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山口県 萩市

平成21年 3月定例会 02月24日−04号




平成21年 3月定例会 − 02月24日−04号







平成21年 3月定例会



                平成21年3月



            萩市議会定例会会議録(第4号)



                議事日程第4号



         平成21年2月24日(火曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      11番  斉 藤 眞 治 君

      12番  左 野 忠 良 君

      13番  柴 田 保 央 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      19番  西 島 孝 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  諸 岡 皓 二 君

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 総合政策部理事   山 根 道 生 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 市民病院事務部長  中 田 祐 広 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、4番、松尾議員、24番、宮内議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 それでは、質問順位6番、諸岡議員。26番、諸岡議員。

  〔26番 諸岡皓二君登壇〕





◆26番(諸岡皓二君) おはようございます。新しい風を吹き込んでおります諸岡皓二と申します。昨年12月も、これで最後かと思っていましたが、市長選挙のために通常であれば、3月定例会が2月に行われるということで、チャンスがまた巡って回ってきました。その日取りに感謝しております。

 それでは、通告に従いまして、順次質問させていただきます。

 まず第1に、山口福祉文化大学の動向についてですが、塩見ホールディングスからあいホールディングスへの権利譲渡への効果はということで、1番目を取り上げております。

 世界的な金融危機の影響が、実態経済の悪化にもつながり、景気は後退局面が一段と強まる中、整備投資抑制の動きなどが広まっており、建設市場は一層厳しさを増すものと予測されております。

 塩見ホールディングスにおいては、平成21年3月期通期連結業績予想では、純利益はマイナス20億8,000万円で、本体がこのような状態であり、2月3日にあるマス媒体により権利譲渡されたことを知り、大学運営に支障はないのか、また経営母体が変わり再スタートされるのか、不安視する見方もありました。また2月21日の朝刊に、塩見ホールディングスの筆頭株主であるSFCGの社長交代、そして山口福祉文化大学の学長の交代と、またまた不安視する事態が発表されました。そしてついに、昨日、朝のニュースでSFCGが、3,380億円の負債を抱え倒産。そして民事再生法への申請。本当に驚きました。山口福祉文化大学を運営している塩見ホールディングスの筆頭株主であるSFCGの倒産。追い打ちをかけるごとく塩見ホールディングスの株価は14円。市長、大学運営はどうなるんでしょうか。本当に大丈夫なのでしょうか。開学当初からかかわっている市長として、理事として、実情がどうなのか、徹底的に話された方が安心されると思いますが、学長の交代とあわせてお尋ねいたします。

 また昨年12月、恒例の萩城下町マラソンが行われ、たまたまボランティアをしていた給水所で、山口福祉文化大学の野球部の学生と一緒になり、話をさせていただきました。大半の学生が県外出身でありましたが、野球に燃える情熱はすばらしく、何としても中国地区では一部昇格を目指す意気込みを感じました。目標を持っていることはすばらしいことで、何とかして夢をかなえさせてやりたいが、学生が集まらないことにはどうしようもないことで、そこで学生に話したことは、自分の母校から1人でも2人でもよいから、推薦で大学に後輩を連れてくることを勧めました。目標を持って邁進していることはすばらしいことで、何とかして夢をかなえてやりたい。

 その学生募集が本当に苦労している現状のままでは、とても経営ができる状況ではないことは、だれが見ても判断できます。東京、広島での留学生に対して、何をどのように指導しているのか全く我々も見えません。ただ数合わせの状況であれば、先は見えてきます。周りの環境も輪をかけるように不利な状況は続き、本当に厳しいものが実態でしょう。

 それは長門の山口福祉専門学校の閉校です。資格取得ができない。大きなマイナスポイントとなりますが、市長、あなたの動きは見えないのです。萩市民の血税40億円をつぎ込み、倒産、民事再生、問題があれば理事長の交代でしのぎ、説明責任はなく、常識では考えられないことです。

 21年度の生徒募集状況は、どのように推移されているのか、改めてお尋ねいたします。

 2つ目に、狐島の施設活用についてお尋ねいたします。

 私は、萩女子短期大学ができ、マリーナができ、本当に狐島が萩のナポリ的存在になるのではないかと期待をしていましたが、今は見るにも無残な、人一人といないさみしい廃墟の学園施設となっています。倒産し、民事再生後も何ら変化なく、市民の方々から、なぜ狐島を福祉施設に使用しないのか、狐島はどうなっているのか、市長は何を考えているのかと、多くの方から質問を受けます。私にも実態が全くわかりません。公正、公平な市政を唱えておられる市長として、実態がどのようになっているのか、具体的に建物はだれが仮登記しているのか、土地は所有者が何名いて、萩学園としての土地には、どこのだれの抵当権や根抵当権が設定されているのか、明確に市民にわかるように説明していただきたい。そしていついつまでに、あの夢と希望の狐島が自由に使用することができるのか、市民の皆様にわかるように説明していただきたいものです。萩市の財産であった狐島の現況を、皆さん知りたがっています。よろしくお願いいたします。

 3番目に、中傷されてるマス媒体等への対処についてですが、皆さんも御存じのように、こういう新聞が皆様のお手元にも届いたと思います。これは、萩市に5,000部まかれているということです。某新聞、もう市長は御存じと思いますが、既に11月、12月、そして新年号と、3部が我々市議会議員にも送られてきました。拝読しましたが、事実が記載されていますし、内容については問題はないと思いますが、見出しが露骨で、市長に対しての中傷です。これは萩市長に対しての、侮辱以外の何物でもありません。市長はこの新聞社に対して、名誉棄損で訴えられないのでしょうか。昨年の某新聞社に対しては、名誉棄損で提訴したようですが、今回も提訴されるお考えはあるのでしょうか。

 話によりますと、この新聞は、全国津々浦々にばらまかれているとのことです。萩市のイメージダウンは避けられません。観光都市で、しかも歴史と文化の萩市には、大きなマイナス要因です。市長はある会合で、暴力団の新聞と言われたとのことですが、毎月発刊されています某新聞社に対して、今後どのように対処されるのか、あわせてお尋ねいたします。

 この新聞にも記載されていますが、市長がなぜ塩見ホールディングスを選んだのか、またどのような結びつきがあったのか、市民の方々は理解、納得されておりません。ぜひ経緯を再度説明していただきたい。

 以上が、大学問題の最後の質問でございます。

 次に、萩市の財産目録についてですが、美術品等の在庫管理は大丈夫なのでしょうか。

 先日、ある方を通して私に連絡があり、長嶺武四郎先生の姪御さんが、毎年萩に墓参りに来られ、いろいろなことを話されたとのことです。その会話の中で、どうしてもお話ししておきたいことがありますので、私に長嶺武四郎先生の姪御さんに連絡してくださいとのことで、連絡をとらせていただきました。その姪御さんは、関東に住んでおられる方で、会話の中で、長嶺武四郎先生の作品を萩市に寄贈しましたとのことでした。そこで、市の方に長嶺武四郎先生の作品が何点あるのか調査してもらいましたが、5点しかないとのことでした。その5点とは、松陰先生生誕地の松陰先生と金子重輔の像、そして市民館前の毛利元就の三矢の訓、それから市民体育館前の青年像、そして萩市図書館中庭の少女の像、そして小泉元首相に渡った松陰立像でした。そのことを説明しましたら、とんでもない、もっとあるはずです。私も手伝って、トラックいっぱい萩市に運んだとのことでした。再度、中村部長に調査を依頼したところ、やっと見つかりました。何と青木周輔旧宅の蔵にあったとのことです。これがわかったからいいようなもので、このような状況下から、まだまだ記載されていない寄贈品や美術品がまだあるのではないかと疑いを生じましたが、その証拠となるものがこのパンフレットです。長嶺武四郎遺作特別展、平成3年3月21日から3月27日、萩市民館小ホールで行われております。私も初めて松陰先生の立像は、この写真です。で、裏には諸作品名が書いております。ほとんどが日展作品です。要するに、非常に貴重な作品が十何年間蔵に眠ってたということです。財産目録にも載ってませんでした。

 このようなことがあった。そして見つかったから本当にいいようなものです。ですから、長嶺武四郎先生の姪御さんが、あってよかったと本当に安堵されたことを、私は電話の耳で聞き取れました。

 このような状態で、それで木村議員が、以前質問されました登録名簿について問題になり、そして小泉首相に寄贈された時点で、萩市になったことを機会に、寄贈品の取り扱いについて検討し、平成18年4月からは教育委員会で、学校備品取扱要綱を定め、学校間の取り扱いを一元化する予定、そして萩市においては、平成17年度から寄贈された物品は、萩市元気ふるさと創出顕彰条例等に基づき、すべての物品を寄附台帳で整理し、その情報を一元管理していると答弁されました。まだ整理、管理の途中だったのでしょうか。それにしても、この作品群は、先ほど言いましたように、平成3年に萩市へ寄贈されたものです。あの答弁から3年が経過いたしていますが、このような漏れがあったということは、どのように説明されるのでしょうか。改めてお尋ねいたします。

 それから、長嶺武四郎さんの姪御さんから、せっかく寄贈していただいた松陰立像を、市長が小泉元首相に寄贈されたと伝えますと、非常に驚かれ、勝手に処分するとはと強くお叱りを受けました。しかも市長は、平成18年の6月定例会において、私の質問の中で、長嶺武四郎さんの姪御さんからも、本当に感謝の念を伝えられましたと答弁されていますが、その姪御さんはどこにお住まいの方で、名前は何と申されるのか確認したいと申しておりました。感謝の念を伝えられた姪御さんの件につきまして、市長の答弁が偽装答弁となれば大きな問題です。

 最後に姪御さんは言いました。小泉さんをよく知っていますので、経緯だけは説明させていただきますとのことでした。財産目録と、姪御さんの件につきまして、あわせてお尋ねいたします。

 次に3番目に、観光行政についてでですが、今回は観光客の満足度についてお尋ねいたします。

 萩市は昨年10月から、文化財施設が有料化されました。文化財施設とは、木戸公宅、久保田家、口羽家、厚狭家、青木家、湯川家、桂家、田中家等で、結果は、19年度は14万1,000人の方が観覧していましたが、20年度は4万3,000人と、前年度対比30.7%で、ただ言えるのは、入場料は前年よりも150万ふえております。各施設での入場者の減、前年対比30.7%、そして入場料の増が150万をどのように評価、判断されるのでしょうか。

 萩へ来てよかった、萩の武家屋敷と風光明媚な自然のコントラスト、夢と希望のある萩に来てよかった。私も何度となく、各文化財施設に足を運び、有料化になっての観光客の動向を監視していましたが、入口まで来て有料と知り、回れ右で入館しないのです。その結果が数字としてあらわれていますが、今後の対応策としてどのようにお考えなのかお尋ね申し上げます。

 実際私も、その口羽家、伊藤家、久保田家を回ってみました。音はします。入口まで音がキャーキャーキャーキャーと声がします。入ってくるなと思ったら声が遠のきます。要するに、有料というところを見て回れ右されるんですね。それが先ほど言った前年対比30.7%という数字です。

 要するに、滞在型観光を目指すのであれば、私は以前にも提案しました有料パス券を発行し、体験型安心観光をお客様に推進されればどうでしょうか。それは要するに、まぁーるバスと各施設を自由に入場できる1,000円のパス券です。そして萩八景遊覧船観光をプラスして2,000円券とすることです。宿泊客を増員するためにも、市内での点在された観光名所をゆっくり散策していただけるように企画されることも必要と思います。

 私も萩市まちじゅう博物館推進委員会の土原部会、土原歴史散策ぶらぶら通り委員会の事務局として、土原地区に関係ある人物・史跡等を記載しました小冊子を、今年の1月に発刊し、町内の皆様に1世帯1冊を無料提供いたしました。それがこの小冊子です。要するにまちおこしです。土原に住んで、土原を知っていただくことを、そして観光に来られたお客様に一声ガイドでのおもてなしができればと考え、4年前から検討していたものですが、やっと完成しました。これも土原在住の12名の方々の努力と、各施設の資料提供者の協力によるものです。萩にはまだまだ隠れた財産が多々あると思いますが、市として、今後の観光とまちおこし対策をどのようにお考えなのでしょうか。周遊券とあわせてお尋ねいたします。

 2つ目に、市内の方々からの注文ですが、これは観光客の苦情だそうです。幾度となく御意見をいただき、観光都市でありながらバリアフリー化されていないところが少ないとの意見が多いのです。観光客も、だんだん高齢化された方が多くなりました。また車いすでのお客さまも多くなりました。本当に満足していただける観光施設になっているのでしょうか。まだまだ未整備の箇所は多々あると思います。一度で修正しようとすると無理がきますので、10年計画での修正計画で対応されたらいかがでしょうか。

 特に多かった御意見は、指月公園の天守閣跡に上がり、景観を満喫し、では降りようとするとき、段差が広く石段が傾いており、危険であり、先ほども述べましたが、高齢の方が多く観光地萩に来られるのです。安全面でのPRも必要だと思います。手すりを取りつけ、階段幅を狭くすることで、気持よく上がり降りができます。一度体験してみていただきたいと思います。これは、検討課題の一つだと思われますが、観光でのバリアフリー化についての御所見をお伺いいたします。

 4番目に、合併後の評価についてお尋ねいたします。

 合併して4年が経過し、市民の満足度はどうなんでしょうか。合併して4年が経過しようとしていますが、市長は市民の方の満足度をどのように評価されているでしょうか。昨日の宮内議員の質問と重複する箇所もありますが、あえてお尋ねいたします。

 市長は自分で満足度は何%ぐらいだとお考えでしょうか。私も旧郡部を回り、合併してよかったという声は一度として聞くことはありませんでしたが、それはなぜなのでしょう。何が原因だと思われますか。市長はよく言われます。萩に生まれてよかった、萩に住んでよかった、萩を終の住処としてよかった。本当に皆さんそうお考えでしょうか。生活するのに精一杯で、病気にでもなったらと考えればぞっとする、また施設に入るところはないとか、お話しされる御年配の方が非常に多いのです。老人福祉対策は急務と考えますが、市長の自己評価とあわせて、御所見をお尋ねいたします。

 5番目の少子化と人口減の歯どめ対策についてですが、これは6番目と重複しますので、あえて5番目は述べさせていただきます。

 少子化と人口減の歯どめについて、具体的な対策案はあるのでしょうか。合併時、萩市の人口は6万人を超えていましたが、現在は5万6,700人。若者が定住することができず、若者は都会へと流れていきます。若者がいないことが少子化につながり、働く企業がないことが大きな原因でもあります。今一番元気のあるところは、萩市の大島です。若者が集まり、そして仕事があり、若者が定住して頑張っているからです。萩市内においても、各家庭での事情により、共働きする方が安心して幼児を預けられる公共施設の完備など、子育て支援に対して手を差し伸べることも、少子化対応として必要なことだと思います。

 昨日のテレビでも、厳しい生活を乗り越えるために、母親が働かなくてはなりません。そこで幼児を安心して預けられる施設を探し求めている姿が映されていました。どこも同じような状況なのです。子供の誕生後のゆりかごから墓場まで、安心できる環境が最良ですが、市長の具体的な少子化と人口減の歯どめ対策についてお尋ねいたします。

 6番目の企業誘致についてですが、野村市政16年間の結果と見通し、野村市政16年間で企業誘致はゼロです。努力はされましたが、結果がついてこなかったということでしょう。今後の見通しについてですが、どのように取り組まれていくのか、またどのような業種をターゲットとして交渉されているのか、具体的に御所見をお伺いいたします。

 本当に企業誘致に対しては、またそして少子化、そして人口減の歯どめ、本当に深刻です。本当に働く場所がないのです。このことを市長はしかと心に受けとめ、御所見をお伺いいたします。

 最後7番目に、第一次産業の活性化についてですが、第1の萩産品のブランド化と、萩ブランドの発信策についてですが、萩にはたくさんの農作物、そして果樹、そして魚があります。市長は第一次産業の活性化のために、どのようにして萩産品をブランド化され、どこに向かって萩ブランドを発信されるのでしょうか。海の幸、山の幸と豊富な萩市です。具体的にどのような施策で対応されるのかお尋ねいたします。

 私は、萩市は観光でもっていますが、やっぱし土台を支えるのは、第一次産業の活性化です。第一次産業の活性化に、ここを重点対策として取り組まなければ、萩市の発展はないものと考えております。

 以上で第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま諸岡議員から、今までもかねがね御指摘をいただいております大学問題初め、多くの問題についてお尋ねをいただきました。

 まず大学問題からお答えをいたしますが、今回今お話がありましたように、塩見ホールディングスについては、主たる設計部門について、このあいホールディングスの方に権利譲渡をされた。この一連の行為は、まさに今からこの塩見ホールディングスが言うなれば資金力を得て、大学をしっかりですね支援をしよう、とにかく塩見ホールディングスとしてはスポンサーとして頑張っていきたい。こういう意志表明をされているわけであります。一連の流れであります。

 きょう、お話がありましたように、昨日のいろんなマスメディアの発表がございました。SFCGの関係でありますが、今の時点で言いますと、塩見ホールディングスは、直接その株の関係以外は、資金の貸借関係はもうないとこのように聞いておるところであります。塩見ホールディングスとしては、このいろんな意味で用意をし、そして今金融のこれだけのですねこの変化の中で、何とかこの支援を続けたい。こういう意志表明をされているわけであります。

 ただいま学長のお話がございました。学長がこの交代をした。理事長がかわった。これも何か、あたかも皆市長の責任であるかのようなお話がございましたが、学長は任期満了なんであります。定年になられました。したがってその後任として、九大で博士号をとられました、今山大で御勤務であります、そしてかつこの国際社会関係の担当として、今学長の特別補佐、こういう立場でありますこの古賀さんという先生でありますが、この方を実はお招きをしたと、このように聞いておるわけであります。決して今おっしゃるようにですね、何か一連のこの行為が、何か結びついて変なことになってると、こういうことではございません。ただ大変経済関係が厳しいものでありますから、スポンサーとしては大変苦労されているのは事実でありますが、何とか引き受けた限りはですね、山口福祉文化大学が円滑にいくように、こういう努力をされているわけであります。

 まあそういう中で、今年も今一生懸命学生募集をされてますが、今時点で146名の入学者の確保ができた、まあこのように伝え聞いているところであります。昨年が110名。したがって、昨年の入学定員に対しますこの2分の1の確保はできておりますから、文部科学省を経由しましたこの補助金がですね、今年初めて、開学以来初めて、実は交付をされます。そして今146名の入学者につきまして、準備に当たられているわけでありますから、先ほど諸岡議員は、昨年の城下町マラソンのときに、たまたま福祉大学の学生と会ったとこういうことでありました。その熱意を、大変今お褒めでありました。今までいろいろ大学のことを語られましたが、学生をお褒めになったのは今回が初めてでございます。本当に驚きました。立派なことであります。大いにですね、推奨をいただきまして、全国からあるいは留学生がたくさんいるわけでありますから、そういった意味で励ましの言葉をいただきたい。みんな一生懸命頑張ってるわけでありますから、いろんな経緯はございましたけれども、何とかこの大学をですね、しかも集まってくれてる学生たちに対して、温かくこれを迎えていきたい。

 今お話がありましたように、野球はですね、このいよいよ3部リーグで優勝いたしまして、2部リーグのこの入れかえ戦で、まさに勝利をしたわけであります。ゴルフ部は、ゴルフ関係は、まさにですね中四の関係の大体皆トップクラスになってる。これは大変なことであります。そういったことは、割と余り時々市報には載りますけれども、余り市民の皆さんはお知りになりません。どうかそういったこともですね、一方でこの経営の関係とか、そういったことももちろん大事なことでありますけれども、そういった方面もぜひですね、御吹聴いただきますようによろしくお願いします。

 今、この権利関係の話をいろいろございました。狐島の関係については、今の時点でもまだまだ利用が確定をいたしません。この関係、基本的には学校法人萩学園がこの所有をされているわけでありまして、もちろん一部については土地のそれぞれの登記とか、いろいろなものがございます。こういったもので、今後他の施設の活用という形で処分されるのか、あるいは大学の施設の拡充という形でそれをお使いになるのか、このあたりは今後ですね、まさにこの詰めていかれる話であります。まあそのあたりを今からずっと見守っているわけであります。私どもといたしましては、まあとにかくあんまり、せっかくの今エーゲ海のようなというお話もありましたが、せっかくのすばらしい環境でありますから、変な施設にならないように、こういった意味でのチェックをしてるわけでありまして、お願いをしてるわけでありまして、とにかくいろんな形で、今までも例えば有料老人ホームとか、いろんな話がございましたが、まあそれぞれこの介護保険の話もありますし、いろんなこともありました。そういうようなことで、いろんな経緯もございましたが、今後この利活用については、やはり相当まあ建物等も修復等も必要でございますので、まあそういった関係もウォッチをしていきたいと思うわけであります。

 いずれにいたしましても、この権利関係、今抵当がどうのこうのという話でありましたが、民事再生によりまして、この萩学園の方で今管理運営がされてるわけでありますから、しっかり見守っていきたいと思います。

 そして今もう一つお話がありましたのは、この中傷されてるマス媒体っていう話でございましたが、今ここでお示しになられた新聞、まさにいろんなことが書いているわけであります。まあ選挙が近くなりますと、いろんな怪文書がこの流布いたします。これは一般的な話であります。まあそういう中で、今年はですね、そういう新聞の形をとって今おっしゃったように、私も5,000部ばらまかれているなんて初めて知りました。新聞社がそうおっしゃってるのかどうか知りませんが、この新聞は今の話だとですね、内容は事実だとか、あるいはこの内容は問題ないと思う、しかし見出しが問題だとおっしゃいましたが、内容が問題ない、あるいは事実だということはどのように検証されたのか、むしろお話をお聞かせいただきたいと思います。ここに書いてあること、ひどいことですね。私はだからこれは無視をしましたね。で、ここで今諸岡議員が、内容は問題ない、事実だとおっしゃってることは、この市議会の議場で言われたことですね。で、私が個々に聞いて、これは事実ですか、これは本当ですかって言われたら、お答えができるかどうかですね。それほどひどい内容です。こういったものは、本当に無視するか、名誉棄損の仮処分を打つか、あるいは選挙妨害でいろいろ捜査をお願いするか、いろんな手法があると思います。

 まあしかし、とにかく余りにもこのひどい内容だと、皆さん議会議員の皆さんお読みになっていらっしゃるんですね。だから個々の話も今ここで私は展開するつもりもありません。野村市長の心の中に自己の名誉欲と学校設立に生じる権利、あるいは金銭欲が先行した云々と書いてあるんですね。これは事実がどうかちゃんと検証いただきたいんですね。本当であれば。

 いろんなことで、ここに書いてある。まあとかくこういった怪文書的なものは出てくる。まあしかしこれを議場でですね、これは問題ない、事実だとおっしゃるのは、やはり相当の自信があっておやりになったこと。こういったことは、やはり議会伝統ある萩市議会の場としては、私は不適切だろうと思います。注意をしたいと思います。

