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山口県 萩市

平成20年12月定例会 12月09日−04号




平成20年12月定例会 − 12月09日−04号







平成20年12月定例会



                平成20年12月



            萩市議会定例会会議録(第4号)



                議事日程第4号



         平成20年12月9日(火曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      11番  斉 藤 眞 治 君

      12番  左 野 忠 良 君

      13番  柴 田 保 央 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      19番  西 島 孝 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  諸 岡 皓 二 君

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 総合政策部理事   山 根 道 生 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 旭総合事務所長   吉 村 秀 之 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

 文化財保護課長   松 浦 好 洋 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、12番、左野議員、16番、田中議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 それでは、質問順位6番、宮内議員。24番、宮内議員。

  〔24番 宮内欣二君登壇〕





◆24番(宮内欣二君) 24番、宮内欣二です。

 今回は、六つの項目を通告してます。来年3月に市長選挙がありますので、野村市長も出馬表明をされ、選挙戦が予定されています。今回、6項目を通告したのも、その選挙戦の判断材料という意味合いもあります。ぜひ、市長の明快で簡潔な答弁をお願いしたいところです。市民の暮らしを守るということや、合併等の関連で、市長の姿勢をお聞きしたいと思います。

 第1が、福祉医療のことです。

 山口県は、来年度の財源不足が400億円に上ることから、従来続けてきた福祉医療制度に、一部負担金の導入を検討しているということが報道されました。福祉医療制度は、重度障害者、母子、乳幼児の一定所得以下の方々の医療費の負担金を無料にする制度であります。県と市の共同事業として、その財源を県と市が賄ってまいりました。この無料制度は、山口県が全国に誇れる先進的な制度だと思っています。それをやめて有料化にすることを検討する。市長にも協議をしているということであります。

 具体的にどの程度負担がかけられるのかということは、まだ伝えられておりませんけれども、福祉医療というように、社会的、経済的に支援が必要な方々への施策です。負担金をとることは、制度の趣旨には逆行するのではないでしょうか。

 きのうから問題になっていますように、不景気で、失業や倒産が相次ぐ中では、特に無料制度を継続し、逆に制度の充実こそ図るべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。県に対し、無料制度の継続を求めるべきだと思います。市長の見解をお聞かせ下さい。

 無料制度の継続とあわせて、拡充すべきという話についてです。母子というそういう対象もありますが、本来ならばこれは、一人親世帯という方向が望ましいんだと思っていますが、今回は乳幼児医療、子供だけに絞ってお聞きします。

 子供の医療制度、医療費助成制度として、少しでも拡充してほしいというのは、合併して一貫して市長に求めてきたところです。市長はお金がかかる、1年で1億円かかれば、10年で10億円だ。だれが考えてもわかる簡単な計算でした。こんなわかりきったことを言われて、なかなか難しいと言われました。

 子育て支援にお金がかかるのは当然です。少子高齢化が他の自治体よりも急速に進む萩市においては、もっとも重点的に取り組む課題ではないでしょうか。

 この間、国の制度の充実と、対象となる子供の数が減少して、現行の制度で使う財源は少しずつ少なくなっています。その分を、さらに対象年齢を広げることに使えるのではないか。市長の政策判断によって、増額して対象を拡大する。そういうことも必要ではないかと思いますが、市長はどうお考えでしょうか。

 2点目は、人工透析患者への支援です。

 人工透析を受ける患者さんの声を聞きました。合併で交通費の半額助成がなくなって負担がふえた。体力も年々低下して、行きはいいけれど、帰りは厳しくなってきた。せっかく透析で抜いた水分なのに、牛乳を1本飲んで、パンを食べなければ帰れない。だんだんつらくなってきた。こういう声でありました。

 交通費の助成は、合併で廃止されました。しかし、合併しても医療機関への距離が縮まるわけではありません。かなりの距離がある人もいるわけです。この制度が廃止されて苦しむのは、設備のある医療機関まで遠い人であります。遠いからこそつくっていた助成制度が、合併で一律にすべきという理由で廃止されました。医療機関に近い人には何の問題もないでしょうが、遠いところに住む人、周辺部に住む人、負担がふえて大変です。市民の暮らしの現実の苦しみを見ないものだと言わざるを得ません。一律にすることが公平なサービスと、イコールとは言えません。実態に即して、再び元に戻すことも必要だと思います。この制度を復活することについて、市長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 遠くに通うというのが大変だ。この声に応えるには、近くに透析施設を設けるということも一つの方法ではないでしょうか。事実上の飛び地となっている、須佐、田万川地区の医療拠点としての弥富診療所に、この施設を設けることはできないかお聞かせいただきたいと思います。

 3つ目には、廃止のとき、代替措置として障害者福祉タクシー、これを活用しようということでありました。しかし、この障害者福祉タクシーも、実際には使いにくいものがあります。1回にワンメーター、基本料金だけという規定があります。透析患者には、2倍の枚数が出されていますけれど、1回に2枚、3枚と使えるようにする、そういう改善の必要を感じます。そして根本的なことですけれども、近くにタクシーが存在しない周辺部、小川や紫福や福井や弥富、そういうようなところでは、タクシーを呼ぶだけで何千円もかかります。ワンメーターというだけでは、もう本当に意味がありません。タクシーのあるところに出たところで、出たときに使いということは、条件不利地に住む人々、これに非常に冷たい見方でしかないと私は思っています。どこにいても同じサービスというのであれば、もっと使い勝手のいいものにかえる必要があるのではないでしょうか。市長の見解を求めます。

 大きな3つ目には、山口福祉文化大学の動向についての質問です。

 私は、地域に高等教育機関が存在するということの意味は大きいものだと感じています。昨日、市長がおっしゃったことも、よく理解できます。きのう私学補助金がもらえるようになったという情報も、経営面で明るい材料だと思いました。しかし、不安が生じていることも確かです。昨日、諸岡議員が質問されましたけれど、もう少し聞いてみたいと思います。

 11月26日に、山口福祉専門学校が今年度で閉校するという報道。これを私も、大きな懸念を持って聞きました。学生が集まらなくなったということと、塩見さんの資金援助が打ち切られたことによって、閉校という結果になったといわれています。この福祉専門学校、福祉文化大学と提携しているわけです。かつて市長も、ダブルライセンスの取得ができる。このことを強調されました。学位がとれて、必要な単位を履修すれば、資格もとれるんだ。こういうことを言われて、大学の学生募集に大きな効果があるということを言われました。逆に言えば、今回の専門学校の閉校は、学生募集に大きな痛手になるということではないでしょうか。学生募集の動向が、大学経営の根幹を左右されるということでありますので、少子化の中で今後の動向に不安が生じたと思うのですが、今後学生の確保に向けて、どのような取り組みが進められるのか、御存じでしたらぜひ教えていただきたいと思います。

 2点目は経営状況です。

 なかなか見えてきません。運営費がいくらで、学納金がいくらになってるのか。私学助成は5,000万円から6,000万円だろうといわれています。あとどれくらい塩見ホールディングスからの支援があるのでしょうか。公表できれば教えていただきたいところです。

 心配なのは、スポンサーの塩見ホールディングスのことであります。きのうもお話がありましたけれど、塩見ホールディングスの株価、きのうの時点で17円に下がってしまいました。2月には294円でありましたけれど、夏以降、どんどん下がってまいりました。これは危険ライン上にあるんではないかと思われる水準です。

 11月14日には、特別損失14億3,000万円余りを計上しております。そして11月17日、四半期の純損失が23億4,000万円ということも示され、財務キャッシュフローについては、資金調達に支障をきたす恐れが生じている。このように明らかにされています。さらに12月1日には、株式会社モリモトの経営破たんによって、取り立て不能、または取り立て遅延のある債権として、6億1,400万円あるということが発表されました。

 そしてまた、きのう諸岡議員が言われましたように、塩見ホールディングスの大株主は、SFCGです。かつて商工ファンドで強引な取り立てを行って、社長が国会喚問を受けた、あの企業です。目ん玉を売れ、腎臓を売れという言葉が、あちこちで流行りました。

 そしてまた、きちんと返済してきた顧客のところからも、無理やり取り立てる異常な貸しはがし、これが社会問題になっています。裁判も起こされています。きのう話題になった、マイダスキャプタルという会社も関連企業です。社名は変えていますけれど、そういう関連企業です。

 まさにこんな状況を見ますと、大学の運営がSFCGに握られていると思えて仕方ありません。もし塩見ホールディングスの経営が厳しくなったら、貸しはがしが行われるんじゃないかな。そうなると大学運営はどうなるんだろうかと、このような不安が、次々と押し寄せてきたところです。こんな経営状況の苦しさや、不安を示す情報がどんどん出てくる中で、今後の塩見ホールディングスからの支援が、本当に期待できるんだろうか。

 スポンサー企業の経営について、市長には何ら責任はないと思います。しかし、施設補助とはいえ、資金をつぎ込んで誘致した萩市には、そのことを全く無視することはできないと思います。市長にも誘致した責任があると私は思います。

 市長は、経済的な支援はしないというふうに言われますけれども、もし塩見ホールディングスからの財政支援がなくなった場合、どんな支援を考えておられるのでしょうか。学生を確保して、資金を確保するのが一番よい方法です。その見通しがないときに、資金が止まった、資金援助が止まったら、どうなるのか。そのときに萩市はどう対応するのか。そこに直面して考えるのではなく、今からある程度示しておく。そのことが、学生の不安や学生募集に対しての責任ある姿勢だと思います。市長はどうお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。

 この問題は、陶芸の村事業とは違って、市長が引き起こした事業です。より強い責任があると思いますので、明快な答弁をお願いいたします。

 4点目は、阿武火山群の伊良尾火山の地質遺産保存についてです。

 昨日、市長は八幡原にはまだ行っていないというふうに言われました。ミヤマウメモドキのことです。実は私も、市長に伊良尾火山の現場に行ったかねと、このように聞こうと思っておりました。先を越されまして、煙火が少し冷めてしまいました。もし、伊良尾火山の現場に行かれたのであれば、その感想を一言述べていただきたいと思います。

 この地質遺産は、学術的にもとても貴重だということが、火山学者の現地調査で明らかにされました。阿武町は既に、町長以下職員の現地研修が行われ、座学、講義、これまで受けて、だれでも一定水準の説明ができるようにと取り組まれています。小中学校の教材としても積極的に取り入れ、文化祭でも発表も行われております。一方萩市はどうか。なかなか動き出していません。身近に、超一級の学習資料があるという条件があるのに、なかなか動き出さないというのは、残念でなりません。本気でこの遺産を保存する取り組みを進めるべきでないでしょうか。

 本物の迫力は子供に大きな教育効果を生みます。教科書や本、テレビ、そういうもので見るのとは違います。本物のダイナミックな姿。ここに触れるのは、最高の学習です。保存して、教育や観光、地域活性化に活用することが求められます。

 このことについて、11月27日に検討委員会が一定の結論を出したと言われています。市長の保存と活用に向けた本気度を、10点満点でどれくらいであるかお聞かせいただきたいと思います。

 この問題、市長が観光や地域活性化をどうとらえているかということに関連します。観光といえば、萩地区の三角州周辺の江戸から明治維新の歴史観光、これを中心とするようでは合併の意味はありません。広くなった萩市を網羅する観光資源として、この阿武火山群は、非常に重要な位置を占めます。新しい萩市にとてもふさわしいものです。まちじゅう博物館構想の中に位置づけるべきではないでしょうか。市長はかねがね、この博物館は歴史博物館ではない、こういうふうに言われてこられました。阿武火山群、ジオパークの推進も、世界遺産並みに力を入れて取り組むべきではないでしょうか。明確な答弁をお願いいたします。

 5点目は、子供のいる世帯に対する国民健康保険証の取り扱いです。

 昨日の報道で、自民党、公明党、民主党が、中学生以下の子供の保険証は、滞納世帯でも短期保険証を交付する。そういう法改正に合意した。このようにありました。まさにこの問題、国政の問題となりました。私が昨年6月に取り上げ、今年の3月には杉山議員が質問して、市長はそれぐらいのことなら何とか手当をすると回答されました。

 本来子供が、親の経済状況で保険証がなくなるというようなこと自体が大問題です。子供には何の責任もありません。こんなことで差別されることが許されるはずがありません。教育長、こんなことで差別されるのはおかしいですよね。子供の権利条約や、児童福祉法の精神にも反すると思います。行政当局は、こそこそと対応するような印象でありましたけれど、苦しみを感じる人々の声が政治を動かしました。そうはいうものの、きっと行政当局の方々も、努力されたんだと思ってます。今回はっきり市長も明言できると思いますので、市長の見解を求めたいと思います。

 もう一つは、滞納が続いたら資格証明書の発行を行うことが義務づけられているということであります。ところがその法改正が行われた後、保険証がないから医者にかかれず、手おくれになった。こういう事例が相次ぎました。診療抑制をしていると調査結果に出ています。資格証の発行が、必ずしも滞納整理には結びつかない。こういう指摘もあります。もう一度点検し直して、やめるべきではないかと思います。資格証明書の発行をやめるべきではないかと思います。

 実際、義務となってはいても、実際の運用の中で発行しない自治体もたくさんあります。政令市の広島市、さいたま市、人口もたくさん、非常に大きな市です。いろんな人がいます。そういうところでも発行数がゼロです。ほかにもあちこちの自治体で発行していません。萩市でも見習って取り組む必要があるんではないかと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に六つ目の問題です。10月の教育民生委員会視察で、秋田市のごみ処理場、溶融炉方式を見てみました。大規模なものでありました。その中で、技術者が、「私は分別が大変だ。」正直に答えておられました。しかしその後で、「でも、私は実はストーカ炉派だ。」とこのように言われました。このことは本当に印象的でした。そこで、後でそっと「その理由は何ですか。」って聞きましたら、「技術が安定してるからです。」このようにあっさりと答えてくれました。やはりです。

 高い金をつぎ込んで、莫大なエネルギーを投下して、高い技術を駆使して、何もかも一緒くたに溶融処理すること。このことは、地球温暖化が待ったなしの課題である環境の世紀には、ふさわしくない。このことを改めて強く感じたものでありました。

 そして続いて、11月には、今年3月、日本で2番目にゼロウエイスト宣言、ごみゼロ宣言を行った、福岡の大木町に視察研修に行きました。これは政務調査費を使わせていただきました。

 大木町は人口が1万4,500人です。そしてまた、3番目の宣言をする自治体があらわれました。神奈川県羽山町です。人口は3万2,000人。私が、最初に宣言した上勝町の視察の後に、市長にこのことを報告し、萩市もやったらどうかと言いましたら、市長は、そりゃ人口2,000人だからできたことだろう、このように言われました。1万4,500人でやりました。3万2,000人で、もうすぐ発表するようです。その次は5万人の萩市ということになるのが一番いいんじゃないかと私は思っています。

 どこに行っても、問題はやる気があるかどうかだと、このように言われています。そして、ゼロウエイスト宣言は、目標を達成するということも大切なんだけれども、一番大事なのは、目標に向けて市民と行政が協力して、努力していくことなんだ。例え期間内に目標に達しなくても、そこに向けて努力を続けていくならば、時間がかかっても、それは問題ないと言われました。まさに、吉田松陰の志を立て、以て万事の源となすの言葉どおりではないでしょうか。市長もこの言葉は大好きですよね。

 世界の最も緊急の課題に志を立てて、勇躍して取り組む時期ではないでしょうか。他の自治体の、後塵を拝すことが、進取の気風を受け継ぐ萩市のとるべき姿勢ではないと思います。市長の決意を聞かせていただきたいと思います。

 いずれにしても、どんな状況になろうと、燃やすごみの中に、生ごみが混入すること、このことが非常に大きな非効率を招きます。生ごみの分別収集にはすぐに取り組むべきではないかと思います。大木町では、山形県の長井市の方式を取り入れて収集しておりました。10軒に1カ所の割合で、収集バケツが置いてあります。そこに二重構造になった家庭用の生ごみバケツ、中に網がついていて、その汁気は外のバケツにたまるようになっているんですけれども、このバケツを10軒に1件の割合で、収集バケツに中のごみを移すわけです。初めは、遠くにその収集バケツを置いてくれと言われていた住民が、だんだん近くに置いてくれと言うようになったと言われました。なぜか。においなどしないからです。蓋をきっちり閉めればにおいはしないということでした。水分も余り出ないということでした。そして、よくいわれる異物混入。これもほとんどない。このように言っておられました。

 私も、萩市のあの資源ごみの収集の様子、この様子を見て、今の萩市民ならいくらでも同じようなことはできる、その力は十分にあると思っています。収集後の生ごみをどう処理するのか、そういう課題をクリアしさえすれば、短期間でこの生ごみ、分別収集ができると確信しています。広大な農地を抱える萩市においては、農畜産物との循環システムができないはずはありません。あとはまさにやる気次第です。環境維新の志士は、市長、あなただと思います。そしてまた私だと思います。そしてここにおられる方々一人一人、市民の皆さん一人一人が環境維新の志士だと思います。明治維新の伝統を受け継ぐというのは、現代の最も大きな課題に先進的に取り組むということです。それは環境問題こそ、まさにふさわしい課題だと私は思います。市長のこれに向けての意気込みを、ぜひ聞かせていただきたいと思います。

 以上、6点についてお答えいただきたいと思います。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま宮内議員から、6点、それぞれ一つの判断を要することばかりでありまして、何か口頭試問を受けているような感じであります。それぞれ大変大事な問題であります。順次お答えさせていただきたいと思います。

 最初の福祉医療制度の、無料継続、そしてその拡大、まあ拡充ということでお尋ねをいただきました。今まさに御指摘のように、県の財政が大変厳しくなってきておりまして、まあ山口県のこの福祉医療制度は、一つはこの心身障害者の医療制度であり、いま一つは母子家庭を対象とした母子家庭医療制度であり、3つ目は乳幼児の医療制度であります。この三つの医療制度については、山口県は今まで無料で通してきたわけですが、これは他の都道府県並みに有料にしよう、一部負担を求めようっていうのが、県の考え方であります。

 この医療制度は、全く無料ということについて、一部の負担を求めるという考え方は、やはりこのそれぞれの医療行為を受けるときに、例えわずかでも負担を求めたいというのが、県の姿勢であります。まあ本件は、例えば中国5県でも、いずれも実は一部負担をしております。私どもも内部では議論をしております。やはり、利用に当たっては、そこに例えわずかでも負担を求めるという考え方が必要ではないか、こういう意見が実は大勢でありますが、しかし、この考え方、理念というものについては、この理解できるけれども、この時期になぜやるのかという話ですね。時期の問題は、私は異論を唱えています。なぜこれだけ景気が悪くなり、雇用が悪くなり、福祉の必要性が迫られてるときに、なぜ負担を求めるのか。これについては、この少し再考を求めたい。そういうふうに県に対して言うつもりであります。

 しかし、この考え方自身はですね、なかなか財政状況ということだけではなくて、たとえわずかであっても、その負担をするということ、この必要性というのは、さらに議論をしていく余地は十分あるものだと思います。

 そしてさらに、この中で例えば乳幼児医療、この小学校就学前の乳幼児、この対象とした乳幼児医療、これがさらに拡大できないかという話であります。この関係についても、中ではいろんな議論をしております。この制度は昭和48年度にできたんでありますが、いろいろ今まで所得制限の緩和であるとか、対象児童の年齢の引き上げとか行われてきました。平成16年度には、現在の就学前児童まで拡大をされました。これは画期的なことであります。そして加えて、本年4月からは、就学前児童の医療費の自己負担割合を、3割から2割に軽減をしているわけであります。こういうふうなその制度全体、これは国全体の話でありますが、そういうふうなこと。また児童手当の拡充。まあいろんな形で、今、子育て支援という一つの大きなこの理念の中でですね、まあそういったことを加えられているわけであります。

 私どもも、もし許せば、財政が許せば、確かにですね、この関係、2人、3人、お子さんをお持ちの方、例えばインフルエンザ一つかかっても大変な負担になる。こういう話もよく聞きます。こういった観点から、拡大をしたい気持ちはございますが、先ほど議員からも御指摘がありましたが、なかなかそれぞれ、所得制限を撤廃したり、あるいはそれぞれその拡大をする、こういったことにした場合に、それぞれどのくらいの費用がですね、このかかっていくのか。そして今、かつ国保のペナルティという制度がありまして、この制度が逆にまた負担を増しているということ、こういったことをですね、この考えますと、なかなか判断しづらいわけであります。

 毎回、毎回、こういう形で議論から御指摘をいただいております。このできる限り、やりくりをしながらでもという気持ちはございますが、現実はなかなか、財政負担を後年度にずっと尾を引く話でありますので、そのあたりについての判断がしかねる状況であります。

 何とか、今後の一つの大きな課題、国を挙げて、あるいは国の制度として、こういったものをですね、少しでも緩和をしてほしい、あるいは拡充してほしい、こういったことは繰り返し今からも頑張ってですね、要望していきたいと思うわけであります。なかなか一自治体、しかも今私どもはまさに3割自治でございまして、税収のですね、ウエートが非常に小さい。財政システムも他に比べますと、著しく劣る、こういうまちで、そういった大きな、後年度負担を伴うような判断がなかなかしづらいというのが現状であります。しかし気持は、もう議員と全く同じでございますので、せめて気持ちだけでも汲んでいただきたいと思います。こういうと笑われてしまうかもしれませんが。

