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山口県 萩市

平成19年 6月定例会 06月20日−03号




平成19年 6月定例会 − 06月20日−03号







平成19年 6月定例会



                平成19年6月



            萩市議会定例会会議録(第3号)



                議事日程第3号



         平成19年6月20日(水曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  尾 木 武 夫 君

       4番  長 岡 肇太郎 君

       5番  松 尾 義 人 君

       6番  井 関   稔 君

       7番  江 原 任 子 君

       8番  近 江 郁 宣 君

       9番  木 村 靖 枝 君

      10番  小 茅   稔 君

      11番  小 林 正 史 君

      12番  斉 藤 眞 治 君

      13番  左 野 忠 良 君

      14番  柴 田 保 央 君

      15番  杉 山 浩 司 君

      16番  世 良 眞名夫 君

      17番  田 中   良 君

      18番  坪 井   豊 君

      19番  中 村 洋 一 君

      20番  西 島 孝 一 君

      21番  西 元   勇 君

      22番  平 田 啓 一 君

      23番  藤 田 克 弘 君

      24番  丸 田 勘 次 君

      25番  宮 内 欣 二 君

      26番  守 永 忠 世 君

      27番  諸 岡 皓 二 君

      28番  横 山 賢 治 君

      29番  横 山 秀 二 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 副市長       瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 市民部長      伊 藤 富 之 君

 保健福祉部長    米 倉   稔 君

 農林部長      白 神   崇 君

 水産部長      谷 本 隆 良 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 建設部長      三 原 正 光 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育次長      田 邊   信 君

 会計管理者     山 中 伸 彦 君

 消防本部消防長   中 屋 健 司 君

 総務部次長     横 田 敬 英 君

 総務部次長     迫 村 高 志 君

 保健福祉部次長   藤 田   擴 君

 総務課長      中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

 企画課長      弘 中   保 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 次長        藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、2番、岡議員、27番、諸岡議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 一般質問の通告は、14名の議員により通告があり、発言の順序は抽選により既に決定しております。

 通告の内容を見ますと、重複した質問項目もありますので、できるだけ重複した内容については避けていただきたいと思います。

 質問者におかれましては、関連質問や要望の事項は避け、通告の項目に従って、答弁を含め60分以内という申し合わせを遵守されますようお願いいたします。

 また、答弁される参与の方々に申し上げますが、質問の要旨を十分把握され、先ほど申し上げましたとおり、発言時間の制限の関係もありますので、簡潔かつ明確な答弁に努められますよう要望いたします。

 それでは、順次質問を行います。質問順位1番、藤田議員。23番、藤田議員。

  〔23番 藤田克弘君登壇〕





◆23番(藤田克弘君) おはようございます。幸運にも6月定例会一般質問のトップを務めることになりました。萩市もクールビズということで、ネクタイをとりまして、首元は涼しく、しかし胸の内には熱きものを秘めて質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず、福栄地域産業廃棄物最終処分場建設計画についてお尋ねします。

 この件につきましては、昨年の12月定例会において質問いたしました。市長は行政のサイドからもできることは、あらゆる努力をしていきたい。市民部長を中心とする一つのプロジェクトチームをつくって、いよいよ動き出そう。とにかく向こうも本気なら、私どもも本気でやろうということだから、ぜひ地域の皆さんも挙げて体制を組みながら、今から頑張っていきたいと思うとお答えになっています。現在の状況はどのようになっているのでしょうか。

 議会としては、平成18年12月定例会で、産業廃棄物最終処分場の設置に反対する決議を可決し、また昨年12月12日、大井地区連絡協議会羽賀台共同生産組合を初め、6団体が集まり、萩・福栄水と命を守る会が結成されて、この5月現在、28の団体がこの会に加入され、建設反対の運動を展開していらっしゃいます。

 先日6月4日には、水と命を守る会の阿武会長さんを初め、市長さんや議長さん、地元選出の県議さん、関係地区住民の方々、各団体の方々と一緒に、3万4,198名分の産業廃棄物最終処分場建設反対の署名を、県知事さん宛に提出して、絶対に事業認可をしないよう要望してきたところです。その場で、関係地区の代表者5名が、それぞれの立場で建設反対の意見陳述をされ、市長さんも1月に県に対して反対要望を行った際に、県が法の趣旨、基準に合致していれば、これを認めざるを得ない旨の発言の答弁をしたことについて、住民は不安を募らせている。このようなことがないようお願いするとおっしゃっています。全く同感であります。県当局は、署名をしっかり受け止める。県の独自の要綱を定めているので、この問題について厳正かつ的確に対処したいとお答えになっています。しかし、業者は依然として建設に向け、着々と準備を進めているようであります。4月21日発行の産廃反対かわら版の記事にも、産廃処分場を計画している、萩山一商事は、大井地区を処分場の隣接地として見られるのを避けるためか、大井地区と処分場計画地区を隔てる形で、7筆の土地を、丸福建設やエムワンビルなど、関連企業や個人に名義変更した。また、ゴルフ場用地として購入した農地を、系列の農業法人大幸牧場に譲り、同社は牧場経営のためといって、新たに羽賀台周辺で農地や山林の取得を計画。登記漏れのあった共有名義のため池の一部権利を経て、羽賀台生産組合への発言力を強めようとするなど、着々と計画を進めている云々とあります。関係住民はもちろんのこと、萩市民こぞって、この産廃処分場建設に対して、絶対反対の強い姿勢を示し、反対運動を展開していかなければならないと思っております。ただ、住民運動だけでは限度があり、やはり行政も一丸となっての取り組みが求められているところです。

 そこで、業者の動きを注視しながら、迅速に対処しなければならないと思うわけですが、かわら版の記事にあるような、業者の動向を含め、最近の業者の動きはどうなっているのか、また行政として、どのような取り組みをしておられるのかお尋ねします。

 それと、ゴルフ場建設予定地に産業廃棄物最終処分場を建設することや、この用地を他社に譲渡とすることは、ゴルフ場の建設等に関する開発協定書第6条目的外使用の禁止、第19条権利等の譲渡制限に、明らかに違反しており、萩市としては業者に対して、毅然とした態度でしかるべき対応をとる必要があろうかと思います。

 地権者の方々も、当時の村長さんを初め、村から村の発展のために協力を要請され、ゴルフ場ができて村が活性化するのであれば協力しなければいけないであろうとの思いで譲渡したのであって、産廃処分場の計画がされるなんて考えてもいなかった。そのようなことがわかっていたなら売っていない。約束違反だと憤っておられます。開発協定書を無視して、建設計画を進めている業者に対して、行政としてどのように対処されるお考えか、市長の所見をお尋ねします。

 次に、観光行政について2点お尋ねいたします。

 まず1点目の、萩市観光戦略5か年計画についてですが、この計画は平成14年時点の萩市の観光の現状、課題をもとに、萩まちじゅう博物館で体感するスローツーリズムを観光戦略コンセプトとして、5カ年の戦略目標を掲げ、五つの重点戦略に沿って、26の重点事業を展開してきており、今年度が5年目の年となります。これまでのところ、平成16年11月にまちじゅう博物館の核となる萩博物館の会館を初め、萩開府400年の記念事業の一環として、北の総門復元や、旧久保田家、郡司鋳造所遺構等の整備、温泉郷づくり、観光遊覧船、田町商店街駐車場整備等々、ある意味積極的に諸事業を展開してきておられます。

 ちなみに萩博物館の開館から、今年5月までの入館者数は、約27万7,000人となっています。また、遊覧船の平成18年度までの乗客人数は約4万6,000人を数えております。

 しかし、萩地域の観光客数の動向を見ますと、平成14年が約147万800人で、計画1年目の平成15年が143万人、16年が142万8,000人、愛・地球博が開催された平成17年は136万4,000人、そして平成18年は山口県で国民文化祭が開催されたこともあって、141万1,000人となっています。

 参考までに、旧2町4村をあわせた観光客数は、平成16年が約96万9,000人、平成17年が99万8,000人、18年が100万2,000人となっており、わずかずつですがふえております。

 さて、この観光戦略5か年計画も本年が締めくくりの年となります。先ほど挙げました事業の中には、成果も上がっているものもありますが、萩への交通アクセスの整備や、食文化によるもてなし、体験型・参加型観光の取り組み、交流型観光のプログラムの充実等々、まだまだ課題として残っているものもあろうかと思います。

 そこで、観光戦略5か年計画について、これまでの進捗状況の中で、どのように分析し、総括されているのか、まずお尋ねします。

 それから、市長は昨年の12月定例会において、5か年計画の中の観光客数の目標数値等に関する諸岡議員の質問に対し、目標値と現状の数値がかけ離れていることについて、長期計画の策定のことなども引き合いに出され、いろいろ答弁しておられましたが、初めからできないとわかっているような数値なら挙げない方がましで、挙げたからには結果は結果として受け止めるべきだろうと思います。審議会のメンバーの方々は、所期の目的達成のためにいろいろと検討を加え、戦略を練られ、計画を立てられたのではないかと思います。

 いずれにいたしましても、計画に沿って諸施策を展開してこられたところですが、観光客数は先ほど申し上げたとおり、理由はともあれ、5か年計画の初年度から少しずつ減少し、国民文化祭のあった昨年度はやや持ち直したものの、計画時の数を下回っています。全国総観光時代を迎え、地域間競争が激化している中、観光で生きていこうとしている萩市にとっては厳しい状況にありますが、今年度が最終年度となっている5か年計画の総括を踏まえ、今後の観光施策についてどのようにお考えか、市長の所見をお尋ねいたします。

 次に、産業観光についてお尋ねします。平成18年3月に、「産業観光が地域の未来を拓く」といったタイトルの、産業観光推進会議報告書が、日本観光協会並びに社会経済生産性本部より出されております。この報告書は産業観光の今日的意義、産業観光の事業構造、産業観光の促進に向けての3章から構成されており、大変興味深く読ませていただきました。内容的には、萩市の観光戦略を再検討する際の一つの指針になるのではないかと思い、今回、報告書の概要の一部を紹介しつつ質問をさせていただきます。

 そもそも産業観光の用語は、1950年にフランスの経営者協会が、輸出の振興を図るため、外国人の産業施設視察の便宜を産業界に呼びかけて、受け入れ態勢の整備と宣伝、斡旋の制度を始めたことに由来するといわれています。

 我が国において、最初に産業観光の実践が提唱されたのは、2001年、平成13年の全国産業観光サミットin愛知・名古屋であり、そこでは産業観光とは、歴史的、文化的価値のある産業文化財、生産現場及び産業製品を観光資源とし、それらを通じてものづくりの心に触れるとともに、人的交流を促進する観光活動をいうと定義されています。

 報告書によりますと、産業観光が注目される社会的背景として、産業と文化が融合する新しい時代背景や、工場やものづくり現場を積極的に開放し、企業の姿勢を見ていただこうという機運、ものづくりの意味やおもしろさの再発見、成長の限界と近代へのまなざしの変化、地域の固有資源としての産業、生業への注目、観光交流の分野においては、過去の古いと思われていた資源の中に、新しい価値を見出し、それを交流資源として活用していくといったことが、6点挙げてあります。

 また産業観光は、従来の観光と比較すると四つの大きな特色を持っているとあります。すなわち、もっともテーマ性、趣味性の強い観光類型の一つで、旅行者の知的好奇心を刺激する、いわば自分磨きの観光といえる。2点目として、持続的な地域づくり、産業創造を促す機能を持っている。3点目として、見ることを中心とする従来型の観光に加えて、学ぶ、知る、体験するという三つの要素を同時に備える新しいタイプの観光である。4点目として、ふれあい満足、交流満足を満たし得る観光である。このような特色を持った産業観光のキーワードとしては、知的好奇心への対応、体感・体験する楽しさ、その地域ならではのオンリーワン資源や、地域個性の表現が掲げられています。

 また、産業観光の経済社会的効果として、地域再生の切り札になる。地域初の新たなツーリズム造成の試金石となる。国際観光、ビジットジャパン促進の大きなきっかけとなる。新たな地域産業を創造する。次世代の人材を育成する。低環境負荷型社会創造のきっかけとなる。見落とされている近代の文化財の、保全・継承に寄与すると、7点挙げております。

 産業観光の推進には、個別事業による斬新なビジネスモデルとともに、これらを包括する地域全体の事業モデルが必要であり、個別事業と地域全体の企業の連携、ネットワーク化が重要であります。各地の事例では、長浜市の株式会社黒壁などのように、個別事業の成功がきっかけとなって、地域全体に波及するケース、個別事業先導型や、名古屋中部圏のような、既存の事業主体が連携、ネットワークして、広域事業に展開するケース、ネットワーク型。小樽や門司などの自治体、商工団体、住民等が先導して、事業基盤を構築し、その中で個々のビジネスが発展するケース、地域主導型など多様であります。

 地域全体での取り組みでは、地域の新しい価値や魅力を創造するために、人、人材を育て、もの、コンテンツを磨き、金の循環、地域内資金循環をつくり、情報を編集して伝えるとともに、地域共通の観光インフラを整備するといった事業内容が必要となってきます。産業観光商品の核となるのは、情報やサービスであり、価値ある情報やサービスの対価をきちんと求めることが重要であるとしています。産業観光の商品化は、地域資源の特性を発見し、地域が持つ観光インフラの評価などを踏まえた上で、まずマーケティングリサーチ、それから産業観光のテーマ設定、観光行動モデルの設計、検証と商品化。観光商品の流通のための地域の受け皿づくりと段階を踏むことになるとのこと。後は長くなりますので、割愛いたしますけれども、1点目にお尋ねいたしました、観光戦略5か年計画が最終年度を迎える中、今後の萩市の観光戦略を練り直していく上で、産業観光についても、大いに検討してみる必要があろうと思います。産業観光について、市長の所見をお尋ねします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま藤田議員から、二つの大きな課題、特に最初の問題は、もう再三にわたりまして当議会からいろいろ御指摘をいただいているもの、また議会におきましても、この産廃の反対決議をされている、そういうものであります。藤田議員自身も既に当議会でも御質問いただいているところでございます。

 2番目の観光行政は、まあ従来から一つのお考えをお持ちであります。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 まずその前に、この産業廃棄物の反対運動に大変御尽力をいただきました、この萩・福栄水と命を守る会に副会長として、まさに反対運動の先頭にお立ちになりました阿武勉氏が、4月26日に本当に不慮の事故でお亡くなりになりました。生前の大変なこの御努力、御尽力に、敬意、感謝いたしますとともに、心より哀悼の誠をささげたいと思います。

 ゴルフ場の関係については、市民の皆さんも含めて、あるいはこの水と命を守る会の団体、まさに御指摘がございました28団体が今加盟をいただいて、活動いただいています。藤田議員から御指摘ございましたように、向こうが本気ならこちらはそれ以上に本気にならなければ対抗できない。こういうふうな言い方もしてきたところでございます。

 今現況はどうかというお話であります。今議員からるる御説明がございました。土地の関係は、大井川の隣接地は、実は大変巧妙に額縁状といいますか、額状に10メートル幅の取得。それぞれ法人、所有者を分けて実は登記がされている。こういうふうなこともあるわけであります。そしてまた、それ以外の土地につきましても、この所有者が有限会社大幸牧場、まあ別法人になってる。いろいろ巧妙な工作を行われております。今御指摘のとおりでございます。そういった中で、向こうもいろんな準備が行われているようであります。具体的な動きはまだまだ見えたものはございませんけれど、2月にはこの産廃処分場の計画地に、ボーリング機材が搬入された。地質調査を実施した模様でございます。

3カ所において地質調査を行った。このようなことも聞いているところでございます。

 そういうようないろんな動きがございますが、今手続き上の大きなところ、まだ出てきておりません。しかし、相当のスタッフを抱え準備をしている。こういったことは伺い知れるわけであります。そしてこれに対して、議会の対応、そしてまた民間団体の民さんの、大変熱心な取り組みをいただいています。

 特に6月には、まさに3万4,000という、当市のですね人口の半分以上の署名を集めて、実は県にお持ちをいただいたわけであります。私も、議会を代表された青木議長も一緒になって、この席に同席いたしました。

 とにかくこの地区の皆さんが、市民が、ほとんど反対する中で、そういった認可が行われるのか。これは、実地の精神に照らしてどうか。こういったことを問いただしたいわけでして、県の担当者は、ともすれば基準に合えばこれは認可をせざるを得ない。基準に合うための手続きがあるだろう。調査があるだろう。そういったことを抜きにして、いきなりそういうことを言うのは、大変失礼千万ではないかと、こういう思いを持っています。これは、皆さんも同じようなお気持ちだろうと思います。とにかくあらゆる法令上の箇所をつぶさに念査をしながら、対応を考えていかないといけないわけであります。

 行政として何ができるかと、こういう話であります。今御指摘ありました、協定違反。3カ所のそれぞれの条文についての協定違反であります。協定違反についての問題も含めて、今後の対応についての法的手続き、今、法律事務所とも何回も打ち合わせをしているところでございます。

 この協定の問題については、このそれぞれ、協定書をつくるという、そういった約束。あるいは、例えば協定の6条の目的外使用、ゴルフ場以外の目的には使用しない。あるいは19条に、用途についての譲渡の制限をしている。これも実はすべて、今もし産廃をつくるということであれば、協定違反になるわけであります。じゃあ、協定違反になった場合にどうなるかって言いますと、協定書に書かれておりますのは、損害賠償請求権を持つという、要するに言うなれば、債権の世界の話でありまして、協定違反に対して、例えば契約が取り消しできると、こういうふうな規定が協定上ないわけでありまして、ここが非常に悩ましいところ、難しいところであります。

 いま一つは、協定の相手、協定の当事者は当時の福栄村と相手の法人でありますが、その法人は、今や所有者ではなくなっているわけであります。このあたりで、主体が変わってきている。このあたりもいろんな難しさを持っているわけであります。ただ協定違反として提訴することは簡単ですけれども、その効果が逆に作用する。それをクリアしてしまえば関係はどうかという、こういった議論もできるわけでありますので、むしろそういったあとの訴訟の技術とか、与える影響とかいろんな問題、もろもろのことを考えて見た場合、どういうふうな対応ができるのか。そういったものを今総合的に、調査、研究をしているところであります。

 それは一つは農地や林地、こういったものの用途変更をする。こういったものについて、当然行政手続が適法に行われているかどうか、こういったようなことも含めて、関係行政機関とも十分協議をしながら、どういうふうな形でこれをとめることが、こういうような視点で、いろいろ模索をしているところであります。

 そして、やはり土地の問題、権利の関係といいますと、やはり今まで地権者として土地を持たれた方々が、やはり当事者となって、例えば債務不履行、あれはどういう意味かといいますと、例えば、ゴルフ場として用地として提供したのであるから、その事情が変わった場合に、その契約を解除する。あるいは土地を返還請求する。こういったような形の方向性ができないか。こういうようなことも含めて、いろいろ今法律事務所と詰めているところでありますが、この場合は、当事者に行政は成り得ないでありまして、行政はそういった意味ではですね、自治体としては支援をしていきたいと考えておりますが、そういうような問題もいろいろあります。余りここで話しますと、手の内をさらけ出す話でありますから、そのあたりをお許しをいただきたいと思います。

 とにかく想定できること、あらゆること、これは考えていきたいと思います。実質的な効果のあるやり方、こういったことも含めて考えていかなければならないわけですので、いずれにいたしましても、この関係の地権者の方々の御賛同を得なければなかなか難しいものであります。もうこれは、あれだけ今運動をいただいてますから、恐らくそこについては問題なかろうと思いますが、そういったいろんな、もろもろの今申しました課題も含めて考えていかなければならないと思います。

 なかなか向こうは、ある意味ではこういった産業廃棄物の処理場、今まで事例として経験をしたことのある一つの集団を持っておりますので、なかなか動きも巧みでございます。そういった意味で、私どもも今役所内にそういったプロジェクトチームを置きましたということは、議員も御指摘をいただきましたが、そしてそれと同時に、やはり専門集団であります法律事務所の知恵も借りながら、このあるいは行政機関、他の機関とも連携をとりながら、十分知恵を絞っていきたい。とにかく、これは手をこまねいているわけにはいかないわけでありますから、できるだけ早期にこの対応をしていかなければならないと思うわけであります。

 いよいよ決定、万が一、不幸にもっていいますか、いろんな努力をしたにもかかわらず、そういったときには、差し止め訴訟、こういったことも最後の手段としては考えてますが、そういったことにならないように、そういうのが我々の立場であろう。こういうふうに思うわけであります。いろんな形で、今全国で同じような問題を議論をしている、多くの自治体があります。そういう中で、他地の産業廃棄物、そういった対応を学ぶためにもですね、全国産廃問題市町村連絡会っていうのがございまして、同じような問題で悩んでいる自治体たくさんありまして、その連絡会に一応加盟したところでございます。各市町村で対応し、どのような場合に失敗をしたのか、どのような場合に成功をしたのか、こういったようなことをですね、自治体の立場からひとつ学んでいきたい、このように思っているところであります。

 いろんな形で、まだまだ詰めきってない部分もたくさんございますけれども、議会におかれましても、こういう形で決議をされていますし、先般のそういった運動展開の場面に、議員の皆さんも大勢御参加をいただいております。何とかして、市民一丸となって、行政も議会もそして水と命を守る会、そういった28団体の皆さんとともに、力を合わせていきたいと思います。

 十分な詳細までお答えできませんけれども、とにかく今、冒頭議員がおっしゃったように、向こうが本気なら、それ以上の本気を持って臨むこと。そして、最後に考えてみれば、みんなが反対してるのになぜできるんだ。これは自治の一番根源ではないということでありますから、そういうようなことに力を、大いに自治の力というものを示してもらいたいし、示していきたい、こういうふうに思うわけであります。

 ぜひ引き続きまして、いろんな大井地区の情報等ございましたら、また御連絡をいただきますように、広くアンテナを張って情報を集め、そしてこのいろんな詳細、こちらも対応を考えていく。こういうことであろうと思います。タイミングを失ってしまいますと、大変なことになる。そういうことも十分承知しておりますので、どうぞまた議員におかれましても、よろしくお願いしたいと思います。

 それから2番目の、観光の問題であります。一つは観光戦略5か年計画について、今いろいろお話をいただいたところでございます。この観光戦略については、いろんな角度からその萩の観光が失われた10年、ちょうどバブルがはじけまして以降、萩の観光もかなり影響を受けてきました。そういう中で、戦略的な立場から施策を展開していこう。まあこういうことで、観光戦略5か年計画を、これは合併前でございますが、立てたところであります。

 観光戦略の概況はどうなっているのか、結果はどうなっているかというまずお尋ねでありますが、重点戦略の項目を五つ立てました。一つは、この萩を体験する萩まちじゅう博物館の推進。今御紹介がございましたように、まちじゅう博物館の拠点施設であります萩博物館も、今御指摘ございましたように、大変な入館者をいただいているわけでございます。いろいろな企画展もやっているわけであります。

 そして、近世の街遺産、城下町のまちなみ、景観保全・活用、こういったことも一つの大きな柱立てにしまして、その中で、実は世界遺産を目指す近世の都市遺産ということで、今そういったこともやっているところでございます。今年の年末に、再度暫定リストの掲載が決まるかどうか、一つの大きな勝負でありますが、そういった方向でも頑張っているところでございます。

