議事ロックス -地方議会議事録検索-


広島県 福山市

平成28年12月 予算特別委員会 12月15日−02号




平成28年12月 予算特別委員会 − 12月15日−02号







平成28年12月 予算特別委員会



           平成28年12月福山市議会予算特別委員会記録

           ──────────────────────



2016年(平成28年)12月15日(木)

 ──────────────────

 本日の会議に付した事件

平成28年度補正予算

 ──────────────────

 出 席 委 員

    委員    喜 田 紘 平

    委員    宮 地   毅

    委員    神 原 真 志

    委員    宮 本 宏 樹

    委員    八 杉 光 乗

    委員    奥   陽 治

    委員    平 松 正 人

    委員    石 口 智 志

    委員    能 宗 正 洋

    委員    石 岡 久 彌

    委員    河 村 晃 子

    副委員長  木 村 秀 樹

    委員    生 田 政 代

    委員    連 石 武 則

    委員    門 田 雅 彦

    委員    藤 原   平

    委員    大 塚 忠 司

    委員    榊 原 則 男

    委員    岡 崎 正 淳

    委員    土 屋 知 紀

    委員    大 田 祐 介

    委員    今 岡 芳 徳

    委員    西 本   章

    委員    中 安 加代子

    委員    高 田 健 司

    委員    五阿彌 寛 之

    委員    塚 本 裕 三

    委員    熊 谷 寿 人

    委員    池 上 文 夫

    委員    高 木 武 志

    委員長   宮 地 徹 三

    委員    瀬 良 和 彦

    委員    法 木 昭 一

    委員    稲 葉 誠一郎

    委員    早 川 佳 行

    委員    小 林 茂 裕

    委員    川 崎 卓 志

    委員    村 井 明 美

    委員    徳 山 威 雄

 ──────────────────

 説明のため出席した者の職氏名

  市長      枝 廣 直 幹

  副市長     廣 田   要

  副市長     佐 藤 彰 三

  市長公室長   檀 上 誠 之

  企画財政局長  中 島 智 治

  企画政策部長兼都市部参与兼戦略推進課長兼福山駅前再生推進室主幹

          小葉竹   靖

  財政部長    小 林 巧 平

  財政課長    花 村 祥 之

  税務部長    岡 本   卓

  総務局長    杉 野 昌 平

  総務部長兼選挙管理委員会事務局参与

          藤 井 康 弘

  人事研修課長  岡 本   武

  給与課長    松 岡   潔

  危機管理防災課長矢 野 隆 正

  総務部参与   植 村 恭 則

  福山市立大学事務局長

          渡 邊 寛 子

  経済環境局長  池 田 幸 博

  経済部長兼企業誘致推進担当部長兼都市部参与

          市 川 紀 幸

  産業振興課長  佐 伯 隆 司

  文化観光振興部長小 畑 和 正

  文化課長    原   明 信

  農林水産部長  正 木   亨

  環境部長    渡 辺   毅

  保健福祉局長  神 原 大 造

  福祉部長兼福祉事務所長

          小 野 裕 之

  福祉総務課長兼企画政策課主幹

          住 元 利 博

  長寿社会応援部長來 山 明 彦

  高齢者支援課長 加 藤 啓 介

  保健所長兼保健部長

          田 中 知 徳

  保健部参与   中 川 善 友

  児童部長    西 頭 智 彦

  子育て支援課長 皿 海 三樹夫

  市民局長    林   浩 二

  まちづくり推進部長

          藤 本 真 悟

  協働のまちづくり課長

          安 原 洋 子

  まちづくり推進部参与兼スポーツ振興課長

          佐 藤 哲 郎

  市民部長    矢 吹 泰 三

  松永支所長   明 石   茂

  北部支所長   笠 原   守

  東部支所長   内 田 咲百合

  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長

          小 川 諮 郎

  建設局長    岡 本 浩 男

  建設管理部長  坂 本 泰 之

  建設政策課長兼企画政策課主幹

          池 田 圭 次

  契約課長    三 谷 正 道

  土木部長    小 川 政 彦

  土木管理課長  木 村 達 也

  道路整備課長  市 川 清 登

  港湾河川課長兼都市計画課主幹

          山 名 道 雄

  農林土木担当部長小 田 朋 志

  農林整備課長  香 川 哲 也

  都市部長    神 田 量 三

  都市部参与   岩 木 則 明

  建築部長    渡 邉 桂 司

  会計管理者   佐 藤 洋 久

  教育長     三 好 雅 章

  教育次長    道 廣 修 二

  教育委員会事務局管理部長

          佐 藤 元 彦

  教育総務課長兼企画政策課主幹

          和 田 圭 司

  学校教育部長  立 花 正 行

  上下水道事業管理者

          内 田   亮

  上下水道局長兼経営管理部長

          脊 尾 謙 二

  工務部長    柚 木 紀 生

  下水道施設課長 坂 根 和 裕

  施設部長    木 村 和 夫

  市民病院管理部長土 屋 明 子

  医療支援センター副センター長

          芳 原 祥 二

  消防担当局長  松 本 直 樹

  消防担当部長  藤 井 徹 太

  消防担当総務課政策担当課長

          徳 光 宏 明

  消防担当部長  檀 上 雅 之

  消防担当部長  吉 澤 浩 一

  消防担当部長  藤 田 良 二

 ──────────────────

            午前10時開会



○委員長(宮地徹三) ただいまから予算特別委員会を開きます。

 ──────────────────



△議第125号 平成28年度福山市一般会計補正予算及び議第138号 平成28年度福山市一般会計補正予算から議第146号 平成28年度福山市下水道事業会計補正予算まで



○委員長(宮地徹三) これより議第125号平成28年度福山市一般会計補正予算及び議第138号平成28年度福山市一般会計補正予算から議第146号平成28年度福山市下水道事業会計補正予算までの10件を一括議題といたします。

 議第138号平成28年度福山市一般会計補正予算から議第146号平成28年度福山市下水道事業会計補正予算までの9件について,理事者から説明を求めます。



◎財政課長(花村祥之) 議第138号平成28年度福山市一般会計補正予算(第4号)から議第146号平成28年度福山市下水道事業会計補正予算(第2号)までの9件について,一括して御説明申し上げます。

 今回お配りいたしております平成28年第6回福山市議会定例会補正予算2次分議案説明資料で説明をさせていただきます。

 1ページをお願いいたします。

 1ページは,補正予算現況調べで,一般会計の歳入であります。表の区分欄の補正予算額2次分の欄の一番下,歳入合計でございますが,823万2000円を減額するものでございます。内訳ですが,第20款諸収入は,派遣職員給与費負担金の減額でございます。

 2ページをお願いいたします。

 2ページは,一般会計の歳出であります。歳入と同じく表の区分欄の補正予算額2次分の欄でございますが,今回の歳出予算の補正は,第1款議会費の1208万8000円の減額から第10款教育費の5408万円の減額までそれぞれの款で予算の調製を行い,その上で歳入との差額について第14款の予備費を増額するもので,歳出合計は歳入と同額の823万2000円を減額するものでございます。

 3ページをお願いいたします。

 3ページは,特別・企業会計で,表の左側の欄外に丸印をつけております会計が,今回補正いたします会計でございます。特別会計は,都市開発事業会計から後期高齢者医療会計までの4会計で,補正額は合計で265万8000円の増額でございます。また,企業会計は,病院事業会計から下水道事業会計までの4会計で,補正額は合計で3億2999万2000円の減額で,一般会計,特別会計,企業会計の全9会計の合計では,3億3556万6000円の減額となるものでございます。

 4ページは,一般会計補正予算の性質別内訳でございます。説明は省略をさせていただきます。

 5ページをお願いいたします。

 今回の補正予算2次分の概要でございます。

 今回の補正予算は,人事院勧告や職員の中途退職,人事異動等の変動に伴う調整として所要の予算措置を講じるものでございます。

 2つ目の丸でございます。

 補正予算の内容についてであります。

 1,人件費等の調整,(1)人件費は,人事院勧告等に伴うものとして平成28年4月1日からの平均0.2%の給料引き上げや勤勉手当,年間支給月数の0.1月引き上げなど,一般会計を初め,特別会計,企業会計の合計で2億2821万1000円増額するほか,職員の中途退職や人事異動等の変動等に伴うものとして,一般会計を初め,特別会計,企業会計の合計で8億7439万6000円減額するものでございます。

 (2)その他といたしまして,臨時職員賃金・共済費は,職員の育児休業などの対応として3051万7000円増額するもの,派遣職員給与費負担金等は,福山地区消防組合からの派遣などの調整として1086万8000円減額するものであります。このほか,福山地区消防組合負担金のほか,下水道事業会計負担金,特別会計4会計に対する繰出金の調整として7341万円減額するものでございます。

 また,会計収支調整のため,予備費を3億6438万円増額するものでございます。

 以上で議第138号から議第146号までの説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○委員長(宮地徹三) これより補正予算10件を一括して質疑に入ります。

 委員の皆様にお願いいたします。質疑に当たっては,議案番号,会計名,ページ,項目等を具体的に示し,質疑を行っていただくようお願いいたします。

 なお,理事者に申し上げておきます。答弁は,質問の意を的確に捉え,簡潔明瞭にお答えを願います。また,発言を求める際は,挙手と同時に自分の職名をはっきりと名乗るよう願います。

 それでは,質疑はありませんか。大田祐介委員。



◆(大田祐介委員) それでは,説明資料の6,寄附金対応,文化施設等案内板整備(福山城)と,その他の職員派遣旅費(熊本地震)についてお尋ねをいたします。

 まず,文化施設等案内板整備なんですが,たしか去年の9月の予算委員会で,私,福山城の看板が随分見えにくくなっておって,整備の必要があるのではないかと御質問をいたしまして,その後福山城入り口の看板が1枚,城の全体図を示したような看板に整備し直されたり,福寿会館の入り口に福寿会館はこっちというような看板が立てられたり,一定の整備がされておることは評価しておりますが,このたびのこの寄附金100万円というのは,やはり同じようにお城の看板が見えにくいということに対して寄附があったのではないかと思うんですが,その内容とどういった整備を予定されているのかお知らせください。



◎文化課長(原明信) このたびの寄附の経緯と案内板の内容についてのお尋ねでございます。

 寄附につきましては,本年3月に市制施行100周年を記念いたしまして,駅周辺の環境整備に役立ててほしいということで,市内の篤志家様から御寄附100万円をいただいたものでございます。

 今回の歳出予算につきましては,寄附者の意向を確認する中で,福山城公園内における案内板の拡充を行うこととしたものでございます。内容につきましては,福山城など多くの文化施設が集積いたします福山文化ゾーンの回遊性の促進,それからこの春から行っております福寿会館での和文化体験事業などの外国人観光客に対することも視野に入れる中で,魅力向上,満足度向上に努めるための環境整備として,既存の看板7カ所,それから新設する看板,これは案内板でございますが,これを全て多言語対応で製作し設置するものとしたものでございます。

 以上でございます。



◆(大田祐介委員) 多言語対応というのは,具体的に何語に対応した案内板になるんでしょうか。



◎文化課長(原明信) 案内板につきましては,それぞれの設置箇所につきまして,次の誘導場所への動線を促す矢印,画像に加えまして,日本語,英語,中国語,韓国語を併記した看板とし,ステンレス製で製作し設置することといたしております。

 以上でございます。



◆(大田祐介委員) 英語,中国語,韓国語ということでございますが,それは本市に今来ている外国人観光客の人数の割合とかその多さに大体対応していると考えてよろしいんでしょうか。



◎文化課長(原明信) 看板につきましては,この3月に和文化体験事業を開始する際に,駅の北側から福寿会館へ動線を促す看板同様のものを設置いたしておりますけども,これはもちろん本市に来訪する外国人観光客の動向なども視野に入れて,あわせたような形で今回整備するものでございます。



◆(大田祐介委員) ちょっと聞き方が悪いんかもしれませんが,英語,中国語,韓国語圏の方が本市にたくさん来られているということで,日本語を含めた4カ国語対応とされたということでよろしいんでしょうか。



◎文化課長(原明信) お見込みのとおりでございます。



◆(大田祐介委員) 今の言語圏の方に加えて,台湾からの観光客もかなりふえておるというように聞くんですけども,そういった状況,台湾からの観光客の動向というのはいかがなんでしょうか。



◎文化課長(原明信) 繁体字という字がございます。これは,台湾の観光客の方にも対応いたしております。私の説明不足で失礼いたしました。そういったものを想定して,あわせて表示いたします。



◆(大田祐介委員) わかりました。

 それでは,今まで以上に看板なり案内板を整備されて,多くの外国人また日本人の観光客がスムーズに移動できるように整備をお願いいたします。

 続いて,職員派遣旅費の熊本地震について,その内容の御説明をお願いします。



◎人事研修課長(岡本武) 今回補正をさせていただきます職員派遣旅費,熊本地震についてであります。

 今回,4月14日及び4月16日に発生しました熊本地震に対しまして,4月22日から7月16日の間で,職員を17班に分けまして延べ42人を派遣し,合計268万円余りの支出がありましたので,今回補正のほうを行わせていただくものであります。



◆(大田祐介委員) どちらのまちに行かれたかという御説明がありませんでしたけども,私たちは都市整備特別委員会で10月末に宇土市に視察に参りまして,そちらで本市からの職員派遣に対して非常に感謝しているというお言葉をいただきました。多分宇土市に派遣された旅費だろうと思うんですけども,その従事された内容というのが罹災証明書の発行に当たられたのではないかと思うんですが,何課の方がどういった業務をされに行かれたのか,いま一度詳しく御説明いただけますか。



◎危機管理防災課長(矢野隆正) 宇土市での業務でございます。

 主には,資産税課の職員が罹災証明発行のための家屋の調査,その後引き続きの要請が宇土市からありまして,資産税課のほうで対応できない期間がございまして,この間につきましては建築技師のほうでかわりに同じ業務をしていただいております。

 以上でございます。



◆(大田祐介委員) 10月末に私たちが行ったときも,まだまだたくさんの家屋がそのまま潰れた状態で残っておりまして,この宇土市というのは,御存じのように,本震で市役所の本庁舎の4階が潰れるという大変な被害を出したまちでありまして,そういう中で仮設の庁舎がまだできてないうちから多分本市の職員が行かれて大変御苦労されたんだろうと思っております。

 被災後半年たって,まだいわゆる公費による解体が進んでいない状況でありまして,そのおかげで私たちも地震の被害の激しさを見ることができたわけですけども,本市においても,こういう大災害が発生した場合に同様なことが発生するんじゃないかと思います。実際に行かれたその資産税課の職員がどういった経験をされて,どういった感想なり経験値を持たれたのか,まとめていらっしゃったらお示しいただきたいんですが。



◎危機管理防災課長(矢野隆正) 今回,宇土市のほうで一番苦労された点というのは,宇土市の場合庁舎が,先ほど言われましたように破損しております。本来こういう罹災証明の家屋を調査する場合は,資産税の家屋の台帳,こういったもので面積とか構造を確認する中で,破損状況を現地で確認するというのが一般的でございますが,宇土市の場合は庁舎がそういう関係でございまして,基礎資料がなかったと。なかなか取り出せない状況であったと。そういう中で,一から測量されたというのが,一番の苦労された点だというふうに伺っております。

 さらに,やはり行った際に宿舎等が近隣で確保されていないということも多々ございまして,そういった手配,行き帰りの時間,こういったものも苦労されたということを確認しております。

 以上でございます。



◆(大田祐介委員) 大変御苦労さまでしたと申し上げたいと思います。また,そういった貴重な経験を,本市の業務,これからの危機対応に対してもぜひ反映していただくようにお願い申し上げます。

