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山口県 宇部市

平成 11年 3月定例会(第1回) 03月01日−01号




平成 11年 3月定例会(第1回) − 03月01日−01号









平成 11年 3月定例会(第1回)


平成11年 3月(第1回)宇部市議会定例会会議録 第1号

議 事 日 程 (第1号)
平成11年3月1日(月曜日)
      午前10時開議      
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案第38号について……(総合審議)
 議案第38号 宇部市助役の選任について同意を求める件
第4 市長の施政方針演説及び議案第1号から第22号まで及び第24号から第35号までについて(上程・提案理由の説明)
議案第1号 平成11年度宇部市一般会計予算
議案第2号 平成11年度宇部市食肉センター事業特別会計予算
議案第3号 平成11年度宇部市国民健康保険事業特別会計予算
議案第4号 平成11年度宇部市中央卸売市場事業特別会計予算
議案第5号 平成11年度宇部市地方卸売市場事業特別会計予算
議案第6号 平成11年度宇部市小串土地区画整理事業特別会計予算
議案第7号 平成11年度宇部市下水道事業特別会計予算
議案第8号 平成11年度宇部市公共用地造成事業特別会計予算
議案第9号 平成11年度宇部市営駐車場事業特別会計予算
議案第10号 平成11年度宇部市老人保健医療特別会計予算
議案第11号 平成11年度宇部市農業集落排水事業特別会計予算
議案第12号 平成11年度宇部市水道事業会計予算
議案第13号 平成11年度宇部市交通事業会計予算
議案第14号 平成11年度宇部市ガス事業会計予算
議案第15号 平成10年度宇部市一般会計補正予算(第6回)
議案第16号 平成10年度宇部市公共用地造成事業特別会計補正予算(第1回)
議案第17号 平成10年度宇部市交通事業会計補正予算(第2回)
議案第18号 平成10年度宇部市ガス事業会計補正予算(第3回)
議案第19号 平成10年度宇部市小串土地区画整理事業特別会計補正予算(第3回)
議案第20号 平成10年度宇部市下水道事業特別会計補正予算(第4回)
議案第21号 平成10年度宇部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2回)
議案第22号 平成10年度宇部市水道事業会計補正予算(第3回)
議案第24号 宇部市行政組織条例中一部改正の件
議案第25号 宇部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例中一部改正の件
議案第26号 宇部市税賦課徴収条例中一部改正の件
議案第27号 宇部市消防団条例中一部改正の件
議案第28号 宇部市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例制定の件
議案第29号 精神薄弱者の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例制定の件
議案第30号 宇部市体育広場条例中一部改正の件
議案第31号 宇部市ガス供給条例中一部改正の件
議案第32号 工事請負契約締結の件(消防緊急通信指令施設設置工事)
議案第33号 市有地売却の件(県道西岐波吉見線道路用地)
議案第34号 市道路線の認定の件
議案第35号 市の字の区域の変更の件(山中地区)
第5 議案第23号について……(総合審議)
 議案第23号 宇部市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件
第6 諮問第1号について……(総合審議)
 諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦について意見を求める件
第7 議案第36号及び第37号について……(総合審議)
 議案第36号 宇部市議会委員会条例中一部改正の件
 議案第37号 宇部市議会会議規則中一部改正の件

本日の会議に付した事件・日程の全部

出席議員(34名)
       1番  有 川 眞理子 君       2番  荒 川 憲 幸 君
       3番  川 上 和 恒 君       4番  林     勉 君
       5番  射 場 博 義 君       6番  久保田 后 子 君
       7番  青 木 晴 子 君       8番  三 戸   充 君
       9番  馬 越   誠 君      11番  大 野 京 子 君
      12番  藤 本 一 規 君      13番  田 中 敏 弘 君
      14番  山 下 勝 由 君      15番  中 松 平八郎 君
      16番  佐 原 紀美子 君      17番  広 重 市 郎 君
      18番  杉 山 孝 治 君      19番  安 平 幹 郎 君
      20番  藤 江   久 君      21番  原 田 雄 二 君
      22番  花 田 克 己 君      23番  新 城 寛 徳 君
      24番  小 泉 利 治 君      25番  石 川 幸 人 君
      26番  児 玉   実 君      27番  岩 内 道 生 君
      28番  野 田 隆 志 君      29番  田 中 治 栄 君
      30番  加 藤 隆 式 君      31番  松 岡 惣 一 君
      32番  飯 田 幸 正 君      33番  岩 村   実 君
      34番  桜 田 高 祥 君      35番  河 村 泰 輔 君

欠席議員(2名)
      10番  小 川 裕 己 君      36番  縄 田 慎 六 君

説明のため出席した者
 市長      藤 田 忠 夫 君 収入役     縄 田 欽 一 君
 常勤の監査委員 花 井 正 明 君 教育長     西 村 太 一 君
 水道事業管理者 中 野 文 男 君 交通事業管理者 伊 藤 洋 文 君
 ガス事業管理者 三奈木   香 君 総務部長    山 根 隆 義 君
 財務部長    植 杉 謙 二 君 市民環境部長  藤 岡 昭 治 君
 健康福祉部長  矢 富 敏 肆 君 経済部長    小 林 眞 治 君
 土木建築部長  中 尾 俊 文 君 都市開発部長  三 戸 宏 文 君
 下水道部長   河 野 恒 人 君 消防長     若 杉 清 美 君
 教育次長    重 冨   孝 君

事務局職員出席者
局長   藤 岡 裕 義 君    議事課長   吉 本 栄 三 君
庶務課長 伊 藤   勇 君    庶務課長補佐 岡 本   努 君
議事係長 小 田 周 志 君    調査係長   山 田 敏 之 君
書記   片 岡 敏 雄 君    書記     池 田 篤 史 君


      午前10時1分      



○議長(岩村実君) おはようございます。

 開会に先立ち、本日付をもちまして退任されます井町助役から、あいさつをしたい旨の申し出がありますので、これを許したいと思います。井町助役。

 (井町助役から、登壇の上、退任のあいさつがあった。)



○議長(岩村実君) 以上で、退任のあいさつは終わりました。



      午前10時5分開会      



○議長(岩村実君) これより、平成11年3月(第1回)宇部市議会定例会を開会いたします。



      午前10時5分開議      



○議長(岩村実君) 直ちに本日の会議を開きます。

〔諸般の報告〕



○議長(岩村実君) この際、事務局から諸般の報告をいたさせます。



◎議事課長(吉本栄三君) 報告いたします。

 本日の出席議員数は、ただいま33名であります。

 なお、縄田議員は欠席、馬越議員、小川議員は遅刻の旨届け出がありました。

 次に、本定例会の付議事件について申し上げます。

 本日付をもちまして市長から、平成11年度宇部市一般会計予算外36件の議案の提出がありました。

 また、加藤議員提出6名の賛成議員による宇部市議会委員会条例中一部改正の件外1件の議案の提出がありました。

 次に、市長の議会に対する報告について申し上げます。

 2月23日付をもちまして、地方自治法第180条第2項の規定による専決処分の報告がありました。

 次に、監査委員の議会に対する報告につい申し上げます。

 2月15日付をもちまして、教育委員会に関する定期監査の結果報告がありました。

 ただいま申し上げましたこれらの報告書は、いずれも各控室に掲示しておきました。

 以上で報告を終わります。



○議長(岩村実君) 以上で、諸般の報告は終わりました。





△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(岩村実君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において射場博義君、加藤隆式君を指名いたします。





