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山口県 下松市

平成 24年 9月 定例会(4回) 09月12日−03号




平成 24年 9月 定例会(4回) − 09月12日−03号







平成 24年 9月 定例会(4回)


平成24年9月12日
平成24年第4回下松市議会定例会会議録第3号
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議事日程
  平成24年9月12日(水曜日)午前10時開議
 日程第1、一般質問
本日の会議に付した事件
  日程第1
出席議員(20人)
11番  浅 本 正 孝 君        12番  藤 井   洋 君
13番  森 繁 哲 也 君        14番  松 尾 一 生 君
15番  古 賀 寛 三 君        16番  永 田 憲 男 君
17番  河 内 裕 文 君        18番  磯 部 孝 義 君
19番  堀 本 浩 司 君        20番  高 田 悦 子 君
21番  近 藤 則 昭 君        22番  渡 辺 敏 之 君
23番  城 市   進 君        24番  広 戸 一 見 君
25番  村 田 丈 生 君        26番  山 本 朋 由 君
27番  中 村 隆 征 君        28番  金 藤 哲 夫 君
29番  内 冨   守 君        30番  中 谷 司 朗 君
欠席議員(なし)                
説明のため出席した者
       市長             井 川 成 正 君
       副市長            森 田 康 夫 君
       教育長            相 本 晃 宏 君
       水道局長           白 木 正 博 君
       総務部長           原 田 雄 次 君
       企画財政部長         棟 近 昭 典 君
       生活環境部長         林 惠 二 君
       健康福祉部長         村 上 孝 司 君
       少子化対策担当部長      網 本 哲 良 君
       経済部長           松 原 隆 士 君
       建設部長           古 本 清 行 君
       教育部長           石 田 純 一 君
       消防長            田 村 一 正 君
議会事務局職員出席者
       事務局長           森 重 則 彦 君
       議事総務課長         大 空 之 文 君
       議事総務係          田 中 智 幸 君
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午前10時00分開議 



○議長(中谷司朗君) おはようございます。ただいまの出席議員、20人であります。これより平成24年第4回下松市議会定例会の3日目の継続会を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。





△日程第1.一般質問



○議長(中谷司朗君) 日程第1、一般質問を行います。

 別紙一般質問通告書の順により順次質問を許します。高田悦子議員。

    〔20番 高田悦子君登壇〕



◆20番(高田悦子君) 皆さん、おはようございます。高田悦子でございます。通告に従いまして一般質問を行います。

 大きい項目の1番目、通学路の安全対策について。

 昨日、同僚議員が同じ趣旨の質問をされ重複するとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 本年4月23日、京都府亀岡市で軽乗用車が集団登校中の児童と保護者の列に突っ込み3人が死亡、7人が重軽傷という痛ましい事故が発生し、その後も各地で登下校時の児童が死傷する事故が立て続けに発生をいたしました。

 平成24年版交通白書によりますと、昨年1年間の交通事故死亡数は4,612人で、11年連続の減少で、ピーク時の3割以下となっています。しかしながら、負傷者数は今なお85万人を超え、しかも死者数を見ますと歩行者が占める比率が上昇しており、2011年には歩行者の死者数は全体の36.6%にまで伸びている現状です。

 ここ下松市におきましても本年3月に策定されました第9次下松市交通安全計画を見ますと、事故発生件数は同じような傾向にあるようです。今回取り上げました通学路につきましては、学校保健安全法や道路交通法上で明確な位置づけがなされず、通学中の児童生徒への安全配慮義務というものが明確になっていないなど、問題点は指摘されていますが、現状の中で私たち大人ができ得ることを模索しながら、子供たちの安全と生命を守る、特にルールを守っている歩行者が守られるということを最優先課題として取り組むべきと考え質問いたします。

 1点目は、全国の事故等を踏まえ、国・県から通達のあった通学路の緊急総点検の結果と、今後の取り組みについてです。

 6月下旬から8月上旬にかけて教育委員会を初め関係各位において合同で通学路の総点検を行ったと伺っております。ことしは特に猛暑でしたので、子供の安全のために汗を流したとお聞きし、敬意を表するものです。

 そこで、総点検の結果についてお聞きいたします。また、その結果を点検のための点検に終わらせないために、目に見える形での対策を計画的に実施すべきではないかと考えるものですが、今後危険箇所などについて具体的にどのように取り組んでいかれるのか伺います。

 2点目は、通学路の防犯灯の設置についてです。

 現在、防犯灯については、1階の生活安全課所管で自治会が設置しておりますが、交通安全対策としての街路灯については、2階の土木課が所管しているのは御承知のとおりです。

 そこで、いつも問題になるのが、自治会で設置できない場所の防犯灯についてです。今回は、通学路としましたが、通学路に限定しなければ市内各所にこうした要望はあると思います。私たちも5月から行いました出前市議会で多くの要望や御意見をいただきましたが、通学路の安全対策を考えますと、自治会とか土木とかの縦割ではなく、行政全体でこうした課題に取り組むことが大切であると考えます。

 とりわけ、現在要望等がある通学路の防犯灯の設置についてどのように対処されるのか、お伺いいたします。

 続きまして、大きい項目の2番目、子育て支援の充実について。1点目は保育園問題についてです。

 初めに、各保育園の耐震改修について伺います。

 9月補正予算に中央保育園の耐震改修設計業務委託費として660万円が計上されております。小さな子供たちが毎日過ごす保育園は、一番安全でなければならないと考えるのは当然で、今回の耐震改修は何より優先されなければならない事業であると考え、評価をするものです。

 そこでお尋ねいたしますが、中央保育園の耐震改修の今後のスケジュール、また残りの花岡、潮音保育園の耐震改修について、井川市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、今回、中央保育園の耐震改修を行うということでの民営化計画についての影響をどのように考えているのか伺います。

 私は、以前から中央保育園の2次診断の結果を懸念しており、2次診断の結果いかんによっては、しっかりと耐震もした上で民間にお願いしたほうがいいのではないかと提案しておりましたので、今回の市長の決断には十分納得するものですが、一方で、計画されていた民営化には、スケジュール的にかなりの影響が出てくるのではと心配をしております。22年4月に説明を受けました民営化計画は、実質的におくれを見ております。これまでさまざまな事情で進展しなかったということは承知しておりますが、この計画には保育士と職員の人数や、それに伴う効果額について記載されていることから、この数値についても見直しが必要なのではないかと考えるものですが、民営化のスケジュールも含めた計画の見直しについてお聞きいたします。

 続きまして、保育士の確保についてです。

 現在、下松市においては、特に3歳未満児の子供たちの保育園入所が困難なことについては、御承知のとおりでございます。その間、潮音保育園の改修により、未満児の定員をふやしたり、各保育園の定員をふやすなどの対策はとってこられたのは承知しております。しかしながら、先日、担当課に保育園入所について希望を伝えたところ、「保育士が確保できれば入れる」という、一瞬耳を疑うような言葉を耳にいたしました。空きがあるのに、保育士が確保できないがためにゼロ歳児の入園が叶わないということでした。定員がいっぱいで入れないのであれば、まだあきらめもつきますが、保育士さえいれば入れるということ自体、残念でなりません。

 臨時職員としての保育士の確保は、どこの市も課題ではあるようですが、下松市のようにここ七、八年、保育園への入所困難な状況が続いている市は、ほかにはないのではないでしょうか。9月からは改善されたと伺いましたが、今後もいつ、こうした状況になるかもわからないことから、保育士の確保が十分なされることを求めるものですが、井川市長の御所見をお伺いいたします。

 続きまして2点目は、乳幼児(子供)医療費助成の拡充についてです。

 下松市では、平成20年8月に3歳未満児の乳幼児に対し、医療費の所得制限を撤廃し、県制度に上乗せをし、拡充がなされました。子育てをする多くの市民の皆さんの長年の要望がかなえられ、大変喜ばれているところでございます。この乳幼児、また子供医療費への支援策は、どこの自治体も要望が多いことから、単独での支援の拡充が広がっております。下松市でも、子育て家庭からの要望はかなり高いことは、御承知のとおりでございます。

 この施策につきましては、井川市長は一貫して行財政改革、保育園の民営化とのセットでしか考えられないとの姿勢でございました。当初、民営化について、議会や市民に対しての説明では、22年度中に民営化の方向性が見えてきたなら、23年度からでも子供医療費の拡充について予算措置を考えていると明言されましたので、私も医療費助成の拡充については、一日も早くとの思いでしたが、かなりの財源も必要ですし、ほぼ恒久的な財源として考えなければいけないという観点から、市長の考えも理解してきたつもりではございます。しかしながら、現状、民営化はさまざまな理由から当初の計画より大幅に後れをとっております。期待している子育て家庭の子供も年々大きくなり、ついには支援策を全く受けられないということもあるのではないかと心配しているのは、私だけではないと思います。

 そこで、通院、入院を含めたすべの医療費を一気に無料にすると、大きな財源を必要にすることから、その一部、例えば入院だけでも無料にする、または一部助成をするなど、少しでも拡充はできないものか、井川市長の御所見をお伺いいたします。

 3点目は、病児、病後児保育の市内設置についてです。

 子供が病気になると、家族の誰かが仕事を休み、子供を見なければなりません。高熱などの時はついていなければいけないので仕方ない場合もあり、1日や2日は何とか休みを取れるかもしれませんが、おたふくかぜや水ぼうそうなどは、熱は下がって元気になっても、ほかの子供に感染するので保育園や学校には行けません。その間、安心して預けられる支援策が、病児、病後児保育ですが、現在、下松市内には設置されておりません。下松市の子供たちは、この場合、契約している周南市、または光市にお願いをしている状況です。働くお母さんにとって、市外に預けて仕事に行き、また市外に迎えに行くというのは、大変ではないかと考えます。22年に策定されましたくだまつ星の子プランにも、市内設置、開設を目標としておりますが、現状どのようになっているのか、市内設置の可能性も含めお尋ねいたします。

 続きまして、大きい項目の3番目、市民交流拠点施設「ほしらんどくだまつ」についてです。

 本年5月から、下松中央公民館ゾーンが供用開始、また7月からは待望の図書館もオープンいたしました。また、私個人的には少し手狭に感じる歴史民俗資料展示コーナーや、カフェコーナー、また、飲食可能なサルビアホールなど、それぞれの施設を一人でも多くの方に気持ちよく利用していただきたいとの思いで、オープンの日を迎えたことと思います。

 また、図書館につきましては、オープンしてすぐに夏休みということもあり、親子連れや学生など、連日多くの市民の方が利用されていたのではないかと考えます。

 そこで1点目は、施設の利用状況と、約4カ月間、その中での課題や、市民の方からの御意見や御要望など、問題点についてあればお聞きいたします。

 2点目は、図書館部分について、児童図書と成人用の図書が入口を入って分かれているので、子供連れの方は気兼ねなく利用しやすいとの声も伺っておりますが、その利用状況とこれまでの課題、またその課題について今後どのように取り組まれるのか、お伺いいたします。

 最後に、市民サービスの向上につながるコンビニにおける証明書等の交付について提案をさせていただきます。

 現在、一部の自治体で実施されておりますコンビニでの証明書の交付サービスは、交付業務を委託する自治体が発行する住民基本台帳カード、いわゆる住基カードを利用すれば、セブンイレブンの約1万4,000店舗のマルチコピー機から、住民票の写しや各種税の証明書などを入手することができます。また、このサービスに、2013年、来年の春からローソンとサークルKサンクスも参入することとなっております。

 コンビニ交付は、まだまだ始まったばかりで、実施自治体も今のところまだ60弱となっておりますが、毎月徐々にふえてきており、下関市でも本年7月からこのコンビニ交付が開始されたところでございます。

 この事業のメリットは、自治体の窓口が開いていない日でも、朝6時半から23時の間、証明書を取得することができ、居住自治体以外にある店舗でも、必要なときに、都合のいい場所でサービスが受けられるということです。自治体にとっては、住民サービスの向上と、窓口の業務負担の軽減など、コストの削減の効果にもつながる施策です。市民サービスの向上、またこれからの時代を考え、コンビニにおける証明書等の交付について、本市のお考えをお聞きし、1回目の質問を終わります。



○議長(中谷司朗君) 井川市長。

    〔市長 井川成正君登壇〕



◎市長(井川成正君) おはようございます。高田議員さんの一般質問にお答えいたします。

 大きい1番の通学路の安全対策について、(1)は教育長のほうから答弁いたさせます。

 (2)通学路の防犯灯設置についてにお答えいたします。

 防犯灯は、自治会からの申請により、市が設置助成しております。通学路において、自治会からの申請が困難な場所への防犯灯設置については、児童生徒の安全を確保する観点から、関係部署で対応を協議したいと考えております。

 大きい2番目の子育て支援の充実について、(1)保育園問題にについて、?各保育園の耐震改修について、?民営化計画の影響と見直しについてに一括してお答えをいたします。

 中央保育園及び花岡保育園については、昨年度実施した耐震第2次診断において耐震性に「疑問あり」との判定を受けたところであります。その対応を総合的に検討した結果、中央保育園については、来年度、3歳未満児棟の耐震改修工事を実施することとし、9月補正予算に設計業務委託費を計上したところであります。

 花岡保育園については、中央保育園の改修に引き続き、移転も視野に対応を検討してまいりたいと考えております。

 また、潮音保育園については、耐震化基本計画の対象外の施設であるため、耐震性に問題はありませんが、これらの耐震改修は民営化と関連がありますので、入所児童数、職員体制等、全体的な状況を踏まえ、計画の見直しについて検討してまいりたいと考えております。

 ?保育士の確保についてにお答えいたします。

 保育士については、児童福祉施設の設置及び運営に関する基準に基づき配置しているところでありますが、近年、入所児童数の増加に伴い、全国的に保育士の確保が困難な状況にあり、特に年度途中においては、配置基準を超えることから希望の保育園を含め入所できないケースが発生していますので、ハローワーク等と緊密に連携を図りながら、保育園運営に支障が生じないよう、保育士の適切な配置に努めてまいりたいと考えております。

 (2)乳幼児(子供)医療費助成の拡充についてにお答えいたします。

 公立保育園の民営化で生みだされる効果額については、子育て支援の充実に充てることとしており、特に市民要望の多い子供医療費助成制度については、基本的に小学校6年生まで、将来的には中学校3年生まで、段階的に対象年齢を拡充したいと考えております。

 しかし、現状においては、市単独事業として将来にわたって持続可能な制度とするため、安定的な財源の確保は欠かせないものであると考えております。

 (3)病児、病後児保育の市内設置についてにお答えいたします。

 病児、病後児保育については、現在、周南市、光市の4カ所の病院で受け入れを行っており、子育てと仕事の両立支援、利便性の向上を図る観点から、くだまつ星の子プランにおける具体的施策の一つとして、市内への設置を掲げているところであります。しかし、現状においては、平成23年度の延べ利用児童数が291人にとどまっていることから、安定的な事業運営、専用施設の確保、専任職員の配置など多くの課題がありますので、今後、医師会の協力をいただきながら検討してまいりたいと考えております。

 大きい3番目の市民交流拠点施設「ほしらんどくだまつ」についての(1)の利用状況につきましては、教育長のほうからお答えをしていただきます。

 2番目の、図書館の課題と今後の取り組みについても教育長のほうから答弁をしていただきます。

 大きい4番目、コンビニにおける証明書等の交付についてお答えいたします。

 コンビニ交付サービスにつきましては、県内では下関がことし7月からサービスを開始したところであります。

 全国的にも実施団体は少なく、取り扱い店舗も限定的であり、現時点では本市が導入する費用対効果は低いものと判断しております。

 しかしながら、市民の利便性の向上や時代の要請という視点もあり、今後の市民要望の効用などを考慮した上で研究してみたいと考えております。



○議長(中谷司朗君) 相本教育長。



◎教育長(相本晃宏君) 大きい1番の、通学路の安全対策について、(1)の総点検の結果と今後の取り組みについてにお答えいたします。

 この度の通学路の安全確保にかかわる合同点検におきましては、事前に各学校で交通・防犯・防災の三つの観点から、点検の必要な箇所を調査し、報告のあった100カ所について、学校、保護者、道路管理者、警察と教育委員会が合同で校区ごとに安全点検を実施いたしました。

 その結果、75カ所が危険箇所として対策や改善が必要であると判断されたところであります。対策が必要となった75カ所の危険箇所につきましては、道路管理者、警察と教育委員会による通学路の安全確保に係る対策案作成会議を開き、個々のカ所についてその対策、改善について検討したところであります。

 教育委員会といたしましては、関係学校における通学路の見直し、見守りたいとの一層の連携強化、児童生徒、保護者への注意喚起等の安全対策を実施し、今後とも地域や関係機関と一体となって、児童生徒の安全確保に努めてまいります。

