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山口県 萩市

平成20年 9月定例会 09月09日−04号




平成20年 9月定例会 − 09月09日−04号







平成20年 9月定例会



                平成20年9月



            萩市議会定例会会議録(第4号)



                議事日程第4号



         平成20年9月9日(火曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      11番  斉 藤 眞 治 君

      12番  左 野 忠 良 君

      13番  柴 田 保 央 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      19番  西 島 孝 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  諸 岡 皓 二 君

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 総合政策部理事   山 根 道 生 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 市民病院事務部長  中 田 祐 広 君

 農林水産部長    白 神   崇 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 歴史まちづくり部長 伊 藤 富 之 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     中 原 滝 雄 君

 農林水産部次長   大 田 直 志 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午前10時01分開議





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、6番江原議員、22番、藤田議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより、一般質問を行います。

 それでは、質問順位6番、小林議員。10番小林議員。

  〔10番 小林正史君登壇〕





◆10番(小林正史君) 通告に従い、順次質問をしてまいります。

 合併前の萩市では、緑の基本計画が策定され、都市公園の整備、道路の緑化、河川などの水辺、公園や学校などの公共施設の緑化、また住民、企業等の民有地における緑地の保全や緑化に努めてきたところです。先日、藍場川沿いの方より、現在、空き家になっている隣地の生垣についての話がありました。その所有者の方は、1年に一度は庭、畑の草刈をシルバーの方にお願いをされているようですが、生垣までは剪定されてなく、伸び放題でかなりの高さになっており、きちんと手入れをされている隣とのつながりを見ると、非常に違和感がありました。広島市ではこういう管理が行き届かない土地の環境保全、景観保全の観点から、維持管理活動を行うボランティアを募集し、土地所有者、ボランティア、市が協定を結び、ふれあい樹林事業が行われています。また、千葉県市原市では、景観保全の目的とちょっと違いますが、雑草条例を設け、管理不良状態の土地を厳しく管理しております。生垣そのものは私的財産ですが、景観は公、すなわち市民、住民のものといっても過言ではありません。特にまちじゅう博物館構想を持ち、三つの伝建地区、多くの歴史的景観地区を抱える萩市において、景観は重要な財産です。現実、萩市でも、こういった管理不良土地には、ごみの不法投棄が見られ、景観を害しており、防犯上の問題にも関連すると思います。何らかの方策がとれないかお尋ねいたします。

 次に、萩市行政改革大綱実施計画について何点かお尋ねいたします。

 まず、地域コミュティー組織に対する交付金制度が、モデル地域において実施されています。組織に裁量権を持たせ、地域の実情にあった事業展開が行われていると思いますが、その現状と課題、また今後の取り組みについてお尋ねいたします。

 町内会等、運営費補助制度のあり方については、いろいろ疑問の声も聞いています。今後、どのような取り組みがなされるのか、お尋ねいたします。

 次に、男女共同参画について。現在、萩市には法による、あるいは条例、要綱によるさまざまな審議会、協議会が存在しています。そのうち、女性委員の割合はどうでしょうか。計画では、30%以上となっています。実数をお知らせ願います。また、市役所女性職員の管理職登用の実数はどうですか。その数値は県内他市と比べるとどんな位置にあるのかお尋ねいたします。

 次に、財政基盤についてお尋ねいたします。ふるさと納税制度がスタートし、各自治体がさまざまな募集をかけています。市報にも報告されていましたが、これまでの現状をお知らせ願います。また、予算計上されている基金の見通しについてもお尋ねいたします。

 次に、未利用財産、遊休資産の管理についてですが、それぞれリストもでき、検討精査がなされていくと思います。処分の判断基準を明確にされ、情報公開をされることを望むものです。今、萩博に長州砲が里帰りをしております。オープニングの古川薫氏の講演で、下関にある長州砲の話がありました。フランスの博物館との話し合いで、この長州砲と毛利の甲冑と相互に無期限貸与の協定がされているようです。未利用財産活用のヒントになればと思います。官の計画性と民の機動力、両方の長所を備える組織、すなわち行政機関第一セクターと民間第二セクターが共同出資して設立した経営組織体が第三セクターです。萩市にも該当する法人が何社かあります。会社によっては、行政からの収益に依存した法人も見受けられます。このままずるずると経営を続けると、必ず市財政に影響を与えかねません。支援の上限を設ける、期限を区切る等の措置が必要と考えますがどうでしょうか。

 行革実施計画改訂版の中で、各法人の職員数、給与情報を公開するとありますがどうなっていますか。

 次に、市民病院についてお尋ねいたします。議案質疑で答弁がされましたが、私も病院経営に対して非常に不安を持っております。入院患者数、外来患者数が増加しており、また、他会計より多額の繰入金がつぎ込まれてもなお赤字が出て、累積欠損金が10億円を超えています。これだけを見ると、市民も我々議員も心配となります。キャッシュフローが安定しているから大丈夫とのことですが、病院経営は一般企業のように営業投資財務のキャッシュの流れで判断できるのではないでしょうが、決算審査意見書の資料を見ると、黒字病院に比し劣っている数値も見受けられます。そこで、本年度中に、策定される市民病院改革プランはどのような方針で検討されているのかお尋ねいたします。

 次に行政運営について。まず、昨年お尋ねいたしました、保育所運営について伺います。6月の全員協議会で検討協議会の報告書の説明を受けましたが、その後の取り組み状況についてお尋ねいたします。

 次に昨年も取り上げました職員提案制度ですが、今年も非常に提案件数が少ないと聞いております。この際、各課ごとに一部署一提案を義務づけるか、何名かずつグループ分けをし、提出させてはどうでしょうか。民間の企業においては、よくある話です。

 提案制度にかかわり、新規事業、新しいイベント等の提案はどのような取り扱いがされているのでしょうか。事業者がある事業を担当課に持ち込んだが、担当者の段階で初期投資が要るためストップしてしまう。あるいは、イベントを計画してもこれまた金がかかると認められない。考え方によると、萩市の施策は一公務員の段階、あるいは財政課長により決定されていると言われかねません。市民に言わせると市長は何もしてくれない、となります。昨日の質問でも、取り上げられましたが、特に周辺部からの声を聞きます。そういったことが続くと、職員の創造力、研究心、意欲が低下するのではと危惧されるところです。職員の人材育成を推進するためにも何らかの方策をとるべきと考えますが、いかがでしょうか。

 最後に、職員の定員適正化計画は順調に進められているかどうかを伺いまして1回目の質問といたします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 小林議員から一つはこの景観形成ということで、特にこの緑の関係、この不在地主といいますか、その萩市にいらっしゃらないこのそういった方の土地、まあこういったものについての緑の問題、こういったことが第1問。そして第2番目はこの行政改革の実質の状況という観点で、市民参加、あるいは財政基盤、行政運営の手法、職員定数、まあこういったことでかなり後半の部分はこの細微にわたる問いもありましたが、ちょっと私も項目しか十分お伺いしなかったものですから、答えられない部分は実は関係担当部長の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 まず最初の緑のこの景観行政ということであります。萩市はかって、このかなり今御紹介ございましたように、この緑を大事にしていく、そういう市政を引こうということで、かなりこの広範囲にわたって緑に関します計画を立てております。そしてその中で今、御指摘ございました、はたまた実例としましては藍場川のこの周辺の方、恐らく不在の方でありましょうが、そういった方の土地がまあ例えば、雑草に覆われる、あるいは生垣が伸び放題。まあこういうことであります。今、御紹介ありましたように、実は都市部で特に住宅の分譲地で建物を建てない、そういった空き地がかなりございまして、これは特に周辺、首都圏でありますと千葉、あるいは神奈川等では、実はそこで不在のその所有者に対して、行政が関与するケースが非常に多いわけでありまして、雑草がこう生えてきますと、通知が発出されます。そういった緑担当の、あるいは都市計画の担当、まあ部局がそれぞれでありますが、そのときにあわせて、この雑草を取る、あるいはきれいにする、そういったボランティアのグループの紹介があります。しかしこれはボランティアとは言いながら、有償ボランティアでありまして、例えばこの事前の写真をとり、この草刈りをした後の写真をとってそれを所有者に送付をする、こういうシステムが大体、ほぼ各地に定着をしておりまして、今、御紹介がございましたところもまさにそういうことであります。やり方は条例をつくってやる場合とそれぞれ任意の形でやる場合といろいろありますが、都市部では、特にこの分譲地を中心にほぼ定着した手法になっております。萩の場合は実はまだそういったことまでルールとしてこの用意をしておりません。ただ、この土地の所有者はその土地について景観上配慮する義務があるんだと、まあこういうようなことで例えば、この札場跡地についてかって火災が起こったときの跡、焼失のこの姿そのものがまだあらわに、外に建っておりました。まあこれは余りにも市の中心地としてはみっともないということで、市長と及び商会所会頭と連名でですね、所有者に対して景観上の配慮をするように、ということで文章を出したことがございます。まあこれが今回のその札場跡地のその再生につながっているわけでありますけれども、まあそういうこれは緑ではございませんが、そもそもそういう不動産土地を所有するということは当然その地域の景観とかいろんな周囲の状況について配慮する義務があるわけであります。したがいまして今、御提案がありましたような形で、例えばこの一定の水準、まあこのあたりは抽象的にはなりましょうけども、社会通念に対して著しくですね、美観を損ねる、これはもう各地で行政が一つの判断材料としていろんな規程を設けておりますので、そういったものを定めて、そしてこういうそのボランティアのグループ、あるいはシルバー人材センターもそうかもしれません。今、あの不在でいらっしゃる方、かなり実はシルバー人材センターにいろんな形で委託をされて、1年に2回刈ってくださいとこういう形で契約をされている方、随分ございまして、そういうようなことのまあ今、現に行われている手法も含めてですね、何か考えていけると思いますので、ちょっと具体的にこの要綱なり条例をつくるのかどうかというのは他地の例を見ながら、少し考えていきたいと思います。萩はある意味では、生垣とそしてその緑のこの配慮したまち。これは城下町という特有のその景観の話ももちろんございますが、そういったことにもかなり今まで重点的にいろんな緑の景観の計画もつくってきたわけでありますので、議員御指摘のようなこともしっかりやれると思っていますので、少し時間をいただきたいと思います。

 それから、今度は2番目にお尋ねございましたのは、地域のコミュニティー組織に対します交付金制度の現状、モデル地域でのまあ評価、課題ということでお話がございました。今、19年度からこの田万川、むつみ、旭3地域をモデル地区といたしまして、実はこの地域の皆さんもこの参画をいただきまして、新たな地域コミュニティーの組織をまあ設立をしてもらって、そこに対して、まあ各種補助金、いろんな形で地域に補助金が出ておりますが、それを一元化をいたしまして、そこで皆さん方に判断をいただく。実は金額が本当はふえれば一番いいんでありますが、金額はほとんどまあ同じであります。まあそういった中でこのいろんな行事をやっていただく。あるいは地域のこの活力あるコミュニティー活動、まあこういったようなものに使っていただく。例えば、今、田万川は実は県のそういったコミュニティーの指定の地域にもなっておりまして、先般行われました田万川の夏祭りはそのまさにコミュニティーのいろんな実施、補助金の関係を仕切っていただきますそういう協議会が主催で行っていただいています。今までとは違った、まあ去年もそうだったんでありますが、違った手法になっておりますので、こういった地域挙げてのいろんな行事、こういったこともそういう今、この補助金、交付金のその手法を変えますと、こういう形でできるのかなと思います。あくまでもこれは今、このモデル事業になっておりますが、各地域に対しましても、同種のこの展開ができますように、この20年度の結果を見て、判断をしていくわけであります。この21年度予算で、この地域を拡大をしていく。こういったこともこの考えていくわけであります。須佐、福栄、川上の3地域も加えました合計で旧町村6地域の地域コミュニティー組織に対しまして、活動交付金を交付する。そういうふうな計画をしているところであります。

 この今までの、歴史的な、あるいは伝統的ないろんな行事もございますし、まあそれに対して地域の皆さんがいろいろこの資金手当てをされるのは大変苦労されている、こういったケースもあります。もうこの行事はもういいんじゃないか。と中で議論をされて、その行事の係る経費については、縮小される。こちらに力点を置きたい。特に若い皆さんのいろんな活動には支援をしていきたい。まあこういったこともあるわけでありますから、本当はもう少しこれでこの金額の上積みがあれば一番いいわけでありますけれども、できる限り各、総合事務所も含めて、今市民活動推進課が中心になってこの共に考え、共にこの活動する。こういうふうなことで頑張って今、いただいております。まあそういったことから、新しい展開ができるのではなかろうかという期待をしておるところであります。

 その次には、町内会等の運営費補助制度の関係で今、お尋ねございました。これについてはどういうふうな今から、取り扱いにするのかということであります。特に小規模高齢化に伴います、自治機能が低下する、まあ俗に限界的集落、こういうふうな呼び名をされる地域におきましても、こういったその費用が有効に活用できるかどうか。なかなかそういった難しい展開をされているところもございますが、とにかくこの現状を今、運営費が大変不足している。こういった声もございます。まあこの町内会等の運営費補助金の効果的な配分、まあこれは大きな課題でありますが、今、具体的にここでどうこうということを申し上げる段階には至っておりません。何とかですね、さっき言ったコミュニティーの関係も含めて、今後は考えていかなければならないと思います。

 男女共同参画の関係でありますが、この各種審議会委員会、こういった女性のですね登用状況は、これはとにかく相当この強く頑張ってきたつもりでございまして、20年4月1日現在でいいますと、全体92団体ございますが、32.6%でございます。おおむね3割基準ということでいってきているわけであります。なかなか法令に基づくものもございますが、とにかく極力、そのあて職等におきましても、その市長が特に定める弾力条項あるものは極力女性に参加をいただく。こういうことで、今まで努力をしてきたところであります。ほぼこの数の上からいいますと、そういうようなことで、この手当てされています。中にはこの公募委員というのは、かなりふえておりまして、公募委員の中にも女性の公務員がふえてきておりますので、まあそういった意味では、この半ば行政がこの一方的にこう先走ってというふうな見方もございましたけれども、かなり今、定着しつつあるかと思います。こういう各種審議会、委員会ではございませんが、この農協、漁協、こういったこのそれぞれの第一次産業の関係のところでも、今、理事に女性の理事が誕生いたしました。こういったこともこのまさに議会でもいろいろ御議論いただきました。いろんな成果が現れてきているのかと思いますし、そしてPTAの会長、これは副会長に母親代表というポジションがありました。そのために女性の会長の出現が非常に難しい。こういった声もございました。これも今、市内におきまして、女性の会長が誕生いたしました。まあこれも新しい動きでございます。

 そしてこの肝心の市の方の女性管理職の割合でございますが、この割合については、この4月1日現在で8.8%であります。要するに管理職職員160名おりますが、そのうちの10名が女性でございました。係長以上ということに、この限定をいたしますと、さらに拡大いたしますと、467人中の126人。27%でありまして、かなりの数になっているわけであります。他市との比較はどうか、このあたりはなかなかこの今時点の資料はございませんが、昨年4月1日現在でいいますと、萩市が8.5下関が5.8宇部市が6.4山口が6.4防府が0.0長門市が4.3等々ですね、実は萩はかなりのクラスであります。もちろん、旧町村、旧町の中で割りと高いところもございます。光市が断トツで17.0となっています。萩市もそういった意味ではかなり高いレベルになっているかと思います。県平均が6.8でありますから。しかしまだまだその主要部長はすべて男性であります。まあそういったようなことからいいますと、まだ努力が必要でありますが、しかし今までこの女性職員について、例えば、このいろんな係員の時代から責任あるポスト、責任ある仕事、こういったような考え方が非常に希薄でございました。研修体系も非常に弱い。まあこういう中で今、実在の女性職員の研修には毎年のように代表を出しているところであります。まあそういった努力これはもう本当にあと5年、10年かかっていきますが、まあそういうようなことで男女共同参画、こういうような努力もしておるところでございます。ぜひ御理解を賜りますようによろしくお願いをしたいと思います。

 未利用財産遊休資産の関係でありまして、この未利用財産をどうするか、これは一つ行政改革の大きなテーマになっているわけであります。今ちょっと聞きそびれたんですが、未利用資産のまあ管理、こういったものをいろんな形でこの活用しようという中で、長州砲の話が出たんでありますが、確かにあの下関のですね、このフランス、これはハイヘインというこのところから、実はこの契約をしまして、長期貸与契約で双方にフランスは我が国に対してこの長州砲を貸与する。下関からは実は見事な甲冑をですねこの向こうには貸与する。これはもう明らかに甲冑の方が時価としては高いんでありますので、何千万というまあこういったことはちょっとですね、今、萩のそのじゃあ遊休資産というものはじゃあそういったものがあるかといいますと、あんまりその評価して1,000万超えるような評価のものというのはなかなか難しいわけでございまして、しかも今、長州砲はこれは1年間の貸与ということで、私の名前で契約をしておりますので、それを返さないとなるとこれは大変なことになります。そういうようなことで、そのいろんな議論をしましたが、なかなかそこまではまいりません。今回の話は実はむしろ向こう側の方から提案がございまして、向こうもそのサッチャー政権以来、この博物館とかそういったところは、非常に経営状況は厳しくなっているそうであります。恐らく独立行政法人的なものがそういった手法が取られているんだと思います。向こうの方から、むしろこの有償貸与という形で、応ぜられるんであればこのお貸しをしてもいいということでありますから、なかなか物と物という話はですね、なかなか応じていただけないのではないかという気もいたしました。ちょっと裏話で非常に恐縮でありますが、そういうようなことでまあ甲冑等いろんなもの、これを交換してはどうかというのは、確かにこのフランスの場合はそうでありました。またさらに裏話で恐縮でありますが、この第1回目の交渉はですね、実は高村第一次外務大臣のときに、実は安倍晋太郎大臣が、実は下関の関係非常に深く関与されたんでありまして、その時にこの申し上げて、いやあ何とかやろうという話でやられたんでありますが、ちょっとその英国大使館の方の若い職員が恐らく返還リターンとか何とかそういう言葉を使ったようでありまして、向こうがすごく硬化しまして、向こうの、理事会の決定しました文書を送付してきました。私宛に来ました。何て書いてあるかといいますと、戦利品は返さないと書いてあるんですね。それで第一回目の交渉はまさにもろくも壊れたんでありますが、今回はむしろ向こうからの提案でございました。なかなかそういったまあその確かに未利用財産、遊休資産があれば、そういう活用の仕方もあるじゃないかという話でありますが、まあ今後またそういう機会があれば、話はしてみたいと思います。

 それからその次は、第三セクターのこの話であったと思います。この赤字のこの第三セクターについて、このどういうふうにやっていくのかという話でありますが、合併いたしましていろんなこの第三セクターがございまして、それぞれ、内容を把握すらも実は大変なぐらいですね、数がございます。その中でもやり方、手法がまったく違いますし、経営の手法、そして経理の処理の仕方すらもまだまだでありますので、今後、そのそういった意味で、この経理の問題、今、いろんな意味でその会社法といいますか、変わってきたわけでありますから、要するにその財務諸表の表現の仕方も変わってきている。まあこういったものになかなか追いつけないところもあるわけでありますので、とにかく全面、今、各この第三セクターの精査をしようと今、しているところであります。ここでこのご報告を申し上げてありますのは、出資の50%以上のものでありまして、50%足らないものも実は中にはあるわけであります。そういったものも含めて、この第三セクターのあり方、今後は、その第三セクターそのものが、萩市の財務諸表、財政のいろんな指標にも反映をされてきているわけでありますが、反映されないものもあります。そういったものも含めて、あの少し精査をしていこう。こういうふうに思っております。また、具体的な提案がありましたら、よろしくお願いします。

 そして、その情報の公開、給与情報の公開をしろと、まあこういう指摘がございました。今、実施計画を立てておりますが、資本金等の4分の1以上を出資している、まあそういった法人の職員給与情報の公開について検討する計画であります。むしろ今、実態をいろいろ見聞きしておりますが、この経営健全化のために人件費抑制っていう観点がありますが、萩の場合むしろ逆にですね、大変この給与水準が低いものがございます。まあそういったもの、これは定年退職者が職員になっているとか、あるいはいろんな事情でまあ旧合併前の事情、それぞれの町村の経営状況もございまして、かなり給与水準が低いものもございます。我々は今この給与情報というのはむしろ都市部の豊かな自治体が、特に大阪府初めですね、こういった第三セクターに大変この多額の給与を払っている、まあこういうようなことが問題になっているわけでありますが、まあ萩の場合はむしろ逆の面が出てくるのかな、とこういうふうな思いもございます。まあいずれにいたしましても、その4分の1以上の資本金を出しているものについては、職員給与の情報を公開をしていく、まあこういうことを検討をしておりますので、結果をまたぜひごらんをいただきたいと思います。

 次にこの病院の話でありまして、病院の関係についてまあその先ほどございましたお話ございましたように、きのうも病院の経営の話がございました。企業会計上は赤字が続いている。まさにそのとおりでありまして、この累積額は10億円という話であります。しかし、この公営企業、まあ一般的にこういいますと、確かに公の部分であっても民間の企業と同じように経営処理をしていく、まあこれが本来のまあ筋かもしれませんが、病院については、これはその病院のいろいろ公的病院として果すべき役割というものがあるわけであります。公立病院のガイドラインという話を、今検討しているわけでありますが、その中にも明確に公立病院の役割といたしまして、地域に必要な医療のうち、採算性の面から民間医療機関が提供困難な医療の提供ということをいっているわけですね。要するに民間医療で採算が取れないけども、公的病院でやってくれ。民間ではできないけれども公的病院が担うべき役割があるということなんですね。したがいまして、まあどうしてもそこで不採算な部分を公的病院が担わざるを得ない、こういうふうな面もございます。

