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山口県 萩市

平成19年12月定例会 12月03日−03号




平成19年12月定例会 − 12月03日−03号







平成19年12月定例会



                平成19年12月



            萩市議会定例会会議録(第3号)



                議事日程第3号



         平成19年12月3日(月曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  尾 木 武 夫 君

       4番  長 岡 肇太郎 君

       5番  松 尾 義 人 君

       6番  井 関   稔 君

       7番  江 原 任 子 君

       8番  近 江 郁 宣 君

       9番  木 村 靖 枝 君

      10番  小 茅   稔 君

      11番  小 林 正 史 君

      12番  斉 藤 眞 治 君

      13番  左 野 忠 良 君

      14番  柴 田 保 央 君

      15番  杉 山 浩 司 君

      16番  世 良 眞名夫 君

      17番  田 中   良 君

      18番  坪 井   豊 君

      19番  中 村 洋 一 君

      20番  西 島 孝 一 君

      21番  西 元   勇 君

      22番  平 田 啓 一 君

      23番  藤 田 克 弘 君

      24番  丸 田 勘 次 君

      25番  宮 内 欣 二 君

      26番  守 永 忠 世 君

      27番  諸 岡 皓 二 君

      28番  横 山 賢 治 君

      29番  横 山 秀 二 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 市民部長      伊 藤 富 之 君

 保健福祉部長    米 倉   稔 君

 市民病院事務部長  中 田 祐 広 君

 農林部長      白 神   崇 君

 水産部長      谷 本 隆 良 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 建設部長      三 原 正 光 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育次長      田 邊   信 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     迫 村 高 志 君

 保健福祉部次長   藤 田   擴 君

 総務課長      中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 次長        藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、14番、柴田議員、28番、横山賢治議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 一般質問は、16名の議員より通告があり、発言の順序は抽選により既に決定いたしております。

 通告の内容を見ますと重複した質問項目もありますので、できるだけ内容を整理していただきたいと思います。

 質問者におかれましては、関連質問や要望等の事項は避け、通告の項目に従って、答弁を含め60分以内という申し合わせを遵守されますようお願いいたします。

 また、答弁される参与の方々に申し上げますが、質問の要旨を十分把握され、簡潔かつ明確な答弁に努められますことを望みます。

 それでは、順次質問を行います。質問順位1番、藤田議員。23番、藤田議員。

  〔23番 藤田克弘君登壇〕





◆23番(藤田克弘君) おはようございます。今定例会は、最近には珍しく16名の方が登壇されるということで、まず先陣を切って質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

 最初に、大井浦地区漁業集落環境整備事業についてお尋ねいたします。

 この事業は、平成18年度から27年度までの期間内で、大井浦、後地、貞平地区内の集落排水施設整備や、漁業集落道整備、防災安全施設整備等と、市場、庄屋、円光寺、馬場、それと門前の一部の地区内の集落排水施設整備を行い、大井の漁村、農村集落を一体とする生活環境を改善しようとするものであります。

 下水道整備面積は53.9ヘクタール。総事業費18億円。処理方法も川や海の環境に配慮して、塩素を使用しないで紫外線滅菌法で行う計画とお聞きしているところであります。

 平成18年度は、地区全体の測量及び調査と開削工法部分の管路施設3路線の集落道及び防火水槽の詳細設計がなされ、19年度においては処理場用地購入並びに処理場用地購入に伴う物件移転補償が予算化されているところです。

 また平成20年度には、推進工法部分の管路施設の詳細設計業務と、3路線中の一部の集落道用地購入、平成21年度には3路線中の残りの部分の集落道用地購入、管路施設、集落道及び防火水槽の工事着手が計画されております。

 ところで、合併後の萩市の財政は非常に厳しい状況にあり、また平成20年度決算から適用される財政健全化法をにらんで、来年度以降、健全で安定的な財政運営が求められることは必至であり、諸事業の展開に影響が及ぶことが懸念されているところです。

 しかし、下水道の整備等の事業については、優先的に推し進め、生活環境の改善を図っていくべきであろうと思っています。関係地区住民の一部から、事業が目に見えて進んでいないので、一体いつになったらできるのかといった声を耳にいたします。大井地区の急速な高齢化、また漁業従事者数の推移等をかんがみると、厳しい財政状況下にあることは重々承知いたしておりますが、いっときでも早い整備が望まれるところであります。

 重ねて申し上げますが、下水道の整備等、住民生活に密接にかかわるような事業については、優先して早急に整備促進されることを願うわけですが、市長の所見をお尋ねいたします。

 次に、市民病院の経営についてお尋ねします。

 以前、朝日新聞の時時刻刻という欄で、財政難や市町村合併で赤字病院を支えきれなくなる自治体がふえて、自治体病院が運営の主体を民間医療法人に移す民営化の動きがあるといった記事を読んだことがあります。民営化を模索する動きは全国に広がっており、中には横浜市のみなと赤十字病院のように、自治体が行政効率化のために、既存の民間病院に地域医療を任せる例もあるが、大半は財政悪化に苦しむ自治体が、廃院を避けるためやむなく踏み切るパターンで、人件費や医薬品、材料購入費の高さなど、役人経営に加え、地方交付税の削減、医師不足などが経営悪化に拍車をかけている云々とありました。

 さて、萩市の病院経営の状況について、平成18年度病院事業会計決算で見てみますと、入院患者数につきましては、延べ3万2,288人。また、外来患者数につきましては、延べ6万3,191人で、前年に比べて入院患者数は1,759人減少。外来患者数は780人ふえて、この結果、収益的収支は、事業収益21億6,679万1,762円に対して、事業費用22億316万8,513円となり、差し引き純損失は3,637万6,751円となっております。

 事業収益のうち、一般会計からの繰入金は3億8,545万1,317円であります。一方、資本的収支は、収入1億4,751万6,163円に対し、支出は2億751万6,991円で、差し引き6,000万828円の不足を生じましたが、これは損益勘定留保資金で補てん。資本的収支のうち、一般会計からの繰入金は、1億786万6,163円であります。

 また、参考までに平成18年度国民健康保険事業(直診勘定)特別会計の一般会計からの繰入金は、6,536万2,230円であります。

 このように、一般会計からかなりの額を繰り入れても、平成18年度も、さっき申し上げましたとおり、純損失3,637万6,751円を計上し、翌年度繰越欠損金は9億5,294万8,520円とふえてきております。ちなみに病院基金は、平成18年度末残高9億1,041万5,000円となっております。平成18年度決算における経営指標に係る主なものを申し上げますと、経常収支比率は98.3、医業収支比率89.2、職員給与費比率56.8、材料費比率21.7、病床利用率は72.8となっております。

 市民病院は、平成12年4月に今の場所に移り、診療科目もふえ、また平成16年度には市民からの要望もあって小児科を設置いたしましたが、結核病床とともに、不採算の原因となっており、一般会計の負担金は平成12年度の2億円台を除いて、4億円から6億円で推移してきています。一般会計からの多額の繰り入れにもかかわらず、ここのところ、毎年純損失を計上しているという状況にあり、特に平成16年度は、小児病棟の建設等もあって、3億6,709万3,914円の純損失を出しています。

 当初、18億円余の基金でもって、5年間の期間内で収益の改善を図り、病院経営を軌道に乗せる計画であったと思います。平成14、15、16年度に合わせて、9億500万円の基金の取り崩しを行っていますが、18年度末において、先ほども申し上げましたとおり、9億5,294万8,520円の繰越欠損金が出ており、仮に病院基金をすべて取り崩して繰り入れていたとしても、4,200万円余の繰越欠損金が生じているということになります。

 したがって、これまでに収益の改善が図られ、病院経営が軌道に乗ってきているとは到底思えませんし、政府が推し進めている医療費削減政策によって診療報酬が引き下げられ、診療報酬の低下は、病院経営のさらなる悪化を招くことにもなりかねません。平成19年度の予算ベースにおいても、一般財源での措置額が、交付税措置額を含めて4億5,699万1,000円見込まれており、今のような状況が今後も続くようであればゆゆしきことで、一般会計への影響も懸念されているところです。

 そこで、市民病院の経営状況について、現状をどのように分析されているのか、問題点はどこにあるのかお尋ねいたします。

 また、今後の病院経営の見通し、あり方について、どのようにお考えなのか、市長の所見をお聞かせ願います。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 12月定例の第1回目の質問、藤田議員から2問、お尋ねをいただきました。

 病院の問題は、萩市の今財政運営にとりまして、非常に大きなウエートのある話であります。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 最初の公共下水、今大井地区では漁業集落の排水事業という形で行っておりますけれども、この事業の整備について、これを急いでほしい、この大井地区の皆さんの声だ、こういうお話であります。

 実はもう議員御承知のとおり、今萩市内におきましては、萩市政始まって以来の実は下水道あるいは上水道、雨水の関係含めてですね、これだけの事業をやったことはないんであります。とにかく今議員御指摘のとおり、これはまさに生活に密接に関係する、何とか急ぎたいという担当者の気持ちと、そして一方で、合併後の財政状況、そういったものを加味しながらですね、少し全体を調整をしないと、これは大変なことになる。こういったことで、実は当初計画を立てておりましたものを、若干後ろ倒しにしておりますので、当初説明されたようなときには、もう少し早かったんじゃないかと、こういうふうな地元の声もたくさんあります。まさにそういうふうな中で、今やりくりをしながら、工事担当する者もですね、そういったもう少し早くならないかという地元の声も耳にしながら、一生懸命今頑張っているところであります。

 今、公共下水について言いますと、汚水、要するに公共下水の中の雨水・汚水というそういう区分の中で、汚水の部分について言いますれば、この川内地区がまだ実は終わっておりません。これは実は262のバイパスができることによって、初めて交通を遮断することができる。それで橋本、御許町筋で工事が今進もうとしているわけであります。これもまだ残っている。そしてまた山田地区は、今始まっているわけであります。椿東地区は膨大な面積をやっております。残っております椿の北地区あるいは浄化センターの増設工、こういったものは実はもうちょっと後ろ倒しをしております。

 そして雨水関係は、今椿東地区のポンプ場を設置いたしましたが、この雨水の関係も、ポンプ場に流れ込む流水、このあたりの水路をですね、今拡大をしております。こういったことも今同時に並行しております。堀内のポンプ場もやらなくちゃいけないんですが、これはちょっと今後ろ倒しにしておるわけであります。

 そしてかつ漁業集落の排水事業は、大井浦地区を始めましたが、三見地区がまだ終わってないわけでありまして、これを同時に並行しております。そしてまた、農業集落の排水については、この椿南地区を今始めようとしてるわけであります。こういうようなことから言いますと、大変な実はボリュームになります。あとまだ、大井の本郷地区や、山田の殿河内、こういったところも残っているわけであります。

 加えて上水についてはですね、まさに大井の本郷を中心にいたしました簡易水道。これやっと完成いたしました。これも相当実は資金も時間もかかりました。そしてまだ木間地区はですね、上水を今からやるわけでありますから、そういった中で、大井の浦地区の皆さんのお気持ちも十分わかります。できるだけやりくりをして。ただしもしここで財政運営を失敗をすれば、まさにこういったものがすべてできなくなるわけでありますから、慎重の上にも慎重を期したい。しかし、一応ちゃんとスタートしておりますから、若干の遅延はあっても、これは完全にでき上がるまで努力はしていきます。

 特に大井地区におかれましては、排水路のあたりからつまずきがございまして、なかなか出口についての合意形成、大変苦労しました。これは藤田議員にも大変御努力をいただきまして、何とかまとめ上げていただきましたが、そういったようなことも含めて皆さんもですね、何とか一緒になってやろうという機運が生まれてきたと思います。そういった気持ちもぜひですね、今後とも大切にしていただきまして。

 あわせまして実は、排水関係のみならず、大井浦地区のいろんな道路状況、こういったものもあわせて整備しようじゃないか。漁業集落の環境整備事業ということで、なかなか消防車や救急車が入り得ないような、そういった状況のところもありますけれども、そういったところに集落道を3路線を入れる。そしてまた、火事に備えて防火水槽もですね、3基入れる。こういったことも今計画をしているところでございます。それぞれ相当の費用がかかります。この環境整備だけでも2億円。そして集落の排水事業で約17億6,000万円。合わせまして約20億近い費用がかかっていきます。このあたりを今から何とかですねやりくりをしながら、しかしできるだけ早期に整備を図れるよう頑張っていきたいと思いますので、ぜひいろんな意味での御協力をよろしくお願いをしたいと思います。今提示をしております計画が、少しでもそのとおりになりますようにやっていきたいと思っているところであります。

 かなり今言いました事業のほかに、いろんな意味で同時進行してる多くのプロジェクトもございますので、そういったものの様子を見ながら、しかし議員御指摘のように、これは生活関連施設でありますので、そういった意味で努力を重ねていきたいと思います。よろしく御協力をお願いしたいと思います。

 2番目の市民病院の経営であります。運営でありますが、これについて現状はどうか、将来展望はどうか、こういった点であります。

 実は全国で今、多くの自治体が自治体病院の関係で、大変財政運営に苦慮されているところであります。私どもも言うなれば、当初計画していたものに比べますと、随分状況が変わってきております。そういった話を今御説明申し上げたいと思いますが、実はその経済財政改革の基本方針2007、いわゆる骨太の方針2007と言われておりますが、この中に実は公立病院改革というものが掲げられてまして、総務省がですね、平成19年内に各自治体に対しましてガイドラインを示しまして、経営指標に関します数値目標を設定した改革プランを策定するように促す、とこういうふうに言われています。まさにそれぞれの自治体に対しまして、そういうふうなガイドラインを示される。そして私どもはそれに対して、それ相応の対応をしていかなければならないわけであります。

 ガイドラインの中に、今おっしゃいました指標、経営効率化に係る目標数値例が記載されております。それで大体の平均値と比較して、説明をさせていただきますと、今おっしゃった経常収支比率が、実は萩市民病院においては98.3%だ。この経常収支比率はですね、実は財政の、私ども自治体の経常収支比率と逆でございまして、この係数の意味するところは分母に経常費用があって、分子に経常収益がありますので、これ100を超えるといいわけですね。98.っていうのはちょっと足らないんでありますが、同規模の大体自治体病院によりますと、92.7%が平均でありますので、まあそれよりも相当いい水準をいってる。こういうふうにも言えるわけであります。

 医業収支比率っていうのがございまして、これも医業費用を分母にいたしまして、医業収益を分子にする。100%を超えるのが理想でありますけれども、これが89.2%。同規模のものが大体87%でありますから、それも若干でありますけれど上回っております。

 職員給与対医業収益比率、50%以内が望ましいというふうにされておりますが、萩の場合は56.8。大体同規模の全国水準が61.1。これもある意味では相当努力のあとがあるわけであります。材料費対医業収益の比率、こういったものも、そういった医薬品や診療素材、こういったものが原価は低いほどいいわけでありますけれど、21.7が萩でありますが、大体同規模のものが23.9。少しそういった全国水準から上回っている。

 結核病床除きました、病床の利用率でありますけれども、これは83.7。全国の同規模の標準が大体71%でありますからかなり利用率は高い、こういうようなことであります。

 したがって、全国の自治体病院の同規模のものに比べますと、かなり実は努力をされている。病院経営についてはですね、大変、院長を初め努力をいただいているわけであります。

 そういった意味では、今、赤字の話をされました。実は自治体病院というのは、そもそも基本的には交付税措置がとられる、交付税によって裏打ちをされてる財源、補てんもございますけれども、基本的には自治体病院の使命というのは、民間病院が手をつけることができないような、そういったところにいろいろ手当をしていく、こういうことでありますから、この収益性を伴わないようなもの、こういったものについてもかなり広く自治体病院としてやってきてるわけであります。

 そういった意味でですね、地方財政計画におきまして、自治体が病院に対して、一般会計から繰り出すことができるっていいますか、経費っていうのは一つの限定をしたですね、ちゃんとルールをつくっているわけです。地方財政計画に基づき一般会計が負担すべき経費っていうんで、1号該当経費と2号該当経費がございます。

 1号該当経費は、本来その性質上、経営に伴う収入をもって充てることが適当でない経費、これは病院の建設関係でして、この2分の1程度はですね、これは自治体が負担すべきだと。これは当然もうでき上がっています。

 それからもう一つは、へき地医療の確保に要する費用。これも本来収益をもってですね、100%できるような内容のものではありません。そういったものは、一般会計からの繰り入れと、こういったことをいってるわけであります。

 2号該当っていうのは、その事業の性質上、効率的な経営を行ってもなおその経営に伴う収入のみをもって充てることが、客観的に困難なもの。小児医療、リハ医療、あるいは救急関係の事業、こういうことであります。

 まさに萩市民病院は、いろんな意味で1号該当経費、2号該当経費、そういうものを持っているわけであります。こういったもの以外は、実は今繰り入れておりません。今、世の中で問題になっている、県内におきましても、個別の名前を言って恐縮でありますが、山陽市民病院、こういったところは赤字補てんをしてるんですね。今、議員が御指摘ございましたのは、通常の公営企業として出てきます欠損金でありまして、今世の中で問題になっておりますのは、マネーフロー上ですね、やりくりできなかった赤字補てん、こういったものが問題になってるわけであります。

 萩の場合は、もちろん先ほど申しましたように、9億円の基金を積み上げております。そして先ほどの企業会計上の赤字としては残っておりますが、マネーフロー上の赤字っていうものはございません。そういった意味ですね。そういったことから言いますれば、まだまだ余力はあるんでありますけれども。

 しかし、議員が御指摘ございましたように、今後を見ていった場合に、私どももちゃんとですね、公営企業として成り立つようにということで計画を立ててまいりました。立てたんだけれども予想外のことが起こりました。一つは、診療報酬の変更であります。まさに14年度に2.7%。16年度に1.0%。18年度に3.16%。3回の改定で、この診療関係ですね、報酬が改訂によりまして、医業収益が約6.86%減ったんであります。これは自治体病院としての萩市民病院が減っただけではなくて、市内病院同じように、大変なダメージを受けておるわけであります。これだけでも、平成18年度で計算いたしますと、1億3,000万円の相当する減収になっている。こういった予想外のことが当初の計画外に起こったということと。

 いま一つは小児病床であります。萩の病院から小児科医が撤退という事態を起こしました。私どもは再度、市民の皆さんから強い要請がございました。山口大学に再三足を運びましてお願いをいたしました。そのときに条件は、公的病院がしかるべき施設を用意して、しっかり小児科医を処遇するという約束ができるならばそれを派遣しましょう。今二人の医師をですね派遣をいただいておるところは、非常に数少ないわけであります。県内でも本当にわずかなところであります。それをそういう形でそのときの条件が小児病床をつくるということですから、それについて病床を用意いたしました。これも大変な支出でございました。

 こういったものが実はありましたものですから、当初の5か年経過後には、さっき御指摘ございました、公営事業上の欠損がほぼなくなっていくという見通しをしておったんですが、その二つの理由でまだ欠損が続いているというのが現状でございます。何としてでもこれは、そういった意味でですね、これから努力をしていかなければいけないわけであります。

 いろんな意味で病院がおかれている経営環境というのは、大変厳しいものがございまして、恐らく今後、全国の自治体病院、そしてまた民間病院についても同じでございますが、かなり経営状況は悪くなっていくんではないか。こういうふうに言われてれところであります。

 私どもは先ほどお話がありました、公立病院改革ガイドライン、こういった中で、経営の効率化、再編ネットワーク化、経営形態の見直し、こういったことが言われているわけですけれども、こういった中で、どのように今から萩市民病院位置づけていくかということの、大きな課題を持っているわけであります。

 しかし一方で、御承知のとおり医師の引き上げがまだ続いております。恐らく当一般質問でも、ほかの議員の方から引き上げのことについてお尋ねがあろうかと思いますが、現に神経内科の医師が引き上げられました。萩市におきまして、今民間病院におきます脳外科の数、そして神経内科の方の引き上げ、こういったことから言いますと、脳神関係の手当っていうのが、実は非常に難しくなってるということであります。今後も同じような形で、また他の診療科目の医師も引き上げられる、こういったことになれば、萩医療圏としては大変難しい状況になってくるわけであります。何とか医療圏として、ここで二次医療は完結ができるように、こういうふうな思いでありますけれど、そういったことで民間病院の皆さんともども、手を携えながらしっかりした病院経営をやっていきたいと、こういう思いであります。

 なかなか現時点では、今後医療報酬の関係とか、そのもろもろの医療を取り巻く環境がどう変わっていくかっていうのは、予断を許さないところがございます。私ども計画したときには、今申しました2点は、全くなかったわけですから、そういった意味では新たな要因として、そういったものが負担として加わってきた。こういうようなことでありますので、できる限りその努力をしていきたいと思います。

 実は20年4月に新たにスタートいたします、山口県の保健医療計画、こういったこととも関係がございます。そういった中で、県とも議論もしていきたいと思いますが、今結核病床については、これを廃止をしていきたい。こういったことで今、事実上運用はとまっている状況にございます。こういったことも収支関係については、大変大きな負担になっております。本来やはりこういったものは、県や国の医療で見ていただくべきものであろうと、こういうふうな思いでありますので、いろんな御議論はありますけれども、努力をしていきたいと思うわけであります。

 議員御指摘のように、今回、財政健全化法っていうのができまして、そしてこういった公営企業の債務等も含めたところで、いろいろ議論が行われるわけでありますが、しかし先ほど申しましたように、今の状況でありますと、病院経営が全体の健全化についての、大きな足を引っ張るようなことはございませんが、ちょっと油断をしますと、今後は自治体大変困っていらっしゃるところと同じような事態も起きかねません。そういった観点で、しっかり運営に努力をしていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 23番、藤田議員。





◆23番(藤田克弘君) まずあの、漁業集落の方の整備のことでありますが、市長がおっしゃっておることよくわかるところであります。特に大井地区におきましては、本郷、坂本を中心とした、例の簡易水道の方の整備、急いでやっていただきまして、このことについては非常に喜んでおるところであります。さらに下水道の方ということで、地区全体のバランスからいえば、なかなか言いづらいところではあるんですけれども、上水道は上水道、下水道は下水道というところでですね、ぜひこのことについても推し進めていただきたいというふうに思います。

 先ほども申し上げましたとおり、やはりあの、お年をとった方がいらっしゃいます。でも、10年、それ以上ということになりますと、なかなかそこのところは難しいという状況にもなってまいりますんで、そういったことを考えれば、できるだけ早くやっていただきたいなというのが正直なところであります。いろんな事業があります。その事業の中には、ちょっとおくれてもいいんじゃないか、まあ具体的に申し上げるといろいろ差しさわりがありますので申し上げませんが、そういったところもですね、ちょっと考えていただいて、こういったものにはできるだけおくれのないようにやっていただきたいということで、今回この質問をさせていただきましたので、その辺のところをよろしく御配意の方お願いいたしたいと思います。

 それと市民病院のことでありますが、おっしゃるとおり、数字的な面から見ればまだ萩の場合は赤信号がともっているというわけではないと思っております。目標数値の方も、市長さん先ほどおっしゃいました。ただこれについては、全国平均という公表の数値でありますので、この数値、私が見る限りでは、赤字って言いますか、マイナスのところの病院をいくら足して平均しても、マイナスが出るのは当たり前であってですね、それだからマイナスが出てもいい、そのようには思っていらっしゃらないとは思いますけれども、そういった数字ということで見ていただいてですね、さらなる努力をしていただきたいということであります。

 今のガイドラインにつきましても、10月の29日、もうごらんになって検討はされているとは思いますけれども、これは結局はその地域において提供される必要な医療のうち、採算性の面から、民間医療機関による提供が困難な医療を提供することにあるということから、公立病院ですね、経費の一部について一般会計等において負担するものとされておりますけれども、一般会計から繰り入れられた後には、経常黒字が求められ、現状のように毎年繰越欠損がふえているという状況であるのでですね、その辺のところの改善が必要ではないかということであります。

 数字的にはいろいろ申し上げませんですが、特にこのガイドラインの主なところは、先ほど市長さんがおっしゃいましたように、当該病院が果たすべき役割及び一般会計負担の考え方、あるいは経営の効率化、それから再編ネットワーク化、あるいは経営形態の見直し、こういったものを考えてやって下さいよということでですね、細かいことについては省略いたしますけれども。いかにして経営の効率化を図って持続可能な病院経営を行っていくことが必要かということであろうと思いますが、経営の改善を図るには端的に言って、いかに収益を上げて、いかに支出を抑制するかということに尽きるわけでありまして。そこで収益を上げる方法としては、病床の利用率、あるいは病床の回転率、外来患者数の増加等、これを図ることが求められましょうし、支出を抑制するということについては、人件費の削減、あるいは材料費の削減、これを図る必要があるわけです。

 ただ、人件費の削減につきましては、今の市民病院の経営形態においてはですね、なかなか難しい一般会計との兼ね合いがありますので、なかなか難しいということでありますけれども、そうしますと人件費の見直しをするためには、経営形態の見直し、これを視野に入れて検討しなければいけないということになるわけですけれども。経営をどのようにすれば今の状況が改善されるかということになるわけですけれども、このことについて具体的にお考えがあれば、またお示ししていただきたいというふうに思います。

 また、改革プランの策定について、かなり細かい数字が例としていろいろ挙げてあるわけですけれども、数字を上げるようになっておりまして、そのことにつきましてもどのような感想といいますか、所見をお持ちかですね、お聞かせいただけたらというふうに思います。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 大井の漁業集落の排水事業について、地元の皆さんの声として、とにかく早いうちにというお気持ち、これはもう十分わかり過ぎるほどわかっています。何としても今、市内で展開しておりますあれだけの事業、これをやりくりをしながら、それぞれの地区の皆さんの声も聞きながら、そして途中で事業全体がおかしくなることがないように、最大限努力をしてまいりたいと思います。

 それから病院経営の話であります。確かに今、赤信号がともっているわけではないが、これは間違いなく赤字であるわけでありますから、今いろんな観点から、議員御指摘のとおりであります。そのとおりで、具体的にじゃあ今からどうやっていくのかってところにすべて尽きるわけであります。

 今私ども、例えば看護師さんの体制っていうのは、7対1看護っていうですね、県内におきましても、恐らくほんのわずかしかありません。それを実は萩市民病院がとっています。これはどういうことかと言いますと、7対1看護体制をとりますと、そこで診療報酬が上がるんですね。だからこれは、人件費を減らすより、むしろ人件費が実はふえていくんでありますから、人件費がふえる以上に診療報酬がふえていくという、むしろポジティブな発想で、そういった仕組みといいますか体制もとりつつあるわけであります。

 しかし一方で、なかなか看護師さんの確保が難しい。こういう状況にもございます。このいろんな意味で、この医師の数も減らさないようにしたい。医師の数をふやす。ふやすのはどうしてかというと、ふやすことによって、外来患者がふえていくというですね。今どちらかというと、各自治体病院、あるいは民間病院もそうでありますが、医師が少なくなる、患者が減ってくる、収益が悪化をする、そういう一つの悪循環を来すところがふえてきております。むしろそういうふうな積極的な経営も視野に入れながら、しかしそうは言っても無駄な経費は極力落としていく。こういうふうな発想をしているところでございます。

 今、一番大きな問題は、やはり持続可能な自治体病院。途中でぽしゃってしまってはどうしようもないわけでありますから、持続可能な、そしてまたやはり市民の皆さんから信頼を受ける、信頼される自治体病院、そういった形で運営をしていくことだろうと思います。

 抽象的で非常に恐縮でありますが、おっしゃったように、回転率とか、外来の関係とか、病床の利用率とか、いろんなものがあります。一つずつを今精査をしまして、中で検討委員会もつくっているところであります。いろんな工夫をしていけば、一つ一つやっていけば、この環境はかなり厳しいものがございますけれども、今の病院スタッフはある意味では、県内でも恵まれた人材がそろっておりますので、そういった意味では今からの努力いかんによっては、十分対応可能であろう。

 ただ、平成12年に開院いたしまして、ちょうど9年になりました。この間にいろんなこと起こりましたので、そういったことについて、予見ができなかったということは確かにあります。