 次に、大きい3番の、市民交流拠点施設「ほしらんどくだまつ」について、(1)利用状況と課題についてにお答えいたします。

 中央公民館が開館いたしました5月から7月までの間、各交流室の平均利用率は84%と高い水準となっております。

 そのほか、カフェコーナー及び歴史民俗資料展示コーナーにつきましては、利用者の方から公表をいただいております。特に、カフェコーナーのランチタイムの利用状況は、連日満席が続いているとの報告を受けております。

 なお、利用者からいただいた施設に関する御意見や御提案を、現在、整理しているところであり、対応可能なことにつきましては、順次進めてまいりたいと考えております。

 次に、(2)の図書館の課題と今後の取り組みについてにお答えいたします。

 7月3日の新館開館以来、一日平均1,055人の来館があり、館内は連日多くの利用者でにぎわっております。利用状況を昨年同時期と比べますと、貸出人数、冊数ともに約1.6倍の増加となりました。

 今後の課題は、これからも市民に親しまれる図書館であり続けるために、継続的に資料の充実を図っていくことだと認識しております。

 また「ほしらんどくだまつ」内の歴史民俗資料展示コーナーと連携を図りながら、地域資料の収集、保存にも取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 2回目以降の質問は、一問一答で行いますので、よろしくお願いいたします。

 初めに、通学路の安全対策についてです。昨日、同僚議員からもいろいろ質問があったんですけれども、ちょっと具体的にお聞きしたいと思います。100カ所中の危険箇所と思われる対策、改善が必要と判断された箇所が100カ所中の75カ所ということでしたけれども、これを具体的に、今年度、来年度、またいつまでかかるのかわかりませんけれども、取り組んでいかれると思うんですけれども、具体的にはその計画というか、どのように取り組んでいかれるのか、お伺いいたします。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) まず、今回の取り組み、ハード面もかなり、きのうもお答えしたようにあったんですけども、これ予算の裏づけ等があるわけじゃございません。ですから、まずソフト面からということで、教育委員会関係は全てソフト面ですので、まずそこから対応していけると。で、ソフト面でいえば、全ての箇所について対応できる何らかの方法がありますんで、まずそこからということになります。

 それ以外のハード面につきましては、それぞれの所属のほうで随時対策を立てられていくと。ただ、予算措置がされているわけじゃございませんので、すぐにできるかどうかというのは、まだ明らかなことは言えません。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) ハード面のことに関する御質問をいただきました。ハード面につきましては、まず本年度予算で、とりあえず御指摘のありましたところで即効性のあるもの、例えばカラー舗装なり、それとかある程度の路面表示、そういったもの等につきましては、今年度の予算で対応できる範囲内で対応はさせていただきたいと思っております。

 次年度以降でございますけども、当面、経費のかからないと申しますか、それでもってある程度の注意喚起ができる、そういうものにつきましては、来年度、中心的に整備をさせていただきたいと思います。

 先ほど、教育部長も申しましたように、これ当然予算が伴うものでございますので、その辺りについては予算措置ができるよう、建設部サイドとしては財政サイドのほうと調整をさせていただきたい。また、御指摘の中に結構長期的なスパンで考えなきゃいけないもの、特に道路改良なり、水路改良等も必要な箇所もございました。それにつきましては、26年度以降でまた財源措置を担保しながら進めていきたいと。進める方法については、やはり年次計画を策定した上で年度的に整備をしていくという形になるのではないかなと、今は考えております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) 色々と担当部長からお話が出ております予算、予算ということで。私どもとしても、やはり児童生徒の安全に関することでございますので、ぜひ前向きに検討していきたいと、そういうふうに考えております。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 非常に前向きな答弁がありました。今、建設部長のほうから、26年度以降については、大きい事業もあるので、年次計画をつくってということを言われました。私もぜひ、そのようにやっていただきたいなというふうに思っております。

 やる気のある答弁の後、こんなこと聞くのは申しわけないんですけれども、例えば今年度、予算の中でとりあえずできることはやるという予算を使うということになりますと、今一般の市民からのいろんな要望、土木に関する、いろんなところを改修してほしいとか、そういうことが例えば交通安全対策、通学路の安全対策を先にやるがゆえに、ちょっと来年とか再来年に先送りになるということは考えられないのかどうなのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。ちょっと心配しております。



○議長(中谷司朗君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 非常に御心配をいただきまして、大変ありがとうございます。ただ、建設部、まあ本市としても、市民要望に応じた形での予算の確保は、当然しておるのが事実です。ただ、優先順位というものが当然ございますので、その中での調整を図らせていただいて、対応できるものについては対応するという形を取りたいと思っております。

 ですから、今、議員さんおっしゃいましたように、その優先順位が逆転するというケースが当然出てまいります。それについては、やはり1年ずれる可能性もあるかもわかりませんけども、その辺についてはまた地元等と協議をさせていただいた上で、若干のずれはするということも御了解の上で、その辺の対応はしていきたいと思います。

 ですから、極力今の予算を有効に使わせていただくという形で進めさせていただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) もちろん通学路の安全対策は最優先だと思います。しかしながら、一般道、ほかの道路につきましても、一般市民ですけど、この中にはやはり児童生徒も含まれ、幼稚園、保育園の子供、また高齢者などの交通弱者も含まれることから、決してそうした安全対策のほうもできるだけ遅くならないように、要望をかなえていっていただきたいというふうに、しっかり予算の確保もしていただきたいということを要望しておきたいと思います。

 それでは次に、この平成17年4月1日に施行された下松市の安全・安心まちづくり条例、それから本年3月に策定されました第9次の下松市交通安全計画、こうしたものを見ますと、その中にはさまざまな安全対策というものが盛り込まれております。もちろんその中には、児童生徒、また通学路に関することもきちんと明記されているわけですけれども、よく読みますと、やはりそれは理論であり、精神のようなものが明記されているわけです。実際の安全対策の推進体制、どこがその安全を、責任を持って、予算も確保してやっていくのかというのは、ちょっとそこからは見えてきません。条例と計画、ともに今は環境部の生活安全課が所管ということですけれども、条例の、例えば安全・安心まちづくり条例の中に、推進体制の規定というようなものも追加で盛り込むということも必要ではないかと考えるわけですが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 林生活環境部長。



◎生活環境部長(林惠二君) 議員さんおっしゃることもよくわかります。これは、市の関係部署だけでなく、あるいは警察とかほかの県、それから国とかいろんな部署に及んでまいります。ですから、市とすれば関係部署で協議しながら、交通安全対策を含めてこれからやっていくということには、当然なると思います。それを条例とかその中に訴え込むかどうかという問題は、その条例自体も、市としてそういう安全対策をやっていくという方針を出しているわけですから、当然そういう関係部署での協議をして進めていくということになるというふうに思います。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) なぜこうしたことを聞くかといいますと、やはり市民の方は、自分たちの今のこの要望をどこに持って行っていいかわからない、窓口がわからないということも一つあるわけです。生活安全課に持っていったら、いや土木だと言われた。土木に行けば、それは通学路だから教育委員会じゃないかというふうな、やっぱり庁内の中で市民の方にわかりづらいというのがあるので、やはり推進体制はどこが責任を持ってやるのかということも、やはりきちんと市民にわかるように、庁内では協議しているかもしれないんですけど、市民にはそれは見えてきませんので、そのあたり、少しもう一歩踏み込んだ取り組みというのも必要かなというふうに、市民の立場から見て思うわけですが、何かあれば御意見を伺いたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 林生活環境部長。



◎生活環境部長(林惠二君) おっしゃることは、大変よくわかります。市民の立場でどういうふうにすればいいかということを、どこに言っていけばいいかということでございますが、今そういうことに対する対案というのは持ち合わせておりませんが、今後、そういうことがどういう形でできるかということを検討してみたいというふうに思っています。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 今、ハードのことをちょっと何点かお聞きしましたけれども、やはり私はハードだけではなく、先ほど石田部長がソフト面は全て100%やっていくんだということでしたけれども、安全な環境、道路環境だとかいろんなことを整えていくのは当然としまして、私はもう一つ、学校の中での交通安全教育について、ちょっとお聞きしておきたいと思います。

 本年8月に出されました通学路の交通安全の確保に関する有識者懇談会、この中を見ましても、危険性を予測し、自らの身を守るための交通安全教育、これを促進していこうということが、その懇談会の中で書かれております。子供たちに交通ルールを守ることを教育するということは、もちろん大前提なんですけれども、自分がルールを守っていれば、決して事故に遭わないということは、今の時代ないわけです。だから、要するに、自分がルールを守っても、守らない人によって事故に遭うことがあるという、そうしたことを認識させることが重要で、例えば交通ルールを守るということだけではなく、子供たちに危険性を認識させる、予測する、例えばエンジンがかかっている車の横を通るときには、そのエンジンがかかっていることによって、車はいつ発進するかわからないし、車より、近くで自分でしゃがんだら運転手の目には見えないというようなルールだけではなく、その危険性を教育する、そうしたことも必要だということもいわれております。

 もう一つ、学校における安全教育に関する指導時間がどうしてもなかなか取れないんじゃないかという、こうした意見もあるわけですけれども、下松市における各学校の交通安全教育の実態とお考えについて、お聞きしたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 相本教育長。



◎教育長(相本晃宏君) 各学校における交通安全教育についての御質問でございますが、本市、小学校、中学校におきましては、児童生徒の発達段階に応じて、また地域の実情に応じまして年間指導計画を立てて指導しております。

 どのぐらいやっているかということでございますが、大体、小学校で年2回、それからこれにプラス警察の方をお招きして、交通移動教室という形でもやっております。

 なお、小学校1年生は初めてですので、これは入学してすぐに指導するということもやっています。今、おっしゃいましたように、ルールをまずきちんと教えるということが大切だと思っています。守ること、そのほかに、今議員さんがおっしゃいましたように、多くの小中学校では、危険が潜むようなところのイラストと写真等を見せて、そして危険を予測したり、危険を回避したりする方法についても、現在やっておりますし、要するに危険予測学習、こういうものを取り入れてやっております。

 そうして、みずからの命はみずからが守るということをしっかり教えていきたいと、各学校でそういうふうにしておりますので、これからは、なお下松の場合は交通がよその地に比べて渋滞しておりますし、大変危険度が高いですから、しっかりやっていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 続きまして、防犯灯についてです。

 答弁では、自治会で設置が困難な場合について、関係部署で対応、協議というふうにありました。ちょっとよくわからないんですけれども、もう少し具体的に、今言える範囲で示していただければと思います。



○議長(中谷司朗君) 林生活環境部長。



◎生活環境部長(林惠二君) これまで防犯灯につきましては、自治会の協力をいただきまして、通学路等においても防犯灯を設置していただいているという過去の経緯がございます。今回、通学路でそういう設置は難しいということになれば、一定の基準を設けないと、なかなか全てのそういうところに設置するということは難しいのではないかというふうに思っております。

 で、今回の調査でも4カ所に防犯灯の設置とかいうのが出てきているようでございますけども、学校から自治会のほうにもお願いされるというふうに聞いておりますし、実際の場所とか、その必要性というのがどれだけあるかというのが、現状ではちょっと、今はわかりかねるということもございますし、う回路とかという検討も、夜間においては、通常の通学と夜間の通学を分けて通学路を考えるということも必要ではないかというふうなこともあると思いますので、関係部署でいろいろ協議する必要があるかなということでお答えをしているということでございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) わかったような、わからないような、実際にできるのかなというふうに、ちょっと不安に思っております。

 昨日も、同僚議員から高校生の安全対策についての質問もありました。教育委員会が関われるのは小・中までということですけれども、例えば高校生が自転車等で帰る場合の防犯の関係で危険だと思われ、そこの自治会の方は必要性を感じていないと。だけど、交通安全対策でもないので、土木での街路灯の設置も難しい。こうしたケースの場合は、どこの部署で対応していただけるのかというのが、先ほどの関係部署で対応、協議の中に入るのかなというふうには思うんですけど、入れていただけるんですか、そういう場合は。



○議長(中谷司朗君) 林生活環境部長。



◎生活環境部長(林惠二君) そういう要望がどちらから出されてくるかということが、ちょっとわかりませんけれども、それはそういう防犯灯設置の検討の一つには挙げなければならないかなというふうには思っております。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 基本的には、自分の身は自分で守るということが基本ではあると思いますけれども、しかしながら1本の街灯があるだけで、犯罪の抑止にもつながると思います。市民の安全、特に未成年者の安全を考えるのは、私たち大人の責任であるとも思います。

 市民が危険を感じて相談に来られた場合、決してたらい回しにならないよう、現時点では、幸い下松市では全国で起こっているような残忍な事件や事故は起こっていませんけれど、起きてからでは遅いということで、しっかり対応していただくことを要望したいと思います。

 次に、子育て支援に行きたいと思います。

 各保育園の耐震改修につきまして、昨日も同僚議員のほうから指摘がありました。まず、中央保育園の仮設園舎のつくりというのは、執行部が考えておられるのは、1階建てなのでしょうか、2階建てなのでしょうか、お聞きします。



◎生活環境部長(林惠二君) 中央保育園の耐震化については、一応、仮設の園舎が必要になります。今、考えておりますのは、平屋建ての仮設の園舎です。ですから、事務室と、あとゼロ歳、1歳、2歳の部屋をつくるということになります。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 私も、この中央保育園の土地の狭さを考えますと、私はやはりそこでの工事というのは、子供への影響というのは非常に大きいと思っております。やはり、未満児の子供だけではなくて、全園児を仮設園舎に移動させてから、工事に取りかかったほうがいいのではないでしょうか。

 昨日、部長の答弁では、3歳児の午睡の時間は、大きい音を立てないような工事ということも言われましたけれども、通常の保育をするにしても、工事をしておりますと保育士が大きい声で話さないといけなかったり、子供たちの気が散ったり、それから落ち着かなかったりするのではないかと、非常に心配になります。子供たちは、一日最低8時間という時間は、保育園で過ごしているわけです。起きてからの生活で、ほとんど保育園で過ごすということで、それはすごく大切な時間です。子供にとっては。保育園に行く子供たちの生活は、朝は本当に御飯を食べて保育園へ、保育園から帰ったらほとんど食事とお風呂の時間です。もうあとは寝るだけです。ということで、保育園の時間が非常に重要だと思います。

 どの年齢の子供たちも、日々成長していることを考えますと、工事が何カ月を要するかはわかりませんけど、やはり児童の発達心理、この面からも、私は相当影響があるというふうに考えます。まだ9月議会で予算がでたばっかりで、予算の段階ですから、先ほど部長は、平屋建てで事務室と0、1、2の部屋をというふうに言われましたけれども、ぜひこれを、土地もないでしょうから2階建てにして、全園児がそこで、仮設園社で過ごせる、こうした変更も、今の段階ならできるんじゃないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 今回の耐震化については、特に保育への影響というのはかなり大きいと思います。一日の大半を子供たちは保育園で過ごしますので、ですからその辺では極力影響はないように対応していかないといけないんですけど、今の段階では、ちょっと仮設の園舎をつくる場所も窮屈な面もありまして、あと平屋と2階では、当然また費用負担も変わってくるというようなところもあります。ですから、そういう今の段階ではそうなんですけど、一応その辺が可能かどうか、ちょっと検討のほうはしてみたいと思います。実際に、そういうふうにできるかどうかというのはわかりませんけど。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) ぜひ前向きに検討していただきたいと思います。子供たちのそうした精神的な発達は、お金にはかえられないと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 次に、中央保育園の耐震改修のスケジュールなんですけれども、本会議でも少しありましたけれども、24年度で設計業務、25年度に工事ということで、その終わりというのは執行部としてはどのあたりを、供用開始も含めてですけど、考えていらっしゃるか。まだ全然わからないという状況なんでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) これは、実際にちょっと設計をしてみないと、はっきりしたことは言えない部分はあるんですけど、今、私のほうで想定しているところは、今年度中に一応設計を済ませて、来年度、25年度に仮設園舎の建設、その後工事ということで、今、改修工事のほうが大体9カ月程度かかるんではないかなと、いろいろ機械が入らないという部分がありますから、どうしてもちょっと工期が長くなってしまう。ですから、仮設の園舎を4月、5月ぐらいで建てて、6月に引っ越しをして、その後、工事にかかる。ですから、25年度中には工事のほうを完成させたいという考えでございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 25年度中にということで、26年から供用開始ができるかもしれないということですね。

