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山口県 宇部市

平成 11年 5月臨時会(第1回) 05月20日−02号




平成 11年 5月臨時会(第1回) − 05月20日−02号









平成 11年 5月臨時会(第1回)


平成11年 5月(第1回)宇部市議会臨時会会議録 第2号

議 事 日 程 (第2号)
平成11年5月20日(木曜日)
      午前10時開議      
第1 会議録署名議員の指名
第2 議会運営委員の選任
第3 常任委員の選任
第4 議案第43号について……(総合審議)
   議案第43号 宇部市監査委員の選任について同意を求める件
第5 議案第44号について……(総合審議)
   議案第44号 宇部市監査委員の選任について同意を求める件
第6 議案第45号について……(総合審議)
   議案第45号 宇部市固定資産評価員の選任について同意を求める件
第7 報告第1号から第3号までについて……(総合審議)
   報告第1号 専決処分を報告し、承認を求める件(平成10年度宇部市一般会計補正予算(第8回))
   報告第2号 専決処分を報告し、承認を求める件(宇部市税賦課徴収条例の一部を改正する条例(平成11年条例第11号))
   報告第3号 専決処分を報告し、承認を求める件(宇部市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例(平成11年条例第12号))
第8 宇部・阿知須公共下水道組合議会の議員の選挙
第9 意見書案第1号について……(総合審議)
   意見書案第1号 新ガイドラインの立法化に関する意見書

本日の会議に付した事件・日程の全部

出席議員(32名)
       1番  真 鍋 恭 子 君       2番  岡 本 公 一 君
       3番  村 上 恵 子 君       4番  射 場 博 義 君
       5番  岡 村 精 二 君       6番  柴 田 敏 彰 君
       7番  青 木 晴 子 君       8番  志 賀 光 法 君
       9番  兼 広 三 朗 君      10番  植 松 洋 進 君
      11番  有 川 眞理子 君      12番  大 野 京 子 君
      13番  新 城 寛 徳 君      14番  佐 原 紀美子 君
      15番  川 上 和 恒 君      16番  林     勉 君
      17番  小 川 裕 己 君      18番  三 戸   充 君
      19番  広 重 市 郎 君      20番  杉 山 孝 治 君
      21番  荒 川 憲 幸 君      22番  飯 田 幸 正 君
      23番  松 岡 惣 一 君      24番  岩 村   実 君
      25番  田 中 敏 弘 君      26番  岩 内 道 生 君
      27番  安 平 幹 郎 君      28番  野 田 隆 志 君
      29番  田 中 治 栄 君      30番  河 村 泰 輔 君
      31番  山 下 勝 由 君      32番  桜 田 高 祥 君

欠席議員(0名)

説明のため出席した者
 市長      藤 田 忠 夫 君 助役      縄 田 欽 一 君
 収入役     花 井 正 明 君 常勤の監査委員 山 根 隆 義 君
 教育長     西 村 太 一 君 水道事業管理者 中 野 文 男 君
 交通事業管理者 伊 藤 洋 文 君 ガス事業管理者 三奈木   香 君
 総務部長    矢 富 敏 肆 君 財務部長    植 杉 謙 二 君
 市民環境部長  上 田   進 君 健康福祉部長  古 谷 國 光 君
 健康福祉部長兼福祉事務所長 古 林 信 義 君 経済部長  山 根 政 晴 君
 土木建築部長  山 本 正 廣 君 都市開発部長  三 戸 宏 文 君
 下水道部長   河 野 恒 人 君 消防長     神 田 義 正 君
 教育次長    大 塚   徹 君

事務局職員出席者
局長     藤 岡 裕 義 君    次長   吉 本 栄 三 君
議事課長   伊 藤   勇 君    庶務課長 山 根 正 弘 君
庶務課長補佐 井 上 昌 子 君    議事係長 小 田 周 志 君
調査係長   山 田 敏 之 君    書記   片 岡 敏 雄 君
書記     池 田 篤 史 君


      午前10時1分開議      



○議長(野田隆志君) これより、本日の会議を開きます。

 この際、事務局から諸般の報告をいたさせます。

〔諸般の報告〕



◎事務局次長(吉本栄三君) 報告いたします。

 本日の出席議員数は、ただいま31名であります。

 次に、本臨時会の付議事件について申し上げます。

 市長から、5月18日付をもちまして、専決処分を報告し、承認を求める件(平成10年度宇部市一般会計補正予算(第8回))外2件及び5月19日付をもちまして、宇部市監査委員の選任について同意を求める件外2件の議案等の提出がありました。

