議事ロックス -地方議会議事録検索-


山口県 萩市

平成20年 6月定例会 06月10日−04号




平成20年 6月定例会 − 06月10日−04号







平成20年 6月定例会



                平成20年6月



            萩市議会定例会会議録(第4号)



                議事日程第4号



         平成20年6月10日(火曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

────────────────────

〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

────────────────────

〇出席議員(28名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  長 岡 肇太郎 君

       4番  松 尾 義 人 君

       5番  井 関   稔 君

       6番  江 原 任 子 君

       7番  近 江 郁 宣 君

       8番  木 村 靖 枝 君

       9番  小 茅   稔 君

      10番  小 林 正 史 君

      12番  左 野 忠 良 君

      14番  杉 山 浩 司 君

      15番  世 良 眞名夫 君

      16番  田 中   良 君

      17番  坪 井   豊 君

      18番  中 村 洋 一 君

      19番  西 島 孝 一 君

      20番  西 元   勇 君

      21番  平 田 啓 一 君

      22番  藤 田 克 弘 君

      23番  丸 田 勘 次 君

      24番  宮 内 欣 二 君

      25番  守 永 忠 世 君

      26番  諸 岡 皓 二 君

      27番  横 山 賢 治 君

      28番  横 山 秀 二 君

      29番  尾 木 武 夫 君

      30番  青 木 賢 次 君

────────────────────

〇欠席議員(2名)

      11番  斉 藤 眞 治 君

      13番  柴 田 保 央 君

────────────────────

〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総務部理事     迫 村 高 志 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 総合政策部理事   山 根 道 生 君

 文化・スポーツ振興部長

           美 原 喜 大 君

 市民部長      田 邊   信 君

 保健福祉部長    藤 田   擴 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 土木建築部長    岡 本   隆 君

 歴史まちづくり部長 伊 藤 富 之 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育委員会事務局長 槌 田 郁 利 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     中 原 滝 雄 君

 農林水産部次長   大 田 直 志 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

 総括専門職     草 野 隆 司 君

────────────────────

〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 副局長       藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

────────────────────

     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

────────────────────



△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、1番、大村議員、27番、横山議員を指名いたします。

────────────────────



△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 それでは、質問順位6番、大村議員。1番、大村議員。

  〔1番 大村赳夫君登壇〕





◆1番(大村赳夫君) 皆さんおはようございます。熱球人、紺碧の空、大村赳夫であります。

 質問に入ります前に、市の職員の皆様方に尊敬と敬意を表しておきたいと思います。先月5月というのは随分イベントがおおゆうございましたよね。そのときに各会場に行ってまいりますと、必ずといっていいほど市の職員の方々の献身的な働き、活躍が目の当たりにされたところであります。私は、この市の行政を支える市の職員の皆様方の献身的な御努力に対し、心からの敬意を改めて表しておきたいと思います。

 さらにですね、そこに行けば必ずと言っていいほど市長さんがいらっしゃいますね。はい。ホストとして、またはゲストとして、八面六臂の活躍をされています。私は若いころに、政界の団十郎といわれた佐藤栄作先生の御子息に仕えておりました。その佐藤栄作先生、政界の団十郎にも勝らず劣らずの立役者であります。その市長さんの御活躍に、心からの敬意を表しておきたいと思います。市の職員の方々の声を聞いてみましても、市長さんには恐らくプライベートな時間はないんではなかろうかというふうなお話を伺うところであります。

 私は若いころより、マックス・ウェーバーといいまして、政治学の泰斗でありますけれど、この方の研究をライフワークにしようと思って、今日も一生懸命勉強しておるところであります。そのマックス・ウェーバーの書かれた書籍の中に、職業としての政治というのがございます。小さな冊子でありますけれども、うんと内容のある書籍であります。その中で、政治家の必要な三つの資質が挙げられています。その一つは情熱であります。一つは責任感であります。一つは判断力であります。市長さんは、誉めすぎでありますが、この三つを兼ね備えた天賦の資質をお持ちであると、本当に心から私は尊敬をいたしておるところであります。その上で、一般質問を行ってまいります。どうぞよろしくお願いをいたします。

 初めに、医療制度の改変についてお尋ねをいたしてまいります。私がこの質問の整理をしているさなかにありましても、後期高齢者医療制度をめぐる自体は、刻々複雑怪奇なものになってきつつございます。与党は次から次へと運用改善を提案しています。数々の保険料の負担軽減策を決定をいたしました。野党4党はといいますと、新制度の廃止を参議院に提出をいたしました。わずかに6時間の審議をもって、この法案、廃止法案が参議院で可決成立いたしております。

 つい4日前のことであります。思えば平成18年の6月でありますが、健康保険法の一部を改正する法律が成立しており、約2年の歳月が流れました。いよいよ新制度が本年4月より導入されたのでありますが、相当の準備期間もあり、さぞかし余念なく準備が適切に行われたと思いきや、保険証の不達でありますとか、保険料の誤徴収、診療現場でのトラブルなど、混乱が見られたところであります。

 厚労省も、このような事態に慌てて、全国1,830の市区町村に対し、1,000万人を超える高齢者の世帯調査を実施いたしました。そして過ぐる4日であります。この4日でありますよ。この4日に推計結果を正式に発表いたしました。その発表の席での厚労省の弁であります。記者会見の席でなされたものでありますが、新制度においては所得の低い人について、保険料負担が小さくなると説明しておりましたが、現実には高くなっている場合もありました。事前にもっと調査をしておけば、もっときめ細やかな制度設計ができた、このように述べていらっしゃるのであります。何とも情けない話ではありませんか。何とも頼りない話ではありませんか。弱者の方々が、力とも頼む厚労省がこんな具合であります。心細い限りではありませんか。

 山口県の集計によれば、導入直後に市町村や広域連合に対して、1週間のうちに2,000件を超える問い合わせが殺到したようであります。一体新制度導入に当たって、どのような周知・広報をなされていたのか、お伺いをいたしたいと思います。

 この制度は、国民1,300万人を対象とした大事業であります。すべての保険者を巻き込んだ、一大制度改編であります。にもかかわりませず、新制度導入後1カ月や2カ月そこらで、このような混迷ぶりであります。私はこのようなこと、寡聞にして見たことも聞いたこともありません。

 折から4月15日でありますが、新制度導入後、初めて特別徴収、年金からの天引きが行われました。くしくも、この日衆議院山口第2区の補欠選挙が告示されています。選挙の争点は、暫定税率の維持や、景気の浮揚を軸に展開するものと思われていました。しかるに、この特別徴収の日を境に、制度批判の声が一気に高まりました。争点は政権選択にまで止揚したのであります。一気に流れが生まれたのであります。

 震動はまだ続いています。与野党がともに総選挙の前哨戦と位置づけました。総力戦で臨んだ沖縄県議選であります。一昨日投票が行われました。県政与党は過半数を割り込みました。これは天下騒乱の幕開けであります。郵政選挙のときと同じであります。ポピュリズムが席捲しているのであります。小泉さんのときはワードポリティックスでありました。今回はムードポリティックスであります。野党4党は、新制度を廃止し、旧来の老人保健制度に戻れと主張しています。

 そこで、新制度と老人保健制度と比較考量してみたいと思うのであります。もとより、萩市もこの老人保健制度を昨年度まで運用していたところであります。もちろん今年度の予算にも老人保健制度の特会予算はついておるとこでありますが、その老人保健制度と現制度との間の比較において、公費負担っていうのがありますね。税金で負担する部分、これは50%で同じであります。保険者負担が少し違います。老人保健制度は50%で、新制度では40%であります。最も違うところは何かといいますと、新制度においては、高齢者が保険料を10%受け持つというところであります。

 旧来の老人保健制度におきましては、医療保険制度間の財政調整機能を果たしておりました、保険者からの拠出金制度に不合理な問題がありました。例えば、わかりやすいところで申しますと、国保からの拠出金では、実際に要った費用の半分しか賄えなかったのであります。逆に、組合健保におきましては、実際の費用の6倍も拠出金を出しているというようなことがあったのであります。

 これまでの老人保健制度では、75歳以上の高齢者が、組合健保などの被用者保険でありますとか、あるいは国保に加入したまま高齢者の医療費をやり繰りしてきたわけであります。不足する高齢者の医療費は、主に現役世代が加入する被用者保険、国保などの拠出金で賄われてきたというわけであります。

 このような不合理をはらみながらも、運用されてきた老人保健制度でありましたが、財政基盤が脆弱であることは明らかであります。どのようにお考えでありましょうか。お伺いをいたしておきたいと思います。

 本来でありますれば、もっと細かい点についての議論を尽くしたいところでありますが、時間の関係もありますし、論文を読み上げておるわけでもありませんので、お許しをいただいて、象徴的な事柄についてお尋ねをいたしておきたいと思います。

 次に、地元医師会の理解と協力は得られているかという点であります。

 私は現制度に対する萩の医師会の態度を伺うために、医師会の事務所を訪ねてみました。残念ながら、具体的なお話を伺うことはできませんでした。いわく、県の医師会の立場と態度が同じであるということであります。

 日本医師会は、6月6日、新聞一面に意見広告を出しています。日本医師会が提案されている事柄は、高齢者医療のための医療制度についてであります。眼目で注目すべきは、高齢者に必要な医療費は、9割を公費負担にするというところであります。9割を公費負担にすると言っていらっしゃるのであります。そして、高齢者の負担は医療費の1割だけだというようなことをおっしゃっているわけであります。その財源としても、おっしゃっていることは合理的であります。若年世代に投入がされている公費部分を、高齢者のために使い、被用者保険制度の見直しをして、各保険料率の公平化をもって充てよというふうな提言をされているわけであります。これも一つの見識であります。

 このように日本医師会は、高齢者の医療制度に関して、確固とした独自の見識、スタンスをお持ちであります。しかしながら、これが心配であります。新制度の理念とは、大きく乖離しているのであります。新制度の中に医師会との関連で、目玉とも言われる担当医制度があります。慢性疾患を持つ75歳以上の人は、担当医を決めることができるとされています。政府広報にもこのことがPRされています。しかしこれは、医師会の皆様の理解と協力がなくてはうまく機能しないのではないでしょうか。現に、包括点数採用の届け出をして、研修を済ませ、担当医の資格を得られた方は、現在全国の内科診療所6万3,000カ所の14%にとどまるということであります。

 医師会の中には、茨城、山形と伺いましたが、高齢者担当医を設置しない方針を決定したところもあるのであります。後期高齢者終末期相談支援料につきましても、医師会でも評判が悪いですよね。看取り相談、なぜ診療報酬、医療現場の医師からの怒りの声が上がっています。厚労省も、終末期相談支援料に関し、一時凍結を含め、中央社会保険医療協議会に諮問する意向であります。その意向を表明しています。

 このようなことは、患者と医師の相対で相談されることでありますが、萩市として医師会との間で相互理解を深めたり、高齢者医療について協力を求めたりすることは、これまであったのかな、なかったのかな、その点をお伺いをいたしておきたいと思います。

 最後に、新制度導入に当たり、障害者の方々への親身な配慮は図られているのかお尋ねをいたします。

 新制度におきましては、65歳から74歳までの重度障害者についての加入が可能であります。これは任意制であるわけでありますが、山口県においては、重度障害者向けの独自の医療費助成に関して、今後も助成を受けるには、後期高齢者医療制度への加入を前提とする措置をとっています。身体障害者手帳を持つ障害者の方々の医療機関での窓口負担はどうなるのか。お伺いをいたしておきたいと思います。

 制度でありますから、一長一短があるわけであります。しかしながら、社会的弱者の方々に十分に配慮した制度であるべきであります。縁があって同じ時代に生き合わせた地球市民として、力を合わせて助け合って生きようではありませんか。

 次に、椎原維新道路隣接土地購入事業についてお尋ねをいたしてまいります。

 この土地は、陶芸の村公園に隣接し、椎原農道に接する4,270平米の土地であります。昨年春ぐらいより民間の事業者の方が土地開発を手掛けて、宅地分譲事業を展開しようとしていたものであります。このとき、民間事業者の方より水道管の引き込みに関し、陶芸の村公園整備事業で既設の100ミリの水道管があるわけでありますが、その水道管を経由して、支管を通す相談が萩市にあったようであります。萩市としては、この土地に宅地分譲計画がある情報にタッチすることになったと思うのであります。そのときだと思うのでありますが、よく事情がわかりませんので、その辺の経緯について少しお話をしていただきたいと思います。

 このころの陶芸の村公園整備事業につきましては、用地取得が完了し、休廃止することなく、都市公園事業を継続するとは言いながら、規模を縮小して、経費縮減するとのコンセンサスができていたところであります。規模の縮小、経費の縮減で、厳しき時代に対応しようという共通認識が形成されていたのであります。

 しかるに、今年3月の定例会における全員協議会におきまして、この件の土地を購入したとの報告が執行部からされました。これは土地開発基金での購入でありますが、取得面積はおよそ4,270平米であります。取得価格はおよそ5,700万円であります。当該の土地というのは、陶芸の村公園整備事業の中でも構想外の土地であります。

 また、同事業にリンクした(仮称)明治維新館の建設計画の凍結を受けて、公園事業が先細りの感がぬぐえないときでもありました。いかにも唐突な感じであったわけであります。

 伺えば、去年の10月ごろより、当該土地取得に萩市が本気印となったと、そしていろんな折衝があったようであります。そして、いよいよ土地開発基金での先行取得が固まり、本年2月20日に、当該土地の取得理由と整備計画を示して、基金審査会が開催されました。そして当該土地の先行取得が決まり、了とされたのであります。

 この基金審査会の開催されたあくる日であります。つまり2月21日でありますが、「明治維新館」仮称であります、陶芸の村公園整備事業調査特別委員会が開催されています。しかしながら、この特別委員会に対して、当該の土地購入事案について、何の説明もなされなかったというのであります。なぜ、一遍の説明もされなかったのでありましょうか。存念を承りたいと思うのであります。

 基金の処分に当たりましては、慎重な手続きが期待されるところであります。基金審査会は内部の機関でありますが、議会もまた、選挙によって選ばれた議員で構成される立派な機関であります。議会に諮る用件を満たさなかったという議論が聞こえてまいります。それで、民主的な行政の推進といえるのでありましょうか。情報開示、説明責任という、民主主義の要請にこたえるものといえるのでありましょうか。市民に的確な情報を与え、その理解と批判に支えられてこそ、開かれた市政、希望ある市政といえるのではないでしょうか。お考えをお聞かせ願いたいと思います。

 2月25日には、当該の土地所有者との間に売買契約が結ばれています。いよいよ焦点は整備構想に移るわけであります。その整備構想の前に、当該土地を取得したインセンティブは何であったのか、改めて趣旨・目的は何であったのか、根っこのところの説明を求めたいと思います。

 率直にお尋ねをいたします。この土地取得の背景に、市長さんだけではありません、我々もこぞって我らの悲願であります、明治維新館誘致への強い渇望があったのではないかと思います。いかがでしょうか。

 私は、この土地の件ですね、市長さんのフライングではないと思っているんです。雷電のような英断であったと、私は秘かに思っているのであります。陶芸の村公園構想の縮小縮減の環境ではあるけれども、事大事にいたっては、君子は豹変すべきなのであります。それがマックス・ウェーバーのいう責任感と判断力であります。この土地が、将来にわたって萩市の大いなる財産として語り継がれるためにも、どのような整備計画をお持ちであるのかお伺いをいたしたいと思うのであります。

 最後に、この土地は土地開発基金による先行取得でありますが、いつのときにか、一般会計からの振りかえをしなければなりませんね。市有財産である有価証券をもってこれに充てるというお話が聞こえてまいりますが、銘柄は一体何なんでありましょうか。お伺いをいたしておきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま大村議員から、マックス・ウェーバーの職業としての政治、まあこういったことまで引用されまして、大変格調高く、しかしかなり具体的なお話をいただきました。

 最初の医療制度の、特に後期高齢者医療制度、途中から長寿医療制度、まあこういうふうに名称も変わりましたが、法律の名称は変えるわけにはまいりません。要はニックネームとして、長寿医療制度、こういうふうに名前を変えるという政府からのお達しがございました。

 今お話がいろいろございましたように、この本制度につきましては、実施をされまして以降、大変世の中騒然となったわけであります。ちょっと話が外れてまいりますが、いまだかつてこのような事態は見聞したことがない、こういうふうにこの大村議員がおっしゃいましたが、今回の一連のこの騒ぎといいますか、問題、こういったものを振り返ってみて、ちょうど20年前の消費税の導入のことを思い起こします。この消費税の導入も、かつて中曽根、大平、そして竹下、三つの内閣をつぶし、やっと平成元年4月1日から導入をされたものでありますが、あれだけの周到な準備をしたにもかかわりませず、4月導入以降、半年経っても収まらない。そしていよいよ、まさに同じように廃止法案が、野党から出されたわけであります。全く同じであります。

 まあこの消費税については、いろんな議論がありました。大衆課税である。所得の低い人にも負担を求める。こういった話がありますが、一方で、しかし直接税の中で、本当に公平に執行されているか、こういった議論もございました。この広く、薄く、間接税を導入する。そして直接税とこれをミックスをしていく。こういった議論の中で生まれたものであります。世界各国の中で、共産圏も含めてこういうこの売上税、消費税、付加価値税といったようなものを導入してない国は、実はほとんどないといってもいい。しかし、なぜ他国においても定着をしている制度が、なぜ我が国で問題となるのかということをですね、いろいろ考えたことがございますが、それと全く同じようなことではないか。

 しかし今回の場合は、ややその消費税の導入時に比べますと、精度の精緻さとか、いろんな問題点、今大村議員が御指摘ございましたように、いろんな問題点が余りにも多すぎる。もう少し自然に、いろんな形でこの精緻に検討しておくべきだったんでありますが、平成18年の6月に法が通りました。健康保険法の一部を改正する法律、これがもう18年6月でありますから、2年前近くにですね、法が公布されたわけでありますけれども、しかしながら、この2年近くの間に十分な用意がされていなかった。要するに政令ができましたのは、翌年19年10月であります。省令ができましたのはその後であります。もう半年を切ったところで、初めて政令、省令ができまして、この制度の概要が我々にも初めて明らかになった。しかもその直前になって制度がまた変わります。これも大変なことでありました。そのたびごとに、この内容を変えますと、実はコンピューターシステムから、何から、一切合財入れかえなければならない。これは大変な事務量でありました。

 私はここで何を言いたいかといいますと、その厚生労働省の、例えば医師問題、あるいは年金問題、こういったものがとにかく1、2年でですね、大変な議論になった。省庁挙げてですね、上を下への大騒ぎ。この準備に恐らく専心できなかったんではないかと思うほどであります。これは、今までいろんな制度を導入するに当たって、各いろいろ担当部局がいろんなことをやってきますが、これほどある意味で用意が十分できなかったものはないんではないか。蓋を開けて見て初めて。今いろいろ御指摘いただきましたことは、まさにそういった、例えば医師会の調整なんていうのは、これはやってて当たり前なんでありまして、そういったことすらもですね、同意がとれていないっていう話でありますから、こんな不思議な行政はないんであります。

 私どもは、この自治体の立場からいいますと、法が定められます。その法を定める省令、政令が定められるときに、実は具体的に執行する立場の自治体に、くわしい議論があったかといいますと、余りないんですね。これは決まったからやれ、こういう話でありますから、我々はなかなか今回の一連の騒動を見て、もう少しこの執行する立場の自治体の声を聞いてほしい、まあこういったことが、市長会でもいろんな形で今出ているわけであります。国が国会で決められる。そして、決められたものを執行するのは、本来は国の出先機関でありますが、このように自治体が運営する、自治体が責任をとる制度については、もう少し自治体に案をおろして、いろんな意味でこの検討し、議論をさせて、そしてまたそれをフィードバックしていく。こういうようなことが必要ではないか。こういった役割を実は、総務省が担っているわけでありますが、今回そういった話については、十分議論がつくされたとは私は思っておりません。そういった意味で、個々の今からのお尋ねの問いに答えていきたいと思います。

 一つは、周知・広報はどうであったか。まあこれは御承知のとおり、この本来でありましたら、主体は自治体、市町村でありますが、今回の場合はこの法によりまして、広域連合がこれを取り組むということになっております。広域連合がいろんな意味で、この事前の周知・広報に当たってまいりました。市町村広報のですね、掲載用の原稿のひな形の作成とか、ポスターとか、大手日刊紙を通じましての紙面広告とか、いろんなしおりとか、被保険者証の送付のときに同封いたしますいろんな書類とか、いろんなホームページ、出前講座、もろもろのことは考えられております。しかし、直前になってそういうふうな内容が変わるということもありました。なかなかそういったもので、意を尽くされてないものも確かにございます。

 そして萩市はその影響を受けまして、例えば市報を使いまして、できる限りこの周知を図ろうということで、平成19年の11月から開始に至ります20年の4月まで、5回にわたりまして、市報のかなりの部分を使いまして、その内容を周知を図っております。出前講座、こういったこともやってまいりました。そしてケーブルテレビ等も駆使をしながら、このいろいろその周知を図ってきたつもりでありますが、なかなかこういう制度っていうのはわかりづらい。実際この運営されてみて、初めてわかる。あの消費税すらもですね、なかなかわずか3%、こういうことでありますけども、実際運営をしてみたときに、いろんな問題、課題が出てきました。まあしかし、これは1回こうやってその学習効果が終われば、ある程度問題解決していくわけでありますが、今回はかなり根深いいろんな問題点が残ってしまいました。

 そういうふうなことで、いろいろ先ほどお話がございましたように、4月1日以降、問い合わせや苦情の件数が、この萩市におきましても、制度が施行されました1日からこの中旬まで900件ございました。本庁には600件の問い合わせ・苦情があったわけであります。最近は落ち着いてまいりました。いろんな意味で、この問題、あるいは苦情のポイントは、今議員がおっしゃったように、ある程度集約をされておりますけれども、そういうふうないろんな問題点が、まだ制度として残っております。

 そういった観点で、今まさに与野党でいろんなこの制度の廃止も含めた、野党からは廃止法案、与党からはまさに改正法案、こういった形に今からなっていくんだと思います。消費税のときも全く同じでありました。消費税廃止法案と、消費税見直し法案、こういったものが国会に出されまして、そしてこの議論されたわけであります。