 花岡保育園につきましては、昨日、同僚議員も詳しく聞かれましたのでよくわかりました。とにかく土地の、用地の取得、土地の選定を急いでいただきたいと思います。

 潮音保育園につきましては、耐震性に問題なしという答弁でしたけれども、耐震化基本計画の対象外の施設というだけで、問題なしと本当に断言できるのか、どうなのか。建設が昭和56年というふうに聞いておりますので、ぎりぎりかなというふうに思うんですけれども、いざというときに自分で逃げられない、小さな子供たちを預かる大切な保育園ですから、今後耐震診断もやっぱりやっていくべきかなというふうに思うんですけど、そのあたりの考えはいかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 一応、公立4園の中で、あおばと潮音につきましては、平屋建てということもありまして、当初から耐震化計画の対象の施設に入っていませんでしたから、1次診断もしてませんし、2次診断も行っておりません。ですから、今後この二つの保育園を含めて、他の公共施設もそういったところがあろうかと思いますので、どういうふうな方向性になるのか、また担当の部署ともいろいろ協議のほうはしてみたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 次に、民営化計画への影響と見直しについてです。これが私たちに配付されております、公立保育園民営化に係る下松の資料となっております。この中で、壇上でも申し上げましたけれども、平成24年から中央保育園、それから26年に花岡保育園、平成29年に潮音保育園ということの計画で、さまざまなここに民営化にともなう人件費等の効果額というものも掲げてあります。答弁では、計画の見直しについて検討するとありましたけれども、これをいろんな角度からこれから見直していくというふうに受けとめてよろしいんでしょうか。そのあたりはいかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 公立保育園の民営化計画につきましては、24年度4月からということでスタートの予定でしたけど、現実に遅れが出ております。これは、耐震化との関連というのが大きくありまして、これまでも見直しのほうが、実際にスケジュール的に難しいというところで、もっと早く考えていかなくてはいけなかったんですけど、中央保育園と花岡保育園の耐震化の、どういうふうな方法でやるのかとか、いつの時点でそういうふうな工事をやるのかというのがはっきりしませんでした。今回、中央保育園については、その工事の時期というのが見通しが立ちましたので、その辺では、今度中央保育園のある程度の民営化のスケジュールを見直して、保護者の皆さんとの話し合いもできるだけ早く入って行かないといけないんじゃないかなというふうに思います。

 しかし、また花岡保育園のほうが、ちょっとどういうふうな状況になるかというのが、まだはっきり決まっておりませんので、その辺もあるんですけど、仮に花岡は、ほかの場所での建てかえということになれば、直接的に保育のほうへの影響というのはございませんので、その辺である程度の方向性は出るんじゃないかなというふうに思っております。ですから、見直しのほうはしていきたいというふうに考えております。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 中央保育園、花岡保育園の予定が、当然遅れてくると思います。その際、中央保育園、花岡保育園、潮音保育園の順番で私たちは計画をいただいているんですけど、先ほど潮音保育園は耐震性に問題なしというのであれば、中央保育園からではなくて、潮音保育園からの民営化計画というのは考えられないものかなというふうに思うわけですが、あくまでも中央保育園からというふうに考えていらっしゃいますか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) これは、これからの見直しの中で、どういうふうに考えていくかということにもなるんですけど、今、私が思うには、もう既に中央保育園との協議を始めております。実際、今ちょっと中断している状況ではあるんですけど、こういう状況の中で中央保育園を置いておいて、潮音に行くとなると、また潮音保育園の保護者の皆さんの理解がなかなかいただけないんではないかなというふうに思っていますので、この辺は当初の計画通りで進めていったほうが、保護者の皆さんに理解をいただくには一番の近道ではないかなというふうには思います。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) よくわかりました。

 それでは、少し細かい数字になるんですけれども、この見込みのところで、今から見直しがされるということなんですけど、私が一番心配しているのは、正規職員の人数についてです。24年は正規職員43人で、その通りになっておりますけれども、25年以降、41人、26年37人ということになっています。今のお話を聞きますと、耐震化等の問題があって、民営化も遅れるということですので、この正規職員数もここで変わってくるというふうに思います。一度、公務員として雇うと40年なり雇用しなければいけませんので、そのあたり、今後の民営化とのかかわりもあると思いますので、どういうふうに正規職員を配置されるのかお聞きしたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 民営化に伴うのは、職員の配置状況、職員体制ということでございますけど、今当初の計画では、24年度で正規職員が44人ということに計画を組んでいます。今現在、実際のところ43人ということで、1人の計画とずれが出ておるという状況なんですけど、現在、実は計画以上に退職もありまして、普通退職が出ています。それに伴いまして。職員の採用も予定以上に、今採用している状況です。一応、民営化が完了した時点で、大体平成29年か30年度で30人程度の職員数だったんですけど、今の予定ではもう既に5人程度オーバーしている状況です。正規の職員が。また、これからもあおば保育園の建てかえで定員もふやしますから、当然また正規の職員も採用していかないといけないかなという思いもありますから、その辺ではちょっと計画の見直しの中でそういった職員体制、併せて臨時職員の体制のほうも見直していかないといけないというふうには思います。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 私は、この保育士の正規職員については、今年3月に上程されました一般職の任期つき職員の採用等に関する条例、この中ででも、原田部長がこういうふうに言っています。ここ、3条関係についてなんですけど、例えば栄養士であるとか保育士、そういった方々のこれまでの専門的な職場で業務についておられて、能力を備えておられる方で、そうした方も雇用していく考えもあるというふうに、これは期間限定の雇用ですから、5年というふうに部長言われていますけれども、そうしたことも活用しながら、この正規職員をきちんと確保するのかなというふうに思っておりましたが、その辺りのお考えはいかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 原田総務部長。



◎総務部長(原田雄次君) 保育士の確保につきましては、議員さんおっしゃいましたように、もろもろ、年度途中の入所児童数の増加等で、保育士の不足等に一時的に陥るようなことが多々生じておることは事実でございます。それで、これから正規職員の確保対策ということでございますけれども、この3月に条例化いたしました一般職の任期つき職員の採用制度、こういったものをぜひとも活用して採用を検討してみたいというふうに考えております。この運用いかんでは、雇用される側、あるいはする側、ともに大きなメリットがあるのではないかと考えておりまして、こういった方向で期限を区切った、3年ないし最長5年ということで採用する方向で、現在検討しておるところでございます。

 以上です。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) やはり、臨時職員より正規の職員というふうに私も思っておりますので、使えるものは使って、しっかり正規の職員の配置をお願いしたいと思います。

 それから、3番目の保育士の確保、臨時職員についてですけれども、これは答弁にもありましたどこの自治体も苦慮しているということですけれども、今、9月時点ではもう解消されたというふうに聞いているんですけど、間違いないでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 保育士については、10年以上前からなかなか確保の難しい状況が続いています。そのころは、この秋口ぐらいから保育士が足らなくなってくるという状況だったんですが、ここ最近は、どんどん前倒しになってきまして、年度当初、4月の時点での確保も難しいというような状況になってきております。ですからその辺で、大変苦慮してるところなんですけど、今の御指摘のありました今回のケースにつきましては、一応ちょっと希望の保育園とは違うところに行ってもらったりして、今のところは解消はしているんですけど、まだ仮に申し込みがあったときには、またそういう状況が起こる可能性はございます。

 ですから、私どもとしましては、ハローワークとか、あとは園長とか副園長の個人的なつてを頼ったりして、いろいろ対応には当たっているんですけど、それでもなかなか難しい状況でございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 壇上でも申し上げましたけど、定員がもういっぱいで入れないのであればあきらめもつくわけですが、空いているのに入れないというのは、やはり市民にとっては非常に納得がいかないというふうに思いますので、保育士の確保も大変でしょうけれども、鋭意努力を今後もしていただきたいと思います。

 次に行きます。乳幼児医療費ですけれども、同じような答弁でした。今回、質問を私がさせていただいたのは、市長が子供の医療費の拡充については、民営化計画とセットでしか考えていないといわれ続けていました。今回、民営化が大分先になりそうなので、この質問をさせていただきました。最低でも何年延びるんでしょう。5年ぐらい延びるんですか、当初の予定より。それを考えますと、民営化を待っていては、期待していた小学校低学年の子供は中学校になり、段階的に対象年齢を拡充する、中学校まで上げるといわれて、既に高校生になっていることも十分考えられて、まったくサービスを受けることなく終わることもあると思います。だから、市民要望が多いからこそ、少しでも早くと私も思っております。

 一気に全ての医療費を無料にすると、恒久的な財源としては大変だと思うんですけれども、そのです。光市が行っているような入院だとか、所得制限の撤廃だとか、そういうところの一歩前進をするという考えというのは、まったくないのでしょうか。その辺りはいかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 子供の医療費の問題でございます。民営化の関係もありまして、今、なかなか時期がずれてきていると。今のところ、来年度、耐震改修をやりますので、その後の民営化ということになりますから、早くても26年度以降という状況になろうかと思います。そうした中で、私どもはやはり、この子供医療費の助成制度については、拡充しますとなかなか後戻りはできません。ですから、将来にわたって続けていく制度ということになりますし、またさらに拡充もしていかないといけないということで、現在のところはやはり恒久的な、安定的な財源を確保してからということで考えておるところでございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 答弁に変わりはないようですが、昨日も同僚議員から質問がありましたけれども、私なりに意見を申し上げさせていただきます。

 市単独事業で、持続可能な制度としての財源の確保は重要であるとの認識は理解できますけれども、井川市長はお年寄りを大切に思い、敬老祝い金を単独事業で出すことができるわけですから、私はこの子供医療費の拡充も財源の問題とは切り離してできるのではないかと考えます。少子化の時代で生まれる子供が各自治体で減少し続けている中、下松市ではありがたいことにふえております。私が議員になったころは毎年500人平均で、年によっては500人を切ることもありました。それが、550人になり、昨年は600人を超えております。小さな子供も、これからの下松を支えていく、また私たちを支えていく大切な大切な市民です。特に入院ということになれば、どうしても親は病院に泊まり込んだり、仕事も休まなければならないということもあり、経済的にも大変であると考えます。ぜひ、ここは市長の英断をお願いしたいと要望しておきます。

 次に、病児、病後児保育です。今、利用者数というのは291人と少ないというふうにありましたが、これは市内にあればもっとふえるんじゃないかなというふうに予測します。これまで市内の小児科等にこちらからアプローチしたり、アプローチがあった経緯はあるのかどうなのか、お聞きしたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 網本少子化対策担当部長。



◎少子化対策担当部長(網本哲良君) 病児、病後児保育につきましては、議員さんも御指摘ありましたように、やはり病気のほうは治ったけど、まだまだ感染の恐れがあるということで、元気に遊んでいるんだけどなかなか仕事のほうが休めない。やはり3日も4日も休むわけにはいかないというところはありますから、子育て家庭にとってはすごく大切な施設だと思います。

 私のほうは、個別に病院にお願いは、まだしていませんけども、医師会のほうには協力のお願いをしていまして、以前、ある病院から制度についての問い合わせはございました。でも、一応、先ほども答弁書にもありましたように、やはり今現在300人程度の利用ということで、やはりなかなか一日一人程度では、事業ベースに乗りにくいというところがございます。一般的に言われていますのが、一日3人程度の利用がないと、なかなか難しいというところがございまして、これが市内にできると、それが一気に2倍、3倍になるというのは、ちょっと過大な見込みになってしまいます。実際、市内にあれば二、三割はふえるかもわかりませんけど、ちょっとそこまでは行かないところがありまして、まだそういう状況の中で、やはり民間の医療機関にやっていただくとなると、その辺、採算を度外視してというわけにはいきませんので、これからも医師会のほうにはお願いをしていきたいと思います。ですから、その協力もいただきながら検討してまいりたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 井川市長。



◎市長(井川成正君) 子供の支援策の中に、医療費の無料化が今の状態でできるんじゃないかとおっしゃいました。私は、これをスタートとするのに当たって、保育園の民営化なくして子供の医療費の無料化はできないと、こういうことをいっています。仮に、今からそれでは職員を20名採用するとしたら、約50億から60億いります。そういう大幅な金額中で子供支援策をやっても、何年続くかわかりません。既に御承知のように、今、下松では、消防署、保育園の建てかえ、あるいは市営住宅、学校耐震化、あるいは大城の将来性、いろいろ抱えております。60億余りの貯蓄もあります。さらには、実質公債費比率は非常に全国でも高い位置にありますが、こういうものをやっていく中で、その民営化をして、子供医療費の無料化を進めていったら、今の二、三年は続くかもわかりません。だけど、一たん始めたものをやめるわけにはいきません。国の状況の財政のなさも、皆さんもわかっておるように、やっぱりこの下松を健全財政の中でやって行こうとしたら、やはり保育園の民営化をする以外には医療費の子供支援策はなかなかできないと、私はそう思っています。

 言いたいことはたくさんありますが、基本的な線は私は崩すわけにいきません。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 時間もなくなりましたので、ほしらんどにつきましては、1点だけ、図書館について、これは市民からの要望もあったんですけど、開館時間も延長され、借りられる本も7冊から10冊にふえて、非常に利用しやすくなったと聞いております。その中で、本を10冊持つと、私もなんですけど、児童図書やら一般図書を借りて行くと、その本を持ってだんだん重くなっていくので、他市ではカートとか、スーパーのかごを載せて押して歩くようなものを置いているような図書館もあります。そんなに数はないんですけれども、利用しやすいようにそうしたもの整備するというのは、そういったことの要望があるわけですけれども、そのあたりはいかがでしょうか、お聞きします。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 議員さんが力が弱いかどうかというのはよくわかりませんけれども、高齢女性、確かに力の弱い高齢女性といったようなことも考えますと、カートのようなものがあってもいいのかなと、実際思っております。ただ、カートを置くことによって、他市の状況を見ると台数が思ったほどないんです。お隣の光市さんじゃったら2台、周南市さんじゃったら6台、そういったことを考えると、カートの取り合いといった問題が出たり、反対に車いすのお客さんもいらっしゃいますから、通行の邪魔になったりといったトラブルもあるのかなと、そういったことで少ないのかなとも思いますけども、そういった利用実態やマイナス面も考えた上で検討していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) ぜひ導入の検討をお願いします。

 最後に、コンビニにおける証明書等の交付について、今回提案をさせていただきました。コンビニ交付に取り組んだ自治体が、このシステムの構築にかかった経費の平均は約2,750万円ということで、自主財源で支出した事業費については、特別交付税で上限5,000万円で、その2分の1を措置されるということもお聞きしております。研究されるということですから、費用対効果、また市民のニーズ、そして下松市には自動交付機も設置されておりませんので、時代のニーズも考え、ぜひ調査していただきたいと思います。

 ちょっと1点だけ、コンビニに関連してお聞きしたいんですけれども、市民の利便性、サービスの向上から、今、税もなかなか収納も難しいということで、各種税を下松市でもコンビニで納めることができるようにならないか、各自治体、ほかの自治体では取り組んでいるところもふえているようですが、この点について下松市のお考えを、1点確認させていただきます。



○議長(中谷司朗君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) おっしゃいますとおり、コンビニ活用、これは第二の金融機関といわれておりまして、時代の要請、それとやはり、今おっしゃいましたように、収納率が私どもの大きな喫緊の課題でございます。それと利便性も踏まえた上で、今私どもが考えておりますのは、コンビニ収納制度、いわゆる市民の納税の環境を高めていくと、それがまた収納率にもつながるのではないか、これを本格的に導入したいと。下水道料金については、上下水道で既に実施しております。ですから、そういう他市もこのコンビニ納税、これには実質県内でも山口市、あるいは防府市、長門市さんもやられております。ですから、私どもも、例の納税組合も廃止、それと普通口座の引き落としの10回、これ法定の4期に戻したい。そういう収納環境の悪化ということもございますので、やはりこのコンビニ収納について、ぜひ本格的に導入、これについて今、庁内でも検討チームで、25年、26年程度を踏まえた上で、やはりやって行きたいと、そのように考えております。



○議長(中谷司朗君) 高田悦子議員。



◆20番(高田悦子君) 今、コンビニの収納について前向きな答弁をいただきました。収納率が下がっている下松市、いろんなことがありますので、ぜひ収納率を挙げて、またその予算にも関わってくることですから、前向きに取り組んでいただきたいと要望しておきます。

 以上で終わります。



○議長(中谷司朗君) 会議の途中ですが、10分間休憩いたします。

午前11時17分休憩 

午前11時27分再開 



○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。引き続いて一般質問を行います。松尾一生議員。

    〔14番 松尾一生君登壇〕



◆14番(松尾一生君) 新生クラブの松尾一生です。通告順に従いまして、順次質問いたします。

 まず、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりについてであります。

 初めに、生涯学習の一環としての市民参加の機会についてお伺いいたします。

 私たちの暮らす地方自治体には、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりについて、法律上、さまざまな制度設計がされています。すなわち、明治憲法下では地方自治が規定もされず、著しく中央集権的であったのに対して、日本国憲法は1章をも割いて、その第8章で地方自治を設け、地方自治の本旨、すなわち住民自治、団体自治を実現すべきことがうたわれているのであります。