 また、5月18日付をもちまして、荒川議員提出4名の賛成議員による新ガイドラインの立法化に関する意見書の提出がありました。

 次に、市長の議会に対する報告について申し上げます。

 5月18日付をもちまして、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の結果報告がありました。

 次に、監査委員の議会に対する報告について申し上げます。

 4月15日付をもちまして、交通局及びガス局に対する定期監査の結果報告がありました。

 ただいま申し上げましたこれらの報告書は、いずれも各控室に掲示しておきました。

 以上で、報告を終わります。



○議長(野田隆志君) 以上で、諸般の報告は、終わりました。





△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(野田隆志君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において、岡本公一君、桜田高祥君を指名いたします。





△日程第2議会運営委員の選任



○議長(野田隆志君) 次に、日程第2、議会運営委員の選任を行います。

 お諮りいたします。

 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、

    荒 川 憲 幸 君   大 野 京 子さん   川 上 和 恒 君

    桜 田 高 祥 君   佐 原 紀美子さん   広 重 市 郎 君

    松 岡 惣 一 君   安 平 幹 郎 君

 以上、8名を指名いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました8名の諸君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。





△日程第3常任委員の選任



○議長(野田隆志君) 次に、日程第3、常任委員の選任を行います。

 お諮りいたします。

 常任委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、

 総務財政委員に

    荒 川 憲 幸 君   岩 内 道 生 君   小 川 裕 己 君

    桜 田 高 祥 君   志 賀 光 法 君  田 中 治 栄 君

    松 岡 惣 一 君   山 下 勝 由 君

 以上の8名を、

 文教民生委員に

    青 木 晴 子さん   有 川 眞理子さん   射 場 博 義 君

    田 中 敏 弘 君   野 田 隆 志 君   真 鍋 恭 子さん

    三 戸   充 君   村 上 恵 子 さん

 以上の8名を、

 産業経済委員に

    飯 田 幸 正 君   植 松 洋 進 君   大 野 京 子さん

    川 上 和 恒 君   河 村 泰 輔 君   佐 原 紀美子さん

    柴 田 敏 彰 君   杉 山 孝 治 君

 以上の8名を、

 都市建設委員に

    岩 村   実 君   岡 村 精 二 君   岡 本 公 一 君

    兼 広 三 朗 君   新 城 寛 徳 君   林     勉 君

    広 重 市 郎 君   安 平 幹 郎 君

 以上の8名をそれぞれ指名いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれ常任委員に選任することに決しました。

 なお、この際お諮りいたします。

 慣例によりまして、議長は常任委員を辞任いたしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、議長の常任委員を辞任することは許可することに決しました。

 この際、各委員会の委員長の互選のため、暫時休憩いたします。

 再開は、振鈴をもってお知らせいたします。

 なお、総務財政委員会を第1委員会室、文教民生委員会を第2委員会室、産業経済委員会を第3委員会室、都市建設委員会を第4委員会室で開催いたしますので、御参集願います。

 また、各常任委員会終了後、議会運営委員会を第1委員会室で開催いたしますので、御参集願います。

      午前10時6分休憩      



      午前11時1分再開      



○議長(野田隆志君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 各委員会における正副委員長の互選の結果を報告いたします。

 総務財政委員長に松岡惣一君、同副委員長に荒川憲幸君、

 文教民生委員長に田中敏弘君、同副委員長に三戸充君、

 産業経済委員長に杉山孝治君、同副委員長に佐原紀美子さん、

 都市建設委員長に林勉君、同副委員長に新城寛徳君、

 また、議会運営委員長に安平幹郎君、同副委員長に川上和恒君がそれぞれ選任されました。





△日程第4議案第43号について……(総合審議)



○議長(野田隆志君) 次に、日程第4、議案第43号宇部市監査委員の選任について同意を求める件を議題といたします。

 地方自治法第117条の規定により、飯田幸正君の退席を求めます。

〔飯田 幸正 君 退席〕



○議長(野田隆志君) 本件に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、ただいま議題となりました議案第43号宇部市監査委員の選任について同意を求める件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 これは、このたびの市議会議員の改選に伴い、地方自治法の規定により、議員のうちから選任する監査委員として、飯田幸正さんを選任しようとするものであります。

 飯田さんの経歴、人となりにつきましては、既に御承知のとおりでありますが、人格高潔にして幅広い御識見をお持ちの方であり、同委員として最適任であると考えるものであります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(野田隆志君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第43号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。

