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山口県 萩市

平成21年 4月臨時会 04月13日−01号




平成21年 4月臨時会 − 04月13日−01号







平成21年 4月臨時会



                平成21年4月



            萩市議会臨時会会議録(第1号)



                議事日程第1号



       平成21年4月13日(月曜日)午前10時00分開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 諸報告

第4 平成21年度市長施政方針

第5 議案第44号から議案第66号まで

第6 特別委員会の設置

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 諸報告

日程第4 平成21年度市長施政方針

日程第5 議案第44号から議案第66号まで

日程第6 特別委員会の設置

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〇出席議員(28名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      11番  斉 藤 眞 治 君

      12番  左 野 忠 良 君

      13番  柴 田 保 央 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  欠       員

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇欠席議員(1名)

      19番  西 島 孝 一 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 総合政策部理事   神 原 司 行 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 文化・スポーツ振興部理事

           出 羽 仁 史 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 農林水産部長    大 田 直 志 君

 農林水産部理事   貞 光 一 成 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 歴史まちづくり部長 伊 藤 富 之 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 上下水道部理事   国 光 道 規 君

 川上総合事務所長  中 原 滝 雄 君

 福栄総合事務所長  白 神   崇 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   米 原 祥 三 君

 総務課長      田 中   裕 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      三 原 正 光 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 次長        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   嘉 君

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     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) ただいまから平成21年萩市議会4月臨時会を開会いたします。

 先の萩市長選を終え、今期の市長就任以来、本日は初会議となりますので、この際ここで市長よりごあいさつをいただきます。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 合併後、2期目の市長に就任いたしました野村興兒であります。

 皆さんの温かい御支援を受けまして、2期目の市長を務めることになりました。大変困難な時期のかじ取りでありますが、皆さんの期待にこたえるように、しっかりした市政を築いていきたいと思います。議会の協力なくしては、なかなか難しい点もたくさんございますので、どうかひとつよろしくお願いいたします。後ほど、施政の方針について語らしていただきます。

 ありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 市長就任のあいさつは終わりました。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、7番近江議員、21番、平田議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定





○議長(青木賢次君) 次に、日程第2、会期の決定の件を議題といたします。お諮りいたします。この臨時会の会期は、本日から20日までの8日間とすることに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、会期は本日から20日までの8日間と決定いたしました。

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 平成21年萩市議会4月臨時会会期日程


  月日曜日会議項     目


 

 

↓4/13月10:00
?会期の決定 ?諸報告

?市長施政方針 ?議案上程

?議案質疑

?一般会計予算審査特別委員会の設置、委員会付託(全員協議会)
14火休 会10:00 一般会計予算審査特別委員会
15水休 会10:00 一般会計予算審査特別委員会
16木休 会10:00 各常任委員会
17金休 会  
18土休 会  
19日休 会  
20月14:00委員長報告、質疑・討論・表決


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△日程第3 諸報告





○議長(青木賢次君) 次に、日程第3、これより諸報告を行います。

 まず、議会関係の報告をいたします。

 任期満了に伴う萩市長選挙が、去る3月15日に告示され、諸岡皓二議員が立候補の届をしましたので、公職選挙法第90条の規定により同日議員の辞職となりました。これに伴いまして、議席番号26番は空席とし、また所属されていました教育民生委員会は1名欠員のままで構成していただくことといたします。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 次に、行政報告を求めます。

 報告第2号及び報告第3号の報告を求めます。農林水産部長。

  〔農林水産部長 大田直志君登壇〕





◎農林水産部長(大田直志君) 報告第2号有限会社グリンファーム旭の経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告申し上げます。

 初めに、平成20年度の事業報告につきまして、その概要を説明申し上げます。

 農作業受託実績につきましては、水稲作業について、田植え、稲刈り、病害虫防除、土壌改良資材の散布を中心にいたしまして、延べ作業面積は約333ヘクタールを実施し、大豆作業につきましては、延べ約70ヘクタールを受託し、農業者の労働負担の軽減と耕作放棄地の防止に寄与したところでございます。

 そのうち、無人ヘリコプターによる農薬散布実績は、294ヘクタールとなり、防除作業の労力の軽減と、米、大豆の品質の向上に努めましたが、熟練オペレーターが今年は不足したため、40ヘクタールを外部委託することになりまして、昨年より実績は減少したところでございます。

 次のページの貸借対照表につきましては、平成20年度末現在の資産の状況並びに負債及び資本の状況を示したものでございまして、それぞれ2,364万2,221円となっております。

 次のページの平成20年度損益計算書について御説明申し上げます。まず、収入の部でございますが、売上高から売上原価を差し引いた売上総利益は1,093万8,058円でございます。次に支出の部でございますが、事業を行うために、販売費、一般管理費が1,570万9,579円でございまして、差し引き営業利益はマイナスの477万1,521円となったところです。その他、営業外収益を加えた後の経常利益が118万32円でありましたので、法人税取引後の当期純利益は62万7,232円となりました。

 貸借対照表の中の右下段の積立金と、前年度繰越利益267万2,010円と合わせ、当期末処分利益は579万9,242円が次期への繰り越しになったところであります。

 なお、このうち250万円につきましては、今後の資本投資に備え、積立金としているところであります。

 以上で、20年度の経営状況についての説明を終わります。

 次に、21年度の事業計画でありますが、今までの事業実績及び今後の動向を踏まえて事業計画を立てられておりまして、経年劣化による作業に支障が出ておる大型機械等については、剰余金や補助金の対応を見極めながら、順次更新していく計画でございまして、また特定農業団体との調整を図るとともに、作業技術の向上に努めてまいり、地域農業者の負託にこたえるつもりでございます。

 損益計算書につきましては、当期利益18万円の黒字を見込んでおります。

 以上で終わりますが、農業者の機械の過剰投資の防止、また大豆作業の増加、また集落営農組織以外の小規模高齢農家などの個人農家の補助労働力として、今後も需要が高まると思います。

 以上で有限会社グリンファームの経営状況についての報告を終わります。

 続きまして、報告第3号有限会社アスクむつみの経営状況について、地方自治法第243条の3第2項の規定により御報告を申し上げます。

 初めに、平成20年度事業報告につきまして、その概要を御説明申し上げます。

 農作業受託実績につきましては、田植え、稲刈り、病害虫防除、土壌改良資材散布を中心に、延べ作業面積は約868ヘクタールを実施したことになります。農業者の労働負担の軽減、耕作放棄地の防止に寄与しているものでございます。

 また、無人ヘリコプターによる農薬散布実績は、防除延べ面積601ヘクタールとなり、むつみ地域のみならず、須佐、弥富など、地域外の受託も行っておりまして、防除作業の労力軽減と米の品質向上に努めてまいりました。

 また、農作業の作業調整を円滑に行うため、むつみの里農業受委託協議会の事務局として、作業調整を行ってまいったところであります。

 次のページの貸借対照表につきましては、平成20年度末現在の資産の状況並びに負債及び資本の状況を示したものでございまして、それぞれ2,382万2,293円となっております。

 その次のページの平成20年度損益計算書について御説明申し上げます。収入の部でございますが、売上高から売上原価を差し引いた売上総利益が3,607万7,225円であります。次に支出でありますが、事業を行うための販売費及び一般管理費が3,590万5,397円で、差引営業利益は17万1,828円となりました。その他、営業外収益を加えた後の経常利益が21万4,155円でありましたので、法人税等税引後の当期純利益は3万1,655円となり、前年度損益と合わせ、当期末処分利益はマイナス292万609円となり、次期への繰り越しとなったところでございます。

 以上で、20年度の経営状況について説明を終わります。

 次に、21年度の事業計画でありますが、今までの事業実績及び今後の動向を踏まえ、経営計画は立てられております。

 損益計算書につきましては、8万877円の赤字を見込んでおりますが、これにつきましては、農業用ヘリコプター1台が500時間超過のための点検に入ります。そのために一時的に多額な出費が発生するためであります。

 以上で説明を終わりますが、小規模高齢農家の増加、また耕作放棄地の防止及び農地での適正な生産活動をするため、農業補助機能としての有限会社アスクむつみへの期待は増大するものと思われます。

 以上で有限会社アスクむつみの経営状況についての報告を終わらせていただきます。





○議長(青木賢次君) 行政報告は終わりました。

 以上で諸報告を終了いたします。

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△日程第4 平成21年度市長施政方針





○議長(青木賢次君) 次に、日程第4、平成21年度施政方針に関する市長の発言を求めます。市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 平成21年度萩市議会の4月臨時会の開会に当たり、諸議案の説明に先立ちまして、施政の方針に係る所信と主要な施策の概要について申し述べます。

 さて、先の選挙におきまして、多くの市民の皆様の御支援をいただき、広域市町村合併後の2期目の市長に就任いたしました。市民の皆さんの御期待をしっかり受け止め、厳しい行政環境の中ではありますが、多くの諸課題に挑戦する勇気と進取の気概と情熱を持って市政のかじ取りに努めてまいります。

 市政運営に当たっては、引き続き「公正・公平」を旨とし、また、「市民本位」で「市民との協働」を基本姿勢としながら、市勢の発展に誠心誠意力を尽くしてまいります。

 緊急経済対策でありますが、世界各国は、米国を震源とする経済危機に見舞われ、信用収縮、総需要の減少、資産価格の下落によって景気の底が見えない厳しい状況が続いています。このような中で、我が国も景気、雇用情勢が急速に悪化し、本市においても次第にその影響があらわれつつあります。