 また、地方自治法でも、条例の制定、改廃請求をはじめとする住民による直接請求の制度も設けられています。まさに地方自治は民主主義の学校であるといわれるゆえんであります。

 さらに、各地方自治体でも、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりについての工夫がされています。

 例えば、下松市においても、パブリックコメント、市民ワークショップをはじめとして、行政と市民がともに開催する行事など、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりの工夫がされてきました。

 特に今般、市民待望の「ほしらんどくだまつ」がオープンをいたしました。日々多くの市民が利用し、市民交流、生涯学習の拠点施設として稼働を開始いたしました。このうねるような市民の皆さんの生涯学習を通じてのエネルギー、知識、経験、洞察力を、このふるさと下松のまちづくりに反映できないものか。生涯学習での学びをまちづくりという実践につなげる仕組みづくりを、ぜひ一緒に考えて行きたいと思います。市民一人一人の学びを実践につなげ、より元気な下松にしようではありませんか。

 憲法や地方自治法の趣旨を生かし、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりのために、生涯学習の一環としての市民参加の機会のさらなる充実についてお伺いをいたします。

 次に、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりのために、学術研究機関との協働についてお尋ねいたします。

 私から改めて申すまでもなく、まちづくりの基本は、産・学・官の連携、協働です。これまで下松で培って来られたまちづくりのエネルギーに、学術研究機関が有する最先端の知識やノウハウを推進力として加え、より一層この下松を元気にしていこうという発想です。

 例えば、このたび、教育委員会において、放送大学山口学習センターと連携した事業の準備が進んでいます。下松市において培ってきたまちづくりのポテンシャルに、全国規模の学術研究機関である放送大学がさらなる推進力を与えてくれるものと大いに期待されます。市民がともに考え、つくり出していくまちづくりのために、学術研究機関との協働の推進についてお尋ねをいたします。

 次は、笠戸島の観光振興についてお尋ねいたします。

 井川市長は、常日ごろより笠戸島を宝の島ととらえられ、下松市観光の重点地域と位置づけられています。その常日ごろよりの意気込みと御努力を高く評価するものであります。

 また、現在作成中の景観計画の中でも、笠戸地域において、島特有の風景を守りつつ、観光振興につながる笠戸島の景観まちづくりの目標を掲げようとされています。笠戸島の観光振興について考えるとき、その基本的な考え方として、私は三つのことが重要であると考えます。

 一つ目は、観光客の目線で考えることです。観光客の皆さんは、初めて下松におり立ち、初めて笠戸島に来られます。ぜひともよい印象を持って帰っていただき、よい印象を口コミで広げていただきたい。そして、その方もリピーターになって、もう一度笠戸島を訪れていただきたい。そのためにはどうするかという観点です。

 二つ目は、優先順位をつけることです。観光客の皆さんの生命、身体の安全にかかわることは、当然、最優先で改善しなければなりません。そして、風光明媚な自然美を売りとする笠戸島であれば、観光客の皆さんに笠戸島の風光明媚な自然美を十分に満喫していただく部分の改善が、高い優先順位となるはずです。

 三つ目は、計画的な改善ということです。先ごろ、下松産業観光センターで実施をされました下松観光アンケート調査によりますと、今後、下松の観光で充実してほしいものとして、宿泊施設、お土産、特産品、飲食店、情報発信、各種イベント、交通アクセスと続きました。しかし、どれもあすからすぐに改善というわけにはいきません。大城や笠戸島ハイツの施設整備については、今後中長期的な計画的整備が始まるとは思いますが、同じように、例えば遊歩道、街灯、看板といったようなものも、中長期的な計画を立てて改善していってはどうでしょうか。

 以上、笠戸島の観光振興について考えるとき、観光客の目線で考えること、優先順位をつけること、計画的な改善をすることという三つの観点が必要であると考えます。

 私は、本日の質問をするに当たり、以上の三つの観点から改めて笠戸島を眺めてまいりました。日ごろあまり気にかけていないことでも、観光客の目線で眺めてみると、さまざまなことが見えてまいります。事前に執行部のほうには写真を提出をさせていただきました。具体的には2回目以降十分申し上げるとして、例えば大城第2、第3駐車場のフェンスであるとか、海上遊歩道、街灯、看板といったようなものです。

 看板も、調べてみますと10数カ所観光案内に類する看板があります。看板のいいのを取りつけろというのではあまりにも無責任だと思って、私も少しつくってまいりました。

 ぜひ、笠戸島の看板を見ていただきたいと思います。10数カ所もありますが、まず一つ目は、車が通れるかどうかということ。それと、ここは歩く道、ハイキングコース、遊歩道であるかどうか、この区別が重要だと思います。

 それと、あと詳しく申し上げますが、スポットがあります。例えば夕陽のきれいなところであるとか、歴史、由緒のあるところであるとか、そういったスポットの表示も必要かもしれません。

 こういった看板が、島を、笠戸大橋を渡ってすぐあったり、真ん中あたり、そして宿泊施設の近くにあるということが望ましいと思われます。

 さて、観光を語るときに忘れてはならないのが、交通のアクセスです。昭和41年に笠戸大橋が建設され、ことしで42歳を迎えました。しかし一方で、九州新幹線の開通に伴い、徳山駅の停車本数が増加をしています。ことし12月には、岩国錦帯橋空港が開港します。羽田岩国間を一日4往復し、年間35万人の利用が見込まれています。

 笠戸大橋は42歳を迎えましたが、岩国や九州を基点にし、笠戸島直通便のバスでも運行して、笠戸島に観光客を迎えるチャンスです。あるいは、さらに長期的な展望に立てば、徳山下松港の国際バルク戦略港湾による海運、海洋開発も視野に入れる必要があるかもしれません。

 ただ、このような夢のある話の前提として、笠戸島が魅力ある観光資源を維持し、元気な島であり続けることが必要です。来たるべき春に備えて、今からできることは何なのでしょうか。笠戸島の観光振興のために当面改善できること、そして今後の中長期的展望についてお尋ねをいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(中谷司朗君) 井川市長。

    〔市長 井川成正君登壇〕



◎市長(井川成正君) 松尾議員さんの一般質問にお答えいたします。

 大きい1番の、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりについての(1)、(2)は、教育長のほうから答弁いたさせます。

 大きい2番目の、笠戸島の観光振興について、(1)当面、改善できることにお答えいたします。

 笠戸島は、国民宿舎大城をはじめとする笠戸島大城温泉、笠戸島ハイツ、家族旅行村といった施設やハイキングコースなどがある、本市を代表する観光地で、風光明媚な宝の島でもあります。特に、ハイキングコースにつきましては、昨年度作成いたしましたウォーキングマップの効果もあって、多くの方が歩かれておりますので、これまで緊急雇用創出事業で実施しておりましたハイキングコースの草刈りを今年度も引き続き行うこととしております。

 今後も、下松市観光協会、くだまつ観光産業交流センター等の関係機関と協力して、新たな観光資源の掘り起こしや既存の観光資源の魅力向上に取り組むなど、笠戸島の観光振興を図ってまいりたいと考えております。

 (2)中長期的展望にお答えいたします。

 笠戸島は瀬戸内海の美しい景観を有し、国民宿舎大城、笠戸島大城温泉、笠戸島ハイツ、海上遊歩道などの観光施設があり、本市観光の中核をなしているエリアであります。

 また、笠戸島には現在約400本近くの河津桜などを植樹しておりますが、これが笠戸島の魅力を増大させ、将来にわたって観光資源となるよう美しい自然を守り、育てるなど、観光地としての笠戸島をさらに充実してまいりたいと考えております。

 松尾議員さんも御承知のように、下松で将来、産業がどのように変わっていくかもわかりませんが、観光的産業となれば、やはり笠戸島は何といっても下松市にとって唯一の観光資源の島でもあります。だから、私は常々、下松にとっては笠戸島は宝の島ということを申し上げております。どうかこれから一緒になって頑張って行きたいと思います。



○議長(中谷司朗君) 相本教育長。



◎教育長(相本晃宏君) 大きい1番の、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりについて、(1)生涯学習の一環としての市民参加の機会、(2)の学術研究機関との協働に一括してお答えいたします。

 生涯学習におけるまちづくりへの市民参加の機会創出につきましては、ワークショップなどの方法により、市民の声を可能な限り反映できるよう、学びを実践につなげる仕組みづくりが必要であると考えております。

 5月に開館した「ほしらんどくだまつ」においても、市民との協働による施設づくりを課題としてまいりましたが、現在は歴史民俗資料展示コーナーの企画展を市民ボランティアとの協働により運営するための体制づくりに取り組んでおります。

 学術研究機関との協働にとしましては、新たな試みとして、放送大学山口学習センターと連携し、来年3月ごろに生涯学習に関する行事が開催できるよう、市民と行政による実行委員会を立ち上げ、準備を進めているところであります。

 内容につきましては、これから協議してまいりますが、生涯学習の推進につながる継続的な事業として展開していくことを目指しております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 質問の途中ですが、13時まで休憩いたします。

午前11時46分休憩 

午後 1時00分再開 



○議長(中谷司朗君) 会議を再開いたします。引き続いて一般質問を行います。松尾一生議員の再質問から入ります。松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) それでは、2回目以降は一問一答方式でお願いしたいと思います。通告順に従いましてお尋ねしていきたいと思います。

 最初は、市民がともに考え、つくり出すまちづくりについてであります。

 日本国憲法と地方自治法から解きほぐさせていただいたわけですけども、国の制度と異なりまして、この地方自治体は、随分と民主主義的な制度、あるいは手段が設けられております。それは、とりもなおさず地方自治というものが住民と非常に近い距離にあって、住民と非常に密着しているということの表れだろうと思います。現場の声をもっと聞いてほしい国と比べまして、私たち自治体はその住民と密着をしているがゆえに、住民の声をしっかり聞いて、その住民の声がまちづくりに反映するような、そういう政治にしていかなければならないというふうに考えています。

 このような法律や制度の趣旨から考えましても、各自治体で行われておりますように、市民がともに考え、つくり出していくまちづくりの機会をもっともっと積極的につくり出していく必要があろうかと思います。

 ところで、この下松市におきまして、これまで生涯学習の一環として、市民参加の機会、取り組みが行われてきたと思いますが、今までどのような取り組みが行われてきたのか、御紹介いただければと思います。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 御質問にお答えいたします。

 まず、どういった取り組みをしてきたかということでございますけども、出前講座です。これは、登録されている市民講師が、これまで学んで来られた知識や技能を生かして、講座形式によって市民の皆さんの学習のお手伝いをいただくものです、団体やグループからの要望を受けて、毎年50回程度、出前講座を実施しております。

 次に、下松の生涯学習の草分け的存在でありますけども、平成4年から続いております「星のまちカレッジ after5 in くだまつ」、これは講座の企画運営に講座生が携わる参加型の講座を特徴としております。本年度は、昨年度に引き続きまして「心豊かに生きる 学びから行動へ」というテーマに開催しております。

 それから、下松小学校、久保、東陽小学校、花岡小学校区、この3校区で実施しております放課後子供教室、これもまた多くの地域の皆さんの協力を得まして、子供たちの安全・安心な活動拠点となる居場所づくりに取り組んでおります。

 それから、議員さん御紹介にもありましたけども、ほしらんどくだまつの建設事業、これにおきましては、基本設計に向けた市民ワークショップ、公募によりまして38名の皆さんが参加されまして、さまざまな視点から御意見や御提案をいただきました。これも参加型の生涯学習の一つの形だと思っております。

 市民と行政との共同という意味で、このほしらんどくだまつ、大きな成果が上がったものだと、そういうふうに思っておりますし、そのほか生涯学習フェスタであったり、童謡フェスタに参加される皆さん、またそれの縁の下の力持ちとなってくださるボランティアスタッフの皆さん、こういった皆さん全てが生涯学習における市民参加と、そういった機会だと、そういうふうに考えております。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) ありがとうございました。いろんな分野、多種多様にわたって、その生涯学習の一環としての市民参加の機会を設けてこられたということを理解いたしました。今後またその機会をいろんな面で持っていただけたらというふうに思いますが、今後の取り組みについて、もし御予定がありましたら教えてください。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 教育長答弁の中にもありましたけども、新たな取り組みとしては、ほしらんどくだまつ内の歴史民俗資料展示コーナー、下松ふるさと広場の企画運営を手伝ってくださる企画運営ボランティア制度、これがそういったことになろうかと思っております。それから、今後もさまざまな事業によって、ワークショップ手法、これを取り入れて、市民が参加できる機会をつくっていきたいと、そういうふうに考えております。

 また、これが大事なことだと思っているんですけども、ワークショップ、こういったものに参加することによって得た経験や知識を、次につなげていくような、こういった仕組みづくりがこれから必要だと、そういうふうな考えも持っております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) ありがとうございました。市民ワークショップ、ほしらんどくだまつで行われたんですが、完成をして、今度は図書館部分もできて、あとは駐車場の整備が残っているんですけども、以前委員会でも御提案を申し上げましたが、このほしらんどくだまつの建設の計画に当たって開かれた市民ワークショップの参加者の皆さんに、ぜひ施設が完成した後の見学会のようなものを催していただけましたら、そこでいろんな意見が出ております。取り入れられたものもあれば、残念ながら取り入れられなかったものもありますが、実際その目で見られて、自分の意見が反映されている姿というものを見ていただくことによりまして、参加者の満足度、あるいは達成感、あるいは連帯感の情勢にもつながろうかというふうに思いますので、ぜひ御検討いただければというふうに思います。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 今、議員さんがおっしゃいましたとおりでございます。現在、ほしらんど建設における市民ワークショップの参加者を対象としました、議員さんおっしゃったとおりの施設見学会、今、一応事業的にはことしの12月初旬ぐらいには全て完了するんですけども、準備等がありますんで、一応年度末ぐらいにそういったことを計画したいと。自分たちの成果を見ていただきたいと思っております。そうしたことで、今後の展開に御協力をまた願えるんじゃないかと思っております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) ぜひ実施をお願いしたいと思います。

 2番目に、学術研究機関との協働の問題ですけども、産・学・官が連携して連帯をし、協働してまちづくりをするということが基本であろうというふうに考えますが、今後とも生涯学習で学ばれた知識や、あるいは学術研究機関の最先端の技術やノウハウがまちづくりに生かされるように、この学術研究機関、先ほど放送大学という名前も出ましたが、各種いろんな学術研究機関があります。それらとの協働をしていくということが重要であろうというふうに思います。この点についてはいかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) おっしゃるとおり、市民の生活や価値観が大きく変化する中で、これからさらに多様化、高度化すると思われる市民の要求、また要望に、我々行政のみで対応していくというのは限界があると思っております。そうした面から、専門家集団となる学術研究機関、こういったものと連携して、最先端の知識をまちづくりに活用していく仕組みづくりというのは、本市におきましても今後の重要な課題として認識しておりますし、平成21年度から県立大学と共催という形になりますけども、県立大学下松サテライトカレッジというのも開催してきておる、そういったところでございます。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) 例えば、放送大学との連携なんですけども、そもそも放送大学というのはどういう大学なんでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 私もよく知らなかったんですけども、今回、ちょっと勉強させていただきまして、放送大学というのは、ラジオ、テレビ、インターネットによって学ぶことのできる通信制の教育機関ということです。それから、誰にでも開かれた公開の大学で、入学試験もない、日本では極めてユニークな大学といわれております。

 また、入学料、授業料も低く設定されておりますし、科目ごとに授業料を払う形になっています。ですから、世代、職業、地域を問わずに指示されておりまして、全国で8万2,000人の方が在籍しておるといわれております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) このたび、放送大学山口学習センターと協働で事業を予定されておるようですが、この放送大学山口学習センターがこれまで自治体と協働で取り組んだ事業が、具体的にどのようなものがありましたでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 本年度の事業ということで、山陽小野田市で山口県の自然災害と防災をテーマとした公開授業、これがもう既に行われておりますし、今後、岩国市で、錦帯橋と宇野千代を見て、感じ、学ぶと題した地域連帯事業、これが10月に開催される予定だと、そういうふうに聞いております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) いよいよこの下松市の教育委員会と放送大学山口学習センターとが協働で事業を行うという運びになっておるようですが、まだはっきりしないかもしれませんけど、今後の予定はどのような予定になっていますでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) このたび、放送大学と連携して事業をやるということですけども、これはことしの2月、放送大学山口学習センターのほうからの、ほしらんどくだまつが完成した記念に、生涯学習関連事業を地域と協働により開催できないかという提案がございました。それが発端になりまして、その後、事業実現に向けて放送大学と話を進めてきているところです。こうした経緯で、先月の終わりに第1回目の会合を開きまして、放送大学の履修生を含む市民、それと行政、そういったみんなで実行委員会をまだ立ち上げたところです。これからというところなんですけども、生涯学習活動におけるまちづくりを事業の目的としたものということで、来年3月開催の行事をということなんですけど、まだ具体的なものが決まっておりません。今から実行委員会の中で、毎月1回は集まって考えて行こうというふうになっております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) 市民がともに考え、つくり出すまちづくりについて、いろいろ御質問させていただきました。今、運動会、文化祭のシーズンなんですけども、せんだって下松高校の美術部を見学に行きました。下松高校の文化祭で展示をしておりました。皆さんも御承知かとは思いますが、広報潮騒の表紙を飾った、あの衝撃的なヒマワリの写真であります。通常、大きく見せるために全体を写さないで部分だけ写すという手法はよくとられますが、もう一度見ていただければおわかりいただけると思いますけど、4分の1、四つ一のサイズだけ写して、衝撃的なみずみずしいヒマワリ、こういったものを見せてくれました。

