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山口県 宇部市

平成 13年 9月定例会(第3回) 09月12日−04号




平成 13年 9月定例会(第3回) − 09月12日−04号









平成 13年 9月定例会(第3回)


平成13年 9月(第3回)宇部市議会定例会会議録 第4号
議 事 日 程 (第4号)
        平成13年9月12日(水曜日)
      午前10時開議      
第1 会議録署名議員の指名
第2 発言の取消について
第3 一般質問(順位第11番から第15番まで)
     11番  荒 川 憲 幸 議員     12番  田 中 治 栄 議員
     13番  有 川 眞理子 議員     14番  村 上 恵 子 議員
     15番  新 城 寛 徳 議員
本日の会議に付した事件・日程の全部
出席議員(31名)
      1番  真 鍋 恭 子 君       2番  岡 本 公 一 君
      3番  村 上 恵 子 君       4番  射 場 博 義 君
      6番  柴 田 敏 彰 君       7番  青 木 晴 子 君
      8番  志 賀 光 法 君       9番  兼 広 三 朗 君
     10番  植 松 洋 進 君      11番  有 川 眞理子 君
     12番  大 野 京 子 君      13番  新 城 寛 徳 君
     14番  佐 原 紀美子 君      15番  川 上 和 恒 君
     16番  林     勉 君      17番  小 川 裕 己 君
     18番  三 戸   充 君      19番  広 重 市 郎 君
     20番  杉 山 孝 治 君      21番  荒 川 憲 幸 君
     22番  飯 田 幸 正 君      23番  松 岡 惣 一 君
     24番  岩 村   実 君      25番  田 中 敏 弘 君
     26番  岩 内 道 生 君      27番  安 平 幹 郎 君
     28番  野 田 隆 志 君      29番  田 中 治 栄 君
     30番  河 村 泰 輔 君      31番  山 下 勝 由 君
     32番  桜 田 高 祥 君
欠席議員(1名)           
      5番  岡 村 精 二 君
説明のため出席した者
市長      藤 田 忠 夫 君 助役      縄 田 欽 一 君
収入役     花 井 正 明 君 常勤の監査委員 山 根 隆 義 君
教育長     前 田 松 敬 君 水道事業管理者 今 井 信 之 君
交通事業管理者 三 戸 宏 文 君 ガス事業管理者 三奈木   香 君
総務部長    矢 富 敏 肆 君 財務部長    横 屋 幸 児 君
市民環境部長  福 山 清 二 君 健康福祉部長  古 林 信 義 君
健康福祉部長(福祉事務所長) 内 平 俊 雄 君 経済部長 山 根 政 晴 君
土木建築部長  岩 本 哲 男 君 都市開発部長  岡 田 勝 長 君
下水道部長   下 道 英 雄 君 消防長     原 谷 恒 雄 君
教育次長    大 塚   徹 君
事務局職員出席者
局長     岡 田   惇 君 次長   吉 本 栄 三 君
議事課長   伊 藤   勇 君 庶務課長 山 根 正 弘 君
議事課長補佐 小 田 周 志 君 調査係長 山 田 敏 之 君


      午前10時1分開議      



○議長(野田隆志君) おはようございます。

 これより、本日の会議を開きます。

    〔諸般の報告〕



○議長(野田隆志君) この際、事務局から諸般の報告をいたさせます。



◎事務局次長(吉本栄三君) 報告いたします。

 本日の出席議員数は、ただいま28名であります。

 なお、岡村議員は欠席の旨届け出がありました。

 以上で報告を終わります。



○議長(野田隆志君) 以上で、諸般の報告は終わりました。



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(野田隆志君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において村上恵子さん、安平幹郎君を指名いたします。



△日程第2発言の取消について



○議長(野田隆志君) 次に、日程第2、発言の取り消しについてを議題といたします。

 お諮りいたします。大野京子さんから、9月10日の本会議における発言について、会議規則第65条の規定により、お手元に配付の発言取消申し出書のとおり取り消したい旨の申し出がありました。この取消申し出を許可することに御異議ありませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。よって、大野京子さんからの取消申し出を許可することに決しました。



△日程第3一般質問(順位第11番から第15番まで)



○議長(野田隆志君) 次に、日程第3、一般質問を行います。

 通告順により、質問を許します。

 まず、順位第11番荒川憲幸君の登壇、発言を許します。荒川憲幸君。

    〔21番 荒川 憲幸 君 登壇〕



◆21番(荒川憲幸君) おはようございます。昨夜は、アメリカにおいて同時多発テロ事件が発生いたしました。この事件では、1万人を超える犠牲者が出たのではないかとの報道もされていました。詳細については、今後の調査を待つしかありませんが、私は、こうしたテロ活動を絶対に許すことはできませんし、強い怒りを感じております。また同時に、この事件をきっかけにして、日本が再び戦争への道を大きく踏み出していくことに強い懸念を感じております。この事件の一日も早い平和的な解決を願い、質問に入ります。

 私は、17万宇部市民の命と暮らしを守る日本共産党の立場から、3点について質問いたします。

 質問の第1は、第2次行財政構造改革推進計画についてです。1点目は、5億円の改革効果を目標とした経緯について、2点目は、第1次行財政構造改革推進計画の反省点、3点目は、実質的な市民サービスの向上をどう実現するのかという点についてお聞きいたします。

 質問の第2は、国民健康保険料についてですが、平成11年、12年、13年の宇部市における保険料の減免及び減額実績についてと、減免制度の周知対策についてお聞きいたします。

 質問の第3は、民生委員の定数についてですが、高齢化が進む中、その役割はますます大きくなってきてます。各校区からも増員の要望が出されていると思いますが、どのように対応されているのかお聞きいたします。

 以上3点について、市長の積極的な答弁をお願いして、壇上の質問を終わります。



○議長(野田隆志君) 藤田市長。

    〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) 荒川議員の御質問にお答えをいたします。

 御質問の第1、第2次行財政構造改革推進計画について、第1点の5億円の改革効果を目標とした経緯、それから、第2点の第1次行財政構造改革推進計画の反省点、第3点の実質的な市民サービスの向上をどう実現するのかという3点につきましては、関連がありますので一括して答弁させていただきます。

 第2次行財政構造改革推進計画は、なお一層の行財政構造改革への取り組みは不可欠との考えから、第1次計画を引き継ぎながら、時期を逸しない迅速な対応、市民と行政の協働体制、市民の視点に立ったサービスの向上など、新たな視点を組み入れ、行財政の簡素効率化と一層の経費の節減、合理化に取り組むために策定したものであります。

 この計画では、3年間で第1次計画の経費節減効果額の倍以上に当たる5億円の改革効果を目標として掲げておりますが、この構造改革により生じた財源を、将来を見据えた新たな事業やサービスに振り替えるという考え方を基本として、全庁を挙げて取り組むための目標として5億円を設定したものであります。

 計画の実施に当たりましては、サービス水準を下げることなく、事業の効率化を図るとともに、効果の低減した政策を見直すことにより、行財政運営の効率化、経費節減や健全化を進めてまいりたいと考えております。

 なお、平成10年6月に策定した第1次計画では、既存の枠組みや従来の発想にとらわれない柔軟な姿勢で、市民福祉、サービスの向上を目指すとともに、行財政構造改革を幅広く事務事業見直しの観点としてとらえ、すべての職員がみずからの問題として認識し、意欲を高め、主体的な創意工夫に努めることで行財政構造改革を推進し、一定の実績を出すことができたと思っております。

 しかしながら、計画期間内に実施できず、引き続き検討、協議を必要とするものもありますので、これらは第2次計画に引き継ぎ、早期に着手するとともに、定期的な進行管理を行い、目標年度内の実施に向け取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、御質問の第2、国民健康保険料について、第1点の平成11、12、13年の宇部市における減免実績でありますが、国民健康保険料の減免につきましては、宇部市国民健康保険条例に基づき、一時的に生活困窮に陥った世帯を救済する制度として、被保険者の生活実態に即し、申請の受理、適用を行っているところであります。

 減免実績でありますが、平成11年度、101件、平成12年度、68件、平成13年度は、8月末現在で15件となっております。その内訳といたしましては、災害等による減免につきましては、平成11年度、48件、平成12年度、3件、心身障害のため納入が困難と認めた減免につきましては、平成11年度、2件、その他、保険料の納入が特に困難と認めた減免につきましては、平成11年度、51件、平成12年度、65件、平成13年度、15件となっております。

 また、保険料の減額についてでありますが、平成11年度、6割軽減、8,962世帯、4割軽減、842世帯、平成12年度からは、保険料賦課割合の平準化を実施したため、7割軽減、1万700世帯、5割軽減、1,000世帯、2割軽減、2,651世帯、2割軽減世帯の申請率は89.4%、それから、13年度8月末現在、7割軽減、9,855世帯、5割軽減、1,028世帯、2割軽減、2,628世帯、2割軽減世帯の申請率は92.2%となっております。

 次に、第2点の市民に対する減免制度の周知対策でありますが、減免制度の適用は、被保険者の申請により行うものでありますので、これまでも制度についての広報活動を国保だよりなどにより行ってまいりました。今後とも市民への制度の周知を図ってまいりたいと考えております。また、納付相談に訪れる被保険者が年間約4,000人程度ありますので、該当すると思われる被保険者には、申請を勧めているところであります。

 次に、御質問の第3、民生委員の定数について、高齢化が進む中、大幅な増員が求められているが、対応策はということでありますが、民生委員につきましては、今年11月に3年の任期が到来するため、全国一斉改選の時期を迎えますが、その定数につきましては、都道府県が国の示す基準に沿って市町村の意見を参考に定めることとなっております。今回の改選に関しましては、本年5月に山口県のヒアリングがありましたので、市内各校区の意向に沿った増員要望をもとに、増員の実現に向けた対応を強くお願いしたところであります。

 市民の最も身近な相談・支援者であり、地域福祉の推進役である民生委員の役割は、さらに重要になってまいりますので、県に対し、引き続きその増員を要望していくとともに、市といたしましても、民生委員活動が円滑に行われるよう支援してまいりたいと考えております。

 以上で、壇上の答弁を終わります。



◆21番(荒川憲幸君) それでは、順を追って再質問させていただきます。

 第2次行財政構造改革推進計画についてですが、目標の5億円については、第1次計画の2倍を策定したという答弁であったと思います。それから、1次計画では市民福祉やサービスの向上を目指し、一定の実績を出すことができたという評価をされております。そして、第2次計画では、市民の視点に立ったサービスの向上など新たな視点を組み入れた。概略そのような答弁だったんじゃないかなと思うわけです。

 私は、全部を否定するつもりもありませんし、行政の上のむだを省いて効率的な運用するということが、すべて悪いという立場にも立っていません。しかし、今の行財政構造改革が、ともすれば民間委託やサービスの切り捨てによる経費の節減だけに走っていくおそれがあるということを強く心配するものであります。

 そこで、具体的に何点か指摘させてもらいます。提出された推進計画の中で、項目全部やると大変な時間がかかりますので、特徴的なものだけさしてもらいますが、この中で、市主催の祭り等の運営体制です。この運営主体を民間に移行することを検討するということが上がっています。これには多額の補助金、助成金が支出されるということが予測されています。助成金の見直しということも書かれていますが、特定団体のこうした行事の私物化ということが非常に心配されるわけです。

 それから、道路補修業務についてですが、これについて、私は何度か議会でも取り上げてきました。指摘もさしてもらいました。委託がどんどん進んでいく、このたびに、草刈りなどの作業が順調に進まなくなってきている。以前にも申し上げたと思います。ますます最近その傾向が強くなってきているというふうに感じてます。執行部の皆さんの中に、今、開周辺に住んでおられる方はおられませんか。開の墓地のところを通ってきてるという方はおられませんか。──おられないようなんで、申し上げますが、市道常盤公園開片倉線、あの墓地のところを通る道ですが、雑草がすごく伸びてて、車道にまではみ出しています。もともとカーブも多いところで、急な坂道が続く道路です。そういう道路に雑草がどんどんはみ出してきている。狭い道路がますます狭くなっているわけです。通常、聞いたところ、梅雨明けには草刈りをするんだということでありました。ところが、ことしはまだ手がついていません。

 東岐波、西岐波を通る通称農免道路、ここの草刈りも最近ようやく始まりました。この道路についても、非常に交通量が多くなってきてます。非常に狭い。歩道もない。お年寄りが通られる。通学の子供たちも通る。こういうことで、危険だから拡幅も何度か要望しております。部分的には改良が加えられていますが、全体的には危険な状態がそのまま続いているわけです。もともと狭い道に雑草がどんどん伸びて、それが放置されている。ますます道路が狭くなってきているのに、何の対策も打たれない。本当にこれで市民サービスの向上と言えるのかなと、非常に疑問に思うわけです。

 もっと真剣に市道の状況等を、また議会での質問を受けて、そのことを真剣に調査をされれば、たとえ草刈りといえども、放置しておくこと自体できないんじゃないかと思うんですが、ところが、この行財政構造改革のために、委託が進んでこういう作業がおくれている。これが実態ではないかというふうに思います。

 道路の陥没等の補修についても、私自身も感じているんですが、以前よりは作業が遅くなってます。そして、補修後の後始末、また、やり方について地元の自治会長から苦情が私のところに来たこともあります。非常に手抜きが多い。後片付けが悪い。地元の方が後で掃除しないといけないような状態になってる。これが行財政構造改革ですか。とんでもない話です。

 次に、給食調理員の業務についてです。既に、これパート化が進められています。計画の中で、給食調理業務の安全で効率的な推進というふうに書かれています。私は安全性の確保と効率化、この言葉を同じ次元で議論されるべきではないというふうに思ってます。安全性の確保に絶対という言葉は使えません。食中毒などの被害から子供たちを守るために、万全を尽くすことが行政の使命ではないですか。簡単に効率化という言葉を使うべきではないと思います。

 また、職員の意見を十分に聞く姿勢、これも欠けているいうふうに思います。正規の職員とパートの職員が一緒に作業する。確かに、数だけは足せば同じになる。ところが、実際に仕事してる方に聞けば、非常にやりにくい。責任意識も違うわけです。これで本当に安全性が保たれますか。経済性や作業性、効率性で片づけられない問題があると思うわけです。

 以前も給食の問題を取り上げさせてもらったときに言いましたが、パート化がどんどん進んだところでは、全面委託に移行していくケースが非常に多い。全面委託になった場合、数年後には委託料が2倍になる、3倍になるという被害が出てるわけです。そして、不慣れな調理員の作業ミスの中で、異物の混入だとか、食中毒だとか、こういう問題が起こってる。こういう実例もお示ししました。

 本当に市民サービスの向上や福祉の向上を言われるなら、こういう点について、本当に真剣な議論が必要なんじゃないかと思うわけです。絶対に安全と効率がはかりにかけられる、そういうことが絶対にあってはならないというふうに思います。

 次に、補助金の問題です。この中では、10%程度の削減という言葉があります。そこでお尋ねしますが、補助金というのは、宇部市の勝手な判断でつけたり削ったりできるものですか。時間がないんで、その点だけ簡潔に答弁をお願いします。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 補助金は、やはり、住民のニーズに応じたものでなければならないというふうに考えております。



◆21番(荒川憲幸君) ここに、無認可保育園に対する補助金の交付決定の通知があります。何て書いてあるか。交付決定額33万円、これ年間です、13年度の。「なお、平成14年度以降は、補助制度の廃止を含めた見直しを行うこととしておりますので申し添えます。」と、これどういうふうに受け取ります、もらった人は。来年はもうないのか、じゃないですか、申し添えますというのは。どういう意味でこの通知が出されたのか、非常に疑問に思うわけです。相手の都合とか意見、全く無視した文章じゃないですか、これは。しかも、これ年間わずか33万円です。でも、この33万円を当てにして運営されてるわけです。「申し添えます」だけで済まされることじゃないと思うんですね。

 無認可保育園と認可保育園とどこが違うんですか。聞けば、施設の面積が少し小さいとか、施設の面で多少不備があるいうだけで認可されてないということですね。宇部市には、その無認可保育園が20以上もある。子育ての支援策の一翼を一生懸命担ってくれている保育園じゃないですか。きのうの大野議員の質問で、無認可保育園に対して、研修代替職員の費用や健康診断に対して補助を出すという答弁がされておりました。これとの整合性がどうなっているのか。

