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平成 27年 商工労働委員会 12月15日




平成 27年 商工労働委員会 − 12月15日









平成 27年 商工労働委員会



委員会名商工労働委員会
日時平成27年12月15日(火)午前10時30分
場所商工労働委員会室
出席委員
委員長
副委員長
委員






石 丸 典 子
笠 本 俊 也
林   哲 也
? 瀬 利 也
新 谷 和 彦
岡 村 精 二
戸 倉 多香子
新 造 健次郎
欠席委員なし
参  与  員
商工労働部長
商工労働部理事
商工労働部理事
商工労働部次長
商工労働部企業立地統括監
商工労働部審議監
商政課長
新産業振興課長
企業立地推進課長
経営金融課長
観光振興課長
交通政策課長
労働政策課長
労働委員会事務局長
労働委員会事務局次長

阿 野 徹 生
末 永   睦
小 玉 典 彦
和 田   勉
金 子 政 司
賀 屋 哲 也
福 田 浩 治
眞 柳 秀 人
伊 藤 孝 志
松 田 一 宏
正 司 尚 義
浜 口 和 彦
磯 村 昭 二
藤 井  勝
佐 藤 和 代
欠席参与員なし
担当書記河 村 信 男
会議に付した事件
議案第 1号 平成27年度山口県一般会計補正予算(第3号)
議案第 4号 おいでませ山口観光振興条例
議案第35号 公の施設に係る指定管理者の指定について
       (国際総合センター)



(開会 午前10時30分)



○石丸典子委員長

 おはようございます。皆さんがおそろいになりましたので、ただいまから、商工労働委員会を開会いたします。

 本日は残りの質疑等を行った後に、採決を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。

(「はい」の声あり)

 それでは、そのように進めさせていただきます。それでは、質疑のほうを始めさせていただきます。



◆林哲也委員

 きょう、朝、国際チャーター便のパンフレット、案内等を浜口課長からいただきましたけれども、頑張ってください。このことで少し聞きたいんですけれども、12月4日からということで、今から私も行こうと思うんですけれども、今日まで数便ほど宇部とソウル間のチャーター便が使われましたけれども、これの搭乗実績はどんなものだったか、ちょっと教えていただけますか。



◎交通政策課長

 今年度のチャーター便につきましては12月4日から運行が開始されておりますが、これまでの状況でございます。インバウンドでは初便はほぼ満席、アウトバウンドについては初便はほぼ満席でございまして、これまでの4便で、インバウンドがおよそ9割、アウトバウンドでも8割の搭乗率ということで、滑り出しは非常に好調と受け止めております。



◆林哲也委員

 その実績を踏まえて、今度は定期便という形になってくるだろうと思いますけれども、インバウンドのほうが実績で少し多い、今後もそれは予測されるんですけれども、逆に、アウトバウンドのほうも、定期便は実績を上げていくことが必要と思いますので、アウトバウンドについても大変大事だと思います。このアウトバウンドの需要について、どのように考えておられるのか、お聞かせいただけますか。



◎交通政策課長

 昨年度の実績でございますが、インバウンドについては期間を通じて97.8%、アウトバウンドについては75%でございます。これは、背景といたしましては、訪日ブームあるいは為替相場の影響というふうな状況もございます。今年の状況でございますが、インバウンドにつきましては、今年も非常に訪日ブームが衰えてないというふうなことで、予約は順調であると韓国の旅行会社からは聞いております。それに対しましてアウトバウンド、海外に出かけるほうでございますが、これについては少し弱含みといいますか、少し訪日ほどの勢いはないというふうな状況が今年も続いておりますことから、アウトバウンドについては、非常に我々としても頑張っていかないといけないというふうに考えております。と申しますのは、今から定期便を目指すということになれば、インバウンド、アウトバウンドの双方の需要があるというふうなことが定期便を継続していく上での前提ともなりますので、今からアウトバウンドのほうについても頑張っていきたいというふうに考えております。

 そのために、テレビの番組を借り切りましてソウルの特集を組んだりとか、テレビのスポットCMを流しておりますし、日本の旅行会社を訪問いたしまして、旅行商品の販売について、強く働きかけるというふうなこともやっております。それから、県の関係の団体、特に商工労働関係の団体を重点的に訪問もいたしまして、積極的に取り組み働きかけるというふうなこともやっております。それから、県の幹部もいろんな会合に出かけていって、PRをしていただいたりというふうなこともしていただいております。こうした取り組みを続けまして、アウトバウンドについても、去年を上回るような実績を残したいというふうに考えております。以上でございます。



◆林哲也委員

 わかりました。それで、今の韓国から訪日客、観光客等のことで、向こうの会社、旅行会社の商品だろうと思うんだけれども、基本的に山口県を訪れたインバウンドのお客さんは、主にどういうふうなルート、例えばゴルフと1泊とか、博多に行って買い物をするとかさまざまあると思うんだけれども、ちょっと典型的な何か旅行商品とかそういうのがあれば、教えてもらいたいと思います。あるいは山口県の訪問地域も含めて。



◎観光振興課長

 インバウンド関係で、受け入れということでございますので、事例につきまして、私どもから御説明申し上げたいと思いますけれども。今、林委員がおっしゃられたように、典型事例といたしまして、ゴルフというのは1つの大きいキーワードになっておりまして、宇部のゴルフ場での旅行ツアーというのがまずございます。それから、県内の観光につきましては、各エリアを回るようなコースが複数ございまして、例えば岩国から秋吉台、秋芳洞というあたりのコースであったり、あるいは、秋吉台から萩に行くコースであったりというような県内の周遊コースがございます。それから、県内と県外を混ぜて設定されておりますルートといたしまして、例えば下関から別府に行かれるコース、それから大宰府を経由して下関にまた戻ってくるようなコース、こういうふうな県外コースもございまして、それぞれ旅行ニーズに応じた、幾つかの選択ができるということになっております。原則としまして、宿泊が2泊の場合であろうが、必ず1泊は県内に御宿泊をいただくというような形でのコース設定をいたしているところでございます。



◆林哲也委員

 今のそれは、何か補助かなんか出しているんかな。この前静岡県の話をしましたけれども、例えば、あれは、静岡富士山空港は、静岡県内に1泊してほかのところへ行くというふうな旅行商品を、県が補助していると聞いておりましたけれども、今の話で山口県もそれに近いものをやっておるんですか。