 国は、景気の底割れを回避するため、平成20年度の大型補正予算を組み、「経済対策」、「生活者対策」として数々の施策を展開するとともに、さらには平成21年度予算成立直後のこのときに、戦後最大規模の財政出動といわれる「新経済対策」を打ち出しています。このような中で、本市では国の施策に即して、次のような取り組みを行っているところであります。

 中小企業対策として実施され、本市が認定事務を行っているセーフティネットの緊急保証制度は、昨秋以降130件を超える利用があり、市内事業者の年末や年度末の資金繰りを支援し、倒産防止に大きく寄与しております。

 離職者等への緊急雇用対策については、農林水産業の後継者確保の観点からも相談業務を実施し、現在、希望される各分野で研修を実施しているところです。

 また、定額給付金、子育て応援特別手当については、1日でも早く市民の皆様に活用していただけるよう、県下のトップを切って去る3月30日に給付を開始し、現在、早期の事務処理に努めているところです。4月10日時点で、9割近くの世帯が申請を終えられており、6割以上に給付を実施しております。あわせて、プレミアム付商品券の活用や、障害者就労支援のための寄附の募集などにより、各施策の効果を一層高らしめるよう努めているところであります。

 今後、具体的内容が明らかとなる「新経済対策」も含めた国の施策内容を踏まえ、また、地域の状況を十分加味しながら、経済・生活者対策の展開を図ってまいります。なお、予算の執行面においても、公共事業の前倒し等の措置を講じてまいります。

 次に、広域市町村合併についてでありますが、昨年3月6日で広域市町村合併後4年が経過いたしました。この間、多くの関係者の理解と協力により、料金等の住民負担及び行政サービスの水準の調整と統一を概ね終えることができました。懸念された財政問題も健全化へ向けての努力を重ね、厳しい環境下ではありますが、今後必要となる社会資本の整備や諸施策の展開に対応できるよう財政の健全度を確保しつつあります。

 このたび「地域総合調整担当の理事」を総合政策部に配置し、各地域ならではの資源や特性を生かした特色ある地域づくりや、新市の一体感のさらなる醸成に各総合事務所と連携しながら取り組んでまいります。

 後述のとおり、新市の大部分を占める中山間地の農林業等多くの課題を抱える中、林地や整備された広大な農地、またさらには北方に展開する日本海の漁場も本市のかけがえのない資源であり、財産との認識のもとに、新市の各地域が力を合わせ、未来への展望が開けるよう努力を重ねてまいります。

 地方分権の推進についてでありますが、住民に身近な行政内容は、基礎自治体である市町村で決定、実施することで、地域の実情や住民ニーズに合った効果的なサービスが提供できます。これは、地方自治の本来の姿です。

 また、市町村合併の大きな目的の一つは、地方分権の受け皿になり得る足腰のしっかりした基礎自治体をつくることと言われてきました。

 このような合併の理念に賛同し、多くの困難を乗り越えて広域市町村合併に至りました。しかし、地方分権、特に基礎自治体への分権は遅々として進展していないのが現状です。

 このような情勢下ではありますが、本市は分権努力を重ねているところです。現在、県に権限のある事務のうち、身体障害者手帳の再交付や住宅の建築確認など、市民生活に身近な申請手続等について、事務処理権限を積極的に受け入れており、移譲率は県下で第1位となっています。

 本年度も10月から「旅券(パスポート)の発給に関する事務」について、防府市とともに県内で初めて移譲を受けるなど、地域特性や事務処理体制等の実情を考慮し、必要かつ可能なものから順次積極的に取り組むこととしております。

 かつて、明治維新後の近代国家建設のため、新政府への中央集権化を推し進めたのは、ほかでもないこの萩の先達でした。今日では、逆に「地方が主役の国づくり」が求められておりますが、萩市の行政を預かるものとして、地方分権の旗手たる気概を持って、地方自治の拡大につながる地方分権の推進に取り組んでまいります。

 次に、予算概要と財政基盤の確立についてでありますが、平成21年度当初予算は、義務的経費、経常的経費を主体とした編成となっておりますが、今臨時会に提出いたしました補正予算は、平成20年度当初予算を新たな諸事業の「芽出し時期の予算」としたことを受けて、継続中の大型建設事業の肉づけや新たな施策に伴う事業を一般会計で19億1,150万1,000円を追加計上いたしました。

 また、山口県における厳しい財政運営の影響を受けて、県補助金が削減された事業に対しましても、事業の必要性や市民の皆さんに与える影響を勘案し、重度心身障害者の医療費助成や有害鳥獣捕獲事業等について、市の財源負担による補てん措置も行っております。あわせて現下の経済情勢に対応する緊急雇用創出及びふるさと雇用再生事業への取り組みも行ってまいります。

 なお、平成20年度3月補正予算では、疲弊する地域経済の活性化対策として本年度に予定しておりました事業の一部を前倒しして、いわゆる14カ月予算として措置したところであります。これらの前倒しした予算と平成21年度当初予算に、今回の政策的経費等を主体する補正予算を合わせた実質的な予算を見ますと、一般会計は319億8,637万5,000円、対前年度比で10.5%の増となり、萩市の経済情勢にも的確に対応しようとするものです。

 現下の国、地方を通じた厳しい財政状況のもとでは、行財政改革は避けて通れない重要な課題であり、自主財源の乏しい本市としては、財源の確保とともに歳入に見合った歳出構造の確立への不断の努力が必要です。

 このような観点に立ち、既に策定した「萩市行政改革大綱」や「萩市定員適正化計画」に基づいて、事務事業の効率化や定員の適正化などスリムな行政運営に取り組むとともに、「補償金免除繰上償還」や「合併特例債を活用した基金造成」を行い、健全財政を維持するよう努め、持続可能な行財政基盤の確立を目指しているところです。

 次に、以下の柱立てに従いまして、特色ある主要な施策について申し述べます。

 まず最初は、健康・長寿で住みよいまちづくりであります。

 都市部では失われつつあっても、萩では御近所同士で子供を見守り、しつけるなど規範意識を養うことがしっかり継承されています。また、高齢者世帯を地域ぐるみで温かく支え合う気風も残っております。

 福祉の推進に当たっては、こうした萩の特色をしっかりと受け継ぎ、地域住民や福祉関係機関・団体等との緊密な連携のもと、すべての市民の人権が尊重され、だれもが住み慣れた地域で、その人らしく健康で安心して生活を送ることができるよう引き続き取り組んでまいります。

 子育て支援については、本市は、保育園に2人以上の児童が同時に入園した場合の第2子以降の保育料の無料化や、24時間保育の実施など、県内でも高い水準の子育て支援策を展開してまいりました。

 引き続きこれらの諸施策を実施し、子育て世代の負担軽減に努めるとともに、本市の子育て環境を一層整えるために、平成23年春の開館を目指し、児童館の建設に着手いたします。

 また、幼稚園や保育園が地域の子育て支援の拠点として育児相談にも応じられる体制づくりを行うとともに、保育園乳児室に空調設備を設置するなど、保育環境を一層整えてまいります。

 高齢者福祉については、本市は特別養護老人ホームの整備率や、一人暮らし高齢者向けの緊急通報装置の設置率が県下第1位であり、また各地域での小規模多機能型の居宅介護施設の配置や、介護予防の先進的事業として注目されております歯科医師会と連携した口腔ケアの実施など、県下でも高いサービス水準にあります。

 引き続き、高齢者が安心して暮らせるよう介護予防やこれらの施策の充実を図ってまいります。

 また、今後は「生涯現役」を目指し、高齢者がボランティア活動などで、いきいきと社会貢献できる仕組みづくりを検討してまいります。

 障害者福祉については、障害者自立支援法に基づくサービスにおいて、可能な限り応能負担を取り入れ、利用者の負担軽減に努めてまいります。また、福祉タクシーの助成についても充実を図ってきたところです。

 ところで、特に本年は県の医療費助成の一部打ち切り問題が大きな議論を呼んだところですが、昨今の経済情勢を考慮し、重度の障害がある方に新たな負担をもたらすことがないよう、本市として助成することといたしました。

 また、障害のある方が公共施設やショッピングセンター等で優先的に駐車できるよう、県下で初めての取り組みとなる「パーキングパーミット制度(優先駐車スペース利用者証)」を導入いたします。

 なお、毎年必ず障害者団体の皆さんと意見交換を行っておりますが、今後も皆さんの意見を積極的にお聞きし、職員ともども実情を踏まえ施策に反映するよう努力を重ねてまいります。

 収入激減者特別対策につきましても、引き続き講じることとし、市民の皆さんの生活不安が軽減できるよう努めてまいります。

 地域医療については、広大な面積を有する本市では、10カ所の公立診療所を運営し、計画的に医療の充実に努めてきたところです。本年度は、長年の懸案であった老朽化の著しい見島診療所、見島歯科診療所を移転・合築することとし、その改築工事に着手いたします。なお、同じく老朽化している大島診療所については、大島漁港整備後に福祉施設とあわせた整備を予定しており、その準備を行ってまいります。

 また、昨年末に田万川、須佐地域の方々が心配されていた出産などの周産期医療に関しては、引き続き益田赤十字病院に手当していただけることとなり、本市としてはこれにこたえ負担金を支出することとしております。

 市民病院については、県内では数少ない取り組みである「入院患者7人に対し常時看護師1人以上」の手厚い看護体制など、現在の医療機能を維持強化するとともに、本年3月に策定した「萩市民病院改革プラン」を実行し、経営改革を着実に推し進めてまいります。