 まさに、この文章は官僚的で横暴なものだというふうに思うわけですが、市長のお考え、お聞きしたいと思うんです。市長名で出されてます。私は、この通知の後半部分、「申し添えます」の部分を撤回する必要があると思いますが、どうお考えですか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えいたします。

 補助金等の見直しにつきましては、単独市費の補助金等を必要性、公平性、効果性の観点から行うものでございます。市内の無認可保育園等の民間保育サービス施設に対しましては、乳幼児の健康診断の経費や保育士研修のための代替職員の経費などについて、補助しているところであります。

 このたび、市内の無認可保育園等の民間保育サービス施設に対しまして、今後、制度の見直しを含めて見直すことについて御連絡しておりますが、このことにつきましては、現行の補助制度の見直しを行うことに関して御連絡したものでありまして、見直しの具体的な内容が決定しているものではございません。

 今後、必要性、効果性、公平性の観点から、補助金の見直しを進めてまいりたいと考えております。



◆21番(荒川憲幸君) 質問の趣旨がわかっておられない。いいですか、平成14年度以降は、補助制度の廃止を含めた見直しを行う。補助制度って何ですか。廃止をすべき制度がありますか。こういう文章が勝手にどんどん送られることそのものが問題だというふうに指摘してるわけですが、市長、その点どう考えておられますか。



◎助役(縄田欽一君) かわりましてお答えをさせていただきます。

 この文章そのものについては、不備の点もあったというふうに思いますけれども、今、部長が申しましたように、いわゆる出すべきとこは出して、改革をしなきゃいけぬところはしなきゃいかぬという趣旨から、そういう見直しをするということの文章というふうに御理解をいただきたいと思います。不備な点につきましては、また改めてそういうことを考えながら、周知をしていきたいというふうに思います。



◆21番(荒川憲幸君) じゃ、聞きますけど、この33万円の根拠になる補助制度は何ですか、言ってください。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 33万円の補助額の根拠はということでございますが、これは、市の要綱等に基づきまして……(「補助額じゃなくて補助制度は何ですか」と呼ぶ者あり)補助制度ですか、これは無認可保育所を初め民間保育サービス施設に対する助成を行うという補助制度でございます。



◆21番(荒川憲幸君) 今言われてるのは、12年度にできたときに廃止された制度のことですか。私は、この33万円の根拠になる制度は具体的にはないって聞いてるんです。必要に応じてやってるんじゃないんですか。もともと廃止という対象はないのに、まして、県で新しい民間保育サービスについての補助交付要綱が昨年つくられてるわけですよ。切りかえるというなら話はわかるんです。なくすっていうのは何ですか、これは。不備じゃないですよ、全くうそですよ、これ。

 だから、この文章は撤回する必要があるというふうに申し上げてるわけですが、いかがですか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 先ほども御答弁申し上げましたように、単独市費の補助金等につきましては、必要性、公平性、効果性の観点から見直しを行うこととしております。この基本的な考え方に基づきまして、見直しをしてまいりたいというふうに考えております。



◆21番(荒川憲幸君) 議長、何とかしてもらえますか、質問と答弁がかみ合いません。



○議長(野田隆志君) 執行部の方、かみ合うような答弁をしてください。

 内平健康福祉部長。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 補助金の見直しにつきましては、単独市費の補助金等を、先ほど申し上げましたように、必要性、公平性、効果性の観点から見直しをするということにしております。



◆21番(荒川憲幸君) 補助のあり方の議論をしちょんじゃないですよ。廃止を含めた見直しをするというこの通知がいいのか悪いのか言ってるんですよ。



◎助役(縄田欽一君) 先ほどから、その点については説明に不備もあったので、その辺を含めて通知をしたいということを申し上げてるわけでございます。



◆21番(荒川憲幸君) 改めて通知し直すということですね。わかりました。

 じゃ、次に行きます。



○議長(野田隆志君) あと3分です。



◆21番(荒川憲幸君) これ、一例なんですね。ほかに市役所から出たこんな文章がたくさんあるんじゃないかと思うんです。それ、ぜひ調べてください。もしあれば、修正の文章を出してください。お願いします。

 それから、使用料や手数料についてですが、これについても見直しがされる。もう一部実施する、段階的に実施するというふうになってます。ところが、今非常に厳しい経済情勢なんですね。不況が長く続いて倒産も多い。失業者もたくさん出てる。これ、だれが見ても明らかじゃないですか。そういうときに何で手数料や使用料を引き上げる検討がされるんですか。とんでもないことだと思うんですが、この点どう考えておられますか。



◎財務部長(横屋幸児君) 使用料、手数料等の見直しということでございますが、これは、あくまでも受益者負担の原則に基づきまして、公平を図るという意味合いで、この使用料の額が適正かどうかと、そのあたりで検討しておるわけでございますが、過去にも現在でも、景気の状況、それらに基づきまして、据え置きをしておるのが多々あるわけでございますが、いずれにしても、そういう経済情勢等を考慮しながら、見直しをできるものはしていくし、その辺は十分検討してまいりたいと思います。



◆21番(荒川憲幸君) では、その計画書にある段階的な実施ていうのを改めてください。よろしくお願いします。

 それから、最後に1点だけ確認さしてもらいますが、5億ですか、5億円の効果目標ですね、これが全面に出過ぎる嫌いがある。だから、こういう問題がたくさん起こってくるんじゃないかと思うんです。

 市長さんにお聞きしますけれども、この5億円の効果目標が最終、最大の目標ではない、あくまでも市民サービスの向上や福祉の向上にあるんだ、この行財政構造改革の目的がですね。その点、確認させていただきたいと思います。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 先ほど市長が御答弁申し上げましたように、この計画の実施に当たりましては、あくまでもサービス水準を下げることなく、事業の効率化を図る。また、効果の低減した政策を見直すことによって、行財政運営の効率化、経費節減、健全化を進め、それによってもたらせる効果の全体的な目標額、トータル的な目標額を5億円としたものでございます。したがいまして、計画の実施に当たりましては、サービス水準を下げることなく進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(野田隆志君) 荒川憲幸君、あと20秒です。



◆21番(荒川憲幸君) たくさんまだ残ってますが、時間がないので終わります。



○議長(野田隆志君) 以上で、荒川憲幸君の質問は終わりました。

 次に、順位第12番、田中治栄君の登壇、発言を許します。田中治栄君。

    〔29番 田中 治栄 君 登壇〕



◆29番(田中治栄君) 過疎地出身の田中でございます。昨日は、アメリカにおいて大変な事件が起きまして、犠牲者に対しては心から哀悼の意を表します。

 さて、本論に入りますが、子供の出生についてでございますが、宇部の状況はどうなっているかということですが、山口県も人口が、きのう、おとついですか、2万数千減っているということ。宇部市も減っておりますが、小野においては、4月から7月、二俣瀬も同じですが、出生がゼロという数字が出ております。後半にたくさん産まれるかもわかりませんが、非常に困った状態が今起きております。こういうのをどうしたらいいかなと思うて、皆さんのお知恵を借りながら考えていきたいと。

 2番目が、岬地区の埋め立てについて、どんな契約書があるかということ。役員会の議事録はどうなっているか。

 3番目が、市河川の認定基準はあるかということ。

 4番目が、市町の合併、特に、私は2市4町の場合、合併はどうなっているかということについてお尋ねをします。

 常盤公園の収入と支出について。

 お茶まつりの決算について。

 常盤公園までの柳ケ瀬丸河内線はどうなっているか。

 小野地区でいろいろと話の出ていることについて、市は県と話をすると言われたそうですが、この件については、その後どうなっておりますか。

 9番目が、光ファイバーの活用でございます。

 10番目が、福祉行政でございます。

 以上の点をよろしくお願いします。



○議長(野田隆志君) 藤田市長。

    〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) 田中治栄議員の御質問にお答えをいたします。

 御質問の第1、子供の出生について、宇部の状況はどうなっているのかということでありますが、本市における出生数を過去10年間で見てみますと、平成10年に最多の1,681人、平成5年に最少の1,558人を記録し、年間1,600人前後で推移している状況であります。

 今後、少子・高齢化が進む社会におきましては、人口定住を進めるとともに、女性や高齢者が能力を発揮できる社会の形成が必要となりますので、本市では、産業振興等による就業機会の創出や魅力ある住環境の整備、安心して子供を産み育てられる育児環境の整備などの取り組みを進めているところであります。

 このような取り組みの中でも、特に、本市の新しい児童の育成計画につきましては、協議会委員を初め市民の皆さんの御意見を反映し、子育て支援や母子保健の推進、教育の充実などを柱として取りまとめてまいりたいと考えております。

 次に、御質問の第2、岬地区の埋め立てについて、どんな契約書があるか、役員会の議事はどうなってるかということでありますが、宇部港東見初地区港湾整備事業につきましては、本市といたしましても重要な事業と位置づけ、この実現を目指し、施行者である山口県と関係する漁業協同組合との協議に際しましては、最大限の努力をいたしたところでありますが、今後とも、この事業が順調に進むよう、引き続き努力してまいりたいと考えております。

 なお、お尋ねの契約書につきましては、山口県と工事の請負業者との間で工事請負契約が締結されているところであります。

 また、役員会の議事についてでありますが、市は、宇部岬漁業協同組合の役員になっておりませんので、議事の資料はありません。

 御質問の第3、市河川の認定基準はあるかということでありますが、市が管理する河川であります準用河川は、厚東、二俣瀬、小野地区を中心に、57河川を指定しております。準用河川の指定基準につきましては、治水、利水上、また、環境面から公共性が高く、市が管理することが妥当と認められる河川を対象に、下流から上流までの川幅が、おおむね1メートル以上あることを基準にしております。また、起点、終点は暗渠、合流点等をもって定めているところであります。

 御質問の第4、市町の合併について、2市4町の合併はどう考えているかというお尋ねでありますが、御存じのように阿知須町とは、公共下水道組合の設立や火葬業務、救急業務を含む消防業務の受・委託を実施しており、また、平成14年度にはごみ処理の受・委託を予定するなど、本市との生活関連密度が他の市町よりも高く、合併特例法の期限である平成17年3月までの合併を議論していく上で、ぜひ話し合わなければいけない隣接町と認識しております。

 このため、先月30日に、合併協議機関の設置に関する要望を、議長さんとともに、阿知須町長さん及び議長さんに申し入れたところであり、御了解が得られれば、今後協議機関の組織、内容などを検討することになります。また、宇部小野田広域市町村圏を構成している他の2市2町や本広域圏とつながりの深い美東町、秋芳町を含めた2市4町につきましても、去る7月9日に、宇部小野田地域市町村合併調査研究会を設立し、県の支援をいただきながら、合併シミュレーション調査事業を実施することを決定したところであり、現在、作業を進めているところであります。

 今後とも、広域圏を視野に入れた合併の可能性について、積極的な検討を進めるとともに、引き続き、広域行政を推進してまいりたいと考えております。

 次に、御質問の第5、常盤公園の収入と支出について、平成13年度当初予算における収入につきましては、駐車場使用料やときわ湖水ホール使用料など、約4,700万円を計上しております。また、支出としては、常盤遊園協会への委託料のほか、各施設の維持管理にかかる費用など、約3億6,000万円となっております。このうち、常盤遊園協会の委託料は、各施設の管理運営など年間約3億円となっており、主な内容は、職員の人件費、設備の保守点検及び施設の警備にかかる経費等となっております。

 常盤公園は、市民の憩いの場であるとともに、本市の代表的な観光資源でもあり、維持管理には多大な経費が必要でありますが、今後とも、経費の節減を図り、支出負担の軽減に努めてまいりたいと考えております。

 御質問の第6、お茶まつりの決算についてでありますが、第12回宇部市八十八夜お茶まつりは、雨天により中止されましたが、その事前準備経費等として、約220万4,000円の決算額となっております。なお、雨天時におけるお茶まつりの開催につきましては、よほどの悪天候以外は実施することに決定したところであります。

 御質問の第7、常盤公園までの柳ケ瀬丸河内線はどうなっているかということでありますが、国道490号から常盤公園までの間、約2.5キロメートルにつきましては、事業費も膨大となり、事業期間も長期化することから、事業化の方策について国、県と協議を行っているところであります。

 また、事業の円滑な推進を図るため、都市計画決定された区域内の土地につきましては、公有地拡大の推進に関する法律に基づき、届け出のあった土地を先行買収することもできますが、市の単独事業となることから、近年の社会経済情勢の中では困難な状況であります。いずれにしましても、早期事業化に向けて努力してまいりたいと考えております。

 御質問の第8、小野地区でいろいろと話の出ていることについてと、市は県と話をすると言われたそうですが、この件についてはその後どうなったかというお尋ねでありますが、お尋ねの小野地区の諸問題につきましては、地元と市が連携して県と協議をしているところであります。

 御質問の第9、光ファイバーの活用についてでありますが、現在、市内各小中学校や図書館などの公共施設64カ所を光ファイバーで接続する地域イントラネット基盤整備事業に着手しており、市内各地で光ファイバーの布設工事等を進めているところであります。この事業が完成することにより、各学校における情報教育の充実や市民等へ行政情報の提供など、ITを活用した行政サービス向上のための環境が整備できることとなります。

 今後は企業等への開放など、幅広い目的で使用できるネットワークとして充実させていく必要があるものと考えておりますが、現在では、法律上の規制により用途が制限されている状況であるため、規制緩和について国等へ要望してまいりたいと考えております。

 次に、御質問の第10、福祉行政について、介護老人保健施設とケアハウスについてでありますが、介護老人保健施設・ケアハウスにつきましては、平成14年度に1施設の設置を予定しておりますが、5法人から申し出がありました。そこで、選考委員会を設置し選考いたしました。委員の選任に当たっては、利害関係のない委員を選任するよう留意し、大学関係3名、福祉・医療団体関係2名の計5名を選任いたしました。

 委員会の審議は、無記名投票による選考など、各委員の独立性、意思が十分尊重され、公平な選考がなされたものと考えております。委員名の公表につきましては、今後の選考に支障が生じますので、当面、施設整備計画が終了後、検討したいと考えております。

 以上で、壇上の答弁を終わります。



◆29番(田中治栄君) それでは、順を追って質問をいたします。

 人口が減るということは、非常に寂しいものを感じますが、これがふやすにしても、なかなか1回にいくもんじゃないし、言葉ではふやすと言うても、現実的には難しい問題がたくさんありますが、こういう点の取り組みについては、主にこれからは教育委員会ですか、それとも福祉の方ですか、どちらが担当するんでしょうか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 少子化対策につきましては、国や県、市あるいは地域や企業などが一体となって、子供を安心して産むことができ、子育てに夢と喜びを持てる環境づくりや、子供が生き生きと育つ環境づくり、子供の心豊かな成長と子育てを、社会全体で支え合う環境づくりを、総合的に進めていく必要があると思っております。したがいまして、健康福祉部だけでなく、広く教育委員会などとも連携をとりながら進めていく必要があるというふうに考えております。



◆29番(田中治栄君) それでは、ひとつ優秀な部長さんにお任せして、また後日、いろいろとお伺いをしましょう。

 次に、岬の問題ですが、とかく問題が多過ぎて困ってはおるんですが、これは総会あたりには市が行かれるというような話も聞くんですが、県だけがやるんですか。監査なんていうものは、市は全然タッチせぬのですか。



◎土木建築部長(岩本哲男君) お答えいたします。

 宇部市は、宇部岬漁業協同組合の役員関係にはなっておりませんので、私どもが出席しておりません。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 私は、役員になってるとか、なってないちゅうことを問うておりません。ただ、出席をされますかということです、来賓なり、何として。



◎経済部長(山根政晴君) 役員会等の総会等につきましての御案内は、経済部の方でいただいております。したがって、出席しております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) そうすると、そこでどういうことが論議されたということはおわかり──メモしていらっしゃいますか。