◎交通政策課長

 訪日旅行客の支援につきましては、基本的には、観光の方で昔から持っておりましたのが、県内1泊当たり1,000円で、フェリーで来ていただいた場合には加算がある。なおかつ、単発のチャーター便で来ていただいた場合にも加算があるというふうな制度を持っておりました。今回の連続チャーター便については、その制度とは別に、チャーター便の1機当たり100万円という制度を新たに作っておりまして、その制度を活用して、この補助金自体は航空会社に支払われるんですが、この航空会社から、旅行商品を造成した韓国内の旅行代理店に対しまして支援がわたる仕組みになっておりますので、結果的には、1泊当たりというものに替えて、そういう支援が旅行会社に対してなされている状況になっております。



◆林哲也委員

 県内に1泊、少なくとも1泊というふうなことは大変そうしてほしいけれども。宿泊はキャパもあるけれども、どこが一番多いですか。下関とか山口とか、まあ湯田温泉とか錦帯橋もある。例えば、1,2、3、4といったら、どの辺に泊まられるんですか。萩も行かなきゃいけない。



◎交通政策課長

 昨年度で申しますと、宿泊者全体の内1泊以上宿泊したパーセントでいきますと、湯田温泉が約50%、湯本温泉が約18%、以下、下関市、岩国市、宇部市というふうな順になっております。



◆林哲也委員

 やっぱり温泉地が1つのあれになるわけね。それでインバウンドで来られた観光客が、温泉に泊まったりゴルフをしたり、あるいは山口県の観光地、北浦を回ったり萩に行ったり錦帯橋もということで、回っていただけると大変結構なことなんだけれども。

 先日、そういった場所の方々から少し要望を聞いたんですけれども。ゴールデンウイークとかシルバーウイークで、特に角島、北浦海岸の。Wi−Fiのほうは形が少しできてきたということで、総務企画のほうから説明を受けましたから。来年の4月からは、スマートフォン等も瞬時に高速で母国に送れることになるというふうに聞きましたので、安心しましたけれども。

 191のルートは、191しかないのよね。例えば川棚温泉のほうからずっと上がっていって、下関からでも非常に渋滞する。豊浦あたりからもう混み始めて角島の入り口あたりが一番混むんだけれども。先日も、あそこの近くにホテルがあるんだけれども、12時に昼食を予約して、韓国の方が観光バス3台で12時には入りますので、ちょっと角島に行ってきますからと。結局帰ってきて昼食会場に行ったら2時になる。午後2時にやっと帰れたということで、角島の橋を渡るところに入っていって、灯台を回って再び帰ってくるのに2時間ちょっとかかった。いわゆる渋滞、前も後ろも進めないということで、まあそういうふうになっている。あの橋は、もうあの大きさしかないから、それはなかなかすぐには解消は難しいんだけれども。

 これは、昨日の議論のDMOじゃないけれども、いろんな部局に相談して欲しいんだけれども。土木にもあるいは公安委員会、警察と、観光も含めてですけれども。

 角島に入っていって出てくるときの、萩、長門に誘導する看板が逆方向に入っているんだけれども。全部右に右に回すようになっているわけで、長門にあるいは下関に。右に出て、橋を渡って右に出ていって、ホテルの前を通って肥中の交差点で191に出るんだけれども。あの左側のほうに行くルートもあるわけでね、下関市道だけれども粟野のほうに出ていく。あの道は今改良して結構広いわけね。今、その矢印がないから全部一旦右に誘導して、それから左に行って肥中の交差点が圧倒的に混むわけね。逆に粟野のほうに行くのは矢印がないから混まないということで、島戸の地区の人が反対しているかどうかは知らないけれども、道路は道路だからということで。ちょっと案内標識が非常に不親切というか形が違うから、右に一旦下関にほうに戻して、また向こうに行けという形になっているんですよ。これは、観光の方の利便性も含めて、部局をわたって話し合ってもらいたんだけれども。

 それからもう1つ、角島の人口はどのくらいなんでしょうか、500ぐらい。角島自身にも当然生活している方がたくさんいるし、漁業で頑張っている人もたくさんおられるんだけれども、あの橋1本しかないからね。昔の渡船は別にして個人で船で渡すのは別にして、基本的には橋しか当然ない。橋の上が、もちろん規制もないから、どっちが上り線か下り線か知らないんだけれども、角島渡るほうの道と出るほうの道は、全て橋の中で渋滞しているわけね、前に進まないということで。普段は観光のことで考えないといけないんだけれども、それに加えて角島に住んでおられる方の日常の生活に非常に支障を、例えば火事が起こった場合には、あの橋は3車線じゃないから真ん中が通れないから、あの上で観光バスなどが全部並んでしまうと消防車が入れなくなってしまう。本土から消防車を運び込む方法がない。それから、もちろん救急車も急病人もそうだし、出るほうも入るほうも、島に観光のピーク時は、帰ることも出ることもできなくなってしまって、島の日常生活が非常に不安定、というよりも寸断される形になってしまう。

 もう1つ、角島漁協の組合長さんから要望を受けたんですけれども、魚がたくさんとれても運ぶ方法がなくなってしまうので、休みの間は漁をするなということで組合員に言っているんですよと。船で出せば別問題なんだけれども、生けすがないからね。だから当然陸送で生きたものを運ぶ、イカなんかは特に。しかし、角島でとったイカを角島の道の駅まで運ぶ方法が休みのときはないんです。

 そういうことで、陸送するのに、そういった商売でも漁業の運搬でも、あるいは日常生活んも急なことでもというので、観光振興の部分は結構なんだけれども、何らかの方法を考えないと島の生活が大変困っているというふうなことで。

 角島の橋も大変、海外ので1位だね。それから、油谷町に潮吹きがあって赤い鳥居がずっと並んでいる。アメリカのCNNでこれが1位か3位になって、物すごいバスが来る。私も知っていて行ってみたけれども、日本人はほとんど行かない。意外なところで、外国が日本の美しさを再確認してどんどん車を行かせるけれども、棚田から降りていくところで1車線の非常に急勾配の道路で、全くそういう形になっていない。ちょっと案内標識も全部は難しいだろうけれども。

