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山口県 萩市

平成19年 3月定例会 03月07日−04号




平成19年 3月定例会 − 03月07日−04号







平成19年 3月定例会



                平成19年3月



            萩市議会定例会会議録(第4号)



                議事日程第4号



         平成19年3月7日(水曜日)午前10時開議





第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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〇本日の会議に付した事件

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

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〇出席議員(30名)

       1番  大 村 赳 夫 君

       2番  岡   通 夫 君

       3番  尾 木 武 夫 君

       4番  長 岡 肇太郎 君

       5番  松 尾 義 人 君

       6番  井 関   稔 君

       7番  江 原 任 子 君

       8番  近 江 郁 宣 君

       9番  木 村 靖 枝 君

      10番  小 茅   稔 君

      11番  小 林 正 史 君

      12番  斉 藤 眞 治 君

      13番  左 野 忠 良 君

      14番  柴 田 保 央 君

      15番  杉 山 浩 司 君

      16番  世 良 眞名夫 君

      17番  田 中   良 君

      18番  坪 井   豊 君

      19番  中 村 洋 一 君

      20番  西 島 孝 一 君

      21番  西 元   勇 君

      22番  平 田 啓 一 君

      23番  藤 田 克 弘 君

      24番  丸 田 勘 次 君

      25番  宮 内 欣 二 君

      26番  守 永 忠 世 君

      27番  諸 岡 皓 二 君

      28番  横 山 賢 治 君

      29番  横 山 秀 二 君

      30番  青 木 賢 次 君

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〇説明のため出席した者

 市長        野 村 興 兒 君

 助役        瀧 口 治 昭 君

 教育長       岩 崎   肇 君

 総務部長      中 村 敏 雄 君

 総合政策部長    湯 本 重 男 君

 総合政策部理事   吉 村 秀 之 君

 市民部長      出 羽 仁 史 君

 保健福祉部長    米 倉   稔 君

 農林部長      白 神   崇 君

 水産部長      谷 本 隆 良 君

 商工観光部長    松 原 純 二 君

 建設部長      三 原 正 光 君

 上下水道部長    桑 原 榮 治 君

 教育次長      田 邊   信 君

 出納局長      山 根 道 生 君

 消防本部消防長   大 崎 弘 美 君

 総務部次長     迫 村 高 志 君

 保健福祉部次長   藤 田   擴 君

 総務課長      中 原 滝 雄 君

 財政課長      杉 山 寛 校 君

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〇事務局出席者

 事務局長      米 原 祥 三 君

 次長        藤 岡 敏 彦 君

 主幹        奥 山   明 君

 次長補佐      浜 村 祥 一 君

 調査係長      須 郷   誠 君

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     午前10時00分開会





○議長(青木賢次君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名





○議長(青木賢次君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に、10番、小茅議員、19番、中村議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問





○議長(青木賢次君) 日程第2、これより一般質問を行います。

 それでは、質問順位6番、小林議員。11番、小林議員。

  〔11番 小林正史君登壇〕





◆11番(小林正史君) おはようございます。通告に従い順次質問してまいります。

 まず、世界遺産登録についてお尋ねいたします。

 世界遺産とは、ユネスコの世界遺産条約に基づき、顕著な普遍的価値がある遺跡や自然地域を、国際的な協力で保護、保存するというもので、建造物や遺跡などの文化遺産は、世界で644カ所、自然遺産は162カ所、両面の価値を持つもの24カ所、そのうち国内では、厳島神社、原爆ドームなど、文化遺産10カ所、知床、屋久島、白神山地の自然遺産3カ所が、それぞれ登録されています。

 二、三年前より、萩市においても世界遺産という声が聞こえていましたが、今回どういった経緯でこの話が進展してきたのかお尋ねいたします。

 この登録制度についてもお聞かせ願います。

 また、萩市の現状、今後の取り組み、登録される可能性はあるのかもお尋ねいたします。

 市民の間では、世界遺産になって何の得があるのかという声もあるようです。登録による萩市へのメリット、あるいは保護、保存のための支援はどのようになっているのかお聞かせ願います。

 次に、企業誘致についてお尋ねいたします。

 この問題については、昨年藤田議員が再三取り上げられ、その都度難しい、厳しい旨の答弁に終始しておられます。全国的に、企業誘致、工場誘致が自治体間の綱引き状態となっているのが現状です。何億、何十億円単位の優遇策、支援制度、助成制度を打ち出すところも出ています。果たして今の萩市にそういったことが可能でしょうか。

 企業はまず、交通インフラの整備状況を見て、進出地を決める傾向にあるといわれています。現状において大変不利な状況にあることは明らかです。難しい、厳しい、それならどうするのかという観点での、市長の見解をお尋ねいたします。

 また、誘致ができないのなら、現在ある企業に対して、萩市独自の助成制度を設け、雇用の確保を図る必要があると思いますがいかがでしょうか。お尋ねいたします。

 次に、行財政改革について質問いたします。

 まず、財政について。昨日の質問にもあり、施政方針でも述べられたとおり、財政運営については大変厳しいものがあります。予算を見ても、3年連続のマイナス予算、基金からの繰り入れ、また新規事業も極端に減少しているところです。

 昨年来、テレビや新聞による財政破綻をした夕張市の状況を見ると、図書館や美術館の閉鎖、学校の統合、市民病院は診療所への機能低下、福祉施策の廃止等々、市民への負担の増加が伝えられています。

 先日、ほかの要望に来られた市民の方から、萩市は夕張市以上の借金があり、大変心配だとの指摘があったそうです。昨日の質問で、夕張市との違いは、一時借入金での粉飾決算であったとの指摘でした。私の認識では、それにプラスして、無許可起債もあり、総額353億円にも上っているようです。萩市は、18年度末見込会計で463億、特別会計を含め663億円の負債というふうになっております。どうもこの数字だけが一人歩きをしているようで、昨年6月、私の財政質問に対し、合併時の特殊要因があるとの答弁でした。その辺をもう一度説明願います。

 また、この財政運営が大変な中、次年度、19年度歳出削減に取り組んだ内容をお示し下さい。

 最後に、職員の意識改革について質問いたします。

 現在、萩市行政改革大綱に基づく実施計画により、合併した新市の市民の信頼と期待にこたえる市政運営がなされています。我々議会においても、特別委員会を設置し、どうすれば効率的で、市民満足度の高い行財政運営ができるかを調査研究しているところです。

 昨日、中村議員もただされましたが、私も千葉県流山市が取り組む行財政改革に、大変感心いたしました。市職員の意識改革、すなわちやる気と、市民の理解、協力が大変重要なポイントとなっているようです。

 例えば、かなり複雑で負担のかかる行財政評価システムを導入されていますが、市民のためならと管理職と職員が一丸となって取り組んでおられます。

 そこで、萩市の実施計画にもあり、先日実施された職員提案制度について、二、三お尋ねいたします。

 行政運営に関する職員の提案を奨励することにより、職員の想像力、研究心及び市政運営への参加意欲を高め、業務を改善し、市民サービスの向上と行政の効率化に資するため、職員による施策や、事務改善の提案を募る、この制度が設けられたところです。

 まず、この募集の仕方はどのように行われたのでしょうか。それぞれの管理職を通しての募集であれば、提案のない部署についてはよほど問題のない優秀なところか、まあ何かのアイデア大賞ぐらいの認識しか持たないところであると思われます。

 また、応募数についてはどのようにお考えでしょうか。私は、1,000名以上の職員で、50件は少ないと感じております。内容についても、他市において先行実施されているものもあり、萩らしい提案も余りないように思われます。

 最後に、今回の提案の中で、早速実行されている会議の原価計算実施による、部長、課長等の時間単位をお聞きし、実行後の効果はどうかを伺い、1回目の質問といたします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま小林議員から、世界遺産、企業誘致、そして行財政改革3点についてお尋ねをいただきました。順次お答えをさせていただきたいと思います。

 最初の世界遺産登録でありますが、今登録の世界の状況と、あるいは国内のケース等御紹介がございました。どのような経緯で、あるいは登録制度の内容、今後の見通し、萩市のメリットがあるのか、あるいは保存支援があるのか、こういったことを今、個別にお尋ねをいただきました。

 どのような経緯で今回、突然にといいますか、この世論を騒がせる、あるいは新聞紙上を大変にぎわせましたこの世界遺産登録であります。

 ちょっと歴史を簡単に申し上げますと、実はこれは、戦後のユネスコの制度の中で行われ始めたんでありますが、昭和47年にユネスコの総会におきまして採択されました。しかし、日本は平成4年ですから今から15年前にユネスコの条約に加盟をいたしました。まだ、15年の歴史しか持っていないわけであります。世界の遺産の中で参画をしたのは、ごく最近であるということ。

 そして今までは、世界遺産登録は所管をいたしております文部科学省の文化庁が、この内部の審査ということで、内々の事務処理でやっておりました。それが国内の暫定リスト登録につきまして、実は各地方公共団体から、公募を初めてやったわけであります。

 私どもも、今まではどういうふうな形でこれは決めれられるのかっていうようなことを、担当者にはいろいろ御相談したこともございますが、こういう要件で、まあしかしなかなか難しいですねというようなことの繰り返しをやってきたわけでありますが、今回は初めて透明度を高めまして、全国の自治体に対しまして、リストに公募する意思のあるものはどうぞ、その要件はもちろん提示をされています。そして都道府県を経由してこれを出す。こういう話でありますから、各自治体も色めき立ったわけであります。

 そもそもこの登録のプロセスでありますけれども、どういうふうになってるかといいますと、まず、世界遺産条約というものを平成4年に締結をいたしました。このように申しました。そして、国内暫定一覧表っていうのを、各国加盟国が実はつくりまして、そして暫定一覧表に載ったものから、登録の条件が整ったものを、ユネスコ世界遺産センター、世界遺産委員会の事務局に推薦をする。そして推薦された物件が、世界遺産になるための条件を満たしているかどうかを、調査をしなければなりませんが、この調査を専門機関に、その遺産センターが委嘱します。例えば、この専門機関というのは、国際記念物遺跡会議、俗にイコモス(ICOMOS)などと呼ばれている、そういったその専門機関でありますが、そういったところに依頼をし、その専門機関が現地調査を行って、そしてその報告書を世界遺産センターに提出いたしまして、その世界遺産委員会におきまして、その報告書に基づきましてリストの登録の可否を決定する。こういうことであります。

 したがって今回は、国内暫定一覧表、いわゆる暫定リストと俗に言っていますが、そこへの登録についての公募を、初めて文化庁が行ったわけであります。そして、そこに実はそれぞれの自治体が提案をしたわけであります。

 その中に私どもが2件出したわけであります。全国で24件のうち、萩が2件出したわけでありますから、相当のウエイトがございます。

 これも実は急な話でございまして、私どもはもともと萩の近世の都市遺産、城下町を中心にしたまちじゅう博物館という運動をやっておりますが、こういった理念に基づきまして、この一つの構成をしておりました。今回も一つは、萩城城下町及び明治維新関連遺跡群というテーマで、実はちょうどこの史跡の名前は萩城跡となっておりますけれども、そういうふうな形で提案をしたわけであります。

 そして、そういうふうな準備をしておりましたところ、実は九州の知事会を含めた九州勢から、実は提案がございまして、ぜひ産業遺産という観点から、日本の近代化を成し遂げたその九州のそれぞれの遺産と、この山口の萩の遺産、これを結びつけて提案をしたい。ぜひ参加をしてほしいという強い要請がございました。特に鹿児島県からは、県知事も大変熱心でございまして、そういう要請が参ります。

 で、我々は今までのずっと近世の都市遺産ということで、文化庁ともずっと協議を重ねてきたわけでありますが、そこで実はユネスコサイドの話といたしましては、今単体の文化財、産業遺産というのはなかなか通りにくいんだ。こういう話もあわせてきたわけであります。

 俗に、シリアルノミネーションと、こういうふうにいわれておりますが、この新聞報道等にもありましたが、シリアルなノミネーションじゃないとなかなか通らない。石見銀山が、実は暫定リストに載りまして、今ユネスコの先ほど申しました手続きに従っておりますけれども、なかなか石見銀山単体としては非常に難しいんではないかと、こういうことが漏れ伝わってきております。

 やはり一つの単体としての世界遺産というのは、なかなか今後は難しい。ある意味では産業遺産としては、初めてのケースでありますが、そういうようなことが漏れ伝わってまいりました。特に九州からは一つのシリアルな、関連したものがグループとなった、こういった意味でありますが、そういった対応が必要だ。だから参画をしてくれ。こういう話であります。

 そういうようなことで、本当に短時間でございましたが、急遽行われました。九州の方は既に相当な準備が進んでおりまして、九州の方から実は、ぜひこの暫定リストの関係、タイミングを合わせて、イギリスの産業遺産の権威を呼ぶから、そしてそのシンポジウムは、実は本当は九州でやるべきであるけれども、萩で開催するからと、こういうことでありました。

 私どもは条件をつけまして、産業遺産といっても、例えば、九州にあります製鉄や炭鉱、こういったものと、私どもの、例えば幕末の産業遺産というものは、かなり質的にも内容的にもあるいは外観上も違うと。圧倒的な物量からいいますと、九州の産業遺産でありますから。しかもそれが、三池炭鉱や軍艦島、いろんなことをこうなにしますと、非常に希薄になる。どういうふうなストーリーでやられるのか。

 条件としては日本の近代化の端緒となった一つの産業遺産。要するに、この長州ファイブや薩摩スチューデントや、そういった明治に至りますまでのいろんな技術導入の努力、こういった一つのストーリーの中で、産業遺産を語っていく。こういうことであれば参画をする。こういうことでありました。

 そういったことについての同意が得られたので、急遽実はこれについては付加をしたわけであります。

 そういう中で2月3日には、議員の皆さんには参加をいただきまして大変恐縮でございましたが、イギリスの産業遺産の第一権威者といわれておりますニール・コソン卿、これはイギリスのイングリッシュ・ヘリテージの会長さんでありまして、最も産業革命の祖でありますから、そのイギリスが、事実上産業遺産の決定についての大きな影響力を持っています。その影響力を持っている国の最大の権威者である。こういうふうにいわれておりますが。このニール・コソン卿が、このストーリーに大変協賛をいたしまして、まあ萩で講演をしてもいい。こういう話まで至ったわけであります。そこまで九州勢の皆さんが、大変譲歩いただきまして、そういうふうな経緯で今回になりました。ひょっとしてという思いもございましたが、やはりなかなか文化庁との調整とか、いろんな問題がございまして、引き続きこの検討ということで、継続事案になったわけでございます。

 そして本体の近世の都市遺産、これも実は先ほど申しましたように、シリアルな観点、シリアルノミネーションという観点からいうと、萩の単独でっていうのはなかなか難しい。これは海外サイドからの意見でありますが、国内からもいろんな一つの課題が、継続審査の中で一つの御指摘事項もございました。その萩城萩城下町、そして明治維新関連遺跡群と、こう書いてありますが、明治維新の世界史的な意義づけをもう少し説明がほしいとか、そういったものが、文章上、資料上出てないとか、いろんな注文が出ております。そういったもろもろのこと、今これを用意をしていくわけでございます。

 したがって、今後の見通しといたしましては、引き続き継続審査になっておりますので、そこでいろんな課題がコメントされております。それに対してどう答えて、どう資料を整備できるかということにかかっているわけですので、平成19年度予算でまことに恐縮でありますが、この190万円余りの予算を組ませていただいているわけであります。この内容は、専門機関といいますか、専門の方々への調査依頼、こういったものや、その他シンポジウムを見た市民の皆様の理解を得るための、そういったような費用。そういったものを積算内容としてるものであります。

 果たしてこれがどうなっていくのかっていうことは、まだ私ども、やるだけのことはやっていくという話であります。この文化庁が初めて、公開をして公募した、こういったことでありますので、これには公明正大、私どもも参画をした。この二つを出したということは、大変な実はことでありまして、このために今担当者も大変事務量ふえております。大変苦労しておるところでございます。何とかユネスコの世界遺産、この暫定リストに載れるように、努力を重ねていきたいと思うわけであります。

 そしてこれは、じゃあ世界遺産に登録されたら、萩市はどんなメリットがあるのかという話であります。これは今、先ほど御紹介がありました、例えば13件の現在の文化遺産、自然遺産のユネスコの遺産に登録した結果をごらんをいただければ、例えば一番直近に登録をされました、平成17年登録は知床であります。登録をされた瞬間に、大変な人たち、観光客含めてですね、訪れております。外国の方々も、この世界遺産登録ということで旅をされる。そういったグループもあるわけであります。大変な訪問客がふえる。こういうことであります。

 そういうようなことと、それからもう一つはやはり、世界遺産という形で、いろんな意味でこの世界遺産の本来の趣旨は、文化遺産あるいは自然遺産、こういったものを、人類全体のための世界遺産として損傷、破壊等の脅威から、保全し保護することが重要である。こういったユネスコの世界遺産条約、この目的にも書かれておりますが、そういった観点から、いろんな技術指導や支援もいただける。こういうことでもあります。

 そういったことも期待ができるわけでありますが、何よりも世界遺産ということで、登録されることによりますところの知名度、そしてまたこの観光という観点からいいましても、大変な効果があるわけであります。もちろん市に対するいろんな義務も出てきます。いろんな意味での、これも当然文化財として、産業遺産として、これを保全、保護しなければならないわけでありますから、そういったような義務も当然出てまいりますけれども、そのあたりについても、まだとりあえず緒についたばかりでございます。そのあたりも包括的に今から勉強してまいりたいと思うわけであります。

 いずれにいたしましても、これは突然のこと、降って沸いたような話でありますが、この萩の近世の都市遺産、そしてまた明治維新につながりますいろんなこの遺産は、萩の宝物であると同時に、この日本の宝物でもあるし、かつ世界の宝物である。特に、幕末から維新にかけてのあの近代化の歴史は、世界史の19世紀末の奇跡といわれているわけでありますから、そういったこともぜひ市民の皆さんにしっかり御認識、御理解をいただきまして、そういった一つの大きな市民の皆さんの理解をいただく、一つの大きな啓発の機会になるんではないかと。こういう観点から言いましても、少し力を入れていきたいと思うわけでありますので、議会におかれましても、議員におかれましても、ぜひ御協賛、御理解を賜りますように、よろしくお願い申し上げる次第であります。

 2番目に企業誘致の話であります。これは藤田議員からも前定例会で、いろいろ御質問をいただきました。お答えをしたものと、そう実は大差はないわけでありますが、実は昨年4月1日に、企業誘致のプロジェクトチームを設けました。部長クラス、次長クラス、職員3人の構成で、まさに全国この主要都市を含めて巡回をし、いろいろ要請をして歩いたわけであります。

 コールセンターを中心にした企業誘致。こういうことで御説明を申し上げてきたわけですが、なかなか難しい。難しい理由は、一つは企業立地としての萩の条件であります。やはり交通が不便である。高速道路体系から1時間近く離れているということで、まず引っかかる。そして人口が6万人を切っている。本当に専門職を、ここで確保できるのかという危惧等々。そしてもう一つは、やはり優遇策であります。今議員が御指摘ございました、まさに全国の自治体の綱引きでありまして、特に島根県の県を挙げての大変な優遇策、これは主として県の実は補助金なり、優遇策でありますが、これにはとてもですね、私どもも争った場合には負けてしまう。こういう条件でございます。地理的条件はむしろ、こちらの方がいい場合があるわけでありますけれども、なかなか難しい。

 現在、なおかつまだやっておりますけれども、首都圏を中心にしまして45社、延べ70社のコールセンターの事業者を訪問しました。あわせてまた、縁故者や関係のその萩市のゆかりの企業、こういったところも含めますと100を超える企業を回りましたけれども、今の時点ではまだ、そういう具体的な誘致に至りますまでの成果がありません。

 コールセンター誘致ということに、かなり特化をして運動したわけであります。全国コールセンターがいろいろできておりますけれども、中には優遇策だけをとってですね、逃げてしまう。こういったケースもございます。なかなか難しい。長くですね、5年以上の例えば企業活動を前提とし、その場合はあとは補助金を返してもらうとか、いろんなことを言いますと、なかなかまずそこで引っかかってしまう。

 いろんな形で、このあたりについてはまさに、なかなか難しい面がある。この財政的な私どもの制約もございまして、そういった中で今後どうするかという、次の御質問であります。

 今実は、萩市におきましても、いろんな進出企業が事業拡大をしたい。今例えば、現在持っている工場の用地を、さらに2倍も3倍も拡大したい。こういうお申し出があるケースがございます。ちょっとまだ話が十分詰まっておりませんが、そういったものについてどう対応するか。

 かねがね私どもは、レディーメードの工場団地はつくらない。オーダーメードの工場団地で対応したい。こういうふうに申しております。こういったことは実は、旧町村時代にこういうふうな実績をお持ちでございまして、各町村でですね、そういうふうな実績をお持ちであります。当時の自治体が土地を造成をし、それを原価で売り渡される。こういったことで、今企業誘致ができてるわけでありますが、そういったそれぞれの企業、大変実は好調でありまして、そういうふうな拡大をしたいとお申し出が現にございます。こういったものに、しっかり対応していきたいというのが当面の話であります。

 それから、地場の事業でも事業を創業したい。竹のクリエートの会社については、まさに御承知のとおりだと思いますが、そのほかにも若干そういった動きがあります。あるいは、この萩のいろんな農産物の加工という観点から、例えばユズを10万本とかですね、そういったようなビジネスマインドを持って臨もうという計画を展開をされる方も事業者にあります。できる限り、そういった雇用に結びつくもの、萩の経済の振興につながるもの、こういったものは、しっかり私どもとしても状況を把握をし、できるだけの支援をしていきたい。

 そこでは、今私どもはこの合併時に、新たな一つの過疎地域ということで、過疎法の一つの適用地域ということでありまして、そこで固定資産税の減免について、新たな制度が可能になりましたので、それを今企業に対して、できるだけPRにということであります。

 現に今、例えば新たに創業されました企業とか、あるいは昨年いろいろ施設を改善されました旅館、ホテル、こういったところについては、むしろこちらの方の制度を今から活用し、対応していきたいと、こういうふうな意見を申されるところもあるわけであります。

 不均一課税、固定資産税についての旅館、ホテル、特に国際的な旅館、ホテルでありますが、そういったものについては、不均一条例は廃止をいたしましたが、廃止条例を今お図りをいたしておりますけれど、それにかわる一つの施策になると、このように思っているところであります。

 そういうようなことから、今からそういうふうな施策も利用いただきまして、とにかく地場の事業者の方々にも、しっかり頑張っていただこう。進出してこられた企業者の方々にも、そういった事業拡大に対しては、できる限りの協力はしていこう。こういうことであります。

 今例えば、私ども企業誘致をした旧市内の関係でありますと、山城精機さん。個別企業名前を挙げて非常に恐縮でありますが。これはM&A、ちょっと皆心配をされたかと思いますが、これは事業承継の手段としてのM&Aだと。こういうふうにお伺いしております。そしてまた、山口部品さん。これも実はもう過去の話になりますが、かなり事業拡大をいただきました。正社員を30名近くふやしていただきました。今、トヨタのプリウスのコード関係は、大体25%、萩の工場でつくっております。私ども、本当に知りませんでした。そういうふうな形で、かなり進出された企業も頑張っていただいています。

 そういった中で、事業拡大されるときは、できるだけの協力をしていきたい。こういうふうな思いであります。

 なかなか誘致っていうことについて、大変実は難しい面がございます。しかし今、進出いただいた企業、できるだけ大事にしていきたい。こういう思いであります。

 そして次にお尋ねがございました、財政の問題であります。

 夕張との比較、きのうもいろいろ御議論をいただきました。この夕張との決定的な違いは、一時借入金をつないでいくという、言うなれば粉飾の決算によって、累積をした赤字ということでありまして、私どもは確かに債務残高はございますが、これは正規の手続きを経て行っているものであります。そういったことから言いますと、何かいろんなものを合体してこの議論をいたしますと、大変難しくなってくるわけでありますが、まさにそこのところを、まず一つ押さえていただきたいと思うわけであります。

 債務の残高は、確かに大きくなっております。これはそれぞれ、17年の3月6日に合併をしましたときに、それぞれの自治体の債務をすべて足し合わせる結果になったわけであります。それがそういうケースであります。旧萩の債務のちょうど2倍になりました。したがって、これを今からどう債務の償還をしていくかということが、財政問題として最大の課題であると、こういうふうに何回も申しているわけであります。

 しかし、山はもう過ぎております。なぜかといいますと、過疎債は非常に償還が早いわけですから、平成16年よりも17年、18年、今大体十六、七そのあたりを境にして、大体今債務額は減っております。それは、新たな起債を制限をしているからであります。そういったことから言いますと、過疎債は言うなれば、元利償還についてはかなり国が見てくれます。そういった中で、この10年間の償還の時期が過ぎれば、かなりこの起債額は減ってまいりますので、今後の起債をいかに抑えるかというところに、大きな眼目があるわけです。そういうようなことで、お考えをいただきたいと思います。