 そして、そのいろんなことについてどう対応するか、十分考えていきたいと思います。まさに今、そういう形でだんだんトーンダウンしてきたんだすね。最後に出されたものは、お願いしますとか、くださいとか、丁寧な言葉で書いてある。しっかり山口福祉文化大学を支えてくださいとこう書いてあるんですね。だんだんトーンダウンしてるんです。初めはめちゃくちゃ書いてあるんですね。その内容は、諸岡議員、一番御存じだと思います。ぜひそういった意味で、今後対応を私どもも考えていきますから、そういった事実であるとか、あるいは問題ないとか、ただ見出しだけが問題だ、中傷だとかこういうことはおっしゃらないでほしいと思います。

 それからその次の、この2番目の財産関係でありまして、長嶺武四郎先生の彫像の件であります。

 まあ本件については、ちょっといろいろあの今誤解もありますんで、総じて言いますが、長嶺武四郎先生には、御夫妻にはお子さんがいらっしゃいません。したがって、御主人の武四郎さんは確か三男か四男でありますから、その関係の方々の末裔の方がいらっしゃいます。そしてまた奥さんの方の関係の方もいらっしゃいます。最後は、武四郎さんは早くお亡くなりになりましたんで、長嶺律子さんが2月10日にこの萩市に対しまして、この像を寄贈されました。このことは市報にはっきり書かれております。そしてまた御指摘がありました展覧会も、市報に載ってるんですね。だれもみんな知ってるんです。私もそれは東京で知りました。しかし今、たまたまお尋ねになった方が、職員が知らなかった。これは当時、そういった形で展覧会をし、そして受領式をし、これは大変な行事でありました。

 私が市長になってから、このいろいろ言われたこと、毎年一つくらいは長嶺さんのブロンズ像をつくってほしい、こういった要請がありました。これはどういうことかといいますと、この今寄贈を受けたのは、実はブロンズ像ではないんですね。ブロンズ像ではなくて、ブロンズ像のもとになるこの原型の石膏像なんです。石膏像であります。その石膏像からブロンズ像ができるんですね。だから今おっしゃった五つの像、これは石膏像をもらって、石膏像からブロンズ像をつくったものであります。例えば今の、誕生地にあります吉田松陰像、あるいは私になってからつくったものは図書館にあります像、そしてウェルネスパークにある像、今まではずっと大体例えばロータリークラブとか、いろんな方々が寄附をされてそれでつくったものであります。私が市長になって相当そういうふうな、長嶺武四郎先生の像で、要するに大きいものですね、これは数限りがあります。大体レプリカの小さいものがかなりありますんで、大きいものの中から、この図書館前にふさわしいっていうものでつくったものが一つあります。そしてもう一つは、これは市のちゃんと議会の議決を経て、予算でつくってるわけですね。だから皆議員の方は御存じであります。そしてもう一つはウェルネスパーク。これはその整備のときに、やはり一つくらい長嶺先生の像がほしいとこういうことで、県にお願いして、県の方でつくっていただきました。県の予算でですね。

 まあそういうようなことで、今までそういうふうな管理をしてきたわけでありますが、ただ、今お話がありましたように、市民館で展示会をしたときに、実は石膏でありますから、1体崩れたんですね。これは取り返しならない話だ。ということで、とにかく保管管理を厳重にしようっていうことで、ちゃんと木枠に入れて、今保管をしてるところでございます。それが今、青木周輔の旧宅の蔵の中ということで、これは皆さん大体当時の関係者のみんなは知ってるわけであります。何か世紀の発見のように言われましたが、これはちゃんといろんな形で市議会にも御報告をし、そういう形になってきてるわけであります。

 そういうようなことでありますから、長嶺武四郎先生の関係で、今姪御さんがという話でありました。私がこのお話をした長嶺律子さんの姪御さんでありました。その方が、たまたま御夫婦で来られて、その小泉さんに、当時の小泉総理にお渡しをしたということをお話をしましたら、大変喜ばれたという話をしました。

 そしてその一連の話のときに、この議会でも何度もお話しましたように、当時この長嶺武四郎先生は、東京美大を御卒業されました後、韓国、半島に渡られまして、そこで旧制中学校の絵の先生をされておられます。絵の先生をされたときに、実は教え子の一人が、亀田さんということで、前もお話いたしましたが、この方が実は松陰像のモデルになられたんですね。今でもひょうひょうとして、なるほど松陰のモデルとしては適してるなとこういうふうに思いました。たまたま私は、沖縄復帰のときに仕事を一緒にした方でありました。私よりも10歳年上の方でありますが、その方が当時の旧制中学校同窓会を毎年のように開いてきた。まあその中で、長嶺武四郎先生の非常に目にとまり、お前松陰の像になれということで、何回も何回も駆り出されたとこういう話をされていました。その関係でお話をいたしましたら、もう当時実は奥さんは病に伏されたと思っておりましたけれど、もう直前に亡くなられておったんですね。まあ要するに、武四郎先生は既に亡くなっていた。そしてだれも御相談をする人がいないっていう話をしたところ、まあこのなかなか連絡もとれないだろうからという話で、このそのまま走ったわけです。そういったことであります。

 しかし、あの像もですね、さっき言いましたように、これはブロンズ像でありますから、基になる原石のその何ていいますか石膏、まあこれは原型の石膏はちゃんとあるわけであります。まあそういったものでありますから、この原型の石膏分はちゃんと別に管理をして、ちゃんとこの順番をつけ、写真もつけ、保存をしてるわけであります。決してそれを何か、あたかも何も管理をしてないって、こういうことではないんですね。その当時の関係の方はたくさんいらっしゃいます。ユネスコの協会が、この例えば展示会を中心になってやられました。その関係者の方はみんな御存じであります。

 そういうようなことでありますから、この長嶺武四郎先生のまあ遺作といいますか、みんな石膏といいましても、当時日展に出す場合は、石膏の白いままでなくて色をつけますから、あたかもブロンズ像であるかのような格好に見えますが、それは基本的には実は皆原型、石膏なんですね。それを全部並べて展示会をしたのが、確か平成3年でございますか、3年の3月21日から27日、1週間、まあそういうふうな展示会をされたわけであります。

 そういうようなことでありますから、そういう中で、この長嶺武四郎先生の作品についての、まあ小泉総理へその一つをお贈りしたこういう話もあるわけでして、決して粗雑に扱ってるものではない、粗悪に扱ってるものではない。こういうことをしっかり御認識をいただきたいと思うわけであります。

 とにかく、この私ども長嶺武四郎先生の当時、これは大和義男先生、私どもの中学校の恩師でありますが、東京美大の出身の方が、そのころたくさんいらっしゃいました。東京美大、当時なぜ全国たくさんある地の中で、萩からだけこれだけ若い学生たちが、東京美大に集まるかっと言われるぐらいですね、同じ同期の周辺の方、たくさんいらっしゃる。まあそういった中で、この皆さんが何とかこの東京に自宅に積まれておるこの彫刻のですね、もう部屋いっぱいになってて、管理が難しい。そういったものを萩にということで、お願いをされてこちらに来たと、このような経緯を聞いてるところであります。

 したがって私どもも、できるだけ今大きいものは大体ですねしました。あとは大体、夫人の裸像でございますので、なかなかブロンズ化して置くところが難しいものでありますから、今この五つの例示をされましたけれども、そのほかにも今後何か機会があればですね、そういったものをブロンズ化する。まあもとから像をつくるのは、大体1,000万かかると言われていますが、その原型の石膏があればこれはそんなにかからないわけです。そういった意味では、その活用も今から考えていかなければならない。これは長嶺先生のまあ御意志にこの沿ってですね、しっかり管理をしていくこと。管理そのものは、今そういうふうに厳正に行っておりますので、あとはその運用の面も少し考えていく必要があるだろう。まあこういうことであります。

 松陰像などについてはですね、これはもしつくれば、欲しいという方はたくさんいらっしゃいますが、しかしこれもちゃんとですね、著作権という問題もありますから、そういったことで御了解をとった上でやらないといけない。こういう話であります。

 まあ今お話がございましたもろもろのこと、そういうようなことでありますから、今後ともこういった物品の管理はですね、適正に行う、これは当然でありますし、先般この議会でお話しましたとおりであります。よろしく御理解をいただきたいと思います。

 観光のサイドで、特に重点的にお話がありましたのは、いろんなこの志士たちの旧宅等のですね、取り扱いであります。

 木戸公については、今お話のとおり10月1日から有料化にいたしました。ワンコイントラストから、有料化にしたわけでありまして、もともと私が市長になって帰ってきたとき、あそこの状態はどうなっていたかといいますと、あそこは人が住んでおりました。なぜ人が住んでるかと聞きましたら、人が住まないと建物が痛む。したがって木戸公も青木周輔も、実は観光客は中に入ることはできませんでした。そこでと何とか修復をして、そしてこの萩を訪れた方が、中に入って見学できるようにということで解放したのがまず最初であります。そしてまあいろんな形で補修をいたしました。かなりお金もかかりました。

 したがって入っていただくときに、文化財を守るということで、ワンコイントラストというのを始めたんですね。まあしかしなかなか、払ってくださいってこう看板立てるんでありますが、なかなかお金を入れていただけない。こういうふうな状態が続きました。

 かねがね諸岡議員も萩市の財政問題、何度も何度も御叱声をいただきました。私どもも何とかですね、財政を立て直していく、合併後のいろんな課題もたくさんありました。まあそういう中で、観光も随分実はお金を使っておりますので、特に文化財関係では、相当のお金を使っている。そういった意味で、この文化財を利用していただく、あるいは中に入っていただく。いろんな形の方々には、まあ応分の負担、応分の負担といいましても、1回入るのにあの烏龍茶の値段よりも低い100円なんですね。100円としたことによって、まあそのどういう効果があるか。まさに客は減ります。これは当然予想していた話であります。京都が各庭園とかお寺が入館料をとり始めたときに、どっと客が減りました。有料にすると必ず1年、2年は客足が遠のくものです。これは観光世界では常識であります。まあそれはある程度覚悟しておりましたが、しかし入場料はワンコイントラストのときの金額という観点からいいますと、今御指摘のようにふえてきたんですね。まあこれはそうは言いながら、入ってる人たちは減ってる。

 今までどういう観光を萩はやってるかといいますと、わっとこのエージェントがお客を連れて、今がやがやという話をされました。でそして、時間の調整を無料の木戸公、あるいは久保田家、まああるいは青木周輔、こういったところで調整時間に使ってるんですね。エージェントとしては、一切お金がかからないから、時間調整にもってこいなわけですね。もしこれが100円で30人っていったら、3,000円の負担をしなくちゃいけないんですね。なかなかエージェントとしては、去年の10月からですから半年たってないわけです。なかなかそういった用意がない。だからある程度今エージェントに皆お話をしてますから、いっとき時間がたてば、そういった用意もして、堂々とですね。だけどエージェントは常に予算等を考えながらですね、旅行計画を組みます。私どもがワンコイントラストでやっていたときに、この附近の文化財をお持ちの財団からは、有料にしてほしいという陳情書が出てまいりました。まあこういうふうなこともございました。なかなか有料のところに、ワンコイントラストの方に人が流れていく。要するにお金を払わない観光客。こういうことでありましたが、今はこういうことがないと思っております。

 今、議員が御指摘、御提案がございましたいろんなことをセットにしたセット料金。これは先般の名探偵コナンですね、ああいったときには、例えばまぁーるバスとこの博物館とか、こういったものがセットになってるんですね。そしてモデル的に、まさにおっしゃるようなことをやってるわけです。こういったことはぜひ必要だと思いますので、今後も今施行しているそのやり方、これ10月1日から初めて有料になったものでありますから、まさに今から議員御指摘のようなことは、ちゃんとして計画を立てていこう。遊覧船もまぁーるバスも、そしてそれぞれ個々のですね、そういった施設も組み合わせながら、いろんなこのシリーズをつくっていきたい。こういうふうに思っています。御指摘をいただいた、まさにその趣旨に沿って動いているところでございます。

 そして合併の評価という話であります。合併の評価、満足度は市長はどうか。これは松尾議員の質問に対してお答えをいたしましたように、合併というのはまさに歴史的な評価になります。皆さん、民間の銀行が合併した、会社が合併した、そのときに、直後に聞いてどうですかって聞けば、大変だとこういうふうに型は決まってるんですね。しかし、長い目で見て、その銀行が存続できる、あるいは銀行が繁栄する、あるいは会社がどうかというときに、やはりこれは5年、10年歴史的な評価になろうと思います。

 合併は、きのうも申しましたように、一つの歴史的な評価になるだろう。これはなぜかというと、分権という住民の皆さんの身近なところで、県やあるいはその遠くではなくて、この基礎自治体たる市の場で、まさにこの市議会で物事が決定できるようにしようというのが理念であります。我々は、市議会挙げて、その理念に賛成をしたわけであります。都道府県から、この地、基礎自治体たる市で物事が決定できるようにしよう。そのためには、足腰の強い基礎自治体をつくる必要がある。だからこのまあブロック、エリアをですね、まとめて合併をすれば、ある程度の基礎力がつく。こういうことでこの市議会でも、いろんな形で議論をいただきました。議論をいただきましたが、最終的には賛同いただいたわけであります。まさにそういう方向で、今私どもも運動しておりますし、私も地方分権の必要性を、毎回毎回市長会等でお話をしております。議会におかれましてもですね、そういった努力をされてるわけでありますから。そしてきのうも言いましたように、昭和30年の合併以来、半世紀をたった。社会経済実態は随分変わりました。本当に例えば田万川に、田万川の中でも小川に行くのに、昔は1日がかりだった。しかし今は1時間以内で行けます。こういったような交通情勢も変わりましたし、いろんなものが変わってる。今後はさらにまた変わっていくかもしれません。そういったようなことも含めて、この情勢の変化に対応して、まあ的確な一つの判断ということで、合併をしたわけであります。

 いろんな意味で、合併をしたらやっぱり総合事務所の人数が減ってきた。こういうお話もあります。そばの食料品屋さんは、なかなか売れ行き悪くなった。こういう話もあろうかと思います。いろんな問題がございますが、まあしかし一方で、この大同団結した結果、福祉の水準は旧萩でやってた、あるいは須佐で高水準の福祉が展開をされてた。これが全部各地域で行われているわけであります。訪問入浴という、入浴はそういった形でですね、きのうもお話しましたが、合併後どういう地域でも、訪問入浴ができるようになったんですね。例えば給食もある意味では昼しかなかったけれども、昼も夜も介護保険の一つのこの給食制度としてでき上がるようになりました。いろんな形のものがですね、広く合併したそれぞれの地域においても展開をされています。保育もある意味では、保育料が同時入所、第2番目からは無料にしました。これは県内でも萩ともう一つのところだけですね。いろんなことを今までやってきてるわけですから。移動図書館を心待ちにしていらっしゃるお年寄りの方もいらっしゃるわけでして、今までは見たことのない、そういったものがうちの地区にも来るようになった。まあこういったこともですね、合併の成果であります。合併のマイナスのことばかりこのいろいろ言われますが、合併した当時は、あのまあーるバスがうちの地区にも週2回必ず来てくれる。そしてその診療所やあるいは総合事務所や買い物に使えるようになった。しかも無料だと、こういう話であります。

 そういうようなこと、いろんなことを、いろんな形で聞かれればですね、公共事業が減った。これは確かにこの合併したから減ったっていう一つの面もないわけではありませんが、ただ大部分は地方交付税が減って、あるいは全国の公共工事が減ってきたわけでありますから、まあそういった意味では、その大きな一つの流れの中の話。だけど、できる限りですね、今公共工事についても、各土木建設の事業所にとっても、この営業に支障がないように、まあこういったことも今から努力してまいります。

 あと、この合併の問題については、それだけでも今から延々お話をしたいわけでありますが、その続きで、6番目に企業誘致の話でございました。

 企業誘致はなかなか難しい。こういう話でございますが、今私どもは悟りきった言い方でありますが、地場の事業を大事にすること。これは諸岡議員の御主張とほぼ同じだろうと思います。私どもはいろんな努力をしてまいりました。今、そしてまた今からもですね、いろんな形でですね、新たにこの萩へ入ってこようっていう企業はございます。ございますが、特に気をつけなければいけないのは、産業廃棄物の処理場みたいに、途方もない規模であります。これは雇用効果もある。確かにいろんな意味でですね。資金がばらまかれるでしょう。しかしそういったものはやっぱり排除していかなくちゃいけないし、このいろんな形で、まあこの北浦にもいろんな企業が入りたい。しかし、本当に労働集約的なものか、あるいは産業廃棄物の処理場に、みんなが断っているものをここに持ってこようとする、こういったものは排除していく。何よりも一番大事なことは、議員が御指摘のようにですね、地場の事業、第一次産業、こういったものを生かしていくことだ。

 今一方でですね、私どもは、この間もある病院の経営者の方から手紙をいただきました。何が書いてあるか。とにかく看護師の確保ができません。コメディカルの職員スタッフが確保できません。コメディカルといいますと、作業療法士とか理学療法士とか薬剤師とか、こういった方々の確保ができないから、もう本当に経営に困ってますと。もちろん医者も少なくなりました。こういう状況です。専門職はなかなかここに来てもらえない。こういう状況であります。

 そして、一番大きな問題は、第一次産業、農業、林業、水産業。後継者がなかなか見つからない。こういう話であります。確かに収益ある事業として、第一次産業は大変難しいわけであります。自信を持って自分の子供に残ってくれとはなかなか言いがたいんだと、こういうお話を聞きます。だから収益ある農業、収益ある漁業をどう構成するかという話であります。

 大島の話を、きょうは私が言おうと思ったら先に諸岡議員から言われました。大島へ学べ。まさにそう言ってるわけですね。みんなが努力をして、力を合わせてやれば、島嶼部でも、ハンディキャップのある島嶼部でも、若い人たちが集まってくるということでありますから、まさに同感であります。諸岡議員と意見が合うのはめったにない話であります。本当にきょうは感激をいたしました。ありがとうございました。

 いろんな形で、あのまだまだあの、最後にブランド化の話でありました。ブランドはまさにですね、ブランド化は今から第一次産業、海の幸、山の幸、こういったことからいいますとですね、まさに萩ブランドなんです。今、東京のミシュランのブック見てください。萩の瀬つきあじ、萩のあまだい、こうやって書いてあるんですね。今、フランス料理のかなりいい店では、東京では、必ず生産地を書きます。どこそこの豚肉、どこそこ野菜とか書いてます。萩の瀬つきあじって書いてあるんですね。ぜひちょっと値段が高いですけど、そういったところに、今萩の仲買いの皆さんが一生懸命食い込んでるんですね。

 萩のブランド、萩と名前がつけば売れるっていうんですね。それほど今信用度が高い、中身がいいということであります。それは一朝一夕にはできない。長くこう築き上げられてきたブランドであります。先般のクロマグロ、松方弘樹さんが釣りあげました。翌々日、伊勢丹で売られたんですね。萩の、松方弘樹が釣り上げた一切れいくら。めちゃくちゃな値段ですね。それはだれが釣り上げようがですね、萩のクロマグロ。青森県の大間のマグロとともにですね、いまやブランド化してます。いろんなものがですね、この萩の商品として売れるわけでありますから、そういったことを今から考えていきます。

 私ども市の職員も一人、4月1日からそういったものを専担し、民間の事業者の方と一緒になってですね、そういった作業をする。そういうふうなことも今計画をしてるところであります。

 いろんな意味で、このブランドの話もですね、議員の御指摘のとおりでありまして、そういった意味では、この萩の生きていく道は、まさに農商工連携。きのうも言いましたけれど、農商工連携は、実は萩がまさに先進地だった。やや過去形になって非常に恐縮でありますが、そういった実績をですね、この萩の地は持ってるわけでありますから、ぜひそういったことをもう一回思い起こして、この一次産業を中心に頑張っていきたいと思います。

 質問事項が非常に多かったものでありますから、答弁もれも若干あるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 諸岡議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩をいたします。

     午前11時03分休憩

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     午前11時18分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位7番、斉藤議員。11番、斉藤議員。

  〔11番 斉藤眞治君登壇〕





◆11番(斉藤眞治君) 民主党の斉藤眞治です。質問に入ります前に、今国会での麻生総理の両院本会議及び各委員会での言動、麻生総理に対する小泉元総理からの叱咤激励、定額給付金に対する食い違った発言、道路特定財源や郵政民営化に対する総理の認識、また中川大臣の辞任などは国民を愚弄していると私は思っています。早期に解散総選挙を行い、国民の真意を問うべきであります。市長も強いパイプを持たれている官房長官に対し、萩市民を代表して総選挙を行うよう助言されてはいかがでしょうか、という私の心境を申し上げ、通告に従い順次質問に入ります。

 題目1の医療・福祉行政について、3項目の質問をいたします。

 初めの萩市民病院の役割についてですが、さきの12月定例会の質問で、市民生活の安全安心の一つとして、萩市民病院の改革プランの策定における進捗状況及び、萩市としての資金支援計画への答弁をいただいたところであります。

 さて、現在国会で予算の審議中ではありますけども、昨年12月に総務省から示された平成21年度公立病院への財政の改革ポイントでは、過疎地に関する財政措置で、不採算地域の病院への特別交付税の要件の緩和。産婦人科、小児科、救急医療では医師の確保対策や、救急医療の充実に対する普通交付税の増額、救急医療施設、小児救急医療提供の病院への市町村分の特別交付税の増額、また公立病院の改革推進として、病院建物整備にかかわる普通交付税の建築単価の上限設定や、ベッド数に応じた交付税及びベッド利用率の状況などで、平成20年度に比べ700億円程度の増額が示されていることは御案内のとおりであります。

 予算の成立後、これからの萩市民病院の運営、経営には影響を及ぼすと考えます。一方、公立病院改革ガイドラインに沿った県立病院の改革プランを拝見いたしますと、4項目の視点でプランを構成し、県立総合医療センターと県立心の医療センターに区分され、病院経営を制度上、地方独立行政法人化した運営形態で検討がされています。

 このプランの課題としては、働く者の立場では、職員の労働意欲の衰退、欠如、労働レベルの悪化から、また県民の立場からでは、県立病院が消えてしまう、もうかる医療への転換、つまりもうからない医療の切り捨てが加速し、患者の受け入れ拒否につながる弱者切り捨てによる県民の負担増。また財政面から、新たな費用の支出が想定されると受け取りました。今後の県議会での審議、議論に注目をしてみたいと思っています。

 新年度の公立病院への財政改革ポイントや、さきの12月定例会の市民病院改革プラン策定に関する私の質問。山口県地域医療計画における萩市民病院の位置づけ、果たす役割と診療科目、改革プラン策定の共有化と情報公開に対する市長の答弁や、国、県の動向など、萩市民病院を取り巻く環境から示された公立病院改革ガイドラインに沿ったプランにはならないという、私の基本的な認識を持っているところであります。

 そこで、再度萩市民病院の役割について、地域医療の連携、医療機関のネットワーク化という観点で、5点の質問に対する市長の御見解をお尋ねいたします。市民病院の改革プランにどう反映されるかという視点でも、関心のあるところであります。

