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山口県 萩市

平成19年 6月定例会 06月29日−06号




平成19年 6月定例会 − 06月29日−06号







平成19年 6月定例会



                平成19年6月



            萩市議会定例会会議録(第6号)



                議事日程第6号



         平成19年6月29日(金曜日)午後2時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 議案第65号から議案第79号まで

第3 議員提出議案第3号から議員提出議案第5号まで

第4 議員の派遣について

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 議案第65号から議案第79号まで

日程第3 議員提出議案第3号から議員提出議案第5号まで

日程第4 議員の派遣について

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  尾 木 武 夫 君

       4番  長 岡 肇太郎 君

       5番  松 尾 義 人 君

       6番  井 関   稔 君

       7番  江 原 任 子 君

       8番  近 江 郁 宣 君

       9番  木 村 靖 枝 君

      10番  小 茅   稔 君

      11番  小 林 正 史 君

      12番  斉 藤 眞 治 君

      13番  左 野 忠 良 君

      14番  柴 田 保 央 君

      15番  杉 山 浩 司 君

      16番  世 良 眞名夫 君

      17番  田 中   良 君

      18番  坪 井   豊 君

      19番  中 村 洋 一 君

      20番  西 島 孝 一 君

      21番  西 元   勇 君

      22番  平 田 啓 一 君

      23番  藤 田 克 弘 君

      24番  丸 田 勘 次 君

      25番  宮 内 欣 二 君

      26番  守 永 忠 世 君

      27番  諸 岡 皓 二 君

      28番  横 山 賢 治 君

      29番  横 山 秀 二 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 市民部長      伊 藤 富 之 君

 保健福祉部長    米 倉   稔 君

 農林部長      白 神   崇 君

 水産部長      谷 本 隆 良 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 建設部長      三 原 正 光 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育次長      田 邊   信 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     迫 村 高 志 君

 保健福祉部次長   藤 田   擴 君

 総務課長      中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 次長        藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午後 2時00分開議





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、5番、松尾議員、23番、藤田議員を指名いたします。

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△日程第2 議案第65号から議案第79号まで





○議長(青木賢次君) 日程第2、議案第65号から議案第79号までの15件を一括して議題といたします。

 これより各委員長の報告を求めます。

 まず、総務委員長の報告を求めます。23番、藤田議員。

  〔総務委員長 藤田克弘君登壇〕





◆23番(藤田克弘君) それでは、総務委員会に付託されました議案8件につきまして、審査の経過並びに結果について御報告いたします。

 まず、議案第66号平成19年度萩市一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出それぞれ5,368万9,000円を追加し、予算の総額を300億9,868万9,000円とするものであります。

 審査では、農業振興費において、就農円滑化対策事業における新規就農者の定住の可能性について質疑があり、研修に基づく就農者個々の年次経営計画はあるものの、就農することが大原則であり、他業種へ転換された場合においては、補助金返還の対象になるため、家族・親族を含めた十分な面接も行っているとの説明であります。

 次に、文化財保護費の萩城跡外堀水質浄化対策の基本方針策定について、外堀周辺地区からの生活雑排水の流入による水質悪化に対し、周辺地区の下水道水洗化の促進等、関係する部署との連係について質疑があり、水質浄化も重要課題であり、十分な部内調整を図りながら、水質浄化対策に努めたいとのことであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第70号萩市総合情報施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。

 これは、萩市総合情報施設管理運営委員会の設置規程及び番組放送料の料金体系の見直しを行うため、所要の改正を行うものであり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第71号萩市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例についてであります。

 これは、国会議員の選挙時の執行経費基準に関する法律の一部改正に準じて、所要の改正を行うものであり、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第72号萩市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてであります。

 これは、本市職員の住居手当を国家公務員の住居手当に準じて改正するため所要の改正を行うものであり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第73号萩市手数料条例の一部を改正する条例についてであります。

 これは、戸籍事項の証明に係る手数料の免除について規定の整備を行うとともに、建築基準法の一部改正により、構造計算適合性判定等が導入されたことに伴い、建築確認に係る手数料について、所要の改正を行うものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第76号萩市基本構想審議会条例を廃止する条例についてであります。

 これは、萩市基本構想の策定が完了し、萩市基本構想審議会がその役割を終えたため条例を廃止するものであり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第77号財産の無償譲渡についてであります。

