議事ロックス -地方議会議事録検索-


山口県 萩市

平成21年 4月臨時会 04月20日−02号




平成21年 4月臨時会 − 04月20日−02号







平成21年 4月臨時会



                平成21年4月



            萩市議会臨時会会議録(第2号)



                議事日程第2号



         平成21年4月20日(月曜日)午後2時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 議案第44号から議案第66号まで

────────────────────

〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 議案第44号から議案第66号まで

────────────────────

〇出席議員(29名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      11番  斉 藤 眞 治 君

      12番  左 野 忠 良 君

      13番  柴 田 保 央 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      19番  西 島 孝 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  欠       員

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

────────────────────

〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 農林水産部長    大 田 直 志 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 歴史まちづくり部長 伊 藤 富 之 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   米 原 祥 三 君

 総務課長      田 中   裕 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

────────────────────

〇事務局出席者

 事務局長      三 原 正 光 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 次長        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   嘉 君

────────────────────

     午後 2時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

────────────────────



△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、8番、木村議員、20番、西元議員を指名いたします。

────────────────────



△日程第2 議案第44号から議案第66号まで





○議長(青木賢次君) 日程第2、議案第44号から議案第66号までの23件を一括して議題といたします。

 これより各委員長の報告を求めます。

 まず、一般会計予算審査特別委員長の報告を求めます。28番、横山秀二議員。

  〔一般会計予算審査特別委員長 横山秀二君登壇〕





◆28番(横山秀二君) 一般会計予算審査特別委員会を代表いたしまして、当委員会に付託されました議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)について、審査の経過並びに結果を御報告をいたします。

 委員会は、去る4月14日全委員の出席により慎重審査を行い、採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しましたことをまずもって報告いたします。

 今回の補正は、平成21年度当初予算が市長選挙を控えていたことにより、義務的経費、経常的経費を中心にした予算編成であったことから、政策的な事業に係る経費や臨時的な事業に係る経費を追加計上し、これにより平成21年度予算の全体像をあらわし、通年予算化するものであります。

 予算内容としては、重度障害者医療費助成事業や有害鳥獣捕獲事業を初めとした、県補助金の削減や廃止された事業について、事業の必要性や市民生活に与える影響を勘案して、市の一般財源で代替実施する事業や、現下の経済情勢に対応した緊急雇用創出及びふるさと雇用再生事業に取り組む予算を計上しています。

 さらに、国の消費者庁設置に合わせた消費者行政の強化、コミュニティ助成事業費の増額が図られたところであります。

 他方、この補正財源としては、分担金及び負担金、国・県支出金、寄附金、繰入金、諸収入及び市債としているところであります。

 この結果、事業の一部前倒し分とした3月補正予算、平成21年度当初予算、今回の補正予算を合算した一般会計予算額は319億8,637万5,000円となり、対前年度比では10.5%の増となっております。

 以下、予算の順に沿って審査の概要を申し上げます。

 まず、第2款総務費より申し上げます。

 最初に、鎌倉市・萩市姉妹都市提携30周年市民号派遣事業の実施時期、派遣予定人員及び交通手段について質疑を交わし、答弁としては、実施時期は11月上旬、募集人員約40名程度、交通手段は新幹線と航空便を利用するとのことでありましたが、委員からは利用促進の観点から石見空港の積極的な利用を図られたいとの意見がありました。

 次に、魅力ある地域づくり交付金事業の補正理由について質疑を行い、これには当初予算に加算して交付するもので、過疎化、少子高齢化が進展しており、地域の活性化を展開していく上で十分な対応ができない部分もあり、住民全体の参画を促し、地域づくり意識の向上を図る上で必要と判断したものとの答弁を受けたところであります。

 委員からは、行政支援も含め当該助成金が有効的かつ実効性のあるものとなるよう期待される旨の発言があったところであります。

 次に、第3款民生費について申し上げます。

 ここでは、児童館整備事業に集中特化して審査が行われました。施設の必要性や財政的な理由を論拠とする「時のアセス(ASESS)」の観点、これまでの事業展開の経緯、材質にまで踏み込んだ施設の構造と景観行政との相関、障害者の円滑な移動・利用の観点、さらには中核的公共施設建設のプロセスのあり方等々、さまざまな意見・指摘事項が続出いたしました。

 要点を若干の補足を加え申し上げますと、委員より議会や住民が要望した児童館建設は10年以上前のことであり、その後市町村合併が行われ、財政状況、対象範囲、住民感情等、大きな状況変更が生じているが考慮されないものかということに対し、執行部からは、保護者から天候に関係なく利用できる子供の居場所づくりの要望や、小中高生が利用できる施設の要望を受けてきたところである。中央公園の全体計画にも児童館建設は位置づけられており、萩市全体としての子育て環境をコーディネートする必要性も重要な行政課題と認識している。この必要性に合わせ、今回図書館と一体的に整備することにより、別個の整備よりも経費縮減が図られるものとの答弁でありました。

 事業の経緯に関しては、特に設計業者決定までについては、時系列に詳しく説明を受けたところであります。施設の構造では、屋根材料を日本瓦としていないことについて、全国的にも景観行政団体のトップランナーとして自負してきた経緯や、市内建築物におけるリーディングケースとして景観に配慮した公共施設の位置づけについて、また材質の耐久性について質疑を交わしましたが、一部の委員と執行部答弁との見解の一致は最後まで見ることはできませんでした。