 討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 議案第43号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立多数であります。

 よって、本件は同意することに決しました。

〔飯田 幸正 君 着席〕





△日程第5議案第44号について……(総合審議)



○議長(野田隆志君) 次に、日程第5、議案第44号宇部市監査委員の選任について同意を求める件を議題といたします。

 本件に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、ただいま議題となりました議案第44号宇部市監査委員の選任について同意を求める件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 これは、識見を有する者のうちから選任する監査委員のうち、1人が欠員となっておりますので、新たに同委員を選任することについて、市議会の同意を求めるものであります。 この選任にあたりましては、地方自治法の一部改正を踏まえ、慎重に検討いたしました結果、桝上俊英さんを監査委員に選任したいと考えております。

 桝上さんの経歴につきましては、既にお手元に配付しております履歴書のとおりでございまして、財務事務に関して豊富な知識と優れた識見をもっておられる方であり、同委員として最適任であると考えるものであります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(野田隆志君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第44号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。

 討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 議案第44号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立多数であります。

 よって、本件は同意することに決しました。





△日程第6議案第45号について……(総合審議)



○議長(野田隆志君) 次に、日程第6、議案第45号宇部市固定資産評価員の選任について同意を求める件を議題といたします。

 本件に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) ただいま議題となりました議案第45号宇部市固定資産評価員の選任について同意を求める件につきまして、提案理由の説明を申し上げます。

 これは、固定資産評価員でありました前税務課長の内平俊雄さんがこのたび評価員を辞任されましたので、その後任の選任について、市議会の同意を求めるものであります。

 この評価員につきましては、従来から税務課長を充てておりますが、職務の内容からしまして、今後とも税務課長に兼務させることが最適と考え、西田恭徳現税務課長を評価員に選任したいと考えるものであります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(野田隆志君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第45号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。

 討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 議案第45号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立多数であります。

 よって、本件は同意することに決しました。





△日程第7報告第1号から第3号までについて……(総合審議)



○議長(野田隆志君) 次に、日程第7、報告第1号から第3号までの3件を一括議題といたします。

 本件に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) ただいま議題となりました報告の提案理由、質疑につきましては、慣例に従いまして助役外、関係説明員から説明、答弁をいたさせますので、よろしくお願いいたします。



○議長(野田隆志君) 縄田助役。

〔助役 縄田 欽一 君 登壇〕



◎助役(縄田欽一君) それでは、報告の提案理由の説明を申し上げます。

 まず、報告第1号専決処分を報告し、承認を求める件であります。

 これは、平成10年度宇部市一般会計補正予算(第8回)の専決処分であります。

 その内容は、平成10年度宇部市一般会計補正予算(第7回)の提出後、本年3月31日までに収入された寄附金を財源とする社会事業基金積立金及び奨学基金積立金であり、補正額を110万円とし、補正後の予算総額を619億1,370万3,000円としたものであります。

 それでは、寄附金の内容について御説明申し上げます。

 民生費寄附金については、社会事業費寄附金として、岡村久紀様から10万円、教育費寄附金については、奨学基金寄附金として、桂商事株式会社様から100万円を補正したものであります。

 次に、報告第2号専決処分を報告し、承認を求める件であります。

 これは、宇部市税賦課徴収条例の一部を改正する条例(平成11年条例第11号)の専決処分であります。

 その内容は、第1に、個人の市民税の個人の所得割の最高税率の引き下げ、定率減税の実施及び非課税限度額の引き上げに関する条文の整備、第2に、市たばこ税の税率引き上げに関する条文の整備、第3に、軽自動車税の減免措置の対象範囲の拡大、第4に特別土地保有税の課税の特例に関する条文の整備を主として行ったものであります。

 次に、報告第3号専決処分を報告し、承認を求める件であります。

 これは、宇部市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例(平成11年条例第12号)の専決処分であります。

 その内容は、都市計画税の課税標準となるべき価格に関する条文の整備を行ったものであります。

 以上、報告第1号から第3号までの専決処分について御説明申し上げましたが、報告第1号については、年度末で、しかも年度内での処分を要したため、また、報告第2号及び第3号については、いずれも年度末の地方税法等の一部改正に伴う改正条例を本年度から施行する必要があったため、やむなく地方自治法の規定に基づき、専決処分をしたものであります。

 以上で、提案理由の説明を終わります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(野田隆志君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。