 これは、本市が所有する17カ所の老人憩いの家及び、三見飯井集会所、福栄地区集会所の19カ所の施設を、地元町内会等へ無償譲渡するものであります。

 審査では、行政経費節銀の一策として理解できるものの、須佐地域の老人憩いの家2施設についても、同様に譲渡していくのかどうかについて、また譲渡に関連して、総合事務所等の空き部屋利用の可否について質疑があり、老人憩いの家については、当面直営または指定管理者とし、基本的には譲渡の方針で、地元との協議を前提に進めていきたいとのことであります。また、総合事務所の民間利用については、地方自治法の改正により、貸付が可能となっており、十分検討していきたいとのことであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第78号字の区域の変更についてであります。

 これは、同一所有者の土地の合筆を行う等のため、萩市大字椿東及び三見地域の地籍調査の成果に係る土地における字の区域を変更することについて、議会の議決を求めるものであり、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 総務委員長の報告は終わりました。

 次に、教育民生委員長の報告を求めます。19番、中村議員。

  〔教育民生委員長 中村洋一君登壇〕





◆19番(中村洋一君) それでは、教育民生員会に付託されました議案4件について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。

 まず、議案第65号平成19年度萩市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分についてでありますが、歳入歳出それぞれ420万8,000円を追加し、予算の総額を88億2,100万8,000円に専決処分したものであります。

 これは、平成18年度の決算において歳出に対する国庫負担金が、18年度中に全額交付されないため、歳入不足が生じ、その赤字補てんのために、平成19年度予算の繰上充用を行ったものとの説明を受け、採決の結果、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。

 次に、議案第67号平成19年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入歳出それぞれ1,414万7,000円を追加し、予算の総額を79億3,014万7,000円とするものであります。

 これは、平成20年度から施行される後期高齢者医療制度等に対応するため、国民健康保険保険者システム・保険料徴収システムの改修等に伴う経費の追加であります。

 審査では、国民健康保険の電算システムは、なぜ全国一律のものではなく、自治体においてシステム開発を行うのかとの質疑があり、これには保険制度上大部分は共通の仕様となるものの、各自治体においては若干の施策の差異の関係等もあることから、保険者となる個々の自治体において個別に対応することになるとの答弁を受けたところであります。

 採決の結果、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第68号平成19年度萩市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、歳入歳出それぞれ4,143万5,000円を追加し、予算の総額を88億6,244万3,000円とするものです。

 これは、平成18年度医療費等の実績額の確定に伴い、国・県・市負担金及び社会保険診療報酬支払い基金交付金などの負担区分に応じた精算によるもので、審査を行い、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第74号萩市就学指導委員会設置条例及び萩博物館条例の一部を改正する条例については、学校教育法の一部改正を受け、所要の改正を行うものであります。

 これは、これまでの特殊学級にかわって特別支援学級へ、盲・聾・養護学校は特別支援学校へと呼称が変更されたこと。

 また、教育内容においても対象の拡大や児童生徒一人一人の教育的ニーズの把握や、配慮が行われるなどとの説明を受け、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 教育民生委員長の報告は終わりました。

 次に、経済委員長の報告を求めます。22番、平田議員。

  〔経済委員長 平田啓一君登壇〕





◆22番(平田啓一君) 経済委員会に付託されました、議案第75号萩市観光文化センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例について、審査の経過及び結果を御報告いたします。

 本案は、東萩駅前の萩レインボービル3階に位置する「萩市観光文化センター」の廃止に伴い、本条例を廃止するものであります。

 審査では、同施設の廃止にかかる経緯並びに今後の動向について質疑が交わされました。

 これに対し、同ビル内の萩ロイヤルホテルについては、このたび、市内の民間事業者が取得され、現在、来年早々のオープンに向けて準備が進められているところであり、またこれに関連して、萩市が区分所有しております「観光文化センター」についても、同事業所からの申出もあり、現況、売却に向け、協議を進めているとの説明であります。

 委員会としては、特段、意見を呈するものでなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 経済委員長の報告は終わりました。

 次に、建設委員長の報告を求めます。24番、丸田議員。

  〔建設委員長 丸田勘次君登壇〕





◆24番(丸田勘次君) 建設委員会に付託されました議案第69号萩市景観条例について、審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。

 本条例は、景観法により条例で定めることとされた事項を規定し、市全域を景観計画の範囲とし、良好な景観の保全・形成を図るため新たに制定するとともに、現行の都市景観条例を廃止するものであります。

 審査では、条例に規定する内容の詳細説明を受け、条例及び今後策定予定である景観計画の内容並びに新たに重点景観計画区域に指定する地域及び新たに一般景観計画区域となる地域への説明など、市民への周知の方法について質疑を交わしました。

 市報・ケーブルテレビ等を通じた啓発活動のほか、重点景観計画区域では再度説明会を開催し、図面等を活用しわかりやすい説明を心がけ、内容の周知を図るとの答弁でありました。