 賑わい観光創出のための商店街の整理。御成道の駐車場、こういったことも一応いろんな議論をいただきましたが、完成をいたしまして、この御成道、田町の再生、こういったことで今頑張っていただいているところであります。そしてこの運動は、全く民間の運動っていう形で、株式会社御成道という形で、今具体的な動きが始まろうとしているわけであります。いろんな派生効果といいますか、そういった意味での本格的な動きも、今出ようとしているわけであります。

 そしてまた同じ中で、自然体験やいやし観光のためのルート、こういった虎ヶ崎のいろんな工事もこの中に入っておりましたが、そういったものも一応完成しております。その中で、長門峡の活用というのが一つの柱立てになっていたかと思いますが、このあたりは今から時間はかかりますけれども、この一つの大きな広域観光を含めた中での位置づけを考えているところであります。

 水の都という面もある。その面をアピールするための、萩八景遊覧船も16年度から始まりましたが、この今御指摘ございましたように、約5万近い乗船者が得られているわけであります。そういうふうな重点戦略の一の、萩まちじゅう博物館の推進というもの。

 重点の2番目は、萩ブランドの発信強化。ちょうどその当時は萩開府400年という話でありました。萩開府でいろいろな事業を展開しました。そしてその中で、いろんな施設、例えば久保田家とか郡司鋳造所とか旧藩校明倫館の正門、あるいは北の総門、いろんなものを整備を行う中にうたってきたわけであります。それも、それぞれ一応完成をみているわけであります。そしてこのイベント等も、かなり開府400年で事業展開をしてきたところであります。

 そして、萩の発信力を高めるための、萩物語シリーズの関係も、一応現段階で14冊、今発行しているとろでございます。こういったことも、かなりいろんな意味での発信力を高める効果をもたらしていると思います。

 そしてまた、情報発信を各都市部でやっていこう。必ず各地区でやるときは、市長自ら出て行こう。あるいは観光協会の会長も行こう。こういうことで、山口県内では、両者そろってっていうのはめったにないわけでありますが、そういう努力も重ねてまいりました。

 そしてこの道の駅、こういったものも他市にはない、萩には六つの道の駅がある。こんなに道の駅があるところはないわけでありますから、そういった道の駅で直販体制をとっていく。観光客に喜ばれる直販体制。こういうこともやっているわけであります。

 そして、この情報発信関係。これは萩市の公式サイトを持っておりましたが、今回ホームページも新たにしたわけであります。

 そして5番目に、ロケ地支援隊フィルムコミッションについては、まさに長州ファイブでその一番の効果があらわれたんではないかと、こういうふうに思います。このフィルムコミッションも、フランス国営放送のテレビも実は入っておる。このNHKだけでも実は、今から三つほどかなりの規模のものがあります。7月7日にはこの新日本紀行で、かつてのもの、これが現在萩はどうなっているか。こういう放映もございます。6月28日には、昼時の番組で、浜崎の伝建地区の紹介をしていただく。こういうようなこともございます。こういったフィルムコミッションも、体制もかなり整ってきている。こういうふうに思っているところでございます。

 重点事項の3番目であります、萩への交通アクセス整備、身近な観光の実現。こういったことについては、交通アクセスは、いろんな課題が残っています。まだまだ、萩小郡、まだ御指摘のとおりであります。しかし、萩の入ってくる道路、262のバイパスの関係はいよいよこの3月に開通いたしました。そして、昨年の10月7日には萩川上線の開通になりました。いろんな意味で、この戦略5か年計画の中にうたったことのすべてではございませんが、かなり部分としてはそれぞれ完成を見ているところでございます。

 それから、タウントレイルの整備、こういったことであります。今遊歩道の整備も、例えばこの明治維新の里、松本村、こういったところの遊歩道の整備とか、外堀の整備、これはまだ完成しておりませんが、そういったところに今力を入れておるとこであります。

 そしてまた、広域連携による異種異ルート。萩、津和野、益田の回廊という形でいろんなものがありますが、その途中にあります、例えばハピネス福栄、これは柴福の隠れキリシタンの里、こういったところ。これは今から整備とか、詳細なものは今から整備をしていくわけでありますが、いずれにいたしましても、かなりいろんな形での、隠れキリシタンをテーマとする観光団が入ってきてるわけであります。そして、長門路の観光連絡協議会、このあたりも、須佐や田万川、こういったところも含めて、今広域連携による周遊ルート、こういったことも議論をしてるところであります。

 戦略の4であります、萩のおもてなしを実践する受け入れ態勢。こういったことについても、おもてなしの教育の実践、こういった中で、まず萩のことを知ろう、こういうことで、萩ものしり博士検定、これも非常に好評を博しておりますが、そういう努力もしてきたところでございます。

 そしてまた、文化財施設、例えば木戸孝允の旧宅、青木周弼の旧宅、こういったものも一元管理をしていこう。しっかりした考え方に基づいてやっていこうっていうこともやってまいりました。

 観光ボランティア関係についても、協会を統一いたしました。

 そしてふれあい交流観光プログラムの充実。いろんな形で今体験型の萩焼のろくろ、あるいはオープンガーデン、あるいは萩ガラス、こういったものもいろいろ展開をしているところであります。

 宿泊施設サービスの改善。これは温泉の施設の改善。これは議会にもお認めをいただきまして、固定資産税の減免という、言うなれば、財政上は大変本当はとりがたいものでありますが、そういったものもお認めいただきまして、5年間、この市内の旅館、ホテルの施設改善に当たっていただいたわけであります。これがちょうど今年の冬、いろんな意味で、温泉の市が泉源を掘りまして、そして給湯して各ホテル、旅館に配湯しているわけでありますが、そういった関係と、あるいは自己努力で泉源を掘られたところ、こういったところが、まさにいろんな意味で効果を出しつつあるといいますか、冬の観光、萩の温泉郷ということで、大変なじゃらんの今年の、今教えてもらったんですが、今年行ってみたい観光地の2番目にですね、萩の温泉郷、こういうふうになっている。これは中四国の範囲だろうと思いますが。そういうこともございます。

 そして、食の文化によるもてなし。こういったことも、真フグの例えばあれだけのキャンペーンをやりました。食の関係についても、随分農水関係のいろんな関係者の方々、事業者の方々、御努力をいただきました。大変な今ブランド化の推進をやってるわけであります。萩スイカ、たまげなす。こういったものからですね始まりまして、いろんな農産関係、あるいは瀬つきアジ、剣先イカ、特に須佐の男命いか、こういったようなことが、随分ブランド商品として通るようになってまいりました。今後課題は、トマト、あるいは平山台の小川の桃とか、ああいう果樹の関係、こういったものが、まだもう少し今から力を入れていかなければならない分野だと思います。いろんなものがあります。

 あとは夜間観光、こういったこともテーマに掲げていますが、これはまだかなり課題として残っているわけであります。

 いろんなことを項目でうたっていますが、一つずつ挙げますと、大変な時間がかかりますが、それぞれの項目ごとに、かなりの実は努力をそれぞれの観光団体といいますか、事業者、行政も含めて努力をしています。

 5番目の戦略は、実行ある事業推進組織の確立ということであります。この観光戦略の推進協議会の組織化をした。観光協会も人身を一身されまして、大変機動力のある観光協会、こういうふうになっていただいております。旅館共同組合も、昨年は着物ウィークin萩っていうですね、今までにない発想をいただきました。事業者の皆さん、あるいは関係の方々が大変御努力をいただいております。今までの萩の観光とかなりかわってきたのかな。

 そういった成果が、もろもろの成果が傾向としてはなかなかですね、今観光は例えば、この山口県観光もですね、湯田も湯本も宿泊客は減ってるわけでありますから、その中で、一人18年萩がふえました。そういったようなこともですね、大変厳しい状況下にある中での話だっていうことであります。議員は、このまさに5か年戦略、当初の計画に比べれば減ってるではないかという話でありました。この5か年戦略の中で議論をしましたときに、観光客を20%ふやすとこういうことを、実は数字で入れております。私は反対いたしました。なぜ反対したかと言うと、なぜ20%ふえるかという説明がないではないかと。20%ふえるというんであったら、かくかくしかじかの理由でふえていく、そういった積み上げをすべきだと。

 私は戦略の目標数を上げることを反対しているわけでは決してありません。やるならば、責任を持ってやらなくちゃいけない。だから基本的にはですね、そういったものを積み上げていく。例えば、温泉をこういうふうな改善をすることによって何%上がる。あるいは修学旅行が、こういう形で努力をしてるから、これで何%上がる。こういったこと。そういうものではなくて、総づかみで20%、こういった数字は非常に危険である。こういう話をしたわけであります。決して、目標値を定めることについて異論を言っているわけではありません。

 特に、この観光戦略を打ち立てたときは、日本の経済状態は非常に悪かったわけでありまして、どんどん減っていく。観光客が、あるいはそのころはそろそろ景気もっていう話もございました。しかし、今になってもなおですね、都市と地方の格差があります。豊かな人と何となくリストラにあった人たち。こういうふうな構図ができてしまった中で、なかなか観光もですね、今までとは違ったような団体の観光客が減ってきた。やっぱりマイカーで来る個人の観光客だ、こういう話でありますから、そういう中で、数字の問題というのは非常に難しい。ただし、最近ずっと減少続けたもの、宿泊客、観光客、ともにふえたということ、ぜひ一つ御評価をいただきたい。ただそれは、議員が言われるように、20%増というふうに見通した当初の戦略から言うとおかしいじゃないか、減ってるじゃないかって言われれば、そのとおりであります。減ったんであります。だから、そういう何の根拠もない数字はやめるべきだ。

 実は5か年計画、今こういうふうに言いましたけれど、将来展望の人口推計はですね、同じようにやったんでありますが、これもですね、ちゃんとした積み上げをやっていこう。単に漠たる推計ではなくて、やはりこれだけ少子化になって、これだけ若い人が出ていったら、5年先どうなるのか、10年先どうなるかっていうのは、ちゃんとした自信を持った推計をやるんだ。単にモデルを使って簡単にやるんではなくて、萩の特色っていいますか、若い人たちが出ていくということを織り込んだ推計をしないとだめだと、こう言っているわけであります。したがって、目標値を設定することに異論を言っているわけではなくて、目標値を設定するための努力をですね、積算努力を、推計努力をしっかりやるべきだ。そしてそれをやった上で、評価をっていう話でありますんで、そういった意味での目標値を定めることに、異論を唱えているわけでは決してございません。意のあるところ、ぜひ御理解をいただきたいと思うわけでございます。

 ちょっと長くなって恐縮ですが、観光戦略は話せば長くなる。それぐらい力を入れて各団体の皆さんも、行政もいろいろ努力をしてきたということを言いたいわけであります。

 最後に産業観光のことを言われています。これはまさに今指摘がありましたように、新しい分野でありまして、一つは今までは産業観光といいますと、トヨタの自動車工場、マツダの自動車工場、こういったものに相場が決まっておりました。

 産業観光の概念の中に、そういったものだけではなくて、今議員が御指摘がありましたように、産業遺産といいますいろんなもの。かつて伝統産業、こういったものもあったわけです。そして産業遺産、近代の産業遺産。今私どもが世界遺産を目指しております一つの分野は、近代の産業遺産、こういうことであります。こういった分野がですね、かなり欧州でアイアンブリッジっていうですね、イギリスのかつての産業革命の一番元祖みたいなところですね。その鉄の橋が、何か今観光のですね大変ブームの対象になっている。こういう話であります。そういうふうな今までは考えられないようなところ。例えば、今の歴史の観光といいますと、雅な一つの歴史の姿とかですね、まあいろんなものもあったわけであります。こういったことが対象となりますけれども、今そういった産業分野に着目した、新しい観光も生まれている。こういうことであります。

 実は萩としましても、萩の観光は要するにある意味では、明治維新とか近世の都市遺産とか、まちなみが残っているところでありますが、それとあわせまして、窯業という萩焼、これは産業観光なんですね。そして例えば、古い酒蔵や、酒の技術、これも酒の醸造技術であります。これも産業観光。そういったことから言いますと、今萩地区の本来の主産業は何かと言いますと、第一次産業であります。第一次産業という観点の観光は何かというと、議員がかねがねおっしゃっているように、ブルーツーリズム、あるいはグリーンツーリズム。要は、水産業や農業、こういったものを観光の素材にしていこう。むつみ地区ではですね、ずっと大阪の桜宮中学校と交流をされている。桜宮中学校、毎年来られますが、まさに農業という産業ですね。一次産業に着目した一つのツーリズム。

 まあ水産業の方は、例えばイカのああいうような、機械でイカを集める、そういったような釣りの現場をですね、何か観光の対象にならないかと、菊ヶ浜では今地引網がやられていますけれども、そういったようなほんの一部分を紹介するような形でありますが、他地のように魚市場を朝観光する。ものを買う。こういったことも今あらわれています。

 決して産業といった場合に、都市におきます、この世界の先端を行く産業技術を見せるというだけではなくて、この地方にありましては、第一次産業のそういった姿を見せる。そういった観光も今後考えていかなければならないと思うわけであります。

 夏みかんの栽培の元祖であります萩。夏みかんの加工をした現場に観光客を入れる。そういう努力をされている事業者もいらっしゃいますし、かつて萩でつくられておった萩ガラス。こういったものを復元して、その萩ガラスの製造、こういったことを観光の素材にしている。そういう事業者もいらっしゃるわけであります。

 水産加工物のかまぼこの現場、そういったことも今までは観光の対象になると思わなかったけど、それは買い物の対象になる。そういったものを今見せるという形になっている。そういうふうな意味で、ぜひ議員が御指摘がございましたように、観光産業というものも、新しい視点として入れるべきだということで、御指摘がありましたが、まさにそういったこともそろそろ始めているわけであります。ぜひ御理解をいただきたいと思うわけであります。

 いろんな意味で、今各地で産業遺産ということで努力をいただいております。まあその、私どももいろんな形でその観光について、常にその世の中の動きがかわってまいりますし、そういったものをちゃんと受け入れて対応していかなければならないと思います。

 きょう実は、日刊紙の一面を使って、日本一の小京都というこういうふうな記事がありました。そういう小京都の1万5,000のアンケートをとりましたら、1位はどこだったか。これ、実は残念ながら金沢だったんですね。第2位はこの萩市であります。萩市は日本の小京都の中のナンバー2にですね、ランクされたんです。どこが小京都だと言われる方もあるかもしれません。やっぱり小京都の雰囲気を持っている。そうやってアンケートをとるとですね、全国アンケートになるとですね、この萩が小京都になる。一面を使って残念ながら、その一面を使った写真と表現は全部金沢でありましたが、2位っていう字はちゃんと大きく、でかく書いてありました。3位はちなみに飛騨高山でありました。

 こういうようなことで、そういったいろんな意味での発信力っていいますか、いろんなまちなみ整備とか、いろんな努力をしておりますが、一番大事なことは、萩しかないもの、萩が宝物にしていること、これを観光の基軸にするということであります。ものまねではなくて、萩にしかないもの、たくさんある。それを生かしきってない。萩の宝物、生かしきってない。これを今からどうやっていくか。こういったことが、萩の観光の一番大きなテーマだろうとこういうふうに思いますんで、ぜひ御理解をいただきますように、よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 23番、藤田議員。





◆23番(藤田克弘君) 1点目の産廃の問題ですけれども、この問題は市長さんの方もおっしゃっております、そもそもゴルフ場建設をやめて産廃をということがありますから、土台、スタートが間違っておるわけです。したがいまして、その基本のところをちゃんと県の方が押さえておれば、その許可が与えられるはずがないというふうに、私個人としては思っております。したがって、そこをしっかり県の方にアピールして、絶対認可されないように、そういった運動をすべきであると思います。

 それと、5月の21日、30日にそれぞれ水と命を守る会、それと関係地区の代表の方連名で業者の方に、計画の撤回を求める文章を出しておられると聞いておりますけれども、それに対する回答があったかどうか、その辺のところを、もし市の方としてつかんでいらっしゃれば、お聞かせいただきたいというふうに思います。

 先ほど言いましたようにゴルフ場にする、それを行き詰まって産廃の方にっていうような手法が用いられるのであれば、全国どこでも簡単にできる。したがって、そういうことが認められる社会であっては、仕組みであってはならないというふうに思っておりますので、重なった形になりますけれども、ぜひそのところをついていただきたいと思います。

 それと2点目の、観光関連のことですけれども、いろいろやっていらっしゃることは承知しております。したがいまして、結果を、その数字をどうとかいうことではありません。その結果どのようになったかということを、冷静に分析して、それをこれからの萩の観光戦略にする。

 先ほど市長さんもおっしゃっておりました、萩しかないもの、これをそのまだ生かしきってないんじゃないか。私もそう思います。そういったものを、何がじゃあ萩しかないものとしてあるのか。そういったものを出して、それからじゃあ、それのことについてどういう戦略を立てていくか。一本だけじゃないと思うんですね。そのいろんな方向があろうと思います。いろんなメニューがあろうと思います。そのメニューを提供できればできるほど、そのお客さんの考え方、多様になっておりますから、それぞれの方に提供できると思いますので、そこら辺のところもしっかり分析してこれからの観光戦略に生かしていただきたいというふうに思います。

 以上で終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 2回目の御質問で、ゴルフ場の関係といいますか、産廃の関係であります。

 本来、ゴルフ場として申請したものが、こういう形で認められる。それは許可が与えられるはずはない。認可が与えられるはずはない。まさにそのとおりでありまして、当初、これは文書にはないんでありますが、向こう側の責任者が言ったということは伝聞で聞いておりますけれども、実はゴルフ場の中のくぼ地があって、そこを埋めるんだと。埋めた後にゴルフ場をつくるんだと、こういう強弁されていますね。

 そんなことはできるはずはない。なぜかというと、今のゴルフ場の、産廃場の規模は、少なくとも今大井の一般廃棄物処理場の10倍の規模であります。10倍の規模というのは、山口県最大の規模でありますから、そんな最大の規模のですね埋立処分場をつくっておいて、そこの上にゴルフ場なんてできるわけがない。確かに夢の島という、東京都あります。それは埋立処分場の跡にですね、立派なゴルフ場をつくった。臭いはしません。だけど、そういうことの内容とは違うんです。産業廃棄物処理場です。一般廃棄物と違う。だからそういったようなことを、こと細かに今から論点としていかなければいけないわけであります。

 今、文書回答を求めたその回答はどうなっているかという話は、文書発出者が水と命の会でありますので、私は今ちょっとどうなっているか、担当がもし知っていればお答えをさせていただきたいと思います。

 もう一つ3点目の、いろんな意味でこういった手法が通るんだったら、簡単にできるじゃないか。そのとおりでありまして、だから先ほど言いましたように、農地とか林地、こういったものの転用申請は、ゴルフ場をつくるということで審査されたわけですから、そういったあたりが一体どうなってるんだろう。それがこういったですね、産廃だといったときに、どういうふうになるんだという、行政手続的なことで阻止できないかとか、この土地の契約をですね、無効ならしめることはできないか。こういうようなこと。しかしその場合も、そういうその手続きの話はもちろん、私どももいろいろ努力をしますけれども。

 最終的に契約の撤回をですね求める。だから、契約の不履行というですね、一つのもの。ゴルフ場はできないじゃないか。ゴルフ場以外に産廃はできた。こういったことについては、その権利の主体はこの土地の所有者になるということですから、そのあたりを今いろいろ法律事務所と詰めているわけであります。

 そういうようなこと。もろもろのこと。できることすべてですね、考えられることすべて、こういったことを今議論しております。なかなかですね、こういうものは敵もさるものという感じで、大変いろいろ工夫をされているようであります。そういったものについて、どういうふうなことができるのか。なお全力を挙げて対応を考えていきたいと思うわけであります。

 2番目の、観光の問題でありますけれども、係数の話、さっき言いましたようになかなか難しい。まあしかし、何とかですね、そういった目標値を定めていくということは必要だと思います。なぜ、特にあの時期のことを言いましたかといいますと、実は観光というのは一番大きな説明変遷っていいますか、原因となるものは、所得なんであります。景気の動向に左右されます。まあそうしたときに、あの観光戦略5か年計画をつくったときに、今から5年先、一体どうなるかっていうのは、誰もわからないんですね。また、デフレが発生するんではないかとか、インフレの懸念に変わるようなこと、あの時点ではなかなかわからなかったんであります。そういうようなことも含めてですね、なかなか推計をするというのは難しいということであります。

 今、議員から地元にあるもの、宝物、そういったものを生かしきっていくべきだろう。これを御指摘をいただきました。まさにそういった中で、例えば、再来年、松陰先生の没後150年を迎えまして、松下村塾、松陰神社では宝物館というような、資料館をつくられます。今まで松下村塾に行きましても、どういうふうな歴史的な事実があったのかということすらもわからない。なかなかガイドの皆さんの説明を頼りにするだけでありましたが、そういったものが新たにできる。

 そしてまた、長州ファイブという映画が契機になりましたが、近世の、近代の日本の礎を築いたこの萩の若者たち、あるいは山口県の若者たち、こういったことをぜひ萩の皆さんもしっかり知ってほしいし、次代を担う子供たちにも、せめて郷土のことはしっかり学んでほしい、こういう思いであります。

 そういうふうなこと等、そしてまた、今後の観光の一つの大きな課題は、この萩には海の幸、山の幸、水産のまちであり、また第一次産業のですね後背地には、すばらしいいろんな農産物がたくさんあるわけであります。そういった食材を生かした一つの観光。こういったことが、今まさに始まったと、こういうふうに言ってもいいかと思うんですが、そういう努力を関係者がされていますので、そういった意味での今から努力を続けていくことだろうというふうに思います。

 いろいろ課題はたくさんございますが、議員御指摘のとおりの分、まさにしっかりやらせていただきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 市民部長。





◎市民部長(伊藤富之君) 羽賀台産業廃棄物最終処分場計画の撤回についてということで、5月21日に、萩・福栄水と命を守る会から萩山一商事の方に文書を出しておられます。それから、5月30日には羽賀台周辺の8地区の代表者の方が、同じく撤回を求める文書を出しておられますが、萩山一商事の方からは、この文書に対しての回答はないようでございます。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 藤田議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午前11時00分休憩

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     午前11時13分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位2番、江原議員。7番、江原議員。

  〔7番 江原任子君登壇〕





◆7番(江原任子君) 通告に従いまして順次質問させていただきます。

 初めに、福祉行政の子育て支援策ファミリーサポートセンターの現状と今後の対応についてお伺いいたします。

 ファミリーサポートセンターは育児の援助を依頼する人と、その依頼にこたえ、育児支援をする人との相互援助会員組織により運営されている事業です。このファミリーサポートセンターについては、厚生労働省の少子化対策の一環としての事業であり、平成14年、12月議会において質問し、野村市長の御英断により県下でいち早く取り組まれ、翌年7月から開設され今日に至っております。

 依頼会員から援助会員に支払われる報酬についても、平日17時から19時までは1時間600円。土日祝祭日、夜間は700円でそれぞれ300円が市から助成されております。先進的な取り組みに誘発され、その後県下に推進され、現在10市で開設されております。

 報酬の面では、公明党の女性議員の訴えにより、前向きに検討中の市もありますが、現時点では萩市と柳井市の2市のみで、この実態からも、ファミリーサポートセンターの設置に奔走された方々の熱意に即座にこたえてくださった市長に、今さらながら、感謝の思いでいっぱいです。