 2番目に、心豊かな人づくりについてであります。

 次代の萩を担う人材の育成については、「ふるさと萩の自然や産業、歴史、文化」を学ぶ萩らしい特色ある取り組みを引き続き行ってまいります。

 学校教育については、学力向上はもとより、本市独自の「いじめ撲滅宣言」、「なかよし宣言」の唱和を継続することとし、不登校に対応した「萩輝きスクール」や特別な支援を必要とする子供を対象にした「はばたき教育相談」を引き続き行ってまいります。

 また、小中学校での読書環境をより整えるため、本市に寄せられた篤志を活用し、学校図書の一層の充実を図ってまいります。

 学校施設については、耐震1次診断の耐震指標を基に、現在耐震2次診断に着手しており、明倫小学校屋内運動場の耐震工事は完了し、萩東中学校屋内運動場の耐震工事を現在施工しているところであります。

 今後は、耐震2次診断結果をもとに、小中学校の耐震化を加速してまいります。

 加えて、私学振興の観点からも萩光塩学院の行う耐震診断事業を支援してまいります。

 さらに、老朽化した大島小中学校については、平成22年度の完成を目指し、いよいよ改築工事に着手いたします。

 また、学校給食については、地産地消の取り組みを引き続き進めるとともに、不況下での家計の負担を考慮して「公立小中学校の給食費の補てん」を今秋まで引き続き実施することとし、その後については食材価格の動向を見守ることとしております。

 学校検診については、これまで専門医による眼科・耳鼻科検診のなかった田万川、須佐地域の小中学校、眼科検診のなかった川上地域の小中学校において、医師会の協力のもと、それぞれの専門医による検診を行うことといたします。

 文化、芸術、スポーツの分野においては、これまで多くの市民の皆様による多彩な活動がされており、本市の大きな活力となっております。

 特に本年は、吉田松陰先生150年祭の一環として制作・上演される創作ミュージカル「SHOWIN〜若き志士たち〜」等を支援してまいります。

 また、児童館と併設した「新図書館」については、市民協働による運営を基本方針として、市民ニーズにこたえるため、開館時間の延長や休館日の大幅な削減などを行うこととしており、平成23年春の開館を目指し建設工事に着手いたします。

 加えて、山口国体に向けてスポーツ施設の環境改善とカヌーコースの整備を図るとともに、周知に努めてまいります。

 3番目に、安全で快適なまちづくりについてであります。市民の安全・安心の確保は行政の最大の責務であります。

 消防・救急については、最新鋭のはしご付消防車への更新、新型インフルエンザ対策としての感染防護衣の備蓄などを行うこととしておりますが、引き続き必要な施設整備や消防・救急体制の充実、強化に努めてまいります。

 また、消防団充実強化策の一環として「消防団協力事業所表示制度」を本年4月から開始したところでありますが、この制度を普及させ、消防団員の確保や職場環境づくりに努めてまいります。

 さらに、常備消防力の及ばない島嶼部においては、平成19年度に策定した「萩市離島の消防力整備計画」を着実に進めてまいります。

 AED(自動体外式除細動器)については、先の3月補正予算で市内小中学校への設置について手当し、市内全域の主な公共施設への設置が完了することとなりました。今後も引き続き、AED操作を含めた救命講習会を各地で行ってまいります。

 本市は、これまでも県北部唯一の「消費生活センター」の設置や、専門の消費生活相談員を配置するなど、消費者行政には積極的に取り組んでまいりましたが、近年、消費生活相談の複雑化・高度化が進んでおります。そこで、これらに対処するためセンターの機能強化等に取り組むとともに、弁護士等専門家との連携を一層強化し、市民が安全・安心な消費生活を営むことができるよう努めてまいります。

 島々が点在する美しい日本海に面し、緑豊かな中国山地に囲まれた本市は、山紫水明の美しいまちです。これまでも良好な自然環境を守るために、全市を挙げて取り組む「河川・海岸一斉清掃」など、市民の皆さんとともに取り組んできたところです。今後も、市民の皆さんと協働して、「花と緑のあふれる、ゴミのない、日本一きれいなまち」を目指してまいります。

 「新清掃工場」については、これまで検討を重ねてまいりましたが、平成27年度の供用開始に向け、環境衛生課内に「新清掃工場建設準備室」を設置し、建設に向けて準備を進めてまいります。

 また、「福栄羽賀台の産業廃棄物最終処分場建設計画問題」については、市民団体「萩・福栄水と命を守る会」を初めとする市民の皆さんや市議会とともに、引き続き建設阻止に取り組んでまいります。

 水道事業においては、長年の懸案であった木間地区、相島地区の簡易水道の整備を進めてまいります。また、老朽化した配水管の更新や、福川地区での新たな水源確保を行うなど、市民に安全な飲料水の供給に努めてまいります。

 下水道事業については、山田地区や椿南地区、大井地区など市内7カ所において公共下水道事業や集落排水事業を展開しているところです。現在、国においては景気対策の一環として下水道の早期普及のための事業が検討されており、今後はこうした動向も見定め、引き続き早期整備に努力してまいります。

 また、集中豪雨時の対策にはこれまで計画的に取り組んでまいりましたが、本年度は家屋への浸水対策として、新川地区で雨水管渠を敷設してまいります。

 4番目に魅力と活力あるまちづくりについてであります。

 中山間地域に活力を与え、本市の今後の展望を開くためにも、最も重要なことは主要産業である農林水産業の振興であり、「収益ある農林水産業」を目指した取り組みが必要であります。

 本市には整備済みの広大な農地があり、まさに山口県最大の農業基地であります。しかしながら中山間地域においては、後継者不足が深刻さを増し、先人の切り開いた立派な農地を確実に次世代に継承できるかどうかが、大きな課題となっております。

 加えて、農産物価格の低迷、有害鳥獣被害の増加など、農業・農村を取り巻く環境は一段と厳しさを増しております。

 そこで、これらの諸問題を解決し、生産意欲を向上し、農業を維持、発展させることは、本市の最重要課題と位置づけ、次の施策を展開してまいります。

 UJIターン者を含めた地域農業を支える新規就農者の確保を初め、認定農業者や集落営農組織の育成を一層推進するとともに、萩、田万川、むつみ、旭、福栄地域の担い手組織などへの農業用機械の導入支援を行ってまいります。

 また、新たな担い手確保に当たっては、山口県農業大学校生を対象とした奨学金制度を創設し、将来本市で就農する学生に給付いたします。

 本市の優れた農産物や畜産物の萩ブランド化を図り、意欲ある農業者を支援するため、須佐地域のホウレンソウ用パイプハウスや、むつみ、福栄地域のニンジン・ジャガイモ選別機などの栽培用設備の整備を支援し、本市ならではの重点作物の規模拡大に取り組んでまいります。また、川上、須佐地域では和牛の畜舎整備を支援いたします。

 本市特産の夏みかんやゆずなどの柑きつ類の一層の産地形成を図るため、農林水産部に「柑きつ振興課」を新設するとともに、旧山口県萩柑きつ試験場を「萩夏みかんセンター」として再生いたします。

 今後は、この施設を拠点として柑きつ栽培の担い手育成などを行ってまいります。

 市内量販店や学校給食などにおける地産地消の取り組みを積極的に推進してまいります。

 農家の生産意欲をも減退させる有害鳥獣被害については、農政課内に新たに「有害鳥獣対策係」を設置し、捕獲と防護をあわせたあらゆる対策を強化かつ迅速に進めてまいります。

 耕作放棄地防止対策として、須佐地域や旭地域では用水路の整備を行うとともに、木間地区や相島地区などでは農道を整備し、農業生産基盤の強化を図ります。

 直販体制については、萩・三隅道路の三見明石パーキングエリアに、本市で7カ所目の「道の駅」となる農林水産物加工・販売施設を整備するとともに、現在6カ所ある「道の駅」のさらなる有効活用に努めます。

 林業については、これまで安価な外材の流入により木材価格が低迷するなど、長く不振の時代が続いており、このことは、森林が荒廃する原因ともなりました。しかしながら、近年の資源保護意識や、地球温暖化などの環境問題への関心の高まりから、各国が木材を輸出規制する動きが強まり、その状況が変わりつつあります。こうした中、本市においては戦後植栽された人工林が成熟し、伐期を迎えております。

 そこで、森林資源の利用促進と需要拡大を図るため、「本市の公共事業等においては、必ず地元産木材を使用すること」を宣言しておりますが、引き続き「ウッドシステム阿武萩」等の民間事業者とも連携し、こうした取り組みを強化するとともに、間伐や林道整備など林業振興に取り組んでまいります。

 農林業への担い手定着と地域コミュニティの形成を目的とした定住促進住宅を、中山間地域の3カ所で建設してまいります。

 また、本市の「定住相談窓口」や「空き家情報バンク」を活用してこれまで29世帯が本市へ移住されたところです。今後も空き家を有効活用することで、担い手住宅の確保や本市への移住を促進してまいります。

 本市は、日本海屈指の好漁場といわれる見島・八里ヶ瀬などの漁場を擁し、全国に誇る多くの水産資源を有しています。

 また、まぐろ漁の国際的な漁獲規制強化や安価な魚介類の輸入が難しくなりつつある昨今、食糧自給の観点や食の安全・安心への関心の高まりの中、水産業への期待が大きくなっています。

 しかし、水産業においても従事者の高齢化や担い手不足、漁業資源の減少、魚価の低迷など多くの課題に直面しています。

 そこで、こうした問題に対処し水産業を振興するため、次の施策を展開してまいります。

 これまでも流通関係者の御努力により首都圏等での販路開拓や、「萩のあまだい」などのブランド化がなされてきたところですが、さらにこうした取り組みを強めるため、新たに「萩の魚」のブランド化に取り組むとともに、首都圏を中心に本市の安全・安心な水産物の認知度向上や販路拡大に取り組み、魚価の向上などに努めてまいります。

