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広島県 福山市

平成28年第4回( 9月)定例会 09月14日−01号




平成28年第4回( 9月)定例会 − 09月14日−01号







平成28年第4回( 9月)定例会



          平成28年第4回福山市議会定例会会議録(第1号)

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2016年(平成28年)9月14日(水)

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 議 事 日 程 (第1号)

2016年(平成28年)9月14日

           午前10時開議

第 1        会議録署名議員の指名

第 2        会期の決定

第 3 報第 17号 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について

第 4 報第 18号 市道路線の廃止の専決処分の報告について

第 5 報第 19号 平成27年度健全化判断比率の報告について

第 6 報第 20号 平成27年度資金不足比率の報告について

第 7 議第 95号 平成27年度福山市病院事業会計決算認定について

第 8 議第 96号 平成27年度福山市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について

第 9 議第 97号 平成27年度福山市工業用水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について

第10 議第 98号 平成27年度福山市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について

第11 議第 99号 平成28年度福山市一般会計補正予算

第12 議第100号 平成28年度福山市水道事業会計補正予算

第13 議第101号 平成28年度福山市下水道事業会計補正予算

第14 議第102号 福山市税条例等の一部改正について

第15 議第103号 福山市社会福祉審議会条例の一部改正について

第16 議第104号 福山市国民健康保険条例の一部改正について

第17 議第105号 福山市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について

第18 議第106号 福山市風致地区内における建築等の規制に関する条例の一部改正について

第19 議第107号 福山市水道事業、福山市工業用水道事業及び福山市下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について