◎経済部長(山根政晴君) 総会の来賓としての御案内でございますので、決算と予算等の事業内容等でございまして、したがいまして、直接私どもが議事録をとってということはございません。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) それは議事録でなくして、大事なところのメモぐらいはとられてもいいんじゃないでしょうか。その議事録を出せとか、そういう意味でなくして、大体どういうような雰囲気で、どういうことが論議されたなと、問題点はこういうことだと。そうせぬと、ただ出席して昼御飯を食べて帰るようなことではいけません。その辺はひとつ問題が起きてもええように、きちんとしておられた方がいいんじゃないかと思うし、わからぬところは県と相談をされるとか、こういうことが私は大事なことじゃないかと思うんですが、どうでしょうか。



◎経済部長(山根政晴君) 事業等の件につきましては、関係機関とも十分連携を図って協議してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 次は、市河川の認定でございますが、ただ、1メーターと言われたが、それは認定はあるんですか。あなたは、何も今のそういう打ち合わせはしておられぬから、ようわからぬから、きょうはしっかり聞こうと思うんです。そういう何か認定の基準になるものがあるかということです。



◎土木建築部長(岩本哲男君) お答えいたします。

 市河川の認定についてでございますが、田中議員さんが申されました現地の調査等をいたしまして、河川の大きさがおおむね1メーターまでを、用途地域外では準用河川として認定をしているところでございます。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) それは言葉の上であって、何か文章にでもちゃっとつくってあるものがあるのかということです。



◎土木建築部長(岩本哲男君) お答えいたします。

 準用河川指定基準につきましては、一番新しいものでは、平成12年3月8日作成しております準用河川指定基準がございます。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) そういうものがあれば、見してくれませんかということは、この間のときも申し上げましたが、いまだにそれが見せてもらえぬということは、どういうことでしょうか。



◎土木建築部長(岩本哲男君) お答えいたします。

 大変申しわけございませんが、そこの提出の内容について、私どもが理解しておりませんでしたので、早速、議員さんの方に指定基準を提出さしていただきたいと思います。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 遅いということです。議会で私が質問するまでに、本当は各議員のところへ皆打ち合わせをしとってようだが、私だけ除けられりゃ、除けられても結構でございますがね。この辺が土木建築部の内容というか、中の問題だと思うんです。こういうことは、助役さんあたりとも話をされたんですか。



◎土木建築部長(岩本哲男君) お答えいたします。

 先ほどお答えいたしましたように、議員さんからの提出云々につきましての内容を、理解して私がおりませんでしたので、前もっての提出をしておりませんでした。早急に提出をさしていただくことで御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



◆29番(田中治栄君) じゃから、そういうことが土木の中にはときどきあるんですよ。さっきも荒川さんが言われよったように、草が長いところもたくさんあるし、そういう土木としての対応の仕方に、僕は問題がありゃせぬかなと思うんです。この辺が最も宇部市役所の中での一番懸念する点ですが、こういういろいろ細かいところもきちんと直していかなきゃ、宇部の活性化も何もできゃしませんよ。今後気をつけられますか。



◎土木建築部長(岩本哲男君) お答えいたします。

 御指摘の点を十分踏まえ、努力してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 次は、4番の2市4町でございますが、初めは、阿知須にああいう形でいいかなと思うたけど、市長や議長が持っていかれた以後のほかの地域の反応をいろいろ聞いてみると、あそこまでやらなきゃ合併はできぬのかと、逆にこういう意見が返ってきたんで、あえてこの問題を取り上げて、それから、同じような条件で、例えばそれはそうあっても、そんなことは余り言わぬ方が、私はこれからの2市4町の合併を進めるについて必要ではないかと思うが、どうでしょうか。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 先ほど市長が壇上で御答弁申し上げましたように、美東町、秋芳町を含めた2市4町につきましても、合併シミュレーション調査事業に着手することを決定したとこでございます。今後とも、そういった広域圏を視野に入れた合併の可能性についても、いろんな角度からも検討を加えていかなければならないというふうに考えております。

 以上です。



◆29番(田中治栄君) それをやろうという意志があるなら、余り阿知須とはここまできちょると、ああいうことまで言われると、私も初めはええかなと考えたけど、逆に北部なり、よそを歩いてみると、あそこまでせにゃ、宇部は合併せぬのかと、こういうような意見があるから、こりゃ困ったなと思うて、行きゃ、もうささっと行って、お願いしますと言うて、あとの詰めはやっぱりいろいろな角度で、裏で詰めなきゃしょうがないと思うんです。そういう点のこれからの取り組みについては、どのように考えていらっしゃいますか。



◎総務部長(矢富敏肆君) 阿知須との関係につきましては、他の市町よりも生活関連密度が高いということで、当初から、3市3町あるいは3市5町といった全体的な合併を一気にするといったようなことは、事実上難しいのではないかということで、まず、可能性を探って阿知須町に申し出たということでございまして、合併シミュレーション事業の調査結果、あるいはその公表も待って、3市3町あるいは3市5町を含めたものを目指した方がいいといったような気運が盛り上がれば、その状況を十分取り入れていくべきであろうというふうに考えております。

 以上です。



◆29番(田中治栄君) さっきの答弁の中で、市長は広域圏を視野に入れるとあるのは、やはりそういう今のあなたの言われたようなことなんでしょうか。別な意味があるんですか。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 先ほど市長が、今後とも、広域圏を視野に入れた合併の可能性について、積極的な検討を進めるということでございます。

 以上です。



◆29番(田中治栄君) その点はそれでしっかり進めてもらいたいなと、かように考えております。

 次は、常盤公園の収入と支出でございますが、公園課の予算は3億幾ら組んであります。収入の分の──逆に言うたかな、収入は書いてありますが、支出の分がどうも数字が合わないし、この辺はどこがやるんですか。公園課じゃないと言われるし。



◎都市開発部長(岡田勝長君) 支出の方でございますけれども、先ほど市長が壇上で御答弁申し上げましたように、常盤遊園協会の委託料と、それから直営で行います維持管理、その合計が3億6,000万円でございます。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 遊園協会の方の数字ですが、こういうのは資料としてはもらえぬのでしょうか、どうでしょうか。委託料をどういうように使ったということですね、3億何ぼを。これはどうでしょうか。



◎都市開発部長(岡田勝長君) 今、議員さんのお持ちになっておられます資料は、どの分の資料でございましょうか。議会といいますか、各会派の方に報告をされておられます、今の財団法人宇部市常盤遊園協会の経営状況報告書の中身ではないかとは思うんですけれども。議員さんがお持ちになっておられる資料を、ちょっとお知らせをいただければと思いますが。



◆29番(田中治栄君) これは3億何ぼの資料ですから、ちょっとこの数字も食い違ってる点があるんですが、6項目書いてあるけど、これの内訳というか、じゃから、資料がいろいろあるんで、どれが本当やら、この分も平成12年度収支決算書を見ると、この中で、いろいろ問題点があるように思うですが、この辺が知りたいわけです。支出の分ですね。これをもう少し、この間からもどうなっちょるかと言うけど、はあ、はあ、言われるだけであって、何ら資料が教えてもらえぬですがね。これは遊園協会だから教えてもらえぬのですか、財団法人だから教えてもらえぬのでしょうか。この辺をちゃんとしてもらいたいと思います。



◎助役(縄田欽一君) 財団法人宇部市常盤遊園協会の決算書というのがございますので、それは公表して差しさわりないというふうに思います。



◆29番(田中治栄君) 当初の打ち合わせから、そのことは岡田部長にもるる申し上げておるけど、いまだにその辺が来ないというか、もらえぬというのか、こういうことはどういうことでしょうか。



◎助役(縄田欽一君) 遊園協会の決算状況ということでなくて、常盤公園の収入と支出という御質問でございましたので、そういうところで担当部で説明をしたというふうに理解をしてます。



◆29番(田中治栄君) 3億525万円の分は、これは内訳がわかりますが、支出の分がほとんどわかりません。これを細かくした、款項目節ぐらいに分かれた資料が欲しいわけです。財団法人だからということでしょうか。その辺をもう一度、これはそういう資料はもらえるんですか、もらえぬのですか。



◎都市開発部長(岡田勝長君) これは、この資料につきましては、各会派の方に配付されておるというふうに聞いております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) そりゃ、会派へ帰ってどこへあるか調べてみましょう。それにしても、そのぐらいの資料は余り難しい資料じゃないから、出せぬですかな。



◎都市開発部長(岡田勝長君) 大変御質問の内容とちょっと行き違っておりますけれども、各会派にある今の資料を、我々都市開発部の方にこれを出してくれと言われても、私の方で作成をしておりませんので、この辺は御勘弁を願いたいと思っておりますが。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) どうもなかなかしゃんとしませんが、この辺は理事長である助役さんとよう話してみてください。会派のここへ書いちゃるから、はあ、それでええというようなことで話が進むんなら、それで結構でございますけど。助役さん、どうでしょうか。



◎助役(縄田欽一君) 先ほどから申し上げておりますように、遊園協会の経営状況等の決算書については、お示しをいたします。それから、先ほどから部長が申し上げておりますように、市の決算についてはお示しをしておるものもございますので、その点、もしほかに必要なものがあれば、担当部で対処したいというふうに思います。



◆29番(田中治栄君) 次は、お茶まつりですが、残った決算はどういうように処理されますか。



◎経済部長(山根政晴君) 先ほど市長が壇上でも御答弁いたしましたように、実質準備経費として220万4,000円を使用しております。これは、あくまでも実行委員会の決算額でございまして、私どもが実行委員会に助成しております金額330万円のうち、実質の支出額は166万6,000円というふうになっております。

 したがいまして、その差し引き額の163万4,000円が不要額になるわけでございます。基本的には、この330万円は、お茶まつりの実行委員会の助成金という性質のものでございますので、現時点では、この不要額は補正減額というふうに考えております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 予算が、素人から考えれば、余った金は、もう少しお茶まつりのこれに使ったらどうかなと思うし。だから、この間も、バスが防長バスは上がらぬと。宇部市営は頂上まで上がりました。こういうときには、経済部としては、もうおれは知らぬというような声も聞くんですが、これは本当ですか。



◎経済部長(山根政晴君) 先日、県が行いましたローラルフェスタの中で、市営バスと防長バスですか、市営バスは茶園に上がったけれども、防長バスは隅切りの関係でよう上がらなかったという状況は聞いております。したがいまして、園内のバスの乗り入れにつきましては、この是非については、いろいろな土地所有者である土地改良区とか、関係団体と協議してみたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) それは確かにあの1カ所だけですから、それもよそのバスは上がらせぬというような姿勢が見られますが、そういうことはございませんか。



◎経済部長(山根政晴君) 先ほども御答弁いたしましたように、園内にバス、そういう貸切バス等を乗り入れることの是非について、地元の土地改良区や関係団体と協議してみたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 地元の者と話すのは結構でございますが、茶園を見学するということに最終的にはつながってくるわけですが、今のあなたの話を聞くと、もう茶園には上がらせぬと、こういうことなんですか、本音は。



◎経済部長(山根政晴君) そういうことではなしに、今御答弁したように、あくまでもバスを乗り入れるのがどうか。現実的にはワンウエーで、先般のローラルフェスタはワンウエーで、藤河内の茶工場から藤河内の中に入ってワンウエーでおりたということでございます。特に防長バスは、その関係で、カーブの関係で乗り入れが困難であったというふうな状況も聞いております。

 したがいまして、当然、乗り入れるということになれば、局所改良等もやらなければならない。当然、土地の所有者である土地改良区とも相談しなければならない。基本的には、バスの乗り入れをするのがどうかということにもなろうかと思います。このあたりについて関係者との協議を行っていきたいということでございます。御理解をお願いしたいと思います。



◆29番(田中治栄君) そりゃ、理解はできません、こりゃ。どこまでも観光で茶園を見せるということが私は基本だと思うし、そりゃ、道が悪ければ、ほかに悪いところはありません。あのカーブだけが問題です。そりゃ、かつて10年前にカーブだけはやったけど、そのときには、そんな大きなバスが来るということがだれもわからなかったもんで、あれならええと思ったけど、やっぱ実際にやってみると、バスが大きくなってやれぬようになったと、こういうことですが、これでは、あなたが観光を担当していらっしゃるんなら、何としても、宇部の観光には一つの名所でございますから、それをきちんとやることが必要だと思うし、若干抵抗はあるかもわかりません。あってもやらなきゃならない。常盤公園でもやったじゃないですか。200円の駐車料を取る、取らぬの問題で、とうとう取ることにしてやった。きらら博のお客が流れてこうと思ったら、何も余り来ないと。このきらら博というものは何をしたかと、こういうことになるんです。──これは一つ余談じゃから、本論に入ります。そういうことで、これからもその点を考えてやってもらいたいと。

 次は、8番ですが、これから県との交渉を本気でやってもらえるかどうかということです。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 小野地区の諸問題につきましては、私ども事務レベルで、もう既に何回か接触もしておりますし、引き続き、検討、協議をしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



◆29番(田中治栄君) 光ファイバーの件なんですが、企業がそういうような形で入れてもらうし、希望者には入れてもらうのが私は一番いいと思うし、だから、こういう点でも、今の光ファイバーの点でも、今の2市4町の中には宙ぶらりんなところもあるし、こういう点を積極的に宇部から誘うと、私は合併にもなろうかと思うし、合併しても、やっぱ宇部が積極的にやっていくということがええかと思うし、この辺はどうお考えですか。



◎総務部長(矢富敏肆君) 合併のこととはちょっと直接関係ないように思いますけれども、広域行政の関係で、県とも十分協議はしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



◆29番(田中治栄君) ちょっと教育長さんにお尋ねしますが、光ファイバーをやると、学校の子供はどうなりましょうか、多少本気でやってくれましょうか。



◎教育次長(大塚徹君) お答えします。

 より教育効果を上げるために利便が高いので、導入をするわけでございます。そういった意味で、より教育効果を高める上で利便が上がりますので、導入に取り組んでるところであります。

 以上です。



◆29番(田中治栄君) よくわかりました。

 それでは、10番の件は、何としても次のときからはやるということ、こういうのをやられぬと、藤田さんというものは大事な問題を隠すというような嫌いを受けてはいけません。公表していいものは、直ちに公表してもいいと思うし、この辺は藤田市政が暗いイメージを持っては私はいけないなと、かように考えますが、どうでしょうか。



◎健康福祉部長(古林信義君) お答えいたします。

 施設整備の選考委員の委員名を公表しないと、当面公表しないというふうなことは、後々の施設整備に支障が生ずる可能性があるというようなことから、公表を差し控えるというふうにしたものでございまして、これは選考委員の方に選考していただくということは、より公平、公正に施設整備を行うということが目的でございますので、決して、市長の暗いイメージが出てくるというふうなことにはならないと思っております。

 以上でございます。



◆29番(田中治栄君) 以上で終わります。



○議長(野田隆志君) 以上で、田中治栄君の質問は終わりました。

 引き続き、午前中の一般質問を続けたいと思いますが、御了承願います。

 順位第13番有川眞理子さんの登壇、発言を許します。有川眞理子さん。

    〔11番 有川 眞理子 君 登壇〕



◆11番(有川眞理子君) 17万市民の命と暮らしを守る立場から、次の4点について質問します。市長の積極的な答弁をお願いいたします。

 まず第1は、図書館についてです。60周年記念事業として、近代的な市立図書館ができてから10年たちました。開館当初から人気は高く、平成5年には日本図書館協会建築賞を受賞するなど、名実共に市民への重要なサービスポイントになっています。この10年、時代は目まぐるしく変遷し、図書館をめぐる状況も大きな変化を遂げています。いま一つここで図書館を見詰め直し、その魅力を十二分に引き出し、より多く利用し活用できる施設として発展していくために、次の質問をします。意義と目的、これからの方針と政策、機能整備と充実についてです。

