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山口県 下関市

平成15年第 2回臨時会( 2月) 02月05日−02号




平成15年第 2回臨時会( 2月) − 02月05日−02号









平成15年第 2回臨時会( 2月)





△議事日程
 平成15年2月5日(水)

 議 事 日 程(第4号)
 第 1 会議録署名議員の指名
 第 2 議案第9号 下関市・豊浦郡4町合併協議会の設置に関する協議について
   (法定合併協議会設置審査特別委員長審査結果報告、質疑、討論、表決)

 会 議 事 件
  日程に同じ

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△出席議員
 出 席 議 員(35名)
   1番 田 中 眞 治 君       19番 岩 本 直 人 君
   2番 石 川   潔 君       20番 松 原 靖 彦 君
   3番 鵜 原 明 人 君       21番 中 田 博 昭 君
   4番 砂 田 正 和 君       22番 金 田 満 男 君
   5番 桑 原   博 君       23番 野 稲 茂 夫 君
   6番 定 宗 正 人 君       24番 白 井 健 司 君
   7番 兼 田 一 郎 君       25番 末 藤 義 之 君
   8番 末 富 信 弘 君       26番 稗 田 良 友 君
   9番 中 谷 紀 由 君       27番 松 村 正 剛 君
  10番 岡 村   勲 君       28番 中 尾 友 昭 君
  11番 小 浜 俊 昭 君       29番 末 永   昇 君
  12番 御手洗 美代子 君       30番 福 田 幸 博 君
  13番 鈴 尾   進 君       31番 長   秀 龍 君
  14番 門 出 眞 治 君       32番 坂 本 昭二郎 君
  15番 岡 村 武 俊 君       33番 田 中 正 美 君
  16番 上 村 静 枝 君       34番 友 松 弘 幸 君
  17番 植 田   正 君       35番 近 藤 栄次郎 君
  18番 関 谷   博 君

 欠 席 議 員(1名)
  36番 井 上 仁 志 君

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△説明員
 説  明  員
   市長      江島  潔君    都市整備部長      澤田 憲文君
   助役      平川 敬一君    下水道部長       安光 和明君
   助役      大永 克教君    港湾局長        谷川 勇二君
   収入役     佐野 節雄君    保健所長        延谷壽三郎君
   総合政策部長  吉武 泰志君    中央病院事務局長    投野 俊夫君
   政策調整監   義満 謙二君    市立大学事務局長    正村  豊君
   政策調整監   成松  旭君    競艇事業局長      山村 重彰君
   総務部長    大下 利昭君    監査委員        村田 文典君
   財政部長    和田 隆弘君    選挙管理委員会事務局長 大森  宏君
   市民部長    田中 義雄君    教育長         松田 雅昭君
   保健福祉部長  江見 照久君    水道局長        松藤 智晴君
   環境部     新内 憲史君    消防長         藤川  洋君
   産業経済部長  植田 泰史君    総務部次長       石津 文秀君
   建設部長    三原 一郎君    

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△事務局職員
  事務局職員 
   局長        栢  勝利君    議事課主査     植田  功君
   議事課長      田邨  昇君    庶務課長      田嶋  勲君
   議事課長補佐    安永 尚史君



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△開議

                             −10時00分 開議−

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△会議録署名議員の指名





○議長(小浜俊昭君) 

 おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。

 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、岡村武俊議員及び中谷紀由議員を指名いたします。

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△委員長報告





○議長(小浜俊昭君) 

 日程第2 議案第9号「下関市・豊浦郡4町合併協議会の設置に関する協議について」を議題といたします。

 委員長の報告を求めます。金田法定合併協議会設置審査特別委員長。

 (金田満男君登壇)



◎法定合併協議会設置審査特別委員長(金田満男君) 

 法定合併協議会設置審査特別委員会が付託を受けました、議案第9号「下関市・豊浦郡4町合併協議会の設置に関する協議について」の審査の経過及び結果を御報告いたします。

 本案は、地方自治法第252条の2第1項及び市町村の合併の特例に関する法律第3条第1項の規定に基づき、下関市、菊川町、豊田町、豊浦町及び豊北町による新市の建設に関する基本的な計画の作成その他合併に関する協議を行うため、規約を定め、下関市・豊浦郡4町合併協議会を設置しようとするものであります。

 審査に先立ち、今期臨時会初日本会議において設置された本特別委員会におきまして、委員長に私、金田満男が、副委員長に岩本直人委員がそれぞれ選任され、昨日1日のみではございましたが、慎重なる審査を行いました。