 まあ今回も、そういうような形で見直しが行われるわけでありますので、そのあたりについての内容を、今から我々は十分見て、そしてもし見直しが決まるような、あるいは当然私どもも意見を、市長会を通じていきたいと思いますが、そういったこの見直しの内容については、十分今度は市民の皆さんに、あるいは関係保険の直接の関係者の方々に、周知徹底を図っていきたいと思うわけであります。

 そして2番目にお尋ねがありましたのは、老人保健制度との比較、保険制度、過去の今の制度と比較して、どういうふうな感想を持つかということであります。

 議員が既に指摘をされておりますように、これは一つの財源問題でありまして、そして今進んでおりますところのこの高齢化の実態であります。とにかく今、全国でこの75歳以上の方々の数が1,270万。これは9.9%でありますが、これは萩の世界ではかなりウエートとしてはですね、高くなっています。これが2055年になりますと、2,887万、26.5%。こういうふうな4分の1の方が、75歳以上の人口構成になっていくっていうことは、今までの財源の割合、先ほどこの公費50%、老人保険の方の拠出金50%っていう、今旧制度によりますもの、今新制度になりました途端に、この今の50%の中で、10%を被保険者の保険料として、この負担をいただこうっていうことであります。その今の4分の1の方々の10%の負担を求めなければ、少なくとも今の拠出制度の、先ほどおっしゃいました国保と組合健保、この拠出のアンバランスという問題は解決をしないわけでありまして、このまま放置していけば、要するに健保なり、あるいは国保なり、若い皆さんが、その4分の1の方々の費用をすべて負担をしていく。もちろん国保の全体の中での負担はありますけれども、そういった中で、10%の負担を求めていくという方向については、財源が限定をされている中で、一つの方向として当然考えていくべき話ではなかろうかと思うわけであります。

 まあその割合がどうかという議論はいろいろございますけれども、しかし今のままで、旧制度のままでいいとはだれも思ってはいないわけでありますから、ここで改革が必要である。財源の負担をどのようにしていくかっていうことについての必要性は、これは共通の一つの課題になっておりまして、その課題をどうやってやっていくのかっていう具体的な案であります。

 そういったようなことで、その感想いかんていう話は、まさにそういった点でございます。まさに議員いみじくも御指摘をいただきました論点、そのとおりでございます。

 そして3番目にこのありました地元医師会、そういった理解と協力が得られているかっていう話でありますが、これは実はその医療機関との関係と申しますのは、医療機関の指導監督は、実は国の出先機関であります、この山口の社会保険事務局と県になっているわけであります。私どもは、実は医師会と直接のその指導権限、監督権限とか、あるいは今回のような、こういうふうな診療報酬に関しますところの関係を直接持たない。実は立場は医師会と同じような立場になるわけであります。

 そういうふうなことで、本件についきまして、例えば担当医制度、今御指摘がございました担当医、あるいは後期高齢者診療料の問題、後期高齢者の終末期の相談支援、これは大変悪評高いんでありますが、こういったことについての直接の折衝なり、この議論はしていないわけです。それは県と社保庁、こういうふうな役割分担になっておりまして、この萩の医師会に対しまして、私たちがやっておりますのは、その中のいろんな特定健康診査、こういったような分野ではですね、今まで私ども、萩市医師会とは密接な連携を今とってきておりますので、そういった審査の関係については、当然この連携をしているところでございます。

 したがって、御指摘ございましたような、この後期高齢者診療料について、こういったような話、あるいはこの先ほどの登録の話、こういったことについては、私ども直接の当事者にはならない。こういうことでぜひ御理解を賜りたいと思うわけであります。

 まあしかしながら、実際もですね、これはうまく運用されなければ、この長寿医療制度が破たんしてしまうわけでありますから、そういった意味では強い関心を持ちながら、この成り行きを見守っているところでございます。そういうふうな状況にあるということ、立場にあるということをぜひ御理解を賜りたいと思います。

 そして、障害者に対しますところの、特に重度心身障害者医療費助成事業を受ける要件として、今回長寿医療制度の加入を義務づけると、こういう話が一時新聞に報道されました。この山口県も、そういうふうなこの義務づけを行った県、全国確か10都道府県でありますか、これはまさに批判の対象になったわけであります。先般二井県知事が記者会見を行いまして、これについてはもう一度見直しをするとの発言をされておりますので、これについては、他の都道府県と同様に、この取り扱いがなっていくものだろうと思います。

 具体的な窓口の負担については、担当の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 以上この、後期高齢者、長寿医療制度についてのこの話でありますが、まあ今後どのような形になっていくのか、まったく予断を許さない状況にございます。しかし、この財源問題を含めて、これはしっかりした体系を考えないと、この医療制度そのものの崩壊になっていくわけでありますから、ここはしっかり立法府におかれまして、そしてまた政府においてもですね、そういったしっかりした議論を行われ、この実施いたします、私どもが執行します立場も十分考えていただきまして、そしてまた高齢者の皆さんの気持ちの問題、いろんな問題、こういったものがあるわけでありますから、そういったものを踏まえまして、しっかりした制度を構築をいただきたいと思うわけであります。

 もしそういったような新しい具体的な案が出てくれば、議員御指摘のように、周知・広報、あるいはこのいろんな意味での意見を聞く、こういった場も当然持たれると思いますし、私どもも積極的にそういったものに参画をしていきたいと思います。

 2番目の、この椎原の維新道路の隣接の土地購入事案ということでございます。まあ本件については、議員からるるお話がありました。まず最初の購入に至った経緯はどうだったんだと、こういう話であります。

 そもそも今話題となっております、土地の状況は、実はこの用途といたしましては、第1種低層住宅になっております。したがいまして、この住宅、まあ低層住宅は、建ち得る立場の区域であります。

 私どもは、この陶芸の村ということで、この整備をしてまいりました。これはそもそもは、この林市政から3代にわたりまして、この上野台の眺望というものを踏まえまして、この整備をしていく、そういうふうな大変長いまあ計画になっているわけであります。

 いま一つは維新館の設置場所として、候補地として今挙げているわけでありまして、そしてまた陶芸の村という公園であります。この間、その一部については、眺望を一つ目的にいたしました公園を今オープンをいたしました。大変すばらしい眺望でありまして、眼下にこの日本海が、六島が見える、あるいは指月山や旧城下町の一望とできると、こういうふうなすばらしい眺望でございます。そしてその下に、そういう建物を、そしてまた周辺を公園にしていくという構想でありますけれども、私どもは実は、上下水道が整備をされているので、第1種低層の用途ではあるけれども、そこにはもう建物は建つことができないだろうという、実は気持ちを持っておりまして、安堵してたんでありますが、この突然にして、開発事業者の方が地権者と接触をされ、実はどんどん話が進んでまいりました。そして第1種低層であるから、それほど影響はないという思いもございました。

 まあしかし、実はあの今問題になってる、台地からさらに西側の上野台地、まあここはまさに上下水道の問題もないわけでありまして、あの上水、あるいはその下水のですね、制約もございません。まあそこには今まさに、開発事業が進んでおりまして、大体第1種低層であります。同じ用途になっておりますが、とにかく個々の大変すばらしい、個性的な家が建っております。個性的な家でありますが、これが並びますと大変実は何と言いますか、眺望、景観からいいましても、異様な感じがするくらい、非常に個性的な建物であります。そういったものがあの下に建ったらどうなるかという思いを、非常に強くいたしました。普通はこの和風の落ち着いた家であればという思いを持っておったんでありますが、そうしますと、そこに今少し段差があるにせよ、そういったものが眼下に見えるということになると、今までずっと計画をしてきました陶芸の村、あるいは維新館、あるいは全体の公園としてのですね眺望、まあこれは萩が恐らく持っておる最大の宝もの、こういうふうに思って説明もしてきたわけでありますけれども、その価値が一瞬にして減ずる。眺望を著しく損なう。こういうふうな思いを持ったわけであります。

 そして実は、土地の取引は、実はかなり具体的に展開をしてまいりました。既に仮契約まで進んでしまいました。まあここまで進みますと、なかなか大変なんでありますが、担当に当たりました職員が、大変実はまさにこの眺望を侵すことは、この今までのずっと、1代、2代、3代にわたった事業がですね、このまさに一瞬にして何か無意味になってしまう。こういうふうな気持ちで臨んでいただきました。大変な努力であります。地権者も既に売却を心に決めて、この仮契約までされてるわけです。その実はちょうど最中に、この今まさに特別委員会が起こったわけでありました。

 その話はずっと20年の、実は19年の末くらいから話がちらちらあったんでありますが、ある意味では安心感があったわけであります。しかし、水を下から引いてくるということで、水の問題を解決できるっていうことになって、急転直下、この事態が進んでまいりました。この今お話がありましたように、19年の末から20年の1、2月にかけて、まさにこの二転三転でありました。最後のどんでん返しで、何とかですね、実は話し合いができた。

 実は、この21日に特別委員会が開催される。これは最終報告まとめるための、大事な実は特別委員会だったとお聞きしておりますが、実はその前に、まだまだ動きがございまして、実はなかなかその単価の問題とか、いろんな問題がまだその段階で決まっておりません。それが決まらないと、また白紙に戻る可能性がありました。そしてしかも事業者との関係と、その3者ありますので、なかなか微妙な関係でありまして、外に話が漏れていってしまうと恐らく壊れてしまう、こういった恐れもありました。そういったことで、ずっと話を内々、この水面下で進めてまいりまして、22日に実は単価の交渉をしまして、25日に契約をすることが可能になったわけであります。非常に微妙な時期でございまして、そういうようなことで、本来であれば特別委員会に議員の御指摘のように、経過をお諮りをして、ちゃんとですね説明をすることができれば一番望ましかったんでありますが、まあそういうような経緯がありまして、契約を経まして、28日に全員協議会で報告をさせていただいたところであります。決して、特別委員会の皆さんにですね、これを隠し立てをしようとか、そういう話ではなくて、実態が非常にまだふわふわした状態でございまして、万が一そのお話をしたことが壊れるかもしれない。こういったこともございました。そういうようなことで、28日には、すべての契約が25日に終わりましたので、28日に全協に御報告を申し上げたところでございます。

 まあしかし、こういったある意味では、緊急避難のやむを得ぬような施策というような形でやっておりますので、この辺について今から、一般会計っていいますか、予算をお認めをいただくためにこの御議論をいただく、このようになるわけでして、今議員が御指摘のとおりでありまして、まあこのとき私どもがやはりこれで財源上の問題も非常に厳しいし、この陶芸の村については工事は継続するけれども、最低限のものにしていく、こういうことでありました。したがって、一応公園の周辺部の土地という形で取り合っておりますけれども、これについてはやはり財源的には、この株の寄附をいただいてる方に、実はあそこの台に上がっていただきまして、本来福祉の用途にっていうことでありましたが、このもともと景観についても大変御理解のある方でありましたので、この景観を守るために、眺望を守るために、寄附をいただいた株を売却をして、この用途に使うことでいかかがかという話をしましたところ、大変大いに賛同いただきました。この眺望守る、これはやはり萩の宝ものだろうということで、御理解を賜ったわけでございます。

 まあそういうようなこともございまして、いずれにいたしましても、この議会にお諮りし、予算をお認めをいただけなければならないわけでありますので、これは萩にとりまして、今一つの維新館、こういうすばらしい眺望のもとで、ここに維新館を建ててほしいということが、これが眺望がまあ崩れてしまって、こういうところかということにならないようにということが一つと、そしてまたこの土地周辺は、実は残されたこの萩の全容が眺望できる、数少ない萩市の土地であるということ、これは長期的にはこの田床山周辺を含めて、開発の可能性も実はあるわけでありますので、ここで画竜点睛を欠くようなことにならないようにということで、担当職員も合わせて、大変頑張っていただいたわけであります。

 いろんな多くの関係者の方々、特に地権者の方にとってみればですね、一端開発事業者と約束したことを、撤回をいただいたということ、これは大変なことでありまして、事業者の方にも大変な御負担をかけました。いろんな意味でですね、もう既に開発をして、売る計画をした。買う人まで決まっているんだと、こういうふうに言われましたが、そこを曲げて、この萩市の一つの公園として、これは大事な場所なんだということで、御理解を賜ってきたわけであります。

 ぜひこのいろんな経緯がございまして、やや唐突で本当にその突然のこと。こういったような緊急避難も、ひとつ市長の判断でやらせていただいたところでございます。

 まあ本来あの実は、鎌倉とかですね、奈良、京都、こういったバッファーゾーンとか、あるいは眺望著しく損なうような土地、こういった建物が予想されるような土地、こういったものは実は古都保存法っていうのがありまして、国が予算をつけて買い上げてくれるっていうですね、こういうふうな制度がございます。この私どもも、まあ古都に準ずるまちである。だからこういったものについても、ぜひそういったこの制度を導入をさせてほしいということをですね、実は古都保存法の理念を拡大する会におきましても、随分発言をしてまいりましたが、結局財源等の話がありまして、これについては、今回の地域における歴史的な風致の維持向上に関する法律には組み込まれませんでした。それは初めは入れるという話で進んだんでありますが、本当に残念であります。

 まあそういうふうな眺望とか、あるいはバッファーゾーンとか、こういったところのもの、京都におきましてあの周辺のあのいろんなこの名勝の地がありますけれども、今やマンションが建つとか、いろんな形で大変な状態になっております。あの大原の里におきましても、高層のマンションが建つようになりました。まあこれはそういうふうなことの制度をうまく活用できなかったからであります。まあそういうようなことで、この今回何とかですね、この関係者の方の御理解をいただきました。ぜひ議会の議員の皆さんにおかれましては、そのような事情でありますので、ぜひ御理解をいただきますように。

 この土地を取得し、そしてここにこういう形で今から土地が確保できたということは、恐らくその後世にわたりましてですね、やはりこの評価をいただくことができるんだろうと、こういうふうに思っております。まずはともあれ、ぜひですね、現地に行っていただきたい。そしてこの西部の方のあの乱立をいたします、その住宅の状況を見ていただきたい。これはそれぞれの個人のお宅でありますから、個人のそれぞれの個性的な家を建てること、これは自由でありますけれども、そういったことも思いをいたしながら、あの土地を確保したわけであります。御理解を賜りますように、どうか一つよろしくお願いをしたいと思います。

 それから、今後の計画の話でありますが、今事実上その最小限の投資にしております。既にあの、陶芸の村の頂上っていいますか、一番高いところに公園をつくりました。これはぜひ見ていただきたいと思います。いろんなこの樹木を植えまして、遊歩道をつけております。そこからこの休憩する、椅子に座って眼下に見える萩の情景は、これは本当にすばらしいものであります。大村議員にもぜひ行っていただきたいと思います。

 これからどうするかについては、陶芸の村構想は、当初考えておりました陶芸のこの美術館的なものは、これはもう中止をいたしました。これは県立の浦上記念館、美術館にですね、付設をされる萩焼の美術館によって、もうそれで代替をする。陶芸の村という名前はございますけれども、何かそういったゆかりのものをこのちりばめながら、公園としていかしていく。将来はこの公園については、いろんな意味での活用があるだろう。もちろん今維新館の創設ということはもちろんでありますが、そういったようなことは、もちろんですけれども、総体としてこの誕生地、松陰先生の誕生地に向けるまあ遊歩道も今完成をしておりますし、東光寺、そしてまた松陰神社、伊藤博文別邸、これは全部総体として歩いて行ける歴史の道、こういったことの位置づけにしてるんであります。これは一遍に今、どんとですね踏襲していくわけにはまいりませんが、徐々にこの年数をかけて、いまから整備をしていくことになります。

 ある意味では、萩がもつ貴重な財産、萩にしかない財産でありますので、そういった意味での今から計画・整備をしていきたい。当面はこの今、維新館については、今県の方のリボルビングの計画の中に今外れておりますが、旗を降ろさないという約束になっておりまして、これはこの知事との話し合いの中で、しっかりまだまだ今から将来を展望してやっていこう、こういう話になっております。

 そしてあと最後の御質問でありますが、株の種類は何かと、こういう話でありますが、これは輸出株を中心としたものでございまして、先日この費用に充てるために処分をいたしました。そして総額6,000万強のですね、資金を得たところでございます。具体的な株名ということでありますが、新日鉄、マツダ、林兼、あの協和レーザー、こういったところのものをこのいただいております。これを、当初いただいたときの価格よりも、実はもちろんかなり高くなっておるわけでありますから、今購入する土地購入価格よりも相当上回ってます。上回った価格で、またこのいろんな樹木を植栽する樹木とか、いろんなことにも充てたいと思いますが、またこの寄附者とも十分相談しながら対応していきます。

 恐らく次の定例会には、具体的な予算をお諮りいたしますので、どうか御理解を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 市民部長。

  〔市民部長 田邊 信君登壇〕





◎市民部長(田邊信君) 大村議員さんの方から、障害者の方々への配慮を図られているかということで、重度心身障害者医療費助成事業を受けられない場合のその医療費の自己負担はどうなるかということでございますけれども、この重度心身障害者医療費助成事業につきましては、医療機関等で本人が支払う自己負担額を、県と市で助成する事業でございまして、これを受けられない場合につきましては、65歳から69歳までは3割負担、それから70歳から74歳までは2割負担で、ただ20年度につきましては1割負担を支払うこととなります。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 大村議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午前10時59分休憩

────────────────────

     午前11時13分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位7番、近江議員。7番、近江議員。

  〔7番 近江郁宣君登壇〕





◆7番(近江郁宣君) 一般質問も2日目に皆さん大変にお疲れのことと思いますが、しばらくの間おつき合いをお願いいたします。

 通告の順序に従ってまいる前に、ちょっと明るいニュースがございますので、発表させていただきます。

 去る5月の11日、このチラシで10時の集合で椎原台の公園前の集合がありました。これは萩市の職員のボランティアによる草刈りの大会の初めの練習と申しますか、1,006名の職員の中でこれを募集されたのは市長のにらみがきいたのか、それとも政策がよかったのか、333名の届出があって登録があったそうでございます。その中で草刈機を使ったことがない人が、50名ちょっとあったんじゃあないかなと思いますが、私も大変感動いたしまして、1時間くらい前から私も草刈機をかるうて上の広場を刈りながら待っていますと、市長初めぞくぞくと部課長も集まられて、そしてこれをやられました。これからいろいろ地域で住民の方と力を合わせて、市道の周りとか、あるいは地域で御要望があれば、市の職員がひとつ一緒に汗をかいて頑張ろうというこれができたということだけを、私は拍手をもって大きく喜ばしく褒めたたえるとこでございます。

 今まで合併して以来、私はどこへ行っても、おまえら市会議員が多い、市の職員が多い、ほとんど耳が痛いほど聞いておりました。私たちは1年ほど94名の議員で頑張ってみましたが、どうしてもああいうのどう考えても何で、選挙で3分の1の30人に減らしました。それでもまだ現在回ると、市民の方お前ら多いという声がまだ耳に聞いております。なお職員の方は、やっぱり平等な合併ですからそのままおいてますから1,000何人もおります。皆さんが言われるのには、500人から600人ぐらいおりゃあもうええんではないか、中小企業、零細企業の職員から考えたら相当まだ余裕があるんじゃあないか。ところが今のような奉仕の精神を333人でなしに、1,006名全員がひとつ市民の本当の近寄る気持ちで、地域の活動あるいは事に参加すれば、それほど市民の方も多いなんてことは口にできなくなるのではないかと私の思いでございます。

 それでは本題に入りたいと。

 最初に市民のスポーツ振興について。多くの市民が参加しやすく、しかも楽しくできるスポーツを、そういう運営がしてほしいという願いの一つでございますが。去る5月の11日の市民のソフトボール大会がございました。これが5月の7日締め切りで、そして聞くところによると最初の申し込みは5チームしかない、これはいただかれんことですが、5チームですよ。5チームちゅうたら四五の20人ちょっとぐらい。それで市民の大会ができるかというので、大騒ぎをして執行部が集めたのがあと3チーム、8チーム、私たちが土原体育館を木曜日に8時から10時まで活用していますが、これでも7チームから8チームおります。それが萩市の大会であるか、どねえ考えてもいただかれん。ただ職員は日めくりをくるように、今年はあれきたからあれだけ通知を出しておいて、やったらええ、そういうもんではない。どうしたらたくさんの人を集めて、みんなが心を解けて横の連絡とかいろいろ会話をしながら、市民同士が楽しみながらできる。そういうことを進める、しかもこれで健康を保持するというのが目的であると私は思いますが、何たることか、私が考えてもどうしてもいただかれん。きのうの河村議員さんのグラウンドゴルフの大会でも、約400名から集まっているという。萩市の大会は30人かそこそこ。そんなことで市の職員が仕事をしているなんか私はどうしても思えない。

 方法はいろいろあると思う。私たちのおいでませのクラブは、番号の札くじがつくってありまして、1番から4番までからで、きょうは6チームあると思うたら大体3コートあるから6チームはずーと練習ができますから、くじで振り割りする。そうすると70代がようけ入ているところと差がつくから、まあ公式のときには2点なり3点なり初めからハンディをつけますけれど、普通はそのままでやります。でも大変楽しく、そのために私たちはこうしてこの年になってもまだ健康で、スポーツに励まれるわけです。これは年をとらん一番大事なことであります。

 これは市がやる場合はもう少し、この旧萩の場合は今までぐらいでだいしょうええかもしれんが、合併してからはこの地区の農業の一番こりゃあ忙しい時であります。一年中で一番大事なとき、これと秋の取り入れの時はもう何をおいても孫の手まで借りたいときでありますから、そういうときに大会開くのは、まず考えんにゃあいけん。それから集まったら、市民ソフトでも同じですが、最初は90も100何十もチームもおりましたが、だんだん、だんだん強いところを組織しすぎて、出たてすぐ負けるから行かん方がええ、というふうな気分も沸いてだんだん減ってくるわけです。

