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山口県 萩市

平成19年 9月定例会 09月25日−06号




平成19年 9月定例会 − 09月25日−06号







平成19年 9月定例会



                平成19年9月



            萩市議会定例会会議録(第6号)



                議事日程第6号



         平成19年9月25日(火曜日)午後2時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 議案第80号から議案第109号まで

第3 議員提出議案第6号

第4 主要道路整備促進調査特別委員会及び行財政改革調査特別委員会中間報告

第5 常任委員会の閉会中の所管事務調査について

第6 議員の派遣について

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 議案第65号から議案第79号まで

日程第3 議員提出議案第6号

日程第4 主要道路整備促進調査特別委員及び行財政改革調査特別委員会中間報告

日程第5 常任委員会の閉会中の所管事務調査について

日程第6 議員の派遣について

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  尾 木 武 夫 君

       4番  長 岡 肇太郎 君

       5番  松 尾 義 人 君

       6番  井 関   稔 君

       7番  江 原 任 子 君

       8番  近 江 郁 宣 君

       9番  木 村 靖 枝 君

      10番  小 茅   稔 君

      11番  小 林 正 史 君

      12番  斉 藤 眞 治 君

      13番  左 野 忠 良 君

      14番  柴 田 保 央 君

      15番  杉 山 浩 司 君

      16番  世 良 眞名夫 君

      17番  田 中   良 君

      18番  坪 井   豊 君

      19番  中 村 洋 一 君

      20番  西 島 孝 一 君

      21番  西 元   勇 君

      22番  平 田 啓 一 君

      23番  藤 田 克 弘 君

      24番  丸 田 勘 次 君

      25番  宮 内 欣 二 君

      26番  守 永 忠 世 君

      27番  諸 岡 皓 二 君

      28番  横 山 賢 治 君

      29番  横 山 秀 二 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 市民部長      伊 藤 富 之 君

 保健福祉部長    米 倉   稔 君

 農林部長      白 神   崇 君

 水産部長      谷 本 隆 良 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 建設部長      三 原 正 光 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育次長      田 邊   信 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     迫 村 高 志 君

 保健福祉部次長   藤 田   擴 君

 総務課長      中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 次長        藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午後 2時02分開議





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、11番、小林議員、17番、田中議員を指名いたします。

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△日程第2 議案第80号から議案第109号まで





○議長(青木賢次君) 日程第2、議案第80号から議案第109号までの30件を一括して議題といたします。

 これより各委員長の報告を求めます。

 まず、一般会計決算審査特別委員長の報告を求めます。7番、江原議員。

  〔決算委員長 江原任子君登壇〕





◆7番(江原任子君) 当委員会に付託されました議案第82号、平成18年度萩市一般会計決算認定について、審査の経過並びに結果を御報告いたします。

 審査の結果でありますが、去る9月14日、18日の二日間にわたり、委員会を開催し、関係参与の説明を求め、各観点から慎重に審査を行いました結果、賛成多数をもって原案のとおり、認定すべきものと決しました。

 平成18年度決算額は、最終予算325億4,825万3千円に対し、歳入310億1,686万4,299円、歳出307億4,036万1,899円で、歳入歳出差し引き2億7,650万2,400円となり、繰越明許費による翌年度へ繰り越すべき財源1億6,708万2,900円を差し引いた実質収支は1億941万9,500円の黒字となっております。

 当委員会では、審査方針として編成された予算が目的に沿って効果的に執行されたか、諸事業の成果の確認とあわせ、不用額及び流用の根基、また収入未済額の理由等について参与からの詳細説明をもとに審査を進めてまいりました。

 以下、審査の過程におきまして、具体的な質疑とあわせ、その対応につきまして総括的に申し上げます。

 まず、総務費においては、統廃合された小中学校施設の利活用について、プロジェクトチームによる検討結果が示されたところですが、その内容についての検討の経緯・住民意見の反映について質疑があり、各施設ごとに管理の所管または財産区分が異なるため全体的に検討している状況であるとのことであります。

 また総合事務所・支所・出張所の需用費の不用額について、経費の節約は十分理解できるものの、光熱水費等の節減から施設使用時に不便を生じているのでは、との指摘に対し、各事業所とも十分協議し、住民サービスの低下にならないよう努めたいとのことであります。

 次に、衛生費では、浄化槽設置整備事業について、集落内の公共施設への設置予定、また個人設置の補助に係る予算の地域配分の有無についての質疑があり、集合処理区における公共施設については、各所管の要求に応じて順次切りかえる方針であり、個人の設置補助については、各地域における要望額を全体で計上し、枠配分は行っていないとのことであります。

 また、平成19年度完成予定の第2リサイクルセンター稼動にあたり、市及び業者の収集、また個人持込量に対し、処理能力が懸念されることから、市全体の総量を把握することの必要性についての質疑がありました。

 現在、既存のリサイクルセンター持込量についてはすべて把握しているところであり、ゴミの減量化、リサイクルに対する市民意識も高まっていることから対応可能と思われるが、民間事業者の処理量についても、今後の施設運営に当然必要なことであり調査したいとのことであります。

 次に商工費のまぁーるバス運行事業について、経年利用者の減少傾向や燃料費の高騰などから、運行費補助金が増加傾向にあることに鑑み、年次的にはバス更新等諸事情も理解できるが、現行の補助上限額の範囲において健全な事業運営に努められたいとの要望でありました。

 また、市内中小業者への貸付金の減少について、その要因に対する説明が求められたところ、都市部における景気は回復基調にあるものの、地方への波及効果が少ないことが主因と思われるが、今年度においては長期経営安定資金の需要に増加傾向が見られており、今後さらに進展することが予想される状況にあるとの説明であります。

 次に、中心商店街の活性化事業について、御成道駐車場が周辺住民の利用に特化されていることから、観光関連への誘客に対する事業効果を図る観点から目的に即した強い指導を望むものであります。

 これに対し、今後は観光ミックス型を基本に、工夫を凝らしたイベントの開催、また空き店舗の民間利用等を積極的に推進し、動向を見極めながら対応していきたいとのことであります。

 次に教育費において、小中学校の管理費の需用費に不用額が生じていることから、予算配分に当たっては要望の出ている修繕費等への対応について、年度途中においても、緊急性の高いものについては流用又は予備費充用により対処したいとのことであります。

 また、図書館基本計画の策定については、当初業者委託とされていたが、結果として市職員が策定したことについて、その方針・基準について説明を求めたところ、県内各市の実施状況はさまざまであるが、今後の方針としても各施策に係る建設計画・設計等については、構造計算等、専門知識を要するもの以外、可能な限り直接行っていきたいとのことであります。

 最後に決算全般について申し上げます。

 本決算を踏まえ、次年以降の予算編成の基本方針について説明を求めたところであります。当該年度は決算上実質収支は黒字であるものの、実質単年度収支では約4億3千万円の赤字となっており、今後も人口の減少等から歳出に見合う歳入の確保は難しい状況である。また、合併特例算定終了後には約20億円の財源不足が予測されることから、当面収支のバランスを図ることを念頭に財源確保と限られた予算の中での効率的な予算配分に努めたい。

 さらに関連して委員からは、市民に直接影響する生活関連事業への優先配分を行うなど、行政サービスの低下を来たさないよう配意されたい旨の要望がありました。

 以上が、本委員会の意見の大要でありますが、市財政を取り巻く情勢は、依然として極めて厳しい情勢にあることは言うまでもなく、安定かつ強固な健全財政を構築するためには、的確な現状把握と将来見通しに立った行政努力がこれまでにも増して望まれるところであります。