 1点目は、地域医療連携室の設置状況、及び業務内容をどのように考えておられるか。あわせて、脳卒中と地域医療連携の協同での取り組みにおける地域医療連携室の充実。例えば出前講座、市民講座による予防対策活動の推進についてのお考えは。

 2点目は、病院と病院の連携による医療機能の効果についてどのように考えておられますか。

 3点目は、ITによる地域医療の現況と、今後の推移についてどのように考えておられますか。2点目とも関連するものでございます。

 4点目は、がんと地域医療の連携から、二次医療圏の地域がん診療拠点病院の役割と、がんについての市民公開講座など、活動についてどのようなお考えを持っておられますか。

 5点目は、認知症と地域医療の連携から、他の公立病院には、例えばもの忘れ専門外来を開催されています。そこで、現在の市民病院の診療科目、神経内科に病院の機能の充実という観点から精神神経科を併設し、市内の開業医との連携を含め、地域完結型の精神科医療を考えられませんか。以上5点であります。これらのことは、病院としての受診者の満足度を高めることへもつながると考えますし、努力は必要なことであります。

 次は、福祉医療費制度についてです。さきの12月定例県議会で、来年度から福祉医療費助成制度を償還払い方式にする、医療費の一部負担導入の検討をという発言があり、患者団体、また医療団体から福祉医療費助成制度の償還払い、立て替え払いでございますけれども、と患者の一部負担導入の中止を求める請願書や、福祉医療費助成制度の継続請願書が、県及び県議会等に提出をされています。市長会も現行継続の意見書も出されているところであります。

 この制度は、重度心身障害者、母子家庭、乳幼児の医療費助成と区分をされ、廃止されますと、県の試算では現在外来月千円、入院月2千円の一部負担導入による財政削減額は、当初県が8億円、市が8億円、県民全体で16億円にも及ぶとされています。加えて、全額立て替え払いを加算をすると、もっと負担増となるわけであります。制度の継続を求める声に対し、県は緩和策を発表いたしましたけども、それでもおのおの5億円の負担となるわけであります。

 この制度で、一部負担金を徴収をしていない山口県を含めて9県と聞いていますけれども、山口県の少子高齢化の中で、住みよさ日本一、元気県加速化6プランを掲げている県だからこそ、この制度ができるわけであります。

 この制度は、対象者の所得制限はありますけども、患者の一部負担はなく、医療費の償還払い、立て替え払いもないことから、すぐれた制度として県民、市民には評価をされています。

 この制度の解約の背景には、アメリカの金融危機等の影響による景気の悪化で、県税収が減少し、県の財源不足が見込まれ、建設的経費、国の補助及び県単独の公共事業を除く一般歳出の一律2割カットから生じるものだろうと思っています。しかしこの財源として、道路特定財源の一般財源化で、この費用の捻出は可能であると私は思っています。

 この制度の継続について、市長にも関係者からの要請書も届いていると推察をいたしますし、市長も疑問視されているというようであります。

 そこで、萩に生まれてよかった、萩に住んでよかった、萩を終の住処としてよかったと市長は提唱されていることから、再度県知事に対しこの制度の継続の申し入れと、実施された場合の関係市民の負担増となる推計試算額及びその代償措置、すなわち市からの助成について実施されるお考えはないかお尋ねをいたします。なお、民主党としてもこの制度の継続について県知事へ要請をしています。また、山口市や周南市議会でもこの制度の継続を求める意見書をこの3月定例会で可決をしているところであります。

 3項目めの、高齢者対策については、高齢社会に的確に対応するため、高齢者、障害者に住みよい社会となるよう自立、共助、公助を基本としたまちづくり、高齢者の就業機会の確保と世代間交流の促進、住宅、施設福祉サービスとした老人保健施設、特別養護老人ホーム、グループホーム、ショートステイ、デイサービス等の施設の整備、加えて在宅介護のためのホームヘルパーや、ケアマネージャーなどの介護職員の労働条件の改善による確保など、官民を挙げて取り組んでいるところであります。

 しかし、小泉内閣による社会保障費の2,200億円の削減による高齢者や障害者の受益者負担や、母子家庭への加算額のカットなどについて、社会的弱者からの負担の軽減を求める声を多く聞いているのは私だけでしょうか。質問の内容とは異なりますけれども、これまで各障害者施設への補助金の交付や、施設の利用者への萩市独自の支援策についてお尋ねをしていますし、今日の景気の悪化が障害者にも影響を及ぼしていることから、再度市への要請をしておきたいと思っています。

 さて、合併で広範囲となった萩市の高齢化率は年々上昇する傾向にあり、各種の施設入所、入居利用者の定員と希望する方の実数はどうでしょうか。これまでの市長の認識は、関連施設は充実していると言われてますけれども、現在の入所、入居施設の数で足りていると思われますでしょうか。私は、近所にお住まいになっている方や、老人を抱える家族の声から、特に低所得者に対する施設への入所、入居で、待機待ちに対する不満の声を実感をしています。

 そこで、老人保健施設、医療施設、とりわけ介護保険と医療保険との制度の違いで、介護や医療施設を退去させられた方の施設への再入所、入居、また認知症もしくは疑いのある方で、施設に入所、入居できない独居老人や老人夫婦の自宅での待機待ち対策、及び低年金生活者など、諸事情のある弱者向けの施設の増設について、市長の御見解をお尋ねいたします。今より増して、萩市の最大の課題に上げられる高齢社会に対するさまざまな有料老人ホームの整備の一環でもあると考えます。

 題目2の雇用対策緊急雇用、失業者対策についてお尋ねします。

 100年に一度と言われる急激な景気の悪化から、雇用問題が深刻な社会問題となっていることは御案内のとおりであります。山口県では、緊急雇用対策関連事業で離職を余儀なくされる非正規労働者に対する緊急雇用対策として、一時的な雇用を確保するため、竹林の伐採事業等、道路や河川の維持管理事業を前倒し発注、中小企業者対象として、離職者や雇用対策緊急資金、再就職支援対策が、昨年12月の臨時県議会で約29億1,000万円を追加上程し、承認され、現在就労されております。期間は限定をされていますけれども。

 また、萩市でも農林水産業の雇用確保対策で、新規就業希望者の募集として、賃金を得ながら実践的な研修と技術習得の条件で、農業3名、林業2名、漁業5名の計10名定員で月額9万7,000円として、1年間の助成が行われます。加えて、ふるさと雇用再生特別交付事業、1年以上の雇用、緊急雇用創設事業、6カ月未満の雇用として、各課、各事業所で策定されていると推察をいたします。

 これらは、今国会で審議中ではある、国からの交付金の事業計画であります。また、萩市でも今定例会の補正予算として、地域活性化政策対策臨時交付金による前倒し事業も予算計上され、議会での先議扱いから全会一致で可決をされました。

 さて萩市内の事業所で、昨年の10月から今年の1月末にかけて事業所の倒産が急増し、この影響で200名を超える失業者が発生していると予測をしています。現在雇用保険を受けながら、仕事を探しておられると思いますけれども、職安では条件に合った仕事がないという声を聞いています。それだけ仕事がないわけであります。

 また、国民年金の支払いの免除について、手続きをされてない方の報道や、雇用保険で生活をされており、終了後の生活に不安を持たれている方が多くおられます。そこで、国や県の雇用対策に加え、萩市独自の雇用対策、仮称萩市緊急雇用対策関連事業とした、労務提供を主とする雇用の確保対策を財政難であることは承知してますけども、対応できないか市長の御見解をお尋ねいたします。

 現在、萩市が出資をしている事業所や、委託事業所での仕事の拡大、また、直接萩市が維持管理をしている道路、河川を含めた公共施設等での業務の見直しなどで、50名程度の雇用ができないか、試算をしてみました。生活費月15万円の賃金として、9,000万円が必要となります。この試算額は、1年間の額です。この経費は、萩市の財政調整基金を取り崩し充当するものであります。国、県も一大事であるならば、萩市にとっては、死活問題であります。

 財政調整基金の取り崩しには、市民の理解が得られると私は考えます。観光や景観などのまちづくり施策等の充実も必要なことでありますけれども、生活が第一の施策も必要であると考えますが、いかがでしょうか。あくまでも、萩市独自の雇用対策としての対応です。この対応について、青木議長にも萩市緊急雇用対策関連事業要請書を提出していますことを申し添えます。

 以上が、今回の質問内容です。市長としての答弁に市民は関心を持たれていると推察しますので、前向きな答弁を要請し、第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただ今斉藤議員から医療福祉関係、そして雇用関係に絞った御質問をいただきました。それぞれ、今当面の課題でございます。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 最初の、市民病院の関係でありますが、議員先ほどお話がありましたように、さきの12月定例で、市民病院の改革プランの策定についていろいろ御意見を賜ったところでありますし、今もそのいろんな内容を御披瀝をいただきました。そしてきょうは、具体的には5点に限定をしましてお尋ねをいただいております。まさに地域医療、市民病院の役割という観点であります。

 第1点目は、地域医療連携室の設置状況と業務内容、どういうふうになっているかというお尋ねでございます。そしてまた、それが出前講座や市民講座によります予防対策活動というものに結びつかないか、こういうお尋ねでございますが。

 そもそも地域医療連携室なるものは、市民病院が地域の医療機関や保健福祉施設と連携する際の窓口機能を持つもの、こういうふうな定めでいるわけであります。市民病院の場合は、地域連携室というふうな呼び名で親しまれているわけでありますが、もう既に平成14年4月に設置をされまして、6年半経過をしております。ある意味では、いろんな意味で実績を積み重ねてきているわけでございます。

 業務内容はどういうことかと言いますと、それぞれの医療機関からファクシミリ等を通じまして、患者の紹介を受けます。そしてその場で速やかに受診の予約を行いまして、そして紹介されました医療機関へ受診日時や留意事項、こういったものを返信をいたします。そして当日、該当する予約の日に紹介患者が来院をされましたら速やかに対応いたしまして、同時に紹介をされました医療機関へ患者の来院の内容を来院されたことをですね報告をいたします。入院という事態になった場合には、その旨を連絡をし、退院をされるときにももちろん紹介元へ連絡をし、そして逆紹介をいたします。こういったことが一般的な連携の意味であります。医療機関等を訪問してアンケートを実施したり、そういった自院に対する評価、こういったこともいろいろ取り組んでおりますが、実態把握、あるいは問題点、そういったものの把握の努力もしております。

 今具体的には、連携室によります出前講座、市民講座、予防活動こういった推進についての考えはということでありますが、連携室に求められますものは、地域の医療機関やあるいは保健福祉施設との連携強化によって、つなぎ目のないサービスを提供する。だから福祉の関係で調子が悪くなったらそれは医療機関に、あるいはそのまた元気になられたらまた元へとこういうですね。あるいは例えば地域の診療所がありますと、そこから紹介を受けて入院をされる。また退院して病後のケアは診療所で行う、こういった意味の機能を実は地域医療推進室は持っているわけでございます。

 もちろんこういった関係で保健、医療、福祉関係者が集まりまして、そういったセミナーや交流会を年に3回程度は継続して企画開催されているようであります。とにかく、医療保健福祉こういったもののサービスがうまくなだらかにつながるように、そういうような努力をするところでありますので、ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いしたいと思います。

 2番目には、病院と病院の連携による医療の機能、効果についてということでお尋ねでございます。俗に病病連携と私どもは呼んでおりますが、その効果についてというお話でございます。

 今一般論として言えば、非常に医療は高度化、専門化しておりまして、1人の医師や一つの医療機関で、すべての医療サービスを提供するというようなことはきわめて困難でありますので、要は効率性の面からいいましてもまた実態の面からいいましても、いかに連携をしていくかということが大きな課題になっております。

 今施設完結型ではなくて、各医療機関が地域に果たすべき役割とか、機能とか、こういった責任を明確にいたしまして、地域完結型が現在の医療の姿、このように思っておりますので、まさにそういうことを御指摘であろうと思います。

 一方で、病院が提供する入院医療は、いろんな形のものがございます。患者の病態等に応じまして、急性期であるとか、亜急性期とか、あるいは回復期とか、慢性期とか、終末期とか、それぞれの入院医療を提供するこの機能、それぞれの病院が分担をしているわけでありますが。この急性期医療を提供する病院、まあ市民病院がそうでありますが、亜急性期の病院と連携する必要は当然あるわけでありまして、ある程度回復されれば次の段階にですね移っていただく、こういうふうなそれぞれの病院間の連携をするわけであります。

 病院同士にありましても、自院にない診療機能を他の病院に求めて連携をする、これは当然のことでありますし、非常に重要なことであります。今都道府県が勧めますところの各都道府県、山口もそうでありますが、4疾病5事業に関する医療連携体制を構築すること自体が、各医療機関の地域における役割機能、医療計画で明らかにして、これを医療資源を効果的に活用しようとしている制度であります。

 そういうようなことで、今病病連携という話しで、これについての効果という話でありますが、まさにそうせざるを得ないような実態になってきておりまして。まして今医師の引き上げ等がございますので、それぞれこの得意の分野、こういったものがお互いに連携をして行く、まあこういうふうな姿に今なっているわけであります。

 3番目には、ITによる地域医療の現況と今後の推移ということでありますが。

 萩の市民病院はIT関係で言いますと、開院当初から電子カルテというものを導入いたしまして、これは中国地方、西日本でも確か初めてと言われたぐらいですね、当時は話題を呼んだものでございますが、そういった電子カルテを中心にいたします統合型の病院情報システム、こういうものを運用しております。そして市民病院は、島嶼部を持っております。特に、見島の診療所とは画像伝送という、画像によりまして、そこで診断ができるような仕組みを実は持っております。そういうふうな診断支援、症例の相談、こういったものを遠隔医療という形で行っているわけでありまして。そして単に市民病院と見島の診療所だけではなくて、山口大学の放射線課とも結んでおります。遠隔診断や、CT肺がん検診そういった読影の関係でもいろいろ協力をいただいているわけであります。

 そしてもう一つは、平成19年10月に、実は市民病院の神経内科の医師が常勤から週2回の非常勤に切りかわりました。これはまさに医師の引き上げでございますが、神経内科の医師を引き上げられた。これは非常に市民病院にとっては大きな出来事でございました。そのときに、脳卒中への対応、緊急時の対応が非常に難しくなってくる、こういう話でございまして。いろいろ協議を重ねまして、山口大学と済生会山口この二つの病院の脳神経外科と連携をいたしまして、IPテレビ電話で頭部の画像を転送することによりまして、症例相談等に対応していただいております。これも画期的な一つの手法でありますが、そういうふうなことで、実は医師の引き上げに対応して、今努力をしているわけであります。

 脳卒中に関しましては、圏域、萩の医療圏では、高度専門医療を担いますところの都志見病院と連携をする。これは当然でありますが、山口大学、あるいは済生会山口の協力も得まして、緊急時24時間、365日、症例相談に対応してもらっております。これもIT利用ということができればこその話でありまして。まさに議員御指摘のようにITが地域医療を大きく変えている、こうも言えるわけであります。こういうようなことで、この医師の引き上げということは契機にはなりましたが、脳卒中に対してはかなりそういったその体制で今臨んでいるところでございます。

 4点目は、がんと地域がん診療連携拠点病院との役割。そしてまた、市民公開講座こういったものが活動が結びつかないか、こういう話であります。

 がんについては御承知のとおり、がん対策基本法というのが平成18年にできまして、国のがん対策が進んでまいりました。そして全国どこでも質の高いがん医療が提供できるように、がん医療の均てん化ということを戦略目標にいたしまして、そして厚生労働省が都道府県単位で、あるいは二次医療圏単位で、がん診療推進拠点病院、こういったものを提案してきております。今山口県では国の制度に準じまして、中国地方では初めて県独自にがん診療連携推進病院という制度をですね、今年度に事業化しました。がん対策の陰陽格差を是正する。そういった観点もございまして、拠点病院が今までなかったわけでありますが、萩、長門地区につきまして、協力型で一つは都志見病院、そして単独型で厚生連の長門病院、こういったものを平成20年11月1日、まあほんのわずか前でありますが、そういったことで指定をされまして、協力型である都志見病院は院内がん登録及びがん相談支援の実施を行う。こういうことであります。そして山口日赤の協力を得まして、国のがん診療連携拠点病院と同等の事業を実施する、こういうふうにうたわれているわけであります。

 4疾病5事業の内のがんについては、都志見病院がすべてのがんについての手術、放射線療法、化学療法を組み合わせた専門診療を行うことが、今年度医療計画に記載される予定であります。それでは、市民病院はどうするかと言いますと、市民病院はがんの内、乳がん、肝臓がん、肺がん、胃、大腸がんの手術化学療法による標準的診療に対応する、子宮がんはこれは対象外になります。そういうようなことで、市民病院は市民病院の役割を持つわけでありますが、いずれにいたしましても、がんについて県のがん診療連携病院の指定に基づきまして、都志見病院が圏域の各医療機関の連携を推進する役割を担っておられるわけであります。市民病院も協力して体制を組もう、こういうことであります。4番目のがんについてのお話であります。

 5点目は、もの忘れ専門外来、地域完結型の精神科医療ということであります。

 もの忘れ専門外来は、確か去年の3月定例会で杉山議員が実は北海道の砂川市立病院の例を引き合いに出しまして、いろいろお尋ねをいただきました。これは平成16年に開院をされまして、我が国最初のもの忘れ専門外来、こういうふうに言われて、大いにいろんな意味で注目を集めたところでございます。

 最大の特徴は、精神科、脳神経外科、神経内科の3課が共同診療行いまして、認知症の診療、治療方針を決定する、こういうことでありまして。認知症の実は治療は非常にあるいは判断は非常に難しいと言われておりますが、こういった専門外来を設けることによっていろんな困難に対応しよう、こういう新しい試みであります。この診断治療方針に基づきまして、医療機関、あるいは保健福祉施設、行政、こういったものが地域一体となりまして、認知症の方をケアするシステムを構築をしている、こういったことが非常に大きな特色でございます。

 しかしこのような北海道の砂川市立病院のような機能を整えることは、今医師の不足する状況の中では非常に難しい。萩市民病院の神経内科の医師も引き上げになりました。こういうことから考えますと、こういう形の専門外来はなかなか難しいわけでありますが。今山口県内につきましては、大学や公立、日赤、済生会、厚生連等を含めた公的医療機関の33病院の中で、大学病院と県立心の医療センターの二つにもの忘れ専門外来が開設されているようであります。

 国は、去年の7月に全国約170万と推計されます認知症の方への対策指針となります認知症の医療と生活の質を高める緊急プロジェクト、こういうことをまとめられているわけであります。そしてこの中で、認知症疾患医療センターと連携、担当者を置いた地域包括支援センターを全国にそれぞれ150カ所整備をする、こういうふうに言われています。150カ所といいますと、かなりの数でありますが。山口県が今からどういうふうな形になるか、こういった国の施策の動向を見ながら、今から考えて行くわけであります。議員御指摘のようにできる限りそういった一つの症状、物忘れという認知症というですねそういったものについての診断がなかなか難しい。これは専門家が集まらないとできないわけでありますから。そういった国の施策の中で、本当にお医者さんをそろえてですねやれるかどうか、これが今後の課題だと思います。国の動向、施策の方向、しっかり見極めながら、今後の対応を考えて行きたいと思います。

 以上が医療に関しまして、5点お尋ねをいただいたわけであります。市民病院の役割と改革プラン、こういったことも今やっているわけでありますので。以前御指摘をいただきましたこと、もろもろのことがございますが、できる限りこういう市民病院が公的病院として果たす役割というのは当然あるわけでありますから、そういった中で、先ほどお話がありました病病連携、民間の病院とも連携をしながら、医師の数がだんだん減ってくる状況の中で、助け合いながら協力をしながら、萩市内の萩医療圏の医療の充実に努めていきたいと思います。

 大きな2番目は、今度は福祉の関係でありまして。この福祉の関係は、議員御指摘ございましたように、このたび山口県が誇りとしてまいりました医療福祉制度を、今回県の財政状況の中で、これを廃止をするということでありまして。これは大変だということで、いろいろ議論がございました。今議員が御指摘のとおりでありまして、私どもも市長会におきまして、先般2月に開催されました市長会におきましても、特に萩市から緊急提案をいたしました。

 とにかく、このそもそも財政が厳しくなってから、ある意味で応分の負担を求めるということはやむを得ないにしても、なぜこの時期なのかということをですね、私どもは声高に主張してまいりましたが、まあ一部については確かに声が通りました。それは何かと言いますと、議員御指摘ございましたように、3歳未満児については、無料。これは乳児医療の中で、そういったことが新たに加わりましたし、そしてまた重度の医療については、1,000円を500円、こういうことでありました。

 もう一つは、これは一番ウエートがある話でありますが、給付方式が今までどおり現物給付であるということです。償還払い、こういったことではなくて、現物の給付ということでありますから、これはまだほっとした点でありますけども。しかし基本的には一部の負担を求めるということをこの一番景気の悪いときに、一番生活が苦しいとされる困窮者の方々にとって、特に重度障害者や母子家庭やあるいは乳幼児を持ったそれぞれの家庭にとってみれば、負担が増すわけでありますから。本来負担軽減を行うというのがこの時期のその施策の展開のはずであります。議員御指摘のとおりでありますが。それじゃあ萩が頑張ってですね県の分まで持て、と言われますともですね、やっぱりこれちょっと私どもですねそこまで財政余裕がない。

 まあいろいろ今各市町村、特に山口県内の市、町はですねいろいろ案をつくられているかもしれません。私どもは本当にそういったときに、この給付方式は何とかですね本当思いましたが、これだけは何か守ってくれました。それだけでもですね、これは県の努力というふうに思うわけでありますが。しかし県ができなかったものを市が持て、と言われてですね、実は本来これだけであれば一つの判断をいたしますが、今回県がですね補助金カットしたり、今まで助成してきたものをやめるというもののリストはですね、このくらい冊子になるくらいあるんですね。これは一体どういうことかって話でありまして。見島航路についてもですね、今毎年、毎年実は補助金をカットされておるわけですね。シルバー人材センターもですねいよいよ毎年、毎年カットです。最後にゼロになるんですね。

 これは県だけだったらいいんですが、県が出さなかったら、国も出さないんです。どんどん減っていくんですね。こういうことを今の時期にやるのかという話をですね、本当は言いたいんであります。事実言っていますが。今ですねそういったことをどうしても、例えば見島航路のじゃあ補助金がカットされたら、じゃあその分だけ実はチケット代は上げますか、といったら上げられません。絶対に上げられません。だからその分は市が持つ。だから福祉も万般にわたってたくさんあるんですね。ただそういったものを全部市が持つことはできないだろう。その中でどういうふうなやりくりをしていくのか。

 例えば鳥獣対策でも、イノシシの関係のですね補助金がポンと減るわけですね、そうするとどうしますか。今まで一生懸命とられた方は1頭いくら、減るわけですね。これは減らしていいのか、鳥獣対策は頑張るぞとこう言っているわけでありますから、このあたりはという話もあります。