第20 議第108号 (仮称)深品中継施設建設工事請負契約締結の変更について

第21 議第109号 財産の取得について

第22 議第110号 市道路線の認定について

第23 諮第  1号 異議申立てに係る諮問について

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 本日の会議に付した事件

諸般の報告

以下議事日程のとおり

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 出 席 議 員

      1番  喜 田 紘 平

      2番  宮 地   毅

      3番  神 原 真 志

      4番  宮 本 宏 樹

      5番  八 杉 光 乗

      6番  奥   陽 治

      7番  平 松 正 人

      8番  石 口 智 志

      9番  能 宗 正 洋

     10番  石 岡 久 彌

     11番  河 村 晃 子

     12番  木 村 秀 樹

     13番  生 田 政 代

     14番  連 石 武 則

     15番  門 田 雅 彦

     16番  藤 原   平

     17番  大 塚 忠 司

     18番  榊 原 則 男

     19番  岡 崎 正 淳

     20番  土 屋 知 紀

     21番  大 田 祐 介

     22番  今 岡 芳 徳

     23番  西 本   章

     24番  中 安 加代子

     25番  高 田 健 司

     26番  五阿彌 ? 之

     27番  塚 本 裕 三

     28番  熊 谷 寿 人

     29番  池 上 文 夫

     30番  高 木 武 志

     31番  宮 地 徹 三

     32番  瀬 良 和 彦

     33番  法 木 昭 一

     34番  稲 葉 誠一郎

     35番  早 川 佳 行

     36番  小 林 茂 裕

     37番  川 崎 卓 志

     38番  村 井 明 美

     39番  徳 山 威 雄

     40番  小 川 眞 和

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 説明のため出席した者の職氏名

  市長      枝 廣 直 幹

  副市長     廣 田   要

  副市長     佐 藤 彰 三

  市長公室長   檀 上 誠 之

  企画財政局長  中 島 智 治

  企画政策部長  小葉竹   靖

  財政部長    小 林 巧 平

  財政課長    花 村 祥 之

  税務部長    岡 本   卓

  総務局長    杉 野 昌 平

  総務部長兼選挙管理委員会事務局参与

          藤 井 康 弘

  総務部参与   植 村 恭 則

  総務課長    太 田 雅 士

  福山市立大学事務局長

          渡 邊 寛 子

  経済環境局長  池 田 幸 博

  経済部長兼企業誘致推進担当部長

          市 川 紀 幸

  文化観光振興部長小 畑 和 正

  農林水産部長  正 木   亨

  環境部長    渡 辺   毅

  保健福祉局長兼福祉部長兼福祉事務所長

          神 原 大 造

  長寿社会応援部長來 山 明 彦

  保健所長兼保健部長

          田 中 知 徳

  保健部参与   中 川 善 友

  児童部長    西 頭 智 彦

  市民局長    林   浩 二

  まちづくり推進部長

          藤 本 真 悟

  まちづくり推進部参与

          佐 藤 哲 郎

  市民部長    矢 吹 泰 三

  松永支所長   明 石   茂

  北部支所長   笠 原   守

  東部支所長   内 田 咲百合

  神辺支所長兼川南まちづくり担当部長

          小 川 諮 郎

  建設局長    岡 本 浩 男

  建設管理部長  坂 本 泰 之

  土木部長    小 川 政 彦

  農林土木担当部長小 田 朋 志

  都市部長    神 田 量 三

  都市部参与   岩 木 則 明

  建築部長    渡 邉 桂 司

  会計管理者   佐 藤 洋 久

  教育長     三 好 雅 章

  教育次長    道 廣 修 二

  教育委員会事務局管理部長

          佐 藤 元 彦

  学校教育部長  立 花 正 行

  代表監査委員  近 藤 洋 児

  上下水道事業管理者

          内 田   亮

  上下水道局長兼経営管理部長

          脊 尾 謙 二

  工務部長    柚 木 紀 生

  施設部長    木 村 和 夫

  病院事業管理者 高 倉 範 尚

  市民病院管理部長土 屋 明 子

  医療支援センター副センター長

          芳 原 祥 二

  消防担当局長  松 本 直 樹

  消防担当部長  藤 井 徹 太

  消防担当部長  檀 上 雅 之

  消防担当部長  吉 澤 浩 一

  消防担当部長  藤 田 良 二

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 事務局出席職員

  事務局長    浦 部 真 治

  庶務課長    恵 木 朱 美

  議事調査課長  北 川 光 明

  議事担当次長  戸 室 仁 志

  議事調査課長補佐兼調査担当次長

          山 崎 雅 彦

  書記      藤 井 英 美

  書記      渡 邉 美 佳

  書記      木 村 仁 美

  書記      山 村 由 明

  書記      岩 崎 和 也

  書記      開 原 崇 文

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            午前10時開会



○議長(小川眞和) ただいまから平成28年第4回福山市議会定例会を開会いたします。

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○議長(小川眞和) これより本日の会議を開きます。

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○議長(小川眞和) ただいまの出席議員40人であります。

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○議長(小川眞和) この際,市長から発言の申し出がありますので,これを許可いたします。

 (枝廣直幹市長登壇)



◎市長(枝廣直幹) 9月定例市議会の開会の場をおかりして,御挨拶を申し上げます。

 私は,去る8月28日の市長選挙において,多くの市民の皆様から負託をいただき,第13代福山市長に就任いたしました。市民の皆様から寄せられました期待を思うとき,改めて市長としての責任の重さを痛感し,身の引き締まる思いがいたしております。

 市政運営に当たりましては,議員各位を初め,市民の皆様の声を十分にお聞きする中で,誇りと輝きのある備後の中核都市福山の創造に全力で取り組む覚悟であります。議員各位の御指導と御協力をお願い申し上げまして,就任の御挨拶といたします。

 どうぞよろしくお願いいたします。

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△諸般の報告



○議長(小川眞和) 次に,諸般の報告をいたします。

 監査委員から,2016年平成28年5月分,6月分及び7月分の例月出納検査結果の報告がありましたので,写しをお手元に配付いたしております。

 以上の報告について,質疑ありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) これをもちまして,諸般の報告を終了いたします。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(小川眞和) これより日程に入ります。

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第76条の規定により議長において,9番能宗正洋議員及び32番瀬良和彦議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(小川眞和) 次に,日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は,本日から10月4日までの21日間といたしたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,会期は21日間と決定いたしました。

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△日程第3 報第17号 損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について



○議長(小川眞和) 次に,日程第3 報第17号損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告について説明を求めます。