 2点目は、教科書採択についてです。昨日、川上議員も取り上げていましたが、重なるところがあるかと思いますが、私どもの立場で質問させていただきます。

 平成14年度から使用する中学校の教科書の採択が終わりました。とりわけ、扶桑社の歴史教科書をめぐる問題は、韓国や中国が記述内容を修正要求するなど、外交問題にまで発展しました。結果は、公立中学では1校も採択しませんでした。これは、各教育委員の良識と、この教科書を子供たちに使わせたくないという保護者たちの大きな運動のたまものです。教科書採択に関して、文部科学省の出した教科書制度の概要によれば、保護者や国民に、より開かれたものにしていくことが重要と述べてあります。これは、採択の透明性や民主的に選ぶ上で重要であり、多くの方が望んでいることだと思いますが、これをどう推進していくかお答えください。

 3点目は、宇部高前の大小路寺の前線の道路拡幅改良についての問題です。宇部高前のグラウンドに挟まれた並木道は、中、小、高の児童や生徒が集中して通る通学路です。特に朝は、混雑する沼の交差点を迂回する車が多い横を、子供の歩行や自転車がすれすれに通っています。宇部高の生徒は、自転車通学が多いのですが、途中の通学路はほとんど整備されておらず、いつ車と接触してもおかしくありません。子供たちに交通ルールを守り、みずからの安全はみずから気をつけることを教えるとともに、安心して通れる通学路を整備し提供することは、我々大人社会の義務です。できるところから安全な歩道を確保していただきたいと思います。

 4点目は、開墓地と琴崎街区公園の公衆トイレの水洗化と美化についてです。公衆トイレをきれいにしてほしいという市民の要求は、以前からよく出されています。市内には古い公衆トイレが多く、この開と琴崎の2つのトイレも例外ではありません。高齢者の方から、毎朝ジョギングするときに立ち寄りたいと思っても、汚くて使えないときがある、年寄りにとってはつらいことだと言われますが、使いたいときに使えないのは、だれにとってもつらいことです。公衆トイレの整備を市民サービスにしっかり位置づけ、だれもが気持ちよく使えるトイレに、建てかえも含めて、進めていただきたいと思います。

 以上で壇上での質問を終わります。



○議長(野田隆志君) 藤田市長。

    〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) 有川議員の御質問にお答えをいたします。

 御質問の第1、図書館行政について、第1点の意義と目的でありますが、図書館は市民が情報を入手し、芸術や文学を鑑賞し、地域文化の創造にかかわる場であり、住民の身近にあって、学習活動を支援する上で重要な意義を有しております。そのため、図書、記録その他必要な資料を収集し、整理し、保存して、市民の利用に供し、その教養、調査研究、レクリエーション等に資することを目的としております。

 第2点のこれからの方針と政策でありますが、市民が気軽に利用でき、身近な暮らしに役立つ図書館を目指すとともに、情報化、国際化などの社会の進展に対応するため、本年度中にはインターネットを活用した情報発信を開始するなど、利便性の向上を図りたいと考えております。また、移動図書館の活用など、地域の実情に即した運営に努めたいと考えております。さらに、広域行政推進の一環として、本年度から宇部小野田広域市町村圏の広域利用を開始したところでありますが、今後も地域の実情に応じた利用の拡充を図りたいと考えております。

 次に、第3点の機能整備と充実でありますが、図書館の基本的な機能は、資料の貸し出しとレファレンスサービスから成り立っております。資料の貸し出しを促進するため、資料の収集、整備に努めるとともに、学校図書館との連携や移動図書館の活用及びボランティア団体との連携を図るなど機能の充実に努めているところであります。高度化、多様化する市民ニーズに対応するため、今後も、資料の整備充実に努めるとともに、職員を積極的に研修派遣するなどして、業務知識を高め、レファレンスサービス等の充実を図りたいと考えております。

 次に、御質問の第2、教科書採択について、開かれた採択への推進ということでありますが、教科書採択にかかわる組織の構成で変わった点は、小中学校教科用図書厚狭地区選定協議会委員に、新たに保護者と教育長以外の教育委員が加わったことであります。なお、教育委員会に確認しましたところ、小中学校教科用図書厚狭地区選定協議会には、教員で構成される教科書研究調査委員会が置かれ、検定教科書の調査・研究に当たっております。選定協議会は、調査委員会の報告を尊重しながらも、主体的に選定に当たっていると聞いております。

 次に、御質問の第3、宇部高前の大小路寺の前線の道路拡幅改良についてでありますが、大小路寺の前線につきましては、朝の通学時、自転車通学の宇部高等学校の生徒を中心に、上宇部小中学校の生徒などと通勤の自動車とで込み合う状況にあります。したがいまして、当該市道の拡幅につきましては、自転車、歩行者等の安全を確保するため、今後、宇部高等学校を初め関係機関と協議を行い、路肩整備を含め検討してまいりたいと考えております。

 御質問の第4、開墓地と琴崎街区公園の公衆トイレの水洗化と美化についてのお尋ねでありますが、開墓地の公衆トイレにつきましては、古い施設であることから、必要に応じ、逐次整備を行っているところであります。清掃につきましては、墓参者が集中する盆や彼岸の時期に、清掃回数をふやすとともに、施設につきましては、内外装等の整備を行い、快適に利用していただけるよう、美化に努めてまいりたいと考えております。

 次に、琴崎街区公園につきましては、現在、週1回の清掃を委託しておりますが、来年度、国道490号の拡幅工事に伴い、新しい公衆トイレに整備する計画になっております。なお、水洗化につきましては、下水道整備計画とあわせ検討してまいりたいと考えております。

 以上で、壇上の答弁を終わります。



◆11番(有川眞理子君) ありがとうございました。では、まず最初、図書館行政から再質問させていただきます。宇部市立図書館の現状を見るに当たって、基本的な何点かについて、床面積がほぼ同じ大きさの岩国市立中央図書館の状況と比較してみたいと思います。ちなみに、岩国市立中央図書館の広さは、4,277平米、宇部市は4,094平米の図書館です。

 まず、職員と司書の数ですが、平成12年、昨年は宇部が職員総数21人のうち、司書が8人でした。岩国は25人の職員総数のうち18人が司書です。そして、ことし13年は、宇部22人の職員のうち司書が7人、岩国は27人のうち19人が司書です。司書の数が決定的に違います。人口1人当たりの貸し出し冊数は、12年3月末のデータで、岩国は10.6冊、宇部は6.7冊になっています。

 拝見しますと、宇部市立図書館は、利用者拡大のために近年いろんな事業を始められています。図書館文庫や学級文庫、あおぞら号の運行のことしからの増便と2市3町の図書館の広域の相互利用、さらに、これからは今年度中にはインターネットを活用した情報発信をするというように、貸し出し窓口、対象者をどんどん広げているわけですが、この貸し出しとレファレンスサービスとは一体のものですから、業務量もふえてくるし、いろんな相談が舞い込み、対応しなくてはなりません。相談業務のレファレンスというのは、だれにでも簡単にできるものではありません。高い専門性が要求され、知識と経験が必要です。司書がその役割を担うわけですが、宇部市は、数がこれでは余りにも少ないと思います。昨年の司書が8人いるうち、正規の職員の司書は4人で、あとは非常勤でした。さらに、ことし13年度に至っては、正規の職員の司書が2人に減らされ、非常勤職員が5人で計5人に司書が減っています。司書の増員を求めたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(前田松敬君) お答えいたします。

 レファレンスサービス等の充実につきましては、引き続き意を用いてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) そのレファレンスサービスを充実するためには、司書が相談業務とかを担っていくわけなんですね。ここ四、五年、図書館に対する利用者の期待がどこでも大変大きいんです。開館するなり、人口の7から8倍、10倍もの貸し出し冊数が、今は、夢ではなくなっている時代なんです。図書館での貸し出しとか、レファレンスサービスの業務の奥深さには、市民が求める本や資料などを、専門的な知識をフルに生かして提供するところで、あるべき資料がきちんと出てくる、非常に高度な専門性が求められる職場なんです。10年も図書館が多くの方に利用されてきますと、市民の方もいろんな利用や活用を求めてきます。みずからの研究テーマを持って、それに関する資料を求めてきたり、タイトルも著者もわからず1行のフレーズだけを頼りに本を探しに来る人など、こうした多岐にわたる市民のさまざまな相談や要求にこたえるのは、本の知識を持った司書が重要な役目を果たすと思いますが、どう思われますか。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 先ほど教育長さんお答えになられましたように、図書館のレファレンスサービスというものは、大変重要であるというふうに私も認識しております。司書の資格を有する職員の図書館への配置につきましては、御指摘のとおり現在2名となっております。あと臨時職員で対応しとるわけでございますけれども、この図書館の基本的な機能が、資料の貸し出しとレファレンスサービスから成っておるということを前提といたしまして、職員の能力開発、あるいは資質の向上が重要であると認識しております。また、司書資格を有する職員の配置についても、留意していく必要があるというふうに考えておりますので、今後、教育委員会と協議、連携して対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



◆11番(有川眞理子君) 司書の役割を本当に認識していただきたいと思います。図書館は、最新情報の提供施設として、図書館に行けば、どこよりも新しい情報に出会える。市長さんが壇上でその意義を答えられたとおりだと思いますが、そうした情報の収集、整理、保存、提供などに中心的な役割を果たすのが、この司書さんなんですね。もうぜひ司書をふやしていただきたいと思います。そして、しかも事業の中心的な役割を担う正規の職員の司書がどうしても不可欠です。これを非常に強く要望しておきたいと思います。

 また、司書や職員の研修などはどうなっているでしょうか。宇部の場合、特に高い割合を非常勤司書が占めているわけなんですけれども、能力、資質向上を高めるための研修はどうなっているのかお聞かせください。



◎教育長(前田松敬君) 研修は、業務知識を高める上で本当に必要であると思っております。非常勤職員の場合、職場内研修に今努めているところでございます。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) 職場内研修、どれぐらいの割合でやられてますか。



◎教育長(前田松敬君) 具体的に資料を持っておりませんけれども、そのとき、その場で、あるいは一つの会合等を用いまして研修しているということでございます。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) 文部科学省がこの夏出しました、公立図書館の施設及び運営上の望ましい基準の中に、職員の資質、能力の向上を図るため、情報化、国際化の進展等に配慮しつつ、継続的、計画的な研修事業の実施、内容の充実など、職員の各種研修機会の充実に努めるものとするという項目があります。これは非常に重要な項目だと思います。図書館は、先ほども言いましたように最新情報を住民に提供するところです。今の時代を敏感に感じとって、利用者の要求を的確に把握する力を、職員は求められているわけですね。それはもう日々の研修以外にありません。逆に、勉強して自分を磨いていないと、多様な市民の相談や要望に太刀打ちできないと言われています。積極的に市民の中に入って相談を受ける司書や職員がたくさんいてこそ、図書館が生きたものになると思います。正規職員の司書の数と、それから司書の資格能力のレベルアップは、図書館機能をフルに発揮して市民サービスの向上に欠かすことのできないものですので、強く要望しておきます。

 次は、図書購入費と雑誌購入点数を見てみたいと思います。図書購入費は、平成11年で、宇部市が3,124万ありました。岩国はこの年3,700万ありました。12年になりますと、宇部市は2,700万、400万減っています。岩国はほぼ横ばいで3,722万になっています。その結果、図書購入費に1,000万円も差が出た結果になります。この市の財政規模は岩国がはるかに小さい市なんですけども、これはどういうことなんでしょうか。雑誌購入点数は、宇部市立図書館は157点購入していますが、岩国市立中央図書館は354点、倍以上の雑誌を購入しているんですね。このように、一番肝心な最新の資料や情報の収集に対して、岩国はお金を継続的に出しているんです。宇部市も雑誌購入費や雑誌類をふやしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



◎教育長(前田松敬君) お答えいたします。

 確かに高度化、多様化しております市民ニーズに対応するため、今後も資料の整備、充実には努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) 充実を図りたいということですが、やはり、それにはもうほんとお金をきちんとある程度使うしかないんじゃないかなと思うわけですね。実は、最近大変不況なんですけれども、図書館の機能の一つとして、アメリカなんかではホームレスの方が図書館に通って、そして社会の仕組みを勉強して、ビジネスチャンスをつかんで成功したという例が報告されているんですね。そのように、宇部でも聞いた話なんですが、今、就職難で、自分が何に適しているかわからない。そして図書館に来て、自分に適している職業は何だろうか、それに関する資料を出してほしいとかいうように、ほんとに新しい世界、新しい知識を吸収するときに、図書館の情報が非常に役に立つわけです。図書館というのは、小さい赤ちゃんから高齢者まで、性別、それからお金があるとかないとか、地位とか信条とか思想とか全然関係なく、すべての方にサービスを平等に提供しているところなんですね。射場議員さんも以前、図書館は1日1,500人もの方が利用するすばらしい施設なんだというふうに言われていましたけれども、そういう施設、行政の効果の非常に高い施設に、ちゃんと継続的に一定程度のお金をつぎ込むというのは、今の時代ほんとに必要なんではないかと思います。

 この雑誌購入という点におきましても、雑誌というのは、一番最新の情報を満載している情報資源なんです。これがやはり豊かにあるということが、その図書館に行けば、いろんな新しい情報にめぐり合える、あるいは、今まで知らなかった世界を知ることができる、そういったものを提供するものですから、非常に重要なわけです。だから、よその10冊とかそれ以上の貸し出し冊数をキープしているところは、お金がかかっても雑誌を減らすということにはなかなかしないわけなんですね。ぜひ、宇部市もこういう点を考えていただいて、図書購入費、そして雑誌の種類もふやしていただきたいと思います。

 次に、図書館協議会というものがありますが、委員の構成を拝見しましても、一部図書館利用者の代表を入れているなどしていますが、まだ肩書の重そうな方が名を連ねているばかりです。こういう協議会こそ、図書館に親しみ、図書館の向上に向けて意見を多く持っている市民の皆さんから、一般公募されたらどうでしょうか。



◎教育長(前田松敬君) お答えいたします。

 今おっしゃいましたように、現在、学校教育関係者、社会教育関係者及び学識経験者の方にお願いしているところでございますが、公募につきましては、ただいまのあり方を含め検討してみたいと考えております。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) よろしくお願いいたします。

 次に、教科書採択について質問をいたします。時間もかなり少なくなってきました。昨日、川上議員が質問された中で、調査員を公表するという返答がありましたが、これは間違いないでしょうか。間違いなければどういう点を公表するのか、もう少し詳しくお話しください。



◎教育長(前田松敬君) 昨日申しましたのは、宇部市から出ております調査員につきましては、宇部市情報公開条例に基づき、今後の採択事務の円滑な遂行に支障が生じない範囲、また、採択地区内の他の市町に影響を及ぼさない範囲内で情報公開してまいりたいと申し上げました。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) 子供に日々教えている現場の先生の声、これ非常に大切ですし、現場の先生からそういう調査員の方が出ているということで、これがほんとに教科書の民主的な採択に大いに貢献することを祈っております。どんどん情報公開も進めていただきたいと思います。

 実に、このたび教科書問題、特に扶桑社の中学校の歴史教科書に対しては、いろんな問題が出ました。この教科書を書いた人たちの好きな言葉に、「自虐史観」というものがあります。日本人は自分の国がやってきた戦争について、間違っていた、間違っていたと、自分を痛めつけることばかりしている。それが自虐史観だというわけで、外国から持ち込まれたこういう自虐史観はもう捨てようではないかというのが、この人たちの国民への最大の呼びかけでした。しかし、実際に他国に対して侵略戦争などの大被害を与えた国が、そのことについてきちんと反省するということは、国際社会で生きていくための当然の責任ですし、国際的な責任というだけではなく、その国と国民が、平和と民主主義の精神で自分の道を堂々と歩いていくためにも、欠くことのできない問題です。その当然の立場を「自虐史観」などと呼んで中傷し、他国を侵略した歴史を偽って、誇るべき歴史につくりかえようとすることは、真実にも正義にも背を向けることであって、日本の前進にも、アジア諸国民との関係にも、取り返しのつかない損害を与えるものです。日本の戦争の意義を最も乱暴にねじ曲げ、戦時中の聖戦論を事実上復活させるような戦争観が、日本の教育界で許されてはいけないということを強調して、次の質問に移ります。