△日程第2会期の決定



○議長(岩村実君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月24日までの24日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、会期は24日間と決定いたしました。





△日程第3議案第38号について……(総合審議)



○議長(岩村実君) 次に、日程第3、議案第38号宇部市助役の選任について同意を求める件を議題といたします。

 本案に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、ただいま議題となりました議案第38号宇部市助役の選任について同意を求める件につきまして、提案理由を申し上げます。

 これは、本日付をもって退職されます井町大さんの後任について、市議会の同意を求めるものであります。

 この選任に当たりましては、慎重に検討いたしました結果、宇部市収入役の縄田欽一さんを助役に選任したいと考えております。

 縄田さんの経歴につきましては、既にお手元に配付しております履歴書のとおりでございまして、昭和33年市役所に入所以来、41年間にわたり市行政に従事し、この間、平成4年10月から平成6年3月まで常勤監査委員を、平成6年3月から収入役をそれぞれ務められております。

 この経歴が示しますように、縄田さんは、市政に関して豊富な経験と優れた識見を持っておられる方であり、助役として最適任と考えるものであります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(岩村実君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第38号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 議案第38号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(岩村実君) 起立多数であります。

 よって、本案は同意することに決しました。

 この際、議事の都合により暫時休憩いたします。

 再開は、振鈴をもってお知らせいたします。

      午前10時10分休憩      



      午前10時17分再開      



○議長(岩村実君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

お諮りいたします。

 先刻、市長から宇部市収入役の選任について同意を求める件の追加議案の提出がありました。

 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、この際本案を日程に追加し、議題とすることに決しました。





△追加日程第1議案第39号について……(総合審議)



○議長(岩村実君) 追加日程第1、議案第39号宇部市収入役の選任について同意を求める件を議題といたします。

 本案に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、ただいま議題となりました議案第39号宇部市収入役の選任について同意を求める件につきまして、提案理由を申し上げます。

 これは、ただいま、収入役であります縄田欽一さんの助役選任の同意をいただきましたので、その後任について市議会の同意を求めるものであります。

 この選任に当たりましては、慎重に検討いたしました結果、宇部市常勤監査委員の花井正明さんを収入役に選任したいと考えております。

 花井さんの経歴につきましては、既にお手元に配付しております履歴書のとおりでございまして、昭和34年市役所に入所以来、40年間にわたり市行政に従事し、この間、平成6年3月から常勤監査委員を務めておられます。

 この経歴が示しますように、花井さんは、市政に関して豊富な経験と識見を持っておられる方であり、収入役として最適任と考えるものであります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(岩村実君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第39号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 議案第39号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(岩村実君) 起立多数であります。

 よって、本案は同意することに決しました。





△日程第4市長の施政方針演説及び議案第1号から第22号まで及び第24号から第35号までについて(上程・提案理由の説明)



○議長(岩村実君) 次に、日程第4、市長の施政方針演説及び議案第1号から第22号まで及び第24号から第35号までの都合34件を一括議題といたします。

 市長の施政方針演説及び議案の提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) 平成11年3月市議会定例会の開会に当たり、平成11年度の施政方針と予算案の大綱について申し述べ、市議会議員各位をはじめ、市民の皆様のより一層の御理解と御協力をお願いするものであります。

 さて、最近の我が国の経済情勢についてでありますが、経済企画庁の月例経済報告では、個人消費は全体として低調であり、住宅建設は低水準が続いているなか、販売や受注が一部で回復してきたことを背景に持ち直しの兆しがみられるところであります。

 しかしながら、設備投資は大幅に減少し、なかでも中小企業の減少が著しく、大企業も製造業を中心に減少傾向となっております。

 このような状況のなかで、雇用情勢は依然として厳しいと言われております。

 本市を取り巻く最近の県内の経済情勢につきましても、山口財務事務所の県内経済情勢では、個人消費については一部に明るさはみられるものの総じて低調であり、住宅建設は低水準で推移するなか、持家を中心に持ち直しの動きもみられるところであります。

 しかしながら、設備投資は製造業、非製造業ともに前年度を下回る見込みとなっており、このような状況のなかで、雇用情勢は依然厳しさが続いていると言われております。

 さらに、地方公共団体を取り巻く諸情勢は、高齢化と少子化の進行、国際化や高度情報化の進展、地球環境問題の深刻化など大きく変化するとともに、地方分権の推進により、自らの意思と努力により主体性を持って、地域の実情に応じたまちづくりを展開し得るような、地方自治体の形成が時代の大きな要請となっております。

 今後、本市が多様化、高度化する市民要望に対応し、活力と魅力ある地方都市として成長していくためには、これらの諸情勢を踏まえ、市民、行政がそれぞれの役割を自覚し、地域社会の課題解決のために、共に考え、共に取り組むことの必要性を痛感するものであります。

 一方、本市の財政状況は、バブル経済崩壊後の景気への配慮をはじめ、特に、平成10年度における国の急激な政策転換による経済対策に対応するため、引き続き、公共事業の積極的な推進や減税対策のために多額の市債を発行してまいりましたので、市債残高は依然として累増の一途をたどり、これが公債費として財政を圧迫しているところであり、また、市税につきましても、個人市民税等の恒久的な減税に加え、法人市民税も今日の経済情勢を反映し、大幅な減収が見込まれるなど、引き続き、極めて厳しい財政運営を予測しております。

 このような状況下において、本市の更なる躍進を目指し、真に豊かな市民生活が享受できる「ふるさと宇部」を実現するためには、市議会や市民の皆様と一体となって、国や県はもとより、広域圏の各市町との連携を密にしながら、市勢の活性化と市民福祉の増進に努めなければならないと考えております。

 さて、21世紀を間近に控え市勢の発展に思いを馳せるとき、今日の本市には数々の行政課題が山積しており、本市の優れた特性や資源を有効に活用しながら、常に将来を見据えた長期的視点に立って、重点的かつ優先的に各種事業を展開していかなければならないと考えております。

 まず、新総合計画の策定についてでありますが、21世紀初頭の本市を展望した市政運営の新たな指針となる新総合計画基本構想につきましては、「活力とやすらぎ」「持続・発展」を主要な目標に掲げた骨子案を宇部市総合計画審議会へ提示しているところであります。

 審議会委員の皆様には、平成9年11月に審議会を設置して以来、御熱心な御審議をいただいており、今後、審議会からの答申を最大限に尊重しながら、基本構想案を策定し、市議会へ提案したいと考えております。

 次に、環境問題への取組みにつきましては、「豊かな自然と住みよい環境を育み、持続的発展を続けるまち」の実現のために、地域的かつ地球的な視点から、循環型経済社会の構築に向けて努力をしてまいりたいと考えております。

 特に、本市では、これまで培われてきた素材型産業の技術や施設の集積と従来の宇部方式として産業公害に対処してきた実績があり、これらを活かしながら、環境産業の育成や宇部環境国際協力協会と連携した環境国際協力をすすめてまいりたいと考えております。

 また、国では、21世紀の本格的な少子・高齢社会における国民の需要の変化への対応と社会保障制度の安定的運営の確保を図るため、社会保障構造改革がすすめられております。