 また、届出する書類の内容や審査に係る期間について質疑を交わし、届出書及び図面等の添付書類により審査はおおむね10日以内に行い、景観形成基準に不適合の場合は、届出者と協議し、設計変更等の説得に努めるとの答弁があり、特に委員からは、届出の際には、建築確認申請など関連する他法令の概略案内や説明を同時に行うなど、市民に対し新設な対応を求めたところであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。





○議長(青木賢次君) 建設委員長の報告は終わりました。

 以上をもちまして、各委員長の報告は終わります。

 これより各委員長に対する質疑を行います。

 まず、総務委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 次に、教育民生委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 次に、経済委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、建設委員長に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑あり」と呼ぶ者あり)25番、宮内議員。





◆25番(宮内欣二君) 条例の3条、4条に、市民の責務、事業者の責務というのが規定されております。その中で、市民に協力しなければならないという義務を負わせていますが、そのことについて、市民の反応など確認されたんでしょうか。





○議長(青木賢次君) 24番、丸田議員。





◆24番(丸田勘次君) ただいま、宮内議員の質疑でございますが、委員会ではそのような確認はしておりません。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 25番、宮内議員。





◆25番(宮内欣二君) 委員会としては、そのことについて、何の質疑、審査、そういうものはなかったんでしょうか。





○議長(青木賢次君) 24番、丸田議員。





◆24番(丸田勘次君) 特段ございませんでした。





○議長(青木賢次君) ほかにありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)ないようでありますので、質疑を打ち切ります。

 以上で、各委員長の報告に対する質疑を終わります。

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△討論





○議長(青木賢次君) これより討論を行います。通告が6件提出されておりますので、順次発言を許します。

 まず、議案第66号に関し、反対の立場から、25番、宮内議員の発言を許します。25番、宮内議員。

  〔25番 宮内欣二君登壇〕





◆25番(宮内欣二君) 一般会計補正予算は、5,368万9,000円を追加し、総額300億9,868万9,000円にするものであります。

 今回追加されております事業の中には、地域農業の振興に関するもの、まちじゅう博物館推進事業というものがあり、多くは賛成できるものです。しかし、後期高齢者医療制度の創設に伴う予算のように、事業費に対し国の予算措置が不十分なものがみられます。本来、国が制度改正をするものであり、国の責任によって体制整備するのが当然ではないでしょうか。地方自治体にその負担をかぶせるやり方には、賛成できるものではありません。

 さらに、歳入においては、前年度繰越金が3,653万円追加されております。しかし、決算見込は確定しています。確定した予算は、予算書にきちんと載せるべきです。質疑に対して、答弁では、その差額は今後の事業の財源に充てるというふうに言われました。繰越金を、今後の事業のための財源として留保することは、その性格上適正ではありません。何のために財政調整基金があるのでしょうか。財政調整基金からの繰り入れと振り替えて、確定した繰越金は、だれが見てもはっきりわかるように事務処理することが、市民によくわかる透明性の高い予算となるのではないでしょうか。

 今、格差がどんどん広がっているといわれています。この6月の住民税増税は、多くの人たちにショックを与えました。三位一体改革の税源移譲で所得税が減り、住民税がふえた。総額は変わらないという説明でありました。しかし、前年度から大きく所得が減った人には増税になっています。さらに、定率減税の廃止分は丸々増税です。市長は、このことに対して、定率減税は景気対策として、時限立法で導入されたのだから、廃止しても増税ではない。このような感じで言われました。しかし、1999年にこの定率減税が導入されたとき、法人税、所得税の最高税率も引き下げられました。そしてこれは、恒久減税だといわれました。このことを覚えておられてないでしょうか。

 この定率減税の廃止は、早くも2002年に政府税調が打ち出しました。続いて公明党が2003年に廃止を主張しました。そして今、自民党と公明党の与党で廃止したわけです。それが、今日の増税になってます。マスコミでもこのことは増税といっています。政府の出した広告においても、税負担が生じますと示されています。まさに増税ではないでしょうか。

 この定率減税は廃止されましたけれど、大企業や金持ちの優遇税制は、そのまま継続されています。格差拡大を、政府自身が進めているわけであります。庶民と大金持ちの格差も広がりましたけれども、自治体間の格差も広がっています。三位一体の改革が何をもたらしたのか、これはもうはっきりしています。税源移譲といいながら、課税の客体の少ない過疎の自治体においては、財源が少なくなりました。大都市は財源をふやしています。まさに自治体間の格差ではないでしょうか。