 下松高校の文化祭で、その美術部が配っていたのが、このうちわです。このうちわの表紙は、アインシュタインの有名な舌を出した写真があって、その裏にはこう書いてあります。「私の学習を妨げた唯一のものは、私が受けた教育である」というアインシュタインの言葉が述べられています。ほかの言い方をすれば、例えば「学んで思わざれば、すなわち暗し」、そういう言葉も思い出されます。

 今、市民の皆さんがほしらんどくだまつを中心にして、いろんな生涯学習に取り組んでおられます。ぜひ市民の皆さんのお一人お一人の、それこそみずみずしい御意見がこの下松に反映できればなという思いでいっぱいです。ぜひ、この新しい事業の取り組みにも、御努力をいただければというふうに思います。

 2番目は、笠戸島の観光振興についてお尋ねをしていきたいと思います。

 最初に、当面改善できることは何なのかということを、少し具体的に御質問していきたいと思います。

 この質問をするに当たりまして、私ももう一度笠戸島を歩いてきたわけですけども、その中で、先ほど御指摘をいたしましたように、観光客の目線から見て、そして優先順位がとても高いものといえば、やはり観光客の皆さんの生命、身体の安全であろうというふうに思います。その意味からいたしますと、この写真は、今、執行部のほうにわたっていると思いますが、大城の第2、第3駐車場のフェンス、これが大分老朽化しております。これは、できるだけ早い時期に補修をされたほうがいいのではないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 大城の第2、第3駐車場のフェンスの改修のことでございます。議員さん御指摘いただきましたように、私どもも改修の必要性というものは認識しております。それで、これまでも何度か計画してきた経緯はあるわけなんですけれども、たまたまこれまで大城の改修のほうに優先度が高かったもんですから、どうしてもそちらのほうに予算をつぎ込まなければならないという状況がありましたものですから、議員さん御指摘いただきましたように、人の安全性、生命に危険があるようなことではいけませんので、早急に具体化するように検討いたします。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) よろしくお願いしたいと思います。

 次に、遊歩道についてお尋ねしていきたいと思います。これも写真をお渡ししていると思いますが、一つ目の遊歩道は、笠戸島ハイツからはなぐり海岸へ抜ける遊歩道です。ハイツからはなぐり海岸に抜けるまで、このような階段の道がありまして、周囲を樹木で覆われた格好になっています。街灯がついているのですけども、その街灯がもう既につかない街灯がほとんどという状態になっています。

 こんな感じで下りて行きますと、これは猫の餌が置いてあったりするんですけども、最後までこういうふうに行きますと、遊歩道の手すりのようなものが倒れていたりします。

 それと、私も改めて見てすごいなと思ったのは、笠戸島ハイツから展望台に行く遊歩道があります。ちょっと見にくいんですけど、笠戸島ハイツの突端から海のほうに向かって展望台に遊歩道があります。そして、よく調べてみると、その遊歩道の入り口には、これ落下しておりましたけど、看板がありまして、はなぐり岬遊歩道という看板も立っておりましたが、落下をしておりました。

 そして3番目、最後は、大城から大城岬へ行く遊歩道です。ここも入口のところは剪定、あるいは枝の除去はされておりますが、中に行くにしたがって枝が伸びております。

 このような遊歩道の整備につきましては、先ほど御答弁いただきましたように、山のほうのハイキングコースの枝刈り、草刈りにつきましては御配慮いただいておりますが、この遊歩道も貴重な観光資源だと思いますので、引き続き枝刈り、草刈りには御配慮いただければというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) はなぐり岩、それから大城岬等に行く遊歩道でございます。確かに、写真を拝見いたしますと、いろいろ草も生えておりまして、なかなかちょっと通るのに邪魔かなという部分もたくさんございます。できるだけ、やはりハイツの宿泊客の方、それから大城の宿泊客の方の散策に御案内できるように、きれいにしていくようにいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 それと、3番目は、街灯のことなんですけど、先ほど笠戸島ハイツからはなぐり海岸へ抜けるところの遊歩道の街灯が消えているという話がありました。私の知人の御兄弟家族が笠戸島ハイツに泊られたときに、夏ですので花火を海岸まで行ってやってみようかということだったんだけど、その遊歩道が真っ暗だったので行けなかったという話も聞いております。街灯のほうも併せてお願いしたいと思います。

 それと次に、笠戸島ハイツと大城の間の県道の街灯の話であります。これも写真が行っていると思いますが、ハイツから大城の間には、高い街灯と低い街灯、2種類あります。夜通ってみますと、高い街灯のほうは点灯しておりますが、低い街灯のほうは点灯しておりません。その経緯はどのような経緯なのか。あるいは私が気づきますのは、例えば花火大会が終わった後、真っ暗なんです。これも市民の方の声ですが、自分の車が真っ暗でよくわからなかったという声もあります。といたしますと、確かに節電の意味で低いほうの街灯は、今、つけられてないのかもしれませんが、やり方としては、夜、イベントが終わった後、それを点灯するとかそういう技術的な問題でクリアできるのであれば、建設的な、建設部的な考え方と、なおかつ産業観光的な考え方も併せて考えていただいて、今後検討いただければいうふうに思うんですけど、いかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 御指摘いただきましたハイツから大城までの街路灯の件でございます。今、議員さんおっしゃいましたように、高い街路灯、これ高さが8メーター、これが約14本、それと若干低い3メーターの高さのものが38本、一応ございます。

 現在、道路管理者といいましょうか、その立場で申し上げますと、道路照明基準等がございますので、その関係で、その基準で考えれば、高い街路灯の14本、この照明で道路についての照明はこと足りるというふうな判断をさせていただいて、その後、現在に至っております。

 御指摘をいただきました、そういった行事等があった後の対応の件でございますけども、一応この街路灯につきましては、県道に立っておる街路灯ではございますけども、管理は下松市のほうに、協定で持って管理を市のほうでいたしております。ですから、タイマー等での点灯等が可能だと思いますので、そういった行事等があれば、要は低い街路灯の照明の点灯なりも、行事の実行委員会なりそういった方々との調整をした上で、可能な範囲で対応はさせていただくことは検討できると思っております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) ぜひよろしく御検討いただければというふうに思います。

 そして、今度は看板の話をしたいと思うんですが、先ほど申し上げましたように、笠戸島で観光に関係をする看板が十数カ所設置をされております。笠戸大橋を渡ってすぐのところ、これは栽培漁業センター、最近つけられたロゴも載っかっている看板、その栽培漁業センターの入口の駐車場に、最初の笠戸島の案内看板があります。それがこれです。これは、笠戸島の案内看板の中でも最も巨大なんですが、距離しか書いていないんです。ぜひこれを一度見ていただければというふうに思います。

 そして、その後も、お祭り広場の手前にもこういう看板がありますが、これは先ほど申し上げたように、車が通れる道なのか、あるいは車が通れないがハイキング的、遊歩道的な道なのかの区別がついておりません。

 このはなぐり海岸の出口のところの看板は最も新しいので、真実に適合しています。そしてお尋ねしたいのは、このコースタルリゾートの計画看板です。これも、市民の方から御指摘があるようですけども、確かにはなぐり海岸のところの遊歩道ができて、供用も開始されております。そのうちの、まだ建設がされていないんですけども、それがその看板として設置をされています。この話は、大変微妙な話でありまして、もしこの看板、今の状況と違うじゃないかと、下ろしてもらえんじゃろうかということになると、計画も下ろしてもらえんじゃないかというふうに取られかねないし、だからといって観光客の方がこられたら、実際そのないようなものがあるということで迷われるかもしれません。

 そこで、折衷的な案ですが、この看板を生かしつつ、コースタルリゾート計画予定図といったような標記をするとか、そういったような工夫をしてはどうかというふうに思いますが、いかがでしょう。



○議長(中谷司朗君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 今おっしゃいました、議員さん、コースタルリゾート計画の看板の件でございます。このコースタルリゾートの計画につきましては、平成14年の7月に全体計画の見直しをして、平成16年度までの1期分の整備までにとどめるというふうな形で、その後、事業については社会情勢の動向を見極めながら、長期的視野に立って検討するというふうな形で、完全にこの計画自体がなくなったということではございません。ただ、今、議員さんおっしゃいましたように、観光客の目線といいましょうか、そうなるとやはり現実、いつできるのかとか、近いうちにはできるのかとか、逆にもうできているのかとか、そういった形での誤解といいましょうか、そういった形をお受けになられるというふうな御指摘だったと思いますので、この設置が、県のほうで設置をされておりますので、今、御提案がありましたように、表示方法等、その辺について可能なのかどうなのか、またどういった形ならできるのかとか、そういったものを含めまして、県のほうと協議をさせていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) ぜひ観光客の皆さんの目線で御検討いただければというふうに思います。

 これは、私がつくりました、大変幼稚な案内看板ですけども、一番大事なことは、先ほど申し上げましたように、笠戸島に初めて来られた方が、どういう思いで看板を見られるかという意味で、距離が知りたいんでしょうか。それとも、車が通れる道、あるいは歩く道の区別が知りたいんでしょうか。あるいは、自分は今、どこにいて、どんなスポット、例えば夕日がきれいなところ、歴史のあるところ、それがどこにあるのかということが知りたいんでしょうか。そういうようなことを加味いたしますと、やはり中心的なのは、車が通る道はここで、遊歩道、ハイキングコースはここだという区別、それとスポット的な夕日が見える夕日岬であるとか、あるいは歴史のあるスポットであるとかというものの表記、表示が必要であろうと思います。

 これも執行部のほうに私の幼稚な看板の案でありますが、行っております。ぜひこれも参考にしていただきながら、御検討いただければと思います。できれば笠戸島に3枚ぐらい、いろんな設置主体が考えられます。下松市以外にも、県や、観光協会や、いろんな団体の方もいらっしゃいますので、御検討いただきますように、そのきっかけになればと思ってつくってみましたから、よろしくお願いしたいと思います。

 それと、先ほど言いましたけど、スポット的な看板というのは、非常に有意義です。その意味では、私が一番感心をしているのは、この夕日岬というこの看板です。これを、写真の愛好家の方がよく夕日を取られておられますけども、非常に夕日がきれい。それと、はなぐりの海岸も見ながら撮れます。こういったものもあれば、案内看板と同時に、そういうスポット的な説明看板もあればいいのかなというふうに思いますので、御検討いただければというふうに思います。

 最後は、笠戸島の観光振興のための中長期的展望であります。基本的な考え方としては、先ほど申し上げましたように、観光客の目線に立って、優先順位をつけて、いろんなやらないきゃいけないことがあるでしょうが、それぞれに計画的に取り組むということが必要ではなかろうかというふうに思います。

 そして、中長期的な展望に立ちますと、一つは施設整備が挙げられると思います。大城や笠戸島ハイツ、あるいはその周辺、ハイキングコース等の整備です。

 そして二つ目には、お土産、特産品の開発も考えられます。現在、ヒラメやタコは相当程度定着をしております。私も、この本会議場で干しガレイの提案もさせていただいたし、キジハタ、アコウの放流も御提案をいたしました。少し予告的になりますが、アサリの、今、研究をしようと思っています。アサリの研究をちょっとさせていただいて、また御提案もさせていただければというふうに思います。

 今現在、このお土産、特産品につきましてどのような対応、あるいは今後の見通しを持っておられるのかお尋ねします。



○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 特産品の開発についてでございますけども、今、くだまつ商業開発株式会社さんが、特産品開発プロジェクトというものを設置されておられます。私ども市の担当者も、私が委員として、それからあと産業観光課、それから農林水産課が生産部門、あるいは特産品部門ということで参加しております。その中で、話し合われておりますことは、今、ニンニクを使った、来巻ニンニクを使った特産品ないしは料理のレシピ等を実際に募集されまして、今、2次審査に今から入ろうというところまで来ております。そういったことで、今特産品ということで、今後その成果がどういうふうに出るかまだ不明でございますけども、そういったことで私どもも参加をして、努力を重ねているところでございます。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) 今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。

 それでは、3番目は、イベントの維持、充実なんですが、もう既に笠戸島におきましては、笠戸島祭り、まるごと笠戸島in大城、そして花火大会、管絃祭、せんだって行われたいかだレース等の非常に元気いっぱいのお祭りがあります。今後は、ロードレースやハイキング、ウォークラリーといったものも考えられるでしょうが、ここでちょっと御提案したいのは、全国レベルの催し、例えば俳句や短歌の全国的な会であるとか、笠戸の夕日を眺めてひとひねりといったような趣向はどうかとか、そういったような何か全国的なレベルの催しを笠戸島で行うというのはどうかということを御提案したいと思います。

 そして4番目は、情報発信です。現地に来られた方は、看板あるいはチラシといったアナログ的な情報を収集されると思います。そして現在では、電子的にインターネット、フェイスブック、ミクシイといったような、そういう手段を取られる若い世代の方もいらっしゃると思います。ただ、私が協調したいのは、先ほども申し上げましたように、一人の方が来られて、その方が十分満足をされてお帰りになられたら、きっと口コミによって広がるであろう、その宣伝効果というのは大変重大であり、重要であるというふうに考えます。そのような御配慮もいただきたいと思います。

 最後にお尋ねするのは、5番目の交通アクセスについてです。先ほども申し上げましたとおり、御承知のように、九州新幹線が開通いたしました。それに伴って、徳山駅の停車本数が増加をしております。あるいは12月には岩国錦帯橋空港が開港し、羽田岩国間、1日4往復、年間35万人が見込まれています。笠戸島に岩国もしくは西のほうから、東のほうからも直通便があれば、笠戸島にすぐ来ていただけるような、そういうアクセスもできるかなというふうに思います。

 ただ、この提案につきましては、行政一人ができようものではありません。商工会議所、観光協会、あるいは民間の皆さんの力がぜひ必要です。その意味で、連携を強めて、交通アクセスの充実にも努めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(中谷司朗君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 交通アクセスということでございますけども、まず私どもは、やっぱり笠戸島、下松というものをもっとPRして行こうということでやっております。それで、今の九州新幹線開通につきましては、一昨年の11月だったと思いますけども、鹿児島までPRにまいりました。これは、やはり下松商業開発が設置されております観光産業コールセンターを中心としてPRに私もまいりました。それから、岩国錦帯橋空港、これの開港に合わせまして、来年の1月ごろ、羽田空港まで下松のPRに行こうということを計画いたしております。そういった、まずPRをして、下松を知っていただくということから初めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(中谷司朗君) 松尾一生議員。



◆14番(松尾一生君) せんだって、会派の視察で、住みよさランキング1位になりました印西市に行ってまいりまして、それが私の印象で一番残っておりますのが、都心に対するアクセスです。これが非常に充実しているという印象を感じて持ってまいりました。そのような交通アクセスの充実というのは、観光につながる非常に有力な手段であるというふうに私も感じましたので、今後ともぜひ念頭に置いておかれたいというふうに思います。

 私も微力ではありますが、これからも汗をかき、知恵も出してまいりたいと思います。市民がともに考え、市民とともに笠戸島の観光振興をつくりだしていければなというふうに思います。

 今後とも、笠戸島の観光振興にともに頑張っていただきますように、よろしくお願いしたいと思います。

 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(中谷司朗君) 会議の途中ですが、10分間休憩いたします。

午後1時37分休憩 

午後1時47分再開 

    〔副議長 高田悦子君 議長席に着く〕



○副議長(高田悦子君) 議長を交代いたします。

 会議を再開いたします。引き続いて一般質問を行います。藤井洋議員。

    〔12番 藤井 洋君登壇〕



◆12番(藤井洋君) 藤井 洋でございます。通告に従い一般質問を行います。

 大きい1番目、住宅リフォーム助成制度について、(1)現制度の問題点についてお尋ねいたします。

 昨年度より実施された住宅リフォーム助成制度は、市内にお住まいの方が市内の業者を利用し、御自分の家をリフォームする際、工事費の約1割が助成金として交付される制度です。自己の財産形成のために税を使うという問題点もありますが、それにもまして現在厳しい経営状態である地元中小零細企業の一助となり、すばらしい施策であると思っております。