 だからできるだけ多く集めるという方法は、当日集まったらじゃんけんで分けていく。コートは市民体育館は10コートありますが、今まで県議さんがやられても国会議員さんがやられても、ソフトバレーはいつも10コート全部使うくらい集まっております。観覧席もいっぱいになるほど集まります。市がやるのが何でそれしか集まらんか、何が足らないか、やっぱり市民の立場になって考えてごらん、思いやりの心が足りないからと私は思うわけであります。

 集まったらくじで分けるか、くじで分けたら、あるいはじゃんけんで分けると若い者がグループになって15人ぐらい仕切ったら、一つのチームになれるとかいろいろ作戦しますから、そこはその場で、はいあんたは10コート、あんたは9コート、8コート言って分けていって割り振りすれば、結構楽しくなります。そうしても70歳が入ったチームは、1人ほど入ったら2点ほど先に上げますとか、あるいは2人入れば3点、3人入れば5点とかいうふうなハンディを最初からつけておけば、かなり地区の楽しいあれができると思います。

 グラウンドゴルフに行っても、きょう行ったらどこのチームにいくかわからんけど、申し込みだけしとるというので、いろんな方ときょうは土原の方と組んだ、きょうは川島の方と組んだ、きょうは明木の方と組んだとか言うて、結構それなりに楽しく、結構やっております。そういうふうないろんな方法があると思いますので、大いにこれから研究されて、せめてあの市民体育館の中のコートが1回ずつでも10のコートが使える程度の人を集めて、ああ、楽しかったな、とあそこの知らんかったけどあの人はこねえな人でとよくわかるんです。そういうスポーツを通じてですね、そしてあくる日からのまた活力も沸くわけでございます。

 それからスポーツの振興と高齢者の問題ですが、これはやさしい市長さんですから前々から何度も言っておりますが、思いやりでひとつこの年寄りのスポーツでは、グラウンドゴルフ、これが今一番発展しております。うちの周りでもうちの家内でも同じですが、きょうは風邪具合だからとか言うて朝言っておりますが、その時間になってくるとだんだん元気が出て、上へ行って晩方ホールインーワンが出たとか、だれそれさんが二つ出たとか言うて大変楽しそうに話しております。これがあるために、腰が曲がるけど元気が100倍というくらい、非常にこれが年寄りの楽しみです。

 考えてみればあの大東亜戦争の終戦後から、あのどさくさの苦しい中を生き抜いて、あれだけの若いときにエネルギーを萩市のため国のためにみんな尽くした方が今の年寄りであります。本当に楽な当時から今ごろの若い者みたいにスポーツなんてことは本当夢にも思わん、ピンポンなんてやったこともない、というような時代の方たちが今初めて目覚めて、この年になって生きがいを感じて、そして友達仲間が余計できて、いつも話をするように、行くときは杖をついてやっと会場まで行ったけど、やるうちに元気が出て帰りに杖を忘れて戻った、とこういうふうな話もあります。そのくらいに非常にスポーツというのは最高なものであります。

 そういうところで、先ほどの大村議員の質問にも出ましたが、椎原の購入された4,237平米ですか、これを萩の宝物としてと思いますが市長のお考えからあわせますと、あそこに家が建っては要するに見晴らしが悪い、やっぱりそれなら木を植えても見晴らしが悪い、木は向こうが透いて見えませんから。ならばあの場を私はお年寄りの本当の娯楽園、子供のキャッチボールの遊び場、こうした場所に使えば、周囲には低いツツジの木くらい埋めたてても周囲にはええですが。そういう場所でひとつやることはできないかなあ。

 それは今現在でも陶芸の村の一番上の段は椿東地区の老連でお借りしておりますが、それこそいついって見られても草が1本も生えちゃあおらん。周囲もきれいに刈っちゃる。市から金は一銭も出さんでも、ときどき真砂土を持っていって置けば、自分たちで入れて、自分たちでよくしてきれいに使っております。一番経費がかからん。しかもこれは福祉の方とも深い関係になります。なぜなら、物品を売ったり買ったりするとすぐもうけがわかるけど、これは年寄りが寝ようにもあれ行きたいから寝られん、それでもう福祉の方に医療代とか、かがやきとか無田ケ原口の中津江のいろいろな複合施設もできます。これは大した金もかかりますし、それに後莫大な維持費が要りますが、このグラウンドにはね維持費が要らない、だから目に見えないプラスマイナスすると、相当な私はこのハンディがあるのではないかと。これは私の理論でありますが、皆さんはどういうふうにとられるかわらんけど、私はこれが一番お年寄りの、重たいほど薬をもらうよりは、あの薬の方がよう効くと思うわけであります。

 市長はひとつ大きな気持ちでひとつ、これをお考えになっていただけないか、また椿東でも小畑、鶴江、無田ケ原口方面はもと短大のグラウンド隅は前から申しておりますように金子さんの方の隅の側を、本陣のエレベーターが下がっているところですが、あの隅を70メートル四方くらいひとつ買い取って、これも椿東の子供と年寄りの一番ええお薬になるように、市長の英断で決めていただければ、ほかのもののように後の維持費が要らんのですね、そして永久にええお薬になるんですから、ひとつ市長今回、まあ来年の選挙も近づくし、やあー市長はやっぱりええ人やのう、年寄りは皆喜んでにこにこしながら、野村さん野村さん野村市長さんて言うくらいにひとつええお話になるように、私も期待しております。

 それから2番の問題ですが、公園問題についてであります。

 これは一番主体は梅林園、この有料道路の手前にあります梅畑ですが、これはずーと顧みまするに、小池市長さんのころに元市の勤めていらっしゃった山本さんちゅう方やったですかな、昔の毛利公時代からの梅畑をあの一面を寄附しますからちゅうので、それを真に受けて市の方が仕事に取りかかった。ところがいよいよ取り組むときになったら、だいしょうもらわんやあということに、だいしょうが少々になってだんだんと話が下に下がって、下の田んぼを買ったわけですが。この田んぼでは梅は育たないと、私は最初から言ってるんです。梅はあねえなじたじたしたところじゃあ育たん、しかもその話にこの萩市出身の上野から出られた日隈さんが、当時の金にしたら大きな金ですよ、このくらいの梅の木を何百本ですか寄附されたんですが、これがだんだん枯れていくんですね。だから私は最初から谷のこちらの道路の方の側は川が流れているから、こちら側の山の水がくるからここに人が落ちたら上がられんくらいの側溝を掘って、周囲には孟宗竹が要らんほど生えちょるから、ありゃあ言うたらすぐもらえるから、その寸法全部そろえて中へ縦に詰めていって、上にビニールのネットでもスッと張ったら真砂をかけたら、ひとつも周囲にはわからん、立派なお庭になるんじゃちゅうて言ったんですが、とうとうそのままいって梅を半分くらい枯らしてしもうた。郷土を思う日隈さんに対して、本当にわしゃあ気の毒だと思う。あの世から恨んじょってじゃろうと本当に、あれねえ本当に最初からあれやってたらよかった。しかし今となってみたら、この前も行って見ました。1メートルちょっとくらいの真砂土でこう盛り上げて、上にどんとそのまま置いて植えちゃる。それではねえ、梅はねえちょっと一、二年ぐらいええ色見せるかもしれんけど、永久にだめです。

 そして奥にはお茶席がある。こんなお茶席が宝の持ち腐れ。立派なものをつくったけど、これ使わない。使い手がない。なして使わんか、場所も場所やけど、下がびちゃびちゃびちゃびちゃ水コケが一面張っていますから、私がズックを履いて見に行ったら、ズックの上まで水で靴下がぬれる。お茶にいったら白い足袋、足の甲まで水で汚れてしまうような、そういう場所です。

 だからやるなら、今陶芸の村公園の前側の土を大分こさぐのだったら、あそこの土をあそこに持って行って、オムレツのようにかドームのように少しこしらえて、そして新たに梅の森をこさえれば、梅林園という立派なもんになるんじゃあないかというふうに思ったので今回取り上げたわけであります。どちらが安くつくかというのは、私にもわかりません。どちらでも安くつく方法でやれば、梅も育つようになると思うわけであります。

 まあ、それ以外に方法はない。またあのお茶席はあのままにおいておくよりか、私は楫取素彦公の旧宅辺でも持っていったらどうじゃろうか、あの楫取氏の旧宅は、この前もちょっと耳にしますと、事務局やら議長さんたちが見に行って、タケノコがボコボコ出るから刈ってから帰ったという話を聞きました。そういうふうに、みんな議員も皆気にはしているですが、なかなかねえこれが今どんどん進まないわけですが、あそこにお茶席を持って行ったらちょっと落ち着きが出てええんじゃないかな、というふうにも感じます。まだ建物が立派なもんですから、今なら移動ききます。もう少し古くなるといらえば崩れるように、あそこは水たまりですからなりますが、今のうちに何とかよい取り計らい方法はないものかと、かように案じておるところでありますが、市長さんいかがでございましょうか。

 時間もだんだん切迫しますが、環境問題についてであります。

 これはいつも5月の月にやっている市全体で環境美化の大運動で、溝とかほとりの草とかを刈ってやる大事な式典みたいなもので毎年やってますから。しかし今までにもない今年はどぶを上げてボール箱やらいろいろ詰めておいてありますが、三日から四日かかって上げた。その間には初めから天気予報は雨ということを言っているんだが、取りに来んから雨で箱がとろけてまたもとの溝にいんでしもうた。これじゃあいただけませんね、こりゃまた。

 こんなことでねお願いしますとは言われんですよ。しかも、観光客がどんどん通るところ、観光のお客様が来られるところは、その日にでも上げたら持って逃げんにゃーいけん、それがだらーと置いちゃるから、雨が降ってだらーともとに返ってしまう。その中には年寄りも皆混じってやっちょるから、腰が痛いそにおらあ上げたそに、何をしちょるのか、またもとどおりになってから、いろんな文句を言われるのが耳に入りましたので、今回取り上げた分でありますが、これからはこの溝掃除は特に観光のお客さんが来られるようなところ、とにかく上げたらできるだけ早く撤去する、これを重点的にやっていただきたい。まあ第1回目の質問はこれぐらいでおきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 近江議員から3点絞ってお話をいただきました。大変今回はまとめていただきましてありがとうございます。

 一つは、スポーツ振興という話でございます。おっしゃるとおり、まさに生涯スポーツといわれるですねソフトバレー含めて、おっしゃるように市民の皆さんにとってみて、特に御年配の方々がそういったものに参加をいただくということは、本当に健康維持、いろんな観点から本当にすばらしいもんだと思います。

 今お話ございましたいろんな論点、例えばこの日程の問題、5月に行われましたソフトバレーあるいはバレー、実は連続したんでありますが。例えばバレーの方はですね、実は前回の優勝チーム福栄チームがですねちょっと参加されていないんですね、あれどうしたんですかって言ったら、やっぱり農業が忙しい。おっしゃるように、やはり5月の連休の後、あるいはその5月中というのはなかなか農家にとってはなかなか出にくい時期かと思います。そのあたりの時期の問題というのは、今少し考えようとこういっていますし、そしてその参加の方法、これはちょっと今新しく、文化スポーツ振興部というのができましたので、部長がきょうここにおりますので、部長の方からですね検討の結果をちょっとお話をさせていただきたいと思います。

 そしていろんな大会の関係、できるだけ参加しやすいように、どうもその参加だんだん減っているという話でありますが、やはりこの時期の問題とやり方。やり方についてあと部長がお話いたしますが、そういったことはできるだけ今考えていきたいと思います、こうしたらいい、これが問題だとこういう話をぜひ御指摘をいただきますようによろしくお願いします。

 そしてグラウンドゴルフの話でありますが、グラウンドゴルフの場所、今大村議員から御指摘をいただきましたあの上野の台地でですね、もう既に今この近江議員から御指摘をいただきまして、ちょうど展望台の下の土地グラウンドゴルフの練習場になっています。おっしゃるように大変きれいでありまして、いつも管理されていますが、あそこでもかなりですねまだできるんじゃあないか、まあ下の方もという話でありますが、段差がありますのであれをならすのもまた大変な話もございます。今はですね、一応あそこに樹木を植えよう花木ですね、花をつける木々を植えようとこういう構想でございますが、まず最終的に決めているわけじゃあございません。まあそういった意見もあったことも踏まえて議論しますが、あそこにグラウンドゴルフの会場が次々にできるとなるとなかなか本来の計画からもちょっといろいろ問題なしとしないんで、様子を見ながら少し議論をしてみたいと思います。

 今までさんざん議論いただきました中央公園のあの芝生の上で、これは練習は大いに結構でありますし、月に周辺の皆さんが月例ぐらいやられるのは結構でありますとこう言っていますので、あそこはお約束どおりのことを、ちゃんと今どんどん今芝がですね梅雨の時期にかけて成長してまいりますので、ぜひそこはしっかりですね、あれだけ議論を市議会で行っていただきました。もう大きな大会は勘弁してください。全部を使うのはいけないけども、一部を使って練習をしていただく、あるいは地区の皆さんが月次ぐらいのものはそりゃあ大いに活用してください。これは近江議員の再三にわたる御指摘をいただきまして、内部で検討した結果であります。

 そのほかいろんな場所でできるだけそういった、その今萩市内にもですね、当初はゲートボールでありましたが、今はグラウンドゴルフができるようにということであります。市内の小中学校のグラウンドも空いている場合、夏休みとかいろんな場合は、できるだけそういったグラウンドゴルフにもお使いをいただけるように、そういうようなことも議論をしているところでありますので。

 確かにそういったものを通じて、明るく元気でお過ごしをいただく、そういうふうな、要するに介護予防のいろんな施策がありますけども、おっしゃるようにグラウンドゴルフ等あるいはソフトバレー等はこれはまさに介護予防何ていう言葉じゃあなくてですね、まさにそういうスポーツを通じて、生涯スポーツを通じて元気になっていただく、そういうふうなことであります。

 いろいろ今こういった大会等では、体育指導員の皆さんとかあるいは体育協会のバレーボール協会とかそれぞれの各分野がありますが、そういった方々にも大変お世話になっておりますので、今近江議員が一つは参加しやすいようなあり方、これは一つ御提言いただきましたのでしっかり対応を考えていきたいと思います。くわしい話はこの部長の方からお答えをさせていただきます。

 それからその次に、梅林園の話でありますが、梅林園の話はこれは何度も実はお話をいただきました。私の市長になる前、もうあそこで決まっておりまして、あれから10何年間ですね毎回毎回お話して、何とか何とかということで対応してきました。その対応をですねいろんな施策をしてきましたのは、萩市が誇る草野樹木医がおりますので、樹木医の方からですね直接近江議員に答弁をさせていただきたいと思います。決して我々もいろんなことをやってきたんだけども、今年は小ぶりだけどもですねしっかり花をつけた、こういったことも含めてお話をさせていただきます。

 そしてお茶席を中ノ倉の方の楫取素彦翁旧宅に移せという話でありますが、あれはもともと実はあったものがお寺に行ったんですね。なかなか地権者の方ともお話をする、移設の費用というのは大変な費用がかかりますので、移設するくらいだったら新しいものをつくった方が早いというくらいでありますので、そこはちょっとですね、はいやります、とこう元気に言いたいところでありますが、少しなかなか難しいかな、むしろ今の利用の方をですね少し考えていくのかな。あそこに茶席があるのをもう、できたときはみんなワーと見学に行きましたけれども、最近は忘れられました。だからできる限りあの周辺の方々や新しく合併したですね明木の方だとかあるいは川上の方々にも知らしめて、こういう利用状況になってますよというようなことも少し合併したそれぞれの地区のいろんな施設がありますが、そういったことも整理をして、この周知を図って行きたいと思います。具体的な今いろいろ梅林園の梅の関係で樹勢回復のためのいろんな措置をとってきました。予算も相当今つぎ込んできましたが、その概要を草野樹木医の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 最後の環境問題ということで、側溝の清掃であります。これがなぜ翌日に、あるいはその次の日くらいにすべて回収ができないのか、とこういう話でありますが。

 実は、町内会の方で大体5月17、18にですね集中して実は作業を行ってやっていただいています。したがいまして、どうしてもその集中していますので、月曜日火曜日もう本当にてんてこ舞いでございまして、そのあたりをこの少しずらしてやっていくとすれば、何とか早期に回収ができるわけでありますが、なかなか各地域、川内の各地域あるいは椿東地区も全部今5月17、18に実施されておりますので、なかなか、しかしそれでも週内には必ず撤去する。しかし恐らく問題になっています1ヵ所ございまして、松陰大橋のもとの船津地区でありますから、まさに近江議員のお住まいのところでありますが、一部がですね翌週にずれ込んだ、とこういう報告がございました。したがって、松陰神社のすぐ近くの船津で観光地に近いわけでありますから、そういったところで残ったというのは、問題なしとしない。一つは全体としてずっと開始日を4月の中旬ぐらいからやっていくとか、各町内の清掃日を分散していけばですね、翌日翌々日にはすべて回収が可能だと思います。

 そういったことを含めてですね、ちょっと今私どもだけでなくはなくて、その町内会、連合会の方とも相談をしなければいけないので、御指摘をいただいたことを契機にちょっと議論をしてみます。どういうふうな形になるのかわかりませんけれども、そういったものが1週間も放置されるということは御指摘のとおり、観光地としては好ましいことではございませんので、対応を考えていきたいと思います。

 それでは新任のスポーツ振興部長と草野専門官の方からひとつお答えをさせていただきます。よろしくお願いをいたします。





○議長(青木賢次君) 文化・スポーツ振興部長。

  〔文化・スポーツ振興部長 美原喜大君登壇〕





◎文化・スポーツ振興部長(美原喜大君) 近江議員さんから叱咤激励を受けまして、御回答申し上げたいというふうに思います。

 まず少し、スポーツ振興について経緯等どういう取り組みをしているかというところからお話をしたいと思います。

 まず市民スポーツとして、どういう目的でやっているかということでありますが、市民スポーツ総参加運動の一環として、だれもがスポーツを楽しむ習慣を身につけ、健康で明るい地域づくりのため、また行政区の親睦を図ることを目的としているということであります。あわせて協議種目の普及、発展も図るということであります。

 では萩市がどういうことをしているかということですが、まずソフトボールを行っております。これは年2回行っております。続きましてバレーボール、これも年2回行っております。それで近江議員さんが言われました5月11日、ソフトボールじゃなくてソフトバレーボールのことだろうと思います。ソフトバレーボールは年1回行っております。ソフトボールはですね、46年間やってきております。またバレーボールの方は、48年間、このソフトバレーボールは10年間、行ってきているということであります。主管団体は萩市バレーボール協会が行っているということです。

 それからですね、ソフトバレーボールについて少し述べてみたいと思いますが、皆さん御存知のように1チーム4人の競技者で、やわらかいボールでバレーボールと一緒の内容であると、皆さん御存じというふうに思います。

 今回チームの参加が少なかったということでありますが、人数の経緯をですね述べてみますと、合併しまして平成17年が295人、18年が250人、19年が240人、20年が180人で確かに少なくなってきております。

 それから減少の理由、少なくなった理由ということを述べてみたいと思いますが、今年度減少した種目は、混合1部でありますが、どういう種目がありますかといいますと、女性1部ということで、年齢に関係なく女性だけで編成する、これが女性1部です。女性2部は40歳以上の女性だけで編成する、これが女性2部です。混合1部、年齢に関係なく男女混合で編成すると。混合2部、40歳以上の男女混合で編成する。混合3部、50歳以上の男女混合で編成すると、これは第8回大会から新設をしているということであります。

 今年減ったのが混合1部、ということですね。混合1部ということは、年齢に関係なく男女混合で実施できるチームが特に少なくなったということでありました。4人で1組でできるスポーツであるために、簡単にやめることもできるということ。人数が多いかったらですねなかなかやめることもできないが、4人ということになるとすぐやめるということができる、1人つどうとやめるというようなことがあるということですね。

 それからリーダーシップの欠如で、チーム内での会員が減少してきているということ。それから市民ソフトボール大会以外にソフトバレー連盟主催の大会が4大会、その他主催が3大会、及び県大会が5大会あると、計12回で月1回のペースで試合があるという状況です。日程についてでありますが、先ほど市長の方からバレーボールの時期も少し考えんといけんのじゃあないかということがありました。農繁期を考えなさいということ。またソフトバレーボールもやはりそういったことが考えられるかなというふうに思います。日程については少し考えていこうというふうに思います。

 運営についての見直しということでございますが、まず新たに少し分野をふやしてみようかというふうに思っています。今混合3部ということで50歳以上の男女ということですが、もう少し年齢を高くして、60歳以上の男女ということ、また70歳以上の男女という編成をしてみたらどうだろうかというふうに思います。

 年をとった方が若い方とされるということに対して、すぐもう勝負が決まっているから参加したくないというような声もあると、そこらのところをですねくみ上げて行ってみようというふうに思います。時期がですねいろいろこの経緯があるわけなんですが、第1回大会は11月に行いました、第2回大会から第5回大会までは7月に実施しております。そのときに、夏の暑い時期はやめてほしいということがありまして、第6回大会から現在5月で実施しておると、そこへきて田植えの時期が兼ねるということでありますね、少し考えてみたいと思います。

 また主管がバレーボール協会でありますので、こことの協議をよく進めて行うということになろうかと思います。

 それから近江議員さんから提案がありました当日じゃんけんでですねチームをつくったらどうかということがありました。確かに方法としたら考えられると思います。これはですね4人のチームが各地域から出てくるわけで、人と人とのつき合いで参加すると、それから顔なじみであると、で、やはりそのおまえが行くんならわしも行こうかというようなことがありまして、一概にその自由参加にした方が人数が伸びるかというとこはもう少し調査してみんと、また皆さんの意見も聞いてみんとわからないかなというふうに思っています。また審判の問題も出てくるということであります。それはもう少し検討したいというふうに思います。

 それから行政以外の大会との違いを考えて運営しなさいということがありました。行政以外でですねあるわけなんですが、競技性を重視しないルールで要するに厳しくジャッジしないということですね。負けても試合数が多く楽しめ、参加賞や商品が豪華であるということ。バレー協会や連盟の運営ではまあないということですね。それから参加者が広域であると、萩市や阿武町それから美祢市、宇部市、山陽小野田市ということで、そういった意味ではチーム数が多くなるのかなと、まあ大きな商品を主として出せないというような状況もあるのかなと、まあここらのところが少し差が出てるんじゃあないかなというふうに思っています。少し見直すところは見直して、また検討するところは検討するということで御回答をしたいと思います。