 そのため、萩市でも市民の苦しみは深刻になっています。先日も複数の事業者の方から、全く仕事が出てこない、何とかならんのか。こういうことを言われました。ただでさえ厳しい財政に、三位一体の改革による財政削減によって、自治体の事業も縮小しています。この際、市長には、この格差社会を少なくする努力を、市長会や市長個人の人脈を通じて進めていただきたい、そう思っています。あわせて、だからこそ地元の業者や市民の暮らしを守る立場で、予算が執行されるように求めて反対討論といたします。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の討論は終わりました。

 次に、議案第66号に関し、賛成の立場から、20番、西島議員の発言を許します。20番、西島議員。

  〔20番 西島孝一君登壇〕





◆20番(西島孝一君) 議案第66号平成19年度萩市一般会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で意見を申し上げます。今回の補正予算は、当初予算編成後の諸事情の変化により、緊急に対処すべき事業を中心に、補正予算の総額を5,368万9,000円とし、補正後の予算総額を300億9,868万9,000円とするものであります。

 今議会の冒頭、18年度の決算概況が示されました。それによりますと、18年度から19年度への純繰越金は、1億941万9,000円となり、前年度に比して大幅に減少し、厳しい財源状況を示しています。

 そのような中で編成された補正予算案の内容を見ますと、特定財源の採択が決定し、一般財源を必要としない人材育成事業、萩市の基幹産業の一つである、農業振興及び農業経営にとって必要不可欠な事業、平成20年度から独立した医療制度となる後期高齢者医療制度を円滑に開始するための関連事業、また、快適な市民生活の維持と、水質環境の保全に必要な事業等、限られた財源の中で事業を厳選されたものとなっています。

 19年度予算編成方針では、当初予算への一括計上が原則とされた中でのこれらの事業は、市民生活や産業振興等の観点からやむを得ない事業であります。

 以上のことから、議案第66号の平成19年度萩市一般会計補正予算(第1号)については、早期に成立させるべきと考え、賛意を表したいと思います。

 なお、これらの予算の執行に当たっては、予算の適正な管理と、効率的な運用が図られるとともに、今後とも一層の行財政改革を推進され、健全な財政運営に努められますよう、強く要望するものであり、執行部の手腕に期待をするものであります。

 以上で、賛成討論を終わります。

 議員各位におかれましては、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。





○議長(青木賢次君) 西島議員の討論は終わりました。

 次に、議案第67号に関し、反対の立場から、25番、宮内議員の発言を許します。25番、宮内議員。

  〔25番 宮内欣二君登壇〕





◆25番(宮内欣二君) 議案第67号国保事業勘定特別会計補正予算に反対いたします。

 一般会計と同様に、後期高齢者医療制度の創設にかかわる電算システム開発の予算措置が講じられています。事業費に比べて、国からの補助金が少ないというのは、先ほど申したことです。国の責任を果たせということ、さらに強力に訴えてもらうためにも、この予算に反対いたします。

 また、一般質問の中でただしましたけれど、国保の滞納にかかわって、保険証の取り上げが行われております。何の責任もない子供の保険証まで取り上げるのは、どんなに考えても納得できません。子育て支援というのであれば、最も基本的なこの部分を改めるべきではないでしょうか。

 財政が厳しい中で、子育て支援の提案をしても、なかなかうんと言ってもらえません。しかし、この事業は、財政負担はありません。市長が、子供には出しなさい、こう一声掛ければ、すぐに実現できることです。それができない国保行政にはとても賛成できません。

 私は、市長とときどき似てるなと思うときがあるんです。どんなことかと言いますと、私もよく人の言葉尻をつかまえまして、ここぞとばかりに議論を吹っ掛けます。ところが、後でよく聞いてみますと、的を得ていなかったり、本当に反省して赤面することがよくあります。

 私が保険証を持っていないということに対して、市長はそんなことを理解できんが、言うべきではない。このように強く言われました。私の言いたいのは、保険証を持たない人の気持ちを実感しているということでありました。それに対して、市長が論じられるのであれば、私も何も言わなかったんですけれど、私が保険証を持っていないということに対して、どんな理由があるのかということを確かめないで、持っていないことを論難されることについては、非常に心外です。機会がありませんでしたので、この場をお借りして、本当のことを、市長にも市民の皆さんにもお知らせしなければなりません。本当は言いたくなかったんです。