 申請受付期間終了を待たずして予算額に達したということを考えましても、それなりの経済効果があったであろうことは言うまでもありません。今年度の受付開始は、前年度より1カ月早めており評価するところですが、急を要す修繕など受付開始を待てないリフォームもあったわけで、そういった事例にも対応できる制度であったらと、少し残念に思っております。市民への周知、受付開始日の設定など、問題がなかったかお尋ねします。

 (2)来年度以降の制度について、市民の方から大変好評であった住宅リフォーム助成制度も、2年目のことしで一応終了となります。これからこの事業のもたらした効果などを検証され、今後に生かされると思いますが、経済効果は助成金の10倍以上と言われています。下松市の財政状況にもよりますが、事業の再開を強く要望いたします。

 今後の景気についてはわかりませんが、消費税は2年後には引き上げの方向です。市民の財布のひもも今以上に固くなるかもしれません。そういったときにこそ、このような助成事業は大切になってまいります。今後の方向性について市長の御見解をお伺いします。

 大きい2番、消防庁舎建てかえについて、(1)旧庁舎の跡地利用について。

 平成28年度、デジタル無線運用開始に向け、老朽化した現在の消防庁舎を新しい場所へ建てかえる計画ですが、用地取得のための地権者との交渉は、順調に進んでいることと思っております。地元住民の方への御説明もよろしくお願いしたいところです。

 移転が順調に行われたとしてお伺いしますが、旧庁舎を解体した後、その跡地についてはどのように活用されていく計画であるか、検討されていればお示しください。

 (2)新庁舎を市民が利用しやすい場に。これは、先日出前議会を行った際にでた要望ですが、消防庁舎を新しく建てかえるなら、市民が利用しやすい場所にならないかという要望がありました。確かに、消防署には行く機会がほとんどありません。東日本大震災以降、災害についての意識が変わってきており、下松市においても各地で自主防災組織が結成されております。現在でも、各地区に出向かれ、救急救命講習などを開催されておりますが、新庁舎には充実した研修施設を設け、どんどん市民を受け入れていただきたいと思っております。

 先日は、花岡地区において防災フェアと称し大型商業施設でいろいろな催しを行ったとお聞きしましたが、反応はどうだったでしょうか。

 新庁舎建設後には、防災の日にちなんださまざまな企画や、市民が気軽に足を運べる施設の努力をしていただけるかお伺いし、壇上での質問を終わります。



○副議長(高田悦子君) 井川市長。

    〔市長 井川成正君登壇〕



◎市長(井川成正君) 藤井議員さんの一般質問にお答えいたします。

 大きい1番の、住宅リフォーム助成制度について、(1)現制度の問題点について、(2)来年度以降の制度はどうなるのかに一括してお答えいたします。

 住宅リフォーム助成制度につきましては、周知の方法や受付期間の設定等に御要望がありましたが、概ね好評の制度であると認識しております。当初より2年間の事業として実施しておりますので、予定通り本年度を持って事業を終了することとしております。

 これは、御要望にもありましたが、今後、どういうふうにしていくか、再検討してみようと、こういう考え方は持っております。

 藤井議員さんも、まだいろいろと御質問があろうかと思いますが、その前に財政問題です。私はこういうことを常に言っておるんです。行財政改革なくして、健全財政なし。健全財政なくして市民サービスはできないよということを、よく口にしておるんです。そういう意味で、平成12年に私が就任して、参考までにちょっと申し上げますと、やっぱり役所といったら人件費の削減が主なんです。それが、平成12年に私が市長に就任したとき、48億5,000万円ぐらい人件費がありました。現在では、34億4,000万円ぐらいに下がっておるんです。徐々に下がってくる。そういう削減によって、市民サービスを下松は着実にやっておるということです。

 参考までに申し上げますが、これからも消防署が今出ました。この建てかえ。それから市営住宅、保育園、それから学校の耐震化、大城等どうするか。今、何十億円というものが山積されておるんです。こういうことをやることにしても、やはり財政を健全化しないとできないということです。やっぱり下松は、私が常に申し上げますのは、一般会計でも180億円なんです。本当に小さいです。光市さんより人口は多くても、うちは小さい。そのように、やはりいざ何事があったときに対応できるというのは、やっぱり貯金なんです。家庭でも同じかもわかりません。今、60億円ぐらいからありますが、しかしながら、何か行財政改革をやりながら、その60億円を使って、さらに健全財政でなければいけないということを、市長としては念頭に置いておるわけです。

 幸いにも、議会の皆さんの御理解がありまして、平成12年から市長に就任いたしまして、いろんな面に御協力いただき、市議会の皆さんに御協力いただいた成果が、今そのように出ておることだけは間違いありません。だから、今のリフォームも絶対やらないというわけじゃありませんが、一応2年を最初目安にやってみようということであります。非常に成果がええようでありましたら、またもう一度検討してみようというふうな考え方を持っております。

 大きい2番目の、消防庁舎建てかえについて、(1)旧庁舎跡地の利用についてにお答えをいたします。

 新消防庁舎の新築移転につきましては、全庁挙げて一日も早い事業進捗に努めているところであります。

 御質問のありました、現庁舎跡地の利用方法については、事業の進展をにらみながら今後の有効的な利用について検討してまいりたいと考えております。

 (2)の新庁舎を市民がりようしやすい場に、にお答えします。

 消防防災活動拠点としての機能向上に加え、研修室や消防訓練の施設を充実させることにより、多くの市民の方に利用していただける環境を整えてまいります。

 具体的には、救命講習や施設見学、体験型の教育研修など、防火防災意識の啓発や、自助、共助といった自主防災の芽を育てることに力点を置き、市民と防災の懸け橋としての役割を担う、市民に親しまれる庁舎を目指してまいります。

 1回目の答弁を終わります。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 2回目からの質問は、一問一答で行いますので、よろしくお願いします。

 まず1番目、住宅リフォームの助成制度についてお伺いします。

 おおむね好評の制度であると認識しておるという答弁がございました。私も、市民に大変喜ばれた大きな成果のある事業であると思っております。

 大きい問題点は特になかったと思いますが、受付日についてお伺いしたいと思います。6月1日が受付開始でございましたが、受付前の申し込みの相談というのはありましたでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 受付前の相談の件でございますけども、本年度、4月、5月が受付前の期間になろうかと思いますけども、その期間にこのリフォームの助成に関しての件数は34件ございました。その内訳と申しますか、大体工事が、市民の方が考えていらっしゃる工事が、この助成に該当するのかというような件が14件、それと、助成要綱に関して、業者の方が市内に本店のある業者でないと対象にならないというふうな形でしておりますけど、その確認の件が4件、あと申請時期とか方法、どういうふうな形でするんかとかいうふうな形での問い合わせが約10件、それと、もう1点が、事前着工の件についてどうなのかという御相談が8件でございます。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 私のほうも、1件ほど御相談がありまして、屋根、瓦のふきかえをするのに、確か5月の最初ごろだったと思うんですけど、申請に行ったら断られましたと。もちろん、それは6月1日からの受付なんで、それはやむを得んかなということも言ったんですけど、今回の市民への告知が4月15日号の市広報で周知されております。それから約2カ月後が受付開始日となっておりますんで、もうちょっと、それを考えるとその受付日を6月1日でなく5月の頭ぐらいにできなかったかなと私は思ったんですが、その辺はどう思われますか。



○副議長(高田悦子君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) これ、ことしが2年目の事業でございます。1年目は初めての事業という形で、7月1日を受付開始とさせていただいております。で、昨年度のある面反省といいましょうか、そういった市民の方の御要望があるという形の中で、2年目の事業という形でもございますので、今年度につきましては、受付を1カ月早めたと。じゃあまだ少し早まらないかというふうな形にはなろうかと思うんですけども、やはり予算の確定を待ち、ある面、市民の方々への周知の一定期間も必要だというふうな判断をさせていただいて、当面、今年度は6月1日とさせていただいたと。

 で、受付をした後、それと最終的に交付決定を打った後でないと着工はできないという形の条件にしております。交付決定につきましては、受付を受けた日にちの7日後までには、交付決定通知を御送付なり御回答させていただいておると思いますので、そのあたりは恐らく市民の方々の、まず自分でどういった形の工事をしたいかと。今、議員さんがおっしゃったように、緊急を要するものが急に出たからとか、そういったケースの場合には、若干その対応が、この制度を利用することができなかったという件はあろうかと思います。ですから、この議員さん御質問の現制度の問題点といいましょうか、であれば、そういったものが対応できなかったという事実はあるわけですから、それが一つの課題でもあろうかというふうな認識は持っております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) やはり屋根や外壁の工事というのは、やっぱり梅雨入り前にやりたいのがほとんどの方だと思いますので、そういったところも考え合わせて、また検討をしていただきたいと思っております。

 それと、昨年もそうだったんですけど、ことしも受付の締切日より1カ月前に予算に達したと、ことしは8月30日に予算に達したというふうにお伺いしましたが、予算については十分であったのか。ちょっと御見解をお願いします。



○副議長(高田悦子君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 今回この制度につきましては、今、8月末というふうに議員さんおっしゃいましたけど、今年度は9月3日で予算に達したという形で、ホームページ等にもお知らせをさせていただいておると思います。

 それと、予算のこの1,500万円がいかがなものかという形でございますけども、当初、スタートした時点での考え方といいましょうか、目的としては、市民の居住環境の向上という形と、地域経済の活性化を図るんだというふうな形でスタートをさせていただいて、2年間でという形で。

 また、あと予算面のことについてでございますけども、これについてはやはり金額的なものというのが、当面予算措置可能な額というふうな形、どこまで要望があるかどうかというのも、まだわからなかった状況もありますので、当面1,500万円でスタートさせていただいて、今年度も同額で措置をさせていただいておるということで、市としては当面この額で、十分とまでは言えませんけども、ある程度の額は確保しておるというふうな考え方は持っております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) わかりました。

 続いて、来年度以降の制度なんですけど、私としては制度の復活を願うものの一人でございますが、先ほども壇上で言いましたが、2年後の2014年、消費税の引き上げがございます。やはりそこを、市長もよく言われますが、景気が低迷している中での消費税のアップということを、私もその通りだと思っておりますが、消費税が上がれば、ますます消費も低迷するということが考えられる中で、2014年に向けての制度の復活というのは、検討の中におありでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 今、先ほど市長も答弁をさせていただいたと思います。実行する建設部内部でも、この2年間のこの制度の検証といったものは進めております。ただ、この制度を恒久的にできるかということになると、それはなかなか難しい面もあろうし、今回、この2年間のこの制度については、ある面、全ての工事がオーケーよというふうな形ではないにしろ、ある程度幅広く工事対象にしたというのはありますけど、今後もまたそれでいいのか、どうなのか。ある程度、市の施策的なものにマッチするような形での、住宅リフォームといいましょうか。そういったものでやるべきなのではないかとか、そういったものを含めまして検証させていただいております。

 それと、今議員さんおっしゃいましたように、経済動向なり、社会動向なり、そういったものも含めまして、最終的には新年度、要は25年度の予算編成時においてどうするかというふうなのは、最終的には決定していくというふうな形になろうかと思いますので、当面は、今検証させていただいて、今後の動向を見守りたいということで御理解をいただければと思います。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 財政的に見ても、今の下松もこの事業をまた引き続きやれるだけの体力はあると思いますので、地元経済の活性に一役買ったこの制度を、また引き続き行っていただきたいと要望して、住宅リフォームは終わりたいと思います。

 続きまして、消防庁舎の建てかえについてでございますが、消防長にお伺いしますが、現在、地権者との話し合いでございますけど、うまくいっておるのかどうか。まずここをクリアできないと、跡地の話もできないと思うんですけど、4月の行政説明会で示されましたけど、ことしの計画としては、測量、用地買収ということでございますが、今のところ計画はどうなっておるんでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) ちょっと消防長ではございませんけれども、政策的な、総合的な財政ということでお答えします。

 今、鋭意用地買収については努力をしておるということでございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 内容は、努力はされておるのはわかるんですけど、今、どういう、だめなのか、いい方向に向かっているのか、それをお答え願えませんでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) 用地交渉でございますので、やはり今、鋭意努力しているということで御理解願いたいと思います。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 鋭意努力していただいて、計画通りに用地の買収が進むように願っております。

 あと、地元の説明会をやられたというふうにお伺いしていますが、地元の市民からの要望や不安の声というのは、出ておりますでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) 地元説明会を実施いたしました。そのときには、関係地権者並びに周辺の自治会の方と、温水プールの確か会議室だったと思うんですが、それにお呼びいたしまして、概略を説明し、それでいろいろな御要望もいただいております。

 全ての御要望にお答えするというのは、なかなか難しゅうございますので、市の内部のほうで可能な面については、最善を尽くしてその計画の中へ入れていくというふうな形で、現在事務を進めております。ですから、今造成設計等もいたしておりますので、その中にそういった要望がどこまで組み込めるかどうか。そういったものも含めた形で、対応はさせていただいております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 建設についての要望はあったということで、反対という声はなかったでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 古本建設部長。



◎建設部長(古本清行君) その説明会の中での反対という御意見でございますか。私どもが行って受ける範囲においては、そういった建設事態に反対というふうには受け取っておりません。ただ、ないものが来るという形になりますし、音がどうなるのかとか、要はそういった問題は多少不安視はされていらっしゃったのは事実だとは思います。その辺は、鋭意消防本部はじめその辺の御説明はさせていただいた上で、おおむね了解は得られたのではないかという感触は、私どもは持っております。ですから、絶対反対とかいうふうなのはなかったというふうには思っております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 私も、今のところ反対という声は聞いておりませんので、そのとおりかなと思います。

 それで、跡地についての利用を、ここで御提案するのがいいかどうかというのは、ちょっとわからないんですけど、これは用地の交渉がきちんと決まって、それから建物が建って、それでこっちの建屋がなくなったあとの話なんで、ちょっと先の話過ぎるんですけど、現在、旧庁舎の跡地についての利用方法というのは、何か具体的な案というのは現在お持ちかどうか、お伺いします。



○副議長(高田悦子君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) これが旧庁舎になった場合、それについては普通財産という形になります。ですから、どうするかというような具体的な案は、現在普通で言えば駐車場、あるいは強いて言えば、今私ども、上下水道の統合を進めております。それで、それの一部の駐車場等にも活用できたらなと、そのように考えております。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 今、駐車場という話が出たんで、一般的に考えると駐車場かなと私も思っております。

 で、駐車場にするのに、一つ、二つ、御提案があるんですけど、まず一つは、あの広さを全部駐車場にっていうのは、あまりにも広いです。多分、来庁者用の駐車場ということで言われたんじゃないかと思うんですけど、ですから、例えば隣の施設の警察があります。警察の駐車場に一部をお貸しするとか言うことも、ひとつ考えられるなと。

 それと、今、末光に職員の駐車場がありますが、職員の駐車場を末光からこちらに持ってきて、あの施設を空けると。広い土地ですからいろいろなこと、例えば市営住宅を建てたり、花岡中央保育園の建てかえの土地であるとか、そういったものになると思うのですが、いかがお考えでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) どちらにしても市の財産でございますので、有効活用したいと。特に、今御提案のありました分は、貴重な御意見として、一つのヒントとして考えてみたいと。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) 続きまして、出前市議会で市民の方の御要望がありました、新庁舎を市民が利用しやすい場にというところに移りたいと思うんですけど、現在、市民の方が消防庁舎を利用されるということは、今のところあまりないような気がするんですけど、今後、市民の利用というのを考えていくことができるのかという質問をしたいんですが。



○副議長(高田悦子君) 田村消防長。



◎消防長(田村一正君) 市民が利用しやすい消防庁舎ということでの御質問ですが、現在は庁内見学等でいらっしゃいまして、大人の方といいますと、防火管理の講習会、あるいはよく火災予防の相談等でお見えになっていますけど、新しい庁舎につきましては、まだ今から計画ですけど、エントランスホールなどを設けて、点字、あるいはバリアフリーにして来庁しやすいようにされ、それからエントランスホールにも展示コーナー等を設けて、気軽にではありませんけど、来庁しやすいような庁舎にしていくことを考えていきたいと思っております。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) ありがとうございます。先ほどの御答弁で、救命講習をやるとか、施設の見学をするとか、体験型の研修をしていきたいという答弁がございましたけど、体験型研修というのは、ちょっと私も興味があるんですけど、二、三、提案させていただくと、どういう体験型かといいますと、例えば一般市民、私も含めてですけど、火災ってなかなか近くで起こった経験がないわけなんですが、例えば消火器の使い方であったり、身近に起こる火災として考えられる天ぷら油の火災であるとか、そういった天ぷら火災の消火の仕方、例えば水を掛けたら逆に火が飛び散って危ないとか、そういったような講習。あとは、今、地震を体験できるとか、防災グッズなどたくさんあって、そういったものを展示をするであるとか、地震の体験コーナーで、こっちはしてない、こっちは防災グッズをしているよというところの比較をしてみるとか、そういったものを体験コーナーでやってみたらどうかなという、少し考えがあります。