 こうした経過を踏まえ、依頼者の利用料金の負担増について2点お尋ねいたします。

 まず1点目でございますが、開設当初を振り返れば、民間レベルの推進活動で、署名簿を添付し、ファミリーサポートセンター設置要望書を提出され実現した開設当初からの活動実績を見ますと、依頼会員、援助会員と、依頼と援助も兼ねる会員の総数では、開設当初の平成15年度はわずか181人が、16年度は84人増の265人に。17年度が、112人増の377人。18年度が83人増の460人と合併後の大幅増となっております。

 また、会員の活動内容、活動回数について、概況を申しますと、活動内容には主なものを挙げると、保育園や福祉施設への送迎。学校登校前の預かり送迎。保育終了後や学校の放課後及び児童クラブ終了後の預かり。冠婚葬祭や他の子供の学校行事の際の預かり。保護者の買い物や短時間労働の就労の場合の預かり等々があり、育児に専念する共働き家庭の若い夫婦や専業主婦への子育てに温かい手を差し伸べ、力強い支援活動が実施されているファミリーサポートセンター事業は、子育て中の方々の大きな支えとなっております。

 活動回数は、平成15年度の312回が、16年度には、937増の1,249回に。17年度が568増の1,817回に。18年度が677増の2,494回と、やはり合併後の大幅増となっております。

 当初は事業運営が危ぶまれてスタートされましたが、それも一掃されました。支援を依頼する場合の経費は、平成18年度までは、依頼者から援助者へ1時間単位で直接支払う600円の内、後日、市から助成金として依頼者の口座に振り込まれる報酬300円が、19年度より100円減額され200円となりました。しかも、変更通知もおくれ、行政の意図が汲めないと会員の方々の苦言です。

 担当への知らせもおくれていた状態で、複数の子供を抱え、利用回数の多い方々にとっては大きな痛手で、何とか元に復していただけないものでしょうか。

 その後も、地道に拡大に向け、会員相互の連携を深めつつ活動する関係者の努力を思うと、何ともむなしく、ぜひとも善処いただきたいと存じます。

 最近の少子化の現状を見ますと、平成18年度末人口動態による特殊出生率。女性が一生に生む子供の数は国が1.3に。山口県、1.40と全国16位となっております。

 萩市の出生状況をみますと、平成18年度の妊婦は369人で、出生362人。住民登録上では、平成17年度の出生数は375人。18年度が343人と32人の減少となっております。このような減少傾向からも子供を生み育てやすい環境づくりとして、精神的肉体的な負担を軽減する育児支援の一層の推進が望まれるところです。

 ファミリーサポートセンター事業が合併後も広範囲な地域を有し、地理的条件、格差等を克服し、活動拠点も充実。会員の増員も図られ定着してきた理由として、サブリーダーとサブリーダーとの電話による情報交換と、会員相互の連絡システムが行き届いていることです。

 そして、何より会員になれば、自動的に依頼子供傷害保険、賠償責任保険、サービス提供会員外傷障害保険の3種の保険に加入することとなり、安心して預け預かるシステムができていることです。子育て中の若い世代同士の交流から、世代を越えて高齢の方々まで支援の輪が広がり、遠隔地に住む子育て中の子供や孫との接見がままならない方々、元気な高齢の方々の癒しと生きがい対策にも通じ、少子化への歯止めとなるこの事業のより満足のいく支援策として、経費負担増を強いることなく、維持することが何より肝要と考えます。

 次に2点目の予算的に補え得る視点からお尋ねいたします。

 厚生労働省では、少子化対策事業費への地方交付税を拡充し、19年度予算には、18年度予算の2倍、約700億円とする方針を発表されました。その対象は、胎児や母親の健康状態を診断する妊婦健診について、全額を国の負担でまかなう無料健診回数を、現在の原則2回から5回以上に拡大することとし、都道府県の母子保健担当者に対し、通知されたところです。地方交付税措置において、妊婦健診を含む、地域の子育て支援のための措置として総額で示されており、自治体の実状に応じて、検討いただきたいとし、必ずしも妊婦健診のみと限定されたものではないとのことでした。

 妊婦健診では、胎児の超音波検査や妊婦の内診、血液検査などを定期的に行い、出産までの受診回数は平均14回に上り、出産世帯の負担軽減が課題となっております。そのための措置でございました。

 あと、るる申し上げようと思いましたが、血液検査や、また費用等については、地方的に誤差がありますので省かせていただきます。

 萩市では、この妊婦健診については、過去3回から5回、合併後6回と少子化対策として常に県下において、先進的に取り組まれ、国の制度の倍以上の補助がなされてきたことに深甚なる敬意を表し、感謝申し上げます。その上での、まことに申しづらいことですが、あえて進言しますと、無料健診回数増による地方交付税に予期せぬ増額配分がなされることから、少なくとも健診3回分の費用負担の埋め合わせが可能となり、単市の負担が軽減されるのではないでしょうか。したがって、特にファミリーサポートセンターに依存し、定時に帰れない場合や、病人や高齢者を抱えながら、出費も多く、複数の子育てに懸命に努める若い世代の方々への費用軽減を図る措置を講じていただきたく、前向きに現規定を改正いただきたいものです。

 重ね重ね市長の御英断による先進的取り組みを願い、まことに心中つらいものがありますが、ぜひとも善処いただきたく、御所見をお尋ねいたします。

 最後に、このファミリーサポートセンターの依頼会員、援助会員と要請とのシステム改善についてお伺いいたします。

 支援活動に対する報酬の支払いについて、依頼会員から援助会員に1時間昼間600円、休日夜間700円に預かり時間をかけたものが支払われ、後日1カ月分をまとめて市より現行では、1時間200円に活動時間をかけた額が依頼人の口座に振り込まれる仕組みとなっております。これを依頼人本人が支払う額のみ手渡すこととし、市より残額の200円を援助会員の口座へ振り込む方法はとれませんか。この方法は、福岡県筑後市ファミリーサポートセンターで既に実施されております。月に一度計算し、振り込まれる手間にはかわりがなく、依頼人の当初の支払額も少なくて済み、ぜひ実施いただきたいものです。市長の御所見をお伺いいたします。

 2点目の環境衛生福祉行政の厚生年金ウェルハートピア萩の存続についてお尋ねいたします。

 厚生省の公益法人の管轄化にあった厚生年金指月荘は昭和48年に設立され、その後平成10年に建て替えられ、厚生年金事業新公団に移管され、厚生年金ウェルハートピア萩と名称を変更され、今日に至っております。

 御高承のとおり、同施設は老松の茂りも美しい菊ヶ浜に面し、沈み行く夕日とたそがれに染まる水平線の眺望は格別で、幾度となく癒しを求め訪れる逗留客にも満足度の高い風光明媚な土地柄、しかも萩城跡の指月山を有しております。

 隣接の複数のホテル、イベント施設などとの共存共栄の萩市の商工業、観光事業の発展になくてはならない事業体です。

 忘れもしません。平成16年の夏に東浜崎にあった銭湯三光湯が廃業されることとなり、毎日の入湯に不便をきたす方々への救済措置として、銭湯並みの料金で利用できる浴場の整備を訴えたところ、萩市長の厚生労働省への迅速な働きかけにより、銭湯廃止後2週間足らずで、ウェルハートピア萩の温泉を利用できるよう手配いただきました。

 川上や奈古地域の温泉に行く足となる車もなく、仕事を終えて一汗流すにも、夜のホテルの温泉利用は割に合わず、困惑状態の銭湯利用者はもちろんのこと、事情により廃業した三光湯の経営者も思いもよらない進展に救われる思いで、大変喜び感謝され感激ひとしおでした。朝9時から夜9時まで、広く一般市民に利用料金も400円で銭湯並みに温泉を開放していただき、今では単に仕事を終え、一日の疲れを癒す銭湯の常連さんのみならず、出張で夫不在の主婦から、美容と健康、疲労回復のため病後の養生のためと入湯主体の客は年間約6万人で、同時にホテルや会議室、レストランと多くの市民に愛され親しまれ利用されております。

 折しも、厚生年金資金等のホテルや福祉施設建設への不当な流用に厳しい追求がなされ、平成22年までの時限立法で、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構が設置され、厚生年金福祉施設等の廃止や譲渡の業務が行われることとされています。山陰地方のなじみの施設もこの譲渡がほぼ確定したと知り、先行きを案じ、ウェルハートピア萩の有料老人ホームの入居者の方には動揺が起きているのは否めませんが、終身長期的入居者に対しては、機能を維持することを譲渡要件に示されるとのことで安心いたしました。もっとも懸念されるのが温泉利用のことです。現在の萩指月温泉は、いわゆる塩湯と称され、カルシュウム、ナトリウムの塩化物温泉で、精神、神経痛、筋肉痛、関節痛等15種類に及ぶ症状に効能があり、その症状は老若男女だれにも該当しうる効き目の多い温泉といえます。

 浴槽にはジェットバス、バイブラー、気泡、流し湯での打たせ湯、ボディシャワー、サウナと利用でき、力仕事を終えた人は疲れが一気に回復でき、ありがたいとしみじみと湯上りのほてりを冷ましながら感謝の思いを語られていました。

 ホテル関係者に入浴者が多く、宿泊客が疎まれるのではないかと尋ねましたら、閑散とするより人が多い方が活気があって悪い印象は与えていないとのことでした。

 非保険者の宿泊は高くなりますが、このように温泉の機能のよさで帳消しとなります。

 ハートピアの事業は多彩にありますが、主に温泉事業の事柄についてお尋ねいたしますが、市内外からの多くの人たちに愛され親しまれているウェルハートピア萩の現状維持、存続を強く願う声も多くきかれるところから、平成22年9月までに確実に譲渡の形で整理されるのは必定であり、その場合萩市への事前協議もされるとのことですが、一日も早く情報をキャッチいただき、一般競争入札への取り組みに積極的働きかけを願いたいと存じます。商工会議所や有識者などで協議をいただくなど、現状のまま経営を引き継ぎ、萩市民のみならず全国から訪れる観光客や有料老人ホーム入居希望者の方々のため、そして何より市民の健康増進、健康管理衛生上から現在の機能維持と、経営形態存続を条件に行政として、積極的な働きかけをお願いしたいと思うものです。

 市長の御所見をお尋ねいたしまして、初めの質問を終わらせていただきます。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 江原議員から大きく2点のお尋ねをいただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 まず福祉行政ということでありますが、子育て支援ファミリーサポートセンターの取り扱いであります。まあ本件は冒頭お話ございましたように、この萩市は県内でもかなり先駆的な取り組みをしてきたという実績を持っているかと思います。そしてまた現在でも他市に比べますと、県内でたしか4番目ぐらいの規模でこの会員の皆さんの大変熱心なこの事業展開が行われている、このようにも聞いておるところでございます。今、具体的な計数は議員から御紹介がございました。

 この中で実は萩のファミリーサポートセンター大変いろいろな特色を持っておりまして、子育てに対する相談や情報提供、こういったものもですね大変積極的に展開をされております。そしてまた、子育て支援の拠点機能を持っているという県内でも大変珍しいこの存在になっているわけであります。そういう中で、その連絡会議、そういったものも開かれているようであります。すっかり萩市に子育て支援の一つの仕組みとして、システムとして定着をしてきた、このように思います。そういう中でまことに恐縮至極でございますが、現下の財政事情、大変厳しいものでありますから、今、市が負担して支援をしておりました300円の助成金、1件あたりのものでありますが、これを200円にするということであります。これをこの削減をすることによっていろんな議論がございましたけれども、今、県内でこういうふうな市独自の支援をしているのは柳井と萩だけでございまして、同じように300円を支援をしていたわけです。他市にはこのような支援措置はございません。こういうようなこともございまして、一方で萩はこの一時保育、あるいはこの休日保育等まあ特別保育事業の展開も他市に比べますと大変多様なものをやってきております。そしてまた保育園の同時入所の場合、二人目は保育料を無料とする、これも県内では確かもう一箇所しかないと思いますが、大変保育のいろんな事業に手厚い助成を行ってきているところであります。今回また24時間保育、こういったことも始めたところでございます。そういう中で、今の定着をしてきたこの利用料金、助成の事業につきましては、そういうことで少し減額をさせていただこうとしたわけであります。

 実はこういう補助助成、まあ市が助成をしましたその当初の趣旨は、実は3年連続してこの1,000件に満たなければ補助金がもらえないというこういうことがございましたものですから、そういうようなことでとにかく出発のときは、手厚いこの助成をし、とにかく利用していただこう。こういうのが趣旨であったかと思います。そういうようなことでほぼ安定してきたのでということでありますが、ただ議員御指摘がございましたように、こういった新たに負担を求めるときには、実は再三この議会においても御指摘をいただきましたが、市民の皆さんに新たな負担を求めるときには6カ月前に必ずこの周知を図るとこういうルールをつくっているわけでありますが、今回いろいろ調べますと、議員の今、御指摘をいただきましたとおり、実は十分な連絡がいっていなかったこういうことであります。4月1日からもし始めるのであれば、10月にはですね、そういったものがその内容として伝わるように、もちろんこれは3月定例でお諮りをいたしまして、予算としてお認めをいただいたまあ経緯がございます。しかしながら、その実施についてはもう少しこの先に伸ばすとかそういった工夫が必要であったのかとこういうふうに反省をしているところであります。この市民の皆さんに新たな負担を求める、あるいは負担増を求める、こういったときはこの条例やあるいはいろんな決定についてはその周知の期間を要する、こういうふうなルールをつくってきたところでありますが、今回そういったルールにもとるような取り扱いになりまして、その点はまことに申しわけない気持ちでいっぱいであります。会員の皆さん連絡が大変おくれてしまった、こういうことが今、議員御指摘いただきましたとおりでございますので、この点は会員の皆さんに深くおわびを申し上げたいと思います。

 しかし一方で、その財政負担のこの大変厳しいこの事態でございますので、一部について負担をいただくことになるわけでありますが、全体の保育事業としてぜひ御理解を賜りますようによろしくお願いを申し上げる次第であります。

 いま一つ、その依頼会員と援助会員とのこの関係について直接その援助会員の方に振込みができないか。そして金額そのものを今、200円の助成になりましたが、それを落として、600引く200の400円で初めからその金額設定ができないか。そして手続きもそうできないかとこういう御指摘でございます、お尋ねでございますが、これについてはあくまでも、利用料金とは別に萩市が独自にこの200円の料金引き下げという差分をですね、援助会員に直接お支払いをするのではなくて、依頼会員に直接お払いをするこういうふうな形をとっているわけでございます。これはもし援助会員の方にそういうふうな形でこの資金といいますか、助成金を出すとするならば、今実はあくまでも依頼会員の方からこの申請書を出していただく形になっておりますので、申請書が依頼会員ではなくて援助会員の方から出してもらうことになる。こういうふうな事務手続き上の負担を、本来支援をいただく方の援助会員に、事務負担をかけるということでありますので、そのあたりがいかがなものか、ということであります。そういうようなことで、事務的には現状のまま、依頼会員の利用料金の助成事業ということで進めさせてほしい、こういうふうなこの事務レベルのこの回答になっておるわけであります。今お聞きいたしますと、福岡でそういうふうな事例があるということであります。本当に依頼会員の皆さん、援助会員の皆さんそういった会員の方々が本当にそういう形で理解をされるのであれば、だから援助される方の方に負担を求めることになると、利用される方の方、本来利用される方、受益を受ける方の方にそういう事務負担がということであれば、一つの今までそういう考えにのっているわけでありますが、そのあたりで十分お話し合いをいただき、本当に了解をいただけるのかどうか、聞きますとこれは法令によるものではないようでありますので、そういうふうな福岡の事例ということで今お示しいただきました。そういうふうな合意ケースが得られるのかどうか、事務の流れとしてそういったものがスムーズにいくのかどうか、そういったことだけでありますので、お願いする方に今、申請書を出していただいておりますが、そういうふうな形で援助される方に申請書をという、その提出の負担といいますかそういったものを課すことができるかどうか、そのあたりだと思います。なお、少し勉強させていただきたいと思います。

 そして、2番目に、途中の段階で交付税措置、新たにこの厚生労働省でこの700億円にも上る措置がとられている。そしてこれは妊婦健診の回数を2回から5回。3回増になっている。こういったことで、交付税がふえているというこういうお話であります。

 この関係につきましては、確かに今、政府の方も少子化対策ということでいろいろ事業展開をいただいておりますが、例えば今そのような形で交付税がふえているではないかという御指摘でありますけれども、交付税の考え方は、交付税の中に単位費用というものがあって、単位費用を増加します。こういう話でありますと、単位費用かけるそこには測定単位等という人口を主眼にした一つのものがあるわけでありますけれども、その人口の方は実はかなり萩では減ってきているわけでありますね。そういったようなことでこのまず基準財政需要額はその相当分が確実にふえるということではなくて、人口が減ってきた場合はその部分も減るという、そういう仕組みになっております。それから基準財政需要額と基準財政収入を差し引いたところのものが普通交付税ということになります。こういうふうなことを計算式ちょっといってややこしいことをいって恐縮ではありますが、必ずしもそれがふえたからといって100パーセントふえてくるものではないということを、財政担当者は強く言っておりますので、そのあたりについて、ぜひこれが萩にそのまま萩の割当額がそのままふえてくるとこういうことにはならないということであります。もちろん若干の増は間違いなくあるわけであるわけでありますけれども、そしてまた一つは、妊婦健診については今、議員から御指摘ございましたように、萩の場合はすでにこの6回の分について助成をしております。これは大変この財政が厳しい中ではありますけれども、少子化対策ということで、前からやってきている話であります。これがやっと国が追いついてですね、3回を5回にした。なおまだ1回分は萩が自己負担をしてですね、自治体自身が負担をしてそういうふうな措置をとっておりますので、そういったような状況もございますので、しかも一方で萩市の財政も毎回議会で御指摘をいただきますように大変厳しいものがございます。できる限り新たなこの展開はなかなか難しい、こういうふうな状況にございますので、ぜひ御理解を賜りますように。一方でそういったものを負担を求めなければいけないような状況にございます。これもできる限り、数少ないものにしたい。こういうことでありますが、そういうふうな状況であることをぜひ御理解を賜りますようによろしくお願いをしたいと思います。

 そして2番目には、ウェルハートピア萩の取り扱いの話であります。平成16年9月の定例議会で議員から御指摘をいただきました、萩に公衆浴場がなくなるという大変衝撃的なお話をいただきまて、びっくりいたしました。三光湯が廃業される、一体どうするんだということでありまして、本来都市としましてそういった公衆浴場がなくなるということは、お風呂を持たない方々にとっては大変な問題であります。議員から御指摘をいただきまして、そしてウェルハートピア萩の方の大変な御協賛をいただきまして、もちろん背後にある社会保険庁、厚生労働省の大変理解をいただいたわけであります。今まで5時までしかやっていないものを9時まで延ばそう。萩市民のために延ばそうということでありますから、もう本当に予想していたよりもはるかにですね、好意的に取り扱っていただきました。本当にありがたい限りであります。そういう中で今、公衆浴場の機能を果たしていただいているウェルハートピア萩が今後どうなるかというですね、そのあたりに対して私どもも今、これを見守っているということでありまして、議員御指摘がございましたように先般、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構という、これは厚生労働大臣が定めました5年間の中期目標を達成するために、一つのその機構がですね中期計画を策定しております。これは一つの国の方向、方針でありますので、私どもとしてもどうしようもないわけでありますが、とにかく平成22年9月30日まででその目標を達成をするということであります。ということはどういうことかというと、これらの施設の処分をするということでありますから、これについて処分があったときに、公衆浴場機能をどうするかという話でありますが、私どもとしてはこれはぜひ残してほしいという。この公衆浴場機能、たとえそれが譲渡されるにしてもですね、そういった条件を付してほしい。こういういようなことをお願いをしているところでございます。本来、こういったものの処分にあたっては、地方自治体がそれを引き継ぐということもあるわけでありますが、現下の財政状況、あるいは今後の運営のことを考えてみますとなかなか難しい。特にまた、全国の旅館政治連盟の方からはこの文書がきておりまして、自治体がそういったものを引き継ぐな。これは民業を圧迫だと、こういう話でありますので、なかなかそういったことについても取り上げにくい環境にございます。

 そしてまた、さはさりながら、そういった今言いました機構の方から施設を譲渡する際の参考とするための移行調査、こういったものが行われております。これは実は厚生労働省の方で処理に当たっては、地方公共団体と事前に必ず相談をする。そして、また処理の結果について会計を募る際に情報提供を必ず行う。まあこういうことが表現、この約束事項になっておりますので、今後もそういうふうな形で、具体的な動きがあるときには、相談があると思いますが、今、私どもがその機構に対してものを申しておりますのは、一つはこの公衆浴場としての機能、先ほども申しましたが、健康の湯等を維持することを条件にしてもらいたい。これを意見としていうのがやっとのことだ、とそういうふうなことであります。

 いま一つ有料老人ホームについては、譲渡または廃止する場合には、入居者の新たな生活の場を確保してほしい。こういうふうな要望もあわせしているところであります。そういうようなことで今からどういうふうな事業展開になっていくのか、様子になっていくのかというのは全く油断を許しませんが、今、例えば、有料老人ホームとしての入居者の方は現時点では定員24名に対して12名。半数になっております。しかし、これらの方々の行き先というのがしっかり確保されなければならないとこういうことであります。いずれにいたしましても、そういう状況にございますので、当面は現行用途の位置を条件に業務に当たってほしい、当面はといいますのは、まさにそういった譲渡とかそういった処分が起るまでは、しっかり今の状態のものを続けてほしい、こういうお願いをしております。先ほど、議員からもいろいろ市民にとってみれば、本当に不可欠な今、施設になっております。大変利用状況はいい。

 もう一つはですね、議員は大変、むしろ賑やかでいいというこの話でありましたが、ちょっとマナーが悪いという、こういう御指摘も実はいただいておるのでありまして、これは利用者の方々によそからこられた方々もいらっしゃるので、入浴マナーについては十分気をつけてほしい。これは大変な御配慮をいただいてですね、特段の、措置として行われているもの。だから来られた方々が不快な思いをされることのないように、マナーについては十分一つ御留意いただきたい。こういったことも併せ、お願いをしていきたいと思うわけであります。いずれにいたしましても、これも萩市にとっては大変大きな問題であります。16年9月定例議会でお話をいただいて、何とか公衆浴場を確保できた、こういったものがまたですね、公衆浴場のあり方について議論をしなくてはいけない、こういうことでありますので、何とか譲渡等がありましても、うまく事業が継承されるように、そういう思いを込めてお願いをしているところであります。議員におかれましても、ぜひ、そもそもこの件については御提案をいただいた方でありますので、またいろんな意味で情報等ありましたらよろしくお願いをしたいと思います。以上であります。





○議長(青木賢次君) 7番、江原議員。





◆7番(江原任子君) それでは第二質問に移させていただきます。ファミリーサポートセンターのことにつきまして、本当に県下に突出しての対応をされていただいているということは、質問内容においても申しました。市長が申された財政事情が厳しいことからという、これはよくよく普段皆さんも重々胸には含めておられると思うのですけど、先ほど一時保育とか保育園の休日保育、保育園の入所の際の二人目からの措置とかいうことについても当然検討し、前向きに事業推進していただいております。これも少子化対策としては大事な事柄でありがたいと思いますが、このファミリーサポートセンターを利用されている方が、皆々保育園とかそういうものを利用できる立場の方でない場合もありますので、そういう意味合いから、あの減額がされるということは厳しいと。利用者によってはあのかなり重なった部分で特定の人もあるということも伺っておりますけれど、あの3時間、4時間と継続してお願いした場合に、まとめて支払う額というのも後から返ってくるっていえばそれまでですが、大変負担になることも訴えられておられました。それと複数の子供さん、まだまだ小さい子供さんで、保育園に行くにはやはり御主人の収入状態から、保育料がものすごく高くなるのでよう出さないとかいう方もおられます。そういう方々のためにもぜひ継続しての支援はお願いしたいという思いでございます。