 しかし一方で、この病院の経営という観点からいいますと、極力その不採算のもの、これは防ぎたい。こういうことを思うのがまあ経営責任者としてはそういう気持ちになるわけでありますが、例えば、過疎地域の医療、まあこれは民間ではできない。こういうようなことをですね、この市民病院も含めて、公立病院のこれは役割だとか救急等の不採算部門これは各病院に担っていただいております。市内4病院が救急病院としてやっていただいておりますが、これはかなりの負担をかけています。こういったものが、要は不採算性の強いものでありますから、何とかその市民病院でやってくれんかと、こういう話であります。しかしそれはですね、なかなか一方で、この難しいわけであります。しかし、このいろんな分野で必ず医師会との協議の中でもこの不採算、やれないことは実は公的病院が果すべき役割ではないか、こういうふうに言われてきておりますので、まあそういう観点からいいますと、今のこの形式的な企業会計上の赤字、まあこういったものをどう考えるか、ということであります。まあ通常の場合、一般会計等の収支計算という観点から言いますれば、きのうも申し上げましたように、この現金預金や、1年以内のこの現金ができる未収金等の、まあ流動資産の合計といいますのは、実は、12年度末は4億3,000万でありまして、19年度末には8億5,000万でございます。8億5,000万の実はこの流動資産が現にあるわけでありますので、したがって、決して言うなれば、この資金ショートを起こすような事態はないんですね。10億円の赤字じゃないかと、これはあくまでもこの償却とかですね、いろんなものを入れた企業会計原則にのっとった計数でありますから、そういうようなことで、キャッシュフローといいますか、そういった収支の面でいいますと、今この19年度末には、まさに8億5,000万の実は資金があるということであります。こういったことを一体どう考えるのか。やっぱりこの赤字は赤字。だけど全国の病院がこの資金ショートを今起こしているわけでありますから、これは大変な話でありまして、何とかですね、そういった意味でこの採算性、やはり長い目でいけば、このしっかり経営を考えていかなければならないと思うわけであります。いろんな努力をしていますが、本年5月から、7対1看護体制取りました。これはこれだけでもですね、やはり1年間で相当のこの歳入増になっております。その看護体制を強化すれば、診療報酬、診療報酬の単価が上がるわけでありますから、こういう診療報酬の制度、こういったものも頭に置きながら、これが診療報酬がどんどん今、下がってきております。そういう意味で病院長初め、病院の皆さんは大変な努力をいただいておるわけでありますが、そういう努力によって今、この一つの大きなこの目標は、要はこの、とにかくこの規定があります。その一般会計からのその繰り入れ。まあこれは義務的になっているものを除けばですね、それをまあ含んだところで何とか黒字を出していこう。これが今の目標でございます。いろんな意味で、その繰り入れの義務がその言われている。当然交付税の措置もございますので、そういったものを繰り入れていくという、そういった意味でのものを除きまして、この黒字化を押し図るというのは当面のこの目標でございます。まあいろんな意味でこのいろんな指標がございますけども、さっき言いましたようないろんな形で努力をしているところでございます。ぜひ御理解を賜りますようによろしくお願いいたします。

 その次に、保育所統廃合民営化の関係はどうなっているか。この萩市保育所運営検討協議会の確か会議があるが、その関係の結果はどうか。こういう話であります。これについては、この報告書をいただいております。5月にこの市長に提出をされました。この報告書には、まあいろんな観点からのものがございますが、今後その報告書に基づきまして、20年度に保育園、幼稚園関係者、学識経験者、行政で具体的な取り組みについて検討していきまして、その結果をできるだけ早い次期に結論を出していきたい、ということであります。なかなかまだまだいろんな問題がたくさんございまして、例えば、市内三角州の中にこの公的保育園は撤退をするのかなという話もございましたが、まだこの具体的な計数等、もう少し見ていかなければならない、こういう話でございますし、かつ、例えば、旧この町村部の、あるいは総合事務所単位の保育所については、まあ弾力的な運営をしていただいていますが、このなかなか働いていらっしゃらないお母さんのお子さんを預かるわけにいかないという意見も議論もあるわけでございます。認定子ども園という形で、この動くことはできないか。まあこういうような話もございます。まあいろいろこの議論を今、尽くしているところであります。一つの大きな流れは、やはりこのだんだんお子さんの数が少なくなっていく、経営が難しくなってくる、まあこういったことを踏まえて、ある程度の統合を図らざるを得ないだろう。民営化をというようなことも、むしろ統合ということで、この統廃合というまあそういった道をとらざるを得ないだろうというのが今の状況であります。なお、具体的にはもう少し積みまして、御説明できるかと思います。

 その次に、市職員の提案制度の状況でございます。提案が少ないのではなかろうかとか、あるいは職員の意欲や提案が途中でつぶされているんではなかろうか、とこういう御懸念を申されました。19年度には40件の提案がございました。18年度には52件の提案がありました。今現在、実は少し期限を延ばしておりますが、提案の募集中であります。実は各県内におきましても、なかなかこの提案制度というのは、定着を見ないという傾向にあります。あの大きな下関でもですね、去年は8件しか提案がない、こういう話であります。今年は、少しふえているんでありますが、そういうようなことで、各市もですね、いろんな形で努力をしております。提案という言葉は今、世界のですね、メーカーではもう日本語で通用いたします。なぜトヨタがああいうふうな巨大企業として成長したか、まさにそこで働いていらっしゃる皆さんの提案というものが、まさに工場のラインに生かされていく。そのメーカーとしてのこの生産の体制の中に生かされてきた。みんなが参加意識を持って車をつくっていく。まあここに提案というですね、一つの言葉が広く世界に流布した大きな理由であります。行政の世界においても、本来、いろんな無駄を排していこうとか、こうした方が効率的だとか、こうやった方が地方自治の本旨にかなうんだ、とかいろんな意味での提案はあると思いますできる限り、若い皆さんも含めて、その提案が生かせるようにそういった趣旨で実は提案制度を設けているわけでありますから、しかも提案制度でこの部内でぐじゃぐじゃっとしてもうもみ消してしまうとかですね、採択をしない、こういう恐れがあるという御指摘をいただきましたが、議会で御指摘をいただきましたが、今、民間の委員も含めてですね、最後の採択の順位づけをしているわけであります。なかなか民間の委員からも、我々と違った発想の御意見もいただいているところであります。まあそういった努力を重ねておりますので、できる限り今後はですね、こういった提案制度、この生かしていきたいと思います。職員の皆さんにも、ぜひこの提案制度の趣旨を理解をいただきたいと。今、各部局とも大変忙しくて、そんな余裕はない。こういうことを言う、語る職員もありますけども、まあ本当にいろんな仕事を通じて、自分で感じたこと。いろんなことがあると思います。まあそういったことを、ぜひ提案制度で反映させてほしい、こういうふうに思っています。

 最後に、この職員定員適正化計画の進捗状況ということでお尋ねがございました。合併いたしまして早3年半たちました。そしてこの20年4月1日現在でいいますれば、当初の計画は、この削減目標は48でございますが、それに対しまして52人の削減を実施してきたところであります。計画を少し上回るスピードで今、定員削減、定員適正化計画を実施しているところでございます。なお、一つの問題は、この退職があっても新規採用をしない。新規採用を限定をするということでありますから、合併しまして以降、新規採用数が非常に減ってきております。まあこれは将来にわたりまして職員の年齢構成を非常にいびつな形にする。こういう問題点を含んでおりますけども、今なおこの定員削減という形でこの進まざるを得ないと思っておりますので、まあそのあたりについては、将来の採用にあたっての年齢幅、こういったことも広く考えていかなければならないと思います。今年も今、採用をちょうど始めておりますが、上級、初級一人ずつ、あるいは法務担当専門課一人とかですね、ほんとにわずかしか採用していません。そこに多くの皆さんがこの受験をされます。まことに心苦しい限りでありますが、何とかこの適正化計画も努力をしていきたいと思います。まあ将来にわたる年齢構成については、少しある次期で考えていかなければいけない、こういうふうに思っているところであります。以上、御指摘をいただきましたことで、お答えをしていない点もあろうかと思いますが、担当部長の方からお答えをいたします。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 総務部長。

  〔総務部長 中村敏雄君登壇〕





◎総務部長(中村敏雄君) 市長の答弁漏れの部分を補足説明させていただきます。

 行政改革の中で、未利用財産、遊休資産の管理、その中で、処分の判断基準についてお尋ねがございました。現在基準は設けておりませんが、方針といたしましては、例えば、長期間において利用されていない土地や公用または公共用の用途を廃止し、将来において利用計画の立たない土地等財産については、公募等により、貸付地として土地の有効活用を図るとともに、その財源確保を図ると。あるいは売却が可能と判断された財産については、維持管理費の節減、新たな財源確保の観点から、積極的に処分したいと、こういった方針を持っておりますが、明確な判断基準を現在設けておりませんので、判断の基準となる指針を今後検討してまいりたいというふうに考えております。

 それから、職員提案の中で、各課一つぐらいは提案させるよう義務づけたらどうかという御指摘がございました。御承知のとおり、職員の提案につきましては、職員の自発的自主的な提案を促すのが本来の趣旨でございまして、そうした意味から、各課に一つというふうな義務的な提出を現在求めておりませんけれども、実は昨年、歳入確保対策、それだけにテーマを絞って職員に提案を求めた際、各課にもですね、所管の事務を総点検してその結果を提出するよう意見を求めたところ、ほとんどの課から何らかの意見が提出されたところでございます。しかがって、例えば個別のテーマを決めてですね、それに対して提案を求める、こういった場合については、テーマの内容によっては、大方の課から意見が出る。そういったことも可能であるというふうに思っております。

 それから補足でございますが、提案制度についてですね、18年度再開した当初はですね、提案者自身が所管する業務については提案の対象外としておりましたが、この規制を緩和いたしまして、所管の事務であっても提案が可能としたところでございまして、そういった意味からすれば、各課からですね、一つぐらい出るぐらいの提案が出やすい、また提案を誘導するような環境を整えたということができるかと思います。いずれにいたしましても、一般提案につきましては、各課一つは出すようにという義務づけはあまりしたくないわけでございますが、まあそれぐらいの気概を持って、本気で考えて、提案してほしいということは、職員に十分に伝えていきたいというふうに思っております。職員提案制度は、職員の創造力、研究心、そして何より市政運営への参加意欲を高める効果がございまして、市政各般の業務を改善し、市民サービスの向上と、市行政の効率化につながるものでございますので、今後も提案を督励し、職員のさらなる意識改革に努めてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 総合政策部長。

  〔総合政策部長 湯本重男君登壇〕





◎総合政策部長(湯本重男君) ふるさと納税の現状、3,000万円の見通しについてのお尋ねがございましたので、お答えいたします。

 ふるさと納税の現状、でございますけれども、9月3日現在で、調定済みが214件の2,242万7,500円。内訳でございますが、この市内在住者からの寄付金についても、基金の目的に合致すれば、この基金に積み立てるということにしておりますので、内、市内4件、1,555万円。210件が市外で、687万7,500円でございます。さらにあの、申し込みがございましたが、まだ調定、未調定のものが9件10万円ございます。今後も予算計上しております3,000万円を確保すべく、その努力したいと考えております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 10番、小林議員。





◆10番(小林正史君) 二、三質問したいと思います。行革の先進地では、若手職員の自主的勉強会、あるいは政策グループ活動など、盛んに行われているところです。視察に行きましても、そういった状況を見ております。萩市の現状はどうなのかということを考えると、どうもそういう姿が見えないという気がいたしております。また、そういう環境をつくることが、市長なり管理職、部課長の役割と考えます。職員のやる気を望むものです。

 今、あの滞納者による官庁オークションが行われていると思います。不要物品、備品等、精査し、これは庁内、あるいは総合事務所内のそういったものも処分することができない、このネットオークションにかけて処分することはできないかという気がいたします。このへんどのように考えておられるかお尋ねいたします。

 それから、緑の景観についてですが、伝建、これは生垣とちょっと変わりまして、伝建地区等のブロック塀が気にかかるわけです。今、つる性の植物等を利用してという方策が進んでおりますが、なかなか難しいようで、進んでいないように考えます。そこでしっくい、あるいは木製、木を使ったですね、リニューアル工法を事業者等に提案させて、それには一部補助するというような景観に配慮ができないかと考えますその辺どうでしょうか。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 議員から御指摘ございました若手の、例えば、この政策、企画立案そういった研究のグループありやなしやということであります。まさにそういったことを今から次の世代といいますか、この市政を担っていく、行政を担っていく若い職員にそういった形でこの政策研究をさせていく、ということは必要だということは議員御指摘のとおりであります。何とか次、時間的余裕があれば、そういったことも含めて、体系的に考えていきたいなと、こういうふうに思っております。今、そういったものに近い形のものは一つは実はこのまちじゅう博物館構想の中で関係職員が、実は大学の先生方、例えば調査に入っていきます大学の院生等と、例えば伝建地区を一緒に調査をやっていく。まあこういったこと。あるいは、先般来のこの世界遺産の登録の関係についても協議をしながらこの先生方と指導いただきながらですね、そういったことをやっていく。まあこういったこともまあ一つのこのバリエーションなのかなという思いも持っておりますし、もう一つは、自治大学校で今、かなりの研修生を出していますが、自治大学校におきましても、いろんな意味でケーススタディもかなりやるようになりました。そういったことも一つこの手法なのかなと思います。まあしかし、一つの政策課題を決めて、そこで議論をし、研究をしていくということがあってもしかるべきだ。まあそういった意味で今、総合政策部の企画課は、まさにそういったことを本当は期待をしているわけです。まさにいろんな意味でそこで知恵をだし、議論をし、政策展開していく、そういった趣旨の部局であるというふうに思います。しかし、あの議員の御指摘のものはもう少しこの職場から離れたような格好の企画研究グループ、まあこういうことだと思います。今後の一つの大きな課題として、対応を考えていきたいと思います。

 次にこの遊休資産のネットオークションという形で対応はできないだろうか、こういうことの御提案でございました。確かに今、この滞納整理によりましたこの差し押さえ物件の処理、これは今、ネットでかけております。まあこういうようなこともですね、ある意味では一つのこのやり方でありますが、ただ一般のこの今の未利用資産、まあこの例えば、土地とか建物とかかなり大き目の物、あるいはこの金額の張るもの、こういったものはなかなか今、市報で紹介しています。例えば、こういった未利用の土地があって、これについてのこの公売をいたします。まあこういったものは情報提供を今、ホームページで合わせて行っておりますが、これをそのオークションのような格好でこの支払いも含めてやるのは、少し、やはり土地という、公有財産でありました、例えば土地の周辺の方々のいろんな状況とか今までのその土地の持つ歴史的な経緯もございますので、そういったものはやはりこの情報提供はするがそこで最後のですね、支払いまでオークションと一緒の形でやっていくのが適切なのかどうかというのは、もう少しですね、考えて見る必要があるだろう。そのときに条件をいろんな形で付すことができたら、条件を付しても洩れることがある。まあこういうようなこともありますので、そういった土地、あるいは家屋等、このかなりこの金額の張るもの、あるいは重要な物件。まあこういったものは、このなかなか難しいかな。ただ、例えば、この過剰となった、例えば車両とかですね、こういったものはおっしゃるとおり可能だと思います。そのあたりは、今、既にこの差し押さえ物件については、オークションをやっておりますので、そういった手法はもう既にわかっておりますので、この資産の内容をどのあたりで区切るか。まあこういったことで、一つ試行的にモデルケースとしてやってみていきたい、まあそこからどのくらい、どういうふうな問題がでてくるのかというのもあわせてわかってくると思いますので、検討していきたいと思います。

 そして、最後、3番目にお尋ねありましたのは、伝建地区等のブロックの塀を何か少しこの木製のものとかいろんなことの工夫ができないか、まあこういう提案でございます。具体的には、今、この伝建地区に限られませんで、そのブロックの塀を、緑でこの遮へいをしよう。まあこういった条例をつくろうということで、条例がまだ間に合っていませんが、例えば、旧明経中学校のあのブロックの塀は、まさに、この緑で遮へいをされています。ここに至るまでにちょっと時間がかかり過ぎているんでありますが、蔦性のものをですね、これを広く穴を開けて、内側から植えて、それを外に出していくという、手法であります。いろんな手法が今、全国でもあろうと思いますが、そういったブロックの塀を緑で遮へいすることができれば、しかも短期間でできれば、これはかなりこの一つの新しい試みだろうと思っております。なかなかその難しいんでありますが、今、これはもう以前も言いましたが、このシンガポールがこの国策として、コンクリートのむき出しのものは認めない。すべて緑で遮へいしろと、こういう話でありました。決してこれは地球温暖化という話ではなくて、景観上の話であります。

 カーテンそのグリーンカーテンとそういうようなことで今、地球温暖化のことでいろいろ言われておりますが、そうでなくて私ども緑の景観ということ、まあ結果的にはこういったことも、温暖化対策にもなるのかなということでありますけれども、そういうふうなことを少し、この本気でやっていきたいと思います。今、御提案の話は、このリニューアルの方法を公募して、いろんな民間の知恵もあるはずだと、こういうことであります。今全国でもですね、いろんな試みがありますので、できるだけそういったものはですね、情報入手するようにしておりますので、今、御提案の形、もし具体的に公募ということよりも具体的な個々のですね、知恵のある方、あるいは御意見のある方をまあその募集をしていくという形なのかな。何かそういう知恵を集めていきたいというのは同じような気持ちを持っておりますので、ぜひまた具体的な手法、まあどうしたらいいのかと言う話も、ちょっと私も思いつきませんので、また御提案をいただければと思っております。

 いずれにいたしましても、ブロックの塀もかなりふえてまいりました。ブロックの塀というのは、やはりこの萩のこの景観に、今ひとつと言う感じもしますので、緑で遮へいする方法があれば、あるいは木やしっくいの、まあそれほどお金がかからなくて、うまく対応できるのであればという思いは共通であります。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 小林議員の質問は終わりました。

 ここで10分間、休憩いたします。

     午前10時56分休憩

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     午前11時09分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 続いて質問順位7番、諸岡議員。

 26番、諸岡議員。

  〔26番 諸岡皓二君登壇〕





◆26番(諸岡皓二君) おはようございます。

 来春の萩市長選への出馬表明をいたしました結果、各地から叱咤激励が、大変反響には驚いております。

 昨日の市長の出馬声明を聞き、なおさらファイトを焼やして頑張りたいと思っております。要するにライオンにアリが噛んだというような状況ですけれども、キャリアに対して庶民派のメッセンジャー諸岡が一生懸命頑張っていきたいと思っております。要するに改善をしなくてはいけないということを考えてですね、また、歩くセールスマンとして一生懸命頑張りたいと思います。

 まあ、市長よろしく、またお願いします。

 それでは通告に従いまして質問をさせていただきます。

 第1番目に財政問題についてですが、第3セクター等の財政対応策についてですが、平成20年度も厳しい予算の中でやりくりしながら市民のための予算運用に努力されていると察しますが、年間、国、県、市からの航路助成金として3億円以上の助成金を得ながら運営しています萩海運有限会社の状況についてお尋ねいたします。

 今までは決算報告だけの説明で終始しておりましたが、実際に長崎や見島で乗船し、関係者に過去の経緯や安全走行面において問題はなかったのか。また、経費や故障の状況について調査、確認しましたところ、改善すべき点があり、今後の第三セクター等の運営において参考になればと思いましたので質問させていただきます。

 これらのことはすべて島の人たちの安心、安全管理として乗船できるためのものです。特に考えなくてはならないことは、赤字経営でも赤字削減に対しての取り組み方、そして、黒字経営でもどこかにむだはないのか、そしてもっと有効な運営はできないのかということです。

 皆さんにお配りしました資料をごらん下さい。

 この資料は現在使われている現行機と書いてありますけれども、この現行機は2サイクルです。そしてもしこのエンジンを載せかえたらどうかというのは4サイクルです。そして上に1ノット1海里と書いてありますけれども、大体今、見島の船の運行速度は21ノットで大体走っております。ですから、車でいえば約時速40キロです。それくらいのスピードで走行しております。そして大体3,000時間くらい走行しておりますので、それをもとに資料を計算されております。

ですから、今ガソリンが高騰しておりますが、リッター110円で計算されています。そしてエンジンが2基ついていますので、その2基を足したもの、要するに5年間の消耗品費用ということで最終的に計算されていますのが、12億2,870万、要するに5年間でこれだけ費用がかかりますよと。要するに潤滑油とか石油ですね、ガソリンです。こういうのを足したものがこういう感じです。

 そして4サイクルの方が8億542万、要するにその差額が4億2,328万になるということです。これだけの経費節減ができるということです。

 そして5年間でエンジンが逆にいえば載せかえれるということです。5年たてばオーバーホールしなくてはいけません。4サイクルでも。ですからオーバーサイクルをしなくても4億2,329万の利が上がっていますので、エンジンを載せかえれば2億5,000万弱かかります。ですから、これを載せかえても非常に効率はいいと。そして、船に乗ってる方の安全・安心、これは守れると思います。

 過去にも途中でエンジがトラブって、遭難ですね、漂流したということです。こういうことが実際に起きてるわけです。ですから私も長崎のある会社に行っていろいろその社長とお話をさせてもらいました。

 そのことは今から説明させて質問の中で述べさせていただきます。

 今この資料は実際に長崎の船舶運行業者の社長や見島航路の関係者の方と面談し、現状での実態を参考にしたものです。長崎のまるまるチェーンの社長さんも以前は2サイクルエンジンを採用していました。ですが、4サイクルに載せかえて大幅に経営効率を図られたとのことです。

 この社長さんも実際にこの見島の航路に一緒に乗りました。そして、4サイクルに載せかえたことが非常に良かったということで、しかも特に現昨今の石油類の高騰は経営面において非常に厳しいものがあり、それと業者任せでなく会社経営の見直しを基本から行ったということです。ですから、原点に返って経営を見直したということです。

 今までの概念を取り払って、新たな情報収集をするとともに、他社の運営状況を参考にするとともに、また、参考にすることも必要だということです。改善すべきところは改善すべきではないかということです。

 皆さんにお渡しした参考資料がよい例だと思います。これらはほんの一例ですが、何度も申しますが、改善すべき点は徹底して改善すべきだと思います。

 このような実態について、社長である市長はどのようにお考えなのでしょうか。お尋ねいたします。

 2番目に医療行政についてですが、ふえ続ける透析患者への対応策はどうなのでしょうか。

 平成18年にも質問いたしましたが、透析患者の方々から現状の体制では不安要素が多々あるということです。萩市において透析患者数は153名いますが、萩市内での病院での透析を受けている患者さんは142名です。山口市へ5名、長門市へ2名、防府市へ4名の11名の方が遠方で治療を受けています。萩市内での受け入れは目いっぱいで、透析患者がふえれば市外の病院で対応するしかなく、高齢者の方々や諸条件を抱えた患者さんにとって、市外での透析は大変な苦労があります。病院サイドにおいても条件をクリアするために努力はされていると思いますが、今後もふえ続ける透析患者さんに対して、市長はどのように対応されるのか、また、市民病院が透析の指定病院でないということに対して、今後どのように対応されていかれるお考えなのでしょうか。

 現状について市民の方々に知らせることも必要と考えますが、また市内の透析患者の緩和を図る上で、医師会との協議が必要と思われますが、あわせてお尋ねいたします。

 3番目にまちづくり行政について質問する前に、博物館の入場者が40万人を達成したとのことです。これも博物館に勤務されている方々の努力と企画やアイディアが実を結んだものと察します。

 夏休み期間を利用した企画、昨年は海、今年は昆虫類。子供をターゲットとしたことが入場者増員につながったと思われます。

 子供一人では来れません。萩市内の子供であれば別ですが、市外の方が多数を占めていることを聞きました。子供であれば親がつき添います。ですから子供の興味ある企画、立案が大切なのです。

 8月中に御成道の企画で大分県大山市のJAの組合長さんが来られました。講演の中で申しておられました。観光客増員は子供と母親をターゲットにすることだ。この組合長さんは皆さんも御存じのように、梅と栗でハワイに行こうというキャッチフレーズを大分県で発声しました。ほとんどの農民の方がハワイ、また海外旅行に行っておられるということです。