○議長(青木賢次君) 総括専門職。

  〔総括専門職 草野隆司君登壇〕





◎総括専門職(草野隆司君) 近江議員の御質問で、樹勢回復対策、梅林園のということでお答え申しあげます。

 萩有料道路の開通に伴いまして、平成4年に開園したわけでございますけれども、その後数年たちましてやはり梅の樹勢が衰えたというようなことで、いろいろ市民の方からもいろんな御意見がございました。そういったこともありまして、平成11年、12年に根の通気性をよくするそのDOパイプという工法がその当時新しい技術としてありましたので、それを試験的に実施をいたしました。その結果がどうであったかというようなことの反省に基づきまして、要するにそれは御指摘があったように非常に水分が多い、要するに根腐れだという状態であります。それに対応するべく平成14年、15年度、これも当時のやっぱり造園技術の最先端の技術でありますけれど、暗渠パックと申しまして、園内を排水処理をするために、あの梅群生林の中で1,534メートルの地下40センチの下にパイプを通しております、それはすべて中の水分を表土の水を逃がすというやり方なんですけども、その工法の後もオーガーという機械が穴をあける機械がございまして、その地下の肥料、土壌改良を部分的にでも促進しようということで、そういった堆肥の混入の土壌改善ということに努めてまいったところです。

 それで工事後4年がたちましておりますけれど、極度に衰退した梅には枯損もやむを得ないということで、枯れておるというのもこれも事実であります。しかし相対的には、今までの排水対策や土壌改良の効果というものが徐々にあらわれてきている、これも確実にあらわれてきているのも事実であります。先ほどご指摘がありましたけれど、足がじめつくようなコケがということもありましたけれども、これも以前ほどそのじめつく状態がなかった。続くということではなくて、比較的早く水が引くということも、これも確認をできております。それは梅の芽の伸び方、徒長枝と申しますけれどもこの伸び量と今ある葉の量、葉量、着葉量がかなりの量でふえた。それと一部根を掘ってその芽を見るんですが、新根、新しい根が確実に伸び始めているということから、確認をしております。

 これが排水対策がある程度の効果を発揮しているからであるというふうに、明確に思えるわけであります。特にこの春でございますけれども、近年に見られない着花量、花の量がございまして、多くの市民の皆さんから、今までにない花だがどうしたんだ、というような反響もいただきました。

 先ほどから御提案いただきました、公園の基盤のかさ上げというところにつきましてですが、今廃水処理をして4年をたって、やっとその梅自身が自分の根でもって成長を始めた、始めたところであります。この基盤を上げる作業については、現存する梅のまず移植をしなくちゃならない。移植をしてそれを仮植して、基盤ができた段階でまた移植せにゃあならんというような2度の移植。そうするときにそのせっかく伸びた根を切断するというような極めて梅にとってはダメージとなる作業があるわけでございます。これが梅に与える影響というものと、またこれと現状の土壌を改良して今まできたわけですけども、既設の新たに土を持ち込むということは、これまた再び土壌改良や土壌づくりの作業をしなくちゃならんという、これにもまた同じような長い年月がかかるわけであります。当然、その年月に対してそれなりの経費もかかるわけでありますので、これも大変梅の木にとっては大きなリスクになるというふうに考えられます。

 やむなく、枯死した場所には若木の植栽を行っております。既設の暗渠排水パックに接続して排水効果を上げるということで、今先ほど御指摘ありましたけれども、盛り土にやるかさ上げ植栽を行っておりますけども、これもあのままおくわけではなくて、成長に伴ってバーク堆肥を混ぜ込んだ豊かな土を増し土をしていくという対応を今後も考えております。

 こういった樹木に適さないところでの植生に、例えば野球でいいますところの満塁逆転ホームランというような効果、方法というものはなかなか見当たりません。今後、こうしたこれまでの排水対策を有効に活用しながら、生育を確認する中で、まあ言えばフォアーボールで1塁に出て、バントで送って、盗塁をしてと、スクイズで1点をとるというようなそういった土壌改良剤施肥を活用しながらですね、地道な今後の樹勢回復に努めてまいりたいと思うところでございます。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 7番、近江議員。





◆7番(近江郁宣君) 大変ええ話を聞いたような気もしますけど、一番の問題でございますが、市長は二言目には学校のグラウンドが空いちょるときは使うてもええ、それから今度は中央公園は使わせることにしたと、最初はまあ使わせんちゅうのがそりゃあまあそれで大変ありがたい言葉で、こりゃあまあその中央公園に際してのまあ200メートルから300メートル以内くらいの人なら、お年寄りが自転車にすがりながらついてでも行けますけど、椿東の方から中央公園までは、まぁーるバスを利用する方もあるし、とても若者やら何が考えているもんじゃありません。とにかく地域に近いところで行くのが。今の船津で主に土原の松陰大橋の下の河川公園が主体になっておりますが、とにかく近いところ。そういうところが一番必要なわけです。

 いかにもあっちもこっちもあるからそれにいきゃあええちゅうのは、ありゃあ若者の言う話で、自動車の免許を持って、手足のごとくその乗り物が使える人が言う話で、お年寄りが腰を曲がらせてやっとすがりついて押し車を押して行ったり、杖にすがったり、自転車を乗るのは危ないから押して行ったりという程度の者が過半数以上であります。ですからそういう御判断はまず、無理なことでございまして、ぜひとも前小畑地区とか椿東こちらの北地区の方の場所に、そう大きな金はかからん。この会場をつくるのにはね。一遍買うたら、腐るものでもなけんや、減るもんでもない。何十年たってもそのままあります。しかも維持管理は自分らで皆できるんですから、これほど効果的で効き目のあるものはないと思うわけでありまして。

 それから今梅林園の問題も、なるほど聞いておればそうかなあという気もいたしますが、それなら今までいろいろお金もかけて心痛されたでしょうが、私が思うのに最初の方法で小さなユンボをあの中に乗り入れて、ユンボの幅の小さいのをその穴ほど掘って、ずーっと池のあるとこまで掘っていけば、びしゃーーと詰めて上にビニールシートを張って真砂を入れたら、そりゃあもうぜんぜん今と変わらずにこちらには水が行かないから、立派な梅畑になるというのが私の最初からの方法です。そりゃあ水パイプとめたり、土を盛ったりしてつくったんではね、基本的にね永久にいい梅畑になるということは私はないと思う。やはりこちらの山から相当の水が出ますから、これをシャッターする方法が今方法が一番金がかからんのじゃないかなあと思うんですが。かからずにこれが竹の生竹を縦に詰めたら、そうですねえ50年、100年で腐ってどさっと落ちるようなことはないと思います。早う積みたて横積みにしておいちょくと、5年か10年ぐらいすると腐ってなくなるから、あの孟宗は縦に使って詰め込んだらなかなかそう人が自動車通るわけじゃないけど、人が歩くぐらいでどさっと落ち込んだなんちゅうようなことは、私らが生きちょるうちには当分そねえなことはないと思います。そういう時きたときは、また掘ってもそう竹じゃから金のかかることではないから、再度立て直しをすれば水は立派にはけて、観想した梅畑ができるという私が一番最初からの、小池市長さんのころからの私の言い分だったですが。今の土を盛るというのがちょうどまあ陶芸の村公園のあれが開発されるんなら、余った土をそこへ持って行って、ドームのように埋めればええ梅畑ができるじゃあないかちゅうのが構想ですけど、まあ一番ええのが山手から出る水をあそこでシャッターする、というのが最高の方法と私はいつも思っております。

 それから清掃の方は、市長がそりゃあちょっとずらしてやればできるて言われましたが、今までは船津地区とか川島地区の方は大体二日ぐらいで皆持っていかれてると思うんですが、今年は何か市全体多い、二日、三日おいてとれちゅうのは無理だけど、ああいうふうな藍場川のほとりとかあるいは松陰神社の前とか、いろいろ客が通るところはほとんど決まってますから、博物館の周囲とか、そういうところを重点的にやれば、そう日にちをずらせんでも今まで間に合うたのに間に合うじゃあないかなあと、今年は何かちょっと気を許したんじゃあないかなと思うわけですが。まあそのぐらいのところであります。

 これくらいでおきましょう。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) グラウンドゴルフの関係で、椿東地区、近いところに今グラウンドゴルフのする場所が少ないということであります。

 今、旧女子短大の跡地の問題。ここは広いんじゃあないかと、こういう話でありますが。土地の取得にかからなければいけないわけでありますので、今ほかに公用地で何か空いているところはないかとかですね、そういったことも含めて少し考えていきたいと思いますが。椿東小学校、私もそばにいますが、空いているときはかなりありますので、またぜひ御利用いただきますように、また学校側ともお話し合いいただければとこういうふうに思います。そして今上野の台地で現に今使っていただいておりますが、ぜひ大勢の皆さんに使っていただきますように、またよろしくお願いをしたいと思います。

 それから続きまして、梅林園の話でありますが、先ほど専門家の方からお話を申しましたように、今までいろんな形で工法を重ねてまいりました。近江議員は終始一貫あそこの水を遮断する矢板をうて、とこういう話でありました。今回は竹でという話でありますけれども。今考えられる専門の皆さんの御意見も聞きながら、今までやってきたわけであります、少しずつ樹勢は回復しつつある、まあしかしもともと小ぶりなもんでありますから、これ以上に大きくならない、しかしあの周辺の桜はみごとでございますね。桜はちょうど土手になっていますんで、恐らく水の問題はないんです。だから近江議員おっしゃるようにやっぱり根腐れをしていく水の層がかなりある、こういうことだと思います。引き続き注視をしていきたいと思います。

 最後にごみの問題でありますが、これは確かにおっしゃるように、観光地を優先的にその取った、まさに溝から取ったそういったいろんな汚物を早期に優先的に取っていくというのは一つの考え方だと思いますが、いま一つは少し分散をするということも含めて、果たして優先的に取るということは簡単な話でありますから、それは少し議論してみたいと思います。来年は5月分散をしているか、優先的に回収するか、そういうようなことで、松陰神社の周辺、あるいは藍場川、こういったところでそういった取った汚泥をですねさらすことのないように、十分注意をしていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議は終わり、午後1時10分から会議を開きますので定刻までに御参集願います。

 それでは、休憩をいたします。

     午後 0時09分休憩

────────────────────

     午後 1時12分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。一般質問を続行いたします。

 続いて、質問順位8番、宮内議員。24番、宮内議員。

  〔24番 宮内欣二君登壇〕





◆24番(宮内欣二君) 24番、宮内欣二です。

 今回4項目を通告しておりますが、昨日の世良議員の質問に重なる部分がありました。4項目めの学校耐震化の繰り上げ実施ということについては、別の機会に譲りたいと思っております。

 中国四川省での地震はとても大きな被害をもたらして、特に学校での被害が大きく、本当に痛ましいなと思いました。心からお見舞い申し上げるものであります。

 日本で、萩市でこのようなことが起こってはならない。このように思っております。萩市の耐震化計画は20年の計画です。こんなことではそういう市民の皆さんの要望にはこたえられないなと思っているところです。何が必要かということについては、昨日の市長の答弁で私の認識と同じということがわかりました。財源をしっかり確保して、早期にこの耐震化が進むことを願うものであります。

 それでは質問に移ります。

 1番目の質問は、萩市が200万円を出資し、個人の出資と併せて設立しました中間法人萩ものがたりの発行するブックレットに関して起きた2件の問題です。

 昨日、諸岡議員が取り上げたものであります。

 「碑がたてば泥が塗られる剣花坊」。一つはシリーズ13巻の川柳中興の祖、井上剣花坊の盗作問題です。

 これは山口県の平和と発展を願う人たちの共同の新聞であります。山口民法の編集者が萩ものがたり、井上剣花坊を読んで真っ先に指摘したものであります。

 4月4日には、事務局であります広報課に情報を伝え、市長のコメントも取っているところです。内容は昨日市長が答弁されたように、ブックレットの第一部32ページ半のうち、妻、井上信子のことの3ページ、これを除いたほかのすべてがこのブックレットから16年を前に発行された坂本幸四郎さんの著書、「井上剣花坊・鶴彬 川柳革新の旗手たち」という本からの丸写しだったというものであります。一般に盗用、盗作といわれる状況であります。

 ところが、盗作が発覚した後にとった萩市と中間法人の態度は、対応は非常に遅く二十日近くたっても方針が打ち出されませんでした。マスコミが動いて慌てて対応したように思えてなれません。さらに最も大事なのは出版責任、出版倫理を十分に認識しない対応だったということであります。

 昨日市長が答弁しましたが、経緯を述べ謝罪をする文章を書いた1枚の紙を新たに挟み込んで、また、市報やホームページにも掲載して終わりというものでありました。

 その中からにじみ出ているものは、萩市や中間法人は被害者だという意識です。そういう認識です。その認識が遺族の温情ある態度に寄りかかり、一片の紙を、一枚の紙を挟み込むだけで終わりということで済ましてしまう根源になっているのではないか、このように思えてなりません。

 例えどんなに謝罪文を挟み込んだとしても、ブックレット本体には何の変更も加えられておりません。紙が抜け落ちれば盗作はそのまま全国に発信され続けるわけです。

 語弊を恐れずに言えば、問題が発覚するまでは盗んだものというのを知らずに売っていたが、発覚した後は今度からは盗んだものですよという説明書きをつけて売るということになります。

 これでは、萩の発信ではなくて、恥の発信になるじゃないか、こういう厳しい指摘があります。

 私もそのとおりと思うのですけれども、そのことが御理解できないのでしょうか。市長は遺族の意向でそのまま継続販売すると言われましたけれども、しかし遺族の寛大で温情ある姿勢に最も報い、そしてまた出版者責任を果たすにはこれを回収し、絶版にして新たに原著者を明確にしてつくり直すことではないでしょうか。これこそが出版倫理を全うし、責任を果たすことだと思います。

 出版責任とはそれだけ重いものだと思います。それができないのなら出版に携わる資格はないと言わざるを得ません。今のままでは萩市の恥を全国にさらすことになるだけです。

 萩市の名誉を守るために、もう一度印刷し直すということが必要ではないでしょうか。萩市の文化水準が問われる重大な事態だということを認識すべきだと思いますが、市長はいかがお考えでしょうか。

 萩ものがたりの2つ目の質問です。

 萩ものがたり15巻、写真集、桂小五郎の問題です。これは萩博物館の特別学芸員の一坂太郎さんが書いたものであります。

 私は桂小五郎が木戸孝允だというぐらいのことしか知りませんでしたので、一読しただけではどこに問題があるのか初めはわかりませんでした。

 これを読んだ市民の方からじっくり話を聞いて、まさにそのとおりだなと思うようになりました。

 この本に逃げの小五郎とか、よい意味でのずるさという表現があるということを含めて、桂小五郎こと木戸孝允を正しくあらわしていないという問題がある、このように指摘を受けました。

 今回は今言った二つの言葉ではなくて、最も重大な問題を取り上げます。

 「峰と決め 登りて見れば 一ノ坂 かづら巻きつき 木戸山高し」「我が子なら 木戸でまつ子も 苦労せぬ」

 実はこのブックレットにはこれまで定説とされた史実を覆す重大な断定が真実のごとくか書かれています。禁門の変で長州が破れ桂小五郎が但馬の出石に逃れたときのことを書いた第3章に次のように書いています。

 「また驚かされるのは10カ月足らずの但馬潜伏中における盛んな女性関係だ。まず小五郎をかくまった大恩ある広戸兄弟の妹で、16歳のミネと結ばれている。彼女は後、小五郎の男児を生む。この子が忠太郎だ。」と書いてるところです。

 そのほかにも問題があるところはあるのですがそれはおいといて、その写真のそばには小五郎の忘れ形見、忠太郎、このように記されております。

 これに対して、地元の萩市民の方は、忠太郎を実子と断定している。本当か。忠太郎は養子であると言うことは1級の歴史資料で示されてる。実子であるという根拠は一体何なのか。萩の発信をするブックレットで実子と断定すれば、読んだ全国の人は本当だと思う。

 忠太郎は妻松子、この親戚の子だというのが最も有力であり、木戸孝允の子孫も実子ということは聞いておりませんと明言しているではないかと厳しく指摘されました。

 昨日市長は、歴史の事実を論争しても仕方がないとこのように答弁をされました。それなら萩に残る厚みのある歴史文化、人物、豊かな自然などなどを後世に語り継ぐべき萩のすべてを伝承し、全国に向け発信するとして刊行している萩ものがたりというのは一体何なのだろか、こういう疑問がわいてまいります。

 もしこの断定が、実子であるという断定が間違いであったなら、萩市が誇る維新の英傑の史実は根拠も示さず定説を覆して断定し、全国に発信したことに何の責任も感じないのかということになります。

 それはそのまま萩ものがたりの評価につながります。その程度のものかということになるわけです。

 市長は調査した限りでは大丈夫と思っているとこのように答えられましたけれども、萩市が実子と認定したということになりますけれど、本当に実子として構わないのでしょうか。木戸孝允の子孫にも直接そのことを伝えることができるのでしょうか。それだけの自信があるのであれば、その根拠を示すべきではないでしょうか。

 指摘をした市民の方が言われるには、萩ものがたりの事務局と一緒に、一坂さんと話したときに、その根拠となる書籍が3点示されたということであります。しかしそれらを読んでも、実子と断定できる一級の歴史資料は示されておらず、とても根拠にはできないとこのように述べておられました。

 私も関連する部分を資料として読ませていただきました。この3点は後世の現代人が書いた本です。確かに実子と書いてあります。しかし、根拠となる一次資料は示されておりません。その印象としては、これは歴史資料としての価値は高くない。学術的な根拠が見えないと思いました。

 そして逆に大変失礼な話ですけれど、一坂さんは断定して書いているけれど、歴史の一級資料を読み込んでみずから史実かどうかという考証をしていないのではないか、そういう疑念を持ちました。

 一方民間の研究家の調べでは、木戸孝允関係文書、木戸孝允日記、こういうものの記述を調べ、それをもとに忠太郎は木戸孝允の妻松子の実家、木崎政太郎の長男と確認できる。このようにいっております。

 それは木戸が書いた京都の槇村正直に宛てた手紙に、養子縁組の周旋を頼んだということや、木崎政太郎をその子を京都の土手町にある木戸邸に明治7年から住まわせて留守番役をさせていたということ。明治8年8月に養子縁組が決まったということや、翌明治9年3月21日にその報告を槇村にしている手紙などで示しています。

 また、木戸松子や来原はる子の手紙、こういうものも示して、忠太郎が松子の甥だと、甥ではないかその可能性が非常に高いというふうに考証しています。

 まさに一級の歴史資料に基づく論証であります。非常に真摯な検討であるということがその文面から伝わっています。

 二人の示す資料のうち、どちらがより信頼できるか、このように問われたら私は明らかに後者だといいます。

 忠太郎は広戸甚助の妹、ミネの子ではなく、木戸孝允の妻松子の甥、木崎忠太郎であるという確証がいよいよ高くなったと思います。しかし現実には一坂太郎さんが、萩ものがたりのブックレットに実子として断定しております。何の根拠も示さずに真実として書かれ、萩の発信として全国にばらまかれているわけです。このことは大きな問題です。

 現に萩ものがたりを出版する人たちはそれを見抜けなかったのかという指摘をする人さえ出ています。また、木戸孝允の子孫の方々の気持ちはいかばかりでしょうか。本人に成りかわって名誉毀損で訴えたいと思っているのではないでしょうか。

 もし一坂さんの書いた実子断定が間違っていたら、代表者であり出資の責任者としての市長の責任はどうなるのか、どう責任をとられるおつもりなのかお聞きしたいと思います。

 私は謙虚に歴史に向き合い、真摯で誠実な態度を貫くことが必要だと思っております。

 萩ものがたりとはそうあるべきだと思いますが、市長はどう感じておられるでしょうか。

 間違ったら間違ったと率直に認めその後の誠実な対応が必要と思いますが、市長もそう思われないでしょうか。

 萩を全国に向けて発信するという目的の萩ものがたりがこのように問題を起こしても、法人や萩市の対応は甘いものです。出版責任、出版倫理をどう考えておられるのか、みずから倫理規範を持たない無責任体質があるのではないか、このように思えてなりません。

 盗作問題が発覚して二十日たっても理事会が開かれない。実子断定は間違いじゃないかという指摘や質問、要望に対して、結論は言うけれど、その検討過程や理由は示されないのじゃ、とても出版を扱う法人とは思えない態度であります。これでは萩の発信どころではありません。こんな姿勢が続くなら、萩ものがたりの未来はなくなってしまうのではないでしょうか。100冊という目標を達成するためには今しっかり自らの姿勢や体制を見直していくべきときではないでしょうか。

 萩ものがたりの出版者責任を果たし倫理規定に照らして、みずから厳しく管理監督チェックする仕組み、機構が必要だと痛感いたしますがいかがでしょうか。

 なお、本当に一番大事なのは人材です。

 剣花坊にしても木戸孝允にしても、地元の人が、地元の先達たちをきちんと書くことができない、そういうことが今回の二つの問題の根本です。人を育てねばならないということを指摘しまして、市長の答弁を求めるものであります。

 なお、川柳や歌を詠みましたが、これは私の本来の趣味ではありませんことを申し添えておきます。

 2点目は後期高齢者医療制度についてです。

 先ほど大村議員からもこの問題について質問がありました。市長の見解も伺ったところです。私も、この後期高齢者問題、これは本当に大事な問題だと思っております。

 75歳以上の人を他の年代から区切って、別立ての医療保険制度を設ける。そんな国はありません。日本だけです。一体だれがこんなことを決めたのだ。まさにうば捨て山だ、年寄りは早く死ねというのかという厳しい声が上がっております。

 政府はこの批判に長寿医療制度だと言葉だけ変えて逃げようとしましたけれど、本質は変えられません。国民からは冷たい目で見られています。

 一番根本問題は先ほどいった75歳以上の人を年齢で区切って、差別医療を行うということであります。

 野党4党は、こんな制度はやめるべきだという法案を提出し参議院では可決しました。本来なら、長寿をお祝いするような制度にすべきです。そのためには確かに財源も必要でしょう。私もそう思います。