 この社会保障構造改革は、介護保険制度の創出を第一歩とし、年金制度改革、医療制度改革、社会福祉基礎構造改革であり、地域住民の生活に直接関わる問題でありますので、適切に対応してまいりたいと考えております。

 次に、男女共同参画社会の形成の促進につきましては、中国地方で初めての「男女共同参画宣言都市」にふさわしく、男女がお互いの人権を尊重し、社会における対等な構成員として、個性や能力を認め合い、男女共同参画社会という、新しい価値の創造に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、陸海空の交通体系の拡充整備についてでありますが、山陽自動車道は、平成12年度の完成に向けて本格的な建設工事がすすんでおり、国道490号と宇部湾岸線においても、用地取得や建設工事に取り組まれておりますので、引き続き、事業促進を図ってまいりたいと考えております。

 山口宇部空港では、地域間交流の活発化や輸送力の安定化を図るため、滑走路の2,500メートル化とターミナル等の関連施設整備が行われており、宇部港東見初地区港湾整備事業では、埋立地造成の外周護岸工事に着手されておりますので、引き続き、国や県と協力しながら、事業促進を図ってまいりたいと考えております。

 次に、都市機能の整備についてでありますが、本市は、宇部テクノポリス圏域の母都市、さらに、宇部小野田広域圏の中心都市として、魅力ある中心市街地の形成をすすめる必要があり、中心市街地のうち、先導的に整備を行う地区に位置づけた重点整備地区を主な対象として、昨年、国において、中心市街地の再活性化に対する制度の拡充がされましたので、これらの制度も有効に活用しながら、引き続き、都市基盤の整備、商業機能の再編、複合的な核施設の建設、市街地の人口定住対策等に取り組んでまいりたいと考えております。

 なお、複合的な核施設の建設につきましては、現在、広域的な高次都市機能の整備について、調査・研究をお願いしておりますので、この調査結果を踏まえ、今後、検討してまいりたいと考えております。

 さらに、中心市街地における重要な土地と認識しております宇部警察署跡地及び宇部石炭事務所跡地につきましては、本年3月末に取得の運びとなりましたので、当面は駐車場として活用しながら、今後、中心地域活性化のために有効に役立ててまいりたいと考えております。

 市庁舎の建設につきましては、現在の経済情勢や財政状況を考慮しながら、庁舎建設基金への積立てを行うとともに、他市の庁舎建設の実態について、引き続き、研究をすすめてまいりたいと考えております。

 周辺地域では、中心地域との相乗効果を考慮しながら、区画整理、街路整備、良質な住宅供給等、居住環境の整備に取り組みたいと考えております。

 次に、地域振興についてでありますが、小野地区では、アクトビレッジおの整備事業に係る実施設計や用地取得を推進するとともに、小野湖を活用した交流ボート大会の開催や農業集落排水事業などを地元の皆様と一体となって取り組んでまいりたいと考えております。

 また、厚東、二俣瀬地区では、圃場整備や農道整備をはじめ、宇部テクノパークへの企業誘致など、引き続き、地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。

 厚南地区では、居住環境の向上を図る下水道事業や中川河川改修事業、交通緩和を目指す幹線市道や宇部湾岸線の整備をすすめるとともに、スポーツ広場等についても意を用いたいと考えております。

 東岐波、西岐波地区では、宇部新都市周辺の整備や宇部臨空頭脳パークへの企業誘致、漁港整備に取り組むとともに、海水浴場への観光客の誘致や下水道等、居住環境の整備に努めてまいりたいと考えております。

 次に、農林業、沿岸漁業への対応についてでありますが、安全で新鮮な食糧が安定的に供給されることは生活の基本であり、また、森林は、水源涵養、自然環境の保全等の機能を通じて市民生活に深く結びついており、重要な課題であると認識しておりますので、その振興に努めてまいりたいと考えております。

 次に、教育文化の振興につきましては、学校教育や社会教育はもとより、文化、芸術、スポーツの振興などを生涯学習の観点から推進してまいりたいと考えております。

 人は、学習することで新しい可能性を見つけ、新しい自己の再発見につながるものでありますので、市民の皆様が生きがいに満ち、共に学び、考え、実践できる体制づくりに、引き続き、取り組むとともに、市民と行政が一体となって、地域の主体性を考えながら、いきいきとした地域づくりをすすめたいと考えております。

 次に、市民福祉の向上につきましては、21世紀の本格的な少子・高齢社会において、すべての市民の皆様が、共に支え合い、生涯を通じて健康で生きがいをもって、安心して、いきいきと暮らせる社会の実現を目指すために、保健・医療・福祉の連携を強化するとともに、介護保険制度の円滑な導入を図ってまいりたいと考えております。

 次に、21世紀未来博覧会への対応でありますが、山口きらら博は、本市を全国に向けてPRする絶好の機会であり、地域産業や文化の振興、地域の魅力創出など地域振興効果が期待できるものと考えており、県や関係市町と連携しながら、市議会や市民の皆様と一体となって取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、行財政の効率的運営では、昨年、策定いたしました行財政構造改革推進計画に基づき、近年の社会経済情勢の変化に伴う行政需要や変化増大する市民要望を的確にとらえ、事務事業、組織機構など行財政運営全般について点検と見直しを実施しながら、サービス精神と経営感覚に立脚した行財政運営の確立を目指して、取り組んでまいりたいと考えております。

 また、情報公開制度の導入につきましては、市民の皆様から広く御意見をお聴きするとともに、市民参加による制度づくりをすすめるため、本年1月に情報公開制度懇話会を設置し、本市における情報公開制度のあり方について諮問いたしておりますので、今後、懇話会において十分な御議論をいただき、本年12月市議会に宇部市情報公開条例案を提案したいと考えております。

 次に、高度情報化社会への対応についてでありますが、高度情報化社会が進展するなかで、地域の情報通信基盤の整備を重要な課題と認識し、市民の皆様の利便性を念頭におきながら、地域に密着した映像情報やインターネット接続などを提供することができる、ケーブルテレビの導入をすすめてまいりたいと考えております。

 それでは、平成11年度予算案の大綱につきまして、第二次宇部市総合計画に掲げております体系に基づいて御説明を申し上げます。

 まず、魅力と秩序ある都市づくりについてであります。

 宇部新都市では、一般住宅用地の分譲がすすめられており、県において建設されている山口県工業技術センターも、名称を山口県産業技術センターに変更し、本年4月にオープンする予定でありますので、引き続き、地域振興整備公団や県と協力しながら、新都市の早期完成に向けて、事業の促進を図ってまいりたいと考えております。

 また、宇部テクノパークにつきましては、本年度に分譲が開始されますので、積極的な企業誘致に取り組んでまいります。

 さらに、新たな事業や雇用機会の創出を目的として新事業創出促進法が施行されましたので、地域産業資源を活用した事業環境の整備に取り組んでまいりたいと考えております。

 宇部新川駅前広場の整備では、中心市街地の整備とあわせて、本市の玄関口にふさわしい駅前広場として整備するため、引き続き、関係機関と協議をすすめてまいります。

 小串土地区画整理事業は、第2工区の完了に伴い、引き続き、第8工区の建物移転を実施するとともに、宅地造成、道路整備等に着手してまいります。

 住居表示では、上宇部地区の一部を整備いたします。

 山口宇部空港の拡充につきましては、関係者の皆様方の御協力により、県においてすすめられている滑走路の延長工事や、これに併せてすすめられるエントランスゾーン整備や新ターミナルビル建設につきましても、県と協力しながら事業の促進を図ってまいりたいと考えております。