 各所管におかれましては、本市財政の現状を踏まえ、福祉・産業・教育等各般にわたる振興発展を期すため、本決算の審査において示された意見をもとに、次年度の予算編成に鋭意取り組まれますよう特に強く要望し、委員長報告といたします。





○議長(青木賢次君) 一般会計決算審査特別委員長の報告は終わりました。

 次に、総務委員長の報告を求めます。23番、藤田議員。

  〔総務委員長 藤田克弘君登壇〕





◆23番(藤田克弘君) 総務委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました5議案について、その審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 まず、議案第80号「平成19年度萩市一般会計補正予算(第2号)」についてであります。今回の補正は、歳入歳出それぞれ4,508万2千円を追加し、予算の総額を301億4,377万1千円とするものであります。

 まず、農業費では、農地・水・環境保全対策事業の取り組みにおける、中山間地域直接支払事業との重複実施の状況、また申請を却下した地区の有無、さらに県の指導の状況について説明を求めたところ、全体で43組織、面積にして1,140ヘクタールの取り組みがあり、そのうち中山間地域直接支払事業と全く関係のないものが17組織、407ヘクタール、一部重複組織が2組織33ヘクタール、全部重複しているものが24組織700ヘクタールであり、一地区において組織の事務処理の理由から辞退されているとの説明がありました。県からの指導については、当事業の申請期限を19年8月から次年度以降へ延長する緩和措置がとられているとの説明を受けたところであります。

 次に、社会教育費では、新図書館長の公募に関して現図書館長との職務体制、処遇について質疑があり、採用する館長については11月1日以降、館長候補者として新図書館建設にかかる実施計画等の業務を行い、現図書館長については、萩図書館の業務を行い、新図書館供用開始後は、採用した館長がその職務に当たるとのことでした。

 また、土木施設災害復旧費においては、近年の局部的な集中豪雨による道路、河川の災害を未然に防止する対策について説明を求めたところ、市内全域にわたり業者と職員による恒常的なパトロールを実施するとともに、危険箇所を発見した場合においては、土のうの設置等、必要な措置を講じるなど適切な管理に努めているとのことでした。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第85号、「平成18年度萩市土地取得事業特別会計決算認定について」は、審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案とおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第102号、「郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」についてであります。

 これは、郵政民営化法等の施行に伴い、関係する条例について所要の改正を行うものであり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、義案第105号、「萩市火災予防条例の一部を改正する条例」についてであります。

 これは、建築基準法施行令の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第107号、「損害賠償の額を定めることについて」であります。

 これは、福栄総合交流促進施設における転落事故に係る損害賠償の額を定めることについて市議会の議決を求めるものであります。

 委員から公共施設の管理状況について質疑があり、事故直後、緊急一斉点検を指示したところ、市内3カ所において危険箇所が見つかったため至急、補修、撤去等の改善措置を行ったとのことでありました。

 委員から、今後も事故の発生を未然に防ぐ意味から、引き続き点検作業等を実施し、管理体制に万全を期されたいとの要望がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 総務委員長の報告は終わりました。

 次に、教育民生委員長の報告を求めます。19番、中村議員。

  〔教育民生委員長 中村洋一君登壇〕





◆19番(中村洋一君) 教育民生委員会を代表いたしまして、本委員会に付託されました、議案10件について、審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第81号、「平成19年度萩市介護保険事業(保険事業勘定)特別会計補正予算(第1号)」は、介護給付費準備基金への積み立て並びに、平成18年度介護給付費及び地域支援事業費の確定に伴い、国・県支出金、支払基金交付金の受け入れ、超過額の返還を行うため、歳入歳出それぞれ1億5,499万4千円を追加し、予算の総額を55億9,879万4千円とするもので、審査を行い採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第83号、「平成18年度萩市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算認定について」及び、議案第84号、「平成18年度萩市福祉援護資金貸付事業特別会計決算認定について」は、貸付金の償還状況について説明を求め、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 なお委員からは、当該事業の実態が把握しがたく、決算関係書類及び会計手法に関し見直しをされたい旨の意見がありましたことを申し添えておきます。

 次に、議案第86号、「平成18年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定について」でありますが、決算額は歳入75億5,026万4,241円、歳出74億1,471万320円で、差し引き1億3,555万3,921円の黒字となっております。

 審査では、保険料の負担軽減の観点から、保険給付費の推移や、基金の状況等の説明及び見解を求めたところであります。

 これに対し、平成18年度において保険給付費が当初の見込みよりも下回ったのは、診療報酬の引き下げやインフルエンザ等の疾病の大きな流行がなかったことなどにより、結果的に保険給付費に多額の不用額が生じたところであるが、一人当たりの医療費は依然、増加傾向にあり、予算編成段階においては安定的な保険運営の観点から、医療費については一定規模の伸びを見込んだ確保も必要とされる。

 また、基金については医療費が思ったほどには伸びなかったことや、国庫補助金が当初の見込みよりもふえたことなどにより、形の上では決算上は取り崩しを行っていないが、一部の地域においては基金の繰り入れが必要であったところもある。

 今後の国保事業の運営に当たっては、平成20年度から始まる後期高齢者医療制度を初めとする一連の医療制度改革や診療報酬の改定等については、現時点では詳細は不明な部分も多く、また平成20年度からの保険料の統一も控え、合併の協定のとおり、引き続き基金の有効活用により保険料の激変緩和を図り、安定的な事業運営に努めていきたい、との答弁がありました。

 採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第87号、「平成18年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定について」でありますが、これは川上・むつみ・弥富及び福川の各診療所の運営に係るものであります。

 決算額は、歳入、歳出とも3億7,864万7,034円で、各診療所ごとの経営状況及び地域医療の現状等の説明を求め、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第88号、「平成18年度萩市老人保険事業特別会計決算認定について」でありますが、決算額は、歳入84億543万78円、歳出84億963万7,488円で、差し引き420万7,410円の赤字で、翌年度からの繰り上げ充用により補填されており、審査を行い採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第89号、「平成18年度萩市介護保険事業(保険事業勘定)特別会計決算認定について」でありますが、歳入53億774万7,116円、歳出51億5,179万5,680円で、差し引き1億5,595万1,436円の黒字となっております。

 審査では、リフトつきタクシーの利用率低迷の理由と、介護型療養病床利用者の人数と今後の取り組みについて質疑が行われました。

 これに対して、リフトつきタクシーの利用については、新規事業ということもあり、在宅の要介護3以上の方がすべて利用されることを前提に予算編成したものの予算額800万円に対し実績額は30万円となった。

 利用率の低さは1回に使う使用枚数には制限していないが通院・通所等への使用に限られていること。また障害者タクシー券にも該当する対象者の方は、どちらかを選択することとなっているため、利用しやすい方を選択されたものと思われる。

 介護型療養病床の利用者数は、本年8月末現在において169人で、介護型療養病床は平成23年度末までに全廃されるが、再編に当たっては利用者が困らないように配慮することとなっており、国が示した転換の方向としては、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウス、グループホーム、小規模多機能型居宅介護等となっているとの答弁がありました。