 報告第1号から第3号までの3件を一括議題といたします。

 御質疑はありませんか。河村泰輔君。



◆30番(河村泰輔君) このたびの報告第2号の専決処分によります宇部市税の賦課徴収条例の一部を改正する条例につきまして、これの主立ったものの内容を御説明をいただきたいと思います。



◎財務部長(植杉謙二君) 報告第2号の専決処分の主な内容でございますけれども、この内容につきましては、まず、個人市民税所得割に係る改正がございますが、これにつきましては、最高税率の引き下げ措置がなされております。

 これは、課税所得金額が700万円を超える部分について、税率を12%から10%へ引き下げられております。これの対象人員見込みは、約2,180人でございまして、これの影響額は、2億1,500万円と見込んでいるものでございます。

 また、定率減税の実施といたしまして、個人市民税所得割額、また、個人県民税所得割額を合わせまして、4万円を限度として15%相当額が所得割額から控除されることとなっております。この対象の人員は約7万1,900人でございまして、影響額は、7億3,700万円と見込んでおります。

 また、非課税限度額の引き上げでは、非課税限度額の算定における加算額が現行の30万円から31万円に、1万円ほど引き上げられております。この対象人員は、約10人程度と見込んでおりまして、影響額も1万7,000円程度であろうと見込んでおります。

 また、新たに居住用財産の買い換え等に係る譲渡損失の繰越控除制度が創設されております。

 これは、平成11年1月1日から平成12年12月31日までの間に所有期間が5年を超える居住用財産を譲渡して、新たに居住用財産に買い換えた場合におきまして、譲渡損失が生じた場合につきましては、一定の要件のもとで、その譲渡損失の金額をその年の翌翌年度以後、3年間の間で繰越控除できるとしているものでございます。

 次に、たばこ税に係る改正でございます。

 これは、国の経済対策に基づく恒久的な減税の実施に伴う地方の財源補てんといたしまして、国からの税源移譲として、税率が改正されたものでございます。

 その内容といたしましては、旧3級品紙巻きたばこ以外のたばこでは、現行では1,000本につきまして、国が3,126円、これを改正では1,000本につき国は2,716円となりまして、国では、410円ほど地方へ移譲するということになっております。したがいまして、県では1,000本につき692円が868円となりまして、176円の増、また、市税の方では1,000本につき2,434円が2,668円となりまして、市税では1,000本につき234円ほど国から税源移譲されることになります。

 また、旧3級品紙巻きたばこでは、これは1,000本につき国は、1,484円、これが1,289円となります。また、県では、329円が413円、また、市税では、1,155円であったものが、1,266円となりまして、国は1,000本につき195円のマイナス、そして、県税では84円の増、市税では111円の増となっております。

 これによる本市のいわゆる税源移譲による増収見込みは、11年度では8,800万円を見込んでいるところでございます。

 次に、軽自動車税に係る改正でございます。

 これは、現行の身体障害者等に係る軽自動車税の減免措置があるわけでございますけれども、この範囲に身体障害者等のみで構成される世帯の身体障害者等が所有する軽自動車で当該身体障害者を常時介護している者が運転するものというものが新たに加えられております。

 これの対象人員は、9人程度と見込んでおりまして、影響額は7万円を見込んでおります。

 次に、特別土地保有税に係る改正でございますけれども、これは、中心市街地における都市開発整備のため、中心市街地開発機構が業務の用に供する土地について、当該土地に係る平成11年度から平成13年度までの各年度分の土地保有税、または、当該土地の取得で平成12年3月31日までになされたものにつきまして、課する特別土地保有税については、この税額を3分の1に減額することが主な内容でございます。

 以上、専決処分をさせていただきました報告第2号の宇部市税賦課徴収条例の一部改正の主なものを説明いたしました。終わります。



○議長(野田隆志君) ほかにありませんか。……河村泰輔君。



◆30番(河村泰輔君) いまお答えがありましたが、ちょっと詰めていきたいと思いますけれども、環境汚染の悪い代表として、職場の嫌われ役を一手に引き受けているたばこですが、このたばこによる収入についてお尋ねいたします。

 宇部市のたばこの年間消費見込み本数と、それに伴う市たばこ税の収入見込額はいくらになるか、その点を教えてください。



◎財務部長(植杉謙二君) 平成11年度の見込みでございますけれども、旧3級品の紙巻きたばこの消費量では約83万6,700本を見込んでおります。また、旧3級品以外の紙巻きたばこの消費量では、約4億4,422万4,000本を見込んでいるところでございます。

