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山口県 萩市

平成21年 9月定例会 09月07日−03号




平成21年 9月定例会 − 09月07日−03号







平成21年 9月定例会



                平成21年9月



            萩市議会定例会会議録(第3号)



                議事日程第3号



         平成21年9月7日(月曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(29名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      11番  斉 藤 眞 治 君

      12番  左 野 忠 良 君

      13番  柴 田 保 央 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      19番  西 島 孝 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  欠     員

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 市民病院事務部長  中 田 祐 広 君

 農林水産部長    大 田 直 志 君

 農林水産部理事   貞 光 一 成 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 歴史まちづくり部長 伊 藤 富 之 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 消防本部消防長   米 原 祥 三 君

 総務部次長     藤 山 治 博 君

 総務課長      田 中   裕 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      三 原 正 光 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 次長        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   嘉 君

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     午前10時03分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、7番、近江議員、20番、西元議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 一般質問は、12名の議員より通告があり、発言の順序は抽選により既に決定しております。通告の内容を見ますと重複した質問項目もありますので、できるだけ内容の整理に努めていただきたいと思います。

 質問者におかれましては、関連質問や要望等の事項は避け、通告項目に従って答弁を含め60分以内という申し合わせを遵守されますようお願いいたします。また、答弁される参与の方々に申し上げますが、質問の要旨を十分に把握され、簡潔かつ明快な答弁に努めていただきますようお願いをいたします。

 それでは、順次質問を行います。質問順位1番、丸田議員。23番、丸田議員。

  〔23番 丸田勘次君登壇〕





◆23番(丸田勘次君) それでは、既に通告をしております大きく2点について順次質問に入ります。

 7月15日に発生した副振動については、7月臨時議会で市長報告にあったように江崎、須佐及び椿東地区で、床上浸水7棟、床下浸水43棟のほか、自動車の浸水等の被害がありました。その発生の予測は困難とされておりますが、そのメカニズムの解明を含め、情報収集・伝達の迅速化が、また、先月には江崎漁港における高潮対策事業についての要望書も提出されており、浸水地域のハード面からの対策等、今後の対応が急がれるところであります。

 また、7月20日から21日にかけて山口県内を襲った、記録的な集中豪雨は、防府市を中心とした、県内はもとより萩市内各所においても多くの被害をもたらしました。この豪雨により、防府市などで17名の人的被害が発生し、全国で10名以上の人的被害を生じた豪雨災害は、2006年7月の平成18年7月豪雨以来となる大規模な豪雨災害となりました。県内においては、1973年以来の人的被害規模の事例となり、私自身、あらためて日常忘れがちな豪雨災害の恐ろしさを痛感いたしました。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。

 さて、近年の萩市の豪雨については、甚大な人的被害は出ていないものの、10年前の平成11年6月の梅雨前線による豪雨、同年9月の台風18号による風水害と未曾有の被害を経験し、その後砂防事業、椿東地区の新川雨水ポンプ施設、その他雨水路の拡大整備等、ハード面からの計画的な対応が図られてきました。今回の7月、8月の豪雨の応急対応についても、市長を初め、担当部署により公共土木施設、農業用施設において応急工事等迅速かつ民生の安定に努められたことは十分承知しているところであります。

 以前の、平成18年3月議会において、防災対策の観点から、災害発生時の避難体制、避難場所の安全対策について質問をしておりますが、今回さらに多くの地区での冠水被害が発生していることから、以前の教訓が生かされた対応ができたのかという観点から7月20日から7月21日にかけての萩市の豪雨の現状を踏まえ質問に入ります。

 まず最初に、県からの土砂災害警戒情報を受けて、それを萩市としてどのように活用されるのかという点が1点。また、具体的にどういう対応が内部で検討されるのかということであります。情報伝達の迅速化が求められる中、対策本部設置までの間に、地域の消防団、町内会、自主防災組織等への連携は図られたのか、という点についてまずお尋ねを申します。

 次に、市内全域で時間雨量が30ミリを超える中、多いところでは、午前10時前後で50ミリを超過し、午前12時には玉江川、大井川、明木川の氾濫影響地区を対象に、約818世帯、約1,939人に避難勧告が発令をされましたが、勧告により実際の避難者は何人おられたのか。また、潮位との関係で、河川流末の漁業集落地域の状況はどうであったのか。避難勧告発令のタイミング、伝達手段、判断基準は明確化されているのか、という点についてお尋ねをいたします。

 また、防災対策については、官の役割と民の役割の明確化が必要不可欠と、私は考えます。

 官は、関係機関との連携を図りながら、情報の収集、情報提供の迅速化を図るため、経験と専門性を持った職員の配置と体制つくりを。民は自分の生活する地域周辺の地形等、周辺環境の把握、避難体制の確認、身近な連絡体制の確立、災害弱者への対応、地元消防団員の養成など、それぞれ身近な立場の役割を十分確認しておくことも大切と考えます。

 例えば、玉江地域のように、地すべり危険箇所、あるいはがけ崩れ危険箇所に囲まれた地域においては、防災組織の普及を義務化まではいかないとしても、行政として組織の立ち上げについて助言、指導していくなど、今後の課題もまだあると考えますが、市長の御所見をお尋ねいたします。

 また、玉江地区の常設ではない避難場所として、白水小学校、白水会館、各地区の公会堂がありますが、地形的な周辺環境から、避難場所としての安全性が確保できない施設と、避難勧告、指示との整合性はどうなのか、開校136年目の白水小学校の地理的環境は、今後の学校の立てかえ問題とも関係することになりますが、防災上の観点からも当面のハード、ソフト面の対応は十分図られるべきと考えますが、市長の御所見をお尋ねいたします。

 さらに、今回の豪雨の教訓から、消防防災体制の見直しについて知事のコメントがあり、消防の広域化の議論の中で、より大きな枠組みでの広域化の必要性を指摘されております。私も消防団員の一員でありますが、今回の豪雨、冠水の際にも、それぞれの地域の消防団員は分団長の指揮のもと、我が家は家族に委ね、水防対応等、常備消防と連携をとりながら、懸命に地域の安全、安心のために尽力されたことは、昨日の操法大会の成果からも十分承知をしていただけると思います。一つの自治体の消防本部の存在は、市民の安全、安心を守るベースになっていると私は考えております。

 また、今回の市長報告にありましたように、8月19日に浜田、益田、長門、萩市の4市長会議において、4市の災害時の相互応援に関する協定を締結されたことは、住民の安全、安心の確保だけにとどまらず、共通な課題の解決とあわせ、観光、道路問題等さまざまな効果へも波及することを大いに期待をしております。

 また、平成18年5月に策定された新市の地域防災計画によりますと、災害により被災した公共施設の復旧は応急対策等を講じた後、被災の程度を十分調査、検討し、それぞれが管理する公共施設の災害復旧計画を速やかに作成するとあります。災害査定の早期実施により、復旧事業の早期完了が望まれるところですが、現在の手続き上の進捗についてお尋ねをいたします。

 また、今回の豪雨により、小河川から県管理の2級河川等、上流部では河床の洗掘、下流部では河床に土砂が堆積した状況が多く見受けられ、被災した箇所とあわせ豪雨の大きなつめ跡を残しています。県河川については、被災箇所の復旧とあわせ河川環境を考慮しながらも河川浚渫等の維持予防管理を計画的に実施されるべきと考えますが、県への要望、協議を踏まえた取り組みについて市長の御所見をお尋ねいたします。

 また、木間地区のように生活道である国道490号の被災により、公共交通期間が途絶えている地域への当面の対応についてはどのような取り組みがなされるのか。あわせてお尋ねをいたします。

 次に大きく2点目の、新清掃工場建設問題について質問をいたします。

 資源を大切にする循環型社会の実現が活発化する中、平成19年3月にゴミ発生の抑制や再資源化することによってゴミの減量化を図り、環境の負荷低減に配慮し、かつ、適正な処理をする目的で、萩市一般廃棄物処理基本計画が策定をされました。本計画は、国の関係法律に基づいて策定されたもので、平成18年度を基準年として15年後の平成32年度を目標年次と位置づけ、平成22年度及び27年度に中間目標年を設定し、計画の進捗に対する評価見直し等がされること。また排出削減目標を平成22年度には5%削減することなど、議会においても平成18年11月の全員協議会でその計画案について説明を受けているところであります。

 現在、ゴミの焼却施設は本土の1施設、離島である見島、大島、相島の3施設があり、本土の萩清掃工場は阿武町のゴミを受託処理しており、焼却灰等については山口エコテックに委託し、セメント原料として再利用をされています。

 現在の萩清掃工場は、昭和63年に稼動開始され、20年を経過しており、一般的なゴミ処理施設の耐用年数は15〜20年程度と言われることから、新施設建設についての整備計画の検討がされてきました。平成18年5月には、清掃工場問題を中心課題に、将来の廃棄物処理システムの調査研究のため、市長ほか関係各課で新清掃工場問題調査研究プロジェクトを立ち上げられ、平成20年度まで、さまざまな研究実績を積み上げられてこられました。

 新しい清掃工場の建設は、萩市にとって、避けて通れない必要不可欠な事業であります。今年4月13日の全員協議会において、新清掃工場の建設スケジュールとあわせ、5カ所の候補地の選定。その中で、有力候補地として山田地区との交渉がスタートし、町内会総会での事業説明、益田市の先進地への視察等経緯の説明を受けたところであります。現在、最有力な候補地である山田地区との交渉を行われているところですが、建設反対の声も聞こえてきます。また、地元が独自に行われた意向調査によると、賛成が60%、反対が27%、不明が13%。仮に不明を除いた場合、賛成が69%、反対が31%という内容であったと聞き及んでいるところであります。一般的には、このような関連施設の建設については、当該地区のみならず、周辺からさまざまな意見が出てくるのは当然のことでありますが、その一方で、これまで萩市として、例えば、大井最終処分場、し尿処理場、見島清掃工場、リサイクルセンター等の整備において、市としては市民の安心、安全に責任を持って対応されてきており、また、現在、清掃工場を21年間維持してきた実績も私自身再認識しているところであります。

 議会としても平成17年度9月補正予算において、現在の清掃工場の1号炉再燃焼室耐火物の緊急補修工事にかかる予算2,915万5千円を認めるなど、施設の維持、改修については一定の理解を示してきました。

 また、山田地区は、これまで地元主催で開催されてきた、ほたるまつりinやまだ、あるいは、県のきらめきサポート事業への取り組みなど、地域の環境問題を側面的に見据えた独自の取り組みや、資源のリサイクル対応も他地区より先進的に取り組まれてきたところであります。

 さて、6月議会の一般質問の市長答弁において、4月に就任された南野長門市長から新清掃工場について萩市と共同で事業を行いたいとの申し出があり、施設の共同設置について調整を行っている。あわせて山田町内会から新清掃工場を射撃場の跡地に立地してほしいとの申し出があり、鉛弾の除去については事業を行っている事業者が除去することを大前提として、事業者と協議していきたい旨の答弁がありました。

 財政問題もあり、平成26年度完成ということになると、時間的余裕のない中、住民のコンセンサス、周辺を含めた地元の理解、協力等、今後の対応が問題解決のかぎとなりますが、新清掃工場建設の進捗状況、今後の取り組みについてお尋ねをいたします。

 また、地元が実施された意向調査も含め、山田地区の意向を今後どのように判断されるのか、行政判断が求められるところです。市長の御所見をお尋ねいたします。

 また、例えば、萩やすらぎ苑斎場のように、候補地選定の要件のその他に施設までの道路事情などもあり、当地区でいいますと国道490号山田バイパス事業に、今回、追加補正があったと聞き及んでおりますが、今後、条件整備を含め、木間までの整備促進につながる側面もあるとの声も聞かれますが、あわせて市長の御所見をお尋ねいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 丸田議員から、大きく二つ。一つは、この防災の話。いま一つは、新清掃工場の建設の問題、お尋ねをいただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 まず最初の、防災の関係でありますが、この7月に起こりました、一つはこの副振動という江崎、須佐、あるいは椿東地区のこの被害の状況。また、7月の集中豪雨、これにつきましては、人的被害こそなかったわけでありますが、各地域で多く、この災害、被害に見舞われたわけでございます。関係の方々に心よりお見舞いを申し上げたいと思います。今、議員から、大体今の状況については、詳しくお話をいただきました。そういった中でお尋ねがございましたのは、土砂災害警報、そういったものが情報としてどのように取り扱われ、地元とこのいろんな意味での意見交換を行われているか。まずその話からお答えをさせていただきたいと思います。

 土砂災害警報と申しますと、都道府県と気象庁が共同で発表する防災情報でございまして、これに基づきまして、各その地域のそれぞれの雨量や、あるいはこの土砂災害の危険性、こういったものを判断していくわけでありますが、まあ一番この大事なことは、地元の状況はどうなっているかということであります。今、議員御指摘のとおりでございます。議員自身が、消防団員として実は御活躍をいただいております。昨日も消防操法訓練におきましては、指導員として、あるいはこの審査員として御活躍をいただいているわけであります。平素の大変この地元の防災については熱心に取り組んでいただいておりますので、その分だけ余計に今、御指摘をいただきましたこと、重みを感じているわけでございます。

 具体的にそういった情報がありましたときに、この萩の一番の大きな特色は、実はこの防災メールというこのシステムを持っておりまして、今時点で約4,000人余りの皆さん、これは町内会長もいらっしゃいますし、消防団員の方もいらっしゃいますし、あるいは自主防災組織の皆さんもいらっしゃいますが、そういった防災メールによりまして、刻一刻、例えば、土砂災害警戒情報、こういったものが出れば、このちゃんと即時に自動的にこの4,000人余りの方々に伝わっていくシステムになっております。そしてもちろん、この地元のそういったこの要請、この情報に対しまして各地域のこの状況も逆にこの私ども防災の本部といいますか、危機管理室の方に情報を提供いただいているわけであります。そういったものをこの見極めながら、いろんな判断をしていっているところでございます。ある意味では、この防災メール、これは山口県では一番最初に、これだけの大量な情報を今、それぞれの地域に発信をしているわけであります。今、各地域でも同じようなこの伝達手段がございます。そういうふうな中で、この具体的に防災情報はそういった携帯電話によるメール以外に、具体的に防災行政無線があるところは、そういったものがちゃんと伝わるわけであります。しかし、旧萩、あるいは旭地域については、こういった行政無線はございません。まさにいろんな形でお伝えをしていかなければならないわけでございます。萩市の地域防災計画ということで、具体的にそれぞれの避難準備情報、そしてその次には避難勧告、そして避難指示というこう三つの段階がございますが、まあそれぞれの段階についてのこの基準を定めているところでございます。まあしたがいまして、そういった状況に応じまして、先ほど御指摘がございましたように、21日にはこの避難勧告を出したわけでありますが、避難勧告で避難をされた人は何人かというところでございますが、実はお一人だけでございました。なかなかあの、毎回そういうふうな形で情報が提供され、まあ勧告を出すこともございますが、この毎度のことだというふうな御意思も非常に強うございまして、なかなかこの対応をいただけないところもございます。しかし、さらに状況が悪化をすれば、当然避難指示という若干の強制力を伴いますといいますか、義務も伴うものでありますが、まあそういったものにセカンダリーの段階でこの発することができるような仕組みになっております。とにかく、そういうふうなこの県の情報に対しまして、国から、気象庁の情報に対しまして、的確に各地域にお伝えをし、そしてそれぞれの地域におきましても、いろんなこの巡視をいただき、状況をまた、逆にこの入れていただく。もちろん、市の職員も巡視をしているわけでありますが、あるいは、消防関係者も皆そういった意味で御努力をいただいているわけでありますが、その中で、的確に対応を考えていきたいと思うわけであります。

 そして、この安全性が確保できない施設と避難勧告指示との整合性ということでありますが、具体的には今、御指摘ございましたように、この玉江地域、玉江川沿線の地域につきましては、この平成17年に土砂災害警戒区域の指定を受けているわけであります。まあそういった意味で、この今、御指摘ございましたように、例えば、避難対象となっている白水小学校等々の施設について、どう考えるか、こういうお話でございます。

 今回、玉江川の状況を見ますと、例えば、白水小学校のグラウンドも冠水をいたしましたし、この下流にあります住宅街も実は冠水をいたしました。床上、床下もございました。まあそういう段階で、避難場所として的確であるかどうか、まあこういったことについてですね、いろいろ議論をしているところでございます。とりあえず今、この白水小学校については、耐震構造の補強をどうするか、まあこういったことでありますが、とにかく小学校でございますので、耐震の補強はせざるを得ないだろう。まあしかし、今後将来、この再建築をするときにどういうふうな考え方をするか、あるいは、ここの避難施設として今後も対象施設とするかどうか。このあたりはもう少し議論をしてみたいと思っているわけであります。かなり今回の玉江川のこの状況を見ますと、あそこにこの橋を渡って避難をする。こういった状況もございます。他地域では、この避難施設に避難を誘導したところ、その場所に行くために川の流れに流されてしまった。まあそういったことで亡くなった方もあるわけでございますので、そういったことのあり方を少しこの白水小の場合は今から考えていかなければならないだろうと思っております。早急に議論を進めていきたいと思うわけでございます。

 各今、合併いたしました旧町村のこの状況を見ましても、例えば、かなり古くなった町内会施設等に、この避難場所として指定をしている場合もございます。まあこういった場合に、この本当にこの土砂災害、あるいはその他の要因で危険箇所になっているようなところはないか、こういったことも総ざらいをしてみる必要があると思います。まあ今回の全国的な規模の災害状況を見まして、そういったことについてもいま一つ、見直しをしていかなければならない、こういうふうな思いであります。

 なお、もう少し時間をいただきまして、その具体的な展開を図っていきたいと思っているところでございます。

 そして潮位との関係による河川の流末の漁業集落の状況はどうかということであります。かなり満潮と豪雨により、玉江浦、倉江地区のこの浸水被害がかなり出ております。まあこのあたりについてもダムの問題も含めて、いろんな意味で潮位の問題、こういったようなことも十分考慮しながら、そしてまた、この橋本川河口にあります西の浜のこの河口を通水のためにこの切断をいたしますが、そういったタイミングの問題も含めて、いろいろこのあるべき姿、議論をしていきたいと思っています。いろいろ今、たくさんお尋ねをいただきましたが、とにかくこの、安全性が確保できない施設、そして避難勧告、そういった指示、こういったものの、整合性をどう図るかということは、私どもにとって一番大きな課題でございます。今後とも十分慎重な取り扱いを考えていきたいと思います。

 そして、災害復旧についてどうかというお話でございます。今、この道路等の復旧、あるいはこのほ場等の農業施設、こういったものの復旧については、現在、鋭意努力をしているところでありますが、激甚地指定等の正式な連絡を待っているわけであります。ほぼ間違いなくその激甚指定受けるんではなかろうかと思いますが、まあそういったものを受けて、最終査定が10月初めに完了するとこういうふうにお聞きしているところでございます。今後、そういった災害復旧計画に従いまして、速やかに復旧ができますように全力を上げて今、担当が頑張っておるところでございます。よろしくお願いをしたいと思います。

 そして河川の浚渫についてお尋ねがありました。県河川、例えば玉江川県河川でありますが、これについて前々からこの浚渫の依頼が、要請がかなり出ております。実はこの全市内でタウンミーティングをやっておりましたとき、河川の浚渫は地域ではほとんどもう難しくなった。これを何とかしてほしいという声がまあ彷彿として上がったわけであります。そういった御意見に従いまして、県河川については、県に対し浚渫を必要とするところについては、私どもがランクをつけまして、かなりもう堆積をしてですね、これは水が出たときに川の機能を果たし得ない。まあこういったところも中には散見されたものでありますから、そういったものを優先順位をつけて県にお願いをしております。県の方もその要請に従って、今、順次浚渫に当たっていただいておるわけであります。そして私どもの責任であります市の管理いたします河川についても、同じようにランクをつけまして、早急に手当てをしよう、ということで、昨年あたりから今、徐々にやっているわけでありますが、まあ今回、こういうふうな集中豪雨がありましたときに、浚渫が行われない河川、こういったものはまさに機能を果たさないわけでありますから、そういったこと、まさに御指摘のとおりでございますので、この計画的な浚渫をやっていこう。まあこれは今回の一つの大きな反省点でもございますので、今まで計画を立てていただいておりますが、それを前倒しでもしていただくような形で頑張っていきたいと思うわけであります。

 そして、公共交通機関についてお尋ねがございました。実は、木間地区、御指摘のとおり、実は防長バスに今、定期交通手段としてお願いをしているわけでありますが、この7月の災害によりまして、のり面の崩壊によりまして完全に実は交通はとまっております。これは定期バスがとまっているだけであります。小型のものであればですね何とか490通れるわけでありますが、まあそういうようなことで、実はこの防長バスさんとも私ども商工観光部の方で協議をしまして、実はきょうから第一号がですね、迂回をしまして、490は通れないものでありますから。ただし、その堂々橋から市役所に来るわけでありますが、堂々橋とそれから女屋敷、野戸呂の間は実はこれは防長バスは通れません。したがって、市の職員が実は今、きょうも運転をしてまいりました。今朝は二人ほど乗車があったようであります。しかしこの福祉の、例えばこのデイサービス等の普通車については、小型のものを運用されておりますので、これはずっと動いております。したがいまして、こういったこの定期バス路線、こういったものがこの動かなくなったときに、もう少し弾力的にできないか。今回、大変防長バスさんも協力をいただきました。迂回で新しいこの道を今、走っているわけでありますが、まあそういったようなことも議員御指摘のとおり一つの課題と思います。今後、全線開通するまで、ずっと今、この形のものを続けてまいりますが、こういったこのバスが通れない状態のときにどう対応するか。まあこういったことも一つの大きな課題を残しました。よろしくお願いをしたいと思います。