 そういうことで、インバウンドでばんばん来られて、それをしっかりとおもてなし、昨日の話でやっていくことは大変結構だと思うんだけれども、その受け入れの場所が、もう少し日常生活とうまくマッチしながらお客さんを迎え入れるということにならないと、受け入れる側も、おもてなしをしようという地域、昨日は地域力という話もあったが、それを皆さん方が、とにかくうるさいなあと、邪魔ばっかりするなということになるといけないからね。

 その辺を、逆に、交通政策あるいは観光もそうだろうけれども、今の土木とか港湾とかも、昨日のDMOでよく話をしながら、この地域の観光力を高めていって、日常生活と一緒に、地域でおもてなしができるというような方法はどうだろうかというふうなことを、部局横断で話をしてもらいたいと思うんですけれども。ちょっと意見を。



◎交通政策課長

 角島大島を渡ったところの渋滞対策という1点目の御質問でございます。私も実は自転車をやっております関係で、角島大橋には自転車で年に何度か行っておりますので、現地の状況はよく把握しております。島から出たときにT字路になっております。あそこの標識はといいますと、右折が国道191号、左折が実は島戸漁港というふうに書いてございます。それを見たら、県外の人なんかは、191号に戻るには右折しかないのだろうと右折のほうに並ばれる。先ほどお示しのあったホテル、西長門リゾートというところなんですが、そちらに行くにも右折をするというふうなことで、勢い右折車線のほうに車が集中して、右折が渋滞をするというふうな状況が発生しているのだろうと思っております。

 それで、左折のほうに島戸漁港と書いてございまして、実は、それはたぶん県道の終点が島戸漁港なので、県道の交差点なので島戸漁港という表示がしてあるんだろうと思います。実際は、委員御指摘のように、島戸漁港のところを右折すれば、191号の阿川のコンビニエンスストアのところに出ると、そして、その手前をさらに右折すれば西長門リゾートのほうに出るというふうに、迂回路が実はあるわけです。

 ですが、こうした事実が訪れる方によく伝わっていないというふうなことも事実でございますので、そうした道路標識の標示方法が適切なのかどうか、そうしたことを公安委員会なり道路管理者にもお話をして、そういう、こちらからも191号に出られますよというふうな標示ができるのかどうかということも含めて、まずは実情をお伝えして、改善できるものなら努力してみたいというふうに思います。

 それから、観光の車両等で、緊急車両あるいは物流の車が渋滞するというふうなこと、トラックの物流というふうなことも我々の交通のほうとして所管しておりまして、トラックの物流というふうな観点からの渋滞対策は、道路管理者等と話をしていきたいというふうに思います。



◆林哲也委員

 最後です。今言われた分でね、実はほかのところでもあったので、この前、防府の国道事務所の所長さんと維持管理課長さんと話して、国道のああいったバイパスの、県道もそうだけれども、標識のあり方はどういうふうな形になっているんですかという話をして。というのは、下関に北バイパスができたんだけれども、これも観光のルートになるわけだけれども、あの看板は萩と特牛になっているわけ。特に特牛はピンポイントなんよね。だから、特牛ちゅうのはたぶん7、8割は一般的に読めないよね、九州から来る人は。知っている人もなかなか読まないよ。特牛って港の周辺だけでピンポイントだから。長門・特牛とか萩・特牛って書いてあるわけね、バイパスの大きな看板で。何で特牛って書くんかと。川棚温泉とか角島とかだったら大概の人はそこを目指していくわけだからね。

 何でそういうふうにせざるを得ないのかなといったら、国道であれば、国道と国道がぶつかったところが標識になるわけですね。だから、今、下関に長門、萩は国道がぶつかるからいいとして、何で特牛かというと、特牛で435がぶつかるわけよね。191が海のほうを走っていって、美祢からの435が特牛でぶつかる。そのぶつかったとこの名前をつけるというんじゃね。それが一応ルールですって言うんです。だから、とんでもないところでぶつかった場合は、そこの名前をつける可能性もあるわけよね。だから、今の島戸の話もそうだけれども、それはどうかなと。

 それは必ずしも利用者に対して、利便性もあるいは安全に走行するという形にもなっていないから、道路看板はそうせざるを得えないというルールがあるんであればいいけれども。特牛とか、わけもなくぶつかったら名前をつけるらしいから、その辺は柔軟にちょっとよく考えて、いかに訪ねてきた人あるいは利用する人を、安全に誘導して早くそこに着けるようにしてあげるか。

 北バイパスの萩と特牛はどう考えてもおかしいね。それで国道事務所の所長に、何でそうなったのか聞いたら自信満々でそう言ったからね。それはおかしいと思うんだけれども。まあ、そういうこともありましたということでいいです。



◆?瀬利也委員

 今の林委員の話は、本当にそうだと思います。市民の皆さんに何で特牛なんだという話がありますから。観光ということを考えれば、非常に意義があるんじゃないかと思います。

 今日は正司さんをできるだけ立たせないように思っておりますので。1次交通に関してですが、新幹線なんですけれども、これは正司さんではないですね。土日の新下関駅は不便です。東京と大阪方面からのぞみで来県する場合に、県内の停車駅と時間帯がどうしても限定されて、例えば下関市にやって来る場合には、どうしてもメインステーションは小倉駅になってしまう。また、小倉駅からのこだまの乗り継ぎの待ち時間が長い。結果、小倉駅でコーヒー飲んだりお土産を買ったりして、そういう観光消費の県内での機会損失になっているということで、これはずっと県内の、自分を含めて、非常に不便だねと話がある。

 JRへの要望等を行っていると思うのですが、なかなか改善されていないんじゃないかというふうに思っております。要望も含めて、5年前10年前と比べて改善されている部分があるのか、また、これから先改善するめどがあるのか、そのあたりはいかがでしょうか。



◎交通政策課長

 JR新幹線の県内停車駅数の増加等についての状況でございます。のぞみの県内駅の停車が、交通の促進に伴う観光需要の増、それから企業立地の促進、移動時間の短縮といった、さまざまな利便性の向上が図られるということで、地域に大きな経済波及効果があるというふうに承知をしております。そんな中、JR九州の運行します、みずほとさくら、それからJR西日本の運行しておりますのぞみ、これについての県内停車駅の増については、委員お示しのように、毎年JRのほうに県内停車駅の増を要望いたしておりまして、これまで少しずつ県内停車数の増加が図られてまいりました。27年の3月のダイヤ改正では、徳山駅に停車する本数がふえる。その前は、新山口駅に停車する数がふえるというふうなことで、漸次ふえてきたわけでございます。