 私が保険証を持っていないのは、一義的に私に責任があります。何かというと、保険証の入った鞄を車の上に置いて、忘れてそのまま走り出して落したからです。1月31日のことでした。午後7時以降です。家に帰ってみますと、鞄がありません。すぐに引き返して探しました。出てきません。10時ごろに警察に届けました。その後さらに探しに行きました。そしたら、若い警察官が二人来て一緒に探してくれました。12時を回りましたので、もうええから帰りんさいと警察官にも言って帰りました。これが理由です。

 しかし、それだけならいいのですが、その後は、やはり市長にもかかわる問題です。後日私は市役所の窓口に行きまして、再発行を求めました。市長が言われるように、保険証を持っていないというのは、まずいと思ったからです。ところが何としたことか、窓口ではもう一度探して来い、こういうふうに言われたんです。私は怒りを鎮めるのに本当に苦労しました。私は2度と再発行なんか求めるものかと、こういうふうに思いました。

 家で紛れて出てこないというのであれば、まあそのことばも仕方がないでしょう。しかし、どこにあるかもわからないで、広い範囲を方々手を尽くして探した挙句に出てこない、そこで再発行を求めたわけです。で、もう1回探して来いと言われたら、私と同じような気持ちになる人が多いんじゃないでしょうか。人には失敗もあると思います。担当者は、高い能力を持つ職員だと思ってます。私の事例を糧に、さらに研鑽されることを望んで、私は余りこのことを言いませんでした。そして後から、保険証のない暮らしを体験することも貴重な経験だなと、いずれ役に立つかもしれない、こう思っていい機会を与えてくれたと思い返していました。聞きつけた上司の方は、すぐに再発行すると言ってくれましたけれど、そういうことで私は保険証を持たない暮らしを体験してみることにしています。

 そういうことですので、市長は担当者を含めて職員を責めることは絶対にしないでいただきたいと思ってるんですけど。

 これが、私が保険証を持たない理由です。私が言いたかったのは、保険料を払いたくても払えない人がいるということ。そして、その相談の中で、相談に行きたくなくなった人がいるということ。保険証がなければ、医療機関にかかりにくいんだということ、このことを言いたかったんです。

 あわせて、窓口での対応次第では、保険証を持たない人が出てくるんだということ。このことを示したかったわけです。納付相談に行っても、月3万円のお金が払えないのに、月5万円払えというような、無茶な納付計画を押しつける。それが払えないで、もう二度相談には行きたくないと思われる方がいたということ。このことに、もっと心を寄せてほしいなと思ったんです。納付相談に応じなければ、保険証を出さないというような杓子定規ではなくて、なぜ相談に来てもらえないのかと、そういう本当の実情というところをもっとつかむことが必要だと思います。

 職員を信頼すること、そしてまた、今の萩市のシステムを信頼することは、市長として大事なことだと思います。しかし、一番優先して考慮すべきは、市民の方ではないでしょうか。市民の実情をよく聞く姿勢を市長が持つことが、職員にも波及していくと思います。格差社会の中で苦しむ市民の実情にしっかりと耳を傾けて、その苦しい状況を解決するために、国保の負担を軽減するために、知恵と力を発揮する、そういう国保行政、萩市政になることを求めて反対といたします。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の討論は終わりました。

 次に、議案第67号に関し、賛成の立場から、20番、西島議員の発言を許します。20番、西島議員。

  〔20番 西島孝一君登壇〕





◆20番(西島孝一君) 議案第67号平成19年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)について、賛成の立場で意見を申し上げます。

 平成19年度萩市国民健康保険業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)は、先の医療制度改革において、国民皆保険体制の堅持、医療保険制度の将来にわたる、受動的かつ安定的な運営を確保するため、後期高齢者医療制度を初めとする一連の制度改革が実施されることが決定していますが、これらに対応するため、国保の国民健康保険保険者システム並びに保険料徴収システムの改修等に要する経費を追加しようとするものであります。

 予算内容については、平成20年4月からの制度改革の実施に際して、万全を期すため、萩市としての所要の準備を進めていく上で、必要不可欠なものとなっています。特に、新たな高齢者医療制度である、後期高齢者医療制度については、今年2月1日に設立された県内の全市町が加入する、山口県後期高齢者医療広域連合との連携において、現在制度の円滑な導入に向けて、鋭意その調整作業が進められていますが、国保としても、後期高齢者医療制度との調整にかかる作業は急務であり、関係の補正予算の早期成立が強く望まれるところであります。

 よって、以上のことから、議案第67号平成19年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)に賛成といたします。