 今、御指摘ございました今回のこの集中豪雨に対する対応でございますが、まあとにかくこの一斉にこの電話がかかってくる。まさに市の担当はパニックになるわけですね。それぞれの地域、例えば、特定の地域だけの集中豪雨であればこれは何でありますが、ほぼ全地域におきますこの被害がございました。この防府の状況はよく報道されております。もうとにかく、担当者は外に出て行く。残っているものは電話の応対で忙殺される。十分な応対ができない。まあこういうことでありまして、何とかそういったようなときに、まあ非常召集もあわせて、どういう対応をしていくのか。まあ今回はこの担当者、非常に頑張ってくれましたが、この例えば、今までの過去のケースにつきましても、停電で情報が一切とまってしまうとかですね、いろんなケースがございました。今、とにかく私どもはこの各地域には、この防災無線というものがございまして、そして旧市内の方は、コミュニティーエフエム。まあこれが市民の皆さんへの一つの情報手段になっております。

 そのほか、今、防災メールという携帯電話。しかしながら、この何か一つでも壊れてしまいますと、それが連絡ができなくなるという状態が出てきますので、そういったようなことを副次的ないろんな連絡の方法も含めて、そして避難のあり方、この事前の避難情報を提供する。勧告、そして指示、こういったものが、一応私どもは今、計画基準をですね、地域防災計画に一つの基準を設けてあります。それに従って、まあ粛々とやっているわけでございますが、いろんな事態が途中で起こりますので、そういった事態に臨機応変に対応できるような、本部体制のあり方、まあこういったようなことも含めて、考えていきたいと思います。

 議員御指摘のように、平成11年に旧市内では集中豪雨がございまして、そのときの反省にたちまして、市内の三角州の雨水計画、あるいは周辺部分の雨水計画、10カ年計画を立てまして、その中では、新川東のあのポンプ場の設定、そして水路をそこに集める。これでまあ今回はあの椿東地区では冠水の被害はそれほど出ませんでした。そして、いま一つは、この笠屋、大屋、そして河内のそれぞれの土砂災害がございましたが、そこには、10年かけまして、これは主として県事業でありましたが、砂防ダム・砂防堰堤等つくっていただきました。大半完成をいたしまして、今回大きな被害を見ることはございませんでした。ただ、一部土地問題で砂防ダム等ができなかったところがございまして、そこはまさに今回被害を受けたところであります。そういった意味からいいますと、やはりこの御指摘の、専門家の皆さんの見立てというのは大変なものだなと、こういうふうに思います。今後とも、今回の災害の中で、指摘を受けていますところ、まあできるだけ早くですね、災害復旧とともに基本的な、抜本的な対応を考えていかなければならないと思うわけであります。特に、冒頭おっしゃいました、7月15日の副振動に対します、江崎の漁港の冠水の関係は、余りにも水面とほとんどですね、岸壁、護岸が差がないということでありますから、これは今、県にお願いをいたしまして、これは県管理漁港でありますので、早急にこの堤防の高さとか、あるいはちょうど川がありますが、川に逆流していく姿、まあこれは写真に残っておりますけれども、そこにこのゲートをつくるとか、いろんな形で今、要望を出しています。まとめまして、早急に県にお願いをしようとしておりますので、議会におかれましても、ぜひ御支援をいただきますように、よろしくお願いいたします。

 以上、この防災関係について、個々の具体的な事例に即しまして、お尋ねいただきました。十分なお答えができていないところもありますが、お許しをいただきたいと思います。

 2番目に、環境行政ということで、ゴミの処理につきまして、今までの経緯とか状況等についてるる御説明、御質問がございました。新清掃工場を今、まさにこの議員御指摘のとおり、この早急に整備をしなければならない。そういう時期になっておりますし、かつ、この予算面、財政面等で、この6年程度の期間をこの建設に要するとするならば、もうこの21年度に場所を選定して、かからなければ間に合わない、ぎりぎりの時期になってきております。これは議員御指摘のとおりでございます。そして、今、具体的にこの3点お尋ねをいただきました。

 新清掃工場建設の進捗状況、また今後の取り組みについてという第1点でございます。この清掃工場の取り組みの状況でありますが、もう既に全協等で御説明を申し上げておりますように、とにかく用地選定の条件といたしまして、三つのことをこの掲げています。一つは、2ヘクタール程度の用地確保が可能であること。効率的なゴミ収集ができる位置にあること。主要道路からの進入が容易であること。まあこの3点を条件に、既に市内5カ所について候補地を選定し、その内容について御説明をしてきたところでございます。その中で、山田の後藤、杉山地区について、この調査をしておりましたところ、山田地区から、この萩クレー射撃場の地を何とかこの清掃工場に選んでもらうことはできないかというむしろ、この提案がございまして、まあそれについていろいろ議論を重ねてきたところでございます。この山田地区の皆さんにおかれましては、何とかこの清掃工場を山田地区にという声も、実は強かったわけであります。先ほど御紹介ございましたように、賛成の割合が非常に高い、こういうことであります。しかし、一方で、この具体的に射撃場の問題とからめながらも、反対の動きもかなりございます。そういった中で、このいろいろ今、この説明をし、あるいは議論をしてまいりましたが、なかなかこの建設地として今、賛否両論が分かれているような状況でございます。なかなか、この今の状況では難しいのかなと、こういう思いを強くしております。まあこういうような状況の中で、時間は刻一刻迫ってまいりますので、他の候補地、この五つのうちの二つが実は山田地区であります。あと三つ残っておる箇所についてもう一回原点に立ち返りまして、早急に調査に当たりまして、一つの結論を得たいと、こういうふうに思っておるところでございます。大変、この将来にわたる大きな課題でありますが、いずれにいたしましても、議員が御指摘ございましたように、この清掃工場はどこかに立地をしなければならないわけであります。少なくとも年度内には決定をせざるを得ないわけでありますから、それぞれ今から全力を挙げて担当者、今、いろんな調査等に赴いているわけでございます。議会におかれましても、ぜひ御理解をいただきますように。これは、できなければ、萩市としては大変なことになるわけであります。よろしくお願いをしたいと思います。今の段階では、そういうふうな状況にございますので、これ以上、具体的なことをですね、まだ申し上げるだけの素材はございません。とにかく、年度内に向けて、この立地箇所を全力を挙げて決定をすると、いうことになりますように。もちろん、途中段階では、議会にも御報告を申し上げたいと思います。よろしくお願いをしたいと思います。

 そして、この過程の中で、今、国道490号のお話をされました。この丸田議員はかねがね、490号のこの早期整備について強い、この御意見、要請をされてきたわけでありますが、今回、このバイパス工事について、7月に追加補正があったとこういう話であります。この490については、木間の地区にとっては、あくまでも生活道である、まあこういうふうにも言えるわけでありますので、この今の清掃工場の建設とはかかわらず、直接関係させることなく整備の促進を、これは当然図っていく、こういうふうに思っておりますので。そして今回災害箇所が実は490、11カ所ございまして、その中で一つ、のり面の崩壊はかなり進んで今、バスが通れない、まあこういう状況でありますから、とにかく、そういうふうに災害にも非常に弱い状況にもあります。したがって、早期整備が何より必要であるということ、とにかく現段階では、この早期復旧を強く要請をしております。まあいろんな、この迂回路はありますけれども、やはりこの旧萩の方に向けての道路。しかもこれは三桁とは言いながら国道でありますから、何とかですね、早く整備をしてほしい。

 まあこういうことであります。この今、当面の復旧工事とともに、490の早期整備、これは全力を挙げて、今後ともかかっていきたいと思っておるところであります。よろしくお願いをしたいと思います。また、具体的なこの清掃工場については、結果を御報告することができないこと、非常に残念でありますが、何とか早期に、この御報告ができますように頑張っていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 23番、丸田議員。





◆23番(丸田勘次君) それでは、2回目の質問に入らせていただきます。

 まずあの、7月8月における豪雨の災害の関係であります。少しあの具体的なことになろうかと思いますので、答弁はできる範囲で結構でありますが、こういった現状もあるということで、御紹介をさせていただきたいと思います。

 まず1点でありますが、まあ今回、豪雨により、例えば、家屋の裏の沢から、あるいは小河川から、例えば農業施設の水路からということで、かなりの土砂が流出をいたしました。まあそういった場合に、当然、家屋の近くまで、あるいは家屋に一部土砂が迫ってくるというような状況が多く見受けられたわけですが、大抵の家はみずからの労力で、家族で力を合わせて、その土砂の除去に当たられた地域もあるように聞いています。

 まあこれが小規模であれば、そういった対応も家族の協力で可能かと思いますが、ある程度の規模になりますと、どうしても専門業者の力、あるいは行政の力を借りなくては対応できないという場合も生じてくると思います。そういった場合に、例えば、道路であるとか、その経費であるとか、そういった面で、市としての何か補助制度的なものがあるのかどうか。その点についてまず1点お尋ねをしたいというふうに思います。

 それから、よく今回、耳にしたのが、農業施設関係で、例えば畦畔が崩壊した。あるいは農業施設が崩壊したということで、一つ一つの被災状況を見ると、小規模であるということで、どうしてもその事業にのっかる対象までに行かない規模であるということで、なかなか個人負担で対応ということを迫られるわけですが、その小さい規模があるそれぞれの地区で、ある程度分散して、ある場合は、例えば、そういった補助的なメニューがあるかどうかというのは、私知識がありませんが、例えば、ある程度の地域でまとめてそれが復旧として、事業として取り上げることができるようなそのメニューというか、施策というものが、特に農業関係ですが、ないものかということがあります。

 その点について何かあれば、メニューがあればお願いをしたいというふうに思います。

 また、こういった事例も、木間地区の方からお聞きをしました。まあ田んぼをつくるためには当然、水が必要でありますので、川から水を導入しなければならないわけですが、まあ県河川であっても、例えば頭首工のように市で管理をし、市で維持管理をするような施設が県河川でもあるわけですが、今回の豪雨でそういった頭首工もかなり痛んでおりますし、実際痛みだけではなくって、機能として使えないような施設も見受けられるということで、そういった場合も、恐らく受益戸数による補助制度であるとか、そういった面があろうと思いますが、たとえば、ほ場整備前は、受益者の戸数が3件も4件も10件もあった、小さい田んぼでありますから、そういった状況がある。しかし、ほ場整備をしたことによって受益がまあ1戸であるとか2戸であるとか、そういった規模になった場合に、果たしてその頭首工の復旧等が図られるのか、あるいは図られないということになると、農家の方々からすると、先々、耕作放棄地になり得るというような不安もあるわけで、今、あの補助制度、あるいは補助メニューのことで例を3点挙げさせていただきましたが、その点についてお答えがあればお願いをしたいというふうに思います。

 それから、防災関係ですが、私も消防団の一員でありますから、あくまでも理解を深める、理解を広めるという意味で、御質問をさせていただきたいと思いますが、9月の4日に山口県が土砂災害ハザードマップの、未作成について、早期作業を指導していると、萩市に対して。そのような情報があるわけでありますが、今後、そういった県からの指導について、どのような対応を現在図られているのか。今からどのような対応を図られようとしているのか、お尋ねをしたいというふうに思います。

 それから、2点目の清掃工場の件であります。市長さんからはいろいろと現在の状況、あるいは現在のいろんな課題も含めて、御答弁をいただきました。地元では6月に山田地区、それぞれ4地区山田地区にあるわけですが、地元の説明会。主にこれは長門と共同設置による事業に対する説明であったと聞き及んでおりますが、4地区で説明会を6月の月に開かれております。それから7月にダイオキシンに対する説明会を持たれています。まあ具体的には私はその中身については承知をしておりませんが、その説明会で、さまざまな意見や、あるいは質問、あるいはその建設に対するデメリットの問題、あるいは反対の意向、さまざまな意見があったように聞いております。一方で、先ほど数字を挙げましたが、60%に近い賛成の方の思いもあるわけで、まあその中には、一つには鉛の問題の解決ということを前提に、将来の地区の、あるいは地区周辺のさまざまな課題解決を見据えたことによって山田へ誘致という申し入れもされているわけです。まあここで、行政の判断が一番難しい面もありますし、行政の判断が地域に及ぼす影響というものも大変大きなものがあろうと思いますが、そういった両論ある中で、さまざまな意見や理由、そういったものを客観的にまずは分析をされて、今後の方向性を見出されるべきではないかなあというふうに思います。

 先ほど市長さんから、他の候補地をもう一度精査し、原点に立ち返って検討する方向も考えているというような御答弁もありました。先般の全員協議会では、山田地区が2地区、それ以外に福栄、佐々並、小原3地区それぞれ候補地が挙げられているところでありますが、例えば、小原地区は、優先順位、評価からすると最下位であります。で、最下位というのはいろんな条件があって最下位になったわけで、例えば、一つの候補に挙がり、これから山田地区と協議を進める中で、同時並行でそういった候補地を考えていかれるのか。あるいはいずれかの時点で山田の問題を解決をし、他の地域に移行されるのか。現段階では、そういった御答弁はまず不可能というふうに思いますが、やはり条件が最下位ということは条件が整わないということでありますから、例えば、一番大切な進入路の問題については、新たに新しい道をつくるといった財政的な大きな負担も発生してくると思いますし、当然のことながら、地下水も大量に必要でありますし、民家は隣接していないものの、当然下流域にはそれぞれの住居が、あるいは海がということで、当然環境の調査も必要になってくるというふうに思いますので、そういったことで、私どもが議会で、全協で説明を受けている評価が少しずつ見直されていくということでありますので、現在進行しております山田地区の、実情も十分踏まえた検討をぜひお願いをしたいというふうに思います。

 それと、この点も大変重要なポイントになると思いますが、長門との共同設置。単独から長門と共同設置ということに今なっておりますので、現在の長門市との協議の進捗状況、現段階でどのような状況になっているかお尋ねをしたいというふうに思います。

 それから、まあこれは私の個人的な見解の中での思いですが、これまで清掃工場とは直接関連はありませんが、こういった関連施設、あるいは諸問題の中で、例えば、やすらぎ苑の斎場問題であるとか、平成8年であったと思いますが、3校廃止で2校新設、現在の東中、西中、そういった学校の問題。あるいは1市2町4村による新市への合併の問題。市長もこれまでそういった大変難題とされた大きな問題について解決に向けて鋭意努力をされておりますので、この清掃工場の問題についても、萩市の将来にとって先ほどの質問でも申し上げましたとおり、避けて通れない不可欠な事業であることを十分御理解いただいておりますとともに、一つには大井の不燃物埋め立て処分場の関係も十分萩市民の将来を見据えた対応が図られるべきというふうに判断をしておりますので、あわせてお答えがあればお願いをしたいというふうに思います。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 丸田議員から再度のお尋ねでございます。

 災害の状況で、例えばこの土砂の流入、この家屋に、あるいはこの田畑に、まあこういったときに、このどういうふうにこの助成が行われ得るのかどうか。実は平成11年のときにこの大屋、笠屋、そして特に河内がひどかったんでありますがまさにこの山側からこの土石流と申しますか鉄砲水といいますか、そういったものがわっと出まして、かなりこの水路がやられました。その水路については、今までその取り扱いは、市はこういったものは一切この小河川については手当てをしないとこういう話でありましたが、まあ一定幅以上のものとか確か条件をつけたと思いますが、そういったようなことで手当てをしたことがございます。今回、例えば三見地域の土砂の家屋内の流入、これは市として実は萩三隅道路のこの影響がある。こういったことで、これは工事施工者がそのすべて手当てをする、こういうようなことになっております。今、具体的にどういうケースかによるかと思いますが、こういったものについては、できる限りこの協力ができないか。あるいは支援ができないかという考え方をしておりますが、これはかなり個別な話になりますので、担当部長の方から詳しくお話をさせていただきたいと思います。

 いま一つ、畦畔とか農業のこのいろんな施設について、個々の被害額は小さいが、全体としてその地域、この取り上げることができないか。これは農業関係はかなり細かい基準をつくっておりますので、農林部長からお答えをさせていただきたいと思います。

 そして、この木間の関係者の方からということでありますが、例えば、市に管理委託されておる頭首工が痛んだ。まあ頭首工ぐらいはという思いもございます。これも恐らく個別には担当部長が承知していると思いますので、お答えをさせていただきます。

 それからいま一つ、この山口県が9月5日にこの会議を開きまして、それぞれ、この各20市町の状況について特にこのハザードマップ、土砂災害のハザードマップの作成についてということで、萩があたかも作成していないかのようなですね発表をしております。実はきょう、岡田総務部長に私から抗議をいたしました。総務長名で実は文書で今抗議をしておりますが、このような誤解を招くようなことはあってはならない。これは、ハザードマップは萩市のホームページを見ていただきますとちゃんとあるんですね。現時点で。だからそれはぜひ御理解をいただきますように。こういったことを新聞発表されるのはいかがなものかということでお話をさせていただいています。

 そして、この最後にお話ございました、この清掃工場の関係でございます。

 議員御指摘のように、これは萩市にとって避けて通ることのできない大事業であります。いずれにしても、年度内にこの場所を決めなければならないわけでありますので、今、各山田地区の皆さんに大変いろんな形で御協力をいただいてまいりました。しかしなかなかこの射撃場と一緒にやるということは、射撃場の問題をこのまたあわせて議論していく。これは射撃場の問題一つでも大変なんであります。そしてまた、清掃工場、これも家のそばにあると家から100メートルのところにそんなのがあるとと、こういうふうにいろんな議論があります。そのそういったような問題をこのやはり区分してというふうなことができないか。そういう思いもございますが、なかなか先般もですね、この議員の皆さん中に二人ほど今、参加をされまして、反対に来られました。かなりの地域の代表の方が来られています。なかなか実は賛成、反対それぞれですね、かなりこの意見を異にして今、大変それぞれの地区の代表の方々も苦慮されております。私ども担当はそれ以上に苦慮しているわけでありますが、まあそういうような状況も踏まえまして、とにかくもう一回ですね、原点に立ち返って、先ほど、五つの中で一番劣後をつけるというお話がありましたが、どういう形で劣後をしているのかよく私もちょっとどういう説明をこの全協で行われたかわかりませんが、恐らく、道の問題だろうと思います。まあそういった問題が解決できれば、それではうまくいくのかとか、いろんな問題も含めて、もう一度、この原点に立ち返りまして、この調査をし、決定をしていきたい。もちろん最終的には地元の皆さんのちゃんと了解をいただきながら、これをやっていくということ。この方向は今までどおりでございますので、まあそういったようなことで、この考えていきたいと思います。清掃工場、いずれにいたしましても、必要ではあるが、なかなか自分たちの地区には持ってきてくれるな。こういった声が大部分かと思いますが、まあそういうふうな中で、議論を進めていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 土木建築部長。





◎土木建築部長(岡本隆君) ただ今議員から、小規模河川につきまして補助金等がないかというお尋ねでございますが、2級河川、普通河川につきましては国なり県なり市がまあ復旧なり災害対応するわけでございますが、まあ主に生活関連用水路、いわゆる公共土木施設による青線等、その辺につきましては、あの小規模河川の災害の方の復旧の要綱を持っておりますので、これは一応ホームページなり市民便利帳にも載っております。その辺の支援がとれるかと思うところでございます。

 なお、今年の災害における今、調査もしておりますが、まだ申し出はないというところです。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 農林水産部長。





◎農林水産部長(大田直志君) 農林災害につきましては、補助災害につきましては10月5日から始まります災害査定に向けて今、測量設計を急いでいるところでございます。

 最初質問がありました、いわゆる生活道、または農道等のですね、土砂が流入して、流出してすぐにでも復旧しなければいけないという事態につきましては、応急工事をこのたび補正で8月補正でお願いをしておりますが、そういうものを使ったり、また、地元でオペレーターがいるけど重機だけあればどうかするよというようなことがございましたときには、リース事業を展開して、今年は行ったところでございます。

 畦畔につきましてでございます。1カ所ごとでは補助災害に乗らないけど、合算すればというところがございます。今回、査定に向けた測量を行う中で、合算すれば国庫補助対応になるというとこにつきましてはできるだけそういう対応できるように、今、努力をしております。これにつきましては、40万円以上の被災がある場合に、国庫の対応になります。

 13万から40万円ぐらいは小災害という内容になりますが、なるべく補助災害にできるように努力をしているところでございます。

 頭首工一個だけというのはなかなか難しいことでございますが、農地との絡みがあればどうかできるところもございます。ただ、頭首工だけで1個ということになりますと、なかなか難しゅうございますので、地域との中山間地直接支払い制度、または農地水環境保全制度、または原材料支給事業等を使ってですね、小さい災害では対応をしていただきたいということを受益者と交渉しているところでございます。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 丸田議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午前11時04分休憩

────────────────────

     午前11時18分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて質問順位2番、大村議員。1番、大村議員。

  〔1番 大村赳夫君登壇〕





◆1番(大村赳夫君) 失礼をいたします。

 熱球人、紺碧の空、大村赳夫です。

 私の今立つところ、祇園精舎の鐘の声が聞こえてきます。盛者必衰の響きがあります。

 第45回総選挙が終わりました。間もなく鳩山新政権が誕生をいたします。高揚感に包まれました民主党は、着々と新政権の人事を固めています。

 自民党は喪失感の中で、混迷の極にあります。

 昨日も夜のNHKの番組を見ていました。緊張した面持ちの民主党幹事長岡田さん、真摯な口調でこうおっしゃっていました。

 自民党に立ち直ってもらいたい。自民党の細田幹事長さんは恬淡とした様でありましたが、余りの敗北に呆然としているだけだとおっしゃっています。このお二人はいずれも通産官僚OBであります。