 さらに、児童館にエレベーターの設置が計画されていないことについての答弁としては、当然議論の俎上に上ったことではあるが、児童館の構造上、場所の確保が困難であることや、設置後のランニングコストを考慮し、図書館と一体整備するもので、図書館のエレベーターを利用することとしたとのことでありました。

 しかしながら、委員からは特に車いすによる障害者の円滑な移動の観点と、公共施設における新バリアフリー法の理念との整合性に乏しいとの指摘がありました。

 また、別の委員からは、中核児童館整備の成功事例として、まずは地区館を行政サービス均等の見地から全地域に建設し、その間さまざまな運営方法、ノウハウを蓄積した上で、住民からの大規模児童館の待望論を待って建設に至った事例を視察したところであるが、萩市におけるそのソフト部分に当たる準備状況を質したところ、これまで萩市には児童館はなく、今後は児童館運営委員会を設置し、建設期間中の2年間で準備に取りかかり、有効活用を図りたいとの答弁を受けたところであります。

 委員からは、運営ノウハウを持たない状況下での中核児童館の建設は「箱物行政」のそしりを免れないとの意見がありました。

 次に、第6款農林水産業費では、まず農業団体への助成に関する基本方針について質疑があり、新規の取り組みや発展的創出効果が見込まれるものについては積極的に助成を行うものとし、単に団体維持を目的とした恒常的な運営費補助金については整理対象としたいとの答弁でありました。

 次に、担い手定住促進住宅整備事業の説明を求めたところ、現在対象地域の選定検討を行っているところであり、基本的な考え方としては、旧萩市を除く人口減少率が著しい地域で、近隣に一次産業の生産基盤があること、中心部に近いこと、孤立しない地域であること、コミュニティの定着が期待できること、市有地で遊休財産であること等を要件として挙げた。各総合事務所から提出された候補地を農政課において現地確認を行った結果、小川地区、高俣地区、佐々並地区の3地区を予定しているとのことでありました。

 また、漁業関係では、環境・生態系保全活動支援事業について事業内容及び取り組み方針について質疑があり、これはいわゆる「磯焼け対策」の一環として、生態系モニタリング調査や、藻場衰退の要因の一つとされるムラサキウニを駆除し、改めて藻の投入・造成を行う事業であり、このためには漁業者を初めとする地域住民と一体的に行うもので連携・協働を図っていきたいとの答弁でありました。

 攻めの地域ブランドづくり推進事業については、萩の魚の販路拡大により、高級ブランド育成・定着や認知度の向上を図るもので、第7款商工費においても関連予算が計上され、庁内の横断的取り組みがソフトのみならずハード面においても具現化しております。

 当該予算の事業数、規模などのボリュームを見るに、一次産業振興への気概の片鱗がうかがい知れるところであります。

 次に、第8款土木費では、道路臨時維持補修事業費の追加額3,000万円の地域配分について質疑があり、これには萩地域以外の中山間地域を主として対象としており、3月補正分、当初予算分に加え事業費の増額確保を行ったもので、これにより懸案とされている道路の草刈りなどの地域要望にこたえるとともに、経済対策としての効果も合わせて図られるものとの答弁でありました。

 最後に、今回の補正予算の審査を通して総括的意見となりますが、市民参画また行政との協働が成否を分けるといっても過言ではない事務事業が多数見受けられるところであります。市民との関係において、新たな地方自治の姿を創出する旗手たる気概をもまた期待されるところであります。

 他方、緊急経済対策にも国の施策にも呼応し、迅速な取り組みがなされているところではありますが、疲弊・渇望している地域経済への対応も引き続き取り組みを願うところであります。

 以上が、委員会審査における質疑、意見等の特筆部分でありますが、個々の意見・指摘等への適切な対応についても要望し、報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 一般会計予算審査特別委員長の報告は終わりました。

 次に、総務委員長の報告を求めます。10番、小林議員。

  〔総務委員長 小林正史君登壇〕





◆10番(小林正史君) 総務委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました議案4件について、審査の経過並びに結果につきまして御報告いたします。

 まず、議案第44号平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分についてであります。

 これは、歳入歳出それぞれ6,519万円を追加し、予算の総額を325億2,549万8,000円としたものであり、歳入については、地方交付税及び地方債の額の調整等、また歳出においては、指定寄附に伴うあなたのふるさと萩応援基金への積み立て、地方債の額の調整に伴う財源調整及び簡易水道事業ほか4特別会計の予算補正に伴う繰出金の計上であります。

 採決の結果、全員異議なく報告のとおり承認すべきものと決しました。

 次に、議案第60号萩市監査委員条例の一部を改正する条例についてであります。

 これは、監査委員の定数を3人とすることに伴い、所要の改正を行うものであります。

 委員から、改正のメリットについて説明を求めたところ、平成3年の地方自治法改正において、従来の財務主体の監査から、住民の行政に対する関心の高まりを受け、行政全般にわたる行政監査へ移行する傾向が見られるなど、行政執行の妥当性に重点を置いた監査に移行しつつあります。今回の条例改正は、本市行政改革大綱実施計画にも位置づけられており、識見を有する者から選任する監査委員を現行の1人から2人に増員し、市の常勤職員であった者以外からも登用を行い、市政についてより客観的な見地から、公正の確保と透明性の向上を図り、監査機能の強化に取り組むため、定数を3人にしたものであるとの説明であります。県内においては、下関市が4人、山口市ほか3市が3人としている状況です。今後、勤務の形態、実施の対象、監査基準等、十分な検討協議を行っていきたいとの答弁であります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第61号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてについてであります。