 いろんなそれぞれの分野でですね、今大変な状況にありまして。今お諮りいたしております21年度予算は、ある程度の補助金を前提にした予算でありますから。じゃあ補助金がなくなったときに、もう1回ですね見直しをしなくちゃあいけない、そういったものも中にはあるのかなあと思います。そんなこともありますので。また予算審議の中でですねいろいろお尋ねがあろうかと思いますが、やれるものとやれないものがあるということをですね。萩市もそれほど、県も大変だと言ったら県以上に萩は大変なんですね、ぜひ御理解をいただきますように。

 本当は斉藤議員のお気持ちは痛いほどわかりますし、この場合、県の分も萩市が持ってやりたい。ほかのものがなければ我々できますが、ほかのものもたくさんあります。そういうようなことですから、なかなかいわく言いがたく、非常に苦しいわけでありますけれども、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。

 例えば今、給付方式、現物給付を行うと、実は保険の関係で国からペナルティがきます。ペナルティの代金を払わなくちゃあいけないんですね。これは今まで県が一部を持ってくれましたが、これを持ってくれるのかどうか、とかいろんな問題があります。そういうようなことも含めて、かなり大変なものであります。そういうような状況にあるということをぜひ御理解を賜りますように、よろしくお願いいたします。

 そしてその次に、高齢者対策であります。この問題も、今まで市議会で何度もいろんな方がお尋ねがありました。毎年、高齢化率高くなっていますから、介護保険の対象となる、特に施設介護の希望者の方は、当然ながら高齢者人口はふえていけば行くほど、施設介護の希望者はふえていきます。そういったこと、認知症の方もふえていく、こういった中で、萩市のそういった施設の対応はできるのか、というお尋ねでございます。

 各種の施設の入居、あるいは入居利用者と定員と、そしてまた希望される方の関係でありますが。例えば特養は、私どもいつも言っています高齢者人口の中では、県内では特養の病床数は断トツに高いんですね、高いんですけども、高齢化率も高い。したがって、今いろんな形で希望が出ている方の数は、相当数に上っているわけであります。

 今特別養護老人ホームにつきましては、要するに待機者という総数は363人と言われておりますが、その中で在宅、自宅でいらっしゃる方で要介護4、5の方は、実は36人、あとの方は今他の施設に入っているけれども、特養に入りたいとか、病院からまた特養に移りたいとか、いろんな方の総数であります。これはかなりあります。かなりありますけれども、今在宅で今までホームヘルプサービスとか、給食サービスとかいろんな形のサービスを受けておきながら、要介護の度合いが上がって4、5になった、どうしても施設介護が必要だという方が36人であります。

 今施設、特に特養のですね循環もなかなか空きが少なくなってきております。そういった意味で大変でありますが、そういうふうなことでこのたび川上の実は特別養護老人ホームかわかみ苑はこの3月1日に20床増床いたします。こういうふうなことも実は今努力をしているわけでありますが、なお今後のですね今要介護の方々の数がどのようになっていくのかということについては、毎年毎年ですね希望の方はふえていく。

 そういう中で、実は一方で施設介護をすべてですね適応できるのかどうかが、今は何とかこうやって回っていますが、これから5年先、10年先の姿をどう考えるか。こういうようなことも含めてですね。できれば在宅を中心にして、在宅のホームヘルプサービスとか、給食サービスとかそういった在宅サービスの強化を図っていくこと。そしてまた、とにかくできるだけ、その大いに元気でですね頑張っていただきたい。これだけ高齢化率が33%間もなくこの市全体で4割という自体もですね、遠からずやってくるわけでありますので。そういうようなことを考えていきますと、少し基本的なあり方を考えて、施設の充実を図ることはもちろんであります。今認知症の関係につきましても、待機者が76、しかしその中で在宅養護の待機者は42、こういう状況でありますが。

 今各地域に置きまして、グループホームの創設を急いでおります。最近だけでもですねいろんな開設のときには議員の皆さんも御参加をいただいておりますが、それぞれの地域密着型のデイサービスとともに、グループホームの施設の開設もかなり努力をしてきているところであります。18年では、グループホームぬくもり、これは田万川の認知症対策であります。そして小規模デイホームあさひ、これは佐々並地区のデイサービス関係であります、そしてまた20年4月には去年の4月には無田ケ原口にですね福祉複合施設おとずれ、これは生活支援ハウスやデイサービス、在宅介護支援センター、こういったものも設けました、そして去年の4月1日には小規模の多機能型居宅介護施設ケアセンターはなぶさ、これは福栄でございます。これは医療法人によってつくられたものであります。そしてまた、今年の4月1日にはむつみ地域、福栄地域を対象にいたしました認知症高齢者グループホームが開設の予定であります。

 いろんな形で計画的にといいますか、計画にのっとって努力をしているところでございますが、それぞれいろんな希望者の方、対応する要介護の方々の数が次第にふえていることも事実でありますから、そのあたりの対策を今から考えていかなければならないわけであります。

 この特養も含めましてでありますが、もう一つは、今希望が出ておりますのは、萩市に本格的な有料老人ホームがない。これは軽費老人ホームというタイプと、まさに余裕のある方々の老人ホーム。こういったものもですね、ある程度考えていかざるを得ない。特に軽費老人ホーム、その比較的低廉な入居費で入れるケアハウスでありますが、これを事業団としてもですね、何とかやってもらえないだろうかという思いを、市としても持っておりますので。しかし県の財政状況、ちょっと悪くなったものでありますから、なかなか補助金をですね素直にはいと言う返事がなかなか来ない。そういうようなこともございます。しかし有料老人ホームは、今まで介護保険の保険料のアップの原因になるということで、これは住所地をどう考えるかということで。できるだけですね元の住所の自治体に払ってもらうということをうまくですね、セットしながらやっていけば、もちろん地元の方々が利用してやっていくことが本来の筋でありますが、そういうようなこともですね考えていかざるを得ないのかなという思いを持っております。

 とにかく議員御指摘のように、これは今から考えて計画的にやって行かないと、なかなかその時点、その時点で判断するものではないだろう。今そういった意味での計画をつくってきておりますけれども。議員御指摘のとおりそういった軽費老人ホーム、あるいは有料老人ホーム、こういったものもですね、考えていかざるを得ない。住みなれたこの地で過ごせること、本来は自宅が一番望ましいが、介護の関係でなかなか介護疲れ等々、難しい面もあります。そうすれば、この萩市内でやっぱりそういった軽費老人ホーム、そういった形のものがあることが望ましい、こういうふうに思います。財源の手当て等も大変でありますが、できるだけ事業団、あるいは民間の力を借りながらやっていくことだろうと思いますので、ぜひひとつ御理解をいただきますようによろしくお願いいたします。

 最後の雇用対策ということでありますが、雇用対策については、今いろんな観点からお話がございました。私どもといたしましては、今まず緊急ということで。これは第一次産業の後継者がいない。こういったことで、若い人たちをできる限りこの地に、今離職されている方に紹介をかけてですねお願いをしようということで、今その水産、あるいは林業、あるいは農業に具体的にもう既に10人近い方々がですね、具体的に研修に入っていただいております。できる限りここで定着をいただきたい、こういう思いを込めてやっているわけでありますが。

 なお今議員御指摘ございましたように、6カ月の緊急雇用対策、あるいは3カ年のふるさと雇用再生特別交付金事業、こういったものを10分の10国が丸抱えで今用意をしてくれておりますので、こういったものをできる限りうまく使って、そして雇用対策をやっていきたい。萩市独自のという話でありますが、今の例えば緊急雇用対策でも5,400万、そしてまたふるさと雇用再生の特別交付金事業でも、3,300万、こういうふうな金額でございます。これは3年でありますけれども、それをうまく活用していくこと。今50人を試算してみれば9,000万、こういう話でありますが、現に国からきているそういったお金もですね使いながら、できるだけ効果あらしめるように。ただし、私どもが今第一次産業への誘導はまさに今つなぎは単市でやっていますね。これはそういった意味で、とにかくいい人を少しでもやる気のある人を1人でも、この萩の地に持ってきたい、こういう思いでありますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。

 少し余裕があれば、まさに斉藤試案もですねやってみたいなと思っておりましたが、ちょっとなかなか計算しますと、これ1年だけやって2年、3年目どうするかというですね、結局200人の離職者がいらっしゃるとこういう御指摘でございました。いろいろ計算してみましたら、これは阿武町も入れての話でありますから。もちろん阿武町だと言いましてもですね、今かなり今そこで離職ができております。これは萩から通っている人もいるんですね、まあそういった意味では200人近い数字かなあと思いながらですね。まあしかしいろいろ皆それぞれ御努力をいただいております。

 どういうわけか、年末11月12月、1月はちょっと下がりましたが、萩の有効求人倍率が県内トップなんですね、大体ベスト3に入っているですね。これは年末になるとですね、何かたくさん雇用が起こるようです。1月はちょっと下がりましたが。それでも県内の水準よりも高い。しかしここで求人とありますのは、正規職員というより、むしろパートタイマー的なものが多いようであります。中もう少し分析してないと確たることは言えませんが、そういう状況にございます。

 いずれにいたしましても、この離職という、特にこの仕事を失われるということは、それぞれの家庭にとって大変なことでありますから、そういったことについてできる限りですね、仕事の件、面、そしてまたもし福祉の面でお世話できること、これはそれぞれの家庭で収入が激減する、そういったときの福祉の対応、収入激減特別対策ということを萩市は独自の施策でずっとやってきています。

 本来、福祉というのは、そのときの状況によって判断するんでありますが、基本的な考え方は所得がいくらか、その所得は前年所得なんでありまして、これは本当にですね大変なことであります。リストラに遭われた方、会社の倒産の憂き目に遭われた方、そういった方々がうまく救済できるように、そういった努力を福祉の方もやっておりますので、ぜひ御理解いただきますようによろしくお願いします。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 11番、斉藤議員。





◆11番(斉藤眞治君) 多岐にわたる質問で、御答弁いただきました。残り時間があとわずかと思いますけれども、各項目について再度お尋ねしますけども。

 まず市民病院の役割、今回はですね具体的な観点で、五つの課題について、今の市民病院の中でどう考えられるかということをお尋ねしたわけであります。私はやっぱり、病院というのはやっぱり魅力的な病院でなければ、患者さんはやはり行かないんじゃあないか、いうように思っています。どういうところを魅力的にするのかというところは、まさにこれは経営の努力でありまして、これから少しでも多くの方が萩市民病院を利用していただける、そのような病院の体制づくりになればということで五つの質問をしたわけであります。

 また、医師の確保対策についても、本来萩市民病院がどうこうというのじゃあなくて、国の制度、要するに臨床研修制度というのがですね、変わって医師が萩市からまた萩市内の病院を含めて撤退をしていった。今国はこの臨床の研修制度を見直そうというようなことになってますけれども、じゃあ見直した場合、萩の市民病院にそういう先生方がですね、先生の卵といいますか、たくさん来てもらえるような病院なのかどうなのかというところをですね、やっぱり体制づくりが必要じゃあないかなというふうに思っていますので、基本的なところについて、もう一度市長の考えを聞きます。

 福祉医療制度については、御案内のとおりでですけども、まあお金があったらできるんだよということは、まあ常日ごろ市長も言われていることでありますが、しかし実際的にいって、これでかなりのですね影響を伴っておるということについてはですね、市長も認識されているというふうに思っていますので。じゃあ100%萩市が支援できなくても、こういう形では支援できるんじゃあないかな。

 例えば三つ区分の医療費の助成制度医療福祉の助成制度があるわけでありますけど、その三つ区分された中で特にこの辺だけはどうだろうかというところはですね、今後の課題として、私はあるんじゃあないかなというふうに思っています。三つ区分おのおの利用度が違ってくるんじゃあないかと思ってますから、それについて再度関係者団体とも協議されてですね、そういう萩市独自の支援策、これについてお考えをお尋ねします。

 それと、高齢者対策ですが、これは確かに公共サービスと言いますか、自治体の責務であるというのもあると思いますけど、私はもう一つはですね、民間の事業所、いみじくも福祉事業団のことを市長言われましたけれども、その他の民間の事業所でもですね、こういうことは可能ではないかなという模索もできるんじゃあないかなと思っています。

 私はある事業所から、うちも考えてもいいんだけど、というふうなことも聞かれてます。その辺も含めてですね、やっぱりこの高齢者対策については、いろいろ補助金も要るよと、しかし自己負担も要るよ、というところもあるわけでありますけれど、やはり本当に施設に入りたい方が自宅で待機をされておる、というところについてはですね、これは私は生活に余裕のある方であれば、言い方は悪いですが、お金を使えばそういう施設に入れるかもしれませんけども、実際そういうことができない方がいらっしゃるわけでありまして、それについてはですね、やはり官民含めたですね協力体制という状況の中で、民間の事業所も活用していくというということが必要であろうと思っていますが、その辺についての再度の質問ということで、鐘が鳴りましたので以上で終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 医療の問題であります。市民病院について、五つの観点から御質問いただいたわけでありますが。市民病院は要するに公的病院でありますので、民間病院ができないようなこと、こういったことをですね公費も入れながら、努力をしているところでございます。

 今の例えば小児科医療、これは小児科病床を設ければ必ずこれは赤字になる、収支が償わない。しかしそれも公的病院の一つの責務として大学の方にお願いをし、医師を2人確保して、今運営をしているわけでございます。そういった意味で、医師の不足の問題。これはそもそも国の臨床研修制度というこういうことでありますので、これがまあ今からふえたら実はそんなに急にですね、じゃあ配置をされるまで、1年2年で急にどうこうなるものではございません。

 これは今医学生をふやす、これは例えば医学部の学生の定員をふやす何て言いましても、6年たってやっと卒業するわけでありますから、なかなか難しい。研修制度そのものを今簡素化しようとか、いろんなことをですねやろうとされているわけであります。これもなかなか落ちついて、昔のような形でですね大学の指示どおり若いお医者さんたちが動いてくれるかどうか、いろんな問題はあろうと思います。そういう中で、仮にそういうことであればですね、ということでありますが。

 とにかく魅力ある病院ということをおっしゃっておりますが、萩市民病院はある意味ではそういった努力に非常にすぐれた面を持っておりまして、先駆的な役割を担っていると思います。なかなか今ではかなり普及してまいりましたが、例えば患者のカルテを電子化をする。こういった試みもなかなか、当時は赴任されてきたお医者さんが若いお医者さんが皆びっくりされたということもございました。今は、看護師さんも看護記録を全部入力をしていくわけでありますから、このあたりもなかなか当初は戸惑いもありましたが、今や県内におきましても、萩市民病院、そういった意味での評価はかなり、単にIT面だけではなくて、独自のいろんな施策もですね展開をしておりますので、そういった意味では大変魅力的な病院だと自負しています。ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いをしたいと思います。

 そしてその次の、支援策であります。各今三つの分野の医療福祉の制度でありますが。とにかく重度障害者の方のですね医療の問題、これあたりがそういう御指摘だろうと思いますが、どういうふうな形で市が独自にというのは、なかなかここで先ほど申したようにですね難しいわけであります。今から県の動きがどうなっていくのか、あるいは他市の動向とか、国の動向とか、ペナルティの話とかいろんなものがありますので、そういったもの総合的に判断をしていきたいと思います。もちろん具体的に障害者含めた皆さんの意見も耳にしておりますので、しっかり対応を考えていきたいと思いますが、ここで具体的にどうこうというところまでまだ詰め切っておりません。よろしくお願いをしたいと思います。

 いま一つ最後は、高齢者の施設の話でありますが。議員御指摘のように、軽費老人ホームのことを言われておると思いますね。この高額な有料老人ホームではなくて、まさにこの所得の少ない方でもケアハウスという形で、特養でも老健でもなくて、そして予防的な意味で入れる。そういったような施設を今から用意をせざるを得ない。

 萩市にはケアハウスがないんです今は。だからこれを今からつくらざるを得ない、これを急いでやろうと思いますが、なかなか県の方のですね補助金がおりない、こういう話でありますから。県の方もですね計画的に年にいくらしか出さない、こういう話ですね。ほんこの間までこういうことはなかったんですね。したがって、そういったことが制約にはなりますが、早いうちに計画を立ててですね、何人クラスのケアハウスをつくる、ということを宣言して運動していきたいと思います。そのときには議会にもぜひ御支援いただきますようによろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 斉藤議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議は終わり、午後1時30分から会議を開きますので定刻までに御参集願います。

 それでは休憩いたします。

     午後 0時18分休憩

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     午後 1時30分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。一般質問を続行いたします。

 続いて、質問順位8番、近江議員。7番、近江議員。

  〔7番 近江郁宣君登壇〕





◆7番(近江郁宣君) 2日目のお食事の後で大変眠たかろうと思いますが、しばらくの間のおつき合いをお願いいたします。

 通告の順位が話をするうちにだいしょ交互するかもしれませんが、そこはよろしくお願いいたします。

 大体今回は借財、借金を子供やら孫の代まで残さんようにというのが主体でやりたいと思います。

 市長、あなたは平成5年10月に初めて市長として出陣されて、現在までこの若さと熱意で莫大なエネルギアであり発揮され、やってこられたことはだれもが認めております。まず長年の懸案であった萩小郡道路を私は昭和62年から申しておりましたが、これを早速取り上げてやっていただいて、私も頭の下がる思いでありました。

 まだまだそのほかに萩市として長年苦にしていた西の浜の火葬場を、越ヶ浜のやすらぎ苑につくったり、あるいはこの今は三隅萩道路とか、また191号のこの市役所の前の4車線でサンライフを土原に移動して、消防署を新築改造されました。

 まだそのほかあの見島丸高速おにようずとか、まだまだ言えばきりがないほど、市民病院、それもあわせて特養で老人ホームかがやきとか、まだまだ言えばこれは時間内では言いきれないほどありますが、さんみ苑の更生施設とか、あの一番懸案でもあった中学校の3校を2校にまとめたり、本当に何と申しますかいつも私は大変高く評価して感謝をしている一人であります。だが、しかし残念ながら二つだけ誤差があります。

 その一つは国際大学です。国際大学は当時は議会も賛成ほとんどで反対3名だったですか。でも、立ち上がりのときには、市民のいろいろな代表者から約50組くらいの陳情、請願が上がっておりました。

 これがいろいろ研究重なるうちに話も進んで、私たちには市長はたとえ少なくとも波及効果というのがありますよという説明がどようし私は気に入りまして、波及効果というのが。で、最終的には確か90組くらいの要望書、陳情書が上がってでき上がったわけです。

 これは私の個人の思いですが、よかったらだれも言わないけど、ちーと様子が悪いと市長一人に噛みつくような状態が多いですけど、まあ前の例を見ましてもロイヤルホテルのとき、これは菊屋市長さんは日本全国の市長会の会長までして名市長でありました。ただ責任感の大変強い人で、ちょっと早まられましたが、当時私はまだ議員じゃなかったですが、当時の議長さんやら議員の方に、あんた方知らん顔しちょるけど同犯でしょう。一遍辞めて市民を、あれは買うべきじゃないですかとやかましく言ったこともあります。

 今回の議会といたしましても、その大学問題は90近い代表から言われたとありますが、萩市のほとんど半分の方が言われたような形ですからと、大体その市長が一人で天秤かたぐのは、私はかわいそうような気がするわけであります。

 しかしもう一つの方は、ちょっと誤差が大きゅうございます。

 これは市民球場の跡地の問題です。おかしいことはないですよこれは。実際ね、いつもだれもが住みやすいまちづくりとかいろいろ言ってるけど、お年寄りをなき者にして、住みにくいまちづくりをやっちょるのじゃないですかこれは。間違いなしに。

 このときには最初には大体萩市もゲートボールが繁盛しておりましたが、グラウンドゴルフができますと、このゲートボールというのは足で踏んで相手の玉をたたき出してから、また5人グループでも一人でも下手がおると向こうへ進まれんから、いじめやらいろいろあってわりと人気が、いよいよで人気が悪かったです。

 ところがグラウンドゴルフの方は、もう萩市では今では恐らく5,000人くらいの会員がおってぐらい繁盛しておると思います。その方たちが市民球場が廃止になるというので、代表者の方が市長室にまず最初四、五人で行かれたそうですが、けんもほろろにおおくじくられたと言うお話を聞いて、そりゃさばけんというので今度は署名活動を私たちは起こしたわけですが、私たちもこの署名活動で5,000人に達したら揃って行きましょうでとやりよると。ところが執行部の方が先手を打って市報で、はあ市民球場は公園にすること決まりましたといって大きく出してしもうたから、書く人が皆やめてから近江さんこれはだめじゃありましょうというので、でも3,000名くらいの署名はとっております。

 そこで私たちはその中でも代表者を連れて、全協へ市長さんと一緒にお願いに上がって行ったのですが、8チャンのカメラは外へ押し出してしまって、私たちの意見は余り本当に聞いてもらえずに、あのときだけは何と横暴な市長じゃのこれは、どうじゃろうか、日ごろは人のええ優しい市長とは全然違うのうと言って思ったのですが、私はあのときは本当に残念というか、3,000名からの市民の方に署名をいただいたりした人に、悪いことをしたのー、どうじゃったろうかい、議決をしたからそのとおりにやらにゃいけんというのは私はないと思うのです。やっぱり市民を主体で政治をするものなら、例え議会で決まっておってもその声が多いかったら、それを重視してやるのがわしは市政である、とかように私なりに思っております。

 あの夏の暑いときに、もとの合併すぐですが農協会館の94名の議員がおる中で、あの中が狭いくらいお年寄りの方が詰め寄られて来られて、ぜひお願いしたいと、泣きめだるぐらいのお願いが沢山あったわけですが、やっぱりそれもだめで抑えられた。

 私は前にも申しましたが、戦中、戦後に本当にお国のため、萩市のため、家庭のために働いた方たちばっかりです。

 昔はスポーツというものを本気でやったら、ありゃ怠け者じゃ、あいつは怠け者じゃ。私たちは福栄村の紫福の畑というところで生まれてきたのですが、ここら辺の学校でも5年生くらいになると兵隊さんたち出し、炭鉱が九州の炭鉱掘るのに枠が足らんというので、5年生から昼まで勉強して昼からは勤労奉仕です。山に行ってロープか、かずらを突貫で打ち込んだのをよいしょよいしょ引っ張り出す。これを馬車に積み込んで東萩駅まで運んで、これが九州の方に行って炭鉱の枠組みにつくったり、それはそれは当時の人は今の方ほど遊ぶということをしたら、非国民になるというくらいの大変働くことを基本としておったわけです。

 一時は学校のグランドでも皆サツマイモの畑になったのですよ。食糧難で。そして芋を食うてしのいだ。私のところは農家ですから、米は供出するほど沢山つくっておりましたが、牛もいつも3頭くらいおったのですが、その米でも自分のところでは盆と正月とそうですね、お祭りのときくらいしか米の御飯というのは食わんかったです。麦飯。

 米は外地で戦っている兵隊さんに食わせんにゃいけんというので、全部供出して、自分たちは麦飯。はあ寝るそじゃから夜は芋を食うて寝。塩をまぶして芋を食うたら夜中に腹が減ってやれん。でもそうして皆がずーっとしのいできた。