 議員各位には、御賛同をよろしくお願い申し上げます。





○議長(青木賢次君) 西島議員の討論は終わりました。

 次に、議案第69号に関し、反対の立場から、25番、宮内議員の発言を許します。25番、宮内議員。

  〔25番 宮内欣二君登壇〕





◆25番(宮内欣二君) 景観条例の制定について反対いたします。

 私は、景観は住民みんなの協力で守っていく必要があると思っています。萩市には、萩地区における江戸時代からの城下町、明木、佐々波の宿場町の風情、川上の人を寄せつけないような崇高な山々、むつみの雄大な農村景観、紫福の石州赤瓦の農家集落、須佐、江崎の漁村などなど、本当に長年にわたってつくり上げられたすばらしい景観があると思います。

 景観はそこに住む人々の文化のあらわれで、財産だと思っています。これを守り育てていくことは、地域づくりの重要な要素だと考えています。その点から、景観法ができ、景観条例が提案されたことは、意義あることだと思っています。しかしながら、一方で私有財産が認められ、表現の自由というものがあります。法や条例で一方的に上から規制されることに反発を感じる人も当然います。

 ある住民の方に聞いてみますと、私は何百年と続いてきたこの家を守っている。行政に言われなくても、自分から景観を壊すようなことはしない。規制がかけられると非常に窮屈だと、このように言われました。地域の景観をみんなの財産だと認識し、住民相互の取り組みで景観を守る意識を高めて、みずからの自由意思として、景観保全の取り組みを進めることが一番ふさわしい形です。

 しかしながら、3条の2、4条の2には、市民の責務、事業者の責務として、市の施策に協力しなければならないとうたわれています。市の施策がいつも正しいとは限りません。協力しなければならないと義務化するということは、まちづくりの一つとしての景観形成ということには、不似合いではないでしょうか。

 市長は、法律がそうなっているから、そのまま条例に盛り込んだ、このように言われました。自治ということを、十分に認識しておられる野村市長の言葉とは思えませんでした。こんな義務規定はなくても、萩市は景観形成を住民の力で発揮し、行政とともにやりとげた、こういう先例をつくる方に魅力を感じないのでしょうか。維新の伝統というのは、こういうときに生かすべきではないでしょうか。義務規定をはずして、住民の内なる議論をしっかりと盛り上げて、自律的に市民が表現の自由の発言として、景観形成に向け努力するまちづくりに資する条例にすべきだということを述べまして、反対討論といたします。





○議長(青木賢次君) 宮内議員の討論は終わりました。

 次に、議案第69号に関し、賛成の立場から、20番、西島議員の発言を許します。20番、西島議員。

  〔20番 西島孝一君登壇〕





◆20番(西島孝一君) 議案第69号萩市景観条例について、賛成の立場で意見を申し上げます。

 萩市は、城下町、明治維新発祥の地として、全国に名を馳せており、近世の都市遺産として、数多くの遺跡、文化財及び貴重な歴史的町並みが残っています。

 昭和40年代に入り、市民からこうした歴史的な町並みの保存が提唱され、その後、萩市歴史的景観保存条例が、昭和47年に制定され、また昭和51年には、堀内地区、平安古地区の2地区が、そして平成13年には浜崎地区が、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、市民の理解と協力を得て景観が守られてきました。平成2年には、萩市都市景観条例が制定され、旧市域全域で、景観保存が行われています。

 本条例は、平成16年に制定された景観法に基づき、所要の事項を定めるものであります。景観法には、届出と勧告、変更命令等がうたわれており、行為の規制もありますが、この条例の趣旨は、これまで地域の住民により守られてきた景観を、今後も守り、地域に調和したまちなみを形成しようとするものであり、市民の理解と協力により、景観保全を進め、後世に継承しようとするものであります。

 条例案には、市民や事業者の責務が規定されていますが、景観法では、国を初めとする行政が率先して施策を展開するため、国民や事業者等の責務を規定していることから、市民や事業者にも理解と協力を求めることを掲げております。これまでと同様に、市民や事業者、行政が一体となって、良好な景観形成を行うことは、世界遺産を目指している歴史的都市萩には必要なことでもあり、本議案に賛成いたします。

 議員各位には、この趣旨を御理解の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。





○議長(青木賢次君) 西島議員の討論は終わりました。

 以上で、討論を終了いたします。

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△表決





○議長(青木賢次君) これより採決を行います。

 まず、議案第65号平成19年度萩市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)に関する専決処分についてに対する委員長の報告は承認であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶものあり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は委員長の報告のとおり承認されました。

 次に、議案第66号平成19年度萩市一般会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第66号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第67号平成19年度萩市国民健康保険事業(事業勘定)特別会計補正予算(第1号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願いします。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第67号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第68号平成19年度萩市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第69号萩市景観条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の方は起立を願います。