 その財源論は市長とも闘わしたいと思っていますが時間はありませんので、簡単に私の考えだけ述べます。

 何を削り何をふやすかということだと思います。世界5位の軍事費、アメリカとの安保条約地位協定に基づかない思いやり予算、こういうものをすぐに削るべきだと思います。そしてまた、道路の特定財源を一般財源にすることや、空前の利益を上げている大企業や大金持ちに対する適正な課税、そういうことを行って高齢者の健康と命を守るべきだと思います。

 金がかかるからその負担や犠牲を高齢者に押しつけてよいかという問題です。そういう方法をとらないで、高齢者が安心して暮らせる医療制度をつくっていくべきだと思います。

 この2カ月の間、さまざまな問題が取り上げられています。マスコミでも取り上げられています。先ほど市長も言われましたけれども、この問題がこの制度に始まって4月1日から中旬までに900件の相談が萩市に寄せられたということを言われました。

 私の資料でも4月14日から、ゴールデンウィークを挟んだ5月7日までの3週間の間に、県全体で1万3,215件の相談が寄せられたということがわかっております。萩市でも526件、直接広域連合に寄せられたものも690件あるそうであります。

 また高齢者の受診抑制が始まったという医療機関や、厚生労働省が保険料負担が低所得者ほど重くなったという報告もしております。

 山口県の医師会の定例代議委員会でも見直しの決議が上げられました。各地、各団体、関係者市民から、こうしてたくさんの廃止や見直しの声が出ております。このことを踏まえて市長には、この2カ月間のこの制度に対する感想を述べていただきたいと思います。

 行政の執行長という立場だけではなく、一人の政治家、市民の暮らしを守るための代表として答弁をしていただきたいと思います。

 ちょっとさらに詳しい質問に入りますが、一つは広域連合の議員選挙の制度改善についてであります。

 山口県の広域連合の議員の定数は12人です。全国的に見ても、島根、高知の10に続いて全国で3番目に定数が少ないものになっております。これでは住民の声を十分に反映することはできません。実際議会の議事録を見ますと、2月まで行われた4回の議会で質問があったのは11月27日の4人だけであります。議員をふやせばもっと活発な議論が行われる可能性が広がると思います。

 せめて定数20くらいまでにふやすことはできないか。連合長でもある市長にお聞きしたいと思います。

 また住民の直接選挙ではなく、構成自治体の議員の互選で選出する仕組みになっています。間接の間接選挙となるわけであります。

 直接選挙の定数、こういうことも考えてはどうかと思うのですがいかがでしょうか。

 また、候補者となる要件は構成自治体の議員定数の10分の1となっております。山口県では39人以上となっております。推薦者が39人以上必要だということになっております。これも要件緩和することが求められると思いますがいかがでしょうか。

 もう一つは住民の意見を直接反映する手法として、先に提案した住民を直接議員に選ぶ方法を加え、制度を試行まで存在した懇話会、これを復活させて関係者から率直な意見を聞く手法をとることはできないかということです。

 懇話会では議会よりも活発な議論が交わされていました。これをやめてしまったのはとても惜しいと思います。今全国では25の都道府県が設置しております。そして併せて各地域ごとに公聴会を開くとか、報告会を開催するというようなそういう努力も必要ではないかと思いますがいかがでしょうか。

 3つ目の質問です。定住問題についてお聞きします。

 萩市中山間地域づくり指針、これが定められ、2007年から2014年度までの8年間の施策の方向性を示すものとなりました。

 今回は特にその中で6の定住支援に向けた取り組みについて聞きたいと思います。

 定住促進については言を待ちません。ところが合併して定住促進のための旧町村で行われた独自の施策はすべてなくなりました。

 条件の不利地域に何とか定住者をふやそうとしてとられていた優遇促進策がなくなったわけです。残ったのは不利な条件しかありません。

 しかしそんな条件不利地こそ最も定住を促進しなければならないところであります。もう待ったなしに取り組まなければならないということは、昨日の岡議員の質問にも現れていると思います。

 市長がどこまで本気でこの定住支援に取り組む考えなのか、その本気度をぜひ示していただきたいと思います。

 その市長の本気度を示す受け入れ態勢の整備、定住支援体制の整備を具体的にどう進めるかお聞きしたいと思います。

 空き家情報バンクの設立など、生活情報発信が示されておりますけれども、空き家はたくさんあるのだけれど本当に必要なところでの登録は少ない現状です。

 さらに定住しようにもどんなところなのか役に立つ情報がない。実際だれに相談すればよいのかわからない。何が必要でどんな手続きをすればいいのか、仕事はあるのか。地域の人とどうつき合えばいいのかなど、細かい支援体制が必要です。それらをどう考えておられるのでしょうか。

 一番肝心なのは地域の人々に受け入れてもらえることであります。そのためには地域のことを熟知し、どんなことでも相談し、助言し、心配りのできる人がいることが求められます。

 各地域に市の職員がいます。担当者を決め積極的な受け入れ支援をすることはできないでしょうか。この質問の裏には具体的な事例も持ってるところであります。

 いくら市長が本気で取り組むといっても市のすべての機構を挙げて取り組まなければ絵に描いたもちになります。

 担当者だけが走り回って、結局市の他の部局の冷たい対応で難しくなったというようなことになってはいけません。こんなことがないように、全市を挙げて定住支援の体制が作られる必要があると思います。

 市長の本気度、過疎に苦しむ市民にはっきりと示すような答弁を期待して、私の質問を終わります。

 ありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 宮内議員から本来でありましたら4つの項目でありましたが、一つ学校施設の耐震化の関係は、既に昨日世良議員からも質問がありました。お答え申し上げましたので、これは特に触れないということでありますが、この耐震化の話は一応20年の計画を持って臨んでおりますが、先般申しましたように、一つはこの補助率等のかさ上げが行われる。国がとにかく施策として重点を置いてやるとこういった方向を今出されておりまして、法律も今改正法案を今議会に出す。こういったことでありまして、具体的にじゃ補助率のかさ上げあるいは交付税措置、こういったものの中身がどうなるかわからないので、そのあたりが一つ。そしてかつ、加えてこの単価はどうなるかとか、あるいは対象経費はどうなるか。このあたりが実は微妙に絡みます。

 そして診断の一次診断は終わりましたが、第二次診断を今からやらなくちゃいけない。この一次診断、二次診断今からやらなくちゃいけない。

 この一次診断、この二次診断、設計工事とこれがかなり時間がかかるのです。今、国は5カ年でやれとこういう話でありますが、そういった体制をつくるということもこの財政上の補填措置をとるとことと同時に大変大事なことだと思います。

 というふうなことを踏まえて、とにかくできる限りの努力はしていきたいというのがきのう申し上げましたとおりでありますので、よろしくお願いしたいと思います。

 あとの3点順次お答えをさせていただきます。

 萩ものがたりについては大変厳しい御指摘をいただきました。

 まず第1点のこの井上剣花坊については、実はきのうもお話しをいたしました。この井上剣花坊についてまさに私どもが引用した、これはちゃんと端書にも書いて、経緯も書いて、その引用したこの山本儀雄さんの文章ということでこのちゃんと指摘をしてかつ、加筆修正をしております。で、御本人にもちゃんと了解をとってやったわけでありますが、まさにその山本さんがこの引用されたものが実はこの師匠格に当たる方のものであって、それは師匠格の方が実は今御指摘がありましたように、この仙台にいらっしゃいますところの松本幸四郎さんの文章の引用であった。しかもそれは無断引用だということです。

 きのう申しましたようにこの32ページ中の23ページの分がこのそもそも坂本さんからの引用でありますが、そのうちの約半分近くがこの坂本さん自身も川柳人や大正川柳や吉川栄治さんのそれぞれの作品からの引用なのです。

 これはちゃんとした鍵括弧をしてありますから、正規の引用です。

 本来であればそういった形で引用しておれば、何の問題もないのでありますが、そういうような形で私どもも、山本儀雄さんという方が県の幹部であったということで、全く信じてしまった。

 そういった意味で被害者たらしいとこういう話が今言われましたけれども、私どもは決してそんなに甘いものと考えてるわけじゃなくて、それを出版いたしましたから、この版を閉じること。あるいは回収することも含めて、その覚悟で実はこの松本幸四郎さんと接触をしようと、しかしもうお亡くなりになっておられました。御子息と接触をしたわけでありますが、向こうの方からこの萩ものがたりの経緯をるる御説明を申し上げましたら、地域文化を支えて頑張っていただいてるそういう雑誌であれば、回収とかあるいは廃刊とかそういったことにならないように、むしろこの北海道の地に井上剣花坊というものを研究したものがいた。といったことをちゃんと記していただければ結構ですよ。回収、廃刊などしないで下さい。とこういう話でありました。

 したがって、そういうこの経緯を踏まえて、このお詫びの文書を出し、そういうふうな手当てをしたわけでありますから、まさにこういったことで今版を変えてという話もあったのですが、そういったことはそれには及ばない。ここにそういった研究者がいたということを広く知らせてもらえばそれでいいとこういう話でありました。

 その御好意に甘えた感がありますけれどもそういう手当てをさせていただいたわけでありますから、その何か我々がそういった著作権を無視して、盗作を無視してとこういう話ではありません。これは大変そういった温かいお言葉をいただきまして、私も大変感激をいたしました。

 今北海道にお住みの今の御子息の御好意を無にすることがないように、しっかり今からこの萩ものがたりを継承していきたいとこういうふうに思っているわけです。

 そしてまたこの事実はホームページや市報等にもちゃんと事情を連ねまして、広く公にしているところであります。

 それから2番目のこの話でありますが、こういった中で歴史のこの争いをしても仕方ないときのうは言いました。この一般質問の場で、この議論をという話をと言ったのでありまして、別にこういったことを議論することについて最もやらなくちゃいけない議論でありますから大いに今からやっていきたいと思いますけれども。

 桂小五郎をめぐるこの話でありまして、忠太郎氏というこの養子さんが実子であるかどうかということの争いといいますか、論点になっているわけであります。

 今、宮内議員からお話がありましたこの一坂氏から提示されました参考文献は、これは要は一次的な資料ではない、こういう御指摘であります。

 しかしこれを例示をしながらいろいろ御説明を申し上げているはずでありまして、例えば1級の歴史資料では何もないというお話がございましたけれども、今恐らく宮内議員がこれに対する反論があるということでお話になっておられるのは、ホームページの恐らくオリオンという、名前も全く何も書いてないのですね。ホームページ上のひとつのサイトのことを今おっしゃったのだろうと思います。

 この今、忠太郎の問題とかあるいはいろいろ今おっしゃったような事ごとについて、かなり通説化をしております。これについてじゃあ第1級の資料でという話はまさにもう少し詰めた議論をしていきたいと思いますが、今例えば、木戸孝允文書の6というのが昭和5年に東大出版から出されていますが、そこの槇村正直、京都の県令、権令でありますが、そのあての書簡がいろいろ載っております。その中にも片鱗はあるわけでありまして、例えばそのこういったことをここで余り議論にするのはどうかなと思いますけれども、「なおなお忠太郎こと木戸姓を名乗らせ申し候、御吹聴を申し候、痴情御一笑」、この痴情という言葉、ヤマイダレのですね。痴情御一笑くださるべく候。

 このあたりもその変にだとか、いろいろな意味でここで今るる御説明をするまでもないのでありますが、霊山歴史館のこの学芸員によりますと、広戸家の当主の故広戸順子さんの意向にそういった形のことが書いてあるとか、あるいは、その類するいろいろな記録もあるとかこういう話でございます。ちょっともう少し時間をいただいてどちらがどうかという話し、これはなかなか一朝一夕に今おっしゃったオリオンと名乗られるその名なしのごんべえさんを今いろいろ言われております。コロコロ変わるのです。毎回ごとに。そういったことも少しよく御認識をいただきたいと思います。

 だから私どもはもう少し時間をいただいてしっかりこの歴史的な史料、限定されたものではありますけれども、その中でいろいろ研究というか調査を進めていきたいと思いますが、今私どもが把握している限りではかなり有力説だなというふうに理解をしているわけであります。

 したがいましてこれに対してこれを打ち破るといいますか新たな事実が出てきますれば当然これは対応していかなくてはならないわけですが、いろいろな意味でやっぱり御家族のことというのはなかなかそれぞれの正式な相伝の系図などには載るわけがないのでありますから、これは他の明治の元勲のケースについても全く同じでございますし、当時の、今私どもの感覚から当時のいろいろなことを考えると異常なような感じがいたしますけれども、当時の状況というのはかなりいろいろなケースがあったわけであります。

 いろいろな形で俗に本当に史料というもの単なる風聞なものもございますし、いろいろなものがございますが、書かれたものをできるだけ一級資料とおっしゃるようなものも含めて少し考えていきたいと思います。

 したがって今まだそこでだからこそこうだということは言えるような状況では私はないと思います。

 逆に今、一坂氏が主張されてる方の方がむしろこの有力なのかなという感想をもっておりますので、そういったことを踏まえて今後の対応をしっかり考えてきたいと思います。

 ここで本当にこの宮内氏と歴史論争をしてもという意味で言ってるわけでありますから、間違わないでほしい、ちゃんとしたいろいろな意味で議論することが必要だと思います。私どもも調査をいたします。よろしくお願いしたいと思います。

 そして一番最後におっしゃいました、だからこそこういった人を育てていかなくてはいけない、そういう趣旨も含めてこの萩ものがたりはつくっていったつもりであります。

 当時この編集委員といいますか、理事の中にこの北村さんという日刊新聞の編集員をされた方が実はメンバーに入っていただきました。本当に安心して実は託したのでありますが、不幸なことに途中で逝去されました。まことに残念至極であります。

 とにかくこの地においてそういった人を育てること、そしてまたこの地に伝わっているいろいろな物語、これは単に歴史だけではなくて、いろいろなものをちゃんと活字にして残していきたい。こういった意味でありますから、やや試行錯誤のこともありますが、趣旨は今最後におっしゃったこと全く同感でありますので、ぜひ御理解を賜りますように。

 この問題についてはもう少し時間をいただいて、しっかり対応を考えていきたいと思います。

 早急な結論をちょっとまだ出さないでいただきたいとこういう話であります。そしてこういった出版倫理といいますか、出版の問題は当然私どもも軽く考えてるわけではございません。今後こういったいろいろな問題が出版するからには必ず出てくる、過去民間の出版会社も同じようなことでありました。

 こういったことに対してどう対応していくか、的確な対応ができるかどうか、そういう体制をしっかりやっていこう、だから編集の担当の理事を設ける。これは前は事実上はあったのですが、今もそういう形で新たに設けまして、そして専門的な分野については専門の方にこの監修とかあるいはいろいろな意味での問い合わせをしっかりやる。そして最終的にもちろん、理事長といいますか、代表の私も決裁をいただくとこういうふうな形でしっかりやっていきたいと思います。

 今後のチェック体制についてこの中でも今議論をしておりますので、どうかひとつよろしくお願いをしたいと思います。

 後期高齢者、長寿医療制度の関係でありますが、これについては昨日もお話をいただきました。

 まず最初はこの医療制度についての政治家としての見解いかんとこういう大変難しい話。

 とにかく午前中にも申し上げましたように、大村議員に対してお話しましたように、こういうこのひとつの負担を求める、負担が変わる、こういった意味でのひとつの制度改正に対して大変我が国は難しい状況にございます。

 なかなか前もって議論してもそのこと自身導入された、制度が導入された時点で大変な大きなセンセーショナルな動きになる。これは20年前の消費税の話を午前中いたしましたが、今回も18年度にそういったものが設けられました。

 この創立ができたのでありますが、なかなか実施されるまでの間の空白というのは、本当に関心が薄い。これも消費税のときも同様でございました。

 そして今回はこの制度の趣旨といいますものを考えた場合に、今時点で実はこの医療費というのが大変実は上昇しておりまして、今現時点で33兆円でありますが、これが17年後の2025年には実に56兆になるという試算があります。恐らくそれを超えるかもしれません。これは途方もない実は負担がかかるのです。75歳を超えられた方の1年間のこの平均的な医療費は78万という話です。78万というのは1月大体7万を超えてるわけです。これがもし65歳未満でありますと、14万です。後期高齢者の医療、特に75歳以上の方の医療費というのは実は大変な金額になってる。これを今からどう考えていくか、そのまず医療費の自身負担のものというよりも、その医療費の自身も一体どう考えるかとか、あるいはその負担は今までどおりのやり方でいいのかという話は午前中のとおり、2分の1を公費で2分の1を拠出したそういったこの資金で健保とか国保とかそういった形でやってこられたのが今までの姿でありますが、そのうち高齢者の方の分についても区分をして一割をとこういう話であります。

 この考え方、気持ちといいますか、どんどん高齢化していくウェートが4分の1にもなっていく、そしてその高齢者の方々にもある程度応分の負担をしていただかなければこれは恐らく成り立っていかないだろうというのは現下の国の財政状況からいいますと、今我が国の財政状況はあまりこれは議論になりませんけれども、財政破綻をしております。今地方自治体が財政健全化法でおかしいおかしいと言われるけど、一番おかしいのは国なんです。国の財政がこうなってて、それでなおかつ今から甘いことやっていけるわけがない。今軍事費を落とせば、それがという話かもしれません。それでなくても今膨大な借金を抱えてるのです。それを利子を払う金額は一体どうなのですかと、こういった中でだれかがこれをやっていかなくちゃいけないのです。これだけの今の大きな問題、その50兆を超えるような、そういったこの医療費を一体どう考えていくのか。こういった問題を一つずつ議論をしていく。その一つの方法がこうだったのでありますが、このやり方が内容、具体的な展開が余りにも拙速だし、余りにも議論なしで進んでるというのはおっしゃるとおりでありまして、そこは私も同感であります。だから基本的なこういった制度を打ち立てていかなければならない時期になってるということは当然議員もおわかりをいただけると思うわけです。

 とにかくこういったいろいろな制度改革というものが今からいろいろな形で出てくる。医療については日本の医療、一方で例えばこの小児科とかあるいは産婦人科の医師が地方にはいない。しかしどうしてあれだけの毎年毎年医師が医大を卒業していくのにと、こういう素朴な疑問から始まっていろいろな問題がたくさんあるのです。

 だからそういったようなことを含めて、今からこの議論をしていき、そしてこの制度論として保険制度がこの大変な状況になってる、だからという話でありますが、こういった問題はもう少し厚生労働省において慎重であってほしい。今いろいろな議論がありましたけれども、そういったことを個々について大村議員からも御指摘がありました。いろいろな制度についてはこの改革の必要もありますし、今まさにそういったことの議論がまたもう一回始まろうとしてるわけです。

 そういった意味ではそういったものに対してできる限り私どもとしても制度、このどうあるべきかということについては意見を言ってまいりたいと思います。

 実は今いろいろな議会の話、あるいはこの市民の声を聞け、こういう話でありますが、実は法律があって、政省令があって、基本的なものは実は決まってるわけです。その枠の中でという話でありますから、その中でも私どもはいろいろな議論をいたしまして、例えば針、鍼灸は実は国保の場合は認められてるけれども、今回、後期高齢者のやつは認められてない。いくら実は広域で頑張っても、各市がみんな反対。したがって私どもは萩市だけでやっています。

 あるいはこの人間ドッグの話もこれも反対です。各市が反対なのです。国保だったら私ども独自で、国保保険者といいますか、保険を我々が主催していますから、我々が決めることができる。市議会の皆さんと合意して、議論をいただいて同意をいただければできるわけです。できないのです。

 こういったようないろいろなことごと。

 これはやはり広域連合というやり方、これも決まってるのです。広域連合やりたくない、ということにはいかないわけですから、法律政省令、がんじがらめになってます。だからこういった国民を巻き込む制度については特に自治体がその実施にかかわる行政分野にかかわることについては、もう少しこの総務省がしっかりしてもらって、自治体の意見を反映するような形をとってほしい。こういうことであります。

 ぜひ御理解を賜りますように。

 そして今ひとつ御指摘をいただきました広域連合、議会の選挙の改善ということで御指摘をいただきました。

 今確かに12名という議員の定数でございまして、これについてもう少し拡大できないか、これも実は地方自治法291条の規定によりまして、広域連合の規約によって定められることになっておりまして、その規約についてはこの13市についても、13市のそれぞれの市議会で同意をいただき、議決をいただき、決まっているものでございます。

 したがって今これを改めるということであれば、それぞれのこの規約変更のための議会の変更の手続きが要るわけです。そしてそれを経て実は知事の許可を得るとこういうことになっております。

 なかなか難しいわけでありまして、そういったひとつの民主的な一つの手続きを経て決まっているということもぜひ御理解を賜りたいと思います。

 今そういう形で今変えることができないか。12名の定員の問題。こういったあるいは12名の内訳の問題とか、いろいろな議員選挙の候補者の要件。こういったことについてもいろいろお話をいただいたわけであります。なかなか一たん決まってることを、これを改めるということ、今、この各市におきましてこの定員の問題について主だった議論は実は起こっておりません。したがって今そういう形で御意見があったことは十分踏まえてこの議論していきたいと思います。

 そして最後に住民の声を直接反映する手法について、これは後期高齢者の場合、これは懇話会というものを開きました。懇話会は一応今一段落しておりますが、恐らく今後また制度を改めるわけでありますから、改める内容については当然こういったものが必要であります。そういったことについてこの懇話会等、できるだけ直接住民の皆さんからの声を聞くようなことも議論をしていきたいと思います。

 なかなか新しい制度、定着するまでに時間がかかります。ただ、冒頭申しましたように、この制度の趣旨はやはり御理解をいただきたい、だれかがどこかでやらなくちゃならないそういう内容のものです。

 これは膨大な50兆を超えるような、それ以上になっていくような負担を一体だれがやっていくのか、しかも今後期高齢者の方々、まさに戦後一番苦労された方々でありますから、そういった方々がちゃんと苦労に対して、今から医療費でお困りになることがないような、そういうふうなことを考えていかなくてはならないと思います。