 そうしてまちおこしを行ってこられた方です。現在でも10万町歩の土地を購入して、スモモだけを栽培したいと。そしてまたスモモでまちおこしをするということを申しておりました。

 何かやることのけたが違いますよね。

 では、質問に入らせていただきます。

 県立萩商業高等学校跡地と中央公園を含めた中心市街地のまちづくり構想についてですが、今回は萩商業高等学校跡地についてだけ述べさせていただきます。

 この質問は6月定例会にて木村議員が質問されましたが、白紙の状況であると答弁されました。再度お尋ねいたします。

 私は萩のまちは歴史を備えた緑あふれる山や清らかな川、青く透きとおった海、こうした自然とともに先人の英知と努力によって守られてきた貴重な歴史遺産や景観、伝統文化など今日まで大切に受け継ぎ、これから生かしたまちづくりを推進していくことに評価いたしますが、昨今はところどころで江戸の地図が崩壊されているように感じているのは私一人だけでしょうか。

 藍場川もバイパスによって死んでしまいました。本当に残念なことです。ですから私は萩商業高等学校跡地は、もともと明倫館のあった場所であり、文武両道の総合教育機関であった水練池、東側に射撃場、剣術場、槍術場、剣槍稽古場、各修業者引き受け場、有備館、西側には講堂、医学所、書庫、手習所など、馬場は南門外側と練兵場との境に当時はまっすぐにあったようですが、これだけの施設を備えた場所は絶対に保存すべきであって、観光のメッカとすべきです。

 要するに、現明倫小学校の191号線沿いにある校舎は残し、第2、第3、第4の校舎は解体し、運動場は観光のための駐車場とし、南の総門、石碑はそのままの状態で残すことが必要と考えます。

 明倫小学校の生徒は旧萩商業高等学校の校舎に移動し、通常の授業を受けることが自然災害を考慮しても最もベターだと思いますが、市長の御見解をお尋ねいたします。

 4番目に環境問題についてですが、EM菌、有用微生物群を利用した環境づくりについて、農業問題と環境問題についてお尋ねいたします。

 平成18年の有機農業推進法成立後、有機農業や自然農法を普及推進する動きが全国の行政や民間団体で確実に広がりつつあり、食糧問題や健康、環境問題もあわせて解決していく大きな流れができてきました。

 昨年の3月定例会でも農業について質問いたしましたが、各地で無農薬農法、合鴨農法、自然農法とEM技術活用などにより、食糧自給率39%への低下や食を取り巻く環境の悪化を自分の生活が自然から離れてしまった結果ではないかと考え、生活を見直す人がふえてきています。

 EM技術を活用とする試みが全国的に広がっております。そこでEMについて少し説明をさせていただきます。

 EMとは比嘉照夫、琉球大学教授により1982年に発表された多目的微生物材のことで、有用微生物群と称しますが、このEMは農業分野や環境分野で広く使用されています。市の農政課としてこのEMをどのようにお考えなのか、また山陽小野田のある農家では二十数年前からブドウ栽培において堆肥として使用され、親子3代で6町歩ものブドウ畑を運営され、大きな成果を得ているとのことです。その前は10町歩で巨峰を栽培していましたが、現在では6町歩でそれ以上の収穫を得ているということです。

 市農政課としてこのEM菌をどのように使用して、また使用するにはどのように使用活用されるのかお尋ねいたします。

 また環境分野ではEMを利用して河川や海、ため池などの水をきれいにする運動、生ごみをリサイクルして、家庭菜園や花壇に利用する実践が各地に定着しつつあります。このような環境問題に取り組む環境グループに対して行政が支援したり、総合学習における環境教育として取り上げる学校も少しづつふえてきていますが、例えば、全国の学校ではプールの清掃にEMを利用して清掃する学校が千校程度の実績があるそうです。

 安全に低コストで実現でき年々増加しているとのことです。EMを使用することで花壇にはよくない塩素を使用する必要もなくなり、安全性が増しますが、環境衛生課や教育委員会におかれましては、今後環境に優しいEMをどのように取り組まれていかれるのかお尋ねいたします。

 既に萩市内でも田万川地区においては鈴野川や港湾に投入してまた宇部や山陽小野田市の小学校でもプールの清掃に使用し、成果をあげたとお聞きしております。我が町内でも9月6日、2度目のEMについて勉強会を土原1区町内会婦人の集いにおいて行いました。まずは台所から清掃をということです。市民が中心となって活動することで、環境に優しい地域づくりができます。

 21市民会議において今回のメインテーマは農業の農だそうですが、農にかかわるEMについて市長の御見解をお尋ねいたします。

 以上で第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 諸岡議員から大変熱気あふれる御質問をいただきました。

 事実関係でまた、今回は非常に丁重なお言葉でありましたが、事実関係についてはちょっと争うべき点もございますので、それについては明確にお話をさせていただきたいと思います。

 まず最初のこの第三セクターの関係であります。おにようずのことでありますが、これも就航以来ちょうど10年たちました。10年余りであります。10年たちますとこの日本海の荒波を駆して、乗り切って走っていくわけでありますから、実はこれだけの就航する対象海域が険しいところというのは実は余りないのです。

 一部はもちろん長崎とか鹿児島の地域がございますが、かなりの頻度で走っている、こういうことでありますから、で、一方で今、この離島航路については大変厳しい環境にございます。で、あらゆる努力をしているのです。今おっしゃったように例えばこうやれば5億円になる。5億円減りますよとこういうことがもし事実だったらもうとっくにやってるのです。

 今おっしゃった数字を今お配りになりましたが、この数字がもし本当だったらこれは大変なことです。個々に対していろいろな私どもから反論させていただきます。

 5億円安くなる。そんなことだとして5年間で。1年間で1億円安くなる。何も我々やってないのか。萩海運の皆さんも一生懸命この毎日10年たった船をどうやったら節約できるか、どうやったら改造できるか、いろいろなことを努力をいただいております。

 まずここの一つの問題点は何か、私どもは今ずっと萩海運おにようずの実績値を例えば18年度実績でざっと並べてみました。ここで今おっしゃった係数が12億2,800万、2サイクルのですね。これはおにようずの場合実績値はいくらか。5億8,900万。何でこんなに違うのですか。みんな努力をしているのですね。ボケーっとして何かメーカーの言ったとおりやってるのじゃないのです。ちゃんと努力している。この差がまさにそういうことで5億8,000万。12億と一体いくら差がありますか。このあたりはぜひちゃんとメーカーの特定のメーカーの話だけじゃなくて、萩海運にもいろんなところもね、やっぱり専門家にお話を聞いていただきたい。ぜひお願いします。

 実績値がそうなのですから、これは今数字はどういう値ですか。2サイクルのどういうケースを持ってして12億もかかるのか。こういう話を余り気色ばんで言う話じゃないかもしれません。

 もう一つ、右の方に例えばオーバーホールの実施はない。5年間はない。船舶安全法というのがあるのですね。法律があるのです。法律は原則定期検査は5年に1回。しかし毎年の検査がある。それはちゃんとシリンダーホールをあけてオーバーホールするわけです。なだらかな海、瀬戸内海のような海、あるいは港湾だけの海、こういったところはそういうことは必要ありません。これは船舶安全法にちゃんと規定があるわけですから恐らく船の専門家であれば当然わかるのです。なぜこんなことが書かれるのか、非常に理解を要します。

 そしてもう一つは換装予定値ということでこういうふうな4サイクルにかえればこれだけ節約になりますよ。もし仮に今諸岡議員が指摘をされました数字が正しいとするならば、なるほどなと思いますけれども、換装というのは入れかえるのですね。要するに2サイクルを4数。入れかえるわけですから、これを入れかえるということはエンジンの構造を変えると、少なくとも2サイクルを4サイクルにかえるということはその船の構造を変えることに等しいわけです。

 アルミ船で高速船でありますから非常にバランス微妙なところですね。それは機関室から何からあらゆるものをかえなくちゃいけない。これは恐らく専門家の、私も専門家じゃありませんから専門家に聞きますと、もう船を新しくつくった方がはるかに安くつく、こういう話なのです。

 今私どもは10年たちました。いろいろなことで今努力をしておりますが、こういうもしこれが本当だったら希望の星だな。夢のような話です。ぜひ一つ検証をいただきたい。検証。私どもは萩海運の船をやってみたらこういうふうに実績値が違うわけですから、なぜ違うのか、この紙を少なくとも議場にお配りになったわけですから、あるいは何か記者会見でもお話しになったそうでありますから、そういうことを知らない市民、全く事情を知らない市民が聞いたら、あー、5億円も安くなるのか、一体萩海運は何をしてるのだという話であります。

 ぜひもう一回再度いろいろな方々の意見をちゃんと聞いていただきたい。検証をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 そして2番目のこの医療関係であります。

 これは議員かねがね透析患者のことを非常にお立場に立って御議論いただいております。今萩圏域でも先ほどお話がありましたように、142人。実は2年前に比べますと実は13人ふえております。そして市外でこの圏域外で治療を受けていらっしゃる方、透析を受けていらっしゃる方が11人いらっしゃいますが、11人の数は変わっておりません。

 したがってふえた数はすべて萩圏域の医療機関で頑張っていただいております。今萩圏域の医療機関は市民病院、都志見病院、玉木病院、そして新制の萩村田病院、4病院であります。それぞれこの病床をお持ちでありますし、透析病床をお持ちでありまして頑張っていただいております。

 今医師会とも話し合いましてとにかく1人でも多く、この市外で苦労されることがないように。

 11人の方はいろいろお聞きいたしますと、他のいろいろな治療もあって、あるいはいろいろな経緯があってそこのお医者さんと非常にいろいろな各分野での治療もいただいておってという話のように聞いております。

 まあ、しかし一方でかなりフル操業といいますか、フル回転しているのも事実であります。そういった観点から今からどうしていくかという話は今後の課題としては今、医師会とも協議をしています。

 なぜこういうふうなことになるのかといいますとやはり一つは透析につきましては医師が立ち会わなければならないとか、あるいは看護師、あるいはMEと呼ばれる臨床工学技師、こういったものかなりの数がそれぞれいるわけでありますから、この確保をどうするか、これが実は大変至難の業であります。

 今私ども市民病院でも通常の看護師さんの確保、そしてまた医師の確保も実は1人減り2人減り、実はこういうふうな今事態になっているわけでありますから、各民間の病院も大変今頑張っていただいております。

 本来こういうその医師のあるいは看護師、こういったものの確保が容易であれば、もう自身を持ってこの限り心配いりません。こういうふうに言えるわけですが、なかなか難しい。そこの事情はぜひ御理解を賜りたいと思いますし、かつまた、今、診療報酬の単価の問題、年々下がってきております。だんだんだんだん下がってきてます。

 かつてはかなり診療単価が高い時代がありました。そういったときは透析病床をふやそう、こういった動きが非常に顕著だったのでありますが、今そういうふうな医師、看護師、あるいはMEの確保が非常に難しくなった。かつ診療単価が下がってきた。こういうふうな状況下であります。

 しかし、いずれにしても透析患者の方は萩は微増ではありますけれどもふえてるのは事実でありますから、これに対してしっかりとした対応をしていかなくてはならない。議員の御指摘のとおりであります。

 そしてもう一つは指定病院ということを盛んにおっしゃいました。これは正式には指定自立支援医療機関ということです。

 この指定を受けますといわゆる自立支援医療、更生医療とも申しますが、これは身体障害者手帳を所持している人が対象となっております。そういうふうなことで医療費の負担分を助成する制度であります。

 それじゃ萩市は今言いましたように、市民病院は指定自立支援医療機関になっていない。だったらそういう助成がないのかといいますとそうではありません。これは萩市はどういう制度を使ってるかといいますと、重度心身障害福祉医療制度、いわゆる「かくふく」というこの助成制度を使って、利用される患者の方には御不便もあるいは負担増もかけないようなっています。ただし先ほどおっしゃったこの指定、正式には指定自立支援医療機関になるには、実は私ども市民病院うちたてるときに途中にこれは腎友会の方から何とか透析病床をつくってくれという話で、急遽後から、当初の計画にはなかったものでありますから、そこでそのときに実はこの指定を受けるためにはこの担当医師が学位論文の関係とか主任教授等の研究証明書とか、いろいろなそういう専門医としてのいろいろな条件がございまして、そういったものが実は当時そろわなかったわけであります。

 これは今後の課題としておりますけれども、しかし利用される患者の方に御不便はかけていないつもりであります。ぜひ御理解をいただきますように。

 できるだけそういった機会、そういう適確性といいますか、そういう医師の方がそういう論文とかそういったような形でこの所要の用件を備えていただければ、そういったことにはならないわけでありますが、しかし直接患者の方の御不便をかけることはない、こういうことでありますので、理解をいただきますようによろしくお願いをしたいと思います。

 3番目のまちづくり関係でありますが、その前にちょっとおっしゃったことで非常に気になることがございまして、とにかくその一つは藍場川は死んだ、藍場川は死んだと言われますとギクッとしますね。

 確かに262のバイパスが交差をいたしました。交差をいたしましたがそのときにどれくらい川島地区の皆さん初め、藍場川の景観を損なわないようにするにはどうすればいいか、延々と議論したのです。今もまだあそこにポケットパークがありますが、来年度まで工事は継続するわけです。ポケットパークはどういうことかというと、藍場川のそこの昔屋敷跡がありました。そこで水を引いて本当は庭に引いてそしてあと最後台所のハトバにこういった構図が残っておりますが、そういったものを維持する。あるいは法面はコンクリートを避けて夏みかんを植えてくれとか、いろいろなことが当時要望が出てまいりました。

 そういったものを経て県側の関係者と一緒になって努力をした結果でありまして、まだ21年度まで完了するまで時間はかかりますけれども、そういうようなことでありますから、藍場川は死んだと言われるとあれだけの皆さん努力をされたことは一体何だったのだろうと思います。確かに新しい道路ができますとそこに藍場川は交差するわけですから、その交差する藍場川の景観をどうしたら保持できるか、こういったことで議論をしてきましたし、努力をされてると思います。

 県側も最大限の努力をしてくれました。そういうようなことでありますから、藍場川は死んだと言われると、皆さん、担当された方々、努力をされた方々は大変残念に思います。

 いま一つ、実は博物館のことを珍しくお褒めをいただきました。ありがとうございました。本当に職員に変わりまして心より御礼を申し上げたいと思います。

 夏場のことはまさにおっしゃるとおり、まさにお子さんなのです。これは大変な子供の夏休み対策。昔は博物館は8月の末になりますと標本を持った子供たちがわっと押し寄せました。名前を調べる。いろいろなことを調べる。こういうことでありました。

 そういったことからヒントを得た。学芸員の皆さんや博物館の職員、スタッフの皆さんのこれは努力であります。

 そしていま一つ、これは観光課の職員も実は努力をしたのです。なぜかといいますと、あの名探偵コナン、これのツアーは実は最終は博物館なのです。40万人目の岐阜県から来た親子がいました。あれは初めのうちは昆虫が見たいといっていました。実はよく聞いてみたら名探偵コナンのツアーに入ってたのです。名探偵コナンのツアーの博物館に入場するということが条件だったのです。そういった努力もしておりますので、観光課の職員にもぜひお褒めをいただければ、こういうことであります。

 いろいろな意味で多くの皆さんが努力をいただいています。したがって夏のこの40万人というのは大変なものです。4年いよいよたちますけれども大変な皆さんの努力で、ボランティア、まち博の皆さんの努力、そして博物館を支えていただいてる多くの方に、100名は超えますけれども、そういった方々の努力だろうと思います。

 そういった意味でお褒めいただきましたことを大変うれしく思うものであります。

 そしていま一つ大山町の話をされました。大山町一村一品、桃栗植えてハワイに行こう。梅は成功しました。栗はというのはちょっとありますが、実は一村一品の元祖はこの萩なのです。萩はなんという合言葉だったか。子供たちをしっかり教育してその学習を。そしてもちろん殖産事業でありました。

 この夏みかんによって多くの子供たちが実は上級学級に行って、しかし残念ながら二度と帰らなかった。これは残念でありますが、そういうふうなことになったという。一村一品の元祖は大山町ではない、この萩だということをぜひ御理解をいただきますように。

 そしていよいよそのまちづくりの行政の話であります。

 今回この件は珍しく諸岡議員と意見が一致します。いや、初めてじゃないですかね。これはおっしゃるとおり明倫館、これは大変な宝物なのですね。だからこそ今まであの南門、正門であります、これを別院、本願寺の別院のものを譲り受けてここに移築をいたしました。移築をするに当たってもこれは史跡として移築をする。したがって発掘をして元あったところに復元したのです。したがってこれは文化財史跡であります。したがってこれは国が大部分のお金を持っていただきました。そういうふうなことで国が認めてくれるというのは何かというと、まさに明倫館に対する評価なのです。今有備館があります。そしていろいろな石碑もあります。それよりも何よりも、日本全国唯一残っておりますこの江戸時代のプールがあるのです。またの名を煙硝池といいます。煙硝池というのはなぜ煙硝池。前原一誠が反乱を起こしたときにあそこに火薬を積み、そこを全部煙硝池に皆捨てられてしまったというのが、いろいろな意味で歴史的な意味で遺産であります。

 これを何とか維持をしていきたい。保存をしていきたいという気持ちは諸岡議員と全く一緒でありますが、これからどういうふうな形でそれをやっていくかについては手法はまたいろいろな形で議論があります。あと1棟は登録文化財になっております。昭和10年10月10日、実は萩がまだ非常に元気のいい時代、明倫小学校の建物が建てられました。10月10日10時に実は開校式が行われました。

 そしてその校舎は実は今日本全国で登録文化財の第1号になりました。これは文化財になったんです。史跡ではない。文化財です。で、2号、2棟、3棟、4棟、これをどう考えるか。これについては今諸岡議員はこれはつぶして駐車場にしようとこういう話でありますが、このあたりも昭和の初期の建物、小学校は完全な形で残ってる、もちろん1棟は窓枠も木でありますが、2、3、4はアルミになってます。鉄になってます。

 こういうふうなことで少しは手が入れられていますが、残っております。これも文化庁は非常に注目をしてます。今は1棟が重要文化財ですから、今明治の建物、小学校の建物が今ある意味では大変国の指定を受けて、登録文化財を超えた一つの宝物として今位置づけられています。

 そういうようなことをどう考えるか。そしていま一つは明倫小学校の皆さんがじゃあその旧商業の校舎にという話であります。

 このあたりはいろいろ御意見を今から聞いてみる必要があると思います。だから、高校生用につくられた校舎、これを小学生にどう転用ができるかとか、確かに耐震補強はされております。

 で、一つの大きな課題は今の木造校舎は実は耐震構造とかいう議論の以前の世界でありますから、何とかこれは早く手当てをしないといけない。だから諸岡議員もそこのところを非常に注目されたのだと思います。私どもも同様であります。

 このあたりをどういうふうに考えていくのか、そして、今から明倫館全体の位置づけをどう考えるか。本当はこの孔子廟、孔子廟の中にあったものをこれを今博物館に展示をしております。あるいは孔子廟にかかわりますところの橋はあのこの指月神社の太鼓橋になってるわけです。あるいは建物は実は市内の某寺院の本堂になってる。いろいろなものが皆残ってるわけです。こういったことも一つ頭に置きながらどういうふうにして今から考えていくのか。確かに藩校明倫館はこの全容、旧藩校の跡地が完全な形で押えられておるわけです。

 例えば会津若松、これは日新館という藩校、これは壊れたものを復元したり、今努力をされております。そういった意味では本物がここにあるわけでありますから、その思いは全く共通でありますのでぜひこれについては今からしっかり考えていきたいと思うわけであります。

 その中においてどうするのかという話は今から大変なことでありますが、とにかく明倫小学校の問題、今教育委員会の方でどう考えられるか、こういったことを詰めていかなくてはなりません。PTAあるいは同窓会あるいはこの関係の方々、もともと今土地、商業の土地建物はまだ県教委の所有にかかっております。この間担当者が今議論をいたしましたが、これは有償ですと。しかるべきお金を払っていただきますと、こういう話でありますから、なかなか今、まず緒戦でありますから、今からどうやっていくのか。全体計画をどう考えていくのか。全体構想をどう考えていくか。これはまだ今プロジェクトチームを立ち上げたところでございますので、まだ詳しいことを私から御説明する段階にございません。

 しかし今からそういった意味で、この地を、この最後中央に、萩市の中央部分に残された土地である、こういったことでありますから、何とかしていきたい。そして現に使用可能な体育館、耐震構造を補強された校舎がある。ということでありますからこういったことも含めてこの、今、出羽理事をトップに跡地利用にかかりますプロジェクトチームを編成して作業を急いでいるところであります。いずれにいたしましてもこれは非常に萩市にとって大きな問題でありますから、議会の皆さんにもいろいろな形で御相談をしながら、そして関係者とも協議をしながら、そして何よりもこの所有者でありますこの県がどういうふうな姿勢に出るのか、このあたりも含めて今から考えていかなくてはならないわけであります。

 ぜひそういった意味でこれはまさに意見の一致を大事にしようという意味で一致をしてるわけですから、ぜひ、諸岡議員もいろいろな意味で本件について御支援をいただきますようによろしくお願いいたします。

 最後にEM菌の話であります。

 このEM菌が例えば農業で使えないかという話でありますが、農業でいろいろな実験もされています。もう古くなりますが1996年の日本土壌肥料学会での公開シンポジウムで一つの意見が発表されております。そのあたりもいろいろありますので、ちょっと私も余り農業の専門家でありませんので、農業に大変造詣の深い農林部長からお答えをさせていただきたいと思います。

 それからいま一つ水路の関係、今までいろいろな形で、EM菌で努力をいただいた。今先ほど御紹介がありました。平成14年から16年、3年にかけまして明倫小学校のPTAの皆さんが新堀のあの濁った水を何とかきれいにできないか、EM菌でこの清掃を始められました。萩市はその費用を持ちました。そういうふうな経緯があります。

 しかし、残念ながらこれはなかなか効果についてはそのなかなかはっきりしない。要するに有意な効果が見られたかどうか、いろいろな意見がございました。流れのあるところの場所で本当にEM菌は有効なのかどうかとか、いろいろな話がございましたが、そういうようなことも今までやってきましたし、萩は環境衛生課が生ごみ自家用処理容器の購入費の補助をやりました。これはどういうことかと言いますと平成5年から生ごみの自家用処理容器購入にかかります経費の2分の1に相当する額を助成してきました。EMボカシを利用する屋内用コンポストの容器、その助成もあるわけであります。これは平成7年度からであります。

 そういった意味で萩の行政の中でもEM菌については評価をしてきたのでありますが、これが農業にとかあるいはそのプールにとかいう話についてはまだいろいろな議論があるようであります。プールの話はこれは教育委員会所管でありますので、教育委員会の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 過去もそういったことでいろいろ努力をし、とにかく市民挙げてとにかくこのまちじゅういろいろな意味でこの陸上は緑や花やときれいになりましたが、水路がいま一つ、こういうことであります。あるいは環境問題としての対応、こういったこと、EM菌を一つの大きな支えにしていろいろな努力が行われてきたことをこれは非常に多とするところであります。