○議長(野田隆志君) あと4分です。



◆11番(有川眞理子君) 次の質問は、宇部高前の大小路寺の前線の道路拡幅改良についてなんですけども、宇部高横にありますコンビニは、生徒がよく買い物に来るところですが、その前の市道の少し先に行ったところで、小学生が通学中に自動車にはねられて死亡するという事故があり、御記憶にも新しいかと思います。地元としては、二度とこうした事故は起こしたくないという思いですが、ほかの地域もそうですが、上宇部は入り組んだ細い道が多いところで、沼交差点は一日中車で混雑しています。宇部高の生徒は、ことしは駅から自転車通学する生徒が多く、その混雑した中を行き交っているわけですが、来年から通学区が拡大すれば、そういう生徒もふえるかもしれません。道路拡幅改良の早急の対策をお願いいたします。

 次に、公衆トイレの水洗化と美化についてですが、公衆トイレをどう維持管理するかは難しい問題です。お金さえかければ幾らでもできるけど、それが限られるので、行政の皆さんも苦心されているのだと思います。では、切り捨ていいかというと、決してそうではないと思います。特別に豪華なトイレは必要ないけど、水洗トイレや手洗い場があって、清潔であったり、一定の標準的なものが満たされていればいいわけです。その上で、公共物を壊すやからをどうするか、清掃をどうするかを考えるわけですが、必要なのは、大切な市民サービスの一環として、場当たり的な対応でなく、古くて汚いトイレは、年次計画をもって建てかえるぐらいの政策の位置づけが欲しいと思うんですけども、この点についてどうでしょうか。



◎市民環境部長(福山清二君) お答えします。

 開の墓地のトイレでございますが、お盆の後に、議員さんが言われるように相当汚く汚れてまして、清掃はしてるし、整備もしてるつもりでしたけども、もっと日常的にトイレの整備を清掃をふやすと、あるいは、明るさも暗かったわけですから、そういう意味ではもっと明るくして、怖いような状態をなくすとかいうふうな整備をしてまいりたいと思います。

 以上でございます。



◆11番(有川眞理子君) 高齢者の方、そして、体の弱い方が社会参画をしやすいような条件整備という点でも、ぜひ公衆トイレをきちんと整備していただきたいと思います。

 以上で、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(野田隆志君) 以上で、有川眞理子さんの質問は終わりました。

 この際、暫時休憩いたします。午後1時再開いたします。

      午前11時49分休憩      

      午後1時再開      



○議長(野田隆志君) 休憩前に引続き、会議を開きます。

 日程第3の議事を継続いたします。

 順位第14番村上恵子さんの登壇、発言を許します。村上恵子さん。

    〔3番 村上 恵子 君 登壇〕



◆3番(村上恵子君) 通告に従い、一般質問を行います。

 質問の第1といたしまして、エコタウンづくりについてです。

 将来性のある自然エネルギーとして、生ごみや家畜のふん尿、森林の間伐材などを、発酵させたり燃やしたりしてつくるバイオマスエネルギーが注目を集めています。ごみを減らす上に、環境に優しいクリーンエネルギーとして活用できるという、一石二鳥の役割を持つバイオマス実用化に向けて各地の取り組みが始まっています。神戸の人工島ポートアイランドでは、来月上旬から、生ごみを活用したユニークな発電所が運転開始します。この発電所では、生ごみをメタン発酵させ、バイオマスエネルギーをつくり出すもので、CO2の発生を抑える上に、ダイオキシン類などを出さないことが特徴です。最後に残る廃棄物も、体積比で5%ほどまで減少することができるということから、ポートアイランドにある6つのホテル、スーパーから、調理くずや残飯などの生ごみを、1日6トン程度収集し、バクテリアが入った発酵槽で分解し、3,000キロワット時の電気を生み出す計画です。電気は、モニタリング調査に協力することを条件に、地元の電気自動車サービス会社などに無料で提供。過剰生産されたメタンガスは、圧縮天然ガスにかえて、バスやごみ収集車の燃料にすることを検討しているそうです。

 また、日本で生まれた京都議定書にも、地球温暖化を防ぐため、CO2(二酸化炭素)など、温室効果ガスを削減するための国際的な取り決めが、行われております。科学者の組織である気候変動に関する政府間パネルが、ことし1月に発表した予測では、今のまま放置していると、2010年、あと9年後には、地球の平均気温が最大で5.8度上昇し、南極などの氷も解け、海面が最大88センチ上昇すると言われています。今や環境問題は、社会問題としてマスコミが取り上げない日がないほど関心度の高さがあります。

 本市におきましても、平成9年、国連環境計画から宇部方式に基づく公害対策等が高く評価され、グローバル500賞を受賞されました。また、平成14年度にはガス化溶融方式の焼却炉もでき、ダイオキシン等の不安も少しは解消されることと思いますが、いま一度、産、官、学、民が一体となり、エコタウンづくりに取り組むべきではないでしょうか。ことし7月、経済産業省の諮問機関である総合資源エネルギー調査会は、バイオマスを新エネルギーとして追加し、導入促進を図ることを決めたとの記事がありました。今こそ、年次的に計画を立てる時期だと思いますが、市長さんの御見解をお聞かせ下さい。

 続きまして、第2点目といたしまして、家庭ごみの出し方一覧表の改訂についてです。

 先日、新南陽市から友人が尋ねてきました。宇部でひとり暮らしをしている82歳の母親のことで相談したいとのことでした。年のせいもあるとは思いますが、どうしてもごみの分別と収集日がわからず、困っているとのことでした。ごみの出し方の一覧表も冷蔵庫の前にきちんと張ってあるそうですが、よく飲み込めてないようで、新南陽市の友人も、宇部市の一覧表、これはわかりづらいとこぼしていました。新南陽市のごみ分別カレンダーも見せてくれましたが、確かに見やすくわかりやすいものでした。

 高齢化が進む中、宇部市においても、ひとり暮らしのお年寄りの方が、平成12年8月現在で4,379人の方がおられます。高齢者の方々にとって、ごみの分別やごみ出しは、大変苦労されておられます。環境に優しいまちづくりといっても、市民の協力がないと成り立ちません。市民にもっとわかりやすくきめ細やかな対応をしなければならないのではないでしょうか。また、市民サービスの向上の上から、だれが見ても一目でわかる、ごみ分別カレンダーの制作をされてはどうでしょうか。

 第3点目の環境家計簿の活用についてです。

 環境問題の最大の近道は、当り前のことですが、1人1人が環境を守ることだということです。また、市民の中に、環境というこの二文字が定着していくことだと思います。今や、環境問題は、地球全体のこととして取り組んでいかなければならない問題です。豊かな未来を子供たちに残すために、地球市民として考えていきたいものです。その意味から、環境家計簿の活用は、二酸化炭素の排出量を削減する一人でできる環境対策です。環境家計簿はつけていくべきだと思っていても、手間がかかり過ぎて持続できないのが現状です。我が会派が以前から提案しているこの環境家計簿の作成ですが、本市は、市のホームページに掲載されておりますが、もっと簡単で使いたくなるような環境家計簿をつくり、市民の協力を得ながら、全国に誇れるエコタウン宇部を目指していってはどうでしょうか。

 次に、第4点目といたしまして、健康づくりのための温水プールの建設についてです。

 前回質問いたしましたが、再度取り上げてお聞きいたします。焼却炉の熱量を利用しての温水プールができれば、画期的な取り組みとなります。21世紀は、環境と健康の問題が重要になってくると、著名な方の言葉でした。生きていく上で健康であり続けたいと願うのは当り前のことです。最近のテレビ番組にしてもしかり、これこれが体にいいと放映されると、次の日はその商品が飛ぶように売れています。雑誌にしても、健康グッズを載せたり健康料理を掲載したりとか、数限りありません。このように、健康に関する意識の高さがあります。しかし、前回の質問では、土地がないということでしたが、本市はもっと積極的に県等に働きかけ、他市に先駆けて取り組まれていってはどうでしょうか。

 次に、質問の第2といたしまして、高齢者の介護、福祉についてです。

 介護保険はだれのためかというと、介護を支える家族に重視が置かれ、本人の真の自立や自己決定権というものが尊重されていないように思えます。介護度ランクによって支給額が決まることや、施設利用の資格が生れることから、本人も家族もランクの重度を望む傾向が見られます。人が判定するものであり、その結果が格差があるのも事実です。介護度のランクが何なのかという視点ではなく、在宅で生活するにはどのようなプランが必要かという視点にならなければならないと思います。

 また、24時間看護、介護食事付きで、5万から6万の施設型と、在宅限度額の1割負担サービス料3万5,000円と食事、光熱費等々のお金がかかる在宅型を比べると、施設がよいのは当り前です。しかし、いざというときに待機者が多く、入りたくても入れない施設入所、ショートステイ、デイサービスも大きな施設では待たなければならない状態です。いざというときに介護保険の機能を果たさない状況です。

 そこでお聞きいたします。第1点目の介護保険の利用状況はどのようになっているのでしょうか。いよいよ来月10月から、介護保険が10割負担となります。市民の皆様の周知徹底はどのようにされているのでしょうか、お伺いいたします。

 第2点目といたしまして、配食サービス拡大についてお尋ねいたします。

 本市におきましては、配食サービスは、ひとり暮らしの高齢者と高齢者家族等が対象となっておりますが、少し窓口を広げていかれてはどうでしょうか。配食サービスは、食事の提供と安否の確認が主な目的ですが、若い方と同居の高齢者の方は、共稼ぎ家族の場合、昼間独居となります。年齢も80歳を過ぎますと、年齢差もあるかと思いますが、足腰も弱くなり、外出がおっくうとなります。また、転倒することにより寝たきりになることも少なくありません。配食をお願いしても、対象外ですのでもちろん受けられません。コンビニのお弁当もお弁当屋さんもありますが、どうしてもカロリーや塩分が気になります。高齢者になると脂っこい食べ物は口に合いませんし、何よりも、日中1人なので安否が気遣われます。その上、同居ということで緊急通報装置もありません。この点を踏まえて、昼間独居の高齢者の方にも検討の余地があると思いますが、どうでしょうか。

 第3点目のシルバーふれあいセンターの運営管理についてです。

 「高齢者の福祉の増進と生活の向上を図るため、施設を設置する」と、宇部市シルバーふれあいセンター条例にうたわれておりますが、現状では、この条例が守られていないようです。条例の中に、生活の向上を図るとありますが、館内での利用状況は、一部の方でしょうが、目に余るものがあるようです。だれもが気軽に利用できるのが一番ですが、まじめに大事に使用されている方々にとっては、迷惑この上ないと思います。館内をお借りしての配食サービスのお手伝いをされている高校生にとっても、大人のマナーの悪さは、悪い影響を与えます。いま一度、利用実態の調査把握を図ることが必要だと考えます。その取り組みについてお伺いいたします。

 質問の第3といたしまして、市民サービスについてです。

 第1点目といたしまして、コンビニを活用した公共料金の支払いについてお伺いいたします。住民が行政サービスをより便利に利用できるようにする観点から、地方自治体の間で、コンビニエンスストアを活用する動きが広がっています。市役所があいている時間に役所にわざわざ足を運ばなくても、身近なコンビニに行けば、公共施設の利用予約や住民票の受け取りができるなど、コンビニを年中無休、24時間営業の自治体の窓口として利用する動きが出てきています。島根県出雲市は、ことし6月から市民がコンビニで水道料金を支払えるようになり、水道料金の納入通知書を持参すれば、全国どこのコンビニでも支払いが可能となっています。市民ニーズの高まりもありますので、ぜひとも取り組んでいかれるべきではないでしょうか。

 以上、壇上からの質問を終わります。



○議長(野田隆志君) 藤田市長。

    〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) 村上議員の御質問にお答えをいたします。

 御質問の第1、エコタウンづくりについて、第1点のバイオマスエネルギーの活用でありますが、バイオマスエネルギーは、森林の樹木や落ち葉、家畜のふんなど、生物体を構成する有機物をエネルギー資源として利用するもので、有望なエネルギーとして評価されているものであります。

 お尋ねの生ごみを利用するバイオマスエネルギーの活用につきましては、生ごみを発酵させ、バイオガスを発生させて、これを発電や熱源等のエネルギー源として活用するものであり、水分が多く、低カロリーである生ごみの有効な処理方法の一つとして注目され、研究や開発が進んでいるものであります。

 しかしながら、生ごみの利用につきましては、現段階での導入には、分別制度や収集量の確保等の検討課題も多くありますので、今後の技術開発の進展を見ながら、研究してまいりたいと考えております。

 次に、第2点の家庭ごみの出し方一覧表の改訂でありますが、ごみ分別につきましては、昨年度より新たな分別を開始し、市民の皆様の御協力のもと、ごみ処理業務も円滑に進んでいるところであります。分別の啓発につきましては、家庭ごみの出し方やごみ分別冊子を各家庭に配布しております。また、収集日程につきましては、市広報に掲載するとともに、家庭ごみの収集日程を校区、地域ごとに各家庭へ配布し、お知らせしているところであります。

 御提言いただきましたごみ分別カレンダーの制作につきましては、地域により収集日が異なるため、現時点で、14種類の分別カレンダーの制作が必要となりますし、市民の皆様にわかりやすいものでなければならないので、今後、他都市の資料等も参考にしながら、研究してまいりたいと考えております。

 第3点の環境家計簿の活用でありますが、我が国の二酸化炭素の排出量は、電気やガソリン等家庭で使用するものが3分の1以上を占めると言われております。そこで、一人一人がライフスタイルを見直し、省エネルギー、省資源を進める取り組みの1つとして、環境家計簿の活用が挙げられております。

 本市は、わかりやすく、継続して活用していただくため、昨年度、簡易な環境家計簿を作成し、市のホームページに掲載し、活用をお願いしてきたところであります。今後も、環境ホームページや広報、環境出前講座等を通して、多くの市民の方が、環境家計簿を活用していただくよう、呼びかけるとともに、市民の皆様の意見も取り入れてまいりたいと考えております。

 次に、第4点の健康づくりのための温水プールの建設でありますが、ごみ処理施設に併設して温水プールを建設することは、余熱利用の有効な手段の一つと考えられております。現在、建設中のごみ処理施設では、現状で最適な余熱利用として、廃熱ボイラーを設置し、蒸気を発生させて、蒸気タービン発電機によるごみ発電を行うこととしており、発電された電力は、ごみ処理施設での自己消費や、隣接する市の施設であるリサイクルプラザ、し尿処理施設、清掃事務所、下水道東部浄化センターへ供給することにしております。さらに、発電以外の蒸気につきましても、リサイクルプラザへの防爆用として、また、清掃事務所への給湯や暖房にも利用するなど、最大限の活用を図ることにしておりますので、現状では温水プールの設置につきましては困難と考えております。

 次に、御質問の第2、高齢者の介護、福祉について、第1点の介護保険の利用状況でありますが、介護保険の要介護認定者数は、8月末現在で4,592人、介護サービスの利用状況は、本年5月分で、在宅介護が1,940人、介護施設が1,428人となっております。主な在宅介護サービスといたしましては、訪問介護が769人、7,965回、通所介護及び通所リハビリテーションが1,083人、8,257日、短期入所が194人、1,502日となっております。

 サービスの提供体制といたしましては、施設入所待機者が問題となっておりますが、宇部市では、平成16年度までに、介護老人福祉施設110床、介護老人保健施設100床の施設整備を予定しております。また、痴呆の方が共同生活を送るグループホーム、自立した高齢者の入所施設として、ケアハウスや高齢者生活福祉センターの整備計画も相次いでおり、介護保険施設からの受け皿として期待されます。在宅サービスにつきましては、計画上の基盤整備は完了しておりますが、デイサービスセンターが増加しており、今後の整備予定もありますので、さらにサービスの向上が図られるものと考えております。

 なお、10月からの保険料の満額徴収につきましては、被保険者には6月に保険料を通知する際に、既に、お知らせしておりますが、10月1日号の広報でも掲載することにしております。

 次に、第2点の配食サービス拡大でありますが、配食サービスは、虚弱な単身の高齢者等が、在宅での生活を維持していく上で必要な食事を提供するサービスとして、平成6年度から実施しております。利用対象者は、調理が困難なひとり暮らし高齢者等で、定期的な食事の提供と、その方の安否の確認が、サービスの内容となっております。