 その次の、人工透析の話でありますが、かなり今まで先進にやってきました。今、県内、市もですね、みんなキャッチアップされまして、ほぼ同じような取り扱いになってきましたけれども、実はこの日曜日も、障害者の皆さんとの対話の集いを持ちまして、腎友会の方代表からも意見を聞いたところでございます。今の腎友会の方から出てきました一つの大きな要望は、やはりベッド数を拡大してほしい。ひとつですね。なかなか市民病院は、10床、都志見も30床、あとわずかなところが民間病院にございますが、なかなかそのやりくりが大変だ。このベッドの空きが少ないものだから、待ちとかいろんなことがあると、こういう話でありました。加えて、今のタクシー券の話も出ております。

 今、議員から御指摘がございました、例えば、この恐らく旧須佐町の制度のことを頭に抱かれておっしゃってるんだと思いますが、旧須佐町の場合は、例えばその、JRを利用したときに、本来鉄道運賃については、身体障害者手帳が療育の1種がありますと、2分の1に助成が出ております。2分の1になります。その残る2分の1について、半額をですね、須佐町が持つという制度だったと思います。例えば、須佐から益田日赤に通うとするならば、その間は480円のJR運賃でして、その2分の1の240円。その240円の内の120円を須佐町がもつ。往復で240円。

 現在も当然JRの割引はあるわけでありますが、今透析をお受けになってる方、例えば週3回の方に対しては、実は先ほど2倍とおっしゃいましたが、今48枚の綴がありますタクシー券を、三つお渡しをしております。三つお渡しをしておりまして、しかもですね、旧須佐だったら、恐らく駅までのタクシー券の利用だと思いますが、今回腎友会からのお話もございまして、この須佐の今の居所から須佐の駅までと、今度は益田に降りて益田日赤まで、その2回利用ができるようになっている。したがって、恐らく旧須佐時代のですね、この手当よりも、現在の方がはるかにこの負担は軽くなっているはずであります。

 今48枚の綴を3綴お渡しをしています。144枚でございますので、その144枚でしかも1日の2回、このタクシー会社は違いますが、益田市のタクシー会社とも契約をしておりますので、そういう利用ができます。あるいは例えば、見島の方はその萩海運でもそれが使用できると、こういう形で弾力化を図っておりますので、かなりそういった意味では、以前よりも手厚い手当になっているんではなかろうかと思います。恐らく旧須佐町時代は、そのお渡しになったタクシー券の枚数は二十四、五枚だろうと、こういうふうに思いますので、そのあたりはかなりふえてきております。

 10万円近い負担になっているわけですが、まあそういった意味で、できる限りこの透析患者の皆さん、これは通院しなければ命にかかわるわけですから、できる限りの配慮をしていきたいと思っておりますが、なかなか、特に遠隔地の方の場合には、タクシーを全行程において使うっていうのはなかなか難しい。こういった場合には、今その具体的にお世話をされます方の常時介護、こういったことが条件になっております。生計が同一であるということが条件になっておりますが、この障害者御自身が運転をされる、それは帰りが確かに危険である。だからそういった随時介護者という形では、自動車税とか、軽自動車税の減免措置もございます。この優遇策もあるわけでありますので、そういうふうないろんな制度をうまく活用いただきまして、この利用いただくということであろうと思います。できるだけといいますか、今透析患者の方の御要望は、むしろベッド数をふやしてくれ、これが今最大の要求になっておりますので、それについて対応を考えていかなければいけないと思いますが、これもなかなか医療制度のですね、医療報酬がかなり頭打ちで制限されてきましたので、大変民間医療ではなかなか難しい。こういう状況にございます。ぜひ透析患者の方々のお気持ちも十分そんたくをしながら、今後も頑張っていきたいと思います。

 弥富診療所へ透析施設が、そういった観点からですね、遠隔地の地での患者の皆さんの立場からいえば、そういったそれぞれのところに透析のこの施設が設置できないかというお気持ちはよくわかりますが、しかし、透析の関係の医療を行うためには、まず専門医がいるということと、透析に従事したことのある看護師、それから臨床工学技士、MEですが、そういったスタッフを集めなければならないわけであります。これはなかなか難しいし、透析の最中にもいろんな意味で体調の不調を訴えられる方もいるわけでありますので、そういった意味での、入院施設を備えた専門医療機関ということが、ある意味では条件になっております。

 したがって、今須佐の診療所でこの透析の治療を行うということは、事実上なかなか難しい。まあそこに、ある意味では病院機能を付加しない限りはですね、なかなか今診療所の医師お一人でありますから、なかなかその方にすべてをということは難しいんであります。医師の数が少なくとも相当数ふえていかなければならない。

 まあこういうことを考えますと、今益田日赤でお世話になっておりますが、まあそういった形の利用が、むしろそういう通院される便宜を図っていくことに、今から考えていくことの方が現実的ではないかと、このように思っているところであります。よろしく御理解をいただきたいと思います。

 それから、それぞれのまあ地域にお住まいの障害者の方も含めた話として、この交通の手段を考えるべきだと、こういう話でありますが、萩は他市にない一つの施策をやっております。ぐるっとバスという、このどんな集落からでもですね、少なくとも診療所、あるいは総合事務所、あるいは買い物に行けるような一つの交通手段をつくってるんです。ネットワークであります。これはしかも無料であります。本当は萩の循環バスと同じように、100円をいただきたかったんでありますが、これはなかなか有料というのは難しい。この認めてくれないというわけですから、結局これは無料で走ったわけです。これは少なくとも、ディマンド方式もありますし、定時定路線方式もあります。

 こういうような形で、少なくとも総合事務所ないしは診療所に行くような、週2回は必ず。弥富地区は患者輸送バスも加わっていますので、これは大変なケアになっておりますが、そういうようなことを考えますと、何とかですね、こういうふうな交通機関も利用していただきまして、そこからまた定期運行のバスを使うとか、あるいはいろんなですね駅を使うとか、こういうふうなことができないか。こういうことでありまして、この今のぐるっとバスも、実はかなり財政的に負担にはなっておりますが、これは継続をしていくつもりであります。ぜひ御理解をいただきますように。

 それからその次に、山口福祉文化大学のことについてでありまして、今御指摘をいただきましたように、このスポンサー企業であります塩見ホールディングは、今かなり株価も低迷しております。まさにこれは、アメリカ発のですね、サブプライムローンに端を発した金融市場の混乱というものが、まさにそういう一つの現象を起こしているわけであります。

 今、実はその御指摘がありましたように、株価が低迷している建設関係の事業者、東京一部の法人でもですね、50円以下の法人が一体いくらあるか。大変な数であります。30円以下の法人も相当あるわけであります。徳島建設、これも10円台であります。いろんな意味ですね、大変な状況になっております。まあしかし、そういった中で何とかですね、踏ん張って、今大学を支えていきたいという意向で、努力をいただいておりますので、私どもはその関係を見守っているところでありますが、いろんな意味で今後のあり方も今頭に入れながらですね、努力をいただいております。考えられております。

 本来でありましたら、看護系とか薬部学科の増設ということを、考えられておったわけでありますが、そのあたりが今どういうふうな形になるのか。まあこういったこと。そして先ほどおっしゃったように、この看護学校からのダブルライセンス、これは今長門にあります専門学校、これはもともとその実はダブルライセンスの希望者が、ほとんどなかったと聞いております。広島の方の専門学校とのダブルライセンス、これは当然約束があるようでありますので、そういった意味でのダブルライセンスは、約束どおり行われることになると聞いております。

 いろんな意味で今、この21年度の入学生の確保に奔走されておるところでございますので、今大学の努力といいますか、いろんな意味で、知恵を出しながら、工夫をしながら、全職員一丸となって頑張っていただいております。地域貢献にもあれだけ意を払っていただいておりますので、私どもとしては、できるだけの協力、いろんな意味で、学生たちに頑張れという支援も含めてですね、このいろいろ知恵を出していきたいと思います。なかなか資金的な支援、これは再三申しておりますように、この施設補助ということで今行ってきたもの、これ以上のものをなかなか行い得ないということを考えているわけであります。

 何とか、この円滑な大学運営ができるよう、今後とも見守るとともにですね、またその対応策についても、我々自身からもまた知恵が出れば、またそういったことでやっていきたいと思います。今しばらく様子を見守るということですので、ぜひ温かく見守っていただきたいと思います。

 それからその次の、伊良尾火山でありますが、市長は見たのか。私は車で通りまして、びっくりしました。大体ああいうこの道を切り開いたこと自身ですね、あれは残したいっていうお気持ちわかりますが、あれだけの急傾斜だと、放置した場合大変だと。どういう形でこの治山といいますか、道路の安全を保全をするという観点で、このあの急傾斜の斜面を維持できるか。そしてその一つのせっかくの議員御指摘のようにですね、なかなかこれは見れない光景だ。見れない場面だということでありますから、それを残すにはどうしたらいいか。今のところ、議員御承知のとおり、一つは現場でどういう形で残せるか。それは道路の安全という観点と、どう調和できるかという話ですから、この全部をですね、壁面全部を残すということは、これは不可能でありますので、部分的な意味でですね、安全を確保しながら残す。それが全部コンクリで固められたら、何の意味もありませんので、その部分、核心となる部分を一部残していくと。そしてその壁面を少し薄く剥離をさせまして、それを博物館か公民館か、一番いいのはやはり近くのところだと思いますが、そういったところで展示研究ができるようにしよう。これはまあそのあたりについての費用は、これは道路工事の担当の方でちゃんとやっていく。もちろん市も何%か負担があるわけですから。

 実はこの問題は、先ほどですね阿武町は一生懸命熱心にやってるが、萩市はっていう話でありましたが、当初はあれは阿武町だったんですね。あの発見はですね。一番初めは。いや阿武町はすごいところがあるな。だんだんだんだん萩の方にもあるっていうことになったんですね。したがって対応が遅いっていうのは、まさにこういうことでありますので、今から、今ちょうど工事でありますので、ある程度一段落して保存の仕方が固まればですね、当然小学生や中学生、そういったものの見学とか、あるいは説明等が、こういったことが今から可能になると思います。まだまだ工事が続きますので、まあそのあたりで一段落したら、こういう思いを持ってますので、決してこれを軽んじてるとか、そういうつもりはありません。

 そもそもこの萩阿武は、火山地帯である。あの旧六島村もですね、あるいは羽賀の台も、平山台も、みんな台地といわれるものは火山なんでありますから、なぜフラットになったのか。これは非常に粘性が弱いということで、フラットになったとかですね、まあそういったこともしっかり小学生も、今もの知り博士検定にもちゃんとそういったものが問題出てるんですね。だからみんな、同じようにそのこの今の萩阿武火山帯は学んでいるんです。決してこの歴史もさることながら、この地理、地学、こういったこともですね、次代を担う子供たちにはしっかり継承していくこと。これが世界的にですね、どの程度そういった観光客まで呼び集めるかどうかっていう話は、東洋一小さい火山笠山、そういったことでかなりの人たちが来ております。同じように、同じ阿武萩火山群でありますから、そういったようなこと。

 今、その先般もこの議案質疑の中でおっしゃいましたが、この萩は決して今歴史的まちづくり法の関係で、今集中しております。これはどちらかというと旧萩の三角州の中に集中してますが、今後例えば恵比須鼻の造船所、その鉄はどこでつくったんだ、これは福栄の大板山とかですね、例えば江戸時代のいろんな一つの周辺地域のですね、いろんなこの統治機構としての宰判、こういったものは、今むつみの宰判が唯一残っているもの。土地ではですね。遺跡が残っている。

 あるいは、今自然観光という観点からいいますと、長門峡。これは本当に、ある意味では大変風光明媚な地域です。高島北海が世に生み出したっていうことは、何度もこの議会で言いましたが、高島北海が生み出したのは、長門峡と青海島と須佐湾であったんでありますが、どういうわけか須佐湾だけ残ってしまいました。

 しかし、須佐の周囲にはですね、ホルンフェルスもありますし、この高山という大変興味深い、いろんなこの磁石とかあり、まあこれも国の指定天然記念物であります。あるいはこの須佐湾と続きます、例えば畳ヶ淵とか、龍鱗郷とか、まあいろんなものが須佐地域にも、この周辺にもあるわけでありますね。このあたりをどう位置づけていくか。そして例えば、そういった地理的な、地学的な要素があって、例えば田万川の平山台のですね、あの果樹園は、春はあの桃の花のですね、これは観光的な価値もある。決して果樹として食べるだけではなくて、あの平山台の、いろんな果樹があそこで育ってる姿、あるいは楊貴妃が食べたであろうという肥城桃とか、いろんなものがあるわけでありますから、こういったものを総合的に、今から随時計画を立ててやっていこうっていうことを思っています。決して、旧萩だけということを毎回言われますけれども、そういう考え方は持っておりません。

 しかし、それぞれの地域の皆さんがそれをどう大事にしていただくか、まあそういったことに尽きるわけですので。

 今、長門峡、今年はこの駐車場を拡大いたしまして、休憩場、県のですね物産の販売ができる建物もつくりました。この秋、11月はかなり人が出ておられます。かつて長門峡もですね、川上の長門峡であったんでありますが、いつの間にか阿東町の長門峡になってしまいました。まあこれも、今地元の皆さんが、もう1回っていうことで、道路の整備を国体を一つの契機にということで、今努力をいただいているわけであります。

 そういった意味で、この伊良尾火山の関係も、そういうふうな位置づけができるかどうか、そういったことも含めてしっかりとですね、今から勉強していきたいと思います。

 あの、この関係もですね、初めは県もなかなか対応大変だったんでありますが、何とかここまできておりますので、県の関係の皆さんの理解も深まってきています。どうか、終わりよければすべてよし、そういうようなことで、努力をしていきたいと思います。

 それから、子供のいる世帯に対します国民健康保険証の取り扱いであります。

 もう一度原点っていいますか、原則を申し上げますと、これは法律で資格証明書の交付がうたわれているわけですね。法なんですね。どうしても公務員は、法律に従って仕事をする。しかし、議員御指摘のようにですね、子供がいる世帯で、何の罪もない子供がですね、医療が受けれない。こういったことにならないように、私どもは、運用面でそれは今までも努力をしておりますし、この法違反にならないような工夫をしながらですね、そのやってきております。

 確か9月の時点で、この萩で子供さんがいる世帯で、資格証明書、6世帯というようなことを言ったかと思いますが、この6世帯の方いろいろ念査をしまして、そのうちの4世帯は社会保険に移行されておりました。あとの2世帯は、いろいろ個別の話をして、このもちろんちゃんと手当をされるということでありますから、もちろん資格証明書は出しておりません。最終的にはですね。

 要は、いろいろ証明書の本来の趣旨は、とにかく納付、まず御相談をいただきたい。協議をする場をつくりたい。なかなかですね、このお願いしても来ていただけない、接触の場面がない。そういったようなことで、一方的な措置をとっているわけであります。だから、話し合えば大体おわかりをいただけるわけであります。まして、どうしても払えないっていうんであれば、生活保護とか、いろんな措置があるわけでありますから、そういう話し合いの場にしたいということであります。そもそも法の趣旨はですね。そういう努力をしておりますから、そしてまして、家庭にお子様がいらっしゃるときには、お子様にそのもし何かあったときにですね、保険が効かない。原則的に全額を払ってもらって、後で返しますよとこういってもですね、なかなか大変な話であります。よく皆さん御理解をいただきたいと思います。

 したがって、私ども今、萩でありましてですね、これだけの子供のいる世帯、そういった意味からいいますと、今資格証明書の発行、それはやってないわけですね。だから、運用面で、多くの市は努力をしています。しかし、堂々とですね、法に反してっていう話はですね、なかなかこれはしづらいんです。だけど、おっしゃるとおり、まさに世の中ですね、おかしいじゃないかっていう声が上がったんでありますから、今回、むしろ野党案に与党が乗るわけですから、高校生までっていうのは、まあ少なくとも中学生までっていうことに変わりましたけれども、こういう形で、与野党、これは合意ができたら、もう簡単にですね、法律として通るわけです。法律として通れば、私どもは堂々とできるわけであります。

 まさにそういった声、これは今までも全国の市長会でも、何度もですねおかしいっていう話を言ってるわけでありますから、やっぱり悪法と言えども法、私ども公務員っていうのは、非常にある意味ではですね、制約を受ける。したがって、私どもが市長会で言ってますことは、この第一線の市町村でですね、運用に困るようなことはつくってくれるなと。法をですね。勝手に法ができている。これは何ていうか、民主主義でもある国会でつくるんだから仕方がない。あるいはそうかもしれません。もう少しちゃんとですね、自治体の声を聞かせて、もちろん国民の声を聞く、もちろんでありますが、その運用手続きができないことまでですね、勝手に決めないでくれというのがですね、総務省もっとしっかりしてくれと、こういう話をいつも。あんまり言い過ぎても最近煙たがられてますけれども。

 そういうようなことで、これは議員から御指摘をいただきましたこと、ちゃんと法としてですね、手当てされますので、まあしかし、今までも運用面で、この努力をしてきたこと、ぜひ御理解を賜りたいと思うわけであります。

 最後に、一番難しいごみの問題であります。

 ごみの問題でありますが、あの名古屋がですね、生ごみの分別をやってました。収集をやっていました。とうとうやめました。なぜか。経費がかかる、臭い、異臭、市民の猛烈な抗議。これでとうとう行政がダウンをいたしました。これは大都市であります。大都市だから余り参考になりません。だけど、往々にしてなかなか難しい問題を抱えているということをまず申し上げたいんですね。

 そして、この大木町、この上勝町のときも要らんことを言って、また後でしかられましたが、大木町は実は今までですね、海上投棄だったんですねし尿処理が。海上投棄なんです。これはちょうど、海上投棄についてロンドン条約が、19年1月31日から海洋投棄が禁止されましたんで、これはせっぱ詰まってどうしようもなくなった。普通のごみはどうしたかというと、隣のまちで処理をされた。だから、し尿と生ごみと、これを一緒にしようという発想であります。これはせっぱ詰まったら、やっぱり知恵が生まれるんですな。まあそういった意味で、まさに志を持った全国第2のゼロウエイストの都市が生まれたわけであります。

 まあいろんなまちにはまちの、その事情があるということ。そして私どもは、この分別収集をやったときに、まさに同じような気持ちですね、志なんですね。もう市民の皆さん反対だったんですね。もうタウンミーティングやりますと、市長行ってみろってことを、何回言われましたか。もう本当にですね、やってみればできるんですね。分別収集は。今や当たり前になった。だからごみの問題は、まさに志だとおっしゃるのはよくわかります。

 そして、生ごみが全体のごみの3分の1ある。これを何とかしないといけないというのが、全く同じ気持ちであります。今、ホテルや旅館でパーティーがある。3分の2ぐらいはごみなんですね、あれ。昔だったら、家畜の餌になった。今は全部清掃工場であります。これはむだであります。学校給食の後のかす、まあこれは、学校によってはですね、鶏飼ったり、ウサギ飼ったり、その飼料になったりしておりますが、まあこれもですね、コンポストをやってます。白水小学校とか木間小学校で、コンポストをやって、自分たちが育てた野菜とかですね、花壇の肥料になっています。しかし本格的にはやっておりません。これは今からの課題です。

 すいません。きょうやりますと言えば一番いいんでしょうけど、なかなか多くの関係者の方がいますんで、今から相談をしながら、どうかして生ごみの対策をする。どういう形にするか。まず機械を入れるのか、市がやるのか、給食くらいせめてですねやっていくか、あるいはこれが堆肥として使うんだったら、例えばどこかモデル地区を定めてですね、そこからやっていくとか、そういうことだろうと思うんですね。ぜひ須佐地区でやっていただければ、モデル地区ですね、大いに私どもは支援をしたいと思います。まあそのように、モデル地区をどのように定めるか、そういった問題も含めてですね、少し考えていきたいと思います。

 6点、大変大きい問題であったんで、答弁が長くなりました。お許しをいただきたい。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午前11時00分休憩

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     午前11時12分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位7番、岡議員。2番、岡議員。

  〔2番 岡 通夫君登壇〕





◆2番(岡通夫君) 政和会に所属しております岡通夫でございます。2項目の質問をお知らせしております。

 それでは初めの質問から入ります。中山間地域農業、いわゆる萩市の農業を支える処方箋はと、処方箋、薬の処方箋ではございません、病気の処方箋ですが。農業をどのようにしたらという考え方で、今から質問させていただきます。米という字は八十八人役の手間がかかる。このようなことをあらわしているとよく聞いたものでございます。今では水田のほ場整備や大型農機具の導入とともに、共同作業体制や高品質の統一を目指してJAなどで育苗や乾燥調整施設など完備され、昔の米づくりを考えると想像もつかないほど近代化されてまいりました。改善が進み省力化の進んだ地域では、10アール当たり、米づくり10日労働時間は18.5時間くらいと言われております。しかし中国地方管内の平均10日労働時間は、平成19年度の農業経営統計米生産費調査によりますと、約39時間となっています。省力化が進んでいる地域でも、10日労働時間の約60%が旧態依然のしかも重労働部門の畦畔の草刈りと毎日の用排水の管理であります。我が国の農業は昔に比較しますと、確かに近代的な方向へと改善されてまいりましたが、今こそ世界の食糧、経済、金融情勢を真正面から受けとめ結束して、新しい萩市型農業を目指すときではないでしょうか。世界食糧の逼迫は世界経済の行き詰まりが大きな原因と思われます。金を出せば食糧調達ができる時代は過ぎ、自国の食糧は自国で賄うことのできる具体的な地域に合った、これからの処方箋が必要であります。

 最近私は21世紀は世界食糧争奪戦争の時代になるのではなかろうか、このような思いをすることがあります。また過疎化、高齢化の中にありますが、萩市の農業生産組織の現況をベースに、5年あるいは10年先の地域農業を考えると、だれもが危機感を持たれているのではないでしょうか。