 まあしかし、夕張の場合は、あれだけ急激に人口が減ったということ。これはなかなか予測しがたかったわけでありますし、なかなか人口が減っていく過程で、歳出のカットができなかった。しかもかなり、観光というものに対して特化し、かなりの設備投資をされてきた。まあそのあたりの事情が、プラスでなくて逆にマイナスに働いた。こういったことであろうと思います。

 今、流山のその市の職員の改革の問題とか、あるいは財政改革の評価の、行政の評価のシステムの話等もございました。

 そしてもう一つは、この19年度予算を含めて、どのような歳出の削減をやったのかというお尋ねでございます。

 個々の話について申し上げませば、これは相当いろいろ財政課が努力をしております。今回の19年度予算編成に当たりまして、萩市は財政課の機構といいますか、組織といいますか、抜本的に見直しまして、それぞれ担当者に組織を専担をさせる。こういうやり方をしております。課長、主幹、そして課長補佐、そして係長。いろんな一つのラインがありますけれども、そういった意味で、それぞれの担当者が責任を持って、それぞれの部局に当たる。こういうふうな、言うなれば主査制度と申しますか、こういうふうなやり方をし、今までと違って、それぞれの専担者が、かなり突っ込んだ勉強していくということ、これはまだ始まったばかりでありますので、十分な成果は今からであります。

 そういうふうな形で、今財政の手法、今までのような、今までも県等の毎年の大体締め切りが夏でありますので、大体それまでにサマーレビューという形で、萩市の方針を固めていく。じゃなければ、もう県とそれぞれの部局が、話をつけたからこの予算はもうつけなくちゃいけないんだっていう、こういう話で今までずっときておりましたが、そういったこともサマーレビューっていう形で、その段階で一つの判断をしていく。

 これは県と、あるいは国との関係。概算要求に間に合うために、8月末の締め切りのためにですね、概算要求っていいますと、こういう事業をやろうと国がやったときに、本当に実際に地方でやってくれるかどうか、その保証がなければなかなかやらないわけでありますから、そういった保証をとるための大体作業が、夏に始まるわけであります。

 そういったようなことを、しっかりチェックするために、サマーレビューというのをずっとやっておりますが、そのあたりもかなり強化をしていこう。担当者ベースで、しっかりそのあたりはチェック審査をいただこう。こういうふうな工夫もしてきたところであります。

 そういう中で、一つは割と今まで申しておりませんが、人件費の関係も相当努力をしております。一つは合併時に、今まで萩市の慣行として残っておりました、ワタリの制度は、この時期に廃止をいたしました。そして、いわゆる技能職、労務職、行政職俸給表1を使っておりましたが、これは本来、国もみんなそういうことであります。制度もそうなっておりますが、行政職俸給表2を使う。

 これは大変な実は問題です。なぜかと言いますと、技能職、労務職は、余りその経験によって技術が増すとか、能力が増す、こういったところではないもんでありますから、初任給を高くして、給与がフラットになっているんであります。上がるカーブが緩やかになる。行政職俸給表1の方は、一番初めに入ってから、だんだん熟練していくと、能力も増すという発想で、こういうふうに上がってるわけですね。そういうふうな、初任給が高くて、フラットになっていくという、そういった俸給表、これを実は使用していなかったんですが、そういった形のことをやりました。

 そしてまた、この合併時にはいろんな改革もやったわけであります。一つの特殊勤務手当、こういったものも相当整理を、特勤ってやつですね、特勤手当も整理をいたしました。合併時であります。

 それで実は、昨年の4月に人事院勧告に伴いまして、給料表の切りかえを行いました。これはあんまり、実は総務省が公表しませんでした。公に余り世の中に訴えておりませんで、知らない方が大部分でありますが、この俸給表の切りかえは、戦後の公務員の給与制度の大きな改革であります。

 今までは、例えば俸給表ありまして、何級何号とありますが、それを超えましても、実は昇給は2年に1回、その前の昇給、間差額がずっと継続していくわけです。今回はそれで打ち止めになる。これは大変なことなことです。もう、あるポスト、課長なら課長ポストでありますと、そこにいきますとそれ以上絶対給与ふえないんですね。これをやったんですね。これは相当、職員組合の皆さんとも議論いたしました。しかし、職員組合の皆さんも、それを合意をいただいた。

 恐らく県内におきましても、ここまでピシっとやってるところはどうかっていうのは、私はよく知りません。県がどうかとか、こういったことは、この場で言うべきじゃないと思いますから、相当職員組合の皆さんも、実は同意、御努力をいただきました。これは大変なことであります。

 そういった意味で、ラスパイラス見ていただければ、県内の恐らく最低クラスなんです。こういったことはしっかり、余りこういったことをですね、公の場で言うのもどうかと思いますが、この職員の皆さんもかなり協力をいただいております。決して危機感がないとか、何もやってないとかいうんじゃないんですね。いろんな形で努力をいただいてる。これはぜひ御理解をいただきたいと思います。

 退職手当につきましても、2号のアップをしておりました。特昇という理由でやってますが、これもやめました。このあたりも、組合の皆さんには、いろんな議論をいただきました。しかし、最終的には了解をいただいてます。これも大変なことです。それぞれの人件費の関係も相当落としました。

 旅費の見直し、県内で昔2,600円払っていたんですね。昔は。これは今はゼロであります。今年とうとう300円、最後に残ったのをゼロにいたしました。県内で車で出張する。昔は2,600円、私が市長になったときは、私も2,600円もらった。なくなりました。恐らく県内でも、ここまでやってるところは少ないんであります。離島の、見島行ったり、大島行ったり、この島の島嶼部に行きますところの旅行雑費、1,200円払っていました。これは昔はまだ大きかった。これをゼロにしております。これも職員組合の皆さん、職員の皆さん、同意いただきました。これも大変なことですね。本当は島嶼部に行ったり、いろんな言うなれば、向こうでもいろんな雑費がかかる場合があります。そういった意味で、こういう旅費規程の見直し、もう既にずっと継続して、減額をして重ねてまいりましたが、今回200万円これで削減をしております。

 いろんな意味で、それぞれ削減をいたしましたが、例えば報酬、報償費の見直しをやりました。これはどういうことかといいますと、実は各種審議会、委員会がございます。これは条例に基づく委員会もありますし、規則に基づく委員会、いろいろありますが、一方で任意のものもかなりあるわけですね。こういったものは、実は委員の皆さん、ボランティアでこの報酬を払っていないケースもございます。しかし、ちゃんとしたいろんな委員会は、これは5,000円毎回払っております。これは3時間、延々と議論が続く場合はともかく、3時間以内の場合は、5,000円を3,000円にしよう。2,000円減らす。これで実は予算が400万円減になりました。

 こういう些細なことを申して、非常に恐縮でありますが、何もやってないんじゃないかと、こういう議論が今議会でこうやって御指摘いただいておりますので、そのあたりを一つ、ちょっと申し述べさせていただきますと、この庁舎管理の清掃の問題、今、相当額ございますが、これが今、契約が5年とか3年とか契約になっている。その例えば庁舎の関係で掃除機を買うとか、そういったものを収納してるということでありますから、1年契約ではないと。その契約ごとに入札をする。昔は入札はございませんでした。皆随意契約でした。今は入札をします。それが3年とか5年とかそういう話でありましたときに、今契約の解除になるときは、これは市の職員で対応しよう。基本的にはですね。できないものもあります。今回はそういったもので、削減額約800万円を庁舎清掃については、一部職員対応にする。これを予算計上しているところであります。ぜひ御理解をいただきますよう。今後もその方針は続けていくつもりであります。

 そしてまた、今各種のいろんな団体に対する補助金がございます。例えば、商工会、商工会議所、まさにいろいろ御努力いただいてるので、こういった補助金を切るのは本当に恐縮なんでありますが、こういった例えば商工会、商工会議所の補助金も、250万円削減をいたしました。社会福祉協議会の補助金も400万円、シルバー人材センターの補助金も100万円等々、こういった団体に対する補助金の削減額で、1億200万円。これも相当なもんであります。

 これは本当に、それぞれ頑張っていただいている団体に対して、本当に申し訳ないです。シルバー人材センター、国の補助金もあります。県の補助金もあります。市もそれを本当はふやさなくちゃいけない。それを減らすわけですから、これは大変なんです。こういう努力も今回やってるということ。ぜひ御理解を賜りたいと思います。

 そういったいろんな意味で、このそれぞれの事業の関係もあります。個々にまだお話をすれば、かなりいろんなものもございますが、そういった身近にわかりやすいものを例示をいたしました。一方で、そういった削減とともに、自主財源をどう確保するか。こういったことも一つの課題であります。これは中村議員からもいろいろ御指摘を賜りました。そういったことを一つずつ今から考えていくわけです。

 第3セクター、公共工事の適正化、公営企業の問題、もろもろのことが一応項目としてですね、話題になっているわけです。一方で行政改革大綱を決定をいただきましたし、そして今実施をしているわけであります。

 これは年次別に、ちゃんと具体的に係数を出しております。特に職員の定数はこの線に沿って、それ以上のものをという話でありますから、そういった定員の問題。職員の実員の問題。そういったものを今から頑張っていかなければならないわけであります。

 それぞれ、今回もそういう中で投資的経費はできる限り、将来の萩にとってこれはプラスになるだろうという観点から、投資的経費は落とさないように努力しよう。しかし、投資的経費の中身も精査をしなければならないわけでありますから、そのあたりについては今後十分対応を考えていきたいと思います。

 職員の、その次に意識改革の話であります。職員の意識改革、そういった意味で、今回も相当の職員絡みの予算のカットをいたしました。そういう中で、職員の皆さんも、清掃の話を含めてですね、とにかくこういう時期、これだけの債務を抱えている、しっかりやろう、こういうことでありますから。

 そういう中で、職員の意識改革の一つの前提として、提案制度、これはちょっと募集方法、内容等は総務部長の方からお答えをさせていただきますが、まあその提案制度を、なぜこういうふうな形で強調して今やっているのかといいますと、やはり今世界のトヨタとなったトヨタのやり方は、なぜあれだけ企業がですね、あれだけ伸びたか。今なお存続し得るのかっていうのは、トヨタの提案制度にある、こういうふうに思うからであります。職場が一体となって、職員がまさにトヨタという一つの会社の中で、決して一つの歯車ではなくてですね、それぞれが意識を持った、しっかりした改革の心を持って取り組んでいるというところにあるわけであります。

 小林議員がまさにおっしゃるとおりでありまして、そういった思いも込めて、できる限り、何だ職員提案なんてと、こういうふうに今まで言われてきましたが、しっかりこれをやっていこう。いろんな形で一番実はどこに無駄があるかというのはわかるのは、職員の皆さん自身なんですね。私どもが言うよりもはるかにその実態は職員の皆さんがよくわかっている。だからそういった職員の皆さん自身が、どうしたらいいのかっていうことを考えていただきたい。

 こういう話でありますから、小林議員の御主張のとおりでありますので、この職員の意識改革の手段として、今本当に些細なもんかもしれませんが、職員の提案制度もやらせていただいているところであります。何とか、萩市、合併いたしました各総合事務所の職員も含めて、一体となって頑張っていきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 総務部長。

  〔総務部長 中村敏雄君登壇〕





◎総務部長(中村敏雄君) 職員の意識改革の御質問の中で、職員提案制度に関するお尋ねがございましたので、私の方からお答えを申し上げます。

 職員の提案制度のつきましては、先ほど議員がおっしゃいました趣旨でもって、旧萩市においては、平成8年から平成16年度まで実施しておりまして、その後合併の際中断しておりましたところ、新市になりまして、昨年、職員提案制度実施要綱を策定いたしまして、平成18年度から新たな職員提案制度をスタートさせたところでございます。

 最初に募集の仕方はどうであったかというお尋ねでございます。

 まず、募集期間についてでありますが、これにつきましては、8月から10月までの3カ月間といたしました。期間を十分に設けるとともに、提案内容によっては予算措置が必要な場合も出てまいりますので、新年度の予算編成に間に合うよう、提出期限を10月末としたところでございます。

 それから募集方法でありますが、各所属長宛てに、メールで募集の通知をするとともに、部長連絡会議、総合事務所長連絡会議、主管課連絡会議を通じまして、何度も各所属職員への周知を行い、提案の積極的な提出を促したところでございます。

 なお、提案書の様式につきましても、庁内LANの共有キャビネットに掲載をいたしまして、職員が提案しやすい環境を整えたところでございます。

 次に、職員数が多い割に、提案が少なかったのではないかというお尋ねでございます。

 御承知のとおり、本年度は27名の職員から52件の提案がございました。先ほど申し上げましたように、旧萩市では平成8年から平成16年まで、提案制度を実施しておりましたが、その間の1年間の平均は、提案者数が5.5人で、提案件数は9件でございました。

 それから、提案制度を実施している県内の市が6市ございますが、この6市の平成18年度の提案状況を見てみますと、下関市が職員数3,458人で、提案者数は17人と共同提案が3グループ、提案件数は23件でございます。防府市が職員数1,012人で、提案者数は4人と3グループ、提案件数は7件。山陽小野田市が職員数1,027人で、提案者1人、提案件数5件。あと、下松市、長門市、柳井市では、提案制度を実施しているものの、18年度は提案者なしと聞いております。

 そういうことで、今回の萩市の提案件数が、多かったのか少なかったのかにつきましては、判断が分かれるところではございますが、ただいま申し上げました旧萩市での過去の実績、あるいは県内各地との比較をしてみますと、今回の提案件数は、決して少なくはなかったというふうに考えておるところでございます。

 しかしながら、本庁と総合事務所の割合を見てみますと、本庁が22名の46件に対し、6総合事務所の合計が、5名の6件でありまして、このあたりが反省点かなというふうに思っております。

 そういうことで、来年度以降もですね、多くの職員により提案がなされるよう、努力をしたいというふうに考えております。

 次に、部長級、課長級の時間単価はいくらか。また、会議の原価計算をして、どのような効果が出ているのかというお尋ねでございます。

 まず、部長級、課長級の会議単価でございますが、給料、それに月例手当、期末勤勉手当、共済費を含めた1時間当たりの会議単価は、部長級が5,499円、課長級が5,115円でございます。

 そして、原価計算をしての効果でございますが、まだ実施して間がないところでありますが、要は効率的な会議を運営していこうということでございまして、会議単価を宣言して会議を始めますとともに、会議資料につきましては、原則事前配付をいたしまして、会議の内容を知らしめて、目的意識を持って会議に参加してもらうことや、会議の終了時間の設定などにより、現在会議の効率的な運営に努めているところでございます。

 会議のたびに、会議の主催者が繰り返し会議単価を言っておりますので、原価意識も徐々に醸成されるものと思っております。

 以上でございます。





○議長(青木賢次君) 11番、小林議員。





◆11番(小林正史君) まず、世界遺産の件ですが、経緯、制度については、おおむね理解するところです。可能性についても、今後の取り組み次第で、可能性があると確信いたしております。来萩者についても、かなり期待ができるということで、実際登録されて数倍の観光客が押し寄せているという現状も聞いております。

 今回、萩市からは、近代化産業遺産として反射炉だけが取り上げられましたが、先に移築された郡司鋳造所遺構も、もとの位置にあれば、必ずカウントされていたと私は考えます。

 基本的には、こういった遺跡遺産は、元のままで保存するということが重要だと考えております。残さないと遺産にならないわけです。これを残すには、トップダウンの手法が必要となります。今後、萩市を開発するに当たり、十分な検討、協議を行い、市民、住民に対し、しっかり説明、協力を求めることが大事だと考えおります。

 先日、石見銀山に参りました。現地の大田市民が、島根県は金がない、金がないと言って、2,400万円も出して、銀の小判を買ったという反感を持っておられると、そういう声を聞きました。十分な説明が必要だと思います。

 先月のシンポジウムの中で、あれだけ荒廃していたアイアンブリッジも、軍艦島も、最初は誰もが、世界遺産になどということは思わなかったそうです。今回暫定登録には至りませんでしたが、希望を持っていきたいと思います。

 財政については、08年度より、公営企業、第3セクターを含めた負債もカウントした新指標が導入され、一段と厳しい状況が現れると思われます。夕張市の二の舞に近づかないように、財政運営をお願いしたいと思います。

 最後に、今回この職員問題を取り上げたのは、全職員に、常に問題意識、コスト意識を持って、事業に取り組んでほしいと思うからでございます。その関連でですね、この制度の審査員に、民間よりの審査員を入れたらどうかということを提案したいと思います。市役所では、まだこういうことをやっているのかというようなことも出てくるんじゃないかと思いますので、考えてほしいと思います。

 今回より、予算概要が部単位の予算概要が出ております。各部課長が責任を持って事業を行うという意気込みだろうと期待しております。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度お尋ねがございました、世界遺産の関係。郡司鋳造所の跡が、もしこれを移築されてなければ、日本であの時代の溶鉱炉としてはですね、唯一のものでありますから、当然まさに対象になる、なったであろう、議員御指摘のとおりであります。実はもう前後にですね、道が県道ができておりまして、そのときに発掘して発見をされました。随分、専門家の皆さんの御意見を聞きました。東京や奈良文研の方々の意見も聞きました。結局県としては、前後に道路ができている。これを立体交差、これも技術的に困難だと。迂回、これも困難だということで、本当に苦肉の策、仕方なしに、近隣のところに平行移動する。こういうことでありました。そうしますと、移動しますと、まさにおっしゃったとおり、遺産としての価値はもう半減いたします。

 同じような反射炉で、韮山の反射炉がございますが、これは1回積みかえているんですね。そういったことから言いますと、まさに萩の反射炉が、そういう意味では唯一のものということになってしまう。しかしあの反射炉は、実は使われていなかったということもございますが。

 議員御指摘のとおりであります。本当はよく事前に調査をし、ここにそういったものがあるという可能性があったときは、しっかりですね、本当は事前に対策を打っていかなければならなかったわけであります。だれもあそこに、ああいうふうな積み石の溶鉱炉が残っているなんていうのは、わからなかったんでありまして、私ども小学校のころ通っておりましたが、あれは館の石垣の跡だとばかり思ってました。そういうふうに思っていました。本当に残念至極であります。

 御指摘のとおりであります。今後十分気をつけていきたいと思います。

 それから、先般新聞報道もございましたけれども、新たに四つの指標をもってして、各自治体の財政状況をチェックをするという、こういうような新聞報道でございました。これは要は、今から法律がどうもなされるようでありまして、そういった意味で、その具体的な内容をよく念査をした上で、まあしかしちゃんとした健全財政をやっていれば何ら問題もないんですが、持っているかなりの債務もございますので、この内容を十分念査の上、今後また今まで申しておりますように、財政の立て直しに努力をしていきたいと思います。

 それから、職員の皆さんにコスト意識ということであります。まさに御指摘のとおり、今回そういう形で、予算にも随分いろんな意味で職員の皆さんにも協力をいただきました。そういった意味で、それぞれの会議で、この会議は十何万円かかっているんだという話もですね、宣言することを、そういうコスト意識を持とう、こういったことを今始めております。

 こういったそれぞれの関係、当然職員の皆さんは人件費があるわけでありますから、1日何をしてても、別にそういったコスト意識は何も感じられない。こういったことがないようにということで、これは一つの提案制度に従ってきたわけであります。ぜひこういったコスト意識を持つということ、私自身も含めて、しっかり対応していきたいと思います。

 そして、職員の提案制度の中の審査に、民間委員を入れてはどうかっていう話でありますが、そういったことについては、十分気がつかなかったんでありますが、そういったことも一考だろうと思います。考えてみたいと思いますし、場合によっては、議会からも参加をいただくということもあろうかと思いますので、そのときはよろしくお願いしたいと思います。それはその方向で考えていきたいと思います。





○議長(青木賢次君) 小林議員の質問は終わりました。

 ここで、10分間休憩いたします。

     午前11時01分休憩

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     午前11時13分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位7番、大村議員。1番、大村議員。

  〔1番 大村赳夫君登壇〕





◆1番(大村赳夫君) 失礼をいたします。これより一般質問を行います。

 ただいまも私が平素尊敬してやまない小林議員、行財政に関する大所高所からのとっても的確な質問をお聞かせいただきました。またそれにこたえて、市長さんから懇切丁寧な御説明がございました。本当にありがとうございます。私も初めて予算議会に臨むわけではありますけれども、この機会に首長、萩市長に対する感想を申し述べてみたいと思います。

 私もほぼ同じ時代を市長とともに駆け抜けた世代であります。市長さんの考えるところ私の考えるところ、共通したものが多々あると思うのであります。また、私が議会に出ましてより、市長さんと一回ゆっくりとお話ししてみたいなあというふうに思うことが多々あるわけでございますが、大変お忙しい方でございまして、その機会を得ておりません。

 たまたまですね、昨年の12月に、阿武川の遊歩道の完成式がございました。そこへ私も出席をさせていただきまして、折よくですね、市長さんと一緒に15分ぐらいあの太鼓湾から橋本橋のたもとまでゆっくり歩いてお話を聞く機会がありました。そのときに私が平素から思っております感想を、大変ぶしつけながらお尋ねをいたしてみました。市長さんは学生時代の気分をそのままお持ちのようでございますねと私申し上げましたら、市長さんが、ああそうかもしれませんねとおっしゃったのであります。私も同じ時代を生きておりますので、同じ風を感じてきておりますので、この意味するところはかなり深いものがあるわけであります。

 市長さんは京都大学経済学部の俊秀であられます。そして大蔵省に入り、高い志をもって政治に親しまれてきた方であります。私は萩市長として余人をもってかえがたいという気持ちであります。その上で今回の質問もいたしてまいります。よろしくお願いをいたします。

 いつも申し上げております。熱球人、紺碧の空、大村赳夫でございます。よろしくお願いいたします。

 平成19年度予算が上程されております。予算の提案に心血を注がれました、関係の皆様の御努力に対しまして、深甚の敬意を表しておきたいと思います。市長の施政方針を伺いました。

 初めに、基礎自治体を取り巻く財政環境を概観されまして、国庫補助金や地方交付税の削減などで、大幅な財源不足が見込まれるとの認識を示されております。その上で、歳入に見合った歳出を予算編成の基本として、徹底した歳出抑制に取り組みましたと述べられました。ただいまも、小林議員に対する説明の中で、懇切にその内容が示されました。昨日の中村議員に対する御説明の中でも、非常に丁寧な御説明がございました。まあそういうことで今回の上程となっておるわけでありますが、私も及ばずながら、事務事業全般にわたりまして、ケーススタディをしてみたのであります。これがですね、なかなかに難しいです。歳出の切り込みという目線でですよ、何とかこの経費は切り込めるのかなあというような思いで精査をいたしてみたわけであります。これが難しい。本当に逃げ出してしまいたくなるぐらいですね、削減が難しい。そうなるともう後先考えずにですよ、頭から一律何パーセントというふうな形で削減をしないと決まらない。気合いのいる作業だなあというふうに私は思ったところであります。

 そんな難物であるわけでありますが、これからも少なくとも5年10年、地方交付税が減っていくのは目に見えておる時世であります。さぞかし歳出抑制にも苦労があったことと思うわけでありますが、そのあたりのお話は、昨日きょうとずいぶんお聞かせいただきましたので、割愛をさせていただきます。

 財政環境といいますか、経営環境の認識についてお尋ねをいたしておきたいと思います。

 このことにつきまして、私は昨年3月議会の市長施政方針演説と比べてみたところであります。一言一句、下敷きにしたような言葉が並んでおります。一年前に比して、事態は一段と深刻の度を増しているわけでありますから、認識を語る言葉にも深刻さが伝わってくるものがあってほしいなあというふうに思うのであります。昨年の議会答弁の中で、建設事業が減っていくことに言及をされました。その中で、基金のあり高についてもお話になっていらっしゃいます。萩市には100億の基金があるので、どうか御安心をいただきたい。大変控えめな表現でありましたけれども、このように市民に向かって言われたところであります。

 今回の予算編成におきましても、普通建設事業費45億4,300万円の計上がございます。この経費を、年次的に見てみますと、17年度が67億9,000万円、18年度が45億4,700万円であります。合併時のお約束ももちろんあるでしょう。地域要望もあると思うのであります。このあたりで将来の財政環境を見通して、虚心坦懐、仕切り直しをしてみたらいかがかと思うのであります。新年度も財政調整基金、減債基金からの繰入金が15億6,000万円計上されています。年々基金が取り崩されていっておるわけであります。人件費や扶助費への切り込みもできず、公債費は一定規模を保っている中で、事務事業もままならない。そんな財政環境のもと、もっともっと厳しい認識を語るべきであると思うのでありますが、いかがでございましょうか。お尋ねをいたしておきます。