 それと,現地でいろいろとお話を聞いたんですが,公費解体が進まない状況の一つの理由として,重機は結構あるんだけど,重機のオペレーターが足りない。熊本なりもっと被害が大きかった益城町なり,そちらのほうにもたくさん人手がとられて,そういった重機のオペレーターが足りないというような状況があったようです。こういったことに対する本市の対応なり何か想定があれば,お聞かせください。



◎危機管理防災課長(矢野隆正) 重機のオペレーター,これは被災状況によってどういった方々,技術を持たれた方が必要になるかというのは異なってまいります。基本的には,私どものほうも,宇土市等でそういった重機のオペレーターが足らなかったという状況は把握しております。益城町等では,ボランティアの方々でかなりの対応をされたということでございます。本来でありますと,業者等を確保してということになろうと思いますが,これらの状況に応じてやはりボランティア等の応援を要請したりとか,もしくは福山市の場合は,土木建設業者もかなりございますので,そういった中で災害時の応援の協力の協定等も結んでおります。そういった中で対応をしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆(大田祐介委員) よくわかりました。

 地震が発生して,半年間崩れかかった家のすぐ近くで仮設の小屋を建てられて住まわれとるような方もたくさん見られましたし,こういった地震後の対応は,これいろんな面で大変だなということを改めて感じました。貴重な教訓を得たわけですから,こういったことが福山市でも起こり得るのではないかということをぜひ想定していただきたいと思います。

 熊本のほうは,阿蘇の火山の爆発に対する対応はいろいろ考えておったけども,地震は実は余り想定してなかったという話を各地で聞きました。

 本市も当分大きな地震がありませんから安心だと思っている市民も多いと思うんですけども,ぜひ教訓にしていただいて,また他市町との連携というのもこのたびできたわけですから,今後も一層の連携を深めて,いざというときに対応できるように準備をお願いして,質問を終わります。



○委員長(宮地徹三) 中安加代子委員。



◆(中安加代子委員) 議第125号福山市一般会計補正予算(第3号)の中の28ページ,第5款労働費の中で,女性雇用対策費として1214万7000円が補正予算として上げられております。これは,市長の提案説明の中にもありましたけれども,地方創生推進交付金を活用した女性の活躍促進に係る拠点整備とのことでありました。どのような交流拠点施設を考えておられますか。お聞かせください。



◎産業振興課長(佐伯隆司) 女性雇用対策費,交流拠点施設整備ということでの御質問であります。

 国の地方創生推進交付金を活用して,来年度女性の就労支援についてさまざまな取り組みを実施する予定をしておりますけども,その一つとして来年度から運用の開始を予定しております,本市で言います仮称駅前女子カフェの拠点を今年度整備をしたいということで,補正を上げさせていただいてます。

 この補正というのが,本事業を実施する背景として,本市においては若者の市外流出が多い状況になっております。特に女性の流出が際立っているという状況があります。この女性の転出超過というのは,将来的には人口の減少であったり出生数の減少につながり,長期的には本市に大きな影響を及ぼすものと考えております。こうした女性の市外流出を食いとめるためにということで,地元での就職を意識させる啓発であったりとか,職業観の醸成事業を実施するということの拠点として,この拠点を整備をしたいというふうに考えております。

 以上です。



◆(中安加代子委員) その施設の具体的な場所,それから広さ,また賃貸をされるのか,その辺がわかればお聞かせください。



◎産業振興課長(佐伯隆司) この場所につきましては,駅前の中心部の空きスペースに設置をしたいというふうに考えております。本市が取り組んでおります中心市街地の活性化にも寄与するものというふうに考えております。大きさとしては,10坪から20坪程度ということで考えております。内容的には,賃貸ということで,お借りをしてということになると思っております。

 以上です。



◆(中安加代子委員) この事業が地方創生推進事業として国から認められた理由について,さっき背景を言われましたけども,理由については何だと考えておられますか。



◎産業振興課長(佐伯隆司) この理由というのは,基本的にはこの事業推進において今の課題にマッチした内容であるということで,国のほうでは認められたということであると思います。



◆(中安加代子委員) 簡単な御説明でありました。

 これまでも女性雇用対策としてさまざまな取り組みをされてきたと思います。それらの成果とそれから今後に向けての課題をどのように捉えておられますか,お聞かせください。



◎産業振興課長(佐伯隆司) 少子高齢化の中で,女性の雇用対策というのは必要なことであると考えております。本市においては,女性に対する支援ということでさまざまな取り組みをしておりますけれども,産業振興課においては女性の就労ということで対応しております。その中での対応としては,再就職のキャリアアップの資格取得であったりとかということの職業訓練,パソコン講座などのキャリアアップの講座を実施をしたり,それから職場定着のための在職者のスキルアップのための出前講座の実施をするであるとか,あと企業の方の環境整備といいますか,女性が働きやすい状況をつくっていただくということが必要であるということなので,企業に対するワーク・ライフ・バランスのセミナーなどを実施しているところであります。

 そういう実施をすることによって,女性の方が就職をしやすい状況であったりとか,企業の環境整備ということで一定の成果を上げているものと考えております。

 以上です。



◆(中安加代子委員) 課題はどうでしょう。



◎産業振興課長(佐伯隆司) 課題につきましては,女性活躍推進法というのができましたけれども,まだまだ女性が職場で働くという状況というのがなかなか厳しい状況にあると思います。そういうことも含めて,本市としては,総合的に取り組みを進めていかないといけないということで,今さまざまな取り組みをしているところであります。

 以上です。



◆(中安加代子委員) 今おっしゃいました女性の働き方につきましては,産業振興課だけではなくて,他の部署との連携の中で進める必要があると思います。横断的な連携についてお知らせください。



◎産業振興課長(佐伯隆司) 今年度実施をしております企業の女性の活躍推進を認定をするということの制度を他の部署でやっております。その関係で,本市ではその対応しているところに対して補助をしているというようなことで,連携に努めて女性の活躍推進といいますか,女性が働きやすい環境の整備に努めているというところであります。



◆(中安加代子委員) 多分もっとたくさん連携されていると思うんですが,それで了解します。

 このたびのこの事業は,若い女性の地元定着を促すことが狙いのようでありますが,福山から一歩も出すなということではなくて,一旦は進学等で市外に出ても,暮らしやすいまた働きやすい福山に帰ってこようという意識が醸成されれば,地元定着は進むと思います。それらのための情報発信の施設となりますように,工夫をぜひ凝らしていただきたいと思います。

 事業の内容につきましては,新年度予算に盛り込まれるのだということでありますので,またその機会に議論をしたいと思います。

 以上です。



○委員長(宮地徹三) 土屋知紀委員。



◆(土屋知紀委員) 私は,人件費の調整と放課後児童クラブの整備についての2点についてお伺いします。

 まず,1点目,人件費の整備について。

 先ほど説明が若干ありましたけれども,今回の人経費の調整の改定は多岐にわたってさまざまな細かな改定,変更等があるやに伺っておりますので,まずその詳細な内容について具体的に説明を求めます。



◎給与課長(松岡潔) このたびの補正で計上させていただいております人件費の内訳でございますけれども,本年の人事院勧告等に伴うものが約2億3000万円,それから職員の中途退職や人事異動等の変動に伴うものがマイナスの8億7439万6000円,大きくはそういったことになろうかと考えております。

 よろしくお願いいたします。



◆(土屋知紀委員) 質問は,その中身についてなんです。

 給与表の改定等,また諸手当の改定とか,昇級,また勤勉手当に対する人事評価の反映とか,多岐にわたっていると思うんですけど,その中身を種類別ごとに,どういう改定があって2億3000万円,総額で増額されるのかというその中身,内訳についてお示しください。



◎給与課長(松岡潔) 給料につきましては,先ほど説明にもありましたけれども,本年4月1日にさかのぼって平均で0.2%引き上げてまいります。これについて5754万6000円,それから勤勉手当,年間支給月数の0.1月引き上げで1億7066万5000円,合わせまして2億2821万1000円,約2.3億円の人勧に伴う影響額を見込んでおるものでございます。



◆(土屋知紀委員) 少し質問の趣旨が伝わってないようです。

 総務委員会の資料を概観いたしましたら,その内訳として,大別すると2つ,まず給与表の改定とあと諸手当の改定があり,その諸手当の改定は幾つかに分かれております。初任給調整手当の改定,扶養手当の改定,先ほどありました勤勉手当や期末手当の改定というふうになっていると理解しているんです。あと,昇級の人事評価の結果の反映。説明がなかったですので,この中身についてもう少し踏み込んでお伺いしたいと思います。

 このそれぞれの諸手当の改定や給与表の改定のうち,扶養手当の改定についてお伺いしたいと思うんですけども,これを見てみましたら,公務員の皆さんの給料が上がることに対しては,私は賛同できるものなんですけれども,下がる方もいらっしゃるんじゃないかなと思うんです。

 お伺いしたいのは,この扶養手当の改定によりまして,増額の対象者数の人数が何人ぐらいで,福山市の職員の何割ぐらいに当たるのか。また,減額になる対象者の方は何人かもしくは何割ぐらいか,それぞれの見通しをお示しください。



◎給与課長(松岡潔) 今委員がおっしゃられます扶養手当の見直しにつきましては,これも今年の人事院勧告に伴う来年度以降の見直しでございますけれども,その扶養手当の見直しによりまして,現在約1600人程度の職員に扶養手当を支給しております。そのうち手当額が減額となる職員は500人程度で約3割の職員,それからそのうち手当額がこの見直しによって増額となる職員は1000人程度,7割弱の職員を見込んでおるところでございます。



◆(土屋知紀委員) わかりました。

 次の質問に移りたいと思うんですけれども,これは扶養手当の減額,増額というのは,今回の給与改定のごく一部といいますか,一つの方策だと思うんです。トータルにすれば,特に扶養手当で先ほど500人程度,3割の方が減額になるとおっしゃいましたけれども,トータルでの年収にすれば,職員の皆さんの支給額は増加するのか,それとも減額されるのか,その見通しについてお示しください。



◎給与課長(松岡潔) これは,先ほども申しましたが,あくまで来年度以降の見直しでございますので,来年度以降の話にはなるんですけれども,先ほど申しましたように,手当額が増となる職員,具体的には子どもに係る扶養手当は増額となりますので,その扶養手当額が増額となる職員が本市の場合は多いので,1人当たりの平均扶養手当の支給月額は,支給職員全体の平均で約800円程度増となることを見込んでおるところでございます。



○委員長(宮地徹三) 土屋委員,補正の内容に絞って質問をしてください。



◆(土屋知紀委員) 今後,つまりはトータルで増加になれば問題はないと思うんですね。この扶養手当は,子育て世帯に重点的に,特に若い職員の方に重点的に比重を置いたという考え方で制度設計がされているというふうに思います。さらに,子どもが複数いらっしゃる世帯という方に対しては,比重を高くするということは結構だと思いますので,そういう方向でやっていただきたい。

 ただ,減額になるような方は,トータルで年収が下がらないような方策が必要だということは指摘をしておきます。

 次の質問に移りたいと思うんですけれども,今回の制度改定によりまして,もう一つの柱として,給与と昇級に人事評価が反映されると思うんですけども,その結果どのように給与と一時金でそれぞれ反映されていこうというのが今後見通しとしてあるのか。今回の制度の中身,条例案件にも出ておると思います。今議会の中身ですので,若干詳細をお示しください。



○委員長(宮地徹三) 土屋委員,補正の内容に絞って質問をしてください。



◎給与課長(松岡潔) 今,委員おっしゃられます人事評価の結果を給与へ反映することにつきましては,来年度へ反映することとしております。ですので,今回お諮りさせていただいてます本年度の補正予算には,一切かかわっていないものでございます。(土屋知紀委員「これを踏まえて,見通しはどうなってるの」と呼ぶ)



○委員長(宮地徹三) 挙手をして。



◆(土屋知紀委員) そういったことを踏まえて,見通しは試算として出ておるんではないんですかね。事前に電話でも,ヒアリングでどれぐらいの差額が出るのかということまで踏まえてお答えいただいているはずですよね。その内容について答えていただければ結構ですので,お答えいただきたいと思います。

 もう一度お伺いしたいと思うんですけども,質問の趣旨は,人事評価に伴いまして,今回の資料にかかわりまして,月別で大体どれぐらいの賃金,給与の差額ができるのか。昇級で一時金でそれぞれどれぐらいの差額ができるのかという金額をそれぞれお答えくださいと。何千円か,一月,一時金では何万円の年収とか,どれぐらいの較差ができるのかということが質問ですので,その数字をお答えください,見通しで結構ですから。



◎給与課長(松岡潔) 職員への影響でございますけれども,それこそ職員によって異なってはまいりますけれども,平均で申し上げますと,今見込んでおるのは,人事評価による結果が標準,中位のものと最上位の者との差で,昇級につきましては月額で約4500円程度を見込んでおります。

 勤勉手当につきましては,1回当たり約6万4000円程度を見込んでおるところでございます。



◆(土屋知紀委員) その数字については,ありがとうございました。わかりました。

 我が党は,こういった人事評価で給与に較差をつけることは公務員にはなじまないということはこれまで主張してまいりましたので,そのことを踏まえた予算執行を行っていただきたいということを述べて,次の質問に移りたいと思います。

 続いては,補正予算1次分の説明資料の4ページの放課後児童クラブの整備費について伺います。

 今回は,緑丘小学校と伊勢丘小学校への整備ということですけども,この整備によりまして,それぞれの利用定員がどのように変化するのか。どのような方式で放課後児童クラブが開設されるのか。さらに,開設されるに当たっての整備面積とそれぞれの建設予定費用をお答えください。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 放課後児童クラブ整備費のお尋ねでございます。

 放課後児童クラブの運営及び設備につきましては,対象学年が全学年となる中で基準条例の適用や施設整備の適正化を図るために,このたび緑丘,伊勢丘の2クラブについてプレハブ教室の整備を実施するものでございます。

 今回,整備する理由といたしましては,現在緑丘放課後児童クラブにつきましては3教室,伊勢丘につきましては2教室で運用をしておりますけれども,それぞれの1教室につきまして小学校の余裕教室を現在利用しておりますが,来年度以降この教室が利用ができなくなるということで,新たに学校敷地内へプレハブ教室を新築,移転するものでございます。

 両クラブとも,利用学年の拡大や今後の利用状況も踏まえまして,移転する教室を含めてそれぞれ2教室を整備するものでございます。

 教室の面積でありますけれども,2教室合わせてそれぞれ248.84平米ということになっております。

 それから,金額でございますけれども,緑丘につきましては3600万円,伊勢丘につきましては3700万円となっております。

 以上でございます。



◆(土屋知紀委員) さきの質問で248.84平米に対して,利用定員の見通しは何人かということもお伺いしました。それについて改めてお示しください。

 それと,これまでこういった大規模校の放課後児童クラブが順次開設をして,子どもたちに安心な放課後の居場所づくりに御尽力をいただいているところなんですけれども,特に大規模校で顕著に見られることは,横並びに放課後児童クラブを建設すると,グラウンドや学校内の敷地が非常に狭くなっていくということがございますので,他市にあるような例えば2階建ての方式を検討してはどうかということを提案してきたんですけれども,その設置方式については,今回どのような方式で建設される予定でしょうか。それもあわせてお答えください。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 定員についてのお尋ねでございますけれども,現在緑丘につきましては在籍児童数がこの5月1日現在で144人,伊勢丘につきましては114人ということで,これは在籍児童数でございますけれども,実際の利用人数につきましては,おおよそ1教室当たり緑丘につきましては36人〜37人,伊勢丘については43人程度の利用ということになっております。