 平成21年8月30日、この日は無党派層と呼ばれた有権者の皆さんの革命記念日であります。この選挙投票日の翌日でありますが、財務省は中央省庁からの概算要求を締め切りました。本来なら、この日財務省主計局の主計官会議が開かれる予定でありました。恒例の予算査定開始のベルが鳴らされるところでありました。それが今回は取りやめられました。概算要求締め切りの写真撮影も取りやめられました。なぜか。

 既に新政権は7月に示されております概算要求基準を廃止することを明らかにしています。これは6月に閣議決定をされまして、予算編成の指針となる経済財政改革の基本方針2009に基づきまして、7月に策定されたものであります。公共事業費を3%減らすというシーリングであります。

 新政権は今月下旬にもこの基準を廃止する閣議決定をする見込みであります。同時に、10年度予算編成に向けた新しい基本方針を示し、子供手当てや高速道路の無料化など、衆議院選での政権公約で掲げました政策を盛り込んだ新たな概算要求を、10月半ばをめどに再提出するように各省庁に求める手はずであります。

 そればかりではありません。新政権は09年度補正予算に組み込まれた1兆円強の基金を凍結する方針であります。わが市、萩市では先進的な取り組みでありますが、国の予算編成方針をチェックいたしまして、来年度予算編成に生かすというサマーレビューという名の取り組みをいたしてきております。これは野村市長さんになってから始まったということでありますが、内外に誇るわが財政課のスタッフも今回は6度にわたる補正予算組みをいたしておりますが、忙殺をされたと思うのでありますが、新政権誕生というのは当時では難しい話でありますが、サマーレビューの中でいろんなことが検討されたのか、タイムリーに行われたのか伺っておきたいと思います。

 また、新政権による基金の凍結、予算組み替えの方針は、わが市にはどのような具体的な影響が出るとお考えでありましょうか。御所見をお伺いいたしておきたいと思います。

 今まさに9月定例会の最中であります。9月補正予算第6号が提案されています。経済危機対策臨時交付金事業、公共投資臨時交付金事業、地域活力基盤交付金事業と、これらの予算というものは果たしてその執行が担保されているのでありましょうか。民主党が凍結をするというふうにおっしゃってる基金ではありませんけれども、あるいはわかりませんね。お考えをただしたいと思います。

 新政権は16日に発足いたします。本定例会の議案の本会議採決は18日であります。しっかりと御答弁をいただきます。

 民主党は脱官僚を掲げまして、政治主導による予算編成を標榜しています。そして大衆的な支持を集めました。今日はこの官僚制度を俎上に載せて、少し議論をいたしてみたいと思います。

 特に予算編成という観点から、2大エリート集団ですね、政治家と官僚であります。の、ところを得たせめぎ合いについて述べてみたいと思います。

 日本の行政機構の基本的な枠組みというものは、日本国憲法に基づきまして内閣法、国家行政組織法、国家公務員法、省庁設置法にその大綱が定められています。官僚は、国家国民のために奉仕する活動を、中立的に実施することが期待されています。しかしながらいつの間にか、ネットワーク化が進みまして、割拠性が顕著となりました。いわゆる縦割りと呼ばれるものであります。しかしながらこの割拠性はポジティブにも作用したわけであります。競争を生み、政策をつくり、国益にも貢献してきたところであります。それがよくもあしくも独特の官僚文化を醸成いたしまして、大蔵一家でありますとか、建設一家でありますとか、一生を安定するシステムをつくってきたのであります。そのシステムへの割り切れない思いが国民の中にあるのであります。

 話を予算編成に戻します。もともと予算編成は政治の仕事であります。内閣の仕事であります。議院内閣制の国では法案が予算編成を、政党が直接行うのではなくて、財務省や諸官庁が原案をつくっています。これが内閣を経由いたしまして国会に提出されています。これが行政スタイルの政策決定方式であります。専門家たる官僚のエネルギーを最大動員するシステムができ上がっているのであります。

 予算編成におきましては、内閣は事実上財務省に予算の仕事を与えています。主計局では各省庁の会計課長から要求されたものを担当主計官が査定をするのです。その後攻守、ところを変えまして、当該担当主計官が各省庁に成りかわり、省庁の要求を通そうとするのであります。この過程ですね、この政治過程。予算査定の主張はインクレメンタリズムであります。前年度が常にベースなのであります。それを一定量ふやしたり減らしたりする。それがインクレメンタリズムであります。

 新政権はこのインクレメンタリズムに挑戦しようとしているわけであります。概算要求基準を廃止して、次官会議を廃止するという方針であります。これはレジームチェンジの過渡期といたしまして、理解できるものであります。これこそ政治のダイナリズムであります。これこそ政治の醍醐味であります。

 一方、片やのエリート政治家集団、長い与党としての政権体験に支えられています。深くこの予算過程にかかわり合い、政策実現という達成感を享受してまいりました。長年にわたって選挙に勝ち続けたために、国民からすべて包括委任を受けているのだという錯覚を起こしました。国民の信を問うことすら糊塗したのであります。私は日本の官僚諸兄の志の高さ、公益への献身について、これを評価する立場にあるものであります。

 国公としてのキャリアの中で、積み上げられた研ぎ澄まされた経験値、さらにはそれを越える暗黙知、敬意を表するものであります。

 しかしマックスウェーバーが言っています。精神のない専門家に国民は何も期待しないでありましょう。

 今回の選挙で示された圧倒的な民意は、民主党に魔法の杖を与えました。今日の日経を見てください。人、物の流れが全く変わっているそうであります。自民党本部、寂しいそうであります。民主党本部、賑わいでいるようであります。中でも、鳩山さん、そして岡田さんのところへの人詣でが列を成しているようであります。

 平成21年8月30日以後のその後の官僚諸兄の反応を見てみましょう。選挙前に民主党の個別補償政策に、シニカルに反応しています。現実的なものではない、機能しないものと会見で述べた異例の政治家、選挙後の会見で、大臣の指示に従うと述べています。財務省の丹呉次官、時の首長、大臣に仕えるのが行政の基本だとそつなく延べています。谷口国交省次官、私どもも道路で随分お世話になっておる方でありますが、ハッ場ダムの本体建設工事の入札延期を決定した上で、入札をするかどうかは新大臣に判断してもらうと述べました。藪中外務次官、外交の世界は政治家が主導するのが当然である。我々の仕事は実務家として、準備交渉することだと述べています。

 ざっと述べましたが、市長さんは元大蔵省のエリート官僚であります。時局このようなとき、私なら官僚としてこう振る舞うというお考えを聞かせていただきたいものだと思っております。

 次に唐樋札場跡整備問題についてお尋ねをいたしてまいります。

 平成21年の8月22日でありますが、唐樋札場跡の発掘調査現地説明会が催されました。多数の市民が参加をいたしまして、検出された以降の説明を聞きました。まことに興味深い話でありました。

 この地は慶安の古図に出ています。三角州北東の浮島渡り口あたりから入り江が大きく入り込んでいます。満潮期には三角州中央付近まで浸水してまいります。その逆流を止めるためにつくった水門が唐樋であります。

 宝暦のころには外堀から新堀川を通したことで逆流がなくなりました。唐樋町は藩政時代よりずっと城下町の中心であり続けてきました。

 唐樋札場跡は萩往還、赤間関街道、石州街道の起点でありました。今話題になっております萩有料道路東側の悴ケ坂には唐樋から最初の一里塚を示す里程標が残っています。県の文化財に指定されています。

 説明会のあと以降は埋め戻されまして、静かに次なる整備を待っています。どのように整備、市民の期待に応えようとしているのかお伺いをいたしておきたいと思います。

 次に赤間関街道についてお尋ねをいたします。

 赤間関街道は唐樋札場跡を起点に日本海沿いに赤間関に達するおよそ104キロの街道であります。この道は古道であります。古い道です。古代より太宰府から各国府を結ぶ間道でありました。海岸沿いの人々の生活道でもあったわけでありますが、この道が三隅から萩への自動車占用道路の道づくりの際に遮断されているというのであります。中山地区でありますが、この街道の復元に道はないかお尋ねをいたしておきたいと思います。

 仄聞をいたしておりますが、既に復元に向けて着手しているという情報もいただいておるわけでありますが、その辺の事情を一番新しい事情をお聞かせいただきたいと思います。

 次に医療問題についてお尋ねをいたしてまいります。

 インフルエンザ対策をまずお尋ねいたします。

 先に厚労省がインフルエンザの流行シナリオを発表いたしました。それによると早ければ今月下旬、あるいは来月上旬にかけて新型インフルエンザの流行のピークを迎える可能性が高いということであります。山口県は新型インフルエンザ対策推進本部対策協議会を設置し取り組みを強化しています。わが市もインフルエンザの流行対策に余念がないと思いますが、その辺のところを伺ってみたいと思うのです。

 いろいろな事態が想定されますよね。医療機関が患者さんでいっぱいになる。重症患者のための人工呼吸器の備えでありますとか、ベッド数の確保、マンパワーの配置など、ケーススタディーといいますか、しっかりやっていらっしゃることと思いますが、その辺の対策を講じていらっしゃる様子をお聞かせいただきたいと思います。

 また先に、萩、長門、益田、浜田との間に防災に係る協定が結ばれています。インフルエンザの流行時にも情報でありますとか、リソースでありますとか、相互応援体制を構築されたいと思うのであります。市境や県境、医療圏を超えて協力できるように、例えば患者の搬送でありますが、具体的手順はこれから尽くされていくのでありましょうか。お伺いをいたしておきたいと思います。

 最後に、私立病院の入院費のDPC移行に伴う経過を伺います。

 市立病院の入院費の計算方法が7月1日から変わっています。診断群分類別包括評価によって計算するという方法であります。これを頭文字、ダイアグノーシス・プロシージャー・コンビネーションといいますが、DPCと略称をいたしています。

 今までは出来高払いの思想が一般的でありました。2003年からわが国の特定機能病院に対しDPCが導入されました。萩市民病院は2年間の試行期間を経て、萩保健医療圏としてはじめてのDPC対象病院になりました。

 そこで、DPCとは一体どんなものかということ、質問を通して市民の皆さんにお知らせをいたしたいと思います。

 7月の臨時議会におきまして教育民生委員会でありますが、DPC導入が説明をされています。私は、DPC導入が診療抑制につながらないかと質問をいたしましたが、それはあるかもしれませんという答弁でありました。そもそも医療サービス提供に対応する支払い方式には二つあるわけですよね。出来高払いと包括払いであります。

 出来高払いというのは、行った行為や提供したものに対して、これを費用を積み上げて計算される方式であります。現在のわが国の多くはこの方式であります。

 片や、包括払いというのは、利用者ごとに1日とか、あるいは1カ月とか、あるいは1件あたりの金額が定められる方式であります。DPCはこの方式に入るものであります。

 出来高払いの方は医療関係者が、特にお医者さんでありますが、費用を気にせずに自由な診療が行える点に特徴がございます。

 包括払いの方は、支払いに必要な額もほぼ事前にわかるので都合がよいところもあるわけであります。

 ただ、市民側の懸念といたしましては、DPC導入により、粗診粗療につながることはないのか、新しい医療格差を生むことはないのかという問題であります。

 一つには1,283病院が参加をしているこのDPC対象病院についてであります。病名が同じであれば、都市の病院であれ、あるいは地域の病院であれ、同じ質の治療が受けられるのかということであります。お尋ねをいたしておきたいと思います。

 またこれが肝心でありますが、同じ質の治療が行われるということについて、どのような方法で担保されているのか、数値評価は一体可能なのかなというふうに思うのであります。お尋ねをいたしておきたいと思います。

 またDPC導入の際に、試行期間を市民病院は経ているわけでありますが、そのDPCの導入について、医師側の理解、協力が得られているのか、スキルアップができているのかということでありますが。またそれはどのような仕組みで管理されているのか、この辺もお尋ねしてみたいと思います。

 確か、7月の議会のときでありますが、1,900万円かけてコンピューターを整備する予算が市民病院関係で提案され可決とされています。

 その折に端末は3人くらいで管理するのだというお話を伺ったような気がいたしますが、その辺のところをもう少し詳しくお示しをいただきたいと思います。

 そして最後でありますが、DPCの導入が病院の経営改善に結びつくという話がありますが、これはどう結びつくのか御説明を願いたいと思います。

 以上であります。1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 大村議員から大変大きな財政、わが国全体にかかわる財政の問題、それから唐樋の札場の跡の整備の問題、そして医療問題としてインフルエンザ、そしてこのDPCの移行に伴う諸問題、こういうようなことでお尋ねをいただきました。順次お答えをさせていただきます。

 最初の新政権誕生への取り組み、これを市としてどういうふうにとらえているかとこういう話でございますが、内閣もまだ発足をしていない状況の中で、今後の新政権の財政予算に関しますところのいろいろなこのことを私の方からつまびらかに意見を申し上げる。相当仮定の上に立った話になりますので、なかなか十分なお答えができないかと思います。

 サマーレビューからお話をとかれたわけであります。サマーレビューというのは実は私どもがやっておりますのは、決して今回のようなこういうふうな政権が変わったから、それに対してどうこうできるというようなそういった意味でのレビューをしているわけではございませんで、毎年毎年そもそもきっかけはなぜこういう運用制度をやってるかといいますと、年末に実は予算査定をしますと、その例えば11月とか12月には翌年度の予算の実は県との話とか国の話はもう終わっているわけであります。予算査定で議論をいたしますとこの話はもう既に県とは話し合いがついておりまして、いまさら聞かれても困りますとこういう話が必ず出てきますね。

 そういうことであれば、その県や国に話をする前にちゃんとこの首長に責任を持って説明をし、了解を取っておくべきではないか。こういう話から始まったわけであります。

 その、じゃあ、了解を取りつける場というのは一体何かというと、この夏の時期に概算要求を議論するときにいろいろもうやり取りが始まっているわけでありますから、そういった段階で少しレビュー、レビューというのはまさに事前協議という、そういったような感じで使っておりますけれども、そういうことをやってきているわけであります。

 これがもうずっと慣行的に行われておりますけれども、これは単にそういうふうな国や県との約束をするとか、当然のこの暗黙のというようなそういうふうな約束になることの以前にちゃんと協議をしてやっていこうじゃないかという話が一つと、いま一つはやっぱり次年度予算に向けての財政が、大体どの程度にこの必要額が積み上がっていくのかというものを見たいということ、そして、あえて言えばこの3番目に次年度以降の政策的課題をある程度整理をしていこう。

 例えば先ほども話題になりました清掃工場の建設をどうするかとか、大きな課題はずっと当然ながらあるわけでありますので、そういったことを積み上げていった場合に、あとどのような事業が本当に財政の制約の中で可能なのかとこういうようなことを併せて議論をしているわけであります。

 したがいまして今回たまたまこの時期にこの戦後、このような形での政権交代はないわけでありますけれども、そういうようなことで同じ時期になった。しかしサマーレビューで何かちゃんとやってるのかと、こう言われますと、そういうふうな政権交代まで議論を前提にしたことは少なくともやっておりません。話題にはしておりますけれども、話題程度であります。

 したがいまして今るるお話ございました、じゃあ具体的にどういうことか、ということについてはなかなお答えづらいというのが実は総論としての答えでありますが、さはさりながら今この政権与党となろうとされてる民主党のいろいろなマニフェストを見ますと、例えば医療年金を大改革するとか、後期高齢者制度を廃止するとか、いろんなことが言われています。

 これはどういう形でじゃあ補っていくのかというのはまだ姿が見えません。

 あるいは高速道路の無料化であるとか、この生活保護世帯に対する母子加算、これは年度内に必ず復活させると、こういうふうに書いてあるのです。

 いろいろなそういったことはそれなりに国の方で対応をされるわけでありますが、私どもとの絡みで出てきますことは何かといいますと、今議員がいみじくもお話がありましたように、例えば今現在の未執行の予算を凍結をするということ、これはなかなか言うはやすく行うのは大変なのであります。

 なぜかと言いますと、既に国は予算で国会でちゃんと立法府で成立した予算をもってして執行しているわけでありますから、その予算を我々は信じて地元の財源を付加しながら、例えば補助金に対応した一つの予算、例えば市議会でこうやって議決をいただいたもの。これをまだ未執行であるから凍結するというようなことは恐らくできないと思います。

 ただし議員御指摘のように基金として積上げたもので基金を取り崩して執行するのは今後であるとこういう話であれば、これは法律上の手当てをするか、予算上の措置をするのか知りませんが、そういったものは可能だと思いますし、まだ具体的な一つのマニフェストの大きなテーマで、道路財源の一般財源化ということでありまして、それでこの例えばもう揮発油税等のこの税金は廃止をするという話になったときに今、一般財源化したものを原資にして構成をされておる、先ほども議員が御指摘ございました具体的な事業、例えば私どもは地域活力基盤交付金事業、まさにそれが一般財源化した一つの事業なのであります。

 私どもは今一応この議会でお認めをいただいている例えばまぁーるバスの新車はその道路財源、一般財源化されたものを充てようとしているわけでありまして、あるいは今後これは将来の話でありますが、今計画しておりますのは、離島航路、大島の航路の新造船の費用は、この地域活力基盤交付金が使えないかという議論を始めているわけであります。

 しかし始めているものはこれはまだ今から執行は先の話でありますから、こういったものは恐らく難しくなるのかなという話くらいは推測はできます。

 そういうもろもろの話、そして今具体的にお尋ねがございました既にこの今まで6月定例でも、あるいはその前の段階からもいろいろありましたけれども、例えば経済危機対策臨時交付金、これは10億強の大変な地方財政を支援、そして、経済危機対策、まあ景気対策ということで工夫をされているわけでありますが、これはもうほとんどが今回で使い切りになってしまいます。これは問題ないだろう。しかしその次は公共投資臨時交付金、こういったものは今ある公共投資の事業の裏負担、市が負担するものの9割程度は国が見てやるよと、こういうありがたい話でありますが、このあたりで未執行のものはかなり実はあると思うので、しかしその国の霞ヶ関の方は非常に巧みでございまして、今の時期にぼんぼん決定を打っているんですね。これは本当に恐ろしい、驚くほどのことでございまして、こういったものは使えるものはぜひ使っていきたい、またの議会にもお話していきたいと思いますが、何か駆け込みのいろんなこともあるようであります。そのあたりは具体的にはきょうは、この個々の話はやめますが、そういうふうな話もいろいろ散見するところでございます。

 したがいまして議員御指摘のような、今から市としてどうなろうかという話はまさに、新内閣が発足をいたしまして、いよいよマニフェストにしたがって具体的な新政権の財政の運用方針、すなわち予算編成方針、とくに平成22年度の概算要求はもう一回見直すということであれば、そのあたりから始まるのだったら今影響はないわけでありますが、ただ私どもは継続の事案がございます。そういった基金による継続じゃなく、このあたりは影響を受けるのかなとこういうふうに思います。

 そういうふうなことでまさに今からこの新政権の動きを、ウオッチをしているところでございます。

 具体的に私の方からどうこうということはございません。仮にもしそういうことが影響を与えるような、そういった立場であるならば何か言うことがあれば言えという話でありますけれども、もしあえて言おうとすれば一つだけ言いたいことは何かと言いますと、やはり地方分権という、今いろんなことをやろうとしても結局この萩市で私どもが自治体として提案をし、あるいは市議会で、いろんなことを物事を決定できるところというのはほんのわずかしかないのです。あらゆることは国なり、あるいは大半は県なのであります。

 例えばあとの医療の問題、インフルエンザの関係ありますが、インフルエンザの関係の医療圏のいろいろな調整というのは、萩市は実は主導権は取れないのであります。すべて県の行政の範囲内に入っています。時々連絡すらも来ないことがあるのです。そういうようなことが起こりうる、そういうような状況、あるいは、産業行政、農業、あるいは水産業、いろんなものも大半は県であります。私ども一生懸命農林部、水産部つくりました。しかし何ができるかというと何もできない。

 そういうようなことを含めて今私どもは地方分権で県に対しましても県内13市の中で地方分権で手を挙げて一番分権に努力をしているのは萩市であります。

 しかしなかなか進みません。こういうようなことをぜひこの新政権では進めてほしい。なぜかといいますと、私どもが地元のこういう市議会の皆さんを含めて物事が決定できるのであれば、今日本の予算の何分の1かは節約ができるのです。

 私どもが優先順位が低いものまで補助金がついて、実は市内の事業でいろいろくるわけであります。本当に必要なところになかなか回らない。こういったことから言いますれば、基礎自治体たる市は合併して皆さん大変苦労をいただいたわけです。なぜ合併をしたのだ。これはあくまでも基礎自治体たる市でいろいろなことや物事が決定できるために、足腰の強い団体をつくる。だから1市2町4村、合併をしたわけでありますから。その前触れのいろいろな宣伝文句でありました、分権社会に対応するために、分権がなかなか起こらない。

 分権といいますと何か元のものがあって分けるということになりますけれども、分権及び主権という形で、地方自治体が主権を持つということ。もちろん自主財源は少ないのでありますが、各地域、日本全国が、地域同じようなこの行政、水準を保ち得るようにということで地方交付税、交付金等、いろいろな調整制度があるわけでありますから、そういったものを評価をし、個別の補助金ができるだけそういった形に包摂をし、やっていけば、わが国の予算は相当程度削減が可能である。こういうふうにこの自治体の長としては思うわけでありますので、そういうことをもしあえて言おうとすれば、そういうことを今から主張をしていきたいと思っておるところであります。