 また農業政策の柱として、守りの農業から攻めの農業へ転換し、50%自給率を目指そうとする麻生内閣であります。そのため耕作放棄地、遊休農地の復元など、優良農地の確保、新しい担い手育成など目標的なことは明らかにされようとしております。私は目標では自給率は動かないと思っております。攻める相手はだれなのか、攻める方法はどうするのか。耕作放棄地を所有しておられる60歳から80歳の高齢者に、現状のまま攻めろといっても大きく変わるとも思えません。食糧の安全保障や、目標自給率に近づくために、萩市は高齢者でも細かな管理ができ、地域ぐるみで多数体制で元気を取り戻す、そして楽しい農業、活力のある農業の土台を整えるべきではないでしょうか。

 現在、萩市には平成20年6月30日JA調査でございますが、41の法人や特定農業団体があります。これらの構成員は673戸であり、これによって管理運営されている水田は654ヘクタールとなっています。経営を維持管理されている人の年齢は、これも平成20年、今年の11月JA調査でございますが65%が60歳から80歳の人であります。今のところ若者の農業参入も少なく、今後中山間地域を中心に、ますます組織も限界に向かい、既に年金農業体制に突入していると考えるべきと思います。

 また若者の農業参入のためには旧態依然の重労働の作業部門の改善とさらなる省力化そして安定経営の定着にあると考えます。米価など農産物価格も消費者価格の維持とあわせて生産者価格の流通過程の改善で、生産費に見合う安定した価格にならないか。萩市の農業の維持発展の処方箋はさまざまと考えられますが、高齢者でも管理できる基盤づくりこそ、若者の農業参入の基礎であると考えられます。

 まず、10日労働時間の多い畦畔の草刈の問題から入りたいと思います。中山間地域は傾斜地の法面が多く、畦畔がほ場の10%から15%もあり、この畦畔により水田が守られています。そして畦畔を守る草刈は通常年間5回から6回行なっており、全在水田管理の最大の重労働部門でもあります。現投下労働力の四、五十%を占めていると考えられます。経費率も高く、高齢者の農業リタイアや若者の農地集積の大きな障害となっています。

 例えば3,000平米のほ場で畦畔面積1割とみて300平米の草刈を労賃単価1平米当り50円とし、年間5回刈りで試算しますと、約75,000円。10アール当り米約2俵分に当ります。これは個人経営はともかく法人組織では必ず必要経費となります。県内では既に1平米当り60円ぐらいの地域もあると聞いており、萩市の農業生産法人の最大の課題となっています。

 この草刈りが年1回から2回程度にならないか、考えられるのが草丈の高くならない草生で、現在いろいろな芝類がありますが、これらを植栽するには現在の雑草を除去し、新しい芝を植えつけるのが一般的です。これまで各所で実施されていますが、植えつけ初年度の管理で、成育が大きく左右され、成功例もあれば失敗例も多くあります。

 萩市管内のほ場整備も昭和42年ごろより始まり現在は2,705ヘクタール、対象面積3,125ヘクタールの87%程度実施されています。今では整備後相当経過した水田の畦畔は非常にやせ、部分的に沈下や陥没するなどで、水漏れの状態が進んで、水管理に大変支障を来たしております。この老朽化した畦畔の改修とあわせ、芝の植えつけをしてはと思っているところであります。

 畦畔草生の改良事業としては二、三の単県事業もあると聞いております。また畦畔の補強、かさ上げ等には地域防災施設管理計画に基づく事業もあると聞いています。いずれも事業主体は県、市、土地改良区、農協、特認団体でありますが、市長はこれらの事業と積極的に取り組まれるお考えがあるかを問うものであります。

 次は水田あるいは水田畑地の水管理であります。

 萩市のほ場整備率は83%程度と先ほど申し上げたところでありますが、今もって排水不良の水田が多く、水田の畑地利用に大変支障となっています。農業生産法人などの、これからの農地の利用計画は水稲と大豆の組み合わせが多くなっています。自給率向上を積極的に求めるとしたら麦の栽培も加えることも必要かと考えます。当然のことながら品質も高く確実に安定した収量を得ることが大事であります。そのためには単に潅水あるいは排水するのではなく、作物の生育状態、土質、天候、作業内容等による適切な判断、そして豊かな技術も必要であります。

 一方ではこの水管理に相当な労働量を要し、いろいろと困難な管理部門であり、高い経費率となっています。一日に何回もの見回りは、高齢者の体力と精神面の大きな負担となっています。また、認定農業者や担い手の農地集積のこれまた支障となっているわけであります。これまでの水管理方式を自動的に調整ができる、新しい地下灌漑システム体制を組み入れることこそ日常水管理の労務の簡素化、稲の乾田直播による、作業の改善や育苗などの経費の削減。水田雑草の対策など高い効率化と農地の高度利用は経営の安定に直結するものと考えます。年齢にとらわれず管理でき、若者が望む農業。そして食糧自給率が確実に向上し、中山間地域農業の安定を支える処方箋と考えます。

 そこで現在県と土地開発事業団体連合会の共催で県下に多くの地下灌漑システムの試験田が設置されています。先般特定農業団体や個人の皆さんで現地視察を実施し、視察結果として、今後このシステムを導入すべきという意見の一致を見たわけであります。しかし課題として、相当な事業費が必要であること、いま一つはそれぞれの水田あるいは地域にこの地下灌漑システムが適応するかどうか、さらに高度な研究が必要と思っているところであります。今後、萩市におかれましても、地下灌漑システムの実用化に向けた積極的な調査研究をいただきたいところであります。そして、必要と判断されるなら物心両面の対応をお願いできたらと思っております。

 市長の考えをお尋ねいたします。

 次に先ほど、これからは確実に品質も高く、安定した収量を得ることが大事と申し上げました。最近、野猿のサルでございますが、野猿の被害が甚大で、作物や林産物の収穫皆無の被害が各地に広がっています。私は野猿の群、あるいは群れと言いますか、これもふえているのではと思っています。これからの農林業経営安定対策が、人為的には一番難しい課題でもあると思っています。6月定例会一般質問で新しい鳥獣被害特別措置法を中心に市長のお考えをお聞きしたところであります。市長は国の指示に基づいて萩市の被害防止対策を進めるとの答弁でありました。今日の状況としては、行政と地域が一体となり、早急な野猿被害防止対策が必要であります。市の対応についてお尋ねします。

 次に生産コスト削減に対して、質問を続けます。

 金融経済の危機は、農業生産資材価格を直撃し、農産物生産費の大幅なコスト高をもたらしています。法人など、コスト高による収益減少は再生産の計画すら難しく、まさに中山間地域の農業経営は危機的状況にあることは市長も十分感じておられると思っています。たとえ世界の経済が正常化したとしても、我々はこれからも再三にわたる急激な、そして突発的な経済の乱調があることを予想し、これら影響を最小限に防ぐ対策と、本腰で取り組むべきと考えます。いかなるときでも揺るぐことない、経営の安定化の基盤を整えるべきと考えます。中山間地域農業の安定なくして食糧の安定確保はできません。食糧自給率の向上はあり得ないと考えられます。

 昭和30年代中ごろより、50年代は量的に安心した食糧確保のため、米の多収穫を目指した土質、土の構造など調査する土壌診断を県農業改良普及所、行政、農協、農家が一体で実施し、診断結果により必要な肥料、高度培養資材、施肥量あるいは方法を調整し、効率的かつ経済的な施用に努力されてきました。当時の診断には大変な時間が必要としましたが、最近は現場で診断が実施できるリアルタイム土壌診断分析があり、これは目安でしかない診断方法ですが、効率的な施肥管理に十分役立つと聞いております。また簡易な分析と、精密土壌診断を組み合わせることにより、さらに正確で迅速な分析が図られるともお聞きしているところであります。土壌診断にかかる農林水産省の対応事業として簡易土壌診断装置等に対する助成もあるのではないでしょうか。また対策として土壌診断により、土壌中の栄養分を把握し、生産組織等に対し適正な施肥などの普及指導のできる体制を整えることが大事となってまいります。生産コスト抑制対策として、萩市も早急に御検討され、取り組みをいただきたいと思っていますが、市長のお考えをお尋ねします。

 次に健康で豊かな土づくりこそ生産コストの削減の一助であり、食の安心安全の原点であると、このような観点からお尋ねします。

 萩市は土づくりを耕畜連携体制を持って積極的に推進されていることは十分認識しているところであります。しかし萩市の全農地に対して10アール当り1.5トンの堆肥を投入するとしたら、家畜の堆肥は大幅な不足の状況にあることは市長も御承知のことと思っております。一生懸命和牛の増頭も進められつつありますが、現頭数でも良質堆肥製造及びこれの保管棟を増設すれば、現状頭数でまだまだ堆肥をつくることが可能であると思われます。これらに対する施設の設置に対し、補助事業もいろいろとあると聞いています。生産者自身の土づくりに対する意欲も、まだまだ必要と思われますが堆肥供給体制の整備は生産コスト削減、食の安全安心、食糧自給率の向上のための土台であると私は思っております。これも中山間地域農業を支える処方箋の一つであると思っています。さらなる対応をいただきたいところでありますが、市長のお考えを問うものであります。

 以上で第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただ今岡議員から農業問題について、前のときもこの農業問題、かなり突っ込んだお尋ねをいただいたわけでございます。今回は問題を絞りまして、畦畔の問題、あるいは地下灌漑システムという新しい構想の問題、そして土づくりの観点から、あと鳥獣被害の問題、あわせてお尋ねをいただいております。

 私は農業は全く素人でありますが、合併いたしましてから農業について各地でいろんな話を聞きながら、どうすれば萩市の、新市におきますところの主要産業であります農業、どういうふうな形で維持向上また振興を図っていくことができるか、これが今新市の最大の課題だと、こう申しておるわけであります。課題が大変多くてなかなか具体的な施策が遅々として進みませんが、今後十分岡議員のお話も踏まえながら頑張っていきたいと思います。

 最初のまさに中山間地域農業におきます、具体的な係数をお示しになりました。中山間地におきますところの農業の労働、特に重労働を課しますのがまさに畦畔の草刈りであるということを御指摘いただいたわけであります。考えてみますれば、このフラットな土地、平地におきますところの農業に比べますと、確かにあぜ道でありますところの畦畔の占める面積たるやですね、やっぱり法面が相当ございますので、そういったところの草刈というものがかなり労力を食うという御指摘をいただいております。そしてそのために、その労力を節約するために畦畔の緑化といいますか、いろんな芝等の植栽によりまして雑草を駆逐できるんではないかと、こういうお話。

 もう一つは畦畔の次第に、かなり前のほ場整備で沈下沈没あるいは畦畔がやせてきているがその対策。2点お尋ねをいただいております。

 最初の芝を植える、要はこの畦畔の雑草をどうやって駆除できるか、本来でありましたら、例えば除草剤という話が昔はあったのかもしれません。今はそういうことについては行わないわけでありますから、どうしたらこの労動力を減少させることができるか、そういう観点で芝の導入による畦畔の省力管理ということで提言をいただいたわけでございます。農業試験場等具体的に私も二、三の論文を読みました。かなり実証分析の結果芝の種類によってはかなり省力効果があるということが示されております。特に芝の種類でもミヤコという芝を活用いたしますと被覆の速さが大変すぐれている。野芝や高麗芝に比べても、このミヤコの草種が一番すぐれている。こういったこともこの試験場の成果として論文に書かれているわけであります。今御指摘がございましたように通常4回から6回の草刈りが一、二回でできる。こういうことから言いますと、すべてミヤコという芝をうまく張りつめていけばいいわけでありますが、この芝を貼るためには、やはりそこにある雑草を除去しなければいけない。雑草を除去することは、この畦畔を場合によっては弱くすることもあり得るわけであります。もし、このほ場整備の直後であれば、まさに御指摘のように具体的なミヤコ等の芝を植えれば、これこそ完璧にできるわけであります。

 今ほ場整備をしております地域が、ほぼ旧町村部は皆ほ場整備が終わっておりますが、今現在行なっているところがござますので、そういったところ三見河内地区、これはあんまり中山間というよりもむしろフラットなところでありますが、そういったところでも地元の皆さんに声掛けをして、そういう畦畔の対策、こういったことについても今の御提言を伝えていきたいと思います。

 したがって今既にほ場整備が終っている地域をどう考えるかということでありますが、この現在ある雑草をといいますか、そういったものをどのような形で排除して芝を植えるか、その上に芝を植えてもなかなかつかない、こういうふうなことも研究の成果にもうたっているわけであります。

 そういうようなことで確かに芝を植えることによってこの労働力の節約ができる。こういうことは議員の御指摘のとおりでありますので。どういうふうな形でほ場整備が完了し、何年も経過しているところで芝の植えつけができるか、こういったことも一つの課題として考えていきたいと思います。新しい所、ほ場整備をしたり、あるいはこの畦畔の土を入れかえたり、直ちにこういった手法を設ければ労働力が節約できる、こういったことであります。議員御指摘のとおりでありますので今後の課題として考えていきたいと思います。

 そしてこのかなり年数がたった畦畔の改修といいますか、そういったことについては、なかなか今の時点で補助メニューが具体的なものはないわけでありますので、そういった具体的な実例について他のいろんな総合的な整備の中で考えるのか、個別に県の単独事業を要求していくのか、そういったことも含めて課題として考えさせていただきたいと思います。いずれにしても今回議員御指摘いただきまして、この中山間地の大変労働力を要するところは畦畔の草取りである。こういったことも私も十分知りませんでした。御指摘をいただきましたので、今後の課題として考えていきたいと思います。

 2番目にお話をいただきましたのは水田畑地の水管理の話であります。稲、米だけではなくて大豆やいろんな物を組み合わせて栽培していく、こういったことを品目横断的な対策ということで推奨しているわけであります。特に大豆については、大豆の作付面積を今拡大しようということで、大変そのそれぞれの地区で努力をいただいているわけでありますが、この一番の難点は水田の畑地利用には排水性が必須条件である。議員御指摘のとおりでありまして、この水田を畑地で使うためにはやはり一つの工夫がいる。その工夫の一つの手段として新地下水位制御システム、フォアスというこの手法を今御指摘をいただいているわけでございます。これは農村科学研究所の方で新しい一つの知恵として今提案をされています。暗渠排水機能と地下灌漑機能両者を持ち備えたということでありますから、ある意味では非常に画期的なこの方法かと思います。地下水と土壌水をコントロールすることができまして、大豆や麦、野菜そういった高品質安定多収を実現できることが特徴である。

 こういうことでありますので今県下では農業試験場などで、既に実証試験が行われております。研修会も今、御指摘のようにですね行われているわけでありますので、何とかこの手法が本当にこの費用対効果も含めて有効であるかどうか、こういったことを萩市管内では紫福の京場でモデルとしてやっていこう、こういうことで今計画をされておりますので、ぜひその結果成果を見てそれがまさに費用対効果を含めて、いろんな形で有効であれば各地域でこれを広げていくことを考えていきたいと思います。

 整備事業費はこの浅層暗渠が大体10アール当り1反当り20万円だそうでありますが、このフォアスはやっぱり割高になりまして、この60アールがセットになっておりまして、10アール単価が30万円。こういうふうにも今聞いているところであります。そういったものが十分多収益につながって、そして他の問題を生じない。費用対効果で十分対応できるという見極めがあれば、これは広く推奨していくことができると思います。まだまだ研究試験の段階のものかと思いますので、今からモデル事業としてどういうふうな形で評価されるか、これを楽しみにしていきたいと思います。私もこういう形の新しいシステムがあるというのも、今回議員の御指摘いただきまして、初めて勉強させてもらった次第であります。どうかよろしくお願をしたいと思います。

 それから3番目に野猿の問題でありまして。この野猿の問題は議員も今まで御指摘をいただきましたし、この議会でもこの鳥獣被害、こういったことが再三にわたって指摘を受けたところであります。

 先般、秋の行政推進員の会議、集会をずっと各地域で展開いたしました。昨年はタウンミーティングを行いました。タウンミーティングがない年は行政推進員の皆さんから直接お話を聞くということで、各地域で行政推進員会議を開いたところであります。そうしますと、その各地で共通してありましたのが、このサルの被害の問題でありました。とにかくですね、本当に異口同音にこれは大変だということを皆おっしゃるわけであります。川上野戸呂の方からのお話でありましたが、とにかく年寄りと見るとサルが逃げない、実った稲をですねワーッと両手づかみで取っていって、そしてコンクリートのところでサルが並んでそれを食べるんだそうです。ポップコーンを食べるように食べるんだそうですね、お年よりの方がワーッと言っても逃げない。年寄りをばかにしている。こういうようなことでですね農業の営農意欲がもうなくなるとおっしゃるんですね。私もそういう現場を見たことがないもんですから、その臨場感あふれる表現をされましたんで。そしたらよそでもですね、全く同じような話をされるんです。例えば今ずっと防護柵が張り巡らされているわけでありますが、一番防護柵が進んでいるのが旭地域でありますが、あの防護柵をみんな軽く乗り越えてくる。こういう話であります。とにかくですね被害の実態、かなりの金額でありますが。あの姿を見ていると、もう営農意欲がなくなるとおっしゃるんですね。

 実は市民農園の予算をつけていただきまして、認めていただきまして、むつみでやりました。初めはイノシシの被害に遭いまして最後は見事にサルの被害に遭いました。落花生を植えたら大丈夫だろうと、落花生もヒョイと引っ張って食べるんだそうです。これはですねやはりイノシシは防護柵で大丈夫ですが、サルは防護柵しても乗り越える。今防護柵もいろいろ工夫があります。ちょっと各地区でサルの被害を訴えられますので、これはやはりちゃんと対応せざるを得ないだろう。今までのサルの頭数が倍々でふえているという話であります。

 どう対応するか、ちょうど今御指摘がございましたように鳥獣被害防止に関します特別措置法というのができまして、この2月21日から法の施行になりました。いろんな新しいですね、財政措置も含めて打たれていました。そういったものも含めて、とにかくまず市町村の単位でですね、被害防止計画をつくれ、つくって計画を立てればいろんな形で特別交付税で措置する。あるいは補助金のかさ上げ、いろんなことが書かれてあります。

 この中で特に私どもが今考えていこうとしておりますのが、この鳥獣被害については一つは個体を減らすということ、要するに猟友会の皆さんに撃っていただく。個体を減らすということと、もう1つは防護柵等による、防除であります。そしていま一つは、これは長期的な話になりますが、なぜサルがこんなに里からですね、どんどん山から降りてきて、一般の農家の近くまでくるのか、やはり広葉樹林が失われてきた。主食でありますどんぐりとかそういったたぐいのものが少なくなっている。こういったようなことで樹林といいますか、その山の樹種の問題。こういったことも含めってことになると、これは中長期の話になります。とにかく個体の問題と防除の話を集中的にやろうと考えています。これが今回の法改正の中には市の職員の役割ということもかなりあり、猟銃の使用の関係も、免許の弾力的な運用もかなりうたわれておりますので、市の職員も含めたところで、猟友会の皆さんにもいろんな形でお願いして今回確か12月中旬に協議会が開かれますが、その場に行きましてもお願いをしようとしております。

 今2人の職員を山梨県の北杜市というところに派遣をしておりまして、勉強させております。何を勉強してるか、サルの被害。サルの戦いの全国ナンバーワンというふうにして市長がおっしゃっておりますので、それじゃあちょっと見学にということで、お願いをしたわけであります。そこではいろんな施策をやっておりますがモンキードッグというですね、犬を訓練させてサルを退治させる、犬猿の仲を利用して、何だかマンガみたいな話ですがこれは時間がかかるけど有効だ。これはあくまでも駆逐をするんじゃなくて、追い払うだけであります。そういうふうなことも含めていろんな工夫を今しております。

 全国の市町村がですねサルの被害、シカとかイノシシとかこれはまだ動きがですね平面的でありますけど、サルは立体的にも動きますんで、これは大変なんです。かつて旭と福栄においてはメスザルに発信機をつけまして、その群れの移動を把握された。そういった時代もあったそうですが、そういったことも、もう一度やって個体駆除、そしてまたそういった動きを把握することによって、いろんなことがわかるわけでありますから、そういったことで対策を立てていく、そういったこともやっていこうと思います。

 考えられることはすべてやる。とにかくサル退治というとまた叱られますけれども、何かサルの被害から農地を守れないということは、今の科学技術が進んだ中であり得ない。こういうふうに思うわけでありまして、これは少し志をもってしっかり対応していきたいと思います。1年、2年、短期間でですね何とかしないと、これ倍々にふえておりまして、猟友会にお願いしてもなかなかですね、個体の確保というのは、それは減ってきているわけですね。やはり鉄砲を向けるとサルが手を合わせてと、やっぱりよそを撃ってしまうと、こういう話なんであります。わなの方も、箱罠といいますか、一応予算化をして手当てをすることにしています。

 とにかくサルの問題を考えていかなければいけない。191を越えて鵜山にもサルが出てきた、こういう話でありますから、とうとう猿の惑星みたいになってしまうんではないか、こういうふうなことにならないように、とにかく今のいろんな駆除の方法あるいは防除の方法は最新鋭のものがございます。今このイノシシの防除という形でつくられた防護作に少し工夫をし、上部の方にサル防止のための工夫をすれば、電流を流すとか、さらに折り曲げるとか、いろんな形で工夫もあります。考えられることはすべてやっていこう、1年、2年の短期決戦で考えていきたいと、こういうふうに思っておりますので。ぜひ御理解をいただきますように、よろしくお願いしたいと思います。