 今後,4年生の拡大に向けましては,現在10月から3クラブで試行実施をしておりますけれども,まだ利用の人数というのは,非常に少ない状況でございまして,今後4年生以降の利用人数の推移というものを見ていく中で定員というのは,定めていく必要があるというふうに考えております。

 また,敷地に合わせての建築ということでのお尋ねでございます。

 現在も,学校の敷地内のグラウンドあるいは学校敷地内の中にプレハブ教室を建築しておりますけれども,先ほど委員が言われましたように敷地面積がなかなか取りづらい学校等もございまして,今回の2クラブにつきましてはプレハブの2階建てで建築をする予定でございます。

 以上でございます。



◆(土屋知紀委員) まず,建築方式については,プレハブの2階建てを採用していただくということで,これは恐らく福山市内の放課後児童クラブでは初めての試みになるんだろうと思います。安全面に配慮していただいて,事故のないようなそういった安全面を十二分に配慮した建設や設計や運用に努めていただきたいということを要望しておきます。

 あわせて,放課後児童クラブの整備については,放課後児童クラブの基準についてという国が指針を示しております。1人当たりの面積とか,職員の配置体制,もしくは開所日数や開所時間,児童の集団の規模等を細かに定めておると思います。それについてお伺いしたいと思うんですけれども,福山市は,この基準が実は2014年に出されましたので,それに伴いまして条例改定を行って,この基準に準ずるような形で今大規模クラブを解消していったりしていると思うんですけれども,その達成状況についてお伺いしたいと思います。

 例えば71人以上のクラブは,早急に解消しなければならないというようなことになっておりますけれども,さきに説明がありました5月1日現在の指標を見ましたら,まだ大規模校と言われるクラブがあるやに思います。具体的には,松永の放課後児童クラブが5月1日現在で147人の利用者で2教室あります。ですので,平均すると1教室当たり73.5人。日吉台は,ぎりぎりの70人で1教室というふうに,いわゆる過密化が進んでいる状況なんです。

 こういった,まだ若干ではありますけれども,残っております大規模クラブについての解消は,これ検討課題となっていると思うんですけども,今後の方策はどうなっているでしょうか。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 大規模教室の解消についてのお尋ねでございます。

 先ほど委員が言われましたクラブにつきましては,5月1日現在ということで言われたと思いますが,日吉台につきましては,7月から教室を分割いたしまして,70人以上の状態は解消されております。

 70人以上も含めまして,先ほど言われました新たな基準に基づきます施設整備あるいは運営につきましては,今後のクラブの利用児童数の将来推計や現有施設の状況を考慮しながら,施設整備や学年拡大の使用,運営のあり方などに関する基本方針のほうを早期に定めていきまして,今後子どもが安心して過ごせる遊びと生活の場として放課後児童クラブの量的拡充と質的向上に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆(土屋知紀委員) 今後,国の基準に基づいて,福山市として放課後児童クラブの基本方針を定めていくということが答弁でありました。これについては,早急に策定をしていただいて,公表して,計画的に解消するべきところは解消したり体制を強化するところは強化するということが必要になってくると思うんですけども,この国の基準が出されて,福山市の場合は5年間の経過措置をとっているということなんです。私は,国の基準が示されたので,前倒しでも早急に進めていかなければならない重要課題の一つだと思っておるんですけども,今回のさきに答弁がありました放課後児童クラブの基本方針が出される,公表される時期の見通しはいつぐらいなんでしょうか。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 基本方針が示される時期ということでございます。

 現在,基本方針のほうを検討中でございますけれども,今年度中にはそのあたりをまとめさせていただいて,またお示しをさせていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆(土屋知紀委員) 今年度中ということで,3月までには基本方針が出されるということで,国基準に準じた形になろうかと思います。

 これは要望なんですけれども,国基準に縛られるだけではなく,例えば1人当たりの児童のパーソナルスペースは国基準では例えば1.65平米を専用区画として保持しなければならないというふうになっているんですけども,1.65平米というのは非常に狭いんです。ですので,これを上回ってもいいというようなことも国は,指針として書いております。2014年12月の文教経済委員会の討論でもお話ししましたように,最低でも児童のパーソナルスペースは1.98平米を維持してくださいということを要望しておりますので,そういったことを踏まえた子どもたちの放課後の安全・安心な居場所が十二分に確保できるような基本方針にしていただいて,その基本方針を早急に達成できるような取り組みを強めていただくよう要望して,私の質問を終わります。(村井明美委員「関連」と呼ぶ)



○委員長(宮地徹三) 村井明美委員。



◆(村井明美委員) 先ほどの土屋委員の質問に関連して質問いたします。

 まず,人事院勧告等に伴う人件費に関しましては,平成28年4月1日から平均0.2%の給与引き上げ,それから勤勉手当年間支給月数の0.1月引き上げということでしたが,これについては,全ての職員に横並びで一律に0.2%,0.1月というふうになるのかどうか,それをお聞かせください。



◎給与課長(松岡潔) 給料表に規定される給料月額自体が全て400円から1500円引き上げとなりますので,職員もどこかの給料月額を適用しておりますので,引き上げになるものと考えております。

 今申しましたように,若年層,初任給のあたりは,1500円月額増額いたします。ですけれども,高年齢の職員のあたりにつきましては,400円程度しか引き上げになりませんので,全ての職員が平均で0.2%引き上げということではございません。全職員の平均であくまで0.2%の引き上げということでございます。

 勤勉手当につきましては,職員一律0.1月の引き上げとなるものでございます。



◆(村井明美委員) 勤勉手当の問題で,人事院勧告の中身を読んでみますと,なかなかその具体的実施は複雑なんですけれども,今後この人事評価を賃金等の部分に反映するということで,私の理解では,この勤勉手当年間支給月数の0.1月のところをもって段階的に5段階,福山市の場合は,その方向で考えているようなんですけども,この部分をもって充てるというふうに読み取れたんですけれども,そういう理解でよいのでしょうか。



◎給与課長(松岡潔) 0.1月と申しますのは,今回引き上がった月数だけでございますので,それは人事評価の結果を反映する勤勉手当の一部ということになろうかと思われます。あくまでもそれは来年度の勤勉手当の話でございます。今年度の勤勉手当につきましては,人事評価に関係なく0.1月引き上げをするものでございます。



◆(村井明美委員) ですから,先ほど確認させていただきました。今年度については,横並びなのですねということで,そうだということなんですけど,新年度からについての財源といいますか,人事院勧告の中身を見ておりますと,この人事評価の賃金への反映部分としては,この勤勉手当年間支給月数の0.1月引き上げのところをもってそういうことに充てるというふうに私は読み取ったのですけれども,それでよいのですか,違うのですかとお尋ねをしております。



◎給与課長(松岡潔) 来年度の勤勉手当につきましては,その勤勉手当支給月数の範囲内で行ってまいります。



◎総務部長兼選挙管理委員会事務局参与(藤井康弘) 村井委員お尋ねの件でございますけども,今回0.1月分の増加というのは,今年度人事院勧告に伴いまして月額,年間4.1月から4.3月に改定したというものでございます。

 来年度の人事評価制度につきましては,今回の改正とはまた別ということで制度設計をしておりますのでよろしくお願いいたします。



◆(村井明美委員) 来年度のことについては,ちょっと私の人事院勧告の読み取りと説明とに少しずれがあるのかなと。来年度に関しては,また制度設計するということですので,新年度の予算で詳しく聞かせていただきましょう。

 いずれにしても,人事評価が今後賃金や手当に反映されるということが方針として定められたという理解をしておきます。

 では,そのほかの質問を続けてよろしいでしょうか。関連だけですか,委員長。



○委員長(宮地徹三) 質問者がいらっしゃいますので,一旦これで終わっていただきたいと思います。(村井明美委員「はい,わかりました」と呼ぶ)高木武志委員。



◆(高木武志委員) まず,補正予算の議案説明資料の中で,5ページの安心・安全の実現の中で,急傾斜地崩壊対策事業について,具体の説明をお願いいたします。



◎道路整備課長(市川清登) 急傾斜地崩壊対策事業の補正予算の内容についてのお尋ねでございます。

 今回補正をお願いしてます事業の中身につきましては,本年6月の豪雨により土砂災害が発生した箇所について,国土交通省に申請をした結果,平成28年11月16日付で災害関連地域防災がけ崩れ対策事業に採択をされたことから,その対策事業を実施するための補正予算をお願いしているところでございます。

 以上でございます。よろしくお願いします。



◆(高木武志委員) 国交省のほうで認められたということですけれども,今6月の豪雨災害のときに,福山市でそういった危険箇所の崩壊対策事業でやらなければならない箇所というのは何カ所あるんでしょうか。



◎道路整備課長(市川清登) 今回の地域防災がけ崩れ対策事業につきましては,採択に当たりましてあくまで民有地の崖崩れであることから一定の条件がございます。まずは事業をするためには,採択基準の主なものとしては,30度以上で5メーター以上の崖地であって,災害が発生し,人家2戸以上に倒壊が著しい被害を及ぼすと認められる箇所において,直接人命の保護を目的とする崖崩れ対策防止工事であるといった基準がございます。そして,実際に申請するに当たりましては,地権者の意向をまず確認し,土地の所有者の同意を得る中で申請していく必要がございますので,こういった箇所については,今回申請を上げたものが1カ所であったと考えております。



◆(高木武志委員) 先般お伺いをした瀬戸の地権者が不明なところがあったということですけれども,その地権者の方はまだわからないということでしょうか。



◎道路整備課長(市川清登) 先般の瀬戸の件でございます。瀬戸につきましては災害発生時,今回の事業メニューとは異なりまして災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業により実施をしようといったことで,広島県が事業主体となり事業採択に向けて取り組んだところでございます。細かな崖地の規模,人家に与える影響には違いがございますが,最終的に事業を実施する上での民地の所有者の意向あるいは土地所有者の同意書といったことには,全ての急傾斜地事業につきましては民地での工事であることから,そこらは必須の事項となってまいります。

 瀬戸町の案件については,現段階においても土地所有者の特定ができていないといった状況と伺っております。

 以上でございます。



◆(高木武志委員) わかりました。

 それで,この急傾斜の崩壊,そういった山の斜面が崩れるということについて,さらにちょっと砂防ダムの問題についてお聞きをしたいんですけど,よろしいでしょうか。



○委員長(宮地徹三) どうぞ。



◆(高木武志委員) 現在,福山市には109基の砂防ダムがあります。そして,新たに今後計画をされているのが505の渓流に砂防ダムを整備するという計画だそうですけれども,このダムの施設管理は県が行っているわけですが,その中で適切な維持管理というふうなものを県もやるということなんですけれど,この維持管理ということについては,例えば砂防ダムが実際にどんどん底に土砂がたまって砂防ダムとしての機能が果たせなくなった場合に,例えばその土砂を撤去するというふうなことも含まれるんでしょうか。



◎土木管理課長(木村達也) 砂防ダムの維持管理についての御質問でございます。

 砂防ダムの維持管理につきましては,広島県のほうで行っております。砂防ダム箇所にたまった土砂等につきましても,状況を確認する中で広島県のほうでその状況に応じて土砂の撤去等を適正に対応されているというふうに伺っております。



◆(高木武志委員) 以前,駅家町のほうにそういった砂防ダムの土砂の撤去ということが問題になって,なかなかしてもらえないというふうな話がありましたけれども,現在ある砂防ダムのそういった土砂の堆積状況であるとか,そういったことについては,福山市のほうでそういったことも把握をしているというわけではないんでしょうかね。



◎土木管理課長(木村達也) 砂防ダムにつきましては,広島県の管理する施設でございます。本市においては,今の堆積土,そういうふうな砂防ダムの現状等については把握をしておりません。



◆(高木武志委員) 市民にかかわることでもありますので,そういったことも把握をしていただいて,県に対して適切な維持管理というものをぜひ求めていただきたいというふうに思います。

 続いて,浸水対策の調査費が瀬戸川流域の分で計上されておりますけれども,これにかかわってそれ以外の浸水の部分がございます。そのいろんなところで6月の大雨災害のときには浸水をしたわけですけれども,木之庄地域でいつも浸水をするところがあります。道路が冠水をしていくということですけれども,そういった木之庄地域での冠水についての対策というのはどういうふうに進捗をしているのか,お示しをいただければと思います。



◎下水道施設課長(坂根和裕) 木之庄地域の浸水対策についてでございますが,現在中央2号・中央5号幹線築造工事を施工しております。これができますと今言われる木之庄地域の雨が降ったときの浸水対策としての事業でありますので,解消につながるものと考えております。

 以上です。



◆(高木武志委員) この計画は,いつごろ完成の予定でしょうか。



◎下水道施設課長(坂根和裕) 現在行っております西桜町から木之庄へ向けての工事のほうは,来年の8月に完了をする予定としております。その後の工事につきましては,その工事による効果を検証する中で計画をしていきたいと考えております。



◆(高木武志委員) この木之庄地域でもそういった冠水の連絡をいつも受けたりするんですけれども,そういったことがなくなるようにぜひとも急いでいただきたいというふうに思います。

 それから続いて地域集会所の建設費の補助の問題ですけれども,福山市ではこの地域集会所の補助要綱の中で,建物の床面積が33平米以上であること,補助対象経費が50万円以上であること,また補助の金額について補助対象面積掛ける補助単価の4分の1というふうになっております。

 近年こういった補助の額というのもかなり大きくなっているというふうに思うんですけれども,そうした中で補助金額の上限あるいは補助の4分の1という割合,これを引き上げていくということというのは考えておられないんでしょうか。



◎協働のまちづくり課長(安原洋子) 地域集会所補助につきまして,補助金額の上限の引き上げを検討しているかということについてのお尋ねでございます。

 こちら補助対象経費50万円以上であること,こちらは,協働のまちづくりの考え方の中で自助,共助,公助の考え方が基本でございますけれども,この公助の公的な役割は,一定の線引きをもってということで50万円以上を公的資金で援助をするということでいたしております。それ未満の工事につきましては,この建設主体が自治会や町内会ということでございますので,地域の皆様が身近に集われる施設ということで,自治会,町内会の積立金などで対応をしていただいているところでございます。

 上限の引き上げにつきましては,こちらの単価設定,これは教育施設の公民館でありますとか,小学校でありますとか,そういった教育施設の単価をこの補助金の算定の基礎値にしておりますので,ただいまのところ上限を引き上げるということについては考えはございません。

 以上でございます。



◆(高木武志委員) この地域集会所の建設費というのは,近年高騰していると思うんです。消費税が引き上がったりしておりますし,そういった中で例えば岐阜県の土岐市では,この限度額についてこれは世帯数で限度額というものが決められているわけですけれども,100世帯以下は750万円,そして101世帯から150世帯が800万円というふうな,そういう段階で設定がされております。福山市でいけば,限度額が300万円ぐらいでとどまってしまうというふうな状況だと思いますけれども,こういった中で,先ほど自助,共助,公助というふうに言われましたけれども,4分の1というのは余りにも低いというふうに思うんです。せめて3分の1ぐらいの,均等に言っても,自助,共助,公助といけば3分の1ぐらいになるかなというふうに思うんですけれども,それでその割合をぜひ引き上げていただいて,この地域集会所を何とか建てかえたいと思われているところもいっぱいあるわけです。古くなって建てかえたいけれども,やはりなかなか資金が集まらないというふうなこともありますから,ぜひともこの割合を引き上げていただくこと,また限度額もやっぱり引き上げていただくことが要るんではないかなと。いざというときにそういったところに避難をするとかというふうなことも,避難所としての役割も果たすわけですから,ぜひとも考えていただければと思うんですけれども,いかがでしょうか。