 これに伴う平成11年度の市たばこ税の予算につきましては、11億7,900万円を歳入予算に計上しているところでございます。以上でございます。



◆30番(河村泰輔君) いま部長さんが言われた計算に基づきますと、大体市民の何人が吸っているか分かりませんけれども、1日当たり約124万本のたばこを吸って、これが金に伴うところの収益が宇部市に入ってきているわけですけれども、私の知る限りにおきましては、一番の歳入の大きなものは固定資産で、2番が市民税、3番が都市計画税に続きまして、このたばこ税の収入が4番目に位置するのではなかろうかと思いますが、このことについては部長さんどうでしょうか。



◎財務部長(植杉謙二君) そのとおりでございます。



◆30番(河村泰輔君) それでは、いろいろな国のことを言われましたが、国の経済対策に基づきまして、恒久的な減税による本市への影響額及びその補てんはどのようにされるのか。その点もお聞かせください。



◎財務部長(植杉謙二君) 国の経済対策に伴う恒久的な減税措置に伴う本市の平成11年度の影響見込額は、総額で約9億9,200万円を見込んでおります。

 この内訳は、個人市民税所得割では最高税率の引き下げ及び定率減税の実施によりまして、約9億5,200万円、また、法人市民税では、法人税率の引き下げによりまして、約4,000万円を見込んでいるところでございます。

 この恒久的な減税に伴う本市への財源補てんといたしましては、減税補てん債、また、先ほど申し上げました国からのたばこ税の移譲、それから地方特例交付金によりまして、補てんされることとなっております。以上でございます。



◆30番(河村泰輔君) それではおしまいのお尋ねなんですがね、国の格好よさのしわ寄せが地方公共団体にきてはたまりません。そこで、この財源補てんの内訳について、もう少し詳しく教えていただきたい。



◎財務部長(植杉謙二君) 先ほど減税に対する財源補てんで、補てん債とたばこ税と地方特例交付金を申し上げましたけれども、この内訳といたしましては、この減税補てん債が2億4,800万円、また、市たばこ税、これは税源移譲として増となる額が8,800万円、また、地方特例交付金が6億5,600万円、計で現在では、9億9,200万円の予算を計上しているところでございます。以上でございます。



◆30番(河村泰輔君) 質疑ですから、意見を申し述べることはできませんが、でも、いろいろな減税についても、もっともっとやれとの意見が巷に渦巻いていることは事実であります。

 でも、一つもやらないより少しでもやった方が景気浮揚の役に立つことも当然だろうと思います。

 以上で、私の質疑を終わります。



○議長(野田隆志君) ほかにありませんか。岡本公一君。



◆2番(岡本公一君) では質疑をさせていただきます。

 私は、日本共産党市会議員団を代表して、報告第2号宇部市税賦課徴収条例の一部改正に関する専決処分についての質疑を行います。

 報告第2号は、現在開かれています国会で成立した地方税法の一部を改正する法律の施行に伴うものであります。いわゆる1999年度地方税制の改正は、税制の抜本的な見直しまでの恒久的な減税として行われます。

 ところが、今回の減税は、98年度と比べて大企業、大金持ちは減税となる一方、七、八割の国民は増税となるものであることから、日本共産党は、国会でも反対したところであります。

 具体的に指摘しますと、今回の減税の恩恵を受けるのは、標準世帯で見ると年収795万以上の階層だけで、住民税所得割納税者の7割近くの国民は、98年度と比べて差し引き増税となります。

 このような括弧つきの減税が景気回復に水を差す結果となるのは明らかであります。この上で報告第2号にかかわってお尋ねをいたします。一部河村議員と重複する部分もありますが、御了承いただきたいと思います。

 まず第1に、個人市民税所得割の改正にかかわる内容及び影響額についてお尋ねをいたします。

 重複する部分については、まとめて問題点を質問いたしますので、あとよろしくお願いいたします。

 第2に、1998年度の特別減税に比較し、減税後の税額比較では、低所得者には増税、高額所得者には減税となります。その分岐点となる給与収入額が幾らになるのかお尋ねをいたします。

 もう一つは第3に、98年度の特別減税及び99年度の恒久減税後の税額で98年度に比較して減税となる対象者数、割合及び増税となる対象者数とその割合はどうかお尋ねいたします。



◎財務部長(植杉謙二君) まず、個人市民税の所得割の改正につきましては、先ほど御説明申し上げましたけれども、内容としては最高税率の引き下げ、また、定率減税の実施、非課税限度額の引き上げというふうな内容になっております。