 これは、相島辺地等に係る公共的施設の総合整備計画の変更について市議会の議決を求めるものであります。

 審査では、該当事業における年次予算、計画等について詳細な説明を受け、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第62号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてであります。

 これは、平成21年度の新規事業の追加等のため、萩市過疎地域自立促進計画を変更することについて市議会の議決を求めるものであります。

 今回、新規事業として計画に追加した事業は15事業、事業内容を変更した事業は1事業で、変更後の総事業数は284事業になり、概算事業費総額は508億350万6,000円との説明であります。

 審査では、一次産業を中心にさらに効果的な事業推進を図るため、次年度以降の計画について説明を求めたところ、現行過疎地域自立促進特別措置法は21年度をもって廃止となり、同時に本計画も平成21年度が最終年度に当たるとのことです。

 総務省においても、過疎自治体の要望を受け、引き続き過疎地域の自立促進を図るための検討がなされており、萩市としても新法が制定されるよう働きかけていきたいとの答弁であります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上、報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 総務委員長の報告は終わりました。

 次に、教育民生委員長の報告を求めます。16番、田中議員。

  〔教育民生委員長 田中 良君登壇〕





◆16番(田中良君) 教育民正委員会に付託されました議案3件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第50号萩市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分についてでありますが、これは地方税法等の一部を改正する法律が平成21年3月31日に公布され、同年4月1日より施行することが必要な箇所について所要の改正を行うための専決処分であり、採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。

 次に、議案第51号萩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分については、議案第50号と同様の理由によるもので、採決の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。

 次に、議案第59号平成21年度萩市病院事業会計補正予算(第1号)についてでありますが、今回の補正はX線CT等の高額医療機器等の更新を行う経費として1億7,894万6,000円の追加計上であり、これに伴い資本的収入額2億9,941万4,000円、支出額3億7,636万8,000円とし、収支における不足額を7,695万4,000円とするものであります。

 審査では、日進月歩で技術革新が進む医療機器の状況及び購入予定機器の性能等、さらには市民病院の果たす役割などの説明を受け、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 教育民生委員長の報告は終わりました。

 次に、経済建設委員長の報告を求めます。23番、丸田議員。

  〔経済建設委員長 丸田勘次君登壇〕





◆23番(丸田勘次君) 当委員会に付託されました議案11件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。

 議案第45号から議案第49号までの平成20年度特別会計補正予算に関する専決処分については、地方債の額の確定により市債と繰入金の財源調整を行い、簡易水道事業特別会計、公共下水道事業特別会計及び漁業集落排水事業特別会計では、繰越明許費の計上を行ったものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。

 次に、議案第53号平成21年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ1,050万円を追加し、予算の総額を3億3,480万円とするものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第54号平成21年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ4億2,890万6,000円を追加し、予算の総額を16億8,410万6,000円とするものであります。

 主な事業は、山田・玉江地区、新川地区、橋本町等の汚水管渠布設工事や新川地区の雨水管渠布設工事であります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第55号平成21年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ100万円を追加し、予算総額を9,290万円とするものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第56号平成21年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ8,733万8,000円を追加し、予算総額を6億3,673万8,000円とするものであります。

 主な事業は、椿南地区の処理場建設工事であります。

 委員より、国の補正予算と今後の事業の進捗との関連についての質疑がなされ、執行部からは、国の補正予算の方針が決まり次第、事業の進捗を図るため要望していきたいとの答弁でありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第57号平成21年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)については、歳入歳出それぞれ5,504万円を追加し、予算総額を8億4,394万円とするものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第58号平成21年度萩市水道事業会計補正予算(第1号)については、資本的収支の収入額を4億9,595万5,000円増加し、総額を5億1,778万6,000円、支出額を5億295万円増額し、総額を6億6,174万5,000円とし、不足する額1億4,395万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金等により補てんするものであります。

 審査では、企業債における過疎債や辺地債の充当率と交付税措置について、また木間地区の簡易水道の整備における水源や水質検査についての確認がなされました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 経済建設委員長の報告は終わりました。

 以上をもちまして、各委員長の報告は終わりました。

 これより各委員長に対する質疑を行います。

 まず、一般会計予算審査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、経済建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終わります。

────────────────────



△討論





○議長(青木賢次君) これより討論を行います。通告が4件提出されておりますので、順次発言を許します。

 まず、議案第52号に関し、反対の立場から、7番、近江議員の発言を許します。7番、近江議員。

  〔7番 近江郁宣君登壇〕





◆7番(近江郁宣君) 私は、議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)についての反対の立場で意見を述べさせていただきます。