 今後、県内の停車駅の更なる増加につきまして要望もしてまいろうと思いますが、一方で新幹線ののぞみ、みずほについては、いかに最終到着地である大阪、東京に早く着くか、通常速達性といっておりますが、その速達性を損ねるというふうなことにも停車駅がふえるとなってしまうというふうなことから、まさに、我々が東京にJRで行こうとしたときに、停車駅が少ない列車を選ぶというふうなことからもわかりますように、停車駅が少ないほうほど乗る側としては早く着くというふうなこともございますので、むやみやたらに何でもかんでも停めてくれというふうなことも、実は無理があるというふうなこともありますので、在来線への乗り換え、あるいは新幹線同士の乗り換えの利便性の向上といった視点も重要になるというふうに思っております。ですから、今後、停車駅の増は引き続き要望はしてまいりますが、それとともに乗り換えやすいダイヤの設定、こうした観点も含めてJRに要望していきたいというふうに思っております。



◆?瀬利也委員

 はい。わかりました。速達性ですか、確かにそうだというふうに思います。実際、我々下関市民も実は小倉駅から乗ることが意外と多くて。新下関は停まらないから、そのあたりはしょうがないと思うんだけれども。今、浜口課長がおっしゃったように乗り継ぎですよね、これがあと5分、10分の間であればずいぶんよくなると思いますので、引き続きそちらの要望のほうをしっかりお願いします。以上です。



◆笠本俊也委員

 ちょっと交通のことが出ましたので、交通が続いてはいけませんけれども、私はちょっと2次交通の対策について、これは観光の正司課長に答弁いただくかもしれませんけれども。今、2次交通アクセス等充実促進事業というのが、今年度は1,330万円予算化されて進められております。内容は、観光貸切タクシーの利用促進あるいはレンタカーの利用促進そうしたことが内容なんですが、現在の取り組み状況そして成果について、少し教えていただけますか。



◎観光振興課長

 2次交通アクセス等充実促進事業の現在の状況等についてのお尋ねでございます。今委員御指摘のように、内容的にはこの事業は3つございまして、貸切観光タクシーの普及の促進を図っていくというのが1本目の柱です。そして、レンタカーの利用促進をしていきましょうというのが、2つ目の柱です。そして、2次交通の一元的な情報発信をしていきましょうというのが、今回の大きい柱の3つということになっているところでございます。

 それで、それぞれにつきましての現在の状況ですが、まず貸切観光タクシーの普及促進につきまして、普通貸切観光タクシーは、例えば新山口からでしたら、ぐるっと回って新山口に戻ってくるといったようなルートが通常でございますけれども、新山口から例えば萩とか長門とかに行く、ワンウエーのそういうルート設定が新しくできないだろうかというようなことについて、タクシー業界を通じまして働きかけをしている状況でございます。具体的なルート設定につきましては、早急に協議を進めていきたいと考えております。

 それから、レンタカーの利用促進につきましては、レンタカー利用のためのしっかりとしたPRをしていこうと考えておりまして、テレビの旅番組とタイアップするような形で事業のPRをしていきたいと考えております。

 それから、2次交通情報の一元的な発信ということになりますけれども、例えば1次交通で入ってきた拠点からいろんな観光地に行く場合には、タクシーであったりレンタカーであったり、バス、電車、いろいろ交通手段がございますので、そのあたりを利用者の皆様方のニーズに応じて、私はバスで行きたい、私はレンタカーで行きたいというふうな形で、一元的に発信できるような仕組みを、ウエブ上等で考えていくというふうな形で検討を進めているところでございます。



◆笠本俊也委員

 先ほど?瀬委員からも、乗り継ぎの時間とかそうした分野の問題があったと思うんですけれども、ちょうどきのうのお話の観光DMOとか、もちろん観光振興条例も含めて、やっぱり一番観光のおもてなしをする原点はそれぞれの地域であると思うんでね。そうしたところまでのニーズに応じた2次交通対策というものを、これからまたしっかりとつくっていただかないといけないと思うんですが、現在、特に私は北浦ですけれども、萩、長門あるいは東部の観光地、こうしたところの市町の反応は、県としてどういうふうに把握しておられますか。



◎観光振興課長

 まず、本県における2次交通につきまして非常に大きい課題があるということは、首都圏等における情報発信会等で、必ず旅行会社から言われることでございますので、こういった点につきましては、県のみならず市町におかれましても、大きな課題であろうと認識しておられます。そこの共有点はあろうかというふうに思っております。その上で、それぞれの地域において、例えば長門地区であれば、旅館の皆様方が一体となって、新山口駅までバスを走らせるというような取り組みをなさっておられたこともありますので、そういうふうなそれぞれの取り組みが進められているものというふうに承知いたしております。それで、県といたしましては、2次交通は非常に重要な課題であると思っておりますので、例えば、今年度の消費喚起型の交付金を活用いたしまして、スーパー萩号に対する支援であったり利用促進であったり、おいでませ山口号の利用促進策等のできる限りの支援策も講じているところでございますので、こういう取り組みを重ねることによりまして、事業者様が、自主的自立的に事業として成り立ち得る2次交通がきちんと確立できるように、取り組みを進めてまいりたいと考えています。



◆笠本俊也委員

 ありがとうございました。ちょうど今年は花燃ゆの関係もあって、各観光地も、湯田温泉も湯本温泉もそうですし、萩なんかも観光が伸びてありがたいと思っておりますが、やはりこうした需要が多い時期にこそ、やはり今のその2次交通の足りていないところがよく把握、調査できると思います。ぜひ来年、市町からいろいろ要望が挙がっていると思うんですけれども、今の観光振興条例に基づいて、しっかりこう支えてあげられるような施策を展開していただきたいというふうに思います。お願いをして質問を終わります。



◆新谷和彦委員

 じゃあ、離島航路についてお伺いしたいと思いますが、今日は浜口さんへの質問が多いですが、あなたを別にいじめているわけではないので、よろしくお願いします。

 山口県は御存じのように3面を海に囲まれて、離島航路が他県に比べて多い県であろうと思います。ある意味、離島というのは船の便しかないわけですよね、一般の交通手段は。そうすると、中山間地いろいろとありますけれども、それはまた車で行ったりとかできるかもしれないけれども、それができない離島というのは、それは特別な問題だろうと思います。