 昨年の議会答弁の中で、19年度予算で基金の取り崩しをするようなことがあればこいつは大変だという認識を示されております。基金の取り崩しに関して、今議会でも答弁がありました。中村議員の質問に対する答弁であります。1年かけて議論し、知恵を出したいとの趣旨そのような答弁がございました。どうぞこのあたりで、財政維新といいますか回天の経営努力を期待しておきたいと思います。お考えをお聞かせ願いたいと思います。

 ちょうど予算編成作業が真っただ中にあるころ、きのうきょうと話題になっておりますけれども、夕張問題がメディアの大きく報ずるところとなりました。ニュースやワイドショーで夕張の財政破綻を長時間にわたって、繰り返し繰り返し報じているところであります。

 夕張はもう皆さん御承知のところでありますが、かつて空知炭田の中核をなし、石炭生産400万トンを誇った炭都であります。この町は近代化する日本のエネルギー源を支えてまいりました。その間、2,000名以上の炭坑殉職者を出しております。大災害とともに炭都の幕を閉じた町であります。夕張市の前市長は、中央政界や経産省に顔のきく、カリスマ市長でありました。その豪腕をもってなる前市長の知見力をもってなお、今回の事態は起きたのであります。財政規模も違い、歴史も違うわけであります。比較もままならないところでありますが、地方の基礎自治体の未来予想図を考える上で、共通項はいくつもあるわけであります。狂歌にあります、きょうまでは人のことだと思うたり、わが身となると、こいつはたまらん。というのがございます。江戸時代の狂歌であります。夕張市は新年度から、財政再建団体としての道を歩み始めます。その前途に幸多かれと祈るばかりでありますが、萩市や山口市もかつて歩いた道であります。このときにあたり、市長の夕張問題についての感想を承っておきたいと思います。

 次に、陶芸の村公園の構想縮小を望むということでお尋ねをいたしてまいります。

 国策によって栄え、国策によって衰退した夕張市にも石炭の歴史村構想というのがありました。既に昨年の11月29日でありますが、自己破産の申請手続きが開始されております。萩市には陶芸の村公園構想がございます。

 昭和61年度より用地購入に取りかかりました。平成12年度、13年度には展望広場。調整池の完了をみています。総合公園としての整備が続けられているところであります。その間にも時は流れます。来年度には事業期間の満了を迎えます。進捗率は8.2パーセント、供用面積1.3へクであります。これまでも12億円余の投資がされてきています。5億余の起債。3億の市費を投じているわけであります。これを初期の規模で延伸をかけますと、なお16億のお金がかかるということであります。内訳は3億の起債、10億の市費を投じなければならんということであります。市長の施政方針の結語といたしまして、中、長期的な視点に立った財政運営に努め、一層の財政健全化に取り組んでまいりますとあります。このような認識、方針の基に、陶芸の村公園構想の縮小を検討されてはいかがかと思うのであります。

 現状経費のままでありますと、なかなかに公園のていをなしませんので、何とか工夫をいたしまして最小の投資で、市民福祉の増進に寄与でき得るような計画変更をしたらと思うのであります。この提案についてのお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 明治維新館につきましては、旗を降ろさないとおっしゃっています。施政方針の中でも、当地での早期整備を強く要望していくということでありますが、これは県事業でありますので、その推移を注意深く見守ってまいりたいと思います。この際、明治維新館に関するお見通しについてお伺いをいたしておきたいと思います。

 次に、観光振興についてでありますが、世界遺産登録運動と萩城復元運動との位相図についてお尋ねをいたしてまいります。

 世界遺産といえば、タージ・マハル、メンフィス、アンコールといくつかはすぐに思い浮かぶのであります。間もなくすると、世界遺産といえば萩だよと、萩城、城下町、遺跡群だよと言える時代がくると思えば、何とすばらしいことではありませんか。先に開催されました、世界遺産萩シンポジウムはそんな確かな期待を通わせるものでありました。今回、国内リストへの登載はなりませんでしたが、継続審議ということで、展望を開く一歩となりました。関係者の御努力に対しまして、心からの敬意を表しておきたいと思います。

 半年前に私は、私のところに通ってくる学生がいるわけでありますが、その学生たちに萩は世界遺産を目指してるぞという話をいたしました。そうすると雲をつかむような話で、子供たちもなかなか複雑な反応を示しておりましたが、そのように、半年前でありますと、とても雲をつかむような話のように聞こえておったのでありますが、まあ今回は、手ごたえのある確かな一歩、小さな一歩ではあるけれども確かな一歩だなあと。なかなか大したもんだというふうに私は感じておるところであります。他方、この間、他地域でのいろいろな動きも見聞、見聞きするようになっております。

 例えば、きょうも話題に出ておりました、長崎の軍艦島であります。近代化産業遺産として注目を集めている軍艦島でありますが、観光資源として活用しようという動きが長崎にあります。観光客が上陸できるように、桟橋や見学通路を設けるとのことであります。一般会計当初予算に1億500万円を盛り込んでいます。このように、世界遺産登録運動をてこに、どこもかしこも観光振興、町の活性化を図らんとしておるのであります。萩市では世界遺産関連予算で190万円の予算提案をしています。専門家への協力依頼でありますとか、るる伺いました。この190万円に託された、観光振興の戦略的な意図についてお語りを願いたいと思うのであります。世界遺産登録運動の機運の高まりの中で、登録の難しさもまた見えてまいりました。ここで手続きを概観いたしてみたいと思います。

 世界遺産登録地は年1回開かれる世界遺産委員会で決定されるようであります。市長さんからの説明もありました。これは1972年に採択された、世界遺産条約に基づき設置された委員会であります。日本は1992年に加盟をいたしております。加盟国183カ国であります。世界遺産の登録件数は、今日世界で830件、日本は13件であります。遺産登録までの道のりは長い。早くても3年がかりだということであります。各国は原則1年につき1件の候補地をユネスコに申請、推薦できるとのことであります。

 また、その一年前には、順番待ちの候補者リストに登録しておかなければならないということのようであります。リストには現在、世界中から1,353件の候補地が並んでおるようであります。

 また、我が国におきましては、昨年より候補地を初めて公募にいたしております。公募の理由でありますが、全国的に世界遺産を目指す活動が余りにも多くなったためであると文化庁は説明しております。ちなみに、くだんの夕張市におきましても、炭坑遺産を生かした町づくりが求められております。昨年、11月25日に炭坑資料存続シンポジウムが現地で開催をされております。イギリスのラナークの産業遺産をいかした町づくりが紹介されております。萩で紹介されたアイアンブリッジと文脈を同じくしておるようであります。また、存亡の危機に立つ炭坑博物館、夕張鹿鳴館の保全システムが訴えられております。そして空知夕張炭鉱遺産の世界遺産化が目指されているのであります。このようにざっと申し上げましただけでも、新規登録の難しさが伝わってくると思います。その中で萩市が、この競争に勝ち抜いていくためには、戦略的な視点と、ロジスティックスが必要であると思うのであります。今、萩市では、萩城を復元しようとする運動が静かに動き始めています。これは何十年も前あった運動でありますが、今またその水かき運動といたしまして、今日的意味合いを付加して、盛り上がろうとしているところであります。

 昨年、11月27日。文化庁財部記念物課に提案されたタイトルであります。萩城・城下町及び明治維新関連遺跡群とございます。ここにいう萩城とは、文脈上ですね、旧萩城を表象するものであるのか、萩城跡を意味するものなのか、説明を求めたいと思います。

 また、世界遺産の登録運動と萩城復元運動との間に、戦略的な共同や、あるいは共通項が見出せるのか、お尋ねをいたしておきたいと思います。

 最後でありますが、札場跡の周辺の環境整備を質問項目に加えております。

 私が12月定例会における一般質問で、新堀川の周辺整備を訴えたものと文脈において同じであります。

 札場跡はバスセンターの直近であります。御成道にも近接をいたしまして、先に整備した田町駐車場とリンクをしております。観光萩の顔とも言える場所であります。この周辺整備について、どのようなお考えであるのかお尋ねをいたしておきたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 大村議員からこの予算編成と申しますか財政問題と、そして観光振興という観点から2点お尋ねをいただきました。それぞれ切り口はその同じ問題でもいろんな角度からお尋ねをいただいているわけであります。

 最初のこの財政問題、歳出抑制に大変この苦労が多かったであろう、まあそのあたりの状況ということでお話がありました。先ほど小林議員にも同種のお答えをさせていただきましたが、19年度の予算編成にあたりましては、この経常的な経費のまあ要求の上限額、いわいるシーリングということを設けまして、まあ対応をさせていただきました。きのうも中村議員の中で物件費が、あるいはこの維持管理費、あるいは補助費等がそれぞれ相当9割前後で、この削減をしたと、こういうことを申しました。まあきょう、きのうで話をしましたこと以外に、ちょっとこの付加をさせていただきますと、いろんな形で実はあの手当てをしております。例えば、庁舎問題がございます。岩国でも庁舎問題、大変この今、大きな議論になっておりますが、萩市も実は下水道関係が実は別の場所にあります。これは将来は必ずここにこの一緒になってですね、合築をした建物にとこういうことでありましたが、まあその合併時に合併の特例債、あるいは補助金等活用して、庁舎の問題解決するはずでありましたが、これも実は延期をしております。これもやっぱり6億程度かかるわけでありますが、そういったものも、後ほどまた、お話をいたしますが、陶芸の村構想、このあたりはこの最小限の経費にするように、まあこういった後ほど具体的なお尋ねをいただきましたので、このあたりも実はある意味では大幅な今後削減をしていく。

 下水道計画も一部については当座を後倒しにしたいとか、あるいはこの例えば大型遊具がこの市内にない。こういったこと、特に若いお母さん方からそういった合唱でありましたが、まあこれは県にお願いして、ウエルネスパークにつくることとか、いろんな意味で、萩市がこの直接的な予算の査定とかではありませんが、萩市が負担をするものは、できれば県の事業でやっていただくとか、道路の話も実は市道の声でありましたがこれを県道に振りかえるとか、まあいろんなことを今まで努力をしてきております。まあそういったもの、総体といたしましてお考えをいただきたいと思います。まあその中で、この財政調整基金、あるいは減債基金の関係、まあこのあたりを入るをもって出るを制すとまあそういうようなことで、この言っております。

 実はこの平成18年度当初予算におきましても、基金の繰り入れを前提にした予算を組んでおりますが、まあこのあたりはその当初、例えば13億5,000万だったと思いますが、それも何とかですね今、執行面でのいろんな努力と、まあそれから結果的にはその歳入見積りより少し余裕があったとかこういったもろもろのことでできるだけ繰り入れにならないように、まあそういう執行努力をしているところであります。恐らくこれは決算にならないとわかりませんが、恐らくこの相当程度、半額以下にはですね、押さえ込むことができるだろう、まあこういうことであります。

 まあそういった観点から言いましても、今回15億を超える繰り入れを見込んでおりますが、まあ執行面でのですねいろんな対応、毎回言っておりますが、入札の差益といいますかその差額については、まあできる限りですね継続事業の場合も本当は返したい。その補助金というのは、なかなかですね、いただくとそれをこの私どもが努力をして、この例えばかなり節減ができたといってもそれを返すのがすごく抵抗感があってですね、県や国に対してそれがなかなか適用しにくい、こういった話もございます。

 まあしかし財政状況いかんによっては、それをこの節減努力でしたんだからとこういう話もあるかもしれません。継続工事についてはそれを使うべきだ。次の前倒しに使う、こういう話になることが往々でありますが、本来でありましたらそういったものもですね、いろんな意味で節減努力をしてもらおう。そういうことを考えておりますが、なかなかこれは言うは易く、行うのは非常に難しい状況にございます。まあしかしそういった意味での努力もやっていかねばなりませんし、今、18年度補正で合併補助金でいろんな事業を今、計上しておりますが、このあたりも実は合併補助金は10分の10でありますから市の負担はないわけであります。できるだけここにですね、この負担のかかるようなもの。しかし、一方で会計検査は当然ございますので、そういった補助金の趣旨に反することはできない。まあこういうことであります。まあそういう努力もしていることであります。そういった意味での努力もあわせ、お話をさせていただきたいと思うわけであります。

 そして、厳しい財政環境の中で厳しい一つの認識をこのもう少し語るべきだとこういうお話もいただきました。あの、なかなか今状況、例えば、きょうの新聞もですね、きのう3月6日に夕張市が地方財政再建促進特別措置法に基づきまして、財政再建団体の指定3月6日であります、きのうです。きょう一斉に新聞に載っております。まあこういう報道がいろいろありますので、むしろまたここでいろんな形でこのものを申せば、この市民の皆さんがさらにですね、不安の醸成をしてしまうんではないかとこういう危惧もございます。本当に一時借入金のこのつなぎで、あれだけの負債があるということと、萩市の一般会計の負債等を区別できない同一視をされる方もあるわけでありますので、そういった特にこの不安を与えないようにといいますか、もう少しちゃんと説明をしなければいけないと思いますけれども、今回議会で、まあいろんな形でお尋ねをいただておりますので恐らく、まあそういったこともちゃんと的確に伝わっていくとは思いますが、まあそういったことも意識をしたところでございます。いろんな意味で、萩の財政が破綻するのではないかと、こういうふうな問い合わせもございまして、いやそういうことはありませんということをですね節々お話をさせているところであります。

 何度も申し上げますけれども、合併に伴う債務の増加も含めて、しかし山は越えているということ。そして旧町村の場合のかなりの部分は、実はこの元利償還を国が見てくれる、いわゆるそういう過疎債が中心であること。そしてまた、一方で基金、まあ少しは減りましたが基金を100億近く持っていること。そしてまた、今度執行面でさらに厳しい対応をしていこう、まあこういったことも含めて、この努力もしっかりですね御理解をいただきたいと思うわけであります。

 夕張問題についての感想ということでありますが、実はちょうどこの平成6年から10年間、萩市は映画祭をやりました。萩の世界映画芸術祭であります。当時映画祭を地方でやっているところで有名なところは、この萩と山形と夕張でありました。萩はその映画祭に対して市のこの助成金というのは500万を限度といたしました。夕張は恐らく億近い、あるいは億を超えたかもしれません。そのぐらい差がありました。どうして夕張はそんなお金が出せるのだろう、萩市の場合は500万でありますから、あとは皆ボランティアであります。第一回の映画祭、受賞作品に対しまして賞を出しましたがその賞は萩焼きの花瓶でありました。これは陶芸作家の方からの寄贈であります。まあいろんな形でですね、そういった努力を重ねてきたつもりでありますし、まあそういったときに、なぜあの人口が萩市よりもまあそういったところはこんな予算が組めるのかなとこういう思いを持ったこともございます。

 要はいろんなことの積み重ねでありまして、まあこれがすべてというわけではございませんが、やはり一たんいろいろな投資をされた投資効果が上がるだろう、まあこういうお考えもあったのかもしれません。今、まさにこの議員からいろいろ御紹介がありました。まあいろんな大変なやり手の市長さんであったこういうことも承知をしているところであります。こういう中で、今からどういうふうな形で財政の見直しをやっていくかということ、まあこれは先ほど小林議員のお答えに対しても申したとおりであります。まあとにかくこの山を越したがその債務の今後の投資を抑制をしていく、だから今お話ございましたように、この財政維新の回天への努力をとまあこうおっしゃいます。その発想を変えて、まあやっとですね、大なたを振るっていかなければならない、まあそういった事態がこないように、今、計画的にやっていくことによってですね、ある程度の削減はやっていけると思いますので、できればさっき申しましたように、この基金を取り崩すというようなことの事態が避けるようにまあこれも努力をしていきたいと思います。

 一方で夕張との比較で見た場合に、この萩の場合、例えば、実質公債費比率というものがありますが、まあこれも18パーセントを超えると実は起債について許可制になるわけでありますが、県内でも実は5団体が対象になっておりますが、萩はかろうじてそれを免れております。17パーセント台ということであります。まあそういうようなこともひとつぜひ御承知おきいただきたいわけであります。

 そして今、この問題と関係いたしますが、陶芸の村公園のまあ構想を縮小ができないか、計画変更ができないかというお話であります。

 実は陶芸の村、今回の一連のこの事業の存続、あるいはその査定等についてですね、いろいろ議論をいたしましたとき、この陶芸の村の公園の事業を一時休止をするか継続をするかまあそういう議論をいたしました。結局最低限の投資でもって、まさに今議員が御指摘ございましたような同じような趣旨で継続をすることにいたしました。なぜならば、今停止をした場合に、復活をするときに補助の対象になり得るのか。今まで投資をしてきたもの、ここの地は実はある意味で萩の市内で眺望も眼下にまあ旧城下町、この萩市がですね眺望できる大変風光明媚な意外と風も少ない、まあこういうところでありまして、恐らくこれだけのまとまった土地、これだけの緑で周辺囲まれたところというのはもう二度と手に入らないだろうし、まあそういったものをやはり長期的な視点で公園用地を持つこと、これは直ちには今、工事になかなか入れない。しかし将来的な展望としてはいろんなことが考えられるわけでありまして、そのうちの一つの中に明治維新館というものがございますが、周辺今からこの全体がこの明治維新のふるさと、この松本村、こういったことで一つのまちじゅう博物館の中でもしっかり位置づけておるわけでありますから、時間をかけてまさに中、長期の課題が展開できる場所だということでありますから、ここで今、その道を閉ざすことはないだとうと。

 しかし、まさに議員の御指摘のとおりですね、少し事業の内容をこの見直していく。まあその中に、萩焼きの展示施設というのが実はこの県立美術館浦上記念館に併設をされることが決まりました。22年の3月までに竣工するということになりましたので、当初はこちらの方にそういった展示施設も兼ねたものをつくる、まあこういったことが必要ではなくなってきました。あとはクラフトのパークとしての最低限のもの、まあこういうことでありますから、まあそのあたりもできる限り今の財政状況を反映した形で、しかし将来にまたそういったいろいろな投資が可能な場合に投資ができるようにこういったことも頭に置きながら、この暫時その全体のトーンを落としていくことを考えていきたいと思うわけであります。

 かって実は、玉江漁港の70億の投資を中止したことがございます。これはもう実態として玉江漁港に停泊をいたします大型船舶がなくなった、まあこういった実状を踏まえて漁港のこの整備をこの中止をいたしました。これは70億事業でございました。もう一部工事に入っておりましたが、今もその残滓は残っておりますけれども、それは漁港のその全体の整備というよりも、漁業集落の整備に変更して継続をしたところであります。まあそういった過去のいろんなこの事業変換、こういったこともございますが、今回は陶芸の村の構想については規模を縮小しながら継続をする、補助事業のために一たんこれを打ち切りますと、これは二度と補助事業の再開は難しいんではないかという思いであります。まあこれはやってみないとわからない面がございますが、そして議員御指摘のように20年度以降については、これは一応さらにこの期間延伸を申し出ることになるわけであります。20年度が期限でありますので、期間延伸を申し出まして、その最小限の投資をしていく。まあこういう形で内容についてはもう少し詰めていこう、まあこういうことであります。

 議員御指摘のとおりでありますので、そのあたりについてはまさにこういう大型の事業については、今回予算編成にあたりましてかなり議論を重ねてきたところであります。担当部局においてもですね、いろんな形で議論をいただきました。そういうようなことであります。まあすばらしい眺望をかけがえのない一つの萩の財産でありますので、大事にしていきたい。思いは大村議員とまったく同じであります。まあそういった意味でぜひ今後具体的なこの中身について詰めていきたい、このように思っているところであります。

 そして2番目に、明治維新館の展望についてお尋ねでございました。これは今、県の方の未来デザインというローリングシステムの計画の中から落ちておりますが、これは旗を降ろさないという約束になっておりますので、これについてはその財政状況を見ながら、特に今、この県立美術館に併設をいたしますこの建物の件がございますので、まあそのあたりが一段落をしてから次のということで、これは何度も言いますが、この山口県におきましては、かっての近代化のいろんな遺産やこの文物があるわけでございまして、こういったものについてなかなか資料館という形のまとまりがない。鹿児島におきましては、まさに維新100年のときに黎明館というすばらしい資料館をつくりました。山口県は惜しむらくは維新100年のときには維新公園をつくりました。まあそれも一つの見識かもしれませんが、しかし先人が命をかけて成し遂げたあの日本の近代化の中心となった役割を担ったですねこの萩、あるいは山口県において、資料館一つできないのはどういうことなのかということをですね、まあ我々よりもむしろ東京や他地にいらっしゃる方からいろいろお話がございました。先般も国民文化祭で三浦朱門さんがお尋ねになりましたが、私に対しても同様のことを言われましたし、知事に対しても同様の趣旨をおっしゃったようであります。この山口県においてなぜそういったものを大事にしないのか。だから長州ファイブも忘れ去られてしまう。鹿児島の薩摩スチューデントは立派なこの像をつくり、そしてその資料はすべてこの黎明館にいろんなものが残っているわけで、そこに行けば見れるという、こういった仕組みであります。そういったことをしっかり考えていかなければならないと思いますので、まあ今後これはその決して旗を降ろしたわけではない。旗を掲げて早期に整備をしていくよう県に要請をしていきたいと思いますので、ぜひ御協力をお願いをしたいと思います。こういったことこそ未来の将来の次の世代にしっかり今までの歴史を伝承していくそういう場であろう、こういうふうに思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 次に世界遺産の関係でありますが、世界遺産について具体的に、この萩城城下町及び明治維新関連遺跡群という形でテーマになっておりますので、この萩城とはということでお尋ねをいただきました。まあこれはあくまでも萩城はこの今史跡の名前が萩城跡となっております。萩城跡が置き変わっただけでございまして、萩城跡及び萩城下町というのがこの史跡の名称であります。まあそういう形でこの私どもは提案をいたしましたが、途中の段階でそういうふうに変わってしまいました。

 この提案書には54の文化財を記載しておりますが、この一つが萩城跡でありますので、決して萩城ではございません。萩城を建設するとの関係については直接な意味合いはございません。

 そしてまた、この一番大事なことは、先ほど来申しておりますように、シリアルノミネーションとこういう話でありますので、この萩の城下町、あるいは明治維新の関連の遺産群、遺跡群、これが単独でというのはなかなか難しいだろうと、このあたりをどう考えていくのか、まあこれは今からの調査研究と文化庁との協議の話になろうかと思います。そしてこの世界遺産登録運動と、そして萩城復元運動との間に戦略的な協働や、この共通のものがあるか見出せるかという話であります。まあこれは直接的には関係はございません。あくまでも今あるこの遺産群、これを持ってして評価をしていきます。もし変なものができたらこれはマイナス条件であります。文化財として価値のないもの、あるいは先ほどあの郡司鋳造所の話がありましたが、まあそういうようなことで変なものになればですねこれはマイナス要素になる。ちゃんとして文化財としての復元、まあこれは将来の話でありますから、今、この申請をする中で、どうこうという話ではありません。今後の一つの課題としてはあるのかもしれませんが、直接今、このユネスコの申請をするにあたりまして関係するものではない、こういうふうに思います。まあ現下、財政事情非常に厳しい中で、一方でこの萩城の再建という話もありますけれども、民間で寄附をいただいて、文化財としてというのはなかなか難しいんではないかとこのように思います。文化庁がちゃんと文化財として認めてくれる、こういったことであれば別でありますが、一方で今の段階でありますと、それこそ今夕張の話ではありませんが、お城をつくって再建団体になる、こういった愚は絶対に避けたいと思います。

 それから190万円の予算の関係でありますが、これの観光戦力的な位置づけがあるか今、軍艦島はまさにそういった意味で軍艦島を観光の一つの拠点にしよう、まあこういうことで今、自治体も頑張っております。そういう中でこの萩は、まさに萩はまちじゅう博物館構想そのものがですね、そういった運動に近いわけでありまして、近世の都市遺産、江戸時代の地図がそのまま使える町、そして近代の礎をつくったこの若き志士たちの群像。その教育を行ったのはこの場だ。こういったことがうまく一つのストーリーとして成り立つように、まあそういうふうなことで今、いろんな整備をやっているわけであります。したがって190万はあくまでもこの今からの暫定リストに登載をするためのいろんな資料づくり、協議をする関係で専門家のこのいろんな調査委託をするような費用。あるいは市民の皆さんに理解を得るようなそういった場の予算であろうと思います。そういうようなことでありますから、本来でありますと今、まちじゅう博物館構想、その実現のためにいろんな予算を使っています。例えば、筋名の復活であるとか、町名の復活だとかいろんなことをやっておりますが、そういったことも含めた非常に広範囲な今、文化財の面、あるいは広義のまちじゅう博物館の活動、こういったこと。あるいは伝建地区のいろんな予算、まあこういったことも含めて、そういった意味での文化財のこの保存等、そしてまたそれを観光上、どういうふうに戦略的に使うか、まあこういうふうな話だろうと思います。御趣旨は十分わかってるつもりでありますのでよろしくお願いをしたいと思います。