 その過程においてなされた下関市・豊浦郡4町合併協議会規約の説明等に対する質疑の内容から、2点について改めて御報告申し上げます。

 まず、本合併協議会規約第8条に規定される委員の選任についてであります。

 合併の是非を最終的に判断するのは市民であるという立場から、本合併協議会においても市民の意見を十分に、かつ幅広く反映することのできる体制づくりが求められておりますが、本規約においては第8条に規定される「学識経験を有する者」の選考方法について質疑がなされました。

 これに対し執行部より、学識経験者については1市4町の各自治組織、女性組織、産業経済団体、青年団体より推薦される25名及び山口県職員2名、計27名を委員としたい旨の答弁がなされました。

 次に、本合併協議会の審議内容等に関する情報公開についてであります。

 現時点では住民は合併の是非を判断するための情報が不足しており、本市市民の合併問題に対する関心は極めて低い状態にあります。その啓発のためにも協議内容の公開は重要な問題の一つと考えられます。

 現時点において、執行部としては、本合併協議会事務局において広報紙の発行、ホームページへの掲載等を行うとともに、本合併協議会そのものについては原則公開とし、さらに開催場所を1カ所に限定せずにさまざまな場所で多くの住民が傍聴できるような運営方法を考えている旨の説明がなされました。

 この説明に接し、委員より、合併による具体的なメリット、デメリットについてのみでなく、これからの「まちづくり」はどうなっていくのかについて、新市まちづくり構想、あるいは新市建設計画の概要がまとまった段階で説明会等を実施すると同時に、住民の意見を吸収する体制づくりを早急に行うべきとの強い要望がなされました。

 このほかの質疑の内容につきましては、本特別委員会の性格上、議員諸兄におかれましては既に十分御承知いただいているところでございますので割愛させていただきますが、本特別委員会といたしましては、本案可決後に設置される合併協議会において活発かつ慎重な議論が展開されることを期待し、議案第9号について一部反対はございましたが、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 本会議におかれましてもよろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。



○議長(小浜俊昭君) 

 質疑はありませんか。

 (なし)



○議長(小浜俊昭君) 

 質疑なしと認めます。

 これより討論に入ります。近藤栄次郎議員。

 (近藤栄次郎君登壇)



◆近藤栄次郎君

 おはようございます。日本共産党市議団は、下関市・豊浦郡4町合併協議会の設置に関する協議についての議案について反対をいたします。

 日本共産党は、住民の合意によって合併が行われることは一律に反対するものではありません。本会議や特別委員会でも、下関の20年後、50年後を見据えて、合併や分離をすればどうなるのか、さまざまな角度、さまざまなパターンから研究することの必要性を述べ、まちづくりに対する我が党議員団の見地を明らかにしてまいりました。

 だが、下関市民の間には、これまでの論議で明らかになっているように、豊浦郡4町との合併プランに対して、その必要性を求める声は起きていません。合併特例法第3条では、合併をしようとする場合に法定協議会の設置がうたわれています。いろんなことが言われていますが、法定協は合併が前提であります。豊浦郡4町と合併しようとする下関市民の世論がないまま法定協を設置することは、住民民主主義への冒涜であります。こうしたやり方は、住民こそ主人公という地方自治の原則を乱暴に踏みにじるものであります。

 第2に、昨日の質疑の中ではっきりしたことは、1市4町が合併すれば、さらなる地域の発展があるというより、地方交付税が削減されるから、生き残りをかけ合併の道を強引に歩むということでありました。答弁に接する限りでは、このことが合併推進の最大、唯一の理由ともなっています。これは市民のことなどは念頭になく、自治体の数を減らした方が国から地方への財政支出を減らせるからというものであります。現に総務省の試算では、市町村を現在の3,200余から1,000自治体程度に減らせば4兆円から5兆円、地方財政を減らせるというものであります。これでは地方分権の推進どころか、その逆行であり、21世紀は地方の時代のかけ声とも相入れないものであります。

 去る11月21日に行われた全国町村会の会長あいさつの一部ですが、最近の国の政策は、余りにも市場原理や財政効率の追求、さらに規模の拡大に重きを置き過ぎるように感じてなりません。合併問題は、地方自治の根幹にかかわり、将来にわたる地域のあり方や住民生活にとって大きな影響を及ぼす最重要事項であります。全国の町村は歴史的な経緯や文化、風土がそれぞれ異なっており、合併の是非は何よりも関係町村の自主的な判断によって決定すべきであります。分権型社会の理念は、自己責任、自己決定ということであり、また合併特例法自体も自主的合併を標榜しているではありませんか。このように述べ、合併を強要することは絶対にあってはならないと考えます。