 それで、結構運賃が高いと私は感じております。高い運賃なんでハンディキャップがかなりあるだろうと思っております。県内で多くの離島航路があると思いますが、運賃助成の実態、現状がどうなっているのか。また、萩には3航路あるわけですが、その中で一番長い見島航路の45キロ、これが現在どういうふうになっているのかちょっとお願いします。



◎交通政策課長

 山口県内の有人の離島、つまり人が住んでいる離島が21島ございます。離島航路は14航路ありまして、これは今お示しのありましたように、長崎県に次いで2位という航路数でございます。そうした中、離島航路は、お示しのように唯一の公共交通機関というふうなことで、これなしには生活が成り立っていかないというふうな、非常に重要な航路でございますが、人口の減少に伴い、利用者も減ってきているというふうな実情もございます。ちなみに、平成10年は山口県全体で約70万の利用がございましたが、平成26年には54万、3割減ってきているという非常に経営的にも厳しい状況でございます。

 そうした中で、離島航路の運営に対する支援といたしまして、運行にかかる費用、つまり燃料代ですとか人件費でございますとかそういった費用と、運賃収入の差額、欠損額と申していますが、その欠損額について、国と県と市町が一緒になって支援をしておりまして、その負担割合といいますと、大体国が5割を負担し、県がその4割を負担し、残りの1割を市町が負担するというふうな割合で、運行に対する支援を行っております。それと別に、地元の市町が、離島の方々が通勤通学をする、あるいは本土側の病院に通うといったニーズがございますので、それに対して支援をしているという事例がございまして、例えば、回数券を出すとか運賃の一部を助成するだとか、そういったさまざまな手法がございますが、そういった形で支援をしています。

 中でも県内で一番遠い離島でございます見島、これは40キロ余りございまして、片道の運賃が2千円弱と結構通うにもお金がかかるということも事実でございます。見島の方々に対しては、萩市が70歳以上の方々を対象に、月1回分ほど、通院の際に片道の運賃分の利用券を支給をしているというふうに聞いております。



◆新谷和彦委員

 大変ありがとうございます。私は萩の者ですから、見島のことが気にかかるんですが。見島に行きますと、どうしても島の皆さんが運賃が高い運賃が高いと、これはもう行くたんびに言われるんですよ。どうにかしてほしいと。島の人の言い方だけれども、私たちはちゃんと税金を払っている。本土の人は、国道、県道、市道をただで使うじゃないか。私らはなぜ運賃を払って行かないといけんのんじゃ。ただでもいいじゃないかと、極端な話そんな言い方をする。そして、御存じのようにやはり見島も高齢化です。今おっしゃったように、70歳以上の方々は皆病院に行かなきゃいけない。医療施設、もちろん診療所はあるけれども治療ができるものでもない。そうすると月に何回も行かないといけない。ただ、おっしゃったように月に1回は片道あるけれども、1週間に1回に行けば、1回行けば1万円くらいかかるんですよ。往復の運賃が4千円、そして港から病院までがタクシーで往復する、そうしてご飯を食べれば1万ぐらいかかってくる。それで、年金が今幾ら入るかと。月に4回病院に行きたいけれども、それも行かれないという状況になっています。生活もできないようになる。こういう非常に窮した状況に見島の方々はあるわけですよ。それで、今までもいろんな機会を通じてこのことを県にお願いしたわけですけれども、赤字分は県と市で補填しているよという話で、なかなかいいお返事をいただけない。知事には、港までは県道だ、見島に渡ったら県道だ、県道と県道を結ぶんだから県道だ、県で萩海運を運営してはどうかといった話をしたこともありますけれども、その時も同じように、補填はするから今のままでいきたいということで。いろいろと問題があったわけで、なかなかこれも思ったような解決にならないんですけれども。

 やはり離島の方々のことを考えると、なんとかしてあげなきゃなんない。生活費も本当に窮している。それがなかなか我々にはわからない。一般の本土に住んでいる人には、なかなか実情がわからないよね。そうして、冬期になればしょっちゅう欠航ですよ。3日に1回ぐらい欠航している。行きたいときに行けない。それこそ、さっき言ったように、本土の中山間地域だったら、ちょっとのう車で連れていってくれやで、できるかもしれない。けれども船しかない。このことは、もう少し国も県ももちろん市も考えていただきたいと思うんですよ。それで、一生懸命やっていただいているのはよく理解しております。理解しておりますけれども、さらに何か方法はないもんかということを、ちょっとお聞きしたいと思いますが。



◎交通政策課長

 離島の方々が、生活されるに当たってさまざまなハンディキャップを負っているということ、これは紛れもない事実でございますことから、国全般としては離島振興法という枠組みをつくり、県では中山間ということで特別な支援も、ある意味その手厚い支援も行っているわけでございます。そうした中、その離島航路を所管する我々の立場から申しますと、今、実を申しますと、見島へ行く船はおにようずという名前なんですが、このおにようずの船舶の更新時期がもうすぐという状況にございまして、船舶の更新に当たって、どういうふうにするかというふうなことを地元で協議会を設けておりまして、そこには島の住民の方、運行する船会社等の方々が参加していろんな協議をしております。その中に私が委員として参画をしておりまして、これからさまざまな検討をする中で、例えばその船の規模をどうするんだ、あるいは少し燃費のいい船を入れることによって燃料代を下げる工夫だとか、あるいは時間の短縮につながるような船の構造だとか、あるいは居住性、バリアフリーといったもろもろの観点から、さまざまな検討をするというふうなことにしておりまして、地元の方々と一緒になって、どうすればよりよい航路が運営できるだろうかというふうな観点から、さまざまな検討を進めてまいりたいというふうに思っておりまして、例えば、その燃料費が安く済むその低燃費の船を導入すれば、少し運賃も低廉化が図られるんではないかというふうな検討も、進めてまいりたいと思っております。