 一方で電子カルテ方式、これは県内でもちろん初めて導入しておりますし、いろんな意味では新機軸もかなり行ってきておるところでございます。

 そういう中で、今議員御指摘のように、今後どのような形で、ちゃんとした効率的な経営ができるかどうか、大きな課題として今取り組んでいるところでございます。よろしくお願いしたいと思います。





○議長(青木賢次君) 藤田議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午前10時41分休憩

────────────────────

     午前10時53分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位2番、近江議員。8番、近江議員。

  〔8番 近江郁宣君登壇〕





◆8番(近江郁宣君) 残すとこも今年あとわずかになりましたが、今年最後の一般質問を、何だか気がせわしいときでありますが、一生懸命で頑張りたいと思います。

 執行部におかれましては、明快なる答弁を簡単に大きな声でよろしくお願いします。

 まず順序に従ってまいりますが、この道路問題でございますが、これは考えてみれば再三再四、ついなることを言うと思われる方が多いと思います。しかしこの道路問題は言わんとできない。言わなかったらなおさらできない。まあ大体これが昔からの道路だと思っております。

 まず、この第一道路問題に上がりますのは、一番大事な大井地区、191号線から萩篠生線の福栄の福井の吉田に抜ける道路でございますが、これは今皆様が努力されて、着々と萩東道路も進んではおりますが、この問題を待つのでは余りにも気の長い話でありまして、これは合併と同時に、合併しなくてもあの大井地区全体にぜひ必要な道路でしたから、今は大井地区だけじゃなし、今は大井阿武郡に皆必要な道路であります。これも、いつ事故が起きるか、いつ火災が起きるか、いつ台風が来るか、予想も立たない、本当に地域の救急的な道路として、絶対に必要な道路でありますので、まあ前から申しておりますが、この合併特例でとにかく取り組む。

 萩にも、県議の先生が二人いらっしゃいますから、ぜひ力を合わせてやっていただきたいと言うて、前のときも申しましたが、これはもう、市と私たちと県とが皆一緒になってでも進めにゃならん。どうもあの話が進みようが悪いような、これは住民の方が、本当に手をすり合わせて願っていらっしゃる道路であることは間違いないと思うわけであります。

 それからその次には、萩小郡道路でございますが、もうだんだんと進んでおるのはわかっておりますが、何と申しましても陰陽萩小郡は、産業、経済、生活、こうしたものが多大に恩恵を受ける大事な場所であります。この道路が、一番ネックがいつも申しておりますが、この白馬のところであります。川上から沖原に抜ける。これは大体あの、262を道路が1日に6,000台以上の車が、現在でも動いておるわけですから、これは国道というのに歩道がない。大型トラックが切って回ると、自転車は怖くて、そりゃ絶対にへりの方を通れるような道路じゃありません。カーブにかかったら、川に放り込まれるか、山手であったら石にすりつけられるか、まことに危険なところでございますが、いまだにこれが進まないというのが、私がいつも残念に思っておる一つであります。

 それと、こちらに東のとつなげば一番いいですが、向こうは市長も一度に言うのは無理じゃからと。言うだけは真名から、この真名にジャンクションを構えて、小郡の長谷のインターへつなぐ。これが萩市民の一番昔からの願っている道路の仕上がりと私は思っております。これも絶えず言っていただきたい。

 前9月の議会のときに、市長は川上の住民やら旭村の方々から、道路をそうせいとは聞いたことはないと、こういうふうにおっしゃられたのは、時間切れなのでそこで終わりましたけれど、話を聞いたからやらにゃいけんというものではないんです、これは。これは、萩市の代表だと考えて、一般市民の立場になって考えていただかにゃあ。頼まれんかったらせんとか、そういうふうなもんとは、私は違うと思うんです。この問題は。

 私もいろいろ考えてみまするに、これは川上、要するに萩川上線もそりゃ急ぐように注文があったかもしれん。しかし、あの虹がかかったような山をこさいだ道路は、将来私は道路として余り値打ちがないと思う。だから、前も申し述べた、あれまでの工事は大した金じゃないから切り捨てて、立野から椿瀬の奥を通って目代へ抜ければ、本当に瞬きをする間にもう目的地に着けます。

 だが、今申します川上山田から沖原の方に向けてつくるようにできたら、ほとんどの方がわずか椿瀬側の方の方が通れるけど、こっち側は、その道路は一番主力になると思うわけであります。学生の自転車もそれなら、有料道路の坂を越さなくても、ろく地で学生も萩に来れる。また観光客がサイクリング自転車で、ずっとええ景色を見て長門峡まで行ける。こういうふうな非常に有意義な道路であると私は思っておりますので、ぜひともこの問題は、前向きに取り組んでいただきたい。

 まあそのぐらいにいたしまして、2番目の観光問題でございますが、まあまず最初に取り上げておきますのが、この楫取素彦の旧宅跡の問題でございますが、これはこの前橋市がちょうど市の市制施行110年、萩市はちょうど70年という、ちょうど節目の年でありまして、平成14年の12月の18日に、前橋市の方へ市長と私がまいりまして、あれだけの歓待を受けて、非常に歓迎されて、市長もあんときのはやりましょうという、大変気合いがかかっておったんですが、どうもそのやりましょうが今感じられんのです。

 実はこの前橋市の上毛新聞という、これは一流新聞ですが、この新聞が取り上げて、新聞記者で富田さんという記者が萩にいらっしゃって、萩を見て萩を調べて、それから最後の楫取さんの住んじょった三隅の、あそこまで、そこから、前橋の方へ県知事初代ついていかれたんですが、それの連載物が、皆さんの手元には10月の22日から11月の4日までの10日分が確か届いたと思いましたけど、読まれた方は、楫取さんは萩の者は知らんけど、いかに大物だったか。それから後がまた5日間ほどできたのは、私のところに箱で届きました。いずれ見ると、本当に萩の者知らんけど、あの幕末の薩長同盟、このときに坂本竜馬とか西郷さんなんかと会うたりして、九州の太宰府の辺で、いろいろ会合やってみたり、上がったり下ったり、大変に楫取さんは骨を折っておられるんですが、そういう問題でも、萩市の者はあんまり知らん。萩市はまだまだ、余りにも有名な人が多いもんですから、楫取素彦て、萩の人もまだどこにあるかって聞かれますが、あれは萩市中の倉、東光寺の前から上がって、山田顕義銅像、これは日大が金を集めてつくった立派な銅像と公園がありますが、すぐその上の段ですから、坂道の途中です。

 これは、何としても萩市と友好都市として結んだんですから、このおまつりに来られても、お客さん、二、三来られても、ほんと恥ずかしくて見せられんですよ。草を刈ったらええちゅうもんじゃない。行って見られたらわかるんですから、市長さんも大変お忙しい方とはわかりますが、ぜひそう遠ゆうないから、一足あそこ延ばして行って見られたらわかると思います。

 私は、そのボランティアで中の倉の老人クラブらが言われますけれども、個人の土地ですからね。草刈りはするけれど、道路のへりの方だけさらさらっとしておいてんですよ。だから何としても、この職員に任せんこうに、オーナー、市長がひとつ持ち主のところに行ってお願いされたら、うまい話にいくんじゃないかなと痛切に感じとるところであります。

 まあ、一番来て見ましてもいいのは、石が立って看板がありますが、あそこから入ったところに、御影石のすっとした石が1本立っておりますが、昔はあれが楫取さんの門で2本あったんですけど、1本が今人丸神社という、あれは土建業の人が生コンを流す樋をダンプに積んで、あれへガンと当てて折ってしもうたから、それをちょっとかわりにもろてから、欠けたから1本ないんですがね。あの入り口から、さあ2メートルないし3メートルくらい、草というものが根とから10センチぐらい、20センチ起こして、へて両サイドに川の石か海の石か並べて、そしてまあ小砂利でも真砂でもチップでも何でもええ、とにかく屋敷があるらしゅうに見せんにゃ、ただ山の田んぼ道をちょっとさすったような感じです。見に行ったらすぐわかりますが。

 そうして屋敷跡も、そういうふうな竹の根とか、そういうふうなものを一遍起こして、公園らしい公園につくらないと、ボランティアに行った人は草を刈っただけじゃ。それからもしか、市の方に譲っていただけたら、あの看板のすぐ後ろ、右側も随分広いですが、あそこちょっと整地しても、自家用車が2台か3台くらいは入れるんですから。

 何か少ししないと、前橋市の方では新聞にもあるように、一面記事で、二面、三面じゃなし、一番紙面の表にあれは書いて連載したんですが、まあ萩でいうと松下村塾、吉田松陰、高杉晋作というような、とにかく向こうは神さま扱いしてる。萩の者は楫取素彦さんというとどこにあるかいのぐらい。非常にその差がいかいですけれど、そこと仲ようした以上はやっぱり、これかつがつ形にせにゃ、市長さん、私は気が済まんと思うんであります。

 私もあそこは、毎日のように仕事で通るから、ちらっと見るとひどう気になる。私も前橋まで行っちょらんかったら、そねえに胸にこたえんけど、あれだけ持ち上げてもろうて、大変褒めてもろうて、来ておいでませって見せたら、竹藪と草むらじゃ、どうもねしゃきっとせんのですよ、そこが。ぜひひとつ、忙しかろうけど、市長見ていただいて、向こうの方が来ちゃったら、ここでありますよと見せられるくらいの、せめてそう大きな金は私はかからんと思います。

 まあそういうことで、長々述べてもわずかな内容は、皆さん方大体読まれてわかっとると思います。

 次は、この萩市の観光地において、ワンコイントラスト、箱でまあひとつ気持ちをお願いします。私はどうもこれがね、一番初めのときからね、物もらいというか、どうもあのあれが私は合わんのですがね、皆さんどうか知らんけど。私たちはよそを見に行ってもね、金は要りません、気持ちだけ入れてつかさんせ。なかなかね敷居が高いっちゅうか、どねえゆうか、義理やらあれがあって、わかりにくいもんです。

 せえから、市の執行部の方が案内してそういうことを言われると、最低1,000円は入れんといけんようで、1,000円ぐらい入れて戻りますけど、そりゃあっさり100円なり200円なり、決まって取ってもろうて入った方が。

 前に申しましたが、椎原の伊藤博文公の旧宅でも、東京から別邸を持って帰って建てたんですが、観光客の方が「本当にただでええそかの、本当でありますか。」って、前の方のおばさんが家の角を掃きよっても、かがみ込んで聞いてんじゃと。「どうやろうかいの、近江さん。ただでええのか。」

 私考えてみるに、ただっちゅうたらね、中にせっかくええものがあってもね、ものすごく価値が落ちるんですいね。だから、200円でも300円でもどこへ見に行ってもね、この前もちょっと言うたように、刀が祭っちゃるのちょっと見たら、それだけでも850円と。そりゃね、旅をしたときにね、100円、200円出すのをそねえに惜しんだりする者は、金を出すなら見んなんて言うものはおらんですよ。そりゃ皆見たい。

 それから、それをやるからには、私が申したことがあるような気もするんですが、全国にインターネットで募集して、萩市の名士、高杉晋作の何か由来のあるものを持った方いらっしゃいませんかと、あったらひとつ萩にお貸しいただけまあかと。伊藤博文公の何でもいいから、あったら萩市にお借りできまあかというようなものだと、相当なものが全国から私集まると思う。そういうものをきちっとした入れ物に入れて展示して、莫大高価なもので、これはとてもやられたら戻しがつかんというようなものは、レプリカというか、そういう形で、本物は博物館に置いておりますとかいうふうな方法でやってもええから。

 来たものがただ入って、畳と壁を見ていぬるんじゃなしに、そういうもの1品でも2品でも並べておいて、まあそれに似合うた、中の品物に似合うた料金をいただいて、それで経営する。その余計入り過ぎたら周囲にあいた土地でもあったら、そこを買い求めて、駐車場とか何かお客さんの憩いの場につくってあげるとか。観光立市ですから、やるからには半端なことをせずに、そのぐらいの骨を折れば、観光で多少もうかるかなというような気もします。

 そりゃあのワンコイントラストでも、そりゃばかにならん金が入っておりますけれど、そりゃね、私はよそ行って出すだけでの気分ちゅうもんはないね。あんまりええもんじゃないですよ。はっきり取っていただいた方が、すかっとして中へ入って見て、ああ500円の値打ちがあったのは、1,200円の値打ちはなかったのとかいうようなことを思いながらでも見て、頭の中に入って戻ってくるわけですから。これはぜひその方法で進めていただきたい。

 まあここ最近で、この12月7日にも松陰神社前に今度駐車場ができます。銭の問題ですから、市民の方から1回聞いてみてくれっちゅうことですから。萩は大型バスで入場料500円ちゅうて。防長の運転手さんが、「何のわしらよそへ行ったら2,000円とるで。500円でバスをとめるとは、どうじゃろうか。」

 私もこう考えてみますのに、このトイレが、あれだけの立派なトイレをつくって、そして後ろの地下道ちゅうですか、道路の下の道路が、降ったら皆水がたまるわけですから、自動的にくみ上げて、月見川に出るような方式に今つくってありますが。こういう品物はね、ものの3年、5年たつうちには必ずじら言うて故障するんですよ。故障したら、地下道かって、水の中歩いちゃいかれんから、そりゃあね、思い切って私は大型バスは半額の1,000円、マイクロバスが500円というぐらい。なお、もう少し稼ごうかと思えば、この今普通車が入ると、ガチャンと壁に当たって、100円入れにゃバックしても出られんような装置が皆しちゃるところもあります。それなら人手も要らん。毎日に夕方駆けおうて、だれかが金を拾うて戻れば、その日にたまった数だけお金が入るから、そういうふうな方法もあるし。まあ人件費かけずにやるならその方法。

 それから、東光寺周りとか、あるいは堀内周りで、自分の広い土地を今までは全部提供したけど、ものが売れんときには本当、駐車料金をもらいたいと。しかし、市がとっておらずに私らとるわけにいかんと。そういうふうなやっぱり、周りの駆け引きもありますし、ものには相場というものがありますので、これはひとつ、早速じゃけど、ひとつ考え直してもらわれんもんじゃろうか。

 ようけ取り過ぎて、もしか駐車場の金が余った場合は、やはり同じ県がつくってくれたウェルネスパークもあります。ここの大体ね、球場ランクの利用の金ちゃ、高いんですよ。普通の人が利用しようと思ったら。だけどそれは高こうしても、あそこの経費は成り立たんかもしれんと思うから、そういうふうな方へ少し金を回してもいいから、まあ公定価格の少なくとも半分くらいはいただかんで、500円っていうことは、大体今ごろの孫に小遣いやってもあんまりにたにたっとしませんで。

 大体そういうときですから、あそこのまた松陰神社の前はいつも時期になりますと、雇われた若い衆が赤い棒を持って、5人くらい、多い日は7人くらい、こう中の、自動車整理しよる。こっちはバスを受けたって、一人がつい切符もらやあええちゅうもんじゃなしに、やはりある程度誘導せんと事故が起きますね、これはまた。だから、割かし人件費もかかると思いますから、500円でなしにぜひ1,000円にひとつ切り上げてもらうようにならないかというのが、最後でございます。

 まあ1回目は短こうにやれっちゅうことが、いろいろと申し上げましたが、無理な注文もあるかもしれませんが、ひとつ前向きにひとつよろしくお願いいたします。1回目、この辺でおきます。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 近江議員から、毎回定例会では必ずお聞きをいただきます、道路問題、また楫取素彦、そしてワンコイントラスト。お尋ねをいただいております。

 最初の道路の問題でありますが、道路の問題については、まさに今、191とそれから萩篠生線を結ぶ線、これは実は今萩東道路というのは、結果的には同じようなルートをですね、恐らく今から設計されるんじゃないかというふうに思います。そういった意味では、近江議員の言うなれば先見性っていいますか、道路についての大変御理解をいただいて、御認識をいただいている点が、ある意味ではそういった形で実現しつつあるのかなと、こういうふうに思っております。

 大井、相崎、吉田、こういったところ、それをその191と結ぶという話でありますが、実は今、萩東道路、山陰自動車道の問題は、まさに中期計画の素案にですね、具体的に展開をされました。萩と益田間は今まで予定路線で、鳥取から美祢に至ります380キロの山陰自動車道の中で、唯一全くめどがつかない。もう二度と、恐らく復活しないだろうと言われておった部分が、今回多くの皆さんの大変な御努力で、経済界、そしてまた議会、青木議長を初め道路特別委員会の皆さん、大変熱心に取り組んでいただきました。その成果がまさに中期計画の素案に出てきたんですね。

 あそこの沖原で終わるであろう、萩三隅道路が、萩東道路という形でですね、向こうに展開するということが、素案という形ではございますが、また財源問題について、まだ裏打ちが最終的に決まっておりませんが、しかし初めて取り扱いがされたんですね。

 平成8年に、実は山陰自動車道の萩益田間の期成同盟会を立ち上げました。自来11年たちましたが、何もできなかったんですね。しかし今回初めて。これは近江議員のかねがねの、やはり191と篠生線、こういったところを結ぶ。かつては椿大橋という構想もありました。結局椿大橋も、今萩東道路の中にはですね、ちゃんと包摂されるわけでありますから、2階建になるかどうかはちょっとわかりませんが、そういうようなことを考えますとですね、まあ一つずつ着実に進みつつあるわけであります。

 ぜひ本件については、御理解いただきまして、萩東道路を推進するという立場で、よろしくお願いしたいと思います。多くの議員の皆さんがですね、何度も国土交通省に足を運ばれ、努力をされたその結果が今出てきたわけでありますから。これは何としてもですね、余り戦線が拡大しないように、要は萩東道路こそ萩市民が今望んでるとこだ。

 先般も実は191の小畑で交通事故が起こりました。御年輩の方が亡くなりました。心より御冥福をお祈りする次第ですありますが、こういった事故がまさに多発してるわけであります。そして、台風が来れば越波をする。そしてまた、火事が起これば交通がとまってしまう。大井橋は危険だ。中小畑のあのR45っていうのはですね、大変実は厳しい道路であります。そしてまた先もですね、かなり厳しい状況がたくさんあるわけでありますから、そういったものを何とか通らずに済むバイパスができないか。

 そういうようなことで、今萩東道路が具体的な展開を始めます。恐らく調査が始まっていくだろう。こういうふうに思います。どういうルートで今から結ばれていくのか、近江議員がかねがね言っておりますように、吉田からはこちらの方がですねなだらかだとか、いろんな形でですね、道はこちらにつけるべきだと、こういったお話もですね、ぜひ担当のそれぞれの専門家に伝えていただければ、あるいはまたお話を聞いてそういったものも伝えたい。こういう気持ちであります。

 したがいまして、この191と今の萩篠生線を結ぶっていいますか、もともとのこの萩から東の方へ結んでいく道路の建設については、まだ時間はかかるかもしれません。しかし実は萩三隅道路はですね、3年前、三見から萩は事業決定ができないんではないかと、こういうふうに言われたんですね。もう事業決定はない。あれは明石と三隅で終わるかもしれない。こういう話になったときに、まあ萩挙げてですねあれだけの運動をしてきました。国会議員も県会議員も市議会の皆さんも一緒になってですね、やったんですね。事業決定できました。そして国体までに、何と三見明石、そして三見萩間を供用開始したいと、こういうふうに言われました。

 用地の交渉の問題とか、いろいろありますから、そういったまた不測の事態が起こるかもしれませんが、そういうような何とか国体開始までにはですね、供用開始をしたいという、国の意向表明も行われているわけであります。これも大変なことなんですね。今までになかったこと。ほんこの間まで、事業決定をしない、そのぐらい変化しました。そういったことから言いますれば、この萩東道路沖原から東の方ですね、今から具体的にどういう路線で、どういう構想で、コースで考えていくのかっていう話もですね、この国の方の大体話っていうのは、約束されれば大体そのとおり動きます。県の場合はなかなかですね、財政事情がっていうとですね、かなり5年や3年単位で後ろへ延びてしまいますけど、国の場合はそういうことはないと思っております。

 そういうことでありますから、191号の関係で、今までるるお話をいただいたこと、まさにそういったところに委ねてほしい。そしてぜひ、近江さんもですね、この運動の輪の中に入っていただいて、大いに早くやろうということで加わっていただきたいと思います。

 2番目にお尋ねでありました262号の白馬トンネルでありますが、これについては再三再四お答えをしておりますように、今この萩有料の無料化の運動をしております。先般262の、まさに御指摘の付近で土砂崩れがありました。その有料を無料化にしたときに、まさに今まで262を通っておりました車両が、有料を通っていったわけでありました。通常の約2倍以上のものが通っていくわけであります。もし無料になれば、はるかにですね距離も短い。ドライバーにとってみれば、長距離のトラックの運転手さんにとってみれば、運転しやすい有料道路の方に当然流れていかれる。もし有料が無料になれば、必ずそういう現象が起こるわけであります。

 したがいまして、そこの阿武川沿いの262号の位置づけっていうのは変わってくる。そしてかつ、合併時に川上地区の皆さんの合併条件といういろんな道路の話は、萩川上線をですね、立野から椿瀬、そして目代間、こういったところをつなぐ。これを早期整備するということが約束事項になっております。262の白馬をつくってくれっていう声は、この約束事項の中には入っておりません。したがって、決して頼まれないからとか声がないからやる、やらないという話じゃないとおっしゃいますけど、やはり地区の皆さんがそういうふうにおっしゃれば、我々はそれに従わざるを得ないわけであります。

 ぜひですね、この萩川上線、一応北の方は長添山のトンネルもできまして、そして今上野のバイパスのところ、土地問題がちょっとこじれておりますが、早期解決を目指しまして、また目代から南側の椿瀬に至ります、立野に至ります、そういったところの手当を急ぐ。これをやっぱり皆さんの声は一つにならないと、いや一方でこっちの方の白馬の話を言われる人いるじゃないかとかですね、そういう話になると足元を見られてしまう。県は常にですね、話がいろいろ分かれてますねって言ってですね、なかなか取り合ってくれないものでありますから、だからぜひ、ここは市議会としてもですねぜひ意見を取りまとめて。意見がまとまれば、これほど強いものはない。ばらばらになったら意見がまとまってないのに、私どもは着手できませんとか、計画をつくれませんとか、こういう話になりますので。そこはぜひですね、萩東道路と同じように、近江さんとおっしゃることがまさにそのまま東道路になっていくわけですから、これは大変な僕は道路に対する見識をお持ちの方、こういうふうに思っております。

 だからこの関係もですね、確かにもしこの有料がなくて、萩川上線もなければ、白馬トンネルっていう話もあったかもしれません。かつてそういう構想もあったようでありますから。しかし今の時点で考えますれば、白馬トンネルっていうのは、なかなか大変だな。1キロがもし仮にいくらかかるってことで計算しましても、今の有料のところが実は30億かかった。1.1キロでありますから、そういう計算でやりますと、大体あそこが3,500メートルとしますと、100億を超える大工事になるんですね。そんなことをまた今私ども要求していくっていうことは、これは大変難しい。そういうこともぜひ頭に入れて、御理解を賜りますように、よろしくお願いをしたいと思います。

 それから、その次にお話がございましたのは、楫取素彦の旧宅跡地でございます。これについては、もう本当にかねがね、まさに近江議長のときに、群馬、前橋に伺いまして、大変歓待を受けました。私も近江さんと同じように歓待を受けたわけでありますから、その気持ちは全く同じであります。同じでありますが、再三再四話しておりますように、楫取素彦翁旧宅といわれる土地は、実は民間の方の所有地でありまして、今までいろいろやりとりしました。自分の所有地なのに、勝手に断りもなく議論が行われている。けしからんと、こういう話もありました。担当者も大変苦労しました。

 そして今時点で、いろいろ話を詰めて、関係いたします区域は、市に無償で貸し付けてもいい。しかし譲渡することは考えていない。大規模な開発、整備はしてほしくない。しかし棚や塀で土地を区切る。そういったことを含めてですね、してほしくない。見学はどうぞ自由にやって下さい。草刈りは必要に応じてやってもらえればいい。こういうようなことまではですね、一応合意をいただいております。もちろん、楫取素彦に対しては、大変敬意を払い理解をいただいているわけであります。

 11月15日に覚書の調印を完了しているところであります。今後、草刈は必要に応じて行います。そしてまた、案内看板や旧宅跡地での説明板の設置について、所有者と相談して行うこととして、その方向で検討しおります。

 そういった意味では、今の時点で申し上げるのは、遡行でありますが、実はそれ以前に今近江議員から御指摘がございましたように、楫取素彦についての、翁についての認識がいま一つ十分でない。萩市民は。萩市は。こういうふうなお答にあるとおっしゃった。

 今楫取素彦についていろんなですね、記録がございます。私もここに持ってますが、この記録によりますと、楫取素彦は長州藩医松島の二男として、大津郡三隅町に生まれてとあるんですね。三隅町に生まれてって書いてる文章は随分実はあるんでありますが、正しくはこれは、萩に生まれであります。楫取素彦翁の二条窪の屋敷跡っていうのがございまして、私の母も実は三隅でございまして、私も小さいころから楫取屋敷、楫取屋敷って言って、何度も何度も聞いて育ちました。あそこにいおりがありまして、庵主さんがいらっしゃいまして、いろんな講和をされる。そのときに必ず楫取素彦の話が出る。あるいは奥さんの話が出る。こういうふうなことで、三隅にも実は非常に思いの深い人物でございます。それが実は、生まれ、生誕地も三隅だっていうふうなことで書いてある文章がかなりあるんですね。

 そういったようなものを含めて、近江議員がおっしゃるように、少しですね、楫取素彦の事績。楫取素彦は実は明倫館で、言うなれば教授といいますか、教えていたわけでありまして、明倫館で相当長い19歳からですね、准教授な方で、実は教鞭をとってるんですね。そういったようなこと。松下村塾の実は立て役者である。そういうようなことも、今後松下村塾、今開塾150年ということでありますが、2年後に松陰先生没後150年ということで、いろいろ宝物館という資料館ができますが、そういったところにもですね、少ししっかりですね、この何か来られた方々に、楫取素彦の事績もあわせてですね、顕彰できるような仕組みはないか。そういうようなことを重ねていくことだろう。

 旧宅の話ももちろんありますけれども、今明治維新、いろんな志を持って活躍した維新の志士たちの旧宅で、実は旧宅の跡地は整備されてるところがほとんごございません。一部しかありません。そういったような状況も含めてですね、もう少し総体として、あの維新の時期に活躍した、あるいは日本の近代化に大変貢献した、多くの萩の若者たち、こういったものを総じて、その事績を広く知らしめる。萩を訪れた方々に対してですね、実はこうなんですよっていうことを知らしめる、そういった場所をつくりたいっていうのが、実は明治維新館の本来の構想でありました。

 そういうようなことも含めてですね、それぞれの遺跡も大事にいたしますけれど、そういった全体のひとつの維新館構想も、まだ私どもは、決して旗を降ろしたわけではありません。県の財政状況が悪いっていうことで、今仮の姿になっておりますけれども、そういうようなことも含めて、ぜひですね、いろんなものが風化していきます。そういったもの、風化していくもの対して、特に楫取素彦翁に対してですね、そういった一石を投じていただいているわけですから、ぜひその熱意を、そういった全体のですね、維新館、今からまだ時間かかりますけれども、そういったものにもですね、近江さんの熱き思いをですね、ぜひそういった方向にも向けていただきたい。

 なかなかですね、大変なんです。萩には山とあるんです。こういった宝物が。みんなわからなくなった。一時期はかなり大事にした時期もございましたが、戦後そういったものは完全にですね、風化をしました。あの中の倉から椎原にかけて、どのくらいのですね、いろんな志士たちの記念の石碑があるかとか、いろんなことをですね思いをいたしますと、大変なものであります。その中で、楫取素彦翁について、近江議員はこれだけの熱意を持って当たっていただいております。本当、その御努力に対して、多とするものであります。

 どうか今、当面そういうことでやっておりますので、来られたときに恥ずかしくないような手当をしろ、おっしゃるとおりでありますので、頑張っていきたいと思います。ぜひ、広くこの維新の志士たちの、あるいは日本近代に尽くした多くの若者たちの業績についても思いをいたしていただきまして、この維新館の創設の運動にも御助力を賜りますように、よろしくお願いしたいと思います。