 さらに、東京への増便や国内新規路線、国際チャーター便についても、国や関係機関へ県と連携しながら要望するとともに、地元の皆様をはじめ関係者の御理解と御協力を得ながら取り組んでまいりたいと考えております。

 山陽自動車道宇部下関線は、平成12年度の完成を目指して、本線工事の建設がすすめられておりますので、日本道路公団や県と連携を図りながら、強力に事業促進を図ってまいりたいと考えております。

 また、山口宇部小野田間地域高規格道路の一部である宇部湾岸線につきましては、平成16年の完成に向け、引き続き、県と協力しながら、建設を促進してまいりたいと考えております。

 さらに、国道や県道を結ぶ幹線道路では、宇部駅波多野開作線、古殿王子線、黒岩片倉線、南側請川線の新設改良、街路事業では、鍋倉草江線、柳ケ瀬丸河内線の整備を行うとともに、真締川ふるさとの川モデル事業にあわせて、真締川東通線の整備をすすめてまいります。

 宇部港港湾整備事業では、宇部港が山口県西南部地域の産業経済活動を支える拠点港としての役割が十分果たせるよう、早期整備に向けて、国や県に積極的な要望活動を行いたいと考えております。

 なお、本整備計画のうち東見初地区では、本市の廃棄物最終処分場を確保するため、廃棄物護岸の建設促進を図っているところであり、一般廃棄物処分場につきましては、平成11年度から搬入を開始することとしております。

 さらに、産業廃棄物処分場につきましては、県と3市3町で構成される第3セクターによる運営が予定されており、引き続き、県と協力しながら、建設を促進してまいりたいと考えております。

 河川や水路の整備では、中川、沢波川、厚東川の河川改修や景観整備と真締川治水ダム建設や真締川ふるさとの川モデル事業による河川改修について、県と協力しながら事業の促進に努めるとともに、準用河川や指定水路等の整備をすすめてまいります。

 情報化社会への対応についてでありますが、学校における情報教育を充実するために、小学校では、コンピュータに慣れ親しむ教育に取り組み、中学校では、全ての学校に1学級の全員が一度に操作できるよう、インターネット対応のパソコンを設置し、情報処理の基礎学習を中心にしたコンピュータ教育を推進してまいります。

 国際化社会への対応についてでありますが、姉妹都市ニューカッスル市とは、青少年や職員、教員の相互派遣を行うとともに、文化・スポーツ交流を通じて、市民交流をすすめたいと考えております。

 また、友好都市威海市とは、中学生の研修派遣や訪問団の受入れを行うなど、幅広い交流をすすめ、友好関係をより深めてまいりたいと考えております。

 さらに、日本語講座や国際化啓発講演会の開催等を通じて、市民の国際化意識の高揚を図ってまいります。

 次に、快適で住みよい生活環境づくりについてであります。

 公園緑地の整備では、市民の皆様はもちろん、県内外からも楽しい憩いの場として利用されている常盤公園をはじめ、白石墓園、宇部新都市開発整備事業に係わる請川公園などの整備を行うとともに、街路樹の見直しを行ってまいります。

 市営住宅の整備では、鵜の島団地建替事業の中で、市内で初めてのシルバーハウジングの建設に着手するとともに、中心市街地においては、借上型市営住宅制度を導入するなど、多様な市民要望に対応した住宅施策をすすめてまいります。

 下水道事業では、浸水対策として、岬明神川、厚南明神川、藤曲玉川、尾崎、渡内川雨水幹線及び小串ポンプ場の整備をすすめるとともに、生活環境対策として、厚南、川添汚水幹線及び宇部新都市内の整備や面的整備をすすめてまいります。

 また、長年の懸案でありました厚南地区につきましては、平成11年度から一部使用開始を行ってまいります。

 浜田川以東の下水道整備は、宇部・阿知須公共下水道組合で事業をすすめており、日ノ山汚水幹線及び吉田、岐波ポンプ場の整備をすすめるとともに、岐波、扇田汚水幹線の整備に着手いたします。

 農業集落排水事業では、花香処理区の管路及び処理施設の整備をすすめるとともに、岩川処理区の調査設計に着手いたします。

 環境保全対策では、宇部市環境基本計画に掲げる環境目標の実現に向けて、宇部市環境率先実行計画や開発行為における環境配慮を積極的に実施するとともに、環境情報データベースの整備充実やこどもエコクラブの育成など、幅広い環境保全活動への支援や意識の高揚に努めてまいります。

 また、大気、水質、騒音、悪臭などの公害防止対策を推進するとともに、厚東川水系においては、県や流域市町と連携のもと、森林から海域までの流域全体をとらえた総合的な水質保全対策として、「森・川・海、水環境ネットワーク事業」の推進が図られているところであり、合併処理浄化槽の設置に対する補助とあわせて、一層の水質保全対策を図ってまいります。

 一般廃棄物の処理では、容器包装リサイクル法の施行に伴い、市民の皆様や関係団体の御理解を得て、これまでの分別収集に加え、プラスチック製容器包装ごみの分別収集を実施するなど、ごみの分別収集や資源再利用化事業等の促進を図るとともに、リサイクルプラザの機能を十分活用し、廃棄物の資源化・減量化を推進してまいります。

 また、ごみ処理施設につきましては、ごみ排出特性の分析、処理方式の調査、処理施設の基本仕様などの検討を行っているところでありますが、民間の資金や技術等を活用した手法なども研究しながら、施設の更新計画の策定に取り組んでまいります。

 なお、山口県廃棄物広域対策協議会において、ダイオキシン対策として広域処理による施設整備計画がまとまり、宇部小野田地区においては、本市が阿知須町を含めて廃棄物処理をすることになりましたので、今後、県や阿知須町と協議してまいりたいと考えております。

 次に、安全で便利な環境づくりについてであります。

 交通安全対策では、交通安全教育の充実や広報・啓発活動による市民意識の高揚を図りながら、関係機関、団体との緊密な連携のもとに、交通安全運動を推進し、安全な交通環境づくりに努めてまいります。

 防災行政では、各地の風水害や事故災害を教訓に、地域防災計画風水害対策編や火災・事故災害対策編の見直しを行い、災害弱者対策を含めた防災対策に取り組んでまいります。 また、このたび開発いたしました防災情報システムにつきましては、効果的にシステムを運用しながら、防災関係課による迅速な対応が図られるよう、システムの精度を高めてまいりたいと考えております。

 消防体制では、消防緊急通信指令施設を最新鋭のものに更新するとともに、霜降山に無線中継基地局を新設し、119番通報の受理や各種災害等に係る指令業務の一層の効率化を図ってまいります。

 また、消防車両、施設・装備等の拡充並びに、耐震性貯水槽を含む消防水利の整備や火災予防対策を推進してまいります。

 さらに、救急高度化に向け、引き続き、救急救命士や救急標準課程者の養成に取り組むとともに、市民の皆様を対象とした普通救命講習等を実施し、応急手当ての普及・啓発に努めてまいります。