 そのほかはまだこの内閣も成立をしておりませんし、あくまでも今新聞報道でしか私どもは知らない。財務大臣が一体だれになるのかとか、あるいは国家危機管理というようなことの新しい部局もできるようでありますが、どういうことをやるのかもわかりません。今からまさにマニフェストがどのような形で実行されるのか、しっかり見守っていきたいと思いますし、地方自主、そして地方の主権、こういった観点から大いに発言をしていきたいと思っておるところであります。

 十分なお答えができませんがお許しをいただきたいと思います。

 2番目に唐樋の札場跡の整備の関係でありますが、今後どういうふうにこの整備をするのか、今、札場跡の歴史的なこの経緯についてはまさに御指摘のとおりでありまして、かつてはその早い時期はすぐそばまで川があったわけであります。

 唐樋というのは潮の逆流を防ぐためのこの樋である。先ほど言いましたようなこの高潮等の逆流を防ぐゲートなのでありまして、その当時から実は萩は潮止めという、潮の逆流を防ぐ、そういったことが市内の大きな課題でありました。潮止め地蔵とかいろいろな意味で地名がかなり残っておりますので、そういったことが大きな課題であった。そういうふうな歴史的な経緯を今お話をされました。

 その札場跡の整備方針いかんということでありますが、この平成20年の6月市議会定例会で御説明を申し上げましたように、報告を申し上げましたように、この新しいこの歴史まちづくり法の制度を活用した事業実施を検討をし、札場跡の復元を含めた小公園の整備を進めるということをお約束をしたと思います。

 そしてそういったことでその後、その方向に従いまして、一つは文献の調査、そして全国の札場の類例調査、あるいは発掘調査を行いまして、文化庁とも協議をしまして、歴史の道の専門家からも指導、助言を仰ぎまして、唐樋札場跡の整備委員会を発足をさせましてそこからも意見をいただきまして、一つの方向を決めたわけでございます。

 札場跡の整備方針、先ほど申しました当初計画どおり、高札場の復元、あるいは小公園として整備をする。こういうことであります。

 高札場の周辺、歴史性を考慮いたしまして、この市民の憩いの場として利用できるように、そして今御指摘ございました萩往還初め各歴史の道の起点であります。ちょうど東海道中山道の起点が日本橋である。同じようにこの唐樋があらゆるこの防長二州の主要道の起点であるということでありますから、そういった意味からいいましても、そしてそこの起点であるがゆえに、人が集まるそこに高札場を設けた。そういったことで復元をして行こうというわけであります。

 ぜひ御理解をいただきますように、よろしくお願いしたいと思います。

 今後21年度をもってして、事業を完了したいとこういうことであります。

 そしてその関係で街道であります。赤間関街道についてこのどういうふうに今から考えるのかとこういう話であります。

 赤間関街道というのは意外と知られているようで知られておりませんで、私もその赤間関街道というのは実は三つルートがあるのだということは十分承知しておりませんでした。北浦道筋、北道筋、中道筋という三つのルートでございまして、この北浦道筋は萩、長門、豊北、下関に至る日本海沿いの今の191号に大体即したルートでありますが、この北道筋は、萩長門、豊田から菊川下関に至るルート、中道筋は萩、旭、美祢、下関に至るルートであるそうであります。

 これは山口県の教育委員会において平成5年から7年にかけまして、文化庁の補助事業で歴史の道の調査の一環として実施されまして、平成8年に調査報告書が出ております。非常に詳しいものであります。

 それで大体概要はわかるわけでありますが、そういうふうなことで、今この道をどういうふうにという話でありますが、かなり実は萩往還と違いまして、残ってる部分が少のうございます。もう完全にわからなくなってる部分もございます。

 そういうような3ルートの中で、一部分は大体概略はわかるわけでありますけれども、萩往還は実は53キロ完全にわかっています。もちろん、新道、新しい国道等が交差をしたり、あるいはそれを使ったりしておりますが、かつてのルートは完全に把握をされておるところであります。

 そういったことからいいますとなかなかこれを復元に活用するということは非常に難しいことでありますが、部分的にとか、あるいは全体の構造、そういった構成とか、そういったものは十分理解できるわけであります。

 3ルートというものをどういうふうに考えるかとか、そのルートそのものも非常に全部完全に通るわけにはいかないような状況でございますので、それぞれのこの地域においてそれぞれの自治体もかなり分かれますので、萩往還は萩、山口、防府という3市であります。それぞれのところでどういうふうに取り組めるのかという話であります。具体的には今時点で成案を持っておりませんが、この部分的なものを含めて少しこの実態調査は考えていきたいと思うわけであります。

 ただ、三見地区におきましてはこの萩、この赤間関街道ということでいろいろ一里塚の保存、あるいは高札場の復元とか、そういった努力をされておりますので、この三見地域の皆さんのそういったいろんな意味での御努力もこの赤間関街道の中にあるということをぜひ御理解を賜りたいと思います。

 それから次にこの医療の問題であります。これは大変大きな課題でございますが、このインフルエンザの関係についてこの対策いかんということであります。

 どういうふうなことを市として考えているかということであります。先ほど来申しておりますように医療の関係は市が主体的に主導権をもってですね、法の規定に従ってやれることというのは非常に少ないのでありまして、県のこの萩健康福祉センター、これが今旧保健所と言われたものでありますが、ここが中心になって法律上のこの権限に基づき、市内の医療機関、医師会、こういったものとの調整に当ることになっているわけであります。

 それでは今具体的にお尋ねございましたいろいろな意味でこの人工呼吸器やベッド数や、こういったものの把握はどうなっているかということでありますが、一応今9月8日付、要するに明日までに各医療機関は、その県の健康福祉センターの方に、そういった人工呼吸器等の状況、ベッド数の状況、こういったものについての報告を行うことになっておりますので、その結果によって初めて内容を理解できるわけであります。

 さはさりながら萩市は市民病院を持っているじゃないかとこういう話でありますので、市民病院では今から予想されますこの新型インフルエンザの外来患者のこの診療場所、これについては別途管理をする。別途じゃあ場所を設ける。あるいはこの重症者についてのこの病床を確保する。こういったことは今検討しているところでございます。

 今、このWHOあるいはこの厚生労働省も、この9月中下旬から10月にかけて山場が来るとこういうことでございますので、萩市はこの6月の初旬にこの中国地方で初めての患者を出しました。その後は大変厳正な警戒態勢をとっていただきまして、この発生はなかったのでありますが、先般この児童生徒に発症者が出たわけであります。

 今他市では相当程度集団発生等も見られるようでありますので、これは相当警戒をしていかなければならない。

 しかし、国の医療体制については実は方針が180度変わってまいりました。今までは大変6月の段階では厳しい体制でありましたが、7月17日以降、国の運用方針の見直しがありまして、発熱外来は休止をする。今までは新型インフルエンザの発熱外来者はこの一般病院には受診をさせない。発熱した場合は特別の発熱外来を設けるということであったのですが、それが一般医療機関での受診ができるようになった。それが7月の17日であります。7月24日からは個別の患者確定検査は実施しない。集団発生が起きた場合に保健所が対応をする。

そして8月25日には今度はPCR検査、遺伝子検査による確定検査は実施しないと書いてあります。A型であればそれは恐らく新型であろうと類推をする。こういうふうなところになったのです。

 何か6月の初めとは天と地くらいこの対応が変わってきておりますが、そういうふうな中で、実はワクチンの問題とかいろいろな問題があるわけでありまして、これは私ども行政の立場から言いますと何としてもちゃんとした対応をとらなければいけない。県とも十分連絡体制をとって、県から情報が得られない場合は私どもからあつかましくもちゃんと福祉センターの方に行って情報を得ると、こういったくらいの熱意を持って当ろうと思っているところであります。

 いずれにいたしましても今後いよいよ秋の陣が始まるということでありますから、できる限りの準備をやっていかなければやっぱり重症者は死に至る、こういうことであります。

 今一説によると重症者はいろいろな意味で、この腎臓やあるいは心筋梗塞等いろんな既往症をお持ちの方がなると言われておりますが、実はそうでもないという説もあるわけでありまして、この妊産婦の皆さんとかいろいろな形でこの対応を考えていかなければならないかと思います。

 今私どもできることを、手洗い、うがい等を免疫力低下を抑制するそういったいろいろな形の奨励策を市報等でも各市民の皆さんにお願いをしているわけであります。

 夜更かしをしないとか、睡眠を十分とって体力をちゃんと確保する。こういうふうなことから始まるわけであります。ぜひ御理解を賜りますようよろしくお願いいたします。

 そして最後に市民病院入院費のDPC移行に伴ういろいろな経過を聞くということでお尋ねをいただきました。かなり専門的な分野でありますので、この市民病院の中田部長の方から詳細をお答えさせていただきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 市民病院事務部長。

  〔市民病院事務部長 中田祐広君登壇〕





◎市民病院事務部長(中田祐広君) それでは、大村議員さんからDPCに関する件につきまして御質問をいただきましたので、お答えをいたしたいと思います。

 議員御案内のとおり、萩市民病院は7月1日から急性期入院医療の質の向上に向けて入院費をDPC、先ほど御案内ありましたとおり、診断群分類別包括評価、ちょっとややこしいお名前ですけれど、によって計算する新しい方法に変更いたしました。

 これまで入院費は出来高払いという、実施した内容を入院基本料や検査、レントゲン、投薬、注射など、これらを積み上げる方法で計算しておりましたけれども、これに対してDPCはダイアグノーシス(診断)という意味ですね。プロシージャー(診療行為)、コンビネーション(組み合わせ)ということで、診断と診療行為を組み合わせるという意味になるわけなのですが、約500種類の病名ごとに実施した手術や処置、合併症などを組み合わせて、1日あたりの定額点数が1,572通り決められています。

 皆様が仮に入院された場合には例外もございますけれども、1,572通りのうちどれか一つに該当するということになりまして、これによって入院費を計算するという仕組みでございます。

 あいにくDPC対象病院としてスタートしたばかりでございまして、7月診療分のうち、7月の入院患者さんでありましても、6月30日以前に入院された方は従来どおり出来高算定ということになっていまして、8月分につきましても、今ちょうどレセプトの作成点検をやっている最中でございます。議員さんの御質問に対しましては実績をもとに答弁をするというのにはちょっと時期尚早でございます。

 現在の新型インフルエンザが先ほどお話がございましたとおり、流行期に入っておりまして、通常の季節とは異なる展開となっておりますけれども、御存じのとおり新型インフルだけじゃなくていろんな感染症というのがございまして、これらは当然疾患には季節変動がございます。

 DPCの影響については対象病院になった初年度ということでございますので、来年度以降はまた変わってくるかとは思いますが、半年から1年くらいのデータの蓄積がないとなかなか正当な評価というのはちょっと難しいのかなというふうに考えてございます。

 それで最初の御質問になりますが、都市の病院であれ地方の病院であれ、同じ質の治療が受けられるのかというお尋ねでございますけど、出来高制の診療報酬では、これまでの分ですね、同じ病気に対する診療が他の病院と同じなのか違うのかまずそれ自体を調べるすべがございませんでした。

 DPCは少なくとも同じ病気に対して施行した検査や手術処置、使用した薬剤、診療材料など、他院が行った診療内容を確認することができます。

 つまり自院の診療内容をより質の高い合理的でむだがなく、効率の良いものにしていくために、よりすぐれた他院の取り組みを参考にできるというのが、出来高制との大きな違いであります。

 正直驚いているのですけれども、ここまで赤裸々にという表現が正しいとは思いませんけれども、要はそのここまで詳細に細かく他の病院の診療内容を確認できるというのは多分診療報酬制度が始まって以来初めてのことだと思います。

 全国の病院と、あるいはエリアを決めて、例えば中国ブロックの病院でどうなのかとかですね、あるいは同規模の、また、同様の機能を備えた病院と診療内容を比較するという、ベンチマーキングという手法がございまして、これによって分析、検討ができるという、こういう物差しを手に入れたことになりますので、このツールをもとに全国的に医療の標準化というのが今後進んでいって収斂されていくものだと思っております。

 DPC自体というのは今申し上げたその病院の機能を評価する、ツールということでございますけれども、これが本来の目的です。

 これに定額制の支払い制度を組み合わせているというところによりまして、標準的な医療を実施しているところは妥当な収益が上がる仕組みになっているということでございます。

 標準的な入院期間よりも在院日数が例えば長すぎると、当然これは採算割れいたします。また、短い入院期間であっても再入院率、いったん退院してもすぐに入院するという再入院率ですね、これが高いところにつきましては本来退院できないのに在院日数短縮のために無理やり退院させたのじゃないか、それが再入院につながっているのではないか、あるいはそれ以外に理由があるのかといった観点から、診療報酬の中身を決める中央社会保険医療協議会、略して中医協と呼んでおりますけれども、ここから標準的な医療から逸脱した病院がありましたら呼ばれて事情聴取を受けることになります。

 好ましくない診療であれば当然注意が喚起されますし、DPCのルールに一部修正をかけてこのようなモラルハザードが起きないようにするということになります。

 その次の標準的な医療についてどのように担保されるのか、数値評価は可能なのかということでございますけれども、先ほど申し上げました再入院率というのも評価指標の一つということになります。

 また、例えばある病院の平均在院日数が長い場合、その病院に重症者や長期の入院を要する疾患の患者が数多く入院していること、あるいはその病院の入院医療の効率が悪いといった二つの原因が考えられると思います。

 平均在院日数を評価指標の一つとして用いる場合も単純にその長い短いを見るのじゃありません。その病院の入院患者の構成の複雑性、複雑性というのは重症患者や高い医療密度を要する期間の長い患者など、長期の入院を要する患者の比率、要は手がかかる、ちょっと失礼な表現かもしれません、手がかかる患者さんが多い。

 複雑性の部分、それと、入院医療の効率性、これは同様の疾患を他の病院と比べて短い、あるいは長い入院期間で退院させているかという度合い。この複雑性と効率性、複雑性指標、効率性指標と呼んでおりますけれども、これらの要素をかね合わせて平均在院日数というのも評価するようになっております。

 これまで出来高制で診療を行えば行うほど、先ほど議員さんの御案内にもありましたけれども、医師が自由にという表現をされておられましたけれども、行えば行うほど収益が上がりますので、一つには逆の意味では過剰診療が起きやすいのじゃないかという話がございました。

 一方でDPCは定額制ですので、先ほど御指摘ございましたように、粗診粗療になるのじゃないかというような懸念が表明されておりました。しかしDPCにおいてはこれまでお話しましたように、徹底した情報の開示による質の評価、これ、他の病院とガチガチに比較ができますので、そういう情報の開示、それによる質の評価と、支払い制度の合理的な運用によってガバナンスが働くような工夫がされているというふうに考えております。DPC自体は標準的な急性期医療や、科学的な根拠に基づく医療が全国津々浦々に広がる為に、今後も制度の精緻化は進むものと期待しております。

 その次のDPC導入の試期間を経ているが、DPC導入について医師側の理解と協力は得られたのかと、どのような仕組みで管理しているのかというお尋ねでございますが、御存じのとおりDPCにつきましては萩圏域では私どもの病院が初ということでしたけど、全国的には一般病床の全体の数の割合から半分近くはもうこの制度に移行しておりまして、これは非常に全国的な傾向ということでございます。

 当院の医師といいますのは、山口大学からの派遣というのを主としておりますので、当然先ほど議員さんからも御案内ありましたとおり、全国の大学病院や国立病院など82病院は既に平成15年度からDPCに移行しておりますので、このDPCに関する医師の理解という点については特に問題はございません。

 また管理の仕組みについては、一つは診療報酬上都合がよいから悪いからという理由で、事務が医師に相談して調整をするということは特にありません。DPCは診断と診療行為の組み合わせで1,572通りの中から主病名を決めますが、今回の入院の目的となった傷病名は、入院中に最も医療資源を投入した傷病名というルールになっておりますので、実際に一番人的、物的資源を投入して診療を行った傷病名で診療報酬を請求するということで、非常にルールははっきりしていると、複雑なところはございますが、基本的な考え方ははっきりしていると。

 管理につきましても先ほど7月の補正の件を御紹介いただきましたけれども、DPCの端末の追加の部分については、補正を100万円余りの部分になるのですが、これによって端末の追加というのをお認めをいただきました。それらの端末、既にこの補正以外の端末も入っておりましたので、これらを使いまして患者1人、1疾患あたりの標準的な治療期間、標準的な治療期間というのは決められてるルールの全国平均のとかというものでございますけれども、これと現在うちに入院している患者さんの状況がどうなっているのか、この辺の比較ができるとか、出来高制との実際今かかっている患者さんが出来高制とDPC比べた場合どうなっているかとかいうようなシュミレーションもできるようになってございます。

 この辺のところをもとにしまして、あともともと電子カルテで診療情報の共有というのをしっかりやっておりますので、この辺をもとにして管理を行っているということであります。

 特に管理上今のところ大きな混乱というのはないかと思います。

 最後にDPC導入の経営改善に結びつくのかというお尋ねでございますけれども、先ほどお話しましたとおり、病院機能の評価ツールですが、これに支払い方式が結びついて、病院経営につきましては非常にインパクトのある出来高制と大きく異なった制度になってると思っております。

 出来高制は実施した診療内容を積み上げて請求すればよかったのですが、全国の医療機関はこのために出来高制の場合は収益管理に終始していたという側面があります。

 これに対してDPCはドクターフィーと呼ばれる医師の技術料に関すること意外は定額のホスピタルフィーという、包括の点数になっておりますので、このためいかに原価を管理するかが重要になると、よりよい医療を合理的にむだなく効率よくできるだけ短い入院期間で実現するのかを模索することになります。

 まだこれは全国的にもこれからの取り組みではありますが、経営面においては一般企業並みの原価管理手法を今後各病院が、導入する方向で経営に貢献していくということになるかと思います。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 大村議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議は終わり、午後1時20分から会議を開きますので、定刻までに御参集願います。

 それで休憩いたします。

     午後 0時17分休憩

────────────────────

     午後 1時24分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて質問順位3番、斉藤議員。11番、斉藤議員。

  〔11番 斉藤眞治君登壇〕





◆11番(斉藤眞治君) 11番、民主党の斉藤眞治であります。早速質問に入るわけでございますが、質問に入ります前に先の集中豪雨により亡くなられた方に対しまして、心よりお悔やみを申し上げたいと思います。あわせまして被災をされました方々に対しまして、お見舞いを申し上げますとともに、早期の復旧を期待するところであります。

 幸い、萩市近辺では亡くなられた方はおられませんでしたけども、土砂崩れ等による道路の通行どめや河川の氾濫に伴う土砂の流出及び田畑や家屋の水害に対し、市として直ちに災害対策本部を設置をされ、土のうづくりや運搬、さらには各部署における被害の情報収集など、迅速に対処されたこと。また近隣自治体との災害時応援協定を締結されたことは、災害防災に対する姿勢のあらわれと評価をしています。

 そこで今回の質問には通告をいたしておりませんけども、今回の被災を教訓とし、2点ほど要望を申し上げます。議長の特断のお許しをいただきたいと思っています。

 1点目は、被災地の復旧について。国と県との協議により、早期に完了されますとともに、今後の市民への支援として、メンタルへの支援策を考えることを要望いたします。

 2点目に、これから台風シーズンを迎えます。災害に対するさらなる迅速な対応のためにハザードマップの再点検と危険箇所への対応。さらには、災害に対する住民への連絡方法、各地域や町内会の防災組織各消防団等との連携に努められ、万全な防災対策により市民の安心安全対策に取り組まれるよう要望いたします。以上申し上げまして、それでは通告に従いまして簡潔に質問させていただきます。

 1点目は、福祉行政から。以前にも質問しています萩市総合福祉センターの建てかえの計画における進捗状況についてお尋ねをいたします。

 例年行われる障害者団体との意見交換での要望から、福祉センターの入り口のスロープやトイレへの改修に対してはバリアフリー化がされております。しかし車いすで2階に上がれないなど、バリアフリー化された福祉センターを切望する声は市長も聞かれています。私もお尋ねしているところであります。その質問での答弁では、関係者と協議をすると記憶をしていますけれども、その後私も社協の皆さん、さらには障害者団体の方との意見交換をしています。市長はどのような協議をされたのでしょうか。

 また平成20年度予算編成に当たっての説明では、投資的経費は老人施設建設など大規模な事業は終わったと説明されたこと、これを踏まえた質問から具体的な予算措置を含めた内容でお尋ねをしているところであります。再度関係者との協議を含めた進捗状況、さらには具体的な建設計画についてお尋ねします。

 萩市健康福祉計画では、ずっと住み続けたいまちを目指してを理念として、すべての人が年齢、性別、障害の有無等に関係なく、住み慣れた地域で心豊かに安心して健やかで快適に暮らせるまちづくり、ともに支え合う地域社会の創造のための6項目の基本的な考え方が示してあります。そのようなことを形あるものにするためにも、萩市総合福祉センターの新設が望まれます。市長の御見解をお尋ねします。

 2点目は教育行政から、萩市立白水小学校の建てかえ計画についてお尋ねいたします。

 旧萩市では、年次計画的に老朽化をした小中学校の建てかえが進められていました。近年では椿西小学校、育英小学校の新築、今年度には大島小中学校の建てかえが実施をされます。

 そこで旧萩地域で唯一老朽化をしている白水小学校の建てかえの将来計画についてお尋ねをいたします。

 私にも白水小学校のPTA関係者から相談が寄せられたこと。また以前体育館の壁面がはがれていたため、生徒に壁画をさせては、との意見を申し上げたこと。さらに学校現場からも建てかえ要望が市長や教育長に対して出されているやに聞き及んでいることから、今回の質問となったわけであります。現在、学校内の耐震度検査もされたようであります。