 それから続きまして、このワンコイントラストの、これを廃止してちゃんとした、しっかりお金をとったらどうかっていう、これもかねがね、近江議員の御主張であります。

 実は萩の観光の一つの大きなポイントは、お金を取らないことをもってよしとする、非常に度量のある観光というふうに言われておりました。まあなかなかそうはいっても、武士は食わねど高楊枝では済まないような時代になりましたので、少しそのあたりも見直していこうというのが、行政改革等でもですね議論をしているところであります。

 ワンコイントラストで、実際にですねどのくらいの方がこのワンコイントラストで払われているかといいますと、20%弱。17%ぐらいじゃないかというのが、実は試算したものがございます。これじゃちょっと余りにもですね、近江議員がおっしゃったようにいろんな意味でお金もかかってる。費用もかかってる。これはみんな税金でやってるわけであります。そうやって受益を受ける人にも、もう少し負担をしていただいていいんじゃないか。こういう議論を今しておるところでございます。

 今まさに、関係の方々との協議を始めつつありますけれども、来年の10月にはですね、何とか今近江議員がおっしゃるように、これは入場料、その利用料といいますか、使用料金という形で徴収をしたいと。それをどこまでの施設にするかとか、まあこれはワンコインと同じ額でいいと。なぜならば、その具体的に例えば菊屋家のように重要文化財があるわけではない。そのものでいろんなものがあるわけではない。ただそういう旧宅が残り、いろんなものの解説ができる。そこで生活をし、あるいはそこを生誕地とした、維新の志士たちの家、いろんなものがあります。

 そのケースバイケース、いろんなものがありますけれども、そういったもので、この使用料の徴収ができないかと、こういうこと。できれば3月の定例議会、次回の議会に条例を提案をしたいと思いますので、ぜひ御賛同いただきますように、よろしくお願いしたいと思います。

 どういう形で今から運用になるか、まだまだ詰めていかなければならない問題、たくさんありますけれども、管理をいただく方々どうするかとか、料金だから領収書がいるかとかですね、いろんな小さいことがたくさんございますが、できるだけ簡易に、そのためにまた人を雇えばですね、結局何のためにお金をとったかわからない。雇用効果はあっても、収益性からいえば、ほとんどゼロに近い。こういうことになりかねないんで、広く薄くこのいただくという形にしたいと思っております。これはまさに、近江議員がかねがねおっしゃっている考え方と基本的に同じでございますので、条例提案のときには御賛同賜りますようによろしくお願いをしたいと思います。

 それから最後に、松陰神社前の交通広場の駐車場の件でございますが、この件についてもですね、かねがね近江議員は無料で駐車をさせる、こんなところは観光地にはない。こういう御指摘をいただきました。そろそろ萩も考えなければならないということで、行政改革の中でそういったことを位置づけております。

 ただ、松陰神社前交通広場の駐車場についてはですね、いろんな経緯がございました。まず最初に、あそこに道路絡みで駐車場ができないかということを提案いたしましたが、その当時はけんもほろろにそういったことはできないと、一蹴されました。何回かそういう議論をしていくうちに、県の担当の方で大変理解のある方でありまして、交通広場という形で何とかなるかもしれないっていうんでですね、国土交通省、当時の建設省といろいろ話をして、松陰神社前の交通広場っていう形でやろうかっていう話になったんですね。これも本当にある意味では、偶然の積み重ねであります。

 そういうことで、着々とそういうことで工事は進みましたが、それじゃ維持管理をどうするかっていう話になった途端にですね、これは当然市から話があった話だから、市が維持管理を行うべきだ。維持管理費、それはとても県では出せない。こういう話でありました。県では出せないって言われても、じゃあ交通広場で駐車場じゃないっていう概念になっておりますので、お金はとれない。じゃあ一体どうするんだっていう話になりまして、相当がちゃがちゃやりました。そのうちに県が折れまして、その維持管理をする費用のための相当する金額を徴収する、これについてはまあ黙認しよう。目をつぶろうっていうか、まあ要するに認めよう、こういうことになったわけであります。これは松陰神社側の総代会にもお諮りをしまして、神社にもお諮りしまして、それでは有料にさせていただきます。しかし、今までの経緯もあるので、余りたくさんのお金をとらないで下さい。まあだから維持管理に必要な金ということで、費用ということで、お話をさせていただいているところであります。

 そういうことで、500円ということにしたわけであります。大型観光バス、マイクロバス、一律に500円。これでその維持管理は若干のそのトイレの問題、電気料の問題、外灯ですね、ポンプのそういうポンプアップする、そういった料金の関係の問題。しかし基本的な設備は、これは県の施設でありますから、大型補修とか、これは県にお願いすることになると思います。ウェルネスパークも同じであります。まあしかし、日常的な維持管理、花壇の関係とか木の剪定とか、外灯の電気料から始めてですね、このトイレのいろんな話、こういったものは市が負担することになりました。そういうことで、その負担すべき金額に相当するものを、この管理料としていただこうということが、今回の有料化のことであります。

 これも他とのバランスも今から出てきます。ほかのところで今有料化しようするバランス論が出てきますが、交通広場という特殊な立場なもんでありますから、なかなか駐車場を目的にしてっていう、それだけの目的だけでつくったもんじゃなくて、道路が交差する中で広場をつくった。それがたまたま駐車場になった。変な理屈なんでありますが、そういうようなことで、今まで説明をしてまいりました。

 どうか本件につきましてもですね、したがって一般のその自動車については無料であります。松陰神社側にも、中にも30台強ですか、そのぐらいのものは今までと同じように駐車をさせたいという、強い意向がございます。もちろん神社の境内は少し整備をする。こういうお約束もいただいているところでございますが、ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いいたしたいと思います。

 なお、駐車場の管理、料金の取り方については、今議員がお話ありましたように、タイヤを固定し、固定するようなやり方ですね。ああいうフラップ方式っていうんだそうですが、フラップ式のものについてはですね、これは確かにすごいんですが、値段も高いんですね。大体40台くらいでですね、2,500万くらいから。そうしますとですね、2,500万をこれも維持費がいるわけですね。途中で壊れる場合の維持も管理も。そういうことも考えますと、これもよっぽどあれしないと、逆に費用倒れに終わってしまう。こういったこともございます。いろんなですね、バーで上げ下げするものについても、費用負担等、リース、買い取り、いろんな検討をいたしました。しかし総じて言えることは、やはりそこに管理人を置いて、その方から取っていただく方が、その方の雇用効果っていうことも含めてですね、そういった方がいいんじゃないかという結論に達しました。

 そういうことで、公共サービスの方とも今からお話をするという。こういうどこにお願いするかっていう話も、もちろん基本的にあるんでありますが、そういうようなことで、進めさせていただいているところであります。

 なかなかいろんな議論ができます。私どもも、近江さんが今いろんなことをお話になったようなことも、ちゃんと一応議論をしております。議論をしておりますけれども、結論としてはですね、数ある選択肢の中で、そういう方向になってしまったということで、御理解をいただきたいと思うわけであります。

 ちゃんと今から、残るところのいろんなこの駐車場の有料化の問題、あるいは施設の利用料、使用料等の問題、こういった問題についても行政改革の一環として、今後は真剣に取り組んでいきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 8番、近江議員。





◆8番(近江郁宣君) 今回は、御理解はおいかったので、私も御理解ができんことを言うんじゃからと思うたら御理解したような感じがいたします。

 だが1番の問題ですが、白馬のところの件ですが、市長はいつも川上の方との合併のときのお約束だからというのは、二言目にはお言葉が出るんですけれども、私たちは考えてみますのに、この山間部に住んでた人が国道に1日に6,000台も通りよることは、頭に思うていらっしゃらないし、まあ自分たちが日ごろ勤務したり、自分たちの買い物したりするそに、ちょっと個人的に便利なのうちゅうのぐらいで、まあ私は注文と思うんです。だから市長のそういう一部的なもんでなしに、国道ですから、陰陽、本当に代表になる大きな通りですから、動脈な筋ですから、その点を一つ考え、県道と国道っちゅうこと、まず違うんじゃから、基本的に。市長、県道と国道の話をすりゃ、県道の方へそろっと話を持っていってじゃから、どうも話がしにくいんじゃけど、片方は萩川上は県道ですよ。こちらは国が持っちょる国道ですから、ちょっと考え方変えてもらわにゃ、二言目には合併のときのごあいさつじゃ決めちょるからって言うて、私はそこのところどうものど越しかねるんですけど、いかがなものかと。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 262の白馬トンネルの話であります。恐らく今からトンネルもしですよ、決定されたとして、着工してでき上がるのはまあ5年以上かかると思います。しかし今の有料道路が無料化するのはそんなにかかりません。したがってもし無料化をして、しかもあのトンネルをつくったとしてもですね、やはり無料化した今の有料の方の道を、恐らく大型車両はみんな通ると思うんですね。そうするとトンネルをつくってみたけど、だれも通らないトンネル、こういうふうなことにもなりかねないわけでありますから、しかも1.1キロが30数億円かかった、こういう工事費の実績からいいましても、白馬トンネル、近江方式、近江構想によりますものが、大体100億はかかると思います。

 そういうようなことを考えますと、財政が非常に厳しい中でありまして、まあその国、県に対してっていうのは、まあ262は国道であります。三桁国道490、木間の道路も実は国道なんですね。そういうようなことも考えますと、これは県管理になっておりますが、そういうふうなことも含めてですね、やはりこのひとつ要求っていいますか、事業内容は絞っていかなければしょうがないんじゃないかな。いろんな歴史的な経緯、過去の経費、確かに近江さんがおっしゃったように、私ども何か書いたものもございます。まあしかし、今の時点で白馬のトンネルをつくるっていうことはかなり難しいんではないか。こういう状況を踏まえての今説明をしていますので、決して川上の皆さんがどうこうということ以上にですね、実態としてやはり無料化の方を急いだ方。

 そして今、川沿いの道をこれはなくせと言ってるわけでは決してありません。まあその国道でありますから、今国道事務所がいろんな意味で管理をいただいてます。先般も土砂崩れがあればですね、早急にちゃんと国道対応していただいておるわけですから、そういった意味では、そういう維持管理も大事にしていただいてる。こういうふうに思っているところであります。

 十分御理解をいただけないかもしれませんが、やはり萩川上線という一つのところ、今から、ちょうど今要求をしている最中でございますので、まあそこに意見がわかれてるいうことになりますとですね、なかなか県の方も足元を見てしまう、こういうことでありますから、ぜひ御理解いただきまして、要求を一つにまとめ、萩市議会としてはぜひ萩川上線でいこう。

 そしてもう一つは、今議員おっしゃっておりますように、無料化であそこの今有料道路を通らす。そういう方向にまとめていただければと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 8番、近江議員。





◆8番(近江郁宣君) どうも御理解、その点はできんのですけどね。あの要するに萩川上線も虹のような垰ができる。あれが無料化して、これが262のかわりにとってしまわれたら、こっちはもう永久にできないようになるわけですから、国道を残すためにはこれをやりにかかったらすぐできると思うんです。やる気になったら。

 トンネルっちゅうのは、穴の口だけ金を出してこうたら、中は皆ただですからね。用地買収とか、くだらんことはいっそ言わんから、よしやろうっていうたら、まあ私がキャラメル買うくらいのもんで、国から言うたら相場ですいね。だからね、やる気になってもらったら、そねえに難しゅう考えるほどのもんでもないと思うんです。ただ私が考えるのに、萩市とこの近域は、垰をもって、大昔から萩市は長州毛利家の時代から、三つも四つも垰があるっちゅうて、今つくる道路が垰がある道路をつくってね、ただじゃからとかそんな話じゃなしに、生涯悔いが残らん道路をつくってもらいたいっていうのが、私の考えです。

 国道じゃから、県道なんかと比べてそねなことで相撲とることはないんです。国土庁の仕事じゃから、国の方にお願いするんであって、私は思うたより、向こうが乗る気になっちゃたらすぐにできると思うんですけどね。と思っていつも言っておるんです。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 今の有料の道路もですね、本当わずか1.1キロ部分だけでですね、35億近い金がかかってるわけですね。その償還に実はもう15年かかってるわけであります。わずか35億とおっしゃるかもしれませんが、その金の負担ができないからなかなか無料化もですね、まだまだちょっと手こずってるわけでして。まして、100億となんなんとする白馬トンネルであればですね、もしこれが国が一方的に決めて、国が工事が着工するんであれば、私どもは何も費用の負担とか、費用の関係は関係ないんですが。

 一方で、先ほどおっしゃったように、萩東道路ってなことを要求してるわけですね。今日本全国で、道路の問題についていろいろ議論があります。都市部の皆さんからいえば、田舎にはもう道路は要らん。こういう話もあるかもしれません。そういう中で、やはり私どもの方も、本当に重要なもの、本当に必要なもの、こういったものに絞っていかないと。まさに今の道路の大議論ですね。

 暫定税率をどうするか。これは12月中に決まるわけでありますが、そういったときに、やはり地方の皆さんも、我々もですね、ある意味ではそういったものをちゃんと優先度の高いもの、本当に必要なもの、市に必要なものに限定をしてお願いをしている。こういったことでまとめていかざるを得ないんでありますから、市長の立場も十分ひとつ御理解をいただきますように、よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を開きます。定刻までに御参集お願いいたします。

 それでは休憩いたします。

     午前11時47分休憩

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     午後 1時01分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。一般質問を続行いたします。

 質問順位3番、諸岡議員。27番、諸岡議員。

  〔27番 諸岡皓二君登壇〕





◆27番(諸岡皓二君) 27番、諸岡皓二です。午後の一番、今から一番睡眠が襲う時間帯になりますが、市民のための市民の政治を目指すメッセンジャー諸岡、一生懸命頑張りますので一時間の間、よろしくお願いいたします。

 今回は1番目に、市の職員の服務規程について。2番目に野村市政の14年を振り返って。3番目に萩市のまちづくりについて、大きく三つの項目について質問をいたします。

 初めに、萩市職員の服務規則の特に、職員等の分限・懲戒処分における処分の基準の公開についてお尋ねいたします。と、申しますのは、去る10月の下旬に、市民の方から私あてに、次のような電話がありました。聞くところによると、市の職員がまた酒気帯び運転をしたとの内容です。9月定例会で同僚議員から、飲酒運転撲滅についての萩市の取り組みという質問や、市長とのタウンミーティング、三見地区での参加者から飲酒運転にかかわる発言があり、市長が今後厳しく指導するという弁明があったばかりです。電話の内容について、確認をしましたところ、間違いがなかったことに私は唖然といたしました。

 また、過去にも管理職が酒気帯び運転をしたが、その処分はどうなっているのかと疑問視する声も多々ありました。このことは、公僕といわれる職員の気質はさることながら、管理職及び、市長の責任は重大なことだと受け止めなければなりません。昨今の公務員に対する懲戒処分は国、県、市町村の自治体として報道されています。萩市においても、市のホームページにて人事行政の運営等の概要で、処分者の情報を提供、公開されていますが、内容については判明できません。現在、職員の分限・懲戒処分は、分限懲戒審査委員会で審議され、市長に進言後、当該職員の処分の決定、あわせてその職員の監督者にあたる所属の長にも処分が出されていると聞き及んでいますが、当然の処置だと思いますが、たび重なる飲酒運転に対する指導をどのようにお考えなのかお尋ねいたします。

 蛇足ではありますが、今年の3月定例会で、行政評価制度のシステムづくりのことについてお尋ねしました。これは、3年前、会派で埼玉県志木市や、山口市の行政評価制度を参考に勉強した際に、当時の担当課長は、今取り組んでおり、一年後には仕上げると答弁されたことを再確認したところ、行政評価システムを作成するという答弁をだれが言ったのか確認できなかったと答弁されました。では私が間違ったことを言ったということになり、私の名誉はどうなるのでしょうか。明確にしていただきたいと思います。

 また、今年の6月定例会の質問に、職員の意識革命についての項目の中で、町内会の行事等へ参加し、地域と密着した職員となることが信頼される職員として市民から評価を受けることにつながり、一生懸命頑張っている職員も多くおられると申しました。今回の酒気帯び運転は、あれだけ世間を騒がせているのにもかかわらず、ハンドル操作をしたことはモラル、倫理観に欠けていると思います。そのために服務違反をした職員が、一人でもいることが萩市職員の全体的なイメージを損なうことにつながり、一生懸命市民のために頑張っている職員との不協和音へとつながっていることを市長は十分わかっておられると思います。まさに、ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワンの精神が必要なのです。そこで1点目として、市職員の服務規程違反の処分の基準について、どのようになっているのか。この基準の公開の条件についてお尋ねいたします。

 2点目として、それでは萩市の最高責任者にあたる三役、市長・副市長・教育長に対する処分は先に申しました、分限懲戒審査委員会の審議の対象とならないと判断いたしますが、私は、職員はさることながら、市長の管理責任は重大なことだと受け止めています。職員による服務規程違反における市民に対しての信用失墜を考えた連帯責任としての処分はどのようになっているのかお尋ねいたします。この酒気帯び運転及び、過去のことに対しての問い合わせが数件あったこと。また、なぜ隠ぺいしたことに対しての疑問と不信感が寄せられたことを申し伝えておきます。

 3点目として、今回の質問項目とは直接関係はありませんが、先ほどふれました行政評価制度システム、及び目標チャレンジとの現況についてお尋ねいたします。

 次に、野村市政14年目を振り返って、特徴的な四つについてお尋ねいたします。

 まず、1点目が、タウンミーティングについてですが、私は、タウンミーティングは市民との対話であり、市民の声を聞くことが大切で、重要なことだと思います。ことしのタウンミーティングも2年置きに行われ、8月から11月の約3カ月間に20カ所で開催されましたが、前回と同様に市長の市政全般にかかる説明と地域での特徴的なことが説明されました。私も参加をし、また参加された市民の声を集約いたしますと、市長のワンマンショーと受け取れ、市民との対話集会の時間も少なく、参加者からは質問をさせろとクレームがあり、私も当然だと感じました。私も参加しましたサンライフの会場では約160の座席に対し、半数程度の入りで、そのうち市の職員が3分の1くらい見受けられました。タウンミーティングへの市民の関心の低さが気になりましたが、市長はどのように受け取られたのでしょうか。最終的には、総括及び今回のタウンミーティングの成果についてどのように公開されますか。また、対処されますかお尋ねいたします。地域の現状を理解し、納得し対処することが行政マンとしての仕事だと考えます。そして、萩市に住んでいる市民の方々が本当に萩に住んでよかったと感じとることが必要なのです。

 次に2番目に、我々市民が萩国際大学に負担した税金が40億円。投資され、結果は民事再生となったことは日本中に知れ渡っていますが、このことでの責任、また市民への陳謝がないではないかといわれる方が多数いますし、私も同じ思いですが、当初から理事としてかかわっておられる立場、そして、市長として陳謝されるお考えがあるかどうかお尋ねいたします。

 さて、狐島の元萩女子短期大学の跡地と建物について今後どのように使用、活用されるのか。また、萩市としてどのようにかかわられるのかお尋ねいたします。現状のままでは宝の持ちぐされといわれても仕方がないと思いますが、例えば、市民の社会的弱者への福祉施設が不足していると聞かれていますが、この社会福祉施設へ再建することについて、どのように思われますかお尋ねいたします。

 3点目は、いまだ疑問が残る市長が贈呈されました吉田松陰先生のブロンズ像のことです。このことは私も昨年6月定例会で質問いたしましたし、このたびのタウンミーティングの会場でも、同様の質問がありました。その答弁で市長は、議会に相談したといわれ、そのことで数人の議員に確認したところ、議会には相談がないとまた質問され、市長は、議長に今度は相談したとのことでしたが、私は贈与した後の事後承認であったと聞いておりますこのことから、事後相談であったならば、これまでの市長の答弁をどのように解釈すればよいのでしょうか。いまだこの松陰像の贈与について疑問を持っておられる多くの市民、及び議会に対してどのように説明されるのかお尋ねいたします。

 4点目についてですが、私が以前、質問いたしました自動体外式除細動器・AEDの設置の件について。現在、萩市内で、31施設で33台。阿武町は6施設で6台設置されているとのことですが、31カ所での主なものは、高等学校、診療所などに設置されております。阿武町は、阿武町役場、福賀支所、宇田郷支所などに設置されています。では、萩市役所、本庁、支所、出張所、総合事務所には設置されていないのはなぜでしょうか、お尋ねいたします。

 3番目の萩市のまちづくりについて、第1番目の企業誘致のための条件設定についてお尋ねいたします。萩市の最大の課題である企業誘致においては、地理的条件から非常に厳しい状況であることは説明を受けましたが、今後の企業誘致策についてお尋ねいたします。少子化対策、若者の定住とすべてにおいて明るい見通しはないのが現状と思われますが、産業立地研究所の調べでは、全国の工場立地件数は好調な数字を示しているのです。ちなみに2003年は1,052件で1,330ヘクタール。2006年は1,782件で2,365ヘクタールと増加しております。国も立地促進法で、企業、自治体を支援しています。適地適産の原則のもと、各自治体は熱心に取り組んでいるのが現状です。市長の企業誘致に対しての地域独自の産業政策、及び戦略をどのように考えておられるのでしょうか。また、立地環境整備とどのように支援策されるのかお尋ねいたします。現在の誘致策では、同じ条件面で訴えても、とても条件面からして厳しいと思われます。そこで私は対応策として、思い切った優遇策を提供することが必要と思いますが、企業誘致が厳しい状況であるなら、地場産業への支援策を考えた方が得策だと思います。地場産業を伸ばすのも、市長みずから先頭に立って地域の物産販売や企業のナンバーワン商品などをPRするトップセールスでなくてはならない時代です。宮崎の県知事はよい例で、15億円から20億円の宣伝効果を発揮しているとのことです。市長みずから歩くトップセールスマンとして、地場産業を盛り上げることに対する市長の御見解をお尋ねいたします。

 最後に、観光客増員のための道、すなわち交通ルートについてお尋ねいたします。年間を通した萩の祭事や、旅館ホテルなどの1年間の集客数と売上金額はどのくらいであったのでしょうか。また、一人当たりの使ったお金がいくらだったのでしょうか。例えば、視察で訪問いたしました埼玉県川越市は、1年間約550万人の観光客が訪れ、売上総額は約17億円とのことです。すなわち、観光客が一人当たり換算しますと、使ったお金、要するに、川越市に落ちたお金が、一人当たり3,403円とのことです。それに交通機関等の利便性があり、経済効果へ結びついたと説明を受けました。5カ年計画での最終目標は、観光客1,000万人で、そのための施策は5カ年計画で現在進行中とのことでした。今回の質問は、交通機関の道、交通ルートについてですが、現在、萩・石見空港から飛び立ち、帰りも萩・石見空港を使用した場合、私はこのアクセスでは観光客はまず来ないと思いました。というのも、東京からの観光客が萩にくるのに、東京から大阪まで飛行機に乗り、大阪で1時間待ち、そして萩・石見空港への到着です。しかも悪天候ともなれば1時間近くのおくれが生じ、バスでの萩まで利用することは大変難しい、厳しいものがあります。そこで交通公社、交通会社に確認しますと、30分は待ちますが、それ以上かかるようだと他のお客様に迷惑がかかるので発車するとのことです。私の友人が同様の条件に遭遇され、タクシーで帰省されたそうですが、経費のかかりすぎで観光都市としてこのルートは賛同できないとのことでした。現状の空路について、市長の御見解をお尋ねいたします。

 また、新幹線を利用した方からの苦情ですが、新山口駅から萩行きのバスに直行便が少ないとのことです。観光都市と銘打っているのであれば、直行便があってもおかしくない。と訴えていました。萩小郡間の高規格道路が完成するまで数年かかるわけですから、おもてなしの一面から、直行便を申請され、お客様に満足感を与えるお考えがないかお尋ねいたします。

 以上で第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 諸岡議員からいつものように大変元気いい声で御質問いただきましたが、事実と相当間違ってお取りになっている、あるいはまあ取り方の違いかもしれませんが、相当、今このお聞きしておりました限りにおきましても、これを市民の皆さんが聞かれたらどう思われるのかという気がいたします。

 冒頭の飲酒運転の話については、先般、これは処分になったものでございます。そしてまた、今、御指摘があったものについては、内容を担当部長から御説明申し上げますが、いずれも飲酒運転については、厳正な措置を取っておりますし、まあ今後もですね、そういうようなことの起らないように、これは再三再四、職員に周知を図っているところであります。

 今、具体的に、この例えば、この市長が連帯責任としての処罰はどうなるか。連帯責任というのは、何か一緒に酒を飲んでですね、一緒に処分をされるようなことで、連帯処分なんてですね、連帯責任、これは管理責任のことですか、運営責任のことですか。まあ、そういう話であろうと思います。連帯責任なんていわれると何か一緒に市長が悪いことをしている。とにかく、あの今おっしゃったように、第1点としてお聞きになりましたのは、どのようになっているか。この服務規律、処分の基準についてであります。まあ、処分については今、公開の準備をしていますけども、とにかく今までの過去の処分例、こういったものを蓄積をし、そしてこの委員会を経てですね、公正公平に行っているところであります。この内容については、担当部長の方からお答えをいたします。

 そして2点目に、この特別職はどうなっているのか、とこういうお話でありますが、特別職は地方公務員法の適用はございませんので、まあこれについては、地方自治法施行規則のですね、16条に基づきまして本来であれば、市町村職員懲戒審査委員会、こういったものの議を経て行うことになりますけれども、一般的には県内でもときどきこの首長の皆さん、あるいは特別職がこの条例の改正によりまして、この給与を減額する。まあこういったことで行うことが通例になっております。まあこれは通例であります。まあそういうふうな処分例があるということを実はお話をしたいわけであります。

 そして3回目にこの行政評価システム及び目標チャレンジということであります。

 行政評価システムについて何かやるといったけれどもやらなかったと、こういうお話でありますが、行政評価システムというのはそんなにですね、はい来年やりますという簡単なものではないんですね。行政評価システム。これは行政にとって大変難しいです。国は昭和43年の予算でやろうとしたんですね。できなかったのですね。延々やってもできなかった。それが最近やっとですね、地方自治体で評価システムを今、できつつあります。それについては私ども今、勉強しておりまして、今、実はこの19年度にこの新しい方式を取り組もうとしています。それについて、ちょっとお話をさせていただきますと、その、本年度からまちづくりシートってこういった作成で今、施策の評価をまとめた、初めてであります。これは初めてであります。これとてもですね、実は大変なんでありまして、これは今、本年度からやっておりますのは、公の施設、それから負担金補助及び交付金についてのこの事務事業評価、こういったことを始めました。20年度以降はですね、その他の事務事業についても年次的にその対象を拡大していく。まあそれがまあ精いっぱいのところでありました。なかなか今、合併後のいろんな事務が錯綜しておりますので、難しいのでありますが、行政改革という一つの流れの中で、行政評価もですね、これをやっていくということをかねがね言ってきておりますので、まあそういうようなことで実施をしているところであります。

 目標チャレンジがどうなっているかとこういう話でありますが、これはまあ人事上の話なんで、総務部長の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 それから、野村市政14年を振り返ってということで、これは大変な大質問かなと思ったら4つの項目で最後はAEDでありました。10年間の中の四つの内の一つがAEDだというのは非常に淋しい気がいたしました。