 それから、最後にこの札場跡の周辺の環境整備ということであります。これについては、今までもこのいろいろ議論をいただいております。平成14年11月に商工会議所会頭と市長連名でこの所有権者に対しまして、景観改善と保全上の危険解決への努力を求める文書を出しました。それに対する回答として、この立ち退きに応じてもらえるのであればその考えたいというような話でありまして、立ち退きについて市の協力を求められた。まあこういうふうな経緯がございます。

 今、この議員の皆さんにもいろんな御協力をいただきながら、何とかこの具体的に今、この整備についての話を進めようとしているわけでございます。18年度予算において議会にもこの礼場周辺整備調査業務の委託料といたしまして250万の計上を認めていただきました。建物現況調査などを行ったところであります。そして、その調査結果に基づきまして土地の所有者など関係の方々と今後の対応について協議をしているところでございます。

 今、御指摘ございましたように、ここは札場でございますので、高札が掲げられた、要するに萩の行政情報の提供の場であります。そしてかつ、この萩往還あるいは赤間関街道、こういった山口県防長2州のこの各街道のここが起点であります。起点というのは起る起点でありますが、逆の意味から言いますと一里塚の基点、これは基になる点、まあこういったところでもありますので、ある意味では大変歴史的な意味合いの場所であります。

 まあそういった場所が、ああいうふうな形で見るも無残な姿であることは、本当にまちじゅう博物館、ましてその世界遺産を求めようというですね、認めてもらおうという町としては大変恥ずかしい話でありますから、これは何としてでもですね、早期に整備を図っていきたいと、まあいうなればそういった高札場といいますか札場というもの、あるいはその街道の起点である、いうなれば東京の日本橋と同じようなもんでありますから、そういった小公園等のこの位置づけができないか。まあしかし一方で大変予算が厳しいもんでありますから、できるだけ節約をしながら、そういったことが可能であるように、今から作業を進めていきたいと思っているわけであります。ぜひこの御近所にそのいらっしゃいますんで、ぜひまあいろんな意味で御協力をいただきますように、一日も早くこのきれいな一つの札場、そして各旧街道の起点になりますようによろしくお願いをしたいと思います。以上であります。





○議長(青木賢次君) 1番、大村議員。





◆1番(大村赳夫君) では2回目の質問をいたします。

 夕張問題につきましてですね、私の質問の観点は、将来にわたって夕張のようになるぞというような思い込み、思い入れからではないのであります。夕張をてこに夕張のあの悲惨な現実を見て、萩市がこれをばねに立ち上がっていこうということで私はそういう視点からお尋ねをいたしておるわけであります。

 今、市長からもいろいろ御説明がございました。まあ経費節減等ですね、基金を取り崩してやっているけれども、まあ何とか財政の健全化が見通せるような状況であるので頑張っていこうと、ぜひお支えをいたしてまいりたいと思います。

 それからですね、陶芸の村でありますが、このことにつきまして、非常に私と、私の考え方と本当に軌を一にしたお考えがあるなあというふうに思って、私の未熟さも省みず、私もなかなかのもんだなあというふうに思ったところであります。お許しをいただきます。ありがとうございました。

 それと陶芸の村にですね、明治維新館構想が県の未来デザインから落ちているんだというようなお話がございました。このことにつきまして、この維新胎動の地、明治維新関連の資料館がないのは一体どういうことかと市長のお話でありますが、このことにつきまして議員の中からですね、もっとも壮大なお話があったのでお伝えをいたしておきたいと思います。

 県が未来デザインから明治維新館を落とすというのであるならば、今、日本の総理大臣は安倍さんではないか。そして自民党の政調会長代理は河村さんではないかと。この際、国立明治維新館というものをつくってもらったらどうかというようなお話が声高にございます。そこで私は慌てもんでございますから、すぐ河村先生の事務所に電話を入れまして、そういうふうな目には、あるいはこれからの見通しがあるかということを照会をいたしました。まあその返答はまた今度お話することにいたします。

 それからですね、あの世界遺産関連のお話でありますけれども、まあシリアルノミネーションといいますか、もう一つシンポジウムで語られたのがアウトスタンディングユニバーサルバリューですね世界史的な価値が大事なんだということがございました。まあそういう事々で私は大きな萩に期待を持っておるわけでありますが、実は2月の25日にですね、林芳正さんの新春の集いが某所で開かれました。そこにいろいろな方がお集まりでありましたが、従来から萩城の復元運動に御熱心な方々もいらっしゃいました。そこでこの話が出たのであります。萩城・萩城下町関連遺跡群となっているが、萩城というものはないじゃないかと、どうして萩城という名前がついたんだと、このことは私は文化財の担当者にもお尋ねをいたしました。まあそういう経過になったことだけの御説明はありませんでしたけれども、まあ市長さんの今の御説明の中で、萩城跡なんだということをおっしゃっていらっしゃいますので了承いたします。私も御本人に対してはですね、私はネーミングそのものについては萩城というふうに思っておりませんでした。萩城跡、萩城下町関連遺跡群と思っておりましたもんでありますから、いやあ萩城跡ではありませんかと申し上げたんであります。市長は一体これはやる気があるんかいのどうかいのというようなお話もございましたので、私は今日までの市長さんの雰囲気からですね、なかなかに難しいのではないでしょうかというお話は申し上げましたが、それは一つ萩城ということについてお尋ねをしてほしいというお話がありましたのでお許しをいただいてお尋ねをいたしたところであります。萩城の復元運動につきましてもですね、ただ単に見かけのものをつくるのではなくて、非常にあの文化庁とのコミュニケーションもある、いろんなコンサルがいまして、そこで文化財にふさわしいようなりっぱなものをつくるんだという気運があるようであります。しかもこれをですね、市の事業と市費でこなすのではなくて、県事業、もしくはいろんな工夫をしましてですね、市の負担がないような形で推進をいたしてまいりたいという、このような高い志をうかがっておりますので、また市長さんの今の答弁の中でもありましたようにですね、文化財として値打ちのあるもの、また推移を見守っていきたいと思います。

 それからですね、これ私は意外でありましたが札場跡のあの環境整備につきまして、私は大変失礼ながらですね随分面映い思いで、奥歯にものの挟まったような思いでお尋ねをいたしたところでありますが、市長さんから単刀直入にですね思いもかけないお答えがありましたので、私はいささか当惑をいたしておるところであります。まあ18年度予算にですよ250万の経費が計上されたということも承知をいたしておりました。調査のための活動が行われたということも十分承知をいたしております。市長さん答弁のようにですね、その趣旨を戴して、これから観光萩の顔として、あのあたりの周辺環境整備をなされるように、一段の御尽力を賜りたいというふうに申し上げておきたいと思います。

 それから、夕張の問題で一つ申し上げておきます。せっかくの機会でございますから。夕張の問題で一時借入金の問題があの随分指摘をされております。それはそのとおりであります。無許可の起債であります、闇起債でありますとか、これは論をまたないところでありますが、私は夕張の今日の蹉跌を招いた因にやっぱり国とのかかわりも無視できないものがあるという視点からお尋ねをいたしておるところであります。時間が、鐘が鳴りましたから簡単に申し上げますが、例えば、産炭法というのがありましたよね。そして国が旗を振ったリゾート開発の失敗というのもあるわけです。そして、もちろん地方交付税の産炭地補正を廃止する、三位一体の改革による地方交付税、税収の激減等によるような国策の変化に伴うものもですね、今日の夕張の蹉跌を招いた大きな原因になっておるということを申し上げておきたいと思うんです。国も菅総務相もですよ現地を視察されて、これじゃ大変だと、利子補給もしなければならんなと、これからいろんな破綻補正も整えていかなければならんなあというような感想を述べていらっしゃいましたので、夕張の将来に、それこそ早い段階でみんながやっていこうという大きな機運の高まりが生まれて、夕張がりっぱな町として再生するように心から願って私の質問は終わります。ありがとうございました。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 再度のお尋ねであります。夕張の関係、まあまさに夕張のこういった事態をてこにこの一つばねにして立ち上がってほしいというこういう趣旨だということであります。もちろん、今回のこういうふうな一自治体の話ではございますが、まあ全国の自治体の首長は本当にこの事態を見て、これは大変だという思いを持たれているのは共通だと思います。

 そして今、お話ございましたように、産炭地域という非常に優遇された一つの地域だった、財政的にはある意味で大変優遇策が繰り返されてきたわけでありますが、まあそういった優遇策に慣れ親しんでしまったというのがむしろその夕張市の職員の皆さんの意識にそういったものが根づいてしまったと、こういうことも言えるのかもしれません私の推測であります。しかし、まあ一日も早くこの夕張の再建ができますように、昨日再建団体になったわけであります。恐らく過去2回、再建団体になった萩も当時も同じようなですね、関係者の方の大変な御苦労があったんだろうと思います。まあそういうことを考えますと、そういった事態にならないように最大限の努力をするのが首長の役割、このように思っております。

 陶芸の村の関係でありますが、とにかくこの維新館の関係は今おっしゃったように、例えばこれは国の博物館ではないかという思いは実は私も持っております。実はいろんな経緯がございまして、この国の博物館というのに明日香で博物館をつくろうとしたときがあります。これは確か昭和53年、4年だったと思いますが、まあそのときにまあその国の財政状況もあまり芳しくございませんで、明日香基金という対応をいたしました。まあこれが実は、もうこういった国のそういう博物館的なものの最後のものだというような覚書が、当時交わされたのを覚えておりますけれども、そういった中で、九州国立博物館が出てまいりました。これは当初、やはり国はノーといいました。そして九州の皆さんが一生懸命あの千円募金を始められました。西日本新聞がタイアップいたしまして、新聞に一面に人の名前が書いてありました。これは千円募金でありました。そういった募金の積み重ね、こういったようなことのまあ事実上の署名運動に近かったわけでありますが、そういったものを最後、まあその国も応分の負担をするというこういう話であります。要するに明治維新館の一番大事なことは、明治維新館をつくろうという地元の機運があるかどうかなんでありまして、まあそういったことをもう一回ですね原点に立ち返ってこの運動を始めなければならないだろう、こういうふうに思います。この維新館についてはちゃんと県でこの懇話会が設けられました。そこで基本構想も基本計画もみんなでき上がっているわけであります。調査費もついている。それがまあ県の財政状況でまあとにかく一応お休みになってしまった。まあこういうことであります。まあこれは今、現下の財政状況をまあ県の財政も大変苦しいわけでありますから、少し間をおいて、まあ明治維新150年、これは来年が明治維新140年なんですね。まあ150年に、ぐらいは何かこう具体的なことがあってもしかるべきじゃないかとこういうふうな思いであります。まあぜひこれはこのそのぐらいを一つの大きな目安にして、この市民あるいは山口県民挙げてですね、そういったものをつくろうという機運が必要だろうと、そうであれば何とかなっていくだろう。もし財政状況が引き続き悪ければ、やはり広く日本全国からですね、この趣旨賛同の方を集めて、そういったこともやることもあわせて考えていく必要があるのかなあ、九州博物館の場合はまさにそういうようなこともあわせて考えられました。なかなか現下ではちょっとまだ夢のまた夢でありまして、この恐縮でありますが、とにかく旗を降ろさないということだけ、一つぜひ御理解を賜りたいと思うわけであります。

 それから、この札場の跡の話でありますが、実は4事業者残っていらっしゃいまして、その方々の説得がうまくできるかどうか、まあここにひとつかかっております。まあそういった意味で議会におかれましてもぜひ御支援を賜りますようによろしくお願いいたします。以上であります。





○議長(青木賢次君) 大村議員の質問は終わりました。

 ここで午前中の会議を終わり、午後1時20分から会議を開きますので、定刻までに御参集お願いいたします。

 それでは休憩いたします。

     午後 0時14分休憩

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     午後 1時23分再開





○議長(青木賢次君) 午前中の会議に引き続き、午後の会議を開きます。一般質問を続行いたします。

 続いて、質問順位8番、諸岡議員。27番、諸岡議員。

  〔27番 諸岡皓二君登壇〕





◆27番(諸岡皓二君) きょうは昼からの1番バッターとして質問させていただきますけれども、いろいろと質問がかち合っておりまして、非常に3番目、4番目となりますと、言いたいことの1,000分の1も言えないかもしれません。一生懸命市民のために質問させていただきます。

 通告に従いまして順次質問いたしますので執行部の方、よろしくお願いいたします。

 私は4回連続でこの財政、財務問題について質問をしてまいりましたが、今回は今後の財政運営についてお尋ねいたします。

 今会議におかれまして数人の議員が同様の質問をされていますが、重複する箇所もありまたこれが大切なことなので、あえて質問させていただきます。

 昨今夕張市の財政破綻の問題が大きくクローズアップされていますが、今回の事情でも私から言わせると、夕張市はそれなりに一生懸命やってると思います。でもそれを弱者の立場として攻撃的な会話が多々見られます。本当に残念なことです。

 また、夕張市以上の危険のある自治体が数市あるということがテレビでも放映されました。当萩市も同様ではないかと懸念しておりましたが、市長の答弁の中に峠は越したという会話をされていますが、まだまだ安心するのは程遠いと私は思っております。

 ですから、厳しい状況である中、昨年の6月、9月、12月の議会でも取り上げ、声を大にして訴えてまいりましたが、市長の答弁の中で非常に厳しい状況であると申されています。対応策は私から言わせるとまだまだ甘いと思います。小さなことから改善すればよいのです。昨日の答弁でも公的資金繰上げ償還において、全額返済する場合保証金を取られる旨のことを申されましたが、私はこういう国の企画があることに対してもっともっと研究、また勉強することが必要ではないかと思います。

 なぜならば当市の財務の現状は、平成18年度末の借金は663億円です。そして支払利息が13億5,000万、19年度末の借金残の見込みが643億円で、支払利息が、13億3,000万円です。

 要するに毎年13億円以上の利息を私たちの税金から支払ってるわけです。しかも積み立てていた基金が17年度末に約112億円あったのが18年度末には98億円で14億3,000万円の切り崩しです。19年度末も切り崩しがあれば大変なことであると市長は申しておりましたが、やっぱり19年度も約18億円の切り崩しです。公的資金繰上償還に可能な5%以上の借入金は19年度末残高、借金643億円のうち24億5,300万円が対象となるのです。昨日の答弁では調査されるとのことですが、高い利子を支払うことを考えますと、よろしく対応の方をお願いしたいと思います。

 また、今述べました数値のことに関しまして市長はどのようにお考えなのか、またどのように対処されるか再度お尋ねいたします。私は何度となく歳出を抑えることの重要性を訴えましたが、小さなことからそれなりに努力はされているようですが、市長の目指す数値目標、実施期限、そして具体的な負債削減策を有権者に対してマニフェストを提示すべきだと思います。そして自分の身は自分で守るために無駄な投資はしてほしくないのです。

 先ほど危機感が見えないと申しましたのも何らしかの動きがよく見えないからです。例えば身近な清掃においてもそうです。市長は清掃の件でも述べられましたが、私から言わせれば出勤時間を10分早め、職員全員で市役所内外を分担し5分間でいいです。清掃すればどうでしょうか。

 清掃業者がやってくれる、だから何もしないでよいでは市民は納得しません。市民の方々には見えていないのです。夕張ショックを他人事のように思っているといわれても仕方がありません。私はすぐ民間のことを申しますが、ほとんどの会社は自分たちで清掃します。利益を上げた企業だけが清掃業者に委託するぐらいでしょう。毎日5分間清掃するだけで変化は必ず起きます。役所関係各所で清掃費用は約5,000万円は節減でき、その節約されたお金を市民の身近な福祉や土木関係に予算組みされた方が、市民の方々も納得されるでしょう。要するに汗をかくことなのです。市長みずからが率先垂範されたらいかがでしょうか。実行すれば財政もスリムになります。その点につきまして、市長の御所見をお尋ねいたします。

 以前私が議員になる前にISO9001の資格を取得する考えを、ある議員を通じて質問させていただいたことがありますが、結果はノーでした。このISOと申しますのは、国際標準化機構といい市民ニーズに即した効率的で上質なサービスを低コストで提供し、市民の満足の向上を図ることを目的とするもので、まず最初に自治体改革から始める必要があると思ったからです。既に多くの市で取得され、経費削減につながっていることは御承知のことと思います。

 横須賀市、日田市、前原市、群馬の太田市などたくさんあります。国からの依存体質から脱却して、地域経済を発展させ財政を自立するために、縦割り組織を超えて機動的に対応できる体制づくりを進めることは御理解されていると思いますが、元気なまちづくりのためにも仕掛けが必要なのです。

 地域経済を活性化するための企業誘致促進プロジェクトチームに関しまして、どのような活動推移状況でしょうか。

 きょうも質問がありましたが、企業の誘致により雇用促進と増税が期待できます。経済委員会として担当部長にお聞きした誘致条件ではとても厳しいと思いますが、現状と見通しについてお尋ねいたします。

 また、財政問題に取り組む大きな課題は行財政改革に取り組むことですが、組織の簡素化、事務の効率化、人員配置の適正化、それらによって自治体における迅速な意思決定が可能な体制になると思います。

 先ほども申しましたが、早急に財政改革にも力を入れて、取り組まなくてはならないことは百も承知のことと思いますが、特に近年の財政悪化により、自治体の裁量で政策を決定実行できる余地が少なくなっております。歳出の見直しによって徹底的なコスト削減と投資的経費の捻出を図り、効率的な投資ができる体制になることが必要なのです。この点が野村市政に今少し欠けているように思えてなりません。市長の統率力が違った方向に向かっているようにも感じるのは私一人でしょうか。

 それともう一つ重要なことは、職員の意識向上なくしてよい政策は生まれません。要するに職員の意識改革です。行財政改革の目的は単なる人減らし、組織減らしではなくて、職員がこれまで以上に政策形成能力、法務能力を磨いて、本来の仕事の効率化や地域の将来に向けての政策をより強力に進めることです。

 意識を変えるといっても簡単に変わるものではないし、職員の意欲が下がるのでは意識改革の意味がありません。だから私は意識改革のためのISO9001を導入して職員の意識改革と業務の品質向上を図り、行政評価制度の導入で、さらに意識改革策の実効性を高めることが必要だと申しているのです。

 何度も申しますが、これからはすべて市長の統率力です。顔色をうかがいながら萎縮した組織ではとてもよい結果は期待できません。市長と職員が政策について同じ認識を共有化するには時間がかかります。職員との会話が必要なのです。

 毎週月曜日に部長会議が行われていることは存じ上げていますが、裸の王様ではいけないのです。職員の意識改革についてどのようなお考えなのか、また、行政評価制度も3年前には仕上げると担当者は申していますが、あわせてお尋ねいたします。

 そしてこのたび残念なことがありました。それは毎年海開きに開催されていましたトライアスロン大会が中止されたということです。12年間も続いた夏の大きなイベントが開催されないのです。全国各地から約150名の方々が参加し観光として、また競技参加で宿泊し、付き添い関係者を含めれば約300人以上の方が減となるのです。税収においても観光においても大きな損失です。そして官民一体化された協力体制を失うことは、ボランティアとして3回ほどお手伝いをしたものとして、非常に残念でなりません。失うのは簡単です。育てるのは大変な努力が必要なのです。この件に関しまして市長の御所見をお尋ねいたします。

 次に観光問題について質問いたします。

 市長は常日ごろから萩市は観光のまちであり、着々とまちづくりに精を出しておられるようですが、それは観光業者や商業者と市の執行部の考えた観光まちづくりであり、いかにもうかる市街地をつくるかを最大目的とし、インパクトの強い景観や施設に観光客にお金を使わせることのできるまち並み、そして収容台数の多い駐車場などをつくって協力をしていますが、そこにはそれぞれを結ぶ系統づけられたコンセプトはないように思います。私はそれがまちづくりとは思いません。それは観光のまち並みづくりであって、そんなまちを住民のだれが愛してくれるでしょうか。まちの住民が誇りに思う観光地を営んでいない人たちが自慢にできる観光地こそ、観光客が自然に集まるまちだと思います。

 歴史と文化、そして豊かな山と海の幸と観光資源に飛び切り恵まれた萩市ですが、観光客の数は年々低下し、そこに覆いかぶさる経済の低迷と少子高齢化社会、非常に厳しいものがありますが、昨年末は国民文化祭などで少し持ち直しましたが、団塊の世代、アンノン族の世代にカムバック萩を求めることはJTBの調査でも期待できそうですが、質問のたびに申し上げますが、受入体制が完備されていないと悪い口コミでのイメージをふやすことになります。

 観光地は観光産業によって再生できると申します。顧客を起点を実現させさえすれば、必ず再生する。その鍵を握っているのが行政でも観光業界でもなく、本来の主役は市民一人一人なのです。リピーターを死ぬほど大切にする、それ以上に市民を死ぬほど大切にする、このことで観光の活性化は図れるのです。観光客増員に対して市長はどのような施策をお考えなのかお尋ねいたします。

 また今回も観光道についてお尋ねいたしますが、観光で萩市を訪れる方は道路、鉄道、空路を利用しますが、自動車、バス、タクシー、鉄道、飛行機等の連係プレーが整っていないとよく指摘されます。要するに足の便が不便なのです。特に鉄道は悲惨なものです。東京からゆったりと山陰本線を利用しても益田で停止、数本ある特急も益田から津和野経由で新山口駅へ。例えばスーパーおき3号で益田におりて萩に来るのに3時間待ちです。スーパーまつかぜ3号も益田で1時間40分待ちと観光客泣かせです。長州ファイブの一人で鉄道の父井上勝公を生んだ萩市に、特急がとまらないことは本当に残念です。

 この鉄道のことですが、私の12月の質問の中で、市長の答弁で疑問な点がありましたので再度確認いたしますが、今年から運行されます下関から長門までの観光列車についてのことです。市長はこの話を十分知りませんでしたと答弁されましたが、長門市役所や長門鉄道部でお聞きしましたところ、平成16年11月に打診があったとのことです。約3年前から打診されており、知らないとは考えられないとのことでした。

 12月は第2質問させてもらえませんでしたが、答弁に誤解を招くような説明はまずいと思います。私は名誉毀損で訴えるとか、質問が多すぎてロス、これも税金のむだだなどといろいろ苦言を発せられましたが、私は市民のメッセンジャーとして確認する義務があります。またそれを市民の皆様に伝えなくてはなりません。ですから事前に質問資料を提出しているのです。簡潔に答弁していただければ十分可能だと思います。お互いによい萩市にするために議論し合うわけですから、本音で議論をしたいものです。

 そこで、観光列車について萩市が組み込めなかった理由と、各市が1億円でなく3市で8,000万円を負担し、しかも5年間走行させるということでした。決して高い買い物ではないと思います。

 また、来年度の7月から9月まで開催されます山口県が主体となって行われるデストネーションキャンペーンの準備について、萩市独自の企画案は準備されているのでしょうか。あわせてお尋ねいたします。

 では次に歩道のバリアフリーに関することですが、ある会合で私はアイマスクをつけて車椅子に乗りました。あくた歯科から松陰大橋までの歩道を押していただいたわけですが、乗れたものではありませんでした。

 道路に埋め込まれた美観用の石がちりばめられています。確かに景観には適していますが、車椅子を利用されている方々は振動は激しくとても苦痛だと思います。即、県土木課を訪ね状況を説明しました。私はてっきり目の不自由な方のための表示と思い確認したわけですが、美観のためだけだということです。

 要するに弱者の立場に立って対処されていないということです。今後の道路工作には十分配慮していただきたいものです。また、最大の問題であります、羽賀台の産業廃棄物最終処分場も、観光都市として頑固反対すべきで、異臭を放つ大型トラックが191号線、262号線を走行されるのは観光都市として大きなマイナスです。ごみの萩市では困るのです。

 次に第一次産業の振興と地産地消の中での食でのおもてなしと3次産業の連携についてですが、このことも何度となく訴えてきましたが何か後手後手のように感じます。せっかく地元で取れた旬のものがほかの地方で商品化されているのに、萩市では話題にもなっていない。水揚げがされているが地元で活用されていない。例えば真ふぐなどは萩市沖でとれ、水揚げもそれなりに確保できると聞いています。この真ふぐの商標権は登録されているのでしょうか。地域ブランドでの特産の知名度を上げることが必要と思います。

 萩の真ふぐというネーミングで売り出すことを市長はどうお考えですか。また、ゆずにおいても農林部や各関係各社の協力を得て、休耕地を利用した栽培に取り組み、萩のゆずとして商標権を登録されたらいかがでしょうか。地産地消の隠れた目玉商品として期待できそうですが、お尋ねいたします。