 全体が一部だけでございますが、児童館の問題について、立場で述べさせていただきます。

 3月議会で、市長は言い出しっぺは近江議員で、何か反対はおかしいんじゃないかと意見も聞きましたが、私はやめなさいという、つくるなと言うんではないんです。これは平成15年のころ、私たち緑風会4名で、あちらこちらといろいろ研究・調査してまいりました。最初に益田市に参りました。益田市では、各箇所にこじんまりしたものが多数つくってある。それから全国的に知られたところが、富山県の魚津市。これが1億5,000万円で予算化してつくったのですが、それが4カ所目というとこです。4カ所目でできとる。1カ所目じゃないんです。

 私は、当時は萩市の負債というのは、まあ348億ぐらいで、このぐらいなら萩市を将来していく子供のためならやるべきと主張してまいりましたが、当時の最初のお話は、土原保育園が古くなったので、あそこに一緒に創設するというような説明で、ああというので、本気になっとる人が、いつの間にやら中央公園の方にお話が変わってきまして、明倫の子供が大変近く活用できるからそこにしたというような説明も聞いたこともあります。明倫の子供だけ活用するものなら、そうお金をかけてつくらんでも、私の考えでは校舎の子供は当時、昔からすると半数ぐらいしかおらんので、多分空き部屋があるのでその中を大きく改良すれば児童館をできるのではないかと思いました。

 だんだんと話が進んできまして、本当の最終的な説明は、この14日に執行部からお伺いしました。合併してから680億という借金で皆が驚いたんですが、当時は萩市民1人当たりが、赤ちゃんからお年寄りまで約130万ぐらいの、5人家族なら何ぼになるか。それから年々と執行部も努力されて、節約されて、現在ではまあ約1人当たりが100万弱ぐらいのまあ見当になりますが、これもこの私が感じるのは、100年に一度のこの大不況、全国、世界が皆なっている、こういうときに、ちょっと一歩踏みとまって考えてはどうかと、やめなさいというんじゃない。これは、考えているうちに急きょテレビ、新聞で見た、あの中国の大地震、一番大事な子供が皆校舎とともにつぶれた。それから、インドの地震。そういうことで、国も立ち上がって、各そういう施設に耐震性を調べたり、早くせいという話が出てきた。

 そういう観点から、私はしばらく今までのうても済んだもんじゃから、この時節を二、三年待てば、少しは萩市の財政も豊かになるじゃろうと。そのときつくってくれ。まだ、合併ならんときは、一つつくっても、まあまあそのうち慣れてきたら、まあ大井、三見ぐらいにゃまあ先につくらにゃいけんようになるんかなと私なりに思っておりますが、あの大合併してしまったら、今度また考え方変えにゃいけん。郡部にも必要になる。一つだけ萩に大きなのをつくっても、余りその不公平というか、公平性がない。それから児童館に中・高校生まで行って遊べるような施設と言われましたけど、なかなか私の考えでは行かないと思います。

 それからいよいよ、最近の14日の説明で聞いて、あっと驚いたのが、そのいままで私は屋根瓦で、そして萩の武家屋敷らしい建物でつくられるものと思っておりましたが、図書館は鉄板屋根でつくる。萩市は景観条例で、あれほど市民に周知徹底して物を建てる、つくる、看板まで今ごろはちゃんと制限して考えておる。その時点で、この建物が鉄板屋根で萩市にふさわしいでしょうか。私は萩市民のどなたが考えちゃっても、ちょっとずれてるような気がするんですが、これは。私は私なりに、瓦で葺いて、なおさら予算がかかるものならかかってもこれ仕方がないと、図書館は。そして、今皆さんの正面にこの萩市の看板です。こういうのをその裾にさっと飾りつけて、まあ見ようによっちゃあ酒蔵の古いそかのとか、何か少し萩らしい感じの出るもんが当然のことと私は思ってるから、本当にたまげて、大きな声をしたんですど、皆さんはどういうふうな判断か知らんけど、これは将来観光客が1万来ても集まる中央の、あの公園に向かったところへ、鉄板屋根の図書館ができたっちゅうのは、ちょっといただかれんと思うんです。

 それから、いよいよできると決まってみると、その児童館と図書館を合体したっていうのが、私は私なりのまあ考えですが、決まってみるとひどう気になるんですが。現在の若いお方は、子供を産み落としたら、ほとんど保育園や、おしめがまだ要る、言葉もあんまりできないようなのを連れていかれます。私は、やはり3歳になるまでぐらいは、親が自分のおっぱいで育てて、親の顔を見ながら親子のきずなをするのが一番基本的に大事だと思います。これはあの、米づくりは人づくりと申しまして、米も同じですよ。苗代下手にこしらえたら、後何ぼ肥料やっても米にならん。だから、その私は図書館はまあ勉強する場でもありますが、子供さんの節度、あるいは分別、そして一般の常識、こういうものがこの勉強のうちに入ると思うんです。

 ですから、九州の諌早市に視察に参るという図書館には、小さな子供部屋がこさえてあって、図書館の方には声が出ないような施設がしてありました。それがあの考えてみますに、この今ごろのお母様は、失礼ですけど、私らの言うことは聞きゃあせん。学校の先生おおくじくってやって下さい。学校の先生、ええ迷惑。犬でも同じですよ。怒ってばっかりおったって、かわいがっとかな言うこと聞きゃあせん。なおさら人間の子供ですから、3歳になるまでぐらいは、本当の母親の情を込めて、そしてつくり上げんにゃ、産み落として、金を払ろうて、はあ向こうへ任せとったら、それじゃあお願いします。3年間母親が金をもうけるのと、子供を3年間ほど教育しなかったのとは、将来には大きな差がつくんです。銭金じゃない。銭じゃ買われんものが私あると思う。