 そして、先日、花岡のほうで防災フェアを行われていたと思うんですけど、そういったフェア等、そういう体験型の研修といいますか、そういったものを抱き合わせて、防災の日にちなんでお祭りなんかをやられたらどうかなと思いますが、いかがでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 田村消防長。



◎消防長(田村一正君) 現在、防災フェアとか、恋路のスポーツ公園で市全体がやっていますけども、消防本部自体でも、小規模なりにも今後考えて言ってみたいと思っております。



○副議長(高田悦子君) 藤井 洋議員。



◆12番(藤井洋君) ぜひともよろしくお願いしたいと思います。

 最後に、消防に対してのお礼と要望を申し述べ終わりたいと思います。

 現在、多くの自治会で自主防災組織が結成されております。結成には多大なる御尽力をいただきまことにありがとうございます。今後も自主防災組織の結成への協力、また結成後のフォローをよろしくお願いしたいと思いますとともに、新しい庁舎を市民に親しまれる場所にしていただくことを御要望し、質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(高田悦子君) 会議の途中ですが、10分間休憩いたします。

午後2時21分休憩 

午後2時31分再開 



○副議長(高田悦子君) 会議を再開いたします。

 引き続いて一般質問を行います。古賀寛三議員。

    〔15番 古賀寛三君登壇〕



◆15番(古賀寛三君) 新生クラブの古賀寛三です。通告順に一般質問を行います。

 大きい1番、下松市における地産地消推進運動について、近年、全国の都道府県を含めた多くの自治体の取り組みとして地産地消推進運動があり、その食と農に関する運動の広がりについては、皆様御存じのとおりであります。

 しかし、一言に地産地消運動と言いましても、その自治体一つ一つの特徴を生かし、食の安全から食育の推進、地域の伝統食文化の継承や、食糧自給率向上への生産者のサポート、商工業、観光業との連携のもと、地元特産品の開発からのまちおこしと、多種多様であります。

 生産者、消費者、行政が一体となって、地産地消推進運動に取り組むことにより、元気になるまちづくりを目的としておりますが、(1)は、その運動の取り組みについては、下松市においても農業公園の完成をきっかけとして、農業公園を起点とした地産地消推進運動が活発になってまいりました。現在までのその運動の取り組みと、その考えをお答えください。

 (2)の、地域の食文化については、私たちのふるさとに伝わる地元食材を生かした郷土料理の継承運動や、新たな食文化への取り組みについてお聞かせください。

 (3)は、まちおこしにつながる商工業や、観光との連携について、地元特産品の開発や市内、県内外のPR活動など、過去から現在、また今後の取り組みについてお答えください。

 (4)は、現在まで地産地消推進運動を進めていく上での農業公園の果たした役割と、今後の新たな取り組みなどの考え方をお聞かせください。

 (5)下松市地産地消推進条例の考え方については、23年度、条例の上程に向けて全議員に御協力いただいた、下松市地産地消に関するアンケートの取り組みや、商業、農業、漁業、市内PTA関係者、消費者らの各団体の方々との意見交換など、建設経済水道委員会が中心となって研究を重ねてきましたが、執行部の意見として、まず地産地消推進運動の取り組みを優先していきたいとの考えがあり、24年度はその運動を見極めながら、条例については継続協議となりました。今後、地産地消推進運動を継続していく上での条例制定の考え方をお答えください。

 (6)は、多種多様な地産地消推進運動について、他の団体との連携など今後の問題点、その課題は何かお聞かせください。

 大きい2番、自治会助成金について、平成22年から自治会活動の活性化を目的として、地区連合自治会に50万円、単位自治会に400万円の助成金制度がスタートしてから3年目に入りました。これまでのこの制度については、各自治会長にアンケートを取るなど、制度の効果についての研究も重ねて来られました。自治会運営の難題を抱えておられる自治会役員の方々のためにも、この自治会助成金制度の効果をさらに高めていく必要があると私は考えます。

 制度設立から3年を経過したことから、見直しの検討をしていく考えがあるのか、ないのか、お答えください。

 以上で1回目の質問を終わります。



○副議長(高田悦子君) 井川市長。

    〔市長 井川成正君登壇〕



◎市長(井川成正君) 古賀議員さんの一般質問にお答えいたします。

 大きい1番、下松市における地産地消推進運動について、(1)取り組みについての考え方にお答えいたします。

 地産地消の取り組みにつきましては、下松市総合計画や下松食育推進計画に基づくPR活動が大切であると考えておりますので、これまでどおり各種イベントで使用する下松産米、お米です。下松産米への助成や、お米コンテストでの下松市長賞の表彰、また学校給食における「まるごと!下松給食の日」に対する支援などを継続して行い、消費者の地産地消への意識を高めていきたいと考えております。

 (2)地域の食文化についてにお答えいたします。

 現在、農業公園で栽培しておりますニンニクを使用した焼き肉のたれを加工品として開発して販売しておりますが、今後はくだまつ商業開発株式会社が実施している下松特産品開発プロジェクトの活動を通して、関係団体との連携を図り、ニンニクを活用した地域の食文化につながる取り組みを検討してまいりたいと考えております。

 (3)商工業や観光との連携はにお答えいたします。

 ザ・モール周南にありますくだまつ観光産業交流センターつきましては、平成21年度から昨年度までの3年間、国のふるさと雇用再生特別基金事業として、特産品の展示、ふるさと大使の選出、下松ものしり検定の実施、観光ボランティアガイドの会の立ち上げ、観光産業ツアーの企画、運営等に取り組まれ、観光の振興を図るとともに、地域産業の活性化に貢献してこられました。

 本年4月からは、下松商業開発株式会社の独自事業として運営が継続されており、市といたしましてもその運営に係る経費の一部を補助しているところであります。

 今年度は、新たな事業として、ケーブルテレビを利用した特産品のPR及び販売に取り組まれるとともに、岩国錦帯橋空港の開港に合わせて、県外での観光PR活動を計画しておられます。

 今後も、観光産業交流センターが商工業と観光の連携を担う機関として活躍することを期待して、市といたしましても引き続きバックアップしてまいりたいと考えております。

 (4)下松市農業公園の役割にお答えいたします。

 下松市農業公園は、耕作放棄地の解消や担い手の育成、確保、食育活動等の拠点施設として整備し、モチ米づくりやサツマイモづくり、ニンニクの植えつけ、収穫などの農業体験で、毎年多くの市民に利用していただいております。

 また、朝市や秋祭りも開催しており、今後はこういった活動に加え、ニンニクを使用した新たな加工品の研究に取り組むなど、地産地消の推進に努めてまいりたいと考えております。

 (5)下松市地産地消推進条例の考え方、(6)今後の課題はに一括してお答えいたします。

 地産地消の推進につきましては、食糧自給率の向上や地域農産物の振興のために重要なことであると考えておりますが、条例の制定につきましては今後の研究課題と考えております。

 また、地産地消推進運動における今後の課題につきましては、下松市農業体験型交流施設管理委員会や、周南農業協同組合等の関係機関と連携を図り、農業公園や他の地域での地元農産物等について、広く市民の皆様に知っていただけるようPRに努めるとともに、特産品の開発について研究してまいりたいと考えております。

 幸いに、JAさんが会長さん以下課長さんを含めて、年に2回程度の農政懇談会を開催しております。その中で、いろいろな意見を交わしながら、極端に言えば、農業公園経営についても、まだまだプロというところまではいきません。やっぱりそういうJAさんの知識も受け入れながら、将来どうしたらいいかということもやっておりますが、いずれにいたしましても、私は体験は言うまでもありません。農業体験やっています。しかし、最近はやっぱり三つのことを考えなきゃいけない。つくるだけでなくして、加工も農業公園で一部できるように、それがまた販売につながっていく、そうすれば、また多くの方の農業公園利用者がふえてくるだろうと思います。

 また、そういうことをやることによって、農業公園の安定的な運営ができるんじゃなかろうかというように考えておりますから、いずれにいたしましても、そうしたことをやろうとすれば、条例改正はやっていかなきゃいけないと、こういうふうに考えております。

 大きい2番目の、自治会助成金について、(1)助成金制度の見直しの考えはあるのかについてお答えいたします。

 自治会活動助成金につきましては、平成22年度に自治会連合会からの強い要望を受け、自治会活動の活性化に資すると判断し、連合自治会及び単位自治会に対し助成しているところであります。

 これまでも各自治会長にアンケートを取るなど、本助成金の実効性等を継続的に検証してきております。議員さん御指摘のとおり、補助金助成制度の原則に従い、3年を経過したことから制度の見直しを検討する時期に来ていると判断をしております。

 地域社会のコミュニティー組織たる自治会がさらに活性化し、地域力の向上に資するような制度となるよう、自治会連合会の意見を踏まえつつ、事業内容の見直しを含め検討してまいりたいと考えております。

 以上、1回目を終わります。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 再質問は、一問一答でお願いいたします。

 通告の順を、自治会助成金のほうから、再質問は変えて入りたいと思いますので、御答弁よろしくお願いいたします。

 まず、もう一回確認なんですけども、この助成金制度を見直しをするということでよろしいでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 棟近企画財政部長。



◎企画財政部長(棟近昭典君) 答弁にもありました通り、やはり補助金の原則として、やはりその3年間というのがございますので、その辺、効果がどうであったから、その辺も実証して再度見直したいと、そのように考えております。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 自治会連合会のほうも、この助成金制度については、単位自治会の御意見も含めて問題点の意見集約をしている最中であると聞いております。

 地区の行事、イベントのボランティア活動など、単位自治会の同士の活動量といいますか、よく活動する自治会と、そんなにしない自治会、この活動量の差を埋めていくのが、地区連合自治会でありますので、今の制度の50万円の助成金を13地区で頭割する制度というのは、予算額も含めて今後は改善していくべきではないのかなと私自身、主張してきました。今後、自治会連合会との意見交換などもあるとは思いますけども、先ほどの市長答弁にもありました。自治会連合会の意見を踏まえつつ、事業内容の見直しも含め、検討していくとお聞きしましたので、自治会連合会からの意見、要望をしっかりと取り入れていただき、制度の見直しを図っていただきたいことを強く要望しておきます。

 次に、1番の地産地消推進運動についての、その取り組みについてから再質問をいたします。

 1回目の答弁のその取り組みについては、下松市総合計画や食育推進計画に基づくPR活動が大事であると。その食育推進計画の中の、食育「くだまつ」、この「つ」の部分の「使おう、育てよう、新鮮なくだまつの食材」の観点から再質問に入らせていただきます。

 まず、市長答弁にもありました、下松産米、下松市の米、この助成事業の内容を、具体的に教えてください。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 下松産米の助成の具体的な内容についてということでございます。これは、記録が残っているだけでも、平成10年度より以前から、どうもやっていたようでございます。当初は、笠戸島地区と米川地区についてやっていたんですが、今は市内全域の、それぞれ公民館祭りとかふるさと祭りとかそういったものがございますけども、そういった行事に使用する、例えばおにぎりであるとかいうようなものについて、下松市で算出したお米を使っていただければ、それに対して大体、済いません、ちょっと何割かというのは忘れましたけども、幾らか助成をさせていただいているというのが概要でございます。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) その下松産米の助成について、この辺はどうなんでしょうか。数がふえてきているんでしょうか。申請数。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) ただいま申し上げましたように、最初は大体米川地区と笠戸島地区が対象だったんですけども、今は市内全域でこれを使っておられます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 次に、こちらも市長答弁にありました「まるごと!下松給食の日」この支援内容を、こちらもちょっと具体的にお願いいたします。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 「まるごと!下松給食」に対する助成金ですけども、これは大きく分けて2団体から助成されております。一つは、下松市農業改良普及協議会、もう一つは、下松市魚食普及推進協議会という、この2団体が助成をしておられます。

 それで、まず農業改良普及協議会でございますけども、これは小学校、中学校合わせまして約5,000人の児童生徒、5,000食、先生も含めまして5,000食あるわけなんですけども、これ一人1食当たり40円程度補助を助成させていただきまして、つまり5,000人ですから約20万円の助成をさせていただいております。

 それから、魚食普及推進協議会のほうですけども、これにつきましては、県の補助と市の補助があるわけなんですが、市のほうは笠戸産のタコ、これを購入する食材費について補助をさせていただいております。大体、このほうが少ないんですけども、市のほうは少ないんですが2万6,000円余り、それから県のほうが、これはちょっと大きくて20万円程度、これは助成をしていただいております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 簡潔に言うと、金額だけの支援ということでいいんでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) はい。おっしゃるとおりでございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) それに関連する、「まるごと!くだまつ給食の日」に関連するんですが、他の自治体のような給食における、下松ではちょっと難しいのかなと思うんですけども、地元産野菜の使用割合などの目標数値とかっていうもの、そういったものを定めているのがあるんでしょうか。ちょっと私自身、探したんですけども、ちょっとなかなか見つからなかったので、教えてください。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 下松産の野菜の使用割合ということでございますけども、本当は100%目指したいところでございます。しかし、一度に5,000食というのは、なかなか市内で調達はできませんので、一応周南地域産も含めてやっております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) ただいまの給食の目標数値、地場産食材のということでお答えさせていただきますけども、これ市としての目標数値じゃないんですが、県が住みよさ元気指標、この中で学校給食における地場産食材の使用率、これを50%以上を目標という、そういったことを考えております。そして、それに対して毎年学期ごとに調査されているんですけども、これにおきまして、下松市の昨年度の結果ですけど、58%、そのうち市内産の食品の割合は20%となっております。ただ、これ率の出し方なんですけども、食材の使用率ということになっておりますんで、食材を何種類使ったか。そして、そのうちの何種類が県産のものか、市産のものかということでの率でございます。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 今の御答弁をいただきましたことを聞いてみますと、やはりこの給食のように大量に消費される食材、その地元産の食材に対しての調達、これに対しては、やはりなかなか難しい問題があるとは思うんですけども、その地元産食材に対しての調達の工夫などは、何かされておりますでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 小学校につきましては、各校それぞれが業者へ発注するわけですけど、発注する際にできるだけ市内産、県内産を納入してもらうように依頼しているということでございますし、毎月JAのほうから提供できる地場産食材、そういった案内といいますか、情報提供をいただいております。ですから、それをもとに各学校で可能な限り注文して使用すると、献立そのものもそういったものを使用できる献立じゃないといけませんので、ちなみにタマネギ、ホウレンソウ、それからナス、ネギ、レンコン、トマトといったものが情報として提供されるわけですけども、その中でほぼタマネギ、ホウレンソウ、キノコであったり、モヤシ、そういったものはほとんどが下松市産だというふうに聞いております。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 中学校のセンター方式と、小学校の自校方式について、若干何かその調達の仕方が変わることがありますか。



○副議長(高田悦子君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) お米、パンというのは一緒なんですけども、これは小中とも県の学校給食会から購入と、お米についてはできるだけ下松市産米、それが納入、まあ量的に年間を通して下松市産米が納入できないというような情報も聞いております。年間を通して県産米、そして大部分が下松市産米ということでございます。

 それから、パンにつきましては、ことしの12月から県産の原料パンへと統一されるということになるというふうに聞いております。

 それから、牛乳につきましては、県のほうで入札、納入業者が決定されるわけですけども、現在は山口県産の牛乳ということになっております。

 それから、要は一般食材でございますけども、小学校は先ほども言いましたように自校方式でそれぞれの学校が小売店等から購入するということになります。

 そして、中学校のほうですけども、これはもう一括センターのほうで、これは給食用の物資納入業者選定基準というのを設けておりまして、それに基づいて納入業者を選定、登録ということで、最終的には登録業者には入札と見積合わせと、そういうことで購入していること、そういう格好になります。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) この「まるごと!下松給食の日」は、子供たちの意識はもとより保護者の方々の評判がすごくいいと聞きました。また、今後続けていく努力をしていただきたいと思います。

 その取り組みについて最後に、給食以外で地産地消、食農学習などのそういう取り組みは行っていますでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 石田教育部長。



◎教育部長(石田純一君) 地産地消にかかる食農というか、食育学習というふうにとらえてお答えさせていただきますけども、学校における食育の推進でございますけども、これは学習指導要領の中に盛り込まれております。各学校ごとに、教育活動全体を通して進められているわけですけども、学科的には生活科であったり、理科、社会、家庭科、特別活動、総合的な学習の時間を使って、野菜や稲の栽培とか収穫体験であったり、産地、農家の見学、それから地域の産物や郷土料理等についての学習、それから調理実習の際にも地場産食材を活用と。野菜づくりや米づくりについては、地域の生産者の方をゲストティーチャーとして招いて、指導役をお願いしているというようなこともやっております、こうした取り組みで、下松の食材に興味を持ってもらい、給食に携わる全ての方への感謝の心が育ついい機会となっているというふうに聞いています。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) ありがとうございました。