◎協働のまちづくり課長(安原洋子) 3分の1程度が妥当ではないかということの御意見でございます。

 これにつきましては,お考えとして拝聴をさせていただきたいと思います。

 現行で,今回の補正予算につきましても,1世帯当たりの負担額,これは,843円から一番高いところで1万2793円となっております。そちらの高いところでも,積立金を活用されて計画的に改修をされておりますので,そういった御相談にも今後も乗っていきたいと考えております。

 以上でございます。



◆(高木武志委員) 先ほど拝聴というふうに言われましたけれども,ぜひ検討していただきたいと思います。これからそういうふうに,地域集会所も避難所としての役割を果たすという意味でも,そういったことがきちんと耐震もできるし設備もできるように,ぜひとも考えていただくことは,福山市が市民の生命,財産,そういったものを守っていくという意味でも必要なことだろうというふうに思います。ぜひ検討していただくよう求めて,終わります。



○委員長(宮地徹三) 塚本裕三委員。



◆(塚本裕三委員) 補正予算議案説明資料の中の5ページの中に,通常分の3番目でございますが,教育環境の充実ということで,教育環境整備基金積立金,未来の地域づくり応援交付金事業というのがありますが,この内容は,福山市立大学の施設整備をする内容と聞いておりますが,この内容について御説明願いたいと思います。

 それからもう一点,6番目の寄附金対応で,松永はきもの資料館管理運営基金積立金というのがありますが,この内容について聞きたいんですが。

 実は,私,まことに申しわけないんですが,松永はきもの資料館,これのオープニングのときに行かせていただいたのが初めてでございまして,そのときの印象が,履物に限らず,松永の歴史,文化も展示し,しかも世界の人形とかを展示して,本当にすごい資料館なんだなとびっくりしたわけでございます。

 その一方で,恐らくこのはきもの資料館ができた経緯でしょう,今後の管理運営に関しては地元の多大な協力があるなと。例えばコーヒーショップで地元の方総動員でおもてなしをされる姿とかそういうのを見て,非常に好印象を受けて,まさに松永地域の一つの文化発信拠点であるなと,こうした目からうろこのような印象を受けました。

 そう翻ってみても,こうした文化施設というのはなかなか管理運営が難しいことが推察されておりまして,そういう中で市がかかわり,また地元の協力を得て,それから寄附金対応としてこうしたものが積立金として計上されているんじゃないかと推察するわけでございます。

 そこで,この項目で聞きたいことは,今回松永はきもの資料館というのが出ておりますけども,これに対して市が管理運営についてかかわれることというのはどういうことがあるのか,現状と課題についてお示し願いたいと思います。



◎教育総務課長兼企画政策課主幹(和田圭司) 教育環境整備基金積立金に関する御質問でございます。

 本基金につきましては,2015年平成27年6月に策定いたしました福山市小中一貫教育と学校教育環境に関する基本方針に基づきます学校教育環境の整備や小中一貫教育を推進するための環境整備,そして就学前教育,保育の施設の整備等,中長期にわたる教育環境の整備充実を目的としたものでございます。具体につきましては,今後検討することといたしております。

 以上でございます。



◎文化課長(原明信) はきもの資料館に係りまして市がかかわれることについてのお尋ねでございます。

 はきもの資料館につきましては,昨年7月4日にリニューアルオープンいたしまして,約9カ月昨年度は運営しまして,今年度は協働の取り組みを進化させるということで,住民の皆様で一緒に開催いたしますあしあとイベントのあしあとマーケット,これを月に1回第1日曜日に開催を安定開催できるように努めております。

 今後につきましては,小中学校のふるさと学習での利用機会の拡大,こういったのを各団体長様と一緒に各学校に利用促進にお伺いしたり,観光客の誘致,道の駅へパンフレットを置かせていただいたり,観光宣伝のほうでもPRするなどしまして,地元の人に身近であって,かつ市外からも関心を持っていただいて,多くの人に親しんでいただけるような,そういう取り組みを地域の皆様と一緒に検討しながらやっていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆(塚本裕三委員) まず,環境整備基金積立金の私の認識は間違っとったと思うんですが,てっきりこれは福山市立大学の施設整備関係の資金かなと思っていたんですけども,これは全くお話がありませんでしたけど,なかったんでしょうか。

 それからもう一つ,はきもの資料館管理運営に関することはよくわかりました。なかなか非常に言われたことは,大切な取り組みかと思うんですけども,やっぱり現状問題,こうしたものの管理運営というたら非常に難しいものがあるんじゃないんかなと推察します。

 それで,ちょっとこれは私の思いつきで言って本当に申しわけないんですけども,例えば今回は,寄附金がこのように積み立てられてきたということですけれども,こうしたすぐれた文化というのがあるわけでございまして,市長が本会議でもよく答弁されております文化を核にして発信するという意味で,こうしたものの発信力強化とか,それが例えばふるさと納税につながって寄附金がふえてくるとか,こういったことのお考えとか取り組みは,されていらっしゃるんでしょうか。そのことをちょっとお願いします。



◎教育総務課長兼企画政策課主幹(和田圭司) 教育環境整備基金についての御質問でございますが,基金につきましては先ほど申し上げたとおり,中長期にわたる教育環境の整備充実を目的といたしております。具体につきましては,今後検討してまいるということでございます。

 以上でございます。



◎文化課長(原明信) ふるさと納税などの利用拡大ということでございます。

 現在,ふるさと納税のメニューの中には,はきもの資料館の管理運営に対する御支援,そういった項目は,ございませんけども,これはほかの福山市の文化施設も含めまして今後検討していきたいというふうに思います。

 以上でございます。(塚本裕三委員「結構です」と呼ぶ)



○委員長(宮地徹三) 藤原 平委員。



◆(藤原平委員) ちょっと単純な質問なんですけど,2次分の5ページ,福山地区消防組合負担金,福山市の消防組合の負担金はさらに大きなものがあって,この7341万円の減額はパーセンテージにすれば微々たるもんだと思うんですが,ちょっと気になるんですね。人勧が上がっているにもかかわらず,これだけの数字には出てるわけですから,ちょっとこの内容について御説明ください。



◎消防担当総務課政策担当課長(徳光宏明) 消防組合負担金の減額の内容についてのお尋ねでございます。

 福山地区消防組合負担金の減額につきましては,マイナスの6849万1000円でございます。このうち人件費の整備,減額に伴うものがマイナス3360万円,それから平成27年度決算に伴います繰越金の計上に伴う整理に伴うものがマイナスの3489万1000円,合計で6849万1000円の減額になるものでございます。

 以上でございます。



◆(藤原平委員) その5ページの上に,派遣職員給与費負担金というのが,これは消防局であるわけですけど,ことしの熊本災害において福山地区消防組合は当然派遣されたと思うんですけど,この派遣職員の給与というのは出た場合には災害地が負担してくれるんでしょう。その減額というのは,ないんですか。



◎消防担当総務課政策担当課長(徳光宏明) 補正予算の議案説明資料に掲げております派遣職員の負担金等につきましては,福山地区消防組合や福山市との相互の派遣職員でございまして,災害派遣をした職員に伴うものではございません。

 災害派遣をした場合の職員の手当等に関する国等の補填につきましては,制度はございます。緊急消防援助隊として災害派遣をされた場合,国の指示によるもの,それから要請によるもの等があるわけでございますが,国の指示により出動した場合は,国からの補助金というものがございます。要請により出動した場合,今回の熊本地震にかかわるものですが,そういったところは,国からの補助金はございませんが,市町村振興協会,こちらのほうから一定の助成金が交付される予定となっております。

 以上でございます。



◆(藤原平委員) ですから,今回の場合は,熊本県からの要請だから,市町村振興組合から助成金が出たと。それについては,ここの福山地区消防組合負担金の減額7341万円には含まれているのかどうかということもあわせて質問します。



◎消防担当総務課政策担当課長(徳光宏明) 市町村振興協会からの助成金については,現在補助申請をしておりますところでございまして,福山地区消防組合の3月補正等に向けてこれから財政当局と予算計上については協議をしていく予定としておりますので,今回の福山市の12月補正のほうには反映をされておりません。

 以上でございます。(藤原 平委員「わかりました」と呼ぶ)



○委員長(宮地徹三) 法木昭一委員。



◆(法木昭一委員) まず,2点質問させていただきたいと思います。

 1つ目は,補正予算書の31ページ,土地改良区施設維持管理費補助,第1佐波ポンプ場の能力アップだというふうに説明があったというふうに思いますけど,もう少し具体的にお知らせをください。

 それから,35ページ,浸水対策ということで,瀬戸川流域,本会議でもお尋ねをしたんですけれども,時間の都合で具体的なことをお聞きできませんでしたので,改めてもう一度今の進捗等についてお知らせいただきたいと思います。



◎農林整備課長(香川哲也) まず,土地改良区施設維持管理費補助についてでございます。

 委員おっしゃるように,第1佐波排水機場のポンプの更新についての補正でございます。第1佐波排水機場のポンプ本体に附属する設備であります真空ポンプを更新するものでありまして,このポンプにつきましては本体の排水ポンプを稼働する準備作業として排水ポンプ本体の内部を満水とする必要がございます。その満水にするための設備でございます。

 以上です。



◎建設政策課長兼企画政策課主幹(池田圭次) 浸水対策調査費についてのお尋ねでございます。

 6月の梅雨前線による集中豪雨を受けまして,瀬戸川流域における治水対策検討会で再度災害防止について国,県,市などが連携して要因分析や制度,災害防止の対策を検討したところでございます。

 その中で,役割として,県としては,平成15年に定めた河川改修計画などを着実に進めることとしております。市の役割としては,内水排除対策に取り組んでまいるということでございます。

 今回計上させていただいている1540万円につきましては,その内水排除対策として,今回佐波町や津之郷町でも浸水被害を受けたことから,その内水の流出量や浸水要因の分析を行い対策を検討するために業務委託するための費用でございます。来年6月までに浸水対策検討業務委託を終えたいと考えているところでございます。

 以上であります。



◆(法木昭一委員) ありがとうございました。

 1点目の佐波ポンプ場の真空ポンプの更新ということでありましたが,排水能力というのはどのようになるんでしょうか。上がるんでしょうか,どうなんでしょうか。



◎農林整備課長(香川哲也) 現状の排水能力につきましては,変わらず現状の機能を確保するための設備の更新でございます。

 以上です。



◆(法木昭一委員) 能力は変わらないということでありますので,要望しておきたいというふうに思うんですが。6月の大雨の状況はもう何回も繰り返して議論されてきておりますから,佐波のポンプ場周辺についても,ぜひ能力をどのように持っていくのかということは検討していただきたいというふうに思います。

 それから,瀬戸川流域についてなんですけれども,これまでの議論の経過の中で,確かに瀬戸川の掘浚等ができていないという状況もあるというふうにお聞きはいたしております。もともとの計画の一つに,瀬戸川が流れてきて明王台へ上がってくる聖橋の下方部が市道が低い位置にあるので,この市道のかさ上げも含めて瀬戸川については改修をしていかなければいけないという議論があったというふうに思うんですけれども,そのあたりは現状をどのように受けとめられていらっしゃいますか。



◎道路整備課長(市川清登) 現在,聖橋の下あたりにありますのは,市道としても堤防の高水敷部分を使って,市道として広島県の河川区域を占用する形で利用させていただいております。市道としての機能は今後も必要であるというふうに考えておりまして,瀬戸川の河川改修計画の中で,その市道に面した土地利用も現状まだございますので,機能を廃止していくことは困難でありますので,改修と市道機能を確保した形で近隣の土地利用も踏まえながら新たな改修計画案について県のほうが練り直しをされておりますので,そういった案を地元のほうと協議しながら早急に河川本体の改修が進んでいくよう,福山市としても連携しながら取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆(法木昭一委員) 市道のかさ上げも含めてという計画は,そのまま今残っているという受けとめでよろしいんでしょうか。もう一度確認をお願いしたいと思います。



◎道路整備課長(市川清登) 改修に当たりましては河川の治水能力を向上させていくということが基本になりますので,必然的に市道もかさ上げされていく計画になってこようかと思っております。今,見直されている案も,そういった形になっております。

 以上でございます。



◆(法木昭一委員) わかりました。

 この計画も,当時話をお聞きした経緯がありますけれども,やはり地域の反対があるんだということがございました。

 しかし,課長もよく御存じだというふうに思いますが,あの部分というのは,道路が低い,川があふれる,それから裏山が急峻だということで崩れかねないという状況ももちろん想定をされるというふうに思いますから,ぜひ,今答弁がありましたが,検討会も含めて,あるいは検討会以外の課題として捉えてでも計画の推進をしていただきたいというふうに思うんですけれども,もう一度そのあたりの展望をお示しをいただけるでしょうか。



◎道路整備課長(市川清登) 新たな計画案につきまして,広島県のほうで作成されておりまして,地元の自治会役員の皆様には一定程度提示する中で御確認をいただいておる状況にあります。

 今後につきましては,地域の皆様にも,広島県が御説明されるというふうな方向であると伺っておりますので,福山市としましても,県と連携を図りながら地域のほうに丁寧に御説明させていただきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆(法木昭一委員) それはそれでそれじゃあよろしくお願いしたいということを要望いたしておきたいと思います。

 それから,災害全般にかかわってなんですが,今ゲリラ豪雨ということがしきりに言われております。所によっては,時間雨量100ミリを超えるような雨が降るということも報じられております。福山地域では100ミリという雨は経験したことがないというふうに思いますが,50ミリあるいは50ミリを超える雨というのは,地域によっては局地的には経験があるんじゃないかなというふうに思うんです。

 それで,福山市が抱えています公共施設の中で,特に水路とか,それから下水道とか,それからのり面,特に工事を施したのり面について,どれぐらいの雨を想定して,あるいはどれぐらいの雨なら耐えられると想定をして今整備を進められているのか,わかる範囲でお答えをいただきたいと思います。それから,調整池も。



◎下水道施設課長(坂根和裕) 施設の雨水に対する想定の数値でございますが,福山市の下水道につきましては,時間当たり42ミリを想定しております。その他については想定した数値はございません。



◎道路整備課長(市川清登) 道路に関係するのり面につきましては,新たに道路新設を改良して道路を新たにつくる場合には,広島県におきましては,時間降雨量90ミリで道路側溝等の設計を行っております。

 以上でございます。



◎農林整備課長(香川哲也) 済いません。先ほど調整池ということがありましたが,ため池についてお答えさせていただきたいと思いますが,ため池についてであれば,既往のというか,最近の一番降雨量の多い量で言っています。最近であれば,93ミリか94ミリかだったと思うんですが,それを基準に設計をしておるところです。



◎農林土木担当部長(小田朋志) ため池に関しまして今農林整備課長が答えましたけど,一部間違えがありますので,修正させていただきます。

 ため池の堤体の設計には,3種類の降雨量を対象といたします。3種類,先ほど課長が申した既往最大がそのうちの一つでございます。

 それから,いわゆる超過確率,200年確率,それとそれから過去にその池で余水吐きと申しまして,それ以上水がたまらない施設,この施設に水が流れた後,流積痕と申しますけれども,その流積痕から推定される降雨量,この3つのうちの最大値を検討といたします。そういったことです。