 また、観光誘致として長門湯本のふくふくあんこうフェスタ2006が昨年12月の1日から19年3月31日までの4カ月間のロングランで開催されています。旅行者に食での地産地消のおもてなしを訴えています。しかも特典が五つもあり、観光客減を何とか食い止めようと努力をしています。参加されている宿が12軒で、どの宿に行っても同じものが食べられるわけです。要するに協力体制が整っています。私はここが大きなポイントだと思います。これだけとは思いませんが、可能性のあるところで連係プレーを推進する役として、萩市は早急に対応策を検討し、関係各所と組織づくりをすべきだと思います。

 食においては観光協会を中心に食のイベントが3月中に組み込まれていますが、宿と食の結びつきに関して市長の御所見をお尋ねいたします。また別の観点から食材として魚の提供と農産物について、第一次産業の振興と地産地消についてお尋ねいたします。

 初めに萩市沖の日本海には、約40カ所の漁礁工事が行われており、現在も平成17年から21年度にかけての県営広域漁礁漁場整備事業とした漁礁工事が行われています。これまでの漁礁工事は地元の要望等により単独または補助事業として行われていますが、漁の手法によってこの漁礁の効果、すなわち水揚げが異なると推察いたしますが、近年の水揚げは減量傾向にあり、やってはいけないとの関係者から聞き及んでいます。

 地球温暖化の影響もあろうかと思いますが、それでは県、市、地元が協議され進められてきた漁礁工事を検証され、費用対効果について、また豊かな漁場を目指す田床山に木を植える萩市漁民の森づくり、魚つき保安林の普及にも多くの市民の方々の参加により取り組まれてることであります。

 私も二度ほど参加させていただきましたが、今後の漁礁事業に対する市長の御見解を含めてお尋ねします。

 次に、昨年のむつみ地区における豊作であった大根の処分についてお尋ねいたします。

 4月21日の新聞報道によると毎日・地方自治大賞として2年連続萩市が選ばれたと報道されました。食育推進事業において生産者と児童が交流する地域に根ざした学校給食のあり方が高い評価を受けたものです。

 萩市の38の小中学校4,200人の給食の安全、安心と食材の地産地消を目指し、市の農政部が協力し、生産者やJA、青果市場などが食材を出荷する協力体制が整ったものとして評価されたと聞き及んでいます。

 私も食育文化の推進の観点から、すばらしいことだと思います。

 一方昨年のむつみ地区の大根については、豊作であったために出荷量と市場価格の整備として、出荷前の大根をトラクターで処分する映像がテレビで放映されたときに、もったいないと思ったのは私だけではなかったと思います。農家の皆さんには保償金があったとはいえ真意ではなかったと思います。この保償金は税金で補てんされたものだと思います。だとすれば学校給食や保育給食等の公共機関の食材として配分するということは考えられなかったのでしょうか。このような場合、県、市や農業関係者、流通関係者が協議し、地元の食材の活用方法を検討するような機関を設置し、対応すれば決してもったいないとか地産地消とは、といった疑問を抱かれないと考えられますが、市長の御見解をお尋ねいたします。

 蛇足ではありますが、昨年12月には内閣調査によりますと低い食糧自給率に不安という調査結果が示されていることも申し上げておきます。

 以上で第1質問を終わります。第2質問も用意しておりますので、簡潔に御答弁をお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま諸岡議員から実はこの質問の問数、数から言いますと恐らく20をはるかに超えております。

 これを個々に誠実にお答えをしようとするには、必ずしも十分な時間はないと思います。もし答えてないものはあと担当部長からお答えをいたしますが、しかし一般的な印象で今お話を聞いておりますと、今のお話を聞かれた市民の皆さんは、この萩市の市の職員は何か意欲も意識もなくて、全く働かなくて、そして市長はリーダーシップがなくてあっち向いて、こういうふうな印象を受けられるのじゃないかと思います。言葉のあやでしょうけれども、もう少し的確な表現でお使いをいただきたい。ぜひ今いろいろなことをおっしゃいましたが、事実誤認も随分あります。私どもも誠実にお答えをいたしますので、よろしくお願いをいたします。

 最初の問いでございます。この財政関係については危機感が感じられない。対応策が甘い。こういう話でありました。冒頭の話で、昨日お尋ねがありました中村議員からお尋ねがありました例の償還の話を、これを取り上げないからそもそもそういうのが甘いのだとおっしゃった。

 平成13年、この制度は今までは償還は一切国は認めなかったのです。13年になりまして保証金を出せば認める。保証金を出せばというのはどういうことかといいますと、そのときに今から払う、その最後の利子償還ですね、すべての金額、利子総額を現在価値に置き換えて、その額を払えばいいよとこういう話になった。13年から。そして今回さらに一定の条件を満たす自治体については、この保証金をなくしてもいいと、こういう話であります。

 そのときの一定の条件を満たすかどうか、これはまだ具体的に法案が出ておりません。具体的な詳細はわかりませんので、我々はとにかくそういうふうな具体的な内容が出されまして合致したら直ちにかかろう、こうやって財政課の職員は待っているわけであります。で、保証金を払ってやらないからそれが甘いのだと言われるのはよくわからない。保証金とはどういうことかというと、現在価値には直しますけれども、例えば、1億円の債務がまだ残っておってあと8年、こういった場合で大体3,000万強の実は保証金というか利払いが残るわけです。そのうち現在価値になると大体2,000万強になります。その2,000万を頭をそろえて出して、そして、1億円の金を、手当てをしてやるという話でありますから、なかなか今の財政状況で、例えば2億の金をそういうことをやっていいのかというのは、それができないのがおかしいとおっしゃるのは、それはなかなか難しいのであります。

 どういうことを持って甘いと言われるのかわからない。違うようにちゃんとおっしゃっていかないと、今おっしゃることを聞いたら私はそう思うのです。皆さんそう思われる。何かよくわからない。だからそこははっきりおっしゃらないと、皆さん誤解を招くと思うのです。じゃあ何が甘いのだという話ですね。個々に具体的にそういうふうに詰めていただきたい。御質問でもう少し明確にお話をいただきたい。何か中村議員に御質問いただいたこと、それが何か保証金を対応しない、それが甘いのだと今おっしゃったと思います。私もよくわからない。そういうふうに聞きました。そういうことでありますが、先ほど今日午前中に大村議員からも御質問ありましたし、あるいは小林議員からも御質問ございました。そして我々も相当いろいろな意味で危機感を持ってやってる。その内容についてはるる御説明を申し上げたつもりであります。そもそも基本的に甘い。それはもう少し頑張っていく必要があるという激励だと思っておりますけれども、そのあたりはともかくといたしまして、それじゃ今例えば総額として特別会計一般会計全部総ざらいして、600億強の残金がある、これは大変な話でありますが、これは一般会計だけじゃなくて、特会もすべて含めてですね。そしてその金利が13億5,000万だとこういう話であります。

 13億5,000万は今これを市民の税金で払うのだとこうおっしゃっていますが、確かに間接的にはそうなりますけれども、13億5,000万の利払いのうち13億3,000万ですか、この関係で支払うとするならば確かに大変なものでありますが、何度も御説明をしておりますように、辺地債とかあるいは過疎債とかこういったものでありますから、このうちの約6割強は、6割弱ですか、くらいはこれは元利償還については国が持ってくれます。恐らく8億弱になります。13億の8億弱は交付税として交付されます。じゃ市民の皆さんが毎年13億これを戻さなくちゃいけないと、こういう話を信じられたら大変なことであります。

 それは各旧六つの町村は、そのあたりはちゃんとそのあたりはわきまえて債務を構成された。債務は2倍になった、2倍になって大変だ、その合わせて特会も一般会計も入れたら600億強になる。大変だ。そうであるかもしれませんが、いわゆるその夕張と違うことは、夕張は一時借入金の要するに不正経営の結果の債務であります。これは元利償還そのものは全くないのです。そこが基本的に違うというのは何度も申してる。だからそこはしっかりひとつ御理解いただきたい。

 この話を聞かれたら、市民の皆さんびっくりされるのです。だからそのあたりは議員のおっしゃることは大変重いのでありますから、その何かそういう形で言って、いやあ13億3,000万、これは大変だな、市民の皆さんあなた方が払うのですよと言ったらびっくりします。ちゃんと正確にお話をいただきたい。

 それから数値目標実施期限、このあたりについてはできるだけ行政改革の実施計画も今定めてるわけです。ただなぜ具体的なことをある程度年次計画をもって話さないか。これは毎年毎年の国の交付税に対する考え方が変わってくるからであります。来年、去年、おととし、まるっきり変わったのです。で、来年、再来年どうなるかわからない。一番実は財政的に危ないのはどこかというと、実は国なんです。夕張も危ない。しかしそれ以上にいろいろな問題を抱えているのは実は国なんでありまして、そういった国の財政がはっきりしない、本当に今から歳出削減にいくのか、あるいは消費税等の増税策をとるのか、これによって地方のあり方はまるっきり変わると思います。そういうふうなこともろもろのこの変動要素、周辺の状況がありますので、なかなか私どももこの長期的な視点でものを考えにくい状況にあります。ぜひ御理解をいただきたい。

 そのあたりは仮説を立てて交付税がこういう形で、例えば10%減で推移する。あるいは今の現額でそのままいく、こういった場合はどうなるかとかですねいろいろな仮説をおいて計算しております。そういうふうなことでなぜ公表できないか、もう少し精緻にやらないか、そのあたりは数値目標は非常に難しくなってるということをぜひ御理解いただきたいと思います。こういう仮説の場合はどうなるか、こういったことであればいくらでもお答えをしていきたいと思います。

 それからもう一つ基金の話であります。確かに何度も言っておりますように歳出を、歳入をもって歳出を考えていくという本来の財政の大原則をしっかり踏まえてかからなくちゃいけない、これは諸岡議員も同じ思いだろうと思います。そういうことでできるだけ基金を繰り入れることなくやっていきたい。そういうふうなことで先ほど小林議員、あるいは大村議員の中にも若干お話をいたしましたが、18年度当初では13億5,000万の基金の繰り入れ、これは財調と減債であります。この二つの基金の繰り入れを考えておりましたが、結果としては半減、6億程度で済むことができました。これは執行面での大変な努力と歳入の見積もりが少し厳しすぎたのかなあということでありまして、結果としてはそういう形になりました。

 19年度におきましても何とか15億6,000万についてはできるだけこの繰入額が全額にならないように、そういった努力をしていきたい。これは執行面での配慮等も含めて、今から頑張っていきます。こういう話であります。これが続くとこの議員のおっしゃってるとおり大変基金もだんだん減ってくるわけであります。そういうふうなことで努力をしていきたいということも何度も申したつもりであります。

 職員の清掃の件は先ほど小林議員の答えに言いましたように、実は19年度からかかることになっております。清掃の契約も実はこのかなり3年、5年とかそういう契約になってるものもありますので、単年度で解約できるもの、こういったものは今そういうことで見直そうとしてるわけであります。既に博物館等については、事業者に任せずにボランティアの皆さんにお願いをしているところであります。いろいろな形で努力をしている。

 その今の大体おっしゃってること、ほとんど基本的にはかからない、職員があたかも何もしない、こういうふうにおっしゃるかもしれません。萩市の職員ほど、いろいろな分野で活躍し努力しているところは恐らくないのじゃないかとこういうふうに思っております。私は市の職員の代表でありますから、市の職員がいろいろな形で間違ってそういうふうな形で言われるのは非常に残念であります。

 いろいろな意味で市の職員は一生懸命今頑張ってくれてる。例えば今いろいろなイベント、観光事業もある、こういったものについてみんな仕事で担当のものは一生懸命やっぱりこれは勤務でありますけれども、ボランティアで参加しているのはたくさんあると思います。諸岡議員も実はごみの関係で一生懸命今ボランティア活動をやっていただいておりますが、そのグループの中に市の職員も何人か入っているわけです。それはボランティアでやってくれてます。

 例えば大井、越ヶ浜のあの駐車場、ポケットパーク、私市長になったころ本当にごみの山でありました。今ごみがありますか、ないのです。これは市の職員が通勤途上ちゃんと拾ってくれてるのです。そういったことをちゃんとやはり評価をいただきたい。何か職員が何か全く何もしないというような印象を先ほどの質問の中では受け取られる。そういうことではないということをぜひ御理解をいただきたい。

 いろいろな形で職員も大変ある意味では危機意識を持っております。いろいろな形で協力をし、市民の皆さんとともにこの萩市のまちづくりをしっかりやっていこう、こういう気運に燃えてると思いますのでぜひ理解をいただきますように。

 私自身もリーダーシップをどうこうというお話がありました。頑張ってやりたいと思います。ぜひ見ていただきたい。

 そしてもう一つISO9001、こういう御提言をいただきました。このこと自身ISO自身の定める精神は大変立派なものであります。市の職員特に窓口職員についてこれを適応するというものです。

 しかしISOというのはこれはしっかりお金を取るのです。これは実は申し込んで申請をするだけで、今山口県では周南、例えば沖縄の那覇、今いろいろ言われましたけれども、まだまだ数少ないのです。山口県では周南だけであります。周南にお聞きしますと、まあとにかくお金がかかる。こういう話であります。

 周南で一番初めのイニシャルコストが400万強、毎年60万、3年に1回に更新に約100万、こういうことであります。那覇に聞きますと、那覇は初期投資が1,200万、そして維持費がまたある。こういう話であります。

 これは、そういう精神をしっかり我々が受け継げばいいわけです。ISOというそういう国際機関にお金を払うのです。このこと自体じゃあどう思うかという話でありますから、私どももいろいろ検討をいたしましたが、そういった毎年そういう維持費もランニングコストもあるもの、これはやめよう、しかしできるだけその精神はということで今から頑張っていきますので、窓口関係であります。この周南であってもわずか3課、窓口関係だけのISOであります。全市になりますと一人当たり大体職員4万円かかるのです。もし1,000人いましたら4,000万円です。イニシャルコストで。

 そういうふうなそれぞれの分野で、恐らく皆窓口業務についておやりになってるところが大部分であります。しかし全市でやられるところも中にもあるかもしれません。そういうふうなことでありますから、ISO9001についてはできる限りその精神をしっかり生かしていきたいと思っております。

 それからトライアスロンのことであります。トライアスロンもこれは実は平成7年に始めました。当時その市の職員の皆さんと話し合って何かやろう、他地からここへ、萩の地の、この萩の景勝の地をうまく生かした形のスポーツができないか、こういったことで議論して始めたものです。

 自来10年余りたちました。そして実はこの18年3月ちょうど1年前の諸岡議員の定例会で御質問いただいたその中に、いろいろな観光事業はあるけれども、少し四季折々重点事項を定めてスクラップ・アンド・ビルドでやれと、こういう御質問をいただいたわけであります。御記憶があると思います。

 そういった中で実は観光の部内でもうとにかく観光事業はどんどんふえておる。少しやっぱり整理をしていきたい。そういう中でトライアスロン、これについても参加者が減ってきた。あるいは事故もあった。いろいろなことがあって、これは観光の事業としてはちょっともうどうかという話が出てまいりました。これは若い皆さんの、皆さんの現場の声であります。私は始めたものとしては続けてほしかったけれども、現場の皆さんの声をそれをそんたくをいたしまして、残念ながら中止になったわけであります。

 世界映画芸術祭もそうであります。10年たちました。そのときに続けるかどうかまさに職員の皆さんに議論をいただきました。関係者の皆さんにも御議論いただきました。

 で、これはまさに鉄人レース、そういった形でずっと継続しておりましたけれども、そういう事情で今回はやめよう、まさにスクラップ・アンド・ビルドでなぜかというと去年一つとっても新たに観光事業で始まったものが、例えば着物ウィークイン萩、こういったものもあります。これだけでも大変であります。あるいは竹灯路、あるいは挙げていきますとたくさんのものが今あるわけであります。そういう中で少しスクラップ・アンド・ビルドをしよう。こういう考え方でありますから、まさにこれは昨年のこの定例議会で諸岡議員が提案をされたのですね。私ども市の職員も議員の御主張をちゃんと聞いてるわけでありますから、そういった中で、スクラップ・アンド・ビルドしたわけであります。ぜひ御理解をいただきますように。

 大変このトライアスロン協会の皆さんには、大変これは残念な話だ、私どももこれはそういうことで10年間続けるというのは大変なことであります。そういった意味では残念でありますが、そういうスクラップ・アンド・ビルドのそういう御提言もありましたし、やらせていただいたわけであります。

 観光関係で表現でありますが、いかにもうかる観光事業者と商業者と市の執行部の考えに、考えた観光まちづくりで、いかにもうかるまちづくりをするかとこういうふうな表現をされたかと思いますが、決してそんなことはないと思います。

 いろいろなまちづくり、観光関係についても、例えばここに今、小茅議員がいらっしゃいますが、この浜崎地区のお宝のいろいろな行事とか、伝建地区を取りまとめてまさにずっと今まで住んでいらっしゃる方々が、自分たちのまちを誇りに思って何とかこのまちを今からも残していき、そしてその生きたいろいろな形で活用できないか。こういうことで頑張っていただいてるわけであります。

 例えばこの平安古の備組、西島議員もいらっしゃいますが、本当にその地区の行事として観光事業としてこれは定着をしておりますが、大変な御努力であります。これも自分たちの平安古というまちのずっと伝承されているものを誇りに思ってやっていらっしゃるわけですから、決して今いろいろなことがすべて議員がおっしゃるように、何かこのちぐはぐでどうこうという話ではないと思うのです。そういったことを大事にしながらまちづくりをしているつもりであります。誤解のないように。

 確かにいろいろな御指摘をいただいてるものもあるかもしれません。それはできるだけ是正をしていきたい。そういうふうに思いますので、何か諸岡議員が非常に言われるのは迫力がありますので、何かすべてがそうかと皆思ってしまう。そこは十分ひとつ言葉を選んでほしい、非常に影響力のある方でありますから、パワーのある方ですから、どうぞひとつよろしくお願いします。

 もう一つは例えば、ちょうど今年になりまして観光ガイド協会が誕生いたしました。これは今までのボランティアのいろいろな5団体が70人の方が大同団結をされたわけです。この方々はまさにボランティアで萩の訪れる方々にしっかり説明をしよう、しっかり来てもらった方々に萩のよさを説明して理解してもらおう、こういうことで参画をされているわけです。

 今諸岡議員のおっしゃったいろいろな悪い側面ではなくて、いい方の側面を一生懸命頑張っていただいています。そういうふうなこと、あるいはおもてなし大賞、一生懸命市民の皆さんが萩の観光を支えていこう。せっかく来られた方々に萩のよさをわかってもらって帰っていただこう。そういったことで大変立派な業績を残された方々におもてなし大賞を差し上げよう、こういったことでやってるのです。いろいろなことをやってるのですから、そういう中でひとつぜひよろしくお願いしたいと思います。

 観光客の数についても、確かに今までは減ってまいりましたが、去年の10、11月、12月、そして今年の1月、2月、これは相当の増になっております。特にこの1、2月は温泉配湯されております、湯が配られております旅館についてはほとんど20%から30%増になっている。このように聞いております。そういったようなこともいろいろ旅館、ホテルの皆さんも大変経営が厳しい中で、温泉施設について努力をいただいてるわけですから、そういった意味でそういったもののいろいろなもろもろの成果が上がりつつある。こういうふうに理解をしております。今まで確かに大変ずっと宿泊客も、あるいは来訪者も修学旅行生も減ってまいりましたが、そういう中で少し光明が見えてきたのかな、こういうふうに思います。

 それからアクセスの鉄道の問題であります。平成16年11月に打診があったと言われました。その前のときにも御説明を申し上げたと思います。そもそも、いそかぜが廃止になる。これはいそかぜは残された唯一の特急であります。小倉からずっと行く話でありましたが、途中から益田でとまりました。その益田の連絡はちゃんとすると、こういうことでありました。

 しかし、いよいよ車両が老朽化をいたしました。そのときにこれは鳥取、島根はいろいろな車両、快速や急行、このあたりは鳥取、島根の県が車両費の関係については手当てをいたしました。

 そういうふうな米子社との関係でそういうふうになったわけですが、山口県になったときにいそかぜの車両についてはいろいろ議論をいたしましたときに、車両の関係の費用は県が対応をしよう。ただし、町村、市町村はこの誘客、客を誘致する方の責任を持ってもらおう、こういう話で進んでいたわけです。しかし、突然この県の費用負担というのがおろされまして、そしてこの11月の段階、確か新しい提案をJRの方から行われたわけであります。自治体で持ってもらえないか。これはやはり島根県、鳥取県とああいう形で県が出されてるわけでありますから、山口県においてもぜひ努力をしてほしい、萩も財政的に余裕があるわけではありませんからそういう話をしておりました。それが平成16年の11月。確かに提案はありました。それはおかしいのじゃないかとこういって反論をしているわけです。そして17年になりまして、まさに16年の11月で、これはもう合併の最後の段階です。合併がうまくいくかいかないか、離脱があるかどうか。そして17年の3月に合併いたしました。選挙であります。大変でありました。

 そしたら17年の確か7月にたまたま合併を終えました下関と長門の市長がこのみすゞとそれからこの捕鯨、鯨の関係、そういったこともあって隣接市、特に角島観光、こういったことがあって話し合われたときに、その合意ができた。それを聞いたものですから、大変私はびっくりした。で、そのあと下関市長を訪ねました。わざわざ。そして何とか一緒にできないのか、いや、これはもう17年の3月決算、合併後の要するに両市の関係で、この100人近い議員の皆さんの前で説明を終えて議会の承認を得てるから、まあ、第一段階はこういうことでやらして欲しい、第二段階ではまた再協議をしよう、こういうことでなったわけでした。この松林市長にもお話をいたしました。

 そういうことで両市で決定をしたこと、とこういってあります。両市のそういう話のことを私は知らなかったといったわけです。それがうそだとおっしゃるのですか。

 そういうことで私はそういうふうな話を申し上げた。だから一つは合併のときのいそかぜがなくなった、そして合併がいろいろな議論があった、そういった中でなんとなくフォローアップが悪かったのは事実でありますが、しかし、いそかぜの本当に代替的な一つの措置として、快速か何か本当は普通列車でもあそこに、萩から益田から下関につながることをちゃんと要求すべきだったのだろうと思います。そういう議論をしてきたはずなのでありますが、最後そういうことで何か何となくそういう形で終わってしまいました。

 したがって今先般も広島支社にお願いいたしまして、とにかくその観光列車との連結、それから普通列車でもいいから下関に直行できるもの、そういったあるいは益田との連結、こういったものも含めて今お願いをしております。ぜひ議会からもそういった意味で御賛同いただきまして、何かいろいろな意味でこの今からのJR対策を考えて協力していただければ、非常にこれも力になると思いますので、どうぞひとつよろしくお願いしたいと思います。

 それから次に歩道のバリアフリー化であります。あの道路は既に私が市長になったときにはもうでき上がっておりました。その当時はバリアフリー法まだございません。ただしあそこは非常に幅が広いものですから、今おっしゃったモザイクモヨウのところを避けて車椅子は通ることは可能であります。もしそれが可能でなければおっしゃるようにすぐにバリアフリーの対応をしてほしい、こういったことはお願いをしていかなければならないと思いますが、なお、相当の幅の広い歩道でございますのでそれをよけて通ることは可能だろうとこういうふうに思います。

 しかしおっしゃるとおり、本来のもし同じ道路をつくればああいう形にはならないと思います。今後そういうふうな道路の関係についてはバリアフリー、これは法律がございますので、当然県の土木の担当の皆さんも、そういったことには当然留意をされて対応いただけると思います。よろしくお願いいたします。

 続きまして、真ふぐの関係であります。真ふぐについては今日の新聞、朝日新聞、中国新聞をごらんになったと思います。堂々今そういう運動をしているわけです。真ふぐついては今日も記事にもありましたが、トラフグをふぐの王とすれば、真ふぐはふぐの女王だ、これは萩から発信してるわけです。そして実は昨年の夏に越ケ浜漁協の真ふぐをとられる方々と懇談をする機会がございました。何とか真ふぐをやりたいとおっしゃいますので、その真ふぐの関係について協議会をつくりました。何とかこれをやっていこうという話であります。

 経緯を申し上げますと、8月1日に真ふぐの消費拡大に関します意見交換会が開かれまして、8月11日に協議会が推進部会が開かれまして、とにかくこの真ふぐ祭りをやろう、そして地域ブランドとして申請をしよう、今地域ブランドの申請が行われております。そういう状況にありますので、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。

 そして間もなくこの3月25日に、萩の真ふぐ祭り第1回目が開かれるわけであります。そして今市内におきましても真ふぐの消費に関係者の方大変努力をいただいております。いろいろな意味でこの真ふぐ祭り、この旬の魚、ちょうど2月、3月が真ふぐのシーズンであります。今、この越ヶ浜のはえ縄船団が年間約300トン弱の水揚げがございます。これが日本の約真ふぐ流通量のかなりのものを占めているわけであります。今トラフグがほとんど9割が実は養殖物でありますが、真ふぐはすべて天然物であります。