 漁業資源の維持・増大を図るため、トラフグ、ヒラメ等の放流事業を引き続き推進するとともに、本市の主漁場である見島・八里ヶ瀬沖を、他県の大中まき網船団による乱獲から守る運動を関係者一丸となって展開してまいります。

 担い手の確保・育成については、現下の雇用情勢を受け、新規就業者の研修費助成事業を拡充し、水産業への就業・定着を一層促してまいります。

 生産基盤整備については、同規模の離島では「日本一元気な島」といわれ、本市のみならず、県内の近海・沿岸漁業を牽引している大島において、大規模な防波堤等の漁港整備を行うとともに、漁業の担い手のための住宅として2棟8戸の大島第3団地を整備してまいります。

 前述の「柑きつ振興課」、「有害鳥獣対策係」のほかに、新規就農・担い手育成、耕作放棄地や空き家・住宅対策などによる農業の再生を図るため、「農業再生対策室」を設置いたしました。また、分散配置となっていた農林水産部及び農業委員会を本庁舎近くに集約配置し、「収益ある農林水産業」を目指した取り組みを市を挙げて推し進めてまいります。

 商工業については、現下の不況に対処するとともに、地場企業が収益を上げ、雇用の場が十分に確保されるよう、次の施策を講じて取り組んでまいります。

 前述のとおり、引き続き「萩市中小企業長期経営安定資金」の充実やセーフティネット緊急保証の迅速な事務処理により、地場企業の経営安定化に取り組むとともに、不況下の地域経済対策に資する新たな展開を促すために、商工会議所や各商工会などとも連携を強化してまいります。

 また、固定資産税の課税免除や雇用奨励金等の制度の活用など、企業の事業拡大等への支援を引き続き行ってまいります。

 地場企業の収益を増すためには、消費市場を拡大する取り組みが必要です。そこで、新たに商工課内に「萩ブランド流通開発室」を設置し、市内事業者と連携し、萩産品のブランド化を強く推し進めるとともに、首都圏の高質食品スーパーなどへの販売開拓に取り組んでまいります。

 また、萩産品のブランド化に当たっては、「中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動の促進に関する法律(通称:農商工等連携促進法)」による国の支援策を活用するなど、農林水産業、観光業とも連携した取り組みを一層強めてまいります。

 さらに、地場産品の販売拡大には、直販、通販、インターネット販売などの取り組み強化が必要となっています。そこで、販路開拓などの流通面のノウハウ習得のために職員を民間企業へ派遣いたします。

 離職者等雇用対策においては、国の交付金の活用により、夏みかんブランド化促進事業や、桜などの並木による名所づくりを目指した緑のまちなみ推進事業など、本市の実情に応じた15事業を行い、雇用の創出や就業の機会を提供してまいります。

 北東アジア地域の経済発展に伴い、「環日本海時代」が到来してきております。本市は、北東アジア地域と至近の距離にあり、その一翼を担うことが可能な国際貿易港「萩港」を有しており、その税関機能は外国人観光客の受け入れにも大きく寄与しているところです。そこで、今後の地域振興の鍵ともなる「萩港」を引き続き維持できるよう、関係機関と協力して取り組んでまいります。

 観光については、これまで固定資産税を軽減し、宿泊施設の改善を促すことや温泉掘削などに取り組むとともに、文化財施設の公開や萩八景遊覧船事業を開始するなど、さまざまな施策を講じてまいりました。他方、市民の皆さんのおもてなし活動や、「NPO萩観光ガイド協会」の皆さんの活動も活発なものとなってきており、「萩まちじゅう博物館構想」への高い評価と相まって、近年は宿泊客数が増加するなど、着実に取り組みの成果があわれてきているところです。

 しかし、昨今の深刻な経済不況は、萩の観光にも影響を与え、今後厳しい状況が見込まれることから、これまでにも増した取り組みが必要となっています。

 このため、萩にしかない全国に誇れる歴史文化や豊かな自然、豊かな海の幸、山の幸などを今まで以上に積極的に発信するとともに、各地域に多く存在する観光資源を活用した新たな魅力づくりに引き続き努めてまいります。

 また、海外への周知宣伝にも努めているところですが、先ごろ世界的に著名なアシェット社やミシュラン社の観光ガイド誌に萩のことが多く取り上げられました。本年も引き続き、米国人乗客を中心とする外国観光客船の寄港も多く予定されているため、外国語パンフレットを一層充実させるなど、インバウンド(海外からの観光客誘致)対策に取り組んでまいります。

 さらに、教育観光についても、近年、新機軸として企業や官公庁の職員研修を積極的に誘致し、受け入れているところですが、修学旅行についても、グリーンツーリズムやブルーツーリズムの観点を積極的に取り入れ、改めてその対策を講じることとしています。

 5番目に次代へつなぐ社会基盤の整備についてであります。

 高速道路網は、生産地と消費地間の物流や観光などの人的交流に大きな役割を有しており、交通不便な本市においては、農林水産業を初めとする地場産業や観光の振興を図る上で必要不可欠なものであります。そのため、本市の命運にかかわる重要課題として、東西を結ぶ山陰自動車道及び南北を結ぶ小郡萩道路の早期整備が急がれており、地方にこそ真に必要なこれらの高速道路網の整備促進活動を引き続き強く展開してまいります。

 また、本市には延べ1,000キロメートルに及ぶ市道がありますが、幹線道路や集落間の連絡に考慮して、計画的に拡幅などの整備を進めるとともに、引き続き草刈りを含めた道路の維持管理に取り組んでまいります。

 冬季における積雪や路面の凍結による交通障害は、日常生活はもちろん、経済活動にも深刻な影響を与えるため、道路管理を行う関係機関に対して、迅速な除雪を引き続き要請してまいります。

 多くの中山間集落を有する本市においては、特に高齢者の交通手段の確保が重要となっています。引き続き「ぐるっとバス」や「まぁーるバス」などの運行等、本市独自の地域の実情に見合った、きめ細かな交通体系づくりに努力してまいります。

 地域間における情報格差を是正するだけでなく、例えばインターネットを活用した特産品販売など、今後の本市の産業振興の観点からも、情報通信基盤を整備することは急務であります。

 そこで、川上、むつみ、旭及び福栄地域においては、高速インターネット及び地上波デジタル放送に対応できるよう、情報通信基盤の整備を引き続き実施し、本年度末の完成を目指してまいります。

 また、地上波デジタル放送の難視聴地域や携帯電話の不感地域の解消に引き続き努力してまいります。

 市街地の整備でありますが、社会経済情勢の変化等に伴い、都市計画の体系的な指針となる「萩市都市計画マスタープラン」や「萩市緑の基本計画」の見直しを行ってまいります。

 また、中央公園については、公園内の樹木やベンチなど市内外から多くの寄附をいただき、先に供用開始したところであります。引き続き児童館や新図書館の建設にあわせ、公園東側の整備を行ってまいります。

 6番目に歴史文化を大切にしたまちづくりについてであります。

 全国にも稀な「面として残る近世の都市遺産」や広い地域にあまねく受け継がれてきた伝統行事や文化遺産は、本市の大きな財産でもあり、これらは、変えてはならない、また失ってはならない、かけがえのないものであります。

 そこで、市民の皆さんと協働し、郷土意識を育み、先人が連綿として築き上げた歴史的遺産や伝統文化を守り活用するまちづくりに努めてまいります。

 本年1月、行政と「NPO萩まちじゅう博物館」を初めとする市民との協働による「萩まちじゅう博物館構想」への取り組みが評価され、文化庁長官から「文化芸術創造都市」として表彰を受けたところであります。引き続き市民の皆さんと協働して、「萩まちじゅう博物館構想」を一層推進してまいります。

 世界遺産候補の「九州・山口の近代化産業遺産群」については、昨年12月に世界遺産国内暫定一覧表への追加記載が正式に決定し、海外専門家による現地調査が実施されています。

 本市の資産については、萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡及び松下村塾のほか、近代化を試みた当時の封建社会をあらわしている萩城跡や萩城城下町、藩政時代の高い教育水準を証明している明倫館、熟練技術のあった大板山たたら製鉄遺跡についても海外専門家から高い評価を受けています。

 今後も文化庁など関係省庁を初め、6県10市との緊密な連携のもと、世界遺産登録へ準備を着実に進めてまいります。

 本年1月に国から金沢市などの4市とともに第1次の認定を受けた「萩市歴史的風致維持向上計画」については、未指定文化財の保存や地域の祭礼の承継に資するよう定めたところです。そこで本年度は、海の守り観音として地域の信仰を集めてきた玉江浦の観音院観音堂の修復を支援するとともに、唐樋札場跡の復元整備や、渡邊蒿蔵旧宅の修復に取り組んでまいります。

 本市は、昭和47年に文化財保護法改正の契機となる「萩市歴史的景観保存条例」を制定するとともに、中国四国地方最初の「景観行政団体」となるなど、全国でも先駆的な歴史的景観の保全に取り組んでおります。

 今後も市民の皆さんの理解を得ながら「萩市景観条例」や「萩市屋外広告物等に関する条例」などにより、自然と歴史に調和した萩らしい良好な景観形成に努めてまいります。

 文化財の保護については、萩城跡や萩城城下町など、歴史的建造物等の保存修理を進めるとともに、旭地域の佐々並市、久年地区においては、本市では4地区目となる重要伝統的建造物群保存地区選定を目指してまいります。