 まあそういう観点から、図書館へ行っても、自分たかの子供とよその子供はお行儀が悪いのがすぐわかるんです。お母さんが顔を赤くして外に連れて逃げにゃいけんことになる。そういうことを大きくなって言うことを聞かんときには、昔のお母さんじゃったら涙を出して怒る。そうするとどんな悪坊主の悪姫でも、言うことを聞くのです。それはもう、爪に火をともすようにして、だっこして、体を温めて覚えさせて、かわいがっちょるから言うことを聞くんです。だから今の社会を賑やかしとるのが、子が親を殺したり、親が子を殺したり、こういうずさんなことが起きるのは、やはり人間の、米でいう苗代。

 ここで大事なのは、図書館は勉強だけじゃない。そういうふうな一般常識を親子で行って学ぶべきであって、遊ぶところはやあ塀ひっつけてつくらんでも、遊ぶところは外にプレイパークができちょるんじゃから、私は今ごろええような気もするんです。あそこの児童館に放り込んで、金だけ払ろうたらええっちゅうような考え方じゃなしに、本当の親子の情、きずなを築かないと、世の中は明るくならないと私は思っております。

 まあそういう観点から、この私は児童館はちょっと一息、あのついて、考えるべきではないかというときに言い出しっぺということになりましたけれど、これは当時と今現在とでは、合併から後はぐるりと事が変わっております。当時は萩市の市民が四万五、六千のときで、大体国から70億ぐらい交付金、お金をいただいておったんですが、あの分は半数にも足らないのが、大体年間90億というお金をいただいちょると。で、国の政策が悪いから払われんようなったから、上から君ら合併せんにゃあ交付金ないぞというような押しつけ。それでそのこのたびの合併をつくったんですが、そりゃあ交付金がなかったら農業と林業じゃ、あの村会議員の給料も役場の職員の給料も、私払われんと思うんです。そういうことを上から押しつけてきて、まあ今時代がこういう時代ですから、大変に厳しい。だからちょっと二、三年ほどひとまずしちゃどうかと驚いたのが、瓦葺と思うたら鉄板葺。これは萩市民が、あれだけ市が景観条例つくって、ばりばりばりばりやかましゅう言うそに、自分らがつくったそがあれで景観がええじゃろうか。私はどうもここが私なりに判断しかねるんです。

 だから、反対を唱えたわけであります。

 議員の皆さま方には、いろいろありましょうが、本当に萩市の将来、先を見抜いて、やはり瓦葺で、土塀で、しかも児童館は明倫の方が、鉄筋コンクリートの白い四角いような絵が出ておったけど、この14日までそういうものは全然私ら気にならなかった。いよいよ決定の説明を聞いてびっくりたまげたんですが、これは大した金ではないから、やはり上に瓦を乗せて、萩らしい中央には建物ができるのが一番最高だろうと思いましたので、反対の立場で、まあつらつら申しましたが、以上のような意味で、私の反対討論とさせていただきます。

 議員の皆さま方には、いろいろありましょうが、どうぞ先の萩の将来を考えて、私の意見に御賛同願うことを心からお願いしまして、反対の討論を終わります。





○議長(青木賢次君) 近江議員の討論は終わりました。

 次に、議案第52号に関し、賛成の立場から、12番左野議員の発言を許します。12番、左野議員。

  〔12番 左野忠良君登壇〕





◆12番(左野忠良君) 私は、議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場から、特に今回審査時間を要しました図書館、児童館の建設推進の観点から討論を行いたいと思います。

 この図書館、児童館建設や、中央公園の整備については、検討委員会等により、髄分と時間をかけ協議検討がなされ、本議会においても議論を重ね決議された案件であり、近江議員自身、平成16年6月議会において、児童館の早期建設を言われております。

 そこで、わくわく子供図書館が整備された経緯を踏まえ、今回一体的に整備することにより、乳幼児から小学校低学年の図書室も含め建設をすると聞いております。

 また、個別に整備するより、経費の削減にもつながるということであります。

 今回整備される児童館については、萩市全域を対象とした子育て支援拠点の中核施設として位置づけ、各地域においては、公民館等を利用し、児童館との連携を図り、萩市全体の子育て環境整備を図るとのことと聞いております。

 これらの案件は、これまでも萩市議会において幾度も質問があり、その都度市長及び執行部の同様の説明をなされておることから、各議員におかれましてもよく御存じのことと思います。

 今回の4月補正予算委員会において説明があったように、建設設計において景観を重要視した内容の仕様書を参加業者に事前に手渡した上で、プロポーザルのコンペにより9名からなる選定委員会で審査した結果、建物の和風感が優れており、周辺の建築物にも十分考慮されたものとして、設計業者を選定されたものであり、景観条例にも合致しているとのことであります。