 それから、依頼者と支援者との手続き上の問題があるということ先ほど申されました。これについても、早々に協議をいただいて、さほどに負担がないというふうなことであれば、援助される方々にも譲歩いただいての手続き方法がなされれば本当に幸せると思いますので御検討の方、よろしくお願いいたします。

 公衆浴場の関連で、ハートピアの中で、先ほど老人ホームのことでは退去の場合の対応も申されました。これも今の機構の中でしっかりうたわれております。今、現在19年度に計画されるというか整理をされる事業数は、年金の福祉施設の中で厚生年金保険が28。国民年金が23。制度共通の分が37。政府管掌健康保険の保険福祉施設が12と。それ以外に福祉施設の職員用の宿舎等が17件と、117件に及ぶものが、この19年に計画をされております。その中での情報キャッチっていうのが、ここ萩市の方はいつになるのかとか、なかなかそういう部分までは厳しいと存じますけれども、できるだけ情報キャッチを早くしていただいて、市民の皆様方が本当に恩恵を受けておられる方々からの思いもございますので、ぜひ積極的にいい方向で整理がつきますようにお願いしたいと思います。というのが、公的ないわゆる地権者が、いわゆる萩市のような市の所有であれば、随意契約ができるわけですが、あの所有者が、地権者の問題もからんできますけど、この地権者については、国が所有されているような、状況でもありますので、上物の譲渡というと、一般競争入札にならざるを得ないと思います。かなり入札額にも不安はあるのですが、これも公正な視点で算出されて提示されるということも聞いております。

 今の厚生年金の土地の問題ですが、市長は逆にお金がないと申されました。財政上厳しいと申されましたが、温泉の機能もありますので、逆に買い戻すお考えはありませんでしょうか。お尋ねいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 最初のファミリーサポートの議論であります。まことに恐縮でありましたがそういうふうな事情でこの300円を200円に助成額を減らさせていただきました。確かに利用されている方は多様でありまして、まあ保育園を利用されていない方もある。したがって一時保育とか、こういう非常に多機能な今、保育体系をつくっているわけでありますが、そういう恩恵を受けない方も入っている。まあそういう御指摘もございました。なかなかその議論は尽きないとは思いますけども、まあそういうふうなことで一つの判断をさせていただいたところであります。ただし、今、支払いの仕組みといいますがシステムについては、関係者の皆さんが御同意をいただけるのであれば、支援者とあるいはサービスを受けられる方々、そういった方々の事務負担の話、そういったものについてファミリーサポートの方で合意形成ができるのであれば、私どもはその法令で定まっているものでなければですね、そういったものについて、改善することについてはあの努力はしたいと思います。そういった合意形成をしていただけるのであればという条件でありますけれどもよろしくお願いをしたいと思います。

 それからいま一つ、ウェルハートピア萩の方の話でありますが、まあこれは先ほども申しましたように、一応その処分等の具体的なこの動きがあれば、この協議相談をいただくことになっておりますので、今の時点ではまだ全く話がございません。動きがないものと思っているところでございます。今後、期限が限られておりますので、その時点では具体的な動きが出るものと思いますが、今、具体的な御提案がございまして、その土地の取得をもし自治体が持っておれば、これについてはこの随意契約と、こういう話もございます。しかし、あの土地を今、萩が取得するというのはちょっとやぱっり荷が重いのではないかというふうに思います。後の利用のことも考えなければならないわけでありますから、恐らく議会で御承認をいただけないのではないかとこういうふうに思うわけであります。なお、先ほども申しましたように機能を失わないように、あるいは年金生活、今、有料老人ホームにいらっしゃる方々の生活の確保ができるように、こういったことはしっかりこの考えていかなくちゃいけないわけであります。どういう形で公衆衛生浴場を、これをキープできるかというのもこれもなかなか大変な話かと思いますが、なお、この動きを見守っていきたいと思います。以上であります。





○議長(青木賢次君) 7番、江原議員。





◆7番(江原任子君) 先ほど、土地を求められるということに対して、申し落としたことがあります。というのが、譲渡先が地方自治体の場合は、譲渡の対価の支払い方法が弾力的に配慮されるということが付されてましたので、それで申しました。以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 今、土地の支払い方法が弾力化、支払い価格が弾力化してるんだったら非常にいいのでありますが、なかなか方法だけだとですね、はい、というわけにはなかなかまいりません。あのまあ具体的なそういった事情もですね、十分聞いてみたいと思います。なお、一方でこういったものを自治体が運営して、ということについては民業を圧迫との非常に強い声もあることも事実でございます。なかなか難しいかと思いますが、そういう事情については十分フォローアップしていきたいと思います。以上であります。





○議長(青木賢次君) 江原議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議を終わり、午後1時から会議を開きますので、定刻までに御参集願います。

 それでは休憩いたします。

     午後 0時01分休憩

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     午後 1時02分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。一般質問を続行いたします。

 続いて、質問順位3番、近江議員。8番、近江議員。

  〔8番 近江郁宣君登壇〕





◆8番(近江郁宣君) 昼食後のひとときで、大変に皆眠たい時期ではございますが、しばらくの間おつき合いを、お願いいたします。

 それでは通告に従って順次まいりますが、1番の公園の問題でございますが、議題はもうかる公園というて、公園と申しましても金沢の兼六園とか、あるいは熊本の水前寺公園とか、こういうふうな入場料をとって、もうかる公園ではないわけでございます。私が五、六年前ぐらいになりますか、田床山を開発と申しますか、あの一面を桜でということでございますが、これは実は韓国の慶州と言うところに、現在五、六年前から桜の名所をつくっております。この桜が当時は約1万本と聞いておりましたが、最近では、もう3万本もあるそうですが、日本からもいろいろグループが、今は世界から韓国の慶州に向かって行きよるというお話も聞いております。

 萩市も今のまま史跡を守って観光を叫んでも、私はそうどんどん弾んで来るような観光地ではないと思います。なぜならば現在の日本の教育は歴史とか修身こうしたものをやっておりません。だから若者があれだけ修学旅行でも来ておったけど、本当に興味を示さないわけです。また、松下村塾でも、おじさん、まつもと塾はどこでござんすかと聞くような調子で、しょうかそんじゅくと読むような若者は、余りおらないような町でございます。そこで私は萩市も世界遺産で反射炉とかいろいろ汗をかいておられますがこれも長い間雨風にさらして、余り手を掛けずに今力んでもなかなか難しいんじゃないか。むしろ今の陶芸の村一円に、これから桜を、まず最初に1万本を目標にして、これも全部市が経営しては負担がかかりますので、もういろんな方法で募集し、約1人当たりが、大体最低が十坪ぐらいですれば桜が3本、名前を入れて株を守る。そういう角度で進んで行って、最初の年は1万本くらいを目標でいって、あとはそれこそ世界遺産にまさるぐらいの桜の基地にする。日本からだけでなく全国でなしに世界から来るような慶州にも負けないような山を築く。これが萩に来たら、ぱっと見たら田床山のテレビ塔のところまで最後には全部桜で埋まるぐらいの目標。小さな中途半端なものじゃ駄目です何をやっても。だからこれを目標に来るのなら、ここ3年や5年じゃ僕は全部仕上がるわけにはいかんと思いますが、とりあえず下から、ふもとからやって上がる。市長も公園には、どようしここ二、三年私が言うけど、興味が深いようですから、ぜひひとつ公園に力を入れるのだったら、これを見に来れば、波及効果で自然にお金が落ちるんですよ。何十万人という人が来れば。

 韓国の慶州では桜の木の下にレンギョとかいう花木を植えて、上が桜で下を見たらまっ黄色に花が咲いておった。そういうふうなすてきな光景が、ただ瞬間的なものですが、これを全国から見に行く、世界から見に行く。そういう話が今大きく膨らんでおりますが、これに負けじと、今なら間に合う終列車じゃないですが、もうひとつ第一歩を踏み出して、これをやるなら金をかけずに、世界遺産に勝るものをつくろうじゃないか、そういうお考えが市長におきるんじゃないかと。

 あの中央公園にいかにお金をかけても、あの公園を見に来る人はおりません。むしろ花の屏風を立てたような、萩に行ったら桜の屏風みたいに山がなっとるでよ、見事なもんじゃというんで各国から全国から、これを見に来る。そうすると萩市の観光が史跡がそれに追加して生きるわけですから、若者が何か目玉の変わったことをしないと、今までの昔からのものを、ここ100年以前からのものを、いかに大事にしても私は興味がわく率が非常に少ないと思うわけであります。

 そこで市長は公園が好きなお気持ちでひとつ第一段階を踏み切ってやってみようじゃないかという気がおきないか、ちょっとお尋ねいたします。

 次に道路の問題でございますが、この問題は私が最初に議員に出た昭和60年当時から道路は絶えずやって参りました。最近では平成16年の9月、それから17年の9月、12月、18年には3月、6月、12月と道路はもうええじゃないかというほど言ってまいりましたが、こういうものは百歩一歩と申しまして、一歩も進んでなければ、一遍に百歩進むものじゃありません。今まで私が述べた中で、市の職員の方が県、あるいは県議の先生に一度でもその話を出しちゃったかと、どうも一遍も言われたことがないような感じが私はいたします。とりあえずその百歩の一歩から進む段取りでいかないと、ただ、いつも申しますように、糠にくぎとか、その時期を過ぎたら、もう次の6月そうか今度は9月じゃ、9月が過ぎたら今度は12月じゃ、そのときにちょっと格好つけて聞いときゃぁええわ。それじゃ何年経っても進まんです、こういう問題は。一歩ずつ、一つずつ、その県に行っても会うごとに、あんたまだ言うてかのというぐらい言わないと、こういうものは進みません。

 今、道路でこの萩市で、一番市民のために大事な道路は萩小郡や三隅萩も必要ですが、日常茶飯事生活に一番大事なのが、191から萩篠生線につなぐ国道から県道の道路であります。これは何をおいても先にやらにゃぁならん。これは借金してもやらにゃぁならん。しかし、これは萩市独自でなかなかできるものじゃありません。非常に前にも申しましたが、この道路は前々回のときですか、地図を描いて東光寺の所から福井の吉田、吉田から羽賀の方へ下がって大井のガレキ捨て場のところへ出るところの道路を示しましたが、あれも勾配が急なから無理だというあれがありました。あの道路のとおりに通れば、羽賀の入り口のところから左に入ったら真っすぐ右に下がりますけど、これをあの谷を円を描いて、ぐっと下がれば相崎の方にゆっくりした、かつがつの勾配で道路は通れるはずです。中は竹やぶと杉がちょっとあるだけで、そうお金がかかる山ではないです。それを述べてまいりました。これは、この前も申しましたように、萩市の合併の一番大事な動脈と思うんです。合併特例を使ってでも、これはやるべきということを前にも申しましたが、あれからどうも一度も一歩も進んでいないような気もいたします。

 その次が川上から白馬を通ってウエルネスパークの辺に来る道ですが、これも再三再四申しておりますが、この前も私が田床山に中央公園の草刈りに上がって、降りしなあそこに立ってしばらく高いところから見ましたけれど、やはりこの川上山田石油の萩の方へ向かって直線から山につき当たって、ぐっと曲がっておりますが、直線の所からトンネルで入って、そして今皆さんの前に地図が置いてありますが、南明寺のちょっと先に香生の工房という施設がございますが、あそこら辺の住宅の間が空いたところを利用して、これに抜けば、それは萩市に最短距離です。この全国国道と名がつく、萩小郡のあれは動脈筋なんです。陰陽の動脈筋。これがいまだに車道だけで歩道がない道路です。これまた有料道路とか、萩川上線も両方の道路がちょうど虹を描いたような山が道路をこさえておりますけど、川上萩路線もちょうどあの立野から目代の先に出て、椿瀬のところに出てる道路が山に虹を描いております。有料道路も無料になっても、やはり虹を描いたように登って下らなければならん。これは川上、明木の自転車の子供さん、あるいは車椅子とか、あるいはエンジンのついてないリヤカーとか、ねこ車とか、すべてのものが楽に通れる、弱者に優しい道路をつくらにゃならん。しかも距離は最短距離になるわけでありますから、これを仮に大急ぎでやれば、両方の道路は少し手おくれになってもそう市民には不自由にかからんと思うわけであります。

 この地図で示しております川上の方は深江金属の先の小郷という橋がありますが、あの橋のところからガソリンスタンドのところまでが約五、六十メートルぐらいしかないですが、そこまで出てすーっと行けば、すぐ沖原まで出られるような道路をつくるわけですから、明木の方も、川上の方も虹を描いた道路ができてますけど、今でも子供はもとの旧道の方を遠回りして自転車で来ます。あれを自転車で越すとしたら、半分は押さにゃいけん。そういう道路をつくったのは、私は自動車だけの道で考えてつくったもんじゃあるけど、大衆に市民に向く道路をやっぱり、こさえるべきと思うんですよ。この国道262の動脈はまだ歩道がないような道路ですから、この国道に歩道がない道路をいまだに放置しているというのは、私は大変なことと思います。私の個人の思いでありますが、今までいろいろ道路関係は萩市単独じゃ、なかなかできるようなものではありません。国、県のお力を借りんにゃいけん。そこでこの春の四月に県議選が済みました。新谷先生、田中先生両県議が優秀な成績で市民のたくさんの負託を得て当選をされましたが、私は今までどうも両先生が一人が右と言うたら、一人が左と言われるような傾向を非常に私個人が感じております。これは何としても市民のために役立っていただくためには、二人が前もってどっちかが譲って、どっちかがする。これがないとすべての萩市のものが県も仕事ができないというふうに耳にいたしております。これをひとつ私が昔から思うのには、今回はあっちに譲ったけども、今度のこの話はわしの方へ賛同してもろうたいや、とかいうそを先輩議員に聞いておりましたが、おまえはあっちて言えば、おらはこっちじゃと言うのじゃ一番寒い思いをするのは萩市民であります。ぜひとも両県議さんがひとつ選挙が済んだら手を携えて市長も議員も一つの玉になってこういうことは進めて行かないと、一人一人が右左分かれたのでは、仕事が進むわけがない。何としてもこれは私は両県議の先生に期待とお願いをしてるところであります。一人一人に言っていくのには何か角が立ちますので、ここをちょっと活用させていただきましたが、ぜひともこれが進まないと道路とか、すべての大きな施設は進みません。誰が市長になってもやはり仕事がやりにくかろうと思う。議員の皆様もそれをひとつ一緒に賛同する。ひとつ一丸となって進むことを期待いたします。

 2番の問題です。これは私がここ一、二年前からこの萩市の借金がまことに膨大にふくれております。660億がなかなか減らない。借金の利息だけでも十数億払わにゃならん。こういうときに私は中央公園の駐車場は今度からは料金をいただくことにすると市長が言われました。料金をいただくのはいいけれどねあのとき説明を聞いている範囲では、中央公園の維持費に使うと申されました。これはちょっといただけない。今まで入らなかったものが入るのだから、これは借金を戻すまでの目標として、また若者定住の対策として何かことがあるときにこれを使うという特別な基金の積み立てにするべきというのを主張してまいりました。入ったものが、今年は余分が入ったと今年は裕福にやれるでよというので、それをまた一般財源にして使ったんじゃ何年たっても萩市には何の金が入る財源がありますか。金が入る見込みがないのに借金だけが残るんですから、せめて利息でも払うまで、借金のめどが立つまでは、節約ですよ、節約。節約の問題も一番手っ取り早いのを二つ三つ前回にも申しましたが、多少その中で拾い上げていただいたかなという感じがすることもありますが、まだまだ危機感が足らない。もう金が入るめどはない。また各観光地もお賽銭箱でお気持ちをいただくというのはもう時代がずれちょる。ちゃんともらうべきものは公定価格でいただいて、そしてそれ以上のサービスをして、そのお金でそのうち施設の周りの空いた土地があったら、それを収入源にすると、駐車場に使うためにするとか、いろいろせずに、つい、できたらひとついただくようなもんじゃないと思うわけです。それは他市に行っても仮に伊藤博文公の旧宅一つにしても、よそに行ったらあのぐらいのものがあったら、必ず千円や千二、三百円は取りますよ。萩は武士は食わねど高楊枝という台詞もありますけど、お気持ちだけいただきます。実際は皆が、ほとくら寂しい思いをせにゃならん。もらうべきものはもろうて、それに沿うた合わせたことをする。こういう姿勢でないと借金戻すめどはない、何も。若者定住対策を考えても、こういう不便な場所には、なかなかいい工場は来ないし、とにかくこれから今まで入らないで入りだしたものは特別会計で積み立てをする。こういう目標でも立てんことには、借金戻すめどはない。とは申しても私が市長であっても自分がおるときには何とか華やかなことがしたい。その気持ちはよくわかります。でもここはひとつ歯を食いしばって我慢してもらう。ということでこれから余分に収入源ができたときには、特別会計として、特に借金返済か、あるいは若者定住対策に目がけてつぎ込むための通帳を一つこしらえるというような気持ちに市長はなられんか、お尋ねいたします。

 それから3番目に市民農園の問題でございます。これは今まで東光寺の前で小さく最初は試験的にやられましたのを私ずっと見てましたけど、最初はなかなかよくつくる畝と草ばっかり生えとる畝がありよりましたけど、今ごろ随分充実してきて、なかなか次から次によいものが植えられて、今できております。

 また先般むつみにもできました。しかし今現在萩市でも中の倉の地域で、なかなか自分の土地をこういうふうな方法に使っていただくという気持ちになるという人は、普通なかなかおらんのですよ。先祖からいただいたものをそんなに、皆に手をつけさせるということはないんですよ。今現在は大体1反5畝、篠生線とあるいは中の倉の線とで結ばれた道路で道路際の田んぼですから、これが第一段階にやってみて、充実して見込みがついたら、今度は5反ぐらい、そのそばに一緒にありますから合わせて5反ぐらいになると、これは大したものです。これは市民の皆さんの中で土に馴染んで、そして自分宅で地産地消と申しますか、あるいはやる人たちが井戸端会議と申します、そういうことにこぞって、ひとついろいろつくり方を習ったり、教えたり、こういう市民農園が私は素晴らしい思いで提供しようという声が、できましたのでひとつ市長に萩市民の一番、町の真中の方ではなかなかそういう土地は出るようなもんじゃない、何ぼ待っても。あの辺ならものの5分か10分もあれば行けるんですから、市民の中に本当に土に馴染んで、親も子供も孫も一緒になって土いじりをやろうじゃないかと、自分方の汁の実やら煮つけの実ぐらいつくってみようじゃないかと、非常に私は健康増進にもつながるし、人間と人間の市民の輪にもつながるし、非常に有効なものじゃろうと私は思うわけであります。市長のお考えをお尋ねいたしまして、1回目の質問を終わります。

 短くやりましたので、市長の方も短くいただいて。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 近江議員から大きく3点御質問をいただきました。

 最初のもうかる公園という大変おもしろいネーミングで、お話がどういうお話かと思いまして興味津々聞いておりましたら、要は、しっかり桜を植えたらどうかと、こういう話でありました。今まで近江議員からいろいろ御意見をいただきましたが、この件は全く賛成であります。私もかねがねそういう意見を持っておりまして、まず試行はですね、実は大渡の斎場に行く道、あれを1,000本の桜で埋めよう、こういうことで沿線ずっと日本桜協会から寄付をいただきまして、1,000本の桜を用意したんでありますが、実は1,000本植えきれなかった。今あのちょうど春の時期にですね、桜の咲いている時期に大渡の斎場へ行かれる方は数少ないと思いますが、あれからもう、かなり年数がたちまして、見事桜が咲いております。見事なものであります。ただ残念だったのは、あの斜面にもですね、少しソメイヨシノではないものでも植えとけばよかった、こういうふうに思います。おっしゃるとおり、ある程度特定の期間、道とか特定の場所、山とかですね、そういったものに集中的にものを植えるっていうのは、吉野千本桜の例を出すまでもなく、上千本、下千本ですね、今なおですね、あの南北朝の時代以降さかのぼって考えて、その後の話でしょうけれども、植えられて大変立派なですね、桜が現在もなお残っておるわけですね。おっしゃるとおりだと思います。今慶州の桜をおっしゃいました。実は私ども先般日韓親善協会の皆さんと御一緒に全羅南道の延安郡、いわゆる霊巖郡の旧福栄村の姉妹都市でありました特津面に参りました。実はそこに王仁博士というかつての日本に文字と仏教を伝来しえたという王仁博士の生誕地でありました。そこにもおっしゃるように慶州と同じように何キロに渡って延々と道の両わきに桜を植えてます。そしてまた交差する道路も桜なんです。見事でありました。ちょうど満開のときでありました。こういう桜、要するに本当に田舎の田んぼの真中の道でありまして、延々と桜が続くんですね、大変なものです。これは今冬のソナタの春川とか、他の地区においても同じようなことが行なわれているそうです。これらはいずれも若木であります。まだ20年かそこいら、ごく最近植えられたものだそうです。かつて半島では、戦後日帝支配の象徴として桜はかなり切られたんであります。しかし今、慶州も含めていろんなところに桜の名勝ができたということは、まさに持って身をすべしでありまして、今近江議員がおっしゃったようにですね、この桜だと花木とかっていうものを大事にしていく。事実萩でも椿の25,000本という椿の群生林によって、あの一番人が本来少ないはずの観光客が来ないはずのときにですね、約30万の人が来ていますね。だからそういう観点からみますとまさに歴史的ないろんな遺跡、近世の都市遺産、近代日本が生んだ若き群像たちのふるさと。こういったものと同時にですね、そういった美しい花というのは、ひとつ観光地を志すならば必要だということは近江議員のおっしゃるとおりであります。その点は大賛成であります。ぜひ有言実行をですね何か一つですね、中心になって、もう一回えいやっとですね、何か力を出してやっていただきたいなと、私どもも、もちろん支援いたします。何か今いろんなことで田床山の今の公園、あのあたりについては少し、例えば秋はいろは紅葉、春は桜、こういうようなことが、できないかというようなことも検討いたしております。