 そうした検討を進めているところでございますが、もう1つの観点といたしましては、今国のほうで、交通網の再編というふうなテーマがございます。地域のまちづくりと一体となった交通網の再編を図るというふうなスキームができてきておりまして、その一環として、例えばよく事例で出ますのは、バスのネットワーク等を再編するのに、今誰も乗ってないようなバスが多いので、それらを少し効率的に運用することによって、一部をデマンド交通という呼んだら来てくれるような交通体系に変えることによって、運行の効率化を図りまちの活性化を図っていこうというふうな視点がございます。この計画をつくるのは主に市町が策定するというふうなことにされておりまして、地域の実情を知っている市町がその計画を策定するというふうなことになっております。この計画というのがバス路線だけではございませんで、鉄道、交通、さまざまな公共交通を組み合わせて、その地域に一番合った公共交通網の在り方を考えていくというふうなことでございます。その計画を市町が策定すれば、例えば交通方式の転換、先に申しました路線バスからデマンド交通に転換するに際しては、国から支援が出るとかさまざまなメニューも準備されてございます。そうしたことから、例えば、萩市が、これからそういった公共交通網の計画を策定しようというふうな動きが加速するように、県もそのように指導、助言もしてまいりますし、実際にそういう交通網形成計画が策定される段階になれば、離島の航路のことも含めまして地域の実情をよく反映した計画をつくるというふうな、策定作業の中に県のほうも参画いたしまして、助言をしてまいるというふうなことで、そうした中で離島航路の今後のあり方も含めて検討がなされていく。そうした中で、住民の方にとって少しでも利便性が高く、なおかつ運賃についても一定の便宜を図れるようなシステムができればというふうに考えております。



◆新谷和彦委員

 これからも、先のことでいろいろ計画があり、支援の方法もあると伺いましたけれども、さっき課長さんが言われたことの揚げ足を取るわけではないけれども、手厚い支援を行っているとおっしゃいましたけれども、私から見れば、1つも手厚いことはないというふうに思っております。もう少し考えていただけたらというふうに思いますけれども。

 それはそれとして、離島と中山間地域いうのは、例えば離島の運賃はどうやって決められるのかということでちょっと聞いたんですけれども、バス運賃と距離を測って、バス運賃と大体同じにしているということなんですよね。ということは、中山間地域と同じ条件、同じ考え方ということかもしれないが、それは違う。

 中山間地域であれば、じゃあおまえ連れてってくれやとさっき言ったように、親戚とか親子とか近所とかに連れてってくれって、それで連れて出れるかもしれないけれども、島というのは定期の船しかないのよ。だから、路線バスとは全然違うんだという観点にまず立ってもらいたいと言いたい。これは県も一緒だし、市町も国にもそうだと言いたい。だからこそ離島航路ですよ。

 その他、生活を言えばいろんなことで水がないんですよ。地下水を今取ってやっている。よその場合は知りませんが。そうすると萩の相島というところは、夏になるとその地下水が少なくなって窒素分が多くなる。それで飲んだり洗濯したり皆するわけだけれども、白い洗濯物が黄色くなる。相島でも税金を払っているのに何で俺らだけ水道が来んのかと、そういう苦情も出てくる、要望も出てくるんですが。これはまた担当が違うんだろうけれども、そういう不便なところにあるので、ちょっと島というのは、離島というのは特別な考え方をしてもらわないと無理だろうと思います。

 これから新しい計画の策定ですか、交通網のバスも何も全部含めた地域の計画を策定する中で、とにかく離島というのは違うんだということを、まず意識を持っておいていただきたい。そして、山口県の離島航路を持っている全市町に対して、まず県が主導して国が主導して、これをやらせるというような指導をぜひお願いしたいというふうに思っております。よろしくお願いします。

(「賛成、賛成です」の声あり)



◎商工労働部理事

 新谷委員から、離島のいろいろ特殊な問題について御指摘いただきまして、おっしゃるとおり離島特有の問題、公共交通の問題は、まさに今人口減少の中で、国全体の問題、特に山口県は人口減少の激しい中で、中山間地域もそうですし離島もそうですし。特に離島は、独特のハンディキャップがあるということを非常に認識しています。そこで我々としては、今、国のほうでもそういう計画制度をつくったということもあって、それをまず1つ、地域公共交通の課題の解決手段としてしっかりやっていこうと思っていまして、そういうことは、今回の本会議でまさに知事のほうから、これまで以上に積極的に働きかけていくと、また全国にいろんな先進事例がございますので、そういうものをしっかり市町に示していくと申し上げました。あと、この計画は先ほど課長から答弁がありましたけれども、市町がつくることが基本となっておりますので、県のほうから無理強いするものではありませんけれども、ただつくろうと、つくりたいと思っている市町に対しては、県はできる限りのバックアップ、例えば、この計画をつくる協議会にまさに県が参画し、一緒に考えていこうとこういうふうなことを、しっかりやっていこう思いますので。そういうことで、しっかり離島航路も含めた公共交通の問題をやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。



◆新谷和彦委員

 ありがとうございます。しっかりやっていただいて、できるだけ島にも人が残れるように、生活ができる、若い人が残れるような島の状況に持っていく。仕事のこともそうですが、やはり生活が第一であろうと思いますので、そういう心配のないような離島の状況をつくり出してもらいたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。じゃあ、以上です。



◆戸倉多香子委員

 原発の質問もしたいんですけれども、今、離島の話が出ましたので。周南も徳山から降りてすぐのところに大津島があるんですけれども、徳山駅は新幹線と港がすごく近い駅として全国でも珍しいと言われているんですが、どうしても観光の面で考えて、そういった海外からのお客さんも、飛行機で降りた後どういうふうな交通網で動くのかというのが、なかなかわかりにくいというような新聞の記事があったんですよ。それで、徳山駅は新幹線からすぐに港があるということで、すごくわかりやすくて動きやすいんですが。観光の面で考えるのは、山陰側のほうはわりと力を入れていただいているんですが、徳山とかは、そういった観光の面ではあまり今まで注目されてこなかったんですが、瀬戸内が注目されていて、後お話があると思いますけれども。