◎総務課長(太田雅士) 報第17号損害賠償の額を定めること及び和解の専決処分の報告についてを御説明申し上げます。

 この専決処分は,本年3月に発生いたしました職員の公用自動車による交通事故及び5月に発生いたしました道路の管理瑕疵による事故各1件につきまして,その相手方に対する損害賠償の額を定めること及び和解について,地方自治法第180条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので,同条第2項の規定により御報告するものでございます。

 賠償金額,賠償及び和解の相手方,専決年月日,事故の概況等につきましては,議案の別表に掲げているとおりでございます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) これをもちまして,報第17号を終了いたします。

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△日程第4 報第18号 市道路線の廃止の専決処分の報告について



○議長(小川眞和) 次に,日程第4 報第18号市道路線の廃止の専決処分の報告について説明を求めます。



◎総務課長(太田雅士) 報第18号市道路線の廃止の専決処分の報告についてを御説明申し上げます。

 この専決処分は,市道鞆38号線について,その区域の全部が県道福山鞆線として認定されたため,道路法第10条第1項の規定により路線の廃止を行うにつき,地方自治法第180条第1項の規定により市長において専決処分をいたしましたので,同条第2項の規定により御報告するものでございます。

 専決年月日,専決番号等につきましては,議案に掲げているとおりでございます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) これをもちまして,報第18号を終了いたします。

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△日程第5 報第19号 平成27年度健全化判断比率の報告について



○議長(小川眞和) 次に,日程第5 報第19号平成27年度健全化判断比率の報告について説明を求めます。



◎財政課長(花村祥之) 報第19号平成27年度健全化判断比率の報告について御説明申し上げます。

 本件は,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により,健全化判断比率を算定し,御報告するものでございます。

 表中の実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては,数値を表示しておりませんが,これは備考の1にお示ししておりますとおり,それぞれ赤字額がないことをあらわすものでございます。次に,実質公債費比率は4.7%となり,前年度より1ポイント改善したものでございます。また,将来負担比率につきましても数値を表示しておりませんが,こちらも備考の1にお示ししておりますとおり,充当可能財源等が将来負担額を上回ったため,比率が算出されなかったことをあらわすものでございます。なお,表中括弧内にお示ししております数値は早期健全化基準であり,4指標のうちいずれかがこの基準以上である場合には,財政健全化計画を策定しなければならないとされておりますが,全ての指標が基準を下回っております。

 以上で,報第19号平成27年度健全化判断比率の報告についての説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) これをもちまして,報第19号を終了いたします。

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△日程第6 報第20号 平成27年度資金不足比率の報告について



○議長(小川眞和) 次に,日程第6 報第20号平成27年度資金不足比率の報告について説明を求めます。



◎財政課長(花村祥之) 報第20号平成27年度資金不足比率の報告について御説明申し上げます。

 本件は,地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により,公営企業会計ごとの資金不足比率を算定し,御報告するものでございます。

 本市では,表にお示ししております都市開発事業特別会計から下水道事業会計までの8会計が対象となるものでございます。いずれの会計も数値を表示しておりませんが,これは備考の1にお示ししておりますとおり,資金の不足額がないことをあらわすものでございます。また,表中括弧内の数値20.0%は経営健全化基準であり,この基準以上である場合には経営健全化計画を策定しなければならないとされておりますが,全ての会計が基準を下回っております。

 以上で,報第20号平成27年度資金不足比率の報告についての説明とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(小川眞和) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) これをもちまして,報第20号を終了いたします。

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△日程第7 議第95号 平成27年度福山市病院事業会計決算認定についてから 日程第23 諮第1号 異議申立てに係る諮問についてまで



○議長(小川眞和) 次に,日程第7 議第95号平成27年度福山市病院事業会計決算認定についてから日程第23 諮第1号異議申立てに係る諮問についてまでの17件を一括議題といたします。

 提案者から提案理由の説明を求めます。

 (枝廣直幹市長登壇)