 この年になってやっとスポーツというものを覚えて、本当に心から楽しんで、何もかも忘れてできるスポーツを萩市は断ち切ったといっても過言ではない。霧口にあるからあれへ行けというのは無理なのですよ。年をとって免許を持って乗っちょる人は、かいさおらんですよ。そりゃ一人が取りゃ周りが4人乗って行きやええと、それが前にも申しましたが、上野地区でも相乗りはやめましょう。事故があったときにはだれが責任を取るのですか。だから行かれない。

 これをごうごうと押し切られた野村市長だけは私は忘れることができん。私も議員生活二十何年やってきたけど、このときくらい残念なというか、市民の皆さんに済まんことをしたの。本当に悔やみました。私、街頭に出てやろうと思ってトラックにマイクまでつけて、看板までつくりましたけれど、まあまあある人が言うには、そりゃあんたトシャクをキナンドがはじくようなもんじゃからもうやめたがよかろう、ということでやめたんですけれど。私はあれだけは議員の皆さんも、市長さんもわしはちょっとかわいそうなことをしたなと、今でもそのためにあのグラウンドに行けないから、もう要するに何と申しますか、無田ヶ原のおとずれとか中津江のなごみとかこういうところへ行く人がふえるわけ。自然に。

 これが近いところにどんどんできれば、本当、四つんばい、ほうてでもこのグラウンドゴルフをやる人はいっぱいおるのです。やりたいけど霧口までは行かれん。

 かわいそうに野球少年たちは夏の暑いときにも、冬の寒いときにも、自転車のけつを浮かして、金谷の土手を行くこの道路も、車道と歩道がつくっちゃらええけど一緒ですから大変危険なあの状態を、わが子がやっちょるのを親が見たら、お前野球やめと言いたくなる。そこへグラウンドへ行けというのは行くような方法をとらんにゃ。危険度が莫大高いんです。あれは。

 本当に私はこの件についは、市長が今はああそこまでしてしもうたら、私はあの中央公園というところに今芝生を張ったのを見ますけどね、あの芝生を張ったのと中の市民球場の中身だけ残して、観覧席は駐車場と観光の公園にしてもええけど、中身だけはおいてあげて下さいと言ったのですが、本当に私はメリットはどっちがメリットだったか、芝生の公園がえかったか、中の中身だけはおいて、近いところは年寄りや子どもに使わせた方がえかったかといったら、だれが考えても中身をおいてあげた方がよかったと私は思われると思います。

 まあ、少しは肝に銘じていただいたら今度はあの商業高校がまた萩のものに多分なるだろう。次は商業高校のグラウンドを中においてあげるか、明倫のグラウンドをおいてあげるか、どっちかを一つ、これが萩に住んでよかったとか、生れてよかったとかいうような感情をつくるにはどっちか一つほど中央に私はおいてあげるべきと思うのですが、市長さんはいかがでありましょうか。

 本当に何度も申しますが、あの3,000名くらいの方の署名をいただくときには本当に年寄りが涙を浮かべてから、近江さん頼むで、頼むでと言われたけど、どうにもならなかったことをこの場でお詫びをいたしたいと思います。

 その次の問題は病院の節約の話ですが、大体私がいつも申しておりますが、市の職員はとにかくやる気、根気、頑張る気というのがなけんにゃだめ、使いものになりゃーせん。とにかく飽き気、嫌気、怠けというのが出たら、もうこれはだめですよ大体。そこをよー見分けて、しかし追い使うてもらわんといけんのじゃが。

 私は病院の問題は市長はこのたび選挙ですが、私たちはもう1年だから来年の4月ごろに選挙になりますが、はー1年しかありませんから本当言ったら、こういうことは言いたくはないのですけれども、住民の方からいろいろ言ってこられると、立場上言わんにゃならんのがこの病院の問題であります。

 もう、病院は市民病院、公立の病院といったら全国津々浦々まで、ほとんどの病院が赤字財政でひーひー言っております。

 この病院は千葉県の銚子市はもうこの間の12月ですか閉めて中にいる患者は泣きながら出て行かれた。この最近では岩手県の九戸村の病院がもう戸を締めにゃならん。中におる者は今度は何十キロとか向こうまで行かにゃならんというふな、庶民の泣き声をテレビで放映しておりました。

 そういうことがなってから言ったのでは手おくれと思いまして今のうちに言わんや、嫌われるけど言わんにゃならんというのが、要するに市役所の病院はロビーが一般の市民から見ると、おひな様が飾っちゃる。たとえあそこで10人が受付を早くしてどんどんはかどればいいけど、診るお医者さんの数というのはもう決まっちょるから、何ぼ受付を早う済ましたって、待つ時間はついなわけです。民間の病院行くと大体2人、3人でほとんど表を賄っております。

 回転ドアがだめになったからっていってこれまた二人着いちょる。で、この話をするとこれは市の職員じゃなしにありゃ委託の人がやるからと。委託の人がやっても我々の税金を使っちょることは間違いないから、100万出すものなら50万でこらえてもらえ。50万出しちょら25万、20万なら10万、そねえな人でも切り詰めるところは切り詰めんにゃ。1円の儲けは1円の検約です。1円の検約をしたら1円の儲けになる。そのくらい取り組んで行かんにゃ借金というのはないようにならん。

 まあ、この問題は何とかあそこに回転ドアがだめなものなら、はーあそこにベニヤ板で隠してへりの入り口からでも間に合うのじゃから。何とかせんにゃ、とにかく一般の方から見るととても余裕があり過ぎる。と言われるのが耳に沢山入ったので、ここで言いたくないけど言わんにゃならんというのがこういう問題であります。

 それから児童館の凍結、これは私たちも他市へ視察に行って児童館はやっぱりいるのということで、つくるのに決定はしたのですが、今全国的にこれだけの借金が皆抱えて騒ぐ。萩市民も、合併した当時はお年寄りから赤ちゃんまで一人が160万から50万くらいあったのですが、今104万くらいに減っております。でも5人おりゃ500万くらい。超すからね。五四の520万くらいになる。そうなるとまだまだたちもふたが大きいのです。国民は一人当たりが630万ですか、国が借金を抱えてるのじゃから、これをいま少し景気が治るまで凍結というのも非情にやめと言うのじゃないです。要するに凍結をして、そのお金を今一番我々萩市の宝である子供たちの小中学校の震度のこれに全力投球でやらんと、こうして話をしちょるうちか今晩寝ちょるうちに地震は来るかもしれない。あるいは学校で授業中にでもダーと来たら、もう明倫小学校なんかでは800人からおるのが一発でぐじゃっとなる。

 大変なことです。その方が私は急ぐと思うのです。問題は。

 児童館は今ないから子どもが育たんとか、児童館がないばっかりに悪い子どもができるとか、そういうことは全然ない。今のうても済んだことじゃからそれはちょっと凍結にしてやめんでもいいから休む。そのお金を各小中学校へ早く投入してやる。という私の論議であります。

 これは早急に考えを変えて取り組んでもらわんと、あれでも10日後、一月後に地震が来るかもしれません。だから、これを私はまず大事な宝を守るためにはそれが大事。

 それと次いでじゃから言うけど、各小中学校のPTAのお世話する方がいつも私に言われる。

 教育委員会の方はいつも予算がない。予算がないといって言われるが、近江さんどうじゃろうかい。だからこれはもう少し、執行部も教育委員会の方にはもう少し金に要望は沢山あるのに大抵一つないし二つくらいしか取り上げてもらえん。もう少しこれは力を入れるべきだと私は感じております。

 それからちょっとすみません。

 大体通告をしたのは三つほど済んだような状態でございますが、どうぞ市長も・・・。

 駐車場の問題です。これは私は最初に何年も前から、ただですることはないから、駐車料金は取るべき、あの押すなというぐらい来ることだったら借金であれば儲かっちょると思いますけれども、やっと取り出した。取り出したけれども私は普通車は1,000円でマイクロが2,000円で大型バスが3,000円くらい取るのじゃろうと思っておりました。ところが300円に600円ですかいね。

 あのね、問題はそこですよ。

 ただとめるだけで金を取るからいけんのです。私が市の職員ちょっと考えを頭を働かせてね、その市民球場跡の駐車場からをポイントにして、ずっとお客さんが行くコースを立派なパンフレットをつくるの。そのパンフレットの中へお店、ここはうどん屋さん、ここはお饅頭屋さん、萩焼屋さんにお酒屋さんとかいうのを入れてそこからお金をいただくの運動費を。パンフレット代を。それで、ただ車をパーッと置いて金を出せというよりか、これでございますよと言ってやれば300円が600円になったってね、観光客のお客さんは高いなんて思やせん。それに頼ってずっと行く。

 それくらい知恵働かさんで、つい止まっただけで金を取るといったらそりゃ本当。それから、午前中もありましたけれども、高杉晋作とか、伊藤公の旧宅でも前から言うように、あの建物を置いただけで金を取るとなんか高く感じるのです。だからいつか言ったことがあると思いますが、インターネットで全国に放映をして、高杉晋作さんの何か遺品か作文か持った人はおりませんかとか、伊藤博文公の何かありませんかとか、あったら一つ貸してください。で、借りて、それをこれを盗られたらもどされんようなものだというのは要するにレプリカかというかブロンズ像といった何でも同じようなものをつくるわけです。まっついなものを。それを置いちょいて本当に大事なのは、ここになおしちょかんととられたらかわりがないから。

 それで御案内をすれば、1,000円取られたって、あーやっぱり伊藤公のあれは何じゃのう、家だけ見せて畳見せてふすま見せて、銭出せといったら、指月公園で金をとるそとついですよ。だから大小そこを心を入れて、骨を折らんにゃ。骨を折らんにゃ汗もかかんと銭だけとっちょると言うのはちょっと無理ですから。ここは市の職員が頑張るというようなやる気を出してもらわんにゃ。

 時々抜けていけませんが、まあ、そういうことで駐車場の件もあねえに安う、山口県一に安うせんでも、そりゃ、ほとくらがぬくうてあーってゆうそじゃけ、市長二言目には予算が厳しくて厳しくて、言われるから市民の方は皆厳しい厳しい言うそに、えらい取るそだけは優しいのと。

 もうけることも大小考えんにゃ、金使うだけだったら、だれがやっても小学校の子供がやっても市長はできますよ。使うだけだったら。その金をいかに生かすか、価値を出すかというのが、野村市長の腕の見せどころだから、それはやっぱり取り巻く職員はやっぱり、頑張る気を出さんにゃいけん。まあ、そういうところでございます。

 どうぞ、ええ回答が出ますように。

 選挙も近づいちょるからひとつええところを。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 近江議員からただいま大きく3点御質問をいただきました。

 その前にはこの萩の昔の話も含めて、いろいろ御教授をいただきましたが、今までのこのいろいろな市政の評価の中で、大学の問題とそれから市民球場の話、意外と市民球場の話を今されたわけであります。

 市民球場はその歴史的な経緯からいたしまして、とにかくこの市民から愛された野球場だったわけでありますが、それがウェルネスパークに移転をされました。なかなか遠い。こういうことでありますが、これはもう私が市長になったときにはすべて決まっておりました。すべてそういう形で外へ移すということで、まあ、市民球場のこの代替でありますウェルネスパークのこの場所については、今そうやって位置づけられていますので、そこへのアクセスの方法をいろいろ考えなくちゃいけない。

 椿東地区からは大変だとこういう話でありますが、今、萩東道路の建設の計画が浮上しておりますので、これはかねてより近江議員の御意見でありました椿大橋、名前はもう取られてしまいましたが、要は、椿東地区からこのウェルネスパークへ抜けることができる橋が、計画をされてるわけであります。

 これに何とか自転車や歩道等も加えることができないか、これは前々から課題になってるわけでありますが、そのあたりはぜひまた近江議員もいよいよ実現間近しでありますから、御理解を賜りますようによろしくお願いいたします。

 具体的に市民球場の問題でありますが、これはもう既にいろいろな形で議論をいただきました。そしてこの老いも若きも憩える一つの公園という形で位置づけられておりまして、そしてその芝生の場所についてグラウンドゴルフができないか、これは近江議員が何度もこの議場でお話になりましたし、今まで個別にも議論をいたしました。

 そしてそこで得た結論は今のお話を聞いてるとお忘れになったのではなかろうかと思いますが、それぞれの地区、今周囲の方々が、グラウンドゴルフの練習をされる、あるいは地区の練習試合をしていただく、これは大いに使ってくださいというのが結論になってるはずです。ただし、あの全部を使って大会をすると、公園全体の使用、そういった意味では来られた方が制限されますので、そういった大きな大会は無理ですねとこういうお話になったと思います。

 これは近江議員が署名を集められておりまして、熱心にいろいろな方々と議論をさしていただきました。その結果のお話であります。

 先般ちょうど平安古の老人クラブの皆さんのこの記念の大会がありまして呼ばれまして、この平安会というこの平安古の皆さんの集まりでありましたが、そこで、そういうお話をしましたら意外と知られておりませんでした。びっくりされました。

 やーそうやって練習ができるのだったらそれだけでもうれしいとこういう話で、全く今近江さんが言われたとおりであります。

 今度は江向のまたそういった会にも行って話そうと思いますが、そういうふうなことで周辺の地区の皆さんにとってみれば、グラウンドゴルフの練習ができる、そういった一つのゾーンを決めますけれども、それは近江議員がいろいろ署名を集めて、あるいは意見を言われたその成果であります。

 とにかくこの練習試合とか、とにかく朝からでもできるのだとこういう話で大変喜ばれました。芝生の上でグラウンドゴフルができる。こういうことでありますから、ぜひひとつそういったことをむしろ御吹聴をいただきますように。意外と周辺の方が御存じがない。

 こういうふうなことでありますから、もう4月の確か4日でありますか、オープンの日が決まっておりますので、ぜひそういった意味での利用をいただきますように。もちろん全部というわけにはいきませんので、これは幼子も、御年配の方々も、あそこの芝生で憩えるということが一つの大きなテーマになっておりますから、このゾーンを決めますけれどもそこで、まあそこそこのグループの練習試合くらいはできるわけであります。

 そういうようなことぜひ御理解いただきますように。

 ゲートボールはまた別途その場所を今、今までのとおり使えるようなことにしています。これはもう少し時間をいただいて整備をすることにしておりますので、ゲートボール、グラウンドゴルフ、そういったことがあの中央公園内でできるということであります。

 そうして一方で今駐車場の話が出ました。駐車場の話はもう少し高くてもいいのじゃないかという話であります。一方で100円という値段で木戸公や入場料を取りました。その駐車場は何か見るものも何もなくて金を取るわけでありますから、なかなか料金設定については今県内におきましても有料のところと無料のところと分かれます。

 例えば、県の例えばちょうど博物館やあるいは美術館のあるところあたりはみんな実は無料でありまして、こういったところのバランス。特に県立美術館がございますので、その有料の問題については、非常に悩ましい議論もあるわけでありますが、あえてそういう形で有料にさせていただきました。ただし萩市民は無料。

 これははるばるこの芝生の上に憩おうと思って来たらお金を取られる。これは市民の皆さんに対しては申しわけない。こういうような議論で一応無料ということになったわけであります。

 しかしもう少し高く取ったらどうかという話がありますが、大型バス等は1,000円ということであります。これは今までゼロであった。これが1,000円。恐らくちょうど今木戸公やそういうこのかつての旧宅の料金を100円に下げましたが、とにかくがたっと減ったとこういう話であります。100円でも減るのでありますから、1,000円になったらどのくらい減るかとこういう話でありますが、いろいろな形で無料のところを探して駐車が起こるかもしれません。そのあたりは重々注意をしていかなければならないわけでありますが、駐車場の料金についてもこれをいろんな議論は確かにございます。そういうふうに積極的にむしろこの金額を高く取れという、そういうふうなこの議員お声もありますけれども、一方で、もう少し何とかならないのかとこういうお話もございます。

 なかなか首長としては最終的な判断をしなければならないわけですが、一応一般の乗用車は300円、普通車は300円、そして大型車は1,000円ということで、一応先般来からずっと御説明をしてきたものであります。ぜひ御理解をいただきますように。

 そして、今後有料のところはこの中央公園と博物館とそしてこれは全く駐車場の性格を異にいたします松陰神社前、これはあくまでも交通広場という形で、県の事業でやっていただきましたものですから、市の施設ではございません。

 したがって、そこでこの運営の事業益が出るような形は認められないということでありますから、そこに管理の費用を償う程度の費用ということで料金ということで、500円にした次第であります。このあたりはよってたつ駐車場の性格が違うということでありますから、ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いいたします。

 いずれにいたしましても中央公園は間もなくオープンいたします。広大な面積でそこに芝生が敷かれ、まだまだ若木でございますので目立ちませんが、長州緋桜、あるいはメタセコイヤ、こういったものが周辺にあり、あるいは駐車場の方にもいろいろな植栽がされているわけであります。

 そして山縣公の銅像の近くには、実はイベントが打てるようないろいろな仕組みもございますので、ぜひお楽しみいただきますようによろしくお願いいたします。

 そしていま一つこの病院の関係でございます。順序は逆になりましたが、病院のロビーにあれだけ人がいるのはどうかというお尋ねでございます。

 回転ドアということでありまして、これはなぜ回転ドアにしたかといいますと、この冬期は特に風が強くて、一般的な自動ドアでは開閉のために冷気が吹き込む。こういったようなことも考慮いたしまして、回転ドアにしたわけでございます。回転ドアにいたしました途端、経済産業省と国土交通集のガイドラインというのが、前の有名な事故がありました。その以降両省のガイドラインが出まして、運転中には一人以上の要員の配置を義務づけられました。

 そういうようなことでこの配置がされているのでありますが、病院でありますのでどうしても松葉杖の方も来られますし、車椅子の方も来られます。そういったときに市民病院は、それらの配置要員がさっとお手伝いをする。こういったことで非常に好評を博しているところでありますので、そういうふうなこの配慮もしてるというそういった観点で、ぜひ幅広い度量を持ってお考えをいただきたいと思うわけであります。

 決してこれが私どもむだ使いという認識は持っておりません。病院経営はこのいろいろな意味で今厳しく見直しをしているところでございまして、そして、この決して赤字の垂れ流しとかそういったことはない。むしろ今公的病院としてどうしてもやらなければならない、そういう役割もあるわけであります。

 先ほども話しましたが、小児科病棟、この小児科はとうとう萩市の民間病院から医師がみんな撤退をさせられました。開業医はたった一人いらっしゃるだけになりました。そしてそういう中で、公的病院たる市民病院が小児病床も開設をするという条件でお引き受けをしたわけであります。

 今二人の医師がこの市民病院に常駐をいただいておりますが、これは山口大学の特別の配慮であります。いろいろな市民運動がありまして、その成果でありますが、ある意味では今他地におきましても小児科医が一人、二人と引き揚げられていますが、この萩の市民病院では今なお二人の医師を確保できてるのは、いろいろな意味で市民の皆さんの強い要請行動の結果であります。

 そういうようなことでありますので、しかしこの小児科病床を持つということは必ず赤字になるのでありますが、これは公的病院としての努めでありますから、もし公的病院が責任を持たないというのであれば、もう萩市には病院で小児科が存続できない。こういうことであります。

 こういう状況にありましたので、あえてお引き受けをし、かつこの病床も整えた。もちろんこれをすることによって当然ある意味では、収益面では赤字を伴うけれども、しかし相対として今病院経営は順調に推移しております。当然ながら病院経営におきましては、国から地方交付税の積算がちゃんとあるわけでありまして、そして病院への繰り入れというのはちゃんとルールをつくって国がいますが、その範囲内での、この繰り入れ。こういったことに絞って今運用をしているわけであります。

 何とか早くそういった中でもこの収益が向上すること。そのためには大変な努力が要りますが、一方でのこの公的病院が果たすべき役割というのはどうしてもコストがかかる。そういう役割でありますので、今救急の体制の中に組み込まれながら、先ほど午前中にもいろいろお話をしましたように、斉藤議員の御指摘からお答えをいたしましたように、いろいろな形で努力をしているところであります。

 ぜひ御理解を賜りますようによろしくお願いいたします。

 そして児童館の話でありますが、この児童館の話は、実は近江議員が一番熱心に取り組まれたものでございまして、今ちょっと、平成16年6月の定例会の市議会の近江議員一般質問というのを今読み返してきたのでありますが、とにかく萩は大分その点ではおくれてる。ぜひ必要だという感じで出張から帰りましたとこういうよう非常に威勢のいい調子で質問をされております。

 この児童館を見ましたが、これもかなりぴかりっとした児童館であった。萩市がおくれてる、ぜひ必要ということでこの出張してまいりましたが、16年3月29、30と私たち会派は諫早市に行ってまたこうこうして見てきましたとこういう図書館もまだやらにゃいかん、児童館もつくらにゃいかん、市長が箱物二つくらつくるよりか私は一つの箱物を100万かかる云々とまとめろと、その児童館と図書館まとめろとこういう話だったのです。

 大体この近江説に従ってまとめたのでありまして、いまさらこう何か、いや、あれは、あの・・・と、これ当時平成13年のときは近江議長でありまして、近江議長にみんな若い女性群がみな陳情に来ました。そしたら近江議員は恐らくよしゃよしゃと言われたかはどうか知りませんが、非常に快くそれを受けられまして、しかし、どっか国の国会の議論もありましたが、あのときは立場でそうだったが今は反対だとこうおっしゃると、やはりちょっと倒れるような話になりますので、これはちょっと近江議員やっぱりそのときの気持ちがやっぱり正直な気持ちではないかと思うのです。

 やはりこの13市の中で萩だけが児童館がない、こういうことでありますから、その児童館と図書館をできるだけ一緒にしよう、これが当時近江議員の平成16年のときの御質問の趣旨であります。しっかり頑張ってやれ、こういう激励をいただきましたので、つい私も近江議員に乗せられまして、頑張ったわけであります。すぐにはできませんが、やっぱり時間がかかって非常に恐縮でありますが、近江議員はかねがねこの道路についても非常に鋭い指摘をいただいておりますので、私も近江議員の指摘が大変これは理に適ったすばらしいものだ、こういうふうに信じて今までやってきました。

 どうかそういった観点で今もう一回という話でストップで凍結でという話がありますが、もう間もなく設計図もちゃんとでき上がりますし、何とか今やりくりしています。確かに合併しましていろいろ苦労しましたが、この4年間で約90億の借金を減らしてきました。90億を4年間で減らすというのはこれは大変な努力でありますが、そういうようなことでやってきたわけでありまして、今後はできる限りいまこの財政運営にも気をつけながら、やるべきことたくさんあります。農業関係、林業関係、水産、一次産業、これも何とかしなくちゃいけない。こういったことにも意を払いながら、基盤整備、道路の問題もかねがね近江議員の御主張のとおりでありまして、何とか今からこのチャンスを失うとまさにいろいろな意味で国も非常に財政的には大変な状況にありますが、それをあえて今回は景気対策やあるいは社会福祉やこういったものにかなり予算を割こうとしているわけであります。