 御提言のありました若年の同居者が日中不在となる、いわゆる日中独居の高齢者にも対象を拡大することにつきましては、緊急度の高いひとり暮らしの高齢者等に対するサービスを優先して提供していくことが必要であり、現時点での条件緩和は、困難であると考えております。

 次に、第3点のシルバーふれあいセンターの運営管理でありますが、当センターにおいては、高齢者の方々の学習機会の提供や健康相談などを行い、高齢者の生きがいづくりと社会参加の促進に向けた、さまざまな取り組みを支援しているところであります。

 当センターは、だれもが気軽に利用できる施設として設置しておりますので、迷惑行為の禁止を徹底し、利用者が楽しく過ごせるよう適切な管理運営に努めてまいりたいと考えております。

 次に、御質問の第3、市民サービスについて、コンビニを活用した公共料金の支払いという御提言でありますが、本市における公共料金の徴収方法につきましては、水道料金については、口座振替によるものが81.6%で、納付制によるものが18.4%、ガス料金については、口座振替が82.5%で、納付制によるものが17.5%となっており、口座振替の普及が進んでいるところであります。今日まで、口座振替の推進と納付制の支払い機会の拡大に積極的に取り組み、市民の利便性の向上に努めてきたところであります。

 コンビニエンスストアの料金収納の取り扱いについては、市民ニーズの高まりもあり、利便性の向上を図る必要性も十分理解しておりますが、オンラインシステムの開発や委託経費等が増大することから、本市において直ちに採用することは困難であると思われます。しかし、大都市においては採用されていることもあり、今後とも総合的に調査研究してまいりたいと考えております。

 以上で、壇上の答弁を終わります。



◆3番(村上恵子君) それでは、最初にエコタウンづくりのバイオマスエネルギーの活用についてですが、来年は焼却炉もできるのに、また、財政もないのに何をつくれと言うのかっていう思いでしょうが、この焼却炉で一番やっかいなのが生ごみなわけです。この生ごみを主役に、ダイオキシンの少ない、そういうバイオマスの焼却炉というか発酵槽をつくっていかれてはということで、これは、市長さん、すぐつくりなさいということじゃなくて、年次的に考えていかれる、これからはすべきではないかと思います。焼却炉の方で保全センターの方で働かれる方にとっても、健康上ダイオキシンが少ないというのですから、そういう方たちの安全も確保できますので、これは要望としておきますので、よろしくお願いいたします。それに1つつけ加えておきますけれども、6トンの生ごみでございますが、家庭では30世帯分の電力が賄えるということでございますので、それもつけ加えておきます。

 それと、今度は、ごみの出し方の一覧表の改正をお願いしたいということで申しましたら、ちょっと、14種類の分別カレンダーとなるために、無理だということをおっしゃいましたが、役所の方はプロと知恵者が大変多うございますので、ちょっと一ひねりをして、ごみ出し、あの時点では、あれでもよかったわけですけど、月日がたちますと高齢者の方は大変見づらいし、わかりづらいということですし、広報にも掲載する、または、家庭ごみの収集日程って紙がまいりますけれども、これもなかなかお年寄りの方がなくしてしまえば、それまでになるし、ちょっと、この辺を考えていかれてはどうかなと思います。ごみの分別の冊子のようなのがございますが、これは私も見ても、ちょっと、なかなか勉強する教科書のように思いまして、大変わかりづらいというか、そういうのがございますので、せっかくみんな、一生懸命分別に取り組むぞという気持になっておりますので、この辺を考えていかれてはどうかと思います。その点はどうでしょうか。



◎市民環境部長(福山清二君) お答えします。

 分別の新南陽市の例で、非常にわかりやすいというのは見せていただきましたし、そうと思います。しかしながら、市長が答弁いたしましたように、1枚約55円で、毎年400万円近くかかるということがございまして、もっといろんな形で工夫しながら、今、議員さんが言われたように、もっとわかりやすいものにしたいというふう思ってます。

 以上でございます。



◆3番(村上恵子君) わかりました。よろしくお願いいたします。

 次の環境家計簿の活用について、ちょっとお伺いいたしますが、地球温暖化というのは、本当に、深刻な問題になってきております。本当に、この10年間が大きな変換期になるんではないかと思いますので、本市は、我が会派が申し上げましたので、つくられておりますが、本当に申しわけないんですが、簡単は簡単なんですけれども、とりあえず、言われるからつくったというような受け取りを感じました、済みませんが。ですから、これをもうちょっとつけたくなるような、そういうものに考えて、本当に、市民も一生懸命環境家計簿に取り組みやすくなるように、その辺を考えていかれてはどうでしょうか。その点よろしくお願いします。



◎市民環境部長(福山清二君) お答えします。

 環境家計簿につきましては、国から示された家計簿は非常に難しくて、不評だということもありまして、宇部市で独自で考えまして、今、インターネットに載せて使用量、電気・水道・ガスを中心にCO2の換算ができるようにという形でしてますが、殺風景だとか、あるいはこれだけではというお声がありますので、これももっとわかりやすい形に。環境家計簿というのは、1年通じて毎日つけるということが原則でございますが、やはり環境教育といいますか、家庭で家族が一緒になって考えるという意味では、非常に効果があるものだと思ってますので、もっと身近に使えるものに工夫してみたいと思います。

 以上でございます。



◆3番(村上恵子君) ありがとうございます。よろしくお願いします。

 もう1つ、他市の状況は環境家計簿についてどうなんでしょうか。



◎市民環境部長(福山清二君) 県内は調べております。下関市を初めとして4市が取り組んでおられますけれども、一部のモニターだとか、一部の団体の方だとか、あるいは何かに刷って配布はしていますけれども、その後の結果は集約してないということを聞いてますし、あと、宇部市以外、だから、5市以外のところについては、取り組みをしていないという状況を聞いております。

 以上でございます。



◆3番(村上恵子君) わかりました。それでは、宇部市が先駆けてやっていかれてはどうかと思いますので、よろしくお願いします。

 それと、なかなかつけにくいという、毎日のことで、つけにくいということがありますので、1年間つけた場合には、御褒美っていうんじゃないんですけれども、そういうふうに何かしてあげるっていうか、そういう方向性を考えていらっしゃいますでしょうか。よろしくお願いいたします。



◎市民環境部長(福山清二君) お答えします。

 議員さんが言われたような発想もおもしろいかと思いますが、やはり環境問題については、これからますますいろんなことがありますので、御褒美をって言いますか、そういう形は今のところ考えておりません。

 以上でございます。



◆3番(村上恵子君) でも、御褒美がなければ、例えば新聞に載せてあげるとか、広報に載せてあげるとか、何らかの形をとると、みんなも励みになるのではないかと思います。

 あと最後に、環境出前講座を通して多くの市民に呼びかけていきたいということを答えていただきましたので、これをぜひともやっていただきたいと思います。環境家計簿をつければ、このようにCO2の削減になりますよということで、あなたにもできますよというのを訴えていかれたらいいと思いますので、ぜひとも、この点はよろしくお願いいたします。

 それでは、次の温水プールの件でございますが、これはもう困難ということでございますので、また、今度バイオマスと一緒になってつくっていただきたいと思います。費用は、県や国から、何らかの方向で引っ張ってこれそうなものはないか研究されて、これをやられてはどうかと思います。今、私たちの年代でしたら、やはり、肥満が気になっておりますので、このプールというのが大変魅力がございます。生命保険の川柳にも、「露天風呂のぞいてみればトドの群れ」というように、結構肥満の方にとっては、このプールが大変喜ばれますので、高齢者の方もプールの中で歩くというので、大変いいので、健康のためにいいので、今後ともよろしくお願いいたします。

 次は、介護保険の件ですが、これは要望にしておきます。10割負担、満額負担ということになりますと、お金は出したが、利用がなかなかうまくいかないということで、私の方にも大変苦情が、自分の母親が痴呆が出てきたんだって、そして、どこも受け入れてもらえないということで、大変困って、あちらこちらの施設に一緒に歩いたんですけれども、結局入所はできませんでしたんで、そういうことから、介護保険が始まるときに出前講座をやられましたので、その辺で、今こういう利用サービス状況ですよということを、市民の皆さんに、多分これもされていらっしゃるかと思いますが、介護保険が始まるときのように、あのような出前講座をよろしくお願いしたいと思います。これも要望としておきます。

 次の配食サービスの拡大についてです。この配食サービスは、ちょっとお聞きいたしますが、他市の状況をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えいたします。

 県内各市の配食サービスの実施状況についてでございますが、平成12年度の県内各市の配食サービスの事業額と配食数の状況を申し上げますと、まず、配食サービスの事業額が多い市につきましては、宇部市が最も多く約1億1,200万円、下関市が約7,200万円、徳山市が約4,300万円、山口市が約3,800万円の順となっています。

 次に、配食サービスの配食数が多い市につきましては、宇部市が最も多く約17万2,000食、下関市が約11万7,000食、徳山市が約6万6,000食、山口市が約5万9,000食の順となっているところであります。



◆3番(村上恵子君) では、今、ここに緊急度の高いひとり暮らしの高齢者に対するサービスを優先していくということでございますので、あとひとり暮らしの方が何人で何食受けておられるかも、ひとつお願いいたします。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 現在、配食サービスを実施している世帯につきましては、ひとり暮らしの高齢者と、それから、高齢者のみの世帯の御夫婦の場合はお二人ということでございますが、こういう方々に対しまして、配食サービスを実施しております。先ほど申し上げましたのは、これらの方々に対します宇部市の12年度の配食数でございまして、ひとり暮らしの方に対する配食数の資料は、現在持ち合わせておりません。



◆3番(村上恵子君) それがなぜ知りたいかというと、先に、緊急度の高いひとり暮らしの人からやっていくというお答えをいただいておりますので、できれば、あと何人ぐらいいらっしゃるのかなという点が聞きたかったわけです。また、よろしくお願いいたします。

 それと、これには国、県からの助成金等もございますが、この助成金の使い道は、絶対に高齢者世帯だけですよと決められているんでしょうか。それとも、高齢者一般、同居の高齢者にもその助成金は使われていいのでしょうか、どうなんでしょうか、そのあたりもよろしくお願いします。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 ひとり暮らしの高齢者の方が対象になっておりますとともに、先ほども申し上げましたが、お二人とも高齢者という御夫婦の方、それから、御夫婦でなくても知り合いと同居しておられる方で、食事の調理が困難な方に対しまして、行っているものでございます。



◆3番(村上恵子君) どう言うたらいいんですか、同居をされているお年寄りにも、そのお金っていうのは少しは使ってもいいわけなんですかね。必ずしも一人とか、高齢者世帯だというふうに、もう国が限って助成金を出しているんでしょうか、どうなんでしょうか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) 対象となりますものは、高齢者あるいは高齢者のみの世帯で、調理ができない世帯というふうになっておりまして、例えば、御夫婦で住んでおられて、片方の方が調理ができれば、対象にならないということでございます。したがいまして、その世帯全員が調理ができない方だけという世帯に対してのみ助成ができるということでございます。



◆3番(村上恵子君) わかりました。日中、そういう独居になられる方も、補助金を全部いただいてということは無理かもしれませんが、何とか、そういう配食の窓口を広げていっていただきたい、これを切にお願いいたします。

 お弁当をつくる側も大変だということでございましたので、民間のお弁当屋さんにもこれを委託できないものでしょうか。どうなんでしょうか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 民間事業者による在宅サービスにつきましては、厚生労働省のガイドラインが定められておりまして、このガイドラインには、高齢者の特性に応じ栄養のバランスのとれたものを提供して、高齢者の生活を支援するという規定が盛り込まれております。このガイドラインに適合する民間事業者につきましては、配食サービスを行うことができることになっております。御提言がありました委託の拡大につきましては、今後、研究してまいりたいと考えております。



◆3番(村上恵子君) どうか日中独居になる方に対して、緊急通報もございませんので、よろしくお願いいたします。

 それでは、次のシルバーふれあいセンターの運営管理についてお伺いいたします。

 これは、だれも気軽に利用できる施設として建てられたということでございますが、飲酒をして入館をされて、大騒ぎをするわけでございませんが、やはり、目に余るような態度をされているということを聞いておりますので、今までは、この辺はどのようにされていたんでしょうか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えをいたします。

 シルバーふれあいセンターにつきましては、だれもが気軽に利用できる施設として設置しております。現在、玄関入り口には、げた履きによる入館と飲酒しての入館の禁止を掲示し、また、教養娯楽室には飲酒の禁止の掲示をしているところでございます。また、迷惑行為が生じた場合には、高齢福祉課職員が迷惑行為をした入館者に対しまして注意をいたしますとともに、迷惑行為を繰り返したり、迷惑行為が甚だしい入館者に対しましては、センターからの退去を求め、必要に応じては入館者に対しまして、警察署の協力を得て強制退去を行うこととしているところでございます。



◆3番(村上恵子君) この相談者の方が、ボートと競輪のあるときは、異常に喫茶店が膨れ上がって、テレビの前を陣取って、大変風紀がちょっとおかしいんだということ、悪いんだということを言われましたので、ぜひともこの入り口のレイアウトが見えぬのではないかと思いますので、もうちょっと看板もつくりかえて、字を大きくして一目でわかるようにしていただきたいと、このように思います。

 それと、市の職員がっていうことは、一日中、ついておくわけにはまいりませんので、相談者の方は、暑いときと大変寒いときに、大変たくさんの方がテレビの前とかに陣取っていらっしゃるようですので、その辺で、寒い時期と暑い時期に、これはできるかどうかわかりませんが、警備員さん等をつけられていってはどうかと思いますが、この辺はどうお考えになられますか。



◎健康福祉部長〔福祉事務所長〕(内平俊雄君) お答えいたします。

 今後、利用者が楽しく過ごせるように配慮しながら、御提言のありました迷惑行為を禁止する注意書きの掲示の見直し、あるいは警備員の配置などの検討を行いまして、効果的な対策をとり、迷惑行為が生じないよう努めてまいりたいと考えております。



◆3番(村上恵子君) それでは、よろしくお願いいたします。

 最後のコンビニを活用した公共料金の支払いは、要望といたしまして、これからは夜型の生活と、だんだん変わってきておりますので、お金もかかるかもしれませんが、どうかコンビニの活用で、公共料金だとか、そして、そういうふうないろいろな公共施設の申し込み等ができるようなサービスを、宇部市が取り組んでいかれますようお願いいたしまして、以上で質問を終わります。



○議長(野田隆志君) 以上で、村上恵子さんの質問は終わりました。

 次に、順位第15番新城寛徳君の登壇、発言を許します。新城寛徳君。

    〔13番 新城 寛徳 君 登壇〕



◆13番(新城寛徳君) 私が最後の質問者です。もうしばらく御協力よろしくお願いいたします。

 昨日、アメリカで同時多発のテロ事件が起き、時間が経過するにつけ、その被害者が増大しております。被害に遭われた方々に哀悼の意を捧げたいと思います。世界戦争の勃発につながるのではないかとの危機感を訴えるマスコミもあるようでございます。絶対に戦争を起こしてはならないと思うのは、私一人ではないと思います。国や思想、信条というセクト主義を排し、人間主義を最優先にした地球市民という基調が、本流となるような取り組みを強く望むものです。

 それでは、通告に従い一般質問を行います。

 質問の第1は、行政改革についてであります。今日の地方を取り巻く環境は、少子高齢化の到来、規制緩和の進行、長期に及ぶ経済不況など、急激な社会経済情勢の変化により、新たな転換期を迎えています。このような状況下、市民のライフスタイル、価値観も多様化しており、市には納税者である市民全体の利益を踏まえた的確な行政判断が求められいます。また、地方分権一括法が施行され、まさに、地方が主役という新しい時代を迎えようとしており、その中で、市民生活の質を重視したまちづくりを視点に、より一層のサービス精神と、経営感覚に立った行政運営を進めていかなければなりません。そのためには、簡素で効率的な行財政体制の整備を初め、予算面においても、歳入の確保と、これまで以上の思い切った事務事業の見直しや人件費の削減など、抑制を図る大胆な行政改革が必要です。また、行財政改革に対し、行政サービスの受け手である市民の協力と理解を得るため、これまで以上に、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図り、開かれた行政に努めなければならないと思います。