 以上です。



◎港湾河川課長兼都市計画課主幹(山名道雄) 河川,水路等についてお答えをさせていただきます。

 河川,水路等については,その種類や状況によって50年確率あるいは芦田川であれば100年確率といったことで検討をされております。

 市の管理しております普通河川については,河川改修時に3年確率でするとか,7年確率でするとか,河川それぞれに応じて設定をして対応をしているところでございます。

 以上でございます。



◆(法木昭一委員) 概略はわかりました。

 ただ,そうはいっても,今の福山市の現状を見ても,下水があふれるとか水路がオーバーフローするとか,あるいは本会議でも申し上げましたけど,これは県の工事ですから福山市は関係ないのかもわかりませんが,沼隈道路関連ののり面,コンクリート型枠が完成したなと思ったやさきに,大雨が降ってずれたというふうなことを目の当たりに私もしておりますし,そのときちょうど市長さんも一緒に見学されていると思いますので,そこは,あるんですが,やっぱりそういう現実があるんです。

 どうなんでしょうか。例えば下水なんかで言えば42ミリということなんですけれど,これは全面的にやりかえるということになれば当然莫大なお金がかかるというふうに思いますが,しかし一定程度想定の範囲を上げて対応しておく,そういうこともまた検討すべきではないかなというふうに思うんですが,そのあたりの将来的な考え方というのは,いかがでしょうか。全体の考え方でいいです。一つ一つはもう結構ですから。



◎建設政策課長兼企画政策課主幹(池田圭次) 全体的なお話ということでございますので,先ほど申しましたように,治水対策検討会で一定の対策案は出させていただいたところでございます。

 先ほど申し上げましたように,県におきましては県管理河川である河川改修などを着実に進めていく。福川に関しては,排水機場の整備などを着実に進めていくということとしております。

 本市におきましては,内水排除対策,そこにつながるまでの水路などを,今回の再度災害防止ということになりますと30年に1度という降雨に耐え得るように,まずは県の瀬戸川などを先行掘削するとしておりますので,そういった状況も見ながら,再度災害防止に取り組んでまいりたいと考えているところであります。

 以上であります。



◆(法木昭一委員) 今の瀬戸川に関することだというふうに理解するんですが,私が聞きたかったのは,福山市全体として下水や水路,道路も含めて,あるいはいろんな工事も含めて,雨等に対する想定を──現実は変わらないかもしれないけれども──想定そのものを上げた上で何らかの検討を将来的にはしていくべきじゃないかなというふうに思うんですが,いかがでしょうかということなんですが。



◎土木部長(小川政彦) 想定の降雨量等の今後についてのお尋ねであります。

 今までも大雨で被害が出る。そうすると,今までの想定の見直しを今までもしてきています。

 今後についても,今回6月降雨につきましては,過去で2番目の雨量とか,そういうような状況になってます。最近のゲリラ豪雨,そういうのを含めて,今後国,県の動向もありますが,市としても降雨強度,何年確率というようなものとか,1時間に降る雨の想定,そういうのを上げていく,そういうことを考えていかなくちゃいけないと考えております。

 ただ,施設の能力には限界がありますので,ハードだけで対策ができるというものではないので,ハード・ソフト両面で対策を行っていきたいと思っています。

 以上であります。



◆(法木昭一委員) わかりました。

 全体的にはそういう御答弁で収れんされるんだろうなというふうに私も思いますので,ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 今言われたように,例えば施設の能力がいっぱいで,なおかつその上を行く雨が降った際,そのときにはまた別な手だてがとれることもあるというふうに思うんです。そのあたりを,言われたようにハード・ソフト両面から検討していただきたいというふうに思いますし,当然地域住民の皆さんの役割,先ほどちょっと話がありましたが,自助,共助,公助ということが大切になってくると思うんです。さっきの話をひっくり返すつもりは毛頭ないんですが,3割,3割,3割という話はあり得ないというふうに思うんです。一般的に研修会等で言われるのは,7,2,1であったり,6,3,1であったりするんですが,ちょっとそのあたりの考え方を皆さんはどういうふうに捉えていらっしゃるのか,お答えいただきたいと思います。



◎危機管理防災課長(矢野隆正) 自助,共助,公助の役割の分担量ということでございます。

 阪神・淡路大震災の例が主に言われます。自助,共助を合わせて8割というのが一般的ではないかと思います。自助,共助を分けるとすれば,先ほど委員言われましたように,7,2,1とかそういった割合にもなるのかなというふうに思っております。

 いずれにいたしましても,公助としてやるべきことは,当然事前の備えとしてハードを整える,もしくは公助としてできる備蓄を備えるとか,そういったことは当然やっていかなくてはならないというふうに思っております。ただ,現状,今いろんなところで想定外というような災害が起きております。現実,雨につきましても,ゲリラ豪雨,予想がつかないような雨が降ると。こういったときにどうしても公助では手が回らないというようなこともあります。基本的には,そういった場合には,自分の命は自分で守っていただく自助,周りで助け合いをしていただく共助,これが非常に重要であろうと思います。どちらにしても,この自助,共助と我々公助が連携して災害に備えていく。実際のときには連絡を取り合って助け合っていくということが必要であろうというふうに思っております。

 以上でございます。



◆(法木昭一委員) 先ほど出された3割,3割は集会所の話ですから,今災害の話をさせていただいておりますので,別に訂正はしていただかなくても結構です。

 言われるように,やはり自助,共助という部分が大きいと思うんです。いざ災害ということになった場合には,もちろん打つ手,打つ手というのは限られてくると思いますが,しかし事前の減災という意味で公の果たす役割というのは私はある意味大きいというふうに思うんです。それは,公共施設の維持管理だというふうに思うんです。そういう視点を持っていただいて,災害の想定という話もさせていただきましたし,雨の想定という話もさせていただきましたが,やっぱり減災という視点も持ちながら,公共施設をどう維持管理をしていくのかということをぜひ前向きに検討いただきたいということを申し上げまして,私の質問を終わらさせていただきたいと思います。

 以上です。(川崎卓志委員「委員長,関連」と呼ぶ)



○委員長(宮地徹三) 川崎卓志委員。



◆(川崎卓志委員) もう12時10分前ですから,私が長くなったら12時を超えるんではないかと思います。もし午後の話に回してくれと言うんならば,午後の関連で発言を回してもいいんですが,このまま発言をしてよろしいですか。(「何分ぐらいかかるん」と呼ぶ者あり)



○委員長(宮地徹三) 2時間近く経過いたしておりますので,午後からの関連ということでいかがでしょうか。(川崎卓志委員「結構です。それじゃあ,午後よろしくお願いします」と呼ぶ)

 この際,休憩いたします。午後1時から委員会を再開いたします。

         午前11時50分休憩

 ──────────────────

             午後1時再開



○委員長(宮地徹三) 休憩前に引き続き,委員会を開きます。

 質疑はありませんか。川崎卓志委員。



◆(川崎卓志委員) ありがとうございます。

 先ほどの法木委員の質問に関連をして何点か質問をさせていただきたいというふうに思います。

 瀬戸川の6月の災害による対策として,県は瀬戸川の底ざらえというんですか,それを進めると,こういうことでありますが,既にもう始まっているんですか。そのことをまず聞きたいと思います。



◎港湾河川課長兼都市計画課主幹(山名道雄) 工事のほうはまだ取りかかっておりません。先日,予算措置をして,国の補助がいただけたという連絡をいただいております。

 以上でございます。



◆(川崎卓志委員) 予算ですけれども,災害復旧なんですから,私が言いたいのは,災害復旧だからそれはすぐに取りかからにゃいけんことではないんですか,災害復旧ということが前提であるならば。その点は,どうなんですか。



◎港湾河川課長兼都市計画課主幹(山名道雄) もちろん災害復旧ですので,早急にということで県のほうも補正をつけられているんだと思いますけども,事業としては,高額ですので,入札等の手続も必要になろうかと思います。

 いずれにしましても,6月の取水期までには一応の工事を完成させる予定と伺っております。

 以上でございます。



◆(川崎卓志委員) 県の仕事について市に申し上げても,なかなか打てば響くように返ってくる話ではないというふうに思います,県の直轄ですから。そういう点で,私は,基本的に例えば災害復旧というのであれば,瀬戸の堤防が切れました,あの川の復旧はすぐしましたよね。あれを災害復旧と言うんだろうと思うんです。つまり災害復旧というのは,いつ雨が来ても,今回の6月のような大雨が来ても,もう二度とそういうことにはなりませんよと,ああいう被害は出しませんよという復旧作業をするということが災害復旧事業だろうというふうに私は思うんです。そういう点で,ひどくゆったりと工事をされているなと,あるいはしていないなというふうに感じたもんですから,皮肉も込めて言わせていただきたいというふうに思うんです。

 それでまず,質問第1点,今から言います。

 聖橋の下流の市道があります。もちろんあの堤防の整備については,午前中の議論でもあったように,堤防は堤防でそれは県のいわゆる河川関連の工事としてされるのかもわからんけれども,市も直接あるいは間接にかかわりを持っているというふうに思うんです。したがって,あそこの聖橋から下の市道の整備というのはどのように考えておられるのか,そこのところを具体的に教えてください,災害復旧も含めて。



◎道路整備課長(市川清登) 聖橋付近の市道についてのお尋ねでございます。

 従前の瀬戸川の改修計画につきましては,河川改修の一般的な形状である緩勾配の護岸を取って計画をされておりました。その計画でいきますと,山側,西側のほうの民地への影響がかなり大きいということで,事業のほうが大きいということから計画の見直しをされております。

 現在の計画につきましては,必要な河川断面,治水上の安全を確保する中でコンクリート護岸に計画を見直しまして,きつい勾配でコンクリート護岸を上げまして,一部洪水の高さを確保するために,パラペットというんですけれども,海側でよく見られるようなコンクリートの壁をしまして,治水上の安全を確保した上でその外側に市道をつけかえる計画となっております。高さ的には現況の市道より高い位置に市道がつけかわることになりますので,現在の沿道の土地にアクセスするために,その外側にさらに側道のような形で土地にアクセスできるような通路を計画されているところでございます。

 以上でございます。



◆(川崎卓志委員) 概況は,わかりました。輪郭として大体こんなもんだろうなということはわかりましたけれども,いつからそれに取りかかるんですかというて聞きょうるんです。



◎道路整備課長(市川清登) この見直し案につきましては,本年9月に地元自治会役員の皆様に計画案についてお示しし,おおむねの御了解が得られたというふうに広島県のほうから伺っております。

 今後の進め方につきましては,これからさらに役員説明会を正式に開催し,地域の方々,地権者の方々にも説明を進めていき,内容について御了解がいただける土地へアクセスする方法も変わりますし,家屋等の大きな個人の財産に支障は及びませんけども,土地に関する御協力等も少なからずいただかなきゃいけない部分もございますので,そうした調整が調い次第,説明を重ねる中で調整が調った後に,順次実施設計等が進められていくものと考えております。

 以上でございます。



◆(川崎卓志委員) この6月の災害に関していろいろな質問をいたしますと,結局排水なんですよね。それで,排水は,つまり先ほどから議論になっているそこの聖橋から下流の堤防の低い部分,あそこの市道というか,河川が──道路と河川というふうに言ったらいいと思いますが──そこのところが整備をされないと物が進まないと。底ざらえは済むけれども,その他の工事が進まないと,こういうふうに思うんです。議論をした結果返ってくるのは,そこの工事が進まないと物が前へ進まんと,こういうことになっているんです。

 それで,しつこく聞きょうるんですが,そこのところの見通しというのは,先ほどからあるように,それはまああなた次第ということじゃ困るわけで,目途としてこのような方針で進んでおるというふうに説明をいただきたいと思います。直接的に福山市が工事をするわけではない部分,大半がそうでしょうから,答えにくい面はあると思いますが,そこの説明は県にかわって情報の限りを説明いただきたいと思います。



◎道路整備課長(市川清登) 事業着手までの目途といった御質問でございます。

 これから治水検討会での方針もいただいておりますので,見直し案についても,役員の皆様には御了解をいただいた状況にございますので,速やかに順次全ての手順を丁寧に説明しながら,一刻も早く工事着手できるように,県と連携しながら頑張ってまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆(川崎卓志委員) そうすると,今の実際には,相手の地権者があるわけですから,地権者があると言っても,地権者はほとんど土地を提供していただくようなことにはならんのではないかというふうに聞くんですけれどが,そうすると県の姿勢次第だというふうに思うんです。施工業者も施工業者で,行政の姿勢次第だというふうに思うんですが,できることは先に先にやっていってもいいと思うんです。

 それからさらに,つまり河川側の工事,そういったところについては,準備を進めていってもいいと思うんですけど,それは予算の関係もありましょうから,予算がついてからということになるのかもわからんけれども,そこはそれで全ての事業,瀬戸川のさまざまな対策のネックになっているわけですから,そこのところを早期に工事着手できるように進めてもらいたいし,市もその中に仕事部分で出てくるというふうに思うんですが,そこんところも積極的に進めていっていただきたいと強く強く要望しておきます。そのことについても見解を聞かせてください。

 それから2つ目に,第1佐波の排水機場があります。第1佐波の排水機場の能力というのは,いろいろこの間の話をトータルしますと,山手盆地あるいは佐波町に水があふれると,こういうことになって,それは3日のうちにぼちぼち排水をすればいいという大前提をもってあの排水機場の能力というのは設計されておると,要約するとそういうふうに聞きました。

 かつては,20年,30年あるいは40年前はあそこらは田園地帯でしたから,田植えをしておったわけですから,それはそれでも事が足りたかもわからんけど,今やもう田園地帯よりも住宅地のほうが圧倒的に大きいと,ウエートとすればそっちのほうが高いと。住宅化しているわけです。そうすると,そんな能力ではいかんというのが,まず第1点あるわけですね。

 それから,第1佐波の排水機場の能力を高めていくというのが第一義になりますが,降っただけのものはすぐ瀬戸川へ排水できるという状況をつくっていかなければ,今の時代にそぐわないということがあります。そうすると,県の姿勢としても,あのポンプ場をやりかえると,つまりポンプの能力を高めるということでありますが,これは私が素人考えでするんですけれども,ポンプの能力を上げようとなったら,ポンプの機械そのものも大きくなるんではないかと。そうすると,今の土地だけで,第1佐波排水機場があるあの面積だけでポンプ場を再建できるのかなというふうに思います。そうすると,あそこのすぐそば,今のポンプ場のすぐ隣へ空き地があるんです。広くしなきゃならんのんだったら,あの空き地を早く手に入れておかないと,もし個人が誰かに住宅地で売ったら,これはもう路頭に迷うと,計画が崩れると,こういうことになるというような気もするんですが,そういった規模ないし見通しというものをどのように考えておられるのか聞かせてください。



◎土木部長(小川政彦) 瀬戸川の復旧を強く強く県に要望というようなお尋ねであります。

 先日,市長と知事のトップ会談においても,市長から抜本的な解決として,瀬戸川の河川改修について可能な限り前倒しをして早期完成を図っていただきたいというような申し出も行いました。我々も,機会あるごとに県にお願いをしているところであります。今後,少しでも早くできるように,早期完成を目指して県と連携して整備に向かって推進してまいりたいと思います。

 以上です。



◎農林整備課長(香川哲也) 第1佐波排水機場付近にある空き地を利用して新たな排水機場をということでの御質問かと思います。

 これからですが,広島県のほうでこのたびの浸水被害にかかわる原因等も踏まえましてシミュレーションをされます。その中で,仮称ではありますが,福川の排水機場の建設についても,適切な場所はどこかということについても検討されるかと伺っておりますので,その辺の状況を見る中での場所の選定になってくるかとは思います。

 以上です。



◆(川崎卓志委員) 市道を伴う建設については,それからさらにかさ上げについては,できるだけ早く着手し,完成をさせていただきたいということを強く強くこの場でも要望をしておきます。