 採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第90号、「平成18年度萩市介護保険事業(介護サービス事業勘定)特別会計決算認定について」は、歳入歳出とも、1億3,189万7,729円で、審査では介護予防支援事業に従事する職員の充足状況などについての説明を求め、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第101号、「平成18年度萩市病院事業会計決算認定について」であります。

 決算概要といたしましては、平成18年度入院患者数は延べ32,288人(1日平均88.5人)、外来患者数では、述べ63,191人(1日平均257.9人)で、前年度と比較して入院患者数は1,759人の減少、外来患者数では780人の増加となっております。

 この結果、収益的収支は事業収益21億6,679万1,762円に対し、事業費用22億316万8,513円となり、差し引き純損失は3,637万6,751円であります。

 事業収益のうち、一般会計からの繰入金は、3億8,545万1,317円であります。

 一方、資本的収支は、資本的収入1億4,751万6,163円に対し資本的支出2億751万6,991円となり、差し引き6,000万828円の不足額が生じていますが、これは損益勘定留保資金で補填されております。

 なお、資本的収入のうち一般会計からの繰入金は、1億786万6,163円であり、主な資本的支出は医療機器購入費及び企業債償還金であります。

 審査においては、まず、結核病床と病床利用率について質したところ、看護職員の不足により結核病床を含む一部病床の使用を制限したことによって、前年度と比較し病床利用率がやや低下した。

 結核医療については、平成18年5月に見直された山口県保険医療計画で結核の基準病床数が県全域で166床から46床に減少するとともに、標準的な治療方法の確立や地域で支える仕組みなど結核医療の在り方が大きく様変わりしつつあり、市民病院の取り組みも今後、変わっていく見通しである。

 次に、コストダウンの取り組みについては、受付・会計等の医療事務、清掃、給食業務に関してはすでに委託をしており、平成18年度においては、材料費をはじめとする各経費についても相当の縮減に努めたところである。

 また、経費節減に伴い、ジェネリック医薬品の使用状況等の報告を受けるとともに、医師不足を初めとする医療の諸問題について詳細な説明を受けたところであります。

 今後の経営改善については、医師、看護師の確保を図り医業収入の増収に期待されるところであるが、引き続き経費の節減、医療費個人負担金の未収金収納対策、経営の効率化、職員研修等に努め、萩医療圏唯一の自治体病院として、住民の福祉増進に寄与するよう努めたい。との答弁を受けたところであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第103号、「学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」は、学校教育法等の一部を改正する法律等の施行に伴い、関係条例に条ずれが生じることにより、所要の改正を行うもので、審査を行い採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で、報告を終ります。





○議長(青木賢次君) 教育民生委員長の報告は終わりました。

 次に、経済委員長の報告を求めます。22番、平田議員。

  〔経済委員長 平田啓一君登壇〕





◆22番(平田啓一君) 経済委員会を代表いたしまして、経済委員会に付託されました議案4件について審査の経過及び結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第99号、平成18年度駐車場事業特別会計決算認定についてであります。

 決算概況を申し上げますと歳入1,816万58円、これに対し歳出では、1,734万5,497円で、歳入、歳出差し引き81万4,561円を翌年度へ繰り越すものであります。

 歳入の大勢を占める駐車場使用料については、前年度に比べ8.9パーセント減の1,491万4,745円となっており、実績として定期及び一般駐車場とも利用台数が減少傾向にあります。

 審査では、施設の維持管理に関し、新堀駐車場外壁補修工事の不執行にかかる不用額の理由について質疑が交わされました。

 これに対し、新堀駐車場の維持管理については、従前から施設の老朽化に伴い、安全性の確保から、随時、年次計画に沿い実施している。

 このことから、当該年度の当初予算において、150万円の補修工事費を計上していたものの、当初予算に計上していない、緊急を要する同駐車場の修繕料の支出が生じ、当社予算で想定していない一般会計からの繰入金を予算措置せざるを得ない状況となったため、やむを得ず、平成19年1月以降に執行予定であった外壁工事を不執行としたとの説明であります。

 このことについて、委員からは不執行に至った経緯は会計の性格上やむを得ない感もあるが、補修工事など安全性に係るものについては、会計の収支バランスに配意の上、年次整備計画を再考され、必要事業を厳選して、その執行に当たられたいとの要望がありました。

 その他、各駐車場の利用状況などについて説明を求め、採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第106号、工事請負契約の締結についてでありますが、これは情報基盤整備(萩南東部地区)工事に係るものであり、工事場所は、川上・むつみ・旭・福栄地域であります。

 契約方法は、公募型指名競争入札で、7社の応礼により行われ仮契約を締結しております。

 契約金額は、4億6,494万円で、工事概要については、高速インターネット及び地上波デジタル放送に対応するため、旧4村の総合情報施設に係る伝送路設備、送出施設及び公共施設ネットワークの整備を行うものとの説明であります。

 審査では、工事施工に関し、情報施設整備という特殊な工事であるため、施工に際しての管理体制及び下請けが伴う場合における地元業者の活用についての対応、さらには、供用開始後の利用料金の設定方針について質疑が交わされました。

 これに対し、施工に係る管理体制については、現場での立会い及び仕様書など書類上において、品質並びに資材などの確認はもとより随時打ち合わせ協議を実施するなどして、通常どおりのチェック体制をとっていく。

 下請け業者に関しては、落札業者には、できるだけ地元業者を使ってほしい旨のお願いはしている。

 なお、下請けについては、強制は独占禁止法に抵触する恐れがあるため、お願いということにしている。

 また、完成後の利用料金の設定については、現在未定であるが、市の決定事項でもあるため、今後設定に際しては、ニーズに即したサービス内容も視野に入れ、地元の方々の御意見等を伺うための場を設け協議、検討していくとの答弁であります。

 採決の結果、原案とおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第108号、市営土地改良事業の変更についてでありますが、これは旭地区・むつみ地区・福栄地区の農村振興総合整備統合補助事業等に係る土地改良事業の変更について市議会の議決を要するものであります。

 変更の内容については、地元事情による整備面積の減少、費用対効果等の検討により自力整備となったこと、及び地元が事業を断念したこと、並びに、地権者協力による工事費の減額などが主なものとの説明であります。

 委員からは、これら総合整備に係る各種事業の計画に際し、事業によっては、やむを得ない変更が生ずる場合もあるが、今後とも、地元との協議を徹底され、効率性を持った事業展開に努められたいとの要望であります。

 採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第109号、市営土地改良事業の施行についてでありますが、これは、木間地区の中山間地域総合整備事業に係る土地改良事業の施行について市議会の決議を要するものであります。

 事業内容については、土地改良事業に該当する工種である農業用用水路整備については、2系統事業費1,159万2千円、農道整備は、7路線事業費1,914万8千円、暗渠排水は、1地区事業費3,757万1千円で計画し、事業実施は、平成20年度から24年度の5カ年の予定。

 なお、本事業は、土地改良事業以外に農村生活環境整備として、営農飲雑用水施設整備や活性化施設整備等、一体的な整備を通じて木間地区の活性化を図るもので、全体事業費は9億5,220万円を予定しているとの説明がありました。

 審査では、提出された営農飲雑用水整備に関する施行図面の詳細説明を求めるほか、農産加工を担当する予定の農業生産法人の内容及び建設予定の活性化施設での活動内容について質疑が交わされ、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 経済委員長の報告は終わりました。