 以上の観点から、1点目として、このたび策定された第2次行財政構造改革推進計画の取り組みについてです。行財政構造改革の視点の中に、3カ年で、第1次計画の倍以上に当たる5億円の改革効果をもたらすことを目標としてとのくだりがありますが、具体的な計算根拠をまずお示しいただきたい。また、以前から、計画推進に当たっては、実施計画を策定すべきであることを指摘しておりましたが、このたびの計画で、初めて実施計画が策定されることに一定の評価はいたすものの、3カ年で5億円と明記している割には、具体的な数値がほとんど示されていないのが残念でなりません。前回策定の、2倍以上の成果を上げる計画ならば、もっとシビアな実施計画とすべきではなかったのか、その点もあわせてお伺いいたします。

 2点目は、ガス局の民営化についてであります。去る6月26日に閣議決定された経済財政運営の基本方針の中で、我が国の商品、サービス等の価格に関して、国際的な交流が盛んになるにつれ、我が国の価格が、概して割高であることが大きく浮き彫りにされている。このような高コスト構造を解消するためには、経済活動が極力民間にゆだねられ、自由な活動と創意工夫によって、効率化が進められることが不可欠であるとされております。それは、都市ガス小売価格についても例外ではありません。この高コスト構造を解消することは、最終的には消費者や生活者、すなわち、一般市民の利益を増大させ、かつ、地域経済におけるオープンな、公平な市場を実現させることではないでしょうか。また、官と民が競合する分野の公共サービスの提供については、市場メカニズムをできるだけ活用していくために、民間でできるものはできるだけ民間にゆだねるという原則のもとに、官と民の役割分担を明確化し、主としては、民間にできるものは民間にゆだね、自治体は自治体にしかできない、より効率的で質の高い行政サービスの提供に専念することが重要であります。

 特にガス事業は、民間と公営企業が競合しており、公営事業として72年の歴史を持つものでありますが、ガス事業を取り巻く環境が大きく変わっていく今日、民間にできるものは民間に任せ、自治体は、自治体にしかできない仕事に専念することが必要であると思います。全国的に見ても、公営ガス事業は民間の事業譲渡の流れにあり、既に、全国の都市ガス事業のうち公営ガス事業の占める割合は、供給量においても3%強、供給戸数においても5%弱にすぎません。

 また、他の自治体において、公営ガス事業から民間へ移行した事例を見ても、安定したサービスが提供されており、また、安心、安全性での問題も起きてないことなどから、必ずしも市が関与しなければならない理由はないのではないか。加えて、ガス事業については、これまで以上に、競争と自由化が到来することが予測され、あわせて多額の費用を要する熱変更事業を実施した場合、従来どおりに安定した経営と顧客サービスを維持するためには、相当な経営努力が必要であります。よって、大幅な規制緩和の影響は不透明ながらも、経営が比較的安定している時期での譲渡を検討すべきではないか、と提起するものであります。市長の御所見をお伺いいたします。

 3点目は、仮称宇部市行財政改革推進会議の設置についてであります。

 実施計画とあわせ重要なのは、進捗状況を検証する推進体制の設置と、その機能が十二分に発揮できるか否かにかかっていると言っても過言ではありません。内部だけの体制ではなく、民間人の導入による推進体制が必要です。佐賀市では、民間人による推進会議を設置し、公営企業も含めて、短期間で精力的に検討を行い、結論を出すという手法をとっております。本市において民間人を登用、導入した推進会議の設置を提案いたすものですが、市長の御見解をお伺いいたします。

 質問の第2は、教育行政についてであります。1点目は、小中学校及び幼稚園、保育園の安全管理対策についてです。6月8日、大阪府池田市の池田小学校で、小学校に乱入した男に1、2年生の児童8人が刺殺され、また、教師2人を含む15名が死傷するという想像だにしない、痛ましい事件が起きたことは、まだ記憶に新しいことと思います。子供にとって学校は、家庭の次に心身ともに豊かな人間に成長しゆくオアシスであり、安全地帯であるべきところだと私は思います。その安全地帯であるべき学校において、子供たちが無残にも死傷されたことに対し、子を持つ一人の親として、怒りがこみ上げてまいります。被害に遭った児童、教師の家族はもちろんのこと、現場に居合わせた子供たちの心に刻まれた深い悲しみは、決して消え去ることはありません。

 事の重大性をかんがみ、6月15日、公明党宇部市議会議員団として、藤田市長並びに前田教育長に対して、小中学校及び幼稚園、保育園の安全管理対策と、地域に学校と安全対策協議会の設置についての児童生徒殺傷事件再発防止に関する緊急申し入れをさせていただきました。現在までの具体的な取り組みと、今後の防犯対策についての取り組みについてお伺いいたします。

 2点目は、普通科新通学区域にかかわる対応についてです。全日制県立高校には通学区域が定められており、生徒の保護者の居住地によって、志願できる高校がそれぞれ決まっていました。来年4月より通学区域が新しくなり、普通科では従来の26通学区域から7通学区域に変わります。県のガイドブックには、志願できる普通科がふえ、生徒の皆さんが自分の個性や適正、将来の進路希望などに応じて、行きたい高校を幅広く選ぶことができるようになりましたとあります。確かに、選択肢が拡大されることは望ましいことではありますが、必ずしも歓迎でき得ない生徒がいることも事実であります。県の関係者は生徒の不安を解消するために、体験入学や学校説明会などを開催し、十分な対応に努めていると私に語っておりましたが、過去の制度変更による当事者の不安や戸惑いは否めませんし、払拭されているとは思えません。学校現場において、個別の進路指導がなされていることは十分承知しておりますが、無限の可能性を秘めた生徒たちが、制度変更による犠牲者に決してならないように、適切かつ十分な進路指導が従来にも増して必要と考えます。一昨日より、同趣旨の質問がなされておりますが、その取り組みについて改めてお伺いをいたします。

 3点目は、教育ボランティア制度の創設と活用についてであります。

 西欧と日本における芸術文化に対する取り組みの歴史を比較した場合、その違いを最も端的にあらわしている例は、騎士道と武士道の違いではないでしょうか。それは、騎士道の世界にはない武士道に求められた文武二道という言葉に象徴されているように思えてなりません。武道のみならず芸術文化にも造詣の深さを求められたこの思想が、日本の芸術文化のレベルがいかに高いものであったかをうかがい知ることができます。ところが、戦後経済大国を目指し、ひた走ったために、文化立国という取り組みは余りにもおくれているのが実情であり、そのツケは、現在の教育の行き詰まりにも及んでいると指摘されております。日本特有の家元制度が閉鎖的に感じられ、伝統芸能が広く伝えられないことも起因していることも否めませんが、文化立国への取り組みとして、日本の伝統芸術をこれから担う青少年に伝えていくべきであります。

 その考えから、本年5月、我が公明党は文化立国への提言を行いました。くしくも、平成10年度から、中学校の音楽の授業に和楽器による授業が導入されることになりました。しかしながら、その指導者が問題となります。教師への指導育成はもちろんですが、地域には和楽器に携わっておられる方がたくさんいらっしゃいますし、心ある人は伝統芸術を青少年に触れさせたい、体験させたいと希望されていることもまた事実であります。

 そこで、お尋ねいたしますが、市内に居住される方々に、和楽器の指導者として御協力していただけるよう、また芸術文化だけではなく、さまざまなスポーツの分野においても協力していただけるために、教育ボランティア制度の創設と、その方々の活用を提案いたすものですが、市長の御見解をお伺いいたします。

 以上で、壇上での質問を終わります。



○議長(野田隆志君) 藤田市長。

    〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) 新城議員の御質問にお答えをいたします。

 御質問の第1、行財政改革について、第1点のこのたびの第2次行財政構造改革推進計画の取り組みでありますが、第2次行財政構造改革推進計画は、なお一層の行財政構造改革への取り組みが不可欠との考えから、第1次計画を引き継ぎながら、時期を逸しない迅速な対応、市民と行政の協働体制、市民の視点に立ったサービスの向上など、新たな視点を組み入れ、行財政の簡素効率化と、一層の経費の節減合理化に取り組むために策定したものであります。

 この計画では、3年間で、第1次計画の経費節減効果額の倍以上に当たる5億円の改革効果を目標として掲げておりますが、この構造改革により生じた財源を、将来を見据えた新たな事業やサービスに振り向けるという考え方を基本として、全庁を挙げて取り組むための目標として5億円を設定したものであります。

 計画の実施に当たりましては、サービス水準を下げることなく、事業の効率化を図るとともに、効果の低減した政策を見直すことにより、行財政運営の効率化、経費節減や健全化を進めてまいりたいと考えております。

 実施計画の策定に当たりましては、できるだけ目標の数値化に努めましたが、具体的な数値を設定できないものにつきましては、全体の目標を定めることとし、計画を具体的に進めていく中で、目標値を設定するとともに、毎年度の進捗状況を市民の皆様にわかりやすい形で公表し、理解と協力を得ながら取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、第2点のガス局の民営化でありますが、ガス事業の民営化につきましては、規制緩和や自由化の観点から検討されているところもあると聞いておりますが、本市では、市民サービスの提供や都市基盤整備を通じて、地域社会の発展に寄与してきたところであります。

 現在、国のエネルギー政策として、都市ガス事業は天然ガス化への転換が求められており、本市といたしましても、既に中国地域の都市ガス13事業者とともに共同化事業に取り組んでおり、平成18年度を目途に準備を進めているところであります。また、市の財産として長い歴史を持ち、市民生活に密着した企業として現在まで運営しており、ガス料金も中国管内の中では低い料金を設定しております。

 したがいまして、公営企業として、今後とも、市民サービスの増進を基本原則に、健全な事業運営に努めてまいりたいと考えております。

 次に、第3点の仮称宇部市行財政改革推進会議の設置でありますが、第2次行財政構造改革推進計画では、職員みずからの問題として認識し、みずからの責任においてみずから律するという第1次計画からの取り組み手法を継承し、これまで同様、宇部市行財政構造改革推進協議会を中心に取り組んでいくことにしております。

 また、計画推進に当たりましては、市民と行政の役割分担を明確にし、民間活力の導入等市民参加による市民と行政との共同体制についても視野に入れながら取り組むとともに、市民の皆様から寄せられた意見等につきましては、毎年度、計画内容等の見直しを行う中で、反映させてまいりたいと考えております。なお、3公営企業につきましては、この計画から除いておりますが、それぞれ独自の取り組みにより経営の安定化を図っていくことにしております。

 次に、御質問の第2、教育行政について、第1点の小中学校及び幼稚園、保育園の安全管理対策でありますが、子供の安全確保及び安全管理は大切であると考えております。本市におきましては、安全管理の総点検に基づき、小中学校及び公立幼稚園に、来訪者に注意を喚起する看板を合計90カ所新設するとともに、危険を知らせるための非常警報設備を合計48カ所増設したところであります。

 また、従来より行っております避難訓練に加え、校舎、園舎内外の日常の巡回や来訪者への声かけの実施、あるいは非常時における警察等への連絡体制の強化も図っております。さらに、警察や地域コミュニティー等の関係機関・団体の協力を得ながら、学校や地域の実情に即した防犯体制の確立に取り組んでいるところであります。

 今後とも、小中学校及び幼稚園、保育園が、幼児、児童、生徒にとって心身ともに安心して生活できるように、関係機関・団体と連携しながら、安全確保に努めてまいりたいと考えております。

 次に、第2点の普通科新通学区域にかかる対応でありますが、生徒が自己の個性や特性に応じて幅広く県立高校普通科を選ぶことができるよう、平成14年4月の新入生から新しい通学区域に変わります。現在、各高校では、特色ある学校づくりや入学者選抜方法の改善などの改革が進められており、本市では、通学区域の変更に対応するため、改革の趣旨や選抜方法の改善についての研修会を行い、生徒に適切な指導ができるよう努めているところであります。中学校で実施される進路説明会におきましては、高校の教員を招いて、各高校が求める生徒像や学校の特色を、高校ごとに、生徒や保護者に説明しております。生徒、保護者との懇談会や、生徒への進路指導において、各高校の特色や、入学者選抜方法等の周知に努め、生徒一人一人の個性や特性に応じた指導が行われるよう、私学も含め、引き続き、進路指導の充実に努めてまいりたいと考えております。

 第3点の教育ボランティア制度の創設と活用でありますが、これからの学校教育では、生きる力を育成することを基本として、豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人としての自覚を育成するために、豊かな情操を養う指導や我が国の伝統的な芸術文化を味わい、尊重する態度の育成を充実することが求められております。そのためには、教員の資質の向上に努めるとともに、専門的な知識や技術を持った地域の方々に、教育ボランティアとして協力をお願いすることも検討してみたいと考えております。

 現在、各学校においては、宇部市生涯学習人材バンクの活用はもとより、今後とも、幅広い地域のボランティアの方々に協力をお願いしてまいりたいと考えております。

 以上で、壇上の答弁を終わります。



◆13番(新城寛徳君) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、行財政改革のところでございますが、計画を見てみますと、以前から我が党が言ってましたふれあいセンターの嘱託の問題とか、そういったものが、今回上がってるようですけれども、その中で、いわゆる人にかかわるそういったものがかなりあるように伺います。そうなりますと、定員、要するに職員の定員管理という、そういったものが非常に大事になってくるんじゃないかと思うわけです。資料をちょうだいいたしましたが、定員モデルというそういったものがあるということで、各地方公共団体は、国がこれを示しているんですけれども、このモデル試算値と実際の職員数とを比較して現状分析することなどによって、定員の適正化により効果的に取り組むことができるようになるというふうにあります。これからしますと、宇部市は3%ぐらい高いというふうに感じられます。実質の人数でいきますと、約40人程度というふうになるんじゃないかと思うんですが、この定員の策定について、佐賀市の例を挙げましたが、佐賀市は、3年計画で定員の管理を達成するというふうなことを、人数を上げてやっとりました。以前も、私、新南陽市議会の行革の実施計画をお示しをして、実施計画の策定を訴えましたが、まず、この定員の管理の策定について、今年度中にされるのか、また何年スパンで計画をされるのか、その点について確認したいと思います。



◎総務部長(矢富敏肆君) お答えいたします。

 お尋ねの定員適正化計画でありますけれども、今回、新たに策定いたしました第2次行財政構造改革推進計画の中の第3の項目に「定員及び給与」というところに、検討項目として「定員管理」と上げております。内容につきましては、御存じのとおりでございますけれども、地方分権の時代にふさわしい、簡素で効率的な執行体制の確立を図ろうということで、地方自治体みずからが自主的、主体的に定員管理の一層の適正化を推進することが必要であるということから、ここに掲げておりますように、定員の適正化計画を策定していきたいと考えております。

 なお、いつまでにやるのかということでありますけれども、13年度、14年度、15年度の計画期間のうち、この定員管理の策定につきましては、13年度中ということに、ここにも明記しとるところでございます。

 以上です。



◆13番(新城寛徳君) 非常に難しい──難しいと言っちゃいけないんですが、要するに消防行政とか広域になりますんで、そこら辺の増員とか出てくるんじゃないかと。また、介護保険関係も恐らくまた増員の必要性があるんではないかというように思われます。ですから、スリム化するところはスリム化し、補充すべきところは補充するというふうに、私どもは一貫して言っておりますが、やはり、市民サービスの低下を損なうことなくというのが市長さんのスタンスでありますんで、そこら辺をきちっとしたスタンスを持ちながら、この適正管理の策定並びに実施という、そういうプログラムをつくっていただいて取り組んでいただきたいと。

 また、合併問題が浮上しておりますが、要するに今後いろんな広域行政が進めば進むほど、事務事業の効率化といったものが問われてくるわけでありますんで、そこら辺も十分留意して取り組んでいただきたいということを要望しておきます。

 それと、この計画の中で、やはり財政というのが一番気になるわけで、このたび第1回の補正が組まれております。その補正の中身を見ますと、13年度末の市債残高の見込みが約782億でしたか、──違いましたかね、それぐらいだったと思うんですが、13年ですね、それで、12年度の見込みが749億ぐらいだったと思います。それで、決算審査特別委員会、12月ですけども、そろそろ12年度の市債残高の集約の時期を迎えているんではないかと思われますので、平成12年度末の市債残高の見込みと平成13年度市債残高の見込み、これについて確認をしたいと思います。