◎市長(枝廣直幹) 本日,9月定例市議会を招集いたしましたところ,議員各位には御多用の中を参集いただき,まことにありがとうございます。

 開会に当たりまして,市政運営についての所信を申し上げ,議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 初めに,先月の台風10号等による大雨により,東北,北海道地方では深刻な被害が出ております。特に,岩手県岩泉町においては高齢者施設で多くの方が亡くなられました。犠牲となられました方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表すとともに,被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 本市におきましても,6月に大雨による浸水被害などが発生いたしました。今後の防災対策に反映すべく,現在その検証に国,県と連携して取り組んでいるところであり,引き続き市民の皆様が安心・安全に暮らすことができるよう災害に強いまちづくりを進めてまいります。

 さて,私はこのたび多くの市民の皆様の負託を受け,第13代福山市長としての重責を担うこととなりました。これまでの市政基盤を継承しつつ,市民の皆様との対話を大切にし,市制施行100周年後の新たな未来づくりに果敢に挑戦いたします。私のこれまでの30年余の行政経験を生かして,ふるさと福山のさらなる発展に全力を尽くしてまいる所存であります。

 今,全国の自治体がそれぞれに知恵と工夫を凝らして地方創生に取り組んでおりますが,昨年の国勢調査の結果では,東京圏への人口流入が増加しており,一極集中はむしろ加速しているのが現実です。地方は,押し寄せる人口減少の波と超高齢社会といったこれまで経験したことのない時代に向き合わなければなりません。このような状況においても地方が輝き活力を維持するためには,地方の特性を認識し,それぞれが主体性を発揚していかなければなりません。また,同時に,内向きの姿勢ではなく外に目を向け,域外からの多様な意見を受け入れる寛容さと視野の広さを持ち,近隣の市町とより幅広く連携していく必要があります。

 私は,以上の時代認識の上に立ち,リーダーシップを発揮し,職員一丸となって市民の皆様とともにこの難局を乗り越え,備後地域の中核都市にふさわしい活力あふれる福山をつくり上げてまいります。このため,以下に述べる5つの挑戦を柱に市政運営を進めてまいります。

 まず,第1の挑戦は,中心市街地の活性化と都市の魅力向上であります。

 福山駅前は本市の顔であり,都市の魅力のバロメーターとも言える場所であります。福山駅は年間700万人以上の多くの方々が利用されており,交通の利便性などの面から周辺の居住人口は増加しているものの,商業機能の低下によって,まちのにぎわいを実感しづらくなっています。私は,福山駅前のにぎわいと活力を再生いたします。そのため,特に中心市街地活性化の軸と位置づける伏見町などの再開発につきましては,庁内に組織横断的な体制を組み,行政が先頭に立ち,スピード感を持って取り組んでまいります。そして,高度な都市機能を持ち,少子高齢社会のモデルとなる新たな魅力をつくります。

 福山駅周辺は,福山城や美術館など歴史・文化が息づき,ばらが咲き誇る福山らしい個性を有しております。この個性にさらに磨きをかけ,大学生など若者のみずみずしい感性や女性の視点を新たに取り入れながら,住む,観る,憩う,学ぶ,働く,集うなどさまざまな機能を有した複合的な都市の顔づくりを進めてまいります。

 競馬場跡地について申し上げます。備後圏域の拠点となる総合体育館は,芦田川との一体的な利活用も視野に,スポーツなどを楽しみながら健康づくりができる市民の交流拠点として着実に整備いたします。みらい創造ゾーンについては,大切な市民共有の財産であることから,市民の皆様の声に耳を傾け,時間をかけてそのあり方を検討してまいります。

 第2の挑戦は,希望の子育てと安心の医療・福祉であります。

 私は,少子化の時代において安心して子どもを産み育て,全ての子どもたちが健やかに成長するまちづくりを進めます。フィンランドの子育て支援制度ネウボラを先行的に取り入れた和光市を参考に,妊娠期から学童期までの子育てを切れ目なくワンストップでサポートする福山版ネウボラを実現します。将来的には,子育て中の女性の就労や仕事復帰についてもあわせて支援する体制に拡充していきたいと考えています。また,保育サービスのさらなる充実を初め,国,県,市の各種制度を活用して,男性の育児参加や市内企業等におけるワーク・ライフ・バランスをより一層促進し,子育てに優しい企業を支援してまいります。子どもの医療費助成については,国の検討会での議論も注視する中で,今後助成範囲の拡充を検討してまいります。