 次に、建設委員長の報告を求めます。24番、丸田議員。

  〔建設委員長 丸田勘次君登壇〕





◆24番(丸田勘次君) 建設委員会に付託されました議案10件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第91号、平成18年度萩市簡易水道事業特別会計決算認定についてであります。決算額は、歳入歳出5億4,102万6,880円であります。主な事業として、むつみ地域吉部地区の配水管及び給水施設整備、田万川地域の送水管布設工事、福栄簡易水道情報基盤整備事業などを実施し、安定給水の確保を図ったものであります。採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に議案第92号、平成18年度萩市公共下水道事業特別会計決算認定についてから、議案第98号、平成18年度萩市個別排水事業特別会計決算認定についてまでの、下水道事業及び生活排水事業に係る決算認定、7議案について一括して御報告申し上げます。

 施設整備の状況は、農業集落排水事業特別会計では、萩地域椿南地区及び福栄地域福川地区、漁業集落排水事業特別会計では萩地域越ヶ浜地区、三見地区、大井湊地区、大井浦地区においてそれぞれ施設整備が進められております。

 審査では、使用料・負担金等の滞納者への収納対策について質疑を交し、督促・電話等による催告・戸別訪問などを行い、個々の滞納理由の把握に努められていることは評価できるものの、負担の公平性確保の観点から、効果的な収納対策に取り組まれたいとの意見がありました。

 採決の結果、7議案いずれも全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に議案第100号、平成18年度萩市水道事業会計決算認定についてであります。収益的収支においては、収入6億7,485万2,004円に対し、支出6億5,404万3,666円となり、差引き2,080万8,338円の純利益となっております。

 資本的収支については収入10億2,484万3,500円のうち、翌年度繰越事業分の財源措置である、企業債、1億5,452万5,350円を除く、8億7,031万8,150円に対し、支出10億832万1,483円となり、差引き1億3,800万3,333円の収支不足であります。不足分は損益勘定留保資金等により補てんされております。

 また、主な事業は上水道ではマンガン対策として除マンガン施設整備、金谷地区等において国道262号改良工事にあわせた配水管等の整備・改良工事を実施し管網の整備が図られております。簡易水道では、大井地区簡易水道施設整備に着手するとともに、三見簡易水道施設、見島簡易水道施設の整備が実施されております。

 なお、当年度の未処分利益剰余金は、2億3,159万3,915円となり、110万円を減債積立金、2,000万円を建設改良積立金として処分、残額の2億1,049万3,915円は、翌年度へ繰り越すものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に議案第104号、萩市一般住宅条例の一部を改正する条例についてであります。

 本議案は、佐々並地区の教員住宅を一般住宅として管理するための条例改正であります。住宅の改修内容、使用料の変更について詳細説明を受け、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 建設委員長の報告は終わりました。

 以上をもちまして、各委員長の報告は終わります。

 これより各委員長に対する質疑を行います。

 まず、一般会計決算審査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 次に、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、経済委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 次に、建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終わります。

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△討論





○議長(青木賢次君) これより討論を行います。通告が2件提出されておりますので、順次発言を許します。

 まず、議案第82号に関し、反対の立場から、25番、宮内議員の発言を許します。

 25番、宮内議員。

  〔25番 宮内欣二君登壇〕





◆25番(宮内欣二君) 議案第82号、2006年度、一般会計決算認定に反対いたします。

 この決算では実質収支が1億941万9,500円の黒字になっています。しかし、実質単年度収支は4億2,756万2,033円の赤字です。この要因に地方交付税決算額が前年度比で5億8,853万1千円減少したということがあげられています。

 単年度実質収支の赤字は、歳入をもって歳出に当てる。こういう原則からはずれ、当該年度の歳出を、当該年度の歳入で賄えなかったということを示しています。

 ここに萩市の財政運営の厳しい現状があらわれていると思います。

 7市町村の合併協定にある新市建設計画は、この決算をみる限り、計画どうりにはとても進められないという思いをしております。

 現在の萩市総合計画は最上位計画だということから、この合併協定に盛り込まれた計画は大幅な変更になるだろうということが予想されています。説明の中では、萩市の新市建設計画は、事業の積み上げではない。2002年度の財政状況を基にした新市建設計画、財政計画であると。このように説明されました。言いかえれば、合併時の新市建設計画は事業も財政の見通しもない何も保障もない計画だと。合併した後でどうにでも変わるものであると言われても仕方がないような説明であります。しかし、合併したからには、その影響はすべて住民に回ってきます。これから萩市の財政が極端に好転するとは思えません。私たちとしては、なるべく好転をするように努力すべきなのは当然ではありますが、現実には見通しは立っておりません。

 合併後、10年間の特例措置として、元の自治体があったとして地方交付税の算定が行われます。5年の激変緩和の措置を得た後、15年後、2020年には一般算定となりまして、人口減少と相まって激変することが予想されております。それをにらんだ財政運営が進められ、市民の暮らしが切り捨てられていく。そういう可能性もあるわけです。財政が逼迫すればするほど、市民生活に直接関連する事業への悪影響をなくすために、事業の効果をしっかり見通した施策展開が必要だということが、この決算の中からいうことができると思います。

 その点において、この決算、見てみますと、商工費の中に、中心商店街活性化事業として取り組まれた事業があります。田町駐車場の整備です。審査の中で、その事業の効果がただされました。大型観光バスの受け入れのためとして整備されたにもかかわらず、バスの利用はたった一台しかない。というのが示されました。整備の必要性、目的を見誤っているとしかいえない状況です。バスを止めたいが、駐車場がなくて困っている。だからつくるんだというのが本来のあり方だと思います。すぐ近くに市営の駐車場がありながら、その利用がだんだん少なくなっている状況の中、町村部や条件不利地に使われるべき過疎債を、つぎ込んでつくった、大型の駐車場が事業効果が上がらないというのでは、まさにむだ使いの典型だといえます。商店街の取り組みがあって、初めて駐車場整備に結びつくはずであります。その場合でも、新たにつくるということよりも、既存のものを活用していくということも考える必要があったと思います。事業効果の説明の中で、そのことが、その懸念が非常に鮮明に示されたものでありました。

 公園整備事業においても、陶芸の村公園は市民からの必要性の声は余り出ていません。それでも事業を進められています。本当に必要なものかどうか、現在あるもので済ませることができないか、こういうことも再検討も必要だと思います。

 既存施設の活用という点では、遊休施設の総合的な見直しと方向性を検討するとしてプロジェクトが組まれ、方針が示されたということでありました。多くの学校施設が課題になりまして、検討の結果、用途廃止、いわゆる破るということです。売るまたは貸すということが示されました。学校施設というのは、特に住民にかかわりの深い施設です。しかし、住民の声や要求を汲み取る手法は特にとられておりません。では一体、何を検討したのかと指摘せざるを得ないと思います。住民自治を進める観点からも住民の中に、この施設をどう利用し活用するかという課題を提起し、共に考えていく必要があったと思われます。それが市民が主人公の市政のあり方ではないでしょうか。

 企業誘致推進費で350万円余りを使いながら明確な効果を上げることができませんでした。その努力は45社。延べ70社の訪問にあらわれていますけれど、この350万円余りを使った経験、これをどう生かすか、今後の課題ではないでしょうか。