 それぞれ農業の問題、あるいはこの教育委員会の話はそれぞれ担当の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 重ねてお願いいたしますが、この4サイクルの関係についてはぜひ数字の念査をしっかりお願いしたいということであります。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 教育委員会事務局長。

  〔教育委員会事務局長 槌田郁利君登壇〕





◎教育委員会事務局長(槌田郁利君) 諸岡議員から環境問題ということで学校プールの清掃にEM菌を利用することについて御質問がありましたのでお答えいたします。

 まず、萩市の各小中学校におけるプールについて述べさせていただきます。

 学校施設としては24のプール施設があり、その材質はコンクリート、ステンレス、アルミ、FRPの四つに分類されます。

 次にプールの使用管理の1年間のサイクルについて申し上げます。

 プール使用は各学校により差異がありますが、おおむね6月から8月までが使用のシーズンでありまして、これ以外の期間は管理上プールの劣化を防ぐため水を張った状態であります。ちなみに学校プールは防火水槽の機能も併せ持っております。

 使用の場合にはプールの内外を清掃し、ろ過装置等の機械類の点検も行います。清掃後にはプール内に水を張り使用可能となり、夏本番を迎え、子供たちの水しぶきと歓声に包まれることになります。

 プールの使用にあたってはプール水が衛生的で、その施設、設備に破損や故障がなく、正常に機能し清潔に保たれることが重要です。

 特に学校施設にあるプールは、入泳者によってさまざまな病原性の細菌や、ウィルスが持ち込まれる恐れがありますので、水質の管理には細心の注意が必要です。

 このためにプール管理については文部科学省の通知に基づく学校環境衛生管理マニュアルがあり、定期検査、日常点検、臨時検査について定められ、特に水質検査については水素イオン濃度、残留塩素濃度等細部にわたり基準が示されております。

 例えば感染症のウィルスがプール内に持ち込まれても、プール水が塩素消毒され、その残留塩素濃度が1リットルにつき0.4ミリグラム以上であれば不活性化したり、殺菌することができるわけで、塩素消毒はプール使用に当たり不可欠な薬剤となっております。

 議員からEM菌を使った清掃はどうかということであります。

 EM菌を使ったプール清掃について調べてみますとその方法は家庭から学校へ持参した米のとぎ汁にEM菌と糖蜜を入れ2週間ほど発酵させたEM菌をプールに投入し、1カ月後にプール清掃を行うというものです。もちろんプール使用に当たっては、管理上塩素消毒は欠かせません。

 EM菌についてはその効果や安全性については十分な検証がなされているものではなく、学術的見解は諸説あるようです。

 プールへの使用については県内でも使用実例も少なく、試験的な試みはされていますが普及してる状況にはなく、全国的には環境教育の一つとしてEM菌が取り上げられているものの、文部科学省の学校衛生管理基準マニュアルにもEM菌については触れられていません。

 市内の各小中学校のプール使用前の清掃について聞き取ったところ、材質は違うもののプール内外の清掃も含めて大体2時間から3時間の範囲で清掃されています。

 清掃前の塩素等の薬剤投入もすべての学校で使用されてる状態ではありません。ブラシやたわしを使ったプール清掃、本番においても汚れが取れにくいケースに薬剤が使用されており、薬剤を使わないところも多くあります。特に材質がFRP等の比較的新しい施設では薬品の使用は控えられおります。

 各学校におけるプール清掃については汚れや藻が取れにくく、EM菌を使用したいという要望も特にありません。

 以上のことからEM菌の使用についてはその効果、安全性への学術的検証が十分になされていないため、慎重に対応していかなければならない問題と考えております。

 冒頭に申し上げましたように、学校施設におけるプールについては、安全、安心なプール管理が求められます。

 今後も学校施設における保健管理、安全管理という観点から、学校環境衛生基準に基づき、児童生徒の健康保持に努め、適切なプール管理を行ってきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 農林水産部長。

  〔農林水産部長 白神 崇君登壇〕





◎農林水産部長(白神崇君) 諸岡議員さんのEM菌につきましてお答えを申し上げますが、全体の流れとしては今教育委員会事務局長が答弁したような流れに回答をすることとなりますので、あらかじめ御了承ください。

 今EM菌につきましては我々農政課といいますか農業分野では、いわゆる静かなブームということについては我々は十分承知しております。

 と言いますのも合鴨農法等々含めて自然、有機、これについては3月にも御質問ございましたが、そういうふうな底辺でそういう期待を持って農業をされておるということについては十分理解をしております。

 しかしながらこのEM菌は先ほど議員おっしゃったように、いわゆる一番初めは土壌改良剤的なものからこれが発達をしております。しかしながらこの土壌改良剤発達しましたけれども、1996年の土壌肥料学会の報告によりますと、この辺につきましては農薬としての効果という面では植物に病原性のある細菌やカビに対する成長抑制効果は認められなかったという報告があります。

 同時に害虫につきましては、いろいろな害虫試験をしておりますけれども、ものによっては全く効果がなかったという結果も公表されておりますし、また肥料としてはスーパーEM、これを使った結果でコンポストでやったようでございますけれども、2種類の市販されている肥料資材から撮影したコンポストに比べて、きゅう肥、いわゆる堆肥でございますが、これに比べて効果が少なかったと、こういうふうな結論が実は公的に公開シンポジウム、1996年の8月23日、東京農大の100周年の記念講座で行われた公開シンポの中の結論として出ておるものでございます。

 それからを踏まえまして萩市農政課としてはどうするのかという御質問でございますけれども、稲わら分解あたりも今実はEM菌というのを使ってる人もあると我々は聞いております。しかしながら、一定の効果はあるかもしれませんが、同様に米ぬかでも同様の効果が出るわけでございます。これはやっぱり分解します。

 となると今度はコストを考えてみれば、EM菌の購入と米ぬかの購入、どちらが安いかという話になります。

 そういうこと、コストを考えて経営ということを考えていけば、自然にある、あるいは循環型の手に入るものでやって効果が同じならそのように我々は勧めます。

 結論として申し上げますと、EM菌も確かにそうでございましょうが、我々が今使っている循環型農業、いわゆる堆肥を使った土づくりで有効な堆肥を熱していく。畜産農家との協調で言える循環型農業、これを今進めていくのは現在の状況で妥当ではないかというような判断をしておりますし、EM菌につきましてはまだ今後化学的ないろいろな調査の結果の結論を待って対応をしたいと考えております。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 26番、諸岡議員。





◆26番(諸岡皓二君) 久しぶりの第2質問ということで、先ほど市長もこの資料が数字がどうのこうのということでありましたけれども、これはあくまで調査して担当の方々から聞いた数字なのです。その数字から出した数字であって、私も何度もこれを確認をさせてもらいました。

 実際に商工課の方とも打ち合わせをして、潤滑油のところもですね、1,200万という数字がありますが、最初はここは2,900万ぐらいの数字3,000万近い数字だったのですけれども、そこの使用用量とか回転数によるということを考えて、大分下げた数字なのですけれども、実際に5年間で4億ということの数字が出ているのです。ですから私もすべてこれが間違ってるという感覚はない。私も実際ヤマハ発動機で船外機、ディーゼルエンジン売っております。ですからその辺のところはある程度の情報は持ってますし、なおかつ専門家、または実際にある汽船会社の社長さんも2サイクルから4サイクルにかえてるわけです。その船もかえてないのですよ。同じ船で乗せているわけです。ですからその方が来られて実際にこういうことをしたら絶対に効果があるということを言われて、いわゆるその船の方々には話をしてるのは事実なのです。ですから私もうそを言うのもこの数字は出して、そういうことを言われると私もちょっと心外なのですけれども、データはデータとして、ですからこういう話も私は改善すべきところは改善すべきじゃないかということを述べさせていただいてるのです。

 それからEM菌のことに関しては、(すみません)。





○議長(青木賢次君) 質問者に申し上げます。次の質問は入られません。質問を打ち切ります。

 市長。





◎市長(野村興兒君) 今諸岡議員からこの資料はいろいろな方々から聞いて作成をしたとこういうことでありますが、こういう資料はある意味では一つのケースでは当てはまるかもしれません。したがって、どういうふうな形でこの係数を出されたのか、お配りになるのであればこういう前提条件で、こういう一つの型で、こういうエンジンを使った場合はこうなるのだということをされないと、私ども今おにようずの場合に実績値は、現にこの18年の実績値を当てはめてみたら、まさに5億以上違うわけですね。7億も。

 だからいろいろなケースがあるわけだ。いろいろな努力をして節減努力をしてるわけですね。今これだけ離島航路も大変でありますから、だから今例えば知り合いの方の船主がこちらから2サイクルから4サイクルにかえた。で、こういうふうな成果があったのだったら、こういう船の形で、こういうエンジンで、こういうふうな時期にこういうふうなことになったのだと。だからガソリン、いろいろな燃料、燃料もいろいろなタイプがありますけれども、前提条件をはっきりお書きにならないと、こういったもので5億だと言われてもその数字だけが一人歩きをする。

 だから我々例えば行政の立場でこんな資料は絶対につくりません。いろいろな形で確証していく。条件を書かないとですね。

 だからぜひどういう条件のもとでつくられた数字なのか。どういう。じゃ私ども今、このおにようずということのあのタイプのものですね。じゃ、こんなに数字が違うというのであれば、これは何とか理解ができないわけでありますから、そしてましてこのオーバーホールのことは船舶安全法にかかわる話でありますから、安全法で5年に1回しかない。こういったことはあり得ないのです。担当者に、専門の方に聞きますと、こういうことはあり得ないのです。

 だからいろいろなケースがあったのでありましょう。恐らく内海分野とか、この沿岸海域のところは今こういうふうな形で大変厳しいのです。オーバーホールを毎年やれ。

 だからこれが費用がかかるのですね。何とかそういったものをやめてくれ。こういう話も要望はしてますけれども、ぜひ御理解いただきますように。

 前提条件となる資料をしっかり固めて説明をいただきたい。そうすれば担当者もわかるかもしれません。

 ある船主から聞きました。そういうのは数字はこうです。ということではなかなか私ども、皆市民の皆さん、あるいは専門家の皆さんも納得はしない。こういったわけですから、ぜひ御理解をいただきますように。

 決して嫌がらせで言ってるわけじゃありませんから、よろしく。





○議長(青木賢次君) 諸岡議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議は終わり、午後1時から会議を開きますので、定刻までに御参集願います。

 それでは休憩いたします。

     午後 0時08分休憩

────────────────────

     午後 1時02分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。

 一般質問を続行いたします。

 続いて質問順位8番、藤田議員。

 22番、藤田議員。

  〔22番 藤田克弘君登壇〕





◆22番(藤田克弘君) 本日は皆様方も御存じのとおり9月9日、重陽の節句であります。外はまさに秋晴れで季節もだんだんうつろってまいりまして、次第に秋も深まっていこうとしております。

 ただ国政初め、午前中のやり取りを聞いておりますと、萩市もだんだん熱い季節を迎えようとしているのではないかなというふうに感じております。

 それでは今回通告いたしております3点についてお尋ねいたします。

 まず、平成の名水百選についてですが、この件については昨日西元議員さんから質問があり、重複するところもあろうかと思いますがよろしくお願いいたします。

 平成の名水百選認定書の交付式が去る6月25日、東京で開催され、時の鴨下環境大臣より認定書が交付されましたことは既に御案内のとおりです。

 これを受けて7月9日には大井公民館におきまして、平成の名水百選認定地元報告会が瀧口副市長さん御同席のもと開催され、阿字雄の滝の地権者であります阿字雄隆雄さんと三明戸湧水の地権者であります山本清三さんに認定書の写しが交付されました。

 さて平成の名水百選に当たっての一文に今年7月の洞爺湖サミットの開催にちなみ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境の中で、特に地域住民などによる主体的かつ持続的な保全活動が行われているものを、平成の名水百選として認定したとあります。

 認定に際しまして六つの評価基準、すなわち水質、水量、周辺環境の状況、親水性、近づきやすさ、水利用の状況、保全活動、その他の特徴、PRポイントについて検討委員会において検討がなされ、昨日も御紹介がありましたとおり、都道府県の推薦162カ所の中から選定されたもので、県内から周南市鹿野の潮音洞清流通りとともに大井の三明戸湧水、阿字雄の滝が選ばれ、大井の住民の一人として大変うれしく思っているとともに、これまで水環境の保全に努めてこられた周辺住民の御努力に敬意を表する次第です。

 ところで6月5日付の新聞各紙で、平成の名水百選のことが報道されるや、さっそく尋ねて来られる人があって、阿字雄の滝や三明戸湧水への道を尋ねられ、マスコミの影響力を改めて痛感した次第であります。

 今のところとりあえず現地近くに阿字雄の滝と三明戸湧水の場所の案内表示を立てて、急場をしのいでおられるところですけれども、ただ三明戸湧水の方は既にはがれておりましてわからなくなっております。

 よそから訪ねてこられた方のためにもきちっとした案内看板等の設置をすべきと思います。

 このことについては西元議員の質問に対して、地元とも協議して云々とお答えになっておりますけれども、できるだけ早い対応をお願いしたいと思います。

 市長さんのお考えをもう一度お尋ねしたいと思います。

 また、阿字雄の滝の周辺の景観の保全を図るとともに、三明戸湧水は昨年より簡易水道の水源としての利用はもちろんのこと、昔から集落の生活用水、農業用水として利用されており、また集落の中を流れている水路には、夏の時期にホタルが飛び交い当然のことながら、これからもこれらの水環境の保全に一層努めていかなくてはなりません。

 阿字雄の滝にしろ、三明戸湧水にしろ、いずれも羽賀台に降った雨が地下水となり湧き水となって羽賀や本郷の地域を潤しているわけですが、御承知のとおり羽賀台に民間業者が大規模な産業廃棄物最終処分場の建設を計画しております。これが建設されたとなると羽賀、本郷、坂本地域等の水環境の保全に甚大な影響を及ぼす恐れのあることは過去の事例からも明らかで、したがってこの建設計画には断固として反対していかなければなりません。

 今後とも関係住民はもとより、萩市としても挙げて周辺の環境保全に取り組まなければならないと思いますが、市長の所見をお尋ねします。

 次に市道の整備についてお尋ねします。

 本年度の当初予算では道路維持管理事業費として1億6,209万8,000円、道路新設改良事業費として2億1,127万1,000円が計上され、住民の要望にこたえて限られた予算内で市道の整備を進めていただいておりますが、残念ながらまだまだ十分とはいえません。公園の整備費のことを思うにつけ、もう少し市道の整備についても何とかならないものかと思っているところであります。

 そんな中少し前の話になりますが、ある人から救急車が来たものの、30分近く時間がかかり、やっと患者さんを乗せて帰っていった。道が狭くて救急車が現場に行けなくて時間を要した。何とか市道を広げる等の対策がとれないものかという相談を受けました。

 消防署で時間がかかった経緯を確認したところ、時間は確かに23分かかったが、単に道が狭かったので時間がかかったのではなく、別の事情と重なってそのようになったとのことでした。

 しかし、市道の道幅が狭く曲がりくねっており、その上木の枝が道に延びて邪魔をして通行することができず、結局近くの農道を利用して現場に到着したとのこと。

 幸いのことに患者さんは大したことはなかったわけですが事によっては救急車や消防車の到着がおくれて、助かる命も助けられなかったり、被害が大きくなったりすることだってあり得るわけで、救急車や消防車等の緊急自動車の通行に支障を来すことがないよう、道路整備、道路維持を図っておくことが大切であると思います。

 緊急車両も性能等がアップしてだんだん大型化してきており、今までは入って行けたところも行けなくなったところがあるのではないかと思います。

 いわゆる周辺地域では昔ながらの狭い市道がかなりあり、また、高齢化が急速に進んでいる中、今回のような事態が起きる可能性は高く、できるだけ早い対策が求められるところでありますが、市長の所見をお尋ねします。

 もう1点、以前にもお尋ねしたことがありますが、市道が行き止まりになっている七重奥畑間の道路の改良について改めてお尋ねします。

 以前質問したときの市長答弁の趣旨はといいますと、羽賀線の改良に取り掛かったばかりであるので七重の方はできない。七重に入るまでの道で危ない箇所、災害の恐れのあるところを重点的に改良しており、とりあえずそれを急ぎたいということでありました。

 確かに領家七重間の、領家からの上がり口付近の路肩の補修をしていただいておりますが、危険な箇所、特に災害の恐れのあるところを予見して改良するということはなかなか難しいことではないかと思います。

 例えば、それがどのような場所に当たるか具体的に把握されておられるところがあればお示し願いたいところです。

 私も仕事柄七重の道はたびたび通っておりますので、ある程度道路状況はわかっているつもりであります。最近のように時間降雨量が80ミリ、100ミリといったこれまででは考えられないような雨量を記録しているところがあって、各地で大きな災害をもたらしています。現状では災害の発生場所の予見は極めて難しいのではないかと思うと同時に、最近の局地的な集中豪雨を見るにつけ、災害がどこで発生しても不思議ではないと思います。

 災害の恐れのあるところの改良よりもむしろ七重奥畑間の道路改良を先に進めた方が、災害による七重の孤立化を防ぐ手立てとなるのではないかと思います。最初から5メートル幅の市道の整備を望むものではありません。どんな形でも結構ですので、何とか奥畑七重間の道路を整備できないものかお尋ねいたします。

 次に中央公園の整備についてですが、今回はプレーパークの設置場所についてお尋ねいたします。

 ところで私自身これまで中央公園の整備計画について特に図書館と児童館の併設には反対の立場で議論してまいりましたが、新図書館、児童館の整備に当たって、去る8月8日にプロポーザルコンペが行われ、金子信建築事務所、堀設計事務所、設計共同体が当事業の設計業者に選定されたことを知りました。

 新図書館と児童館の建設については、中央公園の整備検討委員会の中でも、図書館と児童館の併設について意見が割れていたようですが、事務局としては将来的に管理の面を考えた場合に、併設が一番よいということで答申案をまとめられたと私は理解しております。

 事ここに至ってはあれこれ申し上げてもいたし方のないことでありますので、とにかく併設による問題が起こらないよう、配慮されることを願うのみであります。

 さて、プレーパークについてですが、このことが萩市議会で取り上げられたのは旧萩市の平成15年3月定例会の一般質問において、杉山議員が市民球場跡地利用に関して、中央公園の中に約1,000坪のプレーパークをつくることはできないかと提案されたことに始まったと思っております。

 その後中央公園の整備検討委員会等で検討がなされ、プレーパークは公園の南東側に設置されることとなったところです。ただ検討委員会の中でも、設置場所等について異論があったようでもあります。また、平田議員さんや中村議員さんもこれまでプレーパークについて一般質問で取り上げられており、設置場所について反対の立場で議論されていたように記憶しております。

 今回プレーパークについて質問するに当たって、そもそもプレーパークとはどういうものなのか改めて調べてみました。フリー百科事典ウィキペディアによりますと、おおよそプレーパークは従来の公園、既製のブランコ、シーソー、鉄棒などがあるお仕着せの遊び場と違い、一見無秩序のように見えて子供たちが想像力で工夫して遊びをつくり出すことのできる遊び場で、もともとはヨーロッパの都市の子供のための公園で、古いタイヤを積み上げたりしただけの遊び場として提供するといった動きが出てきて、そういうものに見習ったもの。

 1943年デンマークの公園設計家ソーレンセンがコペンハーゲンでガラクタ遊び場という彼のアイディアを初めて実際のものとしてつくりあげたのがプレーパークの始まりと言われる。1950年代にはスイスやイギリスで同種のものがつくられるようになり、ロビンソン広場や冒険遊び場という名前で呼ばれ、1960年代には当時の西ドイツの西ベルリンでやはり冒険遊びが場がつくられこの呼称が一番ポピュラーなものになりつつあるとあります。

 また日本冒険遊び場づくり協会のホームページより抜粋したものには冒険遊び場は子供たちがやってみたい遊び、例えば木登りや穴掘り、道具や基地づくりなど、自由に伸び伸びと遊べる場です。全国に広がりつつある冒険遊び場では子供たちが自分の好奇心を追及し、創意工夫を重ねていくことによって遊びが面白くなっていけるように地域の大人たちが見守りながら自主的に運営されています。こうした施設をプレーパークと言っています云々。とあります。

 以上のようなことからもわかるように、プレーパークは単なる児童公園と違って冒険遊び場であることから、これを中央公園に設置することはいかがなものでしょうか。中央公園の周辺はすばらしいまちなみ景観を呈しており、中心部にふさわしい公園の整備を望むものであります。

 基本計画の中に児童館の建築計画上の留意事項として萩城城下町の入り口でもあり、公共施設の中心地である中央公園内に計画される児童館は、公共施設として萩市のまちなみ景観形成をリードする建築物でなくてはなりませんとあります。

 建築物である児童館とは異なりますが、冒険遊び場であるプレーパークを中央公園につくることは景観、形成の上からも果たして問題なしと言えるでしょうか。

 市街地は三方山に囲まれ海もあれば川もある、自然に恵まれた地形にあり、都会と違って自然の中での遊びはいくらでもできる環境にあると思います。ただ、今の子供たちはそのようなところに行って余り遊ばない、また、遊び方がわからなかったり知らなかったりでいろいろなことを教える必要性は確かにあるとは思いますが、それを中央公園でやらなければならないものなのでしょうか。

 冒険遊び場であるプレーパークをつくろうとするのであれば、自然を取り込んでつくることのできる別の適当な場所に設置することを考えた方がいいのではないかと思いますが、市長の所見をお尋ねします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 藤田議員から大きく三つお尋ねをいただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 最初の平成の名水百選については既に西元議員も同種のお尋ねをいただいたところでございます。一部が重複をいたしますが、お答えをさせていただきたいと思います。

 この経緯はもう既にお話のとおりであります。具体的にはいろいろなこの施設といいますか、この案内板、こういったものの整備、これは西元議員にもお答えいたしましたように、三明戸湧水の水源に見学者が侵入して土手が崩落しないようにこの柵の設置をしよう。あるいはこの安全な水が供給できるような水道の取水口を設置しよう。あるいはそれぞれの滝のそれぞれの箇所に平成の名水ということの表示のできるこの方法を考えよう。あるいは阿字雄の滝と三明戸方面の市道分岐点への案内看板。こういったことを今ざっと考えてるわけでありますが、しかし行政でやること、そしてまた地元の皆さんの協力を得てやること、それぞれありますので、十分そのあたりについては協議をさせていただきたいと思います。

 そしてその後半の部分でありますが、議員御指摘ございましたように、この三明戸湧水を初めとします大井のこの湧水群には実はこの水源はまさにこの羽賀台でございまして、今お話ございましたように、羽賀台周辺の河川はこの羽賀台が隆起したことによりましてこの庄屋川に流れていくわけでありますが、地下水は間違いなく基盤岩に沿って流れていきますので、大井三明戸に流れていく。こういうふうに実は原田進造先生、元萩高の地学、理科の先生でございますが、この方非常にこの萩の地学、地理状況についてお詳しい方であります。