 タウンミーティングは大変大きなテーマであります。私どもずっとやってまいりました。タウンミーティングというのはですね、なかなか難しいんです。国がやりましたら、あれはやらせだとか何とかありました。私どもはですね、そういった事前のことは一切やっておりません。出たとこ勝負であります。何が飛び出すかわかりません。今、議員御指摘ございました、例えば明倫でこのやられたときに、この160席のうちの半分ぐらいしか、ということであります。まあいろんな見方ありましょうが、この例えば、明倫小学校校区でやりましたときに、あそこには175席ありまして、パイプ椅子を40席足しまして合計230席を設けました。参加者のカウントの記録がありますが、152人入っております。今、おっしゃったように160人の半分だというようなことは決してありません。確かに明倫校区のですね、人口から言いますと集まられた方は少ないかもしれません。これはそれぞれの地域で特色があります。例えば、大島でありましたときは、あの狭い公民館の中に150人。しかも若い方が中心でありました。20代、30代、40代。大変熱気あふれるやり取りでありました。早く小中学校の建てかえをしてほしい。若い人の住宅が足りない。あの8戸の市営住宅をもう少しふやしてほしい。いろんなやり取りをしました。なかなかその地域によってですね、その切実な声も違いますし、関心も違います。例えば、明倫の場合はですね、一人の方が私とのやり取りで20何分独占をされているのですね。そういうことはできるだけ避けたいんです。本当は。皆さんがですね、またそういった人の声だけを聞きにこの来たことじゃないんだと、こういう話も帰りに私に言われます。だから本当はですね、いろんな意味で一人一問とか制限したいのでありますが、そういうこともしておりません。当初はですね、あの私どものこの話が、市長の話、こう長くなりました。これはどうして市長が話をするかというと、いつも諸岡議員には言われております。市長は説明責任を果たしていない。こういわれる。タウンミーティングの初めは市長との対話の集いといっておりました。これは、それぞれの地域に赴いて、まあ市長がそれぞれ地区の課題、市政全体の課題について話をする。説明をいたします。報告をします。そしてそれを受けて御意見をお聞かせください。こうやっているわけであります。今、諸岡議員のお話によりますと、市長が半分ぐらいやってワンマンショーをやっている。ワンマンショーって何ですか。サーカスですか。ちゃんとこれは私ども皆、必死になってやっておるわけであります。ワンマンショー、何でそういう言葉をお使いになるのか私は理解に苦しみます。本当に。さっき、何か来年やらなかった名誉はなんとかと言われるけれども、そっちの方が私にとってはよっぽど切実な話です。少し言葉を選んでいただきたい。ぜひよろしくお願いします。

 タウンミーティングの話はですね、今、御指摘ございましたように20カ所、開催いたしました。大体半分ほどその私が説明して、後、質疑応答を受けるという話であります。なかなか質疑が続いたときは10時近くまでやりました。延々質疑だけで2時間近い、そういったところもあります。これはですね、司会がこの大変苦労しております。最後まで絶対に質問させろという、こういう人もいるわけであります。今年はずっと会場をですね回って追いかけの人がいる。追っかけの人がいる。で、その追っかけの人が非常にですね、僕が感心したのがですね、あるときこられてそこで大変な議論がぐじょぐじょ展開をしておりました。病院の話とか道路の話とかしました。その追っかけの人がですね、見るに見かねて、なぜそんな病院の悪口を言うんだとかですね、道路がなかったらどうなるんだという、いつも言われている逆のことを言われているのですね。あの、何か市の執行部の立場に立って意見を言われた。普通はいつも異論を言われるんですね。見るに見かねて、まあそういうようなこともございます。これも今回の非常に特色があるタウンミーティングでありました。まあいろいろ、いろんなところであります。一部メディアにガス抜きというような表現が使われました。非常に心外でありました。あの、内容については本当にガス抜きだったのかどうかちゃんと結果を見ていただきたい、こういうふうに思っています。いろんな意味でですね、あれだけの20回もですね、10月は特に3日に1回やってまいりました。幹部の皆さんは大変であります。みんなボランティアです。超過勤務手当てが出るわけではありません。向こうの集まられる方は20回に1回だけでありますが、職員はですね、20回出ていくわけでありますから、これは大変な苦労であります。島嶼部も行けば場合によっては見島は泊り込みであります。

 大変苦労しながら、しかし今回もいろんなお話を聞きました。前回のときにですね、三見で一つ大議論がありましたけれども、その農道が、これはむだ遣いだとそういう議論がありました。そのとおり、議論をいたしました。それでその地区の皆さんともお話をしましたけれども、結局その意見のとおり、その農道については、計画を変更してやりました。約5億円近い事業でありました。まあこういったことも現にあるわけであります。いろんな形で御意見をきいていっているところであります。一番初め、忘れもしません大島で実はこのタウンミーティング、当時は市政対話の集いといっておりましたが、本当にショックだったのは、若い婦人からですね、御婦人からですね大島にはバキューム車がなぜないのかと、こういった質問が出たんですね。なぜって。そんなことは絶対ないはずですとこういったんですが、実際、調べてみたらバキューム車はなかったんですね。そこから始まったんです。やはりしっかり各地区の話を聞かなければいけない。だれも知らないんです。バキューム車がなかったんですね。それで下水道、下水道をつくるにも水がない。水道。こういうような話になったんですね。だからそういった思いを非常に強く持っています。だから、とにかく各地区の皆さんの意見を聞く。それは非常にですね、中には会場に酒を飲んでこられる方もあるんです。今回もありました。まあいろんなことがありますけれども、職員は、特にこの司会の方はですね、罵詈雑言を浴びせられながらですね、ちゃんと耐えてやっているんですね。ぜひ評価をいただきたい。決してワンマンショーでも何でもない。これ一生懸命皆やっているんです。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 そして、議会の皆さんがですね、各回ごとにですね、参加をいただきました。諸岡議員も随分参加をいただきました。姿をみました。その会議でありますから、もう少し、いろんな意味で公平に見ていただきたい、こういうふうに思います。

 その中で、今ずっとお話があった中で、この質問させろとか、それからいろんな話がありました。まあ総じて言いますと、まあ今回もですね、ある意味では、感じたことは、お集まりになる人々の方々のですね、年齢構成、中山間地域に行きますと圧倒的にもう高齢者の方が多い。若い人も集まる地域と、本当にかなり明暗が分かれます。まあこういったことも一つありました。ぜひそういった意味ではしっかり受け止めていきたいと思います。また、この関係については、いずれにいたしましても、今、概要、本当にわずかな概要でありますが、市報にお知らせをし、そしてこれは今、取りまとめておりますが、ちゃんとホームページにこの全内容をですね、ちゃんとこの掲載をし、そして御指摘をいただいたこと、できることできないこと整理して、今から管理をしていきます。前回合併後行ったものについてはちゃんと管理表ができております。まだ完成をしていないこの提案に対して、この手当てできてないものもあります。そもそもできないものもあります。そういったもの、ちゃんと整理していくつもりであります。

 それから2番目にお尋ねありました、この大学の話であります。大学について、この民事再生になった責任はとおっしゃいます。民事再生でなければ、あの投資した財産はどうなったかわからないんであります。そういうことにならないように民事再生にしたわけであります。これは大変多くの方々の御苦労のたまものであります。特に債権者である各銀行の協力をいただきました。そして、今、山口文化福祉大学という形で再生をしているわけでありますから、そしてまた、今、さらにこの内容をですね充実しようということで努力をいただいております。したがって今、これで陳謝をしろとか、何とかという話では私はないと思います。再生に対してですね、最大限の努力をしていくこと。これは当時、この議会におかれましても、特別委員会持たれました。特別委員会の委員長は今も評議員として実は大変な御努力をいただいております。藤田議員。大変御努力をいただいております。そういうふうに、当時の議会もいろんな形でですね、参画をいただきました。だから皆さんの協力があったからこそ民事再生ができたんです。全国で初めての民事再生。全国でつぶれた大学もあるんですよ、たくさん。これは再生したんです。文部科学省もその再生第1号を何としてもしっかり温かく見守っていきたいとこういっていただいているわけですから、私どもは何としてもですね、民事再生、これを成功させなければいけない。まあそういった意味での努力を今から重ねていきたいと思うわけであります。今から多くの課題がございます。まあそういったことも一つずつこなしていきたいと思います。

 そして、2番目にお尋ねいただきましたのは、旧女子短大の跡地について社会福祉施設に再建してはどうか。これは萩市の財産ではございません。学園の財産であります。これを福祉大学にせよとかどうかということを私が言う立場にはございません。ただし、萩市の立場から言えば、それがどう利用されるかについては非常に強い感心を持っておりますが、現時点では、まだ具体的な提案をお伺いしておりません。何とかそれがいろんな意味で有効に活用されることを期待したいと思います。

 それから、14年を振り返っての第3点でありますが、松陰像であります。本件はですね、もうこれは何度もこの場でお話をしているとおりであります。それ以上のものでも以下のものでもございません。これは事前に議長にお話をし、そしてこの出発をいたしました。どういうことでまあこういうふうなですね、このややこしいことになっているかと、私はわからないんですね。確かに実はもう1年前でありますが、議会が実は始まっておりました。そしてその合間の確か2月28日、3月1日に持って行っておりますから、そのたまたま3月1日がですね議会がなかったのですね。私も議会があれば私も行きません。偶然の積み重ねでありました。1月の総理の施政方針がございまして、松陰の言葉を使われた。その直後、秘書官に電話して、もし仮に松陰の像でも寄贈するとしたら、受け取っていただくことは可能なのかという話をしたら、さあどうですかねえというので、まあ調べてみましょうといって、いっときしてまあ可能ですけども、総理の日程がかなり込んでいる。当時あの大変この民主党とのいろんな争いがありました。この永田議員のいろんな話がございました。まあそういうようなことで政局がどうなるか全くわからなかったですね。そうしたらこの2月の末に電話がありまして、仮に3月1日では対応できますかという話があって、議会日程を見たら空いてたもんですから、何とかできるかもしれません。しかしまだ確定はしません。前日の5時に総理の日程が確定しますので、そのときに確定します。それまでは口外してもらっては困る、流れる可能性がある、まあこういうふうな話でありました。したがって、前日の時点でそれぞれ、議会の議長、そして県議、国会議員の河村代議士等に御連絡をいたしました。当時、河村事務所からは、河村事務所が車を出すからそこから官邸に行ってほしい。こういう話もいただきました。しかし時間がないので直接まいりました。まあいろんなこと、まあそうやってちゃんとしたこの手続きを踏みながら、やって来ておるわけであります。事後になったという話は、これはその長嶺武四郎先生の御一族、奥さんが入院加療中で連絡がつかなかった、姪御さんに後になって実は御連絡は向こうから連絡がありました。まあそれがあえて言えば事後であります。それ以外はですね、基本的には事前にお話をしておるところであります。何度も同じことを唱えさせていただいております。なぜそれが疑念があるとか疑惑があるとかおっしゃるのか私は理解ができない。もうそろそろですね、決着をつけてほしい。あなたも今、セールスマン、トップセールスマンとして、市長はどんどん出て行けと、これはまさに萩市をですね、代表してのトップセールスみたいなものなんですね。このことによってどれだけの松陰先生を含めた萩市のPRができたか。私がこんなこと言っちゃいけない。本当は諸岡議員に言ってほしいですね。トップセールスとおっしゃるなら。新聞、雑誌、その後の松陰神社、あるいは松陰先生についての出版物の増加、産経新聞の松陰先生の連載、恐らくこれが起点になっておると思うわけですね。いろんな意味で松陰先生の再評価、まあいろんなものに結びついた、と私は自負をしております。それが間違っているというのであれば、あの具体的な御指摘をください。

 それから野村市政14年目の最後の項目がAEDであります。14年間やって四つの中の一つが自動体外式除細動器、これは実はこの9月にも世良議員から御質問いただきました。まあそういったこと、先般の大井におきますところの災害の訓練がありました。まあそういったことを踏まえまして、今から2年間かけて各それぞれの主要な施設、特にこれは市役所、あるいは総合事務所に設置することを今、内定しております。いずれにいたしましても、予算で議会でお認めいただかなければならないわけであります。今まで待った理由は少したてばこういったものは大量生産されるので安くなるだろうというのを待っていたというのが一つの本音でありますが、しかしなかなかまだまだ、これについての研修等が不十分であった。これはなかなか使うのが難しいんですね。使うっていうのが、その専門的にある程度、これを設置したところに必ず一人や二人、三人ぐらいですね、いないとこれは使われないこれは一つの無用の長物になってしまうわけであります。そしてまた、誤って使うと命にかかわる話である。こういうことであります。今まで萩市で使われたのは医療関係でたった一例だけであります。まあそういうようなことも含めて、慎重を期したわけであります。予算も相当かかるということももちろんでありますが、少し安くなりました。まあそういうようなことを踏まえてですね、いろいろ準備をしているところであります。14年の内の一つにカウントされるほどの内容では私はないと思っております。

 それから3番目に、まちづくりについての観光客の道についてということであります。川越の例をお引きになりまして、いろいろお話をされました。石見空港のケースでありますが、石見空港の大阪経由便というのは、まあ特殊な事例であります。本来は石見空港は、東京2便ありました。利用者が少ないということで1便に変わったわけであります。今現在は朝の7時20分発で、実は主力たる便があるわけであります。そして、万やむを得ない場合、この大阪経由という便が用意されているとこういうことでありますが、何としてでも今、利用率を高めて、本来の2便化をしようと、こういう運動をしているところでありますので、ぜひこの昼の便がですね、大阪で寄って、そしてまたおくれたら大変だと、こういうことをあまり吹聴されますよりも、というような気がいたします。この石見便はですね、実は宇部便に比べますとそんなにおくれはないのであります。今、宇部便は北九州空港との兼ね合いで、毎便が今おくれております。何とかそういうことのないようにと今、要請もしておりますが、どうしても空路が交差するという話でありまして、かなりのおくれが出ておりますが、むしろ石見空港の方のおくれの方が少ないのではないかと、こうゆうふうに思っております。そして、万が一おくれた場合は、この益田駅にこの列車がいますので、そこまでタクシーなりバスなり使われて乗り換えられる。こういった来訪の仕方もございます。いずれにいたしましても、この萩へ来るこのアクセスの方法については、大変大事な話でありますから、そういった意味では今御指摘があったようなことも含めてですね、頑張っていきたいと思います。そして、同時にお話がありました、消費額。観光客がどのぐらいこの消費に押しているかという話でございます。今、川越の例を引かれましたけれども、川越というのは、東京から1時間。東京のいわゆる住宅圏といいますか、通勤可能なところであります。そこに伝建地区がございまして、それを今、世に売り出しているわけであります。大変今、川越の一つの文化施設ということで、大変な今、入り込みようであります。まあそういう中で、まあ萩はどうかという話でありますが、いろんなこの計数計算もございますけれども、本当に網羅したような自信を持って御説明できるような数字というのはなかなかないのであります。今、この観光課の方が、あるいは協会の方がと申しますのが、アンケート調査を実施しておりますが、まあそれによりますと、大体このアンケートの数が年間大体1,800でありますから、まあまあそこそこ内容のあるものかと思いますが、旅行予算、4万1,500円。日程3日、宿泊数が2泊。萩宿泊1回1泊。まあこういうような数字でありますが、消費推計大体この2万円程度とこういうようなことであります。まあこの2万円をもしその単純にですね、この1万4千。あるいは宿泊者数の43万、こういたものにかけると、大体の数が出てまいりますけども、しかし自信を持ってこのお答えする数字ではなかろうかと思います。県が今、消費額ということで県内のこの宿泊施設に泊まったこの方5,000人を対象にいたしまして、調査をしたものがございます。しかし、回収はですね22%、1,000人強でありますから、統計的に有意かどうかというのは、やや疑問をなしとはしませんが、それによりますと、大体この消費額が大体、3万5,000円といいますが、大体この予算総額4万から3万5,000円というのはまあ大体似たような数字かなと、こういうふうに思っておるところであります。まあそういったものをベースにして、いろんな推計ができるかと思いますが、まあ今、山口大学の観光学科ですか、観光政策学科等にも今、いろんな計数等も調査をいただいておりますので、まあそういったものも参考にしながら、議員がかねがねおっしゃっているように、できるだけ計量化した一つの目標とか分析、こういったものにも役立っていきたいと思います。

 それから、次の最後の話でございますが、この新幹線利用者からの苦情ということで、新山口から萩へのバス。これがなぜ直行便がないかという話であります。実は特急はぎ号というのは、昭和50年にできました。昭和50年というのは、ちょうど実は博多に新幹線が開通したときであります。このときは皆さん御承知だと思いますが、この小郡を立ちますと大田でトイレ休憩があって、あとは萩だったんですね。それが特急はぎ号だったんですね。しかしいつの間にかですね、今、御指摘のように途中に湯ノ口とか何とかに止まるんですね。で、これは平成11年にそういったことに改正になったそうで、私も知りませんでした。議員からこうやって御指摘をいただくまで。まあこういうふうなこの数字の意味というのは何かといいますと、まあ要は先ほど申しました、例えばこの観光客のアンケートなどによりましても、実は、この2次交通で来られる方の部分含めて、あるいは最初からマイカーでこられる方も含めてありますが、先ほど言いました統計と同じベースありますけれども、1,399人、この2次交通。例えば、空港、あるいは新幹線、まあそういったところで数があるといたしますと、路線バスが190。レンタカーが161。そもそもマイカーが731というので、いかにこの路線バスの利用者が少なくなっているかということでありまして、このために恐らくさっきおっしゃったような直通バスということでつくられたものが変容してきた、こういうふうに思います。

 しかし、この道路の改良等で当時と時間は殆ど変わりません所要時間1時間12分から14分であります。1時間10分強でありますから、まあまあそこそこの時間だろうと思います。これも例えば、雲雀垰あるいは絵堂のところの道路の改良、まあそういった幹線道の相当の改良が加わって来ておりますので、まあそういうような意味でこの時間等も早くなってきた。したがって、途中で止まりましても、時間的にはそんなに変わっていないというのが実状かと思います。

 それから、失礼しました。物品の販売の関係で実はしーまーとをいつも説明をしているのでありますが、しーまーとが実は売り上げ代価が84億円程度といわれております。年間84億程度のですね、道の駅というのは実は日本全国で恐らくベスト5に入るだろうとこういわれております。もちろん、この訪問され、訪ねられる人員という観点で言いますと、中国ナンバーワンであります。そのぐらい実は今、多くの人たちに利用されているわけであります。もちろんこれには、ウイークデーはどちらかといいますと市内の人。この土曜、日曜、祝日は県外、あるいは市外の方、観光客。このような組み合わせになっているようでありますが、内容等について、そのような萩の大変、今、この注目を集めているそういった施設もあるということもぜひ御承知おきいただきたいと思います。

 それから、一つ地場産業の関係でありますけれども、確かに今、お話ございましたように、私どもは誘致企業、特にコールセンターというのは1年かけてやってきました。とこう言いました。そしてまた誘致についても大変な努力をしてきましたけれども、議員御指摘のようにですね、地場の事業をもう少し力を入れて、地場の事業を育成をする、あるいは支援をしていく、こういったことにも併せて力を入れていこう。こういうことを今、実施しているところであります。もう御承知おきだろうと思いますが、中小企業の長期経営安定資金の融資、保証制度でありますが、まあこれについては、今まで、この普通資金が600万。無担保、無保証の関係が350万でありました。これを1,000万に引き上げました。そうすると、途端にこの利用者が大変今、数がふえておりまして、当初予算が間に合わない。恐らく補正を組まざるを得ないか、あるいは流用にするか、そのあたりについてもまた御相談をしなければならないかと思いますが、まあそういうふうなこの状況にございます。まあこれも地場事業者の一つのこの事業拡大等につながれば、という思いであります。あわせまして、まあ今までも固定資産税の減免等の措置を、と言いますが、これは地場の事業者が今、工場の拡大とか移転とか、こういったときにもあわせて使える、まあそういうふうなことでですね、例えば、この観光関係でも随分いろんな増改築、あるいは内装のとか、いろいろやられておりますが、まあそういったときに、この内装は難しいのでありますが、その新しくその施設を増設をされる、こういったときには、固定資産税の減免の措置、過疎法に本拠を置きますところの萩市固定資産税の課税免除に関する条例、こういったものを実はこの合併にあわせまして、平成18年6月の改正で行ったところでございますが、まあこのあたりはかなりそういった意味では利用できるのではなかろうか。今までは、平成17年の3月6日改正以前はですね15人を越える雇用効果がないとだめだという話のその雇用要件を外しておりますので、随分かわってきたかと思います。

 その他ふるさと融資もございますし、まあいろんな意味でそういったものを十分活用いただければ。まあこういうふうに思います。できるだけそういった地場のこの事業におきましても、この活力ある展開を。こういったことは、今、難しい話でもなく、そういったものにも力を入れていけ、議員の御指摘はそういう点だろうと思います。そういったことも含めて、この考えていきたいと思うわけであります。17、18両年度で、起業を、新たに業を起こした。これはこのいろんな営業所やまあいろんなもの。仔細なこういうもの含めてでありますから、64企業。まあ進出した企業、これが営業所、出張書も含むんでありますが、54企業。まあそこそこにですね、いろんなものがあり、このつくられ、そしてまた移動している、まあこういうふうに思うわけであります。まあ、その中では竹クリエイトとかあるいは、竹炭の協同組合とか、あの各地で展開されました農事組合法人、御成道、こういったものもございますし、まあ流通業者ではヤマダ電器や西松屋チェーンやユニクロや郵政事業、郵政もこれ郵政事業株式会社になりました。こういった意味での当期の変更ものであります。まあいろんなものがあるわけでございます。まあできる限り、そういった一つ一つ、いろんな形で雇用効果があり、経済効果があるもの、まあこういったことも今、商工課の職員の皆さんは非常にこのいろんな角度で資料を集め、そしてまた、新規の事業展開につながるものについては、いろんな意見を聞き、市が行政で何ができるか、まあこういったことも研究しているところであります。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 総務部長。

  〔総務部長 中村敏雄君登壇〕





◎総務部長(中村敏雄君) 職員の服務規程違反の処分の基準について、お尋ねがありましたのでお答えいたします。

 職員の分限懲戒処分についてでありますが、まず、分限処分については、勤務成績がよくない場合でありますとか、心身の故障のため職務の遂行に支障があり、またはこれに耐えない場合、あるいはその職に必要な適格性を欠く場合などに、主に公務能率の維持と公務の適正な運用の確保のために行う処分でございます。

 一方、懲戒処分についてでございますが、これは職員に一定の非違行為があった場合で、法令等に違反した場合でありますとか、職務上の義務違反、または職務怠慢があった場合、あるいは全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があった場合に当該職員に対し、同義的責任を問うことによりまして、職場規律と公務遂行の秩序維持を図ることを目的とする処分でございます。

 処分に当たってはいずれの処分も、任命権者が恣意的にならないように、処分の適正を期するため、萩市職員分限懲戒審査委員会で審査をいたしまして、その審査結果を任命権者に具申し、任命権者が処分を決定しているところでございます。

 萩市におきましては、現在、処分の基準がございませんが、まず、審査委員会の事務局において、事件の内容、及び関係職員の事実行為を調査し、これを審査委員会に報告いたしまして、審査委員会では、これをもとに過去の処分事例、あるいは国や他の自治体の基準などを参考にするとともに、懲戒処分においては、故意、または過失の度合い。あるいは他の職員や社会に与える影響、当該職員の職務上の地位など総合的に勘案いたしまして、職員の処分の程度について審査を行っているところでございます。なお、ただいま申し上げましたとおり、今のところ処分の基準がございませんので、現在、懲戒処分の基準について、急いでつくるように準備をいたしておるところでございます。

 分限処分の基準についてでございますが、こちらの方は、処分にあたっての事実認定がなかなか難しい面がございますが、分限処分の、処分そのものが余りそんなに複雑ではございませんので、萩市独自の基準はつくらずに、当面は人事院で策定しております国家公務員に対する運用基準がございますので、これにより対応したいというふうに考えております。

 懲戒処分の基準については、今、大体その原案ができたところでございます。今の構想といたしましては、一般服務違反関係。それから公金公用物等取り扱い関係。公務外非行関係。そして、飲酒運転交通事故その他交通法規違反関係。それから、監督責任関係。関係者責任関係というように6分類に分け、48項目にわたり基準を設ける予定でございます。なお、懲戒の基準につきましては、職員組合等の交渉事項の対象となっておりますので、組合との話し合いを経て今年度中に策定作成したいというふうに考えております。基準ができ次第、公表する予定であります。

 それから、御質問の中で、市職員がまた酒気帯び運転をしたとの御指摘がありました。その概要を説明させていただきます。本件は、平成19年10月20日土曜日の夕方に発生したもので、職員が市内飲食店で飲食後、帰宅しようとして代行を呼びまして、その代行を店の前で待っているときに、店のすぐ横の駐車場に入ろうとする車両がありまして、駐車場を見たときに駐車場が一杯でありましたので、自分の車をよけたらこの車が入れると思いまして、自分の車を移動させようとして駐車場内で運転したものでございます。その際に次に駐車場に入ろうとする別の車両と接近したときに、その車が電柱に衝突し物損事故を起こされたものでございます。職員が運転する車と直接接触したわけではございませんでしたが、職員が飲酒していたということもございまして、相手方に済まないとの思いから修理代について全額弁償することで話がまとまったものでございます。相手方は本件について大げさにしたくないという思いが強く、職員がこのことをもって処分されることも望んでおられませんでしたが、事実関係を調査した上で萩市職員分限懲戒審査委員会を開催した上で、11月1日に当該職員に対し、厳正なる処分を行ったところでございます。処分にあたっては、事件の内容を正確に把握することに努めまして、本件があくまで駐車場内での運転であったこと。しかもその駐車場については面積、形状からして不特定多数の利用ではなくて店のお客さんのみの特定のものの利用しかなかったこと。あるいは駐車場の構造が、出入り口が1カ所だけで、人車の通り抜けができない場所であったことなどから、当該駐車場が道路交通法に規定する道路、道路交通法で規定する道路と申し上げますのが、道路法に規定する道路、あるいは道路運送法に規定する自動車道、及び一般交通の用に供するその他の場所という規定でございますけれども、まず、道路法に規定する道路、あるいは道路運送法に規定する自動車道ではないことは明らかでございまして、問題は一般交通の用に供するその他の場所であるかどうかということでございましたが、過去の判例からいたしまして、道路交通法に定めるその他の場所ではない、ということでありますので、判例からいたしまして、道路交通法の違反にはならない事件であったということでございます。

 そしてまた、店の人に頼んで代行を呼んでもらっておりまして、実際に代行の来るのを待っていたという店の人の証言もあることから、不特定多数の人が利用する公道を運転するつもりはなかったと推定されるなどの情状を考慮する一方で、駐車場内といえども飲酒してハンドルを握ったことは、公務員としてあるまじき行為ではございますので、その責任は極めて重要であることから厳しく処分をしたところでございます。なお、本件に係る職員の処分については、先ほど申し上げましたとおり、相手方が処分の内容について公表することを望まれなかったために、萩市職員の懲戒処分の公表に関する基準に基づきまして公表を差し控えておった次第でございます。どうぞ御理解をお願いいたします。

 それから、最後に、行政評価に関連いたしまして、目標チャレンジの状況についてお尋ねがございました。議員のおっしゃる目標チャレンジとは職員個々の業務上の目標や、組織としての目標を掲げ、それを事後評価して職員の資質や能力の向上、組織としての施策、事務事業等への反映につなげるための手法だと思われますが、まず、職員個々においては、毎年ですね、職員に対しまして、自己申告書を提出させております。この自己申告書の中で、過去1年間の仕事を振り返って成果が上がったと思うことや、今後1年間において、仕事上取り組んでみたいことなどを記載させております。現在のところ、これを上司等が評価するシステムは構築してございませんが、今、導入に向けて検討中でございます人事評価制度において検討してまいりたいというふうに思っています。

 一方、組織としての目標については、各部署においてそれぞれ掲げて行政運営を行っておりますが、先ほど市長答弁にありましたように、まちづくりシートにおいては、各施策の目的、現状分析、今後の戦略方針を記載させており、将来的には具体的な数値による成果目標を設定いたしまして、市民にとってもわかりやすい施策評価システムの構築を目指してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 訂正であります。先ほど、このしーまーとの販売額を一桁間違っておりまして84億と申したそうですが、私は8億4千万のつもりで言ったんでありますが、そういうことでありますので、お許しをいただきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 諸岡議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 2時02分休憩

────────────────────

     午後 2時13分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位4番、世良議員。16番、世良議員。

  〔7番 世良眞名夫君登壇〕





◆7番(世良眞名夫君) 今定例会も多くの議員のみなさんの質問によりまして、本日は6人の方が質問をされる予定となっております。私は端的に質問をいたしまして終えたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 今回は5項目について通告をしていますので、順次質問をいたします。