 さて、学校施設は教育のみならず地域のコミュニティーの場、災害時の避難場所など多目的な施設としても使用していることは御案内のとおりであります。先の7月の集中豪雨で、防災メールに玉江地域は白水小、白水会館に避難とありましたけれども、大量の雨により川の側面が崩れ、裏山からの雨水と土砂が運動場に流れ込み、湖状態となったことなどから、避難場所としての安全性を問われたと考えています。また学校への侵入路も狭隘であり、進入路として危険であること。小学校の校門も鉄筋もむき出しになっている現状を目の当たりにしているところであります。これらのことを踏まえ、建てかえが急務であると考えます。また現在の場所と異なる場所、または学校敷地内の別の箇所での建てかえも必要であると考えますが、それらを含めて白水小学校の建てかえの将来計画についてお尋ねをいたします。

 いま一つの質問は、白水小学校の統廃合について方向性をお尋ねをしてみたいと思います。

 廃校阻止、学校建てかえの住民運動もこれからの課題の一つであると、地域住民の方が受け取られているやに聞き及んでいますが、さてその現況についてお尋ねをいたします。

 3点目は、観光行政について。とりわけ鉄道の父といわれる井上勝翁に関連した内容を再度質問をいたします。

 御案内のように、来年の8月は井上勝翁が没後100年に当たります。この9月1日の市報には、伊藤博文公没後100年記念事業が掲載をしてありました。

 さて萩まちじゅう博物館構想に沿ったサテライト博物館としての萩駅舎、さらに井上勝翁のレプリカの建立についてお尋ねをし、これらについては現在進行中であると思っています。今回は、先ほども申し上げましたけども、来年の没後100年に当たり萩市としてどのように取り組まれるのかお尋ねをいたします。

 鉄道は市民や観光客を運ぶ主要な交通機関でもあることから、記念事業として、例えば鉄道の父生誕の地、萩とした鉄道に関する講演会や鉄道の利用を促進を促すSL蒸気機関車の運行、さらに鉄道を利用した関係事業などを企画をする官民共同の実行委員会の立ち上げについてお尋ねをいたします。また東京にありました井上勝銅像の飾り石が市に寄贈され、現在萩駅内に展示をされていることから、没後の記念事業としてレプリカ建立と飾り石を駅前に設置をされてはいかがでしょうか。

 現在萩駅前のイルミネーションは、ナイト観光の一つとして、また多くの市民にも喜ばれているものであり、このイルミネーションに花を添えると考えますがいかがでしょうかお尋ねをいたします。

 以上、今回は3点の質問といたしました。私の日に焼けた顔に免じて前向きな答弁をお願いを申し上げたいと思います。1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 斉藤議員から3問お尋ねをいただきまし。

 最初の、萩総合福祉センターの建てかえについてという課題であります。これは既に何度かお尋ねをいただいているわけでありますが。そのときも申しましたように実は今、総合福祉センターは合併時にかなりの改良を加えたわけでございまして、改良を加えたばかりのところにこれを崩して立てかえる、なかなか判断の要るところであります。かつ、今時点は中央公園に児童館と図書館、これを今併設のちょうど工事が始まろうとしているわけでございます。

 いろいろこのいろんな公共施設の建設計画が進行しておりますので、今すぐに総合福祉センター、これは昭和46年の建物でありますけれども、今御指摘のようにいろんな問題課題はございます。そしてこの福祉医療についての総合的なセンター、これは20年度に見直しを改定いたしました、萩市健康福祉計画の中におきましても、総合相談、支援体制の強化として仮称でありますが、萩市保健福祉総合センターの整備を今後重点課題としておるわけであります。

 しかしその過程におきましては、既に今福祉の関係については、例えば障害者の生活支援センターや、あるいはファミリーサポートセンターや基幹型の在宅介護支援センター、こういった三つの機能も集約をした萩市福祉支援センターを既に設置をしておりますので。いわゆるその事務手続き、そういう福祉の手続き等については現時点ではワンストップサービス的な運用をしてきております。議員御指摘のようにいろんな意味での集会施設や、あるいはいろんな団体の総会や会議、あるいは薬剤師会あるいは看護師会等々、歯科医師会等のですね事務局、これも実は整備お約束事項になっているわけであります。

 いま一方、その医療関係のですね機関についてのちょっと議論が始まっていまして。長北医療センターをいかがどのような形で今から対応するか、こういうような話。ちょっと俎上に上っています。こういったようなこともございますので。いずれにいたしましても、この建物は建てかえが必要でありますが、いま少しこのあたりの状況、今申しました改良した直後である、あるいは他の施設の建設がメジロ押しである。かつ小中学校の耐震化事業これを今急いでおりますので。そういったような財政状況の中で今からどうするかということを考えていかなければならないわけであります。いずれにいたしましても、議員御指摘のように、これは重点課題として掲げておりますので、そういうふうな今から位置づけをしなければならないわけであります。

 今具体的な事例で、市長は障害者の団体の皆さんと懇談をしているけども、この話はどう答えてるんだ、こういう話でありました。毎年必ず障害者団体の皆さんとお話をしています。今そういう中で、お話をしてお願いをしておりますのは、なかなか普通は障害者団体の皆さんとの会合は畳の部屋でありますが、この部屋がないときは上を使われるとかいろんな話もございました。そういったようなことで、先般オープンいたしました市民活動センターですね、結を活用していただきたいということで、各団体に登録をしていただきまして、あそこは登録団体については無料使用ということになっていますので、そういうふうな活用を今お願いをしているところでございます。暫定的な意味でそういうふうなできる限り便宜を考えた上での対応、お願いをしているわけでございますが。まだまだ少し今せっかく顔の色を見てくれ、いい回答をとおっしゃっても、なかなかですね今、はいというわけにはまいりませんので、もう少しですね時間をいただきまして、全体の今耐震化の問題とか、これも実は耐震化だけでも相当の件数があるんですね。こういう中でどう位置づけるか、ちょっと財政課長も苦慮していますので、もう少し時間をいただきたいそういうふうに思います。いずれにいたしましてもこういうふうな計画の中にうたっておるもんでありますから、間違いなく将来これは建て直しをしていくつもりであります。よろしくお願いいたします。

 それからその次に、実はこれもあの午前中の丸田議員からも御指摘をいただきました白水小学校。これは御指摘いただきましたように、避難場所になっているわけでありますが、今回もですねあれだけの雨の中でグラウンドがかなり冠水をするとか、その周辺の玉江川のかなりの増水によりまして、一部にはかなり床上、床下の浸水もあったわけであります。そういった増水した場合の対応、あるいはすぐ後背地が山でありまして、そういった急傾斜な山でありまして、こういった土砂災害、こういったようなことがないだろうかとかいろんなことを考えますと、今ここはまさにそういった危険地域に準じたような形の取り扱いがなっているわけでありますので、避難場所としてどうかという議論も今やっているわけであります。

 今議員はまさにここで建てかえの際には別の場所、そういったような議論も含めて今お尋ねがございましたが、今私ども考えておりますのは、当面は今耐震のですね補強という形で今一次診断、二次診断をやっているわけであります。耐震の補強をして当面推移を見守っていこう、こういうことであります。しかしいずれにいたしましても、建てかえの時期がきますので、現地建てかえか、あるいは他地で建てかえるか、あるいは場合によっては今からの児童数の推移を見守って、椿西小学校等他校との統合も視野に入れるのか、こういったことを今から議論をしていきたいと思います。

 しかし恐らく白水小学校の同窓会の皆さんとか、あるいは地元の皆さんはいろんな御意見があろうと思いますので、当面はとにかく耐震の補強をしていくということを、そこに全力を挙げて行きたいと思います。その後、立地の状況、移転をするようないい場所があるかどうか。あの一帯周辺はなかなかですねハザードマップからいっても状況は余りよくない状況でありますので、そういった中でどう考えていくか、こういったことであります。

 いずれにいたしましても、今議員が御指摘ございました、例えば門柱が非常に傷んでいるとかこういったことはちゃんと手直しをして行かなければならない話であります。今回のいろんな冠水の状況等も十分考慮いたしまして、とにかく耐震補強、そして恐らくそういったことはないと思いますが、土砂災害のそういう危険性そういったものについての対応、こういったことを考えていかなければならないと思います。いずれにいたしましても、今後どういうふうに中長期的に考えるかはじっくり地元の皆さんとも議論をしながら考えていきたいと思います。

 3番目でございます。3番目はやや方向が違いました文化的な話でございますが。

 日本鉄道の父井上勝翁の実は来年が没後100年ということで大変記念すべき年だ、このときにあわせて何か事業をやってはどうかとこういうお話でございます。もっともな御提案だと思います。

 100年、今年は実は伊藤公の100年でございまして、時ほとんど同じくしてお二人これは片や日本の初代の総理、片や日本の言うなれば鉄道長官をおやりになった方でありまして、いずれも共通しているのは長州ファイブの構成員だったということ。こういったことを考えますと、何かこういった行事ができればということは共通の思いでありますが、いま一つその御提案がございました井上翁のレプリカの建立ということ、これはこの議会においても過去お尋ねをいただいているところでございます。それに対しましては、レプリカは何とか実現したいということでお話をしているわけでございます。

 今この萩市におきまして、維新の群像、維新の志士たちの銅像を再現することはできないか、そういったことを考えています。既に松陰先生の金子重輔を伴った銅像はこれはできているわけでありまして、そしてまた桂太郎公の銅像は拓殖大学の方からレプリカを寄贈いただきました。そのほか伊藤公は実は萩焼の像でありますけれども。こういったものも実は日本全国伊藤公の銅像もかなりできておりますので、そういったもののレプリカがとれないか、こういうような議論もしているところでございます。品川弥二郎はあの千鳥ヶ淵のそばにすばらしい銅像がある。これも レプリカがとれないかとかですね、いろんな議論もございます。

 実は今年が高杉晋作公の実は生誕170年でございまして、170年に何もしないのかとこういうお話もございます。高杉晋作の銅像も実は萩にはございません。そういうようなことも含めて、高杉晋作の像をつくってはどうか、こういった声も一方では挙がっているわけでございます。

 そしてこの井上勝翁の銅像であります。これは先般来話しております東日本の方で、鉄道会社でありますが、その方では一応了解を取りつけているわけでありますが、ただ彫刻家朝倉事務所の方の了解をまだ取っておりませんので、これらの手続き等が要るということ。今当面は高杉晋作公の像をつくってはどうかというそういった動きもございます。高杉晋作公の像はレプリカというわけにはまいりませんので、それは相当の費用もかかります。この井上公の方は、レプリカであれば何とか寄附等で賄い得る範囲かなとこういうふうに思いますが、そのあたりも順次、来年に決定をして再来年につくるとかですね、高杉公の何もしないのかという話がございます。このあたりも実行委員会の設立等も今考えているところでございます。何とかして、とにかく来年はですねそういった意味で今御指摘ございましたように、鉄道の父の生誕の地、萩といたしまして何か官民共同の実行委員会、こういうふうな表現を使われましたけれども、そういうようなことができないか考えていきたいと思います。

 像は、そのとき決定をして翌年なのかあるいは当年なのか、そういったことはございますけれども、とにかく何かそういう方向で実現できればと思いますが。高杉晋作の方の話も一方でございますので。そういった一連の幕末維新、近代国家の形成過程での萩の出身者、そういった意味での銅像の建立を順次行っていく、こういったことはできないか、こういったことも模索をしているところでございます。ぜひせっかく御提案をいただきましたので、そういったことで一汗も二汗もかいていただきますようによろしくお願いいたします。

 具体的なことはまさに今からそういうふうな実行委員会をつくっていく、つくっていただける、どちらかなんですが。議会の方もですねぜひ御参加をいただくなり、いろんな形で官民のそういうふうな協力のもとに、事業展開できますようによろしくお願いをしたいと思います。あまり歯切れのいい回答になりませんで甚だ恐縮でありますがよろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 11番、斉藤議員。





◆11番(斉藤眞治君) 今回の質問をですね、ある意味であんまり考える時間がないまんま質問をつくりましたので、質問の中身もですね簡潔に申し上げたとこであります。

 まず福祉行政の関係、萩市総合福祉センターであります。これについてはですね、私以外の議員も聞かれてますけど、実はちょっと質問の中にも触れましたけれども、関係団体社協の関係者とかですね障害者団体の方とお話をさせていただいたということを申し上げましたが、いま一つ問題はですねやはりバリアフリー化をされてないというところはですね確かに手を加えられていますけれども、その部分のところというのは市の機関もですね同居しているというふうな部分もございまして、手を加えられた部分、また確かにバリアフリー化でトイレとか入り口のスロープはですね直していただきましたけども、じゃあ今新しくつくった施設をですね利用してほしいというふうな市民活動センター、それじゃああそこに行くにもですね、例えば駐車場の確保がないとかですねそういうこともありますし、皆さんが確かにあの施設もそういう形で使わにゃならないというのは市長の言われるとおりだと思っていますけれども、ただ現在の場所にですねやはり社会福祉協議会といいますか、とりでというものも含めてですね、福祉センターがあるというところについては、私はですねマイナスではないかなというふうに思っています。市民館の裏で目立たないとかですねいうことがありますので。

 確かに小さな補強を細かくするよりも、じゃあはっきりどっかり空き家をですねもう少し検討してみるということの方が、ひょっとしたら早いかもしれないなと。その中で市長はいみじくも言われました今後の萩市の保健総合福祉センターというものの中で、具体的に考えていけるんだよということであれば、私は今の障害者団体の皆さんとかですねあの施設を利用される皆さんはですね、一つも不自由さを感じないんじゃないかなというふうに思うわけであります。

 そういう意味でですね、ほかのこともたくさん施設をつくるというふうなことで財政的なことが大変厳しいと、しかし重要な課題であるということは認識をしているということは前回も同じ答弁をいただきました。今回ですね椿西小学校の跡地に福祉施設の整備計画の概要を定例会の全協で説明を受けたわけですね。とりわけ私が申し上げましたケアハウス、安い費用での老人ホームをですね、つくれるやにすばらしい計画がされていますが、すばらしいことだなというふうに思っています。

 これは確かに一つだけの施設じゃあございませんから、法の複合の中でひとつ考えていったということで本当に高く評価をしたいところでありますけども。じゃあそういうふうな状況の中で例えば総合福祉センターというものがですね、今の利用しにくいということに対して、新しく建ててほしいというのはそりゃあ皆さんの望みかもしれませんけど。先ほど言いましたように代替の場所、代替の地を考えてですね、この福祉センターの役割というものを果たさせるようなことができないのかなというふうに思うところでございまして、その辺については再度ですねもう一度、時期的なものをですね、ある程度市長の方で考えていただけんかなあ、そういうような思いもございます。財政がよくなったら、財政が確保できたらと。いつ財政が確保できるのかということもですね厳しい状況の中でわからないわけでありまして。期待を持たせるのであればきちんとした形で示していただけるような話も進めていただきたいなというふうに思っています。そのことについて再度お尋ねします。

 白水小学校の関係です。今ですね、確かに地理的な場所は白水小学校、これは午前中に終わられた議員の方もですね防災の観点から触れられましたが、私のところもですね具体的にPTAの方の方からですね、実は今現状はこうなんだということについてもですね、教えていただいた中身もあるわけであります。そこで耐震度の中で補強をされるということですけども、やはり裏山を背にした校舎でですね、いくら耐震をしたとしても山が崩れた場合どうするのかと、特にこの最近の雨の降り方とかですね、台風の日本に来る状況を考えますと、なかなか想像つかないような状況があるわけであります。

 したがいましてですね、補強、補強というふうなことの中で、じゃあ子供たちの本当に安全性がどれだけ守れるのかというところも懸念をされますので、やっぱり建てかえということについてのですね協議もやはり並行してされる必要があるんではないか。その中で例えば、何年後に建てかえますというのではなくて、地元の皆さんとの意見も聞くんであれば、例えば来年度からそういう建てかえに向けた協議会を開いて、具体的な声をですねまた地域の皆さんの声を聞いてみるという、アクションを起こしてみるということも必要じゃあないかなというふうに思います。それについて再度市長の御見解をお願いします。

 それから井上勝翁につきましてはですね、これは実は多分3回目の質問になるわけであります。それで長州ファイブ、確かにあれだけの勢いでですね、全国的にも明治維新をつくった源の皆さんをですねやはり紹介をした、それに伴ってある程度観光客もふえつつあるんだろうと思ってますが。何かの形にしなきゃあならないかなと思っています。高杉晋作のことも言われましたけども、高杉晋作と井上勝どちらが全国的に有名なのかといえば、そりゃあ高杉晋作かもしれませんが、しかし鉄道という日本の一つの産業振興支えてきた、やはり発祥の地であるということになってきますと、あるいは例えば早期にですねレプリカの建立も相手方がいるということは重々承知してますけども、敷石もですね萩駅内にずっと置いてある、萩駅舎を観光に来られた方は見ていただけるんですが、実際あれが何の役目を果たしてきたかというのは、形あるものにしないとわかりにくいんじゃあないかなというふうに思います。それを含めて、レプリカと敷石の建立ということについてですね、ある程度線を示さなきゃあいけない時期に、私はきているんじゃあいかと思っています。そういう意味も含めて、実行委員会方式で没後100年の記念行事に対応されてはどうですかということを申し上げましたので、もう一度レプリカと敷石の関係のやはり駅前の立派な花壇がございます、きのうもテレビで放映してました、立派な花壇の中の近くにあることによって人に触れていただく。そういうことがやっぱり萩市の観光にとってもプラスになるんじゃないかなというふうに思います。それについて再度お尋ねします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度福祉センターの話でございました。

 例えば今旧椿西小学校の跡地にケアハウスを建てる。これは福祉事業団の事業でありますので、萩市の事業ではない。全市内でとにかく耐震構造のことをやっていかなくちゃあいけない。これも政権が変わると耐震構造の補助金を出してもらえるのかどうかこれもわからない。このあたりはぜひですね新政権でこういったことにはちゃんと今までどおり金を出すということをしっかりですねお約束をいただくような連絡をしっかりやっていただきたい。

 そうすればですね私も自信を持って、いやこれは本当にひどい話で耐震構造の話はですね、当初は、いやあ補助率はかさ上げしますよなんてねそういう話がありました。とにかく手を挙げなさい、全国の四川省のあれだけの大事故があった、学校が危ない、こういう話でありました。今までは3分の1程度の助成で、しかも補助対象となる額が非常に限定されるわけですね、だから自治体の持ち出しが大変なもんであります。

 そうやって全国でですね耐震補強については国が面倒見るからといって手を挙げて、手を挙げたその件数が余りにも大きいんでですね、当初約束をした助成をできないようになった、薄くなる。1校当たりの補助が大変少なくなる。これじゃあできないんですね。これでも当初の約束どおりやっていただければ新しい政権で当初の約束どおりやると言っていただければですね、まあ1年先くらいには何とかなるんじゃあないかと思いますが。今私どもの市内の校数だけでも今小中1校休みがあります38校あるんですね。38校今から耐震化もやって終わっているとこもありますが、新築のものもありますが、それは大変なことであります。やはり何とかかんとかいっても小学校の中学校の児童生徒の安全安心、こういったものを優先すべきだ、こういう話もございます。

 そういう中でとにかく議員御指摘ございました、こういうふうな福祉センターの話でありますが。長北医療センターのあり方とかそういったこともちょっと議論がありますので、いましばらくですねお待ちをいただきたい、というのを言いたいわけであります。

 看護師協会、薬剤師協会あるいは歯科医師会こういったいろんなところの事務局、これが全部入っているわけですね。こういったようなところからも声が出ております。とにかく、どういう形でやっていくのか。しかし福祉行政の窓口、ワンストップサービスこういったことは、今社協の関係の窓口はちょっとそういうように分かれておりますが、大体今1カ所でやっているわけです。そういった手続き面では御不便をかけないように。まあしかしそうはいっても何とかセンターを新しくしよう、特にバリアフリー化こういったことも含めてですね考えていきたいと思います。具体的なスケジュールを示せ、それは国の方の新政権の態度次第、こうも言えるわけでありますのでどうか御理解いただきますようによろしくお願いします。

 その次の白水小学校でありますが、まさに後背地が山であるということ。実は意外とこれは白水小学校だけではなくて、椿東小学校でもそうであります。越ヶ浜小学校はかなり緊迫した後背地ですね、こういうふうな状況にあります。各旧町村におきましても、そういった状況のところはかなりございます。そういったものを一つ一つ今から検証していかなくちゃあいけないわけでありますから大変であります。なお白水小学校は明治20年にあの地に建てて以来1回も山は崩れておりません。そうかといって、それは安全だという保障ではないことはもちろんでありますが。

 とにかくハザードマップで危険だということでありますから、これはなかなかですね今からあり方を考えていかなくてはならない。ただ、直ちに今から新しい建物建っていくのかどうか、それはいろんな思いが地区の皆さんにはおありだろうと思います。今140人というですね数でありますので、市内の小学校といたしましては上から数えて何番目というぐらいであります。そういうような状況でありますから、できるだけ今本当は現地建てかえもしくは周辺建てかえが一番望ましいと思いますが、周辺の部分で立地に適した場所がなかなか見つからないというのが現状であります。そういうような状況を踏まえて、また少し考えさせていただきたいというのが私どもの意見でございます。