 それからその次にお話がございましたのは、健康な土づくりということで御指摘をいただきました。まさに地力を向上させること、排水性あるいは透水性等の土壌のあり方、こういったものについて健全に成育させる、そういうふうな微生物層のですね多様化とか活動の活発化こういったこと、いろんな効能があるこの土地の問題。堆肥の問題こういったものについて御提言をいただいているわけでありますが、とにかくその前提となる土壌分析をしっかりやらなければだめだ。こういう御指摘であります。今この土壌の状況をリアルタイム土壌診断分析ということで、分析機のことをお話をいただきました。今実は土壌分析については県の農業部、農業総合技術センターにおきまして随時土壌分析を無料で実施しておりますので、大変ありがたい制度でありますので、この依頼は十分できるんだそうであります。まずそのあたりから土壌分析必要なところをやっていただきまして、まさにリアルタイムでそういう土壌を診断分析が必要であるということであれば、またその折考えていきたいと思います。とりあえずですね、そういうふうに県のこの仕組みで随時無料の土壌分析の仕組みがございますので、とりあえずそこで、なおかつこういうリアルタイムで診断の必要性がある、分析の必要性があるということであれば、十分考えさせていただきたいと思います。

 その次に堆肥の問題で要するに耕畜連携体制、要は畜産と農業、農作物の成育と結びつけて畜産で生じますところの堆肥製造。こういったことで大変御努力をいただいております。御指摘がありましたように年間堆肥製造施設が管内で9施設ございまして、年間に6,250トン供給可能だそうです。そして農家から生産される堆肥、9,367トンと言われますから、かなりまだ余力があるわけでありますが、そういった意味で、まだまだ十分生かされてないということでありますが、そこは一つは堆肥の価格の問題だろうと思います。堆肥の価格が比較的高いといいますか、逆に農産物の価格が低すぎる、そういう関係だろうと思います。

 そういうようなことで、この堆肥の関係、もう少し何とかならないかということで、今堆肥のための施設をつくるべきだとこういう話であります。敷料の保管棟や堆肥製造の施設、こういったものを整備すれば堆肥がもう少し供給できる。そしてその前提になるこの堆肥の価格という問題とあわせて考えていかなければならないと思います。

 そしてまた、計画的なこの増頭対策。和牛の増頭対策、どうするかっていうことも背景にあろうと思いますが、要は価格の問題、このあたりを考えながら要は堆肥を使ってもらえるかどうかということにかかります。

 したがって、しかしながら堆肥は農産物の育成にとって大事な、特に有機農法にとっては欠くことのできない一つの肥料でありますので、何とか畜舎の整備や、堆肥舎整備もあわせて増頭対策とあわせてやっていくのかなと、こういうふうに思っております。なお、この供給と需給の話でありますから、そのあたりうまく調整していくということ、価格がどういうふうな形で今から設定されるか、そういうふな形も含めて考えていきたいと思います。

 今からの農業とにかく有機農法ということが、大きな農業売れる作物の前提条件になっておりますので十分考えていきたいと思うわけであります。いろいろ農業の関係余りアマチュアの私にプロの質問者とこういう話でありますけれども、十分なお答えになっておりませんが、とにかくサルだけはですね、本当にしっかり志を持って取り組みますのでどうぞ御協力をいただきますように、よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 2番、岡議員。





◆2番(岡通夫君) 大体私の質問に対して今すぐというような事業的にいかないというものもあります。私もそのように理解しておるわけであります。おおむね前向きに取り組んでいくとこういうふうに市長のお考えであったかと、このように思っております。若干質問に補足してみたいと思いますが、畦畔の法面緑化の問題、これは私どもは3カ所見たと申し上げましたけど、県下には43カ所が設置されております。これの状況を見ますと、やはり5回程度は施行前に草刈りをしておると。ところが施工後はやはり1回から2回と、しき刈らないと、いわゆる75%ぐらい。若干3回目と、15%ぐらいあるわけでありますが、かなりの成果を上げておるわけであります。やはり基本的な方法もあるわけですが、芝類のミヤコがいいのか、まだほかにもあると思います。しっかり検討されまして取り組んでいただけたらと。

 またこれにつきましては2次的効果というものもあるわけであります。これは申し上げませんが、労働軽減による他の農業への労働力の転換とか、たくさんあるわけであります。このような効果も示されておるわけでありますので、ひとつ十分御検討さらに重ねていただきたいと思っております。特に地下灌漑の施設、今41の営農集団あるいは法人があると申し上げましたけど、これの平均水田の農地の管理面積、これが平均でなしに5ヘクタールから70ヘクタールあるわけであります。それぞれ管理されておるということでありますけど、少なくともその面積の、それぞれの集団の面積の50%、あるいは40%程度まではですね、効率のよい農地を求めていく必要が、ことが大事だろうと思います。法人の経営安定を確立するもとになると私は思っております。

 それと前後いたしますけど、土壌分析の関係取り組むということですからいいわけですが、土壌分析の結果の表示ですか、そういうふうなものについては、相当難しい表示になっております。恐らくその結果はこうですよということで、農家へじかにそれを見せても農家はなかなかわかりにくい面もあるわけでありますので、これらに対する指導体制をしっかり充実させていただきたいとこう思っております。

 サルにつきましては、大変意欲といいますか、市長の意気込みを感じたわけであります。何と言いましても人間と同じくらいの知恵を持っております。あるいは悪知恵はサルの方が高いかもしれません。その辺が一番難しさにつながっておるということですが、何かの新聞を見たわけですが、一般市民あるいは農業者も対策を実践的に学ぶ鳥獣被害対策の研修会、これを行って被害の克服の意欲ですね、これを高い意欲を植えつけた。こういう素晴らしい例もちょっと見たわけであります。いずれにしても市長をキャップとしてサルと戦う体制を確立されるべきと考えております。よろしくお願いいたします。

 以上第2質問といたします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 畦畔の芝の関係でございます。確かに効果はああいうふうな形で実証されておりますので、ただ雑草に覆われている畦畔に対しまして芝を植えるとなかなかそこはですね、この繁茂が難しい、こういうふうなことも言われております。とにかく新しくほ場整備が終ったところ、これはもちろんこういった手法をとっていくことが非常に有効だろう。したがいまして除草対策にあわせて芝の植えつけをしないとなかなか効果が上がらないんではなかろうかと、関係の皆さん言っておりますので、そういうふうな除草をどうしていくのか、そしてそこに芝を植えていく。こういったこと、そこのとこの知恵を出していく必要があろうかと思います。今から検討課題にさせていただきたいと思います。

 そして2番目の地下灌漑システムはまさに大豆、野菜こういったもの、収益性の高い作物が同じ水田で育成が可能になるわけでありますから、先ほど申し上げました来年度のモデルほ場ということで、紫福で展開をされます。この成果を十分楽しみにしていただきたいと思うわけであります。

 それから3番目に土壌分析の結果がなかなかわかりにくい、専門用語で書いてあるという話だと思います。このJAや県とともに分析の結果が農業者の皆さんにわかりやすく、役に立つものであるようにですね、適切な指導ができますように、お願いをしていきたいと思います。

 それからサルの関係は、サルの防御、駆逐の市長が先頭になって隊長でやれという話でありますが、私も副市長も偶然でありますが、申年でありまして、なかなかサルに対する愛着があるんでありますが、とにかくこれだけ各地域の皆さんが、声を合わせたようにですね、サルの駆除がないと農業をやめたくなると、こういうふうな声でありました。とにかく今から一念をかけて頑張っていきたいと思います。今先進地研修、今研修もお話をされました。鳥獣被害防止対策協議会という、そういう協議会も設置しておりますので専門家の皆さんも意見を聞きながら、この対策に実がありますように考えていきたいと思います。

 以上であります。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 岡議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議は終わり、午後1時10分から会議を開きますので定刻までに御参集願います。

 それでは休憩いたします。

     午後 0時05分休憩

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     午後 1時12分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。一般質問を続行いたします。

 続いて、質問順位8番、守永議員。25番、守永議員。

  〔25番 守永忠世君登壇〕





◆25番(守永忠世君) 昨日の議会、一般質問の場において大村議員より、アメリカ発の世界大恐慌がついに現実のものとなってしまったとの旨の発言がありました。このことと直接関係はありませんが、2008年は私個人にとって、占いの世界で言う大殺界の1年であります。何をしてもうまくいかない、もがけばもがくほど泥沼にはまるという今日までの私の1年間でございました。

 来る2009年は大殺界も終わり、これから4年間、最高の年となると占いで出ております。今までたくさんの皆様方に御迷惑をかけた分、恩返しのできる年になるとも出ております。

 しかし、2008年、今までのあかを払い落とし、来る2009年がもっと最高のよい年となるか、あるいは単なるよい年となるか、今回の一般質問において野村市長さんの御回答いかんによって、決まるものと勝手に決め込んでおります。どうか私の前途に光明が差し込む回答を期待しつつ、お願いを申し上げ一般質問に入らせていただきます。

 流水利用型小水力発電について提案を申し上げるとともに市長のお考えをお尋ねいたしたいと存じます。

 21世紀は環境の世紀であるといわれております。さまざまな環境問題の中で地球温暖化対策として、CO2の削減は緊急の課題として国際的な取り組みが進められていることは御存じのとおりです。

 そして、世界の人口はふえ続け、人々の暮らしの発展向上に伴い電力の需要は一層高まり続けている現状にあります。

 このような情勢の中で、水力発電は単位キロメートルあたりのCO2排出量が、最も少ない電源として開発促進されてきておりますが、我が国における大規模水力発電地点は既に開発し尽くされているといっても過言ではないでしょうか。

 しかしながら、ここで今注目されてきているものに、水力小水力発電があることは御存じでしょうか。未利用水力エネルギーの活用可能なケースはまだ数多く残されておると言われておりますが、なかんずく小水力発電は未利用水力の代表的なものの一つとして、農業用水路をそのまま利用する発電があります。

 現在この発電については流速のみに着目した流水利用型の可能性が検証され、また、流速と発電量を計測し、特に水車を利用した場合、どの流速においてどれだけのエネルギーを取り出すことが可能かを測定するための実証が行われ、実用化を目指すまでの段階にきているといわれます。

 これは萩市の中山間、旧阿武郡を含めますが、農業用水路を利用でき、しかも安い価格で設置できるという大変メリットの大きい電力設備であり、今後地域活性化においても大いに役立つものであると思われます。

 我が国において、農業が利用している水量は年間590億立方メートルであり、国土に張り巡らされた農業用水とは総延長で40万キロメーター、基幹的な水路延長でも約45万キロメートルにのぼり、これらが包蔵するといわれ落差利用型発電はほとんど未利用でありますが、少なくとも年間発電電力量で約57万メガワットアワー理論包蔵水力といいますが、になるという自然エネルギー庁と農水省の共同調査結果が出されております。

 このうち既に開発あるいは建設中、計画中の水源、水路に限定すれば、年間発電電力ベースで約17万キロワットアワーになっているということであります。

 そして調査時の例から実際にはこの10倍の包蔵水力のある可能性が高いことから、約農家40万世帯分の年間使用電力に相当する約170キロワットアワーの年間発電電力は地域資源として眠っていることになると説明しております。

 ところで、これまで農業用水を発電に利用するには落差利用型の小水力発電で一般に3メーター以上の落差がなければ実用化は困難とされ、そのために落差を設けるための側水路の建設費の必要性や、利用が限定されることがネックとなり開発が進みませんでした。しかし多くの実証試験の結果、発電効率、性能曲線等を検証することができ、特別な落差を設けることなく、農業用水路において小水力発電を行うことが可能であることがわかってきました。

 このことから、電力の利活用の方法として、農村では例えば鳥獣害防止のための電気柵、ため池等のアオコ除去装置、用水路より直接水を汲み上げるためのポンプ、電照栽培、ハウスの保温、水路の除じん機、集落の防犯灯集会施設の照明灯、多くの農村振興のための電力需要を満たすことが可能となると考えます。

 農村の高齢化が進む中で、安全性等、取り扱いの簡易さから、今後電化はさらに進むと考えられます。

 また、ほ場の中に電気事業者の電力がない場合、ほ場近くの農業用水路での小水力発電により、必要な電力を直接賄う自己完結型の運用が考えられます。

 特に中山間地域における鳥獣害駆除のための電気牧柵、災害用非常電源等に適しておるとも言われております。

 現在、避難施設等のライフラインとしての非常用電源不足は不十分で、ともすると孤立化地域においては災害に強い自立分散型の自給エネルギーが必要であり、これを可能とする農村の構築は緊急課題となっております。

 このことから出力の安定している小水力発電は有力な手段と考えられます。

 さらにつけ加えて小水力発電について申し上げますと、小水力発電はその出力の規模によって数十キロワットから数千キロワット程度の比較的小規模な発電の総称であり、一般的に2,000キロワット以下の発電設備を対象としたものを言います。

 最近では100キロワット以下でのマイクロカスケード水車による小水力発電も普及し始めております。

 ちなみにマイクロカスケード水車とは、超小型のカスケード水車にフロートをつけロープで補充し発電する方式であり、ある程度の流速があれば設置場所の自由度が高い特色があります。

 出力は小さいものの設置が小さく、手押し車であぜ道を運搬することが可能であり、かつ設置が極めて簡易であることから災害時等の補助電源としての用途が期待されております。

 発電施設を設置する農業水利施設には、ダムや配水路、パイプラインなどがあります。その農業水利施設の水の落差と、流量を利用して農業用排水施設の一工程として設置する水力発電が小水力発電と言われるものであります。

 ちなみに出力2,000キロワットの発電設備による発電量は、5,000戸の家庭を消費電力に相当いたします。

 ここで小水力発電にかかる法律について触れておきたいと思います。詳しい中身については時間の関係もありますので、省略させていただきます。

 新エネルギーの関連法律の基本的なものとしては、1つ目として、自然エネルギーの利用促進を図る法律、2つ目として、新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法、3番目として、電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法、RPS法と呼ばれるもので、電気事業者に新エネルギー等から発電される電気を一定割合以上利用することを義務づけ、新エネルギー等のさらなる普及を図るものなどがあります。

 次に認可手続きのための法規について見ますと、小電力発電を行う場合の主な許認可手続きに関する法律として、1つ目として、電気事業法、2つ目として河川法、そして3つ目その他の関係法として主なものは自然公園法、自然環境法、鳥獣保護法、及び狩猟に関する法律、文化財保護法、土地収用法、農地法、農業振興地域の整備に関する法律、森林法、国有林法、水産資源保護法、国土利用計画法、国有財産法、砂防法、地すべり防止法等があります。

 さらにこの小水力発電事業に関する運用可能な補助、助成について調べてみますと、経済産業省、資源エネルギー庁の中小水力発電開発費補助金、建設費補助でありますが、これはさらに一発電所の出力規模により、5,000キロワット以下は補助率20%、2万5,000キロワットを超えて3万キロワット以下には補助率が10%となっております。

 さらに特例措置適用地では、この補助率に10%上乗せをすることとなっております。また、農山漁村電気導入促進法に基づく連携式小水力発電事業に対しては、農村漁業金融公庫から低利の資金が融通されます。

 これは金利1.5%、貸付限度額は貸し付けを受けるものの負担額の80%相当額、償還期限は20年以内、据え置き期間3年以内を含みます。等の条件となっております。以上補助事業費の活用や関係法律との整合性等、ハードルはあるものの地球温暖化防止、農漁村振興のため、未利用の膨大な地域資源である農業用水路の包蔵水力を活用し、小水力発電による電力の地産地消を目指すことは特に農村中山間地域活性化のため、大きな意義を持つ施策の一つではないでしょうか。

 このことからも今後行政として、検討、あるいは導入に向けてのお考えがあるかどうかお尋ねをいたします。

 なお、提案の趣旨がわかりにくい点があるやも知れませんが、詳しく説明を行うことになれば、相当な時間を要することとなりますので、何卒別途の機会をお与えいただければと存じております。

 何とぞ質問の趣旨を御理解の上御回答いただきたいと思います。

 引き続いて、次に旭地区イベント広場及び佐々並地区山村広場の整備についてお尋ねをいたします。

 明木地区のイベント広場については平成4年から平成7年の3年間にわたり、工事費等約3億2,100万円を費やして完成し、平成8年10月1日より使用可能となり平成13年度に4,095万円を追加して、ナイター照明設備工事を行い、総工費3億5,761万4,277円をかけて現在に至っております。

 平成8年10月1日に使用開始となりましたが、当初から入り口は非常に狭かったのです。とともに、駐車場のスペースも大変狭く、大きな大会が開催されると、駐車場がすぐに満杯となる状態です。そのため車道にとめることとなり、移動等の際に大変混雑し、苦情も続出するという状態であります。

 この施設の利用状況について、過去4年間の利用料金、利用人数、利用件数の統計を参考までに述べますと、平成16年度、利用料金が11万5,690円、利用人数4,240人、利用件数209件、平成17年度、7万1,820円、利用人数3,419人、利用件数192件。平成18年度、9万6,590円、利用人数5,020人、利用件数185件、平成19年度、19万4,040円、利用人数5,356人、利用件数171件となっており、年々利用者、利用料金もふえてきております。

 平成19年度のイベント広場利用率を見ますと、先ほども申し上げましたが、利用件数171件で、人数は5,356人、利用率は47.63%となっております。

 また、利用者のうち明木地域外からの利用は1,672人と統計が出ております。さらに平成20年度におきましては9月までの統計では利用件数95件、人数2,610人、利用率26.46%となっており、地域外からの利用者の人数は899人となっており、このまま推移すると平成19年度を超えるものと見込まれ、年々利用者、利用件数も増加の一途をたどる状況にあります。

 このような状況から、今後駐車場のスペースが全く足らないという状態が続くものと見込まれます。駐車場のこのような状況についてはイベント広場を利用されたことのある方は申し上げるまでもなく、よく御存じのことと思います。

 大変失礼ですが、岩崎教育長さんも毎年少年野球等、スポーツ大会の開会式等に大変お忙しい中御出席をいただいており、ありがたく思っております。

 そして私がこのように切実に訴えておりますことにつきましては、御自身でも確かめておられ、納得していただけるものではないかと心強く思っております。また、旭地区の皆さんに非常に厚い信頼を得ておられる吉村旭総合所長さんも同様、よく御理解をいただいておるものと信じております。

 長くなりましたが、どうか早急にイベント広場駐車場の拡張についてお願いしたいと存じます。

 もう1点あわせてお願いしたいと存じますが、佐々並地区にある山村広場の駐車場の一部に、アスファルト舗装がされていない部分があります。雨が降った後などにはぬかるみができますので、難渋いたしております。アスファルト舗装についてはできるだけ早急に実施していただきますようお願いを申し上げます。

 以上、地域における身近な問題点、問題2点につきましてお願いをいたしたいと存じます。

 以上で1回目を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま守永議員から、非常に斬新な小水力発電の構想をお話をいただきました。また引き続きまして、この旭地域の身近な問題、2点についてお尋ねをいただいたところであります。

 最初のこの発電の関係でありますが、この議員から御指摘をいただきますまで、このRPS法、すなわち電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法にこの小水力発電、これは農水省所管でありまして、本来この発電等は資源エネルギー庁等、あるいはダムの関係は国土交通省、そういう話しでありますが、こういうふうな形で構成されているということは実は知りませんでした。

 恐らくこの新エネルギー、私ども実はかつて旧市内におきましても風力発電、これは旧福栄村でもかなり熱心に取り組まれたところでございます。

 これは実は補助金等、受け入れ電力等の関係で何となく収益性について問題がある、こういったいろいろなことから、かなり具体的に特に福栄地域の話はかなり進んでいたわけでありますが、この場所も選定をされまして、しかし途中で頓挫いたしました。

 非常に残念でありますが、今回こういうふうな形でこの農業用水路を活用した発電ということであります。私もまだそういった意味で初めてお聞きいたしまして、いろいろこの職員の内部で調べていただきました。いろいろな意味で農水省がかなり力を入れているようだということはこのいろいろな経緯からわかるわけであります。特に全国土地改良事業団の連合会が、140地区に対しましてこの指導助言をしているそうでありまして、今現在28地域で実施をしているところであります。

 土地改良施設の維持管理施設の電気を供給する、こういうことでありまして、農業構造改善のグループが一つの技術力、相当なものを持っておりますのでそういったグループの一つの施策としてというふうに思っております。

 ただ、今現在28地域というふうに申しましたが、これはいずれも国営、もしくは県営のこのいろいろな施設でありまして、いわゆるその市町村の自治体が責任を持って対応してるということはちょっとまだ見当たりません。もしそういうものがあればぜひ見学に行きたいと思っておりますが、この内容について今お話がありましたように、その発電効率が非常に高くなった要するに発電機の技術進歩によりまして、この今まで当然水力発電というのは落差を活用して発電をするということでありますが、今議員から御説明がありましたようにこの発電効率がよくなりまして、この落差が必要なくなるという話でありますから、そういった意味では画期的な一つの技術かと思います。

 既にこの実証試験、あるいはもう既に発電装置も製品化されてるそうでありますから、この具体的な展開が可能となりますが、要は最終的に自治体が導入する、地域が導入するということになりますと、まさに費用対効果でありまして、この補助金の体系は今御説明をいただきました、どの程度の規模でどの程度の内容のもの、この出力がどのくらいあるのかという話とか、その電力が売電、売却によってどの程度の収益が得られるかとか、あるいは地域のこの施設の電気に使うとか、そういった維持管理がどのくらい費用が要するかとかそういった我々がもし具体的にこの内容を検討するとすれば、かなり立ち至った勉強が必要でありますので、とにかくどういう状況なのか担当者に十分勉強させていきたいと思います。