 最初に行政改革についてお尋ねをいたします。萩市を取り巻く環境の変化に対応し、市民主体の行政運営をしていくためには、市みずから行政運営のあり方を絶えず見直し、時代に適応した改革を進めていかなければなりません。萩市では昨年8月、新たな行政改革推進プランを作成され平成21年度までの4年間を推進期間とし、分権時代に自立した行政システムづくりを基本理念のもとに、定員管理や経費削減など取り組み、項目ごとに具体的な数値目標を設置して、着実に改革を行なっておられます。特に今定例会において市長報告や議案等に上程されておりますことに対して一定の評価をいたします。この改革を今後とも着実に推進していくためには、私は数値目標に対する進捗度合いを定期的にチェックし、検証しながら必要に応じた見直しを行なうなど、進行管理を適切に行なっていくことが重要と考えます。

 そこでまず、プランの初年度である18年度と、年度途中であるが19年度の行政改革の主な取り組みの進捗状況と、それを踏まえた今後の取り組みについて、市長の御所見をお伺い致します。

 次に県施設であります萩柑きつ試験場問題についてお尋ねをします。

 夏ミカンは小幡高政によって明治初期における士族の生活苦救済のために夏ミカン栽培が推奨され、萩の地は日本初の夏ミカン栽培地となりました。当時の萩は夏ミカンの栽培が主要産業であり、よって萩市の経済は潤い財政を豊かにしてきたことは、皆さん記憶に新しいことだと思います。また夏ミカンは市民や観光客にも土塀の上からのぞいている夏ミカンのポスターは、萩市のシンボルとして広く知られており、夏ミカンといえば萩といったイメージは広く親しまれております。そのような経緯の中で昭和41年に山口県萩柑きつ試験場は、萩地域の柑きつの振興を図る目的で試験研究機関として設置されました。以来41年間にわたり地域に適した有望品質系統の探索や栽培技術の確立、甘夏栽培の省力化、高品質化のための病害虫防除、西条柿、柚子等、特産安定に関する研究が進められ、萩地域の柑きつ栽培の拠点として、その役割りを果たしてきました。しかしながら今年3月に山口県の計画された機構改革により萩柑きつ試験場は大島柑きつ試験場に移管集約されることとなり、来年の4月には廃止されると聞き及んでいるところであります。

 そこでお伺いいたしますが、柑きつ振興において中核的な役割りを果たした、この施設の廃止により柑きつ栽培をしている方々は一抹の不安を抱えておられます。柑きつ栽培に必ず影響が出てくることは明白でありますので、そのような不安を払拭されるような手立てを講じていく取り組みをしていただきたいと思っているところではありますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 次に人口定住対策で結婚相談所の開設についてお尋ねをします。結婚問題については多くの市民の方々から相談を受けているところであり、議員の皆さまも執行部の方々も市民の皆さまから御相談を受けていらっしゃることと思います。以前は御近所にお世話好きの方がおられ、その方々の御紹介で良縁に結びついて結婚なさる機会が多くありましたが、最近はそのようなお話をしていただく方がいなくなり、結婚を希望する男女にとって大変厳しい状況であります。萩市では結婚を希望する男女の出会いの場づくりなどの方法を講じておられるが、実際に結びついた事実はないと伺っていますが、このようなその場限りの方法では良縁に結びつくことは厳しい状況と思います。

 市長は常々若者の定住を盛んに訴えておられますが、萩に住んでいただくためには、もっと積極的な施策の取り組みが必要と考えます。

 そこで提案でありますが、市役所内に結婚相談所を開設されて、相談員を設けて結婚を希望する男女及び家の家族の方から、結婚相談に応じたお互い希望を尊重しながら結婚相手を紹介し、良縁に結ぶ方法を考えられないか市長の御所見をお伺いします。

 次に県有地浜崎商港の利便性についてお尋ねします。

 去る10月6日浜崎埠頭地で市内の3歳児の子供さんが野積みされた資材置き場で、岩に足を挟まれて足首が骨折される重傷を負われ、この事故で一緒にいた父親と弟、知人の子供も顔や膝に軽症を負われております。この場所は県土木建設事務所の管理の資材置き場であります。事故の要因はどうであれ、公共的施設の管理地であります。このような事故があってはならないことでもあります。この周辺は住民の方々にお話をお聞きすると、いつかこのような事故が起きるのではないかと心配されておられた場所でもあります。私も花火大会や、この周辺を訪れたときに強く感じていたところでもあります。危険防止の侵入禁止を防ぐための看板の設置や、ロープによる遮断では意味のない方法であると思います。きちんと防護壁など設置して、事故防止策を講じることが必要と考えるが、安全対策に十分配慮をお願いしたいものであります。

 この浜崎商港は、離島航路の利用者にとって重要な拠点施設であります。この浜崎地域は平成13年に現在でも当時の町並みを残す地区として重要伝統建造物群保存地区に指定されております。

 また、近隣には萩女の気質を抱いた名勝女台場もあり、観光地のスポット的な地区でもあります。毎年5月には地区挙げてのお宝市の開催が盛大に行なわれ、8月には花火大会も開催されているところでもあります。

 ところでこの地区には公的な一般駐車場はなく、特に大型バスの受け入れが困難であり、訪れる観光客などは苦慮しているところであります。

 また夏場には観光やレジャー等を目的とした見島、相島、大島の離島航路の利用者が多くおられ、既存の駐車場では満杯な状況であります。

 そこでお伺いしますが、山口県の管理地である浜崎商港であるが、施設の中であいた土地を有効活用する観点から、提案でありますが、一部でも駐車場として整備し、離島航路の利用者及び浜崎地区の利便性の向上につながることと私は考えます。

 またあわせて道路沿いの公園についても樹木が生い茂った状況であり、少し手を加えていただければいかがでしょうか。空いた土地があるからこそ、景観的配慮に欠け管理者としても目の届かない状況であると思います。いずれにしても県の管理地であり、手続き上難しいことがあると思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。

 次に教育問題で体験活動の充実についてお尋ねします。子供たちの自然体験や社会参加の不足を補い、生きる力をはぐくむために学校週5日制を利用して、地域での体験活動の充実が求められています。現実的には指導者の高齢化や不足が表面化し、また宿泊や冒険的要素を伴うキャンプなどはケガや事故に対する責任問題から実施するPTAや子供会、自治会、民間団体は急激に減少しており、地域における子供たちの体験活動に危機感を持っております。そこで地域における体験活動に対する市の取り組みについてお伺いいたします。

 また、学校教育においても宿泊体験学習を実施する小中学校も減少傾向にあると伺っていますが、青少年の施設までのバス料金の補助金のカットや、学校週5日制による授業時間の制約も影響を与えているようであります。小中学校における宿泊体験の実施率の変化や、また学校教育における宿泊体験学習の充実を図るための取り組みについて教育長にお伺いいたします。

 以上で第1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 世良議員から大きく五つの問いをいただきました。5番目は教育問題でありますから、教育長の方からお答えをさせていただきたいと思います。

 最初の行革の問題の取り組み状況、そしてまた今後の方針についてということでお尋ねをいただきました。すでに18年度から21年度に至ります4年間を目標期間としまして、この具体的な実施計画、そして定員管理を推進いたします定員適正化計画をあわせて策定し実施をしているところでございます。進捗状況や見直し状況は、ホームページを通じまして市民の皆さんにも公表しているところでございます。今時点で18年度の主要な取り組みの進捗状況、項目数が67ございますが、進捗率91%このように事務的には伺っておるところであります。それぞれの主要な関係、ざっと申しますと経費の節減については19年度予算でかなり負担金や補助金の内部的経費についての見直しを行いました。あるいはこの山口県からの社会教育主事の削減、これは1千900万。7名から2名の減員。内部関係費の削減いろんなものがございますが、報酬の単価の見直しによるその削減。これは審議会、委員会の委員の報酬を5,000円から3,000円に減額をいたしました。この関係で400万円の削減。施設の清掃費の削減。議会でも御指摘をいただきました施設の清掃を職員が実施する。こういったことによりまして800万円の減額。出張旅費の減額、これは旅行雑費というものをもっておりますが、県内の公用車出張は今まで300円を支給しておりましたが、これはゼロになる。本土、離島間の相互に行き来をした場合の1,200円を廃止いたしました。これで200万。佐々並出張所の日直の廃止。この66万。公共施設の廃止、これは12月定例昨年のですね、むつみ老人憩いの家、吉部老人作業所、半田公民館。須佐大橋北休憩所の4つの公の施設を廃止することによります。そして譲渡等あるいは地元町内会への管理移行。こういったことで、廃止をしているところあります。

 そしてまた市民や町内会組織、各種市民団体等による自主活動の支援という形で特に田万川、むつみ、旭につきましてモデル試行ということで今19、20年度で今行ってもらっています。総合事務所の組織の見直しといたしまして、総合事務所の5課体制は堅持しながらもサービスの低下も招かないように、その範囲内で土木等の設計業務は本庁業務とする。こういうこともやっているところであります。行政サービスの充実24時間保育サービス。これは委託でありますが、窓口業務の延長を行っております。本庁の証明発行等を毎週木曜日を7時まで延長をしております。本庁の収納業務、月曜から金曜まで7時まで延長しております。今後いろんな取り組みを予定をしておりますけれども、権限移譲の推進、これは住民の身近なところで物事が決定できるあるいは手続きができるという観点で特に今パッケージ方式ということで、県から権限移譲こういったことの提示がありますが、今県内におきましても萩市がもっとも多く手を挙げています。組織機構の改革、教育委員会の所掌事務の見直しを4月1日をもってして行なう予定であります。そして新たな自主財源の確保ということで、文化財施設の有料化、先ほど近江議員から御質問いただきました内容であります。あるいは駐車場の有料化も同様であります。

 ふるさと納税制度の積極活用、これもいよいよ制度が動き出しますので、こういったものも、むしろ積極的にPRをし、ぜひ萩にこのふるさと納税を、こういうふうなこともやっていきたいと思います。遊休資産の活用、これはいろんな遊休資産の売却貸しつけを積極的にやっていこう、こういうことであります。

 第三セクターのあり方、これも当定例会でも議論いただいております。

 公共工事の適正化、これは一般競争入札を導入していこうということであります。もちろん条件つきという形であますが。

 公共施設の統廃合、こういったこともございます。もろもろのものがまだございますが、主要なものを、内容を御報告をさせていただきました。

 いずれにいたしましても行政改革は、いろいろ痛みを伴うものもございます。実施する場合には十分慎重を期し、事前に関係の方々には十分お話をして理解を求めていきたいと思います。

 2番目に柑きつ試験場の問題について、この統廃合ということで、御指摘をいただきました。まさに議員の御指摘のとおりでございまして、今からちょうど130年前、明治9年にですね、小幡高政が耐久社という法人を打ち立てまして、始めました柑きつ栽培の元祖であります。にもかかりませず今年になって山口県の方から、現在あります萩柑きつ試験場について、これを大島の方に統合したいとこういうお話しでございます。急な話でございました。青天のへきれきのような話でございました。なぜかといいますと、萩は柑きつで生きてきた町でございます。そこでいろいろその試験場が、いろんな意味で支援をいただきました。技術研究支援。これがなくなるわけでございますから、それは急に言われてもという話でありまして、私どもは今ある機能について、このいきなりなくなることについて、なかなか理解しがたいという話をしております。

 じゃあ今何をやっているのかという話になりますが、この試験場におきましては、この北浦地区に適する新しい品種系統の選定という一つの事業をいただいております。あるいは柑きつ、ハルミの安定生産技術の開発をいただいております。長門ユズキチ、これはもともと田万川の産でありますが、この長門ユズキチの出荷時期の拡大と安定生産、こういったことについてもいろいろ研究いただいておるわけであります。そしてまた高齢化に対応した省力生産技術の確立。これはそれぞれの果樹の木がですね、成木の高さによって生産、要するにこの、管理がしやすいように、こういったようにいろんな工夫。こういったこともやっていただいてきました。病害虫に関する試験研究。こういったこともいろいろ努力をいただいてきたところであります。

 18年3月に策定をされました、山口県行政改革推進プラン、県の方の行政改革の中にまさに、もろに引っかかったわけであります。22年4月までに順次再編を実施するとこういう話の中に萩柑きつ試験場。それで今実施している試験研究の大島柑きつ試験場等への移管集約を行なうと書いてあるんです。20年3月末に再編廃止が決定。こういうことを急に十分な相談もなしに行なわれることが、非常に理解できないわけでありますが、とにかく今まで伝統的なこの試験場について今の機能を失わないように、どういう交渉ができるのか、まさにやっている最中であります。先般の来年度予算。知事要望に当たりましても、とにかく栽培農家等への普及指導体制は今までどおり行なうことができるように。そしてまた移転されない原木等の種の保存と技術支援。ここにはいろんな原木がございますので、そういったもの。それから大島柑きつ試験場を補完する実証ほ場の設置。それからもし仮に萩柑きつ試験場のこの施設を萩市が仮に管理するとした場合、そういったときの管理費用の財政上の支援をしてくれ、いろんなことを言っておりますが、まだ、確たるもの合意形成ができているわけではございません。いずれにいたしましてもこのあたりについては、しっかり議論をしていきたいと思います。

 とにかくまだ減ったとはいえですね、萩におきましては大井を中心にいたしまして、あるいは堀内、平安古地区にもかなりの夏ミカンの木が残っているわけでございますが、これを今から農業生産にどう生かしていくか、農家所得の構成の中で、柑きつの所得というものをどう生かすのか、これが今後の一つの萩地区の農家経営の大きな一つのよりどころとなるのではなかろうかと思っております。引き続き努力していきたいと思いますので、ぜひ議会におかれましても御支援を賜りますように、よろしくお願いしたいと思います。

 それから3番目の人口定住対策の問題で結婚相談所を開設してはどうかという話であります。かねがね結婚相談所についてはいろんな形で御意見もいただいておるわけであります。とにかく今どういう状況にあるかという数字を見て私も驚きました。20代萩市地区の未婚率は平成12年にですね国政調査を行いましたが、そのときは20代未婚率は68.3%17年2年前でありますが、71.9%10人おれば7人は独身であります。これが30代になりますと、実に30・2%に落ちます。40代になりますと14・7%。しかしかなりの方が残っていらっしゃるわけでありまして、こういったときの出会いの場をつくる。そういったもの、昔はそれぞれかなりお世話好きの方がいらっしゃいまして、役所にもあるいは会社にもそういう方がいらっしゃいましたが、昨今はそういう方がなくなりました。非常にリスクがあるという。私が前勤めた役所におきましても、昔は人事担当者の机の中には山とですね、お見合い写真があったそうでありますが、もうかれこれ40年前からですね、成田離婚とか、成田離婚じゃなくて出発前に、あるいは結婚式のときに二人が揃わないとこういう話があって、恐ろしくてできないっていうんですね。そういうふうになってリスクが大きくなって人事担当者はそういったお世話をしなくなった。それから相当時間がたちました。だからそういったお世話をされる方のリスクといいますか、そういったこともありますので、なかなかそういったものもなくなってきつつあるんでしょうけれども、やはり本当になかなか出会いの機会がない男女というのがかなりいるわけでありますから、そういったことを、そういった方々を対象に少し考えてみてはどうかというのが、世良議員の御指摘だろうと思います。御提案だろうと思います。実は私どもかつて私どもと教育長が一緒になってですね、市役所や金融機関や教育関係者こういったところで、独身の皆さん集めて交流会をやったこともございますが、なかなかやるのはやれてもですね、なかなか結果としてゴールインしたのが何組出たということがなかなかないんですね。今までも市町村関係いろんなイベントがあります。昨年今年にかけましてもいろんなイベントが行なわれておりますが、どうも一過性のような気がします。本格的にそういった信頼できる出会いの場、あるいはこういうお話をして、そしてまた斡旋をしていただく場ができないか、結婚相談の場ができないか、こういうことだと思います。

 実は昔笠山会というものがあったそうでありますが、これは福祉センターで結婚相談をずっと継続されたそうでありますけれども、会員の皆さんが高齢化されまして事実上消滅してしまったそうです。このときは仲人の謝礼金をもってして運営費に当てられた。役所でやってはどうかっていう話でありますが、今県内におきまして、かつて宇部市が役所でやられていましたが、社会福祉協議会へ移行いたしました。そういうふうに今週2回ほど今相談を行なっていらっしゃるそうであります。何かそういったものを考えてみたいと思います。私どもで、役所でやった方がいいのか、あるいは民間事業という形でやれるのか、ちょっと時間をいただきたい。本気で考えていきたいと思います。

 それから最後に萩商港の利活用の話であります。

 野積み場の安全対策ということで、先ほど事故の話をされました。これは本当に痛ましい事故でございまして、今なおリハビリと手術のために年内は病院にいらっしゃるそうであります。まことに残念であります。とにかくあの商港の空き地については、とにかくですね、もう少しこの萩の離島に対します一つの玄関口だと、しかも隣はずっと菊ヶ浜で萩市の一番観光地域といいますか、リゾート地域とこう言っても過言ではないわけでありますが、そこに石の山があったり、変な船の残骸があったりですね、こういったことを放置すること、本当にいいのかという、これがもし萩市の土地だったら絶対に市議会の議員の皆さん、お許しにならないと思いますね。これは県の土地で、県の管理だとこういうことであります。本当に何とかですね、駐車場をもってして臨みたい、こういうふうに今までやってきております。今担当の方で大変苦労しながら県と折衝しておりますが、もしこれを有料の駐車場とするならば、これは県条例をですね、手当てをしなくちゃいけないということでありますんで、そういうことで今努力をいただくように今話し合いを続けているところであります。何とかですね、少なくとも来年くらいにはですね、ちゃんと手当てが終わるように、こういうことを今お願いしております。

 今まではむしろ離島航路の利用者のための駐車場ということでありますが、基本的にはそういうことでありますけれども、浜崎の皆さんにも使うことができるような特にこの浜崎しっちょる会の皆さん主催されますところの浜崎のお宝博物館。こういったときにも活用できるように、そういうふうな、とにかく駐車場が少ない、特に大型バスが駐車できる場所がない。こういうことでありますから、そういう方向で、早急に内容が詰まるように、もう随分前からやっておりますけれども、今そういう詰めを行なっているそうでありますので、私自身もまた今後また陳情に行くなり、そういった努力をしていきたいと思います。駐車場の整備ということで、何とか手当てをし、また野積場の方の安全管理を含めて考えていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 教育長。

  〔教育長 岩崎 肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 世良議員から教育問題の中の体験活動の充実について御質問いただきました。お答えいたしたいと思います。

 まず、地域における体験活動に対する萩市の取り組みでありますが、御年配の方には懐かしい、また楽しい思い出として残っていることと思いますが、過去には各地域の子供会でキャンプを実施いたしておりましたが、現在は福栄地域の子供会が夏休みに福栄サマーキャンプ体験活動を実施しているだけであります。旭地域は明木小学校会場に宿泊をともなう旭っ子フェスティバルを開催いたしております。現在萩市では子供会育成連合会と共催いたしまして、萩市子連インリーダー研修会を年3回一泊二日の日程で開催いたしております。全地域の小学校4年生、5年生、6年生を対象に野外炊飯、萩焼づくり、連凧づくりなどの体験学を行なっています。中高生のジュニアリーダーの指導のもと地域を越えた交流が行なわれ、大変充実した活動となっています。参加者も年々増加しており、平成19年度は、2回実施した段階で173名の参加がありました。もう1回残っておりますが3回目は12月に予定されておりますので今年度の参加者は恐らく200名を越えると予想されます。そのほかにも萩市教育委員会と子供会育成連合会との共催でアブサンユウユウ交流会を夏休みに開催いたしております。これは中学生を対象にしたキャンプ活動で、平成17年度は川上阿武川公園で34名が参加し、平成18年度は須佐エコロジーキャンプ場で35名の参加がありました。そして本年度、平成19年度は、福栄とんだんの森で46名が参加いたし宿泊体験活動が行なわれました。

 次に学校教育ですが、多くの学校で知徳体食のバランスのとれた生きる力の育成に取り組んでいます。子供たちが生きる力をはぐくむためには、自然や社会の現実に触れる実際の体験活動が必要なことは、議員がおっしゃるとおりであります。子供たちは具体的な体験や事物とのかかわりをよりどころとして感動したり、驚いたりしながら考えを深めていきます。そして実際の生活や社会のあり方自然の営みを学んでいきます。さらにそこで得た知識や考え方をもとに、実生活のさまざまな問題に取り組むことを通じてみずからを高め、よりよい生活を作り出していくことができるのです。このように体験活動が子供たちの成長の糧であり、生きる力をはぐくむ基盤となっています。

 議員がお尋ねの学校教育における宿泊体験学習の実施状況についてお答えいたします。

 まず小学校では、集団宿泊学習の実施率は90%から95%で修学旅行の実施率も同じです。どうして100%になっていないのかということでありますが、極小人数規模の学校が集団宿泊学習と、修学旅行を隔年で実施しているためであります。ある年は集団宿泊学習、次の年は修学旅行と隔年でやっているわけです。また、学校によっては2校から3校が、合同で実施していると各学校の実情に合わせて工夫を行なっております。

 次に中学校における宿泊体験学習の実施状況についてです。修学旅行は100%実施しておりますが、集団宿泊学習の実施は約半数の50%です。中学校ではキャリア教育の推進に重点をおき、職場体験活動やボランティア活動、あるいは地域の伝統文化との触れ合い活動に力点をおいて、体験活動が展開されています。いわゆる体験活動の質的な変化があらわれています。ちなみに平成19年度の職場体験学習の実施率は100%でございます。実施機関も3日から5日間とだんだん長くなっています。学校週5日制が完全実施され、授業時数の確保と行事のスリム化が言われてきましたが、体験学習の重要性を考え、どの学校も工夫をした取り組みを行なっています。体験活動の全時間を学校行事として、教育課程の中に位置づけると当然教科の授業時数が不足してしまいます。そこで総合的な時間や理科や社会科の教科の学習と絡めたり、特別活動の時間として位置づけている学校も多くあります。

 また、夏休みに体験学習を実施し、教科の時間を確保している学校もあります。宿泊体験学習の充実を図る取り組みの例として、田万川中学校と見島小学校の取り組みを御紹介いたしたいと思います。

 田万川中学校では1年生が森のチャレンジ体験学習に参加しています。一泊二日の体験学習を通して互いの信頼関係を深めることができたという報告をもらっています。この学習の前に人間関係づくりをねらったアフピー、ちょっときき慣れない横文字ですが、アドベンチャー・フレンドシップ・プログラムイン山口のアルファベットをとったわけであります。日本語で言えば人間づくりゲームと申していいと思います。それを実施いたしております。

 また、体験学習ののち、道徳の授業を行ない、真の友情とは何かということについて考えさせています。このように体験学習の前後に関連した学習をもってくる総合単元として教育効果を図った実践を行なっています。

 一方見島小学校では宿泊体験学習の中で、大規模校との交流学習を入れたり、社会科の学習と関連させて萩市内や山口市に出かけての社会科見学をプログラムに入れています。離島という条件を考慮し、日ごろではできない学習を意図的に設けています。

 萩市として宿泊体験学習の充実にどのようにかかわっているか、特に青少年施設のバス料金の補助カットの御質問がありましたが、この件は声を大にして言いたいと思います。補助金のカットはしていません。よろしいでしょうか。むしろ優遇されています。集団宿泊学習で使用するバス代につきましては、合併前は旧萩市は半額補助でありましたが現在は全額補助となっています。体験活動は自然や社会の実体験であり、感受性の豊かな時期の子供には、驚きとともに強烈な印象として心が揺さぶられるものであります。自然の崇高さ、自然の不思議さと恐れ、自然の美しさや恵み、自然の尊厳、生命の尊重や神秘性、勤労の尊さと厳しさ、働く意義、思いやり、優しさ、社会の仕組み等を体験を通して子供たちにぜひ感じ取ってもらいたいし、豊かな感性を磨いてほしいと願うものであります。

 前回の教育改革のキーワードは生きる力とゆとりでした。そして今回の教育改革のキーワードは言葉と体験であります。豊かな体験活動に基づいた確かな学力の育成こそが私たちの目指している教育です。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 16番、世良議員。





◆7番(世良眞名夫君) それぞれの項目にわたりまして御答弁いただきましてありがとうございます。おおむね了解をしたところでありますが、ちょっと小さいところでありますが、お伺いさせていただきます。

 行政改革についてでありますが、それぞれ年度計画の中で、取り進みをされていることを市長の説明でよくわかったわけでございます。これからも一つですね、年度計画の中で取り進めていただきたいなというふうに思っております。

 それからこの行政改革の中で大切なことはやはり民間ができること、民間ができることは民間に任せるという、一つの発想も必要ではないかなというふうに思っております。

 何と言うか、大綱の中に今後の方針としてですね、公立保育園の廃止並びに統廃合等々、また図書館のNPOの法人等々の取り組みも活字であらわされておるところでございます。やはりそういったときが今来たのかなというふうに私も思っているところでございますけれど、そういったことについても積極的にですね、取り組まれることを強く希望をいたします。

 それから定員管理についてでありますが、これから10年先に217名の方の大量退職があるというふうに記載されておるところでございます。そうすると今萩市内には旭、須佐、福栄とか総合事務所がかなりあるわけでございますけれど、今市長がいみじくも5課体制という言葉を使われました。土木関係については本庁でということでありますけれど、それは堅持されるのか、そういったひとつの住民サービスがやはり落ちていく可能性はないのか、そういったことについて、市長もしありましたら御見解をお伺いいたします。

 それから2番目の柑きつ試験場についてでありますが、先般ミカン栽培の方から、このことについていろいろ御相談を受けたところでございます。やはり試験場がなくなったら栽培する過程で相談するところがない。それでも柑きつの価格は低迷しているときによい品物をつくってですね、価格の安定を図ってそして生活を楽にしたいという御意見でありました。そうすると試験場がなくなるということは、我々ミカン栽培の農家にとっては死活問題だというふうな言葉も発せられておりました。今回移管される大島柑きつ試験場と萩柑きつ試験場を比べた場合、気象的な問題や、そういった環境の問題が多々あるというふうに思っております。やはりミカン栽培の方々からですね、そういったいろいろな栽培に対する相談。どのようにですね、対処されるおつもりなのか市長の御所見をお伺いいたします。

 それから3番目に結婚問題でございます。今市長は、これから検討されるということをお聞きしまして安心したわけでございます。やはりですね、ほんとに何というか、この方々からお話を聞くと大変切実な問題として、聞きとめるわけでございます。議員の皆さま方もいろんな形でいろんな方から、この結婚問題について御相談を受けておられる方々がたくさんいらっしゃるというふうに思います。やはり萩で結婚して終の住処にしたいという考え方も多くの方が持っていらっしゃいます。ぜひともですね、積極的にですね、取り組んでいただき、また萩市内だけではなく、近隣の阿武町ならびに長門市も声かけて、お互いがですね、一体感をもってですね、結婚に対するひとつ連携プレーをですね、とっていただいて、この方は萩地域、この方は長門地域じゃなくして、ひとつ結婚を前提にひとつやっていただくというか、そういったひとつの窓口をですねぜひとも、市でもいいです、社会福祉協議会でもいいです。そういうひとつのですね、窓口をつくっていただきたいなというふうに思っています。

 それから浜崎商港の関係でございます。これは市長が申されたとおり、あってはならないことが起きたわけでございます。萩市はそういったことが多分ないというふうに私も思っております。ぜひともですね、気を許すことなく、やはりそういった萩市の管理地におきましては安全を第一に考えて、ひとつ取り組んでいただきたいなというふうに思っております。それからこの施設については県の施設であります。やはり跡地の利便性というか、そういったものもですね、よく考えた場合県に強く働きかけをしていただいてですね、浜崎地域の開発じゃないですけれど、要するにお宝市とか、そういったところに開催される、また女台場を見学うんぬんといったときにはですね、そういったところにも駐車場ができるような一つの整備をお願いさしてもらいたいなというふうに思っております。また私もお盆に離島に行ったわけでございますけれど、駐車場がなくてですね、よその家へとめてですね、行った経緯があります。そういう一つのことも考えた場合ですね、きちっとした駐車場整備を県に強く要望していただきたいなというふうに思っております。