  〔起立者多数〕





○議長(青木賢次君) 起立多数と認めます。よって、議案第69号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第70号萩市総合情報施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第71号萩市報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第72号萩市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第73号萩市手数料条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第74号萩市就学指導委員会設置条例及び萩博物館条例の一部を改正する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第75号萩市観光文化センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第76号萩市基本構想審議会条例を廃止する条例に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第77号財産の無償譲渡についてに対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第78号字の区域の変更についてに対する委員長の報告は原案可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号は委員長の報告のとおり可決されました。

 次に、議案第79号人権擁護委員の候補者の推薦については、次の者を推薦することに同意と決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号は同意と決しました。

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△日程第3 議員提出議案第3号及び議員提出議案第5号まで





○議長(青木賢次君) 日程第3、議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までを議題といたします。これより提案理由の説明を求めます。20番、西島議員。

  〔20番 西島孝一君登壇〕





◆20番(西島孝一君) それでは、議員提出議案第3号及び議員提出議案第4号について、提案理由の説明を申し上げます。

 まず、議員提出議案第3号萩市東農業委員会委員の推薦についてでありますが、これは昨年の9月定例会において、議会が推薦した委員が亡くなられたことにより、その後任委員を推薦するものであります。

 次に、議員提出議案第4号日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)に関する意見書については、お手元に配付の意見書案の本文を読み上げ提案理由といたします。

 日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)に関する意見書

 萩市の農業を取り巻く環境は、高齢化と担い手不足、中山間地域支払制度を初めとする農業への諸施策の見直しなど、大変厳しい状況にある。

 このような中で、萩市も地産地消による食育の振興と拡大、さらには魅力と活力のある産業のまちづくりを施策の大綱に掲げ、農業施策における地場産業の振興や新規産業の育成は、重要な課題となっている。

 また、萩市の生産農業所得統計による農業粗生産額は、平成11年の76億6,000万円をピークに、平成16年では、66億1,000万円と減少傾向になっている。

 しかし、WTO(世界貿易機構)交渉の進展が見られない中、2国間によるEPAやFTAの動きが加速している状況にある。

 特に、昨年12月、政府はオーストラリアとのEPA・FTA締結に向けて交渉に入ることで合意したことから、交渉結果いかんでは、日本農業に多大な影響を及ぼすことが懸念される。

 このことは、萩市の販売農家の2,764戸から生産される農産物の内、約40%が米作、約24%が野菜、約20%が畜産を示しており、今回の協定交渉から被る影響は拭いきれない。

 農産物輸出大国のオーストラリアからの輸入農産物は、牛肉や乳製品、小麦、砂糖など大半が日本にとって高関税で守られた重要品目となっている。

 農林水産省によると、これらの4品目の関税が撤廃された場合、国内生産が約8,000億円減少し、関連産業を含めると被害は甚大としている。

 オーストラリアとの間で協定締結となれば、アメリカ・カナダにも同様に市場を開放せざるを得ないこととなり、被害はますます拡大することとなる。

 このため、WTO・EPA・FTAにおける農業分野の交渉に当たって、国内の食料自給や農林水産業に影響を及ぼさないことを基本とした、確固たる態度で対応するよう下記のとおり要請する。

  1.WTO農業交渉では、世界的な餓鬼の拡大や地球規模での環境悪化につながることのないよう、農林水産業の多面的な機能の発揮や、食料自給能力の向上を要求し、各国の多様な農林水産業が共生・共存できる貿易ルールに改めるよう毅然とした姿勢で対応すること。

  2.EPA・FTA交渉に当たっては、国内の食料自給や農林水産業に影響を及ぼさないことを基本とした対応をすること。特に、日豪FTA交渉では農産物の関税撤廃とならないよう確固たる態度で対応すること。

  3.WTA・EPA・FTA交渉についての情報公開を徹底し、各国の農業者や消費者・市民の声を反映すること。

 以上、地方自治法第99条の規程により意見書を提出する。





○議長(青木賢次君) 以上で、議員提出議案第3号及び第4号の提案理由の説明を終わります。

 次に、議員提出議案第5号について提案理由の説明を求めます。

  〔11番 小林正史君登壇〕





◆11番(小林正史君) 議員提出議案第5号萩市見島八里ヶ瀬海域等の漁場保全及び資源保護に関する要望決議について、お手元に配付の要望決議案の本文を読み上げ、提案理由といたします。

 議員提出議案第5号萩市見島八里ヶ瀬海域等の漁場保全及び資源保護に関する要望決議

 萩市の沿岸漁業は、日本海有数の天然礁と言われている見島八里ヶ瀬やその周辺海域等を主漁場として発展してきたところであるが、資源の減少、漁価の低迷に加え、近年の燃油価格の高騰等、極めて厳しい経営環境にある。