 それから最後の井上勝公であります。これについては、まさに御指摘のように決して私ども軽んじているわけじゃあなくて、来年はそういうふうなレプリカをつくりますというような宣言ぐらいできるんじゃあないかなと思っています。いつになるかという話はちょっと待ってください、やっぱりお金がかかる話でありますから。実行委員会の方で責任持ってお金をっという話になれば、もう一つは朝倉事務所の方のまだ調整が終わっていないということであります。ぜひこの萩には多くの歴史的な人物がたくさんいるわけでありますし、東京中心に多くの銅像があります。山県有朋公の銅像は石神井公園から持ってきたんですね、持って帰ったわけですから。そういったようなことも含めてですね、今から、それでもあの移転費用は壮大な費用がかかっているわけです。いろんなことを考えながらこのやっていきたいと思うわけであります。経済人でも久原房之助の銅像というのは全くないわけでありますから。そういったようなことも含めていろいろ各地域のそれぞれの合併したそれぞれの地域にもそういった維新の志士に関係する多くの関係者がいらっしゃるわけであります、そういったことも含めて少し計画的に考えていきたいと思います。

 あの花壇今つくっていただいていますし、また年末になるとですねあそこで照明を自分たちの力でやられてる、そういったイベントもあるわけであります。あそこの駅舎側の花壇の石はまさに新橋駅旧新橋横浜間の汽車が走ったときのそのプラットホームの石をですねあの汐留のステーションからもらってきたんですね。運んで石の重さで相当費用がかかりましたけれども。それでもそういったものを用意をしたということは、あそこを何かそういった一つの拠点にしたいという思いを込めてでありますので、早晩必ずや建つものと信じております。ただ来年という話まではいきませんが、来年は必ずですね今年から来年にかけて実行委員会をつくることは約束をいたします。





○議長(青木賢次君) 11番、斉藤議員。





◆11番(斉藤眞治君) 今回はかなり時間が残っているようでございますけども。

 1点目の福祉行政の関係で、新政権の話をされましたけれども、実は今マニフェストにはそういうことはうたっていませんけれども、地方主権、地方分権ということについてはしっかり民主党としてもですねさせていただくことだけはお約束させていただきたいと思っています。そういうこと意見をですね十分踏まえ、弱小の市会議員でございますが、中央には述べたいというふうに思いますので、その暁にはひとつ前向きな取り組みを早急にやっていただくことをお願いをし、以上で質問は終わります。





○議長(青木賢次君) 斉藤議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 2時02分休憩

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     午後 2時15分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 続いて質問順位4番、横山秀二議員。28番、横山秀二議員。

  〔28番 横山秀二君登壇〕





◆28番(横山秀二君) 新志クラブの横山秀二でございます。一番危険な時間帯に質問をいたしますが、しばらくお付き合いを願いたいと思います。私は2点ほど通告をいたしておりますので、順次質問をさせていただきます。

 まず最初に過疎地の交通手段についてでありますが、地域における交通手段空白地域の解消についてということで質問をいたします。合併初年度にも質問いたしましたが、広大な萩市が誕生いたしました。この広いがゆえに、ということが、まだまだ問題を抱えていることがあるように思われます。特にここで取り上げます交通手段についてでありますが、全国的にも少子高齢化、過疎化と合併による地域内の交通利便性を高めるための地域内福祉バスあるいはコミュニティバス等の自主運営が、さまざまな形で実行されてきております。萩市におきましても平成17年3月6日に過疎地域指定都市として追加指定されて以来、地域間バスネットワーク構築事業やコミュニティバス整備事業、路線バスの路線代替運行事業が行なわれており、旧萩市内においては、まぁーるバスの運行によって市内移動の利便性が図られております。以前にも申しましたが、路線バスの希薄な地域や全く通らない地域等また市街地とかけ離れている地区等は利便性など無縁なところがたくさんあります。このように少子高齢化、過疎化、限界集落、言葉が悪いので小規模高齢化集落の急激な出現といった状況の地区の増加で高齢者の方々、独居老人等の医療機関、行政機関等への移動手段の確保等が喫緊の課題となっております。現在頼っている路線バスも、その路線まで出て来られる方はまだしも、将来的には健康面からも維持困難になってくる可能性も大であります。特に旧町村部においては、市街地と遠距離にあり、ドア・ツー・ドアの移動サービスの必要性が出てまいりました。

 つまり、市内旧郡部を問わず交通手段の空白地域に居住する高齢者夫婦、独居老人また小中高生や医療機関、行政機関等へ行きたい人が路線バスだけでなく、対応が難しくなってきている現状があるということです。

 まず1点目はこのことについて、どのようなお考えをお持ちなのかお聞きします。

 次にそこで手段として、道路運送法に基づく自家用車、有償旅客運送として市町村運営有償運送また過疎地有償運送、さらには福祉有償運送があります。開始に向け、まず自家用車有償旅客運送地域運営協議会の設置をお願いするものであります。このことは第一歩として、現在ある地域公共交通会議に合わせ運営協議会が設立をされ、同じく協議が整えば運輸支局へ申請、登録の運びとなるからでありますが、お考えをお伺いいたします。

 審査事案としては、一般乗合旅客自動車運送事業にかかる経営許可申請事由の審査基準についてが、昭和20年6月30日付の中国運輸局公示第40号において公示されておりますし、運行の対応も過疎型乗合タクシー等過疎地有償運送などへの範囲が拡大されてきております。

 事例として、山口市の秋穂で運行が始まっているコミュニティタクシーがあります。山口市がコミュニティタクシー実証運行モデル地域として認証したもので公共交通機関の停留所がない地区の移動手段を確保しようと地域住民でつくるコミュニティタクシー秋穂運営協議会が推し進めたものであります。事業は秋穂タクシーで車両は10人乗りタクシー、運賃は中学生以上が200円で、また一便当り5人から6人を目標としております。また2ルートで月水金の3日走行。各集落の公民館、病院、郵便局の経由等もあり、運行経費は運賃や協賛金、市の補助で賄っておられるようであります。先般新聞紙上で原中国運輸局長が着任会見で中国地方について中山間地域や島嶼部が多く、地域交通の衰退が問題と述べられておられ、また先に述べました山口市の地域主体のコミュニティタクシーを例に挙げ、地域住民が本当に必要な移動ルート等をみずから立ち上げ、うまく補助制度を利用すれば、役立つ地域交通が生まれるのではと、課題解決の方向を示したとありました。朗報ではないでしょうか。

 3点目はコミュニティタクシー等によるきめ細かな住民の交通移動サービスに向けて数々述べましたが、協議会、いわゆる自家用有償旅客運送地域運営協議会を早急に設置する必要性について、どのようにお考えかお伺いをいたします。このことは行政のみならず特定非営利活動法人(NPO)による運営も可能で、地域住民の自助努力の発揮、自立意識の高揚、雇用の創出にもつながり、早急な検討を願うものであります。

 以上よろしくお願いをいたします。

 2点目は災害時における対応についてであります。

 先の7月21日以降の災害発生には大変御苦労された方々がおられると思います。被災者の皆様には心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。さらには職員の皆さんも緊急の災害で大変対応等でお疲れであったことと思います。ただ、まだまだ床下浸水を初め道路や田畑、林道に数多くの傷跡を残しておりますが、早急の復旧を望んでいるところであります。では、市民対応についてお聞きをいたします。

 1点目は市民の皆さんからの情報に対する対応や対処についてお聞きします。今回の大雨による災害が急激だったため対応がおくれたのは否めませんが、一部で窓口が混乱していたのか、電話を待たされた、担当をかわります、などで時間ばかりかかったなどの声がありました。と申しますのも本庁には防災安全課がありますが、各総合事務所には災害時に対応すべき課がどこに当たるのか、市民の方にはわかりません。そこでまず総合事務所へ電話をすると各課がそれぞれ、ここではわかりません。あるいはほかの課に行って下さいということで、市民の方々が混乱されたのではないかと思います。そこで各総合事務所内において本庁でいう防災安全課のように組織が統一されているのか、またこれからのあり方についてお聞きをいたします。

 2点目は平成11年9月、台風18号により各地で災害が発生をいたしましたが、特に宇部空港が水につかる等々の宇部地域は相当に被害が出ております。そのときの教訓により0.8%であった自主防災組織率は21年現在95.4%になっているそうであります。萩市の現状と対応についてお聞きをいたします。

 以上よろしくお願いいたします。1回目を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 横山議員から過疎地域の交通手段の確保という観点の問い。そしてまた災害の問題。2点お尋ねをいただきました。順次お答えをいたします。

 交通空白地域の手段確保の問題は実は合併時に合併協議会等で一番大きな課題にとなったものでございます。それぞれの地域広域合併をすることにより、本庁のこの萩と、それぞれの旧町村との交通手段をどう確保するかとか、あるいは中山間のそれぞれの集落と総合事務所あるいは診療所、これとどう交通手段を確保するか、すでに合併前に非常に先進地でありました例えば須佐、田万川では福祉タクシーという形のものがございました。これは予算でタクシー券を計上いたしまして、そしてそれを使って民間のタクシーを利用する。こういったことでありますが、これはかなり財政的な負担がふえたようであります。須佐地域におきましても最後のときは年齢を引き上げて70歳。こういうようなことで限定をされていたようでありますが、これが一つの動き。それから旧4村におきましては診療所に患者を送る患者移送バス、こういったものがありました。こういったものをヒントに合併後特に中山間の集落と総合事務所、あるいは買い物の場所、あるいは診療所を結ぶぐるっとバスというものを構成をいたしまして、どんな集落におきましても診療所とそして総合事務所、または買い物をする場所。こういったものを結ぶ定時定路線もしくはディマンド方式ですね。ディマンド方式というのは電話をかけて来てもらう。定時定路線といいましても、これはフリー乗車が可能な形になっていると思います。こういうような形で週2日は必ずどこの集落にも必ずお尋ねする、とこういうふうな形のものを合併時の協議の中で生まれてきたわけであります。

 実はこのときに今御指摘ございました、道路運送法上の市町村運営有償運送っていうのはまだなかったんです。これは平成18年、確か10月に出発したんでありますが、しかしそのときもですね結局有償にして福祉団体NPOがやればできる。こういう話だったんでありますが、条件がございまして、これは全く今のお話と同じように地域公共交通会議あるいは運営協議会そういったものが設立されまして、そこで合意形成ができないとだめだ。この合意形成の一つの大きな問題点は何かといいますと、そこに運送業者、すなわちバスもしくはタクシーの事業者が入らないと必ず福祉とか、自治体がやることについては反対されます。これは団体でそういうふうな協議をされているようでございまして、そういうようなことでこの有償、例えば萩のまぁーるバスが100円であるから100円という形で構成をしようとしましたけれども、それに対して異論があるということでありましたから、もう時間もなくて結局無料で走ることになった。県内におきまして、こうやってぐるっとバス無料で市が直営でやっているようなケースは実は萩だけだと思います。ある意味では一番負担が少なくていいわけでありますが、できれば本当は相当の財政負担がございますので応分の負担をということで考えておりますが、なかなかそうしますと、かつての須佐、田万川方式で予算を相当つぎ込んでって形をとらないと難しいということであります。しかし最近、いま御紹介がございましたような形の秋穂等のですね新しい手法もございます。しかしこれは、あくまでもタクシーでございまして、一定料金このあたりについては恐らく不足分を自治体が持つということに前提がなっているわけでございます。いま私どものぐるっとバスは、それぞれの手法は市の職員が当たる者と、委託の者と臨時職員の者と分かれると思いますが、言うなればかなり低いコストで運用されているところでございます。患者移送バスが出発をしてという話でありますが、またスクールバスという小学校、中学校の児童生徒を運ぶ朝、運ぶものでありますが、ここにも実は例えば高齢者の方が診療所へ行く。こういった場合は実は当初照会しましたら総務省は、これは違法だということだったんでありますが、相当激しいやりとりをしまして、これは同乗については可ということに結論になりました。それは、せっかく走っているときに子供の数が例えば1人しか2人しか乗っていないときに利用してもいいじゃないかってこういう話で、それは認められたわけでありますけども、今交通空白地域のこういった交通手段の問題。非常にまだまだ課題が残っております。その合併の当初は萩と結ぶのをどうするかっていう話でありますが、萩でいろんな会議がある。そういった場合には、それぞれの総合事務所と萩を結ぶ便もつくったんでありますが、利用率が非常に悪かったんで、これは廃止をいたしました。そして田万川からむつみを経由した特急バス、名前は忘れましたけども、そういったバスを構成いたしました。これも利用率が悪いというので結局中止をしました。いろんな合併時に交通手段、特にいろんな意味で本庁との関係、行き来をするときに、かなりの費用がかかるとか、いろんなことがありましたが、そういったものも用意しましたが、あまり利用されないということで。しかしながら、ぐるっとバスは各地域におきまして利用率が非常に高いんであります。いま定期運行のバス、代替バスに比べますとはるかに利用率は高いんでありますが、したがってこのあたりの運用の仕方をいろいろ考えていかなければならない。こういうふうに思っております。いろんな、できればディマンド方式に移していきたい、こういうふうな思いであります。とにかくドア・ツー・ドアの必要性というのは議員の御主張のとおりでありまして、なかなかある一定区間歩かなければいけないとか、そういったことはなかなか難しいわけであります。それに対しまして、旧萩の方の対応が実はおくれておりましたので、そういったものに対しまして、今御指摘のございました方式も、交通空白地域支援サービス事業という形でやってきております。相島、これは利用率が非常に高いわけであります。それぞれの島嶼部の住宅から渡船場まで運ぶというやり方。それから大井の七重にあります。三見あるいは山田地区の関係についてはなかなか利用率が少ないということで、状況余り芳しくありません。そういったいろんなもの、ところでありますが、もう少しそれぞれの地域で先ほど御指摘がありました有償方式がとれれば、いろんな意味で事業拡大ができるかと思います。この平成18年10月1日の施行になりました道路運送法の市町村運営有償運送というのはですね、何とかそういう形で利用できれば、これは大抵の場合反対でつぶされてしまう。こういうことでありますので、そのタクシー利用とかバス会社の利用とか、そういった方向を考え、その補助金でっていう話になろうかと思いますが、そういったことも含めて今後の検討課題かと思います。なかなかこのあたりについては難しいわけであります。いま午前中に木間地区の話がございました。木間地区はまさにのり面が崩れまして、道路が490国道がですね、バスが通れない状況でありまして、それが今回迂回路線、今日から始まるんでありまして。しかし、さりとてそこの停車場に行くまでの間をですね、今市の職員が一生懸命毎朝行ってですね、停車場まで運ぶんでありますが、そういう努力が必用であります。何かやっぱり基本的に考えなければいけないと思います。

 しかし一方でディサービスに行かれる方々の福祉バスは小型車両等くまなく全市地域にですね、お尋ねをいたしましてディサービスの会場に運んでおられます。この車両の数だけでも大変なものでありまして、そういったものがもう少し幅広くですね、弾力的に運営できないかという思いもありますが、このあたりになると法に抵触しますので、これは福祉の関係のディサービス等に通う運行については、ちゃんと別の道路運送法の別の条項の適用になっているわけであります。いろんな意味で交通空白地域の交通問題。これが今からますますですね、中山間地の大きな課題になってきます。今のぐるっとバスのいろんな意味で地域の皆さんの要望を聞きながら運営の方法も考えていきたいと、こういうふうに思っております。ぜひまた御指摘をいただきますようによろしくお願いします。

 2番目の災害時のそれぞれの対応ということで、総合事務所の状況をお話いただきました。先般のあの集中豪雨のとき、総合事務所によっては事情がかなり違うと思いますが、相当の雨量があった地域は実はまさに男子職員は皆、土のうの作成とか、あるいは現場に張りつくとかいうことで、残っておる職員はわずかというようなところもございましたし、この市の本部の方も実は土のう作成というのが大変な労働量になりまして、そしてそれをまた持っていく、あるいは現場へ応急的な措置に行く。あるいはその視察をする。いろんな形で現場にかなり出て行く。そのときに、いろんな形の照会電話がある。これにどうこたえていくかという話であります。この話は防府の場合にですね、随分テレビを通じて知らされました。もう職員がいないこういったことで大混乱をした。こういうことであります。今議員の御指摘がございました総合事務所の場合、担当がどこかっていう話でございますが、総合事務所や支所、出張所の設置条例施行規則というのがありまして、ちゃんとこれは総合事務所における防災に関する所掌はですね、地域振興課というふうに定めております。地域振興課がその任に当たる。例えばいろいろ各総合事務所で行政推進員会議等ございますと、いろんな防災の関係は必ずこの地域振興課長が御説明を申し上げております。この防災関係は地域振興課で所掌しております。こういうことを申しているはずでございますので、なかなかですね災害時のときは混乱をしますので、しかも男性軍の主力部隊は外に出て行く。こういうことでありますから、このあたりはちゃんと残留部隊のですね、指揮者がこれを調整をしていくということをやらなければいけない、こういうことであります。かなり各総合事務所で実情を聞きましたけれども、一事務所ではそういう形で確かに対応に十分でなかったという反省も書かれておりますので、そこの事務所のことを言われているのかなと、こういうふうに思います。

 今後秋のいろんな台風シーズンにはできる限り事前にこういった体制もしっかりですね。事務分担も明らかにして、住民の皆さんからの照会に少なくとも責任もって対応できるような体制を構築していきたいと思います。

 それから自主防災組織の現状であります。先般の宇部の空港におきます冠水の事件がありました。これは平成11年まさに今から10年前の話でありまして、私どもそのときはかなりの被害があったわけであります。ちょうど10年たちました今、萩の自主防災組織といいますと381町内等のですね各自治体組織がありますが、そのうち359町内を実は自主防災組織として認定をされております。したがってかなりの部分、大部分がですね、そういった意味で自主防災組織になっているわけであります。これはいろんな意味でこの規約を策定いたしまして、具体的に防災訓練をしてるとか、あるいはコミュニティ助成の事業活用による防災の資機材を整備してるとか、いろんなことで要件を満たしていれば、なるわけでありますが、そういうようなことでかなり自主防災組織という形で、構成をされているということであります。自主防災組織、まだまだ訓練とかいろんな形で協力を仰がなければならない部分がたくさんあろうかと思いますが、そういうようなことでございます。

 そして実は今旧町村部の職員、男子職員の実に56%はですね、消防団員になっております。だから言うなれば大部分6割ですから、ほとんどの者、いろいろな特殊な事情があり、外れている者もおりますが、この職員もかなり消防団員として一たん事あればですね防災の任に当たります。そういうようなことを考えていただきますれば決して総合事務所職員の対応がおろそかになっているわけではないと思います。ただし議員御指摘のように異動がかなりございました。合併後。したがって本庁からも旧萩からも総合事務所に出向いておりますから、そういった職員は地の利を余り知りません。どこそこにといって電話を受けてもわからない。対応が不十分だとこういうことでありますんで、やはり総合事務所内で災害の関係に当たるときは地元の出身者が中心に全体の指揮に当たるということも必要かと思います。もちろん総合事務所長、本庁から行っているものもおりますが、とにかくそういった地元の職員とも十分意思疎通を図って適切な対応をしなければならない、こういうふうに思います。そういうようなことで課題は今回の場合、こういった久しぶりのですね、災害でございました。今回の災害のいろんなことを今総括をしておりまして、今後どのように対応していくのか。今日午前中も避難のいろんな指示、勧告こういったことにですね、一つの私ども基準を持っておりますが、そういったとき、どのような形でそういった勧告を出し、あるいは勧告指示をするか。こういったことを含めてですね、あるいは地元の皆さんと、どういうふうな形で連携をし、連絡をするか。こういったことも含めて、とにかく総反省といいますか、総括をし、見直すべきところはしっかり見直していこう。今後秋、また台風シーズンとなりますので、同じことを、もし反省点があった場合、同じことの繰り返しをしないように十分対応を考えていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 28番、横山秀二議員。





◆28番(横山秀二君) 余り長くならないように第2回目の質問をしたいと思いますが、市民対応につきましては、地域振興課が対応されるということ自体はよくわかっておりました。ということで結構なんですが、要は幅広い先ほど言われましたように本庁から行かれた方もいる等々含めてですが、縦割りのいい場合と縦割りの悪い場合という例もございまして。場所を言ってもわからない。どこそこだよと言っても本来はわかっている人が対応すれば一言で済んだかもしれませんが、認識の違いが多少出たのかなということも思いますので、ひとつその辺をですね、もう一度固めていっていただければというふうに思います。

 もう一つは過疎地の交通手段についてでありますが、いろいろるる申し上げられましたし、私もやむを得ない部分は少しは感じておりますが、今回の協議会の立ち上げについては、とにかく立ち上げていただかない限り話の盤上に乗ってこないということもございまして、自家用のですねNPO法人が立ち上げるにしろ、社協が動かれるにしろ、他の部署がいろんなところで動くにしても、その組織が立ち上がっていかないということがありますし、今回その運営協議会が立ち上げられるとすれば、区域路線が今までの路線ではなくても可能になってくるだろうし、定期ではなく不定期でも行えるだろうということもあります。運賃料金については、この運営協議会が決めさえすればっていうか、言い方はちょっときついですが、決めさえすればその協議会で運賃も決められるというようなところもございますので、早急にこの地域公共交通会議とは別に、運営協議会を早急に立ち上げられるようなところへ持っていっていただけないかというふうにも思います。これはコロンブスの卵じゃないんですけど、卵が先か鶏が先かっていうふうになろうかと思いますが、市長にはそつ啄同時という言葉で対応していただければというふうにも思っています。そったくのそつは卵がなけんにゃだめですが、卵の中からヒナがコンコンと叩く音だそうでございます。啄は親鳥が音を聞いて殻を割ってヒナを産み出すそうであります。ぜひともそつ啄同時ということでよろしく対応をお願いしたいと思います。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 災害対応の総合事務所、今具体的な事例をお話をされました。できる限りとにかく、やはり地の利をしっかり知った人が電話の応接に当たること、じゃあないと、なかなかですね、らちがあかないとこういうことであります。今回合併後これだけの災害、初めてでございますので、十分そのあたりも反省事項として、対応を考えていきたいと思います。