 そういう状況にありますので、まあ今凍結と言わずにやはり事業者の方々も、建設工事、工事量も大変減っておりますので、むしろ児童館を2倍くらいに大きくしろ、とこういうふうに近江議員からは言われると思いましたけれども、凍結というようなことじゃなくて、ぜひ速やかに事業を推進するように。こういうふうな御示唆をいただければ、望外の喜びであります。

 他のところは全部ほめていただきましたので、まことにありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 確かに児童館はあの当時は本当に14市の中でもないのはうちのあれと思ってやっておりましたが、やっぱり先ほども申しましたように、物事を決めたからどうしてもそのとおりにごり押しにやらにゃいけんというような、じゃないということを私はお断りに言ったのですが、これは今、本当国が言ってるように地震の耐震性を保つ、子どもを守るということが児童館よりずっと大事と思うから私はこのたび出しただけであって、そりゃ、やれーやめーというのじゃなくて、休めというのじゃからやめというのじゃないです。休めというのですから。

 問題は萩市に金を、借金を残さんようにするというのが目標ですから、大阪府知事の橋下さんじゃないが、泣き目だっていろいろなことに対抗して、あのわずかな間であれだけの借金を戻された。まあ、そのようなことをいろいろな判断にはめていって、市民病院でも今ではないですが、でき初めのころですが、あの受付に行って、私の知った方が朝行ってちゃんと受付を済ませて、何ぼたっても次から次へとお客さんが済んでいるのに私は呼んでもらえんからとうとうサイレン鳴って過ぎたから言ってたら、ありゃあんたがあれを聞いちょった、いや、あんがが聞いちょっちゃたら、人数は多いとそれは譲り合い、問題はお客さんが絶対市民病院行きゃせんから近江さん。

 やっぱり多いけりゃいいというのじゃないです。だから一人ほど責任とって順番につうつう入れてって、あんたはこっち、外科の方はあそこの周辺で待ってくださいよ、内科はこちらですよとか言って振り分けしてすれば、お客さんが受付が手間がかかるから、おりゃ行かれんと言うものはおらん。

 やり損ねて昼が過ぎて言ってもらわんにゃ、腹立ったものはなかったと思います。

 市民病院は絶対行かん。だから多いそがええって言うことはない。民間の病院ではあねーなことは絶対ない。順番の札どおりにきたらちゃんと受けてスムーズにやるから、医者がそりゃ受付の数ほどおるそじゃったらそりゃはよー済むけど。医者の数ははじめから決まっちょるのじゃから、何ぼそこをスムーズに受付済ましたって、全然意味ないです。私言うのは。だから多いけりゃいいというのもじゃない。そういう例もあるからちょっと言うわけです。

 わかりましたかいの。

 だからそりゃ大体初めには市長は公園にしたら、あそこの球転がしは芝生が傷むからといいよっちゃったけど、大分考えやら角度が変わってきて、だいしょ年寄りを思いだしちょったのと思って、お年寄りを大切にせにゃ萩は栄えしません。今度の投票でも年寄り票がほとんど入りますで。

 だからどうしても、年寄は練習はそこでええわで、だいしょ楽に感じたかもしれないけれども、まあ当時は皆泣かれたですよ。本当。何で私らにあそこの方まで行けと言うのじゃろうかい。どうじゃろうかい。と私がしたように言ってきてやけど、私はあれだけ言っても、市長が言うことを聞いちゃなかったのだから。だから、議員の方も私にお前一遍決まったものを、そういうことを言うものじゃないというけれども、決まったことでも住民が3,000人、5,000人という人がこねえしてくれと言やあ、考えを変えて決定したことでもしてやるのが私たちは仕事じゃないかというのは私は理解ですけれど。

 児童館でもそういうことで、今だれが考えても子どもが古い木造建てやらでグラグラっときたらぺしゃんこになるようなところにおって、いつ崩れるやらわからん。

 と言うより私はあの川上の役場を見に行ったときに、大きな杉が中に使った、あれを使って建てたらどねーな地震が来ても崩れそうにありません。

 明倫小学校の校舎なんか昔の柱で高くつくられちゃるから、崩れぐらいないと思うのですよ。だけど、今のああいう杉がなんぼでもあるなら、あの丸太であのまま校舎のへりに皆ひっつけたら崩れんと思いますけどね。両方端っこに入れて、中に入れていったらシーマートの建物みたいな丸太の木のまま使ってね、やるとかすりゃーそう金かからずにわしは耐震性がつくと思うのですけど。

 新しく使ったところは、少し黒く塗っちょかんにゃちょっと見てくれが悪いから、古い木のように見せるようにしてやればいいのじゃないかと、いうふうに私なりに考えているわけですが、まあ、少年、要するに中、高の野球なんかやるのはほとんどあっちまで行かにゃいけんのですね。こっちの方じゃ本当やるとこないです。

 だからどっちにしても今商業がなくなって、商業工業と一緒になったから、あの跡は大体萩市の有名な方が寄附されたもとのものですから、あわよくばじゃない、市に必ずまた戻ってくるものと私は信じておりますけれども。県の方から。

 そのときに早く戻るようなら使わんのじゃったら戻して、現在の明倫小学校の子どもをその校舎の方へ入れて、あの方には耐震性はあると思うのですけれども、入れるとか何か方法を早く考えんにゃ。

 私はね、これが一番大事な萩市の宝は子どもですから、子どもをその大事するということを念頭において、市長ひとつ考えていってもらわんにゃならんということであります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 先ほど児童館とのこの対比の問題で、耐震化の話をされたのをちょっとお答えするのを忘れてました。

 実は当議会におきましてもお認めをいただきましたように、まずこの東中のアリーナ、屋内体育館と、明倫のこのアリーナともに、これはいろいろな意味での避難所になっているわけでありますので、災害の避難所という形で、もしそういう避難所が崩れてしまうようじゃ困る。ということで、第一回の耐震構造の工事に今かかろうとしてるわけでございます。

 そして、後の分は今二次診断を行っていただきまして、国も四川省の地震がありまして、この学校施設が壊滅をした。こういった中国の事例を参考にして、今まで3分の1の補助金を3分の2にかさ上げる。

 しかも今はかなりまた優遇をしておりまして、本当はどんどんやりたいのでありますが、この2次診断をやってくれる事業者というのは限定をされてるのです。これがちょっと時間がかかりますので、今とにかくこの近江議員がおっしゃるとおり、私どももこの耐震化の事業を最優先で考えてるわけであります。

 しかしそこにネックがございまして、二次診断の結果がなかなか時間がかかるというのが現状であります。

 おっしゃるように本当にこのはすかいでぽんぽんとやれば、それで文科省がその補助金を許してくれるのであれば。だがなかなか文科省は基準がうるさいのです。

 そういうふうなことで今申請をしたり、そして今とにかく二次診断の結果が出るように。一次診断はおりてますが、そういうふうなことであります。

 そして木造の校舎については、耐震構造の議論以前の世界でありますので、これは今おっしゃるように、明倫小学校をどうするかという話は、今一生懸命議論をしております。

 この萩商業の建物、土地、こういったものの利活用の今懇談会を開いていただいてますが、そういった中での結論も踏まえまして、今から具体的な対応を考えていこうと思います。

 もちろん議会にもその具体的な内容は御相談をしていかなければならないと思います。

 そういうふうなことでありますから、この今の耐震の話については、近江議員の御指摘のとおり、今第一優先でやってると、こういうことで御理解をいただきますように。

 そして、中央公園の芝生の話は、そういう石頭であったかもしれませんが、まだまだ弾力性はありますので、そういうようなことで言われたとおり今やってるわけでありますから。もう4月4日ですね、もうすぐですね。もう1月余り。

 こういうふうなことで、ゾーンはある程度決めさせていただきますが、そういうふうな形で、特に江向、あるいは平安古の近傍の方々には、特に老人クラブの皆さんにはそういった形で周知をしようと思いますので、これは私が進言したからできたのだとこういうふうに大いに吹聴をいただきますように。よろしくお願いをいたします。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 市長さんはなかなかお話が上手だから私も次に言うのがちょっと何ですが、先ほど言うのをちょっと忘れて、実はグラウンドゴルフの件で椿東5町内でお伺いしたこともありますが、このときは私は必ずええ返事がもらえると思って行ったわけですけどね、椿東5町内で椎原台を購入をされた分のところで、あれ市長あそこ買うたときに、最初からあそこに私が半年くらい前ですか、あそこはこうこう言われますがというと、市長は取り上げんとって、こんな不動産屋が板を立てたら大騒ぎをして購入されて、陶芸の村から、町やら島が、沖が見えにくいから購入したんじゃと言って、それならあそこをグラウンドゴルフとかキャッチボールとかゲートボールとかという、広場に使わしていただけたら最高で、すそに周りにつつじみたいなのをちゃらちゃらっと植えちょいってかつがつの公園、ついみんなが言われるまで知らんて言ったら何か寄附をもらったそじゃからできんって言って、市長の力じゃそねーなことはできんこともなかるまーけど、そういう言い逃れだったのですけれども。

 あれなんかのときでも署名を御町内におったら近江さん、あんたの署名はつまらん。この前時もだめじゃったろうがの。わしも随分冷たいことを言われました。だから、そりゃね市長の思いやりがあるそとないそとでは大きな差がつきますで。

 まあよろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 陶芸の村公園の一角の部分でありますが、これはいろいろ当初はあそこに分譲されて、そういった形で家が建つなんてことは想定をしていなかったわけです。

 水の問題、排水の問題、等々ありますので、そういったことは恐らくないだろう、そういうふうに思っておりましたところ急に分譲の話が出てまいりました。

 そういうようなことで御承知のとおりの経緯でございます。

 で、いろいろ椿東地区の皆さんから陳情がありました件は、今上の方であいてる土地がありますので、今現に既にグラウンドゴルフで使っておりますが、それに加えて、今あいてるところの土地、まだ当分動きませんので、そこについてはグラウンドゴルフで使っていただいてもいいですよと、こういう話を約束したと思いますので、どうかその方向で2倍くらいの広さになりましたので、まああそこまで上がっていくのは大変だとこういうふうに初めはおっしゃってましたが、まわぁーるバスも動いておりますので、どうかひとつ利活用いただきますように。

 またこのあたりの整備はまたしっかりやらせていただきます。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩をいたします。

     午後 2時26分休憩

────────────────────

     午後 2時41分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位9番、横山秀二議員。28番、横山議員。

  〔28番 横山秀二君登壇〕





◆28番(横山秀二君) きょう、梅林公園を右手に見ながら来ましたが、梅は百花の先駆けと言い、梅がその年のぜんぶの花の先頭を切って咲く、という意味ですが、満開になっておりました。梅にうぐいす、調和して美の季節になりました。

 さて、最近天気も不順でしたが、ようやく晴れました。きょうは私のあとに、紺碧の空が広がります。

 それでは、簡潔に質問をいたします。

 通告に従い、順次行いますので、よろしくお願いをいたします。

 第1点目、市政運営の節目を振り返ってでありますが、地域の一体感の醸成についてであります。

 新萩市合併後の最大のテーマは、一体感の醸成にあったかと思いますが、現状からは、旧萩市と、旧2町4村の市民意識とのずれを感じておられる市民の方もいらっしゃることだと思います。

 財政の健全化の取り組みや進捗度は、市民の方々にも理解されてきており、かつ良好な方向へと進んできているように思いますが、逆に、経済の悪化に飲み込まれ、市の外輪部はタイヤの空気圧が抜け、下がりつつあるように感じられてなりません。このことには、一層の諸施策が講じられることが必要と思われますが、いかがでしょうか。お考えをお聞きします。

 次にもう1点お聞きします。

 過去を振り返りますと、市民にとっても合併が期待と不安がいっぱいであったし、その後の進行をじっと見つめてきた4年間であったと思います。

 そこで、これまで、各分野において、市長自身、頑張ってこられたわけですが、御自身の中でお感じになる一番の強い思いを挙げるなら、何をお挙げになるのか参考にお聞かせ願えたらと思います。

 2項目めですが、世帯の把握についてお聞きします。

 まず、世帯数の把握の方法についてお伺いします。住民票から判断されているものだと理解しておりますが、配布物、萩市報等が戸数によるものなのか、世帯数によるものなのかをお聞きします。というのも、配布物の数と実際に配る場合の数とが一致していない現象が生じているところもあるようです。そこには、むだなロスが出ていないか、ということであります。景気低迷の折、配布物の数も少々ではありません。余るようであればむだですし、足りないようであれば補充するということで、少しでも節減につながればと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、事務手数料についてお伺いします。町内会や行政推進員、班長さん等への報酬は、世帯数で判断をされているのか。戸数で判断をされているのかお聞きします。

 また、報酬は年一回であるならば、年度内に世帯数の、数の変化もあるかと思いますが、年度末での帳じりはどのようにされているのかお聞きします

 最後に、同一敷地内での複数世帯が生じている家庭もあると思いますが、生計分離であるならば、原則自主申請でよいのかをお伺いします。

 続いて、3項目め、職員のリフレッシュと並びに心のケアについてであります。

 1つ目は、職員のリフレッシュについてでありますが、萩市も17年に合併以来、新しい創世期としての4年間であったと思います。こういう状況の中で、職員の皆さんは、我が萩市のためにと日夜研鑽を重ねてこられたのだと理解しておりますが、時には心身ともにリフレッシュさせていくことが必要だと思います。特にステップするこの時期に、数々のコミュニケーションがとれる環境が必要だと思います。また、先に述べた、市全体の一体感の醸成という面からも、考えてほしいことだと思います。本庁と、各総合事務所との連絡と調和を密にする必要からも、そして、また職員同士が顔なじみでない人たちもまだまだおられることだと思います。そういう意味を含めて、ストレスをためない、リフレッシュ対策として、現在、行われている事柄があるのでしょうか。また、今後こういう時代だからこそ、何かやってみようという検討中のことがあればお聞かせ願えたらと思います。

 2つ目、職員の心のケアについてでありますが、職員のメンタルヘルスについては、先般の斉藤議員の質問からも、合併までとは仕事のやり方が違い、慣れるまでには時間がかかる。クレーマーが多い。従来よりパソコン等に向かい合う時間が長いなど、環境の変化に伴い、体調不良、心身の疲労を来す人も増加したとの報告もありましたが、対応策として、係長、課長クラスの研修が行われ、充実を図っていくとのお答えをいただきましたが、その後についてお聞きするものです。

 また、休職療養中の対応の中で、一日も早い回復をしていただくためにも、声かけとして、本人との連絡体制、配布物等にはどのようなシステムになっているのかをお尋ねをいたします。

 以上、3件でございますが、よろしくお願いをいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 横山議員から、3点お尋ねいただきました。順次お答えをいたします。

 最初の、合併後の、まあ4年間のこの達成感、こういった言葉で今、お尋ねがございました。なかなかこの財政の健全化は進んでいるものの、この経済の悪化、まあこういったものがあって、そういったものに飲み込まれて、まあ外輪部は、タイヤに例えてですね、空気圧が抜けつつあるんではないか、まあこのような印象を語られました。合併と、そして今、この100年に一度しかないという大変なですね、この世界経済の悪化と、その前に助走がありまして、まあ石油の高騰とか、小麦の高騰とか、こういったことが昨年の春からずっとありました。そして、その背景となる、もう一つのこの自治体において大変重要なことは、この日本の財政がまあ破綻状態に近いということでありまして、まあこういったような事々が合併を終えましたとき、大体その財政健全化法とか、そういうような形でかなりこの国の規制が強くなってきた、まあこういった背景もですね含めて、考えをいただきますと、地方交付税の減額とか、まあいろんな形で絞込みが進んでまいりました。そういった時期と合併が同じ時期に重なったということであります。

 したがって、合併そのものが持つそのいろんな問題、課題と、そういった周辺の環境経済もこの国の財政も含めて、まあそういった状況もぜひ御賢察をいただきたいと思うわけであります。なかなかこの合併というものの、そのものの評価といいますのは、この午前中来、申しておりますように、一つはやはり歴史的なこの評価になる。要は、合併した直後に、この効果なりそのよしあしというのはなかなか見えないものであります。まあしかし、じゃあ合併がなかりせば、どうなっていたかということもですね、今の厳しい国の財政状況からしますと、かなり今きつい状況になったのではなかろうかという思いもあります。今、この合併から離脱をされたこの隣の阿武町の状況から、まあいろんな意味で推測は可能だと思います。なかなかこの今、こういった環境の中で、この一人生き抜くこと、大変苦しい状況かと思いますが、何とかまあそういったこと、七つの地域は大同団結した。まあそのことによって、またいろんなこともできたし、それによって、また逆に、いろんな問題もある。これも事実でありますが、どうか長い目で、ひとつこの見ていただきたい。まあこういうふうに思うわけであります。

 先週、日曜日に、といいますか、もう一週間になりますが、この第60回近く続いたこの山陰路のこの駅伝大会。萩チームは実は初めて優勝いたしました。堂々優勝いたしましたが、その構成メンバーは、このもちろん旧萩の若い人もいましたが、例えば、この小川の平山台の果樹農家の若い人もこの走者で走っておりました。あるいは、この旭地域の出身の岡村、これは箱根駅伝も走っておりました。まあそういった方々、この地域が一体となって、構成された新市のメンバー。これが初めて実は堂々優勝したわけであります。こういった姿を見ると、合併した一つのこの何といいますか一体感、こういったものも感じるわけであります。まあいろんな形でこの表現はできるかと思いますが、ある意味で象徴的な出来事だったのかなあ。こういうふうに思います。

 そして、まあ今、合併したそれぞれの地域、まあ子供たちも、例えば、この文化のいろんな集いとか、あるいはスポ少の集いとか、こういったものは、新市の中で今、いろいろ運営されております。先ほど、教育長からも、この答弁がありましたけれども、例えば、科学展、まあこういった夏休み後のですね展覧会も、阿武町も含めて堂々この一体感を持って運営されてるわけであります。まあいろんなこと、それぞれあります。確かに経済の問題から考えますと、今、それでなくても経済自体の大変この沈み込みがありますので、まあそういったものがどうしてもいろんな形で出てくる。まあこういった、この御議論もあろうかと思います。まあしかし、このこういった中で、何とか今から合併後のこの姿、この少し夢と希望が持てるようなかたちで今から頑張っていかなければならないわけであります。そういった中で、市長自身の一番強い思いは何か。こういう話でありますが、やはりこの合併に伴いますこの周辺の問題含めて、やはり一番大きな問題意識というのは、やっぱり自治ということだと思います。自治。これは地方分権という問題も裏腹にあろうかと思います。それぞれの実は合併前の、旧町村、市も含めて、それぞれの自治体でまあある意味では自治が行われておった。この自治というものが、ある意味でそのまま、ある意味では継承できるように、このそれぞれの地区は、それぞれの地域でひとつこのいろんな形の、この決定ができる。まあこういったようなことができないか。というのが一つのこの夢でありました。

 まあしかしいろんな形で、今、各議会だけではなくて、行政だけではなくて、各いろんな文化団体から経済団体からすべて、いろんな諸団体が新市のもとに今、糾合されております。まあそういうような中で、基礎自治体としての意味での自治と、各周辺地域におきます自治。まあこういったものをどううまく調和ができるかということだろうと思います。そういったことが、まあ抽象的な言葉でありましょうけれども、なかなかこの今から重くのしかかった課題だろうと思います。

 そして、特にこの地方分権という、そういう観点から言いますれば、基礎自治体たる新市が、このかなりのもの、自分たちで決定ができるように、当市議会でかなりのものがですね、この地区の関係のものは決定できるように。先ほどの、例えば、福祉の補助の話、こういったことが、県からの助成という形ではなくて、自らの財源で決定ができるように。まあこういった分権とともに財源も、あるいは人もそういった形で、それぞれ今からはこの分かれてこのそれぞれの地域に分散をしていく。まあこういうふうなかたちを今、我々は夢に描いているわけでありますが、まあそういうようなことを含めて、今からの課題であります。これは合併というのは、その合併の時点から、また新しいその自治なり分権なりが始まっていくということでありますから、道は非常に長いわけでありまして、昭和30年の昭和の合併から半世紀以上たったわけでありますが、まあそういったことから考えますれば、今からそれぞれ年をふることに、いろんな課題に立ち向かい、そしてかつ、本来の今回の合併の大きな理念であります、中央分権ということを成し遂げていくことにあると思います。なかなか、あの抽象的な話で申しわけございませんが、まさにこれこそが今からの大きな課題。しかし、具体的に個々の話になれば、各地域が今から生き抜く策であります、農業の問題であり、あるいは高齢化にどう対応するか、若い力をどう導入するか。まあそれぞれのいろんな個々の課題があるわけでありますので、どうかひとつそれぞれの分野につきまして、しっかりこの今から、考えていきたいと思います。

 2番目に、お尋ねがございましたのは、世帯数の把握ということでありまして、これは市の関係の配布物。特に市報が、世帯数でこの、どのようにカウントされて配布をしているのか、ということであります。

 基本的には、この世帯に配分するということで、この世帯数の根拠は実は住民基本台帳に従っているわけであります。1軒の家でも生計が違うということで、世帯分離している場合は、2世帯、あるいは3世帯の場合もあるわけでありまして、そういったことで、この特にその地元の方から、その家族から三つの世帯の数はいらない、ということであれば、当然それは減らしてこの配布するようにしておりますが、基本的な考え方としては、そういうことであります。したがって、その部数の、この多い足りない、こういったものがあれば、それぞれの地区から御連絡をいただくことになっているわけであります。

 この手数料の関係でございますが、基本的な配分はそういった考え方に基づきまして、住民基本台帳の世帯数を基準にいたしまして、1カ月の世帯配布単価を、まあ90円で計算をいたしまして、1年分まとめて5月末に各町内会へ振り込みをしている状況にあります。本当は、途中でこのいろいろこの変動がある。まあこういうことでありましょうが、本来は、この精算という形を取らなければならないのでありますが、年度末までの世帯数増減による精算はこのしない。まあこういうふうな原則によっているわけであります。

 なお、具体的なことがありますれば、このまたお尋ねをいただけばと思います。本来でありますと、まあいろいろ議論はあろうかと思いますが、そういう外形的な基準でお話をしているところであります。