 八里ヶ瀬周辺海域は、沿岸の刺し網、はえ縄、一本釣り漁業等の重要な漁場であることから、山口県の漁業者はクロマグロ資源の保護のための操業規制や、中型まき網漁業の禁止区域の設定等を通じて、みずからの操業を制限しつつ、当該漁場環境の維持や漁業資源の保護に努めてきたところである。

 当該海域では、以前から、漁獲規模が圧倒的に大きい他県の大中型まき網船団が無秩序な操業を行い、沿岸漁業と操業トラブル等が頻繁に発生していたことから、水産庁等の斡旋により、トラブル防止のための協議が行われており、現在、大中型まき網漁業の操業の自主規制が実施されているところである。

 しかしながら、11月、12月における大中型まき網船団による小型クロマグロ等の大量漁獲や、6月、7月の産卵期を迎えたクロマグロの漁獲等、無秩序な操業が続いており、八里ヶ瀬漁場の荒廃、資源の枯渇が一層懸念されるとともに、沿岸漁業者の水揚げは減少の一途をたどり、死活問題となっている。

 国においては、水産基本法の制定等、我が国周辺海域の資源管理の強化を図っているところであり、また、近年、国際的なマグロの漁獲規制が行われる中、本年から我が国においても、近海クロマグロ資源の保護のための漁獲規制強化が図られようとしている。

 今後は、資源の再生産に寄与する八里ヶ瀬のような重要な漁場においては、一定の漁獲規制をかけた上で、持続的な資源の有効利用を図ることが最も重要である。

 ついては、このように極めて重要な八里ヶ瀬海域等において、将来にわたり、大中型まき網漁業の規制強化等を含めた漁場の保全、資源の保護対策の早急な実施が図られるよう、強く要望する。

 以上、決議する。

 議員各位におかれましては、趣旨御賢察の上、本案に御賛同賜りますようお願いいたしまして説明を終わります。





○議長(青木賢次君) 以上で提案理由の説明は終わりました。これより質疑に入ります。

 議員提出議案第3号萩市東農業委員会委員の推薦についてに対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、議員提出議案第4号日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)交渉に関する意見書に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶ者あり)質疑なしと認めます。

 次に、議員提出議案第5号萩市見島八里ヶ瀬海域等の漁場保全及び資源保護に関する要望決議に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「質疑なし」と呼ぶものあり)質疑なしと認めます。

 これをもちまして質疑を終了します。お諮りします。ただいま議題となっております議員提出議案第3号から議員提出議案第5号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、議員提出議案第3号から議員提出議案第5号までは委員会付託を省略することに決定しました。

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△討論





○議長(青木賢次君) これより討論を行います。討論はありませんか。(「討論なし」と呼ぶ者あり)





○議長(青木賢次君) 討論なしと認めます。

 これをもちまして討論を終了いたします。

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△表決





○議長(青木賢次君) これより採決を行います。議員提出議案第3号萩市東農業委員会委員の推薦については次の者を推薦することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって議員提出議案第3号は次の者を推薦することに決定しました。

 次に、議員提出議案第4号日豪EPA(経済連携協定)・FTA(自由貿易協定)交渉に関する意見書については原案のとおり決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。

 次に、議員提出議案第5号萩市見島八里ヶ瀬海域等の漁場保全及び資源保護に関する要望決議については原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶものあり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。

 この際お諮りいたします。ただいま、可決されました議員提出議案第4号及び議員提出議案第5号の提出方法並びに字句の整理等につきましては、会議規則第43条の規定により、議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶものあり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、提出方法並びに字句の整理等は議長に委任されました。

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△日程第4 議員の派遣について





○議長(青木賢次君) 次に、日程第4、議員派遣についてを議題といたします。お手元に配付いたしました議員派遣の一覧のとおり、会議規則第159条の規定により、議員を派遣いたしたいと思います。お諮りいたします。議員の派遣について、これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。よって、本件は議員派遣一覧のとおり議員を派遣することに決定いたしました。

 続いてお諮りいたします。派遣内容に変更が生じた場合、議長に一任されたいと思います。これに御異議ありませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○議長(青木賢次君) 御異議なしと認めます。したがって、派遣内容の変更については、議長に一任されました。

 以上をもちまして本定例会の議事はすべて終了いたしました。

 これをもちまして、平成19年萩市議会6月定例会を閉会いたします。

     午後 3時07分閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成19年6月29日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  松 尾 義 人



       議 員  藤 田 克 弘