 医療,福祉につきましては,団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年以降,医療,福祉等の需要がより一層高まることから,医療,福祉,介護を切れ目なく提供できる体制が欠かせません。このため,医師会など関係機関と連携し,かかりつけ医の推奨など医療の機能分化に取り組み,地域完結型医療を推進いたします。備後圏域の医療を支える市民病院の機能のさらなる充実にも取り組んでまいります。また,地域における医療機関や介護事業所等が患者情報をネットワークで共有する,いわゆるスマート医療の推進に関係機関と連携して取り組み,これにより介護,医療にかかわる他職種の連携を強化した地域包括ケアシステムを構築してまいります。あわせて,在宅支援を中心とした認知症対策も充実してまいります。

 健康長寿社会福山の実現に向け,これまでの予防対策に加え,未病の視点も取り入れた健康づくりを進めてまいります。具体的には,地域における健康づくりのボランティア活動を充実させ,市民の健康の見える化などに取り組みます。このほか,若者の健康意識の向上やデータに基づいた健康管理,生活習慣病予防に努めるなど,健康寿命の延伸につなげてまいります。

 こうした地域に根差した医療,介護,健康の各施策を切り口に,コミュニティーのきずなを深め,誰もが住みなれた地域で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいります。

 第3の挑戦は,活力ある産業づくりと防災であります。

 本市は,オンリーワン,ナンバーワン企業が多く立地するものづくりのまちです。私は福山の物づくりを時代の変化に対応できる柔軟性と厳しい競争に勝ち抜く力を備えた産業へとさらに発展させてまいります。そのため,備後圏域における産業クラスターの形成を目指し,ものづくり大学やFuku−Bizなどを通じて地元の大学等と連携し,技術者の育成,確保や異分野,異業種交流,企業間連携の強化に取り組み,イノベーションが生まれやすい環境づくりを進めてまいります。

 あらゆるものがインターネットとつながるIoTの時代を迎え,中小企業はみずからの技術やノウハウを抱え込むのではなく,それを持ち寄り,ネットワークの力で発展させていくことが重要です。県との連携を強化し,3Dプリンターなどさまざまな機器を備えた試験研究機関での共同研究の促進などにより,中小企業の提案力強化につなげてまいりたいと考えております。

 企業の競争力の向上には,女性の活躍も欠かせません。女性の起業促進や,女性が働きやすい環境も整備をいたします。また,企業誘致や投資意欲の高い企業ニーズに対応できるよう積極的に産業インフラ整備などに取り組んでまいります。経済活動等を支える幹線道路の渋滞緩和に向けて国,県と連携し,福山道路などの着実な整備に努めるとともに,(仮称)福山サービスエリアスマートインターチェンジの来年度供用開始に向け,鋭意取り組んでまいります。

 本市は,温暖で日照時間が長いという恵まれた自然環境にあります。また,次世代エネルギーパークを中心に,成長分野の一つである環境関連企業も集積いたしております。これらの優位性を生かし,再生可能エネルギーの積極的な利活用に取り組むとともに,地域で消費する循環型エネルギー供給システムについて研究をしてまいります。

 農林水産業の活性化につきましては,TPPなど今後の国際情勢の動きを見据える中で,金融機関のファンド活動や,専門家との連携による六次産業化の推進を進め,観光など異分野と組み合わせた振興策などを実施いたします。そして,地方の特色ある産業として付加価値を高め,事業者の所得向上や新たな起業につなげてまいります。