 今梅光学院の方にお勤めでございますが、先般6月22日に萩福栄水と命を守る会主催で、福栄のコミュニティセンターで講演会がございました。そのときに明確にこの羽賀台とそしてこの三明戸を中心にいたします大井の湧水群との関係を述べられたわけでございます。

 そういうお話から察しましてもこの羽賀台に、今計画をされています産業廃棄物の最終処分場からもし万が一そういったものが、有害物質等が漏れたとき、これは間違いなく大井方面に流れ、大井簡易水の原水になっておりますそういった三明戸湧水等にも少なからぬ影響を与えることは目に見えてるわけであります。

 そういった観点からいいまして、今議員御指摘のように、この今せっかく天下の名水ということで百選に選ばれたわけでありますから、これを守っていく、こういった観点からもぜひこの今そういうふうな企画がございます、計画がございます産業廃棄物の最終処分場については、これは何としてでもストップさせねばいけない、こういうふうな思い、これは議員も同じ思いでおられると思います。

 今後ともあらゆる手段を使いまして、このストップの運動を続けていきたいと思うわけであります。議会におかれましてもどうぞよろしくお願いいたします。

 2番目のこの市道の整備でございます。

 冒頭におっしゃいましたこの緊急車両、救急車のことでございますが、私どもがこの救急車両の担当者の方から聞きました話と今、藤田議員が紹介をされましたことと、やや事実関係かなり異にいたします。

 救急車両はこの電話がありまして門をくぐるのに20分余りであります。通常この消防署から出発いたしまして、この191を経由して、今お話がありました猪熊地区に到着するにはほぼ通常の時間ではないかとこういうふうに思うわけであります。

 そして問題は何にあったかといいますと、到着してから搬送するまでの間の時間が非常に要したということでありまして、これは搬送の対象となった患者の方が大変時間がかかった、要はその患者の方がトイレに入られたとか飲料水をお飲みになるとか、そういう話のようでありますので、搬送に至るまでの時間の話でありますから、これは今お話を聞いておりますとあたかも道が狭くて、救急車両が到着が遅いというふうな印象に聞こえましたが、救急車両、これ担当者はまさにいかにして早く着くか、命がけでやってるわけですから、そういった意味で何かあたかもそれが大変遅くなったような印象を今お話になりましたけれども、救急車両、この救急隊員の名誉にかけて、そのようなことはなかったということを、ただし入り口に市道に入ろうとした迷いはあったといいましたが、農道がありますので農道を突っ走った。したがって20分余りでついたと、こういうことでありますから、その後の問題であります。

 今道路が狭隘、あるいは救急車両がそのために遅延をしたというようなことになりますとこれは救急車両にとっては大変不名誉なことであります。そういうようなことはなかったと聞いておりますので、ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いをいたします。

 いずれにいたしましても道路の問題でありますので、道路の関係について今七重の関係でこの万が一今後救急、いろいろな形で、ゲリラ的集中豪雨、こういったものがあったときに、今のこの七重に行きます市道、これだけでは心もとないから、どこか突き抜ける道をというそういう観点でのお話であります。

 今このまさに市道領家七重線の工事をやっている最中でございますので、そしてそれをできる限り急いでいくということでございます。そして今大井地区ではこの羽賀台の道をつくっているわけです。羽賀線の道路整備事業をずっと今、今年も平成20年度も用地補償等でこの予算を組んでいるわけでありまして、同時にたくさんの道路を本当は御希望にそって、すべての道路に予算をつけてということでありましょうけれども、そのようなことでありますのでとりあえずいま一つの改良工事、これを急いでいこうというのが何度も申しておりますように趣旨でございます。

 そして、今後大井地区の話は、今、萩東道路という一つの大きな計画がございますので、このあたりの大体概略ルートが決まってきますと全体像が見えてきますので、今、東道路の関係がどういうふうに触れていくのか、このあたりについてまだ確かなことはわかりません。したがいましてそのあたりの状況もございますので、もう少しこの今七重から福栄に抜ける道、これについては時間をいただきたい、このように思ってるところであります。

 いずれにいたしましても七重地区の交通事情、今までもいろいろな交通が止まるようなこともあったわけでありますが、何とかそういうことがないように、それを今急いでおりますから御理解をいただきますようによろしくお願いいたします。

 それから、プレーパークのことでありますが、実はこのプレーパークはもう前提に走っておりまして、いまさらこういうことは大変失礼な言い方かもしれませんが、先般のプロポーザルコンペも隣にプレーパークがあるという前提で行っておりますので、もし、これをプレーパークを場所を変えるとか、そういうお話になればプロポーザルコンペもやり直さなくちゃいけない。そういうようなことであります。

 要は既にこのいろいろな意味でこの進められている事業であります。そのプレーパークのまさに性格とかこの本当はどうだったのか、こういう議論はもちろんあろうと思います。しかしもうプレーパークはあそこに設置をするということで進めているわけでありますので、なかなか後に戻ることはできない。

 私も今藤田議員がおっしゃったように、なぜこの中央に設ける必要があるのか、当初は同じような考えを持っておりました。しかし途中から変わったわけであります。

 なぜかといいますと、実は世田谷区は東京のど真ん中であります。住宅街のど真ん中にある公園で実は羽根木のプレーパーク、あるいは駒沢、烏山、世田谷区はこういったプレーパークをつくっております。この趣旨は何か、そこの担当者がわざわざ来て実は講演会をやられました。

 どういうことかといいますと、例えば今藤田議員がお住まいのところであれば、海にも山にも近い、しかし例えば明倫小学校の周辺で子供たちが例えば小学校1年生、2年生、3年生、4年生、こういった子供たちが自分の力で山に行くことができるか、海に行くことができるかということを考えていただきたいわけです。

 子供たちは本来土にまみれあるいは自然の中でいろいろな遊びをしたい。今はすべてテレビゲームやいろいろなことでき合いのものであります。こういったことではなくて、何かこの緑の中で、あるいは土の中で、そういった遊び場ができないか、これは市街地の子供たちにとって見ればやはり市街地にあることが必要なのです。なかなか外へ、山の方へ行く機会がない、それはお父さんが非常に理解がある、いつも毎日車に乗せて、こういう環境下にある子供たちは数少ないのです。

 そういうふうなことで小学校のそば、あるいは児童クラブのそば、児童館のそば、こういうふうなことで一方では広大な芝生の公園がある。しかし一方でここでこの隠れ家といいますか城といいますか、子供たちの時代皆、議員の皆さんもそれぞれ御記憶があろうかと思います。みんなそんなものをつくって遊んでいました。この萩はどんなところでもすぐ行けば山もあり川もあり、しかし今例えば三角州の中でそういった自由になる土地がどこにありましょうか、こういうふうなことを考えての上で。

 私も当初は藤田議員と全く同じ考えでした。なぜ、どうして、そういったことを連発しました。しかし今ではやはりそこにつくることの意義というものをしっかり理解したつもりでありますので、恐らくこの藤田議員もお話をされいろいろ聞かれれば、なるほどと思われるような話だろうと思います。

 ただ、議員御縣念のように景観の問題というのはいろいろありますので、何かそのあたりの工夫は今からしていこうと思います。外から何か大きな城がまる見えになる、城は城でも城違いという話でありますから、いろいろな意味でそのあたりは工夫をしていく必要があろうと思います。

 そのあたりのことも含めて一つこういったことで流れが決まっておりますのでぜひ御理解いただきまして、できるからには少しでもすばらしい子供たちの本当に夢と希望がかなえられるような場所にしたい。こういう思いでありますので、ぜひ御理解を賜りますようによろしくお願いしたいと思います。

 いろいろ当議会におかれましても、いろいろな議論をいただきましたが、そういうようなことで今粛々と進んでおります。このプロポーザルコンペも終わりまして、いよいよこの児童館と図書館を併設をする形の建物も動き出します。そして既にもう中央公園のあの緑の芝生は中央に長州緋桜を置きまして、かなり広い面積が姿を満たしているわけであります。

 またこの駐車場の話については条例について今御審議をお願いしているわけであります。萩市の新しい中央部分の顔になるわけでありますので、ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いしたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 22番、藤田議員。





◆22番(藤田克弘君) 1点目の平成の名水百選については市長さんも地元と話して、昨日西元議員さんに答弁をされたと同じようなことでありますけれども、とにかく案内板といいますか、これはできるだけ早急に設置してほしいなということです。

 尋ねて来られた方、一々その近くで聞いたりとかいうことになりますと、昨日もおっしゃっておりましたように、いろいろと迷惑がかかるということで、表示板については予算的にさほどかかるものではないというふうに思っております。

 その後どうしても市でつくれなければ、地元で何とかということであれば、お互いに協議すればよいことでありますが、いずれにせよ案内表示板については早急に願いたいということであります。

 それから2点目の市道の整備のことでありますけれども、まず1点目のこと。これについては私の方が事実誤認しておるとおっしゃっておりますが、私がその確認したところによりますと、18時57分に現地に着いて、出たのが19時20分ですか、ちょっとそれで23分かかったということでありますけれども、ちょっと今申し上げました時間はちょっと確認しないといけませんが、そのように聞いております。

 で、それで、その事情については聞いたときにいろいろありますので伏せておって、ちょっと奥歯に物の挟まった言い方をしたわけは、その市長さんがいみじくもおっしゃったことありましたので、そのことは触れなかったのですけれども、とにかくそちらに着いて道の方は地元の方がある程度こちらの方がということを言われてその救急車は農道に入って行って、それで患者さんのお宅に行かれたというふうに聞いております。

 したがって道がいわゆる救急隊の方がゆっくりして行ったというのじゃなくて、もういた仕方のない事情でこのようなことになったということでありますので、それを責めているわけではありません。あくまでもそのとおりそれをもし広い市道であれば、すっと行けたところがそういった事情があって道路の形状で行けなかったということでありますので、市長さんは私がさも事実関係を知らずにこの質問をしてるとおっしゃるような言い方をされておりますけれども、その辺は私も確認をして質問をしておりますので、もう一度そのことはお聞きになったらというふうに思います。

 それはいずれにしましてもそういった道が現に市道としてあるわけですから、そこのところの整備をされたらいかがでしょうかということでありますので、救急隊の方の名誉を傷つけようとか何とかそういったことではありません。誤解のないようによろしくお願いしたいと思います。

 それからプレーパークのことであります。もう話が進んでいるので今さら言ってもというようなおっしゃり方をされておりますけれども、どう考えてもあそこにプレーパークの本来のその内容のことを、考えてつくるのがどうかなという思いがありますので、それであえて質問をしてるわけです。

 よその地域のことをいうとあれですが、群馬県の太田市なんかは既に何階かビルが建ち、市の庁舎が建ち上がってても、それを中止して、低くして建設したという事例もありますので、まだ、確かに計画をされてプロポーザルでいわゆる周辺のことも考えた設計を考えておられるということはわかりますけれども、それを別のことにしてくださいというのじゃなくて、プレーパークではなくて中央公園としてのそれにふさわしい公園整備をしていただければ、それほど今の設計をされた方が頭を悩ませて、またさらに設計をし直さんといけんということにはならないと思うのです。

 むしろそのプレーパークのような施設よりは都市公園、今の現状を生かしてできるかどうかはわかりませんが、そういった形の公園にした方がよりいいものになりはしないかという思いで尋ねておるのであります。

 できて進んでいることだからということで片づけることのないように、もう一度検討していただけないかということであります。

 中央公園の整備検討委員会の議事録を読みましても、いろいろと議論が分かれておりまして、中にはあそこの場所は適当ではない、むしろ田床山の方につくった方がいいのじゃないかというような委員の方もおられます。

ですから最終的には場所として今の場所になっておりますけれども、ちょっと経緯を議事録ずっと1回目から4回目、すべて目を通しましたけれども、どうもそれを読んだだけで納得がいきません。

 したがってきょうの質問になっておるわけですけれども、また逆にお尋ねしますけれども、いくらあそこで目隠しをするような公園をつくったとしても、内側からは例えばその木を使ったことの遊びといいますか、そういったことをしたりすると、内側からの分は見れると思うのです。公園にいらっしゃった人からすれば。そうすると果たしていかがなものかなということも思います。完全にそこを囲ってしまって、プレーパークゾーンですよということで囲ってやられれば話はまた別ですけれども、それだとまたちょっとおかしいものになるやらしないかと思います。

 ですから私はどちらかといえば陶芸の村公園、今計画がしてあるものの大幅に見直しをせんといけんところでありますので、むしろそちらの方に考えられたらどうかなというふうな思いがあります。

 まぁーるバスも行っておりますので、行こうと思えばそのバスを利用すればそこへ十分子供たちは行けると思います。

 このプレーパーク自体は親子で行く公園というよりはむしろ子供たちが行ってそこで自由に遊ぶ、ただだれもいないといけないので、一応指導者といいますか、それをおいて各地ではやられておるようでありますので、それはまたそういう方をおいてやられればいいのじゃないかというふうに思いますけれども、どうしてもその中央公園のところというのが、どうも私には理解できません。

 今午前中にもありました、商校が移転してそこら辺のまたいろいろなその整備計画といいますか、プロジェクトを立ち上げて計画されようとしております。そういった重要な場所、萩市にとっては重要な場所でありますので、ぜひ、まだ工事に取り掛かっているわけではありませんので、再考をしていただければというふうに思います。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 名水百選の関係については掲示板等申しましたようなことを地元の皆さんとしっかり協議をして、協議会もあります、協議会の代表は西元議員でいらっしゃいますので、十分相談して対応を考えていきたいと思います。

 市道の関係で先ほど申しました二十何分というのは到着するまでの時間でございます。23分とおっしゃいました。これが早いか遅いかという話の議論のように私はお聞きしたわけでありまして、それはこの救急車両の担当者、救助員の名誉にかかわる話だと、こう申したわけであります。

 途中で確かに市道に入ろうとした。そして、農道がある。この農道で急いで行けたわけでありますから、その市道の狭隘なということでおくれたことではないということを私は明確にしたわけであります。

 そしてそういう観点からいいますと、後の出発する搬出するときまでの時間が要したということでありますから、そこははっきりされないとこの今のやり取りを聞いている限り市民の皆さんの理解は、いかにも救急車両が遅くなった、道路が狭隘なために。こういうふうに受け取られるから、私は消防職員の名誉にかけてそういうことはないということを否定したのです。誤解のないようによろしくお願いいたします。

 そして3番目の話であります。

 これプレーパークの話でありますが、これもさんざん議論を今までしてきました。この議会でもされてました。私も当初は今おっしゃったように議員と同じ気持ちだったのでありますが、じゃあ、それじゃ今明倫小学校800人近くいます。こういった子供たちがじゃあ田床山行けよ、こういう話。あるいは鶴江の台に行けよ。こういう話で、今プレーパークの話、これはずっと皆さん、若いお母さん方のいろいろな会から要望があったのです。それを議論してこうやって決めたわけですから、まーそれは山に行ったらどうだとかこういう話であります。

 そうじゃなくて、この都市部でもみんな都市部の市街地の子供たちがそういう自然と戯れるような場所をつくってほしい。それは世田谷でも実は信州の山と契約をしております。いろいろな意味で行き来はあるのですが、この市街地のど真ん中の公園につくってほしい、これは非常に小さいところであります。本当はもう少し面積が欲しいのでありますが、それはできない。そういうふうなことで小さなところではありますけれども、そこでこのプレーパークをつくるわけです。

 今景観はとおっしゃっておりますから、外からあの191からそういったいろいろなものが見えるということは、何とかして何か遮断ができないかと思っておりますが、決して四方八方をふさいだ形のプレーパークにはならないと思います。

 いろいろな意味でその子供たちがどういう遊び方をするのか、それは、本来山のいろいろなところの地域であれば、例えば椿東小学校であれば裏山がですね、まさに子供たちの格好の遊び場なのです。そういったものがそれぞれある。しかし、明倫小学校でちょっと隣の空き地でそんなことをしたら大変なことになる。こういうようなことでありますから、何とか中央公園を整備するときに、プレーパークをという強い要望がありましたのでそういったことで設置を決めたわけであります。

 さっき言ったプロポーザルコンペがそこにプレーパークを前提にして設置をいただきました。したがってプレーパークについての対応が十分でないところは実はキャンセルになってます。そういうふうなところでありますから、今さらもしそれをもう一回ということになったらプロポーザルコンペをやり直さないといけない。本当にもし緊急、どうしてもやめなくちゃいけないような事情があれば、私も当然判断をいたしますが、そのような状況は必ずしもないと思っております。

 ぜひもう一回このプレーパークがどういうものであるかどういう経緯で、今議事録をお読みにいただいたようでありますが、直接お話を聞いてみますと私のように変心をすることも十分あるのです。本当に初めは全く同じ事を言ってました。しかしやはり市街地の子供たちにとって、身近なところでそういった場所が欲しいという気持ち、そしてそれに対して世田谷のまさに第一号のプレーパークがそういったものにこたえてやっていらっしゃいますので、これは後しっかり運営面でまた気をつけていこう、こういったことも含めて考えていきたいと思います。

 藤田議員の気持ちはよくおわかりになりますが、ちょうど3年か4年前くらいの気持ちであります。ぜひいろいろな意味で議論を重ねて、あるいはお話を聞かれて御理解いただきますように、重ねてお願いを申し上げます。





○議長(青木賢次君) 22番、藤田議員。





◆22番(藤田克弘君) 今の2番目の道のことについてはここで言っても水掛け論になりますから、もうあえて申し上げませんが、道が狭かったのも多少おくれた理由の一つであります。それはもう間違いないことだと思います。すっと市道に行ければいいわけですが、消防隊員の方は最初から農道めがけて行っていらっしゃらないと思います。あそこへ行かれるとすぐわかります。地形を見てその近くに行かれれば必ずまず行かれると思います。最初から農道をという選択はされてなかったはずです。それをあそこにいってごらんになったらわかると思います。これ以上申し上げません。

 で、プレーパークのことについてですけれども、もう決まっていることだからといわれればもうそれで終わりになります。

 しかし今聞いておりますと、明倫小学校の800人の子供のためのプレーパークのような印象を今持ちました。さらにですね。その児童館についてもそこに児童クラブを設けるということで、明倫小学校の近くですぐ通えるからということであります。で、そこについては私もあえてそれはもう申し上げませんが、議論の中に果たしてそこの併設が、図書館と児童館の併設がいいかということについてもかなり議論があって意見が分かれてたところなのですよね、それが今のような併設の方になっておる、それは管理面で経費的にコストが安くつくということで、そちらの方がいいのじゃないかという答申がされて、それを持って計画がなされているわけでありまして、本来の児童館、図書館はどうあるべきかというところからやればですね、むしろやはり併設はよくないのじゃないかということで、議会でも主張していました。

 したがって、そういったことが聞き入れていただけなかったわけで、それはコスト面どうとかということであればあえてそれは申し上げませんが、ただ、あそこのところに今のプレーパークのような施設をつくってどうかということになりますと、その景観のことを非常におっしゃる市長さんでありまして、その辺で私もよくああいったところで設置されることに同意されたかなというふうに思います。

 つくった後になってこういったものをここにつくらんとよかったな、あるいはつくったからそこで火を燃やしたり、やれこういった遊びをすると目障りになるからそういったことをやめなさいということのないようにお願いしたいというふうに思います。

 後はもうどういったものができるかこれ以上申し上げてもしょうがないので、楽しみにしておきます。

 必ず今のような形でやられれば、後世反省をされるのじゃないかというふうに私は確信を持っております。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 今の大井の道の話でありますが、確かに市道に入りかけたのは事実でありますが、すぐ反転して変わってその間のおくれはそんなに5分もかかるようなことではありません。本当にわずかな時間だった。こういうふうに報告を受けておりますので、まさにこの救急隊員の名誉にかけて、その一たんそれへ入って迷ったから遅くなったということではないことをぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いをしたいと思います。

 そして、いま一つでありますが、今、プレーパークのことを今でもいろいろな議論をここで行っていただきました。その先ほど市街地の子供たちが、だから決して明倫小学校だけではないのです。田床山とおっしゃるからあそこに明倫小学校の子供が行けるかとこういう話をしたわけですし、1週間に1回それは行けるかもしれません。

 やはり隠れ家とか城とかいうのは毎日行くのですね、子供のころを思い出していただきたい。子供のころは実は余り日本の童話みたいなやつは私ども子供の時代はなかったのですね。みんな洋版でありました。トムソーヤの冒険、ハックルベリーの何とかってありました。これはみんな城とか隠れ家の話だったのですね。

 このようなこと、あの場所では本当は狭いと思います。しかし子供たちがちょうど低学年、あるいは中学年、高学年に至るまでの間にそういったものをあそこで楽しむことができたら、これはあくまでもモデルの試行的な話かもしれません。

 今それじゃ必ず将来反省するだろう、こういうふうな予言をいただきましたが、そういうことがないようにしっかり運営面では気をつけていきたいと思います。

 終わります。





○議長(青木賢次君) 藤田議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩をいたします。

     午後 1時48分休憩

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     午後 2時03分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて質問順位9番、世良議員。15番、世良議員。

  〔15番 世良眞名夫君登壇〕





◆15番(世良眞名夫君) 皆さんお疲れさまです。一般質問に入ります前に昨今のでき事が、ちょっと私に心打たれることがありましたので、御紹介して質問に入らせていただきます。

 それは、過日6日に社会福祉協議会の主催で第4回市福祉大会が開催されたときのことです。私は障害者であります。きょうまで多くの人々に大変お世話になりました。今その万分の1でもお返しと同時にお世話をさせていただきたい。そして萩市全体に、福祉の輪を広げていきたい旨の青木議長の発言でありました。確かに自分のハンディをしっかり胸においての発言であります。

 今、中国では障害者のオリンピック、パラリンピックの開催、また先日、過日の31日の25時間テレビの民放での放映等々を見れば、私は胸に打つ発言でありました。我々は一人では生活していくことはできません。多くの方々のお世話と御協力があってこその生活が営まれていると思います。青木議長の発言は、福祉に関係される方々に勇気と元気を与えたことと思います。私も青木議長と全く同じ考えであります。今後青木議長の福祉に対する取り組みに、大いに期待するものであります。青木議長、頑張ってください。

 それでは質問に入らせていただきます。既に通告をしています順に従って、質問をいたします。

 最初に、行政改革に伴う市民活動への補助金制度のあり方についてお尋ねをいたします。

 萩市は平成17年3月に合併をし、翌年平成18年から平成21年の4年間を萩市行政改革推進期間として、市長を本部長とし、集中的に取り組みがなされているところであります。年次的計画の中で毎年検証をし、必要に応じて見直しを行うなど、改革を着実に推進されていることは評価いたします。

 ところで萩市の現状を踏まえた場合に、まず行政改革を行い、むだを省くことと、投資的効果を考えながら、市政運営を行っていくことが必要と考えます。市長が、行政改革を最重点課題とされることについては、十分理解することができます。