 一部の議員から、瓦を屋根にすべしとの意見がなされましたが、瓦にした場合、今の設計よりさらに2.5メートル高くなり、中央公園の建物の指定、圧迫感が生まれるとのことで、選定委員会の皆さんが慎重に議論され、出された結果であり、また設計業者も景観条例を事前に勉強され、提案された作品であると考えると、委員及び提案者を侮辱するに値する意見であると思います。

 今回の件については、完成図等の提出が事前に全協の場で提出されておればと私は思います。そういったことから見ると、執行部側にも配慮がかけていたような気がいたします。

 児童館整備については、先ほども申し上げたように、本市議会においても幾度も議論されており、次代を担う子供たちの居場所づくり、健全育成の場とするものであります。このような案件で、賛成討論するとは情けない気持ちであります。

 以上で私の討論を終わります。





○議長(青木賢次君) 左野議員の討論は終わりました。

 次に、議案第52号に関し、反対の立場から24番、宮内議員の発言を許します。24番、宮内議員。

  〔24番 宮内欣二君登壇〕





◆24番(宮内欣二君) 24番、宮内欣二です。

 議案第52号2009年度一般会計補正予算案に反対いたします。

 3月の市長選挙後に提案されましたこの補正予算は、当初予算に政策的事業と臨時的事業の19億1,150万1,000円を追加するものです。

 住民にとって一番身近な自治体の予算でありますので、その多くがその皆さんの願いをかなえるもの、要望にこたえるものだというのは当然のことだと思います。そういう点から、今回の補正予算には市長の政策的な判断が盛り込まれていて、住民の皆さんの声が届いたものがたくさんあるということも承知しております。

 その中において、特に県が制度の改悪や、予算を削減・廃止した事業を、市が独自に継続するものがあります。特に福祉医療制度で、重度障害者の負担金導入については、市の財源で手当てし、無料制度を継続するという英断が行われました。よくやったと思っています。そのほかにも、有害鳥獣対策などで、同様の手立てがとられました。また、緊急雇用対策として、緊急雇用創出事業、ふるさと雇用再生特別基金の事業、こういうものも取り組まれ、実施されるようになります。雇用情勢の悪化の中で、救いになるものだと思っています。

 また、合併により周辺部と中心部の格差が広がって、周辺部はさびしくなる一方だという住民の声に対応するものも含まれています。魅力ある地域づくり交付金事業に、6地域それぞれ各100万円ずつ600万円が追加されるということ。道路維持費に3,000万円が追加され、道路の草刈りや小さな補修にも一定の予算が確保されたこと。こういうことはこれまでの市政の変化の兆しだと受けとめることができると思います。今後とも、周辺部となって衰退の激しい地域への支援に心を配っていただきたいと思っています。

 農林水産業の振興については、新しい取り組みが進められることが示されました。今回の補正予算では、担い手確保のための奨学金を農大生にも拡大するということや、定住促進住宅の整備事業、農業法人での研修支援、新規品目作付への助成、農地フル活用促進事業などの事業が見えるものであります。林業では間伐材漁礁、400基の建設。そして漁業への新規就業者定着支援事業5人分の予算の計上などがあり、これからの地場産業振興に向けての市長の意欲の一端が示されていると感じました。これらの一次産業活性化には、生産を振興する直接的な支援や、価格保証、所得保障が重要課題であることは間違いありません。また法人や団体、規模の大きい農林漁家だけを対象にする事業ではなく、個別農林漁家への支援も含めた施策体系をつくる努力が必要だということも述べておきたいと思います。一次産業を大事にするということを、市長は選挙後に示されていますので、今後の施策展開を期待するものであります。

 また、環境の世紀ということにかかわって、新清掃工場建設事業の予算615万7,000円が計上されております。準備室も設置され、本格的な取り組みが進められようとしています。先日は、建設候補地の検討結果と評価についての説明もありました。新清掃工場の処理方式をストーカ炉方式、処理能力日量60トンから70トンということが示されました。この間、私も一般質問で何度も取り上げてまいりました。このことが市長に届いたと思っています。ごみを焼却や高温を加えて溶かすという方向はとらないのがもう世界の流れです。できるだけ小さい規模にし、ごみ減量、ごみゼロの方向に一気に踏み出すチャンスではないでしょうか。焼却するごみをなくす方向で、意欲的に検討、準備をしてほしいと思っています。

 また、学校給食への助成が9月まで継続されることになりました。これも喜ばしいことだと思っています。

 ここまでは賛成討論のような形になりました。

 続いて、反対の理由を述べたいと思います。

 一つは、図書館、児童館の問題です。図書館は今回の補正予算4億568万3,000円、児童館は8,061万2,000円となっています。図書館、児童館の建設については、私は本来賛成です。児童館は各地域に設置すべきものだと思っています。また図書館は、地域や住民の暮らしに密着したものであるべきだと思っています。しかし、今回の予算の審査の中で納得できないものがありましたので、今回はあえて反対理由に加えておくものです。

 児童館について、かつて教育民生委員会で視察した佐野市のこどもの国のことについて示しました。この施設では、大規模な中核施設をつくる前に、各地域の児童館で実践を重ね、その取り組みの手法を蓄積したと言われました。そしてそのことから、大規模な施設をつくっても、各地からたくさんの子供を集めることができる、そういう自信を持っていたと言われました。萩市ではどうか。児童館の一番大事なソフト事業はどうなのか、このことを質しました。すると、ソフト事業については、今から努力していく、準備していくという答えでありました。これでは、入れ物をつくってから後から何をするか考えるということではないでしょうか。まさに箱物行政と言わざるを得ません。施設建設の基本姿勢が問われていると思いました。本末転倒だと思います。