 2番目の過疎地域の交通手段として、とにかく協議会を創設すべきではないかと、まさにそつ啄ではないかという話でありますが。実は例えばですね、今の各集落と総合事務所もしくは診療所を結ぶという意味でのぐるっとバスの範囲内でありますれば、これを有料にする。今のそのものを有料にする。これを考えたときに恐らく協議会を開いたときにやってみないとわからない面もありますが、今までの例からいきますと、大体反対。もう一つは必要性を感じておりますのは、例えばそれぞれの地区から萩の方に来る車を用意できないか、例えば私どもの旧市内で言いますと、三見と例えば萩を結ぶ。こういったことは実はなかなか難しい定期路線の一つのルールがございます。例えば具体的に言いますと川上の惣良台から萩にというのは、今防長バスの路線がございますので、それに競合する形ではなかなか同意をいただけない。その金額はおのずとその料金が自動的に最低限になる。こういうふうになろうかと思います。なかなかですね、このあたりについては難しい面がございます。ただもう収益的にペイしないんで定期バス路線は撤退をしたいと思われているようなところは、そういった協議も場合によっては可能と思いますが、そのときはその事業を例えば、そのバス会社なりタクシー会社にやらせてくれとこういう話になろうかと思います。こういったときにどう対応するか。今ぐるっとバスは市がそういった車両を持ち、かつ市の職員が、もしくは委託事業者、あるいは臨時職員等が当たっておりますので、そのやり方を変えるっていうのが場合によっては条件になるかもしれません。いろんなケースがあります。まさにやってみなくてはわからないという議員の御指摘もあろうと思いますが、なかなか今までの経緯からいたしますと難しいのかなというふうに思います。したがって今御紹介がございました秋穂の方のああいうふうなやり方、もうタクシー事業者に任せるということであれば、これはまたひとつ道は十分可能性があると思います。いずれにいたしましても、その場合は相当の財政負担、市が支援することがまた条件になろうかと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 横山秀二議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。



     午後 2時48分休憩

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     午後 3時03分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位5番、近江議員。7番、近江議員。

  〔7番 近江郁宣君登壇〕





◆7番(近江郁宣君) 本日の一番最終便に当たりまして、皆さん大変お疲れのところと思いますが、もうしばらくの御辛抱でおつき合いをお願いいたします。

 私たち緑風会は、いつも市民の目線で、市民の立場で、市民が主役で、いつも相談している緑風会。その中の1人の近江であります。よろしくお願いします。

 私の今回の質問は一つにいたしましたが、市の財政負担の軽減についてでありますが、まあちょっと少し姑気味な質問かもしれませんが、小さいことでもちりも積もれば山となるであります。

 前々回ぐらいのときに申しましたが、合併後の萩市の借用・負債が、大体680億ぐらいで、萩市民のお年寄りから赤ちゃんまで1人当たりで割りますと、当時は120万平均ぐらいになりました。国は、国民1人当たりにその当時に650万といいますのは、恐らく700万近いくらいの借金となってるのではないかと思いますが、執行部におかれましても大変に努力されて、現在5万6,000人でこのたびの書類をいただきましたところ、現在は萩市民1人当たりが約73万の辺まで絞ってまいりました。でも、ここで気を許したらいけん。まだこれからこれからで、しっかり私の一番主体は、子供やら孫の時代までに、自分たちの時代につくった借金は残さないという目標のお話であります。

 この問題は、前々からいろいろ絞ってまいりましたが、まず萩市には工場というようなものもないし、収入の方が大体ないんですね。お魚の方も年々数が下がっている。とれなくなっている。これなら、何しろ節約・倹約しかありません。倹約しか。この倹約のまあ大体今6項目くらい上げて申し上げようと思いますが、まあ小さいこと言うのうと思われるかもしれませんが、これもやっぱりちりも積もればで、どんどんこの借用を減していかなければ、自分たちの時代につくったものは子やら孫に借金を残さないという目標で取り組んでいただきたい。

 これは平成5年に市長は初就任以来、この平成10年ごろですか、このパソコン、コンピュータがこう萩市内、市役所出動してきたのは。で、最初のときに、この壇上で質問したら、こんなものが入ったら職員がどのくらい減るんじゃろうか、半分くらいになるんじゃろうか、という話をしたら、そりゃなるかもしれんというような、近いようなお話がありましたが、それから私の思いに二、三年してどうも減らんようなからどねえな都合になっちょりますかと聞いたことあるはずですが、まだコンピュータに皆なれんからね、馴染むまではちょっとというお話でありました。ところが今現在、机の上に皆一つずつ置いちゃる。

 他市では聞くところによると、全国的な中でも今それを減すまちもあるとか聞いております。大体萩市の人口からして、市の職員は定員が大体500人ぐらいが一番至当だろうと思うのが、約倍おります。これも合併の問題やらで、家族があることですから、首っちゅうわけにはいかない。

 非常に難しいところではありますが、このパソコンは、コンピュータは昔何にもないときでも、強いて萩市民は困っちゃおらん。やりよった。それがあれだけの金をかけて、年間に大きなお金を払って、やっぱ人数は同じほどいる。というところは考えると、私は各課で、課によって違うけれど、パソコン一つないし二つあったらええと思うんです。高い大人のおもちゃです、あれは。正直なところ。そりゃね。考えようですけれどね、そりゃあったら一ていったら100ってわかるかもしれんけど、そんなことせんで今まで間に合うちょったんじゃから。ありゃ後の余分なもんじゃからね。あれで職員がぱっと半分になったらそりゃ、はあこれはすばらしい機械じゃのってことはあるけど、職員の数は一つも変わりゃせん、いっぱいおってというのが私の発想であります。これが一つの問題。

 それから、2番目には、まあこれは氷山の一角かもしれませんが、市民館で何か大会があったときに、帰りにふとこのもようしましたので、市役所へあかあかと灯がついとるから入らしてもろうた。だあーっとあの広い電気がついとるけど、だれが残っちょるそかちゅうたら、職員が1人ほど残って何かこそこそしよる。あれならスタンドのええの一つほど買うちょってやったら仕事はできるはずです。あの広場にもって電気こうこうとつけて、これはね、もったいない話。これはね、まず考えて一つ、1人か2人残って仕事がもしかあるのなら、スタンド、高いスタンド買うたって安いもんです。これが2つ目。

 それから、まあ私の思いでありますが、市の職員が大体500人、多いくても600人がまあ公定数と思いますが、まあ今まさに何カ月前か、去年ごろでしたか、市の職員は掃除婦を雇ったり、それからあの草取りを雇ったりせいでも、職員らの市役所の一角くらい草をとったり、自分の仕事場じゃから、尊い仕事場じゃから仕事場の掃除くらいめいめでやったってええじゃないか。当番制でくらいやってもええじゃないかというお話もしたこともありますが、まあこれは大体今近い方に進んではおるですが、まだ徹底しちょるとは思えん。役所の前の公園、雇うた人が草取りをやっとるのは見ることもありますから。

 私は、職員の中で専門、腕に専門家を持ってる者は仕方がないけど、それ以外は年間約30人くらい草取り部隊、草刈り部隊、草刈り部隊っていうのを私はつくっていただきたいと思う。大変えらい仕事ですから、あのきついから1日中それをさせるわけではない。朝涼しいうちに2時間ないとそういう部隊が出て、市道のとか公園、今の陶芸の村の辺なんか、30人くらい部隊がおってもいいくらい草が生えてますよ。市長は公園が好きじゃから、随分広うに今手を広げておりますが、草が生えちょることならこの上ない。まああれ牛を放し飼いにしたらえかろうかのと思うくらい草が生えちょるけどね。だからこの草刈り部隊ちゅうのを職員の中で、募集じゃなしにもう命令でつくるんですよ。30人。それを30人一遍ばった使うわけじゃないけど、その部隊の中を当番制で今日は陶芸の村やれ、今日はあそこの公園行って草刈りをやれとか、そのあそこの市道をやれとか、あそこの河川を行って刈ってこいとか、そういうふうなぐらいは私はやっていただいてもええんじゃないか、やるべきではないかとかように思う。これも節約の一端になるわけであります。

 その次の4番目になりますが、前々から駐車場の問題は長いこと言うてきた。市長さんとこにお願いに行ったら、予算がないない言うて駐車料もとってないっちゅう話も長いこと言いよったが、どうやらとるようになった。なったけれど、山口県の一番安い単価でこれはとっております。中間くらいいけばいいけど、一番低いところでとっておりますが、これも年間には相当の金が上がりますが、今までとらなかったときの予定で年間の予算を立てるように私は言っておったつもりですが、そりゃその駐車場に係る管理費とか経費は、そりゃ差し引いてもええけど、一般財源の中にだらっと移して、がしゃがしゃっと混ぜて使うんじゃ余りにもこのせっかくふえたお金で借用の方を減すためには、何かもったいないような気がするわけであります。これが4つ目です。

 それからこの5つ目は、これはまあーるバス、年間約上限が3,000万円って決めちゃる。ところが油代が上がったからちょっと上乗せしてあげてもええ。こねえなねあの、行政が甘いことじゃだめ。このまあーるバスのコースっちゅのは、市民の中でゆうたらほんの一筋の人が幸せになるだけ。全体から見たらほんの一部ですから、料金を100円でのうても150円でも200円でも、そう文句言うものはおらん。その中に観光客も一緒ですから、200円バス乗ったって。そこを下げる方は上限は何ぼ下がってもええわけです。2,000万円になってもええ。上に上げるっちゅのは私は努力が足らん。

 冬と夏ではバスの走る時間も変えた方が。冬はもう夕方のしまいごろのバスは空でがんがらがんがらがんがら走っちょる。夏はまあ大分おせいそまで人が乗っちょる。これはしまいを1周か2周抜いてもええと思う。お客が乗っちょらんと、まあだれでも皆さん運転してやけど、運転が少しあらましになるから、自動車は早よう破れる。お客が乗っちょってなら、こう出発も丁寧に、停止もしゅっと考えるけど、空っちゅうことになるとどうしてもことがあらましになる。だから車が早よう破れる。油が余計要るというとこであります。これも大いに考える一つであります。

 それから、最後の6つ目になりますが、実はこのたびの予算の中でも出ておりましたが、川上ダムの観光船のこのお金です。あのダムに船を浮かして、だれが何を見に行くんじゃろうか。どねえ考えても私個人としてはどうももったいない。市長はどねえ思うてか知らんけど、私はもったいないと思う。これね、私の思いですからね。あのあれに1億円も突っ込むんじゃったら、まだ市内に1億使うことが何ぼでもあると思うんですがね。強いてその川上を敵に回すわけでも何でもないけど、そりゃあのダムの景色で1億円この不景気のときに投資するっちゅうのは、これちょっと皆さんよく考えてみなさんせ。まあこれが六つです。

 大体、きょうは一番心配だったのがこの六つぐらいできょうはおきましょう。どうぞおひとつ、市民の方にわかりやすい答弁をひとつほどしてもろうたら、私後言わんで済むようにひとつよろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま近江議員から、この市の財政負担を考え、むだを廃せとこういうことで、大変穏やかな調子でお話を聞きまして、近江さんも何か好々爺になられたなとこういうふうな印象を持っています。しかし、今までいろんな御指摘を受けまして、もっともだなと思うこともかなりあったわけですが、もっともじゃないなと思うこともかなりありました。今日はかなりあのそれぞれの具体的な内容についてお話をさせていただきたいと思います。

 まず一つ、パソコンの話は、かねがねこの近江説の中で、パソコンはむだだとこういう話であります。あの見方をすればそういう見方があると思うんですね。しかし、世の中が今もうパソコンの時代になってしまったんですね。

 15世紀にあのグーテンベルグっていうのが、活版印刷をやりました。このときは、今まで活字っていうのはなかったんですね。それで本ができたんです。みんな本を読むようになりました。みんなそれによってですね、いろんな知識を得るようになったんですね。

 今回は、パソコンなんてあれは遊び道具じゃないかと私もそう思いました。近江さんと全く同じだったんです。初めはですね。しかし今、大部分の国民がですね、パソコンを使って情報を発信したり受信したりします。萩に来るいろんな観光客もですね、どこの旅館に泊まるかっていうのは、料金と場所とかそういったものはパソコンで調べるんですね。で、パソコンを使って来る場合は何割引となってる。これが今圧倒的にウエートが高くなってるんですね。

 で、私ども今萩市も、萩の観光宣伝とか萩のいろんな意味での、例えばきょう午前中にありましたハザードマップ、こういったものを県はやってないじゃないかとこういうふうにいいましたが、実はちゃんとパソコン見てください、パソコンには出してるんですね。で、パソコンを通じて多くの皆さんが御存じであります。

 で、今世の中そういうことでですね、我々がこの十何年、この10年ですね、10年間でがらっと変わりました。恐らくこれは情報伝達の手段がこんなに変わったのは、グーテンベルグの15世紀ですね、それ以来だろうといわれて、恐らくもうあと何年かたつとですね、もうそういった時代に生まれ育った子供たちが大部分になってくるんですね。

 インターネットを使うことによって、いろんな情報が得られる。今、萩市の職員でもですね、入りたての職員でもインターネットを使って国や県の職員と同じように情報を得られるんですね。例えば今、いろんなことでこういうふうな制度がありますよっていったときに、若い職員でもインターネットを使って瞬時にですね、いろんなこの制度を勉強します。

 例えば、今回でもいろんなイベントをやっておりますが、できるかぎり萩市のお金を使わないように、例えば今このミュージカルの松陰の劇をやりますけれども、このあたりもですね、文化庁のいろんな支援の手法があるんですが、そこに気がついていろんなアプローチをしましたら、まあ当たらなくてももともとだというぐらいなつもりでぽんぽんとやりましたら、みんな当たるんですね。800万とか300万とか、お金が萩市につきます。直接ミュージカルの方にいきます。

 まあこういったようなこともありますので、これは決してばかにはできないもんだと私は気がつきました。ぜひお子さんとかですね、お孫さんにお話を聞かれると、おじいちゃん少し考えにゃいかんねとこう言われると思うんですね。

 私も余り熱心な方じゃないんですけれど、まあですね、そういったことをやらないととてもじゃない。情報がですね瞬時のうちに飛び交うんですね。こんな時代になるというのは、恐らくだれも予想しなかったと思います。確かに10年ぐらい前、ちょこちょこっとまだやってた程度ですね。今みんな職員がこうやって持ってますけれど、それはまさにですね、仕事の手段なんです。そして今庁内でもですね、昔みたいに例えばいろんなことを通達するのを、会議でなくてこのネットを通じて庁内LANでぼんとやったら、みんな伝わるんですね。これはもう本当にすさまじいんですね。私のところには端末がないんですね。市長室には。伝わらないから、皆紙が来ます。膨大な紙になるんですね。

 そういったようなことを考えますと、やっぱり時代は変わったな。私もですね、ちょっとほんとにややおくれてきたんですが、近江さんもぜひお子さん、お孫さんにちょっときょう帰ってお話を聞かれてみたら、いやいやそんなこと言ったら時代に乗りおくれるよって、こういうようなねアドバイスをいただけるんじゃないか。

 まあとにかくすさまじいもんです。あのこのいろんなパソコンを使って、今からどういうふうにしてですね、今例えば市の申請書があります。例えば体育館を利用したいとか、ウエルネスパーク、これは全部向こうのパソコンの中、インターネットで申請書がパーンと出てくるんですね。そういうようなことで、申請ができるようになってます。いろんなことも役所に行かなくても、今税務署もあるいはこの萩の納税の方もですね、電子申告になってるんですね。並ばなくても行かなくても、申告をすれば電子申告でできるようになりました。

 まあいろんなものがですね、こんなにも変わるというのは、恐らくだれも予見しなかったし、今からもさらに加速していくだろう。だから今私どもが言ってる、その例えば農産物、農産加工物、水産物、こういったものも直販でやろう。要するに道の駅で売ろう。あるいは通販でやろう。これぐらいだったんですね。今はネット販売なんですね。ネット販売でやろう。この楽天とかYahoo!で週間のですね、Yahoo!は場面を利用してそこでボーンと商売ですね。そうすると、1週間のお菓子の売り上げ、それを通じてですね、日本一になった。こういう利用者の方も近江さんのほんの家の隣にいらっしゃいますね。ぜひあのお話聞いてみてください。あの若い方すごいですよ。本当にすごい。もうとにかく徹夜をしてお菓子つくった。注文に応じられないんですね。それはインターネットによる商売なんですね。

 まあそういうようなことを考えますとですね、恐らく萩市ももう少しインターネットをちゃんと使って頑張れというような激励に変わるのではないかと思うんです。今、職員が本当そういった意味では、昔と違ってネットを使ってどうやってやっていくか。だから昔のことを考えますと、いろんな仕事がどんどんふえてます、今。そういったものにですね、インターネットがなかったら恐らくこの職員をふやさなければいけないだろう。

 それが今インターネットによって、ちゃんと計画どおり近江さんが言われてたように、今800人いた職員ですね、今の病院の話はのけてます。病院、消防は、そういう一般職員の定員の実員は比較するときは別にします。病院があるところないところ。宇部は市民病院はありません。市立病院はありません。萩市は市立病院は必要です。だから、その市立病院とか、消防の関係は除外いたしますと、大体今809人、合併したときですね、これが今5年たちまして101人落としています。おおむねこの計画どおり進んでおります。もう後10年先にはですね、あと5年先には、217人となってますから、ほぼその線でですね、今からやっていきます。

 ちゃんと、その定員の削減は、この計画どおりこの総務も頑張っておりますので、そこのあたりはですね、本来はえいやってこうすぐですね減っていくのがないかもしれません。しかしこれだけのですね、広い面積の地域をもって、総合事務所にもどうしても必要だ。今回災害のときにやっぱりですね、人は必要じゃないかっていうこういう話も、声も出てます。そういうようなところで、まあしかし頑張ってですね、217人の削減をやっていことしておりますので、何とかそこはですね、御理解をいただきますようによろしくお願いいたします。

 2番目の話は、例の電気の話でありますが、こうこうと電気をつけるようなことはやめようということで、今通達を財政課から出してもらってます。できる限りこの小規模に限定したところでやろう。前はですね、スイッチぽんとやったら全部ついちゃうとこういう話でありましたが、そこのあたりも努力をしておりますので、まあそういったことでできるだけないように、このやっていこうとしております。

 今の3番目の定員の話でありますが、その定員の中で草刈り隊であります。

 実は夏になりますと、このタウンミーティングで御指摘をいただきました。私の集落ではとうとう草刈りができなくなった。こういうようなことで、今年も150人近い職員がですね、何カ所か分かれて草刈りに行きました。そしたら、近江議員が応援に駆けつけていただきました。毎回近江議員はちゃんとですね、機械を持って、油を持って来られるんですね。

 まああの大変ですね、本当にわずかな時間でありますが、そういうようなとき市の職員もですね、みんな各地域、努めてもう人が少なくなってとても草刈りができないという、そういう農道とかまあ市道、そういったところを今刈ってるわけであります。近江議員御指摘のように、まあできるだけの努力をしていく。

 まあ市役所の前ぐらいってこういう話でありますが、なかなかやれるところまではやっていこうということでありますけれども、今掃除等もですね、できる限り部屋の掃除をやっていこうと思います。

 私もかつてこの霞が関の役人をやってましたが、1年生のときにはちゃんとですね、朝当番がですね、主計局の部屋を皆掃除するんですね。職員がするんですね。ごみ箱に一生懸命やってですね。しなかったら大変ですね。叱られちゃうんですんから。そういうことをやはり査定当局というところはやってたんですね。今はやってるかどうかわかりません。昔はそうだったんです。皆。そういうようなことを近江議員の話を聞いて、ふと思い出しました。大変厳しかったですね。掃除をしないやつはいらんとかいってですね大変だったんです。そういうようなことを考えますと、近江議員の御指摘も本当に一理あります。

 それから4番目のこの駐車場の話でありますが、駐車場は今御指摘がございましたように、駐車場を何とか有料化していこうという話でありました。松陰神社のあの前の駐車場は、前にもお話していますように、あれは交通広場という名の公園なんですね。だからお金をとったら会計検査院から叱られるんであります。まあしかし、維持管理をする費用だということで、今バスについては500円いただいております。まあこれは決して収益を伴いません。あそこで掃除をし、管理をしていただく人の費用です。決して収益を生みませんからと、こういうことで大体管理費、人件費が出る程度の範囲ということで、500円にいたしました。もう本当はちゃんと駐車場というようなことでですね、会計をもってしてやれば、しっかりしたお金がとれるんでありますが、まあそういうようなことで、あそこでは別格になっております。

 中央公園については、近江説に従ってこの有料にしましたけれども、1,000円じゃ安すぎるとおっしゃっても、まあ県内見ますとですね、ただのところもあるんですね。なかなか難しいんでありまして、やあこの議会でもいろいろ御意見あろうかと思います。その中をとってといいますか、まあ一応1,000円、バスはですね。まあしかも、またこの転々こうやって回るときは、少し皆1,000円で共通に回ることはできないかと、こういう御意見もいただいてます。

 まあいろんな御意見がありますが、とにかく有料にしていくということ。そして今年は花火大会のときに、実は西中の中学校のグラウンドを1,000円でこの入れました。あの要は堀内地区、あの花火の周辺のところから、大変な苦情が寄せられています。花火のときはですね、道路に出られないと。車は自分の家の買い物に行こうと思っても行けない。こうなって、二重、三重駐車をやってる。まあそういったことを西中のグラウンドを使って、ちゃんと駐車場にして、1,000円もらって、そしてそのお金で周辺の交通整理に当たる。そういうようなことをやりました。