 また、影響額、対象者等につきましても、最高税率の引き下げでは約2,180人で、影響額が2億1,200万円、また、定率減税の実施では、対象人員の見込みは約7万1,900人を見込んでおります。そして、影響額は約7億3,700万円と。それから非課税限度額の引き上げでは、対象人員は約10人程度と。そして影響額は1万7,000円を見込んでいるところでございます。

 それから、御質問の2番目でございますけれども、減税後で10年度と11年度引き続いて減税があるわけでございますが、その減税後の数値で増税となる、また減税となるその分岐点ということでございます。平成10年度の特別減税は、国税、地方税を合わせまして、標準家庭で13万7,500円の定額減税でございました。したがいまして、低所得者と高所得者との比較では、低所得者に優遇された形となっております。

 一方、平成11年度の国税及び地方税の減税措置は、定額減税ではございませんで、最高税率の引き下げ、また、定率減税といったところが主なものでございますので、平成10年度との比較では減税後の税額において増減が生じているところでございます。

 お尋ねの件につきまして、給与所得者の場合で申し上げますと、国税、地方税を合わせた減税後の税額が平成10年度に比較しまして、増となる場合につきましては、これは795万円以下、そして、795万円以上の方は減税というようなことになります。これは、標準家庭での給与収入における見込みでございます。以上でございます。

 それから、それの対象者ということでございます。平成10年度の特別減税後の税額に対する平成11年度の恒久的な減税後の税額比較で、増税課税となる対象者等ということで、減税となる対象者数は約9,600人で13.4%となります。また、増税となる対象者数は約6万2,300人で、86.6%の見込みでございます。以上でございます。



◆2番(岡本公一君) 本市の98年度の特別減税、それから及び99年度の恒久的な減税の影響額が幾らになるのかをお尋ねいたします。



◎財務部長(植杉謙二君) 平成10年度の特別減税、これの影響額は約10億円でございました。平成11年度の恒久的な減税の影響見込みは、9億9,200万円と見込んでおります。したがいまいして、ほぼ同額ということでございます。以上でございます。



◆2番(岡本公一君) 以上の質疑の中で明らかにされていることは、本市での98年と99年度の減税による影響額の規模がそう大きく変わらないという中で、本市の所得税納税義務者の86.6%が増税になると見込まれています。今回の恒久減税は、98年度の定額減税に比べて、中・低所得者層に大きな負担増となることを指摘して、質疑を終わります。



○議長(野田隆志君) ほかにありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております報告第1号から第3号までの3件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、報告第1号から第3号までの3件は、いずれも委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論、表決に入ります。

 まず、報告第1号専決処分を報告し、承認を求める件(平成10年度宇部市一般会計補正予算(第8回))を議題といたします。

 本件に関し、討論はありませんか。岡本公一君。



◎2番(岡本公一君) 済みません。いま1号なので撤回をします。誤りましたので、よろしくお願いいたします。



○議長(野田隆志君) 了承します。ほかにありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 報告第1号は、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立多数であります。

 よって、本件は承認することに決しました。

 次に、報告第2号専決処分を報告し、承認を求める件(宇部市税賦課徴収条例の一部を改正する条例(平成11年条例第11号))を議題といたします。

 本件に関し、討論はありませんか。岡本公一君。



◆2番(岡本公一君) 日本共産党市議団を代表いたしまして、報告第2号宇部市税賦課徴収条例の一部を改正する条例にかかわる専決処分の承認についての反対討論を行います。

 本会議の質疑で明らかになりましたが、今回の改正は恒久的な減税に伴うものとされていますが、98年度と比較すると多くの市民は増税となり、減税の恩恵を受けるのはごく一部の高額所得者と大企業であります。この間の総務庁の家計調査報告の動向を見ると、中・低所得者層は所得、消費とも減少する一方で、高額所得者層では所得、消費とも増加傾向を見せております。この点から見ましても、景気対策という観点から見て、今回の改正は最もてこ入れしなければならないところに増税を押しつける逆立ち減税と言わざるを得ません。さらに、今回の条例改正に伴い、市税収入は個人市民税で約9億5,200万円、法人市民税は約4,000万円の減少となります。地方特例交付金、減収補てん債などの特例措置で補てんされるといいますが、これによって、市財政は一層国への財政の依存を強め、国の財政面での統制の余地を拡大することになります。

 このように今回の99年度地方税制改正に伴う市条例の一部改正は、市たばこ税など評価できる内容もありますが、市民負担の軽減、景気対策、市財政という点から見て、多くの問題点を抱えており、反対するものであります。