◎財務部長(横屋幸児君) 市債残高の見込みということでございますが、一般会計で申し上げたいと思います。

 平成12年度末の残高は、733億3,100万円の見込みでございます。また、13年度末残高につきましては、今後の補正等もあり流動的ではございますが、現時点では772億4,300万円と見込んでおります。なお、当初予算の段階では、12年度末市債残高を749億2,500万円、13年度末残高を767億4,800万円と見込んでおりましたが、現在の状況では、当初予算編成時と比較しまして、12年度末残高が15億9,400万円減少し、13年度末では4億9,500万円、約5億円増の見込みでございます。

 この12年度末残高が減少した理由としましては、事業繰り越しに伴って、その財源としていた市債の発行が13年度にずれ込んだものでございます。また、13年度末残高が約5億円の増加見込みにつきましては、このたび補正予算で計上しております、土地開発公社健全化債の増加によるものでございます。なお、市民負担増大の抑制対策としまして、単市返済の起債をふやさないように留意して財政運営に当たっているとこでございます。

 以上でございます。



◆13番(新城寛徳君) 12年度については当初予算の見込みよりも若干残高が少なくなったけれども、それは、13年度への繰り越し分だということがわかりました。増高するこういった市債の累積を見ますと、非常に厳しい財政運営だなというのがわかるわけで、そこでもう1点ちょっとお尋ねしたいんですが、財政指標となるべき起債制限比率と公債費比率、それと経常収支比率、これの12年度の見込みについてはいかがでしょうか。



◎財務部長(横屋幸児君) 財政指標の見通しでございますが、平成12年度決算では、まず起債制限比率につきましては、12.9%の見込みで、11年度とほぼ同水準となっております。また、公債費比率は17.3%の見込みで、11年度より0.2ポイント低下の見込みであります。また、経常収支比率は84.9%の見込みで、これも11年度より2.5ポイント低下の見込みでございます。また、12年度の決算見込みでは、地方交付税や利子割交付金などの一般財源収入の増加がございまして、財政構造の指標は横並びもしくは改善傾向にあると判断しております。なお、13年度につきましては、まだ不確定要素が多く、的確に見通すことは困難ではございますが、現時点では、土地開発公社健全化の実施に伴う公債費の増加や特別会計の繰り出し金の増加が見込まれ、これらの財政指標は再び上昇するものと予測されます。

 したがいまして、今後ともより一層の経常経費の節減はもとより、財源の確保に努め、財政の健全化へ努力してまいりたいと考えております。

 以上です。



◆13番(新城寛徳君) 今、聞きましたが、公債費比率と経常収支比率は、それぞれ対前年よりも減少しているということで、努力されたんだろうと。市長の緊縮財政とかそういったものもありましたんで、こうなったんでしょうが、ところが、この中期的展望、以前つくられた中期的展望によりますと、12年度の起債制限比率が13.5%、ですからかなり実際は制限比率が下回ってると。また、公債費におきましても17.7でしたから、0.4ポイント、経常収支比率につきましては89.8ですから、5.1%ですか。しかしながら、今後土地開発公社等々の問題あるし、小学校の建てかえとか、──あ、中学校の建てかえですね、こういったものが出てくるだろうし、で、中期的展望を見ましたら、13年度は起債制限比率は13.3%ぐらいになるんじゃないか、また、公債費比率は17.8、経常収支比率が88.3というふうな、そういう予測値を設けて、この行財政構造改革とあわせて、財政の健全化というところに取り組まれていると思うんです。

 しかしながら、このたびの行財政改革につきましても、5億円の圧縮ということと、それと地方交付税の、国の動向によりますけれども、1兆円の削減というような、地方自治体を取り巻く環境は、決して甘い状態じゃなくて、さらに厳しい状況になってるということであります。この中で、やはり市民税、そういったものが年々減少しておりますので、景気回復が見込まれるわけでありますけれども、やはり財政面におきまして、以前立てられた中期的展望、こういったものの策定というものが時を逸することなく、的確な判断のもとに策定されるべきだというふうに思うんですが、その策定について、本年度中に策定される予定なのかどうなのか、それをまず確認させていただきたいと思います。



◎財務部長(横屋幸児君) 市財政の中期展望は、本年度中には策定するのかというお尋ねと思いますが、現在、本年中の公表に向けまして作業を進めているところでございます。なお、従来普通会計で将来を展望しておりましたが、さらにわかりやすくするために、今回の改定では、一般会計をベースに改定したいと考えております。

 以上でございます。



◆13番(新城寛徳君) 今年度中の策定、公表ということですね。それで策定をされるわけですが、この第2次行財政構造改革推進計画の内容を、どのように反映するかというのが、一番の取り組みのまこではないかと思うんですが、その取り組みについて、御説明いただきたいと思います。



◎財務部長(横屋幸児君) 中期展望に第2次構造改革推進計画の内容をどのように反映するのかというお尋ねだと思いますが、第2次の行財政構造改革推進計画に掲げている見直し項目のうち、財政面で影響を受けるものにつきましては、中期展望に反映させていく必要があると考えております。

 ただ、これらにつきましても議決要件等、実施に当たり事前手続を必要とするものがあると思われますので、当面執行部判断で取り組み可能なもの、例えて申しますと、管理体制や業務の見直しによる経費の圧縮、市債の抑制など、条例改正等を伴わない部分を、中期展望に反映させ、収支見通しを立てていきたいと考えております。

 以上です。



◆13番(新城寛徳君) 議決要件等がありますので、そのまま反映させるということは、今の時点では困難でしょうが、やはりこの財政の健全化というか、やり繰りというか、そういったものが藤田市長さん、3期目を迎えられましたんで、一番の、要するに財源がなかったら何もできないってのが実際で、この辺の獲得については、市長さんの方からも鋭意御指導があってると思うんですが、よりシビアな、そういう展望を立てていただきたいということを要望しておきます。

 それと、気づきですが、第2次行財政構造改革の中で、コスト縮減だとか行政評価制度、こういった取り組みについてはのっておりますが、以前から議会で取り上げられておりますバランスシート、こういったものの導入ってのは、やはり執行部としては、取り組む必要があるんではないかというふうに思うわけですが、このバランスシートについては、いつから取り組まれるのか、施行されるのか、確認をさしてください。



◎財務部長(横屋幸児君) バランスシートの作成状況につきましては、現在、ほぼ出かかっているといいますか、ほぼ完成に近いものぐらいまでには、今、一応こぎつけておりますが、もう少しちょっと精査したいところがございますので、12月の決算委員会の前までには、公表にこぎつけたいというように考えております。

 以上です。



◆13番(新城寛徳君) 楽しみにしております。多くの議員からこういった要望がありましたので、決算委員会が見ものだなというふうに胸を弾ませております。

 それで、次はガスの方に移りますが、青天のへきれきというか、ガス局の民営化ということについて、問題提起をさしていただきました。ことしの3月におきましても、公営企業の3企業の合同の企業局長をつくってはどうかというような、無謀とも思われたかもしれませんが、やはり公営企業たりといえども、行財政改革の大きなやはり対象であるということに間違いないわけで、このたびガス局の民営化ということについて、思い切って議会で発言をさしていただきました。

 これ、4年連続の黒字ということで新聞にも載っておりましたが、単年度収支は約800万の黒字ということであります。この熱変の件について、以前から伺っておりますが、18年度にやるということで、資料もいただいたんですが、約35億の35億ちょっとですね、33億ぐらいの投資が必要だということであります。これが25年償還と、いろいろな補助事業が、ひもつきの分を企業債で賄えると思うんですが、しかしながら、壇上でも申し上げましたように、公営企業は中国、九州、中四国九州では4つしかありません。このたびも執行部の皆さんは御案内と思いますが、佐賀市が民営化を決定いたしました。この民営化については、わずか7カ月、7月に立ち上げて、行政改革推進会議というものをつくって、これは民間人がほとんどです。銀行関係者、マスコミ、NHK、私、これ資料をいただいたんですが、組合も入ってますし、それと青年会議所とか、そういったさまざまな分野の方が入っております。ここに市長さんや助役さん、または部長さん等の名前は一切ございません。こういった中で、本当に市民にとって、要するに市民サービスの向上のために、また、地域の経済活性化のためにということでの熱烈な協議が約7回、半年間で行われていまして、ガスの民営化が決定いたしました。戸数につきましては、宇部市よりも若干戸数は多いわけですが、単年収支でいくと純利益が1億5,000万ちょっとという、比較にならないぐらいの規模の収益を上げていらっしゃいます。伺いましたところ、ガス料金が高いのかと聞きましたら、一番安い料金にしておりますということで、大変な企業努力をされているんだなということが、佐賀市の管理者等々の話でわかりました。

 市長答弁では、全く民営化云々については触れられておりません。かえって、今までの歴史から見て、市民サービスの提供に努めなきゃいけないんだということを述べられておりますが、しかしながら、私は、今後のこういう公営企業のあり方に対して、やはり検討していく時期が遅かれ早かれ来るんではないか、というふうに感じてる一人です。交通事業についても一昨年、また昨年と提案をさしてもらいました。ですから、このガスの民営化については、当然、佐賀市におきましても職員の処遇をどうするかというのが一番の問題であったと、ですからこそ、そこに職員の要するに組合2つを中に入れて、利害が相対する人たちで協議し決定を見たというような、そういういきさつを私も聞いております。

 ですから、今すぐ売れというわけじゃありませんが、しかしながら、私が心配するのは、熱変が18年でありますが、30数億のそういった企業債を抱えて、果たして、今、利潤が800万程度ぐらいの事業体系でほんとにやっていけるのかどうかというのが心配であります。そういった意味から、私はその3点目にありますが、公営企業等も含めた民間による行財政推進改革会議というものを、やはり、つくるべきではないかというふうに提案を申した次第であります。

 この第2次行財政構造改革推進計画には、推進体制の中にるる書かれておりますが、しかしながら、民間云々というような話は全くありません。ですから、庁内でやるべきことも大切ではあると思いますけれども、しかしながら、やはり、住民が主役というような立場からすると、また、情報公開という、そういう視点からすると、より宇部に住まれている方々の知恵を出していただいて、総合的に判断をする機関というか、そういったものが、私は、必要であろうというふうに提案申し上げたいというふうに思います。

 どうか、市長答弁では、全く今の体制でやるんだというふうな御答弁でございますが、ぜひ、先進地等々がたくさんありますので、そこら辺をよく研究していただいて、いいものは導入して、そして、結論を出すべきものは速やかに結論を出すというような、そういうものを試みていただきたいというふうに強く要望するんですが、市長、コメントございますか。よろしくお願いします。



◎市長(藤田忠夫君) このたびの行財政改革は、第2次目であります。市役所の縦割りとか、そういうものをなくして総合的に考えていきたいということで、今回の2次計画をつくったわけでございます。

 したがって、今回は外部の会議というところまでは考えておりませんが、ただいま御提言がございましたことも踏まえまして、よその事例も研究しながら、これから進んでまいりたいというふうに思っております。

 以上であります。



◆13番(新城寛徳君) 資料はたくさん送っていただいてますんで、よろしければお見せしたいと思います。

 じゃ、教育行政に移らせてもらいます。小中学校及び幼稚園、保育園の安全管理対策、これにつきましては、看板90カ所、非常警報設備48カ所増設していただきました。この場をお借りいたしまして、公明党市議団を代表しお礼を申し上げたいと思います。開かれた学校づくりに水をさすような事件ではありましたが、学校が児童生徒にとって真に安全地帯となるような、また、開かれた学校経営を進めゆくために、関係機関・団体とより一層密な連携を図られますよう、ここに要望しておきたいと思います。

 また、普通科新通学区域に関しましては、私も、中学校3年の受験生を持つ親でございますが、のんびりしたもので、ほんとにええかいのと思っております。全然制度が変わったことがわからないという、感じていないというのが実態、私の娘がレベルが低いからそうかもしれませんが、そのように感じてなりません。一親として、ここら辺の、先生方大変だと思うんですが、進路指導に、ほんとに意を尽くしていただくようよろしくお願いしたいと思います。これは要望にとどめておきます。

 それと、3点目、教育ボランティアの件につきましては、協力をお願いするよう検討していくというような、非常に積極的な御答弁をいただきました。以前も私提案はいたしましたが、小中学校の総合学習の中で、スポーツとか、いろんなさまざまな分野に卓越した方が地域にたくさんいらっしゃいます。そういった方々をゲストティーチャーとして活用してはどうかといったことも、以前、議会で提案をさしていただきました。学校において各学校からそれにふさわしい方々を選んであげるという方法もあるでしょうし、また、教育委員会で募集していくという、大きな一つの取り組み方もあるんじゃないかというふうに私は考えます。

 いずれにいたしましても、校区内だけで地域の人のボランティアの協力をお願いするんではなくて、広く市全域の方が、どこの学校のボランティアに協力してもらえるような、そのような柔軟なボランティア協力制度というものを、ぜひ検討して、いわゆるつくっていただきたいというふうに、これは提案するものです。

 ちなみに、萩市におきましては、ことしから、教育支援ボランティアというそういう制度がもう既にできております。これは、小学校におきましては本の読み聞かせとか、おじいちゃん、おばあちゃん、生涯学習とか3世代の交流とか、こういったものを主に、例えば、地元でとれる特産物を題材にした料理とか、昔の遊びとか、いろんなものを高齢者の方が子供たちに教えてる。そして、またスポーツ等も教えてると。──これは中学校ですが。そのような取り組みをされております。このたび確認いたしましたところ、やはり、和楽器についても取り組むんだというようなことも言っておられました。

 壇上でも申し上げましたとおり、来年度から和楽器というのが、新しい、──音楽の時間が減りますけれども、和楽器の活用というか、こういったものが教育六法の改正等々で、大臣の談話等におきましても情操教育の柱だというふうに位置づけております。発声であるとかさまざまですね。中学校1年、2年、3年、それぞれの目的や意義、それと授業のあり方と言いますか、取り組み方、こういったものもきちっと明記をしています。

 こういったものもごらんになりながら、ぜひ、これはもう来年の4月から始まりますから、教育ボランティアの協力制度というものをいち早く立ち上げて、多くの方に今悩める青少年の健全育成のためにも、御尽力いただけるような、そのような働きかけを、教育委員会も各学校をサポートするという意味から、努めていただきたいというふうに改めて要望するわけですが、いかがでしょうか。



◎教育長(前田松敬君) お答えいたします。

 現在和楽器の講師を初め地域の高齢者や外国人の方々等を招いて、いろいろ御指導をいただいておるところでございます。今後も、学校同士の情報交換も含めまして、新たな地域人材の発掘、それから、そういうものに努め協力をお願いするとともに、教育委員会も支援してまいりたいと思います。

 以上でございます。



◆13番(新城寛徳君) 私も、地域にいろんな方がいらっしゃるのを存じ上げておりますし、紹介できる方たくさんいらっしゃいます。ほんとに今、学校現場でもそうですが、家庭におきましても、家庭は、本当に私どもにとってオアシスであるべきところだし、子供たちにとって、学校は安全地帯だちゅうことを今繰り返しました。そのような場所であるにもかかわらず、さまざまな問題が起きてます。ですから、このような子供たちの将来にかかわる大きな問題を、本当に地域の方々の御協力を得ながら、いろんな機会を通じて子供たちに触れ合い、そして子供たちに生きる手本を見せて、そして子供たちが過つことなく、すくすくと成長できるような、そういった目的のためのボランティアの制度という、また活用というものをぜひ早急に立ち上げていただいて、取り組んでいただきたいことを強く要望して、私の全質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(野田隆志君) 以上で、新城寛徳君の質問は終わりました。

 これにて一般質問を終結いたします。

 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。



○議長(野田隆志君) 本日は、これにて散会いたします。

      午後2時36分散会      

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成13年9月12日

              宇部市議会議長   野 田 隆 志



              宇部市議会議員   村 上 恵 子



              宇部市議会議員   安 平 幹 郎