 それで,ポンプ場の問題でありますが,あくまで私はあそこへもし今の排水機場の跡地というか,今の土地へ能力の大きい機械をもし据えるんであれば,これはもう全くの素人考えですけれども,隣の機械が恐らく大きくなるんだろうな,そうすると隣の土地が今運よくあいてるよと,そうするともしそういう考えをあそこで考えるんならば,あそこの土地を早く先行取得しとったほうがええんじゃないんかという趣旨のことを尋ねたわけで,しかし今の答弁は,今のところへ決まるかどうかわからないよ,適地を探しておると,こういうことですが,いずれにしても,それは今のものは今のままの状態にしておいて,新たにその途中のどこかへ排水機場をつくると,今よりも能力の大きいポンプを据えてしっかり排水ができるようにするということであるとするならば,今の現在地のことを考えなくていいわけです。だから,そこのところを早く結論を出してもらって取り組みを進めてもらわないと,来年の6月は,また雨が降るわけです。大雨になるわけです。恐らく大雨になると思います。最近は,季節の雨ではないですから,いつ大雨が降るかわからないという気候変動の渦中にあるわけですから,6月に限ったことでもないというふうに思いますので,そこらのところを早く選定をして,新たにポンプ場を求めるということになったら土地も購入しなきゃならんことになるわけですから,そこら等もしっかりと市から県のお尻をたたいて,早くできるようにぜひ取り組みを進めてもらいたいと思いますが,これはあくまで県の主体事業ですから,しかし市はそれをサポートしてもらわなきゃなりませんから,そこらのことをどう考えていますか。



◎農林土木担当部長(小田朋志) 第1佐波排水機場につきましては,現在土地改良区の所有ということで,その近くに設置するのが,市内の農業用ポンプ施設の隣に下水のポンプがついている事例もたくさんございます。したがって,今委員おっしゃられる第1佐波排水機場の西隣の現在使われていない,建物等が建ってない空き地のような土地がございます。この土地が私も場所とすると最適じゃないかなというふうに思いますけれども,先ほど農林整備課長が言いましたように,現在県は福川の全体の川の流れについてのシミュレーションを行っている最中でございます。以前,委員さんも,おっしゃられたJRの橋脚のことであるとか,それから新幹線の下の護岸がない箇所であるとか,そういったところの流れぐあい,それから排水機運転につきましては,やはり上流からスムーズに水が流れてこないと排水機強制運転をしても十分水が吐けない場合もございます。そういった検討を,現在県がシミュレーションを行っている最中なので,場所についてもやはりその中で最適な位置というのを県も求められる中で,具体的な検討をこれから進められるというふうに伺ってますので,私どもとすると,早く位置を決めて,その動きをしてほしいということを要望してまいります。

 以上でございます。



◆(川崎卓志委員) 要望してください。

 それで,今第一義は,ポンプ場をやりかえるんならやりかえて,それの建設が大急ぎなんです。第一義的にはそれが急を要するんです。それが第一位,工事順位とすれば。

 第二位で,例えば国鉄の山陽線の線路の下であるとか,あるいは新幹線の下であるとかというような問題は,これは第二位でいいんです。先にそっちをするけえ,ポンプが後になるんじゃというようなことじゃないんです。ポンプを先にして,そっちが後なんです。だから,ぜひそこの順番を間違えないでいただきたいと。とにもかくにも排水能力の高いポンプを早期に設置をしてもらうように,地元の意思を十分踏まえていただいて,県にしっかり後押しをしてもらいたいというふうに思います。その点についてどう思いますか。



◎農林土木担当部長(小田朋志) 私,先ほどJRの橋脚の話であるとか新幹線の下の無護岸のことを言いましたけども,これはシミュレーションの中にそれを含めているということでございまして,整備の順番がそうであるという意味で言ったんではございません。

 今,委員おっしゃられるように,県が考えている整備計画というのは,まずは瀬戸川の河床の先行掘削を行うことによって瀬戸川全体の水位を下げることで効果が上がると。それを行い,それから本格的に700メートルについて河川整備を行って,ポンプ場の設置というふうに県は話をしていますけれども,今委員おっしゃられるように,一定の先行掘削によって効果が出るというのが明らかであれば,当然次に排水機の整備,それを進めていただくというのが基本だと思いますので,それもあわせて県のほうに要望してまいります。



◆(川崎卓志委員) いずれにしましても,私は本会議でも質問をし,そのときも申し上げさせていただきましたけれども,この50年間で7回も8回もことしの6月のようなああいう大水が出ているんです。そんな地域も福山市内には何カ所かありますけれどが,そういう水害を受ける地域とすれば,福山市の中でも山手,郷分町というのは,その3本の指に入るぐらいの歴史を持っているわけです。災害復旧と言いますけども,災害復旧というのは,もう再びそういうものが起こらないよという対策を早期に講じるということだろうというふうに思うんです。したがって,ポンプの配置も,あるいは排水路の整備についても,県にしっかりと尻をたたいてもらって進めていただきたいということ。

 それからもう一点,実は福山市の幹線水路ですけれどが,駅家の七社から幹線水路が郷分町の山をトンネルで通って,佐波ぐらいから川口のほうへ水が行ってます。端的に申し上げますと,あの幹線水路,郷分町,山手町の中であの水は使ってないんですよ。通り抜けをしているだけなんです。

 それで実は,幹線水路のこの水が,先ほどから申し上げる水害の一つの原因になっているわけであると,こういうことなんです。したがって,この七社からの取水をもうやめて,山手町の中を通っているあの幹線水路は廃止をして,新たに芦田川の適当なところから曙町,ちょっと地名がよくわからないけどもが,一口に我々はクワイの水だというふうに言うておるんですけれども,そういった地域へ流れるような対策を講じてもらうほうがいいんではないかというふうに思うんですが,そこらの御所見,どう思いますか。



◎農林土木担当部長(小田朋志) いわゆる芦田川用水という名称の農業の幹線用水路でございます。これは,取水口を駅家町の七社というところで芦田川の水を取水しまして,それから郷分町,石原隧道,今県道の道路のトンネルもありますけれども,その東側に水路専用のトンネルがございます。そのトンネルを通って,郷分町を通って草木のあたりで水が分かれまして,片方はいわゆる上井手,それから蓮池川,下井手川といった区域で蔵王町,木之庄町,それから川口町,そういったところに水を送っているんです。もう一つが,真っすぐ南へ下りまして,山手町を通過して,新涯に送っている水路なんですけれども,この水路が雨が降ったときには,今委員おっしゃられるように,排水を受け持つと。そういったことで,現状は行われてますけれども,先ほど申したシミュレーションの中におきましても,この農業用水路を通じて郷分町あたりの雨水を受けて流れてるよといったことを,私ども検討会の中で指摘をし,それの内容について,いわゆる流域というふうに言いますけれども,雨が入ってくる範囲のこの流域は県が考えとる流域と違いますよと。実際はこうなってますよと。農業用水とは言いながらも,排水の役をしてますよといったことで,農業用水ですから雨が降れば取水する必要はございません。現在,福山市土地改良区と我々が連携する中で,大雨注意報,これが出た段階で,樋門の取水口を閉めてもらうようにしてます。ですから,農業用水路であっても,農業用水はその水路には水が通ってません,雨水でございます。駅家町七社の山側に降った雨水も全部それ入ってきます。それから,先ほど言いました石原隧道の中を通って流れてます。順次,その流域の雨水を,雨が降ったときには排水路になりますけど,その水路を伝って流れていきます。

 今,委員おっしゃいました山手町に農地がないというふうな表現をされましたけれども,実際には,私が聞くところでは,30ヘクタールの農地がまだございます。農地があれば当然水を供給しないといけんわけですから,その水を使うというのは,現状使っているように今後も使っていくと。農地がなくなれば,それはまた考え方が変わると思いますけれども,農地がある以上は,しかも現在30ヘクタールですから,この用水路としての機能を廃止するわけにいきません。

 先ほど言ったように,用水路であっても排水機能が主になっていると。ですから,取水口については,遮断をして,用水を入れないようにしてる,そういう現状でございます。

 以上です。



◆(川崎卓志委員) 地域の人との認識が全然違うんですよ。あの水が,山手で広く30町歩と言いましたけども,それは小田川から西の津之郷分も含めてでしょう。全然違うんですよ。つまり七社からとっている水路からの水は,ほとんど使わなくても大丈夫なんですよ。これはもう農業者みずからが言ようるんですから。そういう状況なんです。そこのところをよく詳細に検討してもらって,つまりこの水路が,郷分町,山手町を通過するだけの水なんです。しかも,郷分町に降る水をあそこの郷分の草木の排水機場で全部排水を芦田川にすると言うけれども,その七社から流れてくる水は,そこを通って,そこの排水機場を通過をして,よけて通って,そして下流へ流れていってるんですよ,雨水も皆含めて。

 だから,そういったところも含めて,ぜひ,私は今もうあの水路は要らないということを言いましたけれども,余り極端な表現をしたんではいけませんから,ぜひ検討をしていただいて,いい方向を出すようにお願いをしたいというふうに思うんですが,いかがでしょうか。



◎農林土木担当部長(小田朋志) 先ほど申しましたけれども,やっぱり用水路としての機能が現状あって,今後も必要であるということの中の発言を私はさせていただきましたけれども,その内容については,利用者,いわゆる受益者といいましょうか,その幹線用水路を使って水をかんがいしている田畑,これらについても詳細な資料をつくりまして,よく調査してみて,今委員がおっしゃられるように,果たして通過だけなのか,利用しているのかと,そういうのを調査してまいりたいというふうに考えております。(川崎卓志委員「よろしいです」と呼ぶ)



◎建設管理部長(坂本泰之) 災害復旧についてのお尋ねでございますが,災害復旧といいますのは,文字どおり災害によって被災した部分をもとにかえすということでありますので,これは応急的に急ぐ場合には,入札に付するいとまがないということで随意契約ですぐに工事をしていただいています。

 それから,本格的な復旧につきましては,補助等の手続が済んだ後で,入札によってこれを行っております。

 ただ,これですと,もとへかえすだけですので,委員が御指摘のように,同じ程度の雨が降れば,また何回でも災害になってしまうと。これを防ぐと。再度災害の防止という観点で,このたび瀬戸川水域の治水対策検討会において検討がなされました。

 同程度の雨が降っても災害にならないようにするにはどうすればいいかということなんですけれども,基本的には,もともとあった計画の瀬戸川の改修と福川の排水機場の設置であるという,これが最も効果があるという結論が出ました。ただ,これは非常に実施までに時間がかかってしまうという中で,次の年の大雨までに先行して瀬戸川を掘削することで一定の効果が得られるということが判明したために,これを先行して実施するということになっております。ただ,ハード面というのは,一定の目標を持って整備をしていきますので,それなりの効果はありますけれども,それを超えた自然現象が起きてしまうと,どうしてもそこは,災害になってしまうということも含めて,ハード面だけでなく,ソフト面もあわせて対応していくというのがこのたびの検討会の結果であります。よろしくお願いいたします。(川崎卓志委員「委員長,もう一回」と呼ぶ)



◆(川崎卓志委員) 私はもういいですというて言うたんですけれどが,あなたがそんなことを言うから,もう一遍質問をせにゃいけんようになる。

 ようわかったと言う人もおるけど,わしゃあ実情をよく知ってるから,よくわからん。さっきも言いましたよね。聖橋から下流のあそこの市道を上げなければ,瀬戸川から来る水,山手や津之郷から来る水を一緒にあの瀬戸川へ流し込むと,あそこがむしろ水害を受けると,あそこの地域の20軒前後のうちが災害を受けると。こういうことだから,あそこの工事を急いでくださいということです。同時進行して,先ほどから議論のありますポンプ場の整備を急いでくださいと。これは同時に進行でもいいわけですから,それを急いでください。

 さらに,そこへクワイのための水として,一つは,水路の七社からとっている用水の水も,今までは議論をされてなかったけれども,それがさらに水をふやす原因になってますよと。そこの検討もしてくださいと,こういうことで申し上げているわけです。災害が再びもう起こらないようにするというのが災害復旧の大前提じゃないんですか。何遍繰り返してるんですか,同じことを。だから,もう金輪際そういう事態が起こらないような措置を講じてくださいというのが,今回の大命題じゃないんですか。しかも,今までは田んぼでよかったけれども──よかったと一口には言えませんよ,いけんのですが──田んぼが多かったからまだ被害の割合が低かったけれども,今や田んぼよりか,さっき部長が自信を持って言われておったけれども,よくそれ調べてください。田んぼの面積よりかは住宅地の面積のほうがはるかに広いんだから,つかるところが。実際に床下浸水あるいは床上浸水というのも,今回の6月のそれでも出てるんですよ。それも御存じだというふうに思います。つまり命の危険にさらされているんですよ。

 だから,それが災害復旧の事業の大命題じゃないんですか。だから,言ってるんです。遅くなってもいい,同じことを何遍も繰り返すんだったら,行政の仕事じゃないですよ,それは。つまりもう再びそんな目には遭わせないよと。山手盆地も,それから津之郷の盆地も,さらに瀬戸川流域の排水対策も,もうそんな事故は起こりませんよというのを今回抜本的に対策を講じるというのが仕事の大命題だというふうに思うんです。特に議論をもっとしかるべき場所でしてなかったから,あえて私は山手の問題を出したわけですけれども,そういった気持ちで,来年はそんなことはもう起こらないよと,あるいは再来年はもうそんなことは,絶対に起こらないよという対策をぜひ講じていただきたい。そのことを強く要望しておきます。

 以上。



○委員長(宮地徹三) 能宗正洋委員。



◆(能宗正洋委員) 議第125号の24ページ,25ページの関連で,民生費の臨時福祉給付金交付事業費の25ページのほうに,郵便料その他事務費とありますが,8418万6000円,これの内訳といいますか,目的関係をちょっと御説明をいただきたいというふうに思います。



◎福祉総務課長兼企画政策課主幹(住元利博) 臨時福祉給付金の使用途についての御質問がございました。8732万4000円というのが,実は現在国の経済対策で臨時福祉給付金がさらに延長されることになりました。その際におきまして,支給実施における事務費,これが8732万4000円となっています。

 事務費の内訳でございますけれども,これは職員の時間外手当,また帳票そして郵送代,そしてあとコールセンターや運営等を委託してまいりますので,そういった委託費用,こういった形になっております。

 以上でございます。



◆(能宗正洋委員) その今の内訳の郵送料関係で,例えば返信料に対する費用というのはどれぐらいの比率を占めておりますでしょうか。



◎福祉総務課長兼企画政策課主幹(住元利博) ただいまの郵送料,これは帳票等なんですけれども,これの郵送料についてのお尋ねでございました。これにつきましては,2517万9000円という形で現在予算のほうを組んでおります。

 以上でございます。



◆(能宗正洋委員) 2517万円何がしということですね。

 実は,私この質問をさせていただきましたのは,先般の本会議で質問した中で,もう少し掘り下げて確認させていただこうと思いました。いわゆる高齢者の支援のおでかけ乗車券,こういったものを請求する際に,まだ4万人の対象者の中で2割強の方が,煩わしさ等もあって申請ができてないという部分がありますので,そのうちのはがきでもって切手を自分で張って市のほうへ出さないけないというのが今回のおでかけ支援に関する手続なんです。年齢も70から75に上がっているし,以前は切手を張らなくてもいついつまでの期限に送って,手続が終われば本人宛てに民生委員さん等から届くということであったんですけれども,今は自分で切手を張らなきゃっていう部分の煩わしさもあります。地域によっては,郵便配達の方に切手代を渡して,これを出しといてねという形でやってもらえている柔軟な地域もありますけれども,そういった部分でいつごろからこういう切手を張らなきゃいけなくなったのかという部分を少しお尋ねをいたします。