 そこで、本市の補助金制度のあり方について考えてみたいと思います。

 萩市における平成19年度の萩市補助金当初予算によると、金額は総額で11億9,306万2,000円で、252件でありました。また、平成20年度の当初予算では、総額で10億6,867万8,000円で、307件であります。

 これまで補助金の捻出方法には、既存の補助団体には既得権があり、新しい市民活動には予算制約の中で、補助金が交付しにくいという傾向があるように思われます。市民の方々は、ボランティア活動するにおいて、どうしても財源が必要とする場合、時として発生する場合には、その折には皆さんが手弁当で活動している状況であります。時として萩市では、萩市市民活動団体活動登録制度を新設されて、市民活動に対して支援されることとされておられます。

 今までにも萩市は、市民活動の推進については積極的に支援をされて取り組みがなされている状況であります。その支援によって、市民活動をより充実した活動を展開されているところであります。そのような現状でありますが、補助金の公平性や確保や市民ニーズの適切な対応などを考えた場合、市民活動への補助金のあり方について考えを見直すことが必要と考えます。

 そこで、補助金制度の先進的な取り組みをなされている千葉県我孫子市の紹介をさせていただきます。我孫子市では、既得権に左右されず同じスタートラインで審査をし、適切に交付できる制度を改革しております。すなわち市の補助金、一たんすべて白紙に戻し、その上で補助をする、補助を希望する団体を公募しております。公募のあったものを市民の第三機関で審査し、その結果に基づいて補助金を交付する仕組みとなっています。

 公募は毎年実施し、一度決まった補助金も最長3年間で白紙に戻し、公募があれば再度審査をされますが、あくまでも団体の自立にむけた補助金であります。第三機関については、我孫子市補助金等検討委員会を設置し、委員は5名で、市内のどの補助団体にも属さない、客観的に判断できる立場にいる市民や学識経験者や我孫子市のOBを除く行政経験などの市民で構成されております。

 判定基準としては1点目に次代度、例えば少子高齢化や環境問題、国際化や地域福祉などが社会経済的背景にマッチしているかどうか。

 2点目といたしまして、実現目的度、達成可能度、団体等の目的や熱意、工夫、計画性、活動内容、決算状況などなどから見た評価。

 3点目としまして、創造性、独創性としまして、事業または活動の発想や着目点、先見性、発展性から見た評価。

 4点目として、我孫子らしいという観点から我孫子市の自然、環境、景観、文化、歴史などを生かしたものであるか否かという評価という4項目3段階のポイントで審査され、その結果、採択か不採択及び要望額に対する査定額が決定され、不採択の場合はラストチャンスとして、公開ヒアリングの場で再度プレゼンテーションをすることができ、最終的には市長が判断するようになっております。

 我孫子市は、削減ありきではありません。3年ごとに白紙に戻すことで、既得権を生じさせることなく、新たな団体にもチャンスが生まれ、結果的に市民活動が活性化し、市民中心のまちづくりを進めていく大きな力となっているように思われます。

 またこのような取り組みに対して、市民から悪い感情やクレームがほとんどないようであり、市の目指す目的が正しく市民に理解されているそうであります。

 萩市においても、こうした先進市の事例を参考にしながら、補助金制度の抜本的改革をして行くべきだと考えます。補助金制度を改革されて、萩方式の補助金制度に改革されるお考えはないか市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、格差問題についてお尋ねをいたします。

 格差問題は、近年国内外において指摘されているようになりました。特に大きく取り上げている課題でもあります。萩市におきましても、合併しまして3年が経過する中で、市民一人一人の立場から言えば、保育園や小学校などの建設時期による施設整備の格差、公民館や憩いの家など、公共施設の配置状況、市街地化区域と旧郡部地域の道路や水路の整備状況、夜間照明など多岐にわたる格差が指摘されていると思います。

 ところで、近年指摘されている所得格差は、生活水準の格差だけではなく、医療格差、教育格差などさまざまな問題も生み出していると言われております。さらに人口や経済力などの地域間格差や、努力しても報いられない将来に希望が持てない方の増加、いわゆる希望格差などがあると言われております。

 市民一人一人の所得格差からいえば、今日ワーキングプアといわれる若者の増加や、生活保護世帯がふえつつある状況の中で、市民一人一人に格差を感じさせない市政を展開していかなければならないと思いますが、市としてどのような取り組みができるか、どのように考えておられるのか、名案をお示ししていただきたいと思います。市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、スポーツを通して萩のあり方についてお尋ねをします。

 私は今日まで同様の質問を幾度となく質問をしておりますが、再度萩市の取り組み状況を確認をいたします。

 8月8日から中国北京で開催された北京オリンピックは、世界の多くの方々に感動と勇気、元気を与えたことは、皆さん御承知のとおりであります。日本国内では、多くのメダリストが誕生し、特に女子ソフトボール選手の頑張りは、彼女たちの精神力の強さは驚いたところであります。ちょうど4年前、郷土出身の阿武教子さんがアテネオリンピックの女子柔道78キロ級で金メダルを獲得し、努力は人を裏切らないといった言葉を思い出したところであります。

 ところで昨年平成19年度において、萩市の小中高等学校の子供さんや、大人の方々が一生懸命努力を重ねて、柔道を初めとして、56種目、158名の選手の皆さんが国体を初めとする全国大会に出場権を得て、活躍をされてきておられます。

 ところでスポーツの振興は、市民の健康保持増進と体力の向上はもとより、生涯にわたり活力と生きがいのある生活を営む上で、きわめて重要なものとして位置づけができようかと思います。

 萩市は、スポーツ振興のために施設整備、競技力の向上、生涯スポーツの推進などさまざまなことを展開されたことと認識するところであります。近年、人間関係の希薄化、孤独化、生活の利便性が増したことによる体力の低下、屋外運動の減少などで市民の価値観や行動様式は多様化していると思います。

 したがって、これからの社会の環境に対するスポーツの振興施策は必要となると思われます。運動をする、見る、支える、聞く、話すといったことは生涯生きがいのある健康づくり、青少年健全育成や市民意識の活性化には欠かせません。平成23年山口国体を迎えるに当たって、萩市のスポーツに対する取り組みは、顕著でなければいけないと考えるところであります。

 このたびの北京オリンピックで、日本の成績は予想意外に不振に終わったと評価していますが、このために選手の強化策を見直し、強化費の増加を図るべきといった声が出ているが、しかし私はその点について疑問と思うわけであります。

 オリンピックを見ると、国威発揚が前面に出過ぎており、選手の皆さんは国家威信のために働かされているといった感じに取らざるを得ません。スポーツはさきに申したとおり、健全な精神と発達を促し、それによって幸せな生活を営むためにあるのではないかと思います。体育館からママさんバレーの元気な声が響き、運動場からは子供たちが野球やサッカーに興じて、いろいろなところで老若男女がジョギングやウオーキングに励み、そんな底辺のスポーツ人口をふやすことが大切であると思います。底辺を広げることによって、優秀な選手も生まれてくると感じます。必要に応じ、年齢に応じ、場所に応じて楽しむことのできるスポーツ社会の実現を期待するものであります。

 そこで今年度、各種大会や市民参加の大会が開催されると聞き及んでいますが、今後のスポーツ振興に関しての考え方、またどういう効果を期待されるものかお伺いをいたします。

 次に、自転車利用の促進についてお尋ねをします。

 なぜ、今自転車なのか。本年7月に開催されました洞爺湖においての環境を中心としたサミットが開催されました。皆さん御承知のように、平成17年2月に京都議定書が発効されたことで、地球温暖化など環境問題が大いに注目されるようになりました。また、運動不足による体力の低下、生活習慣病などなどによる肥満などの低年齢化、さらにはモータリーゼーションの進展などに伴う問題。昨今では、原油高によるガソリン高騰などなど、いま一度自転車利用の促進について考えてはと思います。

 私も、自転車利用回数は最近ふえております。市職員の皆さんも、自転車通勤がふえているように見受けられます。全国では自転車専用レーンもあっちこっちで設置されており、今や各自治体でも自転車利用計画が策定されるようになっております。

 例えば大分市では、環境にやさしい機能性が高い健康増進に役立つこうした自転車に対して着目し、利用促進に取り組みがなされているところであります。

 萩市も昭和50年代に観光客数が200万人を超えているときに、自転車で観光できるまちとして売り出しております。多くの観光客が来萩されたときがありました。環境問題が叫ばれるときに、CO2削減の上からも、本市として自転車利用の促進をどのように考えておられるかお伺いいたします。

 また6月から道路交通法の改正により、自転車利用にも新たな制限が加えられました。今後自転車利用はますます増加することは間違いございません。先日も山口県地球温暖化防止活動センターでは、交通分野での温室ガス削減対策として、マイカーから自転車で通勤への移行を促進する山口自転車通勤拡大キャンペーンを9月1日から始められており、目的として、通勤を車から自転車に切りかえていただくよう呼びかけをして、自家用車から排出される温室効果ガスを削減することがねらいであります。

 私は先月の8月31日に、山口市でこのイベントセレモニーに参加しましたが、多くの県民の方々が参加されておられ、この問題について県民の皆さんの意識が高いのだと痛感したところであります。

 ところで自転車利用が促進した場合、自転車道の整備なども視野に入れた取り組みを推進することが必要と思います。一方で自転車の交通量の増加による歩行者の安全確保にも配慮する必要があります。また自転車利用の増加に対するために、交通ルールの一層の周知や駐輪場の整備など、ハードとソフト面での問題を解決していくことが必要となります。

 さきに申したとおり、昭和50年当時と萩市は大きくさま変わりしている現況の中であります。この点について、御所見をお伺いいたします。

 次に教育問題として、2点お尋ねをいたします。

 最初に昨年度末、10年前に改正された現行の学習指導要領における総合学習に代表されるゆとり教育、学校週5日制などが学力の低下となったとして、今回学習指導要領が改訂され、40年ぶりに授業時間や学習量をふやし、改正教育基本法の意を受けて、道徳や伝統文化の尊重を各教科に反映されることとなりました。

 このことについて新聞報道を見ると、このたびの改正に伴い授業時間に加え学習内容もふえれば、落ちこぼれる児童生徒が再びふえてしまい、授業時間でいえば画一的にふやす必要なく、学習意欲もあり、学習方向を身につけている子供は、自由に勉強されればよい。

 一方逆の子供は、標準時間以上の授業をしても、現行の学習指導要領のねらいは、落ちこぼれを減らすことだった。学習指導要領に振り回されずに、目の前にいる子供を自信と希望を持たせる教育をする必要があり、地方分権が進めば指導要領はいらないと言っている大学教授が指摘していました。

 また教員の増員と勤務のあり方の改善が不可欠であり、先生方の考え方や姿勢が変わらないといけない部分もあるが、精神主義だけでは限界があり、教育条件を改善しなければ本当の力をつけてゆく新学習指導要領のねらいは実現は厳しいとの指摘をしている方の記事も記載されていました。

 そこで、この方々の御意見で共通するものがあると思います。教員の定員と、勤務条件の改善であります。おくれている子供に対し、現行の学習指導要領に示されている標準時間以上の授業をするとしても、教育現場の環境が改善しなければ対応できないと考えます。市教委の考え方と対応策について教育長にお伺いします。

 次に、学力向上対策についてお尋ねをします。昨年小学校6年生、中学校3年生を対象に43年ぶりに実施され、本年4月22日に2回目を実施した結果が、8月の29日の文部科学省から発表されたと日刊紙に記載されていました。実施内容については、山口県下の状況や全国の状況など、いろいろと記載されているところであります。山口県下では前回同様に、小学校の平均正答率58.9%と、全国平均の61.8%を下回り、中学校では64.8%、全国平均の64.4%を若干上回っております。基礎知識が十分なもの、全体的に学んだ知識を生かす応用が苦手な子供が多い傾向にあり、前回に続いて読解力や応用力、表現力の向上が課題となっていると報じられていました。

 この調査は前回同様、小学校6年生、中学校3年全員を対象に全国調査であります。国語、算数、数学の両科目で、基本的な知識を問うA問題、読解力や応用力を問うB問題で、児童生徒の学力状況などを調査し、生活習慣や学習習慣の調査も同時に実施した調査であります。小学生では国語B、算数Bが全国の平均正答率からかなり低く、知識、技能を活用する力に課題があると指摘されています。

 また生活習慣調査では、小中学生は早起きや朝食、規則を守ることなどは全国平均より高かったものの、学校以外での一日の勉強時間は1時間以上と答えたのは、小学校50.6%、中学校では61.7%で、いずれも全国平均を下回っている現状でありました。昨年、1回目の調査のときについても、議会で教育長の答弁で、既に明らかにされているとおりであります。

 私はできる子供は、自分でやる力を持っていると思います。そこで正答率50%以下の子供の学力を高める取り組みが重要であると考えます。特に、正答率50%以下の子供がいることは、深刻に受け止めるべきであります。このような状況を踏まえて、どのような視点で取り組まれるのか。私は思いますに、小学校で落ちこぼれると中学校に入っても大変厳しい状況になりますし、いじめや不登校の原因にもなりかねません。市教委の取り組みについて、教育長にお伺いいたします。

 質問は以上でありますが、最後に地方の市長としてこれからもかじ取りをしていただくわけでございますけれど、どうしても聞いていただきたいことがあります。

 それは、国や県に対しての働きかけであります。萩市を取り巻く社会環境の中で、さまざまな問題が山積しておりますとき、国全体を考えた場合に国が欠けているものと今必要なものと、萩市の行政課題を通じて、国に問いかけていただきたいと思っているところであります。混迷している国の指導者の方々は、公共交通機関の網羅した便利のいい東京の官僚街では、ガソリン高騰で悩む車オンリーの地方の実態はわかりません。高齢者の医療費負担や若い年齢層も、年金保険の支払いを地方の生活レベルではどのような影響を及ぼしているのか、国の政治家は知らないと思います。倫理、道義に欠けているとは思いますが、どうすれば具体性を持ち得ません。今日の日本の繁栄の基礎を築かれた高齢者、先人の方々に報いるすべを知りません。国民市民の生活実態の声なき声をにおいやその雰囲気を敏感に感じ取り、それを行政施策にのせる政治家は少ないと思われます。

 国でできないことはないし、できないことはないではなしに、できないことは地方の都市でカバーするべきではないか、あるいはそれにかわる施策はないかと議論すべきであると考えます。

 市長は、市民の皆さんと2年に一度は市民との対話集会を開催されて、市民としっかり話し合いをされておられることは、一定の評価をさせていただきます。それから市民の声は、我々市議会議員が日々の議員活動の中でさまざまな事柄をお聞きする中で、萩市でできる問題はよろしいのですが、我々の手の届かない事柄が多くあります。

 年金問題を初めとし、後期高齢者の保険の問題、ガソリン高騰の問題など、挙げればきりがない状況であります。また県が進めています広域消防の問題もしかりです。きょうは9月9日、救急の日であります。住民の生命財産を守る大切な問題であります。

 このように国が進める問題と県が進める問題に、地方の庶民は多く憤りを持ち得ております。市長は、5万8,000人の萩市民のおやじとして、これらの問題について機会あるたびに積極的に取り組んでいただきたいと思う次第であります。その点についてお願いを申し上げます。

 今回も多くの質問を通告していますので、2回目の質問は多分不可能と思いますので、以上で一連の質問を終わります。ありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま世良議員から非常に4項目でありますが、多岐にわたる項目でお尋ねをいただきました。できるだけ簡潔に順次お答えをさせていただきたいと思います。

まず最初の、行政改革と申しますか補助金の見直しということで、具体的には我孫子市の公募補助金制度、これは全国でも非常に先進的な事例でありますが、その例を引いて補助金のあり方についてお尋ねがございました。

 今補助金が10億強あるというお話でありますが、この補助金の中には例えば商工会議所の補助金、観光協会の補助金等々ですね、いわゆる産業関係の補助金もかなり入っています。市民活動ということで限定をしますとかなり少なくなっていくわけでありますが。そういった市民活動の補助金、こういったものを見直してはどうか、もう一度原点に立ち返って、こういう御主張であります。

 若干趣旨は異なりますけれども、しかしおおむねこの今補助金を見直していくという中の一つとしてはですね、類似をいたします。田万川、旭、むつみの各地域におきまして、それぞれ今まで、例えばその地域のこのいろんな補助金が分かれて出されていましたが、これを1本にいたしまして、この中で地域の皆さんがコミュニティーの協議会をつくっていただいて、そこで金額は本当はもう少しふやしたかったんでありますが、その中でこのどういうふうに配分し、そして優先順位をつけて配られるか、あるいは活用されるか、それはお任せをする、こういう形のですね今方式を取っております。これはモデルケースとして、田万川その旭、むつみの3地域でありますが。21年度はこの結果をみて、さらに拡大をしていきたいと思っております。

 要は、我々今この萩市の方で地域の実情をですね、詳細それは調べて、お聞きをしてということもありましょうが、それはもう地域の皆さんの御判断に任せていきたい、まさに何が一番地域としてですね最優先で考えていくのか、市民活動として。そういうようなことで、今試行しているところであります。

 田万川、たまたまこの県内のモデル地域にも指定をされておりますが、先般の先ほども申しましたが田万川夏祭り、こういったものもですね協議会の皆さんの中で議論をされて実施されているようであります。

 こういったことも今、趣旨はですねほぼこの同じではないかと思うわけでありますが、手法は若干異なります。公募型の今補助金の制度、こういったことを全市域挙げてそのやってはどうか。これも実はそのいろんな議論が必要前提となるわけでありますが、とりあえずそういうふうなことで今私ども試行しておりますので、恐らく議員の御主張の御指摘の点もこの中にはかなり包摂をされている、こういうふうに思います。

 今後、今19年度、20年度2ヵ年の事業でありますので、この結果を十分見きわめながら、そして市民活動に対する補助金のあり方、こういったその事例を見ながらしっかり検討していきたいと思います。なお市民活動については、いろんな文化活動や市民の自治体活動も含めて、いろんなタイプのものがございます。それぞれを見きわめながら、あるいはその団体とも協議をしながら、今後のあり方を考えて行きたいと思います。

 それから2番目の問題といたしまして、格差の問題ということで、これも大変大きな問題であります。それぞれ今萩市としての地域のそれぞれの格差の問題。こういう観点もありましょうし、都市と地方の格差、あるいは陰陽格差という言い方もありましょう。いろんな形で今かなり都市部と地方、あるいは陰陽、あるいは富める者と貧しき者、この格差が次第に拡大をしている、こういう論点があろうかと思います。

 そして今最後におっしゃったように、このそれぞれの市民一人一人がそういった意味で格差を感じさせないような行政、こういったものを目指すべきだ、とこういう話でありました。

 今私どもも、そもそもこうやって例えば体を病み、心を痛め、働くことができない、そういった例えば方々のために、公的扶助という制度があります。生活保護でありますが、こういったもの、そしてまた貧しいから医療を受けることができない、医療サービスを受けることができない、こういったことがないようにということで、今医療保険という制度がございます。介護保険も同種のものであります。また高齢になられて勤労ができない、こういった方々に年金を、こういうようなことが日本の社会保障の一つの骨格になっているわけでありますが、その骨格そのものがゆがんで行くことがないように、まさに今世界の国々ではいろんな社会保障のやり方があります。

 私どもは自由の国アメリカということでいろんなことを学びますけれども、アメリカの社会保障の制度の中でも、医療保険制度は実は貧しき者は医療を受けられない、医療保険に入るには莫大な実は掛け金がいる、こういう実態はあまり知りません。そういうようなことも含めて、日本の今の諸制度、かなり実は進んでいるわけでありまして。しかしその進んだ制度が今いろんな意味で医療保険も膨大な医療費のためにですね、これが財政破綻をしようとしている。あるいは一方で年金の問題、これは社保庁の問題もいろいろありますが、年金を掛けようとする若い人たちがどんどん減っているということの意味、年金制度がこれでは崩壊をしていくわけでありますが、これを一体どう考えるのか。

 今多くの戦後戦中苦労された方々は年金を受給をされていますが、これがもう後10年、20年先一体どうなるのか、こういったまさに危機に瀕したような社会保障の実態があります。このあたりもまさに今格差社会と言われる中で、どのようにして現状を維持し、また改善をしていくかという話。維持すらもできないような情況が今の客観的な姿でありますから、こういったことをですねしっかり議論をしていくこと。まさに最後に申されました、政治の世界で本当に一番大事なこと、今世の中がなぜこういうふうな形で社会不安がかつて歴史上にあったようなものがなくなったのか、というのはまさにこのような社会保障制度が一つの安定的な仕組みとして、装置として働いているからであります。

 こういったものがなくなっていけば、日本の社会は目に見えて混乱のきわみになっていくだろう、こういったことをしっかりやっていくこと、それを基礎自治体として最後におっしゃいましたようにしっかり国に対してもの申していくこと、こういったことも我々基礎自治体あるいは基礎自治体の長としての役割かと思います。

 余りもういつも言われていること、もう当たり前のと言われていますが、まさに今大変な時期になっているということ、もう一回ですねこの地方におりながら、この制度の揺らぎを見ているわけでありまして、何としてもこれは守っていかなければならない最低限のものだ、こういうふうに思っております。

 格差の個々の問題については、まさにいろんな問題があります。私ども市役所の中で、臨時の皆さん働いている皆さん、我々はワーキングプアをつくっているじゃないか、こういう話も議論もあります。こういったこともないようにですね、どうすればそういったことをなくして済むか、これも一つの今私どもの課題として今投げております。

 いろんな意味で多くの課題を抱えている、その中で今、格差の問題という形で提起をいただきました。ちょっと余りにも多くの課題がございました。それぞれにはお答えできませんが、中でも合併した後の旧町村と市部との格差、こういったことはないように。これは今19年度、20年度通じまして、いろんなそれぞれの保険料、あるいは保育料、特に公共施設の使用料もまちまちでありましたが、これは19年4月から調整いたしました、格差のないように。保育料、国保、保険料、これは今年の4月から統一を図っております。

 それぞれ上がったところあるいは下がったところ、まちまちでありますが、大変でありましょうが、そういった意味でそういった特定の地域の方が安いとか高いとか、こういったことのないように、新市におきまして、これは約束事項でありますので、しっかり対応させていただいたところであります。まだ、いろんな意味での格差の状況がございますが、今議員が御指摘ございましたように、一人一人が格差がある、こういったことを感じさせないような行政、こういったものも目指していきたいと思います。

 それから大きな2番目として、スポーツを通しての萩のあり方ということで御質問いただきました。

 萩は恐らく県内でも、全国でも有数のスポーツ振興に努めているまちであろうと思います。生涯スポーツという観点からいいましても、あるいはスポーツ人口をふやすといういろんな施策からいいましても、かなりいろんな意味で進んだ施策がとられておると思います。

 スポーツの各種目ごとの代表者の集まりであります体育協会も大変しっかりした組織でありますし、スポーツ少年団、各種目についてございます。体育指導員の制度、こういったものもかなりの歴史をもっております。いろいろな制度がございますが、健康で明るいまちづくり、それはスポーツの振興、こういうようなことも期待をしているわけであります。それぞれ市民レベルのいろんなスポーツ大会等がございますが、市が主催するものだけについていいましても、大会としてはソフトボール、バレーボール、ソフトバレーボール、駅伝競走大会、硬式野球、そしてまたイベントとしましてこれはマラソンでありますが、城下町マラソン、そして今回新たにワンデイウオークというこういったものもございます。