 また、土木費の中で、平和橋の整備がありました。かけかえです。厳しい条件下ではありましたけれど、竣工後、多くの方々からこの橋梁に対する不満の声が寄せられました。住民の皆さんとの協議、検討も何度もされたという説明ではありましたけれども、実際にはこうした不満がたくさん出ているところに、今後の事業のあり方というものを、もう一度見詰め直す必要があるのではないかと感じました。

 また、教育費の就学援助事業。この支給率をみますと、萩市は9.78パーセント。県下では長門市と並んで最低レベルです。経済の状況がよくないのに、受給する児童生徒も数が少ないというのはどういうことろに原因があるか、教育委員会では地域の独特のものがあるといわれました。それはそうだとしても、本当に経済状況が厳しく、所得の低いこの萩地域でこそ、こうした就学援助事業、こういうものがどんどん利用されてしかるべきだと思います。もう一度その周知徹底、及び保護者に対する理解と納得、これを得る努力を求めたいと思います。

 なお、当年度に人材育成事業として取り組まれた事業があります。その効果を大いに期待しておるところでありますけれど、今萩市が一番取り組んでいくべきところは、こうした人材育成だと感じています。あわせて、地域住民の自治意識の高揚と活動の推進こそ取り組む必要がある、そのことも決算の審査の中から感じました。

 今、財政が厳しいということが、まくら言葉のように言われて、必要なところまで予算が削られるという、そういう状況です。その中では、条件不利地は不利だけが残って、置いて行かれるという不安が住民の中にあります。その格差を埋めるのは行政の支援が必要です。住民の要望に十分にこたえているかというと、それはいえないと思います。

 財源をつくり出すためには、事業の優先順位をしっかり見極めなければなりません。ぜひその事業の必要性、効果、そういうものを綿密に検討され、優先順位をしっかりとつけていただきたいと思います。

 自治体は予算主義です。議会の議決を経て予算が決められています。それに基づいて執行がされます。予算現額と調定額の乖離が大きいものがあることは、その原則を逸脱する恐れが高くなります。ひいては、議会などは要らないということにもなりかねません。議会に報告しているからよい、という主張には納得できません。注意を喚起しておきます。

 この決算を見るように、萩市の財政状況は決して安心しておられるものではありません。しかし、財政が破綻する。夕張と同じになるということでもないと思います。むだや不要なものを省くこと。そして急がないものはなるべく後にまわして、市民の暮らしを、暮らしに直接関係する事業を最優先する、そういう市政を貫くことが必要であるということを指摘して、2006年度の決算の反対討論とします。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の討論は終わりました。

 次に、議案第82号に関し、賛成の立場から20番、西島議員の発言を許します。20番、西島議員。

  〔20番 西島孝一君登壇〕





◆20番(西島孝一君) 私からは、議案第82号、平成18年度萩市一般会計決算認定について賛成の立場で意見を申し上げます。

 平成18年度萩市当初予算は実質的に新市誕生後、初めて新市建設計画を踏まえた上で、一体的に編成された予算であります。具体的な事業、施策については、子供からお年寄りまですべての世代に対応する各種福祉施策の実施。広大な地域をカバーし、地域間の連携を強化するため、生活道路の新設、改良事業、高齢者や日常の移動手段を持たない方々の視点に立った公共交通ネットワークの充実、地域間の情報格差是正のための情報基盤整備、農林水産業の振興のための担い手や後継者の育成施策。各地域の農林水産基盤の整備。地場産業の振興と各地域の観光資源を活用した地域の振興施策。学校教育施設の整備や設備の充実。定住対策のための市営住宅整備など、新市の基盤づくりに配慮した予算となっていました。これらの予算について、その執行状況を監査関係資料や、今回の決算審査特別委員会を通して、つぶさに審査を行いましたが、先ほど申したような事業につきまして、所期の目的を達成する適切な決算となっていました。

 一方、国における、三位一体の改革による、地方交付税制度の改革により、交付税額が大きく削減されるとともに、国庫補助負担金の削減等により、萩市の歳入歳出額も大きく減少するなど、財政運営は困難を極める中での決算となっています。

 これらのことを考慮しますと、歳入決算額が310億1,686万4,299円。歳出決算額が307億4,036万1,899円。歳入、歳出、差引き額が、2億7,650万2,400円で翌年度へ繰り越す財源を除いた実質収支額は1億941万9,500円となり、このような財政状況の中で、昨年度に引き続き、黒字決算となたことは、適切な予算執行が行われた結果であると思います。

 また、地方債の健全度をはかる指標である実質公債費比率が今議会中に発表されていますが、それによりますと、指標が18%以上の団体は、地方債発行において、国や県の許可が必要となりますが、昨年度に比べて、その対象団体が大幅に増加しております。しかしながら、幸いにも当萩市には、若干悪化しながらも17.6%とほぼ県内の平均値を示しております。財政運営の健全度を示す経常収支比率においても、一般質問の答弁の中にありましたように、若干ではありますが、91.4%と、昨年度数値から好転しております。このことは、まさに新市の財政運営が適切に行われたことの結果と思われます。あわせて、決算資料によりますと、地方債残高は確実に減少し、また、各種基金残高は増加しております。住民一人当たりの基金残高は、県内市町の中でも多額である旨の説明が一般質問の中でもあり、財政運営の健全度をあらわすものと安堵するものであります。

 以上のことから、私は、議案第82号、平成18年度萩市一般会計決算認定については、適切に執行された結果の決算であると確信いたしており、賛意を表したいと思います。

 なお、今後も引き続いて、厳しい財政状況が予想されますが、市民のさまざまな要望にもしっかりと応えつつ、将来にわたって行政サービスが継続できる、健全な財政運営に努められますよう、強く要望するものであり、執行部の手腕に期待するものであります。

 以上、賛成討論を終わります。議員各位におかれましては、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。





○議長(青木賢次君) 西島議員の討論は終わりました。

 以上で、討論を終了いたします。

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△表決





○議長(青木賢次君) これより採決を行います。

 まず、議案第80号平成19年度萩市一般会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶものあり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第81号平成19年度萩市介護保険事業(保険事業勘定)特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶものあり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第82号平成18年度萩市一般会計決算認定についてに対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第82号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第83号平成18年度萩市住宅新築資金等貸付事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第84号平成18年度萩市福祉援護資金貸付事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第85号平成18年度萩市土地取得事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第86号平成18年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第86号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第87号平成18年度萩市国民健康保険事業(直診勘定)特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第87号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第88号平成18年度萩市老人保健事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第88号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第89号平成18年度萩市介護保険事業(保険事業勘定)特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第89号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第90号平成18年度萩市介護保険事業(介護サービス事業勘定)特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第90号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第91号平成18年度萩市簡易水道事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第91号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第92号平成18年度萩市公共下水道事業、特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第93号平成18年度萩市特定環境保全公共下水道事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第93号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第94号平成18年度萩市農業集落排水事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第94号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第95号平成18年度萩市漁業集落排水事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告とおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第95号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第96号平成18年度萩市林業集落排水事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第96号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第97号平成18年度萩市特定地域生活排水事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第97号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第98号平成18年度萩市個別排水事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第98号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第99号平成18年度萩市駐車場事業特別会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第99号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第100号平成18年度萩市水道事業会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告とおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第100号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第101号平成18年度萩市病院事業会計決算認定について、に対する委員長の報告は、認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第101号は委員長の報告のとおり認定と決しました。