 その次に、このリフレッシュ。職員のリフレッシュ対策ということであります。

 まあ心身ともにリフレッシュさせる必要があるということでありまして、そのリフレッシュの内容につきましては、まあ職員のいろんな職員共済会とか、そのいろんな団体が主催いたします親睦の球技大会とか、保健事業とかいろんなものがございます。まあそういったかたちで、リフレッシュの機会ということにしているわけであります。そして、リフレッシュ休暇であるとか、まあ年次休暇のこの計画的消化とか、こういうこともいろいろ用意をしておりますが、そういった一般的な意味のリフレッシュという以外に、職員がずっと継続してまあ同じ職場で、この他の地へこの転勤すること、今は合併いたしましたから、総合事務所と本庁との人事異動等はございますけれども、もう少し高い視点から言いますと、時には充電をし、新たにですね、このいろんな最近の自治の情勢の実態とか、こういったものをしっかり学ぶような、実務を離れてこの学ぶやり方、これは研修でありますが、今、私どもは、この自治大の研修には率先して今、人を出しております。女子研修や課長クラス、あるいは補佐クラス、係長クラス、そしてまた県の研修にもできる限り人を出すようにしておりますし、あわせて、この研修以外にも、まあこれはリフレッシュの概念には当たらないかもしれませんが、例えば、各それぞれの、この国や県やあるいは市等の交流人事も考えているところであります。今度は4月から、例えば、文部科学省文化庁の方に、この文化財担当として職員を一人。あるいは、県の地方課に一人。あるいは、益田市、これは今回もお話ございましたように、いろんなこの妊産婦の検診の話から始まったいろんな医療の関係もございます。田万川須佐はまさにこの益田市の行政と深くかかわりあいを持っておりますので、益田市との人事交流。まあこういったことも考えております。これは、リフレッシュの本来の概念とは違いますが、時には視点を変えて、この萩の行政を見直してみる。まあこういった意味での、まあ充電期間といいますか、そういったようなことも考えていきたいと、こういうふうに思っているところであります。

 なお、御質問がありました、このいろいろこの休職中の関係等については、これは総務部長がかなり詳しくいつも担当しておりますので、総務部長の方からお答をさせていただきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 総務部長。

  〔総務部長 中村敏雄君登壇〕





◎総務部長(中村敏雄君) 職員のリフレッシュの関係で、市長答弁以外のところを補足させていただきます。

 職員のリフレッシュについてでございますが、実は地方公務員法の第42条に、地方公共団体は職員の保健、元気回復、その他厚生に関する事項について、計画を樹立し、これを実施しなければならない。とされておりまして、地方公共団体に対し、職員の元気回復の事業を行うよう、努力義務を定めているところでございます。

 職員の元気回復とは、職員が職務によって蓄積した疲労を解消し、気分を転換して、あすへの活力を養うということとされておりまして、議員がおっしゃるリフレッシュは、この元気回復に当たるのではないかというふうに思っております。

 具体的なものでございますが、現在行っているものは、市が直接行っているものと、職員互助会、あるいは市町村共済組合が実施されているものがございます。

 市が直接行なっているものを御紹介いたしますと、先ほど市長答弁ございましたように、リフレッシュ休暇制度というのを設けております。これは長期勤続の節目であります勤続10年、20年、25年、30年に達する年度に連続して7日程度の休暇を取得する制度でございます。休暇については、勤続25年での3日間の特別休暇を除いては、年次有給休暇の計画的取得によるものでございます。

 現在の取得状況でございますが、ちょうど仕事の忙しい年代と重なることもございまして、本年度も対象者の10%程度と、低い取得率にとどまっているところでございます。

 それから、職員のスポーツ参加の観点から、山口県市町村職員親睦体育大会や、北浦3市親睦球技大会の開催を各市持ち回りによって開催しているところでございます。

 それから、職員互助会が行っている元気回復事業として、春には、ソフトバレーボール大会をやっておりまして、これには450人ぐらいが参加しております。秋には、ソフトボール大会を開催しておりまして、250人ぐらいが参加しております。いずれも、総合事務所の職員を含めての開催でございます。

 それから、野球部やバレーボール部などのスポーツ活動、また吟詠部やお茶同好会などの文化活動に対する奨励、助成などを行っております。これらクラブ活動に所属している職員は、合計で331人でございまして、全職員の約3分の1がいずれかのクラブに所属しているということになっております。

 このほか、山口県市町村職員共済組合でも保健事業として、テニス教室、ウオーキング教室の開催や、宿泊施設、文化施設等の利用助成などを行われているところでございます。

 それから、検討中のリフレッシュ事業があるかということでございますが、現在のところはございません。

 最近では価値観などの多様化によりまして、全職員を対象とした画一的な元気回復の方法はなかなか困難となってまいっておりますが、今後、職員互助会の理事会等で、今の時代にふさわしい元気回復事業は考えられないものかどうか検討していただくようお願いしてみたいというふうに思っております。

 それから、職員の心のケアでございますが、12月議会で答弁いたしましたメンタルヘルスの研修の実施でございます。

 本年2月3日に市独自の研修会を開催いたしました。108名の参加があったところでございます。講師は山口県産業保健推進センター機関相談員の方で、メンタルヘルスの基礎知識とラインケアと題してやっていただきました。当初2日間で同じ講義を2回、2グループにわけて実施しようと思っておりましたが、講師の御都合で1回しかできませんでしたので、第2回目を講師と御相談申し上げまして、4月の下旬に現在設定しているところでございます。

 それから、療養中の職員への対応についてでございますが、病気療養中の職員に対しては、所属長が必要に応じ、当該職員と面談をいたしまして、服薬をはじめ、医師から指導されていることをしっかり守るよう、そして病気を治すことに専念するよう指導しているところでございます。

 連絡事項や配布物についてのルールは、特に定めておりませんが、連絡事項については、緊急性や重要性を判断いたしまして、急ぐものは所属から本人へ電話連絡をしております。急がないものについては、面談のときに連絡をしております。

 また、配布物については、面談時に手渡したり、急ぐものについては郵便により送付しておるところでございます。

 議員が御質問されている趣旨は、要は職場復帰に向けての支援という観点からのお尋ねであろうかと思います。実は現在、厚生労働省の委託を受けまして、中央労働災害防止協会というところで、心の健康問題により、休業した労働者の職場復帰支援の手引きについてという報告書をつくっておられます。実際の職場復帰に当たり、事業者が行う職場復帰支援の内容について、総合的に示したものでございます。今後、こういったものを参考にしながら、一定のルールをつくりまして、職場復帰に向けての支援について、その運用を図ってまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 28番、横山秀二議員。





◆28番(横山秀二君) あと2点ほどお伺いします。

 地域の一体感の醸成についてということでございますが、あの、合併当初、プレビューをされました各地域の事案、これの実行度というのが私ども見えてまいりませんが、まあ低くなっているのだとすれば、当初、合併特例債が10年間使えるというような、あめとしての説明がございまして、合併をしたという部分もございます。各地で不満がそれに対して出てきているのではないか。低くなっているとすればですが。地方分権の推進のためなのかということで、進められてきておりました財政の健全化ということと、どうも反比例をしていて、不満がだいぶ生じてきているのではないかなという気がしておりますが、それに対して御感想をいただきたいと思います。

 それと、先ほど、職員の心のケアについてということでお聞きしましたが、最後にもう1点だけ。

 復帰の際の、配置換えがよい場合もあるというお答えを前回されておりますけれども、平成17年度以降に、そういう例があったのかどうかお聞かせください。

 よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 合併時のいろんな議論の中で、まあその実行度といいますか、合併特例債、合併補助金、まあいろんなものがございました。まあ総じて言いますと、旧町村におかれましては、16、17両年度の事業量というのは、実は相当大きいものがございます。これは、かなりのものが特例債、過疎債ですね、過疎債の利用によるものであります。このとき2年間の事業量と合併した後。例えば、それぞれ田万川であればこの庁舎の問題。あるいは須佐であれば、育英小学校の問題。あるいは川上であれば中学校のアリーナの関係。まあそういったようなことを諸事業ございましたが、とにかくかなりこの16、7にこの集中しておりまして、それで事業量はふえた。合併したら、今言いました個々の事業はございますが、かなり減ってきた。そして実は19、20、これは健全化法の影響でですね、かなり財政全体抑制しましたので、どうしてもそこでですね、対比をするとかなり落ち込んできている。そして、実は国、県の事業もかなり減ってきた。まあこういうことであります。

 まあしかし、今、地区別のこの状況を見ますと、県の事業をこの合わせますと、かなりなだらかな感じにはなっているかと思います。

 先般、何かあの、この各地域のこの事業者の、その事業量という形で、何か表が出回っておりましたけれども、これは19から22、随分落ちているという話でありますが、県の事業もこう組み合わせますと、実はそれほどというか、かなりまあ地域に若干のばらつきはございますけど、かなりのものが行われている。いろんなこの見方はございますけども、要は今、この各地域で、特にこの土木建築事業については、事業量は相当減ったという御認識をお持ちの方がかなりございますが、今後、それぞれの地域で、まあ一般的には、全国的にこの公共事業の総額が相当落ちてきています。大体一割程度、落ちてきておりますので、まあそういったものの個々の反映になってきます。特に農業基盤整備とか、あるいは下水道事業とか、こういったものが、ほぼ完了しているところは、新たな事業というのはなかなか実はないんであります。ただ、小中学校のこの耐震化という話はですね、かなりまだ今から進みます。今からの事業の内容というのは、そういったところで、かなり今、おっしゃったように、それぞれの地域で、御異論があるようでありますが、この全体像として、この長い目でみていただきますと、かなりこのフラットになっておる。まあ、合併前の駆け込みこの公共工事というものは、随分、実はあるようでございます。まあしかし、今から農業問題、あるいは林業、水産業、考えていったときに、このそれぞれのこの事業展開を図っていかなければ、ならないわけでありますから、そういった面での地域別のこの一つの配慮。まあこういったことも、当然頭において考えていかなければならないと思います。

 今、2番目にこの、職場復帰をするときの人事配置はあるかということでありますが、実はその、これは一般論で、個別的には総務部長が詳しいわけでありますけれども、例えば、合併しまして、この本庁へいきますと、かなり忙しい。そういったことで、かなりストレスが溜まって、このダウンする方も実はかなり出ておりますし、そういったときは、この復帰をするときはですね、それを前にいた部署とか、まあ本人の希望を聞きながら、配置をしている状況があろうかと思いますが、まあ個々の実情、それぞれありますので、一概には申しませんが、そういうふうな配慮もしてきているところであります。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 総務部長。





◎総務部長(中村敏雄君) 合併後のトータルの数字でございますけれども、合併後に病気休暇、または、休職の後に復職した職員が17名おります。このうち配置換え等で対応した職員が9名おります。配置換えした職員が7名と、それから、職種転換を図った職員が2名でございます。以上9名ということでございます。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 28番、横山秀二議員。





◆28番(横山秀二君) お話としては、よくわかりましたが、いずれにいたしましても、さらに一体感の醸成につきましては、御腐心をいただくように、よろしくお願いをいましまして、私の質問は終わらせていただきます。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 一体感というのは非常に多面的な要素がございまして、例えば、もう今、あらゆる団体はですね、この新市ベースになっております。例えば、遺族会も新市のベースで、あるいは、その障害者団体も同じように、いろんなサークルや、この文化スポーツの団体も、この新市ベースです。しかし、なかなか新市全体でこの運営をするというのは大変なことでありますから、それぞれの今までの、各、今、で言いますと、地域別の会もちゃんと残ってる。しかしいざとなれば大同団結できる。まあこういうことだと思います。力を合わせて、このやっていけること、これが、一緒になってやらなければできないこと。まあこういったこともあるわけでありますので、とにかくこの一体感を醸成するという、非常に抽象的な言い方ではございますが、この4年間、かなり進んできた。こういう認識でありますが、なお一層の努力をしていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 横山秀二議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 3時17分休憩

────────────────────

     午後 2時00分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位10番、大村議員。1番、大村議員。

  〔1番 大村赳夫君登壇〕





◆1番(大村赳夫君) 失礼いたします。熱球人紺碧の空、大村赳夫であります。ただ今は横山秀二議員から大変梅花のような凛とした響きなるバスの響きの中で、突然の呼名をいただきまして、まどろみが壊れたような気がいたしました。どうもありがとうございました。その後塵を拝しまして、それでは通告に従いまして一般質問をいたしてまいります。

 きょうはですね、私の気持ちの高まりもあるわけでありますが、アメリカ大統領バラクオバマ。大統領就任演説等を引用しながら弁論をいたしてまいりたいと思います。なぜかと言えば最近とみにですよ、市長さんがバラクオバマの話をされますよね。随所で英語がでてきますよね、フィッシャーマンとかファーマーとかですね、出てまいりますよね、やはり市長さんもいろんな思いがあるんだろうと思いますよ。ですから私は今回の弁論に花を添えるつもりでバラクオバマの演説の一端を御紹介しながら組み立ててまいりたいと思います。バラクオバマの就任演説の中で、一番大事なところだと言われたのがこれであります。

 What is required of us now is a new era of responsibility.(“新しい責任の時代””これが政治家に求められるものだ”)これですよ。市長さんはですね京都大学経済学部の俊秀でいらっしゃいます。大蔵省からハーバードのロースクールに行かれました。素晴らしい英語のコマンダーということも伺っております。新しい責任の時代というふうにオバマは語っておるわけであります。それが政治家に求められているんだということを言っているわけであります。

 私も今回の弁論のテーマを、これを一つのテーマにして組み立ててみたいというふうに思ったわけであります。

 それでは市長選挙を俎上にのせてみたいと思います。

 市長選挙というのはですね、萩市の将来を託す人を決めるわけでありますから、市民にとって大事な政治的イシューであります。市長選挙は3月15日告示3月22日投票であります。いつの間にか指呼の間に入ってまいりました。時はあたかも世界的リセッションのさなかであります。国も自治体も景気対策に腐心をいたしております。国も第一次補正、第二次補正と、そして平成21年度予算と切れ目のない予算を策定して危機に対処しようとしております。我が市も平成20年3月補正予算が市長から提案されました。すでに2月20日本会議で全会一致で成立をいたしております。これは定額給付金事業9億4,000万円。地域活性化生活対策臨時交付金事業10億3,000万、子育て応援特別手当支給事業2,500万円等ですね、総額20億にのぼる補正予算であります。定額給付金給付事業につきましては、国会での法案が成立いたしましたら、ただちに給付手続ができるように、市長督励のもとにですね、総務課の精鋭の皆さんが御苦労、御苦心をなさっているところであります。心からの敬意を表しておきたいと思います。

 さて、現在の市長選挙でありますが、去る1月25日であります、野村興兒さんの後援会事務所開きがございました。そのとき行なわれました市長演説を念頭に組み立てをいたしてみました。

 初めに首長の多選問題に対するスタンスであります。私は平成19年6月の定例会におきまして多選禁止論は憲法違反であると申し上げました。デモクラシーを破壊するものであると申し上げたところであります。特に基礎自治体の市長、首長というのは住民にもっとも近い位置にいる首長であります。一挙手一投足、息遣いまでですよ、衆人監視の中にあるわけであります。恩讐を越えて見識手腕が問われるところであります。政治家としての情熱と覚悟が求められるのであります。二井さんは4選に当って逡巡されました。末岡さんや河内山さんはそれぞれの思いで退かれました。江島さんは3月15日の市長選挙を控えたこの時点で不出馬を決意されました。市長は多選問題についてどのような感想をお持ちでありましょうか、お伺いをいたしておきたいと思います。

 市長さんはくだんの演説の中で道路についてのお考えを述べられています。情熱をかけられています。萩市発展のために交通網の確保が大事だと強調されています。市長さんはかねてより山陰自動車道にかかる萩東道路の整備促進を訴えられています。私はこの道にかけているとおっしゃっているのであります。つまり萩・須子間のすべての道路を同時着工してくれというのではない。萩東道路萩バイパスをまず建設してほしい。このようにおっしゃっているのであります。そして何度も何度も国会や国交省への陳情要望を重ねられています。精力的に要望活動をしていらっしゃるところであります。先ごろも商工会議所会報、2月15日号が届いております。そこで市長そして商工会議所の会頭が金井局長とお話をしている写真が大きく載っておりました。私どもも主要道路調査特別委員会の委員でありますので一生懸命道路問題はとらえておるつもりでありますが、その10倍も100倍も市長さんは努力をされておるなという気がするところであります。折から萩市議会主要道路特別委員会の議員と益田市議会の議員合わせて20名が2月2日国会、国交省へと陳情要望活動をいたしました。両市の市会議員が合同で山陰自動車道萩益田間の陳情に行くというのは私としては初めてであります。感じるところも大いなるものがございます。この新機軸といいますか、実現を見たのは実は、私は電話で伺ったのでありますが、本市の青木議長さん、そして主要道路調査特別委員会委員長の杉山浩司さんのお骨折りによるものだということであります。私は今回の国交省への要望活動の中で実は国交省の官僚諸兄にいつにない凛とした空気を感じたところであります。国交省道路局と言いますのは、道路の中期計画策定問題や、皆さん御承知のとおりでありますが道路特定財源の一般財源化をめぐる国会での壮絶なバトルですね、がございまして、国交省はさらにたくましく進化したなというような印象を私は持ちました。山陰自動車道整備に力を尽くされた宮田道路局長はやめられて、金井道夫さんが道路局長であられました。金井さんは陳情要望団に大局的な見方をされました。新しい政治の標準整備としての道路をつくっていくんだ。金に合わせて道路をつくるのではないとおっしゃったんであります。計画をつくって金をつけるのが国の仕事だ、このようにおっしゃっているのであります。去年三隅明石間の山陰自動車道の開通式に臨席されました審議官広瀬輝さんにもお会いして言葉を交わしました。私がそのときいただいた名刺が大臣官房審議官となっておりました。ところで道路経済調査室長への陳情要望活動のときであります。ここが大事であります。この方はとても立派な方だと拝見いたしました。議長が手渡した提案書を受け取り話を聞いた上でこのようにおっしゃいました。お言葉を返すようでありますがと語気を強められました。その心理描写について私は感ずるところなしといたしませんけれど、それは置くとして、彼は背筋を伸ばして言い放ちました。彼の机の回りには我々萩益田の議員一二、三名が取り囲んでおります。入りきれない議員の皆さんは廊下のところで待機をしていた、そんな情景を思い浮かべていただきたいと思います。彼は次のように言いました。いったいどうすればいいのか、バイパスなのか改良なのか、議論を地域で積み上げてきてほしい。山陽もやりあげて30年かかった、時間もそうあるわけではない。これから15年20年とかかるというのでは意味がない。両県の知事さん、代議士さんや首長さん市長さん議員さん等で円卓会議でもしたらどうかと、いら立ちを隠さずにおっしゃいました。これは国交省の官僚のただのエリーティズムではないなと。官僚の皆さんというのは非常にしっかりとした自分のアイデンティティといいますかね持っていらっしゃる。非常に立派な方だというふうに私思ったんでございますが、この話が問題であります。市長さんはこの話を聞かれて、どのような感想をお持ちでございましょうか、萩東道路構想と円卓会議構想との間にミスマッチはありませんか、お伺いをいたしておきたいと思います。

 次に観光を議題といたします。観光をテーマにいたします。市長さんは最近潟港の話をよくされます。よくうかがいます。情熱をかけていらっしゃるなという感じがいたします。くだんの演説の中でも富山県県庁知事室にある逆さ日本地図の話をされました。昨日の本会議でも環日本海構想について言及されています。萩市の観光振興につきましては市長さんの手腕と識見によりこのたびも萩の風致計画が認められ歴史まちづくりにまた一歩前進という感がいたしておりますが、それはさておき今日は観点を少し変えて潟港について話をいたしたいと思います。潟港は実は世界貿易港であります。山口県に七つある山陰側唯一の世界貿易港であります。ここには下関税関支署萩出張所がございます。明治32年4月に萩税関監視署として設置されたものであり、このところ隔年で入出港隻数というんでしょうか、が少なくてハラハラドキドキをされているところであります。関税法施行令第1号第3項閉港基準というものがございます。基準を満たさないと閉港になるわけでございます。富山県知事はウラジオストック、韓国、北朝鮮、中国を念頭に大陸政策を推進するための努力を続けています。平井鳥取県知事も環日本海の経済交流の可能性、将来性を強調されています。市長さんも大陸を臨んでウルサン、プサンは萩から近いとおっしゃっています。このような観点に立ちまして、環日本海構想のさきがけとして大陸政策を考えたらどうかな。大きなビジョンを考えられたらいかがかなというふうに思うのであります。大陸に友好市を求め、もって潟港の振興と萩観光の振興を考えられたらどうかな。お考えをお伺いいたしておきたいと思います。

 この5月でありますが、境港から韓口フェリーが就航をいたします。DBSクローズフェリーといいます。このフェリーに夢と期待を鳥取県、関係市町村をつないでおります。鳥取県そして松江市、境港市。その中海圏の市長ですね、約年間1億円の就航支援金を用意しているのであります。下関市は3月3日でありますけども宇都宮市内で下関港の利用促進を呼びかけるセミナーを開くそうであります。萩市も潟港のポートセールスに市長さん随分御苦労されています。至るところで潟港のお話をなさるのもやはりポートセールスだろうというふうに私は思うのであります。このポートセールスにさらに磨きをかける、汗をかくというスキームはお考えでありませんでしょうか、お伺いをいたしておきたいと思います。

 今山陰サイドは実は活気があるのであります。去年の松江の観光客数は885万人であります。今年は1千万人をもくろんでいます。境港の妖怪ロード、百万人を集客いたしています。石見銀山も活気がございます。萩市も150万人の観光客の皆さんをお迎えいたしています。若者がまちを出て行くシュリンキングシティ、縮むまちですね。いいえそうではありません。萩は御維新の地、日本の夜明けを開いたライジングシティと言われるように市長さん頑張っていただきたいと思うのであります。そのためには市長さんの責任は重いですよね、高い志のもとに萩市のために旗を振りつづけていただきたいと思うのであります。

 最後に教育であります。市長さんはくだんの演説の中で明倫小学校の朗唱に触れられました。よく整頓された下駄箱にも言及されました。また児童があいさつがよくできると感心されています。明倫小では松陰先生ゆかりの言葉を1学期に一つずつひたすら繰り返して唱えています。私はこの効用は限りないなと思っているのであります。英語の授業におきましてもですねシャドーイングとか、あるいはオーバーラッピングとか、あるいはリピキングとかいろんな手法があるわけでありますが、やはり朗唱っていうスタイルは私は素晴らしいなと思うのであります。知らず知らずに生命のリズムを鍛えるのであります。調和の美しさを感じさせるのであります。生きる勇気を与えてくれるのであります。口の筋肉を鍛え声を出す。これはコミュニケーション力を培うのであります。万巻の書を読み千秋の人となる。一己の労を軽んじず兆民の安きをいたす人になる。この教育こそ世界に冠たる教育のまち萩の面目であります。この朗唱システムを他校にも推奨されるお考えはないか、お伺いをいたしておきたいと思います。

 次に萩市屋外広告物等に関する条例についてお尋ねをいたしてまいります。この条例は平成20年3月定例会に議案第31号として提案され市議会の議決を見たものであります。最近の地元週刊紙にこの条例に関する見出し記事が登載されました。「市議会はすんなり可決」「市民からは慎重な意見も」とございました。私はこの論稿の中でこの条例がある日突然に提案され成立したのではないこと。その底流に萩市まちづくりの思想と行政や市民関係各方面の協働と、粘り強い努力の成果物として成立したことを示したいと思います。この条例の沿革をたどれば古くは伝建法であります。近くは景観法であります。