 防災について申し上げます。自然災害は常に想定外の事態を引き起こすということを私たちは覚悟しておかなければなりません。このため,平時から自分の命は自分で守るという市民一人一人の意識の醸成や,いざというときの地域での助け合いが重要です。6月の大雨災害では,地域の消防団やボランティアの方々の目覚ましい活躍に称賛の声が上がったことを心強く感じております。災害時に的確な状況判断と,地域と一体となった行動ができるよう出前講座などの防災教育を初め,防災リーダーの育成や自主防災組織との実効ある連携などにより,地域防災力を高めてまいります。また,被災した場合には,刻一刻と変化する災害現場の状況に応じて迅速かつ適切に対応しなければなりません。このため,水防に関して,福山市長と国土交通省との間でホットラインをつくり,トップ同士で情報交換を行う体制を構築いたしました。不測の事態に備え,自助,共助,公助が効果的に連携する防災先進都市福山を実現してまいりたいと考えております。

 第4の挑戦は,未来を創造する教育であります。

 次代を担う子どもたちが,人口減少やグローバル化など変化の激しい社会の中でたくましく生きていくためには,知識の吸収だけにとどまらず,自分でみずからの進むべき道を切り開く力を身につける必要があります。このためには,国際感覚を養うことが重要です。国際交流を通じ,その中で国際社会に対する関心を高め,世界を舞台に活躍する子どもを育てます。本市独自の留学制度の創設についても検討してまいります。

 先月のリオオリンピック競技大会,現在開催中のパラリンピック競技大会は,私たちに大きな感動や夢を与えてくれます。4年後は東京が開催地となっており,将来の出場を夢見ている子どもたちも多くいます。夢の実現に向け,JOCパートナー都市協定によるオリンピック選手のスポーツ教室などを実施いたします。聖火リレーの市内への招致にも取り組んでまいります。また,学校,地域,スポーツ団体などと連携し,誰もが気軽にスポーツを楽しめる生涯スポーツを推進することで,地域交流の促進にもつなげてまいりたいと考えております。

 本市の教育面における芸術,文化を振興します。子どもたちが本物の芸術や文化に触れる機会をふやし,子どもたちの豊かな感性を育んでまいります。

 引き続き,本市の教育理念である福山100NEN教育に基づき,子どもたちが健やかに成長できるよう小中一貫教育やふるさと学習を着実に実施いたします。これにより,ふるさと福山への誇りと愛着をより一層高めてまいりたいと考えております。また,福山市立大学を初め,備後圏域の大学等と連携を深め,大学の持つ研究成果や知識,経験を人材育成や技術開発などに生かし,地域社会,地域経済の発展にもつなげてまいる考えであります。

 第5の挑戦であります。歴史・文化・観光のまちづくりであります。

 本市は潮待ちの港として有名な鞆の浦,国宝の明王院,特別史跡の廉塾,日本100名城の福山城,国史跡の二子塚古墳,各地で受け継がれてきた祭り,そして江戸時代の防災構造物であります砂留など,豊かな歴史と文化のまちであります。また,幕末に開国という大きな決断をした老中首座阿部正弘公が藩主であったまちでもあります。あらゆる機会を通じて,全国にその価値を発信してまいります。水野勝成公により築かれた福山城は,福山駅前とともに来訪者にまちを印象づけるもう一つの本市の顔でもあります。2022年平成34年は築城400年という大きな歴史の節目に当たります。全国に福山城の歴史が持つ魅力を発信できるようハード・ソフトの両面から記念事業に取り組んでまいります。

 観光につきましては,新たな観光振興ビジョンを策定し,日本文化の香る地域資源を活用した海外からの観光客誘致や,海から見る観光など瀬戸内の多島美を生かした新しい福山の魅力づくりに取り組んでまいります。

 鞆のまちづくりにつきましては,住民の皆様と行政が鞆の課題や将来像を改めて共有し,共感し合えるまちづくりビジョンの策定に向けたワークショップを開始したところであり,今後とも住民の皆様との意思疎通を図りながら,精力的に取り組んでまいる考えであります。また,町中交通処理や防災対策は鞆のまちづくりの根幹であり,引き続き県と連携をする中で取り組んでまいります。

 私は,市民に身近な市政を実現し,市民の皆様とともにまちづくりに取り組みたいとの思いから,新しく100人委員会を立ち上げたいと考えています。これは学生からシニア層まで,あらゆる世代の市民が福山のまちづくりに向けたさまざまのテーマについて,夢やアイデアを持ち寄り,構想段階からまちづくりに参画していただくものです。100人委員会で市民の皆様と一緒に考え,議論し,その結果を行政の施策に反映させるなど,まちづくりに生かしてまいります。