 次に、議案第102号郵政民営化法等の施行に伴う関係条例の整備に関する条例、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第103号学校教育法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第103号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第104号萩市一般住宅条例の一部を改正する条例、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第104号は委員長の報告のとおり可決しました。

 次に、議案第105号萩市火災予防条例の一部を改正する条例、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第105号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第106号工事請負契約の諦結について、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第106号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第107号損害賠償の額を定めることについて、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第107号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第108号市営土地改良事業の変更について、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第108号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第109号市営土地改良事業の施行について、に対する委員長の報告は、原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第109号は委員長の報告のとおり可決されました。

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△日程第3 議員提出議案第6号





○議長(青木賢次君) 日程第3、議員提出議案第6号を議題といたします。これより提案理由の説明を求めます。20番、西島議員。

  〔20番 西島孝一君登壇〕





◆20番(西島孝一君) 議員提出議案第6号市民生活を支える道路整備財源の確保を求める要望決議について、お手元に配布の要望決議案の本文を読み上げ、提案理由といたします。

 市民生活を支える道路整備財源の確保を求める要望決議

 道路は、豊かな市民生活や活力ある経済・社会活動を支える最も基礎的なインフラであり、その整備は全市民が長年にわたり熱望してきているところである。少子・高齢化が進展する中、健やかで潤いのある地域社会の形成を推進するとともに、豊かさとゆとりが実感でき元気で存在感のある地域を実現するために一層重要となっている。

 特に萩市は、合併により県土の11パーセントを占める広大な面積となり、東側は島根県に隣接している。

 しかしながら、公共交通機関の整備が不十分なため、自動車交通へ依存せざるを得ない状況であり、市民が安全で安心して快適な生活を送り、自立した個性ある地域づくりを進めるためには、県内はもとより島根県との交流・連携を促進する交通ネットワークの整備を進めるとともに、人や自然にやさしい交通環境の整備が必要不可欠である。

 国においては、平成18年12月に「道路特定財源の見直しに関する具体策」が閣議決定され、1つ目に、真に必要な道路整備は計画的に進める。2つ目に、現行の税率水準を維持する。3つ目に、税収の全額を道路整備に充てることを義務づけている現在の仕組みは改める。とされ、平成19年度中に、真に必要な道路整備を進めるための中期計画を作成し、平成20年の通常国会において、道路特定財源に関する所要の法改正を行うとされたところである。

 国、地方を問わず厳しい財政状況下にあるものの、本市の道路整備はいまだ不十分であり、山陰道など高規格幹線道路の早期整備、地域の交流と連携を進める国道などの幹線道路や日常生活に密着した県道及び市道の整備促進、さらには、救急、消防等の安心・安全の観点からの道路整備、渋滞解消による沿道環境保全、交通安全対策、道路防災対策等、多くの市民が計画的かつ効率的な道路整備の促進を願っているところである。

 ついては、政府及び国会におかれては、本地域の実情に即した道路整備の重要性を深く認識され、平成20年度予算編成に十分反映されるよう要望する。

  1.市民生活や経済・社会活動を支える重要な施設である道路については、地方が真に必要としている道路整備が計画的かつ着実に推進できるよう、中期計画に位置づけるとともに、整備のために必要な財源の確保を図ること。

  2.自動車重量税を含む道路特定財源は、一般財源化することなく、税の目的どおりにすべて道路整備に充当すること。

  3.地域間の交流と連携を進めるため、地域高規格道路「小郡・萩道路」の積極的な整備と絵堂〜萩間の早期事業化を推進すること。

  4.将来の山陰自動車道の当面活用となる路線としての、一般国道191号「萩・三隅道路」の早期の整備を図ること。

  5.日本海国土軸を形成し、社会資本の整備の観点からその必要性が望まれる「山陰自動車道(益田〜萩間)」を計画路線に格上げし、早期事業化を図ること。

 以上、決議する。

 以上でございますが、現各議員におかれましては、趣旨御賢察の上、本案に賛同賜りますよう、お願い申し上げて説明を終わります。





○議長(青木賢次君) 提案理由の説明は終わりました。これより質疑を行います。

 議員提出議案第6号市民生活を支える道路整備財源の確保を求める要望決議に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 これをもちまして質疑を終了します。お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第6号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第6号は委員会付託を省略することに決定しました。

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△討論





○議長(青木賢次君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 討論なしと認めます。

 これをもちまして討論を終了します。

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△表決





○議長(青木賢次君) これより採決を行います。議員提出議案第6号市民生活を支える道路整備財源の確保を求める要望決議は、原案のとおり可決することに、御異議ありませんか。

  〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。議員提出議案第6号は、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。

 この際お諮りいたします。ただいま、可決されました議員提出議案第4号及び議員提出議案第5号の提出方法並びに字句の整理等につきましては、会議規則第43条の規定により、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶものあり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、提出方法並びに字句の整理等は議長に委任されました。

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△日程第4 特別委員会の中間報告





○議長(青木賢次君) 次に、主要道路整備促進調査特別委員会及び行財政改革調査特別委員会の委員長から中間報告をいたしたいとの申し出がありました。

 したがって、この際、日程第4、主要道路整備促進調査特別委員会及び行財政改革調査特別委員会の中間報告を議題といたします。

 まず、主要道路整備促進調査特別委員会、委員長より中間報告を求めます。15番、杉山議員。

  〔15番 杉山浩司君登壇〕





◆15番(杉山浩司君) 当委員会は萩市の経済活性の根幹を成す道路、また主要な生活道路としての役割を担う小郡・萩道路及び山陰自動車道路の整備について、早期実現を図ることを目的に平成18年9月に設置されたところであります。

 調査活動としましては、当委員会を延べ8回開催したほか、平成18年12月には、地元選出県会議員3名を迎え、道路問題に関する協議会を開催し情報の共有化を図るとともに、平成19年1月、2月及び6月に国・県への調査並びに要望活動を3回にわたり実施したところであります。

 道路は活力ある経済活動や豊かな市民生活を実現する上で重要な役割を担っております。とりわけ地域高規格道路小郡萩道路は、山陰地域の萩と県央部の交通拠点を連絡し、陰陽を結ぶ高速交通体系を形成するものであります。沿線地域の交流機会を拡大し、産業及び広域観光ネットワークの形成を図り、山陰地域の人口定住や地域振興の推進に大きく寄与するものとして、その早期整備が強く望まれ、高速道路のネットワークからほど遠い萩市にとって本道路の早期整備は長年の悲願であります。

 現在の整備状況は、美東真名から大田を経て絵堂までの約13キロが当初の計画より約3年おくれとなる、平成23年やまぐち国体までの供用開始を目指し工事が行われております。しかしながら、絵堂・萩間については環境調査が実施されているものの、整備スケジュールはもとより、その完成年度の見込みは立っていないのが現状であります。

 また、萩有料道路の無料化については、萩有料道路が小郡萩道路の当面活用路線となる可能性も考えられることから、本特別委員会で調査研究することといたしました。この有料道路は市町村合併後、同一市内である旭地域と萩市中心市街地を分断し、一体感を醸成する上で大きな阻害要因となっています。さらには観光立市を標榜する萩市にとって観光振興はもとより、一次産業の発展にも大きな影響を与えております。無料化については、合併時に旭地域住民に無料パスポートを配布することも検討されましたが、旧旭村では、公平性の観点から、辞退された経緯もあり、特に旭地域の住民には切実な願いでもあります。