 なお、本年2月に阿知須町から消防常備化へ向け、消防業務の事務委託に関する要望書の提出がありましたので、今後、阿知須町と協議してまいりたいと考えております。

 次に、心の豊かな幸せな暮らしづくりについてであります。

 高齢者福祉対策では、介護保険制度の導入を翌年に控え、介護保険制度の円滑な導入を図るため、本年10月から始まる要介護認定事務などの諸施策の実施や老人保健福祉計画に基づく、ハード・ソフト両面にわたるサービス提供体制の整備に取り組んでまいります。 また、介護保険を含めた新たな総合的な計画である、老人保健福祉計画や介護保険事業計画の策定をすすめるとともに、在宅の高齢者に対し、保健・医療・福祉の一体的サービスを行うためのケアシステムを構築し、福祉サービスの拡充を図ってまいります。

 さらに、高齢者の社会参加と生きがいを促進するとともに、高齢社会を共に考え、支える人材育成の場の充実を図ります。

 障害者福祉対策では、複合的なニーズを有する在宅の身体障害者の生活を支援するため、保健・医療・福祉の一体的サービスの総合的・継続的な提供体制の整備をすすめるとともに、精神障害者対策では、生活上の困難に焦点を当てた適切なサービスを行うために、ホームヘルプサービスを試行的に実施してまいります。

 また、知的障害者対策では、通所により日常生活訓練や機能回復訓練等が受けられる場の確保について支援するなど、在宅の知的障害者が地域で安心して暮らせる体制の整備に努めてまいります。

 児童福祉対策では、少子化へ対応するため、児童育成計画に基づき、低年齢児保育、延長保育、障害児保育等の充実など、育児と仕事の両立に向けた子育て支援策を総合的・計画的に推進してまいります。

 地域福祉対策では、その中心的役割を果たす社会福祉協議会への助成を行い、在宅福祉活動推進事業など、地域における福祉活動の推進に努めてまいります。

 同和対策につきましては、地域改善対策協議会の意見具申や人権擁護施策推進法等、国や県の動向を踏まえ、一般対策への円滑な移行を図りながら、残された課題の解決に努めてまいります。

 次に、健康で明るい暮らしづくりについてであります。

 保健衛生対策では、妊婦健康診査や乳幼児健康診査を実施するなど、健やかな母子の育成を図るため各種母子保健施策を推進するとともに、健康で豊かな市民生活実現のため、感染症予防のための予防接種の充実や健康診査、健康教育、健康相談など、幅広い保健事業の推進を図ってまいります。

 さらに、休日及び夜間の救急医療対策としては、休日・夜間救急診療所において、小児科の夜間診療日を拡大するなど、一次救急医療体制の充実を図ってまいります。

 国民健康保険事業につきましては、医療費の増嵩等により厳しい事業運営となっていることを踏まえ、国における医療保険制度の改革を注視しながら、国や県に対し、国民健康保険制度の改善及び補助金の増額を要望するとともに、医療費の適正化の推進や効率的な保険料収納体制の整備による収納率の一層の向上を図ってまいります。

 また、疾病の予防、健康の保持・増進を目的として、保健事業を積極的に実施し、被保険者の健康づくりの推進に努めてまいります。

 次に、心がふれあう地域づくりについてであります。

 地域づくりの推進につきましては、余暇時間の増大や価値観の多様化により、地域住民の活動形態が多様化しているなか、住民相互のふれあいを高め、地域コミュニティの充実を図るため、各校区のコミュニティ活動、自治集会所の建設、コミュニティ広場の整備等への助成を行うとともに、神原ふれあいセンターの建設に着手いたします。

 ふれあいセンターは、各校区のコミュニティ形成と生涯学習の拠点施設として位置づけており、地域の主体的な諸活動のサポートを通じながら、心がふれあう地域づくりをさらにすすめてまいります。

 次に、活気とうるおいのあるまちづくりについてであります。

 工業の振興と企業誘致につきましては、工場等設置奨励補助及び融資を行うとともに、地域経済の活性化に寄与する優良企業の誘致活動を展開してまいります。

 また、地域産業の技術高度化を図るため、大学、研究機関及び地元企業の連携をすすめたいと考えており、産・学・官連携の推進や新技術・新商品の共同研究開発、人材養成などを積極的に支援してまいりたいと考えております。

 商業の振興では、商工業指導団体等への助成にあわせ、引き続き、商工会議所や商業者と一体となって、商店街等が実施する中小商業の活性化のための事業に補助を行うとともに、販売促進事業、共同施設整備事業、空き店舗対策事業などに対する補助等支援を行ってまいります。

 さらに、中心市街地の中小小売商業活性化のための構想策定事業に、国や県とともに支援してまいりたいと考えております。

 中小企業の振興につきましては、経営安定化対策として、中小企業経営指導事業の実施や中小企業融資制度の活用を図ってまいります。

 中央・地方卸売市場では、生鮮食料品等を安定的、効率的に供給するため、流通業務の円滑な運営に努めてまいります。

 農業の振興につきましては、将来に向けて持続できる地域農業を確立するため、認定農業者への支援策にあわせ、生産調整、農作業受委託制度の定着、農用地借受者への支援、農業金融制度の活用等の諸施策をすすめるとともに、主要穀物、野菜、特産品等の振興を推進してまいります。

 畜産振興では、農業との複合経営の確立に向け、経営環境の改善に努めてまいります。

 農業生産基盤整備では、通勤の利便性を兼ねた農道整備のため、県営小野地区地域整備関連促進事業に取り組むとともに、県営、団体営土地改良事業による圃場やため池などの整備をすすめてまいります。

 林業の振興では、松くい虫の被害木伐倒やその予防事業に取り組むとともに、山林の保全を目的として、民有林に対する造林、保育、間伐の指導を行いながら、市有林についても、適正な維持管理に努めてまいります。

 水産業の振興では、漁場の整備開発や漁業資源増養殖事業に取り組むとともに、漁港及び関連施設の整備改修事業を推進するほか、融資制度の活用により漁船漁業や漁家経営の近代化を助長してまいります。

 労働者福祉の充実では、中小企業の福利厚生事業に対する支援や勤労者融資の活用、高齢者対策事業としてシルバー人材センターに対する助成を行うとともに、サンライフ宇部やパルセンター宇部、宇部ファミリーサポートセンターにおける勤労者福祉対策事業を促進してまいります。

 観光の振興では、宇部観光コンベンション協会等と連携し、宣伝活動や各種PR活動を実施し、観光客の誘致やコンベンション等の招致支援に努めてまいります。

 まつり・イベントにつきましては、宇部まつり、ときわ公園まつり、八十八夜お茶まつり、花火大会などを開催するとともに、市民フェスティバル宇部、新川市まつりなどに助成を行ってまいります。

 次に、人間性豊かな人づくりについてであります。

 教育につきましては、本市の特性を生かした生涯学習推進構想の実現に向けて、心豊かな、たくましい青少年の育成に努めるとともに、各世代の強い学習要望に応えるため、学習体制の充実、学習機会の拡充、さらに、教育関係施設の整備に努めたいと考えております。

 学校教育では、新しい世紀を生きぬく力と、責任感と思いやりの心をもった、心豊かでたくましい児童・生徒の育成を目指し、家庭や地域との連携のもと、子供の主体的な活動を支援する教育環境づくりに努めてまいります。