 次に,2015年度平成27年度普通会計の決算見込みについて,その対応を御説明申し上げます。

 まず,歳入の根幹となる市税は,所得の伸びにより個人市民税が増加したものの,税制改正に伴い法人市民税が減少したことなどから,726億円とおおむね前年度並みの決算となりました。歳出では,小中学校の耐震改修や総合体育館建設に向けた競馬場跡地の整備などにより投資的経費が増加したほか,教育環境の充実のために教育環境整備基金を新設するなど,本市が直面する喫緊の課題や将来の発展に向けた取り組みを積極的に推進いたしました。また,高齢化の進行等により,介護保険会計などへの繰出金や障害福祉サービス事業費などの社会保障関係費が引き続き増加しております。その一方で,企業の経営環境の改善による中小企業融資資金貸付金や公債費等は減少いたしました。全体では,前年度に比べて,歳入は0.7%減の1721億6637万2000円。歳出は1.3%減の1664億3300万1000円となりました。

 財政の健全性を示す健全化判断比率につきましては,4つの指標全てが早期健全化水準を下回るなど,継続して改善しております。実質公債費比率は4.7%で,前年度より1.0ポイント改善いたしました。また,将来負担比率は,初めて充当可能な財源が将来負担額を上回ったため,算出されなくなりました。市債残高につきましても,市民1人当たり31万2000円と前年度より9000円の減となり,5年連続で減少するなど,本市の財政は健全な状況を維持できているものと受けとめております。

 しかしながら,少子化,高齢化の進行や,それに伴う生産年齢人口の減少などにより,市税や地方交付税等の動向が不透明な状況の中で,社会保障関係費は増加し続ける厳しい財政環境が今後も継続するものと予測されます。引き続き,中長期的視点に立ち,行財政改革のさらなる推進,健全で持続可能な財政運営に取り組んでまいる考えであります。

 今回,議案として提出いたしております2015年度平成27年度の企業会計の決算などにつきまして,その対応を御説明申し上げます。

 まず,病院事業会計についてであります。市民病院は地域の基幹病院として医療スタッフの充実を図るとともに,高度先進医療機器を導入するなど,がん医療,救急医療,高度専門医療を提供しております。収支状況につきましては,新会計基準移行に伴う一時的な特別要因がなくなり,当年度は4億1975万円の純利益を計上し,経常収支は8年連続の黒字となっております。引き続き,地域医療連携,機能分担を進める中で,備後圏域全体の医療水準向上のための中心的役割を担う基幹病院として,高度で良質な医療サービスの提供に努めてまいります。

 次に,水道事業会計では,安全で良質な水道水を安定的に供給するため,出原浄水場の更新や中津原浄水場の水質管理センター改築,基幹管路等の耐震対策に取り組んでまいりました。当年度の純利益は11億3806万7000円を計上したものの,資金残高は減少傾向にあり,より一層の健全経営に努めてまいります。

 工業用水道事業会計につきましては,引き続き純利益を計上することができており,今後とも産業基盤として企業活動を支える役割を担ってまいります。

 下水道事業会計につきましては,安全で快適な生活環境を確保するため,汚水管渠埋設を初め,市街地の浸水対策としての中央2号,中央5号幹線築造や管渠の耐震化,長寿命化などに取り組んでまいりました。また,水洗化率や収納率の向上に取り組むとともに,下水道使用料を改定したことにより一般会計からの資金不足に対する基準外繰入金を全額解消しております。

 上下水道事業は,市民生活や地域経済にとって重要なライフラインであるため,引き続き上下水道事業経営審議会の意見等を経営に反映する中で,中長期にわたる資産の更新等の需要を踏まえた財政見通しを見える化したアセットマネジメント手法を活用し,計画的,効率的な施設整備を行うなど経営の健全化に努めてまいります。

