これ難しくないですか。聞いてて、ほかの市町村と連携してイカの販路をつくるんだと言いながら、でも仙崎イカなんだ、でも実際にはもう須佐とか下関はどんどんイカでもうプッシュされてますよね。そういう具体的なところで後手に回ってるんじゃないかと感じるんですが、いかがでしょう。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 今、仙崎イカの話が出ましたけど、私はこのいわゆるケンサキイカ、仙崎市場に、或いはこの圏域に揚がる市場の流通というのは、既にでき上がっておると思います。いわゆるネーミングが遅れてたというのが特色であろうと思っております。

 ですから、決してほかと組んで連携して市場流通を拡販を図っていくんじゃなくて、独自の流通は既にあると、このように解釈しております。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) そのネーミングの遅れが非常にやっぱり問題だと思うんですよね。ネーミングの遅れだけだから何とかなるというんじゃなくて、ネーミングの遅れ、遅れてしまったと、じゃあどうやって挽回するのか。

 かつて旧長門市で市民フォーラムというところで、田村哲郎議員が「新世紀」という文書の中に出されてらっしゃったときに、私も感動して、同感ですごく共鳴して読んでたんですが、萩、下関と大きく合併があると、長門市も合併して、三国志の時代では埋没するんではないかと、萩も下関も全国的なネームバリューが大きくある。その中で長門市が生き残っていくにはどうすればいいのかという、そういうちょっとネーミングが遅れたからというのでは、ちょっと認識が違うんですね。だから、そういう一つ一つをしっかり捉えて頂きたい。

 例えば、先程の阿波議員が子育ての話をずっとされてましたけれども、県にはこういう施策がありますよと、市長の答弁は、来年度から国もこういう方針を出してきたからこうすると、結局、国や県の方針にのって、つまり国や県が方針を出してきたら長門市もそうするよということは、申し訳ないですけど、全国に先駆けてはないですよね。全部全国平均並み以下の評価になってしまうと思うんですよね。

 そこで是非、例えば、前に委員会で私申し上げたんですが、国保の出産一時金が国は30万円を35万円にすれば、長門市は40万円だよ、無理なら38万円だよという、それだけ手厚くやってるんだよというのを全国にPRする、そういう手法を一つ一つとっていかないと、恐らく埋没していく可能性が高い。

 6次産業でもし真剣に1次産業を振興しようとなさって、後継者を育成しようと思ってらっしゃるんなら、これも一般質問でかつて南野勇治議員から奨学金制度の話が出ました。是非日置農高、水産高校にそういう奨学金、もう就農してくれるんなら返さなくてもいいよというぐらいの先行投資ですよね。または、農業大学校に行く、水産大学校に行くんであればいいよと、そのかわり就職先が違ったら返済してくれ、一般的な奨学金もそういう制度ですけれども、そういう制度なんかをどんどん取り入れられるという、そういう発想のようなものができ──そういうような会議をするようなシステムというのがつくれないものかというのをちょっとお尋ねします。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) まず、ネーミングだけが遅れてたからとかと言ってるわけではございません。やはり、こういったもの一つをとりましても、漁協とか農協とかと連携しながらやっていくことでございますので、そういったことも含めて、私はやはり気持ちの上では非常に焦って取り組んでおるわけでございまして、そこら辺は御理解頂きたいと思います。また、確実にそういう空気が私はできていってるんじゃないかなと、ブランドづくりにしても思っております。

 人づくり、先程少し突っ込んだ形でというふうに申しました。人づくりですね。その辺をちょっと意識をしております。ただ、具体的に、じゃあどういった補助制度なり支援制度なり、考えられるのは、新規就業者をいろいろございますけれども、それを残ってやられる方にそういったことをしていくのかということも含めて、私はそういったことも研究をしていく必要はあろうと思っておりますし、これにももう積極的に研究も含めて取り組んでいっていいのではないかと思っております。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 今そういうシステムづくり、JAさんとか当然もう漁協さんに話を聞かなきゃいけないんですが、先程も今日午前中も話がありましたけど、現場の声を実際に今つくってらっしゃる──今日棚田の話も随分出てました。ああいう声が課長さんは御存じなんでしょうけれども、もっと言うと現場の職員さんが御存じのことが、どのようにして市の方に──私もかつて一般質問でも縦割り行政でいろいろ情報を共有するシステムづくりが必要なんではないかというふうにお尋ねしたこともありますけれども、そういう声がスムーズに通るシステム。だから、農協さんと話をしました、漁協さんと話をしました、でもそれがきちんとつくられていくようにしていかないと、恐らく現状が打破できないんではないかと思うんですね。