 特に、いじめや校内暴力、不登校児童・生徒への対応といった緊急な課題につきましては、スクールカウンセラーや教育相談担当職員の配置など、教育相談体制の充実を図り早期解決に努めてまいります。

 また、教職員の研修活動を積極的に支援するとともに、各種の研修会を充実させながら、教職員の資質や指導力のより一層の向上を図ってまいります。

 さらに、学校での対応を補完するために、地域いじめ問題等対策ネットワークやふれあい教室などの諸施策を充実させ、より多面的に対応するように努めてまいります。

 学校施設では、厚南小学校の校舎改築や二俣瀬学校給食共同調理場の建設をすすめてまいります。

 社会教育では、家庭教育、青少年教育、成人教育など、各世代の生活課題、学習要望に対応した、学習活動の推進に努めるとともに、地域生涯学習の場として、ふれあいセンターの機能の充実を図ってまいります。

 また、心身ともに健全な青少年を育成するため、青少年団体の育成、青少年地域健全活動の推進及び施設の有効活用等により、人と自然とのふれあいを深める機会の充実を図るとともに、非行等問題行動への対応にも努めてまいります。

 視聴覚教育では、ソフト面での教材充実に努めてまいります。

 同和教育では、人権擁護施策推進法に基づき、国で審議されている諸施策の動向や「人権教育のための国連10年」に関する国内行動計画等を踏まえ、さらに、差別意識の解消に果たす教育・啓発の役割と重要性を深く認識し、これまでの取組みの成果と手法への評価の上に立ち、学校同和教育と社会同和教育のより一層の充実と連携を図りながら、市民一人ひとりの理解を深め、同和問題の解決をはじめ、あらゆる差別の解消に努めてまいります。

 図書館では、いつでも、だれでも気軽に利用できる身近な暮らしに役立つことを基調として、図書資料の収集、図書館ネットワークの拡充、広域での相互利用の実現化など、社会の進展に応じたサービスの充実を図り、生涯学習の振興と市民文化の向上に努めてまいります。

 社会体育では、スポーツの振興を図るため、宇部市体育協会との連携を図り、全国大会をはじめとする各種大会の開催など、生涯スポーツ・競技スポーツ両面の調和ある推進を図るとともに、体育施設の整備に努めてまいります。

 芸術文化の振興につきましては、第18回現代日本彫刻展の開催をはじめ、市芸術祭や渡辺翁記念会館での各種主催行事を開催し、芸術文化の振興を図るとともに、文化財保護にも努めてまいります。

 次に、計画推進の行財政運営についてであります。

 分かりやすい市政と市民参加によるまちづくりを推進するために、市政情報の効果的な伝達と市民意向の的確な把握に努め、行政と市民との、より一層の意思疎通を図ってまいります。

 広域行政では、構成市町との連携を深めながら、第四次広域市町村圏計画の策定に着手するなどの諸施策を推進するとともに、中核都市の形成に向けて、圏域住民の機運の醸成に努めてまいります。

 市税の収納につきましては、市税は本市の行政施策を遂行するうえでの根幹となる重要な財源でありますので、口座振替納付の推進や滞納者への早期・適切な納税折衝など、納期内自主納付への取組みを積極的に推進し、公正な税負担の実現と自主財源の確保に努めてまいります。

 以上のような市政推進の方針に基づいて、平成11年度の予算編成をすすめてまいりましたが、近年の地方財政を取り巻く環境は、長引く景気低迷により、特別減税の実施など地方税収が大幅に落ち込む中、たび重なる国の経済対策への対応から、地方債の増発を余儀なくされてきたところであり、平成11年度の地方財政計画においても、所得税、住民税等の恒久的な減税の実施により、地方税や地方交付税に多額の財源不足が見込まれるなど、地方財政は極めて厳しい状況となっております。

 このような状況のもとで、今日の多様化、高度化する市民が求める行政需要は、変化・拡大の一途をたどっており、各自治体においては、まちづくりのハード・ソフトの事業・施策をトータルした総供給量としての計画性を問われているところであります。

 本市におきましても、限られた財政規模でいかに効果的に行政の責務を果たしていくかという視点に立ち、新たな時代への的確な対応を図るとともに、引き続き、市税等の自主財源の確保をはじめ、行財政構造改革推進計画の推進や義務的経費の抑制に努力し、財政の健全性に努めることが急務であると考えております。

 このような観点から、平成11年度予算は、平成10年度に経済対策として予算補正いたしました15か月予算との一体性を視点に置き、後年度の公債費負担の軽減を図るための市債発行規模の抑制や経常的経費の一層の節減に努めるとともに、財源の効果的、重点的な配分に留意しながら、重要施策事業の厳選に努めたところであります。

 以上の結果、平成11年度の予算規模は、一般会計において558億8,000万円、特別会計において474億7,560万円となり、前年度に比べ、一般会計では1.3%の減、特別会計では1.3%の増となったものであります。

 次に、公営企業についてであります。

 公営企業の運営に当たりましては、経済性の発揮と公共の福祉を増進するという経営の原則にのっとり、適切な業務運営の確保と市民サービスの向上に努めたいと考えております。

 水道事業は、厳しい経営環境にありますが、一層の経費節減と財政の効率的運営に努めながら、市民に信頼される水道事業を目指し、安定給水の確保とサービスの充実を図るとともに、引き続き、小野上水道整備事業及び宇部新都市への水道整備事業を推進してまいります。

 交通事業は、輸送需要の伸び悩みにより、引き続き、厳しい経営環境にありますが、輸送力の確保と輸送サービスの向上を図るため、交通環境の整備や人と環境にやさしい車両の導入、接客教育の充実をすすめるとともに、乗合事業の運行効率化や貸切事業の見直しなど、経営健全化に向けて、積極的に取り組んでまいります。

 ガス事業は、変動する社会経済情勢に留意しながら、需要開発や設備投資の見直し、経費の節減などにより、効率的な運営を図るとともに、保安対策の充実や市民サービスの向上に努めてまいります。

 以上が、平成11年度予算案の大綱でありますが、詳細につきましては、予算審査特別委員会で十分な御審議を賜りたいと存じます。

 私といたしましては、本市を取り巻く厳しい社会経済情勢を深刻に受け止め、私に課せられた責務と使命を十分に果たすよう最善を尽くしてまいりたいと考えており、気持ちを新たに、市民の皆様の負託に応え、市勢発展のために全職員とともに、創意と英知を結集し「全国に誇れる魅力あるまちづくり」を目指して、諸施策を着実に前進させるよう全力を傾注してまいる所存であります。

 どうか、市議会議員各位をはじめ、市民の皆様におかまれしても、これまで申し述べました諸施策と提案に対し、深い御理解と御賛同を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、平成11年度の施政方針といたします。



○議長(岩村実君) 以上で、市長の施政方針演説は終わりました。

 引き続き、議案の提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、続きまして、その他の議案の提案理由について御説明申し上げます。

 まず、議案第15号平成10年度宇部市一般会計補正予算(第6回)であります。

 今回の補正は、12月補正後に経済対策として国庫補助の追加内示を得た介護保険事務電算処理開発費、真締川東通線街路事業費及びケーブルビジョン整備事業費のほか、環境改善費、漁港関連道整備事業費等が主なものであり、補正額を3億6,458万8,000円とし、補正後の予算総額を619億1,099万8,000円とするものであります。 それでは、補正の概要について、歳出の主なものを申し上げます。