 また、貴重な地質遺産といわれる伊良尾火山灰層については、その剥取標本を弥富公民館等で保存展示するとともに、日本火山学会、日本地震学会と共同してジオパークに関する理解を促すための学習会を萩博物館で実施いたします。

 なお、文化財の保存と活用について専門的知識を習得させるため、文化庁文化財部に職員を派遣することといたしました。

 萩博物館は、平成20年度の来館者数が前年度より約1万人増加しました。本年度は、「吉田松陰先生没後150年祭」の一環となる企画展や伊藤博文公没後100年の特別展を開催するとともに、子供たちの好奇心を満たす楽しい企画展を開催してまいります。

 本年は、吉田松陰先生没後150年となることから、市内関係団体と連携した実行委員会を組織し、前述の創作ミュージカルや全国各地で今なお松陰先生とかかわり合いを大切にされている方々が、本市で一堂に会する「松陰先生ゆかりの地・人の集い」など、さまざまな事業を展開することとしています。

 また、我が国を近代国家たらしめた伊藤博文公については、本年が没後100年に当たるため、その業績を高く再評価するためのシンポジウムを開催いたします。

 なお、「明治維新館(仮称)」については、引き続き山口県へ早期建設を強く要望してまいります。

 7番目に市民とともに進めるまちづくりについてであります。

 過疎化や少子高齢化により、地域の祭礼や草刈り等の集落活動が徐々に困難となってきています。このような状況に対処するとともに、地域の特色を生かした地域づくりを推進するために、萩地域を除くすべての地域において、本年度から「魅力ある地域づくり交付金制度」を実施し、集落や既存の団体の垣根を越えて、地域全体で補い合うことができる新たな地域コミュニティづくりを推進してまいります。

 本市では、環境美化や観光振興、伝統文化の継承、コミュニティ活動において、多くの市民の皆さんがかかわっておられます。またNPOの諸団体の皆さんも、それぞれの分野で活発な活動を展開されています。

 こうした活動に深く敬意を表しますとともに、今後も萩市市民活動センターを拠点に市民の自主的、自発的な活動に対してさらなる支援を行い、市民との協働によるまちづくりを推進してまいります。

 地域の活力を高め、本市の文化や歴史を広く情報発信するためには、市民交流を促進することも必要であります。

 特に本年は、姉妹都市提携30年となる鎌倉市と、延期となっておりました大韓民国蔚山広域市に市民号を派遣することとし、国内外における姉妹都市交流を行い、一層の市民交流を促進してまいります。

 市民参画を促し、市民本位のまちづくりを進めるためには、市民の皆さんへの行政情報の提供と、市民の皆さんの多様な意見を市政に反映させる取り組みが不可欠です。そこで、引き続き情報公開や広報活動を積極的に行うとともに、本年度末には「萩・タウンミーティング(市長との対話集会)」を各地域で開催してまいります。

 本市では、これまでも多くの寄附をいただき、充実した奨学金制度の運営や、個性あるまちづくりに活用してまいりました。また、「萩市元気なふるさと創出寄附顕彰条例」により寄附を仰ぎ、このことを後世に伝えるよう顕彰してきたところです。

 さらに、昨年5月のふるさと納税制度の創設にともない、市外に広く募集いたしました「ふるさと寄附」については、本年3月までに504件、1,360万円余りの申し出があり、この件数は県下で最も多いものとなりました。これに市民の皆さんや市内の各企業・団体からの寄附を合わせると3,000万円を超える寄附となり、学校や図書館、公民館の図書購入、福祉の充実などに活用させていただくこととしております。

 「ふるさと萩」を応援される多くの皆さんに感謝いたしますとともに、期待に添えるよう、今後も個性あるまちづくりに取り組んでまいります。

 以上、本年度の特色ある主要な施策の概要を申し述べました。

 これらの課題に対処し、諸施策を展開するに当たっては、各地域の実情を十分に踏まえ、市民の皆さんの声にしっかり耳を傾けながら、果断、迅速に行動し、地方分権時代を切り開くべく、まちづくりに心を尽くしてまいります。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 以上で、市長の施政方針に関する発言は終わりました。

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△日程第5 議案第44号から議案第66号まで





○議長(青木賢次君) 次に、日程第5、議案第44号から議案第66号までの23件を一括して議題といたします。

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議案第44号 平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分について

議案第45号 平成20年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

議案第46号 平成20年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

議案第47号 平成20年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

議案第48号 平成20年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

議案第49号 平成20年度萩市特定地域生活排水事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分について

議案第50号 萩市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分について

議案第51号 萩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分について

議案第52号 平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)

議案第53号 平成21年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第54号 平成21年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第55号 平成21年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議案第56号 平成21年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)

議案第57号 平成21年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)

議案第58号 平成21年度萩市水道事業会計補正予算(第1号)

議案第59号 平成21年度萩市病院事業会計補正予算(第1号)

議案第60号 萩市監査委員条例の一部を改正する条例

議案第61号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について

議案第62号 萩市過疎地域自立促進計画の変更について

議案第63号 副市長の選任について

議案第64号 監査委員の選任について

議案第65号 公平委員会委員の選任について

議案第66号 教育委員会委員の任命について

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○議長(青木賢次君) これより、議案第44号から議案第66号までの23件について提案理由の説明を求めます。市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 本臨時会に提案をいたします23件の議案について、概要を御説明を申し上げます。

 まず、議案第44号平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分についてでありますが、歳入歳出それぞれ6,519万円を追加し、予算の総額を325億2,549万8,000円としたものであります。

 歳入は、地方交付税及び地方債の額の調整等であります。歳出は指定寄附に伴うあなたのふるさと萩応援基金への積立、地方債の額の調整に伴う財源調整及び簡易水道事業特別会計ほか、4特別会計の予算補正に伴う繰出金の計上であります。

 このほか、地方債の補正と繰越明許費の補正の計上を行いました。

 次に、議案第45号から議案第49号まで、特別会計補正予算に関する専決処分についての各議案でありますが、専決処分したものは、萩市簡易水道事業特別会計ほか4会計に関するものであります。

 今回の補正は、地方債の額の調整により市債と繰入金の財源調整を行うとともに、萩市簡易水道事業特別会計、萩市公共下水道事業特別会計及び萩市漁業集落排水事業特別会計では繰越明許費の計上を行いました。

 次に、議案第50号萩市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分について及び議案第51号萩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分についてでありますが、これは地方税法の一部改正に伴い、平成21年4月1日から施行することが必要な箇所について、所要の改正を行うため専決処分したものであります。

 次に、議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ19億1,150万1,000円を追加し、予算の総額を309億4,750万1,000円とするものであります。

 歳出予算補正の主なものは、市長選挙後の政策的事業として18億6,922万7,000円、緊急雇用創出及びふるさと雇用再生事業として3,680万7,000円、県補助金の削減に伴う事業費や財源の調整等を計上したものであります。

 このほか、債務負担行為及び地方債の補正であります。

 次に、議案第53号から議案第57号まで、平成21年度萩市特別会計補正予算についての各議案でありますが、提出いたしましたものは、萩市簡易水道事業特別会計ほか4会計に関するものであります。

 今回の補正の主なものは、市長選挙後の政策的事業を計上したものであります。

 次に、議案第58号平成21年度萩市水道事業会計補正予算(第1号)でありますが、今回の補正は、政策的事業に係る予算措置で、資本的収支の収入額を4億9,595万5,000円増額し、補正後の総額を5億1,778万6,000円、支出額を5億295万円増額し、補正後の総額を6億6,174万5,000円とし、不足する額1億4,395万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金等により補てんいたします。

 次に、議案第59号平成21年度萩市病院事業会計補正予算(第1号)でありますが、今回の補正は、政策的事業に係る予算措置で、資本的収支の収入額を1億7,890万円増額し、補正後の総額を2億9,941万4,000円、支出額を1億7,894万6,000円増額し、補正後の総額を3億7,636万8,000円とし、不足する額7,695万4,000円は、過年度分損益勘定留保資金等により補てんいたします。

 次に、議案第60号萩市監査委員条例の一部を改正する条例でありますが、これは監査委員の定数を3人とすることに伴い、所要の改正を行うものであります。

 次に、議案第61号辺地に係る公共的施設の総合的整備計画の変更についてでありますが、これは相島辺地等に係る公共的施設の総合整備計画の変更について、市議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第62号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてでありますが、これは平成21年度の新規事業の追加等のため、萩市過疎地域自立促進計画を変更することについて、市議会の議決を求めるものであります。

 次に、議案第63号副市長の選任についてでありますが、これは副市長瀧口治昭氏の任期が平成21年4月25日をもって満了いたしますので、その後任として引き続き瀧口治昭氏を選任することについて、市議会の同意を求めるものであります。

 次に、議案第64号監査委員の選任についてでありますが、これは監査委員藤田俊司氏の任期が平成21年4月25日をもって満了すること及び監査委員の定数を1人増員することに伴い、大崎弘美氏及び村木茂氏を選任することについて、市議会の同意を求めるものであります。

 次に、議案第65号公平委員会委員の選任についてでありますが、これは公平委員会委員岡千代子氏の任期が平成21年4月25日をもって満了いたしますので、その後任として金子雅子氏を選任することについて、市議会の同意を求めるものであります。

 次に、議案第66号教育委員会委員の任命についてでありますが、これは教育委員会委員岩崎肇氏及び幸坂國義氏の任期が平成21年4月25日をもって満了いたしますので、その後任として岩崎肇氏及び久保吉史氏を任命することについて、市議会の同意を求めるものであります。