 そういった非常に自然、天然のものということもございまして、これを何とかして大半が実は沖ノ島周辺のところで、漁場で、萩の船が、越ヶ浜の漁船がとっている。こういったことに着目いたしまして、何とか真ふぐをひとつ萩のブランドにしていこう、こういうことであります。

 今おっしゃってることは大体踏まえて実はやっておりますので、決して長門だけが頑張ってるわけじゃありません。萩市もいろいろなことをやっておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 もう一つはまちじゅう味めぐりというのを3月4日から4月8日まで一月間、市内40店で今やってるわけであります。ふくふくあんこうフェスタ2006と全く同じような。やり方は違います、やり方は違いますが、まちをあげてやろう、こういうことを食の今、観光ということにいかに観光協会、旅館協同組合の皆さん、力を入れているかということをぜひ御理解を賜りたいと思います。

 そしてまたもう一つは、宿泊と食、泊食分離ということも今思考的にやられているわけでありまして、このあたりもある意味では評価をいただけるのじゃないかと、こういうふうに思います。

 いろいろな努力が行われておりますので、そういった中でぜひこういった点をさらにという話であれば、大いにひとつまた激励をいただきたい、こういうふうに思います。

 ゆずの問題も今いろいろな形で関係者、ゆずの値段がかなり高くなっております。そういう中で萩の事業者の方が福栄地域を中心にいたしまして、10万本のゆずを植えたい、こういう話でございまして、そういうようなことも御努力をいただいているところであります。

 あと残っておりますもの各担当部長の方からお答えをさせていただきたいと思います。相当いろいろなものが残っておりますが、恐縮であります。

 よろしくお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 総務部長。

  〔総務部長 中村敏雄君登壇〕





◎総務部長(中村敏雄君) 行政評価制度について、3年前には仕上げると担当者が言っていたとのことでございましたが、どういう趣旨でそう言ったのかということなどにつきまして、当時の担当者と申し上げるのが3年前は行政評価につきましては総務課の方で担当いたしておりましたので、当時の総務課職員に聞きましたけれども、そのあたりのことが確認できませんでした。

 行政評価制度については、今まさに研究しているところでありまして、昨日中村議員の質問で市長答弁いたしましたように、今後財政、総合政策部のプロジェクトチームで取り組んでいくということでございますので、そのように御理解賜りたいと思います。以上であります。





○議長(青木賢次君) 総合政策部理事。

  〔総合政策部理事 吉村秀之君登壇〕





◎総合政策理事(吉村秀之君) 御質問にありました企業誘致施策の現状と見通しについて答弁をさせていただきます。

 なお一部午前中ありました小林議員さんの市長答弁と重複するところがございますので、お許しをいただきたいと思います。

 昨年4月に企業誘致、とりわけコールセンターの誘致に特化いたしましたプロジェクトチームを設置されまして、これまで首都圏を中心にコールセンター事業者45社、再訪問など延べで70社を訪問いたしました。

 またコールセンター事業者を訪問する際には、萩市の誘致補助制度が間接補助制度をとっておりますので、補助金の2分の1近くは県費ということになります。そのために必ず県職員を同行しております。

 なお、山口県の東京事務所の企業訪問の目標件数は200件でございまして、その3分の1は萩市へのコールセンター誘致活動で、県とは密接な連携をとっております。

 また県は萩市の積極的な誘致活動に理解を示されまして、県の誘致補助制度の基準を一部緩和していただいております。

 一方で縁故による誘致を進めるために高校の同窓会事務局、県人会などの同郷会や、萩市と関係の深い個人、企業、団体なども訪問をしまして、コールセンターの誘致を進めるための物件所有者、情報推進事業者を含めますと、チームの総訪問数は、個人、団体、企業で100件を超えております。

 次にコールセンター誘致の活動の現況でございますけれども、コールセンターの誘致活動は2通りあります。

 一つは県を通じて情報が入りますコールセンターの誘致を対象にしたコンペに参加することでございます。これは事業者がセンターの維持管理費を安くするために、またオペレーターを確保するために、地方進出を決定しますとコンペの開催通知が各都道府県の東京事務所に入り、萩市へも県を通じて情報が入ります。

 これまで数回コンペに参加し、事業者に対してプレゼンテーションを行いましたが、コンペの都度全国でおよそ30都道府県が参加いたしまして、その競争に敗れております。

 もう一つの方法が個別に企業訪問を行い萩市の誘致制度や現状を説明し、事業者に進出の検討依頼を行うものです。これはインターネットで事業者のホームページを検索しまして適当な事業者を見つけて、電話で訪問のアポイントをとって訪問する方法です。

 この方法によりますと、業務の主体としております。これは戸別訪問でございますので訪問時には他の都道府県と競争がないものの、相手がどの程度地方進出を計画しているのかわからないというところや、その事業者の進出規模や業務の内容もわかりません。

 当然に訪問する萩市側と意見が、食い違いが当然発生いたします。中には不動産売買や、貸し金の回収業務という難しい業務もあるということが間々あります。

 次にその段取りでございますけれども、コンペ参加や戸別訪問の両方について言えますが、事業者が検討するという言葉を聞きますと再訪問を行うことになります。それで萩市への現地審査を強く要求を要望いたします。仮に萩市へ現地審査をしていい印象を持ちますとコールセンター事業者は取締役会を経て萩市への正式な進出を決定いたしますが、その背後にはクライアントがおります。クライアントの了承をとる必要もございます。

 つまりコールセンターの誘致活動は、事業者とクライアントへの誘致活動となりまして、今までうまくいったものもございますけれども、最終的にコールセンター事業者の取締役会の承認やクライアントの了承が得られないということが今の現状ではございます。

 今後でございますけれども、先月1件現地訪問がされましたし、3月に予定してるものもございます。また、企画書も提出でもございまして、今数社とコンタクトをとり続けているということです。今後も粘り強く説得工作をしていく所存でございます。以上でございます。





○議長(青木賢次君) 諸岡議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩をいたします。

     午後 2時25分休憩

────────────────────

     午後 2時37分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位9番、松尾議員。5番、松尾議員。

  〔5番 松尾義人君登壇〕





◆5番(松尾義人君) 私は多くの市民の皆様の負託をいただき、萩市議会議員に任命され、本定例会において初めての一般質問をさせていただきます。皆様の御協力をお願いいたします。

 質問項目は通告に従い、大きく3点について御質問いたしたいと思います。

 最初に、市長の市政に対する将来ビジョンについてお尋ねいたします。

 萩市が5年、10年先にどのような方向性で進んでいくことがなされるのか。合併により本市の面積は698.86キロ平方メートルと広大になりました。5万8,000人の萩市民にとって何ができるのかという観点から質問させていただきます。

 萩市を取り巻く動向は大変厳しい状況下であることは十分承知しております。市長も一昨年の合併により、多くの市民ニーズが求められて、市政運営には大変苦慮されていることと思います。

 施政方針にありますように三位一体地方制度も大改革が始まろうとしており、地方分権改革推進法の成立によるさらなる地方分権の推進や平成の大合併、さらには道州制の議論に至るまで、制度改革に動き始めました。

 時にこの萩の地は幕末期、中央集権へ向けて旗を振り、国の存亡にかかる危機を乗り切った歴史があることからも、今住民の身近なところで決定できるようにとの地方分権の旗を掲げ、地方自治により一層の拡大を目指してまいります。本年3月で合併してから2年が経過しますが、昨年秋、新市のまちづくりの指針となる市民憲章が決まり、また、合併時の新市建設計画を踏まえ、平成19年度から8年間を見通しての将来像や発展の方向を示した本市最初の将来展望をこのたび立案されたところであります。

 しかし、萩市将来展望の策定の趣旨に我が国の人口減少局面に入り、少子高齢化はますます進展すると言われております。特に地方にあって広大な中山間地域を有する本市にとって、少子高齢化の進展は社会保障費の増大や労働人口の減少による活力の低下を初め、行政運営に多大な影響を及ぼすなど深刻な問題となっております。

 一方地方分権時代を迎え、自主財源を基本とした財政運営のもとに、自主性、自立性を高め、住民自治に基づく個性的で活力に満ちた地方の実現が求められています。

 このような情勢のもと、新市建設計画を踏まえ、市民が萩に生まれてよかった、萩に住んでよかった、萩を終の住処にしてよかったと感じられるような、心のよりどころとなる温かいまちを目指した市政運営を指針として、萩市将来展望を作成するものと思います。

 私もこの内容について同じ思いを持っております。地方分権社会の到来に向け、地域間競争が始まり、勝ち組、負け組がはっきりと別れる時代が目の前にきております。市民一人一人のベクトルが同じ方向に向けることが大切であり、また各地域のベクトルを同じ方向性に向け、役割の徹底が必要だと私は考えます。

 5万8,000人の市民は、萩市の行く末を案じていられる方が多くいらっしゃいます。そこで、萩市の将来がどんな方向で進んでいくのかが具体的に見えてこないのが現実であり、市長は将来展望の中で少子高齢化など、福祉施策等もありますが、どの施策に重点を置かれて市政運営を進めていかれるのか、市長の御所見をお尋ねいたします。

 次に三見地区に準備されつつある道の駅への取り組みについてお尋ねいたします。

 現在、日本全国で登録されている道の駅は845カ所あります。道の駅とは三つの機能がまちの個性を豊かに演出します。地域の核としての道の駅、長距離ドライバーや女性や高齢者のドライバーが増加する中で、交通の円滑な流れを支えるため、一般道路にも安心して利用できる休憩のための施設が求められます。

 これらの休憩施設では、地域の文化、名所、特産物などを活用として多様なサービスを提供することが望まれています。さらにこれらの施設ができることで、地域の核が形成され、道を介した地域間連携が促進されるなどの効果も期待されます。

 こうしたことを背景として、道路利用者のための休憩機能、道路利用者や地域の方々のための情報発信機能、そして、道の駅をきっかけにまちとまちが手を結び合う、地域の連携機能の三つの機能をあわせ持つ休憩施設、道の駅が誕生しました。

 萩三隅道路、明石パーキングが平成20年3月完成予定とされています。市長も萩三隅道路の整備促進については鋭意努力されていることは十分承知しています。私も一日も早い供用開始の日を待ちわびており、経済流通、観光産業等にも期待を寄せるところであります。

 今、三見地区の推進委員の方々により、各集落での説明会、萩市各諸団体への調整、各地の道の駅視察を重ねられ、設立に向けて頑張られている活動に対し、私は心から絶賛し、また、このパーキングを利活用して何とか三見地区の活性化、ひいては萩市のまちおこし、担い手の観点から地域づくりしたいと聞いております。

 明石パーキングの予定地は前面に北長門国定公園を望み、左に青海島、右に萩の島々が見える絶景の風景をかもし出す、最高のロケーションを演出する萩の西の玄関にふさわしい場所であり、萩市の東の玄関、田万川の道の駅、萩市の西の玄関、三見の道の駅の開設について萩市の取り組み状況をお尋ねいたします。

 続きまして教育行政につきまして。小規模の児童生徒の夢を育てる教育についてお尋ねいたします。

 萩市内の小規模校では生徒の夢を育てる教育が欠如してる現況であると思います。特に、小学校卒業時に児童が夢に描いてる中で、クラブ活動に関してのウェートが高いと思います。しかし、選択肢のない小規模校では、児童が描いてる夢をはぐくむことはできません。現在選択肢が二つ以下の学校が、16校中14校という現状です。文化部にいたっては16校中4校に限られております。また、指導者不足と生徒の減少に伴い廃部となる部活動もあるのが現状です。

 このような状況の中、萩市の中学校を対象にクラブ活動について調査をなされた経緯があるのかまずお尋ねいたします。

 今、教育現場は多様化しており、大変苦慮されているところであります。国においても教育再生がなされる中で、子供たちの夢を育てることは、我々大人の責務であります。今後、少子高齢化が進む中、指導者不足によるクラブ活動の運営が厳しくなると思われます。義務教育課程での事柄であり、何か対策を生ずることが必要と思いますが、市長の御所見をお尋ねいたします。

 以上で1回目の質問を終わります。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) 松尾議員から3点お尋ねをいただきました。

 最初の第1点は、萩市の未来のビジョンについてという大変大きな課題であります。今議員からるる概況について御説明をいただいたわけでありますが、今まさにこの新市建設計画をベースにいたしまして、平成26年度を目標年度といたします萩市の将来展望を、一応今議会に今その議員の皆さんにお配りをしているところでございます。

 この中にこの26年度、8年先でございますが一応このイメージを書いてるわけであります。しかしこれはどちらかといいますと硬い言葉で、あらゆる漏れがないように、偽りが、間違いがないように、こういったことで表現がどうしても硬くなっているかと思います。

 今この議員からお話がありましたように、やはり住みよいまち、本当に終の住処としてよかった、こういったようなこの安心して生活できるまち、これは当然目指すべき方向でありまして、特にその中で自分たちの子供たちが安心してこのまちに残り、あるいはこのまちの持っている伝統や文化をしっかり引き継いでくれること、こういったことができるまちであらねばならないわけでありまして、そのあたりで実は今当市が抱えてる課題は本当にいろいろな問題がたくさんあります。きょうもあるいはきのうもいろいろ御議論いただいてる、いろいろな角度からの問題があるわけであります。

 一番大きな問題は何かというとやはり、世の中の大きな変化が今起こりつつある、俗にグローバルスタンダードといわれております。こういう抽象的な言い方では何となくわかりませんけれども、あらゆる包括的な意味で、広くとらえた場合に、この世界経済の中に日本が取り込まれてしまった。したがって昔のように一つのクローズドシステムで、その地域や国が何か独自なことがどんどんできるとこういうことでは必ずしもなくなりました。その一つの最たるものが商店街であります。商店街の流通の仕組み、こういったものが実はこの20年音を立てて変わってまいりました。

 かつてこの萩のまちは例えばパパママストアという非常に小規模な八百屋さんとか、小規模なお店がたくさんあったのでありまして、これは日本の中で人口比では確か萩は二十何番目くらいに多かったのです。

 そういうふうなその小店舗のかなり多いまちでありましたが、この量販店が進出しましてあっという間に変わりましたし、商店街も変わりました。

 こういうふうな中で、これは単に萩だけのことではありません。農業も林業もあるいは水産業もある意味ではこの国際取引という中で、大きく変貌を遂げたわけであります。林業は少なくとも、世界各地から輸入します低廉な木材で、これは価格上太刀打ちできなくなった、あるいは今後WTOの関係で、今まさに4月から新しいこの補助金の制度が動こうとしているわけであります。

 水産の方もなかなか安いこの魚、トラフグの話、先ほどフグの話がありましたが、トラフグの9割が養殖でありますが、その大半は実は中国から輸入されてるわけであります。

 そういうふうな現状からいいますと、このまさに為替、例えば円とドル、円と元、そういった一つの為替の変動によりまして、まさに世界とリンクをしているということであります。

 そういう中で今、第一次産業、あるいは流通業、他の事業についてもしかりであります。今木造家屋がだんだん難しくなってきた、こういったことも結局いろいろなこの工法の問題一つ取りましても、この世界の経済の中に組み込まれた一つの日本経済、そういう中でこのいろいろな工法が変わってきた、こういうことであります。

 こういったことが本当にいつまで続くのだろうという一つの長期的な見通しも必要でありましょうし、そういう中でこの萩のまちが一体どうなっていくのだろう、どうすべきなのだろう、こういうこともいろいろな思いがございます。

 なかなか的確な予測ができない、しかし、今の世界経済が今の状態でそのまま5年、10年先まで続いていくという保障は全くないわけでありますから、そういう中で恐らく徐々にこの魚価も上がっていき、あるいは木材価格もなかなか上がり、輸入も難しくなってくる、こういった時代が早晩やってくるだろう。円とドルの関係、為替の関係、こういったものも今の百十いくらと、こういったものがどういうふうな形になっていくのか、これが一つ動くことによってガラッと変わってくるわけです。

 こういうふうな中で今この地方の小さなまちまで影響を与えられながら、今からの展望を開いていかなければならないわけであります。しかし、そういう見通しというのは非常に難しいわけでありますが、そういう中でやはりやるべきことを行政がしっかりやるべきことは基盤整備であろうと思うわけであります。

 先ほど吉村理事の方からいろいろ全国回ってみましても、結局つまるところ交通が不便、こういうふうなことでコールセンター一つの誘致もなかなかものにならない、こういうことでありますから、今一生懸命手がけておりますこの萩三隅道路、後ほど次の問いに出ますが、そういったものを山陰自動車道に早く結びつけること、そして、南北の自動車道の位置づけを早く完成させること、これがまず大きな一つの基本であろう。そしてそれに各地に結ぶところの、まあ、ちょうどもう自動車時代、鉄道の時代はなかなかきょうも諸岡議員の質問にもありましたようになかなか難しい、難点がある。

 こういう中で一刻も早く基幹道路の整備をやっていくこと、これが一つでありますし、もちろん生活基盤の関係もそうであります。本来昭和7年に萩市制をしいたときに、萩は港湾整備し、築港をつくり、この日本海に向けた新しいまちづくりをしようとしたわけでありますが、惜しむらくはその夢は前大戦の敗戦とともに消えてしまいました。

 いろいろな形で今まで過去にも先人が大変な努力をしてまちづくりを試みているわけであります。今私どもはそういう基盤整備をしながら、やはり一つ我々にとっては大変うれしいことは、いろいろな文化遺産がたくさん残っていること、このあたりもしっかり生かしながら、そして後背地にあるそれぞれの農業やあるいは水産業、こういったものとも連携をしながら、観光というものを一つの大きな主軸に、しかし、農業や水産業はこれはまた山口県の最大のその規模のそれぞれの事業でありまして、そういったものをどうまた育成していくのか、育てていくのか、振興を図っていくのか、こういった課題もあるわけであります。

 いろいろな中で、厳しい中で、一番、そしてまた次の課題は少子高齢化にどう乗り切っていくのか、多くの若者たちが、高校卒業生がこの春も卒業をしてまいりました。去年と大体同じように600人弱の高校卒業生がおりましたが、萩に残る皆さんはほんのわずかであります。

 これを繰り返していきますと、今の人口推計よりもはるかに早い時期にこの5万人を切ることは目に見えてます。これをどう止めるのかこういったことは、まさに喫緊の課題でありますので、そういったものを含めましてその裏返しに来ることは何かといいますと、中山間地におきます集落の崩壊でありまして、崩壊という言葉は使いたくはないのでありますが、まさに高齢者だけの集落がだんだんふえております。限界的な集落、今新聞等で統計が載っておりますが、この統計はちゃんと萩市からも出してるわけであります。中国地方に特にこの集落の限界的な集落が多い、こういうふうな表現が見出しに使われております。そういうふうな中の一つに萩地域があるということ。そしてそれをどうやって今からしっかり次代につなげていくのか、これも大きな課題であります。

 いろいろな課題だけ申しますけれども、とにかく若い力をどうやってここに導入するか、これは私どもも一生懸命今議論をしておりますが、議会におかれましてもぜひいろいろまた御議論を賜りまして、御示唆をいただければ、こういうふうに思うわけであります。

 そしてそういう中にありながら、一方で地方分権という非常に大きな課題を自治体は担っておりますので、私どももできるだけこの地元で物事が決定できるように、県やあるいは東京に行ってという話ではなくて、この地元で物事が決定できるように、そしてある程度の自主財源を持ちながら、こういったことが望ましいわけでありますが、そういった道を今から目指していきたいと、これは実施論であります。

 いろいろな意味でこの課題たくさんあるわけでありますが、とにかく冒頭申しましたような本当に若者たちが残れるまち、そして終の住処にして悔いのないまち、そういったことを目指して頑張っていきたいと思うわけであります。

 十分意に即したものにならないかもしれませんが、基本的な考え方というのは、文章上はこの将来展望の中にうたっております。

 なかなかあれはいろいろなものを書き込んでおりまして、一体何が言いたいのだとこういう話になるかもしれませんが、もし、あえて集約をすればそういったところでありますが、なかなかこの今言ったことは大変大きな課題でありますので、これに向けて一歩一歩努力をしていく必要があろうかと思います。よろしくお願いいたします。

 2番目のこの三見地区に準備されつつあります明石パーキングの関係であります。

 本来、今松尾議員からもお話がありましたが、この明石パーキングといいますのは、この萩三隅道路の中で一番展望の開けた海が見える、こういったところにパーキングをということから始まった話でありまして、車が止まるならそこで何か地場の産品を売ることはできないだろうかと、こういう発想を地元の方も私どももしたわけであります。

 そういう中で、将来は道の駅をここに目指すことはできないだろうかとこういう話でございまして、今時点では実はちょっと該当いたします、今目指しておりますところが、ちょっとその地域的な、地盤がちょっとという話で、盛土がなかなか落ち着かないということでありますから、20年度以降、早くて21年4月供用開始を目標に、こういうふうに話を聞いてるところでありますが、できるだけ早く、そんな対応といいますか、事業を展開をできますように、また、状況を見ながら要望してまいりたいと思うわけであります。

 そして具体的には、この三見地区の明石の皆さんが中心になりまして、直販所を運営する法人、株式会社明石インター直売所を間もなく、恐らく3月というふうにお聞きしておりますので、設立される準備をまさに今されている最中だと思います。

 そういうふうなことでその法人が中心になりまして、とりあえずは仮店舗で営業されることになろうと思いますが、このいろいろな条件が整えば、この農林関係予算等も使いながら、全体をしっかりしたものにしていく、こういう考え方のように聞いております。

 とにかくせっかくこの明石にインターができます。このインターの構想も実は初めはなかったのでありまして、この三隅インターの次は三見の中央部分のインター、そして萩のインターとなっておりましたが、明石で一応この工事がそういう形でこの一期終わりますので、インターチェンジができ、そこに言うなればパーキングエリアができる。そして事実上サービスエリアに近いような形の施設をつくろう、こういうことを考えてるわけであります。

 何とかそういった意味では将来まさにお話がございましたように、萩の西の玄関と言っても過言ではない位置にありますので、どうか三見地区の皆さんのいろいろな意味での意見を集約をいただきまして、何とか事業として成功いたしますように、そしてそれが将来道の駅につながりますように願うものであります。

 なかなか課題はまだまだございますけれども、何とかそれを乗り越えてしっかりやっていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 教育長。

  〔教育長 岩崎 肇君登壇〕





◎教育長(岩崎肇君) 松尾議員より小規模校の児童生徒の夢を育てる教育とはということで御質問をいただきました。

 特に中学校の部活についての調査の経緯と今後の対策という2点についてお答えを申し上げたいと思います。

 まず初めに萩市の部活動の現状でございますが、議員が御指摘のとおり生徒数の減少、また教員定数の減少により部活動の縮小、廃部が進んでいる状況でございます。

 特に部員数が多く必要な野球部、バレーボール部等の団体競技は、非常に難しくなっている学校もあり、個人競技のできる部への切り替えを行ったり、また、あえて団体競技を継続する場合には、他の部を廃部したりして部員数の確保に努めている学校がふえてきています。

 また、文化部においても同様の理由で今申されましたように、5校のみで活動が行われています。

 こうした部活動の状況については毎年調査を実施しており、各学校における現状把握に努めているところであります。こうした状況の中にも、各学校において日々生徒が主体性を発揮しながら熱心に活動いたしております。

 ところでちょっとわかりにくいのは、クラブ活動と部活動の違いでございます。両方が以前はございました。正課のクラブ活動、そして課外の部活動とこの二つがありましたが、平成11年度から学習指導要領の改訂で、正課のクラブ活動は中学校では現在行っておりません。いわゆる課外での部活動であります。

 課外と申しましてもまたわかりにくい言葉なのですが、正規の授業ではないということで教育活動の一環として部活動はやっております。したがって、課外ですから県内では全員加入の学校と任意加入の部活動、二つの方法がありまして、山陽側では任意加入が非常にふえております。萩市においては各学校が部活動の学校教育における重要性と生徒の部活動に対する思いを考慮して、現在は1校が任意加入でその他全部全員加入としております。

 また1校の任意加入の学校におきましても、できる限り部活動に参加することが望ましいという立場をとっております。

 次に中学校における部活動の意義目的でありますが、次のようなことが挙げられると思います。

 一つは各自のよさが認められる多くの生徒に喜びと生きがいを与える場が部活動であります。2点目は生涯にわたって、スポーツ、文化に親しむための基礎づくりの場であろうかと思います。3点目は体力の向上と健康の増進の場であります。4点目は、友情や連帯感をはぐくむ豊かな人間性の育成をする場でもございます。それから5点目は、共通の目標に向かって努力する過程を通して生徒全体の一体感や、愛好心を醸成する場が部活動でもあります。