 以上のことを述べまして、討論を終わります。



○議長(野田隆志君) ほかにありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 報告第2号は、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立多数であります。

 よって、本件は承認することに決しました。

 次に、報告第3号専決処分を報告し、承認を求める件(宇部市都市計画税賦課徴収条例の一部を改正する条例(平成11年条例第12号))を議題といたします。

 本件に関し、討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 報告第3号は、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立多数であります。

 よって、本件は承認することに決しました。





△日程第8宇部・阿知須公共下水道組合議会の議員の選挙



○議長(野田隆志君) 次に、日程第8、宇部・阿知須公共下水道組合議会の議員の選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法は、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、議長において指名することに決しました。

 宇部・阿知須公共下水道組合議会の議員に荒川憲幸君、岩村実君、川上和恒君、桜田高祥君、広重市郎君、以上5名を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました5名の諸君を、宇部・阿知須公共下水道組合議会の議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました荒川憲幸君、岩村実君、川上和恒君、桜田高祥君、広重市郎君、以上5名の諸君が宇部・阿知須公共下水道組合議会の議員に当選されました。





△日程第9意見書案第1号について……(総合審議)



○議長(野田隆志君) 次に、日程第9、意見書案第1号新ガイドラインの立法化に関する意見書を議題といたします。

 本件に関し、提出者から提案理由の説明を求めます。荒川憲幸君。

〔21番 荒川 憲幸 君 登壇〕



◎21番(荒川憲幸君) ただいま議題となりました意見書案第1号について、提案理由の説明を申し上げます。

 本意見書案の趣旨、内容につきましては、お手元に配付の意見書案のとおりであります。以下、朗読をもって説明にかえさせていただきます。

 意見書案第1号

           新ガイドラインの立法化に関する意見書

 政府においては、「周辺事態措置法案」など、新たな日米防衛協力のためのガイドライン法案の制定に向けて取り組まれているところである。

 この法案では、国は、地方公共団体の管理する施設の利用、人員や物資の輸送、給水、公立病院への患者の受入れなどの協力を求めることができると規定されているが、関係する地方公共団体や民間にも協力を求めることは、既存の法令の枠内での協力といわれているが、地域住民の生活や権利義務に大きな影響を及ぼす可能性もあり、地方自治の視点からも危惧の念を持たざるを得ない。

 よって、政府におかれては、こうした地方公共団体の立場を十分理解され、慎重に対応されるよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出する。

 平成11年5月20日

                             宇 部 市 議 会

 以上であります。

 よろしく御賛同賜りますようお願いし、提案理由の説明を終わります。



○議長(野田隆志君) 以上で、提出者の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。

 御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕」



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。

 討論はありませんか。有川眞理子さん。



◎11番(有川眞理子君) 日本共産党市議団を代表いたしまして、新ガイドライン立法化に関する意見書に賛成する立場から討論を行います。

 この新たな日米防衛協力のためのガイドライン法案は、アメリカが引き起こす戦争に日本が自動的に参戦するものになっています。日本は、憲法9条で、戦争と武力の行使を永久に放棄しております。

 しかし、この法案は、日本が戦争しない国から戦争する国へ大きく国のあり方そのものを変えようとする内容になっています。

 政府は、日本が行うのは後方地域支援だから戦争行為ではないと言い続けています。しかし、現代の戦争に前方も後方もないことは、ユーゴに対するアメリカ軍、NATO軍の空爆を見れば明らかです。戦場に道路標識が立っているわけではありません。ここから先が前方だとかここから手前が後方だと道標が立っていて、交通整理をやっているわけではありません。政府が後方地域支援と呼んでいる活動の内容は、戦闘しているアメリカ軍へ武器や弾薬、燃料、人員などを輸送してアメリカ軍が戦争を続けられるようにしようという活動です。これは、兵たん活動と呼ばれています。武力行使というのは、直接の戦闘活動だけでは成り立っていません。それを支える兵たん活動があって、二つ一緒になって武力の行使となります。

 日本が行う兵たん活動、いわゆる政府の言葉では、後方地域支援活動ですが、これは戦争行為、武力行使として、国際社会でも認定されています。この兵たん活動が戦争と武力の行使を永久に放棄すると定めた日本国憲法9条に反することは明らかです。