 また、図書館については設計デザイン、これが議論になりました。私はプロポーザルコンペ方式の弊害に直面した、このように思っています。金属屋根と半分がコンクリートの陸屋根。これで城下町萩にふさわしい景観をつくるものと言えるでしょうか。私にはそう思えません。説明では、この設計で和風であり十分であるということでありました。金属屋根と半分コンクリートの陸屋根で、和風というには無理があるんではないでしょうか。

 市長は景観条例や屋外広告条例で、市民に対しては厳しい規制をかけ、景観保全の義務を課しています。本来こういうものは、市民が自発意志で、その地にふさわしい景観を保全しつくっていくものだと思っています。市は景観条例を制定し、屋外広告物条例も制定し、ここにおいて市民に対して景観に配慮する建物というのはこういうものですよと、その手本を見せるところではないでしょうか。城下町にふさわしい建物とはこういうものですよというものを示すべきときだったと思います。ところが、今回示された設計図では、それは不十分であると言わざるを得ません。

 プロポーザルコンペ方式では、大きな変更はできないと言われ、なぜこの設計が採用されたのかということには疑問を持たざるを得ません。もう一度コンペをやり直すというぐらいの強い意志が必要だったのではないかと感じます。何十年にもわたって市の中心部にあり、城下町萩の一翼を担う場所に位置し、そしてまたたくさんの市民が利用する施設のデザインが、それにふさわしいものであるということを願うのは、多くの市民に共通することだと思います。今回の補正予算が可決され、執行されると、そのデザインの変更ができなくなるということから、今回の予算には賛成できるものではありません。賛成しません。

 また、この予算には陶芸の村公園事業に2,892万1,000円の予算が計上されています。事業の見直しが行われ、総事業費が28億3,800円から、18億9,000万円に縮減されました。既に12億8,800万円が執行されておりますから、今後さらに6億円余りを投入するという計画になりました。しかし、この公園整備事業は、目的を失っていると思います。早くやめるか、凍結すべき事業だと考えています。いくら見直しても、今進めるべき事業ではありません。よって今回の補正予算にも賛成できないものであります。

 もう一つ、プレミアム商品券の助成の問題もあります。その手法が拙速で、議会人としてはとても認めることができないものがありました。速さを求める余り、手順を踏み外し、準備不足だったと言わざるを得ません。

 最後にもう一つの反対理由を述べます。福祉医療制度にかかわる問題です。先ほど言いましたように、今回県が一部負担導入に当たって予算を削減してまいりました。市長は景気が後退し、経済状況、市民の生活をめぐる環境が厳しいときに、何も今やることではないではないかという思いを言われました。私も同感です。私はこの制度が、全国の先進として優れたものだと思います。引き続いて継続してほしいという立場です。今だけはやるなという立場ではありません。しかし、市長の言う、今やることはないじゃないかということにも同じ思いを持っています。

 市長は重度障害者への無料事業継続に英断を下しました。乳幼児や子供、母子、この4月から一人親世帯ということになりましたけど、その世帯への制度の現状維持については、県制度にならって予算を減額しています。市長の今やることはないという発言とは明らかに矛盾していないでしょうか。私は矛盾していると思います。今でなくてもと言うなら、せめて今年、来年、これは市の独自の予算を投入しても無料制度の継続を図るのが、自らの言葉に矛盾にしない市政ではないでしょうか。私はずっと継続することを求めますが、市長の言うとおりならば、せめて今年だけ、450万円余りの追加で実施できるものであります。この程度の予算を生み出せない野村市政ではないはずです。6月の補正予算に計上されることを期待するものであります。

 最後に一言。選挙は大事です。市民の要望、意見を市政に反映する手段として、大変有効であるということがあらわれた補正予算だったと感じています。これからも、大切なこの民主主義の仕組みを十分に活用することを市民の皆さんに呼びかけまして、反対討論といたします。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の討論は終わりました。

 次に、議案第52号に関し、賛成の立場から19番、西島議員の発言を許します。19番、西島議員。

  〔19番 西島孝一君登壇〕





◆19番(西島孝一君) ただいま、ある部分、宮内議員より賛成討論がありましたが、私の方からも重複しますが、全体的に申し上げます。

 議案第52号の一般会計補正予算(第1号)について賛成の立場で意見を申し上げます。

 本補正予算は、市長選挙後の政策的、臨時的事業の計上で、100年に一度といわれる経済状況に対応し、市民の雇用を守るための緊急雇用対策事業、消費者保護の立場に立った消費者行政事業、そして県補助金の削減への対応等を中心に、19億1,050万1,000円を追加しようとするものであります。

 これらの予算の内容については、議案とともに配布された4月補正予算の概要や、過日開催された予算審査特別委員会で、執行部からの説明に対して活発な審議を行ったところでもあります。