 結局収益を上げるためではありません。目的はあくまでも、ちゃんと終わった後、車がちゃんと流れるように、あそこ一たん入ったら、もう10時ぐらいまで出られません。そういうようなことがないようにということで、今年は西中学校のグラウンド。実は萩高のグラウンドもお願いしましたら、ちょっともう既に予定が入っておりまして、駐車場の使用は無理だ。来年は必ず萩高、西中のグラウンドをあわせてですね、ちゃんと入場料をとって、駐車料をとってですね、整備をしていく。要するに、道路の違法駐車は認めない。こういうようなことを考えております。

 まあこれも近江議員から言えば、いいや1,000円じゃ足りないという話かもしれません。一般の車両ですから、普通の車で1,000円っていうのは大変なことであります。いろいろ担当に当たったもの、大変苦労しておりました。何で1,000円払わんといかんのんかというこういう話であります。これは花火大会がですね、本当に交通が本当に大混乱するというこの実情を見てそういうことをやっておりますので、ぜひ御理解をいただきますように。

 まあその今年の4月から有料にいたしました。当初かなり混乱もございました。まあしかし、市民の皆さんは、中央公園の場合、お子さんを連れてあの芝生で遊ぶ、これは無料にしますとこういうふうに宣言します。まあ当初いろいろトラブルもありましたけれど、今は大体落ち着いてまいりました。そういうようなことで、できるだけ有料化をしていき、そしてまたその必要なお金で必要な手当てをしていく。まあこういったようなことも、近江議員常々御指摘をいただいておりますように、そういう努力を今しているところでございます。

 それからまあーるバスでございますが、まあーるバスについて、夜の便は乗ってないとこういう話でありますが、実はいろいろ調べてみますとですね、やはり乗ってる方がありまして、大体確かに夏場はですね、この最終便、午後6時に市役所を出発しますが、夏場で西回りで8.6人、東回りで9人、これだけの方が乗ってるんですね。普通定期便、定期バス運行で3人を超えますとですね、乗ってる方なんですね。今みんな空で走ってます。例えば萩から惣良台行くの、マイクロバス二、三人あります。萩から何て言いますか、吉部方面とかいろいろありますが、非常にわずかしかありません。

 このまあーるバスは、一番今近江議員が乗ってないとおっしゃっているものでも、夏場は7、8月西回りは8.6人、東回りが9人。さすがそのこの冬になると少し減ります。冬場になりますと、大体1日平均西回りが4人で、東回りが5人。まあこれらの人は必ずやっぱり通勤をされてるとか、いろんな意味でですね、そのときに定期的に乗られる方々でありますんで、やはりなくしてほしくない、こういう声もあります。

 まあしたがって、ゼロであればこれはすぐにでもやめますけれども、4人でも、5人でも、夏場では9人やそこいら乗っていらっしゃるわけですから、まあそういったものをですね、なかなか遅く通勤をされる方もあるわけでありますから、引き続いて行うべきだろうとこういうふうに思います。

 このまあーるバスについては、いろいろ御意見があろうかと思いますが、まさに東京都であればですね、70歳以上の方はバス料金はゼロなんです。無料であります。もし萩が70歳以上無料にしたら、お金は全く入りません。ほとんどが高齢者の方で乗ってらっしゃる方、あとは観光客ですね。これは福祉対策であります。市内でまさにそのかつてはですね、隣近所にみんな近くに八百屋さんがあり、薬屋さんがあり、いろんなお店がありました。そういったお店がなくなってしまいました。量販店に買い物に行くのに、みんなタクシーで行く。とてもじゃない、お金がもうたまらんとこういう話であります。そういう中で、まあーるバスを使えばですね、往復200円で行ける。こういうことであります。

 決して、この萩のまあーるバスは高齢者と言えどもいろんな形で料金をゼロにすることはしておりません。まあそういうようなことでありますから、ぜひこれはですね、引き続きいろんな意味で運営努力はいたしますんで、当面はこの100円でというようなことを決めております。今後将来はわかりません。今そのガソリンの値段がまあそういうことですね、いろいろありましたけれど、そういうようなことで、何とか継続できればと思います。

 本来ぐるっとバスの方は、まあこれは負担はゼロでございますから、これも本当は100円いただきたいっていうのは、先ほど横山議員のお話でも申しましたけれども、なかなか合意形成ができない。

 まあこれにとっても、まあーるバスにとってもですね、こういろんな差額補てん、まあ議員からもいろいろ御指摘をいただいておりますけれども、この何とかですね、この防長バスさんにも頑張っていただきまして、何よりも運転手の皆さん、大変な本来は一たん退職をされた年金のある方々にっていうことで、まあ賃金、非常にこの安い賃金でお願いをしているわけであります。若い方もいらっしゃるんですね。萩に職場がないっていうことで。まあこういったことも、本当はいろんな意味で配慮をしていかなくちゃいけないんですが、一生懸命観光客には説明し、お年寄りの皆さん、特に車いすの方もですね、ちゃんと車をとめてみんな車いすを乗せて、そういったこう支援事業も一緒にやっていただいているわけであります。大変な御好意であります。そういった意味では、この何とかこのまあーるバス、まあその運転手の皆さんもこのまあーるバスの運転を誇りに思っていただいておりますので、何とかこれは温かく見守っていただければとこういうふうに思います。

 それから、一番初めのこの前置きでありました孫の時代にこの借金を残さない。これは財政を担当するものとして、一つの大きなスローガンだろうと思います。

 ただし孫の時代にも残るような、例えばこの基盤整備、こういったものは孫の時代にも負担をいただくというようにですね、こういったルールを実は国も県も市も地方自治体も持っております。例えば下水道、それじゃ孫の時代に負担を残さないということで、今工事をとめてしまう。そうすれば孫の時代には下水道は利用できないわけでありますから、ちゃんとですね孫の時代にも。今の負担だけではとてもやれない。

 だからそれは後世にもですね、負担を残しながら、これは負担を残してもちゃんとそういったその基盤が残っていくというもの。これは国であれば建設国債という形で、この理屈づけをしてるわけでありまして、決してこの赤字の財政運営に失敗して、経常収支を赤にしてそのつけを回すわけではなくて、ちゃんと限定をした一つの経費については、後世にも若干の負担を残すということ。負担をしてもらうというですね。下水道しかり、道路しかり、いろんなこの生活基盤、経済基盤、こういったものは後世にも応分の負担をしてもらうという意味でのこの借金といいますか、起債をする、これは国民的な合意、あるいは市民の皆さんの合意もいただけると思います。

 しかし、決してこの経常収支を悪化してですね、人件費の悪化をですね、そこで持ってくるということはない。してはならない。これは御説のとおりであります。

 萩市は今御指摘ございましたこの約700人近い職員を持っておりますけれども、給与は何度も御説明しておりますように、県内13市の中では最低クラスであります。

 これは合併のときに、まあいわゆるそのワタリという方式をやめました。ワタリといいますのは、この係長の給与でありますけれども、これをその最後の係長でない者も主任もですね、係長の給与をもらう。あるいは課長でないものが課長の給与をもらう。これは全国自治体、大半のところが実施しております。そういったものは萩はやめました。県内でも恐らく数少ないもんだと思います。

 そういうような努力もですね、職員の組合の皆さんもいろんな議論をいたしましたが、ちゃんと堂々胸を張って萩の職員、この不正はしてない、このルールに反することはしてないということを胸を張って言えるようにやろうということで、今やってきているわけであります。

 ぜひここはですね、市の職員も皆頑張っている。草取り、やれとおっしゃればちゃんとやるわけでありますから、これは大変なものであります。みんな努力をしてますので、もう少し温かい気持ちをぜひ市役所の職員にも、近江議員はいつもですね、草刈りやったら応援に来てもらう、皆知ってるわけですね。だから近江議員のおっしゃることは何かよく痛いほどですね、よくわかるわけでありますから、ぜひ市職員の皆さんも、そのいろんなことをやってるということを御理解をいただきたいと思います。

 行政改革もですね、ちゃんとやっております。あと、再質問の時間を気にされてるんで、私もやめます。ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いします。

 ダムの遊覧船の話でありますが、まあこれはですね、まあいろいろ御見解もあろうと思います。この萩の、萩八景遊覧船を始めようとしたときに言われました。1,200円払って、だれが乗るか。市長、ばかなことはやめろと言われました。いや、近江さんじゃないですよ。ほかの方ですが。とにかくですね、あのときもですね、こんなことをしてむだ金使って、1,200円出してだれがって言われました。だけど今は、きのうも消防総合大会がありました。まあ沖合に遊覧船が何回も何回も走ってるんですね。どれも団体客用でした。まあそういうように、あそこはですね、相当な利用客ございます。

 まあダム湖はそうはいかないと思います。だけど私がですね、なぜそれをこの本当にダム湖素晴らしいなと思ったのは、春、ちょうど5月以降ですね、新緑のころのあの緑の若葉の美しさと、それから秋の紅葉のときに、むしろちょうど沖合にダム湖からずっと行きますとですね、長門峡の近くになると、むしろ長門峡よりもきれいじゃないかと思うところがある。ばーっとですね、石がそり立ってそこに紅葉してるんですね。これはもったいない。なぜ使わないのかという思いを非常に強くしました。これは必ずやですね、1,200円だれが乗るかっていう以上に、これはこっちの方があるんじゃないかと思うんですね。ただ年がら年中、1年中の運航ではちょっと様子を見ないとわからないんですね。

 だからこの萩の遊覧船、今の萩八景遊覧船も収益を伴うまでに、やっぱり3年、4年かかりました。まあ当初はですね、かなり苦労すると思います。苦労すると思いますがこれは継続していけば必ず評価をいただける。

 私どもの感覚でいうと、何、ダム湖、あんなところだれが行くかっていうふうな感じを皆市民持ちます。しかし、都会から来た方はですね、あんなところはないんですね。東京のど真ん中であんなの全然ないんですね。何であんなその橋本川みたいなとこわたって、みんな喜ぶのかっていうような、ああいうような川はないんですね。まあ狭い汚いところでもですね、ちゃんとお金とってやってるわけですね。どことは言いませんが。そういうようなこともですね考えますれば、まあとにかくダム湖はきれいだ。

 まあしかしダム湖はですね、大変やっぱり管理がうるさいわけですね。県がいろいろなことで。担当者、本当に苦労してます。こっちはだめだ、こっちはだめだって、まあとにかくいろんなことを言われてますが、それでも一生懸命今頑張ってますんで、ちょっと投資額がありますけれども、やはり川上の一つの大きなセールスポイントに間違いなくなるだろう。

 長門峡はですね、ある意味では阿東町にとられてしまったんですね。今、取り返そうと思って必死になってやってるわけです。昔は長門峡は萩の川上の、川上村の長門峡だったんですよ。高島北海も萩の川上の方から入った。お金の調達も川上でやったわけです。阿東町でやってるわけじゃないんですね。みんな萩の川上の素封家のうちには高島北海の絵があれだけあるわけですね。絵があるということは、みんな売りつけたわけですね。そのお金で長門峡のあの入り口の遊歩道をつくったんですね。あそこのトンネルに書いてあるじゃないですか。北海道トンネル。私も初め、何のことかとわからなかったんですね。北海道と書いてあるんですね。北海隧道じゃなくて、北海何とか道って書いてあるんですね。何であの若い人は北海道って書いてあるんだと、長門峡の入り口のところに。

 まあだからですね、何とかこのダム湖も、ある意味ではすばらしいこの一つの景観であると思います。まあこれは恐らく、やり始めたときは、1年目の新緑のころはちらちらしか、ぱらぱらしかならないかもしれません。それ見たことかって言われて、これは長い目でぜひですね見ていただきたい。長い目でいくと決してこれはこの変な投資ではない。ちゃんと川上の皆さんですね、一生懸命一つの今各地域で行うワンプロジェクトのですね、取り組みによって評価をいただけるんじゃないかとこういうふうに思います。

 とにかく1回、とにかく乗ってみましょう。ぜひ近江さんもですね、乗ってごらんいただけましたら感激されると思います。やあ、だれがこんなん乗るかと思われるか、やはり素晴らしいなと思われるかどちらかだと思いますが、よろしくお願いいたします。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 先ほど申しましたが、市民1人当たりが120万円という借用・負債が、現在ではあのわずかな期間で73万まで切り詰められたという執行部に対しては、私は素晴らしいことだと思っております。だから今力を緩めんとすぐやる、続けてやる、気がついたところから倹約していくという、倹約しかないんですが、このパソコンの時代で、そりゃ時代が大分ずれとるかもしれんけどね、各課でほとんどそりゃいっぱい要る課もあるけれど、私はね、どの机にも皆要るっちゅうほどは要らんと思うんじゃ。何ぼ何でもね、あれほどあんた1人一つずつ大人の高いおもちゃじゃあね。考え方によっちゃ。だからどうしても要る住民課とか、いろんなすぐぱっとすぐ出にゃいけんとこは要るけど、それ以外のところは何ぼでも間に合うんじゃないか。それ担当がおりさえすれば。1人一つずつ持っちょったって。

 それと電気の方はそれとして。草刈り部隊というのは、何か大きな負担がかかるけど、そのかわり8時間労働じゃあないからね。1日のうちで1時間か2時間ほど隊員は動くだけじゃから、あれを1日やったら死ぬるいね。夏の暑いとき。1時間、2時間、順番にずっと回して、専門の腕がないものはその方へ回すということですね。ということです。

 それから、駐車場の問題も前々から、松陰神社の前はそういうことであれですが、とにかくそれを湯水の如くとは言いようが悪いけど、一般財源の中に入れてばらっと使うのはいかがなものかと。今までなかったもんが、初めてあるんじゃから、それはそれなりにちょっと回すところを考えにゃいけんのじゃないかちゅう意味で言うたわけです。

 せえから、まあーるバスの件は、私は冬と夏と考えてたんで、夏は確かにおそうまで乗るけど、冬はね、ほとんどしまいに1便か2便は空です。だからそれを考えて、一番の問題は、3,000万円というのが議会の上限で決めたものが、ちょっと油代が上がったぐらいで、何百万上乗せせいと。そういうふうは状態じゃいけんちゅうのは私が言う。そういうときには料金を上げるとか、回る回数を落とすとかして、節約の方へ回さんにゃ、言われたら萩市はすぐに金を出すようではどうねいなるん。下げる方はいっそ文句言わんってやっぱり言うんじゃ。

 それから、この今市長はダムの中の話ですが、まあ今行ってみなさいませ。ダムは材木とごみでね、あの大型トラックで5杯や10杯じゃとれんくらいありますで。あのごみの中を船が走っていかがなものじゃろうかと。じゃけど、あの橋から、赤い橋の辺から上は行かんちゅう話やから、あれから上の方が長門峡の感じ出るんやけど、こっち側はあんた堤くるくる回るだけじゃ、あんまりそう言われるような感じが考えではできんのじゃがね。浮かばんのです。

 それから六つと言いよったけど、7つ目を忘れちょった。これがね、この議事堂。私がね、何年前かな、昭和、平成に入ってからも2遍くらい言うてるんですがね、この電球はあの有名な方が、萩市の夏みかんの形どってつくったので、大変貴重なもんと言われますけどね、議事堂へぶら下げさすやったら、ここのもんがつい見るだけでしょう。そしてこれあんた、こっちがこれは違うけど、こっちの電球なんかは、自動車の焼きつけする電球じゃからね。あの吹きつけたら早よう乾かす電球じゃから、部屋は暖まるし、てんぷらなべでクーラーかけるようなもん。ものすげえね、プラスマイナス。もうのすごい不要なんです。だからこれはね、まことにええもんじゃからここに置かんでも、玄関のロビーの、昔のちょうちんや飾っちょる辺の前側へ、5ワットぐらいの球をつけて、たーっと間隔でぶら下げたら、このね萩市民の方の、観光客でも入ったら、はーあれが夏みかんの形やのんたっちゅうけど、議事堂ではわしらが見るだけ。大したことはない。というふうに前から言うけど、どうもいまだにあれがぶら下がっちょる。汗はかいて、拭いて、クーラーかけんにゃならん。部屋は暑うなるし。これは蛍光灯大きなそ、五、六本つけてみなさんせ。明こうはあるか、熱は出んか、そりゃプラスマイナス莫大な差です。それはね、いまだにやっちゃないけど、これは考えたらね、何十年って莫大な損失。温めといて冷やすんやから、あんた。てんぷらなべの上に冷やしするようなもんやの。これはあんた、少々のもったいない話で、きょうで3回目くらいか、4回ぐらいになるかな、これ言うたのは。もうそろそろやってもええころじゃろうと。ああ、それが一つであります。

 とにかく、財政課もほんと随分頭を走らかして、あの期間で120万が73万まで切り詰めたっちゅうのは、これは私は高く評価します。しかし、今まだ不景気のときですから、まあ市長はこの児童館でもどうでもやらにゃって言うてやから、これはまあしょうがない。みんなが賛成したからええけれど、とにかくね、箱物もできることならもうちょっと借用が減って気が楽になって、今度は好きなことしいさんせ。借金ないなったら。やっぱ今はね、当分ちょっと皆我慢してもらわにゃいけん。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 大変温かい激励やら、御注文やら苦言をいただきましてありがとうございました。

 あの最後のこの電球の話でありますが、実は御説のとおり、大変電気エネルギーといいますか、消費量、多いもんでありますから、実は今地球温暖化防止というような観点も含めて、この省エネルギー型の照明器具への取り替えについては、10分の10の補助金をいただけますので、今回9月補正で今お願いをしております。お願いをしておりますので、後のこの利用をですね、せっかくまあ夏みかんの格好をしておる電球でありますから、それがどういう形でまた利用できるかという問題も含めて、結局近江説に従ったような格好でありますが、そういうようなことで、今予算のですね計上をしておりますので、ぜひ御審議に御協力いただきますようによろしくお願いします。

 あとそれぞれお話がございました、私も先ほど言うのを忘れておりましたが、地方債残高はですね、16年度末、合併直前で681億が580億に減りました。これは実はいろんな意味で大変苦労をしてきたわけであります。したがってこの起債額を減らすこと、残高を減らすこと、まあこういったことで、ある意味では事業を減らしたわけであります。これについては大変批判もございました。まあしかし、一応100億を減らしてきた。これは財政課の担当職員、大変知恵を出し、苦労し、やってきたわけであります。そういったわけでぜひ御評価をいただきますように。

 そしてまた、今からまたいろんな意味で事業がございますから、まあできる限り。まあこの大体100億減らしてきますと、ある程度平均的な水準になってきますので、もう少し努力を継続していきたいと思います。

 それから、今草刈りから一般財源から、またダム湖からいろいろ話がございました。ダム湖については、もう少し運航の場所とかそういったものは考えてみたいと思いますんで、このあたりはまた御意見も拝聴しながら、決してそのごみをっていうのは、今遊覧船のところもかなりごみがたまってんですね、まあしかし皆一生懸命関係の方がごみを一掃していただいております。何とかですね、そういう意味では努力をしていきたいと思います。

 特にあの駐車場の関係で、これで収益があった場合には、一般財源という取り扱いはしておりますけれども、そういう特会の制度をとっておりませんが、まあしかしその収益については特定の目的に使い得るような形のまあ利用も考えていきたいなと思っています。せっかくですね、市民の皆さん以外の方ですが、そういう方々がお支払いになってるものを、何か有益に使えるような方法を考えていきたいと思います。まあこれは例の、例えば木戸公等の100円の料金についても同じであります。何とかそういった意味で有効に活用できますように。

 とにかくそれぞれ今おっしゃった話は、非常に耳の痛い話と、いやちょっとそこはっていう、まあコンピュータの話はぜひきょうお帰りになりまして、お孫さんとお話をいただきますようよろしくお願いします。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 時間がないようですが、これは市民の方からも耳にしたことですが、萩市っちゅうのは一つの会社みたいなもんだから、大体昔からあるからとわしは思ったけれど、あのお役人が多い過ぎる。普通の会社から比べたら。何々課長補佐の枝の葉までじょうについて、あれほどの役職をつけんでもえかろうがやちゅう声はよく市民の方から言われます。普通の中小企業、零細企業、普通の企業ではこれほど役人がおるところはない。だからそこは少し考えて役を減せという意味ですね、市民の方が言われるのは。その件についてはどのようにお考えになるか。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 役職ということだと思います。実はこの公務員という世界は、給与は職務給という職務に応じた給与。したがって部長はいくら、課長はいくら、あるいは係長はいくらというふうに決っております。したがって、この部長や課長の数をふやせば、給与も上がっていくわけですね。総体として人件費も上がっていきます。例えば今、どこのところとは言いませんが、部長さんがいて、次長さんがいて、審議官がいて、審議官何とか官とか、どこかはおわかりだと思いますが、そういうことは私どもはしておりません。これはですね、職務給の運用の仕方なんでありますが、我々はとにかくまず言いましたように、基本的にはワタリはしない。これはまだ多くの自治体はわたっているわけですね。課長でないけれど課長の給与を出す。萩は厳正にやっております。

 したがって、この課長のポスト、係っていうのはそんなにたくさんできませんので、そういうふうな形で縛りがございます。そのあたりは厳正に運用しておりますので、他の自治体と比べていただきますと、そのあたりは一目瞭然でありますので、そういうことおっしゃる方に対してはですね、ぜひいや頑張ってるぞということをですね、ぜひお伝えいただきますようによろしくお願いします。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。

 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。あす8日木曜日も、午前10時から会議を開き、一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 3時56分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成21年9月7日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  近 江 郁 宣



       議 員  西 元   勇