 また、この兵たん活動は、国際法上相手側の軍事目標とされます。戦争行為や武力行使をする以上、日本が相手側から攻撃されても文句が言えない立場に置かれることになる。つまり日本が軍事目標となるということです。相手側から攻撃され、軍事目標になり得る兵たん活動の片棒を地方自治体がかつがされる事態に私たちは直面しているわけです。

 日本共産党は、3月議会で、自治体、民間協力の想定項目例を挙げて、協力というものが具体的にどうなるのかと市当局にお尋ねいたしましたが、政府から何も知らされていないという回答でした。市民生活や地域経済に及ぼす影響さえわからないまま、アメリカの起こす戦争の兵たん活動に協力することだけが、法律になろうとしています。

 また、アメリカの起こす戦争というのは、どういう性格の戦争かを見てもアメリカは、自分の国が他国から武力攻撃されていなくても、その国に対して軍事攻撃を行うという、先制攻撃戦略を戦略方針の一つとして、アメリカが必要と考えれば、国連や国際法に構わず先制軍事攻撃をやるという政策を持っている国です。小渕内閣は、この新たな日米防衛協力のためのガイドライン法案を正当化するために、アメリカは正義の立場に立つと期待すると繰り返します。

 しかし、パナマやグレナダ、リビアでの作戦など、過去にアメリカ軍が一方的に軍事作戦を行ってきた例は、正義に立つどころではなく、国連総会決議で国際法違反と糾弾される事例がほとんどです。ユーゴ爆撃は、その最近の最も重大なケースです。ユーゴの爆撃を見ても、最初は、軍事関係だけが攻撃目標としながら、攻撃目標がどんどん広がり、民間の施設が攻撃され、住民の生活ができないようにまちが破壊され、何千人という死傷者を出し、何十万という新しい難民が生まれて事態をますます悪化させ、収拾を難しくしています。

 もし、アメリカの始めた戦争に日本が巻き込まれ、地方自治体が兵たん活動に協力するようなことになれば、市民生活や権利義務に大きな影響を及ぼすだけでなく、相手国の攻撃目標にもなり、市民の生命や財産さえ危険にさらすことになりかねません。地方自治法の地方公共団体は住民の安全を保持するという趣旨に、全くそぐわないものになるおそれがあります。国民に何の中身も明らかにしないまま、衆議院を強行採決させ、いま参議院で成立させようとしているときだからこそ、政府に慎重に対応されるよう強く要望するこの意見書を出すことは、大変重要だと思います。

 以上を意見書の賛成討論として終わります。



○議長(野田隆志君) ほかにありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

〔「済みません。新ガイドライン立法化に関する意見書……」と有川議員呼ぶ〕



○議長(野田隆志君) ちょっと待ってください。

 ほかにありませんかと言ったときにはなかったんです。それで一応決めましたからね。そういうことで。(「あの訂正なんですが、言葉の訂正です。」と有川議員呼ぶ)言葉の訂正、字句だけですね。(「はい」と有川議員呼ぶ)はい、有川眞理子さん。



◎11番(有川眞理子君) 大変大きな語句を間違ったみたいで申しわけございません。ガイドライン法案に関する意見書、意見書に賛成するという意味だったんですけれども、反対する立場の間違いでした。訂正して、お詫び申し上げます。申しわけございませんでした。賛成というのが、意見書に賛成する立場という意味です。申しわけありません。



○議長(野田隆志君) ほかにありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(野田隆志君) 起立少数であります。

 よって、本案は否決されました。

 この際、お諮りいたします。

 本日付をもちまして、議会運営委員長から、所管事務について、閉会中の継続調査の申し出がありました。

 これより、閉会中の継続調査の申し出に対する決定についてを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、閉会中の継続調査の申し出対する決定についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。





△追加日程第1閉会中の継続調査の申し出に対する決定について



○議長(野田隆志君) 追加日程第1、閉会中の継続調査の申し出に対する決定についてを議題といたします。

 議会運営委員長から、所管事務について、会議規則第103条の規定により、お手元に配付いたしております申し出のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野田隆志君) 御異議なしと認めます。

 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。

 以上で、本日の日程は全部終了いたしましたが、この際念のため申し上げます。

 散会後、直ちに記念撮影を行いますので、正面玄関前に御参集願います。





○議長(野田隆志君) これにて、平成11年5月(第1回)宇部市議会臨時会を閉会いたします。

      午前11時55分閉会      



 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。



              宇部市議会議長  野 田 隆 志



              宇部市議会議員  岡 本 公 一



              宇部市議会議員  桜 田 高 祥