 私自身今聞いて、なるほど、こういう太陽光の発電、風力の発電、そしてまたもともとあった水力発電っていうのは途方もないこの設備費が要ります。そういったものではなくて、軽微な簡易な設備で、しかもその地域の電力が潤うっていうことであれば、一つのアイデア、一つの非常に貴重な構想だろうと思いますので、少し勉強させていただきたいと思います。

 何せ初めてのこの御紹介でありましたものですから私も勉強不足でありますが、ぜひこの今関係法律もかなり整ってるという御指摘がございました。

 とにかくこの電気事業者による新エネルギー等利用に関する特別措置法、このRPS法に取り入れられてるという話は全く知りませんで、そういった意味では責任を持って今各電気事業者は新エネルギーをこの一定割合、この購入、利用の義務づけが行われてるわけでありますから、そういった意味でこの私どもも勉強していきたいと思います。

 それ以上今この私どもは判断材料を持ち得ませんので、少しこのいろいろな関係者からこのヒアリングなりあるいは実地を見て判断をしていきたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

 2番目の具体的な地域に密着したお話ということで、この旭地域の明木のイベント広場の駐車場の問題であります。

 駐車場いろいろお話を聞きますとかなりこの入り口から262の入り口がございますが、かなり急峻な道を通ってこの台の上に夜間照明もちゃんと備えられているわけでありまして、土地がない、したがってこの崖を崩して広くするか、そういうような方法しか駐車場の拡大はできないわけであります。

 今お聞きいたしますと30台弱の駐車ができるわけであります。今お話ありました年間この利用が進みまして昨今年々ふえてるという話でありますが、むしろその旭地域の利用は減ってきているわけでありまして、要するに他の地域から主に利用を今されております。そういった意味では交流のある意味では広場になっているわけでありまして、そういった意味では必要なものかもしれません。

 5,356人、171回の利用でありますから、1回あたりの利用者は30人であります。そうしますと30人平均でありますと普通でありますと1人1台に乗っても十分対応できる駐車場。しかし恐らく100人単位の大会もこの中には混ざってると思います。この中で見ますと野球の大会は全部よそからのチームだそうでありまして、ソフトボールが旭地域は年に1回、あとはスポ少の利用であります。スポ少は確かに100単位。

 3月、9月そういうふうな大会があるようであります。このあたりその私どもが今この駐車場の拡大をしないといってるわけじゃなくて、駐車場の拡大はあの崖を切り崩さないとこれはできないわけでありまして、ただ、この溝をふたをすれば、あの一列に置くことは可能だろうと思います。そういった可能性はございますが、あの周辺にはすぐそばに墓地があって、墓地の駐車場にかなりの駐車スペースがある、通常空いてます。あるいは小学校がすぐ近くにございます。小学校の駐車場、こういったこともぜひお考えをいただきたい。大会は年間限られてるものでありますから、何とか工夫をいただけないだろうか。

 私ども城下町マラソンが間もなくございます。2,700人強の、約3,000人の皆さんが全国から集まって参ります。この駐車場はもちろん、今の競技場では駐車することはできません。したがって、第1回第2回は大混乱しました。第2回、3回と今度は全体の駐車場計画を立てまして、シャトルバス方式を行いました。

 椿西小学校の旧校地、グラウンドを使うとか、あるいは体育館前の駐車場とかいろいろなところからシャトルバスで送迎をしております。その今、この明木の広場につきましては、わずか1キロじゃなくてホントに二、三百メートルのところに別途の駐車場もあるわけでありますから、そういったものを活用していただくとか、あるいは明木小学校からシャトルバスを本当は必要のない距離かも知れませんが、この今市が持ってるバスでも活用いただくとか、当面ですよ、当面。そういうふうなことで御検討いただけないだろうか。

 今、年間の利用のすべてこう月別の回数及び人数をずっと分析いたしますと、確かに100人を超えるものが何回かあります。数回あります。その数回のものを何とか今当面工夫をいただきたい。もし今手当てできるとすれば、ちょっと21年度はお許しいただきたいのですが、今後のこの予算でこの溝をふたをしていく。グレーチングをしていくとか、そういうことによって恐らく10台以上は可能になると思いますので、そういったようなことを、これは21年度予算はかなり物入りでございますので、お許しをいただきたいと思いますが、そういうことで手当てをし、将来何か崖を崩すことができれば、そういうふうなことで拡大をする。

 むしろ何かこう初めからこのイベント広場については、この車でお越しの方はこちらに駐車をしてほしい、こういうふうな形で手当てができないだろうか、まあ、ちょっと簡単に舗装すれば済むような話であればいくらでも対応しますが、そういうふうなことでかなり物理的に崖を崩していくという話になると、かなりの予算もかかると思います。そのあたりをもう少し念査をいたしまして、そして、状況をお聞きしまして、この教育長とも十分協議をいたしまして対応を考えていきたいと思います。

 いずれにいたしましても利用がふえてるということは大変好ましい話でありまして、今各地区のこういうスポーツ施設、広場はだんだん利用が少なくなってきております。逆にこういう形でふえてることは、大変交通至便な地に立地上あるということ、この旧萩のあるいは他の地区からも割と集まりやすいところ、そういったことだろうと思います。

 ぜひ御理解賜りますように、よろしくお願いしたいと思います。

 もう一つ佐々並地区にあります山村広場駐車場の、これはアスファルト舗装ができないかということでありますが、地元からはそういう声が余り上がってこないのでありまして、このアスファルト、確かに雨が降るとぬかるむということはありますが、雨が降る日、ぬかるむような日にイベントが開かれるということはめったにないということを実は地元から聞いているわけでありまして、何とか他の駐車場、かなりここは広範囲に駐車場が設けられておりますし、アスファルト舗装がされてるところがあります。一部については御指摘のとおりでありますので、予算に余剰が出ましたときには必ずやらさせていただきますが、当面緊急度については予算も今いろいろなチェックをしております。政策、このチェックをやっておりますが、そういった中で、この内容としては少しもうちょっとというようなことも内部では議論しているところでございます。

 なかなかこういう形で具体的に御提案いただきまして恐縮でありますが、今後若干財政が余力ができたときには必ず舗装をしますが、当面ちょっと今緊急に対応するにはということであります。

 むしろグレーチングをして溝を含めて道路幅を拡大いたしまして、そしてそこに道路の一方側に駐車をする。こういったことの方が明木の方はその方が、まだ地元の皆さんの希望に沿うのかな、こういうふうに思います。

 いずれにいたしましても、大変地区のスポーツ関係、スポ少とか野球とか御指導いただいてるわけでありますから、できる限り御希望に沿いたいという気持ちは全く同じでありますので、ぜひ当面そういう形で手当てをいただきまして、旭地域全体の中で、予算の中で考えさせていただきたいと思います。

 初めの電力の話は本当に、まさに全く知らない世界でございまして、十分なお答えはできませんでしたが、十分今から研究をさせていただきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 25番、守永議員。





◆25番(守永忠世君) 今、市長さんより納得したというよりは納得させられたようなお答えをいただきましたが、まあ、小水力電力というのはこれから普及への課題として、今後この開発を進めていくためには新エネルギー財団、先ほど言われましたNEFでは様々な提言を行っております。その1点目は、建設コストの低減で、農業用水や砂防ダムなどの既設設備に水力発電装置を設置したり、安価な発電設備を開発したりすることを求めております。

 2点目として、河川や農業用水の水を使うには、河川法で許認可を受けなければならず、その手続きにはかなりの労力を要するという問題もあります。

 現在一部簡素化が図られてきているものの、小水力をさらに普及させるためには一層の簡素化が必要だと提言しております。

 3点目としてさらに電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法、すなわちRPS法の適用対象範囲の拡大も課題であると言われております。RPS法は先にも説明いたしましたが、電気事業者に対し、新エネルギー等再生可能エネルギーからの一定量の電力を購入することを義務づけしたもので、2010年度までに新エネルギーで総発電電力量の1.35%に相当する122億キロワットを賄うことを目指しております。

 その他もろもろの状況をクリアしなければなりませんから、本格的な運用に至るまでの道のりは、決して市長さんも言われましたが近くはないかもしれないものであります。

 しかし、日本は水力発電の先進国であります。今後水力はCDM、クリーン開発メカニズムのことですが、開発で、先進国が先を争う方策の一つと見込まれますことから、開発促進のための支援を勧めていくことも提言されております。

 萩市は山間部も、旧市内も含めて水に恵まれている地域であります。小水力発電はこの身近な水、例えば阿武川や藍場川を利用して、一般家庭でも暮らしに必要な電力を得ることができるものであります。水力発電の実用化はエコにおいても最も効果の高いものの一つであると思います。

 再度、一日も早い実用化、現実化に向けての取り組みをお願いいたしまして、また、先ほども申しましたが、イベント広場、あるいは山村広場、市長さんの言われることもわかりますが、私も少しは言っておかないと、何をしておるかと大変厳しい声がいつも耳に入ってきておりまして、一般質問があると1カ月くらいは相当な難渋をしておりますので、また、早急にできることからやっていただきたいことをお願いして終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 小水力発電につきましては今お話がございましたように、新エネルギーとしての位置づけが明確にされております。そういった観点からいうと恐らく今後のいろいろな自治体にとっても一つの魅力あるこの事業かと思いますが、何せこの内容についてまだまだ未熟でございますので、いや、私どもは知らないという意味でこれは十分勉強いたしますし、今後、どういうふうな形で導入できるのか、今、国営、県営のこの農業関係で今行われているわけであります。

 恐らくこの土地改良のあの技術グループの皆さんの大変な今研究の成果だろうと思います。こういったことが今から本当に各自治体で実用地区で実用化できるかどうか、そのあたりをしっかり見極めたいと思いますので、具体的なこの研究ができるような先進事例、わかりましたらぜひ御教授いただきたいと思います。

 よろしくお願いしたいと思います。

 それからいま一つのこのそれぞれのイベント広場の話でありますが、十分お話は承りました。議員が非常に御心痛をいただいてるという話は地域の皆さんにも十分御説明をしたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。





○議長(青木賢次君) 守永議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 1時51分休憩

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     午後 2時04分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位9番、世良議員。15番、世良議員。

  〔15番 世良眞名夫君登壇〕





◆15番(世良眞名夫君) 皆さん大変お疲れでしょうが、いましばらくの御協力をお願いいたします。特に市長におかれましては、これまで8人の議員の質問をお一人で答弁されております。大変お疲れ様でしょうが、よろしくお願いを申し上げます。

 さて、市長報告にありましたように、生活対策についてでありますが、昨日、井関議員からも御指摘ありましたが、昨今、萩市内の経済状況は大変厳しく、市内の老舗が経営破綻している実態の中で、民間企業は生死をかけて生き残りを模索している現状であります。このことにつきましては、別途の機会でお伺いすることとしますが、今ホットな話題として、3年後の国体があります。その国体には、多くの人々が萩においでになることとなりますので、国体に関して、経済効果を期待される方も多くおられることと思います。そこで、3年後の国体を控えての関連質問と、近々の課題を含めて通告をしていますので、通告順に従って質問をいたします。

 最初に、2011年平成23年に開催される第66回国民体育大会、山口大会が山口県内で開催されます。

 萩では柔道を初め、カヌーや卓球、軟式野球とデモンストレーション競技としてグラウンドゴルフの種目が行われることとなっており、多くの方々が萩においでになることとなります。

 前回の昭和38年10月27日から11月1日までの5日間、第18回国民体育大会が開催された折には、剣道やソフトボールが萩市が主会場となって開催され、多くの方々が萩においでになられたことは私、小学校5年生でしたが記憶しております。45年経過した今、もう一度国体を観戦できることは非常な喜びであり、大変楽しみにしているところであります。

 そこで、萩市では3年後に開催される国体の準備のために、準備室を設置され、職員を派遣され、取り組みをされていることは、市長の国体に対する取り組みの姿勢があらわれており、御労苦に対して深甚なる敬意を表します。

 そこで国体開催に向けての萩市の取り組みについて提言を交えてお尋ねをいたします。

 最初に、基幹道路の整備についてお尋ねをします。

 道路行政につきましては、市長は各期成同盟会、関係協議会の会長として、行政、議会、民間団体とともに連携を図られ、官民一体となった取り組みをされ、また国を初めとした財政環境の厳しい中で鋭意努力されていることは私も十分承知しているところであります。国体開催に当たり、全国から多くの人が萩市に訪れることとなります。市民生活をかんがみたときに、渋滞等が発生して、市民生活に影響を及ぼすことが予測されます。

 現在、萩三隅道路は将来の山陰道の活用路線となり、市長を初めとして多くの関係各位の努力によって国土交通省により整備促進が図られております。今年2月に三隅明石間が部分開通し、あの曲がりくねった三見三隅間の鎖垰、特に冬の積雪に、また雨による通行規制もなく、何よりもドライバーの安心安全に通行できると多くの市民の方々からの声を聞いているところであります。この萩三隅道路について聞くところによると、平成23年山口国体開催までに供用開始を目途に事業は進められると聞き及んでいますが、一日でも早い完成を望むところであります。

 また、小郡萩道路についても、山口県の鋭意努力により事業進捗が図られており、私も美祢大田あたりを通ると、目に見えてくる形があります。市長は常日ごろから、道路は観光経済の流通、第1次産業などの萩市の生命線であり、命運のかかっているとも申されておることは私自身もそのように考えております。

 そこで萩市にとって基幹道であります萩三隅道路、小郡萩道路の現在の進捗状況について市長の御所見、御見解をお伺いします。

 次に、平成17年3月に合併したときから懸案事項となっております萩有料道路無料化についてでありますが、今定例会、市長報告で報告をされていましたので、おおむね理解をさせていただきます。

 確かに、昨年12月に無料化について署名活動が取り組まれ、3万4,846人の署名人の参加を得ました。私も無料化に向けて署名活動に参画をしたところであります。

 ところで、10月20日には、市民会議の平成20年度総会が開催した中で、また先般、行政推進員の集会でも、萩有料道路の取り組みについて報告がなされたと聞き及んでおります。昨今のガソリンなどの高騰もありましたが、現在は暫定税率の議論時よりも安くなっており、国では高速道路割引等の取り組みを検討されています。私も利用する一人ですが、多くの方々は大変喜んでおられます。

 そこで萩市の玄関口である萩有料道路無料化について、旭地域、川上地域の皆さんはもちろんのこと、多くの市民や住民の皆さんが萩市の中心部へアクセス道路が改善され、地域の住民の皆さんの病院の通勤通院や、買い物などの生活道路としての効果も出てくると思います。一日も早い無料化を望んでいます。特に小郡萩道路が開通して、中国道の美東ジャンクションから美祢市の絵堂まで開通しますと、萩有料道路の料金所から絵堂インターチェンジまでが所要時間が短縮となり、既存施設である新山口駅と山口宇部空港までも時間短縮となり、利用効果があり大いに期待できることと思います。このことによって、今まで福岡や北九州、広島方面から萩へ行こうと思っても、道路のアクセスが複雑であり、また時間のかかっている問題を一挙に解決できるものと思います。萩に行こうと思えば、中国自動車道から小郡萩道路に乗れば地図を見ることなく簡単に自動的に萩に行けることができます。今まで車のカーナビゲーションの案内で、国道490号線を走っていた車が、木間地区に入り難儀をされたことも解消することと思いますが、そこで基幹道路の今後の取り組みについて市長の御所見をお伺いいたします。

 2点目は、整備される基幹道を活用した活性化戦略について3点ほどお尋ねします。

 本年7月から9月にかけて、おいでませ山口デスティネーションキャンペーンが山口県で実施されました。このデスティネーションキャンペーンの効果でありますが、期間中の山口県全体では、1割、110.1%の増加であり、一定の効果があったとのことです。萩関係では、指月公園の利用者が、1万6,398人で115.1%の増で、萩博物館は3万8,664人で112.3%、萩八景遊覧船が8,770人で118.9%と伸びています。萩への観光客は万遍なく1割以上の伸びを示しており、他の地域に比べて好調でありました。しかしながら、お隣の長門市は低調であり、しかし俵山は大幅な増員であったと聞き及んでいます。

 以上のように、萩地域や山口県をリードする観光資源を初めとするさまざまな観光資源を有している地域であるので、萩市は元気を出して取り組むことが必要と考えております。市長が、お一人でも多くの観光客が萩においでになり、萩を堪能していただくために施策を講じられていられ、前段で申し上げていますが、道路整備に関しても積極的に取り組んでおられることはよく承知しているところであり、理解もしております。しかしながら、3年後の国体が開催され、基幹道の開通がなされます。そこで道路ができたら県内外から観光客はたくさん萩においでになると安心するのではなく、国体に向けて道路ができるまで何をしておくかが、極めて大事な重要なことであります。この道路をいかにして最大限萩市の潜在的能力ポテンシャルを発揮する必要があると思います。観光面では、萩ブランドは全国的に定着しており、今までのアクセスの方法で時間がかかっていたマイナス面が一挙に解消され、相当の観光客が萩を目指しておいでになることが予測されます。

 また、第1次産業の農林水産の面では、大規模市場の短時間での輸送が可能となり、特に鮮度が命である農水産物の出荷に関しては、大きなメリットとなります。また交通ネットワークが整備されたことで、陸の孤島であった萩市のハンディキャップを解消し、萩ブランドを生かした工場誘致を積極的に進めていくことも可能となり、潟港や萩商港のルートとの連携も考えられると思います。また、地場産業の振興では、萩焼や竹を使った家具と萩ガラスなどの地元ブランド品工芸品を全国に発信する機会が飛躍的に増大すると思います。

 しかし、よいことばかりではないと肝に銘じておくべきです。よくなった道路を使って、他市への買い物、就職へ流出する恐れがありますので、その対策も事前に考えておかなければならないと思います。

 以上の事柄を踏まえて、2011年、平成23年の山口国体に向けての萩市の観光産業や農林水産業を興していく計画を立てて、できるものから実行すべきと考えます。

 そこでお尋ねをします。1点目は萩市の入口に、萩においでになられる方々へのおもてなしの案内看板の設置についてであります。今現在、萩市にいつ入ったのかわからないとよく聞きます。看板を設置して、来萩者に萩のイメージを効果的に与えることが主要と伺います。設置場所について5カ所が考えられます。1カ所目は中国自動車道からの乗り入れ地点。2カ所目は191号線の田万川県境付近。3カ所目は萩三隅道路と長門市との市境付近。4カ所目は262号の山口市との市境付近。5カ所目は県道32号美祢市と市境付近の5カ所の設置が望ましいと考えます。ところで、看板といっても、萩の春夏秋冬に合わせた写真パネルの看板が見る人にインパクトを与えることとなり、英語や中国語、韓国語の入った看板が設置されることによって、道路を利用した観光客や合併して4年が経過する中で、地域住民に対し、萩市の一体感が表現できるのではないかと思いますが、看板の設置についてお考えをお伺いします。

 2点目は、八つの道の駅の活用についてであります。萩市には八つの道の駅が点在しております。道路が開通しますと、多くの人々の交流が起こり、その道の駅を活用することが想定されます。2011年には九州新幹線が全線開通します。したがって、新幹線を利用しての九州からの観光客が大いに期待できますし、高速道路料金の値下げ、普通車で土日祝日1,000円で走り放題が検討されていますが、その値下げを利用しての来萩者が大いに期待できます。この道の駅の施設の中に、広域観光メニューの開発は考えられるが、特にこの道の駅に、CATVの既存の映像を活用した観光地の紹介と、案内コーナーの設置が必要と思うが、設置に向けた取り組みについてお伺いいたします。

 3点目は広域観光の連携についてでありますが、今年8月、防府市と周南市が観光振興協定を締結され、観光客の大幅な増加でありました。内容的には、大平山ロープウエーとマレーグマツヨシ君がいる徳山動物園の半額の割引券の発行や、観光イベントの相互のPRを行い、大平山では154.1%の増、徳山動物園では105%の増であったそうであります。そこで、萩往還を軸とした3市の連携交流が考えられないかお尋ねするところであります。

 萩往還道は、昔ただ人の行き交う道ではなく、深い目的を持つ道であると思います。日本の国をどうかせんといけんと思ったときの人々が通った道でもあり、日本を改革した道でもあります。その道を行き交う道中の山口市と防府市、萩市が手を取り合って連携交流がなされないか、手始めに3市長による萩往還サミットを開催し、3市が連携して、全国に誇れる観光地を形成していくことが考えられないかお伺いいたします。

 次に、国体の効用についてお尋ねをします。これまで国体に関してさまざまなことを申し上げましたので、国体の効用については、要点をはしょって質問をいたします。

 1点目は、萩での国体開催競技は柔道であります。柔道といえば、萩市内では柔道愛好者が多く、まして子供さんたちにも人気なスポーツであり、柔道をいそしんでいる子供たちは将来オリンピックに出て金メダルを手にしたいといった夢を持って日々の生活をおくって、けいこに励んでいるところであります。

 そんな子供たちの目標は萩出身のアテネオリンピックで金メダルを獲得した阿武教子さんであります。阿武教子さんの偉業についてはこの場では申し上げなくても皆さんよく御承知でありますので申し上げはいたしませんが、多くの子供たちの夢と目標となっていることは確かなことであります。

 また、萩での国体の柔道が開催するにあたって、阿武教子さんの偉業をたたえること、国体の効用を含めた紹介コーナーを設置されることは考えられないかお尋ねをします。現在、福栄コミュニティセンターに展示してありますが、その展示物については、福栄地域の皆様方の思いは十分おありと思いますので、新たな取り組みとして展示をすることであります。なお、このことにつきましては、阿武教子さんには御了解を賜っておりますことを添えます。

 また、子供たちに夢と希望を与えて、目的に向かって邁進されることを導きするのが我々大人の責務と考えます。ただの展示物であろうと思いますが、深い要素を持つ展示物だと私は思っております。お伺いします。