 特に、先ほど申しました県補助金削減は、いずれの補助金も市民生活に直轄する事業にかかわることであり、市の財政への影響という視点だけでなく、まさに市民生活に大きな影響を及ぼすものであります。萩市としての対応状況は、補正予算の概要に一覧表としてまとめられていますが、一部事業費の調整等がなされているものの、大半の事業は一般財源での補てんが行われようとしています。

 特に、重度心身障害者医療費助成については、障害をお持ちの方を対象としており、中には複数の医療機関を受診する必要がある方も多く、今回、ワンレセプト単位で導入される一部負担金が、障害者の方々には2倍、3倍の負担となって、大きくのしかかることも予想されます。

 また、当市の主要産業である農林水産業に従事される方々を悩ましているイノシシ、サル等の有害鳥獣への対策についても、就業意欲をなくすことのないよう、その対策をしっかりと継続して実施することが重要と思われます。

 これらに代表されるように、県の財政事情で行われる県補助金の削減に対して、厳しい財政状況にもかかわらず、相当数の削減対象事業を市の一般財源で代替するとされたことは、市民生活や産業、そして地域を守る意味からも、大いに評価できるものと考えます。

 また、県補助金削減への対応以外にも、緊急雇用対策としての側面を持ちつつ、主要産業である農林水産業振興策として、農林水産業への就業者確保を目指すさまざまな予算措置がなされています。それらの事業内容は多岐にわたり、一例として挙げれば、就農支援の奨学金制度、農業及び水産業法人組織の就業者実践研修支援、農業畜産業及び水産業の担い手となり得る新規就業者自身への支援、森林整備の作業員養成、担い手住宅等の整備、営農用機械購入への支援、耕作放棄地対策、夏みかんの再興への支援等々、まさに第1次産業への支援策として手厚い計上がなされております。

 さらにそれら以外にも、各地域からの要望の多い道路維持への事業費の追加や、学校給食用食材費の高騰に伴い、給食費負担軽減のため、昨年12月から今年3月まで実施した学校給食費補助の半年間の延長、子供の生命を守る耐震化事業を私学支援として行うものなど、福祉関係事業、第1次産業振興事業、土木建築事業、商工観光事業、防災事業、そして教育事業と各分野に必要な予算が計上されております。

 なお、審査の過程において新図書館、児童館建設事業における屋根材質が問題となりました。この建物は市の中心に位置するとともに、国道にも隣接し、市民はもちろんのこと、多くの観光客などの一時的な滞在者の目にも触れ、いずれ萩市を代表する施設になることも予想されます。したがって、この建物については、当初より周囲の景観や萩城城下町の入り口に位置する地理的条件にも、十分に配慮をした建物にするために、プロポーザル方式取り入れた設計とされ、屋根を含めた総体的な外観を検討された結果のものであると考えます。執行部におかれては、これまでの検討経緯を尊重され、1日も早い施設建設に着手されることを希望するものでありまうす。

 なお、議論となった児童館は、子供自身が自由に考え、自分自身の知恵で遊ぶ施設であると思われます。当然に施設運営のノウハウは重要ではありますが、そのノウハウの有無によって、その開館時期に影響が出ることは本末転倒であります。もっと子供たちの知恵に期待をし、子供自身を信じ、1日も早い施設の供用開始を望むところであります。

 このように、議案第52号一般会計補正予算(第1号)は、100年に一度といわれる経済状況や、過疎化、高齢化が進行する萩市が当面している諸課題に、積極的に対応しようとする意志を表明した予算であり、それぞれの施策は万が一この補正予算が成立しなかった場合、助成制度を期待されている重度心身障害者の方々や、有害鳥獣に悩まされている方々はもちろんのこと、市内各般の分野の産業や、市民の方々に多大な影響と痛烈な打撃を与えることが容易に想像できます。本補正予算に伴う施策が実施された場合の事業効果を十分に勘案され、大局的に事業の必要性を御判断いただき、ぜひ本補正予算の成立に賛成を賜るようお願いを申し上げ、私の賛成意見といたします。





○議長(青木賢次君) 西島議員の討論は終わりました。

 以上で、討論を終了いたします。

────────────────────



△表決





○議長(青木賢次君) これより採決を行います。

 まず、議案第44号平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第45号平成20年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第46号平成20年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第47号平成20年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第48号平成20年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第49号平成20年度萩市特定地域生活排水事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第49号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第50号萩市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第50号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第51号萩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第52号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第53号平成21年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第54号平成21年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第55号平成21年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第56号平成21年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第57号平成21年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第58号平成21年度萩市水道事業会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第59号平成21年度萩市病院事業会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第60号萩市監査委員条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第61号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてに対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第62号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてに対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第62号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第63号副市長の選任については次の者を選任することに同意と決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は同意と決しました。

 次に、議案第64号監査委員の選任については次の者を選任することに同意と決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号は同意と決しました。

 次に、議案第65号公平委員会委員の選任については次の者を選任することに同意と決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は同意と決しました。

 次に、議案第66号教育委員会委員の任命については次の者を任命することに同意と決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は同意と決しました。





○議長(青木賢次君) 以上をもちまして、本臨時会の議事はすべて終了いたしました。

 これをもちまして、平成21年萩市議会4月臨時会を閉会いたします。

     午後 3時22分閉会

────────────────────

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成21年4月20日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  木 村 靖 枝



       議 員  西 元   勇