 最後の教育問題でございます。教育長から予算をですね、しっかり取り込んで十二分やっているという言葉を聞きまして安心しました。やはり各学校の予算等見ますと、大変厳しい状況であることを、よく学校の現場の方からお聞きするわけでございます。やはりこういう体験というのは、いろんなことを学びとることができると思います。この年代で体験したことはですね、一生忘れることのないことであるというふうに思います。ぜひ教育長、十分な予算措置をしてですね、取り組みを願いたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 世良議員から再度のお尋ねでございます。行革につきましては特に民間にできることは民間に。官から民へ、こういった点について今具体的事例では保育園あるいは図書館等のNPOへの依頼とか、そういったことをお話されました。特に保育園については、特に民間保育園、この三角州の中には私立3保育園そして二つの私立の幼稚園がございます。そういったようなことも今後考えて、どんどん減っていきます子供たちの数。こういったことを兼ね合わせまして少し本格的な議論を始めていこうと、こういうことであります。また御報告をしたいと思います。

 それから2番目には定員管理の話でありますが、今217人という具体的な数字がございました。そして総合事務所の関係については5課との関係はどうするかという話でありますが、当面は5課制を堅持する。こういっております。今後の在り方は全体の行革によります定員管理の状況、あるいはそれぞれの職務の状況、合併後の姿がなかなか見えないものがございますので、例えば今土木関係の設計事務等は全部本庁に今一元化をいたしました。こういったようなこと、または似たようなことが他の分野にも起こるかもしれませんが、そういったことの積み重ねで5課制がどうなっていくのかって話がございますが、当面人事異動等を含みましたこの20年、21年このあたりについては、5課制を堅持することで対応していこう。その後については少しどういうふうな形で事務の内容、すなわち総合事務所と本庁との事務の量、内容こういったものを見極めた上で考えていきたいと思います。

 3番目に柑きつの関係でありますが、生産農家にとっての指導的なあるいは困っているときに助けてくれるという意味でのいろんなアドバイザー。こういった機能が失われないように、これが試験場としての機能でなくなった場合には、県の農政の指導という観点であるのかどうか、それもまたあるのかどうか、それもまたはっきりは、わかりませんけれども、そういったことの機能がないとこれは柑きつ栽培農家にとっては大変でありますので、そういったことを中心に今から議論を重ねていきたいと思います。

 4番目の結婚相談所の関係でありますが、どういう形になるかは別にして、やはりこういったものは必要だ、特にそういう民間のお世話をされる方が少なくなったという実態を踏まえ、そしてまた先ほど言いました、20代、30代、40代の未婚率等を考えますと、やはり何らかの措置を取らざるを得ない。どちらの団体でやるのか、行政でやるのか、宇部のように社会福祉協議会でお願いするのか、いろんなところもあろうと思いますが、もう少し勉強していきたいと思います。いずれにいたしましても早い時期に立ち上げたいと思います。

 それから5番目、浜崎商港の話でありますが、今回の事前の話もございました、事故の話もございましたが、とにかく駐車場が早期にできますように。そして有料化するという前提に立てば、早い時期に条例改正をお願いする。そういったことで強く働きかけをしていきたいと思います。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 教育長。





◎教育長(岩崎肇君) 体験活動の充実について再度お尋ねがありました。

 体験活動というのは学校も十分取り組みますが、学校だけでなくて家庭、地域社会との連携の中でさらなる充実が図られると思います。おっしゃいますように子供たちの年齢で得た体験というのは、本当一生忘れられない貴重なもんだろうと思います。十分体験活動の充実に取り組んでいきたいと思います。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 世良議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 3時02分休憩

────────────────────

     午後 3時15分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位5番、中村議員。19番、中村議員。

  〔19番 中村洋一君登壇〕





◆19番(中村洋一君) それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。

 初めに、新図書館・児童館建設基本計画案についてお尋ねいたします。

 このたびのこの質問に関しましては、これまでも既に平成18年3月、藤田議員が同趣旨の質問をされておりまして、ほとんどの部分で市長答弁もされているわけでありますが、本会議の冒頭の市長報告にもございましたように、平成22年の開館を目指して新図書館長がこのたび全国公募で就任されたところであります。今回の新図書館館長の公募は、計画段階から図書館建設に関与することにより、施設整備に細やかな目配りがされ、運営開始後の手戻りの防止等のためと聞いております。

 であるならば、この際新図書館長を中心にこの中央公園を含めた全体のゾーニングの見直しからできないものかという質問でございます。計画案について、また施設の配置計画見直しはできないのか。またプレーパークの配置の必要性について質問させていただきます。

 初めに、新図書館の整備基本計画案についてでありますが、ここに掲げられている特長や基本理念、また図書館の目指すもの、管理運営についてはまた新館長のもと、これからしっかり細部にわたり検討されることと思いますが一言申し上げれば、ぜひとも幼児から高齢者までが一同に使いやすい施設にしていただきたい。また、本にあまり縁のない人々が本が好きになるような、気軽に立ち寄れるような雰囲気の図書館にしていただきたいということです。多少のざわめきがあってもいい場所と、静かに本を読む場所、勉学に励むスペースのすみ分けも大切でしょう。

 これまで図書館の整備については、野村市長が就任された直後ころだったと思いますが、平成5年12月議会で福岡県の苅田町立図書館を視察した感動を訴えながら、図書の充実や館の運営、図書館の改革を訴えてまいりました。その後伊万里市立図書館そして最近では滋賀県の愛知川町立図書館も視察させていただき、そのたびに感動と同時に早く先進的な図書館ができればと願い続けてまいりました。これらのほかにも最近は、公立ですばらしい図書館が続々と建設されております。

 これら私が視察させていただいた図書館で、ほぼ共通することが何点かございました。それは図書館の敷地として確保している面積が建設面積の約4倍と広くゆったりとしていること。そして基本的に平屋で1階建てで計画されているということ。2階部分があったとしても、そこは閉架図書の書庫部分であったというのが特徴です。やはり人の動線を考えた場合に、幼児用のベビーカーや高齢者障害者用の車椅子の移動など考慮に入れた場合、上下の移動は将来問題を残すことになるだろうと思われます。また、エレベーターの設置等は維持管理にも大変でございます。またほとんどの新しい図書館では視聴覚ホール、パソコンの設置、読書や勉強ができるヤングコーナー、幼児への読み聞かせの部屋、ボランティアなどの活躍できる展示スペースや集会室、障害者の対面朗読室や録音室など、まさに児童館の機能を十分に備えた施設の整備が行われているのが最近の図書館の特徴であります。

 図書館の建設は少なくとも30年、50年先を見越して計画されなければなりません。そう考えたとき、より多くの市民が納得する施設となるよう、検討に検討を重ね建設に取り組んでいただきたいと思うわけであります。またもう一つ考えていただきたいことは、以前にも申し上げましたが、新しく建設する公共施設に自然エネルギーを活用する、太陽光発電施設の設置にぜひとも取り組んでいただきたい。施設内の使用電力をいくらかでもカバーできるとともに、子供たちへの環境教育への施設として有効であると思います。

 次に、児童館整備基本計画案でございますが、平成13年12月議会に児童館の早期建設を求める請願書が提出されましたが、実はこれは不採択となっております。請願書の理由は、雨が降ると子供と一日中狭い部屋で過ごします。こんな日に親子でおもいっきり遊べる場所があれば本当に助かるのですが云々と。また小中高生にとって放課後子供と過ごす貴重な場とか。あるいは、県には今現在45個の児童館がありますといった文言が並んでおりました。普通考えれば、雨の降る日ぐらい静かに自宅で本を読んだりして過ごせばよいではないかと思うわけですが、また小学生低学年以下なら児童館を母親とともに利用するかもしれませんが、小学生でも高学年になればスポーツ少年団や習い事、中学生高校生になれば部活勉強で図書館の学習室ならまだしも、動の施設である児童館に足を運ぶとは考えられません。他市でもほとんど小地域の児童を対象としており、現在県下で国の要綱に定める児童館は44施設ありますが、しかし合併が進み、今でこそ児童福祉法で定める児童館がないのは確かに萩市だけになりましたが、旧岩国市も現在ありません。また長門市は、保育型の児童館1館だけであります。また県下で中高生を対象にした児童館は、山口県にある山口県児童センターだけであります。単体型は、県の児童センターと美祢市の児童センター美祢、そして下関の光ドームの3施設だけであります。ほか県下の児童館はすべて小型児童館で、保育園のない地域で保育型の施設として7施設あります。ほかは、老人福祉センターや隣保館などのほかの施設との複合的な施設、非常に規模の小さいものがほとんどといってよいでしょう。

 このような中で、なぜ萩市だけが大型児童センターという中高生まで対象の施設を必要とするのでしょうか。この児童館に要求される施設は、今どきの図書館ではその中で十分に機能を果たせております。そのような施設をなぜ児童館として別に建設するのか、どのように考えても納得することができないわけです。

 特に、この中央公園整備検討委員会の答申には、当初南西国道寄りに図書館が配置されておりましたけれども、北入り口の国有地付近が新たに整備区域に取り込めるようになったということで、軽スポーツゾーンはそのままでよくなり、図書館、児童館を南東側に移動したとしておりますけれども、既にプレーパークの場所は設定され、その近い場所に児童館が設置され、残った場所が図書館といった配置になっております。このゾーニングの仕方は逆ではないでしょうか。

 この際、少しプレーパークについても一言言わせていただければ、中央公園整備検討委員会の中で検討された事項かもしれませんが、答申の冒頭に萩らしい公園を目指すとしておられます。大都市の自然の少ない土も踏めない環境の人たちが好むこのような施設がなぜ萩らしいのでしょうか。都会の人がうらやむ白砂青松の海、山、川の雄大な自然のある萩市では考えられない発想であると思うわけですがいかがでしょうか。周囲を見渡せばいくらでもおもいっきり遊ぶ場所はあります。またこの議論は合併前からの議論で、周辺部に住む方々にとってこれこそ頭をかしげる空間ではないでしょうか。子供たちをたくましく育てるためには、本物の自然の中で育てるべきであります。疑似自然のような場所を大人がつくること自体、非常に悲しいことであります。このような施設は、車の往来の激しいまち中につくるような施設ではないとだれもが考えることではないでしょうか。以上のような意見をもった多くの方々がいることをぜひとも知っていただき、新しい館長さんを中心にもう一度再検討していただき、新たに建設される図書館が萩市民にとって本当にすばらしいものとなることを願うものであります。

 以上るる申し上げましたが、まず中央公園全体でどこが図書館の立地にふさわしいかを考え、まず図書館の建設をすることが先決でありまして、その後の施設は本当にふさわしい場所がどこにあるのか考えるべきだと思います。市長のお考えをお尋ねいたします。

 次に、多重債務問題についてお尋ねいたします。

 より積極的な行政対応について。この多重債務問題については、消費生活センターにおいて大変ていねいに取り組みがされておることは知っております。そういった活動に敬意を表するものでありますが。私は相談者の方を何度かまた御案内し、お世話になったこともあります。また、市民活動推進課におかれましては、積極的な広報活動に努められていることも知っております。ここで全国的にもかなり積極的な取り組みをされている盛岡市の取り組みを紹介させていただきたいと思います。

 盛岡市では、本年3月多重債務者包括的支援プログラムを策定されました。これは庁内関係部署と連携しながら多重債務問題を抱える市民を把握し、消費生活センターが債務整理を支援することによって多重債務状態を解消し、生活再建を進め、市民生活の安心を確保することを目的につくられたものであります。

 昨年12月、内閣官房に設置された多重債務者対策本部の資料によりますと、現在全国で消費者金融からお金を借りている人は約1,400万人、約8.5人に一人、その内5件以上からお金を借りている多重債務者は全国で230万人存在すると報告されております。盛岡市の現状は、消費生活センターへの借金に関する相談件数が年間約1,000件で、全体の相談件数の中の40%を占める相談が寄せられておるということです。ちなみに萩市では、平成18年度すべての相談件数420件の内、多重債務問題の相談件数は58件あり、今年度は10月末現在で186件中27件となっており、多重債務に関する相談の割合は14%となっております。

 これだけの数字から見ると、全国平均と比べても萩市と比べても盛岡市の相談件数が非常に高く、萩市にもまだまだ潜在的な多重債務で悩んでいる方々がおられるのではないかと思われます。しかしながら盛岡市では、まだまだ消費生活センターが相談窓口になっていることを知らない市民や、借金問題解決の糸口が見つからず悩みを抱えておられる市民が少なくないととらえておられます。

 ですから広報活動にはわかりやすい言葉で、懇切丁寧なチラシやホームページの活用など非常に力を入れておられます。また、借金に追われた市民が自殺に追い込まれたりするなど、市民生活の困窮度拡大も懸念され、貸金業者の取り立てが厳しいため、貸金業者へ返済することに一生懸命で、本来消費に回るべき貸金が高利の貸金業者の方に優先的に流れているといった状況が生まれております。

 実は盛岡市では、既に20年以上前から多重債務の相談を受け、消費生活センターを設置して多重債務の生活再建の支援をされてきております。相談者に対しては、借金問題は必ず解決するというように意思をしっかりと持ってもらい、励ましながら相談を進め、借金問題の背景にはさまざまな問題、例えば家庭内暴力や精神上の問題だとか、低所得による生活困難だとかの問題も隠れていることがあり、事情をよく聞いて借金の問題を解決しつつ、一人一人をトータル的にサポートするために必要に応じて庁内の担当へ橋渡しをし、市では債務を一本化したり訴訟費用などに当てるための資金を貸す公的融資制度、盛岡市消費者救済資金貸付制度を全国に先駆けて平成元年から行っておられます。また岩手弁護士会とも強力な連携体制をとっておられるということです。

 最近では、いわゆるグレーゾーン金利による貸し付けに対し過払い金請求を行い、結果多重債務状態が一気に解消されるケースも出てきております。消費生活センターには、多重債務が整理されて生活再建ができた市民から喜びの声が多く寄せられているとのことであります。

 以上るる紹介しましたが、これらの先進事例を取り入れて、一人でも多くの萩市民の生活の安全を図っていくことは自治体の責任ではないかと思います。そこでいくつかのことをお尋ねします。

 徴収担当部門と福祉担当課では相談業務などで市民と接する際、積極的に多重債務の把握に努め消費生活センターへの取り次ぎをするとともに、困窮状態の定期的な情報提供等情報交換の場をもつことはできないかということであります。また、徴収窓口等での滞納者への対応は大変難しいことでありますが、その人を救っていこうというこちらの思いやりがあれば、相手を傷つけずに話ができるはずです。ほかに支払いが滞っているものはありませんかというような盛岡市は積極的な取り組みをされているようですが、借金がある場合は本人承諾の上で消費生活センターへ案内して行くという非常に積極的な対応が必要ではないかと思います。

 それから収納関係職員の積極的な窓口の対応を意識づけるといいますか促すために、現実に借金問題、多重債務問題の解決をした事例をその御本人から聞かせてもらい、窓口での積極的な対応が必要だということを学んでいただけたら、とそういう機会をつくっていただければと思います。また広報の仕方ですが、多重債務に苦しんでいる人は、借金返済のために働きづめであったり、また取り立てが苦しくて家におられなかったり、相談窓口の広報やチラシを配ってもなかなか伝わらない方も多くおられます。広報チラシを借金返済の振込みをする窓口のある銀行の振込み口やキャッシュコーナー、公共施設のロビーあるいはだれでも集まる休憩所などに配布することが大事ではないかと思います。またせっかくホームページがあるので、どんどん情報を入れてより多くの市民が多重債務のことを知り、消費生活センターに行けば必ず解決できるのだと思わせるような広報をしっかりやるべきではないかと思います。なかなかせっかくホームページができましたがその充実がされていない面があるようです。サラ金やクレジットなどの多重債務の整理資金や消費者被害の救済資金、及び消費者訴訟の費用を貸し付ける消費者救済資金貸付制度の創設は考えられないかお尋ねします。これは多重債務者が債務整理をしたりその後の生活再建のために必要な措置だと思いますが執行部のお考えをお尋ねします。

 また多重債務者の場合、借金の返済で高額の収入を得ながら法律相談の5,000円も払えない、そういった人もいます。萩法律相談センターでの多重債務関係の問題の相談に限り、無料化ができないものか取り組みをお願いしたいと思います。これらの取り組みを積極的にするということが結果は萩市民の生活の安心が確保され、個人消費されるべき資金が戻ることで市内の流通経済に公益をもたらすとともに、各種の徴収窓口の収納率の向上にもつながることと思いますので、どうかよろしく以上のことをお尋ねいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 中村議員から一つはこの新図書館・児童館のあり方について、いま一つは今大きく全国で問題になっております多重債務の問題について2点お尋ねをいただきました。

 まず最初の、新図書館・児童館の建設関係でございます。今ゾーニングを含めての話となりますと、もう既に今西側の方は工事に着手していますので、今さらゾーニングを全体を見直すことは実は不可能でございます。しかし今回新たに新しい図書館ができますときの館長ということで全国公募した新館長、一応今決まりましたので。図書館そのものの計画についてはですねまだ少し手直しを含めて可能である。こういったことで何とか間に合うようにということで、今回急いで人事をやってきたところでございます。

 したがいまして、ゾーニングということになりますとこれはかなりいろんな問題を抱えます。特に場所を当初西側のものを東側にもってきた。これは中でいろんな議論ございました。一つは児童クラブを中に組み込む。こういったことでありますから、できる限り児童クラブの中心となります明倫小学校に近い方がいい。そしてまた、いろんな意味で図書館というものはやはりこの市民館、公民館の機能を持っています市民館とかいろんなところとの連携もあるし、できるだけそちらに近い方がいいだろう。こういうようなことで、むしろ移動の距離が長くなるよりもということで、東側に急遽移転をしたわけであります。

 そういったいろんな議論がありますので、それはもう既に16年から延々として続いている議論でございますので、今回この可能であればその児童館・図書館そういったものに限定してその中身についてという話であればまだ若干アローアンスがあるわけでありますが、基本的なゾーニングについてはいろいろ御議論ありますがその議論の中でいろいろ尽くしまして、市議会でもいろんな形で御議論賜りました。しかし、そこで一応先般も19年6月14日にも建設基本計画こういったものも全協で御説明申し上げてきているところでありますし、各特別委員会でもですねいろいろ御説明を申し上げてきているところでございます。

 したがいまして、ゾーニング全体の抜本的なということになりますとちょっともう時間的には間に合わなくなっている、こういうことでありますので。児童館とそして図書館に限定していろいろお話をさせていただきたいと思います。

 まず中村議員からちょうど思い起こしても相当もう十何年になりますか、苅田町のですね町立の図書館のお話をちょうど議会、私が市長就任後間もないころにこの行われました。苅田町の図書館はすばらしい。すばらしいんですね。苅田町は日本全国でも一番裕福な町でございまして、とにかくその当時では町立図書館としては全国ナンバーワン。日産が入り今はトヨタも入っております。そういった意味では大変恵まれた財政環境の中で大変な広大な土地の中で施設もそしてまた蔵書数もいろんな工夫がなされている、こういうことであります。できるだけ苅田町を担当者に見に行って来い、こういう話も言ってきたわけでありますが。なかなかそれだけの余力も実は萩市は持ち合わせておりません。しかしながらいいところはとっていこう、こういったことで努力をしてきているところであります。

 そういった中で、今いろんな論点をお話をいただきました。なぜまず児童館について大規模なものにしたのか、他の県内のその児童館も皆小規模なものではないかとこういう話であります。

 まず一つはこの児童図書館、今わくわく子ども図書館から出発したわけであります。これは100平米ございます。そしてまた児童クラブ、これも100平米近くあります。ここからスタートいたしますと、かなり実は児童館といいましても、面積的には限定をされてくるわけであります。したがって今この大型の児童館といいますと800平米を超えるとなりますと、実は中高生も含めたところの児童館、大規模な大型児童センターという一つの範疇に入るわけであります。これが一つと。それからもう一つは、議論の中で子育て中の親御さんから整備検討委員会の席で、子供たちの居場所づくりというのが一つ大きなテーマになった。子供たちに居場所づくりという観点で児童館も考えてほしい。これは要するに乳幼児という意味での児童館とは違った論点であります。こういった意見がかなり出たと聞いているところでございます。

 そういうようなことで、今若い皆さんと御議論いたしますと、例えばいろいろな楽器等の演奏の場、スタジオこういったものがあれば、創作活動の部屋、こういったものがもし設置されればというこの意見が非常に強いわけでありまして。今時点では例えば市民館の後ろの楽屋ですね、あそこでいろんな音楽の練習をされる。そういったことがサンライフにありますところ、これもなかなか難しいようでありますが。そういったところがなかなかとれない、こういう話がありまして。そういった若い皆さんの声も一方でございました。

 そうしますと、その今言いました一定規模以上になるとここでどうしても大型児童センターという予算の補助の体系になるんでありますが、そういったものを使わないとうまく予算構成ができなくなる、こういう話でありまして。たまたまそういった一方での児童館のいろんなグループから親御さんたちからもそういった居場所づくりとかそういった話がありましたので、そういう中でまとまってきた話であります。

 したがいまして、あと中身をどうしていくかという話はですね、予算の構成の話と建前の世界とはまた切り離して、実は弾力的に運用ができるわけであります。とりあえずそういったものをスペースを用意をし、具体的にそれらのいろんな団体が多目的なものを使い得るようにしたい。

 今いろんな形で場所もたくさんあるんじゃあないかと言われるけど、意外とありそうでないのが実は若い人を含めたですねそういった音も遠慮なく出せ、何とかそういったような場所でありまして。ここが一方では図書館がありますからよっぽど防音的な装置もいるわけでありますが。そういうような形で意見がまとまってきた、このように聞いているところであります。

 したがって、本来はわくわく子ども図書館程度のものであれば、児童館としてはですね非常に小さなもので位置づけることができたわけでありまして。なぜ一つは児童クラブをこちらにもってくるかという話はですね、もちろんすべてをもってくることはできません。明倫小学校に今段々年を経るごとにですね児童クラブの会員数がふえております。なかなかですね、小学校の方との兼ね合いも難しいわけでございまして、その一部についてこの児童館の方の児童クラブの方に、3年生とかですねこういった限定になると思いますけれども、そういうふうな位置づけにぜひしてほしいという児童クラブのこれは先生方の御意見でありまして。そういうようなことももろもろ入れまして、こういうふうな形になってきているわけであります。私が今ここでどうこうということよりも、むしろ今までの議論の積み重ねが、そういうことになっているということをぜひ御理解を賜りたいと思うわけであります。

 そういう中でもう一つは広い場所で、二階ではなくて広く場所を使えないか。実はこの図書館も実はあれだけの後背地というのは都市公園の中にありますから、都市公園全体が一つ敷地だと思っていただければ。その建物の4倍じゃあなくてですね、建物の100倍くらいの大変なこれは面積でございまして。しかし都市公園のですね建物というのは、実は一方で制限があるのですね。都市公園の面積の割合というのは実は決まっておりまして、全体の何からいいますと12%ルールというのがあって、この中で今トイレもあり、この図書館、児童館こういうようなことでありますから。そういった意味でできるだけ余力を持ちたいという意味も含めてですね、二階、二層にしているわけでありますが。議員御指摘のように、例えばお年を召された方や乳幼児をっていうのは、そういった方々の利用されるところはできるだけこの一階にですねフラットなところで、二階ではなくて、わざわざエレベーターをですね用意をしてというよりも、今議員の御指摘のような形で運用することが望ましいだろう。こういうふうに思います。このあたりは新しい新館長の元で、今から詳細設計等をですね議論いただくわけでありますけれども。そういうふうな今までの議論、そして今中村議員がいみじくも御指摘をいただきました。できる限りそういったところは一階でですね物事が済むように、こういうような努力もしていきたいと思うわけであります。

 今一応二階は、若い人たちの学習室とかですね会議室とかそういった利用スペースを考えているわけでありますが、そのあたりはもう少し新館長の元でいろいろ御議論をいただきたいと思うわけであります。そしてもう一つ、その視聴覚室といいますか、いろんな今までも議論いただきましたがAVコーナー、こういった今までの図書館とは違った、恐らく今から10年20年先の日本の本、図書のあり方というのはかなり変わってくるんではないかと。我々が今予想している以上にですねこういった図書や本のあり方というのは変わってくるじゃないかと。新聞そのものが変わってくるんじゃあないか、だれも予見できませんけれども。そういったようなことに対応できるとまでですね議論いたしますとこれは途方もない話かもしれません。とにかくそういった新しい時代に対応できるようなものも、少なくとも若干はですね取り入れていきたいなとこういう思いであります。これも新館長の一つの型、いろいろ議論を重ねていきたいと思うわけであります。

 そしてまた今御指摘がありました、費用対効果から見るとエネルギーの問題、いろんなもの、こういったこともできればという思いがありますが。全体像の中で位置づけていきたいと思っているところであります。もろもろたくさんあります。

 基本的になぜここに児童館を設けるか、なぜ図書館を設けるか。親子で来られた場合、あるいはそのおじいちゃんとお孫さんがペアで来られたとき、外へ出れば広い芝生の世界がある、あるいはちょっとした水辺もある。一方でプレーパークもある。そして児童館もある。そういった雨の日、晴れた日、季節四季折々の中で選択ができる、いつでも何か行けば何かそこでですねゆっくり安らぎの場がとれる、ということができるような場所ではなかろうかと思うんです。なかなかいろいろ欲張ると多目的になるとそこの本来の目的からですね逸脱してしまう。ここでも静の世界、動の世界、いろいろ議論がございました。しかしながら、そこでできるだけですねいろんな場面が使えるような、そういうふうな場所として位置づけることはできないだろうかという思いも私自身持っておりますし、今まで建設に当たりまして、整備検討委員会でもそのようなこと意見を言われる方が多かったように思います。

 とにかく、図書館の位置づけと児童館の位置づけ、いろんな考え方がございますけども、やはりわくわく図書館から始まった議論であります。わくわく子ども図書館は図書館であるけれども児童館じゃあないか、こういうことでありますから。そして私ども今まで何回も児童館をなぜ萩にできないかという、そういった要請、要望をいろんな場で聞かされてきておりますし、御要望を受けてきているわけでありますので、何とかこの機会にそういったものも集大成をした場所、こういったチャンスはもう余り二度とないわけでありまして。

 そもそも当初の計画はここで何度も申しますけれども、土原保育園を建てかえるときにそこに児童館をという構想が当初の構想でございました。しかしきょうも御質疑先ほどもありましたけども、この行革の中で私ども公立の保育園を本当に今から維持していくのか、とこういうふうな一つの問題提起もございますので、それを断念いたしまして今回わくわく子ども図書館に着目した児童館を図書館に併設をする。現に全国各地でもかなりの場所でそういうふうな併設をした事例もございますので、そういったことで対応していきたいと思うわけであります。今中村議員からいろいろ御指摘をいただきましたことも十分踏まえまして、必ずしもその意向に添えないものもございますけども、趣旨は考え方はこの中に取り込むことができると思いますので、十分お伺いしましたことを対応考えて行きたいと思います。

 そしてその次にお話ございました多重債務の問題であります。これもですね先ほど御指摘ございました230万という全国の多重債務者、5カ所以上から借りたら明らかにこれは多重債務でありますから。230万のですねこの多重債務者がいるということは、これはもう国にとっては大問題なんですね。したがって今内閣の話をされましたが、金融庁におきましてもこの多重債務者の対応というのは、今みずからもいろんな資料をつくって全国の自治体にも配っているわけですね。だから今、議員がおっしゃったように、やはり自治体としてもこれは何らかのアクションを起こさなければいけない。今岩手県の盛岡の例を言われましたけれども、小さな市町村でもそれぞれ対応しているところが出てきております。これは国の方の指導がかなり徹底をしてきておりますし、そしてまた、弁護士会とか司法書士とかそういった一つのグループの中で、こういったものについて積極的に取り組んでいこうという動きが出ております。