 我々が視察に行った埼玉県の新座市というところは、今回、先程運動会の話も出てましたけれども、新座市では市長が秘書を連れて行かれますよね。秘書官はそこで情報収集に努められるんですね、必死で、その場で。ただぼっとしてるんではなくて、市長が行事に出てらっしゃる間、そこにいらっしゃる一般の人々の声を聞き、市長にお伝えする。そういうのも前に市長にもお話して、私はそういうシステムづくりが長門市内でも構築されつつあるのかなと思ったんですけれども、まだそういうのがなさそうなイメージなんですね。

 現在、6次産業推進室長がかつて農林課にいらっしゃる頃は非常に歩いてらっしゃいましたよという現場の声なんかもよくお聞きするわけです。職員の方はそうやって歩いてらっしゃるんだけれども、それが中々市の全体としての政策に反映されていないようなイメージがあるんですが、そういうシステムと言うか、組織と言いますか、今から農協や漁協ともお話されて、それでそういうのをきちんとつくり上げられるのは、これまでどおりではちょっと難しいんじゃないかと思うんですけど、いかがですかね、市長。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 今、ブランド名の話をされ──例えばブランドの場合はという流通を見た場合ですね。ただ、何も全般的にそうだと言っておりません。と言いますのは、生産法人の話もしましたし、いわゆる集落営農、これには相当現場に踏み込んでいって指導しているはずです。そういった中で、現に生産法人等を持ってきているわけですね。そういった方々は、比較的積極的な地域産品づくりには取り組んでおられるのではなかろうかと思います。

 また、俵山のグリーン・ツーリズム等もこれは美しい村づくり事業等につきましては、現場の現地の意欲から出てきたりする事業でございます。その辺につきましては、決して今の行政と直接やっていけてることは、私は相当あるんじゃないかというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 私も随分、今回いろいろな方にお話を聞きにいったんですけれども、確かにきちんと指導が入ってるところもありますけれども、いろいろありますよね、機械化営農集団とか農区、それから部会とかいろんな作物による部会とかがありますけれども、届いてないところもかなりありますよ。そういうところから声が上がってくるわけですね。恐らくスムーズに市長のところまで届いて──これまでの一般質問の対応についてという、こういうのを頂きました、今回。非常にありがたいことです。これまで我々議員が一般質問を一生懸命して、長門市を良くしようとしてきた、それについてこれだけの対応をしてますよという、返ってきてるんですけど、この中に縦割り行政や先野議員もすぐやるコールとか、林克好議員からもいろんな相談室の話なんかも出てるんですけど、それらの組織についての答えは全然ないんですね、残念ながら。

 私は特に、私、今までの議会で全部発言してるんですけど、ほとんど取り上げられてなくて、1個だけしかなかったんですが、私が余り細かいことを聞かない、総論的なことしか言わないので、長門時事さんにもほとんど書いて頂けないんですけれども、そういう組織づくりとかシステムをきちんとされないと、恐らく、多分それが市民に一番届いてないんじゃないかと思うんですね。

 もう大体同じようなことになりますので、最後にこれを一番市長にお伝えしたい、議論したいところがあるんですが、市長はこれからの1次産業はとにかく担い手づくりにあるんだというふうにおっしゃいました。いろいろな方法があると思うんです。補助金を出す、その補助金の出し方も食管法も変わりましたから、出し方がいろいろばら撒き批判を受けたので、1品種とか他品種とかいろんな出し方がありますね。どう補助金を出すのかという出し方もあるでしょうし、狭くやるのか、広くやるのか、それから先程市長がおっしゃったように後継者を育成するのか、それともブランドをつくって生き残っていくのか、連携を図って生き残っていくのか、様々な方法があると思うんですけれども、一つはまず現場の声を一番聞いて頂きたいというのが一つです。

 よく市長は6次産業で観光面とかもおっしゃるんですけれども、ナツミカンの原木が大日比にあったりするんですけど、その辺もまだうまく活用されていない。でも、現場の方々は割とプライドを持ってらっしゃる。そういう現地の声というのが中々届いていない。先程も言いましたけども、いろんな部会が補助金の申請なんかの件もいろいろ揉めてたりするんですけれども、その辺もどういう補助金をするのかとかという、ばら撒けという意味じゃないですよ。市はどういう方針でいくのかというのを現場の声をお聞きになってきちんと決めて頂きたい。それがないと中々難しいというのが一つ。