 2点目は、維新の志士たちの紹介についてお尋ねをします。

 吉田松陰先生や、松下村塾の四天王である久坂玄瑞、高杉晋作、入江久一、吉田稔麿をはじめ、多くの志士たちが松下村塾で勉学にいそしむ松陰先生の志を受け育っていき、世紀の大事業を成し遂げた維新の志士たちであります。

 私は今、NHKの大河ドラマ篤姫を拝見しているところでありますが、来年は天地人で戦国時代の上杉家の物語で新潟県近郊が舞台になります。また再来年の平成22年は坂本龍馬を題材とした龍馬伝を放映されることが決定しているとお聞きしたところであります。

 ところで、昭和52年に司馬遼太郎原作で明治大正昭和の軍隊の先駆者であり総司令であった山口県出身の村田蔵六、後の大村益次郎をテーマとして放映された花神については皆さん記憶にあると思います。

 また、11年前の平成9年に放映された毛利元就が題材となった大河ドラマも萩に関連しての大河ドラマであり、皆さんは大いに関心を持たれたことと思います。このとき、平成8年6月定例会の折に、市長に質問をさせていただき、この大河ドラマの放映に関して、萩への経緯や経済効果などについて質問をさせていただき、そのとき市長は、放映の経緯、経済効果など十分に見込められるとの答弁をされていました。現実的に萩の来訪者は増加し、経済効果も多くあったことを思い出しました。

 大河ドラマを誘致した自治体は、誘致に関していろいろな取り組みがあり、かなり御努力と御労苦があり、時間も必要とお聞きしていますが、ちょうど3年後の国体に合わせるのか、国体終了後にするのか、取り組むことが必要と考えます。維新の志士たちには、日本大学や国学院大学の創始者である山田顕義、拓殖大学の創始者である桂太郎など初め多くの志士たちが眠っています。大河ドラマでも維新の志士たちを題材としたドラマの誘致ができないかお伺いします。

 3点目は、国体までに花いっぱい運動の展開についてお尋ねをします。

 前回国体の折には、萩市がまちじゅう花でいっぱいであったことをしっかり覚えています。長門市の童謡詩人、金子みすゞを売り出したときに長門市はPRの道具として、花を植栽し、みすゞ道路や駅周辺などに植栽したことと、家々の軒先にみすゞの詩の一節を木札に記してぶら下げて、金子みすゞを売り出した経緯があります。今もしっかりと取り組みがなされているところであります。

 萩は美しいまち萩を標榜しております。美しいまち萩には三つの要素があります。ごみのないまち、景観の整ったまち。花のあるまちなどの取り組みが必要不可欠であります。ごみのないまち萩は、市民も皆さんの共感を得て、十分整っており、これからは市民の皆さんの自主的判断で取り組みがなされると思います。また、景観の整ったまちについては、萩市が景観保全の条例を定めて取り決めをされるので、自然と効果があわわれてくると期待をしています。一番心配しているのは、花のあるまちへの取り組みであるが、市内を見渡すと一定の箇所だけの花の植栽しか見受けられません。ぜひ国体の気運を盛り上げるためにも、花によるおもてなしの心を育む取り組みに取り組んでいただきたいと思いますがお伺いいたします。

 次に、私は常々危機管理体制の強化について機会があるたびに質問をさせていただいております。市民の命と財産を守ることは、行政でも最大責務であります。このような観点から、消防広域化で消防力は強化されるのか、災害対策に機能されるのかという点について消防の広域化問題についてお尋ねをします。

 国は消防本部の規模が大きいほど災害への対応能力は強化され、組織管理及び財政管理の観点から望ましいとして管轄人口30万人以上の規模を目標に平成24年までを目途に広域化を実現するとの方針を決めました。

 山口県では本年5月、山口県総合広域化推進計画を策定され、当面県内13の消防本部を4本部とし、将来には県内1本部を目指す方向であると聞き及んでおります。

 近年消防の需要の多様化や、災害の大規模化するなかで消防力の強化や、消防に関する財政基盤の強化を図ることの必要性は十分理解できますが、住民の安心安全を守る観点から矛盾点が多く感じられるところであります。住民の命を守る救急と、財産を守る消防、地形や産業形態も地域によって違い、職員も地元採用だから士気も上がる。なぜ30万人規模なのか、今の時点で広域化しないといけない不便はない。東京と違い消防団の果たす役割は大きい。むしろ消防団の強化を進め、消防力の強化が必要だ。広域化をするしかないと決めるのは、地域の消防に責任を負っている市が決めることである。広域化を押しつけるのではなく、消防力の充実、強化を図るため、地方自治体に援助することが今、優先するべきである。といった意見が関係者の方々から多く聞くところであります。

 そこで、まず市長にお尋ねします。県の広域化は萩市にとってどうなのですか。消防局サイドからは国の基準は満たしているとお伺いしています。市長は常々、市民の安心安全を第一に守る観点から、地域の力を大変重視されていますが、その点からも広域化がいかがなものか、メリットがあるのかないのかも含めて市長の素直な御感想をお聞かせください。

 また山口県が、山口県消防広域化推進計画に対して山口県市長会では、昨年9月21日に山口県広域化に関する要望書を提出されており、その中で市と町の協議にあたっては、県の一方的な説明にとどまっており、十分な協議がないままに計画が推進された。民主的な決定を望むと県の姿勢を厳しく批判しております。野村市長の発言も日刊紙に掲載されておりましたが、市長会から要望書が出るに至った経緯についてどのような問題点があったとお考えなのかお尋ねします。

 また、消防の広域化について懸念されることをいくつか確認をしておきたいと思います。まず広域化で、消防体制の基盤は強化されるのかお尋ねをします。

 1点目は、被害の軽減に役立つかという点であります。消防とはまさしく時間との勝負です。国、県の考え方は遠くから消防自動車を集めるということであって、火が大きくなってから消防自動車が多数かけつけても被害の軽減には役に立ちません。広域化ではなく人員の充実など地域の消防力の整備をすることこそ必要なのではありませんか、お伺いします。

 2点目は広域化で消防力が下がる恐れがあるのではないかという点であります。例えば、人口30万人規模の自治体では、消防力の整備指針で、消防車の配置が14台必要とされています。仮に5万規模で3台しか消防車を持ってない自治体が六つ集まって30万人規模の消防本部をつくったとすると、18台の消防車を保有することになります。14台の基準より4台オーバーすることとなります。萩市は山口市、防府市と地区を提携するのですか。この地区は消防自動車の台数については心配ないと言われていますが、しかし懸念することが多々あります。このことから、消防力の引き下げにつながる恐れがあると感じますがお伺いをいたします。

 3点目は、消防力の質の低下についての点であります。広域な人事異動が消化活動に支障する恐れがあるのではないでしょうか。消化活動を敏速に実施するためには、管轄区域の隅々まで地理を熟知してこそ可能であり、また職員の階級調整など身分上の問題や、緊急情報システムの統合、また無線局の統合など技術的な問題があると考えられますが、お伺いいたします。

 次に地域消防、防災体制の困難が予測されるのではないかという点についてお尋ねをいたします。

 現状の消防は、消防署と消防団の共同によって火災や自然災害などから住民の命と財産を守っております。とりわけ消防団は地域の実情をよく知っており、災害発生時には地域の消防防災の要として機能します。しかし、地域の消防署が広域化すると消防団と分断されてしまい、地域の消防防災体制に困難が予測されますがこの点についてどのようにお考えであるかお伺いします。私は危機管理上、最も重要な原則は統一した士気であり、消防団と消防署の分断があってはならないと思います。消防団の位置づけを地域の実用に応じて、明確にし、消防署との連携を強化することが大切であろうと思いますが市長の御答弁をお願いいたします。

 最後に、時代を担う子供たちの育成について教育長にお尋ねします。先日、聞いた話ですが、子供同士のけんかがあって、そばに上級生が傍観しており、そのけんかを仲裁するどころかむしろさらにけんかを押しかけるような行動をとったということであります。私たち子供のころは、年齢集団で遊びを通し、年長者のがき大将がここまでは大丈夫、こうすれば安全だということを自然に教えてもらい、生きていく上での知恵や、人間としてのマナーなどを学んできたものであります。さらに小さい子は人の輪の中にかくまって、大きな子供が守ってやり、年下の子を思いやったりかばい合ったりして助け合うことの大切なことを身にもって示してきたように思います。我々年代とは考えられないことが起こっている状況であります。昨今、県内でも発生した事件、祖父殺人事件や高速バスジャック事件などは私どもの感覚では信じられない悲しい事件であります。このような事件は全国でも発生しており、動機が解明される中で、傷つける相手はだれでもよかった。親を困らせてやりたかったなどと実に自己中心的な幼稚な発想で、社会の欠如と取り返しのつかない事件を起こしたことへの悔恨と反省の希薄などと思います。生活環境の変化と少子化などにともない、子供たちに過度の期待やプレッシャーや仲間意識が欠如が進む中で、心技体、いわゆる心を単に発する問題が解決されないと思います。また、協調の乏しい子供たちが育っていることの原因は、戦後教育の負の遺産が大きな問題として影を落としているのではないかと感じているのは私だけではないと思います。このような現状を私なりに解釈させていただくと、自分というものをしっかり持った、克己心のある芯の強い子供を育てるためには、だれよりも我々大人が意識改革が必要であることは否めません。学校において、年齢集団によるいろんな活動や、道徳教育の充実、さらには家庭、地域社会を巻き込んだ取り組みを積極的に展開していくことが必要と考えます。

 そこでお尋ねします。次世代を担う子供たちの豊かな心をはぐくむために、今、学校や家庭教育において取り組みが必要と考えますが教育長の御所見をお伺いします。

 以上で第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま世良議員から非常に多岐にわたります大きな3点お尋ねをいただきました。順次、お答えをいたします。

 最初の、国体を3年後に控えた国体関連ということで最初に幹線道路の状況はどうか、まあこういうことでお尋ねをいただいています。道路の関係はすべて今、国体開会までに一つは萩三隅道路、これはぜひ開通をしたい。そしてまた、この小郡萩地域高規格道路はこの真名から絵堂までこれも同じく国体までに何とかしたい。これは山口県であります。そしてまた、それに連動いたします、この萩秋芳線と262のこの接合点、そしてまた262の山陰線をまたぐ部分の工事、こういったあたりもすべてこの国体までにこのあわせて完成をしたい、こういう話であります。加えて、この萩有料の無料化も知事からは、この国体までに無料化に努めたい、まあこういう話であります。まあそれぞれお答えをさせていただきたいと思います。

 萩三隅道路は、もう既にこれは平成8年度に着手をいたしました。今20,21,22、3カ年でこれ今から工事が進んでいくわけであります。既にこの三隅明石間は7.1キロでありますが七つのトンネル五つの橋梁、まあこれは完成したわけでありまして、今後、明石と三見中央、それから三見中央から椿、この二つの区域間を今同時に着工されています。今、当面20年度予算は52億でありますが、前からの国債、債務負担行為を合わせますとかなりの金額が今、工事施工でこのつぎ込まれているわけであります。市内のダンプカーの数、これからもおわかりをいただけると思いますが、大車輪で工事に当たっていただいております。まあそういう中で、この椿までのこの開通になりますれば、この椿からこの三隅へ抜ける、まあこういうふうな形になるわけであります。

 そしていま一つは、この萩小郡の地域高規格道路、これについては、これは県工事でありますけれども、かなり真名から大田、大田から絵堂、工事が進んできているところであります。これも今、大変財源問題に苦慮されておりますが、この何とか約束どおり、まあこういう形で今、努力をいただいております。この道路財源の問題がいろんな意味で今後影響を与えるのではないか、まあそういうことのないように私ども頑張っていきますが、議会もよろしく御支援を賜りますようにお願い申し上げる次第であります。

 そして今言いましたこの萩三隅道路とこの有料道路の接点でありますこのインターチェンジの関係の工事、このあたりと、それから、萩秋芳線の4車線化、まあこれが同じく同時に工事が完了する予定でありますが、この有料道路の無料化は、当初は国体までということで回答をいただいたわけでありますが、その後、冒頭の市長報告でも申し上げましたように、1年早めて対応をしたい、まあこういうことであります。さすれば、今の有料関係については、道路をくぐった直後にあの関門がなくなるわけでありますから、今の道の駅のあり方をどうするか。そしてまた、この有料道路として、この付帯的な施設が不要になります。なかのあの有料道路の料金を取るための職員スタッフの事務所、そして倉庫、このあたりも不要になりますので、そのあたりの有効活用を図っていこう、まあこういうこともあわせて今から課題になっているわけであります。何とかこの1年早まるということでありますから、市も応分の負担を約しておりますので、議会もまたいろんな意味での議決を要するわけであります。どうかよろしくお願いをしたいと思います。

 道路関係の国体までという話にもう一つつけ加えて言いますと、この川上のカヌーのこの実施が行われますが、カヌーの会場、あのダム及びその萩温泉、川上温泉、まあそのあたりのアクセスということで、佐々並からこう回ってきます新茶屋のですね、農道、このあたりを活用して整備を今図って、急いでいるわけであります。何とか間に合うように、これはその新しい一つその動線として考えているわけであります。これは長門峡へ行くこの観光の道路、こういったことも含めて、今からこの何とか国体までに有効に活用できるように。そしてまた、お話がいろいろまだありますけども、そのあたりに合わせましていろんな川上周辺のイベント事業、まあこういったことも考えているところでございます。よろしく御理解をいただきますようにお願い申し上げます。

 それから、いま一つ、国体までのこのいろんな活性化戦略ということで、どう考えるかということであります。今、この夏からのいろんなデスティネーションキャンペーンの結果について御紹介をいただきました。

 この萩の観光という観点から、それぞれの入り口、萩に入って行きます導入路がありますが、五つの道路にそれぞれこの看板を設置してはどうかとこういう話であります。既に今の時点でいいますと、262の阿武川の河川のところにこの萩の塔があります。この歓迎の塔であります。そして191の三見の中山を過ぎたところにこの同じ同種のものがございます。そして同じく191の田万川のところに、これは田万川の、旧田万川町がおつくりになったものであります。そういったものがありますし、福栄、むつみ、それぞれのところにこの旧村時代のモニュメントといいますか歓迎のこのモニュメントがあるわけであります。そしてまた、つわぶき街道という津和野から萩へ抜けるときに津和野のつわぶき街道、これは島根県予算でつくられたものでありますが、これは写真入りのものでございます。いろんなものがございます。こういったものを本来統一できれば一番いいんでありますが、それぞれ相当の費用をかけて建設をされ、思いを込めたものでありますので、これはそのまま存続をさせたい。

 そして今、具体的な提案がございました五つの中で、例えば、中国自動車道から入ってきます、9号線から入ってくるこの道路といたしましては、ちょうど山口と萩の境、まあここにはもちろん道路管理者が表示を萩市という標識がございますが、まあそこに何もない。もう一つは、この美祢から入ってきますところの雲雀垰にこの表示は、管理者としての表示がございますが、そこに何もない。まあこのあたり2カ所ぐらいは何かこの歓迎の意をあらわすものをつくってみたい。しかし、余りでかでかこう派手なものはやめたい、文化都市萩にふさわしいようなですね、清楚というか何といいますか、そういう美的感覚もちゃんと備えた何か標識を、歓迎の意をあらわす標識を用意をしていきたい、このように思っているところであります。

 どうかそれぞれの他の地域については、今現在置いてありますので、まあそういったものをこの活用していくということで考えていきたいと思います。よろしく御理解をいただきたいと思います。

 それから、八つの道の駅の活用ということであります。まあこのあたりはそれぞれ、この今現在もですね協議会をつくっておりますが、地産地消、地元のものを何とかしてですね、この正式にいいますと六つであります、八つというのは明石も入っているかと思います。具体的にはまだ道の駅になっておりません。あの六つの道の駅の活用を図っていきたいと思っているところでございます。

 そういう中で、ケーブルテレビ等の映像、そういった画像をですね、何とかうまく活用できないかとこういう話でありますが、実はそのそういった映像を今、この映す場所とかですねそういったものがあるところとないところがあります。まああるところももう閉鎖をしているところもございます。そういったところが活用できるまあスペースがあるところは、できるだけそういったこともですね、やれるようにしていきたいと思います。

 先ほど申しましたように、この262といいますか秋芳線で入ってきます。有料のところの道の駅はですね、これは松陰記念館というのがありまして、これが実は意外と知られていないんでありますが、利用者も多い。まあこういったところの場所もこのいろんな意味でこの萩の情報提供する場所、まあしたがって道の駅の今後、今、管理体制がこの変わってまいりますので、まあそのあたりは今御意見いただきました趣旨を踏まえましてこのできる限り観光情報、実はあそこから入ってくる観光客が一番多いわけでありますので、特にマイカーで来られる方々に対するまあ情報、まあこういったものに意を払っていきたいと思います。何とかそういうようなことで、他のそれぞれ道の駅もいろいろ努力しております。観光パンフレットの統一とか、いろんなイベント情報とかこういったものについても、この一番、時点の新しいものを用意をして、配布ができるような体制をつくっていきたいと思います。よろしくお願いします。

 それから、萩往還の関係でありまして、3市連携の取り組みということで、具体的な御提案をいただきました。既に萩、山口、防府、まあ合併前は旭地域も一緒だった、旭村も一緒だったんでありますが、この四つの自治体で協議会をつくっております。そして今、現在3市の連携ということになっているわけでありますが、それぞれこの史跡になっています、このそれぞれの萩往還の部分、そして今度は今、札場跡がまさに基点になるわけであります。

 今後、今、史跡の始点になるということでですね、方向で今、詰めをさせていただいておりますが、まあそういう中で、この歴史の道萩往還の連絡協議会、有効に活用しながら、今、お話ございましたように、貴重な一つこれは財産でございます。3市の連携によるこのいろんな行事。ワンデーウォークは今年はこの佐々並までで終わりました。かつては3市共同でやったこともございまして、何とか防府の方は大変今、熱心でありますので、終点の方のですね三田尻のあの周辺はかなり整備が進んでおります。残念ながらまだまだですね、この具体的には歴史の道とはちょっとかけ離れたような道の部分、歩かなければならないところもあるわけですが、そういったところも含めて、整備を、物理的な整備とともに、そういった行事もですね、考えていきたい。まあこういうことで、現に今、やっているところであります。3市の連携を強めていきたいと思います。

 それから、いま一つ、この国体の効用を図るという観点から柔道の関係で阿武教子選手のまあいろんな意味でこの記念品をこの展示してはどうか、まあこういう話であります。記念品の提供がいただけるのであれば、私どもとしては喜んでこの今、ニックネームの萩武道館、あるいは体育館。体育館には既にまあこのいろんな朝日駅伝優勝のトロフィーとか、そういったものの記念の盾、トロフィーが並んでおりますが、やはり武道館の方がいいのかな。あるいは柔道の会場は体育館でありますので、そういうことでまあ議論はしておりますが、いずれにいたしましても、どういうものをこの提供いただけるのかによりますので、まあそういったものについてもし了解をいただけるのであれば、喜んで展示に当たりたいと思います。よろしくお願いをしたいと思います。

 それからもう一つ、こういったものを契機に一つ大河ドラマの誘致ということも考えてはどうかということであります。今現在、この毎日曜に、篤姫をやっておるわけであります。天璋院篤姫、あたかも天璋院篤姫がすべて明治維新をやった、裏舞台を工作した、江戸が大火にならなかったのは天璋院篤姫だ。と、こういう話でありますが、まあ確かに歴史的な事実は一部分は確かにそのとおりでありますが、あのドラマを見て、皆さん本当にあれが歴史的な事実であるかということはおかしいなと思われるのもたくさんあるんですね。ああいうふうに発信しますとあれを見た子供たちは天璋院篤姫というのは大変なものだ、萩なんて全く関係なかったんだなと、こういう話になります。明治維新はそもそもの一番根源的な部分はですね萩が担ってきた。萩藩が担ってきた。こういったことがわからなくなっている。

 これは大変恐ろしい話でありましてですね、このなぜこういった大河ドラマが萩ではできないか。そもそも明治維新の資料提供はできないからであります。明治維新の関係の資料一体どこに頼めばできるか。萩博物館ぐらいしかないわけであります。大学、山口大学、県立大学。そこにそういう専門家も少ないし、資料館もない。毛利博物館はなかなか、文書館はですね専門家がいない。こういう話であります。鹿児島県鹿児島市はですね、そういったものがふんだんにあります。いつでも対応できるような体制にある。

 こういったことから、もしくは、むしろですね始まっていかなければならないんでありますが、そんなこといったら、百年河清を待つような話でありますから、何とかこの大河ドラマといいますか、そういったもの今、私どもはいろんな映画の関係は幸いこのフィルムコミッション努力をしております。

 まさに観光課がまさにフィルムコミッションの事務局になっておりまして、この一夜に咲く花、これは来年5月にクランクインしますが、松陰先生の野山獄での映画であります。そしてまた、再来年のまあ龍馬伝、これもロケが萩市に近日中に入るわけであります。またこれは時代物とは違いますが、陽先生のこのお話もいよいよ映画化が決まっているわけでありますから、そういったいろんなものがあります。