 そして中央公園もですね桜は長州緋桜を中心に、緑はメタセコイヤをとかですね、ある程度集中して植える。こういったことができないだろうか、それぞれ何か今いろんな所を公園をつくりますと、いろんな種類を多彩な物をという傾向がありますが、そうではなくて、ある程度特定の種目に花木に集中してもいいんじゃないかと、こういう思いであります。それぞれの今旧萩のみならず萩は大変合併いたしまして、広大な面積を持っておりますので。それぞれのところで実はやられているところはあるわけですね、むつみであれば本当にあれだけの面積をひまわり一色にする。ひまわりは残念ながら一年経たないうちに枯れてしまうんですね、しかし花木であれば、それは100年200年残る。ソメイヨシノは短命であります。今一生懸命城下町にシダレザクラを植えてますのは、まさに今から500年先を見越しての植栽であります。今角館のシダレザクラはまさにですね江戸時代からの桜なんですね。皆300年以上前なんですね、それが一斉に花が咲きます。4月の連休からちょうどですね、咲き始めますので、ちょうど新幹線が角館、今仙北市といって名前が変わりましたけども。まさに100万の観光客が行くんですね、あんな小さな町に100万。それは角館の桜を見に行くんですシダレザクラをです。そういうような観点からせっかく萩も今まで、いろんな方々が御努力されました。萩の花、ちょうど梅雨のシーズンになりますとアジサイ。前市長時代にアジサイを随分植えられました。越ヶ浜から大井のあの道路沿いに、随分アジサイを植えられました。今なお、かなり咲いてます。そういうようなことを今萩はですね全国の自治体にとっても珍しい樹木医を職員として抱えております。こういうまちは、ないんですね。樹木医の見解も聞きながら、しっかり今お話のありましたこと、少し特定の所に集中して花木を植えないか、これはこれだけ広い土地でありますから、今実は桜協会、大渡のときもなかなか斎場のときもお金がないものですから、桜協会に申請しましたら、ちゃんと苗木をいただいたんですね、無料です。そういうようなこともあります。いろんな方法があります。今、この中央公園も含めて、あるいは各地におきまして、例えば還暦記念とか、卒業記念とか、誕生記念とか、いろんな形で桜の木を寄附をいただいております。寄附をいただいた木は孫の時代まで必ずその名前が残るように、そういう工夫をしよう、こういうこともやっているところであります。合併しましたそれぞれの地域で、そういうふうな特色ある花木が植えられないか、桜に限らずですね、そういったことを考えていきたいなと思っておりました、そういったときに、そういったお話をいただきまして、ちょっと火をつけられた感じでありますが、頑張ってやっていきたいと思いますので、ぜひまた、具体的な御提言をいただきますように。そしてまた、自らぜひまた旗を振っていただきたい。こういうふうに思います。

 なかなか言うは易く行なうは難しい話でありますが、ちょうど大阪の造幣局の通り抜けがありますが、その川向こうで大阪市が、ここでじつはソメイヨシノの木を大量に沿岸に植えよう。通り抜けの向こうを張ってですね、川岸桜宮側でですね、実は木を植えようとして、1人10,000円という寄附を集めました。まさにわっと集まったそうであります。とうとうお金の方が木より余ってしまった、どうしようかと、こういう議論が起こったほど大阪府民の皆さんの桜に寄せる期待は非常に大きいものがあったとこういうふうに聞いております。そういうふうなことも含めていろんな知恵も絞っていきたいと思います、今萩市外にいらっしゃる方で、この桜の木を寄附いただいている、毎年々寄附をいただいている方もいらっしゃいます。桜の種はもろもろありますけれども、いろんな方々から萩のまちを少しでもこの花木で美しく、そういうふうなことを企画をいただいております。河津桜というちょっと早咲きでありますけれど、そういった桜も今しーまーとのところですね、あのあたりに集中的に植えているわけでございます。あるいは笠山に植えております。いろんなところでそういうふうなことをやっておりますので、ぜひそういうふうなことが実現できますように。

 今の花の桜の点、花の点は大賛成でありますが、2番目の点はちょっと大賛成とはやや言いがたいんでありまして、道路の問題はですね、かねて今まで近江議員から御指摘をいただきました。道路については大変センスのいい御提言を賜っているわけでありますが、今この国道262のバイパスのところ、今お配りをいただいておりますところのものにつきましては、白馬へのトンネルをつくって香生工房のところへと、こういう話であります。実は今私どもが道路の関係で最重要で要求しておりますことは何かといいますと、一つは、この有料の無料化。そしていま一つは萩東道路。5月28日に行政私どもの執行部と議会の皆さんと、そして経済団体、市民の皆さんの代表が集まっていただきまして萩東道路整備促協議会というのをつくっていただきました。早速に東京に行き、議会は道路特別委員会の皆さん、あるいは建設委員長も含めて、議長、皆さん大挙をしてですね、国土交通省の道路局長と折衝したわけであります。もちろん地元代議士の皆さんも参加をいただきました。河村代議士も参加をいただいたわけでありますが、とにかく東道路を何とかしよう、東道路の趣旨は191が今この萩を越ヶ浜、大井、奈古に向けて走っておりますが、ここは非常に狭隘で急駿なカーブがある。そしてまた台風時あるいは冬は越波する波によって交通が途絶することもある。これは基幹道として大変だと、何とかバイパスが欲しい。バイパスの構想は今まで私どもは大渡と結ぶ吉田のケースとか、今近江議員から提案をいただきました事例とか、あるいは今とにかく応急的な迂回路として市道羽賀線を用意しておりますが、そういったものでは、とてもじゃない到底間尺に合わない。だから長期的にみればやはりせっかく三隅萩道路ができるわけでありまして、その萩の沖原には23年の国体までには完成させると、こう国土交通省は約束しているわけですね、23年に供用開始ができたとしても、そこへ出て直角にまた曲がるようじゃ、どうしようもないわけでありまして。かねがね御主張されております、かつての椿大橋、これを何とか早く架けようじゃないかと、東道路、あそこから、沖原からとにかく奈古方面に向けてですね、どこでどういうふうにな形になるか、まだ調査も何もしていませんから、何とも言えませんが、あそこで終わる道路なんてあり得ないわけですね。

 山陰自動車道の一翼を担う高規格の道路を作ってくれ、これは急いでくれ。萩三隅は今そういう形でAダッシュ方式でやっておりますけれども、同じような発想ができないだろうかとか、こういうふうなことも道路の財源のあり方はいろいろありますけれども、とにかく道路の191の実情は大変な状況にある。越波したり、交通事故があったり、何かあったときに片側通行じゃなくて全面通行禁止になる。こういったことは幹線道としてはあり得ない。こういう話を議会の皆さんも一丸となって今お話をいただいております。したがって先ほど何か、みんなばらばらでって、そういった時期もあったかもしれませんが今はそんなことはありません。それは、5月28日は両県議にもしっかり出ていただきましたし、そして地元の河村代議士もわざわざ道路局長のところへ行って、道路局長のところに行ってそんな協議をするなんて自治体なんてほとんどないんです例外。それほど今力を合わせてやっておりますので、ぜひですね、そのあたりは御理解をいただきますように。ばらばらというのはむしろそういう形でまず一つは有料道路の無料化、そして東道路、そして萩川上はむしろ萩川上線を最優先してくれと、これが川上地区の皆さんの声なんですね。白馬のトンネルをつくれと言われる方はないんです。だから今川上の高校生が萩に通ってます。自転車で通う人も中にはあります。大部分は実は自家用車で通学をしている、これはお父さんかお母さんが乗せてくれるわけですね。今川上の通学生が23名おるそうでありますが、23名のうち18名が自家用車、残る5名は自転車であります。自転車は決して262を通らないんですね。萩川上線を通っているんですね。それから旭地域の高校生が36名、その中で自転車によります萩地域への通学は2名。これは有料道路を通っています。だからおっしゃるように262のバイパスを通る学生は少ない、ないというふうに。これは調査が完全かどうかわかりませんが、少なくとも知る限りでは、恐らくないか、少ないだろう、こういう話であります。今、我々は川上の合併のときに川上地域の皆さんから言われているのは萩川上道路、せっかく椿瀬のところをあんな立派な改修をした。それが後が続かない、これを何とかしてくれというのが合併のときの川上地域の合併の条件でありました。そういったこと、まさにですね、このあたりの声を一つにすることだ。萩はいったいどっちに向いているんだと、今おっしゃるようにこの白馬道路をトンネルをつくれという声もある。川上線を優先するところもある。一体どっちが本当なんだとこういうふうに言われる。だからそこをどういうふうにどちらを優先するのか、私どもは萩市としては、萩川上線を優先させたい、そして無料化にしたい。こういうことをですね旗に立っているんですから、まさにおっしゃったように、いろんな意見が、力が分散していくと、まとまるものもまとまらない。この市議会で萩市でまとまらなければ何をか言わん。かつて確かに白馬構想がありました。そういうふうに聞いてますが、しかし今はそこにトンネルをつくる。トンネルをつくるということは今の有料道路をつくると同じことなんですね、そんなお金をそこで投資をすることができるかということなんです。そういうふうなことを考えれば今の有料道路を無料化にする。そしてそこに多くの今例えば、先般のですね、例えば行事をやったときに有料道路を無料にしたら、ほとんどの車は向こうを通るんですね、ということはやはり無理をしてでも今有料だから向こうを通る車、特に大型車両は値段が高いものですから大半が向こうを通る。それは向こうが運転しやすいからじゃないんですね、登り坂だから、急だから大型車両が大変だから、向こうを迂回しているんじゃないんです。有料だからです。そこのところは有料道路を無料化して行けば、要するに262というものの本来バイパス機能になっていくだろうと考えます。そこはぜひ御理解いただきまして、このあたりについては御異論もあろうと思いますが、しっかりそこは統一をして図らないと我々の要求、萩市の要求が足元を見られてしまう。我々は県議の皆さんとも国会議員の皆さんとも全部話を統一をして、特別委員会の皆さんも一生懸命になって、場合によっては、自費でも東京に行ってやろうと、こういうふうな結束団結をいただいております。これは大変なことであります。萩市議会始まって依頼のことであります。そういうふうなことをぜひですね、御理解をいただきまして、できるだけ意見を統一して、そして力を合わせてやっていこう。そうしなければ恐らくですね、だんだん財源が厳しくなってきますんで、そのあたりについてはぜひ意見の統一をして、図っていかなければいけない。近江議員のおっしゃるとおりであります。よろしくお願いをしたいと思います。

 それからもとに戻りまして、公園の財政関係でありますが。大変萩市の財政についておもんばかっていただきまして、しつかり駐車場を有料にして基金をつくれという話でありまして、お気持ちは非常にありがたい話でありますが、本来駐車場の料金といいますのは、駐車場の関係の経費。例えば建設をしたときに起債をする。起債の償還の費用、あるいは管理費用、施設のですね、運用管理の費用、あるいは人を雇えばその人件費。こういったものを賄っていくのが基本であります。そして賄って余りがあれば、まさにおっしゃるとおりいろんなことができるかもしれません。今おっしゃるように巨額なですね財政改革の資金源にしようというお考えであれば、一回車両大型バスを10,000円とか20,000円とらなくちゃならないわけですから、そういうことは理不尽だろうと思います。通常の社会通念に対して通常の料金であれば、やはりたかだか施設を起債で求めた、その起債の償還費である。そういったような費用であろうと思うわけであります。基本的には維持管理の費用をぜひそこで賄いたい、こういう思いであります。したがってそれを基金に、その収入を全部基金に当てれば、その維持管理の費用とか、その他の費用はこれは別途一般財源から出すという話でありますから、奇妙な話であります。そういうことはやはり、財政の常識から言いますと、やっぱり考えられない話でありますから、基本的には今有料にしていこう、それは近江議員の主張のとおり、今できる限り有料化の道を進んでおります。今度の松陰神社前の駐車場、これも三つに分かれておりますので、管理が大変難しい、しかしバスだけは有料にしよう、そしてそこの維持管理、あれは大変な費用がかかります。トイレの費用、照明の費用、あるいは地下水が湧きますので、そのポンプの費用。こういつたものも賄わなくちゃいけない。それについては、その有料化の費用で、徴収したお金で賄っていきたいとこういう話であります。

 そういうようなことで駐車場のお金、そういったようなことの歳入をですね、大いに財政資金として活用すべし、お気持ちは大変うれしく、ありがたい話でありますが、実際問題としてはそういうような形で今考えているところであります。

 いずれにいたしましても中央公園の駐車場は近江議員がかねがね御主張いただいておりますように有料の方向で今詳細詰めているところでありますので、ぜひこれについては御理解を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。

 それから3点目、市民農園の話でありますけれども、市民農園の話については、まさに今ざっとお話がございました、これも近年実は取り扱いが大きく変わってきた案件の一つでありまして。そもそも農地法の考え方から言いまして、小規模な農地のですね、貸しつけといったものはできなかったんであります。大体5反要件という、そういった50アールのですね一つの基準がありまして、なかなかそういう土地取得、農地取得とか、あるいは農地の貸与こういったことは非常に制約があったわけでありますが、平成元年に特定農地貸付法というのができまして、ここで初めて実は市民農園が展開できるようになりました。その後この法の変遷がいろいろございまして、特に平成14年には構造特区の関係でいろんな試行が行なわれまして、それを受けまして、平成17年に改正の特定農地貸付法がございまして、要するに今までは、地方公共団体、農協しか実は市民農園はできなかったんでありますが、広くNPOとか団体とか個人、こういったものにでも、できるようになったわけであります。したがってもし、そういった一つの一定要件はございますが、そういうもし御希望の向きがあれば、要件に該当すればですね、市民農園の開設ができるようになったというとこであります。これは今までの農地法の制約の中で、ある意味では画期的なことでありますが、その中で萩市は今まで試行的にちょうど東光寺の前の市民農園と、それから今回新たにむつみ地区の市民農園を実は開設しているところであります。それぞれ今から、いろんな形があろうと思いますが、ただ市民農園が私どもの市が関与して、やっていくもの、これは今むつみについても補助金を出しておりますが、補助についてはなかなか財政が厳しいものでありますから、どれもこれもというわけにはまいりません。予算の制約の中で、今対応しているところであります。

 しかしそういった補助の関係を抜きにしますと、この農地法の世界の中で、この市民農園が形成できるようになったのは、一つの構成の中では新しい一つの動きでありますので、そこで補助の対象になるかどうかという話と、市民農園がつくれるかという話は別次元の話として、御理解をいただきたいと思います。

 そういうようなことで今新たな動きが出てまいりました、具体的に中の倉で大変広い農地がある。そういった地権者の方もそういったことでやりたいという御意向もある。ちょっと今19年度のそういった補助の予算は計上しておりませんので、なかなか難しいかと思いますが、具体的には農林課の方へ、いろいろ御相談いただきますれば、補助の関係の予算の制約はございますけども、いろんな法制の移り変わり、そういったことは詳しく御説明ができると思いますので、よろしくお願いします。

 以上3点について、よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 8番、近江議員。





◆8番(近江郁宣君) 1番の公園の問題ですが、今市長は、るるいろんなとことを述べられましたが、私はまだ松くい虫の駆除をされないころに松本上市の辺から立って左を見たら松くい虫で、椿東の方の学校の方の山は真っ赤になって、右側の田床山の方は青々と松がしておりましたが、この松くい虫の駆除を空中散布をやめられてから、現在は全滅であります。立っているのは松の枯れ木ばっかりで、今の田床山の一面が中ほどに少し桧があって杉があるぐらいで、あとはシダと竹と雑木でほんとに金にならない山ばかりであります。私があちらこちらに、ちょこちょこやるようなことじゃ駄目だちゅうのを、私は言っているのです。集中的に今の陶芸の村のすぐ上の農水路の下までは萩市が購入している土地ですから、これは好きなようにできますが、あれから上は、立って見られたらわかるけど、ちょうど三角に前に出た山があります。まず最初にその山を全部桜で埋めてしまう。それからどんどん、はびこって萩から見たあの方の山は皆桜の山になるような計画で、今すぐとはできんけど、こういう下からやって上がる。要するに、あそこに何が出ちょる、こっちに何があるというのは、これは、余りぱっとせんのです。1カ所集中的にぱーっと萩に行ったら、あの桜の屏風みたいな山に行ってみいというぐらい、それこそ全国でも轟くくらいのをつくらんと。あそこの街路樹には何が植えてあります。中央公園には何ちゅう桜があります。こっちにはアジサイがございますちゅうて、それじゃ意味なさんのです。私が言うのは、一括して桜、桜で山一面に桜で仕上げて、そしてそのふもとの方の平の方には桜が植えられんとこは萩の花でもええわね、1種類か2種類のものでざーっと仕上げてしまわんと、有名にならんのですよ。要するに一カ所に集中的にやらんと、ばらばらにしたら、何もかも中途半端で意味ない。今なら本当にあの山は金にならんから、譲るという人があったら、譲るし、市が使ってなら貸しましょうという方も随分あるんじゃないかと。あの山は、今の人が苗木から植えて育てるという人はなかなかおらんのですよ。現在においては、昔の人みたいに、えらい目をみて、ごしごし下刈りをしてから、枝打ちをして育てる、そういうことをする人がほとんどいないといっていいくらいの現代社会です。骨をおっても木が金にならんから、一遍切らせたら、あと植えつける金が間に合わん。昔は山を売ったら家建ったり、子供を大学出したりする金がありよったけど今は山を売ったって3銭5厘じゃから、ぜんぜん駄目じゃから、そういうようときにして市活用がして、全国へ、要するにネットワークで出したら結構ね、希望者も集まると思うんです。だから財政が苦しくても手広くやれば私は、立派な萩の桜ができるのじゃないか。市長の説明はわかるけど、あちこち植えたそじゃ駄目です。1カ所にバンといかんにゃ。

 それから道路の話ですけど、今の説明もよくわかるんですけど、私が前から申しますように、この萩川上線も何で立野から福栄のふくふくトンネルぐらいなそをちょっと掘ったらすぐ目代に届くんです。立野から椿瀬の奥を通って、それをわざわざ丸い山を削って上を越して、虹みたいな道路をつくって、大井の所から行こうには、あの山は裾の方はがらがらで、ちょっとほいだら、上の方から10倍ぐらい崩れる山ですよ。それから川の方へ向いて行きゃあ、河川でやかましい、一級河川で、金がかかる。ある人は降りたところで行くところがないから、こっちに橋を架けて、上でウエルネスパークの方を活用したら、目代に橋を架けてちゅうような、そういうような台詞を言う人もおる。今虹みたいな山をあきらめて、道路をあきらめて、道路をすぽっと掘った方が目代に一気に来れるわけです。そういうふうなことをいろいろ考えると、橋を二つ架けるよりは、この今の川上山田から、沖原に掘ったら、ちょうど萩東道路をつくるという計画を立てた路線にちょうどつながる辺へ出るんじゃないかなと思うんですよ。そうすりゃ川上も明木も、むりに親が連れて来んでも自転車で、スースー町中に抜けて来れるようになる。車椅子でも今日は行ってこうと障害者でも行けるような道路ができる。あの有料道路がただにたったからて、あれに車椅子で上がられやせんし、自転車でも半分くらい押さんにゃ、えろうてやりゃぁしません。もう少し優しい道路つくるのに、しかも国道へ歩道がない道路なんて、市長、ないんですよほんと。周りを振り向いてみても。国道ですよ。しかも、陰と陽の一番動脈筋です262というのは。それを川上の人だってあの今の小郷橋というところから、あそこの角のスタンドのところからこっちに出たらすぐ、まっすぐの平地で、萩のまちに来られるような、それだから、予算がないとか、あるとか、国道じゃったら、そんな問題じゃない。国道ちゅうのは、本気になってくれさえすれば、私らがキャラメル買うよりみやすいんです、本当の話が。だからそういう最短距離で麓地で行けるというのを考えにゃ、あの有料道路もやっぱりガソリン使って、エンジンがついたものは、無料なら軽々通る。今の社会じゃ、現代社会はこれからの人間が住む道路であねぇな虹みたいな道路を活用するようじゃ時代おくれもはなはだしいです、大体。僕はそう思います。だから今やっていることを冷やかすわけではないけど、何で川上萩道路でも、立野から目代に向けて抜かんかったんじゃろうか、あんな丸い山の上に登り上がって、今度は、つんぶりこするほど下がっていかにゃいけん道路をつくらんでも、すっとできたんじゃないかというふうに思ったからちょっと言うて、できるものなら今どっちが得か、今からあの先の目代につなぐような金をかけるそと、あの短い間をトンネル掘るそと、どれくらいの金の差がつくか、橋を二つ架けると思ったらトンネルが掘れるんじゃないかなと、いろいろ計算してみるんですけど。

 それから萩東道路が進めば、中津江の線路から上に私が、昔から椿、仮称で言っては今度は椿新大橋くらいせんと話は進まんようなけど、まあ新大橋椿で行くくらいで、あそこにすべて大分ウエルネスパークの利用度とか、それから山陰の方が合併してもほんと、一年に何回はストップして、勤める人も時間がおくれて大変困る。小畑で火事があったときも道路がストップ。大井の橋の上で事故があったときもストップ。向こうで何があってもストップ。台風が来て潮をかぶればストップで一番国道の動脈筋が裏日本がストップがかかる道路じゃから私が早くから言ってるんじゃ、昨日やきょう言うたんじゃないんじゃ、何年も前から言うけど、県の方がそんな話はあまり聞いちょらんように言うてじゃから。

 置きますここで。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度のお尋ねでありますが、1点に集中して特定の面積のところに集中して花木を植える、そこは大賛成であります。ただ今おっしゃっている田床山は実は大部分がですね、実は私有林なんですね、地権者は相当入り込んでおりまして、それをそれぞれ今から説得ができるかどうか、今立ち枯れをしている赤松をですね、伐採すること自身もできないわけですね、今できないんですね、こういうふうなことも含めて実はぜひそういうような話がありましたら、地元に非常に近いところで活躍の近江議員にもぜひですね、仲介の労を取っていただきたい。こういった中で相当の費用もかかるであろうと思います。そういうようところで今の場所が適しているかどうか、これはいろいろありましょうが、だけど、やってできないことはないかもしれません。そのあたりは要するに地権者の方の同意がないとできないわけでありますから、何かその地権者を抜きにして、ここでやろうやろうと言ってもですね、何言ってんだとこういうふな話になりますんで、もう少し地道な努力を重ねていかなければならないと思います。

 そういった意味で萩の特定の地域、花いっぱい、桜いっぱい近江さんが後世になってですね、花咲かじじい近江と言われますようにぜひ御努力を賜りますように、私も一生懸命努力をいたします。

 それからもう一つは道路の話でありますが、おっしゃるように、今萩川上立野のところの道路の問題いろいろありますが、とにかくトンネルをつくるというのは、大変なお金がかかるんですね、萩有料あれは一体我々が高校を卒業するころにですね、もうあそこに道路ができるらしい、31年たって帰ってみてやっとできた。30年かかるんですね、だから道路っていうのは今おっしゃるように簡単にできる。それはその国がやればですね、今のですね、萩三隅みたいにですね、本当に国費を大量につぎ込めば簡単にできますが、なかなかですね、県道や市道となればできない。だから一つの1キロのトンネルをつくる。これも並大抵な費用じゃない。そういうようなことを考えますと、いろんな工夫をしながら一番コストベネフィットを考えて今のような計画になっているんだと思います。私も専門家じゃないからよくわかりません。しかし白馬トンネルをというのは、もうそろそろですね、そういえば昔そういう話があったなというくらいにしてほしいんですね。じゃないと余りですね、これにこだわられると結局萩は一体何言ってるんだとこういう話になるんですね。一体じゃみんな二つも三つもつくってくれというのかって話になる。だからぜひ萩川上線にですね、ひとつ焦点を当てて、今おっしゃったようにですね、何でトンネルできないんだという、こういう話を声高に御主張いただければ、ぜひ我々の言っていることの応援団になっていただければいいんですから。シロウマ、シロウマと言っていただきますと、初めは私は何か長野県の白馬かと思ったぐらいでですね、まあ余り萩の皆さんも白馬の道路っていう話は、確かに昔は議論あったことは御存じですが、余り今最近話題にもならない、そういうふうな状況にあります。恐縮でありますが、ぜひこの萩と旭あるいは川上地区と結ぶ道路は有料の無料化そして、萩川上線、そういったことで、よろしくお願いしたいと思います。そして262の歩道のない部分、こうおっしゃいましたが、実はそれよりもはるかに通行量の多い、例えば小畑のちょうど中小畑の直角に曲がるところ、アールが45なんですね、国道で主要幹線でですね45のカーブなんていうのはないんです。しかも、そこも歩道はほとんどですね、電柱があってですね、自転車通学をする中学生や高校生があそこをはみ出して通っている。こういう状況であります。これは決して一日にですね、相当の車両と自転車が通っていくわけであります。そして大井橋は橋の中では離合ができないんです。そういうようなことを考えますと、確かに262も歩道がないとおっしゃるかもしれませんが、どちらを優先していくかという話でありますから、私どもが今萩東道路でそちらを優先していこう、こういうことで、決意を新たにし、5月28日にもう一度この運動をですね、原点に立ち帰ってやろうということでありますから、これは近江議員もぜひ御賛同をいただきまして、いろんな意味での運動に御協力をいただきますように、よろしくお願いを申し上げるしだいでございます。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 2時02分休憩