 まず、各費目にわたる経常経費の減額補正は、諸経費の節減等によるものであります。

 総務費については、国庫補助の追加内示に合わせ、ケーブルビジョン整備事業費及び介護保険事務電算処理開発経費を補正するほか、退職者の追加に伴う退職手当及び寄附金を財源とする水源涵養基金積立金等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 民生費については、集会所整備事業費の減等に伴う環境改善費並びに医療費の増に伴う生活保護医療扶助費及び寄附金を財源とする社会事業金積立金等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 衛生費については、国庫補助の追加内示に伴う合併処理浄化槽整備事業費のほか、じんかい処理費等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 農林水産業費については、漁港関連道整備事業費及び県営土地改良事業費負担金等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 商工費については、工業振興費等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 土木費については、国庫補助の追加内示に伴う真締川東通線街路事業費のほか、幹線道路等県事業負担金及び道路新設改良費等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 教育費については、小・中学校管理費、学校給食費、コンピュータ教育推進経費及び寄附金を財源とする交通遺児教育資金給付費助成金等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 災害復旧費については、国庫補助事業としての農林水産施設災害復旧費及び河川施設災害復旧費を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 公債費については、長期債元利償還金を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 諸支出金については、簡易水道施設の水道局への移管に伴い、水道事業会計補助金等を補正するものであります。

 次に、歳入について主なものを申し上げます。

 地方譲与税、利子割交付金、地方消費税交付金、ゴルフ場利用税交付金、特別地方消費税交付金、自動車取得税交付金、分担金及び負担金、使用料及び手数料及び諸収入については、本年度の収入見込額に合わせ補正するものであります。

 地方交付税については、ケーブルビジョン整備事業費の財源として措置される特別交付税を収入見込額に合わせ補正するものであります。

 国庫支出金及び県支出金については、各事務事業の補助内示等に合わせ補正するものであります。

 財産収入については、市有地売払収入等を収入見込額に合わせ補正するものであります。 次に、寄附金について御説明申し上げます。

 総務費寄附金については、水源涵養基金寄附金として、昭永会様から15万円、民生費寄附金については、社会事業費寄附金として三癸亭賣茶流宇部仙友会様から10万円、健康を考える会様から10万円、川畑政太郎様から10万円、表千家宇部地区教授会様から10万円、兼安れい子様から3万円、兼安英丸様から100万円、吉村隆様から1万円、原野章二様から1万円、教育費寄附金については、交通遺児教育資金寄附金として、浜野誠一様から5,035円、吉村孝幸様から5,485円、宇部地区安全運転管理者協議会様から20万円、前野誠様から50万円、平成10年度かたばみ総会実行委員会様から2万円、特殊学級設備充実費寄附金として、荒川清様から91万9,000円、体育施設設備充実費寄附金として株式会社防長スイミング・サークル様から10万3,080円を補正するものであります。

 繰入金については、財政調整基金繰入金等を決算見込額に合わせ補正するものであります。

 市債については、減収補填債及び減税補填債のほか、起債対象事業の実施見込みに合わせ建設地方債を補正するものであります。

 次に、継続費のうち、平成8年度から平成10年度までの3箇年継続事業としての緑の基本計画策定事業については、事業の進捗に合わせ、平成11年度までの4箇年継続事業とするとともに、年割額を変更するものであり、鵜の島改良住宅建替事業(平成10年度国債分)については、国の補助内示に合わせ、事業費総額及び年割額を変更するものであります。

 債務負担行為については、県事業としての宇部港芝中地区埠頭用地造成事業を追加するとともに、宇部テクノパーク開発整備事業に伴う宇部市土地開発公社に対する交付金(平成10年度分)については、実施見込みに合わせ、限度額を変更するものであります。

 繰越明許費については、経済対策として追加計上したケーブルビジョン整備事業等で、年度内に事業が完了しない見込みとなった16事業について、地方自治法第213条第1項の規定により平成11年度へ繰り越すものであります。

 次に、議案第16号平成10年度宇部市公共用地造成事業特別会計補正予算(第1回)であります。

 今回の補正は、歳出については、公有財産購入費、歳入については、市債及び一般会計繰入金を決算見込額に合わせ補正するものであり、補正額を3,600万円とし、補正後の予算総額を12億4,670万円とするものであります。

 次に、議案第17号平成10年度宇部市交通事業会計補正予算(第2回)であります。

 今回の補正は、収入額及び支出額を実績に基づいて補正するものであります。

 収益的収支のうち収入につきましては、県補助金等の増加はありましたが、乗合自動車収入、貸切自動車収入等の減少により減額補正し、支出につきましても、人件費、燃料費等の減少により減額補正するものであります。

 その結果、収益的収支につきましては、当年度純損失は3,370万4,000円となり、当年度未処分利益剰余金は3億7,506万5,000円となる見込みであります。

 また、資本的収支のうち収入につきましては、県補助金を、支出につきましては、繰延勘定等を増額補正するものであります。

 その結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億4,750万6,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額8万9,000円及び過年度分損益勘定留保資金1億4,741万7,000円で補てんすることといたしました。

 次に、議案第18号平成10年度宇部市ガス事業会計補正予算(第3回)であります。

 今回の補正は、収入額及び支出額を実績に基づいて補正するものであります。

 その結果、収益的収支につきましては、当年度純利益は1,769万3,000円となり、当年度未処分利益剰余金は2億114万6,000円となる見込みであります。

 また、資本的収支につきましては、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億9,318万4,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額864万8,000円、過年度分損益勘定留保資金5,770万2,000円及び当年度分損益勘定留保資金2億2,683万4,000円で補てんすることといたしました。

 次に、議案第19号平成10年度宇部市小串土地区画整理事業特別会計補正予算(第3回)であります。

 今回の補正は、繰越明許費について補正するものであり、経済対策として追加計上した事業費等で、年度内に事業が完了しない見込みとなった事業費を、地方自治法第213条第1項の規定により平成11年度へ繰り越すものであります。

 次に、議案第20号平成10年度宇部市下水道事業特別会計補正予算(第4回)であります。

 今回の補正は、歳出については、下水道管理費、下水道管渠施設事業費、公債費及び前年度繰上充用金等、歳入については、下水道使用料、一般会計繰入金、歳入欠陥補填収入等を決算見込額に合わせ補正するものであり、補正額を1億3,656万2,000円減額とし、補正後の予算総額を99億8,001万9,000円とするものであります。

 繰越明許費については、経済対策として追加計上した事業費等で、年度内に事業が完了しない見込みとなった事業費を、地方自治法第213条第1項の規定により平成11年度へ繰り越すものであります。

 次に、議案第21号平成10年度宇部市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2回)であります。

 今回の補正は、歳出については、一般管理費及び公債費等、歳入については、一般会計繰入金及び基金繰入金等を決算見込額に合わせ補正するものであり、補正額を405万3,000円減額とし、補正後の予算総額を9億5,544万7,000円とするものであります。

 繰越明許費については、主に経済対策として追加計上した事業費等で、年度内に事業が完了しない見込みとなった事業費を、地方自治法第213条第1項の規定により平成11年度へ繰り越すものであります。