 ただし、何とかですねこのそういった大河ドラマということに焦点を当てるのであれば、しっかりした脚本を用意をしなければならない。どういう人物をどういう形でやっていくかということは、少しこの萩市の識者がですね集まって、そういう協議会なりですね推進をするこのグループをつくらないといけません。それぞれ鹿児島でもいろんな今ですね、努力をされてきているわけであります。まあそういうようなこともぜひそのときは市議会からもですね、アイデアをいただきたいと思います。今、この萩の出身者でおもしろいストーリー、大河ドラマになるのはたくさんですね、長州ファイブなんて大河ドラマに一番なりやすい。ただ吉田松陰先生はなかなか、大河ドラマの圧倒的な視聴者は女性でありますから、女性が出ない大河ドラマというのはなり得ない、とこういう話もいつもNHKから言われておりまして、なかなか難しいんです、松陰先生はとこういつも断られてしまいますが、何かそういった意味でですね、この女性も含めた視聴者が本当にこの歴史がわかりですね、この人生にこう何か教訓を与えてくれる、喜びを与えてくれる、そういったドラマができないか。こういったことは少し本格的に協議会を設立をしてですね、商工会議所あるいは観光協会、あるいは歴史のプロの方を含めてですね、ちょっとそういったものをいよいよ本格的に考えてみたい。そのときにはぜひ議会も御協力をいただきますように、よろしくお願いしたいと思います。

 NHKの大河ドラマ、大体3年先ぐらいまでもう決まっておりますので、相当後になりますが、そういったような努力もしてみる必要がある。今までやろうやろうといいながら、結局だれもやらなかった。まあNHKの人とはいろんな意味で接触はしておりますが、やっぱりこの脚本をという形で具体的にですね、オリジナルな原本を持って、脚本をだれに書いてもらうかというところぐらいまではですね、ある程度お願いしていかなくちゃいけないと思います。まあそういったことも頑張っていきたいと思います。

 花いっぱい運動については、まさにおっしゃるとおりであります。この花いっぱい運動。今、この花と緑のまちづくり推進協議会、萩は一生懸命頑張っております。決して花だけではなくて、緑、街路樹を含めた緑をですね合わせて運動していきたいと思います。

 国体に合わせることはもちろんでありますが、国体に合わせた一過性のものにしたくはない。萩は観光のまちでありますから、一過性になることのないように。もちろん焦点は国体に当てますけれども、かつての昭和30年代のあの国体のカンナがまだ残っておる。今、御指摘のとおりであります。そういうようなことで一過性にならないように、コース外もちゃんと残っていくような形の花いっぱい、花と緑のまちづくりを推進していきたいと思うわけであります。

 それから、消防の話でありますが、まあ消防について、いろいろ具体的な設問をいただきました。そもそもの出発は平成18年の消防組織法の改正であります。どうしてこの改正案が出たのかというのはよく、本当にこの経緯がわからないけれども、察するところこれは財政のこの改革といいますか行政改革的な、いかにも都市部のですね、あの連檐している地域で次から次へ消防本部がある。本当に5分か10分で動ける。そういうこの都市部の平坦なところの30万構想ということだろうと私は思っています。

 そういったものをこのある程度まとめていけば、行政の効率化になる、財政のですね改革になる、こういう発想になると思いますが、あれは都市の発想でありまして霞ヶ関の発想である。地方から見たときに、そういう同じことをですね、全国に押しつけることはどうか、まあこういういろんな思いを強くしています。

 この山口県ではそういう国の方針に従って、4本部制ということで一応、このまとめられました。しかし、このまとめ方もですね、あの消防法の改正に当たっては、組織法の改正に当たっては市町村のこの意見を十分聞くということを付帯決議でですね、衆参ともにですねやっているわけであります。それを一方的に話を聞いた。聞いたからこれで終わりですという、こういう話だったもんですから、市長会も異議を唱えたわけであります。議論も十分していない。一方的な説明をしてそれで終わりだというのはひどいじゃないかとこういう話でありました。何とかですね、その今まだ結論というまでに至っておりません。

 私どもはむしろ中途半端に四つや五つ、三つということよりも、県で一つでまとめて本部を開く。実際問題として今、防災ヘリとかあるいは自衛隊との連携とかこれは県レベルでやってもらっているわけでありますから、まとめて一つ。そしてそれぞれの地区の現在の消防はそのまま生きるような形の消防本部体制、まあこういうようなことを言っているわけでありますが、なかなかまだ意見の集約まで至っておりません。

 各県におきましても今、35県のうち10県ぐらいは県一消防、まあこういうことで意見になっているわけであります。なかなか各県におきましても、島根県、鳥取県、岡山、広島、これもさんざん皆議論をやっております。なかなかまとまらない。都市部のこの考え方でこれを全国に一律に律しようとすること自身ですね、もう少し地域の実情を考えてもらうべきだろうと。

 今、山口県の案では、山口に本部を置くということです。山口に本部であれば、県一と変わらないわけですね、私どもと。あの雪が降れば凍結をすれば一体どうなるかという話をやっぱりしっかり我々は議論すべきだろうと思います。

 やっとこの一部事務組合の消防体制から合併によりまして、この常備消防と消防団とが一体になる。萩市でそれがちゃんとですね、決定できるようになりました。一部事務組合だと、それぞれの市町村とこの決定するその一部事務組合が別の組織になるわけであります。これは萩にいろんな問題が残ったわけであります。ちゃんとした責任を持って、例えばこういう議会で、ちゃんとですね、物事が議論される、決定される、こういったことにならないと、ある意味で無責任体制になると思います。私は自身がこんなことを言うのは非常に心苦しいんでありますが、後期高齢者のあの連合はまさにそうなんでありまして、私自身が代表してこんなことをいうのはまことに失礼千万でありますが、いや本当に心からそう思います。やっぱり責任を持ってやるという自治の根源だろうとこういうふうに思いますので、ぜひ御理解をいただきますように。

 決して反対のための反対そういうことじゃなくて、何とかまとめたいという気持ちは強いんでありますが、消防についてはぜひ御理解を賜りますように、よろしくお願いをしたいと思います。

 それぞれのこの機能の低下、あるいは職員のこの意識の低下とかいろんなことを今、おっしゃいましたが、まさにそういった点も議論になっているわけでありますから、御理解を賜りますようによろしくお願いします。

 まだ教育長の答弁が残っておりますので、時間をこれでやめさせていただきます。終わります。





○議長(青木賢次君) 教育長。

  〔教育長 岩崎 肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 時間がもうほとんどありませんけど御勘弁いただきたいと思います。

 世良議員より次代を担う子供たちの育成についての御質問をいただきました。できるだけ短く簡単にやりたいと思います。随分考えておりましたけれども、とてもしゃべれませんので御勘弁いただきたいと思います。

 議員が申されましたように、少年による信じられないような悲しい事件や、大人による無差別な殺傷事件が報道されるたびに驚きと悲しさといたたまれなさを覚えます。

 先日11月18日に文部科学省は昨年度の小中高校生の校内暴力の結果を公表し、報道されました。それによりますと、小中高生の暴力が全体として18%増加した。なかんずく小学生の暴力行為は約全国で5,200件で前年度比の37%増加したと報道されました。子供たちが、最近の子供たちが全部じゃありませんけど、感情がうまく抑制できずに急に暴力を振るうなど、学校現場がその対応に苦慮するケースが広がっていると新聞にも論じられておりました。

 多くの学校では、知徳体のバランスのとれた生きる力の育成に取り組んでいます。知とは知育、徳とは徳育、体とは体育を指します。武道の世界では、議員も申されましたように心技体という言葉がよく使われます。お尋ねの豊かな心の育成は、知徳体の徳を指し、心技体では心を指すとこう思います。心の豊かな人は人から好かれ信頼され尊敬されます。そしてその人の周りに多くの人が集まると、こういうふうに言われています。豊かな心とは、どういう心をいうんでしょうか。心というのはなかなかわかりません。

 しかし、身近な言葉で私なりに表現しますと、素直な心、あるいは正直な心、まじめな心、優しい心、あたたかい心、思いやりのある心、勇気ある心、正義ある心、協力する心、我慢する心、感謝する心、助け合う心、命を大切にする心、ものを大切にする心、まだまだたくさんありますけれども、時間がありませんのでこのぐらいにしたいとこう思います。

 豊かな心は今、申しましたように、実に広くて深く、たくさんの言葉で身近にも表現されます。豊かな心の育成は学校においては、週1時間実施される道徳の時間をかなめとして学校の教育活動全体を通じて実施されていますが、子供たちに豊かな心を育てるには、学校教育で極めて重要でありますけど家庭地域社会の連携協力がなくしては本物の豊かな心は身につかないと思います。

 いみじくも議員が申されましたように、学校においては、家庭地域を巻き込んだ取り組みが必要だと思います。余り時間もありませんので、具体的に最近のことを、事例を申しましたらと思いますが、先月11月26日の木曜日ですが、萩市立田万川中学校で、地域に開かれた心に響く道徳教育の推進という研究主題のもとで研究発表大会が行われました。広島、あるいは益田方面からたくさんの参会者があり、盛会裏に終了いたしました。まさにこの研究大会は時宜を得たもので、この取り組みについて少し紹介をしたいと思います。

 平成19年度20年度の2カ年、文部科学省の指定を受けた道徳教育の発表であります。中身は、学校家庭地域社会や相互に連携共同して、命の教育を創造していくものでありました。私たちは、このように尊い命を授かり、誕生しました。皆さんも私も同じであります。この命も限りある命であります。いつかはだれもが死を迎えます。そして受け継がれる命へと続きます。命は親から子、子から孫へと受け継がれていくものであります。

 当時の2年生の学級で公開授業がありました。命をつなぐという資料を使った授業でありました。アメリカで心臓の手術をされて帰国された母親がゲストティーチャーとして招かれました。一方、アメリカに手術に要する多額の費用を捻出するために、活動されたもう一人のゲストティーチャーが招かれました。そして、担任の先生と3人で授業が展開されました。多くの参会者、私も目頭を真っ赤にしてこらえるのに精一杯でありました。涙を流しました。授業を受けた生徒一人一人が、私がじっと顔を覗き込みましたけど、自分の胸に命の尊さや、命の大切さ、そして命を大事にする大事に守ることや支えることのいる人の大切さをしっかりと僕は受けとめたように思います。胸に、のどに、ストンと落ちるものがありました。豊かな心の育成は、道徳の授業で行う資料に基づいた座学も大切ですが、具体を通した体験活動が子供のこころに強く焼きつくものであります。

 まだまだ一杯述べたいのでありますが、多分しかられますので最後に締めくくって終わりたいと思います。

 豊かな心を培うことは、人間の生き方、生き様、ありようの本質が問われる命題であります。私も含めて、私たち大人がまずもって子供たちのお手本になるような豊かな心の持ち主でありたいものと考えます。

 終わります。





○議長(青木賢次君) 世良議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 3時07分休憩

────────────────────

     午後 3時20分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位10番、近江議員。7番、近江議員。

  〔7番 近江郁宣君登壇〕





◆7番(近江郁宣君) 残すところ今年もあとわずかになりました。皆さんもいろいろと気ぜわしい時期でもあると思います。2日目の最後、非常に皆、お疲れでございますが、しばらくの間のおつき合いをお願いいたします。

 それでは、1番の道路の問題でございます。道路行政に入りますが、今年も最後の質問になりますので、萩市を取り巻く全体的な道路は皆、必要ですが、その中からぜひ必要なそからやっていこうと思います。

 一番大切なのは萩市民が日夜本当に毎日使うのに必要な道路。これが191の大井の土井からわしがいつもいう吉田につなぐ道路です。市長は前回、これは北浦の高速道路が通るので、それまで待てばというような御返事でありましたが、ここはどっちみち、私がどんな計算しても、その道路が大井に下がり込むようなことは私はないと思います。きのうも大井のあの問題の橋で大型トラックが事故をやりました。これでしばらく交通が麻痺した。まあそういうふうなちょっとした事故があっても、ぱっと血液がとまるようなのですから、人間の体にしたら動脈がとまると大変なことが起きるんですが、そういう道路であります。火災が道路のへりで1件あっても交通がぴしゃっと止まります。台風がきてもとまる。地震はいつくるかわからない。そういう道路。先ほど世良議員のときは、国体に対しての道路でございましたが、これは一番身近な萩市民の動脈筋であります。だから今、お願いして道路ができるまでちょっと待とうかとか、待ってくれとかいわれるような問題ではないのであります。これは何としても皆さんも一緒に力を合わせてやらにゃならん。やってもらわにゃならん。これは萩市民の本当の気持ちと思います。

 それから、その次は、萩小郡道路でございます。まあ取りあえず、真名から絵堂こういうふうにできますが、私は前々から言うように萩市民のほとんどの方が萩小郡といえば新山口駅の新幹線口に行くのが普通の交通の一番大事な通路でございます。それを真名で最初からとめて、真名から高速料金払って柳田まで行って、柳田で降りて新幹線口まで行くというのが今の構想でございます。ですから、それだったら、大田から車を、線路をはずして昔の今までのとおりの道路を行った方が、時間は早いし、お金が要らないということになるわけであります。だからこれはそこをつくってから、その次にやるような道路というものは今日言うたから明日できるというもんじゃありません。ですから、今から言ってもどっちみち10年かかるやら15年かもわからん。言うことだけは早目にこういうものは言っておかないと、せっかくできたものがいきもいかないというか、市民には満足感を与えませんということであります。

 それから、その次は有料道路の無料化でございます。これは私なりに考えますと、何でもいいから金を取ってもいいから早くつくってくれとつくらせたものだから、なかなか本当いったら難しい注文と思います。私が一番懸念するのは、これを無料化したら、要するに萩小郡の262の路線を県、国が振り替えるんじゃないかという懸念があるので私はもろ手を挙げて賛成ができませんでした。そういうことは絶対ないという何も保障はありません。毛利公が最初に萩に住み着いて、四方八方どちらも向いても垰を越さにゃいけんような町では町が発展しない。私がいつも言っていますように、交通網が充実した町、村でないとどんなところでも発展しない。というのが私の論理であります。ですから、前々から言ってますように、あの川上山田の石油スタンドから真っすぐに萩に向かったら突き当りがすぐできますが、あそこからトンネルで霧口沖原辺抜いたら、川上、明木の方に対しては最短距離で萩まですっと出られます。それを、ほとんど青写真までできていたものが、そんな気なしに有料道路でもいいから早うつくってくれと、こんな垰を越さんにゃいけんような道路をつくったわけです。これからの21世紀の道路というのは、あねえなった垰をね、まあ自動車の乗る人はガソリン使うて走りゃ上がりますけれど、まあできるだけろくで自転車やリヤカー軽くいけるような道路をつくらんにゃ道路のうちに入らんのじゃ。正直言って。萩小郡道路でも本当のこと言ったら私は議会は入りだちからトンネルで抜けトンネルで抜けと言っておりましたが、理想的なことをいえば、今の明木の旭村の小学校の前まっすぐ上がったとこから、すぐ山へつきあたって、あそこから入って小郡の柳田へ抜けば、もうそれこそ20分台で萩小郡線はつながるわけですが、まあそれがまあ、はあそれはそれでえーですから、真名からこの新幹線口へ通す長谷のインターへつなぐということが、今からお願いしておかなきゃいけないというふうに思います。

 それから、その次は今、萩川上道路が今できよりますが、これも今、テレビや新聞でやっておりますが、滋賀県、それから京都、大阪、三重のこの4県の知事さんたちがお話をして、もうあの大津市の大同川のダムはいらない。ダムというのは、その洪水が出ていけんからでしょうが国の考えらしいですが、それやったらその何分の一か金をかけたら、下の土手をちょっと高うすれば済むことじゃ。ダムをつくるためにいろんな生物がこの被害に遭う。まあ阿武川がええ例です。ダムができたから確かにあの萩市には洪水害はないようですが、川もあるいは皆変わってきておりますから、思いもせんあの草がはびこったり、おらにゃならん魚がおらんようなったり、もうゴリでも余りおりません。昔はゴリがゴリ汁が炊けるぐらいおったんですから。

 そういうふうに、もう余りためにならんことは金をかけちょっても考えを変える時代。だからあの立野から椿瀬にこの虹を渡るような山を削ってつくった道路は、私はあれは要らない。今までかかった経費はもう捨ててしもうて。立野から目代までぽんと抜けばわずかなトンネルで行けるわけですから。今あそこまで行ったものが行き先がないから橋をかけて霧口に渡ろうか、川は深うてやれんし、上はいらやー山は崩れるしで、今の道路では行き場がないわけです。何であねえな先行きの見えない工事をやったんじゃろうかと。何で立野から目代まで抜く考えはしなかった。福萩林道の福井の紫福のあのふくふくトンネルですか。もうあのぐらい抜くつもりじゃったら目代へちゃんと出るんです。何でそれやらんかったんじゃろうか。だから今の道路はもう捨ててしまった方がいい。このダムのニュースを聞いたときすぐ思うた。あねえなむだなのー道路つくって学生はあねーな虹みたいなところ自転車で行かれんからやっぱり旧道の方が通いよる。そんな道路今つくって何する。だから取りかえた方がいい。というのが私の説であります。

 なかなか勝手なことを言いますので、市長としては少しまた血圧上がったかもしれないけど。道路は、まあ考えれば考えるほど難しい。今の時勢では世の中が随分低下してしまって、萩市にも県にも国にもお金がない。ない袖は振られん。よくわかります。だけど今の言う大井の土井から吉田へ抜く191に抜く道路は何としてもやらにゃ、本当にあの動脈の、血がとまった人間になって、あの死んでしまうようなもんです。これだけは何としてもやらにゃいけん。特にこれはどう考えても、いつも考えてあそこ通るとき思うんですけど、皆さん通らん人あんまり感じんかもしれんけど、実際あれほど大事な道路は僕はないと思うてる。身近な道路ですよ。

 それから、まあ有料道路、それまた三隅の道路があそこに萩駅の向こうで、椿であの重なりますから、それから上は、私が昔から言っておった椿橋ですが、あれは下に取られたんで今度は新大椿橋と申しますか。その橋をあの上にかけて、そして田床のふもとを通る。そういう僕は計算でなけんにゃどうもつながらんような気がするんですが、そうすると、いつか皆さんの前にあの東光寺松陰神社前の辺の交通の緩和に地図を書いて差し上げたことがございますが、あの辺のコースになると思うんです。そうすると、今の吉田の駐輪場の方へ下がります。そうすると、道路がこう191から萩篠生線。9号線につながる道路。ほとんど大事な道路ができあがるんではないかなあというふうに感じております。

 時間がだんだん切迫しますので、第2の観音院の方のお話に入ろうかと思います。

 これは萩市民の方が普通あんまり気にとめないような問題でもありますが、私も最近だんだん耳にいたしまして、あの実際に見に行きました。どんなものか。で、見てから驚くようなことでございますが、まあこれは萩市の宝であります。中国5県の岡山、鳥取、島根、山口、広島その中で、大体観音様が33カ所ございます。その中で、萩市の玉江浦の観音院がその中で第21番所に定められております。今は自動車時代になったので、バスで参りますが、それまでは要するに汽車です。玉江駅まで私はよくわからなかったけど、玉江地区のお年寄り方が皆お話しておられる。昔はのんた、あの玉江の駅からこん棒杖でぞろぞろぞろぞろ広島、島根の四国からも九州からももう絶えずお参りがありよったと。それがだんだん時代が変わって、今はバスがある。でも玉江の浦には湾を埋めましたのでバスが入る。これには現在は約年間に20台から30台ほどは来ますでの。というぐらいにやはりあの相当なあの信者があるわけです。

 この観音院は、西暦1603年につくり上げた、できたものというふうに言われておりますが、江戸時代ですね。この正保時代から寛文年間に指月山の城内に、洞春寺というのがありますが、これの末寺となり元禄年間には、洞春寺の役寺となった藩主毛利宗広6代、それから重就7代。治親8代。これは観音信仰に大変厚く、大変な寄附を多くされよったというお話が残っております。

 あと、観音院が毛利公との特別の関係にあったことがわかりますが、萩市には七つの観音堂がありますが、その中で、第1番の札所になっております。これも明治維新以来、毛利公がこれを手放され、玉江地区の方が今度後を盛り立ててきたようでございますが、この観音院は観音様は、海上の守り神であり、また、萩城址の天守閣から眺めると、ちょうど南の方角の山の中腹にあるわけですが、まことに当時のずっと代々のお殿様、家来たちも皆、崇拝をした寺となっております。

 それ以来、昭和30年ごろから56年ごろまでは玉江浦の漁業が大発展したわけですが、大体あの観音院の下までは海だったそうです。昔は。それがだんだんだんだん埋めて、ああいう部落ができたわけですが、この30年から56年ぐらいの間には、大型船が85そうから86そう、30トンから60トン、これは支那海の方まで。

 そしてたくさんの魚をとって帰って、そのころは萩市にも大きな経済効果をしたわけです。越ヶ浜と玉江っていうたら、もうフグ縄で恐ろしいほどお金が入ったもんです。当時は越ヶ浜の若い衆が。学校卒業したばっかりのが、はあ家を建てとる。それぐらいに素晴しい活性化したときがあったわけですが、それ以前、まあ地球温暖化の関係というかとにかく、この日本海の海の水が暖流と寒流の流れが変わったんじゃろうて。萩の浜にでもとんでもない魚が上がってみたり、いわしがとれんにゃならん時期にいわしがとれん。魚の動きが変わってきたんですね、だんだん。熱帯魚がとれてみたり、そのように非常に。

 またその現在の玉江の83歳から85歳ぐらいの方の昔の船頭さんの話聞くと、わしらがのう若うて頑張るころにゃあの探知機じゃレーダーじゃいうのがないから、あっちの山見て見当立て、こっちの島見て見当立てて、日が暮れたら空の星を見たり月を見たりして見当立てる。よう時々たたかんにゃならんようなラジオ持ってのう、それで行きよった。で、時には大きな台風の災難に遭うて、もう船の枠は皆飛んでしもうて、船板だけになって15日間漂流して、やっと対馬に着いたって言ったかな。そのときは、わしは沖で観音様に願うて助かったと、まあこういうようなお話もされます。非常に崇拝者も多いですが、まあこの帰ってみたら自分の仏壇に灯明が上がっちょったと。おれは生きて戻ったそにから。灯明が上がっとったと、まあこういうお話もされます。で、現在となっては、非常にその収入がない。それこそ年金暮らしの方ばかりです。