 私は、今ちょうど、徳山駅から降りてすぐの港のフェリー乗り場の再編計画が出ていますが、周南地域の県議会議員のみんなが一緒に要望してフェリー乗り場の建てかえまでは、耐震の問題がありますので、建てかえまではある程度決まってきているのかなと期待をしているんですが、ここに全く観光的な視点がないことについて、ちょっと残念に思っています。当然、港湾機能として建てかえをお願いしているところですけれども、新幹線から降りてすぐ港で、大津島とか割といいところがあるようなところに、見島と違って、見島はすごく酔うらしくて、20分くらいで大津島には着くんですね。海外からお客さんが来られても、新幹線を降りてすぐフェリーに乗って20分くらいで、美味しい魚がとれるところに着けると。すごくすばらしい観光資源があるのに、あんまりそういった視点が向けられていないところがあるんですが、フェリー乗り場についてそういった視点はないのか、港湾施設でありますけれども観光の視点で考えるということはないのか、1つお聞きしたいのと、観光のことが昨日から続いてしまうんですが、スポーツツーリズムというんですか、男の人と話をしていたら、海外から来たお客様がプロスポーツも結構喜ばれるんじゃないかということで、周南は競艇場なんかもあるので、こういった面の観光についての視点というものを、これまで県では検討されてこなかったのかお尋ねします。ちょっとホームページ見てみましたら、国では検討されておりましたので、そういった検討が県であったのかどうかお聞きしたいと思います。この2点を観光でお願いします。



◎観光振興課長

 フェリー等を活用するという観点が1つと、もう1つがスポーツツーリズムであったと思います。まず、今回のフェリーの再編計画自体につきましては、よく承知しておりませんので、一般的なお話としまして、瀬戸内関係の島を活用するという観点での御答弁とさせていただきたいと思っております。

 今、特に外国人観光客というふうな形で委員のほうからお話がございました。国のほうの動きとしましては、東京、大阪のゴールデンルートから、全国の各地域に外国人観光客を誘導していこうというふうな動きが、まずあるということにつきましては御承知のとおりでございます。そして、本県の場合は、大阪から福岡までの間を瀬戸内の周遊ルートというふうな形で、各県と連携をしながらルート形成を進めている状況でございます。この中には、瀬戸内の多島美をしっかりと活用していこうということが、非常に大きいキーテーマとなっておりますので、お話のような、例えば大津島であったり、ほかにも島がたくさんございますので、そういうふうなところを活用していくように、今広域での周遊ルート形成を進めていくという過程の中で、しっかりと念頭に置いて取り組んでまいりたいと思います。そういうふうな取り組みを進めることにより、外国人観光客の皆様方に対する情報発信もきちんと進めてまいりますので、そういうふうな方向性で進めてまいります。

 それからもう1点、スポーツツーリズムのお話でございました。旅行ニーズが非常に多様化しているという観点で、スポーツのツーリズムであったり、あるいはアートに着目しましょうとか、あるいは文化に着目しましょうといったような、非常に多面的なニーズに応えていきましょうというのは、私どもの観光政策の大きな柱の一つでございます。したがいまして、今年はつい先日ですけれども、維新公園でラグビーのトップリーグがありましたけれども、今年はラグビーのワールドカップで物すごく活躍したこともあって、非常に盛況であったというようなことを承知しております。こういう観点で、スポーツにつきましてしっかりと観光資源の1つとして考えまして、その誘客等については進めてまいります。必要に応じMICEの誘致に関する補助金の制度等もありますので、こういうふうな活用も含めまして、しっかりとした取り組みを進めてまいりたいと考えております。以上でございます。



◆戸倉多香子委員

 はい。ありがとうございます。港のほうの計画は、やはり港湾のほうの計画なので、違うところなんであまり御存じないということでしたら、県としてはどうしても横断的な情報のやり取りも少ししていただいて、先ほども申しましたとおり、全国でも珍しい新幹線からすぐに港があるという貴重なところなんですけれども、今まであまり周南というのは、産業観光に最近力を入れていますけれども、観光にはあまり注目してこなかったところがあって生かされていなかったんですが、今回、すごく建てかえの機会があるにもかかわらず、単純に港湾機能だけのフェリー乗り場の建てかえ計画になっている。県としては、市のほうの意向をということであったと思いますが、どうも耐震の機能のことで出た建てかえ計画だったので、市のほうであらかじめ具体的に想定していなかったと思うんで、ちょっと追いついていないということもあったと思うんですけれども、市のほうから意見が出ないから港湾機能だけで建てかえるんだっていう感じで進むんじゃなく、観光の視点を、ぜひこう横断的に入れて、建てかえるんであれば、食べるところがあったり、市場もそばにありますから、そういった瀬戸内の新鮮なものが、観光客が新幹線から降りてすぐに買えるような貴重な場所がありますので、そういった視点もぜひ持っていただいて、なんかこう県の中で、横断的に情報を共有していただきたいなあと思っています。これは要望させていただきます。

 先ほどのもう1つのスポーツツーリズムっていうんですか、競艇というのをプロスポーツという中に入れていいのかという問題が、一般の女性の方は特にあるかと思いますが、最近は女性が子供連れで徳山の競艇場に来てくださいというようなCMもしていて、海外のお客さんにはそういったところもすごく人気が出るだろうと男性陣が言っておりましたので、こういった視点もちょっとぜひ覚えておいていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。

 瀬戸内海のことで、ちょっと1つだけお尋ねしておきたいことがありますので。今のはお願いですが、今、私は辺野古の埋め立てに反対しておりますが、辺野古の埋め立てに山口県の土砂が搬入されるということで反対されている方々が、周南などで勉強会を開かれたり、要望に対する署名集めなんかもされているんですが、現在、辺野古に搬入される土砂が、山口県周南の黒髪島とか防府の向島とかで、具体的に沖縄のほうの埋立計画に上がってきているらしいですけれども、そういうことについて、山口県は何か採石法とかあるとお聞きしたんですが、許可とかでそういった権限が何かしら、掘るのをやめさせるとかないと思いますけれども、どういった管理というか情報を把握していらっしゃるか、お尋ねしたいんですが。



◎商政課長

 採石業者につきましては、県の関係で申し上げますと採石法というのがございまして、こちらのほうでは、採石権の規定、それから採石業者の登録に関する規定、 それから採取計画の認可等についての規定がございます。この法律自体は、それぞれの中で県のほうの行政をやっているわけでございますが、今、お問い合わせの件については、採取計画が最も近いわけですが、これは、採取地域の中で、どういう石をどの分量取っていくかという部分の計画でございまして、そこで取れました石であるとかそれに伴って出ます、ずりといったようなものについて、どこに出ていくということにつきましては、県のほうが直接把握する立場にはございません。