 また、萩地域、旭地域、福栄地域の各地域協議会においても、要望事項として指摘されております。

 平成18年10月には、「萩有料道路無料化促進萩市民会議」が設立され、県・県議会・県道路公社への要望活動など、無料化に向け、積極的な活動が展開されております。

 本委員会では、本年1月に、県の担当課から、萩有料道路の経営状況について説明を受けたところであります。

 本有料道路は、県道萩秋芳線の一部として、事業費35億円で整備され平成4年の供用開始以来、陰陽を結ぶ重要路線として、1日の通行量は約4,300台が利用されております。

 平成17年度末には、既に通行料金収入が建設事業費を上回っており、また建設時の国・公庫等の借入に対する償還も順調に推移し、剰余金等の状況から償還可能であること、さらには、県の出資金返済が残るものの、県道の整備に要した経費であることから、県の建設費負担はあってしかるべきとの意見から、一日も早い無料化を強く求めたものであります。

 次に、山陰自動車道の整備促進についてであります。

 山陰の高速交通ネットワーク化は、全国的に見まして非常におくれをとっているのは言うまでもありません。高速交通網の整備は、地方都市と大都市との距離を飛躍的に短縮し、物流や人的交流の促進など、地方発展にとって必要条件であり、広域的産業の活性化と交流に不可欠なものであります。

 現在、萩市西部では、萩三隅道路が建設中であり、本年度末には、三隅・明石間が供用開始さる見込みであります。引き続き、平成23年のやまぐち国体までに、萩市椿まで整備される予定であり、一日も早い全線供用開始が望まれるところであります。

 一方、越ヶ浜、大井、阿武町、須佐、田万川地域にまたがる萩東部の道路状況は、隣接する益田市まで国道191号を基幹道路として、また唯一の生活道としても利用されていますが、隘路区間や急カーブ、狭隘な橋、危険カ所などが随所に見受けられ、交通事故発生の要因ともなっております。

 とりわけ越ヶ浜・大井間の海岸沿いでは、夏期の台風時、あるいは冬季の荒天時には越波により、また、阿武町では一部連続雨量による通行規制区間があります。このような道路状況のなか、特に中心市街地から大井地区までの間で、一たび災害や交通事故の発生した場合は、迂回路もなく、渋滞は市街地までおよび、生活道としての道路機能はもとより、特に消防・救急活動等の緊急輸送路が途絶することから、迂回路としての通行確保のためのバイパス整備が喫緊の課題となっております。

 以上のような状況を踏まえ、本年1月に国土交通省山口河川国道事務所及び山口県を訪問。2月に上京し、国土交通省及び山口県・島根県選出の国会議員、広島の国土交通省中国地方整備局を訪れ、調査・要望活動を行い、萩市の切実な声を伝えたところであります。

 国においては、昨年12月に道路特定財源制度の見直し、真に必要な道路を計画的に整備する閣議決定がなされておりますが、道路特定財源制度は受益者負担の考え方に基づき、自動者利用者が道路整備を負担する制度であり、高速自動車国道の整備を計画的に推進するための重要な制度であります。

 萩市を初め、地方にとって道路整備はまだまだ不十分であり、道路整備をスムースに進め、一日も早い完成を目指すためにも、道路特定財源制度を堅持し、一般財源化することのないよう、あわせて強く求めたところであります。

 これら調査活動の過程において、従来方式の高速道路整備は今後見込めないことから、萩・益田間の高速道路整備は萩・三隅道路のように、国の直轄事業として区間ごとのバイパスを整備し、これらバイパスをつなげ、将来的に山陰自動車道として活用する方式が早期整備につながるものであります。

 また、新たな道路整備においては、真に必要な道路としての位置づけが必要との認識から、本年度末に策定される国の道路整備についての中期的な計画に、萩・益田間の道路整備が上位に位置づけられるよう、本年6月に上京し、国土交通省及び山口県・島根県選出の国会議員を訪問し、地域の実情を踏まえた、萩東道路の必要性、市民の声を切実に訴えたところであります。

 なお、今回の要望活動にあたっては、本年5月に設立された、萩東道路整備促進協議会と合同で実施し、官・民あげて萩市一丸となった姿勢を示したところであります。

 さらには、「萩東道路整備促進協議会」や「萩有料道路無料化促進萩市民会議」等の関係団体との情報化の共有化、連携を図るために積極的にそれら団体の集会等へ参加するとともに、7月20日に萩博物館で開催された中国道づくり女性会議主催の、「みちづくり女性フォーラム」には、木村委員が参加し、女性の立場から、地域の実情を訴えるなど、活動を行っているところであります。

 今後は、国の中期的な計画における各道路整備の具体的な整備方針、及び整備スケジュール等のその位置づけを注視するとともに、引き続き、小郡萩道路、山陰自動車道の早期整備に向け、国・県等の関係機関に対し、各道路規制同盟会、萩東道路整備促進協議会等の関係団体と連携を取りながら調査並びに要望活動を続けていきたいと考えております。

 以上で、萩市主要道路整備促進調査特別委員会の中間報告といたします。





○議長(青木賢次君) 主要道路整備促調査特別委員長の中間報告は終わりました。

 次に、行財政改革調査特別委員会、委員長より中間報告を求めます。21番、西元議員。

  〔21番 西元 勇君登壇〕





◆21番(西元勇君) 本特別委員会は、平成18年9月定例会において自治体の根幹となる行財政の確率が、本市の将来を決定づけるといった観点から、効率的な財政運営や、時代に即した市民サービスの提供等、現行の運営の見直しを含めた調査研究を行うことを目的に設置され、その後13回にわたる委員会と先進自治体への行政視察を実施してきたところであり、その議論の経緯と内容につきまして御報告いたします。

 新萩市も合併後3年を迎え、依然として過疎化、少子高齢化は進展の一途にあり、担い手不足に加え価格競争の激化など、基幹産業である農林水産業、商工業の脆弱化は深刻の度を深めている中で、市民福祉の向上はもちろんのこと、着実な経済発展を図ることは喫緊の課題であります。

 現下、「萩市基本構想」に沿った総合的な町づくりのための諸施策が展開されているところであります。地方分権一括法の成立から「分権型社会の構築」に向け、さらに永続的で、自立性の高い自治体形成を目指し、引き続き効果的かつ着実な市政運営への転換が望まれるところであります。

 これらをさらに推進するために、平成18年度を初年度とする「萩市行政改革大綱」、及び「萩市行政改革大綱実施計画」により業務執行体制、並びに行財政運営全般の見直しが確実に実践・実施されているところであります。

 委員会では、指針となる本改革大綱、及び実施計画の概要について現状と基本的な方向性、また年次事業計画について各所管の説明に進捗状況等を求めるなど、多様な観点からの議論を通して調査研究を深めてきたところであります。

 まず、市民等の参画による行政の推進でありますが、これについては市民みずからの市政参画意識の養成を初めとして、町内会等の地域自治組織の育成、NPO法人の設立支援などが重要な課題であります。

 今後、さらに市民活動の活性化を促すべき観点から、補助金形態の再編、さらには国庫補助事業等の有効活用により各種団体・組織の掘り起こしに力を入れるなど、積極的かつ継続的な推進を図ることが肝要であろうと思料されます。