 現在は門徒が大体80軒ぐらいあるといわれますが、年金暮らしで、このウン十万円も金出すと大変じゃいのう。私はあの寺を行ってみて、皆さんが道路で自動車で走られても見られてもわかりますが、瓦がずっと出とるところが皆、風でへげて赤泥が出ております。で、下行って拝むとよう用心して拝まんにゃ、上から瓦がかんと落ちそうなぐらい、もう古びておりますから、これは何としても萩は観光立市というからには、また、あの遊覧船で通るときには第一番のせりふで、あれを褒めんにゃ。萩八景の中のあれ一つに入っておりますので。これは何とか萩の文化財にするとか、何とか銘をつけてでも守っていく。

 あたしは今のあなた方皆さんも一緒ですが、義務があるような気がするわけであります。そうして、あの急激な石垣の坂が、男坂に女坂ちゅうのがあるんですよ。そして、あの一番前の角に灯篭が1メーター50ぐらいあるんですかね。あの灯篭が玉江の漁師が発展したあの明かりでありました。今は灯台ちゅうもんがあるけど、昔はあねえなものがないから、ずっと夜月の明かりと星の動きで見て、おお、あに明かりが見えた。あれがへじゃあ玉江でよ。というので漁師が戻りよった。まあそういうお話も聞いちょります。非常に海の守り神でもあった。私の判断でひょっとしたらこれは毛利水軍の元祖かもしれんのうと思うてみたりするぐらいに、まあ古びた大したもんであります。今のうちに修理しないと、これはあれを崩したら、本当に萩の宝、財産を失うことになると、かように思うわけであります。

 市長もない袖は振られんで、大変きついかもしれませんが、あらゆるところから、節約して、何とかそのぐらいひとつ振り出して、きのうかおとといのテレビを見ましたが1円の節約は1円の儲けというふうに言っておりましたが、まあそのぐらいの気持ちでほかのところは節約してでも、そういうところに投入してやっていただかんと皆さんもひとつその点については御協力のほど、お願いをいたすところであります。

 時間の関係上、この辺でおかんと思いますが、これで第1質問を終わらせていただきます。どうぞ市長ええ返事をよろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま近江議員から道路の話と、そして今回は文化の香り薫るその観音院の話を、しかも今、玉江の歴史を踏まえてですね、私ども知らない話も御紹介いただきましてありがとうございました。

 まず最初の道路の話でありますが、道路につきましては、かねがねこの近江説、提案をいただいておりました、旧椿大橋、今また新たな提案で新椿大橋でありますが、それを通って中津江をくぐって、そしてこの吉田を経由して相崎この大井に抜けるという道路の話であります。これはまさにですね、そのとおりに今、東道路が組まれようとしているわけでありますから、近江説が、まさに今採用されつつあるわけであります。これが10年たってとてもじゃないと言われるかもしれませんが、今、かなりこの前向きに対応いただいております。

 と言いますのは、まさに今、御指摘ありました大井橋、あれはもう国道としてはですね耐え難いこの狭隘なものでありますから、すれ違うことができないんですね。大型車両がすれ違えないような橋というのは191幹線道ではないわけでありますから、これは危ないということ。そしてまた、火事やこの防災の関係で、もし火事があればですね、前面ストップする。あるいは越波して波がですね、ちょうど越ヶ浜大井間のこの台風のときはですね、特に日本海側に台風の目がきたら、必ず越波するんですね。全面交通禁止になります。そういうようなこと。

 そしてまた、小畑のこのちょうど中小畑のところのR45というですね、非常に直角に曲がったような交差点。角ですね。まあこういったところもあるわけでありますから、今、一応、その萩三隅道路ができて、あの椿のところで終わります。一応ですね。そしたら直角にまた曲がるんですね、直角に曲がる道路というのは本来おかしいし、この萩のバイパスという機能からいいましても、ざっとこの長門からきた車が、あそこからまた市内を通ってですね、またその小畑を通って越ヶ浜を通って、これはバイパスの機能じゃないんでありますから、何としてでも急いでくれ。これを今、これはぜひ議会からもですね、またいろんな意味でこの今、陳情し、一応ですね、これはやるという方向になっておりますが、ただ、道路財源等の話でありますので、これ予断を許さない。まあしかし、内々にですね、内々の話をここでしちゃいけないんでしょうけど、内々一生懸命努力をいただいております。

 したがって、この萩三隅道路が椿で終わる。平成23年に終わりますが、その後にですね、そのそこで終わるんではなくて、引き続いてこの新椿大橋、そしてあのトンネルを経由してですね、どうしてそのじゃ萩篠生線とどういうふうな形で交差をするか、まあこういう話がありますが、まあいろんな課題がありますけども、まさに吉田を通ってあの周辺でですね、大井橋をうまく迂回をしてですね、その191につなぐっていう話でありますが、まあこれがちゃんともし構想通りいけば、近江説が採用されたと同じことなんですね。かねがね大変こう道路については、我々が及ばないような発想をされますので、私も本当に結果的にはびっくりいたしました。

 ただ、白馬のトンネルだけはですね、これはちょっと余り、このこれだけ、大体そうですね100億近くかかるんですね。これをつくってくれというのは、私はなかなか言いにくいわけですね。いやいやまあ、その。で、一応、そのまあ有料が無料化しますと、262がですね、この変えられるんじゃないかという話があります。

 私どもの気持ちとしては今は変えないという、県はあるいは国は言っていますが、例えば490を一つ考えていただきますと、490の整備が遅いもんですから、あの今、マップがあるんですね。道路マップが見ますと国道マップなんですね、大体。で、萩に行くにはどうしたらいいか。490を通っていきますと木間を通って行くことになるんです。今度は260が残りまして、こちらの今、有料がですねこれが萩秋芳線です。県道であります。県道秋芳線がこう。そうすると、また国道のマップがですね、だあとこうなってしまうんですね。今、一応国道マップは有料入ってます。入ってますが、惜しむらくは490との連絡のところはですね、空白になってますね。そういう話がありますが、当面は262はですね、この変更することはしないと、こういうふうに言われています。

 したがって、将来はどうなるかという話はそこまでわかりませんが、無料化によりまして、この確かに垰を通ることになりますけれども、まあ確かに自転車の乗る場合は大変これは坂道上がって下ってと大変だろうと思います。まあしかしあの、そういう自動車道ということでありますから、ぜひ御理解をいただきまして、一応、この有料道路無料化する。

 まあ白馬のトンネルの話は私どもからですね、市からまあそういう要望を出すということはなかなか難しい。というのは、無料化の今、話をしてて、一方で萩東道路もしてるわけですね。そしていま一つは、萩川上線を早くやってくれ。これは川上の皆さんの、ある意味合併のときの約束事項でありますから。まあ今ある道路はもう要らないとかいう話はですね、抜きにしまして。今ちょうど土砂災害であれが不通になっております。なかなか直りません。何とかですね、急いでもらって、そしてこの中津江へ抜けるこの道、まあそのあたりもこの早期にやっていただきたい。まあこういうお願いをしているところであります。

 そしてまた、当面の迂回道路としては、羽賀線をですね、今、活用をして工事を始めてます。まあ何かあったときにとにかく迂回道路がいる。だから一応、東道路を急いでくれということで、これが長期的な意味ではですね、長期ではなくて短期中期、そのあたりで頑張っていただこう、まあこういう話であります。

 これは力が一つにならないと、絶対にできません。議会も挙げて、そしてまた私ども行政のみならず経済界、あるいは地元の皆さん挙げてですね、いらない道路はこれはそこは必要ないとか言われるとですね、これはみんなばったり倒れてしまうので、力を一つにして要望していけば、必ず実現します。現に萩三隅もですね、この明石で、三見で終わろうとしたんですね。三見で終わろうとしたんです。国はもうやらない。それを議会と私ども行政と、そして皆さん力を合わせて、みんなやったから動き出したんですね。ぜひ、あの元々の近江構想がですね、まさに実現するわけでありますから、ぜひ力を貸していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それから、萩小郡のまあ総仕上げでありますが、確かにこの真名で中国縦貫に結びついたら一応これで終わる、一応のですね一応終わる。そして実は中国縦貫を通って、今度は宇部山口小野田自動車道に結んであそこの長谷のところへインターで降りる、まあこういう形になるんです。ただ有料のお金が要る、こういう話ですから、そんなお金だったら払わないとこういうふうに言われるかもしれません。

 まあしかし、山口に行く道路、もう高速でそのまま行けるわけでありますね。そういった意味では真名というところにとまるということ、まあ将来はですね、小郡の方に直結して何か援助をしてくれ。まあ高速道じゃなくても一般道でもいい。こういう話は言えるかもしれませんが、今、ちょうど真名からですね、絵堂までの話がまだとまっているわけでありますから、何とか23年までこういう話でありますから、そこでまた新たな要求はですね、しますとまた混乱をします。

 したがって、今、一応この県、あるいは国サイドの話は中国縦貫を経由して、そして山口宇部小野田自動車道をですね通って小郡で降りるようになっていますから、まあそこを今、活用する。まあ将来の話はまた将来、こういうことで、ぜひ御理解をいただきますように。あんまり要求をですね、拡散しますと萩は一体何を考えているんだと、こう言われますので、ぜひ議会の意見もまとめていただきまして、将来にまあそういった夢といいますか、いずれにしても、宇部のサイドはですね、あそこで終わらないでくれというのは宇部の方の要求なんですね。何とか結びつく、まあそういうような話も今いろいろ議論されています。道路の話はそういった意味でですね、このまさに道路についての我々が及ばないような大変高邁な、この近江哲学で、今まで言われていました。その通りになりました。私どもやはり、地球を見る目がなかったのかなとこういうふうに思っております。

 その大渡と結ぶ道路についても、そういった意味で今、とめております。なぜかと言いますと、萩東道路がどういうルートになるか、ということと、東道路をつくれば、当然補助道路ができますので、工事の補助道路をまた県道や市道にして活用する。こういったことも含めて、やれば手戻りはない。まあこういうことでありますので、ぜひ御理解を賜りますように。

 次に、観音院の話であります。観音院の話は今、歴史をるる御説明いただきました本当にあのそのとおりであります。これはそもそもの歴史から言いますと、この大同年間ですから、9世紀であります。9世紀に初めてできて、何回も消失をして、今おっしゃったように江戸時代の後期にですね、今の建物ができた。これがどうしてこの文化財に指定されないのかという不思議でありますが、なかなかまだ新しいとか何とか、いろんなことを言われておりました。文化財に指定されない限り、まあ宗教法人のこういった社寺仏閣のたぐいは、なかなかですね、この私ども市の方から支援ができない。

 どうするのかというのは今までいろんな議論をしてきました。で、とにかくもうこのまま放置すると恐らく次の台風で壊れてしまう。間違いなくですね、瓦は落ちる。で、ちょうどですね今いろんな運動をしてまいりましたが、歴史のまちづくり法案という法案が、この11月に施行になりました。この法案はまさにですね、萩のように歴史のまちづくりをしているこのいろんなまちおこし、まちづくりにですね、のためにつくられた法案でありまして、そこで計画をつくって、今までそういったこの文化財に指定されていないところ、まあそういったところでもこの重要景観建造物ということで指定していけば、国から3分の1の補助がいただける。そして、国、市も3分の1を出して、地元であと3分の1を負担をいただく。まあこういうようなことが地元の事業主体、要するに事業主体は宗教法人観音院になるわけでありますが、そういうようなことで、地元の皆さんが御賛意、御賛同いただければ、この3分の2のですね、補助金が出るわけであります。

 そういうようなことで、今、観音院の総代会、いろいろ御議論いただきまして、ちょうど御住職がお亡くなりになりまして、なかなかこの話ができなかったんでありますが、総代会の方もですね、何とか今、力を合わせていこう。まあこういうふうな気概を持って今、臨んでいただいていますので。

 その今、私どもは文化庁、そして国土交通省、まあちょうど今、その歴史まちづくり法案に基づく計画書をこないだちょうど先週ですか、持って行きました。国土交通省の担当局長と、文化財部長に、それを持っていきまして、そして何とか早く認めてくれと、恐らく年明けにはですねその計画の承認、認定をいただけると思います。それを経て、この21から23年度の予算で何とかですね、事業期間を設定をいたしまして、この観音院の、今からこの修理に当たろうとしています。もし来年でもですね、台風がきて、ということも懸念されますが、何とか補強をしてですね、工事に間に合うように、こういうようなことで、今一生懸命努力をしておるところでございます。

 とにかく、観音院というのは、今、御指摘ございましたように、この玉江観音として、大変この大事にされてきました。中国33観音この霊場のまあ一つとして、大変今まで大事にされてきましたし、加えて海の守り神としてですね、このあがめられてきたわけです。まあそういったことで、今までも、この船主の皆さんがですね、ずっとこの修理の費用を出してこられました。しかし、昨今の玉江の状況はなかなか厳しいもんでありますから、今、総代会を含めてですね、地元負担の分を何とかひとつお願いしたい。それさえ整えば、ちゃんと動きます。こういうお約束を今、しようとしているわけであります。その前提条件は、計画がまず認められること。これは間違いなく年明けにはですね何とかなりますので、この萩八景のですね、名所図にも描かれております、萩を代表する景観の一つであります観音堂のこの伽藍とか、この台風でですね、壊れる前に、何とか修理がこのできる。こういうふうに思います。

 いろんな意味で、御心配をされまして、私ども何とかならないかと今まで、なかなかそういうふうな指定もない、重要文化財でもない、史跡でもない。そして個々の文化財という県の指定もない。まあこういうことになりますと、予算的な措置はとれないわけでありますが、そういうふうな計画がもう大丈夫と思いますが、そういう計画に従ってですね、何とか補助金を出していこうとしております。ぜひ今、総代会の皆さんにですね、あるいは、玉江地区を挙げて、これを支援をしたいという、今、機運が生まれつつありますので、そういう皆さんの浄財を集めていただきまして、あとは3分の2はですね、責任持ってこの提供したい。こういうことでありますから、近江議員のですね、今、御提案の線に大体沿った形で解決方向が見出せるんではなかろうか、こういうふうに思います。

 ぜひよろしくですね、議会の方でも御賛同賜りますように、まず計画の話と、それから予算の話と二つございますが、よろしくお願いをしたいと思います。

 はしょって申し上げて、非常に恐縮でありますが、観音院はこの今、萩の残された今、いろんなその、歴史的なこの文化財。例えば、この金谷天満宮の話も、これは斉藤議員から再々にわたって御質問いただいております。今、同じように重要景観建造物という形で位置づけまして、まあそういった形で、中で全部一斉にやりますと3分の1のですね、お金もこれは大変でございますから、順次、優先順位をつけて。まあその中で観音院は放置したら必ず壊れてしまう。瓦が落ちる。こういうことでありますから、最優先でかかりたいと思います。よろしく御理解いただきますように。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 大体わかるんですが、道路の方では、市長があれを今言いよるからこれを言うたらというのは、私はどうもあれがいつも飲み込めんのですよ。市長は萩市のお父さんじゃから、少々辛いことも言ってから、言いにくいことも大小言わんと、そう遠慮したからあそこ言わんかったからつくっちゃるということはないと思うんです。まあいっそ言わんとおっちゃいけん。言うことだけ言うちょいたら、大事なとこから順番にやってもらえりゃええんじゃから。あれをやりよるからこれ言うたら。こんなの何言うちょるかわからんて、そんなことはない。いつもこれだけは、どうもあの飲み込めない。まあこういう感じがいたします。

 それからあの、トンネルが100億超すようなことを言うてから、そねえなかかりゃしませんでありゃあ。あの、国がやるんじゃから市やら県がやるんじゃないから、そんなに、まあ金のことはあんまり考えんでも、本当に必要なところをしっかり力を入れて言うてなら、僕はあの国の仕事としたらそう大きな仕事じゃないと思うんですよ。まあ萩市から言うたら大きな仕事やけど。で、5万6万市民が幸せになるんなら、やっぱりお父さん、頑張ってもらわにゃ。

 それから、観音院の方は大体わかりましたが、本当、行ってみんにゃああれわかりませんけど、あの台風きたら、下の方すぐあの駐車場がありますけど、瓦が飛ぶからあの下の道でもまあ安心して歩かれんちゅうような状態でありますので、何とか早急にできるまでにでも、あのこの軒の方にネット張ったりようしますわあねえ。安全ネット張ったりですね。何かああいうのをちょっとしといたら、間があたるんじゃないかと思いますけど、どっちにしてももう早いとこ手を打たんにゃあ、萩の宝物が消えるというのがわしは感じたから、今回ちょっと立ち上がったわけです。

 これはもう今のお話聞くと、まあ大体地区の方も今日の耳に聞くところによると、きのうごろから、いろいろその組織を立ち上げたということを耳にいたしました。ですから進むと思います。しかし、先ほど申しましたように、地域の方は80軒もある、門徒はあるけれど、あの宗教が違う方もあるし、それからほとんどが年金生活じゃから、売っても金になるようなもの持っちょらんちゅうわけいねえ。じゃから非常にこれつらいことじゃと、言うことですから、できればあたたかい手を一つ伸べて、名前を少し変えてもええじゃないですか。助けてつくるちゅうのが、一番大事と思います。その辺がひとつよろしくお願いいたします。以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 遠慮せずにどんどん言ったらどうか。まあ相当言ってまして、もう萩の市長は言い過ぎだといって、いつもしかられていますが、あの今の話はですね、なかなかこの微妙な話がございますので、まあそういうようなことで、まあ萩のおじいさん、近江さん、水戸黄門みたいなもんでありますけども、まあぜひ御容赦いただきたいと思います。まあとにかく、白馬トンネルだけはですね、これはあんまりあのそこでもし100億じゃなくても50億でもですね、これは県のこの工事になると思うんですね。三桁国道でありまして、262のまあ管理は県がやっております。県にまあトンネルつくれなんて言うとですね、それでなくても今、予定されている県道ですな。あのきのうもいろんな形で県道の話、井関議員からもですね、田万川方面のわずか400メートルの道ですよ。まっすぐな道。トンネルでも何でもない。これができないんですね、なかなか。まあそれほど金がない。ましてトンネルを3キロトンネルをつくれなんて言ったらですね、これは目をむかれますんで、まあいろいろ今、議員の皆さん各地区のですね、いろんな声をお聞きになっておりますので、そういった中で、とにかく今、ちょっと継続しているものができなくなっていますので、ぜひ御理解いただきますように。

 そして、観音院でありますが、本当にこれは萩の宝物でありますから、地元の皆さんのまあ浄財を集めるのは大変だろうと思います。大変だろうと、本当に、大変だろうと思いますが、まあこのあたりについては十分また協議をしながら、御相談に乗りながらですね、何か別途の方法があるかどうか。しかし、とにかく基本的なところ、そういうところで、合意形成がないとですね、一応事業主体は観音院なんですね。観音院に対して補助するという形になっていますので、これは大照院も一緒なんですね。大照院でも今、鐘楼門もやりました。事業主体は一切はその実行委員会という形を取っていますが。まあしかしある程度地元の負担をいただくということになります。

 まあ、したがって、もし何でありましたら近江議員にですね、この中心になって浄財を集めていただく。まあこういったようなことも含めて、私どもも協力したいと思います。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 2番の件はひとつそういう点で飲み込んで、ちょっと汗を拭く感じですが。その今の白馬の件は、前も申しましたように、あのいっそ言わんかったらだめっちゃ。どうしても言うことだけ言うちょかんにゃあ。これが一番最短距離には間違いないんじゃから。それで坂もなしにあれができたら私がいうように、その観光客を萩にひいたら、貸し自転車ですーと行って、もみじの時期には川上のこの方までずうずうずうずう行けるわけです。こねえなそがないから。そういうのはですね、やっぱり長い目でみるとあの阿武川に沿うて通る道はきれいなんですよ。そして今度は長門峡に入ると、まことに岩あり山あり色ありで大変ええとこですから、やはりそれをつなぐと、お客が萩に足をとめるちゅうことは金が落ちるちゅうことですから。まあそういう件で、この大体あれはトンネルで抜けるように前の知事さんのときにはほとんど青写真ができちょったのを、ただ急ぐからこっちつくらしただけ。こっちもろくなそをつくったからええけど、今のこれからの時代にはそぐいませんちゃ。だから言うんです。

 終わります。よろしく。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 同じことを繰り返して恐縮でありますが、今、萩川上線というのはですね、これはもうやろうとしているわけですね。そして今、無料化もこれは県が負担するわけでありますから、それに加えて同じようなこう列で走っているその262のですね、阿武川沿いのところにまたトンネルつくれとこういうのはやっぱりよっぽど厚かましい萩市長と言われておりますが、なかなか私も言いにくいわけであります。まあしかし、お気持ちは十分わかっておりまして、昔、私も長門峡行った、中学校のときですね。あの阿武川の沿いをずーっと自転車に乗って長門峡まで行きました。最近でもちらちらそういう生徒、児童もいるようでありますが、まあトンネルがなくても行きますから、まあ安心していただければ大丈夫だと思います。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。

 これをもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。明日、10日水曜日も、午前10時から会議を開き、一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 4時07分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成20年12月9日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  左 野 忠 良



       議 員  田 中   良