 次に、地域の食文化についてですが、現在、新しい食文化、農業公園でとれた下松ニンニクということで、こちらのほうを新しい食文化ということで皆様御努力されておられます。四季折々の食材を使った郷土料理、特に山口県東部のことを考えれば、けんちょうといいますか、大根と豆腐の煮物とかこういったものや、下松市においてはまちおこしなどで生まれた笠戸ヒラメなど、そういったものもありますけども、この料理教室とかそういったものを使った伝統食文化の継承の考えについて、何かありますでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 伝統食文化ということで、大変大きな御質問をいただきました。実際のところ、御答弁になるかどうかわかりませんけども、今、漁協の青年部の方で、「魚をシゴしちゃろう会」というのをつくっておられます。その方々が、もう5年ぐらい前からシゴしちゃろう会で魚のさばき方教室を実行しておられます。それから、生活改善実行グループという農家の奥様方の団体があるんですけども、その方々が、以前、3年ぐらい前なんですけども、下松祭りずしというのをつくって市食をされたことがございました。そういったことがございまして、下松の伝統といえるのかどうか、ちょっと私にもわかりませんけども、そういう努力は各団体はしておられるということでございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) わかりました。その地域に歴史ある食べ物、今のお話でしたけども、今後新しい地域のアイデア商品などを、今後考えておられるとは思いますけども、その地域の古い伝統文化の食文化だけではなしに、地域の新しいアイデア商品なので、皆さん御存じのとおり、全国のB級グルメなどに上位に入選した例もあります。そして、地域の地産地消でのまちおこしに貢献したものも、当然入っております。

 きょう紹介したいのは、塩尻市の給食に採用されまして、大体定番の人気ランキング1位というのはカレーライスなんですけども、それを抜いて1位となりました。これ「キムタク御飯」というふうにいうんですけど、もともと一人の塩尻市にお住まいの管理栄養士さんが、長野名物の漬物を子供たちがあまり食べてくれないということで考案されて、家庭料理から始まったそうです。今は、もちろん塩尻市の給食も続いているんですけども、大手コンビニのおにぎりにも御当地版で登場いたしまして、即日完売状態が続いているということでした。ネーミングもそうですけども、これたくあんと豚キムチを混ぜた御飯なんですけども、こういったものがやはり地域の経済効果を上げていますが、次の(3)の商工業、観光との連携にもつながっては行くとは思うんですけども、その(3)の商工業や観光との連携について、答弁にありました21年度から3年間のふるさと雇用再生特別基金事業での特産品の展示、またそのPRの取り組みを具体的に教えてください。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 観光産業、ザ・モールにあります観光産業交流センターさんのやっておられる事業でございますが、特産品というのは、あそこの3階のエレベーターのすぐ山側といいますか、中央線側のところにこの観光産業交流センターがあるわけですけども、正面に向いて右側のところに、いろんな棚が、棚と言いますかボックスといいますか、そういうところがあって、そこに、いろいろニンニクとかはちみつとか、いろいろとそういったものを置いているわけでございます。それで、今やっておられますのは、ニンニクの開発、ニンニクを使った特産品を開発しようということで、ニンニクの特性をまず知らなきゃいけないということもありますし、そういったことで開発の委員の中には、県の職員の方も入っておられます。私も入れさせていただいているわけですけども、それから栄養士さんというか、料理の専門家といいますか、そういった方もいらっしゃいますし、さる肉屋さん、そういった方もいらっしゃいます。それから、商工会議所の方もいらっしゃいます。これは、商工会議所の青年部のほうで、農商工連携でいろいろニンニクを使って努力された実績をお持ちでございますので、そういった方のお知恵も拝借してやって行こうというようなことでやっておられます。

 そういったことで、今、観光産業交流センターは一生懸命、下松の特産品開発、観光と、それから産業と、産業のほうは去年の実績でございますけども、山下工業所さんの見学とか、それからことしは大城のところにあります機関車、あれの塗装のツアーを計画しておられるみたいです。いろいろとそういう観光と産業のつながりを持たせるように、一生懸命努力しておられるところでございます。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 約21年度からのふるさと雇用再生特別基金事業から取り組みを始められて、その効果が見込まれたことからだと思いますけども、今年度は、先ほど部長答弁でもありました、下松の特産品開発プロジェクトの活動を含め、下松商業開発が独自事業として継続されておられます。その一部を下松市のほうが、産業交流センター補助事業として1,000万円、助成金を出しております。

 今の、これからのその助成金に対してのその事業の進展、またはその計画などは、今の答弁にも含まれているんでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 済いません。説明が舌足らずでございましたが、今申し上げました特産品の開発につきましては、本年度から三、四年かけて完成させるというプロジェクトでございます。今の事業計画の中に含まれております。今までの分ではございません。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 今の下松市特産品開発プロジェクト、先ほど松尾議員の質問のやりとりでも少し出てきましたけども、今、3年から4年の期間をかけてやっていきたいということでした。その辺のスケジュールといいますか、今、かなり市民の皆様の意見を集めているようなことも少しお聞きしたんですけども、そちらのほうはどうでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) ニンニクを使った特産品のアイデア、それからニンニクを使った料理のレシピ、これにつきまして、募集を市民の方からいたしました。これは、ちょうど夏休みの時期に重なっておりましたので、小学生、中学生の方も含めて、そういったような募集をいたしましたところ、特産品については18種類、それから料理レシピにつきましては23ほど御応募がありました。計41種類あったわけですけども、それから、今から9月の末ぐらいに、それを5種類ずつ絞り込みまして、9月の末ぐらいに2次審査を行う予定でございます。

 今、ちょっと私どももどういったものがというのははっきりとは、その5種類がどういったものが選ばれたのかというのは、ちょっと私もわかりませんけども、そういうふうなスケジュールになっております。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 主にニンニクと思うんですけども、その農業公園のニンニク、下松ニンニクというんでしょうか、そのブランド化の取り組みなども同時に行われているんでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) ブランド化でございますけども、今、来巻の農業公園で生産されておりますニンニクの生産量でございますけども、平成21年度にオープンしたわけですけども、21年度の生産量というのが、大体560キロ程度。ことしは360キロ程度、去年は1,050キロ程度と、いろいろばらつきがございます。まだ一定の量というか、これだけは絶対間違いなく確保できるという大きな量の生産までいっておりませんので、今からちょっとどういうふうにPRしていけるのか。また、いろんな特産品とか、そのレシピでも、どれだけのものが確保できて、どういうふうにやっていくかというところは、今からのことだと思います。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) わかりました。

 次に、今度は、もちろん地産地消でありますから、地元の飲食店組合の方々との連携とか、それに対してのまちおこしの一環である、1回目の答弁でありました県外のPR活動、これに対して何か具体的なお考えはありますでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 県外へのPR活動でございますけども、すぐにできるような状況になればいいなとは思いますが、今のところちょっとそこまでは、まだ考えておりません。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 部長さん、御存じだとは思うんですけども、東京にJRの東京駅、八重洲口からすぐ歩いて行って5分ぐらいのところの一等地に、山口県のアンテナショップ「おいでませ山口館」があります。これ、山口県の情報発信の重要な役割を果たしていくべきところだと思っているんですけども、こちら、私5月に少し寄らせていただいたんですが、やっぱり下松の商品が何もなかったと。そして、あったのは、下松市の観光パンフレット一つだけだったんですけども、その辺で何か、過去、いろいろとこれを置いてくださいとか、そういった努力はされておられたでしょうか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) 東京の山口物産館ですか。



◆15番(古賀寛三君) おいでませ。



◎経済部長(松原隆士君) おいでませ山口館、済いません、失礼いたしました。ここへは、磯最中、大城で売っております磯最中を再開したときに、実はそこのおいでませ山口館に持って行きました。持って行きまして、置いてもらえないだろうかというお話をしたんですけども、結局、賞味期限が近付けば、それを引き取る作業があります。送る作業に引き取る作業、それから在庫が幾らでどうなったとかいう、売れたら幾らになってどうなったとかいう作業を全部やらなきゃいけない。そういうことは、全部こちら持ちでやるようになるということと、やっぱりちょっと私のものの言い方が悪かったのがどうかわかりませんが、ちょっと私はお土産屋さんのような感覚で言うたんだろうと思うんですけども、当時のあそこにおられた方が、ここは土産物じゃないからというふうに言われまして、そういうこともありまして断念をした経過がございます。

 今お尋ねの、新しい特産品ができましたら、またそれはそれでどういうものができあがるかわかりませんから、長いこと置いていただけるような商品になれば、持って行って、また交渉してみたいと思います。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 私が見たところ、このおいでませ山口館は、十分お土産売り場に見えました。そういったものをたくさん置いてました。ただ、なかなかこの専門のマスコミの方に言わせたら、あんまり評判がよくない。ですけど、予算のほうは、年間約4,000万円、家賃、光熱費だけで、これ2,400万円です。業務委託費で1,600万円。委託先は、山口県の物産協会ということですけども、私が行ったときも、従業員の女性、男性、一人ずつおられたんですけども、お客さんは私だけで、いらっしゃいませも言ってもらえなかった。これは本当に、うわさは本当だったんかなと思って、すごくさみしかったんですけども、何回も言いますが、山口県の観光特産品の貴重な情報発信基地としての重要な役割を担っていかなければならないのに、本当に残念で、これは東京在住の山口県出身の方が訪れますと、多分、がっかりされると思うんです。ですからぜひ、今、井川市長の焼き肉のたれとかありますけども、少し賞味期限的なものは磯最中よりもあると思いますので、下松市の出身の東京在住の方がこちらを覗いたときに、下松市の物産品があるんだと思えるような努力もしていただきたいと思います。済いません、御無理を言いますけども、よろしくお願いします。

 その特産品についてですけども、ニンニクということを、今後売り込んで行くという意気込みが伝わってまいりますが、その農業公園が果たすその役割、先ほど少し、ニンニクの安定供給の分にも触れたんですけども、今後はどうなんでしょうか。この作付量といいますか、ニンニクを少し、もっとふやしていくという考え方はありますか。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) これがなかなか難しいところでございます。といいますのは、ニンニクは連作があまりきかない、4年から5年ぐらいは間を置かないと、同じ土地に栽培することができないというふうにお聞きしております。したがいまして、多いときもあれば少ないときもあるという可能性が、今のところ高いと思います。それで、先ほど申し上げました、商業開発さんもやってみないと、体験してみないとニンニクのことはわからないと言われた方は、農業公園の近くの畑を、そこを持っておられる方のお手伝いをしたりして、どういうものか確かめておられるような次第でございますので、今後、どういうふうに展開していくかは、ちょっとわからない部分が多うございます。

 以上でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 先ほど、市長答弁にもありました。農業公園の加工品でありますけども、こちらは今年度、その取り組みの中の機材購入費なども上がっておりました。その加工品についての取り組みの進捗状況を教えてください。



○副議長(高田悦子君) 松原経済部長。



◎経済部長(松原隆士君) ことし、当初予算でニンニクの乾燥機、それからそれをスライスするスライサーという機械、それと、乾燥した後、スライスしてそれをさらに粉々に砕く粉砕機というか製粉機、そういったものをパウダーをつくろうという機械、この3種類について予算をお認めいただいたわけですけども、今、乾燥機とスライサーにつきましては、これは大体この辺でいいだろうなという目安はつけているんですが、粉砕機、パウダーをつくる機械なんですが、これがなかなか、今いろいろと探しております。これだったらいいかなと思ったら、そのメーカーに聞くと、ついちょっと素人が操作したぐらいでは、なかなか扱いにくいよと、そんなものじゃちょっと予算にいくらあっても、専門に一人でついていただくわけにはいきませんので、これじゃちょっとまずいなと、ほかにないかなということで、いろいろと今、JAさんにもお知恵を拝借しながら、機械を探しているところでございます。

 皆様方のほうで何かよい情報がございましたら、教えていただければと思います。今、そういう状況でございます。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) 次に、下松市の地産地消条例についてですが、壇上での質問でも触れましたけども、前年度、議会側からの地産地消推進条例の上程についいて、執行部の皆さんと協議した結果、まず地産地消推進運動に精力的に取り組んで行きたいとの考えがありました。今年度も引き続き条例については継続協議となっておりますけども、本日の質問のやりとりの中で、条例制定前に、自由に、いろいろな手法を試してみたいと言われていた執行部の皆様方の気持ちが理解できたように思います。

 それで、この地産地消推進運動を効果を出すといいますか、1年、3年とか、そういった短い期間ではなしに、やはり続けていく、継続していくことがやはり大事だと思っております。

 最後に、ちょっと市長のお考えを聞きたいんですけども、この推進運動を効果を出していくまで継続していくには、何が一番大事なものか、この推進運動を継続していくことに、何が一番重要だと思われますか。



○副議長(高田悦子君) 井川市長。



◎市長(井川成正君) 先ほどから経済部長がお答えしておりますが、ちょっと変わった観点からお話をしてみたいと思います。ほぼ同じようなことを言うんですが。

 先ほど言いました、野菜等をつくること、それを加工すること、販売すること、これはやっぱりこれからの農業政策の一環の仕事だろうと思っています。お土産品ということで話が出ておりますが、御質問とはちょっと内容が違うかもわかりませんが、山口県のお菓子でしたら、有名なのが舌鼓です。全国に通用するのは。それから、田布施の駅前のかんべの栗まん、これは全国で通っておるんです。私は、最中を、ある店がおやめになったから、役所の中で、あの最中は下松で銘菓にならんかなと、大いに宣伝できんかなと思って、山口県の最中を全部役所へ集めてみまして、1センチ角に切ったんです。そして、昼休みに女性職員たちに食べてもらって、最中で食べてもらって、その最中が今大城へ出ておる、これが一番おいしかったんです。ところが、一つの条件として、これ実際は下松でできてないんです。これが残念であきらめたんですが、これは今、私は山口県でも通用する最中と思っておるんです。だけど、なかなかそういういろいろの背景がありまして、大きく宣伝をしなかったんですが、大城で結構売れています。それから同時に、先ほどから松原部長に答えておられましたが、何か加工して販売できる、こういう一貫ルートをつくらなかったら、ただ農業公園で野菜などをつくって、ニンニクをつくってどうこうということじゃできませんので、それからニンニクなんかちゅうのは、先ほど松原部長が答えたように、約5年ぐらい連作は聞かんわけです。そしたら、そういうことにも関連がありますので、先ほど言いましたJAさんと、JAさんの課長以上が全部出て来られて十四、五人おられるんですが、それで2時間ぐらい農政懇談会で、そうしたニンニクをどうしたらいいかということをやっています。

 それと同時に、先ほど観光産業交流センターという名前を松原君が紹介しました。これは、商業開発の金織社長さん、これは本当に、お会いになったことはないわね。あの方は、本当恐ろしいほど行動力と知識、アイデアを持ってられる。我々がついて行けないぐらいのスピードを持っておやりになります。だから、今、頼りにしておるのは、その金織社長さんを中心に、いろいろの背景の中で、新しい製品を生み出すことはできないかと思って、これを検討しています。

 そういう意味では、建設経済水道委員長でもありますので、一枚かんでください。本当にやる気でやれば、必ず僕はできると思っています。ただ、少しの経費はかかりますが、下松の製品が山口県の代表的な商品として販売できればというふうな夢のような考え方も持っておりますので、またいいお知恵があったら、また貸していただきたいと思います。私は答弁になっておりませんが、ただそういうお話だけしておこうと思いました。



○副議長(高田悦子君) 古賀寛三議員。



◆15番(古賀寛三君) ありがとうございます。

 最後に、意見、要望を言わせていただきます。

 下松市の地産地消推進運動、先ほど見ました、とにかく続けていくことが大事です。継続していくことが大事だと思っています。その辺、私たち議員や市長もそうですし、また担当職員の、担当部の職員の方々、こちらも人事異動などがあると思います。人が変わったとしても、この運動を効果が出るまで継続して続けていくには、今年度の研究課題となっております下松市地産地消推進条例の制定をもとに、中期的な事業計画をつくり、時には見直しをかけながら予算措置をしていく、このことが農業公園を核とした地産地消推進運動を成功に導くことだと、私自身思っております。今後の協議、研究に御協力いただくことをお願い申し上げまして質問を終わります。ありがとうございました。



○副議長(高田悦子君) 以上で本日の一般質問を終わります。森繁哲也議員以下の質問は、あす以降に行います。

 次の本会議は9月13日、午前10時から開きます。長時間にわたり大変お疲れさまでございました。

午後3時30分散会 

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