 こう述べた上で、最近における地方交付税の財源保障機能の見直し論など、地方行財政運営の基本的な仕組みを認識しない論外な議論であり、地方交付税制度の持つ財政調整機能、財源保障機能を堅持し、必要な総額を確保することが町村財政の今後の運営に最も重要であると考えます。このように位置づけ、最後に、町村がその役割を十分に果たせなくなれば地域の発展はなく、国の発展もありません、このように発言されてます。これは町村だけに言える問題ではありません。

 地方交付税制度は、地方自治制度において日本が世界に誇る制度であり、戦後の日本の発展を支えた支柱であると言っても過言ではありません。地方交付税が削減されるから生き残りをかけて合併する、とんでもありません。全国町村会長でも言われるように、地域があって国なのであります。地方交付税を削減するなと町村挙げての大きな世論をつくり出す先頭に立ってこそ地方行政であり、地方議会ではないでしょうか。地方交付税が削減されるから市町村合併というのは、地方行政や地方議会にとっての自殺行為とも言えるものであります。

 後で賛成討論が自民党議員によって行われるようでありますが、このことについてどう主張するのか楽しみに待っております。

 以上で簡単でありますが、反対の討論といたします。



○議長(小浜俊昭君) 

 松原靖彦議員。

 (松原靖彦君登壇)



◆松原靖彦君

 純正クラブの松原でございます。私は、賛成の立場から討論をさせていただきます。

 平成11年に地方分権推進一括法案というものが成立いたしました。実に475本の法律を一挙に改正する地方分権の扉をあける、そのような法案の成立でございました。その結果、平成14年4月1日、我が下関市も特例市という従来の市にない自立度の高い、分権度の高い市に移行をいたしました。まさに扉が開かれ、レールが敷かれ、筋道ができたというふうに確信をいたします。

 財政の面から合併を論議する向きもあるでしょうが、私はまず合併をして力強く自立する、よりよいまちづくりをする、それが先だと思います。結果的に大きく実る行政改革、財政改革によって一段とよくなるまちづくり、それを目指すために合併はあるものだと考えます。

 財政的には国と言わず地方と言わず、窮迫をしておるのは事実でございます。今まで行ってきた行政サービスの水準を維持し落とさずにいく。これからは合併をしなければ維持できない地域も出てくるかもしれません。それでなくとも市民の行政に対するニーズは高まり多種多様化しております。合併することによって行政サービスの水準を維持し、そして結果的に大きくでき上がる行政改革、財政改革の果実をもって、その行政サービスの水準を高める、それが合併の本質だと思います。

 また、メリット、デメリットで合併論議を云々する、昨日も話がございました。下関は25万、このままいっても自立できる町で位置づけられるかもしれません。しかし、なじみの深い豊浦4町、広域行政で一部事務組合、消防活動を一緒にやっております。全国的にまれなケースですけれども、町内に発電所がある、大きな工場群を持っている、財政力が豊かである、だから合併は拒否するという個利個略の町もあることは確かです。

 下関市は、山口県下最大の都市である。県下最大の都市であるということを皆さんは自負し、誇りを持って地方政治に携わってこられたんじゃないでしょうか。私は、その誇りを持ってこの12年間、地方政治に携わってまいりました。この誇りを捨てるわけにはいきません。合併をし、特例市よりもっともっと分権度の高い、力強さのある中核市を目指すべきだというふうに考えます。考えてみてください。合併した暁には、ひかりかがやく海峡都市から緑も輝く森林都市、そのような懐の深い下関市ができ上がるものと信じます。

 以上の観点から私は賛成いたします。(拍手)



○議長(小浜俊昭君) 

 ほかに討論はありませんか。

 (なし)



○議長(小浜俊昭君) 

 討論を終わります。

 これより議案第9号について起立により採決いたします。

 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 (賛成者起立)



○議長(小浜俊昭君) 

 ありがとうございます。起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 以上で、今期臨時会の会議に付議された事件はすべて議了いたしました。

 これにて平成15年第2回下関市議会臨時会を閉会いたします。ありがとうございました。

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△閉会

                             −10時19分 閉会−

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 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
        平成15年2月5日
                        下関市議会議長  小 浜 俊 昭
                        下関市議会議員  岡 村 武 俊
                        下関市議会議員  中 谷 紀 由