 とにかく、利息制限法といういま一つの法律を盾に、そこの制限利息を超えたものは返還請求ができるわけでありますから、そこで過払いになっていたものがですね原資になって、これで徴税今滞納になっている税金を払ってほしいとか、あるいは公的ないろんなですね未払いのお金、子供の給食費だとか保育料とかいろんなものがですね現に払えるということであります。きょうかきのうの新聞でしたか、下関がですね過払い金を差し押さえるという、まあそこまでという思いもございますけれども。とにかく相談協議をしていく過程では、そういったことも可能になるわけでありまして。今まで返ってこないと思ってあきらめていたものが、そういう弁護士あるいは司法書士の力を借りて、利息制限法を盾にそれは返還をされるということですから、そういった場をつくっていくこと。これも自治体としてのですね本来的な役割ではないかもしれませんが、本来やっぱり住民の皆さんが困っていらっしゃる、そういう話でありますから、そういった相談に乗っていくことが必要だろう。恐らく議員まさにその点を主張されているんだろうと思いますが。そういったことができないか、少し私どもですね詰めていきたいと思います。

 今御指摘ございましたように、例えば今年で27件という話でありますが、その27件のうち8件がですね実は具体的には相談機関多重債務者としてですね、弁護士に紹介をしていくということであります。したがって、単に紹介をすればそれで終わるということではなくて、その中でどういうその例えば滞納の部分があるか、税だけなのか、国保だけなのか、あるいは市営住宅のですね家賃なのか、もろもろのですねいろんなものがございますがそういったものも相談に応じながら、そして過払いとなっているものは一体どのくらいあるのかというのは概算的に出てくるわけでありますから、そういった包括的な知識を持った職員が相談に応じていく。今まさに消費生活センターでそういうふうな業務をしておりますが、もう少し福祉の分野。当然生活保護の申請にも行かれるでありましょうし、いろんな福祉の減免措置も申請をされるでありましょう。そういった福祉の窓口とか、税の窓口とか国保の窓口とかそういったものが一体となってある程度内容を理解し、努力をしていくこと。本当は今他市にもありますように、そういった窓口を明確にして多重債務の専担者というのを設けるのが一番いいんでしょうが、ちょっとそこまで今専門家養成されておりませんので。いずれにいたしましても、そういったことができれば一番いいわけでありまして。

 ただ萩の場合は非常に残念なのは、いわゆるここに開業されている弁護士先生はたった一人しかいられない。そしてそのあとは萩で常時ではないんでありますが、萩法律相談センターというものがある。これが今機能を果たしていただいております。弁護士先生が大変少ないというこの地域であります。大変だからそういった意味でもですね、こういった問題の掘り起こしが非常にしにくいところなんですね。だから多重債務者が泣き寝入りしやすい、もうあきらめてしまう、過払いした利子についてはもう取れないもんだと思って思い込んでしまう。そうじゃあないんだということをですね、本当はこの弁護士会なりあるいはそういう弁護士の皆さんのいろんな活動の中でそういったものが掘り起こされるはずですが、残念ながらですね萩の場合はそこに行政あるいは司法書士の皆さんに、そういった分までですねある程度お願いせざるを得ないわけであります。そういったことで、そういった意味も含めて恐らく今御提言をいただいたんだろうと思います。何とかそういったことができないかということであります。

 そして2番目にお話ございましたのは、一つは相談センターの相談料の現状、これは5,000円ということであります。これはかなりきついですね。30分5,000円、ちゃんと時計があるんですね。超えたら次は1万円、弁護士先生は大変きついんですね。そういったことが払えない人もいるんじゃあないかという話は御指摘のとおりでありますが。今実はこの多重債務の関係について、法律相談扶助制度というのがございまして、今一応法律相談センターで大体年間319件あるそうでありますが、そのうちの123件は法律の扶助制度を活用していらっしゃるそうであります。38%は無料になっている。しかしこの無料というのは実はちょっと所得の収入の制限がありますので、そこを言うとですね確かに収入があっても全部ですね、実は多重債務の返済に充てているとなればまさに議員の御指摘のとおりなんですね。そのあたりの実態実務が本当にどのくらいですねそういう厳しいケースがあるのかどうか、そういったことも本当はその担当した行政の窓口でもですねある程度わかって、そういった方に対する何か指導というか助言といいますか、支援ができるかどうかとか、そういった問題はございます。しかし大部分の方は法律扶助制度によって救われているというふうに、法律相談センターの担当の方はおっしゃっておりますので、まあそういうものかなあと思いつつもあります。今議員が御指摘ございました、そういう大変気の毒なケースがもしあったとしたときの対応、どう考えるかこういうことであります。

 それからもう一つは、融資制度ができないだろうか、とこういう話であります。この多重債務の融資について、できれば一番そういったこともいいわけでありますが。多重債務の融資になりますと、銀行への多額の預託金とこういったことも必要となるわけであります。私ども萩市の状況からしますとなかなか実は午前中の御質問にもありました。例えば今中小企業の融資の関係で少し限度額を上げました。これだけでも大変実は財政負担があるんでありますが、このあたりについてなかなか制度を設けるというのは非常に難しいのかなというふうに思います。本来多重債務の解決方法も言うなれば昔は自己破産しかなかったんでありますが、今はいろんな手法がですね弁護士会もあるいは司法書士の皆さんもですね工夫をされておりますし、また制度もできました。

 任意整理という一つの裁判所を通さずとも弁護士、司法書士が依頼者に代わりまして債権者と交渉しまして、利息制限法に基づいていろいろですね金利の計算をやり直して、残金を一部または分割で支払っていく、そういった任意整理の方法。それから特定調停という、これは裁判所が債権者と債務者の間に立ちまして利害関係を調整し、これも利息制限法に基づいて適正な利息で引き直し計算してそして元本を3年度で分割返済します、こういう一つのやり方があるんであります。

 そしてまた個人再生、個人の民事再生みたいなもんでありますが。裁判所が認可した再生計画に基づき債務を返済する、引き直し計算した元本の5分の1、大体最低で100万円損をするそうですが、3年度で分割して返済する。こういった手法があります。こういったことで大部分の方が救われると思いますので、そういった手当てによって事実上の金融手当てをするのと同じような効果が生まれると思います。

 したがってそういったことで、救われない人があるといったケースも、恐らくかなりのものも救われるだろうと思うんでありますけれども。したがってその今の岩手県のケースは実は相当昔に始まっております。こういった制度の運用がですねまだないときですね。利息制限法で、これほど今ほいほいとやれるような時代でなかったときでありますから、230万全国の多重債務者についてこういうふうな手法で、とにかく手当てができるんだということを、あきらめることはないっていうことをですねちゃんと周知すること。

 それは自治体としてもですね、今国から協力をしてくれという要請が来ているわけでありますから、何とか対応をですね、今のやり方、私ども一生懸命やってますが、それ以上のことをどういう形でやれるか少し考えてみたいと思います。少し窓口の担当者もこういった方面を少しノウハウを学び、そして弁護士事務所の方かあるいは法律相談センターの方かそして司法書士の方か、そういった方々とどういうふうな形で連携がとれるか、まず行政の方でもある程度のことができないか。今担当の消費生活センターの皆さんも大変実は御苦労いただいております。かなりの数がきていますので。しかし今おっしゃるように、全国の水準から見ますと萩はまだかなり隠れた部分が残っているだろう。その方々は恐らく、公的ないろんな料金から税から国保から年金から、そういったものがほとんど滞納になっております。そういうようなこと。何とか救済する方法、まさに議員の御指摘のとおりでありますので、少し私ども自治体も心改めてもう1回ですねどういうことができるかしっかり勉強していきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 19番、中村議員。





◆19番(中村洋一君) 再度質問させていただきます。初めに新図書館・児童館建設の計画の質問ですが、大体そういう答弁が返ってくると思いましたが、あえてですね今回本当に今までの経緯からしてここで質問するというのは不謹慎かもしれないと思いながらですね、今回ぜひもう一度ですね市長に本当にこれでいいのかという思いでですね質問させていただいております。

 というのはですね、確かにゾーニング皆さんが議論しながら決めてきたそういう経緯はあると思いますが、一部の人からですねなぜここにプレーパークがあり、あるいは本当に児童館というのが先ほど言いましたように県の1ランク上の大型児童センターですが、これは本当に高中小のですね利用するためのそういう整備が整っておるのですけれども。

 特に萩市でその高中小を対象にしたものが必要なのか、また本当に児童クラブが学校敷地内で考えないでなぜその一部のいえば児童館の中を一部の学校の子供たちが使うということは、他の学校の子供たちからすればかなり違和感がある部分があるんじゃあないかと。あるいはまた、高校生が果たしてこういう施設を使うのか、そういう施設を使うんであれば本当にこれだけ13市の中で本当の児童相手だけの施設がほとんど全部の中で、萩市がその児童館が本当に生かされていくのか。

 わくわく図書館をこの中に入れるという考え方が、本当に図書館を建設する立場の人からして、今どこの館に行きましても図書館の中がですねきちっと児童の場所、あるいは本当に一般の場所、学生の場所といったすみ分けをきちっとしているわけですね。そりゃあスペースがどうのと言われると、ますますの児童館をつくらなければもっときちっと広く使えるんじゃあないかという思いもしながら。

 またプレーパークというのは、一部の人たちいろんな意見の中から出てきたんだと思いますが、この場所が本当に子供たちのプレーパークとして適切なのと、もっともっと本当に自然の中でね、里山とかこの間ニコルさん来られて言ってましたけれども、本当子供自然の中でね本当に育てるちゅうことがすごい大事だということ、主張されていましたけれど。

 本当の自然の中で子供たちを遊ばせることの方が本当の将来の子供たちのためにいいんじゃあないか。周辺部のお母さんたちに聞くと、何でそんなもんつくるのというような声も聞こえますし。周辺部との均等したことを考えると、あそこに児童館があることが本当に周辺のこんだけ広域な萩市になった場合に本当に必要なのか。ああいった施設が今活用されてて、お父さんお母さんたち子供たちとの施設、ここどうぞ使ってください、保健センターであるとか、楽々園の近くの部屋を使って、どうぞ使ってくださいというような形で、それでなぜ足りないのか。周辺部のお母さんたちからすれば、うちも公園つくってよという声もあるわけですね。だけどそれはなかなか少人数の地域じゃあ難しいとか、逆にその各今回合併してその地域地域にいろんな空いたスペースがかなり出てくる、出てきていますし、あるいはあるわけですね。そこをなぜ活用できないのか、財政難なのにそこを活用できないのかと。

 そういう思いがありながら、この図書館というのがそのままずるずると、私も本当に議論の中に入っていればそういうことがなかったのかもしれませんが、こういうゾーニングがされたということに対してちょっと本当にこのままでいいのかな、できた後に30年先に何でていうことにならないですか、という思いできょうは質問させていただいておりますので、本当に私だけじゃあないと思います。いろんな声が聞こえてきます。これまで私はこの市長執行部に対してですね皆さんがやられる事業に対して頭からこりゃあおかしいということは言ったことはないですね、そりゃあなぜかちゅうたらですね、皆さんが一生懸命だからです。ただ私は一生懸命な人に頭っから鼻をくじくようなことを言ってもしょうがない、やってみろ、で、やって結果悪かったら失敗してもいいじゃあないかという思いでおりました。しかし今回に関しては、これは今言っとかないと、という思いできょうは言わしていただいているわけなんですね。だから本当にこれが民意なのかなという思いがしております。

 私は平成5年のときの質問の中で、中央公園の整備にあわせて図書館をどうするかということを考えてくれということも申し上げております。だからそういう上で、ぜひですね私はプレーパークがいけん、児童館いけんというんじゃあなくて、場所的に立地する場所をもう少しお互いに一番いい場所を考えるべきじゃあないかという。一部のそのあれじゃあなくてですね、全体観から考えたとき必要じゃあないかという思いがして再度質問させていただきました。

 それから多重債務の問題ですが、先ほど市長しっかり今から勉強して取り組みたいというお話でしたので、ぜひお願いしたいのですが。盛岡市なんかの例をとりますと、職員の皆さんと消費生活センターの皆さんが一緒になって、あそこは10人体制でやっておられるみたいですけど、職員4名に消費生活センター6名というような形で、それでも人が足りないというような状況で、相談者がどんどんぞくぞくと来てて、なかなか間に相談に入れてもらうということも難しいくらいの勢いだそうです。これはやっぱり広報のあり方なんですね。先ほど言ったように、すごい積極的なんですね、なかなかそこまで言えるのかと聞きましたら、相談者が窓口に来られたら、ほかに困っていることないの、ほかに支払いが滞っているとこないのとかいうぐらい水を向けるくらい積極的にやっていると。それはやっぱりもちろん訓練というかきちっとした教育受けながらやっていかないと難しい面もあると思いますが、かなりそういう専門の方たちを雇ってやっているという話をされていました。

 先ほど扶助制度があるということで言われまして、5,000円がどうのこうの、現実的には5,000円払えない人ちゅうのはいくらかの人ですけど、もう本当支払い支払いで支払いしながら実際行ってみたら、ものすごい収入があるんですけども、それをほとんど注入して払っている。結局それに行くのにお金がないもんだから行くのに躊躇してて、とうとう行ってあれしました。所得が高いために、あんただめですねて、一々調べやしないんですけども、やっぱり本人もうそをつくことはできないもんですから本当のことを言ってはずされるということで、法を照らすとかで対応がしていただければ一番いいんですが、そういうこともぜひお願いします。

 貸付制度ですが、これは今本当に資産がある人が一番問題なんですね。任意整理とか方法いっぱいあります。過払いで返ってくる場合はいいんですが、実際にはその資産があって家がある、土地があるという場合にはまずそれが整理されます。ですから、そのことがあるものだから、もう必死になって返していますね。だからその任意整理することによって、今までのグレーゾーンの部分がきちっとはずされて、金利なしで今から返済しますよとなったときに、今度はもうちょっとお金がないよとそういうときに、こういう制度があるとかなり助かるというような話も聞いております。こういったこともぜひ取り組んでいただければと思いますのでよろしくお願いします。

 それからですね、この多重債務というのはほんとそれをする人が悪いといえば当然悪いのですが、そういった教育をですねやっぱり子供のころから小学生中学生学校の時代にですねやっぱそういう消費生活センターのメンバーが行って、いろんな話をしながらですね教育をしている。そういったことにかなり力を入れているという部分もありました。そういったこともぜひ今から必要なのかなとそういう思いもありますのでよろしくお願いします。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 児童館の取り扱いについてであります。

 まず児童クラブをなぜ併設をするかということについては、やはり明倫小学校の場合はかなりもう100人近いといいますか、そのくらいの規模になっているわけでありまして、なかなかその校内でということについて、そのいろんな意見もあるようでございまして。そういう中で、この近くにそういったものが一部でも吸収できればということで、こういう議論に入っていったわけであります。必ずしもその学校と児童クラブは一体のものではありません。したがってほかのところからもですね参加できる。そういう実際問題例がないかもしれませんが、そういったことで児童館ということであります。できる限り多くの方に児童館を利用していただきたい、一部の子供たちだけにというふうに思われるかもしれませんが、それはあくまでも開放した児童館であるべきでありますし、そういう運用を図っていきたいと思うわけであります。

 そしてそういったものになぜ中高生って。これは中高生というのは確かに居場所づくりという話はございますけども、私どもの行政の立場から言いますと、一つはですねどうしても一定規模以上になるとですね、予算の内容が中高生ということを掲げないと規模が広がらないですね。予算の仕組みなんですね。だからこんなことを言うと、何だ金のためにそういうことをやっているのかと言われるかもしれませんが、あとの運用はですね実はかなり弾力的にできるわけであります。だから今スタジオとか創作活動の場とかですねいろんなことを言ってますが、要するに多目的な部屋を持ちたい。それは音響を遮断したようなこと、何にでも使えるようにですね。

 そうすれば、今中央の部分に実はこういった施設はもう今市民館、市民館のですね大ホールはなかなか使われないけれども小さな部屋は毎日いっぱいであります。こういったところ。あるいはサンライフもですねなかなかですね大変なんですね。子供たちは皆そこからはじき出されます。そういったことを考えますと、こういう場所があってもいいのかなという思いでありますから。それと運用はですねまたしっかり考えていきたい。

 いろんなお母さん方からの声もありますが、そういうようなことで児童館というものについてのあり方はですね、これはなかなか国の予算制度というのは非常にがんじがらめになっていまして、表現が非常に画一的になっておりますけれども、運用の方はですねまたいろんな形で考えさせていただきたいと思います。とにかくいろんな施設というものは一たんできればその地区の特殊事情といいますか、いろんな特色ある運用ができるわけでありますので、そういうふうな形で運用させていただきたいと思います。

 プレーパークの話については、一番初めに話を聞いたときは私も中村議員と全く同じことを言ったんですね、全く同じことを言った。しかしですねいろいろそのあと話を聞きまして納得しました。今各都市部を中心にいろんなことがありますが、必ずしもですね大都市だけではないですね。そこで指導員というのがいる。指導員がその都市部の真ん中で、まちの真ん中でほんのわずかなスペースでもそういう都会のといいますかあまり周辺の山林で遊んだことのない子供たちにそういったことを指導する場なんだというふうにですね。あるいは自分たちが秘密のこういった何かいろんなものをつくってですね、野外自然の中でのびのびと自由な発想で遊ぶことができるきっかけづくりができるというふうに理解をしていただければですね。そこがすべてではなくて、まさにそこから、例えば田床山のですね山林の部分とかいうようなところに、その椿東の子供たちはそちらに行くかもしれないし、椿の子供たちはそういったことに返っていくかもしれません。

 そこで何らかの一つの場といいますか。ちょうど私の理解が悪いのかもしれませんが、例えばボーイスカウトとかカブスカウトとかそういったグループがいろんな訓練を受けます、それはまさに毎回必ず公園であります。木に縄をかけてとか、縄の結び方とかいろんなことを訓練をいたします。それと同じような発想でやれるんじゃあないかというふうな思いがしました。私も小さいころ男の子も女の子もそういったカブとかに入れました。大変東京にはそういったものは全くありません。しかしいつも神宮のですねところで実は訓練を受けたんですね。それは長い教育の中で非常に有効だったと私は思っています。そういうようなことを考えますと、確かに周辺にはたくさんいろんなものが自然がたくさんあふれているまちであります。私も全く同じことを言いましたけど、結局皆さんのそういった意見を聞いておりますと、なるほどというふうに思ったわけです。だからいかにしてそこに指導者をおいてそうやっていろんなことができるかということに尽きると思いますので、ぜひまたこれもまた実際問題としては運用面の話が大部分を占めてしまうかもしれません。ぜひ御理解をいただきますようによろしくお願いします。

 そして多重債務の話はまさに職員についてまず多重債務とは何か、その利息制限法に基づくですね過払いの利息をどうやって取るかという、そういったことについてもまず基礎的なこともちゃんとしっかり理解できて、債権債務のいろんな知識も得て、そういったようなことの研修の場があればですね研修をさせるとか、そういったことをやっていくことから始めないといけませんので、まだ時間がかかるかもしれませんがしっかり受け止めていきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 中村議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 4時16分休憩

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     午後 4時28分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 この際、会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間もあとわずかとなりました。予定しております本日の日程が終了するまで、会議時間を延長したいと思いますが、これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって本日の日程が終了するまで、会議時間を延長することに決定いたしました。

 一般質問を続行いたします。

 続いて、質問順位6番、丸田議員。24番、丸田議員。

  〔24番 丸田勘次君登壇〕





◆24番(丸田勘次君) それでは通告に従いまして、道路行政について大きく2点質問をさせていただきます。

 まず都市計画道路今魚店金谷線と玉江新川線、国道191号の一部区間でありますが、その整備についてお尋ねをいたします。

 都市計画道路今魚店金谷線の整備につきましては、これまで西島議員より平成15年12月、平成17年12月、平成18年9月の議会で継続して質問をされておりますが、現在、県立萩美術館浦上記念館に併設する仮称「萩陶芸美術館」が平成22年度開館を目途に事業着手される運びであり、これに併せ国道191号のこの区間の歩道の一部を改修する計画があります。既に用地の一部は国が先行取得していると聞き及んでいるところであります。

 また、西島議員はこれまでの質問で、都市計画道路、今魚店金谷線の一部供用開始にともない、車の流れが新堀川の城東橋から平安古のキヌヤ、私道を抜けて国道に出る車両もふえ、交通事故を含めトラブルが発生している現状を訴えてこられました。

 そこで私はその交通安全対策面も踏まえ、都市計画道路、今魚店金谷線と国道191号タッチまでの早期整備とあわせ、国道191号との一体的な整備を図るという観点から質問をさせていただきます。

 都市計画道路とは、御承知のとおり健全で文化的な都市生活と機能的な都市活動が確保されるよう、都市の基盤的施設として都市計画法に基づき、都市計画決定された道路をいい、その種別としては自動車専用道路、幹線街路、区画街路、特種街路に大別をされております。

 現在萩市の都市計画道路網については15路線あり、近年のその整備状況を見てみると、平成14年完成の萩市役所前国道191号拡幅、昨年10月完成の萩川上線、本年3月開通式を迎えた国道262号萩バイパス、また、平成4年8月に都市計画決定をされ、来春の三隅明石間の供用が待たれる萩三隅道路など、それぞれ目的に即した供用開始、また、供用開始をされようとしていることについて、市長も大変御尽力をされることは十分承知をいたしております。

 都市計画道路今魚店金谷線については、昭和45年に都市計画決定をされ、市道、玉江菊ケ浜線タッチから県道萩城趾線国道191号に向け、平成元年に用地買収に着手し、平成8年に県事業に移行、現在まで事業実施に鋭意努力をされ、平成16年11月には県道萩城趾線まで供用開始されたところであります。

 そこでお尋ねいたしますが、現在引き続き新堀川の城東橋まで事業展開がなされている状況でありますが、現在までの整備進捗、国道191号タッチまでの事業展開と今後の取り組みについて市長の御所見をお尋ねいたします。

 また、国道191号にタッチすれば右折レーン等交差点協議が必要となり、現在の歩道も狭隘で段差があり、小学生の通学路として、また、平成18年4月に新たにスタートした萩商工高等学校も生徒全員自転車通学になると聞き及んでおり、地元住民を含め、安心、安全な通行の確保、交通渋滞の緩和など、仮称「萩陶芸美術館」までの間の全面的な整備改修が強く望まれております。

 こうした中、既に本年10月26日には平安古町内会長である西島議員を代表として関係機関に対し、土地所有者、学校関係の連署を添えた191号平安古地区の早期拡幅の要望書が提出をされております。

 この区間は、都市計画道路、玉江新川線でもあり、歩道の整備のみならず車線数を含む全体幅員の整備検討が必要と思われますが、国道191号のこの区間の改修整備に向け今後、国、県に対してどのような働きかけをされるのか市長の御所見をお尋ねいたします。

 いずれにいたしましても都市計画道路、今魚店金谷線の整備促進が今後の国道191号とタッチする交差点改良、さらにはこの区間の歩道の整備につながると私は考えております。

 それでは大きく2点目でありますが、高規格道路、萩三隅道路、萩東道路の整備についてでありますが、この件につきましてもこれまで議会で継続して取り上げてきた課題であります。

 市長報告にありましたように、11月13日の中期計画素案の公表を受けて新たな展開を迎えることとなり、市民の皆さんも関心をもたれていることから、国の動向について周知を図ることも含め質問をさせていただきます。

 昨年12月に国の道路特定財源の見直しに関する具体策が閣議決定をされ、真に必要な道路は計画的に整備するとの国の方針が示されたことにより、従来にも増して地方においては高規格幹線道路網の整備について、その動きがさらに活発化している現状にあります。

 萩市を取り巻く道路網の必要性の観点から、その現状を係数から見て見ますと、高規格幹線道路の全国の供用率63%に対し、山陰道の供用率は25%と全国平均の半分以下であり、山口県の山陰道に至っては供用率0であります。

 さらに同一県内を南北に結ぶ高規格道路も依然として未供用であり、現段階での陰陽の格差はますます増大し、他の交通機関が少なく、自動車交通に大きく依存している山陰側の地理的弱点を浮き彫りにしております。

 特に、公共交通機関が脆弱な萩市の1世帯当たりの保有台数は、他の機関が整備されている都市部0.5台に対し、1.13台と約2.3倍であります。

 ちなみに全国で1世帯あたりの保有台数が一番多いのが茨城の下妻市ということになっております。また、全国で最も保有台数が少ないのが東京都中野区でありまして、0.29台ということで、中野区と比較しますと約3.7倍という萩市の現状であります。

 また年間走行キロ3,408キロメートルに対し1万4,409キロメートルと約4.2倍。さらには自動車利用者が負担する道路特定財源の税負担の家計に占める割合の係数から見ても、都市部0.77%に対し、地方部3.54%と約4.6倍であります。

 財源制度の公平性の観点からもその整備必要性をうかがえ知ることができます。

 また、今後地方部においても従来のように単に利便性、安全性が求められるのではなく、高速性、定時性など社会全体へ与える影響も重視していくと私は考えております。

 そうした中、萩三隅道路につきましては、早期整備に向け、行政期成同盟会を初め、議会、経済団体等その協力体制の下で関係機関に対し継続して働きかけをされたこともあり、来春には山陰道として山口県では初めて萩三隅道路三隅明石間7.1キロが供用開始の予定であることは、市長初め担当課の御尽力いただいた成果であると考えております。

 そこで平成17年に延伸区間となった三見から椿間の用地関係等を含め、現在の工事着手の状況について市長の御所見をお尋ねいたします。

 また明石から三見間2.4キロでありますが、その整備については当初、三見から椿間5.7キロメートルを先行工事着手し、その間当面は県道を利用することとなっておりますが、用地取得も既にこの区間は完了しておりまして財政上の課題はあるものの、明石三見間、三見間椿間の同時期の供用開始が望ましいと私は考えておりますが、今後の整備スケジュールについてあわせて市長の御所見をお尋ねいたします。

 さらに萩東道路の整備についてであります。

 本年3月に国道262号萩バイパス延長1.9キロメートルのうち1.5キロメートルが供用開始されたことにより、渋滞解消など交通機能の円滑化、安全性の向上等が図られ、萩のエントランスはその交通体制を大きく変えることとなりました。また将来的には、全線供用開始が待たれる萩三隅道路及び地域高規格道路小郡萩道路と直結することにより、高速道路網の西南側の分岐点としてさらに多面的な機能が確立されることになります。

 萩市は今まさに長年の悲願でもある高速交通時代の幕開けともいえる大きな節目の時期を迎えております。しかしながらこれまでの萩市東部の高速道路体系を見てみると、予定総延長約380キロの山陰自動車道の整備計画はあるものの萩益田間60キロメートルについては、昭和62年に国土開発幹線自動車道の予定路線に追加されて以来、今日まで山陰道の中で唯一予定路線のままで整備の見通しが立っておらず、全線の整備促進に当たっての支障となっていることも危惧されてきました。

 また、現在の萩市東部の道路状況は国道191号を基幹道路としてまた生活道路としても利用しており、R45のカーブ、狭隘な大井橋、危険箇所も随所にあり、一たび災害事故が発生した場合迂回路もなく、通行困難な状況がたびたび見受けられておりますが、萩東道路の整備をされればその交通体系も大きく変化し、これらの問題の解消にもつながると考えております。

 そこで本年5月28日にはバイパス道路として整備を促進するため、議会、行政、経済、住民団体で構成する萩東道路整備促進協議会が設立され、官民行政一体となってこれまで以上にその気運が高まっていることは御承知のとおりであります。

 具体的な取り組みを少し御紹介申しますと、本年9月28日には行政だけでなく、民間の力を結集した運動展開も不可欠との観点から、萩・益田の両商工会議所の主導で早期実現の連絡協議会が設置されなお、経済界の結束の動きも活発化をしております。

 また、議会としては平成18年9月5日に主要道路整備促進調査特別委員会が設置され、同年12月22日には山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会に青木議長がパネラーとして出席をされ、萩市の実情とあわせ早期実現に向けた両県のさらなる連携と結束を強調されておられます。

 そして先般の9月定例会の道路特別委員会、杉山委員長の中間報告にもありましたように、本年に入り1月、2月、6月と再三にわたり特別委員会として調査要望活動を行われ、萩市の実情、市民の声を国土交通省ならびに山口県等への関係機関、また、山口県選出、島根県選出の国会議員に対し訴えてこられました。私も特別委員会のメンバーとして、また建設委員長として、要望に参画をさせていただきその必要性を重ねて訴えてきたところであります。