 以上、23件の概要について御説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 以上で、上程いたしました全議案に対する提案理由の説明は終わりました。





○議長(青木賢次君) これより質疑を行いますが、この後委員会付託を予定しておりますので、本会議においては大綱質疑にとどめていただき、詳細につきましては委員会でされるよう御協力お願いいたします。

 また、発言者におかれましては、関連質疑や意見要望等の事項等は控えられますよう重ねてお願いいたします。

 それでは、質疑を行います。

 まず、議案第44号平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)24番、宮内議員。





◆24番(宮内欣二君) この議案は、2008年度の一般会計補正予算専決処分であります。主に内容としては財源調整だと言いました。かつて決算委員会で、補正予算を組まないで決算でやっと明らかにするというのは、議会の予算主義に反してるんじゃないか、こういうことを言ったことがあります。今回こうして補正予算が出てくるということは、その予算主義、こういう方向にこれからの財政というか、それが向かうものであるというふうに受け取ってよいのかどうかということです。まあ専決処分ということでは、決算で出てくるのとあんまり変わらんなと思ってはいますが、そういう予算主義に向かっていくというふうに受け取ってよいのでしょうか。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 一般論で甚だ恐縮ではありますが、そもそもこの予算、国や県やあるいは基礎自治体たる市町村のこの予算関係については、この予算統一の原則、まあその予算を年度当初にこういう形で議会に諮り、そしてそれで審査をいただいて決定をし、この執行していくというのが、本来の姿であります。

 ただこの状況によりましてですね、緊急的な措置、いろんなものがあります。したがって予算には予備費という制度ももちろんございますし、まあ補正予算という形で対応するものもある。場合によっては、この款目節とかいろんな段階でのまあ予算の許される流用、充用、こういった制度もこの財政の原則からいえば、この緊急やむを得ないときにはそういう形で流用等、充用等も認められているものであります。

 したがって、原則としてはやはり基本的には、本来統一計上し、議会のこの審議を経て執行していく。その間緊急のものがあれば、予備補正、あるいはこの充用、流用。万やむを得ない、ほんとに決算処理というのは、例外中の例外。このように承知しているところです。

 個々の問題、議員がどのようなことを今決算委員会でどういうふうな議論があったか、ちょっと私も十分承知しておりませんが、そういうふうな原則にできる限り従っていくのが本来筋、こういうふうに思っています。





○議長(青木賢次君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)ないようでありますので、質疑を打ち切ります。

 次に、議案第45号平成20年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第46号平成20年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第47号平成20年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第48号平成20年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第49号平成20年度萩市特定地域生活排水事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第50号萩市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)24番、宮内議員。





◆24番(宮内欣二君) この市税条例改正条例、これと次の議案も同じですが、専決処分にせざるを得なかった理由というのはどういうことがあるんでしょうか。議会を開くいとまがなかったというような場合に専決処分が行われると思いますけれど、どういう理由だったのか、具体的にお聞かせいただきたい。

 もう1点は、市のホームページに掲載されております税条例、これと照らし合わせてみますと、どうも議案の条項が合わないようなところが見受けられるんですが、それは問題ないんでしょうか。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 毎年のように、この税の条例につきましては、こういう形で専決処分でお願いをしております。と申しますのは、地方自治とはいいながら、地方税法っていうのは、国が定めた地方税法の国の法律ですべて動いておりまして、この条例は、いわゆるその財源法案という形で、まあさんざんこのいつも議論の対象になっていくわけです。今回もまさにこのいろんな経済対策、まさに一番対象の議論になりました歳入関連法案ということの中でですね、こういうふうな一連のものとして取り上げられております。

 一体いつ、どのような形で採決、決定されるのかという時期もなかなか不明でありますので、そのつどまた議会にお諮りをしてということも、なかなかであります。

 そしてその内容の大部分は、条ずれっていいますか、地方税法が変わりますことによりまして、例えば今回もいろんな経済対策でこの税の特別措置等もございました。そういったことに伴いまして、この形式的なものが変わっていく。そのためにちゃんとですね、この地方、それぞれの団体におきましてその税の根拠となる条例を変えなければいけないというものが、かなりのウエートを占めるわけであります。今回の場合でも大半は皆そうでございますので、そのたびごとにまた議会を開催してというのも、まあ本来の本質っていいますか、根幹にかかわるものであればともかくでありますが、そういったことで毎年そういうふうな慣行に従っているわけであります。

 まあ本来、地元に関係をするものは地元で決定できればこういった愚を繰り返すことはないわけでありますから、まあそういうふうな状況にあるということでありますから、お許しをいただきたいと思います。

 今、ホームページにあります税条例の内容が異なっているのではないかということは、ちょっと私も十分確認をしておりませんので、確認の上お答えをします。





○議長(青木賢次君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)ないようでありますので、質疑を打ち切ります。

 次に、議案第51号萩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)24番、宮内議員。





◆24番(宮内欣二君) まあ言ってみれば、直接議案に関係するかどうかわかりませんが、施政方針が今朝ここに届きました。補正予算は1週間前に来ております。本来施政方針が決まって、それから予算編成というのが原則だろうと思います。予算が先に示されて、後から施政方針というのでは、順序が逆のように思うのですが、そこのところ市長、どう考えておられるのか。臨時議会の開催、これが早過ぎたんではないか。こういうふうに思ってしまったわけなんですが、こういうところに多選に対する批判の核心があるんじゃないかなって思えるんですが、いかかがでしょう。

 2点目、今回は市長選挙後の新しい市長による政策的臨時的事業にかかわる経費を計上するということで、再選されました野村市長が提案する予算であります。この市長選挙を通じて、野村市長が語られたのは、改めて萩市の広さと、中山間地域の厳しい状況を実感した、このように言われました。このことが十分に反映された予算になっているのかどうか。周辺部と中心部の格差拡大という批判が結構あったと思うんですが、この予算でどこに配慮されて反映されているのか、特にお聞きしたいと思います。

 3点目、山口県が削減、後退させた福祉医療制度、有害鳥獣捕獲事業、これらの事業の一部を市の財源で代替実施するというふうにこの予算では示されております。それはその必要性や市民生活に与える影響を勘案した、このように言われました。市長は具体的にどういうふうに勘案して、この事業は市が代替するけれど、この事業はまあ県の制度になろうというふうになったのでしょうか。重度障害者医療費助成、これを継続するということについては、大変高く評価しているところなんですが、では乳幼児や一人親世帯の医療費、自己負担、これはその必要性が低かったということなんでしょうか。

 私は3事業を比較するということではなくて、財政の問題です。450万円がなぜ出せなかったのかということです。例えば、その地域活性化生活対策臨時交付金、これが振興基金に積立てられました。3月補正予算です。その基金での対応ということも考えられたのではないかと思うのですけれど、いかがだったのでしょうか。

 4点目、定額給付金にあわせて、プレミアム商品券、これが市内3団体から発行されて、1割に当たる部分、1,000万円を市が助成するという大宣伝が行われております。ここには1,000万円ポンと予算がついています。しかも予算措置は商品券がきのうから発売されておりますので、事業実施した後に予算がつけられる。まさに見切り発車の状態であります。議会に席を置くものとしては、これは決して見過ごすことはできないなと思っておるところです。なぜこんなことになったのかな、なぜそんなに急がなければいけなかったのかなと思ってしまうんですけれど、市長の見解を求めたいと思います。

 急いだために、当初市長が表明した懸念、市民からも指摘がありました。何かといいますと、旧町村部では取り扱いの業者が余りにも少な過ぎるということです。もっとたくさんの業者が取り扱えるような手法、これをとることができたんじゃないか、できなかったのか、こういう声であります。また、不十分な対応のままに急いだということに対して、市民からは市長選挙に間に合わせるためだったんじゃないかというような声まで出ています。まあそれは勘繰り過ぎかなと思ってはいるんですけれど、余りこう急いだそのことによる弊害というのが出てるんじゃないかなと思うんですが、市長の見解を求めたいと思います。

 5点目は、農林水産業の振興についてです。市長も改めて、この農林水産業の振興というのを先ほど強調されました。今回の補正予算で示された事業は、担い手、これを法人とか団体、認定農業者、そういう大規模農家に限定する国の方向性と同じなのかということです。個別農家も視野に入れた農政が必要だと、この間の選挙選を通じて感じられたのではないかと思うんですが、そこら辺で今後の農林水産業の振興の手法について、一番基本的になる指針について述べていただきたいと思います。

 6点目は、緊急雇用対策です。今回、この提案理由によりますと、3,680万7,000円の緊急雇用対策というのをこの予算に盛り込んだと言われました。今後、どんな事業が予定されているのか、そして今回の予算でどれだけの雇用が確保されるのかお聞かせいただきたいと思います。

 以上、6点です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 大変多岐にわたる御質問をいただきました。十分お答えできるかわかりませんが、まず最初のこの予算は配られたけれども、施政方針がなかなかという話であります。施政方針は、このワーキングという作業が伴います。予算はこの大体基本的な考え方がわかればそれで済むわけでありますが、ちょっといろいろ今回の選挙で思うところがございました。今回、この今の方針をお読みいただきましてもおわかりいただきますように、とにかくこの農業に対して、あるいは水産業に対して、地域のコミュニティに対して、どういうふうな考え方をするか。こういったことは、今までの言葉ではなくてですね、少し整理をさせていただきたい。それがちょっと私の作業、筆がちょっと遅かったものでありますから、きょうに至りました。これは本来の姿としてはですね、できる限りであります。まあしかし、予算できる限り早くお配りをしたいというのは、今までの慣例として、今までの大体基準に即してと、そのようなことでありますので、決して他意はありませんけれど、このできる限り今度はそういう努力をしていきたいと思いますが、本来国も所信表明なんていうのは、実は前もって配らないんですね。最後のぎりぎりまでやっと、日数詰めて、その思いを込めて文章をつくっていくっていうことでありますから、そういうふうな状況をぜひ御理解いただきたいと思います。