 それぞれ数え上げてみましても大変な数でありますし、この高校の硬式野球こういったものも市が主催しております。教室としては卓球、バドミントンから弓道、いろんなものがございます。イベント、さっき言いましたとおりでありますが。あとはそれぞれいろんな大会がそれぞれの団体において開催をされています。その数たるや大変なもんでありますし、そして団体で行われていますのは、市長杯争奪のスポーツ大会、年間60大会を開催をされているようであります。その他の大会、こういったものを加えますと大変な数であります。

 そして今、全国大会等へ出場する選手に対しましては、支援金を出しております。実は、去年と今年は大変な数でございまして、これはうれしい悲鳴であります。担当の方も大変苦労しながらやりくりをしておりますが、一般、高校、スポ小、国体、山口県大会等々であります。これも体協とともに、こういった制度を支えてきているわけであります。

 いろんな行事がございますが、とにかく生涯にわたってスポーツができる体制、こういったこと。そして今回ワンデイウオークを始めましたのは、まさに生涯にわたって歩くこと、ウオーキング、これは世良議員も会長を務めていただいておりますが、ウオーキングのいろんなグループ、いま萩にもございます。朝、夕になりますと、特に松陰大橋や橋本川の河畔、多くの方々がカップルで、あるいは単独でウオーキングを楽しまれております。大変なものであります。こういうようなことも含めて、スポーツ振興ということで力を入れて行きたいと思います。

 いずれにいたしましても、3年先にはいよいよ国体がくるわけでありますので、さっきおっしゃったように国体はその上位入賞とかそういう話、これは結果としてはそれはうれしい話でありますが、それだけを目的にしないように、この国体そのものの参加、あるいは底辺の広いスポーツ層の育成、その中からおのずと上位入賞者が出てくれる、こういった形が本来望ましい、これは世良議員のとおりでありますので、しっかり考えていきたいと思います。

 3番目に、自転車利用の促進ということであります。CO2削減の観点からもということで、お話をされています。そして自転車通勤拡大キャンペーン。先般9月1日に県の推進センターで行われたんですが、うちの職員、市の職員も出席をさせていただきました。ひとつそういうことも含めて、今度市役所といたしましても職員の自転車利用の促進を今考えております。通勤距離3.5キロ以内の職員は、駐車場の割り当てをしない、こういう原則でありますので、多くの者は自転車で通勤をしております。そしてまた、公務でも1キロ以内の移動は徒歩か自転車を使う、こういうふうなルールも定めているところであります。

 そして市民の皆さんの自転車利用の推進啓発、これは再生自転車のあっせんということもエコプラザ萩ができましたので、7月末までに、実は34台の自転車を実は提供しております。1台2,000円という形で販売をしておりますけれども。こういうふうな一たん廃車になったものも再生をして活用してもらう、こういうふうなこと。あるいは10月15日は市民のノーマイカーデーということで、これは県内統一でありますけれども、一斉に行われます、啓発をしていきたいと思います。議員の皆さんにおかれましても、ぜひ御協力をいただきますようによろしくお願いいたします。

 自転車利用については、自転車道の整備というのは当然あるわけでありますが、昨日も斉藤議員からいろいろ御指摘をいただきました。がたつきの多い所もある、こういったところはですねとにかくいろんな各要望がありますけれども、交通量、皆さんの要望等いろんな要素がありますが、とにかく交通量の多いところでがたつきがあること、そこは危ないわけでありますから、そういったところを優先して考えていきたいと思いますし、歩車共存道路の検討も進めていきたいと思います。あと教育関係については、教育長が答弁をお待ちでございますので、譲りたいと思います。終わります。





○議長(青木賢次君) 教育長。

  〔教育長 岩崎 肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 世良議員より、教育問題について2点御質問いただきました。

 1点目は、教育現場の改善について。2点目は、学力向上対策であります。順次お答えをいたします。

 まず1点目ですが、新学習指導要領の実施に向けての教育現場の改善でありますが、教育基本法や学校教育法の改正など踏まえて、生きる力をはぐくむという理念を掲げた新学習指導要領が今年3月に告示されました。

 来年度より、小中学校とも一部の教科等で先行実施が始まります。そして小学校は、平成23年度、中学校は1年後の平成24年度から新学習指導要領に基づいた教育が全面実施、完全実施となります。来年度からは移行でございますが、さきほど申しましたように先行実施ということで、来るべき完全実施に向けて学校は計画的に今準備を進めております。

 新学習指導要領が掲げる理念を実現に移していくためには、新学習指導要領の内容がどう変わったのか、教職員への周知徹底が必要であるということは言うまでもありません。しかし教壇に立つ先生に、よい人材を得ること、そして議員より御指摘がありました先生が働きやすい条件整備をしていくことも、大変重要であると考えます。

 一昨年、文部科学省が行った調査によりますと、先生方は毎日2時間程度の残業をしており、なかなか子供たちと向き合う時間がとれないという状況も浮き彫りになっています。本年度の予算措置で文部科学省は、教員定数1,000人の増員と、非常勤講師についても7,000人の配置を行いました。これを受けて、山口県教育委員会でもさまざまな人的配置の授業を行っています。

 小学校5年生では、理科の観察実験等の体験的な学習の時間に、理科支援員を配置して教員の支援を行っております。

 夢つなぐ学び舎づくり推進事業では、35人学級化や理解度に差がつきやすい教科での少人数指導に取り組んでいます。またこの授業では、学力向上指導員を非常勤講師として配置し、少人数学習、チームティーティングというのは二人の教員が指導するのをチームティーティングと言うのですが、あるいは補習、生活指導面の対応に活用しています。

 児童生徒支援加配においては、生徒指導面だけでなく、学習の進度が著しく遅い児童生徒に、在籍する学校においても、児童生徒の状況に応じて教員定数の加配が行われています。もちろん予算が絡むことですから、このような人的配置をすべての学校に行うことは残念ながらできておりません。萩市教育委員会といたしましては、学校からの要望、学校が抱えている課題、そして学校の規模等さまざまな視点から見きわめながら、今申した適切な人的配置に努めてまいりました。そしてこのような人的配置が子供たちの教育活動の充実を図るのはもちろんのこと、現場の先生方の負担軽減にもつながっていると考えています。

 私は常々、最大の教育改革は議員と同じで教員をふやすことだ、とこう思っております。教員増員の予算をつけ、教員をふやし、教員が子供たちとしっかり向き合う時間を確保することは、大切なのではないでしょうか。

 人づくりは国づくりと申します。今後国づくり、国が人づくりにかかわる教員の増員に向けて動き出すことを萩市の教育を預かる者として、強く願ってやみません。機会をとらえて国には直接申すことはできませんが、山口県教育委員会には機会あるごとに要望してまいりたいとこう思っております。

 教育現場の改善に向けて、議員より御指摘がありました人的配置を中心について今述べてまいりましたが、今回の改訂の主な改善点への萩市教育委員会としての対応について少し述べてみたいとこう思います。

 今回の主な改善点は、言語活動の充実、理数教育の充実、伝統や文化に関する教育の充実、道徳教育の充実、体験活動の充実そして小学校段階における外国語活動の導入、新しい時代に対応した教育の充実の大きくは7点あります。小学校における外国語活動の導入以外は、最後に今申しました充実という言葉がついております。この充実という言葉でありますが、これはいかにその内容を深めて、そして中身あるものにして行くことが大きな課題であります。

 萩市においては、これまで地域や学校の特色を鮮明にした教育を推進するために、特色ある教育活動を推進拠点校、ハイカラな名前でコアスクールと、コアというのは核という意味ですが、を設けております。そして、その取り組みの予算的裏づけとなる萩市特色ある学校づくり推進事業に取り組んでまいりました。

 また平成18年度から、小学校における外国語活動の導入を既に視野に入れまして、英語自主セミナーにも取り組んでおります。これらはいずれも先に述べました今回の改善点と大きくかかわるものであります。新学習指導要領の主な改善点はさまざまな教育の充実という部分が大きなキーワードになっております。

 この充実というのを改めて国語辞典で引いておりますと、次のように書いてありました。内容が豊かで、満ち満ちていること。今後とも萩市の学校教育の教育活動が豊かで満ち満ちたものになるよう、教育委員会としてしっかりと支えていく所存でございます。

 2点目でございますが、学力の向上についてお答えをいたしたいと思いますが。

 今年の4月22日ですが、全国一斉に実施されました全国学力学習状況調査の結果が、今申されましたように8月26日に発表されました。小学校は、御案内のように実施科目が国語と算数、中学校は国語と数学でした。小学校、中学校ともえぞって恐縮なんですが、知識を問う問題と、その活用を問う問題に分かれており、子供たちの学力を分析できるようになっています。山口県の状況につきましても、既に新聞等で発表されまして、先ほど議員も申されてましたとおりですが、この際えぞって恐縮なんですが、小学校の平均正答率が58.9%と全国の61.8%を下回っております。中学校はこれまたえぞりますが、64.8%と全国平均の64.4%をやや上回る結果でありました。

 特定の学力の一部の結果というのは国語、算数、数学という一部の結果ではあるものの、今回の結果を県教育委員会は深くというか重く受けとめております。萩市教育委員会も同様でございます。この全国学習状況調査のねらいは三つあります。

 1つ目は、国が全国的な義務教育の機会均等等とその水準の維持向上の観点から、各地域における児童生徒の学力学習状況をきめ細かく把握分析することにより、教育及び教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ることが一つであります。

 2つ目は、各教育委員会学校等が全国的な状況との関係において、みずからの教育及び教育施策の成果と課題を把握し、その改善を図ること、そしてそのような取り組みを通して、教育に関する継続的な検証、改善サイクルを確立することであります。

 3つ目は、各学校が各児童生徒の学力や学習状況を把握し、児童生徒への教育指導や学習状況の改善等に役立てることであります。一番最後申しました3点目が非常に重要なわけであります。昨年度の後半、萩市内の各学校は、全国学力調査の結果を分析し、各学校が抱える課題を把握した上で、各学校で学力向上プランていうのを作成してもらいました。学力向上にそういうふうに取り組んできたわけでありますが、ある小学校では、学習内容にかかわって自分が考えたことを発表する、まあ表現力でありますが、またお互いの意見をもとに、話し合うという活動を授業の中に位置づけながら、授業改善に取り組んだ学校もあります。

 またある中学校では、放課後に一人一人の生徒の学力に応じた個別の学力補充の時間を設定し、取り組みました。またある学校では、家庭学習の手引きを作成し、家庭学習に力を入れた小学校もあります。

 このように学力向上に取り組んだわけでありますが、それにもかかわらず今回の結果が数字としてあらわれなかったことに対して、特に市内の多くの小学校は、大きな危機感を持って今後の対応を考えております。

 萩市教育委員会としても、今後の対応に向け、萩市の状況を分析したところ、特に小学校の算数に大きな課題があることが浮き彫りになりました。このような分析をもとに2学期からスタートした9月1日の夕方、急遽臨時の萩市小中学校校長会議を招集いたしました。今回の学力調査の結果を真摯に受けとめることは、各学校の教職員全員に危機意識を持つこと、この厳しい状況を授業改善の絶好の機会ととらえること。ピンチはチャンスですということですが、等を私がお話ししました。その上で、各学校のテストをしっかりと分析し、それを踏まえて学力向上プランの見直しを図ってください。これまで以上に学力向上に積極的に取り組むよう、お願いをいたしたところであります。

 萩市教育委員会としても、各学校が学力向上プランを見直す際の指針を示す予定であります。大きく三つの視点から見直しをかけることは、重要と考えています。また数字を言って恐縮ですが、1つ目は、何といっても日々の授業の改善であります。子供たちの知識を定着させ、活用する力もしっかり育てていく、習得と活用のバランスのとれた授業をつくっていくことは大切であります。また授業の中での個別指導も大切にしたいところであります。

 今申されましたように、学力が低位な子供たちへの対応と深くかかわる問題であります。

 2つ目は、授業時間以外の学校の時間を使った学習の充実であります。朝学、あるいは放課後の個別指導等限られた時間の中での効果が上がる方策を考えたいものです。ここでも学力が低位な子供たちの対応は可能で、そういった子供たちが救われるんじゃあないかとこう思います。

 3つ目は、家庭学習の習慣化です。継続は力なりという言葉がありますが、日々の家庭学習の積み重ねに目を向けたいと思います。ただ家で勉強しなさい、家で勉強しなさいと言ってもなかなか子供たち勉強する子もしない子もおるんですが、宿題というものも今一度考えてみたいなと思います。出し過ぎてもいけないけど、宿題の効用を考えてみる必要があると私は思います。今後の各学校の授業改善に対しては、学校訪問、あるいは校内研修の機会を積極的に利用しながら、教育委員会が課せられた最も重要な業務であるという認識のもとにサポートしていきたいと考えています。以上でございます。





○議長(青木賢次君) 世良議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 3時05分休憩

────────────────────

     午後 3時18分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 続いて質問順位10番、平田議員。

 21番、平田議員。

  〔21番 平田啓一君登壇〕





◆21番(平田啓一君) 本日最後の質問となりました。いましばらくおつき合いのほど、よろしくお願いいたします。

 それではさっそく通告に従いまして順次御質問申し上げます。

 まず1つ目の観光行政についてでございますが、まず第1点、椿西小学校跡地利用による観光振興についてでございます。萩循環まぁーるバスは市民の足として、また観光客の足として利用されております。萩市内を東回り、西回りの二つのコースをそれぞれ30分おきに運行されています。東回り西回り、それぞれの停留所を見てみますと、萩市内の観光地また名勝地をだいたい網羅しております。少し歩くと駐車場のない観光地、例えば旧宅地などに行くことができます。

 さて、萩市を訪れる観光客の交通手段を調べた2007年のアンケート調査によれば、マイカーが1番多く34.6%、新幹線15.7%、貸し切りバス13.7%となっております。観光客の約3分の1の方はマイカーで来られております。萩市で主だった観光地には、それぞれ駐車場が整備してあり、萩市内の主な観光地をざっと観光するには、マイカーを利用して回るのが効率的かもしれません。しかし、これからの観光スタイルとして、ゆっくり、じっくり型の観光もあろうかと思います。城下町のたたずまい、近世都市遺産、明治維新をなし遂げた偉人たちの旧宅地めぐりなど萩市を堪能し、ゆっくりと、じっくりと観光するのもいいものです。萩市内各所に名所旧跡が数多くあります。ただ萩市の路地は道幅も狭く一方通行のところもあります。そこで提案いたします。萩市の玄関口でもある椿地区の椿西小学校跡地を観光客向けの駐車場に整備し、マイカーで来られた方はここに駐車して、萩駅前からまぁーるバスを利用して萩市内観光に出発、萩駅前はまぁーるバスが1時間に6回停車いたします。また、まぁーるバスの一日券は500円と大変安価となっております。萩駅前には観光協会もありますし、また萩駅舎そのものも観光できます。萩市観光の一助になるかと思いますが、いかがかお尋ね申し上げます。

 次に川島ポケットパークにトイレの設置ができないかでございます。川島藍場川を散策するには旧湯川家横にある駐車場を利用することができますが、大型観光バスは入ることができませんでした。国道262号バイパスの工事に伴い、川島ポケットパークが整備され、現在藍場川駐車場として利用されており、大型観光バスも駐車できるようになりました。大型観光バスでの観光客も藍場川周辺の観光もできるようになったわけでございます。ただ、大型観光バスが駐車した際に、観光客の方が近くの畑で用を足しておられるとの市民の方からの声を耳にいたしました。私どももバスでの観光をする際は、駐車場にはトイレがあるとの先入観がございます。観光客の利便を考え藍場川駐車場にトイレを設置されるお考えはないかお聞きいたします。

 次に2点目といたしまして、環境行政についてでございますが、まず第1点目、ポイ捨て禁止、マナーの向上、啓発活動についてでございます。7月に市民河川一斉清掃が行われました。川土手の草刈りの際、毎年のように出てくるのが、ポイ捨てによる空き缶やペットボトルでございます。また、家庭ゴミと思われるレジ袋にに入ったトレーやスナック菓子の空き袋。これも出てまいります。ゴミのたまり具合からして家庭ゴミを日常的に投棄しているように見えます。また駐車場では駐車場周辺の植木の中に投棄されているゴミを見かけます。日本一きれいなまち萩を目指している萩市や萩市民にとっては大変残念なことでございます。ポイ捨てや不法投棄を取り締まるのは警察でありますが、現行犯逮捕が原則とのことで取締りにも限界がございます。ポイ捨てをしている人は、自分一人くらいはという安易な気持ちで行っているのでしょうが、不法投棄は罪であることを自覚してもらいたいものでございます。空き缶やペットボトルはゴミでなく、また資源でもあります。リサイクルすることが重要です。マナーの向上、リサイクルすることの必要性などの啓発活動はどのようになっているのかお聞きいたします。

 次に阿武川のオオカナダモ対策についてでございます。

 阿武川下流域の目代霧口地区一帯に大繁殖しているオオカナダモについては、これまでも本市議会においても取り上げられております。また、昨日も斉藤議員がオオカナダモ対策について質問しておられます。若干重複するかもしれませんが再度質問し、答弁をお願い申し上げる次第でございます。

 川面に大繁殖しているオオカナダモは景観上好ましくなく、また帰化植物であることから日本の自然からすると、大変不自然な光景でございます。ただこれまでオオカナダモによる被害は特にはありませんでしたが、ここにきて農業用用水路に藻がからみ取水が困難になりつつあります。霧口地区のウエルネスパーク入り口近くに農業用用水の取水口があります。この用水が椿地区のほぼ全域にわたる霧口、沖原、大屋、椿、青海の一帯の水田を潤しております。阿武川の豊富な水量のおかげで椿地区一帯の水田はこれまで干ばつの被害にあったことがこざいません、地元の方が取水ゲートを管理しておられゲートに絡む藻を取り除いておられますが、大変な重労働となっております。また、いくら取り除いても次から次へと藻が絡んでくるとのことです。また、用水路に流れ込んだ藻は用水路の何カ所かにあるサイホンの入り口に絡み水の流れを悪くしております。オオカナダモの対策及び取水口の対策についてお尋ねいたします。

 次に3点目といたしまして、農業行政についててでございますが、WTOの農業交渉の決裂について市長の所感をお伺う次第でございます。

 さる7月30日WTO農業交渉でモダリティ、すなわち保護削減の基準の合意をめざす閣僚会議が決裂いたしました。この決裂の直接の原因は、発展途上国向けの緊急輸入制限処置をめぐってアメリカとインド、中国の対立が解けず、決裂となりました。今回の交渉では大幅な市場開放の受入を迫られた日本にとっては、交渉決裂は日本にとって不都合な合意を一時回避できました。2001年に始まったWTOドーハ・ラウンドの多角的貿易交渉の内容は国と国の利害が絡み合い複雑で全容を理解するのは、なかなか困難ですが、WTOの農業交渉では農産物輸出国対輸入国の構図のほかに四つのグループの対立、すなわちアメリカ対日本EU対オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンなど15カ国からなるケアンズグループ対開発途上国の四つのグループが市場アクセス、すなわち関税引き下げについて、それぞれの主張をして対立をしております。今回の議論の中心となったのがEUが関税の大幅削減の対象から除外できる重要品目の数で全品目の原則4%を提案いたしました。また重要品目以外の品目で関税が75%を超える品目に約70%の関税削減を求める。そして条件代償つきで重要品目を2%ふやすことを認めるが、ふやした分の品目は代償として低関税輸入枠を国内消費量の0.5%追加拡大する。大変複雑ですがこれがたたき台となって交渉が進められてきました。日本は当初10%133品目以上を主張してきました。この品目とは、例えば米を例に上げればモミ、玄米、精米、米粉など数品目に上がり米一つで決して1品目というわけではないのです。現在日本の農産物の品目数は1,332品目です。4%なら53品目しか重要品目にできません。現在日本の高関税品目は169品目で4%すなわち53品目で合意となると日本の農業は壊滅的となります。また関税を70%削減するとなると。例えば米を例に上げれば輸入に課している現行1kg当たり341円の関税が102円になり、玄米換算で60kg当たり9,000円ぐらいになります。すなわち1俵9,000円ということです。今、日本の農産物自給率はカロリーべースで40%です。今でさえ外国からの洪水のように押し寄せている海外農産物ですが最後の歯止めとなっているのが関税でございます。食糧は生命と健康の維持に欠かすことのできない最も基礎的な重要な物質であり、どんな場合でも食糧を安定的に確保することは、どの国にとっても国民に対する国の基本的義務であります。農業は食糧生産だけでなく、いろいろな役割りを果たしております。農地は水を蓄え洪水を防ぎ、飲み水や工業用水を補給しています。植物は酸素をつくり、空気をきれいにし、緑豊かな景観は人々の心に安らぎをもたらします。農業生産活動に伴う農産物以外のいろいろな役割りを、総称して多面的機能と呼んでおります。この多面的機能はそれぞれの国において持続的に農業を営むことにより、発揮されるもので、貿易で確保されることは決してありません。萩市の農業は、山口県の食糧倉庫と言われており、県下でも有数の農業地帯です。各種農産物を生産しておりますが、やはり中心は米でございます。現在日本の橋作では、生産調整が行われている一方で、ミニマムアクセス米が海外から76万7千トン入っております。この数値は国内年間消費量の7.2%から7.8%にあたります。萩市の農業を守っていく上でもWTO農業交渉を注視していかなければなりません。今回の交渉決裂について市長はどのような感想をお持ちかお尋ねいたします。

 以上3点御質問申し上げます。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま平田議から大きく3点御質問いただきました。