 2000年の建設白書に美しい景観のまちをはぐくむための1章が設けられました。2003年には国交省が美しいまちづくり政策大綱を示しました。その中でこの国を魅力ある国にするために、官民挙げて取り組みのきっかけをつくるよう努力すべきと認識するに至ったと述べています。この翌年に景観法が成立しています。屋外広告法の一部改正がございました。そして2005年でありますが、萩市は中国、四国地方で初めての景観行政団体になりました。今日、景観行政団体は342ありますが、景観価値の認識への高まりを見せるものとなっています。折から萩市では、この前年萩まちじゅう博物館条例を制定しています。20007年には景観条例を制定し、景観計画を策定しているのであります。そしてくだんの2008年の屋外広告物等に関する条例の制定を見るわけであります。まさにこの間、野村市政は黄金期を迎え良好な景観行政推進へとかじをとっています。この条例の所管課は、まちなみ対策課であります。フロントがしっかりしていますよね、リーダーはあの浜崎の国選定重要伝統的建造物群保存地区における景観形成基準をまとめあげた方であります。誠実でかつ信念と情熱を備えた人士であります。今回の屋外広告物等に関する条例の施行に当たって2年にわたる地道な調査、丹念な整理をされています。すでにデーターベース化されています。どこにどんな広告物が掲出されているか写真付意見を添えてファイルされているのであります。実はですね私の教室の窓ガラスにも一部が破れたですね50センチから70センチぐらいの張り紙が貼ってあるのでありますよね、信用金庫の一枚カレンダーの裏側に字を書いたものなんです。この張り紙も実は調査済みなのであります。このことに私は驚嘆するとともにですね、脅威も感じるのであります。気づかぬうちに内偵されているなという感じであります。

 それはさておきまして、現下は4,650件の掲出物件のすべてについて、情報を整理され施行運用に備えています。市民の皆さんの周知にも余念がなく、その御努力に敬意を表しておきたいと思います。このようなことを踏まえながら現況についてお尋ねをいたしてまいります。

 まず、条例第3条第1項にいう各地域各地区における違反広告物の現況についてであります。条例第4条第1項第4号にいう電柱にかかる違反広告物の現況についてお尋ねをいたしておきたいと思います。

 それと政治団体等が提出をいたします貼り紙、貼り札、立看板に対する取り扱いについて、選挙管理委員会にそごがあるかなと私は感じたのでありますが。例えば講演会連絡所立看板ですね、これの取り扱いが適用除外なのかそうでないのか、そして手数料がかかるのか、そうではないのか、整理をされて御答弁をたまわりたいと思うのであります。この条例は他市条例よりも景観規制が強いものとなっています。良好な景観をつくるという強い意思が伝わってくるものであります。例えば条例第17条の市長の措置命令権。第19条の市長の除却命令権。第26条市長の立ち入り検査権等の強行規定が置かれています。古来武なき文は譫言に似たりと言われます。強行規定がないとなかなか法益の実現はないでしょう、難しいでしょう。しかしどんな条例でありましても、その法益実現のために市民の支持と共同は必要であります。長崎市は屋外広告物法に基づいて、市職員による除却のほか市民による長崎市違反広告物除却推進運動を実施をいたしています。萩市も市民との協働による除却運動や、景観についてのワークショップ等を立ち上げることを考えてみたらいかがでありましょうか。

 以上いくつか屋外広告物条例についてお尋ねをいたしました。条例にいう法益を守り政策誘導をする課程で私権との緊張関係が生じます。その際に辛抱強く謙虚に対処してほしいと思います。

 最後にオバマさんの大統領就任演説の冒頭の一説を御紹介を申し上げたいと思います。これが景観行政そのものの心だと思うからであります。失礼をいたします。I stand here today humbled by the task before us, grateful for the trust you’ve bestowed, mindful of the sacrifices borne by our ancestors. こう訳を入れます。今日私は、私たちの前にある責務に謙虚な気持で向き合い、皆さんから与えられた信頼に感謝し、先人たちが払ってきた犠牲に思いをはせながらここに立っています。このようなマジョロシティズムズで始まる冒頭の一説であります。まさに景観行政の心というものだと私は思います。

 以上で1回目の質問は終ります。

 よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 大村氏から大変格調高く、一つは市長選挙について、また一つは屋外広告物の条例について、そしてまたそのブレークダウンしたそれぞれのことについてお尋ねをいただきました。

 最初の多選批判にどう立ち向かうか、こういった観点でいろいろお話を承ったわけであります。多選禁止こういったことについては、すでに昨年の6月議会にもお尋ねをいただきました。それぞれの地域の事情あるいは首長個人の資質。いろんな問題がありますが、総じて多選については、できれば好ましいことではない。しかし一律で法で規制することは難しいと考えます。このたびの多選禁止論いろいろありますが、特に合併をした市の自治体の長については、特に一般的には新設合併と編入合併がごちゃ混ぜにされておりますけれども、新設合併といいますのは、全く新しい自治体が誕生するわけでありますから、そこにおいて今までの経験、経歴がそのまま加算をされる、こういった性格のものではないはずであります。新設合併はそこに新しい自治体が誕生する。こういう考え方であります。例えば宇部の地域におきましては主たる大きな中核団体がありまして隣の町村を集約をした、編入をした。こういう形でありますから、これは条例もそのままでありますし、首長の立場も、あるいは議員の関係もそのままでございます。ある意味では、そのままの姿で編入された自治体がそこに加わるという話でありますから、そこでは今までどおりの行政が行なわれるわけであります。今までの条例に従って、あるいは今までの規則に従って、あるいは要綱に従って行政が行なわれる。しかし新設合併については、すべてを一たん御破算にして、新しい構築をしないと。そしてそこで大作業が行なわれてきたわけであります。編入合併と新設合併の比較は天と地ほど違うわけであります。

 そこをいっしょにした議論が横行しておりますが、そこは違うし、しかも七つの地域という非常に広大な地域の合併でありますから、そこで新しく出発をした、そこで再選の議論をしているわけでありますから、それが多選に当るかどうかっていう話については、やはり基本的な議論があるだろう。こういうふうに思うわけであります。その中での議論でありますので、そしてまた今言いましたように本来多選の議論もちろんありましょうけれども、そういう中で合併時にいろいろお約束したこと。これが今からどうなっていくのか、ここでもし投げ出すことは余りにも無責任ではないか。こういう声も聞こえてくるわけであります。特に中山間地を抱えた新萩市につきましては農業の問題、林業の問題、水産の問題、第一次産業の問題がまさに今から取りかからなければならない大きな課題がある。かつ今、世の中挙げて大きく環境が変わろうとしている時期でありますから、まさにここで投げ出すわけにはいかん。こういうふうな思いを非常に強く思っています。したがいましてできる限り今まで議論してきた継続性。やはりここで断絶があってはならない。継続すること、今までのいろんな議論をしっかり継承していくこと、これが今後の新萩市の礎を築くに当って一番大事なことではないか、こういう思いを込めております。いろんな形でいろんな角度から議論はあろうかと思いますが、そのように考えているところであります。そして隣の市を引き合いに出して非常に恐縮でありますが、益田市におかれましては、今の市長は4人目であります、私にとりまして。一期かもしくは二期で交替されております。わずかな期間で4人目の新市長が誕生いたしました。往々にして新しい市長が誕生しますと前の市長のやられたことはできる限り否定をいたします。継承がなかなかないわけでありまして、そのために益田市の例えば下水道の状況を見ましても、ほとんどないに等しい状況とでございます。こういったことを他市を引き合いに出して非常に恐縮でありますが、いろんな課題、問題がありますけれど、継続して行なうこと、特に地方自治においては、今の現況はかなり周囲の環境が変わっていきますので、どう継続性を保つかということは、一つ自治体行政にとって大きな課題であります。そういったようなことも含めて今多選の議論をさせていただいているとこであります。

 それからその次にお話がございましたのが、道路局へ陳情に行かれたときの山陰自動車道に対する森道路経済調査室長のお話でございます。具体的にどうしていけばいいのか、パイパス整備なのか改良なのか議論を地域で積み上げて、そして地元の国会議員や知事を交えて円卓会議でも開いてという話をされております。今具体的にそういった東道路の考え方と山陰自動車道、ここにそごはないかというお話であります。いろんな議論を積み重ねてまいりましたが、この東道路これはパイパスでありますけれども、このバイパスは山陰自動車道のあくまでも一翼を担う、こういう考え方であります。今萩三隅道路がまさにAダッシュ方式という形で行なわれました。これはバイパスであります。決して当初の工事は山陰自動車道という言葉は使っておりません。しかし出来上がった規格を見ていただければわかりますように、山陰自動車道の規格でバイパスができているわけでありますから、同じような形で萩東道路も構成ができるはずだ、こういう考え方であります。そうして今椿まで、この国体まで完成するわけでありますから、それをどうつないで行くか、そしてもちろんこれは山陰自動車道のルートの決定と同義になるわけでありますから、そして191にどこでつないでいくか、こういった議論であります。とりあえずこの、今大井橋の橋梁というのが非常に大きな課題になっておりますので、大型車両が相互に離合ができないという状況でありますから、少なくともそれを越えた形で、まずとりあえずの段階はこの191と結ぶ。そしてまた益田に向けて本来の予定路線という形でまだめどがついておりませんが、そこのちゃんとした位置づけをしてもらう、こういう形だろうと思います。こういうようなことを今からまさに円卓会議を開いてっていう話はまさに賛成でありまして、今この日沿連、日本海沿岸の政治連盟というのがございまして、まさに北から南から集って大議論をいたします。そういう会がございます。それと山陰自動車道の会。3県の知事はもちろんでありますが、首長も出まして、議会も出まして、そして民間代表も出て議論をするというそういう場もございます。しかし問題点を絞って益田萩間の関係の者が集り円卓会議をやる。そこではっきりした意思決定をし、そして運動展開をするという趣旨であれば、大いに賛同するものであります。事実上似たようなことをやってきておりますが、改めてそういった運動をしかも早くやっていくこと、非常に意味があろうかと思います。いろんな形で今までも、きょうも先ほど近江議員から話がありましたが、この市役所前の4車線化というのは大変難しかったんでありますが、このときも実は当時の中国整備局、当時の道路の責任者でもありますが、その整備局長にいろいろ議論しまして。この萩の地でまさにパネルディスカッションをいたしました。その成果がまさにこの4車線化に結びついたとも言えるわけであります。なぜならば当時萩三隅のAダッシュ方式の工事がもう着手をされておりましたが、同じ191の間で2カ所にわたる大工事は絶対にできないというのが、当時の国土交通省の考え方でありましたが、それを曲げてまさに市役所前は必要なんだっていう話を延々ここで議論をいたしました。そしてその整備局長は道路局長に転身をいたしましたが、とにかく優先してやるということの決意を申されまして、具体的な展開になったわけであります。いろんな意味で当時、関係者が集いまさに議論を尽くして、そういうふうな道を求めたこともございます。そういった意味ではこの今御提案の件、あるいは森室長がおっしゃっていること、こういったことにもちゃんとした答えをしていかなければならないとこういうふうに思うわけであります。

 今この感想はどうかという話でありますが、この道路局あるいは国土交通省のおかれている立場、これは一般財源化ということと、そして都市部ではもう道路はいらない。そういう大合唱が起こっているわけでありますから、経済調査室長の言われる立場、どういうことかといいますと少しでもちゃんとした議論をして、堂々とですね、この理屈を持って臨んでほしい。だから皆が力を合わせてやるということも、もちろんでありますが、ちゃんとした理屈を持ってきてほしい。こういった思いも感じられるわけであります。そういった意味での指摘であろうと思います。ぜひ今後もそういった角度から、今御指摘をいただきましたような点も踏まえてしっかり考えていきたいと思うわけであります。

 いろいろ多岐にわたりましたが、その次は貿易港のポートセールができないかという話であります。まさに今明治32年の貿易港設定とともにですね、下関税関が設けられた、そういった経緯をお話をされました。まさに萩にとりまして、日本海というのはある意味では藩政時代から大きな交通の手段であったわけであります。日本海に浮かぶいろんな航路が帆船が当時一つの大きな航路を形成しておりました。しかし戦後の冷戦時代、半島とも大陸とも行き来が絶え、そしてまた冷戦時代でロシア大陸とも行き来が絶えてきておりました。しかし今冷戦時代の終結とともにロシアとも交流が始まっております。かつ半島との交流あるいは中国との関係もかなり密接になっておるわけであります。私は一昨年の9月に瀋陽でフォーラムがございまして招聘をされまして、出かけてきたわけでありますが、そのときは世界各国からのいろんなパネリストがいました。しかし行って驚いたことは本当にわずかな距離だということです。札幌に行くよりも瀋陽の方が近いんであります。これが今のある意味では、かつての清国の勃発の地瀋陽であります。昔の奉天でありますが、そういったところ、まさにどんどん日々変わっているというほど振興開発が進んでおります。そういったところ、それから去年の実は木浦で三国、中国、韓国と日本の交流の会議がございました。そこにも招聘をいただきました。そこでも驚いたことはまさに木浦は至近の距離にあります。しかし交通機関が非常に不便であります。ウルサンであれば本当に海を経てすぐでありますが、同じようなそんなに遠くない木浦でありますが時間がかかる、こういうことであります。とにかく感じましたことはまさに今アジアは世界の中心になっている。なぜかというと生産の拠点になっているわけでありますから、そういった意味ではこれらの国々との交流とか、あるいはロシアも今富山県富山港が何か中心のように言われておりますが、この萩港からいっても距離もそう差はないわけであります。ウルサンと萩は一番近い距離にあるわけであす。しかし今ウルサンも産業停滞、大変な事態になっておりましてウォンの低下、これはもちろん輸出にはプラスになるんでありますが、韓国経済全体のダメージが相当大きいものでありますから、これも大変です。しかしいずれそういった波はあっても必ずやこのアジア特に極東のそれぞれの国々、北東アジアの国々、こういったところが今から世界経済の中心となって動いていく。こういったことは大きな流れだと思います。そういうようなことからこの貿易の話をいろいろしてるんですが、貿易の話を具体的な次元に下ろしますと港の構造はもうどうしょうもないほど今狭くなっております。特に保税地域の拡大をどう図るかとか、あるいは荷揚げ場のところに砂が積み上げられていますが、こういったことをどう考えるのか、拡大の要素はできないのか、ないのかという話とかもろもろのことがございます。そして何よりも輸出をしようとする意欲のある事業者の確保、こういったこともございます。そういう中ではありますけれども一方でこの貿易港であるがために海外からの観光客が船舶に乗って来てくれる。しかもウルサンやプサンを経由して萩に入る。こういうふうなルートを確立いたしました。毎年20回から10回その年によって回数は違いますが、かなりの観光客が入ってくれているわけであります。そういうようなこともこの貿易港であるからそういったことが可能であります。それが一方で国内の観光船も入ってくる。今年は三井商船の日本丸が入って来る。こういう話も聞いております。その調整も今行なわれているところであります。いろんな意味で課題もたくさんありますが、何とかそこに夢を託すことができないか、これは大変であります。とりあえずは貿易の実績がないと、この貿易港は閉鎖される。こういったことであります。しかし何かに夢を持ちながらそういうふうな形で考えていきたいわけであります。大変かつては水深も深い大変な良港と言われてきた萩潟港でございますが、課題もたくさん抱えているのも事実であります。

 それから次に小学校における松陰先生のことばの朗唱の問題。大変高い評価をいただきました。この問題についてはちょうど我が国の教育は昔漢文の素読というものをやっていました。意味はわからないが素読で文章を覚えていく。こういったような教育もございますが、そこまで極端ではなくても、今こういう形で朗唱していくというやり方、これは一つの手法だと思います。これは教育委員会にかかる話でありますから、教育長の方からその熱意のあるところをお聞き取りいただきたいと思います。

 そして最後に景観法に基づきますところの広告の規制であります。広告条例を議会においてもお認めをいただいてきたわけでございますが、それに基づきます10月1日から新しい規制、今までは広告の規制権限は実は県でございましたが、景観計画をつくり条例をつくれば自治体、市の方に権限移譲することができるということでありますから私ども手を挙げたわけであります。今いろんな形で議論がございます。しかし基本的な流れは今議員御指摘をいただきましたとおりでございますので、何とか萩の景観を守りたいとこの思いから出発をしているわけでございます。今個々の具体的なお尋ねがございましたが、それは担当の部長の方からお答えをさせていただきますけれども最後にお話がございましたように、この関係もやはり市民の同意があってこそ、できる話でありますので、辛抱強く謙虚に対処する。まさに今最後のオバマ大統領の演説の一説にありますように、そういう気持で臨まなければならない。これはかなり広告については事業とも密接な関係がありますし、それを規制をするということでありますから、それぞれ規制の理由を明確にし、理解を求めながらやっていかなければならない。そういうことでありますが、個々の話については担当部長の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 以上であります。



〇議長(青木賢次 君) 教育長。

  〔教育長 岩崎 肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 大村議員から教育問題として、明倫小学校で実践されている松陰先生のことばの朗唱を、他校へも推薦される考えはないかというお尋ねであります。

 明倫小学校、これは長門にも三隅明倫とありますから、あえて萩市立明倫小学校ともうしますが、その明倫小学校の朗唱教育は松陰先生の教育精神を、象徴することばを学級全員で朗唱しています。一年生の一学期の朗唱文、これ大変私好きな朗唱文ですが、読ませていただきますと、今日よりぞ幼心を打ち捨てて人と成りにし道を踏めかし。ということばであります。これは今までは親にすがり甘えていたが、小学校1年生となった今日からは自分のことは自分でし、友だちと仲よくしようというふうに子供たちには教えています。各学年が毎学期ごとに朗唱文を新しく変えながら、毎朝唱和しています。おっしゃいますように、卒業までに18の朗唱文を朗唱して萩市立明倫小学校を巣立っています。早朝の朗唱より、こころの安定を図り学習への意欲を高めるのがねらいであると、校長は胸を張って申しております。それを知った多くの教育関係者が朗唱を見せてほしいと訪れます。朗唱はもちろん感激されますが、議員申されますように、校舎内での明るいあいさつを交わす児童や、整然と並んでいる下足箱を見て改めて感動されます。子供があいさつをよくすることや、下足箱の整理整頓は明倫小学校だけではありません。萩市の多くの学校でできています。他の学校の名誉のために、声を大きく出させていただきます。松陰先生の朗唱は明倫小学校以外にも椿東小学校、椿西小学校、越ヶ浜小学校、白水小学校、大井小学校、三見小学校、地域のむつみ小学校と自然な形で波及効果をあげています。私はトップダウンで推奨するよりか、むしろボトムアップといいますか、現場から盛り上がって波及することを期待いたしております。

 かつて山口県は防長教育ということばが使われておりました。防長の防は周防の防であります。防長の長は長州の長であります。そういう防長教育の名のもとに素晴らしい独自の教育を展開してきました。たくましい防長っ子という言葉もテレビのPRに出されておりました。あの木間の川をせきとめた河川プールで子供たちの元気に泳ぐ姿がテレビのブラウン管に見て、いいなと思いましたし、剣道の朝稽古をする子供の姿もテレビに映りました。この防長教育の起点は萩市の吉田松陰先生の教学精神であり、時代の流れを先見的にとらえ、それに対応する教育。すなわち個性の重視、情報化、国際化への対応、進取しの気質郷土を愛し、郷土に奉仕する心の教育と私はとらえています。萩市教育委員会はふるさと萩市を誇りとし、夢や目標を抱きながら知徳体食のバランスのとれた、生きる力を持った子供を育成する萩らしい教育を推進し、学校が取り組んでいます。大村議員が申されましたことばをそのまま引用しますと、萩市が世界に冠たる教育のまちとして、萩らしい教育を県内、全国、世界へ向けて発信できればと思っております。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 歴史まちづくり部長。

  〔歴史まちづくり部長 伊藤冨之君登壇〕





◎歴史まちづくり部長(伊藤富之君) 私の方から屋外広告物の現況につきまして、お答え申し上げたいと思います。議員御指摘のとおり条例の制定に当りましては、市内の広告物につきまして、平成18年度19年度におきまして、悉皆調査を行ないました。約4,650件の広告について確認を行ったところであります。それ以降に設置されました広告につきましては、景観条例による届出や職員によります市内循環により確認をいたしているところでございます。違反広告物の現況でございますが、まず条例3条第1項におきます違反広告物の現況について申し上げます。

 この禁止区域において違反となりますのは一般広告物でございまして、昨年10月の市条例施行以前に県条例で違反となっていたものは、157件ございまして、その後撤去指導及び市による簡易除却等によりまして、現在は14件になっております。また市の条例施行によりまして、新たに禁止の区域になったところにある広告物が34件ございます。これは禁止路線に指定したためのものが19件。第1種低層住宅専用地域にあるものが1件。重点景観計画区域にあるものが13件。主要な道路交差点にあるものが1件でございます。昨年の11月に文書で3年以内の撤去をお願いしているところでございます。

 次に条例第4条第1項第4号、いわゆる電柱等への広告物への違反の状況でございますが、市条例施行以前につきましては、電柱広告物はすべて県知事の許可を得て設置することになっておりました。既存の電柱広告物はすべて知事許可を得ておったところでございます。

 しかし市の条例施行によりまして、伝建地区、史跡、都市景観形成地区におきましては電柱広告物を禁止といたしましたので中国電力の電柱、NTTの電柱合わせて29件が違反となっているところでございます。これにつきましても3年以内の撤去をお願いするということにいたしております。

 それから3点目でございますが、政治団体等が掲出する貼り紙、貼り札、立看板等に対する取り扱いについてということでございます。まず、公職選挙法による選挙運動中に使用するポスター、立看板等につきましては、これは公職選挙法の適用によるものでございますので、市の条例の適用は除外となっているところでございます。この選挙告示期間以外の期間に後援会の事務所等に掲出する立看板についてでございますけれども、これについても公職選挙法による選挙管理委員会への申請、証票の交付等々を受けて、立看板の設置をするということでなっているところでございます。これにつきましては、大きさ、高さ、横幅等も公職選挙法の規定により決めがあるところでございまして、個所数についても定められているところでございます。広告物条例につきましては、これ以外のものについての規制を行うということになっておりまして、通常の立看板につきましては、事務所があるところに設置するのであれば自家用の広告物になるわけでございまして、例えば伝建地区、史跡、歴史的景観地区においては縦横の大きさとかですね、色調等の規制がございまして、これに適合するものであれば許可は不要で設置できるというものでございます。超えるものについては市の方に申請をしていただいて、設置をしていただくということになるわけでございます。

 それから禁止区域以外、先ほど言いました伝建、史跡、歴史的景観地区以外の区域におきましては、これも基準がございまして、自家用広告物であれば、基準以内であれば、許可は不要で設置をすることができます。これを超えるものについては、市の方に申請をしていただいて許可の上設置をしていただくということになるわけでございます。

 以上、屋外広告物の現況等についてお答えを申し上げました。





○議長(青木賢次君) 大村議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。

 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。あす25日水曜日も午前10時から会議を開き、一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 2時47分散会

────────────────────

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成21年2月24日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  松 尾 義 人



       議 員  宮 内 欣 二