◆戸倉多香子委員

 ちょっと勉強してみて、私もそのように思ったんですけれども、一応反対している方々は、辺野古に持っていかないでという要望をしたいという動きもありましたが、どういったところがそういう採石法の申請を出しているかということを、閲覧したりすることはできるんでしょうか。



◎商政課長

 当然、基本的に公開される情報でございますので、どういう業者が、どの期間、どれだけの量というのはできます。もっと手短に申し上げますと、現場に標識を立てて告示する仕組みになっておりますので、そちらを見られたほうが早いと思います。



◆戸倉多香子委員

 現場に業者名があったり、期間があったりするのもちょっと聞いたんですけれども、黒髪島だと船に乗っていかないといけないので、そこまでしなくても、例えば県庁に問い合わせをしたらわかるとか、そういう方法がありますでしょうか。



◎商政課長

 お答えできる範囲であれば。

(「船を利用せんにゃ」の声あり)



◆戸倉多香子委員

 ぜひ皆さんに大津島巡行を利用してくれるように伝えたいと思いますけれども、瀬戸内海の景観を損なわないように注意してやっていただきたいと思っています。   原発の質問は、瀬戸内海の安全を守っていく観点で反対ですが、今回の質問はやめておきます。



◆新造健次郎委員

 済みません。時間があまりないところで、フィルムコミッションの活用についてお聞きしたいんですけれども。先日発表があったんですが、2016年に映画化されることになった海賊と呼ばれた男という、百田尚樹氏が書かれた累計部数が364万部の本がいよいよ映画化されるそうなんですけれども、それは、読まれた方も多いと思うんですけれども、出光興産の創始者の出光佐三さんの物語。明治、大正、昭和の激動の時代を生きぬき、石油事業を通じて戦後の日本に大きな勇気と希望を与えた男ということで映画化されるそうです。出光といえば徳山に製油所がありまして、周南はなかなか観光地もないということもあって、先ほど戸倉委員も言われたように明るい話題になるでしょうね。この映画化に向かって、ちょっとフィルムコミッション的に、県として動きがあるのかちょっとお聞きしたいんですが。



◎観光振興課長

 フィルムコミッションの動きとしまして、この映画の撮影につきまして、5月に制作会社から本県のフィルムコミッションに対して、候補地の紹介をしてほしいという御要請がありました。これに対してフィルムコミッションの活動として数カ所、例えば県政資料館であったり、ほかに数カ所御紹介を差し上げたという形で、フィルムコミッションの活動を既に進めているところでございます。その後、本県のみならず各県のフィルムコミッションに、同様の御照会をなされておられたというふうな状況も承知しておりまして、撮影箇所に実際につながるかどうかということにつきましては、なかなか本県の撮影には至らないというふうな形で、多少今の時点では聞いておるところでございますけれども、引き続きいろんな情報提供であったりとか、御要請があれば積極的に対応をしてまいりたいと思っております。

 なお、フィルムコミッション自体は、そういう情報の提供と同時に、実際に撮影がされると、例えば1カ月間という長期にわたって滞在されるということと同時に、その映画のエンドクレジットにどこそこの皆さんの協力によりというなところが出てまいりますので、非常に有効な観光ツールであると考えております。したがいまして制作会社等からいろんなお話が出てきた場合には、そういう観点で積極的に対応してまいります。



◆新造健次郎委員

 本来であれば、映画の脚本を周南出身で山口ふるさと大使でいる福田靖さんにやってもらいたいという期待を持ったけれども、映画監督と脚本が山崎さんと、山口県じゃあない人に決まっているそうなんですけれども。この本を読んだらわかるんですけれども、一番クライマックスは日章丸のイランに行くところになって、石油連盟脱退が次になる。出光が大きくなるところ、結構海軍燃料省から払い下げた徳山精油所のところが、案外もしかしたら日章丸のところに取られて、映画化にならない、場面で出ないような脚本の問題なんですけれども。

 ぜひとも、出光製油所が徳山にありますので、もし企業で、また出光製油所が閉まりますので、たぶん県としても企業、次の企業誘致に出光も行かれると思いますので、ぜひともちょっと明るい話題として出光に行ってもらって、やっぱり海軍燃料省のところの、払い下げた後の油さらいという、なかなか男気が出るいい場所なんで、映画の部分で出してもらえるように、県からちょっと、先ほど正司課長が言われたみたいに、そういう場面になって、それが最後の字幕で出るとうれしいと思うんで、その辺ちょっと含めて、出光にもしっかりとPRしてもらえればというふうに思いますけれども。要望というか、ちょっとそういう動きができるかどうか。



◎観光振興課長

 制作会社等から、引き続きまたいろんな候補地をさらに追加とか、そういうふうなお話が出てまいりましたときには、積極的に対応を申し上げたいと思います。それと参考事例として、今年のフィルムコミッションの状況といたしまして少し御説明をさせていただきたいと思いますけれども、庵野秀明さんという方がいらっしゃいますけれども、その方の制作予定の作品に対して、フィルムコミッションの活動ということになりますけれども、そこの映画の場面に出てくる際の、撮影に当たってのいろんな小道具を紹介もしてほしいというふうなお話もございました。そういう中で、岩国の人形であったり下松のアルミ製のチェロであったりといったようなものを貸与させていただいて、どうぞ撮影に御活用くださいといったような動きもしておりますので。フィルムコミッションの活動として、少し御紹介を申し上げたところでございます。以上でございます。



○石丸典子委員長

 他にございませんか。

(「ありません」の声あり)



○石丸典子委員長

 以上で、議案及び所管事項に関する質疑等を終わらさせていただきたいと思います。これより採決に入りたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「はい」の声あり)



○石丸典子委員長

 本委員会に付託された議案は、お手元に配付の審査表のとおりでございます。

 それでは、お諮りしてよろしいでしょうか。

 議案第1号のうち本委員会所管分、並びに議案第4号及び議案第35号の議案3件を一括して採決してよろしいでしょうか。

(「はい」の声あり)



○石丸典子委員長

 では、ただいまの議案3件について可決すべきものとして賛成の方は挙手をお願いいたします。

(賛成者挙手)



○石丸典子委員長

 挙手全員であります。

 よって、ただいまの議案3件はすべて可決すべきものと決定いたしました。

 それでは、以上で審議事項は、全て終了いたしました。

 これをもちまして、商工労働委員会を閉会いたします。

 お疲れ様でございました。ありがとうございました。



(閉会 午前11時43分)