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     午後 2時15分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位4番、世良議員。16番、世良議員。

  〔16番 世良眞名夫君登壇〕





◆16番(世良眞名夫君) 大変お疲れでしょうが、今しばらくの御協力をお願い申し上げます。今定例会も5項目にわたっての質問を通告していますので、順次質問をいたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 最初に、市有財産の問題について2点ほどお尋ねいたします。

 私は今回羽島の一般質問をするに当たって、一昨日18日に友人と羽島を訪れたところです。羽島は見るも無残な光景で、施設は荒廃しておる状況であります。港からキャンプ場に行く道路は草が生い茂り、途中にある旧島民の方々の先祖をまつる墓標や、お地蔵様が寂しげな表現をしていらっしゃるのが印象的でありました。

 キャンプ場の施設は雑草で生い茂っており、施設の屋根瓦は飛ばされており、無残な状態であります。当時新設されたトイレや炊事棟などの周辺は伸び放題で、私の背丈以上の状況でありました。私たちを歓迎してくれたのは、ウサギやキジやそういったものではなく、蚊であり、かなりかゆい思いをしましたが、現地を25年ぶりに見て、島全体が多少なりとでも存在感を投げかけているように感じ取ったところであります。

 またこの島を再整備して活用するには、当初に比べて何十倍ものエネルギーが必要と感じ取ったところであります。

 さて羽島の問題についてでありますが、初めは昭和46年に当時の菊屋市長に島民の皆さんが本土に集団移住を申し出され、その後山口県と協議を重ねられて、昭和47年に萩市と山口県が6,664万1,470円で買い上げられておられます。その後、昭和48年からキャンプ場として活用に着手されておられ、昭和50年から58年にかけて山口県と萩市とでキャンプ場の施設整備費として、1億7,792万の工費を費やして整備が行われています。その間24年間、市民や県民の野外活動の施設として活用がされ、私も昭和48年から51年にかけて、ボランティアで草刈りや道路の舗装や荷物運び等に汗を流したことをきのうのように思い出されます。しかしながら、諸般の事情で平成8年にはキャンプ場としての利用を閉じられて、現在に至っています。当時居住する島民は54名で、8戸の世帯が生活されており、島民の皆さんが先祖伝来の土地や生まれ育ったふるさとを手放すには断腸の思いがあったのではないかと推察をいたします。

 昭和40年に離島の児童生徒の減少のために、萩市立大島小中学校の羽島分校が廃止となって、市内の明倫小学校、明経中学校に転校されて、浜崎にある明和寮に寄宿されておられました。私はちょうど明経中学校の2年生であり、そのことを覚えておりますが、親と一緒に生活ができないために、日々の生活の中で子供同士助け合って学校生活や寄宿舎生活をされ、土日には羽島に帰って家のお手伝いをされておられ、本土で生活している我々では考えられないほどの苦難、苦闘をなさっておられるかは、今でもはっきりと覚えております。また、親御さんたちもこの子たちは学校や寄宿舎での集団生活ができているのか心配で、学校や寄宿舎周辺で親御さんたちが日々の生活を見にこられたこともしばしありました。このような経緯の中の羽島であります。この問題については、平成七、八年に先輩議員や同僚の中村議員も質問されています。

 そこでお尋ねしますが、北長門国定公園の特別地域として指定されている羽島であり、キャンプ場としての機能を休止され、約10年経過し、当時の総額で2億5千万を費やした施設でありますが、これからの活用について市長はどのように見解を持たれるのかお尋ねをいたします。

 次に、財産の見直しについてお尋ねをします。

 萩市は合併して、旧萩市と旧町村の市有財産がありますが、これらの財産をどのように管理し、運用されておられるのですか。国の構造改革で三位一体の改革に伴い、萩市の台所は窮迫している中で、財政の健全化は重要課題であります。特に、税収入などの増加については、望むことのできない現況下の中で何らかの手法を講じて、財政の健全化に取り組むことが必須条件であることは皆さん御承知のとおりであります。今、萩市を取り巻く環境は決してよい状況のない中で、何らかの取り組みをしていくことが必要であります。

 ところで県内の山口市では、財政の健全化を図る上で、市有財産の処分に取り組みをされておられます。手始めに、今年度は1億円程度の収入を目途に、遊休市有地の売却に取り組みをされ、税収入以外の収入確保対策として、財政の健全化を図られておられます。また山陽小野田市では、本庁の空き部屋の貸し出しをされたり、全国的にも民間の力を利用して、市報やホームページへの民間広告の掲載や、封筒などの考えられる媒体の利用を徹底的に取り入れられて、自主財源の確保に取り組むことが必要と考えられます。今の時代こそ、行政運営に経営感覚が求められているときに、財政の厳しさを市民の皆さんに理解してもらうには、役所自信が1円でも稼ぎ出す姿勢を見せることが大切であると思います。

 そこでお尋ねしますが、萩市の市有財産を、今後財政健全化を図る上で、どのように見直しをされ取り組みをなされるのか、市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、交通安全対策の自転車マナーの徹底についてお尋ねをします。

 自転車の利用者が、加害者となる事故が昨今ふえている状況であります。先日も、中年の女性が信号待ちで歩道に立っていたところに高校生の自転車が突っ込み、倒れたはずみで手と肘と腰を打撲され、骨折などの大事に至らなかったのですが、最悪の場合命さえ奪われかねない事故に遭遇したのですが、たかが自転車事故で済まされないことであると思います。この事故の原因は、事故現場が長い下り坂でスピードがかなり加速しており、自転車利用者が歩道を通行しており、利用者の不注意でありました。

 道路交通法では、自転車は軽車両として扱われており、歩行者用の歩道を通行すること自体が利用者の肝に銘じなければならないと思います。また自転車を利用するには、二人乗りやおしゃべり、ヘッドフォンステレオ、携帯電話、傘差し、無灯火、飲酒運転等の行為をした場合罰則規定があります。信号無視では3カ月以下の懲役、または5万円以下の罰金。酒酔い運転では3年以下の懲役、または50万円以下の罰金。無灯火では、5万円以下の罰金。二人乗りでは、2万円以下の罰金、また過料。傘差し運転では、5万円以下の罰金となっておりますが、そのようなことをよく周知することが必要であると思います。

 萩警察署では、市内の小中学校、高等学校に出かけて、交通教室を開催されておられ、特に中高校生の指導では、中高校生をプレドライバーとしての位置づけで教室を開催され、責任のとらえ方などを指導されておられます。また年代に応じた自転車教室で、安全な乗り方について指導なさっておられます。萩市での事故の要因は、一時停止や交差点の出会い頭など、安全運転に怠りがあったのが多くあり、自転車利用者の不注意が大きな要因となっております。自転車は、地球にやさしい乗り物として評価される中で、自転車が凶器になってしまう危険性があります。そこでお伺いしますが、自転車の利用に対して、指導をどのように徹底されているのかお伺いいたします。

 次に、少子化対策についてお尋ねします。

 少子化が全国的に進む中で、子育て、少子化対策、国、地方を通じた現下の最重要課題であります。少子化が進行すれば、労働人口の減少などを通じ、経済成長を鈍らせるだけではなく、年金、医療、福祉等の社会保障における現役世代の負担が増大につながります。また、地域の活力の低下を招き、子供同士の交流機会の減少により、地域性がはぐくまれにくくなるなど、子供の健やかな成長に影響を及ぼすこととなります。萩市において、乳幼児医療の助成や、地域子育て支援センターへの整備、本年度から24時間保育サービスなど、さまざまな子育て、少子化に対する対策に取り組んでこられたところであり、その姿勢については評価するものであります。

 しかし今、問題となっている保育料の滞納問題や、学校給食費の滞納問題は事実であります。市民の公平の観点から、保育料や給食費など滞納することは許されないことであります。萩市の保育料の状況はどのようになっているのか、まずお伺いいたします。もし、滞納状況が悪い場合に、どのような手だてを講じて保育料の収納に当たられているのですかお伺いします。

 それから保育料の滞納など、推移状況を踏まえると、経済的な負担感の軽減を図り、安心して子供を生み育てることができるよう、従来の考え方にとらわれない思い切った施策を展開していく必要があると考えます。私は、子育ての基本となる経済支援や就労の場の見直しなどについては、国の役割はきわめて大きく、県や市においては、国の施策と連携し、地域の実情やニーズに応じて、多様な施策と組み合わせて推進していくことが重要であると思います。萩市は、すべての市民の皆様が、子供が育てやすい萩市と思うようになってほしいと切に願うものであります。

 そこでお伺いします。少子化対策に待ったなし。少子化は時間との戦いなど、これまで何度も言われていますが、一向に歯どめがかからない状況の中で、行政、企業、地域など社会全体で子供や子育ての家庭に対する抜本的な取り組みが必要であると考えますが、市長はどのように認識をされ、今後子育て、少子化対策に取り組んでいかれるのか、市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、萩陶芸展示施設と中央公園の問題で、整合性についてお尋ねをします。

 萩観光に関するアンケートの中で、萩焼は高い位置におかれています。また、茶道の世界でも一楽二萩三唐津と称されており、萩焼は全国でも有数の陶芸であることは御承知のことと思います。萩陶芸展示施設は県の事業として、平成22年に開館を目途に準備が進められておられます。昨年度は、用地取得と今年度にかけて、基本実施設計に取り組まれております。

 これまで萩焼や関連する陶芸作品の展示は、山口県立美術館で展示されていましたが、400年の伝統の歴史をもつ萩焼の発祥の地萩で、昨年開催された第21回国民文化祭やまぐち2006を契機に、陶芸美術館として新たな機能を付与し、全国へ情報発信や、他県との連携による中核的な施設として、山口県立美術館萩浦上記念館の隣接地に陶芸作品常設展示施設として整備がなされると聞き及んでおります。このことは萩市民にとって大変喜ばしいことであり、大いにこの施設に期待することが多々あると思われます。

 既存の浦上記念館は、平成8年に萩市出身で名誉市民である浦上敏朗様のふるさと萩に対する熱い思いの中で浦上記念館が建設されたことは、記憶に新しいことであります。その後、この浦上記念館を中心に、さまざまな取り組みがなされて、大いに萩市や北浦地域を初めとして、県内外や国内外にも文化拠点施設としての役割を十分果たしており、萩市民はもとより、経済の活性化に寄与しているところであり、萩を訪れる観光客の方に楽しんでいただき、また喜んでいただくことは皆さん御承知のことと思います。

 このたびの陶芸展示施設の設置によって、いろいろな波及効果が生まれてくるものと期待を寄せているところであります。また萩市では、中央公園整備に着手されておられる中で、平成21年までには公園としての機能できる早期整備を求めるものであります。ところでこの公園は基本的に市民と観光客のための公園。水と緑が豊かな公園。人と自然と心が交流する公園。緊急時におりどころとしての公園。萩らしさを演出した公園などのことを目的とした公園であります。公園内には、図書館や児童館の整備を予定されておりますが、このことについてはしっかり議論をして、方向性を定めていきたいと考えているところであります。後に平田議員が質問されますので、質問内容に含まれておりません。このたびの質問は、私が不安を感じているのが、駐車場の課題があるものではないかと思っているところであります。

 県立萩美術館浦上記念館には、若干であるが無料駐車場が設置されているが、多くの人は中央公園の計画地の駐車場を利用されているのが現状であります。新たな施設である萩陶芸展示館の施設の利用者を含めると、駐車場やトイレなどの問題が課題であると考えられます。現在萩市では、中央公園整備を進めておられますが、公園が完成した折に、市民の憩いの場やさまざまな目的に応じた公園になるよう整備を願いたいところであります。

 そこで3点ほどお尋ねします。

 1点目に、県事業であるが萩陶芸展示施設の概要と今後の事業展開についてお伺いします。

 2点目に、この地区の住民から、おもてなしやリピーターを呼び込む観点から、旧萩地区の名勝地である、この地区に合った歴史的景観に調和した施設になるように願いたいといった声がありましたのですが、どのように県に対して働きかけをされるのかお伺いします。

 3点目に、県立美術館浦上記念館や、新たに整備される萩陶芸展示施設を踏まえ、多くの市民の皆さんが利用される中央公園の整備をなされる中で、駐車場など、どのようにリンクされるのかお伺いをいたします。以上3点について、市長の御所見をお伺いいたします。

 次に、中学校の運動部活動についてお尋ねをします。

 私は先日、腰を悪くして市内の整骨院で治療をしておりますと、時折少年たちがやってきます。少年は、運動部の部活で痛めたと言います。成長過程にある子供たちが治療が必要になるほど練習をして大丈夫なのか、と案じているところであります。ところで、ある中学校の運動部の6月の練習計画は次のとおりであります。土曜日の3日間、一日は8時から13時まで、一日は終日、一日は大会、日曜日の3日間は大会や練習試合であり、平日の15日間は全部放課後から6時半までの練習であり、結局30日間のうち土曜日曜を含む9日間だけテストのための練習なしということであります。塾へ行く子供はその日は休みますが、ほとんど部活漬けの多忙な毎日です。当然、指導する先生も多忙であると思います。私は学生時代に柔道をやっていましたので、このような状況が理解できますが、しかしながら私どもの時代は教育課程の中にもゆとりの時間が多くあり、多少の無理難題がクリアできた時代でありました。

 さて、もちろん私は部活動を否定する気持ちは毛頭ありません。それどころか、友情をはぐくみ、一つの目的に向かって頑張り合うことのすばらしさ。勉強は苦手でも部活に情熱を燃やすなど、大人になって忘れることのない青春の思い出となります。しかしそうは言いながら、多感思春期にこれほど部活漬けのスケジュールを見ると、子供たちに余計なことを考えさせないために、自由な時間をつくらせないのではないかと、つい勘ぐってしまいます。部活動の加入は、子供たちの自由意志です。ある中学校では、70%以上の子供が加入されるといわれています。小規模中学校では、100%のところもあります。一方、別の中学校の子は、帰宅部、何も部活に属してないという意味です。帰宅部では、高校に進学する折の内申書に響くなど、話している子供もおりました。

 そこでお尋ねしますが、中学校の部活動に対し、特に運動部の活動のあり方について、市教委では、一定の考え方を示されている中で、指導する先生の自主性は尊重しつつも、例えば勝負や成績にこだわり過ぎて、練習が過密にならないように、学校における留意点をさらに徹底していただけませんか。教育長にお伺いいたします。

 以上で、第1回目の質問は終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 世良議員から五つ質問をいただいております。順次お答えをいたします。

 最初の市有財産という観点から、一つは羽島の活用ということでお尋ねをいただいたところでございます。羽島の問題については、今議員が直接現地に赴かれ、相当荒廃をしている、こういうふうな観点でお話をいただきました。

 この羽島の問題、考えてみますれば尾島、肥島、羽島、3島が実は島を挙げて離れられました。要は、今限界的な集落というお話をいろいろ議論をいただいているわけでありますが、萩の旧六島村はまさにその時代を先取りしたような形で、実は集落が崩壊をしていったわけでございます。そういった観点から言いますと、大変このある意味では今の中山間地の問題、今この旧六島村から新市に組み込まれました。それぞれの島の状況、その後のいろんな経緯、こういったこともしっかり今学んでいるところであります。

 羽島についても、尾島が実は島を挙げて公売をされました。和歌山の泉南というゴルフカントリークラブが購入をされ、今なおその所有は今登記上は移っておりますけれども。そういうような形で島の土地を売り、そして離島される、こういったことであります。

 羽島については、県と市が土地を購入いたしまして、そういうような形で、あと利用ということを考えて現在まで至りましたが、途中でこの島の活用、本来構想は大変すばらしいものだったんでありますが、その夏期、わずかな期間しか活用できない。こういうようなことで、なかなか利用するという形で、利用料を徴収するにしてもとても維持管理する費用に比べますと、余りにもコストベネフィットと申しますか、その費用対効果が余りにも離れている。こういうようなことで段々施設が老朽化してくるにしたがいまして、維持管理費用も年を追うごとにふえてくる、こういうことであります。

 したがいまして、既にこの夏期の利用も含めて、今は中止をしているところであります。もし再開をするとしたら、今時点で考えますと、水の問題、施設の老朽化に対応いたします復旧、特に休憩棟とかトイレの問題、あるいは船便を確保するための船着場の整備、草刈り等も含めた維持管理費。こういったものを考えますと、草刈り等は実は市の職員、新人職員がですねずっと当たってきたわけでありますが、今でも実は所管をいたしております商工観光部の方で、台風で傷みますと一応応急的な措置は取っているわけであります。これも大変な労力でありますが。

 こういうようなことで、今時点では経費負担が余りにも大き過ぎということで、2番目にお話がありましたように、財政状況大変ですね厳しいものでありますから、こういうことで今事実上利活用をしていない状況であります。今後それをどうするかという話については、少し今財政状況も大変厳しいものでありますから、一たん落ちついた時点でまた再度どうするかということを本格的に考えていきたい。当面はちょっと手が出せない状況であります。ぜひ御理解を賜りますように、よろしくお願いいたしたいと思います。

 2番目にお話がありましたのは、そういった観点も含めて市有財産、いろんな財産がありますが、その管理の状況、現状、そしてまた健全化に対する財産管理、いろんな活用、それぞれの市が今いろんな知恵を出しながらですね歳入確保している。歳入確保を財産という利用の観点からどうか、とこういうお尋ねであります。

 財産管理の現状をちょっと、これはやや技術的な話がありまして、財政の担当者の方からお答えをさせていただきます。財産運用によりまして歳入確保する、こういったことについて二、三事例をお話をさせていただきたいと思います。財産の処分ということ、今この定例議会におきましても各老人憩いの家、集会所を町内会等に実は無償譲与するとこういう提案、議案を出させていただいていますが、こういった市有物件についても市が保有すること自身、それで維持費が大変かかるわけでありますが、こういったものを御希望のあるそれぞれの町内会の方に譲与する。こういった事案も、まあ言うなれば財産処分の一環であります。

 あるいは、土地の関係で言いますと、普通財産、土地開発基金の財産、こういったものを含めてお話をさせていただきますと、大井地区でやはり御要望がありますゴルフ場の跨線橋の土地という形で用意をしたもの、これもゴルフ場がめどがつかなくなったということで、用途目的がないわけでありますので、こういったものについては地区の御要望がありますので処分をしていこう。例えばそれから公募による売却、こういった話は、例えば中津江の市営住宅の残地がございまして、わずかでありますが、そういったものとか、むつみ老人憩いの家、こういったものも公募していく。あるいは教育委員会所管の普通財産福賀小学校の跡地、こういったようなところも今そういう対象に考えているわけであります。

 そのほか不用財産処分ということで、普通財産の処分、17年度全体でいいますと、10件で3,300万、不用物品の処分、公用車等でありますが5件で300万、18年度でいますと、普通財産の処分が10件で1,200万、不要物品で300万、いろんな意味で努力を重ねているところであります。

 しかしその一番歳入確保という観点からいいますと、こういった財産の利活用、こういったこともできる限り今から努力をしていかなければならないし、ある意味では知恵も出していかなければならないわけであります。そういう努力は重ねて行きたいと思いますが、あわせてその他の歳入対策、そういったこともしっかりやっていきたいと思います。

 自転車のマナーの関係の話は、これは担当の方からお答えをさせていただきます。恐縮でありますが、よろしくお願いいたします。

 それからその次の少子化対策ということで、保育料の滞納のお話がございました。実はいろいろ新聞等で報道されております。一つは給食費の滞納の問題、いま一つは保育料の滞納の問題。給食の話はまたこれは御指摘をいただいておりますが、また詳しく教育委員会の方から他の議員の方からも質問がございますが、このあたりはですね大変厳正に行われておりまして、県内でも萩市は大変滞納が少ない市ということになっておりますが、保育料については実はややそういったことを聞いておりましたので安心しておりまして、保育料も同じように少ないのかと思っておりましたら、保育料の滞納は実は大変滞納状況が悪うございまして、ということは滞納額が多いということであります。17年度で言いますれば、現年分としまして、収納率が97.48ということは、約600万近いものが滞納になっている。そして過年度分となりますと、合わせますとこれは相当なもので5,000万を超えるという話でありますから、これは相当の滞納額になっております。

 この実情を調べてみますと、実はかなり生活困窮者といいますか、お困りになっている方もかなりあります。生活保護に移行すべきじゃないかとか、あるいはもう少しいろんな工夫ができないかとか。前年度の所得ということでありますから、急にリストラで、あるいはその自己破産でとこういった場合にはこの激減緩和の措置がございますので、そういったことが取れないかとか、いろんな工夫はそれぞれ担当の方ではされているようでありますが、そういったような本当に払えないという状況であれば、いろんな工夫をしてその制度の趣旨、いろんな措置がございますので、そういったことができないか。

 しかし一方で、支払い能力はあるけれども、払われない方があるのであれば、これは厳正な対応をしなければならないだろう。苦しいけれども一生懸命ですね歯をくいしばってお支払いになっている方もいらっしゃるわけでありますから、公平の確保という観点から言いますと、そういった対処の仕方もしなければならないのではなかろうか。そのあたりのちゃんとした判断をしなければならないだろう。本当に払えない方も中にはいらっしゃるわけでありますから、そういった方々の状況、こういったものもしっかり状況を把握しながら対応を考えていこう。そしてこの支払い能力がありながら、払えない、払っていらっしゃらない方。こういった方々には文書の督促、納付義務者との直接の面接とか、家庭訪問、こういったようなことを考えていこう。そして場合によってはこれは児童福祉法56条というのがありまして、この地方税の処分の例により処分できるという規定がございまして、そういった条項も使いながら、すなわち差し押さえ等の処分も本当に悪質と思われる、支払い能力がありながら支払わない、こういったケースについては適用せざるを得ない、こういうふうに思っているところであります。まず、実態をもう一度つぶさに見ていこう。実は今回こういう御質問をいただくまで、私も詳細、実は知りませんでした。そういった意味で、少し本格的な調査をしていきたい。