 我々がこうやって議論いたしますと、よほど今その状況が悪いとこういうふうにお考えになるかもしれませんが、世界の中で、医療保険、年金等、これだけある意味で整っている国は、数数えるしかないということです。だからこの制度を我々は守っていかなければいけない。年金制度も。あるいは医療制度も。

 ひょっとして気を緩めると医療制度はかなり内容が劣化してくる。こういう恐れがありますし、年金も掛けたけれども本当にもらえるかどうかわからない。これは行政のこの年金や医療行政に携わっているそういったこの行政の方のしっかりした努力がないとこれはとても危ないのです。

 この世界の中で、アメリカの場合、医療保険なんていうのは一体どうなっているか、貧乏な人は医療を受けれないのです、現に。こういったことがないようにする、だからやはりそういった中で財源問題をしっかりやっていかないといけないというのは御理解をいただきたい。ただ方法については余りにも拙速だとか、余りにも何か変じゃないか、名称変じゃないかというこういうような話はよくわかりますし、私も同感でありますので、そういった問題についてはしっかり対応をしていきます。

 3番目の中山間地域づくりの関係であります。

 この条件の不利の地域こそしっかりした対応が必要じゃないか、本気でやるつもりがあるかどうかとこういうおたずねであります。

 今いろいろ旧町村部を中心にいたしまして、そういった意味での他地から入植者といいますか、農業を中心とした方をいろいろ募集したり、あるいはこの求めたりしております。平蕨台の福栄の地域の話、これはまさにもうずっと昔にひとつの定着を生み出した。

 で、今年実は例えば農業大学の卒業生がゼロであったのですね、この3月末の卒業生は萩地域から。しかし2人の若者が宇部と下関から萩に入ってくれました。

 こういったようなニューファーマーといいますか、新しく農業を志向する若い人たちが今入ってくれようとしております。

 こういったことも今おっしゃった中に、概念に入るわけでありますが、なかなか例えば今のおっしゃってる条件不利地域にはなかなか入植が難しい、仕事が具体的にはないとこういったことでありますので、そういったようなことも含めて今からニューファーマーの制度も今運用してるわけですし、この5年間、各地域に新しく農業者として入っていただいてる方もかなりあるわけでありますから、そういったものも実は私ども今から手を入れていきたい思いますが、今おっしゃってるのは、まさに一番条件が不利な地域、高齢化率が高くて、そういったところに何とかこの人を、農業を志向する人を求めることはできないか。こういうことであります。

 これは仄聞したことで、もし事実に違っておったらお許しを頂きたいと思いますが、鈴野川小学校に今何人かお子さんを通わせていらっしゃる方は、宮内議員がなんか下関かどこかにお呼びになったという話を聞きました。

 そういったことがもし本当だとしたら、本当に私は宮内議員のやられたことを非常に評価をしたいと思います。

 みずからそういうことで努力をされてる、だから市長もしっかりこういう努力をしろというのはよく分かりますので、しかしなかなか今そういった条件不利地域でどういった形でこの新しく農業を志向する、あるいは他の産業でもいい、いろいろな形でそこに住まいを持っていただく方。

 この住居の問題はもちろんありますけれども、やはり基本的には職場の話だろうと思いますので、職場をどうやってという話。

 各合併する前に、各旧町村でもいろいろな意味で職場をつくるための努力をされています。企業誘致とかいろいろな形で。そういったことも併せてやっていかなければならないわけでありますが、とにかく今この岡議員からも御指摘いただきました、この休耕田、耕作放棄地をつくらないように、これも地域の集落営農という形で、しかし本当に必要なのは集落営農に若い力を導入することはどうしたら若い力を導入できるのか、私もなかなか農業もあるいは地域の事情も詳しくないものでありますから、そこは議員の皆様からいろいろなまた知恵も拝借をしながら、しっかり対応をしていきたいと思います。

 十分な答弁になっておりませんが、そういうことで答えにさせていただきます。

 地域担当職員を設けてはどうかとこういう話であります。今、この本庁にはそういうことで、この新しく空き家情報バンクとかそういったものを担当する者がいます。

 基本的にはそれぞれの総合事務所に地域を総括する課がありますので、そのあたりにつてちゃんと連絡をしていく、恐らく今からあの第2質問で対応が悪いとこういう話になると思いますけれども、私どもも総合事務所長会議等でもできる限り、それぞれの地域の特色ある知恵を出して頑張れとこういう話をやって今いるところでありますが、具体的な事実がありましたらまた御指摘をいただきますようによろしく。





○議長(青木賢次君) 24番、宮内議員。





◆24番(宮内欣二君) 第2質問わずかですが、させていただきます。

 萩ものがたりです。

 市長は出版社責任は十分にわきまえてるというふうに言われました。相手がどうこういう問題じゃないのですね盗作問題。

 その出版する萩ものがたりとして盗作また、盗用、無断引用、これがあった場合どうするかということが問われているのだろうと思うのです。

 確かに相手はそういうふうに温情をかけてこられました。しかし、本来出版するものとしてはそれはやってはならないことですよね。

 これはやっぱり回収して絶版する。それでもやっぱり必要なものであれば、もう一回印刷にかけてつくり直してみる。これが最も出版責任を果たす道だろうと思うのですけれども、なぜそれができないのかなと思えてなりません。

 そこのところがよくわかりませんので、市長はどう考えておられるのかお聞かせいただきたい。

 それからもう一つの、桂小五郎をめぐる問題について。

 まさに市長が出された同じ資料を使って考証しております。研究してるということですね。だからそういう議論をするのは当然必要だろうと思います。しかし、萩ものがたりでは断定なのです。ここに問題がある。断定しなければいいじゃないですか。史実としてはっきりしてないものを断定してこれが事実だとしたところに問題があるわけで、これは二つの説があって私はこれが有力だと思ってる、その根拠はこれですと書くのが本当だろうと私は思うのです。

 萩ものがたりですよ。萩市が全国に萩のことを発信するというそのブックレットの中で、はっきりと史実かどうかわからないことを断定して出すということが間違ってるということです。

 その態度は決して出版責任を、出版倫理をわきまえたものではないと思いますがいかがでしょうか。

 特に萩ものがたりとしての性格からして、ふさわしくないのではないかと思うのですがいかがでしょうか。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 出版責任ということの重さというのは十分承知しておりますが、だからこそこの今の坂本さんですね、結局お亡くなりになったことも実は知らなかったのでありますが、お話をしまして、そのときに向こうからむしろせっかくこうやって築かれてきている地方文化の発信の萩ものがたりは、こういった形で傷つけないでくれという話し、要するに私どもはそういったことで回収し、版を閉めてしまう、こういったことも考えていましたが、そこには及ばない、こういう温かい御言葉をいただきましたから、今回のことは大きな教訓として考えていきたい。

 みんな善意だったのです。みんな善意。

 ただそういった形で結果として途中の段階で無断の借用したそういう人がいたということでありますから、これは本来被害者だ、そういう意識もありましたが、出版責任の重さということはそれだけではすまない。

 だからこういうことでありますから、ちゃんとそういうふうな手続きも踏んで、今やってるわけであります。

 そして本当にこのひとつそういった今からの引用とか、そういったものについて、これは十分注意をしていかなくてはいけない。

 もう一つの今の木戸孝允の話は、今同じ木戸孝允の文書、今東大出版から出てるやつ。オリオンで今引用されてる、あなたがもう一つの理屈としてこれが正当だとおっしゃってるところは、その部分だけ痴情云々というところだけ削除してあるのですね。何でですか。だからそういうふうに非常に意図的な原資料を意図的に使われてる。だからその今おっしゃってるあの宮内議員がもう一方の議論としてよりどころとされてるインターネットの分ですね。オリオンという。

 何も、だれそれとも住所も氏名も書かない、言われることはもっともらしいけど、かなり内容が変わっていく。そういった何か幽霊のようなサイトがあるのです。それを持ってしてこれは歴史的な事実云々という話を言われると、私どもとしてもやや、だけどなかなか面白いですね読んでみると、本当に面白い。

 だからそういったことも含めてもう少し今調べておりますが、私どもとしては、一坂太郎氏が書かれたこと、これはそういったことである意味では通説なのかなとこういう思いを持っておりました。そしてそれを検証してもらっておりますが、もう少し時間がかかります。

 しっかり調べてみたいと思います。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩をいたします。

     午後 2時11分休憩

────────────────────

     午後 2時23分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位9番、江原議員。6番、江原議員。

  〔6番 江原任子君登壇〕





◆6番(江原任子君) こんにちは。睡魔が誘わないように大声でいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは通告に従いまして質問させていただきます。

 観光行政についての路上喫煙、ごみのポイ捨てなどの禁止区域の指定及び土塀などの落書き行為に対し罰金を科す等の条件の制定についてお伺いたします。路上喫煙、ごみのポイ捨てなどの禁止区域の指定については、平成14年に東京都千代田区が路上喫煙の禁止についてマナーからルールへと転換を図り、罰則を伴った条例を全国で初めて制定して以来、全国では政令都市など35自治体を初め多くの都市で路上喫煙を禁止する条例の制定がされております。

 中国、九州地方では福岡市での制度の導入を初め、山口県では下関市が今年4月1日から環境美化条例に次、条例改正され公布施行、路上禁止地区の指定や過料の適用は7月1日から施行されます。

 このように先進的に取り組まれた下関市では、施行に当たり条例改正にかかる市民アンケート調査を本年2月下旬から3月上旬にかけて2週間実施され、方法はホームページ、本庁、支所、総合支所での紙上アンケートとし、項目はポイ捨て状況、防止策、路上喫煙制度、喫煙制限賛否、禁止区域、罰則等で、回答者は356人あったとのことでした。

 回答概要では、美観を損ねるポイ捨てでは、2位にタバコの吸殻が上げられ、路上禁煙の制限では、するべきが89%、路上喫煙禁止設定地域では、1位が主要バス停の周辺。2位、混雑する観光地。3位、商店街など人通りが多い区域。路上喫煙禁止区域内の喫煙場所設置の必要性では、必要があるが68%、罰則の程度では、1,000円から2,000円の過料、行政処分64%等の調査結果でした。さらに本年3月に1日限りで2箇所の地域の路上のごみ実態調査を実施され、タバコの吸殻、燃えるごみは、紙など。燃えないごみは、ビン、缶などの路上ごみ総数1,658のうちタバコの吸殻が1,246と全体の76%にあたる調査結果を得、民意を反映しての施行の運びとなったそうです。

 条例の骨子としては、目的、責務、地区、罰則について追加指定され、目的では安全で快適な都市空間の形成を追加。市に対しては、路上喫煙による被害からの市民等の身体及び財産の保護等、安全で快適な都市空間の形成に関し、必要な施策の推進を追加。

 市民に対しては、屋外の公共の場所での歩きタバコ自粛の努力義務を追加。

 事業者に対しては、路上喫煙の防止についての従業員への意識啓発を追加。

 また、地区については現行の美化重点地区を路上喫煙等禁止地区に改められました。

 また地区内では、指定禁煙場所以外での喫煙行為の禁止。違反者は過料。罰則については、ポイ捨ての罰則を罰金。刑事処分から過料、行政処分に変更されました。落書きについては現行条例のまま罰金、消去命令を残されます。禁止地区域内の路上喫煙違反者に対する過料2万円以下の創設で、実施の徴収金額は1,000円です。ポイ捨てに対する回収命令を削除されるなどです。実施にあたっては路上喫煙等禁止区域の指定は、当初指定2地区とし、今後条例施行状況、地域の要望、関係者の意見等を参考に検討課題とする方針とのことです。

 禁止区域内の喫煙場所については、指定喫煙場所を設置するとともに、民間事業者等の協力を得て適切な場所、任地に喫煙場所を確保する。

 また、周知及び過料の適用については、市内対象者としては、市ホームページ、市報、ラジオ等の媒体の活用。車両ステッカー、ポスターやリーフレットの作成と配布。イベント開催や各種会合等での周知を図るとされ、市外対象としては、旅行エージェント、交通事業者、宿泊事業者や運送関係者への周知です。禁止区域の表示は、看板、路面シール設置などによる表示とされ、禁止地区での啓発及び過料の適用については、専属パトロール員3名を配置、指定地区内を巡回をするとあります。等々下関市の路上喫煙等禁止する条例の制定に至る経緯をまた一例として述べさせていただきました。

 さて、萩市においての路上喫煙、ごみのポイ捨て禁止区域の指定及び罰則、過料に関する条例制定については、どのようにお考えでしょうか。歴史、教育、文化都市萩市の将来像、自然と歴史、文化に抱かれた健やかで、うるおいのあるまちにふさわしく、住民のための住みよい環境を守り、安全で安心して暮らせるまちづくりのためにも、環境破壊の進む今日でもあり、必要不可欠の課題と考えます。

 地域指定については、浜崎町、平安古町、堀内の3伝建地区を初めとする多くの文化財を有する地域はもちろん、特に木造建築の多い地域での、タバコのポイ捨ては、火災予防のためにも厳禁です。

 次いで夏には、海水浴客の多く訪れる海辺周辺地域、そして新鮮な海産物や水産加工品を求め集客率の高い、萩しーまーとやアトラス周辺の広い駐車場を有する商業地域、また新たに取り組まれる萩田町商店街観光ミックス型商店街づくりの事業推進地域の狭いアーケード街の田町商店街など。

 さらには農業、林業、水産業を生活の糧とする地域住民や買い物客に親しまれている道の駅等々。これは一例に過ぎませんが、数を限定されるとして、ごみのポイ捨て、路上喫煙禁止区域指定をし、日本一ごみのない美しいまち萩のイメージアップへの取り組みとして、まず民意を尋ねることに始まり、路上喫煙、ごみのポイ捨てなどの禁止区域の指定や罰則を規定する条例制定をされてはいかがでしょうか。

 市長の御所見をお尋ねいたします。

 また市内には歴史的建造物遺産としての土塀や民家の土塀が点在しておりますが、特に堀内地区の中学校、高等学校の土塀の悪質な落書きについて、絶えず塗り替え等の応急措置が取られております。かつては運動場などの壁はフェンスで囲われ、歩行、自転車で通行する際、体育時間や放課後のクラブ活動などの光景を微笑ましく眺め通行できたのが懐かしい限りです。歴史的風情をかもしだすにしても設置場所、設置施設、場所によりけりと思えてなりません。しかし落書きを摘発するのは至難のわざで学校や文化財、民家の土塀への落書きのおびただしい箇所に、防止する方法として監視カメラの設置はできないものでしょうか。落書きが少なくなれば修復工事費の節減につながると考えます。併せて悪質行為に対し、罰則規定は施せないか、市長の御所見をお尋ねいたします。

 次に同じ環境衛生上の視点からウエルネスパークの遊園地のトイレ設置についてお尋ねいたします。平成17年9月議会の一般質問にて、大型遊具設置の遊園地の実現を訴え、折しも、県事業推進の運動公園、萩ウエルネスパークのテニスコート設置計画が風力、風向上、立地条件に適さず中止となった情報をキャッチし、市内の子育て中の親御さんたちの大型遊具のある遊園地の設置を希望する声も多くあり、その用地を遊園地にと着想したのは言うまでもありません。

 タイミングよく柳井市に田んぼの丘ふうのフラワーランド遊園地設置事業が、県事業で進展中であり、平成16年度から3カ年事業で平成18年度に終了の事業であるとの情報を得ました。すぐ着手の申請をすればまだ予算枠があり、間に合うとのことで市長初め担当課の職員の迅速なる対応により、早期実現の運びとなりました。

 総事業費1億円で、平成18年度で申請手続きされ、繰越事業で施行完了の運びとなり、平成19年10月8日待望の大型複合遊具広場、夏みかんランドがオープン。萩野菜をモチーフに様々な遊具を幼児児童ゾーンに配置され、健康増進のための遊具も10基、休憩施設その他で5基配置され、子供から高齢者まで幅広い年齢層が憩える施設となっております。

 合併直後の当時、遠くは福山市のみろくの里や益田市へ、また九州へ。近くは長門市のルネッサ長門へと休日は弁当持ちの多くの親子連れが萩から一日がかりで出かけていた当時の遊園地利用の背景からすれば、市街地から離れているとはいえ近場でゆっくり楽しむことができ、長年の夢がかない大変喜ばれております。

 特に平成13年に大型遊具設置の遊園地実現の署名運動に中村議員とともに奔走された、子育てハッピーマザークラブの方々のお子さんたちは、今は中学生、高校生と成長されていますが、共働きの家庭で子守りする、お年寄りから若い世代が安心して子供を産み育てる環境づくりとして、遊具以外に思いがけず健康器具も整備され、老若男女の三世代が健康づくり、楽しい憩いの広場として利用でき、城下町萩にふさわしい遊園地として実現し、念願がかない、その喜びはひとしおと存じます。夏みかんランドのこれまでの利用状況は5月までで13,972人で、これは限られた時間帯の把握であり、2万人は来園されているだろうとのことですが、夏みかんランドがオープンし、利用され始めて間もなく一夫婦から遊園地内にトイレが欲しい旨の要望が寄せられました。即座に担当課に申し入れしましたが、予算もなく、ゲートボール場のトイレを使用してほしいとの回答でした。その後、2度ばかり要望をいたしましたが実現せず今日に至っております。

 最近のこと、子育て中の親御さんからトイレが遠いので、駐車場の側溝のふたの上に乗り小用をすませた。ほかにも芝生の側の法面で小用する例があり、複数の子供を抱え遊ばせている最中に、遠くのトイレに、遊びに夢中になっている子供を連れて行くのは大変。一日も早くトイレの設置の働きかけをしてほしい旨の要望がありました。

 また、別人から孫を遊ばせる最中、いざ小用にと高齢で走るに走れず、トイレへの蛇行した通路の移行は苦になる。障害のある人にとってはなお厳しく、便器の数が2基では少なすぎる。混んだときは焦ってしくじったり大変ですと切実なる訴えです。

 現場の状況を知るために再度現地に行き、この目で確かめ気づいたことですが、遊園地周辺の法面の芝生が手入れも行き届き青々として、まことにすがすがしい景観ですが、第1駐車場から第3駐車場に向かう遊園地の上り口の階段の両脇の芝生が、そこのみ部分的に生えておらず不自然な状態です。指摘されたことへの現象ではないかと憶測する自分が惨めでたまりませんが、温かい季節ともなれば悪臭の原因ともなり、こうした実態は公衆衛生上いかにしても避けたいものです。行政の対応が急がれます。私見では遊園地のすぐ下の第1駐車場の一角の設置は近くでもあり、可能な限り前向きな取り組みを願うものです。

 県事業で建設の段階では予算枠に限りがあり無理だったのかも知れませんが、管理運営する立場上、遊園地を訪れる親子の遊び戯れる貴重な時間を安心して過ごせるよう責務を果たしていただきたいと存じます。

 財政状況の厳しさは、重々お察しいたすところですが、出産、育児、子育て支援、少子化対策に常に先進的取り組みをされている市長に、あえてこの場で子育て中の親御さんたちの切なる声をお届けし、ぜひとも遊園地内トイレの設置を実現いただきたく、御所見をお尋ねいたします。

 これをもちまして最初の質問を終わらせていただきます。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 江原議員から大きく2点、一つは環境衛生に関するポイ捨て関係の条例の制定と、いま一つはウエルネスパークの遊園地におきますトイレの問題についてお尋ねをいただきました。

 最初のポイ捨て、あるいはタバコの関係、あるいは落書きの関係について条例制定ができないか、こういうお話でありました。

 ポイ捨ての関係の話は、実はもう相当昔から、平成6年には藤田議員、平成14年には木村議員、15年にも木村議員。等々ですね18年には諸岡議員。こういった条例をつくってはどうかという御意見を今までずっといただいております。そもそも一番初めは、シンガポールのですね、ガムを捨てないっていう、こういうふうなポイ捨ても、もちろんでありますが、そういったところから始まりまして、千代田区が導入いたしまして、全国に広がりつつあります。今具体的には下関の例を、お引きになっておりますが、それぞれごみのポイ捨て、あるいはタバコ、あるいは落書き、こういったものも含めたところで条例制定されるところ、そしてまた、その条例には罰則規定を設ける。こういうふうなところが多々出てきております。今まで過去終始一貫してお答えしてきたことは、罰則をもってして本当にまちがきれいになるかという、そういった一つの矜持心みたいなものもございまして、萩はゴミのない日本一きれいなまちということで、大変いろんなボランティア団体が今頑張っていただいております。菊一という団体があります、菊一っていったい何だろう、菊ヶ浜を日本一きれいな浜にする会、そういった菊一というそういうふうな団体の皆さんも今、菊ヶ浜を大変実はきれいにされておりまして、菊ヶ浜の清掃のあとはゴミ一つない、こういうふうな状態があります。この罰則をもって臨む、こういうふうなやり方もないわけではございませんが、むしろ日本一きれいなまちづくりのボランティア活動をもってして、萩の特色とするというようなことも、答弁したことがあろうかと思いますが、まさに皆さん、そういった意味で、こういうふうな条例が必要だという話になれば、もちろんあえて異を唱えるつもりはありませんが、今までは、そういうことで、むしろどちらかといいますと、そういう条例なくしても萩はそういう市民の皆さんが、皆努力をしてきれいなまちにしていると。観光に来られた方々がびっくりされます。きれいなところに、ごみをポイ捨てはできない、そういう雰囲気をつくりたい、こういうふうな思いもございまして。今御指摘がありました中に、西中の白い土塀に落書きがあるというお話がありましたが、最近そういった動きがあることを、全く承知しておりません。かつて指月中やあるいは萩駅等の落書きがございまして、これは徹頭徹尾調査をいただきまして、萩警察署の方で犯人といいますか、実行行為者が福岡にいまして、福岡まで張り込みをしていただきまして、一斉検挙していただいたことがあります。これはかなり悪質だったんでありますが、これは別に今条例による罰則ではなくて、刑法261条の器物破損、器物損壊ということで、司法当局の手を借りて処分をしたケースがございます。それ以降そういうことが広まりまして、かなり落書きをすると大変なことになると、こういうふうなことで中学生の皆さん、高校生の皆さんもそういう動きはとまったと思っておったんですが、むしろそういうことがあるとするなら、これは何か手当てをしなくちゃいけないのかなと思います。とにかく公共的な建物の一画にあります土塀でありますから、これは公共物であります。器物損壊になるということでありますから、条例をつくらずとも当然罰則の摘要はできるわけであります。こういうようなこと、もし具体的にあれば、この事実を確認した上でですね、しっかり対応したいと思います。