 2番目には、この周辺地、新しく合併したそれぞれの地域と中心地との格差の問題とか、そういったものがどういうふうにこの予算に反映されているかという話であります。今まで4年間、そういった意味でですね、このできる限り各地域の特色を生かした、まあ均衡ある発展っていう、こういう表現はなかなか誤解を生んでしまいますが、まあそういう努力はしてきたつもりであります。

 ただ、この途中の4年間の過程で、交付税等の減額とかですね、大変苦しい財政状況がありましたし、加えてこの合併後の一番大きな課題は、この財政の一本化、そしてまた立て直しをどのように図るかというのが最大の課題でありました。こういうようなことで、このいろんな意味で事業量が減ったとか、いろんな御意見は聞いてきましたけれども、例えば合併に先立ちまして、随分駆け込みの事業を行われてきたのも事実でありますし、地方単独、あれだけ国が大号令発した。そして各この旧町村ではですね、その国の大号令に従って、特に過疎債運用という、非常に便利な手法がありましたから、そういうようなことで、かなり大胆に行われてきた。まあその後のですね負債というのがかなりな規模で残ったということでありますから、勢い慎重にならざるを得なかったという事情背景はございます。ございますが、今4年間そういうふうな財政の一応のめどをつけたという表現を使っておりますが、実はかなりまだ厳しい環境にあるのは事実でありますから、間もなく一本算定が来る。

 しかし、今後今考えてるこの臨時議会にお諮りいたしました補正予算も見ていただきますれば、かなり農業とか林業とか、こういったものに配意したものになっていると思います。これはほんの一部でありますが、今から萩市の農業をどうするか。これは即日本の農業をどうするかに同じような話でありますけれども、こういったようなことを今から考えていきたいと思います。

 事業量について、今までかなりこの市が中心だった、旧市域が中心であった、こういった御意見もございますが、まさに今からそういったものを計画立ててやっていくということだろうと思います。

 3番目は、この県の補助金が削減されて、これに対してまあどういうふうな対応するのかという話でありますが、この例えば一例を申し上げますと、医療費補助については、これは一過性のものじゃないんですね。例えば定額給付の交付、例えばプレミアムをつけた1,000万円。これは1年ぽっきりの措置でありますが、いろんな医療費の助成の制度というのは、今後も続くわけであります。例えば負担が今年1,000万円もし追加をして出すとすれば、それで終わることであればこれは1,000万円で終わりますが、10年1,000万円続けるっていうのは、1億円の費用負担がかかります。

 まあこういうことでありますから、なかなかですね、この将来設計を考えていったときに、県がなぜそういうような形で補助金を削減したか。これはまさにそういった制度の負担、制度を実施を今後運用していくのに大変つらいということであります。まあしかし、つらいけれども、こういう景気の悪い時期にやるのかというのが、私どもの考え方なんですね。何回もこの議会でもお話をしたかと思います。

 まあその乳幼児、あるいは母子家庭、本来であれば財源余裕があって、今から未来永劫ですね、ずっと続けられることができれば一番それはいいことだと思います。今まで県が2分の1を持ってくれたからできた話。これを今回2分の1の負担をですね、やめるという話でありますから。

 まあしかし、それでも重度障害の皆さんはですね、今大変苦労されているわけです。景気はこんなで、所得も減っている。そこで医療費をふやせっていうのは、やや過酷ではないか。まあ乳幼児の皆さんも、母子家庭の皆さんもこれは大変だろうと思います。しかし、一方で別の措置もいろいろあります。子育て支援とかですね、いろんな形で行われていますので、そういったようなことも含めてですね、今回は萩市が判断してやれることを、まあ重度障害。

 これをじゃあ13市全部重度障害全部やってるかというと、そうじゃないんですね。やはり財政問題を考えると、やはり各自治体もですね大変だ。じゃあ交付金もらってるじゃないかと言われますが、交付金っていうのは、言うなれば私どもにとりましてみればですね、まあ地方交付税が過去あれだけ減額をされてきた。まあそれの補てんのようなものだと実は思っております。これを全部それじゃ、新規施策に当てたときにどうなるかっていうんですね。まあそれはなかなか考えにくい話であります。しかしできる限り効果あらしめるためのいろんな知恵は出してきたつもりでありますので、そこはぜひ御理解を賜りたいと思うわけであります。

 定額給付金でありますが、選挙目当てではないか。とんでもない話でありまして、いや大きな迷惑であります。私どもは。まあこれは個人的に言えばいろいろ議論があります。ありますけれども、これは決まったことを効果あらしめることはですね、我々の責任でありますから、できるだけ早く、一番困ってるのはですね、景気がじゃあ年末ぐらいに手当をしたら、底割れをして大変なんですね。経済っていうのは気でありますから、景気は気ですね。何とかこの早い段階でっていう、なりふり構わない今の姿勢っていうのはそこにあるわけでありますから、一刻も早くやるというのは自治体の務めだ、こういうふうに思います。

 したがって、この定額給付の特に予算関連については、全員協議会で特に御理解を求めるべくですね、お話をさせていただきました。本来であれば予算措置からいえばですね、この原則論からいえば、例外の例外であります。こういったことをお願いしてきました。それに対して、一応その御理解をいただいたという前提のもとで、今これを進めさせていただいているわけであります。

 とにかく早期に行うこと、そして経済効果をもたらしめること、まあこれに主眼を置いております。これは県内では確かに1番目になっておりますが、全国的にはですね、決してトップレベルの速さではないんです。大体中間ぐらいでありますから、中間よりちょっと前ぐらいですから、そういうようなことで、まあ市の職員の皆さんにも過重な負担がかかりました。大変努力をいただきました。この土日もですね、いろんな準備に当たっていただきました。まあそういう努力の成果でありますので、ぜひ御理解を賜りますように、よろしくお願いをしたいと思います。

 それから、農林業の関係であります。要するに、その認定農家あるいは担い手ということで、あとは切り捨てるのかとこういう話であります。今、私ども農業考えて、いろいろまあ私の方、整理ができませんが、一つはやはり国の農業施策をどうするか、これは私どもが声を出してちゃんと言うことだ。

 今までは米価という一つの共通の問題で、だれでも米をつくれば、そこである意味で補助金と同じ効果をもたらしていたわけです。広くあまねくですね。これを米価というものは、WTOでなかなか難しい、こういう話でありますから、所得保障に切りかえようとしてるわけであります。所得保障は各国やっている話だ。だからこういうことで、しかしまあ財政的な制限があるから、それを限定するという考え方でありますが、この集落営農や認定農家、限定したものに、その集落品目横断的な対策ということですね。この助成をしていこう。これが今国の考え方です。

 私どもはですね、もう少し広くこういったものではなくて、何かもうちょっと知恵が出ないのかということを、今議論を始めております。

 そしてもう一つは、やはり地場でそういう大きな国の制度、農業制度、米価の問題、あるいは所得保障も含めて、この議論とは別途にですね、この地域の特性を生かしたやり方をもう少しやっていくべきだろう。これはまさに収益ある農業ということで、この国の施策も合わせた収益ある農業でありますけれども、地元でもう少し直販体制も含めた、これはJAとも協議が十分必要でありますけれども、そういったことを繰り返しながら、今からやっていかなければならないと思っております。

 したがって、この今そういうふうに、この切り捨てとか何とか、そういうふうな話以前にですね、もう少し根源的な問題に振り返って考えていきたい。こういうふうに思っているわけであります。

 とにかくこの萩の一番の大きな問題は、要するに農業従事者の高齢化と、後継者がいなことであります。これは10年後、このような状態が続けば、必ずこの萩市の農業は困難な状況に陥ると思います。だからそれをどう対応するか。そこに大きな焦点を当ててると思います。したがって、新規就農者をどう確保するか、これはよそから来る人を大いに奨励しよう、あるいは地場の人、地場の若い人たちに残ってもらう方法、いろんな手法ですね、織り交ぜながら考えていこう。どこまでできるかわかりません。手をこまねいて、何もしないことであれば、恐らく大変困難な状況になることは間違いない。こういうふうに思っております。

 それから、最後6番目でお尋ねありましたのは、緊急雇用の効果っていうことであります。緊急雇用対策も、ああいうふうな形でやられました。これは国が一つの基準を示してるんですね。私どもはそれに対して、それを使いながら実は農林水産業にこの雇用される方や、雇用って単なる臨時的なものではなくてですね、ここに住み着いてですね、定着をいただいて、農林水産業に従事していただくようなこともあわせてやっています。その不足する部分は、実は市が今予算で、あるいは先般の補正予算で手当てをしているわけですから、そういうふうな形で、ただ一過性の、これだけ国が与えるから、国から費用が来て、そこでこの1年間とか半年とかですね、そういった雇用をする、そういうものではなくて、何とかですね定着をし、農業や林業や水産業に当たっていただくようなことができるような方法もあわせてやっていこう。もちろん、国の基準のものはたくさんありますから、そういったもの、鋭意この研修という名前でですね、定着を図るように努力をしております。