 このほか、各地域におけるコミュニティー活動の支援については、安易な均一化ではなく、金太郎飴的発想からの脱却とともに、各地域の文化・風土・生活・環境等を踏まえた断続的で意欲的な活動は展開できるよう、実施にあたってはきめ細かい配慮が求められるのであります。また、男女共同参画の推進では、女性の働きやすい環境づくり、家庭や職場での役割分担などの意識改革への理解が求められます。

 次に、効率的で安定的な財政基盤の確立でありますが、満足度の高い福祉サービスの提供や、道路・上下水道等、インフラ整備に対する市民ニーズへの対応には、安定かつ強固な財政基盤の確立が必要不可欠であります。市民税をはじめ自主財源の確立とともに、応益負担に視点をおいた住民負担の適正化、また、長期的視野に立った目標数値に基づく歳出の削減に努めることが肝要であります。加えて、着実な税の収納率向上と使用料等の徴収についても厳正をきすことが強く求められています。

 このほか事業推進にあたっては、費用対効果・緊急度について逐次検証しながら効率的、かつ効果的な事業選択と予算配分が求められるとともに、生活に密着したサービスの向上が最優先であると思料されます。これらは、市民の「負担への理解度」への説明責任と、公共サービスの理念への情報公開があわせて求められるのであります。

 次に、柔軟でスリムな行政運営の体制でありますが、多様化する行政ニーズへの対応や、既存サービスのレベルアップを図るためには、行政のスリム化と体制づくりが求められますが、特に民間と行政の役割分担、さらには業務の効率化を図る手法の一つとして、指定管理者制度の活用、業務委託の推進等、官民一体となった英知と工夫による業務の展開が望まれるところであります。

 また、職員の資質と業務執行意欲の向上を図るため、計画的なプログラムによる研修も必要不可欠であります。

 次に、わかりやすく透明性の高い行政運営の推進でありますが、市民のより高い行政運営への関心度や参画を推進するにあたっては、効率的な情報施設の整備と行政情報の適切かつ積極的な公開が望まれるところであります。

 萩市公式ホームページの充実とあわせ、電子申請手続き等による事務の簡素化により利便性の向上を図ることとともに、国・県の行政情報を初め協議会・審議会などの経過についても公開が待たれるところであります。

 最後に、定員管理及び給与等の適正化につてでありますが、市政の円滑かつ効率的な運営と併せて自治体規模に応じた適正な職員体制を確立することは重要な課題であり、現在「萩市定員適正化計画」に基づき計画的な推進がなされているとの説明を受けております。

 合併後、各主要施策を初め住民サービスに対する方向性も定まりつつある中で、各部局、及び総合事務所等、適切な職員配置によるサービズの向上を目指した体制づくりが求められております。加えて職員の行政事務に対する意識の高揚と事業の効率化を図る観点から透明性・納得性・公平性などを加味した人事評価制度の導入が各自治体で進められております。これは新しい時代の要請の一つとも思料されます。

 以上が萩市行政改革大綱実施計画主要5項目についての調査概要でありますが、これらにつきましては、平成21年度を目途に逐次効果を検証しつつ計画変更も含め、改革達成に向けた諸施策が実施されるところであります。

 委員会といたしましては、チェック機関としての役目柄上、実施計画の実効性と効果について、強い関心を持って断続的な見守りを続け、時代を見すえた議論の中から公平・公正な統一的意見構築の必要性を痛感したところであります。

 続いて、先進地視察概要について申し上げます。

 去る、平成19年2月7日・8日の2日間にわたり、千葉県流山市、埼玉県三郷市両市を訪問し、特徴的な行財政改革の取り組みについて説明をうけたことろであります。

 先ず、流山市においては、「つくばエクスプレス」の開業を市発展の好機ととらえ、「市民満足度の高い流山市」へのチャレンジをコンセプトに環境・福祉・教育・経済にかかわる六つのプロジェクトを立ち上げると同時に、「総合評価システム」を導入など、議論と実践の繰り返しの中から着実に成果を上げている点には見るべきものが多々ありました。

 次に、三郷市については、「第3次三郷市行政改革推進計画」に行政のスリム化、財政の健全化、組織と職員の活性化の三つの方針を基本ベースに学校の統廃合、保育所の適正配置、職員の適正配置等を含めた実施計画を推進中であります。

 さらに審議会等の構成は、民間団体や公募による委員の増員を通して審議会の活性化を図っているとのことでした。

 また、庁舎関係施設においては、随所にバリアフリー化も着実に導入されており、市民に優しい施設整備が感じられました。

 今回の視察を通して、住民ニーズに即座に対応できる行政の組織・機構づくりに職員自らも意識的にかかわっていくという改革意識の高さと、情報公開の中から新しいまちづくりを進めるための説明責任を果たすことの必要性を痛感したところであり、本市行財政改革推進の範となすべきな内容でありました。

 なお、今後の本委員会の調査につきましては、第28次地方制度調査会において、地方自治について答申がなされるなど、全国的に地方議会のあり方が問われているなか、「当萩市議会のあるべき姿」をみずからの問題として、真剣に真摯に議論すべき時期を迎えており、それは大きく言えば時代の要請とも受け取れる命題と思料されます。

 こうした時代の流れは、議員活動の公正・透明性を確保する上からも、政治倫理条例の制定や、議会改革の方向性を明確にするための議会基本条例の制定といった形で、各自治体にあらわれはじめております。

 こうした動きを今後の具体的な議会改革につなげられれば調査研究も大きな意味があり、断続的な調査研究のテーマの一つとして深めていくことで委員一同意見の一致を見たところであります。

 以上で、行財政改革調査特別委員会の中間報告とさせていただきます。





○議長(青木賢次君) 行財政改革調査特別委員長の、中間報告は終わりました。

 これより各特別委員長の中間報告に対する質疑を行います。

 まず、主要道路整備促進調査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 次に、行財政改革調査特別委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 以上で特別委員長の中間報告に対する質疑を終了いたします。

 この際、主要道路整備促進調査特別委員会及び行財政改革調査特別委員会並びに明治維新館(仮称)陶芸の村公園整備調査委員会の委員長をはじめ、委員の皆様に申し上げます。

 昨年9月定例会において特別委員会を設置したところでありますが、順調に調査が進展しているようにうかがっております。

 つきましては、今後も鋭意調査活動を展開され、本年度中に調査を完了され、来年3月定例会には最終報告がいただけますように御協力をお願いを申し上げます。

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△日程第5 常任委員会の閉会中の所管事務調査について





○議長(青木賢次君) 日程第5、常任委員会の所管事務調査についてを議題といたします。

 各委員長から会議規則第104条の規定により、御手元に配付のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議はありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、各委員長からに申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。

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△日程第6 議員派遣





○議長(青木賢次君) 次に、日程第6、議員の派遣について、を議題といたします。

 お手元に配付いたしました議員派遣一覧のとおり、会議規則第159条の規定により議員を派遣したいと思います。お諮りいたします。議員の派遣について、これに御異議がありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって本件は議員派遣一覧のとおり議員を派遣することに決定いたしました。続いてお諮りいたします。派遣内容に変更が生じた場合は、議長に一任されたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、派遣内容の変更については、議長に一任されました。

 以上をもちまして本定例会の議事はすべて終了いたしました。

 これをもちまして、平成19年萩市議会9月定例会を閉会いたします。

     午後 3時53分閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成19年9月25日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  小 林 正 史



       議 員  田 中   良