 もう一点は、後継者をつくるには──先程も奨学金の話をちょっとしました。そういういろんな具体的な手は打つところがあると思うんですが、ブランド品にしても何にしても、突飛なことをしようと──先程長門市は全国の先を行ってほしいというのと相反する部分があるので、すごく難しい表現になるんですけれども、作物として、例えば何て言うんですかね、全国でほとんどつくっていないようなものをここでつくって特産品にするというのは、今までもそういうので補助金を出してきて失敗例があるから難しいですよね。何よりも後継者をつくろうと思うと、今、現実にこの長門市で頑張っていらっしゃる農家や漁家の方々が、利益をお上げになって、1次産業に就職したいと若者に思わせないと、多分後継者は育たないんですね。

 ですから、まず今、現場で頑張ってらっしゃる方の声を聞き、今、現場で頑張ってらっしゃる方の収入を上げる施策を打っていくというのが、私は1次産業の根幹だと思ってるんです。いろいろな話を聞いてみてですね。ですから、Uターンされた方を後継者につくるとか、そういうことではなくて、そこが一番ないと。だから今、現実に頑張ってらっしゃる方がたくさんいらっしゃる、その方々の気持ちが中々報われないところに、長門市は本気で1次産業を支える気があるのかという声になって返ってきてるんだろうと思うんですけど、この辺いかがでしょう、市長。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 正に御分析のとおりでございます。我々もそれを認識してやろうとしておるわけでございます。ただ、現場の声を聞く状況、聞き方、或いはそれを聞いての捉え方、取り組み方等がまだまだ私たち、或いは議員の考えと差があるのかどうかは別としまして、やはりより現実に近いものにしていくつもりで、これからも取り組んでいかなければと思っておるところでございます。

 何よりもまず現場の声をしっかりと聞くということも改めて必要だなというふうに思っております。



○議長(南野京右君) 中野明彦君。



◆15番(中野明彦君) 最後になりますが、そうすると例えば支援センターてありますね。三隅、日置、油谷にあります。そこには行政もかかわっていますよね。そういうところに市長御自身が出られないのであれば、そういうところでは恐らく生産者の声、それから農協の声、いろんなところの声が集まってるはずなんですね。聞いたところは、部長は出てらっしゃるようですけれども、そういうところの声なんかもきちんと吸い上げていかれないと、問題が解決していかないというふうに思います。

 それと、私は来年度から米政策大綱がいろんな制度を打ってきて、法人化していくんでしょうけれども、多分国は最終的には優良農地の集約に持っていこうとしてるんでしょうけど、そうすると棚田は荒れますよね。

 ですから、先程も言いましたけれども、長門市は長門市の独自の──棚田も1俵3万円で売れるんなら、多分みんな一生懸命つくると思うんですよね。難しいですよね、現実問題できない。そうするとどうすればいいのかという問題で、国は中々その辺は打ってこないというのがあるので、その辺を最終的に──私も人材育成は大賛成なんです。そこを市長がこれでいくよと、一生懸命やるんだと、絶対やるんだという強いお気持ちを見せて頂いて、例えば萩の野村市長はナツミカンでやるんだと言われるので、いろんな組合なんかにもちょくちょく顔を出されるそうです。

 是非、そういう方針を長門市もやるんだよという御答弁が頂けたら、それで私は質問を終わろうと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(南野京右君) 松林市長。



◎市長(松林正俊君) 人づくり、そしてそれができ得る環境づくりとして、やはり安定的な農家や漁家の育成になるわけでございますので、所得安定のした農業従事者、或いは漁業従事者、そういった観点からすれば、今日御指摘ありましたように、私もこれからより頻繁に1次産業従事者の方とお話ができる機会を設けていきたいと思います。



◆15番(中野明彦君) 以上で終わります。

────────────・────・────────────



○議長(南野京右君) お諮りします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。御異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(南野京右君) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定しました。

 次の本会議は、明12日、午前9時30分会議を開きます。

 本日はこれで延会します。御苦労さまでした。

午後3時16分延会

──────────────────────────────



   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。



     平成18年 9月11日

                議  長  南野 京右

                署名議員  阿波 昌子

                署名議員  野村 正夫