 一方、それぞれ国の基準に従った、県の基準に従ったものもやってるわけですが、その数は担当の方からお答えをいたします。





○議長(青木賢次君) 商工観光部長。





◎商工観光部長(松原純二君) 宮内議員からの緊急雇用対策についての雇用の確保と、それから今後の状況についてということでございますが、まずこの事業は、ふるさと雇用再生特別交付金事業といたしまして、萩市に交付される交付金が5,440万円。これは3年間でございます。そして、緊急雇用創出事業の方が、同じく3年間で3,320万円は交付されるということに、今の時点ではなっております。

 この中で、今年度21年度ふるさと雇用再生特別交付金ですが、これが1,932万7,000円。まず、福祉分野そして観光分野、それから農林漁業分野で、合計新規雇用者が8名の今予定でございます。これを3年間継続をしていくという今考え方です。ただ、事業費につきましては、22年度、23年度、若干違ってまいりますけれども。

 次に、緊急雇用の方が、これも福祉関係、そして産業振興、環境関係、農林漁業、そして教育文化といった内訳で、事業費が1,748万円。そして雇用者が今23名を予定しておるところでございます。なお、22年度、23年度についてもこれらで、また新たな事業なり、また今回乗れなかった事業なり、いろいろと検討して3年間でこのような緊急雇用事業をやっていくといったところでございます。

 以上です。





○議長(青木賢次君) ほかにありませんか。24番、宮内議員。





◆24番(宮内欣二君) 市長に重ねてお聞きしたいのは、福祉医療制度のことです。市長は今、一過性の事業ではないと、福祉医療制度と言われました。県に対しては、この景気の悪いときになぜやるのかと言われました。ということは、せめてこの景気の悪いときぐらいときだけでも、市の財政措置を講じて福祉医療制度を維持するということはできなかったのかということです。いかがでしょうか。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) まあそういう観点から重度障害のですね、方々のものを考えたつもりであります。まあこれをほんと、未来永劫ずっと存続できるだけのですね、萩市は財政力はあるかどうか、こういうこともあるわけでありまして、じゃあ一過性で1年だけでっていう話をですね、じゃあ乳児医療あるいはこの母子家庭のですね皆さんに、これは1年間限りですよっていうことをですね、本当に言えるのかどうか。今私どもは、給食の話はまさにそういたしました。給食の話は、今あるものが上がるわけですね。

 同じような形で、それ今、この万やむを得ない措置でやりましたけれども、これは本来その県が始められた制度なんですね。そういったものを今回やめる、だけど萩市がやるということをですね、まあ萩市は豊かですねと、こういう皮肉を言われるんですね。まあ本当に13市の中でもほとんどこれについては手つかずだと思います。かなり財政的に余裕のあるところ、和木町とか、周南とか山口とか、こういったところは手当をされるわけであります。まあ萩市の状況をなかなか難しい。

 まあおっしゃっているように、今年だけっていう話を議論をいたしましたが、やはり重度障害の場合は、障害者の皆さんの場合はですね、なかなか今年だけの判断っていうのは難しいだろうということで、むしろそちらをとって今判断をした次第でありますから、ぜひ御理解をいただきたいと思います。

 まあこれは、いろんな見方はあると思いますが、まあ今県からですね補助金の関係、この三つだけではないんですね。たくさん。さっき言ったイノシシの問題もそうだし、ほかにもこの予算のきょう概要でお示ししますように、いろんなものがすべてあります。見島の航路の補助金、これも5年間で減っていくんですね。例えば、高齢者のシルバー人材センター、ゼロになるんですね。国がそれに連動していますから、国の予算も県が減れば最後ゼロになる。こういうことを一つ一つ考えていけばですね、とてもじゃない恐ろしい話です。見島の航路、これが県の補助金が減った分だけ、じゃあ運賃上げれますか。上げれないですね。全部市が負担する。シルバー人材センターどうしますかというような、いろんなものがたくさん。今回の分以外に、もう既に先行してるものがある。こういうふうなもろもろのことを考えたときにですね、なかなか難しい。じゃあ、その他いろいろあるじゃないか。比較検討してどうかっていう話は、まさに総合的なこの議論であります。まさに余裕があれば、宮内議員がおっしゃるようにですねやりたかったんでありますが、なかなかそこまで至りませんでした。

 重度障害、これの皆さんだけでもですね、せめてそれを残したということを。じゃあ13市だけ重度障害を残したのは何市あるかっていうんですね。全市じゃないんですね。恐らく。なかなか議会も、恐らく大変だろうと思うんですね。

 何とかそういうことで、工夫をしていきたいと思いますが、まあ急にこういうふうな形で、一方国はですね、ああいう大盤振る舞いをして、県はとにかく切って切って、この落差は一体何かということですね、むしろ私は問題にしたいと思います。

 以上です。





○議長(青木賢次君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)ないようでありますので、質疑を打ち切ります。

 次に、議案第53号平成21年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第54号平成21年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第55号平成21年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第56号平成21年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第57号平成21年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第58号平成21年度萩市水道事業会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第59号平成21年度萩市病院事業会計補正予算(第1号)に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第60号萩市監査委員条例の一部を改正する条例に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第61号辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第62号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第63号副市長の選任についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第64号監査委員の選任についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第65号公平委員会委員の選任についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第66号教育委員会委員の任命についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 質疑なしと認めます。

 以上で、上程いたしました議案23件に対する質疑を終わります。

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△日程第6 特別委員会の設置





○議長(青木賢次君) 次に、日程第6、特別委員会の設置の件を議題といたします。

 議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)につきましては、27名をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置して、これに付託し、審査することといたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第52号平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)につきましては、27名をもって構成する一般会計予算審査特別委員会を設置して、これに付託し、審査することに決定いたしました。

 次に、一般会計予算審査特別委員会委員の選任をいたします。

 同特別委員会委員に、正副議長を除く27名の議員を選任いたします。

 それでは、一般会計予算審査特別委員会の正副委員長の互選を行っていただくため、委員会を直ちに招集いたします。委員会室は、全員協議会室といたします。正副委員長の互選が終わりますまで、暫時休憩いたします。

 昼も押し迫っておりますので、再開は1時30分を予定をしておりますので、それまでに御参集願います。

     午前11時55分休憩

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     午後 1時30分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 ここで、先ほどの議案第50号の議案質疑に関し、答弁が残っていましたので、発言を求めます。市民部長。





◎市民部長(田邊信君) 宮内議員からのインターネットに載ってるその条例と、今回の改正に整合性がないんじゃないかという御質問でございましたけれども、今インターネットで、ホームページの中で載ってる条例につきましては、10月1日現在のものでございまして、内容につきましては昨年5月臨時会で条例改正をお願いしたもののうち、今年21年1月1日以降の改正分について、まだそれが反映されておりませんので、そこのところの整合性がとれてないということございまして、今回の条例改正に漏れがあるということではございません。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 一般会計予算審査特別委員会の正副委員長の互選が終わりました。御報告をいたします。委員長に28番、横山秀二議員、副委員長に20番、西元議員、以上のとおりであります。

 この際、正副委員長に就任のごあいさつをお願いいたします。28番、横山秀二議員、20番、西元議員。

  〔一般会計予算審査特別委員長 横山秀二君登壇〕

  〔一般会計予算審査特別副委員長 西元 勇君登壇〕





◆28番(横山秀二君) 先ほどの委員会におきまして、委員長に私横山秀二と、副委員長に西元勇さんが当選いたしました。

 君は君たり、真は真たり。分をわきまえて委員会をしてまいります。議員の皆様におかれましては、なにとぞ御協力をよろしくお願い申し上げます。





○議長(青木賢次君) 一般会計予算審査特別委員会の正副委員長のあいさつは終わりました。

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△委員会付託





○議長(青木賢次君) これより委員会付託を行います。議案第44号平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分についてから議案第62号萩市過疎地域自立促進計画の変更についてまでの19件の議案につきましては、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。

 なお、この際お諮りいたします。議案第63号から議案第66号までは人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第63号から議案第66号までは委員会付託を省略することに決定いたしました。

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総務委員会

 議案第44号 平成20年度萩市一般会計補正予算(第5号)に関する専決処分について

 議案第60号 萩市監査委員条例の一部を改正する条例

 議案第61号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の変更について

 議案第62号 萩市過疎地域自立促進計画の変更について



教育民生委員会

 議案第50号 萩市税条例等の一部を改正する条例の制定に関する専決処分について

 議案第51号 萩市都市計画条例の一部を改正する条例の制定に関する専決処分について

 議案第59号 平成21年度萩市病院事業会計補正予算(第1号)



経済建設委員会

 議案第45号 平成20年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

 議案第46号 平成20年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

 議案第47号 平成20年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

 議案第48号 平成20年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)に関する専決処分について

 議案第49号 平成20年度萩市特定地域生活排水事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分について

 議案第53号 平成21年度萩市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第54号 平成21年度萩市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第55号 平成21年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第56号 平成21年度萩市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第57号 平成21年度萩市漁業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第58号 平成21年度萩市水道事業会計補正予算(第1号)



一般会計予算審査特別委員会

 議案第52号 平成21年度萩市一般会計補正予算(第1号)



付託省略

 議案第63号 副市長の選任について

 議案第64号 監査委員の選任について

 議案第65号 公平委員会委員の選任について

 議案第66号 教育委員会委員の任命について

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○議長(青木賢次君) 以上をもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。本臨時会の最終日は4月20日午後2時から会議を開き、議案の採決を予定しておりますので、それぞれの委員会におかれましては、ただいま付託いたしました議案の審査が終了いたしますよう御協力お願いいたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 1時34分散会



 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成21年4月13日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  近 江 郁 宣



       議 員  平 田 啓 一