 そして包括的に条例をつくるかどうかっていう話は、まさに私ども市長部局で提案をしても、もちろんいいんでありますが、今まで過去議員の皆さんからこれだけ、いろんな意味で要望をこうしていただいておりますので、何かもし議会で条例をつくっていただくということも、あるのかなとこういうふうに思いますが、協同作業でも結構であります。私はあえて異を唱えるつもりではありませんが、今まではそういうふうな答弁をしてきましたし、萩市民の皆さんは、そういう誇りを持ってゴミのないまちをつくってきた。こういうふうな思いがございます。したがいまして今江原議員から久しぶりにこういったこと、しかも今度は包括的に、そういうポイ捨てとタバコと、そしてまた落書きと、こういったものを一緒にした条例ができないかということであります。少し勉強をしてみたいと思いますが、議会でもし、条例をつくられるということであれば、執行部としては全面協力したいと思います。そういったことも含めて検討してみたいと思います。

 2番目のウエルネスパークの関係であります。大型遊具ができたわけでありまして、これは昨年の秋、夏みかんランドとして大型複合遊具ができました。これについては、この11年の9月に江原議員がなぜルネッサ長門まで行かなければならないのか、こういうふうなことも含めて要望を起こされたこと、これが契機になったわけであります。県側も快く対応していただきました。市が1億の金を出すこと、大変なことでありますが。ウエルネスパークの県の施設としてつくっていただいたわけであります。それからまだ1年たっておりませんが、この日曜、土曜、あるいは連休、こういったときは大変なにぎわいをみせております。そういったことからいいますと、市民の皆さんに大いに利用いただいておるわけでありますが、そういう中で今御指摘がございましたのが、トイレの利用に不便があると、こういうことであります。そういえば確かに中にはございませんが、しかし実測で計ってみますとゲートボール場の方のトイレ、これが70メートル、そして萩スタジアムのところが、今のウエルネスパークの中の大型遊具のあるところの端から計りますと50メートル。あるいは武道館、多目的体育館の方が120メートルであります。それぞれ50メートル、70メートル、120メートルのところに実はトイレがございますので、本当は先ほど御指摘がありましたように幼児もいる、お年よりの方もいらっしゃる、だから近傍にトイレがあるのが望ましい、こういう要望はしっかり県の方に伝えていきますが、当面今の下り坂といいますか、段差があるところ、そこに何かショートカットするですね道をつけますと、スタジアムの方で50メートルで行けますので、当面の対応策かもしれませんが、そういう手当てを今しようとしております。何とかそれで当面しのいでいただきまして、今後毎年ウエルネスパークの施設整備、更新こういったときの議論の中にウエルネスパークの大型遊具のところにトイレができないか。なかなか実は場所がないというのが今の当面の答えのようでありますが、何かそういうようなことができないか、こういうようなこともちょっと議論していきたいと思います。ただ、今言いましたショートカットして行く道をつけること、これはひとつ十分対応ができますし、かつスタジアムトイレの誘導看板ですね、ショートカットしたところに道をつけて、トイレがこちらの方向であるという誘導の看板、これは何とかですね、お約束ができると思いますので。ただしこの夏みかんランドの中でのトイレっていうのは、設置の場所がなかなかないという県土木からの方のお答えでございますので、今後そういったこと、どこであればできるかとかですね、そういったことも含めて、可能かどうかというのは今からちょっとまた議論してみたいと思います。とりあえずお約束できることは、道を今ちょっと遮断されておりますが、フェンスになっておりますが、そこを開けまして、ショートカットし、50メートルで直線でですね、スタジアムのトイレに行けるようにしたいと思います。50メートルというと、かなり距離があると、こうおっしゃるかもしれませんが、当面の対策ということで、お許しをいただきたいと思います。ぜひ御理解をいただきますよう、あれだけの利用の方々が実は萩に大型遊具ができたために、あそこで楽しんでいただいている。これも具体的に御提案をいただいたことが、結実をしたわけでありますから、そういった意味でこの江原議員から、そういうトイレの話をされますと何らかの対応をしなければいけないと、こういう気持ちにもなります。当面の策ということで、お許しをいただきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 6番、江原議員。





◆6番(江原任子君) 再質問させていただきます。ごみのポイ捨てとか、喫煙の場所とか、タバコの喫煙の禁止区域等についての条例制定、罰則等については余り積極的な御返事いただけませんでしたが、確かにボランティア活動に頑張っておられる方々に対しては本当に敬服いたします、きれいにされております。ただそれも全市内、全域にわたって、すべてそのようにされているかっていうのは、やはり厳しい部分があると思います。私ども大井の佐々古浜とか、それからまた西の浜の清掃にときどき参ります。年に1、2度参りますけれども、西の浜は特に公共施設がある裏側にもかかわらす、松の木の枝は散乱している、ごみとかペットボトルとかは、海流の関係で今割と、逆に砂を取られている関係で堆積なかったのですが、あの周辺の、石彫公園から臨んで行くようにしても、決していい頃向ではないと思いました。ボランティア活動される方々もやはり忙しいお仕事の中でされていて、限界もあると思いますし、広い市全体の視野から立って、本当に大がかりに条例を制定するっていうことは大変かもわかりませんけれども、注意を喚起するような啓発とか、中でも悪質なものについては罰則規定を設けるとか、そういうことは必要じゃないかと思います。直接今回のポイ捨てとは、状態は異なるかと思いますが、けさのこと、ちょっと通報いただきまして、平安古地区の一部分のところにだれかがそこに持って行かれると思うのですけど、ゴミがいつも山になっていて行政の方にもお願いしているけれども、なかなか解決つきませんというお話もありました。ポイ捨てももちろん、不法投棄などもこれから考えられる問題じゃないかなと思いますので、申し添えます。

 これからもしも、されるとしてもやはり、広い地域内での民意に対しての、どのような状況なのか、どのようにお考えなのかという調査は一度はされたらいかがかと思います。

 それから遊園地の件ですが、場所がないということももちろん、今の状況で厳しいっていうのも確かにわかりますけれども、長門の遊園地ルネッサながとの遊園地にもトイレがきちっと、中央部分にあるんですか、それでトイレの中に便器がやはり4基ぐらい多く置いてあるそうです。もちろん規模は違いますけれども、周辺部からいらっしゃる人口の度合いも、利用度数も違うとは思いますけれども、ほかの遊園地を訪ねても園内にトイレがないというのは、異例じゃないかと思います。萩市の場合は大きい物は無理かもわかりませんけれども、小規模でも、もしも多く利用される場合はスタジアムの方、ゲートボールの方のトイレを利用されるっていう形で、それにしても園内に一つは欲しいと思います。それについてちょっと気づいたんですが、何回か行くうちに調整池があります。調整池の周辺部はかなり贅沢にコンクリートで階段が設けてあって、ここは一体何をするところだろうって、私自身思ったんですが、行ったときもほとんどその中には親御さんの姿はありません。中心部に水は少しあります、でももしも万が一その水を求めて中に入られたときにぬめりがあったり、よどんだ水ですから衛生的でもないし、どうかなっていう思いはしました。当然排水溝もつけておられるとは思いますけれど。こういう広い空間があるということに対しても何らかの形で改善ができるのではないかなというふうに感じました。

 いわゆる健康と、安全と、衛生面からを考えていただいて遊園地の運営を今後も、管理運営を続けていただきたいというふうに思います。

 以上で終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度のお尋ねであります。

 一つは、ごみのポイ捨てということで、平安古地区の具体的なごみのポイ捨てじゃなくて、かなりもう廃掃法違反のような感じがいたしますが、そこに一般廃棄物を捨てられるということであります。一般廃棄物を路上等、不特定の場所に捨てるということは、これは廃掃法におきます罰則の適用ができますので、これはまさに、いろんな意味で警察と連携をして、そういうこの一般廃棄物を放棄をする、投棄をする、こういったものについてはいろんな形で今、取り締りをしていただいております。特に年末、年度末にですね、この異動時期になりますと、引越しのごみを、えいやっと、山の中に捨ててしまう、あるいは議員の皆さんも非常に協力をいただきました、というか、率先していろんな形で山中に捨てられている電気器具等の回収に当たっていただいたこともありますが、こういった物は意外とですね、たどって行けば捨てた人物がわかる特定できるということであります。あの有料のところに、かなりまとめていつも捨てる人がいた。調べたら県職員で萩へ通勤する人だった。毎日のように捨てられる。こういったものは、ちゃんと廃掃法の規定に従いまして、処罰の適用ができるわけで、こういった条例をつくって、ポイ捨てで、軽い軽犯罪的なものについて罰則を設ける、これはかなり行われておりますが、それぞれ取り締りの法律がございますので、そういったものをできるだけ使っていく。

 しかし今、議員御指摘の条例については、むしろ市民の広く注意を喚起をし、こういったことを市が目標としてやっているんだということを訴える。そういった意味だろうと思います。先ほど申しておりますように、議員の皆さんもかなり熱心にポイ捨て条例ということを言われておりますが、ポイ捨てと、そしてまたタバコの、あるいは落書き、こういったものを包括的に書きました下関条例のようなものをつくるかどうか、こういう話であります。もし、議員の立案という形で条例をおつくりになる、こういったことも手段の一つであるということ。そして私どもが、もちろん執行部がつくっていくっていうやり方もあるかと思いますが。もう少しちょっと、やるかやらないかということについては部内で議論をさせていただきたいと思います。

 それからいま一つ、大型遊具の関係でありまして、トイレの話でありますが、今御指摘がありました調整池でございますが、調整池はかなり広い空間がありますので、もったいないんじゃないかっていうのは私ども県に言ったことがありますが、しかしこれは、法令上設置義務がありまして、晴れているときは入ってもいいが、雨が降りますと、ここに水が集まるわけですね、そのときは使用禁止になります。そういった意味で、安全上の問題もありますので、確かに空間としては相当広いものがございますが、集中豪雨になりますと、あのあたりに降ってきました雨がですね、みんな舗装してますので、あそこにどっと集まるんですね、それがないと下の方へ一方的に流れて行きますから、そこで調整池でため、そして徐々に放出をしていく、こういう機能のものでありますから、なかなかこれをまた中を立派にして使うというようなことは難しいと聞いております。私ども同じように江原議員と同じような気持ちを持ちましたんで、県とそういう話をしましたが、できないという回答をいただきました。先ほどのトイレの話は何とかフェンスを一部開きまして、そこで表示をして、この50メートル先のスタジアム、70メートルはゲートボールの方でありますけれども、武道館と三つございますので、そのあたりの一番近いスタジアムの方に誘導できるような誘導看板とショートカットの道、これをとりあえず用意をいたします。あとスペースがないというふうに県土木の方が言われてますが、こういう箇所も、あるじゃないかということも、もし見つかれば主張していきたいと思います。

 十分お答えになっておりませんが、当面そういうことで対応させていただきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 江原議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 3時04分休憩

────────────────────

     午後 3時17分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位10番、守永議員。25番、守永議員。

  〔25番 守永忠世君登壇〕





◆25番(守永忠世君) 先ほどは、江原議員さんが、美しい声で質問を行われました後、私は、だみ声でお伺いすることは、少々お聞き苦しいかと存じますが、先ほど事務局の方でお尋ねして、萩市に騒音防止条例が定められているかどうか調べていただきましたが、御安心ください。ありませんという回答をいただきましたので、安心して質問を行いたいと思います。

 私は、昨年来より、一般質問を行う際に、常に先陣を切らせていただいておりました。今回は、栄光のアンカーとしてゴールテープを切らせていただきました。これもひとえに、議会事務局の皆様のおかげと感謝いたしております。私の運の強さじゃないかといささか自信を強めているところで、議長から、いつもよい順番を引いてもらってきたけど、ほかの人に恨まれるぞと、ひやかしのお言葉をいただいておりますが、昨年の流行語の中の一つに、そんなの関係ない、という都合のよい言葉をお借りして、一般質問に入らせていただきます。

 最初に、地域観光、魅力ある地域づくりについて。次に、道路整備について順次お尋ねをいたします。

 観光産業は、地域づくり、まちづくりのリーディング産業として、21世紀における我が国産業界の枢軸となるといわれています。今、物の豊さの時代から、心の豊かさが問われ、また経済大国の崩壊から、生活大国への改革は進められようとしております。人間性の回復、健康や体力の維持向上、うるおいとゆとりにあふれた日常生活の実現に、豊かな自然や全国各地の伝統文化といった観光資源を大いに活用していき、魅力ある観光地づくりを通じて、地域住民の誇りと生きがいの形成、さらには地域経済の活性化にも観光振興はその重要性を増してきているものと思われます。地域自立の時代を迎えて、ツーリズムを地域活性化の起爆剤として考える時代であるとも思います。これらの観光事業においては、エコツーリズム、グリーンツーリズムなどが課題であり、地域の行政が、観光を地域活性化に生かすために取り組むことが急務であると考えます。地域活性化をさせる一つの手段として、観光に特化した研究、情報収集を行うネットワークを構築し、実証的な調査、情報提供等を行うと同時に、来訪者の増加、交流人口の拡大の視点から、地域振興を目指している萩市においても、いま一度、観光関連機構への調査、計画、需要予測策定から誘致計画まで事細かく行う必要があると思います。私は決して、行政、萩市がこのような施策を行っていないと申し上げているのではございません。旅行ニーズの変化を見ますと、観光から一歩踏み込んだ体験型への旅へと旅のスタイルが変化してきています。お客さまは、その地域ならではの魅力に触れることと、地域の人たちとの交流を期待しておられる方がふえてきております。地域の人々が、みずから地域の宝物を再発見し、観光資源として生かすことから始まります。観光のイメージでいうと、楽しい、おいしいということが、まず思い浮かびますが、これからの時代は風景や町並みを含め、心豊かなものということが大切になるものと思います。

 さて、ここで、1点として、観光とは結びつかないと思われる福祉一つをとってみます。この先、10年、15年後には、確実に高齢化がさらに進み、まちのあちこちで車椅子を押しているという光景が普通に見られるようになるのではないかと思います。このことからも、町並みや道路整備などにおいても、これからは福祉との抱き合わせで考えていかなければならない時代がきていると思います。将来に向け、高齢者が生きがいを見出すことにポイントを置いたまちづくり、観光づくりを進めることによって、高齢者の方々、地域住民の力や、経済力を引き出すことができ、市民と一体となった新しい観光の形が生まれるのではないでしょうか。

 次に、過疎化や高齢化が進んでいる地域においては、地元高齢者のこれまで培ってきた経験や、能力を生かした積極的な参加を求めて、観光事業がもたらす、地域の経済効果や、雇用の効果だけではなく、その構成員としての生きがいづくりとしても役割を果せるのではないでしょうか。私は合併以前から、また合併後、現在において感じていることは、新市萩市の発展は、旧阿武郡の発展なくしてあり得ないということであります。

 平成19年1月に施行されました観光立国推進基本法について、今から私が申し上げることもございませんが、法律の第1条に、観光立国の実現に関する施策を、総合的かつ計画的に推進し、もって、国民経済の発展、国民生活の安定向上及び国際総合理解の増進に寄与することを目的とすると規定されております。また、この基本法の前文には、それぞれの地域が持つ、特色を生かした魅力ある観光づくりの取り組みを推進するとともに、それぞれの地域の伝統、文化などの魅力を、内外に発信して、国際国内観光を振興するなど、観光立国の実現に関する施策を総合的に推進しますと明記されております。観光立国推進基本法が施行されたことをきっかけにして、観光や観光ビジネスについての関心が、さらに高まるものと期待したいと思います。

 このことについて、明るい萩市の将来について、どのような対策、あるいは、この基本法の改正による、利点の活用を推進されるのか、お考えをお尋ねいたします。

 萩の観光客については、萩地区において、年間萩に来る観光客数は18年度で141万529人。19年年度150万5,807人と、前年比106.8%の増加をみております。この来客数が最大だとは思っておりませんが、だからこそ、この事実に満足することなく、もっともっと深く研究、計画、対策を行っていくべきであると思います。このことが、市長というよりは、観光課のプロフェッショナルの方にお尋ねした方が、よいのではないかと思いますがいかがでしょうか。よろしくお願いします。

 次に、市道の整備についてお尋ねをいたします。

 道路は市の発展を高めるとともに、市民の安全性、利便性の向上を図るものであり、市内道路網の計画的な整備が市民の皆さんの生活に重要な役割を果たすものであります。市長も、このことはよく認識され、つとに御尽力されていることに敬意を表するものであります。さらに、辺地地域においては、拡幅など改良に努め、地域間を結ぶ生活道路として、国道、県道との連携を深めながら、整備を図る必要があります。このことは、申し上げるまでもございませんが、今回お尋ねしたいことは、下水道工事などで掘削した後、埋め戻しは行われてアスファルト舗装されておりますが、その後、舗装が沈下し、わだちとなっている状態が見受けられます。旭地域や旧町村では多く見られます。何が原因かわかりませんが、アスファルト道路に特に見られるため、雨の日や積雪時、あるいは凍結時には、自転車、自動車等においてハンドルをとられ大変危険な目に遭うことがあります。また、道路の拡幅工事が行なわれた場所においても、アスファルト舗装工事はなかなか実施されず、未舗装のままでおかれている状態が辺地地域で見られます。このような状態で、何も手を加えないままで放置しておくと、仮に事故が発生した場合、行政が責任の一端を追及されることは免れないこととなるのではないでしょうか。財政面でも、厳しい状態が続いていることは十分承知しておる上での提案でございますが、早急にこのような状態を、各地域ごとに調査、把握され、優先順位等考慮された上で、順次処置していかれることを切にお願いし、今後どのような施策を行うのか所存をお尋ねいたします。

 これで第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 守永議員から大きく観光の問題と、そして市道の問題についてお尋ねをいただきました。

 観光の問題は、今、議員から御指摘ございましたように、新しい観光立国推進基本法という観光基本法が変わりまして、ビジットジャパンという一つの大きな今、我が国がこの掲げております観光の方針、要するに海外からの観光客。日本人はかなりその海外へ観光に出かけておりますが、この同じようにこの外国、海外から多くの観光客を受け入れていく。まあこういったことを今、中心にこの努力をしているところでございます。

 今まで観光の中心はどちらかといいますと、東京とか京都、まあこういったところが中心でありますが、地方都市への観光ということについて、大変今、力点を置いております。昨日も申し上げましたように、このジント、国際観光のあの機構でありますが、こういったところが実は全国で12カ所の地方都市を選びまして、その中の一つに萩が入っておりました。まあこれが今、このフランスを中心にしていま展開をされているところでございます。

 こういうようなことを一つとりましても、今、この萩の位置づけは、今私どもは、まちじゅう博物館構想といってやっておりますけども、まあこれはかなりいろんな意味で評価をいただいております。今の新しい法律、歴史的風致の維持、向上に関する法律もしかりでございますが、今、地方都市、地方に残っている日本の文化、あるいは、このいろんな歴史的な遺産。こういったものを大事にしていこうという一つの国の施策の中には、まさに大いにひとつその海外に対してもそれを見せていきたいと、こういった思いがあるのも事実でございます。そういう中で、今、おっしゃいましたそのまさに法律そのもの、そして海外からの新しい一つの観光のあり方ということについても、今、私どもは一つこの、昨日も諸岡議員からいろいろ御指摘いただきました。いろんな資料、英文のみならずフランス語も中国語も韓国語も、まあそういった資料を今、充実していくことを考えてやっているわけであります。まあそういうようなことを一つずつ今、この用意をしていこうと思います。列車を通じた外国人の観光、リュックサックを背負ったグループももちろんありますし、この観光船というこの外国から直接釜山から蔚山から入ってくる、そういった観光も実は今萩では、この山口県に他地にないような形で今、展開をしております。

 そしていよいよ来週にはグリーンブックがこの登場いたします。これには、この山口県では恐らく萩だけが掲載をされるだろう。まあこういうことであります。まあいろんな意味で今、新しい展開をしているところであります。

 もう一つは、ひとつこの萩で学ぶということが、今、新しい動きでございます。外務省がこの海外に派遣する前に国内研修をやっておりますが、国内研修の地にまあ萩を選んでくれた。もちろん広島にも行ったんでありますが、萩に宿泊をしてくれた。まあこういったことは今までなかったことでありまして、萩が初めて経験する一つの内容でありました。この外務省採用者、専門職も含めて77名の皆さんがこの萩の地で研修を受け、この海外に出る前に、この日本の代表的な地方都市であります萩を学んで行った。こういったことからおわかりいただけますようにいろんな意味で評価をいただいております。今、そういった意味でこの企業の研修であるとか、いろんな団体の研修、まあこういったこともかなりございまして、そこにこの講師をどう派遣していくか。この今、同じ人が大変忙しい思いをされています。私も時々研修の講師になっておりますが、まあそういったもので、この研修講師をどう育成していくか。あるいは夜の観光の一環としまして、各旅館、ホテルに希望があれば、そういうこの萩の歴史とか萩のものがたりを語れる人、まあそういったものを要請していく。そういったことも今、計画をしているところであります。今、観光ガイド、ボランティアガイドの皆さんでありますが、そういった新しいNPOの組織もできましたが、まだまだいろんな形で需要がたくさんあるようで、こういったような学ぶ観光、今までは学ぶ観光といえば修学旅行だけだったんですが、いろんな形の学ぶ観光が今できております。萩焼を中心にした学ぶ観光もございますし、今いろんな意味でこの新しい対応、こういったものに一つ一つ対応できるようなこの体制を整えていくことが必要であろうと思います。

 そしてまた、スポーツを中心にした観光。これは例えば7月にビーチバレーが菊ヶ浜で開かれますが、これはバレーボール協会の皆さんが大変努力をされています。これとても実は余りこの知られている方は少ないんでありますが、大半の実は若い人たちは、九州から来ております。たった一日でありますが、このビーチバレーに参加するために萩に来て、そしていろんな意味で、この各地を見て観光して帰っていく。そして城下町マラソンも2,700人を超えました。これも前日から来て泊まってくれる全国からのランナー。あるいは、今年初めて行います10月4日のワンデーウオークというこの萩往還を使ったウオーク。こういったものも一つの新しい観光のあり方である。こういうふうに思っているところであります。