 最後のWTOの交渉決裂の感想、これは大変な難問でありまして、それぞれ順次お答えをさせていただきたいと思います。

 最初に椿西小学校の跡地利用によります観光振興を図れないかと、こういう具体的な御提案でございます。実は今、萩有料を通って来る車両。宇部空港や、あるいは新幹線から来る観光客は皆この有料を通り、そしてこの御指摘のあの、ちょうど跨線橋のところ、椿西小学校のそばを通っていく。実は、それに加えて今度は、萩三隅道路、西の方から来る観光客も実はすべて、あそこで集約をされる。これは長門湯本に宿泊をした観光客は必ずそこへ来るわけでございます。かつ今度は有料が無料化される、こういったこともさらに利用が促進されるかもしれません。こういった観点からそういうものも含めて実は椿西小学校の跡地利用が観光に、こういう話だろうと思います。私もかなりそういった意向を強く持っておりました、おりましたが、今市内の例えば松陰神社前の駐車場、あるいはまさに今進んでおります中央公園の駐車場、今の大体2倍以上拡大をしております。加えて博物館の駐車場。こういった形で市内にも駐車場をかなりふやしてきました。おっしゃるようにですね、パークアイランドというのは一つの大きな発想でありますので、入り口に、萩有料の一番近いところにっていう話でありますから確かに私自身もそういう構想ができないかっていうふうに思っておりました。少し入り組んでおります。本当は道路のそばにあるのが一番望ましいわけでありますが、しかし今のスペースあるいは、いろんな位置上の問題、今それぞれの地にかなりの駐車場を用意をしてきましたので、そういった観点からいいますと全面的なパークアイランドは難しいだろう。むしろ位置、今おっしゃったまぁーるバスこういったもの拠点、あるいは観光の関係の施設、こういった観点でやることも場合によっては可能かなという思いはまだ持っておりますが、実はあの地について、ぜひ利用したいと、こういう申し出もあるのも事実であります。福祉施設をあそこにつくりたい。こういう今申し出もあるわけであります。こういったようなことで、今この椿西小学校の跡地をどういうふうな形で活用するか早急に一つの結論を出さなくゃいけないわけであります。まだ、有料が無料化される、あるいは萩三隅道路が開通する。こういった時期までにあと3年ございますので、今御指摘がございましたパークアイランド、こういった手法も一つは視野に入れながらと思っておりましたが、今具体的に提案もございます。早急に一つの結論を下さなければならない訳でありますが、パークアイランドも非常に魅力的であります。そのための投資は実はもしやる気であれば、今の跨線橋等のですね、位置にあわせて道路構造を考えなければなりません。まだ考えておりません。そういうふうなことでありますので御指摘をいただきました一つの構想は大変壮大な萩市の観光の将来を左右するような、そういうお話しであります。もう少し時間をいただきまして、一方での申し出も含めて議論をしていきたいと思います。ほんのこの間までまったく同じ考えでございましたが、お金の方もありまして、いろいろ買わしてくれとおっしゃれば、なるほどとこう心揺らぐわけでございまして、なるほど、そういうような話でありますので、もう少し時間をいただいて考えていきたいと思います。

 それからもう一つ川島のポケットパークにトイレを。これも観光の視点からいいますと、もっともな話でありまして、具体的にポケットパークに駐車場ができないか。あそこはバスの地形上、形の上でいいますと、つくりますとなかなかバスが回転しないとかという、いろんな話もございます。本来はあそこにあります善福寺に市営のトイレをですね、実は設置しております。それと湯川家にトイレを。湯川家のトイレは割と大きいものでありますが、そういうふうな形で今、ございます。

 したがって当面はポケットパークにどこにトイレがあるかという表示がございませんので、ちゃんと道筋を書いてですね表示をすべきだろう。おっしゃるとおり車に乗るときにトイレに行きたいというのは大体観光客の通例でありますので、あそこにトイレがない。本当は考えたんでありますが、あそこにトイレをつけるとお金がかかるということと同時に車の回転が難しいと、こういう二つだったんですね。下の方のちょっと話題になりました藍場川が死んだ、いや死んでないってこういういう話のとき、お話しました、ちょっと土地がですね、そのあたりでできないかっていう話もあるんですが、このあたりもまだ、来年の最終的な整備が終了いたします。確かに今までは善福寺さんの大変な御協力をいただきまして、境内に市営のトイレをつくったんですね、これもいろんな経緯がございまして、田中市議にも大変御尽力賜りまして、できたものであります。こういうようなことを考えますと、確かに今からだんだんふえていくと、本気で考えなければならない。当面はあそこにですね、ちゃんと地図を描いて、対応を考えないと、あの周辺でですね皆、おしっこしちゃうとこういう話になるんで、それだけは避けたい、御指摘のとおりでありますので、とりあえず緊急に看板といいますか、表示はやりたいと思います。そうしてあの周辺には2ヵ所のトイレがある。こういったことも周知を図っていきたいと思います。

 それから環境の問題で、ポイ捨てマナー向上の啓発運動にっていうことであります。今御指摘をいただきました、例えばいろんなポイ捨て、軽いポイ捨てから家電製品のポイ捨てまで、いろいろあるわけでありますが、かなりゴミ袋でボーンとやるやつはですね、必ずどこかに投棄者の確認ができるようなものがあるんですね、不思議なものです。萩有料の所へ毎週何回か捨てる人がいました。余りひどいものですから、ちょっとその分析をいたしましたら、実は公務員でした。どこの公務員か言うのをちょっと控えますが、そういうふうにですねわかるんですね。前、市議会の議員の皆さんが大変汗をかいてやりましたが、福栄の萩篠生線のちょうど境になっているところにボンボンと家電を捨てるんですね、そういった物も調べていけば家電には必ず番号があります。どこで売ったか、どういう経路でっていう話までは、一般家電のスーパーになるとなかなかわかりにくいんですが、そういうふうなこともありました。いろんな形で今まで、いろんな不法投棄がございました。かつて1月2日に私のところに電話がかかってきまして、これは立野の方からでありますが、まだ合併前でありますから、萩の者がおれの家の前のところでゴミを捨てている、大量に捨てている。それで担当者が行きまして、これは解明いたしました。千葉に引越しした人でした。年末に引越しが急に決まったので、どうしようもないんで立野のところへ行ってどーんと捨てた。あと全部取ってもらいました。わかるんですよね、そういったものは。だけど小さなポイ捨てっていうのは、なかなか、これはもう啓蒙啓発以外ないんであります。

 今どういうふうなことをやっているかって話であります。これについては、平成6年、もう萩市はですね廃棄物処理及び減量並びに地域美化に関する条例というのをつくりました。ゴミの減量とともに、ゴミのない美しいまちづくりに市民、事業者、行政が一体となって取り組んできております。萩を訪れる方、いろんな方々が、まあ外交辞令も半分以上あるのかもしれません。萩はどうしてゴミがないんですかと半分以上聞かれます。私もかつて北九州で講演をやりましたら質問の第1号が、何か質問がありますかって聞いたときの第1号が、どうして萩はゴミがないんですか、こういうふうに聞かれました。今そうは言ってもですね、いろんなところにゴミがいろんなもんがたまっています。しかし総体としていえば他の都市に比べるとですね、例えば路上を走って行ってですねゴミがない。普通はですね、ちょっとしたポケットパークはゴミの山であります。そういうふうに言いますと、ここにもあそこにもゴミがあるじゃないかと言われるかもしれません。確かに例えば萩に入って行く有料のずっと手前の方にですね自動販売機、かなりゴミがあります。何回も注意していますが、いくら取っても、また出てくる。これもですね、やり方だと思います。ゴミがないところに人はゴミは捨てにくいものでありまして。ゴミが一つもないのにそこに捨てていいのかと、こういうふうな思いにかられますが、ゴミがたくさん捨ててあるとここは捨ててもいいんだなと思って捨てるんですね、どんどんどんどん。そういうようなことであります。

 平成6年に条例をつくりましたが、平成19年に萩市環境基本計画におきまして目標と目指すべき環境像という未来に向けて美しいまち萩。その三つの重点取り組みの一つとして、まちを美しく住みよい環境づくりをつくろうということを掲げております。そういういろんな努力がありますし、萩市環境美化週間というのも設けております。市民そしてまた市内の小中学生も一斉参加します市民一斉清掃地域美化に関するいろんな活動もしております。きれいな萩おまか制度、こういったこともやっておりまして今77団体40個人が登録して清掃活動をやっていただいております。そしてまた、きれいなまち萩推進市民会議によります環境美化活動の全面支援もしているところであります。そしてまた空き缶投げ捨て、犬のふん公害防止パレードこういったことも、秋やっております。間もなくございますので、又ぜひ御参加をいただきますように。ゴミ捨て禁止の立て看板、こういったものも、かなりの数を配布しております。いろんな形で努力をしてきております。やはり、ゴミをない状態にすること。そうするとゴミを捨てにくい。こういったことになります。ぜひ各地でおきましても、そういった意味で御努力をいただきますように。この運動は、やはり観光地萩にとりましては大変大事な運動だろう、こういうふうに思います。もちろん住んでいる皆さんにとられても、とってみてもきれいなまちに住みたいと、こういう基本的な欲求もあるわけです。どうかよろしくお願いをしたいと思います。

 そしてもう一つは、オオカナダモ、斉藤議員からも御指摘をいただきました。ちょっと早口でしゃべったものですから、大変失礼いたしましたが、オオカナダモは、これはですね大正年間に小学校のですね光合成の実験資料としてアメリカ大陸から輸入されたんですね、だから光合成の細胞を見るのに一番便利だと、そのくらい光合成が活発なんです、今回のようにですね太陽がサンサンと輝いて暑い日が続くと、まさにオオカナダモにとっては格好の繁殖時期であります。どんどん普通は台風が一、二回来て流されるんでありますが、今回は台風の上陸がありません。このままふえていくとどうなるかって話でありますが、そしてただずっと阿武川にとどまっている限りは問題ないんですが、だんだん切れて流れて行きます。それがまさに今御指摘がございましたし取水口に入って来る。阿武川の頭首工の椿東側の取水口一の井手のところでありますが、あるいは椿側の取水口をオオカナダモがふさいでしまう。これを手作業で除去されているわけであります。この昨年から農業者、夏時期にですね、農業者が泥上げをするような形でやっておられますが、その処分を萩市の農林事務職員が従事しております。何とかしてこの膨大な作業をですね何とかならないかって話でありますが、基本的には先般お話しましたように、山口県は河川管理者ですので阿武川だけではなくて、県内の各河川で同じような状況が起こっておりますので、これは何か協議をして、そしてまた取水口の対応、こういったことも具体的に手当ができるように考えていきたいと思います。平成15年に市の職員がいっせいに船に乗ってオオカナダモを退治いたしました。これは大変な作業で、これはもう本当に、くたくたになりました。こういったことをやってもですね、際限のない話でありまして延々と阿武川にあるわけであります。なかなか大変であります。もうああいう作業は二度としたくない。こういうぐらいな疲れ方でありました。何とかですねそういった最後の手段があるのかもしれませんが、できるだけそういうことがないように、何かオオカナダモの退治の仕方っていうのを全国公募して、というようなことも思ってはみたりしますけれども、なかなかむつかしいようであります。何か逆にこれを生かす方法はないか、このオオカナダモはどんどんふえていくわけでありますから、何か活用できないのか、食べられないのか、あるいは肥料にできないのか、いろんなことを考えてみますが誰も答えてくれません。何かいい方法でもありましたらぜひですね、これは一つの産業だと思うんですね、あれだけ光合成してCO2を使ってですね、でん粉をつくっているわけですから、何かならないのかという思いを持っていますが。したがって回答としましては今後萩土木事務所とも十分協議をしながら取水口の問題は何とかですね、御負担がかからないというのが趣旨であります。斉藤議員には非常に失礼しました。5分間で十分言えなかったのは、今そういう趣旨でございますから、よろしくお願いします。

 最後のWTOの話は大変難しい話でありまして、実は私どもずっと小学校のころから、日本は貿易立国っていってました。資源のない国は貿易で稼がないと、将来生きていけないと、たたき込まれました。貿易立国で自由貿易を志向してきました。自由貿易というのはそれぞれの国が閉鎖バリアをつくらなくてですね、すべて自由に交易ができるように、こういうことで出発をしているわけでありますが、なかなかそれぞれの国には事情があります。日本はかつては綿を輸入して、その製品を輸出する。これが一番初めの明治の初期の形態でありましたが、それがだんだん軽工業から重工業になり、今や世界に自動車を輸出する最大の国になりました。そういった物を輸出する、見返りに発展途上国から、あるいはアメリカ等の農産物を輸出する国から農産物の輸入の枠をどんどん拡大しろ、こういうふうに迫られているわけであります。そして今回はモダリティーということで、保護削減の基準を大幅に引き下げろ、こういう話であります。これはどういうふうになっていくのかな、あのときのことを思い出していただきますと、福田総理は内閣の改造はするけれども、経産省と農水省、農林大臣と経済産業省の大臣が帰国するまではしないと。この意味は何かというと、どうなるかわからない。場合によっては結論によっては内閣はつぶれるかもしれん。日本の農業は崩壊するかもしれないという気持ちを持たれておったんですね、それほど今回のWTOがもし4%で決着したら恐らく先ほど平田議員がおっしゃったようにですね、日本の農業はどうなっていたかわからないというぐらい本当にどうなるか。今米の話をして9,000円、今13,300円ですね、それが9,000円で入ったらどうなるか、米の関係は大変なことになる。砂糖はこれは商引きがなくなる。どうなるか、沖縄や奄美のあのサトウキビ畑はどうなるか、こういう話なのですね。

 とにかく今回のWTO、一方で本当に農業関係者は、これはひょっとして大変なことになるなというふうに思っておりました。決裂をしまして、実は顔には余り出さないけど、皆ほっとしてるんですね。心の中で笑っている。しかしそうは言ってもですね、これは工業品を輸出する立場から言いますと、これは大変なこと、なぜかと言うと包括的な多国間の協定、WTOはそういうものをねらっているわけでありますから、これがだめだったらバイラテラルという2国間のですね交渉をしなくちゃいけない。この韓国は欧州とのバイの交渉を始めて大変有利な線に今向かっている。日本は立ちおくれた。これは大変だとかですね、そういう話は今から山と起きてきますね、そういった意味は直接農業には関係ありません。しかし農業の方は、まさにこのまま進むということではない。いろんな意味で今回の4%の問題はなくなりましたけども、いずれにいたしましても本当にいい物をあれだけつくられているわけだから、逆に輸出も含めてですね考えていくとか、いろんな施策展開をしていかなければならないわけであります。単に国内でこの農業、米をつくっていくというだけではなくて、外のいろいろ海外の動向を見ながら考えていかなくちゃいけない。しかし逆に言えばいいもの日本の農産品は世界に冠たる優れた資質をもっているわけでありますから、こういったことも逆にいろんな形で活用していけるんではないかと、こういう時代もあろうかと思います。なかなか客観的な意味で感想というのは非常に、今回はほっとしましたというのが正直なところでありますが、首長としては、あんまりそういうことをほっとしましたなんていうことを言うと、何を考えてんだというふうな御指摘もいただくわけであります。

 いずれにいたしましても今回の交渉の過程を見ますとやはり中国、インド、中印両国そして背後にいるブラジル等の新興国の力が相当強くなっております。今までG7とかG8とか、そういったことでだんだん大体先進国がまとまっておりました。あとは発展途上国とえいやっとやれば済んでた、そういった時代は完全に終わってしまいました。そういう中で今から農業の問題を考えて行かなくてはならないわけであります。大変なことでありますが何とかそういう中で萩の農業をどう考えていくか、とにかくこの米だけでは、米の生産だけでは農家所得の確保はますます難しくなってきていることを示しているわけでありますから、農家所得をいろんな意味で多様化していく、畜産もあり。花卉もあり、野菜もあり、果樹もあり、かんきつもあり、いろんなことを今から総合的に考えて行かなければならない。一方で農家所得かなり公共事業、土木収入のウエートがありましたが、そういったものがどんどん減ってきています。そういったことも含めて、この農家所得のあり方、農業のあり方を考えていかなければならないというのが本当に今、大農産地域を持っている萩市の首長としての感想であります。意を尽くしませんがそういうことであります。





○議長(青木賢次君) 21番平田議員。





◆21番(平田啓一君) 2回目の質問をさせていただきます。椿西小学校跡地利用ですけど、福祉施設が手を挙げておられるということ聞きまして、大変びっくりしているところでありますが、ぜひともですね、萩市民にまた地域にとって有益なそういう跡地利用をぜひともお願いしたいと思います。ちょうど萩駅前におきましては、毎年冬にですね、濁淵青年部の手でですねイルミネーションフェスタを行っております。まさに地域住民の手によってこのような催しが行われているわけで、これは市長も十分御承知だと思いますけれども、そういった地域の方に納得いく、また地域の方からですね、恐らく跡地利用については早くにですね、周辺住民の方から要望が出ていると思っておりますけれども、やはりそういった地域の方々の声をしっつかり聞いていただいてですね、跡地利用。願わくば観光振興へつながるような方向での利用ができたら一番いいんであろうというふうに思いますんで、その辺のところは慎重にですね、御判断をお願いしたいところでございます。

 川島ポケットパークでございますけれども、ぜひとも今おっしゃったとおり善福寺に市営のトイレがあるわけですので、あそこにトイレがありますよという、しっかりした表示をですね、かけいただいてですね、くれぐれも観光客の方がその辺で用を足すと、これはどちらの立場、見ている方の立場からしてもみっともないもんでして、やっている方もですね、急せっぱ詰っておられるんでしょうけど、お互いのマナーという意味でもですね、ぜひとも市営のトイレの方へ誘導できるように、お願いしたいと思います。

 カナダモの件についてはですね、ぜひとも取水口に入らない対策をですね、お願いしたいと思います。抜本的対策というのは難しいだろうと思います。けれども手をこまねいているわけにもいかないと思いますけれども、ただ取水口に入ってくる部分に関してはですね、もちろん県の管理ではございますけれども、何らかの方法は取れると思います。今大変な苦労をしておられまして、日ごと藻が絡むのがふえてまいりまして、大変な労力をかけてるところですけども、取水口に入らない対策というのはおよそできると思いますので、ぜひとも県と交渉の上ですね、そういう方法を取っていただきたいというふうに思っております。

 WTO農業交渉決裂について市長の感想はほっとしたということで、本当にそうだろうと思っております。確かにWTOの分は貿易の交渉でして、農産物だけではなく日本は市長が申されたとおりに加工貿易の国であって貿易なくしては日本の国は生きていけないわけでございますが、ただ農産物とそれ以外の産物等を同等に並べたときに、いろいろ問題が生じてくるというのが、先ほども質問の中で申しましたけれども、いろんな多面的な機能を農業というのは有しているわけで、それが崩れるようなことがあってはならないと思うわけですね。阿武町を入れて阿武萩でやはり米が主体の地域なんですね、確かに米でなかなか所得補償を得ると言うことは難しい面がございますけれども。あくまでも米というものがあるがゆえに、その上に作物というのが成り立っているという部分もございます。そういったところでぜひとも米を守る観点から萩地域広大な農地を有しておりますので、その長とあらんとする市長がですね、単にほっとしただけでなくて、積極的にですね、交渉についてはですね、地方から声をあげていくというか、ぜひ阻止をするなり、実は次期交渉決まっとりませんけれども、今度又ハードルが高くなるというような声も聞こえておりますんで、単なる国と国との交渉、別に市長がWTOの席につくわけじゃございませんけれど、やはり地方からそういった声を上げていくということは、大切なことじゃなかろうかと思っております。特に先ほど砂糖と、市長挙げられましたけど、本当に砂糖は萩市とは直接関係ございませんけど、大変重要なことだと思います。私これ、調べているうちにですね、こんなことがあったんですね、実はこんにゃくがあったんですね、こんにゃくですね、重要品目の中にこんにゃくが今入っておりますけども、大豆はほとんど輸入品ですいね、家庭でやっておられるのはいいんですけれども、豆腐とか納豆とか、まさに日本の食文化であり、昔は日本で輸入なんかしないでつくっていたんですが、ほとんど豆腐にしても納豆にしても輸入でつくられているわけですね、こんにゃくについては国産が9割だそうでしてしてですね、こんにゃく粉。一応粉にしてからこんにゃく屋さんのところにわたるんですが、1割くらいは輸入品が入っているということですが。また製品も、また品目でいえば製品とこんにゃく粉とは別々になるんですけど製品でも1割だそうです。要は原料の9割は国産品だそうでして、これは私もびっくりしたんで、我々が普通食べているこんにゃくはほとんど国産品なのか、大変ほっとした部分もありますけれども、交渉の部分でまた決裂すればですね、恐らくこんにゃくのことです。キロ2千何百円かのですね関税かかっておるんですけども、これが特定品目重要品目からはずれればですね、どどっと外国からこんにゃくの粉、直接イモじゃございませんけど、入ってきて、また日本の食文化もですね、ふと気がついてみたら輸入品かということになりかねないような状況でございます。ぜひともですね、別に萩でこんにゃくいっぱい作っているわけじゃございませんけれども、農業、米を基盤とする萩地域ですので、ぜひとも地方からもですね、声を上げていくというような姿勢をもっていただきたいというふうに思っております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度お尋ねのあります椿西小学校の跡地の問題はまだそういう正式な話ではなくて、希望の表明くらいの話でありますから、これが具体化するか、まったく予断を許しません。また具体的な話がありましたら議会にもちゃんと相談をしながら進めていきます。なかなかパークアイランドっていうのが難しくなりつつあるという、こういうことが言いたかったわけでありまして、ぜひ御理解をいただきますように、よろしくお願いしたいと思います。

 それから川島の藍場川にかかりますところのポケットパークこれについて、この善福寺のあるいは藍場川湯川家のトイレの関係をですね、少なくともポケットパークには善福寺の道筋を書いたトイレの表示を早急に用意をさせていただきます。

 3番目のオオカナダモについては、取水口に入らないような工夫ができないかという御提案でございます。どいうことが可能なのか、網を張るとか何とかですね、そういったことも含めて相談をしてみます。県の方と含めて相談をしてみます。

 4番目、WTOほっとしたというのは、本音でありますが、要は日本の農業を守れない外交交渉というのは、一体何だろうというのは基本的に思っております。なぜフランス、ドイツは自国の農業が守れるのか、なぜ日本は守れないのか、ここは決定的な差があるんですね。これは本当に不思議なんでありますが、そういったことでどうして、どうやって今からやっていくのか、これは本音を言えばそうなんでありますが、とにかく今回のやつ本当にやったらどうなっていたか考えるだけ、考えてみましたらですね大変な話ですね、どこかの産地はみんなこんにゃくが崩壊するかもしれない。いろんなことがですね、どこの品目を選ぶか、地域の利益をどう守るのかって話ですね、これは大変だと思います。そういうような意味でほっとしたという感想を申し上げたんですが、基本的にはおっしゃるとおり、日本の農業を守れるかどうかって話でございますから大変重要なことであります。そしてもう一つ言いたかったのは、米だけではできないというのは、米だけを主体とした農業はできないということを言っているわけでありますから、米は大事である。それに付加してどういうふうな形でですね、米だけでやっていく農業というのは成り立たない。しかし米なくてやっていける農業ではない。こういう話でありますから誤解のありませんように。今全国の米生産農家は大半が兼業農家です。そういった兼業農家に対してどういうふうな施策をとっていくのかというのが、今回の品目横断的な対策も、まさにそこにポイントがあるわけであります。そういう兼業農家は他の例えば給与所得者としての所得もある。そういった方々にまで含めて国が補助金を出していくかどうかというようなことも考えてみますと、見方を変えると、そういう見方もできるわけでありますが、いずれにいたしましても米生産農家に対して何とかひと踏ん張り頑張っていただきたい。そういったようなことが今農家の大きな眼目だろうと思います。今、萩は集落営農という形で今各地で頑張っていただいておるわけでありますが、何とか農家所得が向上するような工夫をしていかなければならないと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 平田議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。

 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。明日10日水曜日も午前10時から会議を開き一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集を願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 4時07分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成20年9月9日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  江 原 任 子



       議 員  藤 田 克 弘