 つまり、中学校における部活動は単に技術面の向上を目指すものだけでなく、活動を通して生徒の生きる力を育成する場でもございます。

 次に議員の2番目の質問の少子高齢化が進む中で、指導不足等により部活動の運営が難しくなることに対する対策についてのお尋ねでございました。

 現在の状況は萩市に限ったことではなく、全国的な問題となっており、文部科学省においてもスポーツ振興計画の中で次のような対策を示しております。

 1点は、近隣学校との複数校合同の部活動の実施。二つは、外部指導者の活用。三つは、スポーツ少年団等での活動。四つは、トップアスリート等の招聘事業の活用。五つは、総合型地域スポーツクラブ等への社会スポーツへの移行でございます。

 こうした点における萩市の現状を述べてみたいと思います。

 まず、複数校の合同部活動の実施は現在まだありませんが、今後状況によっては考えられるとしている学校が5校あります。次に、外部指導者については、平成17年度は8名で、6部の部活に。平成18年度は7名。7部の部活動で指導をお願いしております。また、スポーツ少年団の中学生登録者は、平成18年度、柔道、県道、少林寺拳法、ラグビー等、97名に上っています。さらにスポーツ選手ふれあい指導事業で、木間小中学校が卓球の元全日本監督を招聘し、指導を受けています。

 最後に、総合型地域スポーツクラブ等の社会スポーツへの移行については、文部科学省においては平成22年度までに全国の各市区町村において、少なくとも一つは総合型地域スポーツクラブを育成すると申しておりますが、なかなか進捗しておりません。萩市においても今後取り組むべき課題であると考えております。

 今後、こうした対策を効果的に進め、部活動の問題に取り組んでいきたいと考えております。また、部活動のみならずあらゆる活動において小規模校の児童生徒の夢を育てる教育に向けて、邁進する所存でございます。

 議員におかれましても、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 5番、松尾議員。





◆5番(松尾義人君) それぞれの項目にわたり、御答弁いただきましてありがとうございました。

 萩市の西の玄関、三見の道の駅の開設について、萩市の前向きな取り組みにつきまして、本当にありがとうございます。今後とも三見の道の駅への御支援をよろしくお願いしたいと思います。

 教育行政につきましても、教育長の方から今のクラブ活動についての詳しい御説明ありがとうございます。

 今後とも社会体育を含めて、少子高齢化に備えて子供たちの夢のために前向きに検討していただきたいというふうに思います。

 最後に、市長の将来ビジョンについて再度お尋ねいたします。

 多くの重要課題の中、限られた予算で優先的に実施すれば、福祉、教育、産業育成が大切ではないかと考えます。地方分権が加速し、それに伴って交付税が減少傾向にある今、萩市においてはすべての課題に十分な予算を配分していくことは不可能であると思います。そこで、萩市の税収入増加に向けた産業育成に関して、市長のお考えを今一度お伺いしたいと思います。

 この萩市の中で、どのような産業を重要なものと位置づけ、また、その育成発展のために、どのような施策をお考えなのか市長の御所見をお尋ねいたします。よろしくお願いします。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 引き続き2番目の御質問をいただきました。一つは三見の駅の話でありますが、これは今お話がありましたように、西の方を代表する一つの萩三隅道路のパーキング、道の駅を目指して、すぐ道の駅に自動的になるものではありませんので、目指して頑張っていきたい。地区の皆さんともに頑張っていきたいと思います。

 2番目の萩の将来展望といいますか、今から先いろいろな課題はたくさんあるが、今お話がありましたのは、やはりこの福祉、教育、そして、産業育成ではないかとこういうお話であります。

 とにかく今からこの先いろいろな意味で、萩の経済というものをしっかり考えていかなければならない、そういう思いで御質問をいただいてるのだと思いますが、その中でやはり中心になりますのは、やはり農業、水産業、こういった第一次産業が実は700平方キロのかなりのものに実は占めているわけです。そういう中で、林業も含めてどういうふうに第一次産業を振興していくかというのは、人材確保の面を含めて、大きな課題であります。そしてそれは観光という一つの大きな萩市の観光立市という一つのものがありますので、そういったものとの連携もあわせ考えていくということを、今、道の駅の話が出ましたが、今、市内に六つの道の駅がありますが、こういったもの、これは消費額が本当にわずかであります。そこの農業の関係の大規模生産はほとんど皆JAを通じまして、都市部に、消費地に出荷をされておりますが、そういった中で直販体制もあわせ、いろいろな工夫をしていく。こういったことも必要かと思います。

 萩の一つの製造業といいますか、窯業もございますが、このあたりはしっかり後継者が残っていただいておりますので、そういった意味でこの文化の創設とともに、窯業としての産業、クラフトとしての位置づけ、こういった両方の側面がありますが、このあたりはもう本当に黙っていても大丈夫だろう、ただ観光についてしっかりこの萩の地、萩の宝物をしっかり見て、訪れていただく方々があるかどうか、こういう話であります。

 そういった意味で今日もお話をいただいております。世界遺産やあるいは海からの観光や、いろいろな形のものを今工夫をしているわけでありますから、そしてそういったものの前提条件であります基盤整備、交通網、こういったもの、そして何よりも雇用効果が一番大きい製造業等の部分の、今既に進出をいただいている誘致企業、こういったところのさらに支援をしていくこと。あるいは新しく地場の事業者の皆さんが創業を起業していただく、こういったものの支援をどう考えるか、こういったことも大きな課題であります。

 いずれにいたしましても、自分たちの次代を担う若者たちがここでやはり残って頑張ろうという気力を持って望めるような、そういった仕組みづくり、環境整備が必要なわけですから、それは大変なことでありますけども、いろいろな意味で単にそういった雇用の場とともに、文化やスポーツやこういったものが賑わうまちであれば、若い人もまたそれを期待して、こういった側面もあるかもしれません。

 いろいろな意味でできる限りの努力をしていくこと。そうでなければ、人口が全国的に減っていくわけであります。減っていく中で今、景気回復が見られますので、他地の、特に都市部の雇用、特に賃金水準、給与水準が上がっていきますとどうしてもそこに流れていく、こういった傾向があります。失われた10年は逆に実は、この地方に人が帰ってきた時代であったのですが、これからはまた出て行く時代になるかもしれません。

 そういった中で、やはり地方の生活のすばらしさ、あるいはしっかりした雇用の場があれば、そこは若い皆さんもこの場に定着をいただけるだろう、こういう話を思っております。

 いろいろな今お話しがありましたこの教育、福祉、そして産業育成、これこそまさに今からの大きな課題であろうと思いますのでしっかり頑張っていきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 松尾議員の質問は終わりました。

 ここで10分間休憩をいたします。

     午後 3時16分休憩

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     午後 3時30分再開





○議長(青木賢次君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 続いて、質問順位10番、近江議員。8番、近江議員。

  〔8番 近江郁宣君登壇〕





◆8番(近江郁宣君) 今日の最終便になりましたが、大分皆様お疲れと思いますが、しばらくの間おつき合いをお願いいたします。

 まず最初に、ちょっと方々にお知らせとお断りを言わねばならないことが、一つほど起きております。

 間近な先月の問題でございますが、実はこの市民球場中央公園の見直しの署名活動を市民の方たちと一緒にやったわけですが、これは去年の10月ごろから、これを50冊ほど市中に配ったわけです。説明しやすいようにすぐこの裏に市民球場の図面書いて説明するのに、この青いところだけを使わせてくださいちゅうお願いですよと、お年寄りやら少年、小学校や中学校の子供が霧口まで行くのは大変て皆言われますから。これのお願いの署名ですから、というのでこれをいただいて回っておりました。

 ところがすぐさま11月の15日号で、市報に大きく中央公園の整備という問題で、表表紙をはぐったらすぐにこの問題が出てまいりまして、一般市民の方はこれで、ああもうこれでだめかということで、ほとんどの方がどこに自分預かったのがどこいったやらわからんような状態が数ありました。

 大体最初は、1万人の署名を集めて市長さんの方にお願いに参ろう。そのときには新聞記者、並びにテレビカメラを一緒に入れて、市民の声を訴えようというのが、お約束でございました。ところが先月でございます、まだ記憶が浅いですが、23日に今年度の予算が上がってきましたので、緑風会4名で審議をしている間に、突然電話がかかりましたのでだれかと思うたら、市長さんの方からお電話があって、あなたたちの言い分は大体よくわかったから考慮します。新聞記者だけは入れないでくれ、私は皆さんと約束じゃからとは思ったけど、相当思いやりある市長のお話ですから、これはじゃあこの報道機関はえかろう。カメラだけ許していただいて。そして26日に参りました。当時、大体30名ぐらいをお連れして参るつもりだったですが、急に風邪を引いたり、あるいは法事があったり、いろいろ都合で、結局は十二、三名でございました。

 それで、市長室が狭いからというので全協のお部屋に変わりましてここでやったんですが、残念なことに途中からカメラがおらんようになったわけです。ですから、私は市民の方、こうして市長に近づいて存分に言えるのは今日しかないから、一言ずつ皆さん言うてください、ということでいったんですが、カメラがすば抜けた。

 ところで、そろりそろりと市民の方がお話なさる。中の一人は、ウエルネスパークは遠いので近所の人が連れて行ってくれて言われるけど、交通事故に遭ったらだれが責任取るそかちゅうので、わしゃ断ったと、そうしたらその近所の方とどひょうしそれから仲悪くなって、困っちょるというようなお話もあったし、またある人はその霧口まで行くのに非常に年長者にしては無理だという話をこうこうと話そうとなさいましたが、私はそのときちょっと思ったのは、市長が市民の声を最後まで聞かずに、その途中から、いやそんなこと言ったって、大井やら三見から行く人はウエルネスパーク行ったって、公園行ったって同じことでしょう。こういうのをひどい顔をして言われたら、市民は二の句をよう継がん。そのようなことでは、萩市の市民の声を聞いて、最後までお話を聞いて、それに対してゆっくり説明したら間に合うことですから。私はね、この調子だと、市の職員でもよいアイデアがあっても言うたらおおくじくられるでよと。これは非常にマイナス面に感じました。私の一存で市民のお世話された一生懸命に尽くされた方もおられますが、その方に対してこの場を借りておわびいたします。

 またその夜に、ニュースでは、ケーブルネットワークでは、遊覧船のニュースが出ました。私たちのニュースは出ない。確かめたら、ありゃあフイルムが写っちょらだった。これは本当のプロがやることですから、写っちょらんのか何の圧力がかかったか、そこは皆さんの判断にお任せしますけど。

 私はねえ、本当にこねえな残念なことはない、大方半年かかって、鉄砲担いで山行くのをやめて、皆さんの景気を伺がっちょったらしまいの仕上げはほんとドボンですよ。これだけ報告して、本番に入ります。

 市長さん、あなたは平成5年10月18日に初当選以来、あの脂の乗りきったすばらしいスピードで、まず見島の高速船鬼ようずを始めてから、その次には市民の長年の念願であった火葬場やすらぎ苑をつくり、また中学校問題であれだけもめていたものを、あなたはわずかな日にちで片をつけて、これをやられた。またすぐに、萩小郡道路、これは私の長年の念願でありましたが、これを取り上げてあれだけのプロジェクトチームをつくって、堂々とやっていただいて、これにはわしゃ本当に大きく敬意を表しております。

 また数を申せば、土原新川線、松陰大橋とか、あるいは萩三隅線、市役所の前の道路、次から次からサンライフ、また順番も変わりますけど、温泉の発掘、それからウエルネスパーク、萩国際大学、市民病院、福祉複合施設のかがやき、またまぁーるバス、その次には、伊藤博文旧宅の別荘の持ち帰り、萩しーまーと、見島ダム、三見小、中学校の新築、浦上記念館、田中別邸のみかん公園、新博物館、1市2町4村のあの難しかった合併、中津江の福祉のなごみ、障害者の福祉のさんみ苑、北の総門、明倫館の南門、越ヶ浜中学校、椿西小学校、桂太郎の旧宅、また湯川家、続いて久保田家、浜崎の梅屋七兵衛、市営住宅はあらゆるところに、平安古も河添も金谷も雑式町も今古萩から数えきれないほど頑張られた。また中津江、無田ヶ原、この道路も近々完成というふうに、これを読み上げると萩市の大綱に書いてあるんですが、これほんと今から1時間かかっても読まれんほど仕事をしてこられました。本当に私が考えてみても、これは神業です。なかなか今までに例がないくらい、ほんとこれは萩市の歴史に残ると、私も高く評価しております。

 市民は、市長はワンマンと言われますが、私もワンマンは認めておりました。しかし、この26日はちょっとワンマンが過ぎたような気がいたしましたけど。ワンマンでなかったらこれだけの仕事もできんし、本当にすばらしいエネルギーを使われた、ほんとこの功績は永久に萩市の歴史として残ると思います。

 さて、私が念願の、市民の皆様に前にも申しましたが、470人くらいのグラウンドゴルフの方たちが、この署名活動を始めた際に一堂に400人くらいがこうザーと詰め寄って、こりゃあぜひやってください、お願いします。でも、議員の皆さんから言うと、近江は議決したものをまだ掘り起こしてやるんか、こういう思いで、多分、市民の方や地元の議員に言うたら、ありゃあ議決したもんじゃからつまらんいや、まだあねんなこと言いよるかというふうに聞いたという市民もたくさん聞いております。

 しかし、この議員が決めた当時は、こんな660億じゃあの借金がないときに決めたことです。そして私がこのたびの中央公園は凍結にすべきという理由を今から述べますが、このないときに決めたことで、そして当時につくるときの最初の予算は12億、今年度の当初予算についたのが約2億ですが、それが今回財政の苦しさから6億に縮めた、こう伺っております。

 今、6億の中途半端なものをつくるよりか、この公園問題は当然凍結にして、借金にも少し返して、目標を立ててそのうちには商業高校も、空席になるでしょう。その跡地、あるいは明倫館とか、いろんな中央のものを田町商店街もにらみ合わせて、どうすべきか、もう一度考え直すべきではないか。

 私も20年間、この壇上に多くの市民の方の支援を受けまして一度も休まずに上がってまいりましたが、今までは予算、当初予算が上がったときに私は中にはこれはちょっとと思うたことはたくさんありました。ですが、皆さんも御存じのように予算というのはその中の一部で、一番最初は当初一般会計予算で上がってきますので、一つ反対すると皆反対したような形になって、非常に難しいということは皆さんも御存じと思います。

 今回は、そういう理由で反対討論をさせてもらおうと思っております。どうしても、この公園は凍結にすべき。市民の皆さんがこの署名をもらって歩くのに、今のままでええじゃないの、金をかけんでも回りには木も生えちょるじゃあないか、このまんまちいと借金が軽くなるまで、今のトタンのまんまでも金をかけんでもいいから。昼はオープンで、中でいろんなことをして遊んでもええから、けがをしたら自分持ちですよと。夜は閉めないと、トタンの中が見えないでどんなことが起きるかわからないので、夜は門を閉めると。そういうふうな方法で、使わせてもらうのが一番ええじゃないかという声が非常に多かったです。

 今この時期に、あれだけの借金で、年間に借金の利息を9億じゃあ十二、三億じゃあ言うほど払わにゃならん、借金だけで。萩市が何か金がじゃんじゃら入る目的があれば、そりゃあやってもええ。しかし考えてみなさい。だんだん老齢化は進み、少子化は進み、若者は学校卒業したら出て行かにゃあ仕事がない。こういうときですから、節約よりほかに方法がないと思うんです。問題は。

 節約、本当に前から申しますが、市長は合併前の気持ちを切りかえて、この苦しい、市長がこの借金したわけじゃあないです。議員も皆責任がありますよ、半分は。何か市長一人の責任のように皆思っているけど、そうじゃあない。議員にも責任があると思うんです。だから、慎重に取り組まにゃあいけん。私はそう思っております。

 あの夕張でも、市民が市長ばかり責めてはおりません。当時の議員を責めております。これから市民の中には、公園とかいろいろ金をかけて、あと維持費が要るのに賛成した者は今度は名前を連ねて書いてもらえと言う人もおります。その人たちに後からロイヤルホテルの問題でも、市長が一人で責任とったら、後の議員は知らん顔でぐるりこべったらだったですから。そういうことじゃあいけない。やっぱり責任ある態度を議員がとるからには、もうちょっと金のかかることはお互いに考えていただきたい。私はかようにいつも思っております。

 仮にいつも市長執行部が言われるのには、そんなこと近江さん言うたて、国が決めた公園法というのがあるから、これはしょうがないじゃないか。何を言ってるんですか。ぼくは、国が決めた公園法というのは、あのビルに囲まれてアスファルトで泥じゃあいうとこを踏むところがない町で、自動車と人間のガスがたまったようなところには公園が要るのであって。我が萩市なんか、日本でも一番ええぐらいに。前は海で、沖には六島村というお飾りがついて。三方が山、その谷間から長門峡という川の水が流れて出る。それが橋本川に松本川、その中に藍場川まで添えちゃる。また新堀川がある、あの高いところ、陶芸の村から上がって見てみなさいね、どこを見ても公園じゃあ、本当に。まちじゅう博物館がまちじゅう公園ですよ。実際のところが。そこをこの苦しいときに私はねえ、今、いらうべきではない。

 その例の一つが、群馬県の太田市でも庁舎を12階に建てる。人口は21万人です。そして議決して仕事を始めた。そのとき市民の声で、そねえな無駄なものは今要らんのじゃあないか、というので半分にした。これだけで大体150億という金を節約した。そして、外郭団体の人件費一新で8千万円残し、また補助金の一律で10%削減して6千万円残し、またコンペ方式の導入で1億2千万円は残したとこういうことが、ちゃんとものが残っておるように、議決したからやらにゃあならん、そんな問題じゃあないです、この不景気のときに。

 また、例の滋賀県の栗東市でも、人口6万900人ですか、その栗東市でさえ、あのJRの駅が500億もふえて工事をしているものが、そんなものは今要らん、不景気なときにそんなものはいらん、せんでええと市が言うたために、これもドローになった。まだ萩はかいさ金をかけちゃあおらん。今年度の2億の予算が上がっただけであります。

 今反省して、もう少しやるのなら萩市のあそこは中央ですし、萩市の顔ですから、本当に皆が考えて、一番優秀な公園をつくるべき。

 まだまだきょうの前の質問で、千葉県の流山市のあの市やら、あるいは埼玉県の三郷市ですね。これに私たちも一緒に行きましたが、ここなんか行って見ますとね、やはりきょうも朝から話が繰り返しますが、市の職員の考え方からみても全然月とスッポンほど差があります。それでしかもその東京都への5分、10分から15分でたぁーと行けるような電車を皆通して。だから工業誘致でもするて言うたら、一つ会社が来ると、大体600人それについて来る、家族が来るから一遍に1,200人ぐらいふえるですね。これから10年、15年すりゃあ政令都市を見込んでやりよるというふうなのを聞いて帰ると、やっぱり萩は企業誘致ちゅうのは難しいもんじゃのうこりゃあ、あねえな条件のええところならほんと、年中万歳、万歳しちょられるんじゃけど、と思って帰りました。

 ここなんかと比較して見ますと、これは私なりに考えたんですが、市の職員も500人でええです。我々市会議員も15人でええ、そういうこともできまあけど、そんな感じがいたしました。やはり何か自分たちで節約をしていかにゃあならん。今までの決まったもの捨てんにゃいけん。あれもしてくれ、これもしてくれちゅうのは、とにかく当分凍結ですよ。それぐらいでなけんにゃ、ねじは戻らん。

 このいろいろ申し上げますが、市民の中には、私は浜崎の市場朝3時ごろから行きますが、競りが早く済むといろんな方が言われますが、その中の一人が言われるのには、萩市の市報。市報も市の職員が配りゃあええじゃあないか、ほとんどの町内に市の職員がおると、それが約年間2千万円ぐらいかかるそうですが、これだけでも、それをただ配るのですから、普通の選挙運動に行ったり、保険の勧誘に行ったりするのと違うから、こんにちは市報を持ってきました、お元気ですかと言うて、ポストへぽんぽんと入れるだけじゃから、そう手間のかかることじゃあないですねえ。そして市の職員と地元でこういろいろな私はコミュニケーションがとれるんじゃあないか、というふうにも思うわけであります。

 そのほか、千葉県や埼玉県の方では、今現在の日本でも自衛隊、あるいは郵政それから警察官そういうふうな公務員のようなのは皆、試験制度がありまして、講習も多いですが、そしてそれが達成せん者は給料カット、進級できない、そういう制度でだんだん締めていって、随分減したようにも聞いております。

 非常に苦しい話ではありますが、何かしないと。この前執行部からの説明では、10年計画で市の職員を減す、このなにをいただきましたけど、これは減すのではない、これは自然に減るのです。減すのと、減るのとではだいぶ差がつきます。ただ、定年が来たら減る、そのときに10人やめたら2人ぐらい入れちょると、それじゃあひどう頑張ったうちには私は入らんと。なるんじゃから、やったんじゃあなしに、なったんじゃから。その程度のもんではあまり明るいお話にはならないと思います。

 きょうは公園のことだけでありますが、こんちゅう執行部の方から、萩市の将来展望というので、ここにこういうのが皆配っていただきました。この中で七つの項目で挙っておりますが。市民とともに進めるまちづくり、これもスポーツはあの遠いところへ行けとか言うのでなしに、もう少し市民の中になじんだ、安全で快適なまちづくり。あれえ子供が自転車で行くそに、安全じゃあないですよ。

 私たちがよその子供が行くそを見ても怖いですけどね、今ごろ子供もじょうにおらんのに、親がもしかあれを見たらもうタクシー代を出してでもうちにゃあ行かせるちゅうてぐらい怖いです。子供が自転車のけつ動かして踏んで行くのを見たら。大人が自転車を押して行って乗って行っても、262の入口から上のグラウンドまで上がるのに、もう夏じゃったらばてますよ。

 そういう場所にあるところに、スポーツはあそこ行ってやれちゅうのはねえ、とにかく年寄りと子供さんにはほんとに過酷なお話であります。本当にあの戦時中、戦後、あの苦しいときに苦難を長年乗り越えて、萩市を支えてきたお年よりの皆さんが、この年になって初めて楽しいグラウンドゴルフというスポーツを覚えたんじゃが、あそこへ行けちゅうのは、ちょっとかわいそうなでと。そりゃあ若い奥さんも大切でしょうけれど。若い奥さんは自動車乗れるし、ばりばりですから。どこでも長門でもすぐに行けるけど、お年寄りにはものすげえ負担がかかるわけなんです。

 健康で住みよいまちづくり、口で言うよりゃあ絵で示した方が早いと思うて私はね、きょうは書いてきましたけどね。これが市民球場跡の図面、まああらましなけどね。これが黒いのが要するに観覧席、この緑が中のグラウンドです。要するに使わしてくれえちゅうのは、中のグラウンド。ここへどねえしても芝生植えて横にたわって空眺めんにゃあならんちゅうことはないと思うんですよ。これから外でも、緑から外でもすばらしい広さがあるんでから。皆さん考えてみてください。要するに観覧席だけでも、2,600平米あるんですよ。この広さだけでも。バスが何十台ちゅうて入るほど広さがある。

 だからこれはひとつ生かして、またここに川のせせらぎをつくるちゅうんですが、市民の皆さんの中には、あの水平な田んぼのようなところへ川つくるちゅうのは、とんでもない金がかかるから、それほど金を削ったら、新堀川の臭いのを早く直してくれ、そういう声が多い。新堀川の臭いのを先やってくれ。

 そして4つ目が、自然と歴史文化を生かした心豊かな人づくり。やっぱりねえスポーツを通じていろいろ汗をかいて、腹いっぱいの冗談をまぜてやるのが一番いいんです。実際のところええ例が、うちの家内でも、もう年を取りましたけれど、ほんとに医者行くのが今、グラウンドゴルフを土原の河川まで行ってやるだけで、もう医者にはほとんど用がないくらい、検査に時々行くぐらいです。薬を飲むそもよう忘れるんです。楽しい方がやっぱりええんですよ。人間はねえ楽しんで汗をかく、スポーツで交わるこの市民の集いというのが一番有意義な。

 いつも申しますように、中津江にもできた、無田ヶ原口にもできますが、福祉複合施設とかいうて、莫大な金をかけてやりますが、これに行かんような方法を先にとらんにやいけん。ならんように。というのは、やはりこたつ入ってテレビ見るだけじゃあなしに、井戸端会議するだけじゃないし、行って楽しんでスポーツをやってすると、そういうふうな福祉の方の金が少なくとも二、三十%は制限できると思うねえ。何ぼ何でも。

 だからウエルネスパーク行くのも、三見やら大井の方の市外の者はあんまり興味がないと言われますが、私がざっと考えてみるのに、あの中央公園の周りに、全部の70%くらいはその周囲にいらっしゃると思うんですよ。20%か30%がどっちでもええちゅうとこへ行かれるぐらいじゃあないかと。