 そして加えて、この萩の食、あるいは萩の萩焼等の体験、そしてこの自然を謳歌するまあそういった一つのカリキュラム。まあこういったものもろもろ組み合わせて、今萩の観光を新しく体制を整えようとしているところでございます。まあいずれにいたしましても、この萩が持っているこの近世の都市遺産。そしてまたそこにつながるいろんな伝承されている文化、こういったものもこの大事にしていかなければならないと思います。そういったものと、この萩の皆さんが、市民の皆さんが誇りを持っていることを他地から来られた方、萩を訪れた方々にしっかり見ていただく。訪れて、住んでよしそういった萩のまち。まあこういったところが一つ大きなテーマであろうと思いますので、そういったことであります。

 特に観光課のプロフェッショナルの方にお尋ねした方がいいという御判談がありましたので、あとは松原部長の方からお答えをいたします。

 それから、道路の話でありますが、道路のこの後、いろいろその下水道の後の話でありますが、おっしゃったとおりでございます。これも、実は担当の方で、一生懸命勉強しております。ここに書いてありますむしろ段差でむしろ交通上のという話がありますが、私どもから言いますと、本当はあの堀内のですね、ちょうど伝建地区の道路をみてみますと、本当につぎはぎだらけであります。まあ何かパッチワークの何か絵模様で芸術的な道路だなあとこういうふうな見方もありますけども、まあこういうようなこともですね、少し考えていかなくちゃいけない。まあそういうようなことも含めて、担当部長の方からお答えをいたします。いずれもプロフェッショナルであります。





○議長(青木賢次君) 商工観光部長。

  〔商工観光部長 松原純二君登壇〕





◎商工観光部長(松原純二君) 守永議員の御質問について個別なことについて解答していきたいと思います。

 先ほど市長の方から全般的な、総括的な回答がございましたので、質問の中で、いろいろとございました。

 まず、ツーリズムを地域活性化の起爆剤として云々ということ。それから、エコツーリズムとかグリーンツーリズムなどが課題であるということで、これらについてちょっと述べてみたいと思いますが。

 まず御存じのように、議員の方からもありました、昨年の観光客は10年ぶりに150万人を超えたところでございます。この要因につきましては、萩市が推し進めております文化財を生かしたまちづくり、萩まちじゅう博物館構想の理解がされたものと。また、萩温泉郷の浸透とか、宿泊施設の整備等。また、スポーツ、文化行事など各種大会の開催等が挙げられております。

 その中で、グリンツーといいますか、そのエコツーリズム等の関係でございますが、まず萩城城下町コース、そして萩浜崎商家町コース、そして萩笠山椿群生林コース、というコースが平成19年10月14日にエコウオーク100選2007という公認コース、全国第1号として認定されましたこの認定を記念いたしまして平成19年の10月14日、古地図で歩くエコウイークin萩を開催し、また、本年1月29日には、萩笠山椿群生林エコウオークを開催したところでございます。このように、エコウオーク、またあのグリーンツーリズム等々についていろいろなことをやっております。先日も、ニュースで出ましたとおり、むつみ中学校と大阪の桜宮中学校とが実施する農村交流等も行っておるところでございます。

 それから先ほど市長が回答したとおり、今年、明治維新140年を記念して、萩往還ワンデーウオーキングを今年の10月4日にまあ開催をしていきます。

 また、DCデスティネーションキャンペーン等の関係で、JRの方も9月にこのJRが独自として、この萩往還のウオーキング等も計画をしておるところでございます。

 それからあと、今が旬であります各地区のホタル祭り、またホタルツアー等々がこのツーリズム等の関係で中で実施されておるところでございます。

 それと議員の出身であります特にアクティビティパーク関係をちょっと申してみますと、まず、オートキャンプ場ではこの7月に、7月19日から20日、この2日間、一泊二日で、夏休みチャレンジキャンプというのを実施してまいります。それから10月中旬には収穫祭として、オカリナ音楽会というようなものも開催する予定でございます。それから、サーキットの開催では、サーキットの方では、7月にサマーフェステバルの前夜祭として、ママチャリレースを開催し、そして耐久レース等も開催しております。それから、バイクレースとかカートレース、それから、レンタルカートイベントとか、とにかくいろんなイベント等やっていく予定でございます。こうした地域での資源等々も利用したものも今、計画しておるところでございます。

 次に、福祉関係の関係が出てまいりましたので、その件についてちょっと申しますと、当市の文化財施設や町並みはまあ施設入館時の段差や萩城城下町や藍場川など、道路幅の狭小もありますが、これらもすべて観光資源でありまして、新規事業に着手する場合は、福祉も念頭に検討しております。

 例えば、まぁーるバスの低床化。また博物館入館の際のバリアフリー。それから遊覧船乗降整理に伴うスロープ化。道路改良に伴う歩行者道路の拡幅。点字観光パンフレットの作成等々、関係各課と連携しておるところでございます。

 また、宿泊施設においては、車椅子が対応できるスロープ等々に取り組んでおる旅館、ホテルもございます。しかしながら、まだトイレとか風呂といった、そういった設備投資が必要となっておりますので、こういったものについては関係旅館等々と再度話をしていきたいと。旅館の方にもそういった設備投資をしていただけるよう働きかけていきたいと、そのように考えております。

 それから、情報収集等々、また調査、研究等々でございますが、これらにつきましては、日常的に公開文化財施設におきまして観光アンケートを設置いたしまして、観光調査を実施しております。また、山口大学経済学部と連携いたしまして、ICカードを利用した周遊調査を実施しており、これにより、観光客の動線、観光客がどのように動いているか、また、観光客の消費とか特産品等をどのようなものを買うのか、そういった調査をしております。これらが、もうじき具体的なデーターとして出てまいりますから、それらをまたもとにして関係団体といろいろと協議をしていきたいと、そのように考えておるところでございます。

 いずれにせよ、これからの観光も、各合併いたしまして、各地域に眠っている、また、活用されていない、そういった観光資源等々をいかにして発掘し、そしてそれらを十分に情報発信していくか。これが課題となっておりますので、これらの活用等を検討し、また、観光客への動線、また観光ルートづくり等々、そういったものについて情報発信をしていきたいと思います。

 それと、今年は、デスティネーションキャンペーンでございます。JR各社が約10億円の予算をもってこの山口県に送客をしていただけると。そしてまた、各旅行エージェントがいろいろと山口県、また萩を中心にいろんな商品を造成してくれておりますので、それらに対して、JRとの連携をいかにし、そして萩市での関係業界がおもてなしを充実させていくか、そういったところを十分に行っていきたいと。それと、観光協会も今年、会長が交代し、そして先般、ちょっと事務局会議をしたところでございますが、その中で、観光協会選択統合集中を中心にやっていきたいと。そしてさらには、観光協会、そして旅館、温泉旅館組合、さらには萩商工会議所、そして行政が一体となってこれら観光客誘致に向けた取り組みを強化していきたいと申しておりますので、私ども行政としても、積極的にそういった業界を支援できるように。また、いろいろと協議、検討してまいりたいと、そのように考えております。

 議員の方も議会の方も観光議員連盟もありますし、会長も一新し、新たな体制が整ったと聞いておりますので、ぜひ議会としても、この萩市の観光行政について絶大なる御協力をお願いしまして私の回答とします。どうもありがとうございます。





○議長(青木賢次君) 上下水道部長。

  〔上下水道部長 桑原榮治君登壇〕





◎上下水道部長(桑原榮治君) 下水道工事などで、その後にアスファルト復旧をしたところが沈下をしてわだちになっている。そしてこれは旭地域や旧町村において多く見られるという御指摘をいただきました。先ほど市長の答弁からも、萩市でもパッチワークが多いという御指摘をいただいたところであります。早速、旭、それから福栄、田万川地域に参りました。議員御指摘のとおり、下水道工事の後の舗装が少し下がって、水がたまっているところとが随所に見受けられます。下水道工事の場合ですね、工事の後にアスファルト復旧いたしますが、まず下層路盤をしっかり転圧をいたしまして、仮舗装いたします。で、地盤が落ち着いてから本舗装を行っているのが現状でございますけれども、県道、国道等ですね、大型車両が通るところはどうしてもわだちができたり沈下が否めないところが現状でございます。

 実状を申し上げますと、旭地域では、県道明木美東線の角力場付近、県道萩秋芳線の蔵屋方面と、森林組合からつつじ交差点の間、そして里道で発生をしております。

 田万川地域では、江崎地区の県道須佐湾高山尾浦線や、市道の一部、そして下田万地区の港湾道路でも見られました。

 また、福栄地域では、紫福地区の市道永田沖中山線などで沈下による水たまりを確認してまいりました。今までに旭地域の県道美東線の一部や、里道、田万川地域や福栄地域の県道の一部、市道の一部について舗装の補修を行ってきたところでございます。箇所数でいいますと、旭地域では17年度に14カ所。そして福栄地域では19年度に5カ所。20年度に既に3カ所行ってまいりました。萩地域では、17年度から19年度の間で6カ所の舗装を行ってまいりました。まあそのほかにもマンホール蓋周辺の不陸の調整とかいうのは随時行っております。今後は、道路管理者である萩土木建築事務所、そして萩水産事務所、それらにお願いをいたしますとともに、市役所の土木課とも、そして各総合事務所とも協議をいたしまして、できるだけ速やかに補修を行ってまいりたいと思っております。

 それから、上下水道部では直接関係ございませんが、道路の拡幅工事における未舗装部分があるという御指摘をいただいております。これもあの土木建築部とタイアップしてですね、まず現地の確認をして、それがどういう状況にあるか、ということを判断し、これもまあ財政の問題もありますから、すぐにとは申しません。申し上げられませんが、なるたけ予算の許す範囲で随時やっていきたいと思っております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 25番、守永議員。





◆25番(守永忠世君) ありがとうございました。あの、先に市道の整備についての方で、感想を述べさせていただきます。まあこの件について、質問の通告を行った後にですね、すぐに調査され、現状を把握されておられると聞いて、大変早い、いつもの早い対応に大変頭を下げる次第でございます。

 次は深々と頭を下げますので、下げることはいといませんので、早いうちの整備をよろしくお願いします。

 それと、観光の方に、地域観光のことについていきます。

 私がつい先ほど口を滑らせまして、観光のプロフェッショナルの方と言ったために、うっかり言ったために松原部長には大変御迷惑をおかけいたしました。また、市長も素直に引き下がられましたんで、まあお礼を言っていいものかどうか、私は大変困っておりますが。まああの、今回主として、地域の観光開発についてお尋ねをしておりますので、私の個人的な意見になりますが、少しお尋ねしたいと思います。

 観光振興を通じた地域の活性化を図るためにはですね、私はですね、各地域の多様な観光資源を磨き、また、発見創造して、適切な情報発信をするとともに、旅行社のニーズを踏まえ、関係者が見せ方、楽しませ方を工夫、改善していく必要があり、そのためには、地域が一体となった観光づくりが大切なことだと思います。国土交通省では、観光振興を通じた地域活性化を図るため、観光地域プロデューサー的人材、まあ希望者をですね、募集しております。より豊かな経験と、知識を有し、そして何より熱意を持って地域のために活動するプロデューサー的人材。地域の観光振興の牽引役となり、人材を育成するためにということであります。観光振興を通じた地域の活性化や、地域の特色を生かしたまちづくり事業としてのものであり、市内、あるいは地域での参加希望者を募られたらいかがでしょうか。このほかにも、地域の環境、景観を生かした地域主体の観光を考えるという、観光基礎講座を毎年開催している財団法人もあります。このことは既に御存じと思いますが、情報の一つとしてお知らせをしておきます。この1点について、お尋ねをいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 観光について、引き続きお尋ねをいただきました。観光、まあ地域プロデューサー、というこの、要するにその地域におきまして、中核となり、このいろんな意味での振興、観光振興の牽引役となるという、まあそういうふうな今、御説明でありました。

 実はあの、旧萩のベースで非常に恐縮でありますが、しーまーとに中澤さんという人がいますが、これはしーまーとのまさにこのいろんなこの海の幸、これをどうやったら売れるか。これはまさにこの今の瀬つきあじや、いろんな形のものを、ある意味では大変発信していただいた人でありますが、たった一人の人物でありますから、まあそういったものがまさに今、この萩の観光を含めたですね、食のプロデューサーのような形で、大変努力をいただいております。恐らくそういった方が、各地域、地域にですね、この生まれてくれば、一番実はそういった意味で、新しいこの観光のあり方の創出をやっていただけるのではないかと思います。

 地域、地域の問題例えば、この旭地域におきましても、いろんな新しいこの分野がございます。今、観光部長の方から話がありましたように、このアクティビティパークも使い方によってはいろんなイベントもできるわけでありますし。まして、川上の長門峡は、秋のシーズンにですね、黙っていても人が集まる。しかし、もう少し工夫をすればですね、今、この駐車場の整備をやりますけれども、新しいまた道路の整備も今やっておりますが、いろんな工夫をしていけば、かなり進んでいく。むつみの例えば、昆虫館。これは子供たちが集まってくるわけですね。あのひまわり畑を含めて、あの周辺のこのひなびた観光。そしてまた、例えば、たまがわ道の駅を初めといたしまして、あの平山台のいろんな果樹園。これも生かし方があるんじゃないかというふうなこと。そしてまた、須佐にはまだ未開拓の須佐湾という大変、高島北海が売り出した青海島と長門峡といま一つは須佐湾だったんでありますが、どういうわけか須佐湾だけが売れ残ったんでありますね。まあそういった意味ではまだまだ可能性はある。まあ高山もそうでありますし、ずっとこのいろいろ福栄のハピネス。あるいは福栄の隠れキリシタンの里とか、そのそれぞれの地域には、いろんなものが実は残っております。また生かされているわけでありますから、そういったものも、地域観光という形で、何かこう有機的に結びつけることができないか。まあそういった意味での、地域プロデューサーということを今、御提言をされたんだと思いますが、しっかりまた、そういった、この地域、地域の特性特色あるいは名産物、こういったものを生かしながら、観光と結びつけていきたい、まあそういったことを考えていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 25番、守永議員。





◆25番(守永忠世君) あのかなりの時間あると思います。3回目やらせていただくことに、大変感謝いたします。

 あの最後にですね、萩地区及び萩地域の現状についてお尋ね、あるいは提案をいたして終わりたいと思います。

 観光事業について昭和41年から平成15年までの萩市の観光客の増員数について統計がでております。昭和41年には約70万人。昭和50年には225万人と最高観光客数を示しており、この年には山陽新幹線が博多まで開通した年でもあります。以後、萩の観光客は昭和57年まで下がり続け、昭和58年には約180万人となり、さらに下降を続けましたが、平成3年山口県が大型観光キャンペーンを行ったことで、やや回復し170万人から180万人に達しましたが、以降下降して、平成15年には観光客が143万人となりました。宿泊者数においても昭和59年には91万人来萩観光客数に対する宿泊率が52%となり、以降、平成15年には48万人、宿泊率33%と激減しております。

 また、修学旅行生については、昭和60年には32万人となり、平成15年には2万人と減少の一途をたどってきております。萩地域については、萩市の行政、観光協会、各種関係団体、市民の皆様の努力のかいあって、平成18年には年間来萩観光客数は上昇の兆しをみせており、宿泊数も最近における平成15年度の宿泊数に迫る勢いを取り戻しつつあります。最近の観光客数についての、統計資料があれば、少し詳しくお知らせいただければ、市民の皆さんも、より関心をお持ちになり、いっそうの御協力を願えることとなるのではと確信いたします。

 各地域においても、観光の目玉になる設備活用、イベントなどに努めてきており、若干の上昇傾向を見せてきております。しかしながら、観光的なイベントを通じて、住民が楽しみを見出し、一時的な関心を招くことはありますが、一部に限られた、物産等の販売を除き、ほとんどの住民は観光から経済効果を得る場がないものと考えられます。もちろん、経済効果だけが観光の果す役割ではありませんが、まちの活性化を考えたとき、まち全体が潤いを感じられ、住民みずからが楽しさを実感できなければ、観光の発展はないものと、私は思います。そのためには、多くの住民に、観光に関心を持ってもらうことが重要です。

 商工業者や経済団体とともに、協力し合えることを初め、これまでの観光で活用してきた自然景観、そしてまちを支えてきた農業、林業、漁業などの産業、さらには特産品やその加工技術など、様々な可能性を生かしていくことが急務であると思考しますこれらの資源も、新しい発想で、有効に活用し、萩市に住む人が積極的にかかわることによって、萩市ならではの特色ある観光資源が生まれるものと期待しております。重ねて申し上げますが、今ある資源や施設を大切に守り育て、新しい形で観光資源の利用等、産業振興を行っていかなければなりません。そのためには、地域との協働を推し進め、広い視点で福祉などと兼ね合わせた、観光を通じた住みよいまちづくりを進めていかなければならないものと感じております。

 現在、萩市の観光客数が増加してきている現状に、安心感を持つことなく、また、行政主導について、あれこれと言われておりますが、行政の皆さんの努力も計り知れないものがあり、今日を迎えているものと確信しております。どうか萩市発展のため、これからも安堵することなく、大いに頑張っていただきたいと思います。

 以上を持ちまして、私の一般質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 今、萩の観光のまあ歴史のような、観光客の推移まで含めていろいろお話をいただきました。

 いつもその萩の観光客の推移ということをお話なるときに、なからず、昭和50年のあの200万を越えた数字をおっしゃいますが、これはあくまでもですね、新幹線が博多まできたちょうどこのしまなみ海道が開通した、そして道後温泉がわっと沸いた。しかし翌年にはどんと下がった。あるいは瀬戸大橋のこの四国の状況。鳴門大橋のとき。これと同じなんですね。で、私どもは観光のこの関係者に対して、もうあの話から出発するのはやめようじゃないかと。あれから下がった下がったといって何かみずからをですね、おとしめることはないじゃないかと、こう言っているわけでありまして、まあこれはですね、どんなところでも必ずそうなんですね。あのときは実は、関東から萩に来ることは、この本当にこの夜間のですね特急乗って、朝、このあさかぜとかですね、いろんなものに乗って小郡について、それしかなかったんですね。YSが通りだしまして宇部空港に着くようになりました。初めて昭和47年に岡山にですね、新幹線が来たときに、新幹線を乗り継いで萩に来れるようになった。47年から50年。わっとふえたんですね。憧れの萩に行けるようになった。まあこれが実はこの200万を超えた、当時の観光なんですね。当時萩はまだ宿泊のこの施設がありません。あんまりありません。とにかく竹の子のようにですね、民宿やホテルがにわかづくりのがどんとできました。それが現在まで続いているわけであります。観光の受け入れ態勢、自分たちが実は観光で、例えば、湯布院や黒川の温泉が自分たちの努力で一生懸命積み上げてですね、観光地にしたというのとちょっと違うんですね。したがって、その間のいろんなごたごたがございましたが、今やこの市民の皆さんもですね、昔は私が市長になったころは、観光というと、あ、あれはホテルや旅館で稼ぐ連中の話だ。おれたち関係ないと。まあ騒音とうるさいだけだ。こういう話でありました。今、市民のみなさんに聞かれると、たずねてきた人たちにしっかり喜んで帰ってもらう。我々のまちの誇りをしっかり理解してほしいと、こういうふうなせりふが返ってくるようになりました。まあこれは大きな変化であります。そして、例えば、この博物館に行かれたときに、博物館に100人を超えるNPOまちじゅう博物館のボランティアの皆さんに。これは有償ボランティアの人が大部分でありますが、そういった方々が、その萩を訪れる方々に対して、温かく迎えていただいていますし、直接観光客をガイドいただきます。NPO観光ガイド。まあこういった方々もですね、今すごい相当数の方々に今努力をいただいています。あるいは、遊覧船のあの船頭さんたち。初めのころは、はよ乗らんかい。とこう言われましたが、今はどうぞどうぞ、とこうですね、随分かわりました。もうおもてなしの心といいますか、やっとそういったことで、努力をいただきまして、お客さんが喜ばれれば、2曲や3曲歌を歌われるようになりました。本当に、みずからも楽しみながら、この自分のまちの誇りをですね、一生懸命語ろうとしていらっしゃるわけでありまして、まあそういうふうなことが本当に観光地といいますと何か歓楽街があって、何かこの旅の恥のかき捨てのようなというところも、全国の観光地にはございますが、萩は決してそういった観光地にはしたくない。ぜひ、この萩のまちのまあいろいろな伝統、文化、こういった誇りをしっかり語っていくようなまちにしたい。こういうふうに思いますので、ぜひ、よろしくお願いをしたいと思います。

 今、このお話がありました。いろんな形でこの行政主導とかいろんな話もございましたけども、今、この民間の皆さんも、そして市民の皆さんも協働してこの本当に、訪れてよし、住んでよし、まあこういったことを合言葉にですね、この訪れた方々にしっかりこの萩のまちのよさをわかっていただくように。そしてこれは、旧萩だけではなくて、このむつみの先ほど話がありましたように、この大阪の中学校の皆さんがずっともう今年で11回目であります。10年連続して来ていただいています。これもむつみの地区のみなさんの大変な努力なんですね。しかし宿泊は萩で。こういったことが続いてるということは、まさに一つのいい例だと思いますが、いろんな形で努力をいただいている。こういうようなことで、この観光のあり方もいろんなこの形があるということを知りながら、しかし観光立市ということでありますから、経済的にもそこからまた潤いが出てくる、こういうことを目指しながら頑張っていきたいと思います。

 議員におかれましてもよろしく御協力をお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 守永議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。





○議長(青木賢次君) これをもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。最終日は6月18日の午後2時から会議を開きますので、それぞれの委員会におかれましては、付託いたしました議案の審査が終了いたしますよう御協力お願いをいたします。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 4時07分散会

────────────────────

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成20年6月10日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  大 村 赳 夫



       議 員  横 山 賢 治