 次に、議案第22号平成10年度宇部市水道事業会計補正予算(第3回)であります。

 今回の補正は、収入額及び支出額を実績に基づいて補正するものであります。

 収益的収支につきましては、工事負担金等の増額、受託工事収益等の減額及び諸経費の見直しを行うものであります。

 その結果、収益的収支につきましては、当年度純利益は2億1,947万8,000円となり、当年度未処分利益剰余金は3億598万2,000円となる見込みであります。 また、資本的収支につきましては、配水管布設工事に伴う工事負担金、企業債等を見直し、また、退職者の増加による退職給給与金を繰延勘定として増額した結果、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は14億4,377万9,000円となる見込みでありますが、これは当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額4,985万円、過年度分損益勘定留保資金10億4,400万4,000円及び当年度分損益勘定留保資金3億4,992万5,000円で補てんすることといたしました。

 次に、議案第24号宇部市行政組織条例中一部改正の件であります。

 これは、介護保険制度の導入に対応するため、組織機構の整備を行うものであります。

 次に、議案第25号宇部市職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例中一部改正の件であります。

 これは、労働基準法、育児休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律等の一部改正に伴い、職員の勤務条件について所要の整備を行うものであります。

 次に、議案第26号宇部市税賦課徴収条例中一部改正の件であります。

 これは、地方税法の一部改正に伴い、市民税に係る条文の整備を行うものであります。

 次に、議案第27号宇部市消防団条例中一部改正の件であります。

 これは、諸般の実情を考慮し、消防団員の年報酬及び手当の額を引き上げるものであります。

 次に、議案第28号宇部市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続に関する条例制定の件であります。

 これは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、本市が設置する一般廃棄物処理施設に係る生活環境影響調査結果の縦覧等の手続を定める条例を制定するものであります。

 次に、議案第29号精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理等に関する条例制定の件であります。

 これは、精神薄弱の用語の整理のための関係法律の一部を改正する法律の施行に伴い、関係条例の整理を行うとともに、字句の所要の整備を行うものであります。

 次に、議案第30号宇部市体育広場条例中一部改正の件であります。

 これは、東岐波体育広場の夜間照明施設の設置に伴い、当該施設の使用料を定めるものであります。

 次に、議案第31号宇部市ガス供給条例中一部改正の件であります。

 これは、計量法の全部改正及び簡易内管工事制度の導入に伴い、計量単位の変更及び簡易内管工事制度に係る規定の整備を行うものであります。

 次に、議案第32号工事請負契約締結の件であります。

 これは、消防活動に係る通信指令業務の一層の効率化を図るため、消防緊急通信指令施設を更新するものであります。

 次に、議案第33号市有地売却の件であります。

 これは、県道西岐波吉見線改良工事に伴い、その道路用地として市有地を売却するものであります。

 次に、議案第34号市道路線の認定の件であります。

 これは、宇部テクノパーク開発整備事業等の施行に伴い、市道路線の認定を行うものであります。

 次に、議案第35号市の字の区域の変更の件であります。

 これは、宇部テクノパーク開発整備事業の造成工事が完了したことに伴い、事業区域内の字の区域を変更するものであります。

 以上で、提案理由の説明を終わります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(岩村実君) 以上で、市長の施政方針演説及び議案の提案理由の説明は終わりました。





△日程第5議案第23号宇部市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件……(総合審議)



○議長(岩村実君) 次に、日程第5、議案第23号宇部市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件を議題といたします。

 本案に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、ただいま議題となりました議案第23号宇部市固定資産評価審査委員会委員の選任について同意を求める件につきまして、提案理由を申し上げます。

 これは、来る3月3日付をもって任期満了となられます上野三男さんを引き続き固定資産評価審査委員会委員に選任したいと考えておりますので、市議会の同意を求めるものであります。

 上野さんの経歴につきましては、既にお手元に配付しております履歴書のとおりでございまして、人格高潔で、固定資産の評価に関し御識見を持っておられる方でございますので、同委員として最適任と考えるものであります。

 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

議 長(岩村  実 君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第23号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、本案は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 議案第23号は、これに同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(岩村実君) 起立多数であります。

 よって、本案は同意することに決しました。





△日程第6諮問第1号について……(総合審議)



○議長(岩村実君) 次に、日程第6、諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦について意見を求める件を議題といたします。

 本件に関し、市長から提案理由の説明を求めます。藤田市長。

〔市長 藤田 忠夫 君 登壇〕



◎市長(藤田忠夫君) それでは、ただいま議題となりました諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦について意見を求める件につきまして、提案理由を申し上げます。

 これは、近く任期満了となられます椿喜世子さん及び石川和枝さん並びに昨年辞任されました林博明さんの後任について、市議会の意見を求めるものであります。

 椿さんには引き続き、林さんの後任には永冨子さんを、石川さんの後任には森口久子さんを、それぞれ人権擁護委員の候補者として推薦したいと考えております。

 3人の方々の経歴につきましては、既にお手元に配付しております履歴書のとおりでございまして、人格、識見とも高く、同委員の候補者として最適任と考えるものであります。 よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(岩村実君) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております諮問第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論に入ります。討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 諮問第1号は、これを承認することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(岩村実君) 起立多数であります。

 よって、本件は承認することに決しました。





△日程第7議案第36号及び第37号について……(総合審議)



○議長(岩村実君) 次に、日程第7、議案第36号及び第37号の2件を一括議題といたします。

 本件に関し、提出者の提案理由の説明を求めます。加藤隆式君。

〔30番 加藤 隆式 君 登壇〕



◎30番(加藤隆式君) ただいま議題となりました議案第36号宇部市議会委員会条例中一部改正の件及び議案第37号宇部市議会会議規則中一部改正の件について、一括して提案理由の説明を申し上げます。

 両案は、宇部市議会の議員の定数を減少する条例の一部改正に伴い、次の一般選挙から議員の定数が32人となるため、議会の常任委員会及び議会運営委員会の委員の定数について所要の整備をするとともに、会議規則中の一定の議員数を要件とする関係条文についても、議員定数の減少にあわせ整備しようとするものであります。

 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。○議長(岩村実 君) 以上で、提出者の提案理由の説明は終わりました。

 これより、質疑に入ります。

 議案第36号及び第37号の2件を一括議題といたします。御質疑はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第36号及び第37号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) 御異議なしと認めます。

 よって、議案第36号及び第37号は、委員会の付託を省略することに決しました。

 これより、討論、表決に入ります。

 まず、議案第36号宇部市議会委員会条例中一部改正の件を議題といたします。

 本案に関し、討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(岩村実君) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第37号宇部市議会会議規則中一部改正の件を議題といたします。

 本案に関し、討論はありませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(岩村実君) ないようであります。

 これにて、討論を終結いたします。

 これより、採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

〔賛成者起立〕



○議長(岩村実君) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

 以上で、本日の日程は全部終了いたしましたが、この際念のため申し上げます。

 市長の施政方針演説及び議案に対する質疑並びに一般質問の通告書の提出は、本日の本会議終了後から3月3日の午後4時30分までとなっております。諸君の御協力をお願いいたします。





○議長(岩村実君) 本日は、これにて散会いたします。

      午前11時50分散会      



 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。



  平成11年3月1日



              宇部市議会議長  岩 村   実



              宇部市議会議員  射 場 博 義



              宇部市議会議員  加 藤 隆 式