 わたしも忙しながらこれを持って回ると、この前の日曜日がちょうど河村建夫杯で、体育館で、ソフトバレーがありました。ところが30代、20代、若い奥さんがいっぱい子供を連れてきて一緒にやっていますが、子供の守りはお互いにしながらやっているんですが、そこへこれをのぞけて、理由をお見せしたら、全部賛成でこれに書いてもろうとる、一冊ぐらい仕上がる。そのぐらい、若い人でもこの中央公園は公園でもそれだけ重要視に考えていらっしゃると思うんです。

 やはり私たちは、市民の一応代表ですから、議決したからどうとかこうとかでなしに、やはり多くの市民が選んでおり幸せになれる方法には、考えを変えて賛同していただくのも、わしは民主主義じゃないかと。何もかもそりゃあ議決したのを皆破っちゃあいけません。これは例外であります。

 今回はこれ一本に絞りましたから、あと第2質問をさせてもらわにゃあいけんから、これぐらいでおきましょう。





○議長(青木賢次君) 市長。

  〔市長 野村興兒君登壇〕





◎市長(野村興兒君) ただいま近江議員から中央公園のあり方、利用の仕方、予算の立て方、いろんな御議論をいただきました。

 まず最初に、冒頭にお話がありました、先般陳情いただきました要請行動いただきましたが、そのときにケーブルテレビのカメラマンが来られまして、要するに双方、陳情される皆さんの陳情書、言い分、そしてそれに対して私が答える、そういうところでひとつカメラはということでお話をいたしました。それは事実であります。それで映らなかったというのは、実はカメラがどうも故障したらしいので、私どもが圧力かけたから映らなくなったんじゃあ決してありません。これも私はびっくりしました。まあほんとにこういうことがあるのかという話でありますが。

 これは普通、そういう形で要請行動をしていただくときにはそういうふうな大体ルールでやっていますので、その御理解をいただきたいと思います。決してなんか圧力をかけてどうこうという話じゃあございません。あのときも、忙しい中にやりくりをしてお会いしております。そして、あのときにお話いたしましたら、参加をされました平安古の方、いやあそういう話だったらいいじゃあないかと、これはありがとうございました。という話をいただきました。随分今の話と違いますね。だからよくよくですね、すべての話をしっかり近江議員がお話をされれば、大体御理解をいただけるんだなとこういうふうに思いました。

 近江議員から今いろいろお話がありました。とにかく、あそこを使わせてほしい。でき上がったあの芝生の中でですね。これはグラウンドゴルフの練習をやっていただくのは結構ですよ、ただし毎日毎日あそこの全部を使って練習だと言われても困りますよ、とこういう話をしました。だから平安古の地区、平安古から来られた方は、ああそうですか、練習はいいんですか、そりゃあいいですよ。キャッチボールもいいですよ、フリスビーもいいですよ、太極拳もいいですよ、そりゃあ使ってもらわないと芝生の公園にはなりません、こういう話をしました。

 ただ私が何回も言っていますのは、近江議員がこの陳情といいますか署名運動をされたときの文章がですね、一番初めの文章を読みますと、今回の計画によると野球場跡の分は、夏みかんの植栽や観光客のための駐車場になりますと書いてありますね。そんなことは一度も計画をしていないですね。それは御指摘をしたら、その次は直りました。直った文章はどうかといいますと、私たちはかつての市民ソフトや野球などの多くの市民が楽しむことができる中央スポーツ公園の整備を望んでいます。ここで野球とかソフトっていうふうになると、これは計画をした今御議論いただきました市議会でですね、それとは趣旨が違う。それで署名をお集めになるというのは、署名を書いた人はどういう趣旨で署名をされたのかという話になりますので、そこはぜひ注意をしてほしい。

 だから近江議員がかねがね御主張されております高齢者の皆さん、要するに外へ出て大いに体を動かしてほしい、これは全く思いは共通であります。変な介護の予防よりもよっぽどこれは皆さんが楽しんでもらって、グラウンドゴルフできるんでありますから、そこは利用いただいて結構ですよ。で、一歩譲って、月に月例一回は大会をやっていただいても結構ですよ、そういうお約束も打ち出しておるわけであります。

 これはせっかく親子で来られた方が、赤ちゃん連れて来られた方が入れないんじゃあ困るから、大体全体の中の3分の1か、2分の1ぐらいは残してくださいよ。かなり広いもんですから、1ヘクタールでありますから、少々のことはできます。しかし、ちょっとゆるやかな何ていいますかスロープがありますので、まあある意味では非常におもしろいプレーの場になるかもしれません。

 そういうようなことで、今お示しされましたけども、私も示されたので示しますが、こういう構想で今議決をいただいて、今予算を執行して今もうすでに工事に入っているわけですね。こういうふうに単純に今かかりましたが、こちらの方は少し駐車場でありますが、少し駐車の台数をふやしております。これは萩城下町へ抜ける一つの大きな観光のルートでありますから、この駐車場で大型バスや、今でもかなり大型バス来ています。一番駐車場としては、駐車の台数が多い萩市のところであります。ここは有料駐車場として機能しよう。そういうことでありますから、この全体の運営費、ランニングコストはその料金で賄えるように工夫をしよう、こういうことであります。

 そして今の分は、今まさに囲いをしておりますので、そこで工事が始っております。その議決をもちろんいただいておるわけでありますから、それをとめようとすれば、これは大変な話でありまして。まあ2億円は捨ててもいい、とこういう話かもしれません。あとはテニスコートとゲートボール場は実はそのまま存置するわけでありまして。そして図書館と児童館をここにもってきて、子供たちのプレイパークを置くという話であります。これは市報にいたしました。近江議員の署名活動をしたら、すぐ市報に出したとおっしゃるかもしれませんが、わっと問い合わせがきました。近江議員がこうやって署名活動をされておりますけれども、一体どうなったんですか。私どもの方に逆の問い合わせもきたんですね。

 だからせっかく市民の皆さん、お子さんを連れて憩いの場、要するに子供たちを連れて、例えばカート、乳母車を連れて、憩える場所がない。こういう声も一方ではあるんですね。それはぜひですね、そういった声もあることも、だから市報に載せたわけです。一体どうなったんですか。議会で決まったんじゃあないんですか。いろんなことが、私どもにまいりました。近江さんの方はそりゃあいろんな話があるかもしれません。だけど、この間もお話をしたら、大体理解をいただいたと思います。

 だから近江さんがかねがね主張されておりました、グラウンドゴルフというのはすばらしい、高齢者にとってこんなにすばらしいことはない、そのとおりだと思います。だからできる限り今までもですね、この夏休みの小学校、中学校の校庭も朝利用できないか、各校長先生に照会したこともございますし、あの旧明径中学校のグラウンドについてもどうぞ大会に使ってください、しかし利用率は非常に悪いですね。いろんなところで今やられています。ここは今度芝生がありますから、芝生の中で練習をいただくのは非常に結構でございます。平安古の方はどうぞあのグラウンドゴルフのぽんと立ててやれますから、いくらでもできますね。1ヘクタール、だれも使わなかったら大変であります。いろんな形で今照会、恐らく太極拳もあそこで練習をやりたい。あるいは、ガールスカウトのですね集いもあそこでやりたいとか、いろんな形の申し出があると思います。

 そういったものをですね一つずつ、今から要するにいろんな団体とお話をして、どういう形で決めていくか、運用を決めていくかですね。都市公園についての条例、基本的な法律に基づきました条例は当然もちろんあるわけでありますけれども、そういう中で決めていきます。

 したがって、今まで近江さんが声高におっしゃいましたグラウンドゴルフが地域の皆さんが使えるように、これは練習という形であればどうぞお使いいただきたいと思います。しかし、ある程度場所はですねこちらの方よりもこちら、北の方がいいとかですね、そういったことは御相談をしながら進めます。

 それからまあほんとは、敬老の日年に一回のですねそういった日にと思いましたけれども、皆さんの要望ありますので、月に一回くらいはそういう月例的な試合、大大会で2千人、3千人というのはウエルネスパークでやってください。今実は大きな大会は、むつみの広場で行われています。そのときむつみの伝統的な大会でありますけれども、そこには大勢の皆さんがですねいろんなところからはせ参じられます。決してですね、萩からも行かれますけれども、同じようにウエルネスパークでもできるわけでありまして、ウエルネスパークの今グラウンドゴルフの大会の回数は大変なものであります。

 その大規模なものはぜひ向こうで、ここは小規模であるものはどうぞひとつ使ってください、こういうことであります。それもできるだけ月例的な100人単位のものは、ある意味では相談をしながら、グラウンドゴルフ協会の皆さんと相談しながら、あるいは老連の皆さんと相談しながら、日程を決めていこう、こういうことでお話をしておりますんで、そこはぜひ御理解をいただきたいと思います。

 江向や平安古の皆さん、本来至近の距離です。そういった中で、そこでこういった芝生の広場ができますので、いろんな意味でこれは活用できるはずであります。しかも排水は、なだらかな球場にしてこう周辺に水が落ちるような工夫もされております。

 いろいろ御指摘をいただきました。担当者の方もですね今予算の関係、非常に財政の問題、いろいろ御指摘がありました。当初12億のものを今時点では半額に抑えております。さらにまた単価等でですね見直しができるかどうか、こういったことも今やっております。せせらぎ、小川というのはほんのわずかなものでありまして、このあたりもおっしゃるようにできる限り抑えていこう、こういうことで、ゲートボール、テニス場、こういったものもですね第二段階で考えていこう、こういう話であります。

 とにかく今、もうあの周辺囲いをしまして工事を始めておりますので、せっかくですねここでどんどん今いきましてももう間もなくですね、19、20あたりで大体目鼻がついていくわけであります。せっかく今そういって平安古の方、いやあ早くやってください、いやあよかったよかったとお帰りになった方々の夢をですねつぶさないように、何とかですね早くこれが利用できるように、私どもも努力をしていきたいと思います。

 近江さんの意見とそんなに実は違わないですが、どっかでこうちょっとなってきたんじゃないかと思います。近江さんの今までの御主張に対して、いろいろ議論をいたしました。私ども担当者も県内のいろんな芝生の公園に行きました。それで大体のところを見ますと、グラウンドゴルフを練習しているところ、それから大会は実はほとんどやっぱりスポーツの方に移っているそうであります。大体その軽い練習あたりは今ずっと見ますと、県のグラウンドとか、その岩国の公園とか、いろいろなことを調べたものがありますけれど、全然使わせないというところもございます。しかしそういうふうな、グラウンドゴルフに練習にどうぞというところもかなりふえておりますので、恐らくグラウンドゴルフ人口がかなり今実は各地で増加していることを示していると思います。

 いろんな意味で、私どもは決して市民の皆さんの公園でありますから。しかしここで野球とかソフトボールをやりますとですね、これはちょっとですね球が飛んできて、赤ちゃんがそこでゆりかごに寝ていたのがぽんと当たってしまうとかですね、グラウンドゴルフの球は当たってもまあ当たっても大したことはないとは言いませんが、これは何でありますが。例えば、ゴルフの練習をあそこでやる、そういった方も出てくるかもしれませんが、それは禁止だ。危ないですねやっぱり。

 いろんな意味で都市公園、芝生の公園が実は萩では本格的なものが初めてできるわけでありますから、何とか実は利用いただきたいということ。そしてやはりよそから来られた方、例えば企業誘致のときに都市公園がありますかねえとこういう話ですね、こういったときに胸を張って。今までは石彫公園が唯一のですね芝生を張ったような公園、芝生もそう完全なものではありません。そこに多くの方々がですね、お子さん連れで行かれています。そういったものがもうすこし市の中央部にないか、いろんな会合のたびごとに、私どもにお話がありまして、そういったものがいよいよ完成をするわけであります。

 いろんな意味でちょっとボタンのかけ違いがあったかもしれません。だけど、近江さんが毎回言われることはですね、皆さん市役所の担当の皆さんも一生懸命議論してきました。このあたりまでいけるだろう、という話で調査をして、大体ですね合意形成をしているわけでありますから、何とかですね近江さんも今まで言われたこと、一つも聞かんじゃないか、とこう言われるかもしれませんが、一生懸命皆議論している。とにかく、練習には大いに使ってください。大会は、月に一回くらい、日にちを決めて、全体の3分の2もしくは2分の1ぐらいで、これはちゃんと事前に調整をさせてもらう。それは、老連とグラウンドゴルフ協会としっかり議論して、決めさせていただこうと思います。

 そして管理、維持費、ランニングコストが相当かかるじゃあないか。これもできるだけ自賄いができるように、この有料駐車場といったことも含めて考えていこうというわけであります。

 とにかく萩の中心部に、こういう都市公園をつくるということ、都市計画決定をして、既にあらゆるものは実は用意万端整備をされて、準備をされてやられておりますから、今さらあそこは何にもやらなくていい、野っぱらでいい、今でこぼこで雨が降ったら水たまりができてもいい、こういうわけにはなかなかまいらない。そういうような萩市の顔でありますから、お金をかけてもしっかりしたものを、そしてランニングコストがかからないように、こういう工夫をしてまいりたいと思います。

 なかなか本来であれば、都市計画決定を打った周辺の土地も買わなければいけないんでありますが、そこはちょっと財政が厳しいもんでありますから、いろいろ申し出はございますけれども、そこについては今回は、購入は差し控えさせていただいております。いろんな意味で萩の中央の都市公園、何とかですね御理解を賜りまして、立派に運営できますようによろしくお願いをしたいと思います。

 それからあとは、職員のいろんな話がございました。市報を配れとか、職員の数が減らすのは自然減じゃあないかとかいろいろありました。いろんな意味で努力をしているところであります。きょうもいろんなお話をいただきましたけども、きょうのお話はしっかり市の職員も承っており、できる限り今先ほど諸岡議員の質問に対しても答えましたが、これほどいろんな意味でよく働いている市の職員は恐らくないんじゃないかと、観光の長門の話がきょう出ましたけれど、長門の観光事業者の皆さんが、萩の市の職員の皆さんすごいなあと、毎回、毎回こうやって出て、日曜ほとんど毎日出てるじゃあないか、とこういうふうに言われます。それほどですねみんなそれぞれの職務、違いますけれど、それぞれの職域で一生懸命勤めておりますので、そういった意味での評価もしっかりいただきたいと思います。

 何かこういうお話ばかりをされますと何となく職員の士気もですね鈍ってくるんじゃあないかと、こういう気運を感じられるわけであります。いろんな意味で今、財政状況もいろんな話もありますので、しっかり頑張ってやっていこう、こういう決意のもとやってますので、ひとつよろしく御理解をいただきますように。





○議長(青木賢次君) 8番、近江議員。





◆8番(近江郁宣君) 今、冒頭に市長が言われました夏みかんや観光客の駐車場というのは、これは言われないことをわしは書いたわけじゃあないですよ。これは皆さんも知っているように、農協会館でまだ94人おるころに、執行部の説明の中で、通路には夏みかんを植えて、そして観光客の駐車場と、そのとおりを書いたのに何もうそを書いたわけじゃあない。しかしどうも市長、何かこっちが率がものすごい悪いようなことを書いたようにして、電話で怒られるから、またわしは書き直ししたんじゃけれど、あれはうそじゃあないですよ、ほんとのことですよ。皆さんも皆知っちょってやけど。

 それと私は、とにかく節約というのが今は一番大事であって、今合併した阿武郡から金を巻き上げようたて、今の法律じゃ取れるような状態じゃあない、農業に林業もうかりません。だから金が入るめどがない。なけんや倹約せんやしょうがない。倹約するのには、私が9月と12月に言うた、この議員の通勤費とかいろんなものを節約してはどねえか、これは取り消しにせんでも凍結でいいわけですよ。またちょっと市が豊かになったときには、また出してやりゃあええんじゃから。これはねえ当面節約の一つやから、ぼくはやるべきだと思う。まだ市長は二遍も言うたそにまだやっちゃあない。

 それから国の政策に乗ってから、公園つくらにゃあならん。国の政策に乗って借金こさえたら、国が払ろうてくれますか。また県との約束があって、約束ごとがあった。そりゃあ約束守って、借金が払われんかったら、県が払ろうてくれますか。最終的には萩市の市民が皆払わんやならんようになるんじゃから。だからわしは言うんですよ。言うたのを責任が取られるような状態じゃあないでしょう。国でさえ、払ろうてくれるどころじゃあない。自分らで国民一人当たりに、700万の借金こさえて、今ピーピー言いよるじゃから、とても今の交付金でも、市長何か当分はせわない国が保障してくれるようなことを言われるけど、国はバンザイしたときにゃあだれが払うてくれる。だから今のうちから節約せんにゃあ、そりゃあない袖は振られんて政治家が言うたら終わりですよ、問題は。

 だからそこを地域に生きるためには、節約ですよ、節約しかない。だから私が言うのは、今、2億、はあやった仕事でもそれは凍結だから、その仕事される方は、もうちょっと豊かになったらあんたにやってもらうからね、と言えば腹立てる筋もありゃあせん。やめなさいて言うのじゃあないんじゃから。借金が戻るまで待とうじゃないかと、そのうちにええ案が出るし、そねえにあなたかたくなになってどねえじゃあつくるじゃあいうほどのことはないと思うんですよ。

 問題は、誰が責任とるか。そりゃあ市長は今まで随分前向きに市の金は使わんようにして、あれだけの数えきられんほどの仕事をやってこられました。ほんとに萩市の歴史に残ると思います。しかし今はちょっといやな感じかもしれんけど、我慢してもらわにゃあ、我慢ですよこれは。そねなけんにゃあねえ、最終的には議員さんにも、皆笑うちょってやけど半分責任があるんですよ。そのときになって、おら知らん、ちゅうわけにはいきゃあせんのやから。だからできることは節約、だからこのグラウンドは凍結、凍結、これが私の本当の気持ちです。市民の声もそういうふうになっておりますし、私もそういうつもりで今、言うております。

 これを今12億のものを6億でちゃんとやりますよ、そりゃあろくなものできりゃあせん、そねえなことしたら。やっぱりねえ12億で見積もったものなら、13億かかったけど、こねえな立派なかろうがや、もうちょっと豊かになるまで待ったらええじゃあないですか、どねえでもせんやあ公園今から行ってころげんにゃ死ぬるちゅうもんはおらんのやから。

 またつくったとしても、せめてウエルネスパークの多目的広場ぐらいのネットを張らないと、もう野良犬やら猫やらのうんこやら小便のし場になるだけ。あそこ行って寝ようかと思ったら、背中にくそがつく。そりゃあとても犬なんか。特に私は犬を飼っているけれど、あねえな芝生があるていうたら、必ず小便かうんこが出とうなるです、間違いなしに。ええ証拠がウエルネスパークの多目的広場の奥の芝生行ってみなさいませ、もう犬のふんがばったりある。ほんとにねえ、中央につくるんじゃったらそのぐらいのネットを張って、野良犬やら猫が入らないようにまた、犬を飼うてる人もねえ、いかにも私は犬のふんを拾いますよて、袋やら移植ごてみたいなのを皆持って歩きよるけど、ほんとに拾うそはあんまりおらん。恰好はええけど、なかなかそれを行わん。正直なところ。

 だからねえ、市長やっぱりつらかろうけど、こりゃあ凍結ですよ。この問題は。

 以上です。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) 先ほどの、夏みかんの話でありますが、要するに後に、夏みかんとそれから要するに駐車場にしますと書いてあったら、二つのものとします。通路に何とか書く、という話じゃあないですね。だから、わざわざお電話をして、こういうことをお書きなると市民の皆さんは誤解をします、ということを申し上げた。そうしたら今度はソフトボールと野球のグラウンドにしろ。こういう話でありました。そしたら、今芝生で一生懸命グラウンドゴルフにしようじゃあないか、あるいは高齢者の皆さんのそういうグラウンドゴルフの場にしようじゃあないか、これは芝生がない、芝生を前提にお考えになっていますね。今、もしやめ、という話だったらどうなりますか、穴ぼこの工事のまま、そのままやって、じゃあどういうふうなことになるわけですか。それで待って、その間、不満がたまります。どうしたんだ、公園。そういうことが、私の執行部として責任者として、そういうことはできない。だからこれは、計画どおりできるだけ節約をしながらやらせていただきます。

 そして高齢者の皆さんやあるいは老いも若きも憩いの場としてやれるように、これは5億だったら6億切ったら何か大したものができない、そんなことはありません。5億をかけるんですから、大変なもんであります。しかもこれは合併のときの起債も認められておりますので、今であればそういったもの、国からの助成もそういうふうな形で得れますので、今この合併した時期にやっていきたい。こういう話であります。

 いろんな意味で全体の算段はいろいろしております。きょうも大村議員から話がありました。あの陶芸の村の方は、これは少し事実上休むと同じような形で、規模の縮小をしよう。それは一方で中央公園があるからであります。全体の予算の関係は、私どもでしっかり責任を持ってやろうとしておりますので、そこは確かにかなり厳しゅうございますけども、そこは執行部の代表として責任持って今からやってまいります。もちろんいろんな意味でですね、議会にも御協力をいただかなければならない案件はたくさんありますけれども、ぜひ御理解いただきたい。なぜ、中央公園だけですね、2億円の今、工事を止めろなんて言われてですね、この途中で放棄した場合、一体どういう事態が起こるかということも、あわせてお考えをいただきたいと思います。

 以上であります。





○議長(青木賢次君) 8番、近江議員。





◆8番(近江郁宣君) 大体そもそもですね市長、この私が1年ぐらい前に言うたと思うんじゃが、私の今の椿橋の前に私が言っている椿橋ができるまでは、市民球場はせめて解かないでほしい、と言うた議事録が残っとるはずです。あれができないと、椿東地区はむろんのこと阿武郡のほとんどのあれが、こう町の中回って行かんやいけんので、あの橋ができてからこっちを崩してやっていただくように言っておったが、崩したまではええ、それから杭を打って縄張って、一年ほっちゃる、その方がよっぽどねえストレスがたまります、市長あんたが言うてよりは。今の2億の予算で今トタン張っちょるそをあのまま置いたらどんなことになりますか、どんなことにもなりゃあせん。でこぼこぐらい、私らで直してあげます。そりゃあどねちゅうことはない。どねえもない。問題は、1年もあそこ縄を張っておいちょったので、市民が皆、ストレスがたまってしもうたわけですよ。問題は。昨日まで使われちょったそが、ダーとコンクリー皆のけてしもうて、杭等打って縄張って、あそこ入ちゃあいけん、危ないから入ちゃあいけん、使わせんとおいちょうて、これが私は事の始まりと思うんですよ。ほんとにできるときにありゃあ崩してならええんですよ。早うに、早うに崩さんでも。問題はそこですよ。だから今2億の予算で、はあ進んじょるからこれを今止めたら大変だ。(予鈴が鳴る。)

 おきます。





○議長(青木賢次君) 市長。





◎市長(野村興兒君) しばらく縄を張っておりましたのは、実は秋に国文祭がある、国文祭の全国からはせ参じられます方々の駐車場に一部使わんがための措置でありました。そういうようなことで、若干ストレスがということは非常に申しわけなく思っておりますが、このまま今のままでさらに1年、2年、3年と置けば、そのストレスはそのものの3倍も4倍もするわけですね。私はとてもそういった皆さんのまた抗議には耐えられないだろう、こういうふうに思います。

 いずれにいたしましても、近江議員かねがねおっしゃっておりますように、一つは高齢者の皆さんのそういう憩いの場、これはグラウンドゴルフが練習できるように、あの会場に来られた平安古の方、本当にそうやって使えるんだったら、とこういうふうに言ってお帰りになりました。そういう方々の気持ちもそんたくをしながら、しっかりそういったグラウンドゴルフの練習や、あるいは太極拳やフリスビーやあるいはキャッチボールやいろんなことができる多目的なまさに芝生公園にしていきたい、こういうふうに思っております。

 そしてまた、後の予算の関係でございますが、これは極力努力をしていきますが、決して中途半端なものにはいたしません。できる限り。現に今あそこの公園の中に、具体的に例えば木を植栽をしますけども、かなり今実は具体的な寄附のお申し出がございます。いろんな団体、個人、大変なものであります。本当にありがたい限りであります。中央部分はぜひ私どもの団体に植えさせてくれ、周辺はとかという形でですね、今皆、御依頼をいただいております。これは本当にありがたい限りでございます。そういった意味で1本何十万する、そういったものの寄附もいただいておりますので、できる限りそういった寄附も受け入れながら、経費節減に努めてまいります。

 よろしく御理解をお願いいたします。





○議長(青木賢次君) 近江議員の質問は終わりました。

 以上で本日の一般質問は終了いたしました。

 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。あす8日木曜日も、午前10時から会議を開き、一般質問を予定しておりますので、定刻までに御参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後 4時28分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。



  平成19年3月7日



   萩市議会議 長  青 木 賢 次



       議 員  小 茅   稔



       議 員  中 村 洋 一