 同じく9月定例会最終日では、市民生活を支える道路整備財源の確保を求める要望決議を可決し、10月19日に建設委員会として議長に同行し同様な要望活動を行ったところであります。

 さらには先日、11月28日、青木議長と道路特別委員会とが合同で冬柴国土交通大臣に対し直接要望決議書を手渡し、整備促進に向けて地域の実情を強く訴えてこられたところであります。

 そこでお尋ねをいたします。今後の道路整備の方向性は、今年中に策定される道路中期計画に左右されるとありますが、政策課題に対しての国の中期計画の基本的な考え方についてお伺いをします。

 例えば萩益田間は法定予定路線延長11,520キロには入っているものの国の整備計画路線延長9,342キロには入っていないこともあり、整備が完了した地域と未整備の地域ではその意識が大きく異なることから、4公団の民営化と同様な手法を用いて客観的な個別路線ごとの再評価が行われ、再点検の対象路線となったものの、中期計画の中でどのような評価となったのかお伺いをいたします。

 また国土交通省では、中期計画策定に向け、本年5月に全国の都道府県知事、市町村長すべて1,874人からのヒヤリングを実施、あわせて国民を対象としたアンケート実施などの問いかけをされておりますが、私は整備へのネットワークが途切れている区間こそ、投資効率性に加え公平性の観点からもこの中期計画の中で再評価し、国がその将来ビジョンを明確に示すべきと考えています。

 そこで私どもが現在最も注目している萩東道路を含む山陰自動車道、萩益田間の整備方針、整備スケジュールについて11月13日に公表された中期計画素案の中でどこまで具体的に明確化されたのか国の動向について、また県の姿勢も問われることになると考えておりますが、併せて市長の御所見をお尋ねいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 丸田議員からこの道路の問題、特に先般の中期計画素案に掲げられましたこの山陰自動車道の問題も含めてお尋ねをいただきました。

 まず最初の今魚店金谷線と玉江新川線の整備の関係でございます。今魚店金谷線の整備の状況がどうなっているか、これは議員もるる御説明がありましたように、この終始一貫西島議員が毎回のようにお尋ねをいただいたところであります。

 当初お話をしていったよりも若干後倒しになってしまっておりまして、現段階で新堀川までの整備工程としてはストーリー整備と平行して整備を進めていく、こういうことになっておりましたが、20年度完了ということで大体この話が進んでおりましたが、大イヌマキの移植ということであそこにちょうど路線上引っかかる大変大きなイヌマキがございます。本当に天然記念物に相当するようなものでありますが、この移植の関係もございまして平成21年度にずれ込む、こういうふうな話を聞いております。

 これはこの緑地の方へ移設をする、20年3月に根回しをし、21年秋ごろに移植をする、こういうふうなことも耳にしているところであります。

 なかなかこの大変ではございますけれども、若干後倒しになってしまいました。こういうふうなことで、しかしながら工事全体については、今、文化財の分野とそれからこの県の工事の分野と双方この努力をいただいてるところでございます。

 何度も申しますが、今魚店金谷線の道路工事とそして外堀の関係は我が国で初めて文化庁と建設省のやる提携をした事業であります。これが契機になりまして、全国でこういうふうに文化財を守るという観点の文化庁と新たに道路を建設していくという建設省との共同連携の作業が始まったわけであります。そういった意味では歴史的な事業になりましたが、ちょっと財政事情等もございましておくれてしまいました。後に進んだ方が先にできてしまったようなところもあるわけでありますが、そういった意味では歴史的なこの共同事業でございます。

 今申しましたように少し後倒しになったこと、そして我々はできる限りこの全体像を、特にあと今魚店金谷線から国道191までのタッチの事業がございますので、この方についてはなんとか早期に対話できるようにいろいろお願いをしているところであります。

 その中で今県のサイドから指摘を受けておりますのは、今までのこの部分とそして私道とのその部分を市道に移管していくというそういったことを条件に今提示をいただいております。もともと先ほどお話がありましたように、当初はこの市道としての工事で始まったものでありますが、途中でこの県道という形で事業採択をいただきました。市の負担じゃとてもできない、こういうふうなことで県道の建設ということで変えていただきました。

 当時の担当者は大変苦労をしたわけですが、そういうふうな形でこの萩市の財政負担を軽減をいただいたわけであります。

 そういった中で実はこの今そういう条件がありますので、そのあたりの調整を今からしていかなければならないわけであります。

 そして、今度具体的にはそのタッチの部分の話でありまして、今るる御説明がございましたが、この191の通りはまさに御指摘のありましたように通学路であります。特に萩商工の通学路、特に自転車を中心に通学をされてるわけですから、そのあたりについての安全性の確保ということで今御指摘をいただいたわけであります。

 今後そこまでにいたりますまでの時間はまだかかります。今時点ではとにかくこの美術館の関係で一応この歩道部分についての用地取得はされてるようでありますが、まだ全体については具体的な展開はないわけであります。全体像として早くこのルートを決定いただきまして、そして早く着手いただくようにできる限りの運動をしていきたいと思っているところであります。

 2番目に高規格道路、この萩三隅道路の問題も含めてこの山陰自動車道の問題を御指摘をいただきました。

 まず最初にこの17年度に延伸区間になっておりました三見椿間5.7キロの用地関係を含めた現在の工事の着手状況はどうか、こういったお尋ねがございます。

 萩三隅道路の関係でありますが、この三見のインターから萩インターの間の5.7キロでございます。延伸この区間は事業費が約240億というふうに聞いておりますけれども、主な構造物はトンネルが2カ所、青海第一トンネル、第二トンネル、そして橋梁は3カ所、畔田川、玉江、青海の各高架橋でございます。二つのトンネル、三つの橋梁、こういったことで構成されてる5.7キロでございます。19年度には玉江橋のカーブ改良工事に伴います工事用の道路、今年度中玉江の畔田高架橋のカーブ工事の発注予定、このように聞いてるわけであります。

 用地関係は今進捗率が80%であります。一部この中山地区におきましての民有地の境界などで問題がございまして、今大変用地交渉に苦労をされているところもあるやに聞いております。市としてもできるだけ協力をしていかなければならない。このように思っております。

 何とかしてこれは、国側はとにかく20年度前半、具体的に言えば国体までには供用を開始したいということを意思表示されておりますが、土地の問題が解決しなければこれが後倒しになってしまいます。私どももできる限りの努力をしていきたいと思っております。

 そして今この三見萩間の話をいたしましたが、今度は明石三見間のインターの話、これは2.4キロでございます。事業費が130億でございますが、主な構造物といたしましては、吉広の高架橋の橋、650メートル、そしてまたあとは関連工事でございますが、それぞれ今から行われるわけでありまして、用地関係は99%取得をされております。用地取得上困難なところはない、このように承知しているところであります。

 平成20年代前半の供用開始を目標、これも実は当初はかなりおくれるという言い方をされておりましたが、国体の開始までにはということをお約束をいただいております。ただしこの工事上何か問題やトラブルが起こればという話でありますが、今のところそういうことで、明石から三見を通りまして萩のインターに抜けるこの間については、20年代前半供用開始に努めたい、こういうふうな大変な努力をいただいております。

 3年前までは事業決定をするかどうかわからないというところだったのですが、これもひとえにこの議会あるいは経済界も含めた関係の方々の大変な御努力でありまして、国会議員、県会議員の皆様も含めて大変御努力をいただきました。こういった成果がまさに事業決定が危ぶまれたものがこういう形で具体的に展開をしているわけであります。そしてまたこの工事の与える影響というのも地元にとっても大変波及効果もあるわけでございます。

 今後につきましてはこの明石椿間の整備につきましては萩以西との連携、広域連携、さらには萩東道路の早期整備、こういったものにつながっていくわけであります。

 とにかく事業着手されてる区間を着実に進捗させる、要するに用地の問題等でトラブルがないように、私ども地元もできる限りの協力をしていきたい。そうすれば今ベースに乗っておりますので、何とかこの全体の工事が促進されるだろう。そしてまた萩東道路にも移っていくことが可能でありますので、とにかく今割と力が一つになっています。今までとかく何かこの萩の地区は意見がまとまりませんが、この件については今関係の方々が本当に一丸となって努力をいただいております。

 恐らく今まで萩市議会の皆さんがこれだけ努力をされたことはないだろう。国土交通省に聞きますと、毎日のように入れかわり立ちかわり来られるというのです。それは市議会の皆さんもそうですし、経済界の皆さんもそうですし、この萩が行かなくても益田が来るとか、長門が来るとか、もうわかってますよというくらい向こうの方で言われるほど、大変な熱の入れ方でありました。

 本当に皆様方の一つずつ努力に感謝をしたいと思います。

 そして今度萩東道路の話でございます。これはまさに中期計画についてどういうふうになっていくかという話でありますが、中期計画についてはもう既に新聞報道等もございましたので十分御承知だろうと思います。

 とにかく11月13日に素案が発表されました。今まで昨年の12月に道路特定財源の見直しに関する具体案というのが閣議決定をされまして、今議員がいみじくも御指摘いただきましたが、真に必要な道路は計画的に進めることとし、平成19年度中に中期的な計画を策定するというのが昨年の12月の閣議決定でございます。その中にそういう文書がございまして、それを受けて今回素案ができたわけであります。

 今までこの道路五計というものについては数字を入れないというのが実はこの約束事項になっておりまして、そういった中で初めて道路財源との絡みで10年の中期という形で数字の入った計画が発表されたわけであります。ある意味では今までの高規格幹線道路ネットワークの見直しという議論があって以来初めてのことであります。

 しかし、このあとの問題一体どうなっていくかということについては皆さん御承知の通り、間もなくこの道路財源についての問題が税調で議論が始まります。結論が出て行くわけですが、今全国の地方自治体から、何とか地方道路についての配慮をしてほしい、こういうふうな悲鳴に似た声が今中央に寄せられているわけです。

 この財源問題が解決をしていけば、おのずと先が見えてくるわけでありますが、こういったこの財源問題の解決というものが一つの大きなよりどころになっているわけであります。

 そういう中期計画の中で、この萩三隅道路の進捗状況全体についてお話をさせていただきますと、既にこの事業全体については平成8年度総事業費780億円で始まりましたこの萩三隅道路でありますが、今全体で15.2キロある。53%、18年度末でありますが、完了してるわけであります。平成19年度の事業費が実に65億3,000万という大変な金額でございます。三隅インターから明石インターまでの7.1キロは事業費410億円でございまして、今七つのトンネル、五つの橋梁、そういったものがほぼ完了しつつありまして、来年の春まで、年度末までには完了いたしまして、供用開始ができる状況にあると聞いております。このあたりは既にもう具体的に供用開始に当たりまして、開通式をやる。何かいろいろな行事もやろうとこういったことまで今話題になっているわけでありますから、非常に順調な推移をしているものと承知をしているところであります。

 それからまさに今お話がありました評価という観点でありますが、この萩益田間は全体の法定路線延長11,520キロの中の予定路線でありまして、自動車、高速自動車国道法の9,342キロメートルの中には入れられておりません。したがって、小泉内閣の時点で要するに事業着手をする対象から外れてしまったわけでありますが、今回のこの延長2,900キロメートルの評価手法によりまして、この延長9,342と同様の手法を用いつつ、費用対便益に加えて外部効果も加味されてこの事業として認められたわけでございます。

 外部効果と申しますといろいろな観光とか、生活とか、そういったものを含めてであります。費用対便益、ビーバイシーというふうに言われておりますが、これについていろいろなこの計測が行われます。萩益田間の完成4車線、事業費が約3,426億円でビーバイシーが1.10となっております。ここについて完成2車線にした場合は75%というこの費用、事業費で2,615億、こういうとこでありまして、そのビーバイシーも上がってくる、こういうことであります。

 そういった意味ではこの完成2車線ということで当初の我々が意図したことによりますと少しレベルダウンにはなりますけれども、しかし絵に描いたもちになるよりも完成2車線という形でしっかり位置づけられること。既に浜田自動車道走られた方あると思います、あるいは長崎から途中で佐世保に行く方の道を走られた方もあろうと思います。

 分離帯がこういう鉄の中途半端な赤と白のまだらなやつが並べてあるけど、あれが実は暫定4車線。どういうことかと言いますと、その車線全体が一つの右側の車線になる。だからこの中央分離帯をつくることができないのです。いつまでたってもできない。

 それが今度完成してもう一つができるなんていうのはいつになるかわからない。そういったような将来がわからないような暫定2車線というものよりも完成2車線でしっかりした中央分離帯をつくり、このわき道の分をつくって、そしてまた追い越し車線もつくるということをしないと、むしろ中途半端で終わるよりもそちらの方が望ましいだろう、こういうふうに思います。

 そういうふうなことでありますから、一部この中期計画の発表のときに格下げになったこの萩益田間とか、本当は益田じゃなくて向こうの益田の向こうの地名がございましたけれども、そういうふうに書かれておりましたが、予定路線が評価をされたわけでありますから、これは平成8年から運動を始めまして初めてのことです。これは萩にとって歴史に残る一つの中期計画である。長年の皆さん含めたいろいろな意味での夢がここにかなうわけであります。

 そういった意味ではこの萩の交通情勢を考えますれば、今、多くの地でいろいろな交通手段がございます。あるところは飛行機が使えるもの、例えば鹿児島と福岡という例を考えていただきますれば、鹿児島、福岡といえば航空便があるわけです。そして、九州自動車道もあります。普通の特急もあります。今度は新幹線が間もなくできるのです。そういったような状況のところと、萩のように萩と例えば松江間を見ますと、一体何があるかといいますと昔は確かに海がありました。子供のころは貨物船が走っておりました。定期貨物船です。今それもありません。貨物列車はなくなりました。そして今松江から萩、まあ、松江じゃなくても、浜田から萩にも直通列車はなくなったのです。線路は昭和8年に山陰線が開通して以来単線でありますし、電化もされていません。こういった交通のいろいろな意味からいいますと、取り残された地域は全国でも数少ないです。これに今やっとそういったことについての自動車時代に備えた一つの新しい道路体系に、交通体系ができるわけですから、これは決して一部に無駄遣いだとかいろいろな議論があるかもしれない。決してそうではないのです。今、鹿児島と福岡を結ぶあの線は高速道路と在来線と、新幹線と、航空路と。こういった四つの交通手段を持つところと、我々はたった一つの今夢に道路にかけてるわけです。この山陰線というのがなかなか思うに任せない、この一方でまた努力をしていかなければならないと思いますが、そういった非常に画期的な位置づけのできることであります。

 なお、今から道は遠いと思いますが、日本の財政状況を思うと大変厳しいものがあります。予断を許しませんけれども、しかし少なくともこの山陰自動車道というのが必要だということを国は認めたわけであります。そういった意味では画期的な一つの判断だろうと思います。

 先般この当議会、皆さんが冬柴大臣にお会いされた。こういったことは過去例がない話でありまして、大変なものであります。あれだけ長い時間に懇談をいただきました。そしてまた、この東道路については間もなく調査に入るということまで大臣の資料を見ますと書いてあったのです。調査に入ると。大変なことであります。今まで絶対にやらないと言ったのに、調査に入るというのです。このこと自身もある意味では本当にありがたい話でありまして、何とかこの皆さんの団結された力を今後ともひとつよろしくお願いしたいと思います。

 ある意味ではこの平成19年は萩の歴史に残る画期的な道路の関係の年である。このように思ってるところであります。いろいろな意味で御支援をいただきまして、この今萩益田間の道路、そしてまた山陰自動車道こういったものが一日も早く早期に整備ができますように念じまして答弁にさせていただきます。ありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 24番、丸田議員。





◆24番(丸田勘次君) 都市計画道路今魚店金谷線の件でございます。先ほど市長の方から今後の県の考え方について御答弁をいただいたわけでありますが、最初の質問の中でも少し触れさせていただきましたように、平安古の町内会の方からも、その路線の隣接者、あるいは公的な教育機関である学校等の連署を添えられた要望書が既に提出をされておるということで、市長もその辺の地域の事情は十分御理解をいただいていると思いますが、引き続き国道191、玉江新川線はまず都市計画街路でありますが、国道191の所管は国でございますので、また今魚店金谷線については県の事業ということで引き続き地域の実情を国、県の方へお諮りをいただきたいというふうに思っております。

 それから県立萩美術館交差点から平安古方面についての先線の計画でありますが、国の方で何らかの計画的なことがあればお伺いをしたいというふうに思っております。

 それから、東道路の件であります。いろいろと係数の紹介をさせていただいて、萩市の実情を御理解をいただこうということで係数も出させていただきました。最初の質問の中ではちょっと触れていなかったのですが、先ほど市長の答弁から、やはり財源の裏づけがあって整備が計画的に進められるという御答弁の中で、少し道路特定財源のことも大変私も気にしております。

 この年度末にかけて与野党間で議論が活発化されるということでありますが、私ども地方にとりましては計画どおりにその事業を進めていただくためには、やはり道路財源である、特に本則税率の1.2倍から2.5倍の暫定税率の堅持というものを私ども地方としては大変重要視をしているわけでありまして、この暫定税率が来年の3月31日には適用期限がくるということで自動車重量税に関しては4月30日ということでありますが、もしこの辺で国交省も税制改正の中で、追加要望をされておるということですが、最初の削減の必要からこういったことが少し方向性が変わりますと、その事業規模も大変縮小されて、そうなると我々地方にとっても歳入不足、あるいは先ほど市長からもありましたように、中期計画に添ったおおむね10年という整備計画がその遅延をすることになります。

 そういうことで、その暫定税率の取り扱いということは今から大変大きな整備に向けての一つのポイントになると思いますが、やはり我々地方が税率の堅持に向けて一生懸命取り組んでいくことが必要不可欠というふうに思っております。市民の方もそのように思われてる方が多いと思いますが、そういった地方の声を今後どういうふうに発信をされていかれるのか、再度御確認をさせていただきたいというふうに思います。

 それから先ほどもちょっと御紹介をさせていただきました、私も同席をさせていただきましたが、11月28日の冬柴大臣への直接要望決議書を提出した件でございます。

 私も痛切に感じたわけですが、これまでの官民、あるいは議会一体となった取り組みの成果を痛切に感じさせていただきました。

 青木議長初め、杉山委員長、あるいは我々同僚特別委員会のメンバーも同様に感じられたのではないかというふうに今思っております。

 一つ大事なことは議長も申されましたように、第二、第三の高いハードルがこれからあろうというふうに思われますが、島根県、山口県の連携というものが大変重要になってくると思います。

 議長も先ほど御紹介しましたように、島根県の総決起大会でパネラーとして出席をされて特にこのことを強調されたわけでありますが、萩益田の広域連携により地域の活性化にこれをつなげていって、萩市の20年、30年後の長期スパンの発展をやはり見据えることが大変大切だなというふうに思っております。

 それから先ほど評価の部分で、市長の方から御発言がありましたが、グループ1から3のランクづけということで、萩益田に関してはグループ2でということで、私も少し情報の中で、当初4車線であったのが2車線であるということは市長が申されましたように、格下げではないかというような議論もあるやに聞いておりますが、先ほど市長が言われましたように、今まで予定路線であったものがきちっとした素案の段階ではありますが、中期計画の中の位置づけにされたということはこれは大変効果的であろうというふうに思っております。

 その辺は私も整備促進につながるのであれば、従来の暫定2車の評価よりも促進を考えれば、2車で促進につなげていただきたいという思いは市長と同感であります。

 それからもう一点、これから整備スケジュールについては今から萩三隅方式のA′、バイパス方式でやるのか、あるいはそれ以外の国の方式でやるのかということでいろいろと国も協議をされる、あるいは県の方もこの件については取り組まれると思いますが、やはり我々にとっては整備促進につながる優先度が高くなるような手法を期待をしているところであります。

 そういったことで県の負担も生ずることになろうと思います。整備によっては。例えば萩三隅道路であれば規定によると県の負担が3分の1負担ということであります。ちなみに小郡萩は2分の1負担。整備の手法によってそういった形で地元山口県の負担がかかるということでありますので、今後はその県に向けての働きかけ、あるいは県の動向というのも大変重要視をされるのではないかなというふうに思います。その辺で市長の今からの県に向けての取り組みについて、お考えがあればお伺いをしたいと思います。以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 今魚店金谷線についての今後の作戦の関係については、これは先ほど申しましたいろんな条件がございますけれども、これは今のままとめ置くわけには絶対にいかないのであります。もし実は191とつながっていきますと、萩の観光動線が完全に変わってまいります。この完全に変わっていくということも想定にしながら、堀内地区の車の流れ、ああいったことも含めて考えていきたいと思います。

 とにもかくにも早期にこの191へのタッチ作成についての整備を、全力を挙げて県にお願いをしていきたいと思います。

 そして今中期計画の中で暫定税率を含めた道路財源の話を今議員がされました。道路財源がどうなっていくかということについてはまさに毎日の新聞紙上、この国会議員、特に野党の方々も地方からの声というのが最近相当届き始めた、こういうことであります。一方でこの国の財政はかなり難しくなってきております。そういう中でどうやってかじ取をしていくかという話だと思いますが、しかし、この多くの中で、やはり重点事項というものを絞りながらしっかり考えてほしい、こういった声を今挙げているわけであります。議会の皆さんとともに、これはそれぞれの声をどうやって伝えていくか、こういったことに尽きるわけであります。12月中旬には一つの方向づけがされると思いますが、ぜひ皆さんとともに頑張っていきたいと思います。

 そしてもう一つ御指摘をいただきました隣県であります島根県、特に益田市との関係でありますが、今までも浜田、益田との連携はいろいろな意味でとってきておりますので、今後この中国地方この道路の関係は出雲も含めてかなり広範にこの市長会、中国市長会におきましても連携をしているところでございます。

 とにかく今からはこの山口県の工事関係も三隅からいよいよ美祢に向けての具体的な工事着手も議論になっていきます。そういう中で私どもは萩東道路をしっかり位置づけていかなくてはならないと思うわけであります。

 そして今御指摘がありましたように、道路財源、道路公団がやっておくものではございませんから、当然県も財政負担をしてもらうような形になる、今のA′方式であればそうでありますのでそういうふうなことも視野に入れながらしっかり県ともスクラムを組んでいかないといけないわけであります。

 そういった意味で今回もこの東京でのいろいろな大会に県議会からも議員の皆さんも参加をいただきました。そしてもちろん知事もしくは副知事がいろいろな会議、要求活動にも参加をいただいております。県の土木建築部長はもちろんでありますが、そういったところとの連携もしっかり行っていかないといけないと思います。

 変な話をして最後に恐縮ですが、先般私9月の中下旬に、実は遼寧省の瀋陽に経済フォーラムがあってお招きをいただきました。そのときに富山県が日本の県の代表で行っておりましたけれども、富山県は例の日本海を逆さまにした地図を持っております。日本海は北の方から逆さまに見ますとまさに日本海は単なる池のように、湖のように、それと同じ発想が実は昭和7年の萩が行ったわけであります。昭和7年萩が市制をしくのはどういうことでその動機づけをしたかといいますと、ちょうど山陰線が間もなく開通するちょっとおくれたのですが、昭和8年の2月に全線が開通いたしました。そしてその昭和7年の7月1日に萩市は市制をしいたのでありますが、そのときに潟港に港をつくる、国際貿易港をつくる、こういったことで出発をしたのです。国際貿易港は今も残っておりますが、惜しむらくは当時の発想はほとんどなくなりました。

 当時は要するに今逆さまに見れば湖だというように、池だといいましたけれども、そういった日本海を縦横に駆使した一つの新しい時代にというような夢を持ったわけです。萩市はもう一回再生しよう、そういう夢を持った。それは一つは陸上の交通は岩萩線、岩国と萩を結ぶ線路をつくろう、そして山陰線ができた。そして萩は国際貿易港をつくる。非常に稀有壮大な夢を見ました。

 残念ながら前大戦の敗戦ということでこの夢はすべて壊れてしまいましたが、今なお潟港という国際貿易港は残っているのであります。国際貿易港が残ったから、実はまだいわゆる外国人観光客を乗せた5,000トン級クラスの船が年に20回近く入ってくるわけです。いろいろな意味で、そういった意味での可能性も持ったまちであります。

 こういった国内の道路の整備が終わり、そしてその国際貿易港を維持しながら、この萩の今から将来展望もいろいろな角度から議論をしていくべきだろう、こういうふうに思います。

 何かそういった国際貿易港がいろいろな意味で生きてくればな、こういう夢みたいな話を感じているところであります。

 そういったこともひとつこの道路の問題一つとりましても一つの夢が開けてくる、こういうふうに思っておりますので、ぜひ今後とも議会の皆さんとともに頑張っていきたいと思います。以上であります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 191の先線、今魚店金谷線の先線でございまして、本当は191の方の先線の話については昭和確か45年の都市計画決定でかなり拡幅の計画になってるのでありますが、なかなかそこは国土交通省とお話しましてもそれについての明確な答えは返ってまいりません。とりあえずとにかくその191と今魚店金谷線の接点のところまではこれは何とか対応をしてくれ、これは最低限の条件である。それ以降の話、玉江橋のところまでどうするかについては計画決定は打たれてるけれどどうするかについてはまだ具体的な判断はしておりません。もちろん国土交通省、県についても考え方があるわけではないと思います。いずれにいたしましてもどういうふうにしていくのかしっかり議論していきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 24番、丸田議員。





◆24番(丸田勘次君) もう一点だけ確認というかお願いをしたいと思います。

 11月の16日期限ということで萩市阿武町の市民、町民の方ですが、3,000人を対象にということで、これは無作為にということですが、国土交通省地方整備局の山口河川国道事務所が萩市並びに阿武町及び要は行政機関ですがそれを通じてアンケートを実施をされているというふうに聞き及んでおります。

 区間はこの萩市街地から県境であります島根県境までの間ということでその間ひやっとの体験であるとか、あるいは渋滞の状況であるとか、万が一その通行止めになったときにどういった手段で、どういうルートで迂回をしたかとか、最終的にはこの区間の満足度はどうかということで、確か5段階であったと思いますが、そういったそのアンケートの実施をされておられます。

 取りまとめは恐らくまた委託をされた機関がきちっと統計的なその根拠に基づいてその成果というか結果は出されるというふうに思います。

 そういった中で先ほど少し1回目の質問にも触れましたように、御承知のようにRの45であるとか、あるいは大井の狭い橋であるとか、これも議会で、あるいは大井の住民の方からもいろいろとお話が毎度出ている件でありますが、こういったアンケートというのはやはり行政機関あるいは国であるとかそういった直接市民の声でございますので、そういったアンケートも大変重要視をされるなというふうに私は考えております。

 ぜひその辺の地方、地域の声をまたこれからも中央に市長におかれては発信をしていただきたいし、先ほど申しましたように、ある程度の抜本的な解消がこの萩東道路の整備ということで交通体系も変われば交通事故も、それから大型車両等による渋滞であるとか、さまざまな事故等の回避にもつながるというふうに私は考えておりますので、こういった地域の声をまた中央に積極的に発信をしていただけることを期待を申し上げまして質問を終わらせていただきます。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) ただいま御紹介ありましたアンケートのこと詳しく承知しておりませんでした。さっそくそのアンケートの結果等についても照会をしていきたいと思います。

 そういった地域の皆さんのいろいろな意識や声、意見、こういったものもしっかり踏まえてかかりたいと思います。

 要はこの私も市長でありますが、市長の力というのは本当に限りがあります。

 今回いろいろなことをずっと経験をいたしましたが、まさに力を合わせて議会の皆さんも経済界の皆さんも、あるいは町内会の皆さんも、みんなが力を合わせてやれば必ずこの意識、いろんな意図することはつながっていくのだ、実現できるんだということだろうと思います。

 どうか今後とも議会の皆様とも力を合わせて努力をしてまいりますので、よろしく御協力をお願いしたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 丸田議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は修了いたしました。これをもちまして本日の日程はすべて修了いたしました。明日4日、火曜日も午前10時から会議を開き、一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 5時23分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成19年12月3日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  柴 田 保 央



       議 員  横 山 賢 治