 今回のこの御質問をいただいて、保育園の滞納状況、個々の実例を見まして、これはあくまでも書類上でありますが、気づきましたことは、かなり今子育てで頑張っていただいてるそういう世帯の中ではありますけれども、大変ですね経済的に困窮をされている、大半の方々が父子家庭か母子家庭である。あるいは、祖父母だけというそういう家庭がかなりあるということでありまして。このあたりは少しですね萩の状態、いろんな意味で、いま一つは奨学金の関係の内容をいろいろ見ましても、同じような感じを持ちました。かなり経済的に苦しい立場にいらっしゃる方、そういう家庭がかなりあるな、こういうふうな思いがありますので、少しそういった面で本当に生活に困られている方々には、生活保護なり、あるいはそれに準ずるいろんな措置があるはずでありますから、母子家庭にはいろんな意味でのですね支援措置がございます。もちろんそういった方はかなりの方がそういった措置をとられていますが、そういうふうなこと。いろんな制度の活用、こういったことも推奨していくといいますか、お知らせをしていく、こういったこともやっていかなければならないだろう、こういうふうに思います。

 しかし支払い能力がありながら、お支払いになられてない、そういった事例には厳正な対応が必要だろう、こういうふうに思っております。そのあたりを少し本格的に調査をしていただきたい、こういうふうなことを事務担当者に今依頼しているところであります。

 いろんな意味でこういった保育園の費用、これは他のこういう費用の関係、支払いを求める、徴収をするというものと少し性格は異にいたしますけれども、しかしやはりまじめに払っていただいている方とのバランス論、公平論というのは当然あるわけでありますので、しっかりそのあたりについては議論をさせていただきたいと思います。ある意味ではひとつこういう形で初めて個々の事例を見させていただきました。問題提起をいただきまして、そういった意味ではありがとうございました。

 それからその次に、少子化対応ということであります。萩市の少子化対応についてどういうふうに、ということでありますけれども、一向に歯どめのかからないという表現を今お使いになりましが、この中で一つ少子化に歯どめがかからない萩の特別の理由というのはいろんな場で言っておりますように、単に萩の場合は全国的にいわれる少子化とは違った一つの大きな理由がある。それはなぜかというと、若い皆さんがもう既に高校を卒業した時点で、かなりの方が出ていってしまう。もちろん大学や専門学校を終えて帰ってこられる方もあるけれども、実は若い世代の皆さんが出ていってしまうというところに、実は少子化に歯どめがかからない大きな理由があるわけであります。そして加えて今日本全国共通の課題、なかなかひとつその1人の女性が生涯にわたってお産みになる子供の数、これが減ってきた。そしてそれに対してとにかくいろんな少子化の努力はしている。しかし少子化の対応の努力、例えば育児の関係とか、あるいは保育の関係とか、いろんな関係、そういったようなものについて諸施策を講じている。しかしそれ以上に、萩の特色である若い人たちがいなくなっている、というここについてどう今から対策をしていくか、これがない限りは少子化対策にはならないわけでありますから、そういうふうな努力をどうしていくのかということであります。

 働く場の確保とか、一次産業の場に若い人たちがどう今から残ってもらえるかとか、いろんな意味で間接的な生活環境の整備とか、道路問題とか、もろもろのことが皆合わせ重なっているわけでありまして、そういったものについて今から考えていかなければならない。もちろんいわゆる少子化対策というものもしっかりやっていかなくちゃあいけない。先ほど江原議員から御指摘をいただきました。本当はできればああいう予算については、削減をしたくないわけでありますが、一方で大変厳しい財政状況にある。こういったことも加味しながら、できる限り工夫をしながら少子化対策を今からやっていこうと思っているところであります。現在十七、八年度2カ年で策定いたしました萩市健康福祉計画の中に、次世代育成支援行動計画、こういったものもうたっているわけであります。それぞれの中、紙に書いた活字でありますけれども、その活字の裏にはいろんな思いを込めて、実は書いているわけであります。どうか御理解を賜りますようによろしくお願いをしたいと思います。

 4番目に、萩陶芸展示館と中央公園の関係、問題についてお尋ねをいただいております。

 まず第1点は、県事業である萩陶芸展示館の概要と今後の事業展開の見込み、こういう観点からお尋ねをいただきました。既に御紹介をいただいておりますが、仮称ではありますけれども、萩陶芸展示館というものが県立美術館浦上記念館に併設をされる。これが決まりまして、現在19年度では基本実施設計が予算上組まれておりまして、現に行われようとしているわけであります。

 そしてスケジュール的にいいますと、平成20年、21年明年、明後年に施行されまして、22年度開館準備、開館、こういうふうなスケジュールを我々は県側から聞かされているわけであります。内容については、場所は隣接する平安古地内であります。敷地面積については2,500平米。建物の規模構造については、建物面積は約1,500平米、構造は鉄筋コンクリートの二階、主要施設は一階が展示室、特別展示室、書庫、二階が展示室、収蔵庫、作業室、このような内容に聞いております。

 そして2番目にお尋ねがございました、歴史的景観に調和した施設になるよう要望をしっかりせよ、とこういう御指摘でございます。

 この建設予定の周辺は、実は多くの史跡が点在をしておりまして、一つは浦上記念館敷地と萩陶芸展示予定地の周辺に境界を流れる藍場川。これは萩市景観計画の案では、重点景観区域ということで位置づけられているわけであります。このため、まちなみ対策課所管しておりますが、担当者が昨年8月に景観計画案を美術館側に説明をいたしまして、特に高さ、屋根、色調、色彩等を景観計画に適合した計画になるように要望をしているところであります。そういったもの、市側の考え方を踏まえまして、この周辺の景観に配意した建物になる、このように信じているところであります。

 3番目に、中央公園の駐車場と萩展示館との駐車場の関係。特に、陶芸館展示室との動線と駐車スペースがどうなるか、こういうことであります。

 現在の県立美術館浦上記念館の入口を実は陶芸の展示館も活用する、その入口を通って陶芸展示室へ渡り廊下によって移動していく、そういう観覧動線と聞いているところであります。したがいまして、チケット販売等も浦上記念館で行う形になるようであります。したがって入口が同じでありますので、動線計画上はあくまでも今の県立美術館浦上記念館の駐車スペースを活用する、こういう形になっております。今、来館者用駐車スペースは、県立美術館浦上記念館は、50台持っています。そして休日等につきましては、隣の合同庁舎の駐車場も利用し、これが40台、合計90台のスペースを持っております。なお不足するものについては、御承知のとおり中央公園の駐車場も活用されているわけであります。

 したがいまして、今中央公園の駐車場については有料化を図ろうとしているわけでありますので、その有料化の方針については、県の美術館の建設の準備に当たるそういったプロジェクトチームには、お伝えをしております。そういうようなことを前提に、ひとつ想定をして計画を組んでほしい、こういうことであります。

 本来でありますと、そういう博物館、美術館の駐車場についての有料化、無料化とこういう議論もあろうかと思います。現在は、例えば国立九州博物館。このあたりは基本的には有料になっておりますし、それもスペースとしてはほんのわずかなものしかありません。周囲の民間の駐車場を活用する、こういうふうな仕組みになっているわけでありますので、それぞれの地域、それぞれの特性を生かしながら考えていかざるを得ない、こういうふうに思いますので、よろしく御理解を賜りますようにお願い申し上げます。

 教育関係については、教育長の方からお話をさせていただきたいと思います。

 それぞれ今、財政の問題等につきましては、いろんな本定例会でも財政問題については、いろいろ御議論いただいておりますが、とにかくできる限りの努力をしていこう、こういうことでありますので、いろいろ本来予算措置をもう少しとるべきだとか、あるいは今の羽島のように、何とかならないかということもですね、しばらくこういう厳しい情勢でありますので、ぜひ御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 教育長。

  〔教育長 岩崎 肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 世良議員より、中学校の運動部活動のあり方について御質問いただきました。お答えしたいと思います。

 議員が申されましたように、中学校の運動部活動においては多くの教育的意義があり、萩市においても活発な活動が行われているところであります。私も、帰りとかあるいは途中見ますと、グラウンドいっぱいに子供たちが大きな声で一生懸命汗を流している風景をよく見かけます。現在の学校教育は、生きる力の育成を基本といたしております。学校教育の一端を担う運動部活動は、生徒の自発性に基づいて集まった集団であり、主体的に考え解決していく知恵であり、体力であり、気力という今申しました生きる力を育てる有効なものと成り得るものであります。またけがの予防やバランスのとれた生活の確保などの観点を踏まえると、議員申されましたように行き過ぎた活動は望ましくなく、適切な休養日等を確保することが必要であると考えます。

 そうした観点に立って、まず萩市中学校部活動の現状について少し御説明いたしますと、平成19年度萩市内の中学生の全生徒数は、1,463名であります。その内、運動部に所属している者は1,204名で、全体の82%を占めております。文化部所属者まで含めますと、部活動の加入者は1,405名で、萩市全体では96%の生徒が何らかの部に加入し、活動をいたしております。練習時間は学校によって多少異なりますが、夏期、夏でありますが、午後6時30分まで、冬場は非常に日が暮れるのが早いですから、午後5時までというところが大部分になっています。またほとんどの学校で、週に一度の休養日を設定しており、練習計画の作成についても保護者にお知らせをいたしております。

 またけが防止や、事故防止の安全面でこれから申します以下のような配慮がなされています。

 1点は、顧問の指導のもとで活動をする。しかし顧問が不在の場合は、練習内容を制限し活動を行う。

 2点目は、練習の前後に生徒の健康観察を行う。

 3点は、生徒の体調に応じた練習内容を工夫する。

 4点は、休憩時間の確保と十分な水分補給を行う。これから夏場にかけて暑いんですから、水分補給を十分行うということであります。

 それから5点目は、施設や用具の安全点検を定期的に行う等の配慮をお願いいたしております。

 次に、教育委員会として学校にお願いしている点について御説明いたします。

 これは学校週五日制が始まって、そのときの取り決めがずっと継続して続いておるわけでありますが。一つは適切な休養日の確保、先ほど申しましたように最低1週間に1日以上の休養日を設定する。2つ目は、効果的な練習時間。平日授業が終わってから部活に入りますので、結構始まる時間は制限がありますが、平日は2時間から3時間程度。土日及び長期の休業中は、3ないし4時間以内ですから半日ということになります。

 それから、家庭や地域での活動時間の確保をしてあげるということであります。それから望ましい部活の指導のあり方について、生徒の人権尊重を第一に、一人一人を大切にした指導を行うことを基本といたしておりまして、一つは体罰防止の徹底、二つは顧問不在時における安全確保の配慮、三つは定期的な部活動顧問会議の開催、四つは熱中症対策であります。

 初めに申しましたように、運動部活動は、心身の健全な育成と豊かな人間形成を図る上できわめて重要な教育活動であり、生涯スポーツの基礎を培う活動として重要であることを十分認識した上で、生徒の健全な成長とのバランスをとりながら、活動を進めていくようお願いをいたしておるわけであります。議員も部活動を一生懸命やられたというお話でありましたけど、私も部活動の思い出は、熱い青春の思い出として今も残っております。今後とも各学校に、今申した指導の徹底を図っていく所存でありますので、御理解御協力をお願い申し上げまして答弁を終わります。





○議長(青木賢次君) 総務部次長。

  〔総務部次長 横田敬英君登壇〕





◎総務部次長防災安全課長(横田敬英君) 自転車のマナーの指導内容につきまして、お答えを申し上げます。

 萩市では、昨年第8次萩市交通安全計画を策定いたしました。計画の期間は、平成18年から平成22年の5カ年間とするものであります。その中で、児童生徒への自転車の安全利用の教育、それから自転車利用者マナーの向上、それから自転車の安全性の確保について掲げております。これらを基本目標に、現在施策を展開しているところでございます。

 そこで、自転車マナーの徹底のための基本方針としまして、まず市民への周知方法につきましては、市報、FM萩、防災メール、防災行政無線、ケーブルテレビ、交通安全キャンペーン等で周知をいたしております。

 それから児童生徒への周知につきましては、各小中高校あてに文書にて生徒指導依頼をいたしております。

 それから観光客への周知につきましては、貸し自転車組合あてに、貸し自転車店での店頭啓発依頼を行っております。具体的には、児童生徒への自転車の安全利用の教育につきましては、引き続き学校、家庭、地域との連携のもと、小学校では体育教科、道徳、特別活動の学級活動や学校行事等を中心に、歩行者としての安全、自転車の安全な利用、身近な交通安全施設や交通規制などについて重点的に指導をお願いしています。

 中学校では、保健体育、道徳や学級活動を中心に、学校行事や生徒会活動全体を通じて歩行者としての安全、自転車の安全利用に加えて、自転車の特性と安全行動、それから交通事故の防止と安全な生活、応急処置等についての指導をお願いしています。

 高等学校におきましても、保健体育、ホームルーム活動、学校行事や生徒会活動を中心に自転車の安全な利用、二輪車、自動車の特性、交通事故の防止、応急処置などについてさらに理解を深めていただくとともに、交通社会のよき社会人として、必要な交通マナーを見につけさせるよう指導をお願いしているところでございます。

 それから自転車利用者のマナーの向上につきましては、自転車乗車中の交通事故や、自転車による迷惑行為を防止するため、歩行者に配慮した歩道通行、無灯火走行の防止などの自転車の正しい乗り方に関する啓発を推進します。特に、児童生徒に対する啓発と貸し自転車を利用する観光客に対する啓発としましては、傘差し運転、2列以上の並進、信号無視や交差点での斜め横断、右側通行、2人乗りの禁止等について、関係機関、団体とともに推進体制の強化に努めます。

 自転車の安全性の確保につきましては、自転車利用者に対して、交通安全に関する教育と、広報活動を通じた安全意識と点検整備意識の徹底を図るとともに、児童生徒が利用する自転車の点検整備について、関係団体の積極的な協力を求めてまいります。

 また近年、市民生活の24時間化と、これに伴う夜間交通量の増大により、夜間における交通事故が増加傾向にあることから、走行中の自転車を見やすくするため、関係団体と協力して反射機材の普及と活用の促進を図ってまいります。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 財政課長。

  〔財政課長 杉山寛校君登壇〕





◎財政課長(杉山寛校君) ただいま世良議員さんの質問のうちの、財産をどのように管理し運用しているのか、財産管理の現状についてお答えをいたします。17年の3月6日に合併いたしました新市におきましては、財産はすべて新市に引継ぐということで合併協議がなされております。

 管理手法につきましては、新市において調整するというような現状で、すべての7市町村の財産を新市に引き継ぎました。その新市に引き継いだということは、それぞれの7団体の財産管理がそのまま生きておるということでございまして、行政財産につきましては、それぞれの所管下で普通財産につきましては、財政課及び六つの総合事務所の地域振興課で管理を行っているものでございます。

 その引き継いだ財産でございますが、今申しましたように管理手法が七つの手法で行っているのが現状でありましたために、去る3月議会で提案させていただきまして、議決いただきました財産管理システムを導入したわけでございます。現在その導入後、データー入力等行っておりまして、当面9月議会に提案をいたします決算の関係で、財産に関する調書というのを提出させていただきます。その財産に関する調書の作成に向かって、その財産管理システムを全庁的に稼動させておりまして、統一的な管理手法の完成を急いでいる現状でございます。

 また物品につきましても同じでございまして、そのシステムの中に物品管理システムがございます。そのシステムにデーターを入力するという手法を取ることによりまして、七つの地域にどんな物品があるのかということが一覧としてわかるようになります。それを早期に入力し稼動させることによって、財源の予算の節減もできることになりますし、そういう手法で早期に入力を各部局にお願いをして、財産管理、財産、土地、建物そして物品備品の一元化に今現在鋭意取り組んでいる現状でございます。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 世良議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩いたします。

     午後 3時13分休憩

────────────────────

     午後 3時27分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 質問順位5番、守永議員。26番、守永議員。

  〔26番 守永忠世君登壇〕





◆26番(守永忠世君) 一般質問も5番目となりますと皆さんの耳、頭脳も大変さえてきているのではないかと思います。

 私も一字一句、わかりやすく、間違いのないように文書を読み上げ、質問を行いたいと思います。

 行政からの完璧な回答をいただき、質問回答時間を含めて約43分間で終わりたいと思いますので御協力をよろしくお願いいたします。

 一般質問に入らせていただく前に申し上げたいことがございます。私は昨年9月、12月、そして今年の3月の定例議会において、いじめ、不登校等に関して主として岩崎教育長に質疑を行ってまいりました。それを通じて私は岩崎教育長の教育に対する並々ならぬ決意、情熱といったものをひしひしと感じてまいりました。しかし、過去において、諸々の条件や状況により、議会において教育長が述べられた事項が実現をなかなか見ないといった例もあったやに聞いておりました。それは私たち市民にある程度の信頼、尊敬とともに疑問を感じさせてきたことも事実であります。

 しかし、今回私は教育長に対する見方、考え方を大きく変えさせられました。私はそのことを申し上げたいのであります。

 さて、多くの新聞が取り上げて報道されたことですから、皆さんも御存じのことと思いますが、あえてここで4月28日の読売新聞の記事を披露させていただきたいと思います。

 記事はまず萩市内の小中学校でいじめ撲滅宣言の唱和、来月から初、毎朝一斉にという見出しで報じています。そして記事の内容は、萩市の小中学校は、5月1日から一斉にいじめの撲滅宣言の唱和を行う。萩市教育委員会の呼びかけに全学校が応じたもので、一つの自治体で全校が同一歩調で行う同様な唱和は県内で初めてという。

 市教委では萩市が教育、文教のまちにふさわしいようにと、今年度はいじめ撲滅元年と位置づける。唱和は児童生徒の意識を高め、いじめ根絶への波及効果をねらって毎朝行うことを原則にしている。

 小学校22校、2,663人用と、中学校6校、1,463人用の宣言文はいじめをしない、させない、見てみぬふりをしないの三原則に基づいたひな形を市教委が簡潔な表現で作成しており、各校で参考にする。

 市教委の2006年度のいじめの実態調査では、言葉や身体への嫌がらせ、無視、仲間はずれ等が小学校で25件、中学校で39件あった。

 いじめがもとでの転校が2件起きている。対策としてスクールカウンセラーを今年度から増員して8人体制に強化している。岩崎肇市教育長は、唱和を毎日続けることで児童生徒にいじめ撲滅の気持ちが根づくことを期待していると話しているというものであります。

 このように教育に関する施策、情報が県内はもとより、全国に萩から発信されるということは何とすばらしいことでしょうか。岩崎教育長の教育長として教育にかけられる情熱、執念ともいうべき、子供一人一人に対する親にも勝るとも劣らない愛情の表れであると敬服いたしました。さらに、その背景には野村市長の御支援もあったかと思います。

 このような市長、教育長のお気持ちがある限り、萩市の教育は信頼してお任せできると確信するものであります。

 いじめ、不登校についてここまで大きく踏み出されたことに敬意を表しつつ、一点のみお尋ねをいたしたいと存じます。

 私は去る3月の定例議会で提案を含めてお尋ねをいたしました。大変僭越ながら教育長さんに市内全校の訪問、視察、巡回をされて、教育現場の現状と問題点をシビアに把握されてはどうかということでした。どのように実行されましたかお教えいただきたいと思います。

 教育長も御多忙のことと存じます。また過去において現場での経験は豊富に持っておられることも重々承知いたしておりますが、私は教育の現場は刻々と変化しておると思っております。常に、現場に臨まれ、子供たちの様子や考え方、問題点などの現状を把握され、体感されることが重要だと思いますが、いかがでしょうか。一点のみお尋ねをいたします。

 次に、皆さん御存じのとおり、日本の降水量は世界の平均の約2倍で、梅雨期と台風期に集中して降るといった要因も重なっているといわれております。

 さらに最近は局所的な豪雨が年々増加してることが追い打ちをかけ、一時間当たりの雨量が50ミリ以上に及ぶ強雨が強く、局所的な豪雨によって特に中小規模の河川では一気に水位が上昇し、河川のはんらんを引き起こしやすくなっているのが現状です。

 社会に対する質問でございます。国においては災害に対する基本的な法律として、災害対策基本法があります。この法では国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防災に関し、国、地方公共団体およびその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任の所在を明確にすること。それとともに防災計画の作成、災害予防、災害応急対策、災害復旧及び防災に対する財政金融措置その他必要な防災の基本的な事項について対策を定めること。さらにこれを基盤として総合的かつ計画的な防災行政の準備及び推進を図り、もって社会の秩序の維持と公共の福祉の確保に資することを目的として117条にわたる構成で明記されております。

 また、各市町村における災害対策に関する法として、災害対策基本法第42条において市町村地域防災計画に対する事項が記されております。

 また、これと並ぶ法律として、災害救助法が制定されております。この法は47条の構成で発生した災害への対処の仕方が事細かく知らされております。そしてこれらの基本的な法律に沿って当萩市においても、萩市防災会議は災害対策基本法第16条及び萩市防災会議条例、平成17年萩市条例第246号により萩市における防災に関する基本方針及び計画を作成し、その実施の推進等を行うと定められております。

 これらの法律、条例によって市民の皆様の安全が確保されており、現時点においては安全、安心な生活を営むことができております。私はこれらの法がよく網羅されていると思います。

 ところで、私の記憶の新しいところで平成9年台風9号が山陰北部にもたらした災害について、わずか2日間で県北部に約250ミリの降雨があり、特にむつみ地域においては四つのため池が決壊、また大井地区では堤防が決壊するなど大きな被害が出ました。これはエルニーニョ現象の影響であったと記録されています。

 台風のもたらす災害は、強風による建物、樹木の破壊、さらにこれらによる飛散物での二次災害、火災の延焼、予兆などが上げられます。雨による災害としては、洪水の発生や鉄砲水等による家屋、田畑の浸水、決壊、さらには命を飲み込む恐ろしい土石流の被害が挙げられます。

 このような自然の猛威に対して、我々にできることは、人智を持って被害を受けない、あるいは最小限に食いとめることではないでしょうか。油断のない心構えと、十分な準備があれば100%は無理としても相当な被害の食いとめは可能だと思います。

 新萩市においても消防署の日ごろからの怠りない点検、整備、そして訓練、また行政の方々の災害対策系統による体制及び整備が図られております。

 ところで旧萩市においては、県、市町村と一体となった防災訓練が行われてきました。この訓練には県知事をはじめ、各行政機関、公共関係機関の人々、民間団体等が参加しています。こういう形の訓練はよく見受けられるところです。

 そこで私が感じたことは、市民の皆さんを巻き込んだ訓練がなされていないのではないかということです。私の情報確保が不十分なためかもしれませんが、あえてあれば教えていただきたいと思います。

 と申しますのも、一たん災害が発生したとなると、被害を受けるのは住民であり、防災対策も住民の皆様こそ主役であり、その協力なしにはほとんど効果がないと考えられるからです。

 そこで、2点について質問いたします。これまでどのような地域住民に対する訓練が行われてきたか、どのような今後の訓練予定と申しますか、計画があるのかという点についてお聞きしたいと思います。

 そして、今後訓練の予定、計画等お考えがあればそのような訓練の充実を図っていただきたいと思います。何も大がかりな訓練をすべきとは思っておりません。ケーブルテレビ等のこういう新しい情報伝達手段を取り入れた防災対策活用についても提案したいと思います。

 せっかくの機能を生かして、告知放送など、市に一斉に実施する訓練なども考えられます。特に大災害では、携帯電話やNTTの災害伝言サービス等が大いに役立つと聞いております。これらの新しいものを活用する防災対策について、広報のことも含めて今後の方針やお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。