◎高齢者支援課長(加藤啓介) おでかけ乗車券の申請等のことにつきましての御質問でございます。

 おでかけ乗車券につきましては,委員申されましたように,以前は対象者の皆様に交付のほうをしておりました。特に申請を受け付けてということではなくて,対象になります方に交付のほうをしてきたところでございます。

 この乗車券につきましてそういうやり方をしておりましたが,使い方等を確認する中で,実際には御家族等の送迎がある方でございますとか,御自身で車を運転される方,そういった必要のない方のほうから,自分はおでかけ乗車券は要りませんというような声も多々聞いたりというような実態がございました。そういう状況を踏まえまして,現在の申請方式という形に変更のほうをさせていただいたところでございます。

 今の申請方式に変えた理由は,今申しましたような状況がございましたことと,やはり真に必要とされる方に乗車券を交付するべきであるというふうに考えておりまして,申請方式という形で,確かに委員おっしゃられましたように,切手を張っていただいたりということのお願いはしておりますが,確実に必要だという方の意思表示をしていただく,そういう意味も込めまして申請方式にしております。

 ただ,例えばお近くに支所等がある方またほかの方が市役所のほうに来られるとかというようなことがございましたら,その方のほうから代理で窓口のほうに直接お持ちをいただいたり,また直接窓口のほうに来ていただいて,はがきのほうを出していただけるということであれば,切手を張っていただかなくても申請のほうは受け付けているというような状況でございます。



◆(能宗正洋委員) そういう説明であれば,全員に返信用の切手を張らなくても出せると,真に必要な人は,それを申請するという形であっても,4万人が対象ですから,200万円程度ですよね。現実に,22〜23%の方が請求されてないという部分があるじゃないですか。その額にすれば2700万円,2800万円という額ですよね。そのうちの200万円程度ですので,新年度分をもう2月,3月に対しては発送されると思うんですけれども,そういった部分はぜひ考慮いただいて,手続のほどをお願いしたいんですけれども,いかがでしょうか。



◎高齢者支援課長(加藤啓介) このおでかけ乗車券の申請等の事務でございますが,対象者の方に申請はがき等の通知をお送りいたしますのは,例年6月末ごろにお送りをさせていただいております。この券自体は,10月から翌年の9月末までに御利用いただける券ということで,期限までに申請をいただいた方につきましては,9月中に民生委員さんのほうからお配りをしていただいております。

 今のはがきに切手を張ってという部分でございますが,我々といたしましては,やはりもうそのまま出せば交付を受けられるという形になりますと,従前皆様に配っておりました状況と同じ状況になるようなことも想定されますので,今のような形で切手を張っていただいて御申請をいただきたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いいたします。



◆(能宗正洋委員) じゃあ,あえて質問させていただきますけれども,現在3万人強の方に支給されてます。あるいは,去年は4万人を超えてますね。だから,1億円前後の金額のうち,実際にタクシー会社だとかバス会社から本市に対して請求しておられる使用実績は,どのぐらいの金額になっておりますか。例えば昨年度の実績あるいは一昨年の実績でお示しください。



◎高齢者支援課長(加藤啓介) おでかけ乗車券の利用の実績でございます。

 ちょっと今手元に持っておりますのが,2014年度の状況の決算ということになりますが,2014年度の決算額が7171万1000円ということで,交付しました方に対しましての利用率というものが78.6%,交付された方のうち約8割弱の方が御利用されているというような状況でございます。

 以上でございます。



◆(能宗正洋委員) そういった中身はわかりました。ただ,私も勉強不足で済いません。6月末までの送付で,10月から9月といったような間での使用という部分でありますので,私は2月,3月であれば今年度の補正の中でちょっと考えてもらおうと思ったんですが,ぜひ新年度予算の中にはそういった部分を盛り込んでいただいて,高齢者,長寿者の支援に,今は年齢も上がってきてるし,逆に年金等が目減りしているわけですから,切手代にしてもわずかな思いやりが本市変わったなというふうな部分で示されれば,もっともっと本当に必要な方は多分申請されると思いますので,ぜひぜひお願いをしまして,質問を終わります。



○委員長(宮地徹三) 池上文夫委員。



◆(池上文夫委員) 午前中も質疑がありました放課後児童クラブについて質問をいたします。

 補正では,緑丘,伊勢丘のクラブ事業の整備費ということで上がっておりますが,現状において施設の整備をしていく上で,今国が示された新たな運営指針に基づいて整備をしていこうとすれば,残された課題は何々があるのかということについてまずお答えください。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 放課後児童クラブ整備に伴う残された課題というお尋ねでございます。

 新たな制度,子ども・子育て支援制度に基づきまして,放課後児童クラブの運営及び設備の基準というのが定められております。

 現在,本市におきましても,それに基づいて取り組んでおりますけれども,課題といたしましては,実際の教室が足りないという状況,それからそれに伴う人材の確保という部分が大きな課題というふうに考えております。

 以上でございます。



◆(池上文夫委員) 私も,運営指針についていろいろ経過を整理してみますと,今施行している運営方針については,これは2年前に国から示されました。これに基づいて,昨年の4月から新たな指針に基づいて事業が施行されております。この指針づくりに向けていろいろ整理をしてみますと,福山市立大学の教授がこの運営指針を策定する委員のメンバーに1人入られておりました。福山市が今施行しているこの指針について,この教授さんのアドバイザーも含めて関係があるのかないのか。あるとすれば,どういう形でかかわっていただいているかということについてが,まず1点。

 それから,2点目は,課題があるとすれば人材育成,それから教室の整備ということがありました。あわせて,私があると言うのは,6年生まで受け入れるのが残された期間とすれば年度からするとあと3年間であります。この3年のうちに6年生までの受け入れをどういう方向で示していこうという課題があると思うんですが,その点をちょっとお答えいただきたいと思います。先ほど言った3点です。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 運営指針にかかわりまして市立大学の教授のお話がございましたけれども,特に我々が今策定をしております基本方針とかについて,特にこの辺の部分についてのかかわりというのはございません。

 あとは,6年生までの拡大についてでございますけれども,実際,現在10月から試行で3クラブで実施をしております。今の現状といたしましては,3クラブの中で4年生以上の利用というのは児童2名の利用しかございません。この理由といたしましては,10月からということで年度中途からの利用ということもあると思われます。今後,現在利用しております3年生が進級するときには引き続き利用するだろうということが考えられますけども,利用したことがない高学年の児童が利用するケースというのは,少ないのではないかとは考えておりますけど,今回,緑丘,伊勢丘を整備するに当たりまして,学年拡大も含めて教室のほうも増設をしてまいります。そういった部分で,今後この整備方針をもとに施設整備も行っていく中で,拡大について利用者の推計なども今後もう少し詳細に調査しながら整備のほうも取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆(池上文夫委員) 一つは,福山市立大学の教授さんの田丸敏高先生,福山市立大学教育学部児童教育学科教授ということで,当時の委員のメンバー11人の中の一人に入られております。こういう非常に専門分野で,しかも国にかかわる指針として委員のメンバーに入っていたわけでありますから,せっかく身近なところにいらっしゃる先生でありますから,ぜひ福山市として児童の支援,子どもたちの教育の支援に向けて,必要があれば積極的に対応すべきだというふうに思っておりますんで,これを改めてお答えをいただきたいと。

 それから,2つ目は,この指針が示されて,私は当時文教経済委員会に所属しておりましたが,そこで福山市のほうから,当時は教育委員会が所管をしていましたが,新年度からは児童部へ所管がかわって,放課後児童クラブ事業についてはそこでやりますよというのが現在であります。恐らく私の記憶からすると,その当時と今課長が言われたのは余り変わらない答弁であったというふうに思っております。そうなれば,この2年間というのは,私も地域へ帰ったりいろいろなところを回ってみますと,池上さんいつから6年まで受け入れてくれるんですかという声が非常に多いんです。そのときに,2年前には新年度から福山市もやりますよということを盛んに私どもも言いましたけれど,2年たったけれどその方向はいまだに示されないというのが今の現状なんです。そうなれば緑丘と今回伊勢丘の2教室を整備するというのは,それは結構でありますけれど,しかし残された教室のほうが非常に多いわけでありますから,その方向をどうするかということを示した上で,当面新年度からはこうしますよ,あるいは今年度はこうしますよということでするのならまだわかりますけれど,たちまち2教室をするけれど6年生までの受け入れというのは今聞いたら3教室しかないわけであります。残った教室のほうが多いわけでありますから,そういう課題意識というのはどういうふうに持たれているのかというのを,放課後児童クラブの指針を示す上で市の主体的な方針というのを改めて考え方を示してもらいたい。先ほどの具体についても,お答えいただきたいということです。



◎子育て支援課長(皿海三樹夫) 先ほど委員から御紹介いただきました大学の先生のことにつきましては,また今後我々も参考にさせていただきたいというふうに思っております。

 あと,今後の方針ということでございますけれども,確かに委員言われましたように,新制度が始まりまして2年目に入っております。そういった中で,地域のほうからも,6年生までの拡大の要望というのは非常に多くいただいているところでございます。

 午前中の答弁でもさせていただきましたけれども,そういった今後の施設整備,運営のあり方も含めて,この拡大の手法も含めた基本方針というのを策定しております。これを早期にお示しをさせていただき,これに基づいた具体的なクラブの整備,これもスピード感を持って進めていきたいと考えております。

 残された期間というのは,経過措置期間が2019年度までということも十分認識をしておりますので,今後も放課後児童クラブの量的,質的向上に向けて取り組んでまいりますので,よろしくお願いをいたします。

 以上です。



◆(池上文夫委員) 田丸敏高教授さんは次の学長さんですかね,これはようわからんですが。余り私も覚えてないが学長ですか。この方が,国の委員会の中のメンバーとして策定にかかわっているということになれば,福山市立大学を挙げて,この方法については,市と十分連携をとりながら対応していただきたいということを強く要望しておきます。

 それから,クラブの充実策,いろいろ設備もあります。あるいは,年齢の拡大,そして国が示している方向をきちっとやるということもあります。さらに,これから枝廣市長がネウボラということで子育ての支援ということの具体も出ております。そういう面でいくと,福山に行けば,子育てについては非常に充実しているということが内外に大きく宣伝できる条件がそろうわけでありますから,ぜひそのことを含めて考えたときに,放課後児童クラブというのは,歴史的には福山市,非常に積極的に対応してきた事業の一つでありますから,その充実をさらに前進させるということで,具体を示していただきたい。ぜひこのことは,年内か遅くとも1月までに示して,新年度からその方向に向かって事業が始まるように努力をしていただきたいと思いますが,この点について改めて回答をお願いします。



◎児童部長(西頭智彦) 委員のほうから放課後児童クラブについての御質問でございます。

 委員御指摘のとおり,また先ほども課長が申しましたとおり,新制度がスタートして2年近くが経過しております。この間,やはり新たな基準に向けた施設整備あるいは運営のあり方を示しているという点においては,大幅に時間を費やしているという状況でございます。

 この間の経過を少し説明させていただきますと,今現在小学校1年生から3年生までが利用されているわけですが,その利用者数が2014年から2016年にかけて大幅にふえたという背景がございます。そのため,改めて今後の施設整備等々の根幹となる利用者数の将来推計というのを再度調査する必要が生じたと。したがいまして,再度調査をしまして,そしてこの施設整備のあり方について軌道修正を行う必要があったということが背景にございます。この点については,改めて御説明をさせていただいております。

 そうした中,今現在この条件の中でどういうふうに施設を整備していくのか,運営をしていくのかということを急ピッチで今整備方針という形で取り組んでおります。先ほど委員おっしゃいましたように,放課後児童クラブを利用されている子どもさんの家庭の背景にはさまざまな実態がございます。そういう意味では,今制度設計をしております福山版ネウボラというところの連携というのも当然想定をされるわけでございますので,早急にこの整備方針を定めて,そしてスピード感を持って施設整備,そして運営の準備に取り組んでまいりたいと考えておりますので,どうぞよろしくお願いいたします。



◆(池上文夫委員) わかりました。地域なりあるいは子育ての世代にとっては非常に大きな期待がある事業でありますから,ぜひ早くこの事業の前進に向けて頑張っていただきたいということを要望して,終わります。

 以上です。



○委員長(宮地徹三) 奥 陽治委員。



◆(奥陽治委員) 本年4月から取り入れられました一般入札の工事発注についてちょっとお聞きしたいんですが,自社施工型という方法を組み入れられていると思うんですけども,今年度の補正予算に組み込まれているんだとしたら,この3ページの性質別内訳,これの中のどこに含まれているかというのをお示しいただければと思います。



◎建設管理部長(坂本泰之) 入札の方法についてのお尋ねであろうかと思います。

 予算上どの部分に含まれているか,たちまちすぐにどれだということがお答えしがたいんでありますけれども,自社施工型という一般競争入札の中で条件つき一般競争入札という形で入札をしております。そういう中で,専門工事につきましては,専門性のある業者に施工していただきたいという形の中で,一定の条件,発注の中で下請に出さないで工事の中の重要な部分については自社でやっていただくという条件をつけた発注をしているものであります。



◆(奥陽治委員) 先ほどは済いません。

 まだ半年余りだと思いますけども,実際にそういった工事というのを何件されたかというのは,把握されてますでしょうか。



◎契約課長(三谷正道) 先ほど建設管理部長が説明いたしましたとおり,本年度一般競争入札において,舗装工事を初め,各専門業者に対して専門業者の施工能力というものを遺憾なく発揮していただくということで,本市で試行を始めたところでございます。試行ということもありまして,舗装工事などを限定的に,発注の規模,地域,そういったものも考えてやってきてはおりますが,試行錯誤しながらの発注,契約ということで,ある程度──詳細は,済いません,今手持ちの資料はございませんが──10件ぐらいは出しておるのかというふうに思います。



◆(奥陽治委員) 当然免許が必要であるということで,例えば家内工業的な業者であれば,そういう入札に加われないという課題というか,問題も出てくるかなというふうに感じておりますが,まだ半年ということで,本市内でも10件程度ということなんですが,また来年度以降,しっかりと私自身も勉強して質問させていただきたいと思いますので,以上で終わります。



◎契約課長(三谷正道) 手持ちに資料がございました。

 10月31日現在で,舗装工事を6件,防水工事4件,塗装工事2件,こういった発注を専門工事に限っての自社施工型工事というものを試行的に実施してまいっております。

 以上でございます。



○委員長(宮地徹三) よろしいですか。(奥 陽治委員「はい,いいです」と呼ぶ)村井明美委員。



◆(村井明美委員) 3件質問いたします。

 第1は,女性の就労支援について,第2は,教育環境の充実に関しての教育環境整備基金積立金について,3番目は,文化施設等案内板整備(福山城)についてを伺います。



○委員長(宮地徹三) 村井委員,ページ数を言っていただけます。



◆(村井明美委員) これは補正予算議案説明資料の5ページ目に全て掲載されております。

 ではまず,女性の就労支援の問題ですけれども,午前中も他の委員から質問がありましたが,女子カフェを開くということで,補正予算は国からの地方創生推進交付金事業で2分の1,一般会計から2分の1で,事業の内容としては,いわゆる駅前女子カフェを開くための改装費や備品購入費などの整備ということです。これにつきまして,工事の期間とそれから実際にこの女子カフェを開設する時期についてお聞かせください。



◎産業振興課長(佐伯隆司) 駅前女子カフェの工事の期間ということでありますけれども,1月から3月の間にかけて工事を施工し,完成をし,新年度から運用を開始したいと思っております。