 次に,補正予算について御説明申し上げます。このたびは,主に6月の大雨による災害復旧に対応するものであり,一般会計と水道事業会計,下水道事業会計の3会計の補正をお願いいたしております。

 大雨による災害への対応といたしましては,道路や河川,農道,ポンプ場など公共施設等の復旧への対応のほか,倒木の処理や消防団員の出動報酬,被災者への災害見舞金など,一般,企業会計を合わせた全体で24億7189万円とかつてない規模の災害復旧経費となっております。

 災害関連以外では,一般会計で安全・安心の実現としてB型肝炎予防接種の10月実施に向け,所要の措置を講ずるとともに,小規模多機能型事業所等へのスプリンクラー設備の整備などに取り組みます。さらに,介護事業所職員の負担の軽減等のため,移動支援や見守り支援などを行う介護ロボット導入補助など,介護施策の充実にも取り組んでまいります。このほか,阿伏兎観音駐車場や内海ふれあいホール等の環境改善などを実施いたします。

 以上の結果,今回の補正予算額は一般会計で26億3684万7000円,企業会計で1億4750万円の追加となり,全会計の補正予算額は27億8434万7000円の追加となりました。

 このほか,決算及び予算以外の議案といたしましては,条例案として福山市税条例等の一部改正など6件,その他の議案として(仮称)深品中継施設建設工事請負契約締結の変更についてなど3件を提出いたしております。以上,今回提出いたしました議案の概要について申し上げました。

 私は,市制施行100周年後の新たな100年に向けたまちづくりの方向性を決める重要な時期に市長として市政運営の重責を担うこととなり,身が引き締まる思いであります。時代は人口減少社会に突入し,経済,社会の変化も早く,地方自治体を取り巻く環境も厳しさを増していくことが予測されます。私は,福山市を時代の流れに漂うだけの一都市に甘んずることなく,活力と魅力に満ちた輝く都市にしていきたいと考えております。そのため,行財政改革を不断に実行することで,持続可能な財政を実現しつつ,ヒト,モノ,カネ,情報が集積するよう,積極的・効果的な投資により未来に向けた基盤づくりに努めてまいります。新たなまちづくりの指針となる第五次福山市総合計画には,私が掲げた5つの挑戦などを位置づけ,市民の皆様の声を聞きながらその実現に向けて全力で取り組んでまいります。

 本市には,備後圏域全体の発展に向け,圏域のリーダーとして果たすべき責任と役割があります。本市が旗振り役,そして時には調整役となり,5市2町の意見をしっかりと聞き,連携をさらに深める中で,産業界や大学,金融機関,行政が一体となった活力ある地域づくり,圏域づくりを進めてまいります。今般,県知事との間で定期的にトップ会談を行うことで合意をいたしました。県や国との連携をさらに強化し,ここ備後から新しい地方の形を全国に向けて発信してまいります。

 今後,第五次福山市総合計画と総合戦略,そしてびんご圏域ビジョンを一体的に推進し,市民の皆様の幸せの実現と次の世代に輝く福山市を残すため,全力を尽くしてまいる所存であります。議員各位を初め,市民の皆様の御指導,御鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。

 提出いたしております議案につきましては,慎重なる御審議の上,御可決いただきますようお願いを申し上げ,私の所信と提案理由の説明とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(小川眞和) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議第95号平成27年度福山市病院事業会計決算認定についてから諮第1号異議申し立てに係る諮問についてまでの17件に対する質疑は,後日に譲りたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,議第95号議案から諮第1号議案までの17件に対する質疑は後日に譲ることに決定いたしました。

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○議長(小川眞和) お諮りいたします。

 議事の都合により,明9月15日,16日及び9月20日は休会いたしたいと思います。御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(小川眞和) 御異議なしと認めます。したがって,議事の都合により,明9月15日,16日及び9月20日は休会することに決定いたしました。

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○議長(小川眞和) 次の本会議は,9月21日午前10時から開きます。

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○議長(小川眞和) 本日は,これをもちまして散会いたします。

         午前10時41分散会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





 福山市議会議長





 福山市議会議員





 福山市議会議員