 第2点は道路網の整備についてであります。

 野村市長の御努力ににより、おおむね充実が図られているといえます。しかし、県道や市道の一部また私道等について災害対策の立場で考察しますと十分であるとは言えないのではないでしょうか。

 災害の発生の一刻を争う対処、住民の非難等を考えますと、狭隘な道路での車の沈滞等の不安が募ります。市民の尊い命を預かられる市長はこの点をどのようにお考えでしょうか。お聞かせいただければと思います。

 さらに、国や県などにも働きかけて、早い時期に対処をお願いしたいと思うのは私一人ではないのではないでしょうか。

 以上2点についてお尋ねをいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 守永議員から大きく2問、一つは教育問題であります。そしてまた自然災害の対策、対応についてという話であります。いずれも大変大きな問題であります。

 教育関係については先般いじめの関係、教育委員会で見事そういう対応をいただきまして、私ども執行部としてもうれしい限りであります。

 まずその今の自然災害対策ということであります。近年の被害の状況、災害の状況をちょっと簡単にお話をさせていただきますと、ここ10年でいいますと平成9年に、旧萩市内でいいますと大井川の氾濫がございました。大井川は、完全に水没をする、要するに東側の部分でありますが、そのさらに川上におきましては、むつみ地域におきましてはため池の決壊があった。そして大変な大洪水になった。こういうちょうど10年前のことであります。このときは夜半、まさに深夜に私ども旧萩市内は大井出張所に災害対策本部を打ち立てまして、とにかくどう対応するのかというそれぞれの人身に及ぶ被害はなかったわけですけれども、それでもかなり水没時間が長かったわけであります。

 大井地域は過去にもそのような実は被害がありまして、この船の用意が何隻かございました。そういった災害を予想したそういったような手当てもございました。そういうふうな平成9年。

 それから、11年には実はこれは萩のちょうど河内、笠屋からずっと島に向きます特定の一つのラインといいますか、そこだけに集中豪雨があった。これも未曾有の集中豪雨でやっぱり50年に一回くらいじゃないかということでありますが、その地域だけ、例えば河内笠屋、そのあたりについてはとにかく鉄砲水が山からわっと落ちてきたと、こう出てきたということであります。それぞれの門がまさに滝のようになってしまったと、こういうことでありました。これも今まで経験のない集中豪雨でございました。

 その後そういったものがきっと最近はないのでございますが、16年は風台風でありまして、これは実は私ども旧萩市にとりましては今まで経験したことのない事情は停電であったと。かなりの分が停電をしましたが、どこが停電をしてるかわからない。したがってテレビもわからないし電話も通じない。こういうような状態が出てまいりました。

 量販店は冷蔵庫、冷凍庫が使えなくなった。各町の交差点は、信号が動かなくなった。こういう今まで経験したことのない事態を迎えたわけでありました。しかも地区によっては48時間停電が続いたとこういったこともありました。これは中国電力ともその後協議をいたしまして、どの地区が停電になったか、そういったようなことすらもわからないということでは大変だということで、大変その後の協議を重ねて、その後はそういう事態はないわけであります。

 こういうようないろいろな台風とか、あるいは水害とかこういったようなこと一つとりましても、実は今までにないような状況、特に萩の場合は阿武川ダムができます昭和50年以降大きな水害というものはもう経験がないわけであります。平成11年のときは市内で、この三角州内でも一つのこの一部分でありましたけれども、かなりのものが水没をいたしました。そのときに都市下水等の計画を新たに立てまして、対応を考えてきているわけであります。

 今お尋ねの件は、具体的には訓練の話でありまして、住民に対する訓練はどのように行われてきたかということであります。

 大きく実は訓練というのは二つの側面があるかと思います。私どもはこの行政、執行部にとりましては、そういう災害が起こったときにどう判断をするか、避難命令、避難勧告、あるいは自衛隊の出動要請、こういった意味での判断を要する分野がかなりございまして、的確な判断を誤るとこれは大変なことになる。こういった意味での実は訓練も一方で必要でありますし、地区の住民の皆さんにとりましてはこれは実は災害時の連絡、そういう情報連絡をどうするか、逃げおくれとなる方に対しての情報収集、この関係の情報収集、そしてとにかくそういったこの避難援護者といいますかそういった方々の状況をどう把握をできるか、そしてそれをどう支援するか、こういったようなことが実は各地域の災害において非常に大きな実は課題になってきております。

 そういったものを実は的確に情報を把握しながら、この対応を考えていかなくてはならないわけでありまして、各地域におきますそういうふうなこの地元の住民の皆さんの訓練、こういったこと、それぞれ今まで何度か経験をしてきているわけであります。特に全体的な総合訓練という話、今そういったことについて余り何か形式だけでとこういう思いかもしれません。

 平成8年に私どもは玉江の河川公園で実は市単独と自衛隊と協力をいたしまして,三角州が地震等で、災害等で、橋が全部落ちてしまった。そのための連絡あるいは物資の補給をかねて、その架橋の訓練も含めて、そして当時は確か堀内地区の皆さんの協力をいただきまして、一日がかりで大訓練をやったことがございます。

 あと平成13年にそういった同じような自衛隊との共同訓練をしようとしたときに、県もという話で、県と合同の訓練になってしまいましたが、そういうような訓練、大型な訓練はそういったようなことをやってきております。

 今このいろいろな意味で、天変地異、この台風、大雨、あるいは地震、震災、こういろいろなところのものがございますが、一つは今自衛隊のサイドから図上訓練という要するにそういう判断を市の災害対策本部、あるいは市長を含めたそういった幹部の判断の訓練、こういったようなことも今計画があるようであります。そういったことも含めて考えていきたいと思います。

 それぞれの地区の防災訓練の状況というものは各地区でちょっと明暗、精粗ありますけれども、須佐地域は大変熱心に取り組んでいただいておりまして、毎年10月ごろに地域挙げて実は総合防災訓練を行っていただいております。福栄地域の一部では消防団が企画いたしまして、住民参加の防災訓練を。萩もそれぞれの地域で、例えば萩潟港におきましては地震防災訓練、後小畑の町内会が中心になりまして自主防災組織ができておりますので、そういった。あるいは中津江の自主防災組織によります防災訓練。あるいは各それぞれのいろいろな施設でそれぞれ、例えばふたば園の訓練とか、いろいろな形のものが毎年場所をかえて行われてきているところであります。

 もう一つは実は19年度の予定でありますが、河川洪水ハザードマップというのが今できつつありますけれども、そういったものに基づいて、市、消防団、地区住民の皆さんがそれぞれ避難訓練を行っていく、これは一つのハザードマップということで水害で冠水しやすい地域、こういったものをマップ上表示しているわけでありますが、そういったとき避難場所といったものを定めてそこへ避難していく、そういった訓練が中心になりますけれども、今年は大井地区を予定しております。

 そういうようなことで、それぞれ須佐地域の総合防災訓練、あるいは今回は古萩福祉部の非難訓練、これは9月でありますが、そういうふうな形で各地域でそれぞれ展開をされます。

 本来これは非常に頻度をもってやられる地域と実はここ10年くらいないという地域とかなり分かれますので、恐らく議員からもそのあたりについては少し体系的にやるべきではないかと、こういう御指摘もあろうかと思います。

 そういったこと、少なくともそれぞれの地域で避難場所というものを明確にし、そこで先ほど申しましたように、災害時の連絡情報収集、そして非難に当たっての要援護者、いろいろな助けが要る人たち、これは障害者の方もありますし、高齢者の方もありましょう。そういった方々を的確に避難させるようなそういうふうな仕組みといいますか、そういったあるいは実情の把握とか、こういったこともあわせて考えていかなくてはならないと思うわけであります。

 各地域のこの水害、震災、いろいろなことを見聞きいたしましても、どうやってそういった方々を安全に避難をしていただくか、これが一つの大きな課題だろうと思うのです。そういったような観点のもの、こういった訓練を含めて考えていかなくてはならないと思います。

 こういった水害とかあるいは地震とか、そういったあるいは風害、こういったいろいろな観点のものもございますが、実は私ども忘れてはならないのは、平成6年の1月に雪害による例えば絵堂大田間、絵堂萩間、厳密にいうと絵堂大田間でありますが、これが何車両も100台以上の車両が閉じ込められるということでありましたが、このときは絵堂地区の皆さんが大変実は機敏に対応をいただきまして、朝の炊き出しを婦人会でやっていただいた。そして夜半は車が暖房が止まらないように、夜間ガソリンを背負って雪上、これは防長バスの皆さんが中心になってですね、ガソリンを運んでいただいたと、こういうようなことがあったので、こういったことは市は全く行政、自治体としてはそういったことは予見しておりません。これは完全に民間ベースで進みました。

 そういうようなことも起こり得るということですから、いろいろな場合を想定いたしまして、この今まで過去のいろいろな災害の実績、こういったものを踏まえて常に何が起こっても対応できるような仕組みを今、こういう防災等の担当部局、担当者も置いてるわけでありますが、できる限り幅広くそういったものが対応できるように考えていかなければならないと思います。

 2番目にお尋ねがございましたのは、道の話であります。道路網の整備ということでありますが、これについては有事のときの車使用というのは基本的に制限をしていく。アメリカの映画を見ると皆わっと車で逃げていく。これは広大な土地がありますから、こういったところのその状況、ハリケーンがきても車で逃げるとこういう話であります。日本の場合はそういうことはないのでありまして、とにかく第一次的には避難場所を決められたところにまず避難をしていただく。こういうことでありまして、どこに逃げても結局同じでありますから、そういうようなことでありますが、道路で車があふれて緊急車両が身動きが取れないという、こういった事態を避けるということだろうと思います。

 都市部ではよく地震の震災対策として、サラリーマン、給与所得者と、まあこう言ってはおかしいですが、都会の周辺に居住をし、都心で働く人たち、これが震災があったときにどう自宅に帰るか、本屋に行きますと、その震災時にどういうふうな形で道を通って歩いていかれるかと、そういう本が飛ぶように売れてるのです。そういうふうなことは私どもここではありえないのでありますから、それぞれの都市部とこの地方萩とのこういう震災対策一つ取りましても対応は違うわけであります。

 その道路の整備という観点からいいますと、整備という問題と同時に道路をどう利用するか、何か一たん事があったときに道路が車で一杯になる、こういったことは避けなければならないわけでありまして、風水害等のあるいは地震等の被害、こういったときにはとにかく車の使用を制限していく、こういうふうなことであります。

 しかし一般的な道路のそういった意味での整備はこのまさに先ほども出ましたが、萩東道路のこの要望を今している理由は191というのは越波をする場合、通行が規制されるというようなこと。一たん何かあれば幹線道がここでなくなってしまうというのは迂回路を持たないとするならば大変危険であると。いろいろな災害時に物資の運送とか、いろいろな観点でいいますと大変問題が残るわけでありますので、そういった意味では必ず迂回路をつくっていくということ、しかもかなり大胆にそういった構成をしていくこと。

 今、萩三隅は今までの鎖垰という本来の191の道に加えて萩三隅道路という別の一つのバイパスができるわけであります。こういう形のものを構成をしていく必要があるだろうと思います。

 そういった観点で今御質問をいただいてるのだと思いますが、それぞれの地域今合併しました七つの中山間地の道についても、交通が途絶となったときにほかの道が代替的に物を使えるというようなこととか、そういうふうないろいろな意味でこの道路が使えなくなった場合、先般木間地域が一つの集落が土砂崩れによって孤立をしたわけですが、こういったときに相当時間がかかりました。復旧まで。しかしこの迂回する道路を使うと本当に大変な時間を要する。こういうこともございます。

 それぞれの地域でこれだけの面積を抱えてる新市でございますので、そういった意味での一たん有事のときの道路のあり方、そういったことについてもすぐ対応ができるように考えていかなくてはならないと思います。

それぞれその有事の対応ということで今この私どもも災害に対応できる一つの部局をつくってるわけでありますので、そういう中で一生懸命災害の防災についての計画等、そのまた実施、そしてきょう御指摘をいただきましたいろいろな今後のそういう防災についての訓練、市民の皆さんも巻き込んだ形でそれぞれの地区で本当にこの市民の皆さんがこういった防災訓練をしなければならない、そういうお気持ちになられるようにといいますか、やはり自分たちの集落のこととして理解をいただきますように。上からのこういう防災訓練ではなくて、まさにそういう必要性といいますか、そういったものを御理解をいただいた上でやっていく、そういったことも必要だろうと思います。十分対応を考えていきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 教育長。

  〔教育長 岩崎肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 大変なお褒めの言葉をいただき恐縮いたしております。

 守永議員からはいじめ撲滅宣言の唱和についての取り組みにつての御説明があった後、今後の教育方針について1点お尋ねしたいということでありました。お答えをいたしたいと思います。

 なかよし宣言、いじめ撲滅宣言の唱和については議員が申されましたように、5月1日から萩市内の38校すべての小中学校で一斉に取り組んで現在に至っております。一石を投じたわけでございます。唱和唱和に終わるという単なる打ち上げ花火で終わらせないで、子供の中にいじめは絶対にいけないのだ、許されないという意識化を図り、実践化につなげていきたいと思います。

 議員が申されましたように、このなかよし宣言、いじめ撲滅宣言の唱和を行うことによって、学校生活、家庭生活、地域の中で子供たちの規範意識が高まったり、思いやり、協力し合うことなどよりよい行動が実践できることにつながる波及効果をぜひ期待いたしたいと思います。

 さらに学力の向上、豊かな心、健康な体づくりにもと発展して、今日求められている知・徳・体のバランスのとれた生きる力をつけてほしいとこう願っています。

 PTAの連合会、地域の皆さんにも会あるごとに御協力を仰ぎ、社会総ぐるみで明るい楽しい学校づくりを目指していきたいと思っております。

 百聞は一見にしかずという言葉がございますが、学校に出向かず私が教育長室にいて情報を得るだけでは、正確にして客観的な情報は得られないと考えています。こまめに学校現場に足を運ぶことはきわめて重要であり、努めて自分の目で確認することに心がけるよう努めます。議員のおっしゃるとおりだと思います。

 で、実施状況でございますが、すべての学校に私昨年度は1校当たり3回か4回訪問しておりますが、すべての学校に指導訪問または経営訪問を計画して実施いたしております。終日おる場合と半日おる場合がありますが、指導訪問では終日います。経営訪問では半日学校にいます。

 そこで学校長からは学校経営の説明を聞き、すべての学級の授業を参観し、児童生徒の様子や、教師の指導ぶりを観察し、後、協議会で気づきや指導助言を行っています。

 また、諸帳簿の点検、給食を子供たちと食べる機会も多くございまして、子供たちと一緒に食べるといろいろな話が隣の子供から聞けてとても楽しい経験をすることができます。

 また、今申しましたように各学校で最後に研究協議を開いて、その中にも参加いたしております。

 ほかには、教育委員の学校巡回に同行いたしておりまして、施設設備の要望、改善箇所を聞いたりいたしておりますが、今年度は授業参観も計画をいたしております。

 そのほか、随時に訪問する、これが守永議員が私に求めてることだと思いますが、時間を許せば学校行脚と申しますか、積極的に学校を訪問し、普段着の子供の様子、先生方の指導ぶりを見たいと思います。この学校行脚はぜひ行いたいと思います。

 また、要請訪問と申しまして学習指導、生徒指導、学校運営、学校管理上の問題で、指導要請がある場合、訪問いたしております。また、新任校長、新任教頭、新採の教員が赴任した学校には激励をかねた訪問を積極的に行っております。さらに学校行事、運動会、文化祭、卒業式、研究発表会にも出席いたしまして、子供たち、先生の晴れ舞台を参観いたしております。

 そこで現状と課題でありますが、現状については先ほど申しましたようになかよし宣言、いじめ撲滅宣言は5月1日に唱和を始めまして、約1カ月半を過ぎました。今小学校中学校からそれぞれの学校の様子を聞いておりますが、全部しゃべると時間かかりますので一部を絵取りますと、小学校では友達を大切にする言動や行動は育ってきている。子供たちは今のなかよし宣言を意識するようになってきた。7月からはなかよし宣言の中に具体的な行動項目を入れて唱和することにしているという学校もございます。宣言とあわせて、人権擁護のポスターづくりに取り組んでいるという学校もあります。さらに宣言文を唱和することで児童はいじめはよくないという意識が高まったように思えるという学校からの意見もあります。

 行動、生活の中で優しさ、落ち着きを感じる。低中学年の児童からは、いじめはいけんよといった声を聞くようになったという学校もありました。休み時間誘い合ったり、声を掛け合ってる姿が多くなったように感じるという学校もありました。

 中学校では生徒会長の前文朗読の後を受けて、教員も一緒に全員で撲滅宣言を行っているという学校、毎朝真剣な態度で唱和している。生徒総会で本校独自の宣言文に変更し実施しているという中学校、友達を大切にしようという意識が確実についてきているという学校もあります。生徒一人一人が意識して行動しているように見えるという学校もあります。

 ほかに学校を回っての現状でありますが、各学校とも特色ある学校づくりを実践する中で、学校の教職員は本気で取り組んでおりまして、子供の方も表情も明るく元気一杯活動している場面も見て喜んでいます。どの学校も開かれた学校づくりを目指し、学校開放の一環としてオープンスクールを実施して、保護者だけではなくて地域の方の学校への呼びかけもしておられます。

 教師の指導に指導方法の工夫改善が見られまして、地域の教材の活用、パソコン等視聴覚機器の活用、グループ学習等学習形態を工夫した子供の視点に立ったわかる授業、わかりやすい授業を目指しています。

 今の子供たちに全体的に欠けているとよく言われている読解力、表現力の育成に多くの学校で取り組んでおられます。

 登下校における子供の安全、安心対策として地域の学校見守り隊が活動していらっしゃる光景をよく見かけます。本当に感謝申し上げたいと思います。

 課題でございますが、少子化による児童生徒数の減少、学校によっては複式学級化が進む。中学校では部活動に支障をきたす。なかなか部員が確保できないで、団体競技の組めない部が誕生したり、やむなく廃部を行ったりという現象がこれからも起きるだろうと思います。いろいろ廃部って簡単に言ってもいろいろな声があって、慎重にやらなくちゃならない問題があろうと思います。

 また、非常に清掃範囲が小さな少ない人数の中で、掃除をする範囲が広くて非常に困っておられるという小規模校も見受けられます。また、これは一般論かもわかりませんが、人間関係づくりがとても苦手な子供が多く感じます。トラブルを対話で解決する力、これをぜひ育てたいと思います。

 表現力に欠けるというのは先ほど申しましたが、俗っぽい言葉で切れるとかむかつくとか言う言葉がありますが、すぐ手を出して解決しようという子供を見かけたりします。課題は消極的な対処療法的な生徒指導では本物の生徒指導にはならないと思います。積極的な生徒指導、当たり前のことが当たり前にできる児童生徒の育成。当たり前のことが当たり前にできるというのは、あいさつであり返事であり履物をそろえることであり、時間を守ることであり決まりを守ることであろうかと思います。

 教育は人なりと申します。よい先生にめぐり会えた子供は幸せであろうとこう思います。ある先生の出会いによって、勉強が好きになったり、運動が好きになったり、音楽が好きになったり、図工が好きになったりという話は良く聞きます。

 子供を本気にさせ、子供をやる気にさせる教師をぜひつくりたい、育成したいと思います。

 子供にとって魅力がある尊敬される教師集団であってほしいと思います。子供が大人に成長したころ、目を閉じても顔や名前がスムーズに思い出せる先生であってほしいと願います。私はできるだけ学校を行脚し、子供や教職員に声をかけてまいりたいと思います。以上でございます。





○議長(青木賢次君) 26番、守永議員。





◆26番(守永忠世君) 最初に質問項目の順序が通告より間違えていたことをおわび申し上げます。

 野村市長より災害対策等について御解答いただきました。行政のあり方として、また私たち議員としても、災害、水害等からどうやって市民の生命を守っていかなければならないかと常に念頭においておかなければならないと思っております。

 時間の関係で前文を省略いたしまして1点だけお尋ねいたします。

 萩市のホームページに災害時の緊急放送として、市では災害時にさまざまな手段で緊急情報を提供しております。大雨や地震が発生した場合は参考にしてくださいと掲示してあり、FM萩、萩ケーブルネットワーク、萩、須佐、田万川一部地域、防災行政無線、川上、田万川、むつみ、須佐、福栄、ケーブルテレビ音声告辞放送、川上、むつみ、旭、福栄とそれぞれ緊急情報の手段が示されております。また、大雨や台風に備えましょうと災害に備える心構えとしてのマニュアルも掲示されております。

 これら災害に対する心構えについてのマニュアルは大変わかりやすく作成してありますが、市民の皆さんが萩市のホームページにアクセスしない限り、せっかくのマニュアルも無駄になるのではないかと思っております。

 質問いたします我々は大胆に提案、要望等を行いますが、回答される行政の方々は大変だろうと思います。このことも市民の皆さんに、より安心、安全に生活を営んでいただきたいと願ってのことであります。

 このことは私以上に野村市長さんは市民の皆さんの安全かつ安心して暮らせる生活を第一にお考えであると聞き及んでおります。このことを踏まえ今一度お考えの一端をお聞かせいただきたいと思います。

 次に、教育長より懇切丁寧に回答をいただきました。学校教育に関するいじめ、不登校については再度岩崎教育長のお考えをお聞きいたしました。先ほども申し上げましたが、昨年の9月、また、今年の3月、6月の3回、いじめ、不登校に関するお尋ねをしてまいりました。岩崎教育長初め、教育委員会の皆さん、職員の皆さんと小学校、中学校の校長先生を初めとする諸先生方、PTA等関係者の一体となった指導熱意が伝わってまいります。

 大先輩の岩崎教育長にはただただすばらしいと感服いたしております。ほかには何も申し上げることはございません。

 最後に萩市教育委員会、市内小中学生の先生方の教育に対する熱意に敬意を表しつつ質問を終わります。以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度お尋ねでございます。この防災関係でありますが、いろいろな意味で今ホームページのお話もされました。そして各この旧町村でありますと旭地域を除きまして防災無線という情報伝達の手段がございました。

 それぞれの総合事務所から連絡しようと思えば各家庭に直に連絡ができる体制である。そのほか農村型ケーブルテレビであればそれを使いますと。これまた同じように大変なひとつの情報伝達を、いろいろな意味でこう危機マニュアルというか、そういったものは今各家庭に配られております。生活便利帳にもその詳細はうたっておりますし、避難の場所、この雨による避難の場所、海からの津波による避難の場所、これは異にしているわけですが、そういったことも事細かに書いてるわけであります。

 行政の姿勢といたしましては、我々は今市民の生命や財産を守ること、これは行政の最も根源的な基本的な課題である。いつもこういっております。

 今後もそういった意味で、安全安心をしっかり確保できるようなそういう防災体制を含めてしっかり頑張っていきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 教育長。





◎教育長(岩崎肇君) 家庭、地域、学校、一緒に手を携えて一生懸命頑張ってまいりたいと思います。

 また、議員におかれましてもいろいろお気づき、御意見ございましたらおっしゃっていただきたいと思います。どうもありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 守永議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。

 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。明日の21日木曜日も午前10時から会議を開き一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 4時16分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成19年6月20日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  岡   通 夫



       議 員  諸 岡 皓 二