 それから,開設の時期でありますけれども,新年度に入りまして,まず運営の関係の管理をしていただくところを選定いたしましてということで,そういう準備がありますので,5月か6月ぐらいには運用を開始したいというふうには思っております。



◆(村井明美委員) という説明であれば,運営管理に関しては,指定管理者制度あるいは外部委託を想定して準備をされているというふうに受けとめればよいのでしょうか。



◎産業振興課長(佐伯隆司) 運営に関しましては,委託でお願いできればというふうには今考えております。

 以上です。



◆(村井明美委員) これは,新聞報道ですけれども,かなり詳しい中身が書いてありまして,これは市に対して取材をして書かれたものだろうというふうに思うのですけれども,セルフサービスの喫茶スペースでくつろぎながら情報誌や映像で地元企業などの情報に触れ,市内で働くことを意識してもらうとか,おしゃれな空間にして中心市街地の活性化にもつなげたいというふうなことが書かれており,魅力的な施設ができればいいなというふうにも思うわけなんですけれども。これが地元就職へのいろんな情報提供やあるいは相談にも乗るということになると,最も大切なのは,そこでいろんな指導といいますか,そういう空間をきちんと保ちながら目的を達成する専門性を持ったスタッフというふうなことが必要だと思うんですけれども,このあたりは,業務委託を考えられるという点で,高い専門性を持ったスタッフの確保の見通しはどうなんでしょうか。



◎産業振興課長(佐伯隆司) まず,中心部へこの駅前女子カフェということで設けていくわけですけれども,これにつきましては,いろんな取り組みをしていくということで,まず福山市におけるいろんな企業の情報であるとか,来年度実施をするわけですけれども,いろんな企業の状況なんかが映し出されるような映像なんかも映しながら,それと福山の魅力につきましても,そこへ置いてリラックスをした感じで見れるような状況をつくっていこうというふうに思っております。

 利用していただくわけですけれども,その利用者の状況に応じて,要望に応じて,企業のほうの方の話を聞きたいとかというふうなお話があった場合には,そういう手配もしながら取り組んでいきたいかなというふうに思っています。

 最初からキャリアコンサルみたいな方を置いて相談業務をしますよというふうな形でなくて,まず対象というのが今15歳から24歳ぐらいの女性をターゲットということにしております。高校生とか大学生でこれから就職をするであろう女子をターゲットとするわけです。もう相談しますよというふうな格好ではなくて,緩やかな感じで,来ていただいて,福山の企業の状況であったりとか,今の福山の魅力なんかを肌で感じていただくような,長いスパンで考えていかないといけないのかなと。ですから,目的を持って就職をさせるんだというふうな格好ということでは直接思っておりません。ですから,緩やかに感じていただくような格好で取り組んでいったらどうかなというふうに思っておりますので,最初からキャリアコンサルなんかを置くような状況にはしないかなというふうに思っています。



◆(村井明美委員) わかりました。御説明にあったような15歳とか20歳とかという若い方たちに気楽に集っていただきながらということですけれども,特にこれという目的に向かっていくのではなくということであれば,その点では逆に力量あるスタッフが空間をきちんと管理をしていくということをしなくちゃいけないというふうに思います。せっかく設置する当施設が,先ほどおっしゃいましたように,息が長く活動し,ここはいろんな情報も得られるけれども,頼りにもなるよと,そういう状況も必要だと思います。

 先日,Fuku−Bizが設置されて,そこへは力量あるスタッフをというふうな取り組みもされているようですけれども,女性が福山市内にとどまるということは,今の人口減少社会の中で人口をなるべく減らさないように,あるいはふやしていくという点で重要な役割を果たす,そういう機関ともつながっていくと思いますので,そこに対して行政が持つべき責任というもの,経過もきちんと見ていくということも含めて役割を発揮していただくこと,これを要望しておきます。

 次に,教育環境整備基金積立金ですけれども,これ4億404万円が計上されています。そこに未来の地域づくり応援交付金事業として括弧書きがされており,予算書でいきますと,これが全て特定財源,県からの支出金になっています。これは,そのまま基金に積み立てるわけですけれども,未来の地域づくり応援交付金事業として交付されるこの具体ですが,どういったことを申請されたのか,説明をお願いします。



◎財政課長(花村祥之) このたびの教育環境整備基金の積立金の財源とあります未来の地域づくり応援交付金についてのお尋ねでございます。

 今回のこの県の補助金につきましては,県の市町振興基金というものがございます。そちらの財源を活用して,県内市町の新たな振興策の財源として交付をされるという内容となっております。このたび教育環境の整備に今後充てていくということで,基金に積み立てをするという内容で申請を行っているところでございます。

 以上でございます。



◆(村井明美委員) 県が新規につくった事業ということなんですけども,この狙いを見ますと,県内全市町では,喫緊の共通課題である地方創生,人口減少対策,防災・減災対策や老朽化対策などについて早急な対応,取り組みの進化が求められているというふうに書かれております。そのために,寄附金を活用して新たな交付金事業を創設し,地域の実情に沿った地方創生等というふうに書かれているんです。もちろんこの事業概要に関しては,基金への積み立て,基金造成も含むと書かれてはおりますけれども,やはり早急の対応を取り組みの真価という点では,この基金をどのように効率的に,また速やかに使うかということも考慮に入れなくてはならないというふうに思うんです。

 そこで伺いますけれども,この事業は予算総額の2分の1を出すということで,それで福山市には4億404万円が出ておるわけですから,この交付金事業に8億円余りの事業計画を出されたと思うんです。その具体的な中身についてお示しください。



◎財政課長(花村祥之) 今,事業の申請に当たって8億円余りということでございますが,今回の応援交付金につきましては,定額の交付ということで,福山市におきましては,今回補正で予算計上をお願いしております4億404万円が福山市の交付限度額として10分の10の補助ということになっております。

 以上でございます。



◆(村井明美委員) 10分の10ということですので,予算総額の2分の1をということでしたけれども,そうではないということですね。まちづくり,人づくり,仕事づくり,その他に充てるということですが,それではちょっと別の聞き方をしますが,今回そういうことで県から出された未来の地域づくり交付金,それを基金に積み立てたわけですけれども,教育環境の充実に関するこの当基金の目的額,幾らまで積み立てようとするのか,それからこの基金をもってどういう事業をしようとするのか。今度は,教育環境整備基金全体についてのこの2点をお答えください。



◎教育総務課長兼企画政策課主幹(和田圭司) この基金をどういったことに活用するのかという御質問でございますけれども,午前中の答弁でも申し上げましたとおり,今後検討して,方向性を出していきたいというふうに考えております。

 以上です。



◆(村井明美委員) 今後検討してということなんですけれども,基金は,地方自治法で言いますと241条に,普通地方公共団体は条例の定めるところにより,特定の目的のために財産を維持し,資金を積み立て又は定額の資金を運用するための基金を設けることができるというできる規定なんです。ですから,なるべく地方自治体の財政は,目的を明らかにし,それから長い期間積み立てて寝かせるというのではなく,その目的に沿って確実かつ効率的に運用するということがうたわれているわけです。ですから,何に使うということをあらかじめきちんと見定めながら基金を積み立てないといけないんじゃないかと思うんですよ。

 それで,現在この教育環境整備基金は,総計幾らに達したのか,この4億円余りを入れて。

 それと,積み立てる期間というものについては,いつまでを考えておられるのか。

 それから,計画を今からはっきりさすんだということですけれども,使途の目的についての計画は,いつまでに立てようとされているのか,それについてお答えください。



◎教育総務課長兼企画政策課主幹(和田圭司) 再度のお尋ねでございます。

 総額につきましては,今回の補正を含めまして27億404万円となるものでございます。

 計画の期間等につきましては,先ほども申しましたけれども,特に期間というものは,定めてはおりません。

 目的につきましては,先ほどからも申し上げておりますとおり,教育環境の整備充実を目的としたものでございます。特に基金の運用については確実に,適正に行っているところでございます。

 以上です。



◆(村井明美委員) 福山市の教育環境整備の会議が開かれてきたと思うんですけれども,そこでは空調設備の問題,それから洋式トイレの問題や学校給食等の問題についての協議がされました。そういった課題を早急に進めていくというために,27億円もためるのではなくて,もう計画的に執行されたらいかがでしょうか。その計画が全くつくられてないというのは,大変というか,問題だと思いますよ。その点はどうなんですか。



○委員長(宮地徹三) 村井委員さん,先ほど寝かせるというように言われましたが,発言の内容については,気をつけていただきたいと思います。(村井明美委員「はい」と呼ぶ)



◎教育総務課長兼企画政策課主幹(和田圭司) 先ほど来から申しておりますとおり,本基金につきましては,教育環境の整備充実ということでございますので,そういう具体的なことにつきましても,今後検討し,計画的に進めてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



◆(村井明美委員) 福山の教育環境が非常に整っているのならば積み立てておくということもあると思いますけれども,いろんな面で他の市町と比べてもおくれてるところがあるわけです。中学校給食なども,全国ほとんどのところでは,9割に上るところがやっているにもかかわらず,福山ではまだやっていない。それから,38度を授業日に記録するという教室があるのに空調もしていない。そういったおくれがあるにもかかわらず,積み立てる一方というのはどうなんですか。もっと効果的に使ったらどうでしょう。

 教育基金ということで,これは教育環境を整備するためにためているんですけれども,福山市は,そのほかに何にでも使える,どういう施策にでも回すことが可能な財政調整基金を160億円余り持っているわけですから,そんなに教育部門で心配をしてためておくというふうにしなくても,今喫緊の課題が教育現場にあるわけですから,そちらに回してはいかがでしょうか。教育委員会で判断ができないのでありましたら,市長は160億円の財政調整基金も持っていらっしゃるわけですから,そのあたりはどんなふうに判断をされるのでしょう。お聞かせください。



◎教育次長(道廣修二) 先ほど来から,学校環境の整備充実にかかわっての御質問でありますけれども,教育環境の整備充実ということについては,教育委員会のほうでは意を注いでやっております。中学校給食あるいは洋式トイレ,これらも計画的に進めていっております。

 ただ,今学校施設112校,休校を除いてありますけれども,こうした校舎の老朽化というのが非常に進んできております。それから,耐震化の問題,そういったもろもろの問題がございます。こうした教育環境の整備充実というものは,ある程度中長期的なスパンで見ていかないと,これは膨大な経費がかかってきますので,そういった意味で将来に備えるといった意味合いもあるというふうに思っております。

 そういった意味で,これは小中学校だけではありませんけれども,教育環境の整備充実ということについては,そういうことで基金を積んで,将来に向けて備えていくということであります。



◆(村井明美委員) 繰り返しになってしまいますから余り言いませんけれども,福山市の教育環境整備基金条例には,本市の教育環境の整備充実のために必要な経費の財源に充てるため基金を設置する,目的に沿ってということなんですけれども,ですからどのような事業をしていかなくちゃならないかというふうな目的,そういうことについてはある程度の見通しとかを持っていると思うんです。ぜひそれについておくれているところもあるわけですから,早急にいろんな教育環境の整備へ回して実行に移していただきたいと思います。将来にわたってというふうに言われますけれども,中長期の問題とそれから焦眉の課題というのがあると思いますが,福山市にはまだ教育環境整備で焦眉の部分がきちんとできておりません。そこにきちんとお金を回していくことを,これは強く指摘しておきます。努力してください。

 次に,3番目です。

 文化施設等案内板整備ということで,福山城の看板表示等に100万円が計上されました。それで,今福山城は観光資源として活用するということや,午前中にも説明がありましたが,和文化体験事業などで福山城及びこの周辺,福寿会館等についての活用をされているということです。

 それで,先般この福寿会館の南側に当たるところへ足を運びました。そうすると,西門の改修がきれいにできていたような気がしまして,そこをくぐって中へ入っていきましたら,南茶室があるわけです。ところが,この南茶室は非常に不安になるような屋根などの状況です。これぜひ福山城を観光資源にということでしたら,非常に外国人にもアピールするお茶室に関連する一式の施設がそろっている。そろっているっていうのは数少ないと思うんですよ。これを早急に修理,改修をして観光資源にも資されるというふうにされたら,今度つくられる看板も一層生きるんではないかと思うんですけれども,その点についてお示しください。



◎文化課長(原明信) 福寿会館南茶室の改修についてのお尋ねでございます。

 福寿会館の改修につきましては,この建物が建設されまして80年以上経過しております。これまでも,老朽化等の緊急度を見きわめながら計画的な改修に努めてきたところでございます。特に2008年度平成20年度,福寿会館を集中的に魅力を高めていこうという取り組みの中で,洋館の改修をいたしました。その際に,西茶室の屋根ですとか,庭園内の待合,こういったものを順次改修してきたところです。昨年につきましては,11月に本館の屋根の一部から雨漏りが生じて,この3月議会で補正予算をお願いしたところでございます。この工事を本年度行っておるところでございます。工期につきましては,2月末を目途に工事実施をしておるところでございます。

 お尋ねの南茶室の屋根の問題につきましては,私どもとしましても,この屋根が伝統的な建物に使われる檜皮という材料が使われております。これにつきましては,材料の確保の問題もございます。そういったことを見きわめながら,発注時期などを検討してきたところでございまして,引き続き南茶室の屋根ですとか,ほかにも待合,それから庭園内の門の屋根,そういったところに檜皮が使われております。こういった屋根の状況を緊急度を判断しながら順次計画的に改修していきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆(村井明美委員) 計画的に改修していくということなんですけれども,さっきも申しましたように,この茶室及び庭園は,外路地,内路地,それから門,中くぐり,外待合,内待合,せっちんというふうな一式がそろってるっていう,そういう点では大変文化的な価値が高い茶室であろうというふうに思います。

 福山市のホームページを見ますと,この南茶室の映像が出てくるんですけれども,先ほどおっしゃったような檜皮の部分が非常にこれ大丈夫かなというふうな傷んだ状態で写っています。檜皮は,確かに材料にも限界がありますし,思い切った財源を確保しないと改築は難しいのかなというふうに思います。

 しかし,全国に発しているホームページ,それを見ていただいて,このままでいいのかと。ぜひ思い切った予算措置をしていただいて,せっかくそろっている一式の茶室,関連施設です。思い切った改修,リフォーム等をしていただきたいと思うわけです。

 福山城の築城400周年ということもありますし,ことし福山市100周年,この事業として改めて位置づけてきちんとしたものにすれば,非常にアピール度も高いですし,外国の方に異文化を紹介して味わっていただくという上で,このお茶室を活用しての体験などでも大いに資するというふうに思います。ぜひ思い切った改修予算増をしていただきたいと思います。きょうは,要望にしておきますので,新年度予算にはぜひ組み込んでいただきますよう。また,ぜひホームページを見ていただいたり,直接今の茶室がどういう状況かということをしっかり把握していただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。



○委員長(宮地徹三) ほかに質疑はございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○委員長(宮地徹三) ほかに質疑もないようでありますので,これをもちまして議第125号平成28年度福山市一般会計補正予算及び議第138号平成28年度福山市一般会計補正予算から議第146号平成28年度福山市下水道事業会計補正予算までの10件の質疑を終了いたします。

 本日の委員会はこの程度にとどめさせていただきます。

 ──────────────────



○委員長(宮地徹三) 明12月16日の委員会は,討論,表決を行いたいと思いますが,開会時刻は何時にいたしましょうか。(「10時」と呼ぶ者あり)

 それでは,次の委員会は明12月16日午前10時から開きます。

 ──────────────────



○委員長(宮地徹三) 本日は,これをもちまして散会いたします。

          午後2時39分散会

 ──────────────────

 委員会条例第65条の規定により